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2024年5月

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第2戦SUGOレース5公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2024/05/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
155セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'18.396--164.695
23堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'18.456 0.060 0.060164.569
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'18.725 0.329 0.269164.006
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'19.233 0.837 0.508162.955
553ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.236 0.840 0.003162.949
651アルフィー・ブリッグスG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.699 1.303 0.463162.002
762猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'21.079 2.683 1.380159.245
---- 以上基準タイム(110% - 1'26.236)予選通過 ----
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'28.79410.398 7.715145.408

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第2戦SUGOレース4公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2024/05/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
13堀尾 風允Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'19.255--162.910
25ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'19.294 0.039 0.039162.829
353ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.448 0.193 0.154162.514
451アルフィー・ブリッグスG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'19.575 0.320 0.127162.254
555セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'19.579 0.324 0.004162.246
628中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'19.949 0.694 0.370161.495
762猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'22.822 3.567 2.873155.893
---- 以上基準タイム(110% - 1'27.181)予選通過 ----
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'30.98211.727 8.160141.912

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波決勝ドライバーコメント 4位・センドラ船戸アレックス翔太「レースは勝つばかりじゃないってのがある」

優勝 角間光起(ELEVレーシング10VED)

優勝した角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「SC入ったのがちょうど伊藤選手とバトルしていたタイミングだったので、正直いったん中断で自分のペースを取り戻すことがてきたので、そこは運に助けられたのも大きいかなと思います。クルマの調子はほんとによかったですね、週末通して時間がない中だったのですけれど、エンジニアの方だったりメカニックの方だったりが、みんな知恵を絞って、クルマをいい状態に仕上げてくれていたので後は自分次第だというところで。自信をもって予選から決勝まで走れていたので、ベストで、いい結果だったと思います」

優勝チーム監督 ELEV Racing Dream代表・前田大道

 「正直厳しい戦いでした。去年以上に今年の筑波シリーズはレベルが高いと思っています。レースラップも、ライバルたちも上位4人は58秒9に入れてくる、すごいレベルの高い戦いで、この面子のなかで優勝できるというのは、本当に嬉しいですし、自信にもつながりました。(だんだん強くなってきた気がするが?)そうですね、やっぱりドライバーの力だけに頼るのではなくて、逆境を跳ね返すためには、みんなで一致団結してやらなきゃいけないな、と。もちろんお金もかかりますし、今回エンジンもオーバーホールしたのですけれど、それも結果として、こういうふうにつながりましたし、やっぱり前日練習の1本目とかは全然マシンの状態がよくなくて、季節が変わって暑くなってきて、セッティングも今まで通りだとどうもうまくいかない。そこはやっぱりチームのエンジニアの子たち、あとドライバーとコミュニケーション取ってここまでいいクルマを作り上げられたというのは速さ以外にも強い部分かなと思っています。(1年ぶりの木下選手はどうだった?)昨日練習が3、4周しかできなかった(ミッショントラブルでストップ)なかで、ぶっつけ本番で挑んだレースで、自己ベストの58秒台もちゃんと予選で出して、レースペースもまわりに劣らずよかった。まだまだ伸びしろがあると思いますし、もうちょっと時間があれば、もっともっといい順位で戦えたんじゃないかな、と思っています。夢はダブル表彰台ですね」

2位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)

決勝2位の伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

 「むちゃくちゃ惜しかったですね。エンジンが向うの方が速くって、インフィールドで詰めてもストレートで離れちゃうみたいな感じで、スリップついても向うの方が速くて。割と(ギャップが)縮まる場面も多くて、行けるかなと思ったのですけれど、SCランとかもあって、チャンスが減っちゃったな。あれ(SCラン)の前ではけっこういい感じに詰められていたのですけれど、悔しいですね」

3位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝3位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

 「ポールポジションの人(アレックス)がミスって、その後に伊藤さんがミスって(アレックスに)つかえて、その影響で2位に上がれたのですけれど、その後ブレーキが早すぎて(苦笑)、抜かされてしまいましたね。トップに肉薄したペースだったので、調子はよかったと思いますけれど、抜き切れなかったのは不満足です。(4位→3位と来たら次は?)優勝めざして頑張ります」

4位 センドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

決勝4位のセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

 「スタートはミスりましたね。しょうがない、レースは勝つばかりじゃないってのがあるので、でも悔しいです。1速はよくて蹴り出しがよかったのですけれど、2速に入れる時にアレで(ミスして)。最後の方はギアが抜けちゃう感じで、最終ラップもブレーキ踏んだ時にギアが抜けてしまったので、黒川選手に抜かれそうになって、そこもキツいなっていうか、危ないし。富士でもそういうギアが抜けるっていうのがあって。スタートはただのミスなので、でもその後の最終ラップ(ギア抜けは)気になって、クルマ的にもちょっと大丈夫なのか?って。でも何とか頑張るしかないので、次のレースに向けて、スタート練習をしてスタートを決めて、スタートがなんとかなれば(勝てる)。今回はしょうがないですね」

5位 黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

決勝5位の黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

 「終始ペースがよくなかったので、トップ集団に追いつけずにちょっとずつ離れて行ってしまった感じだったので、ちょっと今回はよくなかったな。(リスタートでのオーバーテイクは?)あれは単純に、SCが入った時点でリスタート狙おうって思っていたので、あれは自分の予想通りの動きができました。(前を追うには速さが足りなかった?)あとコンマ3秒くらいは速いペースで行きたかった、という感じがあって、コンマ3から4秒くらい(速さが)あればギリ、トップ集団に追いつけたかなって感じだったので。次までにはちゃんとトップ争いできるようにがんばります」

6位(マスターズクラス優勝) 秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

決勝6位の秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 「(KKS2はどう?)前(KKS)よりずっと乗りやすいですし、トップにもある程度はついて行けてたので、けっこういいかな、と思います。(SC明けは?)まぁあれは、ちょっと向うがけっこう決めて来たのでやられちゃいましたね(苦笑)。SCまでの間はペースはトップグループと変わらなかったので。(今後が楽しみ?)そうですね。(真っ白のカラーリングはいつまで?)そのうち前と同じ(青ベース)ようにします(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波決勝 フロントロウから好スタートの角間光起がSCにも救われて優勝を飾る

優勝は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝が5月5日(日・祝)に筑波サーキットで開催され、ポールシッターのセンドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)がみたびスタートに失敗。隣から好スタートを切った角間光起(ELEVレーシング10VED)がトップに立つと、セーフティカー(SC)ラン明けのリスタートをうまく利用し後続との差を開きフィニッシュ。今シーズン初優勝を飾った。

 子供の日のイベントとして開催される本大会。普段のスーパーFJでは見られない数の家族連れが筑波サーキットを訪れ、メインスタンドもピット上の観戦エリアも大入り。パドックも無料開放され、子供を相手にスーパーFJについて説明する親の姿も見かけた。

 他のレースでクラッシュがあった関係で当初予定から30分ほど遅れた午後2時にコースイン開始。本日のレース開始前には歌手「RAN」による国歌独唱、ドライバーがコントロールライン上に整列しての集合写真撮影とセレモニーがあり普段と違う雰囲気。いつもであればパドックで黙々とマシンに乗り込むドライバー達だが、観客の前でマシンに乗り込む前にライバルに近寄り握手やfist bump(拳固をぶつけ合う挨拶)を交わし健闘を誓いあう姿も見られた。

 午後2時23分フォーメーションラップ開始。気温は午後2時時点で30度ちょうど、路面温度50.2度と共に本日の最高値。全長2,045メートル、2本の短いストレート以外は曲がりくねっている筑波サーキットで、ドライバーは第1コーナー進入から第2ヘアピンまでの区間では呼吸を止めて集中するそうで、これを18周続けるのはタイヤにもドライバーにも厳しい環境だ。

 レーススタート、ポールシッターのアレックスは蹴り出しこそよかったが、そこからの加速がのびず、またしてもスタートに失敗。2番手スタートの角間がスルスルと前に出てトップで第1コーナーへ。アレックスの背後3番手スタートの伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)はアレックスに詰まった格好になる、右に左にと激しく動いてオーバーテイクする進路を求める。角間同様加速が良いのが4番手スタートの石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)で、角間に続いて2位で第1コーナーへ進入。3位伊藤と続きアレックスは4番手までドロップする。

 アレックスはS字で伊藤に並びかけるが、伊藤はS字出口からの加速が伸びて、第1ヘアピン進入で石井をインから仕留めて2位浮上。アウトに追いやられた格好のアレックスはいったん引いて4位キープ。後方ではグリッド降格で9番手スタートとなった津田光輝(ファーストガレージKK-SII)、津田の後ろ11番グリッドから発進の塚本凛世(F-BrainウインズS2ED)が共に出足が良く、8番手の水谷誠(HC桶川MRPYTTZAPED)、10番手の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)をそれぞれにかわして津田8位、塚本9位にポジションアップしている。内藤は第2ヘアピンでインから水谷をオーバーテイク。10位にポジションを戻す。

 オープニングラップを終えてトップ角間は2位伊藤に0.665秒の差をつけてコントロールラインを通過。3位石井1.167秒、4位アレックスは1.578秒の差で角間を追う。さらに5位黒川史哉(ZAP SPEED 10V)、6位マスターズクラストップの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)とグリッド通りに続く。

 トップに出た角間だが後続を突き放すスピードはなく、2周目0.555秒、3周目0.502秒差と2位伊藤がじわじわと間合いを詰めている。3位石井と伊藤のギャップも1周目0.322秒から3周目0.767秒と広がりトップグループの中で伊藤が僅かだが速い。4位アレックスは石井に0.489秒の差でここはいったん様子見か。5位のポジションを争う黒川と秋山は2周目の第1コーナー手前で秋山が前に出る。ジェントルマンクラスのトップだ。

 4周目、伊藤は59秒151とここまでのファステストラップで角間とは0.435秒の差。0.05秒ずつとはいえ着実に角間との距離を縮めて、5周目には0.1秒詰めて0.338秒差と指呼の間に入って来る。S字から第1ヘアピン~ダンロップコーナーと続くあたりで伊藤が間合いを詰めるが、バックストレートで角間が伸びて突き放すように見える。石井は伊藤に1秒離され、アレックスもいつもの勢いがなく石井と0.396秒の差をキープする。5位秋山はこの4台から遅れてトップから3.687秒の差がついている。

 6周目、伊藤はさらに角間とのギャップを削り取り0.230秒の差。ヘアピンではテール・ツー・ノーズ状態でオーバーテイクは時間の問題か。3位石井と4位アレックスは0.561秒の差。そして7周目、伊藤は勝負所とみたか第1コーナーから角間をロックオン、S字でも左右に揺さぶりをかけると第1ヘアピンへのブレーキングではブレーキをロックアップ、タイヤスモークを出しながら角間を攻め立てる。しかし角間は落ちついてタイトにコーナーを抜けるとバックストレートでは伊藤との間合いを僅かだがひろげ、伊藤に決定的なチャンスは与えない。

 レースは9周目に突入。ここで9位を走っていた津田光輝(ファーストガレージKK-SII)が第1コーナーでスピン。アウト側で半分コースに車体が残った状態で停止してしまう。津田によるとコーナー進入でリヤタイヤをロックさせてしまって、そこでミッションが壊れてしまったようだとのこと。その間に伊藤はバックストレートで角間に食い下がり、最終コーナーでアウト側からサイド・バイ・サイドに持ち込こんでメインストレートに戻ってくる。僅かに角間のノーズが前で0.096秒差でコントロールラインを通過。しかし第1コーナーはイエローフラッグが出ているのでここは伊藤が身を引くがペースは明らかに伊藤に分があり、角間のトップの座は風前の灯火に見えながら18周のレースは後半戦に入る。

 しかしここでSCランが宣言される。第1コーナーで止まった津田が動けない状態のためだ。これで全車スローダウンしトップ争いはいったん水入りに。この時点でのトップ6台は角間~伊藤~石井~アレックス~秋山~黒川の順だ。このSCランは10周目から14周目まで及び、15周目に入るところでグリーンフラッグが振られ、残り4周でレースは再開される。

 トップ角間はリスタートをうまくコントロール、ポジションの利を生かして最終コーナーから加速を開始、そのまま2位伊藤につけ入るスキを見せずに0.326秒の差をつけて15周目を終了。3位石井もうまくスピードを乗せて第1コーナーで伊藤に迫り0.448秒差で続き、4位アレックスは石井に0.552秒の遅れで16周目に入る。リスタートをうまく使ったのが6位黒川で、最終コーナーからの加速で前を行く秋山に近寄ると並びかけた状態でコントロールラインを通過。そのままストレートを並走すると、インから第1コーナーへ飛び込みオーバーテイク。5位のポジションを奪い取る。黒川は予選終了後長い時間スタッフと話し込んでいて、マシンの仕上がりに不満があった様子だがようやく復調したか。

 16周目、角間は58秒905とファステストラップを更新、伊藤との差を0.506秒までひろげる。角間によると前半トップを守りながらもタイヤを温存していたそうで、そのアドバンテージがここで活きたようだ。逆に伊藤は第1ヘアピンへのブレーキングでタイヤをロックさせるなど苦しそうで、石井から0.39秒差とプレッシャーをかけられている。

 それでも伊藤は17周目には最終コーナーからアウト側四脱ぎりぎりのコーナリングを見せて0.391秒まで角間とのギャップを削り取りファイナルラップへ突入する。

 しかしながら角間は最後まで伊藤にチャンスを与えずに、終わってみれば一度もトップを譲らない完勝でレースをフィニッシュ、優勝を飾った。昨年終盤戦2勝をあげ、今年は勝負の年と言いながら第1戦ではアレックスに3.3秒の差をつけられて3位に終わり、本人いわく「初心に帰るために頭をまるめた」そうで、確かに昨年見せたスキのない走りがよみがえった感がある。

 2位伊藤は第2戦富士に続いての2位フィニッシュ、前戦では好バトルの末の2位で満足したような表情だったが、今回ははっきりと悔しさをにじませて表彰台に上がった。

 3位石井はデビューイヤーの第1戦7位、第2戦4位と順位を上げて初の表彰台だ。アレックスは前戦までの勢いが見られず4位、5位はリスタートで秋山を仕留めた黒川、秋山は6位でマスターズクラス優勝となった。

 筑波/富士スーパーFJ選手権第4戦は 3週間と短いインターバルで5月26日(日)に筑波で開催される。昨年は小村明生が一人勝ちのシリーズ前半だったが、今年は群雄割拠な予感が漂う。

Ranさんの国歌独唱

スタート前の集合写真

決勝のスタートシーン

角間光起と伊藤駿の争い

スピンする津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

決勝2位は伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

決勝3位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝4位はセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

決勝5位は黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

決勝6位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波決勝結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2024 -RIJ- (2024/05/05) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
191角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1823'11.601--
214伊藤 駿ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1823'11.773 0.172 0.172
353石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1823'12.427 0.826 0.654
473センドラ瀬戸 アレックス翔太TRS・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
1823'15.285 3.684 2.858
515黒川 史哉ZAP SPEED 10V
TOKYO R&D RD10V
1823'15.438 3.837 0.153
63M1秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
1823'15.649 4.048 0.211
739塚本 凜世F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
1823'15.756 4.155 0.107
872木下 祐希ELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
1823'16.497 4.896 0.741
955酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1823'17.492 5.891 0.995
1022内藤 大輝RaiseUP RCIT ED
MYST KK-S2
1823'18.573 6.972 1.081
1138M2畠山 退三ZAP SPEED KK-S2
MYST KK-S2
1823'18.950 7.349 0.377
1218水谷 誠HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
1823'30.88619.28511.936
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-52津田 充輝ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
88'07.05910Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 91 角間光起(ELEVレーシング10V ED) 58.905 (16/18) 124.981 km/h

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波公式予選ドライバーコメント 3位・伊藤駿「早めに終わらせちゃったのはちょっともったいなかった」

ポールポジション センドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)58秒384

ポールポジションのセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

 「(狙い通りのタイム?)気温に対して毎回(状況が)変わるので、その中でできるだけ、って感じで走っていました。(タイムの出し方は?)やっぱりこの気温だと、ずっと走っているとタイヤもダメになってくるので、待つというかタイヤを殺さないように。(そういうことを考える余裕が出てきた感じ?)そういうことはないですね、暑いといろいろ厳しくなってくるので、一回ミスするとタイヤが滑ったりしてしまうので、そこらへんはやっぱり余裕ないですね、難しいです。(連勝目指している?)はい、目指しています。(ところで「ALEX COOLERは冷えるの?)走っていると集中しているので分からないです(笑)」

2位 角間光起(ELEVレーシング10VED)58秒429(+0.045秒)

 

予選2位の角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「クルマもいい感じで、昨日の練習でセットをいろいろ試した中で、今まで一番いいくらいに仕上がっている。アレックス君とコンマ05秒差くらいだったらチャンスはあるなと思うので、これはレースで巻き返して今度こそ優勝狙っていきたいと思います」

 

3位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)58秒454(+0.070秒)

 

予選3位の伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

 「一番最初にパっと出たタイムがよくて、ちょうどタイヤも終わりかけだったので大人しくピット入ろうと思っていたら、それがちょっと早かったですね(苦笑)。もうちょいだったかな。感触は悪くないですけれど、なんと言いますか、暑さじゃないですかね。勘違いじゃないですけれど、さすがに後半は(タイム)出ないだろ、みたいに高をくくっていたところがあって、早めに終わらせちゃったのは ちょっともったいなかったかな。でも早めに(アタックを)やめた分、決勝のタイヤの余力に賭けて、なんとかいいポジション行けたら、もちろん一番前へ行くのが望みですけれど」

 

4位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)58秒572(+0.188秒)

 

予選4位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

 「あまり納得はしていなくて、第2ヘアピンまではすごく良くて、ロガー見たらタイムはベストくらいじゃないかって感じで出てたのですけれど。第2ヘアピンでけっこうミスしちゃって、そこからだんだんタイムも落ちちゃった感じなので、ちょっともったいなかったです。決勝はここは抜きずらいので、スタートをばっちり決めて、前の富士のようにストールしないでちゃんと決めて、表彰台か優勝狙ってがんばります」

 

5位 黒川史哉(6位から繰り上がり)(ZAP SPEED 10V)58秒739(+0.355秒)

 

予選5位の黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

 「(セッション直後に話し込んでいたが?)まったくもってセットが決まっていなくて。昨日の最後に「これぐらいかな?」ってセット出したのですけれど。今日朝いちで、そのセットじゃない持ち込みのセットで走ったら、またダメになっちゃったので、タイムが止まっちゃったって感じで。(決勝にむけて見直す?)そうですね。(自分自身の調子は?)あんまりよくないかなぁ(苦笑)。前回調子よかった(3位)ので、ここでもせめて表彰台くらいは取りたいなと思います」

 

5位→9位(ペナルティで4グリッド降格) 津田光輝(ファーストガレージKK-SII)58秒670(+0.286秒)

 

ペナルティーで予選9位の津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

 「(暑いからタイヤきつい?)タイヤ(のつらさ)もあるのですけれど、どちらかと言うと、それより自分の走りの中で改善できる点がいろいろあって、それは昨日からも気付いていたことだったので、それを今の予選でも改善しながら走っている感じがありました。それでちょっとまだ未完成というところではあるのですけれど、改善しながら決勝も乗りたいと思います。決勝はひとつでもポジション上げられたらいいなと思います」

 

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波予選 好調センドラ船戸アレックス翔太が0.045秒差でポールポジションを獲得

ポールポジションはセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

 2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦公式予選が5月5日(日・祝)に筑波サーキットで開催され、終盤のタイムアタアック合戦を制したセンドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)が残り1分を切ってトップタイムを叩き出し、開幕3連勝に向けてポールポジションを獲得した。

 毎年5月5日こどもの日に行われる「筑波サーキット・カーフェスティバル」。今年は入場料無料、パドックフリーで、フェラーリや往年のスポーツカーの展示やデモラン、子供向けのアトラクションなども行われて多くの家族連れでサーキットは賑わった。

 朝から雲一つない好天気で初夏の雰囲気の筑波サーキットは、予選開始時刻の午前9時25分時点で気温24.5度、路面温度39.6度のドライコンディション。前回のレースのフィニッシュ順に、アレックスを先頭に13台がコースイン。20分間の予選が開始された。

 各車ウォームアップを終えて4分経過あたりからタイムアタックが始まり、まずはアレックスが58秒916をマークするが、ただちに伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)が58秒915と0.001秒差でトップ、さらに石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)が58秒781、角間光起(ELEVレーシング10VED)が58秒71と立て続けにトップタイムが更新される。今回必勝を期しているという角間は髪をバッサリと切ったスポーツ刈りで現れた。

 残り14分、伊藤が58秒765で2番手。津田光輝(ファーストガレージKK-SII)が58秒864の4番手タイム。そしてアレックスが58秒708で再度トップに浮上するも伊藤が58秒567を出して再びトップ、津田も58秒572までタイムを縮め2番手、石井58秒694で3番手となりアレックスは一気に4番手へドロップ。後方では今回からついに「MYST KKS-2」を導入したマスターズクラスの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)が13位から7位までポジションを上げる。残り13分、アレックスが58秒644まで自己ベストを縮め3番手へ上がると角間がそれを上回る。

 残り11分、1年ぶりにスーパーFJ参戦の木下祐希(ELIVレーシング制動屋S2)が59秒175で8位進出。木下のマシンは前日のスポーツ走行の際にミッショントラブルに見舞われ、ガレージで深夜まで修理を行い出走にこぎつけたという。

 残り10分を切って予選は折り返し。ここまでの順位は

  • トップ 伊藤    58秒567
  • 2番手  石井    58秒572(+0.005秒)
  • 3番手  角間    58秒596(+0.029秒)
  • 4番手  アレックス 58秒644(+0.077秒)
  • 5番手  津田    58秒678(+0.111秒)
  • 6番手  内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)58秒754(+0.187秒)

 上位6台が0.2秒以内にひしめく筑波らしい予選が続く。

 ここでアレックスが58秒530を出して再びトップ浮上。2番手に落ちた伊藤はここでピットイン。タイヤの内圧を調整した模様で、すぐにピットアウトする。

 アレックスの「東京R&D RD10V」は他のチームのマシンと違って、ノーズコーンに空気を取り込むダクトが設けられ「ALEX COOLER」との表示がある。チームによると暑がりのアレックスの為にコックピットへ導風するように改造したという。その効果があったかアレックスはトップタイムを58秒482まで短縮する。

 残り6分、伊藤が58秒454でみたびトップ。2番手以下は変わらずアレックス~石井~角間~津田と続き、6番手にここまで下位に埋もれていた黒川史哉(ZAP SPEED 10V)が58秒739で上がってくる。残り4分で角間が58秒547で3番手へ。マスターズクラストップは全体8番手の秋山、クラス2位の畠山退三(zap speed KK-S2)は12番手につける。

 気温と路面温度はさらに上昇してタイヤに厳しいコンディションになりつつあるようで、各車タイムが伸び悩んできており、これで予選グリッドは確定かと思われたが残り1分5秒、アレックスが58秒384を叩き出して逆転、トップに立つ。そしてチェカードフラッグが出て最後のタイムアタックが行われる中、角間が58秒429をマークしてフロントロウを獲得する。伊藤は0.025秒及ばすセカンドロウへ。以下4番手石井、5番手津田、6番手黒川という順位で予選は終了した。

 その後津田は走路外走行のペナルティで4グリッド降格、9番手ヘダウン。替わって6番手に上がった内藤も同様に2グリッド降格で、3列目には黒川とマスターズクラストップの秋山が並ぶことになった。

 決勝は午後1時30分コースイン予定。気温、路面温度ともに本日の最高になると予想される時間帯で、ドライバーの敵はライバルより暑さかもしれない。そして気になるのはここまで2戦ともフロントロウから出遅れているアレックスのスタートだ。

予選2位は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

予選3位は伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

予選4位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

予選5位は黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

予選6位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

筑波・富士S-FJ選手権

第3戦筑波公式予選結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2024 -RIJ- (2024/05/05) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
173センドラ瀬戸 アレックス翔太TRS・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
58.384--126.096
291角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.429 0.045 0.045125.999
314伊藤 駿ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.454 0.070 0.025125.945
453石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
58.572 0.188 0.118125.691
5*52津田 充輝ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
58.670 0.286 0.098125.482
615黒川 史哉ZAP SPEED 10V
TOKYO R&D RD10V
58.739 0.355 0.069125.334
7*22内藤 大輝RaiseUP RCIT ED
MYST KK-S2
58.754 0.370 0.015125.302
83M1秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
58.808 0.424 0.054125.187
9*39塚本 凜世F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
58.810 0.426 0.002125.183
1072木下 祐希ELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
58.901 0.517 0.091124.989
11*55酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
59.086 0.702 0.185124.598
12*38M2畠山 退三ZAP SPEED KK-S2
MYST KK-S2
59.139 0.755 0.053124.486
1318水谷 誠HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
59.432 1.048 0.293123.873
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.949)予選通過 ----
  • CarNo.52は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行4回)により、4グリッド降格とする。
  • CarNo. 22, 39, 55, 38は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行2回)により、2グリッド降格とする。

SUPER GT

第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
13高星 明誠
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NISMO NDDP
BS101173:01'16.898--
223千代 勝正
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
BS121173:01'30.63613.73813.738
317塚越 広大
太田 格之進
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS1173:01'53.25236.35422.616
436坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS461173:01'54.90038.002 1.648
538石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS161173:01'58.53541.637 3.635
612平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS1173:02'05.26248.364 6.727
7100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS241173:02'07.25950.361 1.997
814大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1173:02'11.56454.666 4.305
939関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS341173:02'31.4811'14.58319.917
1019国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1173:02'43.4201'26.52211.939
11*37笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS81163:02'08.0991Lap 1Lap
1264伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21163:02'46.5231Lap 38.424
1324松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1163:02'46.6761Lap 0.153
148野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS61102:51'20.7307Laps6Laps
1516大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-G
ARTA
BS4962:43'29.94021Laps14Laps
---- 以上規定周回数(70% - 81 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 3 Niterra MOTUL Z(NISMO NDDP) 1'29.559 (44/117) 183.419 kmh
  • CarNo. 37は、SpR.27-3(ジャッキアップ中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
188小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOC Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH61083:02'17.680--
256佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1083:02'35.38217.70217.702
352吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS161083:02'37.41019.730 2.028
44谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH41083:02'43.63125.951 6.221
531小高 一斗
中村 仁
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS121073:01'20.2471Lap 1Lap
62堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS441073:01'20.8851Lap 0.638
718小林 崇志
小出 峻
三井 優介
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1073:02'03.6441Lap 42.759
887松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH81073:02'17.1491Lap 13.505
945ケイ・コッツォリーノ
リル・ワドゥー
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
MI1073:02'39.8541Lap 22.705
1062平手 晃平
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH1073:02'57.0821Lap 17.228
117荒 聖治
ニコラス・クルッテン
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI221073:03'00.8681Lap 3.786
129阪口 良平
冨林 勇佑
藤原 優汰
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1063:01'42.6082Laps1Lap
136片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
Team LeMans
YH21063:02'15.9332Laps33.325
14*50イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1063:03'01.3532Laps45.420
1561井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1052:58'51.9233Laps1Lap
16777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1053:01'23.5683Laps2'31.645
1796新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL101053:01'34.3343Laps10.766
185藤波 清斗
塩津 佑介
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1053:01'37.9743Laps 3.640
1920平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1053:01'42.7023Laps 4.728
2060吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1053:01'43.2343Laps 0.532
21360大滝 拓也
青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1053:01'46.4323Laps 3.198
2230永井 宏明
小林 利徠斗
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1053:01'52.6253Laps 6.193
2325菅波 冬悟
松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1053:02'08.6753Laps16.050
2448井田 太陽
柴田 優作
眞田 拓海
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1043:02'01.0354Laps1Lap
2522和田 久
加納 政樹
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1043:02'22.0794Laps21.044
2665蒲生 尚弥
篠原 拓朗
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS361023:01'18.8156Laps2Laps
---- 以上規定周回数(70% - 75 Laps)完走 ----
-11富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL322:26'31.11076Laps70Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 777 D'station Vantage GT3(D'station Racing) 1'37.526 (101/105) 168.435 km/h
  • CarNo. 50(イゴール・オオムラ・フラガ)は、SpR.13-1.a.(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝結果

■Championクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
162森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1427'17.634--
234清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1427'18.338 0.704 0.704
333佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1427'21.005 3.371 2.667
416新原 光太郎YBS Verve 影⼭ MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1427'31.20513.57110.200
560熊谷 憲太OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1427'33.83916.205 2.634
610小松 響Rn-sports MCS4
Rn-sports
1427'33.87616.242 0.037
726三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1427'36.55018.916 2.674
877松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1427'38.10120.467 1.551
964HIROBONHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1427'41.28023.646 3.179
1090Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1427'43.18625.552 1.906
1187下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1427'49.85432.220 6.668
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-14村田 将輝湘⼯冷熱 ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1122'51.9453Laps3Laps
-97白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
511'59.7799Laps6Laps

■Independentクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
155KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1427'44.784--
296齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1427'45.153 0.369 0.369
35小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1428'00.85616.07215.703
486大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1428'05.23820.454 4.382
598IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1428'06.85722.073 1.619
640⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1428'12.48927.705 5.632
7*9ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1428'14.27429.490 1.785
8*23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1428'57.5811'12.79743.307
961坂井 フォックス・ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1328'15.6031Lap 1Lap
102仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
1328'18.5771Lap 2.974
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-71大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
12'29.41513Laps12Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 34 清水啓伸(Drago CORSE MCS4-24) 1'45.439 (11/14) 155.794 km/h
  • CarNo. 9は、シリーズ規則第15条1.1(衝突を起こしたもの)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 23は、H項違反(黄旗区間でのオーバーラン)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 71は、シリーズ規則第15条1.1(衝突を起こしたもの)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

Forumula Beat

第2戦もてぎ 福永亜希子事務局長に聞く「Formula Beatは人を育てるカテゴリー」

作業体験で参加した工業高校の生徒たち

 4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催された「2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第3戦」において、揃いのTシャツを着てクレデンシャルを首にかけた高校生たちの姿があった。彼らはF-Beを主催する「日本F4協会」の招待に応じて学校から授業の一環として派遣された県立宇都宮工業高校と県立青森工業高校の学生で、現場で作業の手伝いを経験している。F-Beではこうした公立高校の生徒に対するサーキットの現場での職場体験や学校を訪問しての出張講義などに2019年から取り組んできている。

 F-Beを運営する株式会社日本フォーミュラー・フォー協会の福永亜希子会長に話をうかがった。

 ――取組について

 「宇都宮工業高校さんとは2019年ごろから一緒にやらせて頂いていて、今回初めて2校いっしょに来ていただきました。うちとしてはお預かりした生徒さんに全チームとタイヤサービスさんの方に入って頂いてお手伝いをやってもらっています。特にハンマーレーシングさんのようなモノ作りに特化しているチームの方では生徒さんたちが一緒にパーツの制作もやっていて、そのパーツをハンマーレーシングさんが使ってそれをフィードバックし、それをうけて生徒さんが改良しながら授業とレースを連動させて参加してもらうことを行っています。F-Beがマルチメイクということとモノ作りができるカテゴリーとしては貴重だなと思っているので、そういうところでメカニックさんだとかエンジニアさんが育つ環境として活用できると私は思っていて、そういうところに生徒さんを招いて一緒に育って行けるカテゴリーとして「Formula Beatは人を育てるカテゴリーです」というのを全面に出して皆さんに知って頂く活動をしていきたいなと思っています」

 ――サーキットの近くの学校に声をかけている?

 「私の方でサーキットの担当者や(サーキットの)地元の公立高校の高校生を対象に声をかけさせていただいていますが、効果的に学校に声掛けして、先生がそれに応じてくれるところというのがまだまだ少ないです。今は青森の青森工業高校と栃木の宇都宮工業高校ではこのもてぎとスポーツランドSUGO、あと岡山国際サーキットから地元の勝間田高校を紹介いただき、岡山国際を中心に、行けるのであれば鈴鹿サーキットでも活動して頂いています。あと前回とか次回の富士にも、宇都宮工業高校の生徒さんたちに継続して来ていただく調整をさせてもらっているところです。秋のSUGOでは再び両校での取り組みを調整しています。オートポリスと十勝の方はまだそういうことをやって頂ける学校さんが探し切れてなかったり、ちょっとご縁のない土地なので、私としてはこういう活動を知っていただくようには常に模索はしていて、賛同して頂ける学校があれば、こちらとしては絶賛大募集中です」

F4協会の福永亜希子事務局長

 ――事務局の体制は?

 「今まで事務局って実質わたしひとりでやっているような感じでやらせてもらっていたのですけれど。アドバイザーで2、3年前から土屋武士さんがいろいろ来て下さり、谷川(達也)さんが武士さんの来られない大会ではサポートしてくださっていたのですけれど、武士さんがチームの方の運営が大変な状態なので、今年は谷川(達也)さんがメインとなり、アドバイサーで入っていただいています。あとはホンダ学園の学生さんもご縁があって、意気投合したので、テクニカルスタッフとして勉強してもらう形で来てもらっています。彼は4回生でこれから就職しても可能な限りテクニカルスタッフとして来てもらえないかと相談中です。あともうひとり女性がいて、彼女は去年宇都宮工業高校さんでこのインターンシップに参加した生徒さんなのですよ。それでいっしょにレースウィークを過ごすときに事務局をいっしょにやってみようか、ということで事務局のサポートで入ってもらったら、このF-Beの世界観とやっている仕事に彼女なりにやりがいを見つけてくれたみたいで。私もびっくりしたのですけれど(インターンシップ)終えて帰る時に「私F4協会に就職したいです!」と言って来て。その時が初めてサーキットに来た子なので、何も知らなかったけれどこういう仕事があるんだって知った時に、高校を卒業したらここで働いてみたいと興味をもってくれたので、今年の春からF-Beの事務局を手伝ってもらうために入ってもらいました。そういう形で若い子が育って行ってほしいなと思っていて、そうすることでJAF-F4の時代から30年を超えて継続しているカテゴリーの世界観を私といっしょに学んでもらって、この先すっとバトンを渡して続いていけるといいな、と思っています」

 FIA-F4が始まったことで存在を問われた時期もあったJAF-F4だが、Formula Beatと名前を変えてステップアップを目指す若手からレースを楽しむジェントルマンまでが参加するカテゴリーとして続いている。マルチメイク、マルチエンジン、モデファイも可能という現代のフォーミュラカーレースでは貴重な「クルマ作りを見る視点からも楽しめる」ルールが評価されており、今後さらなる人材輩出も期待される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

Forumula Beat

第3戦もてぎ決勝ドライバーコメント 4位・長嶋重登「初めてのレースでめっちゃ楽しかった」

優勝 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

優勝したハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「スタートはもうどうしようもないですね(苦笑)。(挽回は早かった?)何と言うか、なんですかね、よくわからないけれど。やっぱり暑くてみんなペース上がらなかったのですかね? そういう感じでした。今シーズン残りは全部出る予定ですのて、次も頑張ります」

2位 下村剛司(ファーストガレージRK01)

決勝2位の下村剛司(ファーストガレージRK01)

 「スタートが自分もうまく行けなかったのですけれど、ハンマーさんもけっこう失速していて。それで何とか前に出たのですけれど、やっぱり向うがベテランというのもあって、タイヤの熱入れというか、オープニングラップの走りとかはまだまだ課題だなと思ったし。その後もついて行けたらよかったのですけれど、思った以上に気温が上がって、かなりコントロールが難しかったので、ぎりぎりだったのですけれど、なんとか(順位を)守れたのでよかったな、と」

3位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝3位のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「公約通りの表彰台でよかったです。下村君からけっこう離されると思っていたのですけれど、ずっとバトルできたので。予選から決勝に向けて改善点があって、そこを直していったらついて行けたので、よかったです。まあ無理はせず、3位表彰台が欲しかったので(笑)」

4位 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP) ジェントルマンクラス1位

決勝4位、ジェントルマンクラス優勝の長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

 「スタートはめっちゃ決まって、ジェントルマンのポールの人を抜かすことができたので。前の総合の人には離されちゃいましたけど、初めてのレースでめっちゃ楽しかったです。今後もこういう調子でやっていきたいと思います、次は富士に行きます」

5位 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W) ジェントルマンクラス2位

決勝5位、ジェントルマンクラス2位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

 「スタートがやっぱり、すごく難しくて。今回はエンストはしましたけれど、同一周回で戻れて、追い上げられてよかったです。ラップタイム的にもよかったと思います(2番手)。決勝はこの暑さでも走れることがわかったので、次回は頑張りたいと思います。やっぱりスタートですかね。スタートさえよければ、って感じです。(クルマの側の問題が大きい?)エンジンを一回戸田さんに送らないとダメなんですよね。4千回転以下(のトルク)が何もないのですよ、リミッター当たるまで踏み切っても止まってしまうので、そこが課題です。時間が無いので十勝はあのまま行かなくちゃいけないので、十勝が終わって次の富士まで一か月あるので、そこでエンジン送って調整して貰おうかな、と思っています。僕のクルマだけシングルスロットルの新製品で、他のK20Aのクルマは4連スロットルで、フォーミュラ・ルノーみたいに下から回るように、というのが、その下がないので(苦笑)。600キロ近いクルマですから、下からトルクが要ると思うので」

6位 みきてぃ(LP・Shop kts24)ジェントルマンクラス3位

決勝6位、ジェントルマンクラス3位のみきてぃ(LP・Shop kts24)

 「(終盤KAMIKAZEさんにやられたが?)すごい驚きました、怖かったです(笑)。調子はすごくいいです、ウイング作った甲斐がありました。この後は富士に出て、後はまだ考えていないのですが、毎年アップデートしてパーツ作って、このクラス改造できるので、なんかいろいろやりたいな、と思っています」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ決勝 ハンマー伊澤がスタートに失敗するも直ちに挽回、独走で優勝を飾る

優勝はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第3戦の決勝レースが4月28日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ポールポジションからスタートのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がスタートで出遅れ2位に落ちるもすぐにリカバリーしてトップを奪回。以降ラップ毎に後続を突き放す快走で12周を走り切り、13秒以上の大差で優勝した。

 予報通りの晴天で気温がぐんぐん上昇したモビリティリゾートもてぎは午後2時5分のコースイン時点で気温28度、路面温度も50度以上というタイヤに厳しいコンディションだ。エントリーした13台のうち、予選で7番手、ジェントルマンクラス4位のタイムを出した昨年のチャンピオン河野靖喜(ファーストガレージFG108)は体調不良により出走を取り消し。12台によって決勝は戦われることになった。

 午後2時15分フォーメーションラップ開始、各車グリッドに戻ってくるとレッドライトが消灯してレーススタート。

レースがスタートした

 常日頃「スタートが課題だ」と話しているポールシッターのハンマー伊澤はやはりというべきかスタートで出遅れ、フロントロウから出た下村剛司(ファーストガレージRK01)の後塵を拝して第1コーナーへ進入。後方では予選4番手、セカンドロウから発進のKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)が予選後に危惧していた通りエンジンストールで動けず、後続車が右に左にと回避している。前戦富士でも同じようにグリッドに釘付けになったKAMIKAZEだが、幸いなことに今回はエンジンが再始動し後続車が接触することもなく、最後尾からスタートを切った。

 出足がよかったのが下村と5番手スタートの長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)で、下村はトップ、長嶋は4番手スタートのISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)をストレートでかわすと第1コーナーでハンマー伊澤のアウトから被せるようにターンイン、ハンマー伊澤がインを抑え込んで第2コーナーを抜けると長嶋がやや引いたか加速が鈍り、ISHIKENが第3コーナーで長嶋のインを突いて3位のポジションを奪い返す。

 トップをみすみす明け渡したハンマー伊澤だが、ただちに下村攻略を開始。第5コーナーでアウトから並びかけると、ファーストアンダーブリッジをサイド・バイ・サイドで通過、130Rのコーナリングで下村の前に出てトップの座を奪回す。そこからぐいぐいと下村を引き離し、1.413秒の差をつけてオープニングラップを終了。下村の0.448秒後方にはISHIKENが迫り、4位長嶋も0.585秒差で続き、5位三浦勝(NUTECルノー)、6位みきてぃ(LP・Shop kts24)がそれぞれ1.4秒、0.9秒の間合いでコントロールラインを通過した。

 スタート失敗のKAMIKAZEはトップから21秒以上遅れた12位から挽回を開始する。前回の富士での談話でエンジンの低速トルクがまったくない状態で、ちょっとでもラフにクラッチをつなぐとエンストしてしまうそうで、今回も同じ状況のようだ。

 2周目に入りトップ、ハンマー伊澤と2位下村の差は2.891秒、下村はトップを追うことよりも0.564秒後方につける3位ISHIKENからのプレッシャーにさらされている。3周目に入りハンマー伊澤のリードは4.205秒。下村より1.4秒速いラップタイムでギャップを拡大していく。

 4周目、5周目とハンマー伊澤はただひとり1分55秒台のペースで走りリードは8秒以上、2位下村は依然としてISHIKENから0.38秒差とつけ狙われている状態で逃げられない。4位長嶋はそこから1.7秒の差でジェントルマンクラスのトップ、以下5位三浦、6位みきてぃとオーダーは変わらない。

 折り返しの6周目、ハンマー伊澤のリードは9秒364。下村とISHIKENは0.573秒差、3位以下も膠着状態の中で順位を上げているのがKAMIKAZEで、2分前後のラップタイムの集団の中を1分57~8秒でかき分けつつ9位までポジションを戻し、0.213秒差で前を走るDクラスの鈴木雅人(ハンマーレーシング・ハッピー号)を仕留めようとしている。Dクラスのもう一台、旧FIA-F4マシンの杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)は12位を走っている。

 7周目にハンマー伊澤のリードは10秒を超え完全な独走状態。ハンマー伊澤が90度コーナーへターンインする頃に2位の下村はヘアピンを立ち上がる。下村と3位ISHIKENは依然として0.317秒の差でつかず離れずだが、決定的な場面は訪れない。4位長嶋、5位三浦、6位みきてぃは3.3秒~6.6秒~2.8秒とそれぞれ単独走行になっている。

 8周目、9周目、10周目もハンマー伊澤のペースに衰えは見えず、下村との差は13秒。KAMIKAZEはさらに順位を上げて7位、ジェントルマンクラスの表彰台が見えてくる。

 11周目、5位を走っていた三浦がピットイン、トラブルの模様でピットロード入口でマシンを止めてしまう。これでKAMIKAZEが全体6位、クラス3位に上がると、さらにファイナルラップに前を走るみきてぃも攻略、総合5位クラス2位まで順位を押し上げた。

 トップのハンマー伊澤は最後の2周ほど僅かにペースを緩めたが盤石の走りで2位下村に13秒以上の差をつけて優勝。下村はハンマー伊澤の影すら踏めなかったがISHIKENからのプレッシャーには屈せず0.3秒の差を守って2位。3位ISHIKEN。4位は長嶋で初のレースでジェントルマンクラス優勝。5位KAMIKAZEは全体2番手のベストラップを叩き出しており、返す返すもスタートの失敗が悔やまれるジェントルマンクラス2位。最後にKAMIKAZEに仕留めれれたものの、みきてぃは全体6位、クラス3位となった。

 初開催のF-Be Dクラスのトップは全体9位の杉山、全体10位の鈴木がクラス2位となった。

 F-Be第4戦、第5戦は舞台を北海道に移し、十勝スピードウェイで5月19日に行われる。

決勝2位は下村剛司(ファーストガレージRK01)

決勝3位はISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝4位は長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

決勝5位はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

決勝6位はみきてぃ(LP・Shop kts24)

フィニッシュシーン

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

ダッシュクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1223'26.066--
292下村 剛司ファーストガレージRK01
B-MAX RK01
1223'39.40913.34313.343
316ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1223'39.74313.677 0.334
463G1長嶋 重登ミスト☆T.U.CGROUP
Dallara F301
1223'48.45622.390 8.713
59G2KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1224'01.47735.41113.021
622G3みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1224'02.15336.087 0.676
735G4髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1224'08.40842.342 6.255
876G5松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1225'21.6021'55.5361'13.194
933D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
DOME F110
1225'25.7971'59.731 4.195
1024D2鈴木 雅人ハンマーレーシング・ハッピー号
WEST 006
1123'29.2841Lap 1Lap
1134G6三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1019'59.8572Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-0G7渡辺 義人エクシズレーシングWXR-MkII
WXR MK-II
714'17.9535Laps3Laps
-3G8河野 靖喜ファーストガレージFG108
FG108
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 19 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ) 1'55.810 (5/12) 149.241 km/h

Forumula Beat

第3戦もてぎ公式予選ドライバーコメント ポールポジション・ハンマー伊澤「他の皆さんも苦労している」

ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)1分54秒688

ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「(絶好調?)そういう訳じゃないですけれど、路面コンディションがレースウィーク入って急激に変わったので、それになかなか対応し切れなくて。自分的にはいまいちな感じなんですけれど、他の皆さんも苦労している、ってことだと思います。(まだベストコンディションではない?)そうですね、でもこれから気温上がっていく傾向なのでしょうから、そうも言っていられないと思います。(後はスタートが決まれば?)そうですね(苦笑)お決まりのスタートです」

2位 下村剛司(ファーストガレージRK01)1分55秒385 +0.697秒

予選2位の下村剛司(ファーストガレージRK01)

 「54秒台くらいには入れたかったですけれど、今年に入ってF-Be初めてがこのレースだったので、今初めて予選で新品タイヤ履いた感じで、昨日練習した時もバランスが(以前と)変わっていて、合わせ込めなかったというか。あと気温が上がり過ぎて後半タイヤがタレてきた中で、なんとか(タイムを)出したという感じなので、満足はしていないですけれど、とりあえず2番手は取れたので、決勝は頑張ります」

3位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)1分55秒832 +1.144秒

予選3位のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「とりあえずこの予選は3番手が最低でも、できたら下村君を越せたらいいなと思ったのですが。途中までは越していたのですけれど、後半で抜かれちゃって。でもこれまでで一番の予選3番手で、55秒8もベストで、練習走行から予選で55秒8を目標にやって来たので、とりあえず目標クリアできたので、よかったです。決勝は表彰台(争いが)初めてなので、そこをなんとか死守したいかなというところです」

4位 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)1分55秒837 +1.149秒

予選4位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

 「クルマはすごく足回り決まっていていいですね。決勝は普通にスタートできればいいですけれど、富士はスタートできなかったので。相変わらず富士と同じような現象が出ているので、いろいろ、クラッチとかクラッチカバーも変えて来たのですけれど、症状(エンジンストール)が変わらないので、決勝はスタートが心配ですね。そこさえ決まって、みんなと楽しく走れれば、と思っています」

5位 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)1分55秒971 +1.283秒

予選5位の長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

 「最後に抜かされちゃったか。でも55秒台には入れたかったので、狙い通りです。このクルマに乗るのまだ4回目で、レース出るのは初めてなので、決勝はどうなるかわからないですけれど、安全に行きます」

6位 三浦勝(NUTECルノー)1分56秒617 +1.929秒

予選6位の三浦勝(NUTECルノー)

 「ちょっと(前に)詰まっちゃったので、そこで何度か引いたりしているので、一番いいとこをそこで逃しているので、あまりよくはなかったですね。久しぶりに乗っているので、アジャストするのがなかなかアレ(大変)でしたけれど、昨日よりはだいぶ落ち着いてきたので、慣れてきた感じはあります。決勝はひとつでも上をめざして、頑張りたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ公式予選 シーズン初参戦のハンマー伊澤がポールポジションを獲得

ポールポジションはハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第3戦の公式予選が4月28日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が2番手に0.697秒の差をつけてポールポジションを獲得した。

 ゴールデンウイークに入り、春というより初夏めいた気候のモビリティリゾートもてぎは朝から好天に恵まれ、F-Beの予選が始まる午前9時25分にはすでに気温22度。エントリーは13台で、うちオーバーオールを競う3台に加えてジェントルマンクラス8台と、今年から新設された「F-Be D(ダッシュ)クラス」に初めて2台のエントリーがあった。

初登場のDOME F110を駆る杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)

 「F-Be Dクラス」は昨年までFIA-F4に出ていたDOME F110をメインに、その他にもフォーミュラ・ビート選手権で承認された10種類以外のエンジンを搭載したマシンの参加を認めるもので、旧FIA-F4車両については、フラットボトム化や軽量化、エンジンのパワーアップ、LSDの装着などにより昨年末のもてぎで約3.5秒あったラップタイムの差を短縮して戦うことが可能になると目されている。

 今回参加したF-Be Dクラスのマシンの1台はこの旧FIA-F4マシンで車体は童夢F110、エンジンはトムスのTZR42を搭載し、杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)がドライブ。一方のもう一台は車体は元々JAF-F4向けでアルミモノコックのWEST006に戸田レーシングのB18Cが搭載されていて、鈴木雅人(ハンマーレーシング・ハッピー号)が搭乗する。F110のコンバートについては「とりあえずフラットボトムにしただけ」という状態で、他の適合作業については今後の取り組みなので目算通りのポテンシャルが出るかはまだわからないとのことだ。

 なお鈴木のWEST006は先日の練習走行で燃料系のトラブルでエンジンが始動せず、ハンマーレーシングでは急遽千葉県のファクトリーまでパーツを取りに行くことになったが、予選開始までに間に合った模様だ。

 コースオープンが宣言されて、オレンジのメタリックカラーに快獣ブースカが目立つ長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)を先頭にコースイン、予選が開始される。

 まずは残り15分、ハンマー伊澤が1分57秒672のトップタイム、2番手に本大会唯一の20代、下村剛司(ファーストガレージRK01)が58秒812で続く。ハンマー伊澤はここから56秒050、55秒841と順調にタイムを上げていく。2番手には「SYNARGY RD04W」をドライブするジェントルマンクラスのKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)が56秒716で上がってくる。3番手以下は周を追うごとに入れ替わり、ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)の57秒861に対して三浦勝(NUTECスノー)が57秒280で上回り、いったんは7番手まで落ちた下村が57秒380で5番手に上がる。

 折り返しの残り10分を切り。ハンマー伊澤はベストタイムを1分55秒331まで上げる。2番手は下村が56秒488で浮上したが、すぐにISHIKENが56秒217とこれを上回る。ハンマー伊澤とは0.886秒の差がある。4番手KAMIKAZE 56秒716(G-1位)、5番手三浦57秒280(G-2位)、6番手長嶋57秒471(G-3位)と続くが直後にコントロールラインを通過した河野靖喜(ファーストガレージFG108)が57秒336で長嶋を上回る。河野は昨年のジェントルマンクラスのチャンピオンだ。

 残り7分、トップ3台はそれぞれベストタイムを更新するが序列は変わらず、ハンマー伊澤1分55秒109、ISHIKEN 55秒913、下村56秒205の順。ジェントルマンクラストップの4番手KAMIKAZE 56秒382に続いて、長嶋56秒635で5番手に上がり三浦が6番手にドロップ。長嶋はさらにタイムを削り55秒971で下村を上回り3番手へ。しかし下村も残り4分を切って1分55秒台に入れて55秒768と2番手タイムを出す。

 残り2分、トップのハンマー伊澤は55秒を切って1分54秒825をマーク。下村も55秒765から55秒385まで自己ベストを短縮するが0.560秒の差。さらにチェカードフラッグが振られる中でハンマー伊澤は駄目押しの1分54秒688を叩き出しポールポジションを確定させる。2位下村とは0.697秒の差をつけた。以下3番手にISHIKEN 55秒832、4番手ジェントルマンクラストップのKAMIKAZE 55秒837でセカンドロウを獲得、5番手長嶋55秒971、6番手三浦56秒617で3列目という結果になった。

 Dクラスのトップは総合10番手の鈴木で2分0秒381、杉山は総合13位の2分5秒830というタイムだった。

 F-e第3戦決勝は午後2時5分コースイン予定。終始トップを守りチェッカーまでベストタイムを更新し続けたハンマー伊澤に死角はあるのか? 本日の最高気温となるであろう時間帯で路面コンディションに合わせ込めるかがカギになりそうだ。

予選2位は下村剛司(ファーストガレージRK01)

予選3位はISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

予選4位はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

予選5位は長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

予選6位は三浦勝(NUTECルノー)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第1戦富士決勝結果

■Championクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
135佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1429'07.564--
250野村 勇斗HFDP Racing Team
HFDP WITH B-max Racing Team
1429'08.362 0.798 0.798
351洞地 遼⼤HFDP Racing Team
HFDP WITH B-max Racing Team
1429'08.790 1.226 0.428
434清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1429'10.691 3.127 1.901
536卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1429'11.661 4.097 0.970
697白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1429'12.255 4.691 0.594
737鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1429'14.069 6.505 1.814
826三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1429'17.256 9.692 3.187
977松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1429'17.84910.285 0.593
10*60熊谷 憲太OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1429'19.44511.881 1.596
1146有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
1429'24.98217.418 5.537
1245大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1429'28.20520.641 3.223
1314村田 将輝湘⼯冷熱 ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1429'38.65531.09110.450
14*54佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1429'43.62536.061 4.970
15*62森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1429'43.85236.288 0.227
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-64HIROBONHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1021'18.0194Laps4Laps
-90Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
611'16.8768Laps4Laps
-33佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
611'53.8478Laps36.971
-16新原 光太郎YBS Verve 影⼭ MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
47'06.63810Laps2Laps
-10小松 響Rn-sports MCS4
Rn-sports
24'01.02412Laps2Laps
38梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
24'04.59412Laps 3.570
-87下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
- d.n.s14Laps2Laps

■Independentクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1429'22.193--
22仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
1429'24.060 1.867 1.867
398IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1429'25.454 3.261 1.394
455KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1429'26.645 4.452 1.191
571大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1429'26.663 4.470 0.018
640⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1429'27.823 5.630 1.160
796齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1429'29.512 7.319 1.689
85小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1429'30.619 8.426 1.107
99ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1429'35.26613.073 4.647
1086大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1429'35.30213.109 0.036
1123YUGOS2R Racing
N-SPEED
1429'40.19117.998 4.889
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-61坂井 フォックス・ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
611'16.7768Laps8Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 51 洞地遼⼤(HFDP Racing Team) 1'45.513 (7/14) 155.685 km/h
  • CarNo. 60は、H項違反(黄旗中のコースアウト)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 54は、シリーズ規則第15条1.1)2)(コースアウトを強いるもの)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 62は、シリーズ規則第15条1.1)2)(コースアウトを強いるもの)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

第2戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
117塚越 広大
太田 格之進
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS1'27.126--188.541
23高星 明誠
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NISMO NDDP
BS101'27.205 0.079 0.079188.370
38野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS61'27.298 0.172 0.093188.169
423千代 勝正
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
BS121'27.345 0.219 0.047188.068
514大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'27.568 0.442 0.223187.589
619国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'27.600 0.474 0.032187.521
712平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS1'27.639 0.513 0.039187.437
816大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-G
ARTA
BS41'27.642 0.516 0.003187.431
938石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS161'27.823 0.697 0.181187.044
1037笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS81'27.920 0.794 0.097186.838
1139関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS341'27.987 0.861 0.067186.696
1236坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS461'28.079 0.953 0.092186.501
13100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS241'28.202 1.076 0.123186.241
1424松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1'28.502 1.376 0.300185.609
1564伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'28.510 1.384 0.008185.593

■GT300クラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
156佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'36.242--170.682
288小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOC Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH61'36.328 0.086 0.086170.530
36片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
Team LeMans
YH21'36.539 0.297 0.211170.157
452吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS161'36.578 0.336 0.039170.088
561井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'36.644 0.402 0.066169.972
645ケイ・コッツォリーノ
リル・ワドゥー
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
MI1'36.703 0.461 0.059169.869
787松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH81'36.778 0.536 0.075169.737
84谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH41'36.853 0.611 0.075169.605
92堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS441'36.854 0.612 0.001169.604
1065蒲生 尚弥
篠原 拓朗
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS361'36.957 0.715 0.103169.424
1196新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL101'37.095 0.853 0.138169.183
12777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1'37.132 0.890 0.037169.118
1331小高 一斗
中村 仁
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS121'37.156 0.914 0.024169.077
147荒 聖治
ニコラス・クルッテン
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI221'37.182 0.940 0.026169.031
1560吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'37.428 1.186 0.246168.605
1650イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH1'37.621 1.379 0.193168.271
175藤波 清斗
塩津 佑介
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'37.708 1.466 0.087168.121
189阪口 良平
冨林 勇佑
藤原 優汰
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH1'37.720 1.478 0.012168.101
1918小林 崇志
小出 峻
三井 優介
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'37.829 1.587 0.109167.913
2020平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1'37.977 1.735 0.148167.660
2162平手 晃平
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH1'38.161 1.919 0.184167.345
2230永井 宏明
小林 利徠斗
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'38.232 1.990 0.071167.225
2348井田 太陽
柴田 優作
眞田 拓海
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'38.453 2.211 0.221166.849
2425菅波 冬悟
松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'38.463 2.221 0.010166.832
25360大滝 拓也
青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'38.532 2.290 0.069166.715
2622和田 久
加納 政樹
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1'38.959 2.717 0.427165.996
-11富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DLd.n.s---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士公式予選結果

■Championクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
162森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'45.221--156.117
216新原 光太郎YBS Verve 影⼭ MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'45.254 0.033 0.033156.068
335佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'45.319 0.098 0.065155.972
450野村 勇斗HFDP Racing Team
HFDP WITH B-max Racing Team
1'45.371 0.150 0.052155.895
545大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'45.410 0.189 0.039155.837
634清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'45.429 0.208 0.019155.809
797白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'45.450 0.229 0.021155.778
851洞地 遼⼤HFDP Racing Team
HFDP WITH B-max Racing Team
1'45.455 0.234 0.005155.771
933佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'45.576 0.355 0.121155.592
1036卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'45.613 0.392 0.037155.538
1154佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'45.861 0.640 0.248155.173
1210小松 響Rn-sports MCS4
Rn-sports
1'45.953 0.732 0.092155.039
1387下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'46.123 0.902 0.170154.790
1437鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'46.218 0.997 0.095154.652
1560熊谷 憲太OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'46.456 1.235 0.238154.306
1614村田 将輝湘⼯冷熱 ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'46.534 1.313 0.078154.193
1777松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1'46.787 1.566 0.253153.828
1890Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1'46.904 1.683 0.117153.659
1926三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1'46.908 1.687 0.004153.654
2064HIROBONHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'47.057 1.836 0.149153.440
2138梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'47.336 2.115 0.279153.041
2246有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
1'47.451 2.230 0.115152.877
---- 以上基準タイム(105% - 1'50.527)予選通過 ----

■Independentクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
12仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
1'47.041--153.463
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'47.087 0.046 0.046153.397
398IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'47.254 0.213 0.167153.158
455KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1'47.299 0.258 0.045153.094
59ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'47.756 0.715 0.457152.444
640⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1'48.373 1.332 0.617151.576
771大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1'48.386 1.345 0.013151.558
85小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1'48.400 1.359 0.014151.539
986大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'48.602 1.561 0.202151.257
1061坂井 フォックス・ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'49.311 2.270 0.709150.276
1123YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.242 3.201 0.931149.007
1296齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1'51.440 4.399 1.198147.405
---- 以上基準タイム(105% - 1'52.483)予選通過 ----
-4佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
d.n.s---
-11植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
d.n.s---
-44今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
d.n.s---

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第1戦富士公式予選結果

■Championクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
116新原 光太郎YBS Verve 影⼭ MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1'44.948--156.523
262森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'45.123 0.175 0.175156.263
350野村 勇斗HFDP Racing Team
HFDP WITH B-max Racing Team
1'45.255 0.307 0.132156.067
435佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'45.299 0.351 0.044156.001
534清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'45.348 0.400 0.049155.929
651洞地 遼⼤HFDP Racing Team
HFDP WITH B-max Racing Team
1'45.365 0.417 0.017155.904
745大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'45.408 0.460 0.043155.840
897白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'45.444 0.496 0.036155.787
933佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1'45.501 0.553 0.057155.703
1036卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'45.531 0.583 0.030155.659
11*87下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'45.813 0.865 0.282155.244
1254佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1'45.845 0.897 0.032155.197
1310小松 響Rn-sports MCS4
Rn-sports
1'45.922 0.974 0.077155.084
1437鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'46.119 1.171 0.197154.796
1560熊谷 憲太OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'46.356 1.408 0.237154.451
1614村田 将輝湘⼯冷熱 ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1'46.495 1.547 0.139154.249
1726三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1'46.628 1.680 0.133154.057
1877松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1'46.677 1.729 0.049153.986
1990Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1'46.845 1.897 0.168153.744
2064HIROBONHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'46.998 2.050 0.153153.524
2138梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1'47.265 2.317 0.267153.142
2246有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
1'47.432 2.484 0.167152.904
---- 以上基準タイム(105% - 1'50.527)予選通過 ----

■Independentクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/05/03) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 Independent Cup class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
130DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'46.963--153.575
22仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
1'46.978 0.015 0.015153.553
398IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1'47.164 0.201 0.186153.287
455KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1'47.289 0.326 0.125153.108
5*9ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1'47.545 0.582 0.256152.744
65小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1'48.218 1.255 0.673151.794
771大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1'48.219 1.256 0.001151.792
886大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1'48.284 1.321 0.065151.701
940⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1'48.369 1.406 0.085151.582
1061坂井 フォックス・ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1'48.931 1.968 0.562150.800
1196齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1'49.730 2.767 0.799149.702
1223YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.192 3.229 0.462149.074
---- 以上基準タイム(105% - 1'52.483)予選通過 ----
-4佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
d.n.s---
-11植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
d.n.s---
-44今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
d.n.s---
  • CarNo. 87は、L項第2条c) d)(走路外走行複数回)により、第1レース4グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo. 9は、L項第2条c) d)(走路外走行複数回)により、第1レース3グリッド降格のペナルティーを科す。

Forumula Beat

第3戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'54.688--150.701
292下村 剛司ファーストガレージRK01
B-MAX RK01
1'55.385 0.697 0.697149.791
316ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1'55.832 1.144 0.447149.213
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'55.837 1.149 0.005149.206
563G2長嶋 重登ミスト☆T.U.CGROUP
Dallara F301
1'55.971 1.283 0.134149.034
634G3三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1'56.617 1.929 0.646148.208
73G4河野 靖喜ファーストガレージFG108
FG108
1'56.639 1.951 0.022148.180
822G5みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1'57.393 2.705 0.754147.229
935G6髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1'58.557 3.869 1.164145.783
1024D1鈴木 雅人ハンマーレーシング・ハッピー号
WEST 006
2'00.381 5.693 1.824143.574
110G7渡辺 義人エクシズレーシングWXR-MkII
WXR MK-II
2'00.889 6.201 0.508142.971
1276G8松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
2'02.561 7.873 1.672141.020
1333D2杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
DOME F110
2'05.83011.142 3.269137.357
---- 以上基準タイム予選通過 ----

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ決勝、ドライバーコメント 2位 丸山陽平「レースで勝つには場所取りは大事」

優勝 豊島里空斗(C.S.I.Racing)

優勝した豊島里空斗(C.S.I Racing)

 「そんなに嬉しくない優勝なのですけれど(苦笑)。気温が下がってきて、決勝中に(濃くしてあった)燃料を薄くしたら調子よかったのですけれど。追いついたなって思ったら反応切り替わっちゃって。バトルは楽しいかったですけれど、自分にはちょっとラッキーだったかなって。でもレース中にあの2台を抜けたとは思えなかったので、次はぶっちぎって勝ちたいです」

2位 丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)

決勝2位の丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

 「スタートはまずまず決まったのですけれど、場所取りは慣れて無くて。自分の中で迷いがでてしまったです。オープニングラップがよくなくて、混戦の中で抜かれてしまったというのはこれからの課題でであり、レースで勝つには場所取りは大事だと思っているので、そこを次戦に向けて、練習したり考えていかないといけないなという部分があります。スピードについては1台抜かれてしまって、それを抜き返すのが、ブロックされて時間かかっちゃって、前から離されちゃったという感じで。でも後半のペースというか普通にひとりで走っているペースではトップと比べてもそんなに負けない。課題もけっこう、今の自分の中ではレースウィークを通して一番いい感触だったので、これを継続して、次に挑めば結果はよくなるかな、と思っているので、引き続き頑張っていきたいな、って思います」

3位 小田部憲幸(フォースリンク こたべZAP ED)

決勝3位の小田部憲幸(フォースリンクこたべZAP ED)

 「(表彰台は)嬉しいですけれど、また棚ぼたで。ペースなくて内容では全然負けていたので、もっと実力で表彰台に行けるようにしないといけないですね。結果はよかったけどあまり満足感がないので。ちゃんと速く走って上の方に行って。棚ぼたと言ってもまだ前に二人いますからね。どうにか1位を取りたいと思います」

4位 松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)

決勝4位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「ペースはそこまで悪くなくて、1周目で5番手まで上げられたので。そこでRiNoAの82番よりはペースはよかったのですけれど、どうしても抜く抜かれるっていうところが経験不足な部分があって、抜いた後に引き離す方法が難しくて。そこを克服できれば、今よりもうちょっといい順位でフィニッシュできるかなと思います。次戦は普段の練習から抜く練習をたくさんして、磨いていきたいですね」

5位 柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)

決勝5位の柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)

 「あまり(順位の)実感がないのですけれど、大変なレースでした(笑)。ダンゴ状態になっていたのですけれども、なんとかどこかで抜けそうな機会があったので、それを何回か伺いながら最後ちょっと頑張ったらストレート(エンド)で抜く事ができた。(狙った通り?)そうですね、最終コーナーで行けるかな、という所から仕掛けて、1コーナーで抜けたっていう感じでした。見に来て下さった人にはいいレースが出来たかなって。自分としてはまだまだ発展途上なので、もっとスキルを身につけてまた上位に行きたいと思っています」

6位 室龍太郎(HAMMER 10V)

決勝6位の室龍太郎(HAMMR 10V)

 「やっぱり皆さん速くて、でもバトルできてすごい良かったです。まだHパターン慣れていなくて、ブレーキングとか(コーナー)進入で後ろの人は嫌だなって思ったかもしれないですけれど(笑)。みんなクリーンにバトルしてくれて、よかったです、楽しかったです」

9位 樺木大河(ZAP SPEED 10VED)※トップフィニッシュ直後の談話

 「速さがあったのは間違いないので、そこは誇りたいところです。完全に僕のミスで、チームメイトを突いてしまったので申し訳ない。ここに関しては反省しかない、経験値不足です。いい走りができていたけれど、マージン持てなかった。どんな(裁定)になるかわからないですけれど、結果は結果で受け止めます。そこ以外はよかったですけれど」

R  中澤凌(ZAP NAKs 10VED)

 「チームメイトに小突かれてそこで回っちゃったので。そこに大川君が避けきれないで僕のリヤに当ってきました。今までで一番大きなマシンダメージで、基本クラッシュしないので、ちょっとびっくりしちゃいました。絶対勝てると思っていたので、もったいなかったです。やっぱり夕方の方がペースがよくて感触はすごいよかったですけれど。次の機会があれば、頑張りたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ決勝 トップ2台がまさかの接触、ペナルティにより豊島里空斗が繰り上げ優勝

優勝は豊島里空斗(C.S.I Racing)

 2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦決勝は4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催され、トップチェッカーを受けた樺木大河(ZAP SPEED 10VED)が8周目の中澤凌(ZAP NAKs 10VED)との接触でフィニッシュタイム10秒追加のペナルティを受けて降着。2位でフィニッシュした豊島里空斗(C.S.I.Racing)が繰り上がりで優勝となった。

 第2戦決勝は本日最終レースとして午後4時45分にフォーメーションラップ開始。日が長くなったとはいえこの時間に太陽はかなり西に傾き、リーダータワーの影が伸びている。28度まで上がった気温も24度まで下がり、風も吹きだして路面温度はかなり下がっている。僅か10周のスプリントレースとはいえ、スタートからフィニシュまでの間に温度はさらに下がると予想され、チームはタイヤの内圧の合わせ込みに悩む。

レースがスタートした

 レースがスタートすると、ポールポジションの豊島、フロントロウに並んだ大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)の2台は共に好スタートで第1コーナーへ飛び込む。セカンドロウの中澤凌(ZAP NAKs 10VED)、丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)、5番手スタートの樺木まではグリッド通りの順で続いたが、6番手スタートの小田部憲幸(フォースリンク こたべZAP ED)は加速がにぶく、7番手スタートの松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)にポジションを奪われる。この中で勢いがいいのが樺木で、第3コーナーに向けた加速で丸山に並びかけるとアウト側から被せるようにターン、第4コーナー手前で丸山を仕留めて4位にポジションを上げ、さらに前を行く中澤に迫る。追われる中澤も2位大川に狙いをつけて第5コーナーアウト側から仕掛けると2台はサイド・バイ・サイドでファーストアンダーブリッジを通過。そこに樺木選手も参戦。3台がワンパックになってトンネルを抜け出すと中澤が2位にポジションアップ、さらにS字の進入で樺木が大川選手に仕掛けるが、ここは大川も抵抗を見せ並んでS字を通過、そのままV字コーナーまで粘るがここで樺木がインから前に出て3位へ。

トップ争い

 激しい2位争いの後方でも5位の座を競って丸山と松原が並んでダウンヒルストレートを下り90度コーナーへのブレーキングで松山がイン側から丸山を攻略。ビクトリーコーナーで前に出る。

 2位以下の攻防をよそにトップ豊島は0.782秒までリードを築いてオープニングラップを終了。2位中澤から0.474秒差で3位樺木、0.664秒差で4位大川と続き、バトルでややタイムをロスした松原が1.1秒差の5位。その背後には丸山が0.147秒差とテール・ツー・ノーズ状態で2周目に入るとポジションを奪い返す機会をうかがう。そのチャンスが来たのがV字への進入で、丸山は松原のインを突いて並びかけるとそのまま立ち上がりヘアピンでも並走。ダウンヒルストレートから90度コーナーへ、今度はアウト側の丸山が松原を仕留めて5位を奪い返す。

 2周目を終えてトップ豊島と2位中澤の差は0.4秒まで縮まり、さらに大川を振り切った樺木も0.166秒差で背後につけている。この2台の勢いは豊島選手を上回っており、続く3周目、3台が連なってファーストアンダーブリッジを通過。この3台が牽制し合う間に4位大川も追いつき、ヘアピンでは4台がトレイン状態でターン。ダウンヒルストレートを駆け降りると、中澤が仕掛けて豊島のアウト側から90度コーナーへ。2台は並走でセカンドアンダーブリッジを通過、ビクトリーコーナー進入でイン側になる中澤が前に出てトップに立つ。3周目を終えてトップ中澤選手と4位大川選手までが0.63秒以内という接戦だ。

 4周目の第1コーナーで豊島がインから中澤に仕掛けて再びトップ。しかしほぼ横並びで第4コーナーから130Rまで走った中澤はS字へのアプローチで再逆転。さらに樺木も豊島に迫るが、V字コーナーへのブレーキングでタイヤをロックアップさせてここは攻略ならず。4周目を終えて中澤~豊島~樺木~大川のトップ4台は依然として0.9秒の中で連なっていて、誰かが仕掛ければ別の誰かがそのスキを狙うという互いにチャンスをにらんだ状態で5周目を終えてレースは後半戦へ。

 この膠着状態を打破したのはレース4戦目の樺木で、6周目の第5コーナーアウト側からブレーキングで豊島に並びかけるとファーストアンダーブリッジの中で前に出て2位を奪い取る。樺木はこの周2分4秒510とファステストラップも更新してトップ中澤とのギャップを0.5秒削り取り、0.134秒差で7周目に入る。勢いに乗る樺木は第3コーナーでインから中澤をオーバーテイク、トップに出る。しかし中澤も負けじと第5コーナーでアウト側から樺木に被せると再逆転、トップを奪回する。ZAP SPEED同士のトップ争いだ。

 8周目も4台は密集して走行。次なるチャンスを狙ったにらみ合いは縦一列でダウンヒルストレートを下ると90度コーナーへ。樺木は中澤のリヤに張り付くように旋回を始めるが、ここで両車は接触、樺木が中澤のリヤを突くような形になり、中澤はたまらずスピン、樺木と豊島はこれをかわしたが、アウト側に回避しようとした大川は僅かに中澤に接触、こちらもスピンしてしまう。2台はダメージがあるようで、再スタートが切れない。その間にトップ樺木、2位豊島は8周目を終了。3位丸山、4位小田部とそれぞれ順位を上げる。

 ここでセーフティカー(SC)投入が宣言され各車スローダウン。止まったマシンの排除を行いつつ隊列を整えることになるが、残り2周では時間切れ、レースが再開されることはなく、そのままSCランで10周目まで走行し、樺木~豊島~丸山~小田部~松原~柴田泰知(ZAP SPEED RD1V ED)という順でフィニッシュした。

 暫定表彰式が始まる前に樺木と中澤の接触についての審判が行われ、樺木にフィニッシュタイムに10秒加算のペナルティが課せられることになり9位まで降格。優勝は豊島選手、2位丸山選手、3位小田部選手という順位になった。

 樺木は自分のミスであることを認めて、ペナルティも受け入れる覚悟で暫定表彰式を待ち、優勝した豊島、デビュー戦2位の丸山、久々の表彰台の小田部といずれも残念な結末に複雑な表情で壇上に上がったが、それでも最後は勢いよくスパークリングウォーターをかけあった。

 もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第3戦は、しばしインターバルをおいて8月11日にモビリティリゾートもてぎで開催予定。開幕2連戦を満足いく結果で終わった者もそうでない者も、それぞれの課題をガレージに持ち帰って、その答えを手に暑いもてぎに戻って来ることになる。

決勝2位は丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

決勝3位は小田部憲幸(フォースリンクこたべZAP ED)

決勝4位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

決勝5位、ジェントルマンクラス優勝は柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)

決勝6位は室龍太郎(HAMMR 10V)

フィニッシュシーン

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
127豊島 里空斗C.S.I Racing
MYST KK-S2
1023'23.874--
281丸山 陽平群馬トヨペットTEAM RiNoA
MYST KK-S2
1023'24.058 0.184 0.184
378小田部 憲幸フォースリンクこたべZAP ED
MYST KK-S2
1023'25.419 1.545 1.361
48松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1023'25.850 1.976 0.431
518G1柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1023'27.916 4.042 2.066
62室 龍太郎HAMMR 10V
TOKYO R&D RD10V
1023'28.820 4.946 0.904
737青木 諒太WABITO WORKS withアルビレックスRT-ED
TOKYO R&D RD10V
1023'29.495 5.621 0.675
835中島 哲也アルビレックスGAIA ED KK-S
MYST KK-S2
1023'30.415 6.541 0.920
9*15樺木 大河ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1023'32.907 9.033 2.492
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-79中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
714'42.7433Laps3Laps
-82大川 烈弥群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
714'43.7503Laps 1.007
  • Fastest Lap: CarNo. 15 樺木大河(ZAP SPEED 10V ED) 2'04.510 (6/10)
  • CarNo. 15は、2024もてぎチャンピオンカップレースSpR.27.4.1(#79への衝突)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ公式予選ドライバーコメント ポールポジション・豊島里空斗「練習走行みたいな感覚で、普通に走ってタイム出がた」

ポールポジション 豊島里空斗(C.S.I.Racing)2分3秒926

ポールポジションは豊島里空斗(C.S.I Racing)

 「練習走行みたいな感覚で、緊張せず普通に走ってタイム出たので、よかったです。決勝と同じように走ったら大丈夫だったので、それがよかったかな。決勝はスタートがばっちり決まれば、組み立て通りになると思うのですけでど、スタートでどれだけ行けるのかで決まると思います。あまり争っちゃうと後ろの人が来ちゃうと思うので、とりあえずスタート1番で、そこから逃げる態勢に入れればいいと思います」

2位 大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)2分4秒052 +0.128秒

予選2位は大川烈弥(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「ちょっと悔しいですね、もうちょっとだっただけに。正直小さいミスはしているので、それを改修すればコンマ1秒くらいは縮められていたかな、というぐらいの感じだっただけに、ちょっと悔しいです。(感触はいい?)トップとは争えると思います。もうちょっと、トップとは(戦って)いけると思います。決勝は夕方なので、(コンデションが)がらっと変わると思いますし、そこの対応ができるかどうか。さっきできなかったところなので、どこまでできるかですね」

3位 中澤凌(ZAP NAKs 10VED)2分4秒346 +0.420秒

予選3位は中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

 「第1戦の時よりはそんなに調子よくなかったのですけれど、3番手なら決勝は前を狙える位置にいるので、そんなに心配はしていないです。コンデション的には昼間(第1戦)よりこれくらいの方が合っているかもしれないです、この後はちょっと分からないですけれど。昼間よりはそんなにつらくないかな、と思っています」

4位 丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)2分4秒369 +0.443秒

予選4位は丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

 「課題をけっこう修正できて、手応え的にも1回目の予選よりも全然よくなったので、そこは自分にとってはプラスかなって思ったので。でもまだ完全には直り切っていないのがあるので。(カートの癖とか?)そういうとこもあったり、あと突っ込み過ぎだったり、そういうところが課題で、そこを直せばかなりいい方向には向かっていると思うので、それを信じて頑張れば。決勝はスタートミスらないことが第一ですけれど、そこをまずはうまく決めて、その後は自分は展開に合わせるのは得意だと思っているので、そこは自信持って走ろうかなって思っています」

5位 樺木大河(ZAP SPEED 10VED)2分4秒638 +0.712秒

予選5位は樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)

 「路面温度めっちゃ上がっていて、その状態でニュータイヤ入れたことがなかったので、それもあって全然このコンディションに合わせられなかったかな、という感じです。それと第1戦の予選は一番前に出てぐるぐるずっと走って、でも後ろにクルマがいる状態のプレッシャーが嫌だったので、今回は後ろに下がってクールダウンとか入れながら走ったのですけれど。リズム作るうえでは僕はクールダウン入れるよりずっと走っていた方がよかったんだな、と後悔しました(笑)。そのへんは次戦以降の予選の組み立て方考えたいな、っていうのと。でもそこはいったん切り替えて、レースペース的には路面温度下がってきたら僕と中澤君、うちらが一番(ペースが)あるかなって思っているので、チャンスうかがって、まずは表彰台。あわよくばもっと先狙いたいなと思っています」

6位 小田部憲幸選手(フォースリンク こたべZAP ED)2分4秒945 +1.019秒

予選6位は小田部憲幸(フォースリンクこたべZAP ED)

 「第1戦より1コあがりました、やったぜ(笑)。(6番手で安定していた?)あまりよくないですね、もっと上に行きたいです。あまり調子いいって感覚はなくて、練習不足なので、乗った分だけいろいろ分かってくるかな。たまたまっていうところです。決勝はまたひとつでも上を目指します。でも無理せず、いろいろ発見したいことの方が多いので、自分の走りに集中して、露骨なブロックせず、クリーンにバトルしたいと思います。またインタビュー受けられるように(笑)頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ公式予選 豊島里空斗がただ一人2分3秒台に入れてポールポジションを獲得

ポールポジションは豊島里空斗(C.S.I Racing)

 2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦公式予選が4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催され、昨年同シリーズ5位の豊島里空斗(C.S.I.Racing)が2分3秒926でポールポジションを獲得した。

 午前の第1戦に続いてタブルヘッダーで行われる第2戦の予選は午後1時30分から20分間で行われる。初夏の日差しがふりそそぐサーキットは気温28度まで上昇。路面温度は50度を超えている。1日2レースが行われる今回、各車は第2戦にニュータイヤの投入が許されているが、午前に行われた第1戦に比べた温度の変化への対応がチーム、ドライバー共に求められる。

 11台のエントリー数は第1戦と変わらないが、第1戦でジェントルマンクラス優勝の本間隆史(MATレーシングPJ10V)は第2戦を欠場。替わって第1戦には出場しなかった室龍太郎(HAMMER 10V)が出場する。室選手は昨年スーパーカートに出場、今回が初のスーパーFJ参戦となる。

 各車ウォームアップを終えて今回も5分が経過したあたりからタイムアタックが始まる。まずは第1戦3位の豊島が2分5秒158でトップ。2番手は第1戦優勝の中澤凌(ZAP NAKs 10VED)の5秒801。3番手に第1戦で豊島とバトルを演じて4位の大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)、4番手丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)とチームメイトが並ぶが2分6秒台ということでまだタイヤの発動を待っている状況か。

 残り13分、その大川が2分4秒859と最初に2分4秒台に入れてトップに立つ。2番手は5秒012で中澤、3番手5秒088の丸山。豊島は4番手にダウンするが、残り11分で4秒390をマークして再びトップへ。大川2番手、丸山は5秒002で3番手、中澤5秒012で4番手と続き、さらに松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)、小田部憲幸(フォースリンク こたべZAP ED)と続いたが、ここに第1戦2位の樺木大河(ZAP SPEED 10VED)が5秒453を出して割り込み5番手へ。松原6番手、小田部7番手へドロップ。

 折り返しを過ぎて残り9分、中澤が2分4秒744で3番手へ上がるが直後にコントロールラインを通過した樺木が4秒700で中澤を上回る。その間にトップの豊島はベストタイムを4秒222から4秒081まで縮めて、2番手大川に0.61秒差と大きく引き離している。

 残り5分、トップ豊島は変わらず、2番手に丸山が2分4秒437で浮上、大川3番手、樺木4番手、中澤5番手で、6番手に小田部が上がってくる。さらに樺木が4秒638で大川をかわして3番手へ。

 残り3分、豊島はただ一人2分3秒台に入れて3秒926をマーク。午前中より路面コンデションが悪化したか、その後2分3秒台をマークする選手は現れず、豊島選手のポールポジションが確定した。しかし残り1分を切ってからから2番手以下は目まぐるしく入れ替わり、大川4秒052で2番手、中澤4秒500で3番手へとそれぞれポジションを上げ、丸山は4番手、樺木5番手とそれぞれドロップした。6番手は小田部が終盤に松原を上回り、松原は0.005秒及ばず7番手となった。

 もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦決勝は本日の最終レースとして、午後4時45分フォーメーションラップ開始予定。第1戦でドッグファイトを展開した豊島と大川がフロントロウから再び相まみえるか、3番手スタートの中澤が第1戦優勝の勢いを見せて巻き返すか、注目だ。

予選2位は大川烈弥(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

予選3位は中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

予選4位は丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

予選5位は樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)

予選6位は小田部憲幸(フォースリンクこたべZAP ED)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
127豊島 里空斗C.S.I Racing
MYST KK-S2
2'03.926--139.467
282大川 烈弥群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'04.052 0.126 0.126139.325
379中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.346 0.420 0.294138.996
481丸山 陽平群馬トヨペットTEAM RiNoA
MYST KK-S2
2'04.369 0.443 0.023138.970
515樺木 大河ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.638 0.712 0.269138.670
678小田部 憲幸フォースリンクこたべZAP ED
MYST KK-S2
2'04.945 1.019 0.307138.330
78松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.950 1.024 0.005138.324
818G1柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.363 3.437 2.413135.703
935中島 哲也アルビレックスGAIA ED KK-S
MYST KK-S2
2'07.476 3.550 0.113135.583
1037青木 諒太WABITO WORKS withアルビレックスRT-ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.562 3.636 0.086135.492
112室 龍太郎HAMMR 10V
TOKYO R&D RD10V
2'07.779 3.853 0.217135.262
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.340)予選通過 ----

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ決勝ドライバーコメント 3位・豊島里空斗「クルマが進まなかったです」

優勝 中澤凌(ZAP NAKs 10VED)

優勝した中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

 「最後にちょっと迫られましたが、もしものドッグファイトの為にタイヤはセーブしていたので、それが最後使えてよかったです、危なかったですけれど楽しかったです」

2位 樺木大河(ZAP SPEED 10VED)

決勝2位の樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)

 「ペース的には(中澤選手に対して)どっこいかちょっとこっちの方があるかな、みたいな感じで。でも後ろがそこそこの距離にいたので、とりあえず離すまではと思って。で、最後2、3周で詰められたなら、と思っていて。最後第3コーナーで並んで入って、鼻先だったので行けるかなと思ったのですけれど、ちょっとシフトミスしちゃって2速に入らなくて、それで外に出ちゃったので、勝負ありかな、という感じで。(中澤選手と)走り方がけっこう違うところがあって、後ろについていて、学ぶところも多かったので、次、活かせればと思います。次はポールから優勝します!」

3位 豊島里空斗(C.S.I.Racing)

決勝3位の豊島里空斗(C.S.I Racing)

 「(スタートの失敗は)クルマが進まなかったです。クラッチが、最初練習で回転全然上げないでスタートしたのですけれど全然ダメで、4500(回転)ぐらいまで上げたのですけれど、それでもダメで。走りながら何だろう?って思っていたのですけれど、クラッチがたぶんゆっくり離しすぎているのだろうな、とわかりました。次はもうちょっと素早く離して行きたいと思います。大川選手とのバトルは何回か仕掛けるとこがあっって、そこで行けたらもっと上に行けたと思うのですけれど、思ったより全然自分が行けてなかったのかうまく走れなくて手こずっちゃって。途中ガソリンの(調整を)濃くして、そしたらタイムもよくなったので、(次の)決勝はそれで行って、スタートを決めれば3位キープでスタートできるので、後はレース中に2台抜ければ、次1位目指して頑張ります」

4位 大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)

決勝4位の大川烈弥(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「やられましたね。プレッシャーに負けちゃいました。後半(走りが)うまく決まらない部分があって、そこをうまいとこ突かれたという感じで最後90度(コーナー)でやられちゃいました。(何度かは抑え込んでいた)バトルという意味ではポジティブにとらえるところで、今後に向けてというところはある。バトルしていてもそんなにタイムが落とし過ぎず、みたいな感じで走れたので、そこはポジティブかなって思いますね。スタートはばっちり決まりました。あれがかなり大きかったですね。昔からスタートは得意な方なんですよ、だからそれがばっちり決まってひと安心みたいな感じでしたね」

5位 丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)

決勝5位の丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

 「スタートはちょっとクラッチ離すのが早すぎて、少し失速気味になっちゃったので。もうちょっと次はクラッチ繋ぐのを遅くして、うまくスタート決められたらと。反応はよかったので、そこだけ変えれば、普通にいい感じで(スタート)切れるかな、と思います。その後は自分の走りがあまりよくなくて、ペースなかったので、ついて行けなかったです。改善点とかもだんだん見つかってきたので、予選とかで少しずつ直して行って、次の決勝につなげられたらいいかな、と思います。今回は2レースあるので、悪いところをトライする回数もあるってことなので、そこはいいですね」

6位 小田部憲幸(フォースリンク こたべZAP ED)

決勝6位の小田部憲幸(フォースリンクこたべZAP ED)

 「棚ぼたですからね、喜んじゃいけないですね。意外と前と(差が)縮まらなかったですね。もう実力不足です。あんまりおもしろくないレースでしたね。後ろが跳ねるのは何となくわかっていたので、残念でした。(前に)近づいた時もありましたよね? でも離されて、まだつかみ切れていないですね。でもマシンではなくて自分が悪いです。午後の第2戦に向けてはひとつでも上の順位ねらいたいですね、そんないきなり劇的にタイム上がることもないので、淡々とできることをやって。ベストタイムと、グリッドもちょっとでも上がればいいなという感じです、良いところをみせたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ決勝 中澤凌がポール・ツー・ウインの完勝

優勝は中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

 2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ開幕戦決勝は4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催され、ポールポジションからスタートの中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が樺木大河(ZAP SPEED 10VED)との同門対決を制して優勝した。

 10周で行われる決勝は定刻の11時30分にフォーメーションラップ開始。気温26度でコースはドライコンディションだが路面温度はすでに45度を超えてタイヤに厳しい環境になりつつある。

決勝のスタートシーン

 レースがスタートすると、フロントロウの中澤、樺木はスムーズに発進したが、セカンドロウの豊島里空斗(C.S.I.Racing)、丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)は揃って反応がにぶく後続集団にのみ込まれる。一方スタートがよかったのが6位スタートの大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)で、前からスタートの2台を一気にかわして3位にジャンプアップして第1コーナーに進入、5位スタートの松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)もそれに続き、豊島5位、丸山6位へとドロップ。

 ポジションを落とした豊島だがただちに反撃を開始、S字コーナーの入り口でインを差すなど松原にプレッシャーをかける。これで松原は防戦一方となりトップ3台との間合いが拡がる。トップを逃がしたくない豊島はV字コーナー進入でズバッと松原のインからオーバーテイク。そこにに丸山も加わり、立ち上がりで松原をかわしてそれぞれ4位、5位へ進出。

 オープニングラップを終えてトップ中澤、2位樺木は0.358秒の差。3位大川はそこから1秒近く離れていて、4位豊島はさらに1.3秒後方で丸山を0.45秒差に従えている。

 2周目もトップ中澤と2位樺木の間合いは0.3秒とつかず離れず。しかし3周目に入ると樺木がペースを上げて0.196秒差と中澤に迫る。樺木はコーナー出口からの加速がよく、第2コーナーから第3コーナーまでの短いストレートで一気に中澤のテールを捕らえた。さらに豊島も2分4秒835とファステストラップを刻んで大川の1秒差に詰める。5位丸山はこのペースについて行けないのか1.6秒差に遅れ、0.4秒後方に松原がつけて機会をうかがっている。

 テール・ツー・ノーズ状態のトップ中澤と2位樺木は4周目も0.185秒の差、しかし樺木にチャンスは訪れず、逆に5周目には0.24秒とギャップをひろげられてしまう。3位争いは大川に豊島がファステストラップを更新して0.374秒まで接近、ヘアピンでは豊島がインから差しに行くそぶりを見せてプレッシャーをかける。6周目、中澤は樺木に対し0.384秒とさらに差をひろげる一方で、大川と豊島は随所で3位争いを行いながら樺木に0.796秒まで接近してレースは7周目へはいる。1位~2位と3位~4位がそれぞれ0.3秒差で接近戦をくり広げ、5位丸山はそこから置いて行かれて3秒以上離されている。

 7周目も中澤は樺木と0.441秒の差、僅かずつだか確実に差をひろげて行く。3位争いはさらにヒートアップし、第5コーナーで豊島がアウトから仕掛けて大川と並んでファーストアンダーブリッジを通過。そのまま130RからS字にかけてゆさぶりをかけ続けるが、ここは大川が守り切る。8周目もこの2台のドッグファイトが続き、コントロールライン上では0.123秒差とテール・ツー・ノーズ状態で9周目に入り、第3コーナーで豊島がアウトから大外刈りを狙うがここも大川がポジションキープ。勢いは豊島にあるが大川もスキを見せず、豊島は終盤に向けてどこで大川を仕留められるか様子を見ているようだ。さらに豊島は90度コーナーでもイン側から仕掛けるがここも大川が守る。

 そして一時0.5秒近く離れたトップ中澤との差を樺木が盛り返してダウンヒルストレートから90度コーナーへのブレーキングで勝負を挑むも前には出られず、コントロールライン通過時で0.201秒差。豊島~大川は0.085秒差。そこから3秒差の5位丸山に対しては松原が0.135秒差と、随所で順位争いが展開したままでファイナルラップに突入する。

 まず動いたのが6位の松原、第1コーナーでアウト側から丸山を仕留めにかかるが、勢いが余ったかスピン、すぐにレースに復帰したものの小田部憲幸(フォースリンク こたべZAP ED)にかわされて7位にポジションダウン。

 続いて第3コーナーで樺木が中澤のアウトからオーバーテイクを試みるも中澤はしっかりインを守り、樺木はグラベルぎりぎりまでアウトにはらんで踏みとどまる。これでギャップが広がりトップ争いは決着。第3コーナーでは豊島も大川のアウトから仕掛けるが、こちらも大川が3位の座を守りきる。しかし豊島はあきらめず第5コーナーでもアウトから並びかける。2台はサイド・バイ・サイドで130Rへ飛び込み、ここでも大川が前に出るが、テール・ツー・ノーズ状態でヘアピンを立ち上がるとダウンヒルストレートを駆け降りる。今度は豊島がアウト側に位置取りして90度コーナーにターンイン、アウト側の縁石ぎりぎりで踏みとどまり大川の前に出てついに3位のポジションを奪い取る。

 中澤はスタートから一度もトップを譲ることなくポール・ツー・ウイン。最後までトップを追い続けた樺木だったが届かず0.777秒差で2位、それでもスーパーFJでは初の表彰台だ。ファイナルラップのバトルを制した豊島が3位、2年ぶり参戦の大川は惜しくも表彰台を逃したが、ブランクを感じさせない戦いでチームの期待に応えた。大川のチームメイトの丸山が5位。6位には小田部が入賞した。

 2台が出場のジェントルマンクラスは総合8位の本間隆史(MATレーシングPJ10V)が優勝を飾った。

 もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦は本日午後に予選/決勝が行われる。初夏のような陽気のもてぎは午後1時30分からの予選あたりが温度のピークで、そこから午後4時35分の決勝までの間に急激に下がる難しいコンデションが予想される。

決勝2位は樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)

決勝3位は豊島里空斗(C.S.I Racing)

決勝4位は大川烈弥(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

決勝5位は丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

決勝6位は小田部憲幸(フォースリンクこたべZAP ED)

決勝8位、ジェントルマンクラス優勝は本間隆史(MATレーシングPJ 10V)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 1 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
179中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1020'57.235--
215樺木 大河ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1020'58.012 0.777 0.777
327豊島 里空斗C.S.I Racing
MYST KK-S2
1021'00.372 3.137 2.360
482大川 烈弥群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1021'00.802 3.567 0.430
581丸山 陽平群馬トヨペットTEAM RiNoA
MYST KK-S2
1021'02.382 5.147 1.580
678小田部 憲幸フォースリンクこたべZAP ED
MYST KK-S2
1021'05.588 8.353 3.206
78松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'16.39619.16110.808
846G1本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1021'27.48030.24511.084
918G2柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
1021'37.80040.56510.320
10*37青木 諒太WABITO WORKS withアルビレックスRT-ED
TOKYO R&D RD10V
1021'38.69841.463 0.898
1135中島 哲也アルビレックスGAIA ED KK-S
MYST KK-S2
1022'04.4661'07.23125.768
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 27 豊島里空斗(C.S.I Racing) 2'04.493 (8/10) 138.832 km/h
  • CarNo. 37は、2,024もてぎチャンピオンカップレースSpR.35.1(反則スタート)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ公式予選ドライバーコメント 2位・樺木大河「経験を積みつつ、ちゃん結果も残したい」

ポールポジション 中澤凌(ZAP NAKs 10VED)2分3秒299

ポールポジションを獲得した中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

 「練習もできていなくて、今年レースウィーク以外は1日しか走っていなかったので、どうなるかな、と思ってはいたのですけれど、大丈夫そうでした。去年のパッケージのままで走っていているので特に(変更は)何もないです。決勝は、ポールポジションからスタートってあまり経験ないので、気負いせず、気分よく走って来ます」

2位 樺木大河(ZAP SPEED 10VED)2分3秒593 +0.294秒

予選2位の樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)

 「ポールポジションねらっていたので、もうちょっと行けるかな、というのはあったのですけれど。いろいろアクシデントがあったり、まだレース3戦目で位置取りだったりで課題があって、一番タイム出したい時に出せなかったので、なんとか最低限まとめてタイム出したって感じなので、個人的に不完全燃焼ですけれど。決勝をどうにか、チームメイトといっしょに逃げて、最後できれは前を取りたいなという感じです。昨日の練習の方がよくて、今日はタイム出ていないのですよ。レース経験が少ないので、実戦の気持ちの合わせ方を、代表にもいろいろ言われていて、テンパっちゃうところもあるので(苦笑)平常心で。幸い今回は予選も決勝も2回ずつあるので、そこで経験を積みつつ、ちゃん結果も残したいと思います」

3位 豊島里空斗(C.S.I.Racing)2分3秒666 +0.367秒

予選3位の豊島里空斗(C.S.I Racing)

 「後半タイヤがタレちゃって、1、2番手の選手が後半タイム出していたので、もうちょっとエア(空気圧)下げて行った方がよかったかな、と思います。タイムはもっと出るはずで、最後、前の選手と離れ過ぎちゃって、スリップがつかえなかったかな、と思います。決勝は早めに前に出て、引き離していけたらいいなと思っています。最初の方は前のZAPの人はたぶんエアが低くて、最初は全然来ないと思うので、自分は最初に(前に)出て、ちょっとでも引き離せればと思っています」

4位 丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)2分4秒029

予選4位の丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

 「昨日の練習走行で課題だったところが、多少は修正して手応え的にも良くはなったのですけれど。まだちょっと完全ないい形にはなっていないので、そこらへん直せば自分の中でも今日朝いちは感触悪くないです。もうちょっと行けるかな、というふうには思ったので、伸びしろはあるので。レースはそこを直せば速さが出て来るかなと思うので、あまり心配はしていないです」

5位 松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)2分4秒170 +0.871秒

予選5位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「今シーズンはこちらのシリーズに出ます、こちらの方がいろいろ自分の技術向上になるかなと思って。昨日までは正直トップから1.5秒くらい離れていて、昨日の夜にいろいろ見返したり監督にアドバイスもらって、今自分の中で一番だめだなってところが見つかったので、そこを改善したら昨日からコンマ8秒上がりました。ただまだ先頭集団とは差があるので、今後レース含めてもっと詰めていけたらなと思います。決勝に向けては自分の1こ前と後ろが近い間隔なので、とりあえず後ろには抜かれないようにしつつ、自分の1こ前を狙って、もう1こ上も狙ってZAPで表彰台独占できるように頑張ります」

6位 大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)2分4秒226 +0.927秒

予選6位の大川烈弥(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「やっちまいましたね。自分のミスです。クルマのポテンシャル的にはポールポジション狙えるぐらいだったのですけれど、コンディションに対応できるできない、というところで自分の運転のミスです。思ったより気温が高くて、グリップ感がなくて、フロントが入っていく感じがしなくて、そこで運転で対応できなかったです。原因はわかったので、それさえ対処できればトップは争えると思います。そこの自信はあります。クルマはまったく問題ないです。決勝は優勝しか考えていません、そこまで追いつく気でいます」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ公式予選 急遽参戦の中澤凌がポールポジション獲得

ポールポジションは中澤凌(ZAP NAKs 10V ED)

 2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ開幕戦公式予選が4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催され、昨年同シリーズ4位の中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が2位に0.294秒の差でポールポジションを獲得した。

 ゴールデンウイークのもてぎは好天に恵まれ、8時50分の予選開始時点で気温20度と絶好のドライコンディションの中、11台のマシンが20分間の予選に挑んだ。

 残り15分あたりからペースが上がり始め、まず昨年ランキング5位の豊島里空斗(C.S.I.Racing)が2分5秒951でトップに立つ。豊島は昨年5月のSUGO大会2連戦において、当時15歳でいきなり連続ポール・ツー・ウインという華々しいデビューを飾っている。2番手には今回がS-FJ初レースの丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)が6秒342でつける。

 続く周回では今回もてぎ初参戦となった樺木大河(ZAP SPEED 10VED)が4秒407でトップに出る。樺木は昨年10月の富士でS-FJにデビューし今回が3戦目だ。続く2番手にはこちらも3戦目の松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)が4秒680で2番手にあがり、上位はめまぐるしく入れ替わる。

 残り11分、中澤が2分4秒279でトップに浮上すると、続いて3秒847までタイムを短縮。豊島も3秒925とトップ争いは2分3秒台に突入。3番手樺木は4秒407とトップ2台に0.5秒以上の差をつけられている。松原を挟んで5番手は、2シーズンぶりに参戦の大川烈弥(群馬トヨペット TEAM RiNoA ED)が4秒521で上がってきて、ブランクを感じさせない走りを見せている。

 残り7分。豊島が2分3秒883と中澤に0.046秒差まで迫ると続く周回で3秒740をマークしてトップに立つ。中澤も3秒748と自己ベストを短縮するが0.008秒及ばず2番手。そして初レースながら非凡な速さを見せる丸山が4秒029で3番手へと上がる。

 残り1分、樺木が2分3秒593を出して4番手からトップへポジションアップ。中澤が3秒658で豊島を追い落とし2番手、これで予選順位は確定かと思われたが、チェッカードフラッグ後の周回で中澤が3秒299を叩き出し再逆転、ポールポジションを獲得した。樺木は0.294秒差で2番手、3番手豊島、4番手丸山がセカンドロウに並び、以下松原、大川が第3列ということになった。

 もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第1戦決勝は午前11時30分コースイン予定。今回スポット参戦ながら速さを見せた中澤が昨年7月以来の優勝を飾るか、樺木以下の若手が巻き返すか、注目はスタートだ。

予選2位は樺木大河(ZAP SPEED 10V ED)

予選3位は豊島里空斗(C.S.I Racing)

予選4位は丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

予選5位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

予選6位は大川烈弥(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

予選8位でジェントルマンクラスポールポジションの本間隆史(MATレーシングPJ 10V)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 1 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
179中澤 凌ZAP NAKs 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'03.299--140.176
215樺木 大河ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'03.593 0.294 0.294139.843
327豊島 里空斗C.S.I Racing
MYST KK-S2
2'03.666 0.367 0.073139.760
481丸山 陽平群馬トヨペットTEAM RiNoA
MYST KK-S2
2'04.029 0.730 0.363139.351
58松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'04.170 0.871 0.141139.193
682大川 烈弥群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'04.226 0.927 0.056139.130
778小田部 憲幸フォースリンクこたべZAP ED
MYST KK-S2
2'05.101 1.802 0.875138.157
846G1本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
2'06.504 3.205 1.403136.625
937青木 諒太WABITO WORKS withアルビレックスRT-ED
TOKYO R&D RD10V
2'06.883 3.584 0.379136.217
1018G2柴田 泰知ZAP SPEED RD10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'07.167 3.868 0.284135.913
1135中島 哲也アルビレックスGAIA ED KK-S
MYST KK-S2
2'08.091 4.792 0.924134.932
---- 以上基準タイム(130% - 2'40.575)予選通過 ----

もてぎ・菅生S-FJ選手権

第1戦もてぎ 注目選手、監督にインタビュー 大川烈弥「やるべきことが分かっているので、それに集中している」

 2024年JAF地方選手権、スーパーFJもてぎ・菅生シリーズが開幕し、今年も新たな顔ぶれや復活した選手を迎えた。今回は新人やカムバック組など3名についてインタビューを行った。

ルーキーの室龍太郎(HAMMR 10V)

 まずは今回スーパーFJのデビューレースを迎えた、2号車「HAMMER 10V」をドライブする室龍太郎。昨年は富士や筑波のスーパーカートに参戦していた。今回は2連戦のうち第2戦のみに出場する。

 --これまでのモータースポーツの経歴は?

 「去年スーパーカートをやっていて、クラス優勝させてもらって、今回フォーミュラにステップアップ、という感じです」

 --練習はかなり積んだ?

 「4~5時間ぐらい走らせてもらって、まだ全然足りないです。ミッションが苦手なもので」

 --スーパーカートとはだいぶ違う?

 「まずHパターンが苦手なんです(スーパーカートはシーケンシャル)。ブリッピングとかできないし、難しいです(苦笑)」

 --今回の目標は?

 「まずはまわりに迷惑かけないように、無事故で走ります」

ルーキーの丸山陽平(群馬トヨペットTEAM RiNoA)

 もてぎ・菅生シリーズでは毎年チャンピオン争いを展開する「RiNoA Racing project」からデビューするのが、81号車「群馬トヨペット TEAM RiNoA」の丸山陽平。昨年まではカートレースに参戦していた。

 --これまでのモータースポーツの経歴は?

 「去年までカートをやっていて、昨年はGPRシリーズに出場して2勝してシリーズランキング2位でした。その前の年もROK SHIFTER鈴鹿シリーズに出て、2019年20年は全日本FS125に出ていました。カートは始めて10年くらいは経ちました」

 --10年選手は今何歳?

 「18歳です」

 --レーシングカートとスーパーFJの違いは慣れた?

 「まだちょっと乗り方的には混ざっちゃうことがあって、完璧には切り替えられていないので、そこが切り替えられれば、安定した速さが出てくかな、とは思っています。(違いは)まず曲げ方が違っていて、カートは突っ込んでいって曲げればいいのですけれど、S-FJは意外と頑張らないで、早めに向き変えて、立ち上がり重視みたいな感じの乗り方をするので、そこらへんがたまに気持ちが行っちゃって走ると、バランスが崩れてきて、リズム合わないのでタイムにつながらないっていうのがちょっと難しいです」

 --今日の練習走行での調子は?

 「自分でうまくまとめられなくて、ブレーキングとかそういう課題点があって、なかなか新品タイヤいれてもタイム出なかったので、2本目にそこを修正して明日の予選をいい調子で迎えられればと思っています。新品タイヤの使い方もそう(課題)なんですけれど、まず一番大事なブレーキングがよくなかったので、そこが一番大きいので、それだけ直すだけでもけっこうタイムアップする要素があるので、そこを重点的に(練習)して行こうかなと思っています」

 --レースに向けて自信のほどは?

 「課題を直せば結果は自然とついてくると思っているので、そこらへんはあまり気にせず、目の前の課題に対して取り組んでいって、修正していけば結果はついてくると自分は思っているので、頑張りたいと思います」

 --チームの雰囲気は?

 「すごい楽しくて、明るくて、居やすいですしやりやすいので、自分もけっこう自由にやらせて貰っていて、その分結果で応えないとなって思っています」

 そして同じく「RiNoA Racing project」から2年ぶりにスーパーFJ出場を果たすのが82号車の大川烈弥。2021年にもてぎ・菅生シリーズに初参戦し入賞3回でシリーズ11位。2022年は第6戦菅生で3位のほか入賞3回でシリーズ8位となっている。

 --2年ぶりの参戦になるが?

 「去年はFormula-Beatとか、ハコ車でテストとか練習とかやっていた感じです。レースには出ていなかったです」

 --今回「RiNoA」から参戦のきっかけは?

 「今年またスーパーFJやりたい、って思った時にサーキットへ行って、そこにたまたま里見代表が別件でいらっしゃっていて、そこで『レースやりたいの?』という話からこうやって声かけていただいて、という感じです。運がよかったところがあります」

 --新しいチームの環境には慣れた?

 「もう慣れました。そもそも環境が整っていますし、チームの雰囲気もいい感じなので、最初から迎えてくれましたし。トップチームなのでクルマも速いですし、乗りやすいです。環境はずごくいいですね」

 --チャンピオンチームのチャンピオンマシン、プレッシャーは感じる?

 「もちろんあります。ありますけれど、それより今は自分のことに集中して、やるべきことが分かっているので、それに集中している、って感じです」

 --ずばり今年の目標は?

 「もうチャンピオン獲得です、それだけです。開幕戦から速さを見せつけて、優勝してそのままチャンピオン、というのが目標です」

RiNoAレーシングプロジェクト代表、里見乃亜氏

 シリーズ連覇を目指す「RiNoA Racing project」を率いる里見乃亜代表にも意気込みを聞いた。

 「今年はカート出身の子(丸山)がひとり上がってきて、もう一人は(S-FJに)乗っていた子(大川)が移籍と言うか、チャンピオン取るためにウチに来てくれたので、その二人で戦います。現時点では大川の方が速いですけど、丸山も慣れてくればタイムは上がると思うので、今日の最後のセッションで合わせ込めれば、二人とも戦闘力あるので、あまり不安要素はないですね。去年みたいな同士討ちがないように(笑)。4年やって2回チャンピオン取っているので、トップチームになってきたと自分では思っているので、ありがたいことに2台体制で、今年こそワン・ツー・フィニッシュを目標にして、後はシリーズチャンピオンをどちらかで取るようなイメージで頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第3戦岡山決勝ドライバーコメント 優勝・迫隆眞「淡々と抜いていった」

優勝 迫隆眞(制動屋)

優勝した迫隆眞(制動屋)

 「6番スタートでしたが、ペースがよかったので淡々と抜いていけました。途中までファステストだったのですが、最後に抜かれたので、そこが残念でした」

2位 小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝2位の小田優(Drago CORSE TAKE)

 「調子が悪いレースウイークだったので、1レース目に比べたら及第点だと思います。迫選手にはもうちょっと早いタイミングで追いつかれると思っていました。抜かれましたが、抜き返せるなら返そうと思ったんですが、無理なら2位を狙いでした」

3位 杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

決勝3位の杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

 「ポールからのスタートでしたが、6番手スタートの人に負けたのは悔しいですね。課題はスタートです。1レース目を反省して、スタートもうまくなりましたが、ユーズドタイヤで厳しかったです。それでも最後にファステストを取れたのはうれしいですが、最初から全力を出せれば、結果は変わってたのかと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

F110 CUP西日本王者決定戦

岡山第2レース決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F110 CUP Race 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
171藤原 優汰AKILAND F110
AKIRAND RACING
1219'07.809--
217三浦 愛Team M with ULS
Team M
1219'17.699 9.890 9.890
329松本 拓海AKILAND ERS F110
AKIRAND RACING
1219'19.02911.220 1.330
422酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1219'19.30811.499 0.279
578小野 陽平REVERSAL SPIRIT
小野 陽平/Yohei Ono
1219'30.55822.74911.250
672山岸 洋之イーグルスポーツMTNF110
イーグルスポーツ
1219'53.15145.34222.593
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 71 藤原優汰(AKILAND F110) 1'34.878 (7/12) 140.505 km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第3戦岡山決勝 迫隆眞が開幕から無傷の3連勝 2位に小田優が、3位に杉田悠真が入る

優勝は迫隆眞(制動屋)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第3戦は28日、岡山国際サーキットで決勝を行い、予選6位からスタートした迫隆眞(制動屋)が追い上げ、開幕から無傷の3連勝を飾った。

 決勝は午後2時35分にフォーメーションラップが始まった。サーキット上空には薄雲が広がり、幾分過ごしやすくなってきた。16台がグリッドに着きスタートが切られた。

12周の決勝がスタートした

 ポールポジション(PP)の杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)は動き出しが鈍く、その横を2番グリッドの小田優(Drago CORSE TAKE)がすり抜け、トップに立つ。杉田は2位で小田に続き、3位は3番グリッドの元山泰成(ECOTEH WORKS)をかわした加納康雅(イーグルスポーツ)が上がる。4位にも6番グリッドから迫隆眞(制動屋)が上がり、5位に元山が、6位に松本拓海(EAGLE ERS)が続く。

 2周目にはヘアピンで4位の迫が加納を、7位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)が松本をかわし、それぞれ3位、6位にポジションをアップした。

 第2戦PPでファステストラップも獲得した2位の杉田が、トップ小田に接近すると思われたが、ユーズドタイヤの杉田はペースが上がらず、トップ小田との1秒差を詰め切れない。その間、3位の迫が徐々に杉田に接近する。

 4周目にはバックストレッチからヘアピンで3位の迫が2位の杉田に並びかけ、リボルバーで2位に浮上。1秒1先を走るトップの小田を追う。

 6周目にはトップ小田との差を0秒5とした迫は、8周目にはその差を0秒3とすると、9周目には一気に小田に接近。ヘアピンであっさりトップに躍り出た。

 トップに立った迫は小田との差を広げ、12周を走って1秒3差でゴール。開幕戦から3連勝を飾った。

 2位に落ちた小田はペースが上がらず、最終ラップにはファステストラップをたたき出した杉田に背後まで迫られるもこれを押さえ、ポジションを譲らす2位でゴールした。3位には杉田が入った。

 序盤から4位を走ってた加納もペースが上がらず苦しい。4周目に5位まで順位を上げてきた松井にかわされ、5周目に5位に落ちると、4位松井、5位加納の順でゴールを迎えた。6位にはこちらも我慢のレースとなった元山が続いた。

 第4戦、第5戦は5月11、12日に舞台を鈴鹿サーキットに移し2連戦が行われる。参加台数30台と、近年では最大の参加となるようだ。連勝街道ばく進中の迫を止めるドライバーが現れるかに注目だ。

決勝2位は小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝3位は杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

決勝4位は松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝5位は加納康雅(イーグルスポーツ)

決勝6位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第3戦岡山決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 3 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156迫 隆眞制動屋
MYST KK-S2
1220'00.794--
243小田 優Drago CORSE TAKE
MYST KK-S2
1220'02.132 1.338 1.338
310杉田 悠真レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
1220'02.281 1.487 0.149
47松井 啓人FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1220'05.583 4.789 3.302
531加納 康雅イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1220'08.944 8.150 3.361
61元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1220'09.424 8.630 0.480
729松本 拓海EAGLE ERS
MYST KK-S2
1220'12.48211.688 3.058
899Aki JitranuwathATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1220'17.95217.158 5.470
911梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1220'22.04921.255 4.097
1022酒井 翔太ファーストガレージ KK-SII
MYST KK-S2
1220'22.47921.685 0.430
112吉田 紘大ATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1220'22.96122.167 0.482
1281妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1220'24.06823.274 1.107
1333磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
MYST KK-S2
1220'26.71925.925 2.651
1447山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1220'26.98026.186 0.261
1555板倉 慎哉AMORE TOKYO Racing G
MYST KK-S2
1220'45.94145.14718.961
1657東 慎之介サンセルモORM/MYST
MYST KK-S2
1118'38.0921Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 10 杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS) 1'38.945 (12/12) 134.729 km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝ドライバーコメント 2位・松井啓人「通算2レース目を2位で終われてうれしい」

優勝 迫隆眞(制動屋)

優勝した迫隆眞(制動屋)

 「ペースが悪くなくていい感じでラップできました。最初はピタリとつかれていましたが、速い場所と遅い場所があるので、それぞれで離していけました。最期の方は、セッティングとドライビングでタイヤを持たせながら走れたのでよかったです。次は6番スタートなので追い上げられればと思います」

2位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝2位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

 「スタートはよくて、前が止まったのでよけました。最初の数周は元気がよくて、グリップがあったのでばんばん行けました。3周目くらいからタイヤが落ち始めて、最期の方はタイヤをいたわりながらの走りでした。通算2レース目を2位で終われて、初めてのスタンディングスタートも成功したので、うれしいです」

3位 加納康雅(イーグルスポーツ)

決勝3位の加納康雅(イーグルスポーツ)

 「グリッドスタートが初めてで、エンストしないかと思いましたが、それなりに決まりました。そこからタイヤもたれなくて走り切れました。鈴鹿も3位だったので、もう一つ二つ上の順位にいきたいですね」

4位 元山泰成(ECOTEH WORKS)

決勝4位の元山泰成(ECOTEH WORKS)

 「予選は8秒台まで出てよかったんですが、気温も上がってクルマの動きが変わりました。最後の周は、加納くんにヘアピンのブレーキで詰められて抜かれました。小田くんはぎりぎり抑えて、最後はペースが上がらなかったのでちょっと離してフィニッシュでした。セットはちょっとアンダーだったので、次はオーバーよりに振って、はまればいいかなと思います」

5位 小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝5位の小田優(Drago CORSE TAKE)

 「なかなかセットがうまく決まらないですね。ついていくのが精いっぱいでした。抜きかけましたが、持っている速さがなかったです。次は2番グリッドなので、できるだけ前で帰ってこれるようにがんばります」

6位 杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

決勝6位の杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

 「いつも緊張しないんですが、グリッドに着いたら緊張してしまいました。周りが見えて無くて出してもらっていたグリッドの数字も見えませんでした。スタートもテンパってしまいました。10位くらいまで落ちましたが4台くらい抜きました。6位に上がって前が空いたときにファステストを取りましたが、反省することが多いレースでした。次もリバースでポールなので、絶対同じミスはしなようにします」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝 迫隆眞が開幕から2連勝 2位に松井啓人が、3位に加納康雅が入る

優勝は迫隆眞(制動屋)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は28日、岡山国際サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートした迫隆眞(制動屋)がスタートでトップに立つと1度もトップを譲ることなく11周を走って優勝した。

 決勝は午前10時35分にフォーメーションラップが始まった。場内には薄雲が広がってきたが、汗ばむ気候の中、16台がグリッドを離れた。

 各車、グリッドに着こうとするが、ここでポールポジションの杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)が初めてのスタートで緊張したか、自身のグリッドを通り過ぎ、コントロールラインで停止した。直後のマシンもこれにつられ何台かが自身のグリッドに着けなかった。このため、スタートはディレイとなり1周減算の11周で行われることとなった。

 2度目のフォーメーションラップが行われ、レースはスタート。ポールポジション(PP)の杉田は動揺したか、ストールし、再スタートを切ったものの大きく出遅れる。

 これでトップに立ったのは予選2位の迫隆眞(制動屋)。2位に予選3位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)、3位に予選4位の元山泰成(ECOTEH WORKS)、4位に好スタートを切った予選6位の加納康雅(イーグルスポーツ)、5位に小田優(Drago CORSE TAKE)、6位にAki Jitranuwath(ATEAM Buzz Racing)が続く。

 1周目、トップの迫に2位の松井が迫る。少し間を置いて、3位の元山と4位の加納も接近戦だ。スタートをミスしたPPの加納は10位で戻ってきた。

 2位の松井は2周目まで迫の背後につけていたが、タイヤが厳しくなりこの後徐々に迫がリードを広げ始まる。杉田は前を走る東慎之介(サンセルモORM/MYST)をパスし9位に上がった。

 5周目、トップ迫と2位松井の差は1秒と広がった。その後ろ3位元山とはさらに1秒差で、背後の4位加納、5位の小田に迫られている。杉田は7位まで浮上した。

 9周目、ヘアピンで4位加納が3位元山に並びかけ立ち上がりで加納が前。リボルバーでは元山が加納を抜き返すも、クロスラインを取った加納がパイパーで元山をかわしついに3位浮上することに成功する。

 10周目、4位に落ちた元山に5位の小田がヘアピンで並びかけるが、ここは元山が小田を抑えきり4位を死守した。

 レースは11周で終了。迫は最終的に2位の松井を2秒2離して鈴鹿に続き開幕から2連勝。2位の松井は初表彰台となった。加納は鈴鹿に続き2連続3位の結果となった。4位には元山が、5位には小田が入った。杉田は6周目に6位に上がると、9周目にはこのレースのファステストラップをたたき出し、この順位をキープしてゴールした。

 第3戦のグリッドはこのレースの結果順で決定するが、上位6台がリバールグリッドとなる。そのため、第3戦のポールポジションは杉田、2位小田、3位元山、4位加納、5位松井、6位迫の順でスタートすることなった。

第3戦は午後2時35分より12周で行われる。再びポールポジションからスタートすることとなった杉田が、今度はスタートを決め初優勝飾るのか、注目だ。

決勝2位は松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝3位は加納康雅(イーグルスポーツ)

決勝4位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

決勝5位は小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝6位は杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選ドライバーコメント PP・杉田悠真「シミュレーターで練習し、岡山にも20回くらい来ていた」

ポールポジション 杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

ポールポジションを獲得した杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

 「カートとシミュレーターをしていて、岡山にも月一くらいで練習に来ていて2年間で20回くらい通いました。ました。15歳になってラインセンスを取得して初レースです。ニュータイヤで、タイヤのあたためはできたと思うんですが、四脱をベストラップの周にやってしまい、もったいなかったです。スタートはシミュレーターでもやってきてるので決めて絶対優勝したいです。大阪の富田林出身で高校1年生です」

2位 迫隆眞(制動屋)

予選2位の迫隆眞(制動屋)

 「フィーリングは悪くなかったんですが、最後の最後で伸ばしきれませんでした。杉田選手は練習から速いとは聞いていたんですが、びっくりしました。コンマ1秒で負けたのが悔しいです。彼がライバルですが、決勝はバトルの自信はあるので勝てたらと思います」

3位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

予選3位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

 「めちゃめちゃ悔しいです。レースは2年半ぶりで今年からFJに出ています。チームメート(杉田)は岡山をずっと走っていていいベンチマークなので、彼と0秒2という差はポジティブだと思います。少ない経験の中で実力を発揮できればと思います。アメリカ生まれで、8カ月で日本に帰り、小学校3年生からインドネシアに行き、中学3年生でまた日本の京都に帰り、今は大阪です。大分の大学を休学してレースをしています」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

F110 CUP西日本王者決定戦

岡山レース1決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F110 CUP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
171藤原 優汰AKILAND F110
AKIRAND RACING
1219'15.937--
229松本 拓海AKILAND ERS F110
AKIRAND RACING
1219'28.77212.83512.835
322酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1219'29.13113.194 0.359
417三浦 愛Team M with ULS
Team M
1219'29.52213.585 0.391
578小野 陽平REVERSAL SPIRIT
小野 陽平/Yohei Ono
1219'32.97717.040 3.455
672山岸 洋之イーグルスポーツMTNF110
イーグルスポーツ
1219'54.73638.79921.759
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 71 藤原優汰(AKIRAND RACING) 1'35.272 (10/12) 139.924 km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
1*56迫 隆眞制動屋
MYST KK-S2
1118'22.990--
2*7松井 啓人FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1118'25.236 2.246 2.246
3*31加納 康雅イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1118'28.247 5.257 3.011
4*1元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1118'28.905 5.915 0.658
5*43小田 優Drago CORSE TAKE
MYST KK-S2
1118'29.369 6.379 0.464
6*10杉田 悠真レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
1118'30.696 7.706 1.327
7*29松本 拓海EAGLE ERS
MYST KK-S2
1118'33.04410.054 2.348
857東 慎之介サンセルモORM/MYST
MYST KK-S2
1118'37.27114.281 4.227
9*99Aki JitranuwathATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1118'38.16315.173 0.892
1022酒井 翔太ファーストガレージ KK-SII
MYST KK-S2
1118'38.58015.590 0.417
1155板倉 慎哉AMORE TOKYO Racing G
MYST KK-S2
1118'39.02316.033 0.443
1233磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
MYST KK-S2
1118'42.99520.005 3.972
132吉田 紘大ATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1118'44.33921.349 1.344
1481妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1118'45.02322.033 0.684
1547山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1118'46.70423.714 1.681
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-*11梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
46'51.6057Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 10 杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS) 1'39.072 (9/11) 134.557 km/h
  • CarNo. 56, 7, 31, 1, 43, 10, 29, 99, 11は、岡山チャレンジカップ特別規則第31条3.6(グリッド間違い)により、訓戒とする。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選 初出場の15歳・杉田悠真がポールポジション 2位に迫隆眞が3位に松井啓人が続く

ポールポジションは杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は28日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、初出場の15歳、杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)がポールポジションを獲得した。

 今回の2連戦ダブルヘッダーはワンデーレース。予選1回と決勝2回を1日で行う慌ただしいスケージュールだ。公式予選は午前8時15分より15分間で行われた。

 岡山国際サーキットは早朝より雲一つ無い好天に恵まれ、柔らかい日差しが照りつける場内は初夏の装いとなった。

 3周目あたりからは各車タイムアタックを始める。まずはS-FJ経験豊富な元山泰成(ECOTEH WORKS)が1分39秒697でトップタイムを記録。2位には参戦2戦目の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)が39秒926でつけ、3位には梅本幸汰(Rn-sports制動屋KK-S2)が続く。

 4周目には開幕戦優勝の迫隆眞(制動屋)が1分39秒255でトップに浮上。元山、梅本は2-3位に落ちた。

 5周目には初出場の杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)が初めて38秒台に入り、1分38秒951でトップに浮上。迫は2位に、元山は3位に落ちた。

 6周目、今度は松井が1分38秒774でトップに立つと、2位には迫、3位には元山が続き、杉田は4位に落ちた。

 7周目、杉田は再びタイムを1分38秒666まで縮め、再びトップを奪い返す。タイムを更新するも迫は2位のまま、松井は3位に後退した。

 9周目、杉田はさらにタイムを1分38秒550まで縮めると、最後のアタックとなった10周目には、各セクターでタイムを更新しながら連続アタックをするも最終セクターでタイムが伸びずタイム更新はならず。それでも9周目のタイムでポールポジションを決めた。

 2位には迫が0秒110差で続き、3位には松井が続いた。4位には元山が、5位には小田優(Drago CORSE TAKE)が、6位には加納康雅(イーグルスポーツ)がつけている。

 ポールポジションを獲得した杉田は富田林市出身の高校1年生15歳。シミュレーターで腕を磨き、ここ岡山でも練習を重ねた。初出場でいきなりポールポジションを獲得し、周囲を驚かせて見せた。

 第2戦の決勝レースはこの後、午前10時35分より12周で行われる。ルーキー杉田のポールトゥウインなるかに注目だ。

予選2位は迫隆眞(制動屋)

予選3位は松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

予選4位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

予選5位は小田優(Drago CORSE TAKE)

予選6位は加納康雅(イーグルスポーツ)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO

F110 CUP西日本王者決定戦

岡山レース2公式予選結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F110 CUP race 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
171藤原 優汰AKILAND F110
AKIRAND RACING
1'34.620--140.888
222酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1'35.191 0.571 0.571140.043
317三浦 愛Team M with ULS
Team M
1'35.421 0.801 0.230139.705
429松本 拓海AKILAND ERS F110
AKIRAND RACING
1'35.571 0.951 0.150139.486
578小野 陽平REVERSAL SPIRIT
小野 陽平/Yohei Ono
1'36.231 1.611 0.660138.529
672山岸 洋之イーグルスポーツMTNF110
イーグルスポーツ
1'37.787 3.167 1.556136.325
---- 以上基準タイム選通過 ----
-13渡会 太一KF MOTORSPORT
KF MOTORSPORT
d.n.s---

F110 CUP西日本王者決定戦

岡山レース1公式予選結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F110 CUP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
171藤原 優汰AKILAND F110
AKIRAND RACING
1'34.511--141.050
222酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1'35.043 0.532 0.532140.261
329松本 拓海AKILAND ERS F110
AKIRAND RACING
1'35.158 0.647 0.115140.091
417三浦 愛Team M with ULS
Team M
1'35.380 0.869 0.222139.765
578小野 陽平REVERSAL SPIRIT
小野 陽平/Yohei Ono
1'35.816 1.305 0.436139.129
672山岸 洋之イーグルスポーツMTNF110
イーグルスポーツ
1'37.372 2.861 1.556136.906
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-13渡会 太一KF MOTORSPORT
KF MOTORSPORT
d.n.s---

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山公式予選結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
110杉田 悠真レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
1'38.550--135.269
256迫 隆眞制動屋
MYST KK-S2
1'38.664 0.114 0.114135.113
37松井 啓人FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1'38.744 0.194 0.080135.004
41元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1'38.879 0.329 0.135134.819
543小田 優Drago CORSE TAKE
MYST KK-S2
1'38.937 0.387 0.058134.740
631加納 康雅イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1'38.954 0.404 0.017134.717
729松本 拓海EAGLE ERS
MYST KK-S2
1'39.066 0.516 0.112134.565
811梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1'39.149 0.599 0.083134.452
999Aki JitranuwathATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1'39.577 1.027 0.428133.874
1022酒井 翔太ファーストガレージ KK-SII
MYST KK-S2
1'39.589 1.039 0.012133.858
1157東 慎之介サンセルモORM/MYST
MYST KK-S2
1'39.612 1.062 0.023133.827
122吉田 紘大ATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1'39.681 1.131 0.069133.735
1355板倉 慎哉AMORE TOKYO Racing G
MYST KK-S2
1'39.705 1.155 0.024133.702
1481妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1'39.770 1.220 0.065133.615
1547山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1'39.952 1.402 0.182133.372
1633磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
MYST KK-S2
1'40.212 1.662 0.260133.026

Forumula Beat

第2戦富士公式決勝ドライバーコメント 優勝・卜部和久「普通にやれば勝てるということを改めて実感できた」

優勝 卜部和久(H・R・F108)

優勝した卜部和久(H・R F108)

 「普通にやれば勝てるっていうことを改めて実感できたので、これからいろんな難しいレースあると思うのですけれど、その時もいつも通り自信を持っていくことが大事だな、と思いました。(不安要素はまったくなかった?)最初ちょっと(タイヤを)ロックしたり、クルマのセットの微妙な部分でまだ上げられるなというのもあったのですけれど、その中でもうまくクルマをコントロールして、ミスを最小限に抑えて走れたかなと思います」

2位 徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

決勝2位の徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

 「疲れました(笑)、敗北です、出直して頑張ります。徹夜で直してくれたチームにありがとうって言いたいです。何とか2位表彰台、ありがとうございます。次また頑張ります」

3位 酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝3位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「スタートが、最初の発進はよかったのですけれど、その後にタイヤ掻きすぎちゃって、それで後ろのドライバーの方に抜かれちゃって。その後すぐにSCだったので、ちょっと切り替えて頑張ろうと思って。SC明けはストレートで自分がついて行けなくてコーナーで抜くしかないなと思って、コーナーで仕掛けて無事3番手取って、元の順位に戻れただけでもよかったな、と思います」

4位 椎橋祐介(ファーストガレージ)

決勝4位の椎橋祐介(ファーストガレージ)

「スタートをちょっと失敗したのですが、翔太(酒井)の方がより失敗していたので、とりあえずいったん前に出て、2台で追えるかなと思ったのですが。SC明け序盤のペースがつらくて、自分の方がストレートは速くて、二人でいいところが違っていて、うまく展開を作れなかったです。次はSUGO戦なので、そこまでに今回けっこう突貫工事でクルマを作ったので、じっくりやろうかなと思っています」

5位(ジェントルマンクラス1位) 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)

決勝5位の植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

 「予選はKAMIKAZEさんが(クラスの)ポールだったので隣にいたので。あのクルマ速いのでスタート決めて前に出て抑えようと思ったのですけれど、KAMIKAZEさんがエンジンストールしちゃったので、そこから楽になって。後はオーバーオールクラスを1台でも抜けたらなぁと思いながら。で、ISHIKENさんを抜けて、前の方に一瞬近づいたのですけれど、年齢的にも疲れちゃって(苦笑)、まあいいかっていう。でもラッキーでした。KAMIKAZEさんがストールしたのでレースは楽にやれました」

6位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝6位のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「(タイムペナルティ10秒込みで6位)よかったです。初めてスタートでフライングしました(苦笑)。スタートで何台か抜けてよかったのですけれど、思ったより(コカ・コーラ)コーナーから100Rが遅くて、そこで植田さんに迫られてダンロップで抜かれたのですけれど、これまでのレースの流れからしたら、自分的には満足なレースだったかな、って感じです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第2戦富士決勝 卜部和久が2位以下を寄せ付けない完勝で優勝

優勝は卜部和久(H・R F108)

 2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第2戦の決勝は4月13日(土)に富士スピードウェイで開催され、13周のレースはスタート直後のアクシデントでセーフティカー(SC)ランとなるが、4周目のリスタートからポールシッターの卜部和久(H・R・F108)が毎ラップリードを拡大する完璧なレース運びで優勝を飾った。

 F-Be決勝は午前10時40分コースイン開始。朝から穏やかに晴れた富士スピードウェイは気温18度。気温はこれから上がる予報だが、現時点ではほどほどの温度で絶好のレース日和だ。16台のマシンがグリッドにつくとレッドライトが消灯してレーススタート。

決勝のスタートシーン

 ポールシッターの卜部、2番手徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)はスムーズに発進する一方で3番手の酒井翔太(ファーストガレージFG108)は加速が弱くセカンドロウに並んだチームメイト椎橋祐介(ファーストガレージ)の先行を許してしまう。

 さらにその後方では混乱が発生。5番手スタートのKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)はピクリとも動かずグリッドに釘付けに。後続車両は右に左にこれを回避するが、13番手スタートの富澤もぐら(松伏光運転代行ハンマーR疾風)がKAMIKAZEに接触してコース脇にストップしてしまう。これでただちにSCランが宣言される。

 KAMIKAZEによるとスタートでエンジンストール、再度発進しようとしたがここでもストールしてしまったとのこと。「SYNARGY RD04W」の低速トルクが不足気味なのかスタンディングスタートが難しく、特にレーススタートとなるとドライバーも操作がラフになる部分があり、それでスタートできなかったという。マシンの特性としてはジェントルマンクラスのドライバーでも操作しやすくピーキーな部分がないので、今後さらに熟成させる中で改善したいそうだ。

 この混乱の中スタートがよかったのが7番手のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)で、動かないKAMIKAZEをかわすと第1コーナー立ち上がりで植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)もオーバーテイク。5位にポジションを上げている。

 SCラン開始時点での順位はトップ卜部、2位徳升に続いて3位椎橋~4位酒井~5位ISHIKENと続き、6位ジェントルマンクラスのトップ植田、7位同クラス2位のみきてぃ(LP・Shop kts24)という順。みきてぃもスタートの混乱に乗じて10番グリッドからポジションを上げている。

 SCランは3周目まで続き、4周目からリスタート。ここでも卜部はしっかりペースをコントロールし、最終コーナーから一気に加速。徳升に3車身程度の差をつけてコントロールラインを通過、レースを再開する。後方ではISHIKENが酒井に仕掛けて、アウトからTGRコーナーにアプローチするがここは酒井がポジションを守る。

 卜部はそのまま徳升をじわじわと引き離し、1.545秒の差をつけて4周目を終了。3位椎橋に対してISHIKENを抑えた酒井が接近。アドバンコーナー進入でぐっと車間を詰めると0.451秒差まで接近して5周目に入ると第2セクターでテール・ツー・ノーズ状態に持ち込み、最終コーナー出口で椎橋をオーバーテイク。3位のポジションを奪い返す。

 6周目、卜部は1分43秒514とここまでのファステストラップをマーク。徳升との差を2.551秒までひろげる。3位酒井は椎橋をしりぞけた後は1.474秒までギャップをひろげるが、徳升とは4.9秒の差。ISHIKENは5位をキープするが6位、ジェントルマンクラスのトップ植田がISHIKENより速いラップタイムで間合いを0.725秒に詰めている。

 植田は続く7周目にISHIKENをオーバーテイク、5位にポジションを上げる。加えてISHIKENにはスタート手順違反があり、決勝タイムに10秒加算が宣言される。

 8周目、卜部はファステストラップを再度更新、1分43秒177をマークし徳升との差を4.657秒まで拡大。3位酒井~4位椎橋~5位植田~6位ISHIKENの間隔もじわじわとひろがっている。ジェントルマンクラス2位は総合7位を走る松井俊二(ファーストガレージFG108)で同3位は総合8位の渡邊義人(エクシズレーシングWXR-MkII)。

 レースはこのまま膠着状態になり、卜部は毎ラップ徳升との差を1秒ずつひろげ、10周目6.3秒、11周目7.2秒、12周目8.5秒と完全な独走状態。3位以下も動きがない中で緊張が高まったのがジェントルマンクラスの入賞争いで、クラス6位を走っていた田中論(ミスト制動屋)にSCラン中の追い越しによるドライビングスルーのペナルティが宣言され、これにより9周目時点で7位の村瀬和也(ミスト関口:制動屋:勝男武士)と8位の鈴木尊文(ウルトラ☆ハンマー疾風)が0.814秒の間合いで6位入賞を争うこととなる。両者は10周目1.210秒、11周目0.156秒、12周目1.070秒とつかず離れずのままでファイナルラップに突入する。

 卜部はそのまま徳升を突き放し続けて9.23秒までギャップをひろげてフィニッシュ。ポール・ツー・ウインの完勝を飾り、FIA-F4トヨタ育成ドライバーの実力を見せつけた。徳升は最後まで自己ベストを更新し続けて卜部を追ったが一度もチャンスを得ることなく2位でフィニッシュ。3位酒井は椎橋を逆転した後はつけ入る隙を見せず3秒差で開幕戦優勝に続いて連続の表彰台を獲得した。F-Beデビュー戦の椎橋が4位。

 5位にはジェントルマンクラス優勝の植田、6位ISHIKENは10秒のタイムペナルティが加算されたがそれでもポジションを守った。ジェントルマンクラスの2位は総合7位の松井、クラス3位は総合8位の渡邊という結果になった。ドライビングスルーペナルティ未消化の田中は失格となり、ファイナルラップまで入賞を争ったジェントルマンクラスの6位は村瀬が0.649秒の差で守り切った。

 F-Be第3戦決勝は4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催される。

決勝2位は徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)

決勝3位は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝4位は椎橋祐介(ファーストガレージ)

決勝5位、ジェントルマンクラス優勝は植田正幸(Rn-sports制動屋KK-ZS)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

Forumula Beat

第2戦富士決勝結果

富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2024/04/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
181卜部 和久H・R F108
ZAP F108
1325'02.540--
227徳升 広平BLUE☆MAX-AAA-RK
B-MAX RK-01
1325'11.770 9.230 9.230
36酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1325'20.46417.924 8.694
486椎橋 祐介ファーストガレージ
TATUUS TT104ZZ
1325'23.53320.993 3.069
511G1植田 正幸Rn-sports制動屋KK-ZS
MYST KK-ZS
1325'28.23125.691 4.698
6*16ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1325'38.95336.41310.722
73G2船井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
1325'43.01840.478 4.065
80G3渡辺 義人エクシズレーシングWXR-MkII
WXR MK-II
1325'53.68751.14710.669
922G4みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1325'58.43955.899 4.752
1076G5松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1326'29.5401'27.00031.101
1121G6村瀬 和也ミスト関口:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1326'39.3561'36.816 9.816
1278G7鈴木 尊文ウルトラ☆ハンマーR疾風
疾風
1326'40.0051'37.465 0.649
1388G8JUN TSUKASAハンマーR☆疾風オッタントット
疾風
1225'36.6021Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 11 Laps)完走 ----
-9G-KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
0-13Laps12Laps
-36G-富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風
0-13Laps-
-*17G-田中 諭ミスト・制動屋
Dallara F307
-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 81 卜部和久(H・R F108) 1'43.177 (8/13) 159.210 km/h
  • CarNo. 16は、一派競技規則第8章28条4.4.d(スタート手順)違反により、タイムペナルティー10秒を科した。
  • CarNo. 17は、H項違反(SC中の追い越し)により、ドライビングペナルティーを科したが、H項違反(Dボード無視)により、失格とした。

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