筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 55 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 18 17'56.180 - -
2 53 石井 大雅 ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 18 17'57.050 0.870 0.870
3 39 塚本 凜世 F-BrainウィンズS2 ED MYST KK-S2 18 18'01.823 5.643 4.773
4 51 落合 蓮音 ファーストガレージKKS-2 MYST KK-S2 18 18'01.983 5.803 0.160
5 14 伊藤 駿 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'03.967 7.787 1.984
6 52 津田 充輝 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 18 18'04.221 8.041 0.254
7 3 M 1 秋山 健也 スーパーウィンズKKS2 MYST KK-S2 18 18'07.540 11.360 3.319
8 91 角間 光起 ELEVレーシング10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'07.901 11.721 0.361
9 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 18 18'12.195 16.015 4.294
10 58 鈴木 悠太 ZAP SPEED KKSII MYST KK-S2 18 18'12.951 16.771 0.756
11 38 M 2 畠山 退三 Hobby Base & zap speed MYST KK-S2 18 18'19.151 22.971 6.200
12 83 上野 晴紀 スーパーFJ TOKYO R&D RD10V 18 18'19.280 23.100 0.129
13 18 水谷 誠 HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V 18 18'19.769 23.589 0.489
14 72 SEIYA SAITO ELEVレーシング制動屋S2 MYST KK-S2 18 18'31.212 35.032 11.443
15 16 M 3 竹沢 茂 スーパーウィンズ10V TOKYO R&D RD10V 18 18'39.286 43.106 8.074
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 55 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII) 59.270 (17/18) 124.211 km/h
ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)58秒772
「やっと筑波での歯車がかみ合ったかなって感じです。序盤に(タイヤが)ヒートして、一発だけタイムが出たのですが、その後数周走りましたがタイムが上がってこなかったので、これ以上(タイム)上がらないだろうと思って、ピットインの指示もあったので入りました。まわりの状況見てまた出ようと思ったのですが、みんな上がってこなかったので、そのまま終わりにしようということにしました。その分タイヤが温存できていると思うので、決勝は有利な状況に立てるかなという感じです」
2位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)58秒956(+0.184秒)
「ドライブシャフトが折れて、それでスローダウンしました。そこまではいい感じで、ベストタイム更新が見えていたのすが、異変を感じてタイム下がったので、残念でした。トラブル箇所自体はすぐに交換して貰えると思うので、決勝は大丈夫だと思います」
3位 塚本凜世(F-BrainウィンズS2ED)59秒068(+0.296秒)
「自分の感触はよかったのですが、トップとコンマ3秒差があるので、それがレースにどう影響してくるのか懸念です。でもベストを尽くして表彰台を目指して頑張りたいと思っています。調子は自分としては過去一番いいかなって思います」
4位 津田充輝(ファーストガレージKK-SII)59秒072(+0.300秒)
「ずっとタイムがなだらかで、ここといってタイムが出るという感じでもなかったです。(工夫が)うまくいけばという部分がで変化がなくて、自分としてはピットに戻ろうかとか思いながら走っていました。コンディションの問題なのか、自分はいろいろ変えて走行していて、その中でタイムが変わらなかったので、決勝に向けて考えていかないといけないところですね」
5位 落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)59秒168(+0.396秒)
「筑波は今回が初めてで、走るのも今日で3回目ですね。鈴鹿も富士も複合コーナーがあったりとか、特性は違うのですが、(筑波で)生かせるところはどこでもあるので、そこを応用して走っている感じです。今日はいい感じではあるのですが、もうちょっとタイムは出したかったですね。悪くはない感じですが、決勝は表彰台もしくは優勝を狙っていきたいと思います」
6位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)59秒214(+0.442秒)
「富士で使わなかった新品のタイヤを使っているのですが、思いのほか劣化していたのか、普通に走ってこれだけタイム差があるのはそれぐらいしか思いつかないです。普通なら(トップと)似たようなタイムは出るはずなので、これが今日の限界だと思うのですが、めちゃくちゃ悔しいですね。前にロットの問題で学んだはずですが、(インターバルが)一か月ちょっとということで油断しましたね。決勝についてはいつもラップタイム的には(トップと)同じくらいだと思うので、それで展開がどうなるか。相手のミス次第の部分もあるし、筑波は(コースが)小さいので、そこでうまくスキが突ければな、と思います」
今回S-FJレースデビューの2名も無事に予選を終えた。
11位 鈴木悠太(ZAP SPEED KKSⅡ)59秒544(+0.772秒)
「(レース前に)1日しか走行できていないので。自己ベストは更新できましたがトップとけっこう差があるので、ドライビングもクルマも、もうちょっと調整できたらよかったなと思います。去年までカートに乗っていて、今年もEVカートとGPRシリーズに出ています。フォーミュラとカートは違う乗り物なので大変ですが、S-FJ自体はだいぶ慣れました。とはいえ距離も走っていないし、筑波も1日しか走っていないから、コースにはまだ慣れていない感じです」
15位 SEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)1分00秒571(+0.799秒)
「金曜の練習走行でクラッシュしてしまったのもあって、自信がない状態で今週末に入りました。今の予選もいい感触を掴めないままで、焦りからかけっこうミスがあって、まともに一周アタックができずに終わった感じです。決勝は順位的に失うものもないので、ひとつでも上のポジションで、無事にマシンを持って帰ってきて、来シーズンにむけて経験をしっかり積めるように、まずゴール目指して走ろうと思っています」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第6戦公式予選は7月28日(日)に筑波サーキットで開催され、酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)が2番手石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)に0.184秒の差でポールポジションを獲得した。
連日猛暑が続く北関東。筑波サーキットも例外ではなく朝から温度がぐんぐん上昇。S-FJの予選が始まる時点で早くも気温31度。路面温度39度というコンディションだ。予定より4分遅れ、8時59分から予選開始、エントリーリストに名があった中村ブンスーム(ファーストガレージRD10V)が体調不良で出走を取り消して15台が20分間の予選に挑んだ。
まずは残り18分、計測2周目に角間光起(ELEVレーシング10VED)が59秒910、続いて津田充輝(ファーストガレージKK-SII)が59秒897とトップタイムをマーク、3番手に落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が59秒897とトップタイムをマーク、3番手に落合蓮音(ファーストガレージKKS-2)が59秒964でつける。落合は現在15歳、今年S-FJレースデビューが6月の鈴鹿で19位、続けて出場した富士の大会では20番手スタートから序盤で10台抜きを演じて最終的に12位でフィニッシュ、そして今回初の筑波にやってきた。
残り15分、石井が58秒956、2番手に酒井が0.017秒差の58秒973とトップは58秒台の戦いに。3番手は塚本凜世(F-BrainウィンズS2ED)が59秒083で上がってくる。以下4番手津田、5番手落合、角間は6番手までドロップ。
さらに残り14分、酒井が58秒772でトップに立つ。今シーズンからフォーミュラカーレースにデビューし、各地のS-FJとFormula-Beatのレースに参戦している酒井は、先週もスポーツランドSUGOでで4レースをこなし、めきめきと経験値を上げている最中だ。石井は0.184秒差の2番手にドロップ。5番手に筑波・富士シリーズランキング首位の伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)が浮上。今回3台が出場のマスターズクラスは総合7番手の秋山健也(スーパーウインズKKS2)がトップ、クラス2位の畠山退三(HobbyBase)は総合10番手、同3位の竹沢茂(スーパーウインズ10V)は13番手。残り10分と予選が折り返したタイミングで酒井はピットイン。セッティング変更かと思われたがそのままマシンを降りてしまい、トラブルの様子もなくここで早々に予選を終了した模様だ。
残り8分50秒、トップ酒井、2番手石井、は変わらず3番手に59秒072で津田が上がってくる。塚本~伊藤~落合と続き、9番手までドロップしていた角間が59秒314で7番へ。角間はここまで2勝でシリーズ3位と好調だが今回は苦戦中。予選後にチーム代表の前田に確認したところ前戦富士でのクラッシュのダメージ修復に時間を要したことと、角間自身が昨年のこの時期の筑波戦に出場しておらず、猛暑のコンディションへの合わせ込みの経験が足りないことなどが原因ではないかとの見解だった。
残り8分30秒、マスターズクラストップの秋山が59秒228をマーク、全体5位に上がってくる。第3戦からマシンをKK-SIIに変更、戦闘力が前のクルマ(KKS)より向上し、マスターズクラスのみならずオーバーオールでの勝負ができると話していた通りになりつつある。これで伊藤6番手、落合7番手、角間8番手へドロップするが、落合はすかざす59秒188で5番手を取り戻し、これで秋山6番手。
さらに残り7分40秒、塚本が59秒068で3番手に浮上。このあたりで各車タイムが伸びなくなり順位の変動が少ない。そんな中健闘が目立つのが今回初のS-FJレースの鈴木悠太(ZAP SPEED KKSⅡ)で、この時点で59秒593で全体10番手の座を守っている。もう一人のルーキー、SEIYA SAITO(ELEVレーシング制動屋S2)は目標だと話していた1分がまだ切れず15番手。
残り5分、昨年筑波の最終戦でデビューして以来、今回2戦目のレース参戦となる上野晴紀(スーパーFJ)が59秒521と自己ベストを更新、鈴木を追いやって10番手へ浮上する。鈴木も自己ベストを59秒544まで削るが0.023秒及ばない。
残り3分のタイミングで2番手につける石井がスローダウン、ピットロードへと戻って来る。リヤから白煙を出しながらの走行で明らかにトラブルの模様だ。予選後チームに確認したところ右リヤのドライブシャフトが切れたとのことで、白煙は切断箇所のグリスが焼けたためだとのことで、さっそくレースに向けて修理にはいる。これでトップ2台が時間を残して予選を終えたことになる。3番手以降の選手にとってはフロントロウを獲得するチャンスだが、各車自己ベストを更新できない、そんな中で残り2分、伊藤が59秒214とタイムを更新、6番手へとあがり3列目のグリッドを確保する。後方では角間と上野が59秒260、59秒365とそれそれベストタイムを更新、角間の8番手は変わらないが上野は内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)を上回り9番手へ浮上する。
20分間の予選が終了。ポールポジションは早々に予選を終えた酒井が獲得。石井が0.184秒差の2番手でフロントロウに並んだが、マシン修復が間に合うかが気になる。セカンドロウには塚本と津田、二人のギャップは0.004秒だ。3列目は筑波初見参の落合と2020年筑波王者の伊藤という対照的な組み合わせで、ここも0.046秒の僅差。そして7番手にジェントルマンクラストップの秋山。ジェントルマンクラスの残り2台は畠山退三が全体12番手クラス2位、竹沢茂(スーパーウィンズ10V)が全体15番手クラス3位という結果に。
筑波/富士第6戦決勝は午後1時15分コースイン予定、真夏を思わせる猛暑のコンディションで、選手にもマシンにも過酷なレースになりそうだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2024/07/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 6 筑波サーキット 2.045km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 55 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 58.772 - - 125.264
2 53 石井 大雅 ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 58.956 0.184 0.184 124.873
3 39 塚本 凜世 F-BrainウィンズS2 ED MYST KK-S2 59.068 0.296 0.112 124.636
4 52 津田 充輝 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 59.072 0.300 0.004 124.628
5 51 落合 蓮音 ファーストガレージKKS-2 MYST KK-S2 59.168 0.396 0.096 124.425
6 14 伊藤 駿 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 59.214 0.442 0.046 124.329
7 3 M 1 秋山 健也 スーパーウィンズKKS2 MYST KK-S2 59.228 0.456 0.014 124.299
8 91 角間 光起 ELEVレーシング10V ED TOKYO R&D RD10V 59.260 0.488 0.032 124.232
9 83 上野 晴紀 スーパーFJ TOKYO R&D RD10V 59.365 0.593 0.105 124.012
10 22 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 59.400 0.628 0.035 123.939
11 58 鈴木 悠太 ZAP SPEED KKSII MYST KK-S2 59.544 0.772 0.144 123.640
12 38 M 2 畠山 退三 Hobby Base & zap speed MYST KK-S2 59.673 0.901 0.129 123.372
13 18 水谷 誠 HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V 59.895 1.123 0.222 122.915
14 16 M 3 竹沢 茂 スーパーウィンズ10V TOKYO R&D RD10V 1'00.017 1.245 0.122 122.665
15 72 SEIYA SAITO ELEVレーシング制動屋S2 MYST KK-S2 1'00.571 1.799 0.554 121.543
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.788)予選通過 ----
- 54 中村 ブンスーム ファーストガレージ10V TOKYO R&D RD10V d.n.s - - -
【総合】
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 *33 ST-X 1 ジェフリー・リー 太田 格之進 チェン・ディーン リアン・ジャトン Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 150 5:01'13.561 - -
2 23 ST-X 2 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 150 5:01'33.429 19.868 19.868
3 31 ST-X 3 永井 宏明 小高 一斗 小山 美姫 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 150 5:02'12.437 58.876 39.008
4 *81 ST-X 4 今田 信宏 藤波 清斗 坂口 夏月 渡会 太一 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 149 5:00'19.437 1Lap 1Lap
5 52 ST-Z 1 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 野中 誠太 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 143 5:01'18.360 7Laps 6Laps
6 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 143 5:01'30.301 7Laps 11.941
7 26 ST-Z 2 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 篠原 拓朗 荒 聖治 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 143 5:01'51.235 7Laps 20.934
8 5 ST-Z 3 塚田 利郎 金丸 ユウ 森田 真心 冨田 自然 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 142 5:01'19.541 8Laps 1Lap
9 92 ST-Q 1 加藤 恵三 松井 孝允 河野 駿佑 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 142 5:01'33.256 8Laps 13.715
10 21 ST-Z 4 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端 伸太朗 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 141 5:00'27.927 9Laps 1Lap
11 885 ST-Z 5 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 141 5:00'40.020 9Laps 12.093
12 19 ST-Z 6 鈴木 建自 末廣 武士 猪爪 杏奈 大島 和也 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 141 5:01'33.108 9Laps 53.088
13 22 ST-Z 7 北園 将太 久保 凜太郎 山野 直也 岩澤 優吾 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 140 5:00'55.304 10Laps 1Lap
14 *34 ST-Z 8 加納 政樹 平安山 良馬 安田 裕信 大草 りき TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 140 5:02'08.804 10Laps 1'13.500
15 97 ST-TCR 1 遠藤 光博 中野 信治 辻本 始温 桝本 隆介 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 139 5:02'03.099 11Laps 1Lap
16 98 ST-TCR 2 KIZUNA リ ジョンウ 山本 聖渚 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 139 5:02'06.468 11Laps 3.369
17 111 ST-Z 9 宮城 長靖 Salo Max Yuki 井本 大雅 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 137 5:00'22.200 13Laps 2Laps
18 225 ST-2 1 一條 拳吾 奥本 隼士 小林 利徠斗 中村 仁 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 136 5:00'28.130 14Laps 1Lap
19 13 ST-2 2 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 136 5:00'41.682 14Laps 13.552
20 72 ST-2 3 金井 亮忠 山野 哲也 野島 俊哉 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 136 5:00'49.119 14Laps 7.437
21 *95 ST-2 4 山田 英二 小出 峻 三井 優介 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 135 5:00'57.676 15Laps 1Lap
22 41 ST-4 1 石井 宏尚 冨林 勇佑 尾崎 俊介 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 134 5:01'37.303 16Laps 1Lap
23 3 ST-4 2 坂 裕之 菅波 冬悟 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 134 5:02'09.263 16Laps 31.960
24 884 ST-4 3 影山 正彦 山田 真之亮 国本 雄資 鶴田 哲平 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 133 5:00'28.288 17Laps 1Lap
25 *66 ST-4 4 猪股 京介 徳升 広平 大野 尊久 伊藤 裕仁 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 133 5:02'40.927 17Laps 2'12.639
26 7 ST-2 5 後藤 比東至 安斎 景介 吉岡 一成 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 132 5:00'47.510 18Laps 1Lap
27 216 ST-4 5 KENBOW 佐々木 孝太 妹尾 智充 NAORYU HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 130 5:01'38.623 20Laps 2Laps
28 743 ST-2 6 石垣 博基 小林 天翔 木立 純一 尾藤 成 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 101 5:01'05.592 49Laps 29Laps
29 *18 ST-4 6 浅野 武夫 伊藤 慎之典 鈴木 翔也 上村 優太 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 80 5:00'27.802 70Laps 21Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 430 ST-TCR - 藤原 能成 霜野 誠友 加賀美 綾佑 西村 元希 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 130 4:48'25.945 20Laps -50Laps
- 28 ST-Q - 佐々木 英輔 坪井 翔 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 129 4:48'32.577 21Laps 1Lap
- *55 ST-Q - 寺川 和紘 関 豊 井尻 薫 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 115 4:18'10.256 35Laps 14Laps
- 61 ST-Q - 伊藤 和広 山内 英輝 井口 卓人 花沢 雅史 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 98 5:00'33.839 52Laps 17Laps
- 25 ST-Z - 植松 忠雄 松田 次生 佐藤 公哉 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 96 4:28'29.083 54Laps 2Laps
- 32 ST-Q - MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 60 4:46'23.153 90Laps 36Laps
- 6 ST-2 - 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 50 1:53'01.746 100Laps 10Laps
- 20 ST-Z - 田中 優暉 平峰 一貴 大木 一輝 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 29 58'56.227 121Laps 21Laps
【クラス別】
■ST-Xクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-X class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 *33 ジェフリー・リー 太田 格之進 チェン・ディーン リアン・ジャトン Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 150 5:01'13.561 - -
2 23 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 150 5:01'33.429 19.868 19.868
3 31 永井 宏明 小高 一斗 小山 美姫 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 150 5:02'12.437 58.876 39.008
4 *81 今田 信宏 藤波 清斗 坂口 夏月 渡会 太一 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 149 5:00'19.437 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-Zクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-Z class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 52 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 野中 誠太 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 143 5:01'18.360 - -
2 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 篠原 拓朗 荒 聖治 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 143 5:01'51.235 32.875 32.875
3 5 塚田 利郎 金丸 ユウ 森田 真心 冨田 自然 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 142 5:01'19.541 1Lap 1Lap
4 21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端 伸太朗 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 141 5:00'27.927 2Laps 1Lap
5 885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 141 5:00'40.020 2Laps 12.093
6 19 鈴木 建自 末廣 武士 猪爪 杏奈 大島 和也 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 141 5:01'33.108 2Laps 53.088
7 22 北園 将太 久保 凜太郎 山野 直也 岩澤 優吾 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 140 5:00'55.304 3Laps 1Lap
8 *34 加納 政樹 平安山 良馬 安田 裕信 大草 りき TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 140 5:02'08.804 3Laps 1'13.500
9 111 宮城 長靖 Salo Max Yuki 井本 大雅 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 137 5:00'22.200 6Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 25 植松 忠雄 松田 次生 佐藤 公哉 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 96 4:28'29.083 47Laps 41Laps
- 20 田中 優暉 平峰 一貴 大木 一輝 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 29 58'56.227 114Laps 67Laps
■ST-TCRクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-TCR class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 97 遠藤 光博 中野 信治 辻本 始温 桝本 隆介 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 139 5:02'03.099 - -
2 98 KIZUNA リ ジョンウ 山本 聖渚 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 139 5:02'06.468 3.369 3.369
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 430 藤原 能成 霜野 誠友 加賀美 綾佑 西村 元希 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 130 4:48'25.945 9Laps 9Laps
■ST-Qクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-Q class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 92 加藤 恵三 松井 孝允 河野 駿佑 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 142 5:01'33.256 - -
---- 以上完走 ----
- 28 佐々木 英輔 坪井 翔 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 129 4:48'32.577 13Laps 13Laps
- *55 寺川 和紘 関 豊 井尻 薫 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 115 4:18'10.256 27Laps 14Laps
- 61 伊藤 和広 山内 英輝 井口 卓人 花沢 雅史 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 98 5:00'33.839 44Laps 17Laps
- 32 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 60 4:46'23.153 82Laps 38Laps
■ST-1クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-1 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 143 5:01'30.301 - -
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-2クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-2 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 225 一條 拳吾 奥本 隼士 小林 利徠斗 中村 仁 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 136 5:00'28.130 - -
2 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 136 5:00'41.682 13.552 13.552
3 72 金井 亮忠 山野 哲也 野島 俊哉 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 136 5:00'49.119 20.989 7.437
4 *95 山田 英二 小出 峻 三井 優介 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 135 5:00'57.676 1Lap 1Lap
5 7 後藤 比東至 安斎 景介 吉岡 一成 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 132 5:00'47.510 4Laps 3Laps
6 743 石垣 博基 小林 天翔 木立 純一 尾藤 成 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 101 5:01'05.592 35Laps 31Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 6 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 50 1:53'01.746 86Laps 51Laps
■ST-4クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-4 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 41 石井 宏尚 冨林 勇佑 尾崎 俊介 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 134 5:01'37.303 - -
2 3 坂 裕之 菅波 冬悟 小河 諒 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 134 5:02'09.263 31.960 31.960
3 884 影山 正彦 山田 真之亮 国本 雄資 鶴田 哲平 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 133 5:00'28.288 1Lap 1Lap
4 *66 猪股 京介 徳升 広平 大野 尊久 伊藤 裕仁 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 133 5:02'40.927 1Lap 2'12.639
5 216 KENBOW 佐々木 孝太 妹尾 智充 NAORYU HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 130 5:01'38.623 4Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- *18 浅野 武夫 伊藤 慎之典 鈴木 翔也 上村 優太 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 80 5:00'27.802 54Laps 50Laps
Fastest Lap: CarNo. 81 DAISHIN GT-R GT3 1'50.574 (2/150) 152.173 km/h
CarNoの'*'マークはペナルティーを科された。
【総合】
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A&B Total Qualify Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 81 ST-X 1 今田 信宏 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'50.776 1'49.069 3'39.845 - -
2 33 ST-X 2 ジェフリー・リー 太田 格之進 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 1'51.811 1'48.247 3'40.058 0.213 0.213
3 23 ST-X 3 DAISUKE 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 1'52.882 1'49.204 3'42.086 2.241 2.028
4 31 ST-X 4 永井 宏明 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'52.871 1'50.141 3'43.012 3.167 0.926
5 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'54.581 1'53.086 3'47.667 7.822 4.655
6 26 ST-Z 1 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 1'57.861 1'56.847 3'54.708 14.863 7.041
7 52 ST-Z 2 山崎 学 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 1'58.509 1'56.681 3'55.190 15.345 0.482
8 97 ST-TCR 1 遠藤 光博 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'58.930 1'56.753 3'55.683 15.838 0.493
9 92 ST-Q 1 加藤 恵三 松井 孝允 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 1'59.309 1'56.427 3'55.736 15.891 0.053
10 25 ST-Z 3 植松 忠雄 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 1'59.385 1'56.860 3'56.245 16.400 0.509
11 20 ST-Z 4 田中 優暉 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 1'59.859 1'56.495 3'56.354 16.509 0.109
12 885 ST-Z 5 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 1'59.110 1'57.366 3'56.476 16.631 0.122
13 19 ST-Z 6 鈴木 建自 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 2'00.070 1'57.277 3'57.347 17.502 0.871
14 22 ST-Z 7 北園 将太 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 2'00.160 1'57.208 3'57.368 17.523 0.021
15 5 ST-Z 8 塚田 利郎 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 2'00.893 1'56.919 3'57.812 17.967 0.444
16 21 ST-Z 9 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 2'00.312 1'57.679 3'57.991 18.146 0.179
17 98 ST-TCR 2 KIZUNA リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 2'01.076 1'57.567 3'58.643 18.798 0.652
18 34 ST-Z 10 加納 政樹 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 2'00.156 1'58.768 3'58.924 19.079 0.281
19 430 ST-TCR 3 藤原 能成 霜野 誠友 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 2'02.031 1'58.741 4'00.772 20.927 1.848
20 6 ST-2 1 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'02.626 2'00.382 4'03.008 23.163 2.236
21 225 ST-2 2 一條 拳吾 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 2'02.448 2'01.605 4'04.053 24.208 1.045
22 111 ST-Z 11 宮城 長靖 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 2'06.462 1'58.809 4'05.271 25.426 1.218
23 13 ST-2 3 花里 祐弥 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 2'03.996 2'02.075 4'06.071 26.226 0.800
24 95 ST-2 4 山田 英二 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 2'03.998 2'02.098 4'06.096 26.251 0.025
25 7 ST-2 5 後藤 比東至 安斎 景介 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'03.625 2'02.774 4'06.399 26.554 0.303
26 72 ST-2 6 金井 亮忠 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 2'04.003 2'02.992 4'06.995 27.150 0.596
27 55 ST-Q 2 寺川 和紘 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'03.899 2'03.210 4'07.109 27.264 0.114
28 28 ST-Q 3 佐々木 英輔 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'05.848 2'02.152 4'08.000 28.155 0.891
29 61 ST-Q 4 伊藤 和広 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 2'06.005 2'03.742 4'09.747 29.902 1.747
30 743 ST-2 7 石垣 博基 小林 天翔 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 2'05.467 2'05.336 4'10.803 30.958 1.056
31 884 ST-4 1 影山 正彦 山田 真之亮 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 2'07.339 2'05.192 4'12.531 32.686 1.728
32 41 ST-4 2 石井 宏尚 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 2'07.463 2'05.099 4'12.562 32.717 0.031
33 3 ST-4 3 坂 裕之 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 2'07.145 2'05.980 4'13.125 33.280 0.563
34 18 ST-4 4 浅野 武夫 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'08.554 2'05.899 4'14.453 34.608 1.328
35 216 ST-4 5 KENBOW 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 2'10.464 2'06.929 4'17.393 37.548 2.940
36 32 ST-Q 5 MORIZO 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'13.020 2'09.033 4'22.053 42.208 4.660
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 66 ST-4 - 猪股 京介 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 2'06.082 no time 2'06.082 - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 81 今田 信宏 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'50.776 1'49.069 3'39.845 - -
2 33 ジェフリー・リー 太田 格之進 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 1'51.811 1'48.247 3'40.058 0.213 0.213
3 23 DAISUKE 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 1'52.882 1'49.204 3'42.086 2.241 2.028
4 31 永井 宏明 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'52.871 1'50.141 3'43.012 3.167 0.926
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Zクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 1'57.861 1'56.847 3'54.708 - -
2 52 山崎 学 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 1'58.509 1'56.681 3'55.190 0.482 0.482
3 25 植松 忠雄 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 1'59.385 1'56.860 3'56.245 1.537 1.055
4 20 田中 優暉 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 1'59.859 1'56.495 3'56.354 1.646 0.109
5 885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 1'59.110 1'57.366 3'56.476 1.768 0.122
6 19 鈴木 建自 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 2'00.070 1'57.277 3'57.347 2.639 0.871
7 22 北園 将太 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 2'00.160 1'57.208 3'57.368 2.660 0.021
8 5 塚田 利郎 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 2'00.893 1'56.919 3'57.812 3.104 0.444
9 21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 2'00.312 1'57.679 3'57.991 3.283 0.179
10 34 加納 政樹 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 2'00.156 1'58.768 3'58.924 4.216 0.933
11 111 宮城 長靖 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 2'06.462 1'58.809 4'05.271 10.563 6.347
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-TCRクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 97 遠藤 光博 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'58.930 1'56.753 3'55.683 - -
2 98 KIZUNA リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 2'01.076 1'57.567 3'58.643 2.960 2.960
3 430 藤原 能成 霜野 誠友 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 2'02.031 1'58.741 4'00.772 5.089 2.129
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-Qクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 92 加藤 恵三 松井 孝允 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 1'59.309 1'56.427 3'55.736 - -
2 55 寺川 和紘 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'03.899 2'03.210 4'07.109 11.373 11.373
3 28 佐々木 英輔 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'05.848 2'02.152 4'08.000 12.264 0.891
4 61 伊藤 和広 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 2'06.005 2'03.742 4'09.747 14.011 1.747
5 32 MORIZO 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'13.020 2'09.033 4'22.053 26.317 12.306
■ST-1クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'54.581 1'53.086 3'47.667 - -
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-2クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 6 冨桝 朋広 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'02.626 2'00.382 4'03.008 - -
2 225 一條 拳吾 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 2'02.448 2'01.605 4'04.053 1.045 1.045
3 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 2'03.996 2'02.075 4'06.071 3.063 2.018
4 95 山田 英二 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 2'03.998 2'02.098 4'06.096 3.088 0.025
5 7 後藤 比東至 安斎 景介 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'03.625 2'02.774 4'06.399 3.391 0.303
6 72 金井 亮忠 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 2'04.003 2'02.992 4'06.995 3.987 0.596
7 743 石垣 博基 小林 天翔 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 2'05.467 2'05.336 4'10.803 7.795 3.808
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
■ST-4クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2022/10/15) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Model Team WH Adriver Bdriver Total Time Behind Gap
1 884 影山 正彦 山田 真之亮 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 2'07.339 2'05.192 4'12.531 - -
2 41 石井 宏尚 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 2'07.463 2'05.099 4'12.562 0.031 0.031
3 3 坂 裕之 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 2'07.145 2'05.980 4'13.125 0.594 0.563
4 18 浅野 武夫 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'08.554 2'05.899 4'14.453 1.922 1.328
5 216 KENBOW 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 2'10.464 2'06.929 4'17.393 4.862 2.940
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----
- 66 猪股 京介 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 2'06.082 no time 2'06.082 - -
【総合】
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 33 ST-X 1 太田 格之進 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 1'48.247 - - 155.444
2 81 ST-X 2 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'49.069 0.822 0.822 154.273
3 23 ST-X 3 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 1'49.204 0.957 0.135 154.082
4 31 ST-X 4 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'50.141 1.894 0.937 152.771
5 2 ST-1 1 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'53.086 4.839 2.945 148.793
6 92 ST-Q 1 松井 孝允 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 1'56.427 8.180 3.341 144.523
7 20 ST-Z 1 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 1'56.495 8.248 0.068 144.439
8 52 ST-Z 2 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 1'56.681 8.434 0.186 144.209
9 97 ST-TCR 1 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'56.753 8.506 0.072 144.120
10 26 ST-Z 3 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 1'56.847 8.600 0.094 144.004
11 25 ST-Z 4 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 1'56.860 8.613 0.013 143.988
12 5 ST-Z 5 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 1'56.919 8.672 0.059 143.915
13 22 ST-Z 6 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 1'57.208 8.961 0.289 143.560
14 19 ST-Z 7 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 1'57.277 9.030 0.069 143.476
15 885 ST-Z 8 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 1'57.366 9.119 0.089 143.367
16 98 ST-TCR 2 リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'57.567 9.320 0.201 143.122
17 21 ST-Z 9 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'57.679 9.432 0.112 142.986
18 430 ST-TCR 3 霜野 誠友 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'58.741 10.494 1.062 141.707
19 34 ST-Z 10 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 1'58.768 10.521 0.027 141.675
20 111 ST-Z 11 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'58.809 10.562 0.041 141.626
21 6 ST-2 1 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'00.382 12.135 1.573 139.775
22 225 ST-2 2 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 2'01.605 13.358 1.223 138.369
23 13 ST-2 3 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 2'02.075 13.828 0.470 137.837
24 95 ST-2 4 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 2'02.098 13.851 0.023 137.811
25 28 ST-Q 2 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'02.152 13.905 0.054 137.750
26 7 ST-2 5 安斎 景介 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'02.774 14.527 0.622 137.052
27 72 ST-2 6 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 2'02.992 14.745 0.218 136.809
28 55 ST-Q 3 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'03.210 14.963 0.218 136.567
29 61 ST-Q 4 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 2'03.742 15.495 0.532 135.980
30 41 ST-4 1 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 2'05.099 16.852 1.357 134.505
31 884 ST-4 2 山田 真之亮 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 2'05.192 16.945 0.093 134.405
32 743 ST-2 7 小林 天翔 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 2'05.336 17.089 0.144 134.250
33 18 ST-4 3 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'05.899 17.652 0.563 133.650
34 3 ST-4 4 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 2'05.980 17.733 0.081 133.564
35 216 ST-4 5 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 2'06.929 18.682 0.949 132.565
36 32 ST-Q 5 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'09.033 20.786 2.104 130.405
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 66 ST-4 - 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 no time - - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-X class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 33 太田 格之進 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 1'48.247 - - 155.444
2 81 藤波 清斗 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'49.069 0.822 0.822 154.273
3 23 元嶋 佑弥 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 1'49.204 0.957 0.135 154.082
4 31 小高 一斗 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'50.141 1.894 0.937 152.771
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-Z class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 20 平峰 一貴 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 1'56.495 - - 144.439
2 52 吉田 広樹 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 1'56.681 0.186 0.186 144.209
3 26 富田 竜一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 1'56.847 0.352 0.166 144.004
4 25 松田 次生 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 1'56.860 0.365 0.013 143.988
5 5 金丸 ユウ マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 1'56.919 0.424 0.059 143.915
6 22 久保 凜太郎 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 1'57.208 0.713 0.289 143.560
7 19 末廣 武士 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 1'57.277 0.782 0.069 143.476
8 885 平中 克幸 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 1'57.366 0.871 0.089 143.367
9 21 ショーン・ウォーキンショー Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 1'57.679 1.184 0.313 142.986
10 34 平安山 良馬 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 1'58.768 2.273 1.089 141.675
11 111 Salo Max Yuki BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 1'58.809 2.314 0.041 141.626
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-TCRクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-TCR class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 97 中野 信治 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'56.753 - - 144.120
2 98 リ ジョンウ Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'57.567 0.814 0.814 143.122
3 430 霜野 誠友 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 1'58.741 1.988 1.174 141.707
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-Q class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 92 松井 孝允 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 1'56.427 - - 144.523
2 28 坪井 翔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'02.152 5.725 5.725 137.750
3 55 関 豊 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'03.210 6.783 1.058 136.567
4 61 山内 英輝 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 2'03.742 7.315 0.532 135.980
5 32 佐々木 雅弘 ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'09.033 12.606 5.291 130.405
■ST-1クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-1 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 2 加藤 寛規 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'53.086 - - 148.793
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-2 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 6 菊地 靖 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'00.382 - - 139.775
2 225 奥本 隼士 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 2'01.605 1.223 1.223 138.369
3 13 石坂 瑞基 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 2'02.075 1.693 0.470 137.837
4 95 小出 峻 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 2'02.098 1.716 0.023 137.811
5 7 安斎 景介 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'02.774 2.392 0.676 137.052
6 72 山野 哲也 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 2'02.992 2.610 0.218 136.809
7 743 小林 天翔 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 2'05.336 4.954 2.344 134.250
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) B Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-4 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 41 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 2'05.099 - - 134.505
2 884 山田 真之亮 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 2'05.192 0.093 0.093 134.405
3 18 伊藤 慎之典 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'05.899 0.800 0.707 133.650
4 3 菅波 冬悟 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 2'05.980 0.881 0.081 133.564
5 216 佐々木 孝太 HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 2'06.929 1.830 0.949 132.565
---- 以上基準タイム予選通過 ----
- 66 徳升 広平 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 no time - - -
【総合】
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 オートポリス 4.674km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 81 ST-X 1 今田 信宏 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'50.776 - - 151.896
2 33 ST-X 2 ジェフリー・リー Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 1'51.811 1.035 1.035 150.490
3 31 ST-X 3 永井 宏明 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'52.871 2.095 1.060 149.076
4 23 ST-X 4 DAISUKE TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 1'52.882 2.106 0.011 149.062
5 2 ST-1 1 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'54.581 3.805 1.699 146.852
6 26 ST-Z 1 大塚 隆一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 1'57.861 7.085 3.280 142.765
7 52 ST-Z 2 山崎 学 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 1'58.509 7.733 0.648 141.984
8 97 ST-TCR 1 遠藤 光博 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'58.930 8.154 0.421 141.482
9 885 ST-Z 3 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 1'59.110 8.334 0.180 141.268
10 92 ST-Q 1 加藤 恵三 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 1'59.309 8.533 0.199 141.032
11 25 ST-Z 4 植松 忠雄 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 1'59.385 8.609 0.076 140.942
12 20 ST-Z 5 田中 優暉 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 1'59.859 9.083 0.474 140.385
13 19 ST-Z 6 鈴木 建自 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 2'00.070 9.294 0.211 140.138
14 34 ST-Z 7 加納 政樹 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 2'00.156 9.380 0.086 140.038
15 22 ST-Z 8 北園 将太 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 2'00.160 9.384 0.004 140.033
16 21 ST-Z 9 山脇 大輔 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 2'00.312 9.536 0.152 139.856
17 5 ST-Z 10 塚田 利郎 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 2'00.893 10.117 0.581 139.184
18 98 ST-TCR 2 KIZUNA Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 2'01.076 10.300 0.183 138.974
19 430 ST-TCR 3 藤原 能成 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 2'02.031 11.255 0.955 137.886
20 225 ST-2 1 一條 拳吾 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 2'02.448 11.672 0.417 137.417
21 6 ST-2 2 冨桝 朋広 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'02.626 11.850 0.178 137.217
22 7 ST-2 3 後藤 比東至 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'03.625 12.849 0.999 136.108
23 55 ST-Q 2 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'03.899 13.123 0.274 135.807
24 13 ST-2 4 花里 祐弥 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 2'03.996 13.220 0.097 135.701
25 95 ST-2 5 山田 英二 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 2'03.998 13.222 0.002 135.699
26 72 ST-2 6 金井 亮忠 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 2'04.003 13.227 0.005 135.693
27 743 ST-2 7 石垣 博基 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 2'05.467 14.691 1.464 134.110
28 28 ST-Q 3 佐々木 英輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'05.848 15.072 0.381 133.704
29 61 ST-Q 4 伊藤 和広 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 2'06.005 15.229 0.157 133.538
30 66 ST-4 1 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 2'06.082 15.306 0.077 133.456
31 111 ST-Z 11 宮城 長靖 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 2'06.462 15.686 0.380 133.055
32 3 ST-4 2 坂 裕之 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 2'07.145 16.369 0.683 132.340
33 884 ST-4 3 影山 正彦 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 2'07.339 16.563 0.194 132.139
34 41 ST-4 4 石井 宏尚 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 2'07.463 16.687 0.124 132.010
35 18 ST-4 5 浅野 武夫 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'08.554 17.778 1.091 130.890
36 216 ST-4 6 KENBOW HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 2'10.464 19.688 1.910 128.974
37 32 ST-Q 5 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'13.020 22.244 2.556 126.495
---- 以上基準タイム予選通過 ----
【クラス別】
■ST-Xクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-X class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 81 今田 信宏 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 1'50.776 - - 151.896
2 33 ジェフリー・リー Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 1'51.811 1.035 1.035 150.490
3 31 永井 宏明 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 1'52.871 2.095 1.060 149.076
4 23 DAISUKE TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 1'52.882 2.106 0.011 149.062
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Zクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-Z class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 26 大塚 隆一郎 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 15 1'57.861 - - 142.765
2 52 山崎 学 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 45 1'58.509 0.648 0.648 141.984
3 885 HIRO HAYASHI シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 1'59.110 1.249 0.601 141.268
4 25 植松 忠雄 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 1'59.385 1.524 0.275 140.942
5 20 田中 優暉 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 1'59.859 1.998 0.474 140.385
6 19 鈴木 建自 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 2'00.070 2.209 0.211 140.138
7 34 加納 政樹 TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 10 2'00.156 2.295 0.086 140.038
8 22 北園 将太 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 2'00.160 2.299 0.004 140.033
9 21 山脇 大輔 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 2'00.312 2.451 0.152 139.856
10 5 塚田 利郎 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 2'00.893 3.032 0.581 139.184
11 111 宮城 長靖 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 2'06.462 8.601 5.569 133.055
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-TCRクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-TCR class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 97 遠藤 光博 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 1'58.930 - - 141.482
2 98 KIZUNA Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 2'01.076 2.146 2.146 138.974
3 430 藤原 能成 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 2'02.031 3.101 0.955 137.886
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-Qクラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-Q class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 92 加藤 恵三 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR team SPIRIT 1'59.309 - - 141.032
2 55 寺川 和紘 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 2'03.899 4.590 4.590 135.807
3 28 佐々木 英輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing 2'05.848 6.539 1.949 133.704
4 61 伊藤 和広 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 2'06.005 6.696 0.157 133.538
5 32 MORIZO ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept TOYOTA Corolla H2 concept ORC ROOKIE Racing 2'13.020 13.711 7.015 126.495
■ST-1クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-1 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 2 井田 太陽 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 1'54.581 - - 146.852
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-2クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-2 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 225 一條 拳吾 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 20 2'02.448 - - 137.417
2 6 冨桝 朋広 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 2'02.626 0.178 0.178 137.217
3 7 後藤 比東至 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 2'03.625 1.177 0.999 136.108
4 13 花里 祐弥 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 35 2'03.996 1.548 0.371 135.701
5 95 山田 英二 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 10 2'03.998 1.550 0.002 135.699
6 72 金井 亮忠 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 15 2'04.003 1.555 0.005 135.693
7 743 石垣 博基 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 2'05.467 3.019 1.464 134.110
---- 以上基準タイム予選通過 ----
■ST-4クラス
スーパー耐久レースinオートポリス -RIJ- (2024/07/27) A Driver Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 3 ST-4 class オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Time Behind Gap km/h
1 66 猪股 京介 odula TONE MOTUL ROADSTER RF MAZDA ROADSTER RF OVER DRIVE 5 2'06.082 - - 133.456
2 3 坂 裕之 ENDLESS GR86 TOYOTA GR86 ENDLESS SPORTS 30 2'07.145 1.063 1.063 132.340
3 884 影山 正彦 シェイドレーシングGR86 TOYOTA GR86 SHADE RACING 35 2'07.339 1.257 0.194 132.139
4 41 石井 宏尚 エアバスターWINMAX GR86 EXEDY TOYOTA GR86 TRACYSPORTS with DELTA 20 2'07.463 1.381 0.124 132.010
5 18 浅野 武夫 WedsSport GR86 TOYOTA GR86 浅野レーシングサービス 2'08.554 2.472 1.091 130.890
6 216 KENBOW HMRスポーツカー専門店GR86 TOYOTA GR86 HMR Racing 2'10.464 4.382 1.910 128.974
---- 以上基準タイム予選通過 ----
San-Ei Gen with B-Max(チーム代表 宮田雅史)は、7月20~21日、富士スピードウェイで行われた、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦に参戦し、木村偉織選手は猛暑のレースを粘り強く走って、15位で完走を果たしました。
今大会は、「瑶子女王杯」の冠がつけられ、週末には瑶子女王殿下もサーキットを来訪するなど話題の多い大会となりました。また、決勝日には、地域活性化で連携する神奈川県綾瀬市から、古塩市長をはじめとする約100人の応援団がサーキットに駆けつけ、大きな声援を送っていただきました。
■予選(7月20日(土)午後2時〜2時42分)
サーキット上空を雲が覆い、蒸し暑い天候となった予選日。2週間前に行われた事前のテストは好調で、この日、午前中のフリー走行でも11番手タイムとまずまずの結果でしたので、期待を持って予選に臨みました。
しかし、コンディションにセッティングを十分に合わせきることはできず、クルマのフィーリングも、好感触を得ていたテスト時の状態から変わってしまいました。⽊村選⼿も渾⾝のアタックを⾏いますが、Q2 進出ラインにコンマ3秒届かず、Q1グループA に出⾛した10台中9位に終わってしまいました。
ドライバー
セッション
タイム/順位
50号車
木村 偉織
予選
Q1(順位)
1分23秒704( 9/10)
Q2(順位)
–
総合順位
17位
天候:曇り、コース:ドライ、気温:30度、路面温度:38度
■決勝(7月21日(日)午後3時~41周)
午前中から、強い日差しが照りつけた決勝日。昨年の同大会を大きく上回る3万人を超える観客が見守るなかスタートが切られました。
木村選手は、スタートから順位をキープして1分27秒台で周回を重ねました。序盤、OTS(オーバーテイクシステム)を駆使して順位を上げようと試みますが、前後にクルマが連なるなかでは難しく、状況を打開するために11周目にタイヤ交換を行いました。その後は、1分25〜26秒台にペースを上げ、残る周回を攻め続けました。しかし、ポジションアップは叶わず、15位でチェッカーを受けました。
次戦は、8月24〜25日にモビリティリゾートもてぎで開催されます。夏の連戦を良い形で終えるよう、しっかり準備をして臨みます。
ドライバー
セッション
タイム/順位
Point(累計)
50号車
木村 偉織
決勝
順位
15位
0( 1)
ベストタイム
1分25秒386( 7/20)
天候:晴れ、コース:ドライ、気温:31度、路面温度:44度
チーム監督 本山 哲コメント
事前のテストでの⾛りが⾮常に良かったので、期待をしていましたが、うまくいきませんでした。夏の富士は路面コンディションが繊細で、クルマの合わせ込みも難しかったですね。ドライバーも緊張や⼒みがあったのかもしれませんが、⾃分の持つ⼒を⼗分に発揮することができませんでした。
今回の経験を糧に、次のもてぎ戦では偉織選⼿らしく、思い切り⾛ってもらいたいと思います。そうすれば結果はついてくると思います。
チーフエンジニア 宮田雅史コメント
テストの良かった部分を上手く反映できなかったですね。他のチームに比べて、クルマもドライバーも、テストからの伸びしろが小さかったように思います。決勝のペースは周囲のクルマと大きく変わりませんので、やはり予選で前にいかないとレースで順位を上げるのはかなり難しいです。
次のもてぎ戦は、偉織選手にとってはSF初走行となるので、レースウィークになってみないと分からないというのが正直なところです。インターバルが1か月ありますので、今回のデータを分析して準備をしたいと思います。
ドライバー 木村偉織選手コメント
テストで良かったので、自信を持って臨みましたが、予選もレースペースも他に後れを取ってしまいました。自分たちが遅くなったのではなく、周りがより速くなったということです。これが不足していたということではなく、全体的に足りなかったという感じです。
考えられる準備はしてきたつもりでしたが、まだまだ十分ではないのだと思います。今はレースが終わったばかりで考えが及びませんが、落ち着いてから足りないものは何なのかを改めて考えてみます。
もてぎは、昨年のSFライツで逆転チャンピオンになった相性の良いサーキットです。もう一度、初心に帰って、Q1突破を目標に臨みます。
B-Max Racing Team Release
B-Max Racing Team(チーム総代表・SFLチーム代表 組田龍司)は、7月19〜21日、富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10~12戦に参戦し、小出選手が第10、12戦で優勝を飾り、シリーズ前半を終えてドライバーズランキングでトップに立ちました。荒川選手も2位表彰台に二度上り、今大会においてチームで二度のワンツーフィニッシュを果たしました。
マスタークラスは、参戦2大会目の藤原選手が、FIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの実力を発揮して2連勝。今田選手とDRAGON選手による2強対決の構図に変化をもたらしました。
■第10、11戦予選(7月19日(金)午後3時50分~4時20分)
金曜日開催という変則スケジュールで行われた予選は、他のサポートレースが走ったあとの路面コンディションを、いかに読むかがポイントとなりました。
小出、荒川、フレデリックの各選手は、調子の上がらなかった練習走行からの悪い流れを断ち切るべく果敢に攻めましたが、小出選手はトップにコンマ2〜3秒届かず、第10戦の3位が最上位、荒川選手も4位がベストと、望んだ結果を得ることはできませんでした。
セッティングを大幅に変えて臨んだフレデリック選手は、第10戦で1分33秒台を記録した2周回が、ともに走路外走行と判定されてタイム抹消になるなど、歯車が噛み合わないまま予選を終えることになってしまいました。
ドライバー
Rd10予選タイム(順位)
Rd11予選タイム(順位)
Point(累計)
1号車
K.フレデリック
1分42秒317(12)
1分33秒693( 8)
0(16)
50号車
小出 峻
1分33秒244( 3)
1分33秒349( 5)
0(31)
51号車
荒川 麟
1分33秒364( 4)
1分33秒392( 6)
0(19)
天候:曇り、コース:ドライ、気温:29度、路面温度:41度
■第10戦決勝(7月20日(土)午前8時25分~15周)
抜群のスタートを見せた小出選手がフロントローの2台をかわしてトップに立ち、荒川選手も続きました。終盤まで1分34秒台のタイムを刻みながら逃げる小出選手は、タイヤをマネージメントしながら、徐々に荒川選手との差を開き、最後は4.8秒の差をつけて今季3勝目のチェッカーを受けました。荒川選手もベストリザルトとなる2位でフィニッシュし、B-Maxがワンツーフィニッシュを飾りました。
フレデリック選手は、最後尾から1周目に7位に浮上しますが、ペースが上がらず8位でチェッカーを受けました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
1号車
K.フレデリック
8位
1分35秒263( 8/12)
0(16)
50号車
小出 峻
1位
1分34秒114( 1/12)
10(41)
51号車
荒川 麟
2位
1分34秒162( 2/12)
7(26)
天候:曇り、コース:ドライ、気温:28度、路面温度:30度
■第11戦決勝(7月20日(土)午後3時10分~21周)
3列目スタートとなる小出選手と荒川選手は、このレースは手堅くポイントを獲得して、フロントロースタートの第12戦に繋げることを目標にレースに臨みました。
1周目にポジションを上げた荒川選手が4位、接触でやや遅れた小出選手が5位、フレデリック選手は6位をキープしてレースは進み、前半は縦に長い展開となりました。9周目に入ると、フレデリック選手は、後方から追い上げてきた野中選手にかわされ7位にポジションを落としてしまいます。
4位荒川選手の背後に小出選手がつける展開は、レース後半になっても変わりませんでしたが、後方に迫った野中選手のペースが良かったため、無理に抑えることはせずに、14周目には小出選手が、17周目には荒川選手がともにダンロップコーナーで野中選手を前に出し、5位、6位でフィニッシュ。着実にポイントを重ねました。
7位でフィニッシュしたフレデリック選手は、スタート時にグリッドのラインを超えていたとの判定で、プラス5秒のペナルティが課され結果は8位でした。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
1号車
K.フレデリック
8位
1分35秒309( 6/12)
0(16)
50号車
小出 峻
6位
1分35秒293( 5/12)
1(42)
51号車
荒川 麟
5位
1分35秒432( 7/12)
2(28)
天候:曇り、コース:ドライ、気温:36度、路面温度:48度
■第12戦決勝(7月21日(日)午前8時20分~15周)
早朝のスタートながら、気温30度超えと蒸し暑い天候のなか、スタートを迎えました。
小出選手はポールポジションからスタートを決めて、1周目には早くも2位を1.8秒離してコントロールラインに戻ってきました。荒川選手はスタート後に順位を1つ落としますが、2周目には挽回し、以降はB-Maxのワンツー態勢でレースは進みました。
快走する小出選手は、折り返しの7周目には5秒のリードを築いて独走状態。後半はタイヤを労りながらペースコントロールして、今シーズン4勝目を飾りました。
荒川選手は、終盤追い上げてきた野中選手に攻め立てられますが、冷静に抑えきって2位。第10戦に続き、今大会二度目のB-Maxワンツーフィニッシュを飾りました。
フレデリック選手は、スタートで5位にポジションアップしましたが、スピードに伸びを欠き徐々に後退。最終周にエンジントラブルでコース脇に車を停めました。
今大会でシリーズの前半9戦が終了。小出選手は野中選手を逆転してランキングトップとなり、6点差でシリーズを折り返しました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
1号車
K.フレデリック
12位
1分35秒365( 8/12)
0(16)
50号車
小出 峻
1位
1分34秒174( 1/12)
10(52)
51号車
荒川 麟
2位
1分34秒848( 7/12)
7(35)
天候:晴れ、コース:ドライ、気温:33度、路面温度:38度
1号車ドライバー ケイレン・フレデリック選手コメント
とてもタフな週末でした。木曜日のフリープラクティスから、ペースはあまり良くありませんでした。状況を改善するために、クルマに多くの変更を加えましたが、週末を通してペースは良くないままでした。その理由は概ね分かっていますので、改善されることを願っています。
次の岡山大会に関しては、僕が日本で初めて走ったサーキットですし、大好きなトラックです。これまでもテクニカルトラックでは速さを見せることができていますので、自信を持って臨みたいと思います。
50号車ドライバー 小出 峻選手コメント
練習走行から予選までは、ライバル勢と比べてペースが足りていなかったので、厳しい週末になるだろうと予想していました。ただ、そういう状況のときこそ、ドライバーが頑張ってチームの士気を上げようと、レース1はスタートに集中して、2列目からトップに立ち優勝することができました。荒川選手も2位に入ってワンツーでしたので、これがチームの雰囲気、そして今週末の悪かった流れを一気に変えたと思っています。
レース3も勝ってランキングもトップに立つことができました。ポイント差は少しですが、この差がシリーズ後半に効いてきますので、非常にポジティブにとらえています。このまま後半も気を抜かずに戦っていけば、自ずと結果はついてくると思っています。
51号車ドライバー 荒川 麟選手コメント
今週末を通してペースが少し足りなかったと思いますが、1レース目に苦手だったスタートも決めて、調子が悪いなりに結果を残すことができました。自分のやるべきことはやったという達成感はあります。
次戦以降の出場は未定ですが、今回ペースが良くなかった原因を、最後まで突き止められずに終わってしまいましたので、その原因を分析して、ぜひ再チャレンジしたいと思っています。
マスタークラス
■第10、11戦予選
練習走行では、デビュー2大会目となる藤原選手が、FIA-F4インディペンデントカップチャンピオンの実力を如何なく発揮し、4セッション中、3セッションでトップタイムをマークしました。
藤原選手が自信を持って臨んだ予選でしたが、第10戦は清水選手が最後のアタックで藤原選手を逆転。0.4秒差をつけて初のクラスポールポジションを獲得しました。第11戦は、今田選手が貫禄のトップタイムを叩き出し、藤原選手はまたしても2番手タイムに終わり「甘くはないですね」と苦笑いでした。
両予選とも4位に沈んでしまったDRAGON選手は、練習走行で不具合のあったダンパーを交換して予選に臨んだものの、セッティングが決まらず。決勝での巻き返しを期すことになりました。
ドライバー
Rd10予選タイム(順位)
Rd11予選タイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
1分35秒912(M3)
1分35秒538(M1)
1(59)
8号車
清水康弘
1分35秒151(M1)
1分35秒726(M3)
1(22)
13号車
藤原 誠
1分35秒536(M2)
1分35秒628(M2)
0(13)
30号車
DRAGON
1分36秒101(M4)
1分35秒736(M4)
0(48)
■第10戦決勝(15周)
スタートで好ダッシュを見せたDRAGON選手が、1周目に藤原選手を、2周目に清水選手を抜いてトップに立ちますが、6周目にペースが上回る藤原選手が再逆転。その後は、藤原選手が、後方で繰り広げられるDRAGON選手と今田選手の2位争いを尻目に、徐々に差を開いて、独走で初のクラス優勝を飾りました。
白熱した2位争いは、追い上げてきた清水選手も加わり三つ巴の戦いになりましたが、10周目に集団のトップに立った今田選手が13コーナーで単独スピンを喫して決着。DRAGON選手が清水選手を振り切って2位に入りました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
M4位(総合12位)
1分35秒920(M1)
3(62)
8号車
清水康弘
M3位(総合11位)
1分37秒175(M4)
5(27)
13号車
藤原 誠
M1位(総合 9位)
1分36秒425(M2)
10(23)
30号車
DRAGON
M2位(総合10位)
1分36秒582(M3)
7(55)
■第11戦決勝(21周)
今田選手、清水選手がスタートで揃ってエンジンストール。大きく出遅れてしまい、トップ争いは、逃げる藤原選手をDRAGON選手が追うという展開になりました。
両者ともに1分37秒台を安定してマークしながら周回を重ねますが、藤原選手のペースが僅かに上回り、4周目0.6秒、8周目1.6秒と、その差は徐々に開いていき、藤原選手が第10戦に続く独走で連勝のチェッカーを受けました。
このレースでDRAGON選手は、全日本F3選手権時代から通算出場200戦目となり、レース後、シリーズを運営するSFLアソシエーションから特別表彰を受けました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
M3位(総合11位)
1分37秒113(M3)
5(67)
8号車
清水康弘
M4位(総合12位)
1分37秒678(M4)
3(30)
13号車
藤原 誠
M1位(総合 9位)
1分36秒838(M1)
10(33)
30号車
DRAGON
M2位(総合10位)
1分36秒955(M2)
7(62)
■第12戦決勝(15周)
ポールポジションスタートの藤原選手が逃げ、その後方で今田選手、DRAGON選手が2位争いを繰り広げるという展開が続きました。途中、スタート直後の接触で遅れた中村選手を間に挟んだこともあって、藤原選手のリードは徐々に広がり、10周終了時には3秒と十分なマージンを築いて、3連勝は間違いないと思われました。
しかし、最終ラップの1コーナーで「気の緩みとしか思えません」と藤原選手が単独スピン。突如トップを争うことになったDRAGON選手と今田選手は、最後は並走して同時にゴールラインを横切りますが、1000分の1秒という目視では判断のつかない超僅差で、DRAGON選手が勝利を手にしました。
今大会を終えて、大会前は10ポイントあった、今田選手とDRAGON選手のシリーズポイント差は2ポイントとなり、シリーズ後半を迎えることになりました。
ドライバー
決勝順位
ベストタイム(順位)
Point(累計)
4号車
今田信宏
M2位(総合 9位)
1分36秒176(M2)
7(74)
8号車
清水康弘
M3位(総合10位)
1分37秒019(M4)
5(35)
13号車
藤原 誠
M4位(総合11位)
1分35秒889(M1)
3(36)
30号車
DRAGON
M1位(総合 8位)
1分36秒184(M3)
10(72)
4号車ドライバー 今田信宏選手コメント
マシンの仕上がりは凄く良かったのですが、予選に関してはいつもとスケジュールが違っていたことで、集中力をうまく高められなかったのかもしれません。ポールを取った2回目も自分が速かったというよりは、他のドライバーが伸びなかっただけのような気がします。
レースペースは良かったのですが、過去記憶にもないような単独スピンや、スタートでのエンジンストールなど、ミスが多かったですね。最後のDRAGON選手との攻防は、最後に差し切ったと思いましたが、僅かに届かなかったですね。
藤原選手、清水選手の台頭でシリーズ後半が楽しみになりましたので、また頑張ります。
8号車ドライバー 清水康弘選手コメント
今回で3大会目、専有走行から様々なセットアップに取り組みましたが、まだSFL車両の走らせ方の最適解を探し続けています。そんな中、予選で初めてマスタークラスのポールポジションを獲得できたことは大きな前進でした。ただ、決勝は攻めきれずに後退してしまいましたし、スプリントレースへの心構えを含め、引き続き経験値の積み上げが必要な状況です。
早いものでシリーズも折り返しを過ぎましたので、後半戦に向けてさらに調子を上げていきたいです。
13号車ドライバー 藤原 誠選手コメント
最後のレースは、決勝ペースも非常に良く、後ろが離れてからはペースをコントロールしながら走っていましたし、最後の1コーナーでなぜスピンをしてしまったのか自分でもよく分かりません。気の緩みとしか言いようがないですね。
今週末は練習走行から好調で、予選も2つポールを取れると思っていましたが、1つも取れず、レースも3連勝を目前にしてミスを犯してしまい、やはり甘くはないですね。
でも、連勝できたことは大きな自信になりました。次の岡山はそう簡単ではないと思いますが、今回の反省を生かして頑張りたいと思います。
30号車ドライバー DRAGON選手コメント
3レース目の優勝は、藤原選手のミスで得たものなので、素直には喜べませんが、タイトルを考えると、今田選手の前でフィニッシュし、かつ優勝できたことは大きかったですね。
藤原選手と清水選手の台頭については、二人とも実績のあるドライバーですので、今回の富士からは激戦になるだろうと想定はしていました。
決勝での駆け引きなどの経験値では、今田選手や僕にまだ分はあると思っていますが、これからはさらに予選が重要になってきます。そこに向けてのクルマづくりが勝負のポイントになると思います。マスタークラスの4台は、データなどを共有せずにやっていますので、後半戦もガチの勝負を楽しみたいと思います。
B-Max Racing Team Release
2024年のKYOJO CUP第2・3戦が7月19日(金)~21日(日)に富士スピードウェイで開催され、#17 斎藤愛未(Team M岡部自動車D. D. R VITA)が自身初優勝を含む2連勝を飾った。
2024年のKYOJO CUPは、インタープロトシリーズとの併催4戦に加え、KYOJO CUPとして初めて、国内最高峰フォーミュラカーレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」との併催大会が組まれた。通常は1日で予選と決勝を行う1デイ開催だが、今大会は19日(金)に予選を行い、20日(土)に第2戦決勝、21日(日)に第3 決勝が行われるスケジュールで開催。2日間で49,000人を超える大観衆の中、どの選手も激しい戦いを繰り広げた。
【第2戦】
今回は29台が出走。19日(金)の予選では#86 下野璃央(Dr.DRY VITA)がセッション序盤に2分00秒136を記録し、今シーズン初のポールポジションを獲得。2番手に#114 翁長実希(Car Beauty Pro RSS VITA)、3番手に斎藤が続いた。
20日(土)の13時00分から12周で争われた決勝レース。スタートでは下野がトップを死守し、翁長と斎藤が続いていく。一方、後方では#36 荻原友美(KNC VITA)と#28 樋渡まい(Car Beauty Pro RSS VITA)がコカ・コーラコーナーで接触。2台がコース上に止まったため、セーフティカーが導入された。
5周目にレースが再開されると、下野、翁長、斎藤によるトップ争いが白熱。その中で積極的に仕掛けていた翁長が6周目にトップに立ってリードを広げにかかるが、7周目のメインストレートでは下野と斎藤が追いついて3台が横一線の状態でTGRコーナーヘ向かい、下野がトップを奪い返すと、斎藤も2番手に浮上した。
7周目には、この3台のバトルに#44 平川真子(ROOKIE Racing RSS VITA)が追いつき、ダンロップコーナーで翁長を抜いて3番手に浮上。これに対して翌8周目で翁長が抜き返しにいくなど、3番手争いが白熱した。
またトップ争いでも変化があり、メインストレートで斎藤が下野を追い抜いて、このレースで初めてトップに浮上。8周目には2分00秒716、9周目には2分00秒503とファステストラップを塗り替えていき、下野との差を1.2秒に広げた。一方、3番手争いも激しさを増しており、10周目のADVANコーナーで翁長が再び3番手を取り戻した。
その直後、13番手を走行していた#34 保井舞(中央電材エムクラフトVITA)がTGRコーナーでスピンを喫し、グラベルゾーンにストップ。マシンを回収するために2度目のセーフティカー導入となった。
残り周回が少なかったこともあり、レースが再開されないまま12周を終えてチェッカーフラッグとなり、斎藤が待望の初優勝を飾った。2位には下野、3位には翁長が続いた。パルクフェルメには、スーパーフォーミュラに参戦中の夫・坪井翔が駆けつけて喜びを分かち合うシーンも見られた。
【第3戦】
グリッド順は7月19日(金)に行われた予選で、各車が記録したセカンドベストタイムを採用し、第2戦に続いて下野が2分00秒234でポールポジション。2番手に斎藤、3番手に翁長という上位グリッドとなった。
21日(日)13時00分から12周の決勝レースがスタート。前日の第2戦では好ダッシュを決めてトップを守った下野だったが、今回は斎藤と翁長の方が加速が良く、TGRコーナーでは2台が並んで進入。そのままコカ・コーラコーナーまで2台横並びのバトルが続き、翁長がトップに立った。その背後に斎藤と下野がつけている状態で1周目が終了。3台によるトップ争いは前日以上に白熱したものになった。
2周目のメインストレートで斎藤がトップに立つと、翌3周目には3番手の下野が2台分のスリップストリームを使って逆転。その後も毎周のように3台が横並びでTGRコーナーに飛び込んで行くという白熱の展開となった。さらに後方では平川、#87 山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)、#225 富下李央菜(KTMS VITA)、#50 永井歩夢(BBS VITA)も激しい順位争いを繰り広げていた。
トップ争いは中盤に入っても下野、翁長、斎藤による三つ巴バトルが続いていた。5周目に斎藤がトップに立つが、「この集団に加わるためにも積極的にトップに立つことを意識した」という下野が7周目に再び先頭に立った。
終盤は下野が先頭をキープしていたが、最終ラップに入るところで斎藤が仕掛けにかかる。TGRコーナーで下野に一瞬前に出られたものの、コカ・コーラコーナーで抜き返してトップに浮上。そのままラストスパートをかけて0.6秒の差をつけてトップチェッカー。見事2連勝を飾った。2番手争いは横一線の状態でゴールとなったが、下野がわずかの差で2番手となり、翁長は3番手でチェッカーを受けた。
しかし、8周目のコカ・コーラコーナーで下野がコース外の部分を走行して斎藤を追い抜いたとして、5秒加算のペナルティが出ることになり、4位へ後退。翁長も複数回の走路外走行があったとして、同じく5秒加算のペナルティを受け、5位に下がることとなった。これにより、17歳の富下が初の2位表彰台に上がり、平川が3位に繰り上がった。
次回のKYOJO CUPは8月18日(日)に行われる。
第2・3戦:優勝 #17 斎藤愛未(Team M 岡部自動車 D.D.R VITA)
「とても嬉しいです。第2戦は、ここまで支えてくださったチームの皆様とオーナー様の協力があって初優勝なので、本当に嬉しく思いました。ただ、セーフティカー(SC)先導で終了ということで、自分の実力が十分に発揮しきれず終わったのが、個人的には悔しいところでもありました。自分の中で課題となっていた最終ラップのバトルでトップを守り切るということがセーフティカー先導状態になってしまったことで、クリアできませんでした。『たまたま勝てたのではないか?』『まだ課題が残っているのではないか?』と、いつもKYOJO CUPを見ている方は思われたかもしれません。第3戦ではしっかり戦って勝つことができたので、速さも強さも証明できたので、非常に嬉しい優勝です。ランキングトップになりましたが、現時点でチャンピオンのことは意識していません。とにかく毎回勝つことに重点を置いて、これからもやっていきたいです」
株式会社インタープロトモータースポーツ
優勝 酒井翔太(ファーストガレージ F108)
「(7周目のオーバーテイクは?)レインボーコーナーの2個目で合わせて、馬の背で普通に抜けました。僕の方が新品タイヤだったというのもあって、金井先生はユーズドだったはずなので、序盤暖まってフィーリング来るのが遅かったのですが、暖まってからはいいペースで走れたので、それがよかったと思います。(思い通りの展開?)そうですね」
2位 宇高希(TAKEFIRST F108)
「今回も前より大きなラッキーが来たので、でもよかったです。(9周目のオーバーテイクは?)最終コーナーで金井先生が接触の影響でアクセル踏めなかったと言っていましたが、それでギリギリまで粘って、1回目は失敗したのですが2回目に成功して前に出られました。けっこう今日のレースで(トップに)近づいたかな、と思っているので、次のオートポリスでトップ取りたいです」
3位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)
「(スタートのバトルは?)横まで並んでいたので、抜けるかなというところだったのですが。向うも引かなくて並走で行ければよかったのですけど、全然行き場がなくて、完全に(インに)入っていたのでどうしようもなくて、僕のフロントタイヤにハンマーさんのリヤタイヤが乗ってしまって飛んだ感じですね。クルマには当たっていないのですが、それでタイヤと足が曲がっちゃって。ハンドルもまっすぐではなくて。あれはちょっと避けられるとかそういうレベルではなかったです」
4位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)
「前が離れちゃって、後ろ誰もこないし、気持ち良くひとりで走らせてもらいました(笑)。昨日からセットも変えて。それがよかったのかひとりだから気持ちよく走れたのかわからないですけれど」
5位 舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)ジェントルマンクラス優勝
「昨日はちょっと失敗したので、今日は後ろの方にも追いつかれなくて、自分のペースで走れたので、よかったです」
6位 三浦勝(NUTEC ルノー)ジェントルマンクラス2位
「クルマがまだ出来上がっていないので、もうちょっとイケるかな、と思ったのですが。次はもう少しクルマ仕上げて、タイムを出せるようにしたいと思っています」
R ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)
「スタート直後の第1コーナーで並んで入って、僕も前に行かせたくなかったし、金井先生も前に出たいという、互いにそういう気持ちだったのだと思います、仕方なかったですね。マシンのダメージは結構大きいので、次戦(8月18日オートポリス)に向けて修復します」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第9戦決勝は7月21日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションからスタートのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)に対して第1コーナーでの先陣争いで接触しつつもトップを奪い取った金井亮忠(チームNATS 正義 001)を7周目に酒井翔太(ファーストガレージ F108)が攻略。鈴鹿での開幕戦以来のシーズン2勝目を飾った。
前日の第8戦に続いてSUGOで開催の第9戦。スターティンググリッドは第8戦の各車のベストラップによって決定される。
ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)
2番手 金井亮忠(チームNATS 正義 001)
3番手 酒井翔太(ファーストガレージ F108)
4番手 宇高希(TAKEFIRST F108)
5番手 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)
6番手 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)
7番手 舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)
8番手 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)
9番手 渡邊義人(チームNATS エクシズWXR)
10番手 KENBOW(ファーストガレージRK01)
11番手 三浦勝(NUTEC ルノー)
12番手 杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)
13番手 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)
という順になった。またタイヤについては2レースで2セットが使用可能ということで、この第9戦でニュータイヤを投入するもの、第8戦の予選で使ったユーズドタイヤを使用するもの、と選択が分かれた。
15周で行われる第9戦決勝は午前10時35分コースイン。今日も夏空がひろがるスポーツランドSUGOの気温は31度、路面温度は早くも53度まで上がっている。13台全車がフォーメーションラップ開始するが、メインストレートに戻ってきたところで、5番グリッドの植田がピットレーンへと入っていく。植田によると前日の第8戦と同じくウォーターポンプのベルトが切れたそうで、このままリタイヤ。連日のトラブルに渋い顔をしていた。植田を除き12台がグリッドに整列してレーススタート。
フロントロウのハンマー伊澤と金井はともに好スタート。ハンマー伊澤が金井を牽制するように寄っていくが、金井はひるまずに加速し2台は横並びで第1コーナーへと先陣を争い、サイド・バイ・サイドでターンインする。しかしここで両車僅かに接触。アウト側のハンマー伊澤がバランスを崩して回りながらアウト側へと飛び出す。ベテラン同士のプライドがぶつかり合い、お互い引くわけにはいかないバトルだったか。ハンマー伊澤はリヤの足回りにダメージがありマシンを降りてリタイヤ。この接触はレーシングアクシデントという裁定が下った。
アクシデントがあったものの金井はトップをキープ、2位酒井がチャンスとばかりに激しく揺さぶりをかけるが金井が守り、3位宇高、4位にISHIKENが続き、後方では8番手スタートの長嶋が7番手スタートの舩井を第1コーナーで仕留めて5位に進出している。
ここでハンマー伊澤のマシン撤去の為にSCの投入が宣言され、いきなりボルテージが上がった現場を落ち着かせる。
SCランは3周目まで続き、4周目のコントロールラインでグリーンフラッグが降られてレースはリスタート。最終コーナー立ち上がりで加速を始めた金井に対し酒井は合わせ込めず僅かに出遅れ、逆に出足のよかった宇高がぎりぎり並んだ状態でスタートする。そのまま第1コーナーまで並走するが、イン側の酒井がポジションを守ってターンする。両車がやり合う間にトップの金井はギャップをひろげ、0.740秒のマージンを作って4周目を終了。酒井と宇高は0.1秒の間合いで再び第1コーナー勝負となり、今回も酒井が2位の座を守る。
酒井は宇高を振り切るべくペースを上げて、5周目に1分24秒873とここまでのファステストラップを出して宇高を0.601秒差に追いやり、トップ金井との間合いを0.581秒と削り取る。4位ISHIKENはそこから2秒以上離されている。
ジェントルマンクラスの戦いはリスタート時点で全体5位クラストップの長嶋、同6位でクラス2番手の舩井、7位でクラス3番手の三浦という順だったが、5周目に舩井が長嶋を仕留めて全体5位のクラストップに進出、長嶋は三浦のオーバーテイクも許して、舩井~三浦~長嶋というクラス順位に。
さらに6周目も酒井は24秒345とファイナルラップを更新して、金井と0.500秒の差。宇高は酒井から0.831秒とじわじわ離されている。そしてレース折り返しの7周目、酒井は第4セクターで金井をオーバーテイク、トップに立ってレース後半戦へ。
トップに立った酒井は一気にスパート。8周目に1分24秒146のファステストラップで金井を1.403秒差まで突き放す。オープニングラップの接触でダメージがあったのでは? と危惧されていた金井だが、やはり無傷ではなかったようで、酒井を逃がすと今度は宇高の接近を許し0.126秒差まで詰め寄られる。
マシンのダメージとは別に、金井は前日の第8戦で予選、決勝とニュータイヤを投入、本日の第9戦は前日予選を走ったユーズドタイヤでスタートしている。一方宇高は本日の決勝の為に温存したニュータイヤと、この点でもやや有利か。金井のテールを捕らえた宇高は一気に勝負をかけ、9周目の第1コーナーでインから金井をオーバーテイク、2位にポジションを上げる。
金井と宇高のバトルの間に酒井は9周目に1分23秒990とファステストラップを更新。宇高とは2.215秒の差。さらに11周目23秒769、12周目23秒568とファステストラップを連発、13周目には宇高との差を3.331秒まで拡大。宇高もペースを上げて金井との差を2.323秒までひろげ、2位の座は安泰そうだが酒井に勝負を挑むにはスピードが足りない。
後方ではジェントルマンクラスの3番手争いが激化。長嶋にKAMIKAZEが0.659秒まで接近している。
ファイナルラップも酒井は1分23秒545とファステストラップを叩き出して、宇高を4.078秒ちぎってチェッカードフラッグの下を通過。トップに立って以降の後半戦はまったく危なげのない走りで優勝した。酒井の優勝はF-Beデビュー戦の鈴鹿での第1戦以来。雨の中で2位以下を30秒以上ぶっちぎるという鮮烈な走りを見せて以来、速さはあるが勝ちにつながらないレースが続いていたが、ようやくトンネルを抜けてシリーズランキングトップの座も奪い返した。
2位は宇高、前回の富士からの途中参戦だが、4位→3位→4位→2位と表彰台を少しずつ上っている。次は昨年スーパーFJでチャンピオンとなったオートポリスだけに初優勝の期待が高まる。
スタート直後の接触が悔やまれる金井だが、ダメージのあるマシンを労わりつつ前日に続いての表彰台獲得。日本自動車大学校モータースポーツ科の実習でもあるレースの場で、メカニックを務めた学生たちが、表彰式では弾けて金井先生のシャンパンシャワーを浴びて喜ぶ様が見られた。
以下4位にISHIKEN、5位ジェントルマンクラス優勝の舩井、6位同2番手の三浦というトップ6になった。
2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第10戦/11戦は舞台を九州に移してオートポリスで8月18日に開催予定だ。シリース全15戦もここから後半戦。オートポリス~岡山を経て11月10日には再びSUGOにやってくる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/21) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 6 酒井 翔太 ファーストガレージFG108 FG108 15 23'27.400 - -
2 40 宇高 希 TAKE FIRST F108 ZAP F108 15 23'31.478 4.078 4.078
3 72 金井 亮忠 チームNATS正義001 NATS 001 15 23'34.995 7.595 3.517
4 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 15 23'43.840 16.440 8.845
5 3 G 1 舩井 俊仁 ファーストガレージFG108 FG108 15 23'55.196 27.796 11.356
6 34 G 2 三浦 勝 NUTECルノー Renault FC106 15 24'01.183 33.783 5.987
7 63 G 3 長嶋 重登 ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 15 24'10.214 42.814 9.031
8 9 G 4 KAMIKAZE FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W 15 24'10.505 43.105 0.291
9 92 KENBOW ファーストガレージRK01 B-MAX RK01 15 24'11.380 43.980 0.875
10 0 G 5 渡辺 義人 チームNATSエクシズWXR WXR MK-II 15 24'12.365 44.965 0.985
11 33 D 1 杉山 寛 ミスト☆菱洋商事株式会社 DOME F110 15 24'48.656 1'21.256 36.291
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
- 19 ハンマー 伊澤 アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 0 - 15Laps 15Laps
13 - G - 植田 正幸 Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS - d.n.s - -
Fastest Lap: CarNo. 6 酒井翔太(ファーストガレージFG108) 1'23.545 (15/15) 154.544 km/h
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/20) Starting Grid
2024 Formula Beat Round 9 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 19 ハンマー 伊澤 アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 1'23.674 - - 154.306
2 72 金井 亮忠 チームNATS正義001 NATS 001 1'23.844 0.170 0.170 153.993
3 6 酒井 翔太 ファーストガレージFG108 FG108 1'24.026 0.352 0.182 153.660
4 40 宇高 希 TAKE FIRST F108 ZAP F108 1'24.624 0.950 0.598 152.574
5 11 G 1 植田 正幸 Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS 1'25.466 1.792 0.842 151.071
6 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 1'25.691 2.017 0.225 150.674
7 3 G 2 舩井 俊仁 ファーストガレージFG108 FG108 1'25.821 2.147 0.130 150.446
8 63 G 3 長嶋 重登 ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 1'25.974 2.300 0.153 150.178
9 0 G 4 渡辺 義人 チームNATSエクシズWXR WXR MK-II 1'26.671 2.997 0.697 148.970
10 92 KENBOW ファーストガレージRK01 B-MAX RK01 1'27.414 3.740 0.743 147.704
11 34 G 5 三浦 勝 NUTECルノー Renault FC106 1'27.428 3.754 0.014 147.680
12 33 D 1 杉山 寛 ミスト☆菱洋商事株式会社 DOME F110 1'31.029 7.355 3.601 141.838
13 9 G 6 KAMIKAZE FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W no time - - -
優勝 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)
「スタートはそんなに失敗じゃなかったと思うのですが、酒井君うまいですね。SC入った時はどうなるかと思ったのですが、リスタート後にコンデションが急に悪化したような感じで焦ったのですけれど、それは後ろの方も苦労してたみたいで。クルマ自体はとてもよかったです」
2位 酒井翔太(ファーストガレージ F108)
「スタートが普通に決まって前に出られたのですが、ハンマーさんの方が速くて。ストレートで余裕で抜かれちゃったので。そこで自分がもうちょっと粘れればと感じましたが、粘っても向うの方が全然速かったので、負けたのかなって思います。(終盤のバトルは?)僕のクルマがアンダーステアが出てしまって、自分の位置を守ることしかできなくて、なんとかプレッシャーに耐えながら守れたのでよかったです。もうちょっとセットを変えるべきだったのかなって感じはします。明日はセットを変えるのもありますが、自分でそこをねじ伏せて曲げて、いい走りをできるようにします」
3位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)
「僕もけっこうギリギリだったのですが、(酒井)翔太君も最後ペース上がらなかったみたいで、あと1台分近づければ抜けたかな、というところです。離されちゃってレースになっていないわけではないので、明日はまたいいレースができるのじゃないかな、と思います」
4位 宇高希(TAKEFIRST F108)
「必死で走ったのですが、ジリジリ離されてしまいました。スタートもあまりよくなかったですが、とりあえずエンストしなくてよかったです(笑)。(スタートで)ちょっとアウトから植田さんに行かれかけたのですが、なんとか2コーナーで前に出られて、抑えきれました。SC入る前はタイヤのグリップを引き出しきれなくて、前の人たちみたいにうまく走れなくて、一気に差がひらいてしまいました。SC入った時に思い切りウェービングしてタイヤ暖めたら、最初よりはマシに走れたので、収穫はありました。明日こそはスタート決めていいレースできるようにがんばります」
5位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)
「舩井さんは仕留めましたが、それ以上上位に行けるとは思えなかったので、十分かな、という
感じです。クルマはいまいち曲がらなくて、特に最終コーナーでもっと曲がれるようになればイケるのですけどね。明日に向けてそこは何か変更してやっていく予定です。最終コーナーがアンダーだとおっかなくって踏めないので、ストレートスピードが伸びないという感じなので。何かいい方向が見つかればいいのですけど」
6位 舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)ジェントルマンクラス優勝
「SC明けくらいからアンダーパネル外れちゃって。コーナーで安定しなかったので、タイムもどんどん落ちて、ISHIKENさんは最後まで押さえたかったのですが、抜かれてしまいました。アンダーパネル外れるまでは調子よかったですので、明日はまた頑張ります」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第8戦決勝は7月20日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、フロントロウからホールショットを奪った酒井翔太(ファーストガレージ F108)をポールシッターのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がメインストレートでオーバーテイク、以降酒井を1秒以内に寄せ付けずに優勝を飾った。
夏のSUGOは朝から好天気で午前の予選の時点で気温30度を超えていたが、その後雲も出てきて日差しはやや和らぎ、決勝が始まる午後2時35分には29度となっている。ただし路面温度は48度と高止まりで厳しいコンデションに変わりはない。
今回の大会はシリーズ第8戦と第9戦が行われ、予選のタイムアタックは第8戦のみで、第9戦は第8戦決勝の各車のベストラップで決まる。タイヤは2セットが使用可能なので、予選で使ったタイヤで第8戦を走り新品を第9戦に温存するか。それとも第8戦でのラップタイムを重視してニュータイヤを投入するか、判断が分かれることになる。フロントロウからスタートのハンマー伊澤、酒井は共にニュータイヤを投入したようだ。
午後2時50分にフォーメーションラップが開始され13台がグリッドに着くとレッドライトが消灯され15周のレースが開始。
蹴り出しがよかったのは2番グリッドから発進の酒井で、加速でポールシッターのハンマー伊澤の前に出てトップで第1コーナーに進入。スターティンググリッドで酒井を牽制するようにノーズをやや右に向けていたハンマー伊澤だが、酒井を意識しすぎたのか一瞬反応が遅れ、酒井にホールショットを奪われてしまう。3位金井亮忠(チームNATS 正義 001)、4位宇高希(TAKEFIRST F108)、5位植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、6位舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)と後方はグリッド通りにスタート。さらに後方では第2コーナーで8番手スタートの長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)と9番手スタートのKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)が接触~スピン。両者直ちに走り始めるが大きく後れを取ることになる。
酒井は2車長ほどハンマー伊澤をリードしで馬の背コーナーからSPコーナーを通過、伊澤の背後には金井が張り付いている。しかしメインストレートに戻ってくると上り坂の加速でハンマー伊澤の伸びがよく、酒井の左サイドに並び出て並走、コントロールライン上では0.051秒差と僅かに酒井が前だが、そこからハンマー伊澤が前に出て、第1コーナーへのブレーキング勝負でオーバーテイクを完了、トップの座を奪回する。3位金井もこの2台のバトルのスキに0.5秒のビハインドを削り取り、第3コーナーへの進入でインから酒井に襲いかかる。しかしここは酒井がアウトから抑え込んで2位の座を守ってS字へ。この3台のペースが速く、4位宇高以下は2秒以上のギャップをつけられてオープニングラップを終了した。
トップに立ったハンマー伊澤は酒井と金井のバトルの間にリードを築き、2周目を終えて2位酒井に1.162秒の差をつける。しかし酒井も金井に0.4秒差でプレッシャーを受けながらも前を行くハンマー伊澤を追い、3周目1.213秒差、4周目には1分24秒138とここまでのファステストラップで1.088秒差と逃がす気配はない。酒井の気迫に金井はじりじりと引き離され、2周目に0.429秒だった間合いが4周目には0.654秒と拡大する。オープニングラップで接触した長嶋とKAMIKAZEはそれぞれにピットイン、KAMIKAZEはそのままリタイヤを決めたが長嶋は2周遅れでレースに復帰した。
5周目、トップを行くハンマー伊澤と2位酒井の差は1.361秒、そこから0.668秒差で3位金井、5.301秒差で4位宇高、1.931秒差でジェントルマンクラストップの5位植田、3.256秒差でジェントルマンクラス2番手の6位舩井と続く。
ここで今回も唯一のDクラス(旧FIA-F4車両ベース)の杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)がS字でスピン、コースサイドに停まってしまう。ただちにセーフティカー(SC)投入が宣言されレースはいったん中断され各車のギャップもリセットに。
SCランは8周目まで続き、9周目のコントロールラインからレースはリスタート。SCが退きハンマー伊澤が先導を始めると、酒井はピッタリとマーク。最終コーナーからのハンマー伊澤の加速にもきっちり反応してグリーンフラッグ下を通過、後方では3位金井を4位宇高がロックオンした状態でレースが再開される。しかしストレート後半のスピードで勝るハンマー伊澤は酒井にチャンスを与えず第1コーナーへ進入。3位金井も宇高を引き離してターンイン。
9周目、ハンマー伊澤はセクター毎に酒井をじわりと引き離して戻って来る。リスタート後の順位は
トップ ハンマー伊澤
2位 酒井 +0.661秒
3位 金井 +0.881秒(酒井と0.220秒差)
4位 宇高 +1.953秒
5位 植田 +2.595秒
6位 舩井 +4.440秒
10周目のメインストレートでは酒井と金井がテール・ツー・ノーズ状態になり、続く11周目の第1コーナーで金井がブレーキング勝負に持ち込むが、酒井が並走から抜け出して2位のポジションを守る、この間にハンマー伊澤が2位以下を突き放し、11周目を終えて1.684秒差とする。第2コーナーではここまで5位でジェントルマンクラスのトップを守っていた植田がスローダウン。そのままコースをゆっくり回ってピットロードへとマシンを導いた。植田によるとウォーターポンプを駆動するベルトが切れたとのこと。これで舩井が5位、ジェントルマンクラスのトップに立ち、0.231秒差の6位ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)を挟んで7位の三浦勝(NUTEC ルノー)がクラス2番手に浮上するが、クラス3位の渡邊義人(チームNATS エクシズWXR)が0.186秒差とすぐ背後につけている。
12周目、ハンマー伊澤はさらに酒井を突き放して2.150秒差とリードをひろげる。酒井は依然として金井0.329秒差とのプレッシャーにさらされている状態で、13周目も膠着状態。後方ではISHIKENが舩井とテール・ツー・ノーズ状態になり、12周目のコントロールライン上では0.080秒差、13周目も0.068秒差と並走状態まで持ち込むが舩井が踏ん張りポジションを守っている。
14周目もトップグループの間合いは変わらず、ハンマー伊澤は1分23秒674とファステストラップを更新して酒井に2.556秒差。酒井と金井は084秒差でファイナルラップに突入する。舩井対ISHIKENの争いは第4セクターでISHIKENがオーバーテイクに成功、これでISHIKENが5位、舩井が6位。
ファイナルラップもハンマー伊澤の走りに乱れはなく、酒井に2.747秒の差をつけてトップチェッカー。金井は最終コーナーからの加速に賭けて酒井を追い詰めたが0.148秒届かず3位、以下4位宇高、5位ISHIKEN、6位舩井はジェントルマンクラス優勝というトップ6になった。7位はファイナルラップで三浦を逆転した渡邊がクラス2番手チェッカー、三浦は8位クラス3番手となった。
各車のベストラップで決まる第9戦のグリッドは ポールポジションがハンマー伊澤、以下2番手金井、3番手酒井、4番手宇高、5番手植田、6番手ISHIKEN、7番手舩井、8番手長嶋、9番手渡邊、10番手KENBOW(ファーストガレージRK01)11番手三浦、12番手杉山。13番手KAMIKAZE、という順になった。
Formula Beat第9戦は翌7月21日(日)、スポーツランドSUGOで午前10時50分スタート予定だ。第8戦をほぼ完勝した感のあるハンマー伊澤に死角はあるのか?
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/20) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 19 ハンマー 伊澤 アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 15 23'26.022 - -
2 6 酒井 翔太 ファーストガレージFG108 FG108 15 23'28.769 2.747 2.747
3 72 金井 亮忠 チームNATS正義001 NATS 001 15 23'28.917 2.895 0.148
4 40 宇高 希 TAKE FIRST F108 ZAP F108 15 23'32.615 6.593 3.698
5 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 15 23'47.828 21.806 15.213
6 3 G 1 舩井 俊仁 ファーストガレージFG108 FG108 15 23'48.812 22.790 0.984
7 0 G 2 渡辺 義人 チームNATSエクシズWXR WXR MK-II 15 23'54.018 27.996 5.206
8 34 G 3 三浦 勝 NUTECルノー Renault FC106 15 23'54.128 28.106 0.110
9 92 KENBOW ファーストガレージRK01 B-MAX RK01 13 20'59.796 2Laps 2Laps
10 63 G 4 長嶋 重登 ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 13 23'58.089 2Laps 2'58.293
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
- 11 G - 植田 正幸 Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS 11 18'48.865 4Laps 2Laps
- 33 D - 杉山 寛 ミスト☆菱洋商事株式会社 DOME F110 4 6'16.688 11Laps 7Laps
- 9 G - KAMIKAZE FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W 1 2'50.122 14Laps 3Laps
Fastest Lap: CarNo. 19 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ) 1'23.674 (14/15) 154.306 km/h
ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)1分22秒657
「昨日の感じだと(酒井君に)負けていたので、厳しいなと思っていたのですが、コンデションが変化したのか、たまたまうちのクルマにいい感じになってきたのかな? 分かりませんけれど。割と早めの段階で1分22秒に入って、けっこう安定してタイム出ていたので、そういう意味では明るい材料ですね。タイヤはタレてきた感触ありましたけど、それでも22秒に入ったので、いい感じでがんばります」
2位 酒井翔太(ファーストガレージ F108)1分22秒848(+0.191秒)
「感触的にはこのレースウィークで初めて(SUGOで)F-Beに乗って、昨日2本乗った程度なので、何とも言えないのですが、その中でちゃんとコンマ2秒落ちぐらいで走れた。自分の中ではもうちょっとベストタイム出せたかなと思ったのですが、後半タイヤがタレてきちゃって苦しくなって、22秒8以上には行けなかったかなって感じです。決勝はスタートうまく決めて、トップに立ってそのまま逃げられる展開を作れたらな、と思っています」
3位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)1分22秒861(+0.204秒)
「クルマとしてはそんなに悪くないかなとは思います。昨日の練習で1分23秒台で、今日22秒台に入れたので、フィーリングは大きく変わらないですね。昨日の練習で1回目はトップタイムでしたが2回目3回目はハンマーさんと酒井君がトップ取っていて、みんな同じような感じですね。決勝もこの3台固まってのレースになるんじゃないかな」
4位 宇高希(TAKEFIRST F108)1分23秒378(+0.721秒)
「上3台の壁がめちゃ厚いです(笑)。これでも(今までより)離れてはいないですが、予選までに(セットアップが)間に合わなかったです。決勝に向けてはセットも変える予定なので、それでもうちょっと上がるかもしれません。ただそれだけじゃ足りないので、まずはスタートで前に出て上3人と一緒に走るのを目指したいと思います。F-BeはスーパーFJよりクラッチミートが難しくて、前のレースはスタンディングスタートではなかった(SC先導)ので、攻めつつもストールしないように。(F-Beの決勝で)スタンディングスタート初めてなので、気を付けます」
5位 植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)1分24秒209(+1.552秒)
「僕はもう少しいく予定で、1分23秒に入るだろうという予想だったのですが。タイヤの内圧なんだかちょっと失敗しましたかね。決勝は昨日の雰囲気でユーズドタイヤのタイムがそんなに(周りと)変わらないので、なんとか宇高君について行けるように、頑張らないとアカンですね(笑)」
6位 舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)1分24秒263(+1.606秒)
「ちょっとタイヤの空気圧が高すぎて、5周目くらいから早くも暖まり過ぎて、後半はほとんどタイム出なかったのでそこは失敗しました。決勝はそのあたりを調整します。いつも三浦さんを目指しているので、だいぶ追いついてきたので、頑張りたいと思います」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第8戦公式予選が7月20日(土)にスポーツランドSUGOで開催され、ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が開始直後からトップに立つと、チェッカーフラッグ周にもダメ押しのベストタイム更新でポールポジションを獲得、2番手にはランキング2位の酒井翔太(ファーストガレージ F108)が続いた。
梅雨明け前の東北地方は雲が多いものの、10時40分の予選開始時点で雨は落ちてこず路面はドライコンディション。13台がスリックタイヤでコースインし、20分間の予選が開始された。気温31度でやや蒸し暑く、路面温度は48度だ。
各車タイヤをウオームアップしてまずは残り15分、ハンマー伊澤が1分23秒738徳のトップタイムをマーク。2番手には金井亮忠(チームNATS 正義 001)が24秒514で続き、3番手には25秒581で前回の富士の第7戦でF-Be初表彰台を獲得した宇高希(TAKEFIRST F108)がつけている。
ハンマー伊澤は続く周回で1分22秒950、さらに22秒662とトップタイムを短縮し続ける一方、2番手争いは三つ巴で、酒井が23秒919で金井を3番手に追いやるとさらに宇高が23秒611でこれを上回るが、酒井は直後に23秒403で再び2番手、宇高、金井という順に。
6台が出場のジェントルマンクラスのトップは総合5番手の植田正幸(Rnsports制動屋KKZSK)で24秒493、6番手のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)を挟んで舩井俊仁(ファーストガレージ FG108)がクラス2位につける。
残り時間9分、酒井は自己ベストを1分23秒167まで短縮するもハンマー伊澤からは0.505秒の差。宇高、金井の3番手、4番手も変わらず5番手に舩井が24秒338でジェントルマンクラスのトップに立つ。植田6番手にドロップ。
残り8分を切って予選も半分終了。ここで金井が1分23秒013で2番手に浮上するが、直後に酒井が1分22秒848と22秒台に入れて再び2番手へ。
このあたりで各車タイヤのおいしいところが終わったかベストタイムの更新が停滞する。そんな中で自己ベストを更新したのがオレンジのメタリック塗装に「快獣ブースカ」のカラーリングで有名な長嶋重登(ミスト☆T.U.C.GROUP)で1分24秒949のタイムでKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)をかわしてジェントルマンクラス3位に浮上してくる。
残り5分、金井、宇高がそれそれ1分22秒861、23秒493と自己ベストを更新するが3番手、4番手でポジションは変わらず。その直後に植田が24秒209をマークして舩井を逆転、総合5番手、ジェントルマンクラストップを奪い返す。
20分が経過しチェッカードフラッグが降られる中で最後のタイムアタックに打って出たのがハンマー伊澤とチームメイトのISHIKENで、ハンマー伊澤は1分22秒657とポールタイムを更新。まだ余力を残していたのかとライバルのため息が聞こえそうだ。それでも2番手につけた酒井との差は0.191秒、3番手金井も0.204秒差とトップ3は僅差で予選を終えた。
以下4番手宇高、5番手植田はジェントルマンクラスのトップ、6番手舩井が同クラス2番手となって3列目のグリッドに並ぶことになる。
Forumula Beat第8決勝は午後2時50分フォーメーションラップ開始予定。フロントロウからJAF選手権のトップと2位が並んでスタートする。気になるのはこの2台が共に「スタートが苦手」だと言っていることである。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 Formula Beat Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 19 ハンマー 伊澤 アルカディア☆ハンマーRハヤテ 疾風 1'22.657 - - 156.205
2 6 酒井 翔太 ファーストガレージFG108 FG108 1'22.848 0.191 0.191 155.844
3 72 金井 亮忠 チームNATS正義001 NATS 001 1'22.861 0.204 0.013 155.820
4 40 宇高 希 TAKE FIRST F108 ZAP F108 1'23.378 0.721 0.517 154.854
5 11 G 1 植田 正幸 Rn-sports制動屋KK-ZS MYST KK-ZS 1'24.209 1.552 0.831 153.326
6 3 G 2 船井 俊仁 ファーストガレージFG108 FG108 1'24.263 1.606 0.054 153.227
7 16 ISHIKEN HMRハンマーR☆ハヤテ 疾風 1'24.507 1.850 0.244 152.785
8 63 G 3 長嶋 重登 ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 1'24.949 2.292 0.442 151.990
9 9 G 4 KAMIKAZE FIRST GARAGE & 04W TOKYO R&D SYNERGY RD04W 1'25.246 2.589 0.297 151.460
10 34 G 5 三浦 勝 NUTECルノー Renault FC106 1'25.349 2.692 0.103 151.278
11 92 KENBOW ファーストガレージRK01 B-MAX RK01 1'25.630 2.973 0.281 150.781
12 0 G 6 渡辺 義人 チームNATSエクシズWXR WXR MK-II 1'27.330 4.673 1.700 147.846
13 33 D 1 杉山 寛 ミスト☆菱洋商事株式会社 DOME F110 1'28.760 6.103 1.430 145.464
---- 以上基準タイム(130% - 1'47.625)予選通過 ----
2024年JAF地方選手権スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第3戦/第4戦がスポーツランドSUGOで開催された中に、今回レースデビューを迎えた新人ドライバーがいた。予選開始間際の慌ただしい時間の中でインタビューを行った。
36号車「アルビ開志ED 10V」をドライブする小林留魁はレーシンカート出身で、昨年はJAF地方カート選手権新潟シリーズFP-3部門で初代チャンピオンに輝いている。今回はアルビレックスレーシングチームから出場する。
――今までモータースポーツの経験は?
「2年間カートレースをやって、今年も出場しています。フォーミュラでのレースは今回が初めてです」
――ここまで練習で走った印象は?
「初日よりマシになってきて、もっと走りをまとめられたら、いいかなって感じです」
――カートとフォーミュラの違いは難しい?
「ぜんぜん違いますね。いろんな部分が。でもだんだん馴染んで来て、適応できるようにしてきました。(具体的には?)アクセルを開閉するスピードとか、ブレーキのリリースポイントとかが全然違いますね。車体の重さは「ちょっと重たいな」という感じです」
――今シーズンこの後の予定は?
「もてぎとかシリーズで走って行こうかなと思っています」
――今回のレースの目標は?
「まずは入賞を目指していきたいです」
迎えた初レース、シリーズ第3戦は18台が出走する中トップから2.683秒差の予選16位、決勝はひとつ順位を上げて15位という結果。翌日の第4戦では予選16位と変わらずもトップからの差は2.074秒まで短縮。決勝は途中から雨がパラつく難しいコンデションの中、SCランやリスタートも経験して15位完走。まずは無事にレースデビューを終えた。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Junichi SEKINE
優勝 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)
「序盤中盤はけっこうペースもいい感じだったので、ずっと追われていたので集中して走っていました。ラスト1周のスプリントも、ちゃんと抑えて行けたのでよかったです」
2位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)
「(1周勝負のリスタートは?)面白かったですね。もう行くしかなかったので、行きました。レース序盤はまたタイヤの温度が上がり切らなくて、それでペースが遅れちゃって。途中から立て直せたと思います。それで最後の方で内圧も安定してきて。最後の周は雨もちょっと降っていて滑りやすかったですが、幸い前に二人いたので、状況はすごくわかったので、最終コーナーの立ち上がりからスリップに入って、(第1コーナーで)前が真っすぐ行ってくれたので、内側にはいってスーっと抜けました。ラッキーでしたがこれもレースなので。(路面はけっこう滑った?)最終コーナーあたり結構濡れていたので、けっこうみんなスライドしていましたね」
3位 小田優(Drago CORSE TAKE)
「路面が滑りやすかったのもあるのですが、アウトから(トップを)抜きに行ったので差されるのは当然かなと。それ(差される可能性)より優勝が欲しかったので、しょうがないと思います」
4位 田中風輝(M2engineering KK-SII)
「序盤はちょっとペース悪かったのですが。SC出る直前は前に追いつこうと思って、差は縮まっていたのです。SC出て赤旗になって、リスタートになった後はチャンスが無かったですね。勝負してみたかったです。今回S-FJはスポット参戦ですが、日本一決定戦は出ると思います」
5位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)
「(スタート直後の失速は?)シフトアップで1から4速に入れちゃいましたね。ペースはあったので、なんとか自分の位置(4位)には戻ろうと思ったのですが、やっぱり1台ずつ抜くのに時間かかってしまって。最初のスタートが決まっていれば、トップ集団にはついて行けてワンチャンス優勝は狙えたかなって感じなので、よけい悔しいですね。ファイナルラップはなんとか(前を)抜きたいなと思っていたのですけれど、あと数センチ(0.027秒)足りずに5位で終わっちゃいました」
6位 豊島里空斗(C.S.I.Racing)
「ファイナルラップは全然ダメでしたね。チャンスがなかったです。そこまでの展開も全然イケてなくて、いいところなかったので、改善したいです。最初はペース遇ったのですが全然抜けなくて、そこからペースが落ちちゃいました」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第4戦決勝は7月21日にスポーツランドSUGOで連戦で開催され、フロントロウから発進の渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)がポールシッターの小田優(Drago CORSE TAKE)をオープニングラップで仕留めてトップに立つと、小田のプレッシャーに屈せず、終盤の赤旗再スタートでもきっちりポジションを守って優勝した。
午前9時の予選に続いて行われた決勝は午後1時40分コースイン開始。朝から30度近い気温のスポーツランドSUGOだったが昼前あたりから雲が目立ちはじめ、風も強まり今にも雨が降りだしそうな雲行き。気温も29度どまりで一時50度近くまで上昇した路面温度も風に冷やされ45度に低下し、さらに温度が下がりそうな状況だ。各チーム雨雲の様子を眺めつつ、全車18台がスリックタイヤでグリッドに整列。午後1時55分にフォーメーションラップが開始されレーススタート。
全車クリーンスタートを切る中で蹴り出しのよかったのがフロントロウの渡会で、ポールシッター小田に接近して第1コーナーにターンイン。後方では4番グリッドから発進の酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)が加速の途中で勢いを失い後続に次々とかわされる。3列目スタートの豊島里空斗(C.S.I.Racing)と田中風輝(M2engineering KK-SII)が酒井の前に出て、勢いのある豊島は3番手スタートの松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)を第1コーナーでアウトから狙うが、逆に田中にインを差されてポジションを落としてしまう。
渡会は第3コーナー出口で小田に接近、S字をテール・ツー・ノーズ状態で抜けると続くハイポイントコーナー入口でインから小田をオーバーテイク、トップに躍り出る。小田はバックストレートから馬の背で逆転を狙うが渡会がインを守ってSPコーナーへ。
オープニングラップを終えてトップ渡会、2位小田、3位松井、4位田中、5位豊島、6位樺木大河(ZAP SPEED 10VED)というトップ6。酒井は8位まで順位を落としている。
2位に落ちた小田だが戦意は失っておらず、メインストレートで渡会の左サイドに並んで0.081秒差でコントロールラインを通過すると、第1コーナーへアウト側からアプローチ、逆転はならなかったが渡会のテールに張り付いている。しかし渡会は第2セクターが速いようで、S字出口からハイポイントコーナーにかけてじわりと小田を引き離す。2周目を終えてその差は0.466秒。渡会を追いたい小田だが0.306秒差で松井にプレッシャーをかけられている。5位に落ちた豊島も前を行く田中を0.044秒差で追い、メインストレートではサイド・バイ・サイドで通過、第1コーナーで豊島がインを狙うがここは田中が4位のポジションを死守する。スタート直後に失速してポジションダウンした酒井は気を取り直してリカバリを開始、まず丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)を2周目に仕留めて7位に浮上する。
3周目もトップ渡会と2位小田の差は0.498秒。些細なミスも許されない緊迫した状況が続く。3位松井はやや離れて小田と0.7秒の差に。酒井は樺木も片づけて6位へポジションアップ。
4周目、小田は渡会追撃を再開、1分29秒165とここまでのファステストラップを出して0.336秒差と間を詰める。田中対豊島の4位争いも継続中で、0.132秒の差。豊島が仕掛けると田中が守るという繰り返しで、この間に酒井がヒタヒタと忍び寄り0.589秒の差。5周目も小田が29秒054のファステストラップを出すが渡会も29秒080をマークしギャップは0.330秒とほぼ変わらない。そして酒井が豊島を0.080秒差とロックオン。
6周目、気が付けば最終コーナーの監視カメラに雨粒が確認できる。レースも半分を終えてコントロールライン上でのギャップは
トップ 渡会
2位 小田 +0.392秒
3位 松井 +2.425秒
4位 田中 +4.127秒
5位 豊島 +5.658秒
6位 酒井 +5.739秒
7周目に入ったメインストレート、豊島と0.081秒差とテール・ツー・ノーズ状態で走り抜けた酒井は第1コーナーで並びかけると第2コーナー手前でオーバーテイクを完了。5位までポジションを戻す。雨は最終コーナーとSPコーナー辺りで降り出しているようで路面の色が変わってきている。これで先頭を行く渡会はややアクセルを戻したか第4セクターで0.5秒近くロス。小田が一気に背後に張り付いて0.013秒差で8周目に入ると第1コーナーに向けて2台が並びかけるが、ここは渡会が守るも逆転は時間の問題に見えた。
しかしその後方、SPアウトコーナーで雨に足元をすくわれたか、8位を走行中だった丸山がスピン。コースサイドにストップしてしまう。ただちにセーフティカー(SC)投入が宣言される。
SCを先頭に、渡会~小田~松井~田中~酒井~豊島のトップ6。ジェントルマンクラスは総合12位に板倉慎哉(AMORETOKYOwithRacing)、同15位の畠山退三(HobbyBase & zapspeed)がクラス2位、同17位の柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)がクラス3位につけている。
8周目、9周目とSCランは続き、ついに10周目に赤旗が提示されレースは文字通り水入りに。マシンはピットレーンに整列して待機。このまま打ち切りかとも思われたが、天候が回復方向ということでレース再開がアナウンスされる。残り2周である11周目からSC先導でリスタートし、ファイナルラップにあたる12周目のワンラップ勝負で決着をつけることになった。
SCが退き渡会は最終コーナーから加速を開始、2位の小田もこれによく追従してコントロールラインからレース再開。さっそく小田は渡会の左サイドから並びかけてアウトから第1コーナーで勝負に出る。しかし渡会はしっかりインを守ってスキを与えない、さらに3位松井が渡会のすぐ後ろにつけてターンイン、結果として小田はインサイドに切れ込むスペースが無くなり松井に2位の座を奪われてしまう。ポジションを取り戻したい小田だが松井はこれを牽制。結果としてトップの渡会に利することになる。4位以下はリスタート時の順位から入れ替わりはないものの、4位田中に対して5位酒井が詰め寄り隙あらば切る構えだ。
渡会はその後も危なげない走りで小田を寄せ付けずに1周のスプリントを制してチェッカードフラッグの下をガッツポーズで走り抜けた。2位は0.362秒の差で松井、小田を0.267秒差にしりぞけて、レヴレーシングは6月に行われた富士でのS-FJに続いて1-2フィニッシュを決めた。3位小田で、田中と酒井の4位争いは最後のストレートで酒井が並びかけたが0.027秒届かず田中4位、酒井5位。豊島が6位となった。
ジェントルマンクラスは総合11位のに板倉がクラストップ、同13位の畠山がクラス2位、同16位の柴田がクラス3位、いずれもファイナルラップ一本勝負で順位を上げてフィニッシュした。
もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズはこれから後半戦。第5戦は8月11日にモビリティリゾートもてぎで開催される。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/24) Final Race Weather:Cloudy/Rain Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 9 渡会 太一 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 23'53.039 - -
2 7 松井 啓人 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 23'53.401 0.362 0.362
3 43 小田 優 Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 12 23'53.668 0.629 0.267
4 2 田中 風輝 M2engineering KK-SII MYST KK-S2 12 23'54.199 1.160 0.531
5 22 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 12 23'54.226 1.187 0.027
6 27 豊島 里空斗 C.S.I Racing MYST KK-S2 12 23'54.944 1.905 0.718
7 15 樺木 大河 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 23'55.777 2.738 0.833
8 82 大川 烈弥 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 12 23'57.305 4.266 1.528
9 78 小田部 憲幸 フォースリンクこたべZAP ED MYST KK-S2 12 23'57.462 4.423 0.157
10 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 23'57.781 4.742 0.319
11 55 G 1 坂倉 慎哉 AORE TOKYO with Racing MYST KK-S2 12 23'58.510 5.471 0.729
12 33 磐上 隼斗 アルビ富士吟景GIA ED MYST KK-S2 12 23'58.984 5.945 0.474
13 38 G 2 畠山 退三 Hobby Base & zap speed MYST KK-S2 12 24'02.695 9.656 3.711
14 37 青木 諒太 WABITO WORKS withアルビ TOKYO R&D RD10V 12 24'02.836 9.797 0.141
15 36 小林 留魁 アルビ開志ED 10V TOKYO R&D RD10V 12 24'03.786 10.747 0.950
16 18 G 3 柴田 泰知 ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V 12 24'10.331 17.292 6.545
17 8 松原 将也 ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 24'23.530 30.491 13.199
18 81 丸山 陽平 群馬トヨペットTEAM RiNoA MYST KK-S2 6 9'10.903 6Laps 6Laps
Fastest Lap: CarNo. 9 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ) 1'29.051 (6/12) 144.989 km/h
ポールポジション 小田優(Drago CORSE TAKE)1分28秒436
「(最後にタイムが出た?)単純にタイヤが暖まらなかったというのがありますけれど、ぎりぎで暖まってくれたので。あと2、3周走っていたら、もっとタイムも上がっていたと思います。決勝はこの調子で行きたいと思います」
2位 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)1分28秒504 +0.068秒
「最後は僕も第1セクターでコンマ1秒以上(タイム)削っていたので、行けるかなと思ったのですがレインボーコーナーで飛び出しちゃって。それでもう次の周もアタックせずにやめました。マシンの感触は昨日に比べたら全然いいので、レースペースはありそうです」
3位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)1分28秒614 +0.178秒
「ポジティブ考えると、タイム差が昨日よりだいぶ縮まって、かなり改善はできているのかな。決勝は期待できる感じです。(決勝のポイントは?)昨日のスタートみたいことがないように(苦笑)。タイムは離れていますが走りを見たらパフォーマンス的にイケると思うので、スタートしっかり決めて、ペース作って1位狙います」
4位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)1分28秒662 +0.226秒
「タイム差は縮まったのですが、最後ベスト(タイム)出ている周にS字の部分でしくじっちゃって、もうちょっと(タイム)出たかな、ってところだったのです。でもうまく前のクルマのスリップにつけて、なんとかギリギリのタイムで。もうちょっと余裕持って前の方に行きたかったですね。スタートを普通に決めて前のグループについて行って、最後にチャンスあって抜ければいいなと思います」
5位 豊島里空斗(C.S.I.Racing)1分28秒677 +0.241秒
「(トップとの差が縮まったが?)昨日と走り方を変えたのがよかったのですが、最後酒井君に(上位に)行かれてしまったのが、ちょっと悔しいです。クルマの感触は昨日よりいいです」
6位 田中風輝(M2engineering KK-SII)1分28秒685 +0.249秒
「ちょっと(走りを)まとめきれなかったというのがあります。決勝は順位を狙えるので、もっと上げていけるように。スタートが昨日もそれほどよくなかったので、まずはスタートを決めようかなと思います」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第4戦公式予選が7月21日にスポーツランドSUGOで開催され、前日の第3戦でポール・ツー・ウインを飾った小田優(Drago CORSE TAKE)が連日のポールポジションを獲得した。
前日の第3戦に続けて開催の第4戦。スポーツランドSUGO東北は朝から晴れているが昨日よりはやや気温が低く28度。路面温度も40度にとどまっている。本日も1番ピットに陣取るTeam RiNoAの大川烈弥(群馬トヨペット Team RiNoA ED)、丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)を先頭に午前9時に全車がコースインして15分間の予選が開始された。
まずは残り10分で、大川が1分30秒560のトップタイム、すかざず前日の第3戦で7位と惜しくも入賞を逃した樺木大河(ZAP SPEED 10VED)が30秒511で逆転、さらに残り9分で小田が30秒387でトップ、前日6位の酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)が2番手へ上がると、大川が29秒 939、樺木が29秒427とトップタイムを更新。前日の予選に比べて各車の出足がやや鈍い印象だが、残り8分を切って折り返したあたりから本格的なタイムアタックが始まる。
残り7分50秒、第3戦で表彰台を逃した渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が1分28秒794でトップに立ち、2番手にチームメイトの松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)が28秒959とその差0.165秒。3番手樺木、4番手大川と続き5番手は豊島里空斗(C.S.I.Racing)、6番手田中風輝(M2engineering KK-SII)と第3戦から好調の面々が続く。
残り6分30秒。今度は松井が1分28秒639のトップタイム。松井はこのレースウィークに初めてスポーツランドSUGOで走ったそうで、6月のレースでも初めての富士で10台抜きの2位獲得といい、初めてのコースをすぐに攻略するセンスの良さが光っている。この段階での順位は
トップ松井 1分28秒639
2番手 渡会 +0.155秒
3番手 樺木 +0.338秒
4番手 田中 +0.348秒
5番手 豊島 +0.418秒
6番手 小田 +0.436秒
と、第3戦の予選で0.4秒以上の大差でポールポジションを獲得している小田がまだ牙を隠している印象だ。
ジェントルマンクラスは第3戦クラス優勝の板倉慎哉(AMORETOKYOwithRacing)が全体10番手でクラストップ、全体15番手の畠山退三(HobbyBase & zapspeed)がクラス2位、全体18番手の柴田泰知(ZAP SPEED RD10V ED)がクラス3位だ。
残り5分。渡会が1分28秒504で再びトップ。松井2番手変わらず豊島が28秒920で3番手に進出。樺木4番手、田中5番手、小田6番手。
残り3分を切って小田がいよいよタイムアタックを本格化、まず1分28秒654で3番手に上がる。小田は続く周回で28秒566を出して渡会と0.062秒差の2番手へ。後方では8番手まで落ちていた酒井が28秒764で5番手へ。さらに残り30秒を切って豊島が28秒677で4番手へ。このタイミングで渡会はピットイン。トップのままで一足早く予選を終えた。この時点で順位は渡会~小田~松井~豊島~田中~酒井というトップ6。
チェッカードフラッグが振られる中で各車は最後のタイムアタックへと突入。小田が1分28秒436を叩き出して渡会を逆転、ポールポジションを獲得した。渡会は0.068秒の差でフロントロウに並ぶ。さらに酒井も28秒662をマークして豊島を上回り4番手、3番手の松井と並んでセカンドロウを確保。豊島と田中が3列目のグリッドとなった。
ジェントルマンクラスは全体13番手の板倉がクラストップ、以下全体15番手で畠山。全体18位の柴田がクラス3位からとなった。
もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第4戦決勝は午後1時45分コースイン予定。小田が前日の第3戦に続くポール・ツー・ウインを飾るか、6月の富士の大会で最後尾21番手から優勝という離れ業を見せた「逆境に強い男」渡会が小田を阻止するか。目が離せない。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/21) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 43 小田 優 Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 1'28.436 - - 145.997
2 9 渡会 太一 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 1'28.504 0.068 0.068 145.885
3 7 松井 啓人 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 1'28.614 0.178 0.110 145.704
4 22 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 1'28.662 0.226 0.048 145.625
5 27 豊島 里空斗 C.S.I Racing MYST KK-S2 1'28.677 0.241 0.015 145.600
6 2 田中 風輝 M2engineering KK-SII MYST KK-S2 1'28.685 0.249 0.008 145.587
7 15 樺木 大河 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'28.962 0.526 0.277 145.134
8 82 大川 烈弥 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 1'29.262 0.826 0.300 144.646
9 8 松原 将也 ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.374 0.938 0.112 144.465
10 81 丸山 陽平 群馬トヨペットTEAM RiNoA MYST KK-S2 1'29.415 0.979 0.041 144.399
11 78 小田部 憲幸 フォースリンクこたべZAP ED MYST KK-S2 1'29.524 1.088 0.109 144.223
12 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.718 1.282 0.194 143.911
13 55 G 1 坂倉 慎哉 AORE TOKYO with Racing MYST KK-S2 1'29.802 1.366 0.084 143.776
14 33 磐上 隼斗 アルビ富士吟景GIA ED MYST KK-S2 1'29.837 1.401 0.035 143.720
15 38 G 2 畠山 退三 Hobby Base & zap speed MYST KK-S2 1'30.009 1.573 0.172 143.446
16 36 小林 留魁 アルビ開志ED 10V TOKYO R&D RD10V 1'30.510 2.074 0.501 142.652
17 37 青木 諒太 WABITO WORKS withアルビ TOKYO R&D RD10V 1'31.152 2.716 0.642 141.647
18 18 G 3 柴田 泰知 ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V 1'33.671 5.235 2.519 137.838
---- 以上基準タイム(130% - 1'55.073)予選通過 ----
優勝 小田優(Drago CORSE TAKE)
「何事もなくてよかったです。序盤少しタイヤを暖めきれていなくて、ちょっと辛かったのですけれど、後半タイヤ暖まってからは、いいタイムも出ましたし、何も心配することもなく走れました」
2位 田中風輝(M2engineering KK-SII)
「前半はがんばって(前に)ついていけたのですけれど、後半エンジンの問題もあって前と離れてしまって、後ろにも追いつかれたので、明日はその後半の部分を改善しようと思います。(エンジンの問題は解消しそう?)まだわからないですけれど、レースの前半は出ないで後半は出るトラブルなので、頑張って明日までには解決したいです」
3位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)
「(スタートの状況は?)その事は聞かないでください、というくらい悔しいです(苦笑)。自分が単に下手くそなだけなのですけれど、ちょっとストール気味になっちゃって、それでガタガタになりました。あれがこのレースのキモになっちゃったので。でもペース的にもかなり遅かったし、タイヤも早い段階で(グリップが)落ちてしまったし、抑えるのが必死みたいな感じで前を全然抜けませんでした。明日もう一戦あるので、今日は練習だったと思って(笑)、切り替えてやっていきます」
4位 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)
「スタートはよかったのですけれど、前(松井選手)に引っかかっちゃって。あれさえなければ、スタートで2番手ぐらいにはなれていたので、そこからのペースも考えたら、2番手で後ろを抑えられていたのかな、と思うので。ちょっとスタート(の位置取り)がツイてなかったという感じです。決勝の調子に関しては意外と前2台とペースが変わらなかったので、うまく(スタートで)出られれば、という感じでした」
5位 豊島里空斗(C.S.I.Racing)
「厳しい戦いでいまいちイケなかったです。(渡会選手との攻防は?)最初は抑えられたのですけれど、シフトミスして並ばれて、という展開だったです。(思い通りのレースにはできなかった?)いかなかったですね。スタートはまぁよかったのですけれど、中盤から後半、全然ダメでした。明日もがんばります」
6位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)
「スタートはふつうぐらいだったので、1台ぐらい抜きたかったのですけれど、最低限順位を落とすことがなかったので、よかったと思うのですが。後半は前を行く3台(松井~渡会~豊島)あたりとペースがあまり変わらなかったので、ずっと同じ位置で走っていて自分の水温も上がってきて、抜けなかったという感じです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Junichi SEKINE
2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第3戦決勝は7月20日にスポーツランドSUGOで開催され、ポールポジションから発進の小田優(Drago CORSE TAKE)が2位以下を寄せ付けない走りでフィニッシュまで走り切って優勝を飾った。
午前10時の予選に続いて行われた決勝は午後1時10分コースイン開始。朝から30度を超えていた気温は その後時折陽が陰ることもあり、この時間でも気温31度、路面温度42度というコンデション。ただし風が無く熱気がこもっていて蒸し暑い。
午後1時25分にフォーメーションラップ開始。18台がグリッドにつくと12周の決勝レースが開始された。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの小田でトップの座を守って第1コーナーへ飛び込む。後方ではフロントロウ、イン側から発進の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)の加速がやや鈍く、チームメイトで4番手スタートの渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が迫り松井とピットウォールの間を狙うがそこに十分なスペースが無く、松井の失速に付き合う恰好になってしまう。
この隙を逃さなかったのが3番手スタートの田中風輝(M2engineering KK-SII)で、左サイドから松井と渡会を仕留めて2位にポジションを上げて第1コーナーへ進入。さらに田中の後方5番手スタートの豊島里空斗(C.S.I.Racing)も渡会を攻略して4位へあがる。渡会には6番グリッドの酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)も第1コーナーでインから狙いにいくが、ここは渡会が踏ん張り5位のポジションを守る。
トップ小田は2位田中との間合いをじわじわとひろげ、バックストレートでは3車長程度まで差をつける。3位の松井もやや離され、後方に豊島、渡会、酒井を引き連れている。渡会は馬の背で豊島をアウトから狙うがオーバーテイクには至らない。
トップ小田は田中に0.749秒の差をつけてオープニングラップを終了。3位松井はそこから0.821秒のギャップ。そこから0.549秒の間合いで4位豊島に渡会がスリップストリームを活かして0.124秒差でコントロールラインを通過。渡会はストレートで豊島のスリップストリームから抜け出て右サイドから並走。第1コーナーでインから差しに行くが、ここは豊島が抑え込む。
2周目も小田は田中との差を0.927秒と拡大。3位松井、4位豊島も約1秒の差で続き、豊島と5位渡会との差は0.390秒。6位坂井も渡会と0.295秒差と隙あらば抜く構えだ。
この中で動きがあったのが渡会で3周目の第2セクターで全体ベストを出すとバックストレートでは豊島とテール・ツー・ノーズ状態に。そのまま後半セクションを走り抜けるとメインストレートの上り坂の加速で豊島の前に出てオーバーテイクを完了。4位にポジションアップするとチームメイト松井の追撃に転じ、4周目で0.374秒差まで詰め寄る。
小田と田中の間合いは3周目、4周目と1秒以内で進み小康状態かと思われたがここから小田がスパート。5周目に1分29秒295とここまでのファステストラップを出して1.255秒差とすると、6周目も田中より0.4秒以上速いラップを刻んで1.723秒差まで突き放す。3位松井は2台のペースについて行けず、田中から1.511秒の差で、渡会が0.319秒差と依然としてプレッシャーをかけ続けている。後方で接近しているのが、10位の丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)から、11位松原将也(ZAP MARUTOKU 10VED)、12位小田部憲幸(フォースリンク こたべ ZAP ED)までの争いで、それぞれ0.485秒、0.393秒と一触即発の間合いで走行している。その後方ではジェントルマンクラスのトップ争いが展開、総合13位の板倉慎哉(AMORETOKYOwithRacing)を同14位の畠山退三(HobbyBase & zapspeed)が追う展開。
7周目、8周目と小田はファステストラップを更新し続け9周目に本日のベストタイム、1分28秒 992を叩き出して2位田中との差を2.816秒までひろげる。田中と3位松井の差も1.454秒までひろがり松井を追いたい渡会も0.647秒差と決定打がない状態だ。
小田はその後もペースを緩めることなく10周目3.410秒、11周目3.884秒と独走状態を築いてファイナルラップへ突入。2位田中も単独走行で、その後ろで松井vs渡会の表彰台争いが再燃。10周目0.563秒差、11周目0.237秒差と渡会が詰め寄る。
結局小田は12周の決勝を誰にも脅かされずにポール・ツー・ウインの完勝でフィニッシュラインを通過、2位田中とは4.816秒の大差をつけた。松井と渡会の表彰台争いは松井が逃げ切り3位獲得。4位渡会、5位豊島、6位酒井というトップ6となった。
ジェントルマンクラスは板倉が総合13位でクラス優勝、クラス2位畠山は総合16位、クラス3位の柴田は総合17位という結果だった。
もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第4戦は翌7月21日にスポーツランドSUGOで開催される。第3戦を圧勝した小田が明日も勝って週末を完全制覇するか。関西勢がそれを追う展開になるか、もてぎ・SUGOシリーズ勢が盛り返すのか。明日のSUGOもまた暑い天気に熱いレースになりそうだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Junichi SEKINE
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/20) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 43 小田 優 Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 12 17'57.584 - -
2 2 田中 風輝 M2engineering KK-SII MYST KK-S2 12 18'02.400 4.816 4.816
3 7 松井 啓人 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 18'03.163 5.579 0.763
4 9 渡会 太一 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 12 18'03.478 5.894 0.315
5 27 豊島 里空斗 C.S.I Racing MYST KK-S2 12 18'04.287 6.703 0.809
6 22 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 12 18'05.881 8.297 1.594
7 15 樺木 大河 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 18'12.001 14.417 6.120
8 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 18'13.041 15.457 1.040
9 82 大川 烈弥 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 12 18'17.183 19.599 4.142
10 8 松原 将也 ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V 12 18'20.692 23.108 3.509
11 78 小田部 憲幸 フォースリンクこたべZAP ED MYST KK-S2 12 18'20.828 23.244 0.136
12 81 丸山 陽平 群馬トヨペットTEAM RiNoA MYST KK-S2 12 18'21.054 23.470 0.226
13 55 G 1 坂倉 慎哉 AORE TOKYO with Racing MYST KK-S2 12 18'22.468 24.884 1.414
14 33 磐上 隼斗 アルビ富士吟景GIA ED MYST KK-S2 12 18'31.204 33.620 8.736
15 36 小林 留魁 アルビ開志ED 10V TOKYO R&D RD10V 12 18'39.076 41.492 7.872
16 38 G 2 畠山 退三 Hobby Base & zap speed MYST KK-S2 12 18'42.792 45.208 3.716
17 18 G 3 柴田 泰知 ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V 12 19'17.178 1'19.594 34.386
18 37 青木 諒太 WABITO WORKS withアルビ TOKYO R&D RD10V 11 17'49.796 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 43 小田優(Drago CORSE TAKE) 1'28.922 (9/12) 145.199 km/h
ポールポジション 小田優(Drago CORSE TAKE)1分28秒308
「SUGOは今週初めて走りました。最初ピットの出方に『これどこから(コースに)出るんだ?』って苦労しました(笑)。タイムとしてはもうちょっと出たかなと思うのですけれど。最後にタイム出した時に、これはポールだな、って思ったので、そのまま帰って来ちゃったのですけれど。(感触はずごくいい?)そうですね」
2位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)1分28秒756 +0.448秒
「だいぶ(トップと)差がありますよね。最高速を見ていたら時速4キロも違うので、そこがかなり大きい感じですね。でもそこだけなので、これは予選だしレースになったらたぶんスリップストリームも使えるので、チャンスはあると思います。天気も悪くなってきているので、そこまで(差を)気にしないです。SUGOを初めて走るのですよ。金曜日から初めて走り出して、土曜日いきなりコレ(予選2番手)なので、そう考えたらいいのかな。(6月の)富士も初めて走っての結果で、ぜんぶ初めて尽くしで(苦笑)大変なのですけれど、その分順応力見せられているかなと思うので、ポジティブなことだと思います」
3位 田中風輝(M2engineering KK-SII)1分28秒876 +0.568秒
「トップがだいぶ速いですね。何かいろいろと変えて、いいところを探すしかないですね。このままじゃ、ちょとまずいので。昨日までは正直もっと(調子が)悪かったので、今日の予選でちょっと改善しているので、まだ余地があるのかな、っていろいろ試しています」
4位 渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)1分29秒095 +0.787秒
「あまりにも(ポールと)差があり過ぎますね。でもやれることはやったと思うので、この結果でしょうがないのかな、って。目いっぱいだなと思います。(決勝に向けて秘策は?)とくに無いです(笑)、でも最初の2周とかは練習から見ていても(自分が)速いと思うので、そこが勝負かなって思っています。そこからどれだけ耐えられるかな、という感じですね。前に手ごわい人しかいないので(苦笑)、頑張って表彰台上がれたらな、と思います」
5位 豊島里空斗(C.S.I.Racing)1分29秒133 +0.825秒
「前日まで調子がよかったのですが、そこからさらにセッティングを詰めたら、逆にタイムが落ちてしまいました。ですので決勝はそれを戻していけばチャンスはあると思います。(去年デビュー2連勝のSUGOは相性がいい?)そうですね、自信はあります(笑)」
6位 酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)1分29秒219 +0.911秒
「ちょっと小田選手が速すぎるなってのがあるのですけれど。もうちょっと自分も(タイムを)上げられたところはあったので。この週末(の流れ)を考えたらもうちょっと行けたかな、と思います。決勝に向けてはこのまま。雨が降りそうな予報なので、何ともいえないですけれど、僕としては『雨降ってくれ』と思っているので。(雨の酒井の出番?)そうですね(笑)」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
2024年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第3戦公式予選が7月20日にスポーツランドSUGOで開催され、昨年の日本一決定戦王者の小田優(Drago CORSE TAKE)が2位に0.448秒の大差でポールポジションを獲得した。
東北地方は梅雨明けが宣言されていないが朝から蒸し暑い気候のスポーツランドSUGO。午前10時10分の予選開始時刻で気温は早くも31度、路面温度44度のドライコンディション。前日までは時折雨が降ったりで比較的涼しい温度だったそうで、いきなりの暑さにセッティングの見直しに追われたチームもあったようだ。
本大会はスーパーFJジャパンリーグ戦も兼ねているため、スポット参戦のマシンもいて18台がエントリーした。1番ピットに陣取る大川烈弥(群馬トヨペット Team RiNoA ED)、丸山陽平(群馬トヨペット TEAM RiNoA)を先頭に全車コースインし15分間の予選が開始された。
残り10分を切った計測2周目あたりから各車タイムアタックが本格化。まずは小田が1分29秒296のトップタイム。2番手に現在シリーズランキング首位の豊島里空斗(C.S.I.Racing)が29秒390で続き、以下酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)に続いて、渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)、松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)と鈴鹿・岡山シリーズを主戦場とする2名が4、5番手。さらに今回スポットで参戦の田中風輝(M2engineering KK-SII)が6番手につける。
残り8分30秒、もてぎでの開幕戦優勝の中澤凌(ZAP NAKs 10VED)が1分30秒177で5番手に上がってくると、その直後にコントロールラインを通過した田中が29秒152でトップに出る。小田、松井、豊島、酒井、渡会、中澤はそれぞれ一つずつポジションダウン。
残り7分を切って予選も後半戦。小田が1分28秒874と1分28秒台に入れてトップを奪い返す。田中も29秒024とベストタイムを更新するが2番手にダウン。
ここまでの順位は
トップ小田 1分28秒874
2番手 田中 +0.278秒
3番手 松井 +0.515秒
4番手 豊島 +0.516秒
5番手 酒井 +0.635秒
と続き、6番手に29秒615の大川が浮上してくる。大川は前回もてぎでの第2戦終盤に目の前で起きたトップグループの接触に巻き込まれリタイヤ。その際にミッションを破損したそうで、交換するパーツが直前にやっと届いたということで、この間まったく練習ができていない状態でレースウィーク入りしているという。
今回3台が出走のジェントルマンクラスでは こちらも鈴鹿・岡山が主戦場の板倉慎哉(AMORETOKYOwithRacing)が30秒532と全体13番手でトップ。クラス2位は畠山退三(HobbyBase & zapspeed)の31秒826で全体16番手、クラス3位の柴田泰知は(ZAP SPEED RD10V ED)35秒228で全体18番手。
残り6分、一昨年のSUGOでコースレコードをマークしている渡会が1分29秒055で3番手へ上がる。さらに残り5分で松井が1分28秒256を出してトップに躍り出る。
残り3分30秒、2番手に落ちていた小田が1分28秒517をマークして再びトップ、松井2番手で、田中が28秒875で3番手。さらに残り1分、豊島が29秒193と自己ベストを更新して6番手から5番手にアップ、酒井も自己ベストを短縮しているが6番手にドロップ。
トップ小田はタイムアタックの手を緩めず、第1、第2セクターで全体ベストを更新、第3セクターを自己ベストで通過すると第4セクターでも再び全体ベストを更新してコントロールラインを通過、28秒308を叩き出しポールポジションを確定させた。2番手松井とは0.448秒の大差がついた。以下3番手田中、4番手渡会がセカンドロウに並び、5番手豊島、6番手酒井というトップ6になった。
ジェントルマンクラスは全体13番手の板倉がクラストップ、以下全体15番手で畠山。ただし畠山はピットレーン速度違反があり2グリッド降格の裁定、クラス3位の柴田と並んでグリッド最後列に並ぶことになる。
もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第3戦決勝は午後1時10分コースイン予定。引き続き暑いコンデションが予想され、ドライバーにもマシンにも厳しい戦いとなりそうだ。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第4戦 -RIJ- (2024/07/20) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 43 小田 優 Drago CORSE TAKE MYST KK-S2 1'28.308 - - 146.209
2 7 松井 啓人 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 1'28.756 0.448 0.448 145.471
3 2 田中 風輝 M2engineering KK-SII MYST KK-S2 1'28.876 0.568 0.120 145.274
4 9 渡会 太一 FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 1'29.095 0.787 0.219 144.917
5 27 豊島 里空斗 C.S.I Racing MYST KK-S2 1'29.133 0.825 0.038 144.855
6 22 酒井 翔太 ファーストガレージKK-SII MYST KK-S2 1'29.219 0.911 0.086 144.716
7 15 樺木 大河 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.457 1.149 0.238 144.331
8 79 中澤 凌 ZAP NAKs 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.513 1.205 0.056 144.241
9 8 松原 将也 ZAP MARUTOKU 10V ED TOKYO R&D RD10V 1'29.593 1.285 0.080 144.112
10 82 大川 烈弥 群馬トヨペットTeam RiNoA ED MYST KK-S2 1'29.615 1.307 0.022 144.076
11 78 小田部 憲幸 フォースリンクこたべZAP ED MYST KK-S2 1'29.634 1.326 0.019 144.046
12 81 丸山 陽平 群馬トヨペットTEAM RiNoA MYST KK-S2 1'29.835 1.527 0.201 143.723
13 55 G 1 坂倉 慎哉 AORE TOKYO with Racing MYST KK-S2 1'30.302 1.994 0.467 142.980
14 33 磐上 隼斗 アルビ富士吟景GIA ED MYST KK-S2 1'30.451 2.143 0.149 142.745
15 *38 G 2 畠山 退三 Hobby Base & zap speed MYST KK-S2 1'30.743 2.435 0.292 142.285
16 36 小林 留魁 アルビ開志ED 10V TOKYO R&D RD10V 1'30.991 2.683 0.248 141.898
17 37 青木 諒太 WABITO WORKS withアルビ TOKYO R&D RD10V 1'31.552 3.244 0.561 141.028
18 18 G 3 柴田 泰知 ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V 1'35.228 6.920 3.676 135.584
---- 以上基準タイム(130% - 1'55.241)予選通過 ----
CarNo. 38は、2024 SUGO-SpR 43.3(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。
ポールポジションからトップを快走しながらも、14周目のタイヤ交換で大きくタイムロス。終盤追い上げたものの、優勝した坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)から、11秒6遅れの4位に終わった福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)。もしミスがなければ勝機はあったのだろうか。
「ポテンシャルでいうと坪井選手の方が勝っていたようには思います。ただ、ゴールの差と作業でのタイムロスを考えるといけたように思います。でも、坪井選手が最後はペースをコントロールしていた可能性もあるので何とも言えないですね」
「ピットインのスピードが速かったので若干ボックス(車両の停止)の位置が少し前に出たということはありますが、完璧じゃないにしても……(許容範囲だったと思います)。インパクトレンチの不具合など作業上の原因については、まだチームからは聞いていません」
「でも、(決勝の)ペースは良くなりましたし、不安だったスタートもうまくいきました。チームとしては少しずつ良くなっていると思います」
淡々と話す福住だが、2021年最終戦以来の自身3勝目、そしてチームにとっての初優勝は、ピットに滑り込んだ途端に、その可能性を失ってしまった。シビアな戦いを繰り広げるスーパーフォーミュラにおいて、タイヤ交換で失った13秒はあまりに大きかった。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
フロントロースタートながらエンジンストールで大きく出遅れ、スタートの瞬間に優勝のチャンスを失ってしまった岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は、レース後も硬い表情のままだった。
「ドライバーはエンジニアの指示通りの手順を踏んでスタートするわけですが、開幕戦からそこが決まらない。決してエンジニアのみの責任ではありませんが、チーム内で話し合っていかないといけないと思っています。今はスタートが上手くいく要素が見つからないという状況です」
「予選、決勝のペースは良いのに、スタートでそれらをすべて台無しにしてしまっています。正直、スタートに関しては、チームとしてポテンシャルを発揮できていないと感じています。それは結果を見てもらえば分かると思います」
終始、憮然とした表情で語る岩佐からは、怒りともいえる感情がにじみ出ていた。傍から見れば、チーム無限という恵まれた環境に身を置く岩佐だが、さらなる高みを目指しているだけに、チームの対応に不甲斐なさを感じているようだ。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦は21日、静岡県の富士スピードウェイで決勝を行い、予選4位からスタートした坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が今季初優勝を飾った。
決勝は午後3時3分にフォーメーションラップが始まった。太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)がトラブルでグリッドに着けなかったため、20人が参加してスタートが切られた。
ポールポジションの福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が好スタートを切りトップで1コーナーへ向かう一方、予選2位の岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)はグリッドでストールし、一気に後続に飲み込まれてしまう。2位には予選3位から大湯都史樹(VERTEX CERUMO・INGING SF23)が上がり、3位牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、4位野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、5位坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、6位笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)、7位山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)と続く。また、予選12位の阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)はトラブルかコースサイドにマシンを止めた。
5位の坪井は3周目には野尻を、8周目には牧野をかわして3位に浮上した。トップの福住はじりじりと後続との差を広げ始める。
タイヤ交換可能となる10周目、先陣を切ってピットインし、タイヤ交換に飛び込んだのは野尻。上位陣では11周目に牧野と笹原、13周目に大湯がピットインしてタイヤを交換した。
14周目にはトップを走る福住もピットイン。しかしタイヤ交換に手間取り大きくタイムをロスすることとなった。
これでトップに立ったのは坪井、2位に7秒2差で山本、さらに3秒1差で佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)がつける。
トップの坪井はコースにステイし、タイヤ交換組とのギャップを広げる作戦を取る。28周目、タイヤ交換組でトップを走る大湯のタイムが上回り始めたのを見て、満を持してピットイン。ピットアウトすると、タイヤ交換組の大湯、野尻、牧野の後ろ、実質4位でコースに復帰した。
ここから坪井は前を走る野尻と牧野を立て続けにパス。34周目にはついに牧野を捉えて実質トップに立った。
39周目、コースにステイし続けた岩佐がピットインしたため、坪井は名実ともにトップに浮上。このまま41周を走り今季初優勝を飾った。坪井は、この日行われたサポートレースのKYOJO CUPで妻の斎藤愛未が優勝しているため、うれしい夫婦でのダブルウインとなった。
2位には大湯が、3位には終盤、福住の猛追をしのいだ野尻が入った。4位福住、5位牧野、6位国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)、7位佐藤、8位福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、9位平良響(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)、10位山本と続いている。
この結果、3位に入った野尻が選手権ポイントを47と伸ばしリーダーを堅守。ランキング2位には優勝した坪井が37.5ポイントで浮上し、牧野も33ポイントで3位につける。ノーポイントに終わった岩佐は2位から4位に後退することとなった。
第5戦はモビリティーリゾートもてぎに舞台を移し、8月25日に決勝が行われる。灼熱の争いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/21) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 41 59'40.841 - -
2 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 41 59'48.003 7.162 7.162
3 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 41 59'51.673 10.832 3.670
4 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 41 59'52.483 11.642 0.810
5 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 41 59'54.377 13.536 1.894
6 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 41 59'57.021 16.180 2.644
7 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 41 59'58.193 17.352 1.172
8 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 41 1:00'00.790 19.949 2.597
9 19 平良 響 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 41 1:00'01.759 20.918 0.969
10 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:00'03.219 22.378 1.460
11 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 41 1:00'12.040 31.199 8.821
12 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 41 1:00'12.498 31.657 0.458
13 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 41 1:00'14.704 33.863 2.206
14 55 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 41 1:00'17.075 36.234 2.371
15 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 41 1:00'23.130 42.289 6.055
16 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 41 1:00'23.852 43.011 0.722
17 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 41 1:00'25.435 44.594 1.583
18 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 41 1:00'26.156 45.315 0.721
19 53 ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 41 1:00'57.701 1'16.860 31.545
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
- 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 0 - 41Laps 41Laps
- 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E - d.n.s - -
Fastest Lap: CarNo. 16 野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23) 1'24.990 (12/14) 193.279 km/h
今大会は、「瑶子女王杯」を冠し「第1回瑶子女王杯 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士大会」として行われることになったが、週末は瑶子女王殿下も富士スピードウェイに足を運ばれ、ドライバーとの懇談や記者会見に臨まれた。
瑶子女王殿下は、これまでも東京モーターショーやジャパンモビリティーショーの総裁を務められるなど、自動車産業の発展、普及に尽力し、自動車やモータースポーツにも精通している。
女王殿下は、レースが瑶子女王杯となることで、注目が集まり、モータースポーツ全体の活気や、決して交通の便などの良くないサーキットの環境改善にも繋がればという思いがあり、いずれは、スーパーフォーミュラが日本全国、ひいては世界で認知されることを願っているという思いを語られた。
富士スピードウェイおよび日本レースプロモーション(JRP)は、今回の栄誉を受け、日本発のモータースポーツエンターテインメントの振興と、未来に向け持続可能な自動車産業の発展に貢献していくとのこと。
まもなく第4戦のスタートが切られるが、初の賜杯の栄冠を勝ち取るのは誰になるのか注目だ。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: JRP
7月21日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦決勝日。富士スピードウェイは、やや雲は多いものの、朝から強い日差しが照りつける夏の天候となった。
午前9時20分から行われたフリー走行2回目では、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)がトップタイムとなる1分25秒258をマーク。4番グリッドスタートの坪井は決勝に向け上々の仕上がりのようだ。
2、3番手タイムは、三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)と小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)。20番、13番と後方のグリッドからのスタートにはなるが、決勝での巻き返しを図りたいところ。
4番手タイムは、5番グリッドスタートの太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。5番手タイムは笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)。11番グリッドからのスタートだが、トムスチームの仕上がりは良さそうだ。
フロントローに並ぶ二人、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)と岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)は、15、19番手タイムだが、周回数はきっちりこなしている。
気になるのは、走行中にトラブルが発生したと思われる大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)。コースオフした後にステアリングを左右に切りながら、スロー走行でピットに戻ってきた。
また、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)はコース脇に車を止めたようだ。
スーパーフォーミュラで初となる「瑶子女王杯」の冠レースの決勝は、午後3時から41周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/21) Free Practice 2 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 36 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'25.258 - - 192.672
2 12 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'25.297 0.039 0.039 192.584
3 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'25.332 0.074 0.035 192.505
4 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'25.360 0.102 0.028 192.441
5 37 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'25.640 0.382 0.280 191.812
6 19 平良 響 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'25.696 0.438 0.056 191.687
7 4 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'25.708 0.450 0.012 191.660
8 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'25.748 0.490 0.040 191.571
9 65 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'25.782 0.524 0.034 191.495
10 38 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'25.791 0.533 0.009 191.475
11 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'25.795 0.537 0.004 191.466
12 55 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'25.910 0.652 0.115 191.209
13 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'25.957 0.699 0.047 191.105
14 39 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'25.970 0.712 0.013 191.076
15 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'25.972 0.714 0.002 191.072
16 20 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'26.119 0.861 0.147 190.745
17 64 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'26.138 0.880 0.019 190.703
18 16 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'26.158 0.900 0.020 190.659
19 15 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'26.259 1.001 0.101 190.436
20 50 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'26.458 1.200 0.199 189.997
21 53 ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'27.195 1.937 0.737 188.392
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第12戦は21日、富士スピードウェイで15周の決勝を行い、ポールポジションからスタートした小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が圧巻の独走劇を演じ、今季4勝目を飾った。
決勝は午前8時20分にフォーメーションラップが始まった。天候は晴れで気温28度、路面温度34度と発表されたが、体感的にはもっと暑そうだ。
ポールポジション(PP)の小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が好スタートで1コーナーへ向かう一方、2番グリッドの荒川麟(B-MAX RACING 324)と3番の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)は1コーナーで並走。アウト側の古谷が荒川にかぶせて2位を奪い、荒川は3位に落ちた。
後方では4番グリッドの荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)と5番の中村仁(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が接触。荒尾は4位で走行を続けたが、中村はスピンを喫し最後尾に落ちた。
5位にケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、6位に小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)、7位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が続くが、ダンロップコーナーで野中が小林をパスして6位に浮上した。
オープニングラップでは、トップ木村が早くも後続を1秒8ちぎって戻ってきた。2位古谷、3位荒川、4位荒尾、5位フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、6位野中、7位小林と続く。
2周目に入った1コーナーでは3位荒川が古谷をパスして2位に上がる。さらに最終コーナー立ち上がりでフレデリックに並びかけた野中が鼻先先行して5位に上がった。
トップの小出は後続を圧倒。8周目には5秒4までリードを広げ、独走状態となる。9周目には、1コーナーで野中がインから荒尾をかわし4位に浮上。5位に落ちた荒尾を6位の小林も狙い、ダンロップでパスするが、直後の13コーナーでコースアウトを喫し、荒尾、フレデリックにもパスされ7位に落ちてしまった。
このレースでオーバーテークショーを演じる野中は13周目、ついに3位を走る古谷を1コーナーでアウトから捉え3位と表彰台圏内に浮上した。
レースは15周を回って小出が圧巻の独走で優勝。2位には僚友の荒川が、3位には野中が、4位には古谷が入った。荒尾は5位でゴールしたが、走路外複数回でタイムペナルティー5秒を科され6位に後退。5位には小林が繰り上がった。7位を走っていたフレデリックがファイナルラップでストップしたため7位には中村が入った。
マスタークラスはPPの藤原誠(TEAM DRAGON 324)が後続との差を広げる展開となる。今田信宏(JMS RACING TEAM)とDRAGON(TEAM DRAGON 324)は2位争いを演じていたが、7周目にはDRAGONが今田をかわし2位に浮上した。
最終ラップではトップを走っていた藤原がスピン。DRAGONと今田の対決は優勝争いとなり、最終ラップの最終コーナー立ち上がりでDRAGONと並走した今田だったが、惜しくも千分の1秒差でDRAGONが先行して優勝。3位には清水康弘(GNSY 324)が入った。
この3連戦の結果、小出が選手権ポイントを52まで伸ばし首位に浮上。2位野中が46ポイント、3位中村が40ポイントで続いている。
次大会第13戦~15戦は、岡山国際サーキットに舞台を移し、9月14日、15日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/21) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 12 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 50 小出 峻 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 15 23'44.142 - -
2 51 荒川 麟 B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 15 23'51.514 7.372 7.372
3 36 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 15 23'51.875 7.733 0.361
4 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S 15 23'53.686 9.544 1.811
5 38 小林 利徠斗 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 15 23'56.752 12.610 3.066
6 *2 荒尾 創大 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING 15 24'00.231 16.089 3.479
7 35 中村 仁 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 15 24'01.359 17.217 1.128
8 30 M 1 DRAGON TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 15 24'21.698 37.556 20.339
9 4 M 2 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 15 24'21.699 37.557 0.001
10 8 M 3 清水 康弘 GNSY 324 GNSY RACING 15 24'28.282 44.140 6.583
11 13 M 4 藤原 誠 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 15 24'46.090 1'01.948 17.808
12 1 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 14 22'30.524 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 50 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'34.174 (2/15) 174.430 km/h
CarNo. 2は、SFL統一規則第19条2(走路外走行)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
女性によるレースシリーズ「KYOJO CUP」を運営する株式会社インタープロトモータースポーツ(IPMS/代表:関谷正徳)は、スーパーフォーミュラ第4戦の行われている富士スピードウェイにおいて、2025 年シーズンより導入する車両の発表を行った。
KYOJO CUP は2017年のシリーズ発足以来、ワンメイク車両としてVITA-01を使用し、低コストで本格的に参戦できるレースとして、年々参加者を増やしてきた。
発足から8年を経過し、さらなるシリーズの発展、女性ドライバーの育成と価値の向上、そしてモータースポーツ界の発展に寄与するために、IPMSは新たにハイブリッドフォーミュラ車両を導入することを決定した。
なお、新型車両はすべてKYOJO CUPで管理し、可能な限りイコールコンディションを保ってエントラントへ貸し出されることになる。
新型車両はノーズに「KC-MG01」と型式が記されており、正式なリリースはないが、KCMG(KC MOTOR GROUP)製のようだ。
新型車両諸元 車両名
KC-MG01
全長
4,150mm
ホイールベース
2,753mm
全幅
1,506mm
全高
980mm
車両重量
635kg
シャシー
カーボンコンポジットモノコック(FIA 公認Halo システム採用)
エンジン
1.4L ターボ(176bhp) + ハイブリッドシステム(12kW)
トランスミッション
6 速パドルシフト
サスペンション
プッシュロッド式4 輪ダブルウィッシュボーンサスペンション
ブレーキ
AP Racing 製 2 ポッドキャリパー、ブレーキパッド / Brembo 製ベンチレーテッドディスク
オイル
MOTUL
ホイール
OZ Racing 製 フロント:8x13 / リヤ:10x13
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: IPMS/Shigeru KITAMICHI
土曜日午後に行われた、恒例のJRPサタデーミーティングでは、新たな試み二点について、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)近藤会長、上野社長からその経緯などについて話があった。
■「第1回瑶子女王杯」の開催、瑶子女王殿下の来訪について
近藤会長「女王殿下はレースにとても詳しいので驚きました。女王殿下のお力も借りてスーパーフォーミュラを益々盛り上げたい」
上野社長「女王殿下とプライベートでお会いする機会があり、スーパーフォーミュラの話などもした。その際、車好きの女王殿下から業界のために何かお力添えすることはありますか、とのお話をいただき、賜杯を頂戴したい旨申し上げたところ、お受け頂いた、というのが経緯です。これを機会にモータースポーツ界を、自動車産業を盛り上げたいと思っている」
■KYOJOカップの併催について
近藤会長「関谷代表から何年も前からアプローチがあり、伸びしろのあるカテゴリーであり、応援をさせていただくことになった。いずれ富士だけでなく鈴鹿でも、と考えています。来年からはシャシーも変わるので、SFのサポートレースとして育てていけないかと思っている」
上野社長「KYOJOカップはポテンシャルがあり、お客様に見せたいと思わせるカテゴリーと感じている」
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro Noine
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第11戦は20日、富士スピードウェイで21周の決勝を行い、小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)がポールトゥウインで初優勝を飾った。
決勝は午後3時10分にフォーメーションラップが始まった。徐々に薄日も差すようになり、気温は30度、路面温度は40度を超え、午前中の第10戦より大きく環境が変った。
ポールポジション(PP)の小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)がトップで1コーナーに向かう一方、予選2位の野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)はスタートをミスし後続に飲み込まれてしまう。2位には予選3位から中村仁(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC)が上がった。予選5位の小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)は1コーナーで3位をうかがうが、立ち上がりの加速が伸びず、予選4位の荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)、予選6位の荒川麟(B-MAX RACING 324)にかわされ6位に落ちた。
オープニングラップでは、トップに立った小林が後続を0秒8リードして戻ってきた。2位に中村、3位に荒尾、4位に荒川、5位に小出、6位にケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、野中は7位まで順位を落とし、8位に古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が続く。
ここからの小林は盤石。徐々に後続とのギャップを広げ、9周目には3秒、16周目には4秒2と独走態勢に持ち込むと21周を回って、うれしい初優勝を飾った。
大きく遅れて2位には中村が、さらに離れて3位には荒尾が入った。
スタートミスで7位まで落ちた野中は、9周目にフレデリックを、14周目に小出を、17周目に荒川をかわして、4位まで順位を回復してレースを終えた。5位には荒川が、6位には小出が入った。
マスタークラスは、PPの今田信宏(JMS RACING TEAM)と清水康弘(GNSY 324)がスタートでエンジンストール。トップに立った藤原誠(TEAM DRAGON 324)とDRAGON(TEAM DRAGON 324)、2人の争いとなったが、徐々にDRAGONとの差を広げた藤原が2連勝を飾った。
第12戦は明日21日、午前8時20分より15周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/20) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 11 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 38 小林 利徠斗 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 21 33'27.352 - -
2 35 中村 仁 モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 21 33'32.479 5.127 5.127
3 2 荒尾 創大 HFDP WITH TODA RACING TODA RACING 21 33'38.414 11.062 5.935
4 36 野中 誠太 PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC TOM'S 21 33'44.707 17.355 6.293
5 51 荒川 麟 B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 21 33'46.952 19.600 2.245
6 50 小出 峻 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 21 33'47.281 19.929 0.329
7 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S 320 TOM'S 21 33'49.368 22.016 2.087
8 *1 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 21 33'53.718 26.366 4.350
9 13 M 1 藤原 誠 TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 21 34'18.296 50.944 24.578
10 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON 324 TEAM DRAGON 21 34'26.110 58.758 7.814
11 4 M 3 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 21 34'34.467 1'07.115 8.357
12 8 M 4 清水 康弘 GNSY 324 GNSY RACING 21 34'50.227 1'22.875 15.760
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 38 小林利徠斗(モビリティ中京TOM'S 320 TGR-DC) 1'34.763 (2/21) 173.346km/h
CarNo. 1は、SFL統一規則第31条10(スタート手順)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の予選が、7月20日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)を退けて、自身今シーズン初、チームKCMGにとっては初のポールポジションを獲得した。
雲が空を覆い、時折陽が射す蒸し暑い天候となった予選日。午前中からすでに30度を超えるなか、午後2時からノックアウト方式の予選が行われた。
Aグループは、小高一斗、牧野任祐、小林可夢偉、岩佐歩夢、平良響、笹原右京、阪口晴南、木村偉織、大津弘樹、山本尚貴の10台。
Bグループは、山下健太、太田格之進、福住仁嶺、三宅淳詞、大嶋和也、野尻智紀、国本雄資、坪井翔、大湯都史樹、Juju、佐藤蓮の11台という組み合わせだ。
■Q1 Aグループ
最初にアタックを行った小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)の1分23秒505をターゲットタイムに、笹原右京(VANTELIN TOM'S SF23)23秒392、岩佐22秒780、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)23秒095、山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)23秒178と、タイムが刻まれていくが、23秒を切ったのは岩佐のみ。
ルーキーの木村と平良、スポット参戦の大津もタイムは伸びず、最初にタイムを出した小林とともにQ1敗退。
順位:岩佐-牧野-山本-阪口-笹原-小高/小林-平良-木村-大津
■Q1 Bグループ
坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)1分23秒252、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)23秒306、大湯都史樹(VERTEX CERUMO・INGING SF23)23秒078と、好調さを窺わせる面々が23秒の壁を破れないかな、福住が存在感を見せ22秒963と、グループAの岩佐に次ぐタイムを記録してトップに躍り出る。
午前中のフリー走行で満足に走れなかった佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)、三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)、そしてトップから1.9秒差と健闘したJuju(TGM Grand Prix SF23)がQ1で涙をのんだ。
順位:福住-大湯-山下-坪井-野尻-太田/佐藤-国本-大嶋-三宅-Juju
■Q2
Q2進出は、KONDOレーシング2台、ダンディライアン2台、チーム無限2台、トムス2台、セルモ・インギング2台、KCMGとNAKAJIMAレーシングが1台ずつというチーム構成となった。
そして、ポールを争ったのはQ1で23秒の壁を破った二人、岩佐と福住だった。
Q1を終えてラバーグリップののった路面で、全体的にQ1のタイムを上回り、坪井がいきなり1分22秒573をマーク。これを岩佐が僅かに上回る22秒560でトップに躍り出る。
これに、野尻22秒792、牧野22秒749が迫るが、岩佐のタイムには及ばず。これで決まりかと思われたところで、福住が22秒543をマークしてトップに。大湯も22秒571と迫るが福住を上回ることはできず、福住のポールポジションが確定した。
なお、阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)はトラブルか、途中でアタックをやめてしまい12位。
順位:福住-岩佐-大湯-坪井-太田-牧野-野尻-山下-山本-小高-笹原-阪口
Text: Shigeru KITAMICHI<
Photo: Kazuhiro NOINE/address>
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/20) Weather: Cloudy Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Gr. Driver Car Team Engine Q1 Q2
1 8 B 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.963 1'22.543
2 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.780 1'22.560
3 39 B 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'23.078 1'22.571
4 36 B 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'23.252 1'22.573
5 6 B 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.392 1'22.744
6 5 A 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.095 1'22.749
7 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'23.306 1'22.792
8 3 B 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'23.221 1'22.807
9 64 A 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.178 1'22.921
10 4 A 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'23.408 1'22.947
11 37 A 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'23.392 1'23.336
12 38 A 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'23.323 1'43.071
---- 以上Q2で決定 ----
13 7 A 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'23.505
14 65 B 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'23.408
15 19 A 平良 響 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'23.523
16 20 B 国本 雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'23.803
17 50 A 木村 偉織 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'23.704
18 14 B 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'23.808
19 55 A 大津 弘樹 TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'24.247
20 12 B 三宅 淳詞 ThreeBond Drago CORSE SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'24.303
21 53 B ジュジュ TGM Grand Prix SF23 TGM Grand Prix Honda M-TEC HR-417E 1'24.940
夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST -RIJ- (2024/07/20) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Gr Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 8 B 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'22.543 - - 199.009
2 15 A 岩佐 歩夢 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.560 0.017 0.017 198.968
3 39 B 大湯 都史樹 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'22.571 0.028 0.011 198.942
4 36 B 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'22.573 0.030 0.002 198.937
5 6 B 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.744 0.201 0.171 198.526
6 5 A 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.749 0.206 0.005 198.514
7 16 B 野尻 智紀 Red Bull MOTUL MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'22.792 0.249 0.043 198.410
8 3 B 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'22.807 0.264 0.015 198.375
9 64 A 山本 尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'22.921 0.378 0.114 198.102
10 4 A 小高 一斗 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'22.947 0.404 0.026 198.040
11 37 A 笹原 右京 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'23.336 0.793 0.389 197.115
12 38 A 阪口 晴南 VERTEX CERUMO・INGING SF23 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'43.071 20.528 19.735 159.374