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全日本GT選手権

JGTC 第4戦 十勝 決勝/トヨタモータースポーツニュース


初開催の十勝で2位に入ったスープラ6号車(C)Toyota

全日本GT選手権(JGTC)
第4戦 HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP

           JGTC第4戦 初開催の十勝でトヨタ・スープラが2位
ハンディウェイトを克服し、依然トヨタ・スープラがポイントランキングをリード

 全日本GT選手権第4戦、「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPI‐
ONSHIP」が7月17日(土)、18日(日)の両日、北海道の十勝インターナ
ショナルスピードウェイで開催された。
 当地で初めて開催のJGTCシリーズ戦には、GT500クラスに18台、GT‐
300クラスに25台が参加。トヨタ勢はこのうちGT500クラスに7台のスー
プラ、GT300クラスに3台のセリカと2台のMR‐Sが出場となった。
 93年に十勝平野のフラットな地形にオープンした、十勝インターナショナルス
ピードウェイは、コーナーの間をストレートで結んだレイアウトで高低差が少ない
のが特徴。とりわけ今回は一周3.405kmと短い「クラブマンコース」(ショー
トコース)を使用するため、決勝中のラップタイムは僅か1分10~20秒台。両
日とも好天に恵まれ、気温30度以上と予想以上の暑さの中、43台ものGTカー
がひしめく大混戦模様となった。

◆予選◆
 17日(土)の公式予選は午前11時と午後3時からそれぞれ1時間づつ実施。
朝方曇りがちだった天候は1回目の開始時までには晴天となり気温も29度まで上
昇。
 早々にアタック合戦となった序盤20分間のGT500クラス専有時間帯にエッ
ソウルトラフロースープラ6号車がトップから0.114秒差の2番手タイムを記
録。これにDYNACITYトムススープラ37号車、WOODONEトムススー
プラ36号車、auセルモスープラ38号車が続いた。
 午後の2回目セッションは、天候は下り坂という予報もあり、気温の降下が期待
される中、大半のチームが2セットある予選タイヤの1セットを残して臨んだが、
実際には依然陽射しが強く、気温31~32度と厳しいコンディションで行われた。
 それでも終盤には各車がタイムアップを期してコースイン。スープラ6号車も逆
転ポールポジションを目指し果敢なアタックに入った。しかし、スロー走行車両に
ラインを阻まれ、これを避けて無念のコースアウト。スープラ36号車はタイム短
縮を果たし、4番手グリッドを確定。これにスープラ6号車がコースアウト前周の
タイムで5番手となり、決勝へと臨むことになった。

◆決勝◆
 18日(日)未明までの断続的な小雨で、早朝のコースは濡れていたが、午前9
時からのフリー走行までには陽射しが出て、あっという間に路面は乾き、完全なド
ライコンディションとなった。午後1時55分に決勝レースのフォーメーションラッ
プを迎えるころには気温も再び30度を超え、猛暑の中での戦いとなった。
 6番手スタートのスープラ37号車は、4周目の第1コーナー進入時に4位に浮
上。さらに9周目には3位までポジションを上げて快走。ピットインタイミングを
遅らせたスープラ37号車は44周目に暫定首位に立つが、ピットへ向かおうとし
た翌周、他車に追突されてコースアウト。幸い自力でピットへ向かったもののタイ
ムロスで6位へ後退。

 また、5番手スタートのスープラ6号車はタイヤにフラットスポットが出来、6
位までポジションを下げるが、予定より早めのピット作業を行うと、猛然と挽回。
ピット作業が一巡したところで4位に付け、残り14周で3位に躍進。ショートコー
スを舞台に、めまぐるしく次々とGT300車両を抜きながら果敢にアタックする
スープラ6号車の猛追ぶりに観客の目は釘付けとなった。さらに、大詰めとなった
最終ラップで先行する2位のフェアレディZを捉え、首位のフェアレディZにも迫
るが僅かに叶わず、0.686秒差で大歓声の中を2位でチェッカーを受けた。
 また、スープラ36号車は4位、スープラ37号車は5位に入り、貴重なポイン
トを獲得した。一方、前戦優勝のデンソーサードスープラ39号車は今回70kgの
ハンディウエイトを搭載し、予選13番手からのスタートとなったが7位に入賞し、
ポイントランキング首位の座を堅守した。
 GT300クラスでは混戦模様の中、A’PEX i-mobisess MR-
S31号車が5位、ウェッズスポーツセリカ19号車が7位入賞を果たした。
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エッソウルトラフロースープラ6号車 ドライバー飯田章のコメント:
不安定な路面状況もあって第1コーナー進入時にブレーキをロックさせてしまい、
振動が発生し、予定より早めのドライバー交代となったが、その状況からパートナー
の脇阪寿一がよく頑張ってくれた。優勝を逃したことは残念ではあるが、チャンピオ
ン争いへと貴重なポイントが得られた。

エッソウルトラフロースープラ6号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:
予選は自分のミス。今回は優勝を狙って戦い、決勝レース終盤はもう少しで逆転優勝
も狙えたと考えると悔しい。しかし2位に入ったことで、次戦を40kgとまだ軽いハ
ンディウエイトで迎えられることは今後の展開に有利に働くと思う。タイトル奪還に
向けてこれからもベストを尽くす。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:
初開催となった十勝サーキットのショートコースに40台以上が走行する混戦の状況
下、スープラ37号車は不運なアクシデントで残念だったが、スープラ6号車の後半
の追い上げなど、初めてJGTCの観戦した北海道のレースファンにもGTレースな
らではの迫力を楽しんでもらえたと思う。シーズン折り返しとなる今回は残念ながら
優勝を逃す結果となったが、GT300クラスも含めパフォーマンスでは決して負け
てはいない。シリーズ後半戦も、チャンピオン獲得を目指し、各チームと共に、これ
まで以上に気合を入れて臨む。

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第4戦 リザルト 順位 車両 No. ドライバー 所要時間/差 周回 予選結果
 1  22 日産フェアレディZ 影山正美/M.クルム 1:56'32.111 89 3
 2   6 トヨタスープラGT 脇阪寿一/飯田 章 0'00.686 89 5
 3   3 日産フェアレディZ 金石年弘/E.コマス 0'01.693 89 1
 4  36 トヨタスープラGT 土屋武士/M.アピチェラ 0'22.776 89 4
 5  37 トヨタスープラGT J.コートニー/片岡龍也 0'41.446 89 6
 6  32 ホンダNSX 松田次生/A.ロッテラー 1'13.154 89 9
 7  39 トヨタスープラGT J.デュフォア/A.クート 1'16.493 89 13
 8  18 ホンダNSX 道上 龍/S.フィリップ 1Lap 88 7
 9  35 トヨタスープラGT 服部尚貴/脇阪薫一 1Lap 88 14
10 100 ホンダNSX 中野信治/加藤寛規 1Lap 88 11

チーム 車両 No. ドライバー 第4戦結果
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 6 脇阪寿一/飯田 章 2位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/M.アピチェラ 4位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 J.コートニー/片岡龍也 5位
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 J.デュフォア/A.クート 7位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 9位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 織戸 学/D.シュワガー 13位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 立川祐路/荒 聖治 14位
A'PEX with apr トヨタMR-S 31 田中 実/松田晃司 19位/5位
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/谷口信輝 21位/7位
SPIRIT Motorsport トヨタセリカ 17 長島正興/松永まさひろ 28位/12位
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 30 佐々木孝太/後藤 聡 31位/15位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタセリカ 52 竹内浩典/西澤誠剛 39位/23位

ドライバーズポイント
順位 ドライバー ポイント
1位 J.デュフォア/A.クート 38
2位 金石年弘/E.コマス 34
3位 立川祐路/荒 聖治 33
6位 脇阪寿一/飯田 章 32
7位 服部尚貴/脇阪薫一 31
8位 J.コートニー/片岡龍也 26
9位 土屋武士/M.アピチェラ 18
10位 織戸 学/D.シュワガー 17

チームポイント
順位 チーム ポイント
1位 NISMO 58
2位 TOYOTA TEAM SARD 38
4位 TOYOTA TEAM CERUMO 33
5位 ESSO TOYOTA Team LeMans 32
5位 TOYOTA TEAM TOM'S 32
7位 KRAFT 31
8位 TEAM ADVAN・ツチヤ 17

エンジンチューナーポイント
順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 70
2位 AUTECH 52
3位 東名エンジン 30
4位 M-TEC 17

※全て4戦終了時点。暫定

◆トヨタのモータースポーツ情報はTOYOTA Motorsportsをご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC 第4戦 十勝 決勝/ホンダモータースポーツニュース


(C)Honda

           EPSON NSX(松田/A.ロッテラー組)が6位

決勝日:7月18日(日)
サーキット:十勝インターナショナル・スピードウェイ
決勝周回数:89周((303.045km)
天候:予選/晴れ 決勝/晴れ
気温:33℃(15:00現在)
コースコンディション:ドライ
観客:3万1300人

 7月18日(日)、十勝インターナショナル・スピードウェイ(北海道)において北海
道初のGT選手権大会となる、2004年全日本GT選手権(JGTC)第4戦「HOKKAIDO GRAN
GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(89周=303.045km)が行われた。

 予選日の17日(土)は好天となり、午後3時に開始された予選2回目は気温32℃、路
面温度45℃にまで上昇した。予選タイムアタックはトップから1秒差以内に11台が
入る白熱した展開となった。この結果、Honda NSX-GT勢は#18道上 龍/S.フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)がトップから0.5秒差の1分14秒652を記録して予選7番手を獲
得。続いて#32松田次生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が1分14秒754を記録し9番手。
#100中野信治/加藤寛規 組(RAYBRIG NSX)が11番手、#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA
NSX)が12番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 決勝日は早朝まで小雨が降っていたものの、午前中から快晴となり、スタート時
点では気温33℃、路面温度42℃まで上昇する厳しいコンディションとなった。しか
し、レースは最後までアクシデントも少なく、スムーズな展開が繰り広げられた。

 レース序盤からA.ロッテラー選手(EPSON NSX)、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢
NSX)、伊藤大輔選手(ARTA NSX)が7位から9位、中野信治選手(RAYBRIG NSX)が13位
付近を走行。34周目終了時、RAIBRIG NSXがドライバーとタイヤ交換のため先陣を
切ってピットイン。続いてTAKATA童夢NSX、EPSON NSXとARTA NSXの順でドライバー
交代を行った。

 最後まで安定したペースを保ち続けたNSX-GT勢は89周の長丁場を走り抜き、最終
ラップに順位を上げたEPSON NSXが6位、TAKATA童夢NSXが8位、RAIBRIG NSXが10位
となった。ARTA NSXは53周目に金石勝智選手が他車と接触して右フロントカウルに
ダメージを負うもの粘り強く走行を続け12位でチェッカーを受けた。
 優勝したのは、#22影山正美/M.クルム組(モチュールピットワークZ)だった。

●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「今回は過給器システムを中心に大幅な改良を加えて望み、予選ではトップグルー
  プとの差が縮まったと感じましたが、決勝では悔しい結果となりました。しかし、
  今回の改良でNSX-GTの戦闘力が向上したことは各チーム・ドライバーも感じてお
  ります。これから、シーズンも後半戦となり、次戦のホームコースである第5戦
  もてぎラウンドまで約1ヶ月半の間、テストを行い更に新しいバージョンのNSX-GT
  を投入したいと考えております。’04NSX-GTがシーズン初勝利を飾れるよう、よ
  り一層の競争力向上に努めますので、皆様の更なる応援を宜しくお願い致します」

6位 #32 EPSON NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今回はNSX-GTの戦闘力が大幅にアップしたのですが、ライバルに追いつくには車
  体のセッティングをもっと詰めていく必要がありますね。ペース自体は悪くなかっ
  たのですが、ほんの少しの差が今回の結果になったようです。次戦はもてぎです
  し、必ず優勝したいと思いますので応援をお願い致します」

●アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)選手
「今回は暑さの厳しいレースとなりましたが、荒れたレースにはなりませんでした
  ね。NSX-GTは今回でかなり進化を感じたので後半戦は期待していてください。優
  勝を目指します」

◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC 第4戦 十勝 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第4戦 
「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」  決勝
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■開催月日:2004年7月18日
■開催場所:十勝スピードウェイ(北海道)
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■#22「モチュールピットワークZ」が初優勝 !!
   #3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」は3位

7月18日13時58分、十勝スピードウェイに集まった31,300名の観客が見守る中、42
台のGTカーが決勝レースをスタートした。天候は快晴で気温は29℃であった。

予選1~3位を独占したZ勢は、#1「ザナヴィ ニスモZ」が本山哲、#22「モチュール
ピットワークZ」は影山正美、#12「カルソニックIMPUL Z」
はブノワ・トレルイエ、ポールポジションの#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」
はエリック・コマスがレースをスタートした。

#3コマスは、トップポジションを譲ることなく好スタートを切った。コマスは、隊
列を率いながら徐々にリードを広げ、10周以降には2位以下を5秒以上、そして他車
がピットインし始めた35周目には約10秒の差をつけて独走態勢を築いた。

3位からスタートした#22の影山は、気迫のこもった走りで2周目に3位から2位にポ
ジションアップ。序盤は#37スープラの激しい追撃にも動じることなく、隙のない
力強いドライビングを見せた。38周目にルーティンピットで滑り込みニスモメカニッ
クの迅速な作業でコースに送り出されたミハエル・クルムは、5周後にピットイン
した#3金石のアウトラップで前に出ると、危なげない走りで首位を快走。2位#3金
石との間合いを巧妙にキープしながら、後半までレースをリードし続けた。

最終周には猛然とダッシュをかけてきた#6スープラが#3を抜いてクルムの背後に迫っ
たが、振り切ってトップでチェッカーラッグを受けた。
#3が3位でフィニッシュしたため、表彰台の1位・3位をZが占める結果となった。ま
た、優勝した#22の影山は、今回の勝利がJGTC通算7勝目となり、最多勝利ドライバー
として記録されることとなった。

予選2位の#12は、フィニッシュ間際には燃料系のトラブルが発生してピットイン。
そのままピットでレース終了を迎えることとなった。
また、10番グリッドからレースをスタートした#1は、53周目の第1コーナーで#8NSX
と接触。右フロント部を壊したためピットインするが、リアサスペンションに受け
たダメージは予想以上に深刻で、レース続行を断念することとなった。

■ニスモ 出川監督
「実力で勝てて本当に嬉しいです。勝因はマシンセットアップ、タイヤチョイス、
  ピックワーク、そしてドライバーという4要素が全て理想的に働いたことです。
  ミスはひとつもなかったと言えます。ここでは#22に勝って欲しいと願っていた
  ので、格別です。サポートしていただいた多くのファン、スポンサーの皆様に心
  から感謝したいと思います。
ありがとうございました」

■決勝結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 モチュールピットワークZ        #22 影山正美/ミハエル・クルム   1:56'32"111
 2 エッソウルトラフロー スープラ  #6  脇阪寿一/飯田章                  -0"686
 3 G'ZOX・SSR・ハセミZ            #3  金石年弘/エリック・コマス        -1"693
 4 WOODONE トムス スープラ        #36  土屋武士/マルコ・アピチュラ    -22"776
 5 DYNACITY トムス スープラ       #37  ジェームス・コートニー/片岡龍也          -41"446
 6 EPSON NSX                      #32  松田次生/アンドレ・ロッテラー-1'13"154
 7 デンソー サードスープラ GT     #39  ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート      -1'16"493
 8 TAKATA童夢NSX                  #18  道上 龍/セバスチャン・フィリップ         -1Lap
 9 イエローハットYMSスープラ      #35  服部尚貴/脇阪薫一               -1Lap
10 RAYBRIG NSX                    #100 中野信治/加藤寛規               -1Lap
11 カルソニック IMPUL Z           #12  ブノワ・トレルイエ/井出有治     -2Laps
 R ザナヴィ ニスモ Z              #1   本山 哲/リチャード・ライアン  -37Laps

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
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全日本GT選手権

中川経済産業大臣、GTレースを表敬訪問


国光会長にレーシングカーの説明を受ける中川大臣(Photo:Motorsports@nifty)

7月18日、全日本GT選手権の行なわれている十勝インターナショナルスピードウェ
イを中川昭一経済産業大臣が表敬訪問した。

中川大臣は、自由民主党のモータースポーツ振興議員連盟のメンバーであるとともに、
何といっても地元北海道第11区選出の議員。帯広市はもちろん、サーキットのある更別
村も選挙区になる。

大会前には表彰台上で「暑いコンディションでドライバーもチームの皆さんも大変です
が、最先端の技術をぜひ多くの人に見せてください。私も楽しませていただきます」と
挨拶。高橋国光GTA会長のエスコートでグリッドにも登場し、RAYBRIG NSXのコックピッ
トにも収まるなどレースを楽しんだ。

モータースポーツを肌で感じた中川大臣の今後のモータースポーツ振興活動に期待した
い。決して自身の選挙活動だけで終わらせることのないように……。
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全日本GT選手権

JGTC 第4戦 十勝 決勝 優勝会見


Photo:Motorsports@nifty

■GT500クラス
#22 モチュールピットワーク Z

ミハエル・クルム
(日本語で会見)
予選はセッティングを失敗した。決勝は早いピットインでいくことにしていた。正美も
ピットクルーも本当に良い仕事をした。引き継いだボクは3号車を追うだけだった。
3号車が丁度目の前にピットアウトしてきたのを2コーナーでかわして、これでトップに
立った。でも、ゴールまで勝てるかどうかわからなかった。
この優勝でウェイトが増えるので今後の選手権は厳しくなるだろうね。

影山正美
(この優勝でGT7勝となり、最多優勝ドライバー)
単独でのペースは良かったが、周回遅れをどう処理するか……これが難しかった。周回
遅れに関しては、3号車の方が運が良かったように思う。残り周回は多かったけど、マ
イケル(クルム)に任せてからはいけると思った。残り3戦も着実にポイント挙げてい
きたい。

■GT300クラス
#43 ARTA Garaiya

新田守男
ガライヤに変えてから苦労続きだったけど、スタッフが一生懸命やってくれたことが結
果に結びついた。ガライヤの優勝とチャンピオン奪取が我々の使命と思っているが、常
にそのプレッシャーはあった。3位で真一にバトン渡してからは、前の車のペースはわ
かっていたのでそれを伝え続けた。
優勝を果たしたので、次はチャンピオンを目指したい。

高木真一
タイヤがポイントだったので、ずっとタイヤをいたわりながら走った。
終盤の81号車との勝負では、ミスを誘うしかないなと思っていた。
何とかシルーズで16号車(M-TEC)を負かすために、次戦以降もミスなくやりたい。
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全日本GT選手権

JGTC第4戦 十勝 決勝


激戦を制したモチュールZとARTAガライヤ(Photo:K.Takeshita)

7月18日、全日本GT選手権第4戦「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」の決勝が、好天の
十勝インターナショナル・スピードウェイで行なわれ、予選3位スタートのモチュール
ピットワーク Z(影山/クルム組)が優勝を飾った。

レースはスタートから淡々と進んだ。北海道らしくない暑さに見舞われ、アクシデント
やトラブルが予想されたが、意外にもクリーンな展開となった。
好スタートから逃げ続けたポールポジションスタートの#3 G'ZOX・SSR・ハセミ Z(金
石/コマス組)は、ルーティンのピットインまでは完璧。2位#22モチュールピットワー
ク Zに6~7秒のマージンを築いた。
しかし、ニスモマジックと言われるピット作業により、#22がピットインを機に逆転。
#3も最後の最後まで執拗に食い下がったが、#22を駆るクルムの壁は厚く、#22Zが逃げ
切って今季初優勝を遂げた。

GT300クラスは、激戦の末、予選クラス7位スタートの#43ARTA Garaiya(新田/高木組)
が嬉しい初優勝を飾った。

攻めた脇阪スープラ、意地を見せZのワンツーを阻止
飯田からバトンを受けた#6エッソウルトラフロースープラの脇阪寿一は、60周過ぎから
ジワリジワリと攻め続けた。まず#36スープラを料理すると、日産勢のワンツーを阻止
すべく、3秒前方にいた2位の#22Zとの差を少しずつ削り取る。そして、ついに最終ラ
ップに入るストレートで並ぶと、1~2コーナーでついに#22Zをパス。最後はトップ#22
の背後にまで迫ってチェッカーを受けた。

ダイシンZ痛恨のコースアウト
GT300クラスポールの位置からスタートした#81シーウエストダイシンアドバンZ(柳田
/尾本組)は、残り15周までトップを守っていたが、背後から攻め続ける#43ガライヤの
術中にはまり、最終コーナーで飛び出してしまい3位に転落。ストレートでは明らかに
アドバンテージを持っていただけに惜しいコースアウトだった。

(観客:31,300人)
2004年7月18日 十勝スピードウェイ(北海道) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers--------Lap-GoalTime---(WH)
 1  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム     89 1:56'32.111(30)
 2   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田       89 -     0.686(10)
 3   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス     89 -     1.693(20)
 4  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ 89 -    22.776(10)
 5  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡 89 -    41.446(30)
 6  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー 89 -  1'13.154(+2)
 7  39 500 デンソー サードスープラ GT   デュフォア/クート      89 -  1'16.493(70)
 8  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ 88 -    1 Lap (+1)
 9  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪       88 -    1 Lap (40)
10 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤       88 -    1 Lap (+2)
11  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出 87 -    2 Lap (30)
12   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤       87 -    2 Laps(+2)
13  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー 86 -    3 Laps(30+1)
14  38 500 auセルモスープラ             立川/荒         86 -    3 Laps(60)
15  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木       83 -    6 Laps(5)
16  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木       83 -    6 Laps(70)
17  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ  柳田/尾本       83 -    6 Laps(+1)
18  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷       83 -    6 Laps(15)
19  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田       83 -    6 Laps(+1)
20  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ     小林/谷川       83 -    6 Laps(+2)
21  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口       83 -    6 Laps(40)
22  15 500 AMPREXムルシエラゴRGT        (橋本)/サイモン 83 -    6 Laps
23  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/(植松)     83 -    6 Laps
24  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅         83 -    6 Laps(20+1)
25  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野       82 -    7 Laps(20)
26   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入       82 -    7 Laps(55)
27  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸       82 -    7 Laps
28  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永       82 -    7 Laps(5+1)
29  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内       81 -    8 Laps
30   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川       81 -    8 Laps
31  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤     81 -    8 Laps(15+1)
32  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井       81 -    8 Laps
33   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺       80 -    9 Laps(+2)
34   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船       80 -    9 Laps(10)
35 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子     79 -   10 Laps
36 112 300 ARKTECH ADVAN GT4            澤/堤           79 -   10 Laps
37*111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井       79 -   10 Laps
38  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本      78 -   11 Laps(40)
39  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤       77 -   12 Laps(+2)
---------------------------------------------------------------------------
  *  1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン   52 -   37 Laps(60)
    20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川       52 -   37 Laps
    70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ   石橋/伊橋       33 -   56 Laps
---------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

* #111は、2004年全日本GT選手権統一規則第29条1.(ラインカット)により、ドライ
 ブスルーペナルティを課した。
* #1 リチャード・ライアンは、国際モータースポーツ競技規則付則L項(プッシング)
 違反により、罰金100,000円及びペナルティポイント2を課した。
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全日本GT選手権

JGTC第4戦 十勝 フリー走行


十勝スピードウェイは朝から快晴(Photo:Motorsports@nifty)

7月18日決勝日。夜半に雨は降ったものの、十勝インターナショナル・スピードウェイ
には朝から強い日差しが照りつけている。今日も暑い一日になりそうだ。

午後9時から行なわれたフリー走行では、午後の決勝に向けて最後のチェックが行なわ
れた。ここでも好調だったのはスープラ勢。昨日の予選ではZに後塵を拝してしまった
スープラだが、ここではトップ3を占めた。Zもスープラも決勝の仕上がりには自信を
持っているだけに、決勝は面白くなりそうだ。
2004年7月18日 十勝スピードウェイ(北海道) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
 1   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田        1'15.455(10)
 2  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ  1'15.682(10)
 3  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡  1'15.743(30)
 4   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン    1'15.954(60)
 5   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス      1'16.049(20)
 6  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム      1'16.113(30)
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ  1'16.141(+1)
 8  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出  1'16.237(30)
 9  39 500 デンソー サードスープラ GT   デュフォア/クート       1'16.285(70)
10  38 500 auセルモスープラ             立川/荒          1'16.342(60)
11   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤        1'16.573(+2)
12  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー  1'16.630(30+1)
13  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー  1'16.647(+2)
14 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤        1'16.722(+2)
15  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪        1'17.152(40)
16  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/植松        1'18.946
17  15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT      橋本/サイモン    1'19.795
18  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田        1'21.101(+1)
19  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅          1'21.182(20+1)
20  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤      1'21.279(15+1)
21  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木        1'21.321(70)
22  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤        1'21.475(+2)
23  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木        1'21.544(5)
24  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永        1'21.659(5+1)
25  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ     小林/谷川        1'21.748(+2)
26  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口        1'21.802(40)
27  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野        1'21.833(20)
28  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ  柳田/尾本        1'21.955(+1)
29  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷        1'22.048(15)
30  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内        1'22.279
31  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本       1'22.319(40)
32  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井        1'22.575
33 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子      1'22.618
34   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入        1'22.763(55)
35   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船        1'22.878(10)
36  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸        1'23.066
37  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川        1'23.153
38   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川        1'23.374
39 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井        1'23.610
40   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺        1'23.993(+2)
41  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ   石橋/伊橋        1'24.021
42 112 300 ARKTECH ADVAN GT4            澤/堤            1'24.497
    88 500 JLOCディアブロJGT1           山西/WADA-Q      --------
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
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JGTC 第4戦 十勝 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第4戦 
「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年7月17日
■開催場所:十勝スピードウェイ(北海道)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■Zが予選1・2・3位を独占
  #3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」がポールポジション

JGTC第4戦のレースウィークエンドが始まった。舞台はJGTC公式戦として初開催の
十勝スピードウェイ。予選1回目が行われた17日午前の天候は晴れで気温は28℃、
路面温度も45℃と高い。北海道での30℃近い気温は予想外に高いといえる。

公式予選1回目、#3 Zは前半アタックを敢行し、スタートから10分間の最速タイム
を記録。しかし、後半アタック組が続出したため、タイムは塗り替えられて9番手
で1回目を終えることとなった。
ニスモの2台は、#1「ザナヴィ ニスモZ」がハンディウェイト60kg、#22「モチュー
ルピットワークZ」が30kgを積んで予選に臨んだ。アタッカーは#1が本山哲、#22は
ミハエル・クルム。タイヤの使い方は両車ともオーソドックスな後半アタックで、
うまくクリアトラフィックをつかんだクルムがベストタイム1分14秒302を出してリー
ダーボードのトップを獲得した。一方、#22より若干固めのタイヤをチョイスした
#1の本山は1分14秒948の7番手となった。

公式予選2回目はGT500/GT300の合同走行から始まった。ニスモの2台は、#1が本山
哲、#22は影山正美が最初にドライブ。影山は、1分16秒台後半から17秒前半のハイ
ペースで安定したラップタイムを刻んだ。そして、予選最後のGT500専有走行は両
車とも前半の数分の間に再アタックのための確認走行を行った。
また、2回目の予選でフレッシュタイヤ2セットを使う作戦をとった#12は最初から
ハイペースのアタックランに臨み、アタック担当のブノワ・トレルイエはいきなり
1分14秒762の好タイムを記録した。いよいよ最後の決戦に向けて各チームともニュー
タイヤを用意し終えた頃、コース上に1台がストップ。この車両を排除するために、
18分間にわたって予選は中断となった。

予選再開後最初にアタックしたのは#1の本山哲で、1回目のタイムを約0.1秒縮めた。
そして#12のトレルイエが予選1回目のトップタイムを約0.1秒強短縮するタイムを
出した。続いて#22のミハエル・クルムがアタックしたが、タイムアップは0.03秒
にとどまり、首位奪還は叶わず。
ここで大勢は決したかに思われたが、#3のエリック・コマスが最終ラップに#12の
タイムをわずかに上回り、ポールポジションを確定した。
#1は、予選10位からレースをスタートすることとなった。

なお、GT300クラスでも#81「シーウェストダイシンアドバンZ」がポールポジショ
ンを獲得したため、GT300、GT500ともZが2戦連続ポールシッターとなった。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 G'ZOX・SSR・ハセミZ            #3  金石年弘/エリック・コマス       1'14"136
 2 カルソニック IMPUL Z           #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治     1'14"190
 3 モチュールピットワークZ        #22 影山正美/ミハエル・クルム       1'14"280
 4 WOODONE トムス スープラ        #36 土屋武士/マルコ・アピチュラ     1'14"347
 5 エッソウルトラフロー スープラ  #6  脇阪寿一/飯田 章        1'14"398
 6 DYNACITY トムス スープラ       #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也   1'14"562
 7 TAKATA童夢NSX                  #18 道上 龍/セバスチャン・フィリップ 1'14"652
 8 auセルモスープラ               #38 立川祐路/荒 聖治       1'14"745
 9 EPSON NSX                      #32 松田次生/アンドレ・ロッテラー    1'14"754
10 ザナヴィ ニスモ Z              #1  本山 哲/リチャード・ライアン    1'14"830

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC 第4戦 十勝 予選ポールポジション会見


Photo:Motorsports@nifty

■GT500クラス
#3 G'ZOX・SSR・ハセミ Z

エリック・コマス
(日本語で会見)
久しぶりのポールポジションですネ。5月のテストでもトップタイムだったけれど、昨
日と今日の予選1回目はあまり良くなかった。セッティングも色々変えた。Zのセッティ
ングは難しいネ。明日はチャンピオンシップは考えずに、とにかく勝つことを考えて走
りマス。

金石年弘
コマスさんも言っているように、昨日と今日の午前はセッティングで悩みました。2回
目の予選はセッティングをガラっと変えてみたらはまった感じです。
今年から新しいチームになって、決勝はそこそこイケル感じでしたが、予選が課題でし
た。でも、今日の結果で手応えが掴めました。

■GT300クラス
#81 シーウエストダイシンアドバンZ

柳田真孝
すごく嬉しい。午後に良いタイヤを残しておいてアタックしました。路面温度が午前よ
り上がりましたが、タイムが出てほっとしています。

尾本直史
この場(会見場)に来るのは初めてです。大八木監督にPP取って勝ってこいって言われ
ていますから、ほんと良かったです。決勝のセッティングも悪くないですし、明日もこ
の流れで行きたいと思います。
ショートコースですが、500との混走は思ったほどではありませんでした。明日は接触
しないように気をつけたいと思います。
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JGTC第4戦 十勝 予選総合


Photo:K.Takeshita

2004年7月17日 十勝スピードウェイ(北海道) 予選総合 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
 1   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス      1'14.136(20)
 2  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出  1'14.190(30)
 3  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム      1'14.280(30)
 4  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ  1'14.347(10)
 5   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田        1'14.398(10)
 6  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡  1'14.562(30)
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ  1'14.652(+1)
 8  38 500 auセルモスープラ             立川/荒          1'14.745(60)
 9  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー  1'14.754(+2)
10   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン    1'14.830(60)
11 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤        1'14.910(+2)
12   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤        1'15.324(+2)
13  39 500 デンソー サードスープラ GT   デュフォア/クート       1'15.329(70)
14  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪        1'15.395(40)
15  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー  1'15.469(30+1)
16  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ  柳田/尾本        1'19.588(+1)
17  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本       1'19.890(40)
18  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野        1'19.957(20)
19  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田        1'20.069(+1)
20  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤      1'20.172(15+1)
21  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅          1'20.388(20+1)
22  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木        1'20.393(5)
23  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木        1'20.485(70)
24  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷        1'20.520(15)
25  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口        1'20.530(40)
26  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤        1'20.792(+2)
27   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船        1'20.886(10)
28  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ     小林/谷川        1'20.943(+2)
29   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入        1'21.098(55)
30  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内        1'21.250
31  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永        1'21.442(5+1)
32   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺        1'21.536(+2)
33   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川        1'21.617
34  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井        1'21.805
35  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川        1'22.087
36  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸        1'22.098
37 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井        1'22.131
38 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子      1'22.216
39 112 300 ARKTECH ADVAN GT4            澤/堤            1'23.676
40  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ   石橋/伊橋        1'24.025
***********************  以上予選通過  *******************************
    15 500 AMPREXムルシエラゴRGT        (橋本)/サイモン  1'17.041
    21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/(植松)      1'18.217
    88 500 JLOCディアブロJGT1           山西/(WADA-Q)    1'19.174
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

#15 橋本、#21 植松、#88 WADA-Qの3名は、18日朝のフリー走行にて、トップ3のベ
ストラップタイムの107%をクリアすることを条件に決勝出走が許可される。なお、
決勝時のスタートドライバーは認めない。
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全日本GT選手権

JGTC第4戦 十勝 予選2回目


賭けのセッティングがズバリ的中したG'ZOX Z(Photo:Motorsports@nifty)

午後3時から始まった予選2回目は、風は涼しげになったものの、路面温度は上昇。相変
わらずの暑いコンディションとなった。
足慣らしの両クラス合同走行時間では、#6エッソウルトラフロースープラがトップタイ
ムをマークするが、1分15秒台と予選1回目のタイムには遠く及ばない。

次のGT300クラスの走行時間では、終盤になって#81シーウエストダイシンアドバンZ
が、午前の暫定クラスポールタイムを上回る1分19秒588をマーク。逆転された#63
LEYJUNダンロップ320Rも最後に渾身のアタックをするが僅かに届かず。#81の逆転ポー
ルが決定した。

最後のGT500クラスの時間帯でも300クラス同様熾烈なポール争いが繰り広げられた。
#88ディアブロがコース上にストップしたため、途中赤旗中断。残り13分で仕切り直し
となった予選は、最後の5分を切ったところで、1回目に下位に沈んだ2台のZの争いと
なった。
最初に午前の暫定ポールタイムを破ったのは#12カルソニック IMPUL Z。2回目にアタッ
クすることを決めていた#12Zは、タイヤ2セットをフルに使って果敢にアタック。思惑
どおり1分14秒190でトップに躍り出た。
しかし、この座も長くは続かず。1回目はセッティングに苦しんだ#3G'ZOX・SSR・ハセ
ミ Zが、名手コマスにより1分14秒136を叩き出し逆転。見事ポール奪取に成功した。

1回目2位だった#6エッソウルトラフロースープラは、最後のアタックをかけた周に他車
と接触しかけてコースアウト。ガードレールにヒットしてしまい、5位に甘んじる結果
になった。
2004年7月17日 十勝スピードウェイ(北海道) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
 1   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス      1'14.136(20)
 2  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出  1'14.190(30)
 3  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム      1'14.280(30)
 4  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ  1'14.347(10)
 5   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田        1'14.398(10)
 6  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ  1'14.652(+1)
 7  38 500 auセルモスープラ             立川/荒          1'14.745(60)
 8  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー  1'14.754(+2)
 9  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡  1'14.754(30)
10   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン    1'14.830(60)
11 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤        1'14.910(+2)
12   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤        1'15.324(+2)
13  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー  1'15.481(30+1)
14  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪        1'15.609(40)
15  39 500 デンソー サードスープラ GT   デュフォア/クート       1'16.077(70)
16  15 500 AMPREXムルシエラゴRGT        橋本/サイモン    1'17.041
17  88 500 JLOCディアブロJGT1           山西/WADA-Q      1'19.551
18  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ  柳田/尾本        1'19.588(+1)
19  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/植松        1'19.883
20  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本       1'19.890(40)
21  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野        1'19.957(20)
22  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田        1'20.069(+1)
23  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤      1'20.172(15+1)
24  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅          1'20.388(20+1)
25  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木        1'20.485(70)
26  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口        1'20.530(40)
27  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷        1'20.584(15)
28  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木        1'20.607(5)
29  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤        1'20.843(+2)
30  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ     小林/谷川        1'20.943(+2)
31   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入        1'21.120(55)
32  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内        1'21.250
33  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永        1'21.550(5+1)
34  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井        1'21.805
35  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川        1'22.087
36 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井        1'22.131
37   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船        1'22.354(10)
38  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸        1'22.413
39 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子      1'22.480
40   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺        1'22.687(+2)
41 112 300 ARKTECH ADVAN GT4            澤/堤            1'23.676
42  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ   石橋/伊橋        1'24.025
     9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川        --------
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
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全日本GT選手権

JGTC第4戦 十勝 予選1回目


暫定ポールを奪ったモチュールZ(Photo:K.Takeshita)

7月17日、全日本GT選手権第4戦「HOKKAIDO GRAN GT CHAMPIONSHIP」の舞台となる北海
道・十勝インターナショナル・スピードウェイは朝から好天。午後からは天候が下り坂と
の情報もあるが、雨の心配はない。
午前11時から始まった予選1回目。気温は28度、路面温度は45度とかなり暑い。タイム
的には涼しくなる午後3時からの予選2回目の方が良さそうだ。

GT500クラスは、最初の20分、同クラスの走行時間帯のタイムがそのまま順位となっ
た。トップタイムをマークしたのは、#22モチュールピットワーク Z。1分14秒302と
昨日の練習走行のタイムを上回ってきた。これに#6エッソウルトラフロースープラを
筆頭に、#37、#36、#38とスープラ勢が続く。6位には性能調整を受けている#32EPSON
 NSXが食い込んだ。

GT300クラスは、40kgのハンデを背負いながらも#63LEYJUNダンロップ320Rがトップタ
イムをマーク。#16NSX、#7RX7、#19セリカなどのランキング上位陣は、ウェイトの影
響でタイムが伸びず苦しんでいる。
2004年7月17日 十勝スピードウェイ(北海道) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers----------Time----(WH)
 1  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム      1'14.302(30)
 2 * 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田        1'14.416(10)
 3  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡  1'14.562(30)
 4  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ  1'14.673(10)
 5  38 500 auセルモスープラ             立川/荒          1'14.922(60)
 6  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー  1'14.929(+2)
 7   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン    1'14.948(60)
 8  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ  1'15.087(+1)
 9   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス      1'15.145(20)
10 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤        1'15.246(+2)
11  39 500 デンソー サードスープラ GT   デュフォア/クート       1'15.329(70)
12   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤        1'15.382(+2)
13  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪        1'15.395(40)
14  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー  1'15.469(30+1)
15  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出  1'16.844(30)
16  15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT      橋本/サイモン    1'17.781
17  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/植松        1'18.217
18  88 500 JLOCディアブロJGT1           山西/WADA-Q      1'19.174
19  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本       1'20.102(40)
20  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田        1'20.209(+1)
21  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤      1'20.285(15+1)
22  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ  柳田/尾本        1'20.337(+1)
23  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木        1'20.393(5)
24  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅          1'20.509(20+1)
25  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷        1'20.520(15)
26  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口        1'20.539(40)
27  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木        1'20.583(70)
28  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤        1'20.792(+2)
29   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船        1'20.886(10)
30  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野        1'21.000(20)
31   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入        1'21.098(55)
32  77 300 クスコスバルADVANインプレッサ     小林/谷川        1'21.197(+2)
33  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永        1'21.442(5+1)
34   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺        1'21.536(+2)
35  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内        1'21.576
36   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川        1'21.617
37  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸        1'22.098
38 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子      1'22.216
39  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川        1'22.230
40  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井        1'22.710
41 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井        1'23.195
42  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ   石橋/伊橋        1'24.373
43 112 300 ARKTECH ADVAN GT4            澤/堤            1'24.415
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

* #6のドライバー飯田章は、ダブルチェッカーにより罰金30,000円のペナルティ
 を課す。
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全日本GT選手権

JGTC第4戦 十勝 練習走行


好調な滑り出しを見せたエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)

マレーシアでの戦いを終えて、GTシリーズは夏の十勝に舞台を移した。
十勝スピードウェイではシリーズ初開催となるJGTC。コースはフルコースではなく、
ショートコース3.4kmが使われる。

初日の練習走行では、事前にテストを行っている#6エッソウルトラフロースープラが
トップを奪った。僅差で#36スープラ、#12,22Zが続き、その後ろには性能調整を受け
ているとはいえ、復調しつつあるNSXがつけた。
2004年7月16日 十勝スピードウェイ(北海道) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers---------Session1-Session2(WH)
 1   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田       1'15.237 1'14.467(10)
 2  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ 1'16.272 1'14.617(10)
 3  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出 1'15.726 1'14.644(30)
 4  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム     1'16.258 1'14.651(30)
 5  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー 1'17.163 1'14.879(+2)
 6  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ 1'16.431 1'15.037(+1)
 7  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡 1'16.348 1'15.047(30)
 8  38 500 auセルモスープラ             立川/荒         1'15.890 1'15.139(60)
 9   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン   1'16.169 1'15.171(60)
10   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス     1'16.310 1'15.635(20)
11  39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 1'15.962 1'15.670(70)
12   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤       1'16.969 1'15.761(+2)
13  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー 1'17.334 1'15.966(30+1)
14  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪       1'16.869 1'16.044(40)
15 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤       1'17.148 1'16.623(+2)
16  15 500 AMPREXムルシエラゴ RGT       橋本/サイモン   1'18.031 1'16.733
17  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/植松       1'19.984 1'17.837
18  88 500 JLOCディアブロJGT1           山西/WADA-Q     1'19.854 1'18.598
19  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本      1'23.107 1'20.397(+1)
20  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅         1'20.969 1'20.405(20+1)
21  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田       1'21.144 1'20.609(+1)
22  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木       1'20.625 1'21.011(70)
23  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤     1'20.806 1'21.064(15+1)
24  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷       1'21.686 1'20.898(15)
25  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口       1'21.623 1'20.994(40)
26  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野       1'21.492 1'21.025(20)
27  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木       1'21.405 1'21.293(5)
28  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永       1'22.739 1'21.295(5+1)
29  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本      1'21.445 1'21.439(40)
30  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤       1'22.278 1'21.543(+2)
31   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船    1'23.725 1'21.692(10)
32  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川     1'22.563 1'21.951(+2)
33  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川       1'23.569 1'21.974
34  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内       1'21.992 1'22.537
35   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入       1'22.480 1'22.007(55)
36 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子     1'22.111 1'23.220
37   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺    1'22.820 1'22.186(+2)
38   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川       1'23.292 1'22.489
39  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸       1'23.550 1'22.515
40  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井       1'23.327 1'22.758
41 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井       1'23.733 --------
42 112 300 ARKTECH ADVAN GT4            澤/堤           -------- 1'24.762
43  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/伊橋      1'24.883 1'25.999
-------------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
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Formula Nippon

Fニッポン 第4戦 鈴鹿 写真集「道上大クラッシュ他」

(全ての写真はクリックで拡大表示されます)

lyons  このレース、金曜日の練習から好調で完璧なレース運びで優勝したリチャード・ライアン。去年の鈴鹿の同レース、今年の菅生と2ヒートレース(今年から何故か2スプリントレースと呼んでいる)は全勝。というか2ヒートレースでしか勝っていない。これでチャンピオンシップポイントリーダーに躍り出たわけなんだけど、通常の給油のあるレースでも勝たないとチャンピオンになれない?

treluyer  ファーストスプリントではライアンを追い詰めたけどコースアウトして6位、でもファイナルスプリントでは見事なスタートを決め3位に、本山をパスして2位に入ったブノワ・トレルイエ。出入りの激しいレースを演じたけど終わりよければ全てよし?

ide  この週末イマイチスピードに乗り切れなかったけど、3位に入った井出有治。ファイナルスプリントでスタートをミスらなければ2位には入れたかも。

motoyama  朝のフリー走行でトップ、ファーストスプリントで3位と本山哲復活かと思われたけど、残念ながらファイナルスプリントではヘアピンでトレルイエにスプーンで井出にパスされてしまいました。ヘアピンやスプーンなど抜きにくいコーナーであっさり先行されたのは何かトラブルが発生してたのかも知れません。

wakisaka  この週末、本人のキャラに反して全然目立ってなかったのが脇阪寿一。でも最後に5位に入ってくるのはさすが。

tachikawa  予選1回目からクルマが決まらずにさんざんだった立川祐路。それを考えれば6位でレースを終えられたのは良かったのかも。

kogure  開幕戦のウイナー小暮卓史もこのレースは苦戦。立川に迫るも攻めきれずに7位。

lotterer  もう一方のナカジマドライバーのアンドレ・ロッテラー。こちらも不調でファイナルスプリントレース後半ようやく松田次生をパスして8位。

matsuda  鈴鹿サーキットのマスコットキャラクター、コチラちゃんが誕生して今年で25年。これを記念して三重県桑名市在住の松田次生のスポンサーになったもよう。グリッド上でコチラちゃんに励まされてスタートするもレースでは精彩を欠いてしまいました。

hattori  ファイナルスプリントでクルマをきっちり仕上げて追い上げたべたラン服部尚貴。しかし、コースアウトで順位を落としたのが痛い。ファイナルスプリントのファステストラップを出すなどクルマが速かっただけに悔やまれる10位でした。

tsuchiya  ファーストスプリントで素晴らしいスタートを決め2位でレースをスタートした土屋武士。しかしトレルイエと絡んだリタイヤによりファイナルスプリントで最後尾スタートを余儀なくされたのが痛かった。

yamanishi 今シーズンFN初参戦を果たした山西康司。1回目の予選ではアクセルのトラブルでS字でフルブレーキング。この写真のあとタイヤバリアにクラッシュしています。ファイナルスプリントでもトラブルでピットインと彼にとっては気の毒な週末となりました。

kataoka  ルーキーながら第3戦で表彰台に乗るなど大活躍の片岡龍也。ファイナルスプリントではスタートでエンジンストール、上位に進出することができませんでした。

noda  野田英樹もファイナルスプリントではトラブルでリタイヤ。山西も加わり、これからのマシンの成熟と信頼性の向上に期待しましょう。

kaneishi michigami1 michigami2 michigami3

 ファイナルスプリントレースの序盤、サーキット場内を凍りつかせたのが道上龍の大クラッシュ。シケインのブレーキングで金石年弘を抜こうとして金石のリアに乗り上げ、そのまま宙を舞い回転しながらクラッシュパッドへ。一番左の写真は道上が金石に乗り上げた直後。フロントウイングがもげ、マシンは飛び上がりすでに画面から消えています。その後クラッシュしましたが、無事オフィシャルに救出され自力で歩いてピットまで戻ってきました。

Photo: Motorsports@nifty
Text: Yoshinori OHNISHI

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Japanese F3

全日本F3第9/10戦 鈴鹿/トヨタモータースポーツニュース


見事今季4勝目をあげたインギングのR.クインタレッリ(C)Toyota

全日本F3選手権
第9/10戦 鈴鹿

       全日本F3第10戦でR.クインタレッリが今季4勝目!
                    トムス勢は、不運の後退。
           R.クインタレッリがポイントランキング首位を堅守 



 全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が7月3日(土)、4日(日)
の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。同大会にはシリーズ参戦中の14台が
参加。このうちトムス・トヨタ3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占めた。
 2日(金)に行われた公式練習では、ここまで3勝を挙げてランキングトップの
R.クインタレッリ(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)がトップタイムを
マーク。開幕戦の鈴鹿で連続ポール・トゥ・ウィンを飾った中嶋一貴(トムス/ト
ヨタ・トムス3S-GE)が4番手タイムを記録するなどトヨタ勢は好調を維持し
て今季2度目となる鈴鹿戦に臨んだ。

◆予選◆
 3日(土)早朝には、一瞬雨がぱらついたが路面は終日ドライ。鈴鹿の夏らしい
蒸し暑い一日となった。午前10時45分から15分間づつ行われた公式予選で、
まず第9戦セッションの序盤からR.クインタレッリが積極的にアタックし、5周
目には、2番手に0.187秒差をつけて今季2度目のポールポジションを獲得。
チームメイトの横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)も好調ぶりを
見せ、終盤逆転されたものの、僅差で3番手グリッドを得た。
 続く第10戦のセッションでは更にタイムアップが進む中、J.P.デ・オリベイ
ラ(M-TEC MF204C)とトップタイムを争うR.クインタレッリは、一旦ペース
ダウンをして最終ラップでアタックする作戦に出たが、イエローフラッグの追い越
し規制に阻まれ、惜しくもタイム更新はならず、ポールポジションのJ.P.デ
・オリベイラから僅か0.038秒差で2番手。また、横溝直輝は再び3番手、R.
アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)は5番手から決勝へ臨むこ
とになった。

◆第9戦決勝◆
 3日(土)午後3時30分に第9戦の決勝がスタートする頃には気温は30度を記
録。路面温度も50度近くまで上がり、猛暑の中でのレースとなった。
 注目のスタートでは、ポールポジションからR.クインタレッリがレースをリー
ド。オープニングラップで早くも後続を引き離しにかかるが、3周目に、デグナー
カーブでコースアウト車がコースに出した砂に乗って姿勢を乱し、痛恨のポジショ
ンダウン。これで2位に上がった横溝直輝が果敢にトップのJ.P.デ・オリベイ
ラを追う展開となった。
 しかし、首位奪還までには至らず、横溝直輝は2戦連続となる2位表彰台を獲得
した。一方、R.クインタレッリは4位から再び猛烈な追い上げを見せるが、抜き
どころの少ない鈴鹿で逆転は果たせず4位でチェッカーフラッグ。トムス勢ではR.
アンティヌッチが5位、中嶋一貴は6位に入り、貴重なポイントを獲得した。

◆第10戦決勝◆
 4日(日)は朝から曇天。気温は28度と低めだが、湿度が80%以上と依然蒸
し暑く、一時降雨の予報もあったが、午後1時35分スタートの第10戦はドライ
コンディションで行われた。
 2番手グリッドのR.クインタレッリは絶妙なスタートを決めてトップで第1コー
ナーへ。これに4番手スタートの武藤英紀(M-TEC MF204C)、5番手のR.ア
ンティヌッチが続いて周回を開始した。3番手グリッドの横溝直輝はクラッチトラ
ブルで無念のストップ。ポールスタートのJ.P.デ・オリベイラは反則スタート
によるドライブスルーペナルティを受けて後退。
 その後もR.クインタレッリはミスを犯さず安定したペースで逃げ切り、首位を
守ってチェッカーフラッグ。今季4勝目を挙げてポイントランキング首位のリード
を拡大することとなった。
 一方、3位争いを繰り広げていたR.アンティヌッチと中嶋一貴は12周目のシケ
インで接触して共に戦列を去り、代わって山本左近(トムス)が3位を狙って猛ア
タックを見せたが、逆転は果たせず、4位でゴールした。

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インギング R.クインタレッリのコメント:
 第9戦は残念な結果に終わってしまったが、第10戦で今季4勝目を挙げること
が出来、非常に嬉しい。シャシーやエンジンは開幕戦の頃に比べて大きく進歩して
おり、ハードワークでここまで仕上げてくれたチームに感謝すると共に、次戦SUGO
でもライバルに負けないよう、テストから全力で連勝へと挑む。

インギング 横溝直輝のコメント:
 予選から第9戦決勝にかけてはマシンのバランスも良く、手応えがあったのにJ.
P.デ・オリベイラに離されてしまった。2位で表彰台に上がることは出来たが悔
しい結果だ。また、第10戦ではフォーメーションラップからクラッチに違和感が
あり、残念な結果に終わってしまった。今週の悔しさを糧に今後もベストを尽くす。

トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
 中嶋一貴は第10戦などで、トップグループに遜色ない走りを見せてくれたが、チー
ムメイト同士の接触は残念。監督としてR.アンティヌッチ共に指導を徹底したい。
横溝直輝は順調にトップ争いに加わるレベルに成長してきたが、まだミスを犯す場
面も見受けられる。今大会は、他にも悔しい結果に終わったドライバーが目立った。
しかし、こうした経験をきちんと活かし、彼らが成長するきっかけになればと思う。

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第9戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC          23'57.403 12 2
 2  3 横溝直輝              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  INGING             8.336 12 3
 3  2 武藤英紀              ホンダ(M-TEC MF204C) TODA RACING        9.436 12 4
 4  4 R.クインタレッリ(イタリア)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  INGING            10.150 12 1
 5  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  TOM'S             10.599 12 8
 6  8 中嶋一貴              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  TOM'S             11.340 12 6
 7 12 F.カルボーン(ブラジル)      ニッサン(ニッサンSR20VE)   Three Bond Racing 18.472 12 9
 8 32 小早川済瑠            トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  Now Motorsports   35.697 12 13
 9 14 柳田真孝              ニッサン(ニッサンSR20VE)   Three Bond Racing 37.566 12 10
10 33 池田大祐              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  Now Motorsports   38.532 12 11

第10戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  4 R.クインタレッリ(イタリア)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  INGING         34'15.049 17 2
 2  2 武藤英紀              ホンダ(M-TEC MF204C) TODA RACING        1.299 17 4
 3 14 柳田真孝              ニッサン(ニッサンSR20VE)   Three Bond Racing 12.815 17 11
 4  7 山本左近              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  TOM'S             13.622 17 6
 5 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC             15.266 17 1
 6 36 番場 琢               トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  TOM'S             22.940 17 7
 7 19 柴田裕吉              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE)  DTM               51.398 17 14

ドライバーズポイント
(第10戦終了時での有効得点:暫定) 順位 ドライバー名 エンジン ポイント
 1 R.クインタレッリ     トヨタ・トムス 128
 2 R.アンティヌッチ     トヨタ・トムス 102
 3 J.P.デ・オリベイラ M-TEC           92
 4 中嶋一貴               トヨタ・トムス  76
 4 横溝直輝               トヨタ・トムス  76
 6 番場 琢               トヨタ・トムス  74
 7 山本左近               トヨタ・トムス  56
10 池田大祐               トヨタ・トムス  33

※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効

◆トヨタのモータースポーツ情報はTOYOTA Motorsportsをご覧下さい。
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦上位3人のコメント


(Photo:Motorsports@nifty)

優勝 リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)
「ファーストスプリントではあまり速く走れず、ブノワのほうが速かったし、クルマも
運転しにくくてきつかったけど、彼が順位を落としてくれたお陰でトップでフィニッシュ
できたよ。そこでファイナルスプリントまでにセッティングを運転しやすい方向に変更
した。レース前半は後方で順位を争っていたので、こっちはハードにプッシュしないで
タイヤを労わって走っていたけど、そのうちブノワがものすごくハードにプッシュして
追い上げてきたので、後半はきつかったよ。今日はファンタスティックだけどハードな
レースだったね。
これで2ヒートレースに3回続けて勝ってるけど、今日のレースが一番いいね」

2位 ブノワ・トレルイエ(mobilecastIMPUL)
「コースアウトしたわりにはいい結果だね。チームスタッフが頑張ってくれたお陰で
クルマはよく仕上がってたしね。今朝のコースアウトは、どうしても第2ヒートをポール
でスタートしたかったからなんだ。イン側のグリッドはグリップが低いからね。サトシ
はオーバーステアに苦しんでるみたいだったので、早く抜こうと思ったんだけど、
ストレートでは抜けなかったのでヘアピンでいったんだ。レース後半はタイヤがきつ
かったので、なんとかライアンを追い詰めようと思ったけど、届かなかったよ」

3位 井出有治(mobilecastIMPUL)
「折角ファイナルスプリントを2番目からスタートできたのに、スタートで狙いすぎて
順位を落としてしまいました。今朝のフリー走行の時点ではクルマのバランスはよか
ったんですが、1ヒート目の前に更によくしようと手を加えたらバランスが悪くなって
しまったので、2ヒート目までに元に戻しましたが、同じようなバランスにはなりません
でした。
スタート直後からプッシュして上位にプレッシャーをかけたかったんですが、そうする
とタイヤに負担が掛かって1、2周休ませないといけない状態で、連続して攻めることが
出来なくて上位を追える状態じゃなかったので、悔しいけど順位をキープすることに
しました」

優勝チーム代表 村岡 潔(DoCoMoダンディライアン)
「ファーストスプリントは、前に出ればラクにレースできると思っていましたが、
きつかったですね。そこでファイナルスプリントまでにクルマを変えたらよくなり
ました。
今年はもっと勝ちたいと思いながらやっているので、今はとりあえずプッシュして
色んな経験をしようとしていますが、それが2ヒート制で強い理由かもしれません。
服部選手のほうもそろそろ落ち着いて結果を出してくれるだろうと思っていますし、
そうなってほしいですね。ウチのチームには速さは間違いなくあるので、リチャード
はとにかくプッシュさせ、服部は戦略をきちんと決めれば、今後もいい結果が出せる
と思います」
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Formula Nippon

Fニッポン ポイントランキング(第4戦終了時点)


ポイントリーダーのR.ライアン (Photo: Motorsports@nifty)







サーキット
鹿






鹿











鹿
T
O
T
A
L
日  程 3/28 5/2 6/6 7/4 8/1 8/29 9/19 10/24 11/7
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9




1リチャード・ライアン010 10     20
2アンドレ・ロッテラー63100     19
3井出 有冶0664     16
4小暮 卓史10  0     10
5ブノワ・トレルイエ0136     10
6道上 龍4210     7
7本山 哲2 23     7
8脇阪 寿一04 2     6
9片岡 龍也0 40     4
10松田 次生3  0     3
11立川 祐路0  1     1
11金石 年弘1  0     1
-山西 康司   0     0
-野田 英樹0  0     0
-土屋 武士0  0     0
-服部 尚貴0  0     0


1PIAA NAKAJIMA RACING163100     29
2mobilecast TEAM IMPUL07910     26
3DoCoMo TEAM DANDELION RACING010 10     20
4Team LeMans0442     10
5TEAM ADiRECT 5ZIGEN3 23     8
5Yellow Hat KONDO Racing Team4211     8
7COSMO OIL RACING TEAM CERUMO3  0     3
-CARROZZERIA Team MOHN0  0     0




1東名エンジン210610     28
2尾川自動車103101     24
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
  • チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
  • エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 Finalスプリント


またも2スプリントレースを制したR.ライアン (Photo: Motorsports@nifty)

 全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦は4日、鈴鹿サーキットでファイナルスプリントレースを行い、スタートでトップに立ったリチャード・ライアン(DoCoMo TEAM DANDELION)が危なげないレース運びで25周を走りきりそのまま優勝した。2位にはブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)、3位には僚友の井出有治(同)が入った。

 サポートレースも終わりファイナルスプリントの始まる午後3時前になっても鈴鹿は曇りのままだが、ストレートに対してアゲインスト気味の強い風が吹いてきた。

 スタートを制したのはリチャード・ライアン。2位には井出有治をかわした本山哲、3位に6番グリッドからジャンプアップしたブノワ・トレルイエ、井出はスタートを失敗して4位に落ちた。5位に金石年弘、6位が服部尚貴。片岡龍也がグリッド上でエンジンストール。

 2周目のシケインで道上龍が服部尚貴をかわし6位にあがる。今日の道上は速い。しかし好事魔多しか。さらに道上は3周目のシケイン進入で金石に襲い掛かるが、ブレーキングで金石に乗り上げ、宙を舞い回転しながら大クラッシュ。サーキット内に一瞬緊張が走ったが、道上はマシンを降り無事。この事故のためセーフティーカーがコースに導入される。金石はリアウイングを壊してピットイン。山西康司もピットへ。

 道上のマシンの回収も終わり7周を終わって再スタート。トップはライアン、2位本山、3位トレルイエ、4位井出、5位服部、6位脇阪寿一。10周目13位を走っていた片岡がデグナーカーブでコースアウト、レースには復帰。13周目、5位を走っていた服部がS字でスピン、10位まで順位を落とす。2位を走る本山にトレルイエが迫るが抜けず。

 15周目のヘアピンで本山のインにトレルイエが飛び込みついに本山をパス、2位に上がる。本山は3位に落ちた。16周目、さらに本山はスプーンで井出にかわされ4位に落ちた。本山はマシンに何らかのトラブルを抱えているのかも知れない。井出は3位。

 20周を終わってトップはライアン、1秒5離れて2位にトレルイエ、3位井出、ペースの上がらない4位本山に5位の脇阪が迫ってきた。6位の立川は7位の小暮卓史に追い立てられている。

 レースはこのまま終了、優勝はリチャード・ライアン。ライアンは今期2勝目で昨年から導入された2ヒート制のレースでは3連勝。2位にブノワ・トレルイエ、3位に井出有治、4位に脇阪の追撃を振り切った本山哲、5位が脇阪寿一、6位に立川祐路が入った。

2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) Finalスプリント 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Race Result Final Sprint Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamLapTime
140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING25
219ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL250.461
320井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL255.344
41本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN256.843
57脇阪 寿一Team LeMans257.174
64立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team2516.691
732小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING2517.070
831アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING2518.540
911松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO2520.299
1041服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING2524.228
118土屋 武士Team LeMans2524.332
1227山西 康司CARROZZERIA Team MOHN2530.703
1325片岡 龍也Team LeMans2551.653
-------- 以上規定周回(22 Laps)完走 --------
-28野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN178 Laps
-2金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN421 Laps
-3道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team223 Laps
  • Fastest Lap: No.41 服部尚貴 1'50.094 (9/25)
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
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Japanese F3

F3第10戦上位3人のコメント


(Photo:Motorsports@nifty)

優勝 ロニー・クインタレッリ(INGING F302)
「本当に嬉しいね。鈴鹿では今まで勝ったことがないけど、ここは大好きなサーキット
だから、ここで勝てて本当にハッピーだよ。昨日勝てなかったことは悔しかったけど、
今日のレースで勝てて取り返せたよ。チャンピオンシップを考えたら、ここでポイント
を延ばせたことは大きいね。
この勝利を15日前に亡くなったイタリアの友人とその家族に捧げたい。
クルマのほうは、まだ童夢に比べてスピードがないけど、菅生の前にテストをやる予定
なので、そこで対策をして次に臨みたいね」

2位 武藤英紀(Honda・戸田FIGHTEX)
「昨日は初めての3位でしたけど、ペースがよかったのに前のクルマが抜けなくて悔しか
ったので、今日はもっと上の順位を狙っていました。今日もスタートは上手くいって、
オリベイラに何があったのか知りませんが2位にあがることが出来ましたし、クインタレ
ッリ選手より速いペースで走れていたんですが、どうしても抜くことが出来ませんでした。
今日抜けなかったのは、まだそのレベルに達してないということなのかなと思います。
次の菅生はゲームで走りこんでますから大丈夫です(笑)最近のゲームは本当に良くできて
ますからね。昨日今日と表彰台に上がれたことでチームもすごく盛り上がってるし、
やる気にあふれているので、次もいい結果を出したいと思います」

3位 柳田真孝(ThreeBond)
「昨日はスタートが悪くて最後尾近くまで順位を落としてしまったので、今日はスタート
が課題でしたが、上手くいって2、3台抜けました。それ以降は殆どクルマは抜いてない
んですけど、表彰台に上がることが出来ましたから、走り続けていればたまにはこういう
こともあるのかなと思いました。でもこれからは『たまに』じゃなくなるようスピードを
追求していきたいですね。菅生の前にテストを予定しているので、そこでセッティング
を見直して後半戦に臨みたいです」
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Japanese F3

F3ポイントランキング(第10戦終了時点)


第10戦鈴鹿にて (Photo: Motorsports@nifty)




サーキット
鹿

鹿









鹿

鹿
























T
O
T
A
L





日  程 3
/
27
3
/
28
4
/
10
4
/
11
5
/
8
5
/
9
6
/
5
6
/
6
7
/
3
7
/
4
7
/
31
8
/
1
8
/
28
8
/
29
9
/
11
9
/
12
10
/
2
10
/
3
10
/
23
10
/
24
ラウンド 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
1ロニー・クインタレッリ26020152015201020          128128
2リチャード・アンティヌッチ4152015610121280          102102
3ファオ・パオロ・デ・オリベイラ601582015  208          9292
4中嶋 一貴2020421266 60          7676
5横溝 直輝108610021015150          7676
6番場 琢151212122141006          7474
7ファビオ・カルボーン810233020640          5656
8山本 左近121860838010          5656
9武藤 英紀343100841215          5050
10池田 大祐101040122310          3333
11柳田 真孝030080 2212          2727
12小早川 済瑠00001041130          1919
13柴田 裕吉021003  04          1010
14磯崎 元彦000040  00          44
  • 第5戦及び第7戦の決勝結果には提訴がなされており、今後変更される可能性があります。
  • ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:20点、2位:15点、3位:12点、4位:10点、5位:8点、6位:6点、7位:4点、8位:3点、9位:2点、10位:1点が授与されます。
  • 全レース数の80%の有効ポイント制です。括弧は有効得点に算入されなかったポイントを表しています。
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Japanese F3

F3第10戦 鈴鹿 決勝


R.クインタレッリ磐石のレース展開で4勝目 (Photo: Motorsports@nifty)

全日本F3選手権第10戦の決勝が7月4日鈴鹿サーキットで行われ、#4ロニー・クインタレッリ
(INGING F302)が#2武藤英紀(Honda・戸田FIGHTEX)の猛追を退けて今季4勝目を上げた。
2位には武藤英紀、3位は#14柳田真孝(ThreeBond)だった。

午後1時30分、レースは定刻にスタートした。
ポールシッターの#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(Honda・M-TECF106)が失速する
脇をクインタレッリ、武藤、#1リチャード・アンティヌッチ(WOODONEトムスF304)らが
すり抜けていく。オリベイラは最後尾までダウン、そこから凄まじいペースで追い上げ
を始める。オープニングラップではヘアピンやスプーン、シケインなど、各所で接触が
見られ、#36番場琢(DYNACITYトムスF304)が順位を落としたほか、ファビオ・カルボーン
(ThreeBond)、横溝直輝(INGING F303)らがここで脱落することとなった。
そんな中、予選は振るわなかった#8中嶋一貴(FTRSトムスF304)、柳田らがポジション
アップに成功し、それぞれ4位、5位でトップ集団を追う。
レースは上位4台がほぼ団子状態で進んでいくが、その後方でオリベイラが先行車を
次々とパスして5位まで浮上してくる。しかし5周目、オリベイラにドライブスルーの
ペナルティが出され、7周終わりでオリベイラはピットイン。9位に順位を落とすものの、
その後もファステストラップを更新する凄まじいペースでレースを続行し、12周目には
再び番場琢を抜き去り、更に山本左近との差を縮めていく。
その前方では、3位のアンティヌッチに中嶋が12周目のシケインで襲い掛かるが、立ち上がり
で接触、両者リタイヤとなった。
これで5位の柳田が3位に繰り上がり、山本とのバトルは表彰台の争いとなった。
後方からはオリベイラが1秒以上速いペースで追い上げてくる。
しかし柳田は二人の猛追を凌ぎきり、F3で初の表彰台を獲得した。

また、武藤英紀の猛追を振り切って勝利したクインタレッリは、アンティヌッチのリタイヤ
などもあって、ポイントランキングでもトップに立った。
2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/07/04) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineLapTime
14ロニー・クインタレッリDALLARA F3023S-GE1734'15.049
22武藤 英紀LOLA-DOME F106/03M-TEC204C171.288
314柳田 真孝DALLARA F302SR20VE1712.815
47山本 左近DALLARA F3043S-GE1713.622
510ファオ・パオロ・デ・オリベイラLOLA-DOME F106/03M-TEC204C1715.266
636番場 琢DALLARA F3043S-GE1722.840
719柴田 裕吉DALLARA F3023S-GE1751.396
-------- 《以上完走》 --------
-1リチャード・アンティヌッチDALLARA F3043S-GE116 Laps
-8中嶋 一貴DALLARA F3043S-GE116 Laps
-50磯崎 元彦DALLARA F3043S-GE611 Laps
-32小早川 済瑠LOLA-DOME F106/033S-GE116 Laps
-3横溝 直輝DALLARA F3033S-GE116 Laps
-33池田 大祐LOLA-DOME F106/033S-GE017 Laps
-12ファビオ・カルボーンDALLARA F303SR20VE017 Laps
  • Fastest Lap: #10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'59.281
  • ペナルティNo.10 2004年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(13:42)
  • ペナルティNo.8 国際モータースポーツ競技規則付則L項違反により、訓戒及びペナルティポイント1点を課した。(15:29)
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 1st スプリント


トレルイエの追撃をかわして優勝したライアン (Photo: Motorsports@nifty)

 フリー走行が終わりファーストスプリントの行われる正午前になっても鈴鹿の上空は厚い雲に覆われ蒸し暑い。天気は下り坂との予報が出ているがこのレースでの雨の心配はなさそうだ。

 フォーメーションラップを終えてレーススタート。ポールポジションのリチャード・ライアンは順当にスタートを決めトップで1コーナーへ。ここで素晴らしいスタートを決めたのが予選4位の土屋武士。予選2位のブノワ・トレルイエと同3位の井出有治をパスし2位までジャンプアップ。3位トレルイエ、4位井出、5位に本山哲が上がり6位は道上龍。立川祐路が1コーナーでコースアウトして順位を下げる。

 4周目の2コーナーで2位の土屋のインを差したトレルイエが土屋と接触、土屋はスピンアウトしてコースアウト、グラベルにクルマを止めこの場でリタイヤ。

 7周目に入ってトップ3台の間隔が狭まってきた。トップのライアンと2位のトレルイエが0.6秒、3位井出までが1.4秒。8周目の1コーナーでトレルイエがライアンの背後に迫るが抜けない。

 14周目の1コーナーで再びトレルイエがライアンに迫るが抜けず。東コースでライアンが速く西コースでトレルイエが速いという展開。井出は遅れ始める。野田英樹がピットイン。

 15周目のシケインでトレルイエとライアンが接触するもこのまま2台が立ち上がりストレートから1コーナーにかけてサイドバイサイド。トレルイエがアウトから仕掛けるがダートにタイヤを落としコースアウト、コースに復帰するも金石年弘の後ろ6位に落ちた。これで井出が2位にあがり3位に本山。

 レースはこのまま終了。再三のトレルイエのアタックをかわしたリチャード・ライアンが優勝、2位に井出有治、3位に本山哲、4位道上龍、5位金石年弘、6位にブノワ・トレルイエが入った。

 ファイナルスプリントは、午後3時よりこのレースの順位によるグリッドから25周で争われる。

2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) 1st スプリント 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Race Result 1st Sprint Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamLapTime
140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING1833'00.186
220井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL181.377
31本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN185.980
43道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team188.229
52金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN189.684
619ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL189.930
741服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING1812.557
811松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO1813.806
97脇阪 寿一Team LeMans1814.724
1031アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING1815.059
1132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING1816.424
1225片岡 龍也Team LeMans1824.044
1327山西 康司CARROZZERIA Team MOHN1836.601
144立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team1843.107
1528野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN162 Laps
-------- 以上規定周回(16 Laps)完走 --------
168土屋 武士Team LeMans315 Laps
  • Fastest Lap: #19 ブノワ・トレルイエ 1'48.655 (6/18)
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 フリー走行


コースアウトしたR.ライアン (Photo: Motorsports@nifty)

全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦の決勝を占うフリー走行が7月4日午前8時より
行われ、ディフェンディングチャンピオンの#1本山哲(ADiRECT 5ZIGEN)が1'47.506の
トップタイムを記録した。
今にも雨が降ってきそうな曇天の下、フリー走行がスタートした。
今のところコースはドライだが。気温、湿度、不快指数とも非常に高いコンディションだ。
今回のポールシッター、#40リチャード・ライアン(DoCoMoダンディライアン)と#20井出有治
(mobilecastIMPUL)の2台はセッション序盤から速いタイムを記録して好調の模様。
さらにルーキーの#25片岡龍也(LeMans Spirit)が続く。片岡は130R手前の最高速が他の
ドライバーよりも高いようだ。
セッション半ばを過ぎた辺りで#7脇阪寿一(Team LeMans)と本山がペースを上げ、脇阪は
2番手、本山は5番手に上がってくる。さらにその後方からライアンのチームメイト、
#41服部尚貴(DoCoMoダンディライアン)がペースを上げ、ライアンに次ぐ2番手タイムを
出してきた。この時点で47秒台に入っていたのはライアンと服部のみ。
そしてセッション終盤、残り4分となったところで本山が1分47秒506でトップに。
その直後、フロントウィングを調整して出て行ったライアンがデグナーでクラッシュ。
ドライバーは無事だがリヤ周りを損傷しているようで、決勝への影響が心配される。

8時30分にチェッカー。
トップは本山、2位にライアン。3位にはチェッカー間際にタイム更新した井出が入った。
決勝第1ヒート(ファーストスプリント)は11時20分より、18周で行われる。
2004年7月4日 鈴鹿サーキット(三重県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/04) Free Session Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
11本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'47.508--194.45
240リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING1'47.7100.2020.202194.09
320井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL1'47.8260.3180.116193.88
441服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING1'47.8290.3210.003193.87
531アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING1'47.9870.4790.158193.59
619ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL1'48.0270.5190.040193.52
77脇阪 寿一Team LeMans1'48.1360.6280.109193.32
88土屋 武士Team LeMans1'48.1600.6520.024193.28
925片岡 龍也Team LeMans1'48.2250.7170.065193.16
102金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'48.2410.7330.016193.14
114立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team1'48.3110.8030.070193.01
123道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team1'48.4590.9510.148192.75
1311松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO1'48.5471.0390.088192.59
1432小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING1'48.7211.2130.174192.28
1528野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN1'49.1021.5940.381191.61
1627山西 康司CARROZZERIA Team MOHN1'49.6332.1250.531190.68
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 予選


予選上位3名 (Motorsports@nifty)

ポールポジション リチャード・ライアン
 「この週末好調だったのでみなさんはもっと楽にポールポジションを取れると思ってたでしょう。でもトラックコンディッションも変わって難しかったです。明日はタフなレースになると思いますが、タイヤもクルマも他に比べてアドバンテージがあると思うので決勝を楽しみにしています」

予選2位 ブノワ・トレルイエ
 「朝のセッションでは問題があったのすが、午後は問題を解決して攻めることができました。でも、安全に走ることも心がけました。クルマはまだ詰めるところがありますが、シーズンが進むにつれ調子が上がってきたので自信を持って臨んでいます。リチャードにかなり迫りましたが、これが今日の精一杯でした。ポジションには満足しています」

予選3位 井出有治
 「午前中1セット目でタイムが出てたんですけど気温が上がってきたのでセットを変更したら失敗してしまいました。午後もさらに気温が上がると思ってセッティングを変更したんですがタイムが出なくて、結局最初のセットに戻してタイムを出しました。明日の決勝は2レースありますが、ユーズドタイヤでも十分持つと思います」

2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
【参考: 予選2回目のみの結果】
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/03) Qualfying Session #2 Weather:Fine Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL1'46.710--195.91
240リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING1'46.7710.0610.061195.79
33道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team1'46.9830.2730.212195.41
441服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING1'46.9860.2760.003195.40
520井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL1'47.0720.3620.086195.24
68土屋 武士Team LeMans1'47.1490.4390.077195.10
77脇阪 寿一Team LeMans1'47.1940.4840.045195.02
811松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO1'47.4740.7640.280194.51
91本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'47.6630.9530.189194.17
1025片岡 龍也Team LeMans1'47.8981.1880.235193.75
114立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team1'48.0571.3470.159193.46
1231アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING1'48.1061.3960.049193.38
1332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING1'48.4571.7470.351192.75
142金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'48.7132.0030.256192.30
1528野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN1'48.7802.0700.067192.18
16*27山西 康司CARROZZERIA Team MOHN1'49.8083.0981.028190.38
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'54.1807.4704.372183.09
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082
  • ペナルティ No.27 フォーミュラニッポン統一規則第29条11項(ピットレーン通過速度)の違反により、罰金50,000円を課す。(14:52)
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Japanese F3

F3 第9戦 鈴鹿 上位3人のコメント


(Photo:Motorsports@nifty)

優勝 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ
「今日のレースの主なポイントは、ロニーがミスをしたことだったね。
あの時、トラック上は砂が出ていた酷い状態だったから、僕もスローダウンせざるを
得なかったよ。あれがなかったら終盤までロニーとすごいバトルになっただろうにね。
クルマのバランスはすごくよかったけど、まだまだインプルーブする余地はあるので、
明日のレースも期待できそうだね。
ここまで6回のポールポジションを獲得しているのに、いつも決勝は良くないから、
これからは予選は予選、レースはレースと頭を切り替えて、着実にポイントを重ねて
いくようにしたいね」

2位 横溝直輝
「昨日よりクルマのバランスはよくなってたんですけど、予選ではロニーやオリベイラ
に引き離されたのが残念です。それでも決勝のペースには自信があったんですが、今日
はローラ童夢とホンダのパッケージに圧倒された感じですね。僕もセクター1やセクター2
は速かったんですけど、どうしても西コースで置いていかれてしまうので、明日は
ウィングを寝かせてダウンフォースを減らしてでも付いていけるよう、これから対策
を考えようと思います。
前回の2位と比べて、今回は手ごたえがあっただけに悔しいですね」

3位 武藤英紀
「予選では自己タイの4位でしたが、自分ではもっと上を目指していたので悔しかったです。
決勝でも横溝につっかえて前にいけませんでした。でも、オリベイラも言ってるように、
クルマのバランスに関してはまだまだ良くなる余地があるので、明日には期待しています。
前回のもてぎからローラ童夢に替えましたが、自分ではローラのほうが好きですし、
周りも色々協力してくれるので、いい体制になっています」
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Japanese F3

F3第9戦 鈴鹿 決勝


クインタレッリ脱落の幸運もあったが、この日のオリベイラはとにかく速かった(Photo:Motorsports@nifty)

全日本F3選手権第9戦の決勝が7月3日午後3時25分より鈴鹿サーキットで行われ、2番手
スタートの#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(Honda・M-TECF106)が2位に8秒以上の
差をつけて優勝した。
2位には#3横溝直輝(INGING F303)、3位には#2武藤英紀(Honda・戸田FIGHTEX)が入った。
武藤はこれがF3で初の表彰台である。
なお、ポールスタートの#4ロニー・クインタレッリ(INGING F302)は3周目のデグナーで
コースオフし、惜しくも順位を4位まで落とした。

定刻にスタートしたF3第9戦は、まずポールポジションのクインタレッリが危なげなく
1コーナーを制し、早速後続を引き離しに掛かる。しかし2位のオリベイラも2周目の
1コーナーでスリップを使ってインを伺うなどして、しぶとく食い下がる。
その後方ではスタートで6位にジャンプアップした#7山本左近(DYNACITYトムスF304)が
2周目のデグナーで飛び出してクラッシュ、戦列を去る。
このときにコース上に撒かれた砂に、こともあろうに3周目に差し掛かったクインタレッリ
が乗り上げてしまった。姿勢を乱したクインタレッリは4位にドロップ、2位のチーム
メイト横溝とともに3位の武藤を挟み撃ちにする格好になった。
ここからは2位横溝から6位#1リチャード・アンティヌッチ(WOODONEトムスF304)までが
一団となって激しく順位を争う展開となり、その間にペースを上げたオリベイラは2位
以下を大きく引き離し、最終的にはその差を8秒3として独走優勝を遂げた。

第8戦の決勝は6月6日午前11時5分より、20周で行われる。
2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/07/03) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineLapTime
110ファオ・パオロ・デ・オリベイラLOLA-DOME F106/03M-TEC204C1223'57.403
23横溝 直輝DALLARA F3033S-GE128.336
32武藤 英紀LOLA-DOME F106/03M-TEC204C128.436
44ロニー・クインタレッリDALLARA F3023S-GE1210.150
51リチャード・アンティヌッチDALLARA F3043S-GE1210.599
68中嶋 一貴DALLARA F3043S-GE1211.340
712ファビオ・カルボーンDALLARA F303SR20VE1218.472
832小早川 済瑠LOLA-DOME F106/033S-GE1235.697
914柳田 真孝DALLARA F302SR20VE1237.566
1033池田 大祐LOLA-DOME F106/033S-GE1238.632
1150磯崎 元彦DALLARA F3043S-GE1253.987
-------- 《以上完走》 --------
-36番場 琢DALLARA F3043S-GE84 Laps
-19柴田 裕吉DALLARA F3023S-GE75 Laps
-7山本 左近DALLARA F3043S-GE111 Laps
ファステストラップ:No.10 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 1'59.312(6/12Lap)
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 予選


好調ライアン、ポールポジションを決める (Photo: Motorsoprts@nifty)

 午前中鈴鹿上空を覆っていた雲も薄くなり、午後からは太陽の日差しが強くなってきた。気温は32度、路面温度はなんと46度に達した。風はメインストレートでアゲインストの逆風。屋外を歩くとまるでサウナのようだ。

 高温になる午後の予選でははアタックせずタイヤを温存するドライバーもいるのではないかと思われたが、予選開始早々から井出有治と山西康司以外のドライバーがコースイン、リチャード・ライアンが1'47.384を出し予選序盤をリードした。

 予選残り12分、リチャード・ライアンがニュータイヤを履いてアタック開始、1'46.771。午前のタイムには僅かに届かない。その直後、ブノワ・トレルエが1'46.710、午前のタイムを上回りこのセッションでトップ、総合でも2位に上がる。道上龍も1'46.863、セッション3位、総合でも5位につける。

 予選残り5分、各車ニュータイヤを履き続々コースイン。各車アタックラップに入るが、金石年広がデグーナーでスピン、これに後ろを走っていた道上が接触し両車コースアウト。このため予選終了直前のタイムアップを狙っていたドライバーもスローダウンを余儀なくされ、タイムアップは叶わなかった。

 結局、予選総合のトップは午前に出したタイムでリチャード・ライアン(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)、総合2位は2回目の予選で躍進したブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)、3位にトレルイエの僚友井出有治(mobilecast TEAM IMPUL)が入った。

 決勝は、明日午前11時20分よりこの予選グリッドからファーストスプリント(18周)が、午後3時よりファーストスプリントの順位によるグリッドでファイナルスプリント(25周)が行われる。

2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/03) Qualfying Total Weather:Fine Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING1'46.570--196.16
219ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL1'46.7100.1400.140195.91
320井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL1'46.7110.1410.001195.90
48土屋 武士Team LeMans1'46.7730.2030.062195.79
53道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team1'46.8630.2930.090195.63
641服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING1'46.9860.4160.123195.40
71本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'47.1230.5530.137195.15
87脇阪 寿一Team LeMans1'47.1680.5980.045195.07
92金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'47.3330.7630.165194.77
1011松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO1'47.3340.7640.001194.77
1131アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING1'47.4350.8650.101194.58
1232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING1'47.4360.8660.001194.58
134立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team1'47.8301.2600.394193.87
1425片岡 龍也Team LeMans1'47.8981.3280.068193.75
1528野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN1'48.4441.8740.546192.77
1627山西 康司CARROZZERIA Team MOHN1'48.7952.2250.351192.15
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'54.0307.4605.235183.33
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082
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Japanese F3

F3第10戦 鈴鹿 予選


ポールを奪い返したオリベイラ (Photo: Motorsports@nifty)

第9戦の予選から15分のインターバルを経て、全日本F3選手権第10戦の予選が行われ、
#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(Honda・M-TECF106)が1分57秒562でポールを獲得した。

第9戦に引き続いて炎天下で行われた第10戦予選。セッション開始間もなく各車あわただしく
アタックに飛び出していき、オリベイラ、#4ロニー・クインタレッリ(INGING F302)の二人が
すぐに57秒台を叩き出すと、#3横溝直輝(INGING F303)が58秒210でこれに続く。
トップタイムはオリベイラの57秒562。クインタレッリは何度も区間タイムを更新して
オリベイラに迫るが、どうしてもスプーン立ち上がりから130Rの区間でタイムが伸びず、
惜しくもポールの座を明け渡すこととなった。
4位は#2武藤英紀(Honda・戸田FIGHTEX)、5位には暫定ポイントリーダーの#1リチャード
・アンティヌッチ(WOODONEトムスF304)が入った。
同じ鈴鹿での開幕戦で連勝した#8中嶋一貴(FTRSトムスF304)は前のセッションでコースアウト
した影響もあってか振るわず、8位に終わった。

決勝は明日4日、13時30分より17周で行われる。
2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/07/03) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
110ファオ・パオロ・デ・オリベイラLOLA-DOME F106/03M-TEC204C1'57.562--177.82
24ロニー・クインタレッリDALLARA F3023S-GE1'57.6000.0380.038177.77
33横溝 直輝DALLARA F3033S-GE1'58.1680.6060.568176.91
42武藤 英紀LOLA-DOME F106/03M-TEC204C1'58.1980.6360.030176.87
51リチャード・アンティヌッチDALLARA F3043S-GE1'58.2360.6740.038176.81
67山本 左近DALLARA F3043S-GE1'58.3960.8340.160176.57
736番場 琢DALLARA F3043S-GE1'58.4090.8470.013176.55
88中嶋 一貴DALLARA F3043S-GE1'58.5711.0090.162176.31
933池田 大祐LOLA-DOME F106/033S-GE1'58.8001.2380.229175.97
1012ファビオ・カルボーンDALLARA F303SR20VE1'59.0981.5360.298175.53
1114柳田 真孝DALLARA F302SR20VE1'59.3721.8100.274175.13
1232小早川 済瑠LOLA-DOME F106/033S-GE1'59.6312.0690.259174.75
1350磯崎 元彦DALLARA F3043S-GE2'00.4742.9120.843173.52
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'09.55411.9929.080161.36
1419柴田 裕吉DALLARA F3023S-GEno time---
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Japanese F3

F3第9戦 鈴鹿 予選


好調クインタレッリがポールポジション (Photo: Motorsports@nifty)

7月3日土曜、全日本F3選手権第9戦の公式予選が鈴鹿サーキットで行われ、#4ロニー・
クインタレッリ(INGING F302)が1分57秒823でポールポジションを獲得した。

この日の鈴鹿サーキットは朝から強い日差しが照りつけ、路面温度は40度を超えよう
かという厳しいコンディションとなった。
たった15分間の予選セッションということもあり、序盤から激しいタイムアタック合戦
が繰り広げられ、クインタレッリ、#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(Honda・M-TECF106)、
#3横溝直輝(INGING F303)の3人がめまぐるしくトップを入れ替え、それに#2武藤英紀
(Honda・戸田FIGHTEX)、#8中嶋一貴(FTRS トムス F304)、#36番場琢(DYNACITYトムスF304)
らが続く。
前回のもてぎラウンドで初の1-2フィニッシュを達成したインギング勢はここでも好調で、
セッション中盤には1-2位を独占、さらに残り3分を切ったところでクインタレッリが
只一人57秒台に入り、ポールの座を磐石のものとする。
しかし残り2分を切ったところでオリベイラがタイムを更新し、二人の間に割って入り、
2番グリッドを獲得した。
4位には前戦からローラ童夢にスイッチした武藤がチェッカー間際にタイムアップして
滑り込んだ。

決勝レースはこの後15時25分より12周で戦われる。
2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2004/07/03) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2004 All Japan F3 Championship Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
14ロニー・クインタレッリDALLARA F3023S-GE1'57.823--177.43
210ファオ・パオロ・デ・オリベイラLOLA-DOME F106/03M-TEC204C1'58.0100.1870.187177.15
33横溝 直輝DALLARA F3033S-GE1'58.2300.4070.220176.82
42武藤 英紀LOLA-DOME F106/03M-TEC204C1'58.4230.6000.193176.53
536番場 琢DALLARA F3043S-GE1'58.5390.7160.116176.36
68中嶋 一貴DALLARA F3043S-GE1'58.5760.7530.037176.30
77山本 左近DALLARA F3043S-GE1'58.8811.0580.305175.85
81リチャード・アンティヌッチDALLARA F3043S-GE1'58.9331.1100.052175.77
912ファビオ・カルボーンDALLARA F303SR20VE1'59.3251.5020.392175.20
1033池田 大祐LOLA-DOME F106/033S-GE1'59.6571.8340.332174.71
1114柳田 真孝DALLARA F302SR20VE1'59.7861.9630.129174.52
1219柴田 裕吉DALLARA F3023S-GE2'00.1252.3020.339174.03
1332小早川 済瑠LOLA-DOME F106/033S-GE2'00.3632.5400.238173.68
1450磯崎 元彦DALLARA F3043S-GE2'02.5764.7532.213170.55
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'09.82312.0007.247161.03
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Formula Nippon

Fニッポン第4戦 鈴鹿 予選1回目


山西康司、今期初参戦もトラブルでクラッシュ (Photo: Motorsports@nifty)

 この夏三重県地方で最高の暑さを記録した2日から明けて翌3日、鈴鹿サーキットでフォーミュラニッポン第4戦が開幕した。この日は朝から曇り、午前9時頃一時雨がぱらぱらと降ったものも路面はドライ、気温30度、路面温度33度というコンディッションで1回目の予選を迎えた。

 まずは各車様子見1'48秒前後のタイムを刻むが、予選中盤、井出有治が1'46.711でトップに躍り出た。予選残り19分前、このレースから参戦を果たした山西康司がS字2個目でフロントからクラッシュ、マシンを降りた。

 予選終盤には太陽も顔を出し気温、路面温度とも徐々に上がり始める。各チーム暑くなる午後の予選よりこの1回目の予選に賭けたのかニュータイヤを装着。予選残り5分前前後からアタックを開始。昨日の練習から好調だったリチャード・ライアンが1'46.570を叩き出しトップに躍り出た。2位は比較的路面温度の低い時間にタイムを出した井出が1'46.711、土屋武士が1'46.773で3位につけた。

 2回目の予選は午後2時5分より45分間にわたって行われる。

2004年7月3日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
FN第4戦 -RIJ- (2004/07/03) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Fomula Nippon Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACING1'46.570--196.16
220井出 有冶mobilecast TEAM IMPUL1'46.7110.1410.141195.90
38土屋 武士Team LeMans1'46.7730.2030.062195.79
41本山 哲TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'47.1230.5530.350195.15
541服部 尚貴DoCoMo TEAM DANDELION RACING1'47.1650.5950.042195.07
67脇阪 寿一Team LeMans1'47.1680.5980.003195.07
72金石 年弘TEAM ADiRECT 5ZIGEN1'47.3330.7630.165194.77
811松田 次生COSMO OIL RACING TEAM CERUMO1'47.3340.7640.001194.77
931アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA RACING1'47.4350.8650.101194.58
1032小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACING1'47.4360.8660.001194.58
1119ブノワ・トレルイエmobilecast TEAM IMPUL1'47.5160.9460.080194.44
123道上 龍Yellow Hat KONDO Racing Team1'47.5701.0000.054194.34
134立川 祐路Yellow Hat KONDO Racing Team1'47.8301.2600.260193.87
1425片岡 龍也Team LeMans1'48.2521.6820.422193.12
1528野田 英樹CARROZZERIA Team MOHN1'48.4441.8740.192192.77
1627山西 康司CARROZZERIA Team MOHN1'48.7952.2250.351192.15
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'54.0307.4605.235183.33
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE500kmRACE//ラリーアートニュース

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                    スーパー耐久シリーズ2004  第4戦
    小川日出生選手(CMSC山形)組三菱ランサー(クラス2)が優勝!
    混戦の末、三菱ランサーエボリューションがクラス2の1~5位を独占
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■


<結果><クラス2>
順  位
ドライバー
車  両
タイム(周回数)    予選順位

1 小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC山形)/砂子塾長組
三菱ランサーエボリューション
4時間24分06秒276(149周)    予選順位  8

2 富枡朋広/関  豊組 三菱ランサーエボリューション
4時間24分17秒384(147周)    予選順位  3

3 川口正敬/渋谷  勉/岡  滋人組 三菱ランサーエボリューション
4時間22分45秒319(145周)    予選順位  5

4 竹島  徹/島田和樹/橋本道彦組 三菱ランサーエボリューション
4時間24分17秒660(139周)    予選順位  9

5 関根基司/大野尊久/本田和義組 三菱ランサーエボリューション
4時間23分46秒413(135周)    予選順位  7

6 吉田寿博/清水和夫組 スバル・インプレッサ
4時間22分48秒871(124周)    予選順位  2

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。

<開催概要>

1.開催日      6月26日(土)公式予選  27日(日)  決勝
2.開催地      山口県美祢市「MINEサーキット」
3.周回数      155周(1周3.330km)
4.参加台数    44台(決勝レース出走43台、完走28台)
    クラス1(3501cc~)                  6台
    クラス2(2001~3500cc)4WD    9台(三菱ランサー7台)
    クラス3(2001~3500cc)2WD  11台
    クラス4(~2000cc)                12台
    グループNプラス・クラス                    6台
    ※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両
5.観客数
15日=1,900人/16日=12,400人

  スーパー耐久シリーズ2004の第4戦「MINE500kmレース」が、6月
26日(土)~27日(日)に山口県美祢市の「MINEサーキット」(1周3.3
3089km)で開催された。今大会には44台のエントリーがあり、クラス2には
9台が参加。このうち三菱ランサーエボリューションは7台を占めた。26日の天候
は雨。時折強く降ったため午前中の走行はすべてキャンセルされ、A・B両ドライバー
の予選通過可否を判定する公式ドライバーズ予選は午後12時に順延された。ウェッ
トコンディションで行われた同セッションには43台が出走。三菱ランサーエボリュー
ションVIII MRを駆る中谷明彦/木下隆之選手組はクラス2の2番手タイムを
記録した。続いて午後1時半からの決勝グリッド順を決定する公式グリッド予選が始
まるころには、雨はほとんど上がって路面状況が好転。最初のクラス1、2、グルー
プNプラスクラス専有走行時間帯終了間際に浅溝レインタイヤでアタックした中谷選
手組三菱ランサーは、クラス1車両に分け入る暫定総合3番手でクラストップタイム
を記録した。その後、終盤の全クラス走行時間帯にはさらなるタイムアップも期待さ
れたが再び雨が降り出して誰一人果たせず、中谷選手組が開幕以来4連続となるクラ
ス2ポールポジションを獲得した。また、富枡朋広/関豊選手組(三菱ランサー)が
クラス3番手、村田信博(CMSC栃木)/小暮吉則選手組(三菱ランサー)が4番
手など、三菱ランサーは上位5台中4台を占めた。

  27日も朝から雨模様。昼までにいったん止んだものの、午後12時15分の決勝
スタートはセミウエット路面で迎えた。中谷選手組三菱ランサーは総合3番手でクラ
ス2首位を快走するが15周目に無念のエンジントラブルでストップ。一方、8番手
グリッドから浅溝レインタイヤでスタートし、序盤に再び雨が落ちてコンディション
が悪化する中、目覚しい追い上げを見せた小川日出生(CMSC山形)/福山英朗
(CMSC山形)/砂子塾長選手組(三菱ランサー)が76周目に2番手まで浮上し
た。その後雨は完全に上がり、コースはドライに。首位を走っていた吉田寿博/清水
和夫選手組(スバル・インプレッサ)はブレーキトラブルで後退。代わってコースア
ウト車両排除のセーフティカーが導入中にピット作業を済ませた小泉和寛/菊池靖選
手組(スバル・インプレッサ)が104周目に首位に立つが、小川選手組はこれを猛
追。132周目に小泉選手組が駆動系トラブルでストップしたのを機にトップに立つ
と、そのまま総合でも4位のチェッカーを受けた。この結果により小川選手組はラン
キング2位に浮上。また、富枡選手組が2位、川口正敬/渋谷勉/岡滋人選手組が3
位に入り三菱ランサーが表彰台を独占。さらに4位に竹島徹選手組、5位に関根基司
選手組が続き、不安定な路面状況の中、全出走43台/完走28台の荒れたレースで、
三菱ランサーはクラス2の1~5位を占める強さを発揮した。なお、総合優勝は谷口
信輝選手組のポルシェGT3クラブスポーツ(クラス1)であった。

★第4戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)  <クラス2>
1位  中谷明彦組    三菱ランサー                60
2位  小川日出生組(CMSC山形)三菱ランサー  53
3位  小泉和寛組    スバル・インプレッサ        35
4位  吉田寿博組    スバル・インプレッサ        33
4位  冨桝朋広組    三菱ランサー                33
6位  朝倉貴志組(CMSC栃木)三菱ランサー    26
7位  関根基司組    三菱ランサー                16
8位  川口正敬組    三菱ランサー                15
9位  村田信博組(CMSC栃木)三菱ランサー    14

◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE500kmRACE/SUBARU WRC エクスプレス


スーパー耐久シリーズ2004 第4戦
「MINE 500km RACE 」 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2004年6月26-27日
■開催場所:MINEサーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 梅雨空のMINE500kmは大波乱
  インプレッサはトラブルで優勝を逃す

スーパー耐久シリーズ第4戦。今回から大径ブレーキシステムを導入して活躍が期
待されたインプレッサは、2台ともクラストップを走行する活躍を見せたが、残念
ながらトラブルに見舞われ、吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAはクラ
ス6位、また、小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAはリタイアとなった。

【公式予選】
インプレッサが区分されるクラス2(排気量2001cc~、4WD)には9台がエントリー。
今回より投入される大型ブレーキの性能でランサーとイーブンの立場になったイン
プレッサ。開幕から3連勝している#11ランサーにストップをかけたいところ。さら
にチームも改良したダンパーの装着、熱対策、ニュータイヤスペックの投入を行い、
ブレーキや燃費などクルマに厳しいMINEに万全と思われる準備を行った。

13時からのグリッド予選は、最初の20分間がクラス1/2/GN+の占有走行枠。#2イン
プレッサは清水、#86インプレッサは初めて小泉がアタッカーを務めた。まず小泉
が1分40秒528で3位につけるが、他車にタイムを上回られ6位になった。また清水は
1分38秒982で2位となった。
最後の混走枠は完全に雨。結果、#2インプレッサのクラス2位、#86のクラス6位が
確定した。

【決勝】
27日朝は前夜の雨が残った。12時20分、155周約500kmの決勝レースがスタート。路
面はウェット状態。ほとんどの車両がスリックタイヤを選ぶ中、2台のインプレッ
サは浅溝のレインタイヤでスタートした。
#2インプレッサの吉田は、1周目にクラストップ/総合3位にジャンプアップ、すぐ
に路面が乾きだすとクラスポールの#11ランサーに前を譲って2位キープの走行に。
しかしクラストップで目下開幕3連勝中の#11ランサーが15周目にピットインしてエ
ンジンブローのため早々にリタイア。
これで#2インプレッサはクラストップとなった。

レースも折り返し点を過ぎたころ、トップは#2インプレッサで、2位は#6ランサー、
#20ランサー、#86インプレッサの3台が至近距離で争っていたが、ピットインなど
のタイミングもあり97周目には#86インプレッサが2位に上がり、インプレッサの1-2
態勢となった。
その直後にセーフティカーが導入され、このタイミングで#86インプレッサが2回目
のピットイン。続いて#2インプレッサがピットイン。しかし予想以上にフロントブ
レーキパッドが磨耗しており、これを交換してコースへ戻ろうとしたがタイミング
が悪くクラス4位というポジションでコース復帰した。
清水はインプレッサの1-2フィニッシュを目指し追撃態勢に入ったが、清水の車両
から白煙が上がり始め、ピットインを命じるオレンジボール旗が出されピットイン。
リヤのデフトラブルだった。このままでは連続走行は不可能なため清水は車両から
降りたが、最後に1周だけ走りポイント獲得のためにチェッカーを受けることにし
た。

いっぽうクラストップの小泉は、終盤2位#20ランサーとの差を2~4秒に保ちながら
初優勝を目指し走行していた。しかし132周目の第3コーナーで駆動系のトラブルの
ためにコースアウト、車両はコース脇にストップしてしまった。

チェッカー目前、#2インプレッサは吉田がステアリングを握り、チェッカーフラッ
グを受けるためにコースイン。吉田は1周を無事走りクラス6位でゴールとなった。


■決勝最終結果:クラス2
Pos.   No.   Driver   Car Name   Laps   Time/Diff
1 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長 RSオガワADVANランサー  149  4:24'06.276
2 #6 冨桝朋広/関 豊  ファルケン☆ランサーMR  147  2Laps
3 #16 川口正敬/渋谷勉/岡滋人  ディクセルADVANランサー  145  4Laps
4 #12 竹島徹/島田和樹/橋本道彦  Qs'インテークMプロエボVIII  139  10Laps
5 #30 関根基司/大野尊久/本田和義  RSオガワADVANランサー  135  14Laps
6 #2 吉田寿博/清水和夫  FUJITSUBO IMPREZA  124  25Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE500kmRACE/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


スーパー耐久シリーズ2004 第4戦
「MINE 500kmレース」 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年6月26-27日
■場所:MINEサーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モバイルキャスト アドバンZ 3連勝を飾る!!

スーパー耐久シリーズ第4戦は6月26~27日、山口県のMINEサーキットで開催され、
クラス3で、星野一樹/井出有治組のモバイルキャスト アドバンZがクラス3連勝を
遂げた。

【公式予選】
クラス3(排気量2001~3500cc、2WD)には10台の車両が参加、日産勢では、開幕戦3
位の#19 TC-KOBE・MAX・Z33、開幕戦で優勝した#23 C-WEST ORCアドバンZ、2連
勝中の#245 モバイルキャストアドバンZと計3台のフェアレディZが参加した。
予選日の26日は、あいにくの梅雨空。決勝グリッドを決める「グリッド予選」は13
時30分から行われた。朝の雨は上がったもののコースはセミウェット状態。セッショ
ン終盤スリックタイヤでアタックした#245 Zの星野はクラス3位。#23 Zの尾本と#19
Zの輿水は、ドライコンディションでアタックするタイミングを逸し、#19 Zは8位、
#23 Zは9位にとどまった。

【決勝】
27日は朝のうち雨が残っていたが、決勝レースの前には上がった。
スタート直後の混乱で、2周目に#83NSXがトップに立ち、#14RX-7、#245Zの3台が一
団となって周回していく。45周目にクラストップを走行していた#14RX-7がコース
アウト。#83NSXがトップ、#245Zが2位となった。#83NSXとの差をキープしながら様
子をうかがっていた星野だが、60周を過ぎると徐々にギャップを切り取っていき、
25秒近くあった差はわずか10周で10秒まで縮まった。そして#83NSXは71周でピット
インし、#245Zがクラストップに躍り出ることになった。

浅溝タイヤでスタートした#19Zは、クラス3位までポジションを上げたが、車両に
マイナートラブルもあり#79NSXに抜かれ4位となった。
その後、#79NSXと表彰台をめぐって目の離せない攻防が続いたが、143周目、#19Z
はクラッシュを喫しストップ、ノーポイントに終わった。

23Zは尾本がクラス6位走行中の中盤、最終コーナーでクラス4の車両と接触してピッ
トイン。山田に交代後カウルの修復を命じるオレンジディスク旗を掲出され2回目
のピット作業を行ったが、何とか最後まで走りぬき、クラス6位でチェッカーを受
けた。

クラストップを走る#245Zの井出は、#83NSXとの距離を徐々に引き離していったが、
105~109周目に導入されたSCランで貯金を一気に吐き出すことになった。しかし、
SCが解除されると20数秒差のリードはすぐに開いて再び独走状態となり、余裕の走
行で3連勝。
ポイント的にも大きなリードを保って、シリーズ最大の山場となる十勝24時間(8
月7~8日)を迎えることになった。

■RACE RESULTS-Class 3
Pos(Overall)--Machine--Lap--Driver
1(5) #245 モバイルキャスト アドバン Z  148 星野一樹/井出有治
2(6) #83 bp ADVAN NSX  147 古橋 譲/玉本秀幸/小林正吾
3(12) #79 TAITEC ADVAN NSX  145 酒井美晃/細川慎弥
4(13) #7 MAKERS hart RX-7  144 山崎 学/加藤正将/白井 剛
5(14) #14 エンドレスアドバンRX-7  144   杉林健一/山口英光/入口秀輝
6(23) #23 C-WEST ORC アドバン Z  138 尾本直史/山田英二
R #19 TC-KOBE・MAX・Z33  142 輿水敏明/牧田克哉

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
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スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(第4戦終了時)

スーパー耐久ポイントランキング
全8戦中4戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 33 1 竹内 浩典 田中 哲也   FALKEN☆PORSCHE 20 10 20 12         62
2 1 1 木下 みつひろ 青木 孝行   ADVAN・KONDO ポルシェ 15 20 12 15         62
2 25 1 谷口 信輝 織戸 学   ADVAN DG ゼナドリンGT3 12 15 15 20         62
4 24 1 堤 明彦 井上 貴志 影山 正美 PCJ ADVAN PORSCHE 10 8 10 DNC         28
5 45 1 羽根 幸浩 伊藤 真一   グースネック・アドバンポルシェ DNQ 12 DNC 10         22
6 32 1 藤田 明 松田 秀士 原 幸雄 PCJ ファルケン ポルシェ DNC DNQ 8 DNC         8
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 11 2 中谷 明彦 木下 隆之   三菱アドバンテージランサーMR 20 20 20 DNC         60
2 20 2 小川 日出生 福山 英朗 砂子 塾長 RSオガワADVANランサー 15 6 12 20         53
3 86 2 小泉 和寛 菊池 靖   hpi・racing IMPREZA 8 12 15 DNC         35
4 2 2 吉田 寿博 清水 和夫   FUJITSUBO IMPREZA 12 15 DNC 6         33
5 6 2 冨桝 朋広 関 豊   ファルケン☆ランサーエボVIII 2 8 8 15         33
6 26 2 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 10 10 6 -         26
7 30 2 関根 基司 大野 尊久 本田 和義 RSオガワADVANランサー 4 DNQ 4 8         16
8 16 2 川口 正敬 渋谷 勉 岡 滋人 ディクセルADVANランサー 3 DNQ - 12         15
9 3 2 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎 フィナエンドレスアドバンコルト DNC 4 10 DNC         14
10 12 2 竹島 徹 島田 和樹 橋本 道彦 Qs'インテークマジックプロijakADVANエボⅧ - - 3 10         13
11 59 2 大澤 学 福田 淳   TOWA INTECインプレッサ 6 - - -         6
  56 2 松本 達哉 松浦 俊之   NUTECダンロップランサー DNS - DNC -         0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 245 3 星野 一樹 井出 有治   モバイルキャスト アドバン Z 8 20 20 20         68
2 23 3 尾本 直史 山田 英二   C-WEST ORC アドバン Z 20 15 6 6         47
3 27 3 古谷 直広 筒井 克彦   FINA ADVAN M3 15 10 12 DNC         37
4 79 3 酒井 美晃 細川 慎弥   TAITEC ADVAN NSX DNC 3 15 12         30
5 14 3 杉林 健一 山口 英光 入口 秀輝 エンドレス アドバン RX-7 10 6 4 8         28
6 83 3 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾 BP ADVAN NSX 6 DNC 3 15         24
7 19 3 輿水 敏明 牧田 克哉   TC-KOBE・MAX・Z33 12 4 2 DNC         18
8 88 3 小林 且雄 藤井 誠暢   ZOILアドバンコムセントZ - 8 10 -         18
8 7 3 山崎 学 加藤 正将 白井 剛 MAKERS hart RX-7 DNQ DNQ 8 10         18
10 15 3 長島 正明 長島 正興 植松 忠雄 レーシングスパルコ ディクセル RX-7 DNC 12 - DNC         12
  61 3 小幡  弘 小原 健一 柳田 雄幸 グラムライツ DLRCBRX7 - DNQ DNC -         0
  113 3 松尾  和敏 皆田  征賢   MAZERマジョーラRX-7 - - - DNC         0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 10 4 中川 隆正 渡辺 明   ADVANベルノ東海ムーヴDC 3 20 12 20         55
2 96 4 岡田 秀樹 伊藤 大輔   FORWARD 4 15 20 3         42
3 82 4 植田 正幸 阪口 良平 古谷 尚樹 DELPHI ADVAN DC5 10 3 8 12         33
4 81 4 佐々木 孝太 堀田 誠 橋本 達也 HOT ROD CRUE YH 20 12 DNC DNC         32
5 73 4 山本 すばる 花岡 隆弘   ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 DNC 8 15 8         31
6 18 4 浅野 武夫 岡野 陽朋   ホンダ インテグラ 15 6 4 6         31
7 69 4 梅本 淳一 長野 賢也   J'S RACING ADVAN S2000 1 10 - 10         21
8 60 4 谷川  達也 三船  剛 清水  康弘 スクラロース S2000 - - - 15         15
9 21 4 WADA-Q 高橋 毅   クムホ エクスタS2000 12 2 DNC DNC         14
10 39 4 赤星 陽太郎 安田 裕信   UNITED ADVAN S2000 DNC DNC 10 DQ         10
11 67 4 長井 麻殊 内山 慎也 松原 浩二 YAMATO YH DC5 8 - - -         8
12 100 4 嶋村 馨 八木 宏之 津久井 正純 カストロールアドバンS2000 6 - - -         6
12 913 4 日部 利晃 谷川 達也   K-Stadium ADVAN DNC DNQ 6 -         6
14 58 4 佐藤 衛 宮澤 勝 斎藤 多聞 モンドスピードDL S2000 2 4 0 -         6
15 89 4 福田 よしのぶ 赤鮫 オヤジ   EXEDY SHOW-UP インテグラ - - DNC 4         4
16 77 4 磯田 尚孝 保坂 尚輝   フィールズ C-WEST アドバン DC5 DNC 1 3 DNC         4
17 87 4 金森 敏一 星野 薫   RISO・BP インテグラ DNQ DNQ 2 -         2
18 29 4 谷口 美穂 谷口 いづみ   オベロン読売江東理工専μDC5 DNQ - 1 -         1
  95 4 ピストン西沢 クラゴン   BP J-WAVE AP1ED 0 - - -         0
  4 4 太田 重蔵 見並 秀文 深沢 雅文 BRIDEアドバン インテグラ DNC DNQ 0           0
  98 4 田嶋 栄一 加藤 寛規   Mooncraft S2000 DNC - - -         0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 36 N+ 黒澤 琢弥 樋口 統也   MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 10 20 15 20         65
2 37 N+ 影山 正彦 番場 琢   Kosei SPIRIT ALTEZZA 20 15 12 12         59
3 55 N+ 峰尾 恭輔 横溝 直輝   ARTA FOS アルテッツア 15 12 10 15         52
4 54 N+ 山内 伸弥 浅見 武   ADVANアンクルインテグラ 12 10 4 -         26
5 5 N+ 光貞 秀俊 吉本 大樹   5ZIGEN ACCORD DNQ - 20 DNC         20
6 17 N+ 田中 篤 石川 朗   キーパーwith☆RUNup DNC - 6 10         16
7 38 N+ 藤田 孝博 山口 明 平田 くわがた ネッツ大分アクレアルアルテッツア - - 8 DNC         8
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE 500km RACE 決勝


今季勝利を挙げているポルシェ勢が表彰台を占めた(Photo:K.Takeshita)

 6月27日、MINEサーキットでスーパー耐久第4戦の決勝レースが行われた。
土曜日に続いて雨模様となってしまった日曜日の朝だったが、朝のフリー走行は定刻
通りに行われ、ウエットコンディションでは#33FALKEN☆PORSCHE(竹内浩典/田中哲也
組)が1分44秒147のトップタイムをマークした。

 気温25度、路面温度26度の曇り空の下、わずかに予定より遅れた12時20分にスター
トが切られた。3周目に#1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝
行組)の木下をかわした#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/織戸学組)の織戸が
トップに立つ。スタートから30分ほどで大粒の雨が降りコースを濡らすが、トップ2
台はスリックで走り続ける。3番手には#11アドバンテージFrom A MR(中谷明彦/木下
隆之組)の中谷がつけるが14周でオーバーヒートから戦線を離脱。4連勝は夢と消え
た。
 #33はインターミディエイトを選択し雨にかけたが、天候はスリックを選択したヨ
コハマ勢に味方する形となってしまった。同じヨコハマ勢ながら#1は駆動系トラブル
から2周ほど遅れてしまう。同一周回となった#33が懸命の追いあげを行うが、届か
ず3位でのフィニッシュとなった。

 今季初優勝を遂げたのは#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3、2位には#1 MKアドバンエ
ンドレスポルシェが入りヨコハマの1,2とした。
 総合4位には、久々の優勝となった#20RSオガワADVANランサー(小川日出生/福山英
朗/砂子塾長組)が入り、5位にはクラス3の#245モバイルキャスト アドバンZ(星
野一樹/井出有治組)が3連勝。8位にはN+クラスの#36 MAZIORA SPIRIT
ALTEZZA(黒澤琢弥/樋口統也組)が今季2勝目。11位にはクラス4の#10 ADVANベルノ
東海ムーブDC5(中川隆正/渡辺明組)が入り今季2勝目をあげた。

#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/織戸学組)
谷口信輝「今回、良いタイヤとマシンで最後まで無理せずに楽に行けました。織戸君
も雨の中頑張ってくれて勝てて本当に嬉しいです。(これまで優勝経験のあるN+クラ
スのアルテッツアではなく)総合の優勝は嬉しいですね」
織戸学「予選、決勝とヨコハマにとって都合のいいコンディションで、1号車に勝て
たし今回は勝てる予感がしてた。クルマは型落ちだけど、1年目の新しいチームで勝
てて本当に嬉しかった」

