全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 37 | 59'31.699 | - | - |
| 2 | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 37 | 59'32.642 | 0.943 | 0.943 |
| 3 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 59'34.149 | 2.450 | 1.507 |
| 4 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 37 | 59'36.412 | 4.713 | 2.263 |
| 5 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 59'37.684 | 5.985 | 1.272 |
| 6 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 37 | 59'38.921 | 7.222 | 1.237 |
| 7 | 53 | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 37 | 59'39.795 | 8.096 | 0.874 |
| 8 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 37 | 59'46.015 | 14.316 | 6.220 |
| 9 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 37 | 59'57.414 | 25.715 | 11.399 |
| 10 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 37 | 59'57.910 | 26.211 | 0.496 |
| 11 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:00'12.169 | 40.470 | 14.259 |
| 12 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:00'14.025 | 42.326 | 1.856 |
| 13 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:00'14.576 | 42.877 | 0.551 |
| 14 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:00'14.864 | 43.165 | 0.288 |
| 15 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:00'15.498 | 43.799 | 0.634 |
| 16 | *64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:00'16.057 | 44.358 | 0.559 |
| 17 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:00'40.844 | 1'09.145 | 24.787 |
| 18 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:00'54.916 | 1'23.217 | 14.072 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 33Laps)完走 ---- |
| - | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 26 | 42'26.451 | 11Laps | 11Laps |
| - | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 26 | 1:00'20.834 | 11Laps | 17'54.383 |
| - | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 3 | 7'10.366 | 34Laps | 23Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 14 大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19) 1'33.930 (17/37) 184.005 km/h
- CarNo. 64は、2022全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第15条1.1)(衝突をおこしたもの)により、タイムペナルティー5秒を科した。
- 第8戦優勝 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)
-

「思ったよりペースがなかったんですけど、ないなりに安定して走れたかなあと。個人的にはもっといいタイムで回れるはずでした。コンディションも結構変わってきて、リヤもずるずるな感じでした。一発のタイムは出なかったんですけど、その中でもミスなく安定して走れました。後半はタイヤが厳しかったですね」
「この流れに乗って次のレースも連勝できればなと思います」
- 第8戦決勝2位 40号車・宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)
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「スタートが決まれば前に出て、序盤トップに立って押さえようという作戦でしたが、何事もなくそのままの順位でした。序盤はついていけてたんですけど、シフトが入らない時とかが出てきて、それでタイムロスが大きくなってしまいました。それと前半勝負と決めてタイヤの内圧を高めにしていたのも響きました。終盤は厳しかったですね」
「昨日とはコンディションが違うので、セッティングも変えていたし、合わせ込むのに苦労しました。もっともっとセッティングの詰めれるところがあると今回わかったので、そこを改善して次は優勝できるように頑張ります」
- 第8戦決勝3位 12号車・吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)
-

「3位は狙っていた3位なので。1-2は届かないのはわかっていたので、3位狙いで、無事スタートも決まりました。後ろからプレッシャーはすごかったんですけど、なんとか耐え切りました」
「前の二人はちょっと格が違いますよね。若さも違うし、現役バリバリで。僕は基本スーパーFJなんですが、最近はF4ばっかりですね。色々楽しませてもらってます。次戦は都合が合えば出たいですね」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

JAF-F4地方選手権シリーズ第8戦の決勝が8月21日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールシッターの佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が第7戦に続いて2連勝を達成した。
第8戦決勝は午後1時10分より15周で行われた。天候は晴れだが、スーパーFJの決勝が行われていた頃に比べるとやや雲が増えてきた印象。その影響からか気温27.0℃、路面温度37.4℃とやや低くなる中での戦いとなった。

スタートでトップに立ったのは佐藤。2位に宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)、3位に吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)、4位ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)の順で1コーナーを抜け、コントロールラインに戻ってきた。
佐藤は1周目に1秒289、2周目1秒597、3周目には1秒794と着実にリードを広げる。
その後方では徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が伊澤を抜いて4位に浮上してきた・
一方、2位の宮下も徐々に吉田を引き離していく。5周目には宮下が1分32秒803と、この時点でのファステストラップを記録し、佐藤との差を1秒641に縮めるが、すかさず佐藤もペースを上げ、6周目には2秒042秒とすると、7周目には1分32秒770でファステストラップを更新、宮下との差を2秒186とした。
宮下も8周目に佐藤を上回るタイムを記録し、その差は2秒182とするが、レース後半に入ると宮下のクルマにはシフトトラブルの兆候が現れ、その影響からペースが上がらなくなってしまった。その結果、終盤は徐々に佐藤が宮下を引き離す展開となり、10周を終えた時点で2秒695、最後は4秒145の大差をつけてチェッカーを受ける格好で佐藤樹が昨日に続いて2連勝を飾った。
2位は宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)、3位には吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)が入った。宮下には9秒857と大差をつけられた吉田だったが、再三にわたる徳升の追撃をことごとく退け、0秒541差で表彰台の一角をもぎ取った。
JAF-F4地方選手権シリーズはこのあと宮城県のスポーツランドSUGOに舞台を移して第9戦を行う。10月9日決勝だ。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
- レース2優勝 34号車・清水啓伸(Drago CORSE)
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「スタートはちょっと。反応は良かったんですが、そこからの伸びが良くなくて、最初の2周ぐらいバトルを仕掛けに行ったんですが、上がることができなくて、そこでちょっと躓きました。前半が速いとわかっていたので、僕はそこでいくつもりだったんですけど、うまくいきませんでした」
「レース後半はストレートが速いことを利用して確実に順位を上げられたという感じですが、3位に上がれた時に前がだいぶ離れていたので、これは追いつかないかな? という感じでしたね」
「後半はちょっとだけ雨が降ってきたので、このまま雨が来るのかなと思って抑えめに走りました」
「スーパーFJに今年一年乗ってきて、成長はしているんですけど、まだまだ鈴鹿では勝てなかったりするので、スーパーFJに出ているトップドライバーと戦えるようにしっかり実力をつけて、どのレースでも勝ちたいなと思います」
- レース2決勝2位 12号車・小川涼介(MS KK-SII)
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「周りがみんな新品タイヤの中、僕だけユーズドだったので、皮が剥いてある分、スタートで一気に上に上がってレースしていこうと思っていました。でもスタートの出足で遅れてしまって順位を上げることができなかったので、そこから切り替えて1台1台抜いていきました」
「レース中盤まではユーズドタイヤでも問題なかったんですが、後半は新品タイヤとの差が出てしまいました。僕はひたすらブレーキを思い切りいくことだけ考えて走っていました」
「僕はVITAにも出ているので、チャレンジカップには今後出る予定はありません。今回はサマーフェスティバルということで、いろんなところからドライバーがやってくるということで出ましたけど、次回は多分VITAに出ることになると思います。FJに関しては鈴鹿シリーズが中心になります」
- レース2決勝3位 55号車・板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ)
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「チームメイトが3番手スタートでトップに立って、僕が2位になれたので、いい感じだなあ、プラン通りだなあと思っていました。もっと後ろを離せれば良かったんですけど、前半のペースが良くなくて、引き離せなくて。後ろから速い子たちがきていたので、もうちょっと粘れるかなあと思っていましたが、なかなかペースが上がらなくて抜かれちゃいました」
「タイヤの要因もありますし、前に車両がいた方がリズムも取れてペースが良かったりもしますからね。理想は早めにトップに立って逃げられればワンチャンあるかなあと思っていたんですが、うまくいきませんでした」
「今後は鈴鹿シリーズが中心になります。あとは富士の最終戦の日本一決定戦に出る予定です」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

2022 S-FJジャパン・チャレンジ第4戦の決勝レース2が8月21日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、予選6番手からスタートした清水啓伸(Drago CORSE)が見事なオーバーテイクを連発してトップに立ち、レース1に続いて2連勝を飾った。
決勝レース2は午前11時50分より12周で行われた。昨夜の雨の影響で朝の時点で路面は濡れていたが、併催レースが次々と行われるにつれて次第に乾いていき、レース2のスタート進行が始まる頃には完全なドライコンディションとなった。フォーメーションラップが始まった時点での気温は28℃、路面温度は41℃だ。
なおこのレースのスターティンググリッドはレース1の結果に基づき、上位6台をリバースグリッドとして決定された。

スタートでトップに立ったのはレース1で6位に入りポールポジションを獲得した益田富雄(KMTS ミストKKSⅡ)。しかしこの周のアトウッドカーブで3番手スタートの元山泰成(Ecotech Racing)がインを刺してトップに浮上。バックストレートでアウトに並びかけてくる益田を退け、そのままトップでコントロールラインに戻ってきた。
続いて2周目のアトウッドカーブでは4番手スタートの板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ)も益田を捉えて2位に。その後方では前回優勝の清水が6番手スタートながら1周目を5位で、2周目には小川涼介(MS KK-SII)を捉えて4位。さらに3周目の1コーナーでは益田をインから抜いて3位に上がってきた。
2周終わって元山のリードは0秒960。しかし3周目には板倉が0秒835後方に迫る。さらにその0秒760後方には清水がいた。
清水は4周目のダブルヘアピン二つ目で板倉のテールに食らいつき、5周目のバックストレートでインから仕掛けた。清水はそのままヘアピンで2位に浮上、前を走る元山を追い上げる。5周終わってその差は0秒222だ。
清水は6周目のアトウッドカーブでアウトから仕掛け、バックストレートでインに潜り込む。3位の板倉もこれに乗じて3ワイドの状態に持ち込む。続くヘアピンで清水は元山を抜き去り、ついにトップに躍り出た。
続いて板倉も7周目に元山を捉え、2位に浮上する。その後ろからは小川も迫ってきた。清水はこの周でリードを1秒038に広げ、8周目には1秒317秒とした。
小川は9周目の1コーナーで元山に仕掛け、3位に浮上すると、すぐさま板倉のテールに食らいつく。元山は松田大輝(K-TACK MYST KK-SII) の先行をも許して5位に後退してしまった。
そして10周目のバックストレートで小川は板倉のインをついて2位に浮上するが、トップを快走する清水はすでにこの時点で2.384秒ものリードを築き上げていた。
11周目、12周目と小川は清水とほぼ同等のペースで追従するが、さすがにこの差を跳ね返すには周回が足らず、両者はそのまま2.246秒差でフィニッシュラインを通過。清水がレース1に続いて2連勝を達成。2位に小川、3位に板倉と、奇しくもレース1と同じ順位で表彰台に上がることとなった。
S-FJジャパン・チャレンジ第5大会の舞台は九州のオートポリス。9月11日に2レース制で行われる。



Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

TCRJサンデーシリーズ第4戦は21日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が猪爪杏奈(DOME RACING)との壮絶なバトルを制し今季3勝目を飾った。
決勝は午後0時40分にフォーメーションラップが始まった。もてぎには夏の日差しが戻り、蒸し暑い中で決勝がスタートした。
ポールポジションの猪爪杏奈(DOME RACING)はトップで1コーナーへ向かう。2位には好スタートを切った予選3位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がアウトから予選2位の加藤正将(Audi Team Mars)をかわし2位に浮上。加藤は3位に落ちた。
4位には予選5位から鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が浮上し、5位に塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')が、6位にMototino(55MOTO RACING)が続く。
トップ猪爪は2周目に2位HIROBONを1秒4離すが、ここからHIROBONがスパート。3周目にはその差は0秒2となった。ここから猪爪とHIROBONの壮絶なテールトゥノーズの争いが勃発。3位の加藤はこの2人に付いていけずに遅れ始める。
ストーレートで伸びる2位HIROBONは1コーナーで何度もトップ猪爪を追い詰めるが、猪爪もブロックラインを取り、HIROBONの先行を許さない。
この争いは延々と続いたが、ついに10周目の1コーナーで猪爪に並びかけたHIROBONが2コーナー、3コーナーと並走。そしてついに4コーナーで猪爪を攻略し、HIROBONがトップに立った。
トップに立ったHIROBONはこのまま13周を走りきり、今季3勝目を飾った。健闘の猪爪は惜しくも2位、3位には加藤が入った。
4位には大きく遅れて鈴木が入ったが、走路外走行によるタイムペナルティーを科され6位に後退。塩谷が6周目にトラブルで止まったためMOTOTINOが4位に、5位には西澤誠剛(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が入った。
第5戦サタデー、サンデーシリーズは富士スピードウエイに舞台を移し、9月10~11日に世界耐久選手権(WEC)のサポートレースとして開催される。


Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Maker Model Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 19 | HIROBON | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 13 | 27'09.662 | - | - |
| 2 | 98 | 猪爪 杏奈 | Honda CIVIC TCR DOME RACING | 13 | 27'11.888 | 2.226 | 2.226 |
| 3 | 65 | 加藤 正将 | Audi RS3 LMS Audi Team Mars | 13 | 27'21.772 | 12.110 | 9.884 |
| 4 | 55 | Mototino | Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING | 13 | 27'29.355 | 19.693 | 7.583 |
| 5 | 73 | 西澤 誠剛 | Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 13 | 27'31.596 | 21.934 | 2.241 |
| 6 | *17 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 13 | 27'33.363 | 23.701 | 1.767 |
| 7 | 24 | 滝川 聡 | Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA | 13 | 28'08.546 | 58.884 | 35.183 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 9Laps)完走 ---- |
| - | 62 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' | 5 | 10'32.919 | 8Laps | 8Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 19 HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】) 2'03.228 (2/13) 140.257 km/h
- CarNo. 17は、2022 TCRJ SpR第22条22-4.(複数回の走路外走行)により、ペナルティーストップ5秒を科した。
FSJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ジャパンチャレンジ第4戦 Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 34 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MYST KK-S2 | 12 | 20'13.791 | - | - |
| 2 | 12 | 小川 涼介 | M2 KK-SII MYST KK-S2 | 12 | 20'16.037 | 2.246 | 2.246 |
| 3 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 12 | 20'16.666 | 2.875 | 0.629 |
| 4 | 19 | 松田 大輝 | K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 | 12 | 20'19.528 | 5.737 | 2.862 |
| 5 | 1 | 元山 泰成 | Ecotech Racing MYST KK-S2 | 12 | 20'23.242 | 9.451 | 3.714 |
| 6 | 57 | 東 慎之介 | セルモグループORM/MYST MYST KK-S2 | 12 | 20'25.159 | 11.368 | 1.917 |
| 7 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 12 | 20'27.072 | 13.281 | 1.913 |
| 8 | 81 | 妹尾 俊郎 | SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V | 12 | 20'27.921 | 14.130 | 0.849 |
| 9 | 97 | 益田 富雄 | KMTSミストKKSII MYST KK-S2 | 12 | 20'40.399 | 26.608 | 12.478 |
| 10 | 71 | 林 寛樹 | 全開レーシング真不同MURB遊技闘速 MYST KK-S2 | 12 | 20'56.813 | 43.022 | 16.414 |
| 11 | 86 | 吉川 宗洋 | CF亜衣☆ MYST KK-S2 | 10 | 17'26.954 | 2Laps | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
| - | *51 | 永原 蒼翔 | ピットワークながはらLBJ MYST KK-S2 | 5 | 9'06.580 | 7Laps | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 34 清水昭伸(Drago Corse) 1'39.752 (4/12) 113.639 km/h
- CarNo. 51は、2022岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.①(他者との接触行為)により、決勝結果に30秒を加算した。
SFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 5 | | | 佐藤 樹 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 15 | 23'22.902 | - | - |
| 2 | 40 | | | 宮下 源都 | Kデンタルオフィス・MYST Renault FC106 | 15 | 23'27.050 | 4.148 | 4.148 |
| 3 | 12 | G | 1 | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI MYST KK-ZS | 15 | 23'36.907 | 14.005 | 9.857 |
| 4 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 15 | 23'37.448 | 14.546 | 0.541 |
| 5 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 15 | 23'38.057 | 15.155 | 0.609 |
| 6 | 38 | G | 2 | 安井 和明 | NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 | 15 | 23'52.765 | 29.863 | 14.708 |
| 7 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 15 | 23'53.445 | 30.543 | 0.680 |
| 8 | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 | 15 | 24'01.637 | 38.735 | 8.192 |
| 9 | 70 | | | 山口 登唯 | BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 | 15 | 24'01.881 | 38.979 | 0.244 |
| 10 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 | 15 | 24'02.802 | 39.900 | 0.921 |
| 11 | 8 | G | 3 | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ Dallara F307 | 15 | 24'49.332 | 1'26.430 | 46.530 |
| 12 | 21 | G | 4 | 村瀬 和也 | ミスト関口:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS | 14 | 23'25.354 | 1Lap | 1Lap |
- Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'32.770 (7/15) 143.697 km/h
- 優勝 平良響(TOM'S)
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「2番手スタートとチャンスでスタートが決まり、1コーナーで太田選手に並べたので自信を持って飛び込みオーバーテークすることができました。その後はミラーで4コーナーの混乱が見えたので一気に離れて、自分の走りに集中できる展開になりました。富士大会で1勝目を挙げてから優勝が遠かったのでやっと戻って来られた感じです。次は優勝は遠いですが、岡山大会では予選を決めてポール位置から優勝できたらいいなと思います」
- 2位 野中誠太(TOM'S)
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「スタートがうまくいって、前の2台がアクシデントがあってラインが交錯する場面もありましたが、ポジションをキープすることができました。そこからは落ち着いて、平良選手を追いかけることに集中していました。ライツだけでなくて他のカテゴリーでもトラブルがあり、くやしい日が続いていたので今回の2位でほっとしました。パフォーマンスを発揮すればこの位置にいれるので今後の自信になりました」
- 3位 菅波冬悟(B-MAX RACING TEAM)
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「3番手スタートで、ポジションキープは絶対でチャンスがあれば、2番、トップを目指して走りたかったんですが、スタートで失敗して思ってた展開で進みませんでした。2台でトラブルがあって3位になりました。不本意な3位ですが、初表彰台なので良かったかなと思います。後ろは気にせずに、チームからファステストラップのタイムを聞きながら、それを追いかける気持ちでレースをしていました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

- PP 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
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「素直に嬉しいです。ポールポジション(PP)を取りたいという思いはスーパーフォーミュラに来てからずっとありました。チームクルーや応援してくれる人たちもPPを取ってほしいと願っていたと思います。これまで速さを追求してきたこともありますし、自分の走りができたという面でも本当に良かったです」
- 2位 サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)
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「本当に嬉しいです。まるで昨日の予選のコピーのような感じです。安定した良い予選でした。PPを狙っていましたが、それにはセットアップをもうワンランク上げなければいけないと思います。そこが課題ですね。でも、昨日よりタイム差は詰まりました。あと少しでしたね。山下選手も4位でチームとしても良い予選でした」
- 3位 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)
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「昨日はミスもあって予選の会見には来られませんでした。決勝に向け良いポジションだと思います。チャンピオンシップはサッシャ選手と、このレースは速さを取り戻している大湯選手との戦いになると思います」
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦は21日、モビリティーリゾートもてぎで14周の決勝を行い、予選2位からスタートした 平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り、今季2勝目を飾った。
決勝は午前10時40分にフォーメーションラップが始まった。天候は曇りで、この時期のもてぎしてはまだ涼しい。

スタートではポールポジションの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がトップで1コーナーへ向かう。しかし、1コーナーまでで伸びず、インから好スタートを切った予選2位の平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がトップに浮上した。太田は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)にも並びかけられるが3コーナーで木村と接触。木村はピットに入ってリタイア。太田はピットインしてノーズを交換してレースに復帰するも最後尾に落ちた。
このアクシデントで2位には予選5位の野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)がジャンプアップ。3位には予選3位の菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が付け、4位には予選7位から小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が浮上した。5位には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が、6位には川合孝汰(Rn-sports 320)が続く。
トップに立った平良は盤石。2位の野中との差を終始2秒5前後でコントロールし、14周を走って今季2勝目を飾った。2位には野中が入った。
3位の菅波は、4位小高を1秒前後の差で背後に従えていたが、小高も決め手がなく菅波は3位のままゴール。初表彰台をものにした。小高は4位でレースを終えた。
5位古谷と6位川合は前後との差があり、この順位のままでゴールを迎えた。
ピットアウト後、最後尾から追い上げた太田はそのままの順位9位でゴール。しかし7周目にこのレースのファステストラップを記録しファステストラップポイント1点を追加した。
マスタークラスは総合7位に入った今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、クラス2位のDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)を大きくリードして優勝した。
またこのレース、トムスが1-2フィニッシュしたため、最終大会を待たずして今シーズン、トムスのチームチャンピオンが決定した。
第15戦決勝は本日午後4時35分より14周で行われる。



Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 38 | | | 平良 響 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 24'53.099 | - | - |
| 2 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 24'55.276 | 2.177 | 2.177 |
| 3 | 50 | | | 菅波 冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 14 | 24'59.833 | 6.734 | 4.557 |
| 4 | 37 | | | 小高 一斗 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 25'00.841 | 7.742 | 1.008 |
| 5 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 25'03.237 | 10.138 | 2.396 |
| 6 | 10 | | | 川合 孝汰 | Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 | 14 | 25'08.643 | 15.544 | 5.406 |
| 7 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 14 | 25'36.200 | 43.101 | 27.557 |
| 8 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 14 | 25'48.468 | 55.369 | 12.268 |
| 9 | 2 | | | 太田 格之進 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 14 | 26'11.736 | 1'18.637 | 23.268 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 1 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 0 | - | 14Laps | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 2 太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 1'45.601 (7/14) 163.669 km/h

2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦の予選が、8月21日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がスーパーフォーミュラにおいて自身初のポールポジションを獲得した。
サーキット上空は雲に覆われ、かなり蒸し暑い。
昨日の第7戦は山本の2年ぶりの勝利で幕を閉じたが、連戦2レース目の第8戦はどのような展開になるのか。抜きにくいコースなだけに予選の比重は大きい。
コースはドライではあるものの、夜半の雨でコンディションはあまり良くなさそうだ。
Q1 Aグループ
(笹原、サッシャ、関口、牧野、アレジ、山本、阪口、松下、佐藤、国本、大嶋)
開始4分、笹原がヘアピンでコースアウト。グラベルにハマってしまい、回収のため赤旗が提示され中断となる。これで笹原は予選出走はできず。
残り6分で予選再開。最初にサッシャが1分31秒658をマークし、これをターゲットタイムとして各車が続々タイムを更新。そのなかで昨日の勝者、山本が早々に31秒を切る1分30秒978を叩き出す。
以下、牧野30秒997、松下31秒239、関口31秒450、サッシャ31秒511、佐藤31秒677と、ここまでがQ1突破。阪口、国本、アレジ、大嶋、そして笹原が脱落となった。
Q1 Bグループ
(野尻、山下、平川、大津、宮田、大湯、坪井、三宅、可夢偉、福住)
Aグループよりコンディションも良くなり、全体的にタイムアップしたBグループ。
この戦いを制したのは、1分30秒628をマークした大湯。ナカジマレーシングは、これでA、B両グループでのトップだ。
以下、山下30秒895、野尻30秒902、三宅30秒927、可夢偉30秒995、平川31秒054までがQ1突破。昨日予選で低迷したチーム・ゴウは2台とも通過という躍進だ。
100分の2秒差で涙をのんだ福住をはじめ、坪井、大津、宮田が脱落となった。
Q2
Q1を突破した12台によるQ2は僅差の戦いとなった。
Q1からの速さに磨きをかけ、僅差の戦いのなかでやや抜き出た速さを見せたのが大湯。昨日のレースの悔しさを晴らす走りで1分30秒313を叩き出し、初のポールポジションを獲得した。
2位、3位は昨日の決勝で表彰台に登ったサッシャ30秒462、野尻30秒497がつけ安定した速さを示した。
以下、山下、牧野、平川、関口、山本、三宅、佐藤、松下、可夢偉という結果となった。
決勝は、午後2時30分から37周で行われる。


Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 65 | B | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'30.313 | - | - | 191.374 |
| 2 | 4 | A | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'30.462 | 0.149 | 0.149 | 191.059 |
| 3 | 1 | B | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'30.497 | 0.184 | 0.035 | 190.985 |
| 4 | 3 | B | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'30.582 | 0.269 | 0.085 | 190.806 |
| 5 | 5 | A | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'30.610 | 0.297 | 0.028 | 190.747 |
| 6 | 20 | B | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'30.675 | 0.362 | 0.065 | 190.610 |
| 7 | 19 | A | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'30.676 | 0.363 | 0.001 | 190.608 |
| 8 | 64 | A | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'30.701 | 0.388 | 0.025 | 190.556 |
| 9 | 55 | B | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'30.730 | 0.417 | 0.029 | 190.495 |
| 10 | 53 | A | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'30.750 | 0.437 | 0.020 | 190.453 |
| 11 | 50 | A | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 1'30.756 | 0.443 | 0.006 | 190.440 |
| 12 | 7 | B | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'31.412 | 1.099 | 0.656 | 189.074 |
■Aグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'30.978 | - | - | 189.976 |
| 2 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'30.997 | 0.019 | 0.019 | 189.936 |
| 3 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team HondaM-TEC HR-417E | 1'31.239 | 0.261 | 0.242 | 189.432 |
| 4 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F | 1'31.450 | 0.472 | 0.211 | 188.995 |
| 5 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'31.511 | 0.533 | 0.061 | 188.869 |
| 6 | 53 | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH HondaM-TEC HR-417E | 1'31.677 | 0.699 | 0.166 | 188.527 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'31.716 | 0.738 | 0.039 | 188.447 |
| 8 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTATRD 01F | 1'31.944 | 0.966 | 0.228 | 187.980 |
| 9 | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'31.988 | 1.010 | 0.044 | 187.890 |
| 10 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F | 1'32.719 | 1.741 | 0.731 | 186.408 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'37.346)予選通過 ---- |
| - | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | no time | - | - | - |
■Bグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'30.628 | - | - | 190.709 |
| 2 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'30.895 | 0.267 | 0.267 | 190.149 |
| 3 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'30.902 | 0.274 | 0.007 | 190.134 |
| 4 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH HondaM-TEC HR-417E | 1'30.927 | 0.299 | 0.025 | 190.082 |
| 5 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTATRD 01F | 1'30.995 | 0.367 | 0.068 | 189.940 |
| 6 | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTATRD01F | 1'31.054 | 0.426 | 0.059 | 189.817 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE HondaM-TEC HR-417E | 1'31.074 | 0.446 | 0.020 | 189.775 |
| 8 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'31.097 | 0.469 | 0.023 | 189.727 |
| 9 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'31.100 | 0.472 | 0.003 | 189.721 |
| 10 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'31.323 | 0.695 | 0.223 | 189.258 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'36.971)予選通過 ---- |
- 第7戦優勝 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)
-

「思ったより雨のペースが良く、理想の展開でレースできたなと思います。セーフティーカーが長かったので、その間にタイヤを冷やすことができたし、明けてからの周回も少なかったので、たれの心配はありませんでした。やれることはやれたなと思います」
「第8戦も天気がどうなるかわかりませんけど、今日みたいに逃げ切って連勝できたらな、と思います」
- 第7戦決勝2位 92号車・黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)
-

「スタートで2台トラブルでいなくなって、その時点で4位になり、アトウッドで宮下選手が飛び出して3位になって、ここはもういくしかないと。吉田選手もペースが上がってなかったんで、序盤で抜いてあとは塞ごうと思い、仕掛けたら吉田選手もバランスを崩して、2位に上がれて、そのまんまでした。セーフティーカー明けはペースが上がりませんでしたが、3位の選手を抑え切ってゴールできました」
「ドライのペースが昨日は良かったんですが、今日はなかなか上がらなくて心配なんですが、これからメカさんと話して、第8戦も表彰台を狙える位置にはいきたいと思います」
- 第7戦決勝3位 70号車・山口登唯(BLUE MAX・AAA・RK)
-

「前の方で何台かスピンアウトしてる車両があったので、すごく失礼な言い方をしちゃうと棚ぼたみたいな状況でした。1コーナーとアトウッド、そしてダブルヘアピンでコースアウトしていました。自分から仕掛けていくバトルはありませんでしたが、後ろからの追い上げを押さえて走っていました」
「ここで勝ち癖をつけて、第8戦はもうちょっと上に行きたいですね」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
- 優勝 小高一斗(TOM'S)
-

「スタートが決まってトップに立つことができました。ウェットのスタートは自分の中で迷走している部分があるんですが、そこがうまくいけたのかと思います。その後のペースも悪くなかったし、今日はすごくいいレースができたと思います。雨量が減っていくならタイヤマネジメントをしないといけないのですが、ギャップを数周作って、水のあるところを走って、タイヤに関しては終始気をつかっていました。大差がついたのは去年のライツでウエットの経験があったからだと思います。あしたの2レース目(7位スタート)は接触しないように確実にポイントを目指して、3レース目はポールトゥウィンを目指します」
- 2位 太田格之進(TODA RACING)
-

「スタートが決まってひとつ順位を上げました。後ろとの車との攻防で軽い接触もあって、際どい接戦だったんですが、2位を守ることができました。そこからは小高選手に追いついて抜きたいと思ったんですが、あまりにもペースが違いすぎて近づくことができずに、逆に後ろの車に迫られてしまって防戦一方で、苦しい長いレースでした。あしたはポールからのスタートなのでポジションを守って優勝したいと思います」
- 3位 木村偉織(B-MAX RACING TEAM)
-

「4番手フィニッシュで繰り上がって3位でした。接触がなかったら実質5番手ゴールでした。ウェットスタートだと自分の中で納得いくのがまだ見つかっていません。今日も雨の中、自身のない中でいろいろ対策を考えていたんですが、それが裏目に出てポジションを落としてしまいました。そこからはペースも上がらずにがまんのレースでした。後ろから古谷選手も来ていて防戦一方で、守ることができず最後、幸運もあって表彰台に乗ることができました。スタートもレースペースも課題の残るレースでした。あしたは4番手、3番手グリッドですが、ひつとでも前でゴールできるようにがんばりたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

JAF-F4地方選手権シリーズ第7戦の決勝が8月20日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われた。レースは天候悪化によりスタート時刻が1時間以上遅延するなど、スタート前から波乱が相次いだが、ポールポジションからスタートした佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が終始後続を寄せ付けない速さを見せつけ、第3戦SUGO以来の今季2勝目を挙げた。
当初は午後2時50分から予定されていた第7戦決勝は、スタート進行の最中に落雷の可能性が高まったということでスタートディレイとなった。その後大粒の雨が降り出し、あっという間にコース上はウェットコンディションに。

レースは天候の回復を待って午後4時5分にピットオープン。競技団からはウェット宣言が出され、全車ウェットタイヤを装着して午後4時15分よりセーフティーカースタートで行われた。周回数は当初の予定通り15周だ。
なお、予選4番手からスタートする予定だったハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)は、最初のスタート進行の際にセルモーターのトラブルによりピットスタートとなってしまった。
セーフティーカーは2周終わりでピットイン。3周目から追い越しが可能となる。

ポールシッターの佐藤はそのままリードを広げてトップで1コーナーに飛び込むが、その後方では予選7番手の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)がなんと2位にジャンプアップ、予選5番手の吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)が3位でつづく。
一方、予選2番手の宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)はアトウッドカーブで痛恨のスピン。一気に8位まで後退してしまった。
4周目に宮下は6位まで順位を挽回、6周目には5位に浮上してきた。
その頃トップの佐藤は5周目までに16秒363の大量リードを築き上げる。しかしこの間に村瀬和也(ミスト関口:制動屋:勝男武士)そして伊澤の2台がコースアウトしてしまったため、車両回収のためトップが7周目に入ったところで再びセーフティーカーが導入されることになった。
この頃から上空には晴れ間が覗き始め、次第に路面は乾いていく。
21号車、19号車の回収ののち、セーフティーカーは12周目にピットイン。レースは13周目からリスタートとなる。再びリードを広げにかかる佐藤の後ろで今度はアトウッドコーナで黒沼に仕掛けた吉田がオーバーランの末順位を落としてしまう。その結果佐藤、黒沼、山口、宮下の順で13周を終了、吉田は最終的に2周遅れの9位でフィニッシュすることになった。
結局レースは佐藤の独走で15周を消化。2位に黒沼が入り、山口が3位でフィニッシュした。
第8戦決勝は21日の午後1時10分より、15周で行われる。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
- レース1優勝 34号車・清水啓伸(Drago CORSE)
-

「予選の時から後半にタイヤのたれを感じていたので、前半で頑張ろうと思って早めにプッシュしました。それで前半で引き離すことができましたが、タイヤがキツくなってきました。最後の1周はブロックラインというか、タイミングをずらしに行ったのでタイムは遅かったですが、それでもちょっと足りなかったなと思います」
「それまでは8割9割のペースでミスせずに走れば追いつかれることはないと思っていました。あとはファイナルラップでヘアピンとダブルヘアピンの一つをしっかり押さえて、入ってこれないようなラインを走りました」
「途中で1分40秒台に落ちた時に追いつかれたので、ヤバいな、と思ってそこからは39秒8とか9でラップするようにしましたが、スリップにつかれていることもあって、追いついてきて、ヘアピンなどでミラーに見えてきたので、それを気にしてペースを落としたのもあります。それでも落ち着いて走れました」
「自分は前半が強いと思っているので、レース2はスタートをミスすることなく、早めに前に出て、いい展開にできたらいいなと思います」
- レース1決勝2位 12号車・小川涼介(MS KK-SII)
-

「今日は2位スタートで、決勝のペースでは勝てていても、抜ききれませんでした。あとちょっとのタイムを出せなかったのが今後の課題ですが、自分の実力は出し切れたと思います。もっと周回数があれば、という思いはありますが、追いつけなかったのは自分のせいです。今回は悔しいですけど」
「今回は予選で使ったタイヤではなく、新品の方を使ったので、レース中盤から後半にペースを上げていく作戦でした。でもペースを上げていくのがちょっと遅かったです」
「次のレースは清水選手を抜かせずに順位を上げて、表彰台に上がれたらと思います」
- レース1決勝3位 55号車・板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ)
-

「若い子が速いので、ついていくのが難しかったです。昨日まではユーズドタイヤで割と調子良かったのですが、予選でニュータイヤを履いたらあまりフィーリングが良くなくて、同じタイヤで走った決勝も昨日のフィーリングが戻りませんでした。明日はニュータイヤでのスタートなので、ちょっとセッティングを変えて走ろうと思います」
「スタートが割とうまくいって、(元山選手の)イン側に並べたので、そのままラインをキープして前に出ることができました。途中までは前の2台に食らいついていたんですけど、そのうち二人のペースが上がって、自分のペースが落ちてしまいました。そこからはスピンしないように気をつけて走りました。タイヤはめちゃめちゃきつかったです」
「明日も4番手からのスタートですが、またスタートでうまくまとめられればいいレースができると思います。明日も頑張ります」
- レース1決勝4位 1号車・元山泰成(Ecotech Racing)
-
「スタートで回転数を合わせるのをミスってしまって、出遅れてしまい、1コーナーでブレーキをミスってしまい、板倉さんに前に出られてしまいました。そこからついて行こうとしましたが、前のペースが速かったので、とりあえず自分のペースは落とさずに頑張って走ろうと思って走りました。反省点はいっぱいあるんですけど」
「路面が暖かくなってくると苦手な部分があって、逆にチームメイトの板倉さんは練習の時から暖かい路面で速かったので、その差だと思います」
「明日は今日やってしまったことを反省し、二度と起こさないように、落ち着いて頑張ります」
- レース1決勝5位 19号車・松田大輝(K-TACK MYST KK-SII)
-
「上位陣と結構タイム差があるので、明日は2位からのスタートですけど、正直自信がありません。今日はスタートを失敗しちゃったんで、明日はしっかり決めて、自分のペースでできる限り頑張って、なるべく上位陣に食らいついて、表彰台で終われたらな、って思います」
「明日は多分みんなニュータイヤだと思います。同じ条件で戦うので、自分はミスを少なくして自己ベストで頑張りたいと思います」
「今日は最後の方で路気温が上がったせいか、タイヤがたれてしまいましたが、明日はニュータイヤなので、気にせずにバンバン攻めていきたいです。セーブしてたら勝てないと思いますから」
- レース1決勝6位 97号車・益田富雄(KMTS ミストKKSⅡ)
-
「前の人についていくのと、抜きたいのとで必死にはなっていました。1周目の3コーナーで7位に上がり、8周目に太田選手を抜いて6位に上がりました。狙いにはいってませんでしたが、抜けるんなら抜いて行こうと。一個でも順位を上げたかったので。6周目7周目からぴったり付いていけましたが、太田さんも速かったです。最後はちょっと無理やり入っていった感じでした」
「明日は1周でも多くトップを走れるように頑張ります」
「僕は去年の日本一決定戦から一回も乗っていないんですよ。ちょっと首にヘルニアが出ていたので。でも岡山は来たかったので、今回はリハビリがてら出ようかな、という気持ちでしたが、出るとやっぱり本気になってしまいますね。明日にニュータイヤを残しているので、明日は頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

- PP 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
-
「嬉しいの一言です。どのチームもウェットセットに変更できないなか、ドライバーの頑張り次第と思って、失敗しないよう気をつけました。SCスタートになってリスクが減ったことも良かったと思います。余力はあまりありませんでしたが、サッシャ選手、野尻選手がペースを上げたときに対応できるように、できる限りタイヤマネジメントしていました」
「今シーズンここまで上手くいかず、以前と変わらず努力をしているのになぜなんだろうと思うこともありましたが、腐らず諦めずやってきて良かったと思います」
- 2位 サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)
-
「最高のレースでした。スタート前はタイヤ選択に悩みました。でも、結局雨のレースになって、途中飛び出しそうになることもありましたが、落ち着いて2位をキープすることができました。トラブルはバイザーから水が入って前が良く見えなかったことです」
「終盤プッシュすることも考えましたが、とにかくポイントを取ることが重要と思って2位をキープしました。苦労をしてくれたチームのためにも、良い結果だと思います」
- 3位 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)
-
「優勝できなかったことは悔しいですが、チャンピオンシップを考えると、攻めるリスクと我慢することのバランスを考え、結果として良かったと思います。大湯選手のトラブルでポジションを上げることになりましたが、できることならバトルをして順位を上げたかったと思います」
「でも、明日に繋がるレースはできました。明日に向けてしっかり準備したいと思います」
- 優勝監督 中嶋悟(TCS NAKAJIMA RACING)
-
「本当に久しぶりの優勝です。シーズン前半は酷かったのでどうなることかと心配していましたが、SUGOあたりから速さを取り戻しつつありました。山本選手の頑張りはもちろんですが、天候もスタートからフィニッシュまで変わらなかったのも我々に味方しました」
「サッシャ選手が迫ってきたときは正直ビビりました。SCランがどちらに転ぶのかわかりませんでしたが、山本選手がリスタートできっちり差をつけてくれたので良かったです。みんなが本当に良く頑張ったと思います」
Text: Shigeru KITAMICHI

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦は19日、モビリティーリゾートもてぎで20周の決勝を行い、小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がぶっちぎりの優勝を飾った。
決勝は午後4時35分にフォーメーションラップが始まった。前プログラムのスーパーフォーミュラ開始直前から降り始めた雨はほぼ上がったが路面はまだウェット。全10台、ウェットタイヤを履いてグリッドを離れた。

スタートではポールシッターの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が失速、4位まで落ち、予選2位の小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がトップに立つ。予選3位の太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)と予選4位の菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)は2位争いを繰り広げるが、この2人は5コーナーで接触。菅波はピットに入り順位を落とし、太田は2位のまま。3位には好スタートを切った平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が繰り上がり、4位は木村、5位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が、6位に川合孝汰(Rn-sports 320)が続く。
雨は再び落ち始め、トップに立った小高は、2位以下より1秒以上速いラップタイムを刻み後続を突き放しにかかる。7周目にはその差は10秒以上となった。
その小高の後ろ、大きく遅れて2位太田と3位平良は1秒前後の差で一進一退。4位木村は単独走行となり、5位野中と川合を攻略してきた6位古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)は接近戦を繰り広げる。
しかし5位野中は11周目にトラブルなのかピットイン。これで古谷が5位に上がり、4位の木村に接近を始める。
5位古谷は16周目の90度コーナーで木村のインを指し4位に上がるが、ビクトリーコーナーでは木村が抜き返す。続く17周目の2コーナー立ち上がりでは、接触しながら古谷が4位に浮上。この争いに決着が付いた。
この間トップの小高は異次元の速さでレースをリード。20周を回り、2位以下を39秒以上離して今季7勝目をぶっちぎりで飾った。
レース終盤、2位争いを繰り広げていた太田と平良に4位に上がった古谷が追いつき、この3人は接近戦となる。ファイナルラップでは3位平良に、4位古谷が並びかける。この2人は各コーナーでバトルを繰り広げていたが、ついにV字コーナーで接触。平良がリタイアし、古谷は3位に上がった。
しかしレース後、古谷のこの行為にタイムペナルティー10秒が科され、4位に後退。3位には繰り上がって木村が入った。
5位には川合が、6位にはマスタークラストップのDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が入った。
第14戦決勝は明日20日、午前10時40分より14周で行われる。



Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 37 | | | 小高 一斗 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 41'32.357 | - | - |
| 2 | 2 | | | 太田 格之進 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 20 | 42'11.872 | 39.515 | 39.515 |
| 3 | 1 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 20 | 42'16.846 | 44.489 | 4.974 |
| 4 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 42'25.567 | 53.210 | 8.721 |
| 5 | 10 | | | 川合 孝汰 | Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 | 20 | 42'27.190 | 54.833 | 1.623 |
| 6 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 20 | 43'14.572 | 1'42.215 | 47.382 |
| 7 | 50 | | | 菅波 冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 20 | 43'16.798 | 1'44.441 | 2.226 |
| 8 | 4 | M | 2 | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 20 | 43'35.374 | 2'03.017 | 18.576 |
| 9 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 43'36.469 | 2'04.112 | 1.095 |
| 10 | 38 | | | 平良 響 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 19 | 40'03.790 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 37 小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320) 2'03.588 (15/20) 139.849 km/h
- CarNo. 36は、2022年スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.1)(衝突を起こしたもの)により、タイムペナルティー10秒を科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2022 SUPER FORMULA Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:14'32.841 | - | - |
| 2 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:14'38.178 | 5.337 | 5.337 |
| 3 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:14'40.051 | 7.210 | 1.873 |
| 4 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:14'45.469 | 12.628 | 5.418 |
| 5 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:14'46.416 | 13.575 | 0.947 |
| 6 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:14'48.953 | 16.112 | 2.537 |
| 7 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:14'50.463 | 17.622 | 1.510 |
| 8 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:14'52.164 | 19.323 | 1.701 |
| 9 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:15'01.979 | 29.138 | 9.815 |
| 10 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:15'02.752 | 29.911 | 0.773 |
| 11 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:15'04.334 | 31.493 | 1.582 |
| 12 | 53 | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 37 | 1:15'08.789 | 35.948 | 4.455 |
| 13 | *36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:15'11.465 | 38.624 | 2.676 |
| 14 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:15'11.739 | 38.898 | 0.274 |
| 15 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:15'14.538 | 41.697 | 2.799 |
| 16 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:15'16.758 | 43.917 | 2.220 |
| 17 | *14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 37 | 1:15'20.216 | 47.375 | 3.458 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 33Lpas)完走 ---- |
| - | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 29 | 58'39.132 | 8Laps | 8Laps |
| - | *55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 29 | 58'42.301 | 8Laps | 3.169 |
| - | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 29 | 1:11'15.849 | 8Laps | 12'33.548 |
| - | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 26 | 52'11.179 | 11Laps | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 64 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19) 1:49.399 (5/37) 17.987 km/h
- CarNo. 36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.10.11違反(SC中のオーバーラン)により、5秒のタイムペナルティーを科した。
- CarNo. 14は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.10.11違反(SC中のオーバーラン)により、5秒のタイムペナルティーを科した。
- CarNo. 55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.10.11違反(SC中の追突)により、訓戒とした。
SFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/22) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2022 JAF F4選手権 Round 7 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 5 | | | 佐藤 樹 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 15 | 36'56.655 | - | - |
| 2 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 15 | 37'09.054 | 12.399 | 12.399 |
| 3 | 70 | | | 山口 登唯 | BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 | 15 | 37'09.508 | 12.853 | 0.454 |
| 4 | 40 | | | 宮下 源都 | Kデンタルオフィス・MYST Renault FC106 | 15 | 37'10.415 | 13.760 | 0.907 |
| 5 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 | 15 | 37'10.854 | 14.199 | 0.439 |
| 6 | 38 | G | 1 | 安井 和明 | NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 | 15 | 37'18.474 | 21.819 | 7.620 |
| 7 | 8 | G | 2 | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ Dallara F307 | 15 | 37'34.470 | 37.815 | 15.996 |
| 8 | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 | 15 | 38'02.085 | 1'05.430 | 27.615 |
| 9 | 12 | G | 3 | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI MYST KK-ZS | 13 | 33'28.868 | 2Laps | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | 21 | G | - | 村瀬 和也 | ミスト関口:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS | 3 | 10'44.256 | 12Laps | 10Laps |
| - | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 3 | 14'20.733 | 12Laps | 3'36.477 |
| - | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | | D.N.S | 15Laps | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'48.671 (14/15) 122.671 km/h

2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の決勝が、8月20日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、雨のなかを冷静に走った山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が嬉しい地元初優勝を飾った。
決勝スタート前になって、雨粒が落ちてきた。各チームスタッフは空を見上げているが、徐々に降りが強くなりコンディションが読めない状況となった。
2番グリッドのサッシャ選手がグリッド上でスリックからレインタイヤに交換したのを皮切りに、各チーム続々と交換作業に入り、結局全車レインタイヤでのスタートとなった。
さらに、スタートもスタンディングではなく、セーフティカー(SC)先導によるスタートに変更された。

スタートはポールポジションの山本が無難にこなし、ポジションをキープして1コーナーをクリア。ほぼ予選順位どおりの隊列でレースは進む。
5周目に8位松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF19)が、7周目に10位平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)がコースオフをして順位を落とすが、山本、サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)など、上位陣は安定して周回をこなす。
12周目、レースの約3分の2を消化したところで、最後尾スタートの福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)が16位まで上がってきている。
14周目、3位走行中の大湯がストレートでスピードダウンし9位まで順位を落とす。しかし、一時的にギヤが変わらなかったのか、その後は何事もなかったように走り続ける。
15周を過ぎたあたりから、上位陣の中で最も速いラップタイムを刻み続ける3位野尻が2位サッシャを攻め立て始める。この攻防は4周続いたところで、野尻がOTSを温存するために意識的に引いたのか、両者の間隔が開く。
20周目、大湯のマシンに再びトラブルが発生しスローダウン。そのままピット入るが、明日のレースを見据え修復をして終盤コースに復帰する。
20周を過ぎて、トップ山本に、2位サッシャが僅かずつ迫る。
27周目、強くなった雨に足をすくわれたのか、11位を走行していた平川がビクトリーコーナーでコースアウト。グラべルにはまって動けなくなり、撤去作業のためSCが導入された。逆転チャンピオンを目論んでいた平川にとっては痛いリタイアだ。
30周終了したところで、SCランが解除され、リスタート。
終盤、元気が良かったのがSCランの間にタイヤ交換をしたジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)。9位関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)を攻め36周目には前に出ることに成功。しかし、その直後に単独スピンをして順位を落としてしまう。
また、福住と三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)が接触してリタイアするなど、上位陣とは対照的に中団以降は最後まで雨に翻弄されることになった。
結局、レースはポールポジションスタートの山本が逃げ切って、2年ぶり、地元栃木での初優勝を飾った。2位サッシャ、3位野尻を含めトップ3は、雨のなか終始安定した走行を見せた。
この結果、シリーズポイントではサッシャ(74P)が平川(64P)を逆転して2位に浮上。しかし、リーダー野尻(104P)のリードは大きく、明日の結果次第では今週末でチャンピオン決定の可能性もある。





Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

S-FJジャパン・チャレンジ第4戦の決勝レース1が8月20日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした清水啓伸(Drago CORSE)が接戦を制して今季初優勝を飾った。
第4戦決勝は午後1時より12周で行われた。空には晴れ間が覗き、路面はドライ。気温は29℃、路面温度は42.5℃に上昇した。

スタートでトップに立ったのはポールポジションの清水。小川涼介(MS KK-SII)が2位でつづき、予選4番手の板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSⅡ)が1-2コーナーで予選3番手の元山泰成(Ecotech Racing)を捉えて3位でコントロールラインに戻ってきた。元山は一つ順位を落としたが、この4台は約0.4秒〜0.5秒の間隔で2周を消化、3周目に入ると清水が小川に対して0秒642のリード。元山が板倉まで0.943秒とやや遅れ始める。
清水は4周目に0秒898、5周目に1秒111と着実にリードを広げるが、小川は7周目に1分39秒619でファステストラップを更新、清水との差を0秒809に縮める。
再びリードを広げにかかる清水だったが、小川は10周目から清水を上回るペースで追い上げ、11周目には1分39秒584とさらにファステストラップを更新して清水の背後に迫った。
そして2台はテール・トゥ・ノーズ状態でファイナルラップに突入。清水との差をジリジリと詰めていく小川だったが、清水はヘアピンそしてダブルヘアピンと要所要所をきちんと押さえて小川を押さえ切り、トップでチェッカーを受けた。2位に終わった小川との差はわずか0秒135だった。
3位には板倉が入った。
そしてリバースグリッドで戦われる明日のレース2は、予選9番手から着実に順位を上げ、8周目に太田浩(ミスト・セキグチ・制動屋)を抜いて6位でフィニッシュした益田富雄(KMTS ミストKKSⅡ)がポールポジションを獲得。5位フィニッシュの松田大輝(K-TACK MYST KK-SII)が2番手から、4位の元山が3番手から明日のレース2をスタートすることになった。
第4戦決勝レース2は21日午前11時50分から12周で行われる。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
- 第7戦、第8戦ポールポジション 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)
-
「昨日から状態が良かったので、ポールが取れるかな、とは感じていましたが、思ったよりタイム差がなかったなという印象です。もうちょっと早めにタイムを出したかったんですが、コースに出ていくのが遅れたので、最初のうちは前の方に詰まってしまいました」
「決勝ではスタートをちゃんと決めて、2戦とも優勝できるように頑張ります」
- 第7戦、第8戦予選2位 40号車・宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)
-
「気温路面温度ともに低めだったので、タイムの出せるコンディションでした。練習から思うようなタイムが出なくて、昨日も2番手でした。今日も頑張ってアタックしたんですが、ドライビング面、セッティングともにあとちょっと足りなかった感じです。うまく合わせこめていればまだタイムは出せていたと思います」
「タイム差も縮まっているので、決勝では全力を出し切るしかないと思います。頑張って優勝を目指します。FC106は十勝でも乗っているので、走り慣れていますが、もっとうまく操れるように頑張ります」
- 第7戦、第8戦予選3位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)
-
「今日の朝一で到着したので、昨日走っていなくてぶっつけの予選でした。何がいいのか悪いのかもわからない状況でしたが、チームがバチッと仕上げてくれました。僕はやることをやっただけで、特に何か考えて走った分けでなく、夢中で走ったら33秒が出ていました。どこをどう詰めれば速くなるかは予選結果で大方わかったので、そこをアジャストできればいい戦いができると思います」
「持ち込みのセットがすごく良かったです。チームのみんなが遅くまで頑張ってくれたおかげだと思います。僕のエンジンを一からやり直してもらって、それが組み上がったのが朝方だったので、走ったら走った分だけどんどん当たりがついてって、いいタイムが出ると思いますので、決勝に向けても上向きじゃないかなと考えています」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

S-FJジャパン・チャレンジ第4戦の公式予選が8月20日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、清水啓伸(Drago CORSE)がポールポジションを獲得した。
参加台数の減少から岡山でのシリーズ戦が昨年を以て終了したため、今大会はジャパン・チャレンジの単独開催となる。それでも第4戦には鈴鹿シリーズのエントラントを中心に12台が参加した。
公式予選は午前8時55分より15分間で行われた。ここでのベストタイム順でレース1のスターティンググリッドが決まる。レース2のグリッド順はレース1の決勝結果に基づき、上位6人がリバースグリッドとなる。この日の天候は曇り。コースはドライ。気温26℃、路面温度は37℃とこの時期にしてはやや低めのコンディションだ。
走り出してすぐにトップに立ったのは小川涼介(MS KK-SII)。2周目に1分40秒968を記録すると、3周目に1分40秒310、4周目には1分39秒940と順調にタイムを縮めていく。
しかし5周目に入ると清水啓伸(Drago CORSE)が1分39秒555で小川を上回ってトップに浮上。その後も6周目1分39秒403、7周目1分39秒236と後続を寄せ付けないタイムを連発、そのままピットに戻って予選を早々と切り上げた。
小川はその後も走行を続けたが、7周目に1分39秒747を記録するにとどまり、2番手に終わった。
3番手には7周目に1分39秒770を記録した元山泰成(Ecotech Racing)が入った。
S-FJジャパンチャレンジ第4戦の決勝レース1はこのあと午後1時より12周で、レース2は明日の午前11時50分より同じく12周で行われる。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports FOrum

TCRJサタデーシリーズ第4戦は19日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、予選2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。
決勝は午後0時40分にフォーメーションラップが始まった。直前に降り始めた雨のためウエット宣言が出されるも路面はほぼドライコンディション。各ドライバー、ドライタイヤを履いてグリッドを離れた。予選でクラッシュした梅田真祐(J'S TECHCEN GIULIETTA TCR)は出走を取りやめた。

スタートではポールポジションの加藤正将(Audi Team Mars)と予選2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が並んで1コーナーに侵入するがここは加藤が前、2位にHIROBONが続く。予選3位の猪爪杏奈(DOME RACING)はスタートを失敗し、予選4位の西澤誠剛(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)にかわされ4位落ちるが、2コーナーで抜き返し予選ポジションを守った。
トップに立った加藤は、2位のHIROBONと3位の猪爪が競っていたため2位以下を徐々に離し始める。5周目には2秒以上の差をつけた。
2位のHIROBONはタイヤを温存していたが、7周目以降は猪爪を突き放し、徐々にトップ加藤に接近を始める。
10周目にはトップを走る加藤にパワーステアリングのトラブルが発生。加藤とHIROBON、猪爪は最終コーナーでもつれるように立ち上がるが、11周目の1コーナーで曲がりきれなかった加藤は、HIROBONと猪爪に相次いでかわされ3位に落ちる。その後も加藤のペースは上がらずずるずると順位を落とす。
レースは13周で終了。優勝はHIROBONで今季2勝目。2位には猪爪が入った。
レース序盤、西澤、Mototino(55MOTO RACING)と塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')は接近戦を演じていたが、ここから西澤が抜け出し初出場で3位に入った。Mototinoと塩谷は抜きつ抜かれつのバトルとなったが、最終的にMototinoが4位、塩谷をかわした鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が5位、塩谷は6位でレースを終えた。
サンデーシリーズ第4戦は明日20日、午後0時40分より23分+1周で行われる。


Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
FSJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ジャパンチャレンジ第4戦 Race 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 34 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MYST KK-S2 | 12 | 20'06.656 | - | - |
| 2 | 12 | 小川 涼介 | M2 KK-SII MYST KK-S2 | 12 | 20'06.791 | 0.135 | 0.135 |
| 3 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 12 | 20'12.574 | 5.918 | 5.783 |
| 4 | 1 | 元山 泰成 | Ecotech Racing MYST KK-S2 | 12 | 20'15.277 | 8.621 | 2.703 |
| 5 | 19 | 松田 大輝 | K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 | 12 | 20'19.132 | 12.476 | 3.855 |
| 6 | 97 | 益田 富雄 | KMTSミストKKSII MYST KK-S2 | 12 | 20'22.293 | 15.637 | 3.161 |
| 7 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 12 | 20'24.485 | 17.829 | 2.192 |
| 8 | 81 | 妹尾 俊郎 | SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V | 12 | 20'24.943 | 18.287 | 0.458 |
| 9 | 51 | 永原 蒼翔 | ピットワークながはらLBJ MYST KK-S2 | 12 | 20'27.873 | 21.217 | 2.930 |
| 10 | 57 | 東 慎之介 | セルモグループORM/MYST MYST KK-S2 | 12 | 20'38.649 | 31.993 | 10.776 |
| 11 | 71 | 林 寛樹 | 全開レーシング真不同MURB遊技闘速 MYST KK-S2 | 12 | 20'52.158 | 45.502 | 13.509 |
| 12 | 86 | 吉川 宗洋 | CF亜衣☆ MYST KK-S2 | 7 | 12'02.658 | 5Laps | 5Laps |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 12 小河涼介(M2 KK-SII) 1'39.584 (11/12) 133.865 km/h
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Maker Model Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 19 | HIROBON | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 13 | 27'05.724 | - | - |
| 2 | 98 | 猪爪 杏奈 | Honda CIVIC TCR DOME RACING | 13 | 27'07.182 | 1.458 | 1.458 |
| 3 | 73 | 西澤 誠剛 | Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 13 | 27'17.648 | 11.924 | 10.466 |
| 4 | 55 | Mototino | Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING | 13 | 27'20.483 | 14.759 | 2.835 |
| 5 | 17 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 13 | 27'21.285 | 15.561 | 0.802 |
| 6 | 62 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' | 13 | 27'28.650 | 22.926 | 7.365 |
| 7 | 24 | 滝川 聡 | Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA | 13 | 28'22.976 | 1'17.252 | 54.326 |
| 8 | 65 | 加藤 正将 | Audi RS3 LMS Audi Team Mars | 13 | 29'10.265 | 2'04.541 | 47.289 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 9Laps)完走 ---- |
| - | 88 | 梅田 真祐 | Alfa Romeo GIULIETTA TCR J'S TECHCEN GIULIETTA TCR | | D.N.S | - | - |
- Fastest Lap: CarNo. 65 加藤正将(Audi Team Mars)2'02.980 (2/13) 140.540 km/h

JAF F4地方選手権シリーズ第7戦、第8戦の公式予選が8月20日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、佐藤樹(MARUSAN★ミスト)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時45分より15分間で行われた。ここでのベストタイム順が第7戦の、セカンドベストタイム順が第8戦のスターティンググリッドに反映される。今にも雨が降り出しそうな空模様ではあったが、走行は終始ドライコンディションで行われた。予選開始時点の気温27℃、路面温度は34.6℃だ。
佐藤は2周目に1分34秒916をマークしてトップに立つと、4周目には1分33秒002までタイムを縮めるが、5周目に入るとチームメイトの宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)が佐藤を上回る1分32秒954を叩き出してトップに浮上する。第5戦北海道以来の参戦となる宮下は、当初77号車(TANAKAGUMI・制動屋)としてエントリーしていたが、40号車をドライブする予定だった卜部和久が出走を取りやめたため、急遽そのクルマをドライブすることが大会直前に決まっていたのだ。
しかし7周目に入ると、佐藤が1分32秒856を叩き出して再びトップに。その後も8周目1分32秒676、9周目に1分32秒792、そして10周目には1分32秒564とハイペースで周回を重ね、佐藤樹が見事ポールポジションを獲得した。予選2番手は9周目に1分32秒751を記録した宮下源都、3番手には徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が入った。
徳升はこの日の朝に岡山に到着したばかり、しかもエンジンは組み上がったばかりのものを積むという、まさにぶっつけ本番での走行となったが、それでもベストタイム1分33秒124を7周目に記録してみせた。
また、セカンドベストタイムにおいても佐藤が1分32秒676で第8戦のポールポジションを獲得、2番手は1分32秒894の宮下、3番手には1分33秒219の徳升が入る結果となった。
第7戦決勝はこのあと午後2時50分より15周で、第8戦決勝は明日の午後1時10分より、同じく15周で行われる。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦は19日、モビリティーリゾートもてぎで公式予選を行い、第13戦は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第14戦は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前11時45分より、気温の上昇する中、30分間で行われた。HELM MOTORSPORTSの2人は体調不良でこの大会不参加。出走は10人となった。ベストタイムで第13戦の、セカンドベストタイムで第14戦のグリッドが決定する。
まずは川合孝汰(Rn-sports 320)が1分46秒334でトップに立つ。このタイムを上回ってきたのは45秒341で小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)。
太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)は1分45秒434で2位に立つも、B-MAX勢の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)と菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が、それぞれ45秒032、45秒207で1、2位に浮上した。小高は3位に、太田は4位に落ちた。
さらに菅波は次の周、2分45秒003を出し、木村を逆転しトップに立った。
各ドライバーピットインしてニュータイヤに履き替え、再度のアタックを試みる。
ここでは木村がペースアップ、1分44秒439をたたき出してトップに立つ。木村はさらに次の周、1~2セクターでタイム更新してさらにタイムアップを図るもセクター3でマシントラブルのため失速。しかしこのタイムを更新するものは現れず、第13戦でのポールポジションを獲得した。
2位には小高が1分44秒451と僅差で続き、3位には太田が滑り込んできた。菅波は振わず4位、5位には野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が、6位には平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)が入った。
セカンドタイムで決まる第14戦は速いタイムを並べた太田がポール、2位には平良が、3位には菅波が入った。マシントラブルに泣いた木村が4位、5位には野中が、6位には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が入った。
第13戦決勝は本日19日午後16時35分より20周で、第14戦決勝は明日20日午前10時40分より14周で行われる。



Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | | | 太田 格之進 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 1'44.817 | - | - | 164.893 |
| 2 | 38 | | | 平良 響 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'44.942 | 0.125 | 0.125 | 164.697 |
| 3 | 50 | | | 菅波 冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'45.003 | 0.186 | 0.061 | 164.601 |
| 4 | 1 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'45.032 | 0.215 | 0.029 | 164.556 |
| 5 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.070 | 0.253 | 0.038 | 164.496 |
| 6 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.156 | 0.339 | 0.086 | 164.362 |
| 7 | 37 | | | 小高 一斗 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.160 | 0.343 | 0.004 | 164.355 |
| 8 | 10 | | | 川合 孝汰 | Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 | 1'45.666 | 0.849 | 0.506 | 163.568 |
| 9 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'47.939 | 3.122 | 2.273 | 160.124 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'55.412)予選通過 ---- |
| - | 4 | M | - | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | no time | - | - | - |
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | | | 木村 偉織 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'44.439 | - | - | 165.490 |
| 2 | 37 | | | 小高 一斗 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'44.451 | 0.012 | 0.012 | 165.471 |
| 3 | 2 | | | 太田 格之進 | HFDP WITH TODA RACING TODA RACING SPIESS A41 | 1'44.738 | 0.299 | 0.287 | 165.017 |
| 4 | 50 | | | 菅波 冬悟 | Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'44.806 | 0.367 | 0.068 | 164.910 |
| 5 | 35 | | | 野中 誠太 | PONOS Racing TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'44.881 | 0.442 | 0.075 | 164.792 |
| 6 | 38 | | | 平良 響 | Kuoモビリティ中京TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'44.930 | 0.491 | 0.049 | 164.716 |
| 7 | 36 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'44.986 | 0.547 | 0.056 | 164.628 |
| 8 | 10 | | | 川合 孝汰 | Rn-sports 320 ルーニースポーツ SPIESS A41 | 1'45.481 | 1.042 | 0.495 | 163.855 |
| 9 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | 1'47.829 | 3.390 | 2.348 | 160.287 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'54.996)予選通過 ---- |
| - | 4 | M | - | 今田 信宏 | JMS RACING with B-MAX B-MAX RACING TEAM SPIESS A41 | no time | - | - | - |
SFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 佐藤 樹 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 1'32.676 | - | - | 143.843 |
| 2 | 40 | | | 宮下 源都 | Kデンタルオフィス・MYST Renault FC106 | 1'32.894 | 0.218 | 0.218 | 143.506 |
| 3 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 1'33.219 | 0.543 | 0.325 | 143.005 |
| 4 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 1'33.484 | 0.808 | 0.265 | 142.600 |
| 5 | 12 | G | 1 | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI MYST KK-ZS | 1'33.690 | 1.014 | 0.206 | 142.286 |
| 6 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 1'34.242 | 1.566 | 0.552 | 141.453 |
| 7 | 70 | | | 山口 登唯 | BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 | 1'34.363 | 1.687 | 0.121 | 141.271 |
| 8 | *38 | G | 2 | 安井 和明 | NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 | 1'34.767 | 2.091 | 0.404 | 140.669 |
| 9 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 | 1'35.447 | 2.771 | 0.680 | 139.667 |
| 10 | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 | 1'36.073 | 3.397 | 0.626 | 138.757 |
| 11 | 8 | G | 3 | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ Dallara F307 | 1'36.876 | 4.200 | 0.803 | 137.607 |
| 12 | 21 | G | 4 | 村瀬 和也 | ミスト関口:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS | 1'38.767 | 6.091 | 1.891 | 134.972 |
| ---- 以上基準タイム(130%- 2'00.809)予選通過 ---- |
- CarNo. 38は、2022岡山国際サーケット4輪レース一般競技規則書第6章第23条4.(走路外走行)により、当該周回のラップタイムを削除した。
SFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 7 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | | 佐藤 樹 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 1'32.564 | - | - | 144.017 |
| 2 | 40 | | | 宮下 源都 | Kデンタルオフィス・MYST Renault FC106 | 1'32.751 | 0.187 | 0.187 | 143.727 |
| 3 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工高山短大 WEST 096 | 1'33.124 | 0.560 | 0.373 | 143.151 |
| 4 | 19 | | | ハンマー 伊澤 | 弁アルカディア☆ハンマーR疾風 疾風(ハヤテ) | 1'33.361 | 0.797 | 0.237 | 142.788 |
| 5 | 12 | G | 1 | 吉田 宣弘 | 佐藤製作所KKZS★TOMEI MYST KK-ZS | 1'33.612 | 1.048 | 0.251 | 142.405 |
| 6 | 92 | | | 黒沼 聖那 | ファーストガレージ&Sウインズ B-MAX RK-01 | 1'34.001 | 1.437 | 0.389 | 141.816 |
| 7 | 70 | | | 山口 登唯 | BLUE MAX・AAA・RK B-MAX RK-01 | 1'34.330 | 1.766 | 0.329 | 141.321 |
| 8 | *38 | G | 2 | 安井 和明 | NAVY★RK-01 B-MAX RK-01 | 1'34.335 | 1.771 | 0.005 | 141.313 |
| 9 | 86 | | | 川原 悠生 | ファーストガレージ&Sウインズ OSCAR SK97 | 1'35.289 | 2.725 | 0.954 | 139.899 |
| 10 | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT WEST 096 | 1'35.908 | 3.344 | 0.619 | 138.996 |
| 11 | 8 | G | 3 | 米谷 浩 | KK・ヨネタニ Dallara F307 | 1'36.406 | 3.842 | 0.498 | 138.278 |
| 12 | 21 | G | 4 | 村瀬 和也 | ミスト関口:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS | 1'38.280 | 5.716 | 1.874 | 135.641 |
| ---- 以上基準タイム(130%- 2'00.657)予選通過 ---- |
- CarNo. 38は、2022岡山国際サーケット4輪レース一般競技規則書第6章第23条4.(走路外走行)により、当該周回のラップタイムを削除した。

- PP 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
-
「ここ数戦の流れから、ポールポジションを取れる雰囲気は感じていませんでした。昨日は大湯選手のデータを参考にセットアップをしました。大湯選手も3位に入り、チームの力が証明できたのは嬉しいです。なぜ、ポールポジション取れたのかは正直自分でも理解できていません」
- 2位 サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)
-
「正直驚いています。富士戦の後まったく新しいクルマになって、昨日のフリー走行も思うように走れませんでした。昨日の状況を考えると、フロントローが取れるとは思っていませんでした。クルマを造り直してくれたチームのメカニックに感謝します」
- 3位 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)
-
「昨日から調子は良かったです。サーキット入りしてから手応えを感じていて、チーム2台がここ(記者会見)に来られたことは良かったと思います。シーズン序盤は苦しい時期が続いていましたが、こういう結果になって嬉しいです。これからも常に上位にいられるよう頑張りたいと思います」
Text:Shigeru KITAMICHI

2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の予選が、8月20日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が復活の狼煙を上げるポールポジションを獲得した。
予報は曇りだが、サーキットは朝から日が差してかなり暑い。
今大会は、開幕の富士大会以来の2レース制。土曜日に第7戦の予選、決勝が、日曜日に第8戦の予選、決勝が行われる。
Q1 Aグループ
(笹原、平川、山下、宮田、大津、松下、阪口、大湯、佐藤、国本)
最初にアタックをかけたのは松下。1分31秒328と悪くはないタイムだ。続いて平川が1分31秒452をマークする。
しかし、その後、大津30秒958、大湯30秒840、笹原30秒719と、続々と30秒台を叩き出し、逆転チャンピオンを狙う平川は7位でQ1敗退という予想外の結果でAグループのQ1が終了した。
Q1 Bグループ
(野尻、関口、サッシャ、アレジ、牧野、坪井、山本、三宅、可夢偉、福住、大嶋)
前回の大クラッシュからマシンを修復して臨んだサッシャが最初にアタックをし1分31秒182をマーク。これを坪井が31秒090と僅かに逆転するも、王者野尻が30秒743とトップに躍り出る。
その後、牧野31秒081、関口31秒056と上位に食い込んでくるが、31秒を切ったのは野尻のみ。チーム無限がA、B両グループでトップを奪った。福住はトラブルか、アタックせずに終わってしまった。
Q2
Q1を突破した12台(野尻、笹原、山下、サッシャ、牧野、大津、関口、宮田、坪井、松下、山本、大湯)によるQ2は熾烈な戦いとなった。
搭載エンジンを見るとホンダ7台、トヨタ5台という内訳だ。
終了直前にアタックをかけるのはいつものことだが、Q1Aグループトップだった笹原が、位置取りをするなかで、最後のアタックに入る直前にチェッカーが出てしまうというミスを犯してしまう。
そんな波乱含みのQ2を制したのは何と、昨シーズンから不調に喘いでいた山本。1分30秒423と、2位サッシャを0.3秒差に退けるという見事な復活劇を見せた。
以下、大湯、野尻、牧野、坪井、山下、松下、宮田、関口、大津、笹原という結果となった。


Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/19) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 7 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | B | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'30.423 | - | - | 191.142 |
| 2 | 4 | B | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'30.739 | 0.316 | 0.316 | 190.476 |
| 3 | 65 | A | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'30.801 | 0.378 | 0.062 | 190.346 |
| 4 | 1 | B | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'30.813 | 0.390 | 0.012 | 190.321 |
| 5 | 5 | B | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'30.908 | 0.485 | 0.095 | 190.122 |
| 6 | 38 | B | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'30.915 | 0.492 | 0.007 | 190.107 |
| 7 | 3 | A | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'30.962 | 0.539 | 0.047 | 190.009 |
| 8 | 50 | A | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 1'31.033 | 0.610 | 0.071 | 189.861 |
| 9 | 37 | A | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'31.300 | 0.877 | 0.267 | 189.306 |
| 10 | 19 | B | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'31.459 | 1.036 | 0.159 | 188.976 |
| 11 | 6 | A | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'31.679 | 1.256 | 0.220 | 188.523 |
| 12 | 15 | A | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 2'04.157 | 33.734 | 32.478 | 139.208 |
FSJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 ジャパンチャレンジ第4戦 Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | № | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 34 | 清水 啓伸 | Drago CORSE MYST KK-S2 | 1'39.236 | - | - | 134.334 |
| 2 | 12 | 小川 涼介 | M2 KK-SII MYST KK-S2 | 1'39.747 | 0.511 | 0.511 | 133.646 |
| 3 | 1 | 元山 泰成 | Ecotech Racing MYST KK-S2 | 1'39.770 | 0.534 | 0.023 | 133.615 |
| 4 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 1'39.863 | 0.627 | 0.093 | 133.491 |
| 5 | 19 | 松田 大輝 | K-TACK MYST KK-SII MYST KK-S2 | 1'40.119 | 0.883 | 0.256 | 133.150 |
| 6 | 21 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 1'40.374 | 1.138 | 0.255 | 132.811 |
| 7 | 81 | 妹尾 俊郎 | SSEC☆KRS☆10V TOKYO R&D RD10V | 1'40.483 | 1.247 | 0.109 | 132.667 |
| 8 | 97 | 益田 富雄 | KMTSミストKKSII MYST KK-S2 | 1'40.764 | 1.528 | 0.281 | 132.297 |
| 9 | 51 | 永原 蒼翔 | ピットワークながはらLBJ MYST KK-S2 | 1'40.866 | 1.630 | 0.102 | 132.163 |
| 10 | *86 | 吉川 宗洋 | CF亜衣☆ MYST KK-S2 | 1'41.165 | 1.929 | 0.299 | 131.773 |
| 11 | 57 | 東 慎之介 | セルモグループORM/MYST MYST KK-S2 | 1'41.467 | 2.231 | 0.302 | 131.381 |
| 12 | 71 | 林 寛樹 | 全開レーシング真不同MURB遊技闘速 MYST KK-S2 | 1'42.638 | 3.402 | 1.171 | 129.882 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'09.460)予選通過 ---- |
- CarNo. 86は、2022岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第8章第41条1.(ピットレーン速度違反)により、Race1を2グリッド降格とする。
■Aグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 7 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN BINGO SF19 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'30.719 | - | - | 190.518 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'30.840 | 0.121 | 0.121 | 190.264 |
| 3 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO DANDELION M6Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'30.958 | 0.239 | 0.118 | 190.017 |
| 4 | 50 | 松下 信治 | BYOUBUGAURA B-MAX SF19 B-MAX Racing Team HondaM-TEC HR-417E | 1'31.328 | 0.609 | 0.370 | 189.248 |
| 5 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'31.419 | 0.700 | 0.091 | 189.059 |
| 6 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'31.439 | 0.720 | 0.020 | 189.018 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTATRD01F | 1'31.452 | 0.733 | 0.013 | 188.991 |
| 8 | 53 | 佐藤 蓮 | Red Bull TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH HondaM-TEC HR-417E | 1'31.522 | 0.803 | 0.070 | 188.846 |
| 9 | 18 | 国本 雄資 | Kids com KCMG Elyse SF19 KCMG TOYOTATRD 01F | 1'31.640 | 0.921 | 0.118 | 188.603 |
| 10 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'32.328 | 1.609 | 0.688 | 187.198 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'37.069)予選通過 ---- |
■Bグループ
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 7 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN MOTUL SF19 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E | 1'30.743 | - | - | 190.468 |
| 2 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL SF19 carenex TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F | 1'31.056 | 0.313 | 0.313 | 189.813 |
| 3 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'31.081 | 0.338 | 0.025 | 189.761 |
| 4 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING SF19 P.MU/CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F | 1'31.090 | 0.347 | 0.009 | 189.742 |
| 5 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | REALIZE Corporation KONDO SF19 KONDO RACING TOYOTATRD 01F | 1'31.182 | 0.439 | 0.092 | 189.551 |
| 6 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E | 1'31.254 | 0.511 | 0.072 | 189.401 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF19 KCMG TOYOTATRD 01F | 1'31.494 | 0.751 | 0.240 | 188.904 |
| 8 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH G01 SF19 TEAM GOH HondaM-TEC HR-417E | 1'31.525 | 0.782 | 0.031 | 188.840 |
| 9 | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TOM'S SF19 Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F | 1'31.658 | 0.915 | 0.133 | 188.566 |
| 10 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF19 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F | 1'32.218 | 1.475 | 0.560 | 187.421 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'37.095)予選通過 ---- |
| 11 | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE SF19 ThreeBond Drago CORSE HondaM-TEC HR-417E | 2'14.094 | 43.351 | 41.876 | 128.892 |

TCRJサンデーシリーズは20日、モビリティリゾートもてぎで公式予選を行い猪爪杏奈(DOME RACING)がポールポジションを獲得した。
公式予選はサタデーシリーズで赤旗が出たため、25分遅れの午前8時50分より15分間で行われた。通常、サンデーシリーズは日曜日午前に公式予選が行われるが、スーパーフォーミュラが土日2連戦のため変則的なスケジュールとなっている。
予選は序盤にMototino(55MOTO RACING)が2分1秒872とサタデーシリーズのポールタイムを上回り、いきなりトップに立つ。
これを更新してきたのがHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)で2分1秒670でトップに浮上。さらに猪爪杏奈(DOME RACING)がこれを上回り1秒375でトップに。さらにサタデーシリーズポールの加藤正将(Audi Team Mars)が1秒659で2位に浮上した。
予選はこのまま終了。ポールポジションは猪爪が獲得した。加藤が2位に付け、3位がHIROBON。Motorinoは4位で予選を終えた。
鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が5位に、塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')が6位で続いている。
決勝レースは明日21日、午後0時40分より23分+1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801379km
| Pos | № | Driver | Maker Model Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 98 | 猪爪 杏奈 | Honda CIVIC TCR DOME RACING | 2'01.375 | - | - | 142.410 |
| 2 | 65 | 加藤 正将 | Audi RS3 LMS Audi Team Mars | 2'01.659 | 0.284 | 0.284 | 142.077 |
| 3 | 19 | HIROBON | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 2'01.670 | 0.295 | 0.011 | 142.064 |
| 4 | 55 | Mototino | Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING | 2'01.872 | 0.497 | 0.202 | 141.829 |
| 5 | 17 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 2'02.065 | 0.690 | 0.193 | 141.605 |
| 6 | 62 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' | 2'02.406 | 1.031 | 0.341 | 141.210 |
| 7 | 24 | 滝川 聡 | Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA | 2'05.328 | 3.953 | 2.922 | 137.918 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'13.512)予選通過 ---- |
| - | 73 | 西澤 誠剛 | Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 2'15.832 | 14.457 | 10.504 | 127.253 |
| - | 88 | 梅田 真祐 | Alfa Romeo GIULIETTA TCR J'S TECHCEN GIULIETTA TCR | D.N.S | - | - | - |

TCRJサタデーシリーズは20日、モビリティリゾートもてぎで第4戦の公式予選を行い加藤正将(Audi Team Mars)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前8時より始まった。開幕戦に参加していた梅田真祐(J'S TECHCEN GIULIETTA TCR)が復帰したため参加台数は9台となった。また、73号車には大蔵峰樹に代わって西澤誠剛(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)がエントリーしている。
開始早々、梅田が2コーナー立ち上がりでクラッシュしてコース上に止まったため赤旗が提示される。車両回収とガードレール修復のためセッションは中断され、8時30分より残り9分12秒で再開された。
再開後、トップに立ったのは2分2秒135で加藤正将(Audi Team Mars)。2位にHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が2秒145、3位に猪爪杏奈(DOME RACING)が2秒174と僅差で続く。
残り時間も少なく、結局上位3人はタイム更新ならず、加藤のポールポジションが確定した。
4位には西澤誠剛(M-PROTOTYPING Team STILE CORSE)が2分2秒328とトップ3に迫るタイムで付け、5位に塩谷烈州(全薬工業with TEAM G/MOTION')が、6位に鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が続いた。
決勝レースは本日20日、午後0時40分より23分+1周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801379km
| Pos | № | Driver | Maker Model Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 65 | 加藤 正将 | Audi RS3 LMS Audi Team Mars | 2'02.135 | - | - | 141.523 |
| 2 | 19 | HIROBON | CUPRA TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 2'02.145 | 0.010 | 0.010 | 141.512 |
| 3 | 98 | 猪爪 杏奈 | Honda CIVIC TCR DOME RACING | 2'02.174 | 0.039 | 0.029 | 141.478 |
| 4 | 73 | 西澤 誠剛 | Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR M-PROTOTYPING Team STILE CORSE | 2'02.328 | 0.193 | 0.154 | 141.300 |
| 5 | 62 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with TEAM G/MOTION' | 2'03.049 | 0.914 | 0.721 | 140.472 |
| 6 | 17 | 鈴木 建自 | Audi RS3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 2'03.453 | 1.318 | 0.404 | 140.013 |
| 7 | 55 | Mototino | Honda CIVIC TCR 55MOTO RACING | 2'03.494 | 1.359 | 0.041 | 139.966 |
| 8 | 24 | 滝川 聡 | Audi RS3 LMS TEAM MOTOYAMA | 2'06.959 | 4.824 | 3.465 | 136.146 |
| 9 | 88 | 梅田 真祐 | Alfa Romeo GIULIETTA TCR J'S TECHCEN GIULIETTA TCR | 2'07.364 | 5.229 | 0.405 | 135.713 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'14.348)予選通過 ---- |

