カテゴリー

ニュース内検索

SUPER GT

第5戦鈴鹿決勝GT500クラス GRスープラ勢の連勝に待ったをかけたのは23号車MOTUL AUTECH Z!!

GT500クラスで優勝したMOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)

 オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレース」の決勝が8月24日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、予選2位からスタートした23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)が今季初優勝をものにした。

(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日19,000人/決勝日29,000人/大会総入場者数48,000人)

 第5戦決勝は午後3時30分、三重県警の白バイ6台、パトカー3台の先導でパレードランを開始、1周のフォーメーションラップを経て、52周の熱い戦いが始まった。スタート前の気温は35℃、路面温度は52℃という厳しいコンディションだ。

 スタートでトップに立ったのはポールの大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)。2番手に高星明誠(MOTUL AUTECH Z)、3番手に佐々木大樹(Niterra MOTUL Z)、松田次生(リアライズコーポレーションADVAN Z)が4番手とここまでは予選順位どおり。

 しかし松田は2周目の130Rでコントロールを乱してオーバーラン、これで一気に14番手まで後退してしまった。

 4周目の1コーナーで小出峻(Astemo CIVIC TYPE R-GT)をアウトから抜き去り、13番手に上がった松田だったが、その周のシケインでアウトから並んできた17号車と接触してしまい、17号車はコースを飛び出し、そのままバリアに突っ込んでしまった。

 幸い乗っていた小出はすぐにクルマを降りてきたものの、この車両回収のために早くもセーフティーカーが導入され、24号車にはドライビングスルーペナルティが課せられ、勝負権を失うこととなった。

 セーフティーカーは9周終わりでピットイン、レースは10周目からリスタートとなる。するとすかさずこの周の逆バンクで伊沢拓也(Modulo CIVIC TYPE R-GT)のインをついて5番手に浮上したのが予選7位スタートの福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)だ。

 11周目時点で路面温度は49℃に。トップの16号車は2位に1秒670差をつけていたが、13周目には23号車が0秒217差にまで迫り、14周目の1コーナーで早くも高星がアウトから並びかけてきた。しかし大津は一歩も引かずにトップを死守。

 その後も2台は僅差のままで周回を重ね、18周目に2台同時でピット作業を行うが、ここでNISMOのピットクルーは迅速な作業で23号車をコースに送り出し、見事16号車の前に出ることに成功した。

 一方の3号車はこの周でのピットインを見送り、前の開けたコースを佐々木が全力で飛ばして19周目にピットイン、トップ浮上を目論んだが、23号車を捉えるには至らず。後半を担当した三宅淳詞はなんとか16号車の前でコースに戻り、タイヤが温まるまで落ち着いて16号車の佐藤蓮を押さえ込んでコントロールラインに戻ってきた。

 そしてこの時点でピット作業を終えていなかった14号車が暫定トップに。福住はここから全力で飛ばして20周目にピットイン、なんと3号車に先行してコースに戻ってきた。

 そして最後までコースに留まっていた関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が32周目にようやくピットインしたことで23号車がトップに浮上。2番手に14号車、3番手には3号車が続いて16号車はこの時点で4番手に後退してしまった。

 トップを走る23号車の千代は38周目までに1秒886のリードを築くが、40周を過ぎたあたりから14号車が追い上げに転じ、41周目に1秒207、43周目には1秒025差にまで迫ってきた。

 しかしここから千代もペースを上げ、47周目までに2秒413まで突き放す。

 さらに48周目に入ったところで、GT300クラスのロベルト・メルヒ・ムンタン(UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)がタイヤバースト に見舞われ、コース上にタイヤの破片が飛散したため、ここでフルコースイエローが宣言される。

 この影響で14号車は周回遅れに詰まってしまい、23号車との間に大きなギャップができてしまう。これで万事休す。

 23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)は最終的に5秒768の大差をつけて52周を走り切り、今季初優勝。NISMOにとっては2023年の第1戦岡山以来、実に2年4ヶ月ぶりの勝利を挙げるとともに、今シーズンの開幕戦から続いていたスープラ勢の連勝に待ったをかけた。

 2位は14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)、3位には3号車Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が入り、ポールシッターの16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)は4位でレースを終えている。

 次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。9月21日決勝だ。

GT500クラスのスタートシーン

GT500クラス優勝はMOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)

GT500クラス決勝2位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)

GT500クラス決勝3位はNiterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)

GT500クラス決勝4位はARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)

GT500クラス決勝5位はKeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)

GT500クラス決勝6位はDENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)

GT500クラスの表彰式

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿決勝結果

GT500クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/24) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
123千代 勝正
高星 明誠
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS18521:47'10.646--
214大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS67521:47'16.414 5.768 5.768
33佐々木 大樹
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS12521:47'27.21516.56910.801
416大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS521:47'28.49017.844 1.275
538石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS48521:47'32.10021.454 3.610
639関口 雄飛
サッシャ・フェネストラズ
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS48521:47'33.18622.540 1.086
764伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL9521:47'34.21123.565 1.025
812平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS49521:47'35.84325.197 1.632
91坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS100521:47'36.27125.625 0.428
10100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS52521:47'44.37533.729 8.104
118野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS43521:48'11.9701'01.32427.595
1237笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS75521:48'16.8741'06.228 4.904
13*24松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH1521:48'26.9691'16.32310.095
1419国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH23511:47'48.8071Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 36 Laps)完走 ----
-17塚越 広大
小出 峻
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS2435'42.41249Laps48Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 23 高星明誠(MOTUL AUTECH Z) 1'48.463 (4/52) 192.740 km/h
  • CarNo. 24(松田次生)は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

GT300クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/24) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
17ザック・オサリバン
小林 利徠斗
CARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH39491:48'25.177--
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL46491:48'42.62917.45217.452
35塩津 佑介
木村 偉織
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH34491:48'48.43123.254 5.802
445ケイ・コッツォリーノ
篠原 拓朗
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL42491:48'51.80026.623 3.369
5*4谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH100491:48'57.09331.916 5.293
652吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS61491:49'04.28939.112 7.196
70小暮 卓史
元嶋 佑弥
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH45491:49'06.44541.268 2.156
856ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
平手 晃平
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH73491:49'06.55241.375 0.107
9*666近藤 翼
ハリー・キング
seven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH31491:49'41.2861'16.10934.734
1011富田 竜一郎
大木 一輝
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL18481:47'16.6521Lap 1Lap
1118小林 崇志
野村 勇斗
UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH67481:47'18.3121Lap 1.660
122堤 優威
平良 響
HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS97481:47'21.5171Lap 3.205
1365蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS100481:47'21.9301Lap 0.413
1496新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL27481:47'24.5981Lap 2.668
1562平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH14481:47'33.3711Lap 8.773
1687松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH34481:47'34.3041Lap 0.933
1731オリバー・ラスムッセン
小山 美姫
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS8481:47'35.5031Lap 1.199
186片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH57481:47'37.5011Lap 1.998
19360青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH8481:47'48.1711Lap 10.670
2025松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH2481:47'48.7381Lap 0.567
21*9阪口 良平
冨林 勇佑
PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH25481:47'57.2711Lap 8.533
2248井田 太陽
柴田 優作
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH471:47'42.0432Laps1Lap
23*22和田 久
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH471:48'21.6732Laps39.630
24777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL100461:48'58.3103Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 34 Laps)完走 ----
-26イゴール・オオムラ・フラガ
安田 裕信
ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH52311:09'28.04518Laps15Laps
-30永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI12'54.54348Laps30Laps
-20平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI-d.n.s--
-*60吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL8-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 7 小林利徠斗(CARGUY Ferrari 296 GT3) 1'59.717 (38/49) 174.622 km/h
  • CarNo. 22(和田久)は、SpR.26-11(ウオームアップ中のピットレーン速度違反)により、罰金50,000円を科す。
  • CarNo. 666(ハリー・キング)は、SpR.32-16(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 9は、SpR.27-1.3(給油中の作業違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 4は、SpR.13-1.a(危険なドライブ行為)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 22(和田久)は、SpR付則4.2.2(FCY中の減速違反)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 666(近藤翼)は、SpR付則4.2.2(FCY中の減速違反)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 666は、SpR.28-13(燃料規定違反)により、罰金100,000円を科す。
  • CarNo. 60は、2025 GTAブルテンNo. 52-T、No. 53-S(最低重量)違反により、失格とした。
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿 参戦200戦達成の松田次生に日本自動車会議所が記念品を贈呈

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は8月24日、シリーズ第5戦「鈴鹿GT300kmレース」の開催されている三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにおいて、今大会で参戦200戦目を迎えた松田次生(KONDO RACING)の功績を讃え、記念品贈呈式を行った。

 松田は2000年の全日本GT選手権第5戦TIサーキット英田(元岡山国際サーキット)大会に30号車綜警McLaren GTRでデビュー。以来GT500クラスにおいて通算24勝を挙げ、2014年、2015年と2回のシリーズチャンピオンを獲得している。

 今回の贈呈式には松田本人のほか、一般社団法人日本自動車会議所モータースポーツ委員会の委員長加地雅哉氏、そしてGTA代表取締役の坂東正明氏が出席。

 冒頭で加地委員長より、日本自動車会議所の紹介とモータースポーツ委員会の活動内容とその目標についての説明があり、それに続いて鈴鹿地域の伝統工芸品である伊勢型紙をモチーフとした記念の盾が松田選手に贈呈された。

 日本自動車会議所は自動車メーカーや部品メーカー、部品メーカー、販売整備、トラック、バス、タクシーなどの運輸関係、また石油連盟や損保などに加えて、ユーザー団体であるJAFやMFJも加入する、まさに自動車産業550万人に関わる団体企業を会員とする相互団体。そこにはGTAやJRP、STOなども加入している。

 今年6月にはトヨタ自動車会長の豊田章男氏が会長に就任。モータースポーツの発展と産業化を目標にモータースポーツ委員会を発足している。

 加地氏は「モータースポーツ委員会はモータースポーツの発展のため、モータースポーツをインダストリーにしていくために議論、課題解決をしていく場であり、豊田会長のもと『車を日本の文化に』というスローガンを実践していきたい。今回はモータースポーツを通じて、クルマの素晴らしさを長く表現してきた方々に、感謝の気持ちをお伝えしようということで、200戦目を達成された松田次生選手に盾を用意した。自動車会議所会長の豊田の代理でお渡ししたい」と挨拶。

 これに対し松田は「ここまでやってこれたのは、いろいろ携わっていただいた皆さんのおかげ。今は24勝だが、25勝という大きな記録を達成したいと思っている。今後もスーパーGTを盛り上げていけるように、もっともっといい走りをしていきたいと思います」と応えた。

 また坂東代表は「会長の豊田章男さんから自動車会議所の中でもモータースポーツっていうものを会員にして、日本のモータースポーツ文化を作る。モータースポーツというものをきちっとした日本の中の文化とし、歴史ができるように、自動車会議所の皆さんにに支えていただきたい。そして支えられるようなプロモーター、モータースポーツに我々はなって続けていかなければいけないと思っている」と述べ、この式を締め括った。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第7戦鈴鹿決勝上位3人のコメント 新原光太郎「成長を見せられて嬉しい」

第7戦優勝 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

優勝した新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

 「週末を通じて調子が良く、予選でもダブルポールが取れていたのに、昨日はリスタートで後れをとってしまったことだけが悔やまれました。ですから今日は同じミスを繰り返さず、少しでも成長した姿を見せられたことが嬉しいです」

 「次のSUGOについてもフィーリングは悪くないと思うので、三連勝できるように頑張ります」

第7戦決勝2位 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

決勝2位の佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「1回目のSC明けはうまくいって順位を上げることができたんですけど、2回目は新原選手がうまくて、僕もタイミングずらされてしまったんで、そこは悔しかったなっていう感じですね」

 「最初の1、2周目はあんまりペース上げることができなかったんですけど、終盤からはかなりペース良くなってきてて、SC入らなくても追いついていけそうな速さがあったんで、SCが入ってうまくずらされてしまって、いけなかったので、そこはちょっと課題かなと思います。コンディションが変わって、今日の方が僕たちの車にあっていた感じですね」

 「富士でも鈴鹿でも速さを見せることができたので、SUGOもきっといい方向に行くと思います。まずは優勝を目指し、しっかりとポイントを取っていければと思います」

第4戦決勝3位 百瀬翔(HFDP with B-max Racing Team)

決勝3位の百瀬翔(HFDP with B-max Racing Team)

 「週末を通じて成長できた実感がありますし、今後の方向性についてもエンジニアとともに見つけることができた気がします。昨日は消極的な面があったことを武藤監督に指摘されたので、今日はやるしかないと、思い切って行きました。気持ちの持ちようでこんなにも変わるんだなと実感できました」

 「SUGOはテストで初めて走りましたが、感触は悪くなかったので、次はポールをとって優勝できるように頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第7戦鈴鹿決勝 新原光太郎がポールtoウィンで佐藤樹の連勝を止める、INDPクラスは今田信宏が優勝

優勝した新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

 8月24日、2025FIA-F4選手権シリーズの第7戦が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、チャンピオンクラスは、昨日のレースで逆転を許した新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)がポールポジションから逃げ切って優勝。インディペンデントクラスは、最高のスタートを見せた今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が今季初優勝を飾った。

 昨日同様、気温34度という暑さのなかスタートを迎えた。今回もセーフティカー(SC)が三度入るレースとなった。

■チャンピオンクラス

 レースは、ポールポジションの新原、洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)、佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)と、トップ3はグリッド順で、これに1つポジションを上げた百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)が続く形で始まった。

 1周目にインディペンデントクラスの車両がS字でコースオフ。早々にSCが導入されることになった。ただ、このSCランはすぐに解除され、3周目に入るところでリスタート。

 このチャンスをものにしたのが佐藤。昨日と同じパターンで、1コーナーで前を行く洞地を捕らえ2位に浮上。トップ新原を佐藤が追うという、昨日の再現のような展開になった。3位にドロップした洞地は、ペースが上がらず次の周には百瀬にも先行を許してしまう。

 6周目、中団で競り合っていた車両がヘアピンで接触。コースサイドに止まってしまい、これで二度目のSCランとなる。

 9周目にリスタートを迎えるが、ここでトップ新原は昨日と同じ轍は踏まぬと、シケインの手前からタイミングをはかって加速。佐藤を抑え込むことに成功した。

 このSCランが解除されるタイミングで、130Rでインディペンデントクラスの車両がクラッシュ。三度目のSCランとなり、結局レースはSC先導のままチェッカーを迎えた。

 今シーズンからHFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)ドライバーとして参戦している新原は、この勝利が2勝目。昨年も1勝しているが、そのときはトップチェッカーの車両の失格による繰り上がり優勝だったため、トップでチェッカーを受けての優勝は初めて。チームメイトの百瀬は、参戦7戦目にして初表彰台を獲得した。

■インディペンデントクラス

 4番グリッドから抜群のスタートを見せた今田が、トップに躍り出てレースをリード。KENTARO(Baum Beauty Clinic)、植田正幸(Rn-sports MCS4)、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が続いた。

 4周目にDRAGONが植田をかわして3位に浮上。以降はSCランもあって、上位に順位変動はなく、今田がファステストも記録する速さを見せて逃げ切った。

 意外にも、今田はこれが今季初優勝。今田がこの勝利で25ポイントを加えたことで、タイトル争いはDRAGON(112.5p)、KENTARO(100.5p)、今田(97p)による三つ巴の様相を呈してきた。

 次の大会は、9月21-22日のスポーツランドSUGOでの3連戦だ。

スタート直後のシケイン

優勝は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

決勝2位は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

決勝3位は百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)

決勝4位は洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)

決勝5位は熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)

決勝6位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

インディペンデントクラスで優勝した今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

優勝した新原光太郎と武藤英記監督(HFDP with B-Max Racing)

表彰式

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第7戦鈴鹿決勝結果

Championクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/24) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
150新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1129'46.555--
217佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1129'47.383 0.828 0.828
351百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1129'47.879 1.324 0.496
445洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1129'48.010 1.455 0.131
560熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1129'48.617 2.062 0.607
629鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1129'49.138 2.583 0.521
719松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1129'49.262 2.707 0.124
854迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1129'50.010 3.455 0.748
938三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1129'50.295 3.740 0.285
1016白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1129'50.509 3.954 0.214
1128梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1129'51.106 4.551 0.597
1235鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1129'51.347 4.792 0.241
1353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1129'52.801 6.246 1.454
1443森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1129'52.992 6.437 0.191
1552岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1129'53.344 6.789 0.352
1615中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1129'54.312 7.757 0.968
1737武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1129'54.587 8.032 0.275
183山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1129'55.004 8.449 0.417
1962中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1129'57.51810.963 2.514
2097三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1129'58.96212.407 1.444
2187下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1130'00.05213.497 1.090
227永原 蒼翔ピットワークながはらBuzz Racing
Buzz Racing
1130'01.09614.541 1.044
2334田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1130'02.14015.585 1.044
2480翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1130'03.85517.300 1.715
2546有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1130'05.31118.756 1.456
2663岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1130'05.50318.948 0.192
2733鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1130'06.49219.937 0.989
2814村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1130'12.77226.217 6.280
2936菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1030'33.4981Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-8落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
622'33.1405Laps4Laps

Independentクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/24) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1130'08.391--
255KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1130'10.052 1.661 1.661
330DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1130'18.196 9.805 8.144
411植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1130'20.65012.259 2.454
564清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
1130'21.08412.693 0.434
65小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1130'22.17813.787 1.094
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1130'25.28916.898 3.111
874小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1130'27.10818.717 1.819
961坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1130'27.69519.304 0.587
1021小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1130'28.10419.713 0.409
114佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1130'29.01220.621 0.908
1288三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1130'29.87721.486 0.865
136ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1130'30.61422.223 0.737
1471大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1130'32.18523.794 1.571
1523YUGOS2R Racing
N-SPEED
1130'34.29525.904 2.110
1698IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1130'36.31827.927 2.023
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-10中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
822'24.6223Laps3Laps
-96齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
822'25.2223Laps 0.600
-86大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
0-11Laps8Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 17 佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4) 2'08.524 (5/11) 162.656 km/h
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿ポールポジション記者会見 佐藤蓮「ホンダの強さを鈴鹿で見せたい」

GT500クラス 16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(ARTA)

大津弘樹(ARTA)

予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した大津弘樹(ARTA)

 「開幕戦から速さはあるけど、結果が残らないというレースが続いてて。それが今回ノーウェイトという形でレースを迎えることになったんですけど、まあチャンスであるし、得意な鈴鹿でということでプレッシャーみたいなところは多くあって、チームとしても今回絶対取らなきゃいけないっていう思いがあったので、この数戦終わって振り返りを良くして、今回持ち込んだセッティングがかなり決まってて、走り出しから調子よく走ってたし、Q1も2番手でできたっていうのもありました。優勝が一番大事なんですけど、鈴鹿でポールからスタートできるっていうのはかなりのアドバンテージだと思います。蓮のアタックも素晴らしかったです。なので本当に良かったなと思います」

 「ちゃんとしたレースというか、ロングランのペースに苦戦をしている回数が多くて。今年入ってから,それを感じています。明日はトップからなので、前のクルマが誰もいないし、ペースはいいはずなんですけど、余裕で勝てる感じではないというのは、ヒシヒシと感じていて、ノーウェイトだからといって楽ではないと思うので、しっかりとこれからチームと入念に打ち合わせをして、明日に向けてしっかりと準備をしていきたいと思います」

佐藤蓮(ARTA)

予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した佐藤蓮(ARTA)

 「朝からやっぱり調子良かったですし、Q1から少し足りないなっていう部分を大津選手のフィードバックから少し変えたところ、あとドライビングのことだったりとか、そういったところのアドバイスがあったので、もう気負わずに行ききりました。最終シケインで少しミスもありましたけど、やっぱりそこまで攻め切った結果でのミスだったので、後悔はないです。そこをまとめる力もやっぱり必要だと思うので、そこに対しては悔しい部分があるんですけど、やっぱりキャリア初ポールということで、今日は喜びます」

 「今日のロングランに関しては、いつもよりはかなり調子いいペースでは走れてはいたので、先頭からスタートして、逃げ切りのレースを見せたいなと。ホンダの強さを鈴鹿で見せたいなっていう思いはすごくあるので、明日はチームとも大津選手とも協力して、最初から最後までトップにいられるようにしたいと思います」

GT300クラス 61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT)

井口卓人(R&D SPORT)

予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した井口卓人(R&D SPORT)

 「約2年ぶりぐらいにこの場所に戻ってこれて、まずは嬉しく思ってます。去年も含めて苦戦が続いていく中で、チームといろんなトライをしながらこのレースを迎えました。練習走行でも正直、あんなポール取れるような状態じゃなかったというのが正直なところで、思いっきりやってみたことがバチンと本当にはまって、チーム力も感じましたし、最後の山内選手のアタックも素晴らしかったので、本当に嬉しいです。その一言に尽きます。ようやく戻ってこれたなという安堵感がすごくある1日になりました」

 「第2戦の富士で残り半周でトラブって、海外のマレーシアに行ったときは、山村選手と日本人のたくさんのファンの方の前で勝ちたいねって言って、結局勝てなかったんですけど。で、富士で1レースずつ走った時にやっぱ2人乗って協力して勝ちたいねってやっぱ勝てなかったんですけど。鈴鹿はその2人で乗れるねと言いながらやってきて。今回このポールポジションは大きいですし、本当に僕たちが望んでるスバルファンの前で優勝したいです。今回は830席というファンシートを販売しているそうなので、応援していただければと,思います」

山内英輝(R&D SPORT)

予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した山内英輝(R&D SPORT)

 「井口選手が言われた通り、朝イチの状態だったらQ1も通らない状態だったんですけど、チームのみんながやってくれたトライのおかげで、急に最後にボンってタイムが出て、それがなかったらここにはいないだろうなと思います。Q2にかけても井口選手はQ1ですごくいいアタックをしてくれて、そこに対してのアドバイスが本当に素晴らしかったというところです。2か所だけ気をつけて、あとは自分らしくいけば大丈夫って言われたその言葉を信じ切って行き切った。で、あとその2か所だけ抑えていったらドンピシャだったので、あの言葉がなかったら、ここに来れてないのかなと思います。なので、本当にダンロップさんはじめ、チームはじめ、井口選手、このメンバーで取れたポールだと思います。本当に感謝しています。はい、以上です。」

 「今日の予選のこの走りを明日の決勝、全周、この集中力で走りきったら必ず勝てると思って頑張りたいなと思います。本当に戻ってきてからスバルファンのみんなからの声がすごく大きく届いて、あの雰囲気、時間っていうのを決勝の後もみんなと共有できるようつかみたいと心の底から思います。なので、そのために井口選手とチームと、全員一丸となって、全周集中して頑張りたいなと思います」

予選フォトセッション: 両クラスのポールシッター

予選フォトセッション: GT500クラスでポールポジションを獲得した大津弘樹/佐藤蓮組(ARTA)

予選フォトセッション: GT300クラスでポールポジションを獲得した井口卓人/山内英輝組(R&D SPORT)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式予選GT500クラス 16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16が今季初のPP獲得

GT500クラスポールポジションはARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)

 2025オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレース」の公式予選が8月23日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)が今季スープラ勢以外では初のポールポジションを獲得した。

(天候:晴れ 路面:ドライ)

予選Q1 平峰一貴が久々のトップタイム!!

 GT500クラスの予選Q1は午後3時48分にコースオープン。走行は10分間で上位10台がQ2に進出する。開始時点の気温34℃ 路面温度は43℃だ。

 各車次々に走行を開始するなか、今シーズンでGT500での活動を終えることを明らかにした伊沢拓也の64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTは残り7分を切ったあたりでコースイン。

 続いて残り時間5分30秒を切ったところで牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)がコースインし、これで全車がコース上に出揃い、さまざまなアプローチでタイムアタックに取り掛かる。

 まずは高星明誠(MOTUL AUTECH Z)がアタックを開始。セクター1、2と全体ベストを記録していたが、西ストレートでまだウォームアップ中の福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)に引っかかったためアタックを中断、1週のクールダウンを挟んで1分45秒993を記録した。

 続いて公式練習トップの16号車、大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)がセクター1、2、3の区間ベストを全て更新して1分45秒798でトップに浮上する。

 100号車の牧野は1分46秒413。

 そして間も無くチェッカーフラッグが提示されようかというタイミングで平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)が1分45秒738を叩き出し、これがQ1でのトップタイムとなった。

2番手は0秒06差で16号車、最後の最後に1分45秒867を記録した阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が3番手で続いた。

予選Q2 佐藤蓮がスーパーGT初ポールを達成

 GT500クラスの予選Q2は午後4時26分にコースオープン

 まずは12号車、23号車、24号車の日産勢がコースイン。続いて16号車、14号車、19号車そして64号車と各車次々に走行を開始したものの、100号車は残り時間が5分を切ってもまだガレージに留り、残り4分を切ってようやくピットアウト。ここから漸くタイムアタック合戦が始まった。

 するといきなり16号車の佐藤蓮が自身の3周目に1分45秒377とこの日の最速タイムを叩き出してみせると、そのままピットへ。この時点で残り時間は1分30秒あまり。コース上では他の9台がまだウォームアップ走行を行っている最中。ここからチェッカー提示まで各ドライバーが渾身の走りを見せる。

 23号車の千代勝正は1分45秒564。佐々木大樹(Niterra MOTUL Z)は1分45秒681、名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)は1分45秒740といずれも1分45秒台を記録。Q1トップの12号車もベルトラン・バゲットが1分45秒762とQ1に迫るタイムを記録するが、佐藤の出したタイムには今一歩及ばなかった。

 この結果、16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)が今季初のポールポジションを獲得。これはチームにとっての今季初であるだけでなく、スープラ勢以外のチームが獲得した初のポールでもあった。さらに2023年にGT300クラスに参戦を開始、昨年からGT500クラスにステップアップした佐藤にとってはスーパーGTにおける初のポールポジションでもあった。

 2位は23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)、3号車Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が3位、24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)が4位、12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が5位といずれも日産勢が続き、ホンダ勢最上位は64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)の7位という結果に。

 19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)はQ2で国本が1分46秒620、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)は山本が1分45秒987を記録したが、これらはいずれも走路外走行と判定されてタイム無効とされ、19号車が9位、100号車は10位に終わっている。

 スーパーGT第5戦決勝は24日の午後3時30分より52周(300km)で行われる。

GT500クラス予選2位はMOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)

GT500クラス予選3位はNiterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)

GT500クラス予選4位はリアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)

GT500クラス予選5位はTRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

GT500クラス予選6位はModulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿予選 GT300はSUBARU BRZ R&D SPORTがポール奪取!

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2025オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の予選が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、今季トラブルに泣いているSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、ポールポジションを獲得した。

 61号車SUBARU BRZ R&D SPORTは、今シーズン開幕戦からここまで、予選では常に上位グリッドを得ながらも、レースでは優勝目前でエンジントラブルが発生するなど、速さが結果に結びつかないレースが続いている。その悔しさを晴らすポール獲得。あとは決勝で結果を残すのみだ。

 午後3時15分から始まったGT300クラスの予選は、A、Bの2グループに分けて行われた。各グループ上位9台までがQ2に進出できる。

Q1

 Aグループでトップタイムをマークしたのは、7号車CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン)。他車に先んじて1分58秒台に入れると、1分58秒413までタイムを詰め、Q2の小林利徠斗に引き継いだ。

 7号車に迫ったのが、5号車マッハ車検エアバスターMC86マッハ号(塩津佑介)。1分58秒551と僅差の2位。こちらもQ2担当の木村偉織に託すことになった。

 Bグループは、61号車SUBARU BRZ(井口卓人)が最初のアタックで、Aグループのトップよりも速い1分57秒787をマーク。これであっさりとトップを決めてしまった。富士スプリントで圧倒的な速さを示した777号車D'station Vantage GT3(チャーリー・ファグ)が2位につけるが、タイムは1分58秒151とSUBARUを脅かすまでには至らなかった。

 なお、両グループともに、Q2進出の9位と敗退の10位のタイム差は、1000分の数秒という超僅差だった。

Q2

 ポールポジション争いで魅せてくれたのは、7号車CARGUY(小林利徠斗)と61号車SUBARU(山内英輝)、そして、5号車マッハ車検 (木村偉織)の3台。

 まず、7号車の小林が1分57秒179と、Q1を大きく上回るタイムをマーク。これを61号車山内が1分56秒869と逆転。すると、小林は1周クールダウンした後に再アタック。結局、ポールを獲得することはできなかったが、予選の速さに対するこだわりを感じたアタックだった。

 また、今や旧車ともいえるマザーシャーシの86で奮闘する5号車は、木村の渾身のアタックで3位に食い込んだ。Q1を担当した塩津とともに大健闘だ。

 決勝は、明日、24日(日)の午後3時30分から52周(300km)で行われる。

GT300クラス予選2位はCARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)

GT300クラス予選3位はマッハ車検エアバスターMC86マッハ号(塩津佑介/木村偉織)

GT300クラス予選4位はSyntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)

GT300クラス予選5位はD\'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)

GT300クラス予選6位はUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

GT500クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
116佐藤 蓮ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS1'45.377--198.385
223千代 勝正MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS181'45.564 0.187 0.187198.033
33佐々木 大樹Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS121'45.681 0.304 0.117197.814
424名取 鉄平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH11'45.740 0.363 0.059197.704
512ベルトラン・バゲットTRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS491'45.762 0.385 0.022197.663
664大草 りきModulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL91'45.985 0.608 0.223197.247
714大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS671'46.355 0.978 0.370196.561
838石浦 宏明KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS481'47.196 1.819 0.841195.018
919国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH231'54.049 8.672 6.853183.300
10100山本 尚貴STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS521'54.749 9.372 0.700182.182

GT300クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL461'56.869--178.877
27小林 利徠斗CARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH391'57.179 0.310 0.310178.404
35木村 偉織マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH341'57.328 0.459 0.149178.177
460吉本 大樹Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL81'57.444 0.575 0.116178.001
5777藤井 誠暢D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1001'57.668 0.799 0.224177.663
66ロベルト・メルヒ・ムンタンUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH571'57.708 0.839 0.040177.602
72堤 優威HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS971'57.803 0.934 0.095177.459
852野中 誠太Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS611'57.826 0.957 0.023177.424
945ケイ・コッツォリーノPONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL421'58.084 1.215 0.258177.037
104片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1001'58.281 1.412 0.197176.742
110元嶋 佑弥VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH451'58.291 1.422 0.010176.727
1218野村 勇斗UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH671'58.373 1.504 0.082176.604
1365菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1001'58.418 1.549 0.045176.537
1411大木 一輝GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL181'58.808 1.939 0.390175.958
1526安田 裕信ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH521'58.820 1.951 0.012175.940
1696新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL271'58.881 2.012 0.061175.850
179阪口 良平PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH251'59.046 2.177 0.165175.606
1825佐藤 公哉HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH21'59.685 2.816 0.639174.669
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦鈴鹿決勝上位3人のコメント 佐藤樹「完全にSCに救われたレース」

第6戦優勝 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

優勝した佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「もう完全にSCに救われたっていう感じのレースだったんで。スタートはうまくいって抜けそうだったんですけど、抜くまでには至らなくて。その後のペースもついていきはするんですけど、追いつけないような感じで、あのままだったら、まあ新原選手が勝ってたようなレースだったかなって。」

 「(リスタートについて)この暑さなんで、僕は温める必要ないなと。変にウェービングしても、っていう感じでした。もう冷静に新原選手の動きを見て、それに合わせようということに集中してました」

 「(明日の決勝について)圧倒的なペースがあるとか、そういう感じでは今週はないので、鈴鹿は抜きにくいコースでもありますし、冷静に、できるだけ前でゴールして、できる限りポイントを獲得できればなというふうに思っています」

第6戦決勝2位 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

決勝2位の新原光太郎(HFDP with B-max Racing Team)

 「SC2回目の再開でミスったのが本当に悔しいですね。そこまでは自分の中で完璧なレースはできてたと思うんで」

 「(リスタートは)130Rの入り口、中盤あたり、ミッドあたりで加速したんですけど、完全に読まれてて、ぴったり後ろ付けられちゃったんですけど、そのままシケインでも引き離せず、シケインで1台分、2台分くらい離れたんですけど、向こうの方がストレートは分があって、結構きつかったです。スタートも動き出しは結構良くてクラッチの繋ぎ方も自分なりに完璧だと思ったんですけど、やっぱりストレートに分がある向こうの方が伸びが良くて入られたんですけど、そこは抑えられたので、自分の中では結構良かったポイントかなって。」

 「次のレースもSCは多分また入ると思うんで、その再開で今回の経験を活かせるように、同じミスはしないように頑張りたいと思います」

第6戦決勝3位 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

決勝3位の鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

 「開幕戦の富士のレースからテストしてなかったんですよ、僕は。3ヶ月前ぶりのF4でテストもしないって中で、タイヤも新しいロットになり、クルマのバランスだったり、気温も温も全部変わって1から再スタートだったんで、正直データが少なかったなっていう風には思ってますね。富士を終わった後からかなり走行させてもらって、いいデータが取れてたんで、鈴鹿に向けては万全な準備で進めていました。正直FPの時点ではそこまで調子は良くなかったんですけども、今日の予選から急にクルマのバランスが変わって流れが来ました。、レースでは力強いレースが前回の富士大会からはできていたので、自分の強みを活かしたレースがいい結果につながったかなと」

 「今日の予選のセカンドベストがまとめ切れなくて、7番手スタートって今日よりも1列後ろなんですけど、スタートうまく決めて、クルマのポテンシャル以上の結果を持って帰れたら十分かなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦鈴鹿決勝 佐藤樹が大逆転で4連勝を飾る、INDPクラスはDRAGONがポールtoウィン

優勝は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

 8月23日、2025FIA-F4選手権シリーズの第6戦が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、チャンピオンクラスは、最後の再スタートで大逆転を演じた佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が優勝。インディペンデントクラスは、ポールスタートのDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が今季4勝目を飾った。

 両クラス合わせて出走49台と大盛況のFIA-F4だが、それだけにアクシデントでセーフティカー(SC)が入る可能性も高くなる。今回はそのSCランが勝負の明暗を分けることになった。

■チャンピオンクラス

 スタートでは、ポールスタートの新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)に、2番グリッドの佐藤が並びかけるが、新原が抑えきってトップを死守。新原、佐藤、5番グリッドから好スタートの鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)のオーダーで進む。

 しかし、後方集団で混乱があり、インディペンデントクラスの三浦和貴(B-MAX RACING F4)がS字でストップ。1周目からSCが導入される。

 11周レースの最初の3周がSCランとなり、残り8周でリスタート。

 ここではトップの新原が、シケインから上手くリスタートを決めてレースは進んだ。後方では、予選のトラブルで最後尾スタートとなったランキング3位の森山冬星(JMS RACING with B-MAX)が26位まで順位を上げている。

 トップ新原のペースが良く、2位佐藤に1秒強の差を保ったまま、レースは後半へ。3位以下は、鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)、洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)、熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)、百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)と続く。

 やや縦に長い展開となりつつあり、このまま終わるかに思えた7周目。中団を走行していた落合蓮音(TGM Grand Prix F4)が130Rでバランスを崩してスピン状態になり、これに巻き込まれる形で鈴木悠太(Drago CORSE)がグラベルに飛び出してストップしてしまう。

 これで、2度目のSCランとなり、残り1周でリスタートとなるが、ここで狙っていた2位の佐藤は、シケインの立ち上がりでトップ新原の背後にピタリとつけると、1コーナーの飛び込みでアウトから並び前に出ることに成功。新原も食い下がるが、引くしかなく、ここまで守ってきたトップの座を、最後の最後で明け渡すことになってしまった。

 佐藤は、この勝利で第3戦から負け無しの4連勝。ランキングでも2位以下との差を開いて独走に持ち込みそうな気配だ。一方の新原は、3連続で佐藤の後塵を拝しての2位。

 最後尾スタートの森山は、12ポジションアップの18位フィニッシュ。さらに、レース後、ペナルティで2台が降格になり、正式結果は16位。ポイント獲得はならなかったが、このレースのファステストラップ2分8秒478を記録する走りを見せた。

■インディペンデントクラス

 クラスポールスタートのDRAGONがトップを守り、5番グリッドから好スタートの植田正幸(Rn-sports MCS4)、4番グリッドの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が続いた。

 このベテラン3人によるトップ3は、SCランを挟んでも順位が変わることはなく、DRAGONが1分11秒前半、植田が1分11秒半ば、今田が1分12秒というラップタイムで周回を続け、レースが進むにつれ三者の差は徐々に開いていった。

 結局このままの状態でフィニッシュを迎え、DRAGONは前大会の富士から3連勝。今季4勝目のチェッカーを受けた。

 第7戦の決勝は、明日、日曜日の午前10時40分から11周で行われる。

決勝がスタートした

決勝2位は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

決勝3位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

決勝4位は洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)

決勝5位は熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)

決勝6位は百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)

インディペンデントクラス優勝はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

チャンピオンクラスの表彰式

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

GT500クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
112平峰 一貴TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS491'45.738--197.708
216大津 弘樹ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS1'45.798 0.060 0.060197.595
319阪口 晴南WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH231'45.867 0.129 0.069197.467
423高星 明誠MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS181'45.993 0.255 0.126197.232
53三宅 淳詞Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS121'46.083 0.345 0.090197.065
614福住 仁嶺ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS671'46.238 0.500 0.155196.777
764伊沢 拓也Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL91'46.345 0.607 0.107196.579
838大湯 都史樹KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS481'46.385 0.647 0.040196.505
9100牧野 任祐STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS521'46.413 0.675 0.028196.453
1024松田 次生リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH11'46.493 0.755 0.080196.306
---- 以上Q2進出 ----
1137笹原 右京Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS751'46.801 1.063 0.308195.740
128野尻 智紀ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS431'46.808 1.070 0.007195.727
131山下 健太au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1001'46.867 1.129 0.059195.619
1417小出 峻Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS241'47.099 1.361 0.232195.195
1539関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS481'47.125 1.387 0.026195.148

GT300クラス(Aグループ)

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
17ザック・オサリバンCARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH391'58.413--176.545
25塩津 佑介マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH341'58.551 0.138 0.138176.339
360河野 駿佑Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL81'58.706 0.293 0.155176.109
44谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1001'58.789 0.376 0.083175.986
526イゴール・オオムラ・フラガANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH521'59.135 0.722 0.346175.475
645篠原 拓朗PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL421'59.140 0.727 0.005175.468
752吉田 広樹Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS611'59.141 0.728 0.001175.466
865蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1001'59.178 0.765 0.037175.412
911富田 竜一郎GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL181'59.387 0.974 0.209175.104
---- 以上Q2進出 ----
1056平手 晃平リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH731'59.390 0.977 0.003175.100
1131小山 美姫apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS81'59.406 0.993 0.016175.077
1230織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI1'59.623 1.210 0.217174.759
1348柴田 優作脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'59.716 1.303 0.093174.623
14666近藤 翼seven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH312'06.593 8.180 6.877165.137

GT300クラス(Bグループ)

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL461'57.787--177.483
2777チャーリー・ファグD'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1001'58.151 0.364 0.364176.936
39冨林 勇佑PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH251'58.399 0.612 0.248176.566
40小暮 卓史VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH451'58.617 0.830 0.218176.241
52平良 響HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS971'58.705 0.918 0.088176.111
618小林 崇志UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH671'58.783 0.996 0.078175.995
725松井 孝允HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH21'58.996 1.209 0.213175.680
86片山 義章UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH571'59.013 1.226 0.017175.655
996高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL271'59.051 1.264 0.038175.599
---- 以上Q2進出 ----
1087松浦 孝亮METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH341'59.053 1.266 0.002175.596
1162平木 湧也HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH141'59.086 1.299 0.033175.547
1220平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1'59.204 1.417 0.118175.373
1322加納 政樹アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'59.923 2.136 0.719174.322
14360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH82'00.384 2.597 0.461173.654
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦鈴鹿決勝結果

Championクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
117佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1129'57.519--
250新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1129'58.030 0.511 0.511
329鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1129'58.943 1.424 0.913
445洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1129'59.053 1.534 0.110
560熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1129'59.384 1.865 0.331
651百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1129'59.878 2.359 0.494
716白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1130'00.177 2.658 0.299
819松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1130'00.666 3.147 0.489
936菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'02.668 5.149 2.002
1035鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'03.682 6.163 1.014
1162中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1130'04.480 6.961 0.798
1237武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'04.887 7.368 0.407
1352岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1130'05.283 7.764 0.396
143山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1130'05.303 7.784 0.020
1563岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1130'05.815 8.296 0.512
1643森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1130'06.576 9.057 0.761
1797三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1130'06.887 9.368 0.311
1814村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1130'06.962 9.443 0.075
1915中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1130'07.167 9.648 0.205
2087下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1130'07.52410.005 0.357
217永原 蒼翔ピットワークながはらBuzz Racing
Buzz Racing
1130'08.41510.896 0.891
2280翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1130'09.08311.564 0.668
2353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1130'15.18617.667 6.103
24*54迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1130'41.26343.74426.077
25*28梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'43.27545.756 2.012
268落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1131'05.4221'07.90322.147
2738三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1027'49.9491Lap 1Lap
2846有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1029'48.5721Lap 1'58.623
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-34田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
825'13.6723Laps2Laps
-33鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
616'04.2915Laps2Laps

■Independentクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1130'10.447--
211植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1130'11.069 0.622 0.622
344今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1130'11.406 0.959 0.337
46ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1130'12.199 1.752 0.793
555KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1130'12.433 1.986 0.234
640⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1130'15.957 5.510 3.524
764清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
1130'16.428 5.981 0.471
896齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1130'16.699 6.252 0.271
961坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1130'17.029 6.582 0.330
1021小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1130'17.723 7.276 0.694
1171大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1130'18.057 7.610 0.334
1298IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1130'19.909 9.462 1.852
1374小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1130'20.394 9.947 0.485
144佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1130'20.76810.321 0.374
155小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1130'20.92710.480 0.159
1686大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1130'23.78113.334 2.854
1723YUGOS2R Racing
N-SPEED
1130'29.46919.022 5.688
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-10中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
412'33.3337Laps7Laps
-88三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
0-11Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 43 森山冬星(JMS RACING with B-MAX) 2'08.478 (6/11) 162.714 km/h
  • CarNo. 54, 28は、FIA-F4選手権統一規則第15条.1.1(危険な)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式練習GT500クラス トップタイムは16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16

公式練習: GT500クラストップタイムはARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)

 2025オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレース」の公式練習が8月23日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)がトップタイムを記録した。

 朝一番に行われたFIA-F4選手権の公式予選で相次いで赤旗が出た影響から、公式練習は当初の予定より10分遅れの午前10時20分にコースオープン。混走100分、専有走行各クラス10分で行われた。開始時点の気温は32℃。路面温度は40℃だ。

 開始から間も無く10分が経過しようというところで山本尚貴のドライブする100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTがスプーン手前で白煙を噴き上げてスローダウン。そのままガレージに戻って修復作業に取り掛かるが、100号車はすぐにコースに復帰、それ以降は順調に周回を重ねていった。

 この時点でのトップは大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)で1分47秒350を5周目に記録している。2番手は38号車KeePer CERUMO GR Supra、3番手には8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8がつける。

 16分が経過したところでベルトラン・バゲット(TRS IMPUL with SDG Z)が1分48秒405で2番手に。笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が1分48秒772で3番手につける。

 開始から19分が経過したところで阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が1分47秒622で2番手に。名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)も1分48秒207で3番手に浮上してきた。

 更に22分が経過したところで100号車の山本が1分47秒920で3番手に、そして25分が経過したところで千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が1分47秒187を7周目に記録してトップに躍り出た。

 その後、37号車のジュリアーノ・アレジが逆バンクでアウト側のバリアに突っ込んでストップしたため、す開始から30分が経過したところで赤旗中断となる。

 37号車はマーシャルカーに載せられてピットに戻り、走行は午前10時59分に走行再開。

 その後も16号車の佐藤がS字で飛び出したが、こちらはそのまま立て直してコース復帰している。

 混走終盤に入ると気温は34℃、路面温度は45℃まで上昇。こうした影響もあってか上位陣に大きな順位変動はなく、GT500クラスは23号車トップのまま午後0時10分からの専有走行に移行する。

 専有走行では16号車の佐藤がウォームアップ1周からいきなり1分47秒081を叩き出してトップに浮上すると、次の周では1分46秒757まで縮めてみせる。

 平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)も終了間際に1分47秒361を記録、混走トップの23号車に次ぐ3番手に上がってきた。

 一方、23号車、19号車は専有を担当した高星明誠と国本雄資がタイムを上げることができず、それぞれ2番手、4番手に終わっている。

 スーパーGT第5戦はこのあと午後3時15分より公式予選をノックアウト方式で行う。GT500クラスのQ1は午後3時48分コースオープンだ。

公式練習: GT500クラス2位はMOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)

公式練習: GT500クラス3位はTRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

公式練習: GT500クラス4位はWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

公式練習: GT500クラス5位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)

公式練習: GT500クラス6位はNiterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式練習 GT300はVENTENY Lamborghini GT3がトップタイム

公式練習: GT300クラストップタイムはVENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)

 2025オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の公式練習が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、0号車VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がトップタイムをマークした。

