カテゴリー

ニュース内検索

2022年8月

JAF F4選手権

第8戦岡山決勝 PPの佐藤が独走で二連勝を達成

優勝は佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

JAF-F4地方選手権シリーズ第8戦の決勝が8月21日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールシッターの佐藤樹(MARUSAN★ミスト)が第7戦に続いて2連勝を達成した。

 第8戦決勝は午後1時10分より15周で行われた。天候は晴れだが、スーパーFJの決勝が行われていた頃に比べるとやや雲が増えてきた印象。その影響からか気温27.0℃、路面温度37.4℃とやや低くなる中での戦いとなった。

決勝がスタートした

 スタートでトップに立ったのは佐藤。2位に宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)、3位に吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)、4位ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)の順で1コーナーを抜け、コントロールラインに戻ってきた。

 佐藤は1周目に1秒289、2周目1秒597、3周目には1秒794と着実にリードを広げる。

 その後方では徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が伊澤を抜いて4位に浮上してきた・

 一方、2位の宮下も徐々に吉田を引き離していく。5周目には宮下が1分32秒803と、この時点でのファステストラップを記録し、佐藤との差を1秒641に縮めるが、すかさず佐藤もペースを上げ、6周目には2秒042秒とすると、7周目には1分32秒770でファステストラップを更新、宮下との差を2秒186とした。

 宮下も8周目に佐藤を上回るタイムを記録し、その差は2秒182とするが、レース後半に入ると宮下のクルマにはシフトトラブルの兆候が現れ、その影響からペースが上がらなくなってしまった。その結果、終盤は徐々に佐藤が宮下を引き離す展開となり、10周を終えた時点で2秒695、最後は4秒145の大差をつけてチェッカーを受ける格好で佐藤樹が昨日に続いて2連勝を飾った。

 2位は宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)、3位には吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)が入った。宮下には9秒857と大差をつけられた吉田だったが、再三にわたる徳升の追撃をことごとく退け、0秒541差で表彰台の一角をもぎ取った。

 JAF-F4地方選手権シリーズはこのあと宮城県のスポーツランドSUGOに舞台を移して第9戦を行う。10月9日決勝だ。

決勝2位は宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)

決勝3位は吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

JAF F4選手権

第8戦岡山決勝結果

SFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 8 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1523'22.902--
240宮下 源都Kデンタルオフィス・MYST
Renault FC106
1523'27.050 4.148 4.148
312G1吉田 宣弘佐藤製作所KKZS★TOMEI
MYST KK-ZS
1523'36.90714.005 9.857
447徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1523'37.44814.546 0.541
519ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1523'38.05715.155 0.609
638G2安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1523'52.76529.86314.708
792黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1523'53.44530.543 0.680
846入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1524'01.63738.735 8.192
970山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1524'01.88138.979 0.244
1086川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1524'02.80239.900 0.921
118G3米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1524'49.3321'26.43046.530
1221G4村瀬 和也ミスト関口:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1423'25.3541Lap 1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 5 佐藤樹(MARUSAN★ミスト) 1'32.770 (7/15) 143.697 km/h

SUPER FORMULA

第8戦もてぎ予選会見 大湯都史樹「PPへの思いがずっとありました」

予選記者会見: トップ3のドライバーたち

PP 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

予選記者会見: ポールポジションの大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

 「素直に嬉しいです。ポールポジション(PP)を取りたいという思いはスーパーフォーミュラに来てからずっとありました。チームクルーや応援してくれる人たちもPPを取ってほしいと願っていたと思います。これまで速さを追求してきたこともありますし、自分の走りができたという面でも本当に良かったです」

2位 サッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

予選記者会見: 予選2位のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)

「本当に嬉しいです。まるで昨日の予選のコピーのような感じです。安定した良い予選でした。PPを狙っていましたが、それにはセットアップをもうワンランク上げなければいけないと思います。そこが課題ですね。でも、昨日よりタイム差は詰まりました。あと少しでしたね。山下選手も4位でチームとしても良い予選でした」

3位 野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

予選記者会見: 予選3位の野尻智紀(TEAM MUGEN)

「昨日はミスもあって予選の会見には来られませんでした。決勝に向け良いポジションだと思います。チャンピオンシップはサッシャ選手と、このレースは速さを取り戻している大湯選手との戦いになると思います」

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

第8戦もてぎ公式予選 大湯都史樹が初ポールポジションを獲得

ポールポジションは大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦の予選が、8月21日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がスーパーフォーミュラにおいて自身初のポールポジションを獲得した。

 サーキット上空は雲に覆われ、かなり蒸し暑い。

 昨日の第7戦は山本の2年ぶりの勝利で幕を閉じたが、連戦2レース目の第8戦はどのような展開になるのか。抜きにくいコースなだけに予選の比重は大きい。

 コースはドライではあるものの、夜半の雨でコンディションはあまり良くなさそうだ。

Q1 Aグループ

(笹原、サッシャ、関口、牧野、アレジ、山本、阪口、松下、佐藤、国本、大嶋)

 開始4分、笹原がヘアピンでコースアウト。グラベルにハマってしまい、回収のため赤旗が提示され中断となる。これで笹原は予選出走はできず。

 残り6分で予選再開。最初にサッシャが1分31秒658をマークし、これをターゲットタイムとして各車が続々タイムを更新。そのなかで昨日の勝者、山本が早々に31秒を切る1分30秒978を叩き出す。

 以下、牧野30秒997、松下31秒239、関口31秒450、サッシャ31秒511、佐藤31秒677と、ここまでがQ1突破。阪口、国本、アレジ、大嶋、そして笹原が脱落となった。

Q1 Bグループ

(野尻、山下、平川、大津、宮田、大湯、坪井、三宅、可夢偉、福住)

 Aグループよりコンディションも良くなり、全体的にタイムアップしたBグループ。

 この戦いを制したのは、1分30秒628をマークした大湯。ナカジマレーシングは、これでA、B両グループでのトップだ。

 以下、山下30秒895、野尻30秒902、三宅30秒927、可夢偉30秒995、平川31秒054までがQ1突破。昨日予選で低迷したチーム・ゴウは2台とも通過という躍進だ。

 100分の2秒差で涙をのんだ福住をはじめ、坪井、大津、宮田が脱落となった。

Q2

 Q1を突破した12台によるQ2は僅差の戦いとなった。

 Q1からの速さに磨きをかけ、僅差の戦いのなかでやや抜き出た速さを見せたのが大湯。昨日のレースの悔しさを晴らす走りで1分30秒313を叩き出し、初のポールポジションを獲得した。

 2位、3位は昨日の決勝で表彰台に登ったサッシャ30秒462、野尻30秒497がつけ安定した速さを示した。

 以下、山下、牧野、平川、関口、山本、三宅、佐藤、松下、可夢偉という結果となった。

 決勝は、午後2時30分から37周で行われる。

予選2位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

予選3位は野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI

SUPER FORMULA

第8戦もてぎノックアウトQ2結果

全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165B大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.313--191.374
24Aサッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'30.462 0.149 0.149191.059
31B野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'30.497 0.184 0.035190.985
43B山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'30.582 0.269 0.085190.806
55A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.610 0.297 0.028190.747
620B平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'30.675 0.362 0.065190.610
719A関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'30.676 0.363 0.001190.608
864A山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'30.701 0.388 0.025190.556
955B三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'30.730 0.417 0.029190.495
1053A佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
Honda M-TEC HR-417E
1'30.750 0.437 0.020190.453
1150A松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
Honda M-TEC HR-417E
1'30.756 0.443 0.006190.440
127B小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'31.412 1.099 0.656189.074

SUPER FORMULA

第8戦もてぎノックアウトQ1結果

■Aグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
164山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'30.978--189.976
25牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'30.997 0.019 0.019189.936
350松下 信治BYOUBUGAURA B-MAX SF19
B-MAX Racing Team
HondaM-TEC HR-417E
1'31.239 0.261 0.242189.432
419関口 雄飛carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTATRD 01F
1'31.450 0.472 0.211188.995
54サッシャ・フェネストラズREALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'31.511 0.533 0.061188.869
653佐藤 蓮Red Bull TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
HondaM-TEC HR-417E
1'31.677 0.699 0.166188.527
---- 以上Q2進出 ----
739阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'31.716 0.738 0.039188.447
818国本 雄資Kids com KCMG Elyse SF19
KCMG
TOYOTATRD 01F
1'31.944 0.966 0.228187.980
936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'31.988 1.010 0.044187.890
1014大嶋 和也docomo business ROOKIE SF19
docomo business ROOKIE
TOYOTATRD 01F
1'32.719 1.741 0.731186.408
---- 以上基準タイム(107% - 1'37.346)予選通過 ----
-15笹原 右京TEAM MUGEN BINGO SF19
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
no time---

■Bグループ

全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦・第8戦 -RIJ- (2022/08/21) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA Round 8 class モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING SF19
TCS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'30.628--190.709
23山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF19
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'30.895 0.267 0.267190.149
31野尻 智紀TEAM MUGEN MOTUL SF19
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'30.902 0.274 0.007190.134
455三宅 淳詞TEAM GOH G01 SF19
TEAM GOH
HondaM-TEC HR-417E
1'30.927 0.299 0.025190.082
57小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF19
KCMG
TOYOTATRD 01F
1'30.995 0.367 0.068189.940
620平川 亮carenex TEAM IMPUL SF19
carenex TEAM IMPUL
TOYOTATRD01F
1'31.054 0.426 0.059189.817
---- 以上Q2進出 ----
712福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE SF19
ThreeBond Drago CORSE
HondaM-TEC HR-417E
1'31.074 0.446 0.020189.775
838坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING SF19
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'31.097 0.469 0.023189.727
96大津 弘樹DOCOMO DANDELION M6Y SF19
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'31.100 0.472 0.003189.721
1037宮田 莉朋Kuo VANTELIN TOM'S SF19
Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'31.323 0.695 0.223189.258
---- 以上基準タイム(107% - 1'36.971)予選通過 ----

JAF F4選手権

第7戦、第8戦岡山予選上位ドライバーのコメント 佐藤樹「決勝はスタートを決めて、2戦とも勝てるよう頑張る」

第7戦、第8戦ポールポジション 5号車・佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 「昨日から状態が良かったので、ポールが取れるかな、とは感じていましたが、思ったよりタイム差がなかったなという印象です。もうちょっと早めにタイムを出したかったんですが、コースに出ていくのが遅れたので、最初のうちは前の方に詰まってしまいました」

 「決勝ではスタートをちゃんと決めて、2戦とも優勝できるように頑張ります」

第7戦、第8戦予選2位 40号車・宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)

 「気温路面温度ともに低めだったので、タイムの出せるコンディションでした。練習から思うようなタイムが出なくて、昨日も2番手でした。今日も頑張ってアタックしたんですが、ドライビング面、セッティングともにあとちょっと足りなかった感じです。うまく合わせこめていればまだタイムは出せていたと思います」

 「タイム差も縮まっているので、決勝では全力を出し切るしかないと思います。頑張って優勝を目指します。FC106は十勝でも乗っているので、走り慣れていますが、もっとうまく操れるように頑張ります」

第7戦、第8戦予選3位 47号車・徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「今日の朝一で到着したので、昨日走っていなくてぶっつけの予選でした。何がいいのか悪いのかもわからない状況でしたが、チームがバチッと仕上げてくれました。僕はやることをやっただけで、特に何か考えて走った分けでなく、夢中で走ったら33秒が出ていました。どこをどう詰めれば速くなるかは予選結果で大方わかったので、そこをアジャストできればいい戦いができると思います」

 「持ち込みのセットがすごく良かったです。チームのみんなが遅くまで頑張ってくれたおかげだと思います。僕のエンジンを一からやり直してもらって、それが組み上がったのが朝方だったので、走ったら走った分だけどんどん当たりがついてって、いいタイムが出ると思いますので、決勝に向けても上向きじゃないかなと考えています」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

JAF F4選手権

第7戦、第8戦岡山公式予選 ルーキー佐藤樹がダブルポールを獲得

第7戦、第8戦ともポールポジションは佐藤樹(MARUSAN★ミスト)

 JAF F4地方選手権シリーズ第7戦、第8戦の公式予選が8月20日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、佐藤樹(MARUSAN★ミスト)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時45分より15分間で行われた。ここでのベストタイム順が第7戦の、セカンドベストタイム順が第8戦のスターティンググリッドに反映される。今にも雨が降り出しそうな空模様ではあったが、走行は終始ドライコンディションで行われた。予選開始時点の気温27℃、路面温度は34.6℃だ。

 佐藤は2周目に1分34秒916をマークしてトップに立つと、4周目には1分33秒002までタイムを縮めるが、5周目に入るとチームメイトの宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)が佐藤を上回る1分32秒954を叩き出してトップに浮上する。第5戦北海道以来の参戦となる宮下は、当初77号車(TANAKAGUMI・制動屋)としてエントリーしていたが、40号車をドライブする予定だった卜部和久が出走を取りやめたため、急遽そのクルマをドライブすることが大会直前に決まっていたのだ。

 しかし7周目に入ると、佐藤が1分32秒856を叩き出して再びトップに。その後も8周目1分32秒676、9周目に1分32秒792、そして10周目には1分32秒564とハイペースで周回を重ね、佐藤樹が見事ポールポジションを獲得した。予選2番手は9周目に1分32秒751を記録した宮下源都、3番手には徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)が入った。

 徳升はこの日の朝に岡山に到着したばかり、しかもエンジンは組み上がったばかりのものを積むという、まさにぶっつけ本番での走行となったが、それでもベストタイム1分33秒124を7周目に記録してみせた。

 また、セカンドベストタイムにおいても佐藤が1分32秒676で第8戦のポールポジションを獲得、2番手は1分32秒894の宮下、3番手には1分33秒219の徳升が入る結果となった。

 第7戦決勝はこのあと午後2時50分より15周で、第8戦決勝は明日の午後1時10分より、同じく15周で行われる。

第7戦、第8戦とも予選2位は宮下源都(Kデンタルオフィス・MYST)

第7戦、第8戦とも予選3位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

第7戦、第8戦とも予選4位はハンマー伊澤(弁アルカディア☆ハンマーR疾風)

第7戦、第8戦とも予選5位は吉田宣弘(佐藤製作所KKZS★TOMEI)

第7戦、第8戦とも予選6位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

JAF F4選手権

第8戦岡山公式予選結果

SFJ&F4サマーフェスティバルin岡山 -RIJ- (2022/08/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 JAF F4選手権 Round 8 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
15佐藤 樹MARUSAN★ミスト
MYST KK-ZS
1'32.676--143.843
240宮下 源都Kデンタルオフィス・MYST
Renault FC106
1'32.894 0.218 0.218143.506
347徳升 広平フジタ薬局アポロ電工高山短大
WEST 096
1'33.219 0.543 0.325143.005
419ハンマー 伊澤弁アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風(ハヤテ)
1'33.484 0.808 0.265142.600
512G1吉田 宣弘佐藤製作所KKZS★TOMEI
MYST KK-ZS
1'33.690 1.014 0.206142.286
692黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
1'34.242 1.566 0.552141.453
770山口 登唯BLUE MAX・AAA・RK
B-MAX RK-01
1'34.363 1.687 0.121141.271
8*38G2安井 和明NAVY★RK-01
B-MAX RK-01
1'34.767 2.091 0.404140.669
986川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
OSCAR SK97
1'35.447 2.771 0.680139.667
1046入榮 秀謙アポロ電工フジタ薬局MT
WEST 096
1'36.073 3.397 0.626138.757
118G3米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F307
1'36.876 4.200 0.803137.607
1221G4村瀬 和也ミスト関口:制動屋:勝男武士
MYST KK-ZS
1'38.767 6.091 1.891134.972
---- 以上基準タイム(130%- 2'00.809)予選通過 ----
  • CarNo. 38は、2022岡山国際サーケット4輪レース一般競技規則書第6章第23条4.(走路外走行)により、当該周回のラップタイムを削除した。

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

第8戦富士決勝 大荒れのレースを制した小河諒が富士大会連勝 プロアマクラスは武井真司が、アマクラスはMOTOAKI TAKAMIが連勝

総合&プロクラス優勝は小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING)

 ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は7日、静岡県の富士スピードウェイで第8戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING)が赤旗中断となる荒れたレースを制して、昨日に続き優勝、今季5勝目を飾った。

レースのスタートシーン

 決勝は午前10時45分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは予選2位のプロクラス山本聖渚(Porsche Japan Junior Programme)がストール。これに予選6位のプロアマクラス浜崎大(VOING with VENTILER)が追突し、この2人はこの場でリタイアとなった。

 さらに1コーナーでは予選7位のプロアマクラスIKARI(BJR PROSCHE)に、インを狙った予選10位のアマクラス春山次男(BINGO RACING)が接触。これに予選8位のアマクラスBANKCY(BINGO RACING)が巻き込まれた。

レースはセーフティーカーが導入された

セーフティーカーから赤旗中断となった

車両回収

 このためレースは早々にセーフティーカー(SC)が導入されたが、まもなく車両回収のため赤旗に切り替えられ、2周を回って各車グリッドに停止した。

セーフティーカー先導でリスタートが切られた

 レースはSC先導で3周目から再開された。集団のトップは唯一のプロクラスとなったポールポジションの小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING)が、2位には予選2位のアマクラスMOTOAKI TAKAMI(47TRADING with Rn-sports)が、3位には予選4位のプロアマクラス武井真司(BINGO RACING)が、4位には予選5位のアマクラス長嶋重登(TUC GROUP & Team KRM)が、5位には予選9位のアマクラスIKEDA(HYPER WATER Racing Team)が続く。

 SC先導は4周目も続き、この間ピットインして右リアタイヤを交換したIKARIと、修復が完了したBANKCYが1周遅れで隊列に加わる。

 SC先導は5周目も続き、レースは、SCがようやくピットインした6周目から再開された。

 ここでもトップの小河は後続を引き離しながらレースをリード。6周終わりには2位のTAKAMIを3秒9離して戻ってきた。TAKAMIも3位の武井に2秒3の差をつけ、4位には長嶋が、5位にはIKEDAが続く。

 レースは30分間のルールが適用され8周で終了。優勝は小河、2位にはTAKAMI、3位には武井と昨日と同じ結果となった。

プロアマクラス優勝は武井真司(BINGO RACING)

アマクラス優勝はMOTOAKI TAKAMI(47TRADING with Rn-sports)

 このレースは当初の周回数が15周であり、50%以上の8周を消化したためフルポイントが与えられる。優勝した小河はこの大会2連勝でシリーズポイントを182と伸ばした。今回欠場した近藤翼に55ポイントの差をつけ、チャンピン獲得に向け大きく前進した。

 次回は鈴鹿サーキットに舞台を移しスーパーGTのサポートレースとして8月27、28日に第9戦、第10戦が行われる。

プロクラスの表彰式

プロアマクラスの表彰式

アマクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

第8戦富士決勝結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE -RIJ- (2022/08/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2022 Porsche Carrera Cup Japan Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
160Pro1小河 諒SHOWA AUTO with BINGO RACING
830'08.159--
210Am1MOTOAKI TAKAMI47TRADING with Rn-sports
830'15.629 7.470 7.470
39Pro-Am1武井 真司BINGO RACING
830'18.66210.503 3.033
463Am2長嶋 重登TUC GROUP & Team KRM
830'19.45711.298 0.795
57Am3IKEDAHYPER WATER Racing Team
830'35.91427.75516.457
666Am4BANKCYBINGO RACING
730'28.5281Lap 1Lap
798Pro-Am2IKARIBJR PROSCHE
731'00.2191Lap 31.691
---- 以上規定周回数(75% - 6Laps)完走 ----
-91Pro-山本 聖渚Porsche Japan Junior Programme
0-8Laps7Laps
-77Pro-Am-浜崎 大VOING with VENTILER
0-8Laps-
-*51Am-春山 次男BINGO RACING
0-8Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 60 小河諒(SHOWA AUTO with BINGO RACING) 1'42.182 (7/8) 160.760 km/h
  • CarNo. 51は、一般競技規則第5章第16条5.(1)①②(他車への衝突行為、コースアウト)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝ベストタイム順(第6戦決勝グリッド)

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE -RIJ- (2022/08/06) Final Best Time Weather:Cloudy Course:Dry
2022 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
136小林 利徠斗TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.330--154.489
27三井 優介HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.341 0.011 0.011154.473
35小出 峻HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.453 0.123 0.112154.310
435荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'46.475 0.145 0.022154.278
597岩澤 優吾BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'46.517 0.187 0.042154.218
637中村 仁TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'46.552 0.222 0.035154.167
780伊東 黎明OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'46.591 0.261 0.039154.111
862堀尾 風允HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.694 0.364 0.103153.962
931奥住 慈英ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'46.756 0.426 0.062153.872
1016大滝 拓也Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1'46.760 0.430 0.004153.867
1113藤原 大輝Hitotsuyama MDF
Hitotsuyama Racing
1'46.771 0.441 0.011153.851
126西村 和真HFDP RACING TEAM
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'46.821 0.491 0.050153.779
1377宮下 源都WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1'46.904 0.574 0.083153.659
1415吉村 渉Media Do影山Racing F110
Media Do Kageyama Racing
1'46.938 0.608 0.034153.611
1538平安山 良馬TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'46.963 0.633 0.025153.575
1641奥本 隼士Racing TEAM HERO'S
TEAM HERO'S
1'46.967 0.637 0.004153.569
1714新原 光太郎ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'47.003 0.673 0.036153.517
1881卜部 和久BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'47.067 0.737 0.064153.425
1963IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'47.097 0.767 0.030153.382
2087下野 璃央Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'47.204 0.874 0.107153.229
2119伊藤 慎之典KRacマックスインターナショナル
KRac Motorsports
1'47.379 1.049 0.175152.980
2218洞地 遼⼤アキランドレーシングF110
AKILAND RACING
1'47.454 1.124 0.075152.873
2339地頭所 光SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'47.726 1.396 0.272152.487
2496IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランドF110
AKILAND RACING
1'47.896 1.566 0.170152.247
2530IC3DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1'48.160 1.830 0.264151.875
2632髙口 大将ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'48.336 2.006 0.176151.628
2786IC4大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'48.352 2.022 0.016151.606
2829IC5小嶋 禎一SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'48.582 2.252 0.230151.285
2971IC6大山 正芳ダイワN通商アキランドF110
AKILAND RACING
1'48.737 2.407 0.155151.069
3055IC7KENTAROBaum Field F4
フィールドモータースポーツ
1'48.753 2.423 0.016151.047
3127IC8SYUJIRSS F110
RSS
1'48.999 2.669 0.246150.706
3299IC9近藤 善嗣AdvaNceD IoTくじらRn
Rn-sports
1'49.029 2.699 0.030150.665
3333IC10慶原 克律ATEAM Buzz Racing
Buzz Racing
1'49.811 3.481 0.782149.592
3423IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.358 4.028 0.547148.850
-61佐藤 巧望HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
no time---
-47藤原 優汰BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
no time---

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

第8戦富士公式予選結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE -RIJ- (2022/08/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 Porsche Carrera Cup Japan Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCarTimeBehindGapkm/h
160Pro1小河 諒SHOWA AUTO with BINGO RACING1'41.229--162.274
291Pro2山本 聖渚Porsche Japan Junior Programme1'41.670 0.441 0.441161.570
310Am1MOTOAKI TAKAMI47TRADING with Rn-sports1'42.497 1.268 0.827160.266
49Pro-Am1武井 真司BINGO RACING1'42.786 1.557 0.289159.816
563Am2長嶋 重登TUC GROUP & Team KRM1'42.854 1.625 0.068159.710
677Pro-Am2浜崎 大VOING with VENTILER1'43.110 1.881 0.256159.313
798Pro-Am3IKARIBJR PROSCHE1'43.136 1.907 0.026159.273
866Am3BANKCYBINGO RACING1'43.678 2.449 0.542158.441
97Am4IKEDAHYPER WATER Racing Team1'45.536 4.307 1.858155.651
1051Am5春山 次男BINGO RACING1'46.147 4.918 0.611154.755
---- 以上基準タイム(120% - 2'01.474)予選通過 ----
-1Pro-近藤 翼NIHON KIZAI PORSCHE D.N.S---
-17Am-KenRyuW&T Gruppe GT3 D.N.S---

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦もてぎレース8決勝優勝コメント 小山美姫「次に繋げるためプッシュしました」三浦勝「やっと普通に走れました」

レース8優勝 小山美姫(TGR-DC F111/3)

 「スタートは蹴り出しは良かったのですが、その後空転してしまって、ヤバいなと思ってミラーを見たら後ろもきていなかったので、展開に助けられたという感じです」

 「後ろを気にすることなく走りましたが、クルマが良い割にまだまだドライバーとして詰められる部分があったので、次に繋げるためにトライができる良い機会と思って、毎周プッシュしました」

 「今回は片山選手がニュータイヤを投入したのでそれに合わせるようにニュータイヤを使いましたが、明日のレースは2番グリッドの小川選手がニュータイヤを残しているので要注意ですね」

レース8マスタークラス優勝 三浦 勝(F111/3)

 「岡山戦からクルマが新しくなったのですが、最高速が全然伸びなくて他に比べて10km以上遅いような状態でした。それはもてぎに来てからも変わらず、理由も分からないままでした。でも、このレース8のスタート直前にECUを変えたら戻りました。やっと普通に走れて良かったなという感じです」

 「あのアクシデントのときは前で競り合っていたので、少し引いて見ていたのですが、案の定あのようなことになって、僕も止まりきれずに少し当たったかもしれませんが、レースを続けられて良かったです」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦レース8決勝 小山美姫が2戦連続でポールtoウィン、連勝記録を4に伸ばす

優勝した小山美姫(Super License)

 7月2日、フォーミューラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第3戦レース8の決勝が、モビリティリゾートもてぎで行われ、ポールポジションスタートの小山美姫(TGR-DC F111/3)がレース7に続いて連勝を飾った。これで小山は前大会からの自身の連勝記録を4とした。

 マスタークラスは、荒れたレースで唯一生き残った三浦勝(F111/3)が今季初のクラスウィン。同時に総合でも3位の座を射止めた。

決勝レースがスタートした

 暑さもかなり和らいだ午後4時25分、フォーメイションラップが始まるが、レース7終盤トラブルでストップしたHIROBON(Rn-sportsF111/3)がまたしてもコース上でストップ。スタートディレイとなり、スタート進行がやり直しとなった。

 このため、レース8は1周減算の15周としてスタート。

 「次はスタートを決めたい」とレース前に言っていたポールスタートの小山は若干ホイールスピンしたものの、確実にトップの座を守り1コーナーをクリア。

 小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)も片山義章(Team LeMans F111/3)をかわして2位に浮上。

 ここまでは面白い展開を予感させたが、この後レースは荒れることになる。

 まず3周目の3コーナーで小川のリアに片山が接触。小川のリアウイングが脱落しかけた状態になり、小川は後にリアウイングを失い大きくペースダウンすることになる。

 その次の周には、V字コーナーで、コースオフで遅れた片山と、マスタークラスのトップを争っていた畑亨志(A-NeKT F111/3)、田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)の3台がもつれる形になり、畑はグラベルにストップ。片山と田中はピットに戻ってレースを終えた。

 このアクシデントで生き残ったのは、手負いの状態となった小川を含め4台のみ。ここからは各車の間隔も開き、縦に長い展開となった。

 終盤の見どころは、トップ小山のファステストラップ更新。すでに2位大木一輝(PONOS Racing)との差は20秒近くあったが、9周目に1分50秒813、10周目50秒794、11周目50秒791、13周目50秒708、14周目50秒656と、楽しんでいるかのように少しずつタイムを削り取っていった。

 終盤11周目にペースの落ちた小川を三浦が抜き、三浦は総合でも3位に浮上。生き残った4台は、小山、大木、三浦、小川の順でフィニッシュを迎えた。

 トップ小山は後方で起きたアクシデントに翻弄されることなく、15周をほぼパーフェクトなラップで走りきり優勝。貫禄すら感じさせる完勝だった。

優勝は小山美姫(TGR-DC F111/3)

決勝2位は大木一輝(PONOS Racing)

決勝3位、マスタークラス優勝は三浦勝(F111/3)

トップでゴールする小山美姫(TGR-DC F111/3)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦もてぎレース8決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2022/07/02) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 モビリティリゾートもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
18小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1527'50.104--
245大木 一輝PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1528'14.43024.32624.326
334M1三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1528'48.26258.15833.832
497小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1529'10.6181'20.51422.356
---- 以上規定周回数(75% - 11Laps)完走 ----
-7M-畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
35'47.02812Laps12Laps
-14M-田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
35'47.41712Laps 0.389
-*6片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
35'55.44612Laps 8.029
-11M-HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
-D.N.S--
  • Fastest Lap: CarNo. 8 小山美姫(TGR-DC F111/3) 1'50.656 (14/15) 156.192 km/h
  • CarNo, 6は、FORMULA REGIONAL SpR.第16条1.1)(衝突を起こしたもの)により、競技結果に10秒加算のペナルティーを科した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦もてぎレース7-9公式予選 際立つ速さを見せた小山美姫が3連続ポールを奪う

 7月2日、フォーミューラリージョナルジャパニーズ選手権第3戦Race7-9の公式予選が、モビリティリゾートもてぎで行われ、小山美姫(TGR-DC F111/3)が他を寄せ付けずに3レースともにポールポジションを獲得した。マスタークラスも畑亨志(A-NeKT F111/3)がすべてクラスPPを奪った。

■公式予選1(Race7, 9予選)

第3戦レース7、レース9ともポールポジションの小山美姫(TGR-DC F111/3)

第3戦レース7予選2位、レース9予選3位の片山義章(Team LeMans F111/3)

第3戦レース7予選3位、レース9予選2位の小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

第3戦レース7、レース9とも予選4位はこのラウンド初登場の大木一輝(PONOS Racing)

第3戦レース7、レース9ともマスタークラスポールポジションの畑亨志(A-NeKT F111/3)

 午前9時00分から15分間行われた予選1は、ベストタイムがRace7、セカンドベストタイムがRace9の予選結果となる。

 金曜日に行われた専有走行では、小山美姫(TGR-DC F111/3)が2位以下を引き離しており、順当に行けば予選は小山が制するものと見られていたが、予想に違わず小山の速さが際立つ予選となった。

 開始から積極的に攻めたのは#97小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)だったが、小川が1分51秒を切れずに苦慮するのを横目に、小山はあっさりと1分50秒台をマーク。その後も50秒台前半のタイムをきれいに揃え、終了間際にはダメ押しの1分50秒396を叩き出す余裕すら見せた。小山は初ポールポジション。

 2位は終盤タイムアップした#6片山義章(Team LeMans F111/3)、3位には小川が続き、今回初エントリーの大木一輝(PONOS Racing)は4位に甘んじた。

 セカンドベストも小山が奪い、レース7は小山-片山-小川、レース9は小山-小川-片山のグリッド順となった。

 マスタークラスは、田中優暉(アスクレイ☆イーグルスポーツ)と#7畑 亨志(A-NeKT F111/3)の争いとなったが、僅差で畑に軍配が上がった。

■公式予選2(Race8予選)

第3戦レース8ポールポジションの小山美姫(TGR-DC F111/3)

第3戦レース8予選2位の片山義章(Team LeMans F111/3)

第3戦レース8予選3位の小川颯太(Bionic Jack Racing Scholarship FRJ)

 予選1回目から10分のインターバルで行われた予選2でも、小山の速さばかりが目につくことになった。

 予選2は通常のベストタイムのみが採用されるため、タイヤの摩耗を考えて残り10分を切ってからコースインした小山は、いきなり1回目を上回る1分49秒890をマークすると、次の周には49秒807とベストタイムを更新。あっさりとポールポジションを決めてしまった。

 2位の片山も1回目からタイムを短縮したものの1分50秒548まで詰めるのが精一杯。小山に0.7秒という大差をつけられてしまった。

 熾烈だったマスタークラスのPP争いは、田中がトップタイムを出すと畑が逆転するというパターンを繰り返したが、1000分の6秒という超僅差でまたしても畑が制することになった。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦もてぎレース8公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第3戦 -RIJ- (2022/07/02) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2022 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 モビリティリゾートもてぎ 4.801379km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
18小山 美姫TGR-DC F111/3
Super License
1'49.807--157.412
26片山 義章Team LeMans F111/3
Team LeMans with OIRC
1'50.548 0.741 0.741156.357
397小川 颯太Bionic Jack Racing Scholarship FRJ
Bionic Jack Racing
1'50.713 0.906 0.165156.124
445大木 一輝PONOS Racing
TOM'S FORMULA
1'50.795 0.988 0.082156.009
57M1畑 亨志A-NeKT F111/3
Super License
1'51.424 1.617 0.629155.128
614M2田中 輝揮アスクレイ☆イーグルスポーツ
イーグルスポーツ
1'51.430 1.623 0.006155.119
711M3HIROBONRn-sports F111/3
Rn-sports
1'52.354 2.547 0.924153.844
834M4三浦 勝F111/3
CMS MOTOR SPORTS PROJECT
1'53.191 3.384 0.837152.706
---- 以上基準タイム(110% - 2'00.787)予選通過 ----

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦決勝会見 太田格之進「2回当てられて焦ったが、今回はギヤボックスが頑張ってくれた」

第8戦優勝 太田格之進(TODA RACING)

決勝記者会見: 優勝した太田格之進(TODA RACING)

 「優勝できてホッとしています。第7戦のスタートで抜かれてしまったので、とにかくスタートで抜かれないようにと。第3レースのグリッドも決まっているので、今回に関しては耐えるというか、多少並ばれても守り切ろうと決めてスタートしました。スタートは決まったんですが、後ろのクルマが速くて、第7戦のような展開になりかけてしまいましたが、その時の経験も踏まえて、なんとか守り切ることができました。そこからはもう前だけを見て走りました。SCが入って一度つけた差がなくなりましたが、SC明けからとにかく逃げました」

 「(スタートで接触があったと思うが、ダメージはなかったか)僕はどこに当たったかわかりませんでした。ただ1コーナーの立ち上がりと2コーナーの進入で2回当たりました。開幕戦でも後ろから追突される形でギヤボックスを損傷したことがあったので、すごく焦りましたが、今回はギヤボックスが頑張ってくれたのか、壊れずに走り続けることができて良かったです」

 「このコースの第3セクターはダウンフォースが抜けやすいコーナーが連続するので、木村選手が狙っているのは分かっていましたし、ストレートスピードは後ろの方が速いことも分かっていたので、できるだけ早いうちに仕掛けて、第3セクターでギャップを広げておけば、安全も高まると思いました。作戦通りにいきました」

 「(ポイント差を広げた形で第9戦に臨む格好になったが)とりあえず今日2位、1位とポイントを獲得できたので、明日もしっかりポイントを取りたいです。2番手からのスタートで、僕が抜きにいかないといけない立場なので、しっかり攻めて前に出られるように頑張ります」

第8戦決勝2位 古谷悠河(TOM'S)

決勝記者会見: 2位の古谷悠河(TOM\'S)

 「スタートは良くなくて結構遅れちゃったんですけど、なんとかポジションをキープできました。2コーナーを抜けたところで何台かがクラッシュしていましたが、なんとかアクシデントをすり抜けることができて3番手に上がれました。結果はペナルティが出て2番手に上がりましたが、自分としては不満です」

 「序盤で近づいてって、このまま行きたいと思っていましたが、近づくにつれてダウンフォースが抜けてしまい、走らせるのに苦労しました」

 「(第9戦ではもう一つ上を狙いたいところかと思うが)次は8位からのスタートなので厳しいかと思いますが、今回みたいになことが起きるかもしれないし、自分のペースさえ良ければ抜けるかもしれません」

第7戦決勝3位 野中誠太(TOM'S)

決勝記者会見: 3位の野中誠太(TOM\'S)

 「7番手からのスタートで、またこの場にいるということがすごく自分にとっては良かったという見方をしています。7番手ということでクルマも走りも色々と大幅に変えている点があったので新たな収穫もありましたし、明日に向けていい準備ができそうだなと思っています」

 「前の選手とはタイヤの状況も違っていたかと思いますが、ペース的に苦しかったというのも正直なところです。そこらへんのデータを見直して、明日はトップ2に近づいて、プレッシャーをかけられるようにしたいです」

 「(HFDPの二人に対抗する手がかりは見つかったか)セクター3で差があるように感じているので、そこを改善するために今回のレースでもデータを収集していました。予選のデータもありますし、トムス4台で改善していって、まとまった形を明日のレースで見せていきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦オートポリス決勝 後続の混乱をよそに太田格之進が独走で今季2勝目を挙げる

優勝は太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

 2022年全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦の決勝が5月21日、大分県日田市のオートポリスで行われ、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポール・トゥ・フィニッシュで今季2勝目を挙げた。

14周の決勝がスタートした

 第8戦決勝は午後4時15分より14周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。スタート時の路面温度は28℃まで上昇している。

 スタートでトップに立ったのはポールの太田。予選2番手の菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)、予選3番手の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)と続く。

 しかし1コーナーの立ち上がりと2コーナー進入で菅波は太田に接触。これによりフロントウィングにダメージを負ってスローダウン、そのままピットインを余儀なくされる。

レースは途中セーフティーカーが導入された

 続いて3コーナーの飛び込みでは、木村のインをついた平良響(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がコースを飛び出したほか、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)と競り合った小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)がスピンしてしまうアクシデントが発生。小高は最後尾でレースに復帰したが、平良はこの場でリタイヤとなり、この影響で2周目からセーフティーカーが導入された。

 これにより古谷が3位に浮上し、4位に野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が続くこととなる。

 車両回収が終わり、レースは4周目にリスタート。そこからトップの太田は着実に後続を引き離し、6周終了時点で2位の木村に2秒101、8周終了時点では2秒942、10周終了時点では3秒420の差をつける。

 木村も13周目に自己ベストとなる1分39秒308を記録して追い上げを図るが、いま一歩及ばず。太田は木村に2秒036の差をつけてチェッカーを受け、第5戦鈴鹿に続いて今季2勝目を挙げた。

 さらに木村に対してはレース終了後に反則スタートという裁定が下され、30秒加算のペナルティを受けることに。これにより木村は8位に降着となり、3番目にフィニッシュした古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が今季最高の2位を獲得。3位には第7戦に続いて野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が入った。

 序盤のアクシデントにより大きく順位を落とした小高も懸命の追い上げを見せ、最後は6位でフィニッシュし、なんとか1ポイントをもぎ取った。

 第9戦決勝は明日の朝8時20分より、今週末最長の21周で行われる。

決勝2位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM\'S 320)

決勝3位は野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦オートポリス決勝結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 8 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
12太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1426'58.774--
236古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1427'03.649 4.875 4.875
335野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1427'07.736 8.962 4.087
463平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1427'19.65020.87611.914
562平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1427'28.29529.521 8.645
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1427'28.85730.083 0.562
730M1DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1427'34.31035.536 5.453
8*1木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1428'00.8111'02.03726.501
9*4M2今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1428'16.4121'17.63815.601
10*50菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1327'52.3861Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-10川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
39'03.13111Laps10Laps
-*38平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
0-14Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 2 太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 1'38.918 (8/14) 179.105 km/h
  • CarNo. 4はFIA国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条(ピット出口のホワイトラインカット)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 1, 38, 4は、2022全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第31条10(反則スタート)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 50, 1は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則(他車への接触)により、30秒加算のペナルティーを科した。

SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦、第8戦オートポリス公式予選 太田格之進がダブルポールを獲得

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)は20日、大分県のオートポリスで第7戦と第8戦の公式予選を行い、両戦とも太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールポジションを獲得した。

 今オートポリス大会は2&4レース、4輪と2輪の併催のため、スケジュールの都合上SFLの予選は金曜日の夕刻午後4時30分に組み込まれた。

 予選は30分間で行われ、ベストタイムで第7戦のセカンドベストタイムで第8戦のグリッドが決定する。

 川合孝汰(Rn-sports 320)は午前中のクラッシュで修復が間に合わず未出走、11台が参加して予選が始まった。

 まずはトムス勢の4人ととヘルムモータースポーツの平木兄弟がコースイン。B-Max勢はピットで待機。2輪の走行後なのでコースが荒れている可能性もあり様子見のようだ。

 10分過ぎにB-Max勢もコースイン。1回目のアタックでは、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が1分36秒932、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が37秒221、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が37秒472と続く。トムス勢も含め、本格的なアタックは終盤になるのは間違いない。

  全車一旦ピットイン。ニュータイヤに変え、ピット前に車両を並べて最後のアタックを待つ。

 残り8分になり、全車コースイン。野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が1分36ブピ879、木村が36秒647、菅波が36秒879と練習で好調だった木村がトップに立つが、ここで太田が36秒608と僅かに木村のタイムを上回り第7戦のポールポジションを決めた。2位には木村が、3位には野中が入った。

 セカンドベストタイムで決まる第8戦のグリッドは、ここでも太田がポールポジション、2位に菅波が、3位に木村が入った。

 現在ポイントリーダーでシリーズをリードする小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)は両戦とも6位と振るわなかった。

 マスタークラスは両戦とも今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がポールポジションを獲得している。

 第7戦決勝は明日21日午前11時45分より、第8戦決勝は午後4時15分よりそれぞれ14周で行われる。

第7戦、第8戦ともポールポジションの太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

第7戦予選2位、第8戦予選3位の木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

第7戦予選3位、第8戦予選7位の野中誠太(PONOS Racing TOM\'S 320)

第7戦予選4位、第8戦予選2位の菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第8戦オートポリス公式予選結果

SUPER 2&4 RACE -RIJ- (2022/05/20) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 8 オートポリス 4.674km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
12太田 格之進HFDP WITH TODA RACING
TODA RACING
SPIESS A41
1'36.932--173.590
250菅波 冬悟Byoubugaura B-MAX Racing 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'37.218 0.286 0.286173.079
31木村 偉織HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'37.221 0.289 0.003173.074
438平良 響Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.448 0.516 0.227172.671
536古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.534 0.602 0.086172.518
637小高 一斗Kuoモビリティ中京TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.576 0.644 0.042172.444
735野中 誠太PONOS Racing TOM'S 320
TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
1'37.626 0.694 0.050172.356
863平木 玲次HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'38.103 1.171 0.477171.518
962平木 湧也HELM MOTORSPORTS 320
HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
1'38.922 1.990 0.819170.098
104M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.254 2.322 0.332169.529
1130M2DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320
B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
1'39.654 2.722 0.400168.848
---- 以上基準タイム(110% - 1'46.836)予選通過 ----
-10川合 孝汰Rn-sports 320
ルーニースポーツ
SPIESS A41
no time---

Inter Proto Series

IPS:第7, 8戦富士 第7戦を制した福住仁嶺が連覇達成(IPS)

2021インタープロトシリーズPOWERED BY KeePer第4大会レポート

 2021インタープロトシリーズPOWERD BY KeePer第4大会が、快晴に恵まれた富士スピードウェイで12月11日)土)~12日)日)に開催され、プロフェッショナルレースの第7戦は#37 福住仁嶺)キーパー号)が優勝を飾った。シリーズ最終戦となる第8戦は#3 阪口晴南)INGING MOTORSPORT)が逆転優勝。第8戦で2位に入った福住がシリーズチャンピオンとなり連覇を果たすことになった。

 11日)土)に行われた公式予選は路面温度が低いタフなコンディションとなったが、#44 山下健太)NAVUL)が1分44秒387の好タイムでポールポジションを奪った。2番手に着けた福住はトップから僅か1000分の4秒差。3番手の阪口、4番手の#16 ロニー・クインタレッリ)ララパルーザ)までがコンマ1秒以内にひしめく混戦状態で、決勝レースでの好バトルに期待が集まった。

 12日)日)に行われた決勝レースは期待に違わず、激しいバトルが繰り広げられ、見守る熱心な観客から喝さいを浴びることになった。第7戦は、2番手グリッドからスタートした福住が、スタートで阪口にパスされたもののすぐに抜き返し、7周目のパナソニックコーナーでポールから快走を続けていた山下をパス。そのまま逃げ切ってシーズン2勝目をマーク、タイトル獲得に大きく近づくことになった。

 第7戦の決勝順にグリッドが決定する第8戦も、激しいバトルの応酬となった。ポールからスタートした福住を、山下と阪口が追いかける展開となるが、序盤はこれに#96 中山雄一)岡山トヨペットK-tunes)が加わり、4台が、ある時は一列縦隊のテールトゥノーズで争い、またある時は2台ずつに分かれてトップ争いと3位争いを繰り広げた。4周目のTGRコーナーで山下が仕掛けて福住をパス。これでトップに立った山下だったが、福住を振り切るには至らない。

 山下と福住は、その後も接近戦のドッグファイトを続けていたが、レースも後半戦に入ったところでその隙を縫うように阪口が2台をかわしてトップに立ち、これを福住と山下が追う展開となった。速さでは阪口に勝るとみられた福住と山下だったが、阪口は懸命に防戦。そのまま逃げ切って鈴鹿大会以来となるシーズン3勝目を手に入れることになった。

 阪口をとらえるには至らなかった福住だが、この第8戦で24ポイントを獲得。第7戦の30ポイントも併せてランキングトップで逃げ切り、連覇を果たすことになった。

 #38 石浦宏明)P.MU RACING SUPRA)と#45 片岡龍也)NTP SUPRA)のマッチレースが続いているSUPRAクラスは、今回は予選から片岡が先行し、石浦がこれを追いかける展開となった。終始激しいバトルでファンの注目を集めたが、結局最後まで片岡が石浦を封じ込め、第7戦と第8戦を連勝。片岡がシリーズチャンピオンも手に入れている。

 LEXUS のIS Fをベースにサーキット走行に特化したエボリューションモデルで争われるCCS-Rクラスは予選から優位に運んだ#87 松井孝允)NAVUL NTP CCS-R)が第7戦と第8戦を連覇。シリーズタイトルは#10 阪口良平)NTP CCS-R)が獲得した。

第8戦優勝ドライバー 阪口晴南)#3 INGING MOTORSPORT)
 「第8戦では勝つことができましたが、福住選手や山下選手の速さについて行けないのも分かっていました。2人が争っていたタイミングで、上手く隙をついてトップに立つことができましたが、レースがもう数周長かったら福住選手に抜かれていたと思います。本当にいいタイミングで2人を抜くことができたのが、このレースの勝因です。チーム体制も良くて、クルマも凄くよくなっています。これまで鈴鹿でしか勝ったことがなくて、富士は苦手なコースだったのですが、今のクルマは富士でも速く走れるようになりました。もしかしたら鈴鹿では遅くなっているかもしれませんが)苦笑)。それにしてもIPSは面白いレースですね。国内のトップドライバーが勢ぞろいしている感じで、クルマも接近戦のバトルができるようなキャラクターで、僕にとってはとても勉強になるレースです。来年のことはまだ決まっていませんが、できればこのチームで参戦してチャンピオンを獲りたいと思っています」
第7戦優勝/シリーズチャンピオンドライバー 福住仁嶺)#37 キーパー号)
 「予選ではあと少しでポールを獲れたと思いますが、決勝レースでのロングランではペースが良いことは分かっていたので、無難にスタートしてチャンスを待つ作戦でした。ところが第7戦ではスタートで阪口選手にパスされてしまい、慌てて抜き返すことに専念しました。レース中盤までは山下選手を追い詰めていって、最後に逆転してトップに立つという、思い描いていた通りのレースになりました。第8戦では前半はバランスが良くなくてペースもなかなか上げることができませんでした。山下選手に先行されクルマも厳しかったのですが、最低でも2位で完走すればチャンピオンが確定すると頑張りました。チャンピオンを獲ることができてホッとしています。このクルマは前を走っているときはバランスがおかしくて大変なんですが、誰かの後ろから着いて行くときはとても安定して走りやすいんです。その理由を探っていくことがこれからの課題ですね」
インタープロトシリーズ

SUPER GT

SGT:第8戦富士 まさかのマシントラブルで決勝出走ならず、最終戦をノーポイントで終わるも、年間目標のC組脱却を果たす(Arnage)

 前戦もてぎラウンドから約3週間、2021年のシリーズを締め括る最終戦が富士スピードウェイで行われた。2度目の富士ラウンドということもあり、チームは前回富士仕様セットのフィードバックを活かしたセットで最終戦に臨んだ。菅生ラウンドから入った新構造のタイヤにマッチするセットアップは徐々に熟成され、ここ数戦で少しずつ結果が出始めており、チームは最終戦で完走ポイント3を獲得して、シーズンの目標であるC組からの脱却を確実なものとしたいところだった。

11/27 予選日

 予選日の富士スピードウェイは朝から快晴に恵まれていたが、強く吹く風も相まって朝の冷え込みは厳しく、気温9度、路面温度10度と非常に厳しいコンディションの中、9時からの公式練習が行われた。

 最終戦富士ラウンドに横浜タイヤが準備したのはハード(H)タイプとミディアム(M)タイプで、チームはそのタイヤテストを中心に練習走行を行った。

 まずチームは予選タイヤを検討するためにQ1の実施時間を想定し、15分ずつでHとMのタイヤテストを行った。

 走り出しは柳田選手。Hを装着して低路温のなかコースに出たが、15分の間では温まりが悪く発動が難しいことがわかった。チームは続いて柳田選手にMを装着させてフィーリングの確認を行った。グリップの良いMは温まりも良く、柳田選手は13Lap目に1’36.998をマーク。このタイムはチームとしてもこれまでの富士ラウンドでベストとなるタイムであり、チームは決勝スタートをこのタイヤに定め、決勝を想定しての練習に移った。

 前戦もてぎでは燃料を積んだ重い状態でマシンのバランスが悪くなる症状があったため、チームは給油を行い、加納選手に燃料を積んだ状態で走行させて、フィーリングの確認を行った。加納選手が12周ほどを走行する中で「Fr.の入りはいいが、Rr.が若干弱い」とのコメントがあったため、チームがマシンをピットに入れてチェックしたところ、Fr.左側タイヤにアンダーステアでできたと思われるグレーニング痕を確認。Fr.の車高を下げ、左右タイヤを入れ替えて、柳田選手が再度フィーリングを確認した。セットは問題ないものになっており、その後行われたFCY訓練の時間を使って、加納選手が決勝セットの最終チェックを行い、ようやく最終戦に向けてのセットアップが決まった。

 14時30分から行われた予選では、Arnage RacingはQ1をB組から出走することになっており、Q1を担当する柳田選手がコースイン。気温10度、路面温度13度の厳しいコンディションの中、タイヤを入念に温めた柳田選手は5周目、1’36.592のタイムをマーク、Arnage Racingは翌日の決勝を25番手から戦うこととなった。ライバルマシンが軒並み1分35秒台をマークする中、柳田選手のタイムはQ2進出には届かなかったが、チームがターゲットとしていたタイムを大幅に上回り、意気上がるチームは予選後のピット練習に勤しんで決勝に備えた。

11/28 決勝日

 最終戦決勝が行われる日曜日の朝も、雲ひとつない青空が広がり、シリーズの行方を見届けようと大勢の観客がスタンドを埋めていた。

 決勝前のウォームアップ走行では、決勝に向けての最終確認のため、まず柳田選手がコースに出てマシンのフィーリングをチェックした。柳田選手は1分39秒台で順調に走行、前日の公式練習で定めたセットの効果が出ており、問題がないとのコメントを得た。チームは6Lapで柳田選手をピットに呼び戻し、加納選手と交替。加納選手も柳田選手と同等のタイムで5Lapを走行して、決勝に向けてのセットに問題がないことを確認した。

 ウォームアップ走行終了の時間が迫っており、チームは最終のピットシミュレーションを行うため、メカニックがタイヤを並べてピットインする加納選手を待っていた。ところがピットに戻ろうとした加納選手から「フロント左がパンク」との無線が入り、加納選手はスロー走行でピットに戻ってきた。

 待機していたメカニックが急いでマシンをピットに入れてチェック。すると、トラブルはパンクではなく、左フロントアッパーアームのブラケット破損であることが判明した。シャシーに付いているブラケットは、シャシーからもぎ取られるように外れており、これまでの接触などによる衝撃の蓄積が少しずつクラックを呼び、このタイミングで、Bコーナー付近でのブレーキングに耐えられずに損傷したものと思われた。

 決勝までのわずかな時間で修復できるトラブルではなく、チームは決勝に出走することを断念。2021年の最終戦は突然、リタイアという形で終了となってしまった。

 チームが2018年にマシンをAMG GT3にチェンジしてから続いていた完走の記録はここで途絶えてしまい、最終戦に託していた完走ポイント3獲得の目標も果たすことはできないまま、無念のシーズン終了であった。

<一年を振り返って>

 2021年のシーズンは、昨シーズンから続くコロナ禍のため、第3戦の鈴鹿ラウンドが延期になるなど、イレギュラーなスケジュールとなることもありましたが、なんとか順調に日程をこなすことができました。ピットにお客様をお迎えすることには制限があったものの、少しずつ入場制限も緩和され、徐々にお客様との距離を取り戻すことのできたシーズンでもありました。そんな中でも、いつも温かくチームを見守り応援してくださるスポンサーの皆さま、ファンの皆様のエールを常に背中に感じながら、Arnage Racingは今年もシーズンを戦い抜くことができました。

 チーム一同心より感謝致します。

 チーム結成から9年目、2021年のArnage Racingは、2018年から4シーズン目となるMercedes AMG GT3でシリーズに臨み、Aドライバーにチーム結成以来ずっと苦楽を共にしてきた加納政樹選手、そしてBドライバーには、チームにとってこれまでで最高の武器とも言える、名手柳田真孝選手を起用しました。ハイレベルなライバルマシンが鎬をけずる中で、Arnage Racingは、タイヤの特性を捉えることが難しく、シーズン前半はセットアップに苦心するレースが続きました。しかし、後半戦になり、ようやくセットアップの方向性が見えて、アルナージュらしいレース運びができるようになり、最終戦こそはと臨んだ富士ラウンドでしたが、残念ながら、マシントラブルによるリタイヤで、チームポイントはノーポイントとなってしまいました。

 とはいえ、シーズンを通して、地味ながら着実にレースを続け、完走ポイントを重ねることができたのは、両ドライバーの頑張りの賜物であり、そのおかげで、今シーズン、チームが最大の目標に掲げてきたC組からの脱却を無事に果たすことができました。

☆Arnage Racing SUPER GT2021年シリーズの戦績

  • Round 1 4/10~4/11 岡山国際サーキット 18位完走
  • Round 2 5/3~5/4 富士スピードウェイ 21位完走
  • Round 3 8/21~8/22 鈴鹿サーキット 19位完走
  • Round 4 7/17~7/18 ツインリンクもてぎ 22位完走
  • Round 5 9/11~9/12 スポーツランド菅生 24位完走
  • Round 6 10/23~10/24 オートポリス 14位完走
  • Round 7 11/6~11/7 ツインリンクもてぎ 21位完走
  • Round 8 11/27~11/28 富士スピードウェイ リタイヤ
Arnage Racing

SUPER GT

SGT:第8戦富士優勝ドライバー及びシリーズチャンピオンのコメント 坪井翔「もうこれ以上ないくらい幸せ」

GT500クラス優勝/2021ドライバーズチャンピオン 36号車au TOM'S GR Supra

坪井翔(TGR TEAM au TOM'S)
「本当に予選で悔しい思いをして、4番手からのスタートになりましたが、関口選手が前半のスティントで魂のこもった走りをしてくれて、トップまで上がってくれたので、これはなんとしても優勝を目指して頑張らないといけないなと思っていました。チャンピオンに関しては、他車の順位次第だったので、とにかく僕らは勝つだけ。第2戦で取りこぼしたものをしっかり取りにいくという目標を持って臨みました。結果的に優勝することができて、色々あったとはいえ、シリーズチャンピオンを獲得することもできて、もうこれ以上ないくらい幸せです」
関口雄飛(TGR TEAM au TOM'S)
「チャンピオンというよりは、絶対優勝するぞ、ということをスタート前から決めていました。たとえリスクがあっても突っ込んでいこう、抜きにいこうという、強い気持ちを持ってやっていました。それで1位で帰ってきたので、(ドライバー交代の時は)何がなんでも押さえてくれよ、って思って、気づいたらクルマの前に立って『行けよ!おい!!』ってやっちゃいました。その気迫が伝わったみたいで、40周以上のスティントで辛かったと思いますけどミスなく耐えてくれたので、坪井選手には本当に感謝です」
伊藤大輔(TGR TEAM au TOM'Sチーム監督)
「ドライバーではなく、監督の立場で初めてタイトルを取ることができて。本当に素晴らしい二人の走りのおかげで、チャンピオンを取ることができました。前半の関口選手の、リスタート後のペースの速さは素晴らしかったですし、何があるかわからない状況の中で、とにかく最後まで諦めずに集中していこうということで、走りきってくれた坪井選手も素晴らしかったと思います。何よりチームがとにかく一丸となって、勝ちたいという気持ちがすごく強くて。今年優勝もできなかったんですけど、最後に勝てて本当に良かったです。(ファンに向けて)このような状況で、なかなか皆さんもサーキットに来れなかったと思いますけど、この素晴らしいスーパーGTのレースを皆さんに是非見て欲しくて、僕たち頑張ってます。これからもスーパーGTを応援してください」

GT300クラス優勝 60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT

河野駿佑(LM corsa)
「皆さん寒い中本当にありがとうございました。第2戦で優勝させていただいた富士ということで、僕らは残念ながらチャンピオン争いには残れなかったんですけど、シーズンの締めに必ずいい結果を持って帰ろうと思っていました。昨日の走り出しからクルマは良くて、天気も全部味方してくれて。予選は吉本さんが素晴らしい走りをしてくれて3番手でした。こないだの富士も3番手から優勝できたので、いい流れが来ているなという感じでした。今回は僕がスタートを担当して、第2戦と同じいい流れを作っていこうということになりました。コンディションとクルマとタイヤ、全てがマッチして第1スティントでトップに立てたのはよかったですし、吉本さんの走りも素晴らしかったです。最後は運もあったかと思いますけど、富士2連勝できて最高によかったです」
吉本大樹(LM corsa)
「やったったぞ、という感じです。昨シーズンの60号車を皆さん覚えてらっしゃるでしょうか?最終戦でやっとポイントを取るという、本当に苦しいシーズンを送りましたが、今年ダンロップさんと組ませていただき、クルマもスープラに変わって、本当に180度変わった感じです。今日ま第2戦と同じルーティンでいこうということで、河野駿佑が第1スティントをいきましたけど、河野駿佑のオーバーテイク、かっこよかったですよね?いいレースができたと思います。ダンロップさんも、僕らとダンロップさんと富士の相性は超いいので、他のコースでも相性良くやっていければなと思っています」
飯田章(LM corsaチーム監督)
「今シーズンも感染対策をしながらの苦しい状況の中で、お客さんにもこんなにたくさん入ってもらって、各選手、各チームが素晴らしい走りを披露する中で、うちのチームもパフォーマンスを発揮することができ、二人のドライバーも完璧な仕事をしてくれました。こんないい最終戦を迎えられて本当に感謝しています。来シーズンもまだまだ感染対策をしながらのレースとなると思いますけど、関係者一丸となって盛り上げていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」

GT300クラス2021ドライバーズチャンピオン 61号車SUBARU BRZ R&D SPORT

山内英輝(R&D SPORT)
「本当にすごく嬉しいです。最後までなんか痺れる展開で、二度と後半いきたくないな、という感じがしました。みんなが旗を振ってくれているので、チャンピオンを取るために、絶対抜かれる訳にはいかないし、4号車を抜くことだけを考えていたんですけど、なかなか抜けなくて。でも最後、うまく前に出られて良かったです。ファンの皆さんの応援があったからこそ頑張ってこれたし、その気持ちに応えられたという安堵感がすごくて、幸せです。ありがとうございました」
井口卓人(R&D SPORT)
「まだ気持ちはありません。後半山内選手があれだけ激しいバトルの中、強い気持ちで戦ってくれました。この新型BRZが出てから、最初の頃は苦労しましたが、チームみんなの努力が形となって、最後は走りに現れたんじゃないかなと思います。本当に何年も何年も、苦しい時期を耐えながら、いつかきっと(タイトルを)取れると思ってファンの皆さんと頑張ってきたんで、本当こんなに嬉しいことはないです」
小澤正弘(R&D SPORTチーム監督)
「今シーズンは新型車で、スピードはあるけど難しいクルマだな、ということで前半戦は苦労しましたが、みんなで力を合わせていいクルマを作り上げて、二人が頑張ってくれたおかげでやっとチャンピオンが取れました」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第8戦富士決勝 山本尚貴にまさかのアクシデント!! 2021ドライバーズチャンピオンは関口雄飛/坪井翔組のものに

決勝に先立ち室屋義秀のフライトパフォーマンスが行われた

終盤にまさかの大逆転!!

2021オートバックス スーパーGT第8戦「FUJIMAKI GUROUP 富士GT300kmレース」の決勝が11月28日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選4番手からスタートした36号車au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が今季初優勝を達成するとともに、関口雄飛/坪井翔組は2021年のドライバーズチャンピオンをも手にする結果となった。

(天候:晴れ コース:ドライ)

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

第8戦決勝は午後1時より66周で行われた。スタート時の気温は10.9℃、路面温度は22℃だ。

2周のフォーメーションラップに続いてスタートでトップに立ったのは、ポールポジションの大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)。2番手には牧野任祐(STANLEY NSX-GT)がつける。以下、関口雄飛(au TOM'S GR Supra)、サッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)の順で1コーナーをクリアしたが、1周終わりのホームストレートで関口が牧野を抜いて2位、続いてフェネストラズも牧野を抜いて3位に浮上し、牧野は一気に4位に後退した。

その後方では、4周目の最終コーナーでベルトラン・バゲット(Astemo NSX-GT)、松下信治(カルソニックIMPUL GT-R)、国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)の3台が併走状態で飛び込んだ事によるアクシデントが発生した。3台は揃ってスピンし、松下と国本は順位を落としつづもレースに復帰したが、Astemo NSX-GTは足回りを傷めてスローダウン。そのままピットに戻ってリタイヤを余儀なくされた。

レースはその後、GT300クラス同士の接触がダンロップコーナーで発生したため、8周目からセーフティーカー(SC)が導入された。

車両回収とコース清掃ののち、SCは12周でピットイン。レースは13周目から再開となった。

するとリスタート直後の1コーナーで関口がインから大嶋を抜きさり、トップに躍り出た。続いてフェネストラズも100Rでアウトから大嶋に並びかけ、ヘアピンでインから抜き去って2位に浮上した。

その後も14号車のペースは上がらず、大嶋は牧野に背後を脅かされながら周回を重ねていくことになった。

レースが規定周回数の1/3に達した22周目には、牧野と福住仁嶺(ARTA NSX-GT)がピットイン。千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)、伊沢拓也(Modulo NSX-GT)らもこの周でピット作業を行った。

しかしここで8号車ARTA NSX-GTのドアが作業中に外れるトラブルが発生、修復に手間取った結果、ここで3号車の先行を許してしまった。

さらに平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)はアウトラップで山本尚貴(STANLEY NSX-GT)をも捉えて戻ってきた。

続いて23周目に大嶋、ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)、国本がピットへ。

するとすかさず山本はタイヤの温まっていない山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)を24周目の最終コーナーで捉えて前にでるが、山下も負けじと25周目の1コーナーでアウトから抜き返してみせた。

トップの関口と、立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)、ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、松下は25周目にピットイン。

これで暫定トップに立ったフェネストラズは27周目にピットイン。平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)は坪井翔(au TOM'S GR Supra)の前でコースに復帰したが、タイヤの温まっている坪井はすぐにヘアピンで37号車を抜き去って実質トップを取り戻した。平川の背後には山下、山本、続いて平手が迫る。

山下は29周目の1コーナーでアウトから平川をパス、実質2位に浮上した。

続いて31周目には石浦も平手を抜いて6位に浮上した。

そして32周目にようやく佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)がピットインしたことでGT500クラスは全車がピット作業を完了。これで36号車が再びトップに立った。

トップが49周目に入ったところで、メインストレートに落下物があるということでフルコースイエロー(FCY)が宣言される。落下したのは12号車のフロントボンネットだ。しかしこのFCYはレース展開には大きな影響を及ぼすことはなかった。

ピットアウト直後に山下の先行を許した平川は51周目のコカコーラコーナーでインから山下を抜いて2位に浮上する。

ところがこの後方でとんでもないアクシデントが発生した。

それまで4位を走行していた山本が、51周目の1コーナーで周回遅れの佐藤蓮(ARTA NSX GT3)と接触してしまったのだ。これによりダメージを負った1号車はスローダウンを余儀なくされ、9位に後退してそのままピットガレージへ。これで勝負権を失ってしまう。

ランキング3位の野尻/福住組はこの時点で5位。

これでトップを走る関口/坪井組がドライバーズポイントで山本を逆転する可能性が大きくなった。

3位の大嶋/山下組も36号車を抜いて優勝すれば或いは、という状況であったが、彼らの前には平川が立ちはだかる。

結局、トップの坪井は周回を重ねるごとに着実にリードを広げていき、最後は平川に4.689秒差をつけて66周を走りきり、36号車au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が今季初優勝を獲得した。坪井にとっては嬉しいGT500初優勝だ。

2位には最後まで山下に付け入る隙を与えなかった、37号車KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)が入り、トムスが1-2フィニッシュを達成した。

3位は14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)。以下、4位に39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイッキ・コバライネン/中山雄一)、5位を38号車ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)が獲得。終わってみればGRスープラがトップ5を独占するという結果となった。

これにより関口雄飛/坪井翔組はドライバーズポイントをトータル64とし、山本尚貴との16ポイントもの大差を跳ね返して、2021年のドライバーズチャンピオンを獲得した。

GT500クラス優勝はau TOM\'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)

GT500クラス決勝2位はKeePer TOM\'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

GT500クラス決勝3位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

GT300はスタートで井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトップに立ち、2位に川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、3位に河野駿佑(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)と続いたが、3周目の最終コーナーで河野が川合を抜いて2位に浮上した。

6周目にはダンロップコーナーで山口智英(Studie PLUS BMW)が松浦孝亮(グランシードランボルギーニGT3)に追突するアクシデントが発生。松浦はコースオフしながらもレースに復帰したが、Studie PLUS BMWは右フロントの足回りにダメージを負ってストップしてしまった。

このアクシデントによりセーフティーカーが導入された。

リスタート後にもアレジに名取鉄平(UPGARAGE NSX GT3)がダンロップで追突、アレジがスピンアウトするアクシデントがあったが、名取はそのままレースを続行。アレジも大きく遅れながらも走行を再開した。

GT300クラスでルーティンストップが始まったのは18周目から。ここで菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)がピットイン。続いて19周目には川合がピットインし、吉田広樹にステアリングを託した。

この間にコース上では河野が井口を捉えてトップに浮上していた。

井口は27周目にピットイン。トップの河野は28周目に吉本大樹に交代した。

この結果、吉田は吉本の前に出ることになり、実質トップに。吉本の後方には蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)、谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)、小暮卓史(JLOCランボルギーニGT3)、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)は小暮の後ろでコースに復帰する状況となった。

山内はなかなか小暮の前に出られない。その間に後方からはチャンピオンを争う佐藤蓮(ARTA NSX GT3)とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)が迫ってきた。

その後、青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)は39周目、ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC NAC CARGUY Ferrari)は43周目、松井孝允(HOPPY Porsche)が44周目にピットインしたことでGT300クラスは全車がピット作業を完了。これで吉田がトップに立った。

ところが吉田は51周目の最終コーナーでタイヤトラブルに見舞われて痛恨の単独スピンを喫して大きく遅れてしまう。

これでトップに立った吉本は、その後も着実に後続との差を広げ、最後は14.705もの大量リードを築いてチェッカーを受け、60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が第2戦富士以来の今季2勝目を挙げた。

2位には、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)が続き、60周目のヘアピンで谷口をオーバーテイクした61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3位に入った。

ポイントランキング2位の56号車リアライズ 日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は5位、同3位の55号車ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤蓮)は15周遅れの24位に終わったため、GT300クラスのドライバーズチャンピオンは井口卓人/山内英輝組が獲得することになった。

GT300クラス優勝はSYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

GT300クラス決勝2位はLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)

GT300クラス決勝3位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

スーパーGTの2022シーズンは来年の4月16-17日に岡山国際サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
136関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS661:48'02.596--
237平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS661:48'07.285 4.689 4.689
314大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS661:48'09.799 7.203 2.514
439ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS661:48'26.19223.59616.393
538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS661:48'27.60825.012 1.416
68野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS661:48'29.74227.146 2.134
723松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI661:48'37.66835.072 7.926
83平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI661:48'38.62436.028 0.956
9*12平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS661:49'31.7671'29.17153.143
1016笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL661:49'32.4871'29.891 0.720
1124高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH651:48'14.4101Lap 1Lap
1264伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL651:48'49.7901Lap 35.380
1319国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH631:48'20.9543Laps2Laps
141山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS591:48'04.2337Laps4Laps
---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ----
-17塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS48'26.71162Laps55Laps

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
160吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL611:48'17.899--
265蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS611:48'32.59414.69514.695
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL611:48'36.47418.575 3.880
44谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH611:48'37.53119.632 1.057
556藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH611:48'38.43520.536 0.904
625松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH611:48'46.04928.150 7.614
7244三宅 淳詞
堤 優威
たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH611:49'01.92644.02715.877
811平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL611:49'06.72448.825 4.798
952吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS611:49'32.8331'14.93426.109
1010星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL611:49'32.8451'14.946 0.012
1134道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH611:49'35.9381'18.039 3.093
12*2加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS611:49'36.2041'18.305 0.266
139木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH611:49'38.0661'20.167 1.862
1431嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS601:48'05.4601Lap 1Lap
1587松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH601:48'14.3161Lap 8.856
1630永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH601:48'32.0921Lap 17.776
17*21川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH601:48'41.3261Lap 9.234
186本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH601:48'42.8601Lap 1.534
1996新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL601:49'01.6801Lap 18.820
2035ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH601:49'25.0851Lap 23.405
21*48田中 優暉
飯田 太陽
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH591:50'01.0612Laps1Lap
22360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH581:49'08.6093Laps1Lap
2388小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH581:49'10.9093Laps 2.300
24*55高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS461:24'09.18715Laps12Laps
255平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH431:49'21.49918Laps3Laps
26*18小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH2551'40.97636Laps18Laps
---- 以上規定周回数(70% - 42Laps)完走 ----
-*7荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH58'40.38456Laps20Laps
-50加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YHD.N.S61Laps5Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE) 1'28.493 (2/66) 185.628km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo. 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(埼玉トヨペットGreen Brave) 1'36.600 (27/61) 170.050km/h
  • CarNo. 12 松下信治は、SpR. 13-1. a. b(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 17 ベルトラン・バゲットは、SpR. 13-1. a(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 2 阪口良平は、SpR. 13-1. a(ウォームアップ走行中の接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 21 篠原拓朗は、SpR. 27-3(ジャッキアップ中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 48 田中優暉は、SpR. 付則4-2②(FCY中の減速違反)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 55 佐藤蓮は、SpR. 13-1. a(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18 名取鉄平は、SpR.13-1. a(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18 名取鉄平は、SpR. 27-3(ピット作業中のエンジン不停止)により、ドライビング
  • CarNo. 7 山口智英は、SpR. 13-1. a. b(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第8戦富士ウォームアップ走行 GT500はGRスープラ勢が上位を独占 トップタイムはau TOM'S GR Supra

2021オートバックス スーパーGT第8戦「FUJIMAKI GROUP 富士GT300kmレース」の決勝前ウォームアップ走行が午前11時40分より20分間で行われた。

GT500クラスは大きなアクシデントやトラブルもなく走行を終了。

5周目に1'28.289を坪井が記録した、36号車au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)がトップタイム。2番手には39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイッキ・コバライネン/中山雄一)が続き、ポールシッターの14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が3番手。以下4番手に38号車ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)、5番手に37号車KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)と、GRスープラがトップ5を独占する結果となった。

ポイントリーダーの山本が乗る1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)は1'29.328で9番手。自力チャンピオンの可能性を残す8号車ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)は1'29.029で7番手だ。

GT300クラスは1コーナーで2号車muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平)と56号車リアライズ 日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が接触するアクシデントがあったが、両者とも空力パーツのダメージのみで、決勝までに修復が可能な状況。

しかし終了間際にスローダウンした50号車ARNAGE AMG GT3(加納政樹/柳田真孝)はトラブルの修復が間に合わないということで、スタート前にリタイヤ届が出されている。

トップタイムは1'36.079を7周目にマークした4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)。ポイントリーダーの61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)は2番手と、チャンピオン獲得に向けて申し分のない仕上がりのようだ。

第8戦決勝はこのあと午後1時より66周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第8戦富士ウォームアップ結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'28.259--186.120
239ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'28.262 0.003 0.003186.114
314大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'28.565 0.306 0.303185.477
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'28.601 0.342 0.036185.402
537平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'28.940 0.681 0.339184.695
612平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'28.945 0.686 0.005184.685
78野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'29.029 0.770 0.084184.511
823松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'29.282 1.023 0.253183.988
91山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'29.328 1.069 0.046183.893
1017塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'29.547 1.288 0.219183.443
1164伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'29.590 1.331 0.043183.355
1216笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'29.798 1.539 0.208182.931
1319国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'29.875 1.616 0.077182.774
143平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'29.888 1.629 0.013182.747
1524高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'30.861 2.602 0.973180.790

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
14谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'36.079--170.972
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'36.576 0.497 0.497170.092
352吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'36.646 0.567 0.070169.969
488小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'36.757 0.678 0.111169.774
556藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'36.762 0.683 0.005169.765
665蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'36.920 0.841 0.158169.488
79木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'36.999 0.920 0.079169.350
860吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'37.098 1.019 0.099169.178
918小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'37.161 1.082 0.063169.068
10244三宅 淳詞
堤 優威
たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'37.188 1.109 0.027169.021
1155高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'37.194 1.115 0.006169.010
1211平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'37.420 1.341 0.226168.618
1325松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'37.449 1.370 0.029168.568
1430永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'37.534 1.455 0.085168.421
1534道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'37.626 1.547 0.092168.263
16360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'37.962 1.883 0.336167.685
1721川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'37.970 1.891 0.008167.672
185平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'38.022 1.943 0.052167.583
197荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'38.264 2.185 0.242167.170
206本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'38.275 2.196 0.011167.151
2110星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'38.293 2.214 0.018167.121
2287松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'38.298 2.219 0.005167.112
2335ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'38.465 2.386 0.167166.829
242加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'38.594 2.515 0.129166.611
2596新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'38.613 2.534 0.019166.578
2650加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YH1'39.206 3.127 0.593165.583
2748田中 勝輝
飯田 太陽
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'40.295 4.216 1.089163.785
2831嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS2'27.27251.19346.977111.541

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦富士決勝結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
135野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1430'15.816--
236荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1430'16.491 0.675 0.675
36木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1430'18.202 2.386 1.711
47太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1430'18.308 2.492 0.106
537奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1430'19.682 3.866 1.374
6*80伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1430'20.368 4.552 0.686
777小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1430'20.466 4.650 0.098
85小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1430'20.566 4.750 0.100
920新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
1430'20.726 4.910 0.160
1097岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1430'25.453 9.637 4.727
1162松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1430'26.41210.596 0.959
1213藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1430'27.51411.698 1.102
1339宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1430'30.00214.186 2.488
1431鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1430'31.45115.635 1.449
15*40元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1430'33.40717.591 1.956
1611IC1ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1430'33.65517.839 0.248
1798IC2IKARIBJ Racing
Bionic Jack Racing
1430'35.29619.480 1.641
18*3IC3佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1430'35.83420.018 0.538
1996IC4齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1430'36.34120.525 0.507
2073塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1430'39.26523.449 2.924
2116大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
1430'41.27225.456 2.007
2218IC5堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1430'44.54228.726 3.270
2399IC6近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1430'51.84736.031 7.305
24*22山崎 令二郎GOOD FOOD DESIGNアキランド
AKILAND RACING
1430'52.26036.444 0.413
2527IC7SYUJIB-­MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
1430'54.29238.476 2.032
26*38清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1430'54.98939.173 0.697
2723IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1431'14.86959.05319.880
28*32マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1431'24.2211'08.405 9.352
29*63IC9鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1431'35.4151'19.59911.194
3033IC10慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1431'54.6241'38.80819.209
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-*86IC-大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
410'12.50510Laps10Laps
-*71IC-大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
411'39.83610Laps1'27.331
-15吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
37'45.71711Laps1Lap
-43IC-DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
0-14Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 7 太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'45.025 (12/14) 156.408km/h
  • CarNo. 80, 3, 22, 86, 40, 38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中のコースアウト)違反により、訓戒のペナルティーを科す。
  • CarNo. 40は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行複数回)により、タイムペナルティー10秒を科した。
  • CarNo. 38, 71は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 32は、反則スタートによりドライビングスルーペナルティーを科した
  • CarNo. 63は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第8戦富士公式予選 終了間際の大逆転!! ENEOS X PRIME GR SupraがPP獲得

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。空は綺麗に晴れ上がっていたものの、開始時の気温は7℃。各車タイヤのウォーミングアップに細心の注意を払わざるを得ない状況での走行となった。

予選Q1  トップ3がコースレコードを更新!!! 大接戦のGT500

GT500クラスはサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)が4周目に1'26.620とコースレコードの1'26.386に迫るタイムを叩き出してトップに立つが、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)が5周目にこれを大きく上回る1'26.011を叩き出してトップに。牧野はさらに次の6周目にも1'26.000までタイムを縮め、コースレコードを大きく上回るとともに、2番手に0.253秒差をつける圧倒的な速さでトップ通過を果たした。その2番手には石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1'26.253で続き、3番手には中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)
が1'26.289と、こちらもコースレコードを上回るタイムを記録している。

ドライバーズランキング3位の野尻智紀(ARTA NSX-GT)も1'26.391を記録して4番手。公式練習トップの大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)も1'26.585の7番手でQ2進出を果たしている。

一方、ドライバーズランキング5位の塚越広大(Astemo NSX-GT)は1'26.860を記録するにとどまり、10番手で予選を終えることになった。

GT300クラスは今回も二つのグループに分かれて走行し、10分間の走行で各グループの上位8台にQ2進出の権利が与えられる。

Aグループは走り出しから吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)と井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が熾烈なトップ争いを展開、6周目に1'34.876を記録した吉田がトップ、そこへ菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)が1'35.139で2番手に食い込み、井口は1'35.437で3番手という結果になった。

前戦のもてぎ大会で今季初勝利を挙げた川端伸太朗(Hitotsuyama Audi R8 LMS)は1'35.670で4番手。

また来シーズンに向けてGRスープラの製作を始めたことを公表したつちやエンジニアリングだが、佐藤は5周目に1'35.905を記録して7番手。来季よりBMW Z4にスイッチする荒聖治(Studie PLUS BMW)も1'35.785の5番手で揃ってQ2進出を果たした。

一方、現在ドライバーズランキングでトップから10ポイント差の3位につける高木真一(ARTA NSX GT3)は、公式練習でのトラブルの影響からか10番手に終わり、Q1脱落となった。今シーズンをもって引退を表明している星野一樹のチームメイト、石川京侍(GAINER TANAX with IMPUL GT-R)も11番手に終わっている。

Bグループは4周目に1'34.794と、このグループで唯一の34秒台を叩き出した元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)がトップ通過。河野駿佑(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)が1'35.068を6周目に記録して2番手につけ、こちらもロータスでの参戦が最後と噂される阪口良平(muta Racing Lotus MC)が3番手につけた。

ドライバーズランキング4位の三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)は髪の毛を車体と同じ青とオレンジに染め上げてこのレースにかける意気込みをアピールしていたが、このQ1でも5周目に1'35.575とまずまずのタイムを記録して4番手でQ2進出を果たした。アウトラップの1コーナーでいきなりスピンしてしまった織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)もその後は着実にペースを上げ、1'35.467の5番手でQ2に進んでいる。

一方、トップから6ポイント差でドライバーズランキング2位の藤波清斗(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)はタイムが伸び悩み、8番手から0.193秒差の9番手でまさかのQ1落ちを喫している。

予選Q2  終了間際の逆転劇!! ENEOS X PRIME GR Supraがポールポジションを獲得

GT500クラスの予選Q2は午後3時41分にコースオープン。気温、路面温度ともに下がってきた影響からか、各ドライバーはアウトラップに続いて3周をウォームアップに充てて5周目にアタックという作戦に出た。

この周でトップに立ったのがポイントリーダーの山本尚貴(STANLEY NSX-GT)。Q1で牧野が出した記録を上回る1'25.867を叩き出した。昨年の最終戦で山本と熾烈な優勝争いを展開した平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)も1'25.938で2番手につける。

しかしチェッカーフラッグが提示される僅か25秒前に最後のアタックを敢行した山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)がセクター2、セクター3で全体ベストを叩き出す圧巻の走りで1'25.764を叩き出し、最後の最後にトップに立った。

ドライバーズランキング7位で富士にやってきた大嶋/山下組がチャンピオンを獲得する必要条件はポール・トゥ・ウィン。その上で上位陣がノーポイントに終わらなければ逆転はあり得ないわけだが、山下がここでポールを獲得したことで、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)は首の皮一枚でタイトル争いに踏みとどまり、明日の決勝に臨むこととなった。

2番手は1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)、37号車KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)、自力優勝の可能性を残す8号車ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)は6番手に終わっている。

GT300クラスは、コースインして4周目に川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'34.547を記録してトップに立つが、ポイントリーダーの山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が終了間際に1'34.395を叩き出して川合を上回ってみせた。

これにより61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が今季4度目のポールポジションを獲得、チャンピオン獲得に向けて最高のポジションから明日の決勝をスタートすることになった。

予選2番手には52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が続き、吉本が1'34.799を記録した60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が3番手という結果となった。

第8戦決勝は明日の午後1時より66周で行われる。

GT500クラスポールポジションはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

GT500クラス予選2位はSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

GT500クラス予選3位はKeePer TOM\'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選2位は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

GT300クラス予選3位はSYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦富士ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
114山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'25.764--191.535
21山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'25.867 0.103 0.103191.305
337平川 亮KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'25.938 0.174 0.071191.147
436坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'26.084 0.320 0.146190.823
539ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'26.093 0.329 0.009190.803
68福住 仁嶺ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'26.169 0.405 0.076190.635
738立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'26.292 0.528 0.123190.363
83平手 晃平CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'26.921 1.157 0.629188.985

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'34.395--174.022
252川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'34.547 0.152 0.152173.742
360吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'34.799 0.404 0.252173.280
488小暮 卓史JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'34.989 0.594 0.190172.934
565蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'35.365 0.970 0.376172.252
62加藤 寛規muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'35.446 1.051 0.081172.106
74片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'35.645 1.250 0.199171.748
825松井 孝允HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'35.754 1.359 0.109171.552
935ショーン・ウォーキンショーarto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'35.970 1.575 0.216171.166
10244堤 優威たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'36.002 1.607 0.032171.109
1121篠原 拓朗Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'36.048 1.653 0.046171.027
127山口 智英Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'36.241 1.846 0.193170.684
1387坂口 夏月グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'36.278 1.883 0.037170.618
149木村 武史PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'37.349 2.954 1.071168.741
1534密山 祥吾Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'38.799 4.404 1.450166.265
1630永井 宏明TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'45.98611.591 7.187154.990

SUPER GT

SGT:第8戦富士ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
11牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'26.000--191.009
238石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'26.253 0.253 0.253190.449
339中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'26.289 0.289 0.036190.370
48野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'26.391 0.391 0.102190.145
536関口 雄飛au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'26.491 0.491 0.100189.925
63千代 勝正CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'26.513 0.513 0.022189.877
714大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'26.585 0.585 0.072189.719
837サッシャ・フェネストラズKeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'26.654 0.654 0.069189.568
923松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'26.770 0.770 0.116189.314
1017塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'26.860 0.860 0.090189.118
1119国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'26.876 0.876 0.016189.083
1216大湯 都史樹Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'26.951 0.951 0.075188.920
1324佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'27.096 1.096 0.145188.606
1412平峰 一貴カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'27.145 1.145 0.049188.500
1564大津 弘樹Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'28.168 2.168 1.023186.312

■GT300クラス(Aグループ)

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
152吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'34.876--173.140
265菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'35.139 0.263 0.263172.661
361井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'35.437 0.561 0.298172.122
421川端 伸太朗Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'35.670 0.794 0.233171.703
57荒 聖治Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'35.785 0.909 0.115171.497
64谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'35.867 0.991 0.082171.350
725佐藤 公哉HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'35.905 1.029 0.038171.282
834道上 龍Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'35.991 1.115 0.086171.129
95平木 湧也マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'36.010 1.134 0.019171.095
1055高木 真一ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'36.104 1.228 0.094170.927
1110石川 京侍GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'36.186 1.310 0.082170.782
1211平中 克幸GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'36.371 1.495 0.185170.454
1318小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'36.401 1.525 0.030170.401
1448田中 勝輝植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'39.088 4.212 2.687165.780

■GT300クラス(Bグループ)

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
188元嶋 佑弥JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'34.794--173.289
260河野 駿佑SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'35.068 0.274 0.274172.790
32阪口 良平muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'35.307 0.513 0.239172.357
4244三宅 淳詞たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'35.379 0.585 0.072172.227
530織戸 学TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'35.467 0.673 0.088172.068
635ジュリアーノ・アレジarto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'35.519 0.725 0.052171.974
79ケイ・コッツォリーノPACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'35.602 0.808 0.083171.825
887松浦 孝亮グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'35.616 0.822 0.014171.800
956藤波 清斗リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'35.809 1.015 0.193171.454
1096阪口 晴南K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'35.829 1.035 0.020171.418
1131中山 友貴TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'36.194 1.400 0.365170.767
126片山 義章Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'36.467 1.673 0.273170.284
1350柳田 真孝ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YH1'36.592 1.798 0.125170.064
14360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'36.947 2.153 0.355169.441

SUPER GT

SGT:第8戦富士公式練習 奇跡の逆転に向け、#14ENEOS X PRIME GR Supraがトップタイムをマーク!

2021オートバックス スーパーGT第8戦「FUJIMAKI GROUP 富士GT300kmレース」の公式練習が11月27日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録した。

2021年のスーパーGTもいよいよシーズン最終戦を迎え、各車が搭載していたサクセスウェイトや燃料リストリクターの制限は規定により全て解除となった。またドライバーズチャンピオンシップは、ここにきてもなおGT500クラス、GT300クラスともに上位6チームにタイトル獲得の可能性が残っているという接戦状態だ。

公式練習: GT500クラストップタイムはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

公式練習: GT500クラス2位はau TOM\'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)

公式練習: GT500クラス3位はKeePer TOM\'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

その最初の走行となる公式練習は午前9時より、混走85分間、専有走行各10分間で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。開始時の気温は6℃だ。

走行開始から15分が経過した時点でのトップは山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)で1'26.769。2番手に平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)、3番手に坪井翔(au TOM'S GR Supra)、4番手に立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)と、上位4台をスープラ勢が占める状況となった。

その後39号車ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が2番手に食い込んできて、20分経過時点では上位5台を独占する状況となる。

この時点でNSX勢のトップは福住仁嶺(ARTA NSX-GT)で6番手。このレースを最後に車種変更となるGT-R勢は松下信治(カルソニックIMPUL GT-R)の7番手が最上位だ。

トップの山下は開始42分過ぎに1'26.349と、コースレコードを上回るタイムを叩き出し、好調ぶりを見せつける。

続いて牧野任祐(STANLEY NSX-GT)も18周目に1'27.344を記録して5番手に浮上。スープラ勢に割って入り、そのままピットイン。山本尚貴に交代した。

開始から50分が経過したところで坪井翔が1'26.768までタイムを縮め、2番手に浮上。3番手に下がった39号車はこの時点で中山雄一に交代している。

55分過ぎには福住が1'26.857で3番手に上がってきた。

結局GT500クラスはトップ14号車ENEOS X PRIME GR Supraau TOM'S GR Supra、2番手36号車、3番手8号車ARTA NSX-GTの順のまま混走を終了。午前10時35分より10分間の専有走行を行なった。

ここでサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)が1'26.819を記録して3番手、平峰一貴(カルソニックIMPUL GT-R)も1'27.327で7番手に浮上したが、そのほかに目立った動きはなく、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)がトップタイムで午後の予選に臨むことになった。

現在ドライバーズランキング7位の大嶋/山下組だが、最終戦で優勝すれば60ポイントで山本に並び、ポール・トゥ・ウィンなら61ポイントで逆転の可能性がまだ残っている。もちろん上位陣が軒並み下位に沈めば、という厳しい条件ではあるが。

なお、ポイントリーダーの山本尚貴が乗る、1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)は9番手につけている。

公式練習: GT300クラストップタイムはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

公式練習: GT300クラス2位は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

公式練習: GT300クラス3位はたかのこの湯GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)

GT300クラスは10周目に1'35.407を記録した吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が30分経過時点でのトップ。三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)が2番手で続き、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が3番手だ。

60分が経過すると、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'35.370を記録してトップに浮上してきた。2番手吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)とは0.037秒差、3番手三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)とも0.06秒差という接戦だ。

専有走行に入ってもトップ3に目立った動きはなく、そのままの順位で公式練習は終了。61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムで午後の公式予選に臨む。

一方、6ポイント差で井口/山内組を追う55号車ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤蓮)はトラブルに見舞われて僅か7周を走ったのみと、不安を抱えたまま午後の予選を迎えることとなった。

公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'26.349--190.237
236関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'26.768 0.419 0.419189.319
337平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'26.819 0.470 0.051189.207
48野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'26.857 0.508 0.038189.125
539ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'26.880 0.531 0.023189.075
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'27.211 0.862 0.331188.357
712平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'27.327 0.978 0.116188.107
816笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'27.334 0.985 0.007188.092
91山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'27.344 0.995 0.010188.070
1019国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'27.541 1.192 0.197187.647
1123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'27.746 1.397 0.205187.209
1224高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'28.023 1.674 0.277186.619
133平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'28.077 1.728 0.054186.505
1417塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'28.253 1.904 0.176186.133
1564伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'28.497 2.148 0.244185.620

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'35.370--172.243
252吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'35.407 0.037 0.037172.176
3244三宅 淳詞
堤 優威
たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'35.430 0.060 0.023172.135
460吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'35.645 0.275 0.215171.748
588小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'35.726 0.356 0.081171.602
62加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'35.809 0.439 0.083171.454
756藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'35.905 0.535 0.096171.282
887松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'35.922 0.552 0.017171.252
965蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'35.975 0.605 0.053171.157
1021川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'36.072 0.702 0.097170.984
114谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'36.179 0.809 0.107170.794
1235ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'36.281 0.911 0.102170.613
1330永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'36.412 1.042 0.131170.381
1496新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'36.440 1.070 0.028170.332
1518小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'36.452 1.082 0.012170.311
169木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'36.469 1.099 0.017170.281
1725松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'36.536 1.166 0.067170.162
1811平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'36.538 1.168 0.002170.159
197荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'36.626 1.256 0.088170.004
2034道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'36.907 1.537 0.281169.511
2150加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YH1'36.998 1.628 0.091169.352
226本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'37.064 1.694 0.066169.237
2310星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'37.261 1.891 0.197168.894
2431嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'37.403 2.033 0.142168.648
25360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'37.529 2.159 0.126168.430
265平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'37.733 2.363 0.204168.078
2748田中 勝輝
飯田 太陽
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'38.986 3.616 1.253165.951
2855高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'41.688 6.318 2.702161.541

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第8戦富士決勝コメント 三浦愛「力がついていると実感しています」

総合優勝 #8三浦 愛(ARTA F111/3)

優勝した三浦愛(Team Super License)

「今回は(ストレートスピードを稼ぐため)ダウンフォースを減らす方向にセッティングしました。その分コーナー区間はきつかったですが、決勝はこの方向で良かったと思います」

「2レース目は失敗するジンクスがあるんですが、スタートも決まりましたし、レース中も前に追いつこう、前の2台とバトルしたいと思っていてずっと集中できました」

「自分の力がついてきたという実感がありますし、それに(優勝という)結果がついてきたので自信になりました。これに満足はできませんが、明日のレースに向けて良い流れはできたと思います」

「これでシリーズポイントでも古谷選手との差を縮めることができましたし、まだシリーズチャンピオンも狙えますので、残りのレースも集中して臨みます」

優勝監督 松浦孝亮監督(チーム・スーパーライセンス)

「棚ぼたですけれど優勝は嬉しいですね。あの位置にいなければ優勝はありませんし、今回ストレートスピードが伸びずに苦しむなかでも、塩津選手など若手の前できちんとフィニッシュできたことは評価できると思います。澤選手にも決して負けていなかったと思います。競り合いでやや弱いところがあるので、そこが課題ですね」

総合2位 #3小川颯太(Sutekina Racing)

決勝2位の小川颯太(SUTEKINA RACING TEAM)

「リージョナルには昨日始めて乗りました。徐々にタイムは上がっていますが、まだ慣れていない感じです。結果には納得していませんが、結果だけでなくリージョナルマシンを乗りこなすことを課題としています」

「レース中は第3セクターで離れる傾向があって、やはり走り込みが足りないと感じています。明日のレースでも経験を積み重ねていきたいと思います」

総合3位 #5塩津佑介(Sutekina Racing)

決勝3位の塩津佑介(SUTEKINA RACING TEAM)

「棚ぼたの3位なので嬉しさはあまりありません。でも、開幕戦ではレースペースが後半落ちてしまっていましたが、富士に来ての2レースはその課題はクリアできたように思います」

「新品タイヤも残していますし、明日のレースが一番良い状態で迎えることができると思いますので、チャレンジャーとして明日のレースを終えたときに成長していると思えるようにしたいです。今年はスーパー耐久メインですが、TCRやこのリージョナルなどチャンスを頂いているので、結果でお返ししたいと思います」

マスタークラス優勝 今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

マスタークラス優勝の今田信宏(B-MAX ENGINEERING)

「常々総合を争う若手と絡むようなレースがしたいと思っていました。今回は抜くところまでは至りませんでしたが、何度か並びかけるところまでいけたので良かったと思います。最後までプッシュできて満足のいくレースでした。明日は5番手スタートなので少し厳しいと思いますが頑張ります」

「コーチに佐々木大樹選手がついてくれて、シフトのタイミングやステアリングの舵角など細かいところまで指摘してもらっているので、それは大きいと思います。その積み上げがタイム短縮に繋がっていると思います」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第8戦富士決勝 三浦愛が今季8戦目にして初優勝を飾る

スタート直後のダンロップコーナー

9月25日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第8戦の決勝が静岡県・富士スピードウェイで行われ、上位のアクシデントはあったものの、三浦愛(ARTA F111/3)が今シーズン8レース目、自身FRJ10レース目で嬉しい初優勝を飾った。

マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が総合でも5位に入る走りで連勝を飾った。

マスタークラスの攻防 トップに立った澤龍之介(D\'station F111/3)だったが…… 優勝は三浦愛(ARTA F111/3) 決勝2位は小川颯太(Sutekina Racing) 決勝3位は塩津佑介(Sutekina Racing) マスタークラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX) マスタークラス決勝2位は田中優暉(ASCLAYIndサクセスES) マスタークラス決勝3位は植田正幸(Rn-sports F111/3)

秋の気配が漂うなか、この週末の2レース目、第8戦のスタートを迎えた。

速さでは群を抜いているポールポジションの#28古谷悠河(TOM'S YOUTH)だが、またしてもスタートをミス。#77澤龍之介(D'stationF111/3)、#8三浦愛が(ARTA F111/3)、#28古谷のオーダーで1周目を終える。

レース前「スタートで前に出て抑えられるところまで抑える」と言っていた#77澤は、その言葉どおり、2周目に#8三浦愛をかわして2位に浮上した#28古谷と好バトルを展開する。

#77澤はストレートスピードに勝る#28古谷を必死で抑え、1コーナーでインを刺されても2コーナー以降で並走して前に出るという、非常に見応えのある勝負を4周目から7周目まで見せた。

しかし、この攻防も8周目のコカコーラコーナーで終わることになる。ユーズドタイヤでややブレーキングポイントの手前だった#28古谷に、#77澤が追突。#28古谷は押し出される形でコースアウト。6位まで順位を落としてしまった。

これで#77澤、#8三浦愛、#3小川颯太(Sutekina Racing)、#5塩津佑介(Sutekina Racing)、#4今田、大きく遅れて#28古谷のオーダーになり、9周目からは膠着状態が続いた。

その後は、最終ラップに#28古谷が#4今田をかわして5位まで順位を回復した以外、上位陣に変動はなく、レースはそのままフィニッシュを迎えた。

しかし、レース後、#28古谷に追突した#77澤に対して30秒加算の裁定が下り、#77澤は10位に後退。2位フィニッシュの#8三浦愛がFRJ初優勝を飾ることになった。

やや後味の悪い幕切れになってしまったが、優勝をした#8三浦愛は「今回は前を追うことに集中できたことが結果に繋がったと思う」と結果が残せたことにほっとした表情を見せた。

マスタークラスは、#4今田が大きなリードを築いて連勝のフィニッシュ。2位にはオープニングラップで#30DRAGON(B-MAX ENGINEERING FRJ)と接触して順位を落としていた#39田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)が徐々に順位を上げて入った。

第9戦の決勝は、明日午前10時35分から15周で行われる。

マスタークラスの表彰式 表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第8戦富士決勝結果

インタープロトシリーズ第3大会 -RIJ- (2021/09/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
18三浦 愛ARTA F111/3
Team Super License
1524'47.444--
23小川 颯太Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'48.105 0.661 0.661
35塩津 佑介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1524'49.045 1.601 0.940
428古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1524'49.901 2.457 0.856
54M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1524'50.426 2.982 0.525
639M2田中 優暉ASCLAYIndサクセスES
イーグルスポーツ
1525'06.57119.12716.145
711M3植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'09.80622.362 3.235
87M4畑 亨志F111/3
Team Super License
1525'10.36522.921 0.559
996M5TAKUMIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1525'11.80924.365 1.444
10*77澤 龍之介D'station F111/3
D'station Racing
1525'15.20427.760 3.395
1127M6SYUJIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1525'41.47554.03126.271
1286M7大阪 八郎Dr.Dry F111/3
ZAP SPEED
1525'41.79054.346 0.315
1323M8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'08.5251'21.08126.735
1445辻子 依旦PONOS Racing
PONOS Racing
1526'32.2421'44.79823.717
1534M9三浦 勝CMS F111
C.M.S motor sport's project
1321'52.8672Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-30M-DRAGONB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
0-15Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 古谷悠河(TOM'S YOUTH) 1'37.008 (13/15) 169.334km/h
  • CarNo.77は、FRJ SpR第16条1.1)(他車への衝突行為)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第7,8,9戦富士予選ポールシッターコメント 古谷悠河「予想以上に差がつきました」 三浦愛「手応えはありました」

第7戦、第9戦総合PP 古谷悠河(TOM'S YOUTH)

第7戦、第8戦ポールポジション、第9戦予選2位の古谷悠河(TOM\'S YOUTH)

「予選1回目は路面が濡れていて、後半のタイムが出るときに毎ラップ他車に引っかかってしまって、ポールが取れるとは思いませんでした。予選が終わったときはこれはマズいと思っていましたが、セカンドも2位で意外に良かったという感じです」

「予選2回目は自分は練習走行のときとあまり変わらなかったのですが、他があまり良くなかったのかなと思います。自分としては想定していたタイムでしたが、こんなに差がついているとは思いませんでした」

第8戦総合PP #8三浦 愛(ARTA F111/3)

第7戦予選2位、第8戦予選3位、第9戦ポールポジションの三浦愛(Team Super License)

「1回目は凄く難しい路面でした。セクター3で舗装が変わったところがあって、そこが結構濡れていました。後半は乾いていきましたがラインを探って走る状態でした。後ろのクルマが段々離れていくのをミラーで確認して、無線でも古谷選手との差を聞いていました。自分の感覚とタイムの上がり方という点で、手応えは感じながら走れました」

「べストタイムのときもちょっとミスをしたり、もっと上手くまとめられたような気がしています。富士は走り込んでいますし、ここのところレースも続いているので、あとは気持ちの部分で負けないようにするだけです」

第7戦、第9戦マスタークラスPP 田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)

第7戦、第9戦ポールポジション、第8戦予選2位の田中優暉(イーグルスポーツ)

「路面が部分的に乾いていたりして難しいコンディションでした。もう少し行けそうな気もしていましたが、内圧も上がらなかったので無理をせずに抑えて行きました。でももう少し総合を争う若者に迫りたかったですね」

「2回目は走っている位置が悪かったですね。近づきすぎてしまってタービュランスの影響を受けてしまいました。スリップを上手く使える位置にいることができませんでした。経験不足です」

第8戦マスタークラスPP #4今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

第8戦ポールポジションの今田信宏(B-MAX ENGINEERING)

「1回目はスピンをしてタイヤにフラットスポットを作ってしまい、ペースを上げようがなかったです。本当に悔しい。最低の予選でした。」

「2回目は1回目の鬱憤を晴らすつもりで行きました。あれでもミスをしていました。せっかくですから、総合でももうちょっと上に行きたかったですね。フロントローは無理でもセカンドローあたりに」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第8戦富士公式予選 古谷悠河がぶっちぎりのポールポジションを決める!

9月25日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第8戦の予選が静岡県・富士スピードウェイで行われ、古谷悠河(TOM'S YOUTH)が2番手を大きく引き離しポールポジションを決めた。

マスタークラスは、1回目(第7,9戦)の予選を失敗した#4今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が立て直してクラスポールを獲得した。

1回目の予選終了から40分という短いインターバルで行われた2回目の予選だが、この間に他のレースの予選も行われ路面コンディションは急速に回復。完全ドライでのアタックとなった。

ここで他を圧倒する速さを見せたのが#28古谷。「予選1回目は上手く行かなかった」という#28古谷はアタック3周目から1分37秒台を連発すると、アタック4周目に1分36秒925をマーク。早々にライバルたちにダメージを与える好タイムを叩き出した。

熾烈だったのが2番手争い。#8三浦愛(ARTA F111/3)、#77澤龍之介(D'stationF111/3)にマスタークラスの#4今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が割って入るという展開を見せた。

「フロントローは無理としてもセカンドローは狙っていた」という#4今田は、最後まで総合の争いに加わったものの、最後は#3小川颯太(Sutekina Racing)に逆転を許し、総合5番手で予選を終えた。もちろんマスタークラスではトップタイムだ。

総合の2番手争いに決着がついたのはアタック最終周。#77澤が#8三浦愛を逆転してフロントローを獲得。それでも#77澤は「タイムには納得していない。コーナーの積み上げがこのタイム差だと思う」と0.928秒という大きな差にショックを隠せない様子だった。

第8戦の決勝は、本日午後15時10分から15周で行われる。

ポールポジションの古谷悠河(TOM\'S YOUTH) 予選2位の澤龍之介(D\'station F111/3) 予選3位の三浦愛(ARTA F111/3) 予選4位の小川颯太(Sutekina Racing) 予選5位でマスタークラスポールポジションの今田信宏(JMS RACING with B-MAX) 予選6位の塩津佑介(Sutekina Racing) 予選7位でマスタークラス予選2位の田中優暉(ASCLAYIndサクセスES) 予選8位でマスタークラス予選3位のDRAGON(B-­MAX ENGINEERING FRJ)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第8戦富士公式予選結果

インタープロトシリーズ第3大会 -RIJ- (2021/09/25) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
128古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1'36.925--169.479
277澤 龍之介D'station F111/3
D'station Racing
1'37.853 0.928 0.928167.872
38三浦 愛ARTA F111/3
Team Super License
1'38.106 1.181 0.253167.439
43小川 颯太Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.127 1.202 0.021167.403
54M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'38.163 1.238 0.036167.342
65塩津 佑介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'38.374 1.449 0.211166.983
739M2田中 優暉ASCLAYIndサクセスES
イーグルスポーツ
1'38.449 1.524 0.075166.856
830M3DRAGONB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1'38.636 1.711 0.187166.540
911M4植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'38.832 1.907 0.196166.209
107M5畑 亨志F111/3
Team Super License
1'38.903 1.978 0.071166.090
1134M6三浦 勝CMS F111
C.M.S motor sport's project
1'39.054 2.129 0.151165.837
1296M7TAKUMIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1'39.149 2.224 0.095165.678
1327M8SYUJIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
1'39.709 2.784 0.560164.747
1486M9大阪 八郎Dr.Dry F111/3
ZAP SPEED
1'40.355 3.430 0.646163.687
1545辻子 依旦PONOS Racing
PONOS Racing
1'44.341 7.416 3.986157.434
1623M10YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'44.898 7.973 0.557156.598
---- 以上基準タイム予選通過 ----

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦決勝上位3人のコメント 小出俊「ここから切り替えて後半戦は巻き返したい」

第8戦優勝 #5小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「オーバーテイクの難しいコースレイアウトだったので、自分のペースを作ってしっかり走っていけば、いけると思っていました。木村選手が前半の4、5周はかなりペースが良かったので、ここで抜かれるわけにはいかないと自分もプッシュしました。後半も油断なくしっかり走ったのが勝利につながったと思います」

(初優勝を達成した感想は?)

「フォーミュラカーのレースでは初優勝ですが、前半戦はうまくリズムが合わなかったので、ここから切り替えて後半戦は巻き返したいですね」

(昨年の参戦から2年めでの初勝利となったが)

「僕にとっては長かったですね。僕はレース経験が少なく、去年の鈴鹿がフォーミュラカーのデビューでした。去年も最初のレースでエンストしてそこから巻き返すなど、内容は濃かったです。自分の良いところ、悪いところを見直して、油断なく今まで続けてきたことが今回の勝利につながったのではと思います。参戦からちょうど1年での初勝利ですが、ここから勝利を重ねていきたいです」

第8戦決勝2位 #6木村偉織(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「3番手からのスタートでしたが、スタートもうまく決めて、ファステストラップもとり、レース3をポールポジションからスタートできるので、自分の考えていた最低限の目標はクリアできたので、ひとまず合格点ではあると思います。欲をいえばもう一つ上のポジションでゴールをしたかったので、そういう意味では後半のペースの悪さなども含めて、何が足りなかったのかをチームと話し合わないといけないなと思います」

(序盤コンマ5秒差まで迫っていったが)

「差が詰まっている時は『いけるかな』と思いましたが、近づくとダウンフォースが抜けるし、SUGOは抜きにくいコースで、ラインも一本しかありません。そんな中でいかにしてグリップを見つけるか、という点でまだまだ課題があります」

(今日の路面コンディションが影響した?)

「そうですね。ラインを外すとすごくダーティーな路面だったので、それがなければもっと違ったアプローチもできただろうし、チャンスもあったのかなと思います。今日の路面では難しかったです」

(残りの2レースはポールポジションからのスタートだが)

「一番前でスタートするからには、一番前でゴールしたいので、それに向けて頑張ります」

第8戦決勝3位 #80伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)

「悔しいですね。前々回のもてぎもスタートが悪くて、そこから練習してきました。鈴鹿大会では抜群とはいかないまでも、そこそこのスタートが切れました。今回も練習して挑んだんですが大きく出遅れちゃいました。3番手のドライバーがすごく良いスタートだったのもありますが、何が悪かったのか。去年の僕はスタートで順位を上げられていました。別にスタイルを変えたつもりはないのですが、噛み合わないな、という感じです。ペース自体は悪くなく、トップ2台についていけていたんですが、全てはスタートだったのかなと思います」

(ホームストレートが上り坂になっている影響もある?)

「僕らのグリッドはほとんど平坦なんですが、若干上り坂になっているので、ブレーキを当てていないと下がってしまうんです」

(第9戦への抱負を)

「もう表彰台の真ん中以外の結果は要りません。スタートを決めて表彰台の真ん中を取らないと先につながらないと思います。今回はレースウィークに入ってからずっと調子がいいので、いい流れを切らさないように残りのレースを組み立てていきます」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦SUGO決勝 #5小出峻が待望の初優勝

2021年FIA-F4選手権第8戦の決勝が9月11日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、ポールポジションからスタートした#5小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング)が参戦2年めで待望の初優勝を達成した。

(天候:曇り コース:ドライ)

決勝がスタートした 優勝は小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング) 決勝2位は木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング) 決勝3位は伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)

先に行われたスーパーGTの公式練習で赤旗中断があった影響で第8戦決勝は当初の予定から20分遅れの午後1時35分にフォーメーションラップを開始したが、予選10番手の#20新原光太郎(TOM'S FORMULA COLLEGE)がグリッド上でストールしたためにスタートディレイとなり、1時41分に再びフォーメーションラップを開始した。これにより周回数も17から16に減算となった。

スタートでトップに立ったのはポールポジションの小出。予選3番手の#6木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)が2位で続き、予選2番手の#80伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)は3位に後退した。4位には#36荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)、シリーズランキングトップの#35野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)が5位につけ、予選5番手の#62松澤亮佑(HELM MOTORSPORTS F110)が6位で続く。

序盤からトップを快走する小出に対し、2位の木村は4周めに1'24.569、5周め1'24.349と立て続けにファステストラップを記録する走りで追い上げ、8周めには0.545秒差にまで迫る。

しかし抜きどころの少ないSUGOでは小出を攻略するチャンスはなかなか訪れず、逆に9周め以降は徐々に小出が木村を引き離す展開となり、最後は小出が木村に1.951秒差をつけてフィニッシュ。2020年10月の第4戦鈴鹿に参戦して以来20戦めにして待望の初勝利をものにした。2位は木村、3位には#80伊東が入った。

なお、今大会は3レースが開催されるため、第10戦のスターティンググリッドは第8戦決勝中の各自のベストタイムによって決定されることになっているが、こちらは1'24.349を記録した木村がポールポジションを獲得。1'24.474の伊東が2番手、優勝した小出は1'24.524で3番手から12日の決勝に臨む。

また、インディペンデントカップは予選トップの63鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)がそのまま逃げ切って今季3勝めを挙げている。

第10戦決勝は12日の午前9時より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8、9戦SUGO公式予選上位三人のコメント 小出峻「自分のポテンシャルの最大限は出せた」 

第8戦ポールポジション #5小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「前日の練習からニュータイヤでのアタックのタイムの伸び悩みが課題でした。ロングランは良かったんですけども。その課題に対して、タイヤの温め方だとか、位置取りなどを意識して予選に臨んで、結果的にポールを取れたので、自分としては満足しています」

(計算どおりのタイミングでタイムを出せたということか)

「予定では赤旗が出た前後ぐらいのタイミングでタイムを出すつもりでしたので、予定どおりではありませんでしたが、再開後の位置取りなどがうまくいって、自分のもてるポテンシャルの最大限は出せたかなと思います」

(昨年からの参戦だが)

「昨年の鈴鹿大会からの途中参戦で、今年はHFDPというチーム名で出させてもらっています。経験は少ない方だと思いますが、自分のいいところもダメなところも把握してしっかり戦えているし、前半はうまくいかないこともありましたが、ここからしっかり巻き返していきたいです」

「自分としては、これまでの結果に満足していません。ホンダというチームでやってるからには絶対一番を取りたいと思ってやっています」

(SRS-F出身の角田選手のことは意識している?)

「F1で活躍されてる角田選手とか、SRS-F同期の岩佐選手など、身近にいた選手がヨーロッパで活躍していることに憧れは持ちますね」

(菅生の印象は)

「先週プライベートテストで初めて走りました。鈴鹿のようなテクニカルなコースが好きなので、自分としては好きなコースです」

(決勝に向けての抱負を)

「初めてのポールですが、追い越しの難しいコースなので、落ち着いて自分のペースを見つければ、自ずと結果はついてくると思います。焦らずに自分のポテンシャルを最大限に引き出すことを心がけて戦いたいです」

第8戦、第9戦予選2位 #80伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)

「一言でいうとすっごい悔しいです。木曜日と金曜日のトレーニング走行をトップで終われていたので、ポールを取るつもりで挑んでいました。赤旗が出ることも想定はしていたんですけど、位置取りが悪かったせいで、タイヤのグリップを生かすことができませんでした。最終周だけ前に誰もいないところで走れたので、最後にしっかりアタックして、燃料も軽くなってきたことがうまくはまってタイムを出すことができました。タイヤの状態が良い時にアタックできていたら、と思うとすごく悔しいです」

(タイヤの状態はどうだった?)

「最後はもうタイヤが終わっていましたね。今回からタイヤのロットが変わり、今度のロットは後半に行くに従って性能の落ち幅が大きいんです。もう横方向のグリップがなくなっていたので、なるべく縦に転がすことを意識して走ったらタイムが出た感じです」

(昨年から参戦して上位で走っているが)

「ここまで表彰台1回とランキング5位ということで、成績が昨年とあまり変わんない結果で、成長したところを見せられていないので、今回のSUGO大会で3連勝を狙っていきたいです」

(SUGOの印象は)

「今年の86レースのプロクラスに参戦しているので、そこで走っただけです。今年は86レースにフル参戦しているので、ここでの予選の大切さは実感できています」

第8戦予選3位、第9戦ポールポジション #6木村偉織(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「開幕から常に上位にいて、好調ではありますが、予選の一発のタイムの出し方やタイヤの使い方が自分の中では課題です。タイヤの本当に美味しいところと内圧の設定を合わせ込んだアタックがなかなかできませんでした。そういう意味では今回セカンドベストを出すことができましたし、週末を通して序盤にタイムが出ている傾向があるので、そこに合わせ込んでポンとタイムを出せました。自分の狙いどおりの温め方とかタイムの出し方はできていました。赤旗だけは自分でどうにもできないことなので、そこは仕方ないなと思います。あそこでベストタイムが出せていれば、と思いますが」

(ウェット宣言が出ていたが、路面の状態はどうだった?)

「ウェットではなかったんですが、かなり悪い路面状況でした。それもあって予選の後半にタイムが上がっていったのだと思います。今回はいろんな複合的な要素がありました。伊東選手はそこでうまくまとめられたのかなと思います」

(決勝の抱負を)

「予選3番手は勝ちが狙えるポジションだと思うので、抜きにくいコースですが、魔物が潜んでいるとも言われていますし、何かチャンスがあったらそれを掴みとって、自分は取りこぼさないように、17周を戦いたいです」

(一昨年の経験は生きている?)

「レースの組み立てやオーバーテイクの経験は活かせると思いますが、天気がどうなるか読めないので、難しいですね」

第9戦予選3位 #62松澤亮佑(HELM MOTORSPORTS)

「最初の赤旗前は位置取りが悪くて全然タイムが出せませんでした。再開後も結構焦っていたんですが、落ち着いて走りました。セカンドタイムが3番手ということで、安定して走れていた、と考えれば決勝は期待できると思います。練習も調子がいいので、安定して走れるようにしたいです」

(赤旗中断でうまく仕切り直しができた?)

「そうですね。ピットアウトの時に先頭の方でコースに戻れたので、そこは良かったと思います。再開直後に一発行こうと思っていたので、集中して走っていました」

(決勝に向けての抱負を)

「まだ表彰台に上がったことがないので、まずは表彰台を目指して頑張っていきます」

(SUGOの走行経験は?)

「実は全くなくて、レース前に一回だけテストをして、今回が初めてのレースです」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8、9戦SUGO公式予選 第8戦は#5小出俊、第9戦は#6木村偉織がポールポジションを獲得

2021年FIA-F4選手権第8戦、第9戦の公式予選が9月11日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、第8戦は#5小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング)が、第9戦は#6木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)がポールポジションを獲得した。

第8戦ポールポジション、第9戦予選4位の小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング) 第8戦、第9戦とも予選2位の伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE) 第8戦予選3位、第9戦ポールポジションの木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング) 第8戦予選5位、第9戦予選3位の松澤亮佑(HELM MOTORSPORTS F110)

公式予選は午前8時30分より30分間で行われた。天候は曇り。しかし朝方に少し雨が降った影響で路面はほぼドライだが、競技団からはウェット宣言が出される中での走行となった。

序盤から速さを見せたのは#6木村。昨夜からの雨で走りはじめの路面状況はかなり悪化していたようだが、そんな中でも1'24.757、1'24.661、1'24.335と着実にタイムを削りながら周回を重ねる。これに続いたのが#5小出、#7太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)らのHFDP勢、そして前回の鈴鹿大会で初優勝を達成した#36荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)、同じく初表彰台を獲得した#40元嶋成弥(SACCESS RACING)らだ。

そして残り19分を切ったところで#80伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)が1'24.632を叩き出し、一気に2番手に割って入った。

しかしその直後、3コーナーで#23YUGO(S2R Racing)がコース上にストップしたために予選は赤旗中断となってしまう。

車両回収ののち、予選は午前8時46分に残り時間14分で再開された。

するとことでいきなりタイムアップを果たして2番手に食い込んできたのが#35野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)だ。タイムは1'24.604。野中は次の周でも1'24.567とタイムを削ってきたが、残り時間が6分30を切ったところで#62松澤亮佑(HELM MOTORSPORTS F110)が1'24.487で2番手にジャンプアップしてきた。

これに対し、トップの木村は1'24.262までタイムを上げるが、その直後に小出が1'24.228を叩き出してトップに立つ。さらに予選終了間際には#80伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)が1'257を叩き出して2番手に食い込んできた。

この結果、第8戦のポールポジションは小出、2番手は伊東、3番手は木村という結果となり、セカンドベストタイムでグリッド順が決まる第9戦は1'24.335の木村がポール。1'24.447の伊東が2番手、そして1'24.487の松澤が3番手という結果となった。

第8戦決勝はこのあと12時35分より。第9戦決勝は午後4時25分より、いずれも17周で行われる予定だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦SUGO決勝結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2021/09/11) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1622'44.438--
26木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1622'46.389 1.951 1.951
380伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1622'46.570 2.132 0.181
436荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1622'49.028 4.590 2.458
535野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1622'49.520 5.082 0.492
662松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1622'51.521 7.083 2.001
740元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1622'53.899 9.461 2.378
87太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1622'56.01411.576 2.115
937奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1622'56.45712.019 0.443
1038清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1623'00.72816.290 4.271
1116大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
1623'01.99117.553 1.263
1277小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1623'02.51318.075 0.522
1313藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1623'03.07318.635 0.560
1439宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1623'04.49320.055 1.420
1531鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1623'11.62027.182 7.127
1673塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1623'17.49733.059 5.877
1798岡本 大輝BJ Racing
Bionic Jack Racing
1623'19.08534.647 1.588
1815吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
1623'21.20836.770 2.123
1963IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1623'23.33438.896 2.126
2043IC2DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1623'28.45744.019 5.123
2111IC3ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1623'30.08245.644 1.625
222IC4仲尾 恵史TCS Racing Team
TCS RACING TEAM
1623'33.10048.662 3.018
233IC5佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1623'33.90549.467 0.805
2432マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1623'39.56655.128 5.661
2599IC6近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1623'44.8651'00.427 5.299
2686IC7大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1624'00.4141'15.97615.549
2771IC8大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1624'06.9871'22.549 6.573
2844IC9SYUJIJMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1624'11.4271'26.989 4.440
2923IC10YUGOS2R Racing
N-SPEED
1523'27.8461Lap 1Lap
3033IC11慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1523'43.3841Lap 15.538
---- 以上規定周回数(90% - 14Lpas)完走 ----
-96IC-齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1319'06.0723Laps2Laps
-97岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1319'44.1943Laps38.122
-20新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
0D.N.S16Laps13Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'24.349 (5/16) 153.071km/h

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦SUGO公式予選結果

SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2021/09/11) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.228--153.291
280伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'24.257 0.029 0.029153.238
36木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.262 0.034 0.005153.229
436荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'24.388 0.160 0.126153.000
562松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'24.464 0.236 0.076152.863
635野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'24.567 0.339 0.103152.677
740元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'24.606 0.378 0.039152.606
87太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'24.649 0.421 0.043152.529
937奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'24.689 0.461 0.040152.457
1020新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
1'24.748 0.520 0.059152.350
1138清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'24.761 0.533 0.013152.327
1216大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
1'24.863 0.635 0.102152.144
1377小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1'24.973 0.745 0.110151.947
1497岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1'24.977 0.749 0.004151.940
1539宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'25.166 0.938 0.189151.603
1698岡本 大輝BJ Racing
Bionic Jack Racing
1'25.188 0.960 0.022151.564
1713藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1'25.215 0.987 0.027151.516
1831鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'25.521 1.293 0.306150.973
1963IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'25.566 1.338 0.045150.894
2015吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
1'25.680 1.452 0.114150.693
21*96IC2齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1'25.908 1.680 0.228150.293
2273塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1'25.925 1.697 0.017150.264
23*32マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'25.931 1.703 0.006150.253
2411IC3ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1'25.981 1.753 0.050150.166
2543IC4DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'26.295 2.067 0.314149.619
263IC5佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1'26.325 2.097 0.030149.567
272IC6仲尾 恵史TCS Racing Team
TCS RACING TEAM
1'26.366 2.138 0.041149.496
2899IC7近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1'27.169 2.941 0.803148.119
29*71IC8大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1'27.385 3.157 0.216147.753
3086IC9大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'27.899 3.671 0.514146.889
3144IC10SYUJIJMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'28.702 4.474 0.803145.559
3233IC11慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'30.392 6.164 1.690142.838
3323IC12YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'32.623 8.395 2.231139.397
---- 以上基準タイム(110% - 1'32.674)予選通過 ----
  • CarNo.32,71は、2021 FIA-F4 SpR.(赤旗区間の追い越し)により、5グリッド降格のペナルティーを科す。
  • CarNo.96,71の車両は、2021 FIA-F4 SpR.第21条9.(ピットレーンの割り込み)により、訓戒のペナルティーを科す。

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:第8戦SUGO決勝 近藤翼が総合優勝、プロアマクラスは内山清士が、アマクラスは神取彦一郎が優勝

 ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は25日、スポーツランドSUGOで第8戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたプロクラスの近藤翼が一度もトップを譲ることなくそのまま15周を回り、総合での優勝を飾った。

決勝がスタートした コースアウトするMasa TAGA スピンするコースアウトするMasa TAGA 総合優勝の近藤翼 プロアマクラス優勝の内山清士 アマクラス優勝の神取彦一郎

 決勝レースは午前11時40分に快晴の下、フォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの近藤翼がトップで1コーナーに向かう。2位には予選2位の小河諒が続き、予選4位から大草りきが予選3位の上村優太をかわして3位にジャンプアップ。

 4周目の1コーナーでは上村が大草をかわし予選順位の3位まで順位を戻した。

 トップの近藤は2位の小河を従えトップを快走。15周を回り総合優勝を飾った。2位には小河が、3位には上村が入った。

 プロアマクラスはトップを走っていたクラスポールポジションのIKARIがスピン。クラス優勝は内山清士が、同2位には浜崎大が、IKARIは同3位に終わった。

 アマクラスもトップを走っていたポールポジションのMasa TAGAがスピン。クラス優勝は神取彦一郎が、同2位にはKumaが、同3位には滝澤智幸が入った。

 未消化だった第5、6戦は8月22、23日に延期されたスーパーGTのサポートレースとして、鈴鹿サーキットで行われる。

総合の表彰式 アマクラスの表彰式 プロアマクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:第7、8戦SUGO公式予選 近藤翼がダブルポール

 PCCJの第7戦と第8戦が、スポーツランドSUGOで開催された。第5戦と6戦はSGT鈴鹿ラウンドのサポートレースとして予定されていたが、SGTの延期とともに8月に延期となった。

 昨年からオーバーオール(総合優勝)の中でプロアマクラスとアマクラスが設けられていたが、今季はさらにプロクラスが増設されて3クラスでの戦いとなった。

 土曜日の午前8時30分から好天の中、30分間の公式予選が行われ、プロクラスの#24近藤翼が1分23秒376のコースレコードをたたき出してPPを獲得。2番手には#31上村優太が681、#60小河諒が760とここまでが24秒926のコースレコードを大幅に更新。

 プロアマクラスのトップは#25内山清士が24秒750、2番手に#98IKARIの996と25秒583のレコードをこちらも更新。

 アマクラスは#84MasaTAGAが26秒291とこちらも従来の26秒956からレコードタイムを更新して、それぞれPPを獲得した。

 セカンドラップによってグリッドの決定する日曜日に決勝レースが行われる第8戦は、#24近藤がこちらも23秒425でPP。プロアマクラスは#98IKARI、アマクラスは#84MasaTAGAがクラストップとしている。

 このあと、13:05から第7戦の決勝レースが15周の予定で行われる。

第7戦、第8戦ともプロクラスポールポジションの近藤翼

第7戦プロアマクラスポールポジションの内山清士

第8戦プロアマクラスポールポジションのIKARI

第7戦、第8戦ともアマクラスポールポジションのMasaTAGA

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

検索

r8 最新ニュース