2019年全日本F3選手権第11戦の決勝が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が今季4勝目を挙げた。
第11戦決勝は午後1時45分より15周で行われた。スタート進行が始まる直前からコース上には小雨が降り始めたが、全車スリックタイヤを選択してスタートに臨むことになった。
スタートではフロントローの2台がコカコーラコーナーまで並走する激しいバトルを展開、宮田がかろうじて#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)を抑えてトップで100Rを立ち上がったが、その後方で#13三浦愛(ThreeBond F314)と#30DRAGON(TEAM DRAGON F3)が2コーナー立ち上がりで接触、三浦がアウト側のウォールに突っ込んで止まったため、2周目から早くもセーフティーカーが導入されることになった。
13号車を回収したのち、5周目からレースは再開された。
するとすかさずフェネストラズと#12大津弘樹(ThreeBond F318)がトップの宮田に挑み掛かり、フェネストラズがトップに浮上。大津は1コーナーをオーバーランしてしまい、#65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)の後ろ、4位で2コーナーを立ち上がった。
その後はフェネストラズが快調に宮田との差を広げていったが、リスタートの際にスタートラインの手前で宮田の前に出ていた、ということでドライブスルーペナルティの裁定が下り、フェネストラズは13周目にピットインを余儀なくされた。
これで再びトップに立った宮田はそのまま15周を走りきったが、レース後の車検で36号車に車両規定違反が発覚、宮田は第10戦SUGOに続いて失格となってしまう。
その結果、優勝は2番手でフィニッシュしたアーメドのものとなり、大津が2位、#2大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が3位に繰り上がった。アーメドは14周目に1'39.137のファステストラップも記録している。
第12戦決勝は明日の午後4時5分より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2019/07/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round11 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 65 | | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 15 | 30'01.539 |
| 2 | 12 | | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 15 | 4.478 |
| 3 | 2 | | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 15 | 5.693 |
| 4 | 37 | | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 9.669 |
| 5 | 8 | | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 15 | 10.211 |
| 6 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 15 | 11.699 |
| 7 | *11 | | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 15 | 24.543 |
| 8 | 5 | | | 石澤 浩紀 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 31.478 |
| 9 | *51 | | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 15 | 1'25.388 |
| 10 | *30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 15 | 1'41.763 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- |
| - | 13 | | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 0 | 15Laps |
| - | *36 | | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.36 エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3) 1'39.137 (14/15) 165.698km/h
- CarNo.11は、H項(SCリスタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.51は、シリーズ規則第31条6.(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.51は、H項(SCリスタート)違反により、競技結果に30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo.30は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への接触行為+コースアウト)違反により、ペナルティーストップ30秒のペナルティーを科したが、レーシングアクシデントと判断した。
- CarNo.36は、2019年全日本F3選手権統一規則第6条1.(車両規定)違反とし、第22条2.12に基づき失格とする。
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)から、2020年のレースカレンダーが発表された。
2020年はオリンピックイヤーであるため、開幕が例年の鈴鹿ではなく富士になり、開催日程も4月初旬と早まることになる。これは富士スピードウェイがオリンピックの自転車競技会場となっていることによる影響が大きいと思われる。
また、第4戦と第5戦の間隔が2か月と開いているなど、例年とは異なるスケジュールになっているが、JRPとしてはこのカレンダーは2020年限定のものであり、2021年以降はまた通常の形に戻す予定とのこと。
なお、このカレンダーは現在申請中のもので、今後日本自動車連盟(JAF)から正式なものが発表される。
2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズスケジュール(暫定)
第1戦 4月 4~ 5日 富士スピードウェイ
第2戦 4月25~26日 鈴鹿サーキット
第3戦 5月16~17日 オートポリス
第4戦 6月20~21日 スポーツランドSUGO
第5戦 8月29~30日 ツインリンクもてぎ
第6戦 9月26~27日 岡山国際サーキット
第7戦 10月31日~11月1日 鈴鹿サーキット
まとめShigeru KITAMICHI
予選日、日本レースプロモーション(JRP)による恒例のサタデーミーティング(定例会見)が行われ、今回初参戦するパトリシオ・オワード選手、解説を務める土屋武士氏がそれぞれの思いを語った。
- パトリシオ・オワード(#15TEAM MUGEN SF19)
-
ミナサン、コンニチハ。パトリシオ・オワードデス。ヨロシクオネガイシマス(日本語)。
スーパーフォーミュラ(SF)の第一印象は、非常に速いクルマだということです。ダウンフォースも効いているし、ドライバーとして早く慣れないと自信をもって走ることはできないと感じています。ここまでのプラクティスセッションは楽しんで走っていますし、レースも楽しみです。
今回の参戦のオファーは非常に突然でした。オーストリアでF2に出場しているときに「次は日本に行ってほしい」と言われ「はい、わかりました」という感じでした。一度日本には行ってみたいと思っていましたし、このようなチャンスを貰えることはすごく光栄なことです。F1などの上のカテゴリーに備えるためには最適なシリーズだと思います。どのドライバーも最終的にはF1を目指していると思いますし、僕もその過程の中にいます。ここで結果を残さないと次はないと思っていますので、今はそのことを最も重要視しています。
SFは、F1に行くために最適なカテゴリーだと思っています。クルマもF1に近いですし、競争力ということも含め、F1に備えるためにこれ以上のカテゴリーはないと感じています。
インディカーシリーズではカーリンレーシングがサポートしてくれていますが、僕がF1に乗りたいということは理解してくれていますので、今回のレッドブルからの話も非常に喜んでくれました。インディカーシリーズへの参戦は確定したものではありませんので、SFに集中したいと思います。
ただ、まったく知らないクルマ、タイヤ、コースで、シーズン途中から参戦するのはかなり大変です。他のドライバーはすでに多くの経験を積んでいますので、僕は少しでもそれに追いつかなければなりません。まだまだやることがたくさんあります。
- 土屋武士氏(TV解説者)
-
SFは昔から見続けていますが、日本一速い男を決める本当の戦いが見れるカテゴリーだと思っています。その解説として携われることを光栄に思っています。できるだけその魅力をたくさんの皆さんに伝えたいと思っています。
僕は長年レースを見て、携わっている時間も長いですので、かなりのエキスパートであると自負しています。また、メカニック、エンジニアもやっていますし、チームも持っていますので、色々な角度から、選手の心境なども含め、視聴者の皆さんが感情移入できるようにしたいと思います。
注目する選手は、アレックス・パロウ選手です。コースサイドで見ていると、今までに見たことのないセンスを持っていて、すごくインパクトある選手だと思っています。
もう一人は、山本尚貴選手です。今年の成熟度というか、ほんとに一皮剥けたというイメージを持っています。スポーツで心技体という言葉がありますが、非常にバランスのとれた選手として、SFをはじめとした全日本のトップカテゴリーのなかで、ここまで成熟したチャンピオンというのはなかなか印象にありません。
今後日本のレース界を引っ張っていく存在として、例えば、星野一義さん、本山哲さん、そして山本尚貴選手となっていくのかなぁという印象を持っています。この先、強い選手がたくさんいる中で、山本選手はどういう戦いをして、どういう振る舞いをするのかというのを、人として興味を持っています。
他にも面白い選手はたくさんいますが、山本選手に今年のルーキーをはじめとする勢いのある選手が、どうぶつかっていくのかは非常に面白いと思います。できればドライでその戦いを見たいと思います。
(解説者としては)あまり細かい事を言ってもというのはあるんですが、マニアックになりすぎないように、視聴者の皆さんが「あ、そうなんだ」と腑に落ちるようなポイントをついていきたいと思います。
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI
TCRジャパンサタデーシリーズ第3戦の公式予選が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#21篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)が今季2度目のポールポジションを獲得した。
公式予選は午前10時20分より20分間で行われた。途中コース上に障害物が落ちていたということで赤旗中断が一度あったものの、大きなクラッシュなどもなく順調にセッションは進行した。
前回のSUGOでポールポジションを獲得している篠原はここでも好調ぶりを見せ、最初のアタックでいきなり1'48.377を記録。午後の決勝をポールからスタートすることになった。
ジェントルマンクラストップは#33前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)。終了間際まで懸命のアタックを続けて1'48.434を記録。オーバーオールのポールまでわずか0.057秒差にまで迫り、見事フロントロースタートをものにした。
オーバーオールの3位は#52密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)。ジェントルマンクラス2位には#23YOSHIKI(Audi RS 3 LMS)がつけた。
サタデーシリーズ第3戦決勝はこのあと午後4時10分より23分+1周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2019/07/13) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 1'48.377 | - | - | 151.571 |
| 2 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 1'48.434 | 0.057 | 0.057 | 151.491 |
| 3 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 1'48.744 | 0.367 | 0.310 | 151.059 |
| 4 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'49.037 | 0.660 | 0.293 | 150.653 |
| 5 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 1'49.276 | 0.899 | 0.239 | 150.324 |
| 6 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 1'49.607 | 1.230 | 0.331 | 149.870 |
| 7 | 23 | G | 2 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'49.752 | 1.375 | 0.145 | 149.672 |
| 8 | 19 | G | 3 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'49.854 | 1.477 | 0.102 | 149.533 |
| 9 | 72 | G | 4 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'49.863 | 1.486 | 0.009 | 149.521 |
| 10 | 24 | G | 5 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'49.925 | 1.548 | 0.062 | 149.436 |
| 11 | 62 | G | 6 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR TEAM G/MOTION' | 1'50.186 | 1.809 | 0.261 | 149.082 |
| 12 | 22 | G | 7 | ポール・イップ | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'50.793 | 2.416 | 0.607 | 148.266 |
| 13 | 55 | G | 8 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 1'51.230 | 2.853 | 0.437 | 147.683 |
| 14 | 10 | G | 9 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 1'51.301 | 2.924 | 0.071 | 147.589 |
| 15 | 101 | G | 10 | 中原 英貴 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 1'51.600 | 3.223 | 0.299 | 147.194 |
| 16 | 190 | G | 11 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'52.319 | 3.942 | 0.719 | 146.251 |
| 17 | 7 | G | 12 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 1'52.837 | 4.460 | 0.518 | 145.580 |
全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦のフリー走行が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#37ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)が従来のコースレコードを上回る1'22.569を記録してトップタイム。ダニエル・ティクトゥムに代わって今回から参戦の#15パトリシオ・オワード(TEAM MUGEN SF19)は1'23.057を記録し、ホンダ勢最速の8位につけた。
フリー走行は午前9時5分より60分間で行われた。当初雨が心配されたものの、終始ドライコンディションでの走行となった。途中スープラコーナー立ち上がりで#4国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)がスピンしたことにより赤旗中断があったものの、それ以外は大きなアクシデントもなく順調に進行した。
開幕戦を制したキャシディは今回も好調で、序盤から1'22.868を記録してトップに立つ。終盤に入って#3山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)が1'22.730を記録してトップに立ったが、キャシディはその直後に1'22.569を叩き出し、再びトップの座を奪い返した。
このタイムはアンドレ・ロッテラーが2014年の第2戦で記録した1'22.572のコースレコードを上回るもの。公式予選での大幅なタイム更新が大いに期待できそうだ。2位には#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が割って入り、山下は3位でフリー走行を終えた。
また、開幕から15号車をドライブしていたダニエル・ティクトゥムが突如レッドブルのスカラシップから外されたことに伴い、今回から参戦することが決まったオワードは昨年のインディライツチャンピオン。今シーズンはインディカーシリーズに参戦しながら、先日のFIA-F2オーストリア大会にも参戦したレッドブル期待の若手。前日の専有走行では最下位に終わったものの、このセッションでは一時3位に食い込む速さを見せ、ホンダ勢最速の8位につけた。
第4戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2019/07/13) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | R1'22.569 | - | - | 198.946 |
| 2 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'22.691 | 0.122 | 0.122 | 198.653 |
| 3 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'22.730 | 0.161 | 0.039 | 198.559 |
| 4 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'22.801 | 0.232 | 0.071 | 198.389 |
| 5 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'22.932 | 0.363 | 0.131 | 198.076 |
| 6 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'22.948 | 0.379 | 0.016 | 198.037 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'22.959 | 0.390 | 0.011 | 198.011 |
| 8 | 15 | パトリシオ・オワード | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.057 | 0.488 | 0.098 | 197.777 |
| 9 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'23.079 | 0.510 | 0.022 | 197.725 |
| 10 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.219 | 0.650 | 0.140 | 197.392 |
| 11 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.267 | 0.698 | 0.048 | 197.279 |
| 12 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.283 | 0.714 | 0.016 | 197.241 |
| 13 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'23.289 | 0.720 | 0.006 | 197.227 |
| 14 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.301 | 0.732 | 0.012 | 197.198 |
| 15 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'23.390 | 0.821 | 0.089 | 196.988 |
| 16 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.557 | 0.988 | 0.167 | 196.594 |
| 17 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.624 | 1.055 | 0.067 | 196.436 |
| 18 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'23.702 | 1.133 | 0.078 | 196.253 |
| 19 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'23.891 | 1.322 | 0.189 | 195.811 |
| 20 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'24.085 | 1.516 | 0.194 | 195.359 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'22.572)を非公式に上回りました。
全日本F3選手権第11戦、第12戦の公式予選が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が前回SUGO大会に続いて4戦連続のポールポジションを獲得した。

公式予選は午前8時25分より30分間で行われた。上空を厚い雲が覆い尽くしていたものの、雨が降ることはなく、終始ドライコンディションでの走行となった。
前日の専有走行では#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が午前中トップ。午後は#12大津弘樹(ThreeBond F318)がトップタイムを記録していたが、この予選では最初のアタックから宮田が1'34.409、1'34.181、1'34.024と順調にタイムを縮めて序盤からトップに立った。
フェネストラズは2セット目のタイヤを投入した直後に1'33.850を記録して一時トップに立ったものの、宮田はすぐに1'33.540を叩き出してトップを奪い返し、チェッカー提示直後には1'33.504までタイムを縮めてベスト、セカンドベスト共にトップとなり、第11戦、第12戦ともにポールポジションからスタートすることになった。2位はフェネストラズ、3位には#37小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がつけた。
なお、今回は久保田克昭、山口大陸の両名が欠場しているため、マスタークラスは#30DRAGON(TEAM DRAGON F3)のみが出走している。
第11戦決勝はこのあと午後1時45分より15周で、第12戦決勝は明日午後4時5分より21周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2019/07/13) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 12 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.548 | - | - | 175.598 |
| 2 | 11 | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'34.076 | 0.528 | 0.528 | 174.612 |
| 3 | 12 | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'34.278 | 0.730 | 0.202 | 174.238 |
| 4 | 37 | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'34.297 | 0.749 | 0.019 | 174.203 |
| 5 | 65 | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'34.454 | 0.906 | 0.157 | 173.913 |
| 6 | 35 | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'34.544 | 0.996 | 0.090 | 173.748 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'34.680 | 1.132 | 0.136 | 173.498 |
| 8 | *2 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'34.721 | 1.173 | 0.041 | 173.423 |
| 9 | 51 | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'35.325 | 1.777 | 0.604 | 172.324 |
| 10 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'35.672 | 2.124 | 0.347 | 171.699 |
| 11 | 13 | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'35.684 | 2.136 | 0.012 | 171.678 |
| 12 | 5 | | 石澤 浩紀 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.542 | 2.994 | 0.858 | 170.152 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'43.364)予選通過 ---- |
- CarNo.2は、統一規則第19条2.(走路外走行)により、当該ラップ削除のペナルティーを科した。
SUPER FORMULA Rd.4 -RIJ- (2019/07/13) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 11 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.507 | - | - | 175.675 |
| 2 | 11 | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'33.850 | 0.343 | 0.343 | 175.032 |
| 3 | 37 | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'33.994 | 0.487 | 0.144 | 174.764 |
| 4 | 12 | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'34.061 | 0.554 | 0.067 | 174.640 |
| 5 | 65 | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'34.219 | 0.712 | 0.158 | 174.347 |
| 6 | 35 | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'34.404 | 0.897 | 0.185 | 174.005 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'34.481 | 0.974 | 0.077 | 173.864 |
| 8 | 2 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'34.586 | 1.079 | 0.105 | 173.671 |
| 9 | 51 | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'35.308 | 1.801 | 0.722 | 172.355 |
| 10 | 13 | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'35.422 | 1.915 | 0.114 | 172.149 |
| 11 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'35.454 | 1.947 | 0.032 | 172.091 |
| 12 | 5 | | 石澤 浩紀 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.389 | 2.882 | 0.935 | 170.422 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'43.162)予選通過 ---- |

前戦鈴鹿ラウンドから5日のメンテナンス期間で、Arnage Racingはタイにマシンを送り出した。タイヤの熱ダレに泣かされた鈴鹿ラウンドから、チームはさらにタイヤのチョイスに熟考を重ね、これまでに使用したことのない硬さのタイヤでタイ大会に臨むことを決断した。
June 29th Qualifying Day 曇り/ドライ 気温33℃ 路面温度40℃ 入場者10,618人
予選日は、朝から強めに吹く風が比較的涼しく、タイらしからぬ過ごしやすいコンディションとなった。
チームは、午前中の公式練習を、未知数のハードタイヤの摩耗状態とグリップの確認に費やした。その結果、タイで通常起こる異常摩耗の現象が見られず、状態が非常に良いことを確認することができた。また、ガレージで実施したデフの調整が功を奏してか、セッティングは予想以上に当たっている。タイヤもマシンの安定感も今季一番で、チームは決勝に向けての手応えを十分感じることができた。ドライバー2人も十分にマシンのフィーリングを確かめることができ、特にチャーンインターナショナルサーキットが初めての山下選手は、十分な慣熟走行をすることができた。
午後からの予選は、15時よりスタート。
今年初めてQ1を担当する加納選手が、Q2目指して早々にコースに出てアタック開始。加納選手は5Lap目に1‘35.226をマークしたが、残念ながら一発の速さに欠け、並み居る強豪マシンに1秒及ばずQ2進出は叶わなかった。
ARNAGE AMG GT3は決勝を最後尾から追い上げることとなった。
June 30th Race Day 晴れ/ドライ 気温:33℃→34℃ / 路面温度:48℃→45℃ 入場者;20,282人
決勝の行われる日曜日も、雲の多い蒸し暑い天候だったが、雲は薄く、タイ名物スコール襲来の心配はなさそうだ。
タイラウンド では決勝前のウォームアップ走行の前に、サーキットサファリの時間が設けられ、コースの理解をさらに深めるため、山下選手がコースに出た。途中フロントのバイブレーションを訴えてピットに戻る場面もあったが、ブレーキパッドを交換して解決。その後のウォームアップの時間に、加納選手も最終確認をして、マシンはスターティンググリッドについた。
最後尾から追い上げる形となったArnage Racingの第一スティントを任された山下選手は、落ち着いた走りで少しずつペースを上げ、ポジションアップを図る。スティントの中盤以降には1分35秒台のタイムをコンスタントに刻み、31Lap目に、見かけ上の順位を8番手にまで上げて、加納選手と交代するためにピットに戻ってきた。
チームは左側のタイヤを前後交換し、素早い給油を済ませて、19番手でマシンをコースに戻した。
加納選手の担当する第2スティントがスタートして間も無く、35Lap目に500クラスのマシンの多重クラッシュが発生。セーフティーが導入され、全てのマシンのギャップがクリアになったが、このタイでも、セーフティーカーのタイミングはArnage Racingに有利には働かない。事実上トップのマシンはARNAGE AMG GT3のすぐ後方に迫っており、レース再開後間も無い40Lap目に加納選手をパス。周回遅れとなったArnage Racingには、またしても少し不利な展開となってしまった。
それでも加納選手はリスタートしてすぐに1‘35.189をマークするなど、非常に好調な走りを見せた。時刻は16時を回り少しずつ日が陰り始めたが、気温は下がる気配を見せない。しかし、チョイスされた硬めのタイヤのおかげで、加納選手の走りは衰えなかった。
ところが45Lap目、完走ポイント3に向けて順調な快走を続けていた加納選手にアクシデントが襲いかかる。通称「HONDA1コーナー」に差し掛かったところで、後方から近づいてきた300クラスのマシンが接触。ポジションこそ大きく落とさなかったものの、ARNAGE AMG GT3はコースサイドでストップしてしまった。
マシンは左側を大きく損傷し、1分近くストップしていたが、なんとかコースに復帰。走行を再開した加納選手は、何事もなかったかのように1分35秒台をマークしながら残りの15周をクリアして、無事に20位でチェッカーを受けることができた。しかし、接触により失った1分の代償は大きく、ほんの僅かの差で500クラストップのマシンにパスされてしまったため、完走ポイント3を取ることはできなかった。

ARNAGE RACING Team Release
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

株式会社ル・ボーセモータースポーツ(代表取締役・坪松唯夫)は、7月27日に行われる祇園祭ふるさと茂木夏祭りにおいて、スーパー耐久に参戦中のDENSO Le Beausset RC350のデモ走行を行うと発表した。中山雄一がドライブする。詳細は以下リリースにて。
ル・ボーセモータースポーツでは、茂木町内一のイベントとなる「祇園祭 ふるさと茂木 夏まつり」において、スーパー耐久車両のDENSO Le Beausset RC350を展示し、メイン会場の街中で栃木県初の公道における走行を行うこととなりました。
茂木町は、多くのモータースポーツファンが集っておりますが、今回は地域密着活動のひとつとして、モータースポーツの町 茂木を更に盛り上げるべく夏まつりに参加し、レーシングカーを身近に感じていただくとともに、その迫力に触れていただければと考えております。茂木町の商工観光課をはじめとした町役場の皆様、茂木警察署、夏まつり実行委員会の皆様の多大なるご協力のもと、また何よりもモータースポーツにご理解いただける町民の皆様のご協力があって実施できることとなりましたこと、本当に嬉しく思います。
多くの皆様にお越しいただき、茂木ならではの夏祭りを楽しんでいただければと思います。
祇園祭 ふるさと茂木 夏まつり
DENSO Le Beausset RC350 Showrun Motegi
| 日付 | 2019年7月27日(土) |
| 展示 | 14:00~21:00 |
| デモ走行 | 17:00~17:15 |
| ドライバー | 中山雄一 2015~2017年 スーパー耐久 ル・ボーセモータースポーツより参戦 2019年 スーパーGT参戦(GT-500) ニュルブルクリンク24時間参戦(TOYOTA GAZOO Racing) |
Le Beausset Motorsports
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのうちのひとつ、スーパーFJもてぎシリーズの第3戦が7月6(土)にツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催された。
前戦から2ヶ月半のインターバルを経て開催された今大会、岩澤は開幕からの3連勝を狙い、そのライバルともいえる伊東は初勝利を、岸本は表彰台を目指して挑んだ。

予選 7月6日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
レースウィークを通して涼しい気候となった第3戦。梅雨時期ながら雨は降らず、金曜日のトレーニングでは2本の走行ともにドライコンディションで、前戦の4月に対して路面温度も高い状況のため、それに合わせたセッティングを進めながら練習を重ねた。予選が行われる土曜日も雨粒が落ちることはなく、9時30分から20分間の計測が開始された。
岸本は、計測時間が半分を過ぎた5周目にまず2分7秒500に入れると後半へ向けてペースを上げていく。8周目には7秒074で4番手に上がると、残り2分半で続けてもうワンアタック。セクター1、セクター3を自己ベストで繋ぐと、6秒730でベスト更新、自己最高位の3番手を獲得した。
伊東は序盤、周りとの間隔を合わせながらじっくりタイヤに熱を入れていき、6周目に6秒090を記録し2番手。狙いを定めていた後半へ向けペースを上げていくと、9周目にセクター1~3まで自己ベストでクリアしていく。そのまま最終コーナーまでミスなく立ち上がっていくと5秒688で逆転し、開幕戦以来の二度目のポールポジションを獲得した。
岩澤は、3周目には6秒台に入れ早々にタイムを刻んでいく。すると5周目には5秒890で唯一5秒台を出し、続く6周目には5秒831でさらに更新してトップをキープしていくが、終盤の伊東のアタックによりわずかに及ばず2番手となった。
その結果、ル・ボーセが予選1-2-3を獲得し、決勝での表彰台独占が期待された。

決勝 7月6日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
午後に行われた決勝では、2番手の岩澤がスタートを決めて伊東を攻略すると、一方の伊東はそのまま岩澤に食らい付いていく。3番手スタートの岸本もポジションキープで3コーナーに入っていくが、ブレーキング勝負で6番手に。
岩澤にピタリとついていた伊東は、2周目の1コーナーで逆転しトップに躍り出ると差を築こうとプッシュしていく。岸本も同じく1コーナーでインから5番手に上がるが、相手もしぶとく一進一退の展開。
レース折り返し地点の5周目、岩澤は2番手で伊東を追いかける展開が続いていたが、S字コーナーでフロントサスペンションが破損。そのままコースアウトを喫し、リタイアとなってしまう。それにより岸本は5番手となり、終盤へ向けてスパートをかけていく。
トップを守っていた伊東は、安定して6秒台のペースで周回していき、1周あたり約2秒のペースで後続を引き離すと、最終ラップには各セクターをまとめ上げ6秒436でファステストラップを記録。後続と12秒差でポールトゥウィン、自身初勝利を飾った。
岸本は追い上げ叶わず5位でチェッカー、しかし2戦連続で入賞を果たし今回もポイントを獲得した。
次戦もインターバルを経て10月の開催となる。更に強くなって残り2戦を戦うことが期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
予選で上位を独占出来たことは頼もしい限りだ。決勝はそれぞれの持ち味が出るようアドバイスしたが岸本は1周目に遅れてしまったことで、予選での速さを生かし切れなかった。トップは伊東と岩澤の争いになるだろうと予想していたが岩澤にトラブルが出てしまい早い時点で勝負が決まってしまった。伊東はスタートこそ2番手にダウンしたが、持ち前のスピードで後続を12秒引き離し格の違いを見せつけた。
- Driver 岸本尚将(Naomasa Kishimoto)COMMENT
-
今回のレースウィークを通して、色々とセッティングも変えながら上り調子で来ていて、予選でもいいペースで走れるようになり、課題であったリアのコントロールもできるようになりました。しかし、決勝の序盤で抜かれてしまうことが多く、冷えているときのコントロールが甘いというのが反省点です。ペースは悪くないところまで来たので、まだ温まっていない時の走り方を練習していきたいと思います。
- Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMENT
-
予選は、ラスト2~3周でアタックしようと思っていたので、それに向けて位置取りやタイヤへの熱も上手く入れることができて、ポールを取ることができました。決勝はスタートで出遅れてしまいましたが、すぐに追いついて仕掛けることができて、その後はペースを乱さず走れましたし、最後のファステストも狙っていたので、ほとんどミスなく走れて良かったです。勝てて嬉しいですが、余韻に浸らず、強い気持ちで次戦以降も臨みたいと思います。
- Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
-
今回の予選では、自分のドライビングのピークを持ってくるのが早すぎて、後半のクルマがいい状態の時にタイムを出すことが出来ませんでした。レースはスタートもまずまず決まってトップになれたのですが、2周目からペースが上がらず何とかついていく状態で、ポイントが欲しかったのでできるところまで走ろうと周回していましたが、5周目でリタイアとなってしまいました。これも運なので、インターバルはトレーニングなど続けながら、絶対誰にも負けないように運も引きつけられるようにしたいです。
Le Besusset Motorsports
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
TCRJサンデーシリーズ第2戦は23日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、予選2位からスタートしたジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)が波乱のレースを制し、総合とジェントルマンクラスで優勝した。
決勝レースはこの日の最終プログラムとして午後4時35分にフォーメーションラップが始まった。
レースは、予選3位のマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)と同4位の金丸悠(Honda CIVIC TCR)が好スタートし、ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)に並びかける。しかしこの3台は1コーナー手前で接触。金丸と篠原はコースアウトしここでレースを終えることとなった。
これで労せずしてトップに立ったのは予選2位でジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR。2位には松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)が、3位にはジェントルマンクラスのユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR)が続くが、このスタート直後の接触で早くもセーフティー(SC)が導入されることとなった。
レースは再開するも今度は8周目に3位を走るタニグチが馬の背の進入で姿勢を崩してクラッシュ。再びSCが導入された。
レースはファイナルラップの1周を残して再開。前嶋が逃げ切り優勝、2位には松本が、3位には後方から追い上げた密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)が入った。
ジェントルマンクラスは総合でも優勝した前嶋がこちらも優勝。2位にはヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR)が、3位にはYOSHIKI(Audi RS 3 LMS)が入った。
第3戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月14日に開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorpsorts Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は23日、宮城県のスポールランドSUGOで決勝を行い、ポールポジションからスタートした山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)が68周を走って優勝した。
決勝は午後2時20分にフォーメーションラップが始まった。昨日から断続的に降った雨も上がり、SUGOの上空には徐々に青空が広がってきた。
スタートを制したのはポールポジションの山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)。2位に野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)、3位にルーカス・アウアー(Red Bull SF19)と予選順通りに1コーナーを通過。
1周目から3周目にかけては2位を走る野尻を始めミディアムタイヤでスタートした10人のドライバーがピットインしてタイヤをソフトに交換。
これでトップの山本に続いて2位に付けたのがアウアー。3位に牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、4位にハリソン・ニューウェイ(GOLDEX TAIROKU RACING SF19)が上がってきた。
山本はアウアーとの差を徐々に広げ独走態勢を築く。
タイヤ交換組でトップを走行していたのは野尻で、山本はピット作業時間の45秒を稼ぐべく、野尻との差をじりじりと離し始める。
山本は40周目には野尻との差を47秒と開き安全圏に入ると、50周目にはその差を54秒まで広げ51周目にピットイン。アウアーも同周にピットインすると、この2人は野尻の前でコースに復帰することに成功した。
2人にパスされた野尻はなんと56周目の1コーナーでスピン、コースアウト。ここでセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。
レースは61周目からリスタートしたが、ここで坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)がSPコーナーでスピン。再びSCが導入される。
2度目のリスタートは残り3周となった66周目から。ここでは、山本の後ろに2人の周回遅れがおり、背後を脅かされることなくトップでコントロールラインを通過。2位のアウアーはこの周回遅れに詰まったところで、4コーナーで小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)にパスされることとなった。
レースは68周を回って山本が優勝。2位には小林が、3位にはアウアーが入った。4位・ニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)、5位・福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)、6位・山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)、7位・石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、8位・国本雄資(ORIENTALBIO KONDO SF19)とここまでが入賞となった。
第4戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月14日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 12 | 25'48.135 |
| 2 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 12 | 1.016 |
| 3 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 12 | 1.231 |
| 4 | 19 | G | 2 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 12 | 3.561 |
| 5 | 23 | G | 3 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 12 | 3.958 |
| 6 | 24 | G | 4 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 12 | 5.546 |
| 7 | 10 | G | 5 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 12 | 8.277 |
| 8 | 55 | G | 6 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 12 | 8.493 |
| 9 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 12 | 8.944 |
| 10 | 190 | G | 7 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 12 | 10.894 |
| 11 | 62 | G | 1 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with G/MOTION' | 12 | 12.816 |
| 12 | 7 | G | 8 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 12 | 22.261 |
| 13 | 72 | G | 9 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 10 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 0 | 12Laps |
| - | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 0 | 12Laps |
- Fastest Lap: CarNo.33 前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR) 1'29.463 (8/12) 149.060km/h
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 68 | 1:27'37.593 |
| 2 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 3.127 |
| 3 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 68 | 4.820 |
| 4 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 5.621 |
| 5 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 68 | 8.060 |
| 6 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 8.149 |
| 7 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 10.061 |
| 8 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 11.351 |
| 9 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 68 | 12.330 |
| 10 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 12.736 |
| 11 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 14.207 |
| 12 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 68 | 15.289 |
| 13 | *64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 68 | 40.720 |
| 14 | *65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 68 | 50.740 |
| 15 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 67 | 1Lap |
| 16 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 67 | 1Lap |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 67 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 60Laps)完走 ---- |
| - | *39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 58 | 10Laps |
| - | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 55 | 13Laps |
| - | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 49 | 19Laps |
- Fastest Lap: CarNo.50 ルーカス・アウアー(Red Bull SF19) 1'08.048 (4/68) 195.969km/h
- CarNo.65は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条(ピットレーン出口のホワイトラインカット)違反により、競技結果に35秒加算のペナルティーを科す。
- CarNo.39は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.11(SC中のスピン)により、競技結果に35秒加算のペナルティーを科す。
- CarNo.64は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(SCリスタート違反)により、競技結果に35秒加算のペナルティーを科す。
全日本F3選手権第10戦は23日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、予選2位からスタートを制した大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が初優勝を飾った。
決勝は午前10時10分にフォーメーションラップが始まる。シャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が不参加となったため、13人のドライバーがグリッドを離れた。昨夜からの雨も上がり、路面はほぼドライコンディションとなった。
スタートでは、予選2位の大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が蹴り出しよくインから、ポールポジションの宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)を抜き去り1コーナーでトップに躍り出た。宮田は2位に付け、予選3位の小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がスタートをミスしたためサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が3位に、エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が4位に上がり、小高は5位に落ちた。
2周目の1コーナーでは山口大陸(タイロクレーシング28号)がコースアウトしたため早くもセーフティーカー(SC)が導入される。
SCが退き、レースは6周目から再開。大湯は絶妙のリスタートを決めて宮田を1秒近く離し1コーナーへ。
しかし、スピードに勝る2位の宮田はトップ、大湯との差を徐々に詰め始める。7周目には0秒3まで縮め、ここから大湯と宮田の息詰まるトップ争いが勃発する。宮田は16周目にはストレートで0秒1差まで大湯に迫り、1コーナーでアウトから並びかけるが大湯もトップを死守、順位は変わらない。
18周目にはマスタークラスのトップを走っていたDRAGONが3コーナーでスピン、コースアウト。再びSCが導入されることとなった。
レースは23周目から残り3周で再開。このリスタートでも大湯は宮田を引き離して1コーナーに侵入。この後も宮田の追撃を振り切り、うれしいF3初優勝を飾った。ファステストラップをたたき出して一矢報いた宮田が2位、3位にはフェネストラズが入った。
4位には小高との攻防を制したアーメドが、5位が小高、6位には片山義章(YTB by Carlin)が続いた。
マスタークラスは山口とDRAGONがリタイアしたため久保田克昭(Planex・スマカメF3)が昨日に続いて今季2勝目を飾った。
第11戦・第12戦は、富士スピードウェイに舞台を移し、7月11日、12日に開催される。

※注)宮田のマシンに対して抗議が出されており結果は暫定扱いとなっている。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 2 | | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 25 | 42'01.176 |
| 2 | 11 | | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 1.102 |
| 3 | 65 | | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 2.147 |
| 4 | 37 | | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 2.768 |
| 5 | 8 | | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 3.605 |
| 6 | 12 | | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 25 | 4.912 |
| 7 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 25 | 6.219 |
| 8 | 51 | | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 25 | 6.898 |
| 9 | 13 | | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 25 | 8.090 |
| 10 | 5 | M | 1 | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 25 | 22.407 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ---- |
| - | 30 | M | - | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 17 | 8Laps |
| - | 28 | M | - | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1 | 24Laps |
| - | 7 | | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | DNS | |
| *36 | | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'14.055 (7/25) 180.073km/h
- CarNo.36は、2019年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第6条1.(車両規定違反)により第22条2.12)に基づき、失格のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は23日、スポーツランドSUGOで30分間のフリー走行を行い、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)がトップタイムを記録した。
フリー走行は午前9時10分より30分間で行われた。昨夜から降った雨も上がり、路面が乾きつつあるなか、ウェット宣言されたセッションは進行した。
この午後からの決勝をにらんでセッションでトップタイムを記録したのは1分6秒630で関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)。2位には坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19)、3位には平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が付けた。
ポールシッターの山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)は19位でフリー走行を終えた。
ただし、ミディアム/ソフトと装着タイヤの状態、燃料搭載量、アンチラグの強度など、各チーム決勝のシミュレーションも行ったはずで、この順位で決勝を占うことはできない。
決勝は午後2時20分より68周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/23) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.630 | - | - | 200.140 |
| 2 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.699 | 0.069 | 0.069 | 199.933 |
| 3 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.702 | 0.072 | 0.003 | 199.924 |
| 4 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.917 | 0.287 | 0.215 | 199.282 |
| 5 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'06.992 | 0.362 | 0.075 | 199.058 |
| 6 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.035 | 0.405 | 0.043 | 198.931 |
| 7 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.150 | 0.520 | 0.115 | 198.590 |
| 8 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.161 | 0.531 | 0.011 | 198.558 |
| 9 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.216 | 0.586 | 0.055 | 198.395 |
| 10 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.348 | 0.718 | 0.132 | 198.006 |
| 11 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.365 | 0.735 | 0.017 | 197.956 |
| 12 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.416 | 0.786 | 0.051 | 197.806 |
| 13 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.426 | 0.796 | 0.010 | 197.777 |
| 14 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.441 | 0.811 | 0.015 | 197.733 |
| 15 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.665 | 1.035 | 0.224 | 197.079 |
| 16 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.705 | 1.075 | 0.040 | 196.962 |
| 17 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.711 | 1.081 | 0.006 | 196.945 |
| 18 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.937 | 1.307 | 0.226 | 196.290 |
| 19 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'07.955 | 1.325 | 0.018 | 196.238 |
| 20 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'08.142 | 1.512 | 0.187 | 195.699 |
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 1'27.129 | - | - | 153.053 |
| 2 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 1'27.443 | 0.314 | 0.314 | 152.503 |
| 3 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'27.915 | 0.786 | 0.472 | 151.684 |
| 4 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 1'28.076 | 0.947 | 0.161 | 151.407 |
| 5 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 1'28.226 | 1.097 | 0.150 | 151.150 |
| 6 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 1'28.452 | 1.323 | 0.226 | 150.763 |
| 7 | 72 | G | 2 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'28.608 | 1.479 | 0.156 | 150.498 |
| 8 | 62 | G | 1 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR 全薬工業with G/MOTION' | 1'28.891 | 1.762 | 0.283 | 150.019 |
| 9 | 19 | G | 3 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'28.899 | 1.770 | 0.008 | 150.005 |
| 10 | 23 | G | 4 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.056 | 1.927 | 0.157 | 149.741 |
| 11 | 24 | G | 5 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.572 | 2.443 | 0.516 | 148.878 |
| 12 | 190 | G | 6 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'29.971 | 2.842 | 0.399 | 148.218 |
| 13 | 55 | G | 7 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 1'30.829 | 3.700 | 0.858 | 146.818 |
| 14 | 10 | G | 8 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 1'31.247 | 4.118 | 0.418 | 146.145 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'33.228)予選通過 ---- |
| - | 7 | G | - | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 1'35.254 | 8.125 | 4.007 | 139.997 |
TCRJサタデーシリーズは22日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、予選3位の密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)がスタートでトップに立つと後続を押さえきり優勝した。ジェントルマンクラスはユーク・タニグチが優勝した。
第2戦決勝は午後16時35分にフォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの篠原拓朗(Audi RS 3 LMS)はスタートをミス。素晴らしいスタートを切ったのは予選2位でジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)だったが1コーナーでいきおい余ってスピン。大きく後退してしまう。これでトップに立ったのは予選3位の密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)。2位にはマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)が続き、篠原は3位に落ちた。
篠原はすかさず2周目にホーソンをパスして2位に上がると密山を追う。この密山と篠原のトップ争いはレース終盤まで、後続を引き離しながら0秒5前後の差で接近戦を演じる。
しかしここSUGOでは抜きどころがなく、ベテランの密山が若手の篠原を終始押さえきり、今季初優勝を飾った。2位は篠原。
3位にはホーソンが入り、4位は松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)が入った。
。5位にはジェントルマンクラスは総合5位の優勝のユーク・タニグチ(Honda CIVIC TCR)が優勝。2位にはHIROBONが入り、3位には2度のスピンからトップと遜色ないタイムで追い上げた前嶋が入った。
サンデーシリーズ第2戦は明日23日、午後4時35分から23分+1周のレースとして行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第9戦は22日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1度もトップを譲ることなくポールトゥウィンで今季3勝目を飾った。
第9戦決勝は午後3時10分にフォーメーションラップが始まった。雲は低く垂れ込めているものの終始雨が落ちることなくレースは進行した。
トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。2位には小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)、3位にはシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)と予選順通りに続き、4位には予選4位のエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)をかわしたサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が上がってきた。
4周目には後方でマスタークラスのトップ争いをしていたDRAGON(TEAM DRAGON F3)と山口大陸(タイロクレーシング28号)が1コーナー立ち上がりで接触。DRAGONはその場でストップし、山口は走行を続けたものの最終コーナーでマシンを止めた。
この2台のマシンの排除のためレースはセーフティーカーが導入される。
セーフティーカーが退くと、9周目には1コーナーでミレッシをとらえたフェネストラズが3位に上がる。2位の小高のペースが上がらないためトップの宮田は徐々にリードを広げ、独走態勢を築いていく。
宮田は18周を走って今季3勝目のポールトゥウイン。ファステストラップも記録し今季初のフルマークでレースを締めくくった。
小高は終盤フェネストラズに攻められるが、これをしのいで自身最高位の2位でフィニッシュ。トムスにとっても今季初の1-2体勢となった。3位にはフェネストラズが入った。
4位は大きく遅れて大津弘樹(ThreeBond F318)が、5位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が、6位にはアーメドが入った。
マスタークラスはDRAGONと山口がリタイアしたため、久保田克昭(Planex・スマカメF3)が今季初優勝を飾った。
第10戦は明日23日、午前10時20分より25周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 17 | 25'42.585 |
| 2 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 17 | 0.717 |
| 3 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 17 | 11.486 |
| 4 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 17 | 15.431 |
| 5 | 72 | G | 1 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 17 | 17.342 |
| 6 | 19 | G | 2 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 17 | 20.049 |
| 7 | 33 | G | 3 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 17 | 24.257 |
| 8 | 62 | G | 4 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR TEAM G/MOTION' | 17 | 32.220 |
| 9 | 23 | G | 5 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 17 | 32.705 |
| 10 | 190 | G | 6 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 17 | 33.789 |
| 11 | 24 | G | 7 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 17 | 34.353 |
| 12 | 55 | G | 8 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 17 | 52.029 |
| 13 | 7 | G | 9 | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 16 | 1Lap |
| 14 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 15 | 2Laps |
| 15 | 10 | G | 10 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 15 | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo.21 篠原拓朗(Audi RS 3 LMS) 1'29.105 (2/17) 149.659km/h
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 28'24.149 |
| 2 | 37 | | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 6.146 |
| 3 | 11 | | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 6.938 |
| 4 | 12 | | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 12.655 |
| 5 | 2 | | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 18 | 14.042 |
| 6 | 65 | | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 14.699 |
| 7 | 8 | | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 15.969 |
| 8 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 18 | 22.282 |
| 9 | 51 | | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 23.021 |
| 10 | 13 | | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 26.194 |
| 11 | 5 | M | 1 | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1'03.506 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 7 | | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 10 | 8Laps |
| - | 28 | M | - | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 4 | 14Laps |
| - | 30 | M | - | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 3 | 15Laps |
- Fastest Lap: CarNo.36 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 1'13.540 (15/18) 181.334km/h
全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は22日、スポーツランドSUGOでノックアウト方式の公式予選を行い、山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後1時20分から。午前のフリー走行終了時からの天候は、雨が降っては日が差すというパターンを繰り返ししていたが、予選開始時には雨はやみ路面はほぼドライコンディションとなった。しかし、相変わらず雨模様でべたべたとした冷たい風が場内を吹き抜け、天候は予断を許さない。
SUGOラウンドはQ1が2グループに分けて10分ずつ行われることとなり、A・Bグループそれぞれ上位6台がQ2に進出する。
Q1、Aグループでは平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が、Bグループでは山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)がトップで通過。有力ドライバーでは開幕戦優勝のニック・キャシディ(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)、前戦優勝の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)、ルマンウィナーの中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF19)、ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN SF19)などがここで敗退した。
Q2では、山本が驚異的なタイム、コースレコードを大きく上回り3秒台に入る1分3秒953を叩き出しトップで通過。2位には牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が、3位には福住仁嶺(DOCOMO DANDELION M5Y SF19)が付けた。トヨタエンジンユーザーでは唯一、小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)が8位で通過した。ここではQ1、Aグループでトップタイムの平川などが敗退した。
Q3は雨が降り始めた中で始まった。ここではナカジマレーシングの2台、アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)と牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がそろってアタック中にSPコーナーでクラッシュ。赤旗が提示された。
セッションは再開されず、このまま終了。この時点でトップタイムを出していた山本がポールポジション。2位に野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が、3位にルーカス・アウアー(Red Bull SF19)が入った。クラッシュしたパロウと牧野は赤旗の原因を作ったためタイムを抹消された。
山本以外はアタックに入る前のタイムで順位が決まっており、消化不良の予選となってしまった。
決勝は明日23日、午後2時20分より68周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'05.014 | R1'03.953 | R1'04.532 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | 1'05.833 | R1'04.457 | 1'10.761 |
| 3 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | 1'05.442 | R1'04.576 | 1'11.475 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | 1'05.979 | R1'04.514 | 1'12.172 |
| 5 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | 1'05.442 | R1'04.582 | 1'12.808 |
| 6 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'05.687 | R1'04.337 | 1'13.892 |
| 7 | *65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | 1'05.710 | R1'04.308 | deleted |
| 8 | *64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | 1'05.493 | R1'04.377 | deleted |
| 9 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'05.680 | R1'04.600 | |
| 10 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | 1'05.712 | 1'04.800 | |
| 11 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | 1'06.082 | 1'04.836 | |
| 12 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'05.649 | 1'04.936 | |
| 13 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | 1'05.747 | | |
| 14 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'06.135 | | |
| 15 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'05.761 | | |
| 16 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | 1'06.249 | | |
| 17 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'05.887 | | |
| 18 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | 1'06.302 | | |
| 19 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | 1'06.063 | | |
| 20 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'06.884 | | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'04.694)を更新しました。
- CarNo.65は、2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条7により、Q3のタイム抹消のペナルティーを科す。
- CarNo.64は、2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条7により、Q3のタイム抹消のペナルティーを科し順位を8位とする。
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'04.532 | - | - | 206.647 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'10.761 | 6.229 | 6.229 | 188.456 |
| 3 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'11.475 | 6.943 | 0.714 | 186.573 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'12.172 | 7.640 | 0.697 | 184.771 |
| 5 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'12.808 | 8.276 | 0.636 | 183.157 |
| 6 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'13.892 | 9.360 | 1.084 | 180.470 |
| 7 | *65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | deleted | - | - | - |
| 8 | *64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | deleted | - | - | - |
- CarNo.65は、2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条7により、Q3のタイム抹消のペナルティーを科す。
- CarNo.64は、2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第27条7により、Q3のタイム抹消のペナルティーを科し順位を8位とする。
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | R1'03.953 | - | - | 208.518 |
| 2 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | R1'04.308 | 0.355 | 0.355 | 207.366 |
| 3 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | R1'04.337 | 0.384 | 0.029 | 207.273 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | R1'04.377 | 0.424 | 0.040 | 207.147 |
| 5 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | R1'04.457 | 0.504 | 0.080 | 206.890 |
| 6 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | R1'04.514 | 0.561 | 0.057 | 206.708 |
| 7 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | R1'04.576 | 0.623 | 0.062 | 206.509 |
| 8 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | R1'04.582 | 0.629 | 0.006 | 206.490 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | R1'04.600 | 0.647 | 0.018 | 206.432 |
| 10 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'04.800 | 0.847 | 0.200 | 205.792 |
| 11 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'04.836 | 0.883 | 0.036 | 205.678 |
| 12 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'04.936 | 0.983 | 0.100 | 205.361 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'04.694)を更新しました。
■Aグループ
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.680 | - | - | 203.035 |
| 2 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.687 | 0.007 | 0.007 | 203.013 |
| 3 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.710 | 0.030 | 0.023 | 202.942 |
| 4 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.833 | 0.153 | 0.123 | 202.563 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.979 | 0.299 | 0.146 | 202.115 |
| 6 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'06.082 | 0.402 | 0.103 | 201.800 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.135 | 0.455 | 0.053 | 201.638 |
| 8 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.249 | 0.569 | 0.114 | 201.291 |
| 9 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.302 | 0.622 | 0.053 | 201.130 |
| 10 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.884 | 1.204 | 0.582 | 199.380 |
■Bグループ
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.014 | - | - | 205.118 |
| 2 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.442 | 0.428 | 0.428 | 203.776 |
| 3 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.442 | 0.428 | 0.000 | 203.776 |
| 4 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.493 | 0.479 | 0.051 | 203.618 |
| 5 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.649 | 0.635 | 0.156 | 203.131 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.712 | 0.698 | 0.063 | 202.936 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.747 | 0.733 | 0.035 | 202.828 |
| 8 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.761 | 0.747 | 0.014 | 202.785 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.887 | 0.873 | 0.126 | 202.397 |
| 10 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'06.063 | 1.049 | 0.176 | 201.858 |
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 TCR JAPAN SATURDAY Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 21 | | | 篠原 拓朗 | Audi RS 3 LMS Hitotsuyama Racing | 1'27.536 | - | - | 152.341 |
| 2 | 33 | G | 1 | 前嶋 秀司 | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR GO&FUN Squadra Corse | 1'27.819 | 0.283 | 0.283 | 151.850 |
| 3 | 52 | | | 密山 祥吾 | Volkswagen Golf GTI TCR 埼玉トヨペットGreenBrave | 1'28.327 | 0.791 | 0.508 | 150.977 |
| 4 | 25 | | | 松本 武士 | Volkswagen Golf GTI TCR Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山 | 1'28.401 | 0.865 | 0.074 | 150.850 |
| 5 | 18 | | | マシュー・ホーソン | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'28.403 | 0.867 | 0.002 | 150.847 |
| 6 | 5 | | | 金丸 悠 | Honda CIVIC TCR TEAM GOH MODELS | 1'28.539 | 1.003 | 0.136 | 150.615 |
| 7 | 72 | G | 2 | ユーク・タニグチ | Honda CIVIC TCR KCMG | 1'29.050 | 1.514 | 0.511 | 149.751 |
| 8 | 19 | G | 3 | ヒロボン | Volkswagen Golf GTI TCR バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'29.094 | 1.558 | 0.044 | 149.677 |
| 9 | 23 | G | 4 | YOSHIKI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.134 | 1.598 | 0.040 | 149.610 |
| 10 | 62 | G | 5 | 塩谷 烈州 | Honda CIVIC TCR TEAM G/MOTION' | 1'29.152 | 1.616 | 0.018 | 149.580 |
| 11 | 190 | G | 6 | 植田 正幸 | Audi RS 3 LMS バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 1'29.489 | 1.953 | 0.337 | 149.016 |
| 12 | 24 | G | 7 | KENJI | Audi RS 3 LMS N-SPEED | 1'29.874 | 2.338 | 0.385 | 148.378 |
| 13 | 10 | G | 8 | 佐藤 潤 | Volkswagen Golf GTI TCR Adenau | 1'30.598 | 3.062 | 0.724 | 147.192 |
| 14 | 55 | G | 9 | Mototino | ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 55 MOTO RACING | 1'31.119 | 3.583 | 0.521 | 146.351 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'33.664)予選通過 ---- |
| - | 7 | G | - | 牧野 淳 | Audi RS 3 LMS NILZZ Racing | 1'34.911 | 7.375 | 3.792 | 140.503 |
全日本F3選手権は22日、スポーツランドSUGOで第9,10戦の公式予選を行い、両戦とも宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午前10時15分より。コースはほドライコンディションとなった。ベストタイムで第9戦の、セカンドベストタイムで第10戦のグリッドが決定する。
開始10分前、宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が1分13秒147でトップに立ったところで、山口大陸(タイロクレーシング28号)がSPコーナーでクラッシュしたため赤旗が提示される。
セッションは午前10時34分に、残り16分で再開された。ここでエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が1分13秒142で宮田を逆転してトップに立つ。
この後、入念にタイヤを暖めてアタックを開始した宮田が1分12秒604と2位以下を大きく上回るタイムでトップ立った。
他のドライバーもアタックを始めるが終盤には再びコースに雨が落ち始めたためタイムが振るわず、。宮田のポールポジションが確定した。2位には小高一斗(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が付け、チームトムスが1-2。3位にはシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が入った。
第10戦は、赤旗前に出したタイムで宮田がダブルポール。2位には大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が入り、3位には小高が付けている。
ここまでこのシリーズを圧倒しているサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)は第9戦5位、第10戦6位と終盤の雨に泣かされた。
マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON F3)が両戦ともポールポジションを獲得した。
第9戦は本日22日、午後3時10分より18周で、第10戦は明日23日、午前10時20分より25周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 10 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.147 | - | - | 182.309 |
| 2 | 2 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'13.256 | 0.109 | 0.109 | 182.037 |
| 3 | 37 | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.379 | 0.232 | 0.123 | 181.732 |
| 4 | 11 | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.428 | 0.281 | 0.049 | 181.611 |
| 5 | 65 | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.478 | 0.331 | 0.050 | 181.487 |
| 6 | 8 | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.503 | 0.356 | 0.025 | 181.426 |
| 7 | 7 | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.845 | 0.698 | 0.342 | 180.585 |
| 8 | 12 | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'13.883 | 0.736 | 0.038 | 180.492 |
| 9 | 35 | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'14.063 | 0.916 | 0.180 | 180.054 |
| 10 | 51 | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'14.077 | 0.930 | 0.014 | 180.020 |
| 11 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'14.995 | 1.848 | 0.918 | 177.816 |
| 12 | 13 | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'15.307 | 2.160 | 0.312 | 177.079 |
| 13 | 28 | M | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'15.695 | 2.548 | 0.388 | 176.172 |
| 14 | 5 | M | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'16.824 | 3.677 | 1.129 | 173.583 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'20.587)予選通過 ---- |
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2019/06/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 9 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'12.604 | - | - | 183.672 |
| 2 | 37 | | 小高 一斗 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'13.105 | 0.501 | 0.501 | 182.413 |
| 3 | 7 | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.105 | 0.501 | 0.000 | 182.413 |
| 4 | 65 | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.142 | 0.538 | 0.037 | 182.321 |
| 5 | 11 | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.190 | 0.586 | 0.048 | 182.201 |
| 6 | 2 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 1'13.223 | 0.619 | 0.033 | 182.119 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'13.377 | 0.773 | 0.154 | 181.737 |
| 8 | 12 | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'13.737 | 1.133 | 0.360 | 180.850 |
| 9 | 35 | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 1'13.904 | 1.300 | 0.167 | 180.441 |
| 10 | 51 | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'14.022 | 1.418 | 0.118 | 180.153 |
| 11 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 1'14.781 | 2.177 | 0.759 | 178.325 |
| 12 | 13 | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'15.019 | 2.415 | 0.238 | 177.759 |
| 13 | 28 | M | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 1'15.019 | 2.415 | 0.000 | 177.759 |
| 14 | 5 | M | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'16.405 | 3.801 | 1.386 | 174.535 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'20.232)予選通過 ---- |
スーパーフォーミュラ第3戦は22日、スポーツランドSUGOでフリー走行を行い関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)が、トップタイムを記録した。
フリー走行は午前9時より1時間1分で行われた。昨夜からの雨も早朝には上がり、上空には時折薄日が差す。所々ウェットパッチが残るもののレコードラインはほほドライ。ウェット宣言が出され、徐々にコンディションが回復する中で、セッションは進行した。
序盤は、路面の回復を待ってピットで待機、またはウェットタイヤを履いて1周回るのみでピットで待機するドライバーが多く、20分過ぎにようやく全ドライバー、ドライタイヤを履いての走行が始まった。
ここでトップタイムを記録したのが1分5秒471で山本尚貴(DOCOMO DANDELION M1S SF19)。2位には小林可夢偉(KCMG Elyse SF19)が、3位には野尻智紀(TEAM MUGEN SF19)が続く。
上位陣の順位は変わらず、膠着状態でセッションは推移したが、残り15分アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO SF19)が1コーナーでコースアウトして車両回収のため赤旗が提示された。
セッションは午前9時54分に再開。1分間延長され残り7分での走行となった。ここでトップに立ったのは1分5秒284で関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19)。山本は2位に、小林は3位に落ちた。
以下、4位に牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING SF19)、5位にアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING SF19)のナカジマ勢が続き、6位には山下健太(ORIENTALBIO KONDO SF19)が付けた。
公式予選はこの後午後12時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2019/06/22) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2019 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.284 | - | - | 204.266 |
| 2 | 1 | 山本 尚貴 | DOCOMO DANDELION M1S SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.471 | 0.187 | 0.187 | 203.683 |
| 3 | 18 | 小林 可夢偉 | KCMG Elyse SF19 carrozzeria Team KCMG | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.533 | 0.249 | 0.062 | 203.490 |
| 4 | 65 | 牧野 任祐 | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.543 | 0.259 | 0.010 | 203.459 |
| 5 | 64 | アレックス・パロウ | TCS NAKAJIMA RACING SF19 TCS NAKAJIMA RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.601 | 0.317 | 0.058 | 203.279 |
| 6 | 3 | 山下 健太 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.613 | 0.329 | 0.012 | 203.242 |
| 7 | 16 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.641 | 0.357 | 0.028 | 203.155 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.650 | 0.366 | 0.009 | 203.128 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.690 | 0.406 | 0.040 | 203.004 |
| 10 | 38 | 石浦 宏明 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.769 | 0.485 | 0.079 | 202.760 |
| 11 | 15 | ダニエル・ティクトゥム | TEAM MUGEN SF19 TEAM MUGEN | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.854 | 0.570 | 0.085 | 202.498 |
| 12 | 37 | ニック・キャシディ | VANTELIN KOWA TOM’S SF19 VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'05.916 | 0.632 | 0.062 | 202.308 |
| 13 | 5 | 福住 仁嶺 | DOCOMO DANDELION M5Y SF19 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'05.953 | 0.669 | 0.037 | 202.194 |
| 14 | 4 | 国本 雄資 | ORIENTALBIO KONDO SF19 KONDO RACING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.003 | 0.719 | 0.050 | 202.041 |
| 15 | 51 | ハリソン・ニューウェイ | GOLDEX TAIROKU RACING SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'06.113 | 0.829 | 0.110 | 201.705 |
| 16 | 17 | 塚越 広大 | REAL SF19 REAL RACING | Honda M-TEC HR-417E | 1'06.221 | 0.937 | 0.108 | 201.376 |
| 17 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'06.228 | 0.944 | 0.007 | 201.355 |
| 18 | 50 | ルーカス・アウアー | Red Bull SF19 B-Max Racing with motopark | Honda M-TEC HR-417E | 1'06.369 | 1.085 | 0.141 | 200.927 |
| 19 | 39 | 坪井 翔 | JMS P.MU/CERUMO・INGING SF19 JMS P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'07.217 | 1.933 | 0.848 | 198.392 |
| 20 | 7 | アーテム・マルケロフ | UOMO SUNOCO SF19 UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA TRD Biz-01F | 1'08.314 | 3.030 | 1.097 | 195.206 |

S-FJオートポリスシリーズ二日目の第3戦。朝は曇り空ではあったものの徐々に回復し、昨日とは打って変わり青空が広がり路面もドライコンディションに。
連戦の場合、予選のトップタイムで土曜日の決勝、セカンドタイムで日曜日の決勝のポジションを決めることが多いが、今回は第3戦も改めて予選が組まれており、選手たちも気持ち新たに予選に臨んだ。
そして予選トップタイムでポールポジションを獲得したのは元オートポリスシリーズチャンプで現在鈴鹿シリーズ戦をメインとしている吉田宣弘(G-Yoshida☆KKS-Ⅱ)。
フロントローには第2戦に続き下野璃央(Dorago CORSE 10V)。そして荒川麟(Dorago CORSE 10V)が3番手に。4番手、吉元陵(安藤商会オートパンサーNEO鹿児島ED)、5番手、篠田義仁(イワモトレーシング制動屋シノジュウ)、6番手、川地欽也(GYAN GARAGE☆EKC☆SPV)7番手、益田富雄(KMTS RTミストKK-SⅡ)、8番手、浜久保太一(PLORISSA WEST)と続いた。
決勝戦、スタートで下野が出遅れ、その隙に荒川が抜け出しトップの吉田に迫り、そのすぐ後ろを吉元が追う展開に。4番手にポジションを上げた篠田が下野、益田を従え第二集団を形成。
周回を重ねる毎に3番手の吉元は「前の2台に付いていって抜くチャンスを伺いたかったが、中盤から苦しくなってきて前のペースに付いていけなくなった」と、トップの2台から徐々に離され、優勝争いは吉田と荒川の二台に。
第二集団では、下野はスタートの出遅れを取り戻すかのような走りで終盤には4位に浮上。益田も5位にポジションを上げ下野を猛追。6位にポジションダウンした篠田は思うようにペースを上げることができず、すぐ後ろに迫っていた浜久保からポジションを守るので精一杯だった。
「結構なタイヤカスを拾ってしまって……」と、終盤ペースを落とした吉田であったが2位の荒川にコンマ8秒の差をつけポール・トゥ・ウインを達成し表彰台の頂点に立った。
Text & Photo: Koji IKEDA

6月15日と16日の二日間にかけ開催されるS-FJオートポリスシリーズ第2戦・第3戦。今年から全国で転戦するジャパンチャレンジ第2回戦でもある。(第1回戦は筑波)
土曜日の第2戦は、朝から雨と霧が立ちこめるオートポリスウェザー。レース進行の遅れが懸念されたが、直前に霧が晴れた為、オンタイムで予選が開催された。
予選でトップタイムを叩き出したのは遠征組で昨年のシリーズチャンピオンの荒川麟(Drago CORSE 10V)。雨は得意な方だと語る荒川は、2番手のチームメイト下野璃央Drago CORSE 10V)にコンマ8秒の差を付けポールポジションを獲得。
下野は「赤旗が出てアタックする周回が少なくなってしまって……」と悔しさを滲ませたが、初めてのオートポリスでフロントローにつけた。
3番手に現在鈴鹿シリーズに参戦中の吉元陵(安藤商会オートパンサーNEO鹿児島ED)、4番手に篠田義仁(イワモトレーシング制動屋シノジュウ)、5番手に第1戦チャンピオンの益田富雄(KMTS RTミストKKSⅡ)、6番手にはオートポリスを走るのは数年ぶりと語る吉田宣弘(G Yoshida☆KKS)が続いた。
決勝前には小康状態だった雨も、決勝スタート進行と共に雨脚が強くなりはじめ、波乱のレースが予想された。決勝、ブラックアウトと同時にスタートを決めた荒川に対しフロントローの下野はスタートで出遅れ6番手にドロップしてしまう。
序盤、下野と入れ替わる形で吉元が2番手に付け、篠田、吉田、益田、下野とレースを形成。
中盤では、荒川は降りしきる雨の中プッシュし続け後方との差を徐々に広げ、2位の吉元も単独走行という展開。一方で6番手まで沈んでいた下野であったが4番手まで浮上。吉田と下野の激しい攻防戦が繰り広げられたが、8周目の第2ヘアピンで双方ともスピンを喫し、吉田は順位を落とした代わりに篠田が3位に浮上。下野はそのまま自走でピットへと戻りリタイアとなった。
スタートから誰にもトップを明け渡すことがなかった荒川は、2位と16秒もの大差を付け、雨の降りしきるオートポリスシリーズ第2戦をポール・トゥ・ウインで勝利した。
Text & Photo: Koji IKEDA

株式会社日本レースプロモーションは13日、6月22日(土)23日(日)に宮城県スポーツランドSUGOで開催される2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の公式予選Q1を2グループに分けて行うと発表した。大会特別規則書17条3に準拠する。詳細は以下の通り。
- 公式予選Q1を2つのグループ(A組とB組)に分けて実施する
- グループ分けの方法は抽選とする
- 参加車両が複数のエントラントは、それぞれ別の組とする
- 公式予選Q1は各組10分間の走行とする
- 各組の上位6台がその次のセッション(Q2)へ進出する
- 公式予選通過基準タイムは、Q1各組において達成された同組1位タイムの107%以内とする
- Q2に進出できなかった車両には、Q1で最も速いタイムを記録した組のQ1順位7番に総合予選順位13番が与えられ、別の組のQ1順位7番に総合予選順位14番が与えられる。以降交互に総合予選順位が決定される
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Super F3 Race in OKAYAMA -RIJ- (2019/06/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2019 Japanese Fomura3 Championship Round 8 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 8 | | | 片山 義章 | YTB by Carlin Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 25'22.439 |
| 2 | 11 | | | サッシャ・フェネストラズ | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 0.948 |
| 3 | 36 | | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 1.624 |
| 4 | 37 | | | 阪口 晴南 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 18 | 5.798 |
| 5 | 7 | | | シャルル・ミレッシ | YTB by Carlin Dallara F317 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 8.633 |
| 6 | 2 | | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F319 | TODA TR-F301 | 18 | 12.771 |
| 7 | 35 | | | 河野 駿佑 | RS FINE K&N F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz HWA 414 | 18 | 18.743 |
| 8 | 51 | | | アメヤ・ベイディアナサン | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 23.354 |
| 9 | 12 | | | 大津 弘樹 | ThreeBond F318 Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 24.455 |
| 10 | 30 | M | 1 | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 35.885 |
| 11 | 28 | M | 2 | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F315 | Volkswagen Spiess A41 | 18 | 42.219 |
| 12 | 13 | | | 三浦 愛 | ThreeBond F314 Dallara F314 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 18 | 42.390 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16Laps)完走 ---- |
| - | 5 | M | - | 久保田 克昭 | Planex・スマカメF3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 6Laps |
| - | *65 | | | エナム・アーメド | B-Max Racing with motopark F3 Dallara F312 | Volkswagen Spiess A41 | 0 | 18Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3) 1'23.830 (4/18) 159.022km/h
- CarNo.65は、2019全日本F3統一規則第15条1.(危険なドライブ行為)により、訓戒およびペナルティーポイント1点を科した。