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KYOJO CUP

第3戦富士スプリント 富下李央菜がポールトゥウインで今季3勝目

表彰式

 KYOJO CUP第3戦は9月5日、富士スピードウェイでスプリントレースを行い、ポールポジションからスタートした富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)がそのまま逃げ切り優勝した。

 10周で行われるスプリントは午後2時20分にフォーメーションラップが始まった。予選後から雨は落ちていないが曇り空のためトラックは完全に乾かず、コースにはところどころウエットパッチが残る。スターティンググリッドのイン側にもウェットパッチがあり、イン側ドライバーのスタートに影響を与えるかも知れない。

 ポールポジションの富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)はマシンをインに振りトップで1コーナーへ向かう。予選2位の下野璃央(Dr.Dry with Team IMPUL KC-MG01)はアウトから富下に並びかけ、コカコーラコーナーまで併走するが、ここは富下が下野を押さえて立ち上がりで前に立つ。3位には斎藤愛未(SCS TOM'S KYOJO KC-MG01)が続くが、背後から佐々木藍咲(nat KDDP KC-MG01)が襲いかかる。佐々木は100Rで斎藤にアウトから並びかけると、ヘアピンでインから攻略、3位に浮上した。

 5位には予選8位からジョアンヌ・チコンテ(FLEET KDDP KC-MG01)が浮上したが、ダンロップ立ち上がりで松井沙羅(KeePer KONDO RACING KC-MG01)がチコンテをパスして5位に上がった。

 1周目、トップで戻ってきたのは富下。背後の下野は0秒3差。そこから1秒遅れて3位に佐々木、4位斎藤、5位松井、6位チコンテ、7位三浦愛(Team ReFa KC-MG01)、8位ペイジ・ラダッツ(富士山静岡レーシングKC-MG01)、9位金本きれい(ミハラ自動車エムクラフトKC-MG01)、10位シタルウイ・リムナンタラック(INGING 2W Singha Sittipol Nexter KC-MG01)が続く。

 2周目の1コーナーでも2位の下野がアウトから富下が並べかけようとするが、ここも富下が隙を見せず、攻略ならず。ここから富下は下野とのギャップを徐々に広げ始める。

 3周目、6位を走るチコンテが1コーナーで松井を捉えて5位に上がる。予選15位と振るわなかった佐藤こころ(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)は10位まで上がってきた。

 5周目、トップ5台は0秒7~1秒程度の差でほぼ等間隔。6位松井は徐々に遅れ始め、背後には三浦と佐藤が迫ってきた。

 7周目、トップ富下は下野を1秒2離し安全圏に。3位佐々木の後ろには斎藤が迫ってきた。8位の佐藤は三浦を捉えて7位に上がる。

 9周目、4位を走る斎藤が1コーナーでアウトから佐々木を攻略、3位に上がった。

 10周目ファイナルラップ、トップ富下は下野とのギャップを保ち優勝。開幕戦のスプリント/ファイナルに続き今季3勝目を飾った。2位には下野が、3位には斎藤が入った。4位の佐々木は1コーナーでチコンテにパスされ、チコンテ4位、佐々木5位の順でゴール。6位の松井も佐藤にパスされ、6位佐藤、7位松井となった。8位に三浦が、9位にラダッツ、10位に金本が続いた。

 ポイントランキングでは、3位に入った斎藤が54ポイントとして依然としてトップだが、優勝した富下が52ポイントと2ポイント差に迫ってきた。3位がチコンテで41ポイントとなっている。

 ファイナルレースは明日6日午後3時20分より15周で行われる。予報は雨、雨量によっては開催も危ぶまれ、レースが行われても波乱含みの展開となりそうだ。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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