GT500クラス優勝 #39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
- ヘイキ・コバライネン
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僕が優勝したのは昨年のオートポリス以来で、本当に久々の優勝だったから、今日優勝できてとても嬉しいです。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で世界中が大変な状況になっていますが、僕自身も開幕から2レースをパスすることになり、第3戦の鈴鹿からの参戦になりました。シーズン前半、僕たちは好調なスープラ勢の中では苦戦していましたが、チームの皆ががんばってクルマを速くしてくれました。
僕のレースではハード目のタイヤでスタートしたのですが、タイヤを上手く温めるのが大変でした。ですが温めたらペースもよくなり上位陣に近いところで中山選手に繋ぐことができました。ピットワークが速かったことに加えて、ピットインのタイミングもベストでしたね。
今、世界中が新型コロナで苦しんでいます。しばらくは一緒に生きて行かなければならないと思います。そんな中、スーパーGTでは、最初は無観客で、この第5戦からは制限付きでお客さんを迎え入れるというステップ・バイ・ステップでレースを盛り上げようとしています。今大会は今年初めてファンの前で走ることができ、とても嬉しかった。今後も多くのファンが見ている前でパフォーマンスを見せることができたらいいですね。この優勝でチャンピオンシップの争いに残ることができたと思うので、次戦の鈴鹿でも多くのファンの目の前でがんばりたいと思います。
- 中山雄一
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ルーティンのピットインはARTAと同じタイミングで入ったのですが、僕たちのチームの作業が早く、ピットインのタイミングで抜くことができました。タイヤを温めるのは大変でしたが、僕以上にARTAも大変そうでしたね。僕のスティントは40周と長くて、燃費もきつそうで、トップに立ってから燃費走行で走ったラップもありました。そうしたら燃費は大丈夫だろうとピットから連絡があり、あとはドライビングを楽しめるかと期待したのですが。
でも終盤に10秒ほどマージンを築いたところでパネルに『No Fuel』のインフォメーションが出て焦ってしまいました。残り2周だったからそわそわしながら走っていたんですが、最終ラップの最終コーナーでガス欠症状が出てしまいました。そこからコントロールラインまで、GT300のクルマも抜けないくらいゆっくりとしたペースでチェッカーを受けました。本当ならライトをパッシングしたかったのですが、とてもそんな余裕はなかったですね。クーリングラップはできましたが、レーシングスピードではもう1周も走れなかったと思います。
今日はお客さんの前で優勝することができ、本当に気持ちよかったです。前戦のもてぎではミーティングで『そろそろ結果を出さないとチャンピオン争いは厳しくなる』と話したのに結果が出せませんでしたが、今回勝ったことでトップとは8ポイント差。チームのモチベーションもさらに上がり、次の鈴鹿がとても楽しみになりました。
GT300クラス優勝 #56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R
- 藤波清斗
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今シーズン初めて観客を迎え入れての大会となり、ワクワクしながらモチベーションの高い状態でサーキット入りしました。僕らは、ここまで何度も上位に食い込んではいましたが、優勝はおろか表彰台にも届かず、とても悔しい思いをしてきました。そこでチームではミーティングを重ねて、今回を仕切り直しの1戦と思って走りました。
スタートしたらすぐにセーフティカーが入ったのですが、リスタートしてすぐには上手くタイヤを温めることができず、数周はポジションキープ。温まったところでプッシュしました。上手くJPさんに繋ぐことができてよかったです。
このレースのようにお客さんが見ている前だと、本当にモチベーションが上がりますね。この優勝でランキングも上がったと思いますが、今回はあくまでも仕切り直し。これで満足することなく、チームと一緒になってがんばり、チャンピオンを目指したいと思います。
- ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
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優勝ができて、とても嬉しいです。前半では清斗さんのペースが良くて上位のクルマがどんどん近づいてきてトップに立ってから交代することになりました。でもピットアウトしたらトップのクルマとは約15秒も差がついていました。ピットタイムを短縮するためにタイヤ無交換の作戦だったようですが、僕らのクルマはタイヤ4本を交換していたので、安心してプッシュし続けました。
このレースは、ヨコハマさんが今日のコンディションに合わせた素晴らしいタイヤを用意してくれていて、トップに立った後も大きなギャップを保って走り続けることができました。
今大会では、今シーズン初めてファンの前で走ることができました。本当にファンの皆さんがいてこそのスーパーGTだと、改めて思いました。僕もファンの周りに漂っているエネルギーをもらって、良いレースができたように思います。実は自分にとって、GT300ではこれが初優勝なんです。なかなか優勝できなくて、今日やっと優勝できたので、GT500で優勝した時よりも、とても印象深いです。これからもがんばって素晴らしいレースを続けたいですね。
2020オートバックス スーパーGT第5戦「たかのこのホテル富士GT300kmレース」の決勝が10月4日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#39ヘイッキ・コバライネン/中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、GT300クラスは#56藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)が優勝した。
(天候:晴れ コース:ドライ)
第5戦決勝は午後1時30分より66周で行われた。
スタート直後の1コーナーでは#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)がアウトから#8福住仁嶺(ARTA NSX-GT)に並びかけたが、#8福住はトップを死守。アウトに膨らんだ12号車は5位に後退してしまった。しかしこの周のダンロップコーナーで#24高星明誠(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)がアウトから#8福住をパスしてトップに立った。
しかしその後方では、1コーナーでスピンした#16武藤英紀(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)を避けきれずに#3千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)が軽く接触。この影響で2コーナー立ち上がりで3号車のフロントカウル外れて宙を舞い、コース上に大量のデブリを撒き散らしてしまうアクシデントが発生していた。3号車は100Rのアウト側にウォールに接触してストップ。エンジンルームから出火したが、すぐにコースマーシャルによって消火されている。千代はここでクルマを降り、平手晃平のスーパーGT参戦100戦目は1周も決勝を走ることなく終わることになった。
これにより2周目からセーフティーカーが導入されることになり、車両とデブリの回収ののち、レースは5周めから再開となった。
トップの#24高星はここから後続を引き離すことができず、10周を終える頃にはトップ3がテール・トゥ・ノーズの状態となる。2位は#8福住、3位には6周目のホームストレートで#23クインタレッリを抜いて3位に順位を挽回した#12佐々木が続く。
レースが動いたのは13周目。#24高星が周回遅れに詰まったのを#8福住は見逃さず、1コーナーでアウトから#24高星を抜き去ってトップを奪還すると、その後は徐々に差を広げにかかった。
そして16周目に入ったところで12号車に対してドライビングスルーペナルティの裁定が下る。#12佐々木は1周目の13コーナーで#19国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)を抜いて4位に浮上していたが、その時すでにポストからはSCボードが提示されていたのだ。これで#12カルソニックIMPUL GT-Rは一気にクラス最後尾に後退してしまった。
代わって3位に繰り上がったのは#39ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)だった。コバライネンは予選5番手からスタートで一つ順位を落としたものの、11周目に#19国本を捉えて5位、14周目には#23クインタレッリをも抜き去って4位に浮上していたのだ。
さらに24号車が25周目にピットインしたことで39号車は2位に。この時点での8号車との差は5.498秒であったが、26周目に8号車と同時に行ったピットストップでチームクルーの迅速な作業によりその差を縮めることに成功。24号車の前でコースに復帰すると、アウトラップでペースの上がらない8号車をもオーバーテイク。一方8号車は同じ周でピット作業を行なった#100RAYBRIG NSX-GTや24号車にも抜かれてしまった。
こうしてGT500クラスの全車がピット作業を終えた32周目に#39#39ヘイッキ・コバライネン/中山雄一組(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)はトップに浮上。そこから着実に後続との差を広げていった。終盤にはガス欠症状に見舞われたものの、一度も順位を落とさずに66周を走破、2019年の第6戦オートポリス以来の優勝を飾った。
2位に入ったのはなんと予選12位からスタートした#14大嶋和也/坪井翔組(WAKO'S 4CR GR Supra)だ。
スタートドライバーの大嶋が6周目に#17ベルトラン・バゲット(KEIHIN NSX-GT)を抜いて11位、10周目に#64伊沢拓也(Modulo NSX-GT)を抜いて10位、17周目に12号車の後退を受けて9位、そして19周目に#19国本を抜いて8位と着実に順位を上げて25周目にピットイン、後半を担当した坪井も27周目に#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)、29周目にアウトラップの#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)、38周目に#100山本、そして52周目には#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)と#37平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)を相次いで抜き去ってみせた。
これにより大嶋/坪井組はドライバーズポイントを47とし、ランキングのトップに浮上した。しかし#37平川/キャシディ組も4位に入ったため、わずか1ポイント差の2位となっている。
ポールシッターの#8野尻智紀/福住仁嶺組(ARTA NSX-GT)はアウトラップで大きく順位を落としたものの、野尻が3位まで挽回して今季初の表彰台をものにしている。
なお、序盤トップを快走した#24高星明誠/ヤン・マーデンボロー組(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)は36周目に突如電気系のトラブルに見舞われて予定外のピットストップを強いられ、14位でレースを終えている。
GT300クラスは予選6位スタートの#56藤波清斗(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)がレース序盤に圧巻のオーバーテイクショーを展開した。
まず5周目の再スタートで#52川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、#65菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)らを次々に抜いて4位に浮上すると、9周目の1コーナーで#61山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)を捉えて3位、12周目には#31中山友貴(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)を抜いて2位に浮上する。
そして15周目の1コーナーでポールシッターの#6阪口良平(ADVICS muta MC86)をアウトから抜き去ってトップに躍り出た。
レース中盤にはタイヤ無交換作戦を採った#52埼玉トヨペットGB GR Supra GTの先行を許したものの、47周目の2コーナー立ち上がりで#56ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが#52吉田広樹を抜いてトップを奪い返し、昨年からGT300クラスに参戦を始めたKONDO RACINGに初の勝利をもたらした。
2位には#55高木真一/大湯都史樹組(ARTA NSX GT3)、3位には#65蒲生尚弥/菅波冬悟組(LEON PYRAMID AMG)が入った。
これにより、ドライバーズランキングは#65蒲生/菅波組がトータル40ポイントでトップに浮上している。
次戦の舞台は今季2度目の鈴鹿サーキット。10月25日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
FIA-F4選手権第3戦の決勝が10月4日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が第2戦に続いて連勝を飾った。
第3戦決勝は午前9時より14周で行われた。この日の天候は晴れ。コースはドライだ。
このレースのスターティンググリッドは前日の第1戦決勝でのベストラップ順。ポールポジションは第1戦を制した#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)。以下#36野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)、#31神晴也(ATEAM Buzz Racing F110)、#35平良という順番で14州の戦いは始まった。
スタートでトップに立ったのは#36野中。ポールの平木は動き出しはよかったものの、1コーナーで#36野中にインを刺されてしまい、#35平良、#31神らの先行をも許してしまった。
オープニングラップを終えた時点での順位は#36野中、#35平良、#31神、そして#62平木。しかし2周めの1コーナー手前で#35平良が#36野中を抜いてトップに浮上する。
1秒以内の間隔を保って追い上げる#36野中だったが、最後まで#35平良を攻略することができずにフィニッシュ。#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が第2戦に続いて2連勝を飾ることになった。
一方#62平木は3周目の1コーナーで#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)にインから抜かれて5位に後退してしまうが、4周目の1コーナーでは逆に#28古谷をインから抜きかえして再び4位に。11周めには#31神をアウトからパスしたものの、コカコーラコーナーで#31神に抜き返されて4位でレースを終えている。
インディペンデントカップはクラス2位スタートの#56YUTAKA TORIBA(BIRD)が5周めにクラストップスタートの#96齋藤真紀雄(CS Marketing AKILAND)を捉えてトップに浮上し、そのまま逃げ切って今季初優勝を達成している。
次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。10月24-25日に第4、5、6戦が行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
2020FIA-F4選手権第2戦の決勝が10月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が待望の初優勝を獲得した。
第2戦決勝は午後4時より14周で行われた。めまぐるしく順位が入れ替わった第1戦とは打って変わり、第2戦はポールシッターの#35平良がスタートから一気に後続を引き離しにかかる。
予選2位の#31神晴也(ATEAM Buzz Racing F110)がそれに続くが、スタートで3位に浮上した荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ)が2周めのダンロップコーナーで神を抜き去って2位に浮上する。
しかし#35平良は3周めに1.765秒までリードを広げると、その後も後続に全く付け入る隙を与えずに14周を走り切り、FIA-F4参戦2年めで初の勝利をものにした。
2位には#14荒川、3位には平良のチームメイトの#36野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)が入り、第1戦優勝の#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)は4位に終わった。
インディペンデントカップは#2仲尾恵史(TCS Racing Team)とのバトルに競り勝った#96齋藤真紀雄(CS Marketing AKILAND)が優勝している。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
GT500 Class #8 ARTA NSX-GT
- 野尻智紀
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今回はクルマのセットを前回から大幅に変えて持ち込んでいたので、どんな仕上がりになっているのか、楽しみなような不安もあるような、複雑な気持で朝の公式練習に臨みました。実際、どの辺りと限定するのが難しいくらい、ほぼ全部変えてきました。自分と福住選手はドライビングスタイルが違っていて、その中間で走るように相談しているのですが、今回はアンダー好みの自分よりに少しアジャストしてもらいました。それで、最初に福住選手に乗ってもらい、彼と交代して乗り始めた途端に、大きな手応えを感じました。なので公式予選には少しだけ修正して臨むことになりました。
その公式予選で自分は2番手でQ1を突破してQ2を担当する福住選手に繋ぐことができ、さらにQ1で走った時に感じたことをインフォメーションとして伝えることができました。そこから福住選手が素晴らしいアタックでポールを獲ってくれたのですが、自分としても、やるべき仕事ができたとホッとしています。今回、福住選手にとっては初のポールポジションとなりましたが、若い彼がこうしてポールを獲ったことで、彼自身にとってはもちろん、チームにとっても大きな自信になると思います。
今回は観客を迎えての大会となりましたが、ファンの皆さんに直接応援してもらっていることでモチベーションも上がっています。華やかな舞台に戻ってきたことを実感しました。ここまで結果を残せていないので、自分たちは今回どんな好成績でも燃料流量リストリクターを絞られるまではいかないので、それはポジティブに考えて、明日の決勝でもやるだけのことをやるしかないです。
- 福住仁嶺
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第2戦富士ではポールポジションを獲ることができましたが、ここまでのレースでは好結果を残すことができずに来たので、“ここで仕切り直しを”と思ってサーキット入りしました。公式練習で乗った感じは良く、専有走行を野尻さんに走ってもらって、午後の公式予選には僅かにアジャストしたセットで臨みました。
Q1を走った野尻さんのインフォメーションを聞き、それを信じて自信をもってアタックしたらポールを獲ることができました。自分にとっては初のポールポジションですが、野尻さんやチームへの感謝の気持ちでいっぱいです。アタックを終えてパルクフェルメに戻り、そこから僕らのピットまでピットロードを歩いて帰ってきたんですが、スタンドのファンから大きな拍手が沸いて。ポールを獲ったことをより実感できました。ここまでのレースでは速さを見せることはできたと思うのですが、それを結果に結びつけることはできませんでした。だから明日の決勝レースでは、きっちり走って完走し、大きなポイントを持ち帰りたいと思います。
GT300 Class #6 ADVICS muta MC86
- 阪口良平
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チームとしては第2戦富士に続いて今季2度目のポールですが、まずはポールを獲ることができて嬉しいです。今回、午前の公式練習は違ったセットで走ったのですが、あまり調子が良くなくて。期待したほどの手応えもなかったので、午後の公式予選に向けて、セッションが始まるギリギリまでクルマのセットを変更してもらいました。エンジニアと相談し、メカニックさんたちにもがんばってもらったのですが、その甲斐あって予選までにクルマのフィーリングが一変していました。自分として、もうついて行けないほどの速さでブレーキも思いっきり奥まで突っ込める感じでしたね。だから、いろんなインフォメーションを伝えて、あとは一斗に任せようと。そうしたら素晴らしいアタックでポールを獲ってくれました。
今大会はコースサイドで写真を撮っている人も多く見かけられ、長い望遠レンズで追っかけてくれているのも感じられました。サポートレースのFIA-F4も始まり、サーキットに活気が戻ってきたことが嬉しいです。
前回の富士では自分が前半のスティントを担当し、ポールポジションからのスタートだったのに10周しかトップを守れずじりじりと後退してしまいましたが、今回はその対策もクルマにしてきました。まだどちらが(スタートを)担当するか決めてないのですが、しっかりとバトンを繋ぎ、またここに呼ばれたいと思っています。
- 小高一斗
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前回の富士に続いて2回目のポールポジションを獲ることができ、すごく嬉しいです。午前の公式練習では、クルマの調子があまり良くなくて、予選までにセットアップを変更してもらいました。
ただ、自分ではどんなクルマに仕上がっているのかまったく見えてないのが少し不安でした。でもQ1を走ってくれた阪口さんからのインフォメーションで、セッティングを少しアジャストするとともに、自分のドライビングにもアドバイスをもらいました。それを信じてアタックしたらポールを獲ることができたんです。
無観客だった前戦までは、コーナーの外を見ても何もなかったのですが、お客さんを迎え入れた今大会は、コーナーの外側に観客のクルマが止めてあったり、ファンたちが応援してくれている姿が見えたりもしました。ファンの皆さんに見てもらっていると思ったら、達成感もとても大きくなりました。ただ明日の決勝が最も大事な仕事だということも分かっています。ここまでの4戦は厳しいレースが続きました。前回の富士ではポールを獲ったのに決勝は散々で。だから明日の決勝レースこそは、きっちりリベンジしたいと思っています。
2020オートバックス スーパーGT第5戦「たかのこのホテル富士GT300kmレース」の公式予選が10月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#8野尻智紀/福住仁嶺組(ARTA NSX-GT)、GT300クラスは#阪口良平/小高一斗組(ADVICS muta MC86)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。上空を雲が覆い始めた影響もあってか、予選開始時の気温は22℃路面温度は32℃、湿度63%と、公式練習とほぼ同じコンディションでの走行となった。
予選Q1
GT500クラスのQ1は午後2時33分より10分間で行われた。
残り8分で#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)を筆頭にコースインが始まり、まずはミシュラン、ヨコハマ、ダンロップ勢が一勢にコースイン、少し遅れてブリヂストン勢が走行を始めるという展開となり、残り6分30秒を切ったところで#14大嶋和也(WAKO'S 4CR GR Supra)が最後にピットを離れた。
路面温度が上がってこないこともあり、各ドライバーともアウトラップに続いて2周のウォームアップを行ってからタイムアタックに取りかかった。
まずは#23松田が1’29.764,続いて#3千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)が1'28.731を記録、これを上回って#19宮田莉朋(WedsSport ADVAN GR Supra)が1'28.111でトップに立つが、#12平峰一貴(カルソニックIMPUL GT-R)が1'28.032と、公式練習でチームメイトの佐々木大樹が記録したのと全く同じタイムを叩き出してQ1をトップで通過した。
最後の最後に1'28.063を記録した#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が2位、#19宮田は3位でQ2進出を果たした。
一方、第4戦で今季2勝目を挙げてドライバーズランキングトップに浮上している#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)はウェイトハンデに苦しんでタイムが上がらず、クラス最下位で予選を終えた。同2位の#36関口雄飛(au TOM'S GR Supra)は10位、同3位のニック・キャシディ(KeePer TOM'S GR Supra)は3位とトムス勢も揃ってQ1落ちを喫している。
GT300クラスは今回もポイントランキング順でA組、B組に分かれてQ1を実施した。
A組はチェッカー直前に1'36.914を記録した#31中山友貴(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)がトップタイム。#56藤波清斗(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)が2位につけ、青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)が3位。
その一方で#10石川京侍(TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R)は8位の#96阪口晴南(K-tunes RC F GT3)にわずか0.009秒及ばず、ここで予選を終えることになった。この他、#5坂口夏月(マッハ車検GTNET MC86マッハ号)、#244久保凜太郎(たかのこの湯RC F GT3)、#34ジェイク・パーソンズ(Modulo KENWOOD NSX GT3)らがQ1敗退。
朝の公式練習でギヤボックストラブルに見舞われた#30TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTは修復が間に合わず、ノータイムに終わっている。
B組は午後2時18分に走行を開始。#55大湯都史樹(ARTA NSX GT3)が1'37.009でトップタイム。2位は#6阪口良平(ADVICS muta MC86)、3位に#7荒聖治(Studie BMW M6)が続いた。今季苦しい戦いが続いている#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)も最後の最後に1'37.468を記録して8位に滑り込んだ。
この4号車にはじき出される格好で#18小林崇志(UPGARAGE NSX GT3)は9位に後退、#21川端伸太朗(Hitotsuyama Audi R8 LMS)、#35堤優威(arto RC F GT3)らもトップから1秒以内のタイムを記録しながらここで予選を終えている。
予選Q2
GT500のQ2は午後3時11分から10分間で行われた。
最初にコースインしたのは#24ヤン・マーデンボロー(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)。Q1同様にアウトラップに続いて2周のウォームアップ走行を行ってタイムアタックに入り、1'27.809を記録する。これを国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)が1'27.688で上回る。
さらに#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)が計測2周めに1'27.649、3周めに1'27.620と2周連続のアタックを敢行するが、ウォームアップを3周走る作戦を採った#8福住仁嶺(ARTA NSX-GT)が1'27.130をたたき出し、自身初のGT500クラスでのポールポジションを獲得してみせた。
2位は佐々木大樹/平峰一貴組(カルソニックIMPUL GT-R)、3位は国本雄資/宮田莉朋組(WedsSport ADVAN GR Supra)だった。
GT300は午後2時53分より10分間で行われ、#6小高一斗(ADVICS muta MC86)が1'36.131、1'36.090と立て続けに他を圧倒するタイムを記録して第2戦富士に続いて今季2回めのポールポジションを獲得した。2位は#31嵯峨宏紀(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)で1'36.475、3位には100kgのウェイトハンデを物ともせずに1'36.803を叩き出して#65菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)がつけた。
■GT500クラス
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/04) GT500 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 38 | 66 | 1'47.01.279 |
| 2 | 14 | 大嶋 和也 坪井 翔 | WAKO'S 4CR GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 64 | 66 | 10.216 |
| 3 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 8 | 66 | 11.162 |
| 4 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 76 | 66 | 12.355 |
| 5 | 100 | 山本 尚貴 牧野 任祐 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 64 | 66 | 20.069 |
| 6 | 16 | 武藤 英紀 笹原 右京 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT | YH | 24 | 66 | 40.174 |
| 7 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | YH | 6 | 66 | 40.042 |
| 8 | *12 | 佐々木 大樹 平峰 一貴 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 66 | 43.717 |
| 9 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 56 | 66 | 57.894 |
| 10 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 86 | 66 | 58.794 |
| 11 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 50 | 65 | 1Lap |
| 12 | 36 | 関口 雄飛 サッシャ・フェネストラズ | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 82 | 64 | 2Laps |
| 13 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 20 | 64 | 2Laps |
| 14 | 24 | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 2 | 61 | 5Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ---- |
| - | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 32 | 0 | 66Laps |
- Fastest Lap: CarNo.12 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 1'29.631 (6/24) 183.27km/h
- CarNo.12(佐々木大樹)は、SpR.付則-3(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/04) GT300 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 48 | 62 | 1:48'14.287 |
| 2 | 55 | 高木 真一 大湯 都史樹 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 57 | 62 | 23.787 |
| 3 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 100 | 62 | 25.076 |
| 4 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra | BS | 75 | 62 | 28.041 |
| 5 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | BS | 15 | 62 | 28.122 |
| 6 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | 45 | 61 | 1Lap |
| 7 | 6 | 阪口 良平 小高 一斗 | ADVICS muta MC86 TOYOTA 86 MC | BS | 9 | 61 | 1Lap |
| 8 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 21 | 61 | 1Lap |
| 9 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 61 | 1Lap |
| 10 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 100 | 61 | 1Lap |
| 11 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 9 | 61 | 1Lap |
| 12 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 39 | 61 | 1Lap |
| 13 | 34 | 道上 龍 ジェイク・パーソンズ | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 24 | 61 | 1Lap |
| 14 | 21 | 川端 伸太朗 近藤 翼 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | YH | 27 | 61 | 1Lap |
| 15 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | 33 | 61 | 1Lap |
| 16 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 100 | 61 | 1Lap |
| 17 | 87 | 高橋 翼 山田 真之亮 | T-DASH ランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | | 61 | 1Lap |
| 18 | 18 | 小林 崇志 松浦 孝亮 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 45 | 61 | 1Lap |
| 19 | 244 | 久保 凜太郎 三宅 淳詞 | たかのこの湯RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 61 | 1Lap |
| 20 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | YH | | 61 | 1Lap |
| 21 | 35 | 佐々木 雅弘 堤 優威 | arto RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | | 61 | 1Lap |
| 22 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | MI | | 61 | 1Lap |
| 23 | 50 | 加納 政樹 廣田 築 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 61 | 1Lap |
| 24 | 9 | 藤井 誠暢 篠原 拓朗 | PACIFIC NAC D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 | MI | 6 | 60 | 2Laps |
| 25 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 3 | 60 | 2Laps |
| 26 | *96 | 新田 守男 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 24 | 60 | 2Laps |
| 27 | 2 | 加藤 寛規 柳田 真孝 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 93 | 60 | 2Laps |
| 28 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 60 | 2Laps |
| 29 | *33 | ショウン・トン 佐々木 孝太 | エヴァRT初号機 X Works R8 Audi R8 LMS | YH | | 59 | 3Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 43Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.360 青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R) 1'38.313 (7/38) 167.09km/h
- CarNo.96は、SpR.28-5(燃料補給違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.33は、SpR.27-3.(ピット作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 35 | | | 平良 響 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 14 | 24'54.097 |
| 2 | 36 | | | 野中 誠太 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 14 | 0.903 |
| 3 | 31 | | | 神 晴也 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 2.862 |
| 4 | 62 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 14 | 2.966 |
| 5 | 97 | | | 澤 龍之介 | BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing | 14 | 4.804 |
| 6 | 80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 14 | 7.581 |
| 7 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 14 | 8.028 |
| 8 | 38 | | | 奥住 慈英 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 14 | 9.532 |
| 9 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 FUMA HORIO | 14 | 9.890 |
| 10 | 37 | | | 清水 英志郎 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 14 | 14.796 |
| 11 | 32 | | | 菊池 宥孝 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 21.575 |
| 12 | 39 | | | 中村 賢明 | SACCESS RACING ES SACCESS RACING | 14 | 23.504 |
| 13 | 16 | | | 塚田 海斗 | Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing | 14 | 23.796 |
| 14 | 13 | | | 藤原 大輝 | ACE LINES MD Factory KRac Motor sports | 14 | 24.041 |
| 15 | 11 | | | 岩澤 優吾 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | 14 | 27.718 |
| 16 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | 14 | 28.270 |
| 17 | 14 | | | 荒川 麟 | ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED | 14 | 35.037 |
| 18 | 33 | | | マックス・サロ | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 36.736 |
| 19 | 55 | | | 土屋 祐輔 | Liaison DM F110 TEAM LIAISON | 14 | 37.789 |
| 20 | 56 | IC | 1 | YUTAKA TORIBA | BIRD BIRD | 14 | 42.256 |
| 21 | 3 | IC | 2 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ | 14 | 43.453 |
| 22 | 96 | IC | 3 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing AKILAND AKILAND RACING | 14 | 45.570 |
| 23 | 2 | IC | 4 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team イノウエエンジニアリング | 14 | 47.465 |
| 24 | 98 | IC | 5 | IKARI | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 14 | 47.753 |
| 25 | 95 | IC | 6 | TOMISAN | AKILAND RACING AKILAND RACING | 14 | 53.848 |
| 26 | 86 | IC | 7 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ZAP SPEED | 14 | 1'00.751 |
| 27 | 71 | IC | 8 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING | 14 | 1'07.013 |
| 28 | 4 | IC | 9 | 佐々木 祐一 | Sendai Day Dream F110 DAYDREAM RACING | 14 | 1'10.856 |
| 29 | 23 | IC | 10 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 14 | 1'15.550 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 43 | IC | - | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 6 | 8Laps |
| - | 70 | | | 木下 藍斗 | レプリスポーツF4 Leprix Sport | 4 | 10Laps |
| - | *34 | IC | - | 慶原 克律 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 3 | 11Laps |
- Fastest Lap: CarNo.77 小川颯太(WARMTECH Skill Speed) 1'45.863 (13/14) 155.170km/h
- CarNo.34は、反則スタートにより競技結果に40秒加算のペナルティーを科した。
2020FIA-F4選手権がついに開幕。第1戦決勝が10月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、参戦5年目の#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)待望の初優勝を達成した。
第1戦決勝は12時30分より14周で行われた。天候は曇り。コースはドライだ。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#31神晴也(ATEAM Buzz Racing F110)。2位に#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)が続き#62平木は3位。
しかしその後方でクラッシュが発生。予選4位の岩澤優吾(Rn-sports SEIDO-YA)がグリッド上でエンジンストールしてしまい、予選6位の荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ)がこれを避けきれずに追突してしまったのだ。
二人はここでリタイヤとなり、ホームストレート上に残った車両を回収するため、2周めからセーフティーカーが導入されることになった。
レースは5周目に再開。すかさず#35平が1コーナーでインから#31神を抜き去ってトップに立つが、後続を引き離すには至らず、#35平良、#31神、#62平木、#36野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)が一団となってトップ争いを展開することになった。
7周終わりのホームストレートで#62平木がアウトから#31神を抜いて2位に浮上。そのままトップの#35平良との車間を詰めにかかる。
12周終わりのホームストレートで#62平木は#35平良を抜き去ってトップに立つが、#35平良も負けじと1コーナーのブレーキングで#62平木のインをつく。両者は並走のまま2コーナーを立ち上がるが、コカコーラコーナーでは#62平木が前に出た。#62平木はそのままトップでファイナルラップを走り切り、参戦5年目にして初の勝利を物にした。
#35平良は13周目のダンロップコーナーで#31神、#36野中の先行をも許して4位に後退するが、最終ラップで#36野中、#35平良が相次いで#31神を抜き去り、それぞれ2位、3位でフィニッシュした。
インディペンデントカップは#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が予選トップの#86大阪八郎(Dr. Dry F110)を11周目の1コーナーで抜いてトップに浮上、そのまま逃げ切って今季初勝利を挙げた。
2位は#3佐藤セルゲイビッチ(結婚の学校フィールドモータースポーツ)、3位には#86齋藤真紀雄(CS Marketing AKILAND)と終わってみればインディペンデントカップの上位常連組が表彰台を占める結果となった。
なお#86大阪は13周目の最終コーナーで#73塙瞬佑(カローラ新茨城レオンキッズレーシング)と絡んで順位を落とし、クラス11位に終わっている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Hiroyuki MINAMI
2020オートバックス スーパーGT第5戦「たかのこのホテル富士GT300kmレース」の公式練習が10月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。今季初の有観客開催となり、朝早くから多くの観客が詰めかけるなか、トップタイムを記録したのは#12佐々木大樹/平峰一貴組(カルソニックIMPUL GT-R)だった。
公式練習は午前9時15分にコースオープン。空は晴れているものの、気温22℃、路面温度30℃、湿度は76%という涼しさだ。
走り始めてすぐに#福住仁嶺(ARTA NSX-GT)が1'38.751を記録。それを上回って#36サッシャ・フェネストラズ(au TOM'S GR Supra)が1'38.063、#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)も1'36.001を出してきた。
さらに#36フェネストラズは計測2周目に1'30.986までタイムアップするが、#8福住は計測3周目に1'28.511で再びトップに立った。
#100山本は4周目の計測で1'29.634を出して2位に、#14大嶋和也(WAKO'S 4CR GR Supra)が計測4周目に1'29.793を出して3位に続くが、走行開始から20分が経過したところで#12平峰一貴(カルソニックIMPUL GT-R)が1'28.994を出して2位に浮上、#3千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)も1'29.052で3位に上がってきた。
走行開始から25分が経過したところで#36フェネストラズが1コーナーでタイヤスモークを上げてコースオフ。ダメージはなく、すぐにコースへ復帰したが、その10分後に今度は#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S GR Supra)が1コーナーでオーバーラン。コース上にはブラックマークが大きく残り、フロントタイヤがブローしてしまったため、キャシディはそのままピットへ。トムス勢は36号車82kg、37号車76というウェイトハンデに苦しんでいるようだ。
走行開始から10分が経過したところで#24高星明誠(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)が1'28.860で2位に浮上。これでGT500クラスの順位は8-24-12となった。
混走残り25分を切ったところで#30永井宏明(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)がギヤボックストラブルに見舞われて1コーナーでスピン、コースのイン側に停止してしまったため、午前10時24分に赤旗が提示され、走行は約10分間の中断となった。
午前10時35分に走行は再開されたが、上位陣に目立った動きはなく、#8ARTA NSX-GTがトップのまま専有走行に移行する。
GT500クラスの専有走行は午前10時55分より10分間で行われた。まずは混走トップの#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が1'28.356とタイムを更新すると、#14坪井翔(WAKO'S 4CR GR Supra)が1'28.647で2位に浮上してきた。
そして#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)が1'28.032を記録してトップに浮上したところでチェッカーフラッグ。1位カルソニックIMPUL GT-R、2位ARTA NSX-GT、3位WAKO'S 4CR GR Supraと3メーカーがコンマ6秒以内にひしめく接戦で公式練習は終了した。
GT300クラスは荒聖治/山口智英組(Studie BMW M6)が1'37.138でトップタイム。山口は第4戦もてぎ決勝でセーフティーカーラン中に接触事故を起こしたペナルティとして公式練習に出走できなかったため、荒が一人で周回を重ねた。
2位には#56藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)、3位に#34道上龍/ジェイク・パーソンズ組(Modulo KENWOOD NSX GT3)が続き、上位6台をFIA-GT3が占めた。
2020年のFIA-F4選手権がついに開幕。第1戦、第2戦の公式予選が10月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第1戦は#31神晴也(ATEAM Buzz Racing F110)、第2戦は#35平良響(TGR-DC RSトムススピリットF4)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時20分より30分間で行われた。この日の天候は晴れ。コースはドライ。残念ながらSRSコチラレーシングは今シーズンの参戦休止を6月の時点で発表していたものの、エントリー台数は32台とほぼ例年通りだ。
また今シーズンは全ての大会で3レース開催となるため、第1戦のスターティンググリッドはこの予選のベストタイム順、第2戦はセカンドベストタイム順、第3戦は第1戦決勝でのベストラップ順で行われる。
序盤は多くのドライバーが1分51~52秒台で走り始めたが、その中で#80伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が計測1周目に1'49.862を記録してトップに立つ。
計測2周目には#25堀尾風允(SAMURAIサポーターズF4)が1'48.131でトップに。堀尾は次の周で1'48.051にタイムアップするが、予選開始から10分が経過したところで#62平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110)が1'46.466を記録してトップに立った。
なおも平木は1'46.228、1'46.021、1'45.996と着実にタイムを縮めていくが、平木が1分45秒台のタイムを記録した直後に#11岩澤優吾(Rn-sports SEIDO-YA)が11岩澤1'45.995と平木を0.001秒上回るタイムを記録、さらに#31神が1'45.732でトップに立った。
#35平良も1'45.910、1'45.853、1'45.752と好タイムを連発、上位陣が残り時間4分あたりで続々と走行を切り上げるなか、最後まで懸命のアタックを続けるが、#31神にはわずかに及ばず2位に終わった。しかしセカンドベストタイムでは#35平良がトップとなったため、第1戦決勝は#31神、第2戦決勝は#35平良がポールポジションからスタートすることになった。
なお、インディペンデントカップはFIA-F4発足当初から参戦を続けている#86大阪八郎(Dr. Dry F110)が初めてのトップタイムを記録している。
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 35 | | | 平良 響 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 14 | 24'45.707 |
| 2 | 14 | | | 荒川 麟 | ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED | 14 | 1.309 |
| 3 | 36 | | | 野中 誠太 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 14 | 5.645 |
| 4 | 62 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 14 | 6.178 |
| 5 | 31 | | | 神 晴也 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 8.105 |
| 6 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 14 | 8.799 |
| 7 | 80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 14 | 9.521 |
| 8 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 FUMA HORIO | 14 | 10.390 |
| 9 | 37 | | | 清水 英志郎 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 14 | 18.346 |
| 10 | 38 | | | 奥住 慈英 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 14 | 18.642 |
| 11 | 97 | | | 澤 龍之介 | BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing | 14 | 19.012 |
| 12 | 39 | | | 中村 賢明 | SACCESS RACING ES SACCESS RACING | 14 | 28.507 |
| 13 | 70 | | | 木下 藍斗 | レプリスポーツF4 Leprix Sport | 14 | 29.085 |
| 14 | 13 | | | 藤原 大輝 | ACE LINES MD Factory KRac Motor sports | 14 | 29.209 |
| 15 | 96 | IC | 1 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing AKILAND AKILAND RACING | 14 | 49.733 |
| 16 | 2 | IC | 2 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team イノウエエンジニアリング | 14 | 50.346 |
| 17 | 56 | IC | 3 | YUTAKA TORIBA | BIRD BIRD | 14 | 50.579 |
| 18 | 3 | IC | 4 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ | 14 | 51.560 |
| 19 | 98 | IC | 5 | IKARI | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 14 | 52.571 |
| 20 | 33 | | | マックス・サロ | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 53.163 |
| 21 | 86 | IC | 6 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ZAP SPEED | 14 | 53.661 |
| 22 | 32 | | | 菊池 宥孝 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 53.713 |
| 23 | 4 | IC | 7 | 佐々木 祐一 | Sendai Day Dream F110 DAYDREAM RACING | 14 | 54.728 |
| 24 | 16 | | | 塚田 海斗 | Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing | 14 | 57.507 |
| 25 | 95 | IC | 8 | TOMISAN | AKILAND RACING AKILAND RACING | 14 | 59.338 |
| 26 | 43 | IC | 9 | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 14 | 59.731 |
| 27 | 71 | IC | 10 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING | 14 | 1'01.938 |
| 28 | 23 | IC | 11 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 14 | 1'04.968 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | 11 | 3Laps |
| - | 55 | | | 土屋 祐輔 | Liaison DM F110 TEAM LIAISON | 10 | 4Laps |
| - | 34 | IC | - | 慶原 克律 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 0 | 14Laps |
| - | 11 | | | 岩澤 優吾 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | | D.N.S |
| - | 73 | | | 塙 瞬佑 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | | D.N.S |
- Fastest Lap: CarNo.14 荒川麟(ZAP SPEEDスカラシップ) 1'45.707 (5/14) 155.399km/h
■GT500クラス
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 8 | 1'27.130 | - | - | 188.532 |
| 2 | 12 | 佐々木 大樹 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 1'27.620 | 0.490 | 0.490 | 187.478 |
| 3 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | YH | 6 | 1'27.688 | 0.558 | 0.068 | 187.332 |
| 4 | 24 | ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 2 | 1'27.809 | 0.679 | 0.121 | 187.074 |
| 5 | 39 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 38 | 1'28.088 | 0.958 | 0.279 | 186.482 |
| 6 | 23 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 50 | 1'28.310 | 1.180 | 0.222 | 186.013 |
| 7 | 3 | 平手 晃平 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 32 | 1'28.481 | 1.351 | 0.171 | 185.653 |
| 8 | 16 | 武藤 英紀 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT | YH | 24 | 1'28.493 | 1.363 | 0.012 | 185.628 |
■GT300クラス
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 小高 一斗 | ADVICS muta MC86 TOYOTA 86 MC | BS | 9 | 1'36.090 | - | - | 170.952 |
| 2 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | BS | 15 | 1'36.475 | 0.385 | 0.385 | 170.270 |
| 3 | 65 | 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 100 | 1'36.803 | 0.713 | 0.328 | 169.693 |
| 4 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 100 | 1'36.900 | 0.810 | 0.097 | 169.523 |
| 5 | 52 | 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra | BS | 75 | 1'36.930 | 0.840 | 0.030 | 169.471 |
| 6 | 56 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 48 | 1'36.965 | 0.875 | 0.035 | 169.410 |
| 7 | 96 | 新田 守男 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 24 | 1'37.062 | 0.972 | 0.097 | 169.240 |
| 8 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 93 | 1'37.122 | 1.032 | 0.060 | 169.136 |
| 9 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 21 | 1'37.227 | 1.137 | 0.105 | 168.953 |
| 10 | 25 | 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 9 | 1'37.239 | 1.149 | 0.012 | 168.932 |
| 11 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 100 | 1'37.320 | 1.230 | 0.081 | 168.792 |
| 12 | 55 | 高木 真一 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 57 | 1'37.334 | 1.244 | 0.014 | 168.767 |
| 13 | 88 | 小暮 卓史 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | 45 | 1'37.481 | 1.391 | 0.147 | 168.513 |
| 14 | 87 | 山田 真之亮 | T-DASH ランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | | 1'37.579 | 1.489 | 0.098 | 168.344 |
| 15 | 7 | 山口 智英 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 1'37.893 | 1.803 | 0.314 | 167.804 |
| 16 | 360 | 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 3 | 1'39.019 | 2.929 | 1.126 | 165.895 |
■GT500クラス
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 12 | 平峰 一貴 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 1'28.032 | - | - | 186.600 |
| 2 | 8 | 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 8 | 1'28.063 | 0.031 | 0.031 | 186.535 |
| 3 | 19 | 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | YH | 6 | 1'28.111 | 0.079 | 0.048 | 186.433 |
| 4 | 24 | 高星 明誠 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 2 | 1'28.218 | 0.186 | 0.107 | 186.207 |
| 5 | 23 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 50 | 1'28.308 | 0.276 | 0.090 | 186.017 |
| 6 | 16 | 笹原 右京 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT | YH | 24 | 1'28.326 | 0.294 | 0.018 | 185.979 |
| 7 | 39 | 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 38 | 1'28.362 | 0.330 | 0.036 | 185.903 |
| 8 | 3 | 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 32 | 1'28.541 | 0.509 | 0.179 | 185.528 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 56 | 1'28.683 | 0.651 | 0.142 | 185.231 |
| 10 | 36 | 関口 雄飛 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 82 | 1'28.755 | 0.723 | 0.072 | 185.080 |
| 11 | 37 | ニック・キャシディ | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 76 | 1'28.776 | 0.744 | 0.021 | 185.036 |
| 12 | 14 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 64 | 1'28.829 | 0.797 | 0.053 | 184.926 |
| 13 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 64 | 1'28.856 | 0.824 | 0.027 | 184.870 |
| 14 | 64 | 伊沢 拓也 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 20 | 1'28.946 | 0.914 | 0.090 | 184.683 |
| 15 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 86 | 1'29.688 | 1.656 | 0.742 | 183.155 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
■GT300クラスAグループ
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 31 | 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | BS | 15 | 1'36.914 | - | - | 169.499 |
| 2 | 56 | 藤波 清斗 | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 48 | 1'37.121 | 0.207 | 0.207 | 169.137 |
| 3 | 360 | 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 3 | 1'37.201 | 0.287 | 0.080 | 168.998 |
| 4 | 11 | 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 100 | 1'37.334 | 0.420 | 0.133 | 168.767 |
| 5 | 2 | 柳田 真孝 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 93 | 1'37.345 | 0.431 | 0.011 | 168.748 |
| 6 | 52 | 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra | BS | 75 | 1'37.353 | 0.439 | 0.008 | 168.734 |
| 7 | 87 | 高橋 翼 | T-DASH ランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | | 1'37.537 | 0.623 | 0.184 | 168.416 |
| 8 | 96 | 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 24 | 1'37.579 | 0.665 | 0.042 | 168.344 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 10 | 石川 京侍 | TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 39 | 1'37.588 | 0.674 | 0.009 | 168.328 |
| 10 | 5 | 坂口 夏月 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | 33 | 1'37.596 | 0.682 | 0.008 | 168.314 |
| 11 | 244 | 久保 凜太郎 | たかのこの湯RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'37.673 | 0.759 | 0.077 | 168.182 |
| 12 | 34 | ジェイク・パーソンズ | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 24 | 1'37.733 | 0.819 | 0.060 | 168.078 |
| 13 | 9 | 藤井 誠暢 | PACIFIC NAC D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 | MI | 6 | 1'37.914 | 1.000 | 0.181 | 167.768 |
| 14 | 48 | 田中 勝輝 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'38.817 | 1.903 | 0.903 | 166.235 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 30 | 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | YH | | no taime | - | - | - |
■GT300クラスBグループ
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 55 | 大湯 都史樹 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 57 | 1'37.009 | - | - | 169.333 |
| 2 | 6 | 阪口 良平 | ADVICS muta MC86 TOYOTA 86 MC | BS | 9 | 1'37.058 | 0.049 | 0.049 | 169.247 |
| 3 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 1'37.158 | 0.149 | 0.100 | 169.073 |
| 4 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 100 | 1'37.179 | 0.170 | 0.021 | 169.037 |
| 5 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 100 | 1'37.246 | 0.237 | 0.067 | 168.920 |
| 6 | 88 | 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | 45 | 1'37.405 | 0.396 | 0.159 | 168.644 |
| 7 | 25 | 松井 孝允 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 9 | 1'37.412 | 0.403 | 0.007 | 168.632 |
| 8 | 4 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 21 | 1'37.468 | 0.459 | 0.056 | 168.535 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 18 | 小林 崇志 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 45 | 1'37.486 | 0.477 | 0.018 | 168.504 |
| 10 | 21 | 川端 伸太朗 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | YH | 27 | 1'37.510 | 0.501 | 0.024 | 168.463 |
| 11 | 35 | 堤 優威 | arto RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | | 1'37.716 | 0.707 | 0.206 | 168.108 |
| 12 | 60 | 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | MI | | 1'38.072 | 1.063 | 0.356 | 167.497 |
| 13 | 33 | ショウン・トン | エヴァRT初号機 X Works R8 Audi R8 LMS | YH | | 1'38.219 | 1.210 | 0.147 | 167.247 |
| 14 | 50 | 加納 政樹 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 1'38.947 | 1.938 | 0.728 | 166.016 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 62 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 14 | 30:32.608 |
| 2 | 36 | | | 野中 誠太 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 14 | 0.961 |
| 3 | 35 | | | 平良 響 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 14 | 1.312 |
| 4 | 31 | | | 神 晴也 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 1.937 |
| 5 | 80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 14 | 5.236 |
| 6 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 FUMA HORIO | 14 | 5.878 |
| 7 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 14 | 7.536 |
| 8 | 38 | | | 奥住 慈英 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 14 | 8.256 |
| 9 | 97 | | | 澤 龍之介 | BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing | 14 | 8.936 |
| 10 | 37 | | | 清水 英志郎 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 14 | 9.032 |
| 11 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | 14 | 9.346 |
| 12 | 32 | | | 菊池 宥孝 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 11.454 |
| 13 | 55 | | | 土屋 祐輔 | Liaison DM F110 TEAM LIAISON | 14 | 11.602 |
| 14 | 16 | | | 塚田 海斗 | Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing | 14 | 15.181 |
| 15 | 13 | | | 藤原 大輝 | ACE LINES MD Factory KRac Motor sports | 14 | 18.689 |
| 16 | 39 | | | 中村 賢明 | SACCESS RACING ES SACCESS RACING | 14 | 25.037 |
| 17 | 2 | IC | 1 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team イノウエエンジニアリング | 14 | 35.052 |
| 18 | 3 | IC | 2 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ | 14 | 35.698 |
| 19 | 70 | | | 木下 藍斗 | レプリスポーツF4 Leprix Sport | 14 | 36.963 |
| 20 | 96 | IC | 3 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing AKILAND AKILAND RACING | 14 | 38.837 |
| 21 | 56 | IC | 4 | YUTAKA TORIBA | BIRD BIRD | 14 | 39.550 |
| 22 | 4 | IC | 5 | 佐々木 祐一 | Sendai Day Dream F110 DAYDREAM RACING | 14 | 39.966 |
| 23 | 98 | IC | 6 | IKARI | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 14 | 46.344 |
| 24 | 43 | IC | 7 | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 14 | 47.924 |
| 25 | 95 | IC | 8 | TOMISAN | AKILAND RACING AKILAND RACING | 14 | 48.249 |
| 26 | 23 | IC | 9 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 14 | 52.664 |
