2026オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式予選が9月19日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスは64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)が今季初のポールポジションを獲得。ダンロップタイヤで臨む最後のSUGO大会で見事コースレコードを樹立してみせた。
(天候:曇り コース:ドライ)
公式予選は午後2時30分にGT300クラスの予選Q1から始まった。天候は曇り。路面はドライ。開始時の気温23℃、路面温度は28℃だ。
予選Q1 イゴール・オオムラ・フラガがトップタイム
GT500クラスの予選Q1は午後3時3分にコースオープン。公式練習でクラッシュに見舞われた24号車リアライズコーポレーションZ(名取鉄平/三宅淳詞)もチームが昼食返上で修理に取り組み、名取鉄平をコースに送り出した。
雨の影響からこの時期には珍しく低い気温、路面温度であることも考慮して、今回は各車早めの動き出し。残り時間が6分30秒を切る頃には全車がピットを離れ、タイヤのウォームアップに取り掛かる。
2周、3周と徐々にペースを上げていく各車。残り時間が2分を切ったところでタイムアタック合戦が始まった。
まずは大津弘樹(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)が1分09秒589を記録。野尻智紀(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)が1分09秒650でそれに続く。
続いてイゴール・オオムラ・フラガ(Modulo HRC PRELUDE-GT)が1分09秒253を叩き出してトップに躍り出る。塚越広大(Astemo HRC PRELUDE-GT)も1分09秒617で8号車に次ぐ3位に食い込み、16号車は4位に。山本尚貴(STANLEY HRC PRELUDE-GT)が1分09秒805で5位に続き、終わってみれば上位5台をホンダプレリュードが占める結果となった。
以下、福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)、サッシャ・フェネストラズ(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、国本雄資(WedsSport BANDOH GR Supra)、ベルトラン・バゲット(TRS IMPUL with SDG Z)、小林利徠斗(KeePer CERUMO GR Supra)までがQ2へ進出。
24号車は11位でQ1を終えたが、予選後にスキッドブロックの残厚不足が発覚、残念ながら予選タイム抹消となり、明日の決勝を14番手からスタートすることに。
これにより坪井翔(au TOM'S GR Supra)が11位、高星明誠(MOTUL Niterra Z)が12位、笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が13位で予選を終えることとなった。
予選Q2 大草りきがポールポジションを獲得
予選Q2は午後3時41分に開始。まずは阪口晴南(WedsSport BANDOH GR Supra)が真っ先にピットを離れる。
残り時間が7分を切ると他のドライバーも続々とコースへ。残り時間が6分を切ったところで全10台がウォームアップ走行に取り掛かった。
残り2分を切ったところでアタック合戦が始まる。
最初にアタックしたのは公式練習、予選Q1を共にトップで終えた64号車Modulo HRC PRELUDE-GTの大草りき。不安定な天候と赤旗への懸念から早めのアタックを決断した大草は1分09秒050といきなりコースレコードを叩き出してみせる。
続いてアタックを行った19号車の阪口は1分09秒437、佐藤蓮(#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)は1分09秒828と大草のタイムには及ばない。太田格之進(#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)も1分10秒173に終わった。
そして前戦鈴鹿大会で自身初のポールポジションを獲得した野村勇斗(Astemo HRC PRELUDE-GT)もセッション終盤に区間ベストを更新する渾身のアタックを敢行するも、タイムは1分09秒368と大草にはコンマ3秒及ばなかった。
その結果GT500クラスは64号車Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)がダンロップタイヤで臨む最後のSUGOで見事ポールポジションを獲得することとなった。
17号車Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)が予選2位に入り、ホンダ勢がフロントローを独占。しかし3位には19号車WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が割って入った。
唯一ニッサン勢でQ2進出を果たした12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)は9位から明日の決勝に臨むことに。
第6戦決勝は明日20日の午後1時30分より84周で行われる。台風25号の接近で天候の悪化が懸念されるが、果たしていかなる結果が待ち受けているのだろうか。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Kazuhiro NOINE



