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SFL:第13戦鈴鹿決勝 #50阪口がポール・トゥ・フィニッシュ #36宮田は痛恨のリタイヤ

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦の決勝が12月6日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がポール・トゥ・フィニッシュで今季4勝目を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ)

第13戦決勝は午前8時25分より12周で行われた。鈴鹿サーキット上空は早朝から快晴。気温11℃、路面温度は12℃と12月らしい寒さながら、風はそれほど強くないまずまずのコンディションだ。

スタートでトップに立ったのは#50阪口。予選3番手の#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が2位に浮上する。前戦優勝の#36宮田#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)は#50阪口と#37小高に挟まれた格好で3位に後退した。以下#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )、#35河野駿佑(RS FINE K&N 320)の順で1周目を終えた。

2周目にはいると#3ルッカ・アレン(Albirex-RT)がトラブルによりS字でストップ。上位争いは#50阪口が1.271秒差とリードを広げる一方で、#37小高に#36宮田が0.347秒差と接近している。しかし#37小高は3周終了時点で#50阪口との差を0.967秒と縮めると、4周目には#36宮田との差を1.559秒と広げて#50阪口を追い上げた。

#36宮田も5周目に1'50.771とファステストラップを更新。トムスの2台は#50阪口を上回るペースで追い上げにかかる。

ところが7周目。#37小高を0.375秒差で追い上げていた#36宮田が7周目のデグナー一つ目でコントロールを失ってグラベルに飛び出し、惜しくも戦列を去ることに。代わって#2名取が2位に浮上した。

ここから優勝争いは#50阪口と#37小高の一騎討ちとなる。

#37小高の懸命の追い上げにより、7周終了時点で1.685秒に開いていたギャップは10周目には0.958と再び接近するが、#50阪口も11周目に1.122秒差と引き離し、そのまま逃げ切って今季4勝目をものにした。

3位は#2名取。終盤#35河野、#13片山義章(B-MAX ENGINEERING)らの追撃を受けながらも最後まで抑え切って表彰台を獲得している。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦決勝は、このあと午後3時10分より17周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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