MAZDASPEED INFORMATION ’92JSPC第4戦 SUGOインター500kmレース レース結果 レナウン・マツダMX-R01はリタイヤ 9月13日にスポーツランド菅生で開催された全日本スポーツプロトタイプカ ー耐久選手権(JSPC)第4戦「SUGOインター500kmレース」に、株 式会社マツダスピードから出場したカーNo.5「レナウン・マツダMX-R0 1」(ドライバー:従野孝司、寺田陽次朗)は、6番手のポジションからスター トしたが、スタート後6周目、S字コーナー先でエンジンがストールし、再始動 を試みるも叶わず、リタイヤとなった。 レナウン・マツダMX-R01のレース経過は次のとおり。 【フリー走行】10:10~10:40 曇り、ドライ 気温:22度C、路面温度:34度C フリー走行は、まず従野がコースイン。決勝レースに使用するタイヤのラッピ ングを行なった。ベストタイムは、1’14.577であった。しかし、高回転 域でエンジンが異音を発生するため、ピットイン。ECU(エンジン制御コンピ ューター)を交換し、タイヤのラッピングを続けたが、異音は解消されなかった。 異常のまま寺田にドライバー交代し、1周走行した後ピットインし、エンジン周 辺のチェックを受けた。フリー走行はこ、コース上に他の車両がストップしたた め中断され、予定より数分早い終了となった。このため、ガレージに車両を移動 し、各部を点検したが、エンジン本体には異常はなく、スパークプラグやIGコ イルなどの電装品を交換し、レースに臨むこととなった。 【決勝レース】13:12スタート、晴れ、 気温:22度C、路面温度:35度C スタート前のウォームアップ走行では、電装品の交換によってエンジンは復調 した。 スタートドライバーは、従野。1周のローリングスタートの後、レースはスタ ート。従野は、オープニングの2周で後位のターボ車2台に先行を許すものの、 3周目からペースを上げ、前車との感覚を詰めたが、6周目のS字コーナー先で 突然エンジンが停止し、コース内側のグリーンにストップした。従野は、ピット からの指示に従い再スタートを試みたが、エンジンは始動せず、13:45リタ イヤを決めた。原因は、エンジン本体、あるいは電気系のトラブルと考えられる。 従野は、「最初エンジンに問題はなかった。4周目から時々高回転域でノッキン グを起こすようになり、6周目に入った後は、さらにその症状が進め、突然エン ジンがストールした。表彰台を狙えるタイムを出していただけに残念」とコメン トした。 【レース結果】 リタイヤ レナウン・マツダMX-R01(従野/寺田) 5周 提供:マツダスピード RIJ-すがやみつる(FMOTOR4 Group Manager SDI00104)