SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 1'27.129 | - | - | 153.053 |
| 2 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 1'27.443 | 0.314 | 0.314 | 152.503 |
| 3 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'27.915 | 0.786 | 0.472 | 151.684 |
| 4 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 1'28.076 | 0.947 | 0.161 | 151.407 |
| 5 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 1'28.226 | 1.097 | 0.150 | 151.150 |
| 6 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 1'28.452 | 1.323 | 0.226 | 150.763 |
| 7 | 72 | G | 2 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'28.608 | 1.479 | 0.156 | 150.498 |
| 8 | 62 | G | 1 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with G/MOTION' | 1'28.891 | 1.762 | 0.283 | 150.019 |
| 9 | 19 | G | 3 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'28.899 | 1.770 | 0.008 | 150.005 |
| 10 | 23 | G | 4 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.056 | 1.927 | 0.157 | 149.741 |
| 11 | 24 | G | 5 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.572 | 2.443 | 0.516 | 148.878 |
| 12 | 190 | G | 6 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'29.971 | 2.842 | 0.399 | 148.218 |
| 13 | 55 | G | 7 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 1'30.829 | 3.700 | 0.858 | 146.818 |
| 14 | 10 | G | 8 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 1'31.247 | 4.118 | 0.418 | 146.145 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'33.228)予選通過 ---- |
| - | 7 | G | - | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 1'35.254 | 8.125 | 4.007 | 139.997 |
TCRJサタデーシリーズは22日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、予選3位の密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)がスタートでトップに立つと後続を押さえきり優勝した。ジェントルマンクラスはユーク・タニグチが優勝した。
第2戦決勝は午後16時35分にフォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)はスタートをミス。素晴らしいスタートを切ったのは予選2位でジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)だったが1コーナーでいきおい余ってスピン。大きく後退してしまう。これでトップに立ったのは予選3位の密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)。2位にはマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)が続き、篠原は3位に落ちた。
篠原はすかさず2周目にホーソンをパスして2位に上がると密山を追う。この密山と篠原のトップ争いはレース終盤まで、後続を引き離しながら0秒5前後の差で接近戦を演じる。
しかしここSUGOでは抜きどころがなく、ベテランの密山が若手の篠原を終始押さえきり、今季初優勝を飾った。2位は篠原。
3位にはホーソンが入り、4位は松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)が入った。
。5位にはジェントルマンクラスは総合5位の優勝のユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR)が優勝。2位にはHIROBONが入り、3位には2度のスピンからトップと遜色ないタイムで追い上げた前嶋が入った。
サンデーシリーズ第2戦は明日23日、午後4時35分から23分+1周のレースとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 17 | 25'42.585 |
| 2 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 17 | 0.717 |
| 3 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 17 | 11.486 |
| 4 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 17 | 15.431 |
| 5 | 72 | G | 1 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 17 | 17.342 |
| 6 | 19 | G | 2 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 17 | 20.049 |
| 7 | 33 | G | 3 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 17 | 24.257 |
| 8 | 62 | G | 4 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR TEAM G/MOTION' | 17 | 32.220 |
| 9 | 23 | G | 5 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 17 | 32.705 |
| 10 | 190 | G | 6 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 17 | 33.789 |
| 11 | 24 | G | 7 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 17 | 34.353 |
| 12 | 55 | G | 8 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 17 | 52.029 |
| 13 | 7 | G | 9 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 16 | 1Lap |
| 14 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 15 | 2Laps |
| 15 | 10 | G | 10 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 15 | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi RS 3 LMS) 1'29.105 (2/17) 149.659km/h
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 1'27.536 | - | - | 152.341 |
| 2 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 1'27.819 | 0.283 | 0.283 | 151.850 |
| 3 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 1'28.327 | 0.791 | 0.508 | 150.977 |
| 4 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 1'28.401 | 0.865 | 0.074 | 150.850 |
| 5 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'28.403 | 0.867 | 0.002 | 150.847 |
| 6 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 1'28.539 | 1.003 | 0.136 | 150.615 |
| 7 | 72 | G | 2 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'29.050 | 1.514 | 0.511 | 149.751 |
| 8 | 19 | G | 3 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'29.094 | 1.558 | 0.044 | 149.677 |
| 9 | 23 | G | 4 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.134 | 1.598 | 0.040 | 149.610 |
| 10 | 62 | G | 5 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR TEAM G/MOTION' | 1'29.152 | 1.616 | 0.018 | 149.580 |
| 11 | 190 | G | 6 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'29.489 | 1.953 | 0.337 | 149.016 |
| 12 | 24 | G | 7 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.874 | 2.338 | 0.385 | 148.378 |
| 13 | 10 | G | 8 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 1'30.598 | 3.062 | 0.724 | 147.192 |
| 14 | 55 | G | 9 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 1'31.119 | 3.583 | 0.521 | 146.351 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'33.664)予選通過 ---- |
| - | 7 | G | - | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 1'34.911 | 7.375 | 3.792 | 140.503 |

6月15日と16日の二日間にかけ開催されるS-FJオートポリスシリーズ第2戦・第3戦。今年から全国で転戦するジャパンチャレンジ第2回戦でもある。(第1回戦は筑波)
土曜日の第2戦は、朝から雨と霧が立ちこめるオートポリスウェザー。レース進行の遅れが懸念されたが、直前に霧が晴れた為、オンタイムで予選が開催された。
予選でトップタイムを叩き出したのは遠征組で昨年のシリーズチャンピオンの荒川麟(Drago CORSE 10V)。雨は得意な方だと語る荒川は、2番手のチームメイト下野璃央Drago CORSE 10V)にコンマ8秒の差を付けポールポジションを獲得。
下野は「赤旗が出てアタックする周回が少なくなってしまって……」と悔しさを滲ませたが、初めてのオートポリスでフロントローにつけた。
3番手に現在鈴鹿シリーズに参戦中の吉元陵(安藤商会オートパンサーNEO鹿児島ED)、4番手に篠田義仁(イワモトレーシング制動屋シノジュウ)、5番手に第1戦チャンピオンの益田富雄(KMTS RTミストKKSⅡ)、6番手にはオートポリスを走るのは数年ぶりと語る吉田宣弘(G Yoshida☆KKS)が続いた。
決勝前には小康状態だった雨も、決勝スタート進行と共に雨脚が強くなりはじめ、波乱のレースが予想された。決勝、ブラックアウトと同時にスタートを決めた荒川に対しフロントローの下野はスタートで出遅れ6番手にドロップしてしまう。
序盤、下野と入れ替わる形で吉元が2番手に付け、篠田、吉田、益田、下野とレースを形成。
中盤では、荒川は降りしきる雨の中プッシュし続け後方との差を徐々に広げ、2位の吉元も単独走行という展開。一方で6番手まで沈んでいた下野であったが4番手まで浮上。吉田と下野の激しい攻防戦が繰り広げられたが、8周目の第2ヘアピンで双方ともスピンを喫し、吉田は順位を落とした代わりに篠田が3位に浮上。下野はそのまま自走でピットへと戻りリタイアとなった。
スタートから誰にもトップを明け渡すことがなかった荒川は、2位と16秒もの大差を付け、雨の降りしきるオートポリスシリーズ第2戦をポール・トゥ・ウインで勝利した。
Text & Photo: Koji IKEDA
Photo: Katsuhiko KOBAYSSHI

■第3戦に向けての大きな収穫
開幕戦の雨の決勝、2年目の大井くんはギリギリ攻防で10位ポイント獲得、1年目の三澤くんはチームメイト同士の接触もあり11位、速さも強さも感じられない開幕戦でした。
第2戦への準備のために練習走行をおこないましたが、第2戦のレースウィークの走り始めからトップ勢とのタイム差は2秒あり、状況は変わっていませんでした。
2人に共通して言えるのが、”欲”を感じない。何かをこうしたい、何かをこうかえたいという、向上心の欲求が少ないように感じました。彼らが悪いのではなく、この世代の特徴なのかなと思いました。確かに昨年までヴィッツを戦っていた廣島くんも勝木くんも同じで最初は何を考えているのかが分かりませんでしたが、2年目に速さと自信を掴み、"勝ちたい"という欲求が前に出るようになり、AVANTECHレーシングは全戦表彰台獲得が出来ました。

第2戦の決勝レースはチームメイト同士の白熱するバトルで、何度も抜きつ抜かれつの攻防がありました。接触だけは絶対にするなと伝えていたので、その部分は守ってくれましたが、チームとしては冷や冷やするレース展開でした。バトルをしていることで前と離され、結果としては45台中三澤くん12位大井くん13位でしたが、チームメイト同士でお互いに"負けたくない"と思う"欲"が生まれたと感じました。
2年計画で若手育成をおこなう中で、レースも練習だと思っています。2人ともまだまだ経験が浅く、学ばなければいけないことばかりで、特に予選1周の集中力と状況判断が欠けています。2ヶ月後の第3戦岡山までに、この2か所を克服出来るようにします。
悔しい思いを忘れず、第3戦までの練習に励んでもらいたいです。応援宜しくお願い致します。
- ヴィッツ関西シリーズ
- 開催場所: 鈴鹿サーキット
- チーム名称: AVANTECH Racing Team
- チーム代表者: 高崎保浩
- チーム監督: 長屋宏和
- ドライビングアドバイザー: 佐藤公哉
- チーフメカニック: 永原達也
- メンテナンスガレージ: Garage N
- ドライバー: #456大井偉史・#242三澤拓真
- カメラマン: 川村浩之カメラマン・澤田卓司カメラマン・佐々木純也カメラマン
AVANTECH Racing Team
2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の決勝が5月19日、大分県のオートポリスで行われた。優勝は#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)。なんと予選16位からの大逆転勝利だった。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:土曜日2,450人/日曜日3,700人/大会総入場者数6,150人)
第2戦決勝はスタート前から荒れていた。統一規則書第27条7項を巡り、赤旗原因となった4人のドライバーがノータイムという裁定が競技団から出されたためだ。そのため、本来なら決勝スタートの1時間30分前までに発表されなければならない(統一規則第29条3項)はずのスターティンググリッドが午後1時24分に漸く出されるというあり得ない状況になった。。
レースは午後2時にスタート。心配された雨は上がり、ドライコンディションでの戦いとなった。
ここでソフトタイヤを選択したのがポールの#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)と2番手スタートの#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、#17塚越広大(REAL SF19)、#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)、#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、そして関口の6名。レースがスタートすると1周目に#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、#3山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)、#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)、#8大嶋和也(UOMO SUNOCO SF19)がピットインしてミディアムタイヤからソフトに変更。この一連の動きがレース展開を大きく左右することになった。
スタートでトップに立ったのは国本。2位に坪井、3位に#5福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)が続くが、2周目の第3コーナーで#15ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19)がスピンしたために早くもセーフティーカーが導入されることになり、タイヤ交換組のビハインドが一気に帳消しとなってしまったうえ、2位の坪井、3位の福住をはじめとする9台が2周目にピットに入ったため1周目にピットインしたドライバーたちは上位に浮上することに成功する。
また坪井、塚越以外のソフトタイヤ勢はステイアウト。コースにとどまりリスタート後にリードを広げる作戦をとった。
これにより3周終了時点でソフトタイヤスタートの関口は2位に浮上、3位に牧野がつけ、1周目でピットインした石浦も4位に浮上、以下5位に坪井、6位に山下、7位大嶋、8位に山本という状況になった。
レースは8周目にリスタート。13周目に関口が1コーナーで国本をアウトから抜いてトップに立ち、そこから一気にペースを上げて後続を突き放しにかかる。牧野も25周目に国本を捉え、2位に浮上した。
その後方では山本が次第に順位を上げ、23周目に石浦を抜き去ってタイヤ交換組の最上位に浮上したが、関口は山本を1周あたり2秒近く上回るハイペースでギャップを広げ、40周目にピットイン、見事山本の前でコースに復帰すると、50周目に牧野がタイヤ交換を行なったことで再びトップに浮上した。
その後も関口は山本を全く寄せ付けない走りで54周を走りきり、今季初勝利をものにする。2位は山本。3位には大嶋が入った。
ポールの国本は牧野と同じ50周目までピットインを引き延ばしたが、中盤に順位を落としたことが響き、結局16位でレースを終えている。
次戦の舞台はスポーツランドSUGO。6月23日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2019/05/19) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 2 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 1:30'29.891 |
| 2 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 54 | 3.633 |
| 3 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 7.374 |
| 4 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 54 | 17.594 |
| 5 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 54 | 18.739 |
| 6 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 54 | 29.782 |
| 7 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 30.774 |
| 8 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 32.443 |
| 9 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 34.058 |
| 10 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 34.577 |
| 11 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 54 | 35.479 |
| 12 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 38.130 |
| 13 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 38.287 |
| 14 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 48.610 |
| 15 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 54 | 56.082 |
| 16 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 54 | 1'07.508 |
| 17 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 53 | 1Lap |
| 18 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 53 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 48Laps)完走 ---- |
| - | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1 | 53Laps |
| - | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 0 | 54Laps |
- Fastest Lap: CarNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19) 1'30.777 (14/54) 185.360km/h
2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の公式予選が5月19日、大分県のオートポリスで行われた。3度の赤旗中断が入る荒れた展開の中、早めにタイムを出しに行った#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)の読みが当たり、2017年以来のポールポジションを獲得した。
18日に予定されていた公式予選は雨のためキャンセルとなり、当初フリー走行を実施する予定だった19日朝に順延となった。しかしこの日のオートポリスも強い雨と風に晒され、20人のドライバーは厳しいコンディションの中での走行を強いられた。
開始時刻は8時45分。しかし始まって10分もしないうちに#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)が第2ヘアピン手前でコースを飛び出し、タイヤバリアに前から突っ込んでしまう。続いて#7アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19)も同じ場所でコースオフし、こちらはリヤ周りに大きなダメージを負ってしまった。これによりポストからは最初の赤旗が提示された。
予選は終了時刻を9時30分に延長して9時12分に一旦再開したが、すぐに#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が第3コーナーで飛び出してしまい、2度目の赤旗中断に。20号車の回収を待って9時21分に再びコースオープンとなったものの、直後に#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)が最終コーナーで飛び出したため、3度目の赤旗が出され、結局この時点の順位を以って予選終了が
競技団から宣言された。結局このわずかな時間の合間に押さえのタイムを出した選手が上位に連なる結果となった。
トップタイムを記録したのは#4国本。コンドーレーシングのピットは出口から数えて2番目に位置していたため、いち早くコースインすることでクリアラップを得ることに成功。最初の1、2周で記録したタイムがそのまま予選順位に採用されることになった。2位にはルーキーの#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)が続いた。坪井も予選が荒れることを予想して早めのアタックを心がけたというが、最初の赤旗中断の際に記録されたタイムが不採用となったことを悔やむ。3位には#5福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がつけた。
第2戦決勝は午後2時より54周の予定だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2019/05/19) Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2019 SUPER FORMULA Round 2 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'47.602 | - | - | 156.376 |
| 2 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'47.877 | 0.275 | 0.275 | 155.978 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'48.059 | 0.457 | 0.182 | 155.715 |
| 4 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'49.331 | 1.729 | 1.272 | 153.903 |
| 5 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'49.463 | 1.861 | 0.132 | 153.718 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'50.036 | 2.434 | 0.573 | 152.917 |
| 7 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'50.273 | 2.671 | 0.237 | 152.589 |
| 8 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'50.329 | 2.727 | 0.056 | 152.511 |
| 9 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'50.700 | 3.098 | 0.371 | 152.000 |
| 10 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'51.169 | 3.567 | 0.396 | 151.359 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'53.200 | 5.598 | 2.031 | 148.643 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'55.134)予選通過 ---- |
| - | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'57.301 | 9.699 | 2.066 | 143.446 |
| - | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'57.618 | 10.016 | 0.317 | 143.060 |
| - | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'59.909 | 12.307 | 2.291 | 140.326 |
| - | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 2'00.399 | 12.797 | 0.490 | 139.755 |
| - | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 2'05.569 | 17.967 | 2.089 | 134.001 |
| - | *1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | deleted | - | - | - |
| - | *7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | deleted | - | - | - |
| - | *20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | deleted | - | - | - |
| - | *51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | deleted | - | - | - |
- CarNo.1,7,20,51は、2019全日本SF選手権統一規則第27条7.違反により、予選結果のすべてを抹消する。
2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の公式予選は5月18日午後2時5分より行われる予定だったが、天候の悪化により競技団より本日は行わないとの決定が下された。
これに伴い、19日朝8時50分より30分間で予定されていた2回目のフリー走行が8時45分開始、9時25分終了の40分間に延長され、この走行時間を予選を兼ねたフリー走行に充てることとなった。なお、ここでのタイヤ選択は自由となる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーションは5月18日、シリーズ第2戦の行われている大分県のオートポリスで恒例のサタデーミーティングを開催。今回は#39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)と#51ハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)の二人のルーキードライバーが出席。第1戦鈴鹿を終えての感想とこのあとの第2戦への抱負を語った。
- #39坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
- 開幕戦の予選がああいう形(Q1でクラッシュ、ノータイム)で終わってしまい、ほろ苦いデビューになりました。決勝はしっかり走りきることを目標にして取り組み、バトルもできたし展開にも恵まれて5位に入ることができ、すごくいいレースになりました。鈴鹿のフリー走行では下位に沈んでしまったので、オートポリスに向けてすごく入念に準備をしてきました。それがいい方向に進み、スーパーフォーミュラというクルマをどう走らせればいいかが見えてきたので、昨日の専有走行でもいいタイムが出ましたし、タイヤなどの状況はありますが自分が変なところにはいないことが確認できたので良かったです。今日のフリー走行でも5番手でしたので、晴れでもウェットでもそんなに悪くないのかなという印象を持っています。やっとスーパーフォーミュラにステップアップできて、いままで応援していただいた皆さんもかなり喜んでくれています。チームには違和感なく溶け込めています。インギングにはもともと2017年にGT300で所属していましたし、監督はドライバー目線でアドバイスしてくださるので、すごくアットホームな雰囲気です。エンジニアもFIA-F4で一緒にやっていた人なので、すごくやりやすいです。
- #51ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)
- 第1戦はレースも予選もよくない結果に終わりました。体力的にはそれほど差はなかったのですが、心が折れましたね。でも日本のチームやファンの皆さんには温かく迎えていただいて、応援もしていただいているので非常に感謝しています。車も非常に運転しやすくて気に入っています。前回のレースでは坪井選手ともバトルできたし、いいペースで走っていましたので、いい結果が出せるかと期待していましたが、(中嶋)一貴選手をオーバーテイクできるんじゃないかと楽観的に考えてアタックしたところ、残念な結果になってしまいました。それでも自信には繋がりましたよ。昨日はエンジンにトラブルが出たので、ミディアムで6周走っただけになりましたが、少しはコースに慣れることができたかなと思います。レースは面白いことになりそうです。今朝は問題なく走ることができたので、昨日のことは忘れてプッシュしていこうと思います。レッドブルのシミュレータでオートポリスを走りましたが、実際のSF19とはかなり違っているので、今後アジャストしていく必要がありますね。オートポリスはランオフエリアが少なく、チャレンジングなところが気に入っています。ヨコハマのウェットタイヤ はすごくハイグリップですね。いままでヨーロッパのF3で使っていたハンコックはすごくハードだったので、何周でもプッシュできましたが、日本のタイヤはソフトですごくパフォーマンスが高いと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
朝のフリー走行で2度目の赤旗原因となった#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)のクラッシュだが、チームは午後の予選に向けてSF19の修復作業を進めている。
腕を抑えながら降車し、メディカルセンターに運び込まれた牧野の容態についてもチームに確認したところ、モノコックに腕を打ち付けたことによる打ち身であり、予選出走には支障ないとのことだった。
クラッシュ直前に記録したタイムで4番手に食い込んだ牧野。公式予選での好走も大いに期待できそうだ。
スーパーフォーミュラ第2戦の公式予選は今日の午後3時より予選Q1がスタートする。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2019/05/18) Qualifying Weather:Rainy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 3 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
| 1 | 11 | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'50.071 | - | 152.869 |
| 2 | 2 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'51.206 | 1.135 | 151.308 |
| 3 | 65 | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'51.581 | 1.510 | 150.800 |
| 4 | 35 | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'51.636 | 1.565 | 150.726 |
| 5 | 12 | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'52.020 | 1.949 | 150.209 |
| 6 | 7 | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 1'52.155 | 2.084 | 150.028 |
| 7 | 37 | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.694 | 2.623 | 149.311 |
| 8 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'53.125 | 3.054 | 148.742 |
| 9 | 8 | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'53.185 | 3.114 | 148.663 |
| 10 | 51 | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'53.928 | 3.857 | 147.693 |
| 11 | 28 | M | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'54.251 | 4.180 | 147.276 |
| 12 | 13 | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'54.728 | 4.657 | 146.663 |
| 13 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'55.826 | 5.755 | 145.273 |
| 14 | 5 | M | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'58.236 | 8.165 | 142.312 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
5月18日、大分県のオートポリスで行われた、2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦のフリー走行1回目は雨と強風に見舞われてクラッシュが相次ぎ、2度の赤旗中断の末、予定時刻を待たずして終了となった。トップタイムは#38石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)で1'40.680だった。
公式予選日を迎えたオートポリスは早朝から雨と強風に見舞われ、路面は完全なウェットコンディションとなった。これによりスーパーフォーミュラのフリー走行は当初予定より30分遅れの午前9時20分より30分に短縮されて行われることになった。
しかし開始わずか5分で#50ルーカス・アウアー(Red Bull SF19)が3コーナーでクラッシュしたため、メインポストからは赤旗が提示され、車両回収が行われることになる。またそれに先立って第2ヘアピン手前で#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)、立ち上がりでは#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)もコースアウトしていることからも、如何に劣悪なコースコンディションであったかが窺い知れる。
50号車と18号車を回収したのち、セッションは9時36分に再開された。わずか14分間で予選への準備を進めざるを得ないという厳しい状況となったが、ここで#65牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が第2ヘアピン手前の右コーナーでクラッシュしたため、又しても赤旗が出されることに。65号車はフロントからガードレールに激しく当たり、フロント周りと左リヤのサスペンションに大きなダメージを負っており、牧野自身の身体への影響も懸念される状況。このためセッションは当初予定の9時50分を待たずして終了の決定がなされた。
トップタイムは唯一の1分40秒台を記録した#38石浦。2番手には#16野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が1'41.111で続き、#1山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)が1'41.194で3番手だった。
スーパーフォーミュラ第2戦の公式予選はこのあと午後3時よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2019/05/18) Free Practice 1 Weather:Rainy Course:Wet
2019 SUPER FORMULA Round 2 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'40.680 | - | - | 167.128 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'41.111 | 0.431 | 0.431 | 166.415 |
| 3 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'41.194 | 0.514 | 0.083 | 166.279 |
| 4 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'41.871 | 1.191 | 0.677 | 165.174 |
| 5 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'41.963 | 1.283 | 0.092 | 165.025 |
| 6 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'42.052 | 1.372 | 0.089 | 164.881 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'42.709 | 2.029 | 0.657 | 163.826 |
| 8 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'42.749 | 2.069 | 0.040 | 163.762 |
| 9 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'42.856 | 2.176 | 0.107 | 163.592 |
| 10 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'43.468 | 2.788 | 0.612 | 162.624 |
| 11 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'43.641 | 2.961 | 0.173 | 162.353 |
| 12 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'43.728 | 3.048 | 0.087 | 162.217 |
| 13 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'45.375 | 4.695 | 1.647 | 159.681 |
| 14 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'45.433 | 4.753 | 0.058 | 159.593 |
| 15 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'46.344 | 5.664 | 0.911 | 158.226 |
| 16 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'46.403 | 5.723 | 0.059 | 158.138 |
| 17 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'49.275 | 8.595 | 2.872 | 153.982 |
| 18 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'49.766 | 9.086 | 0.491 | 153.293 |
| 19 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'51.329 | 10.649 | 1.563 | 151.141 |
| 20 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'55.324 | 14.644 | 3.995 | 145.905 |

ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパー耐久シリーズの第2戦が4月27(土)~28日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)にて開催された。8つのクラスに54台がエントリーする中、ST-3クラス(排気量2001~3500cc、後輪駆動)に、ル・ボーセモータースポーツのDENSO Le Beausset RC350は、嵯峨宏紀、山下健太に小河諒を擁して、シリーズチャンピオンを目指し第2戦に臨んだ。
開幕戦・鈴鹿で優勝と幸先良いスタートを切ったが、今回の舞台は東北随一のサーキット、SUGO。狭いコース幅とタイトなコーナーが連続し、さらにアップダウンの差も大きく、アクシデントが頻繁に起きることで”魔物が棲む”と言われている。
予選 4月27日(土)天候/曇り コース状況/ウエット
レースウィークは冬のような天候で冷たい雨も降り、予選日となった27日は気温が6℃程度と冷え込んだ。レクサスRC350は、最低車重が昨年より20kg増の1,410kgとなり、軽量なフェアレディZ(1,300kg) やマークX(1,390kg)に対しやや不利な条件。さらにDENSO Le Beausset RC350は開幕戦の優勝で25 kg のハンディキャップウエイトを搭載しており、アップダウンに富んだSUGOでは苦戦が予想された。しかし、ウエットコンディションとなった金曜日の専有走行1回目はトップ、2回目と土曜日朝のフリー走行ともに2番手のタイムをマークと上々の走り出しを見せた。
冷たい雨は止んだもののウエットコンディションとなった土曜日の公式予選。コースは徐々に乾いていく展開ながら時おり雨も落ちるという難しい状況となった。この公式予選はA、Bドライバーのベストタイム合算で争われる。ハーフウエット路面となったAドライバー予選では嵯峨が1分40秒808で2番手。序盤に軽いシャワーに見舞われたものの徐々にコースが乾いていったBドライバー予選では山下が1分31秒295で2番手。しかし合算ではトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。「合算でポールポジションの1点を獲得できたのは良かった。決勝はドライ路面になり暖かくなるという予報ですが、しっかり走り切りたい」と嵯峨。
小河も完全にドライコンディションとなったCドライバー予選で4位につけ、決勝レースにも期待がかかった。

