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2023年6月

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦レース7決勝上位3人のコメント 金丸ユウ「勝負は残り7、8周だと思って耐え抜いた」

レース7優勝 金丸ユウ(SUTEKINA RACING TEAM)

優勝した金丸ユウ(SUTEKINA RACING TEAM)

 「結構微妙なコンディションだったので、ピットからグリッドに行くまでにタイヤ選択を考えようと思いました。ピットからウェットで出ていってドライに履き替えると、タイヤが暖まらないと思ったので、まずドライで出ていって感触を確かめようと思いましたが、グリッドに着くまでには『スリックでいこう』と自分の中では決まっていました。周りの状況を教えてもらったら(スリックは)僕だけだったので、逆に気が楽になりましたね」

 「序盤は予想通りというか、めちゃくちゃ路面が濡れていたので、できるだけ雨量の少ないところやドライパッチを見つけて走りました。勝負は残り7、8周だと思ったので、そこまで耐え抜こうと」

 「(中盤以降は)グリップするところはグリップしていたので、ドライと同じように走れましたが、2コーナーとか11コーナーはウェットパッチがありましたので、そこだけ気をつけました。最後も全然プッシュしていなくて、8割ぐらいの走りであのタイムでしたから、もうほとんどドライコンディションだったんだと思います」

 「チームの方から無線でトップとの差がどのくらいか聞いていたので、残り5周で9秒くらいと聞いた時は『いけるな』と思いましたが、レースが半分行くまでは小川くんに追いつけるかどうかは微妙なところだったので、そこは耐え抜く感じでした」

 「昨日のレースで使ったタイヤをいま使ったので、予選で使ったタイヤはもう1セット残っています。5番スタートなので苦しいレースになるとは思いますが、スタートをちゃんと決めたいです。昨日少しミスしたので、そこを直して頑張りたいと思います」

レース7決勝2位 小川颯太(Bionic Jack Racing)

決勝2位の小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「予測できない状態だったので、あまりタイヤを潰さないように、トラクションをしっかりかけながらレース中盤まで行ったんですが、残り10周くらいでスリックの選手が結構いいペースできていることを知らされて、そこからプッシュしたんですが、ミラーを見ても追い付かれてる印象がなかったので、自分の持てる8割9割のペースで最後までしっかり勝負できるようにと思って走っていました」

 「タイヤは最後までグリップが残っていたので、序盤からもっとプッシュして、終盤にタイヤを使い切っちゃう感じで走っていれば、ウェットタイヤでも勝負できたのかなと思います。考えすぎちゃったなと。完全に自分の実力不足ですね。いい経験になりました」

 「次はスリックになればスタート勝負だと思うので、スタートしっかり決めてぶっちぎりで勝ちたいです」

レース7決勝3位 奥住慈英(Buzz Racing)

決勝3位の奥住慈英(Buzz Racing)

「普通に『こんなもんやろうなあ』って感じで走っていたら結構ペースが良くて、前にすぐに追いついたので、すぐに抜いてトップを追いかけていたら、オーバーテイクのたびに結構タイヤを使ってしまっていました。小川選手はタイヤをキープしながら走っていたのがわかったので、そこで追いつけないなと思いました。残り5周くらいでスローパンクチャーの症状が出てきたので、とりあえず最後まで走り切ろうと思いました。ドライの選手に対しては、仕方ないので余計に抗わないようにしました」

 「次は3番スタートなので、勝ちます。次はトップで戻ってきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Forumula Beat

第5戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/11) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2023 Formula Beat Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1523'18.638--
26佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1523'19.663 1.025 1.025
320大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1523'20.552 1.914 0.889
447徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1523'24.807 6.169 4.255
519ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1523'37.92619.28813.119
655G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1523'47.25128.613 9.325
770山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1523'48.76130.123 1.510
811G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1524'23.2791'04.64134.518
93G3船井 俊仁ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1524'26.5751'07.937 3.296
1040冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1424'03.3611Lap 1Lap
119G4KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1424'29.0061Lap 25.645
128G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1424'41.3641Lap 12.358
1321G6村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1323'53.8752Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
-1安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
47'15.70811Laps9Laps
-17G-田中 諭ミスト制動屋
Dallara F307
49'34.88011Laps2'19.172
-46有村 将真アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
36'13.92912Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 81 卜部和久(H・R F108) 1'31.559 (14/15) 145.598 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース7決勝 スリックタイヤが大正解!! 金丸ユウが逆転優勝を成し遂げる

優勝した金丸ユウ(SUTEKINA RACING TEAM)

  フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦のレース7決勝が6月11日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、予選4番手からスタートした金丸ユウ(Sutekina Racing)が見事な追い上げで終盤トップに立ち、今季初勝利を挙げた。

 レース7決勝は午前9時55分より18周で行われた。昨夜からの雨は止んでいたものの、路面はまだ濡れた場所が多く、タイヤ選択が難しいコンディション。そのためポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)はグリッド整列の段階からウェットタイヤを選択。予選2番手のリアム・シーツ(Sutekina Racing)、3番手の岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)はスリックタイヤでピットを離れたが、グリッド上でウェットに交換。しかし4番手スタートの金丸はコースインから履いていたスリックタイヤでそのままスタートに臨んだ。

決勝がスタートした

 スタートではポールの小川がそのままトップで1コーナーを通過。シーツと岩澤は並走状態で1コーナーへ飛び込む。ここで岩澤が一旦シーツの前に出るが、モスエスまでにシーツがポジションを奪い返し、トップ小川、2位シーツ、3位岩澤で戻ってきた。

 マシントラブルで予選を走れず、最後尾スタートとなった奥住慈英(Buzz Racing)は1周目から猛烈な追い上げで4位までジャンプアップ。スリックタイヤを選択した金丸は苦しい走りを強いられて5位と一つポジションを落とした。

 奥住は2周目のバックストレートで早くも岩澤を抑えて3位に浮上。セクター1、セクター2と全体ベストも叩き出してシーツを追い上げ、3周目のアトウッドでこれをも攻略した。続くヘアピンでは2位を奪い返そうとするシーツだったが、奥住はこれを押さえ込んだ。シーツはダブルヘアピンでも奥住のインを狙っていったが、ここでも奥角に押さえ込まれ、そればかりか後ろから来た岩澤に抜かれてしまい、4位にポジションを落としてしまった。

 この間にトップの小川は奥住に対して4秒421のリードを築き上げるが、前が開けた奥住はさらにペースを上げ、4周目にその差は3秒621に縮まった。

 そしてこの周、スリックタイヤを選択した金丸が1分38秒733にペースを上げてきた。まだトップ小川の1分37秒242、奥住の1分36秒442には及ばないが、金丸のラップタイムはここからさらに上がっていき、トップ2台との差はみるみる詰まっていく。

 金丸はまず8周目のヘアピンでシーツを捕らえて4位に浮上すると、同じ周の最終コーナーで早くも岩澤のインをついて3位に浮上した。この時点でトップを走る小川との差は18秒074だった。

 その後も金丸は次々にファステストラップを更新し、10周終了時点で小川との差を14秒238とすると、12周終わりのホームストレートで奥住を捉えて2位に浮上してきた。小川との差は9秒828だ。

 路面コンディションの回復に合わせてどんどんペースを上げていく金丸に対し、小川も濡れたところを選んで走りながら自己ベストタイムを出すなど、懸命の抵抗を試みるが、その後も小川のリードはどんどん削られていく。

 そして16周目。ついに金丸が小川のテールに食らいつき、最終コーナーでインに飛び込んでトップに躍り出ると、そのまま一気に後続を突き放しにかかり、最後は小川に5秒934差をつけてフィニッシュラインに飛び込んだ。

優勝は金丸ユウ(Sutekina Racing)

決勝2位は小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

決勝3位は奥住慈英(Buzz Racing)

 この結果、金丸ユウが今季参戦2レース目で優勝を達成。2位は小川颯太。最後尾から見事な追い上げを見せた奥住慈英は終盤スローパンクチャーに見舞われながらも最後まで走り切って3位表彰台を獲得した。

 FRJ第3戦はこのあと午後2時55分よりレース8決勝を18周で行う。

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forunm

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース7決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/11) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
13金丸 ユウSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1828'59.407--
298小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1829'05.341 5.934 5.934
314奥住 慈英Buzz Racing
Buzz Racing
1829'38.88439.47733.543
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1829'45.75046.343 6.866
597岩澤 優吾Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1829'54.99355.586 9.243
699M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1729'15.7261Lap 1Lap
762Wang ZhongweiHELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1729'25.7011Lap 9.975
---- 以上規定周回数(90% - 13 Lpas)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 3 金丸ユウ(Sutekina Racing) 1'32.650 (18/18) 143.883 km/h

TCR JAPAN SUNDAY

第2戦岡山公式予選 HIROBONがポールポジション 猪爪杏奈は2位

ポールポジションはHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

 TCRジャパンサンデーシリーズ第2戦は11日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前8時45分から行われた。朝から小雨が降っていたが予選開始時にはほぼやんだ。路面はウエットでウエット宣言が出されるなか、15分のセッションが始まった。

 この予選でも梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FK7)と玉田誠二(TAMADA Racing)以外は、2周ほど回ってピットインを行い、前後のタイヤを組み替えてピットアウトしていく。

 残り5分を切ったあたりから各車タイムアタックを開始。まずはHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が1分55秒943でトップに立つ。2位には加藤正将(Audi Team Mars)が56秒587で、3位には猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)が57秒906でつける。

 HIRONONは残り30秒あたりで、タイムを1分54秒080と大幅に更新。加藤はタイム更新をならず。ここまで3位の猪爪はチェッカー直前にフィニッシュラインを通過し、最後のアタックに入る。セクター1で全体ベスト、セクター2で自己ベストを出し、ポールポジションの期待が高まったが及ばす、それでも1分54秒972で2位に浮上した。

予選2位は猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)

予選3位は加藤正将(Audi Team Mars)

 ポールポジションはHIROBON、2位に猪爪、3位に加藤、MOTOTINO(55MOTO RACING)、5位に鈴木、5位に梅本、7位に玉田誠二(TAMADA Racing)が入った。

 決勝は午後1時より23分+1周で行われる。ここまで土日シリーズを通して3連勝を飾っている猪爪の連勝は続くのか、止めるドライバーが現れるかに注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SUNDAY

第2戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2023 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119HIROBONCUPRA TCE
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'54.023--116.913
298猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
羽衣6 DOME RACING
1'54.972 0.949 0.949115.948
365加藤 正将Audi RS 3 LMS
Audi Team Mars
1'56.587 2.564 1.615114.342
455MOTOTINOHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'57.596 3.573 1.009113.361
517鈴木 建自Audi RS 3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'58.522 4.499 0.926112.475
669梅本 淳一Honda CIVIC TCR
J'S RACING CIVIC TCR FK7
2'00.485 6.462 1.963110.643
77玉田 誠二Audi RS 3 LMS
TAMADA Racing
2'02.330 8.307 1.845108.974
---- 以上基準タイム(110% - 2'05.426)予選通過 ----

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山決勝ウィナーコメント 猪爪杏奈「わたしの方が奥にいけていた」

優勝した猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)

 「予選はタイム差があったんですが、余裕は感じていませんでした。わたしは50キロのウエートで、2番手のMOTOTINO選手は無しで、同じシビックでスタートダッシュもいいですし、スタートとオープニングラップの1周目が勝負だと思っていました。予想どおり前に行かれて、ペナルティーは受けたみたいですが、自分としては褒められるものではありませんでした。ブレーキはヘアピンで並んだときに、わたしの方が奥に行けてるなという自信があり、MOTOTINO選手もホームコースなので、タイヤが落ちてくる前に抜いてしまわないと思い、1コーナーのブレーキングで前に出ました。リスタートもうまくいってよかったです。あしたは雨のスリックになる可能性があって経験がないんですが、がんばりたいと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Forumula Beat

第4戦岡山決勝上位3人のコメント 卜部和久「1-2コーナーの攻防で前に出られて良かった」

第4戦優勝 卜部和久(H・R F108)

優勝した卜部和久(H・R F108)

 「スタートしか抜けるところがないと思っていました。思ったより決勝ペースも良くて、すごくいい決勝になったと思います」

 「動き出しもクラッチミートも普通だったんですが、1-2コーナーの攻防で前に出られて良かったです。その後は自分のベストを尽くすことだけ考えて走りました。順調にガスが減っていく中で、それなりにタイムを上げることができて良かったです」

 「(FIA-F4から2週連続参戦となったが)たくさんトレーニングしているんで、体力面の不安はありません。次は3番手からのスタートになりますが明日は多分雨なんで、気をつけて頑張ります。イメージトレーニングをしっかりやって決勝に挑みたいと思います」

第4戦決勝2位 佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

決勝2位の佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 「決勝はもうちょっといいイメージで行ったんですが、いまいちでしたね。スタートは可もなく不可もなくという感じでしたが、1-2コーナーでクルマがあまり曲がらなくて、このままだと押し出す格好になるなと思って、ちょっと引いてついて行こうと思ったんですが、ついて行けなかったですね」

 「駆動系への負担は気にしないようにしていたんですが、でもまあちょと安牌だったかなというのが反省点です。どっちにしても厳しいペースだったと思いますが、もうちょっと何かできたかなと思います」

 「明日は天候がウェットになるんで、勢いある子たちに負けないように、何か考えます。秘策はありません。岡山は全然雨で走っていませんから」

第4戦決勝3位 大宮賢人(ハンマーR疾風)

決勝3位の大宮賢人(ハンマーR疾風)

 「スタートでクラッチを早く離しすぎてストールさせてしまいました。そこからはとにかく追い上げることだけを考えて走りました。徳升選手に追いついてからは、抜くまでに相当手こずってしまいました。アトウッドの進入を抑えて、立ち上がりで並べるようにしていったら、バックストレートで前に出ることができました」

 「スタートを失敗したので、最低限3位で帰ってこないとと思って走りました、明日はスタートを失敗しないように頑張ります。雨は得意なので、トップを目指して頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Forumula Beat

第4戦岡山決勝 スタート直後の先陣争いを制し、卜部和久が今季3勝目を挙げる

優勝した卜部和久(H・R F108)

 Formula Beat(F-Be)第4戦の決勝が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、予選2番手からスタートした卜部和久(H・R F108)が見事なスタートダッシュを見せて後続を突き放し、第3戦鈴鹿に続いて今季3勝目を挙げた。

 第4戦決勝は午後3時より15周で行われた。天候は曇り。路面はドライだ。

スタート直後の1~2コーナー

佐々木孝太と卜部和久のトップ争い

 スタートから1-2コーナーでポールの佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)と2番手スタートの卜部がいきなりサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げ、卜部がトップに立つ。佐々木は接触を避けるために一旦引かざるを得なかった格好だ。その後方ではハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が3位、Gクラスの河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)が4位に浮上してきた。3番手スタートの大宮賢人(ハンマーR疾風)は痛恨のストールにより、一気に13位までポジションを落とし、そこから追い上げて10位でオープニングラップを終えている。

 しかしその後方、アトウッドカーブでピットスタートの有村将真(アポロ電工フジタ薬局MT)がコースを飛び出したため、レースは2周目からセーフティーカーが入る波乱の幕開けとなった。

 セーフティーカーがピットに戻り、レースが再開されたのは4周目。区間ベストを連発して一気に後続を突き放しにかかる卜部。追う佐々木。その後方では伊澤と河野が接戦を展開している。更にその後方では大宮が4周目を9位、5周目を7位で戻ってきた。

 5周を終わって卜部のリードは1秒374。2位の佐々木に続いて3位には河野と伊澤を捉えた徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が浮上してきた。6周目にはいると河野も伊澤を抜いて4位に浮上する。伊澤はトラブルに見舞われてペースが上がらず、7周目にピットイン。そのままレースを終えている。

 これで順位は卜部、佐々木、徳升、河野、そして大宮の順に。大宮は8周目に河野を捉えて4位まで挽回してきた。ここまでファステストを連発して逃げ続けた卜部のリードは8周目を終えて2秒045に広がった。

優勝は卜部和久(H・R F108)

決勝2位は佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 佐々木も自己ベストを更新しながら懸命に卜部を追うが、卜部は1周も手綱を緩めることなく攻め続け、最後は佐々木に4秒226の大差をつけて今季4勝目を挙げた。

決勝3位は大宮賢人(ハンマーR疾風)

決勝4位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

決勝5位、ジェントルマンクラス優勝は河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

決勝6位は冨田自然(Kデンタルオフィス)

 スタートで大きく出遅れた大宮も10周を終えたところで前を走る徳升のテールに食らいつき、13周目のアトウッドでついにこれを攻略して、3位表彰台をもぎ取っている。

 F-Be第5戦決勝は明日の午前11時より15周で行われる。

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6上位3人のコメント 小川颯太「2周目以降はミラーを気にせず自分のドライビングに集中した」

レース6優勝 小川颯太(Bionic Jack Racing)

優勝した小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「スタートはあまり自信がないんですけど、集中して臨みました。大失敗したわけではなかったんですが、それでも並ばれてしまいました。並んだまま1コーナーに入りましたが相手の方もスペースを残してくれたので、このバトルに関しては良かったなと思います。そこからは自分のペースを守って走り、自己ベストを出せました」

 「オープニングラップだけは後ろを見ながら集中しながら走りましたが、最終コーナーを曲がってからはミラーを気にせずに自分のドライビングに集中して走り切ることができました」

 「予選は新品、新品で行ったので、今はいい方のタイヤとレースで使ったタイヤが残っています。午前中のレースがドライだったらそこでいい方のタイヤを先に使って、有利な感じで二連勝を飾って、最後のレースは今日のレースでの状態を考えて走ります」

レース6決勝2位 岩澤優吾(Bionic Jack Racing)

決勝2位の岩澤優吾(Bionic Jack Racing)

 「スタートはうまく行って、4番手に上がり、金丸選手を抜いて1コーナーにブレーキして入ったんですが、アウト側から金丸選手が来ていたのがよく見えてなくて、立ち上がったら思ったより近くにいて迷惑をかけちゃいました。その後も3番手を走っていたら、2コーナーでリアム選手がコースアウトしていたので、そこで2位に上がりました。そこからトップを追いかけていたんですが、ペースがちょっとずつ足りませんでした。自分でも色々トライしながら走っていたんですが、後ろから金丸選手が来ていて、プレッシャーを感じました。プッシュしながら走りましたが、自分でも走り方をもっと考えないとと思います」

 「オーバーステアは解消されてはいませんでしたが、予選に比べれば改善していました。ただレース後半に行くに従ってしんどくなってきたので、セットアップの部分を見直さないとと思います」

 「リージョナルのドライビングを理解している途中ですが、ちゃんと習得できればFIA-F4のように表彰台に上がれると思います」

 「明日はドライならスタートでトップに立てれば面白いレースができそうだなと思います。雨ならどのカテゴリーでも自信はあるので、心配はしていません」

レース6決勝3位 金丸ユウ(SUTEKINA RACING TEAM)

決勝3位の金丸ユウ(SUTEKINA RACING TEAM)

 「このレースだけスポットで参戦することになっていて、今後のレースは予定していません。昨日岡山入りしてテストから走らせてもらっています。持ち込みのセットから色々試させてもらって、時間のない中でいいポイントに辿り着かない状態で予選を迎えました。予選1はそこまでバランスが悪くなかったんですが、予選2に向けてトップとのタイム差を縮めるためにセットを変えたところ、逆方向に行ってしまったという形で、予選2の方がポジションが悪くなりました。そこからセットを見直して決勝を走ったら、そんなに悪くない状態になりました」

 「1周目は岩澤選手の横に並んで1コーナーを立ち上がったら、岩澤選手がはらんできたので、接触を避けるために外に出るしかありませんでした。レースペース自体は悪くなかったんですが、前の選手に近づくとダウンフォースが抜けてしまうので、本当のレースペースがどこまで行けたかはわからなかったんですが、感触としてはトップからコンマ1かコンマ2ぐらいのところまでは行けたかなと思います」

 「今回は僕がスタートをミスしてしまって岩澤選手に前に行かれましたが、それがなければ無難に2番手は行けたなと思います。明日はスタートを無難に決めて、レースペースはここからどれだけ良くできるかを、今日のデータをもとにチームと考えて頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山決勝 50キロのサクセスウエートもなんのその、猪爪杏奈が独走で2連勝

優勝は猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)

 TCRJサタデーシリーズ第2戦は10日、岡山国際サーキットで決勝を行い、途中セーフティーカーが導入されるレースを圧倒的なスピード制した猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)が優勝した。

 決勝は午後1時にフォーメーションラップが始まった。上空の雲は厚くなり、風も出てきて過ごしやすいなか1周を回って7台がグリッドに着いた。

オープニングラップのダブルヘアピン手前

 好スタートを切ったかに見えたのは予選2位のMOTOTINO(55MOTO RACING)。ポールポジションの猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)を制してトップで1コーナーへ向かう。2位は猪爪、同3位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)はスタートをミスして5位まで順位を落とす。代わって3位には梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FK7)が、4位には加藤正将(Audi Team Mars)が上がってきた。

 2位に落ちた猪爪だが、アトウッド立ち上がりからMOTOTINOに並びかけ、ヘアピンでインから早くもトップに立った。ところが、猪爪は最終コーナーで行きすぎて失速。コントロールラインではハナ差でMOTOTINOが先行したものの、1コーナーでは猪爪はブレーキングでアウトからMOTOTINOをパスし、再びトップに立った。

 ここで2位に落ちたMOTOTINOにスタート違反で10秒のタイムペナルティーが科される。4周目にはそのMOTOTINOが2コーナーでコースアウトしてクラッシュ。セーフティーカーが導入されることとなった。

 クラッシュパッドの修復に時間を要し、レースは8周目から再開。トップの猪爪はリスタートを決め、2位以下を寄せ付けない。8周目には2位の梅本を1秒8離すと、サクセスウエート50キロを積まれているとは思われないスピードで独走状態に持ち込む。規定時間の23分が経過し、13周を回ってぶっちぎりでの優勝を飾った。

決勝2位は梅本淳一(J\'S RACING CIVIC TCR FK7)

決勝3位は加藤正将(Audi Team Mars)

 2位争いは梅本と加藤の間で繰り広げられたが、加藤も決め手がなく、0秒6~0秒8差で周回を重ねる。結局、梅本が2位、加藤が3位でゴールを迎えた。

 4位には2位争いに加われなかったHIROBONが、5位には鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が、6位には玉田誠二(TAMADA Racing)が入った。

表彰式

 サンデーシリーズ第2戦は明日11日、午前8時45分から予選が、午後1時より決勝が23分+1周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Forumula Beat

第4戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 Formula Beat Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1525'45.524--
26佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1525'49.750 4.226 4.226
320大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1526'06.17020.64616.420
447徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1526'09.19123.667 3.021
555G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1526'12.13026.606 2.939
640冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1526'13.34827.824 1.218
770山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1526'14.58529.061 1.237
83G2船井 俊仁ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1526'31.01745.49316.432
99G3KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1526'42.27356.74911.256
108G4米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1526'52.2351'06.711 9.962
1117G5田中 諭ミスト制動屋
Dallara F307
1426'10.5341Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
-1安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
917'05.9366Laps5Laps
-19ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
612'13.5289Laps3Laps
-11G-植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
12'02.99614Laps5Laps
-46有村 将真アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
0 0.00015Laps1Lap
-21G-村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 81 卜部和久(H・R F108) 1'31.009 (11/15) 146.478 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6決勝 小川颯太がポール・トゥ・フィニッシュで今季3勝目を獲得

優勝した小川颯太(Bionic Jack Racing)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦レース6の決勝が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ。ポールポジションからスタートした小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)が序盤のバトルを制してトップを独走、今季3勝目をものにした。

 レース6決勝は午後2時より18周で行われた。天候は曇り。路面はドライだ。

スタート直後、リボルバーの立ち上がり

 スタートでポールの小川に予選2番手のリアム・シーツ(Sutekina Racing)が並びかけ、両者並走状態で1コーナーに飛び込み、そのままの状態で2コーナーに向かうが、小川はなんとかポジションを守って立ち上がっていった。

 その後方では予選4番手の奥住慈英(Buzz Racing)がスタートで無念のエンジンストール、最後尾に後退してレースを始めることに。5番手スタートの岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)はこれをかわして3番手スタートの金丸ユウ(Sutekina Racing)に挑みかかり、3位にジャンプアップ。金丸はダートに逃げて接触を回避するが、そのまま4位で岩澤を追う。

 更にその後方ではワン・ジョンウェイ(HELM MOTORSPORTS F111/3)がアトウッドでオーバーランするが、なんとかクルマを壊さずにコースに復帰した。

 2周目に入ると、小川を僅差で追っていたシーツが2コーナーで痛恨のオーバーラン、ここで4位にポジションを落とす。代わって岩澤が2位、金丸が3位に順位を上げた。

 トップの小川は5周目までにそのリードを2秒730に広げる。

 その後方ではスタートで最後尾に落ちた奥住がファステストラップを何度も更新しながら追い上げを開始、9周目には6位のワンの背後に迫ったが、10周目の2コーナーでワンをアウトから抜こうとしてコースをはみ出し、そのままピットに戻ってレースを終える。ワンもこのバトルでダメージを負ったのか、14周目にピットインしてそのままクルマを降りた。

 一方、トップの小川はその後も2位岩澤との差を着実に広げ、11周目にはその差を4秒521とする。金丸は更にその1秒4後方だ。

優勝は小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

決勝2位は岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)

決勝3位は金丸ユウ(Sutekina Racing)

 15周終わって小川のリードは6秒284。一方岩澤と金丸の差はここにきて0秒789と接近してきた。

 結局小川颯太は一度もトップを明け渡さずに18周を走り切り、最後は2位の岩澤に7秒591の大差をつけてフィニッシュ。今季3勝目をものにした。2位は最後まで金丸を押さえ切った岩澤優吾、今大会から参戦した金丸ユウは今季初戦を3位表彰台で終えた。

 FRJ第3戦はこのあと、レース7決勝を明日の朝9時55分から、レース8決勝は午後2時55分から、いずれも18周で行われる。

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Forumula Beat

第4戦、第5戦岡山ポールシッターのコメント 佐々木孝太「一戦一戦若い子たちに勝つことで、ファーストガレージのクルマは強いんだって思わせたい」

第4戦、第5戦ともポールポジションの佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

第4戦、第5戦ポールポジション 佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 「卜部くんと大宮くんはFIA-F4にも出てて、上位で頑張っているので、なんとか負けないようにと。僕はもう腕では勝てないと思うので、クルマのセットアップを頑張りました。ここ2戦色々とクルマもトラブったり、いい状態じゃなかったのですが、今回色々煮詰められて、そこで勝てたのかなという感じです。チームのみんなが頑張ってくれたおかげです」

 「年齢をカバーするセットアップを一生懸命考えて、予選に関しては行けたかなと思います。決勝も体力も15周ぐらいならなんとかなるかなと。そこで疲れないクルマを作ろうかなと」

 「開幕2戦はドライブシャフトのトラブルでまともにレースできていなくて、もてぎもトラブルでバタバタしてセットもできない状況でした。前回のもてぎからリヤの足回り一式を変えたんですよ。それでセットが狂ってしまい、難しかったんですが、今回はその仕様でやっと通常のクルマに戻りました。ドライブシャフトだけじゃなくてトレッドもみんなと同じように広げたんです。そのためにロワアームも全部換えました。そのせいでもてぎでは煮詰めきれませんでしたが、今回は若い子たちと勝負できる仕様、求めているものに近づきました」

 「ここまで三連勝してるようなものなので、ここで二連勝したいですね。全部出られるわけじゃないけど、若い子たちが出ている時にちゃんと勝ちたいですね。とりあえずチャンピオンどうこうじゃなくて、一戦一戦若い子たちに勝ちたい。そうすることでファーストガレージのクルマは強いんだって思わせたい。それが一番です」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山ポールシッターのコメント 小川颯太「ここには三連勝を決めるつもりできている」

第3戦岡山レース6~8で3戦連続ポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing)

第3戦レース6、7、8ポールポジション 小川颯太(Bionic Jack Racing)

 「昨日は僅差だったので、今回は集中して走りました。今日の予選は路温が上がった以外は昨日の走行とコンディションがほぼ変わらなかったので、クルマの動きなどに影響は感じず、思っていた通りのバランスで走りました。2回目の予選は路面温度が更に上がってタイヤのピークが早くきてしまい、そこからのタレの影響で思い切ったアタックができませんでした」

 「最初の予選は走るたびにタイムが上がっていたのに、2回目はピークを過ぎてから少しずつタイムが落ちていったので、これは厳しいかなと思って早めにピットに入りました」

 「今週末は三連勝を決めるつもりで来ています。落ち着いてスタートを決められればいけると思うので、頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
198小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1826'44.913--
297岩澤 優吾Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1826'52.504 7.591 7.591
33金丸 ユウSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1826'53.359 8.446 0.855
427リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1826'56.74611.833 3.387
599M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1827'37.62752.71440.881
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
-62Wang ZhongweiHELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1218'34.0346Laps6Laps
-14奥住 慈英Buzz Racing
Buzz Racing
913'57.1999Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 14 奥住慈英(Buzz Racing) 1'28.428 (8/9) 150.753 km/h

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
198猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
羽衣6 DOME RACING
1325'09.999--
269梅本 淳一Honda CIVIC TCR
J'S RACING CIVIC TCR FK7
1325'15.600 5.601 5.601
365加藤 正将Audi RS 3 LMS
Audi Team Mars
1325'16.520 6.521 0.920
419HIROBONCUPRA TCE
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1325'22.29912.300 5.779
517鈴木 建自Audi RS 3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1325'33.80623.80711.507
67玉田 誠二Audi RS 3 LMS
TAMADA Racing
1325'37.42727.428 3.621
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
-*55MOTOTINOHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
35'10.52510Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 98 猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR) 1'36.706 (2/13) 137.849 km/h
  • CarNo. 55は、TCR JAPAN SERIES REGULATIONS 29-9.(シグナル消灯前に前進)により、決勝結果に10秒を加算した。

Forumula Beat

第4戦、第5戦岡山公式予選 佐々木孝太が復活の連続ポールポジションを達成!!

第4戦、第5戦ともポールポジションは佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 Formula Beat(F-Be)第4戦、第5戦の公式予選が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ベテラン佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

 今季初めての2レース開催となる岡山大会にはGクラス6台を含む16台がエントリー。公式予選は午前10時25分より15分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。ここでのベストタイム順が第4戦、セカンドタイム順が第5戦のスターティンググリッドとなる。

 まずはアウトラップに続いて卜部和久(H・R F108)が1分33秒637。2周目には1分31秒751を記録してトップに立つ。2番手は大宮賢人(ハンマーR疾風)で1分32秒071、ハンマー伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が1分32秒580で3番手だ。

 しかし計測3周目に入ると佐々木が1分31秒534を叩き出してトップに浮上、卜部は1分31秒618で2番手、1分31秒803の大宮が3番手だ。

 ここから大宮が計測4周目に1分31秒539で2番手に浮上すると、5周目には1分31秒539を出してトップに浮上するが、佐々木も計測6周目に1分31秒296を叩き出して再びトップに。次の周でも1分31秒127とさらにタイムを縮めてきた。

 これに対し大宮はそこからタイムを上げることができないままチェッカーが提示されることに。その直後、卜部が1分31秒316を記録、土壇場で佐々木と大宮の間に割って入った。

 この結果、ベストタイム1分31秒127、セカンドタイム1分31秒296と共にトップの佐々木孝太が第4戦、第5戦両方のポールポジションを獲得。佐々木のポール獲得は第1戦鈴鹿以来。ここまでドライブシャフトの折損に悩まされてきた佐々木だが、もてぎ大会から対策部品の装着やトレッドの拡張など、リヤ周りを一新し、今週末ついにその苦労が実った格好だ。

第4戦予選2位、第5戦予選3位は卜部和久(H・R F108)

第4戦予選3位、第5戦予選2位は大宮賢人(ハンマーR疾風)

 第4戦の2番手は卜部和久、3番手は大宮賢人という結果に。第5戦は1分31秒539の大宮が2番手、卜部は1分31秒618で3番手からスタートすることになった。

 F-Be第4戦決勝はこのあと午後3時より、第5戦決勝は明日の午前11時より、いずれも15周で行われる。

第4戦、第5戦とも予選4位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

第4戦、第5戦とも予選5位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

第4戦、第5戦とも予選6位は河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース7公式予選 小川颯太が4連続ポールを達成

第3戦レース7ポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦レース7の公式予選が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)がレース6、レース8に続いてポールポジション。小川はこれで第2戦鈴鹿のレース5から4戦連続、今季通算で7度目のポールを獲得した。

 この日2回目の公式予選は午前10時から15分間の走行。ここでのベストタイムでレース7のグリッドが決定する。

 各ドライバー続々とコースインしてアタックに取り掛かるが、ここで奥住慈英(Buzz Racing)のエンジンに火が入らず、ガレージから一歩も出ることができない状況に。結局トラブルは解決せず、奥住は一周も走ることなく予選を終えることとなった。

 コース上ではアウトラップに続いて1周のウォームアップ走行を行ってアタックに入った小川がいきなり1分27秒910を叩き出す。

 同じくウォームアップ1周でアタックを始めた岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)が2本目のアタックで1分27秒502を記録して小川を上回るが、3本目のアタックでは小川が1分27秒244を出して逆転。その後は1分27秒369、1分27秒315とタイムが伸びなかったため、小川はチェッカーを待たずに早々とピットイン。そのままトップで予選を終えた。

 これに対し、ウォームアップ2周でアタックに取り掛かったリアム・シーツ(Sutekina Racing)は最初のアタックで1分27秒922を記録すると、2本目では1分27秒748、3本目で1分27秒594とタイムを縮め、最後は1分27秒466を記録して、こちらも早めに予選を終えた。

 序盤に一時トップに立った岩澤はその後タイムが伸びず、2本目のアタックで記録した1分27秒502を最後まで上回ることができなかった。

第3戦レース7予選2位のリアム・シーツ(Sutekina Racing)

第3戦レース7予選3位の岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)

 この結果、第3戦レース7は小川颯太がポールポジションを獲得、リアム・シーツが予選2番手、岩澤優吾が3番手から明日の決勝に臨むことになった。

 第3戦レース7決勝は明日の朝9時55分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山公式予選 猪爪杏奈がコースレコードを大幅に更新しポールポジション

ポールポジションは猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)

 TCRJサタデーシリーズ第2戦は10日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前10時10分より15分間で行われた。台風3号の影響もなく薄曇りで、柔らかい日差しが差し、蒸し暑い。

 梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FK7)以外のドライバーは1周を回ってピットイン。温まりの良い前輪と悪い後輪を組み替えて再びコースインを行う。

 コースにステイした梅本は1分37秒500からタイムを37秒191まで縮めまずはトップに立つ。

 このタイムを更新してきたのは1分36秒724でHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)。2位にはMOTOTINO(55MOTO RACING)が36秒964で続く。翌周、MOTOTINOはタイムを36秒283とコースレコードの36秒477を更新しトップに浮上。

 しかし残り4分を切ったところで、満を持してタイムアタックを行った猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)が、1分36秒936と他を圧倒してトップ。このタイムでポールポジションを決めた。

予選2位はMOTOTINO(55MOTO RACING )

予選3位はHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

 2位にはMOTOTINOが、3位にはHIROBONが入った。4位は序盤のタイムで梅本が、5位には加藤正将(Audi Team Mars)が、6位には鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が、最後尾の7位には玉田誠二(TAMADA Racing)が入った。

 決勝は本日午後1時より、23分+1周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6、レース8公式予選 好調小川颯太が共にポールポジションを獲得

レース6、レース8ともポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦レース6、レース8の公式予選が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)がレース6、レース8共にポールポジションを獲得した。 

 FRJの2023シーズンもいよいよ中盤戦。第3戦のエントリー台数は7台。そのうちマスタークラスは1台。この中には国内外の様々なレースで活躍してきた金丸ユウ(Sutekina Racing)や、昨年までFIA-F4で戦っていた奥住慈英(Buzz Racing)が新たに加わった。またHELM MOTORSPORTSからは中国人ドライバーのワン・ジョンウェイが参戦している。

 そうした中、1回目の公式予選は午前9時35分より15分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。二日間で3レースが予定されている今大会は、この走行におけるベストタイムがレース6のスタート順、セカンドタイムがレース8のスタート順となる。

 まずは1周のウォームアップを挟んで岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)が1分28秒556を記録すると、これを小川が上回り、1分28秒155でトップに立つ。続いてリアム・シーツ(Sutekina Racing)が1'28.196で2番手に上がってきた。

 小川はその後も1分27秒759、1分27秒705、1分27秒685、1分27秒645と着実にタイムを縮めていく。それに対してシーツも1分28秒104、1分27秒963、1分27秒910とタイムを更新するが、小川にはあと一歩及ばない。

 他のドライバーよりやや遅れてコースに入った金丸は計測3周目に1'28.791を記録して5番手につけると、次の周で1'28.222を記録して3番手に浮上、その後も1'28.070、とタイムを更に縮めてきた。

 更に奥住も計測6周目に1分28秒132を記録して4番手。序盤3番手につけていた岩澤は計測8周目に1分28秒181を記録するにとどまり、5番手まで後退するが、セカンドベストタイムでは1分28秒195と金丸や奥住を上回るタイムを記録した。

レース6、レース8とも予選2位のリアム・シーツ(Sutekina Racing)

レース6予選3位、レース8予選5位の金丸ユウ(Sutekina Racing)

レース6予選4位、レース8予選3位の奥住慈英(Buzz Racing)

 この結果、レース6、レース8のポールポジションは小川颯太が獲得。リアム・シーツもレース6、レース8共に2番手となり、金丸ユウがレース6の3番手、レース8は岩澤優吾が3番手からスタートすることとなった。

 FRJ決勝レース6はこのあと午後2時より、レース8は明日の午後2時55分より、いずれも18周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Forumula Beat

第5戦岡山公式予選結果

2023-formula-beat-rd5-okayama-qualifying-result

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 Formula Beat Round 5 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'31.296--146.017
220大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1'31.539 0.243 0.243145.630
381卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1'31.618 0.322 0.079145.504
419ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'31.892 0.596 0.274145.070
547徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1'32.028 0.732 0.136144.856
655G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'32.742 1.446 0.714143.741
740冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1'32.873 1.577 0.131143.538
870山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1'33.072 1.776 0.199143.231
91安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
1'33.762 2.466 0.690142.177
1011G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1'33.925 2.629 0.163141.930
119G3KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'34.336 3.040 0.411141.312
123G4船井 俊仁ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'34.482 3.186 0.146141.094
138G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'36.415 5.119 1.933138.265
1421G6村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1'37.549 6.253 1.134136.657
1517G7田中 諭ミスト制動屋
Dallara F307
1'38.971 7.675 1.422134.694
1646有村 将真アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1'50.92819.63211.957120.175
---- 以上基準タイム(130% - 1'58.930)予選通過 ----

Forumula Beat

第4戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 Formula Beat Round 4 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16佐々木 孝太ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'31.127--146.288
281卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1'31.316 0.189 0.189145.985
320大宮 賢人ハンマーR疾風
疾風
1'31.368 0.241 0.052145.902
419ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'31.764 0.637 0.396145.273
547徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1'32.006 0.879 0.242144.891
655G1河野 靖喜ファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'32.713 1.586 0.707143.786
740冨田 自然Kデンタルオフィス
TATUUS FC106
1'32.859 1.732 0.146143.560
870山口 登唯BLUE-MAX新村工業所RK
B-MAX RK01
1'32.915 1.788 0.056143.473
91安井 和明ブースカ隊長
Dallara F301
1'33.710 2.583 0.795142.256
1011G2植田 正幸Rnsports制動屋KKZS
MYST KK-ZS
1'33.863 2.736 0.153142.024
119G3KAMIKAZEファーストガレージ&ISP
Formula Renault 2.0
1'34.251 3.124 0.388141.439
123G4船井 俊仁ファーストガレージ&ISP
ZAP F108
1'34.289 3.162 0.038141.382
138G5米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'35.967 4.840 1.678138.910
1421G6村瀬 和也ミストセキグチ:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1'37.549 6.422 1.582136.657
1517G7田中 諭ミスト制動屋
Dallara F307
1'38.800 7.673 1.251134.927
1646有村 将真アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1'43.64812.521 4.848128.616
---- 以上基準タイム(130% - 1'58.652)予選通過 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース7公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'27.244--152.799
227リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'27.466 0.222 0.222152.411
397岩澤 優吾Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'27.502 0.258 0.036152.349
43金丸 ユウSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'27.786 0.542 0.284151.856
599M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'29.904 2.660 2.118148.278
662Wang ZhongweiHELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'30.357 3.113 0.453147.535
---- 以上基準タイム(110% - 1'35.969)予選通過 ----
-14奥住 慈英Buzz Racing
Buzz Racing
d.n.s---

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース8公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'27.685--152.031
227リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'27.942 0.257 0.257151.586
314奥住 慈英Buzz Racing
Buzz Racing
1'28.183 0.498 0.241151.172
497岩澤 優吾Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'28.195 0.510 0.012151.151
53金丸 ユウSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'28.220 0.535 0.025151.109
699M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'30.304 2.619 2.084147.621
762Wang ZhongweiHELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'30.479 2.794 0.175147.336
---- 以上基準タイム(110% - 1'36.454)予選通過 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース6公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
198小川 颯太Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'27.645--152.100
227リアム・シーツSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'27.910 0.265 0.265151.641
33金丸 ユウSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'28.070 0.425 0.160151.366
414奥住 慈英Buzz Racing
Buzz Racing
1'28.132 0.487 0.062151.259
597岩澤 優吾Bionic Jack Racing F111/3
Bionic Jack Racing
1'28.181 0.536 0.049151.175
699M1近藤 善嗣KUJIRA Rn-sports
Rn-sports
1'30.101 2.456 1.920147.954
762Wang ZhongweiHELM MOTORSPORTS F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'30.364 2.719 0.263147.523
---- 以上基準タイム(110% - 1'36.410)予選通過 ----

TCR JAPAN SATURDAY

第2戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2023/06/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
198猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
羽衣6 DOME RACING
R1'35.936--138.955
255MOTOTINOHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
R1'36.283 0.347 0.347138.454
319HIROBONCUPRA TCE
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'36.724 0.788 0.441137.823
469梅本 淳一Honda CIVIC TCR
J'S RACING CIVIC TCR FK7
1'37.191 1.255 0.467137.161
565加藤 正将Audi RS 3 LMS
Audi Team Mars
1'37.494 1.558 0.303136.735
617鈴木 建自Audi RS 3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'37.747 1.811 0.253136.381
77玉田 誠二Audi RS 3 LMS
TAMADA Racing
1'40.322 4.386 2.575132.880
---- 以上基準タイム(110% - 1'45.530)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'36.477)を更新した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER GT

第3戦鈴鹿GTA定例会見 FIA-F4第2世代車両はFIAの手続きを終えて生産準備へ

2024年から使用される第2世代のFIA-F4車両

 6月4日に三重県の鈴鹿サーキットで行われたGTアソシエイション(GTA)の定例会見では、来季からの導入が決まっている第2世代のFIA-F4車両の受注状況をはじめとする現状についても坂東正明代表が明らかにした。

 第2世代車両については、クラッシュテストをはじめとするFIAの審査手続きが先月末に完了し、現在は11月末のデリバリー開始に向けて生産体制の構築を進めている。本格的な受注手続きはこれからだが、現時点で約30台の受注を見込んでいるとのこと。

 また不要となる現行車両の今後の用途に関しては、製造元の童夢よりスクールカーとしての使用できないか、との問い合わせが来ており、GTAとしては歓迎する意向だという。またFormula Beatなどのカテゴリーへの転用も認める方向だが、GTAが主体となって何かを行う予定はないとのことだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿GTA定例会見 GT300クラスへのカーボンニュートラル燃料導入について、今季中は見送ることをGTAが発表

 スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は6月4日、シリーズ第3戦の行われている三重県の鈴鹿サーキットで定例会見を行った。

 GTAはこの会見の中で、本大会からGT300クラスでも使用される予定になっていたカーボンニュートラル燃料(CNF)について、今シーズン中の導入を見送り、改めて来季の導入に向けて仕様の見直しを行うことを明らかにした。

 CNFは2021年末に導入が決まり、昨年はGT500クラスにおいてベンチテストや実車テストを実施。そして昨年の最終戦もてぎの翌日や、今季開幕前に岡山と富士で行われた公式テストでは参加するすべての車両を用いて検証を進めてきた。

 その結果、揮発性が低い特性に起因する、エンジンオイルへの混ざりやすさ(希釈)の問題が明らかとなった。最悪の場合これが原因でオイル切れを起こす可能性がある。

 GT500クラスについては各メーカーで対策を講じてきたが、市販車両であるFIA-GT3も参加するGT300については導入時期を今回の鈴鹿大会に延期するとともに、それに向けて第2戦富士の翌週にGTエントラント協会主催のテストを鈴鹿サーキットで行い再度検証を行うとしていた。

 しかし5月19日付のプレスリリースで、GT300クラスへの第3戦からのCNF導入を再度見送ることが明らかになり、今後の動向について注目が集まっていた。

 導入延期の理由について坂東代表からは、エンジンオイルへの希釈の問題は当初各メーカーでベンチテストを行なっている段階では問題なかったが、実車テストの段階で明らかとなった。各チームは現在も前向きに取り組んでいるものの、GT3車両を製造するメーカーからこの燃料を用いて450kmレースなどを行なった場合、エンジンの品質保証ができない可能性があるとの声が出つつあるとの説明があった。

 このため、今後はGT500については現行のCNFの使用を継続していくが、GT300については今季の導入を保留とし、GT300車両に適合した燃料を新たに作り直し、来季からの導入を目指す。その結果、場合によってはGT500とGT300で仕様の異なる燃料となることもあり得るとのことだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝 控訴が行われたためGT500クラスの競技結果は留保

 6月4日、鈴鹿サーキットで行われたオートバックススーパーGT第3戦「鈴鹿GT450kmレース」は、レース途中のアクシデントにより赤旗をもって終了した。暫定結果では3号車Niterra MOTUL Z(NDDP RACING)の優勝となっていたが、給油回数義務を消化していないため、ペナルティーの対象となるのではないかという各チームからの抗議を受け、大会審査委員会は審議の結果3号車を降格とした。これに対してNDDP RACINGは抗議をしたが大会審査委員会は却下。これを不服としてNDDP RACINGがJAFに控訴したためGT500クラスの競技結果は留保となっている。

 午後6時に3号車Niterra MOTUL Z(NDDP RACING)を優勝とする暫定の競技結果が発表されたが、これ対してSUPER GT Sporting Regulations(SpR)第14条1.(抗議の提出)に基づき、午後7時15分、1、14、17、19、36、37、38、39、64、100号車の監督より大会審査委員会に抗議が提出された(公式通知No. 38)。

 この抗議を受け午後8時30分、大会審査委員会はこの抗議を正当と認め(公式通知No. 39)、同40分に19号車WedsSport ADVAN GR Supra(TGR TEAM WedsSport BANDOH)を優勝、3号車には60秒のペナルティーを科し4位に降格とする改訂版の暫定結果を発表した。

 NDDP RACINGは午後9時20分、SpR第14条1.に基づきこの暫定結果に抗議(公式通知No. 40)。しかし、同30分大会審査委員会はこの抗議を却下(公式通知 No. 41)した。

 これを不服としたNDDP RACINGは午後10時25分、SpR第14条3.(控訴の手続)に基づき、JAFに控訴(公式通知No. 42)。よってJAFのモータスポーツ審査委員会の裁定が確定するまで、GT500クラスの競技結果は留保されることとなった。

 審査の裁定までは1~2カ月を要するものと思われ、再控訴が行われなければ、その裁定をもって結果が確定することとなる。

Text: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
119国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH4581:59'51.274--
236坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS40581:59'53.368 2.094 2.094
31平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS14582:00'16.57725.30323.209
4*3千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI42582:00'19.49228.218 2.915
5100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS32582:00'20.82929.555 1.337
614大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS32582:00'32.98741.71312.158
716福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS2582:00'40.34549.071 7.358
824佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH582:01'12.1321'20.85831.787
917塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS30582:01'19.8881'28.614 7.756
1038立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS12582:01'24.2861'33.012 4.398
1137笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS10582:01'26.4351'35.161 2.149
128野尻 智紀
大湯 都史樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS22582:01'33.6191'42.345 7.184
13*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI50571:59'02.6281Lap 1Lap
1464伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL2572:00'29.6301Lap 1'27.002
1539関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS12572:00'30.3211Lap 0.691
---- 以上規定周回数(70% - 40 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(au TOM'S GR Supra) 1'48.321 (1/29) 192.99 km/h
  • CarNo. 23は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、未消化につき競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 3は、2023-GTAブルテンNo. 028-S.4(給油義務)により、競技結果に対して60秒を加算した。

■GT300クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/04) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
17荒 聖治
柳田 真孝
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI15541:59'31.713--
22堤 優威
平良 響
加藤 寛規
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS45541:59'32.320 0.607 0.607
352吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS51541:59'33.096 1.383 0.776
456ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH66541:59'47.05415.34113.958
511富田 竜一郎
石川 京侍
塩津 佑介
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL541:59'50.93519.222 3.881
661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL541:59'56.04024.327 5.105
760吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL9541:59'59.24927.536 3.209
810安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL18542:00'15.19543.48215.946
930永井 宏明
織戸 学
上村 優太
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH542:00'19.38747.674 4.192
1020平中 克幸
清水 英志郎
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL542:00'28.05456.341 8.667
1125菅波 冬悟
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH3542:00'28.82657.113 0.772
1265蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS72542:00'31.48959.776 2.663
1331嵯峨 宏紀
小高 一斗
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS9542:00'34.5591'02.846 3.070
14360青木 孝行
田中 篤
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH542:00'35.7811'04.068 1.222
156片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
神 晴也
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH12542:00'37.3981'05.685 1.617
16244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH33542:00'44.3411'12.628 6.943
1750イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
小山 美姫
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH542:00'46.6231'14.910 2.282
184谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH6542:00'53.0881'21.375 6.465
19*5冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH542:01'14.5481'42.83521.460
20*27岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH24542:01'19.0011'47.288 4.453
2188小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH15542:01'29.9221'58.20910.921
2296新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL6542:02'11.4392'39.72641.517
2387松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH12531:58'14.2191Lap 1Lap
249阪口 良平
リアン・ジャトン
川端 伸太朗
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH531:59'35.9231Lap 1'21.704
2548井田 太陽
甲野 将哉
眞田 拓海
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH532:00'50.4111Lap 1'14.488
2622和田 久
城内 政樹
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH521:59'27.5462Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 37 Laps)完走 ----
-18小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH60510'57.68649Laps47Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 61 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT) 1'59.740 (2/41) 174.59 km/h
  • CarNo. 5は、SpR.27-1.3(燃料補給中の作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18(小出峻)は、SpR.26-11(ピットレーン速度制限)違反につきドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため未消化。
  • CarNo. 27は、SpR.27-1.3(燃料補給中の作業)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 96は、SpR附則-3,16(SC中のピットイン)のペナルティー未消化につき、競技結果に対して100秒加算のペナルティーを科した。

SUPER GT

第3戦鈴鹿優勝記者会見 千代勝正「状況が状況なので、素直に喜べない」

GT500クラス優勝 * 3号車Niterra MOTUL Z(NDDP RACING)

千代勝正(NDDP RACING)

GT500クラスで優勝した千代勝正(NDDP RACING)※留保中

 「状況が状況で、僕たちも勝てるレースではなかったので、素直に喜べる状況ではないんですけど、次生さんが無事ということが一番ですし、あれだけのクラッシュでも守ってくれる、GT500の車両の安全性とスタッフの皆さんに本当に感謝したいです」

 「この450kmというレースはすごく複雑な戦略が必要で、23号車はアンダーカット狙いで早めにピットに入って、長いスティントでペースを上げていましたが、僕らは逆にできるだけ長く引っ張りました。タイヤの状態や周りの状況を考えた作戦でしたが、その結果あの時点でトップに立っていたのは本当にラッキーで、願ってできたわけじゃありません。あそこでピットに入っていれば6番手か7番手で戻れる読みではあったんですが、すごく難しいレースで、鈴鹿ではもう一回450kmレースがあるので、今回の経験をそこに生かしていかないとチャンピオンシップは難しいだろうなと思います。これを糧に次も頑張りたいと思います」

高星明誠(NDDP RACING)

GT500クラスで優勝した高星明誠(NDDP RACING)※留保中

 「予選順位が順位だったので、どこまで追い上げられるかって気持ちでしたが、千代選手が順位を上げてきて、トップと同じとはいかないまでも、いいタイムを刻めていたので、僕もそれに続かないとと思っていました」

 「作戦的にはセカンドスティントまで引っ張ると最初から決めていて、タイヤを労わりながら走ったんですけど、その中でいいタイムを刻めて、ピット入った後も6、7番手まで行ける感触がありました。そこから赤旗になるとは正直想像していなくて、SCが入った時点で『うわあ、やってしまった』って思っていました。こういう結果になって優勝できたことはシーズンを考えるとプラスなので、すこは素直に受け入れたいなと思います。ただ実力的には100号車や36号車の方が速くて、僕たちはまだまだ足りないと思っているので、次の富士以降は自分達に何が足りないかを見つめ直して、挑んでいきたいなと思っています」

GT300クラス優勝 7号車Studie BMW M4(BMW Team Studie × CSL)

荒聖治(BMW Team Studie × CSL)

GT300クラスで優勝した荒聖治(BMW Team Studie × CSL)

 「こういう状況なので、あまり手放しに喜べない、そういう気持ちではあるんですが、自分が担当したスティントに関してはほぼ作戦通りに進められて、いいペースで走行できたかなと思います」

 「GT300クラスに関しては、1周目にピットインした車両が上位に来る展開になりましたが、その戦略を実現するためには我々のもってるM4GT3のパフォーマンスと、ミシュランタイヤのパフォーマンス、これがなければできませんでした。その武器を準備してくれたチームに感謝しています。手放しで喜べませんが、よかったなという印象です」

柳田真孝(BMW Team Studie × CSL)

GT300クラスで優勝した柳田真孝(BMW Team Studie × CSL)

 「優勝できたんですけど、次生選手がヘリで運ばれているという状況が心配です。同年代で一緒にやってきた仲なので、とても心配です。とはいえ、優勝に関しては素直に嬉しいですし、このチームで僕がずっと走っているわけではなくて、ブルーノ選手が走れない時に僕が出てるので、そういう中での優勝、荒さんとは2006年にも一緒に戦って勝っているので、一緒に表彰台に上がれたことは嬉しいです。こうやってチームに呼んでもらって、乗せていただいたことが嬉しいです」

 「早めに一回目の給油義務を終えて、次に僕に代わった、そこでのピット作業が速かったですし、52号車を抜くことができました。あとは2号車がピットアウトしてきた時に、ウォームアップがきつそうでしたが、僕らのウォームアップは良好だったので、抜くことができました。そのあとはもうペース的には2号車や52号車に追いつかれてしまうかな、と思いましたが、我々はストレートが速かったので、コーナーさえ押さえれば、西コースで引き離すことができました」

* この会見の後、複数のチームより抗議が提出され、競技団はこれを正当なものとして受理、3号車に対して60秒加算のペナルティを課した。その結果、優勝は19号車WedsSport ADVAN GR Supraに変更となっている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝 レースは大クラッシュにより赤旗終了 19号車WedsSport ADVAN GR Supraが初勝利を挙げる

GT500クラス優勝はWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

GT300クラス優勝はStudie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)

 2023オートバックス スーパーGT第3戦「鈴鹿GT450kmレース」の決勝が6月4日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。レースは終盤に大きなクラッシュが発生したため、赤旗中断となり、そのまま終了の決定がなされたため、その時点で給油義務を消化したチームの中でトップにいた19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が今季初優勝という結果となった。(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日11,000人/決勝日22,000人/大会総入場者数33,000人)

パレードラップが始まった

 第3戦決勝は午後1時30分に三重県警の白バイ7台、パトロールカー3台の先導によるパレードランに続いて行われた。周回数は77。第2戦富士に続いての450kmレースだ。

GT500クラスのスタートシーン

 ポールポジションの坪井翔(au TOM'S GR Supra)がそのままトップで1コーナーへ飛び込み、国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)が2位、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)が3位と上位陣は予選順位のままでオープニングラップを終了。

 その後方ではタイム抹消で最後尾スタートとなった平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)が立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)を抜いて14位で戻ってきた。

 3周終わって坪井は2位1秒314秒差をつける。4周目は1秒650と僅かづつリードを広げていく。

 その後方では7周目にベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)がシケインでアウトから牧野任祐(STANLEY NSX-GT)を抜いて3位に浮上する。

 坪井はこの間もトップを快走していたが、8周目に入ったところで小出峻(UPGARAGE NSX GT3)がホイール脱落によりヘアピンでストップするアクシデントが発生。これによりフルコースイエローが宣言され、9周目に入ったところでセーフティーカー(SC)が導入されたことで坪井が築き上げたリードは失われてしまう。

 車両回収に続いてSCは12周終わりでピットイン。13周目にレースが再開されると、坪井は再び後続との差を広げにかかる。

 この間に3位の1号車は19周目、2位の19号車は26周目に最初の給油を行った。19号車はここで早くも阪口晴南に交代する。

 トップの36号車は29周目に最初のピットイン。ここで坪井から宮田莉朋に交代する。ここで19号車、1号車の先行を許してしまったばかりか、ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)にもアウトラップでかわされ、4位にまで後退してしまった。

 これにより19号車がトップに浮上。これを1号車が僅差で追う展開となる。

 しかし1号車は42周目に2度目のピット作業を行い、バゲットから平峰一貴に交代。

 これに対しトップの19号車と3位の23号車は46周目に2度目のピット作業を行い、ここで23号車は松田次男に交代した。

 これで再び36号車がトップに。宮田は48周目まで引っ張って2度目のピット作業を行い、19号車と1号車そして23号車の前でピットアウトする。直後の1コーナーで19号車の先行を許した宮田は一時6秒以上の差を坂口につけられたが、タイヤに熱が入ってからは阪口を1秒以上上回るハイペースで追い上げに転じ、58周目には2秒094までその差を縮める。

 このままいけば宮田が坂口の背後に食らいつくのは時間の問題かと思われた。

 しかしその直後、シケインの手前で並走する2台のGT300車両を大外から一気にかわそうとした松田がそのうちの一台と接触、コントロールを失ってもう一台を巻き込む形でタイヤバリアに突っ込むアクシデントを引き起こしてしまう。

 これにより23号車は大破。乗っていた松田は直ちに救出され、一命を取り留めたものの、レースはここで赤旗中断となり、そのまま終了との裁定が下された。

GT500クラス優勝と思われたNiterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)はペナルティーで降格し4位

 これによりレースは58周終了時点の順位に基づき、当初はその時点で暫定トップにいた3号車Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)がそのまま優勝とされた。

 しかし3号車はこの時点でただ1台だけ2度目の給油を終えていなかったことから、GT500クラスに参戦する10のチームより抗議が提出された。その結果、競技団はその抗議を正当なものとして受け入れ、3号車に対してピットストップ相当分の60秒のタイムペナルティを課すとの裁定を下した。

GT500クラス決勝2位はau TOM\'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)

GT500クラス決勝3位はMARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

 その結果、給油義務を消化した中で最上位にいた19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が優勝、36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が2位そして1号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が3位となった。

GT300クラスのスタートシーン

 GT300クラスは序盤に最初の給油を済ませた7号車Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)と2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)、そして52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が正攻法でトップをひた走る61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)を出し抜く形でレース中盤からトップグループを形成。

 その中で27周目に川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)をデグナーで抜いた平良響(muta Racing GR86 GT)が29周目にトップに立つが、2度目のピット作業を終えた39周目に、すでにピット作業を終えていた柳田真孝(Studie BMW M4)にデグナーでインから抜かれ、2位に後退してしまう。

GT300クラス決勝2位はmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)

GT300クラス決勝3位は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

 その後もテール・トゥ・ノーズの状態で周回を重ねていた7号車と2号車だったが、56周目に入ったところでレースが赤旗終了となったため、その時点でトップにいた7号車Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)がそのまま優勝、2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)が2位に入り、52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が3位という結果となった。

 次戦の舞台は今季2度目の富士スピードウェイ。8月6日に450kmレースを行う。

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第4戦鈴鹿決勝上位3人のコメント 三井優介「速さを見せつけられたレースだと思う」

第4戦優勝 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

優勝した三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「二連勝ということで、速さを見せつけられたレースかなと思います。ただシケインでミスをしてしまった凡ミスがあったので、そこは次戦に生かす経験にしていきたいです。SC明けの周でしたが、ブレーキングでホイールをロックさせてしまいました。そこでタイヤにも影響を与えたと思うので、あれがなければファステストも伸ばすことができたかなと思います」

 「昨日は前を走っていましたし、攻めてもいなかったので、タイヤは通常の1レース目の状態に近かったです」

 「今回作った流れをもとに、フィジカル面やドライビング面など、準備万端の状態で次の富士に臨みます」

第4戦決勝2位 森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝2位の森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「単純に速さがなかったのと、経験値の差だったかなと思います。SC明けは昨日の経験を活かして決めることができましたが、ダウンフォースがS字で抜けてしまいました。そこが課題かなと思います。またレース後半はリヤタイヤがオーバーヒート気味になってズルズル滑っていました」

 「ダウンフォースへの影響はスーパーFJとは全然違いますね。スーパーFJは全然ダウンフォースが抜けないし、スリップも効きますからオーバーテイクできるんですけど、その辺で経験値の差が出たかなと思います」

 「(次の富士までは)シミュレーターもありますし、色々できることはありますから。前回の富士は悪かったので、しっかりその経験をプラスにして、自分の強みに変えたいと思います」

第4戦決勝3位 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝3位の野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「地元の鈴鹿では勝ちたかったんですが、三井選手が予選から速かったです。鈴鹿はもう一回あるので、そこでは絶対二連勝したいですし、次の富士でも二連勝したいです。ここから先はチャンピオンシップを考える上でも重要になってきますから」

 「無難に表彰台は取れていますが、まだ優勝できていないので、次こそはと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第3戦鈴鹿予選会見 山内英輝「井口選手がどれだけ悩んでいたかを感じていたので、Q1を通過できたことでホッとしたし、Q2でタイムを出せたことが嬉しい」

(*)GT500クラス 24号車 リアライズコーポレーションADVAN Z

佐々木大樹(KONDO RACING)

 「練習中からすごく調子が良くて、というか昨年の後半戦からどこへ行っても速くて、流れとしては本当に調子がいい中で、開幕戦と第2戦は不運があったので、平手さんがここでポールを取れたことが本当に嬉しいです。自分としてもQ1はいいアタックができました。みんなとアタックタイミングが違ったので、スロー走行車をかき分けていく形になり、100パーセント集中できたわけではなかったんですが、クルマとタイヤが本当に調子良かったので、しっかり自分の仕事ができました。決勝もこの調子で頑張ります」

 「」

平手晃平(KONDO RACING)

 「ニッサンに移籍して初めてのポールですごく嬉しいです。前回ポールを取ったのが2016年の最終戦のもてぎだったので、嬉しいですし、昨年の中盤戦から速さ、強さを見せていたのに、今年は開幕戦から2戦続けて不運でレースをまとめ切れず、結果を残せなかった。特に前回の富士なんかは残り5周で他車のクラッシュに巻き込まれてしまい、それまで表彰台圏内を争っていたのに、大樹にもチームにもすごく申し訳ない気持ちでした。」

 「ただ自分としては、ここまでチームもうまく回ってきていると思うし、クルマもタイヤも自信のあるものをオフシーズンの間に頑張って作ってきました。鈴鹿は昨年も調子悪くなかったですし、Q1の大樹のアタックを見て、クルマもタイヤも決まってるんだなというのがわかって、いい意味でプレッシャーを感じました」

 「彼の走りやデータを見ながら、どうしてもポールを取りたいと。いつも19号車にやられてばっかりなので、なんとか大樹にもチームにもニッサン、ニスモにも恩返ししたいなという気持ちで必死にアタックしたまでです」

GT300クラスポールポジション 61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT)

井口卓人(R&D SPORT)

 「率直にホッとしている、という思いが強くあります。開幕戦も第2戦もQ1を担当させてもらって Q2に進めないというかなり歯痒い2戦を過ごしたので、ニュル24時間へ行っても、富士24時間へ行っても、ずうっとQ1のことばかり考えていました。なんか夢でもQ1が出てきて『また落ちてんじゃん』と」

 「そういうことの繰り返しで、今シーズンQ1通れるのかな? という不安な思いで鈴鹿に乗り込みましたが、走り出しからクルマはバランスが良くて、そこから予選に向けてのチームのアジャスト、コンディションに合ったタイヤ、すごくトータルバランスが良かったのでQ2に繋ぐことができましたし、山内選手も素晴らしいアタックでポールを取ってくれたので、チームと山内選手にすごく感謝しています」

山内英輝(R&D SPORT)

 「井口選手と一緒で、すごくホッとしています。1戦目、2戦目がうまく噛み合わなかった中での鈴鹿だったので、どうしてもここでポールポジションを取って、決勝に向けてもポイントを取りたいという思いでここにきたので、このポールポジションはすごく価値あるものだと思います。井口選手がどれだけ悩んでいたかも傍にいてすごく感じていたので、友人として、Q1を通過できたところでホッとしましたし、Q2でタイムを出せたことが嬉しい気持ちでいっぱいです」

 「」

(*)24号車は予選後の車検不合格により、タイム抹消の裁定がこの会見後に下されている。

 

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第4戦鈴鹿決勝 三井優介二連勝!! ホンダ勢が表彰台を独占

優勝は三井優介(HFDP RACING TEAM)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第4戦の決勝が6月4日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした三井優介(HFDP RACING TEAM)が終始安定したスピードでトップを守り切り、第3戦に続いて2連勝を飾った。

 第4戦決勝は午前8時15分にフォーメーション開始。11周の戦いが始まった。天候は晴れ。コースはドライだ。

スタートシーン

 ホールショットを奪ったのはポールの三井。2位に森山冬星(HFDP RACING TEAM)、野村勇斗(HFDP RACING TEAM)が3位とここまでは予選通りの順位で1コーナーを通過した。

 その後方では予選5番手スタートの荒川鱗(Dr. Dry F110)が4番手スタートの小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)と並走の末、3コーナーで4位に浮上した。さらに予選6番手の中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)もシケインでアウトから小林をオーバーテイク。三井、森山、野村、荒川、中村、小林の順で1周目を終了した。

 すかさず2周目の1コーナーで中村に並び返す小林だったが、2コーナーまでに抜き切れず、ここは一旦引く形となった。

 2周終わって三井のリードは1.086。トップ3の後ろでは荒川、中村、小林の3台が接近戦を展開していたが、3周目のヘアピン立ち上がりで中村が失速したのを小林は見逃さず、スプーン飛び込みでインに飛び込んで5位に浮上した。

レースは途中セーフティーカーが導入された

 ところがそのさらに後方、インディペンデントカップを戦うDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)に藤原誠(B-MAX ENGINEERING)が西ストレートで接触、この影響でDRAGONがコースを飛び出し、グラベルで横転するアクシデントが発生。これにより4周目からセーフティーカー(SC)が導入された。

 車両回収ののちSCは7周終わりでピットイン。レースは8周目から再開となる。ここでは上位陣に動きはなかったが、10周目の130Rで小林が大外から荒川を抜き去り、4位に浮上する。すかさずシケインでインに飛び込む荒川、しかし小林は押さえきって2コーナーを立ち上がった。

 一方トップの三井優介は後続を大きく引き離すことはなかったものの、終始安定したペースで11周を走り切り、第3戦に続いて二連勝を達成。ポイントランキングでも2位に浮上した。

決勝2位は森山冬星(HFDP RACING TEAM)

決勝3位は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

 2位は森山冬星。第1戦富士の表彰台は走路外追い越しとの最低で幻に終わったが、今回は正真正銘の表彰台獲得となった。3位の野村勇斗は第3戦に続いての連続表彰台で、ランキングこそ一つ落としたもののポイントリーダーの小林が4位に終わったことでその差を22ポイントに縮めている。

 次戦の舞台は今季2度目の富士スピードウェイ。8月5-6日に第5戦と第6戦を行う。

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第4戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1128'36.205--
27森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1128'37.303 1.098 1.098
36野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1128'38.289 2.084 0.986
436小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1128'41.619 5.414 3.330
588荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1128'42.394 6.189 0.775
635中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1128'42.718 6.513 0.324
738奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1128'43.451 7.246 0.733
812洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1128'43.728 7.523 0.277
945大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1128'44.659 8.454 0.931
1081卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1128'45.090 8.885 0.431
1137佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1128'45.961 9.756 0.871
1222藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1128'46.33810.133 0.377
1362佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1128'46.67510.470 0.337
1434清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1128'47.06110.856 0.386
1531平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1128'47.95011.745 0.889
1677小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1128'48.27012.065 0.320
1714田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1128'49.98113.776 1.711
1898三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1128'50.48514.280 0.504
1916西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1128'51.54415.339 1.059
2087下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1128'51.81215.607 0.268
2132井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1128'52.28016.075 0.468
2297辻本 始温BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1128'52.60716.402 0.327
2346徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1128'53.77317.568 1.166
2415渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1128'53.99917.794 0.226
2580野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1128'54.62918.424 0.630
2628中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1128'55.00518.800 0.376
2710IC1植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1128'56.61220.407 1.607
2848堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
1128'56.96420.759 0.352
2978小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1129'00.45224.247 3.488
3096IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1129'01.88225.677 1.430
312IC3仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1129'03.29927.094 1.417
3211IC4中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1129'04.99628.791 1.697
3371IC5大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1129'05.33429.129 0.338
3463IC6鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1129'05.51629.311 0.182
3549IC7⼤川 ⽂誠私⽴うらめし学園withイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1129'09.40833.203 3.892
3618IC8塚本 法生AKILAND RACING F110
AKILAND RACING
1129'17.88241.677 8.474
3741IC9青合 正博Racing TEAM HERO'S
Buzz Racing
1129'19.03042.825 1.148
3821IC10小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1129'19.55043.345 0.520
3923IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
1129'35.40659.20115.856
40*86IC12大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
1129'48.8661'12.66113.460
41*13IC13藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1130'34.5091'58.30445.643
4255IC14KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
924'42.4132Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-30IC-DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
24'38.0929Laps7Laps
-8半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
0-11Laps2Laps
-44IC-今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
0-11Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 5 三井優介(HFDP RACING TEAM) 2'08.312 (3/11) 162.925 km/h
  • CarNo. 86は、FIA-F4 SpR第15条1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.13は、FIA-F4 SpR第26条9.(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 13は、FIA-F4 SpR第15条1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝上位3人のコメント 三井優介「今回は運良く勝ったように見えるかもしれないので、次は必ず速さを証明して勝ちたい」

第3戦優勝 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

優勝した三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「とりあえず一安心ですね。スタンディングスタートでちゃんと決めて、逃げ切って、というのを予想していたんですが、まさかのオイル、ということで。自分はトップを走っているので、どこまで突っ込めるかわからなかったので、引くとこは引いて攻めるとこは攻めて、それで生き残ってポジションをキープすることを意識して走りました」

 「始まってみるとセーフティーカーがずっと入って、多少スプリントはできましたけど、滑りそうなところを避けながらうまくまとめることができたなと思います」

 「(リスタートの時は)シケインのオイル処理が済んでいない状態だったので、シケインでブレーキロックしてコースアウト、というのは避けたいなと思って、シケインに安全に入れるタイミングを常に考えて走りました」

 「今回のレースは見る人によっては運良く勝ったように見えるかもしれないので、次は必ず速さを証明して走りたいと思います」

第3戦決勝2位 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

決勝2位の小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「ここまでうまくいったレースは今までありませんでした。これまでセーフティーカー明けはかろうじてポジションキープか、下がる、という展開が多かったんですが、そういうのがあったからこそ気をつけていきました。狙い通りというか、自分にできること、なるべく前を見てついていくことに集中しました。抜くことに固執していませんでしたが、やれることをやり切った結果、チャンスが生まれたという感じですね。自分にできることはなんだろう、と冷静に考えることができたのが結果につながったと思います」

 「野村選手を抜いた時は、1コーナーに入るまでの距離がまだあるところでイン側に入れたので、コーナーに入る姿勢が作れましたが、森山選手の時はコーナーの直前でインに入ったので、森山選手も外で踏ん張るのは大変だったろうし、外に出てしまいましたが、接触はしていないので互いにクリーンなファイトだったと思います。僕も厳しかったんですが、踏ん張り切れてよかったです」

 「やっぱりちゃんと10何周走りたいので。その方がチャンスは少ないと思いますが、自分にできること、ミスをしないことを心がけていれば、チャンスが出てきた時に逃さないと思うので、そういうところを意識していきたいです」

第3戦決勝3位 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

決勝3位の野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「予選で僅差で2位になってしまい、総合3番手スタートになりましたが、絶対チャンスはあると思っていました。SCスタートになって、予想していた展開とは違いました。最初のリスタートで利徠斗に抜かれてしまいましたが、それがなければ2位もあったと思うので、悔しかったです。1コーナーでインを差されてもS字まで耐えれば押さえられと思ったので、なんとか踏ん張ったんですが、外側にダーティーな箇所があって、そこで前に行かれてしまいました」

 「明日は朝イチの冷えた路面で、予選と同じだと思うので、予選同様に良い状態を保ちつつ、優勝を目指して頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式予選 24号車リアライズコーポレーションADVAN Zがまさかの車検落ち! ポールポジションは36号車au TOM'S GR Supraのものに

GT500クラスポールポジションはau TOM\'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2023オートバックス スーパーGT第3戦「鈴鹿GT450km」の公式予選が6月3日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が今季初のポールポジションを獲得した。GT300クラスも61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が昨年の第7戦オートポリス以来のポールポジションを獲得している。(天候:晴れ コース:ドライ)

 公式予選は当初午後3時5分に始まる予定だったが、前に行われたFIA-F4選手権決勝でアクシデントが相次いだ影響から、開始時刻を20分遅らせ、午後3時25分にコースオープンとなった。

予選Q1 ヨコハマ勢が1-2でQ2へ

 GT500クラスの予選Q1は午後3時58分より10分間で行われたが、ここではウォームアップラップを何周するかの判断がチームによって分かれた。

 まずアウトラップに続いて2周のウォームアップ走行を挟み、計測4周目にアタックを始めた伊沢拓也(Modulo NSX-GT)が1'45.441といきなり公式練習のトップタイムを上回って見せるが、公式練習トップの佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)はウォームアップ1周でアタックを敢行、1'44.443とこの日最初の1分44秒台を記録して再びトップに立つ。

 続いてウォームアップ2周でアタックに入った関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)は1'44.881とこちらも1分44秒台の好タイム。

 しかし佐々木と同じ銘柄のタイヤを履く阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)がセッション終盤にウォームアップ1周からアタックして1分44秒366を叩き出して佐々木を上回り、ヨコハマ勢が1-2を形成した。

 その後、塚越広大(Astemo NSX-GT)が1分44秒663、福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分44秒876をいずれもウォームアップ3周で叩き出すが、ヨコハマ勢にはあと一歩及ばなかった。

 以下、宮田莉朋(au TOM'S GR Supra)、平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)そして山本尚貴(STANLEY NSX-GT)といずれもブリヂストン勢がQ2に駒を進めた。

 一方で今季限りで撤退の決まっているミシュランタイヤを履くロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)はトップから0秒981差の1分45秒347に留まり、9番手で予選を終えることに。同じくミシュランを履く千代勝正(Niterra MOTUL Z)も1分46秒069と精彩を欠き、13番手に終わっている。

 GT300クラスはAグループで小高一斗(apr LC500h GT)がウォームアップ1周に続いてアタックを行い、1分57秒084。井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)もウォームアップ1周からのアタックで1分57秒254を記録した。

 これに対し、ウォームアップ2周でアタックに入った吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)は1分57秒247で61号車を上回る。さらに荒聖治(Studie BMW M4)もウォームアップ2周に続いてアタックを行い、チェッカー寸前に1分57秒244を記録した。

 これにより31号車がトップ、7号車が2番手、60号車が3番手でQ2進出を果たした。

 Bグループの走行ではウォームアップ1周でアタックに入ったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R)が1分57秒542。平中克幸(シェイドレーシングGR86 GT)も同様のやり方で1分57秒982を記録するが、これをウォームアップ2周でアタックしたイゴール・オオムラ・フラガ(ANEST IWATA Racing RC F GT3)が上回り、1分57秒505。

 この結果トップは50号車、2番手が56号車、そして20号車が3番手という結果となった。

予選Q2 24号車トップタイムもまさかの車検落ち!

ポールポジションと思われたリアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)は車検で失格

 ブリヂストン対ヨコハマの対決となった予選Q2は午後4時36分にコースオープン。続々とコースインするブリヂストン勢に対し、ヨコハマタイヤの2台は静観の構え。残り時間が6分を切ったところでようやくガレージを離れ、残り5分で国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)、佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)の順で走行を開始した。

 コース上では、ウォームアップ2周でアタックに入った中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が1'44.924をマーク。続いて大津弘樹(ARTA MUGEN NSX-GT)と松下信治(Astemo NSX-GT)がウォームアップ3周でそれぞれ1分44秒945、1分45秒275を記録する。

 山本尚貴(STANLEY NSX-GT)はウォームアップ3周から1分44秒763、坪井翔(au TOM'S GR Supra)もウォームアップ3周で1分44秒585を叩き出し、この時点でのトップに立つ。

 これに対しウォームアップ1周でアタックに入った国本は1分44秒679と一歩及ばず。しかし平手は予選終了寸前にウォームアップ1周で1分44秒320を叩き出した。

 これにより24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)が昨年のオートポリス大会以来のポールポジションを獲得したかに思われたが、予選後の車検において24号車にガスバッグ容量違反が発覚し、予選タイム抹消という裁定が下ってしまう。

GT500クラス予選2位はWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

GT500クラス予選3位はSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

 その結果第3戦のポールポジションは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が獲得。19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が2番手、100号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)が3番手。1号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)のニッサン勢最上位の4番手とという結果になった。

GT300クラス予選2位はGAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)

GT300クラス予選3位はSyntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

 GT300クラスは、まずウォームアップ1周から三宅淳詞(HACHI-ICHI GR Supra GT)が1分56秒827を記録すると、富田竜一郎(GAINER TANAX GT-R)が1分56秒095で上回り、さらに山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分55秒775でトップに立つという展開で始まった。

 続いてウォームアップ2周でアタックに入った河野駿佑(Syntium LMcorsa GR Supra GT)は1分56秒454、堤優威(muta Racing GR86 GT)が1分56秒484に留まった。

 これにより61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が今季初のポールポジションを獲得し、11号車GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)が2番手、60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が3番手から明日の決勝に臨むこととなった。

 第3戦決勝は4日の午後1時30分より77周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

第3戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
136坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS401'44.585--199.887
219国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH41'44.679 0.094 0.094199.708
3100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS321'44.763 0.178 0.084199.548
41ベルトラン・バゲットMARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS141'44.920 0.335 0.157199.249
539中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS121'44.924 0.339 0.004199.241
616大津 弘樹ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS21'44.945 0.360 0.021199.201
717松下 信治Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS301'45.275 0.690 0.330198.577
-*24平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YHdeleted---
  • CarNo. 24は、TeR.1.16.1(ガスパック容量違反)により、予選タイムを削除した。

■GT300クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'55.775--180.567
211富田 竜一郎GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'56.095 0.320 0.320180.070
360河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL91'56.454 0.679 0.359179.515
42堤 優威muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS451'56.484 0.709 0.030179.468
525野中 誠太HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH31'56.552 0.777 0.068179.364
620清水 英志郎シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'56.798 1.023 0.246178.986
7244三宅 淳詞HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH331'56.827 1.052 0.029178.942
810大草 りきPONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL181'56.978 1.203 0.151178.711
956名取 鉄平リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH661'57.007 1.232 0.029178.666
1088小暮 卓史JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH151'57.092 1.317 0.085178.537
1131嵯峨 宏紀apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS91'57.134 1.359 0.042178.473
1265蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'57.223 1.448 0.089178.337
1318小出 峻UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH601'57.330 1.555 0.107178.174
1487松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'57.560 1.785 0.230177.826
1550古谷 悠河ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'57.594 1.819 0.034177.774
167柳田 真孝Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI151'58.193 2.418 0.599176.873

SUPER GT

第3戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
119阪口 晴南WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH41'44.366--200.307
224佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1'44.443 0.077 0.077200.159
317塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS301'44.663 0.297 0.220199.738
416福住 仁嶺ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS21'44.876 0.510 0.213199.333
539関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS121'44.881 0.515 0.005199.323
636宮田 莉朋au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS401'44.966 0.600 0.085199.162
71平峰 一貴MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS141'45.000 0.634 0.034199.097
8100牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS321'45.231 0.865 0.231198.660
---- 以上Q2進出 ----
923ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'45.347 0.981 0.116198.441
1064伊沢 拓也Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'45.441 1.075 0.094198.264
1114山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS321'45.666 1.300 0.225197.842
128野尻 智紀ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'45.785 1.419 0.119197.620
133千代 勝正Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI421'46.069 1.703 0.284197.091
1437笹原 右京Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS101'46.106 1.740 0.037197.022
15*38立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS121'50.030 5.664 3.924189.995
  • CarNo. 38は、SpR.29-7.(走路外走行)により、当該ラップタイムを削除した。

■GT300クラス(Aグループ)

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
131小高 一斗apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS91'57.084--178.549
27荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI151'57.244 0.160 0.160178.305
360吉本 大樹Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL91'57.247 0.163 0.003178.301
461井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'57.254 0.170 0.007178.290
52平良 響muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS451'57.287 0.203 0.033178.240
611石川 京侍GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'57.665 0.581 0.378177.667
718小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH601'57.722 0.638 0.057177.581
865篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'58.037 0.953 0.315177.107
---- 以上Q2進出 ----
94片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH61'58.442 1.358 0.405176.502
109阪口 良平PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'58.449 1.365 0.007176.491
1196新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'58.532 1.448 0.083176.368
1227岩澤 優吾Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'58.617 1.533 0.085176.241
1330上村 優太apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'58.892 1.808 0.275175.834
1422和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH2'01.175 4.091 2.283172.521

■GT300クラス(Bグループ)

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
150イゴール・オオムラ・フラガANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'57.505--177.909
256ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH661'57.562 0.057 0.057177.823
320平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'57.982 0.477 0.420177.190
425菅波 冬悟HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH31'57.986 0.481 0.004177.184
510安田 裕信PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL181'57.998 0.493 0.012177.166
6*87坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'58.126 0.621 0.128176.974
788元嶋 佑弥JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH151'58.265 0.760 0.139176.766
8244佐藤 公哉HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH331'58.418 0.913 0.153176.537
---- 以上Q2進出 ----
9*6片山 義章DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH121'58.472 0.967 0.054176.457
1052川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS511'58.617 1.112 0.145176.241
11*360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'59.200 1.695 0.583175.379
125松井 孝允マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'59.957 2.452 0.757174.272
13*48井田 太陽植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'01.358 3.853 1.401172.261
  • CarNo. 48, 87, 360は、SpR.29-8.(黄旗区間の通過)により、当該ラップタイムを削除した。
  • CarNo. 6は、SpR.29-7.(走路外走行)により、当該ラップタイムを削除した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝 大荒れの展開を制し、三井優介が今季初優勝!!

優勝は三井優介(HFDP RACING TEAM)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第3戦の決勝が6月3日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。レースはスタートを含め3度のセーフティーカー(SC)が入る荒れた展開となったが、ポールポジションからスタートした三井優介(HFDP RACING TEAM)が終始危なげない走りでトップを守り切り、今季初勝利を挙げた。

 第3戦決勝は当初予定より5分遅れの午後2時10分にスタートする予定だったが、碓井がグリッド整列の際にコース全周にわたってオイルを撒いてしまったため、これを処理するために15分遅れの午後2時25分よりセーフティーカーの先導でスタートすることになった。

セーフティーカー(SC)先導で始まったレースはさらに2回SCが入る荒れた展開となった

 3周終わりでSCはピットに入り、4周目から追い越しが可能となる。ポールの三井がトップで1コーナーに飛び込み、予選2番手の森山冬星(HFDP RACING TEAM)がそのまま2位で続く。

 その後方では予選4番手の小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が、リスタート直後の1コーナーですかさず3番手スタートの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)のインに飛び込んだ。これをねじ伏せようとする野村に対し、小林も一歩も引かず、両者は並走のまま2コーナーを立ち上がったが、ここでは小林に軍配が上がった。

 しかしその後方で、6番手スタートの中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が5番手の佐藤樹(HELM MOTORSPORTS F110)を1コーナーでアウトから抜き去ろうとして押し出された格好になり、グラベルに飛び出してしまう。このため再びSCが入ることとなった。

 SCは5周終わりで一旦ピットに戻ったが、トップ集団がスタートに備えて西ストレートでペースを落としたことにより、後方集団で多重クラッシュが発生、すぐさま3度目のSCが入ることになった。

 事故処理が終わり、SCがピットに戻ったのは8周目。規定の最大時間30分までは僅か2分。

 リスタート直後の1コーナーで再びインに飛び込む小林。2位の森山はたまらず飛び出してしまい、野村が3位に繰り上がる。

決勝2位は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

決勝3位は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

 結局レースはここで規定の30分を迎えたため、三井優介がそのままトップでチェッカーを受けることに。小林利徠斗が2位に入ってポイントリーダーの座を守り、野村勇斗は3位で今季2度目の表彰台を獲得した。1コーナーで飛び出した森山冬星は4位でフィニッシュしている。

 第4戦決勝は明日の朝8時15分より11周または30分間で行われる。

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
931'02.376--
236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
931'02.845 0.469 0.469
36野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
931'03.361 0.985 0.516
47森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
931'04.048 1.672 0.687
588荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
931'04.865 2.489 0.817
662佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
931'05.636 3.260 0.771
745大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
931'05.865 3.489 0.229
837佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
931'06.647 4.271 0.782
912洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
931'06.726 4.350 0.079
1038奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
931'06.854 4.478 0.128
1131平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
931'07.277 4.901 0.423
1234清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
931'07.617 5.241 0.340
1322藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
931'08.069 5.693 0.452
1416西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
931'08.849 6.473 0.780
1577小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
931'09.034 6.658 0.185
1646徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
931'09.199 6.823 0.165
1798三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
931'10.320 7.944 1.121
1814田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
931'10.523 8.147 0.203
1987下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
931'11.188 8.812 0.665
2097辻本 始温BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
931'11.609 9.233 0.421
2115渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
931'13.00910.633 1.400
2232井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
931'13.22410.848 0.215
2380野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
931'13.89011.514 0.666
2428中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
931'14.40212.026 0.512
2548堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
931'16.73714.361 2.335
2610IC1植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
931'17.29914.923 0.562
2796IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
931'18.20115.825 0.902
2878小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
931'19.55717.181 1.356
2930IC3DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
931'21.83219.456 2.275
302IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
931'22.70320.327 0.871
3113IC5藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
931'23.09220.716 0.389
3249IC6⼤川 ⽂誠私⽴うらめし学園withイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
931'24.54422.168 1.452
3355IC7KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
931'25.17722.801 0.633
3411IC8中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
931'25.93323.557 0.756
3571IC9大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
931'26.40224.026 0.469
3663IC10鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
931'28.43826.062 2.036
3744IC11今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
931'31.64729.271 3.209
3818IC12塚本 法生AKILAND RACING F110
AKILAND RACING
931'32.78030.404 1.133
3941IC13青合 正博Racing TEAM HERO'S
Buzz Racing
931'34.35231.976 1.572
4023IC14YUGOS2R Racing
N-SPEED
931'39.57937.203 5.227
4186IC15大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
931'53.81951.44314.240
42*21IC16小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
931'59.85457.478 6.035
4381卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
829'47.6181Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(98% - 8 Laps)完走 ----
-8半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
414'44.5615Laps4Laps
-35中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
310'48.3616Laps1Lap
-*24IC17碓井 ツヨシC.O.B-KART
TSUYOSHI USUI
d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 36 小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4) 2'10.812 (9/9) 159.811 km/h
  • CarNo. 21は、H項2.10.11(SC中のスピン)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 8は、H項2.10.10(SCリスタート時の追い越し)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 8は、H項2.10.11(SC中のクラッシュ)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 24は、鈴鹿サーキット一般競技規則第24条12.(ドライバーの遵守事項)により、訓戒とした。

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習 24号車リアライズコーポレーションADVAN Zがトップタイム 病気から復帰の野尻智紀はいきなり3番手タイム!!

練習走行:GT500クラストップタイムはリアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)

練習走行:GT300クラストップタイムはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2023オートバックス スーパーGT第3戦「鈴鹿GT450kmレース」の公式練習が6月3日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録した。

 公式練習は午前9時15分にコースオープン。天候は晴れているが、昨夜までの雨により、コース上は所々濡れた箇所が残る状態での走り出しとなった。

 GT500クラスの各チームは路面コンディションの回復を待つ作戦か、走行開始から10分が経過してもピットを離れたのは8台のみ。

 そうした中、開始から13分が経過したところで阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が1分46秒917を記録してトップに。続いて福住仁嶺(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分47秒573で2番手に上がってきた。そしてこの辺りから徐々にコースに出ていくチームが増え始めた。

 その後、大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分46秒379を計測5周目に記録してトップに立つが、開始から21分が経過したところで大湯都史樹(ARTA MUGEN NSX-GT)が1分45秒616でこれを上回ってきた。3番手には立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が1分46秒433で続く。立川は計測7周目に1分46秒111までタイムを更新、2番手に浮上してきた。

 続いて16号車の福住が計測9周目に1分45秒977までタイムを縮めて2番手となり、38号車は3番手に後退。4番手には計測6周目に1分46秒201を記録したベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が続く。

 開始から53分が経過したところで8号車の大湯が1分45秒962で再び2番手に浮上、その後は野尻智紀に交代した。スーパーフォーミュラ第3戦では急病により無念の欠場となった野尻も今週末は無事レースに復帰、混走では7周を走り、自己ベスト1'49.428とまずまずのタイムを記録した。

 結局2クラス混走は36号車がトップ、8号車が2番手、16号車が3番手のまま終了した。

 午前10時50分から行われた専有走行は、最初に佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)が1分45秒474を叩き出していきなりトップに躍り出る。

 混走トップの36号車は坪井翔が専有を担当し、1分45秒602と宮田のタイムを上回るが、24号車には今一歩及ばず、2番手。

 続いて関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が1分45秒758で3番手に、17号車の塚越広大も1分45秒819と1分45秒台のタイムを記録して4番手につける。1号車の平峰一貴は1分45秒846で5番手だ。

 しかしチェッカーフラッグが提示された直後、野尻がセクター1、2、3と自己ベストを更新して1分45秒686を叩き出し、3番手に割って入る。

練習走行:GT500クラス2位はau TOM\'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)

練習走行:GT500クラス3位はARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)

 この結果、トップは24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)、2番手に36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)、そして8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が3番手と、ニッサン、トヨタ、ホンダがトップ3を分け合う形で公式練習は終了した。

練習走行:GT300クラス2位はJLOCランボルギーニGT3(小暮卓史/元嶋佑弥)

練習走行:GT300クラス3位はmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)

 GT300クラスは混走序盤の4周目に88号車JLOCランボルギーニGT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が1分57秒412をマークしてトップに立つが、中盤に入ったところで61号車の山内が1分57秒344を自身の10周目に叩き出してトップに浮上する。

 結局その後は専有走行に入ってもこれを上回るチームが現れなかったため、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT)がGT300クラスのトップ、88号車JLOCランボルギーニGT3(JLOC)で午後の予選に臨むこととなった。3番手には2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)がトップからわずか0秒204差でつけた。

 第3戦の公式予選は午後3時5分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦、第4戦鈴鹿予選上位のコメント 三井優介「S字の新路面とスプーンが濡れていたので、そこだけ気をつけて攻め続けた」

第3戦、第4戦ポールポジション 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「昨日ずっと雨が降ってて、Aグループの実況を聞いていると結構(路面が)濡れてるということだったので、落ち着いて1周目でどこが濡れているか判断しようと思いました。S字の新路面とスプーンが濡れていたので、そこだけ気をつけようと思って攻め続けました」

 「(赤旗中断後は)3番手とのタイム差がコンマ6秒あったので、抜かされないと思って、タイヤの温存と、無理しないという意味で走りませんでした」

 「前回は自分のせいでたくさんの人に迷惑をかけたので、しっかり走り、雪辱を果たして、信頼を取り戻せるように頑張ります」

第3戦、第4戦予選2位 森山冬星(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「S字の1個目と2個目と、デグナーまでの新路面が結構濡れていたので、そこは多少影響あったなと思いますね。しょうがないっちゃしょうがないんですけど、悔しいです」

 「鈴鹿に関しては雨の練習もしていたので、どっちの路面でも行けるつもりではいました。走りこんでるんで、行ける自信はありますね」

 「クルマはいい感じですし、2番手からのスタートということで決勝はハングリー精神で余計に行けるんで、そこに気持ちをぶつけたいです」

第3戦、第4戦予選3位 野村勇斗(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「地元の鈴鹿ということもあって、トップを狙っていたので、自分としては悔しいです。練習から三井選手がちょっとずつ速かったです」

 「決勝は3番手からのスタートなので、いけないことはないと思いますので、優勝を狙います 」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
124佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1'45.474--198.202
236坪井 翔
宮田 莉朋
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS401'45.602 0.128 0.128197.962
38野尻 智紀
大湯 都史樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS221'45.686 0.212 0.084197.805
439関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS121'45.758 0.284 0.072197.670
51平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS141'45.769 0.295 0.011197.650
617塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS301'45.819 0.345 0.050197.556
716福住 仁嶺
大津 弘樹
ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS21'45.977 0.503 0.158197.262
8100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS321'46.058 0.584 0.081197.111
938立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS121'46.111 0.637 0.053197.013
1019国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH41'46.257 0.783 0.146196.742
113千代 勝正
高星 明誠
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI421'46.263 0.789 0.006196.731
1264伊沢 拓也
太田 格之進
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'46.302 0.828 0.039196.659
1314大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS321'46.498 1.024 0.196196.297
1437笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS101'46.540 1.066 0.042196.219
1523松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI501'46.867 1.393 0.327195.619

■GT300クラス

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2023 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'57.344--178.153
288小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH151'57.412 0.068 0.068178.050
32堤 優威
平良 響
加藤 寛規
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS451'57.548 0.204 0.136177.844
452吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS511'57.562 0.218 0.014177.823
587松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH121'57.684 0.340 0.122177.638
611富田 竜一郎
石川 京侍
塩津 佑介
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'57.821 0.477 0.137177.432
710安田 裕信
大草 りき
PONOS GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL181'57.965 0.621 0.144177.215
84谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH61'58.082 0.738 0.117177.040
960吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL91'58.151 0.807 0.069176.936
1031嵯峨 宏紀
小高 一斗
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS91'58.179 0.835 0.028176.894
1196新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL61'58.255 0.911 0.076176.781
1256ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
名取 鉄平
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH661'58.274 0.930 0.019176.752
1327岩澤 優吾
伊東 黎明
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Racing
YH241'58.319 0.975 0.045176.685
146片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
神 晴也
DOBOT Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH121'58.327 0.983 0.008176.673
157荒 聖治
柳田 真孝
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI151'58.425 1.081 0.098176.527
1630永井 宏明
織戸 学
上村 優太
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'58.457 1.113 0.032176.479
1720平中 克幸
清水 英志郎
山田 真之亮
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL1'58.625 1.281 0.168176.229
18244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH331'58.682 1.338 0.057176.145
1950イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
小山 美姫
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'58.737 1.393 0.055176.063
2065蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS721'58.852 1.508 0.115175.893
2125菅波 冬悟
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH31'58.928 1.584 0.076175.780
2218小林 崇志
小出 峻
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH601'59.074 1.730 0.146175.565
239阪口 良平
リアン・ジャトン
川端 伸太朗
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'59.252 1.908 0.178175.303
24360青木 孝行
田中 篤
大滝 拓也
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'59.588 2.244 0.336174.810
255冨林 勇佑
松井 孝允
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH2'00.806 3.462 1.218173.048
2648井田 太陽
甲野 将哉
眞田 拓海
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'01.926 4.582 1.120171.458
2722和田 久
城内 政樹
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH2'02.277 4.933 0.351170.966

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦、第4戦鈴鹿公式予選 ホンダ勢がトップ3を独占!! 三井優介が連続ポールを獲得

第3戦、第4戦ともポールポジションは三井優介(HFDP RACING TEAM)

 FIA-F4選手権シリーズ第3戦、第4戦の公式予選が6月3日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、三井優介(HFDP RACING TEAM)が第3戦、第4戦共にポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前8時よりAグループ、Bグループ各20分間で行われた。天候は晴れだが、昨夜までの雨の影響でコースには所々濡れた場所が残っており、特に路面補修の行われたS字はトリッキーな状況であったようだ。

 そうしたことも影響してか、Aグループの走行ではインディペンデントカップの鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)がS字でクラッシュ、赤旗中断となるアクシデントが発生している。

 この組で序盤から速さを見せたのはルーキーの森山冬星(HFDP RACING TEAM)だ。走り慣れた鈴鹿ということもあり、計測2周目に2分8秒987を記録すると、その後も2分08秒591、2分08秒372と着実にタイムを縮めてきた。

 鳥羽のクラッシュによる赤旗中断の後、Aグループの走行は午前8時20分より、残り時間5分として再開されたが、森山はここでもアウトラップに続いて2分08秒371を記録、ベスト、セカンドベストともにトップのまま予選を終えた。

 2番手には小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2分8秒669で続き、第2戦優勝の中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2分9秒204で3番手だった。

 続いて行われたBグループの走行は当初予定より4分遅れの午前8時34分にコースオープンとなったが、ここで三井が計測2周目にいきなり2分8秒082を叩き出す。路面コンディションはかなり改善されてきたようだ。

 三井はその後も2分7秒935、2分7秒929と着実にタイムを縮めてきた。2番手にはチームメイトの野村勇斗(HFDP RACING TEAM)が続く。野村も2分8秒485、2分8秒023と着実にタイムを縮めるが、三井には一歩及ばない。

 その後、立体交差下でインディペンデントカップの碓井ツヨシ(C.O.B-KART)がクラッシュしたことによりBグループの走行も赤旗中断となり、午前8時56分より、残り4分で再開されたが、トップ2台は走行せずにタイヤを温存する作戦をとった。

 これに対し3番手以降の選手は誰も二人のタイムを上回れなかったため、Bグループは三井がトップ、野村が2番手となり、2分8秒697を記録した佐藤樹(HELM MOTORSPORTS F110)が3番手という結果となった。

第3戦、第4戦とも予選2位は森山冬星(HFDP RACING TEAM)

第3戦、第4戦とも予選3位は野村勇斗(HFDP RACING TEAM)

 これにより第3戦、第4戦共にポールポジションはB組トップの三井優介。A組トップの森山冬星がが2番手となり、野村勇斗が3番手からスタートすることになった。

 第3戦決勝はこのあと午後2時5分より11周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第4戦鈴鹿公式予選結果

■A組

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
17森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.372--162.849
236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'08.679 0.307 0.307162.460
335中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'09.276 0.904 0.597161.710
412洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
2'09.304 0.932 0.028161.675
538奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.481 1.109 0.177161.454
637佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.807 1.435 0.326161.050
734清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
2'09.840 1.468 0.033161.007
877小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
2'09.890 1.518 0.050160.947
914田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
2'10.195 1.823 0.305160.568
1046徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
2'10.282 1.910 0.087160.461
1197辻本 始温BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'10.583 2.211 0.301160.091
1232井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'10.621 2.249 0.038160.045
1328中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
2'10.742 2.370 0.121159.898
1421IC1小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
2'11.862 3.490 1.120158.538
158半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
2'12.216 3.844 0.354158.114
1686IC2大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'12.252 3.880 0.036158.071
1763IC3鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'12.267 3.895 0.015158.053
182IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
2'12.373 4.001 0.106157.926
1913IC5藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
2'12.664 4.292 0.291157.580
20*71IC6大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
2'13.311 4.939 0.647156.815
2141IC7青合 正博Racing TEAM HERO'S
Buzz Racing
2'14.223 5.851 0.912155.750
2255IC8KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
2'14.998 6.626 0.775154.856
2344IC9今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'15.867 7.495 0.869153.865
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.653)予選通過 ----
  • CarNo. 71, 44は、FIA-F4選手権統一規則第27条8.(黄旗区間の通過)により、当該ラップタイムを削除した。

■B組

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'07.935--163.405
26野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.162 0.227 0.227163.115
388荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'08.895 0.960 0.733162.188
462佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'08.920 0.985 0.025162.158
545大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
2'09.130 1.195 0.210161.893
622藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
2'09.445 1.510 0.315161.499
781卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'09.455 1.520 0.010161.486
831平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'09.456 1.521 0.001161.486
916西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'09.528 1.593 0.072161.396
1087下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'09.946 2.011 0.418160.876
1198三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'10.030 2.095 0.084160.772
1215渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'10.647 2.712 0.617160.014
1380野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
2'10.916 2.981 0.269159.684
1410IC1植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
2'11.091 3.156 0.175159.471
1548堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
2'11.215 3.280 0.124159.320
1678小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
2'11.466 3.531 0.251159.016
1796IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
2'12.106 4.171 0.640158.246
1830IC3DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'12.124 4.189 0.018158.224
1911IC4中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
2'13.338 5.403 1.214156.784
2049IC5⼤川 ⽂誠私⽴うらめし学園withイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
2'15.265 7.330 1.927154.550
2124IC6碓井 ツヨシC.O.B-KART
TSUYOSHI USUI
2'18.25410.319 2.989151.209
2223IC7YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'19.79811.863 1.544149.539
2318IC8塚本 法生AKILAND RACING F110
AKILAND RACING
2'19.90211.967 0.104149.427
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.163)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿公式予選結果

■A組

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Group A Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
17森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.371--162.850
236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'08.669 0.298 0.298162.473
335中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
2'09.204 0.833 0.535161.800
412洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
2'09.216 0.845 0.012161.785
538奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.252 0.881 0.036161.740
637佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
2'09.557 1.186 0.305161.360
734清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
2'09.592 1.221 0.035161.316
877小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
2'09.684 1.313 0.092161.201
946徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
2'09.774 1.403 0.090161.089
1014田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
2'10.098 1.727 0.324160.688
1197辻本 始温BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'10.151 1.780 0.053160.623
1232井本 大雅ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'10.244 1.873 0.093160.508
1328中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
2'10.508 2.137 0.264160.183
1463IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'10.903 2.532 0.395159.701
1521IC2小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
2'11.585 3.214 0.682158.872
168半田 昌宗SD-STYLE GMB F110
TEAM GMB
2'11.634 3.263 0.049158.813
1786IC3大阪 八郎Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'12.040 3.669 0.406158.325
182IC4仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
2'12.295 3.924 0.255158.020
1913IC5藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
2'12.500 4.129 0.205157.775
2055IC6KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
2'12.688 4.317 0.188157.552
21*71IC7大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
2'13.061 4.690 0.373157.110
2241IC8青合 正博Racing TEAM HERO'S
Buzz Racing
2'13.689 5.318 0.628156.372
23*44IC9今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'15.099 6.728 1.410154.740
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.622)予選通過 ----
  • CarNo. 71, 44は、FIA-F4選手権統一規則第27条8.(黄旗区間の通過)により、当該ラップタイムを削除した。

■B組

SUZUKA GT 450km RACE -RIJ- (2023/06/03) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'07.929--163.413
26野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
2'08.023 0.094 0.094163.293
362佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'08.697 0.768 0.674162.437
488荒川 鱗Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'08.849 0.920 0.152162.247
581卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'09.019 1.090 0.170162.032
645大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
2'09.054 1.125 0.035161.988
731平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
2'09.088 1.159 0.034161.945
822藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
2'09.333 1.404 0.245161.639
916西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'09.498 1.569 0.165161.434
1098三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
2'09.728 1.799 0.230161.146
1187下野 璃央Dr. Dry F110
ZAP SPEED
2'09.817 1.888 0.089161.036
1215渡部 智仁Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'10.161 2.232 0.344160.610
1380野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
2'10.754 2.825 0.593159.883
1410IC1植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
2'10.781 2.852 0.027159.849
1548堀尾 風允MOST-HM Racing F4
フジタ薬局レーシング
2'10.850 2.921 0.069159.765
1696IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
2'11.199 3.270 0.349159.340
1778小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
2'11.273 3.344 0.074159.250
1830IC3DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'12.075 4.146 0.802158.283
1949IC4⼤川 ⽂誠私⽴うらめし学園withイーグルスポーツ
イーグルスポーツ
2'12.695 4.766 0.620157.543
2011IC5中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
2'13.314 5.385 0.619156.812
2124IC6碓井 ツヨシC.O.B-KART
TSUYOSHI USUI
2'15.848 7.919 2.534153.887
2218IC7塚本 法生AKILAND RACING F110
AKILAND RACING
2'16.845 8.916 0.997152.766
2323IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'18.36810.439 1.523151.084
---- 以上基準タイム(110% - 2'21.037)予選通過 ----

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・小村明生「1分前ボードが出て周りのエンジンかかった時に、ぱっと目覚めて」

優勝 52号車・小村明生(ファーストガレージAKASO TKR)

優勝した小村明生(ファーストガレージAKASO TKR)

 「(注文通りのレースだった?)前にも話した通りタイヤのライフ的に、予選で今回はより(タイヤを)残せたのもありますし。ただちょっと風が気になったのですけれど、僕の運転のラインとかにはあまり影響なかったな、と思います。(スタートのディレイで待っている間は?)暑かったです(笑)。集中を切らさず、スタートを待てたな、と。ちょっと目を閉じでゆっくりして、1分前ボードが出て周りのエンジンかかった時に、ぱっと目覚めて、というような感じでしたね。集中を切らさないように」

2位 15号車・武者利仁(ZAP RA corsa ED)

決勝2位の武者利仁(ZAP RA corsa ED)

 「(苦しい戦いだった?)最初の方にシフトミスしてしまって、そこから差がぐっと離れちゃったのですけれど。そこから走りを変えて挽回してみましたが、差が縮まらずで。やっぱり小村さんの方がひとつ上手で、全然距離も縮まらず。ちょっと距離が詰まったり詰まらなかったり、ってのもあったと思うのですけれど。まだまだ練習不足かな、と思っています。(スタートの出遅れは?)あれは何と言いますか、ぎりぎりを攻めたのが……っていう感じでございます」

3位 79号車・中澤凌(ZAP FOCS 10VED)

決勝3位の中澤凌(ZAP FOCS 10V ED)

 「(中盤の接戦は?)前を追うのもタイム的にきつかったですけれど、右のフロントにフラットスポットを作ってしまったのが大きくて、そこから厳しくて。順位キープするのは大丈夫だなと思ったのですけれど、最後にタイヤも取っておきたくて、コンマ1、2落として走っていたのですけれど、それが敗因ですね。それが無ければもうちょい、自己ベストが出せていたかな、と思うのですけれど」

4位 78号車・小田部憲幸(いえらいふZAP 10VED)

決勝4位の小田部憲幸(いえらいふZAP 10V ED)

 「(角間とのバトルは?)あれ見応えあったんじゃないですか?(笑)。一回並ばれて、あーっと思ったのですけれど、まぁフェアにギリギリ残しおいて、見せ場作れたんじゃないかな。そこからはギャップをひらいて、自分も、。中澤君を抜かすほどの速さはなかったので、ああいう感じにFJっぽいレースでしたね。力不足でしたが、でもすごい楽しかったです。次の富士も行きます。(レースが)どうなるかわからないですけれど、追う身分でプレッシャーもないので。走ったことのないサーキットなので、グレード1のサーキットを走って、少年のような感じで臨みたいと思います」

5位 91号車・角間光起(ELIVレーシング10VED)

決勝5位の角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「(小田部とのバトルは?)ペース的には3番手以降の集団の中では自分が一番調子よかったというか、けっこう各所で車間詰めてという走り方ができていたので、けっこうそこで自信があって、一番自分の感触がよかったところ(第1コーナー)で小田部さんに仕掛けて、ってことだったのですけれど。小田部さんもディフェンスがすごいうまくて、1コーナーも閉めつつ、でもラインは残す、みたいな絶妙なところでバトルをしてくれていたので、ちょっと悔しいですね。(その後内藤が接近してきたが?)小田部さんに仕掛けてから、逆に自分のペースが落ちちゃって、内藤さんがどんどん迫っていて。一回1コーナーアウト側に振ったときに、内藤さん内側から差してて、気が付いた時にはもう内藤さんが横並びでいるぞってことになったので、あれは焦りました(笑)。こつんと当たったりもしましたが、お互い何ともなく、なんとか抑えきりました。(前回6位で今回5位)そうですね(笑)、次は4番手、どんどん上げていきたいと思います」

6位 22号車・内藤大輝(RaiseUP RCIT ED)

決勝6位の内藤大輝(RaiseUP RCIT ED)

 「(角間選手とのバトルは?)前がだんだん詰まってきていて、いつかチャンス来るっていうふうに思って走っていたので、まぁ仕留められなかったのですけれど、チャンスでちょっと見どころを作れたかな、と思っています。マシンの調子も絶好調という感じではなかったので、ちょっと苦しい部分もあったのですけれど。予選の走りを自分の中で整理して、いい方向にはちょっと行ったかな、と思っています」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

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