スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第5戦は10月4日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、武者利仁(KF MOTORSPORT KKS-2)が鈴鹿で初のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後4時15分より、20分間で行われた。鈴鹿は1日雨。予選直前には小雨となるなか、26台(うちジェントルマンクラス4台)が参加して始まった。
開始早々、古里拓(FLEETレブレーシングガレージ)が逆バンクでコースアウトしたため、車両回収のためいきなり赤旗が提示された。予選は4時22分から残り13分で再開される。
3周目、ランキングトップの酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)が2分30秒015でトップに立つ。2位には杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)が、3位には武者利仁(KF MOTORSPORT KKS-2)が、4位には宮本颯斗(JAYLOCK)が、5位には永原蒼翔(ピットワークながはら/MYST)が、6位には伊藤駿(Hobbybase&zapED)がつける。
4周目、トップ酒井は2分29秒198までタイムアップ。宮本は30秒411で2位に浮上。杉田は3位に、武者は4位に落ち、永原は5位のまま、6位には藤井翔太(Drago CORSE)が上がってきた。
5周目、トップは酒井のまま。武者が2分29秒567で2位に浮上。杉田が3位、宮本が4位、5位には西田光来(FTK・REV RACING GARAGE)が上がり、伊藤は6位を奪い返す。
6周目、予選も残りわずか。酒井は4周目に出したタイムのままトップにとどまる。ここで箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SII)が一気に2位まで浮上してきた。3位には武者が、4位には杉田が、5位には宮本が、6位には西田が続く。
予選最終周となる7周目。ここで武者が2分29秒140と酒井のタイムを若干上回りトップに浮上。最後の最後で鈴鹿初ポールポジションを決めた。酒井は2位、箕浦は3位に落ちた。以下、杉田が4位、宮本が5位で続く。ランキング2位の吉田は最後に6位に滑り込んできた。
ジェントルマンクラスは総合16位の山根一人(光精工TK-Sport MYST)がポールポジションを獲得した。
決勝は明日5日、午後4時25分より10周で行われる。ポールスタートの武者が逃げ切り鈴鹿初優勝を飾るのか。チャンピオンを争う予選2位の酒井と同6位の吉田の動向にも注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Atsushi BESSHO










