CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | 18 | CⅠ | 1 | 密山 祥吾 | GAIA POWER Adenau SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'40.530 | - | 132.605 |
| 2 | 70 | CⅡ | 1 | 佐々木 孝太 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 1'40.531 | 0.001 | 132.604 |
| 3 | 27 | CⅠ | 2 | 飯田 太陽 | K's Frontier Direction 458GT3 Ferrari 458 Italia GT3 | 1'40.676 | 0.146 | 132.413 |
| 4 | 5 | CⅡ | 2 | 白坂 卓也 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012 | 1'40.956 | 0.426 | 132.046 |
| 5 | 99 | CⅡ | 3 | 阪口 良平 | BINGO SPORTS 997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'41.352 | 0.822 | 131.530 |
| 6 | 19 | CⅠ | 3 | 奥村 浩一 | BRP★SHIFT SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'43.206 | 2.676 | 129.167 |
| 7 | 14 | CⅡ | 4 | 田畑 勇 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996 RSR | 1'45.661 | 5.131 | 126.166 |
| 8 | 77 | CⅡ | 5 | 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'46.345 | 5.815 | 125.354 |
| 9 | 9 | CⅡ | 6 | 武井 真司 | BINGO SPORTS 997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010 | 1'46.878 | 6.348 | 124.729 |
| 10 | 007 | CⅢ | 1 | 森田 將 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 1'55.768 | 15.238 | 115.151 |
7月13日、富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#7松下信治(HFDP RACING F312)が後続を全く寄せ付けない走りで終始レースを引っ張り、今季4勝目を挙げた。
Nクラスも#6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が5周目にトップに立ってそのまま逃げ切り、同じく今季4勝目を挙げている。
第9戦決勝は午前10時より21周で行われた。 ポールシッターの#7松下がホールショットを決め、そのままレースをリードする。
昨日の第8戦決勝では4番手スタートということもあり、前のクルマを抜くのに手間取ってタイヤを傷めてしまった松下だったが、今回は序盤からハイペースで後続を突き放しにかかった。
2番手スタートの#36山下健太(PETRONAS TOM'S F314)はスタートで松下にインから並びかけようとしたが行く手を阻まれてスロットルを戻さざるを得なくなり、2位のままコントロールラインに戻って来た。
その後も懸命に追い上げた山下だったが最後まで決め手を欠き、松下が第5戦もてぎ以来の今季4勝目を挙げた。
松下はこのレースでファステストラップも記録したことにより、シリーズポイントでも山下との差を僅か1点に詰めた。
淡々と周回を重ねる展開となったトップ2とは対照的に、3位以下の集団では最後まで激しいバトルがコースの至る所で展開された。
まず予選4番手からスタートした#8高橋翼(HFDP RACING F312)が昨日の第8戦を制した#22高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわして3位に浮上。
その後方ではスタートで#2清原章太(TODA FIGHTEX)の先行を許した#1勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)2周目のダンロップコーナーで清原のインをついて5位に浮上する。
さらにその後方からは予選7番手の#23佐々木も追いついて来て最終コーナーでアウトから清原をパスするが、ストレートスピードでは戸田エンジンを積む清原が勝り、続く1コーナーで再び清原が前に。
結局この2台のバトルは9周目のヘアピンでアウトから佐々木が清原をパスするまで延々と繰り返された。
一方、3位の#8高橋と#22高星の3位争いに次第に5位の#1勝田が接近。 9周目には第13コーナーから並走状態になった高橋と高星にインから勝田が一気に並びかけ、3台並走のままストレートに戻って来る。
ここでブレーキを遅らせてアウトにはらんだ高星の隙をついて再び高橋が前に。
このとき勝田にも先行を許した高星は12周目の1コーナーでインをつくが、再びアウトにはらんで勝田に抜き返された。
そうして3台が激しいバトルを繰り返しているうちに、6位の佐々木もこの集団に追いつき、3位集団は4台の団子状態となるが、14周目の1コーナーで勝田のインをつこうとした高橋が勝田の右リヤに追突、そのまま乗り上げる格好でコースを飛び出し、戦列を去ることになってしまった。
勝田の方も著しいペースダウンを強いられるほどのダメージはなかったものの、B-MAX NDDPの2台に激しく追い上げられることになり、17周目の最終コーナーで佐々木がインをついて一気に2台の前に出た。
立ち上がりで並べ替えす勝田と高星。 3台は並走したまま1コーナーへ。ここでは高星が先行、佐々木が続く。
そして19周目の1コーナーで佐々木が高星をかわしたことで、漸く3位争いは決着。 佐々木、高星、勝田の順で21周を走り切って第9戦は終了した。
Nクラスは、スタートで#6小泉のインに飛び込んで来た#62久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1コーナーを曲がりきれずに#38ナニン・インドラ・パユーング(CERUMO・INGING Jr. F312)に激突、そのままレースを終えてしまう波乱の幕開け。
この混乱の中、トップに立ったのは第2戦優勝の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)。予選トップの小泉は2位に後退して三浦を追い上げる展開となった。
懸命に押え込もうとする三浦だったが、5周目の1コーナーで小泉が三浦のインをつき、クラストップを奪い返すと、そのまま最後まで逃げ切って第7戦岡山以来の今季4勝目を挙げた。
2位は三浦。第5戦もてぎ以来4戦ぶりの表彰台を獲得、#19湯澤翔平(KCMG F308)が3位につけた。
いよいよ後半戦に入った全日本F3選手権は残り3大会。 次回はツインリンクもてぎで8月22-23日に開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 21 | 34'10.007 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 2.623 |
| 3 | 23 | | 3 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 13.942 |
| 4 | 22 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 15.500 |
| 5 | 1 | | 5 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 18.483 |
| 6 | 2 | | 6 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 21 | 20.565 |
| 7 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 58.496 |
| 8 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 59.423 |
| 9 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'06.890 |
| 10 | 30 | N | 4 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'10.006 |
| 11 | 28 | N | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'11.431 |
| 12 | 13 | | 7 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ---- |
| - | *8 | | - | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 13 | 8Laps |
| - | 38 | | - | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 0 | 21Laps |
| - | *62 | N | - | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 21Laps |
- Fastest Lap: CarNo.7 松下 信治(HFDP RACING F312) 1'36.848 (5/21) 169.614km/h
- CarNo.8は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条13.1)衝突行為により、訓戒とする。なお、ペナルティーポイント1とする。
- CarNo.62は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章28条13.1)衝突行為、2)コースアウトにより、次の参加レースの決勝グリッドを3グリッド降格とする。
全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第9戦の公式予選を行い、総合で松下信治(HFDP RACING F312)が、Nクラスで小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がポールポジションを獲得した。
第8戦の公式予選終了から10分のインターバルをおいて午前11時、第9戦の公式予選が10分間で行われた。
この予選は第8戦で4位と振るわなかった松下信治(HFDP RACING F312)が好調。計測3周目に1分36秒706でトップに立つと、4周目にはタイムを1分36秒324まで縮めると、以後誰もこのタイムを上回ることができず、ポールポジションの座に着いた。
2位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が付けていたが伸び悩み、タイムを更新した2位山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位高星明誠(B-MAX NDDP F312)、4位高橋翼(HFDP RACING F312)にかわされ5位で予選を終えた。
Nクラスのポールポジション争いは第8戦と同様、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)と久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)の争いとなった。小泉が計測4周目に出しトップ立ったタイム1分38秒998を、5周目には38秒986まで縮めポールポジションを獲得した。
2位には久保が、3位湯澤翔平(KCMG F308)、4位山口大陸(TAIROKU EXCEED)、5位三浦愛(EXEDY RACING F307)と続いた。
第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.324 | - | - | 170.537 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.504 | 0.180 | 0.180 | 170.219 |
| 3 | 22 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.676 | 0.352 | 0.172 | 169.916 |
| 4 | 8 | | 4 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.757 | 0.433 | 0.081 | 169.774 |
| 5 | 1 | | 5 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.885 | 0.561 | 0.128 | 169.549 |
| 6 | 2 | | 6 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.952 | 0.628 | 0.067 | 169.432 |
| 7 | 23 | | 7 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.968 | 0.644 | 0.016 | 169.404 |
| 8 | 38 | | 8 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'37.177 | 0.853 | 0.209 | 169.040 |
| 9 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.986 | 2.662 | 1.809 | 165.951 |
| 10 | 62 | N | 2 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.229 | 2.905 | 0.243 | 165.544 |
| 11 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.425 | 3.101 | 0.196 | 165.218 |
| 12 | 13 | | 9 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'39.460 | 3.136 | 0.035 | 165.160 |
| 13 | 28 | N | 4 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.510 | 3.186 | 0.050 | 165.077 |
| 14 | 3 | N | 5 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.796 | 3.472 | 0.286 | 164.604 |
| 15 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.816 | 3.492 | 0.020 | 164.571 |
プレスインフォメーション 2013年9月08日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジ 決勝を、2013年9月8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:曇 路面:ドライ 気温:27℃ 路面温度:27℃(スタート時)
9月8日(日)に決勝が行なわれたポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズ第9戦「モービル1チャレンジ」は、タイトル争いの趨勢が決まる大事な1戦。富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に全14台による熾烈なバトルが期待された。
前日に行なわれた予選では#12 小河諒がポールポジションを獲得。ランキング3番手で王座獲りに望みを繋ぐ#19 永井宏明が2番グリッド、後ろには#14 川端伸太朗、続いてランキング首位を行く#78 近藤翼と、チャンピオンクラスの顔ぶれが名を連ねる。ジェントルマンクラスは5番グリッドにつけた#7 星野敏がトップ。クラス2番手の#2 田島剛は8番手スタートにつけるかたちとなった。
サーキットは朝から雨に見舞われ、午前中に行なわれたスーパーGTの走行では完全なウエット路面。PCCJ参戦チームもウエットタイヤを用意してスタートの時を待つ。しかし11時をまわると、降り続くかに思われた雨は止み、雲間から薄日が差すような天候に。気温も上がり、雲の流れは晴れ傾向。全車グリッド上でドライタイヤに換装してのスタートとなった。しかし路面はまだ濡れている。コンディションが安定するまでは油断は禁物。波乱の展開を予感させた。
11時55分、第9戦決勝がスタート。懸念された1コーナーでの混乱もなく、全車クリーンな立ち上がりとなった。ここでいいスタートを決めたのは#32 飯田太陽。6番手グリッドから順位を上げ、1コーナーを3番手で通過、ヘアピンでは前を行く#19 永井をかわして2番手に躍り出た。「フォーメーションからできるだけタイヤを温めておいたのがスタートで成功した秘訣ですね」と#32 飯田。3番手となった#19 永井は#32 飯田にフタをされる格好となり、#12 小河を追うことができない。
「スタートは濡れた路面だったので慎重になりすぎました。小河くんに逃げられちゃったなという思いはありましたが、まずは目の前の飯田さんを抜くことに集中しました」と語る#19 永井は、#32 飯田の背後からプレッシャーをかけ続け、5周目の1コーナーで再び2番手に浮上。その後#19 永井はプッシュするも#12 小河に追いつくには至らず、終盤にはコースアウトを喫して3番手にドロップ。代わって#32 飯田が2番手へとポジションを戻し、そのままフィニッシュへと持ち込んだ。
「今回の2位はタナボタです(笑)。永井さんには地力でもう一歩及ばない部分があるので、それが今後の課題ですね」と#32 飯田は冷静に戦いを振り返った。一方の#19 永井も「単独2番手になって、最後まで頑張って手を抜かずに走ろうと思いましたがコースアウトしてしまいました。今回の失敗の反省を活かして、次の鈴鹿はいいレースにできればと」と気持ちを切り替えて最終戦に臨む構えだ。チャンピオンクラスは#78 近藤がクラッシュし戦線離脱、#14 川端も途中でスピンを喫し上位フィニッシュはならなかった。
また、今回の難しい路面コンディションは多くのドライバーの足下をすくい、戦況を見極め生き残る者が上位にくるサバイバルレースとなった。ジェントルマンクラスのトップを走っていた#7 星野はダンロップコーナーで#78 近藤に後ろからプッシュされてスピン、一時は13番手までドロップすることになったが、その後も走り続けて最終的にはクラス3番手の表彰台を手に入れた。「一時は諦めかけましたが、チームから無線で頑張れと言われて走り続けました。最終戦も全力で取り組みます」と#7 星野。
最後尾グリッドからのスタートながらジェントルマンクラスの2位表彰台を獲得したのはPCCJ初参戦となる#23 スズキ マサオミ。「チームがいいクルマを作ってくれましたし、こういうコンディションだったので、最後まで走り切ることを目指していました。無線でも順位を最後まで知らされなかったのがよかったんだと思います(笑)。この週末はなかなか思うようにいきませんでしたが、チームやアドバイザーの心強いサポートがあって走ることができました」と、うれしい表彰台獲得に笑顔を見せた。
的確な状況分析でジェントルマンクラスの勝利を引き寄せたのは#2 田島。「フォーメーションで路面状況を見て、最初から行くのはリスキーだなと思いました。状況が安定してからペースアップするつもりでしたから、出だしの順位は全然気にしていませんでしたね。そこは自分の感性を信じて走りました」と、ランキングトップを堅持。タイトル獲得に向けて自信に満ちた表情をのぞかせた。
この週末、専有走行、予選、決勝とすべてのセッションでトップタイムをたたき出しライバルを寄せつけない走りで完全制覇を果たしたのは#12 小河。決勝でも鮮やかにスタートを決めてみせると、後続との差を見ながらレースをコントロールし、最終周にファステストラップを獲得する強さを発揮した。「難しいコンディションからのスタートだったので、1コーナーを安全にパスできた時点でまずはひと息でした。タイヤマネジメントも含めていいコントロールができたと思います。ただ、タイヤを少し傷める走りをしてしまったところもあったので、出来としては75点くらいですかね。将来的にはGTやル・マンを見据えていきたいと考えていますから」とやや辛口な自己評価。「鈴鹿はあまり経験もないので、不安要素がないわけではありませんが、そこはテストでアジャストしていければと思っています」と最終決戦に向けても気負いはない。
この結果を受けて、#12 小河は最終戦を待たずに、今年のポルシェ モータースポーツ インターナショナル スカラーシップに参加する日本代表のドライバーに抜擢された。10月7日(月)〜8日(火)にドイツ・ベルリンにて開催される選考会に参加することとなる。合格者は2014年のポルシェ モービル1スーパーカップに、ポルシェAGのサポートを受けての参戦が確約される。
次戦、PCCJの2013年最終ラウンドは、F1日本グランプリの併催レース。10月11日(金)〜13日(日)にかけて、三重県の鈴鹿サーキットで開催される。このラウンドではスポット参戦ドライバーも登場するため、これまでの勢力図に影響を与える可能性もある。世界屈指のテクニカルサーキットで繰り広げられる、世界最高峰のワンメイクレース。秋の晴れやかな空のようにクリーンなバトルを期待したい。
■第9戦 モービル1チャレンジ 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap Grid
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 26'50.541 1
2 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 +20.821 6
3 19 永井 宏明 C ナインレーシング +23.629 2
4 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ +39.251 7
5 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +47.615 8
6 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE +52.872 3
7 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION +1'24.894 14
8 7 星野 敏 G D'station HAI997 +1'25.624 5
9 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup +1'41.152 13
10 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1Lap 9
11 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 3laps 12
以上完走
DNF 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 11Laps 10
DNF 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 12Laps 4
DNF 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 14Laps 11
Best Lap : Gentleman Class #33 Ogino Tetsuo 1'47.833 (14/14)
Best Lap : Champion Class #12 小河 諒 1'46.097 (15/15)
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2013年9月07日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 公式予選を、2013年9月7日(土) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:曇 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:30℃(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズも終盤戦。今回の第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けてまさに天王山ともいうべき重要な1戦である。舞台となるのは富士スピードウェイ(静岡県)。国内屈指の高速サーキットは、前半の高速セクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかがカギとなる。また、決勝が行なわれる9月8日(日)は雨の予報となっており、7日(土)の予選はさらに重要な意味を帯びてくる。
今シーズン、富士スピードウェイではこれまで3戦が行なわれており、#12 小河諒、#72 近藤翼ら若手ドライバーが勝利を収めている。9月6日(金)に行なわれた専有走行では#12 小河や#14 川端伸太朗、#19 永井宏明らが好タイムを出しており、チャンピオンクラスでのタイトル争いは予断を許さない状況となっている。
専有走行3番手タイムの#19 永井は「若手ドライバーたちに食い込めたらいいなと。天候次第ですが、まずは全力を出し切れるような予選にしたいですね。クルマの感触に不安はありません」と笑顔。トップタイムの#12 小河は「100%の出来ではありませんが、専有走行でのトップタイムは予選に向けての励みとなりました」と語っており、王座獲得への意気込みも十分。#14 川端も「自信はあります」と表情は明るい。チャンピオンを狙うのは厳しいが、上位に食い込む走りでタイトル争いを多いにかき回してくれることを期待したい。一方、ランキングトップの#78 近藤は晴れない顔。予選を想定してのセッティングを試していたが、納得の行く仕上がりではないようだ。
ジェントルマンクラスに目を移すと、ランキング4位の#33 Ogino Tetsuoがクラストップ。前戦SUGOラウンドで連勝を挙げた#7 星野敏がそれに次ぐ順位を得ている。ランキング上位の#2 田島剛、#21 高田匠、#3 江本玄はややスロースタートだが、いずれのドライバーもポイントが接近しているだけに、レースに向け緊迫感はいやがうえにも高まる。
今回の予選はノックアウト方式ではなく、30分1セッションのアタック方式。13時10分、涼しい風が吹く曇り空のもと、全14台がコースインしていった。「早めにタイムを出すよう心がけて臨みました。2セット目のアタックは納得のいくものではありませんでしたが、一番前から出られる優位性を活かしたいですね」と語る小河が4周目でトップタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。2番手には#19 永井、その後ろに#14 川端、#78 近藤と続く。若手に食い込みたいと語っていた#19 永井は、フロントロウからのスタート。「前の列から出られるのはかなり有利なので、集中して走りたいと思います。クルマに差がありませんから、スタートは本当に重要ですね。前に出て逃げ切る展開にしたいです」と#19 永井が語れば、ポールポジションの#12 小河も「永井さんは上位に来ると思っていました。スタートがうまいので、僕も落ちついてスタートを決めていきたいと思います」と、#19 永井の速さを警戒しながらも不敵な笑みを浮かべた。
今回の予選でチャンピオンクラスに食い込む5番手タイムを出したのは#7 星野。「きのうの反省を活かして走ることができました。GT走行後のラバーが乗っていたので、ブレーキングとコーナリングで稼げましたね。決勝ではとにかく1コーナーをうまく乗り切って最高の走りをしたいと思います」と汗を拭いながらも達成感にあふれる笑顔。対照的に悔しそうな表情を見せたのは、ジェントルマンクラスランキングトップを行く#2 田島。「決勝ではチャンピオンクラスも意識して走りたいですね。ひとりでもかわしてポイントを獲得したいと思います」と、8日(日)の決勝に向けて集中力を高める構えを見せた。
決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定。チャンピオンクラスは#12 小河、#19 永井、#14 川端、#78 近藤が鎬を削る。ジェントルマンクラスは#7 星野と#2 田島の勝負に#33 Oginoや#27 眞野壮一郎らがどこまで絡めるかが注目のポイント。両クラスとも、息をもつかせぬ接戦が繰り広げられることは間違いない。クライマックスに向け、戦いの潮流は加速していく。
■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'44.328
2 19 永井 宏明 C ナインレーシング 1'44.563
3 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'44.758
4 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'44.808
5 7 星野 敏 G D'station HAI997 1'45.377
6 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.422
7 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ 1'45.517
8 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 1'45.541
9 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.752
10 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 1'46.405
11 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'46.536
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 1'46.710
13 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup 1'46.874
14 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION 1'48.660
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2013年9月02日
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジを、2013年9月7日(土)、8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。
ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンもいよいよ大詰め。残されたラウンドは9月7日(土)〜8日(日)にスーパーGTと併催される第9戦「モービル1チャレンジ」と、10月にF1日本グランプリのサポートレースとして行なわれる最終戦の鈴鹿のみ。そのためこの第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けて落とすことの許されない重要な一戦であることは言うまでもない。
その舞台となるのは、今シーズン4戦目の開催となる富士スピードウェイ(静岡県)。公式戦でカレラカップ パイロットたちがいちばん走り慣れたサーキットと言えるだろう。全員ある程度のセッティングデータを持ち、勝負のカンどころを身につけているだけに、レベルの高いレースが期待できる。前半のハイスピードセクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかが、好タイムのポイント。また、ストレートでの速度を稼ぐには、最終コーナーの処理が大きなポイントであり、勝負どころでもある。
第8戦までを終えて、チャンピオンクラスは#78 近藤翼が123点で首位を快走、4点差の119点で#12 小河諒が続き、#19 永井宏明は106点の3番手につけている。4番手のベテラン#25 神取彦一郎は86点で、残り2戦でチャンピオンを狙うには少し苦しい展開。実質、上記の3名がチャンピオン候補として終盤2戦を戦っていくことになる。やはり注目は連勝の余勢を駆って富士に挑む#78 近藤と、2度のリタイア以外は1位か2位でレースを終えている#12 小河。若手ふたりはまだ粗削りな面があるものの、勢いに乗った時の速さは素晴らしいものがある。#19 永井はこのふたりを相手にどこまで戦えるか、まさに正念場の一戦となるだろう。また、前半戦では思うような結果が残せなかったPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗も後半戦で調子を上げてきている。その実力は誰もが認めるところであり、マークしておくべき存在であることに変わりはない。
一方のジェントルマンクラスは、#2 田島剛が着実にポイントを積み重ねて71点で首位に立っている。2番手には63点で#21 高田匠、3番手に61点で#3 江本玄と続き、連勝を挙げた#7 星野敏が57点の4番手というオーダー。56点で5番手の#33 Ogino Tetsuoまででトップから15点差と、僅差のポイント争いが続いている。ジェントルマンクラスはポイントシステムをチャンピオンクラスと共有するため、上位に食い込めば食い込むほど得点を加算できる。一台でも多くのライバルを抜いていく積極策か、リスクを避けた堅実策か。どのようにポイントを積み上げていくかにより、レース戦略は大きく変わる。そういった部分に注目してみると、よりいっそう楽しめるレースになるだろう。
予選は1セッションでの上位タイムでグリッドを決めていく方式を採用。路面コンディションとタイヤがマッチするポイントをいち早く見つけ、その“おいしい”部分を引き出せるか否かが明暗を分ける。これまでの富士ラウンドでポールポジションを獲得しているのは#12 小河と#78 近藤。今回もこのふたりが主導権を握るのか、はたまたダークホースが登場するのか、7日(土)に行なわれる予選から注目してほしい。
第9戦「モービル1チャレンジ」は9月6日(金)に専有走行を行ない、7日(土)に予選、決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定となっている。全14台の911 GT3 Cupが織りなすドラマは、いったいどのような結末を迎えるのか。2013年シーズン最終章の開幕を告げるエキゾーストノートが、間もなく富士の秋空にこだまする。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
全日本F3選手権第9戦の決勝レースが7月14日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#36中山雄一(トムス)が今季7勝目を上げた。
朝から上空を覆っていた雲は綺麗に晴れ上がり、第9戦決勝は夏の強い日差しのもと、午前11時25分より21周で行われた。
昨日の第8戦ではオープニングラップで#37勝田貴元の先行を許し、連勝記録を6で止められた#36中山だったが、この日はスタートをきっちり決めると、その後もコカコーラコーナーや100R、ヘアピンなどで仕掛けてくる#37勝田を退けてトップのままコントロールラインに戻ってきた。
最初から1周目のコカコーラコーナーで狙っていたという勝田はその後も懸命に中山を追うが、前が開けた状態で快調に周回を重ねる中山に対し、どうしてもダウンフォースの抜けなどからタイヤの消耗が抑えきれず、その差は中盤以降じりじりと開いてしまった。 結局、中山は勝田に6.743秒もの大差を付けて21周を逃げ切り、今季7勝目をものにした。 2位には勝田がつけ、今回もトムス勢が1-2フィニッシュという結果に終わった。
一方、3位争いは序盤から熾烈を極めた。 予選3番手からスタートした#2野尻智紀の背後に#50千代勝正がオープニングラップぴったりとつけ、100Rで、ヘアピンで、ダンロップコーナーでと盛んにしかけていくが、野尻はきっちりとそれを押さえ込んでコントロールラインに戻ってくる。 その2台の後方には、なんと最後尾スタートの#7松下信治が追いついてきた。
昨日の予選でエンジントラブルに見舞われて最後尾スタートとなった松下は、スタートでNクラス勢を一気にごぼう抜きすると、あっという間に上位グループに追いついて#8清原章太を最終コーナーでパス、オープニングラップで5位に浮上した。 更に松下は3周終わりのホームストレートで早くも千代を抜き去り、野尻の背後に迫っていく。 コーナーではインをがっちり固めて何度も松下のアタックを退け続けた野尻だったが、12周目の1コーナーで遂にアウトから松下にパスされて4位に後退。 更に後方からは千代と清原も追い付いてきて、今度は4位争いが3台の団子状態に。 そのまま並走状態で雪崩れ込んだ13周目の1コーナーでは進入で野尻と千代が接触、千代はスピンアウトしてその場にストップ。野尻はそのまま走行を続けたが、この接触が危険行為と判定され、レース後に30秒加算のペナルティを受けてしまった。 更にクルマに戻ってコースに復帰した千代に対しても安全ベルト装着義務違反により失格の裁定が下された。
野尻を抜いて3位に浮上した松下はその後もトップ集団を懸命に追ったが、序盤からの度重なるオーバーテイクでタイヤの消耗が進んだこともあり、トップから14秒差でフィニッシュするのが精一杯だった。
また、Nクラスは第8戦で#38ナニン・インドラ・パユーングに敗れ、連勝記録が7で止まった#23高星明誠がスタートを上手く決めてトップに立ち、そのまま逃げ切ってクラス優勝を獲得した。
昨日F3初優勝を達成したパユーングはスタートで#6小泉洋史の先行を許し、3位に後退。 4周終わりのホームストレートで小泉を抜いて一旦はクラス2位に浮上したものの、直後に#62小河諒に1コーナーで追突されてハーフスピン、順位を落としてしまう。 小河は1コーナーのランオフエリアに飛び出し、なんとかコースには復帰したものの、接触行為に対してドライブスルーペナルティが課せられた上、千代と同様に安全ベルト装着義務違反をとられて失格となった。
下位に後退したパユングはその後も粘り強く順位を回復していき、7周目には#30DRAGONを、8周目には#11湯澤を抜いてクラス3位に浮上、15周目の1コーナーではブレーキングで姿勢を乱した小泉をかわして2位に上がり、そのままフィニッシュしている。
次戦はツインリンクもてぎ。8月3-4日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/14) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 34'13.718 |
| 2 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 6.743 |
| 3 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 21 | 14.507 |
| 4 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 21 | 19.460 |
| 5 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 45.917 |
| 6 | *2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 21 | 55.715 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'12.552 |
| 8 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'14.737 |
| 9 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'22.078 |
| 10 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'24.611 |
| 11 | *13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 20 | 1 Lap |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- |
| - | *50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | - | 失格 |
| - | *62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | - | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'37.093 (4/21) 169.186km/h
- CarNo.2は、2013年シリーズ規則第3章第28条12.1)(他車への接触行為)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティを科した。
- CarNo.13は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティを科した。
- CarNo.50は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第3章第4条(安全ベルト装着義務)違反により、失格とする。
- CarNo.62は、2013年シリーズ規則第3章第28条12.1)(他車への接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティおよびペナルティポイント1点とする。
- CarNo.62は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第3章第4条(安全ベルト装着義務)違反により、失格とする。
全日本F3選手権第9戦は13日、富士スピードウェイで決勝レースを行い、予選2位からスタートした勝田貴元(トムス)が優勝した。Nクラスはナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が初優勝を果たした。
スタートで2位に付けた勝田貴元(トムス)はトップに立った中山雄一(同)をオープニングラップから激しく責め立てる。最終コーナーで先行してそのまま両者はストレートを併走。1コーナーでも中山を押さえ込み、ついに勝田がAコーナーで完全に前に出ると、トムス勢1-2体制を築き、後続を引き離しながらレースは進行してゆく。
12時55分のフォーメーションラップスタート時刻になると富士スピードウェイ上空の雲も厚くなり、いくぶん過ごしやすくなってきた。
スタートではポールシッターの中山がややスタートをミスったが1コーナーではホールショットを奪う。直後に予選2位の勝田が付け、予選3位の千代勝正(B-MAX)もインから上位2台を伺うが抜けず3位のまま。
2位の勝田は1周目の最終コーナーで中山の隙をつき前に出ると、2周目のAコーナーまでにトップに立つことに成功。
3位でレースを始めた千代はペースが上がらず、2周目の1コーナーで4位の野尻智紀(戸田)にかわされると3周目から4周目のストレートで後ろを走る清原章太(HFDP)、松下信治(同)にも相次いでかわされ6位まで順位を落とした。
レースはトップ2台のトムス勢が1秒前後の差で争いながら後続を引き離し、そのままゴール。勝田は開幕戦以来の今シーズン2勝目を飾った。2位には中山、3位には野尻が入り、4位清原、5位松下とHFDP勢が続いた。千代は6位。
Nクラスはポールシッターのナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートで予選クラス2位、高星明誠(NDDP)の先行を許すものの1コーナーでアウトから抜き去ると、徐々に2位以下を引き離しにかかる。高星はタイヤをセーブして後半勝負にかけ、終盤にはパユーングに迫ったものの及ばず、2位でレースを終え開幕からの連勝がついに途絶えた。パユーングはうれしい初優勝。
スタートの1コーナーで予選クラス3位の小河諒(ルボーセ)をかわし3位に上がった小泉洋史(ハナシマ)は終始小河を従えての走行となったが、なんとか最後まで押さえ込み「タフなレースでした」と語ったレースで3位表彰台をものにした。
第9戦決勝は明日14日、11時25分より21周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 24'17.605 |
| 2 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 1.570 |
| 3 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 7.873 |
| 4 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 9.858 |
| 5 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 10.508 |
| 6 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 14.134 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 34.283 |
| 8 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 35.030 |
| 9 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 51.038 |
| 10 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 51.789 |
| 11 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 1'05.901 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 1'06.264 |
| 13 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 1'09.029 |
| ---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.37 勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312) 1'36.589 (3/15) 170.069km/h
全日本F3選手権第9戦の公式予選は#2野尻智紀(戸田)が1'35.758のトップタイムを記録したが、これが黄旗提示中のものとして抹消扱いとなり、その結果#36中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得する事になり、野尻は予選3番手に終わった。
第8戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、午前8時30分より第9戦の公式予選が開始された。
最初のアタックでトップに立ったのは1'35.874を記録した#36中山。
しかし2回目のアタックで#37勝田貴元が1'35.765、#2野尻も1'35.758と中山のタイムを上回ってきた。
その後は各ドライバーともタイム更新が進まず、このまま野尻が昨年8月の岡山以来、今季初のポールポジション獲得かと思われた。
しかし#7松下信治がエンジントラブルによりコース上でストップしたため、プリウスコーナーではセッション中盤から黄旗が提示されており、この影響で当該区間走行中のタイムが無効という裁定が下された。
この結果、セカンドベストタイムでトップだった中山が第8戦に続いてポールポジションを獲得することに。
2番手には勝田がつけ、野尻は残念ながら予選3番手から明日の決勝に臨む事となった。
一方Nクラスはここまで1'37.838を記録した#23高星明誠がトップ、#38ナニン・インドラ・パユーングがコンマ4秒差で2番手につけた。
第9戦決勝は明日午前11時25分より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.874 | - | - | 171.34 |
| 2 | 37 | | 勝田 貴元 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'35.950 | 0.076 | 0.076 | 171.20 |
| 3 | 2 | | 野尻 智紀 | TODA FIGHTEX | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.061 | 0.187 | 0.111 | 171.00 |
| 4 | 50 | | 千代 勝正 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.178 | 0.304 | 0.117 | 170.80 |
| 5 | 8 | | 清原 章太 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.396 | 0.522 | 0.218 | 170.41 |
| 6 | 23 | N | 高星 明誠 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'37.838 | 1.964 | 1.442 | 167.90 |
| 7 | 38 | N | ナニン・インドラ・パユーング | PIT SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.234 | 2.360 | 0.396 | 167.22 |
| 8 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.671 | 2.797 | 0.437 | 166.48 |
| 9 | 62 | N | 小河 諒 | Le Beausset F308 | Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.135 | 3.261 | 0.464 | 165.70 |
| 10 | 13 | | 吉田 基良 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'39.190 | 3.316 | 0.055 | 165.61 |
| 11 | 11 | N | 湯澤 翔平 | Nova with IMM F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.360 | 3.486 | 0.170 | 165.33 |
| 12 | 30 | N | DRAGON | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.401 | 3.527 | 0.041 | 165.26 |
| 13 | 7 | | 松下 信治 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'42.189 | 6.315 | 2.788 | 160.75 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'45.557 | 9.683 | 3.368 | 155.62 |
- CarNo.38,13,30,36,37,50,8,6,23,11,62,38は全日本F3統一規則第3章24条6.により、黄旗提示区間を走行した当該周回タイムを採用しない。
フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第9戦の決勝レースが10月7日(日)、鈴鹿サーキットで行われた。
前夜に降った雨もあがり、F1日本グランプリ決勝日となるこの日は快晴。絶好のレース日和と、朝早くから詰め掛けた多くのレースファンの見守る中で、FCJ決勝は11時より10周の戦いを開始した。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#10松下信治。1コーナー手前では2番手スタートの#4平川亮と併走状態となったが、これをグリーンゾーンまで押し出す格好でリードを保った。
一方の#4平川はここでのコースオフで3番手に後退したが、この周のシケインで2位#12高星明誠のインに飛び込み、順位を挽回する。
トップに立った#10松下は#4平川にまったく付け入る隙を与えず、終始2分03秒台のハイペースで周回を重ね、最後は2.8秒のリードを築いてチェッカーを受けた。
しかしレース後、スタートでの幅寄せに対し国際モータースポーツ競技規則L項違反(危険なドライブ行為)との判定が下り、40秒加算のペナルティが下された。
また、4位でフィニッシュした#8清原章太もジャンプスタートと判定されて30秒が加算されることに。これにより優勝は平川、2位高星、3位は#3篠谷大幹という結果となり、シリーズポイントは平川が76点で松下を9ポイントリードすることとなった。
また、スポット参戦組の成績は#18柴田隆之介が5位に入りFCJ初ポイント獲得。#15高橋翼が8位、#19イム・チェ・ウォンは11位だった。
第10、11、12戦鈴鹿大会は11月3-4日に開催される。
- 優勝:平川亮(東京中日スポーツ賞 受賞)
-
スタートは僕のほうが良くて、そのままインから抜こうとしたんですが、進路がなくなってしまって、コースアウトしましたが、うまく戻ることが出来たので良かったです。1周目は前が遅かったので、S字のあたりからもうシケインで抜こうと思ってついていって、隙が見えたので躊躇なくインに入って抜きました。(松下選手には)きっとペナルティが出るだろうと思っていました。抜こうという意識はありましたが、なかなか追いつきませんでした。今日は路面に合わせて走ることができました。まだ3レースもありますし、ポイント差もありますので、1戦1戦大事に戦いたいです。
- 2位:高星明誠
-
今日はスタートがまずまず決まって、1コーナーで2位に上がって、そのまま松下選手についていこうと思ったんですけど、昨日のレースで右のリヤを損傷して、金曜日に使ったタイヤに交換しましたが、前半なかなか発熱しなくて、1周目に平川選手に抜かれてしまいました。その後は自分のペースで走ることができ、前にも追いついていくことが出来たので、その意味では良かったと思います。でも、まだまだ自分に足らないところが見つかったので、この1ヶ月で修正して次に挑みたいと思います。
- 3位:篠谷大幹
-
清原選手のスタートは「速いな」とは思いましたが、ジャンプスタートだとまでは思いませんでした。その後はついていくのが精一杯で、オーバーテイクする距離までつめることが出来ませんでした。デグナーの一つ目が得意なコーナーなので、そこは毎周思い切っていっています。鈴鹿は得意なコースですし、レースは流れが大事だと思うので、最終戦は予選からうまく流れをつかんでポール・トゥ・ウィンを飾りたいです。
Text: Japan Race Promotion
プレスインフォメーション 2012年10月07日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第9戦 決勝レースを、2012年10月6日(土) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:28℃ 路面温度:32℃(スタート時)
10月6日(土)、F1のサポートレースとして開催されたPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の第9戦決勝。前日の予選でポールポジションを獲得したのは、現在ランキングトップの♯14 平川亮。2番手には♯11 山路慎一が続く。今季、すでに全日本F3選手権でチャンピオンを獲得している♯14 平川の速さは、ベテランの♯11 山路も認めるところ。しかし、♯11 山路には経験値があり、その巧みさはレースでこそ活かされる。第4戦から5連勝中の♯14 平川でも、簡単に勝利を掴むのは難しいだろう。
3番手グリッドはジェントルマンクラスでランキング2位の♯16 横幕ゆぅ。4番手の♯22 Michael GREEN(チャンピオンクラス・ランキング2位)を挟んで、5番手にはジェントルマンクラスのランキングトップ♯19 永井宏明が並ぶ。チャンピオンクラスの♯14 平川と♯22 Michael含め、タイトルを賭けた争いにも目が離せない。そこに第2戦で優勝している♯11 山路を加えた上位グループが、レースを引っ張る展開となりそうだ。
F1公式予選の興奮が覚めやらぬ15時40分、5万人超の観客の前で10ラップの戦いがスタートした。レッドシグナル点灯からブラックアウト、上位陣はきれいなスタートを決め、イン側からのスタートとなった2番手グリッドの♯11 山路は、1コーナーで♯14 平川に並びかける。2台はサイド・バイ・サイドで2コーナーからS字へ。ここでは接触も見られたが、なんとか♯14 平川が抑え込みトップを死守した。
この攻防戦について、「接触はあったけど冷静でした。ただ、山路さんに前に出られたくないという思いは、当然強かったです」と♯14 平川。「この接触でクルマがまっすぐ走らなくなってしまった」という♯11 山路は、その後♯14 平川との差を詰めることができず、そのまま2位でチェッカーを受けている。
またスタート後のS字では、♯19 永井が姿勢を乱してコースアウト。これを避けようとした♯90 Igor SUSHKOもコースオフ、♯19 永井は15番手、♯90 Igorは最後尾まで順位を落としてしまう。その後♯19 永井は3周目のスプーンコーナー立ち上がりでもスピンを喫してリタイア。
「オープニングラップでは、まだタイヤが冷えた状態でグリップがなくミスしてしまった。スプーンでのスピンは挽回しようと焦ってしまって...」と♯19 永井。明日の第10戦は、この第9戦でのベストラップ順でスターティンググリッドが決定するが、アタックしきれなかった♯19 永井は14番手からのスタートに。「明日はとにかく気持ちを入れ替えて、ひとつずつ順位を上げていくだけ。1ポイントでも獲りたいですね」。
それに対し、♯90 Igorは16位フィニッシュとなってしまったが、ベストラップでは3番手タイムをマーク。明日の第10戦でこの雪辱に挑む。
接近戦を演じて観客を沸かせたのは、♯16 横幕と♯22 Michaelの3番手争い、そして♯7 林久盛、♯32 飯田太陽、♯15 神取彦一郎、♯5 高見沢一吉、♯2 田島剛という5台による5番手争いだ。
「3周目ぐらいからエンジンが全開になるのにワンテンポ遅れていた」という♯16 横幕。なんとか中盤戦まで凌いでいたが、7周目の1?2コーナー、♯22 Michaelにアウト側からかわされてしまう。
「ゆぅ(横幕)さんはブロックが上手い。それに鈴鹿は、ワンメイクレースであるPCCJの場合は抜きにくい。7周目にやっとチャンスができて、それに成功しました」と♯22 Michael。
順位を下げた♯16 横幕は、その後トラブルが顕著になり♯22 Michaelについて行くことができず、「4位をキープできたのは、不幸中の幸い」と話す。♯19 永井のリタイアにより、タイトル争いは19ポイント差まで詰め寄ったが、「まだ19点“も”、ありますからね。とにかく、明日はベストを尽くすだけ」とも。
一方、5台による5番手争いは、各車の差が1秒以内という数珠つなぎで進行。中でも♯32 飯田が♯7 林に幾度となく襲いかかるが、抜くことはできず。この5台は順位を入れ替えることなく、チェッカーを受けている。
第4戦からの連勝を“6”に伸ばした♯14 平川は、「クルマの状態が良かったので、ずっとプッシュし続けました。お客さんもいつも以上に多くて楽しかったです」。ベストラップは昨日の予選よりもタイムアップし、明日の第10戦もポールスタートとなる。7連勝、そしてタイトル獲得へ向け、18歳平川の挑戦は続く。
■第9戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 21'35.758
2 11 山路 慎一 C Excellence M.S. +17.315
3 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON +29.158
4 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION +37.500
5 7 林 久盛 C Yunbo DIRECTION +41.814
6 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア +42.217
7 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ +42.820
8 5 高見沢 一吉 C 高見沢整骨院OSSOポルシェ +43.118
9 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 +44.751
10 31 眞野 壮一郎 SPOT コウセイカイ ディレクション +50.129
11 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 +55.838
12 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION +56.797
13 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +57.563
14 58 鈴木 優 SPOT データスケープ KTR +58.036
15 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア +58.392
16 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス +1'14.138
17 29 中川 国敏 G Adelcars GT3Cup 1Lap
以上完走
18 19 永井 宏明 G ナインレーシング 8Laps
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2012年10月05日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第9戦 公式予選を、2012年10月5日(金) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26℃ 路面温度:32℃(スタート時)
年間12戦で組まれたPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の2012シーズンも、いよいよ最終局面に突入した。その第9戦-10戦の舞台となるのは鈴鹿サーキット。F1のサポートレースという特別なイベントだ。
鈴鹿サーキットはF1パイロットに「ドライビングテクニックが試される」とまで言わしめるテクニカルコースで、ここでの勝利は格別なものとなる。サーキット内はF1開催とあってお祭りのような雰囲気に包まれているが、PCCJのパイロットたちは緊張感に包まれつつも、いつも以上に闘志をみなぎらせている。
特にタイトル争いの渦中にあるチャンピオンクラスの♯14 平川亮と♯22 Michael GREEN、ジェントルマンクラスの♯19 永井宏明と♯16 横幕ゆぅは、その思いも一塩だろう。♯14 平川と♯22 Michaelのポイント差は39点、♯19 永井と♯16 横幕は33点と、今大会の結果によってはチャンピオンが決定する。特別なレースだからこそ、この地でタイトルを決めたい♯14 平川と♯19 永井、最終戦を前にタイトルを決めさせるわけにはいかない♯22 Michaelと♯16 横幕、それぞれの意地がぶつかりあう。当然、他のパイロットたちにとっても特別な戦いであることに変わりはなく、パドックの緊張感も一際高い。
PCCJの鈴鹿ラウンドは、10月5日(金)正午から行われた30分間のフリープラクティスで幕を明けた。先頭でコースへと飛び出したのは、昨年の鈴鹿・第10戦で総合2位表彰台を獲得している♯16 横幕。1周目のアタックで早々に2分09秒951のトップタイムをマークする。その後はなかなか10秒を切るパイロットが現れなかったが、20分が経過すると♯14 平川が2分09秒141でトップに立つ。以下、上位グループは♯22 Michael、♯11 山路慎一、♯90 Igor SUSHKO、♯32 飯田太陽で、この6名までが10秒台という結果だった。
公式予選がスタートしたのは、空気の澄んだ秋空に夕陽が眩しく浮かんだ16時45分。スポット参戦の2台を含む18台がコースインしていく。最初に2分10秒台に入れてきたのが♯15 神取彦一郎、♯19 永井、♯16 横幕の3名。その後、♯14 平川が2分09秒をマークしてトップに立つと、翌周には2分08秒968へとタイムを更新。♯14 平川はその後もアタックを続けるが、結果としてはこれがポールタイムとなった。
「これはちょっと失敗してのタイム。今大会の結果でタイトルが決まるというのは、特に意識してないです。ただ、F1のサポートレースという部分では、やはり特別なラウンドですね」目標はF1と
公言するだけに♯14 平川のモチベーションはいつも以上に高いようだ。
2分09秒611で2番手を獲得した♯11 山路は、「残念ながら予想通りの2位(笑)。平川君は速かった。開幕の時から、確実に成長している」と話す。
チャンピオンクラスのタイトルを争う♯22 Michaelは、2分10秒088で4番手。「1年ぶりの鈴鹿でこの順位はまあまあ。タイトルを狙うには厳しい差があるけど、とにかく明日の結果を見ないとね」
一方、ジェントルマンクラスでは、フレッシュタイヤを2セット投入した♯16 横幕が総合3番手に入りクラストップ、ポイントリーダーの♯19 永井は5番手に留まった。
「タイトルの可能性を残すためには、日曜日(第10戦)のグリッドも考えなくちゃいけない。そのためには、明日(第9戦)の決勝で速いタイムを出す必要があり、クリアラップがとりやすい前のグリッドを獲得したかった。タイヤは2セット使ってしまったけど、結果としては良かった」と♯16 横幕。
翌日の決勝のためにフレッシュタイヤを温存した♯19 永井とは別の戦略を採ったわけだが、果たしてどちらが正解なのか……。
注目の第9戦決勝レースは10月6日(土)、F1公式予選後の15時40分にスタートする。
■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 2’08.968
2 11 山路 慎一 C Excellence M.S. 2’09.611
3 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION 2’10.058
4 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON 2’10.088
5 19 永井 宏明 G ナインレーシング 2’10.203
6 7 林 久盛 C Yunbo DIRECTION 2’10.280
7 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス 2’10.475
8 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア 2’10.629
9 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ 2’10.951
10 5 高見沢 一吉 C 高見沢整骨院OSSOポルシェ 2’11.031
11 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 2’11.255
12 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア 2’11.329
13 58 鈴木 優 SPOT データスケープ KTR 2’11.917
14 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 2’11.968
15 31 眞野 壮一郎 SPOT コウセイカイ ディレクション 2’12.686
16 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 2’12.710
17 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION 2’13.047
18 29 中川 国敏 G Adelcars GT3Cup 2’22.824
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

第9戦で今季7勝目を挙げた平川亮
全日本F3選手権の第6大会(第9戦、第10戦)が8月25日(土)と26日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。
通常はフォーミュラ・ニッポンとの併催となることの多い全日本F3だが、今大会は単独開催。
今季の全日本F3は、開幕2連勝を飾ったルーキーの平川亮(RSS)がここまでの8戦で6勝、2位2回という圧倒的な強さを見せている。今大会で平川のチャンピオンが決定する可能性もあり、注目を集めた。
今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両7台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。
25日(土)強い日差しの下で午前9時30分から10分ずつ、10分間のインターバルを挟んで第9戦、第10戦の予選が行われた。
第9戦予選は、上位5台がわずか0.2秒以内に入る僅差の争いとなったが、平川が3戦連続となるポールポジションを獲得。中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が3番手、山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が5番手となった。
第10戦の予選は当初平川がトップタイムをマークしたものの逆転され、平川は最前列2番手。山内、中山が3,4番手で2列目に並んだ。
Nクラスでは2戦共に佐々木大樹(NDDP RACING)がポールポジション。勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第9戦4番手、第10戦5番手からの追い上げを目指すこととなった。
第9戦決勝(18周)は予定よりも若干遅れ、午後3時37分にスタート。ポールポジションの平川が好スタートを切り、中山が3位、山内5位と予選順位のまま変動のないスタートとなった。
序盤は上位勢の差はあまり開かないままの展開となったが、中盤を過ぎると平川がじりじりと後続との差を広げていった。
2位以降はそれぞれほぼ1秒ほどの差を保ったままレースは進行。終盤に入ると3位中山に4位のラファエル・スズキ(TODA RACING)が迫り、ヘアピンではテール・トゥ・ノーズに近い状況となった。
しかし、順位の変動は無く、平川は最終的に2位に2.8秒の差を付けてポール・トゥ・ウィン。5連勝で今季7勝目を挙げた。中山は3位。
Nクラスでは佐々木がポールから逃げ切り連勝で今季4勝目。勝田は4位でフィニッシュした。
26日(日)午前10時35分に第10戦決勝(25周)がスタート。2番手グリッドの平川はスタートで首位奪取を狙ったが惜しくも届かず。後方では接触があり、5番手スタートのリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)がリタイア。3番手スタートの山内も大きく順位を落としてしまった。
2番手の平川は、序盤はペースを抑え、タイヤが厳しくなる後半の逆転を狙う作戦に。一時3秒以上に広がった差を、後半に入ると徐々に詰めていった。
残り5周の時点で1秒近くまで差を詰めた平川だったが、周回遅れに阻まれ、逆転は叶わず、2位フィニッシュ。中山は終盤逆転を許し4位。
平川は惜しくも今大会でのタイトル確定はならなかったが、次戦菅生大会で最終戦を待たずしてタイトルを決定する可能性が高くなった。
Nクラスでは佐々木がポール・トゥ・ウィンで3連勝。勝田は3位表彰台を獲得した。
Text & Photo: TOYOTA
全日本F3選手権第9戦は25日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした平川亮(RSセリザワ)が優勝した。Nクラスも佐々木大樹がポールトゥウィンを飾った。
第9戦決勝レースはスーたー耐久レースのCドライバー予選で赤旗が提示されたため、予定より遅れ15時35分にフォーメーションラップが始まった。
スタートでホールショットを奪ったのはポールポジションの平川亮(RSセリザワ)。2位には予選2位の野尻智紀(HFDP)が、同3位いは中山雄一(トムス)と予選順位通りに続く。
2位でレースをスタートした野尻は2周目にはこのレースのファステストラップとなる1分28秒403を出し、トップの野尻を追うが、1秒以下だった差も6周目には1秒1、10周目には1秒7と開くばかり。最終的には平川が2位以下を2秒8離して余裕の今季7勝目を飾った。2位には野尻が入り、3位に中山が続いた。
Nクラスはポールポジションの佐々木大樹(NDDP)が好スタート。2位にクラス予選2位の平峰一貴(HFDP)をかわしたギャリー・トンプソンが上がる。平峰は同4位の勝田貴元(トムス)にもかわされたが、すかさず抜き返し3位を奪い返す。
クラストップに立った佐々木は2位トンプソンとの差を開らき逃げにかかる。そのトンプソンは12周目の2コーナーでコースアウトし、平峰が2位に上がるが、佐々木との差は大きく、そのまま佐々木が逃げ切り今季4勝目を飾った。2位には平峰が、3位にはトンプソンが入った。
第10戦決勝は明日26日、10時35分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパー耐久 & F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 4 | | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 18 | 26'48.028 |
| 2 | 8 | | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 18 | 2.860 |
| 3 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 18 | 4.293 |
| 4 | 2 | | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 18 | 4.942 |
| 5 | 1 | | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 18 | 5.777 |
| 6 | 37 | | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 18 | 14.963 |
| 7 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 15.600 |
| 8 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 16.844 |
| 9 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 24.184 |
| 10 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 28.507 |
| 11 | 19 | N | マシュー・ハウソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 30.576 |
| 12 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 33.238 |
| 13 | 3 | | 島田 龍吾 | C-FACTORY | Dallara F308 | Mercedes M271.F3 | 18 | 1'21.776 |
| 14 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 18 | 1'28.087 |
| ---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.8 野尻智紀(HFDP RACING F312) 1'28.403 (2/18) 150.796
全日本F3選手権は25日、岡山国際サーキットで第9戦の公式予選を行い平川亮(RSセリザワ)がポールポジションを獲得した。
岡山国際サーキットは早朝から残暑が厳しい。9時30分より10分間の全日本F3第9戦の公式予選が行われた。
予選開始5分あたりから各車、本格的なアタックラップに入る。まず、トップに立ったのは1分27秒484でリチャード・ブラッドレー(トムス)だったが、次週でコースアウトを喫し、予選を終える。
代わってトップに立ったのが1分26秒676でチームメートの中山雄一(トムス)。だが、これをチェッカー1分半前に1分26秒539で逆転したのが平川亮(RSセリザワ)。予選はこのまま終了し、このラウンドでも平川が指定席のポールポジションに収まった。
2位には野尻智紀(HFDP)が1分26秒662で平川と中山の間に割って入り、中山は3位に落ちた。
Nクラスは前大会から好調の佐々木大樹(NDDP)がここでもクラスポールポジション。クラス2位に平峰一貴(HFDP)、同3位にギャリー・トンプソン(KCMG)が続いた。
第9戦決勝は本日25日、15時25分から18周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパー耐久 & F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 4 | | 平川 亮 | 広島トヨペットF312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'26.539 | - | - | 154.04 |
| 2 | 8 | | 野尻 智紀 | HFDP RACING F312 | Dallara F312 | HONDA MF204C | 1'26.662 | 0.123 | 0.123 | 153.83 |
| 3 | 36 | | 中山 雄一 | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'26.676 | 0.137 | 0.014 | 153.80 |
| 4 | 2 | | ラファエル・スズキ | MAD CROC TODA F308 | Dallara F308 | HONDA MF204C | 1'26.684 | 0.145 | 0.008 | 153.79 |
| 5 | 1 | | 山内 英輝 | B-MAX・F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'26.708 | 0.169 | 0.024 | 153.74 |
| 6 | 23 | N | 佐々木 大樹 | S Road NDDP F3 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.211 | 0.672 | 0.503 | 152.86 |
| 7 | 7 | N | 平峰 一貴 | HFDP RACING F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.216 | 0.677 | 0.005 | 152.85 |
| 8 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | KCMG | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.457 | 0.918 | 0.241 | 152.43 |
| 9 | 37 | | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F312 | Dallara F312 | TOYOTA 1AZ-FE | 1'27.484 | 0.945 | 0.027 | 152.38 |
| 10 | 35 | N | 勝田 貴元 | TDP SPIRIT F307 | Dallara F307 | TOYOTA 3S-GE | 1'27.925 | 1.386 | 0.441 | 151.62 |
| 11 | 6 | N | 小泉 洋史 | Net Move F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'28.141 | 1.602 | 0.216 | 151.24 |
| 12 | 19 | N | マシュー・ハウソン | KCMG | Dallara F308 | TOYOTA 3S-GE | 1'28.308 | 1.769 | 0.167 | 150.96 |
| 13 | 13 | N | 吉田 基良 | B-MAX・F306 | Dallara F306 | TOYOTA 3S-GE | 1'29.919 | 3.380 | 1.611 | 148.25 |
| 14 | 3 | | 島田 龍吾 | C-FACTORY | Dallara F308 | Mercedes M271.F3 | 1'32.776 | 6.237 | 2.857 | 143.69 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'35.288 | 8.749 | 2.512 | 139.90 |
プレスインフォメーション 2011年10月08日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第9戦 決勝レースを、2011年10月8日(土) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。
天候:晴 路面:ドライ 気温:22℃ 路面温度:32℃(スタート時)
Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の第9戦、鈴鹿ラウンドはF1世界選手権第15戦日本グランプリとの併催。ドライバーたちが口々に"抜きづらい"サーキットだと評した鈴鹿は、予選結果とスタートの良し悪しが明暗を分ける要因となる。与えられた周回は、わずか10周だ。ひとつのミスが取り返しのつかないロスを生む。スプリントレース独特の緊張感に包まれて、18台のマシンがピットロードへとなだれ込んでいった。
前日10月7日(金)に行なわれた第9戦の予選では、#14 安岡秀徒が2分08秒070でポールポジション。以下#4 林久盛、#5 高見澤一吉、#22 Michael Greenといった面々が名を連ね、その後方からは#15 神取彦一郎、#16 横幕ゆぅらが虎視眈々と前を狙う。
レッドブルのセバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得したF1公式予選の興奮冷めやらぬ15時35分、PCCJ第9戦鈴鹿ラウンドのグリーンシグナルが点灯。雲ひとつない鈴鹿の空に、水平対向6気筒のエキゾーストノートがこだました。
レース前「ポイントはスタート」と語っていた#4 林がその言葉どおり素晴らしいスタートを切り、ポールポジションの#16 安岡に並びかける。イン側に#4 林、アウト側に#14 安岡。並んで入った1コーナーは林が制し、今シーズン初めて#14 安岡以外のドライバーがレースを引っ張るかたちとなった。2台の後方には#16 横幕がつける。しかし横幕はスタートでフライングをしており、ペナルティは避けられない状態だ。
トップの2台はテールトゥノーズでS字コーナーをクリアし、ダンロップコーナーへ。ここで先行する#4 林が見せたわずかな隙をついて#14 安岡がオーバーテイクを決めた。今シーズン8連勝中の#14 安岡はどんどんと#4 林を引き離し独走状態へ。3.7秒、5.6秒、9.3秒......周を追うごとにその差を広げていく。
この後#4 林とバトルを展開したのは、フライングした#16 横幕だ。 「気持ちが前にいきすぎてフライングしてしまいました」苦笑いで語る#16 横幕。「その後もあきらめずに、ベストラップ狙いに頭を切り替えたんです。それに、万が一ペナルティが出なかった場合のことも考えて、できるだけ前にいようと思いました。おかげで第10戦の2番手グリッドも獲れましたし、林選手とのバトルでは最後の周で追い抜くこともできました。フライングは残念ですが、自分にとってはいいレースができたと思います。明日はスタートに気をつけて、表彰台を狙います」と宣言。結果的にレースタイム+30秒というペナルティを受けてしまったが、第9戦の逆境をチャンスに変える強さを見せた。
その#16 横幕に抜かれてしまった#4 林は、フライングのことは知らなかったという。「スタートが決まって、1コーナーをいい感じで抜けたら安岡選手の後ろに横幕選手が見えてびっくりしました。安岡選手に抜かれた後は横幕選手とのバトルになりましたが、後半はタイヤが辛くなってきてしまいましたね。結果的には2位なので、明日のレースも頑張ります」とレースを振り返った。
レースは最終的に#14 安岡が独走優勝でシーズン9勝目を獲得した。「途中で黄旗周回もありましたが、基本的にはラップもきれいに並べられたと思いますし、後続も大きく引き離すことができました」と#14 安岡。「自分としてもいいレースができたと思います。ただ、ヘアピン手前でのシフトダウンミスをしてしまっているので、それが大きな反省点ですね。メンタルな部分にも原因があると思います」と、勝ってなお自省を忘れない。笑顔のなかに引き締まった表情を垣間見せた。
これで#14 安岡はチャンピオンクラスのタイトルが確定。「2010年シーズンはタイトルを逃してしまい悔しい思いをしました。今年は、特に仙台のレースなど、震災で大変ななか応援してくださったファンの方たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と晴れやかな笑顔を見せた。10月9日(日)に開催される第10戦に向けては「ニュータイヤでのスタートです。今日のようにセーブしながらではなく、行けるところまで行く走りを見せたいですね」とやる気十分。明日は"本気の安岡"が見られそうだ。
また、この第9戦ではもうひとりのチャンピオンが誕生した。ジェントルマンクラスの#15 神取だ。総合4位(ジェントルマンクラス2位)に入り、タイトルを決めた。「チャンピオンが獲れてホッとしています。本当はポディウムに乗ってタイトルを決めたかったですけどね」と笑顔。「レースでは高見澤選手の背後につけることができましたが、無理に仕掛けず、きちんとタイトルを狙って終わらせた感じですね。明日の第10戦は5番グリッドからのスタートになりますから、なんとかポディウムを狙っていきたいと思います」とチャンピオンの余裕を見せた。
第10戦のグリッドは、第9戦のファステストラップによって決定される。ポールポジションは貫録の#14 安岡。2番手は作戦が功を奏した#16 横幕ゆぅ。以下#4 林、#22 Green、#15 神取、#5 高見澤と続く。
PCCJ第10戦は10月9日(日)、F1第15戦日本グランプリ決勝前の12時15分より、第9戦と同じ10周の予定で開催される。
■第9戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 14 安岡 秀徒 C GARMIN PORSCHE 21'39.785
2 4 林 久盛 G Yunbo DIRECTION +29.498
3 5 高見沢 一吉 C OSSO PORSCHE +30.605
4 15 神取 彦一郎 G SAMURAI GT3 +30.739
5 18 大久保 仁 C K's Frontire GT3 +37.941
6 22 Michael GREEN C MIKE DIRECTION +38.825
7 23 藤田 宗 G Tsukasa DIRECTION +42.076
8 47 藤田 明 C RIRE RACING +43.640
9 9 小林 賢二 G KOBAYASHI DENTAL +51.177
10 3 江本 玄 G AkiraRacing GT3 +51.873
11 8 櫻井 澄夫 G Road serviceGT3 +52.455
12 17 飯田 太陽 G K's Frontire GT3 +53.268
13 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION +58.925
14 88 瀬戸 竜児 G INTER CREW GT3 1'24.046
15 6 ARTE ROSSI G ARTE DIRECTION 1'26.495
16 7 海宝 善昭 G takarajushi GT3 1'32.171
17 44 Tokuichi G INKS with RS.S 1'39.190
18 75 南郷 博美 G DAIMARU GT3CUP 2Laps
ポルシェジャパンKK.プレスリリース
Hitotsuyama Racingは10月1~2日に九州オートポリスで開催されたGT Asia第9、10戦において、Audi R8 LMS、Porsche 997 GT3 cup の2台で連続入賞を達成しました。
10月1日午後、10分間のインターバルを挟み15分間の予選が2回行われました。今回Audi R8 LMSのステアリングを握るFrank Yuは、序盤から念入りにタイヤに熱を入れ積極的にアタックを行います。絶対的なマシンパワーではライバルに及ばないR8 LMSですが、Frank Yuはインフィールドセクションでタイムを稼ぎ、予選1回目、2回目でそれぞれ総合3位、4位を獲得しました。
Super GTの公式予選後に40分間のタイムレースで行われた第9戦。ローリングスタートではやはり加速で勝るLamborghini、Porsche勢に先を越され、1コーナーまでに3つポジションを落とし6位となります。その後、3位争いが白熱。Lamborghini、Porsche、そしてAudiが超接近戦を展開、サーキットを沸かせます。ピットストップ義務を消化後、Frank Yuは4位にポジションアップ。今度は残り数分のところでトップ争いを繰り広げていた#1 Lamborghiniと#72 Porscheが接触。#72 Porscheはマシンにダメージを負いリタイヤに追い込まれてしまいます。この間、#33 Ferrariに4位の座を奪われたFrank Yuですが、#72 Porscheのリタイヤにより再び4位にポジションアップ。なんと今度は#1 Lamborghiniに接触に対するドライブスルーペナルティが課せられます。#1 Lamborghiniは最終ラップの最終コーナーでピットインしペナルティを消化しようとするも、時既に遅し。結局優勝は#2 Lamborghini、2位#33 Ferrariから3位#30 Audi R8 LMSまでが0.5秒差の僅差となり、Frank YuはHitotsuyama Racingとともに嬉しい3位表彰台を獲得しました。
一夜明け10月2日午前11時50分、第10戦がスタート。5位スタートのFrank YuはやはりLamborghiniの先行を許し6位で1コーナーへ。この第10戦もコース上のいたるところで激しいバトルが展開されます。Frank Yuは序盤に#22 Lamborghiniを交わすと、続いて#2 Lamborghiniも余裕でパス。その後は5秒以上あった3位を走る#72 Porscheとの差を徐々に縮め、レース中盤にはテール・トゥ・ノーズの争いに。この争いはサーキットモニターでもクローズアップされ観客を沸かせたものの、最後まで順位が入れ替わることはなく、Frank Yuは悔しい4位フィニッシュとなりました。
なお、今回GTMクラスには鈴鹿戦に続き、Hitotsuyama RacingからPorsche 997 GT3 cupで小林賢二が参戦。第9戦こそ最終ラップの1コーナーでトップの座を明け渡し2位に甘んじたものの、第10戦では完璧な走りで記念すべきGTMクラス優勝を飾りました。小林賢二は11月20日に開催される最終戦マカオGPへの参戦も決定しており、GTMクラスチャンピオンに向け大きな前進となりました。
Hitotsuyama Racingはこのオートポリス戦においてGT3クラスで3位、4位、そしてGTMクラスで2位、1位と連続入賞を獲得し、GT Asiaでの存在感をアピールすることができました。今後も海外レースも視野に入れレース活動を積極的に行って参ります。引き続き、ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。
Hitotsuyama Racing Press release
プレスインフォメーション 2011年10月03日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011 第9戦-10戦 プレビュー 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第9戦 - 第10戦を、2011年10月7日(金)〜9日(日) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたします。
いよいよ2011年シーズンも佳境を迎えるポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)。開幕当初は第9戦のみが開催される予定だったF1サポートラウンドの鈴鹿だが、第9戦を10月8日(土)に、第10戦を10月9日(日)に行なうダブルヘッダーでの開催に変更された。これにより2011年シーズンのPCCJは、10月23日にツインリンクもてぎ(栃木県)で行なわれる最終戦を含め、全11戦で争われる。
前戦第8戦(富士)では、#14 安岡秀徒がチャンピオンクラスを、#17 飯田太陽がジェントルマンクラスを制した。#14 安岡はポールポジションからの好スタートを決め、最後までリードを譲らず破竹の勢いで連勝中。一方の#17 飯田はジェントルマンクラスのベストラップをたたき出し今季初勝利。8戦までを終えて、チャンピオンクラスのポイントランキングは#14 安岡が160点でトップを快走。ランキング2番手の#47 藤田明に54点差をつけており、この鈴鹿大会で安岡のチャンピオンが決まる可能性が高い。また、ジェントルマンクラスは#15 神取彦一郎が107点でリーダーボードの首位。33点差の2番手#16 横幕ゆぅは前戦富士でのリタイアが響き、差を広げられてしまっている。
こうした状況で迎える、F1サポートラウンド。その舞台となるのは、言うまでもなく鈴鹿サーキット(5.807km)だ。日本最長、世界屈指のテクニカルコースとして知られ、ドライバーがもてるすべての技量を試されるサーキットである。序盤のS字コーナー、後半の130Rからカシオトライアングルなど、観戦する方も思わず手に汗を握るような見どころも多い。PCCJとしては、鈴鹿での開催は今シーズン最初で最後。それだけに、各ドライバーの対応力の高さが求められそうだ。なにしろ、ドライバーたちに与えられるのは金曜日のフリー走行、30分間のみ。限られた時間の中で、どこまでセッティングの最適解を見つけられるか、コースの勝負どころを見極められるか。これまでの経験をフル活用して臨まなければ、上位入賞は見えてこないだろう。
また、今大会ではシリーズ参戦している13台に加えて、5台のスポット参戦が予定されている。台数が増すことでこれまでになかったドラマが起きる可能性も高まるが、いずれにせよシビアな戦いとなることは間違いない。18人のカレラカップパイロットによって、F1日本グランプリという年に一度の大舞台を彩るにふさわしいレースが繰り広げられることだろう。
第9戦の予選は10月7日(金)の16時50分〜17時20分。第9戦の決勝は10月8日(土)の15時30分スタート。第10戦は10月9日(日)の12時15分からどちらも10周の予定でスケジュールされている。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
Hitotsuyama Racingは今週末オートポリスにて開催されるGT ASIA 第9、10戦にAudi R8 LMS、そしてPorsche 997 cupの2台体制で参戦致します。

7月の富士では小林賢二選手が、そして8月の鈴鹿では濱口弘選手がそれぞれAudi R8 LMSのステアリングを握りましたが、今回オートポリスでは新たに香港出身のジェントルマンドライバー、Frank Yu選手がHitotsuyama Racing のAudi R8 LMSのステアリングを握り、GT3クラスに参戦致します。
Frank Yu選手は、アジアを代表するジェントルマンドライバーの一人であり、精力的にレース活動を行っています。先日行われたマレーシアMerdeka Millennium Endurance RaceでもファクトリーチームのMercedes SLS AMGやAudi R8 LMSとバトルを展開、見事6位入賞を飾るなど、輝かしい成績を収めています。Frank Yu選手はこれまでGT ASIA GT3クラスに自チーム「Craft Eurasia Racing」からFord GTで参戦していたライバルでもありますが、富士、鈴鹿でのHitotsuyama Racingのパフォーマンスに魅了され、急遽チームとマシンをスイッチしての参戦となりました。
また、富士ではAudi R8 LMS、鈴鹿ではPorsche 997 cupをドライブした小林賢二選手も引き続きPorsche 997 cup でGTMクラスに参戦致します。
Frank Yu選手、小林賢二選手とともに、GT3/GTM両クラス優勝を目標にオートポリスに臨みます。皆様のご声援、宜しくお願い申し上げます。
#30 Craft Hitotsuyama Racing
- マシン: Audi R8 LMS
- クラス:GT3
- ドライバー:Frank Yu
- 主なレース戦績 :
- Aston Martin Asia CUP
- Asian GT Masters
- Dubai 24hours Endurance Race
- Merdeka Millennium Endurance Race
- Ferrari Challenge Europian Series
#9 Hitotsuyama Racing
- マシン:Porsche 997 cup
- クラス:GTM
- ドライバー:小林賢二
- 主なレース戦績 :
- 1998年 筑波9時間ナイター耐久にてレースデビュー
- 1999年 ポルシェチャレンジ参戦
- 2000年 ポルシェチャレンジクラスBチャンピオン
- 2001年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ9位
- 2002年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ4位
- 2003年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 クラスBシリーズチャンピオン
- 2004年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ3位
- 2005年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 シリーズ3位
- 2008年 ポルシェカレラカップジャパン第4戦より参戦 クラスBシリーズ6位
スーパー耐久ST1 ポルシェ997 岡山スポット参戦 ST1 4位
- 2009年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 クラスA シリーズ4位
- 2010年 ポルシェカレラカップジャパン参戦 クラスA シリーズ3位
ニュルブルクリンク24hr耐久レース参戦
- 2011年 ニュルブルクリンク24hr耐久レース参戦 クラス優勝
GT ASIA参戦
Porsche Carrera Cup Japan参戦
Hitotsuyama Racing Press release

関口雄飛(中央)が第8戦、第9戦と連勝。
第8戦はTDPドライバーの蒲生尚弥(左)が2位表彰台を獲得
全日本F3選手権の第4大会(第8戦、第9戦)が8月6日(土)と7日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
全7大会、16戦で戦われる今季の同シリーズも今大会でシーズンの折り返しとなるが、これまでの7戦で、Cクラス、Nクラス共に4名のウィナーが生まれる混戦模様。若きドライバーによる熱戦が各大会で繰り広げられている。
6日(土)は朝から好天に恵まれ、暑さの中で10時55分から10分間のインターバルを置いて10分間ずつの予選セッションが行われた。
Cクラスは第8戦、第9戦共に、唯一1分46秒台に入れた関口雄飛(B-MAX ENGINEERING)が、2位以下に大差をつけてポールポジションを獲得。関口は第5戦から5戦連続のポールポジションとなった。2番手以下は、両レース共に山内英輝(HANASHIMA RACING)が3番手、リチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手、TDPドライバーの蒲生尚弥(PETRONAS TEAM TOM'S)が5番手と、Cクラスは全く同じ順位となった。
Nクラスでは、第8戦、第9戦共に千代勝正(NDDP RACING)がポールポジション。TDPドライバーの中山雄一(TOM'S SPIRIT)は、第8戦予選でコースイン直後にエンジントラブルに見舞われタイムアタックできず。第9戦は修復してタイムアタックには入ったものの、別のメカニカルトラブルでコースオフ。クラス6番手からのスタートとなった。
予選に続き、午後3時15分から予定されていた第8戦決勝レース(14周)は、レース開始直前になって急に空模様が悪化し、雨が路面を濡らし始めた。予定よりも5分遅れの午後3時20分にスタートが切られた時には、雷を伴う雨は土砂降りに。
Cクラスは全車がグリッド上でレインタイヤへと交換。Nクラスの何台かは、フォーメーションラップ後にピットインし、タイヤをレインへと交換して始まった序盤戦は、ポールポジションの関口に3番手から一つポジションを上げた山内が続く展開となった。しかし、雨はどんどん強さを増し、山内が2周目の最終コーナーでスピン。翌周の最終コーナーでは首位を行く関口もスピン。その後もスピンする車両が続出し、レースは赤旗中断となった。
1時間ほどの中断の後、雨は止んだが路面はウェットのため、セーフティカーの先導でレースが再開。6周目に再スタートが切られた。
関口はこの再スタートも決め、首位をキープ。これを中断前に2位まで浮上していた蒲生が追う形となった。蒲生は関口と同等のペースで追い上げたが、終盤はタイヤの摩耗が厳しくなり、そのままの順位でチェッカー。関口が今季3勝目を挙げた。蒲生が2位。ブラッドレーは最後まで3位を争ったが及ばず4位。山内が5位となった。
Nクラスでは、フォーメーションラップ後にピットでタイヤを交換したために順位を落としたポールポジションの千代が、レース再開後に首位を奪還するとそのまま独走で勝利。2位には激しいバトルを制した中山が入った。
7日(日)は雨で荒れた前日とは一転、晴天に恵まれ、午前10時45分に第9戦決勝レース(20周)がスタート。ポールポジションの関口はスタートで若干出遅れ、並びかけられるものの首位の座は譲らず、その後は独走状態で後続との差を広げていった。
3番手スタートの山内もポジションアップを狙うが、逆転には至らず。その後方では、5番手スタートの蒲生がチームメイトのブラッドレーをパスし4位に浮上。
その後は15周目にブラッドレーがスピンを喫し、リタイアとなったが、上位勢の順位は変わらずチェッカー。関口は第8戦に続き、2戦連続でのポール・トゥ・ウィン。両レースでファステストラップも獲得し、もてぎを完全制覇。フルマークの24点を追加し、ランキングでも2位に浮上した。
Nクラスではポールポジションから首位を走行していた千代を、2番手スタートのギャリー・トンプソン(SGC by KCMG)が2周目にパスし、首位浮上。そのまま逃げ切り、全日本F3参戦2年目にして嬉しい初優勝を挙げた。
トラブルのために6番手スタートを強いられた中山は、序盤から次々に前走車をパス。3周目に3位に浮上し、更に上位を狙った。2位を走行していた千代が7周目にコースオフを喫したため、中山は2位に浮上。その後は首位のトンプソンを追ったが届かず、2戦連続の2位フィニッシュ。ランキングでも、首位の野尻が今大会3位/6位に終わったためその差を詰めることとなり、野尻に7ポイント差の同点で千代と中山が並んだ。
Text & Photo: TOYOTA
全日本F3選手権第9戦は7日、ツインリンクもてぎで20周の決勝レースを行い、Cクラスは関口雄飛(B-MAX)が独走優勝、Nクラスはがギャリー・トンプソン(KCMG)が初優勝を果たした。
決勝レースは定刻より5分遅れて10時45分にフォーメーションラップを開始。全車1周を回ってグリッドに着いた。シグナルブラックアウトで勢いよく飛び出したのは安田裕信(スリーボンド)。ポールシッターの関口雄飛(B-MAX)の前に出、1コーナーでホールショットを奪った。しかし関口も2~4速の伸びが良く、安田に2コーナーで並びかけ、3コーナーまでにパス、1周目をトップで戻ってきた。
ここから関口の独走劇が始まる。2周目にはこのレースをファステストラップとなる1分48秒041を叩き出すと、毎ラップ安田を上回るペースで逃げる逃げる。10周目には5秒3の差を付け、レース周回数の20周が終わってみれば7秒9差とぶっちぎりでの優勝を果たした。
2位には安田が、3位にはオープニングラップで安田に迫ったが、その後は決め手がなく安田の後方3秒弱をたんたんと走り続けた山内英紀(ハナシマ)が入った。4位はオープニングラップで僚友のリチャード・ブラッドレー(トムス)を捉えた蒲生尚弥(同)。
Nクラスは、予選2位のギャリー・トンプソン(KCMG)がポールシッターの千代勝正(NDDP)を従えオープニングラップを終える。千代はトンプソンとの接近戦を演じていたが、7周目の90度コーナーでコースアウト。コースには復帰したが、予選クラス6位から3位まで上がってきた中山雄一(トムス)の先行を許すこととなった。
クラス3位に落ちた千代は、中山に迫るがパスするに至らず、このままの順位でレースは終了した。クラス優勝はトンプソンで初。2位には中山が、3位には千代が入った。ポイントリーダーの野尻智紀(HFDP)はクラス6位と振るわなかった。
次大会第10、11戦は8月27~28日、岡山国際サーキットで開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/07) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 50 | C | 関口 雄飛 | B-MAX F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 36'27.310 |
| 2 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 20 | 7.991 |
| 3 | 5 | C | 山内 英輝 | PLANEXハナシマ F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 10.885 |
| 4 | 1 | C | 蒲生 尚弥 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 23.162 |
| 5 | 19 | C | 西本 直樹 | SGC by KCMG | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 34.615 |
| 6 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | SGC by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 43.120 |
| 7 | 37 | N | 中山 雄一 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 52.162 |
| 8 | 23 | N | 千代 勝正 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 53.050 |
| 9 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 54.973 |
| 10 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 57.648 |
| 11 | 8 | N | 野尻 智紀 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 1'00.384 |
| 12 | 77 | N | 野呂 立 | CMS☆WAKOS☆F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1'37.684 |
| 13 | 6 | N | 石川 資章 | コルサ・スクーデリアF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 1'45.056 |
| ---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ---- |
| - | 36 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 6 Laps |
- Fastest Lap(C): CarNo.50 関口雄飛(B-MAX) 1'48.041 (2/20)
全日本F3選手権は8日、ツインリンクもてぎで第9戦の公式予選を行い、直前に行われた第8戦予選と変わらず、Cクラスは関口雄飛(B-MAX)が、Nクラスは千代勝正(NDDP)がそれぞれポールポジションを獲得した。
第9戦公式予選は第8戦予選終了から10分間のインターバルをおいて、11時15分から10分間にわたって行われた。
今回も開始5分あたりから各ドライバータイムアタックを開始。今回は安田裕信(スリーボンド)が1分47秒020でまずはトップに立ち、山内英輝(ハナシマ)が1分47秒271で2位に付ける展開となった。
しかしここでもこの2人のタイムを大きく上回る1分46秒530を叩き出したのが関口雄飛(B-MAX)。2位以下を0秒5弱ちぎる速さを見せつけ、悠々とポールポジションを獲得した。
Nクラスは千代勝正(NDDP)が1分49秒118でトップに立つと、タイムをさらに48秒971まで縮めポールポジションを確定した。2位には第8戦と同じギャリー・トンプソン(KCMG)が、3位には佐々木大樹(NDDP)が入った。
決勝は明日7日、10時40分より20周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 RACE -RIJ- (2011/08/06) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 50 | C | 関口 雄飛 | B-MAX F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.530 | - | - | 162.25 |
| 2 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 1'47.020 | 0.490 | 0.490 | 161.51 |
| 3 | 5 | C | 山内 英輝 | PLANEXハナシマ F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.271 | 0.741 | 0.251 | 161.13 |
| 4 | 36 | C | リチャード・ブラッドレー | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.374 | 0.844 | 0.103 | 160.98 |
| 5 | 1 | C | 蒲生 尚弥 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'48.037 | 1.507 | 0.663 | 159.99 |
| 6 | 19 | C | 西本 直樹 | SGC by KCMG | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.420 | 1.890 | 0.383 | 159.43 |
| 7 | 23 | N | 千代 勝正 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.971 | 2.441 | 0.551 | 158.62 |
| 8 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | SGC by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.376 | 2.846 | 0.405 | 158.03 |
| 9 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP RACING | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'49.537 | 3.007 | 0.161 | 157.80 |
| 10 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.549 | 3.019 | 0.012 | 157.78 |
| 11 | 8 | N | 野尻 智紀 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.940 | 3.410 | 0.391 | 157.22 |
| 12 | 37 | N | 中山 雄一 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'50.025 | 3.495 | 0.085 | 157.10 |
| 13 | 6 | N | 石川 資章 | コルサ・スクーデリアF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'51.858 | 5.328 | 1.833 | 154.53 |
| 14 | 77 | N | 野呂 立 | CMS☆WAKOS☆F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'52.464 | 5.934 | 0.606 | 153.69 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'57.634 | 11.104 | 5.170 | 146.94 |
10月9日に鈴鹿サーキットで開催されたフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第9戦の決勝は、今シーズン初のウェットレースとなった。
昨日の公式予選の後半から降り始めた雨は、その後も降ったり止んだりを繰り返しながらコース路面を濡らし、第9戦決勝を迎えた9日早朝には完全にウェット状態になっていた。このため、先月の合同テスト、昨日の公式予選と全セッションをスリックタイヤで走行してきたドライバーたちは皮剥きもされていない新品のウェットタイヤを装着して9時30分からの決勝に臨まなければならなくなった。
今週末は西パドックを割り当てられているFCJの車両は一旦西ストレートのダミーグリッドに整列した後、セーフティーカーの先導でホームストレートへ移動。そこからフォーメーションラップを開始したが、ここで#12高星明誠と#9松崎俊佑がスピン。最後列からのスタートを余儀なくされた。
ホールショットを決めたのはポールポジションの#1中山雄一。3番グリッドの#20松井孝允がそれに続き、3番手には6位スタートの#7平峰一貴がジャンプアップしてきた。2番手スタートの#14大谷飛雄は出遅れて4位。#2野尻智紀もポジションを一つ落として5位で1コーナーを抜けていったが、シケインで大谷のインを突き、4位に浮上した。後方では#4平川亮と#13朱戴維がデグナーの一つ目で接触、早くもレースを終えることに。今日のレースではこのデグナーが鬼門となった格好で、その後も#3朱胡安、#11立石燎汰、#18中村真志、#5小河諒らがコースを飛び出した。立石、中村はコースに復帰したものの、朱胡安、小河はグラベルに捕まってここでリタイヤとなった。
トップの中山は1周目から一気に後続を突き放しに掛かり、4周目にはいち早く2分20秒台のラップタイムをマークしてきた。松井、平峰も懸命にペースを上げていくが、トップとの差は徐々に広がっていく。平峰の背後には野尻が徐々に迫ってきた。その後方では6位の#19元嶋佑弥と7位の#11立石燎汰が熾烈なドッグファイトを展開。この日のために8月にスーパーFJにスポット参戦して経験を積んだ立石が7周目のスプーン進入で果敢にインを狙っていくが、惜しくもスピン。懸命に立て直してポジションは落とさなかったが、結局最後まで元嶋を攻略することは出来なかった。さらに立石はレース終了後、黄旗区間でのスピンにより30秒加算のペナルティが課せられ、結局11位でレースを終えることとなった。
8周を終えてトップの中山、2位の松井の差は4秒に広がったが、中山は最後まで攻めの走りを続け、ファイナルラップでただ一人2分19秒台を叩き出してチェッカーを受け、見事今季7勝目を上げるとともに、開幕以来の連続ポール獲得記録を10に伸ばした。2位は松井、3位は平峰、4位は野尻。この3人はベストタイムでも2位、3位、4位となっており、今日の決勝順位どおりで明日の第10戦をスタートする。5位の大谷は7番手スタート。デグナーのコースアウトで順位を落とした中村が5番手で明日の決勝をスタートする。
第10戦決勝は明日朝10時より、10周で行われる。

- 優勝:中山雄一(東京中日スポーツ賞受賞)
-
「F1 日本グランプリという大舞台でレースをして優勝できたことを本当に嬉しく思います。雨の中でのスタートには自信がなかったのですが、良いイメージを作ってスタートに臨むことができ、トップで1コーナーに入れました。ウェットコンディションでの初の走行でしたが周回を重ねる毎にアジャストしていって最後のラップでベストの走りができたのは良かったです。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。今日のレースで雨でのイメージはできたので、明日が晴れでもレインでも問題ありません」
- 2位:松井孝允
-
「今日はフォーメーションラップでタイヤのグリップを確かめ、スタートのイメージを作って臨みましたが、成功でも失敗でもなく2位でスタートしました。1、2周目で中山選手に離されてしまったのが今日の反省点です。この大舞台で表彰台に立てたことは嬉しく思いますが、2位という結果には満足していません。今日の走行で自分の中では良い部分、悪い部分がわかったので、明日の決勝ではそれを生かして表彰台の真ん中に立ちたいです」
- 3位:平峰一貴
-
「3位という結果には満足していませんが、大舞台のレースで表彰台に立てたのは嬉しいです。ここまで支援してくださった本田技研さん、モビリティランドさんとメカニックの皆さんには心から感謝しています。前回のもてぎではタイヤのパンクチャーで悔しい結果に終わりましたが、今日のレースまで間があったのでメンタルコントロールをしてここに来ました。予選結果は悪かったですが感覚的には良いものを掴めたのでスタートを決めることができました。明日は表彰台の真ん中を目指して頑張ります」
Text & Photo: 株式会社日本レースプロモーション
F1 JAPANESE GP -RIJ- (2010/10/09) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
Formula Challenge Japan Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
| Pos | No | Driver | Car | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 1 | 中山 雄一 | TDPスカラシップFCJ | 10 | 23'33.101 |
| 2 | 20 | 松井 孝允 | NDDP RIRE racing FCJ | 10 | 4.383 |
| 3 | 7 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS-F/コチラR | 10 | 7.797 |
| 4 | 2 | 野尻 智紀 | HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR | 10 | 15.553 |
| 5 | 14 | 大谷 飛雄 | ビルドモア FC106 | 10 | 19.537 |
| 6 | 19 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS-F/コチラR | 10 | 22.495 |
| 7 | 17 | 石井 一也 | TAKAGI PLANNING | 10 | 29.330 |
| 8 | 21 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 10 | 35.869 |
| 9 | 16 | 仁木 圭之 | Dunlop Team Naoki START | 10 | 36.899 |
| 10 | 9 | 松崎 俊祐 | K office FCJ | 10 | 46.662 |
| 11 | *11 | 立石 燎汰 | MediaDo FCJ | 10 | 54.856 |
| 12 | *10 | 勝田 貴元 | Luck | 10 | 58.429 |
| 13 | 6 | 加賀美 綾佑 | TMC FCJ | 10 | 1'10.656 |
| 14 | 12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 10 | 1(11.130 |
| 15 | 15 | 白石 勇樹 | やぐら動物病院 | 10 | 1'11.723 |
| 16 | 18 | 中村 真志 | HFDP/SRS-F/コチラR | 10 | 1'15.112 |
| 17 | *8 | 山浦 啓 | ウィンズガレージ | 10 | 1'50.571 |
| ---- 以上規定周回数 ( 9 Laps ) 完走 ---- |
| - | *5 | 小河 諒 | R.HOKA Racing | 6 | 4 Laps |
| - | 3 | 朱 胡安 | Dragon Knight | 1 | 9 Laps |
| - | 4 | 平川 亮 | Clarion FCJ | 0 | 10 Laps |
| - | 13 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 0 | 10 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 中山雄一(TDP スカラシップFCJ) 2'19.962 149.36km/h
- CarNo.5,8,10,11は、国際モータースポーツ競技規則H項違反(黄旗区間でのコースアウト)により競技結果に30秒を加算した。
フォーミュラチャレンジ・ジャパン第9戦の公式予選は10月8日、15時50分より30分間で行われた。
今回はF1日本グランプリのサポートイベントということで、これまでとは違ったスケジュールが組まれており、公式予選も15分×2回の走行ではなく、30分間の走行で第9戦の決勝グリッドを決め、第10戦のグリッドは明日朝の第9戦決勝でのベストラップタイム順となる。
これまで第5戦、6戦の富士でリヤウィングを寝かせ、第7戦、8戦のもてぎではリヤの車高を僅かに上げるなど、オーバーステア方向に振ってきたセッティングは今回開幕当初のベースセットに戻された。
この予選セッションでは開始早々から#1中山雄一と#14大谷飛雄による熾烈なポールポジション争いが展開された。
今朝のフリー走行でトップの#1中山雄一が4周目で2分04秒967といち早く2分04秒台に入ると、大谷は5周目で2分04秒833でトップに立つ。先月の合同テストでトップタイムを記録した#19元嶋佑弥も2分04秒853で2位に上がってきた。しかし中山は6周目に2分04秒340と大谷をコンマ5秒上回るタイムで再びトップに。結局これがこの日のベストタイムとなった。大谷も懸命にアタックを続け、2分04秒465までタイムを縮めるが、今一歩中山には及ばず。前回もてぎでの第8戦で優勝した#20松井孝允が残り15分を切ったところで2分04秒494を出して3位につけた。この頃からコース上には雨が降り始め、1コーナーではオイル旗が提示される状況に。この影響で#10勝田貴元がデグナーでスピンアウトしてしまう。すぐにコースに復帰したものの、これでアタックのタイミングを逸した勝田は10位に終わった。
この雨によりこれ以上のタイムアップは難しいものと思われたが、そうした中で元嶋は2分04秒760と自己ベストを更新、5位にポジションアップしてきた。#21近藤翼もこの時間帯に自己ベストを更新して9位に浮上するが、その直後の1コーナーでスピン、コース脇にストップしてしまったため、この区間はイエローフラッグが提示されることとなった。このため、残り時間1分を残して各車続々とピットインすることとなり、チェッカーフラッグを待たずして中山の開幕以来9戦連続のポールポジションが確定した。
第9戦決勝は明日朝9時30分より10周で行われる。
Text & Photo: 株式会社日本レースプロモーション
F1 JAPANESE GP -RIJ- (2010/10/08) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2010 Formula Challenge Japan Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
| Pos | No | Driver | Car | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 中山 雄一 | TDP
スカラシップFCJ | 2'04.340 | - | - | 168.13 |
| 2 | 14 | 大谷 飛雄 | ビルドモア FC106 | 2'04.465 | 0.125 | 0.125 | 167.96 |
| 3 | 20 | 松井 孝允 | NDDP RIRE racing FCJ | 2'04.494 | 0.154 | 0.029 | 167.92 |
| 4 | 2 | 野尻 智紀 | HFDP/SRS-F/ARTA/コチラR | 2'04.697 | 0.357 | 0.203 | 167.65 |
| 5 | 19 | 元嶋 佑弥 | HFDP/SRS スカラシップ/コチラR | 2'04.760 | 0.420 | 0.063 | 167.56 |
| 6 | 7 | 平峰 一貴 | HFDP/SRS スカラシップ/コチラR | 2'04.794 | 0.454 | 0.034 | 167.52 |
| 7 | 11 | 立石 燎汰 | MediaDo FCJ | 2'05.001 | 0.661 | 0.207 | 167.24 |
| 8 | 17 | 石井 一也 | TAKAGI PLANNING | 2'05.038 | 0.698 | 0.037 | 167.19 |
| 9 | 21 | 近藤 翼 | NDDP Maruso FCJ | 2'05.052 | 0.712 | 0.014 | 167.17 |
| 10 | 10 | 勝田 貴元 | Luck | 2'05.150 | 0.810 | 0.098 | 167.04 |
| 11 | 18 | 中村 真志 | HFDP/SRS スカラシップ | 2'05.328 | 0.988 | 0.178 | 166.80 |
| 12 | 4 | 平川 亮 | Clarion FCJ | 2'05.375 | 1.035 | 0.047 | 166.74 |
| 13 | 15 | 白石 勇樹 | やぐら動物病院 | 2'05.403 | 1.063 | 0.028 | 166.70 |
| 14 | 9 | 松崎 俊祐 | K office FCJ | 2'05.473 | 1.133 | 0.070 | 166.61 |
| 15 | 12 | 高星 明誠 | NDDP FCJ | 2'05.517 | 1.177 | 0.044 | 166.55 |
| 16 | 13 | 朱 戴維 | NDDP FCJ | 2'05.870 | 1.530 | 0.353 | 166.09 |
| 17 | 16 | 仁木 圭之 | Dunlop Team Naoki START | 2'05.960 | 1.620 | 0.090 | 165.97 |
| 18 | 6 | 加賀美 綾佑 | TMCFCJ | 2'05.963 | 1.623 | 0.003 | 165.96 |
| 19 | 8 | 山浦 啓 | ウィンズガレージ | 2'06.022 | 1.682 | 0.059 | 165.89 |
| 20 | 5 | 小河 諒 | R.HOKA Racing | 2'06.508 | 2.168 | 0.486 | 165.25 |
| 21 | 3 | 朱 胡安 | Dragon Knight | 2'06.723 | 2.383 | 0.215 | 164.97 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 2'16.876 | 12.536 | 10.153 | 152.73 |
- コース:ツインリンクもてぎ(4.801km)
- * 予選:8月7日(土)晴:ドライ
- * 第9戦決勝:8月7日(土)晴:ドライ
- * 第10戦決勝:8月8日(日)晴:ドライ

第9戦、第10戦共に国本雄資(中央)がポール・トゥ・ウィン。
今季初F3の山内英輝(右)が2戦連続3位表彰台を獲得した
全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が8月7日(土)と8日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両9台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。
今シーズンの全日本F3は、TDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)が圧倒的な強さを見せており、これまでのシリーズ記録に並ぶ開幕から無傷の8連勝を飾っている。国本が新記録となる9連勝目を挙げるか、誰が国本を止めるかに注目の集まる大会となった。
7日(土)午前11時35分から15分ずつ、10分間のインターバルを挟んで第9戦、第10戦の予選が行われた。決勝での勝利だけでなく、第2戦以外はポールポジションを獲得してきている国本は、ここでも強さを示し、両戦共に貫禄のトップタイム。8戦連続でのポールポジション獲得となった。今大会は、2008年のNクラス初代チャンピオンである山内英輝(ハナシマレーシング)が5号車をドライブすることとなり、今シーズン初のF3、そして初めてのCクラス車両ドライブながら好走を見せ、2戦共に3番手グリッドを獲得。ラファエル・スズキ(PETRONAS TEAM TOM'S)が4番手、嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)が5番手につけ、Cクラスは第9戦、第10戦共に全く同じグリッド順となった。
Nクラスでは、前大会富士で初勝利を挙げたTDPドライバーの蒲生尚弥(TOM'S SPIRIT)が第9戦で、3戦連続となるポールポジション。第10戦は小林崇志(HFDP RACING)がトップタイムをマークし、蒲生は2番手となった。
まだ暑さの残る午後4時20分、好天の下で第9戦決勝レース(14周)がスタート。ポールポジションの国本はスタートを決め、トップをキープ。いつも通りの独走かと思われたが、前半は2位の関口雄飛(ThreeBond Racing)が国本に食らいつき、プレッシャーをかける展開となった。 しかし、首位を行く国本は落ち着いてこれを防ぎ、中盤以降は関口を少しずつ引き離していった。最終的には、1.7秒差で国本がトップチェッカー。これまでのシリーズ記録(8連勝)を更新する、9連勝の新記録を達成した。
3位にはトップ2台の争いに続いた山内。Cクラス初レースで表彰台を獲得した。嵯峨が4位、スタート直後にコースオフを喫したスズキは6位フィニッシュとなった。
Nクラスでは、ポールポジションの蒲生がスタートから着実にトップを守り、2位以下との差をキープしたままトップでフィニッシュ。2戦連続のポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾った。
8日(日)午前10時40分から第10戦決勝レース(20周)が開始。ポールポジションの国本はこのレースでも危なげなくスタートを決めると、2番手グリッドの関口がスタートをミスしたこともあり、今度は序盤から独走態勢に入った。
一方、3番手スタートの山内は、前を行く関口を猛プッシュ。しかし、追い抜きの難しいもてぎで、パスするまでには至らず。
後続との差を広げていった国本は、7.7秒もの大差をつけてトップフィニッシュを果たし、今季負け無しの10勝目。自らの連勝記録を更に伸ばした。山内は2戦連続の3位。スズキが4位。スピンを喫した嵯峨は6位に終わった。
Nクラスでは、2番手グリッドの蒲生が好スタートを切るが、首位の小林と並びながらのバトルでダートへはみ出し、3位へ後退。しかし、パスしていった車両がジャンプスタートの裁定でペナルティを受けたため、これで2位に上がった蒲生は、 12周目の1コーナーでポールポジションから首位を逃げる小林をパス。その後はハイペースで後続を引き離し、2位に17秒もの大差をつけて3連勝を飾った。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社
■Cクラス
- 優勝 国本雄資(トムス)
-
「ポールスタートだったので、スタートを決めれば抜かれないと思っていました。序盤、タイヤが暖まるまでクルマのバランスが悪かったです。ファステストラップを取れなかったので考え直さないといけないですね。9連勝してチャンピオンが明日にも決まるそうですが、こんなに早いとは思っていませんでした。あしたも気を引き締めて勝ちます」
- 決勝2位 関口雄飛(スリーボンド)
-
「2位スタートでしたが、ぶつかってもいいので1~2周のうちに順位を上げないと勝てないと思っていました。でも信号が消えるタイミングが早かったのとホイールスピンもして山内選手にも抜かれそうになりました。ここはコンマ5秒遅くても抜けないので、あしたも1周目がすべてですね」
- 決勝3位 山内英輝(ハナシマ)
-
「スタートはちゃんと決まりました。後ろに着いていけばチャンスがあると思いましたが、追いついたのにミスをしてしまいました。もっと前に行ければよかったんですが、表彰台に立てたので満足しています」
■Nクラス
- 優勝 蒲生尚弥(トムス)
-
「スタートもうまくいって、あとは自分のペースで走るだけでした。毎レース、一生懸命走るだけです。明日はスタートと1周目が大切なので集中します」
- 決勝2位 小林崇志(HFDP)
-
「スタートは慎重になりすぎたのと、間にCクラスのマシンが入ったりで前との差が開いてしまいました。レース中もミスが多くて安定した走りができませんでした。あしたはスタートをしっかり決めて、ポールトゥウインをしたいですね」
- 決勝3位 佐々木大樹(ノバ)
-
「いままで1~2位を取れそうなときでもミスで結果を残せませんでした。スタートでの3位のポジションをキープするだけでしたね。後半タイヤもたれて悔しさの残るレースになってしまいました。明日は、抜けないコースといっても駆け引きでチャンスがあると思うので頑張ります」
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権第9戦の決勝が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)がポール・トゥ・フィニッシュを達成。連勝記録を9に伸ばし、全日本F3の歴代連勝記録で単独トップに躍り出た。
Nクラスもまた予選クラストップの#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)が2位#8小林崇志(HFDP RACING F307)を2秒近く引き離し、今季2勝目を飾った。
第9戦決勝は午後4時20分スタート。
ポールの国本が見事ホールショットを決めて1コーナーを立ち上がっていく。予選2番手の#12関口雄飛は動き出しこそやや出遅れたものの、すぐに国本との差を縮めにかかり、2周終了時点で0.566秒差に詰め寄ってきた。
右に左にクルマをずらし、国本にプレッシャーをかけていく関口。
しかし国本も負けずにペースを上げ、6周目にその差を1秒043に広げ、その後も少しづつ引き離していった。
関口も10周目、13周目と僅かながらラップタイムで国本を上回り、その差を詰めようと試みるが、最後まで国本を捉えることは出来ず、14周のレースは終了。国本が開幕依頼の連勝記録を9に伸ばし、ブノワ・トレルイエの連勝記録を遂に上回った。
2位は関口。3位には今回ハナシマレーシングからエントリーしてきた#5山内英輝が入った。
山内は2008年にF3ナショナルクラス(現在のNクラスに相当)でチャンピオンを獲得しているが、Cクラスへの参戦はこれが初めて。Cクラスデビュー戦、しかもシーズン半ばでの途中参戦での表彰台獲得はこれ以上ない結果だろう。
Nクラスは予選トップの蒲生がスタートから飛び出し、2位小林の追撃を許さず徐々に間隔を広げていき、第8戦富士に続いての2連勝を達成した。3位には#22佐々木大樹が入った。
第10戦決勝は明日午前10時40分より、20周で戦われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2010/08/07) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
| 1 | 1 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 25'20.670 |
| 2 | 12 | C | 関口 雄飛 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 14 | 1.771 |
| 3 | 5 | C | 山内 英輝 | MJハナシマレーシングF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 3.286 |
| 4 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 9.061 |
| 5 | 2 | C | アレキサンドラ・インベラトーリ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 14 | 10.949 |
| 6 | 36 | C | ラファエル・スズキ | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 11.715 |
| 7 | 37 | N | 蒲生 尚弥 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 24.937 |
| 8 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 26.814 |
| 9 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 32.812 |
| 10 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 35.582 |
| 11 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 35.838 |
| 12 | 63 | N | 千代 勝正 | BPダイシン ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 38.565 |
| 13 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 46.283 |
| 14 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 46.654 |
| 15 | 77 | N | 小泉 洋史 | Staff-one・CMS | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 59.681 |
| ---- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.12 関口雄飛(ThreeBond) 1'47.708 (4/14) 160.48km/h
全日本F3選手権第9戦の公式予選が8月7日、ツインリンクもてぎで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が1分46秒996でポールポジションを獲得した。
Nクラスは#37蒲生尚弥(TDP SPIRIT F307)がトップだった。

今年のF3もいよいよ後半戦に突入した。ここまで無傷の8連勝でランキングトップをひた走る国本の連勝記録がどこまで伸びるのか、誰が国本に待ったをかけるのか。2010シーズンの焦点はそこに絞られてきたと言っていい。
そして今回もう一つの注目点は2008年のナショナルクラスチャンピオン(現在のNクラスの前身)、山内英輝の参戦だ。山内は今回カーナンバー5、ハマシマレーシングからのエントリーだ。
第9戦の公式予選は午前11時35分より、15分間で開始された。
セッション中盤にトップに立ったのは#12関口雄飛。#36ラファエル・スズキがそれに続くが、残り時間が4分を切ったところで国本がトップに立ち、国本、関口、スズキの順に。
そこへ今回参戦の山内が4位につけてきた。山内は終盤更にタイムを上げ、チェッカー直前に3位に浮上する。
一方のトップ争いは、関口がチェッカー提示前に早々と走行を切り上げたため、国本のポールが確定している。
Nクラスは今回も蒲生と#8小林崇志のトップ争いが展開されたが、今回は蒲生に軍配が上がった。3番手には#22佐々木大樹がつけた。
第7戦決勝は午後4時20分より14周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum
全日本F3 -RIJ- (2010/08/07) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2010 All Japan F3 Championship Round 9 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
| P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | C | 国本 雄資 | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.996 | - | - | 161.55 |
| 2 | 12 | C | 関口 雄飛 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20VE | 1'47.194 | 0.198 | 0.198 | 161.25 |
| 3 | 5 | C | 山内 英輝 | MJハナシマレーシングF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.345 | 0.349 | 0.151 | 161.02 |
| 4 | 36 | C | ラファエル・スズキ | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.551 | 0.555 | 0.206 | 160.71 |
| 5 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.712 | 0.716 | 0.161 | 160.47 |
| 6 | 2 | C | アレキサンドラ・インベラトーリ | TODA FIGHTEX | DALLARA F308 | MF204C | 1'47.909 | 0.913 | 0.197 | 160.18 |
| 7 | 37 | N | 蒲生 尚弥 | TDP SPIRIT F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'48.728 | 1.732 | 0.819 | 158.97 |
| 8 | 8 | N | 小林 崇志 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.077 | 2.081 | 0.349 | 158.47 |
| 9 | 22 | N | 佐々木 大樹 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'49.470 | 2.474 | 0.393 | 157.90 |
| 10 | 63 | N | 千代 勝正 | BPダイシン ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'49.509 | 2.513 | 0.039 | 157.84 |
| 11 | 7 | N | 三浦 和樹 | HFDP RACING F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.625 | 2.629 | 0.116 | 157.67 |
| 12 | 23 | N | 佐藤 公哉 | NDDP EBBRO | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'49.658 | 2.662 | 0.033 | 157.63 |
| 13 | 20 | N | ギャリー・トンプソン | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'49.726 | 2.730 | 0.068 | 157.53 |
| 14 | 19 | N | 黒田 吉隆 | ACHIEVMENT by KCMG | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'50.476 | 3.480 | 0.750 | 156.46 |
| 15 | 77 | N | 小泉 洋史 | Staff-one・CMS | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'51.155 | 4.159 | 0.679 | 155.50 |
| 以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'57.896 | 10.900 | 6.741 | 146.61 |
- #11 JIMGAINER ADVAN F430
- Driver:田中 哲也/平中 克幸
- 予選:8位 決勝:4位
- #10 JIMGAINER ADVAN F360
- Driver:植田 正幸/川口 正敬
- 予選:18位 決勝:13位
予選観客数:14000人・決勝観客数:35000人
前回のオートポリスで今年初優勝を飾った11号車。後半戦に来て上り調子で流れが良い。ポイントランキングもトップと3点差で2位と同点の3位。2004年にも一度、最終戦を4位で迎えたこともあり(この時はシリーズ3位)、今回は19号車、43号車の前でチェッカーを受ければチャンピオンが確定となる。
■2009年11月6日(土)
公式練習:9:55~11:40
- 天候:晴・気温:22度・路面温度:29度・路面状況Dry
- #11ベストタイム:1分56秒236
- #10ベストタイム:1分59秒094
11月だというのに日中は半袖でも行動できる気候の中、今年の最終戦は栃木県にあるツインリンクもてぎで開催された。開始早々は15度とまだ気温は低かったものの、終了近くには22度と11月とは思えないほど上昇した。
10号車も11号車も今回タイムアタックを担当するのは平中と川口。練習走行もまずこの二人のドライバーが走行を開始した。
平中は何度となくピットに戻りスタビライザーやリアウイング、フロントとリアのダンパーの調整を行っていた。10号車はアンダーステアがキツく、なかなかセットが決まらない。残り40分で平中から田中に交代。チェックを行い、その後再び平中に交代し走行は終了した。
10号車も残り15分で植田と交代。植田もマシンに違和感を覚える。今年一番マシンの状態が良くないようだ。なんとか予選までに改善するようにエンジニアとミーティングを行っていた。
予選1回目:12:50~13:35
- 天候:晴・気温:21度・路面温度:26 度・路面状況:Dry
- #11ベストタイム:1分57秒258
- #10ベストタイム:1分59秒878
今回の予選1回目は基準タイムをクリアするのみ。予選グリッドはこの後のノックダウン方式予選で決定する。このノックダウン方式予選は、毎年もてぎでのみ採用されていたが、今年は鈴鹿700kmでも行われ、今年2回目のノックダウン予選となる。
この予選は45分間もあり、予選基準タイムをクリアすれば、テストも出来る予選直前の走行枠となる。 10号車、11号車共々2名のドライバーが基準タイムをクリアすると、予選に向けて最終のセットアップに入る。両車輛ともセットは決まるのだけれど、今ひとつ何かが足らない。11号車は7番手、10号車は19番手で予選1回目の走行は終わった。

ノックダウン予選:14:25~13:32
- 天候:晴・気温:21度・路面温度:24度・路面状況:Dry
- #11ベストタイム:1回目・1分56秒189:2回目・ 1分56秒087:3回目・1分55秒454
- #10ベストタイム:1分58秒496
ノックダウン1回目は予選16番手までが2回目に駒を進めることが出来る。1回目のタイムアタッカーは、2回目を連続して乗車することは出来ない。 11号車は平中、10号車は川口が1回目を走行。10分間という短い時間でタイムを出さなければいけない。平中は1分56秒189のタイムで8番手。川口も計測2周目に1分58秒496を出し、次週にタイムアップを計るが、右フロント足まわりがおかしい。コーナーも曲がりきれない。 ピットに戻ると足まわりにトラブルが発生していた。その為17番手でノックダウン2回目には残念ながら進むことが出来なかった。
500クラスのノックダウン1回目とインターバルの7分を挟み、2回目が開始された。この回は田中がハンドルを握る。計測2周目に1回目を上回るタイムを出すが、トップは1分54秒台と驚異的なタイムを叩き出す。終了間際に圏外から一気に2番手まで上がってきた26号車ポルシェの為に、10番手というぎりぎりのポジションで3回目に駒を進めた。
3回目のノックダウンはオンタイムで始まった。10台が順にコースへ。今年最後のポールポジションが決まる。アタックは平中が担当。計測2周目に今までのベストタイムの1分55秒454を計測するが、トップはまたまた驚異的なタイムの1分53秒915と今のレギュレーションとは違った時に出ているレコードタイムに近く、昨年のポールタイムとは2秒近くも更新。残念ながら決勝は8番手のグリッドからのスタートとなった。
- 田中哲也コメント
-
今日に関しては思った以上に予選順位が悪くて、内容よりも結果が悪かったので、明日に何とかするしかないと思うので、頑張ります。
- 平中克幸コメント
-
他が速すぎたということが第一にあって・・・走り始めは良い状態で走れたと思っています。セッティングも悪くなかったですし、ここは富士よりも直線スピードがかなり影響してきますので・・・富士ではセクター3で稼ぐ事も出来るのですが、ストップアンドゴーのサーキットなので、その辺が厳しかったですね。ただレースはコンスタントラップで上手く走って、ピット作業とピット作戦で上手く前に行ければ、また富士みたいに上位にあがれると思うので、優勝目指して頑張ります。
- 植田正幸コメント
-
今回は最終戦ということで、川口選手にセットアップ、予選のアタックをお願いいたしました。車のトラブルが出て、上手くいきませんでしたが、決勝までにそのトラブルがわかったので、明日は行けると思いますので、明日は頑張ります。
- 川口正敬コメント
-
惜しかったですね。もう少しで57秒台に入ったのですが、トラブルもあってそれで終わってしまいました。ただ決勝までにこれほど車に乗れたことはなかったので、ある意味よかったですね。明日決勝に向けて課題はあるのですが、淡々と走って10番手以内でチェッカーを受けられたら良いと思います。
■2009年11月8日(日)
フリー走行:8:45~9:15 サーキットサファリ:9:25~9:45
- 天候:曇・気温:11度・路面温度:13度・路面状況:Dry
- #11ベストタイム:1分56秒999
- #10ベストタイム:1分58秒484
朝から雲に覆われるが、雨の気配はない。11号車は昨日よりセット変更を行いチェックし、田中から走行を開始。15分後に平中と交代。リアウイングの調整を行いコースへ。10号車は植田が最終のセットアップを行う。タイヤを変え1分58秒台をマークし川口と交代。川口はタイムが安定しているものの、タイムが伸びない。
フリー走行終了後にサーキットサファリが10分のインターバルの後開始。 10号車はリアのスプリング交換を行い川口がコースへ。最終のセットアップが終わり走行は終了。11号車も田中がまず走行。その後平中と代わりサファリは終了した。

決勝:14:00~53LAP(GT500)
- 天候:曇・気温:20度・路面温度:24度・路面状況:Dry
- #11ベストタイム:1分58秒209
- #10ベストタイム:1分59秒683
時折日差しが射すものの、空全体は雲に覆われている。朝と同じく雨が降る気配はなく、ドライコンディションで今年最後のレースは開始された。
11号車は田中、10号車は植田がスタートを担当する。田中は今年1番と思われるくらいのスタートで、一気に2台をパスし6番手に浮上。チャンピオンを獲得する上で、非常に幸先の良いスタートとなった。10号車は前を行く112号車ポルシェに前を阻まれ、ポジションもペースも上げられず苦戦。18番手のまま周回数を重ねる。
トップをいく81号車のペースは速く、10周を超えた辺りですでに15秒の差が11号車とはあった。しかし、今日は43号車と19号車の前でチェッカーを受けなければチャンピオンの権利はない。この時43号車が3番手、19号車は4番手だった。ここに離されないよう、前と離されないように田中も周回を重ねる。当初の予定通り、早めにピットに入り平中と交代し、追いかける展開に。16周目に300クラスで一番にルーティーンのピット作業を終えて、平中をコースに送り出す。10号車植田もポジションを落とすことなく走行、25周目に川口にハンドルを託す。
20周目を過ぎた辺りからシリーズを賭けた、11号車、19号車、43号車の接近戦が始まる。23周目に前の43号車とは0.4秒差。思ったようにペースが上がらない43号車を執拗にプッシュする平中。43号車高木も必死にブロックする。25周目にピット作業を終えた2号車も絡み、4台のバトルが展開。27周目の1コーナーで500クラスを巧みに使いインを刺し平中が前に。2コーナーでは完全に前に入るが、高木も譲らず接触してしまう。しかしこれはレーシングアクシデントと判断。平中は2号車を猛追する。28周目にピットを終えた7号車が間に入り2番手の19号車から5番手の11号車が数珠繋ぎで走行、一瞬たりとも気を抜けない状況に。
32周目に前を行く2号車を90度コーナーでパスした次の周に、5コーナーで55号車のエンジンから火の手が上がる。コースにもオイルが撒かれセーフティカーが導入された。ここで一気に1番手からのマージンはなくなり、リスタートの時には今まで以上のバトルが予想された。
10号車はSCが入ったときに81号車の後ろに付く羽目に。1周の周回遅れとなってしまう。この時15番手を走行、徐々に順位を上げていた。しかし、このSCの後から駆動系のとトラブルにより、ペースを上げられなくなる。なんとか最後まで走りきり、13番手でチェッカーを受けた。
11号車平中はSCが入った後、残り13周をチャンピオン目指して激走を開始。前を走行するのは19号車。1秒以内の接近戦を繰り返す。しかしその後ろからペースを上げてきた74号車が急接近。46周目にあろうことか平中が2コーナーでアウトからオーバーテイクされ5番手に。しかし、V字コーナーで74号車がブレーキロックし白煙を上げる。そのイン側を平中が射すと74号車が右リアに接触。しかしマシンにダメージはなく、再び19号車を追いかける。48周目には0.7秒差まで詰めよるが、19号車の巧みなブロックに平中も打つ手もなく、4番手でチェッカーを受けた。
10号車はドライバーズランキングが23番手、チームランキングは16番手、11号車はドライバーズランキングが3番手、チームランキングが3番手で今シーズンを終えた。
今年1年心強い応援をしていただき、本当にありがとうございました。来年も引き続きご支援よろしくお願いいたします。

- 田中哲也コメント
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一年間、精一杯やった結果がシリーズ3位だったと思います。チームとしては、後半になるほど良くまとまってきていたと思います。来年のチャンピオン獲得につながるように、この悔しさをバネに、またガンバっていくだけです。
- 平中克幸コメント
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今回のレースではシリーズチャンピオンがかかった大事なレースでしたが、思うような結果がだせず悔しいですね。予選のポジションがあまり良くなかったので、決勝では苦戦を強いられるのは覚悟していました。それでもスタートで哲也さんが、6位までポジションアップしていたので自分もなんとかチャンピオンを目指して走りました。最後は前を走る19号車をなんとかパスしたかったのですが‥‥。結果シリーズ3位でしたが、チャンピオン争いが出来た事は凄く自分にとって良い経験になりました。
- 植田正幸コメント
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今年でSUPER-GT3年目でしたから、もう少し納得できるシーズンを送りたかったですね。今日の決勝もポルシェに引っかかってペースも上げられなかったし、直線スピードのあるマシンとの差をもう少し考えて欲しいですね。このままではストレスの掛かるレースばかりになってしまいます。来年は今年以上のポジション目指して頑張りたいと思います。今年1年ありがとう御座いました。
- 川口正敬コメント
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今回はタイヤの選択を失敗しましたね。SCが入ってタイヤに一度熱が入ってから冷めるとグリップがかなり低下しました。その後駆動系も壊れちゃって、ペースを全く上げることが出来ませんでした。最終戦をきちんと締めくくれなかったのは残念ですね。植田選手には今年一年勉強させていただき感謝しています。11号車の田中選手、平中選手にも色々教えて貰い、良い環境の中でレースが出来ました。ただ走行時間が短いのは、GTビギナーにはかなりきつかったです。もっと練習時間は作って頂きたいと思います。今年1年ありがとうございました。
Text & Photo: JIMGAINER
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【スーパーGTシリーズ第9戦(ツインリンクもてぎ)】
7-8 November, 2009
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紫電、ラスト2戦のトラブルが響き
タイトルには手が届かず

【Result】
(Sta) FP : 3 th / QF : 11 th
(Sun) FP : 4 th / Final : 16 th (0 pt / Team Point : 1 pt)
Driver's Ranking : 8 th (吉本大樹)
Team's Ranking : 7 th (Cars Tokai Dream 28)
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【Qualify】
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天候:曇|路面:ドライ|気温:21℃|路面温度:24℃(ノックダウン予選開始時)
紫電、タイヤと路面のマッチングに苦しみ予選は11番手
遂に雌雄を決する最終戦を迎えた2009年のスーパーGTシリーズ。タイトル獲得の可能性は残すものの、ランキングトップとのポイント差等、立場的にはやや苦しい状況でこの最終戦を迎える事となったカーズ東海ドリーム28&紫電。しかし、チーム&ドライバーは「まだシーズンが終わったわけではない」と、逆転タイトル獲得に向け必勝を期しこの最終戦に挑むこととなった。
迎えた土曜日のフリープラクティス。上空はやや雲が多かったものの、日差しは強く、セッションが進むにつれて気温、路面温度とも上昇。11月とは思えないほどの暖かさの中での走行となった。このセッションでまずステアリングを握ったのは加藤選手。その加藤選手は予選、決勝に向けマシンのセットを確認~調整していくと、NEWタイヤでは1'56"218をマーク。セッション後半でステアリングを握った吉本大樹もこの後のセッションに向けたセットアップを進めて行き、最終的にこのセッションを4番手で終えることとなった。
その後12:50から45分間(GT500、GT300両クラスの混走)で行われた公式予選1回目。この予選はこの後のノックダウン方式での予選に進むための予選通過基準タイムを両ドライバーがクリアすることが求められる他、そのノックダウン予選までにマシンのセットを最終調整する為にも大事なセッションとなる。予選通過基準タイムに関しては両ドライバー共危なげなくクリアしたカーズ東海ドリーム28&紫電陣営は、このセッションでは吉本大樹がNEWタイヤでアタック。最終的にこのセッションのトップから0.2秒差の3番手となる1'56"850をマークする。しかし「コースが混雑していてまともなアタックを出来たラップがなかった事もあるけど、今一タイムが伸びなかった。マシンのセットというより、コースとの相性という感じですが・・・」と、後のノックダウン予選に向けては幾分の不安も残しつつこのセッションを終了する事となった。
そして迎えたノックダウン予選。この予選方式はセッション1(Q1)、セッション2(Q2)、セッション3(Q3)の3回に分けられ、それぞれのセッションで上位タイムをマークしたチームのみが次のセッションへの出走が許され、セッション2までで脱落したチームはその時点で決勝スターティンググリッドが確定。セッション3でトップタイムをマークしたチームがポールポジションとなる。更に一人のドライバーが2回続けてのセッションに出走する事は認められない。この予選Q1で紫電のステアリングを握ったのは吉本大樹。その吉本はこのセッションで6番手タイムとなる1'55"807をマークし、まずは危なげなくQ2進出を決めて行く。そして迎えたQ2セッション。ここでは加藤選手がNEWタイヤを履きコースイン、Q3進出を賭けたアタックへと入って行く。しかし午前のフリープラクティスから懸念していたタイヤと路面とのマッチングに苦しむこととなり、マークしたタイムは1'56"248。セッション終盤まではぎりぎりQ3進出圏内となる10番手につけていたものの、最後の最後にタイムアップを果たしたマシンにそのポジションを奪われQ3に進出する事が出来ず、翌日の決勝は11番グリッドからスタートを切る事となった。
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【Final】
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天候:晴|路面:ドライ|気温20℃|路面温度24℃
紫電、トラブルで今シーズン最後のチェッカーを受けることは叶わず
前日の予選では無念の11番手に留まった紫電。タイトルを争うチームの多くが予選上位につけたこともありタイトル争いでは窮地に立たされる事になったものの、この日午前のフリープラクティスでは4番手のタイムをマーク。決勝での巻き返しを狙いマシンをスターティンググリッドへと並べた。
迎えた注目のスタート。ここで紫電のステアリングを握ったのは加藤選手。しかしその加藤選手はスタートこそまずまずの動きを見せたものの、オーバーテイクポイントの少ないコース特性も影響し、その後は思ったようににポジションを上げることが出来ず。それでも粘り強く8番手近辺までポジションを上げて行くと、レース折り返しよりも若干早目の周回数ながらピットイン。今シーズン最後のピット作業を行っていく。すると紫電はここで何とタイヤ交換を行わず給油とドライバーチェンジのみでコースイン。ピット作業でのロスタイムを削り、タイトルを争う#19(ウェッズスポーツIS350)と#43(ARTA Garaiya)の間でコースに復帰すると、最後のスティントを吉本大樹のドライビングに賭けていく。
ここから最後の追い上げを期しステアリングを握った吉本大樹。しかし前戦オートポリスに続きここでも不運が紫電を待ち構えていた。「ピットアウト直後から異音がし始めた」というマシンはその後程なくして明らかな異音と共にエンジンが一気にパワーダウン、元々劣勢であったストレートスピードが更に落ちていく。吉本は一度はアウトラップだった#7(M7 MUTIARA MOTORS雨宮 SGC7)を交わし前に出ると、その後巧みなブロックで数周に渡り何とかそのポジションを守ったものの、結局徐々に悪化していったトラブルには成す術もなく、#7(M7 MUTIARA MOTORS雨宮 SGC7)に抜き返された後、#11(JIMGAINER)にもポジションを奪われてしまう。更にその後方から来ていた#74(COROLLA Axio apr GT)にも1コーナーで接触されながら交わされ、最後は「エンジンが止まりかけるガス欠のような症状も出てきた」とピットインを余儀なくされてしまう。
トラブルの原因はマフラーの破損で、タコ足状に分かれたマフラーパイプのうち1本にクラック(亀裂)が入った事によるものであった。それでも最後のガス欠のような症状はその破損がエンジンの燃調にも異常を来した為引き起こされたものでエンジン自体のトラブルではなかった為、チーム、ドライバー共に「もう一度コース復帰を・・・」との思いはあったものの、ピットに戻りその破損状況を目視すると、すでにクラックの入ったマフラーは完全に折れてしまっていた。この状態で走行を続ければエンジン自体のトラブルに繋がる可能性もある他、エンジンルーム内やその周りの配線類に引火しマシンの火災に発展する可能性もある。結局この破損状況を見たチームはこの時点で続走を断念。2009年のカーズ東海ドリーム28&紫電の戦いは、無念にもここで幕が下ろされる事となった。
今シーズン紫電&カーズ東海ドリームは第2戦鈴鹿から吉本大樹を迎え入れ、第4戦(セパン)での最後尾からの劇的逆転優勝を含み3度の表彰台を獲得。ウェイトが加算され劣勢が予想された後半戦も、チームの戦略の功もあり着実にポイントを加算、第7戦終了時点ではドライバーズランキングでトップと同ポイントの2位、チームランキングでも2pt差の3位につける等、大混戦のタイトル争いの中心的存在ともなった。最終戦の時点で6台ものマシンがタイトル獲得圏内に残った大混戦のタイトル争いの中、最後の2ラウンドはトラブルに泣くレースが続いたため惜しくもタイトルは逃したものの、最終的にはドライバーズランキング6位(加藤選手)&8位(吉本大樹)、チームランキングは7位という結果で2009年のシーズンを締めくくる事になった。
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【吉本大樹コメント】
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今回は、前回オートポリスを落とした事、このもてぎが紫電との相性が良くない事等も含め、タイトル争いと今回のレースはかなり厳しいものになるだろうとの覚悟でのぞみましたが、マシンはタイヤと路面との相性でタイムが伸びず、予選からレースにかけては想像していた以上に厳しい展開でした。
それでも決勝はチームがこれまで幾度となく当ててきた作戦とコンスタンシーで勝負をかけ、スタートの位置とコースの特性から、トップを逃がさない為にも早いピットインを行ったのですが、その直後にトラブルが出てしまいました。最後は燃調が狂ったまま走るとエンジン自体が壊れてしまう可能性、ハーネス類に引火する可能性等もあり走行を断念しましたが、あの状態で、更にはタイヤも交換せずに走ってあのラップタイム(1分58秒台)が刻めていた事を考えると、トラブル無しで思惑通り進めば間違いなく19号車や11号車と争う位置、悪くても3位表彰台を争うところには行けたと思います。それだけにこの結果は非常に残念ですが、今回のような事前に防ぐのが難しいトラブルが出るのは仕方のない事ですし、チーム、ドライバー共に皆が最後まで力を出し切れたと思います。
また今シーズン、こうして僕が第2戦から紫電で走り、最終戦までタイトル争いを出来たのも、チーム全員の努力、スポンサー様の協力、ファンの皆さんの応援があったからに他なりません。非常に苦しい状況もあったなか頑張り続けてくれたチーム、応援していただいたスポンサー様、毎戦声援を送ってくれたファンの皆さんに本当に感謝します。
応援、本当にありがとうございました。

GT500クラスドライバーズ部門 脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組
脇阪 寿一
ほっとしてます。それ以外ない。今シーズン僕はミスもしてきたので、タイトルを獲って初めてそれが笑い話にできると思ってました。
今回は予選から周りにSCがいてくれて、別に何をしてくれるわけでもないんですが、気持ちが楽でした。
今日アンドレに「以前飯田章選手と組んでたときもすごくいい感じだったけど、2007年のタイトルはお前が相棒じゃなきゃ取れなかった」って言いました。彼のスタートはリスキーに見えますけど、彼なりのマージンは残してある。あのスタートがあることで、僕らの作戦に物凄いアドバンテージが生まれます。それに走ってる間に無線で色んな情報を上げてくれるので、自分はものすごく戦いやすい。だから今年のタイトルは彼のタイトルと言っていい。
とにかくほっとした。それだけです。
アンドレ・ロッテラー
最高の気分。すごく嬉しいです。
寿一とは2度目のタイトルです。彼とは4年間一緒に戦ってますが、最高のチームです。
メカニックもファンタスティック。いつも本当にハードに、心を込めて働いてくれますし、レクサスのサポートも心強かった。彼らにも感謝したいです。
今日はグレートな一日でした。いいスタートがきれて、レースをリードしながら気持ちよく走りました。パーフェクトでした。
一年前に父が病気になってから、木曜にサーキットに入って、月曜に帰国、ということを何度もやりハードな一年間でした。そのためにチームも協力してくれたし、おかげで少しでも多く父との時間をすごすことができました。シーズン後半に流れがよくなってきたのも父からパワーを貰った気がしました。父はいつも僕と一緒にいるんです。
GT300クラスドライバーズ部門 織戸学/片岡龍也組
織戸 学
タイトルを獲りにはいってましたが、心の中では不安でした。今はほっとしています。
片岡は去年までGT500を走ってましたが、彼のことは以前からよく知っていたし、300に来る事情も分かってたし、クルマも去年から開発してきて、今年はやっとチャレンジできる環境が整ってきたので、片岡とだったらタイトルにトライできると思ってました。いいシーズンでした。
片岡 龍也
ありきたりだけど、ほっとしてます。
今年坂東組に入ることになりましたが、織戸さんもマサ監督もキャラクターの強い人ですが、加入した瞬間から輪を作って戦えていたので、このチームならやっていけると思いました。
いつも最後まで諦めないという気持ちで戦ってきました。加入で着て本当に良かったと思えるシーズンでした。
(RX-7の状況は)チームからはアナウンスがありませんでしたが、ビジョンでみていたので、終盤は平中に抜かれたら終わりだと分かっていました。平中とは同じFTRSの1期生でもあるので意地でも抑えきってチャンピオンを獲ってやると思ってました。
GT500クラスチーム部門 LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S
関谷正徳監督
岡山でタイヤチョイスをミスしたり、富士では接触があったりと、残念なレースがいくつもあったが、オートポリスで優勝できたことで、大きな流れがこっちに来ていると感じました。
勝負事は追う側が強いものですが、スタッフの一人一人がいい仕事をしてくれて本当に心強かった。
ドライバーもすごかった。アンドレはオートポリスでもスタートを決めてくれたし、今回も良かったのでタイトル獲得に期待が持てました。レース前のミーティングで「お前の父さんがなんとかしてくれる」と話しましたが、そのとおりになりました。
僕らは寿一のパフォーマンスを引き出せていなかったのに、彼はいつも耐えて走ってくれました。
GT300クラスチーム部門 RACING PROJECT BANDOH
坂東正敬監督
本当にほっとしています。目標だったチャンピオンが獲れて満足してます。
周りからは未だに親父のチームと思われてますけど、去年までの飯田章さん、今年の織戸さんが力になってくれました。このチームはメカニックも含めて僕より年下は片岡しかいないんですが、その中で意見をどうやって通すか考えながらやってきました。片岡はドライバーとして申し分ない選手です。
今年は1戦も落としていない。本当に強いチームになりました。
勉強になった一年でした。今は感謝で一杯です。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
GT300クラスでもレクサスIS350が初のチャンピオンに

2009年のGT500クラスでドライバーとチームの両タイトルを獲得した
PETRONAS TOM\'S SC430 36号車
激戦が繰り広げられているSUPER GTの2009年シーズン最終戦となる第9戦「MOTEGI GT 250km RACE」が11月7日(土)、8日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。
全9戦で行われる今シーズンのSUPER GTも最終戦を迎え、タイトル争いも大詰めを迎えた。GT500クラスではPETRONAS TOM'S SC430 36号車がトップと5ポイント差で逆転チャンピオンを目指す。また、GT300クラスではウェッズスポーツIS350 19号車がランキング首位につけているが、2位とはわずか3ポイント差、6台がタイトル獲得の可能性を持つ混戦となっている。
最終戦の今大会は、シーズンを通して参戦している車両については、ウェイトハンデがなくなり、ノーハンデでの最後の争いとなる。レース距離も250kmと短く、タイトルを賭けてのバトルに注目が集まった。
今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のレクサスSC430が出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。
◆予選◆
7日(土)午前9時55分からの公式練習を経て、午後12時50分より予選1回目がスタート。36号車がトップタイムをマークし、ENEOS SC430 6号車が3番手、ZENT CERUMO SC430 38号車が4番手と続いた。KRAFT SC430 35号車は石浦が3番手タイムをマークするも、その後トラブルが発生。修復しアタックを開始した大嶋は1周しかできず、予選通過ならず。14番手グリッドとなった。
今大会の2回目の予選はノックダウン方式で、午後2時25分から開始された。GT500クラスでは、第1セッションで1台、第2セッションで4台が脱落したが、ノックダウン予選に出走した4台のレクサスSC430は全車最終第3セッションへと進出。
最終第3セッションでは、激しいアタック合戦の結果、僅か100分の1秒及ばず36号車が2番手、最前列グリッドを確保。2列目に6号車、38号車が並び、第2セッションでトップタイムをマークしたDUNLOP SARD SC430 39号車は8番手となった。
GT300クラスでは、19号車とTDPの若手コンビが駆るCOROLLA Axio apr GT 74号車の2台が最終第3セッションへと進出し、それぞれ3番手、5番手。第2セッション敗退となったavex apr COROLLA Axio 31号車は12番手、KUMHO TIRE SHIFT IS350 52号車が15番手につけた。
◆決勝◆
8日(日)は曇り空の下、ドライコンディションで53周(250km)の決勝レースがスタート。最前列アウトサイド、2番手グリッドの36号車が好スタートを切り、1周目にしてトップを奪取。その後もポールポジションのARTA NSX 8号車との首位争いを繰り広げたが、前半戦は首位の座を維持した。
後方では、38号車が、ランキング首位につけるMOTUL AUTECH GT-R 1号車との激しい4位争いを展開したが、1号車はタイヤバーストで後退。
これで逆転タイトル獲得に向け有利になった36号車は、中盤、遅めにピットインした8号車に先行されるも、着実に2位のポジションをキープ。3位に6号車、4位に38号車を従え、レクサスSC430が2-3-4位につけての後半戦となった。
35周目、トラブルに見舞われたGT300クラス車両によりコース上にオイルがまかれ、セーフティカーが導入。各車の差が無くなった状態で、残り14周で再スタートが切られた。36号車は2位を守って走行。38号車は追い上げてきたKEIHIN NSX 17号車とのバトルの末に痛恨のスピンを喫し、コースオフ。6号車も終盤 17号車の先行を許し、4位に後退。
36号車も17号車の追い上げを受けたが、逃げ切り、2位でチェッカー。
この結果、36号車のレクサスSC430を駆る脇阪寿一/アンドレ・ロッテラーが逆転で2009年シーズンのドライバーズタイトルを勝ち取り、LEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sもチームタイトルを獲得した。同チーム及び、レクサスSC430のGT500クラスドライバーズタイトル獲得は2006年以来3年ぶりとなる。
GT300クラスでは、3番手スタートの19号車がひとつポジションを落とし、4位。74号車がこれに続く形で序盤戦へ。やや早めのタイミングでピットインした19号車は、タイヤ無交換作戦を採り、後半戦も上位争いを展開。
最後は、タイトルを争うJIMGAINER ADVAN F430 11号車の猛追を受けたが、タイヤが厳しい状況ながら見事にこれを凌ぎきり、3位でフィニッシュ。19号車の織戸学/片岡龍也が念願のドライバーズチャンピオンに輝き、参戦2年目のレクサスIS350に初のタイトルをもたらした。
19号車のRACING PROJECT BANDOH はGT300クラスのチームタイトルも獲得し、レクサスはGT500、GT300両クラスでドライバー/チームの全タイトルを制覇することとなった。
- トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
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今シーズンは09年規則に合わせた正規車両として新型車両、新エンジンを投入し、チャンピオンの獲得が必達だったが、シーズン半ばは苦しい戦いが続いた。終盤になって開発が順調に進んだことによってポイントを挽回し、逆転で最終目標を達成することが出来た。来シーズンも更に進化型の車両を投入する予定であり、連覇に向かって更なる努力を続ける。応援して下さったファンの皆様、スポンサー、チームスタッフ、ドライバー全員の協力のお陰であり、心から感謝を申し上げます。一年間の応援、本当にありがとうございました。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

ARTA NSX(R.ファーマン/伊沢組)が今シーズン2勝目でランキング2位を獲得、KEIHIN NSXが3位表彰台
- 2009年11月8日(日)決勝
- 会場:ツインリンクもてぎロードコース(4.801379km)
- 天候:予選/晴れ、決勝/晴れ
- 気温:20℃(14:00現在)
- 路面温度:23℃(14:00現在)
- 決勝レース:53周(254.473087km)
- 観客:3万5000人(主催者発表)
11月8日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎロードコースにおいて、2009 オートバックス SUPER GT第9戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝レースが開催された。
このもてぎラウンドがSUPER GTシリーズの2009シリーズ最終戦となり、し烈を極めたドライバー、チーム両部門のシリーズタイトル争いが決着する。この最終戦は、ウエイトハンデが取り払われるため、全車がイコールコンディションで争うことになる。
シリーズタイトル争いはドライバー部門において、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組がトップと17ポイント差(計61ポイント)の4位から逆転タイトル獲得を狙う。そのためには、ファーマン/伊沢組の#8 ARTA NSXが優勝し、現在ランキングトップの#1 本山哲と同2位のブノワ・トレルイエが駆るMOTUL AUTECH GT-Rが8位以下、同3位の脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組(PETRONAS TOM'S SC430)が4位以下となることが条件となる。
また、このレースを最後にNSX-GTがSUPER GTシリーズへの参戦を終了し、13年間のレース活動を終えるため、多くのNSX-GTファンが最後の勇姿を見届けようと最終戦に駆けつけた。
7日(土)に開催された公式予選の天候は快晴となり、ノックダウン方式でスターティンググリッドが争われた。この結果、#8 ファーマン/伊沢組(ARTA NSX)が1分44秒390のタイムを記録し、見事にポールポジションを獲得した。#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)は6番手。#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)は9番手、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)は11位、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は13番手から決勝レースを迎えることとなった。
8日(日)の決勝日も曇り空ながら、気温は20℃、路面温度23℃という絶好のコンディションとなった。3万5000人もの大観衆が見守る中、総勢36台(GT500クラス計14台)のマシンが午後2時3分にローリングスタートを切った。
ポールポジションからスタートした#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手は、2コーナーで#36 PETRONAS TOM'S SC430にトップの座を奪われるものの、2位のポジションをキープする。#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの道上選手は6位、#17 KEIHIN NSXの金石選手が10位、#100 RAYBRIG NSXの井出選手が11位、#32 EPSON NSXのL.デュバル選手が13位を走行する。
2位を走行するR.ファーマン選手は、1分48秒台のペースでトップと約1秒の差をキープしながら走行を重ねる。9周目からGT300クラスのバックマーカーが発生するが、R.ファーマン選手は冷静にパスしながらトップとの差を保ち続けた。11周時点では、#17 KEIHIN NSXが8位に浮上、#100 RAYBRIG NSXと#32 EPSON NSXも10位と11位に浮上するが、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXはタイヤトラブルによりペースダウンを強いられ12位に後退している。
13周を迎えるころには、トップグループのラップタイムが1分50秒台に落ち着く。トップと2位のR.ファーマン選手は、3位を約3秒引き離して2台のトップ争いを演じる。2台の差は1秒以内の差を保ちながら神経戦を繰り広げる。
18周目、5位を走行していたポイントランキングトップの#1 MOTUL AUTECH GT-Rに左フロントタイヤがバーストするトラブルが発生し、車体を損傷したために緊急ピットインを行うこととなり、長時間のピットインを余儀なくされることとなった。そのため、トップ2台のバトルがシリーズタイトル争いに大きな影響を及ぼす展開となる。
21周終了時に10位を走行していた#17 KEIHIN NSXがドライバー交代を敢行。タイヤ交換をしない作戦を選択して、塚越選手がコースに復帰する。23周終了時に、トップの#36 PETRONAS TOM'S SC430がドライバー交代を行ったため、#8 ARTA NSXが暫定トップに浮上する。R.ファーマン選手は、レース中盤に入っても1分48秒台を記録するなど、タイヤのライフを保ちながらハイペースを重ねていく。
R.ファーマン選手は1分48秒台を連発する驚異の走りを続け、#36 PETRONAS TOM'S SC430に約1分の差をつけて31周終了時にピットイン。35秒1のピット作業で4本のタイヤ交換と燃料補給を行い、伊沢選手がトップを奪い返してコースに復帰した。トップに浮上した伊沢選手は、アウトラップで迫る#36 PETRONAS TOM'S SC430を抑え込むとペースを上げて引き離しにかかる。しかし、35周目の5コーナーでGT300クラスのマシンがマシントラブルを起こし、路面に大量のオイルがまかれたためにセーフティカーが導入されることとなった。
36周終了時にマーシャルの先導で各クラスの順位を整えた後、39周目に再スタートが切られた。伊沢選手はトップを守り、引き離しにかかる。さらにピット作業のアドバンテージを生かした#17 KEIHIN NSXの塚越選手が5位、#32 EPSON NSXの中山選手が9位、#100 RAYBRIG NSXの細川選手が10位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が11位を走行する。
快調にトップを走行する伊沢選手は再スタートからハイペースを重ね、45周目には2位を7秒819まで引き離していく。レース終盤には、気温 18℃、路面温度20℃に若干下がるものの、伊沢選手は最後までペースを崩さずに53周を走りきり、2位に8秒829差の独走で今シーズン2勝目のチェッカーフラッグを受け、NSX-GTのラストランを優勝でしめくくった。3位には終盤に怒とうの追い上げを見せた#17 KEIHIN NSXの塚越選手が入り、第4戦マレーシア以来2度目の表彰台を獲得した。#32 EPSON NSXが6位、#100 RAYBRIG NSXが8位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXが10位となり、全車が完走してポイントを獲得した。
この結果、最終戦まで持ち越されたシリーズタイトル争いは惜しくも逃したが、ドライバー部門においてR.ファーマン選手/伊沢拓也選手が計81ポイントの2位でシーズンを終えた。金石選手/塚越選手は計51ポイントの5位、小暮選手/道上選手は計50ポイントの6位となった。チーム部門では、#8 AUTOBACS RACING TEAM AGURIが計102ポイントで2位、#18 TEAM YOSHIKI&童夢PROJECTが計75ポイントで4位、#17 KEIHIN REAL RACINGが計72ポイントで5位となった。
- 白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
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「これまでNSX-GTにご声援いただきありがとうございました。1997年のデビュー以来13年間にわたり、多くの皆様のご声援が力となり、NSX-GTのラストランを、ポール・トゥ・ウインで飾ることができました。
今回、もてぎのNSX-GTラストランを特別なものと位置づけ、エンジンの出力アップとともに、車体も最終戦に向けてベストな状態にして臨みました。ファンの皆様や我々の期待に応えられるようファーマン選手が、予選からそのパフォーマンスをいかんなく引き出してくれ、ウエイトハンデなしの最終戦で、NSX-GTが最も速いことを証明してくれました。また決勝レースでも、硬めのタイヤで31ラップまでのスティントを担当し、リードを稼いでくれました。伊沢選手もアウトラップで追撃をかわすとともに、セーフティカー後の再スタートでも、見事にリードを守りきってくれました。
また今回、ラストランに華を添える演出をしていただいたGTA、ツインリンクもてぎの関係者の皆様には大変感謝しております。また、これまで多くのメディアの方々にご支援をいただきまして、ありがとうございました。
来シーズンからHondaはSUPER GTシリーズ、GT500クラスに新たなチャレンジをいたします。新しいマシンも鋭意開発中ですが、来シーズンの開幕戦を楽しみにしてください。これからもHondaへのご声援をお願いいたします」
- ラルフ・ファーマン選手(優勝 #8 ARTA NSX)
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「今日はハードコンパウンド・タイヤで挑んだのですが、前を走るマシンより私たちのマシンの方が速いラップタイムが出ていました。レース中盤になっても、タイヤの状態が非常によかったので、ピットインのタイミングを予定より延ばして31ラップを走りました。それがいい結果につながり、パーフェクトな日になりました。シーズンの最終戦を優勝で飾ることができて非常にうれしく思いますし、チームにとても感謝しています。NSXとお別れするのはとても残念ですが、本当にすばらしいクルマでした。2007年にチャンピオンシップを獲得したほかにも、最高の体験ができました。これからもHondaの新たなチャレンジに向けてがんばっていきたいと思います」
- 伊沢拓也選手(優勝 #8 ARTA NSX)
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「この週末は今までに感じたことのない程のプレッシャーを感じていました。でも、今週末は私たち2人の力以上に、今までNSXに関わってきたスタッフの方々やファンの皆様の力がプラスとなってすばらしい結果につながったと思います。チームもすばらしいマシンを用意してくれましたし、僕自身は交代直後のアウトラップでがんばるだけでした。セーフティカーは初めての経験だったのですが、再スタート後は無我夢中でプッシュしました。最後は、GTに参戦してからの2年間にたくさんのことを学ばせてもらった監督をはじめとして、スタッフやチームメートに成長した姿を見せたいと思いながら走っていました。来年は HondaのGTにとって新たな歴史が始まるシーズンになるかと思いますので、チャンピオンシップを目指してがんばれたらと思っています」
- 金石年弘選手(3位 #17 KEIHIN NSX)
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「ハードコンパウンドのタイヤを選択したので、スタート直後は厳しい状態でした。しかし、徐々にタイヤが温まり、その後はベストラップに近いタイムで周回を重ねることができました。今日はタイヤ交換なしの作戦が功を奏し、最後は2位を追い詰めるまで順位を上げることができました。今シーズンから参戦の塚越選手も開幕当初より格段にマシンやレースにも慣れてくれました。最終戦となったHondaのホームコースで表彰台に立つことができたのはとてもうれしく思いますし、来年につながる非常にすばらしい結果だと思います」
- 塚越広大選手(3位 #17 KEIHIN NSX)
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「タイヤ交換なしの作戦が功を奏して順位を大きく上げることができました。交代直後はガソリンを多く積んでいたため、なかなかペースが上がりませんでしたが、後半はタイヤを維持しながら最後までいい走りができたと思っています。NSXに感謝を示したいという強い気持ちで走っていたので、最後は(2位を抜けず)本当に悔しかったです。また、今日に限らずシーズンを通してすばらしいマシンを用意してくれたメカニックには本当に感謝しています。もし来年もチャンスをもらうことができたら、今年一年で学んだことをしっかりと発揮したいと思います」

Text & Photo: HONDA