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2025年11月

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース13決勝上位3人のコメント 鈴木斗輝哉「明日も結果はどうあれ力を出し切る」

レース13優勝 鈴木斗輝哉(TOM'S FORMULA)

優勝した鈴木斗輝哉(TOM\'S FORMULA)

 「スタートきっちり決られたのは、今までのレースを振り返ってみても、ちゃんと克服できたレースだったんじゃないかなというふうには思います。そこからはQ2で卜部選手が速かったので、レースペースではどちらかといえば追われる展開なのかなっていうふうに思ったんですけど、それが結果的にこういうこう引き離すぐらいいいペースで走れたのは、明日のレースペースに対してはすごいポジティブな気持ちで考えられますし、内容としても非常によかったんじゃないかなというふうに思ってます」

 「(レース14、レース15に向けて)今日とはスタート順位が違えど、自分のやるべきことは変わらないですし、今シーズン最後のレースですから結果はどうであろうと、ちゃんと自分の力を出し切って、いいレースができればいいなというふうに思いますし、いい形で終わりたいですよね。それが最終的にチャンピオンに結びつければ、もっといいかなというふうには思っていますし、頑張りたいなと思います」

 「(F4同様に追い上げる展開となったが)F4もどちらかといえば、第1レースもいいレースができましたし、ちゃんと力を出し切ったんで、それが結果的に第2レースああいう形になったんで、まあ神のみぞ知るって感じじゃないですか」

 「(梅垣選手は)スタート順位が2レースとも違うんで、それによってってもありますし、自分じゃどうにもできないマシントラブルだったりとか、そういうのも最終戦は起きるもんなんで、それも含めてどっちが運持ってんのっていう話なんで、明日のレースに対しては自分のやるべきことに100%集中できればいいかなというふうに思っています」

レース13決勝2位 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

決勝2位の卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

 「スタートを決められたっていうのはすごくいいことでしたし、この後ちょっとペースがうまく上がらなかったんですけど、なんとか(後続を)抑えきれました。タイヤがきつい中で、後ろの方がペースはありそうだったんですけど、攻め切れたのは良かったなと思いますね」

 「後ろを見ながらなんですけど、途中ダンロップの出口ですごくリアが滑っちゃいました。終始リアがきつい展開だったんですけど、その中でもめちゃくちゃ滑るぐらいギリギリでずっと攻められてたんで良かったなと思います」

 「今日は思ったよりレースペースはなかったんですけど、チームとしっかり話し合って、明日に向けて何をするか、作戦をしっかり考えて、自信持っていこうと思うと思います」

レース13決勝3位 梅垣清(TOM'S FORMULA)

決勝3位の梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 「スタートで(卜部選手に)前に行かれたしまったのがまず誤算でした。自分も反応は良かったんですけれども、ホールスピンして、そこから伸びなくて、もうインに入られたんでもう引くしかなかったです。そこからは多少行き過ぎたりとかもあって抜けなかったので、多分ペースあっても抜けなかったなっていうイメージはあります。ちょっと厳しかったです」

 「今気持ちがダウンしてるんで、明日に向けて切り替えるしかないですね。今は悔しすぎてやばいです。明日は頑張ります。」

Txet: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース13決勝 鈴木斗輝哉がポール・トゥ・フィニッシュで今季5勝目

優勝は鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第6戦のレース13決勝が11月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)が今季5勝目を挙げた。

 レース13決勝は午後0時40分より13周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 ホールショットはポールシッターの鈴木。予選3位の卜部和久(B-MAX RACING F111)がスタートを決めて2番手で1コーナーに飛び込み、梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)は3番手。4番手に大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が続く。

 2周終わって鈴木のリードは1秒466。後方では卜部、梅垣、大宮が接近戦を展開し、そのさらに後方でスターとで小田優(Rn-sports F111/3)の先行を許した小松響(Rn-sports F111/3)が3周目の1コーナーで5番手を奪い返した。

 その後も鈴木は後続との差を僅かずつ広げていく。5周目を終わってそのリードは2秒063に。2番手争いは依然として梅垣が卜部をコンマ5〜6秒差で追っているが、今ひとつ決め手を欠いている状況だ。

 鈴木のリードは10周を終わって4秒461に。卜部、梅垣、大宮の接近戦はまだ続いている。

 結局鈴木は後続に4秒088差をつけて13周を走り切り、今季5勝目。2位に卜部、梅垣は3位でフィニッシュ。

 この結果ポイントリーダーの梅垣は250pt、優勝した鈴木は236.5ptとなり、その差は13.5ptに縮まった。

 第6戦レース14は明日の朝8時15分より、同じく13周または30分間で行われる。予選2位からスタートする梅垣と予選3位からスタートする鈴木。ここでポイント差は広がるのか縮まるのか。チームメイト同士によるチャンピオン争いは続く。

決勝がスタートした

決勝2位は卜部和久(B-MAX RACING F111)

決勝3位は梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)

決勝4位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

決勝5位は小松響(Rn-sports F111/3)

決勝6位は小田優(Rn-sports F111/3)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

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第6戦鈴鹿予選後のコメント 鈴木斗輝哉「いろんなことをやり切ればいい」

レース13ポールポジション、レース14、レース15予選3位 鈴木斗輝哉(TOM'S FORMULA)

第6戦レース13ポールポジション、レース14、レース15予選3位 鈴木斗輝哉(TOM\'S FORMULA)

 「昨日のFPの調子がすごく良くて、いい形で終われてたので、正直予選は3レースもポールを取れるかなって感触があり、Q1のベストラップはポールが取れたんですけど、セカンドベストはうまく自分の中でまとめることができませんでした。他のドライバーの中には2周まとめられた選手もいたので、なんかマシンのセットアップがちょっとうまくはまってなかったのかなという感じがします」

 「Q2に関しては自分の中でうまくうまくなることができたんですが、ライバルの方がちょっと前に行ったかなって。コースレコードを取りたかったんですが、届きませんでした」

 「今日のレースはしっかりいろんなところをやり切ればいいと思います。明日はやっぱり別の風が吹くと思ってます。まあ何があるか分からないし、自分で今できることを全力でやろうかなと思います」

レース13、レース14予選2位、レース15予選4位 梅垣清(TOM'S FORMULA)

第6戦レース13、レース14予選2位、レース15予選4位 梅垣清(TOM\'S FORMULA)

 「Q2に関しては1周しかなくて、Q1はまあ2周ぐらいだったんですけど、冬のグリップするっていうコンディションで考えたら、夏の方がすぐ垂れるとは思うんですけど、冬ですぐ垂れてしまって、一発しか美味しいところだった印象です。フロントもリアもどっちも減っててっていうイメージです」

 「僕はQ2に関してはゆっくり暖めていたつもりだったんですけど、1周目行ってまあまあのタイムで、もう1周行こうとしたら単純に垂れちゃったっていう。僕の想定では2周目に出そうと思ってたんです。本当はQ1の方がウォームアップの時は飛ばしてはいたんですけど、最後の方にタイムが出てって感じで、うまく噛み合ってなかったんです。路面変わったっていうのはあんま感じなくて、Q1Q2で燃料が減ってタイムアップしちゃったのがでかいと思います」

 「(チャンピオン争いについて)ポイントはちょっと離れてはいるんですけど、3レースもあるので結構厳しいな、この予選順位で言ったらちょっと厳しいなっていうイメージです。うまく抑えれるかっていうイメージだと思うんで、鈴木選手とのバトルなんですけど、自分自身がミスなく焦らず勝ちたいです」

「(マカオグランプリについて)結果はあんまり良くなかったんですけど、本当刺激的でした。メインレースは軽く前と接触して、前がスピンして行き場なくなってしまってたら、後ろからどんどん来てしまいました。独特の雰囲気に飲まれるというより、むしろ楽しいってイメージしかなかったです。1本目は様子見で行ってたんで初日はちょっと怖かったですけど、特に山側は。Q2以降は飛ばして行きました。来年はもし乗れたらリベンジしたいです」

レース13予選3位、レース14ポールポジション、レース15予選2位 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

第6戦レース13予選3位、レース14ポールポジション、レース15予選2位 卜部和久(B-MAX RACING TEAM)

 「タイヤの美味しい周もちょっと終わりかけてましたし、僕は鈴木君とちょっと離れた距離で、スリップ効くかなぐらいの距離でアタックしていたんですが、アタック2周目はその鈴木君がいなくなったんですよ。その分のタイムロスと、タイヤの分のタイムロスと両方で、予選終盤はタイムが上がりませんでした。タイヤはQ1、Q2ともニュータイヤでしたが、使えるのはいずれも1周だけでした。位置取りも悪くて、すごいトラフィックに捕まったり、ドライビングとクルマと両方を合わせきれなかったり、ちょっと課題の残るQ1でした」

 「Q2はベストタイムを出した後も燃料が減ることでタイムが出るかなと信じて行ったんですけど、アタック2周して1周目にベスト出て、2周目は垂れて、フィーリング的にもこれ以上出なさそうだなと思ったけど、まあ一応いった感じでした」

 「状態としては悪くないと思います。決勝は特にセット変更とかせずに、そのまま自信持って行こうと思ってます」

レース13、レース14予選5位、レース15ポールポジョション 小松響(Rn-sports F111/3)

第6戦レース13、レース14予選5位、レース15ポールポジョション 小松響(Rn-sports F111/3)

 「昨日までの練習では、ちょっと遅めでアタックしてうまくいってたんで、予選でもその流れでアタックしたんですけど、ベストタイムが出なかったので、逆にちょっと遅らせすぎちゃったのかなっていうのが感想ですね。昨日もSFの後に走っているんですけど、今回はSFが全車ニュータイヤで予選を戦った後なので、思ったよりも路面のグリップが上がったていて、セッティングもちょっと外しちゃったかなという感じでした。リアが重くなると思ってセットアップしたんですけど、それが逆に軽くなっちゃって、それでリアが結構フラフラしてて、怖かったですね」

 「今回リージョナルには初めて出てるし、SFと走ったこともないので、どうなるか分かりませんでした。フォーミュラのレースもちゃんとしたのは久しぶりなんで、まあちょっと未知数な部分があって、そこはうまくはまらなかったなと。今までのカテゴリーだとF4が一番早くて2分ちょっと。それに比べて10秒ぐらい速いんで、全然世界が変わって見えるので、なかなか余裕はないですね」

 「最初のレースは五番手からですけど。初めてのレースですし、スタートもどうなるかわかんないんで、しっかり完走して、3レース目のゴールでちゃんと勝てるように、頑張って追い上げたいと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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第6戦鈴鹿レース13決勝結果

第24回JAF鈴鹿グランプリ -RIJ- (2025/11/22) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
138鈴木 斗輝哉マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1325'27.655--
250卜部 和久B-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1325'31.743 4.088 4.088
337梅垣 清PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1325'32.489 4.834 0.746
445大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1325'34.758 7.103 2.269
510小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1325'35.109 7.454 0.351
611小田 優Rn-sports F111/3
Rn-sports
1325'50.63322.97815.524
721猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
Hitotsuyama Racing
1325'57.74330.088 7.110
8*44M1AKITAACR FRegional
ABBEY RACING
1326'08.19240.53710.449
946入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局ベローナ
フジタ薬局レーシング
1326'11.69344.038 3.501
1040M2⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride-Eagle
イーグルスポーツ
1326'14.45446.799 2.761
1151ジャ ジャンビンB-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1326'27.43559.78012.981
1213M3鳥羽 豊AIWIN
AIWIN
1326'27.7991'00.144 0.364
1318M4YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1327'04.3621'36.70736.563
1423M5YUGOS2R Racing
N-SPEED
1225'53.5421Lap 1Lap
1548リン チェンファBALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORT
1020'18.8603Laps2Laps
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 38 鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR) 1'56.949 (2/13) 178.755 km/h
  • CarNo. 44は、FRJ選手権統一規則第31条2(スタート手順)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース13、15公式予選 レース13は鈴木斗輝哉、レース15は小松響がポール獲得!!

第6戦レース13ポールポジション、レース15予選3位は鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)

第6戦レース13予選5位、レース15ポールポジションは小松響(Rn-sports F111/3)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第第6戦の公式予選Q1が11月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選Q1では鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)がトップタイム。セカンドベストタイムでは小松響(Rn-sports F111/3)がトップとなり、それぞれレース13、レース15のポールポジションを獲得した。

 予選Q1は午前9時5分にコースオープン。走行時間は15分間で、ここでのベストタイム順がレース13のグリッド、セカンドベスト順がレース15のグリッドとなる。天候は晴れ。路面はドライだ。

 まずは計測1周目に梅垣が1分59秒614をマーク。鈴木が2分1秒186で2番手につける。3番手の卜部は2分1秒388だ。

 残り時間7分30秒で51ジャジャンビンが1コーナーでスピンアウト。自力でコースに復帰する。

 この間に梅垣が計測3周目に1分56秒015をマークするが、鈴木がこれを上回る1分55秒928を叩き出してトップに浮上。3番手には大宮が1分56秒181で続く。

 さらに卜部が計測4周目に1分56秒037で大宮を上回り、3番手に食い込んできた。

 その後は各車ペースが伸び悩み、タイムが更新されない時間帯が続くが、小松響が計測5周目に1分56秒192、6周目に1分56秒195を記録。この結果セカンドベストタイムで小松がトップに浮上してきた。

 これによりレース13は鈴木斗輝哉がポールポジションを獲得。予選2位に梅垣清が続いて卜部和久が予選3位。

 レース15は小松響がポールポジション。予選2位に卜部和久、3位に鈴木斗輝哉という結果となった。

 レース13はこの後午後0時40分より、レース15は明日の午前11時25分より、いずれも13周または30分間で行われる。

第6戦レース13予選2位、レース15予選4位は梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)

第6戦レース13予選3位、レース15予選2位は卜部和久(B-MAX RACING F111)

第6戦レース13予選4位、レース15予選5位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)

第6戦レース13予選6位、レース15予選6位は小田優(Rn-sports F111/3)

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦鈴鹿レース13公式予選結果

第24回JAF鈴鹿グランプリ -RIJ- (2025/11/22) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
138鈴木 斗輝哉マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1'55.928--180.329
237梅垣 清PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR
TOM'S FORMULA
1'56.015 0.087 0.087180.194
350卜部 和久B-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1'56.037 0.109 0.022180.160
445大宮 賢人PONOS RACING F111/3
PONOS RACING
1'56.181 0.253 0.144179.936
510小松 響Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'56.192 0.264 0.011179.919
611小田 優Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'57.361 1.433 1.169178.127
748リン チェンファBALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3
RAGNO MOTOR SPORT
1'57.608 1.680 0.247177.753
844M1AKITAACR FRegional
ABBEY RACING
1'58.015 2.087 0.407177.140
921猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
Hitotsuyama Racing
1'58.039 2.111 0.024177.104
1013M2鳥羽 豊AIWIN
AIWIN
1'58.618 2.690 0.579176.240
1140M3⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride-Eagle
イーグルスポーツ
1'59.187 3.259 0.569175.398
1251ジャ ジャンビンB-MAX RACING F111
B-MAX RACING TEAM
1'59.251 3.323 0.064175.304
1346入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局ベローナ
フジタ薬局レーシング
2'00.391 4.463 1.140173.644
1418M4YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
2'00.745 4.817 0.354173.135
---- 以上基準タイム(110% - 2'07.520)予選通過 ----
-23M5YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'09.04113.113 8.296162.004

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝 新原光太郎がポールtoウィンで今季2勝目、INDPクラスは清水康弘が初優勝を飾る

チャンピオンクラス優勝は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

インディペンデントクラス優勝は清水康弘(ART TASTE F4)

 11月1日、2025FIA-F4選手権シリーズの第13戦が、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは、新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)がポールポジションから逃げ切って今季2勝目を飾った。

 インディペンデントクラスは、前大会でFIA-F4にデビューした清水康弘(ART TASTE F4)が3レース目にして優勝を飾った。

 注目のタイトル争いは、チャンピオンクラスは、ランキングトップの佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が電気系トラブルでリタイア。ランキング2位の鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)が2位に入ったことで、23.5ポイントあった両者の差が、一気に5.5ポイントとなり、勝負は最終戦に持ち込まれることになった。

 インディペンデントクラスは、ランキングトップのKENTARO(Baum Beauty Clinic)が5位、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が2位となったことで、今田が逆転。7.5ポイントのリードを築いて、明日の最終戦を迎えることになった。

全車グリッドに着いてスタートを待つ

■チャンピオンクラス

 全車がグリッドについたところで、スタートシグナルのトラブルがあり、再度フォーメーションラップから仕切り直しとなったため、12周レースとして行われた。

 ポールシッターの新原が好スタート。2位鈴木との差を広げながらオープニングラップを終えるが、2周目に後方でコースオフした車両があり、セーフティカー(SC)が導入され、リードは一旦リセットされた。

 5周目に入るところで先導していたSCがコースを外れ、リスタート。ここでも新原は上手くスタートを決め、鈴木に1.1秒のギャップを築いて5周目を終える。3位は6番グリッドからポジションを上げた洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)、以下、4位三浦柚貴(TGR-DC RS F4)、5位梅垣清(TGR-DC RS F4)、6位迫隆眞(PONOS RACING MCS4-24)と続く。

 7周目、5位梅垣が、前を行く三浦を捕らえて4位に浮上。以降、上位陣での順位変動は起こらず。新原が、毎周ファステストラップを更新する走りで、徐々に独走状態に持ち込み、最後は4秒近い差をつけてチェッカーを受けた。

 新原は、第7戦鈴鹿大会に続く、今季2勝目。鈴鹿ではSC先導でのゴールだったため、初めてガッツポーズでチェッカーを受けることができた、と喜んだ。

チャンピオンクラスのトップでゴールする新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス決勝2位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

チャンピオンクラス決勝3位は洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)

チャンピオンクラスの表彰式

■インディペンデントクラス

 クラスポールスタートのKEN ALEX(BUZZ RACING)がオープニングラップで遅れ、清水、今田、SAKAI WILLIAM(HELM MOTORSPORTS F4)、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)、KENTARO(Baum Beauty Clinic)、ALEXの順で1周目を終える。

 SCランを終えても上位陣の順位は変わらなかったが、トップ清水のペースが速く、折り返しの6周目には、今田に対し1.4秒のギャップを築いた。今田もタイトルがかかっており無理に追うことはせず、両者の差は、レース後半に入るとさらに開いていった。

 このレースがFIA-F4での3レース目となる清水だが、堂々たる走りで独走に持ち込み、そのままチェッカーを受けた。

 2位以下は僅差の戦いになったが、順位は変わらず、今田、SAKAI、DRAGONの順でフィニッシュ。しかし、DRAGONは複数回他車を押し出したとして、ペナルティが課され降格となった。

インディペンデントクラスのトップでゴールする清水康弘(ART TASTE F4)

インディペンデントクラス決勝2位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インディペンデントクラス決勝3位は坂井ウィリアム(HELM MOTORSPORTS F4)

インディペンデントクラスの表彰式

 第14戦決勝は、明日の午前8時25分から、13周(または30分間)で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝上位3人のコメント 新原光太郎「もっと勝ちたかったなと思うシーズンだった」

第13戦優勝 新原光太郎(HFDP with B-max Racing Team)

 「やっぱりもっと勝ちたかったなとは思うシーズンであったんですけど、最終戦で勝つことができてよかったです」

 「SCが入ったのは残念だったなって思ったんですけど、スタート決められたことが結構自分の中で満足だったんで。スタンディングスタートに苦手意識はないですね。得意だなって思ってやってる方がスタートミスしないんです。そこからは少々ミスしたりもしたんですけど、そんな大きなミスにはつなげずに12周走り切れたので、集中力も見せられたかなと思います。で、最後フルプッシュしてファステスト取りに行ったって感じで」

 「問題は明日です。僕は予選でちょっと組み立て方をミスって、クルマのポテンシャル自体ではダブルポール取れそうだったのに、セカンドベストがちょっと下に沈んでしまったんで、スタートとバトルでできるだけ取り返せたらなと思います。もてぎがそんなに抜きやすいコースではないんで、だいぶペースがないと厳しいんで。スタートで前に上がって、バトルでちょい抜いてみたいなのが理想ですね。追い上げることもできるんだぞっていうことを見せて終わりたいです。ここまでの2勝はいずれもポール・トゥ・ウィンなので、そこはまだ課題なんで頑張ります」

第13戦決勝2位 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

 「スタートの出だしは良かったです。白崎君がちょっとミートをミスったのか、出だしはそんな良くなかったので、1コーナーか2コーナーでクロスして抜かそうと思ったんですけど、自分が体制崩してしまって、その1、2コーナーをミスったので、逆に三浦選手に後ろから結構迫られてたんですけど、3、4コーナーはポジションを守ることに専念しました。5コーナーで白崎君に追いついたんですが、彼が全く警戒していなかったので、インを差しました」

 「(SC明けのリスタートについて)初動がそんなに良くなかったかなと思います。まあでも、新原選手は結構速かったので。それ以外の選手については後ろとも差が広がってましたし、悪くなかったかなと。新原選手には追いつけなかったし、もてぎ自体がそもそも抜けないですよね。スタートの最初の混雑の中で、どれだけ前に出れるかっていうだけで、それ以外そんなにレース中に抜くっていうのは難しいので」

 「明日はね、佐藤選手のタイヤが残ってるんで、有利な状況だなと思ってるんですけど、スタートでちゃんとチャンスがあると思うんで、そこできっちり抜かして、いいレースができればいいかなと思います」

第13戦決勝3位 洞地遼⼤(PONOS RACING)

 「梅垣君のペースが結構速くて、きつかったんですけど、ミスだけはしないように走って。最後まで守り切れてよかったです」

 「次のレースは11位からの追い上げなんですけど、最終戦なんで、できる限りのことして、いい結果で終われるように頑張りたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝結果

Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
150新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1226'07.407--
229鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1226'11.331 3.924 3.924
345洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
1226'13.340 5.933 2.009
428梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1226'13.611 6.204 0.271
538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1226'16.982 9.575 3.371
654迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1226'18.79411.387 1.812
716白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1226'19.47212.065 0.678
835鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1226'20.29812.891 0.826
943森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1226'22.68415.277 2.386
1034田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
1226'23.18415.777 0.500
1160熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1226'24.20716.800 1.023
1251百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1226'24.75517.348 0.548
1314村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1226'25.53418.127 0.779
1433鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1226'26.39018.983 0.856
15*19松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1226'26.80519.398 0.415
1636菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1226'28.29220.885 1.487
1752岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1226'28.88221.475 0.590
1837武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1226'29.27721.870 0.395
1962中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1226'33.17425.767 3.897
2063岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1226'33.48726.080 0.313
2197三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1226'33.71626.309 0.229
2280翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1226'33.94726.540 0.231
2353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1226'34.34726.940 0.400
2487下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1226'34.76527.358 0.418
253山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1226'35.46328.056 0.698
2646有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
1226'35.95128.544 0.488
2715中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1226'38.43831.031 2.487
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-8落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
24'19.53210Laps10Laps
-17佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
0-12Laps2Laps

Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
188清水 康弘ART TASTE F4
B-MAX RACING TEAM
1226'40.184--
244今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1226'44.652 4.468 4.468
361坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1226'45.179 4.995 0.527
46ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1226'46.355 6.171 1.176
555KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1226'46.742 6.558 0.387
611植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1226'47.777 7.593 1.035
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1226'48.244 8.060 0.467
864清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
1226'49.302 9.118 1.058
94佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
1226'49.732 9.548 0.430
1010中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1226'57.32917.145 7.597
1171大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1226'59.16018.976 1.831
125小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1227'01.25921.075 2.099
13*30DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1227'05.86225.678 4.603
14*96齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1227'18.79938.61512.937
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-98IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
0-12Laps12Laps
-74小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
0-12Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 50 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing) 1'58.225 (12/12) 146.192 km/h
  • CarNo. 19は、FIA-F4 SpR.15.1.2(CarNo. 60を押し出し)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 30は、FIA-F4 SpR.15.1.1,2(CarNo. 6に接触し押し出し)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 30は、FIA-F4 SpR.15.1.2(CarNo. 55を押し出し)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 30は、FIA-F4 SpR.15.1.2(CarNo. 98を押し出し)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 96は、FIA-F4 SpR.15.1.1(CarNo. 98への接触)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦、第14戦もてぎ公式予選上位3人のコメント 新原光太郎「もてぎに間に合わせられて良かった」

第13戦ポールポジション 新原光太郎(HFDP with B-max Racing Team)

 「本当に嬉しいです。鈴鹿で初めてポールが取れて、今回で2回目です。まとめきれて良かったなって。(今までは)多分ドライビングの問題も結構あって、そこがうまくアジャストできたのかなってことは思いますね。走り方自体もだいぶ良くなってると自分では思うので、それをちゃんともてぎまでに間に合わせてよかったです」

 「最後の2周を続けてアタックしようと思ってたんですけど、前のクルマが残り3周ぐらいでミスで下がってきて、ちょうど詰まっちゃったんで、残り2周のところのラップを捨てて、残り1周でアタックしたって感じです。みんな残り2周でセカンドベストを出してますけど、僕だけ残り3周の時に出したタイムがセカンドベストなんで、それで結構下の方に沈んじゃったなっていう感じがあります。そこはもう少し早めに判断しておくべきだったなと思います」

 「本当に最後までずっとドライアップしていく感じで、そこは難しかったです。ドライタイヤは正解だったとは思うんですけど,90度コーナーは難しかったです。2レース目も6位で、勝負を諦めるスタート位置ではないので、両方とも優勝目指して頑張りたいです」

 「」

第13戦予選2位、第14戦予選3位 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「もちろん今週末は優勝しか狙ってないんで、前だけ見て、スタートで抜いてっていうのを意識したいと思います。日陰になってるセクター4はもうブレーキングも結構繊細に行かないといけなくて、セットアップの差が如実に出て、速いとこ遅いとこ全車両で違ったんで、どこでまとめるべきか難しかったですね」

 「(90度コーナーは)結構水が残ってましたね。もうポイントブレーキングポイントから出口まで濡れてて、出口が微妙に乾いてるんで、アクセル踏みつつグリップしてくれることを祈ってっていう」

 「今週末すごい調子いいですね。もう何も変更することないくらい。自分次第ですね。決勝はスタートで決めて、優勝目指して頑張ります。目標は3連勝です」

第13戦予選3位、第14戦予選2位 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「結構路面が濡れてたんで、なるべく早くタイヤを発熱して、1周目からもう常に全開でプッシュしていました。多分前半の方が速かった、正直めっちゃ良かったと思うんですけど、やっぱり路面が乾いていくと後続の方がかなりタイムを出してきましたね。乾いてきたらそうなるだろうなって予測してたんですけど、最後に自分がタイム決めきれなかったっていうのもあって、あまりうまくはいかなかなかった」

 「ラストラップはミスしました。本来なら多分ぶっちぎりでトップだったはずです。ヘアピンの進入でロックにさせてしまって、そこでアンダーが出ちゃいました。 (決勝は)彼(佐藤樹選手)の前でとりあえず絶対ゴールしなくていけない。僕はもうやれることをやるしかない。それに向けて頑張ろうかと」

第14戦ポールポジション 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「最初は想像してたよりかなり路面が濡れてて、なかなか序盤(タイヤを)温められなくて、序盤タイムを出せる気配は全くなかったんで、最後出せればいいかなというふうに思って走っていました。最終ラップ途中までは良かったんですけど、奥のヘアピンでフロントがロックしてしまって、そのミスで4番手になってしまいました。ミスがなかったら充分ポールが狙えたと思うんで、そこはちょっと悔しいんですけど、攻めた結果なんで、そこは仕方がないかなっていうふうに」

 「切り替えて、決勝を走るしかないんで。しっかりスタート決めて、ちゃんとレースができればいけるかなっていう風に思ってるんで。ダンプだったんでちょっとあれですけど、ドライに関しては昨日もすごい調子良かったですし、自信を持って走れると思うんで。もう全然ダンブです。昨日よりも3、4秒落ちてるんで、路面は結構まだかなり濡れてるところがありました。90度とかもうずっと日陰なんで、かなり濡れててという感じでした。」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦、第14戦もてぎ公式予選 Cクラスは新原光太郎と佐藤樹がPPを分け合い、IクラスはKEN ALEXがダブルPPを獲得

チャンピオンクラス: 第13戦ポールポジション、14戦予選6位は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス: 第13戦予選4位、第14戦ポールポジションは佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

インディペンデントクラス: 第13戦、第14戦ともポールポジションはケン・アレックス(BUZZ RACING)

 11月1日、FIA-F4選手権第13、14戦の予選が、モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは、ベストタイムは新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)、セカンドベストは佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)がトップを取り、それぞれ第13戦、14戦のポールポジションンを獲得した。

 インディペンデントクラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)が、ベスト、セカンドベストともにトップタイムをマークし、両レースでポールポジションを獲得した。

 いよいよ最終大会を迎えた。タイトル争いは、チャンピオンクラスは、佐藤樹212.5p、鈴木斗輝哉189pと、二人の一騎討ち。一方、インディペンデントクラスは、KENTARO190.5p、今田信宏190p、DRAGON175.5pと、こちらは三人の闘いとなっている。

 前日の夜半にかなり強い雨が降ったものの、早朝には日が差して快晴となった。ただ、路面はうっすらと濡れた状態のまま予選を迎えた。

■チャンピオンクラス

 午前8時から始まった予選は、最初はスリッピーだったものの、刻々と乾いていく難しい路面状況となった。

 まず、予選をリードしたのは、新原と鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)。二人は、2分05秒台、03秒台、01秒台と、予選終盤まで競い合うようにタイムを出し合った。

 終盤、路面状況が改善されてくると、ここに白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)と佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が絡んで、最後は4人が100分の数秒という僅差で争うという展開となった。

 結局、全員ベストタイムは最終周に記録することになり、新原、白崎、鈴木、佐藤という順で、第13戦のグリッドが決まった。

 セカンドタイムで決まる第14戦のグリッドは、最後の2ラップを上手くまとめた佐藤がポールを奪い、鈴木が2位。新原は、前車に引っかかりタイムが出ずに6位だった。

 逆転チャンピオンに向け、23.5ポイント差を埋めなければならない鈴木にとっては、佐藤のグリッド位置が気になるところだったが、佐藤が第13戦で鈴木の1つ後ろ、第14戦ではポールを獲得したことで、逆転はかなり厳しくなった。

 第13戦予選結果(Top10):新原-白崎-鈴木斗-佐藤-三浦-洞地-迫-鈴木恵-落合-梅垣

 第14戦予選結果(Top10):佐藤-鈴木斗-白崎-梅垣-三浦-新原-迫-百瀬-落合-鈴木恵

チャンピオンクラス: 第13戦予選2位、第14戦予選3位は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

チャンピオンクラス: 第13戦予選3位、第14戦予選2位は鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)

■インディペンデントクラス

 SFライツレギュラーで、前大会からFIA-F4にも参戦を開始した清水康弘(ART TASTE F4)が、序盤から、やや抜き出たラップタイムをマークして、このままポールを奪いそうな勢いを見せた。

 これに食い下がったのが、KEN ALEX(BUZZ RACING)。途中、赤旗提示による中断を挟んだ最後の2ラップでは、見事なアタックを見せ、2分00秒748、00秒458と、清水を抑えて両レースでポールポジションを奪うことに成功した。

 タイトル争いを繰り広げる今田信宏(JMS RACING with B-MAX)は、第13戦、第14戦ともに、ポイントリーダーのKENTARO(Baum Beauty Clinic)の1つ前のグリッド、4位と3位を獲得し、逆転チャンピオンに向けて、まずは1つハードルを超えた。

 シリーズ3位につけ、この週末は連勝を目論んでいたDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)は、ちょい濡れの路面にクルマを合わせ切れずに9位、5位に沈み、タイトル奪取はかなり厳しくなった。

 第13戦予選結果(Top8):ALEX-清水-SAKAI-今田-KENTARO-IKARI-赤松-齋藤

 第14戦予選結果(Top8):ALEX-清水-今田-KENTARO-DRAGON-SAKAI-赤松-IKARI

 第13戦の決勝は、本日の午後0時50分から、第14戦の決勝は、明日の午前8時25分から13周(または上限30分)で行われる。

インディペンデントクラス: 第13戦、第14戦とも予選2位は清水康弘(ART TASTE F4)

インディペンデントクラス: 第13戦予選3位、第14戦予選6位は坂井ウィリアム(HELM MOTORSPORTS F4)

インディペンデントクラス: 第13戦予選4位、第14戦予選3位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ公式予選結果

Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/01) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
150新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'00.232--143.752
216白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'00.299 0.067 0.067143.672
329鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.351 0.119 0.052143.610
417佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
2'00.353 0.121 0.002143.608
538三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.562 0.330 0.209143.359
645洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
2'00.568 0.336 0.006143.351
754迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
2'00.585 0.353 0.017143.331
835鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.717 0.485 0.132143.175
98落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'00.759 0.527 0.042143.125
1028梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'00.770 0.538 0.011143.112
1160熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'00.804 0.572 0.034143.071
1251百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
2'00.897 0.665 0.093142.961
1353酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
2'01.054 0.822 0.157142.776
1443森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'01.170 0.938 0.116142.639
1519松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
2'01.274 1.042 0.104142.517
1652岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
2'01.341 1.109 0.067142.438
1733鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
2'01.433 1.201 0.092142.330
1836菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'01.506 1.274 0.073142.245
1914村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
2'01.693 1.461 0.187142.026
2034田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
2'01.746 1.514 0.053141.964
2197三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'01.961 1.729 0.215141.714
2262中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'02.026 1.794 0.065141.639
2387下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'02.036 1.804 0.010141.627
2463岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'02.236 2.004 0.200141.395
2546有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局Bellona
フジタ薬局レーシング
2'02.568 2.336 0.332141.012
263山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'02.698 2.466 0.130140.863
2715中里 龍昇Kageyama AMEROID MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'03.616 3.384 0.918139.817
2880翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
2'03.681 3.449 0.065139.743
2937武藤 雅奈TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'03.995 3.763 0.314139.389
---- 以上基準タイム(105% - 2'06.308)予選通過 ----

Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2025/11/01) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
16ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
2'00.458--143.482
288清水 康弘ART TASTE F4
B-MAX RACING TEAM
2'00.902 0.444 0.444142.955
361坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'00.936 0.478 0.034142.915
444今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'00.964 0.506 0.028142.882
555KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
2'01.204 0.746 0.240142.599
698IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'01.220 0.762 0.016142.580
740⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'01.296 0.838 0.076142.491
8*96齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'01.447 0.989 0.151142.314
930DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'01.470 1.012 0.023142.287
1064清水 剛HELM MS Ginza Astra F4
HELM MOTORSPORTS
2'01.720 1.262 0.250141.995
1111植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'02.119 1.661 0.399141.531
1210中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
2'02.261 1.803 0.142141.366
1371大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
2'02.338 1.880 0.077141.277
144佐々木 祐一仙台DayDream & Dr Dry
DAYDREAM RACING
2'02.393 1.935 0.055141.214
1574小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
2'02.943 2.485 0.550140.582
---- 以上基準タイム(105% - 2'06.803)予選通過 ----
-5小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'08.442 7.984 5.499134.563
-86大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'09.816 9.358 1.374133.139
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'17.11616.658 7.300126.051
  • CarNo. 96は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.5.b(黄旗中のスピン)により、2グリッド降格とする。

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦富士決勝 波乱のレースを野村勇斗が制し8連勝

優勝した野村勇斗と監督たち(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦の決勝が、9月6日、富士スピードウェイスで行われ、ポールスタートの野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、オープニングラップで遅れたものの、最後は運も味方に優勝を飾った。野村はこれで8連勝。

 マスタークラスも、ペナルティあり、トラブルありのレースとなり、DRAGON(TEAM DRAGON 324)が、今季2度目のクラスウィンを遂げた。

 気温は30度近いが少し秋の気配も感じるなか、予定より少し遅れて午後1時25分に、21周のレースがスタート。

決勝がスタートした

 2番グリッドの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が抜群のスタートで、トップを奪い、その後方で佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と野村が競り合うという形で幕を開けたレースは、1周目から波乱の展開となった。

 オープニングラップのダンロップコーナーで、トップ小林に、2位に浮上した佐野が接触して小林がスピン。直後にいた野村は、コース外に逃げるしかなく、大きく遅れてしまった。

 1周目を終えた順位は、佐野、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL) 、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、三井優介(DELiGHTWORKS)、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)、そして6位に野村。

 しかし、ここから野村は諦めることなく追い続け、2周目5位、3周目4位、6周目には3位と着実に順位を挽回していく。

 この周に、1周目の接触は佐野に非があるとして、結果にプラス5秒のペナルティの裁定が下る。

 これで、佐野は2位を5秒以上引き離さなければ優勝を手に入れられなくなり、ここから全力でプッシュし続ける。2位マッソンに対するリードは、8周目3.1秒、10周目3.5秒と開き、13周目にはマッソンと野村が競り合う間にさらに差を広げる。

13周目、野村がマッソンを捕らえて2位に上がるが、この周の佐野と野村の差4.8秒。そして15周目には5秒となり、このままフィニッシュすれば佐野が優勝し、野村とのポイント差を縮めることになった。

 ところが、15周目のダンロップコーナーでマスタークラスの清水康弘(GNSY RACING 324)が、駆動系のトラブルからコース上にストップ。セーフティカー(SC)が入ってしまう。

 このSCランで、佐野の努力は水の泡となり、余裕を持って2番手でチェッカーを受けた野村が優勝。自身の連勝記録を8に伸ばした。

 佐野はペナルティ加算により、2位マッソン、3位古谷、4位三井に次ぐ5位。これでシリーズポイントは、野村106ポイント、佐野83ポイントとなり23点差。今大会の残る2レースでチャンピオンが決定する可能性も出てきた。

 なお、好スタートの小林もフライングの判定で、プラス10秒のペナルティ。7位まで挽回したが、結果は11位だった。

 マスタークラスは、レース中盤からは、清水と今田信宏(JMS RACING TEAM)が、トップを競り合ったが、清水のリタイア後は、今田の独走。しかし、今田にはフライングスタートの裁定(プラス5秒)が出ており、DRAGONがすっきりしない形ではあるものの、今季2勝目を上げることとなった。

 第14、15戦の決勝は、明日の午前9時5分、午後1時5分から、それぞれ15周で行われる。

優勝は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位はエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM\'S TGR-DC SFL)

決勝3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S SFL)

マスタークラス優勝はDRAGON(TEAM DRAGON 324)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦富士決勝結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
150野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
2136'08.127--
236エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2136'09.371 1.244 1.244
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
2136'09.935 1.808 0.564
4*3三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
2136'10.787 2.660 0.852
5*35佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2136'11.153 3.026 0.366
651ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
2136'11.649 3.522 0.496
760伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
2136'14.081 5.954 2.432
858ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2136'14.499 6.372 0.418
9*1卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
2136'18.42710.300 3.928
1030M1DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
2136'20.61312.486 2.186
11*38小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2136'21.78913.662 1.176
124M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
2136'22.78614.659 0.997
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
-8M-清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1422'58.9167Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 35 佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL) 1'34.781 (2/21) 173.313 km/h
  • CarNo. 3は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条3(走路の安全規定/黒白旗提示後の走路外走行)により、訓戒およびペナルティーポイント1点とする。
  • CarNo. 35は、SFL SpR.15.1.1(他車への衝突行為)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 1は、SFL SpR.15.1.1(他車のコースアウトを強いるもの)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.38は、SFL SpR.31.10(反則スタート/ジャンプスタート)により、タイムペナルティー10秒を科した。
  • CarNo. 4は、SFL SpR.31.10(反則スタート/ゆっくり動いた)により、タイムペナルティー5秒を科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第13、14戦富士公式予選 野村勇斗と小林利徠斗がポールを分け合う

ポールポジションは野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

ポールポジションは小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦の公式予選が、9月6日、富士スピードウェイで行われ、第13戦は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第14戦は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、ポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、清水康弘(GNSY RACING 324)が、ダブルクラスポールとなった。

 先週の菅生大会から2週連続の開催となった今大会。シリーズ全18戦中12戦を終えて、岡山大会からの7連勝で逆転シリーズリーダーとなった野村が95ポイント、開幕から4連勝を飾った佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が81ポイントと、タイトルはルーキーの二人に絞られた感じだ。

 近年、最終大会でタイトルが決まることが多いが、今大会の結果によっては、最終大会を待たずに決する可能性もある。予選は、タイトルを争う両者にとって重圧のかかるものとなった。

第13戦公式予選

 午前9時5分から行われた予選は、前日の荒天から一転、台風一過の晴天のもと行われた。

 3周のウォームアップの後、各車アタックに入り、野村が1分33秒082とトップタイム。これに小林が1分33秒248で続いた。佐野はこの周1分33秒447と二人に遅れを取り、連続アタックで1分33秒290まで詰めたが3番手。

 4番手以下は、三井優介(DELiGHTWORKS)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)と続き、総じてトムス勢が上位につけている。B-Max勢は、野村が一人、気を吐いている状況だ。

 マスタークラスは、菅生大会では今田信宏(JMS RACING TEAM)の後塵を拝した清水が、抜き出たタイムでクラスポールを獲得した。

予選2位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

予選3位は佐野雄城(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL)

マスタークラスポールポジションは清水康弘(GNSY RACING 324)


第14戦公式予選

 10分間のインターバルを挟んで行われた第14戦予選でも、野村と小林のポール争奪戦が繰り広げられた。

 野村が、4周目からの連続アタックで1分33秒661、1分33秒482とタイムアップして、トップに立つ。古谷(1分33秒538)、三井(1分33秒546)が迫るが、僅かに届かず。野村のダブルポールが確定かと思われた。

 しかし、そこまで1分34秒809で下位に甘んじていた小林が、最後のアタックで1分33秒376を叩き出して、野村を逆転。岡山大会から続いていた野村の連続ポールを阻止した。

 今大会で野村とのポイント差を縮めたい佐野は、5位に沈み、まだ予選の段階ではあるものの、チャンピオン争いはやや厳しい状況に追い込まれた。

 マスタークラスは、清水の速さが際立っており、2位の今田を0.4秒引き離して、連続ポールを手にした。

 第13戦の決勝は、本日、午後1時5分から21周で、第14、15戦の決勝は、明日の午前9時5分、午後1時5分から、それぞれ15周で行われる。

予選2位は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

予選3位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S SFL)

マスタークラスポールポジションは清水康弘(GNSY RACING 324)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦富士公式予選結果

冨士チャンピオンレースシリーズ第5戦 -RIJ- (2025/09/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
150野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'33.082--176.477
238小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.248 0.166 0.166176.162
335佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.290 0.208 0.042176.083
43三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'33.441 0.359 0.151175.799
537古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1'33.497 0.415 0.056175.693
636エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'33.874 0.792 0.377174.988
751ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'33.949 0.867 0.075174.848
858ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'34.009 0.927 0.060174.736
91卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'34.017 0.935 0.008174.722
1060伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'34.030 0.948 0.013174.697
118M1清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1'35.273 2.191 1.243172.418
1230M2DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1'35.833 2.751 0.560171.411
134M3今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'36.020 2.938 0.187171.077
---- 以上基準タイム(110% - 1'42.527)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第11、13、14戦もてぎチャンピオンクラス 野村選手、3連勝でドライバーズタイトルを引き寄せる チームタイトルは最終大会を待たずに獲得決定(B-Max)

 HFDP with B-Max Racing Team(チーム代表 宮田雅史)は、11月1〜3日にモビリティリゾートもてぎで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第11、13、14戦に参戦し、野村勇斗選手が3レースすべてで優勝し、タイトル争いでも大きくリードすることになりました。洞地遼大選手も二度表彰台に上り、二人によるタイトル争いは最終鈴鹿大会で決着することになりました。また、参戦初年度ながら、最終大会を待たずしてチームタイトルを獲得しました。

 オートポリス大会で中止となった第11戦が急きょ組み込まれたことで、今大会は3レース制となり、タイトルの行方を占う上で重要な大会になりました。

■第11、13戦予選(11月1日(金)午後2時45分〜3時5分)

 両レースの決勝グリッドは、予選のベストとセカンドタイムで決定され、第14戦のグリッドは第11戦の決勝中のベストラップタイムで決まることになりました。

 野村、洞地選手に新原選手を加えた3選手による息詰まる攻防は、終了間際に新原選手を逆転した洞地選手が制し、両レースともにポールポジションを獲得しました。野村選手はベスト、セカンドタイムともに僅かに届かず、3位と2位という結果になりました。

ドライバー 第11戦予選Bestタイム(順位) 第13戦予選2ndタイム(順位)
50号車 野村 勇斗 1分57秒853( 3/19) 1分57秒880( 2/19)
51号車 洞地 遼大 1分57秒713( 1/19) 1分57秒786( 1/19)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:21℃、路面温度:25℃

■第11戦決勝(11月2日(土)午前8時15分〜10周)

 夜半から降り続いた雨が弱まり、スタンディングスタートでレースが始まりました。ポールポジションの洞地選手は出遅れ、野村選手が新原選手との先陣争いを制してトップに出ると、洞地選手もオープニングラップで2位に上がり、ワンツー態勢で周回を重ねました。

 途中、コースアウトした車両の回収で、二度のセーフティカー(SC)ランとなりましたが、野村選手は落ち着いてリスタートを決め、最後はSC先導のまま、規定の30分が経過してフィニッシュを迎えました。ウェットコンディションでの野村選手のペースが良く、洞地選手はオーバーテイクのチャンスを見いだせないまま2位でチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 1位 2分18秒706( 5/19)  25(143)
51号車 洞地 遼大 2位 2分18秒604( 4/19)  18(125)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:18℃

■第13戦決勝(11月2日(土)午後0時40分〜12周)

 雨は降り続いていましたが、スタート前には小康状態となりました。ポールポジションの洞地選手はホイールスピンで出遅れてしまい、好スタートを決めた野村選手と新原選手が先行してレースが始まりました。やや抜き出たペースで走る野村選手は、食い下がる2位新原選手との差を開き、1秒遅れて3位の洞地選手も続きました。

 途中、中団グループのアクシデントなどで二度のセーフティカー(SC)ランがありましたが、リスタート後も野村選手の速さは衰えることなく、トップでチェッカーを受けました。なお、レースは規定の30分を経過したため、12周でチェッカーとなりました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 1位 2分13秒373( 1/19)  25(168)
51号車 洞地 遼大 3位 2分13秒995( 4/19)  15(140)
  • 天候:雨、コース:ウェット、気温:16℃、路面温度:17℃

■第14戦決勝(11月3日(日)午前8時40分〜12周)

 土曜日から一転、サーキット上空は晴れ渡り、絶好のレース日和となりました。

 決勝グリッドは、第11戦の決勝中のベストラップ順で決定され、野村選手と洞地選手がフロントローに並びました。

 スタートを決めた野村選手がトップを守り、その後方で洞地選手と新原選手が激しく2位を争う形で始まったレースは、野村、新原、洞地選手の順で1周目を終えました。2周目にコースオフした車両があり、セーフティカー(SC)が入りました。リスタートでは、野村選手の背後に新原選手が迫りますが、6周目に車両が横転するアクシデントがあり再びSCが入りました。

 規定の30分が近づくなか、残り時間が2分を切ったところで、SCランが解除され、残り1周の超スプリントレースとして再開されました。トップ野村選手は、2位新原選手を従えて、今大会3勝目のチェッカーを受け、洞地選手は、最後の1コーナーで佐野選手にかわされ4位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 野村 勇斗 1位 1分58秒978( 1/19)  25(193)
51号車 洞地 遼大 4位 1分59秒169( 2/19)  12(152)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:16℃、路面温度:19℃
  • 決勝グリッドは、第11戦決勝のベストラップ(SC導入中のベストラップは除く)で決定しました

 今大会で3連勝を決めた野村選手は、シリーズポイントを193まで伸ばし、ランキング2位の洞地選手との差を41としました。ドライバーズタイトルの決定は、最終大会を待つことになりましたが、チームタイトルは今大会で決定し、HFDP with B-Max Racing Teamは、参戦初年度でのタイトル獲得となりました。ご支援、応援いただいた関係者及びファンの皆さまに感謝申し上げます。

チーム監督

武藤英紀コメント

 非常に充実した週末でした。チームとして、コンペティティブなクルマを準備することができ、ドライバーも高い緊張感をもって良いバトルができました。結果として、3戦全勝でチームタイトルを決めることができ、スタッフ全員の苦労がひとつの形になりました。監督としてもひとつの節目になり、大変嬉しく思っています。

野村選手は全勝でリードを築くことができましたし、洞地選手は予選で速さを示すことができました。結果の明暗はありましたが、ドライバーとして成長できる環境に身をおいて戦えていますので、最後は走り慣れた鈴鹿で、二人とも悔いの残らないように思い切りやってほしいと思います。

50号車ドライバー 野村勇斗選手コメント

 予選では悔しい思いをしましたが、全力を出し切っての結果ですので、気持ちを切り替えて第11戦の決勝に臨みました。今年初めてとなった雨のスタンディングスタートも上手く決まり、1周目に競り合いの末、トップに立って勝つことができました。今大会はこの優勝が自信になって、弾みがついたように思います。第13戦はほぼパーフェクトでしたし、第14戦はポールスタートで少し緊張しましたが優勝でき、この週末、目標としていた3連勝を達成することができました。

 最後はホームコースの鈴鹿ですが、油断せずに勝ちを重ねて、良い形でシーズンを終えたいと思います。

51号車ドライバー 洞池遼大選手コメント

 非常に悔しい週末でした。予選では両レースでポールが取れ、ここまでは非常に良い流れで来ていました。ただ、ウェットコンディションのスタートが、2レースとも決まらずにポジションを落としてしまいました。3レース目はドライになり、スタートで狙っていましたが、思うようにいかず、その後もペースを上げられずに、順位を落として終わってしまいました。

 チャンピオンの可能性はほぼなくなってしまいましたが、鈴鹿では今回の悔しさを晴らす走りで締めくくりたいと思います。

B-Max Racing Team Release

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | SUPER GT

第8戦もてぎGTA定例会見の席上にて、森山冬星とHELM MOTORSPORTSのFIA Motorsports Gamesへの参戦報告会が催される

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は、11月3日に栃木県茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催した定例会見の冒頭で、10月23〜27日にスペインのバレンシアサーキットで開催されたFIA MOTORSPORTS GAMESのFIA-F4部門に参戦した森山冬星(HELM MOTORSPORTS)の参戦報告が行われた。

 会見には森山と、彼の所属するHELM MOTORSPORTSの平木湧也チーム代表が出席。森山は「6位という結果に終わり、すごく悔しい。まだまだ日本でレベルアップしていかないといけないことを実感したし、もっとヨーロッパでレースしたいと思った」とコメント。

 また日本との違いを問われた森山は「特に大きな違いは感じなかった。練習の時間がなかったのが1番の問題点で、4回ぐらい練習できれば充分トップと渡り合えた。常にトップ3に入れる速さは見せられた。また縁石の使い方に違いがあった。日本ではフォーミュラカーで縁石を使うことはあまりなかったので、そこは難しかった。海外のドライバーはすごくガツガツくるが、カート時代に世界戦を経験しているので、その頃と変わらないなあと感じた」と回答。充分戦えるとの自信と手応えを感じて帰ってきたようだ。

 平木チーム代表からは「予選と決勝の間に予選レースが行われるという、日本とは全く違うレースフォーマットで、練習時間が限られる中、ドライバーが頑張ったおかげで6位という、かなり自信の持てる結果だったし、日本のレベルの高さは示せたと思う。日本以外の国は皆タトゥースでレースしており、ヨーロッパの選手はバレンシアサーキットを走り込んでいる。その中で森山は初めてのタイヤ、初めてのクルマで、2セッションしか練習の機会がなく、しかも予選はレインだったが、そこでしっかり8位のポジションを得た。セッションを重ねるごとに順位も上がっていった」とレースを総括。

 さらに平木代表はトラックリミットの判定がリアルタイムで表示され、5回四脱をした時点で5秒が加算されるというシステマチックな運用がなされていたこと、さらに判定に際しても、ドライバーにコメントを求め、それを基に裁定を下すなど、日本との違いに刺激を受けたという。

 さらにドライバーの側も、16、17歳の少年が車載映像をプリントアウトして競技団と直接掛け合うなど、日本以上のハングリーさを目の当たりにして、非常に刺激的だったと平木代表は付け加えた。

 それを受けてGTAの坂東正明代表からは「JAFからの依頼で選手を派遣したが、みんなが手弁当で行っているのが実態で、全然統制が取れていない。TEAM JAPANとして行くのであれば、ドライバーが実力を発揮できるよう、最大限の努力をするべき。タトゥースと日本のシャシーの違い、レース運営の違いなどをきちんと反映しないといけない。日本のFIA-F4がガラパゴスであってはならない」と厳しい見解が示された。

 次回のFIA Motorsports Gamesは2年後の2026年に開催予定。ただし開催地は未だ決まっていないが、今回以上の成果が得られることを大いに期待したい。

Photo:Kazuhiro NOINE
Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝上位3人のコメント 野村勇斗「昨日の予選の悔しさを晴らせた」

第13戦優勝 野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「すごく嬉しいです。マシンも良かったし、自分もミスなく走り切れたので」

 「今のレースに関しては1レース目のデータがあったので、それを参考に戦えました。クルマも良かったし、SCが入りましたが、そこは冷静に対処できました。リスタートもうまくいった。昨日の悔しさを晴らせた感じです」

 「ここまで2連勝できたのは大きいので、次のレースは落ち着いて走ることができればと思います。この3戦で75ポイントを取れるので、冷静に、接触などしないように、普段のレースをしたいと思います」

第13戦決勝2位 新原光太郎(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「今まで3位は2回ありましたが、2位はなかったので、過去最高位です。練習から調子が良くて、1戦目の決勝が全然ダメだったので、だいぶ悔しくて色々変えたんですけど、それがうまくハマったというか、いい方向には行きました。野村くんには届かなかったけど、2位争いはできて、そこは良かったなあと思います」

 「第13戦に向けて、タイヤのエア圧やウィングの角度を変えましたが、大きな変更は加えていません。博打はしたくなかったので」

 「明日のグリッドはまだわかっていませんが、最大限の力を発揮したいです。ドライだったらかなりいいところに行けるんじゃないかと思います」

第13戦決勝3位 洞地遼⼤(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「朝と一緒でスタートでホイールスピンしちゃいました。全然うまくいかないですね」

 「さっきのレースよりペースも良くないし、SCも入ったので抜けなかったなあと。これからデータを見て原因を突き止めたいです」

 「明日は最低限の結果を出して鈴鹿につなげたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝 Cクラスは野村勇⽃が連勝、Iクラスは今⽥信宏がポールtoウィン

両クラスのウイナー、野村勇斗と今田信宏(B-max Racing Team)

 11月2日、2024FIA-F4選手権シリーズの第13戦が、栃木県・モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは、スタートでトップに立った野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)が午前中のレースに続いて連勝、インディペンデントクラスは、ポールスタートの今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)が優勝を飾った。

決勝がスタートした

 雨は降り続いているものの、雨量が若干少なくなるなか、午後0時40分にスタートを迎えた。

■チャンピオンクラス

 ポールポジションの洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)は、ホイールスピンで出遅れてしまい、好スタートを決めた野村と新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)が先行してレースが始まった。以下、洞地、⼤宮賢⼈(PONOS RACING MCS4)、⽩崎稜(Bionic Jack Racing)、⼘部和久(TGR-DC RS F4)と続いて1周目を終えた。

 トップグループは水煙を上げ、視界の悪いなかで縦に並ぶ形でレースは進むが、トップ野村のペースがやや抜き出ており、コンマ数秒ずつ2位の新原を引き離していく。

 4周目のビクトリーコーナーで、中団を走っていた佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)と清⽔啓伸(Drago CORSE MCS4-24)が絡み、これに巻き込まれた森⼭冬星(HELM MOTORSPORTS F4)がストップしてしまい、セーフティカー(SC)が導入される。

 7周終了時にSCランが解除されるが、今度は熊⾕憲太(OTG DL F4CHALLENGE)がヘアピンでコースオフしてグラベルに捕まり、再びSCランとなる。

 10周終了時にリスタートしても、トップ野村の速さは衰えることなく、2位新原とのギャップを広げつつ、今季5勝目のチェッカーを受けた。なお、レースは規定の30分を経過したため、12周でチェッカーとなった。

 終盤白熱した、⼘部、梅垣清(TGR-DC RS F4)、白崎による5位争いは、卜部が逃げ切った。

 今大会2勝目の野村は、前大会から3連勝。シリーズポイントを168ポイントとし、ランキング2位の洞地との差を28ポイントに広げ、3レースを残してかなり優位に立つことになった。

チャンピオンクラス優勝は野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)

チャンピンクラス決勝2位は新原光太郎(YBS Verve影⼭MCS4)

チャンピンクラス決勝3位は洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)

トップでゴールする野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラスで優勝した野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)

チャンピオンクラスの表彰式

■インディペンデントクラス

 1周目にトップに立ったのDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が、ポールスタートの今田を従えて周回を重ね、少し離れてKEN ALEX(BUZZ RACING)が続く展開でレースは進んだ。

 ところが、1回目のSC導入がDRAGONにとって、思わぬ落とし穴になってしまった。SCランが解除された8周目に「周りのクルマを気にしすぎた」と、5コーナーでスピンを喫し、大きく順位を落としてしまった。

 これでトップに立った今田が、間にチャンピオンクラスのマシンを挟んで、2位の鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)に5秒という大差をつけて、今季5勝目のチェッカーを受けた。3位は最終ラップに鳥羽にかわされたAREX。

 一時はポイント圏外に落ちてしまったDRAGONだが、最終ラップに意地のパッシングを見せて、7位フィニッシュ。貴重な6点を手にした。

 この結果、ランキング2位だった今田が163.5pで首位に立ち、悔しい結果となったDRAGONが162pと、二人がほぼ並ぶこととなった。

※ポイントは手元集計です。

インデペンデントクラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インデペンデントクラス決勝2位は鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)

インデペンデントクラス決勝3位はケン・アレックス(BUZZ RACING)

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝結果

■Championクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/02) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Champion class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
150野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1231'25.617--
216新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1231'27.151 1.534 1.534
351洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1231'28.222 2.605 1.071
445大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1231'28.992 3.375 0.770
536卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1231'30.016 4.399 1.024
638梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1231'30.461 4.844 0.445
735佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1231'31.196 5.579 0.735
854佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1231'33.893 8.276 2.697
987下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1231'37.78712.170 3.894
1033佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1231'40.80915.192 3.022
1114村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1231'41.03015.413 0.221
1226三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1231'47.00021.383 5.970
1346有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局
フジタ薬局レーシング
1231'47.97922.362 0.979
1490Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1231'48.43222.815 0.453
15*97白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1232'10.59344.97622.161
16*37鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1232'11.51845.901 0.925
17*34清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1232'27.4551'01.83815.937
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-60熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
718'20.4575Laps5Laps
-62森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
36'58.2659Laps4Laps

■Independentクラス

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/02) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1231'45.720--
263鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1231'50.887 5.167 5.167
39ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1231'51.408 5.688 0.521
410中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1231'55.316 9.596 3.908
596齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1231'58.08012.360 2.764
671大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1231'58.78413.064 0.704
730DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1232'01.81216.092 3.028
855KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1232'06.97321.253 5.161
911植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1232'09.90724.187 2.934
1086大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1232'16.00330.283 6.096
115小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1232'17.91632.196 1.913
12*98IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1232'36.07750.35718.161
1323YUGOS2R Racing
N-SPEED
1232'41.40555.685 5.328
14*40⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1233'17.7261'32.00636.321
154佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
1129'38.2071Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 50 野村勇斗(HFDP with B-Max Racing) 2'13.373 (2/12) 129.588 km/h
  • CarNo. 34は、FIA-F4 SpR第15条1.1(衝突を起こしたもの)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 97は、H項2.10.11(SC中の走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 98は、H項2.10.11(SC中の走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 37は、H項2.10.11(SC中の走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 40は、FIA-F4 SpR第15条1.1(衝突を起こしたもの)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎインデペンデントクラス公式予選結果

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/01) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 Independent class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'59.695--144.397
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'59.812 0.117 0.117144.256
355KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
2'00.173 0.478 0.361143.823
49ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
2'00.201 0.506 0.028143.789
511植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'00.243 0.548 0.042143.739
698IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'00.579 0.884 0.336143.338
763鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'00.674 0.979 0.095143.226
896齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'00.843 1.148 0.169143.025
94佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
2'01.438 1.743 0.595142.324
1010中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
2'01.463 1.768 0.025142.295
1140⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'01.494 1.799 0.031142.259
1271大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
2'01.895 2.200 0.401141.791
135小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'01.910 2.215 0.015141.773
1486大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'01.917 2.222 0.007141.765
1523YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'05.823 6.128 3.906137.364
---- 以上基準タイム(105% - 2'05.888)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎチャンピオンクラス公式予選結果

MOTEGI GT 300km RACE -RIJ- (2024/11/01) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
151洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1'57.786--146.737
250野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1'57.880 0.094 0.094146.620
316新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'57.957 0.171 0.077146.525
497白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'58.270 0.484 0.313146.137
545大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'58.311 0.525 0.041146.086
634清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'58.371 0.585 0.060146.012
733佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'58.493 0.707 0.122145.862
838梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'58.580 0.794 0.087145.755
954佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'58.632 0.846 0.052145.691
1036卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'58.702 0.916 0.070145.605
1162森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'58.754 0.968 0.052145.541
1235佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'58.788 1.002 0.034145.500
1337鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'58.929 1.143 0.141145.327
1460熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'59.027 1.241 0.098145.207
1587下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'59.289 1.503 0.262144.888
1614村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'59.492 1.706 0.203144.642
1726三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1'59.740 1.954 0.248144.343
1846有村 将真アポロ電⼯フジタ薬局
フジタ薬局レーシング
1'59.832 2.046 0.092144.232
1990Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
2'00.225 2.439 0.393143.760
---- 以上基準タイム(105% - 2'03.768)予選通過 ----

Forumula Beat

第13戦岡山決勝ドライバーコメント 2位・酒井翔太「ユーズドタイヤの方がグリップがある」

表彰式

優勝 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「スタートで失敗が毎度のことになってるので、なんとかしないとまずいですね。第12戦は新品タイヤで、このレースはユーズドでしたが、こちらの方がしっくりした感じでした。不思議ですね。酒井選手が、リボルバーでコースアウト気味になったときに、内側に入って抜くことができました。その後も迫られていましたが、抜きにくいサーキットなので、アトウッドの立ち上がりさえしっかりしていればいいと思っていました」

2位 酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「すべて自分のせいです。なんか新品タイヤよりユーズドの方が最初からグリップがあったので、いいのかなと思います。スタートは普通でしたが、マシンのアンダー、オーバーが原因で飛び出してしまいました。それがなければ追いつかれてもギリギリ逃げられたかなと思います」

3位 宇高希(TAKE FIRST F108)

 「スタートで2位に上がって、トップのクルマを右から抜こうとしたんですが、後ろのドライバーが寄ってきました。アウト側からまくれたんですが、すぐに抜かれてしまいました。ついていこうと思っいましたが、1レース目と一緒になりました。ニュータイヤで相手がユーズドだったんですが、熱の入りが良くありませんでした」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

Forumula Beat

第13戦岡山決勝 ハンマー伊澤が今季7勝目 酒井翔太は痛恨のオーバーラン 

ハンマー伊澤と酒井翔太のトップ争い

 フォーミュラ・ビート第13戦は13日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートしたハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が、一度は3位まで順位を落とすも、挽回して優勝した。

 決勝は午後3時45分、日も傾いた秋の夕暮れのなかフォーメーションラップが始まった。杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)はスタートできず、6台が1周を回ってグリッドに着き、スタートが切られた。

 ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)は前戦に続きまたしてもスタートをミス。予選2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)、同3位の宇高希(TAKE FIRST F108)の先行を許す。しかし伊澤はすかさずオープリングラップのヘアピンでインから宇高を攻略。トップ酒井に狙いを定める。

 1周目、トップ酒井は2位に上がった伊澤を1秒5離して戻ってきた。3位には宇高、4位にはKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)、5位には松本隆行(SHOUEI☆ミスト)、6位には田中諭(ミスト・制動屋)が続く。

 ここから3位以下を置き去りにして、酒井と伊澤、若者とベテランのマッチレースが始まる。2周目には伊澤が1分32秒663のファステストラップ(FL)をマークして伊澤との差を1秒3と縮める。3周目には32秒178と酒井がFLを更新、その差を1秒5と再び広げた。4周目には伊澤が32秒034のFLをたたき出し、酒井に1秒2と迫る。

 伊澤のプレッシャーか、この週末アンダーで曲がらないという問題をかかえていたのが原因か、酒井は5周目のリボルバーコーナーでオーバーラン。この隙に、伊澤が酒井のインに入り、パイパーコーナー手前で前に出てトップを奪った。

 2位に落ちた酒井もあきらめない。6周目には1秒2となった伊澤との差を徐々に削り、10周目にその差を0秒5とすると、テールトゥーノーズに持ち込んだ。しかし老獪な伊澤は、酒井の追撃を振り切り、12周を回って0秒395差で優勝、今季7勝目を飾った。2位には酒井が入った。

 3位には単独走行となった宇高が入った。4位にはジェントルマンクラス優勝のKAMIKAZEが、5位には8周目に松本を攻略した田中が、6位には松本が続いた。

 最終大会となる第14戦、第15戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し11月10日決勝が行われる。総合チャンピオンは、181ポイントの酒井と180ポイントの伊澤が僅差で争う。JAF戦は有効ポイント制の12戦で計算されるため、開幕大会欠場で全ポイントが加算される伊澤に対して、失うポイントのある酒井は不利な状況だ。最終大会のチャンピオン争いに注目だ。

12周の決勝がスタートした

優勝はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝2位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝3位は宇高希(TAKE FIRST F108)

ジェントルマンクラス優勝はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

優勝したハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

ジェントルマンクラスで優勝したKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

Forumula Beat

第13戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/14) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1218'39.470--
26酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1218'39.865 0.395 0.395
340宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1218'46.457 6.987 6.592
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1218'55.08215.612 8.625
517G2田中 諭ミスト・制動屋
Dallara F307
1219'41.2281'01.75846.146
676G3松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1219'41.7421'02.272 0.514
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-33G4杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 19 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ) 1'32.034 (4/12) 144.846 km/h

Forumula Beat

第12戦、第13戦岡山公式予選ドライバーコメント 予選2位・ハンマー伊澤「16歳の酒井選手とのチャンピオン争いは疲れます」

第12戦ポールポジション、第13戦予選2位 酒井翔太(ファーストガレージFG108)

第12戦ポールポジション、第13戦予選2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「新品タイヤを履いたらアンダーが強かったです。1、2セクターはよかったんですが、3セクターからはぜんぜんクルマが曲がられなくて、ポールもギリギリだったんで、運がよかったんだと思います。セカンドタイムも引っかかったりして更新できず、悔しいです。決勝は前に出ればペースも変らないので、セッティングも変えて、アンダーが直れば守れると思います。スタートは普通に決めたいです」

第12戦予選2位、第13戦ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

第12戦予選2位、第13戦ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「気温が高めじゃなかったんですが、タイヤがあまりグリップしませんでした。パイパーコーナーでオイル旗が出ていてコンディションが悪かったので31秒台に入らなかったです。みんな悪かったですね。決勝は頑張るしかないです。16歳の酒井選手とチャンピオンシップを争っていますが、なかなか、疲れますね」

第12戦、第13戦予選3位 宇高希(TAKE FIRST F108)

第12戦、第13戦とも予選3位の宇高希(TAKE FIRST F108)

 「前回のオートポリスから期間が空いたので、前月1回練習してからここに臨みました。オートポリスから同じでコンマ4、5差なので、なかなか近づけてないです。決勝はスタートで前に出るしかないです。オートポリスでミスしているので2回しっかり決めたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Forumula Beat

第12戦、第13戦岡山公式予選 酒井翔太とハンマー伊澤がポールポジションを分け合う

第12戦ポールポジション、第13戦予選2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

第12戦予選2位、第13戦ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 フォーミュラ・ビート第12戦、第13戦は13日、岡山国際サーキットで公式予選を行い第12戦は酒井翔太(ファーストガレージFG108)が、第13戦はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時30分から15分間で行われた。「晴れの国岡山」は早朝から雲一つない秋晴れに恵まれ、絶好のレース日和となった。出走は7台で、うち4台がジェントルマンクラスだ。ベストタイムで第12戦の、セカンドベストタイムで第13戦のグリッドが決定する。

 予選はランキングトップ酒井翔太(ファーストガレージFG108)と同2位ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)との争いとなった。まず、2周目に伊澤が1分35秒521でトップに立つ。伊澤はこの後もタイムを徐々に更新、3周目に33秒069、4周目に32秒134まで縮めトップを譲らない。

 一方、2位につけていた酒井は、4周目に出した1分32秒558をなかなか更新することができない。しかし、8周目には1分32秒128をたたき出し、4周目からタイムを更新できなかった伊澤を僅差で上回りトップに立った。

 宇高希(TAKE FIRST F108)は、3位につけ、上位2人に0秒8ほど遅れていたが、9周目に1分32秒619をだすと、少し差を縮め、予選を終えた。

 4位にはジェントルマンクラスのトップのKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)が入った。

 セカンドベストタイムで決まる第13戦は、速いタイムをそろえた伊澤がポールポジション。2位には伊澤が、3位には宇高が続き、4位のKAMIKAZEがジェントルマンクラスのポールポジションとなった。

決勝は午前11時45分より12周で行われる。

第12戦、第13戦とも予選3位の宇高希(TAKE FIRST F108)

第12戦、第13戦とも予選4位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

第12戦予選5位、第13戦予選6位の杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)

第12戦予選6位、第13戦予選5位の松本隆行(SHOUEI☆ミスト)

第12戦、第13戦とも予選7位の田中諭(ミスト・制動屋)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

Forumula Beat

第13戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'32.211--144.568
26酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1'32.340 0.129 0.129144.366
340宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1'32.756 0.545 0.416143.719
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'33.327 1.116 0.571142.840
576G2松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1'37.076 4.865 3.749137.323
633D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1'37.162 4.951 0.086137.202
717G3田中 諭ミスト・制動屋
Dallara F307
1'37.609 5.398 0.447136.573
---- 以上基準タイム予選通過 ----

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13上位3人のコメント 佐野雄城「このまま次も来週のオートポリスも勝ちたい」

レース13優勝 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 「前回のレースではスタートがうまくいかなくてポジションを下げちゃったんですが、今回はスタート練習からうまくいってて、そのイメージ通りに行けました。後半たれないようにドライビングを意識しつつ、追いつかれないように攻めつつ、という割合がいいところに行っていたと思います」

 「前回もレースペースは良かったんですが、スタートが心配でした。今回はそこがうまくいったのが勝因でした」

 「前回の富士、FIA-F4のSUGO、今週といい流れできているので、このまま明日と来週のオートポリスも勝ちたいと思います」

レース13決勝2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

 「スタートはホイールスピンも少なく、自分的にはまずまずの出来でしたが、佐野くんの蹴り出しが良くて。そこはデータを見直す必要がありますね。レースペース自体も良くなくて、フィーリングも今ひとつなので、エンジニアさんと話し合って勝てるクルマ作りをしたいです」

 「FIA-F4に比べてタイヤの落ちも大きいんで、もうちょっと決勝に合わせ込む必要があったのかなと思います。気温などの影響もあったと思います」

 「改善すべき点が多い点をポジティブに捉えて、次は勝てるよう頑張ります」

レース13決勝3位 岩澤優吾(DELiGTWROKS RACING)

 「予選ではそんなに差がなかったんで、レースできるかなと思ったんですが、レースラップになるとまだ見つけられてない部分がありました。トップの2台は速いペースでラップしていましたが、僕は追いつけなかったので、そこは課題かなという感じです。乗っていて懸念点は見つけられていますが、それだけでは足りないので、明日までに見直して、って感じです」

 「去年ライツのテストなどもしているので、そんなに速さは感じていませんが、セットアップの面でまだまだ足りない部分があるので、そこをこれから見つけないとと思っています」

 「レース14は6番手くらいからのスタートですが、ちゃんとスタートを決めて、最低でも表彰台には乗りたいと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13決勝 佐野雄城が盤石の走りで3連勝を達成

第6戦レース13優勝は佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ第6戦レース13の決勝が10月12日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2位からスタートした佐野雄城(TGR-DC RS FR)が後続を寄せ付けない走りで逃げ切って今季3勝目を挙げた。

 レース13決勝は午後0時50分にフォーメーション開始。周回数は15だ。

 予選2位の佐野は見事な動き出してポールシッターの卜部和久(TGR-DC RS FR)に並びかけ、1コーナーでトップに浮上する。卜部もスタートの出来は悪くなかったとのことだが、それでも佐野の蹴り出しの速さには全く太刀打ちができなかったようだ。

 2番手の卜部の後方では予選3位の岩澤優吾(DWFR01)が3番手。予選6位のミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が見事なスタートで4番手にジャンプアップしてきた。

 佐野は1周目で0秒981のリード。2周目には1秒362、3周目は1秒453まで広げると、その後も5周目に2秒112、10周目には3秒309秒、12周目には4秒062と着実にリードを広げ、全く隙のない走りで15周を走り切り、第4戦のレース11から負けなしの3連勝を達成した。

 2位の卜部に続いて、3位には岩澤が入った。久々のフォーミュラだと本人は語っていたものの、予選ではトップからコンマ1秒差につけており、手応えを感じていた様子。それでもフルタンクでの仕上がりにはまだまだ改良の余地があったようだ。

 ポイントリーダーのサウターは4位でフィニッシュ。終盤まで中村賢明(TOM'S FORMULA F111)の猛アタックに晒され、何度か1コーナーで並びかけられる場面もあったが、最後までポジションを守り切り、12ポイントを獲得した。ランキング2位のセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)がこのレースを8位で終えたため、サウターはそのリードを70ポイントに広げている。

 第6戦レース14決勝は明日の午後0時30分より15周で行われる。

決勝がスタートした

第6戦レース13決勝2位は卜部和久(TGR-DC RS FR)

第6戦レース13決勝3位は岩澤優吾(DWFR01)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'53.084--
238卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'58.124 5.040 5.040
32岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1525'04.25111.167 6.127
45ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'09.98016.896 5.729
528中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1525'10.26717.183 0.287
678藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'12.01418.930 1.747
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1525'12.60219.518 0.588
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'26.51033.42613.908
936ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1525'29.71936.635 3.209
1062猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1525'31.35638.272 1.637
1111M1植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'46.33553.25114.979
1245M2辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1525'47.30554.221 0.970
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1525'53.7101'00.626 6.405
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'22.2111'29.12728.501
---- 以上規定周回数(75% - 11 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 37 佐野雄城(TGR-DC RS FR) 1'39.208 (5/15) 165.579 km/h

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第6戦富士公式予選上位3人のコメント 卜部和久「どちらも1位でレースを終えたい」

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

 「Q1では1位になり、それなりにいいアタックができたので満足しています。クルマは完璧ではなかったんですが、うまくまとめることができました」

 「Q2に向けてセッティングを変えていきました。Q1での問題点は解消できましたが、新たな問題が発生してきました。それ以上に位置どりも悪く、単独で走ってしまったのが残念でした。佐野くんはスリップを使えたと聞いていますし」

 「いい位置からレースできるのを嬉しく思います。どちらも1位でレースを終えたいです」

第13戦予選2位、第14戦ポールポジション 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 「Q1はチームメイトの卜部くんに負けたのが悔しいですが、Q2に向けてセットアップを変更し、ドライビングも意識した部分がうまくいきました」

 「このクルマの特性なのかもしれませんが、リヤタイヤが後半厳しくなってくる傾向があるので、前回のラウンドから燃料が軽くなってくるタイミングまでタイヤを残すように意識しています」

 「決勝は2位からですが、スタート次第で優勝は可能だと思うので、まずはレース1を勝てるように頑張ります」

第13戦予選3位 岩澤優吾(DELiGTWROKS RACING)

 「フォーミュラのレースは1年半ぶりぐらいです。去年GTに出ていましたが、年齢的にも自分はまだフォーミュラをやりたいというのがあって、いろいろ動いて、スポンサーさんや周りの方にも協力していただき、参戦に漕ぎ着けました」

 「リージョナルのテストは何回かさせていただいていました。Q1は悪くなかったんですけど、スリップをうまく使えなくて、コンマ1秒差ぐらいで負けてしまいました。Q2は前でスピンしたクルマがいて、アタックの機会がなくなってしまったのが残念です。コンマ5、6は縮めないといけない状況だったんで、タイミングが悪かったですね」

 「明日もチャンスはあると思いますし、タイム差はあまりないので、スタートをちゃんと決めて、勝てるように頑張ります」

第14戦予選3位 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「タイヤの内圧の調整が難しかったです。Q1は内圧が高くて、タイヤの性能のピークが4周目くらいできてしまい、路面のグリップレベルが上がるのに合わせられませんでした。それからトウが使えなかったので、ストレートスピードが稼げなかったのもタイムロスにつながりました」

 「Q2はトウはうまく使えましたが、タイヤの内圧はまだまだピークが前に来てしまいました」

 「レースペースは悪くないので、決勝がどうなるかはわかりませんけど、チャンピオンを狙って頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士公式予選 TGR-DCがフロントローを独占!! レース13は卜部和久、レース14は佐野雄城がPPを獲得

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ第6戦の公式予選が10月12日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選Q1では卜部和久(TGR-DC RS FR)、Q2では佐野雄城(TGR-DC RS FR)がポールポジションを獲得。TGR-DCがレース13、レース14共にフロントローを独占する結果となった。

 Q1は午前8時10分より15分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 各車ピットアウトから徐々にペースを上げていき、まずはミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が4周目に1分39秒561をマーク。
ジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)が1分39秒785、セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)が1分40秒030で続く。

 5周目には猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)も1分39秒667を記録するが、すぐにレイシーが1分39秒553で上回る。サウターは1分38秒917までタイムを上げてきた。

 しかし6周目に入ると、佐野が1分38秒661を記録してトップに浮上。卜部も1分38秒835で2番手に続く。

 佐野は7周目に1分38秒571、8周目には1分38秒472までタイムを縮めるが、卜部が8周目に佐野を上回る1分38秒414を叩き出し、トップに躍り出たところでチェッカーが提示され、Q1は終了した。

 その結果、レース13は卜部がポールポジション、予選2位に佐野とTGR DC-RS勢がフロントローを独占。3位には今大会初参戦の岩澤優吾(DWFR01)が続いた。

 Q2は午前8時35分にコースオープン。

 走行開始から5周目にサウターが1分39秒090でトップに。2番手に卜部、佐野が3番手で続く。

 6周目に入ると卜部が1分38秒362にタイムを縮めるが、サウターも1分38秒235で一歩も譲らない。藤原優汰(Rn-sports F111/3)が1分38秒929で3番手に上がってきた。

 残り3分を切ったところで卜部が7周目に1分38秒120を記録するが、ここで佐野が1分37秒709と、一気に1分37秒台までタイムを縮めてトップに浮上してきた。

 卜部も次の周で1分37秒899を記録したが、一歩及ばず。これによりレース14は佐野がポールポジションを獲得、卜部が予選2位という結果となり、ここでもTGR DC-RSがフロントローを独占した。

 そしてポイントリーダーのサウターは予選3位からシーズン最後の戦いに臨むことになった。

 第6戦レース13はこのあと午後0時50分より15周で、レース14は13日の午後0時30分より同じく15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

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第6戦富士レース13公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
138卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'38.414--166.915
237佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'38.472 0.058 0.058166.817
32岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1'38.545 0.131 0.073166.693
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'38.611 0.197 0.066166.582
578藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'38.850 0.436 0.239166.179
65ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'38.917 0.503 0.067166.067
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'39.512 1.098 0.595165.074
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'39.558 1.144 0.046164.997
962猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'39.667 1.253 0.109164.817
1045M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'40.889 2.475 1.222162.821
1111M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'40.924 2.510 0.035162.764
1236ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1'41.021 2.607 0.097162.608
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'41.351 2.937 0.330162.078
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'46.288 7.874 4.937154.550
---- 以上基準タイム(110% - 1'48.255)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦、第14戦、第15戦岡山 初参戦の伊東黎明が躍進「収穫は大きかった」

伊東黎明(LMcorsa OTG 320)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ(SFL)第13戦~15戦が14日、15日に岡山国際サーキットで行われた。初参戦を果たした伊東黎明(LMcorsa OTG 320)は、8位、6位、7位という結果で、初レースを終えた。

 伊東は、今シーズン全11戦で行われるポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)で開幕から9連勝と圧倒。すでに最終大会を待たずにチャンピオンを決めている。この成績をひっさげて、SFLに乗り込んできた。

 伊東のチームLMcorsaは、FIA-F4、スーパーGT300クラスにも参加し、好成績を上げているトップチームだが、今回のSFL参戦はチームとして初めてとなる。

 「LMcorsaは、FIA-F4とスーパーGTの主に二つに参戦しているんですが、母体の大阪トヨペットの社長さんが、その間のステップアップカテゴリーを作ろうというので、ライツをやる計画が始まりました。そこでドライバーとしてぼくを選んでいただきました。5月くらいに連絡をいただいたので、ポルシェのチャンピオンのご褒美ではありません」

 さすがにポルシェマイスターの伊東にとってもSFLのマシンは、まだまだ習熟が必要なようだ。

 「体にかかるGもすごいですし、今年はパワステもなくなったので、ステアリングも重くて、まだ体力的に余裕がありません。こんなにもダウンフォースのあるクルマは初めてで、GT300も去年乗りました、コーナリングスピードは桁違いに速いので、いままでの乗り方ではうまく走れなかったです」

 木曜、金曜日と2日間行われた公式練習は、伊東は9位につけたが、タイム的には、レギュラードライバーに大きく水をあけられた。

 14日午前に行われた、公式予選は、第13戦はトップから1秒583差、第14戦は2秒151差と、ともに9番グリッドからのスタートとなった。

 「昨日の練習ではトップからも、8位からもタイム差があって、そこを縮めて一つでも上に行くというのを意識しました。全体的に路面コンディションがよくなってタイムも上がり、少しは前進できたかなと思います」

 14日午後に行われた第13戦決勝は、明日が雨予報のため多くのドライバーがニュータイヤを履くなか、伊東はユーズドタイヤを選択し、9位のポジションからスタート。途中、6位を走るドライバーがコースアウトしたためセーフティーカー(SC)が導入され、ポジションが一つ繰り上がって7位と2秒001差の8位でゴールした。

 「決勝は初めてで、スタートのコツがつかみ切れてないので、そこをしっかり合わせていきたいと思っていました。なんとか前に食らいつけば前に出られることもあると思うので、しっかり勉強をしてあしたの2戦につなげたいと思います」

 翌15日午前に行われた第14戦決勝は、直前まで降っていた雨のためダンプコンディション。全車ドライタイヤを選択し、徐々に路面が乾いていくなかでのレースは荒れた。

 伊東は好スタートを決め、9位から7位にポジションアップを果たす。SCは2回導入されたが、2度目のSCは伊東の上位を走る2台が絡むアクシデントだったため、さらに5位までポジションアップ。しかし、後続の選手にパスされ6位でレースを終えた。伊東は6位の選手権ポイントを1を獲得することとなった。

 「午前中のレースはダンプコンディションで、ドライアップしていくなかで、スタートをしっかり決めることができ、そこで2台抜けました。途中クラッシュで2台止まり、5位をキープしたかったんですが、自分の失敗で6位に下がりました。それでもなんとかポイントをゲットできました」

 午後に行われた最終第15戦は、第13戦の成績順のため伊東は8番グリッドからスタート。唯一ニュータイヤを履いてレースに臨んだ。

 伊東は一つ順位を上げ、7位でレースを始める。ニュータイヤの利点を生かし、前を走るドライバーよりペースは良さそうだったが、抜きにくい岡山では頭を押さえられ前に出ることはできず、そのままの順位でゴールを迎えた。

 「クリーンエアで走れていたら、もっとタイムが出たと思います。レギュラーと同じタイムで走れたのと、ちゃんと新品タイヤのいいところを生せたので、内容的にはいいレースで締めくくれました。このレースでレベルアップできたと思います」

 伊東は練習時は、レギュラードラバーたちより、大きくタイムが開いていたが、予選、決勝とセッションが進むにつれ徐々にレベルアップ。最後のレースではレギュラードライバーを上回るタイムで周回できるようになった。

 「前半セクターのストレートエンドまでの高速域では、いままでハイダウンフォースのクルマは乗ったことがなかったので、自分の中のセオリーで走っていて、そこを生かした乗り方ができませんでした。アドバイスをいただいたおかげで、少し使えるようになりました。進歩できたので、収穫は大きかったと思います」

 伊東は次戦の大会、鈴鹿サーキットはPCCJに出場するため欠席。最終戦のモビリティーリゾートもてぎで再び参戦する予定だ。進化した伊東がどこまでレギュラードライバーたちに食い込むか注目だ。

伊東黎明(LM corsa)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦、第14戦、第15戦岡山 小出、フレデリック選手が3連続ワンツーフィニッシュ

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、9月14〜15日、岡山国際サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13~15戦に参戦し、小出選手が2勝、フレデリック選手が1勝と、3レースすべてで優勝を飾るとともに、ワンツーフィニッシュも成し遂げました。

 ドライバーズランキングでも小出選手が2位との差を29ポイントに広げ、チームランキングでも逆転でトップに立ちました。

 マスタークラスは、DRAGON選手が3連勝を飾り、今田選手とのチャンピオン争いで優位に立ちました。

■第13、14戦予選(9月14日(土)午前10時10分~10時40分)

 9月半ばとは思えない猛暑に見舞われた予選日。前日の練習走行からの好調を維持した小出選手は、予選開始早々、他の選手に先んじてコースに出ると、好タイムを連発して、2位のフレデリック選手に第13戦では0.680秒、第14戦も0.261秒の差をつけ、ダブルポールポジションを獲得しました。

 フレデリック選手は小出選手に後れはとったものの、前大会の不調を払拭する走りを見せて、両レースとも2位。荒川選手は、セッティングが決まらず苦戦し、自身のワーストグリッドとなる7位と6位でした。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 1分22秒351( 2) 1分22秒383( 2) 0(16)
50号車 小出 峻 1分21秒671( 1) 1分22秒122( 1) 1+1(54)
51号車 荒川 麟 1分22秒847( 7) 1分22秒769( 6) 7(35)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:38度

■第13戦決勝(9月14日(土)午後2時30分~25周)

 小出選手はややホイールスピンをしてしまい、フレデリック選手に並びかけられますが、トップを守って1コーナーをクリア。その後は1分24秒台の安定した速さでフレデリック選手との差を、5周目に3秒、10周目には6秒と確実に開いていきました。

 11周目に6位走行中の荒川選手がアトウッドカーブでコースオフ。これによりセーフティカーが入り、小出選手のリードはリセットされてしまいますが、リスタート後も小出選手の速さは衰えず、完璧なレース運びで25周を走りきって今季5勝目を飾りました。

 フレデリック選手は、終盤3位の選手に追い上げられる場面もありましたが、スタートから2位のポジションを守り、5月の開幕大会以来の表彰台に上りました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 2位 1分24秒519( 2/13) 7(23)
50号車 小出 峻 1位 1分24秒035( 1/13) 10(64)
51号車 荒川 麟 DNF 1分24秒866( 4/13) 0(35)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路面温度:48度

■第14戦決勝(9月15日(日)午前9時00分~17周)

 朝からの雨でコースはハーフウェットとなりましたが、スタート時には薄日が差し、全車スリックタイヤを履いてグリッドに並びました。

 スタートは、PPスタートの小出選手が制しますが、濡れた路面でペースが上がらず、加えてアトウッドカーブの立ち上がりでアクセルが全開にならないトラブルが発生。若干失速してしまい、この間にフレデリック選手がトップに立ちました。

 レースは、1周目と5周目に起きたアクシデントで、二度セーフティカーが入り、その間に路面は徐々に乾いていきました。トラブルが解消した小出選手は、路面がドライになるに連れて本来のペースを取り戻し、10周目には1.8秒あったフレデリック選手との差を、15周目には0.6秒まで縮めて背後に迫りました。

 しかし、逆転するまでには至らず、フレデリック選手が逃げ切って、参戦11戦目にして嬉しい初優勝を飾りました。

 荒川選手はスタートで順位を落としてしまい、7位フィニッシュでした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 1位 1分23秒774( 3/13) 10(33)
50号車 小出 峻 2位 1分23秒725( 2/13) 7(71)
51号車 荒川 麟 7位 1分24秒607( 7/13) 0(35)
  • 天候:曇り、コース:ウェット、気温:27度、路面温度:29度

■第15戦決勝(9月15日(日)午後1時55分~18周)

 予報に反して天候は崩れず、曇り空のもとドライコンディションでスタートを迎えました。今大会三度目のフロントローに並んだ小出選手とフレデリック選手は、スタートを決めると、ワンツー態勢で周回を重ねました。

 この週末、完璧ともいえる仕上がりを見せる小出選手は、5周目には早くも2位フレデリック選手に対し3秒のマージンを築くと、その後もペースを緩めることなく、独走に持ち込み、今大会2勝目、今シーズン6勝目のチェッカーを受けました。

 2位以下は、フレデリック選手の後方に、小林選手、野中選手、荒尾選手が1秒弱の等間隔で続くという展開になりましたが、最後まで順位が変動することはなく、B-Maxチームが、この週末三度目のワンツーフィニッシュを飾り、岡山大会を締めくくりました。

 今大会の結果、小出選手はドライバーズランキングで2位野中選手に29ポイントと大きく水を開けることになりました。また、チームランキングでも僅差ながらB-Maxがトップに立ちました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
1号車 K.フレデリック 2位 1分25秒249( 5/12) 7(40)
50号車 小出 峻 1位 1分24秒658( 1/12) 10(81)
51号車 荒川 麟 8位 1分25秒414( 8/12) 0(35)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:39度
1号車ドライバー ケイレン・フレデリック選手コメント

 2位が2回、優勝が1回、しかも初優勝を飾ることができ、チームにとっても自分にとっても素晴らしい週末でした。これまでの積み重ねが、結果として表れたことは、本当に良かったと思います。ただ、まだ改善しなければいけない点もあるので、差を縮めるために努力を続けたいと思います。

 次の鈴鹿は、自分にとって新しいサーキットでもあるし、世界中の多くのドライバーが「ドライバーズサーキット」と言って讃えているトラックなので、とても楽しみにしています。きっと鈴鹿でも良いパフォーマンスが発揮できると思います。

50号車ドライバー 小出 峻選手コメント

 ドライバーの力、チームの力、そして運の3つが揃わないと、レースで勝つことはできませんが、今週末はすべてが揃っていたと思います。クルマも最高に良かったですし、自分もそこにアジャストすることができ、運も味方してくれました。これまで積み上げてきた準備や想いが実を結びんだという気がします。

 岡山は昨年も3連勝したコースですし、シミュレーターでも走り込んでいますので、他に比べて特段得意というわけではありませんが、相性は良いのかもしれません。

 ランキングでもかなり優位に立ちましたが、あまり先のことを考えて目先のことが疎かになってもいけませんので、ここからも一つひとつのレースを、やり切ったと言えるものにして、その結果がチャンピオンという形になれば良いと思います。

51号車ドライバー 荒川 麟選手コメント

 今週末、初めてライツで岡山を走りましたが、初日からどうもフィーリングが良くなくて、さまざまなことを施しましたが、日を追うごとにそれが改善ではなく、逆に悪くなっていってしまったという感じです。その原因が何だったのかは、3レースを終えても見えてこないというのが正直なところです。

 今シーズンはスポット参戦で、次の参戦は分かりませんが、このまま終わるのは悔いが残るので、ぜひリベンジをしたいと思います。

■マスタークラス■

■第13、14戦予選

 前大会から4選手の速さが拮抗しつつあるマスタークラス。金曜日に行われた練習走行では、4選手のベストタイムが0.1秒以内に収まるという超僅差となり、これまでの今田選手対DRAGON選手という構図から四つ巴の戦いに移りつつあります。

 今大会の予選では、DRAGON選手と清水選手がやや抜き出る形になり、第13戦は唯一1分24秒台に入れたDRAGON選手が、清水選手を抑えて今季初のクラスポールポジションを奪取しました。

 第14戦では、藤原、今田選手も巻き返して4選手のタイムが接近しましたが、終盤に1分24秒905をマークした清水選手が、DRAGON選手を抑えて今季二度目のクラスポールを獲得しました。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分25秒705(M3) 1分25秒230(M4) 0(74)
8号車 清水康弘 1分25秒169(M2) 1分24秒905(M1) 1(36)
13号車 藤原 誠 1分25秒716(M4) 1分25秒095(M3) 0(36)
30号車 DRAGON 1分24秒975(M1) 1分24秒925(M2) 1(73)

■第13戦決勝(25周)

 11周目のセーフティカーランまでは、トップを快走するDRAGON選手が2秒のマージンを築いていましたが、リスタートで今田選手が急接近。ランキングでも競り合う両者の意地のぶつかり合いは、21周目に今田選手がDRAGON選手に接触するという形になってしまい、今田選手はグラベルでストップ。

 この混乱に乗じて、藤原選手が、接触でペースの落ちたDRAGON選手に接触しながらやや強引に抜き、清水選手とのバトルも制してトップでチェッカーを受けました。

 しかし、レース後、今田選手と藤原選手には、「危険なドライブ行為により接触を引き起こした」として、プラス10秒のペナルティが課され、DRAGON選手が今季4勝目を飾るとともに、ランキングでも今田選手を逆転してトップに立ちました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 DNF 1分26秒853(M2) 0(74)
8号車 清水康弘 M3位(総合11位) 1分26秒973(M3) 5(41)
13号車 藤原 誠 M2位(総合10位) 1分27秒092(M4) 7(43)
30号車 DRAGON M1位(総合09位) 1分26秒795(M1) 10(83)

■第14戦決勝(17周)

 スタートでジャンプアップした今田選手が、クラスポールスタートの清水選手をかわしますが、勢い余ってウィリアムズコーナーでスピン。直後にいた清水選手を巻き込んでクラッシュしてしまい、2台ともにフロント部にダメージを負って、その場でリタイアとなってしまいました。

 これで、DRAGON選手と藤原選手の一騎討ちになりましたが、濡れた路面でのペースは経験に勝るDRAGON選手が藤原選手を圧倒。二度目のセーフティカーランが明けた10周目には早くも5秒の差をつけ、その後も毎ラップ2秒から3秒速いペースで走り、最終的に20秒という大差をつけて、第13戦に続く連勝を飾りました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計) 4号車 今田信宏 DNF – 0(74) 8号車 清水康弘 DNF – 0(41) 13号車 藤原 誠 M2位(総合 9位) 1分29秒387(M2) 7(50) 30号車 DRAGON M1位(総合 8位) 1分27秒453(M1) 10(93)

■第15戦決勝(18周)

 第14戦の接触により車両にダメージを負った今田選手が出走を取り消し、レースは3選手による戦いとなりました。

 ホイールスピンをしてしまったDRAGON選手を尻目に、スタートを決めた藤原選手がトップに立ち、序盤をリードしますが、ペースの上回るDRAGON選手が迫り、背後にぴたりとつけプレッシャーをかけ続けました。

 8周目にDRAGON選手が仕掛けると、藤原選手も無理に抑えることはせず、ここでトップが交代。以降は、DRAGON選手、藤原選手、清水選手が1秒から2秒の間隔で連なり、その状態のままフィニッシュを迎えました。

 この週末3連勝を果たしたDRAGON選手は、今田選手がノーポイントに終わったことで、今田選手に29ポイント差をつけてシリーズをリードすることになり、チャンピオン争いで俄然優位に立ちました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 DNS 0( 74)
8号車 清水康弘 M3位(総合12位) 1分27秒401(M2) 5( 46)
13号車 藤原 誠 M2位(総合11位) 1分27秒524(M3) 7( 57)
30号車 DRAGON M1位(総合10位) 1分27秒053(M1) 10(103)
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 すべてが噛み合わない週末でした。予選でも速さを見せることができず、レースは2回とも接触で終えてしまいました。決して速さがなかったわけではありませんが、予選で下位に沈んだことで、オーバーテイクしなければという思いから、結果として無理をすることになり、ミスが生じてしまいました。とはいえ、4選手の速さが拮抗するなかでは、ある程度無理をしないと前には出られませんからね。

 チャンピオン争いはかなり厳しくなりましたが、ディフェンディングチャンピオンの速さを見せるためにも、まずは鈴鹿で3連勝、できれば残る6戦すべてをポール・トゥ・ウィンで締め括りたいと思います。

8号車ドライバー 清水康弘選手コメント

 今週末は、走り出しから比較的いい手応えを感じていて、予選も僅差でしたが1つPPを獲得できました。ただ、決勝は終盤トップを狙える位置ながら、接触でマシンにダメージを与えてしまったり、PPスタートながら他車に巻き込まれる形でクラッシュしてしまったりと、残念な結果になりました。それでもメカニックたちに懸命にマシンを修復していただき、最後の決勝は完走することができました。

 このレースウィークでは、本当に様々な状況を経験出来たので、これをプラスに捉えて自分の今後の速さに繋げていきたいです。次の鈴鹿も久しぶりに走るサーキットになりますが、とにかく勝ちたいです。頑張ります。

13号車ドライバー 藤原 誠選手コメント

 岡山はSUGOと同様に、飛び出したらクラッシュするリスクの高いコースですので、どこまで攻められるのかを探りながら詰めていきました。でも、最後までウィリアムズコーナーが攻めきれなかったことで、アトウッドからバックストレートで近づかれ、ヘアピンで前に出られるというパターンが二度ありました。そこがこの週末の大きな課題でした。

 前回の富士は、スリップストリームを使って前に出るチャンスの多いコースでしたので、気持ちに余裕を持って臨むことができましたが、岡山のようなコースでは、なんとか付いていっているという状態で、まだまだ力不足を感じています。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 4人の実力がかなり近づいていて、決勝でぶっちぎって勝つのはかなり難しい状況になっています。そのなかでの3連勝ですから、素直に嬉しいですね。

 特に3レース目は、この週末で唯一スタートをミスして出遅れましたが、後ろから抜くポイントをじっくり見極めて、プランどおりの展開に持ち込むことができました。

 チャンピオンシップポイントは、今田選手のノーポイントでかなりリードすることになりましたが、まだ残り6戦ありますし、今回と逆のことが起きる可能性もあるわけですので、気を抜かずにいきたいと思います。

B-Max Racing Team Release

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山決勝記者会見 優勝・小出峻「トップを走ってるのは不安だった」

優勝 小出峻(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:優勝した小出峻(B-MAX RACING TEAM)

 「今週クラッチのトラブルが発生していて、スタートでアジャストしきれず、1コーナーでどんな攻防になるか不安でしたが、なんとか押さえ切って1周目を終えられました。そこからは自信があって、自分の走りをしました。タイム自体の余裕はありましたが、トップを走ってるのは不安で、守り切るのも難しいので、結果は楽々ですが、過程は楽に感じていませんでした。セーフティーカーが入ったのはナーバスになりませんでしたし、リスタートもダブルヘアピンの1個目から加速しようと決めていました」

2位 ケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

 「クラッチのバイトがうまく決まってスタートを切れましたが、前には出られませんでした。序盤はいいペースで走れ、セーフティーカーが開けた後半も満足したレースができたと思います。もうひとつ前のポジションが取れればよかったのですが、3レースとも2番手のスタートが取れたのは満足しています。これからデータを見直して、できることはすべてします。もうひとつ前でゴールするのは不可能でないと思います」

3位 小林利徠斗(TOM'S)

決勝記者会見:3位の小林利徠斗(TOM\'S)

 「スタートはよかったですが、フレデリック選手の後ろを走って抜けなかったです。走り方はまだまだ未熟だと感じましたが、あしたの2レースと今後に向けて新しく見つけたところもあります。もっと強く速くなれる部分があるので、いいレースでした」

マスタークラス優勝 DRAGON(TEAM DRAGON)

マスタークラスで優勝したDRAGON(TEAM DRAGON)

 「スタートでトップに立ち、前半重視のセッティングで、2位の今田選手を3秒ほど離したときにセーフティーカーが入り、まずいと思いました。セーフティーカー開けで、今田選手に詰め寄られ、ヘアピンで接触しました。今田選手はリタイアしましたが、ぼくは走り続けることができました。その後、藤原選手とのバトルになり、押し出されましたが、藤原選手にペナルティーが出て、優勝することになりました」

決勝フォトセッション:トップ3

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第13戦岡山決勝 小出峻が完璧なレースでポールから独走優勝

優勝した小出峻(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦の決勝が、9月14日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションスタートの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が、他を圧倒する走りで独走優勝し今季5勝目。

 2位にはケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が入り、B-Maxレーシングチームがワンツーフィニッシュを飾った。

 マスタークラスは、終盤の接触による混乱でレース後にペナルティが出され、DRAGON(TEAM DRAGON 324)が優勝しランキングトップに立った。

 スタート時刻の午後2時30分の気温は33度。季節外れの猛暑のなか、13台がクリーンスタート。PPスタートの小出峻はややホイールスピンをして、2番グリッドスタートのフレデリックに差し込まれるが、何とかトップで1コーナーをクリア。

 小出が危うかったのはこのスタートのみ。トップに出た小出は、フレデリックに1秒以上のマージンを持って1周目のコントロールラインを通過。両者の差は5周目には3秒まで開き、小出が独走状態。2位以下のフレデリック、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、荒川麟(B-MAX RACING 324)が等間隔で続く展開となった。

 順位に変動があったのは11周目。6位荒川がアトウッドカーブで「普通にブレーキングしただけでコントロールを失ってしまった」と、やや不可解なコースオフでグラベルストップ。これにより、トップ小出が14周目に入ったところで、車両回収のためセーフティカー(SC)が導入される。

 トップ小出にとっては、そこまでに築いた8秒のマージンを失うことにはなったが、圧倒的なペースを持つ小出は動じることはなく、2周のSCランを経てのリスタートも決めると、再び差を広げ始める。

 終盤も小出が逃げ、2位以下はほぼ等間隔と、SCラン前と同様の展開となり、上位陣に順位変動はないままフィニッシュを迎えた。

 今季5勝目を飾った小出は、「チームが良いクルマを用意してくれた」とチームへの感謝を口にして満面の笑顔を見せた。

 小出は、今回のレースでPPポイントも加えて11点を加算。ランキング2位の野中に14ポイント差とした。明日の第14、15戦もポール位置からスタートすることを考えると、昨年ここ岡山で見せた3連勝の再現をする可能性は高そうだ。

 マスタークラスは、SCランまではクラスPPスタートのDRAGON(TEAM DRAGON 324)が2秒のマージンを持っていたが、リスタートで今田信宏(JMS RACING TEAM)が急接近。ランキングでも競り合う両者の意地のぶつかり合いは、21周目に接触という残念な形になってしまい、今田はグラベルでストップ。

 この混乱に乗じてトップに躍り出た藤原が、清水康弘(GNSY 324)をやや強引に抑えきってトップでチェッカーを受けた。

 しかし、レース後、今田と藤原には、「危険なドライブ行為により衝突を起こした」として、+10秒ペナルティが課され、DRAGONが今季4勝目を飾ることになった。

 この結果、DRAGONは優勝にPPポイントも加えてポイントを83に伸ばし、ノーポイントに終わった今田(74p)を逆転。ランキングトップに躍り出た。

 第14、15戦の決勝は、明日15日の午前9時、午後1時55分からそれぞれ18周で行われる。

25周の決勝がスタートした

スタート直後の1コーナー

優勝は小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)

決勝3位は小林利徠斗(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝4位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝5位は中村仁(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

決勝6位は荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)

マスタークラス優勝はDRAGON(TEAM DRAGON 324)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

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第13戦岡山決勝結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2024/09/14) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
150小出 峻HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
2537'35.403--
21ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2537'40.437 5.034 5.034
338小林 利徠斗モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
2537'41.195 5.792 0.758
436野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
2537'44.072 8.669 2.877
535中村 仁モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
2537'44.942 9.539 0.870
62荒尾 創大HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
2537'46.06010.657 1.118
737古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
2537'47.75612.353 1.696
860伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
2537'49.75714.354 2.001
930M1DRAGONTEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
2538'18.04842.64528.291
10*13M2藤原 誠TEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
2538'24.74949.346 6.701
118M3清水 康弘GNSY 324
GNSY RACING
2538'27.88752.484 3.138
---- 以上規定周回数(90% - 22 Laps)完走 ----
-*4M-今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
2030'56.2395Laps5Laps
-51荒川 麟B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1014'20.05515Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 50 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'24.035 (2/25) 158.634 km/h
  • CarNo. 4は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.1(ドライバーの厳守事項違反)により、決勝結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 30は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1.1(ドライバーの厳守事項違反)により、決勝結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

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第13戦、第14戦岡山マスタークラス公式予選 第13戦PP・DRAGON「バックストレートエンドまで押さえれば勝てる」

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位 DRAGON(TEAM DRAGON 324)

マスタークラス第13戦ポールポジション、第14戦予選2位のDRAGON(TEAM DRAGON)

 「昨日の練習ではコンマ1秒のなかに4台いて、みんな似たり寄ったりだったので、誰が前にいってもおかしくありませんでした。このままじゃ抜け出せないので、アドバイザーやエンジニアと3人でよく話をして、クルマを大きく変えました。それがうまく当たって13戦予選では引き離すことができました。14戦予選では場所取りの関係でうまくアタックできなかったんですが、スピード的にはいいと思っています。1レース目、3レース目をうまくやりたいです。抜きにくい岡山なので1周目のバックストレートエンドまで押さえれば、抜かれることはないと思います。そこから先は自分がミスらないようにするだけです」

第13戦予選2位、第14戦ポールポジション 清水康弘(GNSY 324)

マスタークラス第13戦予選2位、第14戦ポールポジションの清水康弘(GNSY RACING)

 「第13戦予選でタイミングを合わすのが難しかったですが、第14戦予選ではうまく合わせられて、納得いくアタックだったと思います。決勝は、今シーズンまだ勝ててないので、抜きにくいサーキットと聞いてますし、しぶとく走って勝ちたいです」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第13戦、第14戦岡山公式予選 ダブルPP・小出峻「路面の変化を読むのがキーポイント」

第13戦、第14戦ポールポジション 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

第13戦、第14戦ともポールポジションの小出峻(B-MAX RACING TEAM)

 「木曜日から走行があってレインで、昨日はドライで路面の変化があってそこにアジャストするのがすごく難しかったです。今日も金曜日に走ってないスーパーカートとかがあって、路面の変化をどう読むかというのが、キーポイントでした。そこに対してチームでミーティングをして、どういう風なバランスなるかというのを共有できました。1回目からタイムが伸びなかったですが、両方ポールで終れたので、よかったです」

第13戦、第14戦予選2位 ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)

第13戦、第14戦とも予選2位のケイレン・フレデリック(B-MAX RACING TEAM)

 「昨日の練習から今日の予選に向けてのセット変更がいい方向にいって、クルマのバランスはよくなりました。小出選手には負けましたが、チームとして1-2で終れ、フロントローカラースタートできるので、すごく楽しみです。スタートがうまくいけば、そこからなんとかします」

第13戦、第14戦予選3位 小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)

第13戦、第14戦とも予選3位の小林利徠斗(TOM\'S)

 「フォーミュラで岡山を走るのが今週末が初めてで、昨日1日ドライで走って、今日の予選でした。コースの習熟度で足りていない部分があるのを痛感しています。結果として3位という順位はうれしいですが、トップの小出選手が尋常じゃない速さで、ちょっとここを詰めればという話しじゃなくて、クラスが違うような速さを見せつけています。少しでも何かをつかめればいいと思っていますが、クルマも運転の面でもかなり差があるので、決勝の3レースで少しでも成長していけるようにしたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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第13、14戦岡山公式予選 小出峻がダブルポールポジションを獲得

第13戦、第14戦ともポールポジションの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦、第14戦の公式予選が、9月14日、岡山国際サーキットで行われ、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が、ダブルポールポジションを獲得。ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)も2番手タイムをマークし、両レースともにB-Max勢がフロントローを獲得した。

 マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON 324)と清水康弘(GNSY 324)がクラスポール争奪戦を繰り広げ、第13戦はDRAGON、第14戦は清水とポールを分け合った。

 木曜に行われた練習走行は、激しい雷雨で走行が中断し、ドライでの走行は殆どできなかった。この雨でコース上に砂が出て、猛暑となった金曜の走行はコースコンディションが徐々に変化するなかで行われることとなった。

 このコンディションの変化に上手く対応したポイントリーダーの小出が、金曜日、午前、午後の練習走行でトップタイムをマーク。トータル順位では、小出、フレデリック、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)、中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、荒川麟(B-MAX RACING 324)と続いて練習走行を終えた。

第13戦公式予選

 迎えた土曜日。第13戦の予選は、朝から強い日差しが照りつけるなか、午前10時10分から10分間で行われ、練習走行の勢いそのままに小出が終始リードする形で進んだ。

 「自分のペースで走れるように」と、真っ先にコースインした小出は、1分22秒992、22秒005と着実にタイムアップ。最後は21秒671と、2位以下を大きく引き離すタイムであっさりとポールポジションを奪った。

 2位につけたのは、前大会の不振を吹き飛ばす走りを見せたフレデリック。小出には後れをとったものの、22秒351で、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)、野中を抑えて、フロントローに並ぶことになった。

 マスタークラスは、DRAGONが唯一人1分24秒台に入れ、食い下がる清水を振り切って、今シーズン初のクラスポールポジションを獲得した。

第14戦公式予選

 10分間のインターバルを経て始まった第14戦予選も、第13戦と同じく小出がリードする形で進んだ。早々に22秒台に入れた小出は、僅かずつタイムを削り取り1分22秒122までタイムアップ。「ちょっとタイムは伸びませんでしたね」と言いながらも、狙いどおり連続ポールを奪取した。

 2位フレデリック、3位小林のトップ3は、第13戦と同じ顔ぶれとなった。以下、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)とトムス勢が続いた。

 マスタークラスは、清水が予選終了のチェッカーを二度受けてしまうというミスを犯したものの、罰金のペナルティで済み、富士大会に続いて今季2度目のクラスポールを獲得した。

 第13戦決勝は、本日午後2時30分から25周で、第14、15戦の決勝は、明日15日の午前9時、午後1時55分からそれぞれ18周で行われる。

第13戦、第14戦とも予選2位のケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)

第13戦、第14戦とも予選3位の小林利徠斗(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選4位、第14戦予選5位の野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選5位、第14戦予選7位の中村仁(モビリティ中京TOM\'S 320 TGR-DC)

第13戦予選6位、第14戦予選8位の荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)

第13戦予選8位、第14戦予選4位の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

第13戦予選7位、第14戦予選6位の荒川麟(B-MAX RACING 324)

マスタークラス第13戦ポールポジション、第14戦予選2位のDRAGON(TEAM DRAGON 324)

マスタークラス第13戦予選2位、第14戦ポールポジションの清水康弘(GNSY 324)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山公式予選結果

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2024/09/14) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
150小出 峻HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'21.671--163.226
21ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'22.351 0.680 0.680161.878
338小林 利徠斗モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'22.435 0.764 0.084161.713
436野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'22.746 1.075 0.311161.105
535中村 仁モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC
TOM'S
1'22.757 1.086 0.011161.084
62荒尾 創大HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
1'22.833 1.162 0.076160.936
751荒川 麟B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'22.847 1.176 0.014160.909
837古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
1'22.860 1.189 0.013160.883
960伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'23.254 1.583 0.394160.122
1030M1DRAGONTEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1'24.975 3.304 1.721156.879
118M2清水 康弘GNSY 324
GNSY RACING
1'25.169 3.498 0.194156.522
124M3今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'25.705 4.034 0.536155.543
1313M4藤原 誠TEAM DRAGON 324
TEAM DRAGON
1'25.716 4.045 0.011155.523
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.368)予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝上位3人のコメント 中村仁「明日も当たらないで観ていて面白いレースをしたい」

第13戦優勝 中村仁(TGR-DC Racing School)

優勝した中村仁(TGR-DC Racing School)

 「1周目が勝負だと最初から思っていたので、そこで抜き切れたことが大きいです。どこで抜くかは決めていなくて、いろんなパターンを想定していました」

 「序盤は僕の方がペースが良かったですよね。走らせ方の違いも関係したと思うし、あそこで引き離せたのは大きかったなと思います」

 「SCには不安要素はありましたが、普通に走っていれば抜かれることはないと思っていました。そこは自信を持ってしっかりやりました。ここまでリスタートで順位を落としたことはありませんし」

 「もちろんチャンピオンを狙って走るんですけど、観てるみんなも面白いと思うんで、ちゃんと当たらないで面白いレースをできるよう心がけます」

第13戦決勝2位 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

決勝2位の小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「悔しいですね。スタート自体は普通に良かったんです。ただ、その後思った以上に後ろが詰め寄ってきました。守ってはいましたが、守りが甘かったですし、そもそもタイヤが冷えている状態のペースが遅かったのかなあと思います。抜かれてからも食らいついていければ、と思っていたのに、離されてしまったので」

 「最終的にはむしろ中村選手に追いついていけたので、ペース自体ではなく細かい部分の詰めの甘さを痛感しています。もっと成長できるところだと思いますし、そこは改めて考え直します」

 「今日は今日、明日は明日なんで、明日は明日の風が吹くと思って、切り替えてレースに臨みます」

第13戦決勝3位 荒川麟(Dr. Dry)

決勝3位の荒川麟(Dr. Dry)

 「去年の最終戦以来、1年ぶりの表彰台です。スタートは良くなかったですね、3台に抜かれてしまって。でもそこで滅入ることなく、この抜きにくいもてぎで追い上げられたのは、観ている人からしてもいいレースになったと思います」

 「(3位争いについて)昨年まではあんな接戦をしたことがなかったので、正直怖かったですね(苦笑) でもしっかり冷静に1台1台抜くことができたのは良かったです。やっぱり経験が生きてきたなと思います」

 「明日は5位スタートなので、しっかりスタートを決めます。ペースには自信があるので、優勝を目指して頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝 中村仁が今季3勝目を挙げ、逆転タイトルに大きく前進

優勝は中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)

 2023年FIA-F4選手権シリーズ第13戦の決勝が11月4日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、予選2番手からスタートした中村仁(TGR-DC RSトムススピリットF4)が第12戦オートポリスに続いて2連勝を飾った。

 第13戦決勝は午後1時10分より13周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

13周の決勝がスタートした

 ポールポジションの小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)はアウトから並びかけてくる中村を押さえてトップで1コーナーに飛び込んだが、2位の中村は5コーナーで再びアウトから小林に並びかけ、両者はそのまま並走で立体交差を駆け抜けていく。

 この戦いを制したのは中村。S字コーナーでトップに立つと、そのまま一気に小林を引き離しにかかる。

スタート直後のアクシデント

 しかしその後方で3台が絡むアクシデントが発生。これにより佐野雄城(TGR-DC RSフィールドF4)のとKENTARO(Baum Field F4)がコース脇にストップしたため、早くも2周目からセーフティーカーが導入された。この時点での順位はトップが中村、2位に小林が続き、以下平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)、野村勇斗(HFDP RACING TEAM)、大宮賢人(PONOS F110)、卜部和久(BJ Racing F110)と続く。

 予選に向けてのセッティング変更が仇となって14番手スタートとなった三井優介(HFDP RACING TEAM)は13位だ。

レースは2度のセーフティーカーが導入された

 3周終了時点でセーフティーカーはピットへ。4周目からレースが再開されると、三井が5コーナーでチームメイトの森山冬星(HFDP RACING TEAM)を捉えて12位に。上位4台の顔ぶれは変わらず。

 三井は5周目の1コーナーで藤原優汰(藤原オートAKILAND F110)をも捉えて11位に浮上する。

 一方、トップの中村は4周終わって0秒792のリード。5周を終えては1秒130と徐々に小林を引き離す。しかし小林も7周目にファステストラップを更新し、中村との差を0秒816とする。すかさず中村も8周目に自己ベストを更新する走りで逃げにかかるが、小林も手綱を緩めず、8周終わって2台の差は0秒830だ。

 その後ろでは平安山と野村の激しい3位争いが展開され、そこへ荒川麟(Dr. Dry F110)も接近してきた。

 しかし野村は金曜の専有走行からギヤボックストラブルに悩まされており、7周目に荒川と大宮の先行を許してしまう。8周目には大宮を抜き返して5位に挽回してきた野村だったが、その後方で起きたSYUJI(B-MAX ENGINEERING)のスピンアウトによって導入された2回目のセーフティーカーラン中にギヤがニュートラルにスタックしてしまい、ここでレースを終えることになった。 

 レースは11周目に再開。すかさず荒川が平安山を捉えて3位に浮上した。

 一方、トップの中村仁は最後まで小林利徠斗に付け入る隙を与えずに13周を走り切り、第12戦オートポリスに次ぐ今季3勝目を挙げた。

 これにより中村のドライバーズポイントは191となり、2位でフィニッシュした小林利徠斗の196とはわずか5ポイント差に接近、自力でチャンピオンを獲得する可能性が出てきた。3位の荒川麟は昨年の第14戦もてぎ以来実に1年ぶりの表彰台を獲得。

 また後方スタートとなった三井優介も10位でフィニッシュし、貴重な1ポイントを手にしてトータル177ポイントと、かろうじてタイトル獲得の可能性を残して最終戦に臨むこととなった。

 第14戦決勝は5日朝8時15分より13周で行われる。

決勝2位は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

決勝3位は荒川麟(Dr. Dry F110)

決勝4位は平安山良馬(ATEAM Buzz Racing)

表彰式

インディペンデントカップの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ決勝結果

MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2023/11/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
135中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1330'35.317--
236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1330'35.812 0.495 0.495
388荒川 麟Dr. Dry F110
Dr. Dry
1330'36.643 1.326 0.831
431平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1330'37.876 2.559 1.233
581卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1330'40.390 5.073 2.514
645大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1330'40.815 5.498 0.425
714田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1330'41.395 6.078 0.580
897奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1330'41.993 6.676 0.598
962佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1330'42.369 7.052 0.376
105三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1330'42.463 7.146 0.094
117森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1330'42.749 7.432 0.286
1238奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1330'43.406 8.089 0.657
1380野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1330'44.130 8.813 0.724
1428中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1330'45.079 9.762 0.949
1534清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
1330'46.58311.266 1.504
1616西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1330'47.58412.267 1.001
1787下野 璃央Dr. Dry F110
Dr. Dry
1330'47.74812.431 0.164
1846徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
1330'48.00512.688 0.257
1963IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1330'49.00213.685 0.997
2098三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1330'49.13113.814 0.129
218半田 昌宗SD-STYLE F110
Spread
1330'49.46014.143 0.329
2210IC2植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
1330'53.83618.519 4.376
2396IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
1330'54.10318.786 0.267
2413IC4藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
1330'55.41320.096 1.310
2530IC5DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1330'55.93420.617 0.521
2678小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
1330'56.03520.718 0.101
2726IC6山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
1330'57.00821.691 0.973
284IC7佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
1330'57.22721.910 0.219
2971IC8大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
1330'58.19522.878 0.968
3086IC9大阪 八郎Dr. Dry F110
Dr. Dry
1330'59.70124.384 1.506
3111IC10中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
1331'00.07824.761 0.377
32*2IC11仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
1331'01.45026.133 1.372
3323IC12YUGOS2R Racing
N-SPEED
1331'12.15136.83410.701
34*22藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1331'25.61250.29513.461
---- 以上規定周回数(90% - 11 Laps)完走 ----
-12洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1024'41.5553Laps3Laps
-6野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
921'19.5994Laps1Lap
-44IC-SYUJIB-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
717'40.4956Laps2Laps
-*37佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
0-13Laps7Laps
-77小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
0-13Laps-
-55IC-KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
0-13Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 36 小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4) 1'58.885 (7/13) 145.381 km/h
  • CarNo. 2は、附則H項2.10.13(SC中の車間距離)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 37は、FIA-F4 SpR.15.1.1(衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科したが、リタイヤのため執行を留保。
  • CarNo. 22は、FIA-F4 SpR.15.1.1(衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第13戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2023/11/04) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2023 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'58.734--145.566
235中村 仁TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'58.772 0.038 0.038145.519
331平安山 良馬ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'58.912 0.178 0.140145.348
46野村 勇斗HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'58.943 0.209 0.031145.310
545大宮 賢人PONOS F110
PONOS RACING
1'58.947 0.213 0.004145.305
688荒川 麟Dr. Dry F110
Dr. Dry
1'58.970 0.236 0.023145.277
781卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'58.996 0.262 0.026145.245
897奥住 慈英BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'59.040 0.306 0.044145.192
922藤原 優汰藤原オートAKILAND F110
AKILAND RACING
1'59.210 0.476 0.170144.984
1014田上 蒼竜ガレージENZO ZAP F110
ZAP SPEED
1'59.255 0.521 0.045144.930
1162佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'59.324 0.590 0.069144.846
127森山 冬星HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'59.351 0.617 0.027144.813
1338奥本 隼士TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'59.381 0.647 0.030144.777
145三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'59.520 0.786 0.139144.608
1528中村 賢明トムスフォーミュラカレッジ F110
TOM'S YOUTH
1'59.564 0.830 0.044144.555
1698三島 優輝BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'59.624 0.890 0.060144.483
1712洞地 遼⼤HIROTEX AKILAND F110
AKILAND RACING
1'59.628 0.894 0.004144.478
1837佐野 雄城TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'59.694 0.960 0.066144.398
1977小松 響WARMTECH Skill Speed
スキルスピード
1'59.777 1.043 0.083144.298
2016西村 和真Media Do YBS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'59.845 1.111 0.068144.216
2180野澤 勇翔OTG DL F4 CHALLENG
OTG MOTORSPORTS
1'59.866 1.132 0.021144.191
2234清水 啓伸Drago CORSE F110
Drago CORSE
2'00.071 1.337 0.205143.945
2363IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
2'00.114 1.380 0.043143.893
242IC2仲尾 恵史TCS AKILAND F110
AKILAND RACING
2'00.171 1.437 0.057143.825
25*87下野 璃央Dr. Dry F110
Dr. Dry
2'00.194 1.460 0.023143.798
2646徳升 広平フジタ薬局アポロ電工M.T
フジタ薬局レーシング
2'00.411 1.677 0.217143.538
278半田 昌宗SD-STYLE F110
Spread
2'00.478 1.744 0.067143.459
2813IC3藤原 誠B-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
2'00.579 1.845 0.101143.338
2910IC4植田 正幸アキランドwith Rn-sports
AKILAND RACING
2'00.654 1.920 0.075143.249
30*96IC5齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND F110
AKILAND RACING
2'00.711 1.977 0.057143.182
3178小野 陽平Reversal Spirit
スキルスピード
2'00.880 2.146 0.169142.981
3255IC6KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
2'00.947 2.213 0.067142.902
3330IC7DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'01.229 2.495 0.282142.570
3426IC8山崎 令二郎Media Do影山F110
Media Do Kageyama Racing
2'01.468 2.734 0.239142.289
3586IC9大阪 八郎Dr. Dry F110
Dr. Dry
2'01.557 2.823 0.089142.185
3611IC10中島 功Rn. SHINSEI. F110
Rn-sports
2'01.796 3.062 0.239141.906
3744IC11SYUJIB-MAX ENGINEERING
B-MAX RACING TEAM
2'02.296 3.562 0.500141.326
3871IC12大山 正芳ダイワN通商AKILAND F110
AKILAND RACING
2'02.345 3.611 0.049141.269
394IC13佐々木 祐一仙台DayDream with Rikou
DAYDREAM RACING
2'02.628 3.894 0.283140.943
4023IC14YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'06.925 8.191 4.297136.172
---- 以上基準タイム(110% - 2'10.686)予選通過 ----
  • CarNo. 96は、FIA-F4 SpR.19.2(走路外走行)により、当該ラップタイムを不採用とした。
  • CarNo. 87は、FIA-F4 SpR.27.8(黄旗区間通過)により、当該ラップタイムを不採用とした。

SUPER FORMULA LIGHTS

第13、14、15戦岡山 フラガ選手3連続2位、ヴィダーレス選手初表彰台 木村選手は王座争いに踏みとどまる(B-Max)

 B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、9月9~10日、岡山国際サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13~15戦に参戦し、イゴール・オオムラ・フラガ選手が3戦とも2位と安定した速さを見せました。ヴィダーレス選手は第15戦で初の表彰台に上り、チャンピオン争いを繰り広げている木村偉織選手は、僅かに差を開かれてしまったものの最終大会に望みを繋ぎました。

 マスタークラスは、今田信宏選手が2勝し、3年連続チャンピオンに王手をかけました。

■第13,14戦予選(9月9日(土)午前10時30分~11時00分)

 週末、日本列島に台風が接近していたものの中国地方に影響はなく、予選日は好天に恵まれました。事前に行われた専有走行では、フラガ選手が好調を維持しており、期待を持って予選に臨みました。

 第13戦の予選は、まず木村選手が2周のウォームアップ後にアタックしますが、タイミング悪く他車に詰まってしまい4位。フラガ選手、ヴィダーレス選手は1周長いウォームアップからのアタックで2位と5位。満足できる結果ではありませんでしたが、揃って上位グリッドを獲得しました。

 第14戦の予選は、フラガ選手が一発アタックを決めて見事ポールポジションを獲得。連続アタックを行った木村選手は立て続けに1分23秒台をマークしますが3位、ヴィダーレス選手はタイムを伸ばせず8位でした。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 1分24秒215( 4) 1分23秒746( 3) 0(76)
51号車 D.ヴィダーレス 1分24秒575( 5) 1分24秒845( 8) 0(11)
52号車 I.O.フラガ 1分24秒119( 2) 1分23秒649( 1) 1(26)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:40度

■第13戦決勝(9月9日(土)午後2時50分~25周)

 ポールポジションの小出選手が逃げ、2位フラガ選手、3位野中選手、4位木村選手、5位ヴィダーレス選手らが追う展開となりました。上位に順位変動はないまま迎えた11周目、木村選手にシフト系のトラブルが発生しスローダウン。木村選手はシステムをリセットしてペースを取り戻しますが、8位まで順位を落としてしまいました。

 ポイントをもぎ取ろうと諦めずに追い上げた木村選手でしたが、23周目のヘアピンで6位のトゥルーリ選手に仕掛けた際に押し出される形になり、そこでレースを終えました。

 終盤になっても上位陣に変動はなく、小出選手が優勝、フラガ選手は2位、ヴィダーレス選手は4位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 11位 1分25秒913( 4/11) 0(76)
51号車 D.ヴィダーレス 4位 1分26秒195( 6/11) 3(14)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分25秒569( 2/11) 7(33)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:32度、路面温度:43度

■第14戦決勝(9月10日(日)午前8時50分~18周)

 暑さは変わらないもののやや過ごしやすい天候となった日曜日。初のポールポジションからスタートしたフラガ選手でしたが、好ダッシュを決めた小出選手に1コーナーで前に出られてしまいました。後方では、7位のトゥルーリ選手に仕掛けたヴィダーレス選手が接触されてしまい、トゥルーリ選手の車両はストップ。このアクシデントで1周目からセーフティカーランとなりました。

 4周を終えてリスタートなりますが、小出、フラガ、木村選手のトップ3に変化はなく、間隔が詰まることはあったものの、入れ替わるまでには至らず、結局この順位のままチェッカーを迎えました。

 レース後半、注目されたのがチャンピオン争いを繰り広げる二人、木村選手と平良選手によるファステストラップの1ポイントを巡る攻防でした。この勝負は、最終ラップにファステストをマークした平良選手に軍配が上がりましたが、順位変動の少ないレースのなかで大きな見せ場でした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 3位 1分24秒764( 3/11) 5(81)
51号車 D.ヴィダーレス 7位 1分25秒606( 7/11) 0(14)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分24秒828( 4/11) 7(40)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:34度

■第15戦決勝(9月10日(日)午後2時45分~18周)

 曇り空になったものの蒸し暑さの残るなかスタートを迎えました。フロントロースタートのフラガ選手は好スタートを切りますが、ポールポジションの小出選手を抜くまでには至らず、両者に野中選手、平良選手が続き、4番手スタートのヴィダーレス選手はポジションを落としてしまいます。

 しかし、ヴィダーレス選手は1周目に平良選手を、2周目には野中選手をアウトウッドコーナーで立て続けにパス。3位に浮上し、以降トップ3はそのまま周回を重ねました。

 最後尾スタートとなった木村選手は7位まで順位を上げますが、そこからのポジションアップは容易ではなく7位をキープしてレースは進みます。

 15周目に野中選手がコースオフ。セーフティカーが導入され、結局そのままレースは終了。フラガ選手は悔しさの残る3連続の2位、ヴィダーレス選手は初の表彰台を射止め、木村選手は6位で1ポイントを得ました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 木村偉織 6位 1分25秒781( 2/11) 1(82)
51号車 D.ヴィダーレス 3位 1分25秒865( 4/11) 5(19)
52号車 I.O.フラガ 2位 1分25秒781( 2/11) 7(47)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:31度、路面温度:39度

 今大会を終え、シリーズポイントは、平良選手92、木村選手82 、今大会3連勝を飾った小出選手が76となり、チャンピオン争いは三つ巴の様相を呈してきました。

50,51号車チーム監督 高木真一コメント

 偉織選手に関しては、Q1(第13戦予選)の重要性を意識しながら予選に臨みましたが、運悪く前車に引っかかってしまいました。アタックする際の間合いが良くなかったとしか言いようがありませんが、あれがなければフロントローはいけたはずです。レース1のシフトの問題も滅多に出るものではありませんが、今回に限って出てしまいましたので、これも運に見放されたのかもしれません。

 結果的に、今大会で平良選手とのポイント差を詰めるはずが、逆に開かれてしまいました。ただ、3レースともに速さはありましたので、レースをしっかり組み立てて流れを掴めれば、いけると思います。最後のもてぎは開幕大会のような結果を出すべく臨みたいと思います。

 デビッド選手は、この週末、流れは決して良くありませんでしたが、上手くアジャストして、最後は実力で3位をもぎ取りました。シリーズも終盤になってしまいましたが、ライツのレースを理解したことが結果に繋がったように感じています。この勢いで最終大会はトップ争いをしてほしいと思います。

52号車チーム監督 松浦孝亮コメント

 今シーズンのなかで、最も速さと強さを示すことのできた週末でした。今回から新たに杉崎エンジニアにサポートとして加わってもらい、イゴールの望むクルマに仕上げることができたのが大きかったと思います。予選もあと少しで2戦ともポールを取れるところでした。

 ただ、スタートで遅れてしまうと、ライツでは抜き返すことは非常に厳しく、特にポールスタートを結果に結び付けられなかった第14戦の2位は悔しい結果でした。でも、一つずつ問題点を改善していくしかないと思っています。ライツでは、予選、スタート、決勝ペースと、すべてが上手くいかないと優勝できませんので、最後のもてぎラウンドではそれができるよう頑張ります。

50号車ドライバー 木村偉織選手コメント

 専有走行からQ1でポールを取るために組み立てていきましたが、Q1が上手くいかなかったことで流れが崩れてしまったように思います。それでも、トラブルや接触もあったレース1と、3位になったレース2はやり切った感があります。レース3は初めての最後尾スタートということもあって、少し冷静さを欠いてしまった部分がありました。

 全体的にはレースペースも悪くありませんでしたし、速さはあったもののパズルのピースがうまくハマらなかったという感じです。その原因がどこにあったのかをしっかり分析して最終大会に生かしたいと思います。

 まだチャンピオンが決まったわけではありませんので、最終大会ではポイントを意識せず、一つずつ勝ち星を重ねたいと思います。

51号車ドライバー デビッド・ヴィダーレス選手コメント

 表彰台までかなり時間がかかってしまいました。表彰台に上るのはいつも素晴らしいことですが、まだ満足はしていません。今週末は決して良い状態ではありませんでしたが、それでも、第3レースが最もチャンスがありましたので、望んだ結果を出すことができて嬉しいです。B-Maxをはじめサポートしてくれたすべての人、またチャンスをくれたモナコ・インクリース・マネージメントに感謝します。

 最終大会までには十分な時間がありますので、今回の問題点を分析、改善して、さらに強くなってレースに臨みたいと思います。

52号車ドライバー イゴール・オオムラ・フラガ選手コメント

 今シーズンで一番良い週末でしたが、同時に一番悔しい週末でした。特にレース2は、あと少し足りずに2位となってしまい非常に悔しい結果でした。

 今シーズンはレース参戦までに多くの人に協力してもらい、シーズンが始まってからもチームにかなり無理を言ってきました。今回も強力な体制を用意してもらったにもかかわらず、その恩返しをすることができませんでした。これは最終大会で実現したいと思います。

 いろいろな改善の積み重ねが結果として出てきているので、この流れを絶やさずにさらに努力すれば結果は得られると思っています。

マスタークラス

■第13,14戦予選

 富士大会は欠場だった畑選手がエントリーし、三つ巴の戦いになると思われた今大会は、専有走行から好調のDRAGON選手が、二人に対し優位性を保ったまま予選を迎えました。

 第13戦予選では、DRAGON選手は連続で1分26秒台をマークしアタック終了。今田選手と畑選手は一度アタックした後にタイヤ温度を一旦下げて再アタックしましたが、DRAGON選手には届きませんでした。続けて行われた第14戦予選は、三者ともに連続でアタックをし、今田選手、畑選手は13戦から大きくタイムアップしますが、DRAGON選手は1分26秒フラットを連発して、2連続クラスポールポジションを獲得しました。

ドライバー Rd13予選タイム(順位) Rd14予選タイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 1分26秒894(M2) 1分26秒167(M2) 0(89)
30号車 DRAGON 1分26秒452(M1) 1分26秒031(M1) 1+1(78)
53号車 畑 享志 1分27秒458(M3) 1分26秒935(M3) 0(53)

■第13戦決勝

 クラス2番グリッドからスタートを決めた今田選手がトップに立ち、DRAGON選手との差を徐々に広げ、レース折返しの13周目には5秒以上のマージンを築きました。このまま今田選手が独走するかと思われましたが、ピックアップに悩まされていたDRAGON選手のペースが戻ると、今田選手に急接近。最後のゴールラインではその差僅かに0.6秒と、今田選手が薄氷の勝利を収めました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合8位) 1分27秒570(M2) 10(99)
30号車 DRAGON M2位(総合9位) 1分27秒564(M1) 7+1(86)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分27秒984(M3) 5(58)

■第14戦決勝

 第13戦と同じ轍は踏むまいとスタートでトップを守ったDRAGON選手は、序盤から1分26秒台を連発。27秒台の今田選手、28秒台の畑選手との差を開いていきました。

 DRAGON選手は、10周目には今田選手との差を3秒にまで広げると、その後もペースを緩めることなく周回を重ねました。終盤、今田選手も自身のベストラップを更新し続けて意地を見せますが、DRAGON選手に迫ることはできませんでした。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M2位(総合9位) 1分26秒435(M2) 7(106)
30号車 DRAGON M1位(総合8位) 1分26秒420(M1) 10+1( 97)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分27秒410(M3) 5( 63)

■第15戦決勝

 抜群のスタートを見せた今田選手が、またしてもDRAGON選手の前へ。追撃体勢に入ったDRAGON選手ですが、アウトウッドコーナーで畑選手がDRAGON選手に接触。両者はスピンし、畑選手はノーズ交換のためピットイン。DRAGON選手はコース復帰に時間を要し、1周目で今田選手に16秒というビハインドを背負ってしまいました。

 ここから鬼神の追い上げを見せたDRAGON選手は、今田選手のラップタイムを1秒近く上回るペースで、その差を5周目に12秒、10周目に7秒、14周目には5秒と、着実に今田選手を追い詰めていきました。

 ところが、15周目に野中選手がコースアウトしセーフティカーが導入されたことで、この追撃も幕切れとなり、今田選手が今季8勝目のチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
4号車 今田信宏 M1位(総合 8位) 1分27秒520(M2) 10(116)
30号車 DRAGON M2位(総合9位) 1分26秒928(M1) 7+1(105)
53号車 畑 享志 M3位(総合10位) 1分27秒514(M3) 5( 68)

 今大会の結果、シリーズポイントは、今田選手がDRAGON選手に11点差をつけることになりました。最終大会は畑選手が欠場予定のため、両者の一騎討ちになりそうですが、台数の少ないマスタークラスではポイント差がつきにくいため、DRAGON選手にとっては非常に厳しい状況になりました。

4号車ドライバー 今田信宏選手コメント

 週末を通して、DRAGON選手に速さで遅れをとってしまい、課題が残った大会でした。自分としてもそれなりにプッシュはしていましたが、レースラップでコンマ5秒から1秒の差をつけられてしまいました。

 スタートは3レースとも良かったので、2勝することができましたが、やはりレースラップの差が大きかったですね。コースに対して苦手意識もないですし、どちらかというと好きなコースですが、考えられる要因としては、攻めたい気持ちを抑えて乗るFIA-F4のドライビングの癖が残ってしまっていたような気もします。

 最終大会のもてぎは切り替えて、フルマークで3連勝できるよう頑張ります。

30号車ドライバー DRAGON選手コメント

 この週末、速さはありましたが、決めきれなかったという感じです。特にスタートが、この大会までは100パーセントの確率で決まっていましたが、今大会はリアクションタイムも悪く、噛み合いませんでした。レースは今田選手に対して1勝2敗でしたが、速さでは、専有走行から予選、決勝まで上回っていましたので、その点は嬉しいですね。

 シリーズポイントでは、逆転が難しくなってしまいましたが、最後のもてぎでは、できる限り抵抗したいと思います。

53号車ドライバー 畑 享志選手コメント

 この週末は、クルマのセットが決まらないまま終わってしまった感じです。セッティングを進めるなかで、好調だったイゴール選手のセットに寄せてみたりもしてみましたが、アンダーが強くなったりして、方向性を見失い迷ってしまいました。ドライビングでもブレーキングポイントを変えるなど、いろいろ試しましたが、結果的にあまり改善されませんでした。

 最終大会は出場しませんので、今シーズンの参戦は今大会で終了です。来年の参戦は未定ですが、またチャンスがあれば出たいと思います。

B-Max Racing Team Press Release

SUPER FORMULA LIGHTS

第13戦岡山決勝記者会見 優勝・小出峻「実力を100%発揮できた」

優勝 小出峻(TODA RACING)

決勝記者会見:優勝した小出峻(TODA RACING)

 「いままで一番満足のいくレースでした。スタートも決めることができ、その後のペースもすべての周で悪くなく、タイヤも管理でき、後ろとの距離も測りつつ、できる限りのプッシュをしていました」

 「前回、優勝してリザルトが残ることは悪いことではないんですが、自分自身の中で納得のいくレースではありませんでした。今回は、自分自身の実力を100%発揮できた状態で、優勝という結果を得られたので、とてもうれしいです」

 「岡山は特にオーバーテークが難しいサーキットなので、予選は8割方重要だと思います。25周という長丁場で、最初からプッシュして行けるかも知れませんが、しっかり結果を持って帰りたかったので、リスクを避けました。最初はファステストもあるのでプッシュしましたが、そこからは後ろを見つつ少しペースを下げて、タイヤを守りつついいペースで走るように切り替えました」

 「あしたも最高の結果を得られたらうれしいですが、しっかりと自分のやれることをやって、まだチャンピオンの可能性もあるので、勝利を重ねてチャンピンを取れればいいと思います」

2位 イゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

決勝記者会見:2位のイゴール・オオムラ・フラガ(B-MAX RACING TEAM)

 「水曜日から走行があったので、おおきなクルマのステップアップを得ることができました。予選も好調でタイムも僅差だったのですが、レースに挑んだら小出選手がやけに速かったです。SUGOでは前の選手が離れると後ろの選手が詰めてくるんですが、後ろも小出選手との間も空いていきました。なんでなんだろうという疑問が残っています」

 「あしたに向けて改善したいと思います。明日の2レース目はポールからのスタートなので、決めれば抜くことが難しいサーキットなので、しっかりチャンスを生かしていきたいと思います」

 「チームが強力なエンジニアを助っ人として呼んでくれて、そこが大きな変化につながりました。それに加えて3日間晴れで走れたのも大きいです。オートポリス、富士、鈴鹿でもどこかで雨が降っていたので、変わっていくコンディションのなか、クルマを作るのが難しかったです。今回はいろんなことがそろってクルマをちゃんとテストすることができました」

3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見:3位の野中誠太(TOM\'S)

 「今週の流れは悪くなかったんですが、決勝のペースは前の選手は離れていき、木村選手も後ろに迫っていたので、そこは改善していかないといけません。いまからチームと話し合っていきたいと思います」

 「今シーズンは、不安定ななかで表彰台に戻ってくることができました。優勝をめざしているので、3位というのはまだまだ満足のいく結果ではありません。残りのレースも少なくなっているので、最低ラインの3位から優勝をめざして頑張っていきたいと思います」

 「あした2レースありますが、4位と3位と悪くないところからのスタートなので、離される展開ではなくて、前の選手に詰めていけるような、いいドライビングとクルマ作りをしていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

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