決勝 4月28日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
決勝日の28日は朝から青空が広がり、ゴールデンウィークらしい爽やかな天候となった。気温も徐々に上がりスタート前には14℃。北風はやや冷たいものの、ようやく寒さが和らいだ。今回はグループ分けで、32台からなるGr.1(ST-X、Z、TCR、1~3)の3時間レース。スタートを務める嵯峨は、スタート直後からウエイトが軽い他車のペースが速く苦しい展開。開始わずか15分ほどでコースアウトして動けなくなった車両があり、この車両回収のためにフルコースイエロー(FCY)が導入され全車速度が50km/hに制限となった。このタイミングでピットインする車両が何台かあり、嵯峨もここでピットインして小河に交代し、給油のみでコースに送り出す。
小河は順位が混乱する中、4位を走行しトップを追いかける。レース開始1時間10分ほどが経過した時点で、マシントラブルのためにコースサイドで停止した車両があり2回目のFCYに。このタイミングでピットインする車両があり、小河はこの時点で5位。そしてレース開始2時間を迎えようとする頃に、アクシデントを起こした車両がコースサイドでストップ。ここでセーフティカー(SC)が導入。このタイミングで小河がピットインして、アンカーの山下に交代。給油とタイヤは左側前後のみの交換とし素早くコースに復帰させる。
山下は6位でコースに戻るが、戻った場所は運悪く上位から1周遅れの位置。それでも山下は諦めることなく粘り強く周回を重ねていく。レース終盤に最終コーナーでクラッシュした車両があり、二度目のSC導入となり、レース残り30分でバトルが再開。直後には上位争いをしていた車両が接触でレースから脱落するなどしたが、山下は最後まで走りきり5位でゴール。ポールポジションと5位という貴重なポイントを獲得した。
次の第3戦はシリーズ中、最も多くのポイントを加算できる富士24時間(5月31日~6月2日)。ここでの優勝を目指し、テストからセッティングを煮詰めて臨む。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
重量ハンデを考えると、テストから予選までの流れは非常に満足出来るものであった。決勝はペースが上がらずに苦しい戦いにはなったが、我々の力ではどうしようもない不運があり順位を落としたこと以外は前向きに考えられるレースだった。
- Driver 嵯峨宏紀(Koki Saga)COMMENT
-
今週末、ドライコンディションでドライブするのは初めてでしたので、スタート前のウォームアップでセッティングを調整したのですが、決勝ではペースを上げることができず苦しいレースになりました。しかし大きなウエイトを積まずに次の富士24時間という天王山に臨めます。昨年のリベンジを果たすべくチーム一丸となって頑張りたいと思います。
- Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
-
最後の90分という時点で良いタイミングでドライバー交代できましたが、運悪くFCYではなくSC導入となりその時点で上位とは周回遅れになってしまいました。決勝ペースは厳しかったですが、ピット作業も早く、チームは少しでも前でゴールさせようと努力してくれたのですが不運でした。次の富士24時間は必ず勝たなければならないレース。テストで準備をしてしっかり戦うつもりです。
- Driver 小河諒(Ryo Ogawa)COMMENT
-
決勝のペースは思うように上げられず苦戦しましたが、ウエイトを大きく増やすことなくポイントだけは加算できましたから、富士24時間にはプラスになる要素が増えました。テストでセッティングや作戦を見直して最終的にはチャンピオンを獲得したいです。今回チームスタッフに新しい仲間が増えましたが、チーム自体が強くなったと感じました。一緒に頑張って24時間を勝ちたいです。
Le Beausset Motorsports
2019年4月27~28日/三重県・鈴鹿サーキット国際南コース/うすぐもり(ドライ)
エントリー30台 参加30台
国内カートレースの最高峰、オートバックス全日本カート選手権OKクラス。その2019シリーズが4月最後の週末に開幕を迎えた。レースシステムは今季も1大会2レース制。全5大会・10戦による選手権だ。ツバメが舞う季節だというのに、鈴鹿サーキットは大会両日とも予想外の冷え込みに見舞われている。そしてふたつのレースは、“想定外”が相次ぐ展開となった。
【第1戦】井本が“全車抜き”で初優勝、ダンロップに勝利をもたらす
今季のOKクラスは2018年のチャンピオン佐藤蓮と同シリーズ3位の名取鉄平が抜け、それと入れ替わりに10名のルーキーが加入、そのうち4名が14歳というフレッシュな顔ぶれだ。そして大会初日のクオリファイングプラクティスは、新時代到来を予感させる結果となった。コースレコードを更新してトップとなったのは、2年目の古谷悠河(TONYKART RACING TEAM JAPAN)。2番手はルーキーの渡会太一(Drago Corse)。3・4番手にも2年目の山田杯利(Team EMATY)とルーキーの佐藤凌音(INTREPID JAPAN CORSE)が続いた。王座奪還に意欲を燃やすスーパーGTドライバー佐々木大樹(TONYKART RACING TEAM JAPAN)は10番手だ。
タイヤウォーズの面から見ると、ブリヂストン勢がトップ10を占拠して下馬評通りの速さを実証。ダンロップ勢は、古谷と約0.5差で11番手の井本大雅(TAKAGI PLANNING)がトップ。一方、昨年に佐藤蓮のドライブでチャンピオンタイヤとなったヨコハマ勢は、三村壮太郎(Croc Promotion)の19番手が最上位、今季からヨコハマ勢に加入した野中誠太(ADVAN HIROTEX)は27番手と、低気温に苦戦している。
クオリファイングプラクティスに続いて行なわれた第1戦の予選ヒートでは、実績のあるドライバーが浮上。5番グリッドの高橋悠之(TONYKART RACING TEAM JAPAN)が3周で先頭に立ち、そのままゴールして決勝のポールを獲得した。2番手は山田。昨年の最終戦にデビューした“準ルーキー”の伊藤琢磨(FA-KART RT)が13番グリッドから10台を抜いて3番手に。佐々木も5番手まで浮上してきた。対して古谷は7番手、佐藤は13番手と順位を下げた。
一夜明けて大会2日目、前日よりやや寒さが治まったサーキットで、24周の決勝が始まった。先頭の座を争うマシンの群れは、高橋、山田、佐々木とラップリーダーを入れ替えながら、大きな塊のまま周回を重ねていく。残り10周になると、その中から佐々木と山田が抜け出した。だが、第1戦は佐々木と山田のマッチレースとはならなかった。ハイペースで追い上げを続ける1台のマシンが、ふたりに急接近してきたのだ。それは、予選でローリング中にトラブルに見舞われDNSとなった井本だ。
決勝で最後尾グリッド埋没と引き換えにほぼ新品のタイヤを履くこととなった井本は、20周目に3番手へ上がると、一気に佐々木と山田を捕捉。山田が21周目にトップを奪うと、井本はその翌周に佐々木を、さらに残り2周で山田を抜き去ってトップに躍り出た。山田は続いて佐々木と高橋にも先行を許してしまう。ラスト2周で後続を突き離した井本は、チェッカーを受けると右拳を高々と挙げ、感極まった様子で天を仰いだ。OKクラス3年目での初優勝は、ライバル全車を抜き去り、劣勢かと思われたダンロップにドライで1年7カ月ぶりの勝利をもたらす快挙だった。
2位は佐々木。3番手でゴールした高橋はコリドー違反でペナルティを課されて6位に降格。代わって最終ラップに山田をパスした大草りく(nutec.LCT brioly)が3位となって、ルーキー勢の表彰台一番乗りに。初勝利を確信して決勝に臨んだ山田は、4位の結果に茫然自失の表情だった。

佐々木大樹選手(TONYKART RACING TEAM JAPAN)

OKクラス第1戦決勝ヒートスタート前

2019年OKクラス開幕戦のスタートが切られた

OKクラス参戦2年目の山田杯利選手(Team EMATY)がレースを引っ張る

予選ヒートリタイアのため最後尾スタートとなった井本大雅選手(TAKAGI PLANNING)

決勝ヒート残り2周でトップに立ち初優勝のチェッカーと受ける井本大雅選手

初優勝の喜びを高木代表と分かち合う

コースレコードを更新してT.Tトップとなった2年目の古谷悠河選手(TONYKART RACING TEAM JAPAN)

OKクラス第1戦表彰式 (1)

OKクラス第1戦表彰式 (2)
【第2戦】予選でまさかのハプニング! 佐々木が貫禄の走りでウィナーに
第2戦の予選は、2番グリッドの渡会がスタート直後にスピン。ポールの古谷も大きく順位を下げ、2列目の山田と佐藤が1周目から抜け出す展開となった。佐藤は3周目に山田の前へ出ると、山田からのプレッシャーに耐えながら周回を重ね、トップのまま最終ラップを迎えた。FP-Jrクラスから飛び級でOKに上がってきた新鋭の決勝ポール獲得の瞬間に、場内の視線が注がれる。その直後……。
3コーナーを立ち上がりS字区間に入ったところで、佐藤のエンジンがいきなり息絶え、そこに山田が激突。14歳のルーキーの決勝ポール獲得も、絶好調の山田の初優勝も、この瞬間に夢と消えた。代わってトップでゴールしたのは、2年生の森山冬星(TEAM WOLF)。2~4番手に高橋、佐々木、宮下源都(TONYKART RACING TEAM JAPAN)とトニー・ワークス勢が続き、伊藤が5番手、冨田自然(Birel ART RAGNO Racing)が6番手で予選をまとめた。
決勝は、オープニングラップで森山が順位を下げ、替わって伊藤が4台抜きでトップに浮上、これに佐々木と高橋が続いた。2周目、佐々木と高橋が相次いで伊藤をパス。ここから佐々木と高橋は阿吽の呼吸のタンデム走行で3番手以下を引き離していく。やがて先頭集団2台と3番手以降のギャップは1秒以上に。レースは佐々木と高橋の一騎討ちだ。
高橋は後半勝負を目論み、佐々木の後を追う。だが、レースが折り返し点を過ぎると、佐々木が高橋との間隔をじわじわと広げ始めた。劣勢に耐えながらこの大会を戦ってきた佐々木は、シャシーを第1戦と違うものに替える判断が当たり、さらに決勝を前に下がった気温がタイヤにもマッチして、ようやく本来の調子を取り戻したのだ。残り8周、ふたりの差は1秒以上に拡大。勝負あった。ゴールの少し前にやっと“セーブモード”に切り替えた佐々木は、チェッカーを受けるとマシンの鼻先をピットウォールの方に向け、待ち受けるチームメイトに右手を振り上げて勝利を宣言した。
逆転優勝こそならなかったものの、高橋も2位獲得で安堵の表情をのぞかせた。3位には予選DNSで28番グリッドに沈んだ皆木駿輔(Croc Promotion)が入り、またもダンロップ勢が表彰台の一角に。第1戦のウィナー井本は17番グリッドから4位まで追い上げ、今回も上位フィニッシュに成功。木内秀柾(Birel ART RAGNO Racing)が4ポジションアップで5位に入賞し、ルーキー勢の最上位となった。

OKクラス第2戦オープニングラップでトップに立ったルーキーの伊藤琢磨選手(FA-KART RT)

佐々木大樹選手と高橋悠之選手が3位以下を大きく引き離していく(TONYKART RACING TEAM JAPAN)

3位には皆木駿輔選手が入った(Croc Promotion)

OKクラス第2戦をぶっちぎりで制した佐々木大樹選手

チームと喜びを分かち合う

ワンツーフィニッシュを飾ったTONYKART RACING TEAM JAPAN

OKクラス第2戦表彰式(1)

OKクラス第2戦表彰式(2)

OKクラス第2戦表彰式(3)
- 第1戦優勝・井本大雅のコメント
-
最後の最後まで勝てる手応えはありませんでした。トップの2台に追い付いてからは、ちょっとビビりながら抜きに行ったんですが、うまく前に出られました。予選を走れなかったのが心残りだけれど、勝ててうれしいです。
- 第2戦優勝・佐々木大樹のコメント
-
決勝は同じブリヂストン・ユーザーの中で速かった人たちが前の方にいなくて、いい展開になりました。天候のせいで思うようにテストができなかったけれど、最終的にブッチ切って優勝できてよかったと思います。
Text: Kazuo MIZUTANI
Photo: Y's PHOTO(Yoshiaki YOKOTA)
Y's PHOTO(Chiaki NUKUI)

開幕戦のクラッシュによるマシンの破損は大きく、外装パーツの補修は数十箇所にも及んだ。さらにドイツからのパーツの遅延が重なり、限られた時間内での作業は困難を極めた。しかし、多くの方々のご尽力により危機を脱したチームは、富士ラウンドに向けて、無事にマシンを送り出すことができた。
May 3rd Qualifying Day
晴れ/ドライ 気温: 22℃ 路面温度: 36℃ 入場者: 35,800人
5月3日〜4日に富士スピードウエイで開催される第2戦富士GT500kmでは、岡山公式テストでGTデビューを果たした手塚祐弥選手を第3ドライバーに迎え、長丁場を加納選手、山下選手の3人のドライバー陣で戦うことになっていた。
予選の行われる土曜日は天候に恵まれ、午前中の公式練習では時間いっぱいを使って3選手がそれぞれマシンのフィーリングを確かめた。また、チームも予定していたメニューを順調にこなし、レースに向けてのセッティングを行った。(ベストラップは36Lap目に山下選手が出した01'39.352)
午後になっても安定した空模様が続く中、予選が行われ、Q2進出を目指して山下選手が果敢にアタックを行なった。しかし、1'39.181をマークするにとどまり、ARNAGE RACINGは翌日の決勝を27番グリッドから追い上げることとなった。

