TCRジャパンサンデーシリーズ第3戦の公式予選が7月14日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#5金丸悠(Honda CIVIC TCR)が初のポールポジションを獲得した。
サンデーシリーズの公式予選は小雨の降りしきる中、午前8時10分より20分間で行われた。
各ドライバーが2分5秒台のタイムでアタックを続ける中、残り時間7分で#25松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)が2'04.695を叩き出してトップに浮上。松本は残り時間3分余りで早々とピットに引き上げた。
ところがセッション終盤。前日のサタデーシリーズの決勝で最後尾グリッドから見事な逆転優勝をやってのけた金丸がジワジワとタイムを上げ、残り時間3分で2'04.788で2位に浮上すると、チェッカーフラッグが出された直後のアタックで2'04.650を叩き出し、見事ポールポジションを奪い取ってみせた。2位は松本。3位には#18マシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)が入った。
また、ジェントルマンクラスは#33前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)が2'05.446と総合でも5位に相当するタイムでトップだった。
第3戦決勝はこのあと午前11時55分より23分+1周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO