10月9日、スーパーフォーミュラ第9、10戦の行われている富士スピードウェイにおいて、株式会社日本レースプロモーション(JRP)と学校法人大阪成蹊学園・大阪成蹊大学が、研究・教育・人材育成を通じて新たな価値を創造する「アカデミックイノベーション包括連携協定」を締結したことが発表された。
これは、学生によるSFの観客の行動や動機の解明、JRPの大学における特別授業、JRPが学生をインターンシップとして受け入れる等の取り組みを協力して行うというもの。
きっかけは、JRPの代表取締役社長である上野禎久氏が、5年ほど前から同大学で講師を務めていたことによるとのこと。
上野社長は「大学での講義やプロジェクトを通じて、学生の意欲や探究心の高さを実感したことが提携のきっかけです。モータースポーツの現場を学びの場として活用する試みは、非常に先進的です。これを機に現場の価値を高める連携を進めたいと思います」。
また、大阪成蹊学園の北本暢理事長は、「これまでもスポーツに関する課題解決研究や授業に力を入れてきました。今回の提携によるそれらの具体化を楽しみにしており、現場での実践や連携を通じてモータースポーツ産業の発展に大きく貢献したいと思います」と語った。
様々な団体と協力体制を築くJRPが、新たに教育機関との連携に踏み出した。モータースポーツファン(観客)を研究のターゲットにするという試みは、どんな成果を導き出すのか、両者のコラボレーションが何を生み出し、それがどのように生かされるのか、非常に興味深い。
Text&Photo: Shigeru KITAMICHI
