カテゴリー

ニュース内検索

SUPER GT

第6戦SUGO決勝GT300クラス Syntium LC500が菅生2連勝を飾る、大躍進のリアアライズGT-Rは2位でランキングトップの座を堅持

 2026オートバックスSUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝が、9月20日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、GT300クラスは、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が、ポール・トゥ・ウィン。昨年に続いてSUGOで連勝を飾った。

 2位は、19番グリッドから、タイヤ無交換の奇策で躍進したポイントリーダーの56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(J・P・デ・オリベイラ/木村偉織)、3位には今季初表彰台の61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が入った。

 優勝した60号車のスタートを担当した吉本は、レース前半で完璧なラップを刻み、24周までに12秒という大量リードを築いた。しかし、そう簡単にいかないのが、このレースだ。

 25周目、最終コーナーでオーバーランをした30号車apr GR86 GT(永井宏明)が、コースに戻った際にスピン状態になり、横向きになったところに、GT500クラスの16号車ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀)が避けきれずに接触。これでセーフティカーが入った。

 リードがリセットされてしまった60号車Syntium LC500(吉本)だが、トップを守ったまま35周目まで引っ張りピットイン。タイヤ交換、給油をして、河野にステアリングを託した。
 しかし、コースに戻ったとき、前にいたのは、何と19番グリッドの56号車リアライズ(JPオリベイラ)だった。56号車は、木村のパートでタイヤを温存しながら順位を上げると、60号車の次の周にピットに入り、タイヤ無交換作戦を敢行していたのだ。JPオリベイラと木村偉織という組み合わせだからできる作戦だ。

 すべての車両がピットインを終えた50周目、逃げる56号車リアライズと追う60号車Syntiumの差は4秒、そして7秒遅れて61号車SUBARUが続いた。ここからトップ2台は一進一退の攻防を見せる。60周目には、60号車が1秒差まで追い上げるが、56号車も粘って再度差を開くといった具合だ。

 ところが、この緊迫した攻防は68周目に終わりを迎える。ラップ遅れにしようとしたGT500クラスと56号車が接触し、失速する間に60号車がトップを奪い返したのだ。

 56号車も何とか食い下がるが、摩耗したタイヤでペースを上げることは難しく。60号車が逃げ切って、昨年に続き、SUGO大会2連勝を飾った。
 3位には、レース前半でトップを追いながら、一時ペースダウンをして差を開かれてしまった61号車SUBARUが、4位には666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/渡会太一)、5位には18号車UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)、6位には11号車 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)が入った。

 予選が終わった時点では、Q1敗退の56号車が優勝争いをするとは誰も予想しなかったが、2位に入ったことで、ランキングトップの座を堅持。しかも、ライバル勢が軒並みノーポイントや僅かなポイントしか獲得できずに苦しむ中、ポイントを67まで伸ばし、2位の777号車D'stationを19ポイントを引き離すことに成功した。(手元集計)

 次の大会(第7戦)は、10月17〜18日、オートポリスで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

検索

最新ニュース