ポールポジション 卜部和久(H・R・F108)1分42秒664
「レースウィークに入って2セッション走ったのですけれど、その中でもうまくセットアップ詰めて行けたと思うので、レースウィークの組み立てはうまくいっていると思います。タイムは自分的にはもうちょっと行けそうだと思ったのですけれど。いい感じにスリップも使えて、悪くないアタックだったかなとは思います。決勝はちょっとセットアップ微調整して、自信もっていどみたいと思います」
2位 徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)1分43秒413 +0.749秒
「(厳しい予選だった?)難しかったですね。自分のミスもあったので、何とも言えないのですけれど、計算上では(トップと)おなじくらい行くと思ったのが・・・というところですね。昨日メカニックさんに仕事をさせてしまって、エンジンが昨日ブローしたのを徹夜で仕上げてくれたので何とか予選走れたので。なんとか好位置なので、決勝は前の方に行けるように頑張りたいと思います」
3位 酒井翔太(ファーストガレージFG108)1分43秒604 +0.940秒
「富士でF-Beをドライブするのは今日が初めてです。練習はF-Beでよくしてきたのですけれど、今日の予選が卜部さんのイメージで走っていたのですけれど、序盤のスピードが足りなくて、それで離されちゃって、後半もタイム出すのが遅くて、単独(走行)になったのが、ちょっと(タイムを)出し切れなかったので、それがダメだったのかなっていう感じです。ポジション取りもですけれど、卜部さんの方が初期のスピードが速くて、前には出たのですけれど、すぐ抜かれて、その後もタイムが上がるのが早かったので、それがもうちょっと自分が練習であげられていれば、ついて行けたかな」
4位 椎橋祐介(ファーストガレージ)1分44秒324 +1.660秒
「(F-Beの印象は?)難しいです(笑)。準備期間が短くて、このクルマもほぼ1年間走っていなかったのでマシン側も直近のデータがなくて、いろいろ大きな変更を加えながらやっとここまで来たかなって感じです。(まだまだ改善の余地がある?)今のパッケージだと、あとコンマ5秒くらいしか見えていないですけれど、まだ改良できる所がたくさんあるかなと思うので、1年かけて少しずつやっていこうかな。決勝に向けてはちょっとシフトにトラブルが出ていたのを今メカさんに見直してもらっているので、そこが良くなれば。序盤のペースだけ改善できれば(前に)ついては行けるかな、と思います」
5位(ジェントルマンクラストップ) KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)1分44秒534 +1.870秒
「(SYNARGY RD04Wの感触は?)去年のSUGOの最終戦にテスト参戦して、今年僕的にはこの富士が開幕戦ですけれど。すごくジェントルマン向きで、マイルドな仕様になっていて、乗りやすいですね。(開発は?)まだまだこれからじゃないですかね。(ドライバーの調子は?)昨日の練習走行でクラッシュしてしまい、まともに昨日練習できていないので、今日の予選がぶっつけ本番みたいな感じで。メカさんが昨夜よく頑張って修理してくれたので決勝は完走できるように、ジェントルマンクラスの表彰台上がれるように、頑張ります」
6位(ジェントルマンクラス2位) 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)1分44秒588 +1.924秒
「まだいまいちでしたね、一番いい時に黄旗が2回あったり、それで(アタックを)やめて。うまく前のスリップ使えたな、と思ってセクター1ベストタイムでしたけど、前の方がやめちゃって引っかかったり、タイミングもよくなかったですし。まぁでも十分ですよ。44秒は入れたいなと思いながら昨日練習して、そこは入ったので。KAMIKAZEさんがちょっと速かったので、なんとか決勝はひとつでも前に行きたいですね」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第2戦の公式予選が4月13日(土)に富士スピードウェイで開催され、卜部和久(H・R・F108)が2番手に0.749秒の大差をつけてポールポジションを獲得した。
F-Beは2月25日、氷雨が降る鈴鹿での開幕戦からひと月半のインターバルをおいて、桜が舞い散る春うららの富士スピードウェイにやってきた。朝から穏やかに晴れて雪が残る霊峰富士を見上げながら午前8時に16台のマシンがコースイン。気温13度、路面はドライで20分間の予選が開始された。
まずは残り15分を切ったあたりから各車タイムアタックに入ると卜部が1分45秒164のトップタイムを出しターゲットになる。2番手は今年からチームを移った徳升広平(BLUE☆MAX-AAA-RK)の45秒397、3番手は酒井翔太(ファーストガレージFG108)の46秒563。酒井はスーパーFJとのダブルエントリーで、今回は予選/決勝ともにF-Beの直後にS-FJが行われるタイムスケジュールのため、忙しい1日を過ごすことになる。4番手ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)で47秒882。ISHIKENも同日開催の富士86BRZチャレンジカップとのダブルエントリーだ。5番手は今回初のF-Be参戦の椎橋祐介(ファーストガレージ)で48秒112。椎橋は昨年はS-FJもてぎ・SUGOシリーズに参戦、シリーズ2位の結果を残している。6位はジェントルマンクラストップのKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)で48秒283。注目なのはKAMIKAZEがドライブする「SYNARGY RD04W」で、東京アールアンドデーが主体で開発されたニューマシンで、昨年10月SUGOでのシリーズ最終大会で実戦デビュー、第11戦でジェントルマンクラス3位でフィニッシュしており、さらなる熟成を目指して今シーズンから本格的に実戦を戦うことになっているマシンだ。
残り12分、卜部はトップタイムを1分44秒275まで短縮。徳升44秒326、酒井も44秒938と僅差で続く。4番手にジェントルマンクラストップの植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)が45秒972で浮上し、ISHIKEN、椎橋と続く。
残り9分、徳升が1分43秒838でトップに立つが、直後に卜部が43秒277をマークしてトップを奪い返す。3番手は酒井で変わらず4番手にはISHIKENが45秒125で上がり、植田5番手、6番手KAMIKAZE。
残り7分、卜部は43秒005をマークすると続く周回で43秒を切って1分42秒914までトップタイムを短縮。徳升も43秒413まで自己ベストを縮めるが卜部とは0.499秒の差がある。4位には植田が44秒588でポジションを上げて、ISHIKENに続く6番手に45秒204で椎橋がつける。椎橋は残り2分を切った時点で44秒669まで自己ベスト削りISHIKENを上回り5番手へ。
残り30秒、卜部は1分42秒664とダメ押しのタイムを出してポールポジションを決定づける。2番手徳升との差は0.749秒まで拡大した。終始3番手の座を守った酒井は43秒604と最後は徳升に0.191秒差まで肉薄したがフロントロウ獲得はならず。さらにチェカードフラッグ直前にコントロールラインを通過した椎橋が44秒324を出してセカンドロウに並んだ。
ジェントルマンクラスのトップ争いはチェッカー周まで続き、最後にKAMIKAZEが44秒534でSYNARGY RD04Wを総合5番手、クラストップに導いた。植田は44秒588と0.054秒及ばず6番手でクラス2位、それぞれ3列目に並んだ。
F-e第2戦決勝は午前10時30分コースイン予定。ポールシッターの卜部に対して0.7秒のビハインドを徳升が挽回するか。セカンドロウに並んだファーストガレージのルーキー2名の表彰台争いが見られるか、そしてジェントルマンクラスの争いも見逃せない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2024/04/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 81 卜部 和久 H・R F108 ZAP F108 1'42.664 - - 160.005
2 27 徳升 広平 BLUE☆MAX-AAA-RK B-MAX RK-01 1'43.413 0.749 0.749 158.847
3 6 酒井 翔太 ファーストガレージFG108 FG108 1'43.604 0.940 0.191 158.554
4 86 椎橋 祐介 ファーストガレージ TATUUS TT104ZZ 1'44.324 1.660 0.720 157.459
5 9 G 1 KAMIKAZE FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W 1'44.534 1.870 0.210 157.143
6 11 G 2 植田 正幸 Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS 1'44.588 1.924 0.054 157.062
7 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 1'44.756 2.092 0.168 156.810
8 3 G 3 船井 俊仁 ファーストガレージFG108 FG108 1'45.617 2.953 0.861 155.532
9 0 G 4 渡辺 義人 エクシズレーシングWXR-MkII WXR MK-II 1'46.798 4.134 1.181 153.812
10 22 G 5 みきてぃ LP・Shop kts24 kts24 1'46.902 4.238 0.104 153.662
11 17 G 6 田中 諭 ミスト・制動屋 Dallara F307 1'48.983 6.319 2.081 150.728
12 76 G 7 松本 隆行 SHOUEI☆ミスト Dallara F307 1'49.125 6.461 0.142 150.532
13 36 G 8 富澤 もぐら 松伏光運転代行ハンマーR疾風 疾風 1'49.198 6.534 0.073 150.431
14 21 G 9 村瀬 和也 ミスト関口:制動屋:勝男武士 MYST KK-ZS 1'50.931 8.267 1.733 148.081
15 78 G 10 鈴木 尊文 ウルトラ☆ハンマーR疾風 疾風 1'52.387 9.723 1.456 146.163
16 88 G 11 JUN TSUKASA ハンマーR☆疾風オッタントット 疾風 1'54.316 11.652 1.929 143.696
---- 以上基準タイム(130% - 2'14.195)予選通過 ----
優勝 センドラフナトアレックス翔太(TRS・10V・ED)
「今まで一番楽しいレースでした。(最後のオーバーテイクは作戦通り?)そうですね(笑)、ホントは最終ラップがもう1周あるかと思っていたので、そこで前に出て最終ラップをトップで走るっていう予定だったのですけれど、その前に抜く事ができたので。(最終コーナーからの立ち上がりに自信があった?)スリップに入れば、あのクルマであんなに長いストレートでは誰でもタイミングよくアクセル踏めばコンマ何秒も追いついちゃうので、そこはもうペースというよりスリップをどう使うか、っていうことで。最後に、マシンを仕立ててくれたチームやメカニックの方々、そして応援してくれるみんなにお礼を言いたいです」
2位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)
「激しいレースでしたね。駆け引きと言えば駆け引きですけれど、ま、しょうがないかなっていう気分で。(レースの)中身は全然悪くなかったし、自分もかなりいい走りができたので、結果は悔しいですけれど、結果以上に満足感がありますね。(いいバトルでした?)いや勝ちかったですけれど、やっぱり悔しいや(笑)。(最終コーナーの位置関係は?)あの距離だったらチェッカーの所までは大丈夫じゃないかな、って思ったのですけれど、思った以上にスリップストリームが効いていましたね。前を走っている時に、ああいう場面はどうしたらいいのかなってまだ分からないので、どこかの場面でそういうのを学べたらなと思います」
3位 黒川史哉(ZAP SPEED 10V)
「途中シフトが、3と4でミスしちゃって、そこで一瞬心が折れかかったというか、立て直すのに時間がかかったというのがあります。(そこまではいいバトルだった?)途中で手が力み過ぎちゃって、4速のシフトをミスして、またペースが下がっちゃって。(前戦の筑波よりはいい感じになってきた?)筑波の時はタイヤの問題でちょっと(悩みが)ありましたけれど、条件が揃って本来の自分の速さがちょっとは出たのかなっていう感じがはあります」
4位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)
「最初にストールしてしまって、最後尾から追い上げようと、予選でもタイムよかったので落ち着いて行こうと思って、まぁごぼう抜きをすることができました。スタートはギアの位置が悪かったみたいでもったいなかったです。自分がファステストラップを出したらしいので、そこは自信を持っていきたいなと思います」
5位 酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)
「スタートの特にホイール掻きすぎちゃって、白煙上げちゃったのでそれがなかったら、もうちょっとトップの方に関われたのかな、って思います。それも自分が(マシンを)乗り換えた時の動かし方がまだ全然なので、そこが何とかできればよかったかな、と思います。(最後に内藤選手をオーバーテイクしたのは?)あれはもう何回も抜きにいったりしていたのですけれど、アウトから被せられて、これは厳しいなと思って、冷静に最後スリップ使って抜こうと考えていました、計算通りに抜けましたのでよかったと思います」
6位 内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)
「最後の最後に酒井君にストレートでスリップ使われて行かれちゃいましたね(苦笑)。それまではけっこういい感じではきていて、前のペナルティで4番手スタートだったのですけれど、元々予選6番手だったので、そこは元の位置にいる形なので、2年ぶりの(富士の)走行にしては、まぁまぁだったかなと思います。クルマの調子はかなりよくて、もっとドライバーが詰められればもっと上を狙えるクルマかなという感じです。富士はあと1戦ありますので、それまで練習して、もうちょい良い順位で終われるようにしたいです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦決勝が4月13日(土)に富士スピードウェイで行われ、12周のレースは富士らしいスリップストリーム合戦の末にフロントロウからスタートのセンドラフナドレックス翔太(TRS・10V・ED)が伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)を0.130秒差で振り切って優勝、前戦筑波に続いての開幕2連勝を飾った。
予定より10分ほど遅れて決勝は正午ちょうどにフォーメーションラップ開始。気温は18度で絶好のドライコンディションだ。13台全車がグリッドに並んでレーススタート。
ポールポジションから発進の黒川史哉(ZAP SPEED 10V)は蹴り出し良くホールショットを奪ってTGRコーナーにトップで飛び込んだのに対して、フロントロウに並んでいたアレックスは出遅れて3番手スタートの伊藤に2位を奪われてターンイン。しかしアレックスはただちに追撃態勢をとって伊藤の背後につける。後方では9番手スタートの石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)がエンジンストールでグリッドに取り残される。予選4番手タイムを出していながら走路外走行のペナルティで5グリッド降格の憂き目を見ていた石井はさらに最後尾からレースを戦うことに。
スタートこそ失敗したもののアレックスは伊藤にプレッシャーをかけ続けると最終コーナーをテール・ツー・ノーズ状態で立ち上がり、スリップストリームから右サイドに抜け出して伊藤に並びかけると0.027秒と僅かに前に出て2位を奪い返してオープニングラップを終了。2台のバトルの間にトップ黒川は0.668秒の差をつけている。4位はTGRコーナーで3ワイドから抜け出した酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)がひとつポジションを上げ、5位には降格で8番グリッドからスタートの梅本幸次(Rn-sports制動屋KK-S2)がジャンプアップ、逆にTGRコーナーで順位を落としたのが内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)で6位にダウン。しかし内藤はダンロップコーナー進入のブレーキングで逆転。梅本の前に出る。
2周目、さっそくアレックスはトップ黒川の追撃を開始し、0.398秒差までギャップを削り取る。3位伊藤もアレックスを追走、0.388秒差につけると3周目のコントロールライン上では0.044秒差に接近、隙あらば仕掛けるそぶりを見せつけ続ける。上位3台からやや離されて4位争いも激化、3周目に内藤が4位に浮上するも0.232秒差で酒井、0.062秒差で梅本と続き、3ワイドで4周目のTGRコーナーにアプローチ。並走のままでコカ・コーラコーナーに飛び込むと梅本が痛恨のスピン、4位争いからは脱落。ジェントルマンクラストップの畠山退三(zap speed KK-S2)に続く8位でコースに復帰。こうした中団の混戦に乗じてポジションを上げているのがスタートを大失敗した石井で、11位まで挽回して1周目を終えると3周目には8番手まで進出。4周目にはここまでファステストラップとなる1分52秒024で6位までポジションを戻す。
その4周目の第3セクターではトップ争いが勃発。ダンロップコーナー進入でアレックスがオーバーテイクに成功、首位に立つ。さらに伊藤も黒川に襲いかかり、最終コーナー立ち上がりで2位を奪い取ると、スリップストリームに引っ張られた勢いでアレックスに接近、一気に並びかけるとコントロールライン上では僅かに前に出て0.005秒の差でトップ躍り出る。これで黒川は3位にドロップ。伊藤はトップに立ったものの、アレックスからの激しいプレッシャーにさらされて逃げを打てない状態。一方3位黒川は様子見を決めたか2台からやや間合いを取る。アレックスはストレートで並ぶとトップを奪い返して5周目を終了。伊藤は0.018秒差、黒川は1秒以上の差をつけられている。4位内藤、5位酒井と続き、石井はこの周も51秒921とただ一人1分51秒台に入れてファステストラップを更新、酒井に1.231秒差まで接近。台風の目となりつつある。
6周目もトップ2台は依然としてテール・ツー・ノーズ状態。ここで伊藤が焦れたのか7周目のコカ・コーラコーナー出口でアウト側にはみ出すがそこで踏みとどまる。これでアレックスとの差が0.6秒まで拡がるが、伊藤は再び追い上げを開始。8周目には0.113秒差と再びテール・ツー・ノーズ状態へ持ち込む。さらにこれをチャンスとみたか黒川もスパート。1分51秒829のファステストラップで0.664秒差まで伊藤に近づく。4位争いも再燃、内藤~酒井~石井が0.195秒以内のワンパックとなり3ワイドでストレートを通過するとそのままTGRコーナーからコカ・コーラコーナーまで並走。ここでポジションが入れ替わり石井4位、酒井が続き内藤は6位に落ちるがただちにリカバリ、第2セクターで酒井をかわして5位へ、酒井は6位。この2台がバトルしている間に石井は1.6秒までギャップをひろげて単独4位に持ち込む。
9周目、ストレートでアレックスに並びかけた伊藤はTGRコーナー進入でオーバーテイク。再度トップに立つがアレックスが激しくプレッシャーをかけ、最終コーナー立ち上がりからスリップストリームに入ると並びかけてオーバーテイク、0.126秒差でトップの座を奪回する。伊藤も負けじと10周目のTGRコーナー進入でインから差し返すがここはアレックスが守り切る。3位黒川は0.961秒の差。アレックスと伊藤の接近戦は続き、10周目のコントロールを0.014秒差で通過するとサイド・バイ・サイドでTGRコーナーへ、ここでイン側を取った伊藤が再び前に出ると、そのままポジションを守って0.068秒差でファイナルラップへ突入。黒川はこの2台について行けず1.5秒の差。さらに5秒以上の差で石井が単独4位、5位内藤と6位酒井は依然として0.386秒差の接近戦が続く。ジェントルマンクラスは全体8位の秋山健也(スーパーウインズKKS-ED)がトップ、しかしクラス2位の畠山が0.014秒差とこちらもテール・ツー・ノーズ状態。
ファイナルラップ、アレックスはコーナーごとに伊藤をつけ狙うが伊藤もスキを見せない。じりじりとした膠着状態のまま最終セクターへ。伊藤のテールに食らいついたアレックスが最終コーナーをクリア、スリップストリームから抜け出すと2台はフィニッシュラインに向けてサイド・バイ・サイドで身をよじるようにドラッグレースを展開。僅かにアレックスが前に出た状態でチェカードフラッグの下を通過、0.130秒の差で伊藤を振り切って優勝を飾った。伊藤は僅かに届かず2位。黒川3位と続き4位石井はファイナルラップにもファステストラップを更新、予選のペナルティ、スタートでのエンジンストールで最下位まで落ちたものの9台抜きを演じた。5位争いはストレートで内藤を仕留めた酒井が制し内藤6位。ジェントルマンクラスのトップ争いも第1セクターで畠山が秋山を逆転して振り切り、全体8位でクラス優勝を飾った。クラス3位には山根一人(光精工 TK-Sport MYST)が入った。
激しいバトルを演じたアレックスと伊藤はポディウムに戻ってくるとクリーンなレースをたたえ合った。
筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦は5月5日(日)に筑波サーキットで恒例の「筑波サーキット・カーフェスティバル」として開催される。子供の日イベントとしてアトラクションやステージが行われふだんの筑波のスーパーFJでは見られない賑わいを見せるイベントで、どんなレース展開を見せるか。開幕2連勝のアレックスを誰が阻止するか。注目だ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2024/04/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 73 センドラ瀬戸 アレックス翔太 TRS・10V・ED TOKYO R&D RD10V 12 22'31.644 - -
2 14 伊藤 駿 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 22'31.774 0.130 0.130
3 15 黒川 史哉 ZAP SPEED 10V TOKYO R&D RD10V 12 22'33.045 1.401 1.271
4 53 石井 大雅 ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 12 22'38.059 6.415 5.014
5 55 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 12 22'46.088 14.444 8.029
6 22 内藤 大輝 RaiseUP RCIT ED MYST KK-S2 12 22'46.124 14.480 0.036
7 11 梅本 幸汰 Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 12 22'48.763 17.119 2.639
8 38 M 1 畠山 退三 ZAP SPEED KK-S2 MYST KK-S2 12 23'01.484 29.840 12.721
9 3 M 2 秋山 健也 スーパーウィンズKKS・ED MYST KK-S 12 23'02.993 31.349 1.509
10 47 M 3 山根 一人 光精工TK-Sport MYST MYST KK-S2 12 23'03.743 32.099 0.750
11 8 M 4 野村 大樹 WRS NOMURA KKS-II MYST KK-S2 12 23'19.472 47.828 15.729
12 25 M 5 フェリペ昌 WRS MASA KKS-II MYST KK-S2 12 23'43.056 1'11.412 23.584
13 18 水谷 誠 HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V 12 23'46.317 1'14.673 3.261
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 53 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2) 1'51.802 (12/12) 146.928 km/h
ポールポジション 黒川史哉(ZAP SPEED 10V)1分51秒176
「今回の新品のタイヤで中々データがなくて、昨日初めてはいてどうかなって感じだったので、正直不安もあったのですけれど、なんとかポール取れてよかったです。(タイムは満足?)ギリ50秒台入るかなという予想ではあったのですけれど、最後に僕が第3セクターのミスがあって、51秒止まりにはなったのですけれど、でもまぁよかったんじゃないかな。(スリップストリームは効いた?)どうなんだろう?ベストタイムが出た周はちょっと前が間が開いていたので」
2位 センドラフナトアレックス翔太(TRS・10V・ED)1分51秒195 +0.019秒
「ベストタイムの周が、ファーストガレージのスリップを取っている周で、それまで前半は向うが僕のスリップ使って、後半は僕が使う感じで。だけどその僕がベストの周は向うが第3セクターのシケインの前でミスして、そこから僕はスリップなしで単独だったので、そこがスリップがあればもっとタイムは出ていたかな、と思います。(まだまだ行ける感じだった?)あとギアの問題もあって、そこはわからないですね。(富士は初めて?)初めてです、まぁ楽しいサーキットですね、好きなコースです」
3位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)1分51秒238 +0.062秒
「何だかんだ0.06秒以内なので、しかも一人で走ってスリップ(ストリーム)使って走っていないので、それでこのタイムなら上出来だろうと、最高ですね。前回の不調が自分のせいではないとわかって満足です」
4位 内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)1分52秒039 +0.863秒
「富士自体が一昨年の日本一決定戦以来で、予選ぶっつけだったので、正直思ったよりタイム出ていたので、そこはよかったのですけれど。もうちょい(タイムが)出る感じだったので、ちょっと前に引っかかったりと、位置取りでうまく行かない所があって。決勝はもう少し前で戦えるかな、というイメージがあります。富士はスリップ効く分筑波よりバトルもできると思うので、前の方とバトルして、もう少し前(の順位)で終われたらいいかな、と思います」(6位→4位へ繰り上がり)
5位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)1分52秒127 +0.981
「昨日初めてS-FJでドライブして、ずっと単独走行になっちゃって、ラインも分からないままで予選だったのですけれど、前のクルマのラインを見て自分も走り方を変えて、昨日よりはタイムも上がってきているので、決勝まもう少しそこにアジャストできれば、いいのかなって思っています」(7位→5位へ繰り上がり)
8位 梅本幸次(Rn-sports制動屋KK-S2)1分51秒954 +0.778秒
「富士のレースは2回目です。(タイムはどうだった?)51秒台は練習で出ていなかったので出そうと思っていて、そこはクリアできましたですけれど、四脱(走路外走行)が多かったのと、第2セクターで1回34秒台入っていたのに、そのベストのラップがミスっていて、そこをまとめていたらもっと上に行ったかな、とは思うのですけれど。調子自体は悪くはないですけれど、もっとまとめたかったです。決勝はスタート決めて表彰台狙えるように頑張りたいです」(ペナルティで3グリッド降格 5位→8位)
9位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)1分51秒787 +0.591秒
「富士は初めてです。けっこう楽しいですけれど、タイムを見るとセクター2のタイムが遅れているので、そこは改善できれば、と昨日までは思っていたのですけれど、全然だめでした。スリップは使えて。富士ならではの楽しい部分は経験できました。決勝はセクター2を改善できるようにまた勉強して、活かせるように頑張ります」(ペナルティで5グリッド降格 4位→9位)
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦公式予選が4月13日(土)に富士スピードウェイで開催され、黒川史哉(ZAP SPEED 10V)が終盤のタイムアタックで1分51秒176を叩き出し、開幕戦優勝で好調の波にのるセンドラフナトアレックス翔太(TRS・10V・ED)に0.019秒の差でポールポジションを獲得した。
標高の高い富士スピードウェイではコース脇では桜が咲き誇っている。4月らしいうららかな陽気で天気は快晴。午前8時30分の予選開始時点で気温は14度のドライコンディションだ。13台がドライタイヤでコースインすると20分間の予選が開始された。
残り15分となったころから各車タイムアタックを開始、まずアレックスが1分52秒896のトップタイムを出すと、すぐさま黒川が1分52秒105でトップに立つ。黒川は前戦筑波では不調を訴えていたが、その後タイヤに起因するものと分かり自信を取り戻した模様だ。3番手は前戦がデビューレースだった石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)の52秒902。4番手にルーキーの酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)が53秒257でつけたが、すかさず2020年筑波王者の伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)が1分53秒016をマークして酒井を逆転する。6番手はジェントルマンクラス首位の野村大樹(WRS NOMURA KKS-II)ジェントルマンクラス2番手は今回も旧型のKKSを持ち込んだ秋山健也(スーパーウインズKKS-ED)が全体9番手。
残り12分、石井が自己ベストを1分52秒180まで縮めて2番手へ浮上。アレックスに続く4番手には梅本幸次(Rn-sports制動屋KK-S2)が52秒521でつけるが、すぐに伊藤が52秒501で逆転。
残り10分、石井が1分51秒839と1分51秒台に入れてトップ、アレックスも51秒867で2番手に立つが、すぐに黒川が51秒618でトップの座を奪い返す。黒川は最高速が212.598キロ/hと唯一時速210キロを超えている。石井2番手で伊藤が51秒850で3番へ割り込んでアレックスは4番手へドロップと目まぐるしく順位が入れ替わる。
残り8分、それまで7位以下に沈んでいた酒井が1分52秒237で5番手へあがり、6番手には上位の常連、内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が52秒368で続く。
さらに残り7分で伊藤が51秒589でトップに躍りでる。伊藤も前戦ではタイヤに苦しんでいたが今回は好調なようだ。黒川も51秒602と自己ベストを更新するが0.013秒の差で2番手。以下石井~アレックス~酒井~内藤と続く。
2位番手に陥落した黒川だったが続く周回で1分51秒415を出して再び首位を奪回。しかし残り4分30秒、アレックスが51秒195をマークして黒川に0.2秒以上の差でトップへ。さらに伊藤が51秒238で2番手へ。黒川3番手へダウン。伊藤はここが限界とみたか2分を残してピットイン。
黒川は次の周回で51秒254までタイムを削るがアレックスに0.059秒及ばず3番手のまま。これで予選も確定かと思った残り50秒。コントロールラインを通過した黒川のタイムは1分51秒176。アレックスを0.019秒上回りポールポジションを獲得。連勝を目指すアレックスがフロントロウに並び、伊藤3番手、石井4番手、梅本5番手、内藤6番手という結果に。
しかしその後、走路外走行複数回の判定で石井は5グリッド、梅本は3グリッドそれぞれ降格となり、内藤が4番手、セカンドロウを確保。5番手には酒井、そして6番手にジェントルマンクラストップの野村が並ぶこととなった。以下7番手にジェントルマンクラス2位の畠山退三(zap speed KK-S2)梅本は8番手へ降格、同じく9番手に降格の石井とジェントルマンクラス3位の秋山が5列目に並んだ。
決勝は午前11時40分コースイン予定。トップ黒川から3番手伊藤まで0.062秒の差しかなく、メインストレートでのスリップストリーム合戦が勝負のあやとなる富士スピードウェイでは最後まで激しいポジション争いが見られそうだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 -RIJ- (2024/04/13) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 15 黒川 史哉 ZAP SPEED 10V TOKYO R&D RD10V 1'51.176 - - 147.755
2 73 センドラ瀬戸 アレックス翔太 TRS・10V・ED TOKYO R&D RD10V 1'51.195 0.019 0.019 147.730
3 14 伊藤 駿 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'51.238 0.062 0.043 147.673
4 *53 石井 大雅 ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 1'51.767 0.591 0.529 146.974
5 *11 梅本 幸汰 Rn-sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 1'51.954 0.778 0.187 146.728
6 22 内藤 大輝 RaiseUP RCIT ED MYST KK-S2 1'52.039 0.863 0.085 146.617
7 55 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 1'52.157 0.981 0.118 146.463
8 8 M 1 野村 大樹 WRS NOMURA KKS-II MYST KK-S2 1'53.288 2.112 1.131 145.000
9 38 M 2 畠山 退三 ZAP SPEED KK-S2 MYST KK-S2 1'53.460 2.284 0.172 144.781
10 3 M 3 秋山 健也 スーパーウィンズKKS・ED MYST KK-S 1'53.886 2.710 0.426 144.239
11 47 M 4 山根 一人 光精工TK-Sport MYST MYST KK-S2 1'53.951 2.775 0.065 144.157
12 18 水谷 誠 HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V 1'55.423 4.247 1.472 142.318
13 25 M 5 フェリペ昌 WRS MASA KKS-II MYST KK-S2 1'56.636 5.460 1.213 140.838
---- 以上基準タイム(130% - 2'24.563)予選通過 ----
CarNo. 53は、一般競技規則第5章第17条3(走路の安全規定、走路外走行複数回)により、予選結果より5グリッド降格のペナルティーを科す。
CarNo. 11は、一般競技規則第5章第17条3(走路の安全規定、走路外走行複数回)により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
■GT500クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2024/04/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Lap Time Behind Gap
1 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 82 2:02'48.219 - -
2 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 82 2:02'59.230 11.011 11.011
3 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 82 2:03'00.481 12.262 1.251
4 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 82 2:03'09.319 21.100 8.838
5 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO BS 82 2:03'12.760 24.541 3.441
6 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z GT500 NISMO NDDP BS 82 2:03'13.643 25.424 0.883
7 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 82 2:03'13.995 25.776 0.352
8 8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 82 2:03'29.534 41.315 15.539
9 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 82 2:03'31.226 43.007 1.692
10 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 81 2:03'12.075 1Lap 1Lap
11 *12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 81 2:03'16.126 1Lap 4.051
12 24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 81 2:03'55.424 1Lap 39.298
13 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 79 2:03'58.097 3Laps 2Laps
---- 以上規定周回数(57 Laps)完走 ----
- *14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 43 2:03'42.526 39Laps 36Laps
- 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 0 no time 82Laps 43Laps
Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(au TOM'S GR Supra) 1'20.674 (11/31) 165.243 km/h
CarNo. 12(ベルトラン・バゲット)は、SpR 13.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 14(大嶋和也)は、SpR 13.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2024/04/14) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Lap Time Behind Gap
1 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 77 2:03'34.432 - -
2 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 77 2:03'39.327 4.895 4.895
3 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 77 2:03'55.060 20.628 15.733
4 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 77 2:03'59.330 24.898 4.270
5 31 小高 一斗 中村 仁 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 76 2:03'02.284 1Lap 1Lap
6 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 76 2:03'04.350 1Lap 2.066
7 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH 76 2:03'07.573 1Lap 3.223
8 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 JLOC Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 76 2:03'22.265 1Lap 14.692
9 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 76 2:03'22.639 1Lap 0.374
10 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 76 2:03'23.459 1Lap 0.820
11 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 76 2:03'24.939 1Lap 1.480
12 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 76 2:03'25.484 1Lap 0.545
13 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 76 2:03'35.320 1Lap 9.836
14 25 菅波 冬悟 松井 孝允 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 76 2:04'02.323 1Lap 27.003
15 *56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 76 2:04'04.605 1Lap 2.282
16 18 小林 崇志 小出 峻 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 75 2:01'54.614 2Laps 1Lap
17 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 75 2:03'05.086 2Laps 1'10.472
18 62 平手 晃平 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 75 2:03'05.378 2Laps 0.292
19 777 藤井 誠暢 マルコ・ソーレンセン D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 75 2:03'48.583 2Laps 43.205
20 360 大滝 拓也 青木 孝行 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 75 2:03'52.446 2Laps 3.863
21 *9 阪口 良平 冨林 勇佑 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 75 2:03'59.739 2Laps 7.293
22 5 藤波 清斗 塩津 佑介 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 73 2:02'48.346 4Laps 2Laps
23 30 永井 宏明 小林 利徠斗 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 72 2:02'55.059 5Laps 1Lap
24 *48 井田 太陽 柴田 優作 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 72 2:03'33.255 5Laps 38.196
25 22 和田 久 加納 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 72 2:03'43.159 5Laps 9.904
26 *61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 66 1:48'32.941 11Laps 6Laps
---- 以上規定周回数(53 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 61 山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT) 1'28.018 (4/36) 151.455 km/h
CarNo. 9(冨林勇佑)は、SpR附則3.16(SC中のピットイン)は、SpR附則3.16(SC中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
CarNo. 48(柴田優作)は、SpR附則3.16(SC中のピットイン)は、SpR附則3.16(SC中のピットイン)により、ペナルティーストップ60秒を科した。
CarNo. 61(山内英輝)は、SpR 13.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 48(井田太陽)は、SpR附則4.2.2(FCY中の減速違反)によりドライビングスルーペナルティーを科したが、SpR.13.10(ペナルティ未消化)により、決勝結果に40秒を加算した。
CarNo. 56(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は、SpR.13.11(複数回の黒白旗)により、決勝結果に40秒を加算した。
■GT500クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2024/04/13) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Time Behind Gap km/h
1 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 1'17.923 - - 171.077
2 8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 1'18.458 0.535 0.535 169.910
3 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 1'18.581 0.658 0.123 169.644
4 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z GT500 TEAM IMPUL BS 1'18.701 0.778 0.120 169.385
5 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 1'18.713 0.790 0.012 169.360
6 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 1'18.783 0.860 0.070 169.209
7 14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 1'18.814 0.891 0.031 169.143
8 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z GT500 NISMO BS 1'18.944 1.021 0.130 168.864
9 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 1'19.040 1.117 0.096 168.659
10 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z GT500 NISMO NDDP BS 1'19.044 1.121 0.004 168.650
11 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 1'19.052 1.129 0.008 168.633
12 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 1'19.225 1.302 0.173 168.265
13 24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z GT500 KONDO RACING YH 1'19.250 1.327 0.025 168.212
14 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 1'19.950 2.027 0.700 166.739
15 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 1'21.547 3.624 1.597 163.474
■GT300クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2024/04/13) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Time Behind Gap km/h
1 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 1'26.119 - - 154.795
2 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 1'26.286 0.167 0.167 154.496
3 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 JLOC Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 1'26.356 0.237 0.070 154.370
4 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 1'26.371 0.252 0.015 154.343
5 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 1'26.579 0.460 0.208 153.973
6 31 小高 一斗 中村 仁 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 1'26.720 0.601 0.141 153.722
7 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 1'26.819 0.700 0.099 153.547
8 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 1'26.965 0.846 0.146 153.289
9 18 小林 崇志 小出 峻 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 1'27.087 0.968 0.122 153.075
10 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 1'27.105 0.986 0.018 153.043
11 56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 1'27.211 1.092 0.106 152.857
12 9 阪口 良平 冨林 勇佑 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 1'27.264 1.145 0.053 152.764
13 777 藤井 誠暢 マルコ・ソーレンセン D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 1'27.267 1.148 0.003 152.759
14 60 吉本 大樹 河野 駿佑 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 1'27.298 1.179 0.031 152.705
15 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 1'27.372 1.253 0.074 152.575
16 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 1'27.399 1.280 0.027 152.528
17 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 1'27.454 1.335 0.055 152.432
18 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 1'27.755 1.636 0.301 151.909
19 5 藤波 清斗 塩津 佑介 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 1'27.916 1.797 0.161 151.631
20 62 平手 晃平 平木 湧也 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 1'27.961 1.842 0.045 151.554
21 25 菅波 冬悟 松井 孝允 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 1'28.555 2.436 0.594 150.537
22 360 大滝 拓也 青木 孝行 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 1'28.696 2.577 0.141 150.298
23 48 井田 太陽 柴田 優作 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 1'28.811 2.692 0.115 150.103
24 30 永井 宏明 小林 利徠斗 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 1'28.904 2.785 0.093 149.946
25 22 和田 久 加納 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 1'28.992 2.873 0.088 149.798
- 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 JLOC YH no time - - -
■v.Granz
優勝 大原学/甲野将哉組(102号車・アイフォア神戸vGranz)
甲野 「予選は、雨が降ってきたのでドライバーをピットに入れたらそれが違反だったようです。最後尾スタートから15周でトップですが、VITAの方たちが紳士的で抜かせてくれたので走りやすかったです。前のマージンをつぶそうと思ったときにセーフティーカーが入ったのもよかったです。ぼくたち真面目に生きているのでいいことがあるんですよ」
2位 K.K/飯田裕樹/TOMISAN組(11号車・HOJUST RACING ABBEY)
TOMISAN 「必死に走っていました。無事に最後までつないでいただいてなんとか完走できたので、楽しかったです。雨は途中から上がりましたが、ブレーキは難しかったですね。優勝できませんでしたが、健闘したと思います」
3位 長谷川睦/寺島大/大野宗組(81号車・CLEANLIFE ITAL ABBEY)
大野 「スピンも無く、コースアウトも無く、ペナルティーも無く、ピット作業違反も無く、安全運転でした。運転免許はブルーですが今日はゴールド免許でした。計算違いは総合3位の予定がクラス3位だったことです。まーいいかなと。耐久レースは完走してなんぼなのでよかったです」
VITAクラス
優勝 清水康友/伊東黎明組(75号車・ENDLESS☆カーブテイックTrace)
伊東 「最後尾まで落ちましたが、ピットに入るタイミングとセーフティーカーがばっちりでした。これで清水さんのランキングも首位に近いところまできたので、チャンピンをめざして頑張っていただきたいです。これからもそのフォローを精いっぱいしていきます」
2位 中川徹/太田達也組(106号車・Giddy Up VITA)
太田 「ぼくたちはピットの戦略に恵まれませんでした。トップの方たちがいいところで入ったので厳しいと思いました。2人ともノーミスで頑張っていいペースで走れて、慎重に走り、接触もしなかったのでよかったです」
3位 猪股京介/武地孝幸組(39号車・odula TONE TMR VITA)
猪股 「初めて雨の岡山を走って苦しかったですが、チームが完璧な作戦を立ててくれて、それをなぞっていったら3位になれました。スティントは最初僕が10分くらいで入って、そこから1時間弱ずつでした。最初のスティントを極端に短くする作戦で、セーフティーカーも入り、まさに作戦勝ちでした」
4位 MAKOTO/妹尾智充組(88号車・まこと君VITA)
妹尾 「スタートして2コーナーでぶつけられて、スピンして内側に飛んでいきました。そこから必死に追い上げて、セーフティーカーが出る前にクラス2位でオーナー(MAKOTO)さんに渡しました。2台に抜かれて4位でしたが、見せ場を作れたので、内容的には悪くないし、オーナーさんをミニマムでなくて3~40分乗せることにしているので、妥当な順位なのかと思います」
5位 下垣和也/前嶋秀司組(14号車・SOUEISHA-VITA)
前嶋 「サポートとしてきていますが、レースは楽しく走りたいので、最後けっこう盛り上がって残り1周くらいで5位に上がれたので面白かったです。最後は、前が見えて、にんじんがポロンとぶらさがった感じでした」
下垣 「届かないと思っていましたが最後5周で一気に追いついて、見ていて最後の3周が一番面白かったです。助っ人が大活躍でした」
6位 蘭牟田政治/HIROBON組(4号車・JOKER☆ダイワN通商NUTEC制動屋)
HIROBON 「ドライを想定していたので、雨のセットがうまく見つからず、序盤は苦戦しました。最後は雨量が減ってきてペースがよくなりました。でも、もうちょっと行きたかったですね」
Text: Yoshinori OHNISHI
「チャレンジカップ2時間耐久レース」は24日、岡山サーキットで行われているチャレンジカップレース第2戦で2時間の決勝を行い、最後尾からスタートしたv.Granzの大原学/甲野将哉組(102号車・アイフォア神戸vGranz)が、53周を回って総合優勝を飾った。
決勝は午後2時にセーフティーカー(SC)先導で、フォーメーションラップが始まった。雨は降ったりやんだりで、コースはウェット。ウェット宣言が出された。
レース時間は2時間で、3分間のピットストップを2回行う義務がある。その際、ドライバー交代義務は無く、燃料給油も任意だ。VITA、N1-86、N1ロードスターに2時間耐久特別規則で規定されたポイント(通常の3分の2程度)が与えられるが、対象ドライバーは20分以上ドライブしなければならない。
SCは1周を回ってピットロードに入り、いよいよ2時間レースの幕が開いた。
■v.Granzクラス
3台が参加したv.Granzは、序盤から総合2位につけたK.K/飯田裕樹/TOMISAN組(11号車・HOJUST RACING ABBEY)がクラストップでレースをリード。しかし、後方から驚異的なペースで追い上げて来たのが、予選不通過で最後尾スタートとなった102号車アイフォア神戸vGranz(大原学/甲野将哉)だった。
最後尾、29番グリッドからスタートした102号車は、2周目には早くも総合で11位、3周目には8位に上がると前を走るクラス3位の長谷川睦/寺島大/大野宗組(81号車・CLEANLIFE ITAL ABBEY)を捉えて総合3位に浮上。
11周目には総合2位でクラストップの11号車も捉えて、ついにv.Granzのトップに立った。さらに15周目には総合トップの車両までも捉え、わずか15周で28台抜きを達成した。
102号車はこのまま一度もクラストップを明け渡すことなく2時間・53周を走ってぶっちぎりの優勝。2位には11号車が、3位には81号車が入った。
■VITAクラス
22台が参加し最大勢力となったVITAクラスは、ポールシッター・清水康友/伊東黎明組(75号車・ENDLESS☆カーブテイックTrace)の清水が1コーナーでコースアウトして最後尾に落ちるという波乱で始まった。
その後方でも、予選6位・MAKOTO/妹尾智充組(88号車・まこと君VITA)の妹尾と予選9位・SOUEISHA-VITA(14号車・下垣和也/前嶋秀司)の前嶋が接触。妹尾はスピンを喫し大きく順位を落とした。
1周目、VITAのトップに立ったのは松本匡史/徳升広平組(999号車・m・dent with萬雲塾VITA)の徳升で、2位に中西亮平/有岡綾平組(66号車・BASIS RACING☆NAMS)の有岡、3位に中川徹/太田達也組(106号車・Giddy Up VITA)の太田、4位に中島僚斗/大崎達也組(219号車・&Gコーポレーション大崎塾VITA)の中島、5位に14号車・前嶋、6位に橋村剛/TAKE chan組(78号車・恵比寿アキランドVita制動屋)の橋村が続く。
7周目、5位と一つ順位を落としていた219号車・中島がヘアピンでスピンしてストップ。ここで1回目のSCが導入された。
この時点での順位はトップ999号車・徳升、2位106号車・太田、3位66号車・有岡、4位14号車・前嶋、5位竹中優/貫戸幸星組(86号車・HOJUST RACING VITA2号)の貫戸、6位にはスピンから追い上げて来た88号車・妹尾が上がってきた。
レースは11周目から再開されるが、12周目には20位を走っていた戸田淳也/松本恭典組(36号車・真栄金属Vita)が1コーナーでコースアウト、早くも2回目のSCが導入された。
15周目にはトップを走る999号車・徳升が1回目のピットストップを行いドライバーを松本に交代。これでトップには106号車・太田が上がり、2位に66号車・有岡が、3位には怒濤の追い上げを見せてきた88号車・妹尾が、4位には蘭牟田政治/HIROBON組(4号車・JOKER☆ダイワN通商NUTEC制動屋)のHIROBONが、5位には14号車・前嶋が、6位には木村一廊/川福健太組(61号車・KOO′ON with ABBEY)の川福が続く。
19周目、トップを走っていた106号車・太田が1回目のピットストップ。ドライバーを中川に交代すると、トップには66号車・有岡が浮上、2位には88号車・妹尾が、3位には4号車・HIROBONが、4位には14号車・前嶋が、5位には78号車・橋村が、6位には谷川達也/吉村雅一組(105号車・ヨシムラオートVita)の谷川が上がってきた。
21周目には14号車・前嶋が、22周目には88号車・妹尾が、23周目には78号車・橋村が、24周目には4号車・HIROBONがピットイン。14号車・は下垣に、88号車・妹尾は連続ドライブ、78号車・はTAKE Chanに4号車は藺牟田にドライバーを交代した。
26周目にはヘアピンでコースアウトした車両があり、この日3度目のセーフティーカーが導入された。
セーフティーカーが退くと、トップは66号車の有岡が、2位MC平田/青合正博組(16号車・Racing TEAM HERO'S)の平田、3位CHAY/妹尾俊郎組(525号車・KRS VITA)とまだピットインしていない3台が占める。そして4位には序盤のスピンで最後尾に落ち75号車・清水から交代した伊東が怒濤の追い上げで浮上してきた。
28周目に66号車・有岡と16号車・平田が、31周目に525号車・妹尾がピットインすると、トップに浮上した75号車・伊東は32周目に2度目のピットイン。伊東は連続スティントでコースに復帰した。
これでトップに立ったのは88号車・妹尾、2位に14号車・下垣、3位に66号車・有岡、4位に4号車・藺牟田、5位に78号車・TAKE Chan、6位に16号車・青合となる。
39周目に88号車・妹尾と16号車・青合が、41周目に14号車・下垣が、42周目に66号車・有岡がピットインした。
これでトップに立ったのは75号車・清水、2位には106号車・太田が浮上してきたが、その差は35秒と大量のリードとなった。3位には88号車・MAKOTOが続く。
4位には猪股京介/武地孝幸組(39号車・odula TONE TMR VITA)の猪俣がつけた。39号車は序盤の5周目にピットインし猪股から武地に交代、29周目に再び猪股が乗り込むという変則のピット戦略が功を奏したようだ。
5位には66号車・中西が、6位には14号車・前嶋が続く。
43周目、レースは終盤に差し掛かってきた。大量リードのトップ75号車・清水、3位を20秒以上離す2位106号車・太田は安泰だが、3位の88号車・MAKOTOはペースが上がらず苦しい。6秒後方には4位の39号車・猪股が虎視眈々と3位浮上をうかがう。5位には66号車・中西が、6位には14号車・前嶋が続き、その背後には7位4号車・HIROBONが迫る。
46周目、3位を走る88号車・MAKOTOはついに39号車・猪股に捉えられ4位に順位落とす。
レースは終了。75号車・清水はVITAでただ一人53周を走ってぶっちぎりの優勝。2位には106号車・太田が、3位には39号車・猪股が、4位には88号車・MAKOTOが入った。66号車・中西はチェッカー直前にコースアウトしてチェッカーを受けられず。代わって5位には14号車・前嶋が、6位には4号車・HIROBONが入った。
7位は999号車・徳升、8位は78号車・橋村、9位は66号車・平田、10位は61号車・川福の順でチェッカーを受けた。
シリーズポイントランキングは、開幕戦優勝の武地が3位に入り6ポイントを追加して21、優勝した清水が10ポイント追加で22としたため清水がシリーズリーダーに立ち、武地は2位に落ちた。15ポイントのMAKOTOが3位で続いている。
■N1-86クラス
N1-86は2台が参加。総合のポールポジションを獲得した中村賢明/松下仁組(28号車・HTP. JSMILE 86)が、序盤から総合トップを快走。最終的には52周を走って総合6位、クラス優勝を果たした。クラス2位には総合9位、50周で永井良周/長尾秀義組(19号車・GR Garage倉敷with NAGOYA)が入った。
■N1ロードスタークラス
N1ロードスターは2台が参加。50周を一人で走りきった下坂和也(35号車・FIRST RACINGロードスター)が総合20位でクラス優勝。2位には48周を回り総合25位の大井正伸/雨宮恵司組(43号車・OTPアクレTSモリモトAZUR)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/03/24) Final Race Weather:Rain Course:Wet
チャレンジカップ2時間耐久レース Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 102 v.Granz 1 大原 学 甲野 将哉 アイフォア神戸vGranz 53 2:00'24.438 - -
2 11 v.Granz 2 K.K 飯田 裕樹 TOMISAN HOJUST RACING ABBEY 53 2:01'25.535 1'01.097 1'01.097
3 75 VITA 1 清水 康友 伊東 黎明 ENDLESS☆カーブテイックTrace 53 2:01'54.385 1'29.947 28.850
4 81 v.Granz 3 長谷川 睦 寺島 大 大野 宗 CLEANLIFE ITAL ABBEY 52 2:00'34.751 1Lap 1Lap
5 106 VITA 2 中川 徹 太田 達也 Giddy Up VITA 52 2:00'41.846 1Lap 7.095
6 28 N1-86 1 中村 賢明 松下 仁 HTP. JSMILE 86 52 2:01'17.211 1Lap 35.365
7 39 VITA 3 猪股 京介 武地 孝幸 odula TONE TMR VITA 52 2:01'31.799 1Lap 14.588
8 88 VITA 4 MAKOTO 妹尾 智充 まこと君VITA 52 2:01'42.510 1Lap 10.711
9 14 VITA 5 下垣 和也 前嶋 秀司 SOUEISHA-VITA 52 2:01'54.130 1Lap 11.620
10 4 VITA 6 蘭牟田 政治 HIROBON JOKER☆ダイワN通商NUTEC制動屋 52 2:01'54.403 1Lap 0.273
11 999 VITA 7 松本 匡史 徳升 広平 m・dent with萬雲塾VITA 52 2:02'21.197 1Lap 26.794
12 78 VITA 8 橋村 剛 TAKE chan 恵比寿アキランドVita制動屋 51 2:01'06.690 2Laps 1Lap
13 *16 VITA 9 MC 平田 青合 正博 Racing TEAM HERO'S 51 2:01'16.498 2Laps 9.808
14 61 VITA 10 木村 一廊 川福 健太 KOO′ON with ABBEY 51 2:01'21.821 2Laps 5.323
15 333 VITA 11 上田 裕司 西沢 耕治 野郎レーシング☆萬雲塾VITA 51 2:01'55.986 2Laps 34.165
16 *223 VITA 12 横山 慎太郎 友浦 淳成 TOMOURA BASE☆テックVITA 50 2:00'27.500 3Laps 1Lap
17 105 VITA 13 谷川 達也 吉村 雅一 ヨシムラオートVita 50 2:00'52.625 3Laps 25.125
18 86 VITA 14 竹中 優 貫戸 幸星 HOJUST RACING VITA2号 50 2:01'09.122 3Laps 16.497
19 19 N1-86 2 永井 良周 長尾 秀義 GR Garage倉敷with NAGOYA 50 2:01'39.932 3Laps 30.810
20 35 N1-R 1 下坂 和也 FIRST RACINGロードスター 50 2:02'21.580 3Laps 41.648
21 525 VITA 15 CHAY 妹尾 俊郎 KRS VITA 49 2:00'43.962 4Laps 1Lap
22 *80 VITA 16 森村 彰博 金城 貴洋 恵比寿B※RIGHT-VITA 49 2:00'56.741 4Laps 12.779
23 111 VITA 17 高橋 裕史 柿沼 一峰 リーガルトップ☆GプラチナVITA 49 2:01'45.590 4Laps 48.849
24 *12 VITA 18 近藤 説秀 田中 徳二郎 恵光院TSA-VITA 49 2:02'24.152 4Laps 38.562
25 43 N1-R 2 大井 正伸 雨宮 恵司 OTPアクレTSモリモトAZUR 48 2:01'23.117 5Laps 1Lap
26 36 VITA 19 戸田 淳也 松本 恭典 真栄金属Vita 48 2:02'30.576 5Laps 1'07.459
---- 以上規定周回数完走 ----
- 66 VITA - 中西 亮平 有岡 綾平 BASIS RACING☆NAMS 50 1:57'47.456 3Laps -2Laps
- *57 VITA - 武連 良治 中野 匠 TBR RAYBROS VITA 25 1:09'44.613 28Laps 25Laps
- *219 VITA - 中島 僚斗 大崎 達也 &Gコーポレーション大崎塾VITA - 失格 - -
CarNo. 223は、チャレンジカップ2時間耐久レース特別規則第13条3.10(コントロールライン手前での追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 80は、チャレンジカップ2時間耐久レース特別規則第18条3.2(燃料給油作業)違反により、競技結果に対して15秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 12は、チャレンジカップ2時間耐久レース特別規則第18条3.2(燃料給油作業)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 57は、岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則付則1.6(SC運用規定)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 219は、チャレンジカップ2時間耐久レース特別規則第17条1.1(ピット滞在時間不足)により、ペナルティーストップ1秒を科した。
CarNo. 219は、岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則45条6(ペナルティー無視)により、失格とする。
■v.Granz
ポールポジション K.K/飯田裕樹/TOMISAN組(11号車・HOJUST RACING ABBEY)
TOMISAN 「時間ギリギリで乗りました。後ろにつながないといけないし、1周回っただけでアタックもできない状況でした。決勝は行けると思います。優勝めざして頑張ります」
2位 長谷川睦/寺島大/大野宗組(81号車・CLEANLIFE ITAL ABBEY)
大野 「1周回って帰ってきました。決勝ですが、ぼくらはABBEYの2群チームなので、周りの人が沈んでいくのを待って完走を目指します。スリックとレインなので、どこかでスリックに履き替えることになれば難しくなると思います。速いマシンなので不確定要素は少ない方がいいです。昨日は湯郷温泉に泊りました。目的の一つの宴会は達成しました(笑)」
■VITA
ポールポジション 清水康友/伊東黎明組(75号車・ENDLESS☆カーブテイックTrace)
伊東 「昨日の雨の練習も調子がよかったので、今日もポールが取れると思い、ちゃんと取れたので、よかったです。決勝はこんな感じの微妙な天気だと思うので、オーナーの清水さんとしっかり走りきれば結果はついてくると思います。そろそろ優勝したいですね」
2位 松本匡史/徳升広平組(999号車・m・dent with萬雲塾VITA)
徳升 「めちゃ悔しいです。しょうがないです。乗ってる感じではポールだと思っていました。自分の走ってる感覚とタイムにずれがありました。決勝は2時間あるので、せっかくチームに呼んでもらえたので、コツコツ走って最後は笑顔で終れたらいいと思います」
3位 中川徹/太田達也組(106号車・Giddy Up VITA)
太田 「急きょ出場であんまり経験がないんですが、中川さんにいろいろ教えてもらいながら楽しんでいます。後半に行ったんですが、赤旗でクリアも取れず難しかったです。なんとか出せたタイムでした。ひとまず3番手になれてよかったです。決勝もこんなコンディションだと思うし、2人とも速く走れるので、優勝目指してがんばります」
4位 中西亮平/有岡綾平組(66号車・BASIS RACING☆NAMS)
有岡 「最初に中西さんが走って、次にぼくが走ったんですが、出たら赤旗でアタックができずに終わってしまいました。決勝は2時間もあるのでその間に取り返したいと思います。目標は優勝ですが鈴鹿で速かったり、GTに乗ってた人もいるので、そこと勝負して何か得られればいいかなと思います」
5位 中島僚斗/大崎達也組(219号車・&Gコーポレーション大崎塾VITA)
中島 「予選は大崎さんメインでしたが、タイムはぼくが出しました。とりあえずタイヤを暖めて基準タイムをクリアしようと思っていました。でも大崎さんに渡したときが赤旗続きでアタックできませんでした。タイムは狙ってなかったんですが、よかったです。金曜日からメカニックの人たちがクルマを作ってくれたので乗りやすかったです。決勝はサポートをしていただいている人たちの恩返しで、トップを目指して走りきります。」
6位 MAKOTO/妹尾智充組(88号車・まこと君VITA)
妹尾 「普通にちゃんとまとめられたらポールはいけたと思うんですが、赤旗が出たタイミングで決められなくて、ペナルティーが出れば2グリッドくらい降格になるので、決勝は自分のお尻は自分で拭いて、追い上げようと思います。相方のMAKOTO選手も練習を頑張っててドライではすごく速いので、MAKOTO選手と一緒に頑張りたいと思います」
7位 竹中優/貫戸幸星組(86号車・HOJUST RACING VITA2号)
貫戸 「VITAは初めてです。タイヤが暖まるのにすごく時間がかって、走り続けた人が上にきてるので、代わらなければよかったと思います。代わってすぐに赤旗だったので、タイヤの一番おいしいところを逃しました。決勝は順位を考えずに、危ないレースを無事生き残りたいです」
Text: Yoshinori OHNISHI
岡山国際サーキットで行われる名物・ハコレースの祭典「チャレンジカップ2時間耐久レース」は24日、チャレンジカップレース第2戦で公式予選を行い、中村賢明/松下仁組(28号車・HTP. JSMILE 86)が総合のポールポジションを獲得した。
チャレンジカップ2時間耐久レースは日曜日のワンデーレース。24日に公式予選と決勝が行われる。参加可能クラスは、N1ロードスター(NA/ND)、N1-86、Nゼロ-86(クラス1/クラス2)、VITA、v.Granz、OTHERS CLASS(クラスI~IV)と多彩だ。
VITAが22台、v.Granzが3台、N1-86が2台、N1ロードスターが2台と合計29台が岡山国際サーキットに集結した。
公式予選は午前9時50分より25分間の予定で始まった。昨日から降り続いた雨は小雨となったが、路面はフルウエットでウェット宣言が出された。四国では桜の開花も伝えられるようになり、岡山国際サーキットも気温は暖かめ。サーキットを囲む山々は霧にかすんでいる。
ドライバーは最大3名まで登録可能で、もっとも速いドライバーのタイムで予選順位は決定するが、登録ドライバー全員が上位3名の平均130%をクリアしなければ予選順位は認定されない。
v.Granzは、予選序盤まずは、大原学/甲野将哉組(102号車・アイフォア神戸vGranz)の甲野が2分3秒382でトップに立つ。2位にはK.K/飯田裕樹/TOMISAN組(11号車・HOJUST RACING ABBEY)のTOMISANが、3位には長谷川睦/寺島大/大野宗組(81号車・CLEANLIFE ITAL ABBEY)の大野がつける。
VITAは、中島僚斗/大崎達也組(219号車・&Gコーポレーション大崎塾VITA)の中島が2分10秒963で、2位には竹中優/貫戸幸星組(86号車・HOJUST RACING VITA2号)の貫戸が、3位には下垣和也/前嶋秀司組(14号車・SOUEISHA-VITA)の下垣が続く。
予選中盤には、甲野がタイムを2分2秒379まで縮めv.Granzトップのまま。VITAトップには清水康友/伊東黎明組(75号車・ENDLESS☆カーブテイックTrace)の伊東が7秒490で、同2位には松本匡史/徳升広平組(999号車・m・dent with萬雲塾VITA)の徳升が8秒790で上がってきた。
ここで、松本恭典(36号車・真栄金属Vita)がアトウッドで、田中徳二郎(12号車・恵光院TSA-VITA)が1コーナーでコースアウトしたため赤旗が提示される。
予選は10時13分から10時21分まで、残り8分で再開されるが、今度もアトウッドで柿沼一峰(111号車・リーガルトップ☆GプラチナVITA)と竹中優(86号車・HOJUST RACING VITA2号)がコースアウト。このため2回目の赤旗が提示された。
各車、グリッドに整列し再開を待つが、予選は再開されることなく2回目の赤旗をもって終了。各ドライバー消化不良のまま予選は終了した。
v.Granzでトップタイムを記録したのは甲野だったが、2度の赤旗でチームメートの大原学が乗るタイミングを失い予選落ち。ポールポジションはK.K/飯田裕樹/TOMISAN組(11号車・HOJUST RACING ABBEY)で、同2位には同僚の長谷川睦/寺島大/大野宗組(81号車・CLEANLIFE ITAL ABBEY)が入った。
VITAは、清水がタイムを2分6秒942まで縮めポールポジションを獲得。徳升もタイムを7秒527まで縮めたものの及ばず2位で予選を終えた。
3位には中川徹/太田達也組(106号車・Giddy Up VITA)が、4位にはMAKOTO/妹尾智充組(88号車・まこと君VITA)が入ったがこの2台は黄旗追い越しでベストタイムを抹消された。
106号車はセカンドベストが採用されても3位のままだったが、88号車は6位に降格。繰り上がって4位には中西亮平/有岡綾平組(66号車・BASIS RACING☆NAMS)が、5位には中島僚斗/大崎達也組(219号車・&Gコーポレーション大崎塾VITA)が入った。
7位には竹中優/貫戸幸星組(86号車・HOJUST RACING VITA2号)が、8位には橋村剛/TAKE chan組(78号車・恵比寿アキランドVita制動屋)が、9位には下垣和也/前嶋秀司組(14号車・SOUEISHA-VITA)が、10位にはCHAY/妹尾俊郎組(525号車・ KRS VITA)が続いた。
総合トップは、102号車が予選落ちとなったため序盤から総合の2位につけていたN1-86の中村賢明/松下仁組(28号車・HTP. JSMILE 86)が入った。
N1-ロードスタークラスのポールポジションは下坂和也(35号車・FIRST RACINGロードスター)が獲得した。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/03/24) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2024 VITA岡山シリーズ Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Time Behind Gap km/h
1 28 N1-86 1 中村 賢明 松下 仁 HTP. JSMILE 86 2'03.138 - - 108.259
2 11 v.Granz 1 K.K 飯田 裕樹 TOMISAN HOJUST RACING ABBEY 2'04.060 0.922 0.922 107.454
3 75 VITA 1 清水 康友 伊東 黎明 ENDLESS☆カーブテイックTrace 2'06.942 3.804 2.882 105.015
4 999 VITA 2 松本 匡史 徳升 広平 m・dent with萬雲塾VITA 2'07.527 4.389 0.585 104.533
5 *106 VITA 3 中川 徹 太田 達也 Giddy Up VITA 2'08.707 5.569 1.180 103.575
6 81 v.Granz 2 長谷川 睦 寺島 大 大野 宗 CLEANLIFE ITAL ABBEY 2'09.319 6.181 0.612 103.085
7 66 VITA 4 中西 亮平 有岡 綾平 BASIS RACING☆NAMS 2'10.222 7.084 0.903 102.370
8 219 VITA 5 中島 僚斗 大崎 達也 &Gコーポレーション大崎塾VITA 2'10.963 7.825 0.741 101.791
9 *88 VITA 6 MAKOTO 妹尾 智充 まこと君VITA 2'11.726 8.588 0.763 101.201
10 86 VITA 7 竹中 優 貫戸 幸星 HOJUST RACING VITA2号 2'11.876 8.738 0.150 101.086
11 78 VITA 8 橋村 剛 TAKE chan 恵比寿アキランドVita制動屋 2'12.793 9.655 0.917 100.388
12 14 VITA 9 下垣 和也 前嶋 秀司 SOUEISHA-VITA 2'12.945 9.807 0.152 100.273
13 525 VITA 10 CHAY 妹尾 俊郎 KRS VITA 2'13.033 9.895 0.088 100.207
14 333 VITA 11 上田 裕司 西沢 耕治 野郎レーシング☆萬雲塾VITA 2'13.040 9.902 0.007 100.201
15 39 VITA 12 猪股 京介 武地 孝幸 odula TONE TMR VITA 2'13.175 10.037 0.135 100.100
16 4 VITA 13 蘭牟田 政治 HIROBON JOKER☆ダイワN通商NUTEC制動屋 2'13.384 10.246 0.209 99.943
17 57 VITA 14 武連 良治 中野 匠 TBR RAYBROS VITA 2'15.163 12.025 1.779 98.628
18 16 VITA 15 MC 平田 青合 正博 Racing TEAM HERO'S 2'15.457 12.319 0.294 98.414
19 35 N1-R 1 下坂 和也 FIRST RACINGロードスター 2'15.526 12.388 0.069 98.363
20 12 VITA 16 近藤 説秀 田中 徳二郎 恵光院TSA-VITA 2'15.758 12.620 0.232 98.195
21 223 VITA 17 横山 慎太郎 友浦 淳成 TOMOURA BASE☆テックVITA 2'17.261 14.123 1.503 97.120
22 19 N1-86 2 永井 良周 長尾 秀義 GR Garage倉敷with NAGOYA 2'18.299 15.161 1.038 96.391
23 105 VITA 18 谷川 達也 吉村 雅一 ヨシムラオートVita 2'19.130 15.992 0.831 95.815
24 36 VITA 19 戸田 淳也 松本 恭典 真栄金属Vita 2'19.606 16.468 0.476 95.489
25 *61 VITA 20 木村 一廊 川福 健太 KOO′ON with ABBEY 2'19.852 16.714 0.246 95.321
26 43 N1-R 2 大井 正伸 雨宮 恵司 OTPアクレTSモリモトAZUR 2'22.277 19.139 2.425 93.696
27 80 VITA 21 森村 彰博 金城 貴洋 恵比寿B※RIGHT-VITA 2'23.371 20.233 1.094 92.981
28 111 VITA 22 高橋 裕史 柿沼 一峰 リーガルトップ☆GプラチナVITA 2'23.823 20.685 0.452 92.689
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 102 v.Granz - 大原 学 甲野 将哉 アイフォア神戸vGranz 2'02.379 0.759 -21.444 108.930
CarNo. 88, 106は、FIA国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.5.1 b)(黄旗区間での追い越し)により、ベストラップタイムを抹消した。
CarNo. 61は、FIA国際モータースポーツ競技規則付則H項2.5.4.1 b)(赤旗中の追い越し)により、ベストタイムを抹消した。
第2回合同テスト -RIJ- (2024/03/27) Total Testing Weather: Course:
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 102 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Session1 Session2 Time Behind km/h
1 36 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.761 *1'32.648 1'32.648 - 177.303
2 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S *1'32.712 1'32.811 1'32.712 0.064 177.181
3 2 荒尾 創大 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING 1'33.193 *1'32.797 1'32.797 0.149 177.019
4 35 中村 仁 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S *1'32.827 1'32.864 1'32.827 0.179 176.961
5 130 木村 偉織 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON *1'33.070 - 1'33.070 0.422 176.499
6 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S 1'33.190 *1'33.153 1'33.153 0.505 176.342
7 1 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'33.477 *1'33.207 1'33.207 0.559 176.240
8 300 菅波 冬悟 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'35.253 *1'34.005 1'34.005 1.357 174.744
9 50 小出 峻 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 1'34.385 *1'34.214 1'34.214 1.566 174.356
10 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 1'35.938 *1'35.307 1'35.307 2.659 172.357
11 13 M 2 藤原 誠 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'37.039 *1'35.473 1'35.473 2.825 172.057
12 8 M 3 清水 康弘 GNSY 324 GNSY RACING *1'36.219 1'36.545 1'36.219 3.571 170.723
13 30 M 4 DRAGON TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON *1'37.507 1'38.016 1'37.507 4.859 168.468
第2回合同テスト -RIJ- (2024/03/27) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.648 - - 177.303
2 2 荒尾 創大 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING 1'32.797 0.149 0.149 177.019
3 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.811 0.163 0.014 176.992
4 35 中村 仁 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.864 0.216 0.053 176.891
5 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S 1'33.153 0.505 0.289 176.342
6 1 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'33.207 0.559 0.054 176.240
7 300 菅波 冬悟 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'34.005 1.357 0.798 174.744
8 50 小出 峻 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 1'34.214 1.566 0.209 174.356
9 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 1'35.307 2.659 1.093 172.357
10 13 M 2 藤原 誠 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'35.473 2.825 0.166 172.057
11 8 M 3 清水 康弘 GNSY 324 GNSY RACING 1'36.545 3.897 1.072 170.147
12 30 M 4 DRAGON TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'38.016 5.368 1.471 167.593
第2回合同テスト -RIJ- (2024/03/27) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.712 - - 177.181
2 36 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.761 0.049 0.049 177.087
3 35 中村 仁 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'32.827 0.115 0.066 176.961
4 130 木村 偉織 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'33.070 0.358 0.243 176.499
5 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S 1'33.190 0.478 0.120 176.272
6 2 荒尾 創大 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING 1'33.193 0.481 0.003 176.266
7 1 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'33.477 0.765 0.284 175.731
8 50 小出 峻 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 1'34.385 1.673 0.908 174.040
9 300 菅波 冬悟 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'35.253 2.541 0.868 172.454
10 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 1'35.938 3.226 0.685 171.223
11 8 M 2 清水 康弘 GNSY 324 GNSY RACING 1'36.219 3.507 0.281 170.723
12 13 M 3 藤原 誠 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'37.039 4.327 0.820 169.280
13 30 M 4 DRAGON TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'37.507 4.795 0.468 168.468
【総合】
Spring Training -RIJ- (2024/03/25) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Team Time Behind Gap km/h
1 36 卜部 和久 TGR-DC Racing School 2'00.697 - - 136.099
2 50 野村 勇斗 HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.851 0.154 0.154 135.926
3 51 洞地 遼⼤ HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.964 0.267 0.113 135.799
4 37 鈴木 斗輝哉 TGR-DC Racing School 2'01.084 0.387 0.120 135.664
5 35 佐野 雄城 TGR-DC Racing School 2'01.675 0.978 0.591 135.006
6 33 佐藤 樹 Drago CORSE 2'01.870 1.173 0.195 134.790
7 87 下野 璃央 Dr. Dry 2'01.881 1.184 0.011 134.777
8 34 清水 啓伸 Drago CORSE 2'02.097 1.400 0.216 134.539
9 54 佐藤 凛太郎 PONOS RACING 2'02.250 1.553 0.153 134.371
10 96 藤原 優汰 AKIRAND RACING 2'02.379 1.682 0.129 134.229
11 99 田中 風輝 Bionic Jack Racing 2'02.490 1.793 0.111 134.107
12 16 新原 光太郎 HYDRANGEA kageyama Racing 2'02.910 2.213 0.420 133.649
13 97 白崎 稜 Bionic Jack Racing 2'03.013 2.316 0.103 133.537
14 38 梅垣 清 TGR-DC Racing School 2'03.855 3.158 0.842 132.629
15 44 IC 1 今田 信宏 B-MAX RACING TEAM 2'04.303 3.606 0.448 132.151
16 14 村田 将輝 ZAP SPEED 2'04.487 3.790 0.184 131.956
17 62 森山 冬星 HELM MOTORSPORTS 2'04.517 3.820 0.030 131.924
18 26 三枝 拓己 FALCON MOTORSPORT 2'05.183 4.486 0.666 131.222
19 45 大宮 賢人 PONOS RACING 2'05.242 4.545 0.059 131.160
20 60 熊谷 憲太 OTG MOTORSPORTS 2'05.315 4.618 0.073 131.084
21 57 鈴木 悠太 ZAP SPEED 2'05.384 4.687 0.069 131.012
22 30 IC 2 DRAGON B-MAX RACING TEAM 2'05.705 5.008 0.321 130.677
23 46 有村 将真 フジタ薬局レーシング 2'05.978 5.281 0.273 130.394
24 90 Lin Chenghua AKIRAND RACING 2'06.821 6.124 0.843 129.527
25 98 IC 3 IKARI Bionic Jack Racing 2'07.690 6.993 0.869 128.646
26 64 HIROBON HELM MOTORSPORTS 2'07.952 7.255 0.262 128.383
27 2 IC 4 仲尾 恵史 AKILAND RACING 2'08.781 8.084 0.829 127.556
28 11 IC 5 植田 正幸 Rn-sports 2'09.061 8.364 0.280 127.279
29 63 IC 6 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS 2'09.612 8.915 0.551 126.738
30 65 富下 李央菜 HELM MOTORSPORTS 2'09.749 9.052 0.137 126.604
31 9 IC 7 ケン・アレックス Buzz Racing 2'09.749 9.052 0.000 126.604
32 10 IC 8 MOTOKI Rn-sports 2'10.877 10.180 1.128 125.513
33 86 IC 9 大阪 八郎 Dr. Dry 2'11.425 10.728 0.548 124.990
34 40 IC 10 ⾚松 昌⼀朗 イーグルスポーツ 2'12.420 11.723 0.995 124.051
35 61 IC 11 坂井 フォックス・ウィリアム HELM MOTORSPORTS 2'16.256 15.559 3.836 120.558
36 55 IC 12 KENTARO FIELD MOTORSPORTS 2'16.500 15.803 0.244 120.343
37 5 IC 13 小谷 泰弘 Team 5ZIGEN 2'26.800 26.103 10.300 111.899
38 23 IC 14 YUGO N-SPEED 2'50.104 49.407 23.304 96.569
【クラス別】
■Champion Ship Class
Spring Training -RIJ- (2024/03/25) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing C class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 36 卜部 和久 TGR-DC Racing School 2'00.697 - - 136.099
2 50 野村 勇斗 HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.851 0.154 0.154 135.926
3 51 洞地 遼⼤ HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.964 0.267 0.113 135.799
4 37 鈴木 斗輝哉 TGR-DC Racing School 2'01.084 0.387 0.120 135.664
5 35 佐野 雄城 TGR-DC Racing School 2'01.675 0.978 0.591 135.006
6 33 佐藤 樹 Drago CORSE 2'01.870 1.173 0.195 134.790
7 87 下野 璃央 Dr. Dry 2'01.881 1.184 0.011 134.777
8 34 清水 啓伸 Drago CORSE 2'02.097 1.400 0.216 134.539
9 54 佐藤 凛太郎 PONOS RACING 2'02.250 1.553 0.153 134.371
10 96 藤原 優汰 AKIRAND RACING 2'02.379 1.682 0.129 134.229
11 99 田中 風輝 Bionic Jack Racing 2'02.490 1.793 0.111 134.107
12 16 新原 光太郎 HYDRANGEA kageyama Racing 2'02.910 2.213 0.420 133.649
13 97 白崎 稜 Bionic Jack Racing 2'03.013 2.316 0.103 133.537
14 38 梅垣 清 TGR-DC Racing School 2'03.855 3.158 0.842 132.629
15 14 村田 将輝 ZAP SPEED 2'04.487 3.790 0.632 131.956
16 62 森山 冬星 HELM MOTORSPORTS 2'04.517 3.820 0.030 131.924
17 26 三枝 拓己 FALCON MOTORSPORT 2'05.183 4.486 0.666 131.222
18 45 大宮 賢人 PONOS RACING 2'05.242 4.545 0.059 131.160
19 60 熊谷 憲太 OTG MOTORSPORTS 2'05.315 4.618 0.073 131.084
20 57 鈴木 悠太 ZAP SPEED 2'05.384 4.687 0.069 131.012
21 46 有村 将真 フジタ薬局レーシング 2'05.978 5.281 0.594 130.394
22 90 Lin Chenghua AKIRAND RACING 2'06.821 6.124 0.843 129.527
23 64 HIROBON HELM MOTORSPORTS 2'07.952 7.255 1.131 128.383
24 65 富下 李央菜 HELM MOTORSPORTS 2'09.749 9.052 1.797 126.604
■Independent Cup Class
Spring Training -RIJ- (2024/03/25) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing Independent Cup class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver CarTeam Time Behind Gap km/h
1 44 今田 信宏 B-MAX RACING TEAM 2'04.303 - - 132.151
2 30 DRAGON B-MAX RACING TEAM 2'05.705 1.402 1.402 130.677
3 98 IKARI Bionic Jack Racing 2'07.690 3.387 1.985 128.646
4 2 仲尾 恵史 AKILAND RACING 2'08.781 4.478 1.091 127.556
5 11 植田 正幸 Rn-sports 2'09.061 4.758 0.280 127.279
6 63 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS 2'09.612 5.309 0.551 126.738
7 9 ケン・アレックス Buzz Racing 2'09.749 5.446 0.137 126.604
8 10 MOTOKI Rn-sports 2'10.877 6.574 1.128 125.513
9 86 大阪 八郎 Dr. Dry 2'11.425 7.122 0.548 124.990
10 40 ⾚松 昌⼀朗 イーグルスポーツ 2'12.420 8.117 0.995 124.051
11 61 坂井 フォックス・ウィリアム HELM MOTORSPORTS 2'16.256 11.953 3.836 120.558
12 55 KENTARO FIELD MOTORSPORTS 2'16.500 12.197 0.244 120.343
13 5 小谷 泰弘 Team 5ZIGEN 2'26.800 22.497 10.300 111.899
14 23 YUGO N-SPEED 2'50.104 45.801 23.304 96.569
【総合】
Spring Training -RIJ- (2024/03/25) Official Testing 1 Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Team Time Behind Gap km/h
1 51 洞地 遼⼤ HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.056 - - 136.826
2 50 野村 勇斗 HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.414 0.358 0.358 136.419
3 36 卜部 和久 TGR-DC Racing School 2'00.630 0.574 0.216 136.175
4 35 佐野 雄城 TGR-DC Racing School 2'01.193 1.137 0.563 135.542
5 87 下野 璃央 Dr. Dry 2'01.406 1.350 0.213 135.305
6 37 鈴木 斗輝哉 TGR-DC Racing School 2'01.572 1.516 0.166 135.120
7 62 森山 冬星 HELM MOTORSPORTS 2'02.103 2.047 0.531 134.532
8 97 白崎 稜 Bionic Jack Racing 2'02.465 2.409 0.362 134.135
9 16 新原 光太郎 HYDRANGEA kageyama Racing 2'02.567 2.511 0.102 134.023
10 54 佐藤 凛太郎 PONOS RACING 2'02.702 2.646 0.135 133.876
11 96 藤原 優汰 AKIRAND RACING 2'02.725 2.669 0.023 133.850
12 99 田中 風輝 Bionic Jack Racing 2'02.757 2.701 0.032 133.816
13 38 梅垣 清 TGR-DC Racing School 2'02.795 2.739 0.038 133.774
14 34 清水 啓伸 Drago CORSE 2'02.953 2.897 0.158 133.602
15 45 大宮 賢人 PONOS RACING 2'02.982 2.926 0.029 133.571
16 33 佐藤 樹 Drago CORSE 2'03.494 3.438 0.512 133.017
17 57 鈴木 悠太 ZAP SPEED 2'03.686 3.630 0.192 132.811
18 60 熊谷 憲太 OTG MOTORSPORTS 2'03.838 3.782 0.152 132.647
19 46 有村 将真 フジタ薬局レーシング 2'04.499 4.443 0.661 131.943
20 44 IC 1 今田 信宏 B-MAX RACING TEAM 2'05.073 5.017 0.574 131.338
21 14 村田 将輝 ZAP SPEED 2'05.470 5.414 0.397 130.922
22 90 Lin Chenghua AKIRAND RACING 2'05.875 5.819 0.405 130.501
23 2 IC 2 仲尾 恵史 AKILAND RACING 2'06.746 6.690 0.871 129.604
24 26 三枝 拓己 FALCON MOTORSPORT 2'07.149 7.093 0.403 129.193
25 9 IC 3 ケン・アレックス Buzz Racing 2'07.236 7.180 0.087 129.105
26 64 HIROBON HELM MOTORSPORTS 2'07.470 7.414 0.234 128.868
27 98 IC 4 IKARI Bionic Jack Racing 2'08.590 8.534 1.120 127.746
28 63 IC 5 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS 2'08.832 8.776 0.242 127.506
29 30 IC 6 DRAGON B-MAX RACING TEAM 2'09.540 9.484 0.708 126.810
30 11 IC 7 植田 正幸 Rn-sports 2'10.666 10.610 1.126 125.716
31 10 IC 8 MOTOKI Rn-sports 2'11.048 10.992 0.382 125.349
32 71 IC 9 大山 正芳 AKILAND RACING 2'11.685 11.629 0.637 124.743
33 40 IC 10 ⾚松 昌⼀朗 イーグルスポーツ 2'11.901 11.845 0.216 124.539
34 65 富下 李央菜 HELM MOTORSPORTS 2'12.023 11.967 0.122 124.424
35 86 IC 11 大阪 八郎 Dr. Dry 2'14.624 14.568 2.601 122.020
36 55 IC 12 KENTARO FIELD MOTORSPORTS 2'15.301 15.245 0.677 121.409
37 61 IC 13 坂井 フォックス・ウィリアム HELM MOTORSPORTS 2'17.346 17.290 2.045 119.602
38 23 IC 14 YUGO N-SPEED 2'39.111 39.055 21.765 103.241
39 5 IC 15 小谷 泰弘 Team 5ZIGEN 2'48.890 48.834 9.779 97.263
【クラス別】
■Champion Ship Class
Spring Training -RIJ- (2024/03/25) Official Testing 1 Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing C class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Team Time Behind Gap km/h
1 51 洞地 遼⼤ HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.056 - - 136.826
2 50 野村 勇斗 HFDP WITH B-max Racing Team 2'00.414 0.358 0.358 136.419
3 36 卜部 和久 TGR-DC Racing School 2'00.630 0.574 0.216 136.175
4 35 佐野 雄城 TGR-DC Racing School 2'01.193 1.137 0.563 135.542
5 87 下野 璃央 Dr. Dry 2'01.406 1.350 0.213 135.305
6 37 鈴木 斗輝哉 TGR-DC Racing School 2'01.572 1.516 0.166 135.120
7 62 森山 冬星 HELM MOTORSPORTS 2'02.103 2.047 0.531 134.532
8 97 白崎 稜 Bionic Jack Racing 2'02.465 2.409 0.362 134.135
9 16 新原 光太郎 HYDRANGEA kageyama Racing 2'02.567 2.511 0.102 134.023
10 54 佐藤 凛太郎 PONOS RACING 2'02.702 2.646 0.135 133.876
11 96 藤原 優汰 AKIRAND RACING 2'02.725 2.669 0.023 133.850
12 99 田中 風輝 Bionic Jack Racing 2'02.757 2.701 0.032 133.816
13 38 梅垣 清 TGR-DC Racing School 2'02.795 2.739 0.038 133.774
14 34 清水 啓伸 Drago CORSE 2'02.953 2.897 0.158 133.602
15 45 大宮 賢人 PONOS RACING 2'02.982 2.926 0.029 133.571
16 33 佐藤 樹 Drago CORSE 2'03.494 3.438 0.512 133.017
17 57 鈴木 悠太 ZAP SPEED 2'03.686 3.630 0.192 132.811
18 60 熊谷 憲太 OTG MOTORSPORTS 2'03.838 3.782 0.152 132.647
19 46 有村 将真 フジタ薬局レーシング 2'04.499 4.443 0.661 131.943
20 14 村田 将輝 ZAP SPEED 2'05.470 5.414 0.971 130.922
21 90 Lin Chenghua AKIRAND RACING 2'05.875 5.819 0.405 130.501
22 26 三枝 拓己 FALCON MOTORSPORT 2'07.149 7.093 1.274 129.193
23 64 HIROBON HELM MOTORSPORTS 2'07.470 7.414 0.321 128.868
24 65 富下 李央菜 HELM MOTORSPORTS 2'12.023 11.967 4.553 124.424
■Independent Cup Class
Spring Training -RIJ- (2024/03/25) Official Testing 1 Weather:Rain Course:Wet
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Official Testing Independent Cup class 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Team Time Behind Gap km/h
1 44 今田 信宏 B-MAX RACING TEAM 2'05.073 - - 131.338
2 2 仲尾 恵史 AKILAND RACING 2'06.746 1.673 1.673 129.604
3 9 ケン・アレックス Buzz Racing 2'07.236 2.163 0.490 129.105
4 98 IKARI Bionic Jack Racing 2'08.590 3.517 1.354 127.746
5 63 鳥羽 豊 HELM MOTORSPORTS 2'08.832 3.759 0.242 127.506
6 30 DRAGON B-MAX RACING TEAM 2'09.540 4.467 0.708 126.810
7 11 植田 正幸 Rn-sports 2'10.666 5.593 1.126 125.716
8 10 MOTOKI Rn-sports 2'11.048 5.975 0.382 125.349
9 71 大山 正芳 AKILAND RACING 2'11.685 6.612 0.637 124.743
10 40 ⾚松 昌⼀朗 イーグルスポーツ 2'11.901 6.828 0.216 124.539
11 86 大阪 八郎 Dr. Dry 2'14.624 9.551 2.723 122.020
12 55 KENTARO FIELD MOTORSPORTS 2'15.301 10.228 0.677 121.409
13 61 坂井 フォックス・ウィリアム HELM MOTORSPORTS 2'17.346 12.273 2.045 119.602
14 23 YUGO N-SPEED 2'39.111 34.038 21.765 103.241
15 5 小谷 泰弘 Team 5ZIGEN 2'48.890 43.817 9.779 97.263
HFDP WITH B-Max Racing Team(チーム代表 宮田雅史)は、2024シーズンのFIA-F4選手権の参戦体制を、下記のとおり決定いたしました。
既報のとおり、ドライバーは、50号車に選手権参戦2年目となる野村勇斗選手、51号車にはHRS-Suzuka(ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿)においてスカラシップを獲得した洞地遼大選手を起用します。洞地選手も選手権フル参戦は2年目となります。
監督(兼アドバイザー)には、HFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)において広くドライバー育成に尽力している武藤英紀氏が就任いたします。
今シーズンのFIA-F4選手権は、新型車両の導入によって、より安全でコンペティティブなシリーズとなることが予想されます。チームとして、若き才能を育てることはもちろんですが、彼らの夢を実現するためにも、チャンピオン獲得を至上命題にして1レース毎に結果を追い求めてまいります。応援よろしくお願いいたします。
Car No.
50
車両名
HFDP RACING TEAM
Driver
野村 勇斗 Yuto Nomura(18歳)
2023戦績
FIA-F4選手権4位(1勝)
エンジニア:今関 佳斗
Car No.
51
車両名
HFDP RACING TEAM
Driver
洞地 遼大 Ryota Horachi(17歳)
2023戦績
HRS Formulaスカラシップ獲得(次席)
FIA-F4選手権10位
エンジニア:村井 寛太
チーム代表 宮田雅史コメント
「新たにHondaとのジョイントで参戦できることを光栄に思います。プロジェクトの目的である育成に主眼を置いて、武藤監督のもと、ドライバーが着実にトップカテゴリーへの道を歩むことができるよう、チームとして全力でサポートしていきます。結果を求めながら、1戦1戦を大切に戦っていきたいと思います」
チーム監督 武藤英紀コメント
「このような⽴場でレースに関われる環境を⽤意してくださったHonda、B-Max Racing Team をはじめとする関係者の皆様に感謝申し上げます。今シーズンはマシンが⼀新され、チーム体制も⼤きく変わりました。ドライバーは昨年に続き野村勇⽃と、新たに洞地遼⼤が加⼊し戦います。⽬標はシリーズタイトル獲得ですが、何より⼤事なのはそこに⾄るまでのプロセスです。チーム全体が集中し、実⼒を発揮できる環境づくりに努めます。今シーズンの応援、よろしくお願いします」
50号車ドライバー 野村勇斗選手コメント
「今シーズンは、チームがHFDP WITH B-Max Racing Team に変わり、マシンも新型になったので、新たな気持ちでシーズンに挑みます。⽬標はもちろんチャンピオンですが、皆様の⽬に留まるようなレースをして、開幕戦から圧倒的な強さでシリーズをリードしたいと思っています」
51号車ドライバー 洞池遼大選手コメント
「今シーズンは、環境が変わりHFDP WITH B-Max Racing Team からFIA-F4に参戦することになり⼤変嬉しく思います。最終⽬標はシリーズチャンピオンを獲ることですが、その過程も⼤事にして、セッティングの勉強や⾛りの幅を増やすなど、ステップアップに必要なことをたくさん学んでいきたいと思います」
B-Max Racing Team Release
優勝 73号車・センドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)
「スタートは失敗しましたね。で、なんとかその後角間君と並んで第1ヘアピンもサイド・バイ・サイドで、ダンロップ(コーナー)でちょっと前に出られちゃって、そこで引かないで並んで行こうとするとたぶん当たっていたと思うので、一回前に行かせて3番手に落ちたのですけれど。で、第2ヘアピンで仕掛けてまたサイド・バイ・サイドになりまして、最終コーナー立ち上がっても向うが前でしたけれど、なんとか右側に出られて、インからストレートで抜く事ができました。ちょうど黄旗の手前でそこがけっこう重要で、そこで抜いてなかったら1位までは難しかったのではないかなと思います。SC明けはよかったです(笑)、狙って行けた感じで。本当はスタートがうまく行けばという事で、今後も練習してスタートはうまくならないと、もし前が本当に一緒ぐらいのペースの人だったらたぶん抜けないのじゃないかなって思いましたね。今回は2位のペースがそこまで一緒ではなかったので、抜けたのですけれど、スタートは今後の課題で、決められないとドライバーとして満足できないです」
2位 52号車・津田充輝(ファーストガレージKK-SⅡ)
「スタートはよかったです。その前に練習走行の時もけっこうスタート練習っぽいことをしていたので、その中でいい感じの回転数を見つけたのがよかったです。あとは今日のフォーメーションラップ中に、下(メーター)の回転数を見ていて試して、いい感じの回転を決められたので、スタートはうまくいったと思います。(リスタート後の状況は?)抜かれる前のコーナー(第2ヘアピンか)で少しミスをしたのがあって、そこからスリップストリームにつかれて、すっと入られた時に、自分としても並走からどうやって並びきればいいのかがわからなくて、それでちょっと簡単に抜かれてしまったのがあります。大きいクルマでどう戦えばいいのかが分からなくて、ていう感じがありました」
ファーストガレージ エグゼクティブアドバイザー・佐々木孝太
「(津田選手は)ちょっと練習では悩んでいたところもあったので、それが明確なところだったから、そこを直せば行けるんじゃない? と言ったら、今日本当に開花してくれたというか。練習ではウチの中では一番遅いぐらいっだったのですけれど。それで彼も一気に速くなってくれたし、レースは勝てればよかったけれど、ちょっとSCで(後ろに)つかれて、若干そこでプレッシャーに耐えられなかったのかな、というところはあるので。それでも上出来だと思います。これで自信つければもっと行けると思うし、次からいけると思います」
3位 91号車・角間光起(ELEVレーシング10VED)
「アレックス選手がスタート出遅れてくれて、そこを突いたという感じだったのですけれど、レースペースでもアレックス選手は一枚上とういか、常にどこのセクターでも速い感じだったので。逆にアレックス選手と津田選手が争っている間に漁夫の利じゃないですが、狙っていこうかなって思っていたのですけれど、そこにはちょっとペースが足りなかったなという感じですね。(終盤の内藤選手からのプレッシャーは?)けっこう感じていましたね(苦笑)。内藤選手も攻める時はアグレッシブに攻めるという印象を持っているので、ここで差されたらそれこそ表彰台はもちろん、2番手より上を狙うチャンスもなくなると思って、そこはなんとか死守しなきゃ、とめっちゃ頑張りました(笑)。それでもトップ3は何度か並びかけてバトルもありましたけれど、ちゃんとスペースも残して、フェアに戦ってくれたな、と思います、そこは十分楽しいバトルができたかな、と思います」
4位 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)
「(角間とのバトルは?)筑波は元々抜きにくいコースというのもあって、抜けそうな感覚ではあったのですけれど、なかなか入るまでには至らない感じがずっと続いてしまって。無理やり飛び込めば入れるとは思うのですが、接触とかレース中にするものではないので、普通にちゃんとレースしようと思うと、なかなか飛び込むチャンスはなかったですね」
5位 14号車・伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)
「スタートから順位を落とさなかっただけマシかな、と思います。一つ上げられたし。(どこで順位を上げた?)スタートの混戦をうまく切り抜けた感じですね。そこは経験値が出たかな、強気に行った方が勝てるし、で、そういう差かなと思います。あとは間違いなくタイヤです。中盤あたりは前のクルマと同じようなラップタイムを刻めていたので、なのでそうなんだろうな、と」
6位 55号車・酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)
「全然ダメでしたね。朝いちのセットのままで行ったら、路面温度とか路面の状況が変わってしまって、すごいオーバーステアになって、自分でうまくアジャストできればよかったと思っていいるのですけれど、序盤からぜんぜんそれができていなくて、苦しいレースになりました」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権開幕戦決勝が3月17日(日)に筑波サーキット18周で行われ、ポールポジションのセンドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)がスタートに失敗するもセーフティカー(SC)明けの9周目にトップの座を奪い返すと、2位津田充輝(ファーストガレージKK-SⅡ)を寄せ付けずにフィニッシュまで走り切り、レースキャリア初の優勝を飾った。
朝の予選に続いて決勝は午前11時39分フォーメーションラップ開始。晴れ間が覗くコースは気温17度、路面温度26度という絶好のドライコンディション、レッドライトが消灯しレーススタート。
スタートがよかったのはフロントロウから発進の津田で一気にトップに立つとホールショットを奪い第1コーナーへ。反対にポールポジションのアレックスは蹴り出しが弱く後続の集団にのみ込まれ、予選3番手の角間光起(ELEVレーシング10VED)にもインを差されて3位でターンイン。さらに予選4番手の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)もS字に向けてアレックスのスキを窺うが、ここはアレックスがポジションを守ると、これでアレックスのスイッチが入ったかS字出口で角間に並びかけると第1ヘアピンまで並走するが、ダンロップコーナー進入では再び角間が前に。しかしアレックスも諦めず第2ヘアピンで角間のテールに張り付くと最終コーナー入口でイン側から勝負をかけてバックストレートで並びかけ、サイド・バイ・サイドでメインストレートに出るとコントロールライン上では全くの同タイム。トップ津田から共に0.960秒で通過した。そこからの加速はアレックスに伸びがあり、第1コーナー手前で角間の前に出て2位へとポジションを上げ、津田追撃に取りかかる。4位内藤も0.234秒の差で3位に落ちた角間にプレッシャーをかける。
後方では7番手スタートのルーキー石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)が前から発進の伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)をS字でとらえて、チームメイトの酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)に続いて6位で第1ヘアピンに飛び込む。しかし4シーズンぶり参戦の伊藤のカンは鈍っておらず、ダンロップコーナー進入でアウトから石井をオーバーテイク、さらにバックストレートで酒井もかわして5位に進出してオープニングラップを終えた。
各車2周目に突入。ここで今回レースデビューの水谷誠(HC桶川MRPYTTZAPED)が第1コーナーでスピン、アウト側のグラベルにはまった状態でストップしてしまい、コントロールタワーからSC投入が宣言される。
SCランはそのまま7周目まで行われ、8周目からレース再開。津田を先頭にアレックス~角間~内藤~伊藤~酒井の順だ。
この展開が利したのが2位のアレックス。スタートの失敗と角間とのバトルで1秒近くまで開いていたトップ津田との差が帳消しになり、8周目終了時には0.243秒差と津田のテールに迫った状態で9周目に突入。テール・ツー・ノーズ状態でチャンスを窺うと最終コーナーでイン側からオーバーテイク。津田を仕留めてトップの座を奪回すると0.194秒差で10周目へ。
ここからアレックスは連続でファステストラップを更新、2位津田に対して10周目0.753秒差、11周目1.449秒差、12周目1.533秒差とジワジワ突き放しにかかる。その後ろでは3位角間に内藤が接近。その差は10周目0.266秒、11周目0.254秒、12周目0.39秒と一触即発の状態に。5位伊藤はこのペースについて行けず1.075秒のビハインド。さらに6位酒井もやや遅れ気味だ。
2位津田は13周目に自己ベストを更新してアレックスとのギャップを1.195秒まで挽回するが、そこからアレックスが再度スパート。再び間合いを拡げると17周目、ファイナルラップと連続でファステストラップを更新して勝負あり。最終的に1.953秒までマージンをひろげてチェッカードフラッグの下を通過、2022年の最終戦でデビューし、その時2位でお預けになっていた初優勝を実力でもぎ取った。
2位は津田、今回がフォーミュラでの初レースだったがしっかりポジションを守ってフィニッシュした。角間対内藤の3位争いは終盤に角間が踏ん張りギャップをひろげ、0.885秒差で表彰台の一角を守った。内藤4位、伊藤5位から2秒以上遅れたが15歳の酒井がチームメイトの石井を振り切って6位入賞。
表彰台横にマシンを並べたアレックスはマシンに駆け寄ったピットクルーとがっちり握手。応援のメンバーとも抱擁を交わしてからヘルメットを脱ぐと満面の笑顔でガッツポーズをとった。
3台が出走のマスターズクラスは8番グリッドからスタートの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)がポジションを守り切りクラストップでフィニッシュ。全体12位の畠山退三(ZAP SPEED KKS-Ⅱ)がクラス2位、全体13位の本間隆史(MATレーシングPJ10V)がクラス3位となった。
筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦は4月13日(土)に舞台を富士スピードウェイに移して行われる。筑波とは打って変わって高速コースとなり、今回見られた勢力図がどう変化するか。興味は尽きない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA
筑波チャレンジクラブマンレース第1戦 -RIJ- (2024/03/17) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 1 筑波サーキット 2.045km
Pos
No
Cls
Cls
Pos
Driver
Car
Maker Model
Lap
Time
Behind
Gap
1
73
センドラ船戸 アレックス翔太
TRS・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
18
23'26.425
-
-
2
52
津田 充輝
ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
18
23'28.378
1.953
1.953
3
91
角間 光起
ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
18
23'29.785
3.360
1.407
4
22
内藤 大輝
RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
18
23'30.670
4.245
0.885
5
14
伊藤 駿
ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
18
23'31.850
5.425
1.180
6
55
酒井 翔太
ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
18
23'33.854
7.429
2.004
7
53
石井 大雅
ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
18
23'34.911
8.486
1.057
8
3
M
1
秋山 健也
スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
18
23'36.786
10.361
1.875
9
39
塚本 凜世
F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
18
23'37.849
11.424
1.063
10
15
黒川 史哉
ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
18
23'38.281
11.856
0.432
11
72
横田 康志朗
ELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
18
23'44.058
17.633
5.777
12
38
M
2
畠山 退三
ZAP SPEED KK-SII
MYST KK-S2
18
23'50.623
24.198
6.565
13
46
M
3
本間 隆史
MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
18
23'51.163
24.738
0.540
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
-
18
水谷 誠
HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
13
23'49.345
5Laps
5Laps
Fastest Lap: CarNo. 73 センドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED) 58.245 (18/18) 126.397 km/h
ポールポジション 73号車・センドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)57秒866
「狙ったタイムより出ましたね。57秒台は入るかなと思っていましたが、なんとか入ることはできました。クルマがバッチリで、問題なかったです。これから決勝も頑張ります」
2位 52号車・津田充輝(ファーストガレージKK-SⅡ)58秒112 トップと0.246秒差
「まず前半は自分の出だしもよくて、いい感じで周回できていたのですけれど、後半になってから、自分の車両コントロールがうまくできなくなってしまって、そこは決勝の時にどうやって補正できるかっていうのが課題になってくると思います。(コントロールができないというのはドライビングの問題?)昨日から抱えていた問題があって、それが後半再発しているところがあって、今日は少しセッティング変えてみてトライして、1本目(のアタック)はよかった感じだったのですけれど、そこから後半になって気温が高くなるにつれて、また同じ症状が再発している感じではあります。決勝にむけてはそのへんを考えて、対策します」
3位 91号車・角間光起(ELEVレーシング10VED)58秒113 トップと0.247秒差
「ちょっと不完全燃焼というか、うまく自分のベストをつなげることができなかったな、というところ。正直2番手の方とも千分の1秒差というすごい僅差なので、ちょっと悔しい結果に終わってしまったなという印象です。決勝はとにかく去年以上に接近しているというか、予選のタイムもみんな同じくらいで、バトル激しくなると思うので、バトルに関してはけっこう自信持っているので、なんとかそこで2番手、ないしはトップを狙って、挽回していきたいなと思います」
4位 22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)58秒176 トップと0.310秒差
「最初の方は(調子が)よくて、ただ後半でタイヤの空気圧の問題とかあってちょっと(ペースが)落ち込んできたので、いったんピットに入ったのですけれど。その後もうまくいかなくて、そのままのタイムになってしまったという感じです。決勝はマシンというよりどちらかと言えばドライバーの問題なので、どうすれば速くなるか、というのを考えつつ、頑張りたいと思います」
5位 55号車・酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)58秒310 トップと0.444秒差
「昨日の最後の練習と比べると、タイムは上がっているのですけれど、セットも変えているので、それで多少はよくなっているのですけれど。最後にちょっと(タイヤが)タレちゃって、思った以上にヒートが早くて、再度もうタイムを出せないな、と思っちゃったのですけれど。他の選手の後ろのスリップ(ストリーム)についてタイム出そうかなと思ったのですが、タイミング悪くて誰にもつけなくて、苦しい予選になっちゃったかな、という感じです。決勝はスタートをちゃんと決めて、抜かせられるところでしっかり抜いて、とりあえず1位めざして頑張ります」
6位 14号車・伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)58秒327 トップと0.461秒差
「今回は自分じゃなくてタイヤの問題ですね。タイヤがダメで、なんかロットがちがうらしいです。新しいロットの方はよく(路面を)喰うらしくて。自分自身は何も問題ないです。クルマも全然問題なくて、ひたすらタイヤですね。決勝に向けては苦し紛れと言うか、セットいじって戦いやすくするか、みたいな感じですね。なんかちょっとふがいない結果なので、本当だったらここ(57秒台)行きたいのですけれど、ま、しょうがないですね」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権開幕戦公式予選が3月17日(日)に筑波サーキットで開催され、2022年の最終戦以来の出場となるセンドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)がただ一人57秒台に入れて2番手の津田充輝(ファーストガレージKK-SⅡ)に0.246秒の差でポールポジションを獲得した。
開幕を迎えた筑波・富士シリーズ。昨年の王者小村明生をはじめ上位ランカーがかなり抜け、替わりに新人や久々参戦の選手などを迎えて14台がエントリー。新たな勢力図が構成されることになる。
午前8時43分、昨年ランキング4位、終盤2戦を連勝で終えて今シーズンはチャンピオン目指しての参戦となる角間光起(ELEVレーシング10VED)を先頭にコースイン。気温11度、路面温度16度のドライコンディションだ。
各車ウオームアップを終えて残り17分、まずは内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒374でトップに立つ、2番手は津田で59秒452、3番手角間59秒564と続く。各車ここから本格的なタイムアタックを開始。
残り16分、アレックスがいち早く59秒を切って58秒803でトップに出るが、直後に角間が58秒590、内藤58秒624とアレックスを上回る。4番手にはマスターズクラスの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)が59秒012で進出。秋山は今シーズンからKKS2にマシンを変えて参戦を表明していたが、セッティングがまだ不十分ということで使い慣れたKKSでの出場となった。5番手酒井翔太(ファーストガレージKK-S2)、6番手にはこちらもルーキーの塚本凛世(F-BrainウインズS2ED)が上がってくる。
残り13分。アレックスは58秒268をマークして再びトップに立つと続く周回で58秒180までタイムを短縮。2番手角間も58秒398まで詰めるが0.218秒の差。3番手内藤58秒572で4番手には津田が58秒607でポジションを上げてくる。5番手の酒井を挟んでこちらもデビュー戦の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)が6番手へ。
残り10分を切って予選は折り返し、ここからが勝負。内藤が58秒349で2番手に上がり角間3番手。さらに残り9分30秒で津田が58秒309で内藤を上回るが、すかさず内藤が58秒176を出してアレックスを上回りトップに立つ。また4シーズンぶり参戦の2020年チャンピオンの伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)が58秒626で6番手に上がってくる。
残り8分、アレックスが58秒134で再びトップを奪回。0.042秒の差で内藤。3番手以降は津田~角間~酒井と続き6番手には石井が伊藤を逆転。
残り7分、アレックスは58秒を切って57秒979、さらに57秒866とタイムを削り取る。2番手は津田が58秒112でポジションアップ。内藤は3番手にドロップ。4番手酒井、5番手角間、6番手石井の順。石井は残り5分で58秒310を出して5番手にアップ。
その後アレックスを脅かすものは現れず、2番手津田に0.246秒の差をつけてポールポジションを獲得した。最後にポジションを上げたのが角間で残り3分時点で58秒260の4番手、さらに残り1分を切って58秒113をマークしたが津田に千分の1秒及ばずでフロントロウは獲得できず3番手。内藤4番手、酒井5番手に続いてチェッカー周に伊藤が58秒327を出して6番手に滑り込んだ。
3台が出走のマスターズクラスは終始総合8番手前後のポジションを守っていた秋山が全体8位でクラストップ、今回初レースの畠山退三(ZAP SPEED KKS-Ⅱ)が全体12位クラス2番手、本間隆史(MATレーシングPJ10V)が全体14位のクラス3番手となった。
決勝は午前11時25分コースイン予定。練習走行で好タイムを出して注目されていたアレックスが下馬評通りの速さを見せるか、デビュー戦の津田がカート仕込みの勝負強さを見せるか、昨年終盤一気に覚醒した感がある角間がその勢いを継続しているか。予選後に何人かの選手から今回供給されているダンロップタイヤについてロット違いによる性能差の指摘もあり、それがレースでどう作用するか、目が離せない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
筑波チャレンジクラブマンレース第1戦 -RIJ- (2024/03/16) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 1 筑波サーキット 2.045km
Pos
№
Cls
Cls
Pos
Driver
Car
Maker Model
Time
Behind
Gap
km/h
1
73
センドラ船戸 アレックス翔太
TRS・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
57.866
-
-
127.225
2
52
津田 充輝
ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
58.112
0.246
0.246
126.686
3
91
角間 光起
ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.113
0.247
0.001
126.684
4
22
内藤 大輝
RCIT RaiseUP ED
MYST KK-S2
58.176
0.310
0.063
126.547
5
55
酒井 翔太
ファーストガレージKK-S2
MYST KK-S2
58.310
0.444
0.134
126.256
6
14
伊藤 駿
ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.327
0.461
0.017
126.219
7
53
石井 大雅
ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
58.375
0.509
0.048
126.116
8
3
M
1
秋山 健也
スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
58.594
0.728
0.219
125.644
9
39
塚本 凜世
F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
58.682
0.816
0.088
125.456
10
15
黒川 史哉
ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.706
0.840
0.024
125.405
11
72
横田 康志朗
ELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
59.052
1.186
0.346
124.670
12
38
M
2
畠山 退三
ZAP SPEED KK-SII
MYST KK-S2
59.164
1.298
0.112
124.434
13
18
水谷 誠
HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
59.183
1.317
0.019
124.394
14
46
M
3
本間 隆史
MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
59.612
1.746
0.429
123.499
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.439)予選通過 ----
2024年JAF地方選手権、スーパーFJ筑波/富士シリーズが開幕を迎え、昨年とは大幅に選手が入れ替わった。今回は新人やカムバック組など8名について前日のスポーツ走行の合間にインタビューを行った。
まずは今回スーパーFJのデビューレースを迎えた6名のドライバー。
72号車「ELEVレーシング制動屋S2」をドライブする横田康志朗。前田代表率いるELEVレーシングはエースの91号車角間と、各レースでスポット参戦する選手の2台体制でレースに出場する。横田は普段はメカニックを行っているが、その合間のトレーニングで成果が見られたことでフォーミュラマシンでのレース参戦とあいなった。
――レース参戦は初めて?
「JAF戦が初めてなので、緊張しています。レーシングカートも遊び程度でした。
――練習やってみての感想は?
「だいぶうまくなったなって感じると、もっと速い方がたくさん、上には上がいるんだなっていう感じでいて、心が折れちゃうような時もあるんですけれど。ただ、楽しもうと思っています」
――練習はかなり積んだ?
「8か月ぐらいの間で月に1回とか2か月に1回とかでした。タイムは59秒7とかやっと入れたって感じですね」
――今後の参戦については?
「いまのとこと考えていないですね。ただ今年はELEVさんのところで整備やチームのサポートというかたちで1年間続けて行こうとは思っています。後は今日(練習)と明日(レース)の結果次第で、自分はもっと伸びると思っているので、楽しみながら成長したいです。速い方がたくさんいるので学びながら成長できればと思います」
39号車「F-BrainウインズS2ED」の塚本凛世。2022年には全日本カート選手権に出場していた。
――練習はかなり積んだ?
「今回の為に練習はかなりしました。だいたいいい感じには仕上がってきたので、結果が出せるといいな、という感じです」
――ここまで練習走行での調子は?
「悪くはなかったかなーとは思います」
――カート出身という事でフォーミュラとの違いは苦労しなかった?
「かなり苦労して、車重が重い分コントロールの難しさがより強くなって、そこにかなり苦戦していました」
――本番に向けて自信のほどは?
「(自信は)あるかな(笑)。やれるだけがんばります」
53号車「ファーストガレージ制動屋S2」の石井大雅はSIMレース出身だ。
――もともとはSIMレーサーだった?
「グランツーリスモ中心にやって、その後iRacingとかやっていて、オーディションがあったのでファーストガレージさんを受けた、という感じです。マツ耐っていうマツダ車のレースには出ていましたが、JAF戦のレースは初めてです」
――実車に慣れるのは大変だった?
「けっこう(クルマの)動かし方とかが違ったりとか、そのへんがけっこう難しいなとは思っています」
――その点は克服した?
「半年間練習してきたので、そこはもう自信もってやって行きたいと思っています」
――明日のレースに向けては?
「けっこう強敵ぞろいなので、がむしゃらにという訳ではないですけれど、自分の走りを見せて、優勝めざしてがんばりたいと思います」
52号車「ファーストガレージKK-SⅡ」の津田充輝はカートレース経験者。
――カートレースは何年ぐらいやった?
「中学1年から始めて高校2年まで5年間やっていました。今19歳です」
――練習はかなり積んだ?
「カートの練習は地元のサーキットでやっていたのですけれど、スーパーFJに関しては、1月くらいから本格的に始めて、月2,3回練習していたので、カートよりは練習回数少なくなってしまったです。その中でも全力を出せるようにがんばります」
――カートとフォーミュラの違いは大きい?
「大きく感じます。特に車重が4倍くらいあるので、挙動の変化が自分の感覚とずれていて、そこにけっこう苦しんでいる面もあるので」
――そこはまだ慣れ切っていない
「ただちょっと使いこなせてないところがちょっとある感じです」
――明日の目標は?
「もちろん優勝です」
18号車「HC桶川MRPYTTZAPED」水谷誠はカートはじめモータスポーツ経験がまったくない状態でのレースデビューだ。
――今までレースに経験は?
「何もないです(笑)、初レースになります」
――練習はけっこう積んだ?
「走りましたね。ZAPさんのオーディションの時から2年ぐらい練習して」
――ここまで調子は?
「まだぜんぜん、58秒台に入れていないので、未経験な部分が多いです。そこを経験積んで勉強していきたいなと思います」
――明日の目標は?
「まず完走というのがひとつと、真ん中ぐらい(の順位)に入れればいいなとは思います」
38号車「ZAP SPEED KKS-Ⅱ」畠山退三は主にサーキットトライアルで活躍してきた。
――今回がレースデビュー?
「そうです、タイムアタックは経験あります」
――フォーミュラの練習はどのくらい積んだ?
「1年くらいですね」
――タイムアタックとフォーミュラの違いはどう感じる?
「ヨーを出してどう曲がるかというのがスーパーFJは必要なのですけれど、ハコ車は逆にそういうのはないので、旋回のしかたとかがまったく違いますね」
――筑波自体は慣れたコース?
「1年練習しましたからね。それまではあまり」
――明日の目標は?
「58秒台に入れたいですね、今は59秒2がベストです」
――決勝は18周と長いが大丈夫そう?
「初めてなんでわからないですね(笑)。タイムアタックとは集中のしかたも違うと思うので。レースに出て課題が見えれば成長できるかなと思います」
そして今回がデビューではないが注目の2選手。
55号車「ファーストガレージKK-S2」の酒井翔太は筑波では初レースだが2月の鈴鹿クラブマンレースでデビューし、Formula-BeatとスーパーFJにダブルエントリー。雨の中F-Beでは2位に55秒の大差をつけて優勝と鮮烈なデビューを飾る一方で、同日のスーパーFJではトップから56秒の遅れで13位と真逆のリザルトとなり周囲を驚かせている。
――筑波の印象は?
「普通のコースと違うライン取りだとか、コース独特のラインが今ちょっと苦戦しているところです。練習ではあまりいい結果残せていないのですよ。明日のレースに向けて今日調整できればなと思っています」
――練習はけっこうできた?
「練習行ける時に行っていたので、ちょくちょくは来られていました」
――先月の鈴鹿はF-BeとS-FJで対照的な結果だったが原因は?
「(マシンの)乗り換えだったり、ラインも少し違っていて、タイヤの太さも全然ちがうので、そこで一番苦戦しちゃったかな、と思います」
――カートの経験は?
「2年くらいですね」
――カートからフォーミュラへの乗り換えは苦労しなかった?
「(切り替えは)スムーズだったのかなという感じです。ギアの操作の違和感とかはあったのですけれど、そこさえ慣れれば、後は大丈夫でした」
――明日に向けての抱負は?
「筑波で初めてのレースですけれど、周りのみんなに負けないように、ぶっちぎっての優勝目指して頑張ります」
14号車「ZAP SPEED 10VED」の伊藤駿は2020年の筑波S-FJチャピオン。新型コロナの影響で4戦に縮小されたシリーズの3戦に出て全勝という強さを見せた。今回4シーズンぶりのレース参戦となる。
――4年ぶりのS-FJでのレースで、その間に何かレースはしていた?
「そうですね、公式のレースは出ていなくて、個人的にクルマ乗り回したりKT100(レーシングカート)は乗ったりしていました」
――当時の調子は取り戻せている?
「タイヤがついていればみんな同じなので、時になんの問題もないですから。ただ今年はけっこう速い人が多いらしくて、さすがに自信を持って優勝できるとは思わないですけれど、いいところまで行けたらな、と思います」
――今シーズンはフル参戦の予定?
「そうです。あとはどこかしらスポットで遠征もしたいです」
カートレース、SIMレース、サーキットトライアル、はたまた未経験からのレースデビューなど様々なルートからスターティンググリッドに並ぶ彼らの活躍に期待したい。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
スーパーFJもてぎ・菅生シリーズに参戦する、里見乃亜代表率いるRiNoA Racing project「群馬トヨペットTeam RiNoA」が今シーズンの参戦体制を発表した。
2020年に参戦を開始した同チームは 2021年に佐藤樹選手、昨年は内田涼風選手がそれぞれシリーズチャンピオンを獲得し、毎年トップ争いを見せている。今年は81号車に丸山陽平選手、82号車に大川烈弥選手を起用しシリーズ連覇、そして年末の日本一決定戦での優勝を目指す。
丸山選手はカートレース出身で昨年はGRPシリーズ戦での優勝経験もある。大川選手は2021年からスーパーFJもてぎ・菅生シリーズに参戦、2022年は菅生で表彰台を獲得しシリーズ8位にランクインしている。
スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ開幕戦は4月27日、28日の2レース開催で幕を開ける。今年も「群馬トヨペットTeam RiNoA」の戦いぶりに注目が集まる。
Text: Junichi SEKINE
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優勝 8号車・イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)
「SCで救われました(笑)。10周あったらちょっと持たなかったと思います。(カワモト選手からのプレッシャーは?)あんまり。今回は(後ろを)見なかったので。いつも見ちゃうのですけれど、見るなってメカニックさんからも言われてて。練習からずっとタイムが出ていたので、普通に走れば勝てるかなって思っていたのですけれど、今回は去年のチャンピオンのイノウエ君も出ていないので、鬼の居ぬ間に点数稼がないと」
2位 32号車・カワモトミツル(シンエイジャパンwithオートルックVITA01)
「(イシカワ選手)速かったですね。SC入ったからなんてイシカワさん言ってましたけど。それでも一番ミスしちゃいけない時に自分がV字でやらかしてしまいましたので。イシカワ選手はスポーツ走行からずっと速かったので。今シーズンはずっとこんな感じになると思うので、これにめげずに、超えなきゃいけない壁なので、超えたいと思います」
3位 17号車・西濱康行(ETA白波ワークス VITA)
「予選の順位からそのまま3位なので、結果はよかったですけれど、内容的にはもっと頑張れるな、と思います。次は頑張ります」
Text & Photo: Junichi SEKINE
もてぎ・菅生シリーズVITAレースは3月10日に決勝が行われ、ポールポジションから発進のイシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)が、SC明けのリスタートもトップを守り切り、優勝を飾った。
もてぎ・菅生VITA第1戦決勝は午後2時コースイン。気温は9度まで上昇し路面も暖まってきて、コースコンディションも良好だ。午後2時10分フォーメーションラップ開始。15台全車がグリッドに戻り、レッドライトが消灯して10周の決勝レースがスタート。
ポールスタートのイシカワが好スタートでホールショットを奪うとトップで第1コーナーにターンイン、フロントロウから出たカワモトミツル(シンエイジャパンwithオートルックVITA01)、3番手スタートの西濱康行(ETA白波ワークス VITA)とグリッド通りにレースを開始。その後ろでスタートがよかったのが6番グリッドから発進の相馬充寿(ブライルマースアイテック01)で、スタート直後の加速で5番手スタートの辻かずんど(MARS RACING VITA)の前に出ると、第3コーナーで小松寛子(XCEL-LITEマーズ01)をインからオーバーテイク、4位にジャンプアップした。
この第3コーナーではVITA初レースの星野雅空(star field vita)と小原康二(Schatz Raacing 爆速VITA)が接触、共にスピンするがすぐにレースに復帰している。
さらにV字コーナーで4台が絡むアクシデントが発生。4山口浩明(RSかなやエンドレスVITA)と中島正之(ビーンズスポーツ2年目VITA)、さらに太田和輝選手(SUNRAISE BLVD. VITA-01)と金山和弘(Team橋本組 モータークラブ)も巻き込まれてスピン、コースアウトする。このうち中島と太田がコース上にストップしたためセーフティカー(SC)の投入が宣言される。
SCランは3周目まで続き4周目からレース再開。イシカワはリスタートを決めると2位カワモト選手との間合いをひろげる。3位を守った西濱をはさんで。4位相馬選手、5位小松、6位辻のチームメイト3台がテール・ツー・ノーズ状態でダウンヒルストレートへ。90度コーナーに向けてアウトから小松が相馬選手をオーバーテイク。4位に進出する。
カワモトが5周目、6周目と2分13秒台を叩き出しイシカワとのギャップを0.37秒差まで切り詰めるが、イシカワも負けじと7周目に2分13秒513、8週目13秒335とファステストラップを連発して再びリードを広げる。MARS RACINGの隊列は8周目に#74辻選手がピットイン、ミッションの不具合ということだ。
トップ2台はそのままのポジションでフィニッシュ、1.152秒の差でイシカワが優勝で飾った。昨年の開幕戦ではポール・ツー2位で悔しさをにじませていたが、今年はポール・ツー・ウインで会心のレースとなった。カワモトは終始プレッシャーをかけ続けたが突破口が見いだせず2位。トップ争いには絡めなかったがポジションをしっかり守った西濱が3位、以下5小松4位、旧型エンジンで頑張る相馬が5位、そして前日のエンジンブローから復活を遂げた佐藤純一(ELIVレーシングVITA)が星野を0.0024秒の差で振り切って6位フィニッシュ。前田代表はじめチームの面々の努力に報いた。
もてぎ・菅生VITAシリーズ第2戦は4月20日(土)、スポーツランド菅生SUGOで初レースとして行われる。
Text & Photo: Junichi SEKINE
ポールポジション 8号車・イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)/2分12秒440
「途中で「8」が一番上になかったから、あれやっぱりカワモト君か、と思ったのですけれど。とりあえずポール取れてよかったです。クルマは絶好調なのですけど身体がいまいちで、孫を抱くので腰が痛くて、決勝はちょっとヤバいですね(笑)」
2位 32号車・カワモトミツル(シンエイジャパンwithオートルックVITA01)/2分12秒642 (+0.202秒)
「最後に抜かれちゃいましたか、残念です。でもイシカワ選手選手速いので、(自分も)一生懸命走ったので、こんなもんです。偉大な大先輩であこがれの存在なので、決勝は胸を借りるつもりで、ぶつかっていきたいと思います」
3位 17号車・西濱康行(ETA白波ワークス VITA)/2分13秒083 (+0.643秒)
「ニュータイヤを使うのが1年ぶりぐらいだったので、前日練習までニュータイヤ使っていなかったので(タイヤの)感触を確かめながら走っていたところがあったので、最後詰めきれなくて、12秒台入りそうな感触はあったのですけれど、5周目くらいに13秒が出て、そこから伸びそうで伸びない感じで終わってしまいました。予選3位には満足していますけれど、内容はちょっと物足りないな、という感じがしています。決勝は僕よりキャリアの長い方がたくさんいらっしゃいますので、胸を借りるつもりで頑張ろうと思います」
Text: Junichi SEKINE
今年からもてぎ・菅生シリーズとして開催されるVITAレースは3月10日にもてぎチャンピオンカップ第1戦で開幕を迎え、昨年のシリーズランキング2位、イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)がポールポジションを獲得した。
今年のもてぎ・菅生シリーズとして開催されるVITAレースは、もてぎで3大会4レース、SUGOで2大会2レース、計6レースでシリーズチャンピオンを争うことになる。
第1戦のエントリーは15台。昨年のチャンピオン、イノウエケイイチ選手はv.Granzスプリントレースに出場するが、昨年シリーズ2位のイシカワや同3位カワモトミツル(シンエイジャパンwithオートルックVITA01)など役者がそろっている。
午前9時25分から15分間の予選開始。気温は6度と低く路面もまだ冷え切っている。
各車ウォームアップを行い、残り9分ごろから本格的なタイムアタックを開始。まずはイシカワが2分12秒816をマークしてトップに立つ。2番手はカワモト選手の13秒640、イシカワ選手とは0.824秒の差がある。3番手に13秒909の小松寛子(XCEL-LITEマーズ01)がつけて4番手に西濱康行選手(ETA白波ワークス VITA)が続く。西濱は続く周回で2分13秒572まで自己ベストを更新して小松選手を上回り3番手へ。5番手には昨年ランク6位の相馬充寿(ブライルマースアイテック01)が進出し、6番手山口浩明(RSかなやエンドレスVITA)と続く。
後方では今回がVITAレースデビューの星野雅空(star field vita)が2分15秒560で8番手と健闘中。星野は昨年は富士の86/BRクラブマンレースやポルシェ911GT3での筑波タイムアタックなどに出ているが、本格的なレーシングマシンは初めてということでまだドライビングを模索中とのこと。
星野の上の7番手には佐藤純一(ELIVレーシングVITA)が2分15秒095でつける。佐藤選手は前日の練習走行中にエンジンがブロー、レース参戦が危ぶまれたが、前田代表が奔走してエンジンを調達。ピットガレージ内でエンジン換装作業を行い、夜には積み替えが完了し出場にこぎつけた。
残り5分、イシカワはベストタイムを2分12秒768まで短縮。2番手カワモトは0.37秒差の2分13秒138。さらに残り3分でカワモトが2分12秒858までタイムを削りトップに0.090秒差まで肉薄すると、次の周回で2分12秒642をマークしてついに首位に立つ。
これで予選は決したかと思われたが、チェッカードフラッグが振られる中イシカワ選手が最後のタイムアタックで2分12秒440を叩き出して再度トップに返り咲き、ポールポジションを獲得した。2番手カワモト選手、その差は0.202秒。3番手西濱2分13秒083、4番手小松選手2分13秒093と続き、終盤にポジションを上げた辻かずんど(MARS RACING VITA)が2分13秒544で相馬を追い落として5番手のポジションを獲得した。ルーキー星野も2分14秒212まで自己ベストを短縮して7番グリッドを獲得、エンジン換装の佐藤が8番手で4列目に並んだ。
決勝は午後2時コースイン予定だ。
Text: Junichi SEKINE
優勝 12号車・渡会太一(BRM v.Granz)
「スタートだけちょっとやらかしてしまって。クラッチつなげるタイミングがけっこう難しくて、本番もミスちゃって。その後すぐ(順位を)取り戻せたので、よかったです。後はもうペースよく、安定して走るだけでした。クルマもすごいよかったので、気持ち良く走れました」
2位 99号車・イノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)
「スタートだけ(よくて)、5コーナーで抜かれちゃったけど(笑)。いいところはスタートだけでした。その後は(2番手争いが)楽しいレースでした。調子自体は普通でしたね(笑)。また次の機会があれば頑張ります」
3位 98号車・下垣和也(WEST-SOUEISHA-v.Granz)
「(v.Granzの)初めてのレースで表彰台というのは上出来かなと思います。2位争い楽しくできたので、なかなか楽しいレースで勉強になりました」
Text & Photo: Junichi SEKINE
3月10日にモビリティリゾートもてぎで開催されたv.Granzによるスプリントレース決勝は、ポールポジションから発進の渡会太一(BRM v.Granz)がスタートで失敗するも即座にリカバリー、そこから毎ラップ2位以下に大差をつける展開で10周のレースを独走、2位に25秒差という圧倒的なスピードを見せて優勝を飾った。
朝の予選に比べて気温が8度まで上昇した午前11時40分、10台のマシンがグリッドに整列。路面温度もやや上昇し、絶好のレースコンディションとなった。
2番手に1秒以上の差をつけてポールポジションについた渡会はレース前にも余裕の表情を見せ、スターティンググリッドに歩を進め、レッドライトが消えてレーススタート。
しかしここで、渡会の蹴り出しが鈍く、第1コーナーへの加速で2番グリッドから発進のイノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)がスルスルと前に出てトップで第1コーナーへ進入。渡会は2番手にポジションダウン。後方でも中里紀夫(v.Granz)が第3コーナーで大山正芳(ダイワN通商アキランドV.Grant)のインを突いて4位へポジションアップ。さらにアウトにはらんだ大山のインをイダ タイヨウ(ワコーズEDニルズ)が差して5位へ浮上する。
それでも自分の速さ絶対の自信をもっていた渡会は落ち着いてイノウエの背後につけると、第4コーナーからの加速でオーバーテイク、トップを奪い返して第5コーナーへと飛び込む。
先頭に立った渡会選手はギャップをぐいぐいひろげて、オープニングラップだけで2位イノウエに2.177秒の差をつけてコントロールラインを通過。3位はスタートのポジションを守った下垣和也選手(WEST-SOUEISHA-v.Granz)がつけている。
2周目に入ってヒートアップしていたのが4位争いで、第1コーナーで大山がインから中里をオーバーテイク、さらにイダが第5コーナーで中里に襲いかかりインから攻略に成功。中里は一気に6位までダウン。
3周目、渡会は2分1秒734のファステストラップを出して2位9イノウエに8.106秒の差を築き早くも独走状態。追い上げたいイノウエだが下垣が0.504秒差と詰め寄ってきている。
渡会は4周目さらに11.695秒まで差を拡げる一方で2位グループは混戦。2分4秒台でペースの上がらぬイノウエを3秒台の下垣、大山が追い詰める。ダウンヒルストレートで下垣がイノウエの右サイドに出ると90度コーナーでインからオーバーテイク、2位を奪い取る。しかし続く5周目の第5コーナーで今度はイノウエが2位を奪回する。一方V字コーナーでは4位を走っていた大山選手が単独スピン、グラベルでストップ。これで2イダが4位、中里5位と順位を上げ6位には8番グリッドから着実に順位を上げてきた米谷浩(K.Kヨネタニ アキランド)が進出。
6周目、2位イノウエと下垣はテール・ツー・ノーズ状態で連なり、ダウンヒルストレートでは下垣選手がプレッシャーをかけ、90度コーナーではアウト側から仕掛けるがブレーキングでタイヤをロックさせてしまい、イノウエがポジションを守り切る。後方では米谷の勢いがよく、中里を攻略して5位にポジションアップする。
7周目、イノウエと下垣の4位争いが依然としてくり広げられる一方で、6位に落ちた中里選手に勢いがなく、いむらせいじ(オートルック V.GRANZ)がこれを仕留めて6位にあがると、いむらは続く8周目に米谷も攻略、5位に浮上する。
後方でのバトルを後目に渡会はその後もペースを緩めることなくゴールまで突っ走り、2位イノウエに25秒の大差をつけてぶっちぎりの優勝を飾った。その後方で淡々とレースを進めた下垣選手は1.3秒差の3位。以下4位イダ、5位いむら、6位米谷という上位になった。
もてぎでのv.Granzレース、次戦は10月20日に予定されている。
Text & Photo: Junichi SEKINE
ポールポジション 12号車・渡会太一選手(BRM v.Granz)/2分1秒117
「とりあえずポールポジション取れてよかったです。昨日から走行始めたのですけれど、1本目から調子よく走れていたので、今回はなにも不安要素はなく、レースができます。この調子のままで決勝も走れたな、と思います。路面温度はちょっと低かったですね、タイヤの暖まりも悪かったです。もう1周行っていればタイムを更新できたかな、と思いますけれど、決勝にむけてタイヤ温存の意味もあったので、これでやめました」
2位 99号車・イノウエケイイチ選手(ワコーズEDニルズ)/2分2秒305(+1.188秒)
「ちょっと若い子にはついていけませんね(苦笑)。オーバー50のクラスで頑張ります。路面温度低くてタイヤ(のグリップが)来なかったですね。決勝にむけては淡々と、レンタカーなのでぶつけないように頑張ります<」
3位 98号車・下垣和也選手(WEST-SOUEISHA-v.Granz)/2分3秒273(+2.156)
「(v.Granzが)一昨日乗ったのが初めてなので、一周をまとめきれなかったので、ちょっと悔しいところがあります。タイム詰める余地はまだだいぶあるのですけれど、やっぱり慣れていない。初めてだとクルマの動きが習得しきれてなかったのと、初めての新品タイヤだと。リヤが僕の思っていたのより押し気味だったので、うまく曲がれなかったです。(まだまだ伸びる余地がある?)もうちょっと慣れていけば、もう少し伸びるかなと思います」
Text: Junichi SEKINE
今年からもてぎで開催されることとなったv.Granzによるスプリントレースの第1戦予選が3月10日にもてぎチャンピオンカップ第1戦内で開催され、渡会太一(BRM v.Granz)が2番手に1.188秒の大差をつけてポールポジションを獲得した。
昨年のMEC120分耐久レースで初めてモビリティリゾートもてぎでレースが行われたv.Granzの初のスプリントレースは10台のエントリーを集めて午前8時から15分間の予選を開始。
朝には氷点下まで下がったもてぎの気温は依然、4度と低い状態。路面も冷え切っており、各車タイヤの発動を待ってウォームアップを行う。
まずは残り残り8分、v.Granzでは初レースの渡会が2分2秒616のトップタイムをマーク、2番手は昨年のもてぎVITAチャンピオンのイノウエケイイチ(ワコーズEDニルズ)の4秒884。3番手大山正芳(ダイワN通商アキランドV.Grant)5秒290と続く。
渡会は続く周回で2分1秒926と2分1秒台に突入。イノウエも自己ベストを縮めるが渡会とは1.94秒の差がある。3番手には下垣和也(WEST-SOUEISHA-v.Granz)3秒957でポジションアップ。下垣も今回が初めてのv.Granzでのレース参戦だ。
残り4分、#12渡会選手はさらにタイムを詰めて2分1秒117として、2分3秒373で2番手の#98下垣選手とは2.156秒差をつけるとガレージイン、早々に予選を終了するとマシンを降りてタイミングモニターで他車のタイムを見守る。
そんな中で残り2分、イノウエが2分3秒001をマークして2番手へ進出。下垣を挟んでスーパーGTにも参戦するイダ タイヨウ(ワコーズEDニルズ)が4秒248で4番手に進出するが、すがさず中里紀夫(v.Granz)4秒163で4番手のポジションを取り戻す。さらに大山も2分4秒173で5番手、これでイダは6番手へ。
15分が経過しチェッカードフラッグが振られる中、各車は最後のタイムアタック。大山が2分3秒844で4番手で浮上、いむらせいじ(オートルック V.GRANZ)も4秒132で5番手へ。しかしこのタイムはイエローフラッグ提示中だったため抹消となり7番手へ。そして最後にベストタイムを更新したのが2番手イノウエで2分2秒305まで短縮。それでも渡会とは1.188秒と大差がついた。以下3番手下垣、4番手大山、5番手中里、6番手イダという順になった。
Text & Photo: Junichi SEKINE
第1回合同テスト -RIJ- (2024/03/12) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 50 小出 峻 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 1'57.197 - - 147.475
2 35 中村 仁 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'57.272 0.075 0.075 147.380
3 36 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'57.967 0.770 0.695 146.512
4 2 荒尾 創大 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING 1'58.063 0.866 0.096 146.393
5 1 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'58.132 0.935 0.069 146.308
6 130 木村 偉織 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 1'58.207 1.010 0.075 146.215
7 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S 1'58.372 1.175 0.165 146.011
8 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 1'58.533 1.336 0.161 145.813
9 40 佐々木 大樹 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 1'59.434 2.237 0.901 144.713
10 300 菅波 冬悟 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 2'00.243 3.046 0.809 143.739
11 30 M 1 DRAGON TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 2'00.881 3.684 0.638 142.980
12 13 M 2 藤原 誠 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 2'02.464 5.267 1.583 141.132
13 4 M 3 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 2'02.698 5.501 0.234 140.863
14 8 M 4 清水 康弘 GNSY 324 GNSY RACING 2'03.076 5.879 0.378 140.430
SFL占有テスト -RIJ- (2024/03/11) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing モビリティリゾートもてぎ 4.801km
Pos
№
Cls
Cls
Pos
Driver
Car
Time
Behind
Gap
km/h
1
38
小林 利徠斗
モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC
1'42.987
-
-
167.823
2
2
荒尾 創大
HFDP WITH TODA RACING
1'42.999
0.012
0.012
167.804
3
35
中村 仁
モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC
1'43.102
0.115
0.103
167.636
4
50
小出 峻
HFDP WITH B-MAX RACING
1'43.121
0.134
0.019
167.605
5
36
野中 誠太
PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC
1'43.189
0.202
0.068
167.495
6
37
古谷 悠河
Deloitte. HTP TOM'S 320
1'43.226
0.239
0.037
167.435
7
130
木村 偉織
TEAM DRAGON 324
1'43.742
0.755
0.516
166.602
8
40
佐々木 大樹
JMS RACING TEAM
1'44.743
1.756
1.001
165.010
9
300
菅波 冬悟
TEAM DRAGON 324
1'45.287
2.300
0.544
164.157
10
1
ケイレン・フレデリック
Pilot ONE Racing with B-MAX
1'45.519
2.532
0.232
163.796
11
80
菅波 冬悟
GNSY 324
1'45.761
2.774
0.242
163.421
12
4
M
1
今田 信宏
JMS RACING TEAM
1'46.678
3.691
0.917
162.017
13
30
M
2
DRAGON
TEAM DRAGON 324
1'48.130
5.143
1.452
159.841
14
8
M
3
清水 康弘
GNSY 324
1'48.329
5.342
0.199
159.547
15
13
M
4
藤原 誠
TEAM DRAGON 324
1'48.728
5.741
0.399
158.962
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 31 57'14.911 - -
2 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 31 57'16.766 1.855 1.855
3 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 31 57'18.002 3.091 1.236
4 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 31 57'18.756 3.845 0.754
5 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 31 57'28.616 13.705 9.860
6 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 31 57'30.627 15.716 2.011
7 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 31 57'31.744 16.833 1.117
8 55 松下 信治 TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 31 57'32.747 17.836 1.003
9 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 31 57'33.336 18.425 0.589
10 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 31 57'38.823 23.912 5.487
11 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 31 57'40.681 25.770 1.858
12 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 31 57'45.288 30.377 4.607
13 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 31 57'48.135 33.224 2.847
14 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 31 58'00.081 45.170 11.946
15 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 31 58'07.071 52.160 6.990
16 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 31 58'08.532 53.621 1.461
17 53 Juju TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 31 58'24.285 1'09.374 15.753
18 19 テオ・プルシェール ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 31 58'33.784 1'18.873 9.499
19 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 28 53'21.624 3Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(90% - 27 Laps)完走 ----
- 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1 1'49.205 30Laps 27Laps
- 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1 1'49.284 30Laps 0.079
Fastest Lap: CarNo. 64 山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23) 1'39.287 (13/31) 210.553 km/h
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 5 ミハエル・サウター G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 12 27'17.595 - -
2 3 奥住 慈英 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 12 27'19.982 2.387 2.387
3 55 セバスチャン・マンソン G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 12 27'28.836 11.241 8.854
4 36 ワン ジョンウェイ SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS 12 27'32.488 14.893 3.652
5 11 M 1 MOTOKI 47TRADING with Rn-sports Rn-sports 12 27'33.301 15.706 0.813
6 62 猪爪 杏奈 ユピテル羽衣6 F111/3 HELM MOTORSPORTS 12 27'41.635 24.040 8.334
7 45 M 2 辻子 依旦 PONOS RACING PONOS RACING 12 27'44.023 26.428 2.388
8 *28 中村 賢明 TOM'S FORMULA F111 TOM'S FORMULA 12 28'02.055 44.460 18.032
9 23 M 3 YUGO S2R Racing N-SPEED 12 28'22.418 1'04.823 20.363
10 29 ファンチョ・ロドルフォ・P・ブロビオ ES oneFormulaPHL イーグルスポーツ 12 28'37.138 1'19.543 14.720
11 *16 M 4 AKITA AKITA Cars & Racing ABBEY RACING 11 28'02.520 1Lap 1Lap
12 51 廣田 築 G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing 10 23'56.586 2Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
- 53 ジェシー・レイシー G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing 3 6'57.416 9Laps 7Laps
Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'58.856 (4/12) 175.887 km/h
CarNo. 28は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(セーフティーカーの追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 16は、FRJ SpR.16.1.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 51は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(セーフティーカーの追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/10) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'39.172 - - 210.797
2 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'39.280 0.108 0.108 210.568
3 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'39.289 0.117 0.009 210.549
4 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'39.294 0.122 0.005 210.538
5 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'39.385 0.213 0.091 210.346
6 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'39.410 0.238 0.025 210.293
7 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'39.464 0.292 0.054 210.179
8 55 松下 信治 TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'39.557 0.385 0.093 209.982
9 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'39.591 0.419 0.034 209.911
10 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'39.675 0.503 0.084 209.734
11 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'39.676 0.504 0.001 209.732
12 19 テオ・プルシェール ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'39.713 0.541 0.037 209.654
13 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'39.990 0.818 0.277 209.073
14 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'40.012 0.840 0.022 209.027
15 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'40.118 0.946 0.106 208.806
16 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'40.387 1.215 0.269 208.246
17 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'40.680 1.508 0.293 207.640
18 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'41.104 1.932 0.424 206.769
19 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'41.348 2.176 0.244 206.271
20 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'41.472 2.300 0.124 206.019
21 53 Juju TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'41.674 2.502 0.202 205.610
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap km/h
1 5 ミハエル・サウター G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 12 25'46.316 - - 13.519
2 3 奥住 慈英 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 12 25'57.382 11.066 11.066 13.423
3 51 廣田 築 G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing 12 26'04.103 17.787 6.721 13.366
4 16 M 1 AKITA AKITA Cars & Racing ABBEY RACING 12 26'11.004 24.688 6.901 13.307
5 55 セバスチャン・マンソン G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 12 26'12.388 26.072 1.384 13.295
6 28 中村 賢明 TOM'S FORMULA F111 TOM'S FORMULA 12 26'21.082 34.766 8.694 13.222
7 53 ジェシー・レイシー G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing 12 26'42.041 55.725 20.959 13.049
8 11 M 2 MOTOKI 47TRADING with Rn-sports Rn-sports 12 27'09.982 1'23.666 27.941 12.825
9 45 M 3 辻子 依旦 PONOS RACING PONOS RACING 12 27'26.994 1'40.678 17.012 12.693
10 *29 ファンチョ・ロドルフォ・P・ブロビオ ES oneFormulaPHL イーグルスポーツ 11 26'29.303 1Lap 1Lap 13.154
11 23 M 4 YUGO S2R Racing N-SPEED 11 27'56.716 1Lap 1'27.413 12.468
12 36 ワン ジョンウェイ SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS 9 21'28.349 3Laps 2Laps 16.226
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
- 62 猪爪 杏奈 ユピテル羽衣6 F111/3 HELM MOTORSPORTS 0 - 12Laps 9Laps -
Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'58.708 (7/12) 176.106 km/h
CarNo. 29は、鈴鹿サーキット一般競技規則第37.8.1(ホワイトラインカット)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/05/23) Weather: Fine Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Gr. Driver Car Team Engine Q1 Q2
1 38 B 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'36.404 1'35.789
2 6 A 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.264 1'35.880
3 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'35.862 1'35.926
4 65 B 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.558 1'36.034
5 64 A 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.450 1'36.057
6 3 A 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'36.745 1'36.124
7 8 B 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'36.518 1'36.156
8 5 B 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.296 1'36.295
9 55 A 松下 信治 TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'36.633 1'36.351
10 36 B 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'36.472 1'36.387
11 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'36.545 1'36.446
12 50 A 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'36.601 1'36.851
---- 以上Q2で決定 ----
13 4 B 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'36.697
14 7 A 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'36.840
15 14 B 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'36.729
16 19 A テオ・プルシェール ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'36.868
17 20 B 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'37.292
18 39 A 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'36.938
19 53 B Juju TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'40.699
20 37 A 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'37.331
21 12 A 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'38.467
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Gr Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 38 B 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'35.789 - - 218.242
2 6 A 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'35.880 0.091 0.091 218.035
3 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'35.926 0.137 0.046 217.930
4 65 B 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.034 0.245 0.108 217.685
5 64 A 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.057 0.268 0.023 217.633
6 3 A 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'36.124 0.335 0.067 217.482
7 8 B 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'36.156 0.367 0.032 217.409
8 5 B 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.295 0.506 0.139 217.095
9 55 A 松下 信治 TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'36.351 0.562 0.056 216.969
10 36 B 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'36.387 0.598 0.036 216.888
11 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'36.446 0.657 0.059 216.755
12 50 A 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'36.851 1.062 0.405 215.849
■Aグループ
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E 1'36.264 - - 217.165
2 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E 1'36.450 0.186 0.186 216.747
3 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E 1'36.545 0.281 0.095 216.533
4 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max HondaM-TEC HR-417E 1'36.601 0.337 0.056 216.408
5 55 松下 信治 TGM GP SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E 1'36.633 0.369 0.032 216.336
6 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F 1'36.745 0.481 0.112 216.086
---- 以上Q2進出 ----
7 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F 1'36.840 0.576 0.095 215.874
8 19 テオ・プルシェール ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD 01F 1'36.868 0.604 0.028 215.811
9 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F 1'36.938 0.674 0.070 215.655
10 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F 1'37.331 1.067 0.393 214.785
11 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing HondaM-TEC HR-417E 1'38.467 2.203 1.136 212.307
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----
■Bグループ
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN HondaM-TEC HR-417E 1'35.862 - - 218.076
2 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING HondaM-TEC HR-417E 1'36.296 0.434 0.434 217.093
3 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTATRD 01F 1'36.404 0.542 0.108 216.850
4 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTATRD 01F 1'36.472 0.610 0.068 216.697
5 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTATRD 01F 1'36.518 0.656 0.046 216.594
6 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING HondaM-TEC HR-417E 1'36.558 0.696 0.040 216.504
---- 以上Q2進出 ----
7 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTATRD 01F 1'36.697 0.835 0.139 216.193
8 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTATRD 01F 1'36.729 0.867 0.032 216.121
9 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTATRD01F 1'37.292 1.430 0.563 214.871
10 53 Juju TGM GP SF23 TGM Grand Prix HondaM-TEC HR-417E 1'40.699 4.837 3.407 207.601
---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ----
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Final Race Weather:Cloudy/Rain Course:Wet/Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 3 奥住 慈英 Sutekina Racing SUTEKINA RACING TEAM 11 31'01.670 - -
2 28 中村 賢明 TOM'S FORMULA F111 TOM'S FORMULA 11 31'03.772 2.102 2.102
3 53 ジェシー・レイシー G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing 11 31'21.380 19.710 17.608
4 11 M 1 MOTOKI 47TRADING with Rn-sports Rn-sports 11 31'31.335 29.665 9.955
5 *51 廣田 築 G FORCE F111/3 Bionic Jack Racing 11 31'33.153 31.483 1.818
6 62 猪爪 杏奈 ユピテル羽衣6 F111/3 HELM MOTORSPORTS 11 31'37.882 36.212 4.729
7 45 M 2 辻子 依旦 PONOS RACING PONOS RACING 11 31'48.183 46.513 10.301
8 *16 M 3 AKITA AKITA Cars & Racing ABBEY RACING 11 31'54.408 52.738 6.225
9 36 ワン ジョンウェイ SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS 11 32'03.428 1'01.758 9.020
10 23 M 4 YUGO S2R Racing N-SPEED 10 31'12.809 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 8 Laps)完走 ----
- 29 ファンチョ・ロドルフォ・P・ブロビオ ES oneFormulaPHL イーグルスポーツ 4 13'58.757 7Laps 6Laps
- *5 ミハエル・サウター G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 1 4'06.269 10Laps 3Laps
- *55 セバスチャン・マンソン G FORCE F111/3 BIRTH RACING PROJECT【BRP】 0 0.000 11Laps 1Lap
Fastest Lap: CarNo. 3 奥住慈英(Sutekina Racing) 2'00/322 (10/11) 173.744 km/h
CarNo. 51, 16, 5, 55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.11(SC中のスピン)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、不履行のため競技結果に30秒を加算した。
CarNo. 36は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Gr Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'36.415 - - 216.825
2 65 B 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.598 0.183 0.183 216.414
3 64 A 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.708 0.293 0.110 216.168
4 3 A 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'36.709 0.294 0.001 216.166
5 19 A テオ・プルシェール ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'36.902 0.487 0.193 215.735
6 55 A 松下 信治 TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'36.921 0.506 0.019 215.693
7 5 B 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'36.969 0.554 0.048 215.586
8 36 B 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'37.074 0.659 0.105 215.353
9 6 A 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'37.131 0.716 0.057 215.227
10 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'37.163 0.748 0.032 215.156
11 38 B 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'37.232 0.817 0.069 215.003
12 20 B 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'37.296 0.881 0.064 214.862
13 37 A 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'37.482 1.067 0.186 214.452
14 8 B 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'37.540 1.125 0.058 214.324
15 50 A 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'37.615 1.200 0.075 214.160
16 39 A 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'37.904 1.489 0.289 213.528
17 4 B 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'38.029 1.614 0.125 213.255
18 7 A 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'38.060 1.645 0.031 213.188
19 14 B 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'38.083 1.668 0.023 213.138
20 12 A 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'38.174 1.759 0.091 212.940
21 53 B Juju TGM GP SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'40.750 4.335 2.576 207.496