| 27 | 71 | IC | 10 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING | 14 | 53.534 |
| 28 | 86 | IC | 11 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ZAP SPEED | 14 | 54.083 |
| 29 | 73 | | | 塙 瞬佑 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | 14 | 54.431 |
| 30 | *33 | | | マックス・サロ | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 14 | 1'20.431 |
| 31 | 34 | IC | 12 | 慶原 克律 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 13 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 11 | | | 岩澤 優吾 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | 0 | 14Laps |
| - | 14 | | | 荒川 麟 | ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED | 0 | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo.62 平木玲次(HELM MOTORSPORTS F110) 1'45.756 (11/14) 155.327km/h
- CarNo.33は、シリーズ規則第15条1.1)および2)違反により、競技結果に40秒を加算した。
■GT500クラス
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 12 | 佐々木 大樹 平峰 一貴 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | | 1'28.032 | - | - | 186.600 |
| 2 | 8 | 野尻 智紀 福住 仁嶺 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 8 | 1'28.356 | 0.324 | 0.324 | 185.916 |
| 3 | 14 | 大嶋 和也 坪井 翔 | WAKO'S 4CR GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 64 | 1'28.647 | 0.615 | 0.291 | 185.306 |
| 4 | 24 | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 2 | 1'28.768 | 0.736 | 0.121 | 185.053 |
| 5 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 38 | 1'28.780 | 0.748 | 0.012 | 185.028 |
| 6 | 19 | 国本 雄資 宮田 莉朋 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | YH | 6 | 1'28.883 | 0.851 | 0.103 | 184.814 |
| 7 | 3 | 平手 晃平 千代 勝正 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 32 | 1'29.052 | 1.020 | 0.169 | 184.463 |
| 8 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 50 | 1'29.233 | 1.201 | 0.181 | 184.089 |
| 9 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 76 | 1'29.253 | 1.221 | 0.020 | 184.048 |
| 10 | 36 | 関口 雄飛 サッシャ・フェネストラズ | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 82 | 1'29.336 | 1.304 | 0.083 | 183.877 |
| 11 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 | BS | 56 | 1'29.362 | 1.330 | 0.026 | 183.823 |
| 12 | 64 | 伊沢 拓也 大津 弘樹 | Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 20 | 1'29.489 | 1.457 | 0.127 | 183.562 |
| 13 | 16 | 武藤 英紀 笹原 右京 | Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT Honda NSX-GT | YH | 24 | 1'29.590 | 1.558 | 0.101 | 183.355 |
| 14 | 100 | 山本 尚貴 牧野 任祐 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 64 | 1'29.634 | 1.602 | 0.044 | 183.265 |
| 15 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 86 | 1'30.134 | 2.102 | 0.500 | 182.249 |
■GT300クラス
たかのこのホテル FUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Official Practice Weather: Fine Course: Dry
2020 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | 荒 聖治 山口 智英 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | | 1'37.138 | - | - | 169.108 |
| 2 | 56 | 藤波 清斗 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ 日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 48 | 1'37.447 | 0.309 | 0.309 | 168.572 |
| 3 | 34 | 道上 龍 ジェイク・パーソンズ | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 24 | 1'37.464 | 0.326 | 0.017 | 168.542 |
| 4 | 9 | 藤井 誠暢 篠原 拓朗 | PACIFIC NAC D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 | MI | 6 | 1'37.489 | 0.351 | 0.025 | 168.499 |
| 5 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | TANAX ITOCHU ENEX with IMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 39 | 1'37.494 | 0.356 | 0.005 | 168.490 |
| 6 | 55 | 高木 真一 大湯 都史樹 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 57 | 1'37.624 | 0.486 | 0.130 | 168.266 |
| 7 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | BS | 15 | 1'37.626 | 0.488 | 0.002 | 168.263 |
| 8 | 52 | 吉田 広樹 川合 孝汰 | 埼玉トヨペットGB GR Supra GT TOYOTA GR Supra | BS | 75 | 1'37.651 | 0.513 | 0.025 | 168.219 |
| 9 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 3 | 1'37.749 | 0.611 | 0.098 | 168.051 |
| 10 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 100 | 1'37.753 | 0.615 | 0.004 | 168.044 |
| 11 | 96 | 新田 守男 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 24 | 1'37.761 | 0.623 | 0.008 | 168.030 |
| 12 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | JLOCランボルギーニGT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | 45 | 1'37.770 | 0.632 | 0.009 | 168.015 |
| 13 | 6 | 阪口 良平 小高 一斗 | ADVICS muta MC86 TOYOTA 86 MC | BS | 9 | 1'37.800 | 0.662 | 0.030 | 167.963 |
| 14 | 21 | 川端 伸太朗 近藤 翼 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | YH | 27 | 1'37.822 | 0.684 | 0.022 | 167.925 |
| 15 | 18 | 小林 崇志 松浦 孝亮 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 45 | 1'37.890 | 0.752 | 0.068 | 167.809 |
| 16 | 65 | 蒲生 尚弥 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 100 | 1'37.900 | 0.762 | 0.010 | 167.792 |
| 17 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 100 | 1'37.930 | 0.792 | 0.030 | 167.740 |
| 18 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 21 | 1'37.967 | 0.829 | 0.037 | 167.677 |
| 19 | 2 | 加藤 寛規 柳田 真孝 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 93 | 1'38.004 | 0.866 | 0.037 | 167.614 |
| 20 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV | YH | | 1'38.060 | 0.922 | 0.056 | 167.518 |
| 21 | 35 | 佐々木 雅弘 堤 優威 | arto RC F GT3 TOYOTA RC F GT3 | YH | | 1'38.182 | 1.044 | 0.122 | 167.310 |
| 22 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 9 | 1'38.269 | 1.131 | 0.087 | 167.162 |
| 23 | 244 | 久保 凜太郎 三宅 淳詞 | たかのこの湯RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 1'38.327 | 1.189 | 0.058 | 167.063 |
| 24 | 87 | 高橋 翼 山田 真之亮 | T-DASH ランボルギーニ GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 | YH | | 1'38.527 | 1.389 | 0.200 | 166.724 |
| 25 | 33 | ショウン・トン 佐々木 孝太 | エヴァRT初号機 X Works R8 Audi R8 LMS | YH | | 1'38.606 | 1.468 | 0.079 | 166.590 |
| 26 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | MI | | 1'38.778 | 1.640 | 0.172 | 166.300 |
| 27 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 | 植毛ケーズフロンティアGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'38.876 | 1.738 | 0.098 | 166.135 |
| 28 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検GTNET MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | 33 | 1'39.099 | 1.961 | 0.223 | 165.762 |
| 29 | 50 | 加納 政樹 廣田 築 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 1'39.305 | 2.167 | 0.206 | 165.418 |
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 35 | | | 平良 響 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 1'45.853 | - | - | 155.185 |
| 2 | 31 | | | 神 晴也 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'45.928 | 0.075 | 0.075 | 155.075 |
| 3 | 62 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 1'45.941 | 0.088 | 0.013 | 155.056 |
| 4 | 36 | | | 野中 誠太 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 1'46.103 | 0.250 | 0.162 | 154.819 |
| 5 | 14 | | | 荒川 麟 | ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED | 1'46.160 | 0.307 | 0.057 | 154.736 |
| 6 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 1'46.287 | 0.434 | 0.127 | 154.551 |
| 7 | 38 | | | 奥住 慈英 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 1'46.291 | 0.438 | 0.004 | 154.546 |
| 8 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 FUMA HORIO | 1'46.374 | 0.521 | 0.083 | 154.425 |
| 9 | *80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'46.430 | 0.577 | 0.056 | 154.344 |
| 10 | 32 | | | 菊池 宥孝 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'46.478 | 0.625 | 0.048 | 154.274 |
| 11 | *37 | | | 清水 英志郎 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 1'46.494 | 0.641 | 0.016 | 154.251 |
| 12 | 11 | | | 岩澤 優吾 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | 1'46.565 | 0.712 | 0.071 | 154.148 |
| 13 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | 1'46.647 | 0.794 | 0.082 | 154.030 |
| 14 | 97 | | | 澤 龍之介 | BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing | 1'46.769 | 0.916 | 0.122 | 153.854 |
| 15 | 55 | | | 土屋 祐輔 | Liaison DM F110 TEAM LIAISON | 1'46.808 | 0.955 | 0.039 | 153.797 |
| 16 | 70 | | | 木下 藍斗 | レプリスポーツF4 Leprix Sport | 1'46.940 | 1.087 | 0.132 | 153.608 |
| 17 | 39 | | | 中村 賢明 | SACCESS RACING ES SACCESS RACING | 1'47.035 | 1.182 | 0.095 | 153.471 |
| 18 | 16 | | | 塚田 海斗 | Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing | 1'47.228 | 1.375 | 0.193 | 153.195 |
| 19 | 13 | | | 藤原 大輝 | ACE LINES MD Factory KRac Motor sports | 1'47.389 | 1.536 | 0.161 | 152.965 |
| 20 | 73 | | | 塙 瞬佑 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'47.515 | 1.662 | 0.126 | 152.786 |
| 21 | 86 | IC | 1 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ZAP SPEED | 1'47.747 | 1.894 | 0.232 | 152.457 |
| 22 | 98 | IC | 2 | IKARI | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'47.787 | 1.934 | 0.040 | 152.401 |
| 23 | 2 | IC | 3 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team イノウエエンジニアリング | 1'47.874 | 2.021 | 0.087 | 152.278 |
| 24 | 56 | IC | 4 | YUTAKA TORIBA | BIRD BIRD | 1'47.944 | 2.091 | 0.070 | 152.179 |
| 25 | *33 | | | マックス・サロ | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'48.106 | 2.253 | 0.162 | 151.951 |
| 26 | 3 | IC | 5 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ | 1'48.181 | 2.328 | 0.075 | 151.846 |
| 27 | *96 | IC | 6 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing AKILAND AKILAND RACING | 1'48.196 | 2.343 | 0.015 | 151.824 |
| 28 | 4 | IC | 7 | 佐々木 祐一 | Sendai Day Dream F110 DAYDREAM RACING | 1'48.719 | 2.866 | 0.523 | 151.094 |
| 29 | 95 | IC | 8 | TOMISAN | AKILAND RACING AKILAND RACING | 1'48.994 | 3.141 | 0.275 | 150.713 |
| 30 | 43 | IC | 9 | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 1'49.252 | 3.399 | 0.258 | 150.357 |
| 31 | 71 | IC | 10 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING | 1'49.529 | 3.676 | 0.277 | 149.977 |
| 32 | 23 | IC | 11 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'50.020 | 4.167 | 0.491 | 149.307 |
| 33 | 34 | IC | 12 | 慶原 克律 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'50.881 | 5.028 | 0.861 | 148.148 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'56.498)予選通過 ---- |
- CarNo.80は、L項第4章第4条c)d)(ピット入口ホワイトラインカット)により、ベストラップを削除した。
- CarNo.33,37,96は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回タイムは採択されない。
たかのこのホテルFUJI GT300km RACE -RIJ- (2020/10/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2020 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 31 | | | 神 晴也 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'45.732 | - | - | 155.363 |
| 2 | 35 | | | 平良 響 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 1'45.752 | 0.020 | 0.020 | 155.333 |
| 3 | 62 | | | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 1'45.912 | 0.180 | 0.160 | 155.099 |
| 4 | 11 | | | 岩澤 優吾 | Rn-sports SEIDO-YA Rn-sports | 1'45.994 | 0.262 | 0.082 | 154.979 |
| 5 | 36 | | | 野中 誠太 | TGR-DC RSトムススピリットF4 TGR-DC Racing School | 1'46.023 | 0.291 | 0.029 | 154.936 |
| 6 | 14 | | | 荒川 麟 | ZAP SPEEDスカラシップ ZAP SPEED | 1'46.104 | 0.372 | 0.081 | 154.818 |
| 7 | 25 | | | 堀尾 風允 | SAMURAIサポーターズF4 FUMA HORIO | 1'46.188 | 0.456 | 0.084 | 154.695 |
| 8 | 77 | | | 小川 颯太 | WARMTECH Skill Speed SKILL SPEED | 1'46.236 | 0.504 | 0.048 | 154.626 |
| 9 | 38 | | | 奥住 慈英 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 1'46.290 | 0.558 | 0.054 | 154.547 |
| 10 | *80 | | | 伊東 黎明 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'46.394 | 0.662 | 0.104 | 154.396 |
| 11 | 32 | | | 菊池 宥孝 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'46.410 | 0.678 | 0.016 | 154.373 |
| 12 | *37 | | | 清水 英志郎 | TGR-DC RSフィールドF4 TGR-DC Racing School | 1'46.429 | 0.697 | 0.019 | 154.345 |
| 13 | 28 | | | 古谷 悠河 | TOM'S YOUTH TOM'S YOUTH | 1'46.432 | 0.700 | 0.003 | 154.341 |
| 14 | 97 | | | 澤 龍之介 | BJ RacingスカラシップJSS Bionic Jack Racing | 1'46.553 | 0.821 | 0.121 | 154.166 |
| 15 | 55 | | | 土屋 祐輔 | Liaison DM F110 TEAM LIAISON | 1'46.800 | 1.068 | 0.247 | 153.809 |
| 16 | 16 | | | 塚田 海斗 | Media Do ADVICS影山G-UP Media Do Kageyama Racing | 1'46.846 | 1.114 | 0.046 | 153.743 |
| 17 | 70 | | | 木下 藍斗 | レプリスポーツF4 Leprix Sport | 1'46.861 | 1.129 | 0.015 | 153.721 |
| 18 | 39 | | | 中村 賢明 | SACCESS RACING ES SACCESS RACING | 1'46.997 | 1.265 | 0.136 | 153.526 |
| 19 | 13 | | | 藤原 大輝 | ACE LINES MD Factory KRac Motor sports | 1'47.369 | 1.637 | 0.372 | 152.994 |
| 20 | 73 | | | 塙 瞬佑 | カローラ新茨城レオンキッズレーシング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'47.497 | 1.765 | 0.128 | 152.812 |
| 21 | 86 | IC | 1 | 大阪 八郎 | Dr. Dry F110 ZAP SPEED | 1'47.576 | 1.844 | 0.079 | 152.699 |
| 22 | 98 | IC | 2 | IKARI | BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'47.687 | 1.955 | 0.111 | 152.542 |
| 23 | 56 | IC | 3 | YUTAKA TORIBA | BIRD BIRD | 1'47.719 | 1.987 | 0.032 | 152.497 |
| 24 | 2 | IC | 4 | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team イノウエエンジニアリング | 1'47.736 | 2.004 | 0.017 | 152.473 |
| 25 | *33 | | | マックス・サロ | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'47.774 | 2.042 | 0.038 | 152.419 |
| 26 | *96 | IC | 5 | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing AKILAND AKILAND RACING | 1'48.165 | 2.433 | 0.391 | 151.868 |
| 27 | 3 | IC | 6 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校フィールドモータースポーツ フィールドモータースポーツ | 1'48.171 | 2.439 | 0.006 | 151.860 |
| 28 | 4 | IC | 7 | 佐々木 祐一 | Sendai Day Dream F110 DAYDREAM RACING | 1'48.587 | 2.855 | 0.416 | 151.278 |
| 29 | 95 | IC | 8 | TOMISAN | AKILAND RACING AKILAND RACING | 1'48.910 | 3.178 | 0.323 | 150.829 |
| 30 | 43 | IC | 9 | 吉田 基良 | ZAP SPEED F110 ZAP SPEED | 1'49.239 | 3.507 | 0.329 | 150.375 |
| 31 | 71 | IC | 10 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランドCS F110 AKILAND RACING | 1'49.405 | 3.673 | 0.166 | 150.147 |
| 32 | 23 | IC | 11 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'49.730 | 3.998 | 0.325 | 149.702 |
| 33 | 34 | IC | 12 | 慶原 克律 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'49.916 | 4.184 | 0.186 | 149.449 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'56.378)予選通過 ---- |
- CarNo.80は、L項第4章第4条c)d)(ピット入口ホワイトラインカット)により、ベストラップを削除した。
- CarNo.33,37,96は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3.(ランオフエリア走行)により、当該周回タイムは採択されない。
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
- 第2戦優勝 #39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
- 最高です。今年始まって、だいぶ速さが出てきた中で、もてぎでは決勝を走れず、気持ちが折れかけていました。8番手スタートでしたが、アクシデントに巻き込まれずに2位に上がれたのが大きかったです。ピットアウトのタイミングで平川選手と石浦選手を抜くことができました。石浦選手はフレッシュタイヤで手強かったんですが、なんとか最後まで押さえ切る事ができました。平川選手の前に出られたのはタイヤ交換が早かったのも大きかったです。
予選Q3もちゃんとアタックできていれば上位からスタートできる手応えがあったので、今朝は悔しかったし気持ちはボロボロでした。それでも次につながるレースをしようという思いでスタートしましたが、こうやって勝てるチャンスが巡ってきました。巡ってきたチャンスをものにできたのは大きいですね。チェッカーを受けた頃には号泣していましたが、1周を走り終える頃にはおさまってきたので、泣き顔を見られなくてよかったです。
- 第2戦決勝2位 #38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
- SF14の頃はしょっちゅう表彰台に乗っていましたが、昨年SF19になってから苦労してきました。今年に入って少しずつ光明が見えてきた中で、こういう結果で終われたのは自分にとってもチームにとっても大きかったです。序盤にセーフティーカーが入った事で当初予定していた作戦と違ってきましたが、チームと無線でやりとりして判断しました。2台ともがハイペースで走れた事でこういう結果に終われたと思います。クルマを仕上げてくれたチームに感謝しています。やはり予選が重要になるので、ポールをとれるクルマを目指していこうと思います。3台でエントリーしているメリットをどうやって生かせるか考えていきたいです。
- 第2戦決勝3位 #1ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)
- 複雑な気持ちです。10位からのスタートだったので3位まで上がれるとは思っていませんでした。でも勝利も見えていたので、その点は残念です。レースを振り返ると、坪井とのギャップをキープしながら計算をしていました。石浦さんのピットの後、勝てるかもしれないと思って戦略を考えましたが、トラフィックに引っかかってペース上がらなかった事が原因の一つです。なかなかブルーフラッグが振られませんでしたね。その後は平川との差をキープしてピットアウト後に彼に前に出られるようにと頭を切り替えました。3位に入れたのは最高ですけど、優勝を逃した悔しさももちろんあります。
- 優勝チーム監督 立川祐路(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
- (2018年の第5戦もてぎ以来の勝利となったが)
何年か前の絶好調だった時に優勝は何度かしましたが、その時にできなかったワンツーフィニッシュを今回達成できました。チームのみんなに感謝していますし、ドライバーの二人も異なる戦略をこなしてくれて、すごく頑張ってくれました。坪井は初優勝ですが、今回は自分の力で勝ち取ったなと。本当に嬉しい限りです。もてぎとは違い、予選からいい位置につけられたのが大きかったです。序盤からセーフティーカーが入ったので、どうしようかなと思いましたが、スタートで2位、3位につけられたので、石浦には引っ張ってもらおうと決めました。昨年からクルマやタイヤの変更に苦戦してきましたが、これを機会にチャンピオン争いに加われるように頑張りたいと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の決勝が9月27日、岡山国際サーキットで行われ、予選8位からスタートした#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が参戦2年目にして待望の初優勝を達成した。

第2戦決勝は開幕戦とは違い、10周目から最終周までの間に最低一回のタイヤ交換が義務付けられた。ただし給油は禁止。タイヤのスペックはソフトのみの使用が許される。まだ完全ではないものの、昨年までのレースフォーマットに少し近づいた形だ。
ところがこのレースはスタート前から波乱が相次いだ。
まず午後2時30分より行われた8分間のウォームアップ走行で、予選13位の#15笹原右京(TEAM MUGEN SF19)がトラブルによりピットレーン入口で停止してしまった。自力でピットに戻ってくることができなかった笹原はグリッド整列に間に合わなかったため、ピットスタートとなってしまう。一方、予選Q3でコースアウトした#39坪井は修復が間に合ってウォームアップ走行に参加、無事8番グリッドに収まった。
笹原がスタートするはずだった13番グリッドを欠いたまま、第2戦決勝は午後3時15分にフォーメーションラップを開始。ところが今度は予選11位の阪口晴南(ORIENTALBIO KONDO SF19)がアトウッドカーブでクラッシュ。クルマのダメージは甚大で阪口はそのままクルマを降りた。
これによりスタートはディレイとなり、午後3時30分に再びフォーメーションラップが笹原と阪口を除く全17台によって開始された。これに伴い周回数も1周が減算され、全50周で行われることに。笹原は修復が間に合ってピット出口でエンジンを始動、最後尾でレースに加わった。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)。予選2位の#36宮田莉朋(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)は出遅れて後続に飲み込まれてしまう。
ところがその宮田をかわした#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)に#65大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が1コーナーで追突、押された牧野が予選3位の#4サッシャ・フェネストラズ(ORIENTALBIO KONDO SF19)を巻き込んでコースアウトしてしまったため、2周目からいきなりセーフティーカー(SC)が導入されることになった。
牧野とフェネストラズはここでレースを終えたが、大湯は走行を再開して2周目にタイヤ交換を行い、そのままコースに戻っていった。
1周目を終えた時点の順位は#20平川、#39坪井、#38石浦、#1キャシディ、#5山本、#19関口、#36宮田は7位でオープニングラップを終了。以下#16野尻、#7中山、#14大嶋、#18国本、#12塚越、#6福住、#50高星、#15笹原と続いて#65大湯が最後尾だ。
SCは7周終わりでピットイン。レースは8周目から再開された。
序盤から後続を引き離しにかかる#20平川の後方では#1ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)が9周めのヘアピンでアウトから#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)に並びかける。しかし石浦は一歩も引かずにこれを退けた。
続いて規定の10周目に入ったところで#5山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、#36宮田、#65大湯がタイヤ交換を行った。続いて39坪井、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)、#6福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が11周目にタイヤ交換。さらにトップの平川も12周目にピットイン。これで隊列は#38石浦、#1キャシディ、#16野尻、#7中山、#14大嶋、#18国本、#12塚越、#20平川、#39坪井.....となったが、13周目のヘアピンで#39坪井がオーバーテイクシステムを使ってタイヤの冷えている#20平川をかわして8位に。この時点でタイヤ交換を終えたドライバーの中ではトップに浮上した。
14周目の1コーナーで#65大湯が#50高星のインをついて14位に。しかし大湯はこの周終わりで3度目のピットイン。最後尾に後退してしまった。この周で#7中山雄一(KCMG Elyse SF19)もピット作業を行った。
15周目に#12塚越広大(ThreeBond Drago CORSE SF19)がピットイン。これでタイヤ交換を済ませていないのは#38石浦、#1キャシディ、#16野尻、#14大嶋、#18国本の5人となった。6位の#39坪井と#38石浦の差は18周を終えた時点で35.789秒だ。
19周目には#16野尻と#14大嶋がピットイン。まだ#38石浦は動かない。20周を終えて#39坪井との差は36.421。タイヤの冷えた野尻はダブルヘアピンから最終コーナーにかけての区間で#6福住と#36宮田に抜かれて10位でコントロールラインに戻ってきた。
22周を終えた時点で#38石浦と#39坪井の差は36.960。坪井は追い上げるどころがじりじりと#38石浦に差を広げられていく。規定周回のちょうど半分となる25周終了時点でその差は37.280まで広がった。
しかしこの周を境に二人の差は縮まり始める。
27周目37.188秒、28周目36.809秒、29周目は36.186秒。
そしてついに#38石浦は30周目にピットイン。8.4秒でタイヤ交換を済ませてコースに戻っていった。すかさず間合いを詰めていく#39坪井。両者はオーバーテイクシステムを作動させながらサイド・バイ・サイドでバックストレートを駆け下るが、ここではタイヤに充分熱の入っている坪井に軍配が上がった。しかし坪井のオーバーテイクシステムの残量はすでに10%を切ってしまった。
#38石浦は35周目のバックストレートでオーバーテイクシステムを再び作動させて#39坪井に並びかける。坪井は懸命にこれを押さえ込むが、ここでオーバーテイクシステムを使い果たしてしまった。しかし石浦の残量もここで10%を切ってしまった。こうなればあとはギミックなしのガチンコ勝負あるのみだ。
しかしまだこれは3位争い。トップの#1キャシディと2位の#18国本は37周を終えてもまだピットに入る気配を見せない。この時点でキャシディと坪井の差は33.073秒。38周目32.517秒、39周目32.266秒、40周目32.044秒、41周目32.472秒、42周目32.770秒、43周目32.592秒、44周目32.375秒、45周目32.009秒、47周目32.548秒と坪井はキャシディとの差を32秒あまりに留めて追い上げていく。
そしてついに#1キャシディと#18国本は48周目にピットイン。作業時間10秒でピットアウト。しかし時すでに遅く、#39坪井と#38石浦はキャシディの鼻先をかすめて1位、2位に浮上した。オーバーテイクシステムの残量を充分に残していたキャシディだったが、冷えたタイヤではペースを上げることもままならず、#39坪井は0.782秒後方に#38石浦を従えたままトップでチェッカーフラッグを受け、自身通算初の勝利をものにするとともに、セルモインギングにチーム創設以来初のワンツーフィニッシュをプレゼントした。最終的なキャシディとの差は3.103秒だった。
全日本スーパーフォーミュラ選手権はこのあと宮城県のスポーツランドSUGOにて第3戦を開催する。10月18日決勝だ。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/27) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 1:13'11.975 |
| 2 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 0.782 |
| 3 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 3.103 |
| 4 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 5.579 |
| 5 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 8.352 |
| 6 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 8.640 |
| 7 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 19.186 |
| 8 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 20.459 |
| 9 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 21.233 |
| 10 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 21.880 |
| 11 | 7 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 26.369 |
| 12 | 12 | 塚越 広大 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 28.278 |
| 13 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 32.950 |
| 14 | 50 | 高星 明誠 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 57.559 |
| 15 | *65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 50 | 57.961 |
| 16 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD TRD01F | 50 | 1'02.163 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 45Laps)完走 ---- |
| - | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD TRD01F | 0 | 50Laps |
| - | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 0 | 50Laps |
| - | 3 | 阪口 晴南 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD TRD01F | | D.N.S |
- Fastest Lap: CarNo.1 ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19) 1'15.237 (50/50)
- CarNo.65は、2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
TCRジャパンサンデーシリーズ第3戦は27日、岡山国際サーキットで決勝を行い、予選2位の篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。ブロンズクラスは総合でも3位に入ったヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。
サンデーシリーズ第3戦は午後1時35分にフォーメーションラップが始まった。このレースも塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION’)が出走を取りやめたため、8台がグリッドに付いた。上空には青空が広がり昨日より気温は10度ほど高い。
スタートではポールポジション・松本武士(Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA)の動き出しが良く、予選2位の篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)に先行するかに見えたが「ウェイトを積むとトラクションがかからない」と加速が伸びず、1コーナーまでに篠原にパスされ2位でレースを始めることになった。
トップに立った篠原は逃げる。1周目に0秒7差とすると6周目には3秒2、12周目には5秒1差と独走。「昨日よりタイヤが厳しかったが、序盤でタイヤをセーブしつつリードを築く作戦が成功した」と最終的には6秒近くの差で独走優勝を飾った。
2位の松本は「サスペンションのプリロードを変更した」と足回りの対策を行ってレースに臨んだが、それでもタイヤが厳しく追い上げはならず、このままの順位でゴールを迎えた。
トップ2台には大きく離されたが、このレースの見所は3位争いだろう。
予選3位のヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)は、スタートで同4位の下野璃央(Drago CORSE)に並びかけられ先行を許すが、2コーナーで抜き返し、3位ヒロボン、4位下野の順でオープニングラップを終える。
ここからこの2人の熾烈なバトルが始まる。ストレートが伸びるヒロボンとコーナー区間が速い下野。下野は各コーナーでヒロボンのインをうかがうが、なかなか決め手が無い。
そして7周目、バックストレッチエンドのヘアピン。下野は強引にヒロボンのインに飛び込み接触しながらヒロポンをパスすることに成功。しかしヒロボンも負けじとマイクナイトで抜き返す。
この接触でマシンのバランスが崩れたというヒロボンに下野が再び襲いかかる。何度かの接触があったものの下野を押さえてたヒロボンだったが、最終ラップにはヘアピン立ち上がりのリボルバーで下野は再びヒロボンのインに飛び込む。ヒロボンはコース外に押し出され、その間に下野が3位に浮上した。
下野は3位、ヒロボンは4位でゴールしたが、下野には「危険なドライブ行為」のペナルティが出され降格。ヒロボンは3位に繰り上がり、ブロンズクラスでの優勝を飾ることとなった。
4位には大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が、5位には梅本淳一(55MOTO with J'S RACING)が、6位にはMototino(55MOTO with J'S RACING)が入った。
TCRジャパン、サタデー/サンデーシリーズ第4戦は九州のオートポリスに舞台を移し11月14、15日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/27) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Maker Model Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS3 LMS Audi Team Hitotsuyama | 14 | 23'11.680 |
| 2 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA | 14 | 5.956 |
| 3 | 19 | Brnz | 1 | ヒロボン | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 14 | 19.914 |
| 4 | 73 | Brnz | 2 | 大蔵 峰樹 | Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 14 | 25.830 |
| 5 | 69 | Brnz | 3 | 梅本 淳一 | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | 14 | 39.347 |
| 6 | 55 | Brnz | 4 | Mototino | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | 14 | 41.766 |
| 7 | *34 | Brnz | 5 | 下野 璃央 | Honda CIVIC TCR Drago CORSE | 14 | 42.295 |
| 8 | 17 | Brnz | 6 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 14 | 42.620 |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 62 | Brnz | - | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION’ | | D.N.S |
- Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi RS3 LMS) 1'38.022 (2/14) 135.998km/h
- CarNo.34は、TCRジャパンシリーズ規則第9条1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒を加算した。
- ポールポジション 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
- Q1ではハーフスピンしてしまいましたが、なんとかQ2に進むことができました。Q1での僕の感触だとウォームアップが2周だと温まり過ぎるように感じてQ2はウォームアップ1周でアタックしましたが、日が陰って温度が下がったのでうまくいきませんでした。そこでQ3はウォームアップを2周でアタックしました。Q3では走りもまとめられたし、クルマもまとめられたのが2位との差に繋がったのかなと思います。
- 予選2位 #36宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)
- レースウィークが始まった時にはこんな結果は予想できませんでした。トップ10にも入れないかなと思っていましたので。Q1、Q2とトップになったことで、その気になりました。
SFではまだ長距離を走ったことがないので51周体力が持つのか不安ですが、頑張ります。F3で一緒に戦ったサッシャとトップ争いができたのは嬉しいし、ライバルとしていてくれたことに感謝しています。Q3では僕のミスがあり、セット変更も裏目に出てしまいました。そのせいで12秒台もポールも逃してしまいました。
- 予選3位 #4サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
- 最高の気分です。チームは本当によく頑張ってくれました。昨日の時点ではまさかこんなポジションにいられるとは思いませんでした。Q3はオーバープッシュしてしまい、タイヤを使い切ってしまったことが悔しいです。それがなければ2位になれたかもしれませんね。決勝では初めてタイヤ交換を経験しますが、平川選手や宮田選手に負けないように頑張ります。宮田選手のことはいいライバルだと思うので、SFでも共に戦えることを嬉しく思います。
ケンタがここにいないのは辛いですね。彼の情報は非常に参考になるし、互いに刺激を受けながら普段は頑張っているので。もちろんセナからも刺激は受けていますけどね。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の公式予選が9月27日、岡山国際サーキットで行われ、開幕戦優勝の#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が2戦連続でポールポジションを獲得。ルマン24時間レースに参加した影響で今回欠場となった中嶋一貴に代わってスポット参戦した#36宮田莉朋(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)も予選2位と大健闘をみせた。
公式予選は午前10時40分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。
予選Q1
予選Q1はA、B二つの組に分かれて実施された。今回は全てのセッションでソフトタイヤの使用が義務付けられており、Q1でも全車がソフトを装着しての走行となった。
A組は#1ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)、#4サッシャ・フェネストラズ(ORIENTALBIO KONDO SF19)、#5山本尚貴(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、#7中山雄一(KCMG Elyse SF19)、#14大嶋和也(ROOKIE Racing PONOS SF19)、#15笹原右京(TEAM MUGEN SF19)、#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)、#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、#65大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が出走。
どのドライバーもコースオープンとなってもすぐにはコースインせず、残り時間が7分を切ってから漸く走り始める。開幕戦もてぎに比べて気温、路面温度共に下がったこともあってか、アウトラップのあとにウォームアップを2周行ってからのアタックとなった。