2022年のSUPER GT第4戦は、8月7日~8日に富士スピードウェイで開催された「FUJIMAKI GROUP 富士GT100LAP RACE」前戦鈴鹿ラウンドから2ヶ月のインターバルを経て、450kmの長丁場のレースが再び繰り広げられることとなっていた。
富士ラウンドに先んじて、チームは、6/29に岡山国際サーキットにて行われたアドヴィックス様のテストに参加し、キャリパーとブレーキパッドのテストを行う機会を得た。
5月末に行われた第3戦鈴鹿では、リアの荷重をグリップ力に変えるセットアップの方向性が間違っていなかったにもかかわらず、リアタイヤをブロウさせてしまい、思うようなレースができなかったArnage Racing。そこでチームは、リアタイヤに極端な荷重が乗る状態を避けて、荷重の乗り方をコントロールする方向性を模索。タイヤへの入力を逃してソフトにすることでタイヤを守る方法が有益なのではという仮説のもと、バネ、ダンパーのセットアップを変更して岡山のスポーツ走行に臨んだ。
その結果、サスペンションの対策は功を奏し、マシンの動きが格段に良くなったことを確認することができた。またブレーキ関係のテストも良好な結果が見えて、テストは非常に意義あるものとなり、ようやくレースに向けての好材料が揃い始めた。
富士ラウンドまでのインターバルの間に、ガレージでは、岡山テストで得た結果をもとに富士仕様のセッティングが投入された。また、この2ヶ月のインターバルの間に、エンジンもオーバーホールが完了して再装着され、100LAPの長丁場に向けて、準備が整って行った。
<8/6 公式練習>
7月末から日本中が猛暑に見舞われ、ガレージのある四日市でも連日35度を超える猛暑日が続いていたが、チームがサーキット入りした金曜日の富士スピードウェイは、曇って肌寒く、公式練習の行われる土曜日の朝は、深い霧に覆われ、霧雨の降る生憎のコンディション。
9時からの公式練習も、WET宣言からのスタートとなった。Arnage Racingは、まず阪口選手をコースに出してマシンのチェックを行い、続いて加納選手もコースにでて、問題がないことを確認した。
岡山でのテスト走行に参加した両選手は、テスト時にマシンのフィーリングが格段に向上していることを確認しており、この富士スピードウェイに於いても同様に好感触であるとのコメントを得た。そこでチームは、岡山の走行に参加しなかった第3ドライバーの末廣武士選手をコースに出して、チェックさせた。
第2戦富士450kmレースに続いて、第3ドライバーとしてMC86をドライブする末廣選手からも、前回の富士ラウンドに比べてマシンの状態が格段に良くなっており、前後のバランスが改善されて乗りやすくなっているというコメントを得ることができた。
そのほか、タイヤテストも行われた。今回の富士ラウンドには、鈴鹿で使用したハード目のタイヤと、もう1段階硬めのタイヤが準備されており、チームは阪口選手に両方のタイヤをチェックさせた。その結果、どちらのタイヤもコンディションに合わせて十分に使用できることがわかった。
その後行われたFCY訓練と、3年ぶりとなるサーキットサファリの時間を利用して、末廣選手と加納選手がコースに出て、さらなるを慣熟をおこなってマシンへの理解を深めた。
<8/6 公式予選>
午後3時から行われた公式予選では、Arnage RacingはB組から出走。今大会でもQ1を担当する阪口選手が開始と同時にコースインした。阪口選手は、ライバルマシンの状況を見ながら慎重にタイヤに熱を入れ、タイミングを見計らって、6Lap目に1’36.589を叩き出し、惜しくも1番手の11号車石川選手とは0.01秒の僅差であったが、2番手でQ1を突破することができた。
Q1の後、阪口選手よりブレーキング時にフロントが少し跳ねるとのコメントがあったため、チームはQ2までのインターバルに、サスペンションにストロークを持たせてバタつきを抑える対策を入れることにし、メカニックが時間ギリギリまで作業を行った。
15時55分、予定より2分遅れで行われたQ2は、並み居る強豪の中、スーパーGT初予選となる末廣選手が担当。末廣選手は「探り探りの失敗だらけ」のアタックと言いながらも、ラストラップで1’36.906をマーク、12番手につける大健闘を見せた。
今シーズン最高位からの決勝スタートとなり、意気揚がるチームは暗くなるまでピット練習に勤しんだ。ところが、決勝に向けてのメンテナンス中、ハブベアリングにガタが出ていることが発覚。メカニックがハブを外してみたところ、ベアリングが完全に破損しており、このままでは翌日の決勝を戦うことはできないことが判明した。幸いチームには中古のベアリングの手持ちがあったため、急遽ベアリングの打ち換えをすることになり、チームは夜遅くまでピットに残って、翌日の決勝に備えて作業を行なった。
<8/7 決勝>
決勝が行われる日曜日も、前日と同じような曇天に霧の立ち込める朝となったが、幸い次第に霧は晴れ、青空から太陽の覗く、少し蒸し暑い夏らしい陽気となった。
前夜のハブベアリングのトラブルは、無事交換完了して解決し、チームは決勝の時を待っていた。
夏らしいドライコンディションにはなっていたが、天気予報では午後に多少の降雨があることも予想されている。決勝前のウォームアップ走行では、3選手がそれぞれコースインしてレース前のチェック走行を行い、問題がないことを確認した。
ところが、マシンがグリッドに向かうタイミングでバラバラと雨が降り始めて、ピットには一瞬緊張が走り、チームは急遽グリッドにレインタイヤを持ち込んだ。しかし、レインタイヤの出番はなく、グリッドウォークが終わる頃には青空が見え始めて、3シーズンぶりのパレードラップから、フォーメーションラップが2周する頃にはすっかりドライコンディションとなった。
富士100LAP RACEのスタート、第一スティントを担当するのは阪口選手で、12番グリッドから450km先のチェッカー目指してレースを開始した。
阪口選手はスタート直後に順位を落としたが、やがて、トラブルにより脱落していくライバルマシンを尻目に、好走を展開する。
阪口選手は、15LAP目には7号車を抜き去り、さらに23LAP目には56号車をテイクオーバー、ルーティンピットをこなすチームも出始めたため、見かけ上の順位は更に上がって、6番手に浮上していた。
気温32℃、路面温度40℃と厳しいコンディションの中、阪口選手はプッシュを続け、上位チームが徐々にタイムを落とす中、スティントが後半に差し掛かっても1分39秒台を何度もマークするなど激走を見せていた。
チームは第1スティントを40LAPと見定めていたが、以降のスティントへの負担を考慮して好走を続ける阪口選手を更に4LAPほど引っ張り、300クラスのチームの中で最後、44LAPでマシンを呼び戻してドライバー交替。メカニックの迅速なピットワークで、タイヤを4輪とも交換して給油を行い、第2スティントの末廣選手が10番手でコースに復帰した。
末廣選手は、燃料の重いスティント前半はペースを抑え、タイヤをマネジメントするクレバーな走りを見せていたが、スティント後半、燃料を消費したマシンが軽くなると、ペースを上げて1分39秒台をキープする走りを展開。2回目のルーティンピットをこなすチームも出る中、見かけ上の順位は再びトップとなった。
末廣選手はスティントの終盤70LAPで、決勝ベストとなる1‘39.046をマーク、プッシュを続けていた。チームは無線で、末廣選手から、タイヤがまだまだ走行に耐えうるとの報告を受け、次のピットインでのタイヤ無交換を決断。末廣選手を75LAPまで引っ張って、加納選手と交替するためにピットへ呼び戻した。
8番手でコースに戻った加納選手は、レースを開始。ライバルマシンがトラブルのために順位を落とす中、79LAP目に6番手にまでポジションアップ、1分39秒台を連発する激走を披露した。加納選手の背後からは名手J.P.オリヴェイラ選手が猛追をかけている。残り周回数は、もうあとわずか数LAP、2台のマシンは激しいバトルを繰り広げながら6番手争いを展開した。
しかし、チェッカー目前、惜しくも敗れ、加納選手は7位でチェッカーを受けた。とはいえ、Arnage Racingはシングルポジションでのフィニッシュを遂げ、ドライバーズポイントも獲得することができた。また、チームポイントも、7ポイントと、願ってもない好成績を収めることができた。








Arnage Racing
日本自動車連盟(JAF)は8日、2023年の国際格式レースのカレンダーについてモータースポーツ審議会の審議を経て、国際自動車連盟(FIA)に申請した内容を公示した。
国内で開催されるスーパーフォーミュラ選手権とスーパーGTは以下のとおりだが、今シーズンと日程はほとんど変わっていない。この後FIAで審査されるが、他カテゴリーとの調整もあり、正式に決定するのは年明けになりそうだ。
■SUPER FORMULA
| Round | Date | Circuit |
| 1 | 4/7~9 | 富士スピードウェイ |
| 2 | 4/21~23 | 鈴鹿サーキット |
| 3 | 5/19~21 | オートポリス |
| 4 | 6/16~18 | スポーツランドSUGO |
| 5 | 7/14~16 | 富士スピードウェイ |
| 6 | 8/18~20 | モビリティリゾートもてぎ |
| 7 | 10/27~29 | 鈴鹿サーキット |
■SUPER GT
| Round | Date | Circuit |
| 1 | 4/14~16 | 岡山国際サーキット |
| 2 | 5/2~4 | 富士スピードウェイ |
| 3 | 6/2~4 | 鈴鹿サーキット |
| 4 | 8/4~6 | 富士スピードウェイ |
| 5 | 8/25~27 | 鈴鹿サーキット |
| 6 | 9/8~10 | スポーツランドSUGO |
| 7 | 9/29~10/1 | オートポリス |
| 8 | 11/3~5 | モビリティリゾートもてぎ |
Text: Yoshinori OHNISHI

優勝会見:両クラスのウィナー
GT500クラス優勝 No. 37 KeePer TOM'S GR Supra
- サッシャ・フェネストラズ(TGR TEAM KeePer TOM'S)
- 「トムスが素晴らしい仕事をしてくれたので、素晴らしい週末になりました。今シーズンは苦しんで痛麺もありましたが、今は最高に嬉しいです。僕が第1スティントを担当しましたが、最初は雨が降ったりして、考えることがいっぱいありましたが、第2スティント、第3スティントを担当した宮田選手が素晴らしい走りをしてくれました。ヨコハマタイヤがすごく強くて、特に24号車は手強かったです。2周目に1台抜いて2位に上がり、そのまま24号車を抜いていきたかったんですが、落ち着いて、自分の一番いいタイミングを測って抑えていました。そのあといいタイミングで宮田選手にバトンを渡したらいい走りをしてくれました。これが僕たちの初めての勝利なのでとても嬉しく思っています」
- 宮田莉朋(TGR TEAM KeePer TOM'S)
-
「鈴鹿大会が終わってから全くテストがなく、チームやサッシャとともに、どんな気候でどんなコンディションになるかをずっと考えながらセットアップやタイヤの選択を進めてきました。テストができない状況は難しかったですが、結果としてそれで予選、決勝を共に戦えたということはすごく嬉しいです。またレースウィークを迎える直前にサッシャ選手が誕生日を迎えて、僕は明後日が誕生日なんですけど、そういう意味でも勝って誕生日パーティーをお祝いできるくらいのレースにしようね、とレースウィークに入る前にサッシャと話したりしていましたが、その通りになって良かったです」
「第2スティントはすごくきつかったです。コース上で追い抜くのは難しかったので、ピットストップの時間を短縮しようと自分の中で考えながらいろんなことを努力していました。ですから本当にきつかったんですけど、それが第3スティントにしっかり現れて、後ろを引き離すことができました。コース上で抜くのが厳しい中でもスピードをしっかり表現できたという面では、僕らの努力に結果がついてきました。チームの皆さんもこの状況下で素晴らしいピット作業をしてくれたからこそ、この1勝があります。僕らスーパーGTで最年少のペアですけど、底力を発揮できたんじゃないかなと思います」
GT300クラス優勝 No. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT
- 井口卓人(R&D SPORT)
- 「このサーキットに入ったときは、まさかこの場(優勝会見)に来られるとは思ってなかったので、ちょっと驚いてるんですけども。まずは山内選手がこの富士で100レースを迎えるという、記念すべき大会でもありましたが、その中でダンロップさんがBRZに合う、非常に強いタイヤをチョイスしてくれたことが勝利につながったんじゃないかなと思います。あとやはり最後は山内選手の気迫あふれる走り。100戦を祝う最高のレースになったんじゃないかなと思いますので、本当に最高な1日でした」
- 山内英輝(R&D SPORT)
- 「戦略的にも、タイヤのパフォーマンス的にも、みんなのおかげで勝てたレースだなと、走ってる時に、クルマのフォーリングだったりタイヤのフィーリングからすごく感じました。常にクルマの状態が良かったので自信はあったんですけど、ストレートが伸びない中でどう戦うかというのが僕たちの課題でした。それをうまくカバーできるクルマのパフォーマンスだったんじゃないかなと思います。井口選手が言われたように今回100戦目で、スバルファンシートの皆さんに記念のリストバンドを、感謝の気持ちを込めて配りました。本当はピットウォークでもお配りしたかったんですが、今はできないので。そうした思いをしっかり形にできたなと。そうした皆さんの気持ちがあったからこそ最後まで走れたと思うので本当に感謝しています」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO