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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦富士決勝 白崎稜が再びポールtoウィンで4連勝、INDPクラスは鳥羽豊がペナルティを跳ね返し優勝を飾る

 8月2日、FIA-F4選手権第6戦の決勝が、富士スピードウェイで行われ、チャンピオンクラスは、白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)が追いすがる酒井涼(TGR-DC RS F4)を最後まで抑えて4連勝。インディペンデントクラスは鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)が、5秒のペナルティを課せられながらも、それを帳消しにする独走で優勝を飾った。

 早朝とは思えない日差しが降り注ぎ、気温が30度を超えるなかスタートを迎えた。決勝は、インディペンデントが午前8時00分から、チャンピオンクラスが9時05分から、それぞれ14周で行われた。

■チャンピオンクラス

 ポールスタートの白崎がトップを守り、酒井涼、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)、そして8番グリッドから浮上してきた百瀬翔(HFDP with B-Max Racing Team)、中里龍昇(Kageyama AMEROID MCS4)、黒沢和真(HFDP with B-Max Racing Team)、五十嵐文太郎(TGR-DC RS F4)、熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)のオーダーで、オープニングラップを終える。

 トップ白崎は、1分47秒前半のタイムを刻みながら逃げようと試みるが、2位酒井涼が背後からチャンスを窺い、この2台が3位以下を引き離しながらレースは進んだ。

 6周目、百瀬が1コーナーでアウト側から並んで濱邊の攻略に成功し3位へ浮上。百瀬のチームメイト黒沢も、一旦は7位まで下がるも、7周目に百瀬と同じパターンで五十嵐を抜き5位へ。

 レース折り返し以降、上位はトップ白崎と酒井涼、少し空いて百瀬と濱邊、その後方で黒沢と熊谷が僅差で競り合うという形になった。

 この上位陣は、それぞれがミスのない緊張したレースを見せるが、終盤になっても順位変動はなく、結局この順位のままフィニッシュ。

 今大会を連勝し、岡山大会から4連勝と、向かうところ敵無しの白崎は、ポイントを100に伸ばし、武藤(89p)を逆転。このままシーズンを制圧しそうな勢いだ。

■インディペンデントクラス

 ポールのHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が先行して幕を開けたレースは、1周目に接触によりコースサイドに止まった車両があったため、1周目からセーフティカーランとなった。

 4周目にリスタートを迎え、次の周にHIROBONのスリップストリームを使って、鳥羽があっさりとトップを奪う。しかし、この時点で、鳥羽にはスタート手順違反(スタート前にグリッド上で動いた?)でプラス5秒のペナルティが課されており、優勝には2位を5秒以上離さなければならないというハンデを背負うことになった。

 残る10周で5秒は、僅差のF4においてかなり大きなハンデと思われたが、鳥羽はここから異次元の速さを見せる。2位HIROBONとの差を、6周目1.9秒、9周目3.3秒、12周目にはついに5.0秒とペナルティを帳消しするゾーンにまで入り、そのラップタイムはチャンピオンクラスにも匹敵する速さだった。

 トップ鳥羽は、最終的に2位HIROBONに6.8秒差をつけてフィニッシュ。ペナルティをものともせず優勝を飾った。3位は、前車の失格(ギアオイル成分違反)で繰り上がった今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、昨日に続く3位表彰台を得た。

 4位以下は、やはり前車のペナルティで繰り上がったDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)、赤松昌一朗(GIGS Ride with Eagle Sports)、大山正芳(ダイワN通商アキランド)が入った。

 この結果、鳥羽はポイントを99まで伸ばし、リーダーのHIROBON(108p)との差を9ポイントまで縮めることに成功した。

 ランキング3、4位につけていたKENTARO(baum beauty clinic)とIKARI(Bionic Jack Racing)がノーポイントに終わったため、今シーズンのタイトル争いは早くも二人に絞られたといってもいいだろう。

 第7、8戦は、8月21-23日に鈴鹿サーキットで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

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