カテゴリー

ニュース内検索

2016年7月

Japanese F3

JF3:第9戦富士優勝会見 マーデンボロー「明日はプッシュします」

優勝 #22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
f3-rd9-r-pc-mardenborough  「コースコンディションが微妙で、ドライかレインかタイヤチョイスに悩むほどでした。タイヤが温まらずにコースアウトしないようにするのが大変で、さらに途中入ったセーフティカーが遅すぎてマシンをコントロールするのが大変でした。シリーズポイントで山下選手に並びましたが、本来は第8戦の鈴鹿で追いつかなければいけなかったと思います。明日はドライになったら思いっきりプッシュします」
2位 #37坪井翔(ZENT TOM'S F314)
f3-rd9-r-pc-tsuboi  「予選5位でアウト側スタートだったので、有利と思いましたが、スタートと1コーナーでミスをして、さらにコースアウトで最後尾近くまで落ちてしまいました。でも、イケるところまでいこうと、諦めないで攻め続けたらSCランになりました。諦めなくて良かったと思います。明日も集中して臨みたいと思います」
3位 #12牧野任祐(TODA FIGHTEX)
f3-rd9-r-pc-makino  「4番グリッドでしたから、うまくレースを組み立てられると自信を持ってスタートしました。途中単独2位走行になったので、ポジションキープしたかったのですが、追い上げてきた坪井選手に抜かれてしまいました。ミスはありませんでしたので、仕方ないと思います。明日は9番手スタートなので、雨乞いしかないと思っています(笑)」
Nクラス優勝 #25松井孝允(サムライサポーターズF306)
f3-rd9-r-pc-matsui  「今回のみのスポット参戦です。チャンスをくれた関係者の方々に感謝したいと思います。SCランが解除になって順位を上げることができて、上のクラスを追うことができました。今回の参戦はクルマのセットアップを学ぶという点で凄く自分のためになったと思います。明日はスタートから100%のレースをします」
Nクラス2位 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd9-r-pc-katayama  「練習から予選まで全然タイムが伸びなかったのですが、出来るだけのことはしようと思ってレースに臨みました。前方グループで混乱があって遅れてしまいましたが、生き残って2位という結果を残すことができました。内容は良くありませんでしたが、結果が出せたことは良かったと思います。明日も松井さんに挑戦できるので楽しみです。ぜひ優勝したいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1221ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411530'03.942
2372坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31154.092
3123牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301155.438
4234千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41155.469
575阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1510.850
6366山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311510.953
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011511.128
888大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1511.444
9219イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411512.841
1025N1松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1518.215
1178N2片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1532.788
122810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41132Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-*3-三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31114Laps
-10N-岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE114Laps
-5N-アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE87Laps
-30N-DRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE69Laps
-*9N-廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE69Laps
  • Fastest Lap: CarNo.23 千代勝正(B-MAX NDDP F3) 1'37.458 (14/15) 168.553km/h
  • CarNo.9は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)により、予選結果より3グリッド降格(第10戦)およびペナルティーポイント1点を科す。
  • CarNo.3は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(SC中の他車への衝突行為)により、予選結果より3グリッド降格(第10戦)およびペナルティーポイント1点を科す。

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 ポールポジションは#22マーデンボロー。Nクラスは今回デビューの#25松井がトップ!

全日本F3選手権第9戦の公式予選が7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が1’51.268で今季4度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは今大会から参加してきた#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が総合でも11位という圧倒的な速さでいきなりトップタイムを記録した。

f3-rd9-q-22 f3-rd9-q-23 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-25 f3-rd9-q-78 f3-rd9-q-10

第9戦の公式予選は午前11時30分より10分間で行われた。
スーパーフォーミュラのフリー走行の際に降っていた小雨がいったん収まり、コース上はハーフウェットの状態。
このため周回を重ねるごとにラップタイムは上がっていった。

同じ富士で行われた第3,4戦でも速さをみせつけたB-MAX勢は今回も速く、走り出してすぐにマーデンボローがトップに立つと、セッション終盤には#23千代勝正が1’53.170を記録して2番手に上がってきた。
対するトムス勢は#37山下健太が3位、#37坪井翔が5位という結果に。
この二人に#12牧野任祐(戸田レーシング)が割って入り、4位につけた。
#3三浦愛(EXEDY)も6位と今季最高位を獲得している。

なお、第1~4戦を佐々木大樹、第5~8戦を高星明誠がドライブしてきたB-MAXの21号車を今回は中国人ドライバーのイェ・ホンリーがドライブしており、この予選では7位につけている。
ホンリーはフォーミュラルノー・アジアシリーズなどで活躍してきたドライバーで、今シーズンはGP3の開幕前テストにも参加している。

Nクラスは今季初参戦の松井が終始クラストップのタイムを記録、最終的にはCクラスの#28山口大陸をも上回る1’56.472を記録してデビュー戦をトップからスタートする。
2番手には#78片山義章(プチルマン)がつけた。

第9戦決勝はこのあと午後4時15分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'51.268--147.633
223千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'53.170 1.902 1.902145.152
336山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'53.748 2.480 0.578144.414
412牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'54.107 2.839 0.359143.960
537坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.207 2.939 0.100143.834
63三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.307 3.039 0.100143.708
721イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411'54.708 3.440 0.401143.205
88大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.849 3.581 0.141143.030
92石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'54.940 3.672 0.091142.916
107阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.980 3.712 0.040142.867
1125N松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.472 5.204 1.492141.036
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'57.458 6.190 0.986139.853
1378N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.199 6.931 0.741138.976
1410N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.883 7.615 0.684138.176
1530NDRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.258 7.990 0.375137.742
169N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.211 8.943 0.953136.650
175Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.992 9.724 0.781135.768
---- 以上基準タイム(110% - 2'04.001)予選通過 ----

Super Car Race Series

SCR:第9,10戦富士フォトギャラリー

scr-rd9-rd10-001 scr-rd9-rd10-002 scr-rd9-rd10-003 scr-rd9-rd10-004
scr-rd9-rd10-005 scr-rd9-rd10-006 scr-rd9-rd10-007 scr-rd9-rd10-008
scr-rd9-rd10-009 scr-rd9-rd10-010 scr-rd9-rd10-011 scr-rd9-rd10-012
scr-rd9-rd10-013 scr-rd9-rd10-014 scr-rd9-rd10-015 scr-rd9-rd10-016
scr-rd9-rd10-017 scr-rd9-rd10-018 scr-rd9-rd10-019 scr-rd9-rd10-020
scr-rd9-rd10-021 scr-rd9-rd10-022 scr-rd9-rd10-023 scr-rd9-rd10-024
scr-rd9-rd10-025 scr-rd9-rd10-026 scr-rd9-rd10-027 scr-rd9-rd10-028
scr-rd9-rd10-029 scr-rd9-rd10-030 scr-rd9-rd10-031 scr-rd9-rd10-032
scr-rd9-rd10-033 scr-rd9-rd10-034
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第9,10戦富士 カテゴリーⅠでNAORYU/佐々木孝太組が連勝 (SCR)

2015スーパーカーレースシリーズ第9戦・第10戦
2015年11月3日(火・祝)レポート

会場:富士スピードウェイ(1周4.563km)

scr-rd9-1 scr-rd9-2

第9戦

カテゴリーⅠはNAORYU/佐々木孝太組が必勝パターンで通算6勝目!
カテゴリーⅡは上野嘉三が4勝目を飾りシリーズチャンピオン獲得!!

 4月、暑さを増す春の富士スピードウェイで開幕した2015スーパーカーレースシリーズはツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGOと転戦し、再び富士スピードウェイに舞台を移し、秋深まる11月3日、最終ラウンド第9戦、第10戦が行われた。

 今回は1日で2戦開催のスケジュール。Aドライバー(ジェントルマン)予選の順にグリッドに並んでスタートした50分レースの第9戦、カテゴリーⅠはポール・ポジションの奥村浩一(メルセデスベンツSLS AMG GT3)がスタート直後のコカコーラコーナーでオーバーラン。この隙に2番手スタートのNAORYU(フェラーリ458Italia GT3)がトップに浮上。3秒近い差をつけて佐々木孝太にバトンを渡す、これまで何度も見せつけられた必勝パターンで難なく走り切って今シーズン6勝目を飾った。

 カテゴリーⅡは上野嘉三(ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4)がチャンピオンに王手をかけて、3位グリッドからスタート。途中5位にまで後退してしまったが、今回は強力助っ人影山正美がいた。バトンを受けた影山は猛追開始。じわじわと前車を抜きラスト3周となったところでついにポルシェ911 GT3 cupの武井真司を抜いて総合3位、カテゴリーⅡトップに浮上し、そのままゴール。上野は今シーズン4勝目を飾ると同時に、1戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。

トップチェッカーを受ける NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

トップチェッカーを受ける NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

佐々木孝太(左)とNAORYU(右)

佐々木孝太(左)とNAORYU(右)

上野嘉三/影山正美組ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4

上野嘉三/影山正美組ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4

表彰台の上野嘉三(左)と 影山正美(右)

表彰台の上野嘉三(左)と
影山正美(右)

■第9戦ドライバーコメント

カテゴリーⅠ

優勝:OLIVE SPA 458GT3(Ferrari 458 Italia GT3)

NAORYU
 「1周目が勝負、1周目で奥村さんを抜こうと思っていた。3~4秒の差を守ってタイヤを温存して孝太選手に渡そうと思っていたので、予定通りの展開になりましたね」
佐々木孝太
 「NAORYUさんと奥村さんの緊迫したトップ争いが面白かったですね。あのままチェッカーまで行かせたかったくらいです(笑)。NAORYUさんがトップで戻ってきてくれたので、僕は楽しく走れました」

2位:BRP★SHIFT SLS AMG GT3(Mercedes Benz SLS AMG GT3)

奥村浩一
 「フロントタイヤが温まっていないのに普通にコーナーに入ってしまいました。PPスタートでテンションが上がっていて、それで行ってしまいました(笑)。NAORYUさんミスしないかなと思っていたけど、しなかったですね(笑)」
山脇大輔
 「今日はじめてマシンの乗ったんですが、すごく乗りやすかった。次のレースで頑張ります。安全運転で行きますけどね(笑)」

カテゴリーⅡ

優勝:Eventdec Gallardo(Lamborghini Gallardo LP 570-4)

上野嘉三
 「予選でポール・ポジションを獲れたのはうれしかったけど、決勝は抜かれてしまって。でも影山さんがトップになってくれて、優勝してチャンピオンが獲れて、これ以上の喜びはありません」
影山正美
 「3位以上で上野君がチャンピオン決定だったけど、3位に上がったら前が見えてきて2位。その時はトップが見えなかったけど最後に見えてきて、チャンスと思ってプッシュした。上野君のチャンピオンに華を添えることができて良かった」

第10戦

カテゴリーⅠはNAORYU/佐々木孝太組が王者の貫録を見せて圧勝の通算7勝目!
カテゴリーⅡはポルシェ911GT3田島剛/武井真司組が混戦を潜り抜けて初優勝!!

メモリアルランを行った 東名早乙女サニー

メモリアルランを行った
東名早乙女サニー

 最終第10戦はSCRで活躍した石松ポルシェの代表で、ポルシェで練習走行中に事故死した早乙女実さんが、1970年代にシビック、スターレットと死闘を繰り広げた「東名早乙女サニー」に砂子塾長が乗り込んでスーパーカー隊列を先導してコースを一周するメモリアルランを行い、当時のままの甲高いエンジン音を再び富士スピートウェイに轟かせた。

 レースはプラチナドライバー中心のBドライバーが乗り込んでスタート。ポール・ポジションの佐々木孝太が好ダッシュでトップを死守どころか、後続がもたつく間に1周目で5秒以上の大量リード。その差を17秒以上に広げてNAORYUに交替。日没のため予定より10分早い40分でチェッカーフラッグが振られNAORYUが堂々の通算7勝目を飾った。NAORYUを追い切れなかった奥村浩一(メルセデスベンツSLS AMG GT3)が2戦連続の2位。3位も2戦連続で清水正智(ポルシェ911 GT3R)が入った。

 混戦となったカテゴリーⅡはポルシェ911 GT3 cupの田島剛/武井真司組が優勝。同じくポルシェ911 GT3 cup のTAD JUN JUN/吉田広樹が2位、上野嘉三/影山正美組3位の結果。また今回はカテゴリーⅢに3台、カテゴリーⅣに1台が参戦。カテゴリーⅢはBMW Z4 Coupeの石原将光/池田大祐組の連勝となった。

優勝した NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

優勝した
NAORYU/佐々木孝太組
フェラーリ458Italia GT3

2位の 奥村浩一/山脇大輔組 メルセデスベンツSLS AMG GT3

2位の
奥村浩一/山脇大輔組
メルセデスベンツSLS
AMG GT3

カテゴリーⅠ表彰式

カテゴリーⅠ表彰式

カテゴリーⅡ表彰式

カテゴリーⅡ表彰式

カテゴリーⅢ表彰式

カテゴリーⅢ表彰式

■第10戦ドライバーコメント

カテゴリーⅠ

優勝:OLIVE SPA 458GT3(Ferrari 458 Italia GT3)

NAORYU
 「第9戦後にセッティングを少し変えたらすごく良くなった。後ろがどんどん離れて行ってマイペースで走れました。チームの力を見せて終わることができました」
佐々木孝太
 「最初にプッシュしました。差を広げてからは後ろとの差を見ながら早目にNAORYUさんに交替しました。暗くなってくるとNAORYUさん速いんです(笑)。チャンピオンにふさわしい完璧なレースができました」

2位:BRP★SHIFT SLS AMG GT3(Mercedes Benz SLS AMG GT3)

奥村浩一
 「第9戦が終わってセッティングを変えたらはずしちゃいました(笑)。周回遅れにつかえてNAORYUさんとの差が開いて心が萎えちゃいました(笑)。」
山脇大輔
 「スタート後に集団に飲み込まれてしまって思うように走れませんでした。その後ペースが上がったんですが、もう遅かったですね。でもいいレースができました」

カテゴリーⅡ

優勝:TAJIMA & BINGO RACING(ポルシェ911 GT3 cup)

武井真司
 「最後はニュータイヤでスタートしたので思いのほか楽でした。前のカテゴリーⅠの車も抜きたかったけど、さすがにダメでしたね(笑)。目標だった優勝ができてうれしいです」
田島剛
 「ドライバー交替の練習もしていなかったので結構大変でした(笑)。最初はどうなるかと思ったけど、なんとかうまくまとまって優勝できてよかった」
SUPER CAR RACE Race Report

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9,10戦SUGO 里見乃亜、初レースのSUGOで得られた大きな自信と第10戦の悔しさは、必ず後半戦の糧になる! (Le Beausset)

fiaf4-rd9-rd10-lbm-1

 ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第5大会がスポーツランドSUGO(宮城県)で、9月19日(土)〜20日(日)に開催された。このアップダウンに富んだテクニカルコースに、里見乃亜が挑むのは今回が初めて。チームの豊富な経験でフォローする一方で、前回の鈴鹿同様に適応力が試されることとなる。コース幅が狭いため、オーバーテイクポイントが少なく、アクシデントも起こりやすいのが特徴でもあるため、予選でいかに上位につけるか、いかにトラブルに巻き込まれないかも重視された。

予選 9月19日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 このレースウィークの走り出しは木曜日で、初めてレースするサーキットとあって、ドライコンディションでマイレージを稼ぎたかったところだが、午後の専有走行はあいにくの雨模様。その前に設けられたスポーツ走行だけがドライだったが、むしろ金曜日の専有走行1回目まで濡れたままであったのが恵みの雨となって、ドライビングやセッティングに対し気づいたことがあったようだ。2回目になって路面の一部はまだ川のようになって濡れていたものの、それ以外は完全に乾いており、いよいよドライタイヤを装着しての走行に。本戦に向けて最終チェックが行われた。

 そして迎えた土曜日の予選は、完全なドライコンディションに。すぐアタックを開始して、着実にタイムを詰めていたのだが、3周目に差し掛かったところで赤旗が。それでも集中力を切らさず、再開後も周を重ねるごとにタイムを縮め、ついに1分24秒933へと到達。その後、2周のクールダウンを挟み、再度アタックをかけたのだが……。タイヤのピークを迎える間に内圧が上がり過ぎてしまい、セカンドベストタイムとして1分25秒011を出すのがやっと。最後の1周にすべてをかけようとピットに入って内圧調整を行おうとした直後に、再び赤旗が。計測は2分を残していたものの、あえなく終了とされてしまう。

 その結果、第9戦には18番手グリッドから、そして第10戦には17番手グリッドから決勝レースに挑むこととなった。

第9戦決勝 9月19日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 好スタートを切った第9戦決勝レースではあったが、1コーナーへのイン側からのアプローチが裏目に。行き場をなくして、アウトから2台にかわされてしまったからだ。それでも前を行く車両にはぴたりと食らいついて周回を重ね、逆転の機会を待つこととなった。その一方で、後方からのプレッシャーも厳しかったものの、これは耐え続ける中、ついにチャンスは訪れた。4周目のヘアピンで1台をパスした直後に、複数の車両がからむアクシデントが発生。これを巧みにかわしたことで17番手に浮上する。

 しかも混戦状態から抜け出し視界も広がったこともあって、ペースもそれまでより大幅にアップし、次第に前の車両との差も縮まっていく。そして、13周目には予選タイムをも上回る自己ベスト、1分24秒742まで叩き出すように。前車を射程圏内にしたところでチェッカーが振られてしまったが、ポジションを上げて来られたこと、そしてアクシデントを回避できたことで、17位という結果以上にドライバーが手応えを掴んでいたことが最大の成果となっていた。

fiaf4-rd9-rd10-lbm-2 fiaf4-rd9-rd10-lbm-3

第10戦決勝 9月20日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 メインのスーパーGTの決勝日、そしてシルバーウィークの真っ最中ということもあり、日曜日には3万人近い観客が訪れ、スタンドの印象はガラリと変わっていた。

 第10戦決勝レースでもスタートを決めて、今度は1コーナー、そして3コーナーでもオーバーテイクに成功。バックストレートで並びかけられるシーンはあったものの、これは凌いでいただけに、何番手でピット前に戻ってくるか、大いに期待された。ところが、なかなか戻って来ない。それどころか、ノーズとフロントウィングを傷めてピットに戻ってくるではないか!

 最終コーナーでの接触が原因だった。すぐにメカニックはノーズを交換してコースに送り戻すも、その間すでに周回遅れに。そればかりか接触が危険行為と判定され、ドライビングスルーペナルティの指示が……。やむなく6周目にピットに戻ることとなる。チェッカーを受けたものの、規定周回数に満たぬ10周しか走行できず、完走扱いとはならなかったものの、手負いの状態でありながらも、終盤には1分25秒台前半で走り続けることができた。

 次回のレースはオートポリスが舞台。もちろん、九州のサーキットでのレース経験は皆無ながら、それはほとんどのドライバーにも当てはまること。言うなれば、ノーハンデにも等しい戦いでもある。SUGOでは手応えも得られた、しかし悔しさも覚えた。思いのすべてを、走りに表すことが大いに期待される。

fiaf4-rd9-rd10-lbm-4 fiaf4-rd9-rd10-lbm-5

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 里見にとって初めてのSUGOとなったが、練習日にウェットコンデションで走り込めたことでクルマへの理解が深まった。予選のタイムはベストで繋げたものではなく、ほんの少しのロスでグリットが決まってしまった。レースでは一周目に順位を上げて最終コーナーを迎えたが、前車の幾度の進路変更で接触してしまったようだ。結果を受け止めて次のレースに繋げて欲しい。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi)COMMENT
 予選はタイヤの温度を上げるのが早過ぎて、一番美味しいところでタイムが出せなかったのが痛かったです。決勝も第9戦はスタートも悪くなかったのですが、イン側に行ったら渋滞していて、アウトから2台に抜かれて。それでも4周目に1台を抜いたら、前に多重クラッシュがあって上手くすり抜けられた後は、いいタイムで走り続けられたので、第10戦はもっと行けると思ったんですが……。実際、スタートは決まって、1コーナー、3コーナーで抜けたんですが、最終コーナーで前のクルマに追いついたらブロックされて、アウトに行ったら、またかぶせられて。あそこでブレーキ踏んだら危なかったので、ハンドルで逃げたら接触してしまいました。ただ、次に繋げられることも多く得られた週末だったので、その成果をオートポリスでは絶対に見せます。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9,10戦SUGO 坪井翔が2連勝でランキングトップ! (DRP)

  • FIA-F4第9・10戦DRPレースレポート
  • スポーツランドSUGO(宮城県)
  • 9月19日(土)予選・第9戦決勝レース 晴れ
  • 9月20日(日)第10戦決勝レース 晴れ
  • 観客動員数:予選日8,000人、決勝日28,500人、大会延べ36,500人
  • ☆参戦ドライバー
  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 B-max
  • ☆参加美人時計モデル
  • かおりさん

 シリーズも残すは3大会6戦。ここまでの8戦を終えてポイントリーダー牧野選手4勝、3ポイント差2位の坪井選手が4勝と、この2名以外に勝者なくチャンピオン争いも絞られてきた。坪井選手はここSUGOで一気にポイントを逆転したいところ。前回の鈴鹿大会で原因不明の不調に落ちいった三笠選手も、事前テストで復調の兆しが見え3人目の勝者を狙っている。

fiaf4-rd9-rd10-drp-1


☆9月19日(土)11:22~ 公式予選

 レースウィーク木曜金曜の練習走行はウェットコンディションで、ドライコンディションとなった最後の一本を除くすべてのセッションでトップタイムをマークした坪井選手は、ここまで3連勝の勢いそのままに絶好調をキープ。予選開始となり2番目にコースインするもすぐに先頭に立ちタイムアタックを開始する。三笠選手は5番目にコースインし先の4台と間をおいてアタックする。しかし開始6分でコースアウト車両の回収のためセッション中断。まだまだタイムは伸びるがこの時点で坪井選手がトップ、三笠選手が10番手タイムをマークしていた。再開後タイムは徐々に伸びていくが、坪井選手のポジションは不動。残り3分を切ったところで再度赤旗中断となりそのまま予選は終了となった。坪井選手は、ベストタイムセカンドタイム共に2位をコンマ2秒離しポールポジションを獲得した。三笠選手は予選再開後、思うようにタイムが伸びず、第9戦、第10戦共に14番手スタートとなった。


☆9月19日(土)15:38~ 第7戦決勝レース

 ポールポジションの坪井選手はフロントロー河野選手をけん制しながらホールショットを奪う。ここで2番手にポイントリーダーの牧野選手が上がってくるが1周でコンマ7秒の差をつけた。その後毎周差を広げ安定したラップを刻む。15周を危なげなく最終的に4秒弱の差を付け5勝目のチェッカーを受けた。三笠選手は好スタートを決めるが、コース幅の狭いSUGOでは抜けない。1周目を予選ポジションの14位でクリアすると前の選手の背後にピタリとつける。何回かのチャレンジで馬の背で13位にポジションをあげるがさらに前の選手とは離れてしまった。結局この順位のままフィニッシュとなり、ポイント獲得とはならなかった。優勝の坪井選手はこの結果、ポイントリーダーに躍り出た。

fiaf4-rd9-rd10-drp-2


☆9月20日(日)10:20~ 第8戦決勝レース

 今大会はサポートレースがF4だけの為、スタート前進行に余裕があり、グリッド整列後にマシンから降りてグリッドウォークのファンからの声援を受けることができプロ気分を味わうことができた。ポールポジションの坪井選手は、今回は真後ろの牧野選手のスタートが良く、カバーしながらホールショットを奪う。前日同様1周目から差を拡げ、2周目の1コーナーで2番手3番手が順位を入れ替えるとここでもマージンを築く。2番手に上がった河野選手のペースも良いが、徐々に差を広げていく。今回も全く危なげなく15周を走りきり、2秒強の差をつけてトップチェッカーを受けた。三笠選手は14番手から好スタートを決めて1コーナーで12位に浮上するが、1周目を13位でクリアする。その後、前のマシンにアタックを試みるが抜くまでには至らず。1台がコースアウトした為、最終的に12位フィニッシュとなった。

 表彰台のメンバーは前日と変わらずだが牧野選手が3位となった為、ポイント差は11ポイントに広がることとなった。残り2大会4戦あるが、チャンピオン争いはこの2名に絞られた感がある。坪井選手はチャンピオンを、三笠選手は3人目の勝者となるべく次戦オートポリスに備える。

fiaf4-rd9-rd10-drp-3

fiaf4-rd9-rd10-drp-4

坪井選手コメント
 今回は練習セッションがずっと雨だったのですが、絶好調でマシンのフィーリングも良く何も心配ありませんでした。最後の練習セッションはドライでしたがウェットパッチが残っていたので無理して攻めませんでした。事前テストではドライも走ってマシンも出来上がっていましたので。第9戦はスタート前に時間があったので、マシンを降りたのですがソワソワしちゃって。それでも再度マシンに乗り込んでからは集中してスタートに備えました。とにかくスタートでトップをキープできれば勝てる自信があったので、あまり良いスタートではありませんでしたが慌てることなく対処しました。最初の数周は差を広げる為にプッシュしましたが、マージンができてからは翌日のことも考えてペースを組み立てました。第10戦の決勝もあまり良いスタートではなかったのですが、隣の河野選手も良くなかったので、牧野選手をカバーしました。第9戦同様に序盤にプッシュしましたが2番手に上がってきた河野選手もペースが良かったので、大きな差は築けませんでしたが、特に不安もありませんでした。次戦のオートポリスは全く走ったことがありませんが、そこは大体の選手も同じだと思うので、しっかり準備したいと思います。とにかく今はいい流れなのでこのまま連勝を築いて、10代の選手に向けられている注目をこちらに向けさせたいと思います。

fiaf4-rd9-rd10-drp-5

三笠選手コメント
 前回の鈴鹿では、あまりに不甲斐ない結果だったので不調の原因究明をしました。チームにはSUGOの事前テストを組んでいただき、そこでは良いタイムを刻め感触も良かったのですが。レースウィークの練習セッションはずっと雨で初のウェットセッティングで走りましたが、徐々にペースを掴み最後のドライセッションもそれなりに手応えがありました。しかし予選では走り出しから違和感があり、タイヤの内圧が上がってくるとアンダーが出て思うようなペースで走れませんでした。第9戦決勝レースもその辺をアジャストして挑んだのですが、抜くに至る速さはありませんでした。翌日のレースに備えて色々と見直した結果、セッティングを大幅に変更し、ドライビング面でもGTのラバーがのった路面に対応できるように取り組みました。第10戦はスタートからマシンのフィーリングが良く前車に集中していたので、1つポジションを上げていたのですが、背後の車両に隙を与えてしまい抜かれてしまいました。そのおかげでフィーリングは良いもののペースを抑えられてしまいタイムとポジションをあげることができませんでした。しかし、今回のセッティング変更で良かった時のフィーリングが戻ってきたので、次戦以降の為にできることを全てやって悔いのないように勝ちを狙いたいと思います。

fiaf4-rd9-rd10-drp-6


☆リザルト

【第9戦】

  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝13位

【第10戦】

  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝12位
FIA-F4公式リザルト:http://fiaf4.jp/results
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO決勝 PP#36坪井が4連勝!!ポイントリーダーに浮上

FIA-F4第9戦の決勝が9月19日、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジ所からスタートした#36坪井翔(FTRSスカラシップF4)が終始レースをリードし、最後は後続に3.7秒差をつけて今季5勝目を挙げた。

fiaf4-rd9-r-start1

fiaf4-rd9-r-start2

fiaf4-rd9-r-start3

fiaf4-rd9-r-36

fiaf4-rd9-r-11

fiaf4-rd9-r-4

fiaf4-rd9-r-22

fiaf4-rd9-r-podium

fiaf4-rd9-r-tsuboi

第9戦決勝は午後3時38分より15周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールの坪井。
しかしトップ3いずれもがあまりいいスタートとは言えず、1コーナー進入までは互いに牽制し合いながらの走行となった。
ここで予選3番手の#11牧野任祐(Rnスポーツ)が予選2番手の#4河野駿佑をかわして2番手に浮上する。

トップの坪井は序盤から安定したペースで牧野を突き放しにかかり、2周終了時点では1.13秒のリード、12周終わりでは3.4秒差とし、その後もリードを広げて3.739秒差でフィニッシュ、第6戦富士以来の4連勝、今季通算5勝目を挙げた。
また、これによりシリーズポイントは145ptとなり、このレースで2位に終わった牧野を2ポイント上回ってポイントリーダーに躍り出た。
3位の河野はレース中盤まで#37小高一斗の追撃を受けたが、後半次第に引き離して今季初の表彰台をものにした。

その後方でレースを大いに盛り上げたのが、このレースがフォーミュラデビューとなる#22宮田莉朋だった。
予選9番手からスタートした宮田はオープニングラップで8位に浮上すると、7周目の1コーナーで#3阪口晴南のインをついて7位に浮上、そのまま前を行く#7大津弘樹のテールに食らいつき、11周目の1コーナーで#37小高、#8上村優太、#7大津が3ワイドのバトルを展開した隙にインから一気に3台を抜き去り、見事デビュー戦を4位で終えている。

第10戦決勝は明日午前10時20分より15周で行われる。

優勝 #36坪井翔のコメント
スタートは上位3台ともあんまり速くなかったんですよ。でも抜かれることはなかったので、1コーナー入った時点で「あ、これはいけるな」と思いました。後ろはすぐ離れて行ったので、自分の走りだけに集中しました。
牧野くんと河野くん、どっちを守ろうかと迷いましたが、うまくおさえることができたので、そこが勝因かなと思います。
明日も晴れになる可能性があるので、タイヤを残しておくためにも後半5周くらいはセーブしました。
2位 #11牧野任祐のコメント
予選の後でクルマのセットを変えて、良くなったんですけど、それでもあれだけ離されるので、何か原因があると思うんですけど、それが何かわからないのが現状です。
まあ明日ももう1レースあるので、何か考えてなんとかできるようにしたいと思います。
スタートの時はみんなそんなに良くなかったんですけど、良くない中では僕がちょっとマシだっただけだと思います。
3位 #4河野駿佑のコメント
今までずっと結果が残らなかったので、勿論勝てなかったのは悔しいですけど、やっと表彰台に載れたのは良かったです。
鈴鹿からここまでに何が変わったということは特にありません。二十歳になったくらいですかね(笑)何かが進化したということではないんですけど、今までもレースではそんなに変わらないペースで走れていたので、予選がすごい課題でした。アタックのときの位置取りであったり、フレッシュタイヤのうまい使い方がわからなくて、予選の一発が出せませんでした。
SUGOは抜くのが難しいので予選を決めなきゃいけないなと思っていました。僕らとトムススピリットは7月に一緒にテストをやってる分有利だったのかなというのはありますし、チームがクルマを良い状態に仕上げてくれたので安心してアタックができました。
今回がデビュー戦となった#22宮田莉朋のコメント
四輪レース自体今回が初めてです。色々と目標はあったんですが予選9番手で終わってしまいました。スタート練習も一切出来なくて、レースで初めてスタート練習をしました。パッシングも、ぶつけて終わりというのだけは嫌だったので、余裕を残したかったんですけど、今回初めてギリギリのところまで攻めて抜くことができました。その部分はカートでの経験が活きたと思います。
フォーミュラの方が荷重移動の部分がカートと違うんですけど、フォーミュラでの経験はカートにも役立っています。
一番の悩みは接近戦と、後ろにつくとダウンフォースが抜けるので、その部分が難しいです。
次のレースは表彰台に上ることを目標にして、今のうちにたくさんのことを収穫して、これからのレースに役立てていきたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2015/09/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1521'14.538
211牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
Rn-SPORTS
DL153.739
34河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
RS FINE
DL154.414
422宮田 莉朋RSS TAKAGI RACING
RSS
DL157.883
57大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL159.192
637小高 一斗FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL159.624
73阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL1510.432
88上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1511.204
919篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1512.308
1050山田 真之亮B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1512.622
112佐藤 秀真Hanashima Racing F110
HANASHIMA RACING
DL1512.927
125平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
RS FINE
DL1513.457
1351三笠 雄一B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1515.901
1488川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1517.310
1514根本 悠生GUNZE F110 KCMG
KCMG
DL1517.742
1616銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
Media Do Kageyama Racing
DL1520.259
1762里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
Le Beausset Motorsports
DL1521.000
1852番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
埼玉トヨペットGreenBrave
DL1525.362
1963グスタボ・ミャサバVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1525.684
209石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526.288
2110⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526.883
2275手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL1529.169
2389伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1530.048
2444山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1532.414
2517永井 宏明ナインレーシング
ARN RACING
DL1537.996
2639加藤 潤平miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1539.468
2766橋本 陸Skill Speed
Skill Speed
DL1542.150
2820今橋 彩佳miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1557.866
2938田島 剛美人&DRP
GARAGE CHABATAKE
DL151'18.867
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL141Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)----
-3阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL312Laps
  • Fastest Lap: CarNO.4 河野駿佑(グッドスマイル初音ミクF110) 1'24.220 (8/15) 158.339km/h

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9-10戦SUGO公式予選 好調#36坪井が連続ポール獲得!

#36坪井ここでも絶好調!
FIA-F4第9戦、第10戦の公式予選が9月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、目下ポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)がベストタイム1’24.085、セカンドタイム1’24.090で連続ポールを獲得した。

fiaf4-rd9-rd10-q-36 fiaf4-rd9-rd10-q-4 fiaf4-rd9-rd10-q-11

先に行われたスーパーGTの公式練習で2どの赤旗中断があった影響で公式予選は当初予定より12分遅れの午前11時22分より30分間で行われた。
天候は晴れ、コースはドライ。
事前のテスト、前日の専有走行と雨に祟られたこともあり、各ドライバーほぼぶっつけ本番の状況だ。
そうしたこともあってか、開始6分でいきなり#38田島剛(ガレージ茶畑)がコースアウト。
これを回収するために赤旗中断となった。
また残り時間が3分を切ったところでも1台が飛び出し、2度目の赤旗が提示され、この時点で予選は終了になっている。

それでもスーパーFJや東日本F4などで経験を積んでいる選手は走り出しから好タイムを連発して上位に名を連ねてきた。
中でも好調だったのは第6戦富士から3連勝中の坪井だ。
最初の赤旗中断から走行が再開された直後に1’24.374でトップに立つと、その後も快調に周回を重ねて1’24.090、1’24.085を立て続けにマーク。2位以下をコンマ2以上引き離して堂々の連続ポールをものにした。

それに続いたのが#4河野駿佑(RSファイン)。7月にここでテストを行ったことでドライコンディションでの走行にも自信を持っていたという河野はベストタイム1’24.281、セカンドタイム1’24.354で自身初のフロントローを連続で獲得した。

3番手につけたのはポイントリーダーの#11牧野任祐(Rnスポーツ)。
東日本F4などでもSUGOは経験しており、決して苦手なコースではないとはいうものの、ドライコンディションでの走行気概がこれまであまりなかったために、まだまだセッティングを煮詰めきれていないようだ。
それでも坪井の背後につけてスタートでの挽回に賭ける。

また今回FIA-F4にデビューしたのが#22宮田莉朋(RSS)。
先月10日に16歳になったばかりの宮田はこれがフォーミュラ初レース。先週同じSUGOの西コースで開催された全日本カート選手権でも4位入賞をしたばかりだが、それを感じさせない元気な走りで第9戦、第10戦とも9番手と一桁グリッドを獲得した。

FIA-F4第9戦決勝はこの後午後3時35分から、第10戦決勝は明日午前10時20分よりそれぞれ15周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2015/09/19) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136坪井 翔FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1'24.085--158.593
24河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
RS FINE
DL1'24.281 0.196 0.196158.225
311牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
Rn-SPORTS
DL1'24.347 0.262 0.066158.101
437小高 一斗FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1'24.461 0.376 0.114157.887
58上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'24.502 0.417 0.041157.811
63阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL1'24.503 0.418 0.001157.809
719篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1'24.522 0.437 0.019157.773
87大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'24.533 0.448 0.011157.753
922宮田 莉朋RSS TAKAGI RACING
RSS with B-Max Racing team
DL1'24.580 0.495 0.047157.665
102佐藤 秀真Hanashima Racing F110
HANASHIMA RACING
DL1'24.615 0.530 0.035157.600
1150山田 真之亮B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1'24.630 0.545 0.015157.572
125平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
RS FINE
DL1'24.668 0.583 0.038157.501
1316銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
Media Do Kageyama Racing
DL1'24.693 0.608 0.025157.455
1451三笠 雄一B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1'24.788 0.703 0.095157.278
1514根本 悠生GUNZE F110 KCMG
KCMG
DL1'24.803 0.718 0.015157.251
169石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'24.834 0.749 0.031157.193
1788川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1'24.852 0.767 0.018157.160
1862里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
Le Beausset Motorsports
DL1'24.933 0.848 0.081157.010
1970天野 翼Leprix Sport F110
leprix sport
DL1'25.013 0.928 0.080156.862
2063グスタボ・ミャサバVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1'25.014 0.929 0.001156.860
2110⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'25.069 0.984 0.055156.759
2252番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
埼玉トヨペットGreenBrave
DL1'25.272 1.187 0.203156.386
2389伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1'25.307 1.222 0.035156.322
2466橋本 陸Skill Speed
Skill Speed
DL1'25.389 1.304 0.082156.171
2544山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1'25.441 1.356 0.052156.076
2675手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL1'25.449 1.364 0.008156.062
2717永井 宏明ナインレーシング
ARN RACING
DL1'25.872 1.787 0.423155.293
2839加藤 潤平miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1'26.139 2.054 0.267154.812
2920今橋 彩佳miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1'27.257 3.172 1.118152.828
3038田島 剛美人&DRP
GARAGE CHABATAKE
DL1'30.173 6.088 2.916147.886
3123YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL1'32.710 8.625 2.537143.839
---- 以上基準タイム(130% - 1'49.509)予選通過 ----

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 決勝レース レポート

MJ15_0272_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月30日
 
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月30日(日)に開催いたしました。


天候:くもり 路面:ドライ/ウェット 気温:26度 路面:28度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第9戦決勝が8月30日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。この日の鈴鹿は前日から早朝にかけての雨で路面は濡れていたが、PCCJの前のレース終了時には走行ライン上がやや乾き始めてきているところもあるという状況。まもなくコースインという時点では雨は落ちていないが、いつ降り出してもおかしくない雲行き。それゆえ、各チームとドライバーは、グリップの高いスリックタイヤを履いてスタートするか、レインタイヤでスタートするかの選択に悩まされたが、両クラスとも上位陣は最終的にスリックを選択した。

スターティンググリッドは、ポールポジションが#15元嶋佑弥、2番手#12久保凛太郎、以下は#78近藤翼、#19永井宏明、ジェントルマンクラスの#24剛覇矢人、同#9武井真司というオーダー。各ドライバーともフォーメーションラップで普段よりも注意深く路面コンディションを確認しながらグリッドに向かったが、隊列の先頭を走っていた元嶋がピットに戻り、マシンを降りてしまう。原因はマシントラブルのようだが、いずれにしてもこれでリタイヤとなり、開幕からの連勝は8で止まった。

PPは空席のまま、シグナルがブラックアウトしてレース(10周)が正式にスタート。久保と近藤はほぼ同じ反応と加速を見せ、1コーナーに並んで進入していくが、2コーナーでは久保が先行。その後のペースでも久保が勝り、周回を重ねるごとにリードを拡大していく。「元嶋選手がピットに向かったのは見えました。ウェット路面は嫌いではないですし、10周をしっかり走れば、いけると思っていました」という久保は安定した走りでファステストラップもマーク。近藤に約22秒の差をつけて、今季初優勝を決めた。一方の近藤はマシンにトラブルの淡い前兆を感じたことでリスクを抑えた走りに変更。2番手キープのままゴールとなった。「最初はプッシュしたのですが、久保選手を追っていける態勢には持ち込めなかったので、大事にいきました」(近藤)。3位は永井。今季初の表彰台を地元ラウンドで獲得した。「序盤のウェットでの走りで若い選手から置いていかれたので、次の鈴鹿までにしっかり準備して、ドライで攻めたいですね」。

ジェントルマンクラスも波乱の展開。クラス1番グリッドの剛が1周目の1コーナー進入で#7星野敏と接触し、タイロッドを破損。ピットにマシンを戻して、そのままリタイヤとなる。また、クラス3番グリッドの#2田島剛は「ホイールスピンしてしまった」ことで出遅れ、数台に先行を許した。これにより、クラス4番グリッドの#37久保田克昭がトップに立ったが、すぐ後ろには武井が迫る。2人の神経戦は終盤まで続いたが、2台の間隔がより縮まって迎えた9周目の逆バンクで武井がコースオフ。マシンにダメージを受けて、リタイヤとなってしまう。「武井選手の気配は感じていました。ただ、逆バンクの進入で武井選手が僕のイン側に入っていたことに気付かず、武井選手のラインを残していなかった」(久保田)ことで、武井が接触を回避するためにラインを外れ、コースオフという状況のようだ。「あまり積極的には仕掛けようとはせず、前がミスした時に抜こうと考えていましたが、今回の状況を考えれば、もう少し慎重にいっても良かったかもしれません」(武井)。

レースはその後、久保田がトップをキープし、田島が後方から2番手まで追い上げてきたところでチェッカー。3位には#25内山清士が入った。「9周目以外のところでは、スタートも決まりましたし、ポジションも上げていけましたので、良かったと思います。次の鈴鹿は2分8秒0台に入れたい」と今季2勝目の久保田。3戦連続の表彰台となった内山は「今回は慎重にいきましたが、次は攻める」とさらなる高みを狙う。

第9戦を終え、今季のPCCJのレースイベントはF1日本グランプリと同時開催の鈴鹿ラウンドを残すのみとなった。ランキングトップの元嶋と武井がポイントを取りこぼしたことで、チャンピオン争いは大混戦。特に初優勝の久保は「今回勝てたことで、鈴鹿での走りや相性にいいイメージができた。マシンの遅いところも分かりましたし、次も勝ちにいく」と自信を深めていることも、元嶋にとっては脅威のはず。両クラスとも勢力図がリセットされたPCCJ 2015シリーズ。日本GPという華やかな舞台でどのような決着を迎えるのか。


■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 21'57.169 _ -
2 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 10 _ 22'19.368 _ 22.199
3 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 10 _ 22'21.424 _ 24.255
4 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 10 _ 22'41.087 _ 43.918
5 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 10 _ 22'43.222 _ 46.053
※ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX-PORSCHE _ 10 _ 23'06.988 _ 1'09.819
6 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 10 _ 23'10.377 _ 1'13.208
7 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 10 _ 23'10.971 _ 1'13.802
8 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 10 _ 23'11.420 _ 1'14.251
9 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 10 _ 23'24.085 _ 1'26.916
10 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 10 _ 23'45.239 _ 1'48.070
11 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 10 _ 24'15.853 _ 2'18.684
12 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 24'16.224 _ 2'19.055
13 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 9 _ 22'39.048 _ 1Lap
以上完走(規定周回数)
9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 8 _ 18'11.847 _ 2Lap
24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 1 _ 3'59.927 _ 9Lap
15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE DNS

ベストラップ
2'10.835 7/10 159.78km/h #12 久保 凛太郎/R.KUBO / TEAM KTOUCH PORSCHE 

※ No.30 は賞典外の参加
No.37 訓戒とした。(鈴鹿サーキット一般競技規則第25条〜1)②違反(危険なドライブ行為)

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選レポート

 
MJ15_0260_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月29日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦公式予選を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月29日(土)に開催いたしました。

天候:くもり 路面:ドライ 気温:26度 路面:30度(セッション開始時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015第9戦公式予選が8月29日(土)鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。

第8戦終了時点でのポイントランキング上位のオーダーと獲得ポイントは、総合1位がここまで開幕8連勝中の#15元嶋祐弥(160点)、同2位が#78近藤翼(140点)、同3位が#12久保凛太郎(132点)。ジェントルマンクラスは、1位が今季5勝の#9武井真司(132点)、2位#25内山清士(103点)、3位#2田島剛(102点)、4位#77浜崎大(100点)、5位#24剛覇矢人(99点)、6位#37久保田克昭(95点)。シリーズは佳境を迎えつつあり、この鈴鹿での結果によってタイトル争いの状況が大きく変わるため、公式予選から激しい戦いとなることが予想されていた。

公式予選は13:45からの30分間。鈴鹿は午前中から曇に覆われ、降雨も心配されていたが、それも杞憂に終わり、完全なドライコンディションでセッションが始まった。タイヤ1セット目のアタックでは各車とも前日の専有走行からタイムを縮め、まずは元嶋が1周目に2分6秒071をマーク。続いて、近藤、久保らも2分6秒2程度まで詰めてくるが、元嶋のタイムを上回ることができない。そうして各車が一通り1セット目でのアタックを終えると、ピットに戻ってニュータイヤに交換。そして、残り10分を切った頃から、ポールポジション争いが激化していった。

上位陣で先にコースインしたのは久保。タイヤをゆっくりと温めた後のアタックで2分6秒038と、元嶋のタイムを更新する。このアタックは「正直、手応えがあったわけではなく、1セット目からマシンのバランスと走り方を修正しただけ。これで決まるとは思っていませんでした」というもので、久保もまだ削る余地があると見込んでいた。しかし、その後タイムを更新できず、結局2番手となった。

その久保のタイムを上回り、ポールポジションを獲得したのは元嶋だった。時間をかけてタイヤを温めた後、アタックラップに突入。「S字で縁石に乗りすぎて、フルカウンターを当てました。『まずい』と思いましたが、セクター2とセクター3で取り返すことができた」という走りは、唯一の2分5秒台となる2分5秒811を記録。「今季一番いいアタックができました。ミスもありましたが、攻めた結果ですから」と気分も上々に明日に備える。ポイントランキング2位の近藤は「2セット目での実質計測2周目で、セクター1・セクター2と自己ベストタイムで来ていたのですが、スプーンコーナーでオーバーランしてしまい、タイヤ(のグリップ)を使い切ってしまった」と3番手に終わった。だが、落胆の様子はない。「仮に雨となっても、昨年(雨の)鈴鹿で勝っていますし、全力で勝ちにいきます」と気持ちを切り替えていた。

ジェントルマンクラスでは、前戦の富士で優勝した剛がその速さと勢いを持続。ニュータイヤ2セット目のアタックで2分8秒060とまずは自己ベストを縮めると、次の周には昨年のジェントルマンクラスのレコードタイム2分7秒808を更新する2分7秒766を記録。武井がその対抗一番手としてクラストップタイム争いに加わってくるかと思われたが、「アンダーステアとオーバーステアが両方出るような状態」で、いつもの鋭い走りが見られない。「最後の1回で剛選手のタイムを抜こうと思っていましたが、S字でアンダーが出てしまった」ことで届かず、剛の初のクラスポールポジションが確定した。「今回はクールスーツを着用しないでアタックしました。そのおかげかな?(笑) でも、ドライでの勝負で武井選手より前のグリッドを獲れたことはとてもうれしいです」(剛)。3番手は2分8秒549の田島。「タイヤ1セット目からいろいろ改善してアタックしたのですが、どうもタイムが伸びなかったので、最後に楽しもうと思って走ったら、タイムが出ました」と開き直ったのがいい結果につながったようだ。

PCCJ第9戦決勝は、30日9:15スタート予定。鈴鹿の代表的なオーバーテイクポイントは1コーナーやシケインなどだが、コース幅が富士などよりも若干狭く、オーバーテイクしにくいコースとも言われている。今回の決勝は10周で、これまでのラウンドよりも5周少ない。また、降雨の可能性も心配されている。これらを考慮して、早めに仕掛けるのか、様子を見るのか、その戦略と遂行力も問われるところ。「雨は得意」というドライバーも多く、いつにも増して興味深い戦いに期待が高まる。


■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 2'05.811
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'06.038
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 2'06.207
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 2'07.119
5 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 《R》2'07.766
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2'07.884
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 2'08.229
8 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 2'08.549
9 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 2'09.047
10 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 2'09.105
11 _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX PORSCHE _ 2'09.239
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 2'09.542
13 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 2'10.082
14 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 2'10.349
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 2'11.077
16 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'11.854
17 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 2'12.843

※"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは(Class G)2'07.808

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第8,9戦富士 山下健太が第8戦、ニック・キャシディが第9戦で共に今季4勝目を挙げる (TOYOTA)

  • コース:富士スピードウェイ(4.563km)
  • 予選:6月6日(土)曇り:ドライ
  • 第8戦決勝:6月6日(土)曇り:ドライ
  • 第9戦決勝:6月7日(日)曇り:ドライ

 富士スピードウェイでF3の第4大会(第8,9戦)が行われ、第8戦は山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転勝利で今季4勝目。ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が2位で続き、トムス勢が今季2度目の1-2フィニッシュを飾った。第9戦はキャシディがポール・トゥ・ウィンでこちらも今季4勝目。山下は3位に入った。

第8戦で山下健太が今季4勝目を挙げた

第8戦で山下健太が今季4勝目を挙げた

 全日本F3選手権の第4大会(第8戦、第9戦)が6月6日(土)と7日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 スーパーフォーミュラとの併催で行われることの多い全日本F3だが、今大会はF3単独開催。

 明日のトップドライバーを目指す若手により争われているF3、今季は参戦2年目となる19歳の山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)と、チームメイトの20歳、ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)がこれまでの7戦でそれぞれ3勝ずつを挙げているが、山下は2回のリタイアでの無得点レースがあり、ポイントランキングでは首位のキャシディに対し、6ポイント差の2位につけている。

 5日(金)の占有走行までは好天だった富士だが、金曜夜に降雨に見舞われた。予選と第8戦決勝が行われる6日(土)は、朝には雨は止んだものの、曇り空で肌寒く感じる天候。

 午前9時からの予選の時点では、場所によっては少し濡れた場所も残っているものの、ほぼドライコンディションで、第8戦、第9戦と10分間ずつのセッションが実施された。

 第8戦の予選は、僅差での激しいタイム争いとなり、最終的に上位6台はわずか0.2秒以内。山下はポールタイムに100分の3秒届かず、それでも最前列2番手。キャシディは僅かな遅れながら5番手となってしまった。

 10分間のインターバルを経て行われた第9戦予選では、今度はキャシディがポールポジションを獲得。山下は2列目3番手につけた。

 予選に続き、相変わらず黒い雲が空を覆い、肌寒い中、午後1時50分より第8戦の決勝レース(15周)がスタートした。

 2番手の山下はややスタートで出遅れたものの2位をキープ。首位を逃げる車両を追い、ホームストレートではスリップストリームにつける距離で追撃を続けた。

 数周にわたってストレートでの攻防を見せた山下は、5周目の最終コーナーでインをつき、立ち上がりで並ぶと、そのまま1コーナーを制し、首位に立った。

 5番手スタートのキャシディは、スタートでひとつポジションを上げると、前を行くライバルと激しい3位争いを繰り広げていたが、山下にかわされた車両もこのバトルに加わり、三つ巴の2位争いに。前の2台のバトルの隙を突き、6周目にキャシディが2位へ浮上。トムスの1-2体制となった。

 その後、一時は首位山下がキャシディに対し2.7秒ほどまで差を広げたが、終盤に入るとキャシディがファステストラップをマークし追い上げ。しかし、山下が逃げ切り、今季4勝目を挙げた。

 2位のキャシディはファステストラップの1ポイントを獲得し、山下とのポイント差は2ポイントのみ詰まることとなった。

 7日(日)は、土曜日よりは暖かい、薄曇りの天候の下、午前10時40分に、シリーズ折り返しとなる第9戦決勝(21周)のフォーメーションラップが開始された。

 スタートでは、2,4番手の車両が好ダッシュを見せ、ポールポジションのキャシディ、3番手グリッドの山下は3,4位で1コーナーへ。

 2周目の1コーナーでキャシディが前走車をかわし、2位浮上。この時点で1.6秒あった首位との差を詰めて行った。一方、山下もこの前走車に追いつき、3位争いとなったが、ストレートスピードで若干分のあるライバルに、山下は苦戦。キャシディと首位車両、3位の車両と山下による僅差でのバトルが続いた。

 毎周、最終コーナーで仕掛けるもパスするまでには至らなかった山下は、11周目の最終コーナーで前に出ると、続くストレートで2台はもつれ合うようにバトルを続け、1コーナー進入では山下が先行。そうはさせじとアウト側で粘ったライバルはコースオフ。これで3位に浮上した山下は、首位を争う2台を追った。

 首位争いは、0.5秒差くらいのまま10周以上に渡って続いていたが、16周目、キャシディがついに首位を奪取。首位を争う2台がバトルでペースが落ちている間に、3位の山下はファステストラップをマークしながら追い上げ、3位浮上時に5.8秒あった差を着実に詰めていったが、最後は2.4秒届かず、3位でフィニッシュ。

 キャシディは逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目。山下が3位となったため、2人のポイント差は9ポイントに広がった。

 Nクラスでは、小河 諒(TOM'S)が第8戦、第9戦共に制し、今季7勝目と圧倒的な強さを見せている。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第8戦優勝、第9戦3位に入った山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第8戦優勝、第9戦3位に入った山下健太
(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第8戦2位、第9戦で今季4勝目を挙げランキング首位につけるニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)

第8戦2位,第9戦で今季4勝目を挙げランキング首位につけるニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)

トヨタモータースポーツニュース

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 上位3人のコメント

f3-rd9-r-podium

優勝 #37ニック・キャシディ(トムス)
f3-rd9-r-pc-cassidy びっくるするぐらいに嬉しいです。スタートは悪くなかったんですが、1コーナーでアウトにいたせいで高星選手だけでなくホンダのクルマにも抜かれてしまいました。でもストレートスピードはこっちの方が速かったので、すぐにホンダの前に出ることはできました。
今日は終始クルマが速かったので、常に速いペースで走れました。終盤タイヤを消耗させてしまいましたがトップに立つことができました。
ここまで開催したすべてのコースで勝っているので、次の岡山も自信があります。
2位 #23高星明誠(B-MAX NDDP)
f3-rd9-r-pc-takaboshi 今日のレースではスタートに集中していました。狙ったとおりに行けてトップに立ち、最初の1,2周で離すことができましたが、セットアップを今日に向けて変更していたためかペースが上がらず、逃げられないのはわかっていたので、どうやって抑えるかを考えて走って15周くらいまでは抑えたんですが、ブレーキングで抜かれてしまったのは悔しかったです。そこからはスリップを使ってファステストラップを狙っていたんですが、やっぱり追いつけませんでした。
このところ3位が続いていたので、トムスの間に割って入れたのは良かったんですが、勝てたレースだったと思うので、そこは悔しいです。
今回の富士でいいところをみつけているので、今後は戦えるのかなと思います、次の岡山でもいいレースをしたいと思います。
3位 #36山下健太(トムス)
f3-rd9-r-pc-yamashita スタートは悪くなかったんですが、福住選手の方が速くて前に行かれてしまいました。そのあとは福住選手の後ろでチャンスをうかがっていましたが、むこうはストレートが速くてなかなか抜けず、その間にタイヤにフラットスポットを作ったりもしました。最終的には昨日と同じような形で抜くことができましたが最後ぶつかってしまいましたが、あれは僕は悪くないと思います。
速さはあったのに、前の二人に離されてしまったのは残念です。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムス)
f3-rd9-r-pc-ogawa スタートは良くなかったんですが、一度利が良くてトップのまま1コーナーに入れました。チャンピオンシップクラスのクルマに追いついてしまい、ダウンフォースが抜けたところを最終コーナーで三浦愛選手につかれましたが、すぐにストレートで抜き返せました。混戦の中でどうやって走るかを考えていかないと、今後も厳しい戦いになっていくのかなと思います。
後半は予選と同じくらいに攻めて走っていたんですが、チャンピオンシップクラスのクルマが後半ペースを上げているのに自分は下がってしまったので、ドライビングやタイヤの使い方など、まだまだ考えないといけないと思います。
チャンピオンシップクラスとの差が今2.5秒ありますが、これを2秒に詰めていけるよう頑張ります。それができないようだと来年がないと思いますので。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXCEDY)
f3-rd9-r-pc-miura 今日のスタートは良くも悪くもなく、ポジションはキープできましたが今の自分のラップタイムだと絶対トップに立てないと感じていたので、小河選手がチャンピオンクラスに詰まっているのを見てせめてもの抵抗でインに入ったんですが、そのあとまた離されてしまい、昨日より差が開いてしまいました。昨日からセッティングを変えてみたんですが、少し違う方向に行ってしまったようです。
今日のクルマの状態の中では精一杯走れたとは思います。
シーズンの最初の頃はチャンピオンシップを意識して走っていましたが、今はそんなことを言ってられる状態じゃないので、とにかく一戦一戦自分自身のラップタイムを上げて、最終的にはまた優勝したいと思います。
前回の岡山は内容的に良くなかったので、今回のことも含めて少しチームと考えてクルマもドライバーもレベルアップしていきたいと思います。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd9-r-pc-dragon 今日は少しでも抵抗できるように、ってことでニュータイヤを残して第2レースに比重を置いた作戦をとったんですが、予選での速さが足りていないこともあっていつもと同じ結果になってしまいました。それでもタイヤの良さも手伝って14~15周くらいまでは前が見える位置にいたので、岡山までにもう少し何か改善できればと思います。
次の岡山でもとにかく予選で前に近づくことを目標にしたいと思います。決勝はF3の性格上ミスさえしなければ後ろに下がることはないと思うので、とにかく予選を頑張りたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 ポールシッターの#36キャシディが今季4勝目。Nクラスは#38小河が今回も独走優勝

6月7日富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールシッターの#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)が今季4勝めを挙げ、このレース3位に終わった#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)とのポイント差をまた少し広げて9とした。
2位は#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)だった。
Nクラスは予選トップの#38小河諒が独走して今季7勝めを挙げた。

f3-rd9-r-start

f3-rd9-r-37vs23

f3-rd9-r-37

f3-rd9-r-23

f3-rd9-r-36

f3-rd9-r-7

f3-rd9-r-38

f3-rd9-r-3

f3-rd9-r-30

f3-rd9-r-winner

大会二日めを迎えた富士スピードウェイは時折青空が覗くまでに天候が回復。
絶好のレース日和の中、午前10時40分より21周の決勝レースがスタートした。

ホールショットを奪ったのは予選2番手の高星。
ポールシッターのキャシディは1コーナーでの位置取りが悪く#7福住仁嶺(HFDP)にも先行されて3位まで後退してしまうが、すぐさま2周めの1コーナーで福住をかわして2位に浮上すると、トップの高星を追い上げにかかった。

抜かれた福住の背後には第8戦優勝の山下が迫り、4周めの最終コーナーで山下が福住のインをつくが、つづく5周めの1コーナーでは福住が抜き返し、その後は高星とキャシディ、福住と山下がテール・トゥ・ノーズの状態で周回を重ねる展開となった。

レースが動いたのはちょうど折り返し地点となる11周め。
最終コーナーで山下が福住をかわしてホームストレートに戻ってきた。一旦は抜き返した福住だったが、山下はスリップストリームを使って追いすがり、1コーナーで再びインをついて3位に浮上、そのまま一気にペースを上げてファステストラップを立て続けに記録してトップ2台を追い上げていく。

そのトップ争いが動いたのは16周め。
キャシディが満を侍して高星のインをついてトップに立った。
諦めずに追いすがる高星だったが、トップを奪い返すにはあと一伸びが足りず、キャシディが高星に僅か1.1秒の差で今季4勝めをものにする結果となった。
この二人を上回るペースで周回を重ねていた山下が3位。それでもファステストラップを記録して1ポイントを加点してトップとの差を9とした。

Nクラスは予選トップの小河がそのまま逃げ切って7勝目。
1周めの最終コーナーでCクラスの車両に詰まったところを#3三浦愛(EXCEDY)に突かれる場面もあったがすぐにストレートで抜き返し、最後は17秒もの大差をつけて21周を走りきった。

全日本F3選手権はこのあと再び岡山国際サーキットに舞台を移して第10戦、第11戦を開催する。
6月27-28日開催だ。

f3-rd9-r-podium-n-winner f3-rd9-r-podium-n-2nd f3-rd9-r-podium-n-3rd f3-rd9-r-podium-winner f3-rd9-r-podium-2nd f3-rd9-r-podium-3rd

Text : Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312133'28.408
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31211.116
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31213.580
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D219.786
5225佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31219.924
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3012110.404
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312119.895
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2122.119
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312133.079
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2148.323
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'05.817
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'17.845
131310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31211'24.978
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'36.664
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'38.889
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'34.938 (19/21) 173.027km/h

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 #37キャシディが今季4度目のポール!

全日本F3選手権第9戦の公式予選はコンマ2秒以内に4台がひしめく接戦に。
ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)が1’34.726で今季4度目のポールポジションを獲得する結果となった。

f3-rd9-q-37 f3-rd9-q-23 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-38 f3-rd9-q-3 f3-rd9-q-30

第8戦の予選終了から10分間のインターバルをおき、午前9時20分より10分間で第9戦の公式予選が行われた。
空は次第に明るくなり、路面は完全なドライコンディションに。これによりラップタイムはさらに上がり、終盤は1分34秒台の攻防が繰り広げられることになった。

この予選でも最初にアタックを開始したのは#23高星明誠(B-MAX)。
3周目には早くも1’35.051と第8戦のベストタイムを上回り、次の周では1’35.027を叩き出す。
しかしその直後に#36山下健太(トムス)が1’35.021、#7福住仁嶺(HFDP)は1’35.017といずれも高星を上回ってきた。

さらにはキャシディがチェッカー直前に1’34.726といち早く1分34秒台を記録。高星、山下、福住等も自己ベストを塗り替えてアタックを続けたが、それぞれ1’34.876、1’34.889、1’34.904にとどまり、キャシディには一歩及ばなかった。
スポット参戦の#22佐々木大樹(B-MAX)は1’35.076までタイムを縮め、予選5位につけた。

Nクラスは#38小河諒(トムススピリット)が1’37.301を記録して今季7度目の予選トップとなっている。

第9戦決勝は明日午前10時40分より21周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.726--173.414
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.876 0.150 0.150173.140
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.889 0.163 0.013173.116
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'34.904 0.178 0.015173.089
5225佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.076 0.350 0.172172.775
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'35.193 0.467 0.117172.563
7*87高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'35.514 0.788 0.321171.983
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.714 0.988 0.200171.624
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.080 1.354 0.366170.970
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.301 2.575 1.221168.825
111310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'37.327 2.601 0.026168.779
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.466 2.740 0.139168.539
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.441 3.715 0.975166.869
145N4アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.083 4.357 0.642165.788
1577N5三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.289 4.563 0.206165.444
---- 以上基準タイム(110% - 1'44.313)予選通過 ----
  • CarNo.8は、全日本F3選手権統一規則第23条2.(マーキングタイヤ使用)違反により、参加代表者および技術委員長に対し、訓戒とする。

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山決勝 C1の飯田太陽/水谷晃組が総合優勝、C2ではナオリュウの連勝がストップ

 スーパーカーレースシリーズ第9戦は2日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で50分間の決勝を行い、カテゴリーⅠで飯田太陽/水谷晃組のK's Frontier Direction 458GT3が、カテゴリーⅡで武井真司/堀口誠組のBINGO SPORTS 997が、カテゴリーⅢで森田將/赤根宏幸組のLCT VANTAGE GT4がそれぞれ優勝した。

scr_r09_r-start

scr_r09_r-27

scr_r09_r-18

scr_r09_r-19

scr_r09_r-9

scr_r09_r-77

scr_r09_r-5

scr_r09_r-007

scr_r09_r-goal

 午後になっても断続的に降り続く雨の中、カテゴリーⅠ・3台、カテゴリーⅡ・6台、カテゴリーⅢ・1台の計10台が参加して午後2時20分、ローリングラップが始まった。

 スタートではカテゴリーⅡながらポールを取った、ナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)のナオリュウが先頭で1コーナーへ。しかしナオリュウは勢い余ってコースアウト。順位を大きく落とし波乱の幕開けとなった。

 代ってトップに立ったのはカテゴリーⅠ、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)飯田。2位に同、奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)の竹内、3位に同、密山祥吾/フィリップ・デベサ組(GAIA POWER Adenau SLS)の密山、4位にカテゴリーⅡ、阪口良平/齋藤真紀雄組(BINGO SPORTS 997)の阪口と続く。

 レース序盤、雨の中驚異的なスピードを見せたのはクラス格下の阪口。4周目に密山をパスして3位に上がると、5周目に竹内をパスして2位。6周目には1コーナーでトップを走る飯田をもパスして、先頭に立った。

 阪口は引っ張って15周目にドライバーを齋藤に交代。飯田から交代した2位水谷の34秒前でピットアウトするが、齋藤のペースが上がらない。1周5秒以上の差で水谷に追われた齋藤は、18周目の1コーナーでコースアウト。順位を大きく落とすこととなった。

 これでトップに立った水谷は安泰。密山から交代し2位に上がってきたデベサとの差を広げ、50分を走って51秒差でゆうゆうと優勝した。飯田/水谷組は第3戦の富士スピードウェイ以来4勝目。この優勝で今シーズンのシリーズチャンピオンを決めた。2位には密山/デベサ組が、3位には竹内/奥村組が入った。

 カテゴリーⅡはスタートで後方に沈んだ、ナオリュウが追い上げを開始。11周目にナオリュウから佐々木に交代すると、16周目には総合の3位まで浮上。クラストップは時間の問題と思われたが、その周のバイパー立ち上がりで密山から交代したデベサと接触。フロント左側を損傷し、ピットに入りリタイアとなった。

 相次ぐカテゴリーⅡの脱落でクラストップに立ったのは武井真司/堀口誠組(BINGO SPORTS 997)。スタートドライバーの武井から交代した堀田が2位以下を大きく引き離し、独走優勝を飾った。クラス2位には山脇大輔/中島保典組(炙りや秀苑・シフト997 GT3)が、同3位には白坂卓也/林学組(Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3)が入った。

 これで開幕から不敗の8連勝中で、すでにシリーズチャンピオンを決めているナオリュウの連勝記録が途絶えた。

 カテゴリーⅢはただ1台参加で完走した森田將/赤根宏幸組(LCT VANTAGE GT4)が優勝した。

scr_r09_r-podium_c1 scr_r09_r-podium_c2 scr_r09_r-podium_c3

 最終第10戦決勝は明日3日、午後1時15分より第9戦決勝順のグリッドにより50分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山決勝結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
127CⅠ1飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
2550'38.715
218CⅠ2密山 祥吾
フィリップ・デベサ
GAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2551.435
39CⅡ1武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
2556.145
477CⅡ2山脇 大輔
中島 保典
炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
251'44.865
519CⅠ3奥村 浩一
竹内 浩典
BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
241Lap
65CⅡ3白坂 卓也
林 学
Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
241Lap
799CⅡ4阪口 良平
齋藤 真紀雄
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
232Laps
8007CⅢ1森田 將
赤根 宏幸
LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
232Laps
---- 以上チェッカー ----
914CⅡ5田畑 勇
長島 正明
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
241Lap
---- 以上完走 ----
-70CⅡ-佐々木 孝太
ナオリュウ
AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
169Laps
  • Fastest Lap: CarNo.99 阪口良平(BINGO SPORTS 997) 1'51.672 (8/23) 119.375km/h

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山公式予選 カテゴリーⅡの佐々木孝太/ナオリュウ組がPP

scr_r09_q-70

scr_r09_q-27

scr_r09_q-19

scr_r09_q-18

scr_r09_q-14

scr_r09_q-5

scr_r09_q-007

 スーパーカーレースシリーズ第9戦は2日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で公式予選を行い、A・Bドライバー合算タイムで、カテゴリーⅡのナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が総合とカテゴリーⅡのポールポジションを、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)が、カテゴリーⅠのポールポジションを獲得した。

 梅雨が明けたとはいえ、岡山国際サーキットは早朝から小雨が降ったりやんだり。路面はちょい濡れ。直前プログラムのN-ONE予選で赤旗が2度提示されたため、予選は12分遅れて午前10時47分より開始された。Aドライバー15分間、5分のインターバルでBドライバー15分間のアタックとなる。

 Aドライバー予選は全車ドライタイヤを履いてコースイン。小雨で始まった予選だったが、徐々に雨脚が強くなり、序盤のタイムでグリッドが決まることとなった。Bドライバー予選は全車ウエットタイヤを履いてコースイン。雨脚はさらに強くなり中盤からは本降り。コースアウトするマシンも続出した。

 そんな中、総合のポールポジションを奪ったのはなんとカテゴリーⅡの佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)。Aドライバー佐々木が千分の1秒差で2位に付けると、Bドライバーのナオリュウも2位。トータル3分35秒369で2位以下を0秒6差ちぎった。

 予選2位はカテゴリー1の飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)が、予選3位にもカテゴリーⅠの奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)と続いた。

 第9戦決勝は本日2日、午後14時20分より50分で争われる。

総合&カテゴリーⅡのポールシッター佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)のコメント
佐々木孝太
scr_r09_q-pp  「雨が降り始めていたので早い目に出てスリックでタイムを出そうと思いましたが、思いの外ぬれていてちょっとやばかったです。雨はどんどん強くなると思っていたので狙い通りです」
ナオリュウ
 「最初のほうでタイムを出しましたが、後半もタイムはあまり変わりませんでした。コースアウトしないように心がけて踏めるところは全開で踏んでいました」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
Yoshinori OHNISHI

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山A,Bドライバー公式予選総合結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) A&B Total Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
170CⅡ1佐々木 孝太
ナオリュウ
AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'40.531
1'54.838
3'35.369-
227CⅠ1飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'40.676
1'55.353
3'36.029 0.660
319CⅠ2奥村 浩一
竹内 浩典
BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'43.206
1'54.152
3'37.358 1.989
418CⅠ3密山 祥吾
フィリップ・デベサ
GAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'40.530
1'58.877
3'39.407 4.038
514CⅡ2田畑 勇
長島 正明
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
1'45.661
1'57.038
3'42.699 7.330
65CⅡ3白坂 卓也
林 学
Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
1'40.956
2'02.941
3'43.897 8.528
777CⅡ4山脇 大輔
中島 保典
炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'46.345
1'58.272
3'44.617 9.248
89CⅡ5武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
1'46.878
1'59.994
3'46.87211.503
999CⅡ6阪口 良平
齋藤 真紀雄
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
1'41.352
2'07.997
3'49.34913.980
10007CⅢ1森田 將
赤根 宏幸
LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
1'55.768
2'06.616
4'02.38427.015

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山Bドライバー公式予選結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
119CⅠ1竹内 浩典BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'54.152-116.781
270CⅡ1ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'54.838 0.686116.084
327CⅠ2水谷 晃K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'55.353 1.201115.565
414CⅡ2長島 正明石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
1'57.038 2.886113.901
577CⅡ3中島 保典炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'58.272 4.120112.713
618CⅠ3フィリップ・デベサGAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'58.877 4.725112.139
79CⅡ4堀田 誠BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
1'59.994 5.842111.096
85CⅡ5林 学Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
2'02.941 8.789108.433
9007CⅢ1赤根 宏幸LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
2'06.61612.464105.285
1099CⅡ6齋藤 真紀雄BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
2'07.99713.845104.149

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山Aドライバー公式予選結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
118CⅠ1密山 祥吾GAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'40.530-132.605
270CⅡ1佐々木 孝太AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'40.531 0.001132.604
327CⅠ2飯田 太陽K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'40.676 0.146132.413
45CⅡ2白坂 卓也Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
1'40.956 0.426132.046
599CⅡ3阪口 良平BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
1'41.352 0.822131.530
619CⅠ3奥村 浩一BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'43.206 2.676129.167
714CⅡ4田畑 勇石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
1'45.661 5.131126.166
877CⅡ5山脇 大輔炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'46.345 5.815125.354
99CⅡ6武井 真司BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
1'46.878 6.348124.729
10007CⅢ1森田 將LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
1'55.76815.238115.151

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝記者会見 各クラス上位3名のコメント

優勝 松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r09_r_pc-matsushita  「昨日は予選順位が悪く他車との競り合いの中でタイヤを痛めペースを上げることができませんでした。今日はポールポジションスタートでしたので、そのまま逃げ切ることをイメージしていましたが、そのとおりの展開になりました。マシンはセッティングもかなり煮詰まっていて、タイヤのダメージも少ないですので、PPスタートならば問題ありません。残るレースも上位からスタートしてすべて優勝したいと思います」
2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r09_r_pc-yamashita  「スタートは決まったのですが、松下選手との1コーナーの競り合いで引く形になってしまいました。その後はマシンバランスがいまひとつで、タイヤを消耗させてしまいペースを上げることができませんでした。このレースウィークは各セッション常に上位にはいたのですが、勝てるレベルではなかったと思っています」
3位 佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)
f3_r09_r_pc-sasaki  「悔しいレースでした。レースセッティングは決まっていたのですが、清原選手を抜くのに手間取ってしまい、前に逃げられてしまいました。予選さえ前につけていればと思います。シリースポイントは離れてしまっているので、取りこぼしは許されないと思っています。これからも攻めるレースをしたいと思います」
Nクラス優勝 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r09_r_pc-koizumji  「(レース後会見を体調不良を理由に欠席したことについて)昨日は大人げない態度をとってしまい申し訳ありませんでした。レースは順当に走れば勝てるとは思っていましたが、愛ちゃん(三浦選手)が思った以上に速くて抜くのに手間取ってしまい、抜いてからもなかなか離れませんでした。(昨日のレースはアクシデントで落としてしまったので)勝ててほっとしています」
Nクラス2位 三浦 愛(EXEDY RACING F307)
f3_r09_r_pc-ai  「5番手スタートで厳しいレースになると思っていましたが、1コーナーの混乱でトップに出ることができたのは運がよかったです。クルマのフィーリングも良くて、何とかトップを守りたかったのですが、抜かれてからはついていくのが精一杯でした。前回はホームコースの岡山で表彰台に登れなかったので、この結果は嬉しいです。残るサーキットはあまり走ったことがなくて、特に菅生は一度も走ったことがありません。それだけにドライバーの腕が試されると思っています」
Nクラス3位 湯澤翔平(KCMG F308)
f3_r09_r_pc-yuzawa  「スタートの混乱で順位を落としてしまい、その後順位を挽回するためにタイヤを使ってしまった感じです。タレたタイヤでポジションキープするのがやっとでした。前回のレースからセッティングが決まってきていますが、このまま調子を上げて残るレースに臨みたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 後方の激戦を尻目に#7松下がポール・トゥ・フィニッシュで今季4勝目を獲得

7月13日、富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#7松下信治(HFDP RACING F312)が後続を全く寄せ付けない走りで終始レースを引っ張り、今季4勝目を挙げた。
Nクラスも#6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が5周目にトップに立ってそのまま逃げ切り、同じく今季4勝目を挙げている。

f3_r09_r-start

f3_r09_r-start_n

f3_r09_r-1vs22

f3_r09_r-8

f3_r09_r-7

f3_r09_r-36

f3_r09_r-23

f3_r09_r-6

f3_r09_r-3

f3_r09_r-19

第9戦決勝は午前10時より21周で行われた。 ポールシッターの#7松下がホールショットを決め、そのままレースをリードする。
昨日の第8戦決勝では4番手スタートということもあり、前のクルマを抜くのに手間取ってタイヤを傷めてしまった松下だったが、今回は序盤からハイペースで後続を突き放しにかかった。

2番手スタートの#36山下健太(PETRONAS TOM'S F314)はスタートで松下にインから並びかけようとしたが行く手を阻まれてスロットルを戻さざるを得なくなり、2位のままコントロールラインに戻って来た。
その後も懸命に追い上げた山下だったが最後まで決め手を欠き、松下が第5戦もてぎ以来の今季4勝目を挙げた。
松下はこのレースでファステストラップも記録したことにより、シリーズポイントでも山下との差を僅か1点に詰めた。

淡々と周回を重ねる展開となったトップ2とは対照的に、3位以下の集団では最後まで激しいバトルがコースの至る所で展開された。
まず予選4番手からスタートした#8高橋翼(HFDP RACING F312)が昨日の第8戦を制した#22高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわして3位に浮上。
その後方ではスタートで#2清原章太(TODA FIGHTEX)の先行を許した#1勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)2周目のダンロップコーナーで清原のインをついて5位に浮上する。
さらにその後方からは予選7番手の#23佐々木も追いついて来て最終コーナーでアウトから清原をパスするが、ストレートスピードでは戸田エンジンを積む清原が勝り、続く1コーナーで再び清原が前に。
結局この2台のバトルは9周目のヘアピンでアウトから佐々木が清原をパスするまで延々と繰り返された。

一方、3位の#8高橋と#22高星の3位争いに次第に5位の#1勝田が接近。 9周目には第13コーナーから並走状態になった高橋と高星にインから勝田が一気に並びかけ、3台並走のままストレートに戻って来る。
ここでブレーキを遅らせてアウトにはらんだ高星の隙をついて再び高橋が前に。
このとき勝田にも先行を許した高星は12周目の1コーナーでインをつくが、再びアウトにはらんで勝田に抜き返された。

そうして3台が激しいバトルを繰り返しているうちに、6位の佐々木もこの集団に追いつき、3位集団は4台の団子状態となるが、14周目の1コーナーで勝田のインをつこうとした高橋が勝田の右リヤに追突、そのまま乗り上げる格好でコースを飛び出し、戦列を去ることになってしまった。
勝田の方も著しいペースダウンを強いられるほどのダメージはなかったものの、B-MAX NDDPの2台に激しく追い上げられることになり、17周目の最終コーナーで佐々木がインをついて一気に2台の前に出た。
立ち上がりで並べ替えす勝田と高星。 3台は並走したまま1コーナーへ。ここでは高星が先行、佐々木が続く。
そして19周目の1コーナーで佐々木が高星をかわしたことで、漸く3位争いは決着。 佐々木、高星、勝田の順で21周を走り切って第9戦は終了した。

Nクラスは、スタートで#6小泉のインに飛び込んで来た#62久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1コーナーを曲がりきれずに#38ナニン・インドラ・パユーング(CERUMO・INGING Jr. F312)に激突、そのままレースを終えてしまう波乱の幕開け。
この混乱の中、トップに立ったのは第2戦優勝の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)。予選トップの小泉は2位に後退して三浦を追い上げる展開となった。
懸命に押え込もうとする三浦だったが、5周目の1コーナーで小泉が三浦のインをつき、クラストップを奪い返すと、そのまま最後まで逃げ切って第7戦岡山以来の今季4勝目を挙げた。
2位は三浦。第5戦もてぎ以来4戦ぶりの表彰台を獲得、#19湯澤翔平(KCMG F308)が3位につけた。

f3_r09_r-podium_n f3_r09_r-podium_koizumi f3_r09_r-podium f3_r09_r-podium_matsushita

いよいよ後半戦に入った全日本F3選手権は残り3大会。 次回はツインリンクもてぎで8月22-23日に開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2134'10.007
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31212.623
3233佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312113.942
4224高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312115.500
515勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312118.483
626清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3012120.565
76N1小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2158.496
83N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2159.423
919N3湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'06.890
1030N4ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'10.006
1128N5山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'11.431
12137吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31201Lap
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
-*8-高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D138Laps
-38-ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31021Laps
-*62N-久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE021Laps
  • Fastest Lap: CarNo.7 松下 信治(HFDP RACING F312) 1'36.848 (5/21) 169.614km/h
  • CarNo.8は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条13.1)衝突行為により、訓戒とする。なお、ペナルティーポイント1とする。
  • CarNo.62は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章28条13.1)衝突行為、2)コースアウトにより、次の参加レースの決勝グリッドを3グリッド降格とする。

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 松下信治と小泉洋史(Nクラス)がポールポジション

 全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第9戦の公式予選を行い、総合で松下信治(HFDP RACING F312)が、Nクラスで小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がポールポジションを獲得した。

f3_r09_q-7 f3_r09_q-36 f3_r09_q-22 f3_r09_q-6 f3_r09_q-62 f3_r09_q-19

 第8戦の公式予選終了から10分のインターバルをおいて午前11時、第9戦の公式予選が10分間で行われた。

 この予選は第8戦で4位と振るわなかった松下信治(HFDP RACING F312)が好調。計測3周目に1分36秒706でトップに立つと、4周目にはタイムを1分36秒324まで縮めると、以後誰もこのタイムを上回ることができず、ポールポジションの座に着いた。

 2位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が付けていたが伸び悩み、タイムを更新した2位山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位高星明誠(B-MAX NDDP F312)、4位高橋翼(HFDP RACING F312)にかわされ5位で予選を終えた。

 Nクラスのポールポジション争いは第8戦と同様、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)と久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)の争いとなった。小泉が計測4周目に出しトップ立ったタイム1分38秒998を、5周目には38秒986まで縮めポールポジションを獲得した。

 2位には久保が、3位湯澤翔平(KCMG F308)、4位山口大陸(TAIROKU EXCEED)、5位三浦愛(EXEDY RACING F307)と続いた。

 第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'36.324--170.537
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.504 0.180 0.180170.219
3223高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.676 0.352 0.172169.916
484高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'36.757 0.433 0.081169.774
515勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.885 0.561 0.128169.549
626清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'36.952 0.628 0.067169.432
7237佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.968 0.644 0.016169.404
8388ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'37.177 0.853 0.209169.040
96N1小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.986 2.662 1.809165.951
1062N2久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.229 2.905 0.243165.544
1119N3湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.425 3.101 0.196165.218
12139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'39.460 3.136 0.035165.160
1328N4山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.510 3.186 0.050165.077
143N5三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.796 3.472 0.286164.604
1530N6ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.816 3.492 0.020164.571

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 決勝

MJ13_0251_fineプレスインフォメーション 2013年9月08日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジ 決勝を、2013年9月8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。

天候:曇 路面:ドライ 気温:27℃ 路面温度:27℃(スタート時)

9月8日(日)に決勝が行なわれたポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズ第9戦「モービル1チャレンジ」は、タイトル争いの趨勢が決まる大事な1戦。富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に全14台による熾烈なバトルが期待された。

前日に行なわれた予選では#12 小河諒がポールポジションを獲得。ランキング3番手で王座獲りに望みを繋ぐ#19 永井宏明が2番グリッド、後ろには#14 川端伸太朗、続いてランキング首位を行く#78 近藤翼と、チャンピオンクラスの顔ぶれが名を連ねる。ジェントルマンクラスは5番グリッドにつけた#7 星野敏がトップ。クラス2番手の#2 田島剛は8番手スタートにつけるかたちとなった。

サーキットは朝から雨に見舞われ、午前中に行なわれたスーパーGTの走行では完全なウエット路面。PCCJ参戦チームもウエットタイヤを用意してスタートの時を待つ。しかし11時をまわると、降り続くかに思われた雨は止み、雲間から薄日が差すような天候に。気温も上がり、雲の流れは晴れ傾向。全車グリッド上でドライタイヤに換装してのスタートとなった。しかし路面はまだ濡れている。コンディションが安定するまでは油断は禁物。波乱の展開を予感させた。

MJ13_0249_fine11時55分、第9戦決勝がスタート。懸念された1コーナーでの混乱もなく、全車クリーンな立ち上がりとなった。ここでいいスタートを決めたのは#32 飯田太陽。6番手グリッドから順位を上げ、1コーナーを3番手で通過、ヘアピンでは前を行く#19 永井をかわして2番手に躍り出た。「フォーメーションからできるだけタイヤを温めておいたのがスタートで成功した秘訣ですね」と#32 飯田。3番手となった#19 永井は#32 飯田にフタをされる格好となり、#12 小河を追うことができない。

「スタートは濡れた路面だったので慎重になりすぎました。小河くんに逃げられちゃったなという思いはありましたが、まずは目の前の飯田さんを抜くことに集中しました」と語る#19 永井は、#32 飯田の背後からプレッシャーをかけ続け、5周目の1コーナーで再び2番手に浮上。その後#19 永井はプッシュするも#12 小河に追いつくには至らず、終盤にはコースアウトを喫して3番手にドロップ。代わって#32 飯田が2番手へとポジションを戻し、そのままフィニッシュへと持ち込んだ。

「今回の2位はタナボタです(笑)。永井さんには地力でもう一歩及ばない部分があるので、それが今後の課題ですね」と#32 飯田は冷静に戦いを振り返った。一方の#19 永井も「単独2番手になって、最後まで頑張って手を抜かずに走ろうと思いましたがコースアウトしてしまいました。今回の失敗の反省を活かして、次の鈴鹿はいいレースにできればと」と気持ちを切り替えて最終戦に臨む構えだ。チャンピオンクラスは#78 近藤がクラッシュし戦線離脱、#14 川端も途中でスピンを喫し上位フィニッシュはならなかった。

また、今回の難しい路面コンディションは多くのドライバーの足下をすくい、戦況を見極め生き残る者が上位にくるサバイバルレースとなった。ジェントルマンクラスのトップを走っていた#7 星野はダンロップコーナーで#78 近藤に後ろからプッシュされてスピン、一時は13番手までドロップすることになったが、その後も走り続けて最終的にはクラス3番手の表彰台を手に入れた。「一時は諦めかけましたが、チームから無線で頑張れと言われて走り続けました。最終戦も全力で取り組みます」と#7 星野。

最後尾グリッドからのスタートながらジェントルマンクラスの2位表彰台を獲得したのはPCCJ初参戦となる#23 スズキ マサオミ。「チームがいいクルマを作ってくれましたし、こういうコンディションだったので、最後まで走り切ることを目指していました。無線でも順位を最後まで知らされなかったのがよかったんだと思います(笑)。この週末はなかなか思うようにいきませんでしたが、チームやアドバイザーの心強いサポートがあって走ることができました」と、うれしい表彰台獲得に笑顔を見せた。

的確な状況分析でジェントルマンクラスの勝利を引き寄せたのは#2 田島。「フォーメーションで路面状況を見て、最初から行くのはリスキーだなと思いました。状況が安定してからペースアップするつもりでしたから、出だしの順位は全然気にしていませんでしたね。そこは自分の感性を信じて走りました」と、ランキングトップを堅持。タイトル獲得に向けて自信に満ちた表情をのぞかせた。

この週末、専有走行、予選、決勝とすべてのセッションでトップタイムをたたき出しライバルを寄せつけない走りで完全制覇を果たしたのは#12 小河。決勝でも鮮やかにスタートを決めてみせると、後続との差を見ながらレースをコントロールし、最終周にファステストラップを獲得する強さを発揮した。「難しいコンディションからのスタートだったので、1コーナーを安全にパスできた時点でまずはひと息でした。タイヤマネジメントも含めていいコントロールができたと思います。ただ、タイヤを少し傷める走りをしてしまったところもあったので、出来としては75点くらいですかね。将来的にはGTやル・マンを見据えていきたいと考えていますから」とやや辛口な自己評価。「鈴鹿はあまり経験もないので、不安要素がないわけではありませんが、そこはテストでアジャストしていければと思っています」と最終決戦に向けても気負いはない。

この結果を受けて、#12 小河は最終戦を待たずに、今年のポルシェ モータースポーツ インターナショナル スカラーシップに参加する日本代表のドライバーに抜擢された。10月7日(月)〜8日(火)にドイツ・ベルリンにて開催される選考会に参加することとなる。合格者は2014年のポルシェ モービル1スーパーカップに、ポルシェAGのサポートを受けての参戦が確約される。

次戦、PCCJの2013年最終ラウンドは、F1日本グランプリの併催レース。10月11日(金)〜13日(日)にかけて、三重県の鈴鹿サーキットで開催される。このラウンドではスポット参戦ドライバーも登場するため、これまでの勢力図に影響を与える可能性もある。世界屈指のテクニカルサーキットで繰り広げられる、世界最高峰のワンメイクレース。秋の晴れやかな空のようにクリーンなバトルを期待したい。

■第9戦 モービル1チャレンジ 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap Grid
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 26'50.541 1
2 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 +20.821 6
3 19 永井 宏明 C ナインレーシング +23.629 2
4 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ +39.251 7
5 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +47.615 8
6 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE +52.872 3
7 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION +1'24.894 14
8 7 星野 敏 G D'station HAI997 +1'25.624 5
9 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup +1'41.152 13
10 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1Lap 9
11 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 3laps 12
以上完走
DNF 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 11Laps 10
DNF 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 12Laps 4
DNF 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 14Laps 11

Best Lap : Gentleman Class #33 Ogino Tetsuo 1'47.833 (14/14)
Best Lap : Champion Class #12 小河 諒 1'46.097 (15/15)

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 公式予選

MJ13_0238_fineプレスインフォメーション 2013年9月07日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 公式予選を、2013年9月7日(土) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。

天候:曇 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:30℃(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズも終盤戦。今回の第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けてまさに天王山ともいうべき重要な1戦である。舞台となるのは富士スピードウェイ(静岡県)。国内屈指の高速サーキットは、前半の高速セクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかがカギとなる。また、決勝が行なわれる9月8日(日)は雨の予報となっており、7日(土)の予選はさらに重要な意味を帯びてくる。

今シーズン、富士スピードウェイではこれまで3戦が行なわれており、#12 小河諒、#72 近藤翼ら若手ドライバーが勝利を収めている。9月6日(金)に行なわれた専有走行では#12 小河や#14 川端伸太朗、#19 永井宏明らが好タイムを出しており、チャンピオンクラスでのタイトル争いは予断を許さない状況となっている。

専有走行3番手タイムの#19 永井は「若手ドライバーたちに食い込めたらいいなと。天候次第ですが、まずは全力を出し切れるような予選にしたいですね。クルマの感触に不安はありません」と笑顔。トップタイムの#12 小河は「100%の出来ではありませんが、専有走行でのトップタイムは予選に向けての励みとなりました」と語っており、王座獲得への意気込みも十分。#14 川端も「自信はあります」と表情は明るい。チャンピオンを狙うのは厳しいが、上位に食い込む走りでタイトル争いを多いにかき回してくれることを期待したい。一方、ランキングトップの#78 近藤は晴れない顔。予選を想定してのセッティングを試していたが、納得の行く仕上がりではないようだ。

ジェントルマンクラスに目を移すと、ランキング4位の#33 Ogino Tetsuoがクラストップ。前戦SUGOラウンドで連勝を挙げた#7 星野敏がそれに次ぐ順位を得ている。ランキング上位の#2 田島剛、#21 高田匠、#3 江本玄はややスロースタートだが、いずれのドライバーもポイントが接近しているだけに、レースに向け緊迫感はいやがうえにも高まる。

今回の予選はノックアウト方式ではなく、30分1セッションのアタック方式。13時10分、涼しい風が吹く曇り空のもと、全14台がコースインしていった。「早めにタイムを出すよう心がけて臨みました。2セット目のアタックは納得のいくものではありませんでしたが、一番前から出られる優位性を活かしたいですね」と語る小河が4周目でトップタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。2番手には#19 永井、その後ろに#14 川端、#78 近藤と続く。若手に食い込みたいと語っていた#19 永井は、フロントロウからのスタート。「前の列から出られるのはかなり有利なので、集中して走りたいと思います。クルマに差がありませんから、スタートは本当に重要ですね。前に出て逃げ切る展開にしたいです」と#19 永井が語れば、ポールポジションの#12 小河も「永井さんは上位に来ると思っていました。スタートがうまいので、僕も落ちついてスタートを決めていきたいと思います」と、#19 永井の速さを警戒しながらも不敵な笑みを浮かべた。

今回の予選でチャンピオンクラスに食い込む5番手タイムを出したのは#7 星野。「きのうの反省を活かして走ることができました。GT走行後のラバーが乗っていたので、ブレーキングとコーナリングで稼げましたね。決勝ではとにかく1コーナーをうまく乗り切って最高の走りをしたいと思います」と汗を拭いながらも達成感にあふれる笑顔。対照的に悔しそうな表情を見せたのは、ジェントルマンクラスランキングトップを行く#2 田島。「決勝ではチャンピオンクラスも意識して走りたいですね。ひとりでもかわしてポイントを獲得したいと思います」と、8日(日)の決勝に向けて集中力を高める構えを見せた。

決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定。チャンピオンクラスは#12 小河、#19 永井、#14 川端、#78 近藤が鎬を削る。ジェントルマンクラスは#7 星野と#2 田島の勝負に#33 Oginoや#27 眞野壮一郎らがどこまで絡めるかが注目のポイント。両クラスとも、息をもつかせぬ接戦が繰り広げられることは間違いない。クライマックスに向け、戦いの潮流は加速していく。

■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'44.328
2 19 永井 宏明 C ナインレーシング 1'44.563
3 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'44.758
4 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'44.808
5 7 星野 敏 G D'station HAI997 1'45.377
6 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.422
7 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ 1'45.517
8 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 1'45.541
9 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.752
10 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 1'46.405
11 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'46.536
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 1'46.710
13 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup 1'46.874
14 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION 1'48.660

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 プレビュー

MJ13_0229_fineプレスインフォメーション 2013年9月02日 
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジを、2013年9月7日(土)、8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。

ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンもいよいよ大詰め。残されたラウンドは9月7日(土)〜8日(日)にスーパーGTと併催される第9戦「モービル1チャレンジ」と、10月にF1日本グランプリのサポートレースとして行なわれる最終戦の鈴鹿のみ。そのためこの第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けて落とすことの許されない重要な一戦であることは言うまでもない。

その舞台となるのは、今シーズン4戦目の開催となる富士スピードウェイ(静岡県)。公式戦でカレラカップ パイロットたちがいちばん走り慣れたサーキットと言えるだろう。全員ある程度のセッティングデータを持ち、勝負のカンどころを身につけているだけに、レベルの高いレースが期待できる。前半のハイスピードセクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかが、好タイムのポイント。また、ストレートでの速度を稼ぐには、最終コーナーの処理が大きなポイントであり、勝負どころでもある。

第8戦までを終えて、チャンピオンクラスは#78 近藤翼が123点で首位を快走、4点差の119点で#12 小河諒が続き、#19 永井宏明は106点の3番手につけている。4番手のベテラン#25 神取彦一郎は86点で、残り2戦でチャンピオンを狙うには少し苦しい展開。実質、上記の3名がチャンピオン候補として終盤2戦を戦っていくことになる。やはり注目は連勝の余勢を駆って富士に挑む#78 近藤と、2度のリタイア以外は1位か2位でレースを終えている#12 小河。若手ふたりはまだ粗削りな面があるものの、勢いに乗った時の速さは素晴らしいものがある。#19 永井はこのふたりを相手にどこまで戦えるか、まさに正念場の一戦となるだろう。また、前半戦では思うような結果が残せなかったPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗も後半戦で調子を上げてきている。その実力は誰もが認めるところであり、マークしておくべき存在であることに変わりはない。

一方のジェントルマンクラスは、#2 田島剛が着実にポイントを積み重ねて71点で首位に立っている。2番手には63点で#21 高田匠、3番手に61点で#3 江本玄と続き、連勝を挙げた#7 星野敏が57点の4番手というオーダー。56点で5番手の#33 Ogino Tetsuoまででトップから15点差と、僅差のポイント争いが続いている。ジェントルマンクラスはポイントシステムをチャンピオンクラスと共有するため、上位に食い込めば食い込むほど得点を加算できる。一台でも多くのライバルを抜いていく積極策か、リスクを避けた堅実策か。どのようにポイントを積み上げていくかにより、レース戦略は大きく変わる。そういった部分に注目してみると、よりいっそう楽しめるレースになるだろう。

予選は1セッションでの上位タイムでグリッドを決めていく方式を採用。路面コンディションとタイヤがマッチするポイントをいち早く見つけ、その“おいしい”部分を引き出せるか否かが明暗を分ける。これまでの富士ラウンドでポールポジションを獲得しているのは#12 小河と#78 近藤。今回もこのふたりが主導権を握るのか、はたまたダークホースが登場するのか、7日(土)に行なわれる予選から注目してほしい。

第9戦「モービル1チャレンジ」は9月6日(金)に専有走行を行ない、7日(土)に予選、決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定となっている。全14台の911 GT3 Cupが織りなすドラマは、いったいどのような結末を迎えるのか。2013年シーズン最終章の開幕を告げるエキゾーストノートが、間もなく富士の秋空にこだまする。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 各クラス上位3人のコメント

総合優勝 #36中山雄一(トムス)
f3_r09_r_pc-nakayama ポールからスタートで、そんなに良いスタートではありませんでしたが勝田選手も伸びが良くなくて、昨日と同じ車間で1コーナーに入っていきました。ちょっと牽制しながら入ったのでAコーナーも伸びが良くなかったんですが、なんとか1位のままで帰ってくることが出来ました。それからは僕の方が前にいるのでダウンフォースもしっかりかかって、1周目2周目ペースがよく、そこからどんどん離していけました。後半も最後まで上手くタイヤマネジメントが出来、優勝することが出来ました。
富士では昨日のような抜かれ方をするということを再確認できましたので、その点は良かったと思います。
タイトルも考えてはいますが、それよりも金曜日の走行から予選、決勝と力を!00%出し切れるように、結果よりも内容を考えてレースをしていきたいと思います
総合2位 #37勝田貴元(トムス)
f3_r09_r_pc-katsuta 昨日と同じ2番手スタートで、スタートからオープニングラップまでで勝負しないと後半はきついと思ったので、そこをイメージしてスタートをきっていったんですが、スタートでは並ぶことが出来ず、その後は僕のイメージでは1コーナーではいかずAコーナー以降の行けるところで行くつもりで行ったんですが、Aコーナーでも牽制されたこともあって抜けず、その後も隙がなくて抜けませんでした。タイやマネジメントしながら後半勝負しようと思ったんですが、後ろについて走ってるとダウンフォースが抜けてしまうので、タイヤにも厳しい状況になり、終盤悪い方悪い方へ行ってしまいました。
岡山、富士といい流れで来ているので、この勢いで次のもてぎではタイヤマネジメントをしっかり考えて走ります。
総合3位 #7松下信治(HFDP)
f3_r09_r_pc-matsushita 昨日の予選でエンジントラブルが出てしまい、最後尾スタートでしたが、21周のレースなので、タイヤを上手く使っていけばトップ2台にも追いつけるかなと思っていました。何とか前半のうちに前に出ないと、と思っていたので、スタート1、2周でCクラスの後ろにつきたいと思っていて、それは上手くいきました。でもCクラスのクルマを抜くのに何周も掛かってしまって、タイヤも苛めてしまったのが今後の大きな課題です。2位のクルマも見えたんですけど、追いつけなくて同じペースでずっと走っている感じでした。
次のもてぎは抜けないコースなので、予選で順位を決めて、良いスタートをして、トップ2台に食らいつけるよう頑張ります
Nクラス優勝 #23高星明誠(NDDP)
f3_r09_r_pc-takaboshi 昨日負けてしまったので、エンジニアと話し合ってセットを見直したのが上手くいきました。
スタートもよかったんですが、ナニン選手が遅れて、間に小泉選手が入ってくれましたが、ナニン選手は速かったので何があるかわからないと思い、プッシュしていました。クルマのセットはすごく良かったので、チームには感謝しています。
タイトルは最初から意識してるし、長谷見監督にもいわれていますが、これからのレース1戦1戦も何時もと変わらない気持ちで取り組んでいきたいと思います。
Nクラス2位 #38ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
f3_r09_r_pc-nanin スタートは上手くいったと思ったんですが、小泉さんが前に入ってしまいました。小泉さんは経験の豊富なドライバーなのでパスするのが難しかったです。終盤タイヤが厳しくなったのは、小泉さんとのバトルの影響もあったと思います。(後ろから小河諒選手に追突された件について)そんなにハードに当たられた訳ではないので、クルマへの影響はありませんでした。
Nクラス3位 #6小泉洋史(ハナシマ)
f3_r09_r_pc-koizumi 昨日は予選4番手で、今日は3番手でしたから、しっかりスタートを決めてオープニングラップでNクラスの頭に出られればと思ったんですけど、高星君が良いスタートで、ナニン君がスタートを失敗していたので、その前に出ましたが、その代わり小河君もスタートが良くて、すぐ後ろにつけられました。
高星君とナニン君が速いのはわかっていたので、ナニン君を締めるとこは締めて走っていたんですが、こっちのペースも狂ってしまいました。8周目立ったでしょうか、ナニン君と小河君と並んで1コーナーに入っていって、ナニン君と僕はブレーキを踏んだんですけど、小河君がまだ加速していて当たってしまいました。
ナニン君はスピンしましたが、すぐ追いついてきました。1コーナーでスリッピーすぎる路面に足をすくわれてブレーキングで姿勢を乱してしまいました。
ここは東京から近いこともあり、地元の友人も応援に駆けつけてくれました。その前で2回続けて表彰台に上がれたのは良かったと思います。
もてぎは正直好きなコースではありませんが、ベストを尽くしたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 #36中山が独走で今季7勝目。Nクラスも#23高星が8勝目を飾る

全日本F3選手権第9戦の決勝レースが7月14日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#36中山雄一(トムス)が今季7勝目を上げた。

f3_r09_r-start

f3_r09_r-battle

f3_r09_r-36

f3_r09_r-37

f3_r09_r-7

f3_r09_r-23

f3_r09_r-38

f3_r09_r-6

f3_r09_r-nakayama

f3_r09_r-podium

f3_r09_r-winner

f3_r09_r-winner-n

朝から上空を覆っていた雲は綺麗に晴れ上がり、第9戦決勝は夏の強い日差しのもと、午前11時25分より21周で行われた。

昨日の第8戦ではオープニングラップで#37勝田貴元の先行を許し、連勝記録を6で止められた#36中山だったが、この日はスタートをきっちり決めると、その後もコカコーラコーナーや100R、ヘアピンなどで仕掛けてくる#37勝田を退けてトップのままコントロールラインに戻ってきた。

最初から1周目のコカコーラコーナーで狙っていたという勝田はその後も懸命に中山を追うが、前が開けた状態で快調に周回を重ねる中山に対し、どうしてもダウンフォースの抜けなどからタイヤの消耗が抑えきれず、その差は中盤以降じりじりと開いてしまった。 結局、中山は勝田に6.743秒もの大差を付けて21周を逃げ切り、今季7勝目をものにした。 2位には勝田がつけ、今回もトムス勢が1-2フィニッシュという結果に終わった。

一方、3位争いは序盤から熾烈を極めた。 予選3番手からスタートした#2野尻智紀の背後に#50千代勝正がオープニングラップぴったりとつけ、100Rで、ヘアピンで、ダンロップコーナーでと盛んにしかけていくが、野尻はきっちりとそれを押さえ込んでコントロールラインに戻ってくる。 その2台の後方には、なんと最後尾スタートの#7松下信治が追いついてきた。

昨日の予選でエンジントラブルに見舞われて最後尾スタートとなった松下は、スタートでNクラス勢を一気にごぼう抜きすると、あっという間に上位グループに追いついて#8清原章太を最終コーナーでパス、オープニングラップで5位に浮上した。 更に松下は3周終わりのホームストレートで早くも千代を抜き去り、野尻の背後に迫っていく。 コーナーではインをがっちり固めて何度も松下のアタックを退け続けた野尻だったが、12周目の1コーナーで遂にアウトから松下にパスされて4位に後退。 更に後方からは千代と清原も追い付いてきて、今度は4位争いが3台の団子状態に。 そのまま並走状態で雪崩れ込んだ13周目の1コーナーでは進入で野尻と千代が接触、千代はスピンアウトしてその場にストップ。野尻はそのまま走行を続けたが、この接触が危険行為と判定され、レース後に30秒加算のペナルティを受けてしまった。 更にクルマに戻ってコースに復帰した千代に対しても安全ベルト装着義務違反により失格の裁定が下された。

野尻を抜いて3位に浮上した松下はその後もトップ集団を懸命に追ったが、序盤からの度重なるオーバーテイクでタイヤの消耗が進んだこともあり、トップから14秒差でフィニッシュするのが精一杯だった。

また、Nクラスは第8戦で#38ナニン・インドラ・パユーングに敗れ、連勝記録が7で止まった#23高星明誠がスタートを上手く決めてトップに立ち、そのまま逃げ切ってクラス優勝を獲得した。

昨日F3初優勝を達成したパユーングはスタートで#6小泉洋史の先行を許し、3位に後退。 4周終わりのホームストレートで小泉を抜いて一旦はクラス2位に浮上したものの、直後に#62小河諒に1コーナーで追突されてハーフスピン、順位を落としてしまう。 小河は1コーナーのランオフエリアに飛び出し、なんとかコースには復帰したものの、接触行為に対してドライブスルーペナルティが課せられた上、千代と同様に安全ベルト装着義務違反をとられて失格となった。

下位に後退したパユングはその後も粘り強く順位を回復していき、7周目には#30DRAGONを、8周目には#11湯澤を抜いてクラス3位に浮上、15周目の1コーナーではブレーキングで姿勢を乱した小泉をかわして2位に上がり、そのままフィニッシュしている。

次戦はツインリンクもてぎ。8月3-4日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/14) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ312134'13.718
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31216.743
37松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D2114.507
48清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D2119.460
523N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE2145.917
6*2野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3012155.715
738Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE211'12.552
86N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE211'14.737
911N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE211'22.078
1030NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE211'24.611
11*13吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301201 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-*50千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301-失格
-*62N小河 諒Le Beausset F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE -失格
  • Fastest Lap: CarNo.36 中山雄一(PETRONAS TOM'S F312) 1'37.093 (4/21) 169.186km/h
  • CarNo.2は、2013年シリーズ規則第3章第28条12.1)(他車への接触行為)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.13は、反則スタートにより、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.50は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第3章第4条(安全ベルト装着義務)違反により、失格とする。
  • CarNo.62は、2013年シリーズ規則第3章第28条12.1)(他車への接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティおよびペナルティポイント1点とする。
  • CarNo.62は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第3章第4条(安全ベルト装着義務)違反により、失格とする。

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 中山雄一、高星明誠の連勝がついに途絶える。勝ったのは勝田貴元とN.I.パユーング

 全日本F3選手権第9戦は13日、富士スピードウェイで決勝レースを行い、予選2位からスタートした勝田貴元(トムス)が優勝した。Nクラスはナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が初優勝を果たした。

f3_r08_r-start5

f3_r08_r-37vs36

f3_r08_r-37

f3_r08_r-36

f3_r08_r-2

f3_r08_r-38

f3_r08_r-23

f3_r08_r-6

 スタートで2位に付けた勝田貴元(トムス)はトップに立った中山雄一(同)をオープニングラップから激しく責め立てる。最終コーナーで先行してそのまま両者はストレートを併走。1コーナーでも中山を押さえ込み、ついに勝田がAコーナーで完全に前に出ると、トムス勢1-2体制を築き、後続を引き離しながらレースは進行してゆく。

 12時55分のフォーメーションラップスタート時刻になると富士スピードウェイ上空の雲も厚くなり、いくぶん過ごしやすくなってきた。

 スタートではポールシッターの中山がややスタートをミスったが1コーナーではホールショットを奪う。直後に予選2位の勝田が付け、予選3位の千代勝正(B-MAX)もインから上位2台を伺うが抜けず3位のまま。

 2位の勝田は1周目の最終コーナーで中山の隙をつき前に出ると、2周目のAコーナーまでにトップに立つことに成功。

 3位でレースを始めた千代はペースが上がらず、2周目の1コーナーで4位の野尻智紀(戸田)にかわされると3周目から4周目のストレートで後ろを走る清原章太(HFDP)、松下信治(同)にも相次いでかわされ6位まで順位を落とした。

 レースはトップ2台のトムス勢が1秒前後の差で争いながら後続を引き離し、そのままゴール。勝田は開幕戦以来の今シーズン2勝目を飾った。2位には中山、3位には野尻が入り、4位清原、5位松下とHFDP勢が続いた。千代は6位。

 Nクラスはポールシッターのナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)がスタートで予選クラス2位、高星明誠(NDDP)の先行を許すものの1コーナーでアウトから抜き去ると、徐々に2位以下を引き離しにかかる。高星はタイヤをセーブして後半勝負にかけ、終盤にはパユーングに迫ったものの及ばず、2位でレースを終え開幕からの連勝がついに途絶えた。パユーングはうれしい初優勝。

 スタートの1コーナーで予選クラス3位の小河諒(ルボーセ)をかわし3位に上がった小泉洋史(ハナシマ)は終始小河を従えての走行となったが、なんとか最後まで押さえ込み「タフなレースでした」と語ったレースで3位表彰台をものにした。

 第9戦決勝は明日14日、11時25分より21周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
137勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311524'17.605
236中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31151.570
32野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F301157.873
48清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D159.858
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1510.508
650千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011514.134
738Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1534.283
823N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1535.030
96N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1551.038
1062N小河 諒Le Beausset F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE 1551.789
1113吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F301151'05.901
1230NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE151'06.264
1311N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE151'09.029
---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.37 勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312) 1'36.589 (3/15) 170.069km/h

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 黄旗提示により#2野尻のPPは幻に。#36中山が8度目のポールを獲得

全日本F3選手権第9戦の公式予選は#2野尻智紀(戸田)が1'35.758のトップタイムを記録したが、これが黄旗提示中のものとして抹消扱いとなり、その結果#36中山雄一(トムス)がポールポジションを獲得する事になり、野尻は予選3番手に終わった。

第8戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、午前8時30分より第9戦の公式予選が開始された。

f3_r09_q-36

f3_r09_q-37

f3_r09_q-2

f3_r09_q-23

f3_r09_q-38

f3_r09_q-6

最初のアタックでトップに立ったのは1'35.874を記録した#36中山。
しかし2回目のアタックで#37勝田貴元が1'35.765、#2野尻も1'35.758と中山のタイムを上回ってきた。
その後は各ドライバーともタイム更新が進まず、このまま野尻が昨年8月の岡山以来、今季初のポールポジション獲得かと思われた。
しかし#7松下信治がエンジントラブルによりコース上でストップしたため、プリウスコーナーではセッション中盤から黄旗が提示されており、この影響で当該区間走行中のタイムが無効という裁定が下された。
この結果、セカンドベストタイムでトップだった中山が第8戦に続いてポールポジションを獲得することに。
2番手には勝田がつけ、野尻は残念ながら予選3番手から明日の決勝に臨む事となった。

一方Nクラスはここまで1'37.838を記録した#23高星明誠がトップ、#38ナニン・インドラ・パユーングがコンマ4秒差で2番手につけた。

第9戦決勝は明日午前11時25分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

全日本F3選手権 -RIJ- (2013/07/13) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 All Japan F3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'35.874--171.34
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'35.9500.0760.076171.20
32野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3011'36.0610.1870.111171.00
450千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'36.1780.3040.117170.80
58清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'36.3960.5220.218170.41
623N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.8381.9641.442167.90
738Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.2342.3600.396167.22
86N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.6712.7970.437166.48
962N小河 諒Le Beausset F308Dallara F308TOYOTA TOM'S 3S-GE 1'39.1353.2610.464165.70
1013吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'39.1903.3160.055165.61
1111N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.3603.4860.170165.33
1230NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.4013.5270.041165.26
137松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'42.1896.3152.788160.75
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'45.5579.6833.368155.62
  • CarNo.38,13,30,36,37,50,8,6,23,11,62,38は全日本F3統一規則第3章24条6.により、黄旗提示区間を走行した当該周回タイムを採用しない。

Formula Challenge Japan

FCJ:第9戦鈴鹿決勝 トップフィニッシュの松下信治にペナルティ、平川亮が今季4勝目を挙げる (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第9戦の決勝レースが10月7日(日)、鈴鹿サーキットで行われた。

 前夜に降った雨もあがり、F1日本グランプリ決勝日となるこの日は快晴。絶好のレース日和と、朝早くから詰め掛けた多くのレースファンの見守る中で、FCJ決勝は11時より10周の戦いを開始した。

 ホールショットを奪ったのはポールポジションの#10松下信治。1コーナー手前では2番手スタートの#4平川亮と併走状態となったが、これをグリーンゾーンまで押し出す格好でリードを保った。

 一方の#4平川はここでのコースオフで3番手に後退したが、この周のシケインで2位#12高星明誠のインに飛び込み、順位を挽回する。

 トップに立った#10松下は#4平川にまったく付け入る隙を与えず、終始2分03秒台のハイペースで周回を重ね、最後は2.8秒のリードを築いてチェッカーを受けた。

 しかしレース後、スタートでの幅寄せに対し国際モータースポーツ競技規則L項違反(危険なドライブ行為)との判定が下り、40秒加算のペナルティが下された。

 また、4位でフィニッシュした#8清原章太もジャンプスタートと判定されて30秒が加算されることに。これにより優勝は平川、2位高星、3位は#3篠谷大幹という結果となり、シリーズポイントは平川が76点で松下を9ポイントリードすることとなった。

 また、スポット参戦組の成績は#18柴田隆之介が5位に入りFCJ初ポイント獲得。#15高橋翼が8位、#19イム・チェ・ウォンは11位だった。

 第10、11、12戦鈴鹿大会は11月3-4日に開催される。

優勝:平川亮(東京中日スポーツ賞 受賞)
 スタートは僕のほうが良くて、そのままインから抜こうとしたんですが、進路がなくなってしまって、コースアウトしましたが、うまく戻ることが出来たので良かったです。1周目は前が遅かったので、S字のあたりからもうシケインで抜こうと思ってついていって、隙が見えたので躊躇なくインに入って抜きました。(松下選手には)きっとペナルティが出るだろうと思っていました。抜こうという意識はありましたが、なかなか追いつきませんでした。今日は路面に合わせて走ることができました。まだ3レースもありますし、ポイント差もありますので、1戦1戦大事に戦いたいです。
2位:高星明誠
 今日はスタートがまずまず決まって、1コーナーで2位に上がって、そのまま松下選手についていこうと思ったんですけど、昨日のレースで右のリヤを損傷して、金曜日に使ったタイヤに交換しましたが、前半なかなか発熱しなくて、1周目に平川選手に抜かれてしまいました。その後は自分のペースで走ることができ、前にも追いついていくことが出来たので、その意味では良かったと思います。でも、まだまだ自分に足らないところが見つかったので、この1ヶ月で修正して次に挑みたいと思います。
3位:篠谷大幹
 清原選手のスタートは「速いな」とは思いましたが、ジャンプスタートだとまでは思いませんでした。その後はついていくのが精一杯で、オーバーテイクする距離までつめることが出来ませんでした。デグナーの一つ目が得意なコーナーなので、そこは毎周思い切っていっています。鈴鹿は得意なコースですし、レースは流れが大事だと思うので、最終戦は予選からうまく流れをつかんでポール・トゥ・ウィンを飾りたいです。
Text: Japan Race Promotion

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 第9戦 (鈴鹿) 決勝

プレスインフォメーション 2012年10月07日

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第9戦 決勝レースを、2012年10月6日(土) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:28℃ 路面温度:32℃(スタート時)

10月6日(土)、F1のサポートレースとして開催されたPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の第9戦決勝。前日の予選でポールポジションを獲得したのは、現在ランキングトップの♯14 平川亮。2番手には♯11 山路慎一が続く。今季、すでに全日本F3選手権でチャンピオンを獲得している♯14 平川の速さは、ベテランの♯11 山路も認めるところ。しかし、♯11 山路には経験値があり、その巧みさはレースでこそ活かされる。第4戦から5連勝中の♯14 平川でも、簡単に勝利を掴むのは難しいだろう。
3番手グリッドはジェントルマンクラスでランキング2位の♯16 横幕ゆぅ。4番手の♯22 Michael GREEN(チャンピオンクラス・ランキング2位)を挟んで、5番手にはジェントルマンクラスのランキングトップ♯19 永井宏明が並ぶ。チャンピオンクラスの♯14 平川と♯22 Michael含め、タイトルを賭けた争いにも目が離せない。そこに第2戦で優勝している♯11 山路を加えた上位グループが、レースを引っ張る展開となりそうだ。

F1公式予選の興奮が覚めやらぬ15時40分、5万人超の観客の前で10ラップの戦いがスタートした。レッドシグナル点灯からブラックアウト、上位陣はきれいなスタートを決め、イン側からのスタートとなった2番手グリッドの♯11 山路は、1コーナーで♯14 平川に並びかける。2台はサイド・バイ・サイドで2コーナーからS字へ。ここでは接触も見られたが、なんとか♯14 平川が抑え込みトップを死守した。
この攻防戦について、「接触はあったけど冷静でした。ただ、山路さんに前に出られたくないという思いは、当然強かったです」と♯14 平川。「この接触でクルマがまっすぐ走らなくなってしまった」という♯11 山路は、その後♯14 平川との差を詰めることができず、そのまま2位でチェッカーを受けている。

またスタート後のS字では、♯19 永井が姿勢を乱してコースアウト。これを避けようとした♯90 Igor SUSHKOもコースオフ、♯19 永井は15番手、♯90 Igorは最後尾まで順位を落としてしまう。その後♯19 永井は3周目のスプーンコーナー立ち上がりでもスピンを喫してリタイア。
「オープニングラップでは、まだタイヤが冷えた状態でグリップがなくミスしてしまった。スプーンでのスピンは挽回しようと焦ってしまって...」と♯19 永井。明日の第10戦は、この第9戦でのベストラップ順でスターティンググリッドが決定するが、アタックしきれなかった♯19 永井は14番手からのスタートに。「明日はとにかく気持ちを入れ替えて、ひとつずつ順位を上げていくだけ。1ポイントでも獲りたいですね」。
それに対し、♯90 Igorは16位フィニッシュとなってしまったが、ベストラップでは3番手タイムをマーク。明日の第10戦でこの雪辱に挑む。

接近戦を演じて観客を沸かせたのは、♯16 横幕と♯22 Michaelの3番手争い、そして♯7 林久盛、♯32 飯田太陽、♯15 神取彦一郎、♯5 高見沢一吉、♯2 田島剛という5台による5番手争いだ。
「3周目ぐらいからエンジンが全開になるのにワンテンポ遅れていた」という♯16 横幕。なんとか中盤戦まで凌いでいたが、7周目の1?2コーナー、♯22 Michaelにアウト側からかわされてしまう。
「ゆぅ(横幕)さんはブロックが上手い。それに鈴鹿は、ワンメイクレースであるPCCJの場合は抜きにくい。7周目にやっとチャンスができて、それに成功しました」と♯22 Michael。
順位を下げた♯16 横幕は、その後トラブルが顕著になり♯22 Michaelについて行くことができず、「4位をキープできたのは、不幸中の幸い」と話す。♯19 永井のリタイアにより、タイトル争いは19ポイント差まで詰め寄ったが、「まだ19点“も”、ありますからね。とにかく、明日はベストを尽くすだけ」とも。

一方、5台による5番手争いは、各車の差が1秒以内という数珠つなぎで進行。中でも♯32 飯田が♯7 林に幾度となく襲いかかるが、抜くことはできず。この5台は順位を入れ替えることなく、チェッカーを受けている。

第4戦からの連勝を“6”に伸ばした♯14 平川は、「クルマの状態が良かったので、ずっとプッシュし続けました。お客さんもいつも以上に多くて楽しかったです」。ベストラップは昨日の予選よりもタイムアップし、明日の第10戦もポールスタートとなる。7連勝、そしてタイトル獲得へ向け、18歳平川の挑戦は続く。

■第9戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 21'35.758
2 11 山路 慎一 C Excellence M.S. +17.315
3 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON +29.158
4 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION +37.500
5 7 林 久盛 C Yunbo DIRECTION +41.814
6 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア +42.217
7 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ +42.820
8 5 高見沢 一吉 C 高見沢整骨院OSSOポルシェ +43.118
9 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 +44.751
10 31 眞野 壮一郎 SPOT コウセイカイ ディレクション +50.129
11 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 +55.838
12 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION +56.797
13 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +57.563
14 58 鈴木 優 SPOT データスケープ KTR +58.036
15 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア +58.392
16 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス +1'14.138
17 29 中川 国敏 G Adelcars GT3Cup 1Lap
以上完走
18 19 永井 宏明 G ナインレーシング 8Laps

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 第9戦 (鈴鹿) 公式予選

プレスインフォメーション 2012年10月05日

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第9戦 公式予選を、2012年10月5日(金) 鈴鹿サーキット(三重県)にて開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:26℃ 路面温度:32℃(スタート時)

年間12戦で組まれたPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)の2012シーズンも、いよいよ最終局面に突入した。その第9戦-10戦の舞台となるのは鈴鹿サーキット。F1のサポートレースという特別なイベントだ。
鈴鹿サーキットはF1パイロットに「ドライビングテクニックが試される」とまで言わしめるテクニカルコースで、ここでの勝利は格別なものとなる。サーキット内はF1開催とあってお祭りのような雰囲気に包まれているが、PCCJのパイロットたちは緊張感に包まれつつも、いつも以上に闘志をみなぎらせている。
特にタイトル争いの渦中にあるチャンピオンクラスの♯14 平川亮と♯22 Michael GREEN、ジェントルマンクラスの♯19 永井宏明と♯16 横幕ゆぅは、その思いも一塩だろう。♯14 平川と♯22 Michaelのポイント差は39点、♯19 永井と♯16 横幕は33点と、今大会の結果によってはチャンピオンが決定する。特別なレースだからこそ、この地でタイトルを決めたい♯14 平川と♯19 永井、最終戦を前にタイトルを決めさせるわけにはいかない♯22 Michaelと♯16 横幕、それぞれの意地がぶつかりあう。当然、他のパイロットたちにとっても特別な戦いであることに変わりはなく、パドックの緊張感も一際高い。

PCCJの鈴鹿ラウンドは、10月5日(金)正午から行われた30分間のフリープラクティスで幕を明けた。先頭でコースへと飛び出したのは、昨年の鈴鹿・第10戦で総合2位表彰台を獲得している♯16 横幕。1周目のアタックで早々に2分09秒951のトップタイムをマークする。その後はなかなか10秒を切るパイロットが現れなかったが、20分が経過すると♯14 平川が2分09秒141でトップに立つ。以下、上位グループは♯22 Michael、♯11 山路慎一、♯90 Igor SUSHKO、♯32 飯田太陽で、この6名までが10秒台という結果だった。

公式予選がスタートしたのは、空気の澄んだ秋空に夕陽が眩しく浮かんだ16時45分。スポット参戦の2台を含む18台がコースインしていく。最初に2分10秒台に入れてきたのが♯15 神取彦一郎、♯19 永井、♯16 横幕の3名。その後、♯14 平川が2分09秒をマークしてトップに立つと、翌周には2分08秒968へとタイムを更新。♯14 平川はその後もアタックを続けるが、結果としてはこれがポールタイムとなった。
「これはちょっと失敗してのタイム。今大会の結果でタイトルが決まるというのは、特に意識してないです。ただ、F1のサポートレースという部分では、やはり特別なラウンドですね」目標はF1と
公言するだけに♯14 平川のモチベーションはいつも以上に高いようだ。
2分09秒611で2番手を獲得した♯11 山路は、「残念ながら予想通りの2位(笑)。平川君は速かった。開幕の時から、確実に成長している」と話す。
チャンピオンクラスのタイトルを争う♯22 Michaelは、2分10秒088で4番手。「1年ぶりの鈴鹿でこの順位はまあまあ。タイトルを狙うには厳しい差があるけど、とにかく明日の結果を見ないとね」

一方、ジェントルマンクラスでは、フレッシュタイヤを2セット投入した♯16 横幕が総合3番手に入りクラストップ、ポイントリーダーの♯19 永井は5番手に留まった。
「タイトルの可能性を残すためには、日曜日(第10戦)のグリッドも考えなくちゃいけない。そのためには、明日(第9戦)の決勝で速いタイムを出す必要があり、クリアラップがとりやすい前のグリッドを獲得したかった。タイヤは2セット使ってしまったけど、結果としては良かった」と♯16 横幕。
翌日の決勝のためにフレッシュタイヤを温存した♯19 永井とは別の戦略を採ったわけだが、果たしてどちらが正解なのか……。

注目の第9戦決勝レースは10月6日(土)、F1公式予選後の15時40分にスタートする。

■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 14 平川 亮 C GARMIN PORSCHE 2’08.968
2 11 山路 慎一 C Excellence M.S. 2’09.611
3 16 横幕 ゆぅ G YOU DIRECTION 2’10.058
4 22 Michael GREEN C MIKE DIRECITON 2’10.088
5 19 永井 宏明 G ナインレーシング 2’10.203
6 7 林 久盛 C Yunbo DIRECTION 2’10.280
7 90 Igor SUSHKO C OGT! 豊通エレクトロニクス 2’10.475
8 32 飯田 太陽 G KRM ケーズフロンティア 2’10.629
9 15 神取 彦一郎 C パワーステーション サムライ 2’10.951
10 5 高見沢 一吉 C 高見沢整骨院OSSOポルシェ 2’11.031
11 2 田島 剛 G 911magTAJIMAGT3 2’11.255
12 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティア 2’11.329
13 58 鈴木 優 SPOT データスケープ KTR 2’11.917
14 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 2’11.968
15 31 眞野 壮一郎 SPOT コウセイカイ ディレクション 2’12.686
16 21 高田 匠 G TAKUMIRacingGT3 2’12.710
17 6 ARTE ROSSI G JHM DIRECTION 2’13.047
18 29 中川 国敏 G Adelcars GT3Cup 2’22.824

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第9,10戦岡山 平川亮が第9戦優勝、第10戦2位でタイトルに王手 (TOYOTA)

12f3_rd6_1.jpg
第9戦で今季7勝目を挙げた平川亮

 全日本F3選手権の第6大会(第9戦、第10戦)が8月25日(土)と26日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 通常はフォーミュラ・ニッポンとの併催となることの多い全日本F3だが、今大会は単独開催。

 今季の全日本F3は、開幕2連勝を飾ったルーキーの平川亮(RSS)がここまでの8戦で6勝、2位2回という圧倒的な強さを見せている。今大会で平川のチャンピオンが決定する可能性もあり、注目を集めた。

 今季の同シリーズには、CクラスにTOM'S TOYOTA 1AZ-FEエンジン搭載車両が4台出場、Nクラスは参戦車両7台全てがTOM'S TOYOTA 3S-GEエンジンを使用している。

 25日(土)強い日差しの下で午前9時30分から10分ずつ、10分間のインターバルを挟んで第9戦、第10戦の予選が行われた。

 第9戦予選は、上位5台がわずか0.2秒以内に入る僅差の争いとなったが、平川が3戦連続となるポールポジションを獲得。中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が3番手、山内英輝(B-MAX ENGINNERING)が5番手となった。

 第10戦の予選は当初平川がトップタイムをマークしたものの逆転され、平川は最前列2番手。山内、中山が3,4番手で2列目に並んだ。

 Nクラスでは2戦共に佐々木大樹(NDDP RACING)がポールポジション。勝田貴元(TOM'S SPIRIT)は第9戦4番手、第10戦5番手からの追い上げを目指すこととなった。

 第9戦決勝(18周)は予定よりも若干遅れ、午後3時37分にスタート。ポールポジションの平川が好スタートを切り、中山が3位、山内5位と予選順位のまま変動のないスタートとなった。

 序盤は上位勢の差はあまり開かないままの展開となったが、中盤を過ぎると平川がじりじりと後続との差を広げていった。

 2位以降はそれぞれほぼ1秒ほどの差を保ったままレースは進行。終盤に入ると3位中山に4位のラファエル・スズキ(TODA RACING)が迫り、ヘアピンではテール・トゥ・ノーズに近い状況となった。

 しかし、順位の変動は無く、平川は最終的に2位に2.8秒の差を付けてポール・トゥ・ウィン。5連勝で今季7勝目を挙げた。中山は3位。

 Nクラスでは佐々木がポールから逃げ切り連勝で今季4勝目。勝田は4位でフィニッシュした。

 26日(日)午前10時35分に第10戦決勝(25周)がスタート。2番手グリッドの平川はスタートで首位奪取を狙ったが惜しくも届かず。後方では接触があり、5番手スタートのリチャード・ブラッドレー(PETRONAS TEAM TOM'S)がリタイア。3番手スタートの山内も大きく順位を落としてしまった。

 2番手の平川は、序盤はペースを抑え、タイヤが厳しくなる後半の逆転を狙う作戦に。一時3秒以上に広がった差を、後半に入ると徐々に詰めていった。

 残り5周の時点で1秒近くまで差を詰めた平川だったが、周回遅れに阻まれ、逆転は叶わず、2位フィニッシュ。中山は終盤逆転を許し4位。

 平川は惜しくも今大会でのタイトル確定はならなかったが、次戦菅生大会で最終戦を待たずしてタイトルを決定する可能性が高くなった。

 Nクラスでは佐々木がポール・トゥ・ウィンで3連勝。勝田は3位表彰台を獲得した。

Text & Photo: TOYOTA

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝記者会見 総合・Nクラス上位3名のコメント

総合優勝 平川亮(RSセリザワ)
f3_r09_r_pc_hirakawa  「ポールポジションでしたし、コースも抜きづらいのでスタートをきっちり決めて逃げようと考えていて、それができたのでいいレースでした。路面温度が高かったのでタイヤの摩耗を気にして走っていました。それも想定内で思い通りに走れ、問題はなかったです。タイヤの摩耗を考えて前半は飛ばしませんでした。明日は2番手なのでスタートがすごく重要になると思います」
総合2位 野尻智紀(HFDP)
f3_r09_r_pc_nojiri  「2番手でしたが落ち着いてスタートしようと、狙ってはいたんですが前に出ることはできませんでした。その後は序盤からプッシュしたんですが、後半に向けてのペースの落ち込みとか乱れが平川選手よりも大きかったようで、その分中盤以降少しずつ離されてしまいました。明日は今日と同じようなスタートをすれば抜かれることはないと思うので、いつもどおりのスタートをして1コーナーをトップで抜けらればと思います」
総合3位 山中雄一(トムス)
f3_r09_r_pc_nakayama  「スタートしかチャンスはないと思っていたので掛けていたんですが、みんな同じくらいで順位は変わらず、そのままでした。序盤はペースがよくて前の選手を抜けるかなと思ってプッシュしたんですが、悔しいです。昨日のフリー走行では1秒差あったのが今日のベストタイムは変わらないところまで来られているので、良かったとは思っています。明日は4番手スタートですが、できるだけ上のポジションでゴールしたいです」
Nクラス優勝 佐々木大樹(NDDP)
f3_r09_r_pc_sasaki  「昨日から調子が良くて、中古タイヤでもタイムはよかったです。スタートを決めて序盤からプッシュして相手からのリードを保ち、その後は自分のペースで走れれば追いつかれないと思っていました。スタートは良くなかったんですが、Nクラスを1位で通過することができました。ペースも速くてCクラスのリチャード選手についてたのが難しかったんですが、落ち着いてスリップも使って逃げる作戦でした。明日も気を引き締めて勝てればSUGO大会に向けていい流れでいけるので、スタートを決めて勝ちたいと思います」
Nクラス2位 平峰一貴(HFDP)
f3_r09_r_pc_hiramine  「スタートがすべてでした。出遅れてしまったので、トンプソン選手と、その後のコーナーで勝田選手に抜かれてしまいました。挽回するのに時間がかかりましたし、レースの流れが変わってしまったと思います。佐々木選手はフリー走行からペースが速いのは分かっていたので、リチャード選手に引っかかっているうちになんとか追いつこうと思ったのですが、できずに悔しいです」
Nクラス3位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r09_r_pc_thompson 「いいスタートを切ることができて、1コーナーまでに2位に上がることができました。今シーズン一番いいんじゃないかと思うペースで、前について行くことができました。そのまま行けると思ったんですが、スロットルがスティックしたような感じで、2コーナーでスピンしてしまい、3位になってしまいました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝 平川亮が今季7勝目でチャンピオンに王手! Nクラスは佐々木大樹が優勝

 全日本F3選手権第9戦は25日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした平川亮(RSセリザワ)が優勝した。Nクラスも佐々木大樹がポールトゥウィンを飾った。

f3_r09_r_start

f3_r09_r_4

f3_r09_r_8

f3_r09_r_36

f3_r09_r_23

f3_r09_r_7

f3_r09_r_20

 第9戦決勝レースはスーたー耐久レースのCドライバー予選で赤旗が提示されたため、予定より遅れ15時35分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでホールショットを奪ったのはポールポジションの平川亮(RSセリザワ)。2位には予選2位の野尻智紀(HFDP)が、同3位いは中山雄一(トムス)と予選順位通りに続く。

 2位でレースをスタートした野尻は2周目にはこのレースのファステストラップとなる1分28秒403を出し、トップの野尻を追うが、1秒以下だった差も6周目には1秒1、10周目には1秒7と開くばかり。最終的には平川が2位以下を2秒8離して余裕の今季7勝目を飾った。2位には野尻が入り、3位に中山が続いた。

 Nクラスはポールポジションの佐々木大樹(NDDP)が好スタート。2位にクラス予選2位の平峰一貴(HFDP)をかわしたギャリー・トンプソンが上がる。平峰は同4位の勝田貴元(トムス)にもかわされたが、すかさず抜き返し3位を奪い返す。

 クラストップに立った佐々木は2位トンプソンとの差を開らき逃げにかかる。そのトンプソンは12周目の2コーナーでコースアウトし、平峰が2位に上がるが、佐々木との差は大きく、そのまま佐々木が逃げ切り今季4勝目を飾った。2位には平峰が、3位にはトンプソンが入った。

 第10戦決勝は明日26日、10時35分より25周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝結果

スーパー耐久 & F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) Race Results Weather:Fine Course:Dry
ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1826'48.028
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
182.860
336中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
184.293
42ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
184.942
51山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
185.777
637リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1814.963
723N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1815.600
87N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1816.844
920Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F307TOYOTA
3S-GE
1824.184
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1828.507
1119Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1830.576
126N小泉 洋史Net Move F306 Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1833.238
133島田 龍吾C-FACTORYDallara F308Mercedes
M271.F3
181'21.776
1413N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
181'28.087
---- 以上規定周回数 ( 16 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.8 野尻智紀(HFDP RACING F312) 1'28.403 (2/18) 150.796

Japanese F3

JF3:第9戦岡山公式予選 平川亮が僅差の予選を制し、指定席のポールポジションを獲得!

 全日本F3選手権は25日、岡山国際サーキットで第9戦の公式予選を行い平川亮(RSセリザワ)がポールポジションを獲得した。

f3_r09_q_4

f3_r09_q_8

f3_r09_q_36

f3_r09_q_23

f3_r09_q_7

f3_r09_q_20

 岡山国際サーキットは早朝から残暑が厳しい。9時30分より10分間の全日本F3第9戦の公式予選が行われた。

 予選開始5分あたりから各車、本格的なアタックラップに入る。まず、トップに立ったのは1分27秒484でリチャード・ブラッドレー(トムス)だったが、次週でコースアウトを喫し、予選を終える。

 代わってトップに立ったのが1分26秒676でチームメートの中山雄一(トムス)。だが、これをチェッカー1分半前に1分26秒539で逆転したのが平川亮(RSセリザワ)。予選はこのまま終了し、このラウンドでも平川が指定席のポールポジションに収まった。

 2位には野尻智紀(HFDP)が1分26秒662で平川と中山の間に割って入り、中山は3位に落ちた。

 Nクラスは前大会から好調の佐々木大樹(NDDP)がここでもクラスポールポジション。クラス2位に平峰一貴(HFDP)、同3位にギャリー・トンプソン(KCMG)が続いた。

 第9戦決勝は本日25日、15時25分から18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山公式予選結果

スーパー耐久 & F3レース in 岡山 -RIJ- (2012/08/25) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2012 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
14平川 亮広島トヨペットF312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'26.539--154.04
28野尻 智紀HFDP RACING F312Dallara F312HONDA
MF204C
1'26.6620.1230.123153.83
336中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'26.6760.1370.014153.80
42ラファエル・スズキMAD CROC TODA F308Dallara F308HONDA
MF204C
1'26.6840.1450.008153.79
51山内 英輝B-MAX・F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'26.7080.1690.024153.74
623N佐々木 大樹S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'27.2110.6720.503152.86
77N平峰 一貴HFDP RACING F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'27.2160.6770.005152.85
820Nギャリー・トンプソンKCMGDallara F307TOYOTA
3S-GE
1'27.4570.9180.241152.43
937リチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA
1AZ-FE
1'27.4840.9450.027152.38
1035N勝田 貴元TDP SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA
3S-GE
1'27.9251.3860.441151.62
116N小泉 洋史Net Move F306 Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'28.1411.6020.216151.24
1219Nマシュー・ハウソンKCMGDallara F308TOYOTA
3S-GE
1'28.3081.7690.167150.96
1313N吉田 基良B-MAX・F306Dallara F306TOYOTA
3S-GE
1'29.9193.3801.611148.25
143島田 龍吾C-FACTORYDallara F308Mercedes
M271.F3
1'32.7766.2372.857143.69
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'35.2888.7492.512139.90

検索

r9 最新ニュース