カテゴリー

ニュース内検索

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習GT500クラス ホンダ勢が1-2 トップタイムは17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT

公式練習: GT500クラストップタイムはAstemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)

 2025オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が9月20日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)がトップタイムを記録した。

 公式練習は午前9時15分にコースオープン。朝から降っていた雨はFIA-F4の公式予選が終わる頃には止んでいたが、路面はまだ大部分が濡れており、各チームウェットタイヤで走行を開始したが、セッションが進むにつれてコンディションは回復。それに伴い相次いでドライタイヤに履き替えてアタックを行う展開となった。

 序盤トップに立ったのは大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)で1分17秒112。しかしコースオープンから15分が経過する頃には各車1分16秒台にペースアップ。ここでは高星明誠(MOTUL AUTECH Z)が1分16秒210でトップに。さらに25分が経過したところで山本尚貴(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分15秒597を記録すると、関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)も1分15秒479でこれを上回った。

 この頃になると当初はウェット宣言を出していた競技団からLight ON解除との判断が下る。これに応じて各チームがドライタイヤを投入。ここからは1分13秒台、1分12秒台と瞬く間にタイムが更新され、残り時間30分を目前に大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)が1分10秒758と一気に1分10秒台のタイムを叩き出す。

 しかしここで20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)がメカニカルトラブルに見舞われてピットレーン入り口でストップしたため、セッションは赤旗中断となってしまった。

 車両回収ののち午前10時33分に走行は再開。すると64号車の大草は1分10秒425までタイムアップ。続いて小出峻(Astemo CIVIC TYPE R-GT)も同じ1分10秒425を記録して2番手に続く。

 その後、2クラス混走は残り3分を切ったところで60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が2コーナーを飛び出し、グラベルに捕まってしまったために2回目の赤旗が提示され、これをもって終了となってしまった。

 その後は午前10時58分よりGT300クラスの専有走行が行われたが、ここでも赤旗中断があった影響から、GT500クラスの専有走行は当初予定より8分遅れの午前11時13分に走行開始となる。

 各車タイヤに熱を入れながら次第にペースを上げ、残り時間が3分となったあたりからタイムアタック合戦が始まった。

 まずは佐々木大樹(Niterra MOTUL Z)が1分10秒416で混走のベストタイムを上回ってみせるが、17号車の小出が1分10秒240までタイムを縮めてトップに浮上する。続いて伊沢拓也(Modulo CIVIC TYPE R-GT)も終了寸前に1分10秒251を記録してきた。

 これによりGT500クラスは17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)がトップタイム。64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)が2番手につけ、ホンダ勢が1-2という結果となり、3番手には3号車Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が続いた。

 第6戦の公式予選は午後2時05分よりノックアウト方式で行われる。

公式練習: GT500クラス2位はModulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)

公式練習: GT500クラス3位はNiterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ1結果

GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
139関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS58R1'09.365--186.137
216大津 弘樹ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS181'09.825 0.460 0.460184.911
33三宅 淳詞Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS341'09.942 0.577 0.117184.602
423高星 明誠MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS581'09.959 0.594 0.017184.557
537笹原 右京Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS751'09.986 0.621 0.027184.485
617小出 峻Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS241'09.989 0.624 0.003184.478
71坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1001'10.027 0.662 0.038184.377
838石浦 宏明KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS861'10.040 0.675 0.013184.343
924松田 次生リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH11'10.055 0.690 0.015184.304
1014福住 仁嶺ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS971'10.173 0.808 0.118183.994
---- 以上Q2進出 ----
118松下 信治ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS431'10.214 0.849 0.041183.886
1219国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH231'10.452 1.087 0.238183.265
1364伊沢 拓也Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL171'10.493 1.128 0.041183.159
1412ベルトラン・バゲットTRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS551'10.596 1.231 0.103182.891
15100牧野 任祐STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS541'12.783 3.418 2.187177.396
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'09.413)を更新した。

GT300クラス(Aグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
17ザック・オサリバンCARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH891'17.596--166.393
256ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH891'17.873 0.277 0.277165.801
32平良 響HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS1001'17.999 0.403 0.126165.533
4666ハリー・キングseven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH451'18.016 0.420 0.017165.497
531オリバー・ラスムッセンapr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS81'18.069 0.473 0.053165.384
665菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1001'18.069 0.473 0.000165.384
745篠原 拓朗PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL681'18.112 0.516 0.043165.293
86片山 義章UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH571'18.156 0.560 0.044165.200
99冨林 勇佑PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH251'18.197 0.601 0.041165.114
---- 以上Q2進出 ----
1096高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL311'18.308 0.712 0.111164.880
115木村 偉織マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH661'18.361 0.765 0.053164.768
12360荒川 麟RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH81'18.466 0.870 0.105164.548
1322加納 政樹アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'19.326 1.730 0.860162.764
1430織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI1'19.452 1.856 0.126162.506

GT300クラス(Bグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
160河野 駿佑Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL81'17.363--166.894
287松浦 孝亮METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH341'17.887 0.524 0.524165.771
34谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1001'17.974 0.611 0.087165.586
452吉田 広樹Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS811'18.207 0.844 0.233165.093
50元嶋 佑弥VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH631'18.263 0.900 0.056164.975
625松井 孝允HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH21'18.340 0.977 0.077164.812
711大木 一輝GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL301'18.503 1.140 0.163164.470
8777チャーリー・ファグD'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1001'18.505 1.142 0.002164.466
962平木 湧也HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH161'18.732 1.369 0.227163.992
---- 以上Q2進出 ----
1026イゴール・オオムラ・フラガANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH521'18.737 1.374 0.005163.981
1118小林 崇志UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH771'18.885 1.522 0.148163.674
1261井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL881'18.932 1.569 0.047163.576
1348柴田 優作脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'18.993 1.630 0.061163.450
-20平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MId.n.s---
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第8戦SUGO決勝上位3人のコメント 鈴木斗輝哉「残り2つ確実に連勝したい」

第8戦優勝 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

優勝した鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

 「2大会目の富士も、鈴鹿もかなりトヨタ勢は苦戦していて、その中でも一応トヨタの中ではかなりトップの方で戦えていたんですけど、やっぱり周りとちょっと差があると思いました。SUGOではシーズン始まったぐらいからテストしていたんですけど。かなり良い感触を持って臨めていたんで、それが実際にFPと予選とうまくいって、決勝でも優勝できたっていうのはかなり大きいです。まだまだトップのチームとは差があるので、そこは今後埋めていけるようにしたいと思うし、今回SUGOは3レースあって、一応,1個は優勝できたんで、残り2つ確実に連勝したい。ポイントランキングも2番手なんで、トップと差を縮められるように頑張りたいなと思います」

 「(佐藤選手のプレッシャーはきつかったか)そうですね。まあでも後半は多分彼はダウンフォース抜けでかなり苦しむかなっていう。やっぱり真後ろにいたら追いつけられないとは思うんで、別にそこら辺は気にしませんでした。ただ今回のレースのベストラップが第3レースのスターティンググリッドになるんで、後ろからどんどん来られるとね、自分の方がタイム遅いのかなというふうに気にしてはいましたが、プレッシャーはそんなに感じませんでした」

 「SUGOは本当にスタートでほぼ決まってしまうようなもんなんで、第3レースが2番手っていうのは正直悔しいところですけど、まあでも本当にベストも僅差ですので、3レース目はきっちりスタート決めて、いいレースで終われたらいいな,っていう風に思ってます」

第8戦決勝2位 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

決勝2位の佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「1周目の1コーナーでまず1台抜いて、その後ペース良くって、真後ろまでは来れたんですけど、やっぱりあの距離感になると、どうしてもダウンフォースも抜けますし、なかなか仕掛けられずに終わってしまいました」

 「(レース後半は)ダウンフォース抜けでアンダーが強く出てしまっていて、フロントタイヤも後半キツくなってる感じがありました。後ろを走り続けてしまうとちょっと厳しいかなって。最後、SC明けでワンチャンスあるかなと思ったんですけど、向こうもローリング上手かったですね」

 「2レース目も頑張ります。勝ちたいんで」

第8戦決勝3位 熊谷憲太(OTG MOTORSPORTS)

決勝3位の熊谷憲太(OTG MOTORSPORTS)

 「とりあえず表彰台に上がれたことで今はホッとしてます。白崎選手のプレッシャーは感じていたんですけど、鈴鹿で吉本(大樹)選手にご指導いただきまして。結構後ろを意識して走っちゃうんで、吉本さんに『とにかく前だけ見ろ』って言われました。それで意識はずっと前を向いて、とにかくミスらないで、しっかりポジションをキープできるような走りをしました。後ろをあんまり気にしすぎると、自分のペースも乱れるし、ミスったりも多くなるし、いろいろちょっとマイナスな部分もあるんで、そこをしっかり意識しながら、自分のペースで走ってますね」

 「次のレースはなんかちょっと雨っぽいんですかね? でも雨だったら雨でしっかりと。改善点が見つかってるんで、そこをしっかりと改善して、タイムアップできるように頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第8戦SUGO決勝 鈴木斗輝哉が今季2勝目、INDPクラスはKENTAROが3勝目を飾る

優勝は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

インディペンデントクラス優勝はKENTARO(Baum Beauty Clinic)

 9月20日、2025FIA-F4選手権シリーズの第8戦が、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは、ランキング2位の鈴木斗輝哉が今季2勝目。インディペンデントクラスも、ランキング2位のKENTARO(Baum Beauty Clinic)が今季3勝目を飾った。

 残り3大会となって、ここからタイトル争いを意識した戦いが繰り広げられていくが、チャンピオンクラスは佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が、39.5ポイント差と大きくリードしており、ランキング2位の鈴木にとってはすでに背水の陣といえる状況になっている。

 インディペンデントクラスは、KENTARO、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)による三つ巴の様相を見せており、ここから取りこぼしなく、上位フィニッシュすることが求められるという状況だ。

 また、このレースのベストラップが、明日の第10戦のグリッドを決めるとあって、タイトルの行方を左右する非常に重要な1戦となった。

■チャンピオンクラス

レースはセーフティーカースタートとなった

 路面にまだ濡れた部分があり、スターティググリッドのイン側とアウト側で不公平が生じるとの理由で、レースはセーフティカー(SC)先導でのスタートとなった。

決勝がスタートした

 鈴木を先頭に、ほぼグリッド順でレースは進むが、初めて2番グリッドからスタートした菊池貴博(TGR-DC RS F4)は、2周目、4周目に立て続けにミスを犯して、自ら順位を下げてしまった。

 鈴木と佐藤のトップ2台は、スタート後こそ、鈴木が1秒以上の差をつけていたが、周回を重ねるたびに佐藤が少しずつ迫り、10周目には0.4秒差にまで詰め寄った。しかし、ここから鈴木が巧みに抑え込み、それ以上、二人の差が詰まることはなかった。

 残り4周となっところで、10位を走行していた吉田馨(BALR. RAGNO MOTOR SPORT F4)が、SPコーナーで飛び出してしまい、コースサイドにストップ。これでSCが入ることになり、再開は微妙な状況になる。

 結局、車両回収が終わらずに、SC先導のままフィニッシュを迎え、鈴木がポール・トゥ・ウィン。2位佐藤とのポイント差を7ポイント詰めた。

 2人からは遅れたが、3位熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)は初の表彰台を射止めた。4位白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)、5位落合蓮音(TGM Grand Prix F4)、梅垣清(TGR-DC RS F4)は、序盤から変わらず。

 なお、ファステストラップは佐藤が奪い、第10戦のポールポジションを手に入れた。

決勝2位は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

表彰式

■インディペンデントクラス

 クラスポールスタートのKENTAROが逃げ、1周目に2位に上がったDRAGONが追うという展開が、スタートから続いた。

 二人の差が最も近くなったのが、8周目。ストレートでKENTAROの背後についたDRAGONは、1コーナーでアウトから並びかけるが、KENTAROも上手く抑えた。これ以降は、僅かずつKENTAROが差を開き、逆に3位の今田がハイペースでDRAGONに迫りつつあった。

 しかし、今田の追い上げもSCが入ったことで終了となり、KENTARO、DRAGON。今田の順でフィニッシュ。

 この結果、12ポイントあったDRAGONとKENTAROの差は、5ポイントまで縮まり、今大会で逆転の可能性も出てきた。

 なお、今田がファステストラップを記録し、第10戦のポールとなった。

 第9戦決勝は、本日午後4時から、第10戦決勝は明日の午前9時15分から、17周(または30分間)で行われる。

インディペンデントクラス決勝2位はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

インディペンデントクラス決勝3位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第8戦SUGO決勝結果

Championクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
129鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1728'51.273--
217佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1728'51.904 0.631 0.631
360熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1728'53.089 1.816 1.185
416白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1728'53.341 2.068 0.252
58落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1728'53.528 2.255 0.187
628梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1728'53.780 2.507 0.252
735鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1728'54.009 2.736 0.229
8*19松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1728'54.228 2.955 0.219
951百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1728'54.405 3.132 0.177
1036菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1728'54.836 3.563 0.431
1133鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1728'55.001 3.728 0.165
1254迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1728'55.780 4.507 0.779
1350新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1728'57.486 6.213 1.706
1445洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1728'58.987 7.714 1.501
1538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1729'00.491 9.218 1.504
1643森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1729'00.804 9.531 0.313
1737武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1729'01.003 9.730 0.199
1834田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1729'03.89012.617 2.887
1987豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1729'04.82013.547 0.930
2080翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1729'05.71914.446 0.899
2114村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1729'06.73415.461 1.015
2253酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1729'08.36017.087 1.626
2352岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1729'08.68717.414 0.327
2415中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1729'08.94317.670 0.256
2546有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1729'10.33719.064 1.394
2697三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1729'10.58819.315 0.251
2763岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1729'10.95119.678 0.363
2862中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1729'12.45121.178 1.500
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
-48吉田 馨BALR. RAGNO MOTOR SPORT F4
RAGNO MOTOR SPORT
1219'13.6495Laps5Laps

Independentクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
155KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1729'13.238--
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1729'14.112 0.874 0.874
344今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1729'15.855 2.617 1.743
410中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1729'17.096 3.858 1.241
511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1729'19.421 6.183 2.325
696齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1729'20.953 7.715 1.532
798IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1729'21.205 7.967 0.252
840⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1729'21.754 8.516 0.549
971大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1729'23.116 9.878 1.362
1061坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1729'23.94810.710 0.832
114佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1729'25.78112.543 1.833
1274小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1729'28.17414.936 2.393
1388三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1729'29.40616.168 1.232
1486大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1729'31.83318.595 2.427
156ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1729'33.98020.742 2.147
1623YUGOS2R Racing
N-SPEED
1629'16.3401Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 15 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 17 佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4) 1'23.894 (7/17) 153.901 km/h
  • CarNo. 19は、FIA-F4 SpR.15.1.2(危険なドライブ行為)により、訓戒とする。
Tags:

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習GT300クラス Green Brave GR Supra GTがトップタイム

公式練習: GT300クラストップタイムはGreen Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)

 2025オートバックスSUPER GT第5戦「SUGO GT 300km RACE」の公式練習が、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、GT300クラスは、Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)がトップタイムをマークした。

 レースウィークに入って、仙台地方は急に秋めいてきた。予選日の土曜日は朝から雨模様で、肌寒い天候となった。セッションの開始される午前9時15分には雨も上がり、路面も急速に乾いていった。

 練習走行でトップタイムをマークしたのは、現在ランキング8位(40.5p)の52号車Green Brave GR Supra GT。残り3戦で逆転の可能性もあるだけに、今回のレースでは優勝を狙いたいところ。

 2番手タイムは、逆転チャンピオンを狙う2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)。今季、ここまで優勝はないものの、コンスタントに上位入賞を続け、ランキング3位(52.5p)につけている。

 3番手タイムは、666号車seven × seven PORSCHE GT3R(近藤翼/ハリー・キング)。タイトル争いでは大きく遅れて入るものの、サクセスウェイトも45kgと少ないだけに、ポルシェGT3の実力を引き出せれば、上位入賞の可能性も高い。

 4番手以下は、31号車apr LC500h GT(オリバー・ラスムッセン/小山美姫)、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)、48号車脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R(井田太陽/柴田優作)と続いた。

 現在ランキングトップの、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)は9位につけ、順調な仕上がりを見せている一方で、気になるのは、ランキング2位の777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)。満足に周回できずに、最後はトラブルでコース上でストップしてしまった。

 ランキング上位は、サクセスウェイトはマックスの100kg(運用で+50kgと給油リストリクター制限)となっており、予選では厳しい戦いを強いられる可能性が高いが、決勝ペースをいかにうまくまとめるのかが勝負の鍵になる。

 とりあえずは、現時点でランキングトップ3の65号車、777号車、2号車の戦いぶりに注目だ。

 予選は、本日午後2時5分から行われる。

公式練習: GT300クラス2位はHYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)

公式練習: GT300クラス3位はseven × seven PORSCHE GT3R(近藤翼/ハリー・キング)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER GT

第6戦SUGO公式練習結果

GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
117塚越 広大
小出 峻
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS241'10.240--183.818
264伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL171'10.251 0.011 0.011183.790
33佐々木 大樹
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS341'10.416 0.176 0.165183.359
424松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH11'10.508 0.268 0.092183.120
539関口 雄飛
サッシャ・フェネストラズ
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS581'10.561 0.321 0.053182.982
637笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS751'10.600 0.360 0.039182.881
7100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS541'10.798 0.558 0.198182.370
823千代 勝正
高星 明誠
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS581'10.819 0.579 0.021182.315
98野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS431'10.846 0.606 0.027182.246
1038石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS861'10.864 0.624 0.018182.200
1114大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS971'11.151 0.911 0.287181.465
1216大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS181'11.170 0.930 0.019181.416
1312平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS551'11.262 1.022 0.092181.182
141坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1001'11.268 1.028 0.006181.167
1519国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH231'14.312 4.072 3.044173.746

GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
152吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS811'18.023--165.482
22堤 優威
平良 響
HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS1001'18.280 0.257 0.257164.939
3666近藤 翼
ハリー・キング
seven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH451'18.525 0.502 0.245164.424
431オリバー・ラスムッセン
小山 美姫
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS81'18.582 0.559 0.057164.305
560吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL81'18.612 0.589 0.030164.242
648井田 太陽
柴田 優作
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'18.678 0.655 0.066164.104
76片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH571'18.734 0.711 0.056163.988
856ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
平手 晃平
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH891'18.761 0.738 0.027163.931
965蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1001'18.845 0.822 0.084163.757
100小暮 卓史
元嶋 佑弥
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH631'18.887 0.864 0.042163.670
117ザック・オサリバン
小林 利徠斗
CARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH891'18.940 0.917 0.053163.560
1245ケイ・コッツォリーノ
篠原 拓朗
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL681'19.082 1.059 0.142163.266
13360青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH81'19.108 1.085 0.026163.212
144谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1001'19.140 1.117 0.032163.146
1596新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL311'19.171 1.148 0.031163.082
1618小林 崇志
野村 勇斗
UPGARAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH771'19.222 1.199 0.051162.977
1762平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH161'19.365 1.342 0.143162.684
1861井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL881'19.423 1.400 0.058162.565
1911富田 竜一郎
大木 一輝
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL301'19.544 1.521 0.121162.318
2087松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH341'19.544 1.521 0.000162.318
2125松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH21'19.766 1.743 0.222161.866
2230永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI1'19.862 1.839 0.096161.671
239阪口 良平
冨林 勇佑
PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH251'19.949 1.926 0.087161.495
245塩津 佑介
木村 偉織
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH661'20.324 2.301 0.375160.741
2526イゴール・オオムラ・フラガ
安田 裕信
ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH521'20.497 2.474 0.173160.396
2622和田 久
加納 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'20.691 2.668 0.194160.010
2720平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1'21.900 3.877 1.209157.648
28777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1001'25.058 7.035 3.158151.795
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第8戦、第9戦SUGO公式予選上位3人のコメント 鈴木斗輝哉「ここまできたら三連勝を」

第8戦、第9戦ポールポジション 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

第8戦、第9戦ともポールポジションの鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

 「結構赤旗入るかなっていう、荒れた予選を予想をしてたんですけど、とりあえず赤旗1回で済みました。ウェットコンディションで位置取りがなかなか難しくて、視界も確保しづらいし、距離感とか感覚が掴みにくいし、台数も多く、本当にトリッキーなコンディションでしたが、その中でも最初から自分のクルマはセットアップが決まって、タイヤも内圧も良くて、最初からタイムを出していけたました。赤旗前にもベストラップが出ていたので、それも良かったんじゃないかと思います」

 「走り出しからは全然いけるなっていう感じがあって、周りよりも全然ペースが良かったですし、全くペースには困ってないかなって。ウェットは正直ドライバーの面が結構でかいのかなって思ってます。自分がうまいとかじゃないんですけど。ただ、その中でも本当にチームの方々がいろいろメンテナンスしてくれて、すごい準備してきてくださったので、それがこういった形でいい予選結果で終われたのは、とても良かったと思います」

 「第3レースが(第1レースの)ベストラップ順かなんかですよね。第1レースはウェットでもドライでもトップで走ればクリーンエアで走れますし、いいレースができるんじゃないかな。ここまで来たら3連勝を目指してミスがないようにしたいなと思います」

第8戦、第9戦予選2位 菊池貴博(TGR-DC Racing School)

第8戦、第9戦とも予選2位の菊池貴博(TGR-DC RS F4)

 「前日や一昨日のドライの状況でも5番手とか、割といい位置にはいたので、今季のベストリザルトは出せるかなという感じでした。逆に雨が降っちゃってあまり自信はなかったんですけど,いろいろトライしたことがうまくはまっていて、メカニックさんもすごい良いクルマを作ってくれて、自分のパフォーマンスもクルマのポテンシャルも引き出せたと思いますし、今年の中ではベストリザルトだったので、このまま表彰台優勝を目指して、決勝もスタート切っていきたいなというふうに思っています」

 「僕がちょうど最終コーナーを立ち上がった瞬間に赤旗が出て、前の人はスルーしたんですけど、僕はピットに入れたんで、それでクリアな状況が作れたので、コンディション的にもアタックする場所取りとしてもすごい運にも恵まれて、すごいいい結果を残すことができましたね。タイムアップはその要因じゃないかなという風に思います」

 「やっぱり36番っていうのは、10年前に坪井さんが走ってたり,トヨタの中でもエース的な番号だと思います。僕は今まで36にふさわしい走りは全然できてなかったんですけど、今回のSUGOラウンドは36にふさわしい、恥じない走りができているとは思っています」

第8戦、第9戦予選3位 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

第8戦、第9戦とも予選3位の佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

 「序盤は悪くなかったんですけど、赤旗が入って以降は、もうちょっとタイムがあげれるかなと思ってたんですけど、思ったよりいけなくて。僕らとしても、あんまり原因は突き止められてなくて、内圧なのか、どのセットなのか、ちょっとわからないんです。レコードラインは結構乾き始めてるような感じでドライ調子良かっただけにちょっと悔しいんですけど」

 「決勝の天気はちょっとまだわかんないんですが、ドライは自信があります。ウェットでも原因を突き止めて、まだやれることはあると思います。3連勝で今大会を終えたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags: ,

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第8戦、第9戦SUGO 公式予選 Cクラスは鈴木斗輝哉、IクラスはKENTAROがWポール獲得

第8戦、第9戦ともポールポジションは鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

インディペンデントカップ第8戦、第9戦ともポールポジションはKENTARO(Baum Beauty Clinic)

 9月20日、FIA-F4選手権第8、9戦の予選が、スポーツランドSUGOで行われ、チャンピオンクラスは鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)が、インディペンデントクラスはKENTARO(Baum Beauty Clinic)が、ベスト、セカンドベストともにトップタイムをマークし、両レースともにポールポジションを獲得した。

 朝から、小雨模様の天候となり、コンディションはウェット。気温もぐっと下がるなか、午前8時からチャンピオンクラス、8時35分からインディペンデントクラスの予選が行われた。

■チャンピオンクラス

 開始から、好調にタイムを上げたのは、現在シリーズランキング2位の鈴木斗輝哉。20分の予選時間の前半を終えた時点で、唯一、1分32秒台に入れて、2番手のランキングトップ佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)以下を引き離していった。

 後半になって、路面状況が徐々に改善してくると、好調の鈴木は1分32秒355までタイムアップ。2番手には菊池貴博(TGR-DC RS F4)が1分32秒788で上がり、トヨタ育成ドライバーがワンツーとなった。

 一方、ホンダ育成ドライバーの2人はタイムが伸びず、前回の鈴鹿で優勝を飾った新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)、初表彰台を得た百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)ともに、10位あたりで苦しみ続けた。

 結局、この勢力図は変わらないまま予選は終了。

 ベストタイムで決まる第8戦のトップ6は、鈴木、菊池、佐藤、熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)、鈴木恵武(TGR-DC RS F4)、白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)。

 第9戦のグリッドを決めるセカンドベストは、トップ3は、鈴木、菊池、佐藤と変わらず。4位以下は、白崎、熊谷、迫隆眞(PONOS RACING MCS4-24)の順となった。

 ホンダ育成の新原は、12位と7位、百瀬はコースインの際にホワイトラインカットがあったとして、ベストタイム抹消となり、13位と14位と、抜きどころの少ないSUGOで厳しい位置からのスタートとなった。

■インディペンデントクラス

 予選序盤から、タイトルを争うDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)とKENTAROが、激しいポール争いを繰り広げ、これに中島功(Rn.SHINSEI.MCS4)と植田正幸(Rn-sports MCS4)が絡むという展開で予選が進んだ。

 序盤から、優位に予選を進めたのはKENTARO。1分35秒417、1分35秒192とトップタイムを更新し続け、途中、DRAGONが1分34秒752でトップを奪うも、すぐに1分34秒425で逆転。常に予選をリードし続けた。

 路面が回復した終了直前、中島が1分34分676までタイムアップし2番手に。KENTAROは1分34秒325までタイムを縮め、トップを盤石なものとした。

 ベストタイムで決まる第8戦は、KENTARO、中島、DRAGON、植田、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、IKARI(Bionic Jack Racing)がトップ6。

 セカンドタイムで決まる第9戦は、中島とDRAGONが順位を入れ替えたが、トップ6は同じ顔ぶれとなった。

 なお、今大会の3レース目、第10戦のグリッドは第8戦決勝中のベストタイムで決定する。

 第8戦の決勝は、本日午前11時50分から、第9戦決勝は午後4時から、第10戦決勝は明日の午前9時15分から、すべて17周(または30分間)で行われる。

第8戦、第9戦とも予選2位は菊池貴博(TGR-DC RS F4)

第8戦、第9戦とも予選3位は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

インディペンデントカップ第8戦予選2位、第9戦予選3位は中島功(Rn.SHINSEI.MCS4)

インディペンデントカップ第8戦予選3位、第9戦予選2位はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags: ,

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO公式予選結果

Championクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
129鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'32.607--139.421
236菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'32.886 0.279 0.279139.003
317佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'32.977 0.370 0.091138.867
416白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'33.108 0.501 0.131138.671
560熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'33.114 0.507 0.006138.662
654迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1'33.294 0.687 0.180138.395
750新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1'33.312 0.705 0.018138.368
819松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1'33.367 0.760 0.055138.287
935鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'33.398 0.791 0.031138.241
108落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1'33.401 0.794 0.003138.236
1128梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'33.541 0.934 0.140138.029
1248吉田 馨BALR. RAGNO MOTOR SPORT F4
RAGNO MOTOR SPORT
1'33.551 0.944 0.010138.015
1333鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1'33.725 1.118 0.174137.758
14*51百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1'33.735 1.128 0.010137.744
1538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'33.777 1.170 0.042137.682
1643森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'33.811 1.204 0.034137.632
1745洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1'33.904 1.297 0.093137.496
1880翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1'33.943 1.336 0.039137.439
1952岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1'33.971 1.364 0.028137.398
2034田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1'34.236 1.629 0.265137.011
2153酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1'34.377 1.770 0.141136.807
2287豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'34.746 2.139 0.369136.274
2346有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'34.858 2.251 0.112136.113
2497三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'34.968 2.361 0.110135.955
2515中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'35.013 2.406 0.045135.891
2662中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'35.044 2.437 0.031135.847
2763岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'35.255 2.648 0.211135.546
2837武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'35.302 2.695 0.047135.479
2914村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'35.579 2.972 0.277135.086
---- 以上基準タイム(105% - 1'37.465)予選通過 ----
  • CarNo. 51は、FIA-F4 L項 4.6.c(出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。

Independentクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
155KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1'34.425--136.737
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'34.859 0.434 0.434136.111
310中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1'35.016 0.591 0.157135.887
411植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1'35.083 0.658 0.067135.791
544今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'35.255 0.830 0.172135.546
698IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'35.384 0.959 0.129135.362
796齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1'35.595 1.170 0.211135.064
871大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1'35.729 1.304 0.134134.874
940⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1'35.783 1.358 0.054134.798
1061坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'36.470 2.045 0.687133.838
1174小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1'37.635 3.210 1.165132.242
1288三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1'38.053 3.628 0.418131.678
136ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'38.158 3.733 0.105131.537
---- 以上基準タイム(105% - 1'39.505)予選通過 ----
-4佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1'42.471 8.046 4.313126.001
-86大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'42.667 8.242 0.196125.760
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'47.68013.255 5.013119.905
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第8戦SUGO公式予選結果

Championクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 Champion class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
129鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'32.355--139.802
236菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'32.788 0.433 0.433139.149
317佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1'32.871 0.516 0.083139.025
460熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'32.893 0.538 0.022138.992
535鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'32.913 0.558 0.020138.962
616白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'33.021 0.666 0.108138.801
728梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'33.026 0.671 0.005138.793
88落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1'33.119 0.764 0.093138.655
954迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1'33.149 0.794 0.030138.610
1048吉田 馨BALR. RAGNO MOTOR SPORT F4
RAGNO MOTOR SPORT
1'33.153 0.798 0.004138.604
1119松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1'33.157 0.802 0.004138.598
1250新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1'33.260 0.905 0.103138.445
13*51百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1'33.317 0.962 0.057138.361
1433鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1'33.611 1.256 0.294137.926
1538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'33.706 1.351 0.095137.786
1637武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'33.720 1.365 0.014137.766
1743森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'33.723 1.368 0.003137.761
1845洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1'33.723 1.368 0.000137.761
1953酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1'33.823 1.468 0.100137.614
2052岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1'33.845 1.490 0.022137.582
2180翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1'33.896 1.541 0.051137.507
2287豊島 里空斗Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'33.982 1.627 0.086137.382
2334田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1'34.049 1.694 0.067137.284
2497三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'34.779 2.424 0.730136.226
2514村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'34.806 2.451 0.027136.188
2663岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'34.808 2.453 0.002136.185
2715中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'34.813 2.458 0.005136.178
2846有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1'34.836 2.481 0.023136.145
2962中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'34.887 2.532 0.051136.071
---- 以上基準タイム(105% - 1'37.305)予選通過 ----
  • CarNo. 51は、FIA-F4 L項 4.6.c(出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。

Independentクラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2025/09/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 Independent class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
155KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1'34.325--136.882
210中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1'34.676 0.351 0.351136.375
330DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'34.752 0.427 0.076136.265
411植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1'35.039 0.714 0.287135.854
544今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'35.051 0.726 0.012135.837
698IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'35.296 0.971 0.245135.487
796齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1'35.593 1.268 0.297135.066
871大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1'35.702 1.377 0.109134.913
940⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1'35.747 1.422 0.045134.849
1061坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'36.052 1.727 0.305134.421
1188三浦 和貴B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1'37.300 2.975 1.248132.697
1274小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
1'37.382 3.057 0.082132.585
136ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'37.794 3.469 0.412132.027
---- 以上基準タイム(105% - 1'39.314)予選通過 ----
-86大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'40.962 6.637 3.168127.884
-4佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1'41.466 7.141 0.504127.249
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'47.52113.196 6.055120.083
Tags:

VITA筑波

第4戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・兒島弘訓「赤旗を想定して序盤は飛ばさずタイヤマネジメントした」

優勝 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)

 「レース自体も赤旗が出ずに終われたということでしたが、赤旗を想定して序盤は飛ばさずにタイヤマネジメントしていました。中盤以降(1分)3秒6というターゲットタイムをずっと出せるように狙って走っていて。一回3秒4に入れて、そこからもう一声いけるかなというところだったのですがちょっとグリップダウンしてしまって、それ以降は3秒6を目指して走っていて、ペースコントロールという部分では、いいレースができたと思います。スタートも悪くはなかったですが抜群というわけではなかったので解析が必要かと思いますが、失敗ではないスタートだったので、次回もこういうスタートができるように、練習してきたいと思います」

2位 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)

 「スタートはうまく行ったのですが、その先でシフトミスをしてしまって、後ろの人たちに迷惑をかけてしまいました。その後は兒島さんには逃げられてしまったので(後ろの)佐藤さんを気にしながら、距離が開くかどうかを見ながらのレースをしていました。想定していたのとは違いますがが、2位はキープできたので、ヨシとします」

3位 佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)

 「スタートでちょっと並ばれたのですが、1コーナーで冷静に対処して3位をキープしたまま、最後まで順位を死守できたのはよかったです。ただ前を行く兒島選手と西濱選手に対して中盤から後半自分のペースが遅くて、ついて行くのがやっとだったので、まだまだトップ2に食らいつくには練習が必要かな、というレースでした。来週が十勝(3時間)で、再来週が岡山でMEC120分と3週連続でVITAでのレースなので、今日はちょうどいいトレーニングにもなりました」

4位 佐藤考洋(Tipo ETA VITA-01)

 「まずは順位を落とさないように、と。ラッキーなことに大沢さんがペナルティで下がったので、順位をキープして抜かれたくないなと思っていたのですがスタートを失敗して(苦笑)抜かれてしまって。それからは前のクルマがやりあっていたので、チャンスがこないかという思いで見ていて。で、チャンスが来たので、それを活かせたかなと思います。レースは楽しめました」

5位 山本龍( お先にどうぞ☆VITA)

 「終盤佐藤(考洋)さんに接近されて、振り切ろうと思っていましたがだめでした。あまりいいところの無かったレースでした」

6位 大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)

 「スタートはばっちり決まりました。前の龍さんは抜けそうだったのですが、ちょっと気を抜いたら(順位を)戻されて、続いて後ろからコーナーでインを差されて。放っておけば(相手が)まっすぐ行ってくれそうだったのにこちらも同調してしまって(笑)、順位をひとつ下げました。次は出られないのですが、最終戦また頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Tags:

VITA筑波

第4戦筑波決勝 兒島弘訓がポール・ツー・ウインの完勝で4連勝を飾る

優勝は兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)

 VITA筑波シリーズ第4戦決勝は9月14日(日)に行われ、ポールポジションからスタートの兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)がホールショットを奪うとそのまま後続を引き離して危なげない走りで18周を走り切り優勝。開幕からのシリーズ連勝を4と伸ばしチャンピオンに大きく近づいた。

 決勝は本日の最終レースとして午後3時45分にフォーメーションラップ開始。日差しはやや傾いたものの依然として気温31.4度、路面温度37.5度という暑さだ。13台のVITA-01が15周または30分のレースに向けてグリッドに整列するとレーススタート。

決勝がスタートした

フロントロウの兒島、西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)は好スタート。3番グリッド佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)、4番グリッド山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)もスムーズにスタートしてポジションを守り、第1コーナーで山本がアウトから仕掛けるが、佐藤元春はしっかりインを押さえて3位を守る。

 加速がよかったのが7番手スタートの大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)で5番手スタートの佐藤孝洋(Tipo ETA VITA-01)、6番手スタートの土屋伊津季(ディープレーシングVITA)をストレートエンドまでにごぼう抜き、5位に上がって第1コーナーへ飛び込む。土屋はさらに9番手スタートの中島正之(ビーンズスポーツ3年目VITA)にもオーバーテイクを許し8位に後退。8番手スタートのおぎねぇ(ORC白岩設備ワコーズVITA)もスタートの蹴り出しが弱く第1コーナーまでに中島、並木海和(ViVa ETA VITA)に先行されて10位にダウン。

 オープニングラップを終えてトップは兒島は2位西濱と早くも2.064秒の差。そこから0.304秒差で3位佐藤元春、0.296秒差の4位山本、5位大沢は0.218秒差、さらに0.271秒差で6位佐藤孝洋。

 3周目に入り序盤が勝負と言っていたトップ兒島が1分3秒791と最速タイムで2位西濱との差を2.267秒に拡げる。前を追いたい西濱だが0.263秒差で3位佐藤元春がチャンスを伺っていて、防戦に回らざるを得ない。4位山本はそこから1.022秒離され、勢いのある大沢とは0.110秒差とテール・ツー・ノーズ状態だ。

 兒島は5周目に1分3秒664とファステストを更新。ただひとり1分3秒台で周回し6周目には2位西濱との差を3.704秒まで拡大して独走状態になる。3位以降も膠着状態だ、

 8周目に入りレースは後半戦。兒島はまったくペースを緩めず1分3秒662、さらに9周目3秒604と最速タイムを更新し続けて、10周目は3秒521と本日のファステストラップを叩き出して2位西濱と6.691秒差と段違いのスピードを見せる。各車ポジションを守っている中で次第に接近してきたのが5位大沢と6位佐藤孝洋で、8周目に1.037秒あった間合いが10周目に0.217秒と一気に短縮。4位山本にセクター1で仕掛けた大沢にミスがあったようで佐藤孝洋に詰め寄られることになった。二人のバトルは11周目0.123秒差とテール・ツー・ノーズ状態になると12周目の第1セクターで逆転。佐藤孝洋5位、大沢6位と入れ替わる。

 トップ兒島は13周目に入ってようやく手綱を僅かに緩めて1分4秒台、それでも2位西濱よりは0.5秒速いペースでリードは8.829秒。ここで12位を争っていた内田美保乃(RaiseUP miiisuke VITA)と鈴木悠太(ELEV Racing Dream)が接触。それぞれマシンにダメージを負いストップしてしまう。そして14周目、4位を走る山本を佐藤孝洋がロックオン、最終コーナーからの加速で山本をオーバーテイク。4位佐藤孝洋、5位山本の順でファイナルラップへ。

 後方の混乱をよそに兒島はそのまま15周を走り切ってチェカードフラッグの下を通過。2位以下に10秒以上の大差をつけるぶっちぎりで優勝を飾った。2位西濱、3位佐藤元春が表彰台を獲得。4位佐藤孝洋、5位山本、6位大沢というトップ6になった。

 第4戦を終えてVITA筑波シリーズのランキングは4連勝の兒島が80ポイントと大きくリード、2位には52ポイントの西濱が上がって47ポイントの山本が3位にダウン。残り2レースということでシリーズチャンピオン争いはこの3人に絞られて、次戦第5戦は10月26日(日)に行われる。

決勝2位は西濱康行(ETA白波ワークス VITA)

決勝3位は佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)

決勝4位は佐藤孝洋(Tipo ETA VITA-01)

決勝5位は山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)

決勝6位は大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Kazuhiro NOINE
Tags:

VITA筑波

第4戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション・兒島弘訓「コースレコードを狙えると思っていた」

ポールポジション 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)1分3秒183

 「気温的には自分のコースレコード(第1戦の1分2秒909)を狙えるかなと思っていたのですが、(直前の)スーパーFJの予選辺りから晴れてきてしまって、路面温度が上がって、厳しいかなと思いつつ1分2秒台を狙っていたのですがかなわずでした。1回ピットに入って(ショックアブソーバーの)減衰変えたり、いくつかセットを変えてみたのですが、そもそも路面のコンディションが雨上がりということもあってパフォーマンスを出せきれずでした。コンディションの割には悪くない予選だったと思いますが、目標タイムには届かず、という感じでした。決勝に向けてのクルマの方向性とかはセット変えた時の感触の違いとか、どちらの方がよかったかというのはタイヤがタレた時の雰囲気もわかったので、それはよかったかなと思います」

2位 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)1分3秒650(+0.467秒)

 「前回よりは少し(兒島との)差が詰まったかな、という気もしますが、やっぱりまだ差は大きいなと思います。今日までけっこう準備してきたのですが、それでも兒島君は遠かったです。まだまだ精進します。路面改修されて、全開率が高くなった気がするし、タイムも上がっていると思います」

3位 佐藤元春( KOSHIDO×ビーンズVITA)1分3秒950(+0.767秒)

 「前半でタイム出ましたね。今回のレースウィークは天候が不安定で、ドライでしっかり練習ができなかったのですが。想像よりタイヤの熱の入りが早かったので、自分の想定より早い段階でタイムが出ました。ただ、まだ少し心残りがあるのですが3番手スタートということで、自分としては満足のいく予選アタックでした。筑波の習熟に関してはままだこれからだと思います。なので決勝もここのライバルたちに揉まれながら成長できたらなと思います」

4位 山本龍(お先にどうぞ⭐︎VITA)1分4秒026(+0.843秒)

 「タイヤがいい時に、うまく走れなくて、その後はわりとすぐにタイヤがズルズルになってしまった感じでした。前回からのエンジンの吹けについてはエンジン本体以外のところを変えてみたけれどあまり変わらない感じで、ちょっと苦しいですね。2列目スタートなので表彰台目指して頑張ります」

5位 佐藤考洋(Tipo ETA VITA-01)1分4秒452(+1.269秒)

 「もう精いっぱいでした。車両が旧型なので、若干マシンの差を感じつつも今できることのベストをやって。それでも上位に上がるにはちょっと無理があったので、順当な予選の順位なのかなと思います」

6位 土屋伊津季(ディープレーシングVITA)1分4秒734(+1.551秒)

 「序盤、前のクルマに詰まってしまって、タイムを出すのに苦労しました。もうちょっと行けたかもしれないのですが、詰まってしまって。位置取りの部分をもっと工夫すればもう少しタイム出せたのかな、と思います。タイヤの持ちはいつも通りという感じで、5、6周くらいで一番タイムが出て、そこから下がってくるという感じでした。その意味ではタイヤの美味しいところは使えたと思います。今回レース参加3回目で、まだポイント取れたことがないので、このまま行きたいですね」

Text: Junichi SEKINE
Tags:

VITA筑波

第4戦筑波公式予選 兒島弘訓がポールポジション獲得で4連勝に近づく

ポールポジションは兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)

 VITA筑波シリーズ第4戦予選は9月14日(日)に開催され、開幕3連勝の兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が2番手に0.467秒の差でポールポジションを獲得した。

 9月中旬に入り前日まで気温20度台と暑さも一段落かと思われた筑波サーキットだが、今日の筑波は猛暑が復活。2カ月前の第3戦までは兒島が怒涛の3連勝で60ポイントを荒稼ぎ。シリーズ2番手の39ポイント山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)を引き離し、本日の結果いかんではチャンピオンに大きく近づくことになる。

 筑波サーキットは8月に路面の補修が行われ、第1ヘアピンの入り口からダンロップコーナーを経て80Rまでの舗装が新しくなった。に変化について印象を聞くと思ったほどグリップが向上していないとのことだが、今日は雨あがりでもあり予選~決勝とコンディションの変化が大きいだろうと予想している。

 15分間の予選は午前10時50分コースオープン。筑波シリーズ規則によって前戦優勝の兒島を先頭に13台のVITA-01がコースイン。すでに気温29.5度、路面温度37.4度で、路面はほぼドライコンディションだ。

 ウオームアップを終えて計測1周目、早くも兒島が1分4秒208をマークしてトップ。2番手に4秒518で山本がつけるが、直後に大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)が4秒400のタイムで山本を上回る。

 残り時間12分。兒島はトップタイムを1分3秒573まで短縮。2番手には3秒904で西濱康行(ETA白波ワークス VITA)が上がってくる。山本も4秒066までタイムを詰めて3番手。大沢4番手にドロップ。後方で順位を上げてきたのがおぎねぇ(ORC白岩設備ワコーズVITA)、4秒902で6番手へ進出。

 残り時間10分、タイムアタックに入った佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)が1分4秒022で13番手から3番手へと一気にポジションアップ。初めての筑波でのVITAレースだが十勝のVITAのチャンピオン経験者、今年はFCR-VITAに参戦し上位入賞、さらにスーパー耐久ST-5Rクラスでもオートポリスでの第5戦ではクラス優勝を飾っている。土屋伊津季(ディープレーシングVITA)が8番手、こちらも筑波VITAレース初出場の山口心愛(FIRSTGARAGE大和設備工業VITA)が9番手へそれぞれ順位を上げている。

 トップ兒島はさらにタイムを削り取り1分3秒183。2番手西濱3秒814、3番手佐藤元春3秒950とトップ3は揃って1分3秒台。4番手山本、5番手大沢、6番手には佐藤孝洋(Tipo ETA VITA-01)がつけている。

 このあたりで各車タイヤのピークを終えたかタイムを短縮するが少なくなる。そんな中で2番手西濱は1分3秒650まで自己ベストを削り取るが、トップ兒島とは0.467秒の差。大沢も1分4秒109と詰めるも5番手変わらず。

 15分の予選が終わりチェカードフラッグ。残り時間3分に早々とピットインした兒島が1分3秒183でポールポジション。2番手西濱3秒650でフロントロウを獲得。セカンドロウ3番手に佐藤元春3秒950、4番手山本4秒026。5番手タイムは4秒109の大沢だが、ホワイトラインカットがあり7番グリッドに降格。替わって佐藤孝洋が4秒452で5番グリッド、土屋が4秒734で6番グリッドを獲得した。

 筑波VITAシリース第4戦決勝は本日最終のレースとして午後3時42分スタート予定だ。

予選2位は西濱康行(ETA白波ワークス VITA)

予選3位は佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)

予選4位は山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)

予選5位は佐藤孝洋(Tipo ETA VITA-01)

予選6位は土屋伊津季(ディープレーシングVITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝ドライバーコメント 優勝・津田充輝「常に自分のベストを出すことだけ考えて走った」

優勝 津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)

優勝した津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)

 「ある程度ペースはあるとわかっていたので、そこをひたすら追求して、常にプッシュしていました。今回に関しては常に自分のベストを出すことだけ考えて走っていました。満足がいくレースでした」

ファーストガレージ 佐々木孝太アドバイザー

 「津田君は安定しているし、クルマをどう動かしたら速く走れるかということを理解できてきたと思います。そこに自分のクルマを持っていけるようになった。練習から安定感は抜群だったので、後は一発が出れば行くだろうなと思っていた通りになりました。今日は強いレースでしたね。彼は今年筑波に勝負を賭けてやっているし、すごく練習もやっている」

2位 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

決勝2位の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

 「前を追うのもしんどかったですが、僕自身もセッティングも今日はずっとうまく合わせきれなかったのが一番大きかったです。ただ、うまく合わせられていたとしても、今日の津田さんとは接戦になるだろうと思っていたので、最後は思った以上に早く逃げられてしまったので、それは悔しいです。最初に仕留め切りたかったのですが、そこも難しかったですね」

3位 濵邊誠己(ELEVレーシングKKS2制動屋)

決勝3位の濵邊誠己(ELEVレーシングS2制動屋)

 「とにかくタフなレースでした。予選と決勝のインターバルにセット変更をしていて、そのセットに対する走り方を習熟できるまでの間が後ろに追い詰められていて、非常に苦しい戦いでありました。それでも自分の中で周回を重ねるごとに成長していって、結果として3位、表彰台にのぼることができたので、よかったと思います」

ELEV Racing Dream 前田大道代表

 「久しぶりのスーパーFJ表彰台とても嬉しく思います。ドライバーのマサキ選手とレース後、車検場裏で抱き合って喜んでしまいました。彼とは長い付き合いでドライビングのセンスが抜群であることは確固たるものでしたが、初の4輪デビューレースで練習も充分といえない状況だったので確証はありませんでした。レースウィーク前々日、プラクティスから電気系トラブルや大幅仕様変更による挙動理解不足からのセットアップなど試練続きでしたが、それを乗り越えて獲得した3位表彰台は本当にすごいことだと思います。マサキ選手と一緒に次は表彰台の天辺目指して準備を進めていきたいと思います」

4位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)

決勝4位の切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)

 「予選の時点でちょっとセッティングが固まっていなかったのと、自分の理想とする走りがまだ確立していないです。トップとの差や違いは、彼らが理想とするクルマや走りが定まっているのに対して、自分が定まっていなくて。そこでセットも詰め切れなかったし、ドライビングでも攻めきれなかったところがあったので、そこは次までにやって行かなければならないなと思いました」

5位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)

決勝5位の相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

 「ちょっとスタートで、シグナル消えた後に出遅れて。切替君が1コーナーで後ろからきていて、なんとか第1ヘアピン入り口までは粘っていたのですが、抜かされてしまって。その後前に必死に追いつこうとしたのですが、離されてしまって。でもレースペース的には自分の過去のレースと比べてもいいタイムが出ていたと思うので、次は表彰台狙えるように、細かな点から見なおしていきたいです。課題はスタートと、自分の課題を修正していく感じですかね」

6位 内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

決勝6位の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

 「スタートでひとつ上がったのはよかったのですが、その後前に置いて行かれてしまったので、単純に速さが足りなかったところがあります。次戦が筑波の最終戦になるので、それまでに少しでもペースを上げられるように、練習できればなと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Junichi SEKINE
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝 津田充輝が2位以下につけいるスキを与えずポール・ツー・ウイン デビュー戦の濵邊誠己が表彰台を獲得

トップでゴールする津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)

 2025年JAF筑波・富士スーパーFJ選手権シリーズ地方権第6戦決勝が9月14日(日)に筑波サーキットで行われ、ポールポジションからスタートの津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)がホールショットを奪うと、そのままトップを守り切り完勝。シリーズ3勝目を飾った。

 18周もしくは30分で行われる決勝は午後3時12分にフォーメーションラップ開始。気温31.2度、路面温度37.6度のドライコンディションだ。ひところの猛暑ではなくなったがかなり蒸し暑い。11台がグリッドに整列してレーススタート。

レースがスタートした

 フロントロウ2番手の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)の蹴り出しがよく、ポールシッターの津田に並びかけるように加速。津田はその酒井を牽制するように進路を左に寄せていき両車並んで第1コーナーへ向かう。酒井は第1コーナーで津田のアウトから大外刈りを狙うが津田がしっかりインを押さえてトップを守る。後方では4番グリッドから発進の相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)の加速がややにぶく、5番手スタートの切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)が第1コーナーでインを突いてS字を並走、第1ヘアピンへのブレーキングで相田の前に出る。それぞれのバトルの間で濵邊誠己(ELEVレーシングKKS2制動屋)がグリッド通りの3位のポジションをキープしている。

 2台が出場しているジェントルマンクラスは6番手スタートからの蹴り出しが弱かった秋山健也(スーパーウインズKKS2)に対して8番グリッドの畠山退三(Hobbybase&zap-ED)が第1コーナーまでに前に出て7位畠山、8位秋山と入れ替わる。

 オープニングラップを終えてトップは津田。しかし酒井が0.346秒と約3車長の差で続く。3位濵邊はそこから0.778秒の差。4位切替は5位相田を0.549秒差として6位内藤は相田に0.300秒に接近している。

 2周目、津田は酒井を0.4秒近く上回るペースで0.731秒までギャップを拡げるが、酒井も粘って0.7秒の差を3周目、4周目と保持する。しかし5周目に津田は2段目に点火したように58秒691とそこまでのファステストラップを出して1.094秒まで間合いを拡げる。3位濵邊に対して4位切替が0.385秒と接近し、5位相田と6位内藤はそれぞれ単独走行になっている。7位畠山がトップに出たジェントルマンクラスの争いは秋山が0.5秒差まで接近してきた。

 津田はペースを緩めず6周目1.304秒、7周目1.728秒と酒井との間にギャップを築いていく。酒井が59秒を切るか切らないかというペースなのに対して津田はコンスタントに58秒台で走行。7周目には58秒656、9周目に58秒627と立て続けにファステストラップを更新してリードを2.319秒まで拡げ独走態勢を固めつつある。3位濵邊は酒井と2.576秒差と離されつつもしっかりポジションを守って4位切替に0.907秒の差をつけている。

 11周目、津田はペースを緩めることなく酒井の差は2.815秒。3位以降の順位も落ち着いてレースはやや膠着状態。13周目にも津田が58秒618のファステストラップを出して酒井と3.402秒差。その後も58秒台のペースを守って14周目3.626秒、15周目3.916秒と酒井を突き離すと16周目には本日のファステストラップ、58秒552を叩き出してそのまま18周を走り切りフィニッシュラインを通過。圧勝ともいえる展開で優勝を飾った。2位酒井は5.281秒差。3位濵邊はバトルこそなかったものの、ファイナルラップで自己ベストの58秒972をマークするなど最後まで集中力を切らさず表彰台の一角を守り切って前田代表の起用に応えた。以下4位切替、5位相田と続きレーシンスーツを新調した内藤が久しぶりで6位に入賞した。

 ジェントルマンクラスは総合7位の畠山が優勝、総合8位の秋山がクラス2位となった。

 これで津田はシリーズ3勝目。ポディウムでのふるまいにも風格が出てきた。シリースポイントを105点まで伸ばし2位の酒井77点とは28点の差がついたがシーズンは残り2戦。まだわからない。

 筑波・富士シリーズ第7戦は約ひと月のインターバルで10月26日に筑波サーキットで開催される。

優勝は津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)

決勝2位は酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

決勝3位は濵邊誠己(ELEVレーシングS2制動屋)

決勝4位は切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)

決勝5位は相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

決勝6位は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)

マスタークラスで優勝した畠山泰三(Hobbybase & ZAP-ED)

表彰式

ファーストガレージの面々

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波決勝結果

SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2025/09/14) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152津田 充輝ファーストガレージ制動屋KKS2
MYST KK-S2
1817'42.179--
255酒井 翔太ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
1817'47.460 5.281 5.281
372濵邊 誠己ELEVレーシングS2制動屋
MYST KK-S2
1817'50.701 8.522 3.241
451切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋KKS2
MYST KK-S2
1817'52.63110.452 1.930
514相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1817'56.30214.123 3.671
622内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
1818'02.46820.289 6.166
738M1畠山 泰三Hobbybase & ZAP-ED
MYST KK-S2
1818'03.02920.850 0.561
83M2秋山 健也スーパーウインズKKS2
MYST KK-S2
1818'04.89622.717 1.867
991佐藤 颯太ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'06.77024.591 1.874
1039池田 悠亮トップランクスーパーウィンズ
MYST KK-S2
1818'11.79929.620 5.029
1159村上 太晟ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
1818'17.48835.309 5.689
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 52 津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2) 58.552 (16/18) 125.734 km/h
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選ドライバーコメント 3位・濵邊誠己「自分の中で見つけた答えを最後に出した1周」

ポールポジション 津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)58秒499

ポールポジションの津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)

 「今日は思ったより路面がよくなかった感じで、前日や前々日の練習ではもっといいタイムが出ていたので、路面改修の影響はある程度あると思います。(それでも手ごたえはよかった?)そうですね、それなりにタイムも安定して、いいタイムが出ていましたので。酒井君とは昨日、一昨日とこんな差だったので、こう(僅差に)なるだろうなとは思っていました」

2位 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)58秒583(+0.084秒)

予選2位の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

 「ぜんぜんうまく(コンディションに)合わせきれなかったのと、うまくいったな、というラップが一度もなかったです。昨日に比べて路面温度とかが高くなっていて、昨日は雨もあって路面が冷えていたので、いい感じのセットで走れていたのですが。路面温度が高くなってしまうとどうしても思った方向に転がってくれなかったので、これからデータロガーとか見比べてどこを調整するのか、というのを分析して決勝でしっかり勝てるようにがんばります」

3位 濵邊誠己(ELEVレーシングKKS2制動屋)58秒890(+0.391秒)

予選3位の濵邊誠己(ELEVレーシングS2制動屋)

 「(終盤に)タイヤの状況は悪くなっていましたけれど、最後のアタックに向けて10何周かトライしつづけて、自分の中で見つけた答えを最後に出した1周でした。なんとかまとめ切れました。タイム的には満足ですが、タイヤの一番おいしい時にその走りができていなかったので、(タイムが出たのが)最後になってしまったというのは、悔しいポイントではあります。決勝は前の2台がめちゃくちゃ速いので、学びのレースだと思って、前の子から一つでも多く得て、結果として表彰台に乗れるように、できれば優勝も目指してやろうと思います」

4位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)58秒900(+0.401秒)

予選4位の相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

 「序盤に58秒台を出した後は、アタックしていてもうまくまとまる周がなくて、58秒ポツポツ出してはいましたが3番手キープできなくて、最後の最後に抜かれてしまって残念ですね。決勝は表彰台が目の前なので、どうにか前を攻略したいなと思います」

5位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)58秒943(+0.444秒)

予選5位の切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)

 「路面について予想がかなり外れてしまって、いいとこなしでぜんぜん駄目でした。決勝までにできることをやって、オープニングラップでうまいこと行けたらいいな、という感じです」

6位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)59秒395(+0.896秒)マスタークラストップ

予選6位、マスタークラスポールポジションの秋山健也(スーパーウインズKKS2)

 「路面の補修でグリップは上がっている気がしますが、昨日初めて走って(雨のせいで)ほとんど1本目しか試せなかったので、まだよくわからないですね。違和感と言うか感覚はかなり変わりますね。予選はちょっと空気圧が上がりすぎた感じがあったので、そのあたりを修正してよくなれば、もう少し上に行きたいところです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選 津田充輝がポールポジションを獲得

ポールポジションは津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)

 2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦公式予選が9月14日(日)に筑波サーキットで行われ、津田充輝(ファーストガレージ制動屋KKS2)がチームメイトの酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)に0.084秒の差でポールポジションを獲得した。

 9月中旬になりようやく酷暑からは解放された筑波サーキットは前日の雨に続いて朝からどんよりとした曇り空。それでも気温はじわじわと上昇していて、午前10時25分のコースオープン時点で気温28.8度、路面温度35.3度。朝に少し雨が降ったこともあり、レコードラインは乾いているものの縁石が濡れている個所がありそうだ。

 筑波サーキットは8月に路面の改修が行われていて、第1ヘアピンの手前からダンロップコーナー先の80Rまでの区間の舗装が新しくなっている。第1ヘアピンへのブレーキングを開始するあたりから路面が変わっているため、前日の練習走行でも挙動を乱す車両が散見された。

 ファーストガレージの佐々木孝太アドバイザーにこうした路面補修の際にドライバーにどのようなアドバイスを行うか聞いたところ「路面が再舗装されると通常はグリップが上がるが、今回はそれほどの変化がないというのがドライバーの第1印象だったようだ。それでも走行を重ねるにつれて次第にグリップが上がってくると予想され、そこでコーナー進入時のアンダー/オーバーステアの特性が変わってくるので、そのあたりに気を付けるようにドライバーには注意した」

 「また今日は朝まで雨だったのでまだ路面が一部ウエットだが、路面が変わったことで、従来ウエットの時はワイドに回っていたコーナーがタイトに回れるようになる場合もあるので、その変化にもアジャストが必要になる」とのことだった。

 第5戦優勝の酒井を先頭に11台のS-FJがコースイン、20分間の予選がスタートした。

 まずは残り時間17分30秒、ウオームアップを終えて計測2周目に津田が58秒921のトップタイムを出す。2番手酒井59秒355、3番手切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)が59秒450で3番手と、ファーストガレージ勢がトップ3に立つ見慣れた状況。

 しかし今回はひと味違っていて、計測3周目に今回レースデビューの濵邊誠己(ELEVレーシングKKS2制動屋)が59秒169を出して2番手につける。モータースポーツ経験はレンタルカートのみながら、5年前からフォーミュラマシンをドライブしていたという18歳が、いきなり才能の片鱗を見せる。酒井3番手、切替4番手に続いて5番手に内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒939,6番手59秒998で秋山健也(スーパーウインズKKS2)がマズターズクラスのトップにつける。

 残り15分30秒、酒井が58秒836を出してトップに出る。津田は58秒878とタイムを更新するが2番手に後退。濱邊は3番手。4番手相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)の59秒218.さらに残り15分に切替が59秒156で5番手から3番手へ。津田は自己ベストを58秒859と縮めるも酒井も58秒615をマークして0.244秒の差をつける。佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)が59秒536で6番手に上がるが、秋山がすかさず59秒395で逆転する。

 残り13分30秒、津田はタイムを縮め58秒744で酒井と0.159秒の差。濱邊が58秒955で切替を逆転し3番手。津田は続く周回にさらに58秒518とついに酒井を0.097秒上回りトップに返り咲く。酒井~濱邊~切替と続き、相田が59秒130で5番手へ上がる。2台が出場のジェントルマンクラスは総合6番手に秋山、総合8番手にクラス2位の畠山退三(Hobbybase&zap-ED)がつけて予選は後半戦へ。

 残り時間8分。津田はセクター1で全体ベストを出すとこの周58秒499とさらにタイムを短縮。そして残り6分に濱邊が自己ベストを58秒953と縮めるが、直後に相田が58秒931と濱邊を上回り3番手へ。

 残り3分30秒。いったんピットに戻って微調整をおこなったらしい酒井がペースを上げて58秒583と津田まで0.084秒と迫るが、これ以上のタイムアップは果たせず津田のポールポジションが確定した。2番手酒井。そして相田が残り2分30秒に58秒900までタイムを縮め予選3番手、4番手も58秒943で切替に確定かと思われたが、5番手に落ちていた濱邊がチェッカー後の周回で58秒890と0.010秒相田を上回るタイムを叩き出して3番手に返り咲き。デビュー戦でセカンドロウを獲得した。相田4番手、切替5番手で、マスターズクラストップの秋山が総合6番手につけた。7番手内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)を挟んでマスターズクラス2番手畠山が総合8番手という結果になった。

 決勝は午後3時8分スタート予定。ここ数戦急成長ぶりがうかがえる津田が酒井といかに戦うか、そして「満を侍して」チームから送り込まれたルーキー濱邊がどんな立ち回りを見せるかも注目だ。

予選2位は酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

予選3位は濵邊誠己(ELEVレーシングS2制動屋)

予選4位は相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

予選5位は切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋KKS2)

予選6位、マスタークラスPPは秋山健也(スーパーウインズKKS2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波公式予選結果

SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2025/09/14) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
1*52津田 充輝ファーストガレージ制動屋KKS2
MYST KK-S2
58.499--125.848
255酒井 翔太ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
58.583 0.084 0.084125.668
372濵邊 誠己ELEVレーシングS2制動屋
MYST KK-S2
58.890 0.391 0.307125.013
414相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.900 0.401 0.010124.992
5*51切替 悠喜ファーストガレージRSD制動屋KKS2
MYST KK-S2
58.943 0.444 0.043124.900
63M1秋山 健也スーパーウインズKKS2
MYST KK-S2
59.395 0.896 0.452123.950
722内藤 大輝RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
59.399 0.900 0.004123.941
838M2畠山 泰三Hobbybase & ZAP-ED
MYST KK-S2
59.461 0.962 0.062123.812
9*91佐藤 颯太ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.477 0.978 0.016123.779
10*39池田 悠亮トップランクスーパーウィンズ
MYST KK-S2
59.903 1.404 0.426122.899
11*59村上 太晟ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
59.986 1.487 0.083122.729
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.254)予選通過 ----
  • CarNo. 52, 51, 91, 39, 59は、筑波サーキット一般競技規則第19条1(走路外走行)違反により当該周を採択しない。
Tags:

S-FJ筑波・富士

第6戦筑波、注目選手インタビュー 濵邊誠己「目標は優勝だが謙虚にひとつでも上の順位に」

 2025年JAF地方選手権、スーパーFJ筑波・富士シリーズ第6戦は9月14日に筑波サーキットで開催された。11台のエントリーの中に今回初のS-FJレースを迎えた選手が2名いた。前日の練習走行の合間にショートインタビューを行った。

 59号車「ファーストガレージKK-S2」をドライブする村上太晟(たいせい)はレース未体験だ。

村上太晟(ファーストガレージKK-S2)

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「シミュレーターしかやったことがなくて、実車のレース経験はほぼ無いです」

 ――ここまでの習熟度合いは?

 「今回がスーパーFJでの初レースとなるのですが、いろいろなチャレンジがまだ克服できてないので、練習で頑張っている最中です」

 ――練習はどのくらい積んだ?  「テスト走行を2、3回ぐらいやった程度ですね。スーパーFJが2日前で、まだ慣れていないです」

 ――シミュレータと実車の違いは感じる?

 「シミュレータと実車の差はあまりなくて、加速度とかGフォースが一番大きな違いで、そこに慣れるところまでがシミュレータからの乗り換えのポイントで、まだまだですが、ちょっと慣れてきました」

 ――先月路面改修があったのだが?

 「(補修があった)第1ヘアピンからダンロップコーナーの先までがよりグリップする感じで、急に変わるのでその差が掴めていないです」

 ――金曜日にウエット路面の経験もできた?

 「かなり雨が降って、いろいろ新しいチャレンジが多いですね」

 ――今回のレースの目標は?

 「まずはビリにならないことが目標です」

村上太晟(ファーストガレージKK-S2)

 72号車「ELEVレーシングKKS2制動屋」の濵邊誠己(ハマベマサキ)18歳の高校生。フランスのSodiKart社のカートを導入している世界各地のSODI公認レンタルカートサーキット(日本国内には20か所以上)でのレースリザルトにより各国代表が選抜されて出場する「Sodi World Series」という国際大会に日本代表として出場の経験がある。

濵邊誠己(ELEVレーシングS2制動屋)

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「基本レンタルカートのレースのみ出ていて、中学時代からジュニアクラスのレンタルカートの世界大会に出たりしていました。Sodiのカートを使ってレースをしている日本のサーキットシリーズがあって、そので年間のランキング上位に日本代表として出場の権利が与えられる仕組みです。自分は2018年、19年と2022年の3回ワールドシリーズに行っています。2019年は3位になって、それ以上は取れなかったですが、毎年いい経験をしながら戦績も残しつつやってきました。フォーミュラのレースは今回が初めてです」

 ――今何歳?

 「6月に18歳になって自動車免許を取ったばかりです」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「フォーミュラのドライブ自体は13歳の時にELEVさんで行っていた体験会に参加した所から始まっていて、筑波サーキットのジムカーナ場からコース1000、2000とずっとスポーツ走行で走ってきました。一応走行の経験はありますけれど、最後にレースに出たのが2022年の世界大会以来なので、ブランクがありますし、(フォーミュラのレースは)初めてで知らないことも多いですね。挑戦者の気持ちというのは忘れずに、やれることをやろうとは思っています」

 ――カートからの乗り換えは苦労しなかった?

 「やっぱりカートの時にできた癖というものが悪い形で引き継がれた面もあって、そこを取り除くためにはちょっと苦労しました。今はもう何年もフォーミュラに乗ってきてはいるので、慣れてはきました」

 ――先月の路面改修により変化は気になった?

 「路面がよくなった方向で、さほど苦労はしていないです」

 ――第1ヘアピンでいろんなラインを試していたが?

 「ドライの時の正解はひとつなのでそこに合わせに行くのですが、雨の時はどのラインでどれぐらいグリップするのかというのはまだ(わからない)。昨日が雨の筑波2000の初走行だったので、まだ試し試しでやっています」

 ――今回のレースの目標は?

 「目標はもちろん優勝ですが、謙虚に、ひとつでも上の順位で終わることを最低条件として、やって行こうと思います」

 方やレンタルカートとはいえ世界大会を経験して13歳からフォーミュラをドライブ経験があり、一方はスーパーFJ初ドライブが数日前。と対照的ともいえる二人だが、初めての本格的なレース参戦にドキドクとワクワクが混じっているのは共通なようだ。インタビューの後のスポーツ走行では途中からの雨にも関わらず走り込みに励んでいた。よいレースを期待したい。

濵邊誠己(ELEVレーシングS2制動屋)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Tags:

SUZUKA 1000km

期待のHWチャレンジGT-Rはリタイアに終わるも、GTレース継続参戦の可能性が濃厚

 9月14日、インターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)の第4戦として開催された伝統のレース「鈴鹿1000km」に、国内トップドライバーを擁して臨んだ「チーム・ハンドワーク・チャレンジ」は、ゴールまで2時間を残してトラブルが発生。リタイアに終わった。

 それでも、今回監督を務めたB-Maxレーシングチームの組田総代表は、参戦による収穫はあったとして、来年以降のGTカーレースへの参戦を示唆した。

参戦目的はGTカーレースを視野に入れたチームの強化

 「ハンドワーク・チャレンジ」は、国内フォーミュラシリーズを中心に戦うB-Maxレーシングチームが属する、B-MAXグループの企業名を冠したプロジェクト。本来は、GTカーレースへの参戦を希望するジェントルマンドライバーのために立ち上げたものだ。

 ただ、今回の鈴鹿1000kmへの参戦は「プロジェクト継続のための⾞両性能確認」を謳いながらも、国際イベントへの参加によってチームの経験値を上げ、近い将来のGTカーレース参戦を視野に入れている。

国内トップドライバーを揃え、保有するGT-Rで上位進出を狙う

 チームの経験値を上げ、リザルトを残すために、ドライバーは強力トリオに白羽の矢を立てた。1人目は、B-Maxと縁のある現役SUPER GT・GT500ドライバーの佐々木大樹。2人目は、佐々木のパートナーであり、スーパーフォーミュラ(SF)にも参戦する三宅淳詞、そして、3人目は、昨シーズンB-MaxからSFに参戦し、今年はSUPER GTなどで活躍する木村偉織だ。

 車両は、フェラーリ296など新たな高性能GT3車両が次々と登場するなかで、旧型ともいえるGT-RニスモGT3を使用する。それでも、長丁場のレースなら上位入賞の可能性は十分にあると踏んでの参戦だ。

トラブルから始まったレースウィーク

 走行初日の金曜日は、昼間と夜間に練習走行が組まれたが、エンジンが始動しないトラブルに見舞われ、十分に走行することができなかった。

 深夜までかかって、原因と思われる配線を交換し、翌日午前中の走行では、総合7位、プロクラス4位のタイムをマーク。ようやく本来の力を発揮してチームスタッフも胸をなでおろした。

予選では国際レースの洗礼を受け、14グリッド降格

 3人の平均タイムで決まる予選では、木村、三宅、佐々木がともに、2分1秒から2秒台のタイムをマークし、暫定結果では総合12位と、まずまずの位置で予選を終えた。

 しかし、夜になって、佐々木は赤旗提示時の減速が十分ではなかったとして、ベストタイム抹消。これで総合順位は21位にドロップ。さらに、木村も黄旗が提示された際の減速が不十分だったとして、決勝グリッドを5つ降格のペナルティを課せられてしまった。

 安全に対して厳格な運営をする国際シリーズの裁定基準を、十分に把握していなかったことによるものだった。国内レースでは見過ごされることも、国際イベントではそうはならず、12番グリッドから一気に26番グリッドスタートになるという代償を払うことになった。

トラブルでレースを終えるも、GTレースへの継続参戦の可能性は高まる

 決勝は、予選上位のBMW、メルセデス、ポルシェのワークス勢が逃げる展開になり、ハンドワーク・チャレンジGT-Rは、中団の総合13位あたりで、国内チームの5ZIGEN GT-R、グッドスマイル・メルセデスなどと国内チーム首位の座を争うことになった。

 結局、ハンドワークは、2巡目の三宅がドライブ中に、2時間を残してエンジントラブルでリタイアしてしまい、リザルトを残すことはできなかった。

 しかし、レース後、組田総代表は、この参戦を足がかりに、GTカーレースに継続参戦し、近い将来、国際基準のシリーズに参戦することを示唆した。

 国内ではいまだ人気の高いGT-Rだが、性能調整があるとはいえ、ポテンシャル的にはやや厳しいものがある。B-Maxがレース活動で培ったノウハウでどこまでやることができるのか、その挑戦が楽しみだ。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

VITAもてぎ・菅生

第4戦もてぎ決勝ドライバーコメント 3位・カワモトミツル「あれは柿沼選手がしんどかったでしょうね」

優勝 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)

 「ここまですごいバトルを、レース全周にわたってできたというのは今シーズン初めてだったので、それがすごい刺激になりました。中盤でのペースが柿沼さんに対してビハンドがあったので、ちょっと練習走行の時と同じ差かなと思ったのですが。後半のペースは僕の方がよさそうだったので、そこをちょっと冷静に見ながら、残り2周で抜くと決めて、そこに照準を合わせて。ちょっとずつミラーに見せてタイヤ削りながらという感じでした」

2位 柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)

 「すごいバトルでした。あんなに毎周ずっとバトルをして疲れました(笑)。抜かれて抜いて、抜かれて抜いて、何回それをやったか覚えていないぐらいずっとやっていました。クリーンにバトルできて当たらなくてよかったです。ホントによかった」

3位 カワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)

 「スタート直後の1コーナーのバトルでホイールを接触してしまってから速度が上がらなくなりました。だから前のバトルを指くわえて見ていました(笑)。3位で御の字です。前の2台の最高のバトルを楽しみました。あれは柿沼選手がしんどかったでしょうね。あの中に入っていたら私もきつかったと思います。今回は3位で十分です。あれ以上はクルマも無理だったので(スピードが)出ませんでした」

4位 志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)

 「カワモトさんについていくだけでもう必死で、離されないように頑張ったのですが。今回は調子が上がらない原因もいくつかあって、それは次回までにクリアして、次のSUGOはいいところに立てるように頑張ります。特にドライバー側ですね、体重増やしてしまったし、あとセッティング出しに練習とかも来られなかったのですし、ぶっつけ本番みたいな感じだったので、次回は練習もセッティングもちゃんと出せるように、時間をつくります」

5位 小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)

 「予選がダメダメだったので、決勝までの間に監督にいろいろ教えてもらって、できるだけ集中力あげて頑張ったら、まわりがどんどんと(笑)倒れていったので。それでも1台自分で抜くこともできたので、結果としてはよかったかな、と思っていて、全体としてはよいレースだったと思います」

6位 平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)

 「6位ですか、ちょっと嬉しいですね。90度コーナーで大スピンしてしまって(苦笑)。それでなんとか追い上げようというところだったのですが、ちょっと周回数が足らず、不甲斐ない結果になってしまいました。セッティングもできていなくて、練習走行に比べて新品タイヤのフィーリングがよくなくて、いまいちな結果になりました。90度のスピンはブレーキでタイヤをロックさせてしまいました。でもグラベルにはまらずにすぐ復帰できてよかったです。11月のもてぎでリベンジするので、そこでいい結果を残せたらなと思います」

Text: Junichi SEKINE
Tags:

VITAもてぎ・菅生

第4戦もてぎ決勝 スタートからフィニッシュまで続いたバトルに競り勝って兒島弘訓が優勝

優勝は兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)

 VITAもてぎSUGOシリーズ第4戦決勝が8月31日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、フロントロウから発進の兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)とスタートからゴールまでバトルを繰り広げて0.585秒差でフィニッシュ。優勝を遂げた。

 午前中の予選に続いて行われた第4戦決勝は午後3時15分にコースイン開始。さすがも猛暑もすこしやわらいできたが気温31.9度、風が抜けるストレートの路面温度はやや下がったようだがまだ熱い。9台のVITA-01がグリッドに整列しレーススタート。10周または30分間の戦いが始まった。

 ポールシッターの兒島がホールショットを奪い第1コーナーへ飛び込む、2番グリッド柿沼、3番グリッドカワモトとグリッド通りにスタートしたが、蹴り出しのよかったカワモトがアウトから柿沼に並びかけてターンインで接触。柿沼はイン側の縁石に乗って暴れるマシンを御して並走のままでコーナーを抜け、2位のポジションを守る。その後方では6番手スタートの窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)が第3コーナーへのブレーキングで5位志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)のインからオーバーテイク、その勢いのまま第4コーナーに向けて4位イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)のイン側にノーズをねじ込むが、ここで接触して両車スピン。イシカワはグラベルストップ。

 オープニングラップを終えてトップ兒島と2位柿沼は0.631秒の差、3位カワモト1.559秒差。その後方には上位の混乱に乗じてポジションを上げた4位志賀、5位平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)、6位小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)、7位山口心愛(FIRSTGARAGE大和設備工業VITA)と続く。接触があった窪田は再スタートするもそのままピットに戻りガレージイン。イシカワの方はオフィシャルの手でコースに戻され1周遅れでレースに復帰する。

 2周目に入ると柿沼がペースアップ。2分14秒903とトップ兒島より0.3秒以上速いラップタイムを刻んで0.318秒差まで接近する。カワモトはこの2台のペースについていけないか2秒以上にギャップがひらいている。4位志賀は単独走行で、平川を小松が仕留めて5位に上がってメインストレートに戻ってくる。

 3周目、柿沼が第1コーナーで兒島のリヤに張り付くと第3コーナーへのブレーキングでアウトからオーバーテイク、トップに浮上する。しかし兒島はテール・ツー・ノーズで追走。90度コーナーからの加速で柿沼のアウト側に出てセカンドアンダーブリッジを並走。ビクトリーコーナーで前に出てトップの座を奪い返す。平川が90度コーナーで単独スピン、山口が先行して6位に。しかし山口にはジャンピングスタートスタートの判定が下されフィニッシュタイムに5秒加算が課せられることになる。

 コントロールライン上でトップ兒島と2位柿沼は0.094秒の差。兒島のスリップストリームから抜け出た柿沼が4周目の第1コーナーでイン側から前に出て再逆転。とはいえ兒島は今回も柿沼を逃がさない。0.116秒差でコントロールラインを通過すると続く5周目にお返しとばかりに第1コーナーでイン伺うが、ここは沼がブロックラインを通って首位を守る。3位カワモトはこの2台から2.6秒後方。4位以下に動きはなく、6位を走る山口と平川のギャップは6.036秒。山口は5秒加算ペナルティを抱えているがこの間合いなら順位を守れる。

 5周目を終えてトップ柿沼と2位兒島は依然0.393秒の差、トップ2台だけが2分15秒台で3位以下をちぎる一騎打ちでレースは後半戦へ。兒島は勝負どころを変えて6周目のダウンヒルストレートでスリップストリームから抜け出してインかアウトにラインをスイッチ、90度コーナーへのブレーキングでチャンスを伺うがインを押さえた柿沼がポジションを守る。兒島は7周目のヘアピンで今度はアウト側から仕掛けるがここも柿沼がうまく抑え込む。オーバーテイクのチャンスを模索する兒島とそれを阻止する柿沼の息詰まる攻防が展開する。後方では5秒のペナルティをめぐる6位の山口と7位平川の間で続きがあり、7周目平川が山口とのギャップを3.743秒まで縮め実質6位に順位を戻す。

 8周目のS字のアプローチでついに兒島が突破口を見出す。柿沼のインにノーズをねじ込むと、サイド・バイ・サイドで左~右と駆け抜けV字コーナーでインを奪ってオーバーテイクに成功する。トップを奪回された柿沼が逆襲を開始、6周目とは立場を入れ替えてダウンヒルストレートで兒島のスリップストリームから抜け出してインから90度コーナーへのレイトブレーキングでみたびトップに返り咲き。両車はテール・ツー・ノーズでコントロールラインを通過し9周目へ。ここで前の周のリプレイを見るかのように柿沼のインを差して兒島がS字で再びトップへ出る。ダウンヒルストレートで柿沼をうまく牽制してオーバーテイクのチャンスを与えずにメインストレートまで戻っていよいよレースはファイナルラップへ。2台の差は0.249秒だ。

 第1コーナーから柿沼が兒島のスキを狙って激しくプレッシャーかける。第3コーナーへの加速でサイド・バイ・サイドになると、インから柿沼が先行してターンするが、アウトから進入した兒島がクロスラインでインに切れ込み柿沼の前に出る。S字でも柿沼がインを狙うが兒島が被せて守る。柿沼なおも諦めず90度コーナーで仕掛けにいくがここも兒島がラインを封じると勝負あり。ビクトリーコーナーを立ち上がるとそのままチェカードフラッグの下を駆け抜けて10周に渡ったドッグファイトを制して兒島が優勝を飾った。3位カワモト。トップグループからは7秒以上離されてしまったが、4位以下を寄せ付けずに表彰台を守った。以下4位志賀、5位小松とMARS RACING勢が入り、6位に平川、7位山口となり、オープニングラップの接触~スピンから再スタートを切ったイシカワも1周遅れながら8位完走となった。

 VITAもてぎSUGOシリーズ第5戦は10月26日(日)にスポーツランドSUGOで行われる。

決勝2位は柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)

決勝3位はカワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)

決勝4位は志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)

決勝5位は小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)

決勝6位は平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Tags:

VITAもてぎ・菅生

第4戦公式予選ドライバーコメント ポールポジション・兒島弘訓「間違いなく柿沼さんとバチバチのバトルになる」

ポールポジション 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)2分14秒439

 「もてぎにまだ慣れ切れていないというか、難しい部分がまだあります。タイムのバラつきも大きくて、ピークを出しに行くタイミングがタイヤのおいしい所をちょっと過ぎた時だったので、いまひとつ決めきれていない感じはあるのですが。めちゃくちゃ僅差ですが、なんとかポールを取れてよかったなと思います。昨日からセットをかなり大きく変えて、それは悪くなかったなと。ヤリスのラジアルタイヤの路面になってしまっていて、それを見越してちょっと曲がらない方向にセットしたのがよかったです。昨日の練習走行が3番手だったので、それを考えれば良くはなったかなと思います。決勝が3時半ごろからで多少路面温度下がってくると思うのですが、直前にヤリスカップもありますし、路面は相変わらず悪い状況かなと思うので、タイヤマネジメントをしっかりしつつ。タイム差見ると間違いなく柿沼さんとバチバチのバトルになるだろうなという感じなので、楽しくバトルできればなと思います」

2位 柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)2分14秒481(+0.042秒)

 「路面が昨日と違いすぎるので、クルマもぜんぜん止まらなくて。決勝はどうなるか分からないですが、頑張ります。決勝で涼しくなって路面温度も下がってくればいいですね」

3位 カワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)2分14秒815(+0.376秒)

 「ちょっとうまくできませんでしたね、タイヤのいいところを使い切れずで。路面にラバーが乗っていたのかな? すごい滑って思ってたより上手にできませんでした。私は経験が浅いのでそういう場合にどうしたらいいか、どう対処したらいいのかは、これから勉強していきます。(前回までと)まったく違う路面になっていて、びっくりした所があって、攻めきれなかったというか、どうしたものかな、という感じですね。それでも兒島選手は上手にこなしていたので、私の実力不足、これも経験を重ねて、次に活かせられればいいかな、と。決勝はせっかく兒島選手みたいな上手な人と走れるので、こういう機会もあまりないので、1個でも2個でも学んで、頑張りたいと思います」

4位 イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)2分14秒857(+0.418秒)

 「なかなか難しいですね。練習中もずっとどんぐり(の背比べ)と分かっていたので、ちょっとでも失敗したらアウトだな、と思っていました。もうちょいこの辺り(3番手)までは行きたかったです。決勝はミスのないように、昨日とかも何回がミスしているし、今年になってからミスが多いのですよ。それを無くせばなんとか3番手ぐらい行けるのではないかな、と思います。体調はもうすっかり、握力も少しずつ戻っていて、腰も大丈夫。あとは暑さだけですね(笑)。昨日もいむらさんダウンしてたし、熱中症対策を十分していっぱい水飲んで。でもあまり飲むと決勝前にトイレ行きたくなっちゃうんですよね(苦笑)。決勝はちょっと夕方で一昨日の午後も走っているので、同じくらい気温下がってくれれば、何とかなるかな」

5位 志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)2分15秒316(+0.877秒)

 「なんか全然、今週ダメダメで、思ったタイムも出せず、ちょっと迷走していたのですが。予選もちょっと冷静さに欠けていたような気がするのですが、でも今週はタイムも(全体的に)そんなに出ていないですし、あと前回から体重が8キロ増えてしまって(苦笑)、それもちょっと影響あるみたいで。仕方ないかなと思います」

6位 窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)2分15秒469(+1.030秒)

 「路面が悪いより人間が悪いですね(笑)。路面温度が高いのでタイムはそれなりかな、という気がします。コンディションは皆さん一緒なので、単純に今回初日から調子悪くて、なんか乗り切れていないですね。予選開始前のファストレーンへの進入も勘違いしていて、本来1分前からなのに2分前に出てしまって、とかもう冴えていないです。でも(上位を)狙える位置ではあるので、あきらめずに、ポイント(首位)も守りたいので、粘って頑張りたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Tags:

VITAもてぎ・菅生

第4戦もてぎ公式予選 もてぎVITA初見参の兒島弘訓がポールポジションを獲得

ポールポジションは兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)

 VITAもてぎSUGOシリーズ第4戦予選が8月31日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が2番手の柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)に0.042秒という僅差でポールポジションを獲得した。

 8月も終わりというのに一向に猛暑が収まらない栃木県のモビリティリゾートもてぎに9台のVITAが集結。シリーズ参戦している8名に加えて注目されるのVITAもてぎ初見参の兒島で、FIA-F4参戦経験があり、スーパーフォーミュラではチーム無限のデータエンジニアも務めているというマルチタレントで現在筑波シリーズ3連勝中なだけに目が離せない。

 15分間の予選は午前10時コースオープン。この時間ですでに気温31.7度、路面温度50度超という厳しいコンディション。兒島を先頭に全車がコースインしてタイムアタックを開始。まずは計測1周目、兒島が2分15秒061でトップ。続いて2番手に15秒284のカワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)、3番手15秒777の窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)、とシリーズの上位ランカーが続く。4番手はイシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)の15秒823。昨年は最終戦で惜しくもチャンピオンを逃し今年こそと意気込むイシカワはここまでシリーズ4位。

 残り時間8分、カワモトが2分14秒815のトップタイムをマークするが、すかざず柿沼が14秒503で逆転。兒島3番手にドロップ。イシカワは15秒429で4番手を守り、窪田5番手にドロップと目まぐしくポジションが入れ替わる。6番手は志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)、7番手小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)とMARS RACING勢が並ぶ。志賀は目下ランキングトップの窪田とは2.5ポイント差のシリーズ2位だ。小松も2回入賞でランキング7位につけている。

 いったん3番手に落ちた兒島だが残り時間5分40秒に2分14秒439を叩き出してトップに再浮上。このあたりで各車タイヤのピークが終わったか自己ベストを更新するが少なくなる中、イシカワが2分14秒台に入れて14秒857を出すも4番手変わらず。そして残り3分、2番手の柿沼が2分14秒481と兒島に迫るが0.042秒届かない。さらに平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)、山口心愛(FIRSTGARAGE大和設備工業VITA)がそれぞれ15秒210、17秒216と自己ベストを更新するがポジションは7番手、9番手で変わらず。

 15分が経過しチェカードフラッグが振られて予選は終了。上位に変動はなくトップ兒島、2番手柿沼、3番手カワモト、4番手イシカワ、5番手志賀、6番手窪田、7番手平川、8番手小松、9番手山口という結果になった。

 決勝は本日午後3時25分スタート予定だ。

予選2位は柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)

予選3位はカワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)

予選4位はイシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)

予選5位は志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)

予選6位は窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Tags:

v.Granzもてぎ

第4戦もてぎ決勝ドライバーコメント 優勝・金澤力也「チャンピオン取れなかったので来年も出るかも」

優勝 金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)

 「予選の後にも言った通り、決勝の間うまくタイヤマネジメントして、タイヤをタレさせないような運転ができて、後半までペースが維持できたので、自分なりにはいいレースができたと思います。開幕戦はクルマの調子がよくて勝てて、今回もよかったのですが、その間の2レースがちょっとよくなくて。それがなかったらチャンピオン狙えたので、ちょっと悔しいなとは思いますね。チャンピオン取れなかったので、来年も出るかもしれません(笑)」

2位 山下亮生(AKILAND RACING)

 「金澤選手が速くて、すごい頑張ったのですが、追いつけなかったです。無理してもよくないなとは思ったので、少しだけ(笑)安全パイを引きながらも必死に追いかけました。でも追いつけなかったので、素直に『おめでとう』とお祝いの言葉を贈りたいと思います」

3位 イノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)

 「なんとか抑えきってしまいました(笑)。前に出て、そのまま行くのかなと思ったら離れなくて。最後ミスしたので(再逆転した)、という感じでしたね。まぁまぁ付いていけたので」

4位 OOKA(G-TECH)

 「スタートは失敗してしまいました。それで最下位近くまで落ちて、そこからはもう死ぬ気で走ろうと頑張っていたら、かなりいいところでは挽回できて4位まで行けたのはよかったと思います。レースとしてはすごく楽しかったですね」

5位 いむらせいじ(オートルックV.GRANZ)

 「これは今の実力でございます、ちょっと射程距離じゃなかったので。スタート決まって3位には上がれたのですが、路面温度も高くて、ちょっとミスでペースが落ちてしまうので。イノウエ選手も頑張っていたので、序盤はちょっとやり合っていたのですが、そうしたら後ろからどんどん来ちゃうので、もう譲っていかせて最後の方で(勝負)と思っいたら、集中力切れて(苦笑)、暑いし『5位でいいや、後ろいないし』となってしまって。ちょっとでもスキがあったら行ってやろうと思っていたのですが、差が縮まるわけでもなく10周終わった、という感じです」

6位ハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)

 「この前(7月)もその前(5月)の大会も出ていたのですが、8月やはり気温も路面温度も高くて。もうめっちゃしんどかったです。今回は1位2位の金澤君とか山下君が若手枠というか、速い2人でばーっと行ってましたが、3番以降のところは4台5台が同じようなタイムレンジだったので、そこでうまいことワチャワチャやりながら楽しくレースできて。一発狙ってやろうかと思っていましたが、みんな速い方ばかりで、そんな易々とは上に行けなかったですね。でも皆さんと一緒に絡んでレースがやれて、レースの場でいろいろとコミュニケーション取れるのが、やっぱり楽しいです。こういうレースを他のところでもいっぱいやって欲しいし、継続して運営していただきたいなと思います」

Text: Junichi SEKINE
Tags:

v.Granzもてぎ

第4戦もてぎ決勝 金澤力也がポール・ツー・ウインの完勝、山下亮生2位でシリーズチャンピオンを獲得

優勝は金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)

 v.Granzもてぎシリーズ最終第4戦決勝が8月30日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、ポールポジションからスタートの金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)が一度もトップを譲らず10周を走り切りトップチェッカー、優勝を飾った。2位には山下亮生(AKILAND RACING)が入りシリーズチャンピオンを獲得した。

 決勝は午後2時20分にコースイン開始。気温は36度を超え、路面温度も60度超という猛暑を超えて炎暑といえそうな厳しいコンディションだ。

 予選の際にパドルシフトのトラブルを抱えていたイノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)も修復なったとのことで9台のv.Granzがグリッッドに整列しレースがスタート。

 ポールシッターの金澤、2番手山下とフロントロウの2台がポジションを守って第1コーナーへ飛び込んだのに対して3番グリッドのOOKA(G-TECH)が課題と言っていたスタートで失速して大きく順位を落とし、いむらせいじ(オートルック V.GRANZ)3位へアップ。そして6番手スタートのイノウエがインサイドから5番手スタートの西濱康行(Arcobaleno V.Granz)を差して4位にポジションを上げる。OOKAは最後尾で第2コーナーをターンするが、第3コーナーへ向けての加速で前を行く牧野淳(JAMC麻布ワコーズEDニルズ)をオーバーテイク、8位へ上がる。

 トップ金澤は山下をやや引き離しオープニングラップだけで1.374秒の差をつける。対していむらとイノウエは3位を争ってテール・ツー・ノーズ状態で戻ってくると、コントロールライン上ではサイド・バイ・サイドの0.087秒差でいむらが僅かに先行。5位ハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)と6位西濱も0.514秒差と接近戦で、さらにヘアピンで前を行く國廣隆一(R estate Racing with Rn-S)も仕留めたOOKAが西濱と0.519秒差の7位まで浮上している。

 いむら対イノウエの3位争いは続く2周目の第1コーナーでイノウエがアウトから仕掛けるがイン側いむらが順位を守る。しかし続く第5コーナーで今度はイン側からイノウエがブレーキング勝負に持ち込みオーバーテイクに成功する。これでイノウエ3位、いむら4位となり、バトルの間に後続も接近。5位グループのハヤシ~西濱~OOKAもすぐ後ろに迫っている。その中で動きを見せたのが勢いのあるOOKAでS字の出口で西濱を抜いて6位に進出すると。90度コーナーでアウトからハヤシに並びかけてターンイン、セカンドアンダーブリッジで前に出てこれで5位。

 2周目を終えてトップ金澤と2位山下の差は1.443秒。3位以下はそこから5秒以上離れてレースは早くも一騎打ちの様相。

 3周目、6位を争うハヤシと西濱が第3コーナーへの進入でサイド・バイ・サイドになると僅かに接触したか、イン側西濱がスピン。ただちにレースに復帰するが最下位まで順位を落としてしまう。

 勢いにのって順位を挽回するOOKAが、イノウエとの3位争いに敗れたいむらに接近。0.145秒差で4周目に入るとテール・ツー・ノーズ状態で追走。第1コーナーでアウトから狙うがここはラインがワイドになりいむらが守る。しかしOOKAはプレッシャーをかけ続け、ダウンヒルストレートで右サイドに出るとインから90度コーナーへのブレーキングでオーバーテイクに成功、4位に上がる。トップ金澤は山下に対して4周目で2.230秒差と着実にリードを拡げている。

 元々予選3番手と速かったOOKAの挽回はさらに続き、5周目には3位イノウエをロックオン。ペースは明らかにOOKAが速く、4周目に0.9秒あった差が5周目に入ってみるみる縮まり、テール・ツー・ノーズでダウンヒルストレートを通過、イノウエがなんとかポジションを守って最終コーナーを抜けるが、メインストレートでは0.083秒差と並走状態で6周目に突入。OOKAが勝負を仕掛けたのは第3コーナー。ブレーキングで僅かに先行するとそのまま大外刈りでイノウエを仕留めて3位に返り咲く。しかし黙って引き下がるイノウエではなく、第5コーナーから130R~S字とOOKAを攻め立てる。このバトルの間にいったんは引き離されたいむらも追いついて三つ巴の展開に。こうなるとイノウエは前を追いつつ後方も抑えなければならない展開。

 6周目にトップ金澤は2分4秒826とこの日のファステストラップを叩き出して、2位山下との差を2.935秒まで拡げて独走状態。3位OOKA、4位イノウエ、5位いむら、6位ハヤシと続く。

 後半戦に入って上位のポジションが落ち着き始めている中で3位争いは接近戦が続き、OOKAを先頭にイノウエ、いむらまでが6周目0.677秒差、7周目1.177秒差、8周目1.624秒差と僅かずつ拡大しているがワンミスが命取りの展開だ。

 そのミスが出たのが9周目のOOKA。9周目の90度コーナー手前でミスがあり失速。イノウエに逆転を許してしまう。OOKAは再度挽回すべくイノウエを追うが、ビクトリーコーナーではラインがワイドになり縁石ぎりぎりで持ちこたえる間に0.470秒差まで離される。一方トップ7金澤は山下に5.947秒の大差をつけてファイナルラップへと入り、最後まで2分4秒台のペースを崩さずフィニッシュラインを通過。今シーズン2勝目を飾った。2位は山下、優勝でチャンピオンを飾る希望はかなわなかったが、しっかりゴールまでマシンを運んでチャンピオンを獲得した。山下によるとレースキャリアを通じてひとつのシリーズでチャンピオンを獲得するのは初めてのことだそうだ。3位フィニッシュは9周目の逆転で表彰台を獲得したイノウエ、4位OOKAはスタートミスからオーバーテイクショーを演じてみせてくれたが惜しい結果に。以下5位いむら、6位ハヤシというトップ6になった。

決勝2位は山下亮生(AKILAND RACING)

決勝3位はイノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)

決勝4位はOOKA(G-TECH)

決勝5位はいむらせいじ(オートルック V.GRANZ)

決勝6位はハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Junichi SEKINE
Tags:

v.Granzもてぎ

第4戦もてぎ公式予選ドライバーコメント 2位・山下亮生「優勝してチャンピン決められたら格好いい」

ポールポジション 金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)2分4秒310

 「今回はクルマもバランスよく仕上がっています。決勝はたぶん路面温度がかなり高くてタイヤにはきついと思うのですが、うまくタイヤマネジメントしながら、ペースを落とさず、守り切れればなと思います。チャンピオン争いは僕が勝ったとしても山下君が4位以上入れば取られてしまうので、そこはどうなるか分かりませんが、まずは今回のレースでベストを尽くせればなと思います」

2位 山下亮生(AKILAND RACING)2分4秒546(+0.236秒)

 「ポールを取りたかったので、正直悔しい気持ちが多いです。でもレースは何があるかわからないので、最後までプッシュして、格好よく決められたらいいなと思います。自信はないのですが、優勝してチャンピン決められたら格好いいなと思うので、できるように頑張ります。(最近2連勝で)クルマにもかなり慣れてきて、走らせ方もだいぶわかってきましたので、勢いのまま行きたかったのですが、中々金澤君も速かったので、いいバトルしながらチェッカー受けられればいいなと思っています」

3位 OOKA(G-TECH)2分5秒479(+1.169秒)

 「1秒1は僅差ですね。スリップストリームをつかわせて貰おうと思っていたのですが、1番に(コースに)出て行ってしまったものですから、待っていてもなかなか後ろが来なくて。もう開き直って自分一人で走っていました。私スロースターターなものですから、ほんとは一番タイヤがいい時に(アタックを)やりたいのですが、段々後から調子がよくなるので(苦笑)。でも3位になれたので、よかったです。決勝はスタートが課題ですので、スタートうまく行って、そのままポジションキープしてなんとか表彰台に行けたら、というふうに思っています」

4位 イノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)2分5秒652(+1.342秒)

 「ピットインしたのは 昨日ミッションが壊れて、それを確認したらやっぱりシフトが入らなかったので、そのエラーを消したりしていました。解決はしなかったのですがとりあえず応急処置で出ました。決勝までに解消します。とにかく暑いので、いむらさんが少しでも上にいけるように補助しますよ(笑)」

5位 いむらせいじ(オートルック V.GRANZ)2分5秒661(+1.351秒)

 「暑くなって路面温度も高くなって、きついのはわかっていたので、2分5秒台前半にいければと思って走っていたのですが、5秒6どまりでした。でも昨日の最終のセッションと同じような感じだったので、その時6秒切れなかったことを考えれば、タイイヤがよかった分ちょっと上がったのかな。1位2位の人はもう届かないと最初から思っていたので、2番手グループでなるべく粘れるように頑張りたいと思います」

6位 西濱康行(Arcobaleno V.Granz)2分5秒752(+1.442秒)

 「最後バランス崩して回ってしまいました。流して走っていたのですが、気が抜けてたみたいで(苦笑)。ニュータイヤでこの路面温度で走るのが初めてだったので、とりあえずタイヤと路面の感じを見ながら徐々にタイムを上げて行って、ここまで来られたという感じです。上手な人たちと大きくは水を開けられなかったので、今のタイムとポジションは満足しています。v.Granzでもてぎに参戦させていただくのは2回目で、毎回1年ぶりなので、慣れたかと言われるとなんとも言えないですが(笑)、与えられた時間でできる限り習熟したいなと思って取り組んでいます」

Text: Junichi SEKINE
Tags:

v.Granzもてぎ

第4戦もてぎ公式予選 金澤力也が初のポールポジションを獲得

ポールポジションは金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)

 v.Granzもてぎシリーズ最終第4戦予選が8月30日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、シリーズランキング2位の金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)が2番手に0.236秒の差でポールポジションを獲得した。

 8月最後の週末を迎えたもてぎだが、朝から夏の太陽が照り付けて温度はどんどん上昇。午前11時55分のコースオープン時点で気温34.5度という厳しいコンディションだ。

 國廣隆一(R estate Racing with Rn-S)を先頭に9台のv.Granzがコースインして15分間の予選が始まるが、昨年のチャンピオンで今年初参戦のイノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)が計測ラップに入らずピットイン。前日から発生していたミッションの不具合が解決していないとのことで、リヤカウルを開けて応急処置にとりかかる。

 計測1周目のトップはOOKA(G-TECH)の2分5秒723、2番手に6秒778で西濱康行(Arcobaleno V.Granz)がつける。西濱は昨年10月のもてぎv.Granz第2戦で2位に入って以来の参戦だ。

 残り時間10分を切ってタイムアタックが本格化。まず金澤が2分5秒662でトップに立ちOOKA2番手にドロップし、残り時間8分にはいむらせいじ(オートルック V.GRANZ)が6秒007で3番手に浮上。西濱も自己ベストを2分6秒140まで短縮するが4番手にドロップ。

 残り時間7分、金澤はトップタイムを2分4秒579まで短縮して予選は後半戦。以下。2番手OOKA、3番手いむら、4番手西濱と続き、5番手にはシミュレータでおなじみ「ZENKAI RACING」代表のハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)が6秒309で上がってくる、6番手國廣、7番手牧野淳(JAMC麻布ワコーズEDニルズ)、8番手にはシリーズポイント首位の山下亮生(AKILAND RACING)がつけて、このタイミングでイノウエが応急処置を終えてピットアウト。

 残り時間5分、ここまでスローペースだった山下がギアを上げて2分5秒280をマークし、一気に2番手に上がり、OOKA以下がそれぞれ一つずつポジションを落とす。さらに残り4分、いむらが5秒796で4番手から3番手へアップ。残り3分30秒、金澤はトップタイムを4秒310まで短縮。2番手山本も自己ベストを4秒546まで削り取るがトップからは0.236秒の差がある。そして残り2分15秒、3番手に応急処置を施したイノウエが5秒559で進出してくる。

 チェカードフラッグが振られて15分間の予選が終了。トップ金澤、2番手山下は変わらず、最後の最後にOOKAが2分5秒479と自己ベストを更新して3番手に上がる、以下4番手イノウエ、5番手いむら、6番手西濱、という結果となった。金澤はv.Granzではキャリア初のポールポジション獲得だ。

 v.Granzもてぎシリーズ第4戦決勝は本日午後2時30分スタート予定。暑さもピークとなる時間帯の戦いだ。

予選2位は山下亮生(AKILAND RACING)

予選3位はOOKA(G-TECH)

予選4位はいむらせいじ(オートルック V.GRANZ)

予選5位は西濱康行(Arcobaleno V.Granz)

予選6位はイノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第15戦富士決勝 野村勇斗がポールtoウィンでチャンピオンを決める

決勝記者会見: チャンピンを獲得した野村勇斗(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦の決勝が、9月7日、富士スピードウェイスで行われ、ポールポジションからスタートした野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が優勝。タイトルを争う佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が4位だったため、最終戦を待たずに今シーズンのチャンピオンに輝いた。

 マスタークラスは、清水康弘(GNSY RACING 324)が三つ巴の戦いを制して、今大会1勝目を挙げた。

 タイトル争いは、野村が優勝した場合、佐野は表彰台に上らないと、野村のチャンピオンが決まるという状況のなか、まずはスタートに注目が集まった。

決勝がスタートした

 ポールの野村は、まずまずのスタートだったが、ニュータイヤをこのレースに温存していた古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)が3番グリッドから急追。野村を脅かすが、抜くまでには至らなかった。

 1周目は野村、古谷、三井優介(DELiGHTWORKS)、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)、佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、そして、11番グリッドスタートの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と続いた。

 背水の陣の佐野が、2周目4位に上がり、さらに勢いのある小林は、2周目6位、4周目5位へとポジションを上げる。

 4周目以降は、トップの2台、野村と古谷が、3位三井以下を引き離すが、三井には佐野と小林が迫り、8周目から3位争いは熾烈になっていく。

 9周目には小林が佐野の前に出て、三井攻略を開始する。そして、13周目、三井と小林が競り合う間に、今度は佐野が両者をかわすという大バトルを見せる。

 トップ野村は、最後まで古谷を従えたままチェッカーを受け、今大会2勝目。今シーズン9勝目を飾った。最終ラップまでもつれた3位争いは、三井が100Rで脱落し、小林、佐野の順でフィニッシュ。

 この結果、野村(121p)と佐野(89p)のポイント差は32に開き、最終大会での逆転は不可能となった。「チェッカー後の1コーナーで、チャンピオンが決まったことを知った」という野村は、参戦1年目のルーキーとしてのチャンピオン獲得となった。

 マスタークラスは、序盤は三者が並走するなど、三つ巴の戦いを見せたが、6周目に清水が抜け出すと、食い下がる今田信宏(JMS RACING TEAM)を振り切って今季7勝目のチェッカーを受けた。これで、今大会は3人が仲良く1勝ずつとなった。

優勝は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S SFL)

決勝3位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

マスタークラス優勝は

優勝した野村勇斗(B-MAX RACING TEAM)

優勝した野村勇斗とチームクルー(B-MAX RACING TEAM)

表彰式

チャンピオン表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第15戦富士決勝結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 15 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
150野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1523'50.458--
237古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1523'51.435 0.977 0.977
338小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1524'00.265 9.807 8.830
435佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1524'00.85410.396 0.589
551ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1524'03.76013.302 2.906
658ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1524'06.21415.756 2.454
736エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1524'06.41615.958 0.202
860伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1524'07.53517.077 1.119
91卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1524'13.79923.341 6.264
108M1清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1524'36.65346.19522.854
114M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1524'37.39646.938 0.743
1230M3DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1524'52.5831'02.12515.187
133三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1422'22.6591Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 37 古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL) 1'34.569 (2/15) 173.702 km/h
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦富士決勝 小林利徠斗が今季初優勝、三井優介は初表彰台を獲得

優勝した小林利徠斗(TOM\'S)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦の決勝が、9月7日、富士スピードウェイスで行われ、ポールスタートの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が逃げ切って、今季初優勝を飾った。三井優介(DELiGHTWORKS)は2位で初表彰台を射止めた。

 注目のタイトル争いは、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)と佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、3位と4位フィニッシュで、チャンピオン決定は、午後のレースに持ち越された。

 マスタークラスは、2周目にクラストップに立った今田信宏(JMS RACING TEAM)が、今季6勝目を飾った。

 大会2日目を迎え、昨日の野村の優勝でチャンピオン争いも佳境に入ってきた。野村と佐野のポイント差は、昨日の第13戦を終えた時点で23点。今大会を終えた時点で、野村が佐野に32ポイント差をつければ、最終戦を待たずにチャンピオンが決定することになる。

 上空には雲が多く、秋らしい風が吹くなか、午前9時5分にスタート。

決勝がスタートした

 今季初ポールポジションを獲得した小林が好スタートを決め、同じく好ダッシュを決めた4番グリッドの三井が続いた。2番グリッドの野村はホイールスピンをさせて遅れたものの、1〜2コーナーの混乱で順位を戻して、三井の後ろにつけた。

 トップ小林は、2位三井との差を、じわじわと広げながら快走。その後方で、三井を野村が追うという展開が続いた。三井はこのレースにニュータイヤを投入しており、野村はなかなかその差を詰めることができない。

 レース折り返しを過ぎた8周目。小林は、2位三井に2秒のマージンを築き、安全圏へ。三井は、野村にプレッシャーをかけられながらも2位を死守し続けた。4位には野村とチャンピオンを争う佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)がつけるが、ペースは上がらず、野村から3秒遅れてしまった。

 結局、レースはこのままチェッカーを迎え、小林は今季初優勝。今季から新チームで参戦のルーキー三井も初表彰台を得た。タイトルを争う野村と佐野が、3、4位に入り、両者のポイント差は25に広がった。

 マスタークラスは、クラスポールの清水康弘(GNSY RACING 324)のペースが上がらず、2周目の1コーナーでトップに立った今田が逃げ切った。2位は、スタートでギヤが抜けて遅れたものの、6周目に清水を捕らえたDRAGON(TEAM DRAGON 324)が入った。

 第15戦の決勝は、本日、午後1時5分から15周で行われる。

優勝は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

決勝2位は三井優介(DELiGHTWORKS)

決勝3位は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

マスタークラス優勝は今田信宏(JMS RACING TEAM)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦富士決勝結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
138小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'45.602--
23三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1523'50.192 4.590 4.590
350野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1523'50.918 5.316 0.726
435佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'54.117 8.515 3.199
536エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1523'54.893 9.291 0.776
637古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1523'57.27211.670 2.379
751ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1524'07.40021.79810.128
860伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1524'09.86124.259 2.461
958ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1524'13.92428.322 4.063
10*1卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1524'19.57033.968 5.646
114M1今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1524'35.30549.70315.735
1230M2DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1524'38.33452.732 3.029
138M3清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1524'38.70353.101 0.369
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 38 小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL ) 1'34.461 (3/15) 173.900 km/h
  • CarNo. 1は、SFL SpR.15.1.1(他車への衝突行為)により、タイムペナルティー10秒を科した。
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦富士決勝 波乱のレースを野村勇斗が制し8連勝

優勝した野村勇斗と監督たち(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦の決勝が、9月6日、富士スピードウェイスで行われ、ポールスタートの野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、オープニングラップで遅れたものの、最後は運も味方に優勝を飾った。野村はこれで8連勝。

 マスタークラスも、ペナルティあり、トラブルありのレースとなり、DRAGON(TEAM DRAGON 324)が、今季2度目のクラスウィンを遂げた。

 気温は30度近いが少し秋の気配も感じるなか、予定より少し遅れて午後1時25分に、21周のレースがスタート。

決勝がスタートした

 2番グリッドの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が抜群のスタートで、トップを奪い、その後方で佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と野村が競り合うという形で幕を開けたレースは、1周目から波乱の展開となった。

 オープニングラップのダンロップコーナーで、トップ小林に、2位に浮上した佐野が接触して小林がスピン。直後にいた野村は、コース外に逃げるしかなく、大きく遅れてしまった。

 1周目を終えた順位は、佐野、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL) 、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、三井優介(DELiGHTWORKS)、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)、そして6位に野村。

 しかし、ここから野村は諦めることなく追い続け、2周目5位、3周目4位、6周目には3位と着実に順位を挽回していく。

 この周に、1周目の接触は佐野に非があるとして、結果にプラス5秒のペナルティの裁定が下る。

 これで、佐野は2位を5秒以上引き離さなければ優勝を手に入れられなくなり、ここから全力でプッシュし続ける。2位マッソンに対するリードは、8周目3.1秒、10周目3.5秒と開き、13周目にはマッソンと野村が競り合う間にさらに差を広げる。

13周目、野村がマッソンを捕らえて2位に上がるが、この周の佐野と野村の差4.8秒。そして15周目には5秒となり、このままフィニッシュすれば佐野が優勝し、野村とのポイント差を縮めることになった。

 ところが、15周目のダンロップコーナーでマスタークラスの清水康弘(GNSY RACING 324)が、駆動系のトラブルからコース上にストップ。セーフティカー(SC)が入ってしまう。

 このSCランで、佐野の努力は水の泡となり、余裕を持って2番手でチェッカーを受けた野村が優勝。自身の連勝記録を8に伸ばした。

 佐野はペナルティ加算により、2位マッソン、3位古谷、4位三井に次ぐ5位。これでシリーズポイントは、野村106ポイント、佐野83ポイントとなり23点差。今大会の残る2レースでチャンピオンが決定する可能性も出てきた。

 なお、好スタートの小林もフライングの判定で、プラス10秒のペナルティ。7位まで挽回したが、結果は11位だった。

 マスタークラスは、レース中盤からは、清水と今田信宏(JMS RACING TEAM)が、トップを競り合ったが、清水のリタイア後は、今田の独走。しかし、今田にはフライングスタートの裁定(プラス5秒)が出ており、DRAGONがすっきりしない形ではあるものの、今季2勝目を上げることとなった。

 第14、15戦の決勝は、明日の午前9時5分、午後1時5分から、それぞれ15周で行われる。

優勝は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位はエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM\'S TGR-DC SFL)

決勝3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S SFL)

マスタークラス優勝はDRAGON(TEAM DRAGON 324)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦富士決勝結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
150野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
2136'08.127--
236エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2136'09.371 1.244 1.244
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
2136'09.935 1.808 0.564
4*3三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
2136'10.787 2.660 0.852
5*35佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2136'11.153 3.026 0.366
651ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
2136'11.649 3.522 0.496
760伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
2136'14.081 5.954 2.432
858ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2136'14.499 6.372 0.418
9*1卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
2136'18.42710.300 3.928
1030M1DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
2136'20.61312.486 2.186
11*38小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2136'21.78913.662 1.176
124M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
2136'22.78614.659 0.997
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
-8M-清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1422'58.9167Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 35 佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL) 1'34.781 (2/21) 173.313 km/h
  • CarNo. 3は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3(走路の安全規定/黒白旗提示後の走路外走行)により、訓戒およびペナルティーポイント1点とする。
  • CarNo. 35は、SFL SpR.15.1.1(他車への衝突行為)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 1は、SFL SpR.15.1.1(他車のコースアウトを強いるもの)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.38は、SFL SpR.31.10(反則スタート/ジャンプスタート)により、タイムペナルティー10秒を科した。
  • CarNo. 4は、SFL SpR.31.10(反則スタート/ゆっくり動いた)により、タイムペナルティー5秒を科した。
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第13、14戦富士公式予選 野村勇斗と小林利徠斗がポールを分け合う

ポールポジションは野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

ポールポジションは小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦の公式予選が、9月6日、富士スピードウェイで行われ、第13戦は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第14戦は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、ポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、清水康弘(GNSY RACING 324)が、ダブルクラスポールとなった。

 先週の菅生大会から2週連続の開催となった今大会。シリーズ全18戦中12戦を終えて、岡山大会からの7連勝で逆転シリーズリーダーとなった野村が95ポイント、開幕から4連勝を飾った佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が81ポイントと、タイトルはルーキーの二人に絞られた感じだ。

 近年、最終大会でタイトルが決まることが多いが、今大会の結果によっては、最終大会を待たずに決する可能性もある。予選は、タイトルを争う両者にとって重圧のかかるものとなった。

第13戦公式予選

 午前9時5分から行われた予選は、前日の荒天から一転、台風一過の晴天のもと行われた。

 3周のウォームアップの後、各車アタックに入り、野村が1分33秒082とトップタイム。これに小林が1分33秒248で続いた。佐野はこの周1分33秒447と二人に遅れを取り、連続アタックで1分33秒290まで詰めたが3番手。

 4番手以下は、三井優介(DELiGHTWORKS)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)と続き、総じてトムス勢が上位につけている。B-Max勢は、野村が一人、気を吐いている状況だ。

 マスタークラスは、菅生大会では今田信宏(JMS RACING TEAM)の後塵を拝した清水が、抜き出たタイムでクラスポールを獲得した。

予選2位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

予選3位は佐野雄城(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL)

マスタークラスポールポジションは清水康弘(GNSY RACING 324)


第14戦公式予選

 10分間のインターバルを挟んで行われた第14戦予選でも、野村と小林のポール争奪戦が繰り広げられた。

 野村が、4周目からの連続アタックで1分33秒661、1分33秒482とタイムアップして、トップに立つ。古谷(1分33秒538)、三井(1分33秒546)が迫るが、僅かに届かず。野村のダブルポールが確定かと思われた。

 しかし、そこまで1分34秒809で下位に甘んじていた小林が、最後のアタックで1分33秒376を叩き出して、野村を逆転。岡山大会から続いていた野村の連続ポールを阻止した。

 今大会で野村とのポイント差を縮めたい佐野は、5位に沈み、まだ予選の段階ではあるものの、チャンピオン争いはやや厳しい状況に追い込まれた。

 マスタークラスは、清水の速さが際立っており、2位の今田を0.4秒引き離して、連続ポールを手にした。

 第13戦の決勝は、本日、午後1時5分から21周で、第14、15戦の決勝は、明日の午前9時5分、午後1時5分から、それぞれ15周で行われる。

予選2位は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

予選3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S SFL)

マスタークラスポールポジションは清水康弘(GNSY RACING 324)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
Tags: ,

SUPER FORMULA LIGHTS

第14戦富士公式予選結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
138小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.376--175.921
250野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'33.482 0.106 0.106175.722
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1'33.538 0.162 0.056175.616
43三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'33.546 0.170 0.008175.601
535佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.660 0.284 0.114175.388
636エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.751 0.375 0.091175.217
758ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'33.889 0.513 0.138174.960
81卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.912 0.536 0.023174.917
951ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.969 0.593 0.057174.811
1060伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'34.245 0.869 0.276174.299
118M1清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1'35.524 2.148 1.279171.965
124M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'35.998 2.622 0.474171.116
1330M3DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1'36.003 2.627 0.005171.107
---- 以上基準タイム(110% - 1'42.811)予選通過 ----
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦富士公式予選結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
150野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'33.082--176.477
238小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.248 0.166 0.166176.162
335佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.290 0.208 0.042176.083
43三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'33.441 0.359 0.151175.799
537古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1'33.497 0.415 0.056175.693
636エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.874 0.792 0.377174.988
751ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.949 0.867 0.075174.848
858ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'34.009 0.927 0.060174.736
91卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'34.017 0.935 0.008174.722
1060伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'34.030 0.948 0.013174.697
118M1清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1'35.273 2.191 1.243172.418
1230M2DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1'35.833 2.751 0.560171.411
134M3今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'36.020 2.938 0.187171.077
---- 以上基準タイム(110% - 1'42.527)予選通過 ----
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝ドライバーコメント 優勝・松原将也「悔しい方が大きい」

優勝 松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)

優勝した松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「初めての優勝でうれしいが2割くらいです。悔しい方が大きいですね。ペナルティ出なければ自分は3位で終わっていたので。最初の段階で離されてしまっているので、そこが毎回の課題ですが、まだ全然直せていないので、悔しいですね」

2位 小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)

決勝2位の小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)

 「最後はあと少しだったので頑張って(酒井を)抑えました。ストレートで自分が後ろについて、インがちょっと開いていたのでそこに突っ込んでいけば行けると思って、最後2位で追われてよかったです。思い通りではないですが運もありました」

3位 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

決勝3位の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

 「同じくらいのペースなのでバトルになるとは思っていたのですが、やっぱりお互いギリギリで走っていました。接触はちょっと悔しいですが、なんとか表彰台は乗れたので、そこはよかったかなと思います」

4位 吉田馨(TAKE FIRIST KKS-2)※トップフィニッシュ直後の談話

決勝4位の吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

 「最後に絡んでしまったので、そこは酒井君に申し訳なかったです。うまい感じにペースを保って、前について行けていたので、そこはよかったなと思います」

5位 向畑疾走(ファーストガレージKKS2)

決勝5位の向畑疾走(ファーストガレージ制動屋S2)

 「まずスタートが遅れて、そこで順位を落とすのは最小限にしてたのですが、後ろから速い人が二人来ていて。1周目に抜かれたのですが、2周目はなんとか表彰台圏内やトップ争いに絡めるように頑張ったのですが、3コーナーでシフトミスしてしまって、それで一気に(順位が)下がってしまいました。中盤はペースよかったのですが、YOSHIDA選手に引っかかってしまって抜くのに時間かかりました。最後のオーバーテイクは自分の速いところをみつけて、一気に行って引き離すという感じでやれました。(ポールポジションのプレッシャーはあった?)前しか見ていなかったので集中していて緊張はしなかったです」

6位 YOSHIDA KODAI(T's TECHNO RF KKSⅡ)

決勝6位のKODAI YOSHIDA(T\'s TECHNO RF KKSII)

 「今日はぜんぜんペースが上がらなくて、後ろを抑えるのがやっとでしたが、最後に抜かれてしまって、ちょっと残念なレースだったなと思います。昨日と路面がまったく変わってしまって、それに適応できなくて、それが残念なところです。次回に向けて課題がすごく多いです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asasko SHIMA
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝 吉田馨がトップチェッカーもペナルティで降着、松原将也が待望の初優勝

松原将也と小林留魁の争い

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第6戦決勝が8月31日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、6番グリッドからスタートの吉田馨(TAKE FIRIST KKS-2)序盤にトップに立ってそのままフィニッシュするも 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)との接触でフィニッシュタイムに10秒加算のペナルティが課せられて4位に降着。2番手でフィニッシュした松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)がキャリア初優勝を遂げた。

 前日の第5戦に続いて開催の第6戦。スターティンググリッドは第5戦のリザルトにより、上位6台はリバースグリッドが適用された。 これにより、ポールポジションは第5戦6位の向畑疾走(ファーストガレージKKS2)がつくこととなる。向畑は今大会がスーパーFJデビューとなる20歳。ルーキーがいきなり上位選手の前でスタートすることになる。以下

  • 2番手 小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)
  • 3番手 YOSHIDA KODAI(T's TECHNO RF KKSⅡ)
  • 4番手 松原将也
  • 5番手 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)
  • 6番手 吉田馨
  • 7番手 小田部憲幸((株)フォースリンク ZAP ED)
  • 8番手 三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED)
  • 9番手 畠山退三(Hobbybase&zap-E)
  • 10番手 松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)
  • 11番手 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSⅡ)
  • 12番手 野口伸周(野口商會 ZAP10VED)
  • 13番手 小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ed)
  • 14番手 石井大雅(ファーストガレージ制動屋SⅡ)

 というスタート順となった。

 なお今大会は2レースの為、スリックタイヤ2セットが使用可能。すべてのチームが本日の第6戦にニュータイヤを投入してきた。

レースがスタートした

 午前11時10分フォーメーションラップ開始。前日ほどの酷暑ではないとはいえ気温32.8度、路面温度は58度に達している。ポールポジションの向畑を先頭に14台がスターティンググリッドに並びレーススタート。

 ポールシッターの向畑はやはりというべきかスタートに失敗、後続に飲み込まれてしまう。対していつもロケットスタートを決める小林が先行して第1コーナーへ飛び込む。さらに5番手スタートの酒井の加速が伸びてアウト側から前に出て2位、向畑3位。インに吉田、アウトに松原がサイド・バイ・サイドで第2コーナーを立ち上がる。勢いのある酒井は第3コーナーへの加速で小林をかわしトップへ。向畑~吉田~松原~YOSHIDA~三ツ井と続く。吉田は第5コーナーへのブレーキングで向畑のインを突いて3位に浮上。さらに小林をヘアピンの進入でインから仕留めて2位へと上がる。

 オープニングラップを終えてトップ酒井と2位吉田の差は0.833秒。そこから0.6秒差で3位小林だが4位向畑がテールにへばりついて0.075秒の差。5位松原も向畑に0.124秒とこちらも僅差、やや離れて6位YOSHIDAの順で2周目に。順位を落とした向畑が第1コーナーでアウトから小林に仕掛けるがここは小林が守る。向畑は第3コーナーでも小林のインを突くが抑え込まれて失速。逆に松原、YOSHIDAに第4コーナーで差されてポジションを落としてしまう。経験の差が出たか。これで松原4位、YOSHIDA5位、向畑6位に。YOSHIDAはダウンヒルストレートで松原に並びかけてアウトから90度コーナーまで並走するが松原が守り切る。トップ酒井は吉田とのギャップを1.035秒まで拡げて2周目を終了。3位小林、4位松原と続き、YOSHIDAを先頭として向畑と小田部までの3台が0.174秒差の5位グループを形成。この集団が3ワイドで3周目の第1コーナーへ飛び込むと小田部がエイペックスでスピン、再スタートを切るも最下位まで順位を落としてしまう。

 いったんは酒井に離された吉田だが、3周目に2分4秒745とファステストラップを出すと、4周目も酒井を上回るペースで周回し0.619秒差まで詰める。小林と松原も3位争いを続けており5周目にはサイド・バイ・サイドのバトルを展開するが小林が守って0.176秒差。さらにYOSHIDAと向畑の5位争いも0.283秒差と随所でバトルが展開してレースは後半戦へ。ジェントルマンクラスは畠山が総合9位でトップ。野口が総合13位のクラス2位だ。

 折り返しの6周目、2分5秒台で周回する酒井に対して吉田は4秒台、0.3秒速いペースで0.370秒差まで接近。小林対松原の争いはダウンヒルストレートでスリップストリームから抜け出した松原が90度コーナー進入でインからオーバーテイクに成功する。これで松原3位、小林4位。5位YOSHIDA、6位向畑の順だ。8周目も吉田が酒井に仕掛け続ける。第3コーナーでインからノーズをねじ込んでターンインするが酒井も譲らず、5コーナーではアウトから吉田がブレーキング勝負を挑むが一瞬タイヤをロックさせてここも先行できない。ダウンヒルストレートでも吉田が迫るが続く90度コーナーで停止した三ツ井の回収作業中のためイエローフラッグ。この周も吉田はチャンスを掴めず。この周向畑がルーキーらしからぬ勝負強さを見せてYOSHIDAを仕留めて5位へと上がる。

 0.319秒差で9周目へ入り酒井と吉田は依然テール・ツー・ノーズ。吉田は隙あらば斬る態勢だが酒井もしっかり守っている。ダウンヒルストレートで酒井のスリップから抜け出した吉田が90度コーナーでインに飛び込むとサイド・バイ・サイドでターンイン。アウト側の酒井も粘るがここで両車が接触。酒井がスピンする。これで吉田がついにトップ浮上。酒井はすぐにコースに復帰するうが、この間に松原と小林が通過し2位、3位。酒井は4位にドロップ。メインストレートに戻ってきて酒井が小林の前に出るが第1コーナーで小林が逆転して3位に戻す。

 ファイナルラップ。トップに出た吉田は僅かにペースを落としたがしっかり走りって2位の松原に2.620秒の差でトップチェッカー。3位小林は0.417秒差で4位酒井を抑えきった。以下向畑5位、YOSHIDA6位の順でフィニッシュ。しかしながら9周目の接触について吉田に10秒加算のペナルティが課されて4位に降着。これによって優勝は松原のものとなった。2位小林、3位酒井と繰り上がりに。松原はキャリア初優勝、小林も初の表彰台だ。

 優勝の松原は複雑そうな表情で表彰台に登壇したが結果は結果。チームの面々に祝福されスパークリングファイトの頃には笑顔を取り戻した。

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ最終第7戦は3カ月のインターバルで11月30日にモビリティリゾートもてぎで行われる。ポイントランキングはトップ酒井98点、2位吉田88点でこの二人にチャンピオン争いは絞られた。

上位陣はデッドヒート

酒井翔太と吉田馨のトップ争い

優勝は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

決勝2位は小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)

決勝3位は酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

決勝4位は吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

決勝5位は向畑疾走(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝6位はKODAI YOSHIDA(T\'s TECHNO RF KKSII)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Atsushi BESSHO
Asako SHIMA
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第6戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2025/08/31) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 6 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
114松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'09.161--
233小林 留魁アルビ新潟第一ホテルED
TOKYO R&D RD10V
1021'11.881 2.720 2.720
322酒井 翔太ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
1021'12.298 3.137 0.417
4*6吉田 馨TAKE FIRST KKS-2
MYST KK-S2
1021'16.541 7.380 4.243
559向畑 疾走ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1021'18.639 9.478 2.098
62KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKSII
MYST KK-S2
1021'18.954 9.793 0.315
757中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
1021'20.01610.855 1.062
881小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1021'20.20611.045 0.190
938G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
1021'24.32115.160 4.115
1015松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'30.91021.749 6.589
11*53石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
1021'33.35224.191 2.442
1278小田部 憲幸(株)フォースリンクZAP ED
MYST KK-S2
1021'38.69829.537 5.346
138G2野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'52.06942.90813.371
---- 以上規定周回数完走 ----
-82三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED
MYST KK-S2
612'53.6104Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 6 吉田馨(TAKE FIRST KKS-2) 2'04.745 (3/10) 138.551 km/h
  • CarNo. 53は、もてぎチャンピオンカップレースSpR.28条4.1(衝突)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 6は、もてぎチャンピオンカップレースSpR.28条4.1(衝突)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦もてぎ決勝ドライバーコメント 優勝・吉田馨「最後まで集中して走り切れた」

優勝 吉田馨(TAKE FIRIST KKS-2)

優勝した吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

 「すごいバトルして、ひと段落してという繰り返しだったので、緊張感がずっとあるようなレースでした。途中暑さでぼーっと、というか(笑)『暑いな』とか思う時もあったのですが、うまく立て直して、しっかり最後まで集中して走り切れたので、よかったです」

2位 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

決勝2位の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

 「予選タイムが僅差なので決勝も接近戦だなと思っていたので、1周目に賭けていたのですが、ブレーキでリヤのフラフラ感があって、行くときは一発でいかないとダメだなと思って、ちょっと様子見てしまったという部分もありました。やっぱり最初に行き切っていかないとダメだったのかなと思います。吉田選手もミスがあって追いつく場面もあったのですが、やっぱり(ミスが)少なくて、その分離れず近づけもせずというレース後半でした」

3位 松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)

決勝3位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「そもそもスタートでまた順位を落としているので、そこがなければ。3位争いは自分にペースがあったと思うので、もっと優勝争いに加われたのかなと思います。スタートの蹴り出しはよくてもその後の数コーナーで抜かれているので、そこをうまくできないと」

4位 YOSHIDA KODAI(T's TECHNO RF KKSⅡ)

決勝4位のKODAI YOSHIDA(T\'s TECHNO RF KKSII)

 「(松原とのバトルは)かなりペースを上げていったつもりだったのですが、それでも食らいつかれてしまって。それで引き離せ勝ったのが、負けた原因だと思います。途中まで前を追いかけていたのですが、いなくなっちゃって、(松原と)一緒に走って追いつこうと思っていたのですが、それもできなくて、後ろを押さえる方向にスイッチしました。今日表彰台乗れなかった分、明日絶対勝ってやるという気持ちで行きます」

5位 小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)

決勝5位の小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)

 「(今回もスタート決まった?)2速に入れる時にミスしてしまって、一瞬スローダウンして、そこで1台抜かれたのですが、90度で抜き返せたので、よかったです。レース展開としては前も後ろも間隔があいていたので、楽にレースができました。明日は初めてのフロントロウからのスタートなので、緊張しますけれど(笑)がんばります」

6位 向畑疾走(ファーストガレージKKS2)

決勝6位の向畑疾走(ファーストガレージ制動屋S2)

 「スタート失敗して4周目ぐらいまで後ろの方(畠山)とバトルになってしまって、シフトミスとかもあって抜き返されたりとかもありました。そのあたりまでけっこう緊張していて、後ろの方で埋もれていたのですが、そこからとにかく前を追いかける気持ちで走りました。そうしたら前がバトルしていてクラッシュしたりで順位も上がって、最後は自力で1台抜いて上がれました。初めてのレースで接近戦も経験して、楽しかったです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦もてぎ決勝 吉田馨が隙を見せずにポール・ツー・ウイン ファイナルラップまで続いた表彰台争いは松原将也が獲得

吉田馨と酒井翔太のトップ争い

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第5戦決勝が8月30日(土)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ポールポジションから発進の吉田馨(TAKE FIRIST KKS-2)がスタートでトップに立つと一度も首位を譲らずポール・ツー・ウインの完勝を飾った。

 予選に続いて本日最後のレースとして行われた決勝は午後4時20分フォーメーションラップ開始。夏至から2カ月が経過し太陽の角度もやや低くなっているが、それまで十分熱せられた大気の温度は37度、路面温度は僅かに下がって52度と依然として厳しいコンディションだ。 14台のスーパーFJがグリッドに整列してレーススタート。

 ポールポジションの吉田はスムーズに発進したが、フロントロウから出た松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)は加速が鈍くセカンドロウの酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)がアウトから前に出て第1コーナーへターンイン。第2コーナーでは出足が悪かった3列目スタートの小田部憲幸((株)フォースリンク ZAP ED)が8位まで順位を落とす。さらに第2コーナーでは6番手スタートの小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ed)がコースオフ、こちらも順位を落としてしまう。小田部と小野は接触があった模様だ。

 3位に落ちた松原に対して4位YOSHIDA KODAI(T's TECHNO RF KKSⅡ)が接近、テール・ツー・ノーズでチャンスを伺う。2位に上がった酒井は吉田のリヤに張り付いてS字ではインをうかがうが、ここは吉田が守る。松原対YOSHIDAの争いもS字でサイド・バイ・サイドになるとYOSHIDAが前に出て3位進出、松原はまたも序盤で順位を落としてしまう。

 ここで石井大雅(ファーストガレージ制動屋SⅡ)で東コースのピットに入ってマシンを止める。あとで様子を聞いたところによると石井はリヤウイングが大きく破損していた。こうした混乱をよそに順位を上げてきたのが8番グリッドからスタートの三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED)、さらに前回のSUGOラウンドでもロケットスタートを決めて大きくジャンプアップした小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)で、三ツ井は8番手から5位、小林は9番手スタートから6位までポジションを上げている。

 オープニングラップを終えてトップ吉田と2位酒井の差は0.158秒。そこから1.8秒離れて3位YOSHIDAと4位松原も0.219秒差とテール・ツー・ノーズ状態。さらに5位三ツ井、6位小林というトップ6で 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSⅡ)を挟んで8位にはジェントルマンクラスの畠山退三(Hobbybase&zap-E)、その後方9位にはカートレース出身で今回フォーミュラレースデビューの向畑疾走(むこはたはやて)(ファーストガレージKKS2)は11番グリッドから順位を上げてきている。

 第1コーナー接触した小野はピットに戻り、フロントウイングが大きく曲がっている小田部はそのまま11位で走行している。

 2周目に入り酒井は吉田を攻略しようとS字でインから狙うが吉田がアウトからしっかり守る。3周目、今度は第1コーナーで酒井がインを差すが吉田がアウトから被せて防御。第3コーナーでもアウトから酒井が狙うがここも吉田がスキを見せない。3位YOSHIDAはそこから1.3秒以上遅れて、松原は依然として0.418秒差で追っている。後方では向畑が畠山を攻略。8位にポジションを上げる。4周目も酒井の攻勢は続くが吉田も付け入る隙を見せずない。後方では6位小林が三ツ井を90度コーナーでアウトから攻略して5位に浮上。ロケットスタートが売りの小林だが、SUGOでは前に出たものの後続から攻めたてられて順位を落とすという展開だったが、今回はさらに順位を上げて成長を見せている。

 5周目を終えてトップ吉田と2位酒井は0.477秒の差。そこから2秒離れて3位YOSHIDAと4位松原も0.245秒の差。5位小林で小林に抜かて6位の三ツ井は今度は中村が0.153秒差に迫っている。しかしここで中村がチャンスを焦ったか6周目の第1コーナーで三ツ井の前に出たもののスピン。すぐに再スタートしたが向畑、小田部、畠山松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)に抜かれて11位にドロップ。新人向畑は7位で入賞が見えてきた。

 6周目に吉田は2分4秒753と本日のファステストラップを叩き出して、酒井を0.734秒差と突き放しにかかる。3位YOSHIDAと松原は依然としてテール・ツー・ノーズ、90度コーナーで松原がインから仕掛けるがYOSHIDAが守り切る。7周目、8周目と吉田はじわじわとギャップを拡げて1.025秒差。

 9周目、YOSHIDAに0.165秒と迫った松原がいよいよ攻勢を強める。第2コーナーをタイトに回ってYOSHIDAのインから並びかけると、続く第3コーナーではYOSHIDAが前、しかし第4コーナーからの加速で再びサイド・バイ・サイドになると5コーナーではインにYOSHIDA、アウトに松原でターン。松原クロスラインで加速に移るとファーストアンダーブリッジでYOSHIDAの前に出てついに3位のポジションを奪い取る。しかしYOSHIDAも引き下がらずヘアピンでインから再逆転、松原の前に。

 両車ダウンヒルストレートでサイド・バイ・サイドになると、90度コーナーでのブレーキングでYOSHIDAが僅かに前。しかしビクトリーコーナーでは松原が再度仕掛けて並走。ここはYOSHIDAが前でメインストレートに戻ってくる。5位小林に続いて向畑が三ツ井を攻略、ついに入賞圏内の6位まで上がってくる。

 ファイナルラップ突入、トップ吉田と酒井の差は0.701秒。そして3位を争うYOSHIDAと松原は0.275秒差でコントロールラインを通過。松原は仕掛けるチャンスを狙うかのように第3~第4コーナーを小さく旋回するとYOSHIDAと再びサイド・バイ・サイドになって第5コーナーに向けて加速。9周目と同様にアウトからクロスラインで切れ込みファーストアンダーブリッジで前に出る。前の周にオーバーテイクを仕掛けられたヘアピンでもYOSHIDAのラインを封じて僅かにギャップを築いてダウンヒルストレートへ。そのまま再逆転のチャンスをYOSHIDAに与えずビクトリーコーナーを通過。

 トップ吉田は最後まで酒井にスキをみせず0.645秒の差で完勝。今季3勝目をポール・ツー・ウインで飾った。2位酒井に続いて3位はファイナルラップの攻防を制した松原が表彰台を獲得、以下4位YOSHIDA、5位小林に続いて向畑がデビューレースで6位フィニッシュ、非凡さを見せた。ジェントルマンクラスの優勝は総合9位の畠山、クラス2位は総合12位の野口という結果になった。

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第6戦は明日8月31日(日)午前11時開始予定。スターティンググリッドは第5戦の結果で上位6台はリバースグリッドとなり、向畑~小林~YOSHIDA~松原~酒井~吉田というトップ6となる。

決勝がスタートした

優勝は吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

決勝2位は酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

決勝3位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

決勝4位はKODAI YOSHIDA(T\'s TECHNO RF KKSII)

決勝5位は小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)

決勝6位は向畑疾走(ファーストガレージ制動屋S2)

ジェントルマンクラス優勝は畠山泰三(Hobbybase&zap-ED)

ジェントルマンクラス決勝2位は野口伸周(野口商會ZAP 10V ED)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Atsushi BESSHO
Asako SHIMA
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2025/08/30) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
16吉田 馨TAKE FIRST KKS-2
MYST KK-S2
1020'58.171--
222酒井 翔太ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
1020'58.816 0.645 0.645
314松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'06.279 8.108 7.463
42KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKSII
MYST KK-S2
1021'07.176 9.005 0.897
533小林 留魁アルビ新潟第一ホテルED
TOKYO R&D RD10V
1021'08.103 9.932 0.927
659向畑 疾走ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1021'16.77218.601 8.669
778小田部 憲幸(株)フォースリンクZAP ED
MYST KK-S2
1021'17.66919.498 0.897
882三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED
MYST KK-S2
1021'18.22320.052 0.554
938G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
1021'19.03620.865 0.813
1015松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'23.27625.105 4.240
1157中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
1021'23.62425.453 0.348
128G2野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1022'07.7271'09.55644.103
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-*81小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
0-10Laps10Laps
-*53石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
0-10Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 6 吉田馨(TAKE FIRST KKS-2) 2'04.753 (6/10) 138.543 km/h
  • CarNo. 81は、モビリティーリゾートもてぎ四輪一般競技規則書第30条4.1により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 53は、モビリティーリゾートもてぎ四輪一般競技規則書第30条4.1により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦もてぎ公式予選ドライバーコメント 3位・酒井翔太「うまくかみ合わなかった」

ポールポジション 吉田馨(TAKE FIRIST KKS-2)2分5秒032

ポールポジションを獲得した吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

 「路面温度がすごく高くて、思ったよりも滑るし、難しいコンディションだったので、最初の何周かがカギになるような予選でした。最初にアタックして、後はあわよくばタイム出ればと思っていたのが出なかったので不安はあったのですが、最初に出したタイムがポールポジションのタイムだったので、そこはよかったかなと思います」

2位 松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)2分5秒134(+0.102秒)

予選2位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「トップに近いタイムが出ていたのですが、昨日の練習に比べたら路面温度が高すぎてグリップしない感じでした。手応え的にはまったくよくない感じで。練習より1秒ぐらい落ちています。昨日の路面温度が低い時の車速でコーナーに入っていくと、どうしてもリヤが出てしまうので、全体的に突っ込み加減は変わらないですが、車速をちょっと落とし気味に入って走行していました」

3位 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)2分5秒344(+0.312秒)

予選3位の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

 「昨日からマシンのセットを変更して、それが今日うまくかみ合わなかった感じでした。とりあえず昨日のセットに戻すのか、それとも変えていくのかはまだ決めていないですが、とのにかく合っていなかった感じですね。昨日と温度が全然違っていて、昨日曲がらない感じだったので、クルマの方で変えてみたのですが。今度は(温度が)高すぎて、逆にオーバーステア、みたいな感じになってしまったので、そこはレースに向けて何を変えたらいいのかをデータ見ながら改善できればなと思います。レースが4時からなので逆に微妙な感じで、その中間を狙っていければなと思っています」

4位 YOSHIDA KODAI(T’s TECHNO RF KKSⅡ)2分5秒641(+0.609秒)

予選4位のKODAI YOSHIDA(T\'s TECHNO RF KKSII)

 「昨日とまったく路面が違っていて、走りにくいなと思っていました。メーター見た時にはあまりよくないなと思っていました。タイヤを前よりしっかり使えるようになったので、タイムは伸びてきているので、この調子で決勝も頑張れたらと思います。決勝に向けては後ろがちょっとヘバっちゃったかなというのがあるので、そこも考えながら挑みます」

5位 小田部憲幸((株)フォースリンク ZAP ED)2分5秒687(+0.655秒)

予選5位の小田部憲幸((株)フォースリンクZAP ED)

 「久しぶりの予選はとても楽しかったです。よい緊張感で他の何事にも代えがたい感触で、限られた時間できちんとタイムを出さなければならないのが楽しいなと改めて思いました。結果は悔しいですが今の実力はこんなものかな、という感じです。私前にクルマいるのが得意じゃないので位置取りがちょっと悪かったかもしれないです。それでもまわりとそれほど変わっていないので。あとは決勝が大事なので、うまくまとめたいと思います」

6位 小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ed)2分6秒015(+0.983秒)

予選6位の小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「もうちょっと行けたかな、という感じですね。序盤のペースがちょっとなくて、後ろのクルマにやられちゃったのが伸びなかった原因かなと思います。後半も最後の2周はあまりよくなくて、タイヤもタレちゃって。最初の方にもっと勝負かけられていたらな、と思います。クルマは仕上がっているので、後は自分次第です」

Text & Photp: Junichi SEKINE
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦もてぎ公式予選 吉田馨がポールポジションを獲得

ポールポジションは吉田馨(TAKE FIRST KKS-2)

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第5戦公式予選が8月30日(土)にモビリティリゾートもてぎで開催され、シリーズランキング2位の吉田馨(TAKE FIRIST KKS-2)が2分5秒032のトップタイムで2番手松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)に0.102秒の差をつけてポールポジションを獲得した。

 8月も終わりというのに猛暑が続く北関東のモビリティリゾートもてぎ。12時25分と暑さもピークとなりつつある時間帯の予選は気温34.7度、路面温度にいたっては61度と焼けつくような高さだ。YOSHIDA KODAI(T's TECHNO RF KKSⅡ)を先頭に14台がコースイン。15分間の予選が開始された。ここまで4戦を終えて第1戦、第2戦優勝の酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)が71ポイントでシリーズをリード。対して第1戦をスキップして第3戦、第4戦と連勝で来ている吉田が56ポイントでシリーズ2位さらにここ3戦連続で表彰台に上がっている石井大雅(ファーストガレージ制動屋SⅡ)が46ポイントのシリーズ3位につけている。

 まずは計測1周目、吉田が2分5秒988でトップ、2番手YOSHIDA 6秒344、3番手石井6秒445、4番手三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED)6秒587、5番手小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ed)6秒587、6番手中村ブンスーム(ファーストガレージKKSⅡ)6秒994と続く。さらに残り時間10分を切って松原が5秒666のトップタイムをマーク。

 残り時間8分30秒。吉田がセクター2、3、4とベストタイムを刻んで2分5秒032のトップタイム。YOSHIDAも5秒641で2番手。5番手にこのところ好調な小林留魁(アルビ新潟第一ホテルED)が6秒124で上がってくる。上位の中でやや遅れてコースインした松原はセクター1ベストタイムを出すと残り7分30秒に5秒323を出して再び2番手。吉田~松原~YOSHIDA~石井~小林の順で6番手に三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED)が6秒418で上がってくる。

 予選も後半戦で残り時間7分。ここまでタイムが伸びていなかった酒井が2分5秒347で3番手へ。2台が出場のジェントルマンクラスは畠山退三(Hobbybase&zap-E)が7秒177で全体11番手のクラストップ。今回が初のS-FJ参戦の野口伸周(野口商會 ZAP10VED)が9秒401で14番手クラス2位。

 残り5分。今回久々にS-FJ参戦の小田部憲幸((株)フォースリンク ZAP ED)が2分5秒741をマークして5番手。さらに残り4分で小野が6秒015で6番手。里見代表率いるTeam ReNoAは今回コーチとして、チームの卒業生で現在FIA-F4のポイントリーダーの佐藤樹が帯同している。2021年のシリーズを圧勝した選手のアドバイスの効果が出てきたようだ。

 路面温度がかなり高いためタイヤのピークが早く来ると各陣営話していたが、予想通りこの頃からタイムが伸び悩みになってくる。そんな中で自己ベストを更新してきたのが中村の6秒160と今回レースデビューの向畑疾走(ファーストガレージKKS2)の6秒518。それぞれ9番手、11番手だ。

 残り3分、松原が第4セクターでベストタイムを出すと2分5秒205をマーク。トップ吉田とは0.173秒の差だ。酒井も5秒344で3番手をキープ。

 15分の予選が終了しチェカードフラッグが振られる中、最後のアタックでタイムを縮めたのが松原で2分5秒134まで短縮、トップ吉田からは0.102秒の差でフロントロウを獲得した。3番手酒井、4番手YOSHIDA、5番手小田部、6番手小野というトップ6、ジェントルマンクラスは畠山が総合12番手でクラストップ、クラス2位の野口は総合14番手となった。

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第5戦決勝は本日午後4時20分スタート予定。ポールポジションの吉田にポイントリーダー酒井がどう挑むかが注目だが、このところ速さを増している松原がそこにどう割り込むかも目が離せない。

予選2位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

予選3位は酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)

予選4位はKODAI YOSHIDA(T\'s TECHNO RF KKSII)

予選5位は小田部憲幸((株)フォースリンクZAP ED)

予選6位は小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Atsushi BESSHO
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第4戦 -RIJ- (2025/08/30) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 5 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16吉田 馨TAKE FIRST KKS-2
MYST KK-S2
2'05.032--138.233
214松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'05.134 0.102 0.102138.121
322酒井 翔太ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
2'05.344 0.312 0.210137.889
42KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKSII
MYST KK-S2
2'05.641 0.609 0.297137.563
578小田部 憲幸(株)フォースリンクZAP ED
MYST KK-S2
2'05.687 0.655 0.046137.513
681小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'06.015 0.983 0.328137.155
753石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
2'06.124 1.092 0.109137.037
882三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA KYB ED
MYST KK-S2
2'06.132 1.100 0.008137.028
933小林 留魁アルビ新潟第一ホテルED
TOKYO R&D RD10V
2'06.143 1.111 0.011137.016
1057中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
2'06.160 1.128 0.017136.997
1159向畑 疾走ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
2'06.187 1.155 0.027136.968
1238G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
2'06.788 1.756 0.601136.319
1315松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.219 2.187 0.431135.857
148G2野口 伸周野口商會ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'09.111 4.079 1.892133.867
---- 以上基準タイム(130% - 2'24.721)予選通過 ----
Tags:

S-FJもてぎ・菅生

第5戦、第6戦もてぎ注目選手インタビュー 向畑疾走「目標は優勝」

 2025年JAF地方選手権、スーパーFJもてぎSUGOシリーズ第5戦/第6戦は8月30-31日にかけて開催された。14台のエントリーの中には今回初のS-FJレースを迎えた選手が2名いた。予選を控えた両名にショートインタビューを行った。

野口伸周

ルーキーの野口伸周(野口商會ZAP 10V ED)

 8号車「野口商會 ZAP10VED」をドライブする野口伸周(しんしゅう)はジェントルマンクラスの43歳。

 ――今までのモータースポーツ歴は?  「ほとんどなくて、二十歳の時にフォーミュラBMWを1年だけやった程度です」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「ZAPさんで2年ほどやってきました。おもに筑波ともてぎです。(では満を持してのレース?)いや、そんなことは全然なくて、まだまだです(苦笑)」

 ――レースウィークの調子は?

 「まぁまぁですね。4か月ほど前に帯状疱疹やったので、そこからリカバリしている状態です」

 ――今回のレースの目標は?

 「まずは問題なく完走することです」

 ――今後の参戦については?

 「今のところ予定はしていないですが、これから考えます。今日明日のレースの感触次第ですね。ほかのサーキットも走ってみたいと思っているので」

ルーキーの野口伸周(野口商會ZAP 10V ED)


向畑疾走

ルーキーの向畑疾走(ファーストガレージ制動屋S2)

 59号車「ファーストガレージKKS2」の向畑疾走(ハヤテ)はレーシングカート出身の20歳、大学生だ。

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「レーシングカートをやっていました。全日本の西地区のFS125クラスとか出ていました」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「いえ、木曜日に初めて乗って、フォーミュラで走るのが2回目です。木曜日にもてぎで初めて走って金曜も合わせて6セッション走りました」

 ――カートからの乗り換えは苦労しなかった?

 「まったく別物ですけれど、そこは6セッションの間にだんだん慣れてきました」

 ――今回のレースの目標は?

 「目標はもちろん優勝なのですが、昨日の最後のセッションではけっこうタイムが詰められて、表彰台は狙える位置なのかなと思うので。タイムはまだトップと差がありますが、レース展開でうまいこと前に出られたら、と思っています」

 チームによると向畑はレースウィークに初めてもてぎを走行。最初は2分8秒台と上位と大差があったが、走りこむにつれてタイムも向上、最後の練習では2分5秒台に入れてトップグループとそん色ないところまでタイムを詰めたとのことで、走りをまとめる能力は酒井翔太より上かもしれないと高く評価されている。

 遅咲きのジェントルマンとカート出身の20歳、対照的な二人だがレースでどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。

ルーキーの向畑疾走(ファーストガレージ制動屋S2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Tags: ,
ogtzuq

検索

最新ニュース