7月31日、FIA-F4選手権第5、6戦の予選が、富士スピードウェイで行われ、チャンピオンクラスは、岡山大会を制した白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)が、ベスト、セカンドタイムともにトップタイムを記録し、第5、6戦のポールを獲得した。
インディペンデントクラスは、開幕大会の富士を制した鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)と、岡山大会の覇者・HIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が、熾烈なポール争いを繰り広げ、第5戦は鳥羽、第6戦はHIROBONがポールを獲得した。
岡山大会から1か月半のインターバルで、FIA-F4は開幕の舞台である富士スピードウェイに戻ってきた。予選日は朝から快晴。徐々に気温も上昇し、予選開始時刻にはコースの照り返しもあって、35度オーバーとなった。
チェンピオンクラスの予選は夏の強い日差しのもと、インディペンデントクラスの予選はやや曇が出て暑さが和らぐなか行われた。
■チャンピオンクラス
木曜日と予選日(金曜)の午前に行われた練習走行では、酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)と酒井涼(TGR-DC RS F4)のW酒井が好調だったが、予選をリードしたのは、現在ランキング2位の白崎だった。
白崎は、開始まもなく1分47秒台に入れると、その後も確実にタイムを削り取り、終盤タイムを上げてきた鈴木恵武(PONOS RACING)、酒井涼(TGR-DC RS F4)、武藤雅奈(TGR-DC RS F4)らを抑えて、1分47秒152で第5戦のポールを奪った。
第6戦のポールを決めるセカンドベストタイムでも、白崎がトップを奪い、Wポールを決めた。以下、酒井涼、鈴木恵武、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)が続いた。
なお、予選中に複数回の走路外走行(四輪脱輪)があったとして、予選上位陣のうち、3位酒井涼、4位武藤、5位Lu You De(ナビクル ATEAM Buzz Racing EIKO)は、第5戦のスターティンググリッドが3グリッド降格となった。
第1戦予選結果(Top10):白崎-鈴木恵-酒井涼-武藤-Lu You De-片岡-濱邊-酒井龍-箕浦-鈴木悠
第2戦予選結果(Top10):白崎-酒井-鈴木恵-濱邊-片岡-黒沢-中里-百瀬-熊谷-寺島
■インディペンデントクラス
インディペンデントクラスは、開幕の富士大会は鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)、岡山大会はHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が、2レースともに制するという展開になっており、今大会は、誰がこの牙城を崩して三人目のウィナーに名乗りを上げるのか、それとも二人のいずれかが勝ち星を伸ばすのかが注目される。
対抗の筆頭は、練習走行でトップタイムをマークした昨年のチャンピオン、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)。岡山大会は欠場したものの、予選では久々のポールを狙っていた。
ところが、予選が始まると開幕大会同様、鳥羽が常に主導権を握る展開となった。鳥羽は、早々に1分49秒台に入れると、確実にタイムを上げて、終了間際には唯一人1分48秒台に入れてポールを確定した。
一方、ライバルと目されたHIROBONは、今田の後方を走って上手くスリップストリームを使い、1分49秒109までタイムを削ったものの鳥羽には届かなかった。セカンドベストタイムも鳥羽が僅かに上回っていたが、当該タイムは走路外走行で不採用となり、結果、二人がポールを分け合うこととなった。
3位以下は、KENTARO(baum beauty clinic)、齋藤真紀雄(CSマーケテイング アキランド)、小嶋健太郎(Rn-sports ELPA朝日電器)と続き、スリップをほとんど使えなかった今田は6位に沈んだ。
第5戦予選結果(Top8):鳥羽-HIROBON-KENTARO-齋藤-小嶋-今田-清水-WILLIAM
第6戦予選結果(Top8):HIROBON-鳥羽-KENTARO-齋藤-小嶋-今田-清水-WILLIAM
第5戦の決勝は、明日土曜日の午前8時15分(INDP)、午前9時20分(CHAMP)から、第6戦の決勝は、日曜日の午前8時00分(INDP)、午前9時05分(CHAMP)から14周(または上限30分)で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE






