11月6日、FIA-F4選手権第13、14戦の予選が、モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは、酒井涼(TGR-DC RS F4)が第13戦、第14戦ともにポールシッターとなった。
インディペンデントクラスは、今大会は第13戦のみの開催だが、鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)が、最後に逆転でポールポジションを獲得した。
秋とは思えない日差しが照りつける好天となったもてぎ。予選開始時には、気温は26度まで上がった。
■チャンピオンクラス
木曜と金曜の午前中に行われたに練習走行は、ウェットまたはダンプコンディションだったが、予選はいきなりの完全ドライとなった。
このコンディションの変化で風向きが変わったのが、ポールを奪った酒井涼だった。ウェットでは精彩を欠いていたが、ドライになった予選では息を吹き返したように、開始早々から1分57秒307、56秒948、56秒749と好タイムを連発。あっさりとポールを決めてしまった。

2位は前大会でタイトルを決めた白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)。ベストタイム、セカンドタイムともに酒井には僅かに届かなかったが、きっちりフロントローを確保した。

3位は、ホンダ育成F4、1年目の黒沢和真(HFDP with B-Max Racing Team)。自身のベストグリッドを最終大会で手にした。
ポールの酒井涼とランキング2位の座を争う武藤雅奈(TGR-DC RS F4)、熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)、濱邊誠己(TGR-DC RS F4)は、それぞれ8位、15位、14位。酒井がかなり有利な状況になった。
第13戦予選結果(Top10):酒井涼-白崎-黒沢-鈴木恵-塩田-鈴木悠-中井-武藤-酒井龍-箕浦
第14戦予選結果(Top10):酒井涼-白崎-黒沢-鈴木恵-中井-鈴木悠-箕浦-武藤-百瀬-酒井龍
■インディペンデントクラス
SUGO大会でチャンピオンを決めてしまったHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)は今回もエントリーせず。
最終戦の焦点はランキング2位を争うKENTARO(baum beauty clinic)と鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)の勝負の行方だが、予選はこの二人が火花を散らした。
予選開始から、他を圧倒する1分58秒台のタイムを叩き出していたKENTAROは、1分58秒284までタイムを削ったところで、ポールを確信したのか、時間を残してピットに戻った。
ここまで誰もKENTAROのタイムを上回れず、ポールは決まりと思われた。しかし、最後のラップに鳥羽の意地が実を結び、僅か0.067秒差で大逆転を果たした。
3位には、やはり最後のラップで順位を上げた齋藤真紀雄(CSマーケテイング アキランド)が入った。
第13戦予選結果(Top8):鳥羽-KENTARO-齋藤--WILLIAM-清水-赤松-DRAGON-IKARI
第13戦の決勝は、7日土曜日の午前8時15分(CHAMP)、午前10時15分(INDP)、第14戦の決勝は、8日日曜日の午前8時45分(CHAMP)から、13周(または上限30分)で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE

