2026オートバックスSUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」の公式予選が、静岡県・富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは、PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)が、ポールポジションを獲得した。
午前の公開練習でトップタイム、予選Q1Aグループでもトップタイム、そしてQ2でもトップと、パーフェクトな形で、第4戦のポールを奪ったのは、今大会から新コンビとなった45号車PONOS FERRARIだった。
2位は、少数派ダンロップユーザーの60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)、3位は、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン)、4位は、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)と、上位4台中3台はフェラーリGT3車両だった。
■予選Q1
A、Bグループに分けられたGT300クラスの予選は、各グループ上位9台までがQ2に進出。
Aグループでは、公式練習でトップだった45号車PONOS FERRARI(篠原拓朗)が、早めのアタックで1分39秒744、1分37秒100とタイムアップし、他車を引き離すタイムで早々にQ2進出を決めた。
これに続いたのは、やはり早めにアタックした18号車UPGARAGE AMG GT3(小林崇志)。ただ、タイムは1分37秒782と45号車に大きく水を開けられることになった。3番手はサクセスウェイト62kgを積みながらも大健闘の2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(卜部和久)が入った。
一方、ポイントリーダーの777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)は、70kgのサクセスウェイトが足かせになり、1分38秒623でQ1敗退となった。
Bグループでは、まず52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹)が1分37秒360と、Aグループに迫るタイムを出してQ2進出を決め、他車のアタックを待った。このタイムを破るべく、次々にアタックをかけるが、65号車LEON PYRAMID AMG(菅波冬悟)1分37秒446、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(梅垣清)1分37秒400、31号車apr LC500h GT(小高一斗)1分37秒443と届かない。
これでアタック終了かと思われた最後の最後。7号車CARGUY (梅垣)が、連続アタックで1分37秒214を叩き出し、トップを奪った。
■予選Q2
空を雲が覆い、暑さが若干和らぐなか始まったQ2は、Q1を通過した18台がしのぎを削った。
天候のせいもあってタイムはQ1を大きく上回り、まず18号車UPGARAGE AMG GT3(新原光太郎)が、1分37秒の壁を破る1分36秒825をマークしてトップに立つと、各車、これをベンチマークとして次々にアタックをかける。
ここで存在感を示したのは、Q1の両グループでトップを奪ったフェラーリGT3車両。6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(ニクラス・クルッテン)1分36秒808、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン)1分36秒822、そして、45号車PONOS FERRARI 296 EVO(川端伸太朗)は、フェラーリGT3のなかでも断トツの1分36秒209をマーク。あっさりとポールを決めてしまった。
上位をフェラーリGT3が占めるなか、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(河野駿佑)が、フェラーリの牙城を崩し、2位に食い込んだ。
ランキング上位車では、4 位につける65号車LEON PYRAMID AMGが9位、5位につける56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rが10位、ランキング3位のHYPER WATER INGING GR86 GTが11位と、それぞれサクセスウェイトを搭載しながらも健闘した。
決勝は、明日2日の午後1時30分から300km(66周)で行われる。現時点では、富士スピードウェイのある小山町は午後から雨予報となっており、天候が勝負の行方を左右する可能性もありそうだ。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE




