全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は6月21日、第7戦、第8戦の公式予選が行われ、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が両戦ともポールポジションを獲得した。
野村は第5戦まで公式予選では第4戦でポールスタートするなど、常に上位で予選を終えていたが、決勝では第1戦~第3戦で2位に入ったもののその後はペナルティーなどで満足した結果を残せていなかった。ランキングもトップから28ポイント差の3位とここまで出遅れていたが、ここ岡山でようやく歯車がかみ合い、ダブルポールを獲得した。
「昨日の午後からだんだん調子がよくなって、今日に向けて運転も改善しました。ポールを取れてとりあえず安心しました」
ここ岡山の3連戦では、期するものがあるようだ。
「チームとのミーティングも繰り返して、この大会を取りに行くぞと言う気持ちを高めてきました」
野村はポールポジションポイントの2を加え、トップとの差は26と縮まった。決勝でも展望は明るそうだ。
「ちゃんとスタートを決めて逃げ切るのが一番の目標なので、しっかりできるようにしたいと思います。ロングランはやってないんですが、クルマはきまってるので大丈夫だと思います」
決勝は午後から25周で行われる。まずは、ここで初優勝を飾り、明日午後の第8戦もポールスタートを狙う。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦、第8戦の公式予選が、6月21日、岡山国際サーキットで行われ、両レースともに野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、他を圧倒する速さでポールポジションを獲得した。
マスタークラスは、清水康弘(GNSY RACING 324)が、ダブルクラスポールを奪った。
連日猛暑に襲われている西日本地方。専有走行の行われた金曜日は強い日差しが照りつけ、ドライバーは汗だくだったが、土曜日は上空に雲が垂れ込め、時折日が差す天候となった。
今季、ここまでのポールシッターは、第1戦佐野、第2戦佐野、第4戦野村、第5戦フレデリックとなっている。4人目のポールシッターが出るのか、3人がポール回数を重ねるのか注目された。
第7戦公式予選
午前9時から行われた10分間の予選。各車、じっくりウォームアップした後、4周目からアタックに入った。
この予選をリードしたのは野村。昨日の専有走行でも好調さを窺わせていた野村だが、1分22秒454、22秒196、22秒154と、大混戦のSFライツで、2位のザック・デビッド(B-MAX RACING 324)に0.3秒という大差をつけて、自身2度目のポールを獲得した。
3位に入ったのは三井優介(DELiGHTWORKS)。今季から参戦の新チームでベストグリッドを手にした。以下、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)、ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)までがトップ6。
マスタークラスは、清水がDRAGON(TEAM DRAGON 324)を0.16秒差で抑えてクラスポールを獲得した。
第8戦公式予選
10分間のインターバルを経て行われた第8戦予選でも、野村の速さは際立っており、第7戦の自身のポールタイムを上回る1分21秒961を叩き出し、大健闘の2位に入った三井を0.45秒も引き離した。三井は自身のベストグリッドを更新。
3位にはマッソン、4位には小林、5位デビッド、ポイントリーダーの佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)は6位と出遅れてしまった。
野村が抜き出たが、2位以下は大接戦。2位三井から7位フレデリックまでは、何と0.18秒差という超僅差の予選だった。
マスタークラスは、清水が更にタイムを縮め、連続クラスポールを奪った。
第7戦決勝は、本日午後1時30分から25周で、第8、9戦の決勝は、明日6月22日の午前9時45分、午後2時からそれぞれ18周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2025/06/21) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 7 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 50 野村 勇斗 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 1'22.154 - - 162.266
2 51 ザック・デビッド B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 1'22.462 0.308 0.308 161.660
3 3 三井 優介 DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING 1'22.520 0.366 0.058 161.546
4 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 1'22.552 0.398 0.032 161.484
5 36 エステバン・マッソン PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 1'22.567 0.413 0.015 161.454
6 58 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'22.648 0.494 0.081 161.296
7 35 佐野 雄城 モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 1'22.784 0.630 0.136 161.031
8 60 伊東 黎明 LMcorsa OTG 320 LM corsa 1'22.806 0.652 0.022 160.988
9 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S SFL TOM'S 1'22.868 0.714 0.062 160.868
10 1 卜部 和久 B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 1'22.934 0.780 0.066 160.740
11 2 岩澤 優吾 DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING 1'24.315 2.161 1.381 158.107
12 8 M 1 清水 康弘 GNSY RACING 324 GNSY RACING 1'24.617 2.463 0.302 157.543
13 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON 324 B-MAX RACING TEAM 1'24.777 2.623 0.160 157.245
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.617)予選通過 ----
第7戦優勝 野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)
「勝ってチャンピオンを取りたいという気持ちをずっと持っていて、それが集中力を高めてくれました」
「開幕戦から優勝を目指してやってきた中で、中盤戦からはさらにギアを上げていこうと。鈴鹿が延期になりましたが、あの時点で集中力を切らさないようにオンボード映像をたくさん見たり、いろいろ考えながらやってきました。SUGO大会はあまり調子良くなかったんですが、オートポリス大会からはいよいよ後半戦ということで、気合の入り方も変わってきましたね。アウトラップから速く走るという取り組みをエンジニアさんと開幕からやってきたんですが、それがオートポリス、もてぎと寒くなった時期から効果を発揮してきました」
「明日も2番手グリッドからですが、もう一度勝てるように頑張ります」
第7戦決勝2位 佐野雄城(TGR-DC Racing School)
「練習走行からいい調子できていたので、正直なところ今週は勝ちたいなという気持ちが強かったんですが、予選が4位5位と沈んでしまったので、それを考えれば決勝で2位に入れたのは良かったですが、やっぱり勝ちたかったですね」
「フォーメーションラップからタイヤのウォームアップを気にしていたこともあって、スタートはうまくまとめられました」
「明日は今年最後のレースになりますし、今日の内容自体は良かったと思うので、第8戦もしっかりといいレースをしたいと思います」
第7戦決勝3位 洞地遼⼤(HFDP WITH B-max Racing Team)
「フォーメーションラップを終えてからスタートするまでの待ち時間が長かったため、リヤタイヤが路面に張り付いてしまいました。それでスタートでは反応が遅れてしまいました」
「(スタート直後の佐野選手とのバトルでは)引かないと当たってしまいますし、鈴鹿ではダウンフォースが抜けちゃうんで、すごく難しいレースでした。SC明けもタイヤが冷えちゃうので、氷の上を走ってるみたいに難しかったです」
「明日もポールからなので、勝てるように頑張ります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
12月7日、2024FIA-F4選手権シリーズの第7戦(延期レース)が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、チャンピオンクラスは、スタートでトップに立った野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)が、逃げ切って優勝し、最高の形でチャンピオンを決めた。インディペンデントクラスは、ポールスタートの鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)が8月の第5戦以来の優勝を飾った。
快晴とはいえ、冬の寒さを感じるなか、午後0時35分にスタートを迎えた。路面温度の低さを考慮し、通常より1周多く2周のフォーメイションラップが行われた。
■チャンピオンクラス
ポールポジションの洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)は、前大会のもてぎと同様に出遅れ、野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)、佐野雄城(TGR-DC RS F4)に先行を許してしまい、3番手で1コーナーに飛び込む。
トップ3に新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)を加えた4台が5位以下を引き離していくが、4周目にインディペンデントクラスの車両がコースオフしてグラベルストップ。このアクシデントでセーフティカー(SC)が入る。
7周目を終えてリスタートするが、野村はきっちりとトップを守り、安定したペースで佐野、洞地を従えて周回を重ねる。9周目にインディペンデントクラスの下位で争っていた2台がヘアピンで絡んでストップ。これで二度目のSCランとなる。
最後は残り1周のレースとして再開されたが、ここでも野村は冷静にトップを守って、佐野をやや引き離し、2024年のチャンピオンを決めるチェッカーを受けた。
野村は、今季7勝目。特に10月以降のレースは5連勝と、シリーズ後半に強さを発揮してチャンピオンを手中に収めた。順当に行けば来季はSFライツにステップアップすることになるはずだ。
■インディペンデントクラス
クラスポールスタートの鳥羽が好スタートを決め、チャンピオンクラスの車両を3台挟んで、2位の今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)、KEN ALEX(BUZZ RACING)が続く展開となり、序盤から鳥羽が圧倒的有利な状況となった。
4周目、5位を走行していたポイントリーダーのDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が、「完全に自分のミス」と、130Rの進入でアウト側に片輪を落としてコースを飛び出し、グラベルでストップ。これで1度目のSCランとなる。
鳥羽のトップは安泰と思われたが、9周目の二度目のSCランからの再スタートで今田が急接近。最後は背後に迫ったが、0.1秒届かず。鳥羽が逃げ切って今季2勝目を飾った。
3位を走行していたALEXは、フライングの判定でピットスルーペナルティが課され後退。3位には⾚松昌⼀朗(SHOEI-GIGS Ride with ES)が入った。
ランキングトップのDRAGONがノーポイントに終わったため、DRAGONが187p、今田が181.5pと、二人の差が僅か5.5ポイントとなり、タイトル決定は明日の最終戦に持ち越された。
※ポイントは手元集計です。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
■Championクラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Lap Time Behind Gap
1 50 野村 勇斗 HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team 11 30'20.390 - -
2 35 佐野 雄城 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 11 30'20.996 0.606 0.606
3 51 洞地 遼⼤ HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team 11 30'21.380 0.990 0.384
4 16 新原 光太郎 YBS Verve影⼭MCS4 HYDRANGEA kageyama Racing 11 30'22.065 1.675 0.685
5 62 森山 冬星 HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS 11 30'22.698 2.308 0.633
6 54 佐藤 凛太郎 PONOS RACING MCS4 PONOS RACING 11 30'23.947 3.557 1.249
7 34 清水 啓伸 Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE 11 30'24.154 3.764 0.207
8 97 白崎 稜 Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing 11 30'24.731 4.341 0.577
9 38 梅垣 清 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 11 30'25.403 5.013 0.672
10 87 下野 璃央 Dr.Dry Racing Team Dr. Dry 11 30'26.168 5.778 0.765
11 45 大宮 賢人 PONOS RACING MCS4 PONOS RACING 11 30'26.388 5.998 0.220
12 60 熊谷 憲太 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS 11 30'26.461 6.071 0.073
13 33 佐藤 樹 Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE 11 30'27.028 6.638 0.567
14 36 卜部 和久 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 11 30'27.456 7.066 0.428
15 53 酒井 翔太 TGM Grand Prix TGM Grand Prix 11 30'28.449 8.059 0.993
16 *37 鈴木 斗輝哉 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 11 30'28.771 8.381 0.322
17 46 有村 将真 アポロ電⼯フジタ薬局 フジタ薬局レーシング 11 30'29.471 9.081 0.700
18 26 三枝 拓己 FALCON MOTORSPORT FALCON MOTORSPORT 11 30'33.488 13.098 4.017
19 *90 Lin Chenghua ATEAM Buzz Racing AKIRAND RACING 11 30'34.911 14.521 1.423
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
- *14 村田 将輝 湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED 1 3'21.186 10Laps 10Laps
■Independentクラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Lap Time Behind Gap
1 63 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS 11 30'31.123 - -
2 44 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM 11 30'31.240 0.117 0.117
3 40 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ 11 30'33.996 2.873 2.756
4 4 佐々木 祐一 仙台DayDream with RICHO DAYDREAM RACING 11 30'35.405 4.282 1.409
5 98 IKARI Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing 11 30'36.058 4.935 0.653
6 86 大阪 八郎 Dr.Dry Racing Team Dr. Dry 11 30'37.554 6.431 1.496
7 5 小谷 素弘 TEAM 5ZIGEN F4 Team 5ZIGEN 11 30'38.719 7.596 1.165
8 21 小嶋 禎一 Classic Car.jp Eagle36 Eagle Sports 11 30'38.805 7.682 0.086
9 71 大山 正芳 ダイワN通商AKILAND AKILAND RACING 11 30'39.455 8.332 0.650
10 61 坂井 ウィリアム HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS 11 30'40.176 9.053 0.721
11 *9 ケン・アレックス BUZZ RACING Buzz Racing 11 30'44.864 13.741 4.688
12 23 YUGO S2R Racing N-SPEED 11 30'46.712 15.589 1.848
13 96 齋藤 真紀雄 CSマーケティングAKILAND AKILAND RACING 10 28'20.022 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
- 11 植田 正幸 Rn-sports MCS4 Rn-sports 8 20'30.730 3Laps 2Laps
- 10 中島 功 Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports 7 18'08.516 4Laps 1Lap
- *55 KENTARO Baum Beauty Clinic FIELD MOTORSPORTS 7 18'49.003 4Laps 40.487
- 30 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM 3 6'44.704 8Laps 4Laps
Fastest Lap(C): CarNo. 50 野村勇斗(HFDP with B-Max Racing) 2'07.705 (3/11) 163.699 km/h
Fastest Lap(I): CarNo. 55 KENTARO(Baum Beauty Clinic) 2'10.552 (3/7) 160.129 km/h
CarNo. 37は、H項2.10.11(SC中のコースアウト)により、訓戒とした。
CarNo. 90は、FIA-F4 SpR.19.2(走路外走行)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 9は、FIA-F4 SpR.30.7(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 55は、FIA-F4 SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 14は、FIA-F4 SpR.26.9(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
第7戦、第8戦ポールポジション 洞地遼⼤(HFDP WITH B-max Racing Team)
「自分的にはみんな6秒台入ってると思っていて、結構僅差かなと思って帰ってきたら、みんな7秒台で。路面もすごく良くてタイムの出るコンディションだなと感じていたので、欲をいえばもうちょっと出たかなと思っています。1周をうまくまとめきれない中での2周続けて6秒だったので、まとめられていれば」
「タイヤは昨日の専有走行よりグリップしていました。昨日は路面が悪くて。今日は気温も低くて路面も綺麗だったので、最初から6秒半ばはいくだろうなと思っていました」
「野村くんも両方とも2位だったので、チャンピオンは厳しいと思いますが、最後は二つ勝って魅せるレースをできたらいいなと思います」
第7戦、第8戦予選2位 野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)
「昨日の専有走行でマシンを壊してしまって、ほとんど走れていなかったし、新品タイヤのデータもない状況だったので、徐々に徐々にという感じで走って、最後に2周ぐらいアタックできればいいなと思っていました。クルマのチェックをしつつ、ペースを上げてと」
「通常なら二日間ある専有走行が金曜日だけになり、その貴重な時間で自分のミスでクルマを壊してしまったので、今日は慎重に行きました。走っていない中で予選に向けて考えてしていきましたが、ちょっとズレてるところもあるので、決勝に向けてアジャストしていきます」
「もちろんチャンピオンを取ることが最優先ですけど、2番手グリッドなら優勝するチャンスがあると思うので、狙っていきたいと思います」
第7戦予選3位 新原光太郎(HYDRANGEA kageyama Racing)
「クルマの台数が凄くて、前にトヨタがいて、後ろにOTGとドラゴコルセがいて、と挟まれちゃったので、これはタイムが出ないと思って一回引きました。昨日調子が良かったので、今日の結果は悔しいです。ただあとコンマ5あげるっていうのは見えなかったので、腕もそうですけど、クルマのポテンシャルも上げていけるように、これからエンジニアと相談です」
「(HRSスカラシップについて)去年ギリギリで落ちたので、もう一度受けたいと嘆願したところ、ホンダ様から許可が出たので、受講しました。来年についてはまだわかりませんが、もしホンダ様のチームに入って戦えるなら、その前にここで勝ってからいきたいですね」
「レースになったら抜ける気がしないので、スタートで前に行けるかどうかが鍵かなと思います。路面はグリップしていないけど、エンジンが元気なのでストレートが伸びてる印象ですね」
第8戦予選3位 森山冬星(HELM MOTORSPORTS)
「僕的にはベストを尽くしたので、これ以上ないなというタイムでした。明日は3位ですし、今日も表彰台を狙えるチャンスはあると感じているので、両方とも表彰台に乗れるように頑張ります」
「手応えは悪くないです。ちょっとトップ2が速すぎたというのはありますが、自分では絞り出せたと思います」
「路面に違和感はありませんでしたが、『タイヤあったまってんのかな?』という不安はありました。エンジンは回ってると思います。決勝でもチームとしっかり頑張ります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
12月7日、FIA-F4選手権第7、8戦(延期レース)の予選が、鈴鹿サーキットで行われ、チャンピオンクラスは洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)がコースレコードでポールポジションを獲得。セカンドベストもトップで両レースともにPPからのスタートとなった。
インディペンデントクラスは、鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)とKEN ALEX(BUZZ RACING)がポールポジションを分け合った。
本来8月31日、9月1日に行われるはずだった第7、8戦だが、台風の影響で延期され、最終大会として開催されることになった。
12月の鈴鹿、まして早朝の冷え込む天候のなか、8時5分からからチャンピオンクラス、インディペンデントクラスの順で、20分ずつの予選が行われた。
■チャンピオンクラス
冷えた路面のため、各車は通常より多くウォームアップを行い、5周目から本格的なアタックに入った。
他車を圧倒する速さを見せたのは洞地。6周目に2分06秒737を叩き出し、2018年に現F1ドライバー角田裕毅が記録した2分06秒779のコースレコードを更新した。セカンドベストも06秒775と唯一人06秒台を連発して、2レースともにポールを獲得した。
洞地には及ばなかったものの、7周目に2分07秒127、8周目に07秒009をマークして両レースともフロントローに並んだのは、チームメイトの野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)。シリーズポイントで大きくリードしている野村は、今日行われる第7戦で5位以内に入ればチャンピオンが確定する。
3位以下は、新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)、佐野雄城(TGR-DC RS F4)、森⼭冬星(HELM MOTORSPORTS F4)、⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)と続いた。
セカンドベストで決まる第8戦のグリッドは、洞地-野村-森山-新原-佐野-梅垣清(TGR-DC RS F4)の順となった。
■インディペンデントクラス
開始早々、小嶋禎一(Classic Car.jp Eagle)がヘアピンでスピンして止まってしまい、予選は中断。車両回収後、残り17分で再開された。
チャンピオンクラス同様に、5周目からDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)からアタックに入った。最初に2分9秒台をマークしたDRAGONが主導権を握ると思われたが、今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)、KEN ALEX(BUZZ RACING)、鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)、KENTARO(Baum Field F4)が次々に09秒台をマーク。
終了間際は、鳥羽、今田、AREXのポール争いとなったが、最後に、AREXの09秒498を大きく上回る09秒126をマークした鳥羽がポールポジションを獲得した。3位は今田、4位はKENTARO、5位にDRAGON、6位に⾚松昌⼀朗(SHOEI-GIGS Ride with ES)がつけた。
セカンドタイムで決まる第8戦のグリッドもトップ6の顔ぶれは変わらず、AREXがポールを奪い、2位鳥羽と順位を入れ替えてフロントローに並び、以下、今田-DRAGON-KENTARO-赤松の順で続いた。
第7戦の決勝は、本日が午後0時45分から、第8戦決勝は明日の午前8時15分から、ともに11周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
■Championクラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 51 洞地 遼⼤ HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team R2'06.737 - - 164.949
2 50 野村 勇斗 HFDP with B-Max Racing HFDP WITH B-max Racing Team 2'07.009 0.272 0.272 164.596
3 16 新原 光太郎 YBS Verve影⼭MCS4 HYDRANGEA kageyama Racing 2'07.246 0.509 0.237 164.290
4 35 佐野 雄城 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 2'07.272 0.535 0.026 164.256
5 62 森山 冬星 HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS 2'07.310 0.573 0.038 164.207
6 45 大宮 賢人 PONOS RACING MCS4 PONOS RACING 2'07.386 0.649 0.076 164.109
7 38 梅垣 清 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 2'07.398 0.661 0.012 164.094
8 54 佐藤 凛太郎 PONOS RACING MCS4 PONOS RACING 2'07.403 0.666 0.005 164.087
9 97 白崎 稜 Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing 2'07.449 0.712 0.046 164.028
10 34 清水 啓伸 Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE 2'07.733 0.996 0.284 163.663
11 60 熊谷 憲太 OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTORSPORTS 2'07.772 1.035 0.039 163.613
12 37 鈴木 斗輝哉 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 2'07.910 1.173 0.138 163.437
13 36 卜部 和久 TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School 2'07.972 1.235 0.062 163.358
14 33 佐藤 樹 Drago CORSE MCS4-24 Drago CORSE 2'08.065 1.328 0.093 163.239
15 87 下野 璃央 Dr.Dry Racing Team Dr. Dry 2'08.326 1.589 0.261 162.907
16 53 酒井 翔太 TGM Grand Prix TGM Grand Prix 2'08.397 1.660 0.071 162.818
17 14 村田 将輝 湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED 2'08.927 2.190 0.530 162.149
18 90 Lin Chenghua ATEAM Buzz Racing AKIRAND RACING 2'08.933 2.196 0.006 162.140
19 46 有村 将真 アポロ電⼯フジタ薬局 フジタ薬局レーシング 2'09.643 2.906 0.710 161.252
20 26 三枝 拓己 FALCON MOTORSPORT FALCON MOTORSPORT 2'10.419 3.682 0.776 160.293
---- 以上基準タイム(105% - 2'13.347)予選通過 ----
■Independentクラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 63 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS R2'09.126 - - 161.898
2 9 ケン・アレックス BUZZ RACING Buzz Racing R2'09.498 0.372 0.372 161.434
3 44 今田 信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM R2'09.535 0.409 0.037 161.386
4 55 KENTARO Baum Beauty Clinic FIELD MOTORSPORTS R2'09.778 0.652 0.243 161.086
5 30 DRAGON B-MAX TEAM DRAGON B-MAX RACING TEAM R2'09.942 0.816 0.164 160.881
6 40 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ R2'10.159 1.033 0.217 160.614
7 98 IKARI Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing R2'10.460 1.334 0.301 160.242
8 11 植田 正幸 Rn-sports MCS4 Rn-sports R2'10.598 1.472 0.138 160.073
9 96 齋藤 真紀雄 CSマーケティングAKILAND AKILAND RACING R2'10.621 1.495 0.023 160.045
10 10 中島 功 Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports R2'10.863 1.737 0.242 159.749
11 5 小谷 素弘 TEAM 5ZIGEN F4 Team 5ZIGEN 2'12.196 3.070 1.333 158.138
12 4 佐々木 祐一 仙台DayDream with RICHO DAYDREAM RACING 2'12.457 3.331 0.261 157.826
13 86 大阪 八郎 Dr.Dry Racing Team Dr. Dry 2'12.536 3.410 0.079 157.732
14 71 大山 正芳 ダイワN通商AKILAND AKILAND RACING 2'12.560 3.434 0.024 157.704
15 61 坂井 ウィリアム HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS 2'13.778 4.652 1.218 156.268
---- 以上基準タイム(105% - 2'15.855)予選通過 ----
- 23 YUGO S2R Racing N-SPEED 2'16.660 7.534 2.882 152.972
- 21 小嶋 禎一 Classic Car.jp Eagle36 Eagle Sports no time - - -
'R'マークは従来のコースレコード(C: 2'06.779/角田裕毅)を更新した。
'R'マークは従来のコースレコード(I: 2'10.944/DRAGON)を更新した。
優勝 YUTA SUZUKI(ZAPSPEEDKK-S2)
「ちょっとミスはあったので課題は残るレースでしたが、とりあえず優勝できてすごく安心しました。トップに立ってからはミスしないように、集中して走ろうと思って、ずっと自分に『集中しろ』と言い聞かせていました。(うまく集中できた?)7割ですね(笑)。あとは来週の日本一が取れるように頑張ります」
2位 樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)
「(最後のバトルは意地を見せた?)さすがにワン・ツーで始まったレースをそうでなく終えるわけにはいかなかったので、意地で抜きました。でも勝てるレースだったな、というのはあります。ペース的にも(トップに)負けていたわけじゃなくて、自分がミスしたので、一気にやられたのと、酒井選手が後ろから来ているの気にしたこともあって、一貫したペースが途中出せなくなったことでSUZUKI選手に逃げられて、最後2番手争いするしかなくなりました。最後のバトルに関しては、この1年の成長が見せられたかな、と思うのですが、そこまでの組み立てがちょっと。後ろから追われながら走るレースというのが今季なくて、前を追うレースばかりだったので、そこの未熟さが出ちゃったかなというのがあって、めちゃくちゃ悔しいですね。S-FJはこれで最後かもしれないので、悔しいですがチームがワン・ツーということで最低限のことはできたかな、と思います。前回がコンマ1秒届かず4位で、今回はコンマ1秒抑えて2位だったので、そこはよかったと思います」
3位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)
「何とか普通になったと言いますか、表彰台まで上がってこられたので(よかった)。最後のバトルの時に自分の弱い部分がちょっと出てきたので、次のレースまでにそこを直せばいいのかな、と思います」
4位 小田優(Drago CORSE TAKE)
「(予選で)クラッシュしたわけですから、完璧には直っていなかったのですが。しっかり順位上げることができて、ファステストラップも取れたので、速さがあるのは見せられましたが、もうちょっと(順位を)上げたかったとは思いますね。中盤の4、5番手争いの危険なバトルに(笑)巻き込まれちゃったので、勝ちたかったですが、そのぶんは来週の日本一決定戦で」
5位 中村ブンスーム(ファーストガレージ10V)
「いままでで一番バトルが激しいレースで、タイムもペースもよくて、前についていけて、満足いく結果になりました。タイムはトップよりはちょっと落ちますけれど、昔に比べると速くなってきていて、順位も今回よかったので、この調子で今後も頑張っていきたいです」
6位 豊島里空斗(C.S.I Racing)
「スタートで2位に上がったのですが、ギアが全然入らなくて、そこでまず酒井君に抜かれて。そこからヘアピンで前がブレーキ早すぎて、インを差すつもりじゃなかったのですがちょっと入っちゃって、それでリズムが狂ってしまって、立ち上がりで離されました。それから後ろとバトルになってしまって、自分のリズムが崩れていって、その間もギアが2(速)から3(速)に入りずらくて、大変でした。90度でも落合選手に押し出されそうになって、その間に酒井選手に逃げられてしまって、それがなかればもっと(上位に)行けたかなと思います。1番(の原因)はギアのトラブルが大きかったです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ最終第7戦決勝が11月23日にモビリティリゾートもてぎで開催され、2番手スタートのYUTA SUZUKI(ZAPSPEEDKK-S2)がポールシッターの樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)をオープニングラップで仕留めてトップに立つとその後はトップを譲ることなく10周を走り切りS-FJでのキャリア初優勝を飾った。
朝の予選に続いて第7戦決勝は12時45分コースイン開始。気温14度、路面温度18度のドライコンディション。予選のコースイン時にスピンを喫して計測タイムなしに終わった小田優(Drago CORSE TAKE)は最後尾からの出走が認められ、ガードレールに当たってダメージを受けたリヤセクションも応援を得て修復され、スターティンググリッドに並んだ。12時55分フォーメーションラップ開始。20台のマシンがグリッドにつくとレッドライトが消灯、最終戦のレースがスタートした。
ロケットスタートを決めたのは3番グリッドから発進の豊島里空斗(C.S.I Racing)で、フロントロウの樺木、SUZUKIの間を狙うような動きから加速でSUZUKIの前に出て2位で第1コーナーへターンイン。トップは樺木が守っている。さらに後方では5番手スタートの落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が第2コーナーでラインがワイドになった松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)の前に出て4位へ。第3コーナーでは後方の8位グループで接触、9番手スタートの大川烈弥(群馬トヨペットTeam RINoA ED)と10番手スタートの小田部憲幸((株)フォースリンク銀座鮨あらいZAP ED)が接触、小田部がアウト側のダートまではみ出すが、かろうじてコースにとどまるものの大きくポジションダウン。大川は順位を守ったがフロントウイングが大きく曲がっている状態。一方最後尾スタートの小田はすでに5台を仕留めて順位を上げている。
2位に進出した豊島は勢いのままにトップ樺木に第5コーナーでアウトから仕掛けるがここは樺木が抑える。続くS字の入り口ではSUZUKIが豊島に襲い掛かりアウトから並びかけてサイド・バイ・サイドでS字を通過、V字へのブレーキングでSUZUKIが前に出て2位の座を奪回すると樺木追撃に移りぐいぐいと間合いを詰めていく。
ダウンヒルストレートでは豊島の背後に落合と酒井翔太(ファーストガレージ KK-SII)が背後につけると90度コーナーでは落合がインから豊島を差しに行く。豊島もアウトで粘るがラインが大きく膨らみグラベルに出そうになり失速、セカンドアンダーブリッジ内で酒井にもオーバーテイクを許してしまう。これで落合3位、酒井4位、豊島5位。4番グリッドからこの3台に次々とオーバーテイクを許した松原は6位にダウン。そして小田は1周目だけで10台を抜いて10位まで進出。一方接触があった小田部はピットイン、フロントウイングにダメージがあるようで、マシンを降りた。
トップ樺木に対し0.088秒差とテール・ツー・ノーズ状態で2周目に入ったSUZUKIはスリップストリームを効かせて加速すると樺木のインから第1コーナーに飛び込みオーバーテイクに成功、トップに立つ。樺木はポジションを奪い返すべくSUZUKIを追うが、僅かずつ間合いがひろがっていく。後方では落合対酒井のファーストガレージ勢同士のバトルが展開、ダウンヒルストレートから90度コーナーにかけて酒井がチャンスを伺うが落合はスキを見せない。2周目を終えてトップSUZUKIと2位樺木は0.731秒の差。そこから0.672秒離れて3位落合、0.098秒差で4位酒井、0.525秒差で5位豊島に続いて6位松原が0.055秒差に迫る。さらに伊藤慎之典(群馬トヨペットTeam RINoA ED)、大川とTeam RINoA勢が続く後ろには2分5秒936とここまでの最速ラップで小田が9位に上がってきている。
いったんはSUZUKIに突き放されそうになった樺木だが3周目は0.581秒差、4周目は0.329秒差と挽回、トップ奪回のチャンスを伺う態勢だ。一方落合対酒井の3位争いは第1コーナーでインを制した酒井が順位を上げる。樋島と松原の5位争いも4周目に入るとさらに厳しさを増し、S字からV字にかけての間で松原が豊島をオーバーテイク、5位に浮上する。そしてこの周も小田が最速ラップを刻んで8位に進出。
この中でも特に勢いのあるのが序盤に順位を落とした松原で、落合と0.055秒差で5周目に入ると、ヘアピンでインを差してオーバーテイクに成功。スタート時のポジションの4位を取り戻した。
レースの前半、5周目を終えての上位は
1位 SUZUKI
2位 樺木(+0.166秒)
3位 酒井(+0.714秒)
4位 松原(+2.895秒)
5位 落合(+3.098秒)
6位 豊島(+0.330秒)
という順で、さらに7位には小田が2分4秒972のファステストラップを叩き出してトップから3.586秒差まで迫っている。6位豊島までは0.256秒しかない。
6周目に入ると樺木がテール・ツー・ノーズ状態で第1コーナーから第2コーナーまでSUZUKIを追い回すが、SUZUKIが抑え込む。これで一瞬勢いの鈍った樺木に今度は酒井が襲い掛かり樺木はディフェンシブにならざるを得なくなり、第4コーナーからの立ち上がりでみるみるSUZUKIが離れていく。その後ろでは4位争いが激化。落合が第2コーナーで松原の前に出ると第3コーナーでは松原がインを差しかえす。このバトルに豊島、小田、伊藤も参戦し第4コーナー立ち上がりでは5台がワンパックになって加速。触れ合わんばかりの位置取りで第5コーナーに殺到するとターンイン。落合~松原~豊島~小田~伊藤、さらに中村ブンスーム(ファーストガレージ10V)までもが数珠つなぎでファーストアンダーブリッジを通過する。
6周目を終えてトップSUZUKIと2位樺木の差は0.822秒に拡大。樺木と3位酒井は0.106秒の差。4位落合は大きく離されて3.7秒の差があり、そこから1.6秒の間に5台のマシンが連なっている。7周目も状況は変わらず、2位樺木の背後にはテール・ツー・ノーズ状態で酒井が食らいついており、一触即発の状況だ。90度コーナーでは酒井がインを差しに行くが、ここは樺木が封じ込む。4位を争う集団の中では松原と豊島が激しくポジションを奪い合い、そのスキを突いて小田が第4コーナー立ち上がりで豊島を攻略、6位に上がる。さらに中村も伊藤をかわして8番手へ。この間に4位グループはバラけて落合と松原の一騎打ちになる。
迎えた8周目、第1コーナーに向けて酒井が樺木の右サイド、イン側に飛び込むと一気にオーバーテイク。2位のポジションを奪い取る。樺木は第2コーナー出口から第3コーナーへの加速で酒井に並びかけるが酒井が第3コーナーでインを守って第4コーナー立ち上がりで前に出る。これで勝負ありか。後方では激しくつばぜり合いを演じていた落合と松原が第4コーナーで接触、両車スピン。落合はグラベルにはまってストップ。松原は再スタートを切るが大きくポジションダウン。この混乱に乗じて小田が4位まで順位を上げ、5位中村、6位豊島という並びに。
酒井と樺木の2位争いは9周目も続き、この間にSUZUKIは1.7秒までマージンを稼いでファイナルラップに突入。酒井と樺木は0.255秒の差からさらに接近。第3コーナーから第5コーナー、ファーストアンダーブリッジを経て130Rまでサイド・バイ・サイドで駆け抜けるドッグファイトの末、S字の入り口で樺木が前に出る。しかしV字への進入で今度は酒井がインを差して2位を取り戻す。
ダウンヒルストレートを再びサイド・バイ・サイドで駆け降りると、インに樺木、アウトに酒井と並んで90度コーナーへアプローチ、樺木が前でターンインすると酒井はクロスラインで樺木の右サイドへ。しかし樺木が酒井の動きを封じてセカンドアンダーブリッジを通過してビクトリーコーナーへ。酒井はそこからの立ち上がりで樺木をとらえようともがくように加速するが0.058秒届かず樺木2位、酒井3位。その2台の2.6秒前方でSUZUKIが右腕を大きく掲げてトップチェッカー。うれしい初優勝を遂げた。
ポディウムにやってきたSUZUKIはマシンの上に仁王立ちになると空に向かって雄たけびをあげて感情を爆発された。そしてバトルを演じたチームメイトの樺木とがっちり握手をすると、表彰式に向かった。
これで今シーズンのもてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズは終了。残るは11月30日~12月1日に鈴鹿で行われるスーパーFJ日本一決定戦だけだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
もてぎチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2024/11/23) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 58 鈴木 悠太 ZAP SPEED KK-S2 MYST KK-S2 10 21'03.328 - -
2 15 樺木 大河 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'06.007 2.679 2.679
3 22 酒井 翔太 ファーストガレージKK-S2 MYST KK-S2 10 21'06.065 2.737 0.058
4 43 小田 優 Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 10 21'10.201 6.873 4.136
5 54 中村 ブンスーム ファーストガレージ10V TOKYO R&D RD10V 10 21'11.785 8.457 1.584
6 27 豊島 里空斗 C.S.I Racing MYST KK-S2 10 21'11.807 8.479 0.022
7 81 伊藤 慎之典 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 10 21'14.647 11.319 2.840
8 82 大川 烈弥 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 10 21'16.639 13.311 1.992
9 5 吉田 紘大 T's TECHNO MYST KK-S2 10 21'16.917 13.589 0.278
10 36 小林 留魁 アルビ開志国際新潟第一ホテルED TOKYO R&D RD10V 10 21'26.194 22.866 9.277
11 51 野々垣 善也 ファーストガレージKKS-2 MYST KK-S2 10 21'29.510 26.182 3.316
12 46 G 1 本間 隆史 MATレーシングPJ 10V TOKYO R&D RD10V 10 21'32.343 29.015 2.833
13 39 今瀬 統哉 新潟国際自動車ワコーズED RD TOKYO R&D RD10V 10 21'40.725 37.397 8.382
14 35 中島 哲也 アルビHORIZONTAL ED KK-S with GIA MYST KK-S2 10 21'45.195 41.867 4.470
15 83 松下 彰臣 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 10 21'45.909 42.581 0.714
16 37 青木 諒太 WABITO WORKSアルビED withかのせ温泉赤湯 TOKYO R&D RD10V 10 21'49.725 46.397 3.816
17 *8 松原 将也 ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V 10 22'08.728 1'05.400 19.003
18 38 小山田 琢 新潟国際自動車ワコーズED KKS MYST KK-S 10 22'13.217 1'09.889 4.489
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
- 59 落合 蓮音 ファーストガレージKKS-2 MYST KK-S2 7 14'51.381 3Laps 3Laps
- 78 小田部 憲幸 (株)フォースリンク銀座鮨あらいZAP ED MYST KK-S2 0 - 10Laps 7Laps
Fastest Lap: CarNo. 43 小田優(Drago CORSE TAKE) 2'04.972 (5/10) 138.300 km/h
CarNo. 8は、もてぎチャンピオンカップレースSpR.27.4.1(衝突)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
ポールポジション 樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)2分5秒211
「ついに、ようやく、ですね(笑)。(ポールポジションが)取れそうな感じは木曜、金曜とかには今年開幕から何回かあったのですが(走りを)まとめられずにいて。位置取りだったり、自分のまとめる力だったりで、一発決めきれないのが続いていたのですが、今回ようやく。会心の出来ではないですが、ギリギリ満足できるラップをまとめて、電光掲示見たら『15』って自分の番号が(トップに)あったので『よっしゃ』と(笑)。ベストラップも大ミスしている周だったので、まだまだ余裕あることを考えると、レースに向けてもポジティブな感じかなと思います」
2位 YUTA SUZUKI(ZAPSPEEDKK-S2)2分5秒368(+0.157秒)
「ちょっと電気系っぽいトラブルも出てしまったのですが、その中で自分のベストは尽くせたかなと思います。ガス欠みたいな症状が走行中たまに出ていました。決勝までに直るかはわからないですが、スタート決めて頑張ります」
3位 豊島里空斗(C.S.I Racing)2分5秒386(+0.175秒)
「一番手になった子が僕の後ろずっと走っていて、スリップストリームを使われていて、一回(前を)譲ったのですが、全然走れていないように見えて。(彼が)先頭を走ってしまうと自分のペースで行けないので、そこで決勝はなんとか前に行ければなと思います。決勝はスタートで前にいけたらいいなと思います」
4位 松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)2分5秒409(+0.198秒)
「タイム出ている感じがしなくて、最後の周に決めようかなと思っていたのですが。第2コーナーの立ち上がりで四脱(走路外走行)しちゃって戻ってきたのですが。帰ってくるまで順位よくわからなくて、真ん中(10番手)ぐらいかなと思っていましたね。全然『決まった』周ではなかったです。思った以上によかったですが、ちょっと前に詰まったところもあって、スリップストリームを貰おうかと思ったのが、気づいたらどんどん追いついちゃって(笑)、それがなかったらもうちょっと上の順位にいけたかもしれません」
5位 落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)2分5秒575(+0.364秒)
「昨日まで練習してきた中で一番速いタイムなので、そこはいいかな、という感じです。ここから上のタイムの人たち(のレベル)にはまだ達していないので、そこはしょうがないかな(苦笑)。5番手という順位は表彰台が狙えると思いますし、優勝も目指していきたいです」
6位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)2分5秒678(+0.467秒)
「昨日から全然セットアップも決まらなくて、今日もすごく心配でした。今朝もセット変えて走ってみたのですが、全然合わせ込めず、苦しい予選でした。決勝では前回のもてぎのセッティングに戻して、もしそれでミスしてもこの順位なので、次に向けてのテストという感じで。でも今日も表彰台まではいきたいなと思っています」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ最終第7戦公式予選が11月23日にモビリティリゾートもてぎで開催され、樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)が2位のYUTA SUZUKI(ZAPSPEEDKK-S2)に0.157秒の差をつけてスーパーFJでは初のポールポジションを獲得した。
晩秋のモビリティリゾートもてぎは晴天に恵まれたが、朝8時開始の予選では気温5.7度とかなり冷え込み、路面温度も低い。2週間前のSUGO大会でシリーズチャンピオンを決めた小田優(Drago CORSE TAKE)を先頭に20台がコースイン、15分間の予選が開始されたが、その小田がいきなり第1コーナー出口で姿勢を乱してスピン。第2コーナーのイン側のガードレールに右リヤからヒット、止まってしまう。小田はマシンを降り、ただちに赤旗が提示され予選は中断。小田によるとタイヤの熱入れでマシンを振ったところでスピンに陥ったとのこと。
小田のマシンが撤去され午前8時7分、残り13分48秒から予選再開。今回3年ぶりにS-FJ参戦の伊藤慎之典(群馬トヨペットTeam RINoA ED)を先頭に19台がコースイン、仕切り直しの予選にいどむ。
各車ウォームアップを終えて残り時間7分、樺木が2分5秒961のトップタイム。2番手に中村ブンスーム(ファーストガレージ10V)の6秒245、3番手豊島里空斗(C.S.I Racing)6秒402、4番手SUZUKIが6秒411、5番手酒井翔太(ファーストガレージ KK-SII)6秒977、6番手松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)7秒157と続く。
残り5分、豊島がベストタイムを2分5秒810まで短縮してトップ。しかしその直後に樺木が5秒541をマークして再びトップに立つ。SUZUKIが6秒037で3番手に上がるがこちらも中村が5秒891で3番手と上回る。SUZUKIを挟んで5番手には6秒205で大川烈弥(群馬トヨペットTeam RINoA ED)が上がり、6番手に落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が進出も松原が6秒227まで詰めて順位を奪い返す。落合7番手に続いて3年ぶり参戦の伊藤が8番手。
残り3分を切って樺木は2分5秒316までトップタイムを更新。SUZUKIも5秒368をマークして2番手に浮上。さらに落合が5秒575、中村5秒808と相次いでタイムアップし、豊島は5番手にダウン、酒井が5秒983で6番手。残り50秒、豊島が2分5秒449を出して3番手へ進出するも20秒後にコントロールラインを通過した松原が5秒409で8番手から3番手まで一気にポジションアップ。豊島は4番手。落合5番手、中村6番手。
チェッカードフラッグが振られる中、樺木は最後のタイムアタックでベストタイムを2分5秒211まで短縮。樺木によるとS-FJでは初、過去を振り返ると小学1年生で出場したキッズカート以来だというポールポジションを獲得した。2番手は0.157秒差のSUZUKIでフロントロウに並んだ。豊島はチェッカー周に自己ベストを5秒386まで縮めて3番手にアップ、4番手に落ちた松原と並んでセカンドロウからスタートする。5番手落合に続く6番手には酒井がこちらもチェッカー周に5秒678をマークして順位を上げた。
今回3年ぶりにS-FJ参戦の伊藤は最後に2分6秒を切って5秒958、トップから0.747秒の差で8番手からスタートする。今回唯一のジェントルマンクラス、本間隆史(MATレーシングPJ10V)は7秒880で14番手となった。
もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第7戦決勝は12時50分開始予定だ。ZAP SPEED勢が1、2、4番手という包囲網の中3番手の豊島がどんな戦いを見せるか。スタートから激戦が必至だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
もてぎチャンピオンカップレース第5戦 -RIJ- (2024/11/23) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 15 樺木 大河 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 2'05.211 - - 138.036
2 58 鈴木 悠太 ZAP SPEED KK-S2 MYST KK-S2 2'05.368 0.157 0.157 137.863
3 27 豊島 里空斗 C.S.I Racing MYST KK-S2 2'05.386 0.175 0.018 137.843
4 8 松原 将也 ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V 2'05.409 0.198 0.023 137.818
5 59 落合 蓮音 ファーストガレージKKS-2 MYST KK-S2 2'05.575 0.364 0.166 137.636
6 22 酒井 翔太 ファーストガレージKK-S2 MYST KK-S2 2'05.678 0.467 0.103 137.523
7 54 中村 ブンスーム ファーストガレージ10V TOKYO R&D RD10V 2'05.721 0.510 0.043 137.476
8 81 伊藤 慎之典 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 2'05.958 0.747 0.237 137.217
9 82 大川 烈弥 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 2'06.122 0.911 0.164 137.039
10 78 小田部 憲幸 (株)フォースリンク銀座鮨あらいZAP ED MYST KK-S2 2'06.179 0.968 0.057 136.977
11 5 吉田 紘大 T's TECHNO MYST KK-S2 2'06.616 1.405 0.437 136.504
12 51 野々垣 善也 ファーストガレージKKS-2 MYST KK-S2 2'06.886 1.675 0.270 136.214
13 83 松下 彰臣 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 2'07.691 2.480 0.805 135.355
14 46 G 1 本間 隆史 MATレーシングPJ 10V TOKYO R&D RD10V 2'07.880 2.669 0.189 135.155
15 36 小林 留魁 アルビ開志国際新潟第一ホテルED TOKYO R&D RD10V 2'07.892 2.681 0.012 135.142
16 35 中島 哲也 アルビHORIZONTAL ED KK-S with GIA MYST KK-S2 2'09.366 4.155 1.474 133.602
17 39 今瀬 統哉 新潟国際自動車ワコーズED RD TOKYO R&D RD10V 2'09.377 4.166 0.011 133.591
18 38 小山田 琢 新潟国際自動車ワコーズED KKS MYST KK-S 2'11.994 6.783 2.617 130.942
19 37 青木 諒太 WABITO WORKSアルビED withかのせ温泉赤湯 TOKYO R&D RD10V 2'12.915 7.704 0.921 130.035
---- 以上基準タイム(130% - 2'42.918)予選通過 ----
- 43 小田 優 Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 no time - - -
2024年JAF地方選手権スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第7戦において、里見乃亜代表率いるRiNoA Racing project「群馬トヨペットTeam RiNoA」は81号車のドライバー変更をアナウンス。伊藤愼之典の起用を発表した。(https://www.fmotor.jp/2024-super-fj-rinoa-racing-project-team-release)
伊藤は2021年に当時のもてぎシリーズのS-FJに参戦し、シリーズ2位の結果を出し、現在はスーパー耐久ST-4クラスを主戦場に戦っている。そんな伊藤がなぜ今回S-FJに戻ってきたのか、予選後本人にショートインタビューを行った。
――今回の参戦経緯は?
「代表の里見さんとは3年前はライバルだったのですが、あのシリーズ終わってから、話す機会があって仲良くなってつながりはありました。その中でドライバーが前回のレースでチームを離脱するという話があって『誰か乗る人いない? ドライバーいたら紹介して』というぐらいの話だったのですが、それなら僕出てみようかな、みたいな感じで(笑)。今回出ることになりました」
――3年ぶりに走った感触は?
「フォーミュラ自体はS-FJのあとFIA-F4をちょっとやりましたが、まる2年乗っていなくて、レースは3年ぶりくらいなので、ちょっと扱い方どうかな? みたいな感じで完璧に乗り切れていないな、というのが正直なところですが、もう次の決勝しかないので、とりあえずやり切ってこようかな、と思います」
――最近はハコ(S耐)をやってきて、フォーミュラの感覚はだいぶ違う?
「だいぶ違いますね。今はハコ車の方に慣れちゃっているので、フォーミュラは繊細な部分があるので、そこでまだ限界を引き出し切っていないなというのがあります」
――3年前に自分が追い回していたクルマに乗るのはどんな気分?
「ちょっと興味もありましたので乗ってみたいというのもありました。僕が前回乗っていたの10V(東京R&D RD10V)だったので、今度はS2(MYST KK-S2)なので『S2いいな』みたいな(笑)、そのイメージが大きいです」
――今回は1レースだけの参戦?
「今回だけです。来年S-FJに出るかと言われたらわからないですが(笑)、もっと上のカテゴリー目指して頑張ってみようと思っています」
――予選8番手、決勝の目標は?
「なんとか詰められる部分はまだあると思うので、ちょっとでも順位上げて帰ってこられれば、とは思います」
迎えた決勝では好スタートで前のマシンをパスして7位にポジションアップして第1コーナーへ。2周目から4周目までポジションを守ったが5周目に最後尾から怒涛の追い上げを見せていた小田優(Drago CORSE TAKE)にパスされ8位に後退。その後は中村ブンスーム(ファーストガレージ10V)とのバトルで一時9位までポジションを落としたが、上位のアクシデントなどもあり順位を上げて、最終的に7位でフィニッシュ。マシンをゴールまで運んだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
【総合】
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 1 ST-X 1 鵜飼 龍太 ジュリアーノ・アレジ 蒲生 尚弥 片岡 龍也 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 56 4:01'10.714 - -
2 *81 ST-X 2 今田 信宏 藤波 清斗 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 56 4:01'47.288 36.574 36.574
3 *33 ST-X 3 ジェフリー・リー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ オジェイダ・ジェイディン Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 56 4:01'53.103 42.389 5.815
4 31 ST-X 4 永井 宏明 小高 一斗 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 56 4:02'09.841 59.127 16.738
5 *23 ST-X 5 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 56 4:03'17.081 2'06.367 1'07.240
6 59 ST-Z 1 チアラバノン カチョーン 卜部 和久 立川 祐路 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 55 4:02'32.518 1Lap 1Lap
7 92 ST-Q 1 加藤 恵三 山下 健太 河野 駿佑 松井 孝允 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 55 4:02'41.880 1Lap 9.362
8 26 ST-Z 2 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 篠原 拓朗 荒 聖治 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 54 4:01'11.384 2Laps 1Lap
9 21 ST-Z 3 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端 伸太朗 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 54 4:01'19.642 2Laps 8.258
10 20 ST-Z 4 田中 優暉 平峰 一貴 大木 一輝 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 54 4:01'21.816 2Laps 2.174
11 5 ST-Z 5 下垣 和也 金丸 ユウ 森田 真心 冨田 自然 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 54 4:02'14.347 2Laps 52.531
12 *885 ST-Z 6 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 54 4:02'40.224 2Laps 25.877
13 52 ST-Z 7 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 荒川 麟 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 54 4:02'48.104 2Laps 7.880
14 *25 ST-Z 8 植松 忠雄 松田 次生 佐藤 公哉 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 54 4:03'24.794 2Laps 36.690
15 22 ST-Z 9 北園 将太 久保 凜太郎 山野 直也 岩澤 優吾 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 53 4:01'21.722 3Laps 1Lap
16 19 ST-Z 10 藤井 優紀 末廣 武士 猪爪 杏奈 大島 和也 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 53 4:01'22.385 3Laps 0.663
17 555 ST-Z 11 徳藤 一貴 たしろ じゅん 池本 繁弘 永田 郷 REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 53 4:01'33.092 3Laps 10.707
18 98 ST-TCR 1 KIZUNA リ ジョンウ 山本 聖渚 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 53 4:01'36.940 3Laps 3.848
19 95 ST-2 1 山田 英二 小出 峻 ピストン・西沢 三井 優介 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 53 4:02'04.638 3Laps 27.698
20 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 53 4:02'11.176 3Laps 6.538
21 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 中野 信治 Thanasiwanat Phongsinnatchaachun 辻本 始温 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 53 4:02'28.358 3Laps 17.182
22 430 ST-TCR 3 藤原 能成 加賀美 綾佑 木村 貴洋 田ヶ原 章蔵 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 53 4:02'31.284 3Laps 2.926
23 *111 ST-Z 12 東風谷 高史 Salo Max Yuki Sami-Matti Trogen 井本 大雅 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 53 4:02'38.989 3Laps 7.705
24 230 ST-Q 2 平手 晃平 佐々木 大樹 三宅 淳詞 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 53 4:02'42.710 3Laps 3.721
25 743 ST-2 2 石垣 博基 尾藤 成 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 53 4:02'59.466 3Laps 16.756
26 6 ST-2 3 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 53 4:03'03.186 3Laps 3.720
27 13 ST-2 4 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 52 4:01'23.945 4Laps 1Lap
28 15 ST-3 1 前嶋 秀司 長島 正明 銘苅 翼 元嶋 成弥 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 52 4:01'31.045 4Laps 7.100
29 72 ST-2 5 金井 亮忠 山野 哲也 野島 俊哉 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 52 4:01'37.755 4Laps 6.710
30 225 ST-2 6 一條 拳吾 奥本 隼士 平良 響 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 52 4:01'43.253 4Laps 5.498
31 55 ST-Q 3 寺川 和紘 関 豊 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 52 4:02'00.062 4Laps 16.809
32 7 ST-2 7 後藤 比東至 碓井 久彦 吉岡 一成 安斎 景介 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 52 4:02'16.653 4Laps 16.591
33 39 ST-3 2 藤田 真哉 伊藤 鷹志 水野 大 眞田 拓海 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 52 4:02'45.892 4Laps 29.239
34 *38 ST-3 3 小村 明生 石森 聖生 庄司 雄磨 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 52 4:03'01.407 4Laps 15.515
35 *61 ST-Q 4 伊藤 和広 山内 英輝 井口 卓人 花沢 雅史 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 51 4:01'54.101 5Laps 1Lap
36 12 ST-Q 5 川田 浩史 阪口 良平 堤 優威 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 51 4:02'05.372 5Laps 11.271
37 884 ST-4 1 影山 正彦 国本 雄資 山田 真之亮 鶴田 哲平 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 50 4:01'12.992 6Laps 1Lap
38 271 ST-Q 6 大津 弘樹 武藤 英紀 伊沢 拓也 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 50 4:01'38.348 6Laps 25.356
39 3 ST-4 2 坂 裕之 菅波 冬悟 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 50 4:01'41.833 6Laps 3.485
40 *60 ST-4 3 塩谷 烈州 湊 雅之 大原 佳祐 梅原 拓臣 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 50 4:02'13.143 6Laps 31.310
41 18 ST-4 4 浅野 武夫 伊藤 慎之典 三上 和美 上村 優太 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 50 4:02'50.755 6Laps 37.612
42 216 ST-4 5 KENBOW 佐々木 孝太 妹尾 智充 吉田 隆ノ介 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 50 4:02'56.332 6Laps 5.577
43 66 ST-4 6 猪股 京介 徳升 広平 大野 尊久 伊藤 裕仁 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 50 4:02'58.309 6Laps 1.977
44 36 ST-2 8 岩間 浩一 松本 恭典 土肥 潤 阿久津 敏寿 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 50 4:03'02.799 6Laps 4.490
45 17 ST-5 1 西澤 嗣哲 大谷 飛雄 小西 岬 野上 敏彦 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 48 4:01'19.858 8Laps 2Laps
46 65 ST-5 2 外園 秋一郎 太田 達也 黒沼 聖那 池田 拓馬 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 48 4:01'21.465 8Laps 1.607
47 27 ST-5 3 杉野 治彦 古谷 悠河 樋口 紀行 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 48 4:01'35.504 8Laps 14.039
48 76 ST-5 4 諸井 亮介 加藤 潤平 酒井 仁 奈良 敬志 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 48 4:01'54.386 8Laps 18.882
49 88 ST-5 5 村上 博幸 岡本 大地 有岡 綾平 吉田 綜一郎 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 48 4:02'38.338 8Laps 43.952
50 67 ST-5 6 内山 慎也 安井 亮平 椋本 陵 中村 義彦 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 48 4:03'12.186 8Laps 33.848
51 50 ST-5 7 蘇武 喜和 佐藤 朱伊 藤井 順子 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 47 4:01'30.021 9Laps 1Lap
52 110 ST-5 8 松田 利之 和田 慎吾 関家 真久 武藤 壮太 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 47 4:01'35.305 9Laps 5.284
53 32 ST-Q 7 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 47 4:01'44.706 9Laps 9.401
54 222 ST-5 9 竹内 敏記 西畑 正樹 墨 真幸 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 47 4:02'04.217 9Laps 19.511
55 *11 ST-5 10 面野 一 大島 良平 田代 良二 佐藤 元春 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 47 4:02'23.542 9Laps 19.325
56 290 ST-5 11 横尾 優一 村田 悠磨 伊藤 大輔 安原 優弥 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 47 4:02'51.586 9Laps 28.044
57 37 ST-5 12 ジョニー 小倉 川名 賢 清水 友一 山本 浩朗 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 46 4:02'13.319 10Laps 1Lap
58 89 ST-5 13 植村 真一 雨宮 恵司 脇谷 猛 岩岡 万梨恵 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 43 4:01'17.961 13Laps 3Laps
59 4 ST-5 14 太田 侑弥 新井 薫 瀬戸 貴巨 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 37 4:03'03.999 19Laps 6Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 41 ST-4 - 石井 宏尚 冨林 勇佑 尾崎 俊介 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 44 3:46'46.468 12Laps -7Laps
- *34 ST-Z - 加納 政樹 平安山 良馬 安田 裕信 大草 りき TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 37 2:32'40.270 19Laps 7Laps
- *28 ST-Q - 佐々木 英輔 坪井 翔 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 36 2:39'29.273 20Laps 1Lap
- 120 ST-5 15 上田 純司 箕輪 卓也 織田 祥平 松原 泰世 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 27 4:02'55.788 29Laps 9Laps
- 888 ST-TCR - 塚田 利郎 原田 健太 中村 寛 近藤 理 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 26 2:08'09.356 30Laps 1Lap
- 16 ST-3 - 小松 一臣 田中 徹 田中 哲也 甲野 将哉 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 10 20'14.206 46Laps 16Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 1 鵜飼 龍太 ジュリアーノ・アレジ 蒲生 尚弥 片岡 龍也 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 56 4:01'10.714 - -
2 *81 今田 信宏 藤波 清斗 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 56 4:01'47.288 36.574 36.574
3 *33 ジェフリー・リー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ オジェイダ・ジェイディン Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 56 4:01'53.103 42.389 5.815
4 31 永井 宏明 小高 一斗 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 56 4:02'09.841 59.127 16.738
5 *23 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 56 4:03'17.081 2'06.367 1'07.240
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-Zクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 59 チアラバノン カチョーン 卜部 和久 立川 祐路 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 55 4:02'32.518 - -
2 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 篠原 拓朗 荒 聖治 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 54 4:01'11.384 1Lap 1Lap
3 21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端 伸太朗 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 54 4:01'19.642 1Lap 8.258
4 20 田中 優暉 平峰 一貴 大木 一輝 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 54 4:01'21.816 1Lap 2.174
5 5 下垣 和也 金丸 ユウ 森田 真心 冨田 自然 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 54 4:02'14.347 1Lap 52.531
6 *885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 54 4:02'40.224 1Lap 25.877
7 52 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 荒川 麟 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 54 4:02'48.104 1Lap 7.880
8 *25 植松 忠雄 松田 次生 佐藤 公哉 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 54 4:03'24.794 1Lap 36.690
9 22 北園 将太 久保 凜太郎 山野 直也 岩澤 優吾 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 53 4:01'21.722 2Laps 1Lap
10 19 藤井 優紀 末廣 武士 猪爪 杏奈 大島 和也 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 53 4:01'22.385 2Laps 0.663
11 555 徳藤 一貴 たしろ じゅん 池本 繁弘 永田 郷 REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 53 4:01'33.092 2Laps 10.707
12 *111 東風谷 高史 Salo Max Yuki Sami-Matti Trogen 井本 大雅 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 53 4:02'38.989 2Laps 1'05.897
---- 以上規定周回数完走 ----
- *34 加納 政樹 平安山 良馬 安田 裕信 大草 りき TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 37 2:32'40.270 18Laps 16Laps
■ST-TCRクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 98 KIZUNA リ ジョンウ 山本 聖渚 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 53 4:01'36.940 - -
2 97 遠藤 光博 中野 信治 Thanasiwanat Phongsinnatchaachun 辻本 始温 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 53 4:02'28.358 51.418 51.418
3 430 藤原 能成 加賀美 綾佑 木村 貴洋 田ヶ原 章蔵 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 53 4:02'31.284 54.344 2.926
---- 以上規定周回数完走 ----
- 888 塚田 利郎 原田 健太 中村 寛 近藤 理 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 26 2:08'09.356 27Laps 27Laps
■ST-Qクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 92 加藤 恵三 山下 健太 河野 駿佑 松井 孝允 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 55 4:02'41.880 - -
2 230 平手 晃平 佐々木 大樹 三宅 淳詞 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 53 4:02'42.710 2Laps 2Laps
3 55 寺川 和紘 関 豊 井尻 薫 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 52 4:02'00.062 3Laps 1Lap
4 *61 伊藤 和広 山内 英輝 井口 卓人 花沢 雅史 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 51 4:01'54.101 4Laps 1Lap
5 12 川田 浩史 阪口 良平 堤 優威 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 51 4:02'05.372 4Laps 11.271
6 271 大津 弘樹 武藤 英紀 伊沢 拓也 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 50 4:01'38.348 5Laps 1Lap
7 32 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 47 4:01'44.706 8Laps 3Laps
---- 以上完走 ----
- *28 佐々木 英輔 坪井 翔 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 36 2:39'29.273 19Laps 11Laps
■ST-1クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 53 4:02'11.176 - -
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-2クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 95 山田 英二 小出 峻 ピストン・西沢 三井 優介 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 53 4:02'04.638 - -
2 743 石垣 博基 尾藤 成 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 53 4:02'59.466 54.828 54.828
3 6 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 53 4:03'03.186 58.548 3.720
4 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 52 4:01'23.945 1Lap 1Lap
5 72 金井 亮忠 山野 哲也 野島 俊哉 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 52 4:01'37.755 1Lap 13.810
6 225 一條 拳吾 奥本 隼士 平良 響 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 52 4:01'43.253 1Lap 5.498
7 7 後藤 比東至 碓井 久彦 吉岡 一成 安斎 景介 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 52 4:02'16.653 1Lap 33.400
8 36 岩間 浩一 松本 恭典 土肥 潤 阿久津 敏寿 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 50 4:03'02.799 3Laps 2Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
■ST-3クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 15 前嶋 秀司 長島 正明 銘苅 翼 元嶋 成弥 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 52 4:01'31.045 - -
2 39 藤田 真哉 伊藤 鷹志 水野 大 眞田 拓海 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 52 4:02'45.892 1'14.847 1'14.847
3 *38 小村 明生 石森 聖生 庄司 雄磨 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 52 4:03'01.407 1'30.362 15.515
---- 以上規定周回数完走 ----
- 16 小松 一臣 田中 徹 田中 哲也 甲野 将哉 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 10 20'14.206 42Laps 42Laps
■ST-4クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 884 影山 正彦 国本 雄資 山田 真之亮 鶴田 哲平 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 50 4:01'12.992 - -
2 3 坂 裕之 菅波 冬悟 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 50 4:01'41.833 28.841 28.841
3 *60 塩谷 烈州 湊 雅之 大原 佳祐 梅原 拓臣 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 50 4:02'13.143 1'00.151 31.310
4 18 浅野 武夫 伊藤 慎之典 三上 和美 上村 優太 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 50 4:02'50.755 1'37.763 37.612
5 216 KENBOW 佐々木 孝太 妹尾 智充 吉田 隆ノ介 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 50 4:02'56.332 1'43.340 5.577
6 66 猪股 京介 徳升 広平 大野 尊久 伊藤 裕仁 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 50 4:02'58.309 1'45.317 1.977
---- 以上規定周回数完走 ----
- 41 石井 宏尚 冨林 勇佑 尾崎 俊介 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 44 3:46'46.468 6Laps 6Laps
■ST-5クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 17 西澤 嗣哲 大谷 飛雄 小西 岬 野上 敏彦 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 48 4:01'19.858 - -
2 65 外園 秋一郎 太田 達也 黒沼 聖那 池田 拓馬 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 48 4:01'21.465 1.607 1.607
3 27 杉野 治彦 古谷 悠河 樋口 紀行 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 48 4:01'35.504 15.646 14.039
4 76 諸井 亮介 加藤 潤平 酒井 仁 奈良 敬志 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 48 4:01'54.386 34.528 18.882
5 88 村上 博幸 岡本 大地 有岡 綾平 吉田 綜一郎 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 48 4:02'38.338 1'18.480 43.952
6 67 内山 慎也 安井 亮平 椋本 陵 中村 義彦 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 48 4:03'12.186 1'52.328 33.848
7 50 蘇武 喜和 佐藤 朱伊 藤井 順子 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 47 4:01'30.021 1Lap 1Lap
8 110 松田 利之 和田 慎吾 関家 真久 武藤 壮太 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 47 4:01'35.305 1Lap 5.284
9 222 竹内 敏記 西畑 正樹 墨 真幸 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 47 4:02'04.217 1Lap 28.912
10 *11 面野 一 大島 良平 田代 良二 佐藤 元春 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 47 4:02'23.542 1Lap 19.325
11 290 横尾 優一 村田 悠磨 伊藤 大輔 安原 優弥 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 47 4:02'51.586 1Lap 28.044
12 37 ジョニー 小倉 川名 賢 清水 友一 山本 浩朗 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 46 4:02'13.319 2Laps 1Lap
13 89 植村 真一 雨宮 恵司 脇谷 猛 岩岡 万梨恵 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 43 4:01'17.961 5Laps 3Laps
14 4 太田 侑弥 新井 薫 瀬戸 貴巨 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 37 4:03'03.999 11Laps 6Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
- 120 上田 純司 箕輪 卓也 織田 祥平 松原 泰世 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 27 4:02'55.788 21Laps 10Laps
Fastest Lap: CarNo. 33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(Craft-Bamboo Racing) 1'41.635 (47/56) 161.625 km/h
CarNo. 885は、シリーズ規則付則3.8(ウォームアップ時の衝突行為+コースアウト)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 81は、H項(黄旗2本区間での追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 81, 23, 38は、シリーズ規則付則2.10(ピット出口の赤信号無視)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 33, 111は、H項(黄旗2本区間での追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 23, 38は、シリーズ規則付則2.10(ピット出口の赤信号無視)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 23は、シリーズ規則付則3.8(衝突行為+コースアウト)により、競技結果に対して45秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 25, 60は、シリーズ規則付則2.13(SC後のリスタート)違反により、競技結果に対して45秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 61は、H項(黄旗1本区間での追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 11は、シリーズ規則SpR第18条3(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科すが、未消化のため競技結果に対して45秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 34は、H項(黄旗1本区間での追い越し)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科すが、未消化のため競技結果に対して45秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 28は、シリーズ規則第23条1.3.2(赤旗中にグリッドからピットに戻った)により、訓戒とした。
【総合】
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 33 ST-X 1 ジェフリー・リー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 1'41.396 1'38.638 3'20.034 - -
2 81 ST-X 2 今田 信宏 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'41.367 1'39.307 3'20.674 0.640 0.640
3 1 ST-X 3 鵜飼 龍太 ジュリアーノ・アレジ 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 1'40.870 1'39.862 3'20.732 0.698 0.058
4 23 ST-X 4 DAISUKE 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 1'41.396 1'39.722 3'21.118 1.084 0.386
5 31 ST-X 5 永井 宏明 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'41.437 1'40.268 3'21.705 1.671 0.587
6 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'44.434 1'43.510 3'27.944 7.910 6.239
7 92 ST-Q 1 加藤 恵三 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 1'46.676 1'46.045 3'32.721 12.687 4.777
8 26 ST-Z 1 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 1'47.237 1'46.976 3'34.213 14.179 1.492
9 555 ST-Z 2 徳藤 一貴 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 1'47.818 1'47.307 3'35.125 15.091 0.912
10 20 ST-Z 3 田中 優暉 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 1'48.535 1'46.718 3'35.253 15.219 0.128
11 885 ST-Z 4 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 1'48.276 1'47.082 3'35.358 15.324 0.105
12 25 ST-Z 5 植松 忠雄 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 1'48.071 1'47.337 3'35.408 15.374 0.050
13 52 ST-Z 6 山崎 学 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 1'47.933 1'47.575 3'35.508 15.474 0.100
14 19 ST-Z 7 藤井 優紀 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 1'47.815 1'47.764 3'35.579 15.545 0.071
15 59 ST-Z 8 チアラバノン カチョーン 卜部 和久 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 1'49.422 1'46.244 3'35.666 15.632 0.087
16 22 ST-Z 9 北園 将太 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 1'48.437 1'47.341 3'35.778 15.744 0.112
17 230 ST-Q 2 平手 晃平 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 1'47.983 1'47.815 3'35.798 15.764 0.020
18 5 ST-Z 10 下垣 和也 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 1'48.978 1'46.981 3'35.959 15.925 0.161
19 21 ST-Z 11 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'48.766 1'47.223 3'35.989 15.955 0.030
20 34 ST-Z 12 加納 政樹 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 1'48.081 1'48.169 3'36.250 16.216 0.261
21 111 ST-Z 13 東風谷 高史 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'48.242 1'48.253 3'36.495 16.461 0.245
22 98 ST-TCR 1 KIZUNA リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'48.803 1'48.268 3'37.071 17.037 0.576
23 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 1'48.851 1'48.537 3'37.388 17.354 0.317
24 888 ST-TCR 3 塚田 利郎 原田 健太 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 1'50.829 1'49.231 3'40.060 20.026 2.672
25 430 ST-TCR 4 藤原 能成 加賀美 綾佑 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'50.305 1'49.988 3'40.293 20.259 0.233
26 271 ST-Q 3 大津 弘樹 武藤 英紀 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 1'50.168 1'50.578 3'40.746 20.712 0.453
27 6 ST-2 1 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 1'50.871 1'50.432 3'41.303 21.269 0.557
28 743 ST-2 2 石垣 博基 尾藤 成 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 1'50.699 1'51.315 3'42.014 21.980 0.711
29 72 ST-2 3 金井 亮忠 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 1'51.358 1'50.867 3'42.225 22.191 0.211
30 225 ST-2 4 一條 拳吾 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 1'51.443 1'51.494 3'42.937 22.903 0.712
31 95 ST-2 5 山田 英二 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 1'51.846 1'51.379 3'43.225 23.191 0.288
32 15 ST-3 1 前嶋 秀司 長島 正明 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 1'51.167 1'52.357 3'43.524 23.490 0.299
33 38 ST-3 2 小村 明生 石森 聖生 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 1'52.138 1'51.528 3'43.666 23.632 0.142
34 39 ST-3 3 藤田 真哉 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 1'52.713 1'51.885 3'44.598 24.564 0.932
35 13 ST-2 6 花里 祐弥 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 1'52.540 1'52.328 3'44.868 24.834 0.270
36 7 ST-2 7 後藤 比東至 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 1'51.844 1'53.044 3'44.888 24.854 0.020
37 55 ST-Q 4 寺川 和紘 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 1'52.696 1'52.588 3'45.284 25.250 0.396
38 61 ST-Q 5 伊藤 和広 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 1'53.118 1'52.224 3'45.342 25.308 0.058
39 12 ST-Q 6 川田 浩史 阪口 良平 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 1'54.425 1'54.501 3'48.926 28.892 3.584
40 36 ST-2 8 岩間 浩一 松本 恭典 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 1'55.127 1'56.450 3'51.577 31.543 2.651
41 41 ST-4 1 石井 宏尚 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 1'56.925 1'55.463 3'52.388 32.354 0.811
42 66 ST-4 2 猪股 京介 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 1'56.868 1'56.508 3'53.376 33.342 0.988
43 216 ST-4 3 KENBOW 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 1'57.525 1'55.873 3'53.398 33.364 0.022
44 3 ST-4 4 坂 裕之 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 1'57.758 1'55.803 3'53.561 33.527 0.163
45 60 ST-4 5 塩谷 烈州 湊 雅之 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 1'57.914 1'56.680 3'54.594 34.560 1.033
46 884 ST-4 6 影山 正彦 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 1'57.995 1'56.896 3'54.891 34.857 0.297
47 28 ST-Q 7 佐々木 英輔 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 1'58.792 1'56.372 3'55.164 35.130 0.273
48 18 ST-4 7 浅野 武夫 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 1'59.452 1'56.799 3'56.251 36.217 1.087
49 32 ST-Q 8 MORIZO 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 2'01.577 1'59.216 4'00.793 40.759 4.542
50 88 ST-5 1 村上 博幸 岡本 大地 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 2'03.206 2'02.441 4'05.647 45.613 4.854
51 76 ST-5 2 諸井 亮介 加藤 潤平 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 2'04.330 2'02.190 4'06.520 46.486 0.873
52 120 ST-5 3 上田 純司 箕輪 卓也 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 2'04.381 2'03.179 4'07.560 47.526 1.040
53 65 ST-5 4 外園 秋一郎 太田 達也 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 2'04.534 2'03.123 4'07.657 47.623 0.097
54 27 ST-5 5 杉野 治彦 古谷 悠河 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 2'05.142 2'03.136 4'08.278 48.244 0.621
55 17 ST-5 6 西澤 嗣哲 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 2'04.812 2'03.789 4'08.601 48.567 0.323
56 67 ST-5 7 内山 慎也 安井 亮平 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 2'04.467 2'04.263 4'08.730 48.696 0.129
57 50 ST-5 8 蘇武 喜和 佐藤 朱伊 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'04.420 2'04.672 4'09.092 49.058 0.362
58 89 ST-5 9 植村 真一 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 2'05.915 2'03.643 4'09.558 49.524 0.466
59 4 ST-5 10 太田 侑弥 新井 薫 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 2'05.543 2'05.040 4'10.583 50.549 1.025
60 11 ST-5 11 面野 一 大島 良平 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 2'05.583 2'05.032 4'10.615 50.581 0.032
61 37 ST-5 12 ジョニー 小倉 川名 賢 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 2'05.786 2'05.258 4'11.044 51.010 0.429
62 110 ST-5 13 松田 利之 和田 慎吾 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 2'06.102 2'05.364 4'11.466 51.432 0.422
63 222 ST-5 14 竹内 敏記 西畑 正樹 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 2'06.502 2'06.167 4'12.669 52.635 1.203
64 290 ST-5 15 横尾 優一 村田 悠磨 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 2'10.160 2'09.901 4'20.061 1'00.027 7.392
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 16 ST-3 - 小松 一臣 田中 徹 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 1'51.400 2'10.954 4'02.354 42.320 -17.707
【クラス別】
■ST-Xクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 33 ジェフリー・リー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 1'41.396 1'38.638 3'20.034 - -
2 81 今田 信宏 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'41.367 1'39.307 3'20.674 0.640 0.640
3 1 鵜飼 龍太 ジュリアーノ・アレジ 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 1'40.870 1'39.862 3'20.732 0.698 0.058
4 23 DAISUKE 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 1'41.396 1'39.722 3'21.118 1.084 0.386
5 31 永井 宏明 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'41.437 1'40.268 3'21.705 1.671 0.587
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Zクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 1'47.237 1'46.976 3'34.213 - -
2 555 徳藤 一貴 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 1'47.818 1'47.307 3'35.125 0.912 0.912
3 20 田中 優暉 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 1'48.535 1'46.718 3'35.253 1.040 0.128
4 885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 1'48.276 1'47.082 3'35.358 1.145 0.105
5 25 植松 忠雄 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 1'48.071 1'47.337 3'35.408 1.195 0.050
6 52 山崎 学 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 1'47.933 1'47.575 3'35.508 1.295 0.100
7 19 藤井 優紀 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 1'47.815 1'47.764 3'35.579 1.366 0.071
8 59 チアラバノン カチョーン 卜部 和久 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 1'49.422 1'46.244 3'35.666 1.453 0.087
9 22 北園 将太 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 1'48.437 1'47.341 3'35.778 1.565 0.112
10 5 下垣 和也 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 1'48.978 1'46.981 3'35.959 1.746 0.181
11 21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'48.766 1'47.223 3'35.989 1.776 0.030
12 34 加納 政樹 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 1'48.081 1'48.169 3'36.250 2.037 0.261
13 111 東風谷 高史 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'48.242 1'48.253 3'36.495 2.282 0.245
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-TCRクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 98 KIZUNA リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'48.803 1'48.268 3'37.071 - -
2 97 遠藤 光博 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 1'48.851 1'48.537 3'37.388 0.317 0.317
3 888 塚田 利郎 原田 健太 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 1'50.829 1'49.231 3'40.060 2.989 2.672
4 430 藤原 能成 加賀美 綾佑 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'50.305 1'49.988 3'40.293 3.222 0.233
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Qクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 92 加藤 恵三 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 1'46.676 1'46.045 3'32.721 - -
2 230 平手 晃平 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 1'47.983 1'47.815 3'35.798 3.077 3.077
3 271 大津 弘樹 武藤 英紀 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 1'50.168 1'50.578 3'40.746 8.025 4.948
4 55 寺川 和紘 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 1'52.696 1'52.588 3'45.284 12.563 4.538
5 61 伊藤 和広 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 1'53.118 1'52.224 3'45.342 12.621 0.058
6 12 川田 浩史 阪口 良平 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 1'54.425 1'54.501 3'48.926 16.205 3.584
7 28 佐々木 英輔 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 1'58.792 1'56.372 3'55.164 22.443 6.238
8 32 MORIZO 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 2'01.577 1'59.216 4'00.793 28.072 5.629
■ST-1クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'44.434 1'43.510 3'27.944 - -
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-2クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 6 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 1'50.871 1'50.432 3'41.303 - -
2 743 石垣 博基 尾藤 成 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 1'50.699 1'51.315 3'42.014 0.711 0.711
3 72 金井 亮忠 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 1'51.358 1'50.867 3'42.225 0.922 0.211
4 225 一條 拳吾 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 1'51.443 1'51.494 3'42.937 1.634 0.712
5 95 山田 英二 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 1'51.846 1'51.379 3'43.225 1.922 0.288
6 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 1'52.540 1'52.328 3'44.868 3.565 1.643
7 7 後藤 比東至 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 1'51.844 1'53.044 3'44.888 3.585 0.020
8 36 岩間 浩一 松本 恭典 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 1'55.127 1'56.450 3'51.577 10.274 6.689
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-3クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 15 前嶋 秀司 長島 正明 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 1'51.167 1'52.357 3'43.524 - -
2 38 小村 明生 石森 聖生 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 1'52.138 1'51.528 3'43.666 0.142 0.142
3 39 藤田 真哉 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 1'52.713 1'51.885 3'44.598 1.074 0.932
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 16 小松 一臣 田中 徹 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 1'51.400 2'10.954 4'02.354 18.830 17.756
■ST-4クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 41 石井 宏尚 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 1'56.925 1'55.463 3'52.388 - -
2 66 猪股 京介 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 1'56.868 1'56.508 3'53.376 0.988 0.988
3 216 KENBOW 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 1'57.525 1'55.873 3'53.398 1.010 0.022
4 3 坂 裕之 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 1'57.758 1'55.803 3'53.561 1.173 0.163
5 60 塩谷 烈州 湊 雅之 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 1'57.914 1'56.680 3'54.594 2.206 1.033
6 884 影山 正彦 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 1'57.995 1'56.896 3'54.891 2.503 0.297
7 18 浅野 武夫 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 1'59.452 1'56.799 3'56.251 3.863 1.360
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-5クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A&B Total Qualify Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 88 村上 博幸 岡本 大地 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 2'03.206 2'02.441 4'05.647 - -
2 76 諸井 亮介 加藤 潤平 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 2'04.330 2'02.190 4'06.520 0.873 0.873
3 120 上田 純司 箕輪 卓也 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 2'04.381 2'03.179 4'07.560 1.913 1.040
4 65 外園 秋一郎 太田 達也 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 2'04.534 2'03.123 4'07.657 2.010 0.097
5 27 杉野 治彦 古谷 悠河 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 2'05.142 2'03.136 4'08.278 2.631 0.621
6 17 西澤 嗣哲 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 2'04.812 2'03.789 4'08.601 2.954 0.323
7 67 内山 慎也 安井 亮平 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 2'04.467 2'04.263 4'08.730 3.083 0.129
8 50 蘇武 喜和 佐藤 朱伊 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'04.420 2'04.672 4'09.092 3.445 0.362
9 89 植村 真一 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 2'05.915 2'03.643 4'09.558 3.911 0.466
10 4 太田 侑弥 新井 薫 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 2'05.543 2'05.040 4'10.583 4.936 1.025
11 11 面野 一 大島 良平 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 2'05.583 2'05.032 4'10.615 4.968 0.032
12 37 ジョニー 小倉 川名 賢 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 2'05.786 2'05.258 4'11.044 5.397 0.429
13 110 松田 利之 和田 慎吾 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 2'06.102 2'05.364 4'11.466 5.819 0.422
14 222 竹内 敏記 西畑 正樹 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 2'06.502 2'06.167 4'12.669 7.022 1.203
15 290 横尾 優一 村田 悠磨 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 2'10.160 2'09.901 4'20.061 14.414 7.392
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
【総合】
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 33 ST-X 1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 1'38.638 - - 166.536
2 81 ST-X 2 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'39.307 0.669 0.669 165.414
3 23 ST-X 3 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 1'39.722 1.084 0.415 164.726
4 1 ST-X 4 ジュリアーノ・アレジ 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 1'39.862 1.224 0.140 164.495
5 31 ST-X 5 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'40.268 1.630 0.406 163.829
6 2 ST-1 1 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'43.510 4.872 3.242 158.698
7 92 ST-Q 1 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 1'46.045 7.407 2.535 154.904
8 59 ST-Z 1 卜部 和久 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 1'46.244 7.606 0.199 154.614
9 20 ST-Z 2 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 1'46.718 8.080 0.474 153.927
10 26 ST-Z 3 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 1'46.976 8.338 0.258 153.556
11 5 ST-Z 4 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 1'46.981 8.343 0.005 153.549
12 885 ST-Z 5 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 1'47.082 8.444 0.101 153.404
13 21 ST-Z 6 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'47.223 8.585 0.141 153.202
14 555 ST-Z 7 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 1'47.307 8.669 0.084 153.082
15 25 ST-Z 8 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 1'47.337 8.699 0.030 153.039
16 22 ST-Z 9 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 1'47.341 8.703 0.004 153.034
17 52 ST-Z 10 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 1'47.575 8.937 0.234 152.701
18 19 ST-Z 11 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 1'47.764 9.126 0.189 152.433
19 230 ST-Q 2 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 1'47.815 9.177 0.051 152.361
20 34 ST-Z 12 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 1'48.169 9.531 0.354 151.862
21 111 ST-Z 13 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'48.253 9.615 0.084 151.745
22 98 ST-TCR 1 リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'48.268 9.630 0.015 151.724
23 97 ST-TCR 2 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 1'48.537 9.899 0.269 151.347
24 888 ST-TCR 3 原田 健太 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 1'49.231 10.593 0.694 150.386
25 430 ST-TCR 4 加賀美 綾佑 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'49.988 11.350 0.757 149.351
26 6 ST-2 1 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 1'50.432 11.794 0.444 148.750
27 271 ST-Q 3 武藤 英紀 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 1'50.578 11.940 0.146 148.554
28 72 ST-2 2 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 1'50.867 12.229 0.289 148.167
29 743 ST-2 3 尾藤 成 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 1'51.315 12.677 0.448 147.570
30 95 ST-2 4 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 1'51.379 12.741 0.064 147.486
31 225 ST-2 5 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 1'51.494 12.856 0.115 147.333
32 38 ST-3 1 石森 聖生 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 1'51.528 12.890 0.034 147.289
33 39 ST-3 2 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 1'51.885 13.247 0.357 146.819
34 61 ST-Q 4 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 1'52.224 13.586 0.339 146.375
35 13 ST-2 6 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 1'52.328 13.690 0.104 146.240
36 15 ST-3 3 長島 正明 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 1'52.357 13.719 0.029 146.202
37 55 ST-Q 5 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 1'52.588 13.950 0.231 145.902
38 7 ST-2 7 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 1'53.044 14.406 0.456 145.313
39 12 ST-Q 6 阪口 良平 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 1'54.501 15.863 1.457 143.464
40 41 ST-4 1 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 1'55.463 16.825 0.962 142.269
41 3 ST-4 2 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 1'55.803 17.165 0.340 141.851
42 216 ST-4 3 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 1'55.873 17.235 0.070 141.766
43 28 ST-Q 7 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 1'56.372 17.734 0.499 141.158
44 36 ST-2 8 松本 恭典 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 1'56.450 17.812 0.078 141.063
45 66 ST-4 4 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 1'56.508 17.870 0.058 140.993
46 60 ST-4 5 湊 雅之 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 1'56.680 18.042 0.172 140.785
47 18 ST-4 6 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 1'56.799 18.161 0.119 140.642
48 884 ST-4 7 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 1'56.896 18.258 0.097 140.525
49 32 ST-Q 8 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 1'59.216 20.578 2.320 137.790
50 76 ST-5 1 加藤 潤平 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 2'02.190 23.552 2.974 134.437
51 88 ST-5 2 岡本 大地 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 2'02.441 23.803 0.251 134.161
52 65 ST-5 3 太田 達也 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 2'03.123 24.485 0.682 133.418
53 27 ST-5 4 古谷 悠河 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 2'03.136 24.498 0.013 133.404
54 120 ST-5 5 箕輪 卓也 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 2'03.179 24.541 0.043 133.357
55 89 ST-5 6 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 2'03.643 25.005 0.464 132.857
56 17 ST-5 7 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 2'03.789 25.151 0.146 132.700
57 67 ST-5 8 安井 亮平 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 2'04.263 25.625 0.474 132.194
58 50 ST-5 9 佐藤 朱伊 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'04.672 26.034 0.409 131.760
59 11 ST-5 10 大島 良平 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 2'05.032 26.394 0.360 131.381
60 4 ST-5 11 新井 薫 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 2'05.040 26.402 0.008 131.372
61 37 ST-5 12 川名 賢 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 2'05.258 26.620 0.218 131.144
62 110 ST-5 13 和田 慎吾 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 2'05.364 26.726 0.106 131.033
63 222 ST-5 14 西畑 正樹 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 2'06.167 27.529 0.803 130.199
64 290 ST-5 15 村田 悠磨 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 2'09.901 31.263 3.734 126.456
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 16 ST-3 - 田中 徹 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 2'10.954 32.316 1.053 125.439
【クラス別】
■ST-Xクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 33 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 1'38.638 - - 166.536
2 81 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'39.307 0.669 0.669 165.414
3 23 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 1'39.722 1.084 0.415 164.726
4 1 ジュリアーノ・アレジ 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 1'39.862 1.224 0.140 164.495
5 31 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'40.268 1.630 0.406 163.829
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Zクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 59 卜部 和久 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 1'46.244 - - 154.614
2 20 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 1'46.718 0.474 0.474 153.927
3 26 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 1'46.976 0.732 0.258 153.556
4 5 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 1'46.981 0.737 0.005 153.549
5 885 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 1'47.082 0.838 0.101 153.404
6 21 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'47.223 0.979 0.141 153.202
7 555 たしろ じゅん REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 1'47.307 1.063 0.084 153.082
8 25 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 1'47.337 1.093 0.030 153.039
9 22 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 1'47.341 1.097 0.004 153.034
10 52 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 1'47.575 1.331 0.234 152.701
11 19 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 1'47.764 1.520 0.189 152.433
12 34 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 1'48.169 1.925 0.405 151.862
13 111 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'48.253 2.009 0.084 151.745
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-TCRクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 98 リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'48.268 - - 151.724
2 97 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 1'48.537 0.269 0.269 151.347
3 888 原田 健太 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 1'49.231 0.963 0.694 150.386
4 430 加賀美 綾佑 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'49.988 1.720 0.757 149.351
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Qクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 92 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 1'46.045 - - 154.904
2 230 佐々木 大樹 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 1'47.815 1.770 1.770 152.361
3 271 武藤 英紀 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 1'50.578 4.533 2.763 148.554
4 61 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 1'52.224 6.179 1.646 146.375
5 55 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 1'52.588 6.543 0.364 145.902
6 12 阪口 良平 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 1'54.501 8.456 1.913 143.464
7 28 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 1'56.372 10.327 1.871 141.158
8 32 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 1'59.216 13.171 2.844 137.790
■ST-1クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 2 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'43.510 - - 158.698
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-2クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 6 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 1'50.432 - - 148.750
2 72 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 1'50.867 0.435 0.435 148.167
3 743 尾藤 成 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 1'51.315 0.883 0.448 147.570
4 95 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 1'51.379 0.947 0.064 147.486
5 225 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 1'51.494 1.062 0.115 147.333
6 13 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 1'52.328 1.896 0.834 146.240
7 7 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 1'53.044 2.612 0.716 145.313
8 36 松本 恭典 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 1'56.450 6.018 3.406 141.063
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-3クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 38 石森 聖生 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 1'51.528 - - 147.289
2 39 伊藤 鷹志 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 1'51.885 0.357 0.357 146.819
3 15 長島 正明 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 1'52.357 0.829 0.472 146.202
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 16 田中 徹 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 2'10.954 19.426 18.597 125.439
■ST-4クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 41 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 1'55.463 - - 142.269
2 3 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 1'55.803 0.340 0.340 141.851
3 216 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 1'55.873 0.410 0.070 141.766
4 66 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 1'56.508 1.045 0.635 140.993
5 60 湊 雅之 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 1'56.680 1.217 0.172 140.785
6 18 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 1'56.799 1.336 0.119 140.642
7 884 国本 雄資 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 1'56.896 1.433 0.097 140.525
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-5クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) B Driver Qualifying Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 76 加藤 潤平 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 2'02.190 - - 134.437
2 88 岡本 大地 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 2'02.441 0.251 0.251 134.161
3 65 太田 達也 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 2'03.123 0.933 0.682 133.418
4 27 古谷 悠河 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 2'03.136 0.946 0.013 133.404
5 120 箕輪 卓也 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 2'03.179 0.989 0.043 133.357
6 89 雨宮 恵司 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 2'03.643 1.453 0.464 132.857
7 17 大谷 飛雄 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 2'03.789 1.599 0.146 132.700
8 67 安井 亮平 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 2'04.263 2.073 0.474 132.194
9 50 佐藤 朱伊 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'04.672 2.482 0.409 131.760
10 11 大島 良平 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 2'05.032 2.842 0.360 131.381
11 4 新井 薫 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 2'05.040 2.850 0.008 131.372
12 37 川名 賢 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 2'05.258 3.068 0.218 131.144
13 110 和田 慎吾 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 2'05.364 3.174 0.106 131.033
14 222 西畑 正樹 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 2'06.167 3.977 0.803 130.199
15 290 村田 悠磨 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 2'09.901 7.711 3.734 126.456
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
【総合】
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 1 ST-X 1 鵜飼 龍太 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 1'40.870 - - 162.851
2 81 ST-X 2 今田 信宏 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'41.367 0.497 0.497 162.053
3 23 ST-X 3 DAISUKE TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 1'41.396 0.526 0.029 162.006
4 33 ST-X 4 ジェフリー・リー Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 1'41.396 0.526 0.000 162.006
5 31 ST-X 5 永井 宏明 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'41.437 0.567 0.041 161.941
6 2 ST-1 1 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'44.434 3.564 2.997 157.294
7 92 ST-Q 1 加藤 恵三 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 1'46.676 5.806 2.242 153.988
8 26 ST-Z 1 大塚 隆一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 1'47.237 6.367 0.561 153.182
9 19 ST-Z 2 藤井 優紀 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 1'47.815 6.945 0.578 152.361
10 555 ST-Z 3 徳藤 一貴 REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 1'47.818 6.948 0.003 152.357
11 52 ST-Z 4 山崎 学 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 1'47.933 7.063 0.115 152.194
12 230 ST-Q 2 平手 晃平 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 1'47.983 7.113 0.050 152.124
13 25 ST-Z 5 植松 忠雄 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 1'48.071 7.201 0.088 152.000
14 34 ST-Z 6 加納 政樹 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 1'48.081 7.211 0.010 151.986
15 111 ST-Z 7 東風谷 高史 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'48.242 7.372 0.161 151.760
16 885 ST-Z 8 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 1'48.276 7.406 0.034 151.712
17 22 ST-Z 9 北園 将太 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 1'48.437 7.567 0.161 151.487
18 20 ST-Z 10 田中 優暉 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 1'48.535 7.665 0.098 151.350
19 21 ST-Z 11 山脇 大輔 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'48.766 7.896 0.231 151.029
20 98 ST-TCR 1 KIZUNA Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'48.803 7.933 0.037 150.977
21 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 1'48.851 7.981 0.048 150.911
22 5 ST-Z 12 下垣 和也 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 1'48.978 8.108 0.127 150.735
23 59 ST-Z 13 チアラバノン カチョーン 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 1'49.422 8.552 0.444 150.123
24 271 ST-Q 3 大津 弘樹 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 1'50.168 9.298 0.746 149.107
25 430 ST-TCR 3 藤原 能成 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'50.305 9.435 0.137 148.922
26 743 ST-2 1 石垣 博基 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 1'50.699 9.829 0.394 148.392
27 888 ST-TCR 4 塚田 利郎 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 1'50.829 9.959 0.130 148.218
28 6 ST-2 2 冨桝 朋広 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 1'50.871 10.001 0.042 148.161
29 15 ST-3 1 前嶋 秀司 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 1'51.167 10.297 0.296 147.767
30 72 ST-2 3 金井 亮忠 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 1'51.358 10.488 0.191 147.513
31 16 ST-3 2 小松 一臣 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 1'51.400 10.530 0.042 147.458
32 225 ST-2 4 一條 拳吾 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 1'51.443 10.573 0.043 147.401
33 7 ST-2 5 後藤 比東至 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 1'51.844 10.974 0.401 146.872
34 95 ST-2 6 山田 英二 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 1'51.846 10.976 0.002 146.870
35 38 ST-3 3 小村 明生 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 1'52.138 11.268 0.292 146.487
36 13 ST-2 7 花里 祐弥 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 1'52.540 11.670 0.402 145.964
37 55 ST-Q 4 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 1'52.696 11.826 0.156 145.762
38 39 ST-3 4 藤田 真哉 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 1'52.713 11.843 0.017 145.740
39 61 ST-Q 5 伊藤 和広 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 1'53.118 12.248 0.405 145.218
40 12 ST-Q 6 川田 浩史 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 1'54.425 13.555 1.307 143.560
41 *36 ST-2 8 岩間 浩一 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 1'55.127 14.257 0.702 142.684
42 66 ST-4 1 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 1'56.868 15.998 1.741 140.559
43 41 ST-4 2 石井 宏尚 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 1'56.925 16.055 0.057 140.490
44 216 ST-4 3 KENBOW HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 1'57.525 16.655 0.600 139.773
45 3 ST-4 4 坂 裕之 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 1'57.758 16.888 0.233 139.496
46 60 ST-4 5 塩谷 烈州 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 1'57.914 17.044 0.156 139.312
47 884 ST-4 6 影山 正彦 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 1'57.995 17.125 0.081 139.216
48 28 ST-Q 7 佐々木 英輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 1'58.792 17.922 0.797 138.282
49 18 ST-4 7 浅野 武夫 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 1'59.452 18.582 0.660 137.518
50 32 ST-Q 8 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 2'01.577 20.707 2.125 135.114
51 88 ST-5 1 村上 博幸 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 2'03.206 22.336 1.629 133.328
52 76 ST-5 2 諸井 亮介 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 2'04.330 23.460 1.124 132.123
53 120 ST-5 3 上田 純司 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 2'04.381 23.511 0.051 132.068
54 50 ST-5 4 蘇武 喜和 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'04.420 23.550 0.039 132.027
55 67 ST-5 5 内山 慎也 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 2'04.467 23.597 0.047 131.977
56 65 ST-5 6 外園 秋一郎 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 2'04.534 23.664 0.067 131.906
57 17 ST-5 7 西澤 嗣哲 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 2'04.812 23.942 0.278 131.612
58 27 ST-5 8 杉野 治彦 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 2'05.142 24.272 0.330 131.265
59 4 ST-5 9 太田 侑弥 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 2'05.543 24.673 0.401 130.846
60 11 ST-5 10 面野 一 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 2'05.583 24.713 0.040 130.804
61 37 ST-5 11 ジョニー 小倉 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 2'05.786 24.916 0.203 130.593
62 89 ST-5 12 植村 真一 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 2'05.915 25.045 0.129 130.459
63 110 ST-5 13 松田 利之 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 2'06.102 25.232 0.187 130.266
64 222 ST-5 14 竹内 敏記 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 2'06.502 25.632 0.400 129.854
65 290 ST-5 15 横尾 優一 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 2'10.160 29.290 3.658 126.205
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
【クラス別】
■ST-Xクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-X class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 1 鵜飼 龍太 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 50 1'40.870 - - 162.851
2 81 今田 信宏 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'41.367 0.497 0.497 162.053
3 23 DAISUKE TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 10 1'41.396 0.526 0.029 162.006
4 33 ジェフリー・リー Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 15 1'41.396 0.526 0.000 162.006
5 31 永井 宏明 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'41.437 0.567 0.041 161.941
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Zクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-Z class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 26 大塚 隆一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 20 1'47.237 - - 153.182
2 19 藤井 優紀 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 10 1'47.815 0.578 0.578 152.361
3 555 徳藤 一貴 REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 1'47.818 0.581 0.003 152.357
4 52 山崎 学 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 55 1'47.933 0.696 0.115 152.194
5 25 植松 忠雄 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 1'48.071 0.834 0.138 152.000
6 34 加納 政樹 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 45 1'48.081 0.844 0.010 151.986
7 111 東風谷 高史 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'48.242 1.005 0.161 151.760
8 885 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 20 1'48.276 1.039 0.034 151.712
9 22 北園 将太 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 15 1'48.437 1.200 0.161 151.487
10 20 田中 優暉 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 1'48.535 1.298 0.098 151.350
11 21 山脇 大輔 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'48.766 1.529 0.231 151.029
12 5 下垣 和也 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 10 1'48.978 1.741 0.212 150.735
13 59 チアラバノン カチョーン 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 1'49.422 2.185 0.444 150.123
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-TCRクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-TCR class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 98 KIZUNA Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'48.803 - - 150.977
2 97 遠藤 光博 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 20 1'48.851 0.048 0.048 150.911
3 430 藤原 能成 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'50.305 1.502 1.454 148.922
4 888 塚田 利郎 セレクトホテルズG ジャパン Honda CIVIC TYPE R TCR チームセレクトホテルズグループ 1'50.829 2.026 0.524 148.218
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Qクラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-Q class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 92 加藤 恵三 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 1'46.676 - - 153.988
2 230 平手 晃平 Nissan Z Racing Concept NISSAN FAIRLADY Z NISMO 1'47.983 1.307 1.307 152.124
3 271 大津 弘樹 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 1'50.168 3.492 2.185 149.107
4 55 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 1'52.696 6.020 2.528 145.762
5 61 伊藤 和広 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 1'53.118 6.442 0.422 145.218
6 12 川田 浩史 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 1'54.425 7.749 1.307 143.560
7 28 佐々木 英輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 1'58.792 12.116 4.367 138.282
8 32 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA GR Corolla ORC ROOKIE Racing 2'01.577 14.901 2.785 135.114
■ST-1クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-1 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 2 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'44.434 - - 157.294
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-2クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-2 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 743 石垣 博基 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 1'50.699 - - 148.392
2 6 冨桝 朋広 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 30 1'50.871 0.172 0.172 148.161
3 72 金井 亮忠 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 1'51.358 0.659 0.487 147.513
4 225 一條 拳吾 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 1'51.443 0.744 0.085 147.401
5 7 後藤 比東至 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 1'51.844 1.145 0.401 146.872
6 95 山田 英二 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 1'51.846 1.147 0.002 146.870
7 13 花里 祐弥 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 45 1'52.540 1.841 0.694 145.964
8 *36 岩間 浩一 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 1'55.127 4.428 2.587 142.684
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-3クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-3 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 15 前嶋 秀司 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 1'51.167 - - 147.767
2 16 小松 一臣 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 5 1'51.400 0.233 0.233 147.458
3 38 小村 明生 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 1'52.138 0.971 0.738 146.487
4 39 藤田 真哉 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 30 1'52.713 1.546 0.575 145.740
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-4クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-4 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 66 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 20 1'56.868 - - 140.559
2 41 石井 宏尚 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 40 1'56.925 0.057 0.057 140.490
3 216 KENBOW HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 1'57.525 0.657 0.600 139.773
4 3 坂 裕之 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 40 1'57.758 0.890 0.233 139.496
5 60 塩谷 烈州 全薬工業GR86 TOYOTA GR86 TEAM G/MOTION' 1'57.914 1.046 0.156 139.312
6 884 影山 正彦 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 30 1'57.995 1.127 0.081 139.216
7 18 浅野 武夫 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 1'59.452 2.584 1.457 137.518
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-5クラス
S耐ファイナル富士 -RIJ- (2024/11/16) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 7 ST-5 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 88 村上 博幸 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 30 2'03.206 - - 133.328
2 76 諸井 亮介 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 2'04.330 1.124 1.124 132.123
3 120 上田 純司 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER MAZDA ROADSTER クラブMAZDA SPIRIT RACING 5 2'04.381 1.175 0.051 132.068
4 50 蘇武 喜和 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 2'04.420 1.214 0.039 132.027
5 67 内山 慎也 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 2'04.467 1.261 0.047 131.977
6 65 外園 秋一郎 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 30 2'04.534 1.328 0.067 131.906
7 17 西澤 嗣哲 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 30 2'04.812 1.606 0.278 131.612
8 27 杉野 治彦 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 2'05.142 1.936 0.330 131.265
9 4 太田 侑弥 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 2'05.543 2.337 0.401 130.846
10 11 面野 一 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 2'05.583 2.377 0.040 130.804
11 37 ジョニー 小倉 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 2'05.786 2.580 0.203 130.593
12 89 植村 真一 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 2'05.915 2.709 0.129 130.459
13 110 松田 利之 ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 2'06.102 2.896 0.187 130.266
14 222 竹内 敏記 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 2'06.502 3.296 0.400 129.854
15 290 横尾 優一 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 2'10.160 6.954 3.658 126.205
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
CarNo. 36は、L項第4章第4条c,d(ピット入口のホワイトラインカット)により、ベストラップタイムを削除した。
優勝 加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)
「スタートがうまく行って前に出られました。温存したニュータイヤをフロントにつけて出たのでウォームアップに時間かかるかなと予想していましたが、スタートだけ耐えればなんとかなるかな、という思いでいました。気温のせいかもしれませんが、中盤終盤もタイヤのマネジメントとか乗り方をうまくできて、最後までペースが保てました。最終ラップだけちょっときつかったですが、それ以外はしっかりまとまっていました」
2位 チェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)
「(コースインの試走を2周走ったのは?)国際的なルールではピットクローズまでは何周でもできることがあるので、それを考えていたのですが、もてぎのルールは1周だけだったのでした。加藤選手に前に出られて、1周目にペナルティのことがわかった瞬間に、ちょっと頑張る気力が下がってしまいました。(今回は)スタートはあまり重要視していなくて、昨日みたいに後ろで様子を見てからという作戦だったのですが、集中力がなくなってしまいました。(来週のスーパー耐久は?)今回はシーズン途中からの参戦で、来年のフル参戦に向けてのデータや経験を積むのが目的です」
3位 志賀卓弥(Audi Team Mars)
「表彰台よりもまず完走が目標だったので、それだけで僕の中では満足でした。あとはミスらずにタイムもできるだけ落とさないようにという努力はしたのですが、ブレーキだったりタイヤだったり、おいしいところを前半で使い切っちゃったみたいです。スタートも失敗してしまって。スタートボックスの中にちゃんと入ったと思ったのですが、もうちょっと後ろの方がいいかなとか、ちょっと(位置を)下げて。で、スタートシグナルを見たらすでに三つ目まで点灯していて、焦って1速に入れたのですが、まだ回転が上がっていなくて遅れちゃいました(苦笑)。それでも無理せずにゆっくり抜いていこうと思って、あとは淡々と、でした」
Text : Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA
TCRジャパン第3戦レース7決勝は10月20日(日)、モビリティリゾートもてぎで行われ、予選2番手の加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)がスタートでトップに立つと、ポールシッターのチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)のペナルティにも助けられ23分プラス1周を走り切り優勝を飾った。
第6戦に続いて開催の第7戦決勝は午前9時10分フォーメーションラップ開始。30度近くまで気温が上がった前日とはうって変わってもてぎの気温は14.8度。晴れてはいるが冷たい風がコースを強く吹きぬけて、体感温度はさらに低く路面も冷えている。
第6戦レース中に第1コーナーを直進してスポンジバリアに当たってリタイヤした志賀卓弥(Audi Team Mars)、ミッショントラブルでスタートできなかったキム・ソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)もリペアを終えて3番手、4番手グリッドに並んだ。
しかしコースインの際にチェだけはピットロードを通過して2周試走したのちにダミーグリッドについた。規則により、グリッドへの試走は1周と定められているため、これは後でペナルティの対象になる。
寒いながらも絶好のドライコンディションの中、4台で決勝がスタートした。
ポールシッター、チェのスタートは加速がややにぶく、対して2番手スタートの加藤は抜群の出足を見せてチェの前に出てホールショットを奪って第1コーナーへターンイン。2列目では3番手志賀の蹴りだしが弱く、キムが3位へとそれぞれポジションチェンジ。
加藤とチェ、キムと志賀がそれぞれワンパックとなって第1セクターを通過。チェはまずは様子見か加藤に仕掛ける素振りは見せない。3位争いは第5コーナーで志賀がキムのインから差しに行くと、サイド・バイ・サイドでファーストアンダーブリッジを通過、130Rで志賀がオーバーテイク、3位にポジションを戻す。
トップ2台の争いは加藤に分があるようで、V字コーナー~ヘアピンとチェをじわりと引き離す。加藤はこのレースに温存してあったニュータイヤをフロントに装着。本大会では2セットのタイヤが使用可能だが、前日の予選/決勝で2セット目を投入済みのチェはユーズドタイヤでスタート。この差が後半セクションで効いたのか、加藤は1.252秒の差をつけてオープニングラップを終えた。3位志賀は11.969秒差、4位キムは15.919秒差と早くも水をあけられている。ここでチェに対してタイムペナルティの提示。これはコースイン時の試走の手順違反で、フィニッシュタイムに10秒の加算が課せられることとなった。
2周目も加藤のペースは速く、さっそく2分0秒196とこのレースのファステストラップを叩き出す。このタイムは今年8月にチェがマークした0秒859を大きく上回るコースレコードだ。2位のチェも0秒603と自分の記録を上回ったが、加藤とのギャップは1.659秒に拡大する。さらに3周目には2.018秒差まで広がった間合いは、4周目から減少に転じて1.922秒差、5周目1.620秒差、6周目1.448秒差と詰まる。
7周目の5コーナーでトップから1分以上離されていた4位キムが単独スピン、グラベルにはまってしまう。
チェはその後も加藤とのギャップを1.5秒程度にとどめて追走を続ける、しかし加藤の前に出て、なおかつ10秒以上の差をつけなければ勝てないことになるのに対して、チェもそこまでのスピード差はないと判断したのかポジションキープに徹しているように見える。3位の志賀とは40秒以上の差があり逆転の心配はない。
10周目、オフィシャルの手を借りてキムが再スタート。しかしすでに4周の遅れをとっている。
レースはそのまま淡々と進み12周目に23分が経過し、次の13周目がファイナルラップと宣言される。加藤、チェともに2分2秒台で周回し1.69秒の差を保ったまま走り切りチェッカードフラッグ。加藤が8月のレース1以来の優勝を飾った。2位のチェは10秒加算を受けて11.639秒の差。3位志賀は1分以上遅れたが今回の目標だった完走を果たし、表彰台も獲得した。コースアウトから復帰のキムは4周遅れながらも完走扱いで4位となった。
ポディウムに戻ってきた加藤はマシンから降り立つと右手を高々と上げてガッツポーズでカメラに応じた。2位に終わったチェはペナルティに関してやや不満顔ではあったものの、すぐに笑顔になり加藤とがっちり握手、チームメイトを祝福。加藤は自らがオーナーのアウディをドライブした志賀にも駆け寄り表彰台獲得を祝った。
TCRジャパンはこの後11月30日~12月1日にかけて第4戦としてレース8~10までの3レースがモビリティリゾートもてぎで開催される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2024/10/20) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos No Driver Maker Model Team Lap Time Behind Gap
1 6 加藤 正将 Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 13 26'27.465 - -
2 *3 チェ ジョンウォン Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 13 26'39.104 11.639 11.639
3 65 志賀 卓弥 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 13 27'30.273 1'02.808 51.169
4 36 キム ソンヒョン Hyundai i30 N TCR KMSA MOTORSPORT N 9 27'21.300 4Laps 4Laps
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 6 加藤正将(KMSA MOTORSPORT N) 2'00.196 (2/13) 143.795 km/h
CarNo. 3は、シリーズ特別規則第29条1(スタート手順)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
レース6ポールポジション、レース7予選2位 加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)2分6秒612/2分4秒273
「(レース1の予選は)スタートでウエットタイヤを選択したのが不正解で、1周で戻ってきてスリックに替えました。ただ路面はところどころかなり濡れていたので微妙な感じではありました。でもたぶん足し算引き算で計算するとスリックだったかな。タイヤはレース1とレース2同じタイヤで行ったのに対して3号車はフロントにニュータイヤで行ったので、その差がレース2の結果かな、と思います。決勝は順当にいけば1位か2位だとは思うのですが(苦笑)、落ち着いて勝ちにいきたいな、と思っています」
レース6予選2位、レース7ポールポジション チェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)2分6秒978/2分2秒551
「タイヤの選択については自分とチームの判断が正しかったと思います。2回とも路面のコンディションに問題はなかったです。チームメイトの加藤さんがポールポジションをとれたのでよかったです。決勝は加藤さんとチームメイト同士で競争になると思います。来週スーパー耐久に加藤さんと組んで出場するので、その前に無理はしない程度で走ろうと思います」
レース6、7予選3位 志賀卓弥(Audi Team Mars)2分15秒237/2分7秒813
「レース1の予選は状況が掴めていなくて、タイヤをどう使っていいのかも分からなくて。今回僕(TCRが)初めてなうえにぶっつけ本番できているので、ちょっと難しすぎて。ブレーキの踏み方とかまだまだ甘い部分もあり、合わせずらかったのです。ただレース2の予選に関しては自分のやれることはやれたかな、と思います。1コーナーのオイルがけっこうひどかったので、感触としてはあまりいいタイムではなかったのですが、そこ以外はTCRマシンを楽しめた感じはあります。タイヤはレース1はまずレインで行って、すぐピットに戻ればよかったのですが、迷っているうちに2周しちゃってから戻ってスリックで行ったのですけれど、リヤタイヤが温まらずに終わってしまいました。他の(カテゴリーの)スリックは何種類か使ったことがありますが、このスリックはちゃんと温まってくれない、というか、ウェービンではなくブレーキを使って温めないと、というのが明らかに違うな、と思いました。決勝はまずは絶対に完走するという目標で、できる限り3番手を守って、2番手に上がることは難しいと思うのですが、なるべく離されないように必死についていきたいと思います」
レース6、7予選4位 キム・ソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N))7分59秒968/2分21秒019
「レース2の予選はマシントラブルで止まりました。レース1は問題なかったのですが、レース2はミッションのトラブルですぐに出られませんでした。この後の(レース1の)決勝までに修理が終わることを願っています」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA
TCRジャパン第3戦レース7公式予選は10月19日(土)、モビリティリゾートもてぎで行われ、「Hyundai Elantra N TCR」をドライブするチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が大差でポールポジションを獲得した。
第6戦予選に続いて行われた第7戦予選は10分のインターバルで午前9時40分開始。日差しがさし始めた路面はほぼドライコンディションだが、トンネル内には水が残っている。第6戦予選でV字コーナーにストップしたキム・ソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)はコースオープンに間に合わず、チェ、志賀卓弥(Audi Team Mars)、加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)の順にコースイン。3台がスリックタイヤで15分間の予選を開始した。
普段であればインラップですぐにピットインして前後タイヤの入れ替えを行うTCR車両だが、今回は連続走行で計測1週目に突入。まずチェが残り時間10分に2分4秒109のトップタイムをマーク、加藤が0.164秒差の4秒273で続き、志賀が13秒486で3番手。
チェは勢い余ったか第1コーナーでオーバーシュート、グラベルストップは免れて外側のグリーンを伝ってコースに復帰するとピットイン、フロントに第6戦の予選で使用したタイヤを装着する。加藤も同じタイミングでピットインするが、こちらは作業に取り掛かかる様子がない。志賀はその間も走行を続け9秒186まで自己ベストを短縮して3番手。
その後残り7分にピットで作業をしていたキムがコースイン、さらにチェもコースインする。一方加藤はコースインせずに予選を終了。加藤によると連続して使用していたタイヤの限界が来たとのことで、決勝に向けてニュータイヤを温存する作戦に出たようだ。
残り1分、チェはセクター1、セクター2と全体ベストを更新すると、2分2秒551を叩き出してポールポジションを確定させる。2番手加藤は序盤に出した4秒273でフロントロウを確保した。志賀は2戦連続の3番手を獲得、キムが4番手となった。
レース7決勝は明日10月20日、午前8時25分から23分+1周で行われる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2024/10/19) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2024 TCR JAPAN Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos № Driver Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 3 チェ ジョンウォン Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 2'02.551 - - 141.032
2 6 加藤 正将 Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 2'04.273 1.722 1.722 139.078
3 65 志賀 卓弥 Audi RS3 LMS Audi Team Mars 2'07.813 5.262 3.540 135.226
4 36 キム ソンヒョン Hyundai i30 N TCR KMSA MOTORSPORT N 2'21.019 18.468 13.206 122.562
GT500クラス 39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(TGR TEAM SARD)
関口雄飛(TGR TEAM SARD)
「予選でもうちょっと前に行く予定だったんですけど、沈んでしまって。ましてや今日はワンデーで予選と決勝のインターバルが少ない中、脇阪監督が『方向性を変えよう』と言ってくれて、それをチーム代表も後押ししてくれたのがすごく良かった」
「ドライバーは予選と決勝でそんなすぐに変わることはできないけど、クルマがすごく良かったので、そのクルマをくれたチームに感謝しています。開幕で2位になれましたが、そこからがドライバーもチームもすごく苦しかったので、今日の結果はすごく嬉しいです」
「僕らはこれまで下を見ていました。今回を落とすとチャンピオンは厳しいと思っていたので、首の皮一枚繋がったなという感じです。次のレースでもうちょい上位との差を詰めて、そして初めて最終戦に向けてチャンピオンを意識するのかなと思います」
中山雄一(TGR TEAM SARD)
「開幕戦で2位をとってから辛いレースが続いて、周りが段々ウェイトを積んできて、僕達が軽い部類に入ってきても結果が残っていなくて、なかなか厳しいを思いをチーム全員がしていました。それだけに今回にかける思いは強く、クルマのセットアップや走らせ方について、チーム代表や寿一さんを含めてミーティングを何回も重ねてきました」
「予選は10番手といい結果ではなく、チーム全体が『またか』という思いの中、ものすごく方向性を悩みましたが、最後にこれで行こう、と決めたセッティングでスタートして、関口選手の走りを見たら『今日はいけるぞ』と思いました。1回目のピットで一つ順位を落としましたが、2回目は寿一さんの戦略が完璧でした。采配が完璧な時はクルマが遅いことが多かったんですが、今日は戦略もクルマも完璧でした。要素が一つでも欠けるとGTは勝てないんですが、今回は全てのピースが完璧にはまったというか」
「あとナカヤマ精密コーナーで見せ場を作れませんでしたが、ナカヤマ精密コーナーがあるサーキットで優勝できて良かったです。スポンサーお願いします(笑)」
「本当にホッとしたというか、ここでやるしかなかったという状況で、すごく嬉しいんですけど、チームとしてもこれで活気が出て、いい雰囲気が作れると思います。残り2戦に対してポジティブな気持ちで臨めます。去年起きていた問題はここで解決できたと思うので、さらにブラッシュアップして、もてぎでトムスの上にいければなと。とにかくトムスに勝ちたいなと思います」
脇阪寿一(TGR TEAM SARD)
「今回はドライバー二人が本当にチームを引っ張ってくれたと思います。色々と苦しいことをやってきました。僕もドライバー出身の監督で、どうチームを引っ張るかとやってきましたが、監督は監督でしかないんですね。やっぱりスーパーGTはドライバー二人がどれだけチームを引っ張るか、これが一番大きくて、二人の今回にかける思い、ライバルに負けないという強い気持ち。レース見ていただいたと思うんですけど、彼らのバトルにそれが完全に現れていたと思います。それがチームを引っ張ったと思っています」
「ですから作戦だのセッティングだのって話を彼らはしていますけど、僕はそうは思っていなくて、彼ら二人の気持ちと走りがこの優勝を勝ち取ったと思っています。彼らを褒めてやってください」
GT300クラス 88号車JLOC Lamborghini GT3(JLOC)
元嶋佑弥(JLOC)
「15番グリッドからのスタートで、正直言ってまさか勝てるとは思いませんでした。オートポリスは毎年イマイチ速く走れなくていい印象がなかったんですけど、個人的には地元九州のレースですし、応援に来てくれる人がたくさんいるので、今日勝てたことはすごく嬉しいです。今回はタイヤとクルマと全てがマッチしていて、チームも落ち着いて送り出してくれたので、ちゃんと勝てるチームになったんだなと感じました」
「オートポリスをどう乗り切るかがチャンピオンシップを大きく左右する、とシーズン前からヨコハマタイヤさんとJLOCで考えていました。シーズン中のテストの段階からオートポリスに向けてのミーティングをしていたので。ここは耐えるレースと思っていたら、まさかの優勝でした。次は得意にしているもてぎなので、一気に気持ちが楽になりましたし、チャンピオン獲得に向けてかなりの追い風だと思っています。もてぎは得意ですし、鈴鹿といえば小暮さんのキレキレの走りがあるので、まあ心配ないなと思っています」
小暮卓史(JLOC)
「予選は僕が走りましたが非常に悔しい結果になりました。抜きつ抜かれずの状況でアタックに入れませんでしたし、出たタイミングも悪くて時間も経っちゃって不完全燃焼でしたが、クルマとタイヤのマッチングは良かったですし、元嶋選手の決勝も速かったなと思いました。チームもミスなく機能して、その結果優勝できました。なるべくしてなった気すらしているので、今後のレースがすごく楽しみです」
「今までもチャンピオンを意識してきた中で、オートポリスだけがどうしてもネックというか一つの壁になると思っていました。ここを乗り越えたらチャンピオン争いができるんじゃないかという意識でしたが、乗り越えるどころか優勝できてしまったので、完全な追い風が吹いたなと。まだ点差は開いていますが、例年を振り返るともてぎと鈴鹿は決して悪い状況になっていないので、すごく期待はしています」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
10月20日に大分県日田市で行われた2024オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT3時間レース」の決勝は、予選15位からスタートした88号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が第2戦富士に続いて今季2勝目を挙げた。
第7戦決勝は午後1時20分にパレードラップ開始。予選3位からスタートした藤井誠暢(D'station Vantage GT3)オープニングラップでトップに立ち、予選2位のジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R)が2番手、予選4位の高木真一(K-tunes RC F GT3)が3番手で続く。
今季初のポールポジションからスタートした片山義章(UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)は4番手でコントロールラインに戻ってきた。
777号車は3周目までに1秒205のリードを築くが、3番手の96号車が6周目までに56号車を捉えて2番手に浮上すると、11周目には777号車をも捉えてトップに浮上する。
予選7位からスタートした蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も4番手の6号車と3番手の56号車を次々に捉え、777号車の背後に迫ってきた。
さらには予選11位からスタートした小高一斗(apr LC500h GT)も序盤から着実に順位を上げてきており、16周目には777号車に仕掛ける65号車の隙をついて3番手に浮上、19周目には777号車をも捉えて2番手に浮上する。
その後方では予選20スタートの野中誠太(Green Brave GR Supra GT)5周目に最初の給油を行い、大幅なポジションアップを目論む。藤波清斗(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)も同じ周にピットイン。さらに平良響(muta Racing GR86 GT)も9周目でピットイン。こちらも狙いは同じのようだ。
しかし2号車と52号車は最初のセーフティーカーランが明けた30周目に接触、これにより右前輪にダメージを負い、予定外のピットストップを強いられる。
2号車の方は上位陣が最初のピット作業を行うに従って順位を上げていき、2度目のセーフティーカーランが入った時点でトップに浮上していた。2番手はまだピット作業を終えていない予選9位の87号車METALIVE S Lamborghini GT3(松浦孝亮/坂口夏月)、5周目にピットストップを行った5号車が3番手で続き、33周目に給油を行った31号車が4番手だ。
その後、41周目に87号車はピットイン。42周目に31号車が5号車を捉えて2番手に。5号車の後ろには山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)と元嶋佑弥(VENTENY Lamborghini GT3)が迫り、43周目に立て続けに5号車をパスしていった。
61号車は予選16位、88号車は予選15位と後方からのスタートだったが、両者とも決勝に入ると順調にポジションアップを果たしていたのだ。
一方、2号車は45周を終えた時点で12秒181と着実にリードを広げてトップを快走しており、48周目に2度目の給油を終えてそのまま逃げ切りを図ろうとしたが、セーフティーカーラン後のリスタートにおいてセーフティーカーから5車身以上の車間を空けたとしてドライビングスルーペナルティを受けることとなり、大きく順位を落としてしまう。
これでトップに立ったのは88号車だ。
2号車の後ろを走っていた49周目に2度目の給油を行った31号車がまだ給油を済ませていない61号車にかわされて周回遅れとなり、大きくタイムロスをする間に、自身も55周目に給油を済ませてコースに復帰、その後3度目のセーフティーカーが入ったことでSC後に給油を行ったチームたちに対して大きなアドバンテージを得ることになったのだ。
そのSC後に給油を行ったチームの中にいたのが61号車。ここで88号車の先行を許したばかりか、81周目にはマシントラブルにより第2ヘアピンを飛び出し、リヤ周りを大破するクラッシュに遭い、自らが4度目のセーフティーカーを呼び込む結果となってしまった。
これによりレースはセーフティーカー先導のまま規定の3時間を迎え、88号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が第2戦富士に続いて今季2勝目を挙げることに。福岡県出身の元嶋にとっては地元九州で初めての勝利となった。
2位はペナルティで後退を余儀なくされた2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)、序盤トップを快走した96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)は3位でレースを終えている。
次戦の舞台は栃木県のモビリティリゾートもてぎ。これまでと違ってハーフウェイトの戦いとなるが、昨年ここで初優勝を経験している元嶋はレース後の会見で「得意なコース」と自信をのぞかせた。
果たして88号車の連勝はなるか。第8戦もてぎは11月3日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
2024オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT3時間レース」の決勝が10月20日、大分県日田市のオートポリスで行われ、GT500クラスは39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が予選10位からの大逆転劇を演じ、今季初優勝をものにした。
19日の走行が行われなかったことを鑑み、ウォームアップ走行が40分間に延長されたことを受けて、第7戦決勝は当初予定より20分遅れの午後1時20分に大分県警の先導でパレードラップを開始、3時間の長い戦いが始まった。給油義務は2回。タイヤは6セットだ。スタート時の気温17℃、路面温度は24℃と予選に比べればいく分暖かいコンディションとなった。
まずはポールポジションの松田次生(リアライズコーポレーションADVAN Z)がトップで1コーナーに飛び込むが、その後方では予選3位の福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が千代勝正(MOTUL AUTECH Z)のインをついて2番手にジャンプアップ。しかしすかさず千代が2周目に14号車を抜き返して2番手を奪い返す.
3周目までに24号車は2秒137のリード。5周目には2秒318まで広げるが、その後は23号車が反撃に転じ、徐々に差を詰めて12周目の第2ヘアピンでついに千代が松田のインに飛び込んでトップに躍り出た。
一方、14号車は6周目に塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)の先行を許して4番手。21周目には関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)も14号車を捉えて4番手に浮上する。
予選10位と後方からのスタートとなった関口だったが、オープニングラップを8番手で戻ってくると、その後も3周目に7番手、13周目には牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)を捉えて7番手。13周目には高星明誠(Niterra MOTUL Z)を抜いて6番手と着実に順位を上げてきていた。
そして23周目。第1ヘアピンで国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)がコースオフ。そのままランオフエリアでストップしてしまったため、フルコースイエローが宣言され、トップが24周目に入ったところでこの日最初のセーフティーカーが導入される。これにより23周目までに千代が築いた40秒ものリードは失われることとなった。セーフティーカーは28周目にピットイン。29周目よりレースは再開となる。
するとここで14号車、3号車、そして12号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)がピットイン、3、12、14の順でピットアウトしていった。ここで14号車のみが福住から大嶋にドライバー交代を行った。
これを皮切りに各車最初の給油を行うこととなる。トップの23号車は33周目。24号車、39号車そしてポイントリーダーの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が34周目。ここで39号車は関口から中山に交代した。35周目には17号車と100号車がピットインしている。
すると38周目に17号車と14号車が100R手前で接触するアクシデントが発生。この弾みで縁石に乗り上げた17号車はグラベルに飛び出し、そのままガードレールに突っ込んでしまった。ドライバーの太田は自力でクルマを降りたが、このクラッシュにより2度目のセーフティーカーが導入された。
この接触により14号車にはドライブスルーペナルティが課せられ、勝負権を失うこととなる。
セーフティーカーは42周目にピットイン。この時点でトップは23号車、2番手に3号車、3番手に12号車とニッサンZが1−2−3、4番手にはポイントリーダーの36号車が続く。
その後も着実にリードを広げる23号車の後方では、ドライバー交代で一つ順位を落とした格好の39号車が36号車に追いついて熾烈なバトルを展開、52周目のターン12で39号車の中山が36号車の山下をついに捉えて4番手に浮上する。
ブルテンで定められた2回目の給油作業が始まったのは57周目から。まずは64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)がこの周に入り、大草から伊沢に交代すると、16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)も58周目にピットへ。続いてトップの23号車、12号車、そして100号車が60周目にピットに入り、ここで100号車の山本が12号車の平峰の前でコースに復帰することに成功する。
そして3号車と39号車が揃ってピットに飛び込んだ61周目。64号車の伊沢が3コーナーで飛び出し、クラッシュバリアに激しく突っ込んだことによりこの日3度目のセーフティーカーが導入された。
これにより、すでにピット作業を開始していた3号車、39号車が大きなアドバンテージを得ることになり、39号車は23号車の前、3号車は100号車と16号車の間でコースに復帰することになった。
その後、67周目にピットオープンとなり、68周目にレースは再開。このタイミングで36号車、24号車、38号車、14号車がピットインしたため、39号車はトップに躍り出ることになった。
リスタートと同時に39号車に襲いかかる23号車のクインタレッリ。しかし中山一歩も引かない。この戦いに後ろから100号車山本が追いつき、さらに3号車の三宅も食らいついてきた。
これにより23号車は防戦を強いられる格好になり、その隙に39号車が着実にリードを広げる展開となった。69周終わって0秒860だったリードは、70周目には3秒464まで開き、72周を終えては7秒040となる。
この間に23号車と100号車の差もやや開いて73周目までに1秒123。100号車も3号車を押さえる必要に迫られて23号車を追いきれないでいた。
そして86周目の1コーナーで三宅がついに100号車を捉えて3位に浮上する。100号車の後ろには12号車の平峰が迫ってきた。
そしてトップが86周目を走行している最中に61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が第2ヘアピンの先でクラッシュ。これによりレースは残り15分というところでフルコースイエローが宣言され、87周目から4度目のセーフティーカーランとなる。
結局レースはセーフティーカー先導のまま規定の3時間に達したため、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)がそのままトップでチェッカーを受け、今季初優勝。関口にとっては2021年の最終戦富士以来、中山とTGR TEAM SARDにとっては2020年の第5戦富士以来のひさびさの勝利となった。
2位は23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)、3位は3号車Niterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)となり、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)がホンダ勢最上位の4位でレースを終えている。
次戦の舞台は栃木県のモビリティリゾートもてぎ。通常ならここでノーウェイトの最終戦となるところだが、第5戦鈴鹿が12月に順延となったため、ハーフウェイトでの戦いとなる。決勝は2週間後の11月3日だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
■GT500クラス
AUTOPOLIS GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/10/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT500 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 38 92 3:01'11.604 - -
2 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO BS 46 92 3:01'12.489 0.885 0.885
3 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP BS 70 92 3:01'14.570 2.966 2.081
4 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 86 92 3:01'15.352 3.748 0.782
5 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL BS 60 92 3:01'16.957 5.353 1.605
6 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 32 92 3:01'19.251 7.647 2.294
7 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 98 92 3:01'20.505 8.901 1.254
8 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 96 92 3:01'21.846 10.242 1.341
9 *14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 58 92 3:01'23.585 11.981 1.739
10 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 80 92 3:01'23.756 12.152 0.171
11 *8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 52 92 3:01'26.769 15.165 3.013
12 24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING YH 4 89 2:52'21.526 3Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(70% - 64 Laps)完走 ----
- 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 14 60 1:55'30.404 32Laps 29Laps
- 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 52 37 1:10'22.757 55Laps 23Laps
- 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 12 22 37'19.513 70Laps 15Laps
Fastest Lap: CarNo. 23 千代勝正(MOTUL AUTECH Z) 1'35.832 (44/92) 175.582 km/h
CarNo. 8(松下信治)は、SpR付則4.4(FCY中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
CarNo. 14(大嶋和也)は、SpR 13.1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
AUTOPOLIS GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/10/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT300 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 50 88 3:01'28.683 - -
2 *2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 50 88 3:01'32.688 4.005 4.005
3 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 14 88 3:01'43.654 14.971 10.966
4 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 50 88 3:01'47.915 19.232 4.261
5 777 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 50 88 3:01'50.222 21.539 2.307
6 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 50 88 3:01'53.132 24.449 2.910
7 11 富田 竜一郎 石川 京侍 GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER DL 2 88 3:01'55.961 27.278 2.829
8 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 28 88 3:01'56.399 27.716 0.438
9 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 88 3:01'59.383 30.700 2.984
10 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 6 88 3:02'00.034 31.351 0.651
11 25 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 88 3:02'04.934 36.251 4.900
12 56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 50 88 3:02'05.693 37.010 0.759
13 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 36 88 3:02'08.483 39.800 2.790
14 31 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 50 88 3:02'11.668 42.985 3.185
15 18 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 8 87 3:01'31.330 1Lap 1Lap
16 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 50 87 3:01'36.013 1Lap 4.683
17 62 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 2 87 3:02'06.408 1Lap 30.395
18 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 50 86 3:01'33.880 2Laps 1Lap
19 30 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 86 3:01'35.389 2Laps 1.509
20 9 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 86 3:01'38.245 2Laps 2.856
21 *360 大滝 拓也 青木 孝行 田中 篤 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 86 3:01'40.495 2Laps 2.250
22 48 井田 太陽 柴田 優作 眞田 拓海 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 86 3:01'45.107 2Laps 4.612
23 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 44 85 3:01'29.778 3Laps 1Lap
24 *22 和田 久 城内 政樹 小山 美姫 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 85 3:01'46.881 3Laps 17.103
25 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 18 80 2:42'36.460 8Laps 5Laps
---- 以上規定周回数(70% - 61 Laps)完走 ----
- 5 塩津 佑介 藤波 清斗 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 50 1:44'19.767 38Laps 30Laps
- *50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 29 3:01'32.160 59Laps 21Laps
Fastest Lap: CarNo. 65 篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG) 1'45.523 (67/88) 159.457 km/h
CarNo. 22(和田久)は、SpR付則4.4(FCY中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
CarNo. 360(青木孝行)は、SpR付則3.16(SC手順違反)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
CarNo. 2(平良響)は、SpR付則3.11(SC手順違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 22は、SpR38-7(義務ピット未消化)により、競技結果より1周減算した。
CarNo. 50は、SpR38-7(義務ピット未消化)により、競技結果より1周減算した。
2024オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT3時間レース」の公式予選が10月20日、大分県日田市のオートポリスで行われ、GT500クラスは24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)が1年ぶりのポールポジションを獲得した。
公式予選は当初19日午後に予定されていたが、雨や霧、落雷などの影響でこの日の走行が全てキャンセルとなったため、20日朝8時よりGT300、GT500各クラス30分間の計時予選で行われることになった。これは通常のノックアウト方式ではなく、全車が一斉に30分間の走行を行い、それぞれのベストタイム順でスターティンググリッドを決めるもの。19日の時点では45分間とされていた走行時間は30分間に短縮された。
コースオープン時点の気温は12℃、路面温度は13℃と今季一番の寒さ、路面にはまだ濡れたところがあり、朝から出ていた霧も完全には晴れていない状況。当初の予定では8時30分にメインポストからGT500ボードが出てGT500クラスの走行が始まることになっていたが、先に行われたGT300の予選で赤旗中断があり、GT300の走行が5分延長となった影響で、GT500クラスの予選は午前8時35分に開始となった。
まだ完全なドライというわけではなかったため、23号車MOTUL AUTECH Z(NISMO)など、いくつかのチームが走り出しでウェットタイヤを使用し、数周ののちにスリックに履き替えるという作戦をとった。
この状況下で序盤トップに立ったのは関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)で1分37秒845。塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分38秒165で続く。
残り18分で牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分35秒777でトップに浮上。牧野は次の周で1分34秒729までタイムを縮めた。
続いて平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)が1分36秒713で2位に浮上するが、これを大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)が1分35秒480で上回る。伊沢拓也(Modulo CIVIC TYPE R-GT)も1分35秒804を記録して、この時点でシビック勢が1-2-3を形成。さらに残り10分を切ったところで塚越の17号車が1分35秒345で2番手に割って入って、上位4台をホンダ勢が占める。
塚越はさらに次の周で区間ベストを立て続けに記録、1分33秒801を叩き出してトップに躍り出た。
しかし終盤に入ると名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)がホンダ勢を上回るペースでアタックを開始。まずは1分35秒166で4位に割って入ると、次の周では1分33秒162までタイムを縮めてトップに立った。
続いて福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分33秒550で2位に浮上すると、次の周でもセクター1、セクター2で全体ベストを更新する走りで1分33秒326までタイムを縮める。
しかしメインポストからチェッカーフラッグが出された直後に千代勝正(MOTUL AUTECH Z)がいきなり1分33秒243を叩き出し、2位に飛び込んできた。
これにより、24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)が2023年の第4戦富士以来のポールポジションを獲得。今年GT500に昇格してきた名取にとってはこれがGT500初ポールとなった。
2位には23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)が続いてニッサン勢がフロントローを独占する結果となった。
3位にはこちらも今年トヨタ勢に加わったばかりの福住のドライブする14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が入り、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)はホンダ勢最上位の4位から午後の決勝に臨むこととなった。
第7戦の決勝はこのあと午後1時20分より3時間で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
■GT500クラス
AUTOPOLIS GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/10/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT500 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire WH Time Behind Gap km/h
1 24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING YH 4 1'33.162 - - 180.614
2 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO BS 46 1'33.243 0.081 0.081 180.458
3 14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 58 1'33.326 0.164 0.083 180.297
4 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 52 1'33.801 0.639 0.475 179.384
5 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP BS 70 1'33.930 0.768 0.129 179.138
6 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 32 1'34.046 0.884 0.116 178.917
7 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 86 1'34.049 0.887 0.003 178.911
8 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 12 1'34.155 0.993 0.106 178.710
9 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 98 1'34.176 1.014 0.021 178.670
10 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 38 1'34.346 1.184 0.170 178.348
11 8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 52 1'34.501 1.339 0.155 178.055
12 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL BS 60 1'34.746 1.584 0.245 177.595
13 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 80 1'34.780 1.618 0.034 177.531
14 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 96 1'34.940 1.778 0.160 177.232
15 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 14 1'35.048 1.886 0.108 177.031
■GT300クラス
AUTOPOLIS GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/10/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 7 GT300 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire WH Time Behind Gap km/h
1 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 28 1'46.524 - - 157.959
2 56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 50 1'46.785 0.261 0.261 157.573
3 777 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 50 1'47.176 0.652 0.391 156.998
4 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 14 1'47.519 0.995 0.343 156.497
5 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 1'48.194 1.670 0.675 155.521
6 9 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 1'48.202 1.678 0.008 155.509
7 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 50 1'48.698 2.174 0.496 154.800
8 25 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 1'48.980 2.456 0.282 154.399
9 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 36 1'49.158 2.634 0.178 154.147
10 62 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 2 1'49.189 2.665 0.031 154.103
11 31 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 50 1'49.441 2.917 0.252 153.749
12 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 6 1'49.976 3.452 0.535 153.001
13 18 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 8 1'50.166 3.642 0.190 152.737
14 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 50 1'50.241 3.717 0.075 152.633
15 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 50 1'50.475 3.951 0.234 152.310
16 360 大滝 拓也 青木 孝行 田中 篤 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 1'50.509 3.985 0.034 152.263
17 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 44 1'50.721 4.197 0.212 151.971
18 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 18 1'50.761 4.237 0.040 151.916
19 5 塩津 佑介 藤波 清斗 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'50.764 4.240 0.003 151.912
20 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 50 1'51.234 4.710 0.470 151.270
21 30 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 1'51.271 4.747 0.037 151.220
22 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 50 1'51.452 4.928 0.181 150.974
23 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 1'51.695 5.171 0.243 150.646
24 *4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 50 1'52.199 5.675 0.504 149.969
25 11 富田 竜一郎 石川 京侍 GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER DL 2 1'52.201 5.677 0.002 149.967
26 48 井田 太陽 柴田 優作 眞田 拓海 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 1'54.177 7.653 1.976 147.371
27 22 和田 久 城内 政樹 小山 美姫 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 1'56.237 9.713 2.060 144.759
CarNo. 4は、SpR第29条5(赤旗原因車両)により、ベストタイムを抹消した。
2024オートバックス スーパーGT第7戦「オートポリスGT3時間レース」は、悪天候により公式練習がキャンセル、公式予選は20日朝に順延となったが、この影響を受けてタイムスケジュールの改訂版が午後3時30分付で発行された。
これによると、当初は午前11時30分より20分間で予定されていたウォームアップ走行が、11時30分より12時10分までの40分間に延長されている。
この影響で決勝のスタート時刻は午後1時から午後1時20分に繰り下げられ、終了時刻も午後4時から午後4時20分に変更されることになった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
大分県日田市のオートポリスで行われているオートバックス スーパーGT第7戦、およびFIA-F4選手権シリーズ第11戦、第12戦は、悪天候の影響により10月19日の午後に予定されていたFIA-F4第11戦決勝とGTの公式予選が共にキャンセルとなった。
この日は朝から降り続く雨の影響でFIA-F4の公式予選とGTの公式練習が共にキャンセルとなっていたが、その後天候は回復、一時は晴れ間をのぞかせる状況となっていた。
しかしピットウォークの終了直前あたりから再び雨が降り始め、次第にその強さを増していったため、コースの至る所に川が発生。また場内には落雷も認められたことから、競技団は午後2時05分にこの日予定されていたすべての走行セッションをキャンセルするとの決定を下した。
これによりGTの公式予選は20日の朝8時より行われ、GT300クラス、GT500クラスそれぞれ30分間の走行でスターティンググリッドを決定することとなった。またFIA-F4の第11戦決勝はキャンセル。第12戦決勝は午前9時25分より行われることが決まった。第12戦のスターティンググリッドは第11戦で予定されていた順位がそのまま採用される。
この件を受けてシリーズをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は急遽坂東正明代表が会見を開き、以下のようにコメントした。
「天気予報と睨めっこの状態でやってきたが、先ほどセーフティーカーを走らせて状態を確認したところ、川の状態が酷く、現状だと走れないと判断した。今後もし天候が回復したとしても、コース上に溜まった水が捌けていかないだろうということで、コースを用いたイベントはすべて中止と決定した」
「キッズウォークなどのコースを使用しないイベントは、雷の影響がないのであれば、予定時刻を早めて実施することにした。明日は早朝から予選をすることになるので、ゲートオープンの時刻を早めるようサーキットには要望を出している」
「GTの予選は明日の朝から30分一本勝負。それをGT300、GT500それぞれでやる。そこでもし何かあるなら、その時はポイント順でと考えている」
「アナウンスでは厳しめのことを言ったが、お客様の安全を考慮してのことなので、どうかご理解いただきたい」
現時点では、明日は晴れの予報が出ている。朝行われる予選、午後に行われる3時間レースともに予定通り開催されることを今は祈るばかりだ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
スーパーGT第7戦の公式練習が悪天候でキャンセルになったのに伴い、今大会の予選方式が変更されることが午前11時32分付の公式通知により発表された。
それによると、今回はGT300、GT500それぞれが45分間の専有走行を行う方式となり、第1〜第3ドライバーを問わず、各車のベストタイムを採択してスターティンググリッドを決定する。
予選で使用できるタイヤは、ドライタイヤの場合は予選用マーキングタイヤを2セットとも使用でき、ウェット宣言下でウェットタイヤを使用する場合はセット数に制限はない。
また、決勝におけるスタートタイヤは、予選用のマーキングタイヤの中から各チームで自由に選択が可能。ただし同一マーキングのタイヤのセットとする。つまりAタイヤとBタイヤを混ぜて使うことはできない。
現在の予定ではGT300クラスの公式予選が午後2時50分から午後3時35分まで。GT500クラスは午後3時35分から午後4時20分まで。インターバルはなく、メインポストからGT500ボードを提示するとのことだ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGT第7戦「オートポリスGT3時間レース」の公式練習は、残念ながら悪天候のためキャンセルとなった。
公式練習はFIA-F4の公式予選に続いて午前9時20分より予定されていたが、依然として濃い霧がコース上を覆い尽くしていたため、競技団はコースオープン時刻を9時40分に延期するとの決定を下す。
しかしその後も天候は回復の兆しを見せなかったため、10時30分の段階で公式練習のキャンセルがアナウンスされた。
当初の予定ではこのあと午後2時50分より公式予選が行われることになっているが、10時45分よりチーム監督ミーティングが召集されており、そこで今後の予定が話し合われる模様だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
10月12日に行われた第6戦において予選3位からスタートした野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は一時トップを快走するも、ピット戦略の違いなどもあってタイヤ交換後は順位を落とすことになり、6位でフィニッシュした。これにより優勝した坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)とのポイント差は僅か0.5ポイントに縮まってしまった。この戦いを野尻は以下のように振り返る。
「富士は予選に関して不安だった部分もありましたが、トップ3に戻ってこれたということで、自分達も頑張ったなと評価できますが、予選にフォーカスし過ぎたという点で、現状に目を向けられていなかったんじゃないかと感じます」
「硬めのクルマ作りをしているため、ロングランになると他車に劣る傾向が元々あり、その中でさらに予選に向けたセットアップ、トライをしてきたのでクリーンエアではポテンシャルを発揮できるものの、他車の後ろに回ると劣勢になるという傾向が他のチームより顕著に出ていました。ただ岩佐選手が早めのピットインをすることでクリーンエアで走る状況を作ってタイムを稼ぎ出したように、戦略で自分達のパフォーマンスを活かすことはできたと思います。次のレースでは今あるものを結果に結びつけるにはどうすべきかを徹底的にチームと話し合う必要がありますね」
また野尻は、JRPが昨年から本格導入を始め、着実にダウンロード数を伸ばしている専用アプリ「SFgo」の影響も口にする。
「レース前半の戦いぶりを見れば誰しも調子がいいだろうと思うでしょうから、そうではないということをチームとコミニュケーションを取りたいところでしたが、SFgoがあることによって(無線の内容を他のチームも傍受できるため)、『パフォーマンスが低いから早めに入った方がいい』みたいにはっきり言いにくくなっています。まあレースを面白くはしているんでしょうが」
このレース、野尻は最初のスティントを引っ張るという選択をし、後方に坪井を従えてトップで周回を重ね、21周目にタイヤ交換を行った。
「坪井選手があの位置にいたことで、チームの意識がいやでも坪井選手に向いていた面があると思います。あの状況の中で、坪井選手を無視してミニマムの周回数でピットに入るという判断は難しいということも理解できます。少なくとももっと予選からもっとパフォーマンスを発揮できていたと思います」
一方、チームメイトの岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)はルール上最低限の周回数である10周目にピットイン。この作戦が功を奏して2位でレースを終えている。
「岩佐選手のタイムも把握はしていました。ですが引っ張るという判断をした以上、中途半端な周回で入って前を押さえられるよりも、タイヤの性能差が開いてから入る方が上位に上がる可能性があります。ミニマムで入らないという選択をした時点で(岩佐)歩夢に先に行かれるのは仕方ないかなあというところでした」
そしてピットアウト後は今回久々の3位表彰台を獲得した小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)と接戦を繰り広げることになる。
「可夢偉選手の前ギリギリでピットアウトしたため、低内圧の時にタイヤに無理をさせちゃいました。今のタイヤは性能の落ち込みが早く来る特性があるので、低内圧からじっくり熱を入れる必要があるんです。もう1周ぐらい早めにピットに入っていれば違った展開になったと思います。」
そうした状況を踏まえ、野尻は翌日の第7戦の展望を語る。
「予選に関しては状況がいいことがわかったので、なんとかポールポジションをもぎ取りたいなと思っています。決勝に関しては上位にいられれば戦えると思います」
続いて13日に行われた第7戦。野尻はポール獲得はならなかったものの、坪井に次ぐ2位でフロントローからスタート。序盤からセーフティーカーが入る大荒れの展開となる中、前日の岩佐に倣って10周目にタイヤ交換を行ったが、その直後に1コーナーでアクシデントが発生。この日2度目のセーフティーカーが入り、その目論見は打ち砕かれ、結局7位でレースを終えることとなった。
「予選はなんとかパフォーマンスを引き出そうと、セットアップも含めてかなり尖ったものを用意して、しっかりと2番手に入れたのはその辺りが機能したと思います」
「レースに関しても色々とトライして臨んだんですが、思ったような結果が得られませんでした。ダウンフォースをつけ目で走っていたにもかかわらず、セクター3が思ったように改善されず、あそこで追いつかれ、OTを使わざるを得ない状況になって、翌周相手がOTを使える状態になってパスされるという、ワンパターンな展開になってしまいました」
「ダウンフォースをつけたのはリヤグリップの向上を狙ってのことだったんですが、思うようにグリップが得られず、むしろアンダーステアが強くなってしまった。ダウンフォースを増やした旨みを感じられませんでした。でも今日もがいて苦しんだ経験は必ずどこかでプラスになって返ってくると信じています。それが鈴鹿になるのか、その先になるのかはわかりませんが、鈴鹿でこの経験がプラスになって返ってきてくれればいいなと思います」
「もうちょっとフロントの車高を下げないと集団の中では走れないなというのがありました。第6戦のデータを振り返ると、集団の中でフロントの車高が上がっていたというのがあったので、まずはリヤのダウンフォースをつけた上で、フロントの車高も下げる。そうすれば集団の中で速く走れると思って臨んでいたんですが、結果的に昨日より悪くなってしまったなあと。リヤウィングの感度が大きく、クルマの姿勢もいいものになりませんでした」
「これからの1ヶ月間は人生の中でも一番頑張った1ヶ月にしないといけません。まだまだチャンピオンは諦めていませんし、なんとか挽回して、スーパーフォーミュラを盛り上げる役者の一人になりたいなと思います」
この第7戦において、ドライバーズランキングは坪井がトップに浮上し、野尻は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)に次ぐ3位に後退した。現時点で坪井とのポイント差は16.5だ。
「次の土曜日のレースでどうかですよね。そこでポールを取って優勝ができれば一気に変わってきますから、その時点で坪井選手がどこにいて、牧野選手がどうかでなんで、まだまだじゃないですかね。牧野選手は鈴鹿も速いかと思うんですけども、まだ逆転は充分できるポイント差だと思います」
「チームもそうですし、僕もどこかでやりきれてない部分があると思うんです。そこを戒める要素として今週のレースを捉えて、強く戦うしかないかなと思います」
2024年のスーパーフォーミュラもいよいよ残り2戦。果たして栄冠を勝ち取るのは誰なのか。このまま坪井が逃げ切ってしまうのか。開幕戦鈴鹿大会を制した野尻の逆転はあるのか。それとも昨年太田格之進の初優勝で大いに会場を沸かせたDOCOMO TEAM DANDELION RACINGと牧野がここで再びあのドラマを再現するのか。
第8戦、第9戦JAF鈴鹿グランプリは11月9-10日開催だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
第7戦優勝 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
「まずは予選が鬼門だと思っていたので、ポールが取れたことで決勝に向けてはすごくポジティブでした。決勝はやっぱりみんな昨日のレースを踏まえてすごくレベルアップしてくるし、僕もレベルアップしたつもりでしたが、ちょっと足りない部分が見えて来た気がしました。ちょっと苦しいレースでしたが、クリーンエアで走れたり、セーフティーカーが入ったり、展開に助けられた印象が強かったです。今日は福住選手の方が強かったと思うので、それを課題と捉えて、鈴鹿に向けてしっかり準備したいです」
「本当に疲れましたね。昨日のレースは短く感じましたけど、今日はセーフティーカーが3回入って、その度に減速して、休む時間もありましたが、めちゃくちゃ長く感じました」
「ここの富士を取らないと(チャンピオン争いで)ドロップアウトする側だったと思うので、昨日スタートラインに戻ってきて、今日リードできて最終戦に挑みますが、ライバル勢は手強いですし、鈴鹿は開幕戦でノーポイントで終わっているので、しっかり考えないと簡単にひっくり返ってしまうポイント差です。しっかり気を引き締めて挑みたいと思います」
第7戦決勝2位 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
「悔しいですね、今回は予選も悪くないポジションでしたし。昨日はちゃんとしたパフォーマンスを出すことができませんでしたが、今日こうやってチャンスが巡って来ました。後半は僕の方もそんなにタイヤ的に楽な状況ではありませんでしたが、坪井選手のミスが少しずつ見えてきて、チャンスかなと思った瞬間にセーフティーカーが入っちゃいました。それでも昨日よくなかったところは良くなりましたし、スタートで4番に落ちて、2位で終われたことも良かった点かなと思いました」
「今日はチームみんなが頑張ってくれて、ピット作業も普通に上手くいったと思います。その後セーフティーカーが出たアウトラップで牧野選手に煽られて、精神的にはきつかったですが、僕はギリギリで佐藤蓮選手の前に出られたので、良かったです」
「富士大会においては今年は全て調子がいいと思いますが、もてぎは辛かったですし、鈴鹿は個人的にも相性が悪くないサーキットだと思います。今年やって来たことがどれだけ鈴鹿で通用するのかというところで、非常に楽しみな部分も多いです。チームとしても昨日可夢偉さんが表彰台に上がって、今日は僕でと非常にいい流れできていますので、もっともっと強いチームにしていきたいなと思います」
第7戦決勝3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
「セーフティーカーの割を一番食らったかなと思っています。10周目に入るというのは最初から決めていて、例えトップであっても入るって決めていました。それを作戦通りやりました。SCばかりは自分ではどうしようもないんですけど、その中で頑張って、仁嶺のアウトラップを追おうとしていたら、蓮が(ピットから)出てきて。正直あれも僕が前に出ていたんじゃないのと思ったんですけど、一度順位を戻して抜き返したんで。やれることは最低限やったと思いますけど、SC入らずにレースが続いてたらどうだったかな、というのは正直思います」
「もうエンジニアの杉崎さんと最初からガンガンに攻めようと決めていたんで。1周目OT使って、ストレートでも使って、気がついたら残り100秒しかなくて、これはまずいと思いました。まあ攻めた結果が3位だったかどうかわからないんですけど、今このレース内容の中で、自分の持ってるものは出し切ったかなと思います」
「富士は正直2個取られる可能性はあるなと思っていたので、その中で昨日僕は予選を失敗して4位まで戻って来たというのがありました。最終戦鈴鹿の2連戦はダンデライアンとして得意なサーキットですし、個人的にはF4で負けたのを頑張ってやり返したいので、頑張ります。チームランキングでも昨年格之進が優勝してるし、ダンデにとっても相性の良いサーキットだと思うので、チームランキングも、ドライバーランキングも、どっちも僕たち追いかける立場なので、とにかくガンガン攻めて、悔いのないようにシーズン終われたらと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の決勝が、10月13日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、ポールスタートの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が、セーフティカー(SC)が三度導入される荒れたレースで優勝を飾り、今シーズンの富士戦を3戦とも制覇した。
昨日の第6戦に続いて、第7戦も好天に恵まれた。午前中の予選では昨日の勝者、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)がポールポジションを獲得。ランキングでも0.5ポイント差ながら、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)を逆転してトップに立った。
流れは坪井に傾いているが、フロントローに並んだ二人がどのようなレースを見せるかの。当日、富士スピードウェイに詰めかけた24,800人の観客が見守るなか、14時40分にスタートを迎えた。
スタートは坪井が制し、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、野尻、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)と続いてレースが幕を開けた。
2周目のダンロップコーナーの進入で、13位の三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)に木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23)が追突。三宅はスピンをしてエンジンが止まってしまい動けず、これで一度目のSCランとなった。木村にはドライブスルーペナルティが課された。
5周終了時にリスタートされ、10周を経過すると、上位の牧野、野尻らがタイヤ交換のためピットイン。11周目にも9位大湯都史樹(VERTEX CERUMO・INGING SF23)をはじめとする数台がピットイン。
ピットインで順位が動くなか、12周目に後方で競り合っていた大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)と国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が接触。大嶋がストップしてしまい、これで二度目のSCラン。
このチャンスを逃すまいと、12周目に2位福住、13周目にはトップ坪井をはじめとする車両が続々とピットインし、この時点で全車が義務となっているタイヤ交換を終え、ほぼ同一のタイヤ条件で残り周回を走り切るという、やや異例の展開となった。
16周目のリスタート後もトップの坪井は安定したペースで周回を重ね、2位福住に1秒差を保ったままレース折り返しの21周目を迎える。この頃になると、坪井、福住の2台がやや抜け出し、少し離れて、牧野、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、14番グリッドから大きく順位を上げた太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)らが続く。
精彩を欠いたのが野尻。折り返しでは6位を走行していたが、ペースが上がらず28周目に7位、31周目に8位と、ずるずると順位を下げてしまった。
三度目のSCランは、33周目に11位を争っていた阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)が1コーナーの立ち上がりで電気系トラブルにより失速。直後につけていた山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が乗り上げる形で接触し、両者はここでレースを終えた。
最後は、SC解除後の残り3周レースとなったが、トップ坪井は巧みにスピードをコントロールしながらリスタート。福住、牧野らを振り切って、富士3連勝となるチェッカーを受けた。
なお、4位フィニッシュの佐藤、終盤ハイペースで追い上げ、8位フィニッシュを果たしたニック・デ・フリース(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)には、ラフなドライビングがあったとして、それぞれ10秒、5秒のタイムペナルティが課され降格。
さらに、佐藤は再車検で最低重量違反があったとして失格となってしまった。
今大会の結果、ランキングは、1位坪井(86.5p)、2位牧野(72p)、3位野尻(70p)となり、坪井がかなり有利な状態で、最終大会を迎えることとなった。(ポイントは暫定集計です)
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)
「ポールポジションが久しぶりで、スタートも良くて、トップをキープしているっていうのは、長いです、レースが(笑) 今までは抜いてくシーンが多くて力が入ったんですけど、そういう意味で今日はレースを長く感じました。もう完璧ですね、坪井くんありがとうです」
「もうなんか申し訳ないですけど、この強さは(鈴鹿でも)続くような気がするんですよ」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 41 1:10'23.732 - -
2 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 41 1:10'25.104 1.372 1.372
3 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'26.589 2.857 1.485
4 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'28.752 5.020 2.163
5 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 41 1:10'29.418 5.686 0.666
6 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'30.310 6.578 0.892
7 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'32.208 8.476 1.898
8 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 41 1:10'32.606 8.874 0.398
9 *50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'34.344 10.612 1.738
10 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 41 1:10'35.075 11.343 0.731
11 *19 ニック・デ・フリース ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 41 1:10'35.815 12.083 0.740
12 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 41 1:10'35.885 12.153 0.070
13 55 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'36.427 12.695 0.542
14 *37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 41 1:10'36.767 13.035 0.340
15 *20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 41 1:10'39.299 15.567 2.532
16 53 ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 41 1:10'40.362 16.630 1.063
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
- 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 32 52'37.862 9Laps 9Laps
- 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 32 52'38.196 9Laps 0.334
- 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 11 19'35.258 30Laps 21Laps
- 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1 1'32.260 40Laps 10Laps
- *65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E - 失格 - -
Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23) 1'24.126 (41/41) 195.264 km/h
CarNo. 50は、統一規則第15条1.1および2(他車への衝突行為+コースアウト)により、ドライビングスルーペナルティーとペナルティーポイント1点を科した。
CarNo. 19は、統一規則第15条1.1および2(他車への衝突行為+コースアウト)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 37は、統一規則第21条13(ピットエリアでの服装)違反により、罰金5万円を科す。
CarNo. 20は、統一規則第15条1.1(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科した。
CarNo. 20は、一般競技規則第8章第33条2.6(SC退去後のスタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 65は、統一規則第15条1.1および2(SC中の他車への衝突行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 65は、国内競技規則第11章第3条3.1(最低重量違反)違反により、失格とする。
第7戦ポールポジション 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
「ポールを取れたのは非常によかったと思います。昨日の予選は7番手で、展開とかがうまくいって優勝できましたが、4列目から勝つのはなかなか難しいので、今日も同じような順位だと優勝は難しいと思っていました。最低でも2列目までにはいないと勝負できないかなと。決勝に自信を持っているとはいえ、予選順位も予選ポイントも大事ですから。昨日からステップを踏めてポールを取れたのはよかったですし、アドバンテージがすごくあるかなと思います」
「気温とか路温、風向きは昨日に似ていたので安定していたのかなと思います。Q1行ってみてトップを取れたので、バランス的に悪くないなと感じました。昨日は色々追い求めすぎていたり、運転手がしょぼかったりしたので、どっちもちょっとずつレベルを上げることができたのが要因かなと思います」
「あんまり1点2点のことは意識していません。目先のレースで勝つことが大事だし、残り2戦は鈴鹿ですし、開幕戦ではノーポイントでしたから、取れる時に沢山ポイントを取っておこうと。昨日のような決勝レースをできるよう、決勝は頑張りたいなと思います」
第7戦予選2位 野尻智紀(TEAM MUGEN)
「勿論のことながらポールを狙っていて、自分達の持っているクルマのセッティングも三角の頂点を狙うような繊細なところを狙っていたので、走りにくさはあったんですが、自分でもうまく走れたと思ったんですが、結果的に坪井選手に届かなかったということで悔しさは覚えています」
「ただ自分達の中で進歩は実感できているので、決勝ではいかに坪井選手を苦しめられるか。つまり勝ちを狙って戦いますということです」
第7戦予選3位 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)
「昨日も今日もですが、自分のドライビング技術が足りていないのか、Q1では厳しい結果になりましたが、そこからクルマをアジャストして来ました。それから今日は久々のA組だったので、待ち時間が長くてドキドキしました。その中でもQ1よりタイムを上げることができ、コンディションの影響か3番手ということで、悪くない位置からスタートできてよかったと思います」
「昨日は可夢偉さんが3番手表彰台と強いレースができたことでチームとしてもモチベーションが上がってますし、スーパーフォーミュラは走る時間がなくてレースがテストみたいなところがあるので、しっかり貴重なデータを蓄積できたことで今日も非常に良いレースができるんじゃないかという期待があります」
「昨日のウィングに関してはめちゃくちゃダサいなと思いますし、落ち込む部分もありました。僕はもうほぼチャンピオン争いに絡んでいないんですけど、スーパーフォーミュラに迷惑がかからないように。最終的には優勝できるように頑張ります」
Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の予選が、10月13日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、昨日第6戦の勝者、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)がポールポジションを獲得。3ポイントを加え、ランキングで野尻を逆転してトップに立った。
2レース制となる今大会の二日目。今日も富士スピードウェイは絶好のレース日和となり、昨日と同じく、午前9時から予選が行われた。
■Q1 Aグループ
全車ゆっくりとウォームアップした後にアタックに入り、まずは昨日の第6戦2位の岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が1分22秒528で口火を切り、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が1分22秒491とトップタイムを塗り替える。
これを上回ったのが第6戦の勝者、坪井。終了間際に1分22秒386でトップに躍り出た。
噛み合わなかったのは、昨日予選フロントローだった太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。最後までアタックを続けるも1分22秒940と、Q2進出ラインに届かなかった。
順位:坪井-佐藤-岩佐-阪口-福住-山下/太田-三宅-大嶋-国本-Juju
■Q1 Bグループ
Aグループで坪井がトップタイムとなると、タイトルを争う野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も負けてはいられない。
全車がアタックに入ると、野尻は最初に1分22秒355をマーク。A組の坪井と同等のタイムでトップに立つ。しかし、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が、これをわずかに上回る1分22秒353を叩き出して逆転。
最後にタイムを出してきたのは、大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)。4位となる1分22秒637をマークして、ここまで6位に留まっていた木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23)を押し出してQ2進出を決めた。
順位:牧野-野尻-山本-大津-小林-大湯/木村-笹原-デ・フリース-小高
■Q2
昨日のポールシッター、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が1分22秒218でトップに立つが、野尻が1分22秒152でトップタイムを更新。
この後、佐藤が1分22秒319、牧野が1分22秒272をマークするも野尻には届かず。これで決まりかと思われた最後の最後に、坪井が渾身のアタックで1分21秒880と一人抜き出たタイムでポールポジションを獲得。
この結果、坪井は3ポイントを加えて66.5p、野尻は2ポイントを加えて66pと、僅か0.5ポイント差ながらランキングトップが入れ替わる結果となった。
なお、4番手タイムをマークした岩佐は、トラックリミット違反があったとしてベストタイムが採用されず、12位と厳しい位置からのスタートとなった。
順位:坪井-野尻-福住-牧野-佐藤-山下-山本-大湯-小林-大津-阪口-岩佐
決勝は、午後2時40分から41周で争われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/15) Weather: Fine Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Gr. Driver Car Team Engine Q1 Q2
1 36 A 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'22.386 1'21.880
2 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.355 1'22.152
3 8 A 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.629 1'22.218
4 5 B 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.353 1'22.272
5 65 A 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.491 1'22.319
6 3 A 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'22.690 1'22.340
7 64 B 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.612 1'22.457
8 39 B 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'22.838 1'22.633
9 7 B 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.798 1'22.789
10 55 B 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'22.637 1'22.849
11 38 A 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'22.614 1'23.374
12 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.528 1'29.497
---- 以上Q2で決定 ----
13 50 B 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'22.890
14 6 A 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.940
15 37 B 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'23.017
16 12 A 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'23.066
17 19 B ニック・デ・フリース ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'23.161
18 14 A 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'23.145
19 4 B 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'23.408
20 20 A 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'23.188
21 53 A ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'24.078
---- 以上基準タイム予選通過 ----
SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Gr Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 A 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'21.880 - - 200.620
2 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.152 0.272 0.272 199.956
3 8 A 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.218 0.338 0.066 199.796
4 5 B 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.272 0.392 0.054 199.665
5 65 A 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.319 0.439 0.047 199.551
6 3 A 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'22.340 0.460 0.021 199.500
7 64 B 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.457 0.577 0.117 199.217
8 39 B 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'22.633 0.753 0.176 198.792
9 7 B 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.789 0.909 0.156 198.418
10 55 B 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'22.849 0.969 0.060 198.274
11 38 A 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'23.374 1.494 0.525 197.025
12 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'29.497 7.617 6.123 183.546
■Aグループ
SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F 1'22.386 - - 199.388
2 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E 1'22.491 0.105 0.105 199.134
3 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E 1'22.528 0.142 0.037 199.045
4 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F 1'22.614 0.228 0.086 198.838
5 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F 1'22.629 0.243 0.015 198.802
6 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F 1'22.690 0.304 0.061 198.655
---- 以上Q2進出 ----
7 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E 1'22.940 0.554 0.250 198.056
8 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing HondaM-TEC HR-417E 1'23.066 0.680 0.126 197.756
9 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F 1'23.145 0.759 0.079 197.568
10 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD01F 1'23.188 0.802 0.043 197.466
11 53 ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E 1'24.078 1.692 0.890 195.376
---- 以上基準タイム(107% - 1'28.153)予選通過 ----
■Bグループ
SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E 1'22.353 - - 199.468
2 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E 1'22.355 0.002 0.002 199.463
3 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E 1'22.612 0.259 0.257 198.843
4 55 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E 1'22.637 0.284 0.025 198.783
5 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F 1'22.798 0.445 0.161 198.396
6 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F 1'22.838 0.485 0.040 198.300
---- 以上Q2進出 ----
7 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max HondaM-TEC HR-417E 1'22.890 0.537 0.052 198.176
8 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F 1'23.017 0.664 0.127 197.873
9 19 ニック・デ・フリース ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F 1'23.161 0.808 0.144 197.530
10 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F 1'23.408 1.055 0.247 196.945
---- 以上基準タイム(107% - 1'28.117)予選通過 ----
SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/11) Free Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.769 - - 198.466
2 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.802 0.033 0.033 198.387
3 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.910 0.141 0.108 198.128
4 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.035 0.266 0.125 197.830
5 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'23.125 0.356 0.090 197.616
6 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.225 0.456 0.100 197.378
7 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'23.274 0.505 0.049 197.262
8 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'23.438 0.669 0.164 196.874
9 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'23.484 0.715 0.046 196.766
10 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'23.585 0.816 0.101 196.528
11 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'23.675 0.906 0.090 196.317
12 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'23.729 0.960 0.054 196.190
13 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'23.743 0.974 0.014 196.157
14 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.780 1.011 0.037 196.071
15 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'24.081 1.312 0.301 195.369
16 55 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'24.106 1.337 0.025 195.311
17 19 ニック・デ・フリース ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'24.108 1.339 0.002 195.306
18 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'24.181 1.412 0.073 195.137
19 53 ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'24.405 1.636 0.224 194.619
20 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'24.553 1.784 0.148 194.278
21 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'24.849 2.080 0.296 193.600
スーパーFJ(S-FJ)地方選手権鈴鹿シリーズ第7戦が9月5日(予選)、6日(決勝)に鈴鹿で行われた。このレースは12月1日に決勝が行われるS-FJ日本一決定戦の前哨戦に位置づけられており、他シリーズからのドライバーも多く参戦し、38人もの大量エントリーを集めた。その中には、2022年もてぎ・菅生、筑波・富士シリーズでダブルチャンピオンを獲得した田上蒼竜の名前もあった。
田上は、チャンピオンを獲得する前年の2021年に鈴鹿サーキットで行われた、S-FJ日本一決定戦に参戦。決勝18位と振るわなかったが、鈴鹿でS-FJをドライブするのはそのとき以来。また、今回は併催の86/BRZクラブマンにも初参戦を果たしており、忙しい週末となった。
5日の予選では、田上は計測2周目に2分16秒522でまずは4位につける。その後、赤旗が提示され、再開後には16秒161までタイムアップするも順位は7位に後退。次周、16秒148と若干タイムを縮めるも順位は7位のままで予選を終えた。トップから0秒982差だが、ブランクもあり、レベルの高い鈴鹿でこのタイムは上々と言えるだろう。
翌6日の午前、田上は68/BRZのクラブマンシリーズに初出場。予選19番手からスタートすると、レギュラー組をごぼう抜き、8位でフィニッシュし、実力の片鱗を見せつけた。
午後から行われたスーパーFJの決勝では、素晴らしいスタートを決め予選7位から5位にジャンプアップ。しかしバトルの際、押し出されるなどで、一時は9位まで順位を落とす。その後上位陣でスピンなどがあり7位に上がると、最終ラップで前を走るドライバーを攻略して6位でレースを終えた。
田上蒼竜(Hobby base&ZAPSPEED ED)
「スタートは人生で一番決まりましたが、そこでピークを迎えてしました。自分のペースもなくて、前についていたら、前がミスって、130Rで差そうかなと思ったら、抜ききれませんでした。さらに後ろから来られて押し出されました。スペースを残してもらえませんでしたが、バトルのブランクを感じます。今回、いろんなクルマとバトルできて、抜きどころ、行っていいところ、だめなところとか、改めてちゃんと把握できたので、日本一に向けてそういうのも含めてクルマを作ってきます。岡本大地と張り合えるように仕上げてきたいと思います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Mizune NOINE
優勝 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)
「スタートを決めさえすれば行けると思っていました。1周目にスリップ圏内に入られるとストレートパワーが足りないので、負けるなかという感じでしたが、いい加減に離せ、ゲインを築けたので逃げ切れました。走っているときはSCを心配していましたが、運よく出ませんでした。予選で赤旗になって、再開後にタイムが出なかったのが引っかかっていました。1回タイヤに熱を入れて、さますとだめかなと思って、ダミーグリッドに着く前もなるべく熱を入れないようにして、フォーメーションラップから熱を入れて、決勝に臨みまし。それが、よかったのかと思います。日本一は出られたた8年越しの優勝をめざします」
2位 小田優(Drago CORSE TAKE)
「セットを変えたんですがペースが上がらなくて、苦戦しました。2位で帰って来れてよかったです。ぶつからずに走れて、迫選手を抜いておいてよかったと思います。ジャパンリーグはチャンピオンを取れたので、その勢いで2年連続日本一になりたいと思います」
3位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)
「ラッキーなところが多かったと思います。でもペース的には悪くありませんでした。予選でクルマにいろいろ調整をしましたが、うまくはまりませんでした。金曜日雨で、ドライで走れなかったのですが、今日はちょっと改善してきました。まだ完璧ではありませんが、運も実力なので大事にしていこうと思います。日本一までは時間があるので、藤井さん(トラックエンジニア)と煮詰めていきたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI