10周の決勝レースは本日の最初のレースとして13時15分にフォーメーションラップ開始。天気は快晴で気温8度。
各車クリーンスタートを切ったかに見えたが2番手スタートの四倉がシフトミスで失速、第1コーナー進入までに順位を大きく落とし6番手に後退。その隙に宇高が2位にポジションアップしトップ佐藤を追い立てる。S字からヘアピンにかけて佐藤の背後に迫るとダウンヒルストレートを並走、90度コーナー進入では宇高がインを取ってサイド・バイ・サイドのままトンネルをくぐり、ビクトリーコーナーで佐藤の攻略に成功して宇高がトップに立ちコントロールラインを通過。2位に落ちた佐藤だが2周目の1コーナーで再度トップを奪い返すものの3コーナー出口で宇高が再逆転。この攻防で3位以下が接近するが、その3位争いは内藤の背後にスタートを失敗した四倉が順位を挽回して追いすがるとダウンヒルストレートでオーバーテイク、3位へ上がるとファステストラップでトップグループから0.6秒差につける。
3周目に入るとトップ宇高が佐藤を突き放しにかかる一方で、ファステストラップを連発する四倉が佐藤の背後に迫り、2位争いが激化、前を行く宇高を追いたい佐藤だが四倉の攻勢に防戦せざるを得なくなる。
4周目に入ると佐藤と四倉はテール・ツー・ノーズ状態になり、ダウンヒルストレートで佐藤の左サイドに並びかけた四倉がそのまま90度コーナーアウト側から佐藤の前に出て2位に浮上。この攻防の間に宇高はギャップを1秒4まで拡げ、独走体勢に入る。
四倉と佐藤の2位をめぐる攻防は続き、5周目のメインストレートでは佐藤が前に出るもダウンヒルストレートで四倉が再逆転。しかし90度コーナー進入のブレーキングで四倉がタイヤをロックさせて佐藤を前に出してしまう。続く6周目はS字コーナー~V字コーナー~ヘアピンと都度順位を入れ替えながら通過、90度コーナーで佐藤が前に出るが続く7周目の90度コーナーでは四倉が再び大外刈りを見せて2位浮上。この間に宇高はこの日の最速タイムを出して4秒以上のマージンを築いた。
息詰まる2位攻防に一応の決着を見たのは8周目の1コーナー。進入で前に出た佐藤はそこから背後の四倉からのプレッシャーに耐えて付け入るスキを見せずに8周目、9周目を終えてファイナルラップに突入。ダウンヒルストレートでのスピードに分がある様に見える四倉はここで勝負を挑んだが佐藤が抑え込んで90度コーナーを通過し勝負あり。
優勝は2周目からトップを維持し続けた宇高が2位以下を5秒以上引き離す独走で決め、2位佐藤と3位四倉は0秒287差。そこから9秒以上離されたが4位は前週の鈴鹿から転戦の10号車伊藤慎之典(ZAP チャリ走 10V ED)が8周目に長谷部をかわして上がり、5位長谷部、6位内藤と続いた。
■決勝後のコメント
- 優勝 33号車・宇高希(TAKE FIRST 10V)
-
「スタートが決まって1コーナーまでに2位に上がれた。接近戦だったが相手(トップ)が焦っているのが感じられたので、ミスを見逃さずに抜くことが出来た。途中接触とかもあったが冷静に戦う事が出来たのが優勝に繋がったと思う。後半は(独走で)後ろに誰もいないような状況だったので落ち着けた。いつもだと緊張してシフトミスしたりするが今日はそれも無かった、そういう意味でもいいレースが出来たと思う」
- 2位 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoAED)
-
「シフトミスが多くて、バトル中にそれが出たのが勿体なかった。(相手の速い所と自分の速い所を見極めて)バトルはうまく出来たと思う。次は優勝できるように頑張る」
- 3位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)
-
「(激しい2位争いだったが?)それが起きたのも自分のスタートでのミスが原因。蹴り出しは良かったのだがシフトミスで失速して2位争いをしなくてはならない状況を作ってしまった。いったんポジション落としてしまったが負けたくない気持ちで頑張って追い上げた。予選よりも順位を落としたのは悔しい。今回スポット参戦だったので、この結果をバネにシリーズ参戦したい気持ちがある」
スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ第2戦は4月16-18日スポーツランド菅生で行われる。新人の活躍で始まった今シーズン、コースが変わっても速さは変わらないか、注目が集まる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
2021年スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ開幕戦が3月7日(日)にツインリンクもてぎフルコースで開催された。
今年から、もてぎ、菅生の両シリーズが統合され、2つのサーキットで開催されることとなり、もてぎで3レース、菅生で3レースの計6レースでチャンピオンシップが競われる。
シリーズ日程は以下の通り
- 第1戦 3月7日 ツインリンクもてぎ
- 第2戦 4月16-18日 スポーツランド菅生
- 第3戦 5月15-16日 スポーツランド菅生
- 第4戦/第5戦 9月4-5日 ツインリンクもてぎ
- 第6戦 10月9-10日 スポーツランド菅生
エントリーを見ると昨シーズンのもてぎシリーズ参戦経験者はシリーズ6位の15号車・齋藤慈岳(FER ISIT KK-S2)のみ、一方菅生シリーズからは昨年2位の36号車・長谷部一真(ALBIREXRD10V)7位の35号車・大川烈弥(アルビビヨンドKKSGIAED)、9位の10号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆RD10V)、13位の17号車・平裕介(ZAPSPEED_10V_ED)の4名がエントリー。その他つくばシリーズ、岡山シリーズ経験者などが参戦。また、今回がスーパーFJデビュー戦という選手が4名おり、計12名が出場した。
<予選>
前日の練習走行は気温が20度まで上昇したがレース当日朝は氷点下まで下がり、9時10分の予選開始時点では3度。陽はさしているが路面温度は極めて低い状態。この為各選手タイヤの発動まで時間を要し、本格的にタイムを出し始めたのは20分間の予選が残り11分になったあたりからだった。
まずは一昨年まで十勝でザウルスjrやVITAなどでレース活動を行い、昨年ZAP SPEEDのオーディションを首席で終えて今回スーパーFJデビューのチャンスを得た13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)が2分6秒734でトップに立ち、2番手に昨年は岡山と鈴鹿に参戦していた33号車・宇高希(TAKE FIRST 10V)、3番手はカート出身で同じくデビュー戦、高校卒業を控えてフォーミュラでのレース自体が初めてというの81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoAED)が続く。
このタイミングで72号車・木村龍祐(ELEVレーシングドリームKKS-3制動屋)がシフトリンンケージのトラブルでピットイン、前日前々日の練習走行でもトラブルに見舞われ全く走れていないという状況で厳しいデビュー戦となった。
四倉はその後も順調にタイムアップを図り、2分5秒台に入れると残り3分の時点で2分5秒003の自己ベストをマークする。その一方で宇高と佐藤は毎周回フロントロウを競ってタイムを更新、残り6分のタイミングで佐藤が宇高を僅かに上回り2番手に進出するが四倉とは1秒近い差があった。
しかしそこから両者に四倉とのタイム差を削り続け、残り1分の時点で佐藤が2分5秒011と0秒008差、宇高が2分5秒135で0秒132差と四倉のタイムに迫る。またこのタイミングで、昨年はつくばシリーズに参戦していた22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が4番手にポジションを上げる。
20分が経過しチェッカーフラッグが提示される中、佐藤が他のマシンを交わしつつの渾身の走りでついに2分5秒を切り4秒977をマーク。最後に四倉をトップの座から引きずり下ろしポールポジションを獲得した。2位四倉でデビュー戦の二人がフロントロウを分け合い、宇高が3番手、宇高はベストタイムを走路外走行で抹消されるも3番手の位置をキープ、内藤が続きセカンドロウとなった。
■予選後のコメント
- ポールポジション 81号車・佐藤樹(群馬トヨペット Team RiNoAED)
-
「最後のラップをまとめることが出来てよかった。前方に遅いクルマがいて前半のセクターで若干ロスしたが後半部分をまとめ上げることができたのでよかった。(後ろとは僅差なので)決勝はスタートを決めて逃げ切れればいいなと思う」
- チーム代表 里見乃亜
-
「チームとしては初のポールポジション。ドライバーも初めてのフォーミュラカーでのレースで予選トップということは評価したい。最終周はバックマーカーを抜きながらもベストタイムだったので、まだ伸びる余地があったと思う。決勝はスタート決めて逃げてくれれば、初優勝も期待できる」
- 2位 13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10VED)
-
「予選後半になってタイムもフィーリングもよかったのだが、自分のミスでベストラップを逃してしまったので、ちょっと焦りが出てしまった。それでも今までの練習と比べて今が一番いい感じで走れている。決勝に向けては焦る気持ちを抑えて慎重に前だけ見て行こうと思う」
- 3位 33号車・宇高希(TAKE FIRST 10V)
-
「(タイムに関しては)もうちょっと行けたかなという部分が悔しかった。序盤からプッシュして走っていたが5コーナーでオーバーランしてしまい、それでペースを崩してしまった。決勝に向けては、前の二人は初レースという事なのに対して自分は3年以上レースやっているので経験の差を見せられたら、と思う」
<タイヤについて>(前日の練習走行時に取材)
スーパーFJ用ワンメイクタイヤ「ADVAN」を供給する横浜ゴムによると今シーズン供給しているタイヤは昨年、一昨年と同じ仕様のものであるとのこと。昨年の日本一決定戦では前の週に比べて速いタイムが出て新スペックでは? という声もあったが、それもタイヤの仕様違いではなく当日の路面温度や湿度の変化とドライバーの頑張りによるものだと考えている。特に重要なのが内圧の管理で、選手の技術が同等でも内圧管理によって差が出るので、選手とチームのコミュニケーションがよくできているところが結果を出して来ている、とのこと。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2021/03/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 33 | | | 宇高 希 | TAKE FIRST 10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 21'07.378 | - | - |
| 2 | 81 | | | 佐藤 樹 | 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 | 10 | 21'12.505 | 5.127 | 5.127 |
| 3 | 13 | | | 四倉 悠聖 | ZAP日本平中自動車10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 21'12.793 | 5.415 | 0.288 |
| 4 | 10 | | | 伊藤 慎之典 | ZAPチャリ走10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 21'22.135 | 14.757 | 9.342 |
| 5 | 36 | | | 長谷部 一真 | ALBIREX RD10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 21'23.969 | 16.591 | 1.834 |
| 6 | 22 | | | 内藤 大輝 | RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 | 10 | 21'27.579 | 20.201 | 3.610 |
| 7 | 15 | | | 齋藤 慈岳 | FER ISIT KK-S2 MYST KK-S2 | 10 | 21'34.422 | 27.044 | 6.843 |
| 8 | 7 | G | 1 | 安藤 弘人 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 21'34.663 | 27.285 | 0.241 |
| 9 | 17 | | | 平 裕介 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 21'35.530 | 28.152 | 0.867 |
| 10 | 72 | | | 木村 龍祐 | ELEVレーシングドリームKKS-2制動屋 MYST KK-S2 | 10 | 21'41.659 | 34.281 | 6.129 |
| 11 | 35 | | | 大川 烈弥 | アルビビヨンドKKS GIA ED MYST KK-S | 10 | 21'52.836 | 45.458 | 11.177 |
| 12 | 55 | G | 2 | 伊勢屋 貴史 | アルビ☆あやし眼科☆RD10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 22'59.569 | 1'52.191 | 1'06.733 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.33 宇高 希(TAKE FIRST 10V) 2'05.089 (7/10) 138.170km/h
もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2021/03/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 81 | | | 佐藤 樹 | 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 | 2'04.977 | - | - | 138.305 |
| 2 | 13 | | | 四倉 悠聖 | ZAP日本平中自動車10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'05.003 | 0.026 | 0.026 | 138.276 |
| 3 | 33 | | | 宇高 希 | TAKE FIRST 10V TOKYO R&D RD10V | 2'05.239 | 0.262 | 0.236 | 138.016 |
| 4 | 22 | | | 内藤 大輝 | RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 | 2'06.008 | 1.031 | 0.769 | 137.174 |
| 5 | 10 | | | 伊藤 慎之典 | ZAPチャリ走10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'06.374 | 1.397 | 0.366 | 136.776 |
| 6 | 15 | | | 齋藤 慈岳 | FER ISIT KK-S2 MYST KK-S2 | 2'07.077 | 2.100 | 0.703 | 136.020 |
| 7 | 72 | | | 木村 龍祐 | ELEVレーシングドリームKKS-2制動屋 MYST KK-S2 | 2'07.226 | 2.249 | 0.149 | 135.860 |
| 8 | 36 | | | 長谷部 一真 | ALBIREX RD10V TOKYO R&D RD10V | 2'07.336 | 2.359 | 0.110 | 135.743 |
| 9 | 17 | | | 平 裕介 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'07.352 | 2.375 | 0.016 | 135.726 |
| 10 | 7 | G | 1 | 安藤 弘人 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'08.138 | 3.161 | 0.786 | 134.893 |
| 11 | 35 | | | 大川 烈弥 | アルビビヨンドKKS GIA ED MYST KK-S | 2'10.555 | 5.578 | 2.417 | 132.396 |
| 12 | 55 | G | 2 | 伊勢屋 貴史 | アルビ☆あやし眼科☆RD10V TOKYO R&D RD10V | 2'13.016 | 8.039 | 2.461 | 129.947 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'42.594)予選通過 ---- |
3月6日と7日の二日間にわたって岡山国際サーキットで行われた2021スーパーGT公式テストは、7日午後の走行をもって滞りなく終了した。
4回目の走行でトップタイムを記録したのは#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)。しかしこのセッションでは各チームともロングランを主体に行なったためか、タイムは1'19.224にとどまった。GT300クラスは#60吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)がトップで、こちらも1'26.934だった。
最後の走行は午後1時45分より行われたレース本番を想定したスタート練習に続いて、午後2時より120分間で行われた。開始時点の気温は11.6℃。路面温度はコントロールライン上で25.5℃とまずまずのコンディション。しかしここでは各チームともタイムアタックなどは行わず、ロングランを主体として走行を続けた。
トップタイムを記録した37号車も、スタートを担当した阪口晴南が3周目に出したタイムがベストで、その後も同様のペースで周回を重ねて65周を走破している。
2番手には同じく3周目に1'19.317を記録した#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)が続き、#19国本雄資/宮田莉朋組(WedsSport ADVAN GR Supra)が31周目に1'19.650を記録して3番手につけた。23号車は76周、19号車は56周を消化している。
この結果、二日間を通じてのベストタイムは、1日の午後の走行で#16大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)の1'18.121となった。16号車は最後の走行をトップから1.397秒差の14位で終えている。
GT300クラスは今季からJAF-GT仕様のGRスープラを導入した#60吉本/河野組が13周目に1'26.934を記録。2番手に#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)が14周目に1'27.026を記録して続き、12周目に1'27.176を記録した#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が3番手という結果に。その後60号車は56周。65号車は63周、61号車は55周を走ってデータ収集に努めている。
二日間を通じてのベストタイムは3回目の走行で#87松浦孝亮/坂口夏月組(グランシード ランボルギーニ GT3)が記録した1'26.138だ。
4回目の走行は残り時間30分に差し掛かったところで#38石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)がアトウッドカーブで停止したために赤旗中断となったが、車両回収が円滑に進んだため午後3時33分に再開され、その後もスピンによるイエローフラッグなどはあったものの大きなアクシデントに発展することはなく、午後4時のチェッカーフラッグを迎えて終了している。
スーパーGT公式テストはこのあと3月27-28日に静岡県の富士スピードウェイにて行われ、4月10-11日にここ岡山国際サーキットで開幕戦を迎える。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06-07) Total Testing Weather: Fine/Cloudy Course:
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 101 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Tire | Session1 Session2 Session3 Session4 | Time | Behind |
| 1 | 16 | 500 | 1 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'19.639 *1'18.121 1'18.604 1'20.621 | 1'18.121 | - |
| 2 | 39 | 500 | 2 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TGR TEAM SARD | BS | 1'19.341 1'18.979 *1'18.181 1'19.855 | 1'18.181 | 0.060 |
| 3 | 37 | 500 | 3 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'18.885 *1'18.269 1'18.353 1'19.224 | 1'18.269 | 0.148 |
| 4 | 1 | 500 | 4 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'18.691 1'18.304 *1'18.277 1'20.446 | 1'18.277 | 0.156 |
| 5 | 36 | 500 | 5 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'18.352 *1'18.307 1'18.473 1'19.685 | 1'18.307 | 0.186 |
| 6 | 8 | 500 | 6 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT ARTA | BS | 1'18.826 *1'18.398 1'18.993 1'20.122 | 1'18.398 | 0.277 |
| 7 | 17 | 500 | 7 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'18.637 *1'18.512 1'18.701 1'20.671 | 1'18.512 | 0.391 |
| 8 | 12 | 500 | 8 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R TEAM IMPUL | BS | 1'19.083 1'18.638 *1'18.592 1'20.604 | 1'18.592 | 0.471 |
| 9 | 38 | 500 | 9 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'19.052 1'20.525 *1'18.698 1'20.242 | 1'18.698 | 0.577 |
| 10 | 64 | 500 | 10 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'19.155 *1'18.711 1'18.831 1'20.620 | 1'18.711 | 0.590 |
| 11 | 23 | 500 | 11 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISMO | MI | 1'19.300 1'19.302 *1'18.952 1'19.317 | 1'18.952 | 0.831 |
| 12 | 3 | 500 | 12 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'20.202 1'19.184 *1'18.978 1'20.492 | 1'18.978 | 0.857 |
| 13 | 24 | 500 | 13 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R KONDO RACING | YH | 1'19.777 *1'19.047 1'19.506 1'19.780 | 1'19.047 | 0.926 |
| 14 | 14 | 500 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.334 *1'19.160 1'19.201 1'19.926 | 1'19.160 | 1.039 |
| 15 | 19 | 500 | 15 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'19.286 *1'19.222 1'21.059 1'19.650 | 1'19.222 | 1.101 |
| 16 | 87 | 300 | 16 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 JLOC | YH | 1'27.020 1'26.982 *1'26.138 1'28.388 | 1'26.138 | 8.017 |
| 17 | 52 | 300 | 17 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'26.265 *1'26.185 1'26.488 1'27.329 | 1'26.185 | 8.064 |
| 18 | 61 | 300 | 18 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT R&D SPORT | DL | 1'26.629 1'26.566 *1'26.190 1'27.176 | 1'26.190 | 8.069 |
| 19 | 31 | 300 | 19 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT apr | BS | 1'27.660 *1'26.262 1'26.960 1'27.868 | 1'26.262 | 8.141 |
| 20 | 4 | 300 | 20 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'27.110 *1'26.320 1'26.563 1'28.196 | 1'26.320 | 8.199 |
| 21 | 65 | 300 | 21 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG K2 R&D LEON RACING | BS | 1'26.698 1'26.684 *1'26.371 1'27.026 | 1'26.371 | 8.250 |
| 22 | 96 | 300 | 22 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'27.185 1'27.357 *1'26.505 1'27.651 | 1'26.505 | 8.384 |
| 23 | 25 | 300 | 23 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche HOPPY team TSUCHIYA | YH | *1'26.665 1'28.180 1'27.598 1'27.298 | 1'26.665 | 8.544 |
| 24 | 2 | 300 | 24 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC muta Racing INGING | BS | 1'26.968 1'27.259 *1'26.670 1'27.678 | 1'26.670 | 8.549 |
| 25 | 55 | 300 | 25 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 ARTA | BS | 1'27.011 1'26.837 *1'26.670 1'27.624 | 1'26.670 | 8.549 |
| 26 | 30 | 300 | 26 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT apr | YH | 1'27.492 *1'26.722 1'27.758 1'27.503 | 1'26.722 | 8.601 |
| 27 | 88 | 300 | 27 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 JLOC | YH | *1'26.828 1'27.959 1'26.969 1'28.439 | 1'26.828 | 8.707 |
| 28 | 18 | 300 | 28 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'27.053 1'27.172 *1'26.843 1'28.835 | 1'26.843 | 8.722 |
| 29 | 60 | 300 | 29 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT LM corsa | DL | 1'27.232 1'27.368 1'27.124 *1'26.934 | 1'26.934 | 8.813 |
| 30 | 34 | 300 | 30 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'27.007 *1'26.955 1'27.148 1'29.048 | 1'26.955 | 8.834 |
| 31 | 5 | 300 | 31 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TEAM MACH | YH | 1'29.544 1'40.153 *1'27.011 1'31.249 | 1'27.011 | 8.890 |
| 32 | 360 | 300 | 32 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R TOMEI SPORTS | YH | 1'27.903 1'27.429 *1'27.107 1'27.929 | 1'27.107 | 8.986 |
| 33 | 9 | 300 | 33 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'28.343 *1'27.131 1'27.589 1'27.718 | 1'27.131 | 9.010 |
| 34 | 35 | 300 | 34 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'27.984 1'28.253 *1'27.142 1'28.382 | 1'27.142 | 9.021 |
| 35 | 7 | 300 | 35 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW Team Studie × CSL | YH | 1'27.506 1'27.683 *1'27.202 1'29.505 | 1'27.202 | 9.081 |
| 36 | 56 | 300 | 36 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R KONDO RACING | YH | *1'27.250 1'27.280 1'27.456 1'28.477 | 1'27.250 | 9.129 |
| 37 | 10 | 300 | 37 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R GAINER | DL | *1'27.278 1'27.463 1'27.710 1'27.618 | 1'27.278 | 9.157 |
| 38 | 11 | 300 | 38 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R GAINER | DL | *1'27.298 1'27.305 1'27.496 1'27.905 | 1'27.298 | 9.177 |
| 39 | 21 | 300 | 39 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'27.617 *1'27.303 1'28.380 1'27.973 | 1'27.303 | 9.182 |
| 40 | 48 | 300 | 40 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NILZZ Racing | YH | 1'28.309 1'28.025 *1'27.336 1'28.203 | 1'27.336 | 9.215 |
| 41 | 6 | 300 | 41 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'28.573 1'28.602 *1'27.566 1'28.345 | 1'27.566 | 9.445 |
| 42 | 50 | 300 | 42 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'29.277 *1'28.528 1'29.111 1'28.930 | 1'28.528 | 10.407 |
| 43 | 22 | 300 | 43 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 1'33.873 2'37.403 2'09.603 *1'29.072 | 1'29.072 | 10.951 |
■GT500クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/07) Official Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'19.224 | - | - | 168.267 |
| 2 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NISMO | MI | 1'19.317 | 0.093 | 0.093 | 168.070 |
| 3 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'19.650 | 0.426 | 0.333 | 167.367 |
| 4 | 36 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'19.685 | 0.461 | 0.035 | 167.294 |
| 5 | 24 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'19.780 | 0.556 | 0.095 | 167.095 |
| 6 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'19.855 | 0.631 | 0.075 | 166.938 |
| 7 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.926 | 0.702 | 0.071 | 166.789 |
| 8 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA | BS | 1'20.122 | 0.898 | 0.196 | 166.381 |
| 9 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'20.242 | 1.018 | 0.120 | 166.132 |
| 10 | 1 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'20.446 | 1.222 | 0.204 | 165.711 |
| 11 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'20.492 | 1.268 | 0.046 | 165.616 |
| 12 | 12 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'20.604 | 1.380 | 0.112 | 165.386 |
| 13 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'20.620 | 1.396 | 0.016 | 165.354 |
| 14 | 16 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'20.621 | 1.397 | 0.001 | 165.351 |
| 15 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'20.671 | 1.447 | 0.050 | 165.249 |
■GT300クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/07) Official Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | 1'26.934 | - | - | 153.344 |
| 2 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'27.026 | 0.092 | 0.092 | 153.182 |
| 3 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'27.176 | 0.242 | 0.150 | 152.918 |
| 4 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'27.298 | 0.364 | 0.122 | 152.705 |
| 5 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'27.329 | 0.395 | 0.031 | 152.650 |
| 6 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | YH | 1'27.503 | 0.569 | 0.174 | 152.347 |
| 7 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.618 | 0.684 | 0.115 | 152.147 |
| 8 | 55 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA | BS | 1'27.624 | 0.690 | 0.006 | 152.136 |
| 9 | 96 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'27.651 | 0.717 | 0.027 | 152.090 |
| 10 | 2 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC LOTUS EVORA MC muta Racing INGING | BS | 1'27.678 | 0.744 | 0.027 | 152.043 |
| 11 | 9 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'27.718 | 0.784 | 0.040 | 151.973 |
| 12 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | BS | 1'27.868 | 0.934 | 0.150 | 151.714 |
| 13 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.905 | 0.971 | 0.037 | 151.650 |
| 14 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'27.929 | 0.995 | 0.024 | 151.609 |
| 15 | 21 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'27.973 | 1.039 | 0.044 | 151.533 |
| 16 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'28.196 | 1.262 | 0.223 | 151.150 |
| 17 | 48 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'28.203 | 1.269 | 0.007 | 151.138 |
| 18 | 6 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'28.345 | 1.411 | 0.142 | 150.895 |
| 19 | 35 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'28.382 | 1.448 | 0.037 | 150.832 |
| 20 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'28.388 | 1.454 | 0.006 | 150.821 |
| 21 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'28.439 | 1.505 | 0.051 | 150.734 |
| 22 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'28.477 | 1.543 | 0.038 | 150.670 |
| 23 | 18 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'28.835 | 1.901 | 0.358 | 150.062 |
| 24 | 50 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'28.930 | 1.996 | 0.095 | 149.902 |
| 25 | 34 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'29.048 | 2.114 | 0.118 | 149.704 |
| 26 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 1'29.072 | 2.138 | 0.024 | 149.663 |
| 27 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW M6 GT3 BMW Team Studie × CSL | YH | 1'29.505 | 2.571 | 0.433 | 148.939 |
| 28 | 5 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'31.249 | 4.315 | 1.744 | 146.093 |
今季#55ARTA NSX GT3でスーパーGTにデビューする佐藤蓮は、2018年にFIA-F4選手権にデビュー。2019年には圧倒的な速さを見せつけて第11戦SUGOで早々とタイトルを獲得してみせた。2020年にはフランスでFIA-F4に参戦し、岩佐歩夢に次ぐランキング2位という成績を残している。
そんな彼だが、今季は国内レースに復帰してGT300クラスと全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の二つのシリーズを戦うことになった。
来月のデビュー戦を控え、佐藤選手に今季の意気込みを聞いた。
- 佐藤蓮(ARTA)
-
ーまずは昨年のフランス武者修行時代の話と、今回の参戦に至った経緯を聞かせてくださいー
フランスではヨーロッパという環境を経験することができました。向こうのドライバーとレースのやり方の違いを感じ、多くの勉強ができていい経験になりました。今年はホンダさんと(鈴木)亜久里さんからチャンスをいただき、ドライバー育成の一環としてARTAさんでGT300に乗ることになりました。いただいたチャンスをしっかり掴んで、結果につなげていきたいと思います。
ーコロナ禍での海外レース活動は大変でしたかー
そうですね。ロックダウンによって一時帰国せざるを得なかったり、レースカレンダーが変則的になったりしたので、大変でしたが、精神的には鍛えられてタフになったかなと思います。
ー初めてNSXに乗ったのはー
先週富士でプライベートテストを行ったのが初走行で、今回のテストが2回目です。今まで乗ってきたフォーミュラカーとは車重も違いますし、ABSを使うのも初めてです。今回のテストも二日目に入ってきてからだいぶマシンのこともわかってきて、安定して乗りこなせてるかなという感じになってきました。この調子でいけば開幕からいい結果を出すことができそうな気がしています。ただ500クラスとの混走ということで、常に後ろを気にかけていなければいけないという点は、今まで経験してこなかったことですね。レースでいかにロスをせずに相手を行かせるか、という点については技術が必要になってきますから、もう少し伸ばしていきたいなと思います。
ーペアを組む高木慎一選手からはどのようなアドバイスをもらっていますかー
ベテランの方なので、多くのことを教えていただいています。後ろとのタイミングを見てどういう場所でGT500を前に出すか、どの場所では自分のポジションを守るかなど、臨機応変の駆け引きをしなさいと教わっています。このチームには亜久里さんを含めてホンダドライバーの先輩方が沢山いらっしゃるので、高木さん以外の方からも多くのことを学ばせていただいています。
ー今季の目標と、デビュー戦への抱負をー
目標はもちろんチャンピオンの獲得です。開幕から優勝を狙っていきたいですが、その前にミスを減らして絶対にポイントを取りこぼさないように、全戦を通じて安定してポイントを獲得できるよう、チーム全体で努力していきたいです。テストの段階でもかなりいいフィーリングを得られているので、開幕戦からいい結果を得られるのではないかなと思っています。
ー今季はスーパーフォーミュラ・ライツにも参戦すると聞いているがー
GT300とSFLは全く規格の違う車両ですが、ハコはハコ、フォーミュラはフォーミュラと自分の中でしっかりイメージの切り替えができていれば問題なく両方乗りこなせると思います。来季以降のGT500、そしてスーパーフォーミュラへのステップアップのためにも、とにかく今できることをしっかりやって、結果につなげていきたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
岡山国際サーキットで行われている2021オートバックス スーパーGTの公式テストは3月7日に二日目を迎えた。午前の走行ではGT500クラスは#39へイッキ・コバライネン/中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が1'18.181でトップ。GT300クラスは#87松浦孝亮/坂口夏月組(グランシード ランボルギーニ GT3)が1'26.138でトップだった。
公式テスト二日目の最初の走行は午前9時にコースオープン。当初はフルコースイエロー(FCY)の訓練が予定されていたが、これがキャンセルとなったため、走行時間が10分短縮されて135分間で行われた。
上空はきれいに晴れていたものの、放射冷却の影響からか開始時の気温は5℃。路面温度もコントロールライン上で12.7℃という寒さの中での走行となった。
開始から15分が経過したところでリボルバーコーナーとパイパーコーナーの間に落下物が出たために5分間の赤旗中断となったが、それ以外には大きなアクシデントもなく、セッションは淡々と進行していった。
GT500クラスでは赤旗中断時点で#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)が1'18.473でトップだったが、#39DENSO KOBELCO SARD GR Supraが25周目に1'18.181を記録。これがそのままトップタイムとなった。コバライネン/中山組はその後も順調に65周を消化している。
2番手には#1山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT)が1'18.277で続き、#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)が1'18.353で3番手。1号車は63周、37号車は72周を走っている。
なおGT500クラスで最多の周回数をこなしたのは#14大嶋和也/山下健太組(ENEOS X PRIME GR Supra)の82周。ベストタイムは1'19.201で13番手だった。
GT300クラスでは昨日の午前、午後で共にトップタイムを記録した#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が序盤に1'26.488でトップだったが、その後#87松浦/坂口組が1'26.138までタイムを伸ばしてトップに立った。
2番手は#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)で1'26.190、#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)が1'26.371で3番手につけ、52号車は4番手で走行を終えた。
スーパーGT公式テストはこのあと午後1時45分よりスタート練習を行い、2時より120分間の走行を行う。こちらも当初予定されていたFCY訓練がキャンセルとなったため、予定より開始時刻が10分ディレイとなっている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/07) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'18.181 | - | - | 170.512 |
| 2 | 1 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'18.277 | 0.096 | 0.096 | 170.303 |
| 3 | 37 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'18.353 | 0.172 | 0.076 | 170.138 |
| 4 | 36 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'18.473 | 0.292 | 0.120 | 169.878 |
| 5 | 12 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'18.592 | 0.411 | 0.119 | 169.620 |
| 6 | 16 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'18.604 | 0.423 | 0.012 | 169.594 |
| 7 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'18.698 | 0.517 | 0.094 | 169.392 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'18.701 | 0.520 | 0.003 | 169.385 |
| 9 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'18.831 | 0.650 | 0.130 | 169.106 |
| 10 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NISMO | MI | 1'18.952 | 0.771 | 0.121 | 168.847 |
| 11 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'18.978 | 0.797 | 0.026 | 168.791 |
| 12 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA | BS | 1'18.993 | 0.812 | 0.015 | 168.759 |
| 13 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.201 | 1.020 | 0.208 | 168.316 |
| 14 | 24 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'19.506 | 1.325 | 0.305 | 167.670 |
| 15 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'21.059 | 2.878 | 1.553 | 164.458 |
■GT300クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/07) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'26.138 | - | - | 154.761 |
| 2 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'26.190 | 0.052 | 0.052 | 154.668 |
| 3 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'26.371 | 0.233 | 0.181 | 154.343 |
| 4 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'26.488 | 0.350 | 0.117 | 154.135 |
| 5 | 96 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'26.505 | 0.367 | 0.017 | 154.104 |
| 6 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'26.563 | 0.425 | 0.058 | 154.001 |
| 7 | 55 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA | BS | 1'26.670 | 0.532 | 0.107 | 153.811 |
| 8 | 2 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC LOTUS EVORA MC muta Racing INGING | BS | 1'26.670 | 0.532 | 0.000 | 153.811 |
| 9 | 18 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'26.843 | 0.705 | 0.173 | 153.505 |
| 10 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | BS | 1'26.960 | 0.822 | 0.117 | 153.298 |
| 11 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'26.969 | 0.831 | 0.009 | 153.282 |
| 12 | 5 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'27.011 | 0.873 | 0.042 | 153.208 |
| 13 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'27.107 | 0.969 | 0.096 | 153.039 |
| 14 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | 1'27.124 | 0.986 | 0.017 | 153.010 |
| 15 | 35 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'27.142 | 1.004 | 0.018 | 152.978 |
| 16 | 34 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'27.148 | 1.010 | 0.006 | 152.967 |
| 17 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW M6 GT3 BMW Team Studie × CSL | YH | 1'27.202 | 1.064 | 0.054 | 152.873 |
| 18 | 48 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'27.336 | 1.198 | 0.134 | 152.638 |
| 19 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'27.456 | 1.318 | 0.120 | 152.429 |
| 20 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.496 | 1.358 | 0.040 | 152.359 |
| 21 | 6 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'27.566 | 1.428 | 0.070 | 152.237 |
| 22 | 9 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'27.589 | 1.451 | 0.023 | 152.197 |
| 23 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'27.598 | 1.460 | 0.009 | 152.182 |
| 24 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.710 | 1.572 | 0.112 | 151.987 |
| 25 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | YH | 1'27.758 | 1.620 | 0.048 | 151.904 |
| 26 | 21 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'28.380 | 2.242 | 0.622 | 150.835 |
| 27 | 50 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'29.111 | 2.973 | 0.731 | 149.598 |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 2'09.603 | 43.465 | 40.492 | 102.859 |
今シーズン#18UPGARAGE NSX GT3でスーパーGT300クラスにデビューする名取鉄平。
これまでのキャリアは、全日本カート選手権から2017年にスーパーFJにデビューして日本一決定戦を制した。2018年にはホンダの育成選手としてFIA-F4を戦い、今季F1に参戦が決まった角田祐毅と最終戦までタイトルを争ってランキング2位を獲得。翌年は渡欧してFIA-F3に参戦。そして昨年は帰国して全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦、とこれまで一貫してフォーミュラカーをドライブしてきた。
そんな彼が今季はツーリングカーレースの国内最高峰に挑む。そこで来月のデビュー戦を控えた名取選手に、今の心境と今季の意気込みを聞いた。
また名取選手をチームメイトに迎え、このチームで4年目のGT300クラスを戦う小林崇志は岡山の隣県広島の出身。ホームコースとも言える来月の岡山戦について、現在の状況と抱負、そして名取選手の印象を小林選手に聞いた。
- 名取鉄平(#18TEAM UPGARAGE)
-
ー今季の参戦経緯についてー
去年スーパーフォーミュラ・ライツを戦いましたが、優勝することができず、ホンダさんから「育成枠を外れる」との話がありました。富士で行われた最終戦のあと、どうしようかと考えていましたが、最終戦の翌日にアップガレージの河野(映彦)社長からオファーをいただき、すぐに決断しました。最終戦の翌日に次のシーズンの話をいただいたおかげで、変に悩まずにオフシーズンを過ごすことができました。まだわからないことが沢山あるので、それを一つずつ勉強しているところです。以前スーパーGTと併催のFIA-F4を一年戦いましたが、あの頃は自分のことで手一杯で、他のレースを見る気持ちの余裕もありませんでしたから。
ー初乗りの印象はー
ヨコハマさんのテストで初めて乗りました。フォーミュラよりクルマが大きく、車重も重いので、ブレーキングの時の荷重の動かし方なども難しいです。今回のテストではGT500クラスとの混走になり、それへの気配りも大変です。ぶつかっちゃうと向こうにも迷惑がかかりますし。前だけじゃなく後ろにも気を使わないといけないので。体力的には問題ないのですけど、神経はすごく使いますね。タイヤ選択については、全日本カート選手権で経験していましたが、GTはタイヤが大きいのでまだまだ勉強が必要だと感じています。
ー来月の開幕を控えての目標と抱負をー
今回のテストはすごく良い方向に進んでいます。スーパーGTに早く対応していけるように成長していきたいです。またタイヤメーカーが3社出ていますが、ヨコハマ勢の中で常に一番でありたいと思っています。まだテストの段階ですが、チームの雰囲気はすごく良いので、信じて頑張りたいですね。
ーチームメイトの小林選手の印象はー
タイヤの使い方、クルマの操作方法など、すごくわかりやすく色々教えてもらっています。ドライバー交代の練習などにも付き合っていただいて、すごく助かっています。
- 小林崇志(#18TEAM UPGARAGE)
-
ー2年ぶりのホームレースになりますー
去年はここでレースができなくて、いつも応援してくださる方々をお呼びすることもできなかったのを残念に思っていました。今年もパドックにお招きすることができるかどうかまだわかりませんが、少なくともスタンドにお客様を入れてレースをできるという意味ではすごく楽しみですね。
ー勝算ははありそうですかー
雨なら勝てそうかなと思います。ドライだとまだクルマの面、タイヤの面でやるべきことが沢山あるなと。まだクルマの性能を全部引き出せていないなと感じています。まだまだ完璧ではなく、伸び代はありそうなので、チーム一丸となって頑張りたいです。理想は表彰台ですが、まずはしっかりポイントを取りたいです。僕らは夏場になると調子がいいのですが、夏場だけだとチャンピオンは難しいので。開幕からしっかりポイントを取りたいですね。
ー名取選手の印象はー
率直に若いな、と思いますが、スピードはすごくあるので。速さは問題ないし、慣れてくれる必要はありますが、今のところ戸惑っている様子はないので、うまくやっていけると思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- 本山哲(#6Team LeMans w/MOTOYAMA Racing)
-
ー昨年終盤からスーパーフォーミュラ・ライツやフォーミュラリージョナルに参戦されているが、監督業から現役復帰するにあたり、どのような心境の変化があったのかー
2018年にGT500クラスから退くことになったが、レーシングドライバーを引退したつもりはありませんでした。その後も機会とタイミングが合えば、レースにどんどん出ていきたいと思っていました。スーパー耐久では富士24時間にも出ましたし、フル参戦の予定もありましたが、コロナ禍の状況などもあってなかなか走るタイミングがありませんでした。そんななか、フォーミュラ・リージョナルとライツで走らせてもらえる機会があり、やっぱりレースをしたいという思いがあり、なんとか走れないかな、と考える中で、やっぱり日本ではスーパーGTが一番ポピュラーであるので、GT300を走ろうと。いろんな方に声をかける中でチームルマンさんとお互いの意向が合って一緒にやってくことになりました。自分のファンの方々や、応援してくださるスポンサーさんに対して、プロのレーシングドライバーとして走る姿を見せたいというのがありました。自分も50歳になり、レースができるのもあと数年かな?と思ったので、あと何年か分かりませんが、思いっきりレースをしようと思いました。
ーGT300の参戦は1996年以来となるがー
そうですね。数戦だけのスポットでした。その後はGT500でメーカーのドライバーとして、仕事であり、義務として走ってきました。GT300はいろんな車種やメーカーが参戦しており、いい意味でみんなが楽しくレースをやっていることを羨ましく思っていました。そんな中で楽しみながら真剣にレースをしてみたいと思いました。走るからには当然結果が伴わないと楽しみきれないので、速さと順位を追い求めてはいきます。ご存知の通りスーパーGTはいろんなメーカーや車種、タイヤメーカーが競走しているので、簡単にはいかないなとは思っていますが、ベストを尽くしていきたいです。
ーチームルマンについてー
自分自身が初めてフォーミュラニッポンでチャンピオンを獲らせてもらった当時とはメンバーが違いますが、チームルマンでまた走れるというのは何かの縁かな?と思います。チームに対して貢献できればという思いです。
ー今シーズンの目標はー
シーズンの中で表彰台に上がるチャンスはどこかであると思うし、チームメイトの片山よっちゃんもルーキーではあるけれどもフォーミュラレースで勝てるドライバーで実力はあるので、最低でも表彰台1回はマストで、できれば勝ちたいと思います。GTは耐久レースで、セーフティーカーも入るので、一回はチャンスがあると思います。がんばりたいです。
- 片山義章(#6Team LeMans w/MOTOYAMA Racing)
-
ー今回の参戦の経緯はー
フォーミュラカーにフォーカスして活動していますが、スーパー耐久にも何年か前に参戦しています。スーパーGTのような台数で、クルマが違ったりタイヤが違う状況で走るのは新鮮な気持ちです。
ーテスト初日を終えての感想はー
アウディとヨコハマさんの組み合わせ、ということで、去年は一回優勝していますが、運もあったと思います。ダンロップさんやブリヂストンさんが速い中で、なんとかして良い位置に持っていって表彰台を狙いたいなと思います。500クラスを避けながら10分の中でアタックする、という状況には不慣れなので苦戦しましたし、気疲れしました。体力的には全然大丈夫なんですけど。耐久なのでタイヤもすごくシビアで難しかったです。ずっとワンメイクタイヤのカテゴリーで走っていたので、温まり方の違いなど、難しさをひしひしと感じています。
ー本山選手についてー
帝王というか、レジェンドドライバーの本山さんなので、チームの雰囲気作りとか、車両に対するコメントも本当に的確で、見習うところがいっぱいあります。アドバイスもガッツリ教えるという感じではありませんが、こちらが聞けばちゃんと教えてくださいますし、重要なポイントは的確に教えてくださいます。全てにおいて勉強になります。ドライビング面でというよりは、スーパーGTの特徴的な部分をアドバイスしていただいています。クルマのセッティングの詰め方など、すごく勉強になります。
ー今季の目標、今後の目標はー
現状は苦戦していますが、どこかのところで運や作戦がしっかり合えば表彰台に上がれる、勝てる場面があると思うので、そこでしっかり勝てるように。表彰台に上がれるようにしたいです。
ー開幕戦がホームコースとなるが、岡山戦へ向けての意気込みはー
走り慣れたコースでの開幕ですが、できればクルマに慣れてから迎えたかったです。ここで最初にやれるっていうことで、ここでちゃんと慣れて、次からしっかりと結果を出したいです。でもホームコースで結果を出せれば、自分も周りの皆さんも嬉しいと思うので、開幕戦から表彰台を狙っていきたいなと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- 笹原右京(#16TEAM Red Bull MUGEN)
-
ー今日一日を振り返ってー
タイヤが変わったことによって、その特性などのデータをできるだけ沢山収集したいのと、それによってクルマのセッティングもあわせ込まなくてはいけないので。午前中は主に僕がタイヤとクルマのデータ収集を担当して、合わせ込みを行いました。ずっとトラフィックには引っかかっていましたが、トップタイムは出せていたので「午後に対してのフィーリングは悪くないかな?」と思っていて、細かなアジャストなどをしてから大湯選手にバトンタッチしました。彼はまだあまり走行距離を伸ばせていないので、ニュータイヤをなるべく多く使せてあげて、練習をしてもらおうとしていました。最終的にトップタイムを出せましたが、テストなので他のチームが何をしていたかがわからないわけで、あまり参考にはなりませんが、少なくとも僕らに関してはポジティブな数字が残せたかなと。
まだやるべきことはすごく沢山あります。今回良かった点をもっと煮詰めていかないと、開幕戦は厳しいかなと思います。もっともっとデータを集めて、クルマとタイヤのマッチングをしっかりやっておかないとと。常にいい状態をキープできるようにしたいです。チームみんなで分析して、コツコツ土台づくりをしたいです。
ーダンロップユーザーが2台になったがー
細かいデータは分かりませんが、16号車と64号車とで一緒にミーティングなどもしていますし、向こうがどんなタイヤを使い、こっちがどんなタイヤを使っているかもわかっていますので。せっかく2台いるので、いろんな情報を共有して、2台とも底上げしていければお互いにメリットがあるなと思います。昨年までは1台だけだったので、問題が起きた時に原因がクルマなのかタイヤなのかをジャッジするのも難しかったです。今のGTは共通パーツが増えたとはいえ、ホンダ、トヨタ、ニッサンでそれぞれクルマのキャラクターは違うはずです。ヨコハマタイヤ勢がそれぞれ1台ずついましたが、それぞれの求めているところは違っていたはずで、その点に関してNSX同士でダンロップタイヤを使うというのは今何が起きているかを把握するのは非常にスピーディーですし、少なくとも僕らにとっては比較対象ができたのはポジティブです。
- 大湯都史樹(#16TEAM Red Bull MUGEN)
-
ー最初のテストでトップタイムを取った感想はー
チームが新体制になり、僕もGT500でちゃんと走ったのはこのテストからなので、今日の結果は素直に良かったなと思います。ダンロップとしてはロングスティントで去年苦戦していたので、チームで対策を色々立てているところですが、一発の速さという点で存在感を示せたのは嬉しいです。
ー去年のGT300からの乗り換えについてー
自分が思っていた以上に難しいな、という印象でした。GT300はハコ車よりの特性で、スーパーフォーミュラはフォーミュラカーですから、GT500というのはそれらとはまた別ジャンルという印象です。走らせ方も独特ですし、何よりダウンフォースをいかに与えながら走り続けられるか。ちょっとでも挙動を乱すとタイムが出ないので、そこら辺で最初は苦戦しました。ただエンジンに関しては(スーパーフォーミュラで)使い慣れたものですし、スピードに関してもスーパーフォーミュラで慣れてはいたので、すぐに慣れることはできました。ドライブングに関する不安も徐々に晴れてきました。僕自身としてはまだまだ伸び代というか、改善点はあると思うので、そこは貪欲にやっていきたいと思います。クルマとタイヤの面でも色々進めていきたい点はあります。
ードライビングについての不安は解消できたのかー
最初は僕のドライビングスタイルに合わなかったというか、経験したことのない走らせ方をしなきゃいけませんでした。それに慣れることに苦労しました。今でも継続して慣れるように取り組んでいます。スーパーフォーミュラの方が幅が効くというか、いろんなドライバーの好みに合わせやすい特性だと思います。GT500はクルマの特性をいかにして引き出すかが求められるなという印象です。
ー最初のテストでトップタイムというのはやはり気持ちの良いものかー
レースではないとはいえ、気持ち良いですね。こうやって取材にも来ていただきますし(笑)それだけ注目していただけるのは嬉しいです。一発の速さについてはそれなりの手応えを感じています。良い流れで本番を迎えられるのではと思います。今日一日ゆっくり眠れるのは良いことですね。
ーチームメイトの笹原選手とはうまくコミニュケーションを取れている?ー
笹原選手とは別のチームになった時も連絡を取り合っていましたし、普段から仲良くしています。同期メンバーはみんな仲が良いんです。その同期とまさかGT500で一緒になるなんて思っていなかったし、純粋に嬉しいです。FIA-F4やレーシングスクールではお互いにライバルとして研究しあってもいましたので、お互いにわかっている部分も多く、チームメイトになったメリットは大きいと思います。
ー同じく同期の角田祐毅選手がF1にステップアップしたことは刺激になっている?ー
良く聞かれる質問ですけど(笑)なんというか。正直にいうと悔しい気持ちが5割ですね。残りの5割は、同じようなレベルで切磋琢磨しあっていた彼が頑張ってあそこまで行ったということは、僕としても誇らしいです。もちろん応援してる気持ちもあります。いろいろあって僕はまだ海外でレースできていませんけど、僕も諦めてはいません。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
岡山国際サーキットで行われている、2021オートバックス スーパーGT公式テスト。走行2回目は#16笹原右京/大湯都史樹組(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT )がトップタイム。GT500ルーキーの大湯が1'18.121を記録した。GT300クラスは午前中に続いて#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)がトップタイムだった。
公式テスト2回目は午後2時に走行開始。晴天の午前中とは打って変わり、上空を厚い雲が覆い尽くす中での走行となった。
またノートラブルで滞りなく120分間の走行が終了した午前中と違い、午後の走行は開始12分で#60SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTがパイパーコーナーでストップしたために最初の赤旗が出され、早々と中断となる。原因はメカニカルトラブルと思われるが、60号車はその後専有走行に入ってから走行を再開、吉本大樹が1'27.368を記録してクラス17位につけた。
続いて混走残り6分で#8ARTA NSX-GTがヘアピンでコースオフ。グラベルに捕まってしまったために二度目の赤旗が出されることに。ドライバーは野尻智紀だったが、クルマ自体に大きなダメージはなく、車両回収後も走行を続けている。なお、この赤旗を以て両クラスの混走は終了。当初予定より5分遅れの午後3時55分よりGT300クラスの専有走行でセッションは再開となった。
この時点でのGT500クラストップは#16笹原/大湯組で笹原が1'18.941を記録している。GT300クラスは午前中から好調の#52吉田/川合組で吉田が37周目に1'26.185を記録した。
52号車は専有走行に入ってからはタイムアタックを行わず、ピット作業の練習を終えると早々とガレージにクルマを仕舞い込む余裕を見せた。
GT300クラス2番手の#31嵯峨宏紀/中山友貴組(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)も混走で嵯峨が記録した1'26.262がベストタイム。一方#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル 初音ミク AMG)は専有走行でのアタックで片岡が1'26.320を叩き出して3番手に食い込んできた。
GT500クラスはサッシャ・フェネストラズの代役に起用された阪口晴南が専有走行の終盤に1'18.269を叩き出して#37平川亮/阪口晴南組(KeePer TOM'S GR Supra)が一時トップに立つが、チェッカー直前に#16Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯が1'18.121までタイムを縮め、混走に続いてトップでテスト初日を締め括った。
3番手には#1山本尚貴/武藤英紀組(STANLEY NSX-GT)が1'18.304で続き、ニッサンGT-R最上位は#12平峰一貴/松下信治組(カルソニック IMPUL GT-R)の7位。GT500ルーキーの松下が専有走行を任され、1'18.638を記録している。
スーパーGT公式テストは明日も岡山国際サーキットで午前、午後の二つのセッションを予定している。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'18.121 | - | - | 170.643 |
| 2 | 37 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'18.269 | 0.148 | 0.148 | 170.320 |
| 3 | 1 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'18.304 | 0.183 | 0.035 | 170.244 |
| 4 | 36 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'18.307 | 0.186 | 0.003 | 170.238 |
| 5 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA | BS | 1'18.398 | 0.277 | 0.091 | 170.040 |
| 6 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'18.512 | 0.391 | 0.114 | 169.793 |
| 7 | 12 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'18.638 | 0.517 | 0.126 | 169.521 |
| 8 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'18.711 | 0.590 | 0.073 | 169.364 |
| 9 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'18.979 | 0.858 | 0.268 | 168.789 |
| 10 | 24 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'19.047 | 0.926 | 0.068 | 168.644 |
| 11 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.160 | 1.039 | 0.113 | 168.403 |
| 12 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'19.184 | 1.063 | 0.024 | 168.352 |
| 13 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'19.222 | 1.101 | 0.038 | 168.271 |
| 14 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NISMO | MI | 1'19.302 | 1.181 | 0.080 | 168.102 |
| 15 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'20.525 | 2.404 | 1.223 | 165.549 |
■GT300クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'26.185 | - | - | 154.677 |
| 2 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | BS | 1'26.262 | 0.077 | 0.077 | 154.538 |
| 3 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'26.320 | 0.135 | 0.058 | 154.435 |
| 4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'26.566 | 0.381 | 0.246 | 153.996 |
| 5 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'26.684 | 0.499 | 0.118 | 153.786 |
| 6 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | YH | 1'26.722 | 0.537 | 0.038 | 153.719 |
| 7 | 55 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA | BS | 1'26.837 | 0.652 | 0.115 | 153.515 |
| 8 | 34 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'26.955 | 0.770 | 0.118 | 153.307 |
| 9 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'26.982 | 0.797 | 0.027 | 153.259 |
| 10 | 9 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'27.131 | 0.946 | 0.149 | 152.997 |
| 11 | 18 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'27.172 | 0.987 | 0.041 | 152.925 |
| 12 | 2 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC LOTUS EVORA MC muta Racing INGING | BS | 1'27.259 | 1.074 | 0.087 | 152.773 |
| 13 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'27.280 | 1.095 | 0.021 | 152.736 |
| 14 | 21 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'27.303 | 1.118 | 0.023 | 152.696 |
| 15 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.305 | 1.120 | 0.002 | 152.692 |
| 16 | 96 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'27.357 | 1.172 | 0.052 | 152.601 |
| 17 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | 1'27.368 | 1.183 | 0.011 | 152.582 |
| 18 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'27.429 | 1.244 | 0.061 | 152.476 |
| 19 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.463 | 1.278 | 0.034 | 152.416 |
| 20 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW M6 GT3 BMW Team Studie × CSL | YH | 1'27.683 | 1.498 | 0.220 | 152.034 |
| 21 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'27.959 | 1.774 | 0.276 | 151.557 |
| 22 | 48 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'28.025 | 1.840 | 0.066 | 151.443 |
| 23 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'28.180 | 1.995 | 0.155 | 151.177 |
| 24 | 35 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'28.253 | 2.068 | 0.073 | 151.052 |
| 25 | 50 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'28.528 | 2.343 | 0.275 | 150.583 |
| 26 | 6 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'28.602 | 2.417 | 0.074 | 150.457 |
| 27 | 5 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'40.153 | 13.968 | 11.551 | 133.104 |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 2'37.403 | 1'11.218 | 57.250 | 84.692 |
オートバックス スーパーGTシリーズ、2021年最初の公式テストが3月6日、岡山国際サーキットで始まった。午前中に行われた最初の走行では#36関口雄飛/坪井翔組(au TOM'S GR Supra)が1'18.352、GT300クラスは#52吉田広樹/川合孝汰組(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'26.265と、両クラスともトヨタGRスープラがトップタイムを記録した。
公式テスト最初の走行は午前10時より120分間で行われ、大きなアクシデントや赤旗中断などもなく終了した。開始時点の気温は14℃。路面温度はコントロールライン上で20.1℃。終了時には27.2℃まで上昇した。
今シーズンからサッシャ・フェネストラズに代わって坪井を起用したTGR TEAM au TOM'Sは、その坪井が走行開始から30分が経過したところで1'18.352を記録。これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。坪井はその後も順調に周回を重ねて残り10分で関口に交代。トータル49周を走破した。
2番手につけたのは今年からチーム名称がAstemo REAL RACINGに変わった#17塚越広大/ベルトラン・バゲット組(Astemo NSX-GT)。こちらは走り出しから最後までバゲットが走行を担当、46周めに1'18.637を記録し、トータル53周を消化した。
昨年のチャンピオン、#1山本尚貴/牧野任祐組もメインスポンサーのスタンレーが昨年末でブランド展開を終了したため、今季から#1STANLEY NSX-GTに車名を変更することに。今回は牧野任祐に代わって武藤英紀がステアリングを握り、21周めに1'18.829を記録して3番手につけた。昨年末に髄膜炎を発症し、スーパーフォーミュラの終盤戦を欠場することになった牧野だが、チームによれば順調に回復してきているとのこと。今回は4月の開幕戦に間に合わせるべく、万全を期して休ませたという。
一方、ニッサンGT-R勢は#12平峰一貴/松下信治組(カルソニック IMPUL GT-R)の7位が最上位と一歩出遅れた格好か。午後の走行と明日の走行でどこまでトヨタ勢、ホンダ勢に迫れるかに注目していきたいところだ。
GT300クラスは#52埼玉トヨペットGB GR Supra GTの吉田が開始早々に1'26.816を記録してトップに立つと、40周めには1'26.265までタイムを縮めて最後まで他の追随を許さなかった。
今シーズンは52号車のほか#60吉本大樹/河野駿佑組(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)と#244三宅淳詞/堤優威組(たかのこの湯 GR Supra GT)も昨年までにレクサスRC F GT3からスープラに車両を変更。60号車は13番手につけたが、244号車は今回のテストには参加していない。
2番手には市販車のモデルチェンジに伴いボディデザインを変更した#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'26.629で続き、#25松井孝允/佐藤公哉組(HOPPY Porsche)が1'26.665で3番手につけた。
スーパーGT公式テストはこのあと午後2時より2本めの走行を行う。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI
■GT500クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 関口 雄飛 坪井 翔 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'18.352 | - | - | 170.140 |
| 2 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | Astemo NSX-GT Honda NSX-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'18.637 | 0.285 | 0.285 | 169.523 |
| 3 | 1 | 山本 尚貴 武藤 英紀 | STANLEY NSX-GT Honda NSX-GT TEAM KUNIMITSU | BS | 1'18.691 | 0.339 | 0.054 | 169.407 |
| 4 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT ARTA | BS | 1'18.826 | 0.474 | 0.135 | 169.117 |
| 5 | 37 | 平川 亮 阪口 晴南 | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer TOM'S | BS | 1'18.885 | 0.533 | 0.059 | 168.990 |
| 6 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ZENT CERUMO | BS | 1'19.052 | 0.700 | 0.167 | 168.633 |
| 7 | 12 | 平峰 一貴 松下 信治 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'19.083 | 0.731 | 0.031 | 168.567 |
| 8 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'19.155 | 0.803 | 0.072 | 168.414 |
| 9 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'19.286 | 0.934 | 0.131 | 168.136 |
| 10 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NISMO | MI | 1'19.300 | 0.948 | 0.014 | 168.106 |
| 11 | 14 | 大嶋 和也 山下 健太 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'19.334 | 0.982 | 0.034 | 168.034 |
| 12 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'19.341 | 0.989 | 0.007 | 168.019 |
| 13 | 16 | 笹原 右京 大湯 都史樹 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT TEAM Red Bull MUGEN | DL | 1'19.639 | 1.287 | 0.298 | 167.390 |
| 14 | 24 | 高星 明誠 佐々木 大樹 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'19.777 | 1.425 | 0.138 | 167.101 |
| 15 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 NDDP RACING with B-MAX | MI | 1'20.202 | 1.850 | 0.425 | 166.215 |
■GT300クラス
公式テスト岡山 -RIJ- (2021/03/06) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Official Testing GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉トヨペット Green Brave | BS | 1'26.265 | - | - | 154.533 |
| 2 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'26.629 | 0.364 | 0.364 | 153.884 |
| 3 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'26.665 | 0.400 | 0.036 | 153.820 |
| 4 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'26.698 | 0.433 | 0.033 | 153.761 |
| 5 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'26.828 | 0.563 | 0.130 | 153.531 |
| 6 | 2 | 加藤 寛規 阪口 良平 | muta Racing Lotus MC LOTUS EVORA MC muta Racing INGING | BS | 1'26.968 | 0.703 | 0.140 | 153.284 |
| 7 | 34 | 道上 龍 密山 祥吾 | Yogibo NSX GT3 Honda NSX GT3 Yogibo Drago CORSE | YH | 1'27.007 | 0.742 | 0.039 | 153.215 |
| 8 | 55 | 高木 真一 佐藤 蓮 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 ARTA | BS | 1'27.011 | 0.746 | 0.004 | 153.208 |
| 9 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | グランシード ランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC | YH | 1'27.020 | 0.755 | 0.009 | 153.192 |
| 10 | 18 | 小林 崇志 名取 鉄平 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'27.053 | 0.788 | 0.033 | 153.134 |
| 11 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'27.110 | 0.845 | 0.057 | 153.034 |
| 12 | 96 | 新田 守男 平良 響 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'27.185 | 0.920 | 0.075 | 152.902 |
| 13 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | 1'27.232 | 0.967 | 0.047 | 152.820 |
| 14 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'27.250 | 0.985 | 0.018 | 152.789 |
| 15 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.278 | 1.013 | 0.028 | 152.740 |
| 16 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 GAINER | DL | 1'27.298 | 1.033 | 0.020 | 152.705 |
| 17 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | YH | 1'27.492 | 1.227 | 0.194 | 152.366 |
| 18 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie PLUS BMW BMW M6 GT3 BMW Team Studie × CSL | YH | 1'27.506 | 1.241 | 0.014 | 152.342 |
| 19 | 21 | 川端 伸太朗 篠原 拓朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'27.617 | 1.352 | 0.111 | 152.149 |
| 20 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr | BS | 1'27.660 | 1.395 | 0.043 | 152.074 |
| 21 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 内田 優大 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'27.903 | 1.638 | 0.243 | 151.654 |
| 22 | 35 | ショーン・ウォーキンショー ジュリアーノ・アレジ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 arto Ping An Team Thailand | YH | 1'27.984 | 1.719 | 0.081 | 151.514 |
| 23 | 48 | 田中 勝輝 富田 竜一郎 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'28.309 | 2.044 | 0.325 | 150.956 |
| 24 | 9 | ケイ・コッツォリーノ | PACIFIC NAC CARGUY Ferrari Ferrari 488 GT3 PACIFIC CARGUY Racing | YH | 1'28.343 | 2.078 | 0.034 | 150.898 |
| 25 | 6 | 本山 哲 片山 義章 | Team LeMans Audi R8 LMS Audi R8 LMS Team LeMans w/MOTOYAMA Racing | YH | 1'28.573 | 2.308 | 0.230 | 150.506 |
| 26 | 50 | 加納 政樹 柳田 真孝 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 Arnage Racing | YH | 1'29.277 | 3.012 | 0.704 | 149.320 |
| 27 | 5 | 平木 湧也 平木 玲次 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'29.544 | 3.279 | 0.267 | 148.874 |
| 28 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 1'33.873 | 7.608 | 4.329 | 142.009 |
スーパーFJ地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が10周・22分29秒307で優勝を飾った。
フォーメーションラップは午後2時45分に始まった。時折太陽も顔を出し気温も上がり気味の中、22台が1周を回ってスタートが切られた。
素晴らしいスタートを決めたのはポールポジションの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)でトップで1コーナーに向かう。岡本は1周を回ったオープニングラップですでに2位・佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)に1秒3の差を付ける。3位には冨田自然(MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川)、4位に高木悠帆(MYST KK-SⅡ)、5位に上野大哲(SACCESS RACING ES)、6位に小松響(Rn-sports・OKABE・KKSⅡ)が続く。
岡本は2位以下を圧倒。毎周1秒前後速いラップタイムをたたき出す異次元の走りで、10周を回って2位以下を10秒以上離し、独走優勝を飾った。
4周目には4位の高木が3位の富田を1コーナーでパス、3位に上がり2位の佐藤を追う。
2位の佐藤は3位高木を1秒強離していたが、7周目にシフトミスを犯し、1コーナで高木にパスされ3位に落ちる。それでも130Rで高木を抜き返し再び2位に復帰。
レースはそのまま終了。2位には佐藤が、3位には高木が入った。
4位には富田が、5位には上野が6位には小松が入った。
鈴鹿シリーズ第2戦は5月23日にフルコースで行われる。
- 優勝 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)
-
「スタートが決まり1周目に離せたので、ベストラップを刻むことしか考えていませんでした。安定感を出すのを課題にしていました。ミスはなかったんですが、練習シミュレーションよりタイムがそろわなかったので、路面も難しくその対応がまだまだです。他の人たちに頑張って欲しいですね。レースにならないと見ている人も面白くないでしょう」
- 2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)
-
「序盤からタイヤのウォームアップに苦戦していました。思ったよりペースが上がらなくて、それで焦ってシフトミスもしてしまいまい、悪循環で最悪のレースでした。シフトミスをしたときに一度抜かれましたが、挽回することはできました。前回は岡本選手に絡むことができましたが、練習からこんなに遅いとは思わなかったので改善する必要があると思っています」
- 3位 高木悠帆(MYST KK-SⅡ)
-
「S-FJは2戦目ですが前回は雨だったのでドライのレースは初めてでした。めちゃくちゃ緊張しました。ミスしまくりで、練習でもまとまらないのにレースになると余計にだめですね。一度2位に上がりましたが、押さえようにも向こう(佐藤選手)の方が一枚上でした。そのまま3位で終わりました。次に向けて課題も見つけたので頑張りたいと思います。今年のレースは全部出ます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
JAF-F4地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で決勝を行い、元嶋成弥(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が10周・21分4秒024で優勝した。
フォーメーションラップは午後12時20分に始まった。ここでは予選2位の宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS)がグリッドから離れることができず、ピットスタートとなる。
11台となったスタートは前のグリッドが空いた予選3位の元嶋成弥(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が好スタート。ポールポジションの鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)に並びかけ1コーナーまでにインからトップに躍り出た。予選6位から吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)が3位に付ける。4位には三井優介(ecobest☆ハンマーR疾風)が、5位には植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が、6位には米谷浩(KK・ヨネタニ)が続く。
トップに立った元嶋は1周目には2位鈴木を1秒1離すと2周目にはその差を1秒2と広げる。しかし鈴木も負けじと4周目にはこのレースのファステストラップとなる2分5秒897をたたきだしトップ元嶋に急接近、5周目にはその差を0秒6とする。
予選では元嶋より0秒6速いタイムを刻んだ鈴木がその勢いで元嶋を抜き去ると思われたが、「予選の時より路面状況が変ってしまって……」と元嶋を追い切れない。6周目には逆に元嶋が鈴木の差を0秒7とすると、最後は「余裕でした」とその差をさらに広げ10周を回って優勝を飾った。
3位でレースを始めた吉田は上位2台には大きく離されたが4位以下よりはペースがよく単独走行。このままの順位でゴールした。「バトルがなかったのでちょっとつまらなかった」というものの、それでも急遽出場が決まって3位に入り、楽しい週末を過ごせたようだ。
4位には予選10位から徐々に順位を上げたハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)が、5位にはピットスタートから追い上げた宮下が、6位には植田が入った。
第2戦は4月25日、ツインリンクもてぎに舞台を移し、決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap |
| 1 | 8 | 岡本 大地 | FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 22'29.307 | - | - |
| 2 | 56 | 佐藤 巧望 | MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 | 22'39.768 | 10.461 | 10.461 |
| 3 | 61 | 高木 悠帆 | MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 | 22'42.528 | 13.221 | 2.760 |
| 4 | 68 | 冨田 自然 | MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 | 22'42.957 | 13.650 | 0.429 |
| 5 | 38 | 上野 大哲 | SACCESS RACING ES MYST KK-S2 | 22'44.105 | 14.798 | 1.148 |
| 6 | 15 | 小松 響 | Rn-sports・OKABE・KKSⅡ MYST KK-S2 | 22'49.405 | 20.098 | 5.300 |
| 7 | 59 | 森山 冬星 | DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 | 22'49.552 | 20.245 | 0.147 |
| 8 | 18 | 西村 和真 | WEST 19J WEST 19J | 22'49.867 | 20.560 | 0.315 |
| 9 | 69 | 鶴岡 秀麿 | MYST・ゼンカイレーシング・KK-S II MYST KK-S2 | 22'52.659 | 23.352 | 2.792 |
| 10 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ TOKYO R&D RD10V | 22'55.497 | 26.190 | 2.838 |
| 11 | 11 | 三島 優輝 | Rn-Sports制動屋KKS2 MYST KK-S2 | 22'57.289 | 27.982 | 1.792 |
| 12 | 33 | 伊藤 慎之典 | テイクファースト&チャリ走!10V TOKYO R&D RD10V | 22'58.431 | 29.124 | 1.142 |
| 13 | 51 | 岸本 尚将 | FortuneWorks ABBEY RACING MYST KK-S2 | 23'04.054 | 34.747 | 5.623 |
| 14 | 50 | 新原 光太郎 | Ride on Dream TOKYO R&D RD10V | 23'06.489 | 37.182 | 2.435 |
| 15 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 23'07.165 | 37.858 | 0.676 |
| 16 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 23'14.215 | 44.908 | 7.050 |
| 17 | 70 | 南部 和哉 | Leprix Sport KK-SⅡ MYST KK-S2 | 23'15.084 | 45.777 | 0.869 |
| 18 | 0 | 夕田 大助 | LAPS MYST KK-S2 | 23'18.732 | 49.425 | 3.648 |
| 19 | 24 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 23'48.028 | 1'18.721 | 29.296 |
| 20 | 54 | 山田 健 | nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V | 23'59.512 | 1'30.205 | 11.484 |
| 21 | 6 | 小合 将司 | LOVCAドラテクTN・KK-S2 MYST KK-S2 | 24'14.018 | 1'44.711 | 14.506 |
| 22 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 24'25.916 | 1'56.609 | 11.898 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- Fasetst Lap: CarNo.8 岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ) 2'14.738 (5/10) 155.154km/h
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Time | Behind | Gap |
| 1 | 13 | | | 元嶋 成弥 | 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ | 21'04.024 | - | - |
| 2 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファースト★C72制動屋 F108 | 21'05.054 | 1.030 | 1.030 |
| 3 | 12 | | | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS | 21'18.463 | 14.439 | 13.409 |
| 4 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 21'21.038 | 17.014 | 2.575 |
| 5 | 2 | | | 宮下 源都 | 佐藤製作所★KK-ZS KK-ZS | 21'23.739 | 19.715 | 2.701 |
| 6 | 11 | | | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 21'25.339 | 21.315 | 1.600 |
| 7 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ RK-01 | 21'28.605 | 24.581 | 3.266 |
| 8 | 77 | | | 久保 宣夫 | ASジャパン・MYST・制動屋 F-4 | 21'33.114 | 29.090 | 4.509 |
| 9 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK RD10W | 21'51.508 | 47.484 | 18.394 |
| 10 | *20 | | | 三井 優介 | ecobest☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 21'55.772 | 51.748 | 4.264 |
| 11 | 86 | H | 1 | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ SK97 | 21'59.113 | 55.089 | 3.341 |
| 12 | 8 | | | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ F301 | 22'03.494 | 59.470 | 4.381 |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.43 鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋) 2'05.897 (4/10) 166.050km/h
- CarNo.20は、鈴鹿クラブマンシリーズ規則書第54条5)(スタート手順)違反により、競技結果に30秒を加算した。
スーパーFJ地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が2分14秒080でポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時10分より20分間で行われた。
予選を圧倒したのは昨年全勝でこのシリーズのチャンピオンを獲得した岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)。今年も鈴鹿シリーズに参戦。4周目に早くも2分14秒965と2位以下を大きく離しトップに躍り出ると周回ごとにタイムアップ、6周目には14秒080までタイムを縮めた。
岡本は「練習では13秒台が出ていた」とここからさらにアタックを継続するもデグナーでコースアウトしコース上に砂利をまいたマシンがあったため、自身もコースアウト。これ以上のタイムアップは望めなかったが、このタイムで悠々と開幕戦のポールポジションを獲得した。
岡本以下のドライバーも終盤でのタイムアップをもくろんでいたが、この砂利のためデグナーでブレーキをロックするマシンが続出。上位進出ができなかった有力ドライバーも多くいたようだ。
2位には走路外走行でベストタイムを抹消されながらも佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)が入り、3位には悪化したコースコンディションのなか最終周にタイムを縮めた高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が入った。
決勝は午後2時45分より10周で行われる。今シーズンのヨコハマタイヤはタレも少ないようで、毎周全開アタックでの争いが見られそうだ。何事も無ければ岡本が逃げ切り優勝を飾る可能性が高い。2位の佐藤、3位の高木がどこまで食い下がれるか、また下位に沈んだ実力のあるドライバーの追い上にも注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
JAF-F4地方選手権シリーズ第1戦は28日、鈴鹿サーキットクラブマンレース第1戦で公式予選を行い、鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)が2分4秒638でポールポジションを獲得した。
開幕戦となった鈴鹿サーキットには12台とこのシリーズとしては多くのエントラントが集まった。公式予選は午前8時より冷え込んだ曇り空のもと20分で行われた。
予選は、久しぶりにF4をドライブした鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)が好調。「練習からマシンが決まってた」と4周目に2分5秒925でリーダーに躍り出るとここから周回ごとにタイムを縮め、7周目には4秒638をたたき出す。「ポールは五分五分で取れると思ってた」とうれしい初ポールポジションを獲得した。
F4初登場の宮下源都(佐藤製作所★KK-ZS)は8周目に2分4秒628とタイムを伸ばすもわずか0秒172届かず2位、3位には元嶋成弥(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)が入った。
決勝は午後12時20分より10周で行われる。「スタートでストールしなければ……」という鈴木が1コーナをトップで抜けられれば優勝が見えてくる。予選2位の宮下との争いに注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 岡本 大地 | FTK・レヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 2'14.080 | - | - | 155.916 |
| 2 | 56 | 佐藤 巧望 | MYST.KK-SII.制動屋 MYST KK-S2 | 2'14.919 | 0.839 | 0.839 | 154.946 |
| 3 | 61 | 高木 悠帆 | MYST KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'15.007 | 0.927 | 0.088 | 154.845 |
| 4 | 68 | 冨田 自然 | MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport香川 MYST KK-S2 | 2'15.082 | 1.002 | 0.075 | 154.759 |
| 5 | 38 | 上野 大哲 | SACCESS RACING ES MYST KK-S2 | 2'15.148 | 1.068 | 0.066 | 154.684 |
| 6 | 15 | 小松 響 | Rn-sports・OKABE・KKSⅡ MYST KK-S2 | 2'15.449 | 1.369 | 0.301 | 154.340 |
| 7 | 69 | 鶴岡 秀麿 | MYST・ゼンカイレーシング・KK-S II MYST KK-S2 | 2'15.487 | 1.407 | 0.038 | 154.297 |
| 8 | 59 | 森山 冬星 | DIXCEL☆ROYAL/MYST MYST KK-S2 | 2'15.636 | 1.556 | 0.149 | 154.127 |
| 9 | 18 | 西村 和真 | WEST 19J WEST 19J | 2'15.650 | 1.570 | 0.014 | 154.111 |
| 10 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ TOKYO R&D RD10V | 2'15.988 | 1.908 | 0.338 | 153.728 |
| 11 | 11 | 三島 優輝 | Rn-Sports制動屋KKS2 MYST KK-S2 | 2'16.050 | 1.970 | 0.062 | 153.658 |
| 12 | 33 | 伊藤 慎之典 | テイクファースト&チャリ走!10V TOKYO R&D RD10V | 2'16.106 | 2.026 | 0.056 | 153.595 |
| 13 | 50 | 新原 光太郎 | Ride on Dream TOKYO R&D RD10V | 2'16.260 | 2.180 | 0.154 | 153.421 |
| 14 | 51 | 岸本 尚将 | FortuneWorks ABBEY RACING MYST KK-S2 | 2'16.485 | 2.405 | 0.225 | 153.168 |
| 15 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 2'17.084 | 3.004 | 0.599 | 152.499 |
| 16 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 2'17.219 | 3.139 | 0.135 | 152.349 |
| 17 | 0 | 夕田 大助 | LAPS MYST KK-S2 | 2'17.645 | 3.565 | 0.426 | 151.878 |
| 18 | 70 | 南部 和哉 | Leprix Sport KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'18.432 | 4.352 | 0.787 | 151.014 |
| 19 | 24 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 2'21.994 | 7.914 | 3.562 | 147.226 |
| 20 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 2'22.688 | 8.608 | 0.694 | 146.510 |
| 21 | 54 | 山田 健 | nutecレプリRD10V TOKYO R&D RD10V | 2'22.863 | 8.783 | 0.175 | 146.330 |
| 22 | 6 | 小合 将司 | LOVCAドラテクTN・KK-S2 MYST KK-S2 | 2'24.920 | 10.840 | 2.057 | 144.253 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'55.069)予選通過 ---- |
- CarNo.56は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第58条5)(走路外走行)により、ベストタイム(2'14.637)を抹消した。
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2021/02/28) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 JAF F4選手権 Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファースト★C72制動屋 F108 | 2'04.638 | - | - | 167.727 |
| 2 | 2 | | | 宮下 源都 | 佐藤製作所★KK-ZS KK-ZS | 2'04.810 | 0.172 | 0.172 | 167.496 |
| 3 | 13 | | | 元嶋 成弥 | 佐藤製作所★TOMEI★ミスト TT104ZZ | 2'05.305 | 0.667 | 0.495 | 166.835 |
| 4 | 11 | | | 植田 正幸 | Rnsports制動屋KKZS KK-ZS | 2'05.709 | 1.071 | 0.404 | 166.298 |
| 5 | 20 | | | 三井 優介 | ecobest☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 2'06.094 | 1.456 | 0.385 | 165.791 |
| 6 | 12 | | | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI KK-ZS | 2'06.454 | 1.816 | 0.360 | 165.319 |
| 7 | 8 | | | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ F301 | 2'06.487 | 1.849 | 0.033 | 165.275 |
| 8 | 77 | | | 久保 宣夫 | ASジャパン・MYST・制動屋 F-4 | 2'07.034 | 2.396 | 0.547 | 164.564 |
| 9 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ RK-01 | 2'07.539 | 2.901 | 0.505 | 163.912 |
| 10 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ 疾風(ハヤテ) | 2'08.183 | 3.545 | 0.644 | 163.089 |
| 11 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK RD10W | 2'09.236 | 4.598 | 1.053 | 161.761 |
| 12 | 86 | H | 1 | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ SK97 | 2'11.494 | 6.856 | 2.258 | 158.982 |
アルナージュレーシングは11日、今シーズンの体制を発表した。引き続きスーパーGT300クラスにメルセデスベンツAMG GT3で参戦し、ドライバーはレギュラーの加納政樹に加え、新たにスーパーGT500/GT300クラスでチャンピオン経験のある柳田真孝が加入する。

- 伊藤宗治監督のコメント
-
「本日、2021シリーズの体制をようやく発表するに至りました。昨年の12月から紆余曲折ありましたが、今の我々にとっては、身に余るような体制ができたと喜んでおります。協力頂いた多くの方々に感謝します」
「今シーズンArnage Racingの目標はただ一つ、Cクラスからの脱却です。考えるところは諸々ありますが、そのためのレース体制、及びメンテナンス体制についても、ほぼ、満足のいくものになりつつあります。」
「ひとつ残念な事は、また今年もエンジニアに返り咲くことが出来なかったところです(笑)。今シーズンも、より一層応援の程宜しくお願いいたします」
Arnage Racing
2021年2月10日
2月10日付け日本自動車連盟(JAF)の公示を受け、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)2021年シーズンの開催スケジュールと新体制についてお知らせいたします。
スタートから2年目を迎える2021年シーズンのフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップは、運営組織/事務局の体制を一新し、6月26-27日に岡山国際サーキットで開幕、FIA 世界耐久選手権富士6時間耐久レースを含む全5大会14戦の開催を予定しています。
国際自動車連盟(FIA)の主導によりF1を頂点として再編成されたフォーミュラ・レースのピラミッドの中にあるフォーミュラ・リージョナル(FR)は、ドライバーがカートからFIA-F4、FIA-FR、FIA-F3、FIA-F2、そして最後にFIA-F1世界選手権を目指すステップの指針となり、若手ドライバー育成において大変重要な役割を果たします。
また同時に、日本では昨年に引き続き50歳以上のジェントルマン・ドライバーを対象としたマスターズ・クラスを設け、サーキット走行のために作られたレース専用マシンによるドライビング技術向上の場を提供します。

*2020年9月第3ラウンド富士スピードウェイにて撮影
◆レースカレンダー
| レース | 日程 | 開催サーキット | 大会名 |
1 2 3 | 6/26-27 | 岡山国際サーキット | 2021 OKAYAMA チャレンジカップレース第4戦 |
4 5 6 | 8/21-22 | スポーツランドSUGO | 021 SUGO チャンピオンカップレースシリーズRd.5 |
7 8 9 | 9/4-5 | ツインリンクもてぎ | 2021 もてぎチャンピオンカップレース第4戦 |
10 11 12 | 9/25-9/26 | 富士スピードウェイ | 2021 FIA 世界耐久選手権 第5戦 富士6時間耐久レース |
13 14 | 12/11-12 | 鈴鹿サーキット | 2021 鈴鹿クラブマンレース FINAL |
◆運営組織
| 代表法人/運営事務局 | ニューパシフィックスポーツマーケティング株式会社 |
| コンストラクター | 株式会社童夢 |
| 運営協力/提携 | 株式会社日本レースプロモーション |
| 事務局長 | 小林泰司(NPSM) |
| レースディレクター | 宮沢紀夫(JRP派遣) |
| テクニカルデレゲート | 堀拓也(JRP派遣) |
| ドライビングアドバイザー | 加藤寛規 |
| シリーズ審査委員長 | 古河宏 |
| コンストラクター代表 | 松村晃行(童夢) |
| プロデューサー | 臼井里会(童夢) |
| 事務局 | ニューパシフィックスポーツマーケティング株式会社 |
尚、運営事務局変更に関連し、公式ウェブサイトおよび公式SNSの各アドレス/アカウントが下記のとおり変更になっております。
- 公式ウェブサイト https://www.frj.jp/
-
- 公式Twitter https://twitter.com/FRJapanese/
-
- 公式Facebook https://www.facebook.com/FormulaRegionalJP/
-
- 公式Instagram https://www.instagram.com/frjapanese/
-
また、今後は音声SNSのClubhouseなども活用し、本シリーズの魅力をお伝えしていく予定です。現在、コントロールタイヤ年間5セット提供等の特典付き早期年間エントリーを受付中、シーズン最初の合同テストは、3月22日(月)富士スピードウエイにて開催予定です。
FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP 事務局

RiNoA Racing project『群馬トヨペットTeamRiNoA』は2021年シーズンは昨年と同じくS-FJもてぎシリーズと日本一決定戦に出場致します。
昨シーズンはチームのデビューイヤーで全てが初めて尽くしではありましたが、もてぎシリーズ3位と日本一決定戦3位と最低限の結果を出すことが出来ました。
そして今シーズンは新たにレーシングカートからステップアップした佐藤樹を起用し、チーム初のシリーズチャンピオンを目指します。
本年度も皆様のご支援・ご声援宜しくお願い致します。
参戦概要&コメント
- ドライバー 佐藤 樹
-
2021年は、「RiNoA racing project」から茂木チャンピオンカップレース、スーパーFJクラスに参戦します! このような時期にこのような環境でレースができることに感謝しています。シリーズチャンピオンを獲得出来るように頑張りたいと思います! 応援よろしくお願いします!
- チーム代表 里見乃亜
2021シーズンもカートからステップアップした若手の佐藤をドライバーに迎え入れ、昨年同様にS-FJシリーズ参戦出来る事を嬉しく思います。将来を担う若手ドライバーの育成として今シーズンも全戦全力で戦いますので、応援宜しくお願い致します。
参戦概要
| 参戦クラス | S-FJ もてぎシリーズ・日本一決定戦 |
| エントラント名 | RiNoA Racing project |
| チーム代表 | 里見 乃亜 |
| 車両名称 | 群馬トヨペットTeam RiNoA |
| カーナンバー | 81 |
| 車両メンテナンス | NRS |
| 使用オイル | Moty’s |
| ドライバー | 佐藤 樹 |
RiNoA Racing project
日本モータースポーツ記者会(JMS、会長:高橋二朗)が毎年顕著な活躍をした選手に贈るJMSアワードが発表され、2020年はアワードに、FIA F2選手権で活躍し今季のF1シートを獲得した角田裕毅選手、特別賞には、世界耐久選手権チャンピオンを獲得した小林可夢偉選手、2度目のインディ500制覇を果たした佐藤琢磨選手が選ばれた。
- 角田裕毅選手のコメント
-
「2018 年のJMS モータースポーツナイトにて期待の若手ドライバーとしてご紹介いただいたのに続き、今回は栄誉あるJMS アワードをいただくことになりましてありがとうございます。2016 年に日本で四輪レースにデビューしてから昨年までの積み重ねで今シーズンはScuderia AlphaTauriからF1にフル参戦することになりましたが、これもみなさまが応援してくださったおかげでもあります。日本におけるモータースポーツの人気・知名度をより高めるためにもプレシーズンテストから頑張っていきますので、引き続きご注目お願いします」
- 小林可夢偉選手のコメント
-
「このたびは特別賞をありがとうございます。昨シーズンは長いシーズンとなりましたが、チーム、パートーナー、応援してくださったファンのみなさまのおかげで世界チャンピオンを獲ることができました。これからも世界のレースにチャレンジして、ファンのみなさまや日本の若いドライバーたちに、希望や勇気を与えられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いいたします」
- 佐藤琢磨選手のコメント
-
「このたびはJMS アワード特別賞受賞という栄誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。昨年は、インディ500での2度目の勝利をつかむことができ、応援してくださったすべての方々に、改めて心から感謝申し上げます。ディフェンディングチャンピオンとして再び挑むことができる今年のインディ500、連覇を最大の目標として、チーム一丸となって頑張ります。モータースポーツ記者会のみなさんにも協力していただきながら、日本を盛り上げていきたいです」
スーパー耐久機構(STO)は、首都圏を中心に発出された緊急事態宣言を受け、23日決勝の第6戦鈴鹿大会を中止としたが、その代替戦を行わないと26日に発表した。
STOの事務局⻑桑⼭晴美氏は「2020年最終戦中⽌については、私共はもちろんですが、多くのチームが⼤変悔しく残念な思いを抱いていたと存じます。しかし様々な状況を鑑み、全チームとWEBミーティングも⾏い、5戦開催できたことをポジティブに捉え、2021年シリーズに向け気持ちを切り替えて準備を進めていくことにいたしました。2020年シーズンは様々な条件下における開催等、これまでに経験をしたことのない中シリーズを進めてまいりましたが、⽀えてくださったエントラントの皆様、ご関係者様、ファンの皆様、サーキット、オフィシャルの皆様に⼼より感謝いたします。そして、新型コロナウイルスにより影響を受けた全ての皆様に⼼よりお⾒舞いを申し上げます。少しでも早くこのウイルスが収束し、モータースポーツ界もこれまで以上に盛り上がっていくよう願っております」と代替戦中止の経緯を語った。
これにより2020シーズンのシリーズは第5戦で終了。ランキングは5戦までの順位で、ST-XクラスはMercedes-AMG Team HIRIX Racingが、ST-ZクラスはENDLESS SPORTSが、ST-TCRクラスはFloral Racing with UEMATSUが、ST-3クラスはTRACY SPORTSが、ST-4クラスはC.S.I Racingが、ST-5クラスはJ'S RACINGがチャンピオンを獲得することとなった。
なお、ST-1とST-2クラスは第6戦開催のいかんにかかわらず、第5戦終了時点でROOKIE RACINGがチャンピオンを獲得している。
2021シーズンは2月27日に公式テストが富士スピードウェイで、3月21日にツインリンクもてぎで第1戦の決勝が行われる予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
競争女子選手権KYOJO CUPを運営するKYOJO CUP事務局は、2月22日に2021年度に同選手権に参加する女性ドライバーのオーディションを行うと発表した。
同選手権が合同オーディションを開催するのは初。締め切りは2月11日とのことだ。詳細は以下リリースにて。
スポーツ庁の後援を受け、女性ドライバーのみで争われるプロレースシリーズ「KYOJO CUP」は、2021シーズンに新規参戦するドライバーとチームを繋げる合同オーディションを開催いたします。
新型コロナウィルス感染拡大の影響によるスケジュール変更で、1月30日(土)に2020シーズンの最終戦をむかえるKYOJO CUP SUPPORTED BY MUSEE PLATINUM(株式会社インタープロトモータースポーツ主催)は、初の文部科学大臣賞受賞者が決定します。
文部科学大臣賞は、芸術的・文化的に優れているもの、またはスポーツで顕著な成績を収めたものに対して贈られる賞です。
「運転技術の競い合いを、スポーツとしてまっすぐに取り組む女性たちの闘いの場」という、KYOJO CUPが掲げるテーマをご理解いただき、今回このような栄誉ある賞をいただけることになりました。
4年目を迎えたKYOJO CUPはミュゼプラチナム様のご協賛により環境が整い、全日本F3選手権での優勝経験をもつ三浦愛選手をはじめ国内トップ女子ドライバーが集結し、男性顔負けの見ごたえあるレースを繰り広げています。
5年目となる2021シーズンは、新たな参戦選手とチームを迎え入れて、よりハイレベルな女性レースシリーズに発展させていきます。
そのために今回、初の合同オーディションを開催いたします。
【開催概要】
- 開催時期:2月22日(月)
- 開催場所:富士スピードウェイ
- オーディション内容:書類選考を経て実技審査
- 参加条件:女性(年齢不問) JAF国内Aライセンス所持又は取得予定者
- 応募締め切り:2月11日(木)
参加ご希望の選手とチームは、KYOJO CUP事務局へご応募・お問い合わせください。
文部科学大臣賞に輝くシリーズチャンピオン決定の瞬間は、1月30日にYouTubeでライブ配信されます。是非ご覧ください。
KYOJO CUP オフィシャルYouTube チャンネル
【ご応募・お問合せ先】
KYOJO CUP事務局 内山 uchiyama@kyojocup.jp
KYOJO CUP事務局
ドリームレーシングプロジェクトは19日、富士スピードウェイの特設会場で29日にeスポーツのインタープロトeシリーズ特別戦を開催すると発表した。以下、プレスリリース。
eスポーツというワードが世間一般に認知し始められ「eスポーツは本当にスポーツなのか?」という議論も当初はありましたが、エレクトリック・スポーツ(競技)として、国体では競技種目の一つとして採用され、オリンピックでも競技候補となっています。
これら活況となりつつあるeスポーツのメインは“ゲーム”でありますが、リアルのスポーツを仮想空間で限りなく再現した新しいカタチのeスポーツがこのインタープロトeシリーズ(IPeS)です。
2019年に初めてシリーズとして年間5大会開催し、延べ130名のプレイヤーが参加しました。この初代チャンピオンは、リアルプロレーサーと仮想空間で対戦し惜しくも敗れました。
リアルプロレーサーが勝利を収めたということは、IPeSが現実に限りなく近いという証明にもなりました。
この結果により、2020年は参加者は減ったものの競技レベルはさらに上がり、年間8大会開催しリアルプロレーサーとの対決権利を3名のプレイヤーが獲得しました。
この内1名はリアルでもレースに参戦しているリアルレーサーです。
徐々にリアルとバーチャルの境目がなくなりつつあるIPeSは、プロeスポーツを目指します。
*開催概要*
- 【日時】2021年1月29日(金)17:00~18:00
- 【場所】富士スピードウェイ内特設会場
-
- 【参戦選手】
- - OKADA選手(2020 IPeSチャンピオン)
- - KIMURA選手(2020 IPeS 2位)
- - MUTO選手(Access Racing Simulator Cup 2020チャンピオン)
- - TSUBOI選手(インタープロトシリーズプロドライバー代表・ディフェンディングチャンピオン)
- 【シミュレータ筐体】Accessレーシングシミュレータ
- 【シミュレータソフト】アセットコルサ日本語PC版
- 【マシンMOD】IPS kuruma 202X
- 【コースMOD】富士スピードウェイ2020
- 【予選】スーパーラップ方式
- 【決勝レース】ローリングスタート+8周
- 【賞典】インタープロトkuruma実車テスト走行+¥100,000-(プロレーサーが買った場合は、賞金¥500,000-)
当日は富士スピードウェイ特設会場よりYouTubeライブ配信予定です。
https://youtu.be/UBhYOgrwdV0
また予選のスーパーラップは、Twitterでの投票で出走順を決定いたします。
https://twitter.com/xyzstaff
リアルプロドライバーとトップシムレーサーの対決をお楽しみに!!
- IPeSオフィシャルサイト
- https://ipes.xyz-one.jp/
Dream Racing Project (DRP)
スーパー耐久機構(STO)と鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティーランドは13日、今月23日に行われる「ピレリスーパー耐久シリーズ2020第6戦鈴鹿S耐」の中止を発表した。
本日、三重県の隣県、愛知県と岐阜県に緊急事態宣言が発令され、同レースの行われる三重県も独自の警戒宣言を発出する意向を固めている。このためSTOは「皆様の健康と安全を第一に準備を進めてまいりましたが、新型コロナウイルスの感染状況と緊急事態宣言が発令された現在の社会状況を受け、2021年1月12日(火)、主催者である鈴鹿サーキットと協議の上、本大会の開催を見送る事を決定いたしました」と、また鈴鹿サーキットも「本日午後3時に、新型コロナウイルスの感染拡大により、近隣府県から緊急事態宣言が要請された社会状況を受け、お客様および関係者の皆様の安全・安心を最優先に考慮し、開催中止を決定いたしました」とのリリースを発表した。
レースに続き24日には来シーズンから採用されるハンコックタイヤのテストも行われる予定だったが、こちらは延期されるものと思われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/25) Total Testing Weather: Course:
2020 SUPER FORMULA Round 101 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team Engine | Session1 Session2 Session3 Session4 | Time | Behind |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.706 1'20.487 *1'20.120 1'20.247 | 1'20.120 | - |
| 2 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | *1'20.338 1'20.954 1'20.507 1'20.713 | 1'20.338 | 0.218 |
| 3 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | *1'20.501 1'20.802 1'20.914 1'20.820 | 1'20.501 | 0.381 |
| 4 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.962 1'20.648 1'21.145 *1'20.505 | 1'20.505 | 0.385 |
| 5 | 51 | 松下 信治 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | - - *1'20.755 1'21.026 | 1'20.755 | 0.635 |
| 6 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.973 1'20.838 1'20.844 *1'20.757 | 1'20.757 | 0.637 |
| 7 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.393 1'21.441 1'21.308 *1'20.816 | 1'20.816 | 0.696 |
| 8 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.853 *1'20.850 1'21.348 1'20.887 | 1'20.850 | 0.730 |
| 9 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.588 *1'20.935 1'21.205 1'21.428 | 1'20.935 | 0.815 |
| 10 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'22.013 1'21.520 1'21.010 *1'20.981 | 1'20.981 | 0.861 |
| 11 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.404 1'21.252 *1'21.061 1'21.183 | 1'21.061 | 0.941 |
| 12 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.588 1'21.592 1'21.659 *1'21.082 | 1'21.082 | 0.962 |
| 13 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.380 1'21.433 1'21.294 *1'21.127 | 1'21.127 | 1.007 |
| 14 | 7 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.704 1'22.010 1'21.397 *1'21.190 | 1'21.190 | 1.070 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | - *1'21.434 1'21.845 1'21.567 | 1'21.434 | 1.314 |
| 16 | 18 7 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.108 *1'21.560 1'21.645 1'21.896 | 1'21.560 | 1.440 |
| 17 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'23.389 1'22.186 *1'22.117 1'23.502 | 1'22.117 | 1.997 |
| 18 | 14 | 河野 駿佑 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'23.003 - - *1'22.542 | 1'22.542 | 2.422 |
| 19 | 51 | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | *1'24.571 - - - | 1'24.571 | 4.451 |
| 20 | 51 | DRAGON | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | - *1'25.580 - - | 1'25.580 | 5.460 |
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/23) Official Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.247 | - | - | 204.703 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.505 | 0.258 | 0.258 | 204.047 |
| 3 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.713 | 0.466 | 0.208 | 203.521 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.757 | 0.510 | 0.044 | 203.410 |
| 5 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.816 | 0.569 | 0.059 | 203.262 |
| 6 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.820 | 0.573 | 0.004 | 203.252 |
| 7 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'20.887 | 0.640 | 0.067 | 203.083 |
| 8 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'20.981 | 0.734 | 0.094 | 202.848 |
| 9 | 51 | 松下 信治 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'21.026 | 0.779 | 0.045 | 202.735 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.082 | 0.835 | 0.056 | 202.595 |
| 11 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.127 | 0.880 | 0.045 | 202.483 |
| 12 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.183 | 0.936 | 0.056 | 202.343 |
| 13 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.190 | 0.943 | 0.007 | 202.325 |
| 14 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.428 | 1.181 | 0.238 | 201.734 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.567 | 1.320 | 0.139 | 201.390 |
| 16 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.896 | 1.649 | 0.329 | 200.581 |
| 17 | 14 | 河野 駿佑 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'22.542 | 2.295 | 0.646 | 199.011 |
| 18 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'23.502 | 3.255 | 0.960 | 196.723 |
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/23) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.120 | - | - | 205.027 |
| 2 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.507 | 0.387 | 0.387 | 204.042 |
| 3 | 51 | 松下 信治 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'20.755 | 0.635 | 0.248 | 203.415 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.844 | 0.724 | 0.089 | 203.191 |
| 5 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.914 | 0.794 | 0.070 | 203.016 |
| 6 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.010 | 0.890 | 0.096 | 202.775 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.061 | 0.941 | 0.051 | 202.647 |
| 8 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'21.145 | 1.025 | 0.084 | 202.438 |
| 9 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.205 | 1.085 | 0.060 | 202.288 |
| 10 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.294 | 1.174 | 0.089 | 202.067 |
| 11 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.308 | 1.188 | 0.014 | 202.032 |
| 12 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.348 | 1.228 | 0.040 | 201.932 |
| 13 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.397 | 1.277 | 0.049 | 201.811 |
| 14 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.645 | 1.525 | 0.248 | 201.198 |
| 15 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.659 | 1.539 | 0.014 | 201.163 |
| 16 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.845 | 1.725 | 0.186 | 200.706 |
| 17 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'22.117 | 1.997 | 0.272 | 200.041 |
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)は21日と22日の両日、富士スピードウェイで来シーズンに向けた3回の公式合同テストを行った。総合では今シーズンのSFLチャンピオン宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)がトップタイムを記録、2回目にトップタイムを記録した三宅淳詞(Rn-sports)が総合でも2位に付けた。
公式合同テストは21日に2セッション、22日に1セッションが行われた。
今シーズンのシリーズチャンピオンを獲得した宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)は、1回目と3回目に参加。3回目のタイム1分32秒360で総合トップに立った。宮田は22日、23日に行われるスーパーフォーミュラ(SF)のテストにも参加しており、来シーズンはこのSFにステップアップするものと思われる。
このテストで周囲を驚かせたのはSFL初ドライブの三宅淳詞(Rn-sports)。宮田が欠席した2回目にはトップタイムを記録。1回目と3回目も宮田に次ぐ2位に付けた。三宅は三重県伊勢市出身の21歳。2018年に鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)を首席で卒業、2019年はFIA-F4選手権でライキング2位を獲得。今シーズンはマックスレーシングからスーパーGT300クラスに参戦していた。来シーズンのSFL参戦に向け大きく前進した。
総合3位には金丸悠(B-MAX RACING TEAM)が入った。金丸は一昨年にも前身の全日本F3に参戦し、ランキング5位。来シーズンの復帰に期待したい。
総合4位には20日にSFL初優勝を果たした小高 一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)が入った。来リーズンも継続参加すると思われ、チャンピオン候補に上げられるだろう。
総合5位には河野駿佑(RS FINE)。SFのテストにも搭乗しており、SFL継続参戦かSFにステップアップするか注目だ。
総合6位は今シーズンFIA-F4を圧倒してチャンピオンを獲得した平良響(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)が入った。SFL参戦は確実と思われる。
スーパーGT500に参戦する佐々木大樹(B-MAX RACING TEAM)は7位、今シーズンFIA-F4で2勝を飾った平木玲次(B-MAX ENGINEERING)は8位、一昨年のFIA-F4チャンピオンで今シーズンはフランスFIA-F4に参戦していた佐藤蓮(TODA RACING)は9位に入った。佐々木はテストでの搭乗と思われ、平木と佐藤蓮の参戦は濃厚と思われる。
今シーズン後半からSFLをドライブした今田信宏(B-MAX RACING TEAM)と、今シーズンFIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの佐藤セルゲイビッチ(RS FINE)もテストに参加。そえれぞれ総合10位と11位でテストを終えている。
来シーズンのSFLはここ富士スピードウェイで4月3日に開幕する予定だ。
Text: Yoshinori OHNSIHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/22) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.487 | - | - | 204.093 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.648 | 0.161 | 0.161 | 203.685 |
| 3 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.802 | 0.315 | 0.154 | 203.297 |
| 4 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.838 | 0.351 | 0.036 | 203.206 |
| 5 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'20.850 | 0.363 | 0.012 | 203.176 |
| 6 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'20.935 | 0.448 | 0.085 | 202.963 |
| 7 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.954 | 0.467 | 0.019 | 202.915 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.252 | 0.765 | 0.298 | 202.171 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.433 | 0.946 | 0.181 | 201.722 |
| 10 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.434 | 0.947 | 0.001 | 201.719 |
| 11 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.441 | 0.954 | 0.007 | 201.702 |
| 12 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.520 | 1.033 | 0.079 | 201.506 |
| 13 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'21.560 | 1.073 | 0.040 | 201.408 |
| 14 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.592 | 1.105 | 0.032 | 201.329 |
| 15 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.010 | 1.523 | 0.418 | 200.302 |
| 16 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'22.186 | 1.699 | 0.176 | 199.873 |
| 17 | 51 | DRAGON | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'25.580 | 5.093 | 3.394 | 191.947 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/21-22) Total Testing Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 102 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Session1 Session2 Session3 Session4 | Time | Behind |
| 1 | 37A | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.587 - *1'32.360 | 1'32.360 | - |
| 2 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.754 1'32.595 *1'32.502 | 1'32.502 | 0.142 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.996 1'32.780 *1'32.710 | 1'32.710 | 0.350 |
| 4 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.061 *1'32.746 1'32.980 | 1'32.746 | 0.386 |
| 5 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.069 1'33.305 *1'32.829 | 1'32.829 | 0.469 |
| 6 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.154 1'33.227 *1'32.846 | 1'32.846 | 0.486 |
| 7 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'33.439 *1'32.899 1'33.061 | 1'32.899 | 0.539 |
| 8 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.659 1'33.275 *1'33.161 | 1'33.161 | 0.801 |
| 9 | 2 | 佐藤 蓮 | TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'33.446 *1'33.177 0'00.000 | 1'33.177 | 0.817 |
| 10 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'35.166 *1'34.126 1'34.212 | 1'34.126 | 1.766 |
| 11 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.102 1'35.223 *1'34.935 | 1'34.935 | 2.575 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/22) Official Testing 3 Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37A | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.360 | - | - | 177.856 |
| 2 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.502 | 0.142 | 0.142 | 177.583 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.710 | 0.350 | 0.208 | 177.185 |
| 4 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.829 | 0.469 | 0.119 | 176.958 |
| 5 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.846 | 0.486 | 0.017 | 176.925 |
| 6 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.980 | 0.620 | 0.134 | 176.670 |
| 7 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'33.061 | 0.701 | 0.081 | 176.516 |
| 8 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.161 | 0.801 | 0.100 | 176.327 |
| 9 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'34.212 | 1.852 | 1.051 | 174.360 |
| 10 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.935 | 2.575 | 0.723 | 173.032 |
公式&ルーキーテスト -RIJ- (2020/12/22) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.338 | - | - | 204.471 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'20.501 | 0.163 | 0.163 | 204.057 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.706 | 0.368 | 0.205 | 203.539 |
| 4 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'20.962 | 0.624 | 0.256 | 202.895 |
| 5 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'20.973 | 0.635 | 0.011 | 202.868 |
| 6 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.380 | 1.042 | 0.407 | 201.853 |
| 7 | 38 | 阪口 晴南 | JMS P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD01F | 1'21.393 | 1.055 | 0.013 | 201.821 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'21.404 | 1.066 | 0.011 | 201.794 |
| 9 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'21.588 | 1.250 | 0.184 | 201.338 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'21.588 | 1.250 | 0.000 | 201.338 |
| 11 | 1 | 宮田 莉朋 | VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD01F | 1'21.853 | 1.515 | 0.265 | 200.687 |
| 12 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD01F | 1'22.013 | 1.675 | 0.160 | 200.295 |
| 13 | 18 | 国本 雄資 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.108 | 1.770 | 0.095 | 200.063 |
| 14 | 7 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG TOYOTA TRD01F | 1'22.704 | 2.366 | 0.596 | 198.622 |
| 15 | 14 | 河野 駿佑 | ROOKIE RACING TOYOTA TRD01F | 1'23.003 | 2.665 | 0.299 | 197.906 |
| 16 | 50 | エナム・アーメド | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'23.389 | 3.051 | 0.386 | 196.990 |
| 17 | 51 | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM Honda M-TEC HR-417E | 1'24.571 | 4.233 | 1.182 | 194.237 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/21) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.595 | - | - | 177.405 |
| 2 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.746 | 0.151 | 0.151 | 177.116 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.780 | 0.185 | 0.034 | 177.051 |
| 4 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.899 | 0.304 | 0.119 | 176.824 |
| 5 | 2 | 佐藤 蓮 | TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'33.177 | 0.582 | 0.278 | 176.297 |
| 6 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.227 | 0.632 | 0.050 | 176.202 |
| 7 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.275 | 0.680 | 0.048 | 176.111 |
| 8 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.305 | 0.710 | 0.030 | 176.055 |
| 9 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'34.126 | 1.531 | 0.821 | 174.519 |
| 10 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.223 | 2.628 | 1.097 | 172.509 |
公式テスト -RIJ- (2020/12/21) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37A | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'32.587 | - | - | 177.420 |
| 2 | 10A | 三宅 淳詞 | Rn-sports | SPIESS A41 | 1'32.754 | 0.167 | 0.167 | 177.101 |
| 3 | 50 | 金丸 ユウ | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'32.996 | 0.409 | 0.242 | 176.640 |
| 4 | 36B | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.061 | 0.474 | 0.065 | 176.516 |
| 5 | 35A | 河野 駿佑 | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.069 | 0.482 | 0.008 | 176.501 |
| 6 | 51B | 佐々木 大樹 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'33.439 | 0.852 | 0.370 | 175.802 |
| 7 | 2 | 佐藤 蓮 | TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'33.446 | 0.859 | 0.007 | 175.789 |
| 8 | 13 | 平木 玲次 | B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'33.659 | 1.072 | 0.213 | 175.389 |
| 9 | 37C | 平良 響 | COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.154 | 1.567 | 0.495 | 174.467 |
| 10 | 51A | 今田 信宏 | B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'35.166 | 2.579 | 1.012 | 172.612 |
| 11 | 35B | 佐藤 セルゲイビッチ | RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.102 | 3.515 | 0.936 | 170.931 |
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦は20日、富士スピードウェイで決勝を行い、予選2位からスタートした坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が今季2勝目を飾った。また、5位に入った山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が3度目のシリーズチャンピオンを獲得した。(観客: 9,700人)
レース前に行われたウォームアップでは関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)のマシンが最終コーナーで炎上。このマシンの回収のため、フォーメーションラップは22分遅れの午後2時47分から行われた。2周行われたフォーメーションラップでは、タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE SF19)がスタートできず、さらに、シャルル・ミレッシ(Goldex Racing SF19)がスピンアウトしてマシンを降り、関口もグリッドに付けなかったため、17台でのスタートが切られた。
スタートでは蹴り出しの良かった予選2位の坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)がトップで1コーナーに向かう。素晴らしいスタートを切ったのは予選4位の松下信治(Buzz Racing SF19)で、3位に上がるとポールポジションの野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)をコカコーラーコーナーでアウトから捉え2位に躍り出た。3位には野尻が、4位には山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、5位には笹原右京(TEAM MUGEN SF19)、そして6位にはチャンピオンがかかってる平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が予選8位から上がってきた。
4周目、平川は笹原をパスして5位に上がり、チャンピオン争いをしている4位の山本を追う。
タイヤ交換が可能となる10周目には3位の野尻がピットイン。この周から11周目にかけて多くのドライバーもピットインしてタイヤ交換を行った。
15周目には山本がピットイン、先にピットインしていた平川の前でピットアウトするが、タイヤが冷えていたため、100Rからヘアピンにかけて平川の先行を許すこととなった。
しかしこのチャンピオンを賭けた直接対決は、オーバーテイクシステムを使った山本が17周目の1コーナーで平川をパス、再び前に出ることに成功した。
この時点でピットに入ってないのはトップの坪井と、最後尾スタートながら他車のピットインで2位に上がってきたニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)の2台のみ。
坪井は16周目にピットインすると、実質トップの2位でコースインした。
29周目には4位を走っていた野尻がタイヤトラブルによりヘアピンでマシンを止めリタイアした。
コースにとどまったキャシディはようやく30周目にピットイン。山本と平川の間に割り込む形でコースに復帰した。これで坪井は再び名実ともにトップに立ち、2位には松下が、3位には後方から追い上げてきた大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が続く。
34周目、キャシディがコカコーラコーナーで山本をパスして4位に浮上。35周目には大湯も松下をパスして2位に上がり、トップ坪井を追う。
トップ坪井は、残り周回も2位大湯の追撃を許さず、40周を走って今季2勝目を飾った。2位は大湯、3位には松下が入った。最後尾から追い上げたキャシディは4位に入った。
5位には山本が入り3度目のシリーズチャンピオンを決めた。山本を追い切れなかった平川は6位でレースを終えた。
また2位に入った大湯は、前戦での優勝なども評価されルーキーオブザイヤーを獲得した。
来シーズンは、ここ富士スピードウェイで4月3日に開幕。各サーキットを転戦し7戦が行われる予定だ。来シーズンも熱い戦いを期待したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
SUPER FORMULA Rd.7 -RIJ- (2020/12/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'13.803 | - | - |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'14.490 | 0.687 | 0.687 |
| 3 | 50 | 松下 信治 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'15.325 | 1.522 | 0.835 |
| 4 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'16.071 | 2.268 | 0.746 |
| 5 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'20.164 | 6.361 | 4.093 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'21.353 | 7.550 | 1.189 |
| 7 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'22.344 | 8.541 | 0.991 |
| 8 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'38.540 | 24.737 | 16.196 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'39.163 | 25.360 | 0.623 |
| 10 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'39.588 | 25.785 | 0.425 |
| 11 | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'43.372 | 29.569 | 3.784 |
| 12 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'44.299 | 30.496 | 0.927 |
| 13 | 64 | 大津 弘樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 56'44.769 | 30.966 | 0.470 |
| 14 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'54.296 | 40.493 | 9.527 |
| 15 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 40 | 56'55.122 | 41.319 | 0.826 |
| 16 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 40 | 57'17.746 | 1'03.943 | 22.624 |
| 17 | 12 | タチアナ・カルデロン | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 39 | 57'31.780 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 28 | 39'39.797 | 12Laps | 11Laps |
| - | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | | D.N.S | - | - |
| - | 51 | シャルル・ミレッシ | Goldex Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | | D.N.S | - | - |
- Fastest Lap: CarNo.6 福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19) 1'21.391 (40/40) 201.826km/h
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第17戦は20日、富士スピードウェイで決勝を行い、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が今季12勝目で、有終の美を飾った。
決勝は12時35分、快晴で太陽も高く上り気温、路面温度とも上がる中フォーメーションラップが始まった。
スタートではポールポジションの宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S)の蹴り出しが悪く、予選2位の阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)と予選3位の小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)に挟まれる形でこの2台の先行を許し1コーナーに向かう。しかし宮田は冷静にクロスラインを取りインにマシンを向けると、2コーナーでこの2台をパスし、一気にトップに躍り出た。2位には阪口が、3位には小高が続く。
トップに立った宮田はここから2位の阪口を背後に従えてレースは推移するが、6周目あたりからは、徐々に阪口を引き離し、15周を回って今季最後の優勝を飾った。2位には阪口が、3位には小高が入った。
4位争いは名取鉄平(TODA FIGHTEX)と河野駿佑(RS FINE K&N 320)の2人で繰り広げられていたが、名取が逃げ切り4位、5位には河野が入った。6位に入山翔(Albirex-RT)が続いた。
注目の本山哲(REBELLION Buzz 320)と山本左近(REBELLION Buzz 320)は、本山が7周を回ってピットインしリタイア。7位の山本はルッカ・アレン(Albirex-RT)を従えての苦しい争いとなったが、最後まで押さえきり元F1ドライバーの貫禄を見せた。アレンは8位でレースを終えている。
マスタークラスは総合でも9位に入ったDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が優勝した。
これで今シーズンの全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権はすべて終了。来シーズンは2021年4月3日、富士スピードウェイで開幕する予定だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
レべリオン全日本SFL選手権第15・16・17戦 -RIJ- (2020/12/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 17 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'15.334 | - | - |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 15 | 23'19.995 | 4.661 | 4.661 |
| 3 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'23.849 | 8.515 | 3.854 |
| 4 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 15 | 23'32.282 | 16.948 | 8.433 |
| 5 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 23'32.626 | 17.292 | 0.344 |
| 6 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 15 | 23'34.604 | 19.270 | 1.978 |
| 7 | 52 | | | 山本 左近 | REBELLION Buzz 320 B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 15 | 23'46.273 | 30.939 | 11.669 |
| 8 | 3 | | | ルッカ・アレン | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 15 | 23'46.580 | 31.246 | 0.307 |
| 9 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 15 | 23'56.738 | 41.404 | 10.158 |
| 10 | 51 | M | 2 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 15 | 23'57.237 | 41.903 | 0.499 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | 13 | | | 本山 哲 | REBELLION Buzz 320 B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 7 | 11'27.802 | 8Laps | 8Laps |
| - | 10 | M | - | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 1 | 2'29.610 | 14Laps | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320) 1'32.569 (8/15) 177.455km/h
- ポールポジション 野尻智紀(TEAM MUGEN)
-
「昨日から調子が良くて、ただ、朝走り出したらコンディションが変ったところがあって、少し調子を崩したところがありました。Q2はぎりぎりでQ3に進めて、アジャストもうまくいきましたし、クルマを信じて攻めるだけでした。クルマも答えてくれ、チームの皆さんもばたばたとたくさん仕事があった中、ノーミスでクリアしてくれました。チームの力を出し切れた予選だったのかと思います。セクター3を重視してましたが、走った感じではあまりよくなく、タイヤのグリップに任せた感じでしたね。チャンピオンって何なのか自分の中で、理解できていないんです。そんなに意識したくてもできないような感じもあって、普通のいつものレースみたいな感覚でいるので、自分の力をうまく出し切れそうです」
- 2位 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
-
「昨日からトップを取れるとかという次元ではなかったので、この結果は驚いています。19秒台が出るとは思っていませんでしたが、アタック自体はミス無くできました。練習から予選に向けてのアジャストはいい方向に進んでいたんだと感じています。ホンダ勢に食い込めていいアタックができたと思います」
- 3位 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
-
「Q3に向けていい組み立てができたと思います。今週末から走り始めてチーム無限は頭一つ二つ抜けてるような好調さが見えたので、彼らに追いつくことは難しいなと感じていました。終わってみれば勝つことはできませんでしたが、笹原選手の前には出られたので、ダンディライアンとしてはいいリカバリーができたのかと思います。野尻選手のポールをとる力は本当にすごですね。負けた悔しさを決勝でぶつけたいと思います。後ろからスタートするよりは前からスタートした方がいいんですが、前にいるからこそ身動きが取れないこともあるし、後ろに平川選手、ニック選手がいますけど、彼らが勝負権がないかというと、そのポジションだからできることもあるので、その辺もしっかり見ていきます。でも、野尻選手、坪井選手を抜いて、チャンピオンを取るより勝ちたいですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI