カテゴリー

ニュース内検索

S-FJ筑波・富士

第8戦筑波公式予選 ウエットパッチが残るコースでFJ1500はスリックタイヤの酒井翔太、S-FJはレインタイヤの秋山健也がポールポジションを獲得

FJ1500:ポールポジションは酒井翔太(FJ1500)

S-FJ:ポールポジションは秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第8戦公式予選が10月25日(日)に筑波サーキット開催され、FJ1500は酒井翔太(FJ1500)がベストタイムをだしたものの、総合ではS-FJの秋山健也(スーパーウインズKKS2)が全体トップでポールポジションを獲得した。

 3月に始まった筑波/富士スーパーFJ/FJ1500選手権も残り2戦。今シーズン筑波でのレースはこれが最後になる。S-FJのチャンピオンは切替悠喜で確定しているが、ランキング2位争いは第7戦を制した秋山健也(スーパーウインズKKS2)が74ポイント、内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)が72ポイントで競り合っている。一方FJ1500はまだ混戦。トップ酒井翔太(FJ1500)の95ポイントに対し光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)93ポイント、鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)81ポイントと予断を許さない状況だ。10月末の北関東は秋も深まりよい季節になったといいたいところだが、本日は雨雲がひろがり前日の雨がウエットパッチとなって残っている。午前8時20分のコースオープン時点で気温18.4度、路面温度20.3度。第7戦総合優勝の石井大雅(ファーストガレージKK-F)を先頭に21台のマシンがコースイン。この段階では路面が乾いていく方向という予想で、全車がスリックタイヤを装着して20分間の予選が開始された。

 まずは計測2周目、FJ1500の石井が1分6秒923のトップタイム。総合2位はFJ1500の光山7秒291、総合3位はS-FJトップの相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)8秒553、総合4位にS-FJ2番手の秋山9秒399と続く。

 残り時間15分、石井はトップタイムを1分6秒319まで短縮、2位光山も6秒407で石井と0.088秒の差。総合3位にはFJ1500の酒井が6秒878で上がってくる。S-FJのトップは8秒364の相田で変わらず2番手に8秒528の内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)が浮上、それぞれ総合の4位と5位だ、さらに8秒604の総合6位に佐藤充希(ELEVレーシングRD10V)が上がりS-FJ3番手。

 残り時間14分、酒井が1分5秒704をマークしてトップ。石井も自己ベストを6秒057まで縮めるが2位にドロップ。光山に続いて総合4位、S-FJトップの相田は7秒198までベストタイムを縮める。総合5位に8秒047でFJ500の鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)が上がる。

 ここで光山が最終コーナーでスピン、アウト側のグラベルに飛び出し動けなくなってしまう。赤旗が振られて予選はここで中断となる。ここまでの順位はトップ酒井、2位石井、3位光山とFJ1500勢が占めて、4位にS-FJトップの相田、5位FJ15004番手の鈴木、6位S-FJ2番手の佐藤。7位S-FJ3番手の内藤、8位にFJ1500マスターズクラスの山本龍(お先にどうぞ⭐︎KK-F)9位にS-FJ4番手の須藤叶多(ELEVレーシングKKSⅡ制動)、10位にS-FJ5番手の宇髙希(テイク エヌエーティー)と続いている。

 赤旗は約5分間続き、予選は残り14分から再開。光山を除く各車がコースインする。このタイミングでタイヤをスリックからレインに変えた車両が何台かあり、この選択が明暗を分けることになる。まずレインタイヤに交換した内藤がタイムを短縮、1分4秒315で総合の2位にポジションアップ。S-FJのトップに立つ。さらに残り8分でこちらもレインタイヤの秋山が3秒660の総合トップタイムをマーク、S-FJ勢が総合の1-2を押さえる。

 残り5分、秋山はトップタイムを1分3秒151まで短縮、総合2位には酒井が4秒176で上がりFJ1500のトップ。内藤は4分423と自己ベストを短縮するも総合3位にダウン。総合4位は石井、5位須藤、6位相田というトップ6。続く周回で石井が総合3位に上がり、トップグループを形成するS-FJ勢を切り崩しにかかる。さらにS-FJマスターズクラスの池田悠亮(トップランク スーパーウインズ)が総合5位にアップ、こちらもレインタイヤでS-FJの3番手だ。その後佐藤が4秒800で池田の上に行くが池田が再逆転。そしてFJ1500のデワン クリストファー(InfernoR.KK-F)が残り2分で4秒206、総合4位を出す。レインタイヤを装着したマシンが上位に進出してきているが、酒井と石井はスリックタイヤで粘っている。

 残り20秒、酒井は1分3秒203まで自己ベストを詰めるが秋山には0.052秒届かない、総合3位に石井が3秒574でポジションアップしたところでチェッカードフラッグが振られて予選終了。S-FJを駆る秋山が総合トップになった。もちろんマスターズクラスのトップだ。以下総合2位酒井、3位石井、4位デワンとFJ1500のトップ3が並び5位内藤がS-FJ2番手、S-FJ3番手は池田でマスターズクラスの2位。というトップ6となった。

スーパーFJ/FJ1500第8戦の決勝は午前11時ちょうどにスタート予定。タイヤ選択が予選の下剋上をもたらしたが決勝はドライ路面が予想される。FJ1500勢の逆襲が見られるか、それとも今年最後の筑波で波乱が起きるか注目だ。

FJ1500:予選2位は石井大雅(ファーストガレージKK-F)

FJ1500:予選3位はクリストファー・デワン(InfernoR. KK-F)

S-FJ:予選2位は内藤大輝(RaiseUP GO&FUN)

S-FJ:予選3位は池田悠亮(トップランクスーパーウィンズ)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

検索

最新ニュース