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S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦Bグループ第1レグ結果

S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2021/12/10) 1st Leg Group 2 Final Weather:Fine Course:Dry
2021 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科
MYST KK-S2
613'34.607--
27髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
613'40.784 6.177 6.177
361高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
613'40.893 6.286 0.109
488八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
613'41.730 7.123 0.837
581佐藤 樹群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
613'42.867 8.260 1.137
620大木 一輝M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
613'45.57510.968 2.708
751岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
613'49.76815.161 4.193
869鶴岡 秀麿MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
613'50.06915.462 0.301
926吉元 陵安藤商会オートパンサーNEO鹿児島ED
MYST KK-S2
613'54.14719.540 4.078
1059松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
613'54.71520.108 0.568
1170南部 和哉タイヤカスレプリKK-SII
MYST KK-S2
614'02.16027.553 7.445
1217武者 利仁ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
614'02.53127.924 0.371
139上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
614'09.85335.246 7.322
1452安田 航Fガレージ&SウィンズSll
MYST KK-S2
614'11.41836.811 1.565
1530入江 裕樹スラッシュ☆タツミレーシング
MYST KK-S2
614'12.40737.800 0.989
1623宮本 健一KMTS-RT KK-SII ミスト
MYST KK-S2
614'12.74038.133 0.333
1754山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
614'26.20751.60013.467
1810小合 将司LOVCA teamNoel F.Tworks
MYST KK-S2
614'30.17855.571 3.971
1998JUNBlue style・オガテック17J
WEST 17J
614'55.1701'20.56324.992
20*71ハヤシ ヒロキ真不同MURBゼンカイレーシング遊技闘速
MYST KK-S2
614'57.6961'23.089 2.526
216谷川 文啓LOVCA F.T works
MYST KK-S2
615'03.4791'28.872 5.783
---- 以上規定周回数(90% - 5Laps)完走 ----
-19冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport
MYST KK-S2
49'23.6532Laps2Laps
-15小松 響Rn-sports・OKABE・KK-SII
MYST KK-S2
25'24.7004Laps2Laps
-37池内 比悠アルビMAKE WINNER GIA ED
TOKYO R&D RD10V
14'39.4845Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 7 髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ) 2'15.099 (4/6) 154.740km/h 154.740km/h
  • CarNo. 71は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条5)(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦Aグループ第1レグ 岡本大地がポールトゥウィン

日本一決定戦: Aグループ第1レグのスタートが切られた

 スーパーFJ日本一決定戦は11日、鈴鹿サーキットでAグループの第1レグ決勝を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)が優勝した。

 決勝は前戦のJAF-F4セミファイナルで赤旗中断があったため、定刻より10分遅れの午後2時40分にフォーメーションラップが始まった。

 予選の上位3台、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)、上野大哲(SACCESS RACING ES)、森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)は無難なスタートを決めこの順位のままで1コーナーへ向かう。一方予選4位の居附明利(SACCESS Racing ES)はスタートをミスして後方に下がり、4位には三島優輝(Rn-Sports制動屋KKS-2)が付けた。

 トップに立った岡本は、2位の上野を突き放しにかかり、3周目にはその差を0秒9と広げた。

 しかしここから上野は食い下がる。5周目にはこのレースのファステストラップをたたき出すと、岡本に急接近。岡本の背後まで迫ってきた。

 岡本も猛プッシュで逃げ切りを図るが、ストレートで速い上野を引き離せない。それでもなんとかしのぎ切り、6周を回って優勝をもぎ取った。2位には上野が入った。

 3位の森山は単独走行でこの順位でゴールした。

 スタートをミスした居附は、1周目に5位まで上がると、2周目には前を走る三島を攻略して4位まで順位を回復。しかし、前方の森山との差は大きく、タイヤを温存する作戦に切り替え、このままの順位でゴールした。

 5位には三島が、6位には伊藤慎之典(テイクファースト&チャリ走! 10V)が入った。

 日本一が決まる決勝は明日12日、午後3時30分より10周で行われる。

日本一決定戦: Aグループ第1レグ、岡本大地と上野大哲の争い

日本一決定戦: Aグループ第1レグ優勝は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

日本一決定戦: Aグループ第1レグ2位は上野大哲(SACCESS RACING ES)

日本一決定戦: Aグループ第1レグ3位は森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4日本一決定戦

JAF-F4:日本一決定戦鈴鹿セミファイナル 元嶋成弥が独走優勝 レースは大荒れ

日本一決定戦: 8周のセミファイナルがスタートした

 JAF-F4日本一決定戦は11日、鈴鹿サーキットでセミファイナルを行い、元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が優勝した。

 セミファイナルは午後1時40分にフォーメーションラップが始まった。鈴鹿は晴れ渡りこの時期にしては暖かい。

 スタートでは予選5位の加藤智(FEEL・TAKE FIRST)が蹴り出し良く、前車の横をすり抜け1コーナーでトップに立つ。2位には元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が、3位には金井亮忠(チームNATS・正義・001)が、4位にはハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)が、5位には鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)が続く。

 スピードに勝る元嶋はオープニングラップから加藤に急接近。ヘアピン立ち上がりで加藤の後ろにピタリと付けると、スプーンでインをこじ開けトップに躍り出た。加藤は2位に落ちる。

 この後方では、130Rで3台がスリーワイドとなるが、このうちの2台、黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)とヒロボン(Rnsports制動屋KKZS)が接触してクラッシュ。2周目からセーフティー(SC)が導入されることとなった。

 しかし130Rでのマシンの撤去が進まず、隊列が4周目走行中に赤旗が提示され、マシンはストレートに並べられることとなった。

 レースは午後2時8分、SC先導で再スタートが切られた。

 SCが退くと、元嶋がトップで6周目に突入。2位には加藤が、3位には金井が、4位には伊澤が、5位には鈴木が、6位には早坂公希(CMSルノー)が続く。

 6周目のシケインでは3位の金井が2位の加藤に仕掛けるが、オーバーラン、4位に落ちる。

 この間、元嶋は2位以下との差を徐々に広げ6周目には2秒6、7周目には5秒5とし、独走で8周を走り8秒3差で優勝した。

 2位争いは、加藤、伊澤、金井で繰り広げられたが、決め手がなくこのままの順位でゴール。5位には鈴木が6位には早坂が入った。

 決勝は明日12日、午後1時35分より10周で争われ日本一が決定する。

日本一決定戦: セミファイナル優勝は元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

日本一決定戦: セミファイナル2位は加藤智(FEEL・TAKE FIRST)

日本一決定戦: セミファイナル3位はハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦Aグループ第1レグ結果

S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2021/12/10) 1st Leg Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2021 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
613'29.492--
238上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
613'29.947 0.455 0.455
387森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
613'33.620 4.128 3.673
439居附 明利SACCESS Racing ES
MYST KK-S2
613'38.123 8.631 4.503
511三島 優輝Rn-Sports制動屋KKS-2
MYST KK-S2
613'41.04611.554 2.923
633伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
613'42.15112.659 1.105
736太田 達也M.I.D JAPAN ALBIREX 10V
TOKYO R&D RD10V
613'44.58515.093 2.434
813田上 蒼竜ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
613'47.56518.073 2.980
979三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
613'48.45318.961 0.888
1055板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
613'50.66721.175 2.214
1134渡会 太一オートバックスドラゴコルセ
TOKYO R&D RD10V
613'51.06221.570 0.395
1291白崎 稜ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
613'52.81623.324 1.754
1357吉田 宣弘EXTREME☆MYST☆KKSⅡ☆GY
MYST KK-S2
613'53.20123.709 0.385
1412小川 涼介M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
613'53.98824.496 0.787
1521太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
613'54.80025.308 0.812
1686木村 龍祐制動屋CF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
613'59.33029.838 4.530
1753鈴木 七瀬TQS・A-ONE KKS-II
MYST KK-S2
614'01.01031.518 1.680
1824碓井 ツヨシC.O.B-KART
MYST KK-S2
614'14.30844.81613.298
1989高橋 裕和タイカメンテナンス/制動屋/イワモトR
MYST KK-S2
614'17.13047.638 2.822
2044篠田 義仁イワモトレーシング・制動屋・SJ
MYST KK-S2
614'19.79950.307 2.669
210夕田 大助LAPS・レブレーシング
MYST KK-S2
614'26.73657.244 6.937
2297益田 富雄KMTS.RTミストKKS-II
Dallara KK-S2
614'26.79857.306 0.062
235高橋 浩史BBK☆レヴレーシング
MYST KK-S2
614'26.84657.354 0.048
2418大隅 雄策フィオーレMS、オガテック 、ミシマ11j
WEST 11J
615'10.0781'40.58643.232
---- 以上規定周回数(90% - 5Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.38 上野大哲(SACCESS RACING ES) 2'14.491 (5/6) 155.439km/h

F4日本一決定戦

JAF-F4:日本一決定戦鈴鹿セミファイナル結果

F4日本一決定戦 -RIJ- (2021/12/11) Semi Final Weather:Fine Course:Dry
2021 JAF F4 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
140元嶋 成弥Kデンタルオフィス★MYST
ルノーFC106
834'15.895--
210G1加藤 智FEEL・TAKE FIRST
B-MAX RK-01
834'24.220 8.325 8.325
319G2ハンマー 伊澤令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
834'24.500 8.605 0.280
472金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
834'24.793 8.898 0.293
543鈴木 智之テイクファースト★C72制動屋
ZAP F108
834'25.814 9.919 1.021
699G3早坂 公希CMSルノー
フォーミュラルノー
834'31.49415.599 5.680
78G4米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F301
834'36.07120.176 4.577
89勝亦 勇雅スーパーウインズ&ISP
RENAULT(FR2000)
834'42.13126.236 6.060
986川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
834'42.27726.382 0.146
1034西村 和則CMS NUTECルノー
ルノーFC106
834'47.41031.515 5.133
1133G5中島 功SHINSEI・KK
TOKYO R&D RD10W
834'47.96032.065 0.550
1217G6植田 正幸Rn制動屋MYST4
TATUUS
834'49.15433.259 1.194
130G7渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
835'00.38344.48811.229
1420G8佐藤 健介ハンマーR疾風20 ZENKAI
疾風(ハヤテ)
835'05.00649.111 4.623
15*13安井 和明佐藤製作所★TOMEI★ミスト
TT104ZZ
835'19.5561'03.66114.550
16*12G9佐藤 敦佐藤製作所KKZS★TOMEI
KK-ZS
835'21.0351'05.140 1.479
---- 以上規定周回数(90% - 5Laps)完走 ----
-*92黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
0 0.0008Laps8Laps
-11G-ヒロボンRnsports制動屋KKZS
KK-ZS
0 0.0008Laps 0.000
  • Fastest Lap: CarNo. 40 2'04.843 (7/8) 167.452km/h
  • CarNo. 13は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条(スタート手順)違反により、競技結果に30秒を加算した。
  • CarNo. 12は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第59条1)③④(妨害行為)により、競技結果に40秒を加算した。
  • CarNo. 92は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第59条1)③④(妨害行為)により、50秒を加算したがリタイヤにより不履行。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第12,13戦鈴鹿予選ポールシッターコメント 大草りき「シミュレーターで走り込んで臨みました」

第12,13戦総合PP 大草りき(PONOS Racing)

第12, 13戦ともポールポジションを獲得した大草りき(PONOS Racing)

「今回は絶対に勝ちたいので、まずは第一歩を踏み出せて良かったです。2位はもういらないので、2戦とも勝って気持ちよくシーズンオフを迎えたいと思います」

「そのために、シミュレーターでかなり練習をしました。予選の一発の走り方とか、タイヤの温め方とか、いろいろな想定をして走り込みましたので、具体的な走りのイメージを持っていたことが生きたように思います」

「古谷選手と今回は小川選手が速いので、決勝では二人を意識して負けないようにしないといけないと思っています。スタートに苦手意識があるのでそこが少し心配ですが、クルマ自体はすごく決まっているので、気持ちよく走れればいけると思います」

第12,13戦マスタークラスPP 今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

第12, 13戦ともマスタークラスのポールポジションを獲得した今田信宏(B-MAX ENGINEERING)

「今週はスーパーフォーミュラのマシンもドライブしましたが、その影響で昨日の練習走行ではすべてのコーナーで突っ込みすぎてしまう傾向がありました。そこを修正して予選に臨みました」

「リージョナルマシンで鈴鹿を走るのは初めてですが、鈴鹿のコースはかなり走り込んでいます。このマシンでポイントとなるのはどこかというのは分かっていますので、問題はありませんでした。できれば若手を一人ぐらい食いたかったのですが、そこまでのスピードはなかったですね」

「自力でのチャンピオン獲得はできませんが、ベストを尽くすだけです。スタートは得意ですので必ず連勝したいと思います」

まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Shigeru KITAMICHI
Yoshinori OHNISHI
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S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選 佐藤巧望がポールポジション

 スーパーFJ日本一決定戦は11日、鈴鹿サーキットでBグループの公式予選を行い、佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科)がポールポジションを獲得した。

 Bグループの公式予選はAグループに続き午前10時35分より20分間で行われた。

 Bグループでは鈴鹿シリーズランキング2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科)が好調。5周目に2分15秒101をマークするとここから終了までトップに君臨。最終的には14秒798までタイムを縮めてポールポジションを決めた。

 2位には2分14秒078までタイムを縮めた髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)が僅差で続き、3位には早々にアタックを切り上げた八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)が、4位には高木悠帆(MYST KK-SⅡ)が、5位には冨田自然( MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport)、6位には小松響(Rn-sports・OKABE・KK-SII)が入った。

 このBグループは午後3時10分より第1レグの決勝が6周で行われる。

日本一決定戦Bグループ: ポールポジションは佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科)

日本一決定戦Bグループ: 髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)

日本一決定戦Bグループ: 八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第12,13戦鈴鹿公式予選 大草りきがダブルポールポジションを決める

12月11日、フォーミュラ・リージョナル選手権(FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP)第12,13戦の予選が三重県・鈴鹿サーキットで行われ、大草りき(PONOS Racing)が安定した速さを見せ両予選ともポールポジションを獲得した。

マスタークラスは、すでにクラスチャンピオンを決めている今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が、こちらも2戦ともクラスポールを獲得した。

いよいよシリーズも最終大会を迎えた。舞台は国内屈指のテクニカルコース、鈴鹿サーキット。昨年シリーズがスタートしたFRJでは初開催となる。

最終大会まで持ち越されたチャンピオ争いでは、古谷悠河(TOM'S YOUTH)が205ポイントと、2位三浦愛(ARTA F111/3)161ポイントを大きくリードしており、第12戦でチャンピオンが決まる可能性が高い。

木、金曜日に行われた練習走行では、28号車・古谷と45号車・大草りきが速さを示しており、ポールポジション争いもこの2人の争いになることが予想された。

まず、第12戦の予選が午前11時10分から15分間、10分のインターバルをおいて、第13戦の予選が行われた。

第12戦予選

最初にターゲットタイムとなる1分57秒993をマークしたのは28号車・古谷。勝ってチャンピオンを決めたいという思いが走りにも現れている。これを3号車・小川颯太(Sutekina Racing)が1分57秒975とほんの僅か逆転してトップに立つ。

そこから2人はタイムを伸ばせずにいたが、45号車・大草はまず1分57秒885で逆転トップに立つと、さらに次の周には1分57秒613とタイムアップ。ポールポジションを確実なものにした。

マスタークラスは、ほぼ4号車・今田の独壇場。1分59秒829とマスタードライバーの中で唯一2分切りを果たすと、さらに1分59秒595まで削り、2位の7号車・畑享志(F111/3)を1秒近く引き離した。

今田は、今週スーパーフォーミュラ・ライツの合同テストに始まり、スーパーフォーミュラのルーキーテストにも参加するなど月曜から毎日鈴鹿を走り込んでいる。これも有利に働いた要因だろう。

ポールポジションは大草りき(PONOS Racing)

予選2位は小川颯太(Sutekina Racing)

予選3位は古谷悠河(TOM\'S YOUTH)

マスタークラスポールポジションは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

第13戦予選

この予選も、第12戦と同じく3人のポール争いになった。まず3号車・小川が1分57秒194をマークしたのを皮切りに、28号車・古谷1分57秒231、45号車・大草1分57秒015と僅差ながら大草がトップに立つ。

3号車・古谷は逆転を狙って渾身のアタックを試みるが、1分57秒107と大草のタイムには届かず、大草が第12戦に続くポールポジションを獲得した。

マスタークラスは、4号車・今田が1分58秒981とまたしても一人だけ2分切り。現在マスタークラスポイントリーダーの39号車・田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)を1秒以上引き離した。

今田は狙い通りダブルクラスポールを獲得し、逆転チャンピオンに向けお膳立ては整った感じだ。

決勝レースは、第12戦が明日12日午前9時10分から、第13戦が12時35分から、ともに12周(35分上限)で行われる。

ポールポジションは大草りき(PONOS Racing)

予選2位は古谷悠河(TOM\'S YOUTH)

予選3位は小川颯太(Sutekina Racing)

マスタークラスポールポジションは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ公式予選 岡本大地がポールポジション

 スーパーFJ日本一決定戦は11日、鈴鹿サーキットでAグループの公式予選を行い、岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)がポールポジションを獲得した。

 今回、日本一決定戦には48台がエントリー。Aグループ、Bグループとも24台ずつに分けられ公式予選が行われた。

 Aグループ予選は快晴の青空のもと、午前10時より20分で行われた。

 予選は鈴鹿シリーズチャンピオンの岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)と上野大哲(SACCESS RACING ES)の一騎打ちとなった。

 岡本は、前との間隔を広げるために1周を回ってピットインし再度コースイン。上野も遅めのピットアウトをしてタイムアタックを行った。

 上野は3周目に2分14秒796でトップに立つと、岡本が15秒104で2位に付ける。

 4周目には上野が2分14秒402、岡本が14秒778とそれぞれタイムを縮め順位は変わらず。

 5周目には岡本が2分14秒380で上野を逆転しトップに立つ。

 6周目には上野が2分14秒339までタイムを縮め再びトップに。

 しかし、岡本はさらにペースアップ。7周目には2分14秒170でトップを奪い返す。さらに岡本は13秒台に入れるべくアタックを継続するが遅いクルマにひっかかりタイプアップはならず。それでもこのタイムでポールポジションを決めた。上野はタイム更新できずに2位に後退した。

 3位には森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)が、4位には居附明利(SACCESS Racing ES)が、5位には伊藤慎之典(テイクファースト&チャリ走! 10V)が、6位には三島優輝(Rn-Sports制動屋KKS-2)が続いている。

 このAグループは午後2時30分より第1レグの決勝が6周で行われる。

日本一決定戦Aグループ: ポールポジションは岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

日本一決定戦Aグループ: 予選2位は上野大哲(SACCESS RACING ES)

日本一決定戦Aグループ: 予選3位は森山冬星(DIXCEL☆ROYAL/MYST)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4日本一決定戦

JAF-F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 元嶋成弥がポールポジションを獲得

 JAF-F4日本一決定戦は11日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)がポールポジションを獲得した。

 鈴鹿サーキットは早朝より快晴。午前9時25分より20分間の公式予選が行われた。

 予選を圧倒したのは、今シーズンのチャンピオンを獲得した元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)。ミッションにトラブルを抱えてたというものの4周目にただ一人2分4秒台に入る2分4秒781をたたき出すと、5周目には4秒437までタイムを縮めポールポジションを確定した。

 2位争いはハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)、金井亮忠(チームNATS・正義・001)と鈴木智之(テイクファースト★C72制動屋)の3人で繰り広げられたが、2分5秒201を出した伊澤が2位に浮上、3位には金井が、4位には鈴木が入った。

 5位には加藤智(FEEL・TAKE FIRST)、6位には黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)が続いている。

 この後、午後1時40分から8周のセミファイナルレースを行い、その順位のグリッドで明日12日午後1時35分より10周の決勝レースを行われる。

日本一決定戦: ポールポジションは元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

日本一決定戦: 予選2位はハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

日本一決定戦: 予選3位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第13戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2021/12/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
145大草 りきPONOS Racing
PONOS Racing
1'57.015--178.654
228古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1'57.107 0.092 0.092178.514
33小川 颯太Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'57.194 0.179 0.087178.381
49高橋 知己アネスト岩田Dome F111/3
Team Super License
1'57.365 0.350 0.171178.121
55塩津 佑介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'57.631 0.616 0.266177.718
68三浦 愛ARTA F111/3
Team Super License
1'57.969 0.954 0.338177.209
74M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'58.981 1.966 1.012175.702
830M2DRAGONB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
2'00.237 3.222 1.256173.867
939M3田中 優暉ASCLAYIndサクセスES
イーグルスポーツ
2'00.294 3.279 0.057173.784
107M4畑 亨志F111/3
Team Super License
2'00.353 3.338 0.059173.699
1111M5植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
2'00.372 3.357 0.019173.672
1234M6三浦 勝CMS F111
C.M.S motor sport's project
2'00.778 3.763 0.406173.088
1327M7SYUJIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
2'03.446 6.431 2.668169.347
1496M8TAKUMIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
2'04.905 7.890 1.459167.369
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

FRJ:第12戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2021/12/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 12 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
145大草 りきPONOS Racing
PONOS Racing
1'57.613--177.746
23小川 颯太Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'57.975 0.362 0.362177.200
328古谷 悠河TOM'S YOUTH
TOM'S YOUTH
1'57.993 0.380 0.018177.173
49高橋 知己アネスト岩田Dome F111/3
Team Super License
1'58.033 0.420 0.040177.113
58三浦 愛ARTA F111/3
Team Super License
1'58.459 0.846 0.426176.476
65塩津 佑介Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'58.615 1.002 0.156176.244
74M1今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX ENGINEERING
1'59.595 1.982 0.980174.800
87M2畑 亨志F111/3
Team Super License
2'00.464 2.851 0.869173.539
939M3田中 優暉ASCLAYIndサクセスES
イーグルスポーツ
2'00.515 2.902 0.051173.466
1030M4DRAGONB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
2'00.902 3.289 0.387172.910
1111M5植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
2'01.109 3.496 0.207172.615
1234M6三浦 勝CMS F111
C.M.S motor sport's project
2'01.520 3.907 0.411172.031
1396M7TAKUMIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
2'02.210 4.597 0.690171.060
1427M8SYUJIB-­MAX ENGINEERING FRJ
B-MAX ENGINEERING
2'04.226 6.613 2.016168.284
Tags:

S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選結果

S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2021/12/11) Group 2 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
156佐藤 巧望MYST.KK-SII.制動屋.佐藤歯科
MYST KK-S2
2'14.798--155.085
27髙口 大将FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'15.078 0.280 0.280154.764
388八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'15.238 0.440 0.160154.581
461高木 悠帆MYST KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'15.245 0.447 0.007154.573
519冨田 自然 MYST KKS-Ⅱ/ArugaSupport
MYST KK-S2
2'15.367 0.569 0.122154.434
615小松 響Rn-sports・OKABE・KK-SII
MYST KK-S2
2'15.643 0.845 0.276154.119
781佐藤 樹群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
2'15.658 0.860 0.015154.102
820大木 一輝M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'15.799 1.001 0.141153.942
969鶴岡 秀麿MYST・ゼンカイレーシング・KKS-2
MYST KK-S2
2'16.110 1.312 0.311153.590
1051岸本 尚将Tamayura Athle ABBEY KKSII
MYST KK-S2
2'16.265 1.467 0.155153.416
1159松田 大輝K-TACK MYST KK-SII
MYST KK-S2
2'16.667 1.869 0.402152.965
1226吉元 陵安藤商会オートパンサーNEO鹿児島ED
MYST KK-S2
2'17.166 2.368 0.499152.408
1370南部 和哉タイヤカスレプリKK-SII
MYST KK-S2
2'17.211 2.413 0.045152.358
1437池内 比悠アルビMAKE WINNER GIA ED
TOKYO R&D RD10V
2'17.436 2.638 0.225152.109
1552安田 航Fガレージ&SウィンズSll
MYST KK-S2
2'17.869 3.071 0.433151.631
1617武者 利仁ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'18.167 3.369 0.298151.304
1723宮本 健一KMTS-RT KK-SII ミスト
MYST KK-S2
2'19.476 4.678 1.309149.884
1854山田 健nutecレプリRD10V
TOKYO R&D RD10V
2'19.782 4.984 0.306149.556
1930入江 裕樹スラッシュ☆タツミレーシング
MYST KK-S2
2'19.949 5.151 0.167149.377
209上吹越 哲也FTK・レヴレーシング
MYST KK-S2
2'19.959 5.161 0.010149.367
2110小合 将司LOVCA teamNoel F.Tworks
MYST KK-S2
2'20.281 5.483 0.322149.024
2271ハヤシ ヒロキ真不同MURBゼンカイレーシング遊技闘速
MYST KK-S2
2'21.117 6.319 0.836148.141
236谷川 文啓LOVCA F.T works
MYST KK-S2
2'24.461 9.663 3.344144.712
2498JUNBlue style・オガテック17J
WEST 17J
2'25.78310.985 1.322143.399

S-FJ日本一決定戦

S-FJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ公式予選結果

S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2021/12/11) Group 1 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18岡本 大地FTK・レヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
2'14.170--155.811
238上野 大哲SACCESS RACING ES
MYST KK-S2
2'14.339 0.169 0.169155.615
387森山 冬星DIXCEL☆ROYAL/MYST
MYST KK-S2
2'15.071 0.901 0.732154.772
439居附 明利SACCESS Racing ES
MYST KK-S2
2'15.105 0.935 0.034154.733
533伊藤 慎之典テイクファースト&チャリ走! 10V
TOKYO R&D RD10V
2'15.895 1.725 0.790153.833
611三島 優輝Rn-Sports制動屋KKS-2
MYST KK-S2
2'15.981 1.811 0.086153.736
734渡会 太一オートバックスドラゴコルセ
TOKYO R&D RD10V
2'16.034 1.864 0.053153.676
813田上 蒼竜ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'16.311 2.141 0.277153.364
955板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
2'16.403 2.233 0.092153.261
1012小川 涼介M2 KK-SⅡ
MYST KK-S2
2'16.424 2.254 0.021153.237
1136太田 達也M.I.D JAPAN ALBIREX 10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.594 2.424 0.170153.046
1257吉田 宣弘EXTREME☆MYST☆KKSⅡ☆GY
MYST KK-S2
2'16.622 2.452 0.028153.015
1379三瓶 旭中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
2'16.707 2.537 0.085152.920
1491白崎 稜ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'16.764 2.594 0.057152.856
1586木村 龍祐制動屋CF亜衣KK-S2
MYST KK-S2
2'16.871 2.701 0.107152.737
1621太田 浩ミスト・セキグチ・制動屋
MYST KK-S2
2'16.979 2.809 0.108152.616
170夕田 大助LAPS・レブレーシング
MYST KK-S2
2'17.292 3.122 0.313152.268
1853鈴木 七瀬TQS・A-ONE KKS-II
MYST KK-S2
2'17.514 3.344 0.222152.022
1997益田 富雄KMTS.RTミストKKS-II
Dallara KK-S2
2'17.874 3.704 0.360151.625
2024碓井 ツヨシC.O.B-KART
MYST KK-S2
2'18.050 3.880 0.176151.432
2189高橋 裕和タイカメンテナンス/制動屋/イワモトR
MYST KK-S2
2'19.561 5.391 1.511149.793
225高橋 浩史BBK☆レヴレーシング
MYST KK-S2
2'20.957 6.787 1.396148.309
2344篠田 義仁イワモトレーシング・制動屋・SJ
MYST KK-S2
2'21.614 7.444 0.657147.621
2418大隅 雄策フィオーレMS、オガテック 、ミシマ11j
WEST 11J
2'27.60613.436 5.992141.628

F4日本一決定戦

JAF-F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選結果

F4日本一決定戦 -RIJ- (2021/12/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 JAF F4 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
140元嶋 成弥Kデンタルオフィス★MYST
ルノーFC106
2'04.437--167.998
219G1ハンマー 伊澤令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ
疾風(ハヤテ)
2'05.201 0.764 0.764166.973
372金井 亮忠チームNATS・正義・001
NATS 001
2'05.747 1.310 0.546166.248
443鈴木 智之テイクファースト★C72制動屋
ZAP F108
2'05.853 1.416 0.106166.108
510G2加藤 智FEEL・TAKE FIRST
B-MAX RK-01
2'06.058 1.621 0.205165.838
692黒沼 聖那ファーストガレージ&Sウインズ
B-MAX RK-01
2'06.215 1.778 0.157165.632
799G3早坂 公希CMSルノー
フォーミュラルノー
2'07.000 2.563 0.785164.608
88G4米谷 浩KK・ヨネタニ
Dallara F301
2'07.650 3.213 0.650163.770
986川原 悠生ファーストガレージ&Sウインズ
ZAP F108
2'07.731 3.294 0.081163.666
1011G5ヒロボンRnsports制動屋KKZS
KK-ZS
2'08.025 3.588 0.294163.290
1112G6佐藤 敦佐藤製作所KKZS★TOMEI
KK-ZS
2'08.242 3.805 0.217163.015
1233G7中島 功SHINSEI・KK
TOKYO R&D RD10W
2'08.270 3.833 0.028162.978
1313安井 和明佐藤製作所★TOMEI★ミスト
TT104ZZ
2'08.275 3.838 0.005162.972
1434西村 和則CMS NUTECルノー
ルノーFC106
2'09.293 4.856 1.018161.689
159勝亦 勇雅スーパーウインズ&ISP
RENAULT(FR2000)
2'09.375 4.938 0.082161.586
1617G8植田 正幸Rn制動屋MYST4
TATUUS
2'15.01710.580 5.642154.834
170G9渡辺 義人チームNATS・エクシズWXR
WXR MK-2
2'15.90211.465 0.885153.826
1820G10佐藤 健介ハンマーR疾風20 ZENKAI
疾風(ハヤテ)
2'17.65013.213 1.748151.872

SUPER FORMULA

SF:合同テスト鈴鹿 各チーム来季を見据えた3日間のテストを終える

12月7~9日の3日間、全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テストが鈴鹿サーキットで行われ、各チームは来季を見据えたドライバーや新人の起用など、それぞれの思惑を持ってテストに臨んだ。

ドライバーで注目されたのは、今季ドライバーズランキングで2位となった福住仁嶺が、スリーボンド・ドラゴコルセの12号車をドライブしたことだ。昨年、タチアナ・カルデロンを起用したものの、WECとの掛け持ちや、コロナの入国制限もあってフル参戦が叶わず、ポイント獲得がならなかったドラゴコルセにとっては、福住が乗ることになれば、勝負のテーブルにつくことができる。

福住に代わってドコモ・チーム・ダンディライアンレーシングのマシンに乗ったのは、レッドブル・無限・チームゴウで今シーズンを戦った大津弘樹。その大津のマシンはSFライツで速さを見せた佐藤蓮がドライブした。

またこの合同テストで引退セレモニーを行った中嶋一貴のシートには、ジュリアーノ・アレジが収まることがすでに決まっている。

12月7日午前(セッション1)

前日から生憎の雨模様で、テスト初日は2セッションともにレインコンディションとなった。

各ドライバーは、慎重にコースコンディションを探りながらの走行となったが、やや雨が弱くなった後半に徐々にタイムアップ。終了間際には本格的なアタックを行った。

ここでのトップタイムはセッション序盤から好調だった64号車の大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)。2位の19号車・関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)を100分の1秒上回った。

12月7日午後(セッション2)

午後になっても雨は止む気配はなく降り続いた。

このセッションで、好調な滑り出しを見せたのが3号車・山下健太、4号車・サッシャ・フェネストラズのコンドーレーシングコンビ。この2人は今回のテストを通じて好調だった。

後半は雨が強くなったため、各チームはピットで待機する時間が長くなり、その状態のままタイムアップ。

このセッションを制したのは50号車・松下信治(B-MAX RACING TEAM)。松下は最終戦でポールを奪った勢いそのままに、終盤トップに立つと、2位39号車・阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)を1秒以上引き離す走りを見せた。

12月8日午前(セッション3)

朝方はまだ雨が降っていたが、セッション開始の時刻には晴れ間も見えるようになった。

ドライの走行時間を伸ばすため、30分繰り上げて走行開始となったが、走行開始時はコースは濡れたまま。30分ほど経過して、ようやくドライタイヤでの走行が可能になった。

ここでも、3号車・山下、4号車・フェネストラズは安定した速さを見せ、これに6号車・大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、64号車・大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、36号車・ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)らが加わって、熾烈なトップ争いが繰り広げられた。

最後は終了3分前に大津が1分36秒658のトップタイムを叩き出したが、6位の5号車・牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)まで僅か0.176秒という僅差だった。

12月8日午後(セッション4)

このセッションでは、最初から64号車・大湯の速さが目立った。大湯は今回の合同テストで、チームメイトの1号車・山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)とマシンを交換して走行をしていたが、モノコックが新しい1号車より64号車の方がタイムが出るようだ。

最後は、予選さながら新品のソフトタイヤを次々に投入しての争いになったが、大湯が1分36秒092という最終戦のPPタイム(1分36秒717)を大きく上回るタイムを叩き出してテストを締めくくった。

12月9日午前(セッション5,6)

この日のテストはSF決勝出走が4戦未満というルーキー対象のテストディ。

参加者は、今シーズンSFライツを戦った15号車・佐藤蓮(Red Bull MUGEN Team Goh)、18号車・三宅淳詞(KCMG)、14号車・平良響(ROOKIE Racing)、これにSFライツ・マスタークラスチャンピオンの51号車・今田信宏(B-MAX RACING TEAM)が加わった4台が参加。

セッション5,6で1時間ずつ、合計2時間の走行枠であったが、両セッションとも佐藤がトップタイムをマーク。来シーズンのSFシート獲得をアピールした。ベストタイムは1分37秒112だった。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo:Katsuhiko KOBAYASHI
Tags:

SUPER FORMULA

SF:ルーキーテスト鈴鹿2回目結果

ルーキーテスト -RIJ- (2021/12/09) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 103 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
115佐藤 蓮Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'37.283--214.891
214平良 響ROOKIE Racing
TOYOTA TRD01F
1'37.447 0.164 0.164214.529
37三宅 淳詞KCMG
TOYOTA TRD01F
1'37.760 0.477 0.313213.842
451今田 信宏B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'41.069 3.786 3.309206.841
Tags:

SUPER FORMULA

SF:ルーキーテスト鈴鹿1回目結果

ルーキーテスト -RIJ- (2021/12/09) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 103 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
115佐藤 蓮Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'37.112--215.269
218三宅 淳詞KCMG
TOYOTA TRD01F
1'37.390 0.278 0.278214.654
314平良 響ROOKIE Racing
TOYOTA TRD01F
1'40.061 2.949 2.671208.925
451今田 信宏B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'43.379 6.267 3.318202.219
Tags:

SUPER FORMULA

SF:公式テスト鈴鹿4回目結果

合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2021/12/08) Official Testing 4 Weather:Fine Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
164大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.092--217.554
26大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.358 0.266 0.266216.953
34サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'36.381 0.289 0.023216.902
420平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'36.382 0.290 0.001216.899
550松下 信治B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'36.482 0.390 0.100216.675
63山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'36.499 0.407 0.017216.636
75牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.741 0.649 0.242216.095
81山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.855 0.763 0.114215.840
937宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'36.923 0.831 0.068215.689
1012福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'36.973 0.881 0.050215.578
1119関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'37.042 0.950 0.069215.424
1218国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD01F
1'37.136 1.044 0.094215.216
1338坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'37.225 1.133 0.089215.019
1415野尻 智紀MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.341 1.249 0.116214.763
1539阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'37.477 1.385 0.136214.463
1614大嶋 和也ROOKIE Racing
TOYOTA TRD01F
1'37.621 1.529 0.144214.147
1715佐藤 蓮Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'37.709 1.617 0.088213.954
187小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD01F
1'37.798 1.706 0.089213.759
1936ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'38.221 2.129 0.423212.838
2016野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'38.772 2.680 0.551211.651
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SUPER FORMULA

SF:合同テストはドライバー、マシンのテストだけじゃない

本日で2日目となる全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テストだが、行われているのはマシンやドライバーのテストだけではない。

ドライバーが被るヘルメットのテストの場でもあるのだ。

4号車のサッシャ・フェネストラズ選手、64号車の山本尚貴選手の走行画像を見ると、真っ白なヘルメットで走行している。詳細は不明だが、2人とも同じ型のように見えるので、メーカーの新型である可能性は高そうだ。

こういう発見があるのも合同テストの面白い点だ。

(追記)アライヘルメットに確認したところ、サッシャ選手が被っているものは、すでに海外で販売しているモデルの改良版のテストで、そのためフランス人のサッシャ選手に試してもらっているそうです。 山本選手が被っているのは、ニューモデルの開発テストとのことでした。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo:Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA

SF:鈴鹿サーキットで中嶋一貴引退セレモニー行われる

12月8日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の合同テストが行われている鈴鹿サーキットにおいて、先日レーシングドライバーの引退を発表した中嶋一貴選手の引退セレモニーが行われた。

SFドライバー、多くのチーム関係者、テストを観戦に来た熱心なファンが見守るなか、花束を贈られ、関係者に胴上げされた中嶋選手は笑顔を浮かべ「これからもレースへの応援をお願いします」と挨拶しセレモニーを締めくくった。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo:Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER FORMULA

SF:公式テスト鈴鹿3回目結果

合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2021/12/08) Official Testing 3 Weather:Cloudy Course:Dry
2021 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
16大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.658--216.280
236ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'36.691 0.033 0.033216.206
33山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'36.734 0.076 0.043216.110
464大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.738 0.080 0.004216.101
550松下 信治B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'36.773 0.115 0.035216.023
65牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'36.834 0.176 0.061215.887
716野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'37.019 0.361 0.185215.475
837宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'37.207 0.549 0.188215.059
94サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'37.232 0.574 0.025215.003
101山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'37.431 0.773 0.199214.564
1112福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'37.487 0.829 0.056214.441
1220平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'37.989 1.331 0.502213.342
137小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD01F
1'38.016 1.358 0.027213.284
1439阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'38.017 1.359 0.001213.281
1538坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'38.094 1.436 0.077213.114
1614中嶋 一貴NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'38.112 1.454 0.018213.075
1718三宅 淳詞KCMG
TOYOTA TRD01F
1'38.289 1.631 0.177212.691
1815佐藤 蓮Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'38.423 1.765 0.134212.402
1919関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'39.048 2.390 0.625211.061
2064山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'44.158 7.500 5.110200.707
211大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'44.937 8.279 0.779199.217
Tags:

SUPER FORMULA

SF:公式テスト鈴鹿2回目結果

合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2021/12/07) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
150松下 信治B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'53.800--183.701
239阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'54.901 1.101 1.101181.941
33山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'54.916 1.116 0.015181.917
45牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'55.087 1.287 0.171181.647
54サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'55.232 1.432 0.145181.418
66大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'55.261 1.461 0.029181.373
736ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'55.544 1.744 0.283180.928
812福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'55.674 1.874 0.130180.725
916野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'55.764 1.964 0.090180.585
107小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD01F
1'55.833 2.033 0.069180.477
111大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'55.974 2.174 0.141180.258
1237宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'56.005 2.205 0.031180.209
1320平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'56.059 2.259 0.054180.126
1438坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'56.716 2.916 0.657179.112
1514大嶋 和也ROOKIE Racing
TOYOTA TRD01F
1'57.214 3.414 0.498178.351
1618三宅 淳詞KCMG
TOYOTA TRD01F
1'58.979 5.179 1.765175.705
1715佐藤 蓮Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'59.925 6.125 0.946174.319
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:公式テスト鈴鹿3回目結果

公式合同テスト -RIJ- (2021/12/07) Official Testing 3 Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
11小高 一斗TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'07.678--163.734
235野中 誠太RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'08.032 0.354 0.354163.281
336平良 響TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'08.089 0.411 0.057163.208
451小出 峻B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'08.339 0.661 0.250162.890
510元嶋 成弥ルーニースポーツ
SPIESS A41
2'08.972 1.294 0.633162.091
637古谷 悠河TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'09.315 1.637 0.343161.661
711堤 優威ルーニースポーツ
SPIESS A41
2'09.521 1.843 0.206161.405
851木村 偉織B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'09.585 1.907 0.064161.324
952菅波 冬悟B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'09.612 1.934 0.027161.291
102太田 格之進TODA RACING
SPIESS A41
2'10.926 3.248 1.314159.673
114今田 信宏B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2'11.855 4.177 0.929158.547
1263平木 玲次HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2'12.256 4.578 0.401158.066
1330内田 優大B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2'13.094 5.416 0.838157.071
1462平木 湧也HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2'13.466 5.788 0.372156.633
Tags:

SUPER FORMULA

SF:公式テスト鈴鹿1回目結果

合同テスト・ルーキードライバーテスト -RIJ- (2021/12/07) Official Testing 1 Weather:Rain Course:Wet
2021 SUPER FORMULA Round 104 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
164大湯 都史樹TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'51.935--186.762
219関口 雄飛carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'51.945 0.010 0.010186.745
34サッシャ・フェネストラズKONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'52.322 0.387 0.377186.118
46大津 弘樹DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'52.338 0.403 0.016186.092
539阪口 晴南P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'52.470 0.535 0.132185.874
620平川 亮carenex TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'52.473 0.538 0.003185.869
736ジュリアーノ・アレジKuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'52.558 0.623 0.085185.728
85牧野 任祐DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'52.875 0.940 0.317185.207
950松下 信治B-MAX RACING TEAM
Honda M-TEC HR-417E
1'52.879 0.944 0.004185.200
103山下 健太KONDO RACING
TOYOTA TRD01F
1'52.892 0.957 0.013185.179
1137宮田 莉朋Kuo VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD01F
1'53.262 1.327 0.370184.574
127小林 可夢偉KCMG
TOYOTA TRD01F
1'53.316 1.381 0.054184.486
131山本 尚貴TCS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'53.861 1.926 0.545183.603
1438坪井 翔P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA TRD01F
1'53.864 1.929 0.003183.598
1514中嶋 一貴NTT Communications ROOKIE
TOYOTA TRD01F
1'54.074 2.139 0.210183.260
1612福住 仁嶺ThreeBond Drago CORSE
Honda M-TEC HR-417E
1'54.696 2.761 0.622182.266
1718国本 雄資KCMG
TOYOTA TRD01F
1'55.013 3.078 0.317181.764
1815佐藤 蓮Red Bull MUGEN Team Goh
Honda M-TEC HR-417E
1'56.579 4.644 1.566179.322
1916野尻 智紀TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'56.773 4.838 0.194179.024
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:公式テスト鈴鹿2回目結果

公式合同テスト -RIJ- (2021/12/06) Official Testing 2 Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
11小高 一斗TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'05.579--166.471
250木村 偉織B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'05.843 0.264 0.264166.121
335野中 誠太RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'06.005 0.426 0.162165.908
410元嶋 成弥ルーニースポーツ
SPIESS A41
2'06.101 0.522 0.096165.781
551太田 格之進B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'06.272 0.693 0.171165.557
652菅波 冬悟B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'06.289 0.710 0.017165.535
736古谷 悠河TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'06.545 0.966 0.256165.200
82小出 峻TODA RACING
SPIESS A41
2'06.554 0.975 0.009165.188
911堤 優威ルーニースポーツ
SPIESS A41
2'06.875 1.296 0.321164.770
1037平良 響TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'07.142 1.563 0.267164.424
1130内田 優大B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2'08.439 2.860 1.297162.764
124今田 信宏B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2'08.719 3.140 0.280162.410
1363平木 玲次HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2'09.230 3.651 0.511161.769
Tags:

SUPER FORMULA LIGHTS

SFL:公式テスト鈴鹿1回目結果

公式合同テスト -RIJ- (2021/12/06) Official Testing 1 Weather:Rain Course:Wet
2021 Buzz presents全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverTeam
Engine
TimeBehindGapkm/h
150太田 格之進B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'05.663--166.359
24松下 信治B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2'05.787 0.124 0.124166.195
31小高 一斗TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'05.946 0.283 0.159165.985
451小出 峻B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'05.951 0.288 0.005165.979
535野中 誠太RS FINE
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'06.118 0.455 0.167165.759
611堤 優威ルーニースポーツ
SPIESS A41
2'06.435 0.772 0.317165.343
72木村 偉織TODA RACING
SPIESS A41
2'06.443 0.780 0.008165.333
837平良 響TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'06.734 1.071 0.291164.953
936古谷 悠河TOM'S
TOYOTA TOM'S TAZ31
2'06.755 1.092 0.021164.926
1010元嶋 成弥ルーニースポーツ
SPIESS A41
2'06.812 1.149 0.057164.852
1152菅波 冬悟B-MAX RACING TEAM
SPIESS A41
2'07.440 1.777 0.628164.040
1263平木 玲次HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2'08.740 3.077 1.300162.383
1330内田 優大B-MAX ENGINEERING
SPIESS A41
2'09.968 4.305 1.228160.850
1462平木 湧也HELM MOTORSPORTS
TOMEI TB14F3 2020
2'11.054 5.391 1.086159.516
Tags:

SUPER GT

SGT:第8戦富士 まさかのマシントラブルで決勝出走ならず、最終戦をノーポイントで終わるも、年間目標のC組脱却を果たす(Arnage)

 前戦もてぎラウンドから約3週間、2021年のシリーズを締め括る最終戦が富士スピードウェイで行われた。2度目の富士ラウンドということもあり、チームは前回富士仕様セットのフィードバックを活かしたセットで最終戦に臨んだ。菅生ラウンドから入った新構造のタイヤにマッチするセットアップは徐々に熟成され、ここ数戦で少しずつ結果が出始めており、チームは最終戦で完走ポイント3を獲得して、シーズンの目標であるC組からの脱却を確実なものとしたいところだった。

11/27 予選日

 予選日の富士スピードウェイは朝から快晴に恵まれていたが、強く吹く風も相まって朝の冷え込みは厳しく、気温9度、路面温度10度と非常に厳しいコンディションの中、9時からの公式練習が行われた。

 最終戦富士ラウンドに横浜タイヤが準備したのはハード(H)タイプとミディアム(M)タイプで、チームはそのタイヤテストを中心に練習走行を行った。

 まずチームは予選タイヤを検討するためにQ1の実施時間を想定し、15分ずつでHとMのタイヤテストを行った。

 走り出しは柳田選手。Hを装着して低路温のなかコースに出たが、15分の間では温まりが悪く発動が難しいことがわかった。チームは続いて柳田選手にMを装着させてフィーリングの確認を行った。グリップの良いMは温まりも良く、柳田選手は13Lap目に1’36.998をマーク。このタイムはチームとしてもこれまでの富士ラウンドでベストとなるタイムであり、チームは決勝スタートをこのタイヤに定め、決勝を想定しての練習に移った。

 前戦もてぎでは燃料を積んだ重い状態でマシンのバランスが悪くなる症状があったため、チームは給油を行い、加納選手に燃料を積んだ状態で走行させて、フィーリングの確認を行った。加納選手が12周ほどを走行する中で「Fr.の入りはいいが、Rr.が若干弱い」とのコメントがあったため、チームがマシンをピットに入れてチェックしたところ、Fr.左側タイヤにアンダーステアでできたと思われるグレーニング痕を確認。Fr.の車高を下げ、左右タイヤを入れ替えて、柳田選手が再度フィーリングを確認した。セットは問題ないものになっており、その後行われたFCY訓練の時間を使って、加納選手が決勝セットの最終チェックを行い、ようやく最終戦に向けてのセットアップが決まった。

 14時30分から行われた予選では、Arnage RacingはQ1をB組から出走することになっており、Q1を担当する柳田選手がコースイン。気温10度、路面温度13度の厳しいコンディションの中、タイヤを入念に温めた柳田選手は5周目、1’36.592のタイムをマーク、Arnage Racingは翌日の決勝を25番手から戦うこととなった。ライバルマシンが軒並み1分35秒台をマークする中、柳田選手のタイムはQ2進出には届かなかったが、チームがターゲットとしていたタイムを大幅に上回り、意気上がるチームは予選後のピット練習に勤しんで決勝に備えた。

11/28 決勝日

 最終戦決勝が行われる日曜日の朝も、雲ひとつない青空が広がり、シリーズの行方を見届けようと大勢の観客がスタンドを埋めていた。

 決勝前のウォームアップ走行では、決勝に向けての最終確認のため、まず柳田選手がコースに出てマシンのフィーリングをチェックした。柳田選手は1分39秒台で順調に走行、前日の公式練習で定めたセットの効果が出ており、問題がないとのコメントを得た。チームは6Lapで柳田選手をピットに呼び戻し、加納選手と交替。加納選手も柳田選手と同等のタイムで5Lapを走行して、決勝に向けてのセットに問題がないことを確認した。

 ウォームアップ走行終了の時間が迫っており、チームは最終のピットシミュレーションを行うため、メカニックがタイヤを並べてピットインする加納選手を待っていた。ところがピットに戻ろうとした加納選手から「フロント左がパンク」との無線が入り、加納選手はスロー走行でピットに戻ってきた。

 待機していたメカニックが急いでマシンをピットに入れてチェック。すると、トラブルはパンクではなく、左フロントアッパーアームのブラケット破損であることが判明した。シャシーに付いているブラケットは、シャシーからもぎ取られるように外れており、これまでの接触などによる衝撃の蓄積が少しずつクラックを呼び、このタイミングで、Bコーナー付近でのブレーキングに耐えられずに損傷したものと思われた。

 決勝までのわずかな時間で修復できるトラブルではなく、チームは決勝に出走することを断念。2021年の最終戦は突然、リタイアという形で終了となってしまった。

 チームが2018年にマシンをAMG GT3にチェンジしてから続いていた完走の記録はここで途絶えてしまい、最終戦に託していた完走ポイント3獲得の目標も果たすことはできないまま、無念のシーズン終了であった。

<一年を振り返って>

 2021年のシーズンは、昨シーズンから続くコロナ禍のため、第3戦の鈴鹿ラウンドが延期になるなど、イレギュラーなスケジュールとなることもありましたが、なんとか順調に日程をこなすことができました。ピットにお客様をお迎えすることには制限があったものの、少しずつ入場制限も緩和され、徐々にお客様との距離を取り戻すことのできたシーズンでもありました。そんな中でも、いつも温かくチームを見守り応援してくださるスポンサーの皆さま、ファンの皆様のエールを常に背中に感じながら、Arnage Racingは今年もシーズンを戦い抜くことができました。

 チーム一同心より感謝致します。

 チーム結成から9年目、2021年のArnage Racingは、2018年から4シーズン目となるMercedes AMG GT3でシリーズに臨み、Aドライバーにチーム結成以来ずっと苦楽を共にしてきた加納政樹選手、そしてBドライバーには、チームにとってこれまでで最高の武器とも言える、名手柳田真孝選手を起用しました。ハイレベルなライバルマシンが鎬をけずる中で、Arnage Racingは、タイヤの特性を捉えることが難しく、シーズン前半はセットアップに苦心するレースが続きました。しかし、後半戦になり、ようやくセットアップの方向性が見えて、アルナージュらしいレース運びができるようになり、最終戦こそはと臨んだ富士ラウンドでしたが、残念ながら、マシントラブルによるリタイヤで、チームポイントはノーポイントとなってしまいました。

 とはいえ、シーズンを通して、地味ながら着実にレースを続け、完走ポイントを重ねることができたのは、両ドライバーの頑張りの賜物であり、そのおかげで、今シーズン、チームが最大の目標に掲げてきたC組からの脱却を無事に果たすことができました。

☆Arnage Racing SUPER GT2021年シリーズの戦績

  • Round 1 4/10~4/11 岡山国際サーキット 18位完走
  • Round 2 5/3~5/4 富士スピードウェイ 21位完走
  • Round 3 8/21~8/22 鈴鹿サーキット 19位完走
  • Round 4 7/17~7/18 ツインリンクもてぎ 22位完走
  • Round 5 9/11~9/12 スポーツランド菅生 24位完走
  • Round 6 10/23~10/24 オートポリス 14位完走
  • Round 7 11/6~11/7 ツインリンクもてぎ 21位完走
  • Round 8 11/27~11/28 富士スピードウェイ リタイヤ
Arnage Racing
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SUPER GT

SGT:新型車両はNissan Z GT500!! 日産自動車/NISMOが2022年シーズンのGT500クラス参戦車両を公開

日産自動車とニッサンモータースポーツ・インターナショナル(NISMO)は12月5日、自身のYoutubeで「アンベールイベント」を行い、2022年のシーズンのスーパーGT500クラスに「Nissan Z GT500」で参戦することを発表した。

すでにシェイクダウンテストは終えているが、本格的なテスト走行はまだまだこれからという状況だという。

このイベントは富士スピードウェイからライブ配信され、アシュワニ グプタ 日産自動車COOをはじめ、松田次生、ロニー・クインタレッリ、平手晃平、柳田真孝の4名のドライバーが出演。各自がそれぞれにZの思い出を語った。

またコース上ではデモ走行が披露され、平手晃平が2021仕様のNissan GT-R GT500の23号車を、ロニー・クインタレッリがNissan Z GT500の開発車両をドライブした。

Nissan Zとモータースポーツのつながりは深く、1970年代初頭にアメリカのSCCA Cプロダクション選手権においてS30型240Zで連続優勝を飾ったことを皮切りに、90年代のZ32型300ZXでのIMSAシリーズにおