カテゴリー

ニュース内検索

2018年9月

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2018/09/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
R1'23.463--159.775
26名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'24.040 0.577 0.577158.678
363川合 孝汰DENSOルボ一セF4
Le Beausset Motorsports
1'24.106 0.643 0.066158.554
462小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1'24.129 0.666 0.023158.510
516澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'24.150 0.687 0.021158.471
61小高 一斗FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'24.234 0.771 0.084158.313
798石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'24.266 0.803 0.032158.253
895小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1'24.448 0.985 0.182157.912
936小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'24.479 1.016 0.031157.854
108佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
1'24.507 1.044 0.028157.801
1138平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1'24.546 1.083 0.039157.729
1280環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'24.633 1.170 0.087157.566
1381菅波 冬悟OTG DL F110
OTG MOTOR SPORTS
1'24.638 1.175 0.005157.557
1425細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1'24.728 1.265 0.090157.390
1555金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1'24.782 1.319 0.054157.290
1617塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'24.932 1.469 0.150157.012
17*77大井 偉史WARMTECH Skill Speed
Skill Speed
1'25.135 1.672 0.203156.637
1888黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
1'25.210 1.747 0.075156.499
19*82庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG MOTOR SPORTS
1'25.435 1.972 0.225156.087
2015早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'25.750 2.287 0.315155.514
214I1佐々木 祐一DayDream Sendai F110
佐々木 祐一
1'25.782 2.319 0.032155.456
2211I2植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1'25.839 2.376 0.057155.353
232I3仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1'25.977 2.514 0.138155.103
2473塙 駿佑カロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'26.112 2.649 0.135154.860
2523I4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'27.934 4.471 1.822151.651
2686I5大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
1'28.398 4.935 0.464150.855
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.257)予選通過 ----
-*7大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジェクト
deleted---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'23.758)を更新しました。
  • CarNo.7は、2018 FIA-F4選手権統一規則第23条1.違反(予選中のタイヤ交換)により、タイムを抹消した。
  • CarNo.77,82は、黄旗区間でのベストタイムを削除した。

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝 荒天により中止が発表される

 前回の岡山大会で台風のため中止となり、本日の最終プログラムとして組み込まれた全日本F3選手権第9戦は再び中止となった。

 午後4時、大会事務局は「全日本F3選手権第9戦決勝レースは、天候および日没を考慮し、2018年国内競技規則10-10.14)に基づき中止とする」というリリースを発表した。

 代替戦の開催については未定。

Text: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3 | SUPER FORMULA

SF:第6戦岡山決勝日のタイムスケジュールが変更に。SF決勝は午後1時55分スタートで54周に短縮

2018全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦は、9月9日朝8時付けで決勝日のタイムスケジュールを変更することが発表された。

これは今後予想される荒天に対応するための措置であり、スーパーフォーミュラの決勝はスタート時刻を当初予定より10分早めて午後1時55分とし、周回数も68周から54周に減算される。

同時に併催の全日本F3選手権についても、第14戦決勝は25周から18周に、第9戦決勝は午後4時10分にスタート時刻を早め、周回数も18周から13周に減算されることになった。

詳細は下記の通り 
※()内は当初予定

SFフリー走行 9:00~9:30(変更なし)
F3第14戦決勝 10:15~18周または35分(10:15~25周)
SF第6戦決勝 13:55~54周または70分(14:05~68周)
F3第9戦決勝 16:10~13周(16:25~18周)

なお、今後の天候状況によってはさらなる変更や中止の可能性も現時点では否定できない状況だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:台風接近のため29日のレース日程は全てキャンセルに

台風12号の接近に伴い、スケジュールの変更を迫られていた全日本F3選手権岡山大会だが、午後3時25分発行の公式通知により、29日の競技は全スケジュールが中止と正式に決定した。

これにより岡山大会は28日午後の第8戦決勝をもって日程終了となる。

次戦はツインリンクもてぎ。8月18-19日に第10、11、12戦を行う。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第7,8,9戦岡山 台風接近に伴いタイムスケジュールが大幅変更に。第7戦、第8戦決勝スタートは繰上げに

岡山国際サーキットで開催されている全日本F3選手権第7、8、9戦だが、台風の接近に伴いタイムテーブルを大幅に変更することが7月28日12時20分付で大会組織委員回より発表された。

これによると当初午後3時50分スタートとされていた第7戦決勝が午後1時55分スタートに。これに伴い周回数も当初予定の25周から18周に短縮されることとなった。
また当初は29日午前9時45分スタートとされていた第8戦決勝は28日午後5時25分スタートに繰り上げられた。こちらの周回数は予定通り18周とのこと。
なお、29日のタイムテーブルならびに第9戦の周回数については現時点では未定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第7戦、第8戦公式予選 トムス勢がフロントロー独占。第7戦ポールは#37宮田

全日本F3選手権第7戦、8戦の公式予選が7月28日、岡山国際サーキットで行われ、第7戦は#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、第8戦は#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。

第7戦ポールポジション、第8戦予選2位の宮田莉朋組(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

第7戦予選2位、第8戦ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)

第7,8戦戦とも予選3位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)(※ただし、第7戦はペナルティーのため3グリッド降格)

第7,8戦ともNクラスポールポジションのジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)

今シーズン初参戦の久保田克昭(Planexスマカメ・F3)は、第7戦予選13位、第8戦予選14位

公式予選は午前10時20分より30分間で行われた。路面は終始ドライコンディションだったが、台風の接近により上空には雲がかかってきており、前日の専有走行よりも気温、路面温度が下がったことでタイヤのウォームアップに苦労するドライバーもいたようだった。

1本目のアタックでトップに立ったのは#36坪井。1’22.646を4周目に記録したが、3周目のアタックでミスを犯したためにもう1周予定外のアタックを行なった結果だという。#37宮田も同様の理由で4周、5周、6周と22秒台のタイムを連発。1’22.656がこの時点でのベストタイムだった。3番手には#93大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が1’22.793と僅差で続く。

上位陣は残り10分を切ったところで2本目のアタックを開始。ここで#37宮田が1’22.395を叩き出してトップに浮上する。#36坪井は1’22.507で2番手。その後も続けてもう1周行こうとした坪井はセクター1、2と自己ベストを更新したものの、ダブルヘアピンで1台がスピンしたことで提示された赤旗に行く手を阻まれ、タイムアップはならなかった。この赤旗は#93大湯のアタックにも影響を及ぼし、こちらは3番手で予選を終えることに。しかし大湯は前戦富士でエンジンブローに見舞われたためにエンジン交換を行なっており、第7戦決勝での3グリッド降格がすでに決まっている。

また今大会は3レース開催ということでドライタイヤは3セットが使用可能となっており、これに応じて#8片山義章( YTB F318)、#12笹原右京(THREEBOND)らが3セット全てを投入してタイムアタックを行なったが、笹原は5位、片山は6位と、この試みは必ずしも成功したとは言い難い結果となった。

第7戦決勝は今日午後3時50分より25周で行われる予定だが、台風の影響からタイムスケジュールの見直しが検討されており、この結果いかんで3レースのスタート時刻、周回数などが変更となる可能性が大きい。

第7戦ポールポジション、第8戦予選2位 #37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
第7戦ポールポジション、第8戦予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 30分間の予選なので、1アタックしてピットインし、また2回目のアタックに行くという作戦でした。1回目は失敗した部分があってタイヤのいいところを使い切れませんでした。2回目のアタックは1回目に比べればまとまっていましたが、それでもまだロスしてる部分があったので、もう1周タイムを出しに行く予定でしたが、赤旗が出てしまいました。あれがなければ2戦ともポール取れたかなとも思いますが、逆に赤旗に助けられた面があったのかもしれません。とりあえずポール取れてよかったです。1本めで3周続けてアタックできたことで、ロングランに対しても自信がつきました。
3セット目を予選で使うことは全然考えていませんでした。限られた時間の中でタイムが出せるかどうかもわからないし、3レース目のグリッドが1レース目の結果で決まることを考えれば、1レースめを新品タイヤで走った方がいいと考えました。
決勝ではスタートを普通に決めて、鈴鹿でのリベンジをしたいです。
第7戦予選2位、第8戦ポールポジション #36坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
第7戦予選2位、第8戦ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S) 練習走行までずっとトップだったし、路面温度が高い時はずっと調子が良かったんですけど、今日の予選では路面温度が下がったことにアジャストしきれず1セット目のアタックではミスをしてしまいました。2セット目のアタックは赤旗でアタックしきれなかったので、第8戦のポールが取れたこと自体が奇跡に近い感じです。いろんなトライはしていたんですけど、なぜか3周めでアタックに行けない状態で、4周め5周目にタイムを出しました。赤旗がなければもうコンマ1いけたかなとは思いますが、まあ2番手スタートなら決勝は悪くないと思うので、決勝では集中して行きます。明日の午前のレースだと難しいので、できれば今日2レースになればと思います。第1レースでは25周きちんと組み立てて勝ちたいです。
3セット目については時間的に間に合わないと思い、最初から考えませんでした。僕らはウォームアップをゆっくり目に行うので、時間が足りないし、決勝にニュータイヤを残した方がいいという判断でした。
第7戦予選3位、第8戦予選3位 #93大湯都史樹(TODA RACING)
第7,8戦戦とも予選3位の大湯都史樹(TODA RACING)(※ただし、第7戦はペナルティーのため3グリッド降格) このコンディションだったらタイムが上がるのはわかっていたので、ウォームアップの周のタイヤの熱の入れ方が肝心だと思いました。あとはもう普段通りに走ればいいなと。このレースウィークを通してクルマは悪くありません。気温が低い時は調子いいんですよ、このクルマは。あとはユーズドのレースペースが不安ですね。予選だけで終わっちゃわないように、なんとかしないとと思います。予選中にセット変更の時間を取ることを考えると3セット目を使うことは全く考えませんでした。
次は6番手からスタートしますが、スタートをうまく決めて1周目で4番手くらいで戻ってこれればと思います。そこからチャンスを見て、という感じ上がっていければ、と。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9,10戦富士 第9戦は3人揃って入賞果たす! トップグループにあと一歩まで迫る戦い! (Le Beausset)

 ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権シリーズ第5大会が、8月5日(土)、6日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催され、川合孝汰・平木玲次・平木湧也の3人が参戦した。

 今季2回目の開催となる、このハイスピードコースは湧也に優勝経験があり、また第3戦では3人揃って入賞を果たすなど、チームにとって相性もいい。シリーズ後半戦の大量得点に向け、弾みをつけるにはまたとないステージでの活躍に期待がかかる。

予選 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 前大会のSUGOの練習走行から3人とも確実な進化が見られ、今回の富士大会でも更なる進化を目指してサーキット入り。走り初めとなる木曜日の専有走行では、いずれもセッションごとにタイムを縮め、特に川合は3セッションのすべてでトップ10につけ、セッション2では2番手につけた。金曜日の練習走行においても、早朝のセッション1では揃って自己ベストを更新するなどいい感触を得ていた。

 今回の予選は、後半にタイヤが温まり、燃料も軽くなったところでのアタックを狙ったことから、燃料をセーブするためにコースオープンと同時にコースインをせずに、4分ほど待機した後、3人はコースへと送り出された。

 しかし、いざアタック開始というタイミングで、目の前にはジェントルマンドライバーの集団が。湧也はその集団をうまくかわしたものの、かわしきれずクリアが取れない状態での走行となった川合と玲次はクールダウンを行いつつ、間隔を広げていく。そうして間合いを保つことでアタックとなったものの、タイヤのピークを使うことが難しい予選となった。

 それでも、湧也は第9戦を5番手、第10戦も5番手から臨むこととなり川合は6番手、7番手とトップグループの後に付くポジションとなった。しかし、上位につけたドライバーがペナルティで3グリッド降格となったため、第9戦はひとつずつポジションを上げる。予選中、ほとんどクリアがとれなかった玲次は、第9戦を17番手、第10戦を18番手から挑むこととなった。

決勝第9戦 8月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 上空には灰色の雲が浮かぶものの、雲の切れ間からは強い日差しが注がれ、汗ばむようなコンディションとなった第9戦決勝レース。湧也と川合は予選の直後にポジションアップとなったのは前述のとおりながら、さらにポールシッターがマシントラブルでリタイアというアナウンスがあり、ふたりの前にいるマシンは2台だけとあって、またとないチャンスが舞い込んだ。

 ともに好スタートを切り、1コーナーには3番手、4番手で飛び込んでいく。そして、いきなり5台でのトップグループが形成され、激しい攻防の中、4周目の1コーナーで川合が5番手に。上位の2台が逃げていく中、湧也は3番手を保ち続けていたが、6周目に4番手に。その後、湧也は7番手、川合が6番手をキープし周回を重ねたが11周目の13コーナーで川合は縁石に乗り、姿勢を乱してしまったため、7番手でチェッカー。湧也は5番手でレースを終えた。

 一方、玲次は前を行く車両をとらえ続け、8周目には12番手まで浮上。最終ラップにはもう1台を抜いて11番手に。さらに先行していた車両のペナルティによる降格があったため、ひとつ順位を上げて10位入賞を果たすこととなった。その結果、5位の湧也、7位の川合とともに、トリプル入賞を果たした。

決勝第10戦 8月6日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 この日もドライコンディションが保たれ、そつなくスタートを切った湧也だったが、1コーナーまでに6番手に。そして川合はホイールスピンが大きく、2台に先行されて10番手となる。しかし、2周目に1台が順位を落としたことから9番手に上がり、前の車両から遅れることなく、川合は逆転のチャンスを待った。

 一方、湧也も4番手を争う4台の集団の中で激しいバトルを繰り広げながら、やはり逆転のチャンスを待ち続け、コーナーでは差を詰めるも、ストレートで引き離されてしまう。必死に堪え続けたのだが、14周目の1コーナーでついに限界が訪れ、7番手に。そして、その1周前、湧也を含む4番手争いの集団に追いついたことから、いよいよ勝負と前の車両を1コーナーでアウトから抜こうとした川合だったが、並んで前に出たところで追突されてコースアウト。マシンにダメージを負うも、なんとか完走をという執念が実って、21位でチェッカーを受けた。そして湧也は7位でフィニッシュ。

 18番手スタートだった玲次は、またしてもオーバーテイクショーを披露していた。11周目には13番手に上がり、さらに13周目には川合 を巻き込んだアクシデントもあったことから、11番手まで浮上し、入賞まであと一歩のところでチェッカーとなった。

 結果以上に、大きな収穫がそれぞれにあった第5大会富士。次の戦いは3週間後に控えた鈴鹿となる。残る戦いは少なくなってきただけに、なんとか記録だけでなく、記憶にも残る大会としてくれることが大いに期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 常時クルマのバランスも良く、ドライバーが常に攻められる状態ではあったが、思いの外ストレートスピードが伸びず、レースを通して幾つかの対応策を試してみたが決勝では決め手を欠いてしまった。鈴鹿では十分戦えると思うので、ドライバー自身も今持つパフォーマンスを最大限に出し切って貰いたい。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 第9戦ではチームメイトとのバトルを含め、レースの組み立ては今までよりもうまくできたと思います。ただ、その直後に自分のミスで13コーナーの縁石に乗り過ぎて、ダートに出てしまい、6位が確実だったところでひとつ順位を下げてしまったことが、残念でした。第10戦はスタートでホイールスピンが大きくて、クルマが前に進んでいかない状況で抜かれてしまったのですが、その後は前のクルマに引っ張って行ってもらう状態で、4番手集団を追いかけていって、最後の4周ぐらいで勝負をかける予定でした。実際、詰まったので1コーナーの立ち上がりでうまく合わせられて、外から抜き去ったんですが横から当てられてしまって。リタイアせずに済んだのは良かったのですが、それが本当に悔やまれます。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 予選は、ずっと前と後ろと争ってしまい、クリアも取れない状況で、グリッドも下位に沈んでしまいました。ここは今回いちばんの反省点です。レースウィークを通じ、ずっと調子が良くない中、そう行った流れを引きずってしまったのは僕の責任で、そこは今後変えていかなくてはならないところだと思います。第9戦はなんとか10位まで上がることができたので、内容的には良かったです。1台ずつ上がれたというのは、ポジティブな面だったと思います。第10戦も順調に上げられたのですが、中盤にバトルになった時、一発で仕留められず前との距離も空いてしまったので、それがなければ、もうふたつぐらい上げられたかもしれません。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 このレースウィークを通じて調子はけっこう良くて、コーナー自体はまわりとほとんど変わらなかったと思います。ただ、ストレートで離されてしまって厳しい戦いでした。なかなか難しい中で、自分のできることは精いっぱいやったつもりですし、その中でベストな結果も出せたと思っています。ただ、もうひとつ、もうふたつ前に行きたいという気持ちはありました。第9戦はグリッドも前の方でしたが、トップグループについていくのがやっとで、かなり厳しかったです。第10戦もセット変更も行なって賭けてみたのですけど、なかなか難しかったです。とはいえ今シーズンの中では、前が見えてきたという印象も強く、次の鈴鹿もこの流れのまま、うまく詰めていきたいと思っています。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士決勝 今回もHFDPの1-2!#8角田が今季2勝目 

#8角田待望の2勝目!!

FIA-F4選手権第9戦の決勝が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)の追撃を振り切り、今季2勝目をあげた。

fiaf4-rd9-r-start-1

fiaf4-rd9-r-start2-1

fiaf4-rd9-r-8vs6-1

fiaf4-rd9-r-8-1

fiaf4-rd9-r-6

fiaf4-rd9-r-1

fiaf4-rd9-r-winner

fiaf4-rd9-r-podium

第9戦決勝はポールポジションの#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)のリタイヤというまさかの展開で幕を開けた。チームによればスタート前にマシントラブルが見つかったとのことだが、詳細は不明。明日の第10戦決勝には支障なく出走できるという。

ポールの大湯を欠いたままレースは午後1時30分より15周で行われた。
繰り上げポールの角田が無難にスタートを決め、そのままトップで1コーナーへ。笹原がアウトから並びかけてきたが、角田はそのままトップを守りきった。笹原は2周目の1コーナーでも角田に並びかけるが、またしても前に出るには至らず、立ち上がり加速が鈍ったことで逆に差を広げられることに。

その後はセクター2の速い笹原とセクター3の速い角田による一進一退の攻防が0.4秒〜0.6秒という僅差で続いた。

その後方では予選での走路外走行により3グリッド降格のペナルティを受けた#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が徐々に順位を上げてきていた。宮田は1周目をポジションキープの6位で終えると、5周終わりのホームストレートでインから#60川合孝汰(DENSOルボーセF4)をかわして5位、その後も#62平木湧也(DENSOルボーセF4 FTRS)、#35河野駿佑(HubAuto F110)らを次々に抜き去り、8周目に3位に浮上してきた。しかしトップ2台はその4秒前方。8周目にファステストラップを記録するなど、トップ2台をも上回るハイペースで後半は周回した宮田だったが、この差を埋めるには至らなかった。

そのトップ2台の戦いはファイナルラップをまでほぼ膠着状態。最終コーナーでのトラクションが不足していた、と笹原がレース後に語ったことを裏付けるかのように、笹原はホームストレートであと一伸びが足りず、角田を攻略できないでいた。

ところがファイナルラップのヘアピン立ち上がり、リヤタイヤのグリップを失いつつあった角田のリヤが大きく流れた。

一気に間合いを詰めてきた笹原は続くダンロップコーナーでインを伺うが、ここは角田ががっちり閉めてきた。

最終コーナーでも笹原はアタックを試みたが、角田に近づきすぎたのが影響してかフロントが入っていかずにステアリングを切り足したため、今度は笹原のリヤが立ち上がりで流れて万事休す。角田は第2戦岡山以来のFIA-F4通算2勝目をものにした。2位は笹原、3位には宮田が入った。

次戦第10戦決勝は明日朝8時40分より同じく15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士決勝結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
18角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526'51.950
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL150.343
31宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL153.579
435河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL154.660
562平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL155.756
67大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL158.284
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL158.497
816篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1516.771
918名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1517.406
1061平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1517.936
1180菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1518.376
123石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1519.054
1325高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL1522.261
1421神 晴也RSS F110
RSS
DL1522.310
1555細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1522.566
1619アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1525.086
1717朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1525.623
1877大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1526.668
1939浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1528.239
2070小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL1535.446
2168チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1538.369
2263金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1538.956
2373牛井渕 琴夏カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL1539.546
2444小野寺 匠NRS F110
NRS
DL1543.796
25*50澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1555.483
264佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
DL151'00.111
2723YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL151'02.213
2854ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL151'20.951
2986大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL151'26.960
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-15早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL312Laps
-2仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL213Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)1'46.865 (8/15) 153.715km/h
  • CarNo.50は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外追い越し)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦、第10戦公式予選 好調#5大湯が連続ポール!!

FIA-F4選手権第9戦、第10戦の公式予選が8月5日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がベストタイム、セカンドタイム両方でトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。

fiaf4-rd9-rd10-q-5-1

fiaf4-rd9-rd10-q-8-1

fiaf4-rd9-rd10-q-6-1

fiaf4-rd9-rd10-q-1

公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。この日の天候は曇り。朝から汗ばむ陽気の中での走行となった。

最初にトップに立ったのは#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)。1'46.516をアタック開始直後に記録してきた。2番手には#8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)、3番手に大湯が続く。しかし開始から14分が経過したところで大湯が1'46.111を記録してトップに浮上、結局このタイムを誰一人上回ることができず、大湯は第6戦オートポリス以来、今季3度目のポールポジションを獲得、さらに後半のアタックでも1'46.238を出し、2戦連続でのポールポジションを獲得した。

ポイントリーダーの笹原は第9戦3位、第10戦2位と優勝の狙えるポジションを確保、角田も第9戦2位、第10戦4位となり、このHFDP勢に割って入る形で#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が第10戦で3位のポジションを得た。

第9戦決勝はこのあと午後1時30分より、第10戦決勝は明日朝8時40分より、いずれも15周で行われる。

第9戦予選PP、第10戦予選PP  #5大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)
みんなペース的な部分は速いと思いますし、その中で僕自身の作戦がうまく決まったかな、というところがあると思います。
僕自身も調子が良いいですし、僕の中では順当です。無理しなくてもポール取れたし、しっかり自分の力を出し切れたという気持ちです。練習走行の段階から路面温度や天気も予想がついていたので、その中でしっかり引き離せたのは良かったです。ホンダとしてもチーム力の底上げをするためにしっかりテストをしてきましたし、レースに向けての気持ちはもチーム全体が強いと思います。トムスの宮田選手も結構速いと思いますし、僕自身のマージンがそれほどあるとは思っていません。接戦になると思います。でも前回の富士ではくらいつくので精一杯って感じでしたが、今回はやれるんじゃないかなと思います。決勝は、焦らず、集中しながらも周りをみることも忘れずに頑張ります。まだ菅生のこと引きずってるんで(笑)
第9戦予選2位 、第10戦予選4位  #8角田裕毅(SRS/コチラレーシング)
練習から調子が良かっただけに悔しいのもありますが、ポールをとった大湯選手は練習から予選のことを考えてコツコツと準備をしてきていたので、そこでもう負けていたのかなという感じでした。2位は悔しいけど、納得です。セカンドタイムはもうちょっと行きたかったです。練習から単独走行を意識しすぎて、スリップの練習をしてこなかったので、スリップのつき方がうまくなかったと思います。そこは今後の課題です。富士はスリップが特に重要で、それができないと4位以内に入るのも難しいと思います。第1レースはしっかりスタートを決めて優勝したいと思います。
第9戦予選3位、第10戦予選2位  #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
比較的クリアラップが取りづらい状況でしたが、そうした中でもうまく場所どりができ、結果的に3周連続でほぼ同じくらいのタイムが出ました。ベストを取れるはずのラップは第3セクターで前に引っかかってしまいました。それまではポールを取れるくらいのペースだったので勿体無かったです。今週末は練習走行の順位はあまり良くなかったのですが、いろいろトライした中での順位でした。ですから予選はうまくまとめることができれば3位以内に入ると思っていましたので、最低限の結果は出せたと思います。富士はスリップも効き、オーバーテイクも可能なので。決勝はいつものように、しっかり楽しんで前を目指していければと思います。
第9戦予選4位、第10戦予選3位  宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
譲っている時に走行ラインが他の車両と重なったことと、四輪脱輪があったことで1レース目はペナルティで3グリッド降格になりましたが、2レース目は3番ならまあいいかなと。抜けるコースだし、チャンスはあるんで。1レース目はどうなるかわかりませんけど、ベストを尽くしてやるだけなんで。練習走行の木曜日は調子が良かったんですが、金曜にいろいろセッティングを試して、そこから正しい判断ができなくて予選を失敗してしまいました。でも予選の中で原因は見つかったので、そこは良かったです。自分としては去年の8月のように優勝したいし、今年の5月の富士も優勝しているし、とにかく結果を残すしかないと思います。今年2回目のホームコースですからね。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士公式予選結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2017/08/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.111--154.808
28角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.253 0.142 0.142154.601
36笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.302 0.191 0.049154.530
4*1宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
1'46.342 0.231 0.040154.471
562平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'46.457 0.346 0.115154.305
660川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'46.521 0.410 0.064154.212
735河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'46.543 0.432 0.022154.180
816篠原 拓朗Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'46.621 0.510 0.078154.067
97大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.720 0.609 0.099153.924
1017朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'46.843 0.732 0.123153.747
1150澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'46.862 0.751 0.019153.720
12*25高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
1'46.877 0.766 0.015153.698
133石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'46.946 0.835 0.069153.599
1418名取 鉄平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'47.020 0.909 0.074153.493
1555細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'47.023 0.912 0.003153.489
1680菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'47.093 0.982 0.070153.388
1761平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'47.182 1.071 0.089153.261
1839浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'47.206 1.095 0.024153.226
1921神 晴也RSS F110
RSS
1'47.348 1.237 0.142153.024
2063金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'47.634 1.523 0.286152.617
2170小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'47.660 1.549 0.026152.580
2277大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'47.729 1.618 0.069152.483
2319アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'47.831 1.720 0.102152.338
2415早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'47.867 1.756 0.036152.288
2568チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'47.899 1.788 0.032152.242
2673牛井渕 琴夏カローラ新茨城レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'48.043 1.932 0.144152.039
2744小野寺 匠NRS F110
NRS
1'48.616 2.505 0.573151.237
282仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
1'48.681 2.570 0.065151.147
294佐々木 祐一仙台Day Dream Racing F110
佐々木祐一
1'49.023 2.912 0.342150.673
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'49.504 3.393 0.481150.011
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
1'49.760 3.649 0.256149.661
3254ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'50.631 4.520 0.871148.483
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-9畑 亨志アーネクトwith Field
FIELD MOTORSPORT
absence---
-83植木 匠NRS・INTERCEPT
NRS
absence--0-
  • CarNo.1は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外複数回)により、第9戦のグリッドを3グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.25は、FIA-F4 Spr第19条1.2(走路外複数回)により、当該ベストラップ削除および第9戦のグリッドを3グリッド降格のペナルティーを科す。

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝 上位3人のコメント 「これで自分のモチベーションも上がったので、後半戦は頑張ります」(#12パロウ)

優勝 #12アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE
f3-rd9-r-pc-palou 3回目の優勝は嬉しいです。本当はもっとたくさん勝てると思っていましたが。今日は後ろの宮田選手が速くて、厳しいレースになりました。でもタイヤの消耗は昨日ほどではなかったので、着実に進歩しているのを感じます。これで自分のモチベーションも上がったので、後半戦に向けて頑張っていきます。
昨日はジャンプスタートを取られて残念な結果になりました。2位は狙えたと思ったんですけど。今後は同じミスをしないように気をつけていきたいと思います。
鈴鹿では前回予選で作戦ミスをしてしまいましたが、僕もクルマも着実に進歩しているので、次はうまくいくと思います。
2位 #36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd9-r-pc-miyata 今日もスタートをうまく決めてトップに立とうと考えていたんですけど。スタートでちょっと失敗したかなと思いましたが、パロウ選手も同じようなスタートで、1コーナーの駆け引きで僕が前に出ることができませんでした。1周目のバトルで結果は決まると思って頑張ったんですけど、追いつけませんでした。そのあとは常にトップから離されないように攻めていきました。最後にファステストの1ポイントが取れたので、そこはよかったなと思います。
前回の鈴鹿は予選でトラブルが出て、決勝も出走できませんでしたが、そのトラブルが起きるまではセクターで速かったのもわかったし、専有走行でもかなり感触が良かったので、いい印象を持っています。今日の課題を克服して、優勝できるように準備したいと思います。
3位 #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd9-r-pc-tsuboi 今日は珍しくスタートが決まって、多分前の二人よりも速かったと思いますが、1コーナーの場所どりが良くなくて、アウトから行こうと思ったらグリップしていませんでした。あそこで抜けていれば展開も違ったのかなと思いますが、レースペースが他の二人よりも良くなかったのでそこが課題ですね。課題だった後半のペースが良くなったのは少し改善されたポイントかなと思います。
順位は同じですが、昨日より収穫が多かったレースだと思うので、次の鈴鹿では残った課題をクリアしていって、予選が勝負なので、そこでどんだけ前に行けるかを意識していきたいと思います。
Nクラス優勝 #11植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd9-r-pc-ueda DRAGON選手がマシントラブルで昨日の予選を走れなかったので、たまたまポールポジションが獲れて。ただ長谷川くんとヤン選手のタイムが拮抗していたので、スタートさえ決めればあとは逃げれるんじゃないかなと思っていて、その通りになりました。
去年の岡山で初めてF3のNに乗った時は最下位だったし「体力的にきついなあ」と思ったので、トレーニングをして、最近はちょこちょこ表彰台に上がれるようにもなり、今日ここで優勝できたのは長かったような短かったような。これからもどんどん一番になりたいと思います。
鈴鹿はここと同じくホームコースで、一番走り込んでもいるので、前回はマシンのセッティングとかも悩みましたけども、なんとかここ(記者会見場)に戻ってこれるようにがんばりたいと思います。
Nクラス2位 #22長谷川綾哉(ALBIREX RACING TEAM)
f3-rd9-r-pc-hasegawa スタートで失敗しちゃって出遅れたんですけど、なんとか順位をキープすることができました。植田さんがすごく速くてどんどん置いてかれちゃいました。優勝することはできませんでしたが、昨日と違って完走することができたのは良かったです。
鈴鹿も表彰台には上がっていますけど、次こそは優勝できるようにがんばります。
Nクラス3位 #5アレックス・ヤン(HuaJiangHU Racing)
f3-rd9-r-pc-yang 今日の出来は昨日より良くありませんでした。今日は天候も暑くて、体調も良くありませんでしたから。
鈴鹿では前回より良い結果を出せると思います。中国では練習の機会が少ないんですが、次のレースまでになんとか中国でも練習をして来ようと思っています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝 #12パロウがポール・トゥ・フィニッシュで前日の雪辱を果たす

f3-rd9-r-start

f3-rd9-r-start-n

f3-rd9-r-12

f3-rd9-r-36

f3-rd9-r-1

f3-rd9-r-11

f3-rd9-r-22

f3-rd9-r-5

f3-rd9-r-winner

f3-rd9-r-winner-n

f3-rd9-r-podium-n

f3-rd9-r-podium

全日本F3選手権第9戦の決勝が5月28日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#12アレックス・パロウ(THREEBOND)がそのまま逃げ切って今季3勝目を挙げた。

Nクラスは#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が独走でF3初優勝を達成した。

スーパーフォーミュラの公式予選で赤旗中断があった影響で、F3第9戦決勝は当初予定から10分遅れの午前10時50分にフォーメーションラップを開始した。周回数は25だ。

予選2番手の#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)がいいスタートを切ってジャンプアップを図るが、1コーナーを制したのはパロウだった。

その後も僅差で追い上げる宮田だったが、パロウは最後まで付け入る隙を与えずに25周を走りきり、今季3勝目をものにした。宮田の追撃はあと0.936秒及ばなかった。

3位には#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が入った。

Nクラスは予選トップの#11植田が終始トップを快走。順調に後続を突き離し、最後は2位以下に10.829秒もの大差を築いて自身初のF3優勝を達成した。

2位は#22長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)、3位には#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がつけた。

一方、第8戦優勝の#30DRAGON(B-Max Racing F306)は公式予選でエンジンがかからなかったために最後尾スタートとなったが、スタートから見事な追い上げを見せて6周目に3位に浮上、その後も長谷川とテール・トゥ・ノーズのバトルを展開したが、19周目のヘアピンで痛恨のスピン、クラス5位でレースを終えている。

次戦の舞台は鈴鹿サーキット。

6月24-25日開催だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山決勝結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F32534'53.714
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31250.936
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31252.966
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412513.382
525大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012514.621
636三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A412521.137
7787片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142522.079
8338イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A412530.225
979阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3012532.586
102110ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142538.498
1111N1植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1222N2長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
135N3アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1455N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1530N5DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1677N6堀口 誠mutaレーシングF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1713N7吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE232Laps
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
-28-山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41178Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'23.085 (25/25) 160.448km/h

Japanese F3

JF3:第9戦岡山公式予選 #12パロウが今季5度目のポール獲得。Nクラスは#11植田が今季初ポール

全日本F3選手権第9戦の公式予選は5月27日、岡山国際サーキットにて第8戦の公式予選に続いて行われ、1'21.892を記録した#12アレックス・パロウ(THREEBOND)が今季5度目のポールポジションを獲得した。

Nクラスは#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が1'26.293を記録、今季初のポールポジションを獲得した。

f3-rd9-q-12 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-1 f3-rd9-q-11 f3-rd9-q-5 f3-rd9-q-22 f3-rd9-q-palou f3-rd9-q-miyata f3-rd9-q-tsuboi f3-rd9-q-ueda f3-rd9-q-hasegawa f3-rd9-q-dragon f3-rd9-q-takaboshi f3-rd9-q-takaboshi-motoyama

第8戦の公式予選終了から10分間のインターバルをとり、午前10時05分より10分間で第9戦の公式予選が行われた。

第8戦では予選終盤にタイムを上げてきたトムス勢が今度は序盤から好タイムを連発下が、4月の同じ岡山大会で2連続ポールを獲得した#12パロウが1'21.892とこの日唯一の1分21秒台を記録、今季5度目のポールポジションを獲得した。

予選2番手は#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)。先週はオートポリスでFIA-F4を戦った宮田がここでもフロントローを獲得してみせた。3番手には同じトムスの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がつけた。

第9戦決勝は明日午前10時40分より25周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦岡山公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.2 -RIJ- (2017/05/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'21.892--162.785
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.061 0.169 0.169162.450
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'22.128 0.236 0.067162.317
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'22.289 0.397 0.161162.000
525大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'22.503 0.611 0.214161.580
636三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'22.728 0.836 0.225161.140
7337イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'22.741 0.849 0.013161.115
8788片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.039 1.147 0.298160.537
979阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'23.104 1.212 0.065160.411
102810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'23.515 1.623 0.411159.622
112111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.863 1.971 0.348158.959
1211N1植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.293 4.401 2.430154.483
135N2アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.587 4.695 0.294153.958
1422N3長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.618 4.726 0.031153.903
1513N4吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'26.986 5.094 0.368153.252
1655N5久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.091 5.199 0.105153.067
1777N6堀田 誠mutaレーシングF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.603 5.711 0.512152.173

KF

KF:第9,10戦鈴鹿 第9戦は角田裕毅が、第10戦は朝日ターボが優勝。チャンピオンは宮田莉朋

kf-champion-2

2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第9・10戦が10月23日、鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)で行われ、第9戦を角田裕毅(Drago Corse)が、第10戦を朝日ターボが(MASUDA RACING RROJECT)優勝した。

 3月に開幕した2016年オートバックス全日本カート選手権戦は、ツインリンクもてぎ(栃木県)、フェスティカサーキット瑞浪(岐阜県)、茂原ツインサーキット(千葉県)、スポーツランドSUGO(宮城県)と、日本各地を転戦しながら最終ラウンドを迎えた。半年に及ぶ日本最速カートドライバーの称号を懸けた争いは、いよいよ最終決戦の地、鈴鹿で決することとなる。タイトルの可能性を残しているのは、名取鉄平(Team Birel ART)、宮田莉朋(EXPRIT TAKAGI RACING)、朝日ターボ(MASUDA RACING PROJECT)、角田裕毅(Drago Corse)、高橋悠之(TONYKART R.T.J.)、菅波冬悟(SUCCED SPORTS Jr)の6名だ。

【第9戦】 角田裕毅、念願の今季初優勝

kf-rd9-1

kf-rd9-2

kf-rd9-3

kf-rd9-4

kf-rd9-6

 土曜日に行われたタイムトライアルでは、ランキング2位の宮田がトップタイムをマークした。タイムトライアルが自身の課題だと常々口にする宮田が、佳境を迎えたタイトル争いに向けて勢いづく形となった。2番手にはランキング3位の朝日が続いた。

 予選ヒートでは、タイトル争いをする角田がエンジントラブルでスタートできずにレースを終えてしまう。フロントローの2台、宮田と朝日の順位が入れ替わる形でチェッカーを受け、決勝ヒートのポールポジションを朝日が獲得した。2番手には宮田、3番手には佐々木大樹(TONYKART R.T.J.)、4番手には澤田真治(EXPRIT TAKAGI RACING)と続いた。

 迎えた決勝ヒート、ポールスタートの朝日が好スタートを決め、2番手には佐々木が上がる。宮田は5番手まで順位を落としてしまう。朝日、佐々木が後続を引き離すかと思われたが、最後尾から猛烈な勢いで角田が順位を上げてくる。レース中盤、角田は佐々木の後ろについたかと思うと一瞬にして抜き去り、次の周には朝日を抜き去った。そのまま角田は残りの周回数をトップで走り切り、念願の初優勝を飾った。2位には朝日が、3位には宮田が続いた。

角田裕毅のコメント
kf-rd9-5 「予選を走れなかったのでタイヤは残っていました。茂原と似たような状況ではありましたが、茂原ほどアドバンテージはないのかなと思っていました。公式練習の時から自分に速さがあることは分かっていたので、一つずつ順位を上げていき先頭集団に追いつき勝つことができました。恵まれたチームに恵まれたタイヤ、恵まれたエンジンという環境でレースができていたので、今回ようやく勝つことができてほっとしました」

【第10戦】朝日ターボ逆転優勝、宮田莉朋2度目のチャンピオン獲得

kf-rd10-1

kf-rd10-2

kf-rd10-3

kf-rd10-4

kf-rd10-5

kf-rd10-6

kf-rd10-7

kf-rd10-9

 午後に入って少し気温は下がった中、第10戦の予選ヒートは行われた。1番手宮田が好スタートを決める一方、2番手スタートの朝日がスタート直後の1コーナーでスピンをしてしまう。最後尾まで順位を落とした朝日は、15位で予選ヒートを終えることとなる。一方の宮田は、1位でチェッカーを受け決勝ヒートのポールポジションを獲得した。

 第10戦の予選ヒートまで消化したところで、チャンピオン獲得の権利は宮田と朝日の2名に絞られた。朝日は後方からのスタートに加え予選ヒートでの獲得ポイントがなく、ポールポジションスタートの宮田が圧倒的に有利な状況で、2016年オートバックス全日本カート選手権KF部門の最終レースはスタートの時を迎えた。

 ホールショットを決めたのは2番手スタートの澤田だったが、すぐに宮田がトップを奪い返す。宮田、澤田の2台に佐々木を加えた3台で周回数は消化されていく。3台が三つ巴のバトルを繰り広げる中、後方から朝日が怒涛の追い上げを見せ、4番手まで順位を上げてきた。周回数残り2周のヘアピンにて、澤田が宮田のインを突く。さらにそのインを佐々木が突きトップに浮上する。しかしその直後のクランクコーナーにて佐々木と澤田が接触してしまう。その一瞬の間隙を縫って前に出たのは朝日だった。トップでファイナルラップに突入した朝日は、そのまま宮田を従えトップでチェッカー。名誉挽回の逆転優勝を飾って見せた。2位には宮田が、3位には小高一斗(ADVAN HIROTEX)が入った。

 チャンピオン争いを制したのは2位でチェッカーを受けた宮田で、2014年に続く2度目のタイトル獲得となった。

朝日ターボのコメント
kf-rd10-8  「予選を自分の失敗でダメにしてしまったので、絶対にチームの努力を無駄にしないようにと、15番手スタートではありましたが諦めずに優勝を狙ってプッシュしました。菅生では散々な結果ではありましたが、その反省を踏まえ今大会には本当にいいタイヤを持ち込むことができました」
宮田莉朋のコメント
kf-champion-1  「昨年は1勝もできずに終わってしまい、今年は最低でも1勝は上げるという意気込みで臨みましたが、茂原で2連勝をしてからチャンピオンを意識していました。2014年にチャンピオンを獲得した時よりは有利な状況での最終戦でしたので、結果を残せばチャンピオンを獲れると思っていました。ここでは勝つことができなかったので残念ではありますが、チャンピオンを獲得することができて本当に良かったです」
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦 決勝レース レポート

プレスインフォメーション 2016年8月28日 
 
MJ16_0150_fine[1]雨のレースでオーバーオール/ジェントルマンクラスともにチャンピオンが決定

鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とPorsche Carrera Cup Japan (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦 決勝レースを鈴鹿サーキット(三重県)にて、2016年8月28日(日)に開催いたしました。

天候:雨 路面:ウェット
明け方から降り始めた雨のため路面は完全なウェットで、予選を通過した19台のマシーンすべてがレインタイヤを装着してダミーグリッドについた。安全のためスタートはペースカー先導で始まり、各車が入念にタイヤの温度を高めていく。雨は小康状態を保っており、このままであれば各ドライバーのウェットタイヤの使い方によっては、随所で面白いバトルが繰り広げられることが期待された。
2周目のスプーンカーブでペースカーのルーフライトが消え、3周目のコントロールライン通過からグリーンフラッグが振られることになった。シケインの立ち上がりからポールシッターの利点を生かしてベストなタイミングで加速した#78 近藤 翼は、2番手の#9 武井 真司、#14 三笠雄一に充分なギャップを築き上げ、ひとり2分26秒台のハイペースでリードを広げる態勢を整えた。一方で武井と三笠はテールツーノーズの戦いを繰り広げる。4ラップ目の1コーナーでアウトから三笠が仕掛けながら抜けずに食らいつくと、ヘアピンへのブレーキングでまた三笠が一気に詰め寄り、スプーンカーブ入り口で一旦前に出るものの、スプーン2個目で武井が抜き返すという見応えのあるバトルが繰り広げられた。その間一度も接触はなく、各ドライバーがシーズン終盤を迎えて慎重にポジションを守りながら、前車の隙を見てオーバーテイクのチャンスを窺う様子が見て取れた。
スタート直後にはほとんど上がっていた雨がレース中盤になって急激に激しくなるとハイドロプレーニングを起こす車両もあり、コースアウト車両を救出するため、セーフティカーが導入された。ただペースカーのコースインするタイミングがレースリーダーと離れた場所であったため、セーフティカーオペレーション中も中盤以降の車両は充分にペースを落とすことができず単独スピンやコースアウトが発生し、結局セーフティカーオペレーションのままチェッカードフラッグを受けることになった。
トップでフィニッシュしたのは一度も首位を脅かされることのなかった近藤。この第9戦の勝利により2016年のオーバーオール チャンピオンも決定した。2位は三笠、クリーンなバトルの末、三笠にポジションを譲ることになった武井は終盤の大雨に足をすくわれ、13位に終わった。
三笠と武井の背後を脅かしていた#7 星野 敏は危なげなくジェントルマンクラスのトップをキープし、今回の優勝およびオーバーオール3位獲得でシリーズチャンピオンを決めた、2位は落ち着いたレース運びを見せた#24 剛 覇矢人、3位は#98 IKARI GOTOと、同クラスは予選結果と同じ順位でフィニッシュした。

PCCJ第10戦、2016年の最終ラウンドは10月7~9日、F1日本グランプリと併催される予定になっている。

Pos. Car# Driver (Class) Car Name Time
1 78 近藤 翼O スカイレーシング 33'11.470
2 14 三笠 雄一O GARMIN PORSCHE - 02.040
3 7 星野 敏G D’station 991 - 01.340
4 24 剛 覇矢人 G みきゃん スペンダー GT3 - 02.031
5 98 IKARI GOTO G チームトーエイスピリット - 01.249
6 2 田島 剛G タジマレーシング - 06.928
7 47 TAD JUN JUN muta racing - 01.942
8 77 浜崎 大G GRacingVentiler - 01.463
9 99 佐野 新世G SKAD PORSCHE    - 01.083
10 19 Yuri HAYASHI ナインレーシング - 01.716
11 25 内山 清士 G エヌケーレーシング - 18.167
12 6 米倉 正憲G GRacing - 00.483
13 9 武井 真司O BINGO RACING - 02.084
14 51 ポール イップG PACE - 02.235
15 10 齋藤 真紀雄 G BINGO RACING - 01.918
16 36 宇佐美 貴章G ミツワオートGT3カップ - 06.364
17 66 ブライアン リーG GTO Racing - 12.601
------- 以上完走-------
32 永井 秀貴 G ナインレーシング - 4LAP
52 春山 次男G はるやまRacing TEAM - 1LAP
* O=オーバーオールクラス G=ジェントルマンクラス

<Tips> ホスピティタリティもPCCJの魅力
日本のワンメイクレースの最高峰であるポルシェ カレラカップ ジャパンはマシーンだけでなくレースを取り巻くソフトウェアの面でもトップクラスにある。その一例がホスピタリティルームの存在だ。開催レースによって設営場所や広さなど多少の違いはあるが、PCCJイベント毎に独立した部屋に設営されるホスピタリティは、PCCJ観戦の楽しみのひとつと言える。
今回の鈴鹿でいえばAパドック中央部のセンターハウス2階に設けられたホスピタリティルームには60以上の席が用意され、チーム関係者やシリーズスポンサーと同じ環境でレースを観戦し、時にはドライバーと言葉を交わすこともできる。ほとんどのイベントで冷暖房が完備されている点も重要なポイントで、特に真夏の鈴鹿1000kmではこのホスピタリティが憩の場となることが多い。他のカテゴリーでは当該レースの決勝と表彰式が終わってしばらくすると、メインレースの進行にかかわらずホスピタリティも終了してしまう場合があるが、今回の鈴鹿1000kmでは午前中にPCCJの表彰式が終了しても、スーパーGTのフィニッシュまでオープンしていることも観戦者には嬉しい配慮だ。ゲストパスを保有している入場者はホスピタリティエリアに入場できるだけでなくPCCJのグリッドウォーク、スーパーGT観戦、さらにスーパーGTのピットウォークまで可能というメリットまである。
ちなみにPCCJのホスピタリティ運営スタッフは、約20名以上におよび、ここ鈴鹿ではキッチンカーを持ち込んで暖かい料理とドリンクがふんだんに提供されていた。
このホスピタリティエリアへのアクセスを含むPCCJ観戦チケットは、各大会の3週間ほど前からポルシェ ジャパン正規販売店で販売されている。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦 予選 レポート

PJ16_0042_fine[1]プレスインフォメーション 2016年8月27日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第9戦 予選を鈴鹿サーキット(三重県)にて、2016年8月27 (土)に開催いたしました。

PCCJ2016 第9戦(鈴鹿)公式予選
天候:曇り 路面:ドライ

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2016年シーズン第9ラウンド、鈴鹿が伝統の“鈴鹿1000kmレース” スーパーGT第6戦と併催された。今大会には、20台のエントリーがあり、そのうち出走を取り消した1台を除く19台の車両が金曜日の公開練習から精力的なセットアップを行い、土曜日の予選に臨むことになった

ユーズドタイヤで走る金曜日にも2分8秒台前半のタイムでトップタイムを叩きだした#78 近藤 翼が先頭でコースインし、第9戦の予選は幕を切って落とされた。日差しこそさほど強くはないものの、気温33°C、路面温度41°Cというコンディションの下、ニュータイヤを履くカップカーがどこまでタイムを詰めるか注目されたが、近藤の最初のアタックラップは8秒台にとどまり路面温度の高さがラップタイムに厳しいことが窺われた。その直後にはやはり公開練習で8秒台前半のタイムをマークしていた#7 星野 敏がつける。ジェントルマンクラスで今年安定してトップタイムを出し続ける星野が、オーバーオールクラスのポイントリーダーである近藤を追い詰める展開になることも期待されたが、星野は2回目のアタックラップ中にスロー走行の車両に追いついてしまい、タイムアップがままならない。そこに割って入ったのが昨年度のジェントルマンクラスでチャンピオンを獲得した#9 武井真司であった。この時点でトップタイムは2分8秒539。すかさず近藤がベストラップを一気に1秒以上縮める2分7秒287を記録してトップに立った。ちょうどその頃デグナーカーブで1台の車両がコースオフしたため、主だったチームは1セット目のタイヤでのアタックを終え、続々とピットインを行った。この時点でのトップ3は近藤、武井、ジェントルマンクラスの#25 内山 清士という顔ぶれであった。
予選は30分で争われるため、アタックを急ぐ必要は通常はないものの、強い日差しが路面を照らし始めたことでコンディションは悪化していき、2セット目でもタイムアップを果たせないドライバーが少なくない。そんな状況にもかかわらず10ラップ目にして#14 三笠 雄一が2分7秒827を記録して星野を上回ることに成功、オーバーオールクラスの面目を保つことになった。とはいえ武井には0.013秒及ぶことができず、日曜日の決勝は3番手のポジションからスタートすることになる。
ジェントルマンクラスは2セット目のタイヤでタイムアップを果たした星野が総合4番手となる8秒608でトップに立ち、2番手に9秒016の#24 剛 覇矢人、さらに9秒146を記録した#98 IKARI GOTOというトップ3で日曜日の決勝レースを迎える。

PCCJ第9戦は8月28日(日) 09:15にスタートが切られる予定となっている。

PCCJ公式予選(第9戦スタートグリッド)
Pos. Car# Driver (Class) Car Name Time
1 78 近藤 翼O スカイレーシング 2'07.287
2 9 武井 真司O BINGO RACING 2'07.814
3 14 三笠 雄一O GARMIN PORSCHE 2'07.827
4 7 星野 敏G D’station 991 2'08.608
5 24 剛 覇矢人 G みきゃん スペンダー GT3 2'09.016
6 98 IKARI GOTO G チームトーエイスピリット 2'09.146
7 25 内山 清士 G エヌケーレーシング 2'09.238
8 32 永井 秀貴 G ナインレーシング 2'09.302
9 10 齋藤 真紀雄 G BINGO RACING 2'09.597
10 6 米倉 正憲G GRacing 2'09.900
11 51 ポール イップG PACE 2'10.045
12 47 TAD JUN JUN muta racing 2'10.095
13 2 田島 剛G タジマレーシング 2'10.302
14 19 Yuri HAYASHI ナインレーシング 2'10.303
15 77 浜崎 大G GRacingVentiler 2'10.455
16 99 佐野 新世G SKAD PORSCHE    2'10.499
17 66 ブライアン リーG GTO Racing 2'11.304
18 36 宇佐美 貴章G ミツワオートGT3カップ 2'13.140
19 52 春山 次男G はるやまRacing TEAM 2'14.400
------- 以上予選通過 -------

<Tips> イコールコンディション維持のための弛みない努力
ポルシェ カレラカップは数あるワンメイクレースの中で最も厳格にイコールコンディションを追求しているレースカテゴリーだが、PCCJも世界中で行われているカレラカップと同様、厳格なイコールコンディション化を図るべく様々な機器が運用されている。
テクニカルレギュレーションはドライバーの安全装備をはじめとして数々の規則が30ページ以上にわたって詳細に説明されているが、その中でも車両に関する規定は微に入り細に穿った記述が続いている。本年度のPCCJに参加できる車両は2016年モデルの911GT3 Cup(Type991)および2014~15年モデルに技術的な適合作業を加えた車両が参加を認められている。エンジンは338kW(460PS)/7,500rpmを発生する3.8リッターの水平対向6気筒自然吸気ユニットで、最高回転数は8,500rpmに制限されている。エンジンマネジメントシステムはモトロニック電子制御装置で、プラグインコネクターを含めて封印が施されている。トランスミッションはシングルクラッチながら純レーシングカー用のドッグタイプ6速シーケンシャルで、ギアレシオはファイナルドライブを含めて変更することはできない。さらにエンジンとトランスミッションは封印で管理されており、ボディにマウントするボルト・ナット以外、一切の変更が認められていない。もちろんオーバーホールを行うには分解の必要があるが、分解作業はPCCJ委員会から事前承認を得る必要があり、完成後にはあらためて内容を確認した上で再度封印が施される。
シャシーにも厳格な制限が適用されており、ショックアブソーバーとスプリングは工場出荷状態が指定されており、バンプストップラバーまで前後とも専用部品しか用いることができない。キャンバー調整用のスペーサーワッシャ(シム)はフロントで最大18mm、リア最大15mmと定められており、さらにアッパーアームマウントの調整を行ってもキャンバーアングルはフロント‐4.5°、リア‐4.2°以上に寝かせることはできない。さらにその状態を確認するため、車検・再車検ではポルシェAGが世界共通で推奨しているintercomp社の移動式定盤付コーナーウェイトゲージが毎レースごとにパドックに設置されるという徹底ぶりだ。
車両の最低重量は1210kgとされ、安全装備を施した状態でのドライバーを含む最低重量は1290kgとなっている。タイヤはドライではもちろんミシュランのスリックタイヤを使用し、全レースにおいて構造・コンパウンドともに仕様はひとつに決められている。これはウェットタイヤも同様だ。なお今回の鈴鹿のようなシングルレースの場合、1回のレース(予選・決勝)において1台につき2セットまでの新品スリックタイヤの使用が許されており、当然公式予選前にマーキングされている。タイヤを含めると納品前に封印あるいはマーキングが施される部品は31アイテムにも上る。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,9,10戦富士 シリーズ初の3レース開催には、悲喜こもごものドラマが……。第10戦で平木湧也が、悲願の初優勝を飾る! (Le Beausset)

fiaf4-rd5-9-10-lbm-1

 ル・ボーセ モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第5大会が8月6日(土)、7日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人を走らせる。

 オートポリスで行われるはずだった第3大会が中止になったことにより、代替レースとして第5戦が今大会に組み込まれることとなった。スケジュールとしては、土曜日に予選を1回、決勝を1回、そして日曜日に決勝を2回実施する、3レース開催はFIA-F4としてはもちろん初めて。ドライバーにとっては、なかなか得がたい経験となるのは間違いなく、大量得点が可能な一方で、逆に大量の差をつけられる可能性もあることから、シリーズの天王山となる可能性は十分にある。

 国内最長のストレートを持つ富士は、激しいスリップストリーム合戦が繰り広げられることで知られ、オーバーテイクの機会は他のサーキット以上に多いが、抜きやすい事ばかりをイメージするのは禁物だ。むしろ、抜かれやすいサーキットでもある。どのタイミングで前に出れば、先にチェッカーを受けられるか、逆にここで抜かれても、再逆転は可能である、といった、駆け引きの重要性も大いに問われる。

予選 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 同じ富士が舞台であっても、第2大会が行われた5月であれば爽やかに映る青空であるが、8月ともなると日差しが強烈すぎて、むしろ猛暑が最大のライバルともなっていた。

 専有走行が行われる木曜日から、3人のドライバーは走行開始。セッションごと、それぞれ着実にタイムを縮め、興味深かったのは3人のタイムが程よく揃っていたことだ。

 そして迎えた土曜日の予選。3レース行われるが、予選は通常どおり1回だけの計測で、第5戦(第1レース)はベストタイムの、第9戦(第2レース)はセカンドベストタイムの順でグリッドが決まる。そして、第10戦(第3レース)は、第5戦決勝のベストタイム順で決められることになっており、なおかつタイヤも通常より1セット多く使用することが可能とされている。

 もちろん、川合も玲次も湧也も予選で使用するのは1セットのみ。計測開始後ピットで3分間待機し、ピットを離れていく。ターゲットとする1分46秒台への突入が最も早かったのは川合ながら、その後の伸びを欠いてしまう。やはり経験の違いか、コンスタントにタイムを刻んでくるのは湧也だったが、予選の前に唯一スプリングを変更していたことが、どうやら裏目に出てしまい、3人の中でベストタイムでは湧也が速かったものの、セカンドベストタイムでは玲次の方が上回った。だが、玲次は黄旗提示区間の減速義務違反があり、ベストタイムを削除されてしまう。

 その結果、湧也は第5戦で11番手、第9戦で13番手からのスタートとなり、川合は16番手と17番手、玲次は17番手と16番手と、レースごとポジションをシェアすることとなった。

決勝第5戦 8月6日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 照りつける太陽は、最初の決勝を迎える頃になっても容赦なく降り注ぐ。3人のドライバーが装着していたのは、2セット目のニュータイヤ。もちろん、第10戦で少しでも上位のグリッドを得ようという狙いによるものだ。

 それぞれスタートはまずまず。湧也が13番手、玲次が15番手、川合が18番手でオープニングラップをクリアする。バトルを重ねつつ、着実に順位を上げていった湧也が10位でフィニッシュした一方で、川合は5周目のコカコーラコーナーで、接触を回避しようとしてスピン。その後の挽回もなかなかままならず、14位でゴールするのが精いっぱいだった。そして玲次は12位でゴールしたが、ストレートでのオーバーテイク時に走路外走行があったと判定され、ペナルティによるタイム加算で32位にまで降格を余儀なくされることになった。

 しかし、そんな状況の中において、湧也はベストラップ2番手を獲得し、第10戦にはフロントローから挑むことが決定した。

決勝第9戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 ゴールデンウィークの第2大会に比べれば少ないとはいえ、今回も日曜日のサーキットには33,500人もの大観衆が詰め寄せていた。 連日の猛暑ではあったが、そんな過酷な条件であっても、ドライバーに集中力を欠くことは許されない。スタートを決めて、2ポジションアップとしていたのが川合だった。後方からのチャージもしのぎ続けて、その後も周回を重ねるうちに、やがて玲次も近づいてくることに。編隊を築いて順位を上げてくることが期待されるも、8周目のダンロップコーナーで玲次は押し出される格好となってスピン。それから間もなく、川合もプリウスコーナーでのオーバーランがあり、順位を落とす。一方、湧也はスタートに出遅れたこともあり、フロントローから挑む第10戦に照準を当て、ドライビングやクルマの操り方を大きくアジャスト。これが新たな方向性の発見となるとともに、終盤のペースも上がっていく。その結果、いったんは大きく順位を落としていたが、着実に順位を上げる要素となり、最終ラップには川合の背後でフィニッシュすることに。

 上位陣にペナルティに課せられ、降格もあったことから川合は13位、湧也は14位、そして玲次は23位となった。

決勝第10戦 8月7日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 最後の決勝は、スーパーGTの決勝終了直後に行われた。すでに日は傾いており、やや気温は下がっているとはいえ、ようやく普通の暑さになったという印象だ。それより強烈な西日と、GTカーのラバーがしっかり乗った路面は少なからぬ気がかりになったが、コンディションの大幅な変化に、どうドライバーが対応してくるか注目された。湧也は2番手、玲次は16番手、川合は19番手からのスタートとなる。

 そしてレッドシグナルが消えて、レースが開始。好スタートを切った湧也は1コーナーにインから飛び込み、トップ浮上を狙うが、しっかりガードを固められて、ここでの逆転はならない。だが、その後方では逆転もあれば、接触も!2台がコース上に止まったこともあり、即座にセーフティカー導入を示すSCボードが300Rから提示される。だが、血気盛んなドライバーたちの多くに、それは目に留まらなかったようでセクター3で相次ぐ追い越し、そして接触。その餌食に玲次がなってしまい、13コーナーで後続車両に追突されてダメージを負い、力なくピットに戻ってきてリタイアを余儀なくされる。一方、中団に沈んでいたことが、ある意味幸いし、川合は混乱を回避できて14番手に順位を上げる。

 5周目でSCランは終了、リスタートも完璧に決めた湧也はトップに続いて、逆転のチャンスを待つ。しかし、そこにポイントリーダーが急接近。湧也は8周目の1コーナーで順位を変えるも、ベストラップをマークし続け、激しく前車を追い上げた13周目のコカコーラコーナーで2番手に再浮上し、今季最上位でのフィニッシュを果たすこととなった。

 一方、川合も激しいバトルを繰り広げつつ順位を上げて、10周目には9番手に立つが、最終ラップのヘアピンで接触があってコース脇にストップ。完走扱いとはなったものの、入賞の機会を逸することとなった。

 久々の表彰台に立ち、満面の笑みを浮かべていた湧也。しかしながら、結果表が正式はおろか、暫定すら一向に出ない。SCラン中の追い越し、接触の審議に時間がかかっていたためだ。そして、午後10時近くになって、ようやく出された正式結果には追い越し違反でトップの降格が! その結果、湧也が繰り上がって優勝。自身だけでなく、チームにとってもFIA-F4での初優勝を獲得した。

fiaf4-rd5-9-10-lbm-2 fiaf4-rd5-9-10-lbm-3

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 3人とも出入りの激しいレースだったが、大きくセッティングを変えた最終レースでは、クルマ本来のポテンシャルが引き出せ、チームと湧也にとって初優勝を勝ち取ることが出来た。ただ、ライバルと同じ土俵に上るには、更にドライバーを含めたチーム力を上げる必要があると考えている。もっと強いクルマを作り、もっと貪欲に戦わなければならない。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 走り始めの練習走行から歯車がうまく噛み合わず、どうしたらいいんだろうな、と思っているうちに本番を迎えることになってしまって……。それでも第1レース、第2レースともにスタートは悪くなくて順位は上げられたのですが、予選順位が悪かったせいで普段は戦わない相手とバトルしていたせいか、第1レースでは幅寄せされてスピン。第2レースでは飛び出したりしていました。それでも第3レースではまたスタートも決まり、SCラン後にも順位を上げることができ、シン グルあたりまで行っていたんです。ところが、最後の最後に接触があって、巻き込んだところを後ろのクルマに突っ込まれて終わってしまいました。第3レースに関しては、感触も良くて追い上げていけたので、非常に悔しいです。この悪い流れを断ち切れるように、次の鈴鹿に向けてしっかり準備していきます。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 第1レースはストレートで抜く時に走路外走行だったということで、ペナルティを受けてしまい、12位ゴールだったんですが、大きく順位を落としてしまいました。内容的には良かったレースだと思います。第2レースはペースもよかったんですが、中盤に相手を抜く時、押し出されてスピンして。それで後方からの追い上げで、25位という結果になってしまいました。第3レースは、SCランの最中に追突されてしまいマシンのダメージが大きくリタイアと、今週はまともにレースができず、本当に悔しいです。このあとは再来週の鈴鹿に向けて、自分がどれだけいい準備ができるかどうかだと思うので、絶対に完璧な状態にして行きます。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 チーム、監督のおかげです。第3レースの前に大幅なセット変更をして、クルマの状態も良かったですし、レースもちゃんと組み立てられましたし、クリーンなバトルもできました。もちろん僕にとって2位も最上位ですから嬉しかったんですが、優勝となると、もっともっと純粋に嬉しいです。正直、今週の始まりは10番手に入るのはやっとという状況で、決して調子は良くなかったんですが、今回は3レース制ということで、唯一チャンスがあるのは第3レースだろうと。そこで勝てるよう、レースウィークを予選から組み立てていき、第1レースでニュータイヤを入れて、良いポジションが得られたことがすべてだったと思います。第2レースを、第3レースに対するセットの調整というか、データ取りで行って、中団に埋もれはしましたが、その状況でクルマの動きを確認できて、大胆なセット変更をしたのが本当に効きました。ラッキーでしたが、こういう位置にいないとチャンスは巡ってこないことを改めて感じたので、もうこの位置から離れないようにします!
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士決勝 接戦を制した#36宮田が連勝でついにポイントリーダーに!

#36宮田連勝でついにポイントリーダーに!!

fiaf4-rd9-r-start1

fiaf4-rd9-r-9vs37

fiaf4-rd9-r-25vs37

fiaf4-rd9-r-37vs36

fiaf4-rd9-r-36vs37

fiaf4-rd9-r-36vs9

fiaf4-rd9-r-36

fiaf4-rd9-r-9

fiaf4-rd9-r-16

fiaf4-rd9-r-50

fiaf4-rd9-r-podium-winner

fiaf4-rd9-r-podium

FIA-F4選手権第9戦の決勝が8月7日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が接戦を制し、昨日に続いて2連勝を達成した。

第9戦決勝は午前10時より15周で行われた。
ポールシッターの#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)がそのままトップで1コーナーに飛び込む一方で宮田は出遅れて#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)、#25高橋知己らの先行を許し、一時4番手に後退する。

2周めの1コーナーでは阪口が小高のインをついてトップに。高橋も3周めのダンロップコーナーでインから小高を抜き、2位に浮上。
しかし3周を終えた時点でトップの阪口から4位の宮田までのギャップはわずか1.4秒でしかなく、その後も4周終わりで1.1秒、5周終わりでは0.9秒と4台の間隔はどんどん狭まって行った。

そして6周めの1コーナー。
阪口のインを狙って飛び込んでいった高橋のテールに小高が追突。高橋はたまらずスピン状態に陥り、小高にはドライブスルーペナルティが出されることに。
この混乱をうまく切りにけてトップに立ったのが宮田。しかし阪口も離されずについていき、13周めのヘアピン立ち上がりで宮田がアウトに膨らんだのを見逃さず、300Rからダンロップ手前でアウトから並びかけていく。
しかし宮田もインをがっちり固めてトップを死守。
その後も14周めの1コーナーで阪口はアウトから宮田に仕掛けるが、そこでも宮田はラインを譲らず、そのままトップで15周めのチェッカーを受け、前日の第5戦決勝に続いて会心の2連勝をものにした。
宮田はここで25ポイントを得てシリーズトータル96ポイントとし、25位ノーポイントでこのレースを終えた95ポイントの小高を上回ってランキングトップに浮上した。

一方、レース中盤から#50澤田真治(B-MAX RACING F110)と#16篠原拓朗(Media Do Kageyama F110)によって展開された3位争いも熾烈を極めた。
篠原は14周めのダンロップコーナーで先行する澤田のインをこじ開けて前に出るが、澤田もファイナルラップの1コーナーでアウトに膨らんだ篠原に並びかけて3位を奪い返し、そのままチェッカーを受ける。
しかしレース後、澤田に対しFIA-F4スポーティングレギュレーション第19条3.「危険な進路変更」による40秒加算のペナルティが下り、篠原が3位に繰り上がる結果となった。

篠原は前日の第5戦決勝でファステストラップを記録しており、次の第10戦決勝ではポールポジションからスタートする。
ポイントリーダーの宮田は5番手、1ポイント差で宮田を追う立場となった小高は7番手からのスタートだ。

第10戦決勝は今日の午後、スーパーGT決勝の終了を待って午後5時25分より15周で行われる。

優勝 #36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd9-r-miyata 昨日やっと開幕を切れたのかなと思って。今までもワンツーできてたんですけど、自分の実力を出し切れてないなという思いがありました。今回やっと出し切れたというか、成長できた部分をみんなに見せられたと思います。自分ではうまくスタートが切れたと思ったんですけど、全然進まなくて。昨日よりも高回転でトルクの出てるところでクラッチをミートしたんですけど、うまくいきませんでした。ちょっとこれはエンジニアさんに伝えてきっちり治したいと思います。序盤仕掛けるチャンスもあったんですけど、小高選手とやりあって前が離れてもしょうがないし、僕がちょっとずついいペースで走っていることも分かったので、行ければ行こうと思って走っていました。次は追い上げるレースってわかっているし、次で使うタイヤは磨耗もそんなに進んでいないので、そこを理解してしっかり進めたいと思います。
2位 #9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)
fiaf4-rd9-r-sena 富士はスリップについた方が速くなるとわかっていたので、最後の最後まで諦めない気持ちで走っていたんですけど、莉朋も昔からのライバルで、僕の癖をよくわかっているので、抑えられてしまいました。(13周目のヘアピンで)莉朋も失敗したんですけど、インをしっかり閉めてきたので、(ダンロップコーナーは)アウトから行くしかありませんでした。それよりも僕は1コーナーの方が惜しかったと思います。完全にフェアなバトルでしたけど、莉朋も僕も絶対負けたくないんで、少しはらんじゃいましたけど、僕はあれに怒ったりはしてません。今週末ここまでスピードを上げてくれたチームに感謝しています。次は6番手スタートで、前の方もいつもと違う顔ぶれなので、ぶつからずに1周目を帰ってこられれば勝つチャンスはあるのかなと思います。しっかりレースしたいです。
3位 #16篠原拓朗(Media Do Kageyama F110)
fiaf4-rd9-r-takuro 昨日のレースが前半だらしないことをしてしまったので、今日は前半からきちんと攻めていくという目標を立てて、ちゃんと自分のポジションを守りながらも上を目指すという気持ちで走れたので前半は良かったと思いますが、途中ペースが上がらなくなって後ろがどんどん近づいてきた時に、もうちょっとペースが欲しかったなというのと、3位争いをする時に自分の考えの甘さというか、もうちょっと頭を使わないとなと。今回も繰り上げの3位なので、次は実力で表彰台に立たないとなと。もうちょっと頭を使っていいレースをしたいです。次はFIA-F4で初めてのポールからのスタートなので、どうなるかわからないんですけど、フォーミュラに上がってからポールでスタートした経験はあるので、その時と同じようにちゃんとスタートを決めて、1周目から攻めて、できるだけマージンを作りたいと思います。勝ちにこだわっていきたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦富士決勝結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2016/08/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTireLapTotal_Time
Behind
136宮田 莉朋FTRSスカラシップF4DL1527'00.995
29阪口 晴南HFDP/SRS/コチラレーシングDL150.470
316篠原 拓朗Media Do Kageyama F110DL156.036
411大湯 都史樹エヴァRT弐号機tanzen Rn-sDL158.202
57石坂 瑞基HFDP/SRS/コチラレーシングDL1511.586
64河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL1512.130
714根本 悠生東京トヨペットGUNZE KCMGDL1512.130
888川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL1513.492
98上村 優太HFDP/SRS/コチラレーシングDL1513.590
1075手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwith FieldDL1515.901
1110大滝 拓也SRS/コチラレーシングDL1517.995
1258阿部 拓馬AEONガレージC F110DL1518.268
1360川合 孝汰DENSOルボーセF4DL1519.891
1462平木 湧也DENSOルボーセFTRSDL1522.468
1517加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110DL1522.738
1618霜野 誠友SAccess Racing F110DL1523.581
173池島 実紅AUTOBACS SUTEKINA F4DL1523.884
1829朝日 ターボヴァンガードGULFまるはF110DL1525.067
1921DRAGONRSS F110DL1526.046
2083武平 良介オートモデラーズカフェ+10・NRSDL1527.808
2166橋本 陸Skill SpeedDL1527.831
2225高橋 知己点天&イーストアップwith FieldDL1529.468
2361平木 玲次DENSOルボーセF4DL1532.995
2470平 優弥Leprix Sport F110DL1534.002
25*37小高 一斗FTRSスカラシップF4DL1535.956
2652石澤 浩紀埼玉トヨペットGreen BraveDL1541.496
2763ファン ドユンVSR Lamborghini SCDL1541.886
28*50澤田 真治B-MAX RACING F110DL1545.889
2930中根 邦憲カーペットなかね家具/GULFDL1547.632
3055畑 亨志F&CアキラレーシングwithフィールドDL151'00.372
312佐々木 祐一仙台Day Dream RacingDL151'02.859
3213吉田 基良BMG F110DL151'03.390
3323YUGOS2R RacingDL151'04.603
3486鉢呂 敏彦COLLET F110DL151'05.632
35*38安部 哲ガレージ茶畑F110DL152'12.676
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
3615勝亦 勇雅ノムメカルーカストF110DL213Laps
  • Fastest Lap: CarNo.25 高橋知己(点天&イーストアップwith Field) 1'47.043 (11/15) 153.417km/h
  • CarNo.37は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第15条1.1(他車への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.50は、FIA-F4 SPORTING REGULATIONS第19条3.(危険な進路変更)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.38は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第17条1.(ピット出口のホワイトラインカット)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.38は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,9戦富士公式予選 2戦連続でトムススピリットが1-2!

FIA-F4選手権の第5戦と第9戦の公式予選が8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、第5戦は#36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)、第9戦は#37小高一斗(FTRSスカラシップF4)がそれぞれポールポジションを獲得。前回のスポーツランドSUGOに続いてトムススピリット勢の好調ぶりを見せつけた。

fiaf4-rd5-rd9-q-36 fiaf4-rd5-rd9-q-37 fiaf4-rd5-rd9-q-9

5月のオートポリス大会が熊本の震災の影響により中止になったため、今回の富士と最終戦のもてぎではその代替レース1戦を追加し、1大会で3レース(シリーズ第5戦、第9戦、第10戦)を開催することになった。
それに伴い競技運用も通常とは異なり、第5戦と第9戦のスターティンググリッドは公式予選のベストタイムとセカンドタイムの順、第10戦は第5戦決勝中に各自が記録したベストタイムの順で決められ、タイヤも2セットの使用が認められることになった。

その公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。
この日の富士スピードウェイは朝から強い日差しが降り注ぎ、気温、路面温度ともに前回のSUGO大会とは全く違うコンディションでの走行となり、各ドライバー互いにスリップを使い合いながらのタイムアタック合戦が繰り広げられた。

開始8分でトップに立ったのは#36宮田。最初のアタックで1’46.853。その次の周には1’46.572を記録。
続いて#37小高が1’46.365、1’46.265とタイムを上げてトップに浮上してきた。
しかし小高はそのまま5分以上を残してピットに戻り、早々と走行を終えてしまう。

するとコース上に留まっていた#36宮田がラスト2分で再びタイムアタックを敢行、1’46.051を叩き出して再びトップに立った。

結局この予選は1位宮田、2位小高の順で終了。3番手には#9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)がつけた。セカンドタイムは1位小高、2位宮田、3位阪口の順だ。
しかしトップから1秒以内に21台がひしめく接戦になっており、決勝ではこの3人以外にも優勝のチャンスがありそうだ。

FIA-F4選手権はこのあと午後1時20分より第5戦決勝を15周で行う。

第5戦PP、第9戦2位 #36宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
最初は待って、路面温度が上がってからアタックしようかなと思っていたんですけど、今年は予選で赤旗が多かったので、最初の7周め8周めあたりでベストが出るように走って、タイヤをクールダウンさせてから最後にまたアタックをしました。場所取りもうまくいき、スリップをうまく使えたんですけど、1コーナーで抜きながらだったので、そこがなければ5秒台も入れたと思います。SUGO終わってからチームメイトに対して何が足りなかったのかをずっと考えていました。いろんな予選パターンを考えてここにきて、それが的中したので良かったです。決勝は5月の富士と同じようにチームメイトとトップ争いすることになると思います。前回はチームメイトということで攻めのライン守りのライン100%でなかった面があり、出し切れなかったという後悔がありましたので、今回は自分の持ってる力を全力で見せたいと思います。
第5戦2位、第9戦PP #37小高一斗(FTRSスカラシップF4)
(早めにピットインした理由は)タイヤ的にも結構後ろがきつかったし、みんなにもマークされててタイムを出せる状態でもなかったので。莉朋は最後まで走るって言ってましたが、僕は初めから最後まで走る気はなかったので、それで莉朋に行かれるんじゃないかと思っていましたが、予想が当たってしまいましたね。
第5戦3位、第9戦3位 #9阪口晴南(HFDP/SRS-F/コチラレーシング)
富士は2回目ということで前回のデータもあり、落ち着いてレースウィークに臨めたんですけど、いまいち調子に乗れず、チームと話し合ってクルマをアジャストしていただき、自分の走りもアジャストしていきました。順位は悪くないと思いますけど、前回と同じようにトムスに差をつけられているので、そこは悔しいですし、決勝はしっかり走りたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9,10戦富士 TDPドライバー坪井翔が第9戦2位、第10戦3位の連続表彰台 (TOYOTA)

 全日本F3の第5大会(第9戦、第10戦)が行われ、TDPドライバーの坪井翔(TEAM TOM'S)が第9戦で2位、第10戦も3位と連続表彰台を獲得。同じくTDPドライバーの山下健太(TEAM TOM'S)は第9戦で6位、第10戦は坪井と表彰台を争い、4位でフィニッシュした。

第10戦では坪井翔(TEAM TOM'S #37)と山下健太(TEAM TOM'S #37)による激しい3位争いが展開された

第10戦では坪井翔(TEAM TOM'S #37)と山下健太(TEAM TOM'S #37)による激しい3位争いが展開された

 全日本F3選手権の第5大会(第9戦、第10戦)が7月16日(土)と17日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 全8大会、17戦で競われる2016年の全日本F3は、早くもシーズンを折り返し、後半戦に突入した。今季の全日本F3には、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)支援ドライバーとして山下健太と坪井 翔の2名がTEAM TOM'Sから参戦している。

 20歳の山下は全日本F3で2年連続ランキング2位。3年目の今季はチャンピオン獲得が絶対目標となる。第1戦、第2戦、第5戦と今季ここまでに3勝を挙げ、ポイントランキングでは首位につけているが、ライバルの追い上げも激しく、予断を許さない状況となっている。

 21歳の坪井は、昨年FIA-F4に参戦し初代チャンピオンを獲得。今季より全日本F3にステップアップした。勝利こそまだないものの、開幕から3度の2位を含む7戦連続表彰台獲得。ランキングでは僅差の3位につけており、初勝利、及びランキング上位を目指す。

 16日(土)は未明からの雨で路面はウェットながら、午前10時半からのF3予選開始時には雨も止み、徐々に路面コンディションが向上していく中で決勝グリッドを決めるアタックが繰り広げられた。

 第9戦予選(10分間)では山下、坪井共に3周目からの本格アタックでトップタイムを争ったが、今季より新しいエンジンを投入したライバルに、ストレートの長い富士では苦戦。山下が2列目3番手、坪井はその後方5番手につけた。

 10分間のインターバルの後に行われた第10戦予選は、更に路面状態が改善。チェッカーが振られるファイナルラップに、めまぐるしくタイムが塗り替えられる展開に。3番手から6番手はコンマ2秒台に4台が入る僅差の争いとなったが、山下と坪井は最後の最後に逆転され、それぞれ5,6番手で3列目に並んでのスタートとなった。

 路面がどんどん乾いていったスーパーフォーミュラの予選の後、午後4時15分から第9戦決勝(15周)のフォーメーションラップが開始された。再び雨が降る可能性も残してはいたが、山下、坪井を含むほとんどの車両がスリックタイヤでレースに臨んだ。

 スタートでは3番手グリッドの山下がひとつポジションを上げる一方で、5番手グリッドの坪井はTGRコーナー(1コーナー)進入時に行き場を失い、7位へとポジションダウン。

 山下は序盤首位に仕掛けるも逆転は叶わず、その後はじりじりと引き離されることとなった。7位に落ちた坪井は前車を攻め、複数台での4位争いを展開。7周目には5位に浮上した。

 8周目、Nクラスの車両によるクラッシュが発生し、セーフティカーが導入。12周目に再スタートとなったが、この時、首位の車両と2位山下の間に周回遅れ車両が入っており、山下は再スタートへ向けた加速でこの周回遅れ車両に阻まれる形となり、首位から大きく引き離されてしまった。

 加えて、この周回遅れに詰まった後続も一気にTGRコーナーへなだれ込むこととなり、激しい2位争いの中で山下はライバルと接触。車両にダメージを負い、ペースダウンを余儀なくされてしまった。

 一方、この再スタートで4位へとひとつポジションを上げた坪井は、ペースの上がらない山下をパスすると、その時点でのファステストラップを更新する速さを見せて猛追。ファイナルラップには2位へ浮上し、チェッカーを受けた。山下は6位フィニッシュとなった。

 17日(日)は曇り空。直前に行われたスーパーフォーミュラのフリー走行で路面は乾いていき、ライン上はほぼドライ、部分的にまだ濡れた箇所が残るというコンディションで、第10戦の決勝(21周)を迎えた。スーパーフォーミュラのフリー走行終盤に起きたクラッシュの影響で、予定より15分遅れた午前10時15分にフォーメーションラップが開始され、レースがスタートした。

 3列目に並んでスタートした山下と坪井は、やや乾いているアウト側の山下が4位へとひとつポジションアップ。一方、グリッド通りの6位で1周目を終えた坪井は、3周目に5位、7周目には前を行く山下をパスして4位、10周目のTGRコーナーで3位と着実にポジションアップ。坪井にかわされたものの、山下も離されることなく続き、TDPドライバー2台による表彰台を賭けた3位争いが繰り広げられた。

 17周目にNクラス車両が接触してコース上に停まってしまったため、セーフティカーが導入。最後の2周でレースは再開された。

 再スタートでも山下と坪井は3位を争ったが、坪井がTGRコーナー進入でミス。山下が3位へ。ファイナルラップに入ると、今度は首位の車両がダンロップコーナー進入でミス。これに2位の車両も詰まる形となり、この機を逃さず山下がアタック。立ち上がりでは一旦前に出かけたが、続くコーナーで抜き返され、逆転ならず。2台が交錯する後方で様子をうかがっていた坪井は、このバトルの隙を突き、最終コーナーの手前で山下をパス。3台は接近したまま最終コーナーを立ち上がったが、坪井が3位、山下が4位でフィニッシュとなった。

 山下は2戦続けて表彰台を逃すこととなり、ドライバーズランキングでは首位に5ポイント差の2位に後退。トラブルでスタート出来なかった第8戦を除き、出走した9戦全てで表彰台獲得を続けるランキング3位の坪井が、2位山下との差を4ポイントまで詰めることとなった。

第9戦2位、第10戦3位と連続表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S)

第9戦2位、第10戦3位と連続表彰台を獲得した坪井翔(TEAM TOM'S)

第9戦は接触で6位、第10戦は表彰台を争い4位でフィニッシュした山下健太(TEAM TOM'S #36)

第9戦は接触で6位、第10戦は表彰台を争い4位でフィニッシュした山下健太(TEAM TOM'S #36)

トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 マーデンボロー独走で今季2勝目!! Nクラスはスポット参戦の#25松井が優勝

f3-rd9-r-22vs36

f3-rd9-r-23vs2

f3-rd9-r-10

f3-rd9-r-sc

f3-rd9-r-22

f3-rd9-r-37

f3-rd9-r-12

f3-rd9-r-25

f3-rd9-r-78

f3-rd9-r-winner

f3-rd9-r-podium-n

f3-rd9-r-podium-winner

f3-rd9-r-podium

マーデンボロー独走!!
全日本F3選手権第9戦の決勝が7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が終始危なげない走りで15周を走りきり、第6戦岡山に続いて今季2勝目を挙げた。
Nクラスはスポット参戦の#25松井孝允(サムライサポーターズF306)がスタートでの失敗を見事に取り返して勝利をものにした。

第9戦決勝は午後4時15分スタート。
Cクラスの#28山口大陸を除く全車がスリックタイヤを装着してのレースとなった。

ポールシッターのマーデンボローがトップで1コーナーに飛び込む一方で、セカンドグリッドの#23千代勝正(B-MAX NDDP)は出遅れて#36山下健太(トムス)、#12牧野任祐(戸田)の先行を許す。

1周目こそ山下の追撃にさらされたマーデンボローだったが、2周目に入ると次第に後続を引き離し始めた。
しかし8周目。1コーナーでNクラスの#30DRAGONと#9廣田築が接触、そのままコース脇にストップしたため、この2台を回収するためにセーフティーカーが導入され、マーデンボローのリードは失われてしまう。

SCランは11周目まで続き、12周目からリスタート。
ここでマーデンボローは周回遅れの#28山口を盾に使い、一気にリードを取り戻す。
一方山下は1コーナーで牧野にアウトからパスされると、13周目にはチームメイトの#37坪井翔、スタートで出遅れた#23千代にも抜き去られ、みるみる順位を落としていった。

結局マーデンボローはそのまま最後までトップを明け渡すことなく15周を走りきり、今季2勝目を上げるとともに、シリーズポイントでもトータル64ptとし、6位に終わった山下に並ぶことになった。

Nクラスは、ポールの松井、2番手の片山義章らが前を走るCクラスのスピンアウトに巻き込まれる格好で順位を落とす中、予選3番手の#10岡崎善衛が序盤トップに立つ。
しかしそこから松井は片山とドッグファイトを繰り広げながら岡崎を追い上げ、12周目のリスタート直後にトップを奪い返すと、そのままCクラスにも迫るハイペースで後続を突き放し、見事初戦を制してみせた。
2位は片山。
しかし#10岡崎は11周目にリタイヤ、アレックス・ヤンはSC中にピットインしてしまい、足止めを食らった結果4周遅れでチェッカーを受けることになり、ともに完走扱いとならなかったため、3位不在という珍しい結果に終わった。

全日本F3選手権第10戦の決勝は明日午前10時より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士優勝会見 マーデンボロー「明日はプッシュします」

優勝 #22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
f3-rd9-r-pc-mardenborough  「コースコンディションが微妙で、ドライかレインかタイヤチョイスに悩むほどでした。タイヤが温まらずにコースアウトしないようにするのが大変で、さらに途中入ったセーフティカーが遅すぎてマシンをコントロールするのが大変でした。シリーズポイントで山下選手に並びましたが、本来は第8戦の鈴鹿で追いつかなければいけなかったと思います。明日はドライになったら思いっきりプッシュします」
2位 #37坪井翔(ZENT TOM'S F314)
f3-rd9-r-pc-tsuboi  「予選5位でアウト側スタートだったので、有利と思いましたが、スタートと1コーナーでミスをして、さらにコースアウトで最後尾近くまで落ちてしまいました。でも、イケるところまでいこうと、諦めないで攻め続けたらSCランになりました。諦めなくて良かったと思います。明日も集中して臨みたいと思います」
3位 #12牧野任祐(TODA FIGHTEX)
f3-rd9-r-pc-makino  「4番グリッドでしたから、うまくレースを組み立てられると自信を持ってスタートしました。途中単独2位走行になったので、ポジションキープしたかったのですが、追い上げてきた坪井選手に抜かれてしまいました。ミスはありませんでしたので、仕方ないと思います。明日は9番手スタートなので、雨乞いしかないと思っています(笑)」
Nクラス優勝 #25松井孝允(サムライサポーターズF306)
f3-rd9-r-pc-matsui  「今回のみのスポット参戦です。チャンスをくれた関係者の方々に感謝したいと思います。SCランが解除になって順位を上げることができて、上のクラスを追うことができました。今回の参戦はクルマのセットアップを学ぶという点で凄く自分のためになったと思います。明日はスタートから100%のレースをします」
Nクラス2位 #78片山義章(Petit LM Racing)
f3-rd9-r-pc-katayama  「練習から予選まで全然タイムが伸びなかったのですが、出来るだけのことはしようと思ってレースに臨みました。前方グループで混乱があって遅れてしまいましたが、生き残って2位という結果を残すことができました。内容は良くありませんでしたが、結果が出せたことは良かったと思います。明日も松井さんに挑戦できるので楽しみです。ぜひ優勝したいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1221ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411530'03.942
2372坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31154.092
3123牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301155.438
4234千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41155.469
575阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1510.850
6366山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311510.953
727石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011511.128
888大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1511.444
9219イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411512.841
1025N1松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1518.215
1178N2片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1532.788
122810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41132Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-*3-三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31114Laps
-10N-岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE114Laps
-5N-アレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE87Laps
-30N-DRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE69Laps
-*9N-廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE69Laps
  • Fastest Lap: CarNo.23 千代勝正(B-MAX NDDP F3) 1'37.458 (14/15) 168.553km/h
  • CarNo.9は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)により、予選結果より3グリッド降格(第10戦)およびペナルティーポイント1点を科す。
  • CarNo.3は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.1)(SC中の他車への衝突行為)により、予選結果より3グリッド降格(第10戦)およびペナルティーポイント1点を科す。

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 ポールポジションは#22マーデンボロー。Nクラスは今回デビューの#25松井がトップ!

全日本F3選手権第9戦の公式予選が7月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が1’51.268で今季4度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスは今大会から参加してきた#25松井孝允(サムライサポーターズF306)が総合でも11位という圧倒的な速さでいきなりトップタイムを記録した。

f3-rd9-q-22 f3-rd9-q-23 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-25 f3-rd9-q-78 f3-rd9-q-10

第9戦の公式予選は午前11時30分より10分間で行われた。
スーパーフォーミュラのフリー走行の際に降っていた小雨がいったん収まり、コース上はハーフウェットの状態。
このため周回を重ねるごとにラップタイムは上がっていった。

同じ富士で行われた第3,4戦でも速さをみせつけたB-MAX勢は今回も速く、走り出してすぐにマーデンボローがトップに立つと、セッション終盤には#23千代勝正が1’53.170を記録して2番手に上がってきた。
対するトムス勢は#37山下健太が3位、#37坪井翔が5位という結果に。
この二人に#12牧野任祐(戸田レーシング)が割って入り、4位につけた。
#3三浦愛(EXEDY)も6位と今季最高位を獲得している。

なお、第1~4戦を佐々木大樹、第5~8戦を高星明誠がドライブしてきたB-MAXの21号車を今回は中国人ドライバーのイェ・ホンリーがドライブしており、この予選では7位につけている。
ホンリーはフォーミュラルノー・アジアシリーズなどで活躍してきたドライバーで、今シーズンはGP3の開幕前テストにも参加している。

Nクラスは今季初参戦の松井が終始クラストップのタイムを記録、最終的にはCクラスの#28山口大陸をも上回る1’56.472を記録してデビュー戦をトップからスタートする。
2番手には#78片山義章(プチルマン)がつけた。

第9戦決勝はこのあと午後4時15分より15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2016/07/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
122ヤン・マーデンボローB-MAX NDDP F3
Dallara F314
Volkswagen A411'51.268--147.633
223千代 勝正B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'53.170 1.902 1.902145.152
336山下 健太ZENT TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'53.748 2.480 0.578144.414
412牧野 任祐TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'54.107 2.839 0.359143.960
537坪井 翔ZENT TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.207 2.939 0.100143.834
63三浦 愛EXEDY B-Max F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'54.307 3.039 0.100143.708
721イェ・ホンリーKRC with B-MAX F315
Dallara F315
Volkswagen A411'54.708 3.440 0.401143.205
88大津 弘樹HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.849 3.581 0.141143.030
92石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'54.940 3.672 0.091142.916
107阪口 晴南HFDP RACING F312
Dallara F312
Honda MF204D1'54.980 3.712 0.040142.867
1125N松井 孝允サムライサポーターズF306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.472 5.204 1.492141.036
1228山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'57.458 6.190 0.986139.853
1378N片山 義章Petit LM Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.199 6.931 0.741138.976
1410N岡崎 善衛GlocalアルビTLM
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.883 7.615 0.684138.176
1530NDRAGONB-Max Racing team F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.258 7.990 0.375137.742
169N廣田 築アルビレックスF306TLM
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.211 8.943 0.953136.650
175Nアレックス・ヤンALEX YANG Hanashima F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'00.992 9.724 0.781135.768
---- 以上基準タイム(110% - 2'04.001)予選通過 ----

Super Car Race Series

SCR:第9,10戦富士フォトギャラリー

scr-rd9-rd10-001 scr-rd9-rd10-002 scr-rd9-rd10-003 scr-rd9-rd10-004
scr-rd9-rd10-005 scr-rd9-rd10-006 scr-rd9-rd10-007 scr-rd9-rd10-008
scr-rd9-rd10-009 scr-rd9-rd10-010 scr-rd9-rd10-011 scr-rd9-rd10-012
scr-rd9-rd10-013 scr-rd9-rd10-014 scr-rd9-rd10-015 scr-rd9-rd10-016
scr-rd9-rd10-017 scr-rd9-rd10-018 scr-rd9-rd10-019 scr-rd9-rd10-020
scr-rd9-rd10-021 scr-rd9-rd10-022 scr-rd9-rd10-023 scr-rd9-rd10-024
scr-rd9-rd10-025 scr-rd9-rd10-026 scr-rd9-rd10-027 scr-rd9-rd10-028
scr-rd9-rd10-029 scr-rd9-rd10-030 scr-rd9-rd10-031 scr-rd9-rd10-032
scr-rd9-rd10-033 scr-rd9-rd10-034
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第9,10戦富士 カテゴリーⅠでNAORYU/佐々木孝太組が連勝 (SCR)

2015スーパーカーレースシリーズ第9戦・第10戦
2015年11月3日(火・祝)レポート

会場:富士スピードウェイ(1周4.563km)

scr-rd9-1 scr-rd9-2

第9戦

カテゴリーⅠはNAORYU/佐々木孝太組が必勝パターンで通算6勝目!
カテゴリーⅡは上野嘉三が4勝目を飾りシリーズチャンピオン獲得!!

 4月、暑さを増す春の富士スピードウェイで開幕した2015スーパーカーレースシリーズはツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGOと転戦し、再び富士スピードウェイに舞台を移し、秋深まる11月3日、最終ラウンド第9戦、第10戦が行われた。

 今回は1日で2戦開催のスケジュール。Aドライバー(ジェントルマン)予選の順にグリッドに並んでスタートした50分レースの第9戦、カテゴリーⅠはポール・ポジションの奥村浩一(メルセデスベンツSLS AMG GT3)がスタート直後のコカコーラコーナーでオーバーラン。この隙に2番手スタートのNAORYU(フェラーリ458Italia GT3)がトップに浮上。3秒近い差をつけて佐々木孝太にバトンを渡す、これまで何度も見せつけられた必勝パターンで難なく走り切って今シーズン6勝目を飾った。

 カテゴリーⅡは上野嘉三(ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4)がチャンピオンに王手をかけて、3位グリッドからスタート。途中5位にまで後退してしまったが、今回は強力助っ人影山正美がいた。バトンを受けた影山は猛追開始。じわじわと前車を抜きラスト3周となったところでついにポルシェ911 GT3 cupの武井真司を抜いて総合3位、カテゴリーⅡトップに浮上し、そのままゴール。上野は今シーズン4勝目を飾ると同時に、1戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。

トップチェッカーを受ける NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

トップチェッカーを受ける NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

佐々木孝太(左)とNAORYU(右)

佐々木孝太(左)とNAORYU(右)

上野嘉三/影山正美組ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4

上野嘉三/影山正美組ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4

表彰台の上野嘉三(左)と 影山正美(右)

表彰台の上野嘉三(左)と
影山正美(右)

■第9戦ドライバーコメント

カテゴリーⅠ

優勝:OLIVE SPA 458GT3(Ferrari 458 Italia GT3)

NAORYU
 「1周目が勝負、1周目で奥村さんを抜こうと思っていた。3~4秒の差を守ってタイヤを温存して孝太選手に渡そうと思っていたので、予定通りの展開になりましたね」
佐々木孝太
 「NAORYUさんと奥村さんの緊迫したトップ争いが面白かったですね。あのままチェッカーまで行かせたかったくらいです(笑)。NAORYUさんがトップで戻ってきてくれたので、僕は楽しく走れました」

2位:BRP★SHIFT SLS AMG GT3(Mercedes Benz SLS AMG GT3)

奥村浩一
 「フロントタイヤが温まっていないのに普通にコーナーに入ってしまいました。PPスタートでテンションが上がっていて、それで行ってしまいました(笑)。NAORYUさんミスしないかなと思っていたけど、しなかったですね(笑)」
山脇大輔
 「今日はじめてマシンの乗ったんですが、すごく乗りやすかった。次のレースで頑張ります。安全運転で行きますけどね(笑)」

カテゴリーⅡ

優勝:Eventdec Gallardo(Lamborghini Gallardo LP 570-4)

上野嘉三
 「予選でポール・ポジションを獲れたのはうれしかったけど、決勝は抜かれてしまって。でも影山さんがトップになってくれて、優勝してチャンピオンが獲れて、これ以上の喜びはありません」
影山正美
 「3位以上で上野君がチャンピオン決定だったけど、3位に上がったら前が見えてきて2位。その時はトップが見えなかったけど最後に見えてきて、チャンスと思ってプッシュした。上野君のチャンピオンに華を添えることができて良かった」

第10戦

カテゴリーⅠはNAORYU/佐々木孝太組が王者の貫録を見せて圧勝の通算7勝目!
カテゴリーⅡはポルシェ911GT3田島剛/武井真司組が混戦を潜り抜けて初優勝!!

メモリアルランを行った 東名早乙女サニー

メモリアルランを行った
東名早乙女サニー

 最終第10戦はSCRで活躍した石松ポルシェの代表で、ポルシェで練習走行中に事故死した早乙女実さんが、1970年代にシビック、スターレットと死闘を繰り広げた「東名早乙女サニー」に砂子塾長が乗り込んでスーパーカー隊列を先導してコースを一周するメモリアルランを行い、当時のままの甲高いエンジン音を再び富士スピートウェイに轟かせた。

 レースはプラチナドライバー中心のBドライバーが乗り込んでスタート。ポール・ポジションの佐々木孝太が好ダッシュでトップを死守どころか、後続がもたつく間に1周目で5秒以上の大量リード。その差を17秒以上に広げてNAORYUに交替。日没のため予定より10分早い40分でチェッカーフラッグが振られNAORYUが堂々の通算7勝目を飾った。NAORYUを追い切れなかった奥村浩一(メルセデスベンツSLS AMG GT3)が2戦連続の2位。3位も2戦連続で清水正智(ポルシェ911 GT3R)が入った。

 混戦となったカテゴリーⅡはポルシェ911 GT3 cupの田島剛/武井真司組が優勝。同じくポルシェ911 GT3 cup のTAD JUN JUN/吉田広樹が2位、上野嘉三/影山正美組3位の結果。また今回はカテゴリーⅢに3台、カテゴリーⅣに1台が参戦。カテゴリーⅢはBMW Z4 Coupeの石原将光/池田大祐組の連勝となった。

優勝した NAORYU/佐々木孝太組 フェラーリ458Italia GT3

優勝した
NAORYU/佐々木孝太組
フェラーリ458Italia GT3

2位の 奥村浩一/山脇大輔組 メルセデスベンツSLS AMG GT3

2位の
奥村浩一/山脇大輔組
メルセデスベンツSLS
AMG GT3

カテゴリーⅠ表彰式

カテゴリーⅠ表彰式

カテゴリーⅡ表彰式

カテゴリーⅡ表彰式

カテゴリーⅢ表彰式

カテゴリーⅢ表彰式

■第10戦ドライバーコメント

カテゴリーⅠ

優勝:OLIVE SPA 458GT3(Ferrari 458 Italia GT3)

NAORYU
 「第9戦後にセッティングを少し変えたらすごく良くなった。後ろがどんどん離れて行ってマイペースで走れました。チームの力を見せて終わることができました」
佐々木孝太
 「最初にプッシュしました。差を広げてからは後ろとの差を見ながら早目にNAORYUさんに交替しました。暗くなってくるとNAORYUさん速いんです(笑)。チャンピオンにふさわしい完璧なレースができました」

2位:BRP★SHIFT SLS AMG GT3(Mercedes Benz SLS AMG GT3)

奥村浩一
 「第9戦が終わってセッティングを変えたらはずしちゃいました(笑)。周回遅れにつかえてNAORYUさんとの差が開いて心が萎えちゃいました(笑)。」
山脇大輔
 「スタート後に集団に飲み込まれてしまって思うように走れませんでした。その後ペースが上がったんですが、もう遅かったですね。でもいいレースができました」

カテゴリーⅡ

優勝:TAJIMA & BINGO RACING(ポルシェ911 GT3 cup)

武井真司
 「最後はニュータイヤでスタートしたので思いのほか楽でした。前のカテゴリーⅠの車も抜きたかったけど、さすがにダメでしたね(笑)。目標だった優勝ができてうれしいです」
田島剛
 「ドライバー交替の練習もしていなかったので結構大変でした(笑)。最初はどうなるかと思ったけど、なんとかうまくまとまって優勝できてよかった」
SUPER CAR RACE Race Report

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9,10戦SUGO 里見乃亜、初レースのSUGOで得られた大きな自信と第10戦の悔しさは、必ず後半戦の糧になる! (Le Beausset)

fiaf4-rd9-rd10-lbm-1

 ル・ボーセモータースポーツが今年から新たに挑む、FIA-F4選手権の第5大会がスポーツランドSUGO(宮城県)で、9月19日(土)〜20日(日)に開催された。このアップダウンに富んだテクニカルコースに、里見乃亜が挑むのは今回が初めて。チームの豊富な経験でフォローする一方で、前回の鈴鹿同様に適応力が試されることとなる。コース幅が狭いため、オーバーテイクポイントが少なく、アクシデントも起こりやすいのが特徴でもあるため、予選でいかに上位につけるか、いかにトラブルに巻き込まれないかも重視された。

予選 9月19日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 このレースウィークの走り出しは木曜日で、初めてレースするサーキットとあって、ドライコンディションでマイレージを稼ぎたかったところだが、午後の専有走行はあいにくの雨模様。その前に設けられたスポーツ走行だけがドライだったが、むしろ金曜日の専有走行1回目まで濡れたままであったのが恵みの雨となって、ドライビングやセッティングに対し気づいたことがあったようだ。2回目になって路面の一部はまだ川のようになって濡れていたものの、それ以外は完全に乾いており、いよいよドライタイヤを装着しての走行に。本戦に向けて最終チェックが行われた。

 そして迎えた土曜日の予選は、完全なドライコンディションに。すぐアタックを開始して、着実にタイムを詰めていたのだが、3周目に差し掛かったところで赤旗が。それでも集中力を切らさず、再開後も周を重ねるごとにタイムを縮め、ついに1分24秒933へと到達。その後、2周のクールダウンを挟み、再度アタックをかけたのだが……。タイヤのピークを迎える間に内圧が上がり過ぎてしまい、セカンドベストタイムとして1分25秒011を出すのがやっと。最後の1周にすべてをかけようとピットに入って内圧調整を行おうとした直後に、再び赤旗が。計測は2分を残していたものの、あえなく終了とされてしまう。

 その結果、第9戦には18番手グリッドから、そして第10戦には17番手グリッドから決勝レースに挑むこととなった。

第9戦決勝 9月19日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 好スタートを切った第9戦決勝レースではあったが、1コーナーへのイン側からのアプローチが裏目に。行き場をなくして、アウトから2台にかわされてしまったからだ。それでも前を行く車両にはぴたりと食らいついて周回を重ね、逆転の機会を待つこととなった。その一方で、後方からのプレッシャーも厳しかったものの、これは耐え続ける中、ついにチャンスは訪れた。4周目のヘアピンで1台をパスした直後に、複数の車両がからむアクシデントが発生。これを巧みにかわしたことで17番手に浮上する。

 しかも混戦状態から抜け出し視界も広がったこともあって、ペースもそれまでより大幅にアップし、次第に前の車両との差も縮まっていく。そして、13周目には予選タイムをも上回る自己ベスト、1分24秒742まで叩き出すように。前車を射程圏内にしたところでチェッカーが振られてしまったが、ポジションを上げて来られたこと、そしてアクシデントを回避できたことで、17位という結果以上にドライバーが手応えを掴んでいたことが最大の成果となっていた。

fiaf4-rd9-rd10-lbm-2 fiaf4-rd9-rd10-lbm-3

第10戦決勝 9月20日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 メインのスーパーGTの決勝日、そしてシルバーウィークの真っ最中ということもあり、日曜日には3万人近い観客が訪れ、スタンドの印象はガラリと変わっていた。

 第10戦決勝レースでもスタートを決めて、今度は1コーナー、そして3コーナーでもオーバーテイクに成功。バックストレートで並びかけられるシーンはあったものの、これは凌いでいただけに、何番手でピット前に戻ってくるか、大いに期待された。ところが、なかなか戻って来ない。それどころか、ノーズとフロントウィングを傷めてピットに戻ってくるではないか!

 最終コーナーでの接触が原因だった。すぐにメカニックはノーズを交換してコースに送り戻すも、その間すでに周回遅れに。そればかりか接触が危険行為と判定され、ドライビングスルーペナルティの指示が……。やむなく6周目にピットに戻ることとなる。チェッカーを受けたものの、規定周回数に満たぬ10周しか走行できず、完走扱いとはならなかったものの、手負いの状態でありながらも、終盤には1分25秒台前半で走り続けることができた。

 次回のレースはオートポリスが舞台。もちろん、九州のサーキットでのレース経験は皆無ながら、それはほとんどのドライバーにも当てはまること。言うなれば、ノーハンデにも等しい戦いでもある。SUGOでは手応えも得られた、しかし悔しさも覚えた。思いのすべてを、走りに表すことが大いに期待される。

fiaf4-rd9-rd10-lbm-4 fiaf4-rd9-rd10-lbm-5

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 里見にとって初めてのSUGOとなったが、練習日にウェットコンデションで走り込めたことでクルマへの理解が深まった。予選のタイムはベストで繋げたものではなく、ほんの少しのロスでグリットが決まってしまった。レースでは一周目に順位を上げて最終コーナーを迎えたが、前車の幾度の進路変更で接触してしまったようだ。結果を受け止めて次のレースに繋げて欲しい。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi)COMMENT
 予選はタイヤの温度を上げるのが早過ぎて、一番美味しいところでタイムが出せなかったのが痛かったです。決勝も第9戦はスタートも悪くなかったのですが、イン側に行ったら渋滞していて、アウトから2台に抜かれて。それでも4周目に1台を抜いたら、前に多重クラッシュがあって上手くすり抜けられた後は、いいタイムで走り続けられたので、第10戦はもっと行けると思ったんですが……。実際、スタートは決まって、1コーナー、3コーナーで抜けたんですが、最終コーナーで前のクルマに追いついたらブロックされて、アウトに行ったら、またかぶせられて。あそこでブレーキ踏んだら危なかったので、ハンドルで逃げたら接触してしまいました。ただ、次に繋げられることも多く得られた週末だったので、その成果をオートポリスでは絶対に見せます。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9,10戦SUGO 坪井翔が2連勝でランキングトップ! (DRP)

  • FIA-F4第9・10戦DRPレースレポート
  • スポーツランドSUGO(宮城県)
  • 9月19日(土)予選・第9戦決勝レース 晴れ
  • 9月20日(日)第10戦決勝レース 晴れ
  • 観客動員数:予選日8,000人、決勝日28,500人、大会延べ36,500人
  • ☆参戦ドライバー
  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 TOM’S SPIRIT
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 B-max
  • ☆参加美人時計モデル
  • かおりさん

 シリーズも残すは3大会6戦。ここまでの8戦を終えてポイントリーダー牧野選手4勝、3ポイント差2位の坪井選手が4勝と、この2名以外に勝者なくチャンピオン争いも絞られてきた。坪井選手はここSUGOで一気にポイントを逆転したいところ。前回の鈴鹿大会で原因不明の不調に落ちいった三笠選手も、事前テストで復調の兆しが見え3人目の勝者を狙っている。

fiaf4-rd9-rd10-drp-1


☆9月19日(土)11:22~ 公式予選

 レースウィーク木曜金曜の練習走行はウェットコンディションで、ドライコンディションとなった最後の一本を除くすべてのセッションでトップタイムをマークした坪井選手は、ここまで3連勝の勢いそのままに絶好調をキープ。予選開始となり2番目にコースインするもすぐに先頭に立ちタイムアタックを開始する。三笠選手は5番目にコースインし先の4台と間をおいてアタックする。しかし開始6分でコースアウト車両の回収のためセッション中断。まだまだタイムは伸びるがこの時点で坪井選手がトップ、三笠選手が10番手タイムをマークしていた。再開後タイムは徐々に伸びていくが、坪井選手のポジションは不動。残り3分を切ったところで再度赤旗中断となりそのまま予選は終了となった。坪井選手は、ベストタイムセカンドタイム共に2位をコンマ2秒離しポールポジションを獲得した。三笠選手は予選再開後、思うようにタイムが伸びず、第9戦、第10戦共に14番手スタートとなった。


☆9月19日(土)15:38~ 第7戦決勝レース

 ポールポジションの坪井選手はフロントロー河野選手をけん制しながらホールショットを奪う。ここで2番手にポイントリーダーの牧野選手が上がってくるが1周でコンマ7秒の差をつけた。その後毎周差を広げ安定したラップを刻む。15周を危なげなく最終的に4秒弱の差を付け5勝目のチェッカーを受けた。三笠選手は好スタートを決めるが、コース幅の狭いSUGOでは抜けない。1周目を予選ポジションの14位でクリアすると前の選手の背後にピタリとつける。何回かのチャレンジで馬の背で13位にポジションをあげるがさらに前の選手とは離れてしまった。結局この順位のままフィニッシュとなり、ポイント獲得とはならなかった。優勝の坪井選手はこの結果、ポイントリーダーに躍り出た。

fiaf4-rd9-rd10-drp-2


☆9月20日(日)10:20~ 第8戦決勝レース

 今大会はサポートレースがF4だけの為、スタート前進行に余裕があり、グリッド整列後にマシンから降りてグリッドウォークのファンからの声援を受けることができプロ気分を味わうことができた。ポールポジションの坪井選手は、今回は真後ろの牧野選手のスタートが良く、カバーしながらホールショットを奪う。前日同様1周目から差を拡げ、2周目の1コーナーで2番手3番手が順位を入れ替えるとここでもマージンを築く。2番手に上がった河野選手のペースも良いが、徐々に差を広げていく。今回も全く危なげなく15周を走りきり、2秒強の差をつけてトップチェッカーを受けた。三笠選手は14番手から好スタートを決めて1コーナーで12位に浮上するが、1周目を13位でクリアする。その後、前のマシンにアタックを試みるが抜くまでには至らず。1台がコースアウトした為、最終的に12位フィニッシュとなった。

 表彰台のメンバーは前日と変わらずだが牧野選手が3位となった為、ポイント差は11ポイントに広がることとなった。残り2大会4戦あるが、チャンピオン争いはこの2名に絞られた感がある。坪井選手はチャンピオンを、三笠選手は3人目の勝者となるべく次戦オートポリスに備える。

fiaf4-rd9-rd10-drp-3

fiaf4-rd9-rd10-drp-4

坪井選手コメント
 今回は練習セッションがずっと雨だったのですが、絶好調でマシンのフィーリングも良く何も心配ありませんでした。最後の練習セッションはドライでしたがウェットパッチが残っていたので無理して攻めませんでした。事前テストではドライも走ってマシンも出来上がっていましたので。第9戦はスタート前に時間があったので、マシンを降りたのですがソワソワしちゃって。それでも再度マシンに乗り込んでからは集中してスタートに備えました。とにかくスタートでトップをキープできれば勝てる自信があったので、あまり良いスタートではありませんでしたが慌てることなく対処しました。最初の数周は差を広げる為にプッシュしましたが、マージンができてからは翌日のことも考えてペースを組み立てました。第10戦の決勝もあまり良いスタートではなかったのですが、隣の河野選手も良くなかったので、牧野選手をカバーしました。第9戦同様に序盤にプッシュしましたが2番手に上がってきた河野選手もペースが良かったので、大きな差は築けませんでしたが、特に不安もありませんでした。次戦のオートポリスは全く走ったことがありませんが、そこは大体の選手も同じだと思うので、しっかり準備したいと思います。とにかく今はいい流れなのでこのまま連勝を築いて、10代の選手に向けられている注目をこちらに向けさせたいと思います。

fiaf4-rd9-rd10-drp-5

三笠選手コメント
 前回の鈴鹿では、あまりに不甲斐ない結果だったので不調の原因究明をしました。チームにはSUGOの事前テストを組んでいただき、そこでは良いタイムを刻め感触も良かったのですが。レースウィークの練習セッションはずっと雨で初のウェットセッティングで走りましたが、徐々にペースを掴み最後のドライセッションもそれなりに手応えがありました。しかし予選では走り出しから違和感があり、タイヤの内圧が上がってくるとアンダーが出て思うようなペースで走れませんでした。第9戦決勝レースもその辺をアジャストして挑んだのですが、抜くに至る速さはありませんでした。翌日のレースに備えて色々と見直した結果、セッティングを大幅に変更し、ドライビング面でもGTのラバーがのった路面に対応できるように取り組みました。第10戦はスタートからマシンのフィーリングが良く前車に集中していたので、1つポジションを上げていたのですが、背後の車両に隙を与えてしまい抜かれてしまいました。そのおかげでフィーリングは良いもののペースを抑えられてしまいタイムとポジションをあげることができませんでした。しかし、今回のセッティング変更で良かった時のフィーリングが戻ってきたので、次戦以降の為にできることを全てやって悔いのないように勝ちを狙いたいと思います。

fiaf4-rd9-rd10-drp-6


☆リザルト

【第9戦】

  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝13位

【第10戦】

  • 坪井 翔:#36 FTRSスカラシップF4 予選1位 決勝 優勝
  • 三笠雄一:#51 B-MAX RACING F110 予選14位 決勝12位
FIA-F4公式リザルト:http://fiaf4.jp/results
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO決勝 PP#36坪井が4連勝!!ポイントリーダーに浮上

FIA-F4第9戦の決勝が9月19日、スポーツランドSUGOで行われ、ポールポジ所からスタートした#36坪井翔(FTRSスカラシップF4)が終始レースをリードし、最後は後続に3.7秒差をつけて今季5勝目を挙げた。

fiaf4-rd9-r-start1

fiaf4-rd9-r-start2

fiaf4-rd9-r-start3

fiaf4-rd9-r-36

fiaf4-rd9-r-11

fiaf4-rd9-r-4

fiaf4-rd9-r-22

fiaf4-rd9-r-podium

fiaf4-rd9-r-tsuboi

第9戦決勝は午後3時38分より15周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールの坪井。
しかしトップ3いずれもがあまりいいスタートとは言えず、1コーナー進入までは互いに牽制し合いながらの走行となった。
ここで予選3番手の#11牧野任祐(Rnスポーツ)が予選2番手の#4河野駿佑をかわして2番手に浮上する。

トップの坪井は序盤から安定したペースで牧野を突き放しにかかり、2周終了時点では1.13秒のリード、12周終わりでは3.4秒差とし、その後もリードを広げて3.739秒差でフィニッシュ、第6戦富士以来の4連勝、今季通算5勝目を挙げた。
また、これによりシリーズポイントは145ptとなり、このレースで2位に終わった牧野を2ポイント上回ってポイントリーダーに躍り出た。
3位の河野はレース中盤まで#37小高一斗の追撃を受けたが、後半次第に引き離して今季初の表彰台をものにした。

その後方でレースを大いに盛り上げたのが、このレースがフォーミュラデビューとなる#22宮田莉朋だった。
予選9番手からスタートした宮田はオープニングラップで8位に浮上すると、7周目の1コーナーで#3阪口晴南のインをついて7位に浮上、そのまま前を行く#7大津弘樹のテールに食らいつき、11周目の1コーナーで#37小高、#8上村優太、#7大津が3ワイドのバトルを展開した隙にインから一気に3台を抜き去り、見事デビュー戦を4位で終えている。

第10戦決勝は明日午前10時20分より15周で行われる。

優勝 #36坪井翔のコメント
スタートは上位3台ともあんまり速くなかったんですよ。でも抜かれることはなかったので、1コーナー入った時点で「あ、これはいけるな」と思いました。後ろはすぐ離れて行ったので、自分の走りだけに集中しました。
牧野くんと河野くん、どっちを守ろうかと迷いましたが、うまくおさえることができたので、そこが勝因かなと思います。
明日も晴れになる可能性があるので、タイヤを残しておくためにも後半5周くらいはセーブしました。
2位 #11牧野任祐のコメント
予選の後でクルマのセットを変えて、良くなったんですけど、それでもあれだけ離されるので、何か原因があると思うんですけど、それが何かわからないのが現状です。
まあ明日ももう1レースあるので、何か考えてなんとかできるようにしたいと思います。
スタートの時はみんなそんなに良くなかったんですけど、良くない中では僕がちょっとマシだっただけだと思います。
3位 #4河野駿佑のコメント
今までずっと結果が残らなかったので、勿論勝てなかったのは悔しいですけど、やっと表彰台に載れたのは良かったです。
鈴鹿からここまでに何が変わったということは特にありません。二十歳になったくらいですかね(笑)何かが進化したということではないんですけど、今までもレースではそんなに変わらないペースで走れていたので、予選がすごい課題でした。アタックのときの位置取りであったり、フレッシュタイヤのうまい使い方がわからなくて、予選の一発が出せませんでした。
SUGOは抜くのが難しいので予選を決めなきゃいけないなと思っていました。僕らとトムススピリットは7月に一緒にテストをやってる分有利だったのかなというのはありますし、チームがクルマを良い状態に仕上げてくれたので安心してアタックができました。
今回がデビュー戦となった#22宮田莉朋のコメント
四輪レース自体今回が初めてです。色々と目標はあったんですが予選9番手で終わってしまいました。スタート練習も一切出来なくて、レースで初めてスタート練習をしました。パッシングも、ぶつけて終わりというのだけは嫌だったので、余裕を残したかったんですけど、今回初めてギリギリのところまで攻めて抜くことができました。その部分はカートでの経験が活きたと思います。
フォーミュラの方が荷重移動の部分がカートと違うんですけど、フォーミュラでの経験はカートにも役立っています。
一番の悩みは接近戦と、後ろにつくとダウンフォースが抜けるので、その部分が難しいです。
次のレースは表彰台に上ることを目標にして、今のうちにたくさんのことを収穫して、これからのレースに役立てていきたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2015/09/19) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1521'14.538
211牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
Rn-SPORTS
DL153.739
34河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
RS FINE
DL154.414
422宮田 莉朋RSS TAKAGI RACING
RSS
DL157.883
57大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL159.192
637小高 一斗FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL159.624
73阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL1510.432
88上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1511.204
919篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1512.308
1050山田 真之亮B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1512.622
112佐藤 秀真Hanashima Racing F110
HANASHIMA RACING
DL1512.927
125平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
RS FINE
DL1513.457
1351三笠 雄一B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1515.901
1488川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1517.310
1514根本 悠生GUNZE F110 KCMG
KCMG
DL1517.742
1616銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
Media Do Kageyama Racing
DL1520.259
1762里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
Le Beausset Motorsports
DL1521.000
1852番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
埼玉トヨペットGreenBrave
DL1525.362
1963グスタボ・ミャサバVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1525.684
209石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526.288
2110⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1526.883
2275手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL1529.169
2389伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1530.048
2444山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1532.414
2517永井 宏明ナインレーシング
ARN RACING
DL1537.996
2639加藤 潤平miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1539.468
2766橋本 陸Skill Speed
Skill Speed
DL1542.150
2820今橋 彩佳miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1557.866
2938田島 剛美人&DRP
GARAGE CHABATAKE
DL151'18.867
3023YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL141Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)----
-3阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL312Laps
  • Fastest Lap: CarNO.4 河野駿佑(グッドスマイル初音ミクF110) 1'24.220 (8/15) 158.339km/h

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9-10戦SUGO公式予選 好調#36坪井が連続ポール獲得!

#36坪井ここでも絶好調!
FIA-F4第9戦、第10戦の公式予選が9月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、目下ポイントリーダーの#36坪井翔(トムス)がベストタイム1’24.085、セカンドタイム1’24.090で連続ポールを獲得した。

fiaf4-rd9-rd10-q-36 fiaf4-rd9-rd10-q-4 fiaf4-rd9-rd10-q-11

先に行われたスーパーGTの公式練習で2どの赤旗中断があった影響で公式予選は当初予定より12分遅れの午前11時22分より30分間で行われた。
天候は晴れ、コースはドライ。
事前のテスト、前日の専有走行と雨に祟られたこともあり、各ドライバーほぼぶっつけ本番の状況だ。
そうしたこともあってか、開始6分でいきなり#38田島剛(ガレージ茶畑)がコースアウト。
これを回収するために赤旗中断となった。
また残り時間が3分を切ったところでも1台が飛び出し、2度目の赤旗が提示され、この時点で予選は終了になっている。

それでもスーパーFJや東日本F4などで経験を積んでいる選手は走り出しから好タイムを連発して上位に名を連ねてきた。
中でも好調だったのは第6戦富士から3連勝中の坪井だ。
最初の赤旗中断から走行が再開された直後に1’24.374でトップに立つと、その後も快調に周回を重ねて1’24.090、1’24.085を立て続けにマーク。2位以下をコンマ2以上引き離して堂々の連続ポールをものにした。

それに続いたのが#4河野駿佑(RSファイン)。7月にここでテストを行ったことでドライコンディションでの走行にも自信を持っていたという河野はベストタイム1’24.281、セカンドタイム1’24.354で自身初のフロントローを連続で獲得した。

3番手につけたのはポイントリーダーの#11牧野任祐(Rnスポーツ)。
東日本F4などでもSUGOは経験しており、決して苦手なコースではないとはいうものの、ドライコンディションでの走行気概がこれまであまりなかったために、まだまだセッティングを煮詰めきれていないようだ。
それでも坪井の背後につけてスタートでの挽回に賭ける。

また今回FIA-F4にデビューしたのが#22宮田莉朋(RSS)。
先月10日に16歳になったばかりの宮田はこれがフォーミュラ初レース。先週同じSUGOの西コースで開催された全日本カート選手権でも4位入賞をしたばかりだが、それを感じさせない元気な走りで第9戦、第10戦とも9番手と一桁グリッドを獲得した。

FIA-F4第9戦決勝はこの後午後3時35分から、第10戦決勝は明日午前10時20分よりそれぞれ15周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第9戦SUGO公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2015/09/19) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoDriverCar
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136坪井 翔FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1'24.085--158.593
24河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
RS FINE
DL1'24.281 0.196 0.196158.225
311牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
Rn-SPORTS
DL1'24.347 0.262 0.066158.101
437小高 一斗FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL1'24.461 0.376 0.114157.887
58上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'24.502 0.417 0.041157.811
63阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
SUTEKINA RACING TEAM
DL1'24.503 0.418 0.001157.809
719篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1'24.522 0.437 0.019157.773
87大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'24.533 0.448 0.011157.753
922宮田 莉朋RSS TAKAGI RACING
RSS with B-Max Racing team
DL1'24.580 0.495 0.047157.665
102佐藤 秀真Hanashima Racing F110
HANASHIMA RACING
DL1'24.615 0.530 0.035157.600
1150山田 真之亮B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1'24.630 0.545 0.015157.572
125平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
RS FINE
DL1'24.668 0.583 0.038157.501
1316銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
Media Do Kageyama Racing
DL1'24.693 0.608 0.025157.455
1451三笠 雄一B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1'24.788 0.703 0.095157.278
1514根本 悠生GUNZE F110 KCMG
KCMG
DL1'24.803 0.718 0.015157.251
169石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'24.834 0.749 0.031157.193
1788川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1'24.852 0.767 0.018157.160
1862里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
Le Beausset Motorsports
DL1'24.933 0.848 0.081157.010
1970天野 翼Leprix Sport F110
leprix sport
DL1'25.013 0.928 0.080156.862
2063グスタボ・ミャサバVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghii S.C.Formula Jr
DL1'25.014 0.929 0.001156.860
2110⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1'25.069 0.984 0.055156.759
2252番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
埼玉トヨペットGreenBrave
DL1'25.272 1.187 0.203156.386
2389伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
SUCCEED SPORTS
DL1'25.307 1.222 0.035156.322
2466橋本 陸Skill Speed
Skill Speed
DL1'25.389 1.304 0.082156.171
2544山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1'25.441 1.356 0.052156.076
2675手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
FIELD MOTORSPORT
DL1'25.449 1.364 0.008156.062
2717永井 宏明ナインレーシング
ARN RACING
DL1'25.872 1.787 0.423155.293
2839加藤 潤平miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1'26.139 2.054 0.267154.812
2920今橋 彩佳miNami aoYama with SARD
miNami aoYama with SARD
DL1'27.257 3.172 1.118152.828
3038田島 剛美人&DRP
GARAGE CHABATAKE
DL1'30.173 6.088 2.916147.886
3123YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL1'32.710 8.625 2.537143.839
---- 以上基準タイム(130% - 1'49.509)予選通過 ----

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 決勝レース レポート

MJ15_0272_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月30日
 
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月30日(日)に開催いたしました。


天候:くもり 路面:ドライ/ウェット 気温:26度 路面:28度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第9戦決勝が8月30日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。この日の鈴鹿は前日から早朝にかけての雨で路面は濡れていたが、PCCJの前のレース終了時には走行ライン上がやや乾き始めてきているところもあるという状況。まもなくコースインという時点では雨は落ちていないが、いつ降り出してもおかしくない雲行き。それゆえ、各チームとドライバーは、グリップの高いスリックタイヤを履いてスタートするか、レインタイヤでスタートするかの選択に悩まされたが、両クラスとも上位陣は最終的にスリックを選択した。

スターティンググリッドは、ポールポジションが#15元嶋佑弥、2番手#12久保凛太郎、以下は#78近藤翼、#19永井宏明、ジェントルマンクラスの#24剛覇矢人、同#9武井真司というオーダー。各ドライバーともフォーメーションラップで普段よりも注意深く路面コンディションを確認しながらグリッドに向かったが、隊列の先頭を走っていた元嶋がピットに戻り、マシンを降りてしまう。原因はマシントラブルのようだが、いずれにしてもこれでリタイヤとなり、開幕からの連勝は8で止まった。

PPは空席のまま、シグナルがブラックアウトしてレース(10周)が正式にスタート。久保と近藤はほぼ同じ反応と加速を見せ、1コーナーに並んで進入していくが、2コーナーでは久保が先行。その後のペースでも久保が勝り、周回を重ねるごとにリードを拡大していく。「元嶋選手がピットに向かったのは見えました。ウェット路面は嫌いではないですし、10周をしっかり走れば、いけると思っていました」という久保は安定した走りでファステストラップもマーク。近藤に約22秒の差をつけて、今季初優勝を決めた。一方の近藤はマシンにトラブルの淡い前兆を感じたことでリスクを抑えた走りに変更。2番手キープのままゴールとなった。「最初はプッシュしたのですが、久保選手を追っていける態勢には持ち込めなかったので、大事にいきました」(近藤)。3位は永井。今季初の表彰台を地元ラウンドで獲得した。「序盤のウェットでの走りで若い選手から置いていかれたので、次の鈴鹿までにしっかり準備して、ドライで攻めたいですね」。

ジェントルマンクラスも波乱の展開。クラス1番グリッドの剛が1周目の1コーナー進入で#7星野敏と接触し、タイロッドを破損。ピットにマシンを戻して、そのままリタイヤとなる。また、クラス3番グリッドの#2田島剛は「ホイールスピンしてしまった」ことで出遅れ、数台に先行を許した。これにより、クラス4番グリッドの#37久保田克昭がトップに立ったが、すぐ後ろには武井が迫る。2人の神経戦は終盤まで続いたが、2台の間隔がより縮まって迎えた9周目の逆バンクで武井がコースオフ。マシンにダメージを受けて、リタイヤとなってしまう。「武井選手の気配は感じていました。ただ、逆バンクの進入で武井選手が僕のイン側に入っていたことに気付かず、武井選手のラインを残していなかった」(久保田)ことで、武井が接触を回避するためにラインを外れ、コースオフという状況のようだ。「あまり積極的には仕掛けようとはせず、前がミスした時に抜こうと考えていましたが、今回の状況を考えれば、もう少し慎重にいっても良かったかもしれません」(武井)。

レースはその後、久保田がトップをキープし、田島が後方から2番手まで追い上げてきたところでチェッカー。3位には#25内山清士が入った。「9周目以外のところでは、スタートも決まりましたし、ポジションも上げていけましたので、良かったと思います。次の鈴鹿は2分8秒0台に入れたい」と今季2勝目の久保田。3戦連続の表彰台となった内山は「今回は慎重にいきましたが、次は攻める」とさらなる高みを狙う。

第9戦を終え、今季のPCCJのレースイベントはF1日本グランプリと同時開催の鈴鹿ラウンドを残すのみとなった。ランキングトップの元嶋と武井がポイントを取りこぼしたことで、チャンピオン争いは大混戦。特に初優勝の久保は「今回勝てたことで、鈴鹿での走りや相性にいいイメージができた。マシンの遅いところも分かりましたし、次も勝ちにいく」と自信を深めていることも、元嶋にとっては脅威のはず。両クラスとも勢力図がリセットされたPCCJ 2015シリーズ。日本GPという華やかな舞台でどのような決着を迎えるのか。


■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 21'57.169 _ -
2 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 10 _ 22'19.368 _ 22.199
3 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 10 _ 22'21.424 _ 24.255
4 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 10 _ 22'41.087 _ 43.918
5 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 10 _ 22'43.222 _ 46.053
※ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX-PORSCHE _ 10 _ 23'06.988 _ 1'09.819
6 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 10 _ 23'10.377 _ 1'13.208
7 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 10 _ 23'10.971 _ 1'13.802
8 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 10 _ 23'11.420 _ 1'14.251
9 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 10 _ 23'24.085 _ 1'26.916
10 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 10 _ 23'45.239 _ 1'48.070
11 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 10 _ 24'15.853 _ 2'18.684
12 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 10 _ 24'16.224 _ 2'19.055
13 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 9 _ 22'39.048 _ 1Lap
以上完走(規定周回数)
9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 8 _ 18'11.847 _ 2Lap
24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 1 _ 3'59.927 _ 9Lap
15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE DNS

ベストラップ
2'10.835 7/10 159.78km/h #12 久保 凛太郎/R.KUBO / TEAM KTOUCH PORSCHE 

※ No.30 は賞典外の参加
No.37 訓戒とした。(鈴鹿サーキット一般競技規則第25条〜1)②違反(危険なドライブ行為)

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選レポート

 
MJ15_0260_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月29日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦公式予選を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月29日(土)に開催いたしました。

天候:くもり 路面:ドライ 気温:26度 路面:30度(セッション開始時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015第9戦公式予選が8月29日(土)鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。

第8戦終了時点でのポイントランキング上位のオーダーと獲得ポイントは、総合1位がここまで開幕8連勝中の#15元嶋祐弥(160点)、同2位が#78近藤翼(140点)、同3位が#12久保凛太郎(132点)。ジェントルマンクラスは、1位が今季5勝の#9武井真司(132点)、2位#25内山清士(103点)、3位#2田島剛(102点)、4位#77浜崎大(100点)、5位#24剛覇矢人(99点)、6位#37久保田克昭(95点)。シリーズは佳境を迎えつつあり、この鈴鹿での結果によってタイトル争いの状況が大きく変わるため、公式予選から激しい戦いとなることが予想されていた。

公式予選は13:45からの30分間。鈴鹿は午前中から曇に覆われ、降雨も心配されていたが、それも杞憂に終わり、完全なドライコンディションでセッションが始まった。タイヤ1セット目のアタックでは各車とも前日の専有走行からタイムを縮め、まずは元嶋が1周目に2分6秒071をマーク。続いて、近藤、久保らも2分6秒2程度まで詰めてくるが、元嶋のタイムを上回ることができない。そうして各車が一通り1セット目でのアタックを終えると、ピットに戻ってニュータイヤに交換。そして、残り10分を切った頃から、ポールポジション争いが激化していった。

上位陣で先にコースインしたのは久保。タイヤをゆっくりと温めた後のアタックで2分6秒038と、元嶋のタイムを更新する。このアタックは「正直、手応えがあったわけではなく、1セット目からマシンのバランスと走り方を修正しただけ。これで決まるとは思っていませんでした」というもので、久保もまだ削る余地があると見込んでいた。しかし、その後タイムを更新できず、結局2番手となった。

その久保のタイムを上回り、ポールポジションを獲得したのは元嶋だった。時間をかけてタイヤを温めた後、アタックラップに突入。「S字で縁石に乗りすぎて、フルカウンターを当てました。『まずい』と思いましたが、セクター2とセクター3で取り返すことができた」という走りは、唯一の2分5秒台となる2分5秒811を記録。「今季一番いいアタックができました。ミスもありましたが、攻めた結果ですから」と気分も上々に明日に備える。ポイントランキング2位の近藤は「2セット目での実質計測2周目で、セクター1・セクター2と自己ベストタイムで来ていたのですが、スプーンコーナーでオーバーランしてしまい、タイヤ(のグリップ)を使い切ってしまった」と3番手に終わった。だが、落胆の様子はない。「仮に雨となっても、昨年(雨の)鈴鹿で勝っていますし、全力で勝ちにいきます」と気持ちを切り替えていた。

ジェントルマンクラスでは、前戦の富士で優勝した剛がその速さと勢いを持続。ニュータイヤ2セット目のアタックで2分8秒060とまずは自己ベストを縮めると、次の周には昨年のジェントルマンクラスのレコードタイム2分7秒808を更新する2分7秒766を記録。武井がその対抗一番手としてクラストップタイム争いに加わってくるかと思われたが、「アンダーステアとオーバーステアが両方出るような状態」で、いつもの鋭い走りが見られない。「最後の1回で剛選手のタイムを抜こうと思っていましたが、S字でアンダーが出てしまった」ことで届かず、剛の初のクラスポールポジションが確定した。「今回はクールスーツを着用しないでアタックしました。そのおかげかな?(笑) でも、ドライでの勝負で武井選手より前のグリッドを獲れたことはとてもうれしいです」(剛)。3番手は2分8秒549の田島。「タイヤ1セット目からいろいろ改善してアタックしたのですが、どうもタイムが伸びなかったので、最後に楽しもうと思って走ったら、タイムが出ました」と開き直ったのがいい結果につながったようだ。

PCCJ第9戦決勝は、30日9:15スタート予定。鈴鹿の代表的なオーバーテイクポイントは1コーナーやシケインなどだが、コース幅が富士などよりも若干狭く、オーバーテイクしにくいコースとも言われている。今回の決勝は10周で、これまでのラウンドよりも5周少ない。また、降雨の可能性も心配されている。これらを考慮して、早めに仕掛けるのか、様子を見るのか、その戦略と遂行力も問われるところ。「雨は得意」というドライバーも多く、いつにも増して興味深い戦いに期待が高まる。


■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 2'05.811
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'06.038
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 2'06.207
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 2'07.119
5 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 《R》2'07.766
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2'07.884
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 2'08.229
8 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 2'08.549
9 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 2'09.047
10 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 2'09.105
11 _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX PORSCHE _ 2'09.239
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 2'09.542
13 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 2'10.082
14 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 2'10.349
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 2'11.077
16 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'11.854
17 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 2'12.843

※"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは(Class G)2'07.808

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Japanese F3

JF3:第8,9戦富士 山下健太が第8戦、ニック・キャシディが第9戦で共に今季4勝目を挙げる (TOYOTA)

  • コース:富士スピードウェイ(4.563km)
  • 予選:6月6日(土)曇り:ドライ
  • 第8戦決勝:6月6日(土)曇り:ドライ
  • 第9戦決勝:6月7日(日)曇り:ドライ

 富士スピードウェイでF3の第4大会(第8,9戦)が行われ、第8戦は山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転勝利で今季4勝目。ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)が2位で続き、トムス勢が今季2度目の1-2フィニッシュを飾った。第9戦はキャシディがポール・トゥ・ウィンでこちらも今季4勝目。山下は3位に入った。

第8戦で山下健太が今季4勝目を挙げた

第8戦で山下健太が今季4勝目を挙げた

 全日本F3選手権の第4大会(第8戦、第9戦)が6月6日(土)と7日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 スーパーフォーミュラとの併催で行われることの多い全日本F3だが、今大会はF3単独開催。

 明日のトップドライバーを目指す若手により争われているF3、今季は参戦2年目となる19歳の山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)と、チームメイトの20歳、ニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)がこれまでの7戦でそれぞれ3勝ずつを挙げているが、山下は2回のリタイアでの無得点レースがあり、ポイントランキングでは首位のキャシディに対し、6ポイント差の2位につけている。

 5日(金)の占有走行までは好天だった富士だが、金曜夜に降雨に見舞われた。予選と第8戦決勝が行われる6日(土)は、朝には雨は止んだものの、曇り空で肌寒く感じる天候。

 午前9時からの予選の時点では、場所によっては少し濡れた場所も残っているものの、ほぼドライコンディションで、第8戦、第9戦と10分間ずつのセッションが実施された。

 第8戦の予選は、僅差での激しいタイム争いとなり、最終的に上位6台はわずか0.2秒以内。山下はポールタイムに100分の3秒届かず、それでも最前列2番手。キャシディは僅かな遅れながら5番手となってしまった。

 10分間のインターバルを経て行われた第9戦予選では、今度はキャシディがポールポジションを獲得。山下は2列目3番手につけた。

 予選に続き、相変わらず黒い雲が空を覆い、肌寒い中、午後1時50分より第8戦の決勝レース(15周)がスタートした。

 2番手の山下はややスタートで出遅れたものの2位をキープ。首位を逃げる車両を追い、ホームストレートではスリップストリームにつける距離で追撃を続けた。

 数周にわたってストレートでの攻防を見せた山下は、5周目の最終コーナーでインをつき、立ち上がりで並ぶと、そのまま1コーナーを制し、首位に立った。

 5番手スタートのキャシディは、スタートでひとつポジションを上げると、前を行くライバルと激しい3位争いを繰り広げていたが、山下にかわされた車両もこのバトルに加わり、三つ巴の2位争いに。前の2台のバトルの隙を突き、6周目にキャシディが2位へ浮上。トムスの1-2体制となった。

 その後、一時は首位山下がキャシディに対し2.7秒ほどまで差を広げたが、終盤に入るとキャシディがファステストラップをマークし追い上げ。しかし、山下が逃げ切り、今季4勝目を挙げた。

 2位のキャシディはファステストラップの1ポイントを獲得し、山下とのポイント差は2ポイントのみ詰まることとなった。

 7日(日)は、土曜日よりは暖かい、薄曇りの天候の下、午前10時40分に、シリーズ折り返しとなる第9戦決勝(21周)のフォーメーションラップが開始された。

 スタートでは、2,4番手の車両が好ダッシュを見せ、ポールポジションのキャシディ、3番手グリッドの山下は3,4位で1コーナーへ。

 2周目の1コーナーでキャシディが前走車をかわし、2位浮上。この時点で1.6秒あった首位との差を詰めて行った。一方、山下もこの前走車に追いつき、3位争いとなったが、ストレートスピードで若干分のあるライバルに、山下は苦戦。キャシディと首位車両、3位の車両と山下による僅差でのバトルが続いた。

 毎周、最終コーナーで仕掛けるもパスするまでには至らなかった山下は、11周目の最終コーナーで前に出ると、続くストレートで2台はもつれ合うようにバトルを続け、1コーナー進入では山下が先行。そうはさせじとアウト側で粘ったライバルはコースオフ。これで3位に浮上した山下は、首位を争う2台を追った。

 首位争いは、0.5秒差くらいのまま10周以上に渡って続いていたが、16周目、キャシディがついに首位を奪取。首位を争う2台がバトルでペースが落ちている間に、3位の山下はファステストラップをマークしながら追い上げ、3位浮上時に5.8秒あった差を着実に詰めていったが、最後は2.4秒届かず、3位でフィニッシュ。

 キャシディは逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンで今季4勝目。山下が3位となったため、2人のポイント差は9ポイントに広がった。

 Nクラスでは、小河 諒(TOM'S)が第8戦、第9戦共に制し、今季7勝目と圧倒的な強さを見せている。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

第8戦優勝、第9戦3位に入った山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第8戦優勝、第9戦3位に入った山下健太
(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

第8戦2位、第9戦で今季4勝目を挙げランキング首位につけるニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)

第8戦2位,第9戦で今季4勝目を挙げランキング首位につけるニック・キャシディ(PETRONAS TEAM TOM'S)

トヨタモータースポーツニュース

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 上位3人のコメント

f3-rd9-r-podium

優勝 #37ニック・キャシディ(トムス)
f3-rd9-r-pc-cassidy びっくるするぐらいに嬉しいです。スタートは悪くなかったんですが、1コーナーでアウトにいたせいで高星選手だけでなくホンダのクルマにも抜かれてしまいました。でもストレートスピードはこっちの方が速かったので、すぐにホンダの前に出ることはできました。
今日は終始クルマが速かったので、常に速いペースで走れました。終盤タイヤを消耗させてしまいましたがトップに立つことができました。
ここまで開催したすべてのコースで勝っているので、次の岡山も自信があります。
2位 #23高星明誠(B-MAX NDDP)
f3-rd9-r-pc-takaboshi 今日のレースではスタートに集中していました。狙ったとおりに行けてトップに立ち、最初の1,2周で離すことができましたが、セットアップを今日に向けて変更していたためかペースが上がらず、逃げられないのはわかっていたので、どうやって抑えるかを考えて走って15周くらいまでは抑えたんですが、ブレーキングで抜かれてしまったのは悔しかったです。そこからはスリップを使ってファステストラップを狙っていたんですが、やっぱり追いつけませんでした。
このところ3位が続いていたので、トムスの間に割って入れたのは良かったんですが、勝てたレースだったと思うので、そこは悔しいです。
今回の富士でいいところをみつけているので、今後は戦えるのかなと思います、次の岡山でもいいレースをしたいと思います。
3位 #36山下健太(トムス)
f3-rd9-r-pc-yamashita スタートは悪くなかったんですが、福住選手の方が速くて前に行かれてしまいました。そのあとは福住選手の後ろでチャンスをうかがっていましたが、むこうはストレートが速くてなかなか抜けず、その間にタイヤにフラットスポットを作ったりもしました。最終的には昨日と同じような形で抜くことができましたが最後ぶつかってしまいましたが、あれは僕は悪くないと思います。
速さはあったのに、前の二人に離されてしまったのは残念です。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムス)
f3-rd9-r-pc-ogawa スタートは良くなかったんですが、一度利が良くてトップのまま1コーナーに入れました。チャンピオンシップクラスのクルマに追いついてしまい、ダウンフォースが抜けたところを最終コーナーで三浦愛選手につかれましたが、すぐにストレートで抜き返せました。混戦の中でどうやって走るかを考えていかないと、今後も厳しい戦いになっていくのかなと思います。
後半は予選と同じくらいに攻めて走っていたんですが、チャンピオンシップクラスのクルマが後半ペースを上げているのに自分は下がってしまったので、ドライビングやタイヤの使い方など、まだまだ考えないといけないと思います。
チャンピオンシップクラスとの差が今2.5秒ありますが、これを2秒に詰めていけるよう頑張ります。それができないようだと来年がないと思いますので。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXCEDY)
f3-rd9-r-pc-miura 今日のスタートは良くも悪くもなく、ポジションはキープできましたが今の自分のラップタイムだと絶対トップに立てないと感じていたので、小河選手がチャンピオンクラスに詰まっているのを見てせめてもの抵抗でインに入ったんですが、そのあとまた離されてしまい、昨日より差が開いてしまいました。昨日からセッティングを変えてみたんですが、少し違う方向に行ってしまったようです。
今日のクルマの状態の中では精一杯走れたとは思います。
シーズンの最初の頃はチャンピオンシップを意識して走っていましたが、今はそんなことを言ってられる状態じゃないので、とにかく一戦一戦自分自身のラップタイムを上げて、最終的にはまた優勝したいと思います。
前回の岡山は内容的に良くなかったので、今回のことも含めて少しチームと考えてクルマもドライバーもレベルアップしていきたいと思います。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd9-r-pc-dragon 今日は少しでも抵抗できるように、ってことでニュータイヤを残して第2レースに比重を置いた作戦をとったんですが、予選での速さが足りていないこともあっていつもと同じ結果になってしまいました。それでもタイヤの良さも手伝って14~15周くらいまでは前が見える位置にいたので、岡山までにもう少し何か改善できればと思います。
次の岡山でもとにかく予選で前に近づくことを目標にしたいと思います。決勝はF3の性格上ミスさえしなければ後ろに下がることはないと思うので、とにかく予選を頑張りたいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝 ポールシッターの#36キャシディが今季4勝目。Nクラスは#38小河が今回も独走優勝

6月7日富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールシッターの#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)が今季4勝めを挙げ、このレース3位に終わった#36山下健太(PETRONAS TOM’S F312)とのポイント差をまた少し広げて9とした。
2位は#23高星明誠(B-MAX NDDP F312)だった。
Nクラスは予選トップの#38小河諒が独走して今季7勝めを挙げた。

f3-rd9-r-start

f3-rd9-r-37vs23

f3-rd9-r-37

f3-rd9-r-23

f3-rd9-r-36

f3-rd9-r-7

f3-rd9-r-38

f3-rd9-r-3

f3-rd9-r-30

f3-rd9-r-winner

大会二日めを迎えた富士スピードウェイは時折青空が覗くまでに天候が回復。
絶好のレース日和の中、午前10時40分より21周の決勝レースがスタートした。

ホールショットを奪ったのは予選2番手の高星。
ポールシッターのキャシディは1コーナーでの位置取りが悪く#7福住仁嶺(HFDP)にも先行されて3位まで後退してしまうが、すぐさま2周めの1コーナーで福住をかわして2位に浮上すると、トップの高星を追い上げにかかった。

抜かれた福住の背後には第8戦優勝の山下が迫り、4周めの最終コーナーで山下が福住のインをつくが、つづく5周めの1コーナーでは福住が抜き返し、その後は高星とキャシディ、福住と山下がテール・トゥ・ノーズの状態で周回を重ねる展開となった。

レースが動いたのはちょうど折り返し地点となる11周め。
最終コーナーで山下が福住をかわしてホームストレートに戻ってきた。一旦は抜き返した福住だったが、山下はスリップストリームを使って追いすがり、1コーナーで再びインをついて3位に浮上、そのまま一気にペースを上げてファステストラップを立て続けに記録してトップ2台を追い上げていく。

そのトップ争いが動いたのは16周め。
キャシディが満を侍して高星のインをついてトップに立った。
諦めずに追いすがる高星だったが、トップを奪い返すにはあと一伸びが足りず、キャシディが高星に僅か1.1秒の差で今季4勝めをものにする結果となった。
この二人を上回るペースで周回を重ねていた山下が3位。それでもファステストラップを記録して1ポイントを加点してトップとの差を9とした。

Nクラスは予選トップの小河がそのまま逃げ切って7勝目。
1周めの最終コーナーでCクラスの車両に詰まったところを#3三浦愛(EXCEDY)に突かれる場面もあったがすぐにストレートで抜き返し、最後は17秒もの大差をつけて21周を走りきった。

全日本F3選手権はこのあと再び岡山国際サーキットに舞台を移して第10戦、第11戦を開催する。
6月27-28日開催だ。

f3-rd9-r-podium-n-winner f3-rd9-r-podium-n-2nd f3-rd9-r-podium-n-3rd f3-rd9-r-podium-winner f3-rd9-r-podium-2nd f3-rd9-r-podium-3rd

Text : Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士決勝結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312133'28.408
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31211.116
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31213.580
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D219.786
5225佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31219.924
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3012110.404
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312119.895
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2122.119
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312133.079
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2148.323
113N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'05.817
1230N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'17.845
131310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31211'24.978
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'36.664
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE211'38.889
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM'S F312) 1'34.938 (19/21) 173.027km/h

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選 #37キャシディが今季4度目のポール!

全日本F3選手権第9戦の公式予選はコンマ2秒以内に4台がひしめく接戦に。
ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(PETRONAS TOM’S F312)が1’34.726で今季4度目のポールポジションを獲得する結果となった。

f3-rd9-q-37 f3-rd9-q-23 f3-rd9-q-36 f3-rd9-q-38 f3-rd9-q-3 f3-rd9-q-30

第8戦の予選終了から10分間のインターバルをおき、午前9時20分より10分間で第9戦の公式予選が行われた。
空は次第に明るくなり、路面は完全なドライコンディションに。これによりラップタイムはさらに上がり、終盤は1分34秒台の攻防が繰り広げられることになった。

この予選でも最初にアタックを開始したのは#23高星明誠(B-MAX)。
3周目には早くも1’35.051と第8戦のベストタイムを上回り、次の周では1’35.027を叩き出す。
しかしその直後に#36山下健太(トムス)が1’35.021、#7福住仁嶺(HFDP)は1’35.017といずれも高星を上回ってきた。

さらにはキャシディがチェッカー直前に1’34.726といち早く1分34秒台を記録。高星、山下、福住等も自己ベストを塗り替えてアタックを続けたが、それぞれ1’34.876、1’34.889、1’34.904にとどまり、キャシディには一歩及ばなかった。
スポット参戦の#22佐々木大樹(B-MAX)は1’35.076までタイムを縮め、予選5位につけた。

Nクラスは#38小河諒(トムススピリット)が1’37.301を記録して今季7度目の予選トップとなっている。

第9戦決勝は明日午前10時40分より21周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第9戦富士公式予選結果

THE ONE MAKE RACE FESTIVAL -RIJ- (2015/06/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1371ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.726--173.414
2232高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.876 0.150 0.150173.140
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'34.889 0.163 0.013173.116
474福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'34.904 0.178 0.015173.089
5225佐々木 大樹B-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.076 0.350 0.172172.775
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'35.193 0.467 0.117172.563
7*87高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'35.514 0.788 0.321171.983
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'35.714 0.988 0.200171.624
9289山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'36.080 1.354 0.366170.970
1038N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.301 2.575 1.221168.825
111310吉田 基良RSS with B-Max 312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'37.327 2.601 0.026168.779
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'37.466 2.740 0.139168.539
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'38.441 3.715 0.975166.869
145N4アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.083 4.357 0.642165.788
1577N5三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'39.289 4.563 0.206165.444
---- 以上基準タイム(110% - 1'44.313)予選通過 ----
  • CarNo.8は、全日本F3選手権統一規則第23条2.(マーキングタイヤ使用)違反により、参加代表者および技術委員長に対し、訓戒とする。

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山決勝 C1の飯田太陽/水谷晃組が総合優勝、C2ではナオリュウの連勝がストップ

 スーパーカーレースシリーズ第9戦は2日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で50分間の決勝を行い、カテゴリーⅠで飯田太陽/水谷晃組のK's Frontier Direction 458GT3が、カテゴリーⅡで武井真司/堀口誠組のBINGO SPORTS 997が、カテゴリーⅢで森田將/赤根宏幸組のLCT VANTAGE GT4がそれぞれ優勝した。

scr_r09_r-start

scr_r09_r-27

scr_r09_r-18

scr_r09_r-19

scr_r09_r-9

scr_r09_r-77

scr_r09_r-5

scr_r09_r-007

scr_r09_r-goal

 午後になっても断続的に降り続く雨の中、カテゴリーⅠ・3台、カテゴリーⅡ・6台、カテゴリーⅢ・1台の計10台が参加して午後2時20分、ローリングラップが始まった。

 スタートではカテゴリーⅡながらポールを取った、ナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)のナオリュウが先頭で1コーナーへ。しかしナオリュウは勢い余ってコースアウト。順位を大きく落とし波乱の幕開けとなった。

 代ってトップに立ったのはカテゴリーⅠ、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)飯田。2位に同、奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)の竹内、3位に同、密山祥吾/フィリップ・デベサ組(GAIA POWER Adenau SLS)の密山、4位にカテゴリーⅡ、阪口良平/齋藤真紀雄組(BINGO SPORTS 997)の阪口と続く。

 レース序盤、雨の中驚異的なスピードを見せたのはクラス格下の阪口。4周目に密山をパスして3位に上がると、5周目に竹内をパスして2位。6周目には1コーナーでトップを走る飯田をもパスして、先頭に立った。

 阪口は引っ張って15周目にドライバーを齋藤に交代。飯田から交代した2位水谷の34秒前でピットアウトするが、齋藤のペースが上がらない。1周5秒以上の差で水谷に追われた齋藤は、18周目の1コーナーでコースアウト。順位を大きく落とすこととなった。

 これでトップに立った水谷は安泰。密山から交代し2位に上がってきたデベサとの差を広げ、50分を走って51秒差でゆうゆうと優勝した。飯田/水谷組は第3戦の富士スピードウェイ以来4勝目。この優勝で今シーズンのシリーズチャンピオンを決めた。2位には密山/デベサ組が、3位には竹内/奥村組が入った。

 カテゴリーⅡはスタートで後方に沈んだ、ナオリュウが追い上げを開始。11周目にナオリュウから佐々木に交代すると、16周目には総合の3位まで浮上。クラストップは時間の問題と思われたが、その周のバイパー立ち上がりで密山から交代したデベサと接触。フロント左側を損傷し、ピットに入りリタイアとなった。

 相次ぐカテゴリーⅡの脱落でクラストップに立ったのは武井真司/堀口誠組(BINGO SPORTS 997)。スタートドライバーの武井から交代した堀田が2位以下を大きく引き離し、独走優勝を飾った。クラス2位には山脇大輔/中島保典組(炙りや秀苑・シフト997 GT3)が、同3位には白坂卓也/林学組(Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3)が入った。

 これで開幕から不敗の8連勝中で、すでにシリーズチャンピオンを決めているナオリュウの連勝記録が途絶えた。

 カテゴリーⅢはただ1台参加で完走した森田將/赤根宏幸組(LCT VANTAGE GT4)が優勝した。

scr_r09_r-podium_c1 scr_r09_r-podium_c2 scr_r09_r-podium_c3

 最終第10戦決勝は明日3日、午後1時15分より第9戦決勝順のグリッドにより50分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山決勝結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
127CⅠ1飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
2550'38.715
218CⅠ2密山 祥吾
フィリップ・デベサ
GAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
2551.435
39CⅡ1武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
2556.145
477CⅡ2山脇 大輔
中島 保典
炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
251'44.865
519CⅠ3奥村 浩一
竹内 浩典
BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
241Lap
65CⅡ3白坂 卓也
林 学
Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
241Lap
799CⅡ4阪口 良平
齋藤 真紀雄
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
232Laps
8007CⅢ1森田 將
赤根 宏幸
LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
232Laps
---- 以上チェッカー ----
914CⅡ5田畑 勇
長島 正明
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
241Lap
---- 以上完走 ----
-70CⅡ-佐々木 孝太
ナオリュウ
AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
169Laps
  • Fastest Lap: CarNo.99 阪口良平(BINGO SPORTS 997) 1'51.672 (8/23) 119.375km/h

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山公式予選 カテゴリーⅡの佐々木孝太/ナオリュウ組がPP

scr_r09_q-70

scr_r09_q-27

scr_r09_q-19

scr_r09_q-18

scr_r09_q-14

scr_r09_q-5

scr_r09_q-007

 スーパーカーレースシリーズ第9戦は2日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で公式予選を行い、A・Bドライバー合算タイムで、カテゴリーⅡのナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が総合とカテゴリーⅡのポールポジションを、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)が、カテゴリーⅠのポールポジションを獲得した。

 梅雨が明けたとはいえ、岡山国際サーキットは早朝から小雨が降ったりやんだり。路面はちょい濡れ。直前プログラムのN-ONE予選で赤旗が2度提示されたため、予選は12分遅れて午前10時47分より開始された。Aドライバー15分間、5分のインターバルでBドライバー15分間のアタックとなる。

 Aドライバー予選は全車ドライタイヤを履いてコースイン。小雨で始まった予選だったが、徐々に雨脚が強くなり、序盤のタイムでグリッドが決まることとなった。Bドライバー予選は全車ウエットタイヤを履いてコースイン。雨脚はさらに強くなり中盤からは本降り。コースアウトするマシンも続出した。

 そんな中、総合のポールポジションを奪ったのはなんとカテゴリーⅡの佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)。Aドライバー佐々木が千分の1秒差で2位に付けると、Bドライバーのナオリュウも2位。トータル3分35秒369で2位以下を0秒6差ちぎった。

 予選2位はカテゴリー1の飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier Direction 458GT3)が、予選3位にもカテゴリーⅠの奥村浩一/竹内浩典組(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)と続いた。

 第9戦決勝は本日2日、午後14時20分より50分で争われる。

総合&カテゴリーⅡのポールシッター佐々木孝太/ナオリュウ組(AGE-AGE-458)のコメント
佐々木孝太
scr_r09_q-pp  「雨が降り始めていたので早い目に出てスリックでタイムを出そうと思いましたが、思いの外ぬれていてちょっとやばかったです。雨はどんどん強くなると思っていたので狙い通りです」
ナオリュウ
 「最初のほうでタイムを出しましたが、後半もタイムはあまり変わりませんでした。コースアウトしないように心がけて踏めるところは全開で踏んでいました」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
Yoshinori OHNISHI

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山A,Bドライバー公式予選総合結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) A&B Total Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
170CⅡ1佐々木 孝太
ナオリュウ
AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'40.531
1'54.838
3'35.369-
227CⅠ1飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'40.676
1'55.353
3'36.029 0.660
319CⅠ2奥村 浩一
竹内 浩典
BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'43.206
1'54.152
3'37.358 1.989
418CⅠ3密山 祥吾
フィリップ・デベサ
GAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'40.530
1'58.877
3'39.407 4.038
514CⅡ2田畑 勇
長島 正明
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
1'45.661
1'57.038
3'42.699 7.330
65CⅡ3白坂 卓也
林 学
Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
1'40.956
2'02.941
3'43.897 8.528
777CⅡ4山脇 大輔
中島 保典
炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'46.345
1'58.272
3'44.617 9.248
89CⅡ5武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
1'46.878
1'59.994
3'46.87211.503
999CⅡ6阪口 良平
齋藤 真紀雄
BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
1'41.352
2'07.997
3'49.34913.980
10007CⅢ1森田 將
赤根 宏幸
LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
1'55.768
2'06.616
4'02.38427.015

Super Car Race Series

SCR:第9戦岡山Bドライバー公式予選結果

CHALLENGE CUP RACE Rd.3 -RIJ- (2014/08/02) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 9 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
119CⅠ1竹内 浩典BRP★SHIFT SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'54.152-116.781
270CⅡ1ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'54.838 0.686116.084
327CⅠ2水谷 晃K's Frontier Direction 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'55.353 1.201115.565
414CⅡ2長島 正明石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996 RSR
1'57.038 2.886113.901
577CⅡ3中島 保典炙りや秀苑・シフト997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'58.272 4.120112.713
618CⅠ3フィリップ・デベサGAIA POWER Adenau SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'58.877 4.725112.139
79CⅡ4堀田 誠BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2010
1'59.994 5.842111.096
85CⅡ5林 学Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2012
2'02.941 8.789108.433
9007CⅢ1赤根 宏幸LCT VANTAGE GT4
ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24
2'06.61612.464105.285
1099CⅡ6齋藤 真紀雄BINGO SPORTS 997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
2'07.99713.845104.149

検索

r9 最新ニュース