まずは#65大湯が1'13.359を記録。続いて#15笹原が1'13.677。その直後に#1キャシディが1'13.120でトップに立った。#39坪井が1'13.181で2位につけ、ルーキーの#4フェネストラズが1'13.316で3位。スポット参戦の#7中山は5位、開幕戦に続いて参戦の#15笹原も7位ででQ2進出を果たした。
一方、ここでノックアウトされたのはなんと#19関口と#14大嶋だった。
B組はスポット参戦の#36宮田莉朋(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)と#3阪口晴南(ORIENTALBIO KONDO SF19)の二人。そして#6福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)、#18国本雄資(KCMG Elyse SF19)、#12塚越広大(ThreeBond Drago CORSE SF19)、#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)、#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)、#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、#50高星明誠(Buzz Racing SF19)そして#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)の10人。
こちらはコースオープン直後から#12塚越、#16野尻、#50高星のホンダ勢がピットアウト。塚越と野尻は1周してピットインしたが、高星はそのまま周回を重ねる。続いて残りの7人も相次いでコースイン。塚越と野尻もそれに続く。
高星は計測2周目に1'14.244を記録して一旦ピットイン。そのまますぐにコースへ復帰する。
残りのドライバーはA組同様にアウトラップのあとウォームアップランを2周してアタックに取りかかった。
まずは64牧野が1'13.654。これを36宮田が上回り、1'13.131でトップに立つ。16野尻は1'13.218で2位に。3阪口が1'13.230で3位につけた。宮田と阪口はスーパーフォーミュラライツとのダブルエントリーだが、25周のバトルを終えた疲れを感じさせない走りで見事Q2進出を果たした。この他、タチアナ・カルデロンに代わって出走の#12塚越も6位に入り、チェッカー直後に#20平川が7位に滑り込んでB組の走行は終了。ここでノックアウトされたのは#6福住、#18国本、そしてスポット参戦の#50高星だった。
予選Q2
予選Q2は午前11時20分開始。僅か7分間の走行ということもあり、コースオープンと同時に#20平川を除く13人が一斉にコースイン。平川は残り時間4分で走行に加わった。
#20平川はウォームアップ「1周のみで1'13.052を叩き出すが、すぐにウォームアップ2周を終えたドライバーたちがこれを上回っていく。
ここでトップに立ったのはなんと#36宮田。1'12.646をたたき出した。2位には#4フェネストラズが1'12.722でつけ、#39坪井が1'12.831で3位。他とは違う作戦を敢行した平川も7位に踏みとどまってQ3進出を果たした。
一方、SFL第5戦を制した#3阪口は1'13.175で11位と惜しくもここで予選を終えることに。#7中山、#15笹原、#12塚越らのスポット参戦勢のほか、なんと#16野尻も9位で予選を終えてしまう。8位との差は僅か0.010秒だった。
予選Q3
予選Q3は午前11時37分からの7分間。ここでもウォームアップに費やすのは2周だ。まずは#64牧野が1'13.426。#36宮田は1'13.109と自身のベストタイムを更新できず、#20平川が1'12.773でトップに立った。それでも宮田は2位につけ、フロントローで午後の決勝に臨む。3位には1'13.173を記録した#4フェネストラズが入った。
一方#39坪井はアタック中に痛恨のコースオフ。1'23.545で8位に終わっている。
スーパーフォーミュラ第2戦決勝はこのあと午後3時15分より51周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/27) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'13.761 | 1'13.052 | 1'12.773 |
| 2 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'13.131 | 1'12.646 | 1'13.109 |
| 3 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | 1'13.316 | 1'12.722 | 1'13.173 |
| 4 | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | 1'13.654 | 1'13.031 | 1'13.426 |
| 5 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | 1'13.359 | 1'13.004 | 1'13.431 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | 1'13.442 | 1'13.105 | 1'13.705 |
| 7 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'13.425 | 1'12.994 | 1'14.498 |
| 8 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | 1'13.181 | 1'12.831 | 1'23.545 |
| 9 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | 1'13.218 | 1'13.115 | |
| 10 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'13.120 | 1'13.148 | |
| 11 | 3 | 阪口 晴南 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | 1'13.230 | 1'13.175 | |
| 12 | 7 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | 1'13.370 | 1'13.211 | |
| 13 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | 1'13.677 | 1'13.553 | |
| 14 | 12 | 塚越 広大 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | 1'13.695 | 1'13.644 | |
| 15 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'13.777 | | |
| 16 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'13.795 | | |
| 17 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | 1'13.972 | | |
| 18 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | 1'13.997 | | |
| 19 | 50 | 高星 明誠 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | 1'14.127 | | |
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/27) Knock Out Q3 Weather: Fine Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'12.773 | - | - | 183.183 |
| 2 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'13.109 | 0.336 | 0.336 | 182.341 |
| 3 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'13.173 | 0.400 | 0.064 | 182.182 |
| 4 | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.426 | 0.653 | 0.253 | 181.554 |
| 5 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.431 | 0.658 | 0.005 | 181.542 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'13.705 | 0.932 | 0.274 | 180.867 |
| 7 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.498 | 1.725 | 0.793 | 178.942 |
| 8 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'23.545 | 10.772 | 9.047 | 159.564 |
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/27) Knock Out Q2 Weather: Fine Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'12.646 | - | - | 183.504 |
| 2 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'12.722 | 0.076 | 0.076 | 183.312 |
| 3 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'12.831 | 0.185 | 0.109 | 183.037 |
| 4 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'12.994 | 0.348 | 0.163 | 182.629 |
| 5 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.004 | 0.358 | 0.010 | 182.604 |
| 6 | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.031 | 0.385 | 0.027 | 182.536 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'13.052 | 0.406 | 0.021 | 182.484 |
| 8 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'13.105 | 0.459 | 0.053 | 182.351 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.115 | 0.469 | 0.010 | 182.326 |
| 10 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'13.148 | 0.502 | 0.033 | 182.244 |
| 11 | 3 | 阪口 晴南 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'13.175 | 0.529 | 0.027 | 182.177 |
| 12 | 7 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'13.211 | 0.565 | 0.036 | 182.087 |
| 13 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.553 | 0.907 | 0.342 | 181.241 |
| 14 | 12 | 塚越 広大 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.644 | 0.998 | 0.091 | 181.017 |
■Aグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/25) Knock Out Q1 Weather: Fine Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'13.120 | - | - | 182.314 |
| 2 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'13.181 | 0.061 | 0.061 | 182.162 |
| 3 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'13.316 | 0.196 | 0.135 | 181.827 |
| 4 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.359 | 0.239 | 0.043 | 181.720 |
| 5 | 7 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'13.370 | 0.250 | 0.011 | 181.693 |
| 6 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.425 | 0.305 | 0.055 | 181.557 |
| 7 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.677 | 0.557 | 0.252 | 180.936 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 8 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'13.777 | 0.657 | 0.100 | 180.690 |
| 9 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 1'13.972 | 0.852 | 0.195 | 180.214 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
■Bグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/25) Knock Out Q1 Weather: Fine Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'13.131 | - | - | 182.287 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.218 | 0.087 | 0.087 | 182.070 |
| 3 | 3 | 阪口 晴南 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'13.230 | 0.099 | 0.012 | 182.040 |
| 4 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'13.442 | 0.311 | 0.212 | 181.515 |
| 5 | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.654 | 0.523 | 0.212 | 180.992 |
| 6 | 12 | 塚越 広大 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.695 | 0.564 | 0.041 | 180.892 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'13.761 | 0.630 | 0.066 | 180.730 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 8 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.795 | 0.664 | 0.034 | 180.646 |
| 9 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'13.997 | 0.866 | 0.202 | 180.153 |
| 10 | 50 | 高星 明誠 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.127 | 0.996 | 0.130 | 179.837 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第5戦の決勝が9月27日、岡山国際サーキットで行われた。
第5戦決勝は爽やかな秋晴れのもと、午前9時より25周で行われた。
スタートでトップに立ったのは予選2番手の#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)。阪口はポールシッター#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)の牽制にも動じず、1コーナーでインを差して宮田を退けた。
しかしヘアピンの立ち上がりで#51片山義章(B-MAX RACING with ORC)と#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )が接触、これに#35河野駿佑(RS FINE K&N 320)、#3神晴也(Albirex-RT)らも巻き込まれる多重クラッシュが発生したために2周目からセーフティーカーが導入されることになった。グラベルに飛び出した名取やコース上でストップした河野は自力で脱出して隊列に加わったが、神はその場で車を降り、片山はピットでクルマを降りた。
この時点での順位はトップが#50阪口、2位に#36宮田、3位には#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)、そしてなんと4位にベテランの#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAX)がジャンプアップしていた。
レースは5周目にリスタート。トップ争いは阪口対宮田の一騎討ちとなり、小高はやや遅れて2台についていく。セクター1、セクター2で何度もベストタイムを更新しながら逃げにかかる阪口だが、宮田もほぼ遜色ないタイムで阪口に食らいつく。
10周を終えても両者の差はわずか0.388秒。13周目、15周目にはその差が1.2秒に開くが、すかさず宮田も14周目に0.6秒、16周目には0.7秒差まで挽回し、一歩も引かない構えだ。20周を終えても阪口のリードは僅か0.422秒だ。
その後方では1周目のアクシデントで出遅れた#2名取が激しい追い上げをみせ、13周目には4位まで浮上してきた。
結局#36宮田は最後まで#50阪口を攻略する糸口を見つけられないままレースは25周を終了。#50阪口が今季初優勝を飾り、#36宮田の連勝は4でストップした。3位は#37小高、4位は#2名取が入った。
マスタークラスは昨日ペナルティで惜しくも降着となった#DRAGON(TEAM DRAGON SFL )が勝利し、見事雪辱を果たしている。
全日本スーパーフォーミュラライツ選手権はこのあと、宮城県のスポーツランドSUGOに舞台を移して第6,7,8戦を行う。10月17-18日開催だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/27) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 25 | 39'16.527 |
| 2 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 0.444 |
| 3 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 4.713 |
| 4 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 25 | 21.466 |
| 5 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 25 | 37.066 |
| 6 | 52 | | | 影山 正美 | MASAMI PROJECT with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 25 | 45.642 |
| 7 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 25 | 46.989 |
| 8 | 10 | M | 2 | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 25 | 1'01.238 |
| 9 | 13 | M | 3 | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 24 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ---- |
| - | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 4 | 21Laps |
| - | 51 | | | 片山 義章 | B-MAX RACING with ORC B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 0 | 25Laps |
| - | 3 | | | 神 晴也 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 0 | 25Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320) 22'964 (23/25) 160.682km/h
2020年全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第4戦の決勝が9月26日、岡山国際サーキットで行われ、#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)がポール・トゥ・フィニッシュで、今季負けなしの4連勝を達成した。
第4戦決勝は午後4時より18周で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。
スタートでトップに立ったのは#36宮田。ヘアピンでアウトから#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が並びかけるが、宮田はこれを退けてトップで1周目を終えた。予選3位の#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)は1コーナーで#51片山義章(B-MAX RACING with ORC)と接触し、7位まで後退してしまった。代わって3位には#51片山が浮上した。
トップの#36宮田は#50阪口を引き離しにかかり、5周を終えた時点でそのリードを2.777秒とすると、7周目には3.445秒、8周目に3.900秒、9周目に4.236秒、10周目には4.636秒と着実にその差を広げていった。
ところがここまで#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAXと8位争いをしていた#5入山翔(Albirex-RT)が12周目のダブルヘアピン二つめでスピン。コース上でストップしてしまったために14周目からセーフティーカーが導入され、トップを快走していた#36宮田のリードは一旦リセットされてしまった。
しかしSCが15周目にピットインし、レースが16周目から再開されてからも#36宮田は#50阪口を全く寄せつけない走りで18周を走り切り、今季4勝目を獲得した。2位は#50阪口、3位には#51片山が入った。
マスタークラスは#30DRAGON(TEAM DRAGON SFL )が#10植田正幸(Rnsports320)の追撃を退け、トップでチェッカーを受けたが、レース後にDRAGONに対して統一規則第15条1(危険なドライブ行為)に抵触したとの判定がなされ、30秒加算のペナルティが課せられてしまった。これにより植田が1位に繰り上がり、今季初優勝をものにしている。
全日本スーパーフォーミュラライツ選手権第5戦決勝は、27日午前9時より25周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsoprts Forum
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 29'19.057 |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 18 | 1.759 |
| 3 | 51 | | | 片山 義章 | B-MAX RACING with ORC B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 18 | 3.197 |
| 4 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 18 | 4.260 |
| 5 | 3 | | | 神 晴也 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 18 | 5.549 |
| 6 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 6.241 |
| 7 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 6.879 |
| 8 | 52 | | | 影山 正美 | MASAMI PROJECT with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 18 | 9.538 |
| 9 | 10 | M | 1 | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 18 | 13.275 |
| 10 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 18 | 40.176 |
| 11 | 13 | M | 3 | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 17 | 1Lap |
| 12 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 11 | 7Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320) 1'22.439 (18/18) 161.705km/h
- CarNo.30は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦のフリー走行が9月26日、岡山国際サーキットで行われ、セッション終盤に1'12.479を記録した#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムだった。
フリー走行は午後2時より60分間で行われた。開始時点の路面温度は25℃、路面温度は28℃だ。
開始直前になって霧雨が降り、コースはハーフウェットの状態となったため、ピットシグナルがグリーンになってもコースインする車両はまばら。互いにピットイン、ピットアウトを頻繁に繰り返しながら路面コンディションの回復を待つ。
開始から15分が経過したあたりで漸くホームストレート上に明るい日差しが降り注ぐようになると、それにつれてラップタイムは徐々に縮まっていくようになる。
それまでのラップタイムは1分23〜24秒台に終始していたが、開始から20分が経過したところで#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が1’15.111を記録、これを開始23分で#50高星明誠(Buzz Racing SF19)が上回り、1’15.092でトップに。高星はその後もタイムを上げ、残り時間が32分を切ったところで1'14.100を記録。#36宮田も1'14.233を叩き出して2位に上がってきた。3位は#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)で1'14.325だ。
残り時間が30分を切ると、#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が1'13.554、1'13.498と立て続けにタイムを縮めてトップへ。#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)も1'13.836を記録して2位に。#6福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)も1'13.950で3位に上がってきた。
残り時間が23分を切ると、#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が1'13.422を記録してトップに浮上。
これを残り時間15分で開幕戦優勝の#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が1'12.850を叩き出して上回ったが、牧野は終盤さらに1'12.479までタイムを縮め、再びトップに躍り出た。さらにチェッカーフラッグ直前には#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が1'12.780を記録して2位に食い込み、平川は3位に。スポット参戦の#36宮田も終盤1'12.895までタイムを縮め、4位で走行を締めくくった。
午前中にクラッシュして最初の赤旗の原因を作った#14大嶋和也(ROOKIE Racing PONOS SF19)は残り時間が20分を切ったところで漸くコースイン。遅れを取り戻すべくチェッカーフラッグまで精力的に周回を重ねたが、ベストタイムは1'13.895に留まり、18位で走行を終えている。
また#50高星は終了間際にバックストレートでクラッシュを喫してストップ。足回りに大きなダメージを受けており、予選への影響が懸念される。高星のベストタイムは1'13.258。11位につけた。
スーパーフォーミュラ第2戦は明日27日の午前9時より公式予選をノックアウト方式で実施。決勝は午後3時15分より51周で行われる。今回は開幕戦とは異なり、タイヤ交換が義務付けられる通常フォーマットでのレースだ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/26) Free Practice Weather: Fine Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car / Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'12.479 | - | - | 183.926 |
| 2 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'12.780 | 0.301 | 0.301 | 183.166 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'12.850 | 0.371 | 0.070 | 182.990 |
| 4 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'12.895 | 0.416 | 0.045 | 182.877 |
| 5 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'12.998 | 0.519 | 0.103 | 182.619 |
| 6 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.003 | 0.524 | 0.005 | 182.606 |
| 7 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'13.024 | 0.545 | 0.021 | 182.554 |
| 8 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.065 | 0.586 | 0.041 | 182.451 |
| 9 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.068 | 0.589 | 0.003 | 182.444 |
| 10 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'13.162 | 0.683 | 0.094 | 182.209 |
| 11 | 50 | 高星 明誠 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.258 | 0.779 | 0.096 | 181.971 |
| 12 | 7 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'13.326 | 0.847 | 0.068 | 181.802 |
| 13 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'13.433 | 0.954 | 0.107 | 181.537 |
| 14 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'13.446 | 0.967 | 0.013 | 181.505 |
| 15 | 3 | 阪口 晴南 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'13.502 | 1.023 | 0.056 | 181.366 |
| 16 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.577 | 1.098 | 0.075 | 181.182 |
| 17 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.623 | 1.144 | 0.046 | 181.068 |
| 18 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 1'13.895 | 1.416 | 0.272 | 180.402 |
| 19 | 12 | 塚越 広大 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.446 | 1.967 | 0.551 | 179.067 |
TCRジャパンサタデーシリーズ第3戦は26日、岡山国際サーキットで決勝を行い、予選2位の篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。ブロンズクラスは総合でも3位に入ったヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。
第3戦決勝は午後1時5分にフォーメーションラップが始まった。上空には雲が広がりときおり雨も落ちる。塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION’)が出走を取りやめたため、8台がグリッドに付いた。
スタートを制したのは「初めてスタートが決まった」という篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)。ポールポジションの松本武士(Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA)の横をすり抜けトップで1コーナーに向かう。2位は松本、3位は予選順位通り下野璃央(Drago CORSE)が、4位にはヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が続く。
トップに立った篠原は1周目に松本を0秒9離すと、その後も徐々に間隔を広げ6周目には差を2秒3とし、悠々とトップを快走。タイヤが厳しくなった中盤には少し差を詰められたが、終盤には突き放しそのまま優勝を飾った。
松本は2位でゴール。「決勝は厳しいと思ってた。前に出ても抜かれてたと思う」と完敗だったが、「明日は対策を考える」とサンデーシリーズでのリベンジを誓った。
3位でレースを始めた下野だったが、背後にはヒロボンが迫る。序盤からテールトゥノーズの激しいバトルを演じていたが、ワーゲンからチェンジしたクプラはトラクションに利があり、4周目の最終コーナーの脱出速度を利用してストレートにかけて下野に並びかけ、5周目の1コーナーで前に出た。抜かれた下野もヒロボンに食い下がるが「アンダーが出て……」と決め手がなく3位ヒロボン、4位下野の順でゴールを迎えた。
5位梅本淳一(55MOTO with J'S RACING)と6位大蔵峰樹(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)も序盤からデッドヒートを繰り広げていたが、9周目のダブルヘアピンでついに大蔵が梅本に並びかけ併走しながら前に出る。しかし抜き返えそうとインを刺した梅本と大蔵は接触。大蔵のマシンはダメージを負ったのか、最終コーナーを曲がりきれずにコースアウトすることとなった。
梅本には黒白旗が提示されたが、タイム加算のペナルティーは科されず、5位でゴールした。6位には鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が入った。
サンデーシリーズは明日27日午後1時35分より20分+1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Final Race Weather: Cloudy Course: Dry
2020 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Maker Model Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS3 LMS Audi Team Hitotsuyama | 14 | 23'12.989 |
| 2 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA | 14 | 3.174 |
| 3 | 19 | Brnz | 1 | ヒロボン | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 14 | 12.103 |
| 4 | 34 | Brnz | 2 | 下野 璃央 | Honda CIVIC TCR Drago CORSE | 14 | 13.633 |
| 5 | *69 | Brnz | 3 | 梅本 淳一 | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | 14 | 40.360 |
| 6 | 17 | Brnz | 4 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 14 | 45.811 |
| 7 | 55 | Brnz | 5 | Mototino | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | 14 | 47.383 |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 73 | Brnz | - | 大蔵 峰樹 | Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 8 | 6Laps |
| - | 62 | Brnz | - | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION’ | | D.N.S |
- Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama) 1'37.962 (2/14) 136.018km/h
- CarNo.69は、接触行為により黒白旗を提示した。
2020全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の専有走行が9月26日、岡山国際サーキットで行われた。トップタイムを記録したのは#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)で1'13.741。上位5台をホンダエンジン勢が占めた。
新型コロナウィルスの影響で開幕が遅れに遅れ、ようやく8月にツインリンクもてぎで第1戦を開催した今シーズンのスーパーフォーミュラ。その影響は第2戦にも及び、開幕戦に続いて欠場を余儀なくされたユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)に代わって笹原右京が15号車をドライブすることになったほか、先週行われたルマン24時間レースに出走した中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)や小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、山下健太(KONDO RACING)らも今回は出走が許されなかったため、36号車を宮田莉朋が、7号車を中山雄一が、3号車は阪口晴南がドライブすることになった。宮田と阪口晴南はスーパーフォーミュラライツとのダブルエントリーだ。また開幕戦で名取鉄平がドライブした#50(Buzz Racing SF19)は今回高星明誠が、#12ThreeBond Drago CORSEも今回はタチアナ・カルデロンに代わって塚越広大がステアリングを握る。
このように全19台中6台がスポット参戦という状況のなか、専有走行は午前10時20分開始された。天候は曇り。コースはドライだ。
序盤から好タイムを記録してきたのは#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)。計測2周目に1'19.441でトップに立つと、その次の周では1'14.767までタイムを縮める。
だが開始10分余りで大嶋和也(ROOKIE Racing PONOS SF19)がブレーキトラブルのため1コーナーでコースアウト、タイヤバリアに突っ込んで停止してしまったため、この日最初の赤旗が提示され、セッションは中断となった。大嶋はそのまま走行を終えることに。
車両回収ののち、午前10時43分に走行が再開されると、すかさず#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)尻が1'13.741を叩き出してトップに浮上。#65大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が1'13.838で2位、#6福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が1'14.127で3位につける。
#15笹原も走行開始から40分が経過したところで1'14.068を記録、福住を退けて3位に浮上し、#64牧野も1'14.145までタイムを縮めて5位につけた。
トヨタエンジン勢の最上位は#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)の6位だが、5位牧野との差はわずか0.026秒だ。
今回スポット参戦することになった#36宮田は1'14.455で9位、#7中山は1'14.536で10位と健闘。#3阪口は1'14.856で16位に終わっている。
専有走行は残り時間が7分を切ったところで2度目の赤旗が提示されたため、そのまま終了となった。
第2戦岡山はこのあと午後2時よりフリー走行が60分で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦 -RIJ- (2020/09/26) Ocupancy Session Weather: Cloudy Course: Dry
2020 SUPER FORMULA Round 2 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car / Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.741 | - | - | 180.779 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.838 | 0.097 | 0.097 | 180.541 |
| 3 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.068 | 0.327 | 0.230 | 179.981 |
| 4 | 6 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.127 | 0.386 | 0.059 | 179.837 |
| 5 | 64 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.145 | 0.404 | 0.018 | 179.794 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'14.171 | 0.430 | 0.026 | 179.731 |
| 7 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'14.328 | 0.587 | 0.157 | 179.351 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD01F | 1'14.390 | 0.649 | 0.062 | 179.202 |
| 9 | 36 | 宮田 莉朋 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'14.455 | 0.714 | 0.065 | 179.045 |
| 10 | 7 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'14.536 | 0.795 | 0.081 | 178.850 |
| 11 | 12 | 塚越 広大 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.602 | 0.861 | 0.066 | 178.692 |
| 12 | 5 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'14.613 | 0.872 | 0.011 | 178.666 |
| 13 | 1 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD01F | 1'14.628 | 0.887 | 0.015 | 178.630 |
| 14 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD01F | 1'14.687 | 0.946 | 0.059 | 178.489 |
| 15 | 18 | 国本 雄資 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD01F | 1'14.800 | 1.059 | 0.113 | 178.219 |
| 16 | 3 | 阪口 晴南 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'14.856 | 1.115 | 0.056 | 178.086 |
| 17 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD01F | 1'14.922 | 1.181 | 0.066 | 177.929 |
| 18 | 50 | 高星 明誠 | Buzz Racing SF19 Buzz Racing with B-Max | Honda M-TEC HR-417E | 1'15.092 | 1.351 | 0.170 | 177.526 |
| 19 | 14 | 大嶋 和也 | ROOKIE Racing PONOS SF19 ROOKIE Racing | TOYOTA TRD01F | 1'16.049 | 2.308 | 0.957 | 175.292 |
2020年全日本スーパーフォーミュラライツ(SFL)選手権第4戦、第5戦の公式予選が9月26日、岡山国際サーキットで行われ、#36宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が2戦連続でポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時30分より30分間で行われた。第4戦のスターテンググリッドはベストタイム順、第5戦はセカンドベスト順となる。この日の岡山の天候は曇り。コースはドライコンディションだ。
9月末の岡山は気温、路面温度ともに下がってきており、各ドライバーともコースインから2、3周をかけて入念にタイヤに熱を入れてから本格的なアタックに取り掛かる。
まずは#36宮田が計測4周めに1'21.983を記録してトップへ。しかしその直後に、やや遅れてコースインした#50阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)がこれを上回り、計測3周めで1'21.957でトップに立った。3番手には#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が1'22.755で続く。
走行開始から10分が経過したところで各車一旦ピットへ。コース上ではマスタークラスの#10植田正幸(Rnsports320)のみが精力的に周回を重ね、1'23.854と、今回スポット参戦した#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAX)の1'23.838に迫るタイムを記録する。
ピットインしていたドライバーたちは残り時間が10分を切ったあたりで徐々にコースに戻っていき、2回目のタイムアタックが始まった。暫定トップの#50阪口は残り8分を切ったところでピットを離れた。
まずは残り時間が4分を切ったところで#35河野駿佑(RS FINE K&N 320)が1'22.394で3位に浮上するが、残り3分40秒で#2名取鉄平(TODA FIGHTEX )1'22.333、その直後に#51片山義章(B-MAX RACING with ORC)も1'22.214と相次いで河野のタイムを上回る。
そして残り3分を切ったところで#36宮田が1'21.430を叩き出してトップへ浮上。宮田はその次の周でも1'21.349とさらにペースを上げてきた。
この間に#50阪口もタイムを更新するが、1'21.502と宮田には一歩及ばず、ベストタイム、セカンドベストタイムともに2位にとどまった。宮田のチームメイト、宮田のチームメイト、#37小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)も終盤に1'21.976と1分21秒台のタイムを記録して3位に続いた。
注目のベテラン、#52影山正美(MASAMI PROJECT with B-MAX)は1'23.271までタイムを縮めたが、9位に終わっている。
SFL第4戦決勝は今日の午後4時より18周、第5戦決勝は明日の朝9時より25周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
TCRジャパンサタデー/サンデーシリーズは26日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、サタデー、サンデーシリーズとも松本武士(Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA)がポールポジション、ブロンズクラスは、サタデーが下野璃央(Drago CORSE)、サンデーはヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールポジションを獲得した。
公式予選はサタデーシリーズが午前8時から15分間、10分間のインターバールでサンデーシリーズが15分間で行われた。岡山国際サーキットはどんよりとした曇り空、過ごしやすい気候の中、両セッションは進行した。
両セッションともポールポジションを獲得したのは松本武士(Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA)。僅差で2位に篠原拓朗(Audi Team Hitotsuyama)が付けた。
サタデーシリーズのブロンズクラスは総合3位の下野璃央(Drago CORSE)が、サンデーシリーズも総合3位のヒロボン(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールポジションを獲得した。
サタデーシリーズは本日26日午後1時5分から、サンデーシリーズは明日27日午後1時35分からそれぞれ20分+1周で行われる。
- ダブルポールを獲得した松本武士のコメント
-
「フォルクスワーゲンはTCRを撤退し、他のメーカーと違ってアップデートもなく苦しい戦いです。ダンパーにオーリンズを採用し、セッティングを工夫しています。岡山はホームコースですし、速さを見せるために予選ではポールポジションを取りたいと思っていました」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI>
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'21.430 | - | - | 163.709 |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'21.788 | 0.358 | 0.358 | 162.992 |
| 3 | 51 | | | 片山 義章 | B-MAX RACING with ORC B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'22.214 | 0.784 | 0.426 | 162.148 |
| 4 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'22.333 | 0.903 | 0.119 | 161.913 |
| 5 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.380 | 0.950 | 0.047 | 161.821 |
| 6 | 3 | | | 神 晴也 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 1'22.491 | 1.061 | 0.111 | 161.603 |
| 7 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.649 | 1.219 | 0.158 | 161.294 |
| 8 | 52 | | | 影山 正美 | MASAMI PROJECT with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'23.374 | 1.944 | 0.725 | 159.892 |
| 9 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'23.421 | 1.991 | 0.047 | 159.801 |
| 10 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 1'23.658 | 2.228 | 0.237 | 159.349 |
| 11 | 10 | M | 2 | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 1'23.971 | 2.541 | 0.313 | 158.755 |
| 12 | 13 | M | 3 | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'26.398 | 4.968 | 2.427 | 154.295 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'29.992)予選通過 ---- |
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | | 宮田 莉朋 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'21.349 | - | - | 163.872 |
| 2 | 50 | | | 阪口 晴南 | Buzz Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'21.502 | 0.153 | 0.153 | 163.564 |
| 3 | 37 | | | 小高 一斗 | COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320 COROLLA CHUKYO Kuo TEAM TOM'S | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'21.976 | 0.627 | 0.474 | 162.618 |
| 4 | 51 | | | 片山 義章 | B-MAX RACING with ORC B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'22.095 | 0.746 | 0.119 | 162.383 |
| 5 | 2 | | | 名取 鉄平 | TODA FIGHTEX TODA RACING | TODA TR-F301 | 1'22.155 | 0.806 | 0.060 | 162.264 |
| 6 | 3 | | | 神 晴也 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 1'22.382 | 1.033 | 0.227 | 161.817 |
| 7 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N 320 RS FINE | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'22.394 | 1.045 | 0.012 | 161.793 |
| 8 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON SFL B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'23.114 | 1.765 | 0.720 | 160.392 |
| 9 | 52 | | | 影山 正美 | MASAMI PROJECT with B-MAX B-MAX RACING TEAM | SPIESS A41 | 1'23.271 | 1.922 | 0.157 | 160.089 |
| 10 | 5 | | | 入山 翔 | Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM | TOMEI TB14F3 2020 | 1'23.586 | 2.237 | 0.315 | 159.486 |
| 11 | 10 | M | 2 | 植田 正幸 | Rnsports320 Rn-sports | SPIESS A41 | 1'23.854 | 2.505 | 0.268 | 158.976 |
| 12 | 13 | M | 3 | 吉田 基良 | B-MAX ENGINEERING B-MAX ENGINEERING | SPIESS A41 | 1'25.926 | 4.577 | 2.072 | 155.143 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'29.770)予選通過 ---- |
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA | YH | 1'36.653 | - | - | 137.924 |
| 2 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS3 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'36.734 | 0.081 | 0.081 | 137.809 |
| 3 | 19 | Brnz | 1 | ヒロボン | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | YH | 1'37.177 | 0.524 | 0.443 | 137.181 |
| 4 | 62 | Brnz | 2 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION’ | YH | 1'37.293 | 0.640 | 0.116 | 137.017 |
| 5 | 34 | Brnz | 3 | 下野 璃央 | Honda CIVIC TCR Drago CORSE | YH | 1'37.734 | 1.081 | 0.441 | 136.399 |
| 6 | 73 | Brnz | 4 | 大蔵 峰樹 | Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | YH | 1'38.198 | 1.545 | 0.464 | 135.754 |
| 7 | 69 | Brnz | 5 | 梅本 淳一 | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | YH | 1'39.161 | 2.508 | 0.963 | 134.436 |
| 8 | 17 | Brnz | 6 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | YH | 1'39.490 | 2.837 | 0.329 | 133.991 |
| 9 | 55 | Brnz | 7 | Mototino | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | YH | 1'39.527 | 2.874 | 0.037 | 133.942 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'46.318 / 1'46.895(Brnz))予選通過 ---- |
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2020/09/26) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 3 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen RT with TEAMWAKAYAMA | YH | 1'36.593 | - | - | 138.010 |
| 2 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS3 LMS Audi Team Hitotsuyama | YH | 1'36.769 | 0.176 | 0.176 | 137.759 |
| 3 | 34 | Brnz | 1 | 下野 璃央 | Honda CIVIC TCR Drago CORSE | YH | 1'37.320 | 0.727 | 0.551 | 136.979 |
| 4 | 62 | Brnz | 2 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION’ | YH | 1'37.507 | 0.914 | 0.187 | 136.716 |
| 5 | 19 | Brnz | 3 | ヒロボン | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | YH | 1'37.908 | 1.315 | 0.401 | 136.156 |
| 6 | 73 | Brnz | 4 | 大蔵 峰樹 | Alfa Romeo Giulietta Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | YH | 1'38.324 | 1.731 | 0.416 | 135.580 |
| 7 | 69 | Brnz | 5 | 梅本 淳一 | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | YH | 1'39.164 | 2.571 | 0.840 | 134.432 |
| 8 | 55 | Brnz | 6 | Mototino | Alfa Romeo Giulietta RF TCR 55MOTO with J'S RACING | YH | 1'39.532 | 2.939 | 0.368 | 133.935 |
| 9 | 17 | Brnz | 7 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | YH | 1'39.813 | 3.220 | 0.281 | 133.558 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'46.52 / 1'47.052(Brnz))予選通過 ---- |
2020年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ第5戦が9月20日(日)に筑波サーキットで開催された。
真夏の開催となった前回とは打って変わり、気温はやや涼しい上に前日からつづく雨模様の天候がどう推移するか微妙なコンディションとなった。
エントリーは全部で9台。マスターズクラスの選手が3号車秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)以外は出場しなかった為の減少だが上位ランクの選手はほぼ全員出場した。また初出場組として、10号車坂野貴穀(ZAP ムトウ・サービス10V)、71号車地頭所光(ゼンカイレーシング遊技闘速ED)の2台がエントリーした。
注目は今年の2レースを両方制している8号車伊藤駿(ZAP重力の森10VED)を誰が止めるのか、上位ランカーたちはいずれも伊藤を意識した戦いになる。
■予選(20分)
午前9時20分に全車コースイン、まだ雨は落ちて来ず路面はドラコンディション。まずは伊藤がトップタイムを出し、続いて坂野が初出場ながらいきなり1分1秒台から入り2番手、前回2位の7号車本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)が続いた。
5分経過のタイミングで伊藤が1分0秒台に入れた頃からタイム争いが本格化。今年の2戦とも予選上位、レースでも良い位置を走りながら結果を残せていない9号車草野裕也(Sウィンズ花島・10VED)が0.208秒の差で2番手に上がり、本田は草野と0.055秒差の3番手。
7分経過時点で前回ポールポジションを獲得した草野が59秒868と1分を切りトップに立つとその後も59秒676、59秒454とタイムを詰め、12分時点で最速の59秒370を出し連続ポールポジションを決めた。追う立場の伊藤も59秒台に入り59秒931、最後は18分時点で59秒767までタイムを削ったが草野には届かず予選2位。前回同様草野、伊藤のフロントロウとなった。
予選3位は秋山、本田、1号車関根陽幹(オートルック10V)、22号車内藤大輝(RCIT with Raise UP ED)の4台の争いとなったがここから本田と関根が脱落、秋山~内藤~秋山と59.9秒台での攻防が続いたが18分時点でいきなり66号車野島遼葵(Deep-R・10V・ED)が59秒956で3番手を獲得、内藤が野島と0.032差の4番手、秋山は内藤と0.008秒差で5番手、と決した。以下本田~関根~地頭所~坂野の順で1分0秒台が続き、トップ草野から9位の坂野までが0.972秒差という密度の濃い予選となった。
■予選後のコメント
- ポールポジション 9号車草野選手(Sウィンズ花島・10VED) 59秒370
-
「連続してポールは取れたが(ミスが出た)前回の事もあるので、落ち着いて走って謙虚な気持ちで優勝を取れたらいいと思っている。昨日の練習走行の最後でクラッシュしてマシンを壊してしまい、メカの方が夜中までかかって修理してくれた状況で、今日走ってみないと分からない部分もあったが、想定したタイムは出せた」
- 2位 8号車 伊藤選手(ZAP重力の森10VED) 59秒767
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「(僅差でポールを逃したが)タイムに納得は出来ている。タイムがこの程度に終わったのは理由があるし、まだ他とのタイム差を確認できていないが、レースは大丈夫。前回と同じくスタートからプレッシャーかけて行くつもり。トップとこれだけ離れてしまう(0.397秒)と出来る事をやっていくだけだ」
- 3位 66号車野島選手(Deep-R・10V・ED) 59秒956
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「昨日の練習と変わりないタイムが出せたので予想通り。決勝は前の2台が速いので、それに離されない様に付いて行って、スキがあればトップを狙いたい」
■決勝(18LAP)
10時ごろか降り出した雨も昼前には止み、14時40分のコースイン時点では路面に湿り気が残るものの、全車スリックタイヤを選択した。
スタートダッシュを決めたのは伊藤で、勢いよく飛び出すとポールの草野の前に出て、そのままトップで第1コーナーに飛び込んだ。草野は路面が悪かったのか蹴り出しが弱く、野島から0.5秒差でプレッシャーを受けつつ2位をキープ。1周目が終わる時点で伊藤選手が早くも0.91秒の差をつける。スタート直後の混戦の中で地頭所と関根が接触、再スタートを切るが地頭所はノーズセクションを破損しウイングが大きく曲がった状態、関根も右サイドポンツーンを破損した。
伊藤は2周目以降59秒台のファステストラップを連発して草野以下を引き離す。草野は2周目に何とか野島を振り切ったが伊藤との差はコンマ3秒ずつ次第に広がり、7周目には2秒のギャップが出来る。3位野島はそこから更に2秒以上の差で単独走行、その後方は秋山と本田が0.5秒前後の差で4位を争う。
しかし8周目に草野も59秒台に入れると翌9周目にファステストラップを更新。伊藤を追い上げ始める。二人のギャップは9周目1.5秒、10周目1.3秒、11周目1.1秒と詰まっていくが伊藤も踏ん張りここで膠着状態に。一方秋山と本田の4位争いも本田が0.1秒ずつジリジリと間合いを詰めていく。
レースが再び動き出したのは14周目、草野が終盤に向けて再びペースを上げて伊藤との差を0.9秒台に入れると、16周目0.7秒、17周目0.5秒とギャップを削り取っていき、ヘアピンでは伊藤のテールに食らいつく。秋山と本田もヘアピンではテール・ツー・ノーズに。
しかしそれ以上の逆転は起こらず18周のレースはチェッカー、伊藤が0.4秒差で草野を振り切った。草野は惜しい2位だったが、マシントラブル、単独スピンと続いた負の連鎖を断ち切り今期初の表彰台。そこから大きく離されたが野島がS-FJで初の表彰台獲得となった。ただ一人マスターズクラスの秋山も本田を抑えきり4位。6位坂野、接触があった7位地頭所、8位関根まではそれぞれ大きくギャップを開いた状態で完走した。
■決勝後のコメント
- 優勝 8号車伊藤駿(ZAP重力の森10VED)
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「後半タイヤがタレたのか内圧が悪かったのか、厳しい状態だったが持ちこたえた。(今回は強さを見せられたか?のと言いに)何とかレースをしのぎ切れた、という感じです」
- 2位 9号車草野裕也(Sウィンズ花島・10VED)
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「(見応えのあるレースだった、の問いに)何とも悔しいですね、後半もっと詰めたかった。まずは結果が出てよかった」
- 3位 66号車野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
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「ちょっと気になった事があってペースが上がらなかった。前の二人が圧倒的に速かったのに対して中々59秒台に入れなかったのが悔しい」
- 5位 7号車本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)
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「追い抜けるポイントが最終と1コーナーに限られていて、なのにその前のストレートで離されてスリップに入れない状態だった。エンジンなのかクルマなのか、自分の技術にも足りないものがあった。もっと改善しないといけない」
次の筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ戦は10月10日、富士スピードウェイに場所を移して行われる。速さも勝負強さも見せた伊藤選手を誰が止めるのか? 筑波とは全く違う高速コースで何が起こるか注目される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Koji IKEDA
Junichi SEKINE
コロナ禍のために例年とは少しイレギュラーなスケジュールとなっている今シーズン、迎える第4戦は「FUJIMAKIGROUPもてぎGT300km」。残暑の残るもてぎは、晩秋の開催となる例年とは全く違う気候が予想される。また、ストップアンドゴーが特徴のツインリンクもてぎでのあまり経験のない300kmレースとあって、ブレーキへの負担が懸念されるため、ファクトリーではブレーキ関係の整備を中心に入念なメンテナンスを施し、レースに備えていた。
■公式練習
週間天気は週末に傘マークが並ぶ気がかりな予報。公式練習もスタート時にはウエット宣言が出ていたため山下選手がレインタイヤでコースに出た。しかし、路面は次第にドライに変わり、ドライタイヤに履き替えて、加納、山下両選手が交代しながら、時間いっぱいを使ってマシンのフィーリングを確かめた。
チームは持ち込んだタイヤのテストも行った。曇天のために路面温度は予想外に低かったが、チームがチョイスしたハードタイヤは問題なくパフォーマンスを発揮し、両選手とも苦手意識の強かったもてぎのコースで、何度も1分51秒台をマークする好調ぶりを見せた。翌日の決勝は、予報とは打って変わっての晴れが予想されており、路面温度が上がることが期待されるため、チームはタイヤの方向性も踏まえ、決勝に向けてのセッティングを行った。
■予選
午後からも天候はあまり回復せず、小雨がちの悩ましい空模様の予選となった。今回Arnage RacingはA組で、山下選手がQ1に出走した。ウエット宣言も出る中、ドライタイヤでアタックに挑んだ山下選手は、慎重にチャンスを窺い、4Lap目に1’49.603の好タイムをマークした。しかしQ2進出はかなわず、翌日のグリッドは27番手から追い上げることとなった。
■決勝
決勝日、朝のうちは眩しいほどの青空だったが、再び空模様は暗転していき、マシンがグリッドに並ぶ頃には今にも雨が降ってきそうな悩ましい空模様に変わっていた。
それでも決勝に雨粒が落ちてくることはなく、第1スティントを担当する山下選手は27番グリッドからレースをスタート。レース序盤、多重クラッシュによるセーフティーカー導入で前方マシンとの差が縮まる幸運もあり、山下選手はスティントの終盤には1分52秒台をマークするなど、終始いいペースで走行しながら少しずつ順位を上げていった。
Arnage Racingは後半スティントにタイヤへの負担が大きくなることを懸念して、ほぼレースの半分まで山下選手をコースに留まらせ、32Lap目に見かけ上7番手でピットに呼び戻した。チームはメカニックの息あった素早く正確なピットワークでタイヤを4輪とも交換、ドライバー交代を終えた加納選手が24番手でコースに復帰した。
加納選手も1分53秒台中盤から後半の非常にいいペースで走行。レースが後半に差し掛かり全車がルーティンピットを終える34Lap目ごろには、26番手を走行しながら前方を窺っていた。
そんな中、46Lap目に再びセーフティカーが導入され、またしても前方とのマージンがご破算となるチャンスが到来。この時点でまだ周回遅れになっていないARNAGE AMG GT3はさらにプッシュを続ける。レース再開後にライバルマシンにパスされる場面もあったが、加納選手はチョイスしたタイヤの良さを十分に活かし、最後まであまりペースを落とすことなく激走を続けた。厳しいもてぎのコースに、タイヤが悲鳴を上げて脱落していくマシンが続出する中、加納選手は一つのミスもなく最後まで冷静な走行を続け、スタートから5つポジションアップの22位でチェッカーを受けることができた。
Arnage Racingはチームが選んだタイヤを二人のドライバーが終始冷静な走りで守り抜き、好機を無駄にすることなく、300クラスのトップと同一周回での完走でポイント3を獲得することができた。
■大切なお知らせ
Arnage Racingのドライバー山下亮生選手より皆様へ、下記のとおりのご報告をさせていただきます。引き続き、山下選手の活躍を応援して頂けますと幸いです。
【ご報告】
18歳からレンタルカートを始め、86/BRZ Race、S耐を経て近年はジェントルマンドライバーにとって夢のレース最高峰であるSUPER GTに挑戦してまいりました。プロドライバーにどこまで敵うか毎回が緊張でもあり挑戦でもありました。
レース活動をするにあたり、企業経営者でもある自分にとっては、仕事との両立が大前提であります。が、一昨年からの米中貿易摩擦や新型コロナによる世界的な経済不況が一気に押し寄せており、一度立ち止まり仕事に専念すべきとの判断に至りました。
今回のSUPER GT第4戦もてぎを最後に、仕事が落ち着くまでの間、ドライバーとしての活動を一時休止致します。
レース結果がどうであれ、全力で戦いに挑んだことに後悔はありません。
突然のご報告となってしまった事をお詫び致します。今迄多くのチーム関係者並びにファンの皆様のサポート、応援を受けながらレース活動が出来ましたこと、心から感謝申し上げます。そして今後ともArnageRacingへの応援を宜しくお願い致します。
1日でも早くSUPER GTに復帰できるよう、頑張ります!
10月3日〜4日に富士スピードウェイにて開催予定の次戦、富士ラウンドにおきましても、Arnage Racingにご声援を賜りますよう、宜しくお願い致します。
Arnage Racing Team Release
SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2020/09/20) Final Race Weather: Cloudy Course: Dry
2020 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 8 | | | 伊藤 駿 | ZAP重力の森10VED TOKYO R&D RD10V | YH | 18 | 18'03.562 |
| 2 | 9 | | | 草野 裕也 | Sウィンズ花島.10VED TOKYO R&D RD10V | YH | 18 | 0.401 |
| 3 | 66 | | | 野島 遼葵 | Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V | YH | 18 | 7.031 |
| 4 | 3 | M | 1 | 秋山 健也 | スーパーウィンズKKS・ED MYST KK-S | YH | 18 | 11.531 |
| 5 | 7 | | | 本田 千啓 | オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 18 | 12.062 |
| 6 | 10 | | | 坂野 貴穀 | ZAPムトウ・サービス10V TOKYO R&D RD10V | YH | 18 | 18.534 |
| 7 | 71 | | | 地頭所 光 | ゼンカイレーシング遊技闘速ED MYST KK-S2 | YH | 18 | 27.209 |
| 8 | 1 | | | 関根 陽幹 | オートルック☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 18 | 48.970 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 22 | | | 内藤 大輝 | RCIT with Raise UP ED MYST KK-S2 | YH | 14 | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo.9 草野裕也(Sウィンズ花島.10VED) 0'59.536 (9/18) 123.656km/h
SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2020/09/20) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2020 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 9 | | | 草野 裕也 | Sウィンズ花島.10VED TOKYO R&D RD10V | YH | 0'59.370 | - | - | 124.002 |
| 2 | 8 | | | 伊藤 駿 | ZAP重力の森10VED TOKYO R&D RD10V | YH | 0'59.767 | 0.397 | 0.397 | 123.178 |
| 3 | 66 | | | 野島 遼葵 | Deep-R・10V・ED TOKYO R&D RD10V | YH | 0'59.956 | 0.586 | 0.189 | 122.790 |
| 4 | 22 | | | 内藤 大輝 | RCIT with Raise UP ED MYST KK-S2 | YH | 0'59.988 | 0.618 | 0.032 | 122.725 |
| 5 | 3 | M | 1 | 秋山 健也 | スーパーウィンズKKS・ED MYST KK-S | YH | 0'59.996 | 0.626 | 0.008 | 122.708 |
| 6 | 7 | | | 本田 千啓 | オートルック☆モダン☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 1'00.043 | 0.673 | 0.047 | 122.612 |
| 7 | 1 | | | 関根 陽幹 | オートルック☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 1'00.043 | 0.673 | 0.000 | 122.612 |
| 8 | *71 | | | 地頭所 光 | ゼンカイレーシング遊技闘速ED MYST KK-S2 | YH | 1'00.159 | 0.789 | 0.116 | 122.376 |
| 9 | 10 | | | 坂野 貴穀 | ZAPムトウ・サービス10V TOKYO R&D RD10V | YH | 1'00.342 | 0.972 | 0.183 | 122.005 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'17.606)予選通過 ---- |
- CarNo.71は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行)により、訓戒とした。