May 4th Race Day
雨~晴/ウェット~ドライ 気温: 18℃→13℃ / 路面温度: 25℃→17℃ 入場者: 56,000人
決勝の行われる日曜日。朝のうちは青空にくっきりと富士山が映え、好天に恵まれたかに見えたが、次第に雲が広がり、マシンをグリッドに並べる頃には、真っ黒な雲間から稲妻の見える怪しい空模様となった。スタートドライバーは開幕戦に続いて山下選手。ドライタイヤでウォームアップ走行をドライブさせたチームだったが、このまま雨のスタートになると踏んで、グリッド上でタイヤをレインタイヤに交換した。
レースはSCに先導されてスタート。開幕戦の悪夢を思わせる強い雨と雷で、さらに強まる雨脚に、コースには全体にかなりの水が溜まり、コンディションは非常に危険な状態となった。13Lap目にSCが導入され、16Lap目には赤旗中断となってしまった。
約30分の中断を経て、雨脚が弱まり、空が明るくなってきたところでレースが再開。23番手に浮上していた山下選手は落ち着いた走りで、少しずつ順位を上げながら快走を続けた。35Lapを過ぎる頃から、コースコンディションは次第にドライへと変わってきたため、ウェットタイヤを履いたマシンをピットに呼び戻すタイミングを見計らっていたチームは、43Lap予定のルーティンピットを急遽38Lapに早め、山下選手は見かけ上14番手でピットに戻ってきた。
迅速なピットワークで4輪ドライタイヤに交換した後、第2スティントの手塚選手が24番手でコースに復帰。ドライタイヤを履いた手塚選手は、コンディションに車両のセットがマッチしていたこともあり、ルーキーらしからぬ堂々とした走行で48Lap目にはベストラップとなる1’39.812をマーク。再び16番手まで浮上してきた。
ところが予定のピットイン直前の78Lap目、手塚選手の無線が緊迫した声で「パンクしたかも!左フロント!」と叫んだ。監督は再び、急遽2周回早いピットインを即断、最終コーナー付近にいた手塚選手はそのままピットに戻ってきた。準備万端整えていたチームは、タイムロス無しで左側タイヤのみ交換し、第3スティントの加納選手へと繋いだ。
見かけ上21番手でコースに戻った加納選手は、1分40秒台の安定したタイムでじわじわと順位を上げていく。長丁場のレースに、コースは路面が荒れてタイヤカスが散乱。ベテラン加納選手もピックアップをバーストと勘違いする場面があり、ピットは一時騒然となった。しかし加納選手の冷静な判断でレースは続行、前方の強豪マシンを脅かす1分40秒台の好タイムで激走を続けた。さらに加納選手は、チェッカー目前の97Lap目に本人の今大会目標であった1分39秒台を叩き出し、17位でチェッカーを受けた。
ARNAGE RACINGは、チーム一丸となって開幕戦のトラウマを克服し、27位スタートから大幅ポジションアップの17位で、富士500kmを完走することができた。
応援してくださった皆さまには深く感謝致します。次戦鈴鹿ラウンドは5 月25 日~26 日にチームの地元鈴鹿サーキットにて開催されます。引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。
ARNAGE RACING Team Release
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
500kmの死闘を制したのは#38ZENT CERUMO LC500!!
2019オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の決勝が5月4日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選7位からスタートした#38立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500)が序盤からハイペースで順位を上げ、最後は2位以下に19.693秒もの大差をつけて2017年第2戦富士以来の勝利をものにした。GT300クラスは予選4位の#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)が序盤にトップに立ち、終盤追い上げてきた#55高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)を0.239秒差で押さえきって優勝、こちらも2018年7月の第4戦チャン以来の優勝を遂げた。
(天候:雨-曇り コース:ウェット-ドライ 観客動員数:予選日35,800人/決勝日56,000人/大会総入場者数91,800人)
午後2時30分からの決勝レースは序盤から荒れに荒れた。
スタート進行の途中から雨が降り始めたため、レースは第1戦岡山に続いて今回もSC先導でのスタートとなり、3周目に追い越し可能に。すると予選2位の#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)がすかさずダンロップコーナーでポールスタートの#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)を捉えてトップに浮上するが、クインタレッリは7周目の100Rでキャシディを抜き去り、再びトップに躍り出る。
その後方では#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)が4周目に4位、6周目に3位と順位を上げ、8周目の1コーナーでキャシディを捉えて2位に浮上、13周目の1コーナーでついにクインタレッリのインに飛び込んでトップを奪い取った。
しかしその頃から雨が次第に強まってきたため、直ちにセーフティーカーが導入され、トップが15周を消化したところで赤旗中断となった。
その後レースは天候の回復を待って3時33分にSC先導で再開され、19周目から追い越し可能となった。すると#37キャシディがリスタート直後の2コーナーで#23クインタレッリを抜き去り、24周目には今回からGRスープラコーナーと名称を改めた旧プリウスコーナーで#38立川をも捉えてトップに浮上する。
しかし周回を重ねるにつれて路面は次第に乾き始めたため、キャシディは濡れたところを選んで走るようになる。履いていたレインタイヤは限界が近づいたようだ。
その一方で、ミディアムコンパウンドのウェットを選択した影響からリスタート後に苦しい走りを強いられて一時は4位まで後退した#23クインタレッリはタイヤに熱が入るのを待ってペースを上げ、26周目に#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)を抜いて3位に上がると、31周目の最終コーナーで#38立川にアウトから並びかけて2位を奪い返し、32周目のGRスープラコーナーで#37キャシディをも捉えてトップを奪い返した。キャシディはその後も4位まで順位を落とし40周目に最初のピットイン。平川亮に交代した。
トップのクインタレッリは41周目に最初のピットストップを行い、ソフトコンバウンドのスリックタイヤに履き替えて松田次生に交代。松田はそのまま暫定トップでコースに復帰した。
しかしその後方から23号車より1周早くピット作業を終えていた#38石浦が次第に松田との差を詰めてきた。石浦は52周を終えたところで松田を射程圏内に捉え、59周目の1コーナーでアウトに並びかけると、そのまま並走に持ち込んでコカコーラコーナー手前でトップに立ち、その差を3秒以上に広げて78周目にピットイン。最後のスティントを立川に託す。
松田は79周目にピットへ。このインラップを石浦より約2秒速いタイムでまとめ、ニスモのピットクルーもセルモより5秒速い作業時間でクインタレッリをコースへ送り出した。さらに立川の前でコースインしたクインタレッリは立川のアウトラップより2秒速いペースでアウトラップを戻ってくる。これにより23号車は又してもトップを奪い返したばかりか、38号車に対して3秒ものリードを手にしたのだった。
だが周回を重ねるにつれて23号車はリヤタイヤ表面にタイヤカスを拾ってしまい、著しいグリップダウンに見舞われて又しても38号車の追撃を受けることになる。90周を終えた時点でのクインタレッリのリードは1.998秒。93周終了時点でその差は0.596秒となり、95周終了時点では僅か0.259秒に。そして99周め。ついに立川は1コーナーでクインタレッリのインに飛び込むと、そのまま2コーナーで頭を押え込んでトップに浮上、そのまま一気に23号車を突き放し、最後は19.693秒もの大差をつけて110周を走りきり、2017年の第2戦富士以来の勝利を手にした。2位は#23松田/クインタレッリ組。3位には#1山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)が入った。
一方、GT300クラスは終盤まで目の離せない接戦が繰り広げられた。
序盤トップに立ったのはポールシッターの#56平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)。だが7周目の1コーナーで#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)がブレーキング勝負の末平峰を下してトップに浮上、その後は着実にリードを広げて一時は2位以下に15秒以上の大差をつける。
しかし2度目のピットストップを終えたところで2位に浮上した#55高木真一(ARTA NSX GT3)が11号車との差を少しずつ詰めていき、102周終了時点で1.113秒差にまで接近、104周目のファイナルラップでついにテールトゥノーズに持ち込んだ。しかし最後まで11号車は付け入る隙を与えず、両者は僅か0.239秒差でフィニッシュラインに飛び込んだ。
#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)の優勝は昨年6月の第4戦チャン以来。実に11ヶ月ぶりの勝利だった。3位には101周目にポールの#56平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)を抜き去った#88小暮卓史/元嶋佑弥組(マネパ ランボルギーニ GT3)が入った。
次戦の舞台は鈴鹿サーキット。5月26日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
■GT500クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2019/05/07) GT500 Final Race Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet-Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 3 | 110 | 3:40'46.358 |
| 2 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 17 | 110 | 19.693 |
| 3 | 1 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 110 | 44.890 |
| 4 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 110 | 45.809 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 ベルトラン・バゲット | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | | 110 | 46.972 |
| 6 | 3 | 平手 晃平 フレデリック・マコヴィッキィ | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 8 | 110 | 1'16.405 |
| 7 | 37 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 110 | 1'28.019 |
| 8 | 6 | 大嶋 和也 山下 健太 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | | 109 | 1Lap |
| 9 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 20 | 109 | 1Lap |
| 10 | 64 | ナレイン・カーティケヤン 牧野 任祐 | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 1 | 109 | 1Lap |
| 11 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 4 | 109 | 1Lap |
| 12 | 12 | 佐々木 大樹 ジェームス・ロシター | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 11 | 108 | 2Laps |
| 13 | 19 | 国本 雄資 坪井 翔 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | YH | 5 | 107 | 3Laps |
| 14 | 24 | 高星 明誠 ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 6 | 103 | 7Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 77Laps)完走 ---- |
| - | 36 | 関口 雄飛 宮田 莉朋 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 2 | 61 | 49Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 1'29.709 (44/73) 183.11km/h
■GT300クラス
FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2019/05/07) GT300 Final Race Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet-Dry
2019 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | | 104 | 3:42'18.078 |
| 2 | 55 | 高木 真一 福住 仁嶺 | ARTA NSX GT3 Honda NSX GT3 | BS | 17 | 104 | 0.239 |
| 3 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1 | 104 | 4.376 |
| 4 | 56 | 平峰 一貴 サッシャ・フェネストラズ | リアライズ日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 6 | 104 | 6.907 |
| 5 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON PYRAMID AMG Mercedes-AMG GT3 | BS | 5 | 103 | 1Lap |
| 6 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミクAMG Mercedes-AMG GT3 | YH | 3 | 103 | 1Lap |
| 7 | 33 | ショウン・トン マーチー・リー 道見 ショーン 真也 | エヴァRT初号機X Works GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 103 | 1Lap |
| 8 | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 アレッシオ・ピカリエロ | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | YH | | 103 | 1Lap |
| 9 | 60 | 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 4 | 103 | 1Lap |
| 10 | 10 | 星野 一樹 石川 京侍 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 103 | 1Lap |
| 11 | 87 | 高橋 翼 アンドレ・クート 藤波 清斗 | T-DASHランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | | 103 | 1Lap |
| 12 | 18 | 小林 崇志 松浦 孝亮 山田 真之亮 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | | 103 | 1Lap |
| 13 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 11 | 103 | 1Lap |
| 14 | 720 | 荒 聖治 アレックス・パロウ | McLaren 720S McLaren 720S GT3 | YH | | 102 | 2Laps |
| 15 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 柴田 優作 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 102 | 2Laps |
| 16 | 96 | 新田 守男 阪口 晴南 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 20 | 102 | 2Laps |
| 17 | 50 | 加納 政樹 山下 亮生 手塚 祐弥 | ARNAGE AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 102 | 2Laps |
| 18 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 土屋 武士 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | | 101 | 3Laps |
| 19 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | | 101 | 3Laps |
| 20 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズ AMG GT3 Mercedes-AMG GT3 | YH | | 101 | 3Laps |
| 21 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 小高 一斗 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | | 100 | 4Laps |
| 22 | 9 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 都筑 晶裕 | PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE Porsche 911 GT3 R | YH | | 100 | 4Laps |
| 23 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 99 | 5Laps |
| 24 | 35 | ナタポン・ホートンカム ショーン・ウォーキンショー ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | | 99 | 5Laps |
| 25 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 浜野 彰彦 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 96 | 8Laps |
| 26 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 2 | 86 | 18Laps |
| 27 | 7 | 藤井 誠暢 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | YH | | 86 | 18Laps |
| 28 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 8 | 77 | 27Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 72Laps)完走 ---- |
| - | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 玉中 哲二 | ADVICSマッハ車検MC86マッハ号 TOYOTA 86 MC | YH | | 36 | 68Laps |
- Fastest Lap: CarNo.96 新田守男(K-tunes RC F GT3) 1'38.470 (13/42) 166.82km/h
決勝日朝、スーパーGTシリーズを運営するGTアソシエイション(GTA)坂東正明代表による定例会見が行われた。
- プロモーターとして悪天候に左右された開幕戦岡山大会について
-
赤旗やペナルティに関しては、競技運営の専権事項なのでプロモーターとして何か言うつもりはない。雨が酷い状況の中でレインタイヤのパターンを増やすということも考えられるが、コストの問題やメーカーの技術競争が激しくなることを考えると、今のレインタイヤの規制で良いと思う。あの状況のなかでレースを止めることは、苦渋の決断であったとは思うが、安全面等を考えるとやむを得なかったと思う。
- 元号が令和となって初のビッグレースとなる富士戦について
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令和の緒戦、10連休のなかでのイベントはどのようになるのか、モータースポーツに対する関心度はどうなのか、往年のファンが足を運んでくれるのかと気にしていたが、お陰様で過去最高、クルマが場内に入り切れないほどになっている。潜在的なファンを10連休が刺激してくれたと感じている。10年間続けてきたキッズウォークなどの取り組みも実ってきていると思う。平成という時代にスーパーGTレースの基盤ができ、令和になってより向上、発展を図りたい。そういった意味でも今回は大事なレースであると思う。
- 11月のDTMとの交流戦についての新たな情報は
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DTMレースはからは12~14台が来る予定である。これはジャンボ1機で運べる台数が2台7列までとなっているからである。レギュレーションに関しては、土・日曜日に1時間レースを行う。(DTM独自の)DRS(ドラッグリダクションシステム/Rウィングの角度をレース中に調整できるシステム)は使わず、プッシュtoパスシステム(燃料流量を一時的に変えるシステム)は公正となるようにする。タイヤはハンコックのワンメイクになる。ITRとGTAというプロモーターがクラス1というカテゴリーを作りあげ、ヨーロッパと日本のマニュファクチャラ(自動車メーカー)が一緒にやるというのは画期的なこと。勝ち負けよりもここから発展させていくことが重要。冠スポンサーもほぼ決まっていて、今月末の鈴鹿大会では発表できると思う。
まとめ&Photo: Shigeru KITAMICHI
2019オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式予選が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)が予選Q2で従来のコースレコードを大幅に上回る1'26.871を叩き出し、第1戦岡山に続いて2戦連続のポールポジションを獲得した。GT300クラスは#56平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)がGT300参戦わずか2戦目にして見事PPを獲得している。
公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。当日の天候は晴れ。コースはドライだった。
予選Q1
GT500クラスは残り時間8分を切ってから漸く各車がコースインするというお馴染みの展開に。ここでは1年ぶりにGT500復帰を果たした#3平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)が1'27.492と従来のコースレコード(1'27.366)まであと0.13秒という好タイムを記録してトップに。2番手に平川亮(KeePer TOM'S LC500)、3番手に石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が続き、8位の#16武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)までがQ2進出の権利を得た。前回優勝の#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)は1'28.351の10位にとどまり、ここで予選を終えることになった。
GT300クラスは今大会ではグループ分けを行わず、全車一斉に走行して上位16台がQ2に進むことに。トップは#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)で1'36.566。#56サッシャ・フェネストラズ(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)が2番手で続き、#25佐藤公哉(HOPPY 86 MC)が3番手。つちやエンジニアリングは第1戦岡山の決勝でクラッシュし、フロント部分に大きなダメージを負ったが、今年からNSX-GT3にスイッチしたTEAM UPGARAGEから昨年のマザーシャシー車の提供を受け、なんとか今大会に修復を間に合わせることに成功した。しかしその#18UPGARAGE NSX GT3はベテラン松浦幸亮の懸命のアタックも虚しく23位に終わり、ここで予選を終えている。なお、このセッションで9番手タイムを記録した#720アレックス・パロウ(McLaren 720S)が走路外走行によりタイム抹消のペナルティを受けたため、17番手タイムに終わった#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)が繰り上げでQ2に進むことになっている。
予選Q2
GT500クラスは出走8台中4台がコースレコードを更新する激しい戦いとなった。まずは#3フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)が1'27.323で最初にレコードを突破。その直後に#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が1'27.105、#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)も1'27.289を叩き出し、最後の最後に#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が1'26.871と2位以下を0.2秒以上引き離し、第1戦岡山に続いてポールポジションを獲得してみせた。
GT300クラスは今季からコンドーレーシングに移籍した#56平峰一貴(リアライズ日産自動車大学校 GT-R)が4周目に1'35.871を記録。コースレコードの1'35.707にはわずかに及ばなかったものの、2位に0.198秒差をつけて見事自身通算2度目のポールポジションを獲得した。予選2位には岡山のクラッシュから見事な復活を遂げた#25松井孝允(HOPPY 86 MC)が1'36.069で続き、同じくマザーシャシーの#5平木湧也(ADVICSマッハ車検MC86マッハ号)が1'36.080で3位につけた。なお#33マーチー・リー(エヴァRT初号機X Works GT-R)、#65黒澤治樹(LEON PYRAMID AMG)、そして#34大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3)の3名がここで走路外走行と判定され、それぞれ当該タイムを抹消されることに。それでも#34大津はポジションキープの8位となったが、#65黒澤は12位から13位に、#33リーは14位から15位に順位を落とすことになった。
第2戦決勝は明日午後2時30分より110周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
2019オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」の公式練習が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)、GT300クラスは#55高木真一/福住仁嶺組(ARTA NSX GT3)がトップタイムを記録した。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイの天候は晴れ。シーズン中で最も観客動員数の多いレースであることや、10連休となったことも影響してか、早朝から例年を上回る数の観客が詰めかけ、東ゲート周辺の道路には渋滞の長い列が発生するほどだった。そうした中、公式練習は午前8時50分より105分間で行われた。
まずトップに立ったのは#12佐々木大樹/ジェームス・ロシター組(カルソニックIMPUL GT-R)。タイムは1'28.560で、混走の間はこれを上回るチームが現れなかったが、終盤の専有走行が始まると#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)が1'28.152を記録してトップに浮上。チェッカー寸前には#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)が松田のタイムまでわずか1000分の1秒差となる1'28.153を叩き出して2番手に飛び込んできた。さらに#3平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)も1'28.408で3番手につける。
その一方で、第1戦岡山で圧倒的な速さを見せたホンダNSX勢は前回優勝の#8野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)の8位が最上位という苦しい滑り出しとなった。
また、LEXUS TEAM au TOM'Sは世界耐久選手権(WEC)に参戦する中嶋一貴に代わって宮田莉朋を36号車の第2ドライバーに抜擢。宮田は専有走行を任されて1'28.983を記録、7位で走行を終えている。
GT300クラスは混走序盤に1'36.552を記録した#55号車がそのままトップで専有走行を終了。2番手には#11平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)、3番手には#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)が続いた。
スーパーGT第2戦はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式にて公式予選を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
4月28日、ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」(グループ1)の決勝が快晴のスポーツランドSUGOで行われ、最速のST-Xクラスは#1GTNET GT3 GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組)が、激戦となったST-3クラスは#38 ADVICS muta racing RC350TWS(堀田誠/阪口良平/堤優威組)が優勝を飾った。(観客:27日(土)2,600人、28日(日)4,800人)
昨日とは打って変わり絶好のレース日和となった日曜日。
しかし、6クラス混走となるレースは晴れ渡った空のようにクリアとはならなかった。レース前半にFCY(フルコースイエロー)が2回、レース折り返しを過ぎてからSC(セーフティカー)ランが2回と、各チームはこれらに翻弄されながらチェッカーを目指すことになった。
ST-Xクラスは、ポールポジション(PP)スタートの#1GTNETが、「FCYやSCでは僅かでも給油をする」という作戦を敢行。一時は3位に後退する場面もあったが、慌てることなく3人のドライバーがきっちり仕事をこなした。
序盤、トップを快走した#83 X WORKS R8(ツェ・カ・ヒン/シンヤ・ショーン・ミチミ/タン・フィリップ組)は、2人目のドライバーが大荒れ。ペースは遅いうえに、最終コーナーでTCRクラスのマシンと接触しリタイア。レース後半最初のSCランの原因を作ってしまった。
これでトップに返り咲いた#1GTNETは、出場車中最多の4回のピットストップをしたものの、終盤#244LEXUS RC-F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉)の追走をかわして今季初優勝のチェッカーを受けた。
ST-Zクラスは、レース開始から#3ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/高橋翼組)を#2ケーズフロンティア SYNTIUM KTM(飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂組)が僅差で追走。1時間を経過したところで#2ケーズフロンティアが先にピットに滑り込むが、運が悪いことにこの直後に故障車がコース脇にストップ。2度目のFCYとなってしまい、このチャンスをものにした#3ENDLESSが後半は独走で開幕戦に続く2連勝を飾った。
ST-TCRクラスは、連続クラスPPからスタートした#19BRP Audi Mie RS3 LMS(太田佑弥/松本武士/篠原拓朗組)が盤石のレースを見せた。今回アウディ勢にはタイヤトラブルが出ていたため、「タイヤのライフと燃費が心配だった」(松本)とはいうものの、2位の#45BRIN・NAUB RS3 LMS(竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組)に付け入る隙を見せずに逃げ切った。
ST-1クラスは、#47D'station Porsche(星野辰也/織戸学/濱賢二組)がライバル不在のなか、自らのペースを守って走り抜き総合6位でフィニッシュ。予選時からトラブルを抱えていた#998Z-REX ADVICS R8 TRACY(ジェフリー・ゼイ/レオン・イエー/ハンス・ワン組)はスタートすることなく姿を消してしまった。
ST-2クラスは、「FCYとSCのタイミングが我々に味方した気がする」(菊地)というように、#6新菱オート☆DIXELエボⅩ(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組)が、レース前半をリードした#59 DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組)を終盤は大きく引き離してクラスポール・トゥ・ウィン。
ST-3クラスは、レース折り返しまでは#14HIRIX☆YAIMA☆Z34(山崎学/安宅光徳/伊橋勲組)が先行したが、SCを境に#38ADVICS muta racing RC350TWS(堀田誠/阪口良平/堤優威組)がトップに浮上。しかし独走は許されず、#15岡部自動車Z34(長島正明/小松一臣/古谷直広/たしろじゅん組)、#68埼玉トヨペット Green Brave GR SPORT マークX(服部尚貴/脇阪薫一/吉田広樹組)が次々に#38に襲い掛かった。
「セッティングはイマイチ決まっていなかった」(阪口)という#38ADVICSだが、#15岡部自動車がピット作業時のペナルティで後退するなどツキも味方した。残り10分を切ってからは#68埼玉トヨペットの猛チャージを受けるが、僅か0.069秒速くゴールラインを横切って優勝を飾った。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
4月27日、ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」(グループ2)の決勝がスポーツランドSUGOで行われ、ST4クラスは#884 林テレンプ SHADE RACING 86(平中克幸/国本雄資/ヒロ・ハヤシ組)が、ST5クラスは#70 J'S RACING☆FIT(藺牟田政治/久保田英夫/植田正幸組)が優勝を飾った。
年一度の菅生決戦。ST-4クラスの勝負は終盤#86TOM'S SPIRIT 86(坪井翔/松井孝允/大嶋和也組)を襲った燃料系のトラブルで決着してしまったが、それまでに繰り広げられた#884林テレンプとの戦いは非常に見応えのあるものだった。
序盤、レースを演出したのはFCY(フルコース・イエロー)だった。
まず、開始から10分を経過した時点で、コース上に落下物があり最初のFCYが導入された。このタイミングでトップを快走していた#86TOM'S(松井)と2位#310GR Garage 水戸インター GR86(細川)がピットに滑り込んだ。ここで#86は松井から大嶋にドライバーチェンジ。
さらに、開始20分。コースアウトした車両の回収で2度目のFCYとなると、ここでトップに立っていた#884林テレンプ(国本)がピットに滑り込み、平中にバトンタッチ。
このFCYが解除されレースが落ち着いた40分経過時、再びトップに立った#86TOM'S(大嶋)と#884林テレンプ(平中)との差は11秒。しばらくはこのまま推移したが、1時間を経過した頃から燃料が減り軽くなった#884平中の猛追が始まる。
#884平中は確実にギャップを削り、45周目7.3秒、50周目4.4秒、そして60周目には#86大嶋の背後にピタリとつける。#86大嶋も意地を見せ#884平中を抑え続け、このバトルは64周目に#86がピットインするまで続いた。
そして、独走する#884が89周目に2度目のピットインをしてコースに戻ると、その4秒背後には#86(坪井)の姿が。再び両者のバトルが始まる……はずだった。しかし、ここで#86に燃料系トラブルが発生し無念のスローダウン。トラブルで後退した開幕戦の再現となってしまった。
これで背後を脅かすもののいなくなった#884国本はハイペースを保ったままチェッカーを受け、開幕戦鈴鹿に続く連勝を飾った。2位は上位2台のペースについていくのは厳しかったが、コンスタントに走った#310GR Garage 水戸インター GR86(久保凜太郎/細川慎弥/山口礼)が入った。
ST-5クラスは、序盤、予選5位#168冴えカノレーシングwith RFC(霜野)が快走を見せたが、ピットインで後退。代わって#69 J'S RACING☆FIT(梅本淳一/窪田俊浩/梅田真祐組)がトップに立ち、2時間が経過する頃には、チームメイトの#70 J'S RACING☆FIT(藺牟田政治/久保田英夫/植田正幸組)とワンツー態勢を敷いた。
終盤は#70が前に出てワンツー態勢は続いたが、残り15分を切ってから#101ヒロマツ デミオ(佐々木)が猛追。残り7分で2位#69を捕らえると、最終ラップには#70にも迫ったが、気合いが空回りしてしまいヘアピンコーナーでコースオフ。大逆転優勝とはならず、#70 J'S RACINGが今季初優勝を飾った。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 2 Final Weather:Rainy-Cloudy Course:Wet-Dry
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 884 | ST-4 | 1 | 平中 克幸 国本 雄資 HIRO HAYASHI | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 15 | 110 | 3:00'38.390 |
| 2 | *310 | ST-4 | 2 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 山口 礼 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 110 | 1'32.909 |
| 3 | 13 | ST-4 | 3 | 中山 友貴 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | | 109 | 1Lap |
| 4 | 5 | ST-4 | 4 | 山本 謙悟 鵜飼 龍太 三島 優輝 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 107 | 3Laps |
| 5 | *116 | ST-4 | 5 | 大塚 隆一郎 吉田 靖之 仙波 王仁 | アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE Honda S2000 | 5 | 107 | 3Laps |
| 6 | 8 | ST-4 | 6 | 吉岡 一成 東 貴史 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 106 | 4Laps |
| 7 | 86 | ST-4 | 7 | 坪井 翔 松井 孝允 大嶋 和也 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | | 104 | 6Laps |
| 8 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 井上 雅貴 藤原 大輝 岡野 陽朋 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 86 | 24Laps |
| 9 | 101 | ST-5 | 1 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | | 103 | 7Laps |
| 10 | 69 | ST-5 | 2 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 梅田 真祐 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 5 | 102 | 8Laps |
| 11 | 4 | ST-5 | 3 | 見並 秀文 相原 誠司郎 森山 鉄也 佐藤 駿介 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | | 102 | 8Laps |
| 12 | 168 | ST-5 | 4 | 谷岡 力 霜野 誠友 廣島 嵩真 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | | 102 | 8Laps |
| 13 | 66 | ST-5 | 5 | 橋本 陸 筒井 克彦 武地 孝幸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 102 | 8Laps |
| 14 | 78 | ST-5 | 6 | 田中 良平 大崎 悠悟 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 102 | 8Laps |
| 15 | 50 | ST-5 | 7 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 加藤 沙也⾹ | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 99 | 11Laps |
| 16 | 311 | ST-5 | 8 | 鈴木 幸子 伊勢屋 貴史 武田 光司 | 東北復興絆Racingロードスター MAZDA ROADSTER | | 95 | 15Laps |
| 17 | *104 | ST-4 | 9 | 豊田 大輔 飯田 章 小倉 康宏 MORIZO | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 79 | 31Laps |
| 18 | *88 | ST-5 | 9 | 村上 博幸 中島 保典 雨宮 恵司 梶谷 太郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | | 57 | 53Laps |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 54 | ST-4 | - | 加藤 彰彬 小原 健一 石井 鋼一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1 | 109Laps |
| - | 28 | ST-4 | - | 東 徹次郎 DAISUKE 小高 一斗 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 0 | 110Laps |
- Fastest Lap: CarNo.884 平中克幸(林テレンプSHADE RACING 86) 1'33.927 (56/110) 141.975km/h
サーキット上空がかなり明るくなるなかで行われたグループ1の予選は、コースコンディションが徐々に回復するものと思われた。しかし、Bドライバーの時間帯には雨粒が落ちてくるという難しいコンディションとなった。このため、各クラス、Bドライバーのタイムがグリッドに大きく影響することとなった。
ST-X(GT3)クラスのポールポジション(総合トップ)は、Aドライバー浜野がトップ、Bドライバー星野も2位とまとめた#1GTNET GT3 GT-R(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組)が獲得。開幕戦は不運なアクシデントで下位に沈んだだけに必勝態勢だ。
2番グリッドは、Bドラ田中のタイムがやや伸び悩んだものの#244 LEXUS RC-F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉組)。ニューウェイがBドラトップと気を吐いた#300 TAIROKU RACING GT-R GT3(山口大陸/ハリソン・ニューウェイ/ニコラス・コスタ/高木真一組)は総合4番手。
ST-Z(GT4)クラスは、まだ出走3台と台数的にはやや寂しいが、Bドライバー山内英輝が、難しいコンディションのなかニューコースレコード(1分28秒983)を叩き出した#3ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/高橋翼組)がクラスポールを獲得。
ST-TCRクラスは大混戦。Aドライバーでは、トップの#65Phenomen Mars Audi RS3 LMS(岡島)に#10 IDI GOLF GTI TCR(デヴェサ)、#19太田が僅差で続き、アウディにゴルフが割って入る三つ巴の争いとなったが、Bドライバーの松本も2番手タイムをマークした#19 BRP Audi Mie RS3 LMS(太田佑弥/松本武士/篠原拓朗組)が合計タイムでクラスポールを得た。
ST-1クラスは、出走2台だが、Bドラ織戸が、難しいコンディションのなかSTXクラスに次ぐ好タイムを叩き出し、#47D'station Porsche(星野辰也/織戸学/濱賢二組)を指定席に導いた。
ST-2クラスは、A,Bドライバーともにトップタイムをマークした#6新菱オート☆DIXELエボⅩ(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組)がクラスポールを獲得。開幕戦の鈴鹿では2位に甘んじただけに今回はポールtoウィンを果たしたいところだ。
ST-3クラスは、開幕戦を制した#62 DENSO Le Beausset RC350(嵯峨宏紀/山下健太/小河諒組)がクラスポール。安定した速さを発揮できるドライバーを揃えるだけに、連勝の可能性は高そうだ。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
今回のレースは、グループ1(ST-X,ST-Z,ST-TCR,ST-1,ST-2,ST-3)とグループ2(ST-4,ST-5)に分けられ、グループ別に3時間レースを行う変則的なイベントとなっている。通常は総合トップ争いの叶わないST-4クラスのチームにとっては、またとないチャンスとなっている。
このため、午後に決勝が行われるグループ2の予選は、コースはウェットながら熱い戦いが繰り広げられた。
ST-4クラスは、Aドライバーのタイムアタックで、終了間際までトップを守っていた#86TOM'S SPIRIT 86(坪井翔)を、#310GR Garage 水戸インター GR86(久保凜太郎)が最後に1分45秒092をマークして逆転。しかも#86にコンマ6秒という大きな差をつけた。これはA,Bドライバーの合計タイムで決まる予選では大きなマージンと思われた。
しかし、Bドライバーの予選で、#86松井孝允は再逆転を期して果敢にアタック。他のドライバーに先んじて1分45秒台の好タイムをマークする。途中#88村上モータースMAZDAロードスター(中島保典)のエンジンブローにより、コース上にオイルが撒かれ赤旗中断になるというアクシデントはあったものの、再開後にも他を引き離す1分45秒078を叩き出し、見事逆転でポールポジションを決めた。
なお、#104ROOKIE RACING 86(飯田章)は、赤旗中断となる前の最終コーナーでクラッシュ。マシンはフロント部に大きなダメージを負ってしまい、午後の決勝には車両を変更して臨む予定だ。
ST-5クラスは、A,Bドライバーのタイムにバラつきがあるチームが多く、Aドライバーでは、#78LOVE DRIVE RACING ロードスター(田中良平)、#4THE BRIDE FIT(見並秀文)が、Bドライバーでは、#101ヒロマツ デミオ(佐々木孝太)、#168冴えカノレーシングwith RFC(霜野誠友)がそれぞれ1,2位と混戦模様だったが、Aドライバーの吉田綜一郎も3位と安定した力を見せた#101がポールポジションを獲得した。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | WH | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 1 | ST-X | 1 | 浜野 彰彦 星野 一樹 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'29.551 1'20.978 | 2'50.529 | - |
| 2 | 244 | ST-X | 2 | 田中 徹 田中 哲也 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'30.735 1'22.020 | 2'52.755 | 2.226 |
| 3 | 83 | ST-X | 3 | TSE Ka Hing 道見 ショーン 真也 | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'32.030 1'21.506 | 2'53.536 | 3.007 |
| 4 | 777 | ST-X | 4 | 星野 敏 ダレン・ターナー | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'33.020 1'21.675 | 2'54.695 | 4.166 |
| 5 | 300 | ST-X | 5 | 山口 大陸 ハリソン・ニューウェイ | TAIROKU RACING GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18) | | 1'36.060 1'20.538 | 2'56.598 | 6.069 |
| 6 | 9 | ST-X | 6 | JOE SHINDO 柴田 優作 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 10 | 1'37.107 1'22.095 | 2'59.202 | 8.673 |
| 7 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 20 | 1'37.591 1'27.048 | 3'04.639 | 14.110 |
| 8 | 3 | ST-Z | 1 | 内田 優大 山内 英輝 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 25 | 1'38.853 1'28.983 | 3'07.836 | 17.307 |
| 9 | 2 | ST-Z | 2 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 1'37.656 1'31.971 | 3'09.627 | 19.098 |
| 10 | 19 | ST-TCR | 1 | 太田 侑弥 松本 武士 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 15 | 1'40.719 1'29.838 | 3'10.557 | 20.028 |
| 11 | 22 | ST-TCR | 2 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'41.503 1'29.124 | 3'10.627 | 20.098 |
| 12 | 45 | ST-TCR | 3 | 竹田 直人 白坂 卓也 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'40.869 1'29.960 | 3'10.829 | 20.300 |
| 13 | 10 | ST-TCR | 4 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | | 1'40.687 1'30.176 | 3'10.863 | 20.334 |
| 14 | 75 | ST-TCR | 5 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'41.128 1'30.218 | 3'11.346 | 20.817 |
| 15 | 97 | ST-TCR | 6 | 植松 忠雄 中野 信治 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | | 1'40.865 1'31.195 | 3'12.060 | 21.531 |
| 16 | 62 | ST-3 | 1 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 25 | 1'40.808 1'31.295 | 3'12.103 | 21.574 |
| 17 | 15 | ST-3 | 2 | 長島 正明 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'41.079 1'31.163 | 3'12.242 | 21.713 |
| 18 | 68 | ST-3 | 3 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 1'40.779 1'32.049 | 3'12.828 | 22.299 |
| 19 | 14 | ST-3 | 4 | 山崎 学 安宅 光徳 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'41.500 1'31.622 | 3'13.122 | 22.593 |
| 20 | 38 | ST-3 | 5 | 堀田 誠 阪口 良平 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'40.985 1'32.546 | 3'13.531 | 23.002 |
| 21 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 15 | 1'41.502 1'32.191 | 3'13.693 | 23.164 |
| 22 | 108 | ST-TCR | 7 | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | | 1'42.099 1'31.616 | 3'13.715 | 23.186 |
| 23 | 34 | ST-3 | 6 | 手塚 祐弥 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'40.910 1'33.662 | 3'14.572 | 24.043 |
| 24 | 65 | ST-TCR | 8 | 岡島 秀章 加藤 正将 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 1'40.403 1'34.703 | 3'15.106 | 24.577 |
| 25 | 501 | ST-TCR | 9 | ポール・イップ ジム・カー・トゥ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 1'41.850 1'33.264 | 3'15.114 | 24.585 |
| 26 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 水谷 晃 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 10 | 1'43.013 1'32.630 | 3'15.643 | 25.114 |
| 27 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 25 | 1'42.374 1'35.117 | 3'17.491 | 26.962 |
| 28 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 大島 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'41.914 1'35.595 | 3'17.509 | 26.980 |
| 29 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 遠藤 浩二 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | | 1'42.797 1'36.035 | 3'18.832 | 28.303 |
| 30 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 10 | 1'43.676 1'35.473 | 3'19.149 | 28.620 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 998 | ST-1 | - | ジェフリー・ゼイ レオン・イエー | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 3'24.861 1'32.437 | 4'57.298 | 2'06.769 |
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 300 | ST-X | 1 | ハリソン・ニューウェイ | TAIROKU RACING GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18) | | 1'20.538 | - | 165.578 |
| 2 | 1 | ST-X | 2 | 星野 一樹 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'20.978 | 0.440 | 164.678 |
| 3 | 83 | ST-X | 3 | 道見 ショーン 真也 | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'21.506 | 0.968 | 163.612 |
| 4 | 777 | ST-X | 4 | ダレン・ターナー | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'21.675 | 1.137 | 163.273 |
| 5 | 244 | ST-X | 5 | 田中 哲也 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'22.020 | 1.482 | 162.586 |
| 6 | 9 | ST-X | 6 | 柴田 優作 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 10 | 1'22.095 | 1.557 | 162.438 |
| 7 | 47 | ST-1 | 1 | 織戸 学 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 20 | 1'27.048 | 6.510 | 153.195 |
| 8 | 3 | ST-Z | 1 | 山内 英輝 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 25 | 1'28.983 | 8.445 | 149.864 |
| 9 | 22 | ST-TCR | 1 | 千代 勝正 | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'29.124 | 8.586 | 149.627 |
| 10 | 19 | ST-TCR | 2 | 松本 武士 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 15 | 1'29.838 | 9.300 | 148.437 |
| 11 | 45 | ST-TCR | 3 | 白坂 卓也 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'29.960 | 9.422 | 148.236 |
| 12 | 10 | ST-TCR | 4 | 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | | 1'30.176 | 9.638 | 147.881 |
| 13 | 75 | ST-TCR | 5 | 蘇武 喜和 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'30.218 | 9.680 | 147.812 |
| 14 | 15 | ST-3 | 1 | 小松 一臣 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'31.163 | 10.625 | 146.280 |
| 15 | 97 | ST-TCR | 6 | 中野 信治 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | | 1'31.195 | 10.657 | 146.229 |
| 16 | 62 | ST-3 | 2 | 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 25 | 1'31.295 | 10.757 | 146.068 |
| 17 | 108 | ST-TCR | 7 | 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | | 1'31.616 | 11.078 | 145.557 |
| 18 | 14 | ST-3 | 3 | 安宅 光徳 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'31.622 | 11.084 | 145.547 |
| 19 | 2 | ST-Z | 2 | 加藤 寛規 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 1'31.971 | 11.433 | 144.995 |
| 20 | 68 | ST-3 | 4 | 脇阪 薫一 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 1'32.049 | 11.511 | 144.872 |
| 21 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 15 | 1'32.191 | 11.653 | 144.649 |
| 22 | 998 | ST-1 | 2 | レオン・イエー | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 1'32.437 | 11.899 | 144.264 |
| 23 | 38 | ST-3 | 5 | 阪口 良平 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'32.546 | 12.008 | 144.094 |
| 24 | 190 | ST-Z | 3 | 水谷 晃 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 10 | 1'32.630 | 12.092 | 143.963 |
| 25 | 501 | ST-TCR | 8 | ジム・カー・トゥ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 1'33.264 | 12.726 | 142.985 |
| 26 | 34 | ST-3 | 6 | 大草 りき | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'33.662 | 13.124 | 142.377 |
| 27 | 65 | ST-TCR | 9 | 加藤 正将 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 1'34.703 | 14.165 | 140.812 |
| 28 | 59 | ST-2 | 2 | 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 25 | 1'35.117 | 14.579 | 140.199 |
| 29 | 17 | ST-2 | 3 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 10 | 1'35.473 | 14.935 | 139.676 |
| 30 | 39 | ST-3 | 7 | 大島 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'35.595 | 15.057 | 139.498 |
| 31 | 7 | ST-2 | 4 | 遠藤 浩二 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | | 1'36.035 | 15.497 | 138.859 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
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SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 1 | ST-X | 1 | 浜野 彰彦 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'29.551 | - | 148.913 |
| 2 | 244 | ST-X | 2 | 田中 徹 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | 1'30.735 | 1.184 | 146.970 |
| 3 | 83 | ST-X | 3 | TSE Ka Hing | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'32.030 | 2.479 | 144.902 |
| 4 | 777 | ST-X | 4 | 星野 敏 | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'33.020 | 3.469 | 143.360 |
| 5 | 300 | ST-X | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU RACING GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18) | | 1'36.060 | 6.509 | 138.823 |
| 6 | 9 | ST-X | 6 | JOE SHINDO | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 10 | 1'37.107 | 7.556 | 137.326 |
| 7 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 20 | 1'37.591 | 8.040 | 136.645 |
| 8 | 2 | ST-Z | 1 | 飯田 太陽 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 1'37.656 | 8.105 | 136.554 |
| 9 | 3 | ST-Z | 2 | 内田 優大 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 25 | 1'38.853 | 9.302 | 134.901 |
| 10 | 65 | ST-TCR | 1 | 岡島 秀章 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 1'40.403 | 10.852 | 132.818 |
| 11 | 10 | ST-TCR | 2 | フィリップ・デベサ | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | | 1'40.687 | 11.136 | 132.443 |
| 12 | 19 | ST-TCR | 3 | 太田 侑弥 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 15 | 1'40.719 | 11.168 | 132.401 |
| 13 | 68 | ST-3 | 1 | 服部 尚貴 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 1'40.779 | 11.228 | 132.322 |
| 14 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 25 | 1'40.808 | 11.257 | 132.284 |
| 15 | 97 | ST-TCR | 4 | 植松 忠雄 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | | 1'40.865 | 11.314 | 132.210 |
| 16 | 45 | ST-TCR | 5 | 竹田 直人 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'40.869 | 11.318 | 132.204 |
| 17 | 34 | ST-3 | 3 | 手塚 祐弥 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'40.910 | 11.359 | 132.151 |
| 18 | 38 | ST-3 | 4 | 堀田 誠 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'40.985 | 11.434 | 132.052 |
| 19 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'41.079 | 11.528 | 131.930 |
| 20 | 75 | ST-TCR | 6 | 塚田 利郎 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'41.128 | 11.577 | 131.866 |
| 21 | 14 | ST-3 | 6 | 山崎 学 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'41.500 | 11.949 | 131.382 |
| 22 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 15 | 1'41.502 | 11.951 | 131.380 |
| 23 | 22 | ST-TCR | 7 | 堀 主知ロバート | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'41.503 | 11.952 | 131.379 |
| 24 | 501 | ST-TCR | 8 | ポール・イップ | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 1'41.850 | 12.299 | 130.931 |
| 25 | 39 | ST-3 | 7 | 下垣 和也 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'41.914 | 12.363 | 130.849 |
| 26 | 108 | ST-TCR | 9 | ふじい じゅん | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | | 1'42.099 | 12.548 | 130.612 |
| 27 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 25 | 1'42.374 | 12.823 | 130.261 |
| 28 | 7 | ST-2 | 3 | 成澤 正人 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | | 1'42.797 | 13.246 | 129.725 |
| 29 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 10 | 1'43.013 | 13.462 | 129.453 |
| 30 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 10 | 1'43.676 | 14.125 | 128.625 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 998 | ST-1 | - | ジェフリー・ゼイ | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | 3'24.861 | 1'55.310 | 65.094 |
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) A&B Total Qualify Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | WH | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 86 | ST-4 | 1 | 坪井 翔 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | | 1'45.691 1'45.078 | 3'30.769 | - |
| 2 | 310 | ST-4 | 2 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 1'45.092 1'46.899 | 3'31.991 | 1.222 |
| 3 | 884 | ST-4 | 3 | 平中 克幸 国本 雄資 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 15 | 1'46.667 1'45.819 | 3'32.486 | 1.717 |
| 4 | 18 | ST-4 | 4 | 浅野 武夫 井上 雅貴 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'49.109 1'47.709 | 3'36.818 | 6.049 |
| 5 | 13 | ST-4 | 5 | 中山 友貴 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | | 1'49.287 1'47.676 | 3'36.963 | 6.194 |
| 6 | 116 | ST-4 | 6 | 大塚 隆一郎 吉田 靖之 | アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE Honda S2000 | 5 | 1'47.350 1'50.295 | 3'37.645 | 6.876 |
| 7 | 5 | ST-4 | 7 | 山本 謙悟 鵜飼 龍太 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'50.375 1'47.851 | 3'38.226 | 7.457 |
| 8 | 54 | ST-4 | 8 | 加藤 彰彬 小原 健一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'49.059 1'49.623 | 3'38.682 | 7.913 |
| 9 | 101 | ST-5 | 1 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | | 1'50.937 1'49.575 | 3'40.512 | 9.743 |
| 10 | *104 | ST-4 | 9 | 豊田 大輔 飯田 章 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'51.778 1'50.082 | 3'41.860 | 11.091 |
| 11 | 70 | ST-5 | 2 | 蘭牟田 政治 久保田 英夫 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'50.939 1'51.166 | 3'42.105 | 11.336 |
| 12 | 4 | ST-5 | 3 | 見並 秀文 相原 誠司郎 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | | 1'50.281 1'52.009 | 3'42.290 | 11.521 |
| 13 | 69 | ST-5 | 4 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 5 | 1'51.704 1'51.189 | 3'42.893 | 12.124 |
| 14 | 168 | ST-5 | 5 | 谷岡 力 霜野 誠友 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | | 1'52.950 1'50.260 | 3'43.210 | 12.441 |
| 15 | 66 | ST-5 | 6 | 橋本 陸 筒井 克彦 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'51.450 1'52.635 | 3'44.085 | 13.316 |
| 16 | 78 | ST-5 | 7 | 田中 良平 大崎 悠悟 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'49.971 1'54.367 | 3'44.338 | 13.569 |
| 17 | *88 | ST-5 | 8 | 村上 博幸 中島 保典 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'51.882 1'53.230 | 3'45.112 | 14.343 |
| 18 | 50 | ST-5 | 9 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'54.314 1'53.156 | 3'47.470 | 16.701 |
| 19 | *311 | ST-5 | 10 | 鈴木 幸子 伊勢屋 貴史 | 東北復興絆Racingロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'53.754 1'54.560 | 3'48.314 | 17.545 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 28 | ST-4 | - | 東 徹次郎 DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'46.643 1'57.727 | 3'44.370 | 13.601 |
| - | 8 | ST-4 | - | 吉岡 一成 東 貴史 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'51.118 1'57.043 | 3'48.161 | 17.392 |
- CarNo.311のBドライバーは、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(3)(ピットレーン速度違反)により、罰金1万円のペナルティーを科した。
- CarNo.88は、SpR第9条(1)6)(エンジン交換)により、決勝スタート後、ペナルティーストップ20秒を科す。
- CarNo.104は、SpR第2条(5)(車両変更)により、決勝レーススタート後、ペナルティーストップ60秒を科す。
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | | 1'45.078 | - | 126.909 |
| 2 | 884 | ST-4 | 2 | 国本 雄資 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 15 | 1'45.819 | 0.741 | 126.020 |
| 3 | 310 | ST-4 | 3 | 細川 慎弥 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 1'46.899 | 1.821 | 124.747 |
| 4 | 13 | ST-4 | 4 | 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | | 1'47.676 | 2.598 | 123.847 |
| 5 | 18 | ST-4 | 5 | 井上 雅貴 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'47.709 | 2.631 | 123.809 |
| 6 | 5 | ST-4 | 6 | 鵜飼 龍太 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'47.851 | 2.773 | 123.646 |
| 7 | 101 | ST-5 | 1 | 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | | 1'49.575 | 4.497 | 121.700 |
| 8 | 54 | ST-4 | 7 | 小原 健一 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'49.623 | 4.545 | 121.647 |
| 9 | *104 | ST-4 | 8 | 飯田 章 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'50.082 | 5.004 | 121.140 |
| 10 | 168 | ST-5 | 2 | 霜野 誠友 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | | 1'50.260 | 5.182 | 120.944 |
| 11 | 116 | ST-4 | 9 | 吉田 靖之 | アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE Honda S2000 | 5 | 1'50.295 | 5.217 | 120.906 |
| 12 | 70 | ST-5 | 3 | 久保田 英夫 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'51.166 | 6.088 | 119.959 |
| 13 | 69 | ST-5 | 4 | 窪田 俊浩 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 5 | 1'51.189 | 6.111 | 119.934 |
| 14 | 4 | ST-5 | 5 | 相原 誠司郎 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | | 1'52.009 | 6.931 | 119.056 |
| 15 | 66 | ST-5 | 6 | 筒井 克彦 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'52.635 | 7.557 | 118.394 |
| 16 | 50 | ST-5 | 7 | 小松 寛子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'53.156 | 8.078 | 117.849 |
| 17 | *88 | ST-5 | 8 | 中島 保典 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'53.230 | 8.152 | 117.772 |
| 18 | 78 | ST-5 | 9 | 大崎 悠悟 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'54.367 | 9.289 | 116.601 |
| 19 | *311 | ST-5 | 10 | 伊勢屋 貴史 | 東北復興絆Racingロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'54.560 | 9.482 | 116.405 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 8 | ST-4 | - | 東 貴史 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'57.043 | 11.965 | 113.935 |
| - | 28 | ST-4 | - | DAISUKE | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'57.727 | 12.649 | 113.273 |
- CarNo.311のBドライバーは、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(3)(ピットレーン速度違反)により、罰金1万円のペナルティーを科した。
- CarNo.88は、SpR第9条(1)6)(エンジン交換)により、決勝スタート後、ペナルティーストップ20秒を科す。
- CarNo.104は、SpR第2条(5)(車両変更)により、決勝レーススタート後、ペナルティーストップ60秒を科す。
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 310 | ST-4 | 1 | 久保 凜太郎 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 1'45.092 | - | 126.892 |
| 2 | 86 | ST-4 | 2 | 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | | 1'45.691 | 0.599 | 126.173 |
| 3 | 28 | ST-4 | 3 | 東 徹次郎 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'46.643 | 1.551 | 125.046 |
| 4 | 884 | ST-4 | 4 | 平中 克幸 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 15 | 1'46.667 | 1.575 | 125.018 |
| 5 | 116 | ST-4 | 5 | 大塚 隆一郎 | アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE Honda S2000 | 5 | 1'47.350 | 2.258 | 124.223 |
| 6 | 54 | ST-4 | 6 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'49.059 | 3.967 | 122.276 |
| 7 | 18 | ST-4 | 7 | 浅野 武夫 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'49.109 | 4.017 | 122.220 |
| 8 | 13 | ST-4 | 8 | 中山 友貴 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | | 1'49.287 | 4.195 | 122.021 |
| 9 | 78 | ST-5 | 1 | 田中 良平 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'49.971 | 4.879 | 121.262 |
| 10 | 4 | ST-5 | 2 | 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | | 1'50.281 | 5.189 | 120.921 |
| 11 | 5 | ST-4 | 9 | 山本 謙悟 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'50.375 | 5.283 | 120.818 |
| 12 | 101 | ST-5 | 3 | 吉田 綜一郎 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | | 1'50.937 | 5.845 | 120.206 |
| 13 | 70 | ST-5 | 4 | 蘭牟田 政治 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'50.939 | 5.847 | 120.204 |
| 14 | 8 | ST-4 | 10 | 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'51.118 | 6.026 | 120.010 |
| 15 | 66 | ST-5 | 5 | 橋本 陸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'51.450 | 6.358 | 119.653 |
| 16 | 69 | ST-5 | 6 | 梅本 淳一 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 5 | 1'51.704 | 6.612 | 119.381 |
| 17 | 104 | ST-4 | 11 | 豊田 大輔 | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'51.778 | 6.686 | 119.302 |
| 18 | 88 | ST-5 | 7 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'51.882 | 6.790 | 119.191 |
| 19 | 168 | ST-5 | 8 | 谷岡 力 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | | 1'52.950 | 7.858 | 118.064 |
| 20 | 311 | ST-5 | 9 | 鈴木 幸子 | 東北復興絆Racingロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'53.754 | 8.662 | 117.229 |
| 21 | 50 | ST-5 | 10 | 岩岡 万梨恵 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'54.314 | 9.222 | 116.655 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
平成時代最後のレースイベントとなるピレリ スーパー耐久シリーズ2019 第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」。予選日朝のフリー走行は前日からの雨が残るなか行われた。
雨はかなり弱くはなってきたもののコースは完全ウェット。フリー走行は参加全クラス50台を超えるマシンの混走となるため、開始から20分間は安全確保を目的としたセーフティカーランとなった。
残り10分は、予選に向けたマシンチェックとタイムアタックが行われ、ST-Xクラスの#83 X WORKS R8(ツェ・カ・ヒン/シンヤ・ショーン・ミチミ/タン・フィリップ組)が1分41秒052でトップタイム。ST-TCRクラスの#22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS(堀主知ロバート/千代勝正/KIZUNA組)が僅差でこれに続き、クラスの違いはあるがアウディ勢がウェットのなか速さを見せた。
Text:Shigeru KITAMICHI
SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2019/04/27) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2019 PIRELLI Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 83 | ST-X | 1 | TSE Ka Hing 道見 ショーン 真也 TANG Philip | X WORKS R8 Audi R8 LMS GT3 | | 1'41.052 | - | 131.965 |
| 2 | 22 | ST-TCR | 1 | 堀 主知ロバート 千代 勝正 KIZUNA | WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'41.703 | 0.651 | 131.120 |
| 3 | 777 | ST-X | 2 | 星野 敏 ダレン・ターナー 近藤 翼 | D'station Vantage GT3 ASTON MARTIN VANTAGE AMR GT3 | 30 | 1'42.681 | 1.629 | 129.871 |
| 4 | 19 | ST-TCR | 2 | 太田 侑弥 松本 武士 篠原 拓朗 | BRP Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 15 | 1'43.801 | 2.749 | 128.470 |
| 5 | 1 | ST-X | 3 | 浜野 彰彦 星野 一樹 藤波 清斗 | GTNET GT3 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | | 1'44.073 | 3.021 | 128.134 |
| 6 | 34 | ST-3 | 1 | 手塚 祐弥 大草 りき 前嶋 秀司 | TECHNO FIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'44.410 | 3.358 | 127.721 |
| 7 | 6 | ST-2 | 1 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | 15 | 1'44.413 | 3.361 | 127.717 |
| 8 | 65 | ST-TCR | 3 | 岡島 秀章 加藤 正将 下山 征人 今村 大輔 | Phenomen Mars Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | 25 | 1'44.593 | 3.541 | 127.497 |
| 9 | 45 | ST-TCR | 4 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | BRIN・NAUB RS3 LMS Audi RS3 LMS TCR | | 1'44.651 | 3.599 | 127.427 |
| 10 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 25 | 1'45.252 | 4.200 | 126.699 |
| 11 | 62 | ST-3 | 2 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 小河 諒 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC350 | 25 | 1'45.268 | 4.216 | 126.680 |
| 12 | 10 | ST-TCR | 5 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | IDI GOLF GTI TCR Volkswagen Golf GTI TCR | | 1'45.545 | 4.493 | 126.347 |
| 13 | *97 | ST-TCR | 6 | 植松 忠雄 中野 信治 遠藤 光博 大津 弘樹 | Modulo CIVIC Honda CIVIC TCR | | 1'45.946 | 4.894 | 125.869 |
| 14 | 300 | ST-X | 4 | 山口 大陸 ハリソン・ニューウェイ ニコラス・コスタ 高木 真一 | TAIROKU RACING GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3(MY18) | | 1'46.340 | 5.288 | 125.403 |
| 15 | 38 | ST-3 | 3 | 堀田 誠 阪口 良平 堤 優威 | ADVICS muta racing RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 | 15 | 1'46.345 | 5.293 | 125.397 |
| 16 | 3 | ST-Z | 1 | 内田 優大 山内 英輝 高橋 翼 | ENDLESS AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 25 | 1'46.349 | 5.297 | 125.392 |
| 17 | 2 | ST-Z | 2 | 飯田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 | ケーズフロンティア SYNTIUM KTM KTM X-Bow GT4 | 15 | 1'46.806 | 5.754 | 124.856 |
| 18 | 39 | ST-3 | 4 | 下垣 和也 大島 和也 近藤 説秀 | 5ZIGEN ADVICS RC350 TWS TRACY TOYOTA LEXUS RC350 | | 1'47.546 | 6.494 | 123.996 |
| 19 | 9 | ST-X | 5 | JOE SHINDO 柴田 優作 影山 正美 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 10 | 1'47.604 | 6.552 | 123.930 |
| 20 | 310 | ST-4 | 1 | 久保 凜太郎 細川 慎弥 山口 礼 | GR Garage⽔⼾インターGR86 TOYOTA 86 | 10 | 1'47.629 | 6.577 | 123.901 |
| 21 | 17 | ST-2 | 3 | 野上 達也 谷川 達也 大谷 飛雄 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA SKYACTIV-D | 10 | 1'47.754 | 6.702 | 123.757 |
| 22 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 小松 一臣 古谷 直広 たしろ じゅん | 岡部⾃動⾞Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'48.226 | 7.174 | 123.217 |
| 23 | 68 | ST-3 | 6 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼⽟トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA LEXUS RC350 | 10 | 1'48.292 | 7.240 | 123.142 |
| 24 | 7 | ST-2 | 4 | 成澤 正人 遠藤 浩二 八巻 渉 岡崎 善衛 | 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボⅩ MITSUBISHI Lancer EvolutionⅩ | | 1'48.588 | 7.536 | 122.807 |
| 25 | 104 | ST-4 | 2 | 豊田 大輔 飯田 章 小倉 康宏 MORIZO | ROOKIE RACING 86 TOYOTA 86 | | 1'48.597 | 7.545 | 122.796 |
| 26 | 884 | ST-4 | 3 | 平中 克幸 国本 雄資 HIRO HAYASHI | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 15 | 1'48.875 | 7.823 | 122.483 |
| 27 | 14 | ST-3 | 7 | 山崎 学 安宅 光徳 伊橋 勲 | HIRIX☆YAIMA☆Z34 NISSAN Fairlady Z | | 1'48.977 | 7.925 | 122.368 |
| 28 | 108 | ST-TCR | 7 | ふじい じゅん 大野 尊久 | 冴えカノfineレーシングwithRFC Honda CIVIC TCR | | 1'49.527 | 8.475 | 121.754 |
| 29 | 190 | ST-Z | 3 | 奥村 浩一 水谷 晃 山脇 大輔 | BRP★Mersedes AMG GT4 Mercedes-AMG GT4 | 10 | 1'49.584 | 8.532 | 121.690 |
| 30 | 86 | ST-4 | 4 | 坪井 翔 松井 孝允 大嶋 和也 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | | 1'49.839 | 8.787 | 121.408 |
| 31 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 濱 賢⼆ | D'station Porsche Porsche 911 Cup | 20 | 1'50.994 | 9.942 | 120.145 |
| 32 | *101 | ST-5 | 1 | 吉田 綜一郎 佐々木 孝太 | ヒロマツ デミオ MAZDA DEMIO | | 1'51.048 | 9.996 | 120.086 |
| 33 | 70 | ST-5 | 2 | 蘭牟田 政治 久保田 英夫 植田 正幸 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 10 | 1'52.017 | 10.965 | 119.047 |
| 34 | 75 | ST-TCR | 8 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 岡原 達也 | AZIMUTH CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | | 1'52.133 | 11.081 | 118.924 |
| 35 | 501 | ST-TCR | 9 | ポール・イップ ジム・カー・トゥ マシュー・ホーソン | KCMG Annika CIVIC TCR Honda CIVIC TCR | 10 | 1'53.222 | 12.170 | 117.780 |
| 36 | 28 | ST-4 | 5 | 東 徹次郎 DAISUKE 小高 一斗 | T's CONCEPT 86 TOYOTA 86 | | 1'53.713 | 12.661 | 117.272 |
| 37 | 13 | ST-4 | 6 | 中山 友貴 宮田 莉朋 | ENDLESS・86 TOYOTA 86 | | 1'54.307 | 13.255 | 116.662 |
| 38 | 4 | ST-5 | 3 | 見並 秀文 相原 誠司郎 森山 鉄也 佐藤 駿介 | THE BRIDE FIT Honda FIT3 RS | | 1'54.422 | 13.370 | 116.545 |
| 39 | 116 | ST-4 | 7 | 大塚 隆一郎 吉田 靖之 仙波 王仁 | アルカディア号☆WSエンジニアリング☆PRINCE Honda S2000 | 5 | 1'54.559 | 13.507 | 116.406 |
| 40 | 168 | ST-5 | 4 | 谷岡 力 霜野 誠友 廣島 嵩真 | 冴えカノレーシングwith RFC Honda FIT3 RS | | 1'55.053 | 14.001 | 115.906 |
| 41 | 66 | ST-5 | 5 | 橋本 陸 筒井 克彦 武地 孝幸 | odula Idia ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'55.373 | 14.321 | 115.584 |
| 42 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 井上 雅貴 藤原 大輝 岡野 陽朋 | Weds Sport 86 TOYOTA 86 | | 1'55.480 | 14.428 | 115.477 |
| 43 | 5 | ST-4 | 9 | 山本 謙悟 鵜飼 龍太 三島 優輝 | 5ZIGEN ADVICS SPV 86 TOYOTA 86 | | 1'55.569 | 14.517 | 115.388 |
| 44 | 69 | ST-5 | 6 | 梅本 淳一 窪田 俊浩 梅田 真祐 | J'S RACING☆FIT Honda FIT3 RS | 5 | 1'55.762 | 14.710 | 115.196 |
| 45 | 54 | ST-4 | 10 | 加藤 彰彬 小原 健一 T.B.N | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | | 1'56.283 | 15.231 | 114.680 |
| 46 | 8 | ST-4 | 11 | 吉岡 一成 東 貴史 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST渡邊建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN turbo | | 1'56.328 | 15.276 | 114.636 |
| 47 | 88 | ST-5 | 7 | 村上 博幸 中島 保典 雨宮 恵司 梶谷 太郎 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'56.391 | 15.339 | 114.573 |
| 48 | 78 | ST-5 | 8 | 田中 良平 大崎 悠悟 山西 康司 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'56.603 | 15.551 | 114.365 |
| 49 | 50 | ST-5 | 9 | 岩岡 万梨恵 小松 寛子 加藤 沙也⾹ | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | | 1'57.190 | 16.138 | 113.792 |
| 50 | *311 | ST-5 | 10 | 鈴木 幸子 伊勢屋 貴史 武田 光司 | 東北復興絆Racingロードスター MAZDA ROADSTER | | 2'00.366 | 19.314 | 110.790 |
| 244 | ST-X | - | 田中 徹 田中 哲也 佐藤 公哉 | LEXUS RC-F GT3 TOYOTA LEXUS RC-F GT3 | 20 | absence | - | - |
| - | 998 | ST-1 | - | ジェフリー・ゼイ レオン・イエー ハンス・ワン | Z-REX ADVICS R8 TRACY Audi R8 LMS CUP | 30 | absence | - | - |
- CarNo.311は、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(11)(ピット作業違反/燃料給油中の消火装備未装着)により、訓戒のペナルティーを科す。
- CarNo.97のAドライバーは、2019 SUGO 4輪一般競技規則第8章第47条2.(ピット出口信号無視)の違反により、訓戒および罰金1万円のペナルティーを科す。
- CarNo.101のBドライバーは、ピレリスーパー耐久シリーズ2019スポーツ規則第18条(8).3)(ピット作業違反/エンジンが停止されない状態での給油)違反により、訓戒および罰金1万円のペナルティーを科す。
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパーFJもてぎシリーズの第2戦が4月21(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。
開幕戦では、#63岩澤が後続を引き離し圧勝。ポールポジションだった#62伊東はスピンを喫し一時は最下位となるが5番手にまで追い上げポイント獲得。#61岸本は他車に押し出されリタイアとなった。様々な思いで迎える2戦目、それぞれの力が発揮されることが期待された。

予選 4月21日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
金曜日、土曜日は天候に恵まれ暖かい陽気の中でトレーニングを行ったが、日曜日は10時時点で気温17度、路面温度24度のなか予選が開始された。
岸本は、4周目にまず2分6秒353に入れると、その後もアタックを続けていく。5周目に攻めすぎた結果、スピンを喫するが立て直し、安定して6秒台のタイムを刻んでいくと、8周目に6秒049を記録。これがベストタイムとなる。
伊東は、5周目に5秒387で3番手となるが、7周目に4秒911で1番手にジャンプアップ。タイヤの状態が良くなった残り2周で再度アタックをかけると、ラストラップのセクター3で自己ベスト、セクター4で全体ベストを記録するも更新ならず。
岩澤は、6周目まで1番手をキープしていくが、7周目の伊東のアタックで2番手に。8周目には4秒936で自己ベストを更新するも、伊東にわずか届かず残り2周を迎える。すると、ラストラップでセクター1、セクター3で全体ベストを記録していき、最終コーナーを立ち上がっていくと4秒872でベストタイムを塗り替えた。
その結果、岸本は7番手から、伊東は2番手、岩澤はポールポジションからと2戦連続でフロントローを独占した。

決勝 4月21日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
予選から5時間後の15時55分に決勝を迎えた。スタートではポールポジションの岩澤が出遅れ、2番手の伊東がトップに出る。岸本は、3コーナーまでに1台をかわし6番手に。2周目にも2コーナーで更に1台を抜くが、5コーナーでスピンを喫し最下位となる。
2番手の岩澤は3周目までに3番手以降に対して3秒以上の差をつくり、伊東とのバトルへ持ち込んでいく。動いたのは4周目。裏ストレートからの抜け出しで90度コーナーのインから伊東をパスしトップに躍り出ると、最終ラップまで何度も順位を入れ替えながらバトルを展開していく。一方スピンを喫した岸本は、6周目に前方で接触があり、冷静に1台をパスし6番手に順位を戻す。
最終ラップになると、5コーナーで岩澤が抜きにかかるが、伊東がクロスラインでブロック。しかし続くS字で伊東を捉え、残り半周でトップとなる。最終コーナーに差し掛かると岩澤が立ち上がりで遅れ、伊東が並びにかかりサイドバイサイドでストレートを通過すると、0.064秒差で岩澤がトップを守りきり、ポールトゥウィン。伊東は惜しくも2位で、岸本も6位で完走を果たした。
岩澤が開幕から2連勝を飾り、伊東も初の表彰台を獲得。前戦でリタイアを喫した岸本も完走しポイント獲得となった。なお、5位でチェッカーを受けたドライバーに対しペナルティが出たことで岸本はひとつ順位が上がる結果となった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
予選フロントローの岩澤と伊東には後続を離してから勝負をするようグリット上で伝えたが、最後の最後まで互いに譲らない熱いレースをみせてくれた。岸本は良いスタートを決めたが大事なところで順位を落としてしまった。
- Driver 岸本尚将(Naomasa Kisimoto)COMMENT
-
前日の練習の最後には感触が掴めて、その時のセクターベストを繋げるといいところまで行っていたのですが、予選も決勝も焦りが出てしまいました。「もっといかなきゃ」という気持ちが強く、それが予選・決勝ともに裏目に出るものになりました。次へ向けて、落ち着いて臨めるよう、2ヶ月のインターバルを有効に使い気持ちの面も強くしていきたいと思います。
- Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMEN
-
予選は最後の2周、タイヤの状態がいい時にアタックをいきましたが、ミスがあってタイムアップできませんでした。決勝はとても悔しいです。ですが、前戦で失敗してしまったスタートも今回練習して上手くでき、バトルも展開できて少し自信がつきました。まだまだ細かいミスが多くて、それで相手にチャンスを与えてしまうこともあったので、全体の精度を上げて次戦に臨みたいと思います。
- Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
-
今回の予選は位置取りに失敗していまい、他車を引っぱってしまいました。単独で走れるように冷静に判断すべきだったと反省しています。また、後ろにつかれると気になって自分の走りができない課題がありましたが、今回はミラーを見ないように心掛け、走りに集中することができたので良かったです。決勝では、前でゴールしてやるという気持ちでバトルをしていきましたが、まだまだメンタルが弱く、自分の走りに集中しきれていないので次戦はさらに強く、圧勝できるように準備したいと思います。
Le Beausset Motorsports
2019全日本F3選手権第2戦の決勝が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が後続を大きく引き離す圧巻の速さで今季初勝利を挙げた。

前に行われたスーパーフォーミュラの決勝が4度のセーフティーカー導入という大荒れの展開になった影響もあり、第2戦決勝は当初予定より10分遅い午後4時35分より17週で行われた。
スタートでトップに立ったのはポールの宮田。予選2位の#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)がそのまま2位で続き、予選5位の#65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が3位にジャンプアップ。#37小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が4位で1コーナーを通過していった。
ところが隊列の最後尾から追い上げるはずのドクターカーが1コーナーでまさかのエンジンブロー。コース上にオイルを撒き散らしで止まってしまったため、これを処理するために急遽セーフティーカーが導入されることになる。
レースが再開となったのは5周目から。しかしその直前にシケインで宮田とフェネストラズがまさかの接触。宮田はそのまま走行を続けたものの、フェネストラズはフロントウィングを破損して予定外のピットインを強いられることに。この接触によりフェネストラズにはドライビングスルーペナルティが課せられたうえ、スタート手順違反という罰則も追加されて完全に勝負権を失ってしまった。
これで楽になった宮田は接触の影響という不安を抱えつつも着実に後続を引き離し、最後は12.913までリードを広げてフィニッシュ。今季初、F3通算3勝目を挙げた。
2位はアーメド。今年からF3にステップアップした小高が3位で初の表彰台を獲得した。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | 1 | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 38'19.832 |
| 2 | 65 | | 2 | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 12.913 |
| 3 | 37 | | 3 | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 13.667 |
| 4 | 2 | | 4 | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 17 | 15.002 |
| 5 | 35 | | 5 | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 17 | 21.573 |
| 6 | 7 | | 6 | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 28.507 |
| 7 | 12 | | 7 | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 17 | 29.488 |
| 8 | 8 | | 8 | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 30.462 |
| 9 | 13 | | 9 | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 17 | 41.789 |
| 10 | 28 | M | 1 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 44.285 |
| 11 | 51 | | 10 | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 45.286 |
| 12 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 1'07.900 |
| 13 | 5 | M | 3 | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 1'15.875 |
| 14 | 11 | | 11 | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 16 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'53.219 (8/17)
全日本F3選手権第1戦、第2戦の公式予選が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がベストタイム、セカンドベストいずれも他を大きく引き離し、2戦連続でポールポジションを獲得した。
参加台数は14ながら、4名の外国人ドライバーに加え、イギリスの名門カーリンモータースポーツの参戦、B-MAXとモトパークのジョイントなど、今季の全日本F3は開幕前から話題豊富なシーズンとなっている。トムスも坪井翔のステップアップに伴い、昨年までFIA-F4で優勝争いを演じていた#37小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を抜擢しており、こちらにも注目が集まる。
開幕ラウンドの公式予選は午前10時30分より30分間で行われた。天候は快晴。絶好のコンディションでの走行となった。
序盤から速さを見せつけたのは参戦3年目になる宮田。最初のアタックで1'52.057を記録すると、タイヤを交換して臨んだ2度目のアタックで1'51.305、1'51.692を立て続けに記録、2位以下をベストタイムでコンマ5秒、セカンドベストでもコンマ4秒引き離し、堂々の連続ポールをものにした。
2番手には今季初参戦の#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)がベスト1'51.874、セカンドベスト1'52.874で続き、こちらも2戦連続でフロントローを獲得した。
#2大湯都史樹(TODA FIGHTEX)はベストタイム1'52.174で3番手につけたが、セカンドベストでは小高が1'52.376で3番手を獲得、初表彰台に期待がかかる結果となった。
第1戦決勝は明日朝9時50分より12周で、第2戦決勝は明日午後4時25分より17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2019/04/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
| 1 | 36 | | 1 | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.692 | - | 187.168 |
| 2 | 11 | | 2 | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'52.111 | 0.419 | 186.469 |
| 3 | 37 | | 3 | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.376 | 0.684 | 186.029 |
| 4 | 2 | | 4 | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'52.460 | 0.768 | 185.890 |
| 5 | 65 | | 5 | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'52.946 | 1.254 | 185.090 |
| 6 | 7 | | 6 | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 1'53.090 | 1.398 | 184.855 |
| 7 | 8 | | 7 | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'53.149 | 1.457 | 184.758 |
| 8 | 13 | | 8 | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'54.119 | 2.427 | 183.188 |
| 9 | 35 | | 9 | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'54.157 | 2.465 | 183.127 |
| 10 | 28 | M | 1 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'54.556 | 2.864 | 182.489 |
| 11 | 12 | | 10 | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'54.589 | 2.897 | 182.436 |
| 12 | 51 | | 11 | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'54.826 | 3.134 | 182.060 |
| 13 | 5 | M | 2 | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'57.079 | 5.387 | 178.556 |
| 14 | 30 | M | 3 | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 2'01.611 | 9.919 | 171.902 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'03.266)予選通過 ---- |

ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、FIA-F4シリーズの開幕戦が4月13日(土)~14(日)に岡山国際サーキット(岡山県)にて開催された。今年は、昨年スーパーFJもてぎシリーズでチャンピオンを獲得しステップアップした18歳の神晴也が62号車、昨年FIA-F4選手権で初の全戦入賞を果たし、シリーズ4位を獲得、メーカー系スカラシップ勢の中に割って入った川合孝汰が63号車で挑む。同シリーズは全7大会14戦で争われ、今後ステップアップを目指す若手ドライバーの登竜門。今回の舞台の岡山国際サーキットは、中低速コーナーが続くサーキットでいかにコーナーを早く立ち上がるかが戦う上でのポイントとなる。
予選4月13日(土)天候/晴れコース 状況/ドライ
このレースウィークの走行開始は水曜日から。ドライ・ウエット両方のコンディションを経験し、様々なセッティングを試しながら方向性を決めていった。金曜日の専有走行では神が7番手、川合が10番手につけ、さらにポジションアップを狙える手応えで予選に臨んだ。
今回の予選は、通常よりもガソリンの量を減らしマシンを軽くした状態でコースイン。「フロントタイヤにじっくり熱を入れてからアタックするように。」と監督の坪松はドライバーに指示を出す。
ふたりとも周回を重ねてベストタイミングでのアタックを狙うが、神はタイヤに熱を入れるまでのペースが速くアタックをかけていくタイミングとタイヤの状態がかみ合わない。それでも14周目に1分33秒303でベストタイムを記録する。一方の川合は、時間をかけてウォームアップしていくが練習時との路面状況の変化に対するアジャストが難しく33秒255となった。
その結果、第1戦では神が11番手、川合が10番手、第2戦も同様のポジション。「金曜日までの走り方を予選で変えたことが裏目に出てしまった。」と神。「タイヤや路面状況をみると、もう少し早めのアタックにしてもよかった。」と川合は振り返る。

決勝第1戦4月13日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
予選の5時間後、午後1時40分から行われた第1戦決勝。天気も良く、暖かな陽気の中、初戦のスタートが切られた。
スタートでふたりは1つずつポジションを上げるが、集団の中に入る展開。川合は続くWヘアピン2つ目で集団を避けようとアウト側から進入するとスピンを喫し30番手となる。神はマシンの感触にも手応えを感じながらポジションキープで3周目に入っていくが、アトウッド進入でコースアウトし復帰は叶わずリタイア。
一時は30番手となった川合だが、周回を重ねるごとにポジションを戻し14周目には20番手にまで上がる。しかし、スピンした際の復帰に時間がかかってしまったことからこれ以上の逆転は叶わずタイムアップとなった。
なお、神はマシンの損傷が大きく翌日の第2戦はリタイアとなった。

決勝第2戦4月14日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
雨予報が出ていた日曜日は雨粒が落ちる場面もあったが、持ちこたえてドライコンディションでのレース。8時20分にフォーメーションラップが開始され、全車がグリッドにつくところで、ポールポジションのマシンがスタート手順違反により最後尾スタートを科せられることに。そのため再度フォーメーションラップを行い、仕切り直しとなる。なお、スタートディレイによりレースは14周に減算された。
実質、10番グリッドの川合の前にいるのは8台となり、スタートでまず1台を攻略すると、2コーナーの内側で並び、続くアトウッドの外側からもう1台、さらにWヘアピンの2つ目のインから3台目を刺すと1周目で6番手にまで上がる。
しかし、4周目の1コーナーでクラッシュがありセーフティーカー(SC)が導入されてしまう。4周のSCランの後、9周目にレースが再開されると、さらにポジションアップを狙いプッシュしていく。するとトップに対してドライブスルーペナルティが課せられて11周目に5番手に。
残り3周の頃には前車の背後につき、タイミングをうかがっていくと、翌周の1コーナーで前がミス。その後のアトウッドでの立ち上がりを早くし、後半での逆転を狙うが、初戦でタイヤを使ってしまったことで捉えきれず5番手でレースを終えた。
- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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レースウィークの流れはけして悪い感じはなかったが、第1戦のレースでは川合がスピンで入賞の権利が無くなり、神もスピードがあっただけにアクシデントは大きな代償になった。それでも、第2戦での川合は冷静なレース運びで表彰台まであと一歩のところまで追い上げてくれた。
- Driver 神晴也(Seiya Jin)COMMENT
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今回、予選でのアタックのタイミングや位置取りなど含めてタイムの出し方がよくありませんでした。また、急に走り方を変えてロスをしていることに気付かずそのまま終わってしまって、すごくもったいないことをしたと反省しています。レースは残念な結果になってしまいましたが、もう次を見て切り替えていこうと思います。富士は勝つことしか考えていません。そのために、まずは予選でいいポジションを取れるように自分の走りもしっかりまとめられるようにしていきます。
- Driver川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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予選は時間をかけてタイヤに熱を入れていきアタックしましたが、路面状況など見てもう少しアタックのタイミングを早くするべきだったと思っています。第1戦は、自分の判断ミスが全てです。スピンをして戻るまでに時間がかかってしまいました。第2戦は、前後に自分の存在を大きく見せてミスを誘うことや後ろがバトルするように考えて組み立てました。最後はアトウッドで近づいて後半で抜くつもりでいましたが、アトウッドでうまく合わせきれず5位となりました。富士ではさらに上を目指しますので今シーズンも応援よろしくお願いします。
Le Beausset Motorsports