全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦の決勝が、9月12日、モビリティリゾートもてぎで行われ、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、ポールから逃げ切って優勝。ポイントでも三井優介(DELiGHTWORKS)、梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を逆転し、トップに躍り出た。
マスタークラスも、KEN ALEX(BUZZ RACING)がポール・トゥ・ウィン。DRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)とのポイントを差を17.5とし、チャンピオンを大きく引き寄せた。
スタート時刻が近づくにつれ、日が差して天候は回復。気温も27度まで上がるなかスタートを迎えた。
ポールポジションのジルテールが、2番グリッドのアクシャイ・ボーラ(レクサス松山城北 TOM'S SFL)を牽制するように、右へラインを変えて、トップで1コーナーへ。新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)は、並びかけられた鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を抑え3位をキープして、レースが始まった。
トップを快走するジルテールは、1分43秒台を連発して、6周目には早くも3秒のマージンを築く。2位ボーラと3位新原は2秒間隔で膠着状態となり、4位以下は僅差で、卜部和久(DELiGHTWORKS)、三井優介(DELiGHTWORKS)、鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)、そして、スタートで遅れた梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が続く。
レース折り返しを過ぎても、ジルテールのペースは衰えず、時折1分43秒台に入れるハイペースで、15周目には7秒までボーラを引き離して独走。そのまま、19周を走り切って
初のポール・トゥ・ウィンを飾ったジルテールは、10pを加えて90.5pまでポイントを伸ばし、5位で2pしか加算できなかった三井、ノーポイントに終わった梅垣を逆転し、ポイントリーダーに躍り出た。
マスタークラスは、スタートで前の選手が出遅れてALEX選手の加速が鈍る間に、清水選手、DRAGON選手が並びかけるたものの、グリッド順で1コーナーをクリア。この競り合いでDRAGON選手がスピンし大きく遅れる。
レースは、ALEX選手と清水選手の一騎討ちになるが、パッシングチャンスは訪れないまま、レース後半へ。12周目以降、清水選手が1.7秒あった差を0.9秒まで縮めるが、結局仕掛けるまでには至らずにフィニッシュ。
この結果、ALEX選手とDRAGON選手のポイント差は17.5pとなり、明日の第17戦でチャンピオンが決定する可能が出てきた。
第17、18戦の決勝は、明日、日曜日の午前9時20分、午後3時20分から、それぞれ14周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE
Yoshinori OHNISHI