観衆:12,400人

(Report:K.Takeshita)
2004年6月27日 MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car-----------------------------Drivers--------Lap-GoalTime---
 1  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3           谷口/織戸      155 4:22'31.889
 2   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ    木下/青木      153 -    2Laps
 3  33  1  FALKEN☆PORCSHE                 竹内/田中      153 -    2Laps
 4  20  2  RSオガワADVANランサー           小川/福山/砂子 149 -    6Laps
 5 245  3  モバイルキャスト アドバン Z     星野/井出      148 -    7Laps
 6  83  3  BP ADVAN NSX                    古橋/玉本/小林 147 -    8Laps
 7   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII    冨桝/関        147 -    8Laps
 8  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          黒澤/樋口      146 -    9Laps
 9  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ           峰尾/横溝      146 -    9Laps
10  16  2  ディクセルADVANランサー         川口/渋谷/岡   145 -   10Laps
11  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC         中川/渡辺      145 -   10Laps
12  79  3  TAITEC ADVAN NSX                酒井/細川      145 -   10Laps
13   7  3  MAKERS hart RX-7                山崎/加藤      144 -   11Laps
14  14  3  エンドレスアドバンRX-7          杉林/山口/入口 144 -   11Laps
15  60  4  スクラロース S2000              谷川/三船/清水 144 -   11Laps
16  82  4  デルファイADVAN DC5             植田/阪口/古谷 143 -   12Laps
17  69  4  J'S RACING ADVAN S2000          梅本/長野      142 -   13Laps
18  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 山本/前嶋/花岡 141 -   14Laps
19  18  4  コスモソニック21 FKインテグラ   浅野/岡野      141 -   14Laps
20  89  4  EXEDY SHOW-upDC                 福田/赤鮫      140 -   15Laps
21  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA             影山/番場      139 -   16Laps
22  12  2  Q's インテークMプロエボVIII     竹島/島田/橋本 139 -   16Laps
23  23  3  C-WEST ORCアドバンZ             尾本/山田      138 -   17Laps
24  45  1  グースネック・アドバンポルシェ  羽根/伊藤      137 -   18Laps
25  30  2  RSオガワADVANランサー           関根/大野/本田 135 -   20Laps
26  96  4  FORWARDスプーンED               岡田/伊藤      131 -   24Laps
27   2  2  FUJITSUBOインプレッサ           吉田/清水      124 -   31Laps
28  17 GN+ キーパーwith☆RUNup             田中/石川      124 -   31Laps
-----------以上完走------------------------------------------------------
    19  3  TC-KOBE・MAX・Z33               輿水/牧田      142 -   13Laps
    86  2  hpi・racing IMPREZZA            小泉/菊池      131 -   24Laps
    77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5     磯田/保坂      126 -   29Laps
    38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア  藤田/山口      109 -   46Laps
     5 GN+ 5ZIGEN ACCORD                   光貞/吉本      100 -   55Laps
    81  4  HOT ROD CRUE YH               佐々木/堀田/橋本  94 -   61Laps
    32  1  PCJファルケン ポルシェ          藤田/松田/原    77 -   78Laps
   113  3  MAZERマジョーラRX-7             松尾/皆田       71 -   84Laps
    27  3  FINA ADVAN M3                   古谷/筒井       64 -   91Laps
    15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7長島/長島/植松  47 -  108Laps
    21  4  クムホ・エクスタS2000           WADA-Q/高橋     37 -  118Laps
    11  2  アドバンテージFromA MR          中谷/木下       14 -  141Laps
     3  2  フィナエンドレスアドバンコルト  村田/小暮/中村  10 -  145Laps
    24  1  PCJ ADVAN PORSCHE               堤/井上/影山     2 -  153Laps
    39  4  UNITED ADVAN S2000              赤星/安田      失格
-------------------------------------------------------------------------
Best Lap #33 FALKEN☆PORCSHE(竹内) 1'34.605    109/95  126.748km/h
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE 500km RACE フリー走行


雨に強いところを見せたFALKENポルシェ(Photo:K.Takeshita)

2004年6月27日 MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
 P  No Cls Car                             Model   Driver         Time
---------------------------------------------------------------------------
 1  33  1  FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN  竹内/田中      1'44.147
 2   2  2  FUJITSUBOインプレッサ           /GDB     吉田/清水      1'45.220
 3   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN  木下/青木      1'46.209
 4   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII    /CT9A    冨桝/関        1'46.508
 5  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸      1'46.839
 6  11  2  アドバンテージFromA MR          /CT9A    中谷/木下      1'46.923
 7  86  2  hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池      1'47.444
 8  32  1  PCJファルケン ポルシェ          /911JGN  藤田/松田/原   1'48.074
 9  45  1  グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤      1'48.371
10  20  2  RSオガワADVANランサー           /CT9A    小川/福山/砂子 1'48.839
11  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10   黒澤/樋口      1'50.208
12  96  4  FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤      1'50.514
13  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10   影山/番場      1'50.861
14  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN  堤/井上/影山   1'51.000
15  16  2  ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/渋谷/岡   1'51.086
16   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト  /CT9A    村田/小暮/中村 1'51.125
17  27  3  FINA ADVAN M3                   /E36     古谷/筒井      1'51.152
18   5 GN+ 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本      1'51.260
19  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10   峰尾/横溝      1'51.355
20  83  3  BP ADVAN NSX                    /NA2     古橋/玉本/小林 1'51.475
21  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田      1'51.487
22  38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア  /SXE10   藤田/山口      1'51.620
23 245  3  モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出      1'51.757
24  17 GN+ キーパーwith☆RUNup             /DC5     田中/石川      1'52.467
25  14  3  エンドレスアドバンRX-7          /FD3S    杉林/山口/入口 1'52.660
26  30  2  RSオガワADVANランサー           /CT9A    関根/大野/本田 1'53.217
27  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC         /DC5     中川/渡辺      1'53.297
28  21  4  クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋    1'53.476
29  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/植松 1'53.506
30   7  3  MAKERS hart RX-7                /FD3S    山崎/加藤      1'54.050
31  82  4  デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷 1'54.336
32  23  3  C-WEST ORCアドバンZ             /Z33     尾本/山田      1'54.669
33  79  3  TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川      1'54.719
34  60  4  スクラロース S2000              /AP1     谷川/三船/清水 1'54.839
35 113  3  MAZERマジョーラRX-7             /FD3S    松尾/皆田      1'55.460
36  39  4  UNITED ADVAN S2000              /AP1     赤星/安田      1'55.830
37  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5     磯田/保坂      1'55.848
38  81  4  HOT ROD CRUE YH                 /DC5   佐々木/堀田/橋本 1'56.319
39  18  4  コスモソニック21 FKインテグラ   /DC5     浅野/岡野      1'56.627
40  89  4  EXEDY SHOW-upDC                 /DC5     福田/赤鮫      1'56.793
41  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5     山本/前嶋/花岡 1'57.491
42  69  4  J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野      1'58.305
43  12  2  Q's インテークMプロエボVIII     /CT9A    竹島/島田/橋本 2'02.179
---------------------------------------------------------------------------
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE 500km RACE 予選2回目


タイミング良くタイムを出したMKポルシェ(Photo:K.Takeshita)

 6月26日、美祢サーキットでスーパー耐久第4の予選が行われた。
大雨のため、スケジュールが大幅に遅れ当初10時30分からの予定のドライバーズ予
選は、12時から開始。ようやく雨が上がるがコースはウエットだ。
 ここでは#33FALKNPORCHE(竹内浩典/田中哲也組)の竹内が1分42秒557をマーク
しセッションのトップタイムとした。

 13時30分からの20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、気
温24度、路面温度26度というやや蒸し暑いコンディションでのセッションとなる。
今にも泣き出しそうな曇り空の中、セッション半ばで再び雨が降りだして、終盤の
混走セッションは完全なウエットになってしまう。このため序盤にアタックをかけ
た#1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)の木下が出し
た1分35秒653がポールポジションとなった。2番手には#25 ADVAN DGゼエナドリ
ンGT3(谷口信輝/織戸学組)が36秒211で入り、総合3番手には雨の鈴鹿で一時はトッ
プを快走した#11アドバンテージFromA・MR(中谷明彦/木下隆之組)がクラス2なが
らクラス1に割って入る。#33は38秒345とクラス3番手にとどまった。

#1MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)
木下みつひろ「インターミディエイトで条件の良い時に出たタイムです。アタック
しようかと思っていたら雨が落ちてきて、あとは絵に描いたような展開でした(笑)
50Okmは組立がわからないんですよ。(去年はGTRだったので)ポルシェではドライ
の美祢をまだ走っていないんで・・・。流れは悪くないんで決勝は天候次第ですね。
普通の雨だと(ファルケンに)勝ち目がないんですよ。できればドライがいいです
ね」

#33FALKNPORCHE(竹内浩典/田中哲也組)
竹内浩典「もっと乾くと思って、路面(のコンディションの改善)待ちをしていた
ら、雨が降って来ちゃってハイランドの時と同じパターンですよ。ランサーに前に
行かれちゃって恥ずかしいたらないですよ(笑)」
田中哲也「チャンピオンを何が何でも取り返したいんで、明日はなんとしても勝ち
たいですね。もてぎと鈴鹿とTIはボクがアタックすることになっています」

(Report:K.Takeshita)
2004年6月26日 MINEサーキット(山口県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ウェット
公式予選(グリッド予選)
 P  No Cls Car/Model                        Model   Driver         Time
---------------------------------------------------------------------------
 1   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN  木下/青木      1'35.653
 2  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸      1'36.211
 3  11  2  アドバンテージFromA MR          /CT9A    中谷/木下      1'38.297
 4  33  1  FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN  竹内/田中      1'38.345
 5  14  3  エンドレスアドバンRX-7          /FD3S    杉林/山口/入口 1'38.944
 6   2  2  FUJITSUBOインプレッサ           /GDB     吉田/清水      1'38.982
 7  83  3  BP ADVAN NSX                    /NA2     古橋/玉本/小林 1'39.572
 8  45  1  グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤      1'39.879
 9 245  3  モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出/柳田 1'39.959
10  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN  堤/井上        1'40.034
11  79  3  TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川      1'40.088
12   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII    /CT9A    冨桝/関        1'40.218
13   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト  /CT9A    村田/小暮/中村 1'42.917
14  16  2  ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/渋谷/岡   1'40.442
15  86  2  hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池      1'40.528
16   7  3  MAKERS hart RX-7                /FD3S    山崎/加藤      1'40.668
17  30  2  RSオガワADVANランサー           /CT9A    関根/大野/本田 1'40.777
18  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/植松 1'40.796
19  20  2  RSオガワADVANランサー           /CT9A    小川/福山/砂子 1'41.255
20  32  1  PCJファルケン ポルシェ          /911JGN  藤田/松田/原   1'41.260
21  27  3  FINA ADVAN M3                   /E36     古谷/筒井      1'41.429
22  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC         /DC5     中川/渡辺      1'41.972
23  81  4  HOT ROD CRUE YH                 /DC5   佐々木/井入/石井 1'42.314
24  96  4  FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤      1'42.392
25  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10   影山/番場      1'42.642
26  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10   黒澤/樋口      1'42.646
27  69  4  J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野      1'43.010
28  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5/DC5     山本/前嶋      1'43.173
29  82  4  デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷 1'43.195
30  60  4  スクラロース S2000              /AP1     谷川/三船      1'43.357
31  39  4  UNITED ADVAN S2000              /AP1     赤星/安田      1'43.461
32  38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア  /SXE10   藤田/山口      1'44.021
33  89  4  EXEDY SHOW-upDC                 /DC5     福田/赤鮫      1'44.055
34  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10   峰尾/横溝      1'44.214
35   5 GN+ 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本      1'44.393
36  17 GN+ キーパーwith☆RUNup             /DC5     田中/石川      1'44.843
37  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田      1'45.349
38  21  4  クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋    1'45.731
39  18  4  コスモソニック21 FKインテグラ   /DC5     浅野/坂井      1'46.558
40  23  3  C-WEST ORCアドバンZ             /Z33     尾本/山田      1'46.844
41  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5     磯田/保坂      1'48.327
42  12  2  Q's インテークMプロエボVIII     /CT9A    竹島/島田      1'49.501
   113  3  MAZERマジョーラRX-7             /FD3S    松尾/皆田      未出走
---------------------------------------------------------------------------
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スーパー耐久

スーパー耐久第4戦 MINE 500km RACE 予選1回目

2004年6月26日 CP MINEサーキット(山口県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ウェット
公式予選(ドライバーズ予選)
 P  No Cls Car/Model                        Model   Driver         Time
---------------------------------------------------------------------------
 1  33  1  FALKEN☆PORCSHE                 /911JGN  竹内/田中      1'42.557
 2  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3           /911JGN  谷口/織戸      1'43.113
 3   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ    /911JGN  木下/青木      1'43.408
 4   2  2  FUJITSUBOインプレッサ           /GDB     吉田/清水      1'44.703
 5  32  1  PCJファルケン ポルシェ          /911JGN  藤田/松田/原   1'45.564
 6  11  2  アドバンテージFromA MR          /CT9A    中谷/木下      1'46.227
 7  86  2  hpi・racing IMPREZZA            /GDB     小泉/菊池      1'46.735
 8  45  1  グースネック・アドバンポルシェ  /911JGN  羽根/伊藤      1'46.872
 9  20  2  RSオガワADVANランサー           /CT9A    小川/福山/砂子 1'47.322
10  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE               /911JGN  堤/井上        1'47.661
11  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA          /SXE10   黒澤/樋口      1'48.160
12   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト  /CT9A    村田/小暮/中村 1'48.247
13   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII    /CT9A    冨桝/関        1'48.464
14  16  2  ディクセルADVANランサー         /CT9A    川口/渋谷/岡   1'48.523
15  30  2  RSオガワADVANランサー           /CT9A    関根/大野/本田 1'48.570
16   5 GN+ 5ZIGEN ACCORD                   /CL7     光貞/吉本      1'49.484
17  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA             /SXE10   影山/番場      1'49.914
18  83  3  BP ADVAN NSX                    /NA2     古橋/玉本/小林 1'49.985
19  96  4  FORWARDスプーンED               /AP1     岡田/伊藤      1'50.144
20  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ           /SXE10   峰尾/横溝      1'50.278
21  27  3  FINA ADVAN M3                   /E36     古谷/筒井      1'50.362
22  79  3  TAITEC ADVAN NSX                /NA2     酒井/細川      1'50.495
23  38 GN+ ネッツ大分アクレアアルテッツア  /SXE10   藤田/山口      1'50.678
24  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33               /Z33     輿水/牧田      1'50.812
25  60  4  スクラロース S2000              /AP1     谷川/三船      1'51.155
26 245  3  モバイルキャスト アドバン Z     /Z33     星野/井出/柳田 1'51.296
27  81  4  HOT ROD CRUE YH                 /DC5   佐々木/井入/石井 1'51.503
28  82  4  デルファイADVAN DC5             /DC5     植田/阪口/古谷 1'51.614
29  17 GN+ キーパーwith☆RUNup             /DC5     田中/石川      1'51.883
30  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7/FD3S    長島/長島/植松 1'52.391
31  21  4  クムホ・エクスタS2000           /AP1     WADA-Q/高橋    1'52.445
32  39  4  UNITED ADVAN S2000              /AP1     赤星/安田      1'52.913
33   7  3  MAKERS hart RX-7                /FD3S    白井/山崎      1'52.938
34  23  3  C-WEST ORCアドバンZ             /Z33     尾本/山田      1'52.950
35  14  3  エンドレスアドバンRX-7          /FD3S    杉林/山口/入口 1'53.902
36  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5     /DC5     磯田/保坂      1'53.920
37  12  2  Q's インテークMプロエボVIII     /CT9A    竹島/島田      1'54.053
38  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5 /DC5     山本/前嶋      1'54.245
39  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC         /DC5     中川/渡辺      1'54.428
40 113  3  MAZERマジョーラRX-7             /FD3S    松尾/皆田      1'54.925
41  69  4  J'S RACING ADVAN S2000          /AP1     梅本/長野      1'55.041
42  89  4  EXEDY SHOW-upDC                 /DC5     福田/赤鮫      1'55.765
43  18  4  コスモソニック21 FKインテグラ   /DC5     浅野/坂井      1'56.030
--------------------以上予選通過-------------------------------------------
予選通過基準タイム
(総合 130%) 2'13.934 (C-1 110%) 1'53.329  (C-2 110%) 1'55.758
(C-3 110%)  2'01.309 (C-4 110%) 2'01.667  (GN+ 110%) 2'00.080
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全日本GT選手権

JGTC 第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 決勝/SUBARU WRC エクスプレス


2004全日本GT選手権 第3戦
「ジャパンGTチャンピオンシップ  マレーシア 」
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■開催月日:2004年6月18-19日
■開催場所:セパンサーキット
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ
    一時3位を走るもアクシデントに見舞われ18位に

JGTC第3戦は6月18~19日マレーシアのセパン・サーキットで開催され、小林且雄/
谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、終盤8位走行中他車に接触さ
れコースアウトを喫し、18位でチェッカーとなった。

18日の予選、11時45分からの予選1回目はウェットコンディションとなった。クス
コスバルADVANインプレッサは、今回2ランクの性能引き上げが行われたために、上
位のポジションが狙えるものと期待がかかっていた。しかしエンジンの補器類のト
ラブルもあり思うようにタイムが上がらず、24台中18位で予選1回目を終えた。
17時から始まった予選2回目、谷川は駆動系のトラブルが発生したために、何とか
基準タイムをマーク(17位)した直後にピットイン。
そのまま車両はピットガレージに入れられた。このセッションで小林は走行するこ
とができず、基準タイムをクリアできなかった。決勝レースに出走できるかどうか
は、翌日のフリー走行でのタイムで判断されることになったが、このセッションで
もミッションなどにマイナートラブルが発生。しかし2分15秒台のタイムをマーク
したこともあり、決勝への出走が認められることになった。

19日はこのレースウィークで最も暑さを感じる日となった。暑さを避けるために決
勝のスタート時間は17時に予定されていたが、気温は32℃、路面温度も44℃。それ
でも地元の2万5000人近い熱心なファンがサーキットに集まった。

決勝レースはやや遅れて17時20分にスタート。#77インプレッサのスタートドライ
バーは谷川で、22番目のグリッドからいきなり11台をかわし11位で1周目のメイン
ストレートに戻ってきた。なおも5周目に10位、16周目に9位、17周目に8位、さら
に早めにピットインする車両が出てくるとポジションが上がり、28周目にピットイ
ンする際には3位にまでポジションアップしてスタンドを沸かせた。
小林は9位でコースに復帰。そして安定した走りを見せ今季初入賞を目前にした45
周目の7ターン(高速S字の次の通称“デグナー”と呼ばれる右コーナー)で、他
車両に接触されサンドトラップにコースアウトを喫してしまった。小林はオフィシャ
ルの助けを借りて何とかコースへ復帰したが、既にポジションを大きく落としてお
りクラストップから3周遅れの18位でチェッカーを受けた。

ポイント獲得こそ次回以降となったが、これで3戦連続の完走。しかも決勝中に車
両のトラブルは起きなかった。第4戦十勝(7月17~18日)での活躍を期待したい。

■決勝結果:GT300クラス
Pos.No.Driver                 Car Name                        Time/Diff
 1  #7 山路慎一/井入宏之     雨宮アスパラドリンクRX7         1:55'33.427
 2 #16 山野哲也/八木宏之     M-TEC NSX                          1Lap
 3  #5 玉中哲二/三船 剛     プロジェクトμB-1マッハ号GT320R    1Lap
 4 #30 佐々木孝太/後藤 聡   RECKLESS MR-S                      1Lap
 5 #10 田中哲也/余郷 敦     JIM Gainer アドバンF360            1Lap
 6 #81 柳田真孝/尾本直史     シーウエストダイシンアドバンZ      1Lap
 7 #80 木下みつひろ/星野一樹 エンドレスダイシンアドバンZ        1Lap
 8 #52 竹内浩典/西澤誠剛     プロジェクトμ太陽石油セリカ       1Lap
 9 #11 松田秀士/菅 一乗     JIM RodeoDriveアドバンF360         1Lap
10 #26 山岸 大/浅井亮博     エンドレスタイサンADVAN GT3R       1Lap
18 #77 小林且雄/谷川達也     クスコスバルADVANインプレッサ      3Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC 第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 決勝/ホンダモータースポーツニュース


(C)Honda

           TAKATA童夢NSX(道上/S.フィリップ組)が8位

決勝日:6月19日(土)
サーキット:セパン・インターナショナルサーキット
決勝周回数:54周(299.268km)
天候:予選/雨のち曇り 決勝/晴れ 気温:28℃(17:00現在)
コースコンディション:ドライ
観客:2万4270人

 6月19日(土)、セパン・インターナショナルサーキット(マレーシア)において2004
年全日本GT選手権(JGTC)第3戦「GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」の決勝レース(54周=2‐
99.268km)が開催された。

 18日(金)は午前11時45分から始まった予選1回目が雨のためウェット路面となっ
た。その後天気は回復して気温も上昇、午後5時開始の予選2回目は完全なドライ路
面のもとタイムアタックが繰り広げられた。気温31度、路面温度35度のコンディショ
ンのもと、Honda NSX-GT勢は、#18道上 龍/S.フィリップ 組(TAKATA童夢NSX)が2
分1秒186を記録し予選9番手。#100中野信治/加藤寛規 組(RAYBRIG NSX)は11番手、
#8金石勝智/伊藤大輔 組(ARTA NSX)は12番手、#32松田次生/A.ロッテラー 組(EPSON
NSX)は14番手から決勝スタートを迎えることとなった。

 今年のマレーシアラウンドは日中の高気温を避けるため、決勝が土曜日の午後5
時スタートに変更された。決勝日は朝から天候に恵まれ、日中には最高33度まで気
温が上昇。スタート時点でも28度、路面温度45度となり、マシンとドライバーにとっ
て厳しいコンディションとなった。多くの地元ファンが見守るなか、42台(GT500ク
ラス18台)のマシンは予定時刻より少し遅れた午後5時25分にローリングスタートを
切った。

 レース序盤は、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢NSX)が9位、A.ロッテラー選手(EPSON
NSX)が10位、中野信治選手(RAYBRIG NSX)が13位、金石勝智選手(ARTA NSX)が16位
を走行。金石選手はエンジントラブルのためレース直後からペースが上がらず苦戦
が続くなど、NSX-GT勢は我慢のレース展開となる。

 22周終了時から各チームが次々にドライバーとタイヤ交換のためピットインを始
める。NSX-GT勢は22周終了時にA.ロッテラー選手から松田次生選手(EPSON NSX)へ。
23周終了時に暫定6位まで浮上したS.フィリップ選手が道上 龍選手(TAKATA童夢NSX)
へドライバー交代を行った。

 レース中盤以降は各チームのコースアウトやクラッシュが続く波乱の展開となっ
た。36周時点では9位にフィリップ選手、10位に松田選手、11位に加藤寛規選手(EPSON
NSX)、12位に伊藤大輔選手(ARTA NSX)が走行する。しかし、42周目の1コーナーで
松田選手を抜きにかかった加藤選手が接触。松田選手はスピンをしたものの、直ぐ
にコース復帰を果たしたが、加藤選手のマシンはコースの防護体に衝突したために
残念ながらリタイアとなった。

 アクシデントが続出したマレーシアラウンドは、残り2周で1つポジションを上げ
たTAKATA童夢NSXが8位、EPSON NSXが9位、ARTA NSXが11位で54周目のチェッカーフ
ラッグを受けた。優勝したのは、J.デュフォア/A.クート組(デンソー サードスー
プラ GT)だった。

●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「とても悔しい結果となってしまいました。過去3回開催されたマレーシア戦での
  経験をふまえて熱対策とエンジンの性能向上に力を入れてきましたが、残念なが
  ら満足する結果を出すことができませんでした。しかし、各ドライバー達は本当
  によく頑張ってくれました。この状況を挽回すべく、’04NSX-GTをより一層の競
  争力向上に努めますので、皆様の更なる応援を宜しくお願い致します」

8位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「今シーズンは厳しい展開が続いていますが、今はライバル達を追い越すためにエ
  ンジンやタイヤ、そしてセッティングなど、色々と試行錯誤しながら進めている
  状況です。その結果、マシンも徐々に良くなってきていますし、方向性も見えて
  きました。ドライバーとしても、好結果を残すべく努力を積み重ねていきたいと
  思います」

●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
「ベストを尽くして走りました。この暑さでも体力的には問題はありませんでした。
  今回は、荒れたレースを我慢して最後まで走り抜いてくれた道上選手に感謝した
  いです。’04モデルのNSX-GTはまだ成長過程ですので、ファンの皆さんも期待し
  ていてください。必ず挽回しますよ」

◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC 第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 決勝/トヨタモータースポーツニュース


波乱のマレーシアラウンドを制したスープラ39号車(C)Toyota

全日本GT選手権(JGTC)
第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA

   JGTC第3戦マレーシア トヨタ・スープラが1-2フィニッシュ!
     猛暑の海外遠征戦 波乱の“ナイトレース”をスープラが完全制覇

全日本GT選手権第3戦「JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」が6月18日(金)、
19日(土)の両日、マレーシアの首都クアラルンプール近郊のセパンサーキット
で開催された。昨年はSARSの影響を考慮して中止となったが、マレーシアでの
開催は2000年以来通算4回目、選手権シリーズ戦としても2001年から3回
目となる。

 今大会には、GT500クラス18台とGT300クラス24台の総勢42台が
参加。このうちトヨタ勢はGT500クラスに7台のスープラとGT300クラス
に3台のセリカ、そして2台のMR‐Sがエントリーした。
 亜熱帯のマレーシアで行われるレースだけに、特例としてボンネット上ルーバー
の高さ規制が解除されるなど、各車暑さ対策に腐心。ルーフに室内の熱気を抜くベ
ンチレーターを持つ04年型スープラもボンネットルーバーを追加してラジエター
の放熱効果を高めるなどして臨んだ。

 ただし今回は初の試みとして土曜日に決勝レースを行うと共に、スタート時間を
夕刻の5時、ゴール予定を7時半過ぎとする“ナイトレース”として開催されるこ
ととなり、気温・路面温度の下降による車両、タイヤなどへの影響が注目された。

◆予選◆
 18日(金)の公式予選も、通常より遅いタイムスケジュールとなり、1回目が
午前11時45分から、2回目は午後5時からそれぞれ1時間づつ行われた。
 この日は午前10時頃から強い雷雨に見舞われ、セッション開始時までには小雨と
なったものの、完全なウェットコンディションで予選を開始。雨脚が弱まったセッ
ション終盤に満を持して浅溝レインタイヤをタイミングよく投入したデンソーサー
ドスープラ39号車が暫定PPを獲得。3番手タイムを記録したWOODONEト
ムススープラ36号車が上位車のペナルティにより順位を繰り上げて、トヨタ・スー
プラのワン・ツーとなった。

 その後、午後2時過ぎに雨が完全にあがると路面は急速に乾き、午後5時からの
予選2回目は、完全なドライコンディションで行われた。決勝グリッドをかけたア
タックと同時に、両ドライバーの基準タイムクリアなど両クラス共に実質40分の慌
しいセッションの終盤には、スープラ36号車とDYNACITYトムススープラ
37号車が激しくトップタイムを争い、最後の最後でタイムアップを果たしたスー
プラ36号車が2番手、スープラ37号車が3番手を獲得した。

◆決勝◆
 19日(土)は、朝こそ曇りがちだったが、間もなく晴天となり、決勝レースま
でには気温も35度まで上昇。
 午後5時19分にローリングスタートが切られると、2番手スタートのスープラ
36号車がオープニングラップで首位を奪取する。2周目には再び2位となるが、
ポジションを堅持。25周目に迅速なピット作業でドライバー交代を済ませ、続い
てピットインしたフェアレディZを捕らえると、ピット作業が一巡した32周目に
は首位奪還を果たした。
 一方、スタートでは出遅れたもののじわじわと順位を上げてきたスープラ39号
車は、33周目には2位に浮上。ペースを上げたスープラ35号車も3位へとポジ
ションを上げて、トヨタ・スープラは、ワン・ツー・スリー体制に持ち込んだ。し
かし、首位を行くスープラ36号車は、クールスーツの故障により、ドライバーが
体力を消耗し、45周目のヘアピン先で痛恨のスピン。さらにピットインを余儀な
くされ後退。
 代わって首位に立ったスープラ39号車は、その後も安定したペースで勝利のチ
ェッカーフラッグ。2位にはスープラ35号車が続き、荒れたレースでトヨタ・スー
プラが見事ワン・ツーフィニッシュを飾った。

 一方、GT300クラスでは6番手グリッドからスタートしたRECKRESS
 MR‐S30号車が安定した走りで4位入賞を果たした。
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デンソー サードスープラ39号車 ドライバーJ.デュフォアのコメント:4年
間GTカーレースを走って今回初めて優勝を果たすことが出来、とても嬉しい。チー
ムの作戦で、自分は30周近くを周回せねばならず、最初の10周はとりわけタイ
ヤをセーブしたが、それが功を奏したと思う。暑さで体力を消耗したが、接触やコー
スアウトの多発する中、良いレースが出来た。

デンソー サードスープラ39号車 ドライバーA.クートのコメント:決勝前の
フリー走行でトップタイムを記録し、セッティングがコンディションにぴったり合っ
ていることを確信した。開幕戦は残念なペナルティ(追い越し違反)で勝利を失っ
たが、これでチームのパフォーマンスを確信した。これからもタイトル獲得を目指
し、全力を尽くして頑張る。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:今回のレース
は、暑さも影響して接触やコースアウトが多発する荒れた展開となったが、その中
で39号車は予選結果が思わしくなかったにも関わらず決勝では力強く走ってくれ
た。また、35号車は序盤に接触からスピンも喫したが、上手くリカバーして2位
に入賞し、スープラがワン・ツー・フィニッシュを達成することが出来た。これは、
マレーシアでのオフシーズンテストによる熱対策や信頼性確保など基本部分の熟成
と、暑い中で頑張ってくれた各チームの健闘によるものだと思う。前戦に続いてスー
プラの連勝を飾ることが出来たが、シリーズチャンピオンを目指して、次戦となる
十勝でのレースも各チームと共に全力で臨む。

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第3戦 リザルト 順位 車両 No. ドライバー 所要時間/差 周回 予選結果
 1 39 トヨタスープラGT J.デュフォア/A.クート 1:53'47.096 54 13
 2 35 トヨタスープラGT 服部尚貴/脇阪薫一 0'02.113 54 5
 3  1 日産フェアレディZ 本山 哲/R.ライアン 0'21.470 54 9
 4  3 日産フェアレディZ 金石年弘/E.コマス 0'36.077 54 7
 5 37 トヨタスープラGT J.コートニー/片岡龍也 0'42.987 54 3
 6 22 日産フェアレディZ 影山正美/M.クルム 0'45.702 54 4
 7 38 トヨタスープラGT 立川祐路/荒 聖治 1'14.961 54 10
 8 18 ホンダNSX 道上 龍/S.フィリップ 1'25.118 54 12
 9 32 ホンダNSX 松田次生/A.ロッテラー 1'51.137 54 14
10 36 トヨタスープラGT 土屋武士/M.アピチェラ 2'20.890 54 2

チーム 車両 No. ドライバー 第3戦結果
TOYOTA TEAM SARD トヨタスープラGT 39 J.デュフォア/A.クート 1位
KRAFT トヨタスープラGT 35 服部尚貴/脇阪薫一 2位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 37 J.コートニー/片岡龍也 5位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタスープラGT 38 立川祐路/荒 聖治 7位
TOYOTA TEAM TOM'S トヨタスープラGT 36 土屋武士/M.アピチェラ 10位
ESSO TOYOTA TEAM LeMans トヨタスープラGT 6 脇阪寿一/飯田 章 34位/14位
TEAM ADVAN・ツチヤ トヨタスープラGT 25 織戸 学/D.シュワガー リタイア
TEAM RECKLESS トヨタMR-S 30 佐々木孝太/後藤 聡 17位/4位
TOYOTA TEAM CERUMO トヨタセリカ 52 竹内浩典/西澤誠剛 21位/8位
SPIRIT Motorsport トヨタセリカ 17 長島正興/松永まさひろ 25位/12位
A'PEX with apr トヨタMR-S 31 田中 実/松田晃司 36位/22位
RACING PROJECT BANDOH トヨタセリカ 19 青木孝行/谷口信輝 リタイア

ドライバーズポイント 順位 ドライバー ポイント
1位 J.デュフォア/A.クート 34
2位 立川祐路/荒 聖治 33
2位 本山 哲/R.ライアン 33
4位 服部尚貴/脇阪薫一 29
5位 J.コートニー/片岡龍也 19
7位 織戸 学/D.シュワガー 17
7位 脇阪寿一/飯田 章 17

 チームポイント 順位 チーム ポイント
1位 NISMO 36
2位 TOYOTA TEAM SARD 34
3位 TOYOTA TEAM CERUMO 33
4位 KRAFT 29
5位 TOYOTA TEAM TOM'S 23
7位 ESSO TOYOTA Team LeMans 17
7位 TEAM ADVAN・ツチヤ 17

エンジンチューナーポイント 順位 エンジンチューナー ポイント
1位 トヨタテクノクラフト 55
2位 AUTECH 32
3位 東名エンジン 18
4位 M-TEC 12

※全て3戦終了時点。暫定

◆トヨタのモータースポーツ情報はTOYOTA Motorsportsをご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC 第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦 
「JAPAN GT Championship MALAYSIA」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年6月19日
■開催場所:セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#1「ザナヴィ ニスモZ」が3位ポディウム・フィニッシュ
   #3「G’ZOX SSRハセミZ」4位、#22「モチュールキーバリューZ」6位
   #12「カルソニックIMPUL Z」は惜しくもリタイヤ

6月19日(土)午後5時20分、予定から15分遅れて2004年JGTCレース第3戦「JAPAN GT
Championship MALAYSIA」決勝のローリングラップがスタートした。天気は快晴、
気温は日陰の温度は32℃であったが、直射日光下では35℃を超える酷暑のレースと
なった。

ポールシッターの#12「カルソニックIMPUL Z」は、オープニングラップは#36スー
プラに先行を許すものの2周目にはトップに立ち、スタートドライバーのブノワ
・トレルイエが序盤をトップで快走した。しかし、セカンドスティントを担当した
井出有治が走行中の32周目に不運が発生した。
井出の直前で姿勢を崩したGT300車両がコースを横切ってコースアウトし行き場を
失った井出もグラベルベッドへ。コースに戻る際にスタックしていたマシンにノー
ズをヒットしてしまう。一旦はコースに戻ったが、再び他車と接触してスピンアウ
トし、戦列を去ることとなった。

このアクシデントの後、日産勢のトップを取ったのは#3 「G’ZOX SSRハセミZ」。
予選7位からレースをスタートしたエリック・コマスは、ベテランならではの巧み
なレース展開で#3 Zを4位に押し上げ、後半の金石年弘にマシンを渡した。金石は
32周目に3位に上がると快調にラップを重ね、後方から迫る#35スープラの猛追をか
わし続けた。しかし、この攻防の間にその直後につけていた#1 Zと接触してスピン。
4位のポジションを#1に明け渡してしまう。終盤に上位車が脱落したため、最終的
には4位でチェッカーフラッグを受けることとなった。

ニスモのエースカー#1「ザナヴィ ニスモZ」は8番グリッドから本山哲がスタート。
3周目に7位になると、ステディなペースで前半の担当周回をこなした。32周目には
4位にポジションアップ。同様に後半にペースを上げてきた#35スープラに先行され
るが、43周目に#3 Zと競り合いの末に4位となると、終盤にはタイヤを使い果たし
た上位車を抜き去り3位へ。
そのままマシンをフィニッシュラインに運び、目標の3位ポディウム・フィニッシュ
を果たした。#1のふたりのドライバーは今回の3位入賞によってチャンピオンシッ
プポイントでランキング2位となった。

#22「モチュールキーバリューZ」は、予選4位の位置からミハエル・クルムがレー
スをスタート。26周目には暫定4位で影山正美にバトンタッチ。
影山は、持ち前の粘りの走りで6位をキープ。終盤には5位に上がった。
しかし、最終ラップにペースダウン。6位でチェッカーフラッグを受けると、第1コー
ナー手前にストップ。マシンから出た影山は、その場にへたり込んでしまった。クー
ルスーツを着用せずにこのレースに臨んだ影山だったが、極度の消耗によって脱水
状態となっていた。メディカルセンターに運ばれた影山は、水分補給などの体調回
復処置を受けた。

■出川監督コメント
「#12が脱落してしまったのは何とも惜しかったですね。しかし、#1は序盤に硬い
タイヤで本山が良く耐えたと思うし、後半のミディアムタイヤはリチャードの走
りにうまくマッチしました。短めでリチャードに交代したのは、そのための作戦
でした。しかし、少し攻めすぎて#3と接触してしまったのは、長谷見さんのチー
ムに申し訳ないことをしました。結果として3位表彰台が果たせたので、当初の
目的は果たすことができました。
正美は意識もはっきりしており心配は要らないようです。タフなレースでしたが
ファンの皆様のご声援に感謝します。ありがとうございました」

■決勝結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 デンソーサードスープラGT   #39 ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート        1:53'47"096
 2 イエローハットYMSスープラ  #35 服部尚貴/脇阪薫一                   -2"113
 3 ザナヴィ ニスモ Z          #1  本山 哲/リチャード・ライアン      -21"470
 4 G'ZOX・SSR・ハセミZ        #3  金石年弘/エリック・コマス          -36"077
 5 DYNACITY トムス スープラ   #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也    -42"987
 6 モチュールキーバリューZ    #22 影山正美/ミハエル・クルム          -45"702
 7 auセルモスープラ           #38 立川祐路/荒 聖治                -1'14"961
 8 TAKATA童夢NSX              #18 道上 龍/セバスチャン・フィリップ-1'25"118
 9 EPSON NSX                  #32 松田次生/アンドレ・ロッテラー    -1'51"137
10 WOODONE トムス スープラ    #36 土屋武士/マルコ・アピチュラ      -2'20"890
R カルソニック IMPUL Z        #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治      -23Laps


◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 決勝

6月19日、マレーシア、セパンサーキットで行われた全日本GT選手権第3戦「JAPAN
GT CHANPIONSHIP MALAYSIA」は、上位陣の自滅にもあったが、安定した走行を見せ
た#39デンソーサードスープラGT(デュフォア/クート組)が総合優勝を飾った。
GT300クラスは、マレーシアに強い#7雨宮アスパラドリンクRX7(山路/井入組)が
昨年に続いて連勝を果たした。

レース開始直後は、フロントローに並んだ#12カルソニック IMPUL Zと#36WOODONE
トムススープラスープラが激しく競り合ったが、6周を過ぎた頃から#39デンソーサー
ドスープラGTが徐々にポジションアップ。7周目4位、9周目3位と順位を上げる。

23周から30周の間に上位陣はルーティンのピットイン。これを終えてのトップは#36
スープラ、4秒遅れて#12Zが追う。ところが、32周目、#12Zは周回遅れのGT300マシ
ンと絡んでリタイア。この時点で2位に上がった#39スープラとトップとの差は12秒。

#36スープラ有利のままレースは進んだが、残り10周となった44周目に#36スープラ
がスピン。#39スープラが労せずしてトップの座を手に入れる。#36はこの後もタイ
ヤにトラブルを抱えたのかスピンを喫し、たまらずピットイン。大きく順位を落と
してしまった。

トップを快走する#39スープラは、終盤#35イエローハットYMSスープラに追い上げ
られたものの、逃げ切って、今季初優勝を果たした。

GT300クラスは、28周までピットインを引っ張った#7雨宮アスパラドリンクRX7が、
ピットインを機にトップに立つと、後続を引き離し、2位M-TEC NSXに大きく差をつ
けてチェッカーを受け、マレーシア大会2連勝を果たした。
2004年6月19日 セパンサーキット(マレーシア) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers---------Lap-GoalTime(WH)
 1  39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 54 1:53'47.096(10)
 2  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪       54 -     2.113(10)
 3   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン   54 -    21.470(40)
 4   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス     54 -    36.077
 5  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡 54 -    42.987(20)
 6  22 500 モチュールキーバリュー Z     影山/クルム     54 -    45.702(30)
 7  38 500 auセルモスープラ             立川/荒         54 -  1'14.961(80)
 8  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ 54 -  1'25.118(+1)
 9  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー 54 -  1'51.137(10+1)
10  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ 54 -  2'20.890
11   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤       53 -    1 Lap (+1)
12* 15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT      橋本/サイモン   51 -    3 Laps
13   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入       51 -    3 Laps(15)
14  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/(植松)     51 -    3 Laps
15  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木       50 -    4 Laps(30)
16   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船    50 -    4 Laps
17  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤     50 -    4 Laps(10+1)
18  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷       50 -    4 Laps(15)
19  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本      50 -    4 Laps(+2)
20  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野       50 -    4 Laps(+1)
21  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤       50 -    4 Laps(+1)
22  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅         50 -    4 Laps(30)
23  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸       50 -    4 Laps
24   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川       50 -    4 Laps
25  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永       50 -    4 Laps(20)
26  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川       49 -    5 Laps
27* 63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本      49 -    5 Laps(30)
28 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子     49 -    5 Laps
29* 51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井       49 -    5 Laps
30   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺    49 -    5 Laps(+2)
31  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川     48 -    6 Laps(+2)
32 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井       47 -    7 Laps
33  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ    46 -    8 Laps
34   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田       44 -   10 Laps(20)
35  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木       43 -   11 Laps(20)
36  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田       43 -   11 Laps
37 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤       42 -   12 Laps(+2)
-------------------------------------------------------------------------------
    25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー 34 -   20 Laps(50)
    12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出 31 -   23 Laps(10)
    72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内       29 -   22 Laps
    88 500 JLOC ムルシエRG-1            山西/WADA-Q     24 -   30 Laps
    19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口       13 -   38 Laps(55)
-------------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)

Fastest Lap GT500 #12 ブノワ・トレルイエ  2'02.080
            GT300 #16 山野哲也            2'11.046

* #15の車両は、ジャンプスタートによりドライビングスルーペナルティが課された。
* #63の車両は、ピット作業時のエンジン不停止によりドライビングスルーペナルティ
  が課された。
* #51の車両は、ピットレーン速度違反によりドライビングスルーペナルティが課され
  た。
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全日本GT選手権

JGTC 第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦 
「JAPAN GT Championship MALAYSIA」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年6月18日
■開催場所:セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#12「カルソニックIMPUL Z」が予選終了間際に逆転ポール獲得
  #22「モチュールキーバリューZ」4位、
   #3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」7位、#1「ザナヴィ ニスモZ」8位

JGTC第3戦は、2年ぶりの開催となったマレーシア・ラウンド。例年だと気温が35℃
を超え湿度も高いため晴れるとまさに灼熱となるが、今年は雨模様で公式スケジュー
ルが始まった。6月18日(金)は、朝10時頃から激しい雨が降り、気温は26℃。涼し
いとさえ感じるコンディションであった。

公式予選1回目、全車水しぶきを上げながらコースインしたGT500専有走行は、まず
はハンディウェイトのない#3 Zが早々とトップタイムをマーク。ニスモは、#1 Zが
本山哲、#22 Zはミハエル・クルムがこの時間帯を走行した。ウェイトハンディは、
#1が40kg、#22は30kg。本山は6番手タイム、クルムは途中の小雨時にクールダウン
してタイムアップを試みたが、7番手であった。
GT300との合同走行時間は、小雨が断続的に降る状況で、#1はリチャード・ライア
ン、#22は影山正美がスタートした。そして、予選終了間際にライアンが本山のベ
ストタイムを約0.4秒縮めて6番手をキープ。影山もタイムアップに挑んだが、勢い
あまってグラベルベッドにスピンアウトしチャンスを逃した。
Z勢は、#3が終盤にトップの位置を明け渡すものの2位、#12が4位、#1が6番手で予
選1回目を終了。その後#3は予選中のペナルティにより最速タイムが抹消されて4位
に、#12が代わりに3位に繰り上がった。

2回目の公式予選が行われた午後5時にはすっかりドライとなっていた。
気温は31℃、路面温度33℃で、まずまずのタイムアタックコンディションであった。
混走から始まったセッションは、各チームともドライタイヤ2セットをフルに使っ
たタイムアタック合戦となった。ミハエル・クルムの#22 Zは早速クリアラップを
キャッチしてトップタイムをマーク、影山正美にバトンタッチした。#1 Zの本山哲
もフレッシュタイヤでタイムアタックし、約0.2秒差でクルムに続いた。さらに、
本山から交代したリチャード・ライアンも激しくプッシュし、さらに0.1秒タイム
を縮めた。
アタック合戦の山場はセッション最終のGT500専有走行であった。ニスモの2台はそ
ろってニュータイヤに交換。クルムはラップを重ねるごとにタイムアップ。しかし、
他の車両もタイムアップを果たしたために最終的に4番手の位置に落ち着いた。本
山はクリアラップの間合いを計ったが、理想のアタック環境を作れないまま予選終
了を迎えた。#3 Zのエリック・コマスもタイムを縮めるものの、7位で走行を終了。
そして、この日快心の走りを見せた#12 Zのブノワ・トレルイエが計測終了間際に
ベストタイムを更新、混走時間の15位からポールポジションに躍り出ることとなっ
た。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 カルソニック IMPUL Z          #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治     2'00"166
 2 WOODONE トムス スープラ       #36 土屋武士/マルコ・アピチュラ     2'00"173
 3 DYNACITY トムス スープラ      #37 ジェームス・コートニー/片岡龍也 2'00"190
 4 モチュールキーバリューZ       #22 影山正美/ミハエル・クルム       2'00"706
 5 イエローハットYMSスープラ     #35 服部尚貴/脇阪薫一               2'00"809
 6 エッソウルトラフロースープラ  #6  脇阪寿一/飯田章                 2'01"040
 7 G'ZOX・SSR・ハセミZ           #3  金石年弘/エリック・コマス       2'01"127
 8 ザナヴィ ニスモ Z             #1  本山 哲/リチャード・ライアン   2'01"186
 9 TAKATA童夢NSX                 #18 道上 龍/セバスチャン・フィリップ         2'01"186
10 auセルモスープラ              #38 立川祐路/荒 聖治               2'01"351

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
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全日本GT選手権

JGTC第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 予選

午前の予選はウェットだったため、午後の一発勝負となった。
2004年6月19日 セパンサーキット(マレーシア) 予選 天候:雨のち曇り/コース:ウェット/ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers---------Session1-Session2(WH)
 1  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出 2'13.494 2'00.166(10)
 2  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ 2'13.479 2'00.173
 3  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡 2'13.573 2'00.190(20)
 4  22 500 モチュールキーバリュー Z     影山/クルム     2'14.259 2'00.706(30)
 5  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪       2'13.530 2'00.809(10)
 6   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田       2'13.732 2'01.040(20)
 7   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス     2'13.404 2'01.127
 8   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン   2'13.557 2'01.186(40)
 9  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ 2'14.097 2'01.186(+1)
10  38 500 auセルモスープラ             立川/荒         2'13.878 2'01.351(80)
11 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤       2'15.383 2'01.505(+2)
12   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤       2'15.617 2'01.934(+1)
13  39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 2'13.189 2'01.985(10)
14  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー 2'15.224 2'02.119(10+1)
15  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー 2'20.572 2'02.555(50)
16  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野       2'27.075R2'09.214(+1)
17   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入       2'26.029R2'09.333(15)
18  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木       2'22.781 2'10.061(30)
19  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本      2'25.695 2'10.430(30)
20  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本      2'29.103 2'10.963(+2)
21  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤     2'24.504 2'11.006(10+1)
22   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船    2'27.875 2'11.061
23  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内       2'27.235 2'11.182
24  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤       2'25.114 2'11.300(+1)
25  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅         2'27.083 2'11.506(30)
26  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口       2'27.771 2'11.776(55)
27  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田       2'25.741 2'11.814
28  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷       2'27.482 2'12.013(15)
29  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木       2'24.864 2'12.032(20)
30  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川       2'28.696 2'12.554
31  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸       2'28.632 2'12.990
32   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川       出走せず 2'13.654
33  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永       2'30.362 2'13.887(20)
34 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子     2'28.752 2'14.378
35  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井       2'31.036 2'14.964
36   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺    2'36.546 2'15.051(+2)
-------------------------------------------------------------------------------
    15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT      橋本/サイモン   2'17.427 2'05.056
    21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/(植松)     2'20.661 2'05.802
    88 500 JLOC ムルシエRG-1            山西/WADA-Q     2'23.135 2'10.571
    77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川     2'29.156 2'13.471(+2)
   111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井       2'30.932 2'15.372
    70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ    2'33.029 2'17.919
-------------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
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全日本GT選手権

JGTC第3戦 JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA 練習走行

2004年6月17日 セパンサーキット(マレーシア) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------Drivers---------Session1-Session2(WH)
 1  36 500 WOODONE トムススープラ       土屋/アピチェラ 2'02.433 1'59.802
 2  22 500 モチュールピットワーク Z     影山/クルム     2'04.229 2'00.257(30)
 3  35 500 イエローハットYMSスープラ    服部/脇阪       2'03.380 2'00.354(10)
 4   6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田       2'01.309 2'00.399(20)
 5   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z         金石/コマス     2'02.010 2'00.636
 6  38 500 auセルモスープラ             立川/荒         2'01.911 2'00.817(80)
 7  18 500 TAKATA童夢NSX                道上/フィリップ 2'04.852 2'00.892(+1)
 8  39 500 デンソー サードスープラ GT デュフォア/クート 2'02.712 2'01.046(10)
 9  12 500 カルソニック IMPUL Z         トレルイエ/井出 2'03.536 2'01.204(10)
10   1 500 ザナヴィニスモ Z             本山/ライアン   2'01.614 2'01.910(40)
11 100 500 RAYBRIG NSX                  中野/加藤       2'05.747 2'01.731(+2)
12  37 500 DYNACITY トムス スープラ     コートニー/片岡 2'02.503 2'01.807(20)
13  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ       織戸/シュワガー 2'04.335 2'01.832(50)
14  32 500 EPSON NSX                    松田/ロッテラー 2'04.636 2'02.174(10+1)
15   8 500 ARTA NSX                     金石/伊藤       2'05.361 2'02.318(+1)
16  15 500 AMPREXムルシエラゴ R-GT      橋本/サイモン   2'09.173 2'04.826
17  21 500 フェラーリ550GTSマラネロ     光貞/(植松)     2'08.792 2'06.522
18   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7      山路/井入       2'12.656 2'08.667(15)
19  16 300 M-TEC NSX                    山野/八木       2'11.025 2'09.307(30)
20  72 300 アドバンBOROポルシェ         平川/城内       2'12.913 2'10.344
21  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ  木下/星野       2'12.934 2'10.494(+1)
22  63 300 LEYJUNダンロップ320R         OSAMU/吉本      2'12.967 2'10.626(30)
23  88 500 JLOC ムルシエRG-1            山西/WADA-Q     2'10.856 2'31.461
24  81 300 シーウエストダイシンアドバンZ 柳田/尾本      2'11.462 2'10.934(+2)
25   5 300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  玉中/三船    2'13.198 2'11.081
26  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ  竹内/西澤       2'13.243 2'11.105(+1)
27  10 300 JIM Gainer アドバンF360      田中/余郷       2'14.419 2'11.243(15)
28  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360  松田/菅         2'14.891 2'11.301(30)
29  30 300 RECKLESS MR-S                佐々木/後藤     2'11.526 2'11.413(10+1)
30   9 300 ADVAN K-STADIUM MT           清水/細川       2'11.751 2'12.202
31  43 300 ARTA Garaiya                 新田/高木       2'12.336 2'11.793(20)
32  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ    井上/宮川       2'15.352 2'12.003
33  26 300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 井尻/山岸       2'15.223 2'12.788
34  19 300 ウェッズスポーツセリカ       青木/谷口       2'15.357 2'12.930(55)
35  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S        田中/松田       2'13.891 2'12.993
36  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川     2'14.402 2'13.044(+2)
37  17 300 エスペリア Kosei セリカ      長島/松永       2'15.362 2'13.469(20)
38 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 高見沢/砂子     2'15.772 2'13.914
39  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 加藤/筒井       2'17.191 2'15.251
40 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT4    飯島/大井       2'19.110 2'16.033
41   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺    2'16.322 3'16.833(+2)
42  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 石橋/ヒロミ    2'18.363 2'17.822
-------------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
+1:性能引き上げ措置(+1=1ランク/+2=2ランク)
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Japanese F3

全日本F3第7/8戦 もてぎ/トヨタモータースポーツニュース


(C)Toyota

          全日本F3第8戦でトヨタエンジンが表彰台独占!
            インギングのR.クインタレッリが今季3勝目
                 横溝直輝が2位に入りチーム1-2

 全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月5日(土)、6日(日)
の両日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。同大会にはシリーズ参戦中の14
台が参加。このうちトヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は10台を占め、4
日(金)に行われた練習走行では横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)
がトップタイム、中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)が3番手タイム
を記録するなど、トヨタ勢は好調を維持して、もてぎ戦に臨んだ。

◆予選◆
 5日(土)は入梅入り前の好天に恵まれ、午前中から気温26度と夏本番を思わせ
る暑さの中で午前9時30分から15分間づつ公式予選が行われた。
 第7戦の予選は、序盤から積極的にアタックした番場琢(トムス/トヨタ・トム
ス3S-GE)がJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)と激しい予選トッ
プタイム合戦を展開した末、最終アタックで2番手グリッドを獲得。3番手には第
6戦優勝のR.クインタレッリ(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)が続い
た。
 第8戦の予選では、さらに調子を上げたR.クインタレッリが3周目のタイムア
タックで2番手を確保。再び予選最終アタックで、逆転ポールポジションを狙った
番場琢は、若干のミスが響いて惜しくも3番手、横溝直輝が4番手につけた。

◆第7戦決勝◆
 5日(土)午後3時15分に第7戦の決勝がスタートする頃には、気温はさらに上
昇して31度を記録。路面温度も50度近くまで上がる中、注目のスタートでは、2番
手グリッドから番場琢が絶妙なスタートを切り、ポールポジションから首位を逃げ
るJ.P.デ・オリベイラを激しく追い上げた。しかし、3周目の最終コーナーで
痛恨のコースオフを喫して7位まで後退。
 一方、3番手スタートのR.クインタレッリはオープニングラップの3コーナー
先でF.カルボーン(ニッサンSR20VE)にパスされ4位にポジションを下げたもの
の、番場琢のコースオフで再び3位に浮上。これに8番手グリッドスタートながら
着実に順位を上げて来たR.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)
が続いた。
 その後、R.クインタレッリは後半ややペースが鈍り、R.アンティヌッチはオー
バーテイクのチャンスを探るが、抜きどころの少ないもてぎのロードコースで逆転
はならず、そのままR.クインタレッリが3位でチェッカー。
 ゴール後、スタート時に番場琢に対して進路妨害があったとして、J.P.デ
・オリベイラに1分加算のペナルティが課されたため2位以下13位までの順位が繰
り上がり、R.クインタレッリが2位、R.アンティヌッチが3位、横溝直輝が4
位となった。なお、この暫定結果に対してトムスチームから控訴が提出されたため、
第7戦の正式結果は裁定されるまで保留となった。

◆第8戦決勝◆
 6日(日)は朝から打って変わり曇天。午後から降雨との予報だったが、午前11
時5分スタートの第8戦の決勝レースはドライコンディションで行われた。
 2番手グリッドのR.クインタレッリはきれいなスタートを決め、ポールポジショ
ンのJ.P.デ・オリベイラを抑えて1コーナーへ。一方、3番手グリッドの番場
琢はスタートを失敗し、横溝直輝とR.アンティヌッチが先行、これに番場琢と山
本左近が続いて序盤戦に突入した。
 首位を行くR.クインタレッリは、2位で追いすがるJ.P.デ・オリベイラを
0.5秒の僅差で従えたまま周回を重ねて首位を死守。緊迫した接近戦に観客は釘
付けになった。しかし、13周目にJ.P.デ・オリベイラはエンジントラブルで
ストップし、2位以下がポジションアップ。その後も安定したペースで走り切った
R.クインタレッリと横溝直輝のインギング勢が、チーム初のワン・ツー・フィニッ
シュを飾った。
 そして、3位にR.アンティヌッチ、4位は番場琢、5位には番場琢を追って11
周目に決勝中ベストタイムを記録した山本左近が続き、トヨタエンジン搭載車は上
位5位までを独占して圧勝。
 見事今季3勝目を挙げたR.クインタレッリは、選手権ポイントでもR.アンテ
ィヌッチを逆転して首位に立った。
--------------------------------------------------------------------------------
インギング R.クインタレッリのコメント:
 第7戦では後半パフォーマンスが落ちたが、第8戦では良いスタートを切ること
が出来、セッティングの変更も功を奏して最後まで快調だった。序盤はタイヤ内圧
が低めの状況でJ.P.デ・オリベイラを抑えるのが辛かったが、その後は気持ち
よく走れた。クルマはとても良い状態にあり、次戦以降も自信を持ってベストを尽
くす。

インギング 横溝直輝のコメント:
 ここにきてチームも自分もモチベーションが高まっており、エンジンのパフォー
マンスも向上したことで良い結果につながった。自分としては練習走行で好タイム
が出ても予選結果につながらないのが課題だが、今回の結果で精神的にも落ち着い
たと思う。得意な鈴鹿、SUGOでは優勝を果たせるよう頑張りたい。

トヨタ・チームトムス R.アンティヌッチのコメント:
 予選結果が悪かったにもかかわらず、連続3位に入ることが出来た。ここまでは
毎回初めてのサーキットだったが、次の鈴鹿は開幕戦で走っているので自信を持っ
て臨み、良いレースをしたい。

トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
 番場琢君は第8戦でのスタート失敗が残念だったが、内容の濃い週末になっただ
ろう。中嶋一貴君は良い練習で良いセットを見つけられたが、慣れや経験不足で予
選結果につながらなかった。横溝直輝君は、第8戦で2位表彰台に立ったが、それ
でも彼にとっては不本意な結果に違いない。山本左近君も含め、誰もがいつでも勝
てるレベルに達していると思う。しかし、決勝グリッドとスタートのウェイトが大
きなこのコースで予選一発のタイムを出せるかどうかというのはやはり重要なポイ
ントだ。そのあたりが今後の課題になるだろう。


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第7戦 リザルト(暫定) 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing 25'45.713 14 5
 2  4 R.クインタレッリ(イタリア)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING                3.959 14 3
 3  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 4.768 14 8
 4  3 横溝直輝         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING                5.239 14 7
 5  2 武藤英紀         ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING           6.132 14 4
 6  8 中嶋一貴         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 7.302 14 6
 7 36 番場 琢          トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 8.000 14 2
 8  7 山本左近         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 9.871 14 9
 9 33 池田大祐         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      14.355 14 10
10 32 小早川済瑠       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      20.760 14 11


第8戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  4 R.クインタレッリ(イタリア)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING            36'31.621 20 2
 2  3 横溝直輝         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING                1.040 20 4
 3  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)  トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 2.181 20 5
 4 36 番場 琢          トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 4.014 20 3
 5  7 山本左近         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S                 5.747 20 6
 6 12 F.カルボーン(ブラジル) ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing     7.608 20 9
 7  2 武藤英紀         ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING           7.848 20 7
 8 33 池田大祐         トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      16.892 20 10
 9 14 柳田真孝         ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing    18.626 20 12
10 32 小早川済瑠       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports      30.765 20 11

ドライバーズポイント
(第8戦終了時での有効得点:暫定) 順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.クインタレッリ     トヨタ・トムス 98
2 R.アンティヌッチ     トヨタ・トムス 94
3 中嶋一貴               トヨタ・トムス 70
4 番場 琢               トヨタ・トムス 68
5 J.P.デ・オリベイラ M-TEC          64
6 横溝直輝               トヨタ・トムス 61
8 山本左近               トヨタ・トムス 46
9 池田大祐               トヨタ・トムス 32

※ポイントはシリーズ全戦の80%が有効
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Formula Nippon

Fニッポン 第3戦 ツインリンクもてぎ 上位3人のコメント


(Photo:K.Takeshita)

優勝 アンドレ・ロッテラー
「最初の状態は良くなくて、スタートも上手くいかなかったし、ペースを
維持するのも難しくて、後からどんどん抜かれてしまったが、チームが
戦略をどんぴしゃで決めてくれて片岡の前でピットアウトできた。セーフ
ティカーが入ったときは菅生の赤旗を思い出して嫌な予感がした。大きな
ギャップを築いてからも、リズムをつかみにくくて集中力を維持するのが
難しかった。レースで優勝するのは2001年のイギリスF3以来だけど、昨年
はフォーミュラニッポンのデビューシーズンということもあり、勝てなく
ても仕方ないと思っていたが、今年こそは絶対勝ちたかった。初優勝まで
は長く掛かったと思うけど、その分これから一杯勝てば良いと思う。
(これでポイントリーダーになったが)チャンピオンについて語るのは
まだ早いよ。実質的なリーダーというのは現時点ではまだいないと思う」

2位 井出有治
「雨が降ったり止んだりと天候が不安定だったので、走行ラインを探し
ながらトップの本山さんについてって、行ければ行ってしまおうと思って
いました。スリックタイヤへの交換は、先に交換したロッテラーと片岡が
5秒以上速いと無線で聞いてすぐにピットに入りました。次の周には本山
さんが入ってきたので、アウトラップでなんとかして前に出ようと必死で
プッシュしました。その後片岡に追いつきましたが、こっちは完全な雨
セッティングでダウンフォースをつけていたので、抜くことができません
でしたから、SC明けがチャンスだと思って1コーナーでパスしました。
ロッテラーには後ろについてプレッシャーをかけていこうと思いましたが、
完全ドライではストレートが伸びないので駄目でした」

3位 片岡龍也
「3位という結果は素直に嬉しいです。フォーメーションラップの時点で
『路面はどうだ』と無線で聞かれ、『すぐスリックに履き替えても大丈夫』
と答えました。そこからは給油に必要な最低限の周回まで引っ張り、その後
はいつでも自分の判断で交換に入るつもりでした。今回はチームの作戦が
僕の足りない部分を補ってくれましたが、次回からは自分もレベルを上げて、
チームを助けられるぐらいになりたいです。セーフティーカーが入るまでは
ペースもよかったので、再スタートでアンドレを抜こうと頑張ったらホイー
ルスピンをさせてしまい、井出さんに抜かれてしまいました。本山さんと
ブノワに追いかけられているときは、気持ちが折れた時点でやられてしまう、
と思い、集中して走りました。最後の5周は本当に長かったです」

優勝監督 中嶋悟
「今年に入って2つ勝ちました。アンドレの初優勝は嬉しかったですね、途中
のことは忘れましたけど。天候に関してはこっちが作戦をあわせるしかない
のですが、アンドレはウェットコンディションでは乗り難そうでしたから
『クルマが合ってないのかな』と思いましたし、片岡が既に交換を済ませた
こと、南の空は明るくなってきたことから、『このまま走ってもペースは
上がらないな』と思い、無線でピットインを指示しました。アンドレのクルマ
は点火カットの調子が良くなかったので、レースでその影響が出ないか心配
でしたが、アンドレは上手く乗りこなしてくれました」
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Formula Nippon

Fニッポン第3戦 ツインリンクもてぎ 決勝


本山とトレルイエの猛追を凌ぎきり、初表彰台をもぎとった片岡(Photo:K.Takeshita)

6月6日、ツインリンクで行われたフォーミュラ・ニッポン第3戦は、スタート前の
雨に翻弄されたレースとなったが、安定した走りを見せた予選3位のアンドレ・ロッ
テラー(PIAAナカジマ)が初優勝。好判断でドライタイヤにいち早く交換した片岡
龍也(ルマン・スピリット)が金星といえる3位表彰台に上がった。

朝から厚い曇が空を覆うことになった決勝日。天気予報どおり、午後2時近くになっ
て雨がポツリポツリと落ちてきた。この雨は一旦止んだものの、スタート直前になっ
てまた雨足が強くなってくる。各チームはグリッド上でスリックからレインタイヤ
に交換。あわせて、ウィングや足回りの調整などを慌しく行ない、スタートを迎え
た。

スタートを制したのはPPスタートの#40ライアンだったが、2周目の1コーナーで#11
本山にインをつかれ、オーバースピードでコースアウト。最後尾まで落ちてしまう。
トップに立った#1本山は、8周目に2位に浮上した#20井出との差を保ちながら周回
を重ねる。

しかし、この頃から急速に路面が乾き始める。これにいち早く反応したのがルーキー
#25片岡。早目と思われたスリックへの交換を行いコースに戻る。傍目からはギャン
ブルに見えたタイヤ交換だったが、結果は大正解。#25片岡のペースが上がるのを見
て、各車続々とピットイン。このなかでトップ#1本山はややタイミングを逸した形
になり、4位に後退。代わって#31ロッテラーがトップに立ち、2位には何と#25片岡
がつけることになった。

レース折り返しの28周を過ぎても順位に大きな変動はなく、#31ロッテラー、少し
離れて#25片岡、#20井出、そして#1本山と続く。

膠着したレースに変化が訪れたのが33周目。最終コーナーで#3立川がスピンしてコー
ス上にストップ。これでセーフティカーが入ることになり、#31ロッテラーが築い
た5秒のマージンが一気になくなる。
36周を終えたところで再スタート。#20井出がこのチャンスに#25片岡をかわして2
位に上がり、#7脇阪が1コーナーの混乱でコースアウトしたものの、トップ#31ロッ
テラーの優位は揺るがず。#20井出を少しずつ引き離して初優勝のチェッカーを受
けた。

ルーキー片岡、3位争いを制して3戦目で表彰台
終盤盛り上がったのは、40周過ぎから始まった#25片岡、#1本山、#19トレルイエの
3台による表彰台を巡っての争い。テール・トゥ・ノーズ状態で周回を重ねる3台は、
52周目に#19トレルイエが#1本山をパスすると、その勢いのままにゴールまで#25片
岡を攻め続けた。しかし、#25片岡は#19トレルイエと堂々と渡り合い、チームの好
判断で手に入れた3位を守りきり、3戦目で殊勲の表彰台を得ることに成功した。

(観客:1万8000人)

◆ツインリンクもてぎ http://www.twinring.jp/
2004年6月6日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:雨のち曇り/コース:ウェット/ドライ
P.-No.Driver---------------Team-----------------Time(Delay)-----Gap---
 1 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA        1”40'56.223     -
 2 20 井出 有治           mobilecast IMPUL            6.492    6.492
 3 25 片岡 龍也           LeMans Spirit              14.835    8.343
 4 19 ブノワ・トレルイエ   mobilecast IMPUL           14.977    0.142
 5  1 本山 哲             ADiRECT 5ZIGEN             15.377    0.400
 6  3 道上 龍             Yellow Hat KONDO           18.467    3.090
 7  8 土屋 武士           LeMans                     19.221    0.754
 8 40 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION           19.513    0.292
 9 32 小暮 卓史           PIAA NAKAJIMA              23.077    3.564
10* 2 金石 年弘           ADiRECT 5ZIGEN             24.083    1.006
11 28 野田 英樹           CARROZZERIA MOHN           26.202    2.119
12 11 松田 次生           COSMO OIL CERUMO           5Laps     5Laps
-----------------以上規定周回数完走-------------------------------------
13 41 服部 尚貴           DoCoMo DANDELION          17Laps    12Laps
14  7 脇阪 寿一           LeMans                    19Laps     2Laps
15  4 立川 祐路           Yellow Hat KONDO          24Laps     5Laps

ファステストラップ #40リチャード・ライアン 1'39.360(49/55Lap)
規定周回数     49周
※ビクトリーコーナーにおける停止車両回収のため、33周より3周回
セーフティーカーを導入した。

ペナルティ
* #2 金石年弘 2004年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則第33条2
(ピット作業、燃料補給手順)違反により、ドライビングスルーペナルティを
課した
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Japanese F3

F3 第8戦 ツインリンクもてぎ 上位3人のコメント


(Photo:K.Takeshita)

優勝 ロニ・クインタレッリ
「今日はすごくハッピーだ。いいスタートができて、その後も速く走ることが出来た。
チームが昨夜いい仕事をしてくれたことに感謝したい。オリベイラは速かったので、
彼がスローダウンするまでミスは絶対許されない状況でプレッシャーを感じた。ラスト
5周でブレーキがおかしくなったが、2位の横溝までは差があったので慎重に走った。
いいクルマを用意してくれたチームに感謝したい」

2位 横溝直輝
「初の1-2フィニッシュということで、チームにとってもいい結果が出ました。クイン
タレッリ同様クルマは良かったが、序盤に引き離されてしまったのであれが精一杯
でした。トリイレーシングはワークス体制を築けていないのにこれだけの結果を出せた
ので、彼らの努力は充分報われたと思います。鈴鹿ではトムス勢にばんばん抜かれて
悔しい思いをしましたが、それをバネにクルマもエンジンも良くしてくれ、あとは
ドライバーが頑張るだけ、という状態になっていました。次の鈴鹿もその後の菅生も
僕は得意なので、次は自分が勝つ番だと思って頑張ります」

3位 リチャード・アンティヌッチ
「スタート位置よりもポジションを上げられたので、今日はいいレースだったと思う。
番場を押さえ込むのに苦労して、その間にトップとの差が開いてしまった。オリベイラ
がスローダウンしてポジションは上がったが、もうそれ以上は何も出来ない状態だった。
もてぎにはシーズン終盤にまた戻ってくるので、そのときは今回以上にいい結果を
出したい」
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