 8月も終盤に入ったが、暑さは衰える気配を見せず、予選日の午前10時20分から行われた公式練習も気温34度の暑さのなかでのセッションとなった。

 30分が経過した時点でのトップ6は、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(J.Pオリベイラ/平手晃平)1分59秒167、45号車PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/篠原拓朗)1分59秒179、52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)1分59秒252、7号車CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)1分59秒273、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)1分59秒422、そして、ランキング2位の777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)1分59秒618と続いている。

 ランキングトップの65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)は10番手、同3位の2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)も11番手と、仕上がりは順調そうだ。

 セッション中盤は、各車ロングランを想定した走行となり、ほとんどタイム更新はなかったが、 60分が経過時点では、富士のスプリントで良い走りをした5号車マッハ車検エアバスターMC86マッハ号(塩津佑介/木村偉織)が、6番手となる1分59秒617をマークして順位を上げてきた。

 激しさを増したのは最後の10分間。GT300クラスの専有走行となったところで、そこまで下位だった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が1分58秒980でトップに出るが、それを0号車VENTENY Lamborghini GT3が1分58秒920で逆転。トップタイムで締めくくった。

 0号車VENTENY Lamborghini GT3は、現状でランキングは11位と、かなり苦しい位置にいるが、シリーズ終盤に向けて逆襲のきっかけをここ鈴鹿で掴めるか、また、不運続きの61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが運を引き寄せることができるのか、注目される。

 予選は、本日午後3時15分から行われる。

公式練習: GT300クラス2位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

公式練習: GT300クラス3位はSyntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)

公式練習: GT300クラス4位はリアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/平手晃平)

公式練習: GT300クラス5位はPONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/篠原拓朗)

公式練習: GT300クラス6位はHYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Tags:

SUPER GT

第5戦鈴鹿公式練習結果

GT500クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
116大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS1'46.757--195.820
223千代 勝正
高星 明誠
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS181'47.187 0.430 0.430195.035
312平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS491'47.361 0.604 0.174194.719
419国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH231'47.622 0.865 0.261194.247
514大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS671'47.627 0.870 0.005194.238
63佐々木 大樹
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS121'47.910 1.153 0.283193.728
7100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS521'47.920 1.163 0.010193.710
864伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL91'47.973 1.216 0.053193.615
924松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH11'48.034 1.277 0.061193.506
1039関口 雄飛
サッシャ・フェネストラズ
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS481'48.140 1.383 0.106193.316
118野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS431'48.237 1.480 0.097193.143
1238石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS481'48.606 1.849 0.369192.487
1337笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS751'48.617 1.860 0.011192.467
141坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1001'48.687 1.930 0.070192.343
1517塚越 広大
小出 峻
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS241'48.802 2.045 0.115192.140

GT300クラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
10小暮 卓史
元嶋 佑弥
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH451'58.920--175.792
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL461'58.980 0.060 0.060175.703
360吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL81'59.067 0.147 0.087175.575
456ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
平手 晃平
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH731'59.167 0.247 0.100175.428
545ケイ・コッツォリーノ
篠原 拓朗
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL421'59.179 0.259 0.012175.410
62堤 優威
平良 響
HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS971'59.229 0.309 0.050175.337
752吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS611'59.252 0.332 0.023175.303
87ザック・オサリバン
小林 利徠斗
CARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH391'59.273 0.353 0.021175.272
987松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH341'59.419 0.499 0.146175.058
109阪口 良平
冨林 勇佑
PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH251'59.597 0.677 0.178174.797
1131オリバー・ラスムッセン
小山 美姫
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS81'59.598 0.678 0.001174.796
125塩津 佑介
木村 偉織
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH341'59.617 0.697 0.019174.768
13777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1001'59.618 0.698 0.001174.766
146片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH571'59.787 0.867 0.169174.520
1596新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL271'59.898 0.978 0.111174.358
1625松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH21'59.986 1.066 0.088174.230
1718小林 崇志
野村 勇斗
UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH672'00.063 1.143 0.077174.119
1865蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1002'00.160 1.240 0.097173.978
194谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1002'00.341 1.421 0.181173.716
2020平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI2'00.616 1.696 0.275173.320
21666近藤 翼
ハリー・キング
seven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH312'00.729 1.809 0.113173.158
2211富田 竜一郎
大木 一輝
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL182'00.824 1.904 0.095173.022
2326イゴール・オオムラ・フラガ
安田 裕信
ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH522'00.840 1.920 0.016172.999
2462平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH142'00.884 1.964 0.044172.936
2530永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI2'01.157 2.237 0.273172.546
26360青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH82'01.554 2.634 0.397171.983
2748井田 太陽
柴田 優作
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH2'01.612 2.692 0.058171.901
2822和田 久
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH2'01.733 2.813 0.121171.730
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦、第7戦鈴鹿 公式予選 Cクラスは新原光太郎がWポール、IクラスはDRAGONとKENTAROがPPを分け合う

第6戦、第7戦ともポールポジションは新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

 8月23日、FIA-F4選手権第6、7戦の予選が、鈴鹿サーキットで行われ、チャンピオンクラスは新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)がポールポジション(PP)を獲得。セカンドベストもトップで両レースともにPPからのスタートとなった。

 インディペンデントクラスは、第6戦はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)、第7戦はKENTARO(Baum Beauty Clinic)がポールポジションを獲得した。

 朝から気温の上昇した鈴鹿サーキット。8時55分からからチャンピオンクラス、インディペンデントクラスの順で予選が行われた。木、金曜に行われた練習走行も同様の天候だったため、各チームは暑さに合わせたセッティングを施して予選に臨んだ。

■チャンピオンクラス

 開始早々に、ランキング3位の森山冬星(JMS RACING with B-MAX)が、スプーンカーブを立ち上がったところでストップ。全車アタックに入る前に、赤旗が提示され、予選は中断となった。

 再開後、早々に全開走行を見せたのは新原。序盤にアタックをする作戦で、狙いどおり、2分8秒305のトップタイムを叩き出すと、1周のクールダウンラップを挟んで、2分8秒212と、さらにタイムを縮めてアタック完了。ライバルのアタックを見守った。

 新原に続く2番手タイムは、鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)、洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)、熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)と目まぐるしく入れ替わったが、最後は、ポイントリーダーの佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が、2分8秒355までタイムを縮めてフロントローを確保した。

 ベストタイムで決まる第6戦のグリッド上位は、新原、佐藤、熊谷、洞地、鈴木、百瀬翔(HFDP with B-Max Racing) 。セカンドタイムで決まる第7戦は、新原、洞地、佐藤、熊谷、百瀬、松井啓人(ATEAM Buzz Racing) と、上位は両レースでやや順位は変わったものの、ほぼ同じ顔ぶれとなった。

■インディペンデントクラス

 予選序盤は、DRAGON、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)のB-Maxコンビが、ワンツーとなるが、予選が進むにつれてライバル勢も台頭。

 KENTARO(Baum Beauty Clinic)、植田正幸(Rn-sports MCS4)、小谷素弘(TEAM 5ZIGEN F4)、⾚松昌⼀朗(SHOEI-GIGS Ride with ES)らが続々とタイムアップを果たし、一時はKENTAROがDRAGONを逆転してトップに踊り出た。

 しかし、DRAGONも意地を見せ2分10秒928をマークして再びトップに返り咲き、さらにタイムを縮め2分10秒566とベストタイムを更新したかと思われた。しかし、不運にもこの周に齋藤真紀雄(CSマーケティングAKILAND)がスプーンで飛び出して赤旗が提示。DRAGONのベストタイムは幻となってしまった。

 再開後、KEN ALEX、今田が自信のベストタイムを大きく更新したが、DRAGONはセカンドタイムを僅かに更新するにとどまり、セカンドタイムで争う第7戦のグリッド順はKENTAROが制することになった。

 第6戦のグリッドは、DRAGON、KENTARO、KEN ALEX、今田、植田、赤松。第7戦のグリッドは、KENTARO、赤松、DRAGON、今田、KEN ALEX、植田となった。

 第6戦の決勝は、本日が午後2時から、第7戦決勝は明日の午前10時40分から、ともに11周で行われる。

第6戦予選2位、第7戦予選3位は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

第6戦予選3位、第7戦予選4位は熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)

第6戦予選4位、第7戦予選2位は洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)

第6戦予選5位、第7戦予選7位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

第6戦予選6位、第7戦予選5位は百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)

第6戦予選7位、第7戦予選12位は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

第6戦予選6位、第7戦予選6位は松井啓人(ATEAM Buzz Racing)

インディペンデントクラス第6戦ポールポジション、第7戦予選3位はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

インディペンデントクラス第6戦予選2位、第7戦ポールポジションはKENTARO(Baum Beauty Clinic)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER GT

第6戦、第7戦鈴鹿公式予選上位3人のコメント 新原光太郎「決勝は後ろを引き離したい」

第6戦、第7戦ポールポジション 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

第6戦、第7戦ともポールポジションの新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

 「結構詰まり詰まりだったんで、前後とも間隔取るのが難しく、ちょっと迷惑かけちゃったかもしれないんですけど、その中ではベストを作ったかなって感じですね」

 「タイヤがきつかったんで、2周アタックしてそれでおしまいにしました。これ以上走っても意味ないなっていうので。元々は3周行こうと思って、プッシュプッシュで連続アタックしようと思ってたんですが、1回プッシュした後2回目のアタックで思ったより前が詰まってしまいました。赤旗後のアウトラップに続いてのアタックで、前が思ったより近くて間隔取るのが難しかったんです。それで1回アタックした後にクールを入れて、もう1回アタックした。予定とはちょっと違ったんですけど、2周でまとめられてよかった」

 「決勝はそのままスタートでトップに立って、後ろを引き離していきたいなと 思います」

第6戦予選2位、第7戦予選3位 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

第6戦予選2位、第7戦予選3位の佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

 「想像以上にタイム伸ばせませんでした。序盤の場所取りがうまくいかなかったりして、自分のベストの状況では走れず、結果的にタイヤも一番いいところは使えずに、最後にベストっていう風になっちゃいました。良くない流れにはなっちゃったかなとは思うんですけど、そんな中でも一応フロントローはかけてきた。そこはポジティブに捉えてます」

 「クルマは悪くないと思いますが、新原選手も速いので、簡単には抜けないとは思います。それでもいけると思ったらしっかり狙って,ポイントを確実に取りたいと思います。もちろん勝ちたいんですけど。そこはちょっと欲張りすぎるのも良くないかなとは思います。決勝は冷静に判断できるように頑張ります」

第6戦予選3位、第7戦予選4位 熊谷憲太(OTG MOTORSPORTS)

第6戦予選3位、第7戦予選4位の熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)

 「公式練習から結構苦戦していて、セット方法だったり、自分の乗り方も含めてちょっと改善しないといけないところで、予選に向けていろいろ考えていました。今朝は気温もちょっと下がっていたので、クルマもこれで行って、あとは自分でアジャストしようと思って走ってたんですけど、昨日よりはクルマも結構良くなってて、自分もちょっとうまくアジャストできて、こういったタイムがうまく出せたのかなと思います。ただそこでもやっぱりミスがあったし、(他車との)距離感もミスったりもしてたので、そこは改めて やっていこうかなと思います」

 「2年目を迎えてやっと調子が上向いてきて、クルマも本当に自分の中では今までにないぐらい良かったです。決勝では鈴鹿でしっかりと結果を残せるように、スタートを決めていきたいなと思います。やっぱり1位で帰りたいですが、まずはしっかりとまともなレースをしたいです。今まではちょっと後ろの方だったんで、しっかりとまともなレースをして、結果が残せるようにやっていきたいと思います」

 「。今まで本当にメカニックさんやエンジニアさんに迷惑をかけてしまって、セット面などをいろいろやってもらったんで、まだ予選ですけど、3番手、4番手を取れてよかったなと思います。」

第6戦予選4位、第7戦予選2位 洞地遼⼤(PONOS RACING)

第6戦予選予選4位、第7戦予選2位の洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)

 「予選は結構プッシュしました。昨日までの状況だったらホール狙えない状況だったんですが、今日はちょっとアジャストして、もしかしたらホールいけるかなぐらいになりましたが、やっぱり届かず、ベストタイムは4位まで沈んじゃいました。ですがちゃんと2周3周とアタックをまとめて、セカンドベストで2位立てられたっていうのは、今までの予選に比べたてすごく進歩してると思うので、レースはスタート決めて優勝目指したいなって感じです」

 「昨日はアンダー気味だったので、そこをアジャストしてフロントタイヤに荷重が抱えるようにしました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags: ,

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第7戦鈴鹿公式予選結果

Championクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
150新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'08.305--162.934
245洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
2'08.539 0.234 0.234162.638
317佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
2'08.553 0.248 0.014162.619
460熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'08.570 0.265 0.017162.598
551百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'08.810 0.505 0.240162.295
619松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
2'08.813 0.508 0.003162.292
729鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.820 0.515 0.007162.282
836菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.900 0.595 0.080162.182
954迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
2'08.954 0.649 0.054162.114
1038三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.967 0.662 0.013162.097
1135鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'09.023 0.718 0.056162.027
1216白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'09.044 0.739 0.021162.001
1353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'09.073 0.768 0.029161.964
1428梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'09.105 0.800 0.032161.925
1552岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
2'09.176 0.871 0.071161.836
1637武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'09.225 0.920 0.049161.774
1733鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
2'09.268 0.963 0.043161.720
188落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'09.283 0.978 0.015161.702
1934田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
2'09.341 1.036 0.058161.629
2097三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'09.385 1.080 0.044161.575
2115中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'09.489 1.184 0.104161.444
2263岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'09.583 1.278 0.094161.327
2362中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'09.658 1.353 0.075161.235
2487下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
2'09.684 1.379 0.026161.201
253山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'09.746 1.441 0.062161.124
267永原 蒼翔ピットワークながはらBuzz Racing
Buzz Racing
2'10.240 1.935 0.494160.513
2780翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
2'10.243 1.938 0.003160.509
2846有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
2'10.259 1.954 0.016160.491
2914村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
2'10.584 2.279 0.325160.090
---- 以上基準タイム(105% - 2'14.888)予選通過 ----
-*43森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
no time---

Independentクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
155KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
2'11.124--159.431
240⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'11.404 0.280 0.280159.091
330DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'11.526 0.402 0.122158.943
444今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'11.595 0.471 0.069158.860
56ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
2'11.650 0.526 0.055158.794
611植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'11.677 0.553 0.027158.761
75小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'12.465 1.341 0.788157.817
888三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
2'12.496 1.372 0.031157.780
964清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
2'12.616 1.492 0.120157.637
1021小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
2'12.758 1.634 0.142157.468
1161坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'12.781 1.657 0.023157.441
1274小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
2'12.849 1.725 0.068157.361
1310中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
2'12.853 1.729 0.004157.356
1496齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'13.093 1.969 0.240157.072
154佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
2'13.435 2.311 0.342156.670
1686大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
2'14.457 3.333 1.022155.479
17*71大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
2'15.725 4.601 1.268154.026
---- 以上基準タイム(105% - 2'17.918)予選通過 ----
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'18.601 7.477 2.876150.830
-98IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'30.48219.35811.881138.922
  • CarNo. 43は、FIA-F4選手権統一規則第19条7(車両停止の際の他車支障)により、訓戒とした。
  • CarNo. 71は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.1.1 )b)1)(赤旗無視)により、ベストタム、セカンドベストタイムを抹消した。
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第6戦鈴鹿公式予選結果

Championクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
150新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'08.212--163.053
217佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
2'08.355 0.143 0.143162.871
360熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'08.443 0.231 0.088162.759
445洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
2'08.478 0.266 0.035162.714
529鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.549 0.337 0.071162.624
651百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'08.596 0.384 0.047162.565
716白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'08.634 0.422 0.038162.518
819松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
2'08.651 0.439 0.017162.495
936菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.781 0.569 0.130162.331
1038三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.864 0.652 0.083162.227
1154迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
2'08.893 0.681 0.029162.190
1253酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'08.950 0.738 0.057162.120
1333鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
2'08.958 0.746 0.008162.109
1435鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.964 0.752 0.006162.101
15*52岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
2'08.998 0.786 0.034162.060
1637武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'09.003 0.791 0.005162.053
178落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'09.040 0.828 0.037162.007
1828梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'09.099 0.887 0.059161.933
1962中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'09.284 1.072 0.185161.701
2063岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'09.290 1.078 0.006161.694
2134田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
2'09.321 1.109 0.031161.654
2297三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'09.336 1.124 0.015161.635
2315中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'09.389 1.177 0.053161.569
243山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'09.622 1.410 0.233161.278
2587下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
2'09.649 1.437 0.027161.245
2680翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
2'09.874 1.662 0.225160.965
277永原 蒼翔ピットワークながはらBuzz Racing
Buzz Racing
2'10.063 1.851 0.189160.733
2846有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
2'10.247 2.035 0.184160.504
29*14村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
2'10.411 2.199 0.164160.302
---- 以上基準タイム(105% - 2'14.753)予選通過 ----
-*43森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
no time---

Independentクラス

SUZUKA GT 300km RACE -RIJ- (2025/08/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 6 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'10.928--159.669
255KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
2'10.940 0.012 0.012159.655
36ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
2'11.083 0.155 0.143159.481
444今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'11.216 0.288 0.133159.319
511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'11.239 0.311 0.023159.291
640⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'11.265 0.337 0.026159.260
75小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'11.583 0.655 0.318158.875
896齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'11.881 0.953 0.298158.516
961坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'12.090 1.162 0.209158.265
1088三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
2'12.274 1.346 0.184158.045
1121小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
2'12.374 1.446 0.100157.925
1264清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
2'12.455 1.527 0.081157.829
1374小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
2'12.626 1.698 0.171157.625
1410中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
2'12.822 1.894 0.196157.393
1598IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'12.921 1.993 0.099157.275
164佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
2'12.964 2.036 0.043157.225
17*71大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
2'13.594 2.666 0.630156.483
1886大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
2'14.385 3.457 0.791155.562
---- 以上基準タイム(105% - 2'17.532)予選通過 ----
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'18.414 7.486 4.029151.034
  • CarNo. 52は、FIA-F4選手権統一規則第19条2(走路外走行複数回)により、3グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo. 43は、FIA-F4選手権統一規則第19条7(車両停止の際の他車支障)により、訓戒とした。
  • CarNo. 71は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.1.1 )b)1)(赤旗無視)により、ベストタム、セカンドベストタイムを抹消した。
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGO決勝 岩佐歩夢が雨のレースを制し、悲願の初優勝を飾る

優勝した岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦の決勝が、8月10日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)が、雨中のレースを制して悲願の優勝を飾った。

2位は、終始岩佐を僅差で追い続けたサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)、3位には終盤にポジションを上げた福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が入った。

 岩佐は、SFデビューとなった2024年は2位2回、2025年もここまで2位2回と、シルバーコレクターを返上できない状態が続いていた。しかし、ここSUGOでポールを奪い、しかも決勝はタイヤ交換義務のないウェットコンディションとなった。決勝日朝のフリー走行もトップタイムをマークするなど、誰の目にも初優勝の条件は揃ったことは間違いなかった。

 ウェット宣言が出され、セーフティカー(SC)先導でのスタートとなったことも、ポールの岩佐に有利に働いた。

 6周のSCランの後、実質のスタートが切られた。SCラン中に若干路面のラインは乾きつつあり、このまま雨が降らなければ、ドライタイヤへの交換がポイントになりそうな気配だ。

 岩佐は、フェネストラズを従える形で周回を重ねるが、両者の差は1秒と離れることはなく、緊張したバトルが続いた。3位の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)も二人に続いた。

 10周目に佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が2コーナーでスピン。止まってしまいSCが導入された。20周目にも、13位争いを展開していた三宅淳詞(ThreeBond SF23)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)が接触し、三宅がフロントウィングを巻き込んでクラッシュしたため、SCランとなり、その度に各車の間隔はリセットされた。

 この2回目のSCランで、後方を走っていた小高一斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)、小出峻(San-Ei Gen with B-Max SF23)、野中誠太(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)らは、ピットインして、新しいレインタイヤに交換。終盤の追い上げに備える。

 奇策を敢行したのは、10位を走行していた小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)。1ポイントより優勝を目指すと、天候の回復に賭けてスリックタイヤに交換。結局この作戦は不発に終わったが、その勇気に観客は大いに沸いた。

 終盤に入っても、岩佐、フェネストラズ、坪井、福住、阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMOINGING SF23)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)というトップ6は変わらず。

 悪天候とSCランのため、予定の周回数(51周)は難しくなり、上限時間の75分、48周でチェッカーとなることが確実になるなか、47周目の1コーナーで福住が坪井に仕掛け、ぎりぎりの攻防で表彰台を勝ち取った。

 スタートから一度も首位を譲ることなくチェッカーを受けた岩佐は、雄叫びを上げて、その喜びを表現した。勝てそうで勝てなかった岩佐にとっては、参戦から17戦目での待望の勝利だった。

 次の大会、第9、10戦は、11月10〜12日に富士スピードウェイで行われる。

コースアウトした佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)

レースはセーフティーカー(SC)スタートで2度SCが導入された

優勝は岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)

決勝2位はサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM\'S SF23)

決勝3位は福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)

表彰式

決勝フォトセッション: トップ3のドライバーたち

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGO決勝結果

東北大会 -RIJ- (2025/08/10) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2025 SUPER FORMULA Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
115岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
481:15'40.082--
237サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
481:15'40.709 0.627 0.627
38福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
481:15'41.918 1.836 1.209
41坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
481:15'45.000 4.918 3.082
538阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
481:15'45.315 5.233 0.315
665イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
481:15'47.337 7.255 2.022
74ザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
481:15'47.796 7.714 0.459
86太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
481:15'48.108 8.026 0.312
93山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
481:15'49.553 9.471 1.445
105牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
481:15'49.948 9.866 0.395
1120高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
481:15'50.031 9.949 0.083
1239大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
481:15'51.15211.070 1.121
1350小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
481:15'52.63712.555 1.485
1428小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
481:15'58.19618.114 5.559
1516野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
481:15'58.79518.713 0.599
1629野中 誠太KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
481:15'59.77819.696 0.983
1719オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
481:15'59.82019.738 0.042
1814大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
481:16'04.75224.670 4.932
197小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
481:16'44.5991'04.51739.847
2010ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
471:16'14.9741Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 43 Laps)完走 ----
-*12三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1931'26.90229Laps28Laps
-64佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1225'08.79436Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 15 岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23) 1'15.503 (6/48) 171.005 km/h
  • CarNo. 12は、SF-SpR.15.1.1(危険なドライブ行為)により、訓戒およびペナルティーポイント1点を科す。
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGOフリー走行2回目結果

東北大会 -RIJ- (2025/08/10) Free Practice 2 Weather:Rain Course:Wet
2025 SUPER FORMULA Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
115岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'13.792--174.970
237サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'13.944 0.152 0.152174.611
31坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
1'13.994 0.202 0.050174.493
46太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'14.017 0.225 0.023174.438
564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'14.120 0.328 0.103174.196
638阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'14.186 0.394 0.066174.041
712三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'14.284 0.492 0.098173.811
816野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'14.318 0.526 0.034173.732
94ザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'14.356 0.564 0.038173.643
1050小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'14.476 0.684 0.120173.363
115牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'14.661 0.869 0.185172.934
123山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'14.710 0.918 0.049172.820
1328小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'14.785 0.993 0.075172.647
147小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'14.866 1.074 0.081172.460
1519オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'14.956 1.164 0.090172.253
1620高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'14.976 1.184 0.020172.207
178福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'15.056 1.264 0.080172.024
1865イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'15.078 1.286 0.022171.973
1939大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'15.203 1.411 0.125171.687
2029野中 誠太KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'15.988 2.196 0.785169.914
2114大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'16.102 2.310 0.114169.659
2210ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'17.288 3.496 1.186167.056
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGO公式予選 岩佐歩夢が今季初ポールポジション!

ポールポジションは岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦の公式予選が、8月9日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、やや波乱となった予選を岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)が制して、ポールポジションを獲得した。

■Q1グループA

 午後2時から始まったQ1グループAでは、フリー走行で好調だったサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)が、どこまで上がってくるかが注目された。

 そのフェネストラズは、期待に違わず、唯一1分06秒を切る1分05秒930をマークして、このグループのトップでQ1を通過。これに、大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMOINGING SF23)、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)と続いた。

 番狂わせとなったのは、今季3勝を飾っている太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)がグループ8位でQ1敗退となったこと。盤石だったチームが今回に限っては精彩を欠いている。

 今季限りで引退を表明した大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)は、最後のアタックで姿勢を崩してコースオフを喫してしまった。

 順位:フェネストラズ-大湯-野尻-山下-佐藤-福住/三宅-太田-大嶋-高星-小高

■Q1 Bグループ

 グループBの注目は、フリー走行でトップとなった小出峻(San-Ei Gen with B-Max SF23)と好調の岩佐だったが、二人は明暗を分けることになった。

 最初からニュータイヤを履いてアタックに入った小出だったが、足回りにトラブルが発生。曲がりきれずにヘアピンでコースオフしてしまい、コースサイドにクルマを停めた。

 これで、予選は中断し、車両回収後に再開。

 ここで速さを見せたのは、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)。岩佐を0.09秒抑えてトップタイムをマークした。3位にはザック・オサリバン(REALIZE Corporation KONDO SF23)が入り、チャンピオン坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)はぎりぎり6位でQ2進出を決めた。

 順位:フラガ-岩佐-オサリバン-阪口-牧野-坪井/小林-ラスムッセン-野中-Juju-小出

■Q2

 Q2も予想どおり僅差の戦いとなった。

 最後のアタックで、最初にトップタイムをマークしたのは、フェネストラズ(1分05秒766)だったが、すぐさま岩佐が逆転(1分05秒517)。このトップ2に割り込む者は最後まで現れなかった。

 最後にフェネストラズに1000分の9秒差まで迫った阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMOINGING SF23)が3位。以下、坪井、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、フラガと続いた。

 最後に逆転を狙った大湯は、最終コーナーを全開で行くも姿勢を崩してアウト側のバリアにクラッシュしてしまい12位。ハイポイントでミスを犯した野尻も11位に沈んだ。

 順位:岩佐-フェネストラズ-阪口-坪井-福住-フラガ-牧野-オサリバン-佐藤-山下-野尻-坪井-大湯

 決勝は、明日10日、午後2時20分から51周で争われる。

予選2位はサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM\'S SF23)

予選3位は阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGO公式予選結果

東北大会 -RIJ- (2025/08/09) Weather: Sunny Course: Dry
2025 SUPER FORMULA Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoGr.DriverCar
Team
Engine
Q1Q2
115B岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.7331'05.517
237Aサッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'05.9301'05.766
338B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'06.1171'05.775
41B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
1'06.3181'05.806
58A福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.3871'05.930
665Bイゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'05.6411'05.965
75B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.1831'06.056
84Bザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.0731'06.134
964A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.3821'06.141
103A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.3241'06.179
1116A野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'06.2511'06.318
1239A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'06.0881'33.890
---- 以上Q2で決定 ----
137B小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.395
1412A三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'06.498
1519Bオリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'06.573
166A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.571
1729B野中 誠太KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'06.635
1814A大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'06.674
1910BジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'07.631
2020A高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'07.028
2150B小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'08.904
2228A小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'07.463
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGOノックアウトQ2結果

東北大会 -RIJ- (2025/08/09) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
115B岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.517--197.072
237Aサッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'05.766 0.249 0.249196.323
338B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'05.775 0.258 0.009196.296
41B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
1'05.806 0.289 0.031196.204
58A福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'05.930 0.413 0.124195.835
665Bイゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'05.965 0.448 0.035195.731
75B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.056 0.539 0.091195.461
84Bザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.134 0.617 0.078195.231
964A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.141 0.624 0.007195.210
103A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.179 0.662 0.038195.098
1116A野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'06.318 0.801 0.139194.689
1239A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'33.89028.37327.572137.516
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGOノックアウトQ1結果

Aグループ

東北大会 -RIJ- (2025/08/09) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 8 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
137サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'05.930--195.835
239大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'06.088 0.158 0.158195.367
316野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'06.251 0.321 0.163194.886
43山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.324 0.394 0.073194.672
564佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.382 0.452 0.058194.502
68福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.387 0.457 0.005194.487
---- 以上Q2進出 ----
712三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'06.498 0.568 0.111194.162
86太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.571 0.641 0.073193.949
914大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'06.674 0.744 0.103193.650
1020高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'07.028 1.098 0.354192.627
1128小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'07.463 1.533 0.435191.385
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----

Bグループ

東北大会 -RIJ- (2025/08/09) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 8 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'05.641--196.697
215岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.733 0.092 0.092196.422
34ザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.073 0.432 0.340195.411
438阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'06.117 0.476 0.044195.281
55牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.183 0.542 0.066195.086
61坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
1'06.318 0.677 0.135194.689
---- 以上Q2進出 ----
77小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.395 0.754 0.077194.463
819オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'06.573 0.932 0.178193.943
929野中 誠太KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'06.635 0.994 0.062193.763
1010ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'07.631 1.990 0.996190.909
1150小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'08.904 3.263 1.273187.382
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----
Tags:

SUPER FORMULA

DELiGHTWORKS RACINGが松下信治を擁し、来季スーパーフォーミュラに新規参入

 8月9日、スーパーフォーミュラ(SF)第8戦の行われているスポーツランドSUGOにおいて、2026シーズンに新たに参入する新チームの発表が行われた。

 チームは、DELiGHTWORKS(ディライトワークス)RACING。今シーズン、SFライツに参戦している新興チームだ。ドライバーは松下信治。2023シーズンをもってスーパーフォーミュラから離れているが、2シーズンぶりの復帰となる。

 松下は、「SFではやり残したことがある。最近は解説などでSFを外から見ることが多かったが、ここに戻ってきたいという思いを強くした。シートを獲得できたことは本当に嬉しい。厳しいことは承知をしているが、チャンピオンという目標に向かって頑張りたい」と意気込みを語った。

 自身もレーシングドライバーとしてのキャリアを持つ、チーム代表兼監督の下山征人氏によると、DELiGHTWORKS RACINGは「人材育成と競技力の両立を追求する“人材開発型モータースポーツチーム”」として、SFライツチームとも連携して運営。2026年は1台体制だが、2台体制移行を目指し、若手ドライバーに実戦の機会を与えていきたいとのこと。



 エンジンはホンダを使用。メンテンスは今季SFライツでもタッグを組んでいる戸田レーシングが担う。ただ、戸田レーシングはSF経験がないため、エンジニアなどの人材は国内外を問わずに交渉をしているとのことだ。

 すでに、新車をオーダーしており、10月にはデリバリーされ、12月のテストには間に合わせる予定という。

 今季、Jujuの1台体制で参戦を開始したTriple Tree Racingに続き、2年連続で新規参入チームを迎えることになったSFシリーズ。日本レースプロモーション(JRP)の近藤会長、上野社長も「シリーズを面白くしてくれると期待している」と歓迎の様子だ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE & DELiGHTWORKS RACING

SUPER FORMULA

第8戦SUGOフリー走行 小出峻が初のセッショントップタイム!

フリー走行1回目: トップタイムは小出峻(San-Ei Gen with B-Max SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦のフリー走行が、8月9日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、ルーキーの小出峻(San-Ei Gen with B-Max SF23)がトップタイムをマークした。

 シーズンも残りところ3大会、残り5戦。ここまでドコモ・ダンディライアンの太田格之進3勝(84p)、牧野任祐2勝(73p)と、勝ち星としては圧倒しているが、ポイントでは、2勝ながらコンスタントに上位も入っているVANTELIN TOM'Sの坪井翔(87p)がリードしている。

 年一度の東北大会を制するのは、この三人のうちの誰かか、それとも4人目の新たな勝者が誕生するのか、注目される。

 また、コースの路面回収が行われたことが、タイムにどう影響するのかも気になるところだ。

 午前9時から1時間30分行われたフリー走行では、まずチーム無限が好調さを窺わせた。

 岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)が、開始まもなく1分6秒台をマークすると、その後6秒524、6秒223、6秒064と、開始60分までトップタイムをマークし続けた。

 60分を過ぎて、トップタイムをマークしたのがチームメイトの野尻。1分6秒051でトップに躍り出ると、5秒542までタイムを詰めた。

 チーム無限の対抗と目されるのがトムスだ。特に、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)は、走行開始から上位につけ、終盤トップタイムを記録。最終的には、チームメイトの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)にも逆転され4位に甘んじたが、坪井とともに好調だ。

 一方、DOCOMOダンディライアンの牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)と太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)は、安定しないクルマに苦しんだ。最後に太田が6番手タイムをマークしたものの、苦しいスタートとなった。

 そして、最後のアタックで、大殊勲のトップタイム1分5秒501をマークしたのが今季デビューの小出。ここまでQ2進出のボーダーラインの常連だったが、今週は大化けしそうな可能性を感じさせた。

 担当の村井エンジニアも「これまでズレていたピースがはまった感じです」と、予選に向け気を引き締めてはいたものの、小出とともに笑顔がこぼれた。

 予選は、本日、午後2時からノックアウト方式で行われる。

フリー走行1回目: トップタイムは小出峻(San-Ei Gen with B-Max SF23)

フリー走行1回目: 2位は野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)

フリー走行1回目: 3位は坪井翔(VANTELIN TOM\'S SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER FORMULA

第8戦SUGOフリー走行1回目結果

東北大会 -RIJ- (2025/08/09) Free Practice 1 Weather:Sunny Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
150B小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'05.501--197.118
216A野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.542 0.041 0.041196.994
31B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
1'05.606 0.105 0.064196.802
437Aサッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'05.695 0.194 0.089196.536
56A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'05.742 0.241 0.047196.395
615B岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'05.871 0.370 0.129196.010
738B阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'05.874 0.373 0.003196.001
83A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.091 0.590 0.217195.358
98A福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.130 0.629 0.039195.243
1028A小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'06.148 0.647 0.018195.190
1112A三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'06.164 0.663 0.016195.142
1265Bイゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.219 0.718 0.055194.980
1339A大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'06.259 0.758 0.040194.863
1464A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.358 0.857 0.099194.572
1514A大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'06.404 0.903 0.046194.437
164Bザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.447 0.946 0.043194.311
175B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.511 1.010 0.064194.124
1819Bオリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'06.520 1.019 0.009194.098
197B小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.563 1.062 0.043193.973
2020A高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'06.951 1.450 0.388192.849
2129B野中 誠太KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'06.982 1.481 0.031192.759
2210BジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'08.925 3.424 1.943187.325
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2優勝記者会見 福住仁嶺「50分って本当に長いなって」

GT500クラス 14号車ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

レース2決勝記者会見: GT500クラスで優勝した福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「50分って本当に長いなって。スプリントっていう感じじゃないぐらい、体感としてはすごく長かったです。一番心配していた決勝のスタートの時の天気と、かなり路温も下がっていっている状態で、チョイスしたタイヤが逆方向のものだったので、スタートしてすぐは柔らかいタイヤの人たちに抜かれるんじゃないかなとかって、すごく心配はあったんですけども、フォーメーションでしっかりタイヤ暖まってくれましたし、スタートも悪くなかったし、少しギャップを作れたのがすごく、後半に響いたかなと思います」

 「36号車(実際は1号車)が最後の最後まで、本当にまた今日もそうでしたけども、近づいてきて、前2台がぶっちぎっているレースでつまんない展開だったかもしれないですけども、トップ走ってて2秒ぐらいでずっと後ろにつかれちゃうと、すごく精神的にもきついし、それはGT300もすごく似たような状態だったんですけど、最後まで抑えることができて、このスプリントというか、ガチンコレースで1号車に勝てたっていうのが、本当にみんなにとって自信になったかなと思います」

 「今日の500に関しては、スタート時間も遅かったし、あの路温も下がってきて、気温も下がってきてる状態で、よりまあ空力(の影響)が出る方向になっちゃったかなというところで、まあその、そういう空力が出ると、後ろで走ってるクルマの空力が乱れちゃってなかなか抜けなかったりとか、そういう展開になりやすかったりするので、なかなかオーバーテイクも難しかったりしたのかなと思うんですけども。これがもっとそのすごく暑い時に、あのタイヤの落ちがもっと大きい時とか、そういうサーキットでしてるんであれば、すごくぐちゃぐちゃになって、展開としては面白くなるんじゃないかなと思うんで。まあ今日はちょっと300も500も、比較的に安定してたかなっていうところであるんでしたけど。もっと違う時期とか、違うサイクルでやったら面白い展開になったりするんじゃないかなっていうのは思いました」

GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)

藤井誠暢(D'station Racing)

レース2決勝記者会見: GT300クラスで優勝した藤井誠暢(D\'station Racing)

 「昼と同じ2人なんで、写真撮影なしで出るだけじゃないですか(笑)。先ほど言いましたけど、昔JAFグランプリっていうのがあって、すごい楽しかったんですけど、それは年末で特別戦でした。スーパーGTのシリーズ戦でこういったフォーマットのレースが初めてあって、で、ポイントもあるわけで、お客さんもいっぱいいる中で、真夏で対応もきついので、終わってみてなんですけど、まず優勝できて嬉しかったです」

 「普段のGTと違ってまた本当にガチバトルみたいな感じで、ドライバーはずっと50分間プレッシャーがかかっていて、僕たちここにいるってことは突破してたんで特に後ろが気になるんで、できれば最初の5分くらいでやめてもらいたかったんですけど(笑)意外と50分が長かったです。GT500のやつも見ててそうでしたが、やっぱり300と500がいて、いつものスーパーGTのいろんな面白さとか、終わってくるチャンスだったりって生まれますが、このフォーマットだと本当にラップタイムなりのレースがあるんで、ずっと50分気を抜けなくて、彼らと相談しながら、あるもの全てを使い切って50分戦うレースになりまして、終わってみたら優勝に来て、ホッとしてるっていう気持ちが一番です」

 「GTは2人でやるレースなんで、みんなドライバーは多分一人でレースを楽しみ、楽しみたいっていうか、自分で好きにセットしてやりたいって人がまあ多いと思うんですけど、まあそういう意味でもこういう、まあ自分次第で勝負できるレースはあったら面白いかなというのが印象です。いろいろ考えましたけど、意外と楽しみました。」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINER
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2決勝GT500クラス 福住仁嶺が今季初優勝!! トップ4をスープラが独占 

レース2: GT500クラス優勝は福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)

 2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の決勝が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスもポルシッターの福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が優勝、予選に続いて4位までをトヨタGRスープラ勢が独占する結果となった。

(天候:曇り コース:ドライ)

 GT500クラスのレース2決勝は午後4時50分に2周のフォーメーションラップを開始。厚い雲が上空を覆い尽くし、雨が心配される状況となっている。路面はドライ。全車スリックを装着して走り始めた。

 スタートでトップに立ったのはポールの福住。予選2位の山下健太(au TOM'S GR Supra)が2番手。その背後に予選3位の石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)がぴったりつけ、予選5位の関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が4番手に浮上した。

 ここで順位を落とした予選4位の国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)は2周目の1コーナーで平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)と接触、この影響から平峰の12号車だけでなく大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)や松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)にも抜かれて一気に7番手に後退、その後も8周目に名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)に抜かれて8番手に後退するなど、ジリジリと順位を落とし、21周目にタイヤ交換を行ったことで完全に勝負権を失った。

 その名取は12周目に大草の64号車を捉えて6番手に浮上すると、前を行く松下の8号車を追い上げ、18周目の最終コーナーでアウトから並びかける。両車は並走したままホームストレートを駆け抜けるが、続く19周目の1コーナーで松下が僅かにオーバーラン、名取はここで5番手に上がった。

 その松下に今度は三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)とジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が襲い掛かる。

 最後尾スタートのアレジは1周目に12番手に浮上すると、3周目に塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)を捉えて11番手、10周目には10番手を走行すると予選9位の三宅と共に19号車を捉えて10番手、15周目に三宅が64号車を捉えると、アレジも17周目にこれを抜き去っていた。

 三宅は20周目の1コーナーで8号車を攻略、続いてアレジも21周目にこれを捉え、7番手に浮上する。

 その後2台は前を行く名取の24号車に接近。28周目の1コーナーでついに三宅が24号車に並びかけるが、コカコーラコーナーで両車は接触、コースを飛び出した三宅の3号車はアレジの37号車の接近を許し、ダンロップコーナーでアウトから並びかけられるが、ここで三宅はアレジを押し出してしまった。

 一方、トップ争いは福住が山下を大きく引き離せはしないものの、終始1.5秒から2秒強のリードを保って周回を重ねていたが、終盤に入って山下のペースが福住を上回るようになり、29周目には1秒413、30周目には1秒235とその差は徐々に詰まり始める。

 そして33周目、ついにその差は0秒931と1秒を割り込んだが、レースはここで規定の50分に達したため、34周目が最終ラップということとなり、福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)がそのまま0秒728差で逃げ切って今季初優勝。

 2位には山下健太(au TOM'S GR Supra)が続き、1号車はレース1優勝の坪井翔と合せて17.5ポイントを獲得、ドライバーズランキングでもトップを維持し、さらにそのリードを広げた。

 3位は今季をもってGT500の活動を終えることを先ごろ発表した石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)が入り、関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が4位。

 5番手を走行していた平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)には2周目の接触の件で10秒のタイムペナルティが課せられたが、平峰は後続に対して大差をつけていたため、そのままニッサン勢最上位の5位でフィニッシュした。

 一方、名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)にも三宅との接触により5秒が加算され、こちらは10位に降着。これにより三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)が6位、ジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が7位となり、大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)もホンダ勢最上位の8位を獲得している。

 次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。8月24日に300kmの決勝レースが行われる。

レース2: GT500クラスのスタートシーン

レース2: GT500クラス決勝2位は山下健太(au TOM\'S GR Supra)

レース2: GT500クラス決勝3位は石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)

レース2: GT500クラスの表彰式

レース2: GT500クラスのシャンパンファイト

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2決勝GT300クラス 藤井誠暢貫禄のポール・トゥ・ウィン

レース2: GT300クラス優勝は藤井誠暢(D\'station Vantage GT3)

 2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の決勝が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた。2日のレース1は2クラス混走だったが、この日のレース2は各クラス別々に50分間のタイムレースが行われ、GT300クラスは藤井誠暢(D'station Vantage GT3)が他を寄せ付けない走りでポール・トゥ・ウィン。レース1に続いて777号車が2連勝を達成した。

(天候:晴れ コース:ドライ)

 GT300クラス決勝は午後2時15分に2周のフォーメーション開始。気温32℃、路面温度は42℃だ。

 ポールポジションの藤井がトップで1コーナーに飛び込み、予選3位の堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)が予選2位の谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)を抜いて2番手に浮上した。

 3番手の4号車に続いてザック・オサリバン(CARGUY Ferrari 296 GT3)が4番手。ところが5番手でオープニングラップを終えた井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)は5周目にトラブルに見舞われ、早々と戦列を去ってしまう。

 これで5番手に繰り上がったのが予選8位の菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)だ。菅波は1周目に木村偉織(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)と野中誠太(Green Brave GR Supra GT)をかわして6番手に浮上すると、61号車のトラブルで5番手。13周目には7号車、そして22周目についに4号車を捉えて3番手まで上がってきた。

 一方、トップの藤井は2位の堤に全く付け入る隙を与えずに周回を重ね、31周目に規定の50分を迎えてそのままフィニッシュ。前日のチャーリー・ファグに続いて777号車が2連勝を達成した。2位は2号車の堤。3位は菅波の65号車だった。

レース2: GT300クラスの決勝がスタートした

レース2: 谷口信輝と菅波冬悟の争い

レース2: GT300クラス決勝2位は堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)

レース2: GT300クラス決勝3位は菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2ポールポジション会見 福住仁嶺「まず一つチームに恩返しできた」

GT500クラス 14号車ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

レース2予選記者会見: GT500クラスでポールポジションを獲得した福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「14号車にとっては、昨日のフリー走行から、専有の時もちょっとトラブルが出てしまって、すごいあたふたした状態で予選に間に合ったって感じなんですけども。昨日の予選はちょっとまとめきれなかったかなというところで、まあ微妙な順位で悔しい思いをしちゃって。決勝もスタートしてすぐに接触によりリタイアということで、まあメカニックさんもその予選の前もあたふたしてましたし、決勝後も修復するために、夜中の3時ぐらいまでかかったということだったので、僕自身はもう結果で恩返ししたいなって思いもありました。そういうメカニックさんの頑張り、チーム全員の頑張りがあったことが、今回のこのポールという結果に繋がったと思います」

 「昨日は色々と課題が多くて、大嶋さんから色々とフィードバックをもらって、そこでクルマをアジャストしたことが、今日の予選に繋がったかなというところではあるんですけども、実際にフリー走行の流れで言うと、まだまだ詰めないといけないところが多いなって。自分はいろいろ不満を持ったまま、予選に行った状態だったので、その中でうまくまとめられたからポールなんですけども、決勝ちょっと心配かなっていう部分はまだまだあるので、まあ、あの、いろいろ不安要素はあるんですけども、このポールはまずは一つ、チーム恩返しできてよかったかなと思います。」

GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)

藤井誠暢(D'station Racing)

レース2予選記者会見: GT300クラスでポールポジションを獲得した藤井誠暢(D\'station Racing)

 「まずあのスプリントっていうレースで、ドライバー一人が走るんで、このレースは結構楽しみにしてました。だいぶ前の話なんですけど、2010年からJAFグランプリがあり、結構その時も楽しかった記憶があったので、今回このレースをすごく楽しみにしてたんですけど、そういう中でまず昨日のレースでチャーリー(ファグ)が優勝できました。ただちょっとペース的には苦しいものがあって、ポール取れるほどじゃないなっていう状況だったので、その中からデータとかを見て、今日すごい細かいところのセットアップをちょっと変えたのが良い方向に行き、結果的にボールが取れました。」

 「いつものQ1、Q2も別にやることは一緒なんですけど、まあ一人でやるっていうのは違ってて。その昔、JAFグランプリをやってたんで。時期は違いますけど、それと同じような感じで、一人でいつもよりもちょっとプレッシャーのある中で楽しめるんで、そういう意味ではすごく楽しめました。で、昔JAFグランプリやった時に僕3位、2位。 、1位だっ たんですね。なので、結構この富士のスプリント、意外といい結果が多いので、まあ今回もボールをまず取りたいと思ってましたし、ええ、決勝を勝てるように行きたいと思ってます」

レース2予選フォトセッション: 両クラスのポールシッター

Text: Kazuhisa SUEHIR
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2公式予選 トヨタ勢が上位独占!! ポールポジションは福住仁嶺

レース2: GT500クラスポールポジションは福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)

 2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の公式予選が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)がポールポジションを獲得した。

(天候:晴れ 路面:ドライ)

 GT500クラスの公式予選は午前11時30分より10分間で行われた。気温33℃、路面温度は49℃だ。

 今回も残り時間8分のあたりから徐々にコースインするドライバーが出始め、残り6分を切った頃にようやく全車がコース上に出揃った。

 各車2周目、3周目と徐々にペースを上げていくなか、大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)は3周目からアタックを開始して1分28秒137を記録。

 続いて早めに走行を開始していた千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が4周目に1分28秒632。ここからは4周目にアタックしたドライバーが続々とタイムを刻む。

 松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)は1分28秒544、三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)は1分28秒552、平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)は1分28秒145で大草に次ぐ2番手だ。

 そしてここで2周目から1分31秒447とハイペースで周回を重ねていた山下健太(au TOM'S GR Supra)が1分27秒675でトップに立つ。

 ここでチェッカーフラッグが提示され、コース上の各車は最後の計測となる。

 石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)が4周目に1分27秒938。

 三宅は5周目にもアタックを続行するが、タイムは1分28秒452に留まる。

 そして最後の最後に福住が1分27秒477を5周目に叩き出して山下を上回り、見事トップに躍り出た。続いて国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)も1分28秒004と27秒台まであと少しと迫る。

 この結果、福住がポールポジション。山下が予選2位、石浦が予選3位、国本が4位と、上位4台をトヨタ勢が占める結果となった。

 トヨタ勢各チームはこの大会に臨むにあたり、通常はリヤクォーターウィンドウあたりに位置している給油口を取り除くというモディファイを行い、空気抵抗の低減と低重心化を図ったようだ。数値的には僅かなものと思われるが、そこまでするトヨタの本気が上位独占につながったと言えるだろう。

 ニッサン勢最上位は平峰の5位、ホンダ勢は大草の6位が最高だった。

レース2: GT500クラス予選2位は山下健太(au TOM\'S GR Supra)

レース2: GT500クラス予選3位は石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE 
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2公式予選GT300クラス 圧倒的な速さで藤井誠暢がポール獲得

レース2: GT300クラスポールポジションは藤井誠暢(D\'station Vantage GT3)

 2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の公式予選が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは藤井誠暢(D'station Vantage GT3)がポールポジションを獲得した。

(天候:晴れ 路面:ドライ)

 GT300クラスの公式予選は午前11時より20分間で行われた。開始時の気温は33℃、路面温度は50℃に達した。

 最初にアタックに入ったのは城内政樹(アールキューズAMG GT3)、松井孝允(HOPPY Schatz GR Supra GT)、永井宏明(apr GR86 GT)の3台。少し遅れてハリー・キング(seven × seven PORSCHE GT3R)も走行に加わる。ここで松井が残り12分で1分38秒587をマーク。キングが残り8分を切ったところで1分38秒114で上回るが、これは走路外走行との判定。

 この頃には全車がコースに出てきており、終盤に向けて相次いでタイムアタックに取り掛かった。

 まずは坂口夏月(METALIVE S Lamborghini GT3)が1分38秒504で25号車を上回るが、すぐにザック・オサリバン(CARGUY Ferrari 296 GT3)が1分37秒388を記録してトップに立った。

 続いて残り3分を切ったところで菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)が1分37秒479、キングも1分37秒646そして井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分37秒666と上位陣は軒並み1分37秒台に突入。

 残り2分を切ったところで藤井の777号車が1分37秒379。すぐに堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)が1分37秒300でこれを上回るが、藤井はチェッカー直前に1分36秒888までタイムを短縮して再びトップに。続いて谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)も1分37秒275を叩き出し、2番手に割って入った。

 これによりGT300クラスは藤井誠暢がポールポジションを獲得。谷口信輝が予選2位、堤優威は予選3位で午後の決勝に臨むこととなった。

レース2: GT300クラス予選2位は谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)

レース2: GT300クラス予選3位は堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝上位3人のコメント 佐藤樹「今やっと勝てたみたいな感覚」

第5戦優勝 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「スタートは僕の一番の今の課題だなと思います。自分的には昨日よりもいいスタートが出来たんですけど、それよりも周りがかなりいいスタートを決めてきて、前に出られちゃったんです。でもペースには自信があったので、落ち着いて抜き返せたので、よかったです。」

 「開幕の3戦目からSC2連勝で、僕的には結構モヤモヤしてたんですけど、今回はちゃんとしっかりレースやりきって優勝できたので、一番良かったです。自分の走りを見せて勝てたのは本当に良かったです感覚的には今やっと勝てたみたいな感覚でした」

 「次はまた別のサーキットになるんで、そこに向けてしっかり準備して、この流れを切らさないように頑張りたいと思います。鈴鹿はスクールも卒業してるし、走行経験で言えば多い方なので、自信持っていきたいと思います。このまま5連勝を2レースとも勝ってできるように頑張りたいと思います」

第5戦決勝2位 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

 「あまりストレートスピードが強いクルマじゃないこと、向こうが強いクルマっていうのはわかってたんで、スタートのチャンスをものにできたのは、最初から狙ってたのがうまくいったなっていうぐらいです。相手もそんなにスタートがうまい印象もなかったんで。スタートは昨日よりはうまく決めれたかなとは思います。昨日同じのが決めれたら勝ったかもしれないんですけど。それは同じのをずっと決めれるように頑張ります」

 「ストレート部分の差はバトルしててもすごく感じました。スリップ入られたら抜かれちゃうしで、1コーナー出た後もサイドバイサイドで並んで、コーナーで外側からかぶせられるかなと思ったんですけど、そこからの伸びが向こうの方が良くて前に出られてしまったかなっていう感じもあるんで、そこは今後の課題だなと思いますが、鈴鹿サーキット、SUGOと富士よりストレートスピードの弱さはあんまり影響しなさそうなコースが多いんで、いい方向には向かうんじゃないかなと思います」

 「(鈴鹿大会の目標は)ライバルがどこの順位であろうと、僕が勝てるように運べるように持ってきます。今回は両方とも2位で終わってしまったんで。次は両方勝てるように頑張ります」

第5戦決勝3位 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「14周フルでレースができて、もう悔いの残らないレースでやろうと思ったんですが、やっぱり悔しいレースになりましたね。だからこそ2位も負けたくないですし、チームメイトの佐藤選手が優勝したので、そこは嬉しいですけどね、チームとして」

 「(新原選手とのバトルについて)前に佐藤選手もいたんで、ブレーキングでインに詰めても低速で接触する可能性も全然あるんで。ああ、そうか、それ考えると,あのラインじゃちょっといけないなと思いました。その後は僕がこの熱い路面と気温に合わせられた結果がなので、僕の全力があれだったっていう感じですね」

 「(鈴鹿大会について)去年はあんまり振るわない結果だったんですけどね。まあでも、そもそもスーパーFJではチャンピオンを取っているので、苦手意識はないです。なので挽回して、次はてっぺん目指して頑張ります。二連勝を取りに行きます」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝 佐藤樹が盤石の走りで3連勝を達成

チャンピオンクラス優勝は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

インディペンデントクラス優勝はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

 2025FIA-F4選手権シリーズ第5戦の決勝が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が今季3勝目を挙げた。

 第5戦決勝は午前9時55分より14周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 スタートでトップに立ったのは予選2位の新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)。佐藤が2番手で続き、予選3位の白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)がそのまま3番手、予選4位の百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)がが4番手でコントロールラインに戻ってきた。

 1周を終えて新原のリードは0秒310。すかさず2周目の1コーナーで佐藤がアウトから並びかけるが新原はこれを押さえこむ。

 しかし続くコカコーラコーナー入口で佐藤が新原のインをつき、ここでトップを奪い返した。

 3番手の白崎もこれに乗じてヘアピンまでに新原の攻略を図るも、これは実を結ばず。

 トップの佐藤は0秒518のリードを築いて2周目を終了した

 白崎は4周目の1コーナーでも新原にアウトから並びかけるが、ここでも新原はこれを退ける。

 こうした後続のバトルを尻目にラップタイムを更新しながら周回を重ねるトップの佐藤は8周目に1秒274もの差を新原につけて戻ってきた。しかし新原も白崎に1.444秒差をこの時点でつけており、ポジションを脅かされる恐れはなさそうだ。
4番手には予選7位スタートから順位を上げてきた洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)が百瀬を攻略して浮上してきている。

 10周終わって佐藤と新原の差は1秒169秒に。9周目から徐々に新原が差を詰めてきた。互いにペースは落ちているが、その中で新原がややペースに勝っているよう

 しかし11周目に佐藤は1分46秒732までペースを上げてその差を1秒553まで広げて見せる。その後も12周目に2秒080までその差を広げ、13周目に2秒128とリードを広げた佐藤樹は最終的に新原を2秒281突き放して14周を走り切り、第3戦富士以来負けなしの3連勝を飾った。

 2位は新原光太郎、白崎稜が3位に入った。

 またインディペンデントクラスは第4戦に続いてDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が連勝を飾っている。

 FIA-F4選手権シリーズ、次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキットで8月23-24日に第6戦、第7戦が行われる。佐藤樹の連勝を止めるのは果たして誰なのだろうか。

チャンピオンクラス2位は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス3位は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

インディペンデントクラス2位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インディペンデントクラス3位は植田正幸(Rn-sports MCS4)

チャンピオンクラスの表彰式

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOIME
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2公式練習GT300クラス 藤井誠暢がダントツの速さでトップタイム

レース2公式練習: GT300クラストップタイムは藤井誠暢(D\'station Vantage GT3)

 2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の公式練習が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、レース1優勝の藤井誠暢(D'station Vantage GT3)がトップタイムだった。

 藤井の777号車は5周目に1分36秒946を記録。これはレース1のポールタイムをも上回るものだ。この時点で2番手にはハリー・キング(seven × seven PORSCHE GT3R)が1分37秒513で続き、木村偉織(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が1分37秒583で3番手。

 その後、堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)が9周目に1分37秒239を記録して2番手、ザック・オサリバン(CARGUY Ferrari 296 GT3)が10周目に1分37秒421で3番手に食い込んできて、2クラス混走は終了。

 専有走行では野中誠太(Green Brave GR Supra GT)が1分37秒165で2番手に上がってくると、谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)も1分37秒224、1分37秒090と立て続けに好タイムを記録。

 しかしそれでも藤井が序盤に記録した1分36秒台には誰一人近づくことができず、公式練習は777号車がトップ。4号車が2番手、52号車が3番手という結果となった。

レース2公式練習: GT300クラス2位は谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)

レース2公式練習: GT300クラス3位は野中誠太(Green Brave GR Supra GT)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOIME
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2公式練習GT500クラス レース1に続いて1号車au TOM'S GR Supraがトップタイム

レース2公式練習: GT500クラストップタイムは山下健太(au TOM\'S GR Supra)

 2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」のレース2公式練習が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは山下健太(au TOM'S GR Supra)がトップタイム。1号車は二日続けて公式練習トップと好調ぶりを見せている。

 レース2の公式練習はレース1同様に午前8時30分より、混走40分、専有走行各10分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 序盤トップに立ったのは石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)。4周目に1分28秒095をマークした。2番手に福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分28秒211で続いて山下健太(au TOM'S GR Supra)が1’28.325で3番手。

 結局、その後も大きな順位変動がなく混走は終了。午前9時20分からの専有走行に移行する。

 当初はガレージで待機していた各ドライバーが動き出したのは残り8分を切ったところ。ここから予選を想定した激しいアタック合戦が展開された。

 まずは千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が1分28秒608で5番手に浮上すると、大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)は1分28秒106で2番手にジャンプアップ。そしてここでジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が1分27秒794でトップに浮上した。

 国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)は1分28秒075、平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)も1分27秒816までタイムを縮める。

 さらに福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分27秒528を叩き出し、37号車のタイムを上回ってきたが、山下はそれをさらに上回る1分27秒330を記録し、1号車はレース1に続いて公式練習をトップで終えた。

また2番手は14号車。3番手には19号車、4番手には37号車とここでもスープラ勢が上位を独占している。

レース2公式練習: GT500クラス2位は福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)

レース2公式練習: GT500クラス3位は国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2 GT500クラス決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 GT500 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
114福住 仁嶺ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS3450'22.936--
21山下 健太au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS3450'23.664 0.728 0.728
338石浦 宏明KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS3450'43.44420.50819.780
439関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS3450'56.57233.63613.128
5*12平峰 一貴TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS3451'07.66944.73311.097
63三宅 淳詞Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS3451'12.21549.279 4.546
737ジュリアーノ・アレジDeloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS3451'12.53749.601 0.322
864大草 りきModulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL3451'13.07350.137 0.536
923千代 勝正MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS3451'16.55053.614 3.477
10*24名取 鉄平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH3451'16.70153.765 0.151
118松下 信治ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS3451'20.41457.478 3.713
12100山本 尚貴STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS3451'20.73657.800 0.322
13*17塚越 広大Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS3451'22.74759.811 2.011
14*16佐藤 蓮ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS3350'28.3271Lap 1Lap
1519国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH3351'29.8391Lap 1'01.512
---- 以上規定周回数(70% - 23 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 14 福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra) 1'28.441 (3/34) 185.737 km/h
  • CarNo. 12は、SpR.13-1.a(他車への接触)により、タイムペナルティー10秒を科した。
  • CarNo. 24は、SpR.13-1.b(他車をコースアウトさせた)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 17は、SpR.13-1.a(他車への接触)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 16は、RD Note(複数回の走路外走行)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2 GT300クラス決勝結果

FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 14 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
1777藤井 誠暢D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL3150'58.204--
22堤 優威HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS3150'59.475 1.271 1.271
365菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes GT3
K2 R&D LEON RACING
BS3151'01.364 3.160 1.889
45木村 偉織マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH3151'09.69411.490 8.330
54谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH3151'12.31514.111 2.621
652野中 誠太Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS3151'13.08414.880 0.769
718野村 勇斗UPGARAGE AMG GT3
Mercedes GT3
TEAM UPGARAGE
YH3151'13.34815.144 0.264
8666ハリー・キングseven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH3151'15.79117.587 2.443
945ケイ・コッツォリーノPONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL3151'20.56322.359 4.772
1056平手 晃平リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH3151'22.03623.832 1.473
110元嶋 佑弥VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH3151'24.25026.046 2.214
1262平木 玲次HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH3151'46.39448.19022.144
139冨林 勇佑PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH3151'47.11048.906 0.716
1487坂口 夏月METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH3151'47.60549.401 0.495
1596高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL3151'48.35350.149 0.748
1660吉本 大樹Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL3151'50.15151.947 1.798
17*7ザック・オサリバンCARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH3151'55.62757.423 5.476
1826安田 裕信ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH3151'55.91757.713 0.290
1911大木 一輝GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL3151'57.57859.374 1.661
20360清水 啓伸RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH3152'02.8261'04.622 5.248
2120平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI3152'13.1041'14.90010.278
2248柴田 優作脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH3152'13.4991'15.295 0.395
2325松井 孝允HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH3152'13.8221'15.618 0.323
2430永井 宏明apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI3152'49.1911'50.98735.369
2522城内 政樹アールキューズAMG GT3
Mercedes GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH3051'21.2491Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 21 Laps)完走 ----
-61井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL46'37.64627Laps26Laps
-*31小山 美姫apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS26'15.03929Laps2Laps
286片山 義章UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH12'51.33430Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 4 谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG) 1'38.098 (8/31) 167.453 km/h
  • CarNo. 7は、RD Note(複数買いの走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 31は、SpR.13.1.a(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため未消化。
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2 GT500クラス公式予選結果

FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 GT500 Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
114福住 仁嶺ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'27.477--187.784
21山下 健太au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'27.675 0.198 0.198187.360
338石浦 宏明KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS1'27.938 0.461 0.263186.800
419国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'28.004 0.527 0.066186.660
539関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'28.033 0.556 0.029186.598
664大草 りきModulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'28.137 0.660 0.104186.378
712平峰 一貴TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'28.145 0.668 0.008186.361
824名取 鉄平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'28.186 0.709 0.041186.274
93三宅 淳詞Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS1'28.425 0.948 0.239185.771
108松下 信治ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS1'28.544 1.067 0.119185.521
1123千代 勝正MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS1'28.632 1.155 0.088185.337
1217塚越 広大Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS1'28.676 1.199 0.044185.245
13100山本 尚貴STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS1'28.683 1.206 0.007185.231
1416佐藤 蓮ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS1'28.712 1.235 0.029185.170
1537ジュリアーノ・アレジDeloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS1'29.743 2.266 1.031183.043
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2 GT300クラス公式予選結果

FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 GT300 Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
1777藤井 誠暢D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1'36.888--169.544
24谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'37.275 0.387 0.387168.870
32堤 優威HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS1'37.300 0.412 0.025168.826
47ザック・オサリバンCARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH1'37.388 0.500 0.088168.674
561井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'37.413 0.525 0.025168.630
65木村 偉織マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'37.456 0.568 0.043168.556
752野中 誠太Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS1'37.462 0.574 0.006168.546
865菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'37.479 0.591 0.017168.516
9666ハリー・キングseven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH1'37.646 0.758 0.167168.228
1045ケイ・コッツォリーノPONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL1'37.706 0.818 0.060168.125
1118野村 勇斗UPGARAGE AMG GT3
Mercedes GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'37.759 0.871 0.053168.034
120元嶋 佑弥VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH1'37.907 1.019 0.148167.780
136片山 義章UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH1'37.928 1.040 0.021167.744
149冨林 勇佑PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'37.933 1.045 0.005167.735
1587坂口 夏月METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH1'37.969 1.081 0.036167.673
1662平木 玲次HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH1'38.055 1.167 0.086167.526
1731小山 美姫apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS1'38.128 1.240 0.073167.402
1860吉本 大樹Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL1'38.390 1.502 0.262166.956
1996高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'38.458 1.570 0.068166.841
2025松井 孝允HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'38.587 1.699 0.129166.622
2126安田 裕信ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH1'38.793 1.905 0.206166.275
2220平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1'38.821 1.933 0.028166.228
2311大木 一輝GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL1'38.938 2.050 0.117166.031
2448柴田 優作脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'39.102 2.214 0.164165.756
25360清水 啓伸RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'39.155 2.267 0.053165.668
2630永井 宏明apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI1'39.169 2.281 0.014165.645
2722城内 政樹アールキューズAMG GT3
Mercedes GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'40.280 3.392 1.111163.809
2856平手 晃平リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'40.855 3.967 0.575162.875
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝結果

Championクラス

FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
117佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1424'59.454--
250新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1425'01.735 2.281 2.281
316白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1425'04.356 4.902 2.621
445洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1425'07.146 7.692 2.790
551百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1425'08.358 8.904 1.212
643森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1425'10.45611.002 2.098
729鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1425'14.15214.698 3.696
854迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1425'17.25517.801 3.103
928梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1425'17.79218.338 0.537
1052岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1425'18.55619.102 0.764
118落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1425'21.34921.895 2.793
1234田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1425'23.45123.997 2.102
1360熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1425'23.57424.120 0.123
1433鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1425'24.49525.041 0.921
1538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1425'24.79925.345 0.304
163山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1425'27.30127.847 2.502
1797三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1425'28.08328.629 0.782
1836菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1425'28.95029.496 0.867
1937武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1425'31.04431.590 2.094
2080翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1425'33.05333.599 2.009
2135鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1425'34.66735.213 1.614
2219松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1425'35.56336.109 0.896
2353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1425'35.89036.436 0.327
2487下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1425'37.03537.581 1.145
2515中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1425'42.91143.457 5.876
2663岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1425'51.78152.327 8.870
27*62中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1425'57.44257.988 5.661
28*14村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1426'14.2291'14.77516.787
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----

Independentクラス

FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1425'35.925--
244今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1425'36.460 0.535 0.535
311植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1425'42.581 6.656 6.121
496齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1425'45.97410.049 3.393
56ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1425'46.01910.094 0.045
621小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1425'46.54210.617 0.523
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1425'48.36012.435 1.818
810中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1425'50.19414.269 1.834
988三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1425'56.79820.873 6.604
104佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1425'59.26923.344 2.471
1174小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1426'01.09225.167 1.823
12*5小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1426'02.18426.259 1.092
1386大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1426'12.95037.02510.766
14*64清水 剛HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1426'46.9351'11.01033.985
1598IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1325'04.1491Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-55KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
917'15.2785Laps4Laps
-61坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
59'58.4989Laps4Laps

  • Fastest Lap(Champion): CarNo. 17 佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4) 1'46.514 (6/14) 154.222 km/h
  • Fastest Lap(Independent): CarNo. 30 DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON) 1'47.840 (5/14) 152.326 km/h
  • CarNo. 62は、シリーズ規則第15条1.1(衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 5は、L項第4章第2条c)d)(走路外走行複数回)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 14は、シリーズ規則第19条5(他車への幅寄せ行為)、19条2(総合外走行復帰の仕方)、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1(ストレート2脱)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 64は、シリーズ規則第16条1.1)2)(衝突行為+コースアウトを強いるもの)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第4戦富士決勝上位3人のコメント 佐藤樹「気づいたら終わった、って感じ」

第4戦優勝 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「スタートでなんとか前に出れて、気づいたら終わったって感じになったんです。予選で前に出れてたんで、こういう形で勝てたとは思うんで、そこはポジティブに捉えて、また明日も頑張ります。明日もポールなので、しっかり走って優勝できるようにしたいです」

 「なんか,SCについて毎回終わってるみたいな。レースしたいなって。予選もずっと調子良かったし、それが決勝で見せれたら良かったですね。まあ、しょうがないです」

第4戦決勝2位 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

 「僕にはスタートとSC再開っていう2回チャンスがあったにもかかわらず、前とバトルすらできなかったっていうのは結構悔しいですね」

 「スタートはベストではなくて。でもまあ並べるには並べる距離感だったんですけど、まあ差し切るほどではなかったかなって感じですね。あとちょっと足りなかったですね」

 「スタートのミートの上手さであったり、SCDの合わせの上手さやったり、そういう部分のちょこちょこした改善は絶対あると思うので、無駄にはせず明日に生かしたいなと思います。今日スタートとSC再開の練習はできたんで、明日はうまく合わせればと思います」

第4戦決勝3位 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「スタートで全部決まってたと思うんで ちょっとスタートを見直す必要がありそうですね。単純にホンダの2人の新原選手と百瀬選手がスタート上手いので、ここをどう倒すかを考えなきゃいけないですね。そんな感じを考えさせられるレースでした」

 「明日は前に出てバトルできればなんとかいけるんじゃないかなって考えてます。ペースは悪くはないと思うんで」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第4戦富士決勝 相次ぐトラブルとアクシデントでレースは5周に短縮 佐藤樹が今季2連勝

チャンピオンクラス優勝は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

インデペンデントクラス優勝はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

 2025FIA-F4選手権シリーズ第4戦の決勝が8月2日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた。レースは1周目にトラブル車両がコース状に撒いたオイルのため赤旗中断となり、再開後もアクシデントによりセーフティーカーが導入されるあれた展開となり、規定周回に達するのを待たずして制限時間を迎え、終了という残念な結果となった。優勝はポールポジションからスタートした佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)だった。

 第4戦決勝は午後5時15分にフォーメーション開始。スーパーGTの決勝中に降った雨は収まり、天候は曇り。路面はドライでの戦いとなった。

 スタートでは佐藤が予選2位からスタートを決めた新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)の追い上げを退け、トップで1コーナーに飛び込む。3番手は白崎稜稜(Kageyama YBS Verve MCS4)だ。

 ところがその後方で武藤雅奈(TGR-DC RS F4)がマシントラブルによりホームストレート上にオイルを撒き散らしたため、1周を終えずして赤旗中断となってしまう。

 レースは午後5時40分にセーフティーカー(SC)の先導で再開。4周目から追い越しが可能となったが、その直後に1コーナーで後方集団数台によるクラッシュが発生、再びSCが導入された。

 結局、レースはSC先導のまま制限時間の午後5時50分に達したため、5周終了をもってチェッカーフラッグが提示されることとなった。

 これにより、ポールポジションの佐藤樹が5月の第3戦に続いて2連勝。2位に新原光太郎がつけ、白崎稜が3位という結果となった。

 インディペンデントクラスも予選トップのDRAGON選手(#30 B-MAX TEAM DRAGON)がそのまま優勝となっている。

決勝がスタートした

レースはオイル処理のため赤旗中断となった

レース再開後のアクシデント#1

レース再開後のアクシデント#2

チャンピオンクラス2位は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス3位は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

インデペンデントクラス2位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インデペンデントクラス3位はKENTARO(Baum Beauty Clinic)

チャンピオンクラスの表彰式

インデペンデントクラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース1優勝記者会見 坪井翔「やるべきことは通常と変わらない印象」

レース1決勝記者会見: GT500クラスで優勝した坪井翔(TGR TEAM au TOM\'S)

GT500クラス 1号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)

坪井翔(TGR TEAM au TOM'S)

 「予選があまりにダサすぎたんで。よく2位で収まれたなっていうぐらいの大失敗を正直したので、あれで2位取れるスピードがあるってことは、勝てるのかなっていうふうに決勝前は思ってました。とはいえ、始まってみないとレースは分かんないしっていう感じでレースは進んだんですけど、雨がどうなるかっていうところで、イレギュラーだけは起きないでくれというふうに思ってレースしてて。でも本当に一応守り抜けたので良かったです」

 「このフォーマットに関しては、35周はほぼワンスティントですし、GT300と混走だし、そう考えると、ドライバーとしてやらなきゃいけないことは、普段のワンスティントとあんまり変わらないのかなっていう印象はありました」

 「あとはちょっとこのスケジュールだとちょっとメカさんかわいそうかなって。見てるお客さんに楽しんでもらえたらそれが一番なんですけど。チーム側を見てると、本当にお昼も食べれずにずっとメンテナンスしているのがまた明日も続くので、ちょっとこの暑さで、メカさんたちはにはちょっと酷なスケジュールかなっていうのは感じました。フリー走行を金曜日にやるとか、そういう対策をしていただけると、多分チームの人たちは倒れなくて済むのかなと思うような1日でした」

レース1決勝記者会見: GT300クラスで優勝したチャーリー・ファグ(D\'station Racing)

GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)

チャーリー・ファグ(D'station Racing)

 「まず、優勝会見の場に戻ってこられて本当に嬉しいです。スーパーGTの表彰台の頂点に戻ってこられて、2度目の優勝を飾ることができて、本当に最高の気分です。そして、GTAとスーパーGTの主催者の方々に、私たちにドライバー1人でレースをするチャンスを与えてくれたことに感謝したいと思います。スプリントレースはとても楽しかったので、他の皆さんにも楽しんでいただけたと思います。観戦するのも楽しかったはずです。」

 「(通常のレースフォーマットとの違いについて)言うまでもなく一番大きいのは、練習走行と予選、そして決勝レースがすべて1日で行われるということだと思います。ですから、一日はとても忙しいです。一人で走るので自分の好みに合わせてマシンをセッティングする機会がずっと多くなりますし、少し自由度も高まります。自分の好きなようにレースに臨むことができ、ピットストップ戦略があることも良いことですが、今日は、最初から最後まで自分の筋書き通りに走行できたのもとても嬉しかったです。」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第4戦富士レース2決勝GT300クラス 接戦を制したのはチャーリー・ファグ!

レース1決勝: GT300クラス優勝はチャーリー・ファグ(D\'station Vantage GT3)

 8月2日に富士スピードウェイで行われた、スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」のレース1決勝は、チャーリー・ファグ(D'station Vantage GT3)がGT300クラスを制した。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの平良響(HYPER WATER INGING GR86 GT)。山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が2番手で続き、予選4位のファグが3番手に浮上。4番手は片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)だ。

 一方、スタートで5番手に後退した予選3位の小林利徠斗(CARGUY Ferrari 296 GT3)は8周目の1コーナーでロベルト・メルヒ・ムンタン(UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)に捉えられ、6番手に落ちてしまった。しかし6号車には6周目のリスタートの際、コントロールラインの手前で追い越したとしてドライブスルーペナルティが下る。

 上位陣では10周目にファグが山内を捉えて2番手に。さらに21周目のコカコーラコーナーではトップの平良を捉えてトップに浮上した。ペースの上がらない61号車を捉えて3番手を走行していた片岡もこの周のヘアピンで平良を抜いて2番手に。

 続いてセクター3で7号車の小林、予選7位から着実に順位を上げてきた蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も平良を抜き去り、2号車は5番手まで後退してしまった。

 そしてレース終盤。7号車を捉えて3番手に浮上した蒲生が31周目の1コーナーで4号車のインに飛び込む。しかし片岡はかろうじてこれを抑え込んだ。

 こうして2台がバトルを展開する間にトップのファグはリードを広げることに成功。その差は0秒785と大きなものではなかったが、なんとか逃げ切って蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が今季初優勝をものにした。

 2位は片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)。蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が3位と、FIA-GT3勢が表彰台を独占してレース1は幕を閉じた。

 スーパーGT第4戦、レース2決勝は3日の午後2時15分より50分間の時間レースで行われる。混走のレース1とは異なり、今度はGT300のみの戦いだ。

レース1決勝: GT300クラスのスタートシーン

レース1決勝: GT300クラス2位は片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)

レース1決勝: GT300クラス3位は蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)

レース1決勝: GT300クラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:
ogtzuq

検索

最新ニュース