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筑波・富士S-FJ選手権

第7戦筑波決勝結果

■第1レース

SCCN SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 7 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
77'52.483--
226白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
77'55.658 3.175 3.175
353安田 航ファーストガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
78'21.38928.90625.731
43M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
78'23.11230.629 1.723
591山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
78'25.83233.349 2.720
614稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
78'27.90135.418 2.069
77本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
78'31.89939.416 3.998
866戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
78'32.35439.871 0.455
923宇高 希TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
78'32.35439.871 0.000
1079中澤 凌ZAP NAIZ 10V ED
TOKYO R&D RD10V
78'33.67841.195 1.324
1172下村 剛司SウインズELEV'r KKS2
MYST KK-S2
78'35.33942.856 1.661
121澤井 良太朗オートルックTKZW 10V
TOKYO R&D RD10V
78'41.19748.714 5.858
1316M2竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
78'50.06457.581 8.867
1452岩本 瞬TAUSファーストガレージS2
MYST KK-S2
78'50.38457.901 0.320
1522内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
33'36.4614Laps4Laps

■第2レース

SCCN SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 7 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
59'11.114--
226白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
59'12.204 1.090 1.090
353安田 航ファーストガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
59'13.817 2.703 1.613
414稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59'14.444 3.330 0.627
566戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
59'15.117 4.003 0.673
63M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
59'16.494 5.380 1.377
723宇高 希TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
59'17.804 6.690 1.310
87本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
59'18.803 7.689 0.999
979中澤 凌ZAP NAIZ 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59'21.29510.181 2.492
1072下村 剛司SウインズELEV'r KKS2
MYST KK-S2
59'22.35411.240 1.059
1152岩本 瞬TAUSファーストガレージS2
MYST KK-S2
59'24.21513.101 1.861
121澤井 良太朗オートルックTKZW 10V
TOKYO R&D RD10V
59'25.08513.971 0.870
1316M2竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
59'27.66216.548 2.577
---- 以上規定周回数完走 ----
-91山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
12'33.0364Laps4Laps
-22内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
D.N.S--
  • Fastest Lap: CarNo. 13 田上蒼竜(AsカンパニーZAP ED) 1'06.422 (2/12) 110.847 km/h
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筑波・富士S-FJ選手権

第7戦筑波公式予選結果

SCCN SEPTEMBER RACE MEETING in TSUKUBA -RIJ- (2022/09/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 7 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
113田上 蒼竜AsカンパニーZAP ED
TOKYO R&D RD10V
58.801--125.202
253安田 航ファーストガレージ&Sウィンズ
MYST KK-S2
58.812 0.011 0.011125.179
326白崎 稜ZAPスタッフリソースED
TOKYO R&D RD10V
58.909 0.108 0.097124.972
414稲葉 摩人ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.080 0.279 0.171124.611
522内藤 大輝RCIT RaiseUP MT
MYST KK-S2
59.255 0.454 0.175124.243
67本田 千啓オートルック☆モダン☆10V
TOKYO R&D RD10V
59.280 0.479 0.025124.190
791山下 友基ELEVレーシングHFR 10V
TOKYO R&D RD10V
59.384 0.583 0.104123.973
852岩本 瞬TAUSファーストガレージS2
MYST KK-S2
59.454 0.653 0.070123.827
91澤井 良太朗オートルックTKZW 10V
TOKYO R&D RD10V
59.564 0.763 0.110123.598
1023宇高 希TAKE FIRST
TOKYO R&D RD10V
59.605 0.804 0.041123.513
11*79中澤 凌ZAP NAIZ 10V ED
TOKYO R&D RD10V
59.608 0.807 0.003123.507
123M1秋山 健也スーパーウインズKKS・ED
MYST KK-S
59.861 1.060 0.253122.985
1372下村 剛司SウインズELEV'r KKS2
MYST KK-S2
59.875 1.074 0.014122.956
1466戸谷 友規Deep-R・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
59.933 1.132 0.058122.837
1516M2竹沢 茂スーパーウィンズ☆KKS☆ED
MYST KK-S
1'00.880 2.079 0.947120.926
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.492)予選通過 ----
  • CarNo. 79は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行)により、2グリッド降格とする。
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SUPER GT

第6戦SUGO優勝会見 千代勝正「今回の魔物は天候だったな、という感じ」

GT500クラスで優勝した千代勝正/高星明誠(NDDP RACING)

GT500クラス優勝 No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z

千代勝正(NDDP RACING)

 「レース前に想像していた展開とは全く変わってしまって。僕が55周まで行ったんですけど、本当はミツ(高星明誠)の方が長く走る予定で、ドライだった場合はもう少し早く交代する予定でした。状況が刻々と変化する中で、今回の魔物は天候だったなという感じで」

 「ウェットに替えるタイミングは上位勢に比べると1周遅れてしまって、そこで23号車にギャップを作られてしまいましたが、僕たちが選んだタイヤが路面にマッチしていたし、ミシュランのウェットタイヤは本当に素晴らしくて、そこでアドバンテージがあったので、コース上でも順位を上げることができて、ニスモ同士の戦いという状況に持ち込めました」

 「途中で雨が増えた時はペースが厳しかったんですが、そこで23号車に離されたくなくて『タイヤを替えたい』ってリクエストを出したんですが、島田(次郎)監督と根岸(圭輔)エンジニアが冷静に判断してくれて、最後まで走り続けることになりました。結果的に雨が止んでドライコンディションになったので、そこでの判断は本当に正しかったし、そのおかげで後半ミツにトップのままでバトンを渡すことができました」

 「ミツも後半難しい中でバトンをゴールまで運んでくれました。チームとして素晴らしい仕事をしていただいたおかげでこういう場に立たせていただいているし、ミシュランタイヤが今回のレースを作ってくれたと思います」

高星明誠(NDDP RACING)

 「レースが始まる前はトップでバトンを受け継ぐとは思っていなかったので、望んでいるシチュエーションではなかったから逆に緊張しちゃって『マジかよ?!』という感じだったんですけど、ここまで中盤の走りだったり、チームの作戦でいい順位を走っていたので、僕の走りでそれを崩しちゃいけないという思いでスティント行きました」

 「まだ路面が濡れてる状況でしたけど、ミシュランタイヤのウォームアップがすごく良かったし、雨が降り続いてる中でもペースが良かったので、30秒くらいのマージンを築けたのはミシュランタイヤのパフォーマンスのおかげで、本当に感謝しています。そこから雨が多くなって、まだ攻めることはできたんですが、ちょっとのミスが命取りになるな、という状況だったので、残り周回数と後ろとのギャップを見ながらペースを落としました。そういう展開に持ち込めたのが今回優勝できた要因かなと思います」

GT300クラスで優勝した加藤寛規/堤優威(muta Racing INGING)

GT300クラス優勝 No. 2 muta Racing GR86 GT

加藤寛規(muta Racing INGING)
 「本当に言葉がないです。今年クルマを変えてからなかなかテストができず、僕もうまく対応することができてなくて、堤選手やチームに迷惑をかけていました。ただレースを追うごとに手応えを感じ、改善はしてきていましたが。それが雨が降ったことで苦手な部分が全部打ち消されてて、非常に乗りやすいクルマになっていました。うちのチームはレースだけじゃなく開発もやっているので、そういうところでブレーキなどがアドバンテージになってて、自信を持って走れる状態になっていました。ブリヂストンのレインタイヤも素晴らしくて、本当にパッケージも非常に良かったですし、チームのフレキシブルな戦略がこういう荒れたレースに効きました。とりあえずホッとした、という感じです」
堤優威(muta Racing INGING)
 「加藤選手からぶっちぎりでバトンをいただいて、トップでチェッカーを受けられたということで、僕もホッとしています。今年一年、チームとして新しいクルマを開発していて、ブレーキとか、タイヤもまだまだわからないところがあったんですが、最初の加藤さんのスティントで非常に高いパフォーマンスを発揮してくれて、大きなアドバンテージを得ていたことで安心して走れました。今年どこかで表彰台に上がりたいなとは思っていましたが、まさかの優勝で終われて、非常に嬉しいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

第6戦SUGO決勝 天候の変化を味方につけ、CRAFTSPORTS MOTUL Zが今季2勝目を挙げてポイントリーダーに

GT500クラス優勝はCRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)

GT300クラス優勝はmuta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)

 オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の決勝が9月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、予選11番手からスタートしたNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が第3戦鈴鹿以来の今季2勝目をものにした。GT300クラスはNo. 2 muta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)が今季初優勝を達成した。

 第6戦決勝は午後2時より宮城県警の白バイ3台、パトカー1台、覆面パトカー1台に先導されてパレードランを開始、84周の戦いが始まった。スタート時の天候は曇り。ウォームアップ終了時点の気温は28℃、路面温度は35℃だ。グリッド整列が始まるや否や、霧雨が降り始めたが、スタート進行が進められている間に雨は止み、路面はドライのまま。全車スリックタイヤでスタートすることになった。

GT500クラスのスタートシーン

 スタートでトップに立ったのはポールポジションからスタートした国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)。しかし4コーナーでは早くも立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が国本を捉えてトップに浮上する。続いて牧野任祐(STANLEY NSX-GT)もレインボーコーナーで国本を抜いて2位に浮上、国本は3位でコントロールラインに戻ってきた。

 その直後、4コーナーでGT300車両がクラッシュしたことにより、早くも2周目からセーフティーカーが導入された。

 SCは3周目にピットイン。レースは4周目から再開となる。ポジションキープでバックストレートに向かうトップ3。その後方ではロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)と大津弘樹(Modulo NSX-GT)が激しい7位争いを展開するが、クインタレッリは大津の先行を許さず、6位の大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)を追い上げていく。

 そしてトップの38号車が13周目に入った辺りから雨が降り始め、次第に勢いを増していく。

 これに対して最初に動いたのは関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)だった。関口は14周目にピットに飛び込み、いち早くウェットタイヤに履き替えてコースに復帰する。

 他のチームも15周目には相次いでタイヤ交換に踏み切るが、4位を走行していた松下信治(Astemo NSX-GT)と6位の大湯そして7位のクインタレッリはコースに踏みとどまろうと目論み、それぞれ1位、2位、3位に浮上する。予選でトラブルに見舞われて最後尾スタートとなった坪井翔(au TOM'S GR Supra)もステイアウトを選択した。

 こうしたコンディションを得意とする大湯はすぐさま16周目の馬の背で松下を捉えてトップに立つ。松下はたまらず17周目にピットに向かった。

 大湯とクインタレッリは19周目にようやくピットへ。するとその直後にフルコースイエローが宣言された。これにより再び立川がトップに。関口が2位につけ、ステイアウトの坪井が3位にジャンプアップした。4位は牧野、5位がクインタレッリ、大湯は5位となった。

 坪井は22周目にピットイン。この周で牧野を捉えたクインタレッリが3位に浮上した。その後もペースの上がらない牧野は大湯にも抜かれて5位に。25周目には7位まで後退してしまう。

 クインタレッリは26周目に関口を捉えると、27周目の1コーナーでアウトから立川を抜き去り、ついにトップに浮上した。同じミシュランタイヤを履く千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL Z)も3位まで上がってきた。千代は28周目の4コーナーで立川をパス。ミシュラン勢が1-2を形成する。

 この辺りからドライバー交代を行うチームが出始める。No. 12 カルソニックIMPUL Zは27周目に平峰一貴からベルトラン・バゲットに交代。No. 100 STANLEY NSX-GTも29周目に牧野任祐から山本尚貴に交代した。32周目にはNo. 38 ZENT CERUMO GR Supraが立川祐路から石浦宏明に交代、35周目にNo. 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraが関口雄飛から中山雄一に。No. 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GTは36周目に大湯都史樹から笹原右京に交代した。

 これでこの間にクインタレッリは着実にリードを広げ、35周目で4秒763、36周目に5秒688、37周目には9秒350の差を2位の千代に対してつけていく。

 そして44周目、ついにNo. 23 MOTUL AUTECH Zがピットイン。クインタレッリは松田次生に交代し、石浦の前でコースに復帰した。これにより千代がトップに浮上した。

 するとこの辺りから雨が止み、路面は次第に乾き始めていく。

 ここでいち早く動いたのが山本だ。48周目にピットに飛び込み、スリックタイヤに履き替えてコースに戻っていく。石浦は51周目、中山は52周目、松田は54周目にタイヤ交換を行った。

 そしてこの時点でまだドライバー交代を行わずにトップを走行していたNo. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Zが55周目にスリックタイヤへの交換とドライバー交代を同時に行った。これにより3号車はピットストップ回数を一つ減らすことに成功、後続に大差をつけてトップのままコースに復帰した。2位は松田。笹原が3位だ。

 高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)は56周を終えた時点で2位の松田に対して28秒700のリード。ここから松田が追い上げにかかり、徐々にその差は縮まっていくが、それでも75周目で25秒752とトップを捉えることはほぼ絶望的な状況だ。

 結局高星はそのままトップで84周を走り切り、No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)第3戦鈴鹿以来の今季2勝目をものにした。

GT500クラス決勝2位はMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

GT500クラス決勝3位はRed Bull MOTUL MUGEN NSX GT(笹原右京/大湯都史樹)

 2位はNo. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、No. 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT(笹原右京/大湯都史樹)が3位だ。

 そしてここまでポイントリーダーだったNo. 12 カルソニックIMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が1周遅れの5位でレースを終えたことで、ドライバーズランキングは千代と高星が54ポイントでトップに。平峰とバゲットは50.5ポイントで2位となった。

 GT300クラスもまたピット戦略が勝敗を左右する展開となった。

 まず昨日の予選でタイム抹消となったNo. 96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)がピットスタートを選択。No. 6 Team LeMans Audi R8 LMS(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)も国歌演奏の最中にガレージに押し戻されてピットスタートに。さらに谷口信輝の急病で片岡龍也が一人で走ることになったNo. 4 グッドスマイル初音ミクAMGはパレードラップに続いてピットイン。そのままピットスタートを選択した。

GT300クラスのスタートシーン

 スタートでトップに立ったのはポールの井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)。しかしその後方で木村武史(PACIFIC hololive NAC Ferrari)が3コーナーでコースオフ、後ろからバリアに激しく突っ込んでしまった。これにより直ちにFROが出動。2周目からセーフティーカーが導入される事態となった。

 1周を終えた時点の順位は井口、吉本大樹(Syntium LMcorsa GR Supra GT)、坂口夏月(Bamboo AirwaysランボルギーニGT3)そして元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)とここまではスターティンググリッドのまま。その後方では佐藤公哉(HACHI-ICHI GR Supra GT)が2周目にピットインして給油を行っていた。

 4周目からレースが再開されるとトップを快走する井口の後方で吉本と坂口が接近戦を展開し、坂口が6周目の4コーナーで2位に浮上した。さらに元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)もレインボーコーナーで吉本を捉えて3位に。

 10周目に入ると雨が降り始めたため、嵯峨宏紀(apr GR SPORT PRIUS GT)がこの周でウェットタイヤに履き替えたのを皮切りに、GT300クラスの各車も相次いでタイヤ交換を行った。

 井口、吉本、そして武藤英紀(ARTA NSX GT3)は14周目にタイヤ交換。ランボルギーニの2台はステイアウトで踏ん張っていたが、坂口が18周目の馬の背でコースオフしたため、フルコースイエローが宣言された。

 元嶋は26周目まで踏ん張ってピットイン。これでトップはスリックタイヤで走行を続けたアウグスト・ファルフス(Studie BMW M4)に。安田裕信(GAINER TANAX GT-R)が2位、大草りき(TANAX GAINER GT-R)が3位に続く。後方では武藤が井口を捉え、ウェットタイヤ組のトップに立った。

 7号車、11号車、10号車はドライバー交代が有効となる規定周回の3分の1を超えるまでスリックでコースに踏みとどまり、No. 7 Studie BMW M4とNo. 11 GAINER TANAX GT-Rは28周目、No. 10 TANAX GAINER GT-Rは29周目にピットインして、ドライバー交代とウェットタイヤへの交換を同時に行った。

 先にウェットタイヤを投入したチームが29周目から35周目にかけてドライバー交代を行ったことで、ピット作業で7号車に先んじてコースに復帰した11号車が実質トップに立ったかに思われた。

 ところがレース中盤に入ると路面が乾き始めたため、各チームとも再びスリックタイヤに交換する必要に迫られ、石川京侍(GAINER TANAX GT-R)も44周目に2度目のピット作業を行うことに。富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)は45周目、荒聖治(Studie BMW M4)も48周目にやむなくピットに向かうこととなった。

 これでトップに立ったのがNo. 2 muta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)だ。スタートを担当した加藤は14周目にウェットタイヤへの交換を行ったが、49周目までドライバー交代を引き伸ばす作戦に出てドライバー交代とスリックタイヤへの交換を同時に済ませることに成功、コース上でのペースを落とさずにピットイン回数を2回に止め、後半を担当した堤がトップでコースに復帰することに成功した。

 大量リードを得た堤は、それでもなお2位の石川を上回るペースで周回を重ね、最後は全車をラップダウンとする独走状態でチェッカーを受け、No. 2 muta Racing GR86 GT(加藤寛規/堤優威)が今季初優勝をものにした。muta Racing INGINGと加藤にとっては昨年の第4戦もてぎ以来、別のチームにいた堤にとっては昨年の第3戦鈴鹿以来の勝利だ。

GT300クラス決勝2位はGAINER TANAX GT-R(安田裕信/石川京侍)

GT300クラス決勝3位はTANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)

 2位はNo. 11 GAINER TANAX GT-R(安田裕信/石川京侍)、3位にはNo. 10 TANAX GAINER GT-R(富田竜一郎/大草りき)が入った。

 またポイントリーダーのNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は100kgのウェイトハンデと4グリッド降格のペナルティをものともせず、4位入賞を果たして以前ランキングトップにいるが、2位の富田/大草組との差は4ポイントに詰まった。

 次戦の舞台は九州のオートポリス。ここではサクセスウェイトが半分に減らされることになる。10月2日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Tags:

SUPER GT

第6戦SUGO決勝結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
13千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI68841:58'41.824--
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI44841:58'50.938 9.114 9.114
316笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL11841:59'28.54446.72037.606
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS16841:59'46.9721'05.14818.428
512平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS89831:58'43.1251Lap 1Lap
639関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS54831:58'44.5331Lap 1.408
764伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL831:59'20.3301Lap 35.797
8100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS46831:59'33.1071Lap 12.777
937サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS68831:59'55.2321Lap 22.125
10*36坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS47832:00'55.3111Lap 1'00.079
1114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS60821:58'43.7072Laps1Lap
1217塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS68821:58'46.2852Laps 2.578
138野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS42821:58'54.3092Laps 8.024
1424佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH37811:59'07.0733Laps1Lap
1519国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH35801:58'53.3064Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 58Laps)完走 ----
  • Fastest Lap(GT500): CarNo. 38 立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra) 1'13.194 (4/84) 176.400 km/h
  • CarNo. 36(ジュリアーノ・アレジ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 5. 5. b(黄旗区間の追い越し)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 36(ジュリアーノ・アレジ)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 5. 5. b(黄旗区間の追い越し)により、競技結果に対して40秒を加算した。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
12加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS14791:59'15.748--
211安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL60781:58'53.5401Lap 1Lap
310富田 竜一郎
大草 りき
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL93781:58'53.9631Lap 0.423
456藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH100781:59'06.6541Lap 12.691
57荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI63781:59'13.3111Lap 6.657
665蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS51781:59'13.7211Lap 0.410
7*55武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS3781:59'18.6441Lap 4.923
861井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL89781:59'27.9961Lap 9.352
996新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL38781:59'32.6031Lap 4.607
1025松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH781:59'42.6931Lap 10.090
11*18小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH78771:58'59.5502Laps1Lap
12360青木 孝行
柴田 優作
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH5771:59'13.7292Laps14.179
1388小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH33771:59'42.9812Laps29.252
14244佐藤 公哉
三宅 淳詞
HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH771:59'47.5402Laps 4.559
1560吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL33771:59'51.9962Laps 4.456
166片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH36761:59'24.9223Laps1Lap
1731嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS762:00'08.0833Laps43.161
1852吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS51751:59'15.7724Laps1Lap
1987松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH24751:59'20.6514Laps 4.879
2030永井 宏明
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH42751:59'46.0324Laps25.381
215冨林 勇佑
平木 玲次
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH45752:00'05.3864Laps19.354
22*50加納 政樹
阪口 良平
Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH12741:58'51.6895Laps1Lap
2320平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL12741:59'00.8745Laps 9.185
2422和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH741:59'33.8635Laps32.989
2548井田 太陽
田中 優暉
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH701:54'01.7279Laps4Laps
264谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH72561:30'37.29723Laps14Laps
---- 以上規定周回数(70% - 55Laps)完走 ----
-9木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH240-79Laps56Laps

  • Fastest Lap(GT300): CarNo. 61 井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT) 1'20.070 (4/78) 161.251 km/h
  • CarNo. 18は、SpR. 27-3(ウォームアップ時、エンジン不停止のジャキアップ)により、罰金3万円を科す。
  • CarNo. 55は、SpR. 13-1. a. 付則7 3. 4 1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 50は、SpR. 13-1. a. 付則7 3. 4 1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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SUPER GT

第6戦SUGOウォームアップ走行 不運続くマッハ号にまたしてもトラブル?!

 2022年オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の決勝前ウォームアップ走行が12時40分より20分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 コースオープンと同時に各車続々とピットを離れていったが、始まってすぐに最終コーナーアウト側で平木玲次(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)がストップしてしまった。これによって走行は残り時間14分で赤旗中断となった。

 5号車は駆動系のトラブルの模様。FROに牽引されてピットに戻り、走行は12時49分に延長なしで再開された。

 その後は大きなアクシデントもなく走行は終了。GT500クラスは山下が8周目に1分14秒254を記録したNo. 14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)、GT300クラスは武藤が6周目に1分20秒110を記録したNo. 55 ARTA NSX GT3(武藤英紀/木村偉織)がトップタイムだった。

 第6戦決勝はこのあと午後2時より84周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝上位3人のコメント 中村仁「自分の実力というより運が強かった。内容的には反省点が多い」

表彰式

第10戦優勝 中村仁(TGR-DC Racing School)

 「8月初めの富士からタイム的には上位で走れていました。富士は予選がなかったので、スターティンググリッドは沈んでしまいましたが、予選があれば行けたかなという印象がありました。前回の鈴鹿は予選では足りなかった部分がありましたが、第2レースでは結構ペースも良くて追い上げることもできたので、もうそろそろ表彰台に乗らないとな、という思いがありました」

 「反省点は昨日より今日のレースの方が多いですね。スタートでちょっとミスしちゃって、1コーナーでも飛び出しそうになったので、一旦引いてチャンスを待とうと思いました。リスタートして小出くんに抜かれたのはまずいかな、と思いました。そのあとチームメイトの小林くんがミスをして飛び出しちゃいました。まさか小出くんがペナルティだとは思っていなかったので、無線で『ペナルティ』と聞こえてきた時は聞き間違いかと思いました。今回のレースは自分の実力というより運が強かったなと思います。内容的には反省点が多かったです」

 「次のオートポリスは木曜日からしっかり合わせたいです。今回のレースで自信もついたので、しっかりトップ争いに加わっていけるように調整してレースに挑みたいと思います」

第10戦決勝2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「自分としてはペースが全く良くなくて、小出選手にも中村選手にも追いつくことができなかったし、抜かされたりもしたので、反省点が多くあります。しっかり反省して次のオートポリスに繋げたいです」

 「レースの走り初めの部分で問題がありました。ドライビングの面でももうちょっと策があったんじゃないかと思っています」

「僕としても、チームとしても、木曜から苦戦していました。最終的に4位、2位と上がって来れたのはよかったと思います。でもトップに行くためにもっと他のアプローチがあったんじゃないかとも思うので、自分を始め、メカさん、エンジアさんも含めてチーム全体で反省して次のオートポリスを迎えたいです」

 「昨日は表彰台を逃してショックでしたが、今日は切り替えて走ることができました。次からは表彰台ではなく優勝を目指して走りたいと思います」

 「オートポリスはS耐では走ったことがありますが、フォーミュラでとなると全然違ってきます。でも走っていて楽しいコースなので楽しさを活かしながら速さを極めて、トップに立ちたいです」

第10戦決勝3位 荒川麟(TGR-DC Racing School)

 「スタートはしっかり決めることができました。そのあとも上位についていけていたんですけど、後半からペースが落ちてきてしまいました」

 「堀尾選手に追いつかれましたが、守れるな、と思って落ち着いて走っていました」

 「ずっと2位か3位ばかりなので、次のオートポリスではそろそろ勝ちたいです。練習ではずっと好調なので、それをレースにつなげられるようにします」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)が急病で緊急入院 第6戦SUGO決勝は片岡龍也が一人で走行することに

グリッドでの片岡龍也(GOODSMILE RACING & TeamUKYO)

 スーパーGTに参戦しているGOODSMILE RACING & TeamUKYOは9月18日の午前10時32分にtwitterの公式アカウントを通じて谷口信輝の欠場を発表。第6戦決勝へは片岡龍也のみが参加するとしている。

 谷口は昨夜になって腹痛に見舞われ、仙台市内の病院に救急搬送された。診断の結果、虫垂炎と判明したため、そのまま緊急入院することになったとのこと。

 現在も腹痛は続いているとのことだが、深刻な状況ではないという。

 そのため今回は片岡一人がNo. 4 グッドスマイル初音ミクAMGをドライブすることになるが、スーパーGTのスポーティングレギュレーションでは一人のドライバーの最大運転距離は規定周回の3分の2を超えてはならないと決められているため、レース距離の大幅な短縮でもない限り完走と認められる可能性は極めて低い。

 それでもサーキットに足を運んでくれたファンのため、少しでも走行している姿をお見せしたいとのことだ。

 第6戦決勝はこのあと午後2時より84周で行われる。

片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1730'21.511--
27三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1730'23.884 2.373 2.373
335荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1730'25.539 4.028 1.655
462堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1730'25.815 4.304 0.276
597岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1730'27.302 5.791 1.487
613藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1730'27.982 6.471 0.680
736小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1730'28.361 6.850 0.379
86西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1730'31.499 9.988 3.138
933鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1730'32.05710.546 0.558
1080伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1730'32.48110.970 0.424
1141奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1730'33.68212.171 1.201
1277宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1730'33.87812.367 0.196
1316大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1730'35.77714.266 1.899
1438平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1730'36.60715.096 0.830
1561佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1730'36.91715.406 0.310
1631奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1730'37.71216.201 0.795
1714新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1730'38.27116.760 0.559
1839地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
1730'41.39919.888 3.128
1981卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1730'42.15320.642 0.754
2018藤原 優汰アキランドレーシングF110
AKILAND RACING
1730'42.42420.913 0.271
2115吉村 渉Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1730'43.44721.936 1.023
2219伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
1730'43.91022.399 0.463
2332辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1730'44.44222.931 0.532
2487下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1730'45.45423.943 1.012
2563IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1730'49.74328.232 4.289
26*5小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1730'50.61729.106 0.874
2729IC2小嶋 禎一SACCESS RACING FR22
SACCESS RACING
1730'57.46235.951 6.845
2899IC3近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1730'58.00736.496 0.545
2971IC4大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1731'04.03942.528 6.032
3030IC5DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1731'38.0851'16.57434.046
31*55IC6KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1731'41.7321'20.221 3.647
---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ----
-23IC-YUGOS2R Racing
N-SPEED
0-17Laps17Laps
-27IC-SYUJIRSS F110
RSS
0 -17Laps-
-86IC-大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
0-17Laps-
-96IC-齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
0-17Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 37 中村仁(TGR-DC RSフィールドF4) 1'25.066 (11/17) 151.781 km/h
  • CarNo. 5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 10. 10(SCリスタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2. 10. 10(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO決勝 小出峻にまさかのペナルティ! ルーキー中村仁が待望の初勝利

優勝は中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)

 2022年FIA-F4選手権シリーズ第10戦の決勝が9月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)が待望のフォーミュラ初優勝をものにした。

 第10戦決勝は午前9時より17周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

17周の決勝がスタートした

 スタートでトップに立ったのは1コーナーでインを取った予選2番手の小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)。ポールの中村は1コーナーでアンダーを出してしまって2位に後退、3位に予選4番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)が続き、前戦優勝の小出は4位で1-2コーナーを立ち上がったが、馬の背の飛び込みで三井を抜いて3位でコントロールラインに戻ってきた。

 しかしその後方、ハイポイントコーナーの先でインディペンデントカップの4台が絡む多重クラッシュが発生した。SYUJI(RSS F110)のスピンに齋藤真紀雄(CSマーケティングアキランドF110)、YUGO(S2R Racing)、大阪八郎(Dr.Dry F110)が巻き込まれた格好だ。

レースは序盤にセーフティーカーが導入された

 これにより2周目から早くもセーフティーカー(SC)が導入された。

 事故車両撤去ののち、SCは6周終わりでピットイン7周目からレースは再開となった。

 すかさず3位の小出がリスタートで中村に襲い掛かり、3コーナーまでにこれを下して2位に。続いてトップの小林が馬の背で痛恨のオーバーランを喫したことで小出は悠々とトップに浮上した。このコースオフにより小林は7位まで後退してしまう。

 トップに立った小出は10周目までに1秒666のリードを築くが、ここで小出に対しSCリスタート違反との判定が下り、まさかのドライブスルーペナルティが課せられることになった。

 これを受けて小出は13周目にピットイン、これにより中村がトップに浮上した。

 中村は2位の三井を上回るペースで周回を重ね、最後は2秒373の大差をつけてフィニッシュ。参戦10戦目にしてFIA-F4初優勝をものにした。カートから今年ステップアップした中村にとって、この勝利は四輪レースでの初優勝でもある。

決勝2位は三井優介(HFDP RACING TEAM)

 2位は三井優介。これによりドライバーズポイントを192とし、小出峻が26位ノーポイントに終わったことで、再びランキングトップに浮上した。

決勝3位は荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)

 3位には荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が入った。荒川はレース後半に堀尾風允(HELM MOTORSPORTS F110)の激しいアタックを受け続けたが、これを最後まで押さえ込んで表彰台を獲得した。

 いよいよ終盤戦に入ってきた今年のFIA-F4選手権シリーズ。次回オートポリス大会は10月1-2日に第11戦、第12戦が行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

第6戦SUGOポールポジション会見 阪口晴南「K-tunes Racingと一緒にポールを取れたのが非常に感慨深い」

GT500クラスポールポジション No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra

国本雄資(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

 「びっくりしました。あんな状況だったので。セクター4で引っかかってしまった映像を見た時は『もうダメだな』と思ったんですけど、帰ってきたら意外と速くて、しかもポールだったので、いやすごいなと。晴南くんほんといい仕事をしてくれてすごく嬉しいです」

 「朝の専有走行でも僕がニュータイヤを履いてアタックしたら遅いクルマに引っ掛かってしまったんですけど、あれも64号車でした(笑)それでも予選に向けてセッティングしてきたことと、タイヤがうまくマッチしてくれて、なんとか Q1も突破できたし、そのあとポールも取れたので、満足の一日だったなと思います」

 「今年はチームとヨコハマタイヤとTCDがうまく協力できていることがこの結果につながっていると思うので、すごくありがたいなと思います。決勝ではやるだけやろうかなと思います。SUGOは抜きにくいサーキットだと思うので、とにかく全ラップ集中して走って、優勝したいです」

阪口晴南(TGR TEAM WedsSport BANDOH)

 「SUGOは僕たち自信がありました。テストでもうまくいっていたし、ここでポールを取ろうという気持ちが強かったんですけど、フリー走行が思ったほどうまくいかなくて、いろいろセッティングなどを見直して予選に臨みました。難しい状況の中で国本さんがQ1を突破してくれたので、一発いいところを見せたいな、と思って集中して走りましたし、Q1終わったあとの微調整が今回もバッチリ決まっていたので、それもアタックの助けになったと思います。セクター1、2、3とうまくいっていたんですけど、最後に残念な形でスローなクルマに引っかかってしまったので、自分の力を出し切れたわけじゃないんですけど、ポールポジションが取れて本当に良かったですし、あのセクター4を補うくらいクルマとタイヤのパフォーマンスが高かったので、それに助けられたポールポジションだったかなと思います」

 「僕としては今回K-tunes Racingと一緒にポールを取れたのが非常に感慨深いです。昨日も四人でおしゃべりしていましたし、非常に感慨深い一日になったと思っていますし、今年の悔しさも含めて明日に向けても気合が入っています。自信を持って走り切りたいです。SUGOはポール有利だと思っているので、一番有利なところから逃げ切りたいですし、レースはいろいろ起きると思うので、そこで少しもミスせずに走り切りたいと思っています」

GT300クラスポールポジション No. 96 K-tunes RC F GT3

新田守男(K-tunes Racing)

 「今日は朝から比較的調子がいい状態で、ダンロップタイヤとコンディションとのマッチングが非常にいい状態で走り始めることができました。僕の予選Q1で公式練習でやっていないことをトライしたことがうまくいかなかったのですが、それをアジャストして真一に行って貰えば、Q2でポールを取れるんじゃないかと思っていました。その結果、真一がいい走りをしてくれて、すごくいい予選になりました」

 「まずは一勝という目標を掲げているので、ここで取りたいなと思っていますけど、ちょっと不安な材料もまだまだあるし、天候もよくわからないので不安ですけど、諦めずに頑張りたいです」

高木真一(K-tunes Racing)

 「朝から新田さんにクルマを本当に上手く仕上げていただいて、決勝に向けての想定をしていました。午後のQ1では新田さんにいい走りをしていただきました。新田さんのアドバイスを経て若干のセッティング変更をして、慎重なタイヤの温め方を含めて、上手くアタックできました。結局僕がアタックした計測3周目しかタイヤがもたなさそう、ということを事前に新田さんからアドバイスされていたので、それに上手く合わせられたんじゃないかなと。このクルマの安定性と、ダンロップタイヤさんがいいタイヤを開発してSUGO持ってきてくださったこと、本当にチーム力で取れた結果だと思います。でないとこんなおじさんがポールなんか取れないんで」

 「決勝はそんなに甘くないなと、ライバル勢は多くいると思っています。そんな中でも一番前からスタートできるので、状況を見ながらしっかり作戦を練って、優勝を目指して頑張ります。パーセンテージでいうと76.5%くらいかな」

※ この会見後、96号車に対して「サクセスウェイト重量違反」との判定が下り、予選タイムは抹消となった。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

第6戦SUGO公式予選 WedsSport ADVAN GR Supraが魔物をねじ伏せ、今季4度目のPP獲得!!

GT500クラスポールポジションはWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)

 オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式練習が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が今季4度目、GT300クラスはNo. 96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)が今季初のポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

予選Q1 大湯都史樹がコースレコード更新でトップ通過!

 GT500クラスのQ1は午後3時3分から10分間の走行。残り時間が7分を切ってから各車のコースインが始まった。塚越広大(Astemo NSX-GT)は少し遅れてコースイン、走行に加わった。

 ところが各車の走行が始まってすぐに坪井翔(au TOM'S GR Supra)がピットに戻ってきた。36号車はそのままガレージに戻され、フロントカウルが開けられる事態。エンジンに不具合が出ているようだ。坪井は残り時間4分で一旦はコースに復帰したものの、結局1周も計測することなく再びピットに戻って予選を終えた。

 その頃コース上ではすでにアタックが始まっており、高星明誠(CRAFTSPORTS MOTUL Z)が1分10秒584をマーク。続いて塚越が1分10秒362、そして公式練習トップの大津弘樹(Modulo NSX-GT)が1分9秒714とコースレコードに迫る好タイムでトップに躍り出る。

 しかしその直後、今度は公式練習2番手の大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)が最後の最後に1分9秒660を叩き出し、コースレコードを更新して大津からトップの座を奪い取ってみせた。

 ここでチェッカー。トップは16号車、2番手64号車に続いては、これまで不運に泣かされてきた石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1分9秒905を記録して38号車が3番手につけた。

以下、No. 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra、No. 100 STANLEY NSX-GT、No. 23 MOTUL AUTECH Z、No. 19 WedsSport ADVAN GR SupraそしてNo. 17 Astemo NSX-GTがQ2に進出。福住仁嶺(ARTA NSX-GT)は1分10秒440と17号車にわずか0秒078の後れをとって9番手に終わった。

 GT300は今回もAとBの2グループに分かれてQ1を戦った。

 Aグループはケイ・コッツォリーノ(PACIFIC hololive NAC Ferrari)がウォームアップ2周に続いて1分17秒737をマークしてトップタイム。そのまま早々と走行を切り上げた。

 続いて太田格之進(UPGARAGE NSX GT3)がウォームアップ3周から1分18秒288で2番手。蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)がウォームアップ2周から1分18秒292、1分18秒567と2周連続のアタックを敢行して3番手につける。

 以下、No. 96 K-tunes RC F GT3、No. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT、No. 25 HOPPY Schatz GR Supra、No. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R、そしてNo. 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GTがQ2へ進んだ。56号車はアップダウンの激しいSUGOで100kgのサクセスウェイトを積みながらの大健闘だ。

 一方、セッション終盤には冨林勇佑(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)、嵯峨宏紀(apr GR SPORT PRIUS GT)らがアタック中に痛恨のコースオフ。これにより5号車は9番手、31号車は10番手で惜しくもQ2進出を逃した。

 Bグループはまずウォームアップ2周で1分18秒223を記録した元嶋佑弥(Weibo Primezランボルギーニ GT3)がトップ。同じくウォームアップ2周の富田竜一郎(TANAX GAINER GT-R)が1分18秒376で2番手につける。

 ここで元嶋は早々とピットに戻ってくるが、その直後にウォームアップを3周行ってアタックに入った木村偉織(ARTA NSX GT3)が1分17秒611を叩き出してトップに浮上した。堤優威(muta Racing GR86 GT)もウォームアップ3周から1分18秒356、1分18秒024と2周連続でアタックを行なって2番手に上がってきた。この結果88号車は3番手に。

以下、No. 10 TANAX GAINER GT-R、No. 87 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3、No. 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT、No. 7 Studie BMW M4、そしてNo. 4 グッドスマイル初音ミクAMGがQ2に進出した。

予選Q2 阪口晴南が不運をものともせずにコースレコードを更新、今季3度目のPP獲得!!

GT500クラス予選2位はZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)

GT500クラス予選3位はMOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

 GT500クラスは午後3時41分から10分間の走行。残り時間が8分を切ったところから中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)を先頭に各車のコースインが始まった。

 まずは松下信治(Astemo NSX-GT)がウォームアップ2周から1分10秒268を記録。続いて松田次生(MOTUL AUTECH Z)が1分10秒049を記録する。

 そして3周のウォームアップを経てアタックに入った阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が最終コーナーで伊沢拓也(Modulo NSX-GT)に行手を阻まれる不運に見舞われながらも1分9秒627と、Q1で大湯が樹立したコースレコードをさらに上回るタイムを叩き出してトップに躍り出た。

 伊沢はSPアウトコーナーで飛び出し、コースに復帰したばかりだったが、ここでの行為が走行マナー違反であったとして予選後に訓戒の処分を受けている。

 続いてアタックした立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)のタイムは1分10秒005とわずかに及ばず2番手に止まった。

 この結果、No. 19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が今季4度目のポールポジション。阪口自身も今季3度目のPP獲得となった。

 2番手はNo. 38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)、3番手にはNo. 23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が獲得したが、残念ながら23号車は松田のモラルハザードポイント累積により4グリッド降格が既に決まっている。

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選2位はSyntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

GT300クラス予選3位はBamboo AirwaysランボルギーニGT3(松浦孝亮/坂口夏月)

 GT300クラスは午後3時23分から10分間の走行。

 まず山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)がウォームアップ2周から1分17秒691の好タイムをマークしてトップへ。河野駿佑(Syntium LMcorsa GR Supra GT)が1分18秒022で2番手につける。

 しかし続いてアタックに入った高木真一(K-tunes RC F GT3)が1分17秒373で山内を上回ってトップに浮上、結局最後まで誰もこのタイムを上回ることはできないままチェッカーが出されることになった。

 ところが予選後の車検で96号車に対しスポーティングレギュレーション23-3項「サクセスウェイト重量」違反との裁定が下り、予選タイムは抹消となってしまう。同時にNo. 5 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号(冨林勇佑/平木玲次)に対しても2022GTAブルテンNo. 48「燃料搭載量」違反があったとして同様にタイム抹消とされた。

 これによりNo. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が第2戦富士以来、今季3度目のポールポジションを獲得、2番手はNo. 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)、No. 87 Bamboo AirwaysランボルギーニGT3(松浦孝亮/坂口夏月)が3番手から決勝に臨むことになった。

 ポイントリーダーのNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は8番手だが、こちらも23号車同様にグリッド降格のペナルティがあるため明日の決勝は12番手からのスタートとなる。

 第6戦決勝は18日の午後2時より84周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝上位3人のコメント 小出峻「SUGO大会の要所は押さえられたと思う」

表彰式

第9戦優勝 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「前回鈴鹿でランキングを抜き返されてしまったということで、今回はしっかりしないとと。昨日まではちょっと歯車が噛み合わない感じでしたが、今日の朝は集中してポールを取りました。決勝のスタートでもホールショットを取れました。SUGO大会の要所は押さえられたかなと思います」

 「今年はトップからリスタートするケースが何度かあったので、途中でセーフティーカーが入ったことに対して不安はありませんでした」

 「僕は明日のレースを意識してタイヤに無理をさせない走りに切り替えていたので、中村選手が近づいてきましたが、僕としては想定の範囲内というか、コントロールできていました」

 「明日は3番手からのスタートで、抜きにくいコースではありますが、やれることをしっかりやって1台2台と抜いてトップで終わりたいです。ただ無理して当たっちゃったらダメなので、自分が今できる最大限を発揮しようと思っています」

第9戦決勝2位 中村仁(TGR-DC Racing School)

 「今日は表彰台に乗るつもりでレースに臨みました。3番手から無難なスタートを切ることができて、2位の選手を抜いてからは優勝を狙って走っていました」

 「1周目の最終コーナーで三井くんがバランスを崩して加速が鈍っていたので、そこでスリップを使ってアウト側に並び、3コーナーで抜き切りました。それでももう1台いるな、もう1台抜きたいなと気持ちを燃やして走っていました」

「再スタートの時にダウンフォースが抜けたためにトップとの差が開いてしまいましたし、タイヤのウォームアップが足りなかったのか、アンダーが強くなってしまって離されたのがもったいなかったです。それでもペースは悪くなくて、どんどん追いついていたので最後まで優勝を目指して走りました」

 「明日は勝ちます」

第9戦決勝3位 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「セーフティーカーで流れがガラッと変わりました。トップ2は速かったんですけど、三井選手だけ遅れてきていたので、これはいけるかもしれないなと、最終コーナーからスリップを使って抜きにいきました。1コーナーでインを守られたのでアウトにいきました。セーフティーカー前に中村選手がやっていたのと同じようにやればうまくいくかな、と思ってやってみたんですけど、それが成功してよかったです」

 「まだまだレースの経験も少ないんで学ぶことばっかりですし、スタート後の駆け引きで引きがちだったりもしたので、そういうところも直せていければまだ成長できると思うので、これからも頑張ります」

 「明日はフロントローからですが、変わらず焦らずに頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝 小出峻がポール・トゥ・ウィンで今季6勝目 再びポイントリーダーに

優勝は小出峻(HFDP RACING TEAM)

 2022年FIA-F4選手権第9戦の決勝が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした小出峻(HFDP RACING TEAM)が今季6勝目を挙げ、ポイントリーダーに返り咲いた。

 第9戦決勝は午後1時30分より17周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

17周の決勝がスタートした

 ホールショットを決めたのは小出、予選2番手の三井優介(HFDP RACING TEAM)が2位、中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)が3位、小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)が4位で1コーナーに飛び込む。その後方では予選6番手の荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が2コーナーの縁石に乗り上げてコースオフ、9位まで後退してしまった。

 3位の中村は2周目の1コーナーでアウトから三井に並びかけるが、三井も一歩も引かない。両者は並走のまま2コーナーを立ち上がるが、3コーナーの進入で中村が三井のインをとって2位に浮上した。

 続いて中村はトップを快走する小出との差を縮めにかかる。2周目には1秒355あった小出のリードは3周目には1秒243に。すかさず小出も4周目にファステストを更新、その差を1秒261とすると、5周目には1秒307まで盛り返す。3位に後退した三井もペースを取り戻してきた。

レースは途中セーフティーカーが導入された

 ところが6周目の4コーナー立ち上がりで吉村渉(Media Do影山Racing F110)が地頭所光(SACCESS RACING)と接触してスピン。吉村が縁石に乗り上げてストップしてしまうアクシデントが発生。このため7周目からセーフティーカーが導入されることになった。

 6周終わっての順位は小出、中村、三井、小林、そして堀尾。

 一旦はクルマを離れた吉村だったが、コースマーシャルの手を借りて再始動、自走でピットに向かった。

 セーフティーカーは10周目でピットイン。11周目からレース再開された。タイミングよく飛び出す小出に続き、中村、三井はほぼ等間隔で1コーナー。しかし徐々に小出がリードを広げにかかる。

三井優介(HFDP RACING TEAM)と小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)の争い

 12周目の3コーナーでは4位の小林が三井のインに割って入り、3位に浮上。なかなかペースの上がらない三井に5位の堀尾も迫ってきた。

 13周終わって小出のリードは1秒662。14周目にはまた中村がファステストを更新してその差は1秒612とやや縮まる。15周目1秒417、16周は1秒396と徐々にその差は詰まっていくが、中村は最後まで小出のテールを捉えることはできず、小出峻が第6戦富士以来の今季6勝目を獲得した。

決勝2位は中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)

決勝3位は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

 2位の中村仁はこれが初の表彰台。3位は小林利徠斗が入り、ポイントリーダーでSUGO入りした三井優介は4位に終わった。

 これによりポイントランキングでは再び小出がトップに浮上。三井は12ポイント差の2位に後退した。

 第10戦決勝は18日の午前9時より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ2結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar

Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
119阪口 晴南WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH35R1'09.627--185.437
238立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS161'10.005 0.378 0.378184.435
323松田 次生MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI441'10.049 0.422 0.044184.320
4100山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS461'10.166 0.539 0.117184.012
517松下 信治Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS681'10.268 0.641 0.102183.745
639中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS541'10.297 0.670 0.029183.669
716笹原 右京Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL111'10.335 0.708 0.038183.570
864伊沢 拓也Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'11.303 1.676 0.968181.078
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'09.676)を更新した。

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar

Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL891'17.691--166.189
260河野 駿佑Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL331'18.022 0.331 0.331165.484
387坂口 夏月Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH241'18.058 0.367 0.036165.408
488小暮 卓史Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH331'18.083 0.392 0.025165.355
565篠原 拓朗LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS511'18.104 0.413 0.021165.310
625野中 誠太HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'18.146 0.455 0.042165.222
752川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS511'18.200 0.509 0.054165.107
856藤波 清斗リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'18.240 0.549 0.040165.023
955武藤 英紀ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS31'18.346 0.655 0.106164.800
107アウグスト・ファルフスStudie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI631'18.363 0.672 0.017164.764
1118小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH781'18.429 0.738 0.066164.625
1210大草 りきTANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL931'18.436 0.745 0.007164.611
132加藤 寛規muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS141'18.621 0.930 0.185164.223
144谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH721'18.653 0.962 0.032164.156
159木村 武史PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH241'19.893 2.202 1.240161.609
-*96高木 真一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL38deleted---
  • CarNo. 96は、SpR. 23-3(サクセスウェイト重量)違反により、予選タイムを削除した。
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SUPER GT

第6戦SUGOノックアウトQ1結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
116大湯 都史樹Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL11R1'09.660--185.349
264大津 弘樹Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'09.714 0.054 0.054185.205
338石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS161'09.905 0.245 0.191184.699
439関口 雄飛DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS541'10.151 0.491 0.246184.052
5100牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS461'10.153 0.493 0.002184.046
623ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI441'10.159 0.499 0.006184.031
719国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH351'10.195 0.535 0.036183.936
817塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS681'10.362 0.702 0.167183.500
---- 以上Q2進出 ----
98福住 仁嶺ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS421'10.440 0.780 0.078183.296
1037宮田 莉朋KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS681'10.482 0.822 0.042183.187
113高星 明誠CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI681'10.584 0.924 0.102182.922
1214山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS601'10.669 1.009 0.085182.702
1324平手 晃平リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH371'10.747 1.087 0.078182.501
1412平峰 一貴カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS891'10.928 1.268 0.181182.035
-36坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS47D.N.S---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'09.676)を更新しました。

■GT300クラス(Aグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
19ケイ・コッツォリーノPACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH241'17.737--166.091
218太田 格之進UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH781'18.288 0.551 0.551164.922
365蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS511'18.292 0.555 0.004164.913
496新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL381'18.564 0.827 0.272164.342
561井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL891'18.613 0.876 0.049164.240
625松井 孝允HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'18.827 1.090 0.214163.794
756ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラリアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'18.908 1.171 0.081163.626
852吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS511'19.002 1.265 0.094163.431
---- 以上Q2進出 ----
95冨林 勇佑マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH451'19.111 1.374 0.109163.206
1031嵯峨 宏紀apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'19.211 1.474 0.100163.000
116片山 義章Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans
YH361'19.271 1.534 0.060162.877
1220平中 克幸シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL121'19.298 1.561 0.027162.821
1350阪口 良平Arnage MC86
TOYOTA 86 MC
Arnage Racing
YH121'19.313 1.576 0.015162.790
14244佐藤 公哉HACHI-ICHI GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
Max Racing
YH1'19.399 1.662 0.086162.614

■GT300クラス(Bグループ)

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
155木村 偉織ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS31'17.611--166.360
22堤 優威muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS141'18.024 0.413 0.413165.480
388元嶋 佑弥Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH331'18.223 0.612 0.199165.059
410富田 竜一郎TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL931'18.376 0.765 0.153164.737
587松浦 孝亮Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH241'18.742 1.131 0.366163.971
660吉本 大樹Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL331'18.747 1.136 0.005163.961
77荒 聖治Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI631'18.944 1.333 0.197163.551
84片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH721'18.968 1.357 0.024163.502
---- 以上Q2進出 ----
930織戸 学apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH421'19.002 1.391 0.034163.431
1011安田 裕信GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL601'19.038 1.427 0.036163.357
11360柴田 優作RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH51'19.149 1.538 0.111163.128
1222和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'20.930 3.319 1.781159.538
1348田中 優暉植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'21.225 3.614 0.295158.958
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1727'53.692--
237中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1727'55.019 1.327 1.327
336小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1727'56.180 2.488 1.161
47三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1727'58.117 4.425 1.937
562堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1727'58.465 4.773 0.348
633鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1727'59.706 6.014 1.241
777宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1728'00.234 6.542 0.528
835荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1728'00.622 6.930 0.388
96西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1728'01.296 7.604 0.674
1080伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1728'02.006 8.314 0.710
1113藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1728'02.484 8.792 0.478
1297岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1728'02.516 8.824 0.032
1338平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1728'04.36010.668 1.844
1461佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1728'05.98012.288 1.620
1514新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1728'06.44012.748 0.460
1631奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1728'06.88813.196 0.448
1741奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1728'07.36013.668 0.472
1881卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1728'08.08414.392 0.724
1918藤原 優汰アキランドレーシングF110
AKILAND RACING
1728'08.43414.742 0.350
2019伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
1728'09.42915.737 0.995
2132辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1728'11.57417.882 2.145
2263IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1728'13.47819.786 1.904
2387下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1728'13.48019.788 0.002
2496IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
1728'20.33926.647 6.859
2599IC3近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1728'21.73128.039 1.392
2655IC4KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1728'22.12228.430 0.391
2729IC5小嶋 禎一SACCESS RACING FR22
SACCESS RACING
1728'27.62433.932 5.502
2871IC6大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1728'34.80741.115 7.183
2927IC7SYUJIRSS F110
RSS
1728'42.31948.627 7.512
3023IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1728'50.76857.076 8.449
31*39地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
1728'56.2711'02.579 5.503
---- 以上規定周回数(90% - 15Lpas)完走 ----
-30IC-DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1423'56.2563Laps3Laps
-86IC-大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1119'39.5486Laps3Laps
-16大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1017'59.8957Laps1Lap
-15吉村 渉Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
616'24.60711Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 37 1'25.277 (14/17) 151.405 kn/h
  • CarNo. 39は、2022 FIA-F4 SpR. 15-1. 1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
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SUPER GT

第6戦SUGO公式練習 ホンダNSX-GTが1-2!! トップタイムはNo. 64 Modulo NSX-GT

GT500クラスポールポジションはModulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)

GT300クラスポールポジションはWeibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)

 2022オートバックス スーパーGT第6戦「SUGO GT300kmレース」の公式練習が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、GT500クラスはNo. 64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)が、GT300クラスはNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がそれぞれトップタイムを記録した。

 公式練習は午前9時25分より混走85分、専有走行各10分で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。気温は24℃だ。

 序盤トップに立ったのはNo. 36 au TOM'S GR Supraで坪井翔が5周目に1分11秒937を記録。9周目には1分11秒708までタイムを縮める。

 2番手はNo. 24 リアライズコーポレーションADVAN Zで1分12秒012。No. 38 ZENT CERUMO GR Supraが1分12秒194で3番手だ。

 開始から25分が経過したところで阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)が1分11秒247を記録してトップに。佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN Z)も1分11秒332までタイムを縮め、36号車を上回って2番手に浮上した。

 するとすかさず坪井も35分過ぎに1分11秒235をマークして再びトップ立つと、そのままピットインしてジュリアーノ・アレジに交代した。

 開始から40分が経過した時点の順位はトップがNo. 36 au TOM'S GR Supra、2番手にNo. 19 WedsSport ADVAN GR Supra、そしてNo. 24 リアライズコーポレーションADVAN Zが3番手。この時点で気温は26.5℃、路面温度は32.7℃に上昇してきた。

 その後は各車1分14〜17秒台のペースでロングランに入ったため、混走でのタイムアップは見られなくなった。

 なお、松田次生は前回の鈴鹿大会で12号車に幅寄せをしたとしてモラルハザードのペナルティポイントが2追加され、累積が7に達したため、公式練習の後半1時間の参加が禁止され、決勝においても4グリッド降格となることが既に決定している。このため23号車は8周目以降はロニー・クインタレッリがステアリングを握り、最後までドライブしている。

 午前10時50分に混走が終了。GT500クラスは午前11時より10分間の専有走行に入ると、各車午後の予選に向けてのシミュレーションを行い、チェッカー直前まで熾烈なアタック合戦が展開された。

 まずは中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が1'11.303を叩き出すと、これを立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)が上回り、1'11.259で3番手に浮上する。

 続いて大湯都史樹(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)が1'10.335でトップに躍り出るが、これを大津弘樹(Modulo NSX-GT)が上回り、1'10.297でトップを奪った。

 平手晃平(リアライズコーポレーションADVAN Z)も1'11.218までタイムを縮めるが、ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH Z)がこれを上回り、1'10.993で3番手に浮上してきた。

 ここでチェッカー。GT500クラスはNo. 64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)がトップタイム、2番手にNo. 16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT(笹原右京/大湯都史樹)がつけ、ホンダ勢が1-2という結果となった。

 GT300クラスは混走でNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3がトップで1分18秒321。No. 96 K-tunes RC F GT3が2番手で1分18秒863そしてNo. 7 Studie BMW M4が1分18秒931で3番手。そして4番手には先週のWEC富士6時間に参戦した木村武史の乗るNo. 9 PACIFIC hololive NAC Ferrariがつける。

 こちらは専有走行に入っても上位陣に順位の変動はなかったため、そのままNo. 88 Weibo Primezランボルギーニ GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)がトップタイム、No. 96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)が2番手、No. 7 Studie BMW M4(荒聖治/アウグスト・ファルフス)が3番手で走行を終了した。

 なお、現在ランキングトップのNo. 56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがモラルハザードのペナルティポイントが前回の鈴鹿大会で6ポイントに達したため、オリベイラはこのセッションにおいて後半1時間の走行が禁じられたほか、決勝レースにおいても4グリッド降格となることがすでに決定している。

 公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO公式予選上位ドライバーのコメント 小出峻「SUGOでは去年勝っているので自信がある」

第9戦ポールポジション、第10戦予選3位 小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「SUGOにきて、いつもよりもちょっとだけ苦戦したというか。他のチームのドライバーと比べても今ひとつ速さが足りない、という状況が練習走行から続いていました。予選では練習とは路面の状況が変わったことで、マシンの動きは良くなりました。セカンドタイムについては、タイヤの美味しいところを2周分使いきれなかったという感じです」

「SUGOでは去年勝っているので、レース展開がどうなるかもわかっていますし、去年同様にしっかり走れば同じように勝てると思うので、自信があります」

「もちろん三井選手のことは意識していますが、それよりも自分のやるべき最大限を発揮してレースに臨むことをモットーにしてやっているので、彼がどういう位置にいるかに関わらず、自分がどうやって勝つかだけを考えて戦っています」

「赤旗で時間の延長がなかったので、あそこで走るよりもタイヤを温存した方が賢明な判断だろうなと思ったので、再開後は走りませんでした」

第9戦予選2位 三井優介(HFDP RACING TEAM)

「木、金と僕もチームもあまり調子が良くなかったので、そうした中で色々セットアップをしてきて今朝を迎えました。自分としてもドライビングを見つめ直しましたし、メカさんやエンジニアさんと何がダメなのかを徹底的に分析して行って、一緒に作り上げたマシンは非常に走りやすくなりました。ただアタックの中でミスがあって、セカンドタイムが伸びなかったので、そこは反省したいです」

「その後は、昨日までの練習で、後半にタイムが上がってくる傾向があったので、そこを再度見極めたり、ロングランになった時のマシンの挙動変化を見ながら走っていました。最後まで走ろうと思っていましたが、SPで飛び出してしまい、その時点で時間があまりなかったので、そのままタイヤの埃だけ取ってピットに帰ってきました」

「SUGOは数回しか走ったことがなく、レースで走るのは初めてなので、もちヨン優勝は目指しますが、まずは完走して表彰台を確実に獲得したいです」

第9戦予選3位、第10戦ポールポジション 中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)

「初めはスリップを狙っていて前に詰まっちゃったんですが、ちゃんといい間合いが取れてアタックができ、自己ベストのタイムも出せたので、内容としては良かったんじゃないかと思います」

「2コーナーから3コーナーにかけての切り返しのタイミングでアクセルを離しすぎたか何かでオーバーステアを出してしまい、そのまま回っちゃいました。クルマには特にダメージはないはずです。決勝への影響はないはずです」

「今日の決勝ではポジションを落とさないように気をつけて走ればいい結果が出ると思うので、スタートをちゃんと決めて自分の走りに集中して走ります。明日は優勝も狙えるポジションからのスタートなので、今日の走りも踏まえて、しっかりと走っていきたいです。まだ表彰台も乗ったことがないので、狙っていきます」

第10戦予選2位 小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)
「今日の予選は自分のやれるだけのことをやろうと思って臨んでいました。前にホンダ勢、トヨタ勢の人がいて、後ろにもいろんなドライバーがいましたが、あまり他人に惑わされないように心がけて、自分がやれるだけのことをやって、その中で結果がついて来ればいいなと、あまり気負わないようにしていました」

「クルマもどんどん良くなっていますし、前回から実力も向上している実感があるので、自信を持って無理をすることなく走りました」

「頑張った結果予選上位に来れたので、決勝のペースにも自信を持って頑張りたいです」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦、第10戦SUGO公式予選 第9戦はHFDP、第10戦はトムススピリットがフロントローを独占!! 第9戦は小出峻、第10戦は中村仁がポール獲得

第9戦ポールポジションは小出峻(HFDP RACING TEAM)

第10戦ポールポジションは中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)

 2022年FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が9月17日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、第9戦は小出峻(HFDP RACING TEAM)、第10戦は中村仁(TGR-DC RSフィールドF4)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前8時10分よりA組、B組各20分間で行われた。天候は晴れ。コースはドライだ。

 A組の走行では最初の3周までは大滝拓也(Media Do影山Racing F110)が1分26秒624、1分25秒432、1分25秒003と着実にタイムを上げてトップに立つが、4周目の計測では三井優介(HFDP RACING TEAM)が1分24秒485でトップに。2番手は小林利徠斗(TGR-DC RSトムススピリットF4)で1分24秒510、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)が1分24秒688で3番手につける。

 三井は6周目に1分24秒652を記録するが、小林は1分24秒598を同じ周に記録。セカンドベストでは小林がトップに立った。

 7周目は各ドライバーとも1分25秒台のタイムに止まるが、8周目に伊東黎明(OTG DL F4 CHALLENGE)が1分24秒864の自己ベストを記録して5位に。平安山良馬(TGR-DC RSフィールドF4)も1分24秒961の自己ベストを9周目に出して6番手に上がってきた。

 トップの三井は11周目に残り2分以上を残してピットイン。2番手の小林、5番手の伊東もそれに続く。

 一方、3番手の荒川は12周目に自己ベストを更新し、1分24秒677をマークするが、順位はそのまま。結局A組は三井、小林、荒川の順で走行を終了した。

 続いて行われたB組の走行は新原光太郎(ZAP SPEED F110)が1分27秒402で1周目トップ。2周目に入ると小出峻(HFDP RACING TEAM)が1分25秒770でトップに立ち、3周目には1分24秒571までタイムを縮める。2番手には37中村が1分24秒822で続く。

 小出は4周目に1分24秒609をマークすると、5周目には1分24秒378までタイムを縮め、6周目のセクター1でも全体ベストを記録。しかしここでは1分25秒855にとどまる。

 同じく4周目には堀尾風允(HELM MOTORSPORTS F110)が1分24秒633をマークして2番手に浮上、5周目には1分24秒612までタイムを縮めるが、6周目に中村が1分24秒481を記録して2番手を奪い返すと7周目には1分24秒522を出し、セカンドベストでは小出の1分24秒571を上回ってトップに立った。

 しかし中村は8周目の3コーナーでスピンアウト。ここで走行を終えてしまう。この中村のスピンにより、セッションは赤旗中断となった。

 車両回収ののち、走行は再開となるが、トップの小出はタイム更新は期待できないと判断してコースには戻らず、そのまま予選を終えることを決断。走行を続けたドライバーたちも小出や中村のタイムを上回ることはなかったため、B組は小出、中村、堀尾の順で走行を終了した。

 これにより第9戦はA組の三井のタイムを上回った小出がポールポジションを獲得。三井が2番手とHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトがフロントローを独占する結果となったが、第10戦は中村が自身初のポールポジションを獲得し、小林が2番手とTGR-DC Racing Schoolがフロントローを独占して決勝に臨むこととなった。

 第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日の朝9時より、いずれも17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

第6戦SUGO公式練習結果

■GT500クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT500 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar

Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
164伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'10.297--183.669
216笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL111'10.335 0.038 0.038183.570
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
MI441'10.993 0.696 0.658181.869
424佐々木 大樹
平手 晃平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH371'11.218 0.921 0.225181.294
536坪井 翔
ジュリアーノ・アレジ
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS471'11.235 0.938 0.017181.251
68野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS421'11.238 0.941 0.003181.243
719国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH351'11.247 0.950 0.009181.220
838立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS161'11.259 0.962 0.012181.190
9100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS461'11.268 0.971 0.009181.167
1012平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
カルソニックIMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS891'11.301 1.004 0.033181.083
1139関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS541'11.303 1.006 0.002181.078
1214大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS601'11.315 1.018 0.012181.047
1317塚越 広大
松下 信治
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS681'11.359 1.062 0.044180.936
1437サッシャ・フェネストラズ
宮田 莉朋
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS681'11.531 1.234 0.172180.501
153千代 勝正
高星 明誠
CRAFTSPORTS MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NDDP RACING
MI681'11.764 1.467 0.233179.915

■GT300クラス

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2022 AUTOBACS SUPER GT Round 6 GT300 class スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar

Maker Model
Team
TireWHTimeBehindGapkm/h
188小暮 卓史
元嶋 佑弥
Weibo Primezランボルギーニ GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH331'18.321--164.852
296新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL381'18.863 0.542 0.542163.719
37荒 聖治
アウグスト・ファルフス
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW Team Studie × CSL
MI631'18.931 0.610 0.068163.578
49木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC hololive NAC Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH241'19.000 0.679 0.069163.435
555武藤 英紀
木村 偉織
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS31'19.006 0.685 0.006163.423
625松井 孝允
野中 誠太
HOPPY Schatz GR Supra
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'19.027 0.706 0.021163.380
72加藤 寛規
堤 優威
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS141'19.029 0.708 0.002163.375
887松浦 孝亮
坂口 夏月
Bamboo AirwaysランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH241'19.108 0.787 0.079163.212
961井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL891'19.127 0.806 0.019163.173
1065蒲生 尚弥
篠原 拓朗
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS511'19.135 0.814 0.008163.157
1110富田 竜一郎
大草 りき
TANAX GAINER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL931'19.298 0.977 0.163162.821
1220平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
DL121'19.353 1.032 0.055162.708
134谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH721'19.355 1.034 0.002162.704
1418小林 崇志
太田 格之進
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH781'19.381 1.060 0.026162.651
15360青木 孝行
柴田 優作
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH51'19.402 1.081 0.021162.608
1656藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1001'19.437 1.116 0.035162.536
1752吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS511'19.617 1.296 0.180162.169
1860吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL331'19.774 1.453 0.157161.850
1911安田 裕信
石川 京侍
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL601'19.908 1.587 0.134161.578
2031嵯峨 宏紀
中山 友貴
apr GR SPORT PRIUS GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'20.000 1.679 0.092161.393
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO B組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
137中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'24.522--152.758
25小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.571 0.049 0.049152.669
362堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'24.633 0.111 0.062152.558
413藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1'25.029 0.507 0.396151.847
597岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'25.116 0.594 0.087151.692
633鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.117 0.595 0.001151.690
777宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1'25.203 0.681 0.086151.537
841奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1'25.272 0.750 0.069151.414
914新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'25.297 0.775 0.025151.370
1031奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.509 0.987 0.212150.995
1139地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'25.615 1.093 0.106150.808
1281卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'25.878 1.356 0.263150.346
1332辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.948 1.426 0.070150.223
14*96IC1齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
1'26.807 2.285 0.859148.737
1599IC2近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1'27.268 2.746 0.461147.951
1629IC3小嶋 禎一SACCESS RACING FR22
SACCESS RACING
1'27.723 3.201 0.455147.184
1771IC4大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1'28.036 3.514 0.313146.660
---- 以上基準タイム(110% -1'33.013)予選通過 ----
  • CarNo. 96は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO B組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group B Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.378--153.019
237中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'24.481 0.103 0.103152.832
362堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'24.612 0.234 0.131152.595
433鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'24.909 0.531 0.297152.062
577宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1'24.912 0.534 0.003152.056
613藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1'24.998 0.620 0.086151.902
797岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'25.026 0.648 0.028151.852
841奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1'25.117 0.739 0.091151.690
914新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'25.287 0.909 0.170151.388
1031奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.294 0.916 0.007151.375
1139地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'25.585 1.207 0.291150.861
1281卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'25.677 1.299 0.092150.699
1332辻本 始温ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'25.873 1.495 0.196150.355
14*96IC1齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
1'26.326 1.948 0.453149.566
1599IC2近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1'26.790 2.412 0.464148.766
1629IC3小嶋 禎一SACCESS RACING FR22
SACCESS RACING
1'27.662 3.284 0.872147.286
1771IC4大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1'27.670 3.292 0.008147.273
---- 以上基準タイム(110% -1'32.939)予選通過 ----
  • CarNo. 96は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第10戦SUGO A組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 10 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'24.598--152.621
27三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.652 0.054 0.054152.523
335荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'24.688 0.090 0.036152.458
46西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.905 0.307 0.217152.069
580伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'24.978 0.380 0.073151.938
616大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1'25.132 0.534 0.154151.663
761佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'25.165 0.567 0.033151.605
838平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'25.188 0.590 0.023151.564
918藤原 優汰アキランドレーシングF110
AKILAND RACING
1'25.225 0.627 0.037151.498
1019伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
1'25.343 0.745 0.118151.288
1115吉村 渉Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1'25.394 0.796 0.051151.198
1287下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'25.622 1.024 0.228150.795
1330IC1DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'26.256 1.658 0.634149.687
1463IC2鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'26.459 1.861 0.203149.336
1555IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'26.961 2.363 0.502148.473
16*86IC4大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'27.411 2.813 0.450147.709
1727IC5SYUJIRSS F110
RSS
1'28.053 3.455 0.642146.632
1823IC6YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'30.439 5.841 2.386142.764
---- 以上基準タイム(110% -1'33.111)予選通過 ----
  • CarNo. 86は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第9戦SUGO A組公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2022/09/17) Group A Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
17三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.485--152.825
236小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'24.510 0.025 0.025152.780
335荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'24.677 0.192 0.167152.478
46西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.854 0.369 0.177152.160
580伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'24.864 0.379 0.010152.142
661佐藤 樹HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'24.915 0.430 0.051152.051
738平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'24.961 0.476 0.046151.969
816大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1'25.003 0.518 0.042151.893
918藤原 優汰アキランドレーシングF110
AKILAND RACING
1'25.088 0.603 0.085151.742
1019伊藤 慎之典KRac Motorsports F110
KRac Motorsports
1'25.335 0.850 0.247151.303
1115吉村 渉Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1'25.388 0.903 0.053151.209
1287下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'25.619 1.134 0.231150.801
1363IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'26.042 1.557 0.423150.059
1430IC2DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'26.082 1.597 0.040149.990
1555IC3KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'26.760 2.275 0.678148.817
16*86IC4大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'27.215 2.730 0.455148.041
1727IC5SYUJIRSS F110
RSS
1'27.974 3.489 0.759146.764
1823IC6YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'30.318 5.833 2.344142.955
---- 以上基準タイム(110% -1'33.013)予選通過 ----
  • CarNo. 86は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.4.d)(ピット出口のホワイトラインカット)により、ベストタイムを削除した。
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Super FJ Championship

現役スーパーFJレーサーが小学校で講演 玄関前にはマシンも出現

講演する田上蒼竜

 スーパーFJもてぎ/SUGOシリーズと筑波/富士シリーズに参戦し、現在両シリーズのポイントリーダーである田上蒼竜選手が、母校である土浦市立大岩田小学校(校長:川村勝司)を訪問、生徒の前で講演を行った。

 これは同校が行っている、職業観を段階的に身につける総合的な学習(キャリア教育)の一環で、土浦市では「未来プロジェクト」という名で、専門性のある職業につく社会人や、将来の夢に向かって頑張っている人を講師に招き、その職業への想いを語ってもらい、生徒自身の生き方やキャリア形成を考える機会を持とうという取組によるものだ。

 田上蒼竜選手は2002年生まれ、今月に20歳になる。大岩田小学校から地元の中学、高校と進学し現在は大学に通いながらF1ドライバーを目標にレース活動を行っている。

モーターレーシングとの関わりは4歳でキッズカートに乗ったのが始まりで、5歳からキッズカートレースにデビュー。8歳からコマー60クラスという子供向けの上位クラスにステップアップすると優勝やシリーズチャンピオン争いに絡む速さを見せる。

さらに14歳でJAFジュニアカート選手権に参戦し1勝を挙げると、16歳で中国、フィリピンなどで開催される「Asia Karting Open Championship」に出場、開幕戦北京で優勝するなど活躍しシリーズ2位を獲得した。

その後18歳で現在所属するZAP SPEEDのオーディションに合格すると昨年の筑波シリーズ最終戦でスーパーFJレースに初出場し3位表彰台。今年は前述の通りふたつのシリーズに参戦し、ここまでもてぎ/SUGOシリーズは4戦して1勝と2位2回、筑波/富士シリーズは6戦して2勝と2位2回、3位1回と結果を出している。

 9月9日の土浦は生憎雨が降ったり止んだりのコンデションだったが、朝には大岩田小学校の玄関前に田上選手がドライブする13号車(A'sカンパニー ZAP ED)が置かれ、登校する生徒はいきなり出現したフォーミュラマシンを興味深々で覗き込み。スタッフの案内でコックピットに座らせて貰う子もいた。

 やがて始業時間となり、6年生の80人が「ふれあいルーム」と呼ばれる講義室に集合。まずは田上選手による「スポーツドライバーにたずさわる仕事について」という題で講話を受けた。ここでは田上選手がレースに興味を持ったきっかけや、前述のレースキャリア、レーシングドライバーを目指して、小学校~中学校~高校と進学しながらどんな活動をしてきたかについて、時には停滞したり挫折したり思い悩んだ時期もあったが、諦めずに現在に至り、今後さらに上位のカテゴリーを目指していくために今も努力を続けている事を話した。

 その中で田上選手が生徒に説いたのは「途中つらいことがあったり壁にぶつかることもあったが、あきらめなったから今がある」こと、そんな自分にも後悔している事は多々あり、それは「やらなかった後悔」であるということ。そして「夢を目標にすることは苦しいこともあるが、それを実際に行っている時はとても楽しい」ので、なにか熱中できること、今は夢がなくてもそれを見つけたら、あきらめずに取り組んでほしい、その時一番応援してくれて、困った時に手を差し伸べてくれるのは親であることを忘れないでいてほしい、という内容だった。

登校風景

イラストにサインする田上蒼竜

スーパーFJの説明会

放課後のサイン会

 その後は生徒から田上選手へ一問一答。(抜粋)

  • Q:レースをしている時はどんな気持ちですか?
  • A:相手に負けないように、ミスをしないようにと思っています。
  • Q:レースをしている時に思っている人は誰ですか?
  • A:レース前には親や応援して下さっている方々の事を思ったりするが、レース中は(集中しているので)何も思い出さないです(笑)
  • Q:レースでケガしたことはありますか?
  • A:自分はケガをしたことはないですが、たまに仲間の中には骨を折ったりした人がいます。
  • Q:レース中は冷静でいられるのですか?
  • A:自分の中で課題でもあるのですが、冷静でいられないことも結構あります。どうしても相手と闘っているときとか、お互いに冷静になれなくて当たっちゃったりすることもあります。
  • Q:何歳までレースを続けたいですか?
  • A:できるかぎりつづけたい、できるものなら一生続けていきたいです。
  • Q:あこがれのレーサーはいますか?
  • A:F1ドライバー、アイルトン・セナとかミハエル・シューマッハとか(ここで生徒から「知ってる!」との声)、でも一番好きなのはキミ・ライコネンという選手です。
  • Q:F1ドライバーになるためにいつも心がけていることはありますか?
  • A:一番今自分でやっていることは、F1は時速300キロとかで走って身体にもとても負担がかかるので、それに耐えられるようにトレーニングを積んでいます。体重もタイムに影響するので、食事にも気をつかっています。
  • Q:レースでイライラした時の対処法を教えてください
  • A:それは自分も知りたいです(笑)、レースの前とかは音楽聴いて気持ちをリセットとかします。
  • Q:マシンが壊れたことはありますか?
  • A:壊さないように気をつけてはいるんですが、何回か、大きく壊してしまったことがあります。相手が予想しなかった動きをして当たったりとかした時もあります。

 ここで講演は終了、その後は玄関に置かれたスーパーFJ車両の前に移動して、田上選手によるマシンの解説が行われ、その後は希望する生徒がマシンに座った。コックピットの狭さや着座位置の低さ、フルハーネスのシートベルトなどに驚きつつ、貴重な体験に笑顔があふれた。さらには田上選手のサインを求める子も多数並び、即席のサイン会となった。

 6年生の授業が終わった後も、他の学年の生徒が入れ替わりに立ち替わりに先生の引率でマシンの見学に現れ、夕方の下校時刻まで盛り上がりを見せた。

 田上選手は今月18日の筑波サーキットでのスーパーFJレースに参戦予定。ランキング2位の選手の結果次第ではこの大会でシリーズチャンピオン確定の目がある。

集合写真

Text & Photo: Junichi SEKINE
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TCR JAPAN SUNDAY

第5戦富士決勝 猪爪杏奈が独走で初優勝を飾る

 TCRジャパンサンデーシリーズは9月11日、富士スピードウェイで第5戦の決勝を行い、ポールポジションスタートの猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR)が他を寄せつけない走りで独走優勝を飾った。

 FRJに続く早朝の決勝レースは快晴の下で行われた。

 ポールポジションの猪爪は、スタートでやや出遅れ、1コーナで並ばれるなどしたが、コカコーラコーナーまでにはトップに立つ。猪爪が他車と競り合ったのはこの場面のみ。

 以降はまったく他を寄せつけず、4周目3.4秒、8周目6.0秒、12周目9.1秒と、2位大蔵峰樹(Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR)とのマージンを着実に築いていった。

 念願の優勝を果たした猪爪は、クルマを降りると全身で喜びを表した。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース15決勝コメント 小川颯太「マシンコントロールに集中していました」HIROBON「楽しいバトルでした」

Race15優勝 小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

 「スタートは決して悪くはなかったですが、完璧という感じでもなかったです。でも徐々に良くなっています。タイヤも予選で使用しただけの新品に近いものだったので、前半プッシュしようと思ったのですが、マシンのセットを大きく変えてオーバーステアになっていたので、思うようにいかなかったです。小山選手の追い上げは、少しやばいかなとは思っていましたが、小山選手もかなりタイヤが厳しそうだったので、そんなに心配はしていませんでした。それよりも自分のマシンをコントロールすることに集中していました」

 「2勝目ですが、まだ気持ちの良い優勝はないので、鈴鹿でぜひそれを果たしたいと思います。セッティングを試す時間は少ないのですが、今回学んだことを鈴鹿で生かしたいと思います」

Race15マスタークラス優勝 HIROBON(Rn-sportsF111/3)

 「スタートで畑選手が飛び出したのはラッキーでした。このまま行けるのかと思っていましたが、後半見る見る近づいてきました。ついにきたな、と思いました(笑)。5秒ペナルティは知っていましたが、それでも勝ちたいと思っていました。田中選手も含めたバトルは楽しかったですね。今年のリージョナルではああいうバトルはあまりありませんから」

 「(チャンピオンは決まりましたが)来季の予定はまだ決まっていません。SFライツも含めて検討しています。もしライツをやるならそれに絞ってやりたいと思っています」

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦レース15決勝 小川颯太が逃げ切って2勝目、HIROBONはマスタークラスチャンピオンを決める

 
 9月11日、フォーミューラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第5戦レース15の決勝が、富士スピードウェイで行われ、スタートでトップに出た小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)が小山美姫(TGR-DC F111/3)の追撃を抑えて優勝を飾った。

 マスタークラスは、三者による接戦を制したHIROBON(Rn-sportsF111/3)がクラス優勝。8勝目を挙げチャンピオンを確定した。


 世界耐久選手権のサポートレースということもあって、スタートは午前8時10分。早朝のレースとなった。

 ポールスタートの大草りき(Sutekina Racing)は、スタートしたもののマシントラブルで満足に加速せず、1周を終えてピットに滑り込み、ここでレースを終えてしまった。

 大草の脱落でトップに立ったのは小川。小山を従えて1コーナーをクリアすると、2周目には小山との差を1.8秒と開く。しかし、両者の差がこれ以上開くことはなかった。ニュータイヤで序盤に差を開きたい小川だったが、昨日のレース後のセッティング変更でオーバーステアとなったマシンと格闘していたのだ。

 それでも、小川は追ってくる小山に対して「抜かれることはない」と自信を持ってレースを進める。両者に差は徐々に詰まっていき、11周目にはストレートでテール・トゥ・ノーズ状態になるが、ここでも小川は焦ることなく抑えきり、そのまま自身2勝目のチェッカーを受けた。


 マスタークラスは、ポールスタートの畑亨志(A-NeKT F111/3)が、スタート後の1コーナーでオーバーラン。HIROBONと田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)が競り合い続けるが、10周目にはこのバトルに遅れを取り戻してきた畑も加わる。

 勢いに勝る畑は、最終ラップでHIROBONの前に出てこの勝負に決着をつけた……はずだったが、すでに畑にはレース中にフライングスタートの裁定(結果に+5秒)が出ており、順位はHIROBON、田中、畑となった。

 この結果、最終戦を待たずに、HIROBONの2022年マスタークラスチャンピオンが決定した。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI
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TCR JAPAN SUNDAY

第5戦富士決勝結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
198猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1425'27.068--
219HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'38.71411.64611.646
365加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1425'43.85716.789 5.143
462塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1425'47.53320.465 3.676
574上松 淳一Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1425'52.24325.175 4.710
655MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1425'53.11326.045 0.870
718植田 正幸CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1426'00.47333.405 7.360
817鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1426'01.07934.011 0.606
973大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1426'11.53044.46210.451
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
-88梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
12'00.18213Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 98 猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR) 1'47.790 (3/14) 152.4 km/h
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース15決勝結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 15 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
197小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'53.839--
28小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1524'54.256 0.417 0.417
36片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1525'02.924 9.085 8.668
411M1HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1525'16.82022.98113.896
514M2田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1525'16.89623.057 0.076
6*7M3畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1525'20.90027.061 4.004
734M4三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1525'24.25330.414 3.353
845M5辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1525'30.56836.729 6.315
929M6井出 靖司RSイディアEagle F111/3
イーグルスポーツ
1525'31.65537.816 1.087
1018M7YUKINILZZ Racing F111/3
NILZZ Racing
1525'32.45838.619 0.803
1123M8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'13.0451'19.20640.587
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
-3大草 りきSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
23'40.65413Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 8 小山美姫(TGR-DC F111/3) 1'38.966 (10/15) 166.0km/h
  • CarNo. 7は、反則スタートにより、タイムペナルティー5秒を科した。
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース14決勝コメント 小山美姫「勝ってチャンピオンを決めることができて良かったです」畑亨志「クルマが良かったので楽でした」

Race14優勝 小山美姫(TGR-DC F111/3)

 「シリーズも終盤に入っていますので、集大成となるようなレースがしたいと思っていました。今シーズンは課題を克服しながらレベルが確実に上がってきているんですが、予選やレース1(第13戦)で出しきれませんでした。小川選手より前でフィニッシュすればチャンピオンでしたが、守ってチャンピオンではなく、勝ってチャンピオンと思っていましたので、その通りになって良かったと思います」

 「チャンピオンになった実感はあまりないのですが、とにかく今はこの1勝が嬉しいです。チームのみんなも喜んでくれましたし、富士では勝っていなかったので、そういう面でも嬉しいです」

Race14マスタークラス優勝 畑 亨志(A-NeKT F111/3)

 「前回のスタートも悪くはなかったのですが、HIROBON選手がニュータイヤだったので、抜くスキを与えてもらえませんでした。今回はお互いユーズドでしたし、前に出たらこちらの方が絶対に速いと思っていたので、特に心配はしていませんでした。後ろは見ないようにして自分のペースで走りました。クルマが良かったので本当に楽でした。WEC車両が走った後だったので、クリップが良いラインもちょっと違っていたので、それを探りながら走りました」

Text: Shigeru KITAMICHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦レース14決勝 小山美姫が逆転優勝でチャンピオンを決める

 9月10日、フォーミューラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第5戦レース14の決勝が、富士スピードウェイで行われ、スタートで遅れた小山美姫(TGR-DC F111/3)が、前を行く2台を次々に抜き去る快走を見せ優勝。同時に今シーズンのチャンピオンに輝いた。

 マスタークラスは、畑亨志(A-NeKT F111/3)が完璧なレース運びでクラスポール・トゥ・ウィンを飾った。

 かなり日が傾くなか迎えた決勝は、スタートこそポールシッターの大草りき(Sutekina Racing)が決め、逃げ切るのかと思われたが、その後はかなりドラマチックな展開となった。

 スタートで大草の後に続いたのは、4番グリッドの片山義章(Team LeMans F111/3)。しかし、スタートこそ良かったが、4周を終えても大草との差を詰められず、逆に上位陣の中では最もペースの良い3位小山に攻められることになる。

 5周目、小山はストレートで片山に並ぶと、1コーナーでアウトから抜き去る。2位の座を小山に明け渡した片山は、ミスからか大きく遅れてしまう。

 小山の勢いは止まらず、7周目にはトップの大草に襲いかかると、片山と同じようにアウトから抜き、待望のトップに躍り出る。

 ユーズドタイヤを使いペースの上がらない大草は、小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)にも抜かれ3位に後退してしまう。

 「勝ってチャンピオンを決める」との決意でレースに臨んだ小山は、2位に上がった小川との差を徐々に広げ今季7勝目のチェッカー。同時に、14戦7勝、勝率5割という強さで今シーズンのチャンピオンに輝いた。

 マスタークラスは、ポールスタートの畑亨志(A-NeKT F111/3)が、スタートを決めた後は「後ろを気にすることもなかった」と、総合クラスと遜色ないペースで走り続け、2位HIROBON(Rn-sportsF111/3)に10秒という大差を築いて、今季4勝目を飾った。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI

TCR JAPAN SATURDAY

第5戦富士決勝 HIROBONが独走優勝、猪爪杏奈が大バトルを制し2位

 TCRジャパンサタデーシリーズは9月10日、富士スピードウェイで第5戦の決勝を行い、ポールポジションスタートのHIROBON(CUPRA TCR)が独走で優勝を飾った。

 日が傾き西日が眩しくなってきた午後3時35分にスタートを迎えた。周回数は23分+1周というTCRJのルールによるもので、富士のコースでは14周あたりだ。

 ポールポジションのHIROBON(CUPRA TCR)は危なげないスタートでトップを守ると、そのまま1周1秒ずつ後続を引き離していく。

 このHIROBONの独走を助けたのが熾烈だった2位争い。加藤正将(Audi RS3 LMS)、上松淳一(Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR)、猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR)の三者による攻防は周を重ねるごとにヒートアップ。

 終盤、大量リードを築いて単独で逃げるHIROBONとは好対照に、2位争いはさらに激しさを増したが、このなかで気を吐いたのが猪爪。8周目のヘアピンで上松をインから抜くと、終盤には加藤の攻略にも成功。最後は加藤を従えて、パッシングしながらチェッカーを受けた。

 この結果、チャンピオン争いは、最終戦で猪爪勝利、HIROBONノーポイントでも同点となり、勝利数で上回るHIROBONがチャンピオンを獲得することになった。(※9/11修正)

Text:Shigeru KITAMICHI
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース14決勝結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
18小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1524'48.229--
297小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1524'50.770 2.541 2.541
33大草 りきSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1525'00.47712.248 9.707
47M1畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1525'05.15716.928 4.680
56片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1525'10.18021.951 5.023
611M2HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1525'15.29427.065 5.114
714M3田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1525'16.24428.015 0.950
834M4三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1525'16.76728.538 0.523
945M5辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1525'39.44351.21422.676
1018M6YUKINILZZ Racing F111/3
NILZZ Racing
1525'40.83152.602 1.388
1129M7井出 靖司RSイディアEagle F111/3
イーグルスポーツ
1525'49.6211'01.392 8.790
1223M8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1525'53.5971'05.368 3.976
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 8 小山美姫(TGR-DC F111/3) 1'38.660 (9/15) 166.5 km/h
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TCR JAPAN SATURDAY

第5戦富士決勝結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'34.422--
298猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1425'52.98918.56718.567
365加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1425'53.25618.834 0.267
474上松 淳一Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1425'54.99420.572 1.738
573大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1425'57.84223.420 2.848
617鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1425'58.71524.293 0.873
718植田 正幸CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1426'00.13925.717 1.424
855MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1426'19.71345.29119.574
962塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1222'09.8612Laps2Laps
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
-88梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
---
  • Fastest Lap: CarNo. 74 上松淳一(Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR) 1'48.536 (2/14) 151.3 km/h
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース13決勝コメント 大草りき「きつかったです」HIROBON「ずっと後ろを見ていました」

Race13優勝 大草りき(Sutekina Racing)

 「勝ててほっとしています。今まででダントツに良いスタートでした。スタートしか抜けないと思っていたので、それが上手くいって良かったです。途中差が開きましたが、後半僕の方はタイヤがかなりタレて、逆に小山選手はあまりタレなかったようで、差が詰まりました。あの距離だとスリップが効くので引き離せないんです。思っていたよりキツかったですね。かなりタフでした」

Race13マスタークラス優勝 HIROBON(Rn-sportsF111/3)

 「タイヤを温存しながら、ずっと後ろとの間隔を見ながら走っていました。終盤はたぶん畑選手のペースが落ちて差が開いたのだと思います。終盤、追い上げてきた小川選手が追いついてきたときに、どこで抜いてもらおうか迷って、それで畑選手との差が詰まる場面はありましたが、終始、畑選手をマークしていました。作戦としては予選でタイヤを温存して、決勝重視にしました。グリット位置が少し悪くても、スタートはいつも何とかなりますので。チャンピオンは意識はしないようにしています。TCRJとのダブルエントリーもかなり慣れました(笑)」

Text: Shigeru KITAMICHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦レース13決勝 大草りきが好スタートから優勝を飾る

 9月10日、フォーミューラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第5戦レース13の決勝が、富士スピードウェイで行われ、2番グリッドから好スタートを決めた大草りき(Sutekina Racing)がそのまま逃げ切って優勝を飾った。

 マスタークラスも、スタートでトップに出たHIROBON(Rn-sportsF111/3)がクラスウィン。

 慌ただしいスケジュールの中で迎えた決勝は、フロントローイン側の大草の好スタートで幕を開けた。ポールシッターの小山美姫(TGR-DC F111/3)はやや出遅れ、インに飛び込んだ大草を抑えることはできなかった。

 2周目の1コーナーで3位走行中の小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)と、追い上げてきた片山義章(Team LeMans F111/3)が競り合いのなかで軽く接触。小川は態勢を崩してスピン。最後尾まで順位を下げることになってしまった。

 序盤、3位に上がった片山のペースはトップ2車より良く、2周目に1.7秒あった2位小山との差を5周目には0.9秒まで詰めることに成功した。しかし、その後はタイヤのグリップが落ちたのか徐々に引き離されてしまった。

 一方、逃げるトップ大草、追う小山というトップ2車の攻防は、レース中盤になっても変わることはなく、0.5~0.7秒という間隔でレース後半に突入する。

 終盤10周目になって、1.0秒とやや開くかに見えた両者の差だが、小山が踏ん張り13周目には再び0.6秒にまで詰め寄った。

 トップ大草も「かなり必死でした」という攻防だが、最後は小山が0.4秒差まで追い上げたところでチェッカー。スポット参戦の大草がようやく勝利を手にしてホッとした表情を見せた。

 マスタークラスはHIROBONが得意のスタートで、ポールスタートの畑亨志(A-NeKT F111/3)をかわすと、こちらも総合のトップ争いと同様に約1秒差を保ったままレースが進んだ。

 しかし、この間隔はトップHIROBONにとっては計算どおり。畑との間隔を計りつつタイヤを温存するという作戦で、最後まで走り切り優勝。チャンピオンをぐっと引き寄せた。

Text&Photo: Shigeru KITAMICHI
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース13決勝結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
13大草 りきSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'47.666--
28小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1524'48.070 0.404 0.404
36片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1524'50.262 2.596 2.192
497小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1525'04.22016.55413.958
511M1HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1525'05.92818.262 1.708
67M2畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1525'07.23319.567 1.305
734M3三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1525'18.72831.06211.495
818M4YUKINILZZ Racing F111/3
NILZZ Racing
1525'33.32645.66014.598
929M5井出 靖司RSイディアEagle F111/3
イーグルスポーツ
1525'37.77950.113 4.453
1045M6辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1525'42.68955.023 4.910
1123M7YUGOS2R Racing
N-SPEED
1525'46.70259.036 4.013
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
-14M8田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
625'46.8659Laps9Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 6 片山義章(Team LeMans F111/3) 1'38.541 (4/15) 166.7km/h
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース13-15公式予選コメント 小山美姫「攻めきれませんでした」大草りき「決勝が楽しみです」

Race13総合PP 小山美姫(TGR-DC F111/3)

 「ちょっと攻めきれなかったという感じです。昨日(の練習)はタイムだけじゃなくて自分としても攻めきったという感じがありました。周りと比べても(クルマの)ベースは良いと思いますし、富士はスリップストリームを使うための位置取りとかありますが、15分間の中でまだできたことはあったんじゃないかという気がしています。とにかく昨日と比較してもやり切れなかった、そう感じています。勝ってチャンピオンを取りたいという思いが、プレッシャーになっている面もあると思います。今までで一番緊張しています」

Race14,15総合PP 大草りき(Sutekina Racing)
 「昨日は調子が悪くて、セットを大幅に変更しましたが、1回目はちょっとやりすぎたかもしれません。2回目に向けてアジャストして、何とか一発のタイムが出た、という感じです。でも昨日の不調が解決したのでレースに向けてはポジティブです。タイヤのタレも少なくて小山選手とほぼ互角になったと思いますので決勝が楽しみです。でも、そう簡単にはいきませんので気合入れ直していきます」

Race13,14,15マスタークラスPP 畑 亨志(A-NeKT F111/3)

 「1回目はフロントのグリップがなかったですね。2回目はちゃんとフロントが入っていました。クルマは凄く速いです。タイヤがタレてきてもあまりオーバーが唐突に出ることもないですし。リージョナルで富士を走るのは1年ぶりです。でも、スーパーFJ富士チャンピオンレース出身なので、富士は好きではないですが走っていますから。スタートさえミスらなければ、そんなに難しいレースにはならないと思います」

Text: Shigeru KITAMICHI

TCR JAPAN SUNDAY

第5戦富士公式予選 猪爪杏奈が今季3度目のポールポジションを獲得

 TCRジャパンサンデーシリーズは9月10日、富士スピードウェイで公式予選を行い、猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR)がポールポジションを獲得した。

 世界耐久選手権のサポートレースのため、サタデーシリーズの予選が終了して5分後にサンデーシリーズの予選が始まった。

 路面温度も高くなっており、序盤は各チームとも様子見のため軽く流す程度。ピットインをして本格的なアタックが始まったのは、開始11分を過ぎた頃だった。

 まず、トップタイムをマークしたのは、大蔵峰樹(Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR)。1分48秒476と、路面温度の上がるなかではまずまずのタイムだ。

 これを即座に上回ったのが、1分48秒011を叩き出した猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR)。HIROBON(CUPRA TCR)、鈴木建自(Audi RS3 LMS)らも48秒台に入れるが、猪爪のタイムには及ばず。猪爪が今季サタデーシリーズで3度目のポールを決めた。

 ポールポジションからスタートしながらもなかなか優勝に結びつかない猪爪だが、三度目の正直が成るのか、明日の決勝が注目される。

Text:Shigeru KITAMICHI
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TCR JAPAN SATURDAY

第5戦富士公式予選 HIROBONがポールポジションを奪う

TCRジャパンサタデーシリーズは9月10日、富士スピードウェイで公式予選を行い、ポイントリーダーのHIROBON(CUPRA TCR)がポールポジションを獲得した。

 夏の日差しが戻ってきたような暑さのなか、予選が行われた。今回は世界耐久選手権のサポートレースのため、通常のスケジュールとは異なり、サタデー&サンデーシリーズの予選が続けて行われる。

 序盤、まだ各車タイムアタックを行う前の段階で、精力的に周回を重ねていた滝川聡(Audi RS3 LMS)が100R出口でコントロールを失いクラッシュ。赤旗が提示され予選は中断となってしまった。

 再開後は、残り4分という短い残り時間のなかでのアタックとなったが、HIROBONが1分47秒570と唯一人48秒を切るタイムを叩き出す。

 HIRONBONのチャンピオン奪取を阻止したいシリーズ2位の猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR)が、終了間際まで渾身のアタックを試みるが、48秒124まで詰めるのがやっと。

 HIROBONがサタデーシリーズ今季3回目のポールポジションを獲得した。

Text:Shigeru KITAMICHI
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TCR JAPAN SUNDAY

第5戦富士公式予選結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
198猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'48.011--152.085
273大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'48.476 0.465 0.465151.433
319HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'48.522 0.511 0.046151.368
417鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'48.590 0.579 0.068151.274
574上松 淳一Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'48.777 0.766 0.187151.014
662塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'48.814 0.803 0.037150.962
718植田 正幸CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'49.370 1.359 0.556150.195
855MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'49.620 1.609 0.250149.852
988梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
1'52.836 4.825 3.216145.581
---- 以上基準タイム(110% - 1'58.812)予選通過 ----
-24滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
no time---
-65加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
no time---
Tags:

TCR JAPAN SATURDAY

第5戦富士公式予選結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119HIROBONCUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'47.570--152.708
298猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
DOME RACING
1'48.124 0.554 0.554151.926
374上松 淳一Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
1'48.225 0.655 0.101151.784
465加藤 正将Audi RS3 LMS
Audi Team Mars
1'48.463 0.893 0.238151.451
562塩谷 烈州Honda CIVIC TCR
全薬工業with TEAM G/MOTION'
1'48.661 1.091 0.198151.175
617鈴木 建自Audi RS3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'49.040 1.470 0.379150.649
718植田 正幸CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1'49.800 2.230 0.760149.607
855MototinoHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1'49.927 2.357 0.127149.434
988梅田 真祐Alfa Romeo GIULIETTA TCR
J'S TECHCEN GIULIETTA TCR
1'52.205 4.635 2.278146.400
---- 以上基準タイム(110% - 1'58.327)予選通過 ----
-24滝川 聡Audi RS3 LMS
TEAM MOTOYAMA
2'00.74113.171 8.536136.050
-73大蔵 峰樹Alfa Romeo GIULIETTA Veloce TCR
M-PROTOTYPING Team STILE CORSE
no time---
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース13-15公式予選 大草りきが2レース、小山美姫が1レースでポールを奪う

 9月10日、フォーミューラリージョナルジャパニーズ選手権第5戦Race13-15の公式予選が、富士スピードウェイで行われ、Race13は小山美姫(TGR-DC F111/3)、Race14,15は大草りき(Sutekina Racing)がポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは畑亨志(A-NeKT F111/3)が3レースともにクラスPPを奪った。

予選1(Race13,15予選)

 予選1は、ベストタイムがRace13、セカンドベストタイムがRace15の予選結果となるため、一発だけではない安定した速さが求められる。

 今回は、世界耐久選手権(WEC)のサポートレースのため、スケジュールもタイトで予選1と2のインターバルが僅か5分という慌ただしい予選となった。

 昨日の練習走行で好調だった小山は、序盤は大草、小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)に先行を許したが、12分すぎに1分38秒179、38秒007を立て続けにマークしてトップに躍り出た。

 終了直前に、大草(38秒034)、小川(38秒328)もタイムアップを果たすが小山のタイムには届かず。ただし、セカンドベストは大草が38秒044で、小山の38秒105を上回り、小山のWポールを阻止した。

 マスタークラスは、リージョナルマシンで富士を走るのは1年ぶりという畑亨志(A-NeKT F111/3)が、1分39秒027をマークしてトップ。セカンドベストも制してでRace13,15のクラスPPを獲得した。

予選2(Race14予選)

 予選1よりも熾烈な戦いとなった予選2は、大草、小山、小川が三つ巴の戦いを見せた。

 開始8分過ぎ、最初のアタックで大草が1分38秒112をマークすると、小川が38秒063と僅かにこれを上回り、小山も38秒262で続く。

 予選1からの僅かな時間でセッティングをアジャストした大草は、次の周にさらにタイムを縮め、37秒587と今日初の37秒台に乗せる。小山も37秒925、小川も37秒896と38秒を切ってくるが、大草のタイムには届かず。

 それでも諦めない二人は、終盤小山が37秒793、小川が37秒836までタイムを削り取るが、大草を上回ることはできず、大草がRace14のポールシッターとなった。

 マスタークラスは、好調な畑が1分38秒598と1回目を大きく上回るタイムをマークし、田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)を抑えて、トリプルポールと完璧な形で予選を終えた。

Text:Shigeru KITAMICHI
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース14公式予選結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
18小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1'37.845--167.886
23大草 りきSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.269 0.424 0.424167.162
36片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1'38.474 0.629 0.205166.814
497小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'38.545 0.700 0.071166.693
57M1畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1'38.810 0.965 0.265166.246
611M2HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1'39.422 1.577 0.612165.223
714M3田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'39.425 1.580 0.003165.218
829M4井出 靖司RSイディアEagle F111/3
イーグルスポーツ
1'40.634 2.789 1.209163.233
934M5三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1'40.732 2.887 0.098163.074
1018M6YUKINILZZ Racing F111/3
NILZZ Racing
1'41.276 3.431 0.544162.198
1145M7辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1'41.731 3.886 0.455161.473
1223M8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'42.356 4.511 0.625160.487
---- 以上基準タイム予選通過 ----
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース15公式予選結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 15 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
13大草 りきSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.044--167.545
28小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1'38.105 0.061 0.061167.441
397小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'38.374 0.330 0.269166.983
46片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1'38.867 0.823 0.493166.150
57M1畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1'39.035 0.991 0.168165.869
611M2HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1'39.124 1.080 0.089165.720
714M3田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'39.912 1.868 0.788164.413
834M4三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1'40.109 2.065 0.197164.089
929M5井出 靖司RSイディアEagle F111/3
イーグルスポーツ
1'40.554 2.510 0.445163.363
1045M6辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1'41.100 3.056 0.546162.481
1118M7YUKINILZZ Racing F111/3
NILZZ Racing
1'41.653 3.609 0.553161.597
1223M8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'43.342 5.298 1.689158.956
---- 以上基準タイム予選通過 ----
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース13公式予選結果

FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レース -RIJ- (2022/09/10) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
13大草 りきSutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.148--167.368
28小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1'38.674 0.526 0.526166.475
36片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1'39.172 1.024 0.498165.639
414M1田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'39.782 1.634 0.610164.627
597小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'39.873 1.725 0.091164.477
67M2畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1'40.244 2.096 0.371163.868
711M3HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1'40.757 2.609 0.513163.034
818M4YUKINILZZ Racing F111/3
NILZZ Racing
1'41.013 2.865 0.256162.621
934M5三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1'41.547 3.399 0.534161.765
1029M6井出 靖司RSイディアEagle F111/3
イーグルスポーツ
1'42.204 4.056 0.657160.726
1145M7辻子 依旦PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1'45.770 7.622 3.566155.307
1223M8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.35312.205 4.583148.857
---- 以上基準タイム予選通過 ----
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スーパー耐久

第5戦もてぎ決勝 Grid Motorsport AMG GT3が今季2勝目を飾りST-Xクラスのランキングトップに浮上

ST-Xクラス優勝はGrid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/ショウン・トン/高木真一/山脇大輔)

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook「第5戦もてぎスーパー耐久5時間レース」は4日、モビリティーリゾートもてぎで5時間の決勝を行い、予選3位からスタートしたST-XクラスのGrid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/ショウン・トン/高木真一/山脇大輔)が優勝した。

 決勝レースは5時間先のゴールを目指し、午前11時にローリングラップが始まった。

グループ1のスタートシーン

グループ2のスタートシーン

 スタートでは予選2位・23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)の元嶋が1周目にトップを走るポールシッター・16号車ポルシェセンター岡崎911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)の永井を捉えトップに立つと、後続を引き離し独走状態に持ち込む。

 23号車はその後も中山、DAISUKEとバトンをつなぎ独走状態を維持。このまま優勝すると思われたが残り1時間30分余りに痛恨のコースオフ。これで大きく後退した。

 代わってトップに立ったのが31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井秀貴/嵯峨宏紀/小高一斗)だったが、終盤に31号車をパスしてトップに立った888号車Grid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/ショウン・トン/高木真一/山脇大輔)がそのまま逃げ切り優勝を飾った。

 31号車はその後も81号車DAISHIN GT3 GT-R(大八木信行/藤波清斗/青木孝行/坂口夏月)、16号車ポルシェセンター岡崎911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)、62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)にかわされ後退、5位でレースを終えた。

 2位には終盤トップ888号車に迫った81号車が、3位には16号車が、4位には62号車が入った。

 優勝した888号車はシリーズポイントを106.5と伸ばしトップに浮上。4位で106ポイントまで加点した62号車を0.5ポイント上回った。ランキング3位には3位に入り91.5までポイントを伸ばした81号車が付けている。

 残り2戦、ST-Xクラスのチャンピオン争いはますます激しくなってきた。

 ST-Zクラスは34号車テクノ・SUN'S・モノコレG55(加納政樹/大木一輝/安田裕信)が今季初優勝、ST-TCRクラスは75号車Team Noah HONDA CIVIC TCR (清瀧雄二/蘇武喜和/"J"/芳賀邦⾏)が開幕からの連勝を4と伸ばした。

 賞典外のST-Qクラスは3号車ENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/菅波冬悟/谷岡力)が4勝目を飾った。

 ST-1クラスは47号車D'station Vantage GT8R(浜健二/織戸学/ジェイク・パーソンズ)が前戦に続き2連勝、ST-2クラスは13号車ENDLESS GRヤリス(伊東黎明/石坂瑞基/花里祐弥/岡田整)が今季初優勝を飾った。

 ST-4クラスは884号車シェイドレーシングGR86(石川京侍/国本雄資/山田真之亮)が初優勝を飾り、86号車の開幕からの連勝を止めた。

 ST-5クラスは4号車THE BRIDE FIT(太田侑弥/伊藤裕士/石澤浩紀/いとうりな)が今季初優勝を飾った。

 第6戦は岡山国際サーキットに舞台を移し、10月16日が決勝。ST-1クラスが不参加となり、午前にグループ2、午後にグループ1の決勝が3時間レースとして行われる。

ST-Zクラス優勝はテクノ・SUN\'S・モノコレG55(加納政樹/大木一輝/安田裕信)

ST-TCRクラス優勝はTeam Noah HONDA CIVIC TCR (清瀧雄二/蘇武喜和/\

ST-Q クラス優勝はENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/菅波冬悟/谷岡力)

ST-1クラス優勝はD\'station Vantage GT8R(浜健二/織戸学/ジェイク・パーソンズ)

ST-2クラス優勝はENDLESS GRヤリス(伊東黎明/石坂瑞基/花里祐弥/岡田整)

ST-4クラス優勝はシェイドレーシングGR86(石川京侍/国本雄資/山田真之亮)

ST-5クラス優勝はTHE BRIDE FIT(太田侑弥/伊藤裕士/石澤浩紀/いとうりな)

ST-Xクラスの表彰式

ST-Zクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-Qクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-4クラスの表彰式

ST-5クラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第6戦鈴鹿決勝 上位入賞ドライバーのコメント 優勝・居附明利「なんとかこじ開けた」

表彰式

優勝 居附明利(SAccess Racing Es)
 「森山選手も速くて1ミリも気の抜けないレースでした。スタートはホイールスピンして、森山選手が決まったので抜かれました。そこから序盤はタイヤを温存して、後ろについて様子を見ながら走っていて、後半からスパートをかけて引き離そうと思っていました。5周目からセーフティーカーが入ってラッキーだと思ったんですが、リスタートがヘタクソで、1コーナーで行かれてしまいました。最終ラップは、バックストレートで追いつきましたが、130Rでインを閉められ、左タイヤが芝に乗り、右は相手のホイールギリギリでした。ここで行くしかないと思っていて、なんとかこじ開けたという感じです」
決勝2位 森山冬星(DIXCEL/ROYAL/MYST)
 「スタートは決まりました。セーフティーカーがいつか入るかなと思いながら走っていましたが、実際入って、リスタートを決めるという仕事ができて、それも決まりました。タイヤがきつくて、悩まされて、気合で行くしかないと思ってたんですが、相手が速かったです。シケインとかの立ち上がりは良かったんですが、それ以外が速くなくて、1コーナーでしか仕掛けられませんでした。だからラスト1周で仕掛けたんですが、抑えきれなかったです。130Rでインに入られて、あれ以上押さえたらクラッシュしていました。いっぱいいっぱいで、あそこさえ押さえ切れれば勝てたと思うんですが、スリップが効くのできつかったです。最後の詰めが甘かったです。あの負け方は悔しかったです」
決勝3位 八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)
 「スタートは無難に決まりました。居附選手はちょっと遅れましたね。後ろが離れるまではバトルをしないで様子を見ようと思っていました。後ろも離れたので仕掛けようかと思ったんですが、前の2人がバチバチやっていて隙がない感じでした。最後の1周は2人が寄せ合いをしていたので、離れて見ていました。シケインでは森山選手のインが開きそうなので狙ったんですが、ふさがれてダートに落ちスピンしそうになりました。セーフティーカーも入ったし、体力的には問題は無かったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
Tags:
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