全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、ツインリンクもてぎでフリー走行を行い、アンドレ・ロッテラー(トムス)がトップタイム。2位にも中嶋一貴(同)が入りトムス勢が1-2と好調ぶりを見せつけた。
朝方ぱらついた雨も上がり、日が昇るにつれツインリンクもてぎ上空には青空が広がってきた。8時35分から1時間にわたって1回目のフリー走行が行われた。
まずは開始5分過ぎに中嶋一貴(トムス)が1分35秒841でトップタイムをマーク。このタイムを開始11分過ぎに1分35秒645で逆転し、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がトップに立つ。
その後、フリー走行中盤の開始27分にアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分35秒337でトップに。
ロッテラーは終盤にタイムをさらに1分34秒475まで縮め、トップのままでセッションが終了。2位には1分34秒639をマークした中嶋が迫ったが届かず、トムス勢が1-2でフリー走行を締めくくった。
3位にはオリベイラ、4位にロイック・デュバル(キグナス・スノコ)とトップ4をトヨタエンジンが独占。5位にホンダエンジン勢トップの伊沢拓也(ダンディライアン)がつけ、6位には地元で復活を果たしたい小暮卓史(ナカジマ)が入った。
この後13時30分より公式予選がノックアウト方式で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum