
細川待望の初優勝!(Photo:K.Takeshita)
全日本F3選手権第9戦は、フォーメーションスタートでフロントロウの2台が揃って
エンジンストールという波乱の幕開け。
これにより先頭に立った3番グリッドの細川が危なげなく後続を振り切って今季初
優勝を遂げた。
午前中の予選で降っていた雨も上がり、空はまだ雲が晴れないながらもコースは
ドライコンディションに回復していた。
13時45分、定刻でフォーメーションラップがスタートしようかというそのとき、
#7コートニーと#3横溝の脇でイエローフラッグが振られる。エンジンストールだ!
横溝はすぐに始動でき、隊列を追いかけていったが、コートニーはピットに押し
戻されてしまった。これで横溝は最後尾スタート、コートニーはピットスタートと
なる。
レースは先頭に繰り上がった#1細川が手堅く首位をキープして1コーナーに進入、
そのまま後続を突き放していく。
2位にはモンティンが続く。
その後方では、最後尾スタートの横溝とピットスタートのコートニーが猛然と追い
上げを開始、横溝は残念ながら2周目のヘアピンで#8小早川と接触、リタイヤとなっ
たが、コートニーはトップグループをも上回るハイペースで追い上げ、1周目11位、
2周目8位、3周目7位と着実に順位を上げてくる。
4周目の130Rで#36片岡が#4クインタレッリを抜き、そのままの勢いで3位の#2佐藤を
追い上げていき、8周目のホームストレートで急接近、さらにその後方ではコートニ
ーが#11柴田に迫り、サイドバイサイドの状態で1コーナーへ。
柴田は堪らずコースアウト、後方に沈む。
9周目のシケイン進入で片岡がブレーキングミス、これに乗じてコートニーが
1コーナーまでに追いつき、アウトからオーバーテイク。
結局、最後まで細川がトップを譲ることなく、全日本F3における初優勝を遂げた。
2位にはモンティン。3位には佐藤晋也が入り、コートニーは最終ラップのデグナー
でコースアウトしたため片岡に抜き返されて5位に終わった。
2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2003/07/05) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Lap | Time |
| 1 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 12 | 24'00.483 |
| 2 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 12 | 6.731 |
| 3 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 12 | 7.734 |
| 4 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 12 | 10.844 |
| 5 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 12 | 11.489 |
| 6 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 12 | 12.641 |
| 7 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 12 | 25.739 |
| 8 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 12 | 27.428 |
| 9 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 12 | 32.278 |
| 10 | 11 | 柴田 裕紀 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 12 | 34.676 |
| 11 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 11 | 1 Lap |
| -------- <以上規定周回完走> -------- |
| - | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 1 | 11 Laps |
| - | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 1 | 11 Laps |
- Fastest Lap No.1 細川慎弥 ディグレ無限F106 1'59.581 7/12 174.82km/h
- ペナルティNo.3 2003年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条~5)により、厳重警告(始末書提出)及び罰金3万円を課した。

暫定ポールのリチャード・ライアン (Photo: K.Takeshita)
フォーミュラニッポン第5戦は5日、鈴鹿サーキットで予選1回目が行われ、セッション終了直前に2'5.217を叩き出したリチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)が暫定ポールを獲得した。2位にはアンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)、3位には本山哲(IMPUL)が入った。
早朝から降ったり止んだりだった雨も、F3予選が始まることから本降りになり、FN公式予選1回目は、ウエットコンディションで行われることになった。
予選開始5分、ブノワ・トレルイエが2'8.844でトップ。リチャードライアンがこれに続くいう外国人ドライバーがまずは予選をリードした。
開始10分、本山哲が7.258でトップに、以後トレルイエ、ライアンと続く。このころから雨足が少し弱まってきた。
開始20分、雨足が再び強くなる。ライアンが6.811でトップに。土屋武士が2位に上がり、3位トレルイエ、本山は4位に落ちた。
開始30分前、土屋が6.710でトップに、ライアンは2位に下がり、3位には金石年弘が上がってきた。4位本山。しかし直後、土屋が1コーナーでコースアウト、予選を終える。
開始30分過ぎ、再び本山が6.647でトップ。2位土屋、3位ライアン、4位金石、5位トレルイエ、6位脇阪寿一。
開始35分過ぎ、野田がデグナーでスピンコース上にストップ。ここで赤旗が掲示される。予選は5分50秒間中断。
6分後残り7分で予選が再開。雨は再び小降りになりサーキット上空も明るくなってきた。
予選終了3分前、アンドレ・ロッテラーここで6.204で先ずはトップに。終了2分前、ライアンが5.271でロッテラーを逆転トップに立った。結局このまま予選は終了。3位は本山、4位土屋、5位金石、6位トレルイエと続いた。
2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:雨/コース:ウェット
Fニッポン -RIJ- (2003/07/05) Qualfying Session #1 Weather:Rainy Course:Wet 2003 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km |
| P | No | | Driver | Team | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 40 | | リチャード・ライアン | DoCoMo DANDELION | 2'05.271 | - | - | 166.88 |
| 2 | 2 | | アンドレ・ロッテラー | PIAA NAKAJIMA | 2'06.204 | 0.933 | 0.933 | 165.65 |
| 3 | 19 | | 本山 哲 | IMPUL | 2'06.647 | 1.376 | 0.443 | 165.07 |
| 4 | 8 | | 土屋 武士 | LeMans | 2'06.710 | 1.439 | 0.063 | 164.98 |
| 5 | 7 | | 金石 年弘 | LeMans | 2'06.870 | 1.599 | 0.160 | 164.78 |
| 6 | 20 | | ブノワ・トレルイエ | IMPUL | 2'06.887 | 1.616 | 0.017 | 164.75 |
| 7 | 3 | | 立川 祐路 | Olympic KONDO | 2'07.014 | 1.743 | 0.127 | 164.59 |
| 8 | 5 | | 道上 龍 | 5ZIGEN | 2'07.124 | 1.853 | 0.110 | 164.45 |
| 9 | 22 | | 脇阪 寿一 | TEAM 22 | 2'07.312 | 2.041 | 0.188 | 164.20 |
| 10 | 6 | | 福田 良 | 5ZIGEN | 2'07.454 | 2.183 | 0.142 | 164.02 |
| 11 | 12 | | 井出 有冶 | COSMO OIL CERUMO | 2'07.551 | 2.280 | 0.097 | 163.90 |
| 12 | 11 | | 松田 次生 | COSMO OIL CERUMO | 2'07.694 | 2.423 | 0.143 | 163.71 |
| 13 | 1 | | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA | 2'07.881 | 2.610 | 0.187 | 163.47 |
| 14 | 41 | | 服部 尚貴 | DoCoMo DANDELION | 2'07.943 | 2.672 | 0.062 | 163.39 |
| 15 | 4 | | ドミニク・シュワガー | Olympic KONDO | 2'07.982 | 2.711 | 0.039 | 163.34 |
| 16 | 9 | | 黒澤 治樹 | PLANEX EBBRO NOVA | 2'08.063 | 2.792 | 0.081 | 163.24 |
| 17 | 10 | | 五十嵐 勇大 | TEAM NOVA | 2'08.455 | 3.184 | 0.392 | 162.74 |
| 18 | 28 | | 野田 英樹 | CARROZZERIA MOHN | 2'08.463 | 3.192 | 0.008 | 162.73 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 107% ) | 2'14.040 | 8.769 | 5.577 | 155.96 |
- シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
- 赤旗提示により5分50秒間中断した。(赤旗提示時刻 11:17'10 再開時間 11:23'00)

モンティン、余裕のポールポジション (Photo:K.Takeshita)
10分間のインターバルを置いて第10戦の予選が始まった。
コートニーが最初のアタックで早くも2'17.306と第9戦のベストをも上回るタイムを
出してきたが、これをモンティンが3回目のアタックで上回り、2'17.014でトップに。
さらにモンティンは16.843、16.484と着実にタイムを削り取り、他の追随を許さなか
った。
2位にはコートニー、3位には細川が入り、第9戦で健闘した横溝は2コーナーでコース
アウトしてしまい、4位に終わった。
2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:雨/コース:ウェット
全日本F3 -RIJ- (2003/07/05) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2003 All Japan F3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 2'16.484 | - | - | 153.17 |
| 2 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'17.306 | 0.822 | 0.822 | 152.25 |
| 3 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 2'17.538 | 1.054 | 0.232 | 152.00 |
| 4 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 2'17.694 | 1.210 | 0.156 | 151.82 |
| 5 | 11 | 柴田 裕紀 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 2'18.013 | 1.529 | 0.319 | 151.47 |
| 6 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 2'18.174 | 1.690 | 0.161 | 151.30 |
| 7 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.321 | 1.837 | 0.147 | 151.14 |
| 8 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.454 | 1.970 | 0.133 | 150.99 |
| 9 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.887 | 2.403 | 0.433 | 150.52 |
| 10 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 2'19.475 | 2.991 | 0.588 | 149.88 |
| 11 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'19.528 | 3.044 | 0.053 | 149.83 |
| 12 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 2'19.739 | 3.255 | 0.211 | 149.60 |
| 13 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'20.360 | 3.876 | 0.621 | 148.94 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'30.819 | 14.336 | 10.460 | 138.61 |

ウエットでは敵なしのコートニー (Photo:K.Takeshita)
今日の鈴鹿は朝から雨が降り始め、F3第9戦の予選はウェットコンディションの中で
行われた。
横溝直輝が最初のアタックで出した2'17.458を各車とも中々上回れず、これがその
ままポールタイムになるのかと思われたが、チェッカー間際にジェームズ・コートニ
ーがセクター1のビハインドを130Rからシケインの区間で見事に挽回する走りで
2'17.308を叩き出して逆転、第9戦のポールポジションを奪い取った。
2位には横溝。3位には終盤目覚しいタイムアップがあったものの惜しくもトップに
は届かなかった細川が入った。
2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:雨/コース:ウェット
全日本F3 -RIJ- (2003/07/05) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2003 All Japan F3 Championship Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
|
| P | No | Driver | Car | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 7 | ジェームス・コートニー | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'17.308 | - | - | 152.25 |
| 2 | 3 | 横溝 直輝 | DALLARA F303 | TOYOTA 3S-GE | 2'17.458 | 0.150 | 0.150 | 152.08 |
| 3 | 1 | 細川 慎弥 | LOLA-DOME F106 | 無限MF204C | 2'17.776 | 0.468 | 0.318 | 151.73 |
| 4 | 12 | パオロ・モンティン | DALLARA F303 | NISSAN SR20VE | 2'18.130 | 0.822 | 0.354 | 151.34 |
| 5 | 2 | 佐藤 晋也 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 2'18.532 | 1.224 | 0.402 | 150.91 |
| 6 | 36 | 片岡 龍也 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.582 | 1.274 | 0.050 | 150.85 |
| 7 | 4 | ロニー・クインタレッリ | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.660 | 1.352 | 0.078 | 150.77 |
| 8 | 19 | 柴田 裕吉 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'18.983 | 1.675 | 0.323 | 150.42 |
| 9 | 11 | 柴田 裕紀 | DALLARA F302 | 無限MF204B | 2'19.380 | 2.072 | 0.397 | 149.99 |
| 10 | 8 | 小早川 済瑠 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'19.605 | 2.297 | 0.225 | 149.75 |
| 11 | 33 | 吉本 大樹 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 2'20.084 | 2.776 | 0.479 | 149.23 |
| 12 | 32 | 番場 琢 | LOLA-DOME F106 | TOYOTA 3S-GE | 2'20.380 | 3.072 | 0.296 | 148.92 |
| 13 | 18 | 小川 貴広 | DALLARA F302 | TOYOTA 3S-GE | 2'21.541 | 4.233 | 1.161 | 147.70 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'31.265 | 13.957 | 9.724 | 138.20 |

NOVAからFニッポン参戦が決まった五十嵐(Photo:Motorsports@nifty)
今シーズン、NOVAからフォーミュラ・ニッポンに参戦していた藤澤哲也に代わって、
今週末鈴鹿で行われる第5戦から、五十嵐勇大がNOVAのマシンをドライブすること
が決まった。藤澤は第4戦まで参戦したものの、思ったような成績を残せぬまま五
十嵐にシートを譲ることになった。
五十嵐は、2000年シーズンからフォーミュラ・ニッポンに参戦を開始。チーム・ル
マン、ムーンクラフトからエントリーしてきた。今季はシートを失い活動の場をGT
一本に絞っていたが、本人の念願叶っての復帰となった。
復帰戦となる鈴鹿で、五十嵐がどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。
◆五十嵐勇大公式サイト http://www.yudai-i.net/
◆Fニッポン公式サイト http://www.f-nippon.co.jp/
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□ スーパー耐久シリーズ2003 第4戦 □
□ 中谷明彦組三菱ランサーエボVIIIがポール・トゥ・ウィン、今季2勝目!□
□ クラス2で三菱ランサーがワン・ツー・フィニッシュを果たす □
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■<結果>
<クラス2>*クラス2は完走8台
順位 1
ドライバー 中谷 明彦/木下 隆之
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間20分38秒239(151周)
予選順位 1
順位 2
ドライバー 大橋 正澄/松浦 俊之/松井 猛敏
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間20分14秒058(149周)
予選順位 5
順位 3
ドライバー 吉田 寿博/清水 和夫
車両 スバル・インプレッサ
タイム(周回数) 4時間19分48秒925(147周)
予選順位 3
順位 4
ドライバー 松本 達哉/日部 利晃
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間20分13秒461(147周)
予選順位 7
順位 5
ドライバー 小川日出生(CMSC山形)/伊藤勝一(CMSC山形)
大野尊久
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間20分45秒421(146周)
予選順位 8
順位 6
ドライバー 富枡 朋広/関 豊
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間19分45秒940(144周)
予選順位 9
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
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■ <開催概要>
開催日 6月28日(土)予選・29日(日)決勝
開催場所 山口県美祢市西厚保町「MINEサーキット」
周回数 155周(1周3.330839km)
参加台数 38台(決勝レース出走38台、完走30台)
クラス1 (3501cc~) 7台
クラス2 (2001~3500cc、4WD) 9台(三菱ランサー7台)
クラス3 (2001~3500cc、2WD) 8台
クラス4 (~2000cc) 8台
GN+クラス(スーパー耐久シリーズ・技術規則
第8条に従った車両、~2000cc、2WD) 6台
観客数 19,800人(決勝当日)
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スーパー耐久シリーズ 2003第4戦「MINE500km RACE」が、
6月28日(土)~29日(日)に山口県の「MINEサーキット」 (1周3.3
30km)で開催された。同大会には5クラス合わせて38台のエントリーがあり、
クラス2には最多の9台が参加。このうち三菱ランサーは7台を占め、引き続き単一
クラスに於ける最多参加車種となった。
予選が行われた28日の天候は終日断続的な小雨模様。決勝グリッドを決める予選
2回目も小雨が時折落ちるウエットコンディション下で行われた。クラス2車両の出
走する最初の20分間は当初雨が殆ど止んでいたが間もなく降り出し路面状況が悪化。
この間隙を縫って中谷明彦選手組の駆る三菱ランサーエボリューション・はコースイ
ン2周目でさらりとベストタイムを記録。上位排気量のクラス1勢を向こうに見事総
合3番手に食い込んだ。また、村田信博選手組が総合9位/クラス2番手に続いて三
菱ランサーエボリューションVIIIが予選1、2番手を独占した。
明けて29日の決勝日は朝方こそ曇天だったがじきに晴れ間ものぞき、朝のフリー
走行では各チームともドライ路面のセッティングに腐心することに。155周500
・の決勝レースは午後0時54分に気温26℃とやや蒸し暑い中でスタートした。ポ
ールポジションから快調なスタートを切った中谷選手組三菱ランサーは、優れた回頭
性をもたらすスーパーAYCや、スーパークロス5速ミッションもツイスティなMI
NEのコースにマッチしてクラストップを快走。ブレーキや水温上昇に細心の注意を
払いながらも一時は総合でも5番手と、クラス1勢に分け入る速さを見せた。これに
対してライバル勢には反則ペナルティの他、他車との接触、エンジントラブルなどが
多発する荒れた展開となったが、ノートラブルで走りきった中谷選手組の三菱ランサ
ーはそのまま無事チェッカー。開幕戦に続く今季2勝目を嬉しいポール・トゥ・ウィ
ンで飾った。今回優勝した三菱ランサーには、イニシャルトルクの低下がなく高い駆
動力が確保されるラリーアート製スーパートラクションL.S.D.が装着されてい
る。なお、予選5番手からスタートした大橋正澄選手組(三菱ランサー)も中盤以降
じわじわと順位を上げ2位に入賞。三菱ランサーエボリューションVIIIが初のワ
ン・ツー・フィニッシュを果たし、ランキングでも大橋選手組は単独3位に浮上した。
出走38台中8台がリタイアする中、三菱ランサーは7台全車が完走。なお、総合優
勝は木下みつひろ選手組のスカイラインGT-Rだった。
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★第4戦終了時のシリーズポイント(全8戦中7戦有効)
<クラス2>
1位 吉田寿博組(スバル・インプレッサ) 67
2位 中谷明彦組(三菱ランサー) 50
3位 大橋正澄組(三菱ランサー) 45
4位 村山智之組(スバル・インプレッサ) 30
5位 松本達哉組(三菱ランサー) 28
6位 植松忠雄組(三菱ランサー) 15
7位 橋澤 宏組(三菱ランサー) 14
8位 三上和美組(三菱ランサー) 14
9位 村田信博組(三菱ランサー) 12
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◆ラリーアートWeb Site http://www.ralliart.co.jp/
スーパー耐久シリーズ2003 第4戦
「MINE 500km RACE 」
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■開催月日:2003年6月28-29日
■開催場所:MINEサーキット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ FUJITSUBOインプレッサが3位
4戦連続表彰台でポイントリーダーを守る
S耐第4戦は、山口のMINEサーキットで38台の車両を集めて開催
され、吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO インプレッサがクラス3位
(総合13位)、開幕から4戦連続で表彰台を得てポイントリーダーを守った。しか
しチームメイトである村山智之/松田晃司組の#22avex・インプレッサは、マ
シントラブルでリタイアを喫した。
28日の予選日は雨が降ったり止んだりの不安定な天候。予選1回目で基準タイムを
通過した2台のインプレッサは、決勝グリッドを決める予選2回目で#2インプレッ
サがクラス3位(総合10位)、#22インプレッサがクラス4位(総合12位)と
なった。
決勝日の29日、12時54分に1万9800人の熱心なファンが見守る中、決勝レー
スがスタートした。ラスポールの#11ジアラランサーは快調にペースを上げトップ
を堅守。31周目には#22インプレッサがクラス2位、#2インプレッサがクラス
3位となる。ところが#2インプレッサに40周を過ぎたころからガス欠(パーコレー
ション)症状が出始め、50周で早めのピットイン、順位はクラス6位となる。
62周目には、クラストップに吉田の#2インプレッサ。これに#11ランサー、#
22インプレッサが続いた。ところが#22インプレッサは、68周目の第1ヘアピ
ンで突然左フロントサスペンションのブラケットが割れるというトラブルでコースア
ウト。何とかコース復帰するも続く第2ヘアピンの手前で挙動を乱して後続の車両と
接触。2台の車両はそこからコースアウトして動けなくなりリタイアとなってしまっ
たが、どちらのドライバーにもケガがなかったのは不幸中の幸いだった。
一方クラストップを走る#2インプレッサの吉田は、再びパーコレーションのために
ペースが落ちて2位にドロップ。直後の81周でピットインして清水に交代した。し
かしこの際、ピットロード入り口のホワイトラインをカットして、ドライブスルーペ
ナルティを受けることになる。
ペナルティを受けた清水は、4位にポジションダウンとなった。
さらに清水はレース中に#20ランサーと接触し、右リヤのタイヤがスローパンクチャー。
何とか20周近くを我慢して走ったが、ついにバーストしてしまい、ピットインして
タイヤ交換することとなった。
清水は終盤をマイペースで走りきりクラス4位でチェッカー。しかし3位でチェッカー
を受けた#20ランサーがピットインの際に危険な作業があり3周減算という大きな
ペナルティに。#2インプレッサは3位(総合13位)に繰り上がり、3連勝はなら
なかったものの開幕から4戦連続の表彰台をゲット。シリーズポイントにも12点を
加算してトップを守った。
次回第5戦「十勝24時間レース」は、7月20~21日に十勝スピードウェイで開
催される予定。
■清水和夫選手
(クラス3位総合13位#2FUJITSUBOインプレッサ)
「今日はメカニック、マシン、ドライバー、すべてにミスとトラブルが出て勝負権は
ないと思っていた。だから何とか完走して1ポイントでも多く取りたかった。でも、
最後に繰り上がって3位表彰台に立てたのはラッキー。シリーズの流れがライバル
(#11ランサー)に行かないような最低限のレースだったね」
■Race Results(クラス2)
1. #11 中谷明彦/木下隆之 ジアラーランサーEVO VIII 151
2. #57 大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏 グラムライツ ランサー 149
3. #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA 147
4. #56 松本達哉/日部利晃 NUTEC ダンロップランサー 147
5. #20 小川日出生/伊藤勝一/大野尊久 RSオガワADVANランサー 146
6. #6 冨桝朋広/関 豊 ファルケン☆ランサーEVO VIII 144
7. #3 村田信博/サトウカイチ エンドレスアドバン座間三菱エボ 124
8. #70 三上和美/藤澤哲也 リニューカーTCPROアドバン 122
R. #22 村山智之/松田晃司 avex・IMPREZA 67
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久シリーズ2003 第4戦
「MINE 500km RACE」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年6月28-29日
■開催場所:セントラルパークMINEサーキット
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■エンドレス アドバン GT-R、開幕4連勝!!
GT-Rのクラス1連勝は「90」に
S耐第4戦はMINEサーキットで開催され、開幕戦から連勝中のエンドレス アドバン
GT-Rが4連勝を果たし、スカイラインGT-Rのクラス1連勝記録を90(S耐総合で
は39連勝)に伸ばした。
予選日の28日、予選1回目では#1GT-Rの青木が1分42秒729でトップタイムをマー
ク。ニッサン勢は3台とも基準タイムをクリアした。
決勝グリッドを決める予選2回目#1GT-Rの青木が1分43秒228でポールポジションを
獲得。また#19GT-Rもクラス5位(総合8位)、#23フェアレディZはクラス7位
(総合30位)だった。
決勝日の29日、1万9800人もの熱心なファンがサーキットにつめ掛けた。12
時54分決勝レースがスタート。GT-Rはピットインが3回の予定だが、ライバルのポ
ルシェは2回予定のため、GT-Rはより速いペースでポルシェとの差を広げる必要があ
る。
ポールスタートの#1GT-Rは木下が序盤からリードを築き、32周目には2位のポル
シェに14秒3までリードを広げた。一方#19GT-Rの輿水はクラス7位をキープする
ステディな走行を続けていた。
44周で#1GT-Rが青木に交代。67周目に2位の#109ポルシェがスローダウン
してピットイン。代わって#33ポルシェが2位となり、以下#99ポルシェ、#25
ポルシェ、#19GT-Rの順に。
92周でトップの#1GT-Rがピットイン。給油だけ済ませて2位でコースへ復帰した。
107周でトップ#33ポルシェが2回目のピットインをすると、#1GT-Rの青木が
再びトップを奪回し117周で最後のピットイン。
ドライバーは木下に代わり残り30数周で14秒1の差からの逆転を狙った。
120周目に、それまでマシントラブルに見舞われていた#23フェアレディZが、
白煙を噴きながらスローダウン。やがて床下から火が出てストップしてしまった。こ
の消火作業のためにセーフティカーが導入され、トップ2台の差は、5秒9まで縮まる
ことになった。125周終了でリスタートが切られると、#1GT-Rの木下が見る間に
その差を詰め、130周目のコントロールラインでは2台が並んで通過。やがてその
差は開き、#1GT-Rが歓喜のチェッカーを受けた。
なお#19GT-Rは7位でチェッカーを受け連続完走を果たした。
■木下みつひろ選手(総合優勝/#1 エンドレスアドバンGT-R)
「最後のスティントは気合で行こうとクールスーツをつけませんでした。
ドリンクがあれば大丈夫と。でも、ドリンクがトラブルのため全然飲めなくて最後の
5周は暑くてつらかったですね。今日も終盤まで冷や冷やしましたが、何とか勝つこ
とができました」
■RESULTS
Pos-No.-Class-Class Pos--Machine--(Lap)--Driver
1. # 1- C1- 1 エンドレス アドバン GT-R (155) 木下みつひろ/青木 孝行
2. #33- C1- 2 FALKEN☆PORCSHE (155) 竹内 浩典/田中 哲也
3. #25- C1- 3 ADVAN PORSCHE (153) 織戸 学/羽根 幸浩
4. #99- C1- 4 CRT-PIRELLIポルシェ (153) 砂子塾長/壷林 貴也
5. #24- C1- 5 PCJ ADVAN PORSCHE (153) 井上 貴志/堤 明彦
6. #109-C1- 6 ランドリー OGBアドバンGT3 (152) 飯田 章/西澤 和之
7. #19- C1- 7 JMCダンロップGT-R・ED (151) 輿水 敏明/阪口 良平
8. #11- C2- 1 ジアラーランサーEVO VIII (151) 中谷 明彦/木下 隆之
9. #36-GN+- 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA (150) 黒澤 琢弥/佐々木 孝太
10. #57- C2- 2 グラムライツ ランサー (149) 大橋 正澄/松浦 俊之/松井 猛敏
R. #23- C3- 7 C-WEST アドバン Z33 (104) 尾本 直史/星野 一樹
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
スーパー耐久ポイントランキング
| 全8戦中4戦終了
|
Class1 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
1 |
1 |
木下/青木 |
エンドレス アドバン GT-R |
20 |
20 |
20 |
20 |
|
|
|
|
80 |
| 2 |
33 |
1 |
竹内/田中 |
FALKEN☆PORCSHE |
15 |
12 |
12 |
15 |
|
|
|
|
54 |
| 3 |
99 |
1 |
砂子/壷林 |
CRT-PIRELLIポルシェ |
12 |
10 |
15 |
10 |
|
|
|
|
47 |
| 4 |
25 |
1 |
織戸/羽根 |
ADVAN PORSCHE |
8 |
15 |
10 |
12 |
|
|
|
|
45 |
| 5 |
24 |
1 |
井上/堤 |
PCJ ADVAN PORSCHE |
6 |
8 |
4 |
8 |
|
|
|
|
26 |
| 6 |
19 |
1 |
輿水/坂口 |
JMCダンロップGT-R |
DNQ |
6 |
8 |
4 |
|
|
|
|
18 |
| 7 |
109 |
1 |
飯田/西澤 |
ランドリー OGBアドバンGT3 |
10 |
DNC |
- |
6 |
|
|
|
|
16 |
| 8 |
63 |
1 |
OSAMU/倉嶋/玉中 |
チームLEIJUNアンドB-1 |
- |
- |
6 |
- |
|
|
|
|
6 |
Class2 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
2 |
2 |
吉田/清水 |
FUJITSUBO インプレッサ |
15 |
20 |
20 |
12 |
|
|
|
|
67 |
| 2 |
11 |
2 |
中谷/木下 |
ジアラーランサーEVO VIII |
20 |
DNC |
10 |
20 |
|
|
|
|
50 |
| 3 |
57 |
2 |
大橋/松浦/松井 |
グラムライツ ランサー |
8 |
10 |
12 |
15 |
|
|
|
|
45 |
| 4 |
20 |
2 |
小川/伊藤/大野 |
RSオガワADVANランサー |
10 |
4 |
15 |
8 |
|
|
|
|
37 |
| 5 |
22 |
2 |
村山/松田 |
avex・Impreza |
12 |
15 |
3 |
DNC |
|
|
|
|
30 |
| 6 |
56 |
2 |
松本/日部 |
NUTEC ダンロップランサー |
6 |
12 |
DNC |
10 |
|
|
|
|
28 |
| 7 |
3 |
2 |
村田/サトウ |
エンドレスアドバン座間三菱エボ |
DNC |
8 |
DNC |
4 |
|
|
|
|
12 |
| 8 |
6 |
2 |
冨桝/関 |
ファルケン☆ランサーEVO VIII |
DNQ |
2 |
4 |
6 |
|
|
|
|
12 |
| 9 |
70 |
2 |
三上/藤澤 |
リニューカーTCPROアドバン |
- |
3 |
8 |
- |
|
|
|
|
11 |
| 10 |
12 |
2 |
田中/竹島/三芳 |
クイーンスクエア.ネットエボⅧ |
- |
1 |
6 |
- |
|
|
|
|
7 |
| 11 |
13 |
2 |
原田/脇田/山本 |
KSAUTO-LANCER |
- |
6 |
DNC |
- |
|
|
|
|
6 |
| 12 |
26 |
2 |
朝倉/細野 |
エンドレスアドバン科芸専ランサー |
4 |
- |
DNC |
- |
|
|
|
|
4 |
Class3 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
27 |
3 |
古谷/長島 |
FINA BMW M3 |
20 |
15 |
20 |
20 |
|
|
|
|
75 |
| 2 |
15 |
3 |
長島/山田/入口 |
ORCアドバンRX-7 |
15 |
DNC |
15 |
15 |
|
|
|
|
45 |
| 3 |
14 |
3 |
今村/小松/山崎 |
REDLINEダイトウRX-7 |
12 |
10 |
8 |
12 |
|
|
|
|
42 |
| 4 |
83 |
3 |
古橋/玉木/小林 |
BP ADVAN NSX |
8 |
20 |
12 |
DNC |
|
|
|
|
40 |
| 5 |
39 |
3 |
八木/植田 |
DELPHI ADVAN NSX |
DNQ |
12 |
6 |
10 |
|
|
|
|
28 |
| 6 |
77 |
3 |
吉岡/池田 |
TRUST ADVAN RX7 |
- |
8 |
10 |
6 |
|
|
|
|
24 |
| 7 |
23 |
3 |
尾本/星野 |
C-WEST アドバン Z33 |
10 |
6 |
DNC |
DNC |
|
|
|
|
16 |
| 8 |
78 |
3 |
新宅/伊藤/有木 |
WW2 ダンロップRX-7 |
- |
- |
- |
8 |
|
|
|
|
8 |
| 9 |
280 |
3 |
大城/前嶋/川越 |
PIRELLI花博I&Plus |
- |
4 |
- |
- |
|
|
|
|
4 |
|
7 |
3 |
三好/大井 |
Swift DUNLOP RX7 |
- |
- |
DNC |
- |
|
|
|
|
0 |
Class4 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
8 |
4 |
筒井/谷川 |
ACID英進館YHS2000 |
20 |
20 |
12 |
DNC |
|
|
|
|
52 |
| 2 |
69 |
4 |
梅本/長野 |
J'SRacingYHS2000 |
15 |
15 |
15 |
DNS |
|
|
|
|
45 |
| 3 |
10 |
4 |
菊地/渡辺 |
RED LINEベルノ東海DLDC5 |
DNC |
0 |
20 |
15 |
|
|
|
|
35 |
| 4 |
21 |
4 |
三船/WADA-Q |
クムホ・エクスタ・S2000 |
DNC |
8 |
DNC |
20 |
|
|
|
|
28 |
| 5 |
73 |
4 |
山本/高良 |
ロイヤルハウスA-ONE無限μ |
- |
10 |
DNC |
12 |
|
|
|
|
22 |
| 6 |
18 |
4 |
浅野/笠原/坂井 |
FK/マッシモADVANインテグラ |
12 |
6 |
3 |
- |
|
|
|
|
21 |
| 7 |
82 |
4 |
西村/高橋/津川 |
KTパサージュベルノ宮城FK |
DNC |
12 |
8 |
- |
|
|
|
|
20 |
| 8 |
34 |
4 |
川口/岡 |
タイヤガーデン-BP-DC5 |
6 |
0 |
4 |
10 |
|
|
|
|
20 |
| 9 |
98 |
4 |
田嶋/海老澤/千田 |
Mooncraft S2000 |
8 |
2 |
DNC |
8 |
|
|
|
|
18 |
| 10 |
58 |
4 |
佐藤/富澤/斉藤 |
モンド スピードDL 2000 |
10 |
4 |
DNC |
- |
|
|
|
|
14 |
| 11 |
60 |
4 |
小幡/成澤/柳田 |
RCB・DL・インテグラ |
10 |
3 |
- |
- |
|
|
|
|
13 |
| 12 |
67 |
4 |
長井/松浦 |
YAMATO INTEGRA |
- |
- |
10 |
- |
|
|
|
|
10 |
| 13 |
29 |
4 |
谷口/谷口 |
オベロンμ読売江東理工DC5 |
DNQ |
0 |
6 |
- |
|
|
|
|
6 |
| 14 |
66 |
4 |
福田/萬雲 |
EXEDY シグナルオート DC5 |
- |
1 |
- |
DNC |
|
|
|
|
1 |
ClassN+ |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
36 |
N+ |
黒澤/佐々木 |
MAZIORA Kosei ALTEZZA |
15 |
15 |
20 |
20 |
|
|
|
|
70 |
| 2 |
37 |
N+ |
影山/井入 |
SPIRIT KOSEI ALTEZZA |
20 |
12 |
15 |
15 |
|
|
|
|
62 |
| 3 |
55 |
N+ |
田ヶ原/片岡 |
ARTA FOS アルテッツア |
12 |
8 |
DNC |
12 |
|
|
|
|
32 |
| 4 |
54 |
N+ |
山内/浅見 |
ADVANアンクルインテグラ |
- |
10 |
12 |
|
|
|
|
|
22 |
| 5 |
5 |
N+ |
道上/服部 |
5ZIGEN INTEGRA |
- |
20 |
DNC |
DNC |
|
|
|
|
20 |
| 6 |
96 |
N+ |
藤田/山口/大村 |
ネッツ大分アドバンアルテッツア |
- |
DNC |
- |
10 |
|
|
|
|
10 |
| 7 |
17 |
N+ |
田中/清水/山本 |
キーパー★ingsカワサキDL |
- |
6 |
DNC |
DQ |
|
|
|
|
6 |
*****************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

ポルシェを逆転してGTRは開幕4連勝(Poto:K.Takeshita)
6月29日、スーパー耐久シリーズ第4戦「MINE 500kmレース」が、梅雨の合間の
好天に恵まれたCP MINEサーキットで行われた。
ポールポジションからスタートした本命#1エンドレス アドバンGT-R(木下/青木
組)は、残り25周で先行する#33FALKEN☆PORCSHE(竹内/田中組)を逆転。開幕か
ら無傷の4連勝を飾った。
ピットストップをポルシェ勢より1回多くこなさなければならない#1GTRは、残
り37周というところで、最後のピットイン。14秒のビハインドを背負って#33ポ
ルシェを追うことになった。
ところが、ここで#1GTRに願ってもいない事が起こる。#23C-WEST アドバン Z33
が、足回りから炎を上げ1コーナーにストップ。マシンが一部炎上し、この処理
のためにセーフティカーが入ったのだ。
これが解除された時には残り30周。労せずして#33ポルシェとの差を詰めた#1GTR
は即座にその背後に迫ると、残り25周となった131周目に逆転。そのまま逃げ切
って優勝を飾った。
2003年6月29日 CP MINEサーキット(山口県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P No Cls P Car/Model Driver Lap/Gap
-----------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 エンドレスアドバンGTR /BNR34 木下/青木 155
2 33 1 2 FALKEN☆PORSCHE /996 竹内/田中 6.084
3 25 1 3 ADVAN PORSCHE /996 織戸/羽根 2laps
4 99 1 4 CRT-PIRELLIポルシェ /996 砂子/壷林 2laps
5* 24 1 5 PCJ ADVAN PORSCHE /996 井上/堤 2laps
6 109 1 6 ランドリーOGBアドバンGT3/996 飯田/西澤 3laps
7 19 1 7 JMCダンロップGT-R /BNR34 輿水/阪口 4laps
8 11 2 1 ジアラランサー EVO VIII/CT9A 中谷/木下 4laps
9 36 N+ 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA /SXE10 黒澤/佐々木 5laps
10* 57 2 2 グラムライツ ランサー /CT9A 大橋/松浦/松井 6laps
11 27 3 1 FINA BMW M3 /E36 古谷/浅見 6laps
12 15 3 2 ORCアドバンRX-7 /FD3S 長島/山田/入口 6laps
13* 2 2 3 FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB 吉田/清水 8laps
14 56 2 4 NUTECダンロップランサー/CT9A 松本/日部 8laps
15 37 N+ 2 SPIRIT Kosei ALTEZZA /SXE10 影山/井入 8laps
16* 20 2 5 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/伊藤/大野 6laps
17 21 4 1 クムホ・エクスタ・S2000 /AP1 三船/WADA-Q 9laps
18 14 3 3 REDLINEダイトウRX-7 /FD3S 今村/山崎/小松 9laps
19 10 4 2 RED LINEベルノ東海DLDC5/DC5 菊池/渡辺 9laps
20 55 N+ 3 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 田ヶ原/片岡 9laps
21 39 3 4 DELPHI ADVAN NSX /NA2 八木/植田 9laps
22 6 2 6 ファルケン☆ランサー /CT9A 冨桝/関 11laps
23 73 4 3 ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5 山本/高良 12laps
24 34 4 4 タイヤガーデンBP-DC5 /DC5 川口/岡 14laps
25 98 4 5 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/海老澤/千田 15laps
26 96 N+ 4 ネッツ大分アドバンアルテッツア 藤田/藤沢/大村 16laps
27 78 3 5 WW2 ダンロップRX-7 /FD3S 新宅/伊藤/有木 23laps
28 77 3 6 TRUST ADVAN RX-7 /FD3S 吉岡/池田 30laps
29 3 2 7 エンドレスアドバン座間 /CT9A 村田/サトウ 31laps
30 70 2 8 リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤 33laps
------------------- 以上完走 -----------------------------------------
66 4 EXEDY シグナルオート DC5/ DC-5 福田/萬雲 41laps
23 3 C-WEST アドバン Z33 /UA-Z33 尾本/星野 51laps
5 5 5ZIGEN INTEGRA /DC5 道上/服部 56laps
8 4 ACID英進館YH S2000 /AP1 筒井/谷川 84laps
22 2 avex・Imprez /GH-GDB 村山/松田 88laps
83 3 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 90laps
69 4 J'S RACING S2000 YH /AP1 梅本/長野 155laps
* 17 5 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5 田中/清水/山本 失格
----------------------------------------------------------------------
Fastest Lap: 1'34.134 No.33 竹内浩典
Class1 完走周回数 :108周 Class1 : C-1
Class2 完走周回数 :105周 Class2 : C-2
Class3 完走周回数 :104周 Class3 : C-3
Class4 完走周回数 :102周 Class4 : C-4
Class5 完走周回数 :105周 Class5 : グループN+
6月29日朝、晴天の予報は出ているものの、MINEサーキットは曇天。上空は雲に
覆われている。
8時から始まったフリー走行は、この週末初のドライ路面での走行となり、当然
予選までのタイムを大きく上回ってきた。トップは#1エンドレス アドバンGT-R
(木下/青木組)。ウェットほどの差はないものの、ここでもポルシェ勢を抑えた。
しかし、#1GTRは決勝では燃費の関係から2ストップでは走りきることが厳しく、
4連勝に向けては微妙な状態だ。
2003年6月29日 CP MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car-----------------------Model---Drivers----------BestTime
1 1 1 エンドレス アドバンGT-R BNR34 木下/青木 1'33.531
2 33 1 FALKEN☆PORCSHE 911GT3 竹内/田中 1'34.000
3 109 1 ランドリーOGBアドバンGT3 911GT3 飯田/西澤 1'34.519
4 99 1 CRT-PIRELLIポルシェ 911GT3 砂子/壷林 1'34.548
5 25 1 ADVAN PORSCHE 911GT3 織戸/羽根 1'34.859
6 19 1 JMCダンロップGT-R ED BNR34 輿水/阪口 1'35.548
7 11 2 ジアラランサーEVO VIII CT9A 中谷/木下 1'35.663
8 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE 911GT3 井上/堤 1'35.860
9 2 2 FUJITSUBO INPREZA GH-GDB 吉田/清水 1'36.202
10 22 2 avex・Impreza GH-GDB 村山/松田 1'36.660
11 15 3 ORCアドバンRX-7 FD3S 長島/山田/入口 1'36.991
12 20 2 RSオガワADVANランサー CT9A 小川/伊藤/大野 1'37.844
13 23 3 C-WEST アドバン Z33 VA-Z33 尾本/星野 1'38.173
14 36 N+ MAZIORA Kosei ALTEZZA SXE10 黒澤/佐々木 1'38.483
15 83 3 BP ADVAN NSX NA2 古橋/玉本/小林 1'38.483
16 57 2 グラムライツ ランサー CT9A 大橋/松浦/松井 1'38.507
17 70 2 リニューカーTCPROアドバン CT9A 三上/藤澤 1'38.535
18 39 3 DELPHI ADVAN NSX NA2 八木/植田 1'38.627
19 56 2 NUTECダンロップランサー CT9A 松本/日部 1'38.649
20 5 N+ 5ZIGEN INTEGRA DC5 道上/服部 1'38.687
21 27 3 FINA BMW M3 E36 古谷/浅見 1'38.918
22 77 3 TRUST ADVAN RX7 FD3S 吉岡/池田 1'39.116
23 37 N+ SPIRIT Kosei ALTEZZA SXE10 影山/井入 1'39.284
24 10 4 REDLINEベルノ東海DLDC5 DC5 菊地/渡辺 1'39.440
25 8 4 ACID英進館YH S2000 AP1 筒井/谷川 1'40.127
26 96 5 ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 藤田/藤沢大村 1'40.321
27 21 4 クムホ・エクスタ S-2000 AP1 三船/WADA-Q 1'40.407
28 14 3 REDLINEダイトウRX-7 FD3S 今村/小松/山崎 1'40.455
29 17 N+ キーパー☆ingsカワサキDL DC5 田中/山本/清水 1'41.012
30 55 N+ ARTA FOS アルテッツァ SXE10 田ヶ原/片岡 1'41.079
31 69 4 J'S Racing YH S2000 AP1 梅本/長野 1'41.420
32 98 4 Mooncraft S2000 AP1 田嶋/海老澤/千田 1'41.764
33 6 2 ファルケン☆ランサーEVO VIII CT9A 冨桝/関 1'42.013
34 66 4 EXEDYシグナルオートDC5 DC5 福田/萬雲 1'42.563
35 34 4 タイヤガーデン-BP-DC5 DC5 川口/岡 1'42.706
36 73 4 ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 山本/高良/大河原 1'43.880
37 78 3 WW2 ダンロップRX-7 FD3S 新宅/伊藤/有木 1'46.179
38 3 2 エンドレスアドバン座間三菱エボ CT9A 村田/サトウ 2'08.876
----------------------------------------------------------------------
6月28日、スーパー耐久シリーズ第4戦「MINE 500kmレース」が、梅雨の合間の
好天に恵まれたCP MINEサーキットで行われた。
ポールポジションからスタートした本命#1エンドレス アドバンGT-R(木下/青木
組)は、残り25周で先行する#33FALKEN☆PORCSHE(竹内/田中組)を逆転。開幕か
ら無傷の4連勝を飾った。
ピットストップをポルシェ勢より1回多くこなさなければならない#1GTRは、残
り37周というところで、最後のピットイン。14秒のビハインドを背負って#33ポ
ルシェを追うことになった。
ところが、ここで#1GTRに願ってもいない事が起こる。#23C-WEST アドバン Z33
が、足回りから炎を上げ1コーナーにストップ。マシンが一部炎上し、この処理
のためにセーフティカーが入ったのだ。
これが解除された時には残り30周。労せずして#33ポルシェとの差を詰めた#1GTR
は即座にその背後に迫ると、残り25周となった131周目に逆転。そのまま逃げ切
って優勝を飾った。
2003年6月29日 CP MINEサーキット(山口県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P No Cls P Car/Model Driver Lap/Gap
-----------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 エンドレスアドバンGTR /BNR34 木下/青木 155
2 33 1 2 FALKEN☆PORSCHE /996 竹内/田中 6.084
3 25 1 3 ADVAN PORSCHE /996 織戸/羽根 2laps
4 99 1 4 CRT-PIRELLIポルシェ /996 砂子/壷林 2laps
5* 24 1 5 PCJ ADVAN PORSCHE /996 井上/堤 2laps
6 109 1 6 ランドリーOGBアドバンGT3/996 飯田/西澤 3laps
7 19 1 7 JMCダンロップGT-R /BNR34 輿水/阪口 4laps
8 11 2 1 ジアラランサー EVO VIII/CT9A 中谷/木下 4laps
9 36 N+ 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA /SXE10 黒澤/佐々木 5laps
10* 57 2 2 グラムライツ ランサー /CT9A 大橋/松浦/松井 6laps
11 27 3 1 FINA BMW M3 /E36 古谷/浅見 6laps
12 15 3 2 ORCアドバンRX-7 /FD3S 長島/山田/入口 6laps
13* 2 2 3 FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB 吉田/清水 8laps
14 56 2 4 NUTECダンロップランサー/CT9A 松本/日部 8laps
15 37 N+ 2 SPIRIT Kosei ALTEZZA /SXE10 影山/井入 8laps
16* 20 2 5 RSオガワADVANランサー /CT9A 小川/伊藤/大野 6laps
17 21 4 1 クムホ・エクスタ・S2000 /AP1 三船/WADA-Q 9laps
18 14 3 3 REDLINEダイトウRX-7 /FD3S 今村/山崎/小松 9laps
19 10 4 2 RED LINEベルノ東海DLDC5/DC5 菊池/渡辺 9laps
20 55 N+ 3 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 田ヶ原/片岡 9laps
21 39 3 4 DELPHI ADVAN NSX /NA2 八木/植田 9laps
22 6 2 6 ファルケン☆ランサー /CT9A 冨桝/関 11laps
23 73 4 3 ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5 山本/高良 12laps
24 34 4 4 タイヤガーデンBP-DC5 /DC5 川口/岡 14laps
25 98 4 5 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/海老澤/千田 15laps
26 96 N+ 4 ネッツ大分アドバンアルテッツア 藤田/藤沢/大村 16laps
27 78 3 5 WW2 ダンロップRX-7 /FD3S 新宅/伊藤/有木 23laps
28 77 3 6 TRUST ADVAN RX-7 /FD3S 吉岡/池田 30laps
29 3 2 7 エンドレスアドバン座間 /CT9A 村田/サトウ 31laps
30 70 2 8 リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤 33laps
------------------- 以上完走 -----------------------------------------
66 4 EXEDY シグナルオート DC5/ DC-5 福田/萬雲 41laps
23 3 C-WEST アドバン Z33 /UA-Z33 尾本/星野 51laps
5 5 5ZIGEN INTEGRA /DC5 道上/服部 56laps
8 4 ACID英進館YH S2000 /AP1 筒井/谷川 84laps
22 2 avex・Imprez /GH-GDB 村山/松田 88laps
83 3 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 90laps
69 4 J'S RACING S2000 YH /AP1 梅本/長野 155laps
* 17 5 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5 田中/清水/山本 失格
Fastest Lap: 1'34.134 No.33 竹内 浩典
Class1 完走周回数 :108周 Class1 : C-1
Class2 完走周回数 :105周 Class2 : C-2
Class3 完走周回数 :104周 Class3 : C-3
Class4 完走周回数 :102周 Class4 : C-4
Class5 完走周回数 :105周 Class5 : グループN+
セーフティーカー SC導入時間 16:12:18
SC解除時間 16:25:37
SC介入時間 13:19
*ゼッケン№57は、スーパー耐久シリーズ2003年 シリーズ規則 第10条(10)違反により
ドライブスルーのペナルティを科した。
*ゼッケン№17は、2003年MINEサーキット共通規定 第28条 10. 違反によるドライブスルー
のペナルティを無視した為、国際モータースポーツ競技規則 付則H項 第2章4.(信号)
違反として失格のペナルティを科した。
*ゼッケン№24は、2003年MINEサーキット共通規定 第28条 10. 違反によりドライブスルー
のペナルティを科した。
*ゼッケン№2は、2003年MINEサーキット共通規定 第28条 9.6) 違反によりドライブスルー
のペナルティを科した。
*ゼッケン№20は、スーパー耐久シリーズ2003年 シリーズ規則 第11条 (5) 違反により
3周減算とした。

(Photo:K.Takeshita)
6月29日朝、晴天の予報は出ているものの、MINEサーキットは曇天。上空は雲に
覆われている。
8時から始まったフリー走行は、この週末初のドライ路面での走行となり、当然
予選までのタイムを大きく上回ってきた。トップは#1エンドレス アドバンGT-R
(木下/青木組)。ウェットほどの差はないものの、ここでもポルシェ勢を抑えた。
しかし、#1GTRは決勝では燃費の関係から2ストップでは走りきることが厳しく、
4連勝に向けては微妙な状態だ。
2003年6月29日 CP MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car-----------------------Model---Drivers----------BestTime
1 1 1 エンドレス アドバンGT-R BNR34 木下/青木 1'33.531
2 33 1 FALKEN☆PORCSHE 911GT3 竹内/田中 1'34.000
3 109 1 ランドリーOGBアドバンGT3 911GT3 飯田/西澤 1'34.519
4 99 1 CRT-PIRELLIポルシェ 911GT3 砂子/壷林 1'34.548
5 25 1 ADVAN PORSCHE 911GT3 織戸/羽根 1'34.859
6 19 1 JMCダンロップGT-R ED BNR34 輿水/阪口 1'35.548
7 11 2 ジアラランサーEVO VIII CT9A 中谷/木下 1'35.663
8 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE 911GT3 井上/堤 1'35.860
9 2 2 FUJITSUBO INPREZA GH-GDB 吉田/清水 1'36.202
10 22 2 avex・Impreza GH-GDB 村山/松田 1'36.660
11 15 3 ORCアドバンRX-7 FD3S 長島/山田/入口 1'36.991
12 20 2 RSオガワADVANランサー CT9A 小川/伊藤/大野 1'37.844
13 23 3 C-WEST アドバン Z33 VA-Z33 尾本/星野 1'38.173
14 36 N+ MAZIORA Kosei ALTEZZA SXE10 黒澤/佐々木 1'38.483
15 83 3 BP ADVAN NSX NA2 古橋/玉本/小林 1'38.483
16 57 2 グラムライツ ランサー CT9A 大橋/松浦/松井 1'38.507
17 70 2 リニューカーTCPROアドバン CT9A 三上/藤澤 1'38.535
18 39 3 DELPHI ADVAN NSX NA2 八木/植田 1'38.627
19 56 2 NUTECダンロップランサー CT9A 松本/日部 1'38.649
20 5 N+ 5ZIGEN INTEGRA DC5 道上/服部 1'38.687
21 27 3 FINA BMW M3 E36 古谷/浅見 1'38.918
22 77 3 TRUST ADVAN RX7 FD3S 吉岡/池田 1'39.116
23 37 N+ SPIRIT Kosei ALTEZZA SXE10 影山/井入 1'39.284
24 10 4 REDLINEベルノ東海DLDC5 DC5 菊地/渡辺 1'39.440
25 8 4 ACID英進館YH S2000 AP1 筒井/谷川 1'40.127
26 96 5 ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 藤田/藤沢大村
1'40.321
27 21 4 クムホ・エクスタ S-2000 AP1 三船/WADA-Q 1'40.407
28 14 3 REDLINEダイトウRX-7 FD3S 今村/小松/山崎 1'40.455
29 17 N+ キーパー☆ingsカワサキDL DC5 田中/山本/清水 1'41.012
30 55 N+ ARTA FOS アルテッツァ SXE10 田ヶ原/片岡 1'41.079
31 69 4 J'S Racing YH S2000 AP1 梅本/長野 1'41.420
32 98 4 Mooncraft S2000 AP1 田嶋/海老澤/千田 1'41.764
33 6 2 ファルケン☆ランサーEVO VIII CT9A 冨桝/関 1'42.
013
34 66 4 EXEDYシグナルオートDC5 DC5 福田/萬雲 1'42.563
35 34 4 タイヤガーデン-BP-DC5 DC5 川口/岡 1'42.706
36 73 4 ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 山本/高良/大河原 1'43.880
37 78 3 WW2 ダンロップRX-7 FD3S 新宅/伊藤/有木 1'46.179
38 3 2 エンドレスアドバン座間三菱エボ CT9A 村田/サトウ
2'08.876
----------------------------------------------------------------------

ポルシェを抑えてポール奪取の青木、木下と中村監督(Photo:K.Takeshita)
降ったり止んだりの不安定な天候が続くMINEサーキット。
グリッドを決定する午後の予選2回目が始まる頃には小降りになるものの、コース
にオイルが出て赤旗中断。この間にやや雨足が強まってくる。
中断までの前半20分、1,2,N+クラスの走行時間枠では、午前中もトップを奪った#1
エンドレス アドバンGT-R(木下/青木組)が、1分43秒228でベストタイム。その後、
クラス3,4の時間帯、最後の混走とスケジュールは進んでいく。
予選が終わる頃に、また雨は上がりコンディション回復にあわせて、各車タイムアッ
プを果たすが、総合トップは変わらず。ポルシェによる包囲網が敷かれる中、#1GTR
が4連勝に向け最高のポジションを得ることになった。
クラス2は#11ジアラランサーEVO VIII(中谷/木下組)、クラス3は#39DELPHI ADVAN
NSX(八木/植田組)、クラス4は#10REDLINEベルノ東海DLDC5(菊地/渡辺組)、クラス
グループN+は#5 5ZIGEN INTEGRA(道上/服部組)が、それぞれ各クラスのポールポジ
ションを獲得した。
2003年6月28日 CP MINEサーキット(山口県) 予選2回目 天候:雨/コース:ウェット
-P--No.Cl.-Car-----------------------Model---Drivers----------BestTime
1 1 1 エンドレス アドバンGT-R BNR34 木下/青木 1'43.228
2 33 1 FALKEN☆PORCSHE 911GT3 竹内/田中 1'44.570
3 11 2 ジアラランサーEVO VIII CT9A 中谷/木下 1'45.138
4 109 1 ランドリーOGBアドバンGT3 911GT3 飯田/西澤 1'45.433
5 25 1 ADVAN PORSCHE 911GT3 織戸/羽根 1'45.692
6 5 N+ 5ZIGEN INTEGRA DC5 道上/服部 1'46.016
7 55 N+ ARTA FOS アルテッツァ SXE10 田ヶ原/片岡 1'46.316
8 19 1 JMCダンロップGT-R ED BNR34 輿水/阪口 1'46.697
9 3 2 エンドレスアドバン座間三菱エボ CT9A 村田/サトウ 1'47.402
10 2 2 FUJITSUBO INPREZA GH-GDB 吉田/清水 1'47.727
11 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE 911GT3 井上/堤 1'48.050
12 22 2 avex・Impreza GH-GDB 村山/松田 1'48.426
13 36 N+ MAZIORA Kosei ALTEZZA SXE10 黒澤/佐々木 1'48.856
14 57 2 グラムライツ ランサー CT9A 大橋/松浦/松井 1'49.121
15 70 2 リニューカーTCPROアドバン CT9A 三上/藤澤 1'49.136
16 10 4 REDLINEベルノ東海DLDC5 DC5 菊地/渡辺 1'49.263
17 99 1 CRT-PIRELLIポルシェ 911GT3 砂子/壷林 1'49.349
18 56 2 NUTECダンロップランサー CT9A 松本/日部 1'49.472
19 20 2 RSオガワADVANランサー CT9A 小川/伊藤/大野 1'49.504
20 39 3 DELPHI ADVAN NSX NA2 八木/植田 1'49.604
21 8 4 ACID英進館YH S2000 AP1 筒井/谷川 1'49.672
22 15 3 ORCアドバンRX-7 FD3S 長島/山田/入口 1'50.298
23 27 3 FINA BMW M3 E36 古谷/浅見 1'50.555
24 6 2 ファルケン☆ランサーEVO VIII CT9A 冨桝/関 1'50.641
25 37 N+ SPIRIT Kosei ALTEZZA SXE10 影山/井入 1'50.642
26 98 4 Mooncraft S2000 AP1 田嶋/海老澤/千田 1'50.688
27 83 3 BP ADVAN NSX NA2 古橋/玉本/小林 1'51.077
28 14 3 REDLINEダイトウRX-7 FD3S 今村/小松/山崎 1'51.136
29 77 3 TRUST ADVAN RX7 FD3S 吉岡/池田 1'51.496
30 23 3 C-WEST アドバン Z33 VA-Z33 尾本/星野 1'51.863
31 96 5 ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 藤田/藤沢大村 1'53.746
32 17 N+ キーパー☆ingsカワサキDL DC5 田中/山本/清水 1'53.915
33 34 4 タイヤガーデン-BP-DC5 DC5 川口/岡 1'54.042
34 21 4 クムホ・エクスタ S-2000 AP1 三船/WADA-Q 1'54.691
35 73 4 ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 山本/高良/大河原 1'55.477
36 69 4 J'S Racing YH S2000 AP1 梅本/長野 1'55.941
37 66 4 EXEDYシグナルオートDC5 DC5 福田/萬雲 1'57.156
38 78 3 WW2 ダンロップRX-7 FD3S 新宅/伊藤/有木 1'58.653
----------------------------------------------------------------------
6月28日、スーパー耐久第4戦の行われるMINEサーキットは、朝から雨。今シーズ
ンのS耐はどうも天候には恵まれないようだ。しかし、本州西端、しかも6月末と
いうこともあって気温は20度を上回っている。
予選1回目が始まる10時20分には、その雨もほとんど上がった。路面はウェットだ
が、各マシンが周回を重ねる毎にコンディションはどんどん回復していく。このセ
ッションはA,Bドライバーの基準タイムクリアが目的のため、本格的なタイムアタッ
クは行われないが、3連勝中の#1エンドレス アドバンGT-R(木下/青木組)が、1分42
秒729と2位の#33 FALKEN☆PORCSHE(竹内/田中組)を大きく引き離してトップを奪っ
た。
グリッドを決定する予選2回目は、午後1時30分から行われる。
2003年6月28日 CP MINEサーキット(山口県) 予選1回目 天候:雨/コース:ウェット
-P--No.Cl.-Car-----------------------Model---Drivers----------BestTime
1 1 1 エンドレス アドバンGT-R BNR34 木下/青木 1'42.729
2 33 1 FALKEN☆PORCSHE 911GT3 竹内/田中 1'44.280
3 55 N+ ARTA FOS アルテッツァ SXE10 田ヶ原/片岡 1'46.002
4 3 2 エンドレスアドバン座間三菱エボ CT9A 村田/サトウ 1'46.409
5 19 1 JMCダンロップGT-R ED BNR34 輿水/阪口 1'46.899
6 11 2 ジアラランサーEVO VIII CT9A 中谷/木下 1'47.066
7 25 1 ADVAN PORSCHE 911GT3 織戸/羽根 1'47.182
8 24 1 PCJ ADVAN PORSCHE 911GT3 井上/堤 1'48.169
9 2 2 FUJITSUBO INPREZA GH-GDB 吉田/清水 1'48.483
10 22 2 avex・Impreza GH-GDB 村山/松田 1'48.926
11 99 1 CRT-PIRELLIポルシェ 911GT3 砂子/壷林 1'48.928
12 20 2 RSオガワADVANランサー CT9A 小川/伊藤/大野 1'49.141
13 10 4 REDLINEベルノ東海DLDC5 DC5 菊地/渡辺 1'49.464
14 5 N+ 5ZIGEN INTEGRA DC5 道上/服部 1'49.521
15 57 2 グラムライツ ランサー CT9A 大橋/松浦/松井 1'49.566
16 36 N+ MAZIORA Kosei ALTEZZA SXE10 黒澤/佐々木 1'49.733
17 56 2 NUTECダンロップランサー CT9A 松本/日部 1'49.926
18 39 3 DELPHI ADVAN NSX NA2 八木/植田 1'49.940
19 109 1 ランドリーOGBアドバンGT3 911GT3 飯田/西澤 1'50.439
20 6 2 ファルケン☆ランサーEVO VIII CT9A 冨桝/関 1'50.515
21 98 4 Mooncraft S2000 AP1 田嶋/海老澤/千田 1'50.858
22 23 3 C-WEST アドバン Z33 VA-Z33 尾本/星野 1'51.149
23 66 4 EXEDYシグナルオートDC5 DC5 福田/萬雲 1'51.233
24 27 3 FINA BMW M3 E36 古谷/浅見 1'51.238
25 37 N+ SPIRIT Kosei ALTEZZA SXE10 影山/井入 1'51.336
26 70 2 リニューカーTCPROアドバン CT9A 三上/藤澤 1'51.821
27 83 3 BP ADVAN NSX NA2 古橋/玉本/小林 1'51.828
28 8 4 ACID英進館YH S2000 AP1 筒井/谷川 1'52.113
29 77 3 TRUST ADVAN RX7 FD3S 吉岡/池田 1'52.146
30 15 3 ORCアドバンRX-7 FD3S 長島/山田/入口 1'53.095
31 17 N+ キーパー☆ingsカワサキDL DC5 田中/山本/清水 1'53.261
32 14 3 REDLINEダイトウRX-7 FD3S 今村/小松/山崎 1'53.648
33 96 5 ネッツ大分アドバンアルテッツア SXE10 藤田/藤沢大村 1'53.938
34 21 4 クムホ・エクスタ S-2000 AP1 三船/WADA-Q 1'54.288
35 34 4 タイヤガーデン-BP-DC5 DC5 川口/岡 1'54.459
36 69 4 J'S Racing YH S2000 AP1 梅本/長野 1'54.531
37 73 4 ロイヤルハウスA-ONE無限μ DC5 山本/高良/大河原 1'55.904
38 78 3 WW2 ダンロップRX-7 FD3S 新宅/伊藤/有木 1'59.134
----------------------------------------------------------------------
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
□ □
□ スーパー耐久シリーズ2003 第3戦 □
□ 植松忠雄組三菱ランサーエボリューションVIII(クラス2)が2位入賞!□
□ 三菱ランサーはクラス2の2~7位を占める □
□ □
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
■<結果>
〈クラス2〉*クラス2は完走8台
順位 1
ドライバー 吉田寿博/清水和夫
車両 スバル・インプレッサ
タイム(周回数) 4時間01分56秒488(133周)
予選順位 1
順位 2
ドライバー 植松忠雄/小林且雄/伊藤勝一(*CMSC山形)
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間02分15秒611(133周)
予選順位 7
順位 3
ドライバー 大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間00分57秒180(132周)
予選順位 4
順位 4
ドライバー 中谷明彦/木下隆之
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間01分52秒925(131周)
予選順位 2
順位 5
ドライバー 三上和美/藤澤哲也
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間00分59秒778(130周)
予選順位 10
順位 6
ドライバー 田中壮一郎/竹島徹/三芳勉
車両 三菱ランサーエボリューション
タイム(周回数) 4時間02分11秒081(122周)
予選順位 12
*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
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■<開催概要>
開催日 6月14日(土)予選・15日(日)決勝
開催場所 静岡県駿東郡小山町「富士スピードウェイ」
周回数 4時間(1周4.400km)
参加台数 45台(決勝レース出走 45台、完走 32台)
クラス1 (3501cc~) 7台
クラス2 (2001~3500・、4WD) 12台(三菱ランサー10台)
クラス3 (2001~3500・、2WD) 8台
クラス4 (~2000・) 12台
GN+クラス(スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に
従った車両、~2000cc、2WD) 6台
観客数 30,100人(決勝当日)
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スーパー耐久シリーズ 2003第3戦「スーパーTEC」が、6月14日(土)
~15日(日)に静岡県の「富士スピードウェイ」 (1周4.400km)で開催
された。同大会にはフルグリッド45台のエントリーがあり、クラス2にも12台が
参加。このうち三菱ランサーは10台を占め、単一クラスに於ける最多参加車種とな
った。
14日の天候は終日不順で曇り時々晴れ一時雨。決勝グリッドを決める予選2回目
では今にも雨が降り出しそうな天候のもと、大半の車両が序盤にアタック。この中で
開幕戦優勝の中谷明彦/木下隆之選手組三菱ランサーエボリューションVIIIは、
吉田寿博/清水和夫選手組(スバル・インプレッサ)に続く2番手に。また、大橋正
澄/松浦俊之選手組(三菱ランサーエボVIII)が4番手、CMSC混成チームの
村田信博(CMSC栃木)/サトウカイチ(CMSC座間)選手組(三菱ランサーエ
ボVIII)が5番手と三菱ランサーはまずまず順調な滑り出しとなった。一方、今
回Aドライバーを植松忠雄選手に交代したRSオガワ(三菱ランサーエボVIII)
は足回りのセッティングが決まらず、7番手スタートとなった。
15日は朝からサーキット周辺は濃霧と小雨に見舞われ、午前中のフリー走行やサ
ポートレースが順延。しかし、昼過ぎには霧も晴れ、乾きかけた路面のもと、1時4
5分に45分遅れで4時間レースがスタートした。序盤、中谷選手組ランサーはクラ
ス2番手を走行していたが、思うようにペースが上がらない。一方、5番手グリッド
からポジションを上げてきた村田選手組ランサーが7周目に中谷選手組をパスして2
番手に浮上する。途中、他クラスの車両にアクシデントがあり、セーフティカーが導
入されたが、この間に村田選手組はピットインしてタイヤを交換し、後半の追い上げ
に勝負をかけた。20分間のセーフティカーランの後、村田選手組はトップの吉田選
手組に迫り、96周目には逆転してトップに躍進。しかしトップに立った6周後、村
田選手組は無念のタービントラブルを喫し、これで植松選手組ランサーが2番手に。
終盤吉田選手組を追った植松選手組だが惜しくも届かず、2位でチェッカーを受けた。
また、大橋選手組が3位で三菱ランサーは2台が表彰台へ。中盤に他車との接触から
インタークーラーパイプが脱落し、ピットで補修を強いられた中谷選手組も追い上げ
て4位入賞を果たした。なお、総合優勝は木下みつひろ選手組のスカイラインGT-
Rだった。
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■第3戦終了時のシリーズポイント(全8戦中7戦有効)
〈クラス2〉
1位 吉田寿博組(スバル・インプレッサ)55
2位 中谷明彦組(三菱ランサー) 30
2位 村山智之組(スバル・インプレッサ)30
2位 大橋正澄組(三菱ランサー) 30
5位 松本達哉組(三菱ランサー) 18
6位 植松忠雄組(三菱ランサー) 15
7位 橋澤 宏組(三菱ランサー) 14
8位 三上和美組(三菱ランサー) 11
9位 村田信博組(三菱ランサー) 8
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◆ラリーアートWeb Site http://www.ralliart.co.jp/
スーパー耐久シリーズ2003 第3戦
「スーパーTEC 」
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■開催月日:2003年6月14-15日
■開催場所:富士スピードウェイ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ FUJITSUBOインプレッサ 2戦連続ポールtoフィニッシュ!
S耐第3戦は富士スピードウェイで開催され、吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO イ
ンプレッサがクラス2で2戦連続のポールtoフィニッシュを飾り、シリーズポイントリー
ダーとして2位との差を引き離した。また村山智之/松田晃司の#22avex・インプレッ
サはトラブルに巻き込まれながらも8位完走を果たして3ポイントを追加し、同点なが
らシリーズポイント2位を守った。
6月14日の予選日は、朝から蒸し暑い天気。今回のレースには45台の車両がエントリー
し、うちクラス2が12台で2台のインプレッサ以外はすべてがランサーという状態。
決勝のグリッドを決定する予選2回目。コースオープンと同時にコースインした#2イ
ンプレッサの吉田は開幕戦優勝のライバル#11ランサーを従えてのアタックで、1分
37秒687のクラストップタイムを出す。
いっぽう#22インプレッサの松田はクリアラップがなかなか取れず1分39秒120のタイ
ムながらクラス3位をキープした。#2インプレッサは2戦連続のクラスポール(総合6
位)、#11ランサーが2位(総合8位)
#22インプレッサが3位(総合11位)という予選結果となった。
15日は朝から深い霧が立ち込めたが、3万100人の熱心なファンがコースサイドにかけ
つけた。
13時45分にレースがスタート。#2インプレッサは吉田がスタートを担当し、序盤の
混乱もなく順調に周回を重ねた。
1時間半を過ぎた55周目、総合2位に上がっていた#2インプレッサは清水に交代。順
調に見えた#2インプレッサだったが、ブレーキのフェードが発生、なかなかペース
の上げられない清水を背後から#3ランサーが驚異的なスピードで追い上げていた。
レースの折り返し点に近い2時間を迎えようとするころ、最終コーナーで2台の車両に
よるアクシデントが発生し、セーフティカーが導入された。20分間のセーフティカー
導入のスキに#3ランサーはタイヤ交換のためにピットイン。代わって#11ランサー
が2位に浮上、再スタートが切られると2台の差は11秒あり、何とか逃げ切れるかと思
われた。
しかしフレッシュタイヤを得た#3ランサーが#11ランサーをかわして2位に浮上する
と、#2インプレッサとの距離を詰め、残り1時間となるころについに逆転される。と
ころがそのわずか5周ほど後に、#3ランサーはタービントラブルのために白煙を吐い
てペースダウン、リタイアとなってしまった。
これでトップに戻った#2インプレッサは、そのままチェッカーを受け、2戦連続のポー
ルtoフィニッシュを飾った。シリーズポイントも20点を加え55点となり、2位以下に
リードを広げ有利な状態で中盤戦に臨むことになった。
いっぽう#22インプレッサはスタートドライバーの松田が後続のランサー勢に囲まれ、
なんと6台の車両による3位争いが展開していった。
しかし25周を過ぎステアリングのトラブルが発生、松田は重いステアリングに悪戦苦
闘しながら何とか48周を走りピットに入った。
松田からバトンを受けた村山にもブレーキフェードが発生。村山は途中のセーフティ
カーランでブレーキを冷やしながら79周でピットイン、松田に交代した。レースも残
り40分となったころ、松田はブレーキトラブルでコースアウト。何とかコースに復帰
した後、メカニックスタッフの迅速な修復作業で再び車両をコースに送り出した。
最後はクラス8位でチェッカー。貴重な3点を加え、シリーズポイントも#11ランサー、
#57ランサーと同点の30点ながら2位を守った。
■吉田寿博選手(クラス優勝総合7位/#2FUJITSUBO インプレッサ)
「僕が乗っているときからブレーキのフェードでペースをあげられなかった、#3ラ
ンサーに抜かれたときは今日は2位でいいと思っていました。清水さんもそんな状
態でコースから出てしまうことなく最後まで運転してくれました。とても疲れてい
たけど本当に感謝しています。今年はメカニックがミスなく作業をしてくれるので、
こちらも結果を出さないといけないというプレッシャーがあって、これがいい結果
に結びついていると思います」
■Race Results(クラス2)
1. #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBOインプレッサ 133
2. #20 植松忠雄/小林且雄/伊藤勝一 RSオガワADVANランサー 133
3. #57 大橋正澄/松浦俊之/松井猛敏 グラムライツ ランサーエボVIII 132
4. #3 中谷明彦/木下隆之 ジアラーランサーEVO VIII 131
5. #70 三上和美/藤澤哲也 リニューカーTCPROアドバン 130
6. #12 田中壮一郎/筒井紀美子/寺下昌宏 クイーンスクエア.ネットエボ 122
7. #6 冨桝朋広/関 豊 ファルケン☆ランサーEVO VIII 116
8. #22 村山智之/松田晃司 avexインプレッサ 115
◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

スーパー耐久シリーズ2003 第3戦「SUPER TEC」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年6月14-15日
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■エンドレス アドバン GT-R、開幕3連勝!!
S耐第3戦は梅雨空の富士スピードウェイで開催され、開幕戦から連勝中のエンドレ
ス アドバン GT-Rが3連勝を果たし、ポイントでも2位以下を引き離した。
14日の予選日、予選1回目で#1GT-Rの青木が1分36秒184のトップタイムをマーク。
また予選2回目には、クラス1/2/GN+の走行枠で、青木が1分35秒328をマークした。
最後の全車走行枠に雨が振り出し、コースがウェットコンディションになったために、
この時点で#1GT-Rのポールポジションが確定した。#19GT-Rは4位、#63GT-R
はクラス6位(総合9位)、また#23フェアレディZはクラス6位(総合23位)
だった。
決勝日の15日は朝から濃い霧が立ち込め、8時から予定されていたフリー走行は延
期に。それでも3万100人のファンが富士に詰め掛けた。GT-Rはピットインが3回
の予定で、ライバルのポルシェは2回の予定のため、GT-Rはより速いペースでポルシ
ェとの差を広げる必要がある。ポールスタートの#1GT-Rは木下が序盤からリードを
築き、20周過ぎにはその差は20秒に。しかしそのころ#23フェアレディZはス
トレートでペースダウンして、そのままAコーナーでストップしてしまった。一方#
19GT-Rの輿水は25周目には2位にポジションを上げてGT-Rが1-2態勢に。#6‐
3GT-Rは7位(クラス6位)を走行していた。
37周で#1GT-Rがピットインして青木に、38周で#19GT-Rも阪口に、#63GT-R
も39周で倉嶋からOSAMUに交代した。64周目には2位の#99ポルシェに1分11秒
の差をつけて逃げ切りの安全圏に入るかと思われたが、68周目の最終コーナーでア
クシデントがあり、セーフティカー(SC)が導入。トップ2台の差は隊列の中で45
秒となってしまった。71周目に#1GT-Rが2回目のピットインを済ませて木下に交
代。そのまま隊列の最後尾に入ると、トップ#99ポルシェとの差は22秒に。やが
て#99ポルシェは再スタート違反のためにドライブスルーペナルティを取られたた
め、87周目に#1GT-Rがトップに立った。そのまま4時間が終了。#1GT-Rが2位
に1分11秒の差をつけて開幕3連勝を飾った。
シリーズポイントもこれで60点となり、今回3位となったシリーズ2位の#33ポ
ルシェとの差を21点に広げた。
#19GT-Rは最後にパワーステアリングのベルトが切れるトラブルに見舞われたが4
時間レースを完走して5位、#63GT-Rもステディに走りきり6位でゴールした。
■木下みつひろ選手(総合優勝/#1エンドレスアドバンGT-R)
「ポルシェが僕達よりピットが1回少ないというのは非常にプレッシャーでした。#
99ポルシェが速くて、あのペナルティがなければ優勝は厳しかったかもしれませ
ん。次のMINEは富士のように長いストレートもなくブレーキに厳しいのですが、何
とか連勝を続けられるよう頑張りたいですね」
■RESULTS
Pos--No.--Class--Class Pos--Machine--Lap--Driver
1. # 1-C1-1 エンドレス アドバン GT-R 137 木下みつひろ / 青木孝行
2. #99-C1-2 CRT-PIRELLIポルシェ 137 砂子塾長 / 壷林貴也
3. #33-C1-3 FALKEN☆PORCSHE 136 竹内浩典 / 田中哲也
4. #25-C1-4 ADVAN PORSCHE 136 織戸 学/羽根幸浩/Jeremie Dufour
5. #19-C1-5 JMCダンロップGT-R・ED 133 輿水敏明 / 阪口良平 / 桂 伸一
6. #63-C1-6 チームLEYJUNアンドB-1 133 OSAMU / 倉嶋新一 / 玉中哲二
7. # 2-C2-1 FUJITSUBO IMPREZA 133 吉田寿博 / 清水和夫
8. #20-C2-2 RSオガワADVANランサー 133 植松忠雄 / 小林且雄 / 伊藤勝一
9. #27-C3-1 FINA BMW M3 133 古谷直広 / 長島正興
10. #57-C2-3 グラムライツ ランサー 132 大橋正澄 / 松浦俊之 / 松井猛敏
- #23-C3-7 C-WEST アドバン Z33 エンジン・トラブル(14) 尾本直史 / 星野一樹
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
■
スーパー耐久ポイントランキング
| 全8戦中3戦終了
|
●Class1 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
1 |
1 |
木下/青木 |
エンドレス アドバン GT-R |
20 |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
60 |
| 2 |
33 |
1 |
竹内/田中 |
FALKEN☆PORCSHE |
15 |
12 |
12 |
|
|
|
|
|
39 |
| 3 |
99 |
1 |
砂子/壷林 |
CRT-PIRELLIポルシェ |
12 |
10 |
15 |
|
|
|
|
|
37 |
| 4 |
25 |
1 |
織戸/羽根/デュフォア |
ADVAN PORSCHE |
8 |
15 |
10 |
|
|
|
|
|
33 |
| 5 |
24 |
1 |
井上/堤 |
PCJ ADVAN PORSCHE |
6 |
8 |
4 |
|
|
|
|
|
18 |
| 6 |
19 |
1 |
輿水/坂口/桂 |
JMCダンロップGT-R |
DNQ |
6 |
8 |
|
|
|
|
|
14 |
| 7 |
109 |
1 |
飯田/西澤/落合 |
ランドリー OGBアドバンGT3 |
10 |
DNC |
- |
|
|
|
|
|
10 |
| 8 |
63 |
1 |
OSAMU/倉嶋/玉中 |
チームLEIJUNアンドB-1 |
- |
- |
6 |
|
|
|
|
|
6 |
●Class2 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
2 |
2 |
吉田/清水 |
FUJITSUBO インプレッサ |
15 |
20 |
20 |
|
|
|
|
|
55 |
| 2 |
11 |
2 |
中谷/木下 |
ジアラランサー |
20 |
DNC |
10 |
|
|
|
|
|
30 |
| 3 |
22 |
2 |
村山/松田 |
avex・Impreza |
12 |
15 |
3 |
|
|
|
|
|
30 |
| 4 |
57 |
2 |
大橋/松浦/松井 |
グラムライツ ランサー |
8 |
10 |
12 |
|
|
|
|
|
30 |
| 5 |
20 |
2 |
橋澤/小林/伊藤 |
RSオガワADVANランサー |
10 |
4 |
15 |
|
|
|
|
|
29 |
| 6 |
56 |
2 |
松本/日部 |
NUTEC ランサーエボ VIII |
6 |
12 |
DNC |
|
|
|
|
|
18 |
| 7 |
70 |
2 |
三上/藤澤 |
リニューカーTCPROアドバン |
- |
3 |
8 |
|
|
|
|
|
11 |
| 8 |
3 |
2 |
村田/サトウ |
エンドレスアドバン座間三菱エボ |
DNC |
8 |
DNC |
|
|
|
|
|
8 |
| 9 |
12 |
2 |
田中/竹島/三芳 |
クイーンスクエア.ネットエボⅧ |
- |
1 |
6 |
|
|
|
|
|
7 |
| 10 |
13 |
2 |
原田/脇田/山本 |
KSAUTO-LANCER |
- |
6 |
DNC |
|
|
|
|
|
6 |
| 11 |
6 |
2 |
冨桝/関 |
ファルケン☆ランサーEVO VIII |
DNQ |
2 |
4 |
|
|
|
|
|
6 |
| 12 |
26 |
2 |
朝倉/細野 |
エンドレスアドバン科芸専ランサー |
4 |
- |
DNC |
|
|
|
|
|
4 |
●Class3 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
27 |
3 |
古谷/長島 |
FINA BMW M3 |
20 |
15 |
20 |
|
|
|
|
|
55 |
| 2 |
83 |
3 |
古橋/玉木/小林 |
BP ADVAN NSX |
8 |
20 |
12 |
|
|
|
|
|
40 |
| 3 |
15 |
3 |
長島/山田/入口 |
ORCアドバンRX-7 |
15 |
DNC |
15 |
|
|
|
|
|
30 |
| 4 |
14 |
3 |
今村/小松/山崎 |
REDLINEダイトウRX-7 |
12 |
10 |
8 |
|
|
|
|
|
30 |
| 5 |
39 |
3 |
八木/植田 |
DELPHI ADVAN NSX |
DNQ |
12 |
6 |
|
|
|
|
|
18 |
| 6 |
77 |
3 |
吉岡/池田 |
TRUST ADVAN RX7 |
- |
8 |
10 |
|
|
|
|
|
18 |
| 7 |
23 |
3 |
尾本/星野 |
C-WEST アドバン Z33 |
10 |
6 |
DNC |
|
|
|
|
|
16 |
| 8 |
280 |
3 |
大城/前嶋/川越 |
PIRELLI花博I&Plus |
- |
4 |
- |
|
|
|
|
|
4 |
| 9 |
7 |
3 |
三好/大井 |
Swift DUNLOP RX7 |
- |
- |
DNC |
|
|
|
|
|
0 |
●Class4 |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
8 |
4 |
筒井/谷川 |
ACID英進館YHS2000 |
20 |
20 |
12 |
|
|
|
|
|
52 |
| 2 |
69 |
4 |
梅本/長野 |
J'SRacingYHS2000 |
15 |
15 |
15 |
|
|
|
|
|
45 |
| 3 |
18 |
4 |
浅野/笠原/坂井 |
FK/マッシモADVANインテグラ |
12 |
6 |
3 |
|
|
|
|
|
21 |
| 4 |
82 |
4 |
西村/高橋/津川 |
KTパサージュベルノ宮城FK |
DNC |
12 |
8 |
|
|
|
|
|
20 |
| 5 |
10 |
4 |
菊地/渡辺 |
RED LINEベルノ東海DLDC5 |
DNC |
DNC |
20 |
|
|
|
|
|
20 |
| 6 |
58 |
4 |
佐藤/富澤/斉藤 |
モンド スピードDL 2000 |
10 |
4 |
DNC |
|
|
|
|
|
14 |
| 7 |
60 |
4 |
小幡/成澤/柳田 |
RCB・DL・インテグラ |
10 |
3 |
- |
|
|
|
|
|
13 |
| 8 |
73 |
4 |
山本/高良 |
ロイヤルハウスA-ONE無限μ |
- |
10 |
DNC |
|
|
|
|
|
10 |
| 8 |
67 |
4 |
長井/松浦 |
YAMATO INTEGRA |
- |
- |
10 |
|
|
|
|
|
10 |
| 10 |
98 |
4 |
田嶋/海老澤/千田 |
Mooncraft S2000 |
8 |
2 |
DNC |
|
|
|
|
|
10 |
| 11 |
34 |
4 |
川口/岡/浅野 |
タイヤガーデン-BP-DC5 |
6 |
DNC |
4 |
|
|
|
|
|
10 |
| 12 |
21 |
4 |
三船/WADA-Q |
クムホ・エクスタ・S-2000 |
DNC |
8 |
DNC |
|
|
|
|
|
8 |
| 13 |
29 |
4 |
谷口/谷口 |
オベロンμ読売江東理工DC5 |
DNQ |
DNC |
6 |
|
|
|
|
|
6 |
| 14 |
66 |
4 |
福田/たになか |
EXEDY シグナルオート DC5 |
- |
1 |
- |
|
|
|
|
|
1 |
●ClassN+ |
| Pos |
No |
Cls |
Driver |
Car |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
Total |
| 1 |
36 |
N+ |
黒澤/佐々木 |
MAZIORA Kosei ALTEZZA |
15 |
15 |
20 |
|
|
|
|
|
50 |
| 2 |
37 |
N+ |
影山/井入 |
SPIRIT KOSEI ALTEZZA |
20 |
12 |
15 |
|
|
|
|
|
47 |
| 3 |
54 |
N+ |
山内/浅見 |
ADVANアンクルインテグラ |
- |
10 |
12 |
|
|
|
|
|
22 |
| 4 |
5 |
N+ |
道上/服部 |
5ZIGEN INTEGRA |
- |
20 |
DNC |
|
|
|
|
|
20 |
| 5 |
55 |
N+ |
田ヶ原/片岡 |
ARTA FOS アルテッツア |
12 |
8 |
DNC |
|
|
|
|
|
20 |
| 6 |
17 |
N+ |
田中/清水/山本 |
キーパー★ingsカワサキDL |
- |
6 |
DNC |
|
|
|
|
|
6 |
| 7 |
96 |
N+ |
藤田/山口/大村 |
ネッツ大分アドバンアルテッツア |
- |
DNC |
- |
|
|
|
|
|
0 |
*****************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6
* 参加台数が5台に満たないクラスは、スーパー耐久協会が特に認めた場合を除き得点は与えられない
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

4時間を戦い抜いた上位3チーム。(Photo:K.Takeshita)
スーパー耐久シリーズ2003 第3戦 SUPER TECは、PPからスタートした#1エンドレス
アドバンGT-Rが安定したペースで後続を突き放し、クラス1今季3連勝を決めた。
2位にはピットスタートから驚異的なペースでポジションアップを果たした
#99CRT-PIRELLIポルシェが入った。
なお、
クラス2はクラス1に匹敵するペースで快走した#2FUJITSUBOインプレッサが、
クラス3はセーフティカーを巧みに利用してトップに立った#27FINA BMW M3が、
クラス4はクラストップからスタートした#10RED LINEベルノ東海DLDC5が、
グループN+は序盤#5 5ZIGEN INTEGRAとの熾烈なトップ争いを制した#36
MAZIORA Kosei ALTEZZAがそれぞれ優勝した。
クラス1優勝の青木孝行選手のコメント
「ポルシェが速くなってきて、レースラップに差がなくなってきた。今日は相手が
墓穴を掘ってくれたから勝てたけど、美祢ではもっと差が縮まると思います」
2003年6月15日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
P No Cls P Car/Model Driver Lap/Gap
-----------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 エンドレス アドバンGT-R/BNR34 木下/青木 137
2 99 1 2 CRT-PIRELLIポルシェ /996 砂子/壷林 1'11.576
3 33 1 3 FALKEN☆PORCSHE /996 竹内/田中 1Lap
4 25 1 4 ADVAN PORSCHE /996 織戸/羽根 1Lap
/デュフォア
5 19 1 5 JMCダンロップGT-R /BNR34 輿水/阪口/桂 4Lap
6 63 1 6 チームLEIJUNアンドB-1 /BNR34 OSAMU/倉嶋/玉中 4Lap
7 2 2 1 FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB 吉田/清水 4Lap
8 20 2 2 RSオガワADVANランサー /CT9A 植松/小林/伊藤 4Lap
9 27 3 1 FINA BMW M3 /E36 古谷/長島 4Lap
10 57 2 3 グラムライツ ランサー /CT9A 大橋/松浦/松井 5Lap
11 36 GN+ 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA /SXE10 黒澤/佐々木 6Lap
12 37 GN+ 2 SPIRIT Kosei ALTEZZA /SXE10 影山/井入 6Lap
13 11 2 4 ジアラランサー /CT9A 中谷/木下 6Lap
14 24 1 7 PCJ ADVAN PORSCHE /996 井上/堤 6Lap
15 15 3 2 ORCアドバンRX-7 /FD3S 長島/山田/入口 6Lap
16 70 2 5 リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤 7Lap
17 54 GN+ 3 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見 7Lap
18 83 3 3 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 7Lap
19 10 4 1 RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5 菊池/渡辺 8Lap
20 77 3 4 TRUST ADVAN RX7 /FD3S 吉岡/池田 9Lap
21 69 4 2 J'S RACING S2000 YH /AP1 梅本/長野 9Lap
22 8 4 3 ACID英進館YH S2000 /AP1 筒井/谷川 10Lap
23 67 4 4 YAMATO INTEGRA /DC5 長井/松浦 11Lap
24 82 4 5 KTパサージュベルノ宮城 FK/DC5 西村/高橋/津川 13Lap
25 29 4 6 オベロン読売江東理工専DC5/DC5 谷口/谷口 13Lap
26 34 4 7 タイヤガーデンBP-DC5 /DC5 川口/岡/浅野 13Lap
27 12 2 6 クイーンスクエア・ネット /CT9A 田中/竹島/三芳 15Lap
28 18 4 8 FK/マッシモADVANインテグラ/DC5 浅野/笠原/坂井 18Lap
29 14 3 5 REDLINEダイトウRX-7 /FD3S 今村/山崎/小松 19Lap
30 6 2 7 ファルケン☆ランサー /CT9A 冨桝/関 21Lap
31 39 3 6 DELPHI ADVAN NSX /NA2 八木/植田 21Lap
32 22 2 8 avex・Imprez /GH-GDB 村山/松田 22Lap
----------------------- 以上完走 --------------------------------------
17 GN+ 4 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5 田中/清水/山本 14Lap
98 4 9 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/海老澤/千田 31Lap
3 2 9 エンドレスアドバン座間 /CT9A 村田/サトウ 34Lap
13 2 10 KS AUTO-LANCER /CP9A 原田/脇田/山本 53Lap
58 4 10 モンド スピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤 54Lap
5 GN+ 5 5ZIGEN INTEGRA /DC5 道上/服部 66Lap
55 GN+ 6 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 田ヶ原/片岡 73Lap
26 2 11 エンドレスアドバン科芸専/CP9A 朝倉/細野 78Lap
73 4 11 ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5 山本/高良 88Lap
56 2 12 NUTECダンロップランサー /CT9A 松本/日部 91Lap
21 4 12 クムホ・エクスタ・S2000 /AP1 三船/WADA-Q 96Lap
23 3 7 C-WEST アドバン Z33 /UA-Z33 尾本/星野 123Lap
7 3 8 Swift DUNLOP RX7 /FD3S 三好/大井 134Lap
------------------------------------------------------------------------
スタート13:45'00 フィニッシュ17:45'40.921
参加台数45 出走台数45 完走台数32
ベストタイム #1(青木孝行)1'36.614(115/137、163.951km/h)
*SC導入時刻 15:39~15:59
#57は、富士スピードウェイ一般競技規則書第5章第16条3(非走路地帯追い越し)違反
によりドライブスルーペナルティを課された。
#57は、ピット出口のホワイトラインカットによりドライブスルーペナルティを課さ
れた。
#77は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則第11条(11)(給油中のジャッキ作動)に
よりドライブスルーペナルティを課された。
#70は、L項(ドライブ行為の規律)違反によりペナルティエリアストップ10秒を課され
た。
#12は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則第11条(9)(タイヤ交換中の給油)違反
によりドライブスルーペナルティを課された。
#99は、SC導入後の再スタート違反によりドライブスルーペナルティを課された。
#56は、SC導入後の再スタート違反により罰金2万円を課した。
#56は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則第11条(2)(作業中のエンジン始動)
違反により罰金2万円を課した。

(Photo:K.Takeshita)
8時から予定されていたスーパー耐久のフリー走行は、濃霧のため11時35分からに
延期となり、20分間に短縮されて行われたが、12時45分に再び霧が出たため赤旗
中断となり、そのままセッションは終了した。
2003年6月15日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:雨/コース:セミウェット
P No Cls P Car/Model Driver Time
-----------------------------------------------------------------------
1 25 1 1 ADVAN PORSCHE /996 織戸/羽根 1'45.107
/デュフォア
2 1 1 2 エンドレス アドバンGT-R/BNR34 木下/青木 1'45.341
3 22 2 1 avex・Impreza /GH-GDB 村山/松田 1'45.760
4 2 2 2 FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB 吉田/清水 1'45.981
5 24 1 3 PCJ ADVAN PORSCHE /996 井上/堤 1'46.499
6 63 1 4 チームLEIJUNアンドB-1 /BNR34 OSAMU/倉嶋/玉中1'48.208
7 27 3 1 FINA BMW M3 /E36 古谷/長島 1'48.899
8 26 2 3 エンドレスアドバン科芸専/CP9A 朝倉/細野 1'48.953
9 10 4 1 RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5 菊池/渡辺 1'49.118
10 11 2 4 ジアラランサー /CT9A 中谷/木下 1'49.393
11 36 GN+ 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA /SXE10 黒澤/佐々木 1'49.451
12 77 3 2 TRUST ADVAN RX7 /FD3S 吉岡/池田 1'49.471
13 55 GN+ 2 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 田ヶ原/片岡 1'50.220
14 56 2 5 NUTECダンロップランサー /CT9A 松本/日部 1'50.653
15 13 2 6 KS AUTO-LANCER /CP9A 原田/脇田/山本 1'50.674
16 57 2 7 グラムライツ ランサー /CT9A 大橋/松浦/松井 1'50.864
17 5 GN+ 3 5ZIGEN INTEGRA /DC5 道上/服部 1'50.912
18 14 3 3 REDLINEダイトウRX-7 /FD3S 今村/山崎/小松 1'51.263
19 39 3 4 DELPHI ADVAN NSX /NA2 八木/植田 1'51.486
20 54 GN+ 4 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見 1'52.812
21 33 1 5 FALKEN☆PORCSHE /996 竹内/田中 1'53.176
22 69 4 2 J'S RACING S2000 YH /AP1 梅本/長野 1'53.736
23 21 4 3 クムホ・エクスタ・S2000 /AP1 三船/WADA-Q 1'53.930
24 18 4 4 FK/マッシモADVANインテグラ/DC5 浅野/笠原/坂井 1'54.482
25 82 4 5 KTパサージュベルノ宮城 FK/DC5 西村/高橋/津川 1'55.445
26 17 GN+ 5 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5 田中/清水/山本 1'56.244
27 34 4 6 タイヤガーデンBP-DC5 /DC5 川口/岡/浅野 1'56.301
28 58 4 7 モンド スピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤 1'56.787
29 73 4 8 ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5 山本/高良 1'56.860
30 98 4 9 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/海老澤/千田1'57.363
31 67 4 10 YAMATO INTEGRA /DC5 長井/松浦 1'57.893
32 29 4 11 オベロン読売江東理工専DC5/DC5 谷口/谷口 1'59.687
33 6 2 8 ファルケン☆ランサー /CT9A 冨桝/関 2'02.871
34 19 1 5 JMCダンロップGT-R /BNR34 輿水/阪口/桂 2'03.983
35 83 3 6 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 2'06.397
36 23 3 7 C-WEST アドバン Z33 /UA-Z33 尾本/星野 2'06.808
37 15 3 1 ORCアドバンRX-7 /FD3S 長島/山田/入口 2'14.482
38 37 GN+ 6 SPIRIT Kosei ALTEZZA /SXE10 影山/井入 2'17.389
39 8 4 12 ACID英進館YH S2000 /AP1 筒井/谷川 2'19.203
40 20 2 9 RSオガワADVANランサー /CT9A 植松/小林/伊藤 3'14.255
41 3 2 10 エンドレスアドバン座間 /CT9A 村田/サトウ 3'19.349
42 12 2 11 クイーンスクエア・ネット /CT9A 田中/竹島/三芳 計測できず
43 70 2 12 リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤 5'43.928
44 7 3 8 Swift DUNLOP RX7 /FD3S 三好/大井 計測できず
45 99 1 3 CRT-PIRELLIポルシェ /996 砂子/壷林 計測できず
------------------------------------------------------------------------
*#12は、田中選手と三芳選手が1ラップづつしてピットに入っており、コントロール
ラインを通過していないので「計測できず」としたが、二人の合算のタイムが4'14.047
であったため、42位と判断された。

第2戦で奪われたポールを取り返した木下/青木ペア(Photo:K.Takeshita)
ウェット、ドライ、ウェットとめまぐるしくコンディションが変わる中、更なる
タイムアップを果たした#1エンドレス アドバンGT-Rが後続を突き放し、第1戦に
続いて今季2回目のポールポジションを獲得した。
予選第2回目は午後3時20分に始まったが、セッション開始早々に小雨がぱらつい
たため、ウェットレースが宣告された。
しかしこの雨はすぐに上がったため、各車スリックタイヤでのアタックを敢行し
た。1回目の予選より気温が下がったこともあってか、タイムアップするチーム
が続出。何台かは最後の混走セッションでのタイムアップを目論んでいたが、
終了10分前に再び雨が降り始め、#1エンドレスGT-Rのポールが確定した。
2003年6月14日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:曇りのち雨/コース:ドライ-ウェット
P No Cls P Car/Model Driver Time
-----------------------------------------------------------------------
1 1 1 1 エンドレス アドバンGT-R/BNR34 木下/青木 1'35.328
2 33 1 2 FALKEN☆PORCSHE /996 竹内/田中 1'36.212
3 99 1 3 CRT-PIRELLIポルシェ /996 砂子/壷林 1'36.404
4 19 1 4 JMCダンロップGT-R /BNR34 輿水/阪口/桂 1'36.432
5 25 1 5 ADVAN PORSCHE /996 織戸/羽根 1'36.773
/デュフォア
6 2 2 1 FUJITSUBOインプレッサ /GH-GDB 吉田/清水 1'37.687
7 15 3 1 ORCアドバンRX-7 /FD3S 長島/山田/入口 1'37.840
8 11 2 2 ジアラランサー /CT9A 中谷/木下 1'38.516
9 63 1 6 チームLEIJUNアンドB-1 /BNR34 OSAMU/倉嶋/玉中1'38.728
10 24 1 7 PCJ ADVAN PORSCHE /996 井上/堤 1'38.837
11 22 2 3 avex・Imprez /GH-GDB 村山/松田 1'39.120
12 57 2 4 グラムライツ ランサー /CT9A 大橋/松浦/松井 1'39.182
13 3 2 5 エンドレスアドバン座間 /CT9A 村田/サトウ 1'39.185
14 6 2 6 ファルケン☆ランサー /CT9A 冨桝/関 1'39.210
15 77 3 2 TRUST ADVAN RX7 /FD3S 吉岡/池田 1'39.451
16 20 2 7 RSオガワADVANランサー /CT9A 植松/小林/伊藤 1'39.579
17 26 2 8 エンドレスアドバン科芸専/CP9A 朝倉/細野 1'40.119
18 56 2 9 NUTECダンロップランサー /CT9A 松本/日部 1'40.450
19 14 3 3 REDLINEダイトウRX-7 /FD3S 今村/山崎/小松 1'40.496
20 83 3 4 BP ADVAN NSX /NA2 古橋/玉本/小林 1'40.693
21 70 2 10 リニューカーTCPROアドバン/CT9A 三上/藤澤 1'41.531
22 39 3 5 DELPHI ADVAN NSX /NA2 八木/植田 1'41.642
23 23 3 6 C-WEST アドバン Z33 /UA-Z33 尾本/星野 1'41.744
24 27 3 7 FINA BMW M3 /E36 古谷/長島 1'41.758
25 36 GN+ 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA /SXE10 黒澤/佐々木 1'41.808
26 13 2 11 KS AUTO-LANCER /CP9A 原田/脇田/山本 1'42.036
27 37 GN+ 2 SPIRIT Kosei ALTEZZA /SXE10 影山/井入 1'42.053
28 5 GN+ 3 5ZIGEN INTEGRA /DC5 道上/服部 1'42.149
29 54 GN+ 4 ADVANアンクルインテグラ /DC5 山内/浅見 1'42.563
30 55 GN+ 5 ARTA FOS アルテッツァ /SXE10 田ヶ原/片岡 1'42.791
31 10 4 1 RED LINEベルノ東海DLDC5 /DC5 菊池/渡辺 1'43.930
32 69 4 2 J'S RACING S2000 YH /AP1 梅本/長野 1'43.971
33 17 GN+ 6 キーパー☆ingsカワサキDL/DC5 田中/清水/山本 1'43.981
34 8 4 3 ACID英進館YH S2000 /AP1 筒井/谷川 1'44.583
35 21 4 4 クムホ・エクスタ・S2000 /AP1 三船/WADA-Q 1'45.149
36 98 4 5 Mooncraft S2000 /AP1 田嶋/海老澤/千田1'45.194
37 67 4 6 YAMATO INTEGRA /DC5 長井/松浦 1'45.392
38 18 4 7 FK/マッシモADVANインテグラ/DC5 浅野/笠原/坂井 1'46.155
39 82 4 8 KTパサージュベルノ宮城 FK/DC5 西村/高橋/津川 1'46.394
40 29 4 9 オベロン読売江東理工専DC5/DC5 谷口/谷口 1'46.740
41 73 4 10 ロイヤルハウスA-ONE無限μ/DC5 山本/高良 1'47.349
42 58 4 11 モンド スピードDL 2000 /AP1 佐藤/富澤/斎藤 1'47.407
43 34 4 12 タイヤガーデンBP-DC5 /DC5 川口/岡/浅野 1'47.422
44 7 3 8 Swift DUNLOP RX7 /FD3S 三好/大井
45 12 2 12 クイーンスクエア・ネット /CT9A 田中/竹島/三芳
------------------------------------------------------------------------
参加台数:45 出走台数:43
CarNo.7,12はリザルトNo.15(予選第1回目正式結果)により決勝レース出走。
*CarNo.77は、スーパー耐久シリーズ2003シリーズ規則ブルテンNo.11
(公式予選1回目用タイヤ使用)違反により訓戒した。

暫定PPのエンドレス アドバン GT-R(Photo:K.Takeshita)
6月14日、空には厚い雲が垂れ込める富士スピードウェイでスーパー耐久シリーズ2003
第3戦SUPER TECの予選一回目が行われた。
各クラスの暫定1位は
C-1 # 1 エンドレス アドバン GT-R
C-2 # 2 FUJITSUBOインプレッサ
C-3 #15 ORCアドバンRX-7
GN+ #36 MAZIORA Kosei SXE
2003年6月14日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
P No Cls P Driver Car/Model Time
--------------------------------------------------------------
1 1 1 1 木下 みつひろ エンドレス アドバン 1'36.184
青木 孝行 BNR34
2 99 1 2 砂子 塾長 CRT-PIRELLIポルシェ 1'36.737
壷林 貴也 996
3 19 1 3 輿水 敏明 JMCダンロップGT-R・ 1'37.551
阪口 良平 BNR34
4 33 1 4 竹内 浩典 FALKEN☆PORCSHE 1'38.037
田中 哲也 996
5 25 1 5 織戸 学 ADVAN PORSCHE 1'38.173
羽根 幸浩 996
6 2 2 1 吉田 寿博 FUJITSUBOインプレッ 1'39.088
清水 和夫 GH-GDB
7 63 1 6 OSAMU LEIJUNアンドB-1 1'39.940
倉嶋 新一 BNR34
玉中 哲二
8 57 2 2 大橋 正澄 グラムライツ ランサ 1'40.026
松浦 俊之 CT9A
9 24 1 7 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 1'40.070
堤 明彦 996
10 22 2 3 村山 智之 avex・Impreza 1'40.230
松田 晃司 GH-GDB
11 15 3 1 長島 正明 ORCアドバンRX-7 1'40.770
山田 英二 FD3S
入口 秀輝
12 3 2 4 村田 信博 エンドレスアドバン 1'40.773
サトウ カイチ CT9A
13 26 2 5 朝倉 貴志 エンドレスアドバン科1'40.975
細野 智行 CP9A
14 56 2 6 松本 達哉 NUTEC ランサー エボ 1'40.986
日部 利晃 CT9A
15 20 2 7 植松 忠雄 RSオガワADVANランサ 1'41.249
小林 且雄 CT9A
伊藤 勝一
16 11 2 8 中谷 明彦 ジアラランサー 1'41.360
木下 隆之 CT9A
17 6 2 9 冨桝 朋広 ファルケン☆ランサ 1'41.980
関 豊 CT9A
18 83 3 2 古橋 譲 BP ADVAN NSX 1'42.271
玉木 秀幸 NA2
小林 正吾
19 23 3 3 尾本 直史 C-WEST アドバン Z33 1'42.339
星野 一樹 UA-Z33
20 27 3 4 古谷 直広 FINA BMW M3 1'42.583
長島 正興 E36
21 14 3 5 今村 大輔 REDLINEダイトウRX-7 1'42.693
山崎 学 FD3S
小松 一臣
22 39 3 6 八木 宏之 DELPHI ADVAN NSX 1'42.805
植田 正幸 NA2
23 36 N+ 1 黒澤 琢弥 MAZIORA Kosei SXE 1'42.857
佐々木 孝太 SXE10
24 13 2 10 原田 一政 KSAUTO-LANCER 1'42.859
脇田 一輝 CP9A
山本 和正
25 37 N+ 2 影山 正彦 SPIRIT Kosei SXE 1'43.016
井入 宏之 SXE10
26 70 2 11 三上 和美 リニューカーTCPROア 1'43.048
藤沢 哲也 CP9A
福田川 優
27 54 N+ 3 山内 伸弥 ADVANアンクルインテ 1'43.169
浅見 武 DC5
28 5 N+ 4 道上 龍 5ZIGEN INTEGRA 1'43.330
服部 尚貴 DC5
29 55 N+ 5 田ヶ原 章蔵 ARTA FOS アルテッツ 1'44.475
片岡 龍也 SXE10
30 8 4 1 筒井 克彦 ACID英進館YH S2000 1'44.815
谷川 達也 AP1
31 10 4 2 菊地 靖 RED LINEベルノ東海D 1'44.992
渡辺 明 DC5
32 69 4 3 梅本 淳一 J'S RACING S2000 YH 1'45.415
長野 賢也 AP1
33 77 3 7 吉岡 一博 TRUST ADVAN RX7 1'46.071
池田 克久 FD3S
34 17 N+ 6 田中 篤 キーパー★ingsカワ 1'46.214
テツ☆清水 DC5
山本 信
35 67 4 4 長井 誠 YAMATO INTEGRA 1'46.565
松浦 恒 DC5
36 21 4 5 三船 剛 クムホ・エクスタ・S 1'46.596
WADA-Q AP1
袖山 誠一
37 18 4 6 浅野 武夫 FK/マッシモADVAN DC 1'47.340
笠原 智行 DC5
38 98 4 7 田嶋 栄一 Mooncraft S2000 1'47.798
海老澤 紳一 AP1
千田 隆平
39 73 4 8 山本 すばる ロイヤルハウスA-ONE 1'47.829
高良 匡紀 DC5
40 82 4 9 西村 元希 KTパサージュベルノ 1'47.922
高橋 しげる DC5
津川 偉章
41 29 4 10 谷口 美穂 オベロン読売江東理 1'47.999
谷口 いずみ DC5
42 34 4 11 川口 正敬 タイヤガーデンBP-DC 1'48.058
岡 滋人 DC5
浅野 哲夫
43 58 4 12 佐藤 衛 モンド スピードDL 2 1'48.296
富沢 勝 AP1
斎藤 多聞
-----------------------------------------------------------------
7 3 三好正己 Swift DUNLOP RX7 1'41.991
大井貴之 FD3S 2'21.772
12 2 田中 壮一郎 クイーンスクエア.ネ 1'48.388
竹島 徹 CT9A 1'50.032
予選通過基準タイム(総合130%)2'05.871
(クラス1 110%)1'45.802
(クラス2 110%)1'48.997
(クラス3 110%)1'50.847
(クラス4 110%)1'55.297
(クラスGN+ 110%)1'53.143
部
門 |
順
位 |
サーキット |
鈴 鹿 |
富 士 |
M I N E |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
S U G O |
富 士 |
M I N E |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
T O T A L |
| 日 程 |
3/23 |
4/6 |
4/27 |
6/8 |
7/6 |
7/27 |
8/31 |
9/21 |
10/19 |
11/2 |
| ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
ド ラ イ バ | |
1 | 本山 哲 | 10 | 10 | 10 | 0 | | | | | | | 30 |
| 2 | 井出 有冶 | 3 | 0 | 4 | 6 | | | | | | | 13 |
| 3 | 脇阪 寿一 | 0 | 2 | 0 | 10 | | | | | | | 12 |
| 4 | アンドレ・ロッテラー | 6 | 3 | 0 | 1 | | | | | | | 10 |
| 5 | 土屋 武士 | 0 | 0 | 6 | 3 | | | | | | | 9 |
| 6 | 道上 龍 | 0 | 4 | 3 | 2 | | | | | | | 9 |
| 7 | ブノワ・トレルイエ | 0 | 6 | 0 | 0 | | | | | | | 6 |
| 8 | 金石 年弘 | 4 | 0 | 2 | 0 | | | | | | | 6 |
| 9 | リチャード・ライアン | 0 | 0 | 0 | 4 | | | | | | | 4 |
| 10 | 松田 次生 | 2 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 2 |
| 11 | 野田 英樹 | 1 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 1 |
| 11 | 福田 良 | 0 | 0 | 1 | 0 | | | | | | | 1 |
| 11 | 小暮 卓史 | 0 | 1 | 0 | 0 | | | | | | | 1 |
| - | 藤沢 哲也 | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
| - | 黒澤 治樹 | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
| - | ドミニク・シュワガー | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
| - | 服部 尚貴 | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
| - | 立川 祐路 | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
チ | ム |
1 | IMPUL | 10 | 16 | 10 | 0 | | | | | | | 36 |
| 2 | LeMans | 4 | 0 | 8 | 3 | | | | | | | 15 |
| 2 | COSMO OIL CERUMO | 5 | 0 | 4 | 6 | | | | | | | 15 |
| 4 | TEAM 22 | 0 | 2 | 0 | 10 | | | | | | | 12 |
| 5 | PIAA NAKAJIMA | 6 | 4 | 0 | 1 | | | | | | | 11 |
| 6 | 5ZIGEN | 0 | 4 | 4 | 2 | | | | | | | 10 |
| 7 | DoCoMo DANDELION | 0 | 0 | 0 | 4 | | | | | | | 4 |
| 8 | CARROZZERIA MOHN | 1 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 1 |
| - | カッチャオ TCPRO NOVA | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
| - | PLANEX EBBRO NOVA | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
| - | Olympic KONDO | 0 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 0 |
チ ュ | ナ | |
1 | 東名エンジン | 10 | 10 | 10 | 10 | | | | | | | 40 |
| 2 | 尾川自動車 | 6 | 3 | 4 | 6 | | | | | | | 19 |
| 3 | シエラスポーツ | 1 | 0 | 0 | 0 | | | | | | | 1 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各部門とも、各レース、1位:10点、2位:6点、3位:4点、4位:3点、5位:2点、6位:1点が授与されます。
- チームポイント部門は、2台参加のチームでは、2台の得た合計ポイントが加算の対象となります。
- エンジンチューナーズポイント部門は、同一チューナーが扱うエンジンを搭載した車両が得たポイントのうち、もっとも高いポイントが加算の対象となります。
順
位 |
サーキット |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
富 士 |
富 士 |
T I |
T I |
も て ぎ |
も て ぎ |
鈴 鹿 |
鈴 鹿 |
S U G O |
S U G O |
筑 波 |
筑 波 |
S U G O |
S U G O |
M I N E |
M I N E |
も て ぎ |
も て ぎ |
T O T A L |
| 日 程 |
3 / 22 |
3 / 23 |
4 / 6 |
4 / 6 |
5 / 17 |
5 / 18 |
6 / 7 |
6 / 8 |
7 / 5 |
7 / 6 |
7 / 26 |
7 / 27 |
8 / 9 |
8 / 10 |
9 / 6 |
9 / 7 |
9 / 20 |
9 / 21 |
10 / 18 |
10 / 19 |
| ラウンド |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
| 1 | ジェームス・コートニー | 20 | 3 | 20 | 20 | 20 | 20 | 15 | 15 | | | | | | | | | | | | | 133 |
| 2 | パオロ・モンティン | 8 | 15 | 10 | 10 | 8 | 0 | 20 | 20 | | | | | | | | | | | | | 91 |
| 3 | 片岡 龍也 | 0 | 0 | 15 | 15 | 15 | 15 | 12 | 10 | | | | | | | | | | | | | 82 |
| 4 | ロニー・クインタレッリ | 12 | 12 | 12 | 8 | 12 | 12 | 8 | 6 | | | | | | | | | | | | | 82 |
| 5 | 横溝 直輝 | 15 | 4 | 3 | 6 | 10 | 6 | 6 | 8 | | | | | | | | | | | | | 58 |
| 6 | 細川 慎弥 | 3 | 2 | 6 | 12 | 0 | 10 | 10 | 12 | | | | | | | | | | | | | 55 |
| 7 | 柴田 裕紀 | 6 | 20 | 8 | 0 | 0 | - | 3 | 0 | | | | | | | | | | | | | 37 |
| 8 | 佐藤 晋也 | 10 | 0 | 1 | 4 | 2 | 3 | 2 | 4 | | | | | | | | | | | | | 26 |
| 9 | 小早川 済瑠 | 4 | 10 | 2 | 1 | 0 | 8 | 0 | 0 | | | | | | | | | | | | | 25 |
| 10 | 柴田 裕吉 | 1 | 6 | 4 | 3 | 4 | 4 | 0 | 2 | | | | | | | | | | | | | 24 |
| 11 | 吉本 大樹 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | 4 | 3 | | | | | | | | | | | | | 15 |
| 12 | 番場 琢 | 2 | 8 | 0 | 0 | - | 1 | 1 | 0 | | | | | | | | | | | | | 12 |
| 13 | 小川 貴広 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | | | | | | | | | | | | | 4 |
| 14 | 柳田 真孝 | - | - | 0 | 2 | - | - | - | - | | | | | | | | | | | | | 2 |
- ポイントは決勝レースの結果に基づき各レース、1位:20点、2位:15点、3位:12点、4位:10点、5位:8点、6位:6点、7位:4点、8位:3点、9位:2点、10位:1点が授与されます。

スタートで坂本が遅れ武藤、安田が抜け出す(Photo:FDO)
『ルーキー安田、初優勝でランキング2位へ』
前日とは一転、快晴となったツインリンクもてぎで、シリーズ第4戦決勝レースが
行われた。ポールポジションは坂本祐也、2番手に武藤英紀、以下安田裕縺A河津光
晴、岡本章平、高崎保浩と続く。スタートで武藤が見事な加速を見せ、首位に立つと
そこに安田が続いた。
ところが武藤は2コーナーの立ち上がりで挙動を乱し、そのスキに安田が飛び込ん
で首位を奪い取った。一方、ポールポジションの坂本は3番手に下がったが、後方か
ら岡本の激しい攻撃にさらされることになった。前日の第3戦で首位を走りながら結
果を得られなかった高崎は、駆動系トラブルにより1周を走ったのみでピットへ帰り2
戦連続でチェッカー旗を受けることなくレースを終えてしまった。
安田と武藤は1秒前後の間隔を保って激しく首位争いを繰り広げる。その後方では
坂本が2コーナーをオーバーランして岡本が先行、以下藤井誠暢、行方由久、前園
誠、坂本、武田雄一らが一団となって格闘に入った。
レース中盤、武藤はファステストラップを連発しながら安田を攻めるが、安田もプ
レッシャーを感じながら大きなミスをすることなく安定したペースを守り、戦いは膠
着状況となる。レース終盤、藤井と後方から追い上げてきた友森雄一が4位争いに入
り、テールトゥノーズの戦いを繰り広げた。決着がついたのは16周目、S字コーナー
で藤井のインに友森が飛び込み、藤井はスピンして順位が入れ替わった。
2位の武藤は、追い上げにかかり17周目には安田との間隔を0秒731にまで縮めたが
18周目に自らのミスで挙動を乱してタイムロス、最後のチャンスを失ってしまった。
その後も安田は危なげなくレースを走りきり、今季のルーキーとしては優勝一番乗
り、もちろん自身にとっても初優勝を遂げた。
詳しくは公式サイトへ。http://www.f-dream.gr.jp

最終ラップまで格闘を繰り広げた3車(Photo:FDO)
『高崎、岡本が自滅、武藤が漁夫の利』
曇り空の下、決勝のスタートが切られた。ポールポジションは安田裕縺Aその隣に
は高崎保浩が並ぶ。予選3番手の坂本祐也が高崎をかわして加速、第1コーナーで安田
のインを取ろうとしたが接触、安田をグラベルへ押し出してしまった。坂本はグラベ
ルを走り抜け最後尾から戦列に復帰したが、安田はグラベルに埋まってその場で短い
レースを終えた。
この混乱の間に高崎が首位を奪うが、その背後にはスタートの第1コーナーで膨ら
んだ河津光晴をかわした岡本章平、武藤英紀が続いた。3台は後続車両を引き離して
格闘を開始した。中では岡本の元気が良く、高崎がミスを犯すとテールトゥノーズま
で攻め込むが、高崎も必死にこれを押さえる。武藤はこの2人の格闘を眺めながらい
つでも前に出られる距離を保って走り続けた。
トップ争いの後方に、友森雄一、藤井誠暢、河津、行方由久、武田雄一らが続く。
この中では河津が速く、藤井を抜いて友森の後ろにつけてプレッシャーを与えた。友
森は3台のトップ争いには追従できずじわじわと間隔を離されていったが、河津の追
い上げにも耐え、4位のポジションを守る。そして8周目、河津は自滅のスピンで再び
順位を下げ、友森を逃がしてしまった。
10周目、行方が第1コーナーでコースオフしてリタイア。車両の回収の間、第1コー
ナー付近では黄旗が提示されたため、先頭争いも一旦仕切り直しとなった。しかし13
周レースのフィニッシュ間際、岡本がスパートをかけた。最終ラップの5コーナー、
高崎がミスして失速したスキを突いて岡本がインに飛び込んだ。高崎も首位を守ろう
とブロックにかかったが、わずかに行き過ぎ、岡本の進路をふさぐ形になって2台は
接触、そのまま折り重なってコースオフし、リタイヤしてしまった。
この間に終始3位のポジションにつうけて様子を見ていた武藤が先頭に抜け出し
た。結局武藤はそのままチェッカー旗をかいくぐり、今季2勝目をあげた。2位には友
森、3位には藤井が続き、それぞれ初めての表彰台に上がることになった。
詳しくは公式サイトへ。http://www.f-dream.gr.jp

大荒れの55周を見事乗り切った三人(Photo:Motorsports@nifty)
脇阪寿一(優勝)
ヘルメット変えて、髪形も変えて、これで結果出せなかったら何言われるかわから
ないし、今日はジャンクスポーツの取材も来てるから(笑)絶対勝たなあかんと思って
いた。
チームが凄く頑張ってくれて、クルマはここに持ってきたときから調子が良かった
し、ピットストップも早く終えることが出来た。だからチームの人たちには感謝して
いる。
レース中盤は本山に迫られたが、後半になれば自分のほうが速いはずと思っていた
ので、落ち着いて走った。
SCが入ったときは正直『なにしやがんねん』と思ったが、結果的にはこのSCで
後ろの二人が脱落したので楽になった。
(本山には)これで心理戦に持ち込むぐらいには追いつけたかな、と思っている
ので、今後もこの調子をキープしていきたい
井出有治(2位)
予選は自分のミスで計測できないまま終わってしまった。
一回目のスタートはストールして最後尾に落ちてしまっていたので、二回目の
スタートでは無理しないでピットストップまで松田についていこうと思って慎重に
行った。
ピットストップではチームのみんなが頑張ってくれて短い時間で送り出してくれた
お陰で道上さんの前に出られたので、この順位を落とさないように必死で走った。
ライアンが追ってきたときも一杯一杯の状態だった。
次は予選でポカしないよう、また一刻も早く本山さんや寿一さんと勝負できる
ように頑張りたい。
リチャード・ライアン(3位)
スタートでミスしてしまったが、赤旗に救われた。
再スタートは上手く行ったが、ポジションが後ろのほうだったためにタイヤを有効
に使いきることが出来なかった。だから今日はとにかく最後まで走りきるしかないと
思ったが、結果的に本山や武士の脱落に助けられたね。
(新しいエンジニアについて)まだ具体的に何が良くなった、というのはないけど、
英語で会話できるのは自分にとっては大きいし、なによりF1や国際F3000の経験の
豊富な人だから信頼している。

寿一を追い立てる本山。しかしこの後、予想だにしない事態が!(Photo:K.Takeshita)
全日本選手権フォーミュラニッポン第4戦は、アクシデントが相次ぐ荒れた展開を乗り
切った#22脇阪寿一(TEAM 22)が今季初優勝を遂げた。
最初のアクシデントはスタート直後の3コーナー手前で起きた。
スタートに失敗して後方に沈んだ#1小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)が#20ブノワ・トレルイエ
(IMPUL)のリヤに乗り上げて宙を舞い、#28野田英樹(MOHN)を巻き込んでコースアウト。
このアクシデントにより赤旗が提示され、スタートやり直しとなった。
このスタートでは脇阪はスタートに失敗して#19本山哲(IMPUL)に抜かれ、#8土屋武士
(LeMans)と2位を争う状況であったが、この赤旗に救われた格好となった。
二回目のスタートでは本山がホイールスピンをおこしたために脇阪-土屋-本山の順で
1コーナーへ。
トップグループはしばらくこのままの順位で走行を重ねる。
10周目に本山がピットイン。続いて11周目には脇阪と土屋が相次いで入ってきたが、
これにより本山が土屋の前に出ることに成功、更にペースを上げて脇阪の追撃に
かかる。
このときのラップタイムである1分39秒640が結局この日のファステストラップと
なった。
しかし脇阪には「後半は自分のほうが速く走れるはず」との確信があり、落ち着いて
本山の追撃をかわしていく。
38周目に#11松田次生(COSMO OIL CERUMO)が90度コーナーでスピン、コースイン側に
クルマを止めた。これを排除するため、41周目にセーフティーカーが入った。
セーフティーカーランは4周に及んだが、あろうことか本山が3コーナーでスピンして
しまい最後尾に落ちてしまう。
この結果、土屋が2位に繰り上がり、3位には16位スタートから着実に順位を上げて
いた#12井出有治(COSMO OIL CERUMO)が上がってきていた。
45周目にリスタート、土屋、井出が果敢に脇阪を追うが、なんとここでも土屋が90度
コーナー立ち上がりでオーバーランしてしまい、井出と#40リチャード・ライアン
(DoCoMo DANDELION)の先行を許してしまう。
結局、このままの順位でレースは終了し、脇阪寿一が今季初、通算4勝目を上げること
となった。
2003年6月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car------------Lap-Time--------
1 22 脇阪寿一 TEAM 22 Lola B351/無限 55 1:36'53.571
2 12 井出有治 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 55 - 3.199
3 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 55 - 3.874
4 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 55 - 4.545
5 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 55 - 7.078
6 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 55 - 7.364
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 55 - 9.242
8 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 55 - 9.907
9 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 55 - 10.602
10 9 黒澤治樹 PLANEX EBBRO NOVA Lola B351/無限 55 - 27.288
11 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 55 - 1'12.017
12 10 藤澤哲也 カッチャオ TCPRO NOVA Lola B351/無限 54 - 1Lap
-----------------------以上 規定周回数完走(規定周回数49)------------------
3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 38 - 17Laps
11 松田次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 37 - 18Laps
6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 30 - 25Laps
20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 21 - 34Laps
* 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 DNS
28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 DNS
-----------------------------------------------------------------------------
ファステストラップ #19本山哲 1'39.640(12周目)
ペナルティ
* Car No.1 国際モータースポーツ競技規則付則L項 第4章2項C違反により、厳重戒
告(始末書提出)とした。
また、2003年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則書 第30条
1.1)により、ペナルティポイント3点を課した。

モンティンは二日連続のポールトゥウィンを決めた(Photo:K.Takeshita)
スリーボンドエンジン連勝!
全日本F3選手権第8戦は、前戦優勝の#12パオロ・モンティン(ダラーラ/スリーボンド)
が終始安定したペースで逃げ切り、もてぎラウンドを連勝で飾った。
昨日に引き続いてポールからスタートしたモンティンは、序盤から快調に飛ばして
#7ジェームス・コートニーに全く付け入る隙を与えなかった。一方2位のコートニーは
レスダウンフォースのセッティングが裏目に出たのか、中盤以降タイヤの消耗に悩ま
され、思うようにペースをあげることが出来なかった。
3位にはローラ童夢シャシーの改良に成功した#1細川慎弥が#36片岡龍也の猛追を振り
切り、表彰台の一角を占めることとなった。
上位3人のコメント
パオロ・モンティン
「今週は全てが順調だった。スリーボンドというチームはトムスほど大きな会社では
ないが、コミュニケーションがよく取れていて自分には合っていると思う。
次の鈴鹿は難しいコースだが、エンジンの開発は着実に進んでいるのでいい結果が
出せると思う」
ジェームス・コートニー
「セッティングは悪くなかったと思うが、今週末はずっとパオロのチームに一歩づつ
出遅れてる感じだったから、2位というのは望みうる最良の結果だと思う。鈴鹿はウチ
のエンジンには向いているサーキットなので、今週のことは早く忘れて次のレースに
集中したい」
細川慎弥
「シャシーの改良が上手くいったので、もてぎテストからずっと順調だった。
今日はスタート前に監督から『絶対3番手で帰って来い』と言われていた。」
2003年6月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Time-------Gap------
1 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE 36'23.085
2 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE 2.810 2.810
3 1 細川慎弥 L-D F106 MUGEN MF204C 5.913 3.103
4 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE 6.442 0.529
5 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 8.115 1.673
6 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 14.899 6.784
7 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 23.398 8.499
8 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 31.097 7.699
9 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 44.081 12.984
10 18 小川貴広 D F302 TOYOTA 3S-GE 47.682 3.601
11 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 48.112 0.430
12 11 柴田裕紀 D F302 MUGEN MF204B 48.405 0.293
------------------------------- 以上完走 --------------------------------------
13 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 19Laps
-------------------------------------------------------------------------------
ファステストラップ
#12パオロ・モンティン 1'48.552(16周目)
Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢

ダントツのトップタイムを叩き出したトレルイエ。(Photo:K.Takeshita)
昨日までの曇りとは打って変わった快晴の下、フォーミュラニッポン第4戦のフリー
走行が行われた。
最初にコースインしたのは#19本山哲。#20ブノワ・トレルイエがそれに続く。
二人のインパル勢はセッション序盤から順調にタイムをあげていき、#19本山
が1'39.330、#20トレルイエが1'37.832を出したところでピットへ。結局このときの
トレルイエのタイムがセッション通じてのトップタイムとなった。
開始から15分までは#1小暮卓史、#40リチャード・ライアン、#28野田英樹らが上位に
名を連ねるが、セッションが進むにつれて#22脇阪寿一、#2アンドレ・ロッテラー、
#5道上龍らがタイムアップして上位に食い込んできた。
残り時間あと5分となったころ、本山が90度コーナーでコースアウトしたため、赤旗
中断となる。
5分半のインターバルの後セッションは再開された。
残り少ない時間ながらも何名かがタイムアップに成功し、#8土屋武士、#4ドミニク・
シュワガー、#6福田良が順位を上げてきた。
決勝は本日午後2時30分より、55周で争われる。
2003年6月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'37.832
2 1 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'38.700
3 22 脇阪 寿一 TEAM 22 Lola B351/無限 1'38.821
4 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'39.037
5 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'39.137
6 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'39.192
7 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'39.296
8 8 土屋 武士 LeMans Lola B351/無限 1'39.576
9 11 松田 次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'39.785
10 12 井出 有冶 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'39.786
11 7 金石 年弘 LeMans Lola B351/無限 1'39.833
12 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'39.966
13 3 立川 祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'40.191
14 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'40.206
15 9 黒澤 治樹 PLANEX EBBRO NOVA Lola B351/無限 1'40.453
16 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'40.523
17 41 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'40.523
18 10 藤澤 哲也 カッチャオ TCPRO NOVA Lola B351/無限 1'42.267
----------------------------------------------------------------------

コートニーの追撃をしのぎきったモンティン(Photo:K.Takeshita)
まさに歴史的な勝利。
全日本F3選手権第7戦は、PPからスタートしたパオロ・モンティン(ダラーラ/ニッ
サン)がコートニーの追撃を振り切って今季初優勝を遂げた。
この優勝はニッサンエンジンにとっては実に15年ぶりの勝利である。
フォーミュラニッポンの予選終了後、F3第7戦の14周の戦いがスタートした。
ホールショットはポールシッターの#12パオロ・モンティン。#7コートニーがテール
・トゥ・ノーズで追いすがる。更にその後方で、#36片岡、#1細川が一団となって続
いていく。
オーバーテイクの難しいもてぎでは各ドライバーとも中々順位を上げることが出来
ず、先頭から最後尾までほぼこう着状態のままレースは後半戦に。
9周目のヘアピンでコートニーのインに片岡がノーズをねじ込んでいくが、前に出る
ことは出来なかった。その後も片岡は激しくコートニーを攻めたてるが、コートニー
も必死で逃げる。
今回、コートニーはオーバーテイクのしやすさを意識してか、ウィングを寝かせた
セッティングで決勝に臨んでいた。このため、フロントタイヤの消耗がすすみ、ブ
レーキングが厳しくなっていたのだ。
コートニーと片岡がバトルを繰り広げる中、モンティンは着々とリードを広げてい
き、一度もトップを明け渡さないままフィニッシュ。
2位には何度もオーバーテイクを試みる片岡を抑えきったコートニーがはいった。
今回のスリーボンド・ニッサンSR20VEエンジンの優勝は、1988年9月11日、西仙台
ハイランドでのM.S.サラ(CA18DE)以来である。
2003年6月7日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Time-------Gap-----
1 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE 25'25.163
2 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE 2.155 2.155
3 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE 2.898 0.743
4 1 細川慎弥 L-D F106 MUGEN MF204C 5.089 2.191
5 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 11.340 6.251
6 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 11.923 0.583
7 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 15.664 3.741
8 11 柴田裕紀 D F302 MUGEN MF204B 17.043 1.379
9 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 18.612 1.569
10 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 31.368 12.756
11 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 32.063 0.695
12 18 小川貴広 D F302 TOYOTA 3S-GE 34.406 2.343
13 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 35.011 0.605
-----------------------------------------------------------------------------
ファステストラップ
#12パオロ・モンティン 1'48.176(8周目)

明日もこの3人による三つ巴の戦いになりそうだ(Photo:Motorsports@nifty)
脇阪寿一
「ここまでは辛い状態が続いていたのですが、今回は昨日の走り始めからいい調子で
した。明日はポールポジションからのスタートですが、気持ちはチャレンジャー。本
山クンに挑む気構えでいきます」
土屋武士
「昨日は殆ど走れませんでした。予選1回目もマシンの調子はイマイチでした。2回目
は色々試していたパーツを元へ戻して臨みました。僅差の2位はものすごく悔しいけ
れど、明日はその分頑張りたいと思います。去年のもてぎのはこの3人でいいレース
ができたので、明日はミスしてもいいから思いきりいきたいと思います」
本山
「クルマはいい仕上がりでしたが、午後は気温が上がると読んで、予選1回目にタイ
ヤを2セット投入してしまいました。2回目のアタックはクリアラップが取れずに少
しタイムロスしてしまいました。ただ、36秒台前半は予想以上に速いタイムです。も
てぎはチームルマンが速いので、明日までに対策を考えたいと思います」

僅差で惜しくも予選2位となった土屋(Photo:K.Takeshita)
2003年6月7日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 22 脇阪寿一 TEAM 22 Lola B351/無限 1'36.321
2 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'36.348
3 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'36.654
4 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'36.928
5 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'36.933
6 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'36.950
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'37.100
8 11 松田次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'37.123
9 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'37.240
10 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'37.244
11 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'37.305
12 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'37.452
13 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'37.631
14 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'37.637
15 9 黒澤治樹 PLANEX EBBRO NOVA Lola B351/無限 1'38.186
16 12 井出有治 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'38.275
17 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'38.491
18 10 藤澤哲也 カッチャオ TCPRO NOVA Lola B351/無限 1'39.465
----------------------------------------------------------------------

今季初ポール!ようやく歯車の噛み合ってきた脇阪(Photo:K.Takeshita)
昼を過ぎて、気温が上がり蒸し暑くなってきた。上空は相変わらず曇り空だ。
午後2時10分、予選2回目が始まった。気温は27度、湿度は70%。
真っ先にコースンしたのは暫定ポールの#19本山。1回目の予選で7位に沈んだチーム
メイト、#20トレルイエを従える。開始から7分、コースアウトした#12井出のマシン
を処理するために赤旗中断となる。ここまでのトップタイムは#19本山の1分37秒675。
6分の中断の後、予選再開。残り時間38分。
再開からまもなくして、#19本山の連勝を止めたい#22脇阪が1分37秒594でトップを奪
うが、1回目の#19本山のタイム1分36秒900には遠く及ばない。
残り30分、#19本山が1回目の自身のタイムに迫る1分36秒956を叩き出す。この時点で
は他を圧倒している。
残り20分、ここまでの順位は、#19本山-#40ライアン-#5道上-#22脇阪-#11松田。
#5道上は1回目タイムを更新して総合でも5位まで上がっている。
残り18分、#22脇阪がスーパーラップ!1分36秒364と#19本山のタイムを大きく上回っ
た。
残り16分、#8土屋がきた!1分36秒348と僅かながら#22脇阪を逆転!ほとんどの
選手が1回目のタイムを上回っている。
勝負は完全に本山、脇阪、土屋の3人に絞られた感じだ。
残り8分、まず最初に#8土屋がコースイン。続いて#19本山、#22脇阪もコースイン。
残りは6分。#40ライアンも1分36秒933で3位に食い込んできた。
残り4分、#5道上が1分36秒928で3位に。#41服部も1分36秒950で5位に浮上。
残り3分、#22脇阪が1分36秒321でトップへ!!
残り2分、#19本山、1分36秒654で3位へ!#8土屋は自身のタイムを更新できず。
最後に#19本山は続けてアタックを試みたが更新ならず。
#22脇阪は今季初のポールポジション。ここまでの3戦はやや歯車の噛みあわなかっ
たが、本山の連勝をストップする使命を負った今回の予選は最高の結果で終えた。
残る課題は明日のスタートだ。
2003年6月7日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 22 脇阪寿一 TEAM 22 Lola B351/無限 1'36.321
2 8 土屋武士 LeMans Lola B351/無限 1'36.348
3 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'36.654
4 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'36.928
5 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'36.933
6 41 服部尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'36.950
7 7 金石年弘 LeMans Lola B351/無限 1'37.100
8 11 松田次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'37.123
9 1 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'37.240
10 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'37.244
11 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'37.305
12 3 立川祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'37.452
13 28 野田英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'37.631
14 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'37.637
15 9 黒澤治樹 PLANEX EBBRO NOVA Lola B351/無限 1'38.186
16 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'38.491
17 12 井出有治 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'39.057
18 10 藤澤哲也 カッチャオ TCPRO NOVA Lola B351/無限 1'39.465
----------------------------------------------------------------------

ヘルメットのデザインを一新した本山が暫定PP。(Photo:K.Takeshita)
フォーミュラニッポン第4戦の予選一回目がツインリンクもてぎで行われ、ここまで
3連勝中の#19本山哲(IMPUL)が僅差で暫定トップに躍り出た。
午前10時25分に始まった一回目の予選セッションでは、まず#8土屋武士(LeMans)が
1分37秒711でトップに立ち、これに#28野田英樹(MOHN)#5道上龍が続く。
しかし開始から10分経過したところで#19本山が1分37秒569を出してトップに立つと、
その後も37秒408、36秒900と順調にタイムを伸ばしていき、このセッションをトップ
で終えた。
2位には#22脇阪寿一(TEAM 22)が入った。
脇阪はセッション終盤ニュータイヤを投入してタイム更新を図ったが、37秒014と僅か
に届かなかった。
2003年6月7日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Team-------------------Car-------------Time----
1 19 本山 哲 IMPUL Lola B351/無限 1'36.900
2 22 脇阪 寿一 TEAM 22 Lola B351/無限 1'37.014
3 40 R.ライアン DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'37.213
4 8 土屋 武士 LeMans Lola B351/無限 1'37.305
5 7 金石 年弘 LeMans Lola B351/無限 1'37.568
6 1 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'37.589
7 20 B.トレルイエ IMPUL Lola B351/無限 1'37.762
8 41 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION Lola B351/無限 1'37.764
9 2 A.ロッテラー PIAA NAKAJIMA Lola B351/無限 1'37.824
10 3 立川 祐路 Olympic KONDO Lola B351/無限 1'37.835
11 5 道上 龍 5ZIGEN Lola B351/無限 1'37.882
12 28 野田 英樹 CARROZZERIA MOHN Lola B351/無限 1'37.905
13 11 松田 次生 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'38.010
14 4 D.シュワガー Olympic KONDO Lola B351/無限 1'38.037
15 12 井出 有冶 COSMO OIL CERUMO Lola B351/無限 1'38.275
16 9 黒澤 治樹 PLANEX EBBRO NOVA Lola B351/無限 1'38.366
17 6 福田 良 5ZIGEN Lola B351/無限 1'39.145
18 10 藤澤 哲也 カッチャオ TCPRO NOVA Lola B351/無限 1'40.092
----------------------------------------------------------------------

最初に47秒台に入ったコートニー。しかしPPは僅差でモンティンの手に。(Photo:K.Takeshita)
10分間のインターバルをはさんで行われた第8戦の公式予選では実に10人が昨年のコース
レコードを上回ったものの、ここでも#12モンティンの速さは変わらず、序盤から一気に
47秒台を連発して1分47秒703で連続ポールを獲得。
開始早々に47秒台を叩き出した#7コートニーは結局1分47秒921と一歩及ばなかった。
3番手には1分48秒006を出した#1細川が入った。
2003年6月7日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
第8戦予選結果
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Time-------Gap------
1 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE R1'47.703
2 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE R1'47.921 0.218
3 1 細川慎弥 L-D F106 MUGEN MF204C R1'48.006 0.303
4 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE R1'48.068 0.365
5 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 1'48.244 0.541
6 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 1'48.269 0.566
7 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'48.574 0.871
8 11 柴田裕紀 L-D F106 MUGEN MF204B 1'48.739 1.036
9 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 1'48.888 1.185
10 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 1'48.906 1.203
11 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 1'49.313 1.610
12 18 小川貴広 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'49.802 2.099
13 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'50.207 2.504
------------------------------------------------------------------以上予選通過
予選通過基準タイム(110%)1'58.664
"R"マークの車はコースレコードを更新。従来のレコードは1'48.084(第7戦公式予選で
更新)
Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢

他を圧倒するタイムでPPを獲得したモンティン。(Photo:K.Takeshita)
薄曇りから晴れに移り変わる穏やかな天候のもと、6月7日ツインリンクもてぎにて
全日本F3選手権の第7戦の公式予選が行われた。
セッション中盤から終盤に掛けてめまぐるしくトップが入れ替わる中、スリーボンド
ニッサンエンジンを駆る#12パウロ・モンティンが1分48秒084でポールポジションを
獲得した。
2番手には、今シーズン圧倒的な強さを見せ付けている#7ジェームズ・コートニーが
1分48秒488で続き、#36片岡龍也が1分48秒656で3番手につけ、ここでも好調ぶりを
披露した。
ローラ童夢を駆る#1細川慎弥は1分48秒753でセッション中盤トップに立ったものの、
それ以上のタイム更新はならず、4番手に終わった。
2003年6月7日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
第7戦予選結果
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Time-------Gap------
1 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE R1'48.084
2 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE R1'48.488 0.404
3 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE R1'48.656 0.168
4 1 細川慎弥 L-D F106 MUGEN MF204C R1'48.753 0.097
5 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE R1'48.753
6 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE R1'48.869 0.116
7 11 柴田裕紀 L-D F106 MUGEN MF204B 1'49.196 0.327
8 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 1'49.445 0.249
9 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 1'49.537 0.092
10 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'49.722 0.185
11 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 1'50.225 0.503
12 18 小川貴広 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'50.413 0.188
13 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'50.491 0.078
------------------------------------------------------------------以上予選通過
予選通過基準タイム(110%)1'59.250
"R"マークの車はコースレコードを更新。従来のレコードは1'48.939
Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
2003全日本GT選手権 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催月日:2003年5月24-25日
■開催場所:スポーツランドSUGO
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ クスコスバルADVANインプレッサ、
チーム力で追い上げて6位入賞
JGTC第3戦は新緑のスポーツランドSUGOで開催され、クスコスバルADVAN
インプレッサは、予選7位からいったんポジションを落とすが、粘りの走りで順位を
上げ6位でゴールして6ポイントを加算した。
5月24日の11時から行われた公式予選1回目。いつものように谷川達也がステア
リングを握ってアタック。谷川は他車両に2回引っかかりクリアラップが取れなかっ
たが、それでも1分25秒635でクラス6位につけた。15時からの公式予選2回
目は残り2分の時点でアクシデントのため赤旗中断、そのまま終了となった。この公
式予選2回目でタイムアップならず1台に逆転され7位となったが、これは今年ベス
トのグリッド。車両は、1戦ごとに熟成されている。
決勝日の25日も天候は、はっきりしない曇天。14時48分に81周決勝レースの
スタートが切られた。スタートを担当したのは谷川。
コーナリングで勝るインプレッサは、1コーナーからヘアピン、そして馬の背からSP
までは他車両に勝るスピードを見せるが、上りのメインストレートでどうしてもスピー
ドが乗らず1コーナーまでにパスされ、1周目に9位、6周目に10位、そして15
周目には14位と徐々にポジションを落としていく苦しいレースに。
それでも谷川はアクシデントに遭わないよう慎重にドライブし、我慢の走行を続け、
徐々にポジションアップ。折り返し点に近い35周目あたりからルーティンピットに
入る車両が出始めたが、谷川は4位までポジションアップして40周目に5位でピッ
トイン。ドライバーは小林且雄に交代。スムーズなピットワークで9位でコース復帰
した。
小林は後半、特にGT500ではトップ争いが熾烈であったために、後方にも気を配
りながらステディにまとめ、50周目にはクラス6位に浮上。最後は5位の#2NSX
に5秒差まで追い詰めたが、ここでチェッカー。粘りの走りで6ポイントを獲得した。
■小林且雄選手
「我慢のレースでした。他のGT300車両が自滅で消えていく中、チーム一丸となっ
て頑張りました。まだまだクルマは手を入れなければならないところが多いです。
6位という結果には満足していませんし、ファンの方もまだ喜ばないでください
(笑)。まだまだ速くなりますから!」
■Race Results
Pos.No. Driver Car Name Laps/Diff
1 #31 佐々木孝太/後藤 聡 RRECKLESS MR-S 75 1:53'13.056
2 #5 玉中哲二/三船 剛 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 75 +2.920
3 #7 谷口信輝/大井貴之 雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7 75 +14.294
4 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 75 +31.725
5 #2 高橋一穂/渡辺 明 リニューカー・ベルノ東海NSX 75 +42.981
6 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 75 +48.725
7 #81 星野一樹/植松忠雄 ダイシンADVANシルビア 74 1lap
8 #26 山路慎一/西澤和之 PLUS e タイサン アドバン GT3R 74 1lap
9 #69 山岸 大/位高 敬 FK/Massimo ADVANポルシェ 74 1lap
10 #910 平川 晃/宮川やすお 910 BORO アドバンポルシェ 74 1lap
◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

(C)TOYOTA
全日本GT選手権(JGTC)第3戦 SUGO GT選手権レース
JGTC第3戦 スープラ勢1-2フィニッシュで雪辱戦を制す
最終ラップの大逆転 脇阪/飯田組スープラが優勝。
GT300クラスでも佐々木/後藤組MR-Sが今季初勝利
全日本GT選手権の第3戦「SUGO GT選手権レース」が5月24日~25日
の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
今年も人気のワンメイクレースシリーズ、ネッツカップアルテッツアシリーズ第3
戦、ヴィッツ東北シリーズ第2戦が併催され、予選と決勝を通じて延べ6万人余りの
観客動員を記録した。
なお、第4戦として予定されているマレーシアラウンド(6月21日決勝)は新型
肺炎SARSの影響を考慮して中止となり、代わって7月12~13日に静岡県の富
士スピードウェイで代替レースを開催することが24日に発表された。このレースで
は無給油150km+給油有り250kmという変則2ヒート制がシリーズ戦として
初めて採用される。
今大会には45台がエントリー。このうちトヨタ勢はGT500クラスのスープラ
7台の他、GT300クラスには4台のMR-Sとともに、新たに参戦するウェッズ
スポーツ・セリカ19号車が出走した。
◆予選◆
24日(土)、曇り空のもとで行われた公式予選では、午前11時からの1回目セッ
ションでエッソウルトラフロースープラ1号車の脇阪寿一がただ一人コースレコード
を破る1分17秒805でトップタイム。WOODONEトムススープラ36号車が
これに続いた。
午後3時から行われた2回目セッションではコースアウト車が随所に砂埃を出し、
路面温度も下がるなどコンディションが悪化、脇阪寿一自身を含めて1回目のトップ
タイムは更新されずに終了。スープラ1号車が今季初ポールポジションを決定した。
2番手は午後にタイムを短縮したスカイライン23号車、3番手にはauセルモスー
プラ38号車が続き、午後のセッションを決勝セッティングの煮詰めに専念したスー
プラ36号車は4番手とハンディウエイトの乗らないポジションからのスタートとなっ
た。
また、GT300クラスではRECKLESS MR-S31号車が3番手につけ
た。
◆決勝◆
25日(日)の決勝日は、朝方曇りものちに陽射しの覗く天候に。朝のフリー走行
ではデンソーサードスープラ39号車が2番手、ADVANスープラ25号車が3番
手と好調ぶりをアピール。GT300クラスでもMR-S31号車が2番手、レース
ウィークの木曜日がシェイクダウンとなったセリカ19号車も初期トラブルを克服し
て3番手と調子を上げてきた。
午後2時48分にローリングスタートが切られた81周の決勝レースは、まずスー
プラ1号車がトップで逃げ、これを2番手スタートのスカイライン23号車が追う展
開。さらに、スタート直後にスープラ36号車はスープラ38号車をかわして3位に
浮上。
一方、スープラ38号車は安定性を狙ったセッティングが裏目に出てペースが上が
らず、14周目には11番手スタートから順位を上げてきたスープラ25号車が4位
に躍進。
その後、中盤のピットインをぎりぎりまで引き延ばしたスープラ36号車が短時間
でピット作業をまとめてトップへ躍り出た。しかし、スープラ36号車は、エンジン
トラブルの車両が撒いたオイルに乗って姿勢を乱し、その間隙を縫ったスープラ1号
車が首位奪取。さらに、猛追を敢行したスープラ36号車は69周目に再び首位奪還。
スープラ同士の首位攻防戦に満場の観客は大声援の連続となった。
終盤戦では、そのままスープラ36号車が逃げ切るかと思われたが、ハードプッシュ
が響きタイヤ磨耗が激しく、遂に最終ラップ、急追するスープラ1号車が最終コーナー
進入で並んだところでテールを滑らせた2台は接触。アウト側のダートに外側輪を落
としたスープラ36号車をスープラ1号車がパスし、最後の最後で逆転トップ。スー
プラ1号車は、ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾った。
また、スープラ36号車も0.082秒差の僅差でフィニッシュ。スープラが今季初
のワン・ツー・フィニッシュを達成するとともに、スープラ25号車も4位に入るな
ど、スープラ勢は5台がトップ10に入ってポイントを獲得した。
一方、GT300クラスではMR-S31号車が2位で周回を開始。首位躍進のチャ
ンスを狙っていたが、前を行くフェラーリがエンジントラブルで戦列を去り、見事初
優勝を達成した。
前戦は、ホーム・サーキットである富士スピードウェイで苦戦を強いられたトヨタ
勢であったが、第3戦SUGOでは、GT500クラス1-2フィニッシュ、GT3‐
00クラス優勝という好結果で雪辱を果たした。
エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー脇阪寿一のコメント:序盤、飯田
選手がスカイライン23号車を相手に頑張ってくれ、自分も負けていられないと頑張っ
た。最終ラップで36号車に接触してしまったのは残念だが、運も味方してくれて勝
つことが出来た。ハンディウエイトは重くなるが、タイトル連覇を目指してこれから
も全力を尽くす。
エッソウルトラフロースープラ1号車 ドライバー飯田章のコメント:全体に良いバ
トルの多いレースだった。これで今季2勝目を挙げることが出来たと同時に、トラブ
ルでノーポイントに終わった前戦の借りを返せたように思う。
トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 柘植和廣のコメント:ハイレベルな戦
いの結果としてワン・ツー・フィニッシュを飾ることが出来て嬉しい。歓声もひとき
わ大きく、観戦に訪れた人たちにも喜んでいただけたのではないかと思う。勝ちを逃
した前戦富士の雪辱を果たした気持ちだ。ウエイトは重くなるが、次戦はマレーシア
・セパン・サーキットの代替としてスープラが得意なサーキットのひとつである富士
での開催が決まっており、必勝を期して全力で臨む。GT300クラスでもMR-S
の佐々木君、後藤君がよく頑張ってくれた。また、新たに加わったセリカも早速実力
を発揮しつつある。GT両クラスのディフェンディングチャンピオンとして、今後も
一層努力を重ねたい。
(リザルト、ポイントは省略させていただきました)
上記の詳細情報はhttp://www.toyota.co.jp/ms/をご覧下さい。

(C)Honda
TAKATA童夢NSX(道上/S.フィリップ組)7位、
Mobil 1 NSX(松田/小暮 組)8位
■決勝日時 :5月25日(日)
■天候 :晴れ
■気温 :16℃
■コース :ドライ
■観客数 :4万8000人
5月25日(日)、スポーツランドSUGO(宮城県)において2003年全日本GT選手権
(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の決勝レース(81周=約300.024km)が
開催された。
24日(土)に行なわれたGT500クラス公式予選では道上 龍/セバスチャン・フィリッ
プ 組(TAKATA童夢NSX)が1分18秒363を記録し予選5番手を獲得。伊藤大輔/トム
・コロネル 組(G'ZOX無限NSX)が予選6番手、加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)
は9番手、松田次生/小暮卓史 組(Mobil 1 NSX)は10番手、土屋圭市/金石年弘 組
(ARTA NSX)は15番手から決勝スタートを迎えることとなった。
GT500クラスの決勝レースは晴れ、気温16℃、路面温度27℃と肌寒いコンディショ
ンのもと14時48分にローリングスタートが切られた。スタート直後の2コーナーで加
藤寛規選手(RAYBRIG NSX)がスピン・コースアウトし、最後尾からの追い上げとな
る。オープニングラップはS.フィリップ選手(TAKATA童夢NSX)が5位、伊藤大輔選
手(G'ZOX無限NSX)が6位、松田次生選手(Mobil 1 NSX)が10位、金石年弘選手
(ARTA NSX)が15位で通過する。
新レギュレーションの中、苦しい戦いを強いられているHonda NSX-GT勢は、粘り強
い走りを続ける。しかし、8周目の1コーナーで松田選手が他車と接触しスピンし、
16位にポジションを下げる。さらに19周目のS字カーブで6番手を走行していたS.フ
ィリップ選手がスピンし、ポジションを落としてしまう。
30周通過時点で、伊藤選手が9位、S.フィリップ選手が11位、松田選手が12位、金
石選手が13位、加藤選手が14位を走行。34周を終えてS.フィリップ選手がピットイン
し、道上選手へドラバー交代。続いて伊藤選手が36周を終えてT.コロネル選手へドラ
イバー交代を行なう。
ほぼ、全車がドライバー交代を終えた時点で、ピットイン作業の速さで大幅にポジ
ションアップを果たした光貞秀俊選手(RAYBRIG NSX)が6位、道上 龍選手(TAKATA
童夢NSX)が8位、小暮卓史選手(Mobil 1 NSX)が9位、T.コロネル選手(G'ZOX無
限NSX)が10位、土屋圭市選手(ARTA NSX)が11位を走行する。
レース終盤となる68周目の1コーナー、6位を走行していた光貞選手が他車に追突
されコースアウト。その後、ピットに戻るものの右リア足回りの損傷により無念のリ
タイアとなる。73周目の2コーナーで、土屋選手がコースアウトし、10位から11位へ
ポジションを落としてしまう。
そのまま、残る4台のNSX-GTは最後まで粘りの走行を続け、道上選手が7位、小暮
選手が8位、T.コロネル選手が9位、土屋選手が11位で81周のチェッカーフラッグを
受けた。
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●永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「各チーム
やドライバー達は、この状況でよく頑張ってくれました。しかし、良い結果を残せ
ず本当に悔しいです。マシンの耐久性に関しては問題なかったのですが、安定した
ラップタイムを刻めるような工夫が必要です。これからも厳しい戦いが続くと思い
ますが、マシンを更に進化させていき、ドライバー、チームの総合力を活かして好
結果を残したいと思いますので応援をよろしくお願いします。」
■7位 #18 TAKATA童夢NSX
●道上 龍(Ryo Michigami)選手
「前回の富士と違い、少しでもポイントを獲得できたことは良いことだと思います。
現在の戦闘力を考えれば決して満足のいく結果ではありませんが悪い結果とはいえ
ません。次回は富士になりますが、現在予定している2ヒート制のようなスプリン
ト戦での開催になるようであれば、従来のような後半勝負とは違う新たな戦略を考
えなければいけないですね。」
●セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手「NSXはコーナースピード
を武器としていますが、周回遅れや他車との接触などがあり、今回はとてもハード
なレースでした。19周目の出来事(接触)は、GT300クラスのクルマのイン側が1
台分空いていたので抜きに掛かったところ、そのクルマもコントロールを失ったの
か接触してしまいスピンしてしまいました。次回もハードなレースになると思いま
すが、ベストを尽くすのみです。」
■8位 #64 Mobil 1 NSX
●松田 次生(Tsugio Matsuda)選手
「今回、クルマの出来は本当に良くて、特にコーナーリングのフィーリングは抜群で
した。8周目に39号車と接触してしまいましたが、その後もプッシュしていけまし
た。接触した状況としては完全に横並びではなく、イン側を1車線分空けていたの
ですが、39号車がスペースに入った時、ブレ―キングが遅れてリアが滑り出したと
ころにボクのクルマのリアへヒットしてしまったようです。どちらが悪いというわ
けではありません。次戦は富士が予定されていますが、確実にポイントを獲得でき
るようベストを尽くします。」
●小暮 卓史(Takashi Kogure)選手
「クルマのコンディションは本当に良かったのですが、31周目ぐらいから体を冷やす
クールスーツの調子が悪くなってしまい、ペースを上げられずに困りました。気持
ちを入れ替えて次回の富士ではより良い結果が得られるよう頑張ります。」
上記の詳細情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月25日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■ザナヴィ ニスモ GT-Rが3位表彰台
ダイシンADVANシルビアも着実にポイント獲得
4万8000人のファンがスポーツランドSUGOへ集まった決勝日、14時48分に81周決勝レー
スのスタートが切られた。予選2位の#23ザナヴィニスモ GT-Rの本山哲は、トップの
#1スープラをピタリとマーク。3周目にはこのレースの最速ラップとなる1分19秒792
で逆転を狙うが、#1スープラも必死でブロック。トップ2台は息詰まるテールtoノー
ズ状態の攻防を続けた。
7位スタートとなった#12カルソニックスカイラインのブノワ・トレルイエは2周目に
コースアウトを喫し、11位にポジションダウン。しかしここから挽回し、8周目9位、
13周目7位、19周目6位、34周目には5位と驚異のリカバリー。40周目には2位までポジ
ションを上げていった。
36周目に#1スープラがピットインして#23GT-Rがトップに。#23GT-Rも38周でピッ
トインしてミハエル・クルムに交代。#1スープラの前でコースに復帰するが、タイ
ヤが温まっておらず、#1スープラに先行を許した。
39周目に4位までポジションを上げていた#22GT-Rもピットイン。リチャード・ライ
アンに交代して、8位でコース復帰した。#12GT-Rは2位走行中の41周目ヘアピン手前
でスピンを喫し、惜しくもリタイアとなった。
終盤は#1スープラと#36スープラがテールtoノーズのバトルを繰り広げたが、#1スー
プラが優勝。#23GT-Rは3位を獲得、また#22GT-Rも次のレースで20kgのハンディウ
ェイトを下ろすことができる最高の順位である5位入賞を果たした。
GT300クラスは、予選10位の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zの木下みつひろが、2
周目8位、3周目7位、9周目4位とポジションアップを果たした。しかし予想よりもタ
イヤのグリップが落ちるのが早く、28周でピットインして硬めのタイヤに交換。12位
スタートの#81ダイシンADVANシルビアの星野一樹も、5周目には8位へ。さらに他車
がピットインする間に5位となった42周目にピットインして、植松忠雄にバトンを渡
した。
44周目、クラス6位を走行していた#3フェアレディZの柳田は、レインボーコーナー
でGT500車両にプッシュされ、グラベルベッドにストップ。
何とかコースに復帰し、17位で完走した。#81シルビアはGT300クラス7位でポイント
獲得、#51シルビアは11位でゴールした。
なお、第4戦セパンの代替レースは、7月12~13日に富士スピードウェイで開催される
予定。レースは、150kmの第1ヒート、給油を行う250kmの第2ヒート(ドライバー交代
なし)という変則的なものが検討されている。
■本山哲選手(3位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「序盤はペース良く走れたのですが、抜くところが見つけられず残念でした。前に出
さえすれば、こちらの展開になったのですが・・・。これでまたウェイトを積むこ
とになってしまいましたが、今年のクルマは重くてもいけることが分かったし重け
ればそれなりのセッティングがあります。
チャンピオン獲得に向けて、確実に毎レース上位フィニッシュを続けることが肝心で
す。今後も勝ちを狙ってガンガンいきます」
■リチャード・ライアン選手(5位/#22モチュールピットワークGT-R)
「正美が素晴らしいドライビングでステディに走り、良いポジションでクルマを渡し
てくれました。クルマには何も問題なく、僕もリスクを冒さず走ることができまし
た。理想的なポジションでレースを終えられました。
これで次の富士は軽くなるし、チャンピオンシップをめざして、また勝ちに行くレー
スができそうです」
■木下みつひろ選手
(GT300クラス17位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予想以上にタイヤに厳しいレースで早めにピットインしました。交代後もうまく前
の車両についていけていたので、この結果は悔しいですね。
Zは速くなる要素がたくさんありますし、今回のレースでしっかりレース距離を走れ
ましたので、方向性は読めました。エンジンもすごく良くなっているし、次は一発狙っ
ています!」
■決勝結果
Pos. Car Name No. Driver Laps
1. エッソウルトラフロー スープラ #1 脇阪寿一 / 飯田 章 1:52'45"096
2. WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 / エリック・コマス -0"082
3. ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲 / ミハエル・クルム -24"442
4. ADVAN スープラ #25 荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア -1'06"847
5. モチュールピットワーク GT-R #22 リチャード・ライアン / 影山正美 -1'12"981
6. プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 - 1Lap
7. TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ - 1Lap
8. Mobil 1 NSX #64 松田次生 / 小暮卓史 - 1Lap
9. G'ZOX無限NSX #16 伊藤大輔 / トム・コロネル - 1Lap
10. auセルモスープラ #38 竹内浩典 / 立川祐路 - 1Lap
R カルソニックスカイライン #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 -41Laps
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。
●2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県)
全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。
午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。
その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以
内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトッ
プ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。
そして69周目。
オープニングラップの1コーナーでスピンして後方に沈んでいた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、
#100道上と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤ
を
ヒット!先にコースに復帰したのは#36WOODONE トムススープラであった。
遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。
ここでコマスはスロットルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。
軽くホイールスピンを起こしてアウトにはらんでいく#36トムス。
この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロット
ル
を踏み込んでいく。
たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1エッソ。
追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロントをヒッ
ト。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかった。
これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜い
て
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。
GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調の後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのメカニカルトラブルでピットロー
ド出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7
の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。
次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。
■決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 81 1:52'45.096
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 81 - 0.082
3 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 81 - 24.442
4 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 81 - 1'06.847
5 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 81 - 1'12.981
6 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 80 - 1 Lap
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 80 - 1 Lap
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 80 - 1 Lap
9 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 80 - 1 Lap
10 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 80 - 1 Lap
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 80 - 1 Lap
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 80 - 1 Lap
13 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 80 - 1 Lap
14 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 79 - 2 Laps
15 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 77 - 4 Laps
16 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 75 - 6 Laps
17 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 75 - 6 Laps
18 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 75 - 6 Laps
19 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 75 - 6 Laps
20 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 75 - 6 Laps
21 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 75 - 6 Laps
22 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 74 - 7 Laps
23 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 74 - 7 Laps
24 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 74 - 7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 74 - 7 Laps
26 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 73 - 8 Laps
27 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 73 - 8 Laps
28 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 73 - 8 Laps
29 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 72 - 9 Laps
30 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 72 - 9 Laps
31 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 71 - 10 Laps
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 71 - 10 Laps
33 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 69 - 12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 69 - 12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 68 - 13 Laps
36 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 63 - 18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 45 - 36 Laps
15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 42 - 39 Laps
71 300 シグマMR-S 城内/澤 42 - 39 Laps
12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 40 - 41 Laps
11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 36 - 45 Laps
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 22 - 59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792 3/38Laps 167.126km/h
http://motorsports.nifty.com/
●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
■予選総合結果 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'17.805
2 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'17.953
3 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.197
4 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'18.273
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.363
6 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.400
7 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.493
8 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'18.752
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'18.770
10 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'18.795
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.842
12 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'18.876
13 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'18.931
14 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'18.983
15 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.275
16 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.390
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.328
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'21.403
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.689
20 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 R1'24.722
21 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.777
22 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'24.959
23 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.002
24 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.313
25 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.480
26 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'25.708
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'26.038
28 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.051
29 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.053
30 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.107
31 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.180
32 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.243
33 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.344
34 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'26.912
35 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.958
36 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.027
37 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.177
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.470
39 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.775
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'28.262
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'29.273
42*111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'29.802
-----------以上予選通過-----------------------------------------------
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'32.335
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.88,111は、予選通過基準タイムをクリアできなかったドライバーが、フリー
走行で上位3台の車両の平均タイムの107%以内で走行することを条件に決勝レー
ス出走を認める。
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●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
JGTC第3戦SUGO GT CHAMPIONSHIPの予選第2回目は、途中3回の赤旗が出る荒れた展開
となった。
そんな中で、各車とも懸命のアタック合戦を繰り広げたものの、午前中のトップタイ
ムを更新する者は現れず、GT500は#1エッソウルトラフロー スープラ、GT300は#11
JIM RodeoDrive アドバンF360がポールポジションを獲得することとなった。
このセッションはGT500/GT300の混走から始まった。
各車慎重に周回を重ねる中、#16G'ZOX無限NSXが馬の背コーナーでコースアウトして
最初の赤旗が出された。セッションは10分後に再開されたが、混走セッション終了間
際に今度は#8ARTA NSXが1コーナーでスピンオフ。これで二回目の赤旗中断となり、
このまま混走は終了、再開後はGT300の専有時間となった。
専有開始から10分経過した時点で#43ARTA Garaiya が1分25秒428を出し、このセッシ
ョンでのGT300のトップに立つ。更に#43は25秒00までタイムを短縮するが、それでも
#11JIM RodeoDrive アドバンF360が午前中に出した1分24秒台には届かない。#43ガラ
イヤはその後もニュータイヤを投入して再アタックしようとしたが、この時#15AMPREX
BMW M3GTがSPアウトコーナーでスピンしたため、三度目の赤旗が提示されてしまっ
た。この間になんと5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320Rが1分24秒897を出して2位に入
ってきた。結局この中断を以ってGT300の予選は終了となってしまい、#11フェラーリ
の今季初ポールが確定した。
中断をはさんで開始されたGT500の専有セッションでは、#37ZENTスープラが1分18秒
977、#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分17秒953と自身の午前中のタイムを更新してセッ
ションでのトップに立つが、すかさず#1エッソスープラも1分17秒931を出してトップ
を取り返す。更には#38auセルモスープラが1分18秒197で3番手に入ってきた。
結局ここでも午前中のトップタイムは破られず、#1エッソスープラの今季初ポールが
確定した。2位には50kgのウェイトハンデをものともせず、#23ザナヴィGT-Rが入った。
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■予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'17.931
2 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'17.953
3 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.197
4 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.400
5 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.495
6 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.531
7 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'18.752
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'18.795
9 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.842
10 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'19.046
11 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'19.080
12 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'19.166
13 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'19.242
14 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.275
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.669
16 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.328
17 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.785
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'22.148
19 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 R1'24.722
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.861
21 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.897
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.002
23 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.480
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'25.587
25 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.618
26 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'25.708
27 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'26.038
28 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.107
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.343
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.399
31 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.413
32 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.502
33 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.523
34 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'26.912
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.027
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.177
37 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'27.253
38 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.842
39 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.941
40 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'29.384
41 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'29.802
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'31.062
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 出走せず
----------------------------------------------------------------------
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●2003年5月24日 スポーツランドSUGO(宮城県)
5月24日、まだ肌寒さの残る宮城県スポーツランド菅生で、JGTC第3戦「SUGO GT
CHAMPIONSHIP」の予選第1回目が行われた。
最初はGT500クラスから。開始からしばらくは各チーム様子を伺っているのか、コー
ス上には#36WOODONE トムススープラや#88ノマド ディアブロ JGT-1ら5台のみが走行
していたが、10分が経過した時点で各車一斉にコースに飛び出し、本格的なアタック
が始まった。
まずは#36スープラが1分18秒273でトップに立つが、すぐに#1エッソウルトラフロー
スープラがアタック開始から5周目で1分17秒805のコースレコードをたたき出してトッ
プに躍り出た。結局このタイムを塗り替えるクルマは現れず、これがGT500の暫定PP
タイムとなった。
2位には#36スープラ、3位に#18NSX、以下#38スープラ、#12スカイライン、#16NSX、
#100NSX、#22スカイライン、#23スカイライン、#39スープラと続いた。
開幕から苦戦続きだったNSX勢だがここにきて3位、6位、7位に入っており、ここから
の巻き返しに期待が高まる。
GT300クラスでは、#31RECKLESS MR-Sが3周目に1分24秒777のこれまたコースレコード
を出し、その後しばらくはトップを守っていたが、専有終了間際になって#11JIM
RodeoDrive アドバンF360がこれを更に上回る1分24秒689を出して暫定ポールの座に
ついた。この直後にSPアウトコーナーで#10レイジュン・ダンロップ GT-1と#21ダン
ロップ BMW M3GTがコース脇にストップし、これを回収するための赤旗が出てGT300の
専有は終了した。
結局予選再開後の混走セッションで目立ったタイム更新はなく、GT300の暫定順位は
#11フェラーリ、#31MR-S、#7RX-7、#43ガライヤ、#2NSX、の順となった。今回初登場
の#19ウェッズスポーツCELICAはクラス16位に終わった。
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■予選1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car------------------------------Drivers-----------BestTime
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'17.805
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'18.273
3 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'18.363
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'18.408
5 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'18.493
6 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'18.722
7 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 1'18.770
8 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'18.876
9 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'18.892
10 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'18.931
11 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'18.956
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'18.983
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'19.051
14 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'19.232
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'19.390
16 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'19.447
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'20.371
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'21.403
19 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 R1'24.689
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 R1'24.777
21 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'24.959
22 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.023
23 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 1'25.313
24 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'25.635
25 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'26.051
26 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.053
27 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 1'26.116
28 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 1'26.146
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.180
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 1'26.243
31 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.344
32 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 1'26.438
33 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'26.958
34 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'27.470
35 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'27.550
36 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'27.775
37 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'27.913
38 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'28.262
39 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'28.791
40* 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'29.165
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'29.273
42 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'30.397
43 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'32.335
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず
----------------------------------------------------------------------
* No.34は国際モータースポーツ競技規則付則H項違反により、ベストラップ削除の
ペナルティ。
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●2003年5月23日 スポーツランドSUGO(宮城県)
5月23日、JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の練習走行がスポーツランドSUGOで
行われ、#18TAKATA童夢NSX(道上/フィリップ組)がGTR、スープラ勢を抑えてトップ
タイムをマークした。
しかし、トップとはいえその差は僅か。加えて他のNSXはGTR、スープラの後塵を拝
しており、SUGOでもNSXの苦戦は続きそうだ。
GT300には、#19ウェッズスポーツCELICA(青木/田中組)が初登場したが、シェイクダ
ウンから間がなく、速さを示すまでには至らず最下位に終わった。
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■練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
1 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 1'19.837 *1'18.934
2 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 1'19.825 *1'18.949
3 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'19.369 *1'19.075
4 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 *1'19.076 1'19.319
5 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 1'19.421 *1'19.206
6 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 1'20.882 *1'19.253
7 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 1'20.876 *1'19.262
8 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 1'19.686 *1'19.324
9 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 *1'19.532 1'20.876
10 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 1'20.544 *1'19.577
11 12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 1'20.825 *1'19.699
12 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 1'20.362 *1'19.737
13 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'21.006 *1'19.789
14 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 1'20.677 *1'19.817
15 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 1'20.872 *1'20.114
16 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 1'20.659 *1'20.143
17 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 1'22.762 *1'21.765
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 1'24.198 *1'22.825
19 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 1'26.314 *1'25.474
20 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 *1'25.584 1'26.945
21 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 1'25.884 *1'25.677
22 11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 1'26.202 *1'25.857
23 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 1'27.461 *1'25.865
24 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 1'26.542 *1'25.936
25 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 1'28.463 *1'26.043
26 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 1'27.040 *1'26.089
27 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 *1'26.187 1'26.845
28 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 *1'26.434 1'26.642
29 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'26.908 *1'26.832
30 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 1'26.970 *1'26.897
31 55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 *1'27.445 1'30.199
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 1'28.176 *1'27.640
33 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 *1'27.730 1'27.835
34 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 *1'27.763 1'28.039
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'29.947 *1'28.002
36 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 1'28.397 *1'28.127
37 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 1'29.319 *1'28.135
38 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 1'28.774 *1'28.391
39 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 1'30.627 *1'29.649
40 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 1'32.310 *1'30.183
41 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 1'30.967 *1'30.223
42 10 300 レイジュン・ダンロップ GT-1 OSAMU/倉嶋 1'34.353 *1'30.922
43 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 1'32.988 *1'32.509
61 300 R&DスポーツダンロップGT3R 勝間田/岸 出走せず 出走せず
-----------------------------------------------------------------------------
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激戦を制した優勝ドライバーたち(Photo:Motorsports@nifty)
■GT500クラス #1エッソウルトラフロー スープラ
飯田章
スタートは上手くいったし、序盤からタイヤをいじめないように気をつけながら
自分のペースを守って走れた。
今日は最後まで本山組との戦いになると思っていた。本山は隙あらば入ってこよう
としてきたが、なんとか押さえ切って寿一に渡した。
最後は本当にヒヤっとしたが、(寿一は)必ずやってくれると思っていた。
脇阪寿一
1スティントの展開を見て、ライバルは23号車だと思っていたが、思いもよらぬ敵
が前に出てきた。周回遅れに引っかかってペースが上がらずに苦労した。
100号車との件は、インをあけてくれたのは分かったが、「何でボクとブレーキン
グ競争する必要があったのか」と思う。
(1コーナーの)イン側はオイルが出ていて滑りやすく、あそこに乗り上げるとどう
しても膨らんでしまう。
最終コーナーでのバトルについては、コマスがスロットルを荒く開けたために、
リヤが流れてイン側が空いたので、入っていった。かなり厳しい状況だったが、
あのシチュエーションでアクセルを抜くことだけはどうしてもできなかった。
コマスには後で状況を説明して謝った。
■GT300クラス #31RECKLESS MR-S
佐々木孝太
菅生は正直言ってMR-Sにとってはあんまり得意じゃないサーキットだが、今回は
走り出しから調子が良かったので予選からポールを狙いにいった。
雑誌などではあんまり期待されていないみたいだったので、期待を裏切ってやろう
と思って勝ちにいった。
後藤聡
今週は最初からトップを狙おうと思っていた。
だから勝つためには何をするべきかを常に考えて、決勝に向けたクルマの準備を
メカニックと話し合ってやってきた。
勝ちにいったレースで思い通りに勝てて嬉しい。

大バトルの末、逆転で今季2勝目を飾ったエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は逆転に次ぐ逆転の大接戦。
序盤からトップを快走していた#1エッソウルトラフロー スープラが69周目のアクシ
デントで一旦は#36WOODONE トムススープラに譲り渡したトップの座を、最後ラップ
の最終コーナーで果敢に奪い返し、今季2勝目を飾った。
午後2時50分、定刻どおりにレースはスタートした。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#1エッソスープラ。
そのすぐ後ろに#23ザナヴィ ニスモ GT-Rが続き、このままテールトゥノーズの状態
で後続をどんどん引き離していき、マッチレースの様相を呈してきた。#23本山哲は
何度か#1エッソのインを伺うも、飯田章が付け入る隙を与えずトップを守ったまま
36周でピットイン、脇阪寿一にハンドルを託す。その2周後、本山がピットへ。
ピットストップタイムでは#1エッソに約2秒遅れをとったが、クルムは寿一の前でピ
ットアウト!しかしタイヤが冷えた状態では寿一の猛追を押さえ切る事はできず、
バックストレッチまでにトップの座を明け渡さざるを得なかった。
その後は周回遅れを処理するたびに両者のギャップが開いていく。このまま#1エッソ
逃げ切りかと思われたが、44周目にピットインしていた#36WOODONE トムススープラが
#1エッソの前でピットアウト!#1エッソが周回遅れの処理に手間取るのに助けられ、
トップを守ったままコントロールラインを横切っていく。そのまま46、47周と1秒以内
の差を保って#36コマスはトップを快走するが、48周目の1コーナーで#1寿一がトップ
を奪い返す。しかし抜かれた#36コマスも果敢に食い下がり、2秒以内の差を保って
#1エッソを追いかける。
そして69周目。
オープニングラップのスピンから挽回して6位を走行していた#100RAYBRIG NSXをラ
ップしようとインに入り込んだ#1寿一がホイールをロックさせてアウトにはらみ、#100
光貞と接触。すぐ後方を走っていた#36コマスも避けきれずに#1エッソの右リヤをヒッ
ト!ここで#36WOODONE トムススープラが先行する。
遅れをとった#1寿一は果敢に#36コマスを攻め立てるも、#36コマスは一歩も譲らず接
近戦を繰り返しながらファイナルラップに突入。必死で食い下がってくる#1寿一をや
っとのことで押さえ込みながら#36コマスは最終コーナーへ。ここでコマスはスロット
ルを早く踏みすぎるという痛恨のミスを犯した。軽くホイールスピンを起こしてアウト
にはらんでいく#36トムス。この隙を見逃さずイン側にノーズをねじ込んでいく#1寿一。
#36トムスの右リヤと#1エッソの左フロントがぶつかる。それでも#1寿一はスロットル
を踏み込んでいく。たまらずダートにはみ出す#36トムス。並びかけ、前に出て行く#1
エッソ。追い抜きざま、#1エッソの左リヤがコースに戻ってきた#36トムスの右フロン
トをヒット。コマスも諦めずに追いすがるが、遂に#1エッソを捉えることはできなかっ
た。
これで#1エッソウルトラフロースープラは今季2勝目。
獲得ポイントを43に伸ばし、このレース3位で通算41ポイントの#23ザナヴィを抜いて
ランキングトップを奪還。シリーズ2連覇へ一歩前進した。
GT300は、PPスタートの#11JIM RodeoDrive アドバンF360が順調に後続を引き離して
トップを快走するも、ピットストップ後にまさかのエンジントラブルでピットロード
出口でストップしてしまった。代わってトップに立ったのは#31RECKLESS MR-S。
2位の#5BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R、3位の#7雨宮マツモトキヨシアスパラRX7の
猛攻を退け、トップを守りきってフィニッシュ。
佐々木孝太にとってはこれがGT初優勝となった。
次戦は7月13日、富士スピードウェイ。
セパン戦の代替開催となる異例の2ヒート制の戦いだ。
◆スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp/
2003年5月25日 スポーツランドSUGO(宮城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-------------Lap-GoalTime---
1 1 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 81 1:52'45.096
2 36 500 WOODONEトムススープラ 土屋/コマス 81 - 0.082
3 23 500 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山/クルム 81 - 24.442
4 25 500 ADVAN スープラ 荒/デュフォア 81 - 1'06.847
5 22 500 モチュールピットワークGT-R ライアン/影山 81 - 1'12.981
6 35 500 プロジェクトμエスペリアスープラ 服部/脇阪 80 - 1 Lap
7 18 500 TAKATA童夢NSX 道上/フィリップ 80 - 1 Lap
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/小暮 80 - 1 Lap
9 16 500 G'ZOX無限NSX 伊藤/コロネル 80 - 1 Lap
10 38 500 auセルモスープラ 竹内/立川 80 - 1 Lap
11 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 80 - 1 Lap
12 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 五十嵐/田嶋 80 - 1 Lap
13 37 500 ZENTトムススープラ 黒澤/アピチェラ 80 - 1 Lap
14 39 500 デンソーサードスープラGT シュワガー/織戸 79 - 2 Laps
15 62 500 VemacR&Dダンロップ350R 柴原/密山 77 - 4 Laps
16 31 300 RECKLESS MR-S 佐々木/後藤 75 - 6 Laps
17 5 300 BANPRESTO B-1マッハ号GT320R 玉中/三船 75 - 6 Laps
18 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 谷口/大井 75 - 6 Laps
19 43 300 ARTA Garaiya 新田/高木 75 - 6 Laps
20 2 300 リニューカー・ベルノ東海NSX 高橋/渡辺 75 - 6 Laps
21 77 300 クスコスバルADVANインプレッサ 小林/谷川 75 - 6 Laps
22 81 300 ダイシンADVANシルビア 星野/植松 74 - 7 Laps
23 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 山路/西澤 74 - 7 Laps
24 69 300 FK/Massimo 外国屋 ADVAN GT3R 山岸/位高 74 - 7 Laps
25 910 300 910 BOROアドバンポルシェ 平川/宮川 74 - 7 Laps
26 51 300 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア 尾本/加藤 73 - 8 Laps
27 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/長嶋 73 - 8 Laps
28 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 余郷/浅井 73 - 8 Laps
29 21 300 ダンロプBMW M3GT 一ツ山/松本 72 - 9 Laps
30 9 300 正義の味方 覆面レーサーXMT 菅/筒井 72 - 9 Laps
31 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/清水 71 - 10 Laps
32 3 300 ハセミスポーツエンドレスZ 木下/柳田 71 - 10 Laps
33 34 300 DENTAIRE MR-S 西澤/松田 69 - 12 Laps
34 111 300 ARKTECHダンロップGT3 飯島/芳賀 69 - 12 Laps
35 100 500 RAYBRIG NSX 加藤/光貞 68 - 13 Laps
36 19 300 ウェッズスポーツCELICA 青木/田中 63 - 18 Laps
-----------以上完走----------------------------------------------------------
55 300 ECLIPSEタイサンADVANバイパー 山田/木下 45 - 36 Laps
15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 42 - 39 Laps
71 300 シグマMR-S 城内/澤 42 - 39 Laps
12 500 カルソニックスカイライン トレルイエ/井出 40 - 41 Laps
11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360 松田/田中 36 - 45 Laps
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 古谷/WADA 22 - 59 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap #23 ザナヴィ ニスモ GT-R(本山哲)1'19.792 3/38Laps 167.126km/h

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第3戦
SUGO GT CHAMPIONSHIP 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年5月24日
■開催場所:スポーツランドSUGO
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■ザナヴィ ニスモ GT-Rが予選2位!
GT300のニッサン勢は決勝に期待
第3戦の舞台はスポーツランドSUGO。気温も20℃まで上がらず肌寒い。開幕戦、第2戦
で活躍を見せたGT-R勢は全車ハンディウェイトを搭載しての参戦となった。
本山哲/ミハエル・クルム組の#23ザナヴィ ニスモ GT-Rは50kg、影山正美/リチャー
ド・ライアン組の#22モチュールピットワークGT-Rは60kg、そしてブノワ・トレルイ
エ/井出有治組の#12カルソニックスカイラインは40kgのウェイトを搭載。
GT300では、木下みつひろ/柳田真孝組の#3ハセミスポーツ・エンドレス・Zが50kgの
ウェイトを搭載。前回フロントのトレッドを左右20㎜ずつ広げたZだが、今回はフロ
ントをさらに20㎜ずつ広げるとともに、リヤも34㎜ずつ広げ前後フェンダーの形状も
変更して登場した。またリヤに隔壁を作ったため後方視界が確保できなくなったため、
リヤにはテレビカメラ、室内ミラーの位置にはモニターが設置された。
11時から始まった予選1回目は、気温17℃で肌寒い。GT500の専有走行枠も残り5分と
なったころ#12GT-Rのトレルイエが1分18秒493をマーク、5位のタイムとなった。#
23GT-Rの本山は1分18秒892で9位、#22GT-Rのライアンは1分18秒876で8位につけた。
GT300では、前日の練習走行で初めてニュートレッドの車両を走らせた#3フェアレデ
ィZの柳田が1分26秒051で7位、星野一樹/植松忠雄組の#81ダイシンADVANシルビアは
1分26秒146で10位、尾本直史/加藤正将の#51C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビアは
コースアウトもあり1分28秒791で21位となった。
15時から始まった予選2回目でも18℃と肌寒いまま。最初の混走枠は2回の赤旗中断が
あるなど荒れたが、次のGT300の走行枠も残り2分の時点で赤旗中断となりそのまま終
了。#3フェアレディZはアタック中に中断になったこともあり、タイムアップを果た
せず最終的には予選総合10位となった。#81シルビアはタイムアップを果たして総合
12位、#51シルビアは1分26秒912まで更新して16位となった。
最後のGT500の専有走行枠では、残り5分で#23GT-Rの本山が1分17秒953のタイムで、
午前中の9位から一気に2位に浮上。他の2台はタイムアタックのタイミングの問題も
ありタイムアップできず、#12GT-Rが7位、#22GT-Rが12位で予選を終了した。
■本山哲選手(予選2位/#23ザナヴィ ニスモ GT-R)
「2回目のアタックは、うまく行きました。セッティングを大きく変えて、クルマが
乗りやすくなったことが効きました。レースは2番手スタートなので、展開がしや
すいと思います。後方スタートだとトラブルに巻き込まれる可能性もあるし、リス
クを負いますからね」
■柳田真孝選手
(GT300クラス予選10位/#3ハセミスポーツ・エンドレス・Z)
「予選2回目はアタック中に赤旗中断になってしまいました。50kgのハンディウェイ
トが効いているのもありますが、まだセッティングを煮詰めきれていません。明日
朝にもう1回セッティングを確認するチャンスがあるので、少しでも上のポジショ
ンに行けるよう頑張ります」
■公式予選結果
Pos. Class Pos. Car Name No. Driver Best Time
1. 500- 1 エッソウルトラフロー スープラ #1 脇阪寿一/飯田 章 R1'17.805
2. 500- 2 ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲/M.クルム 1'17.953
3. 500- 3 auセルモスープラ #38 竹内浩典/立川祐路 1'18.197
4. 500- 4 WOODONE トムススープラ #36 土屋武士/E.コマス 1'18.273
5. 500- 5 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍/S.フィリップ 1'18.363
6. 500- 6 G'ZOX無限NSX #16 伊藤大輔/T.コロネル 1'18.400
7. 500- 7 カルソニックスカイライン #12 B.トレルイエ/井出有治 1'18.493
8. 500- 8 ZENT トムススープラ #37 黒澤琢弥/M.アピチェラ 1'18.752
9. 500- 9 RAYBRIG NSX #100 加藤寛規/光貞秀俊 1'18.770
10. 500-10 Mobil 1 NSX #64 松田次生/小暮卓史 1'18.795
28. 300-10 ハセミスポーツ・エンドレス・Z #3 木下みつひろ/柳田真孝 1'26.051
30. 300-12 ダイシンADVANシルビア #81 星野一樹/植松忠雄 1'26.107
34. 300-16 C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア #51尾本直史/加藤正将 1'26.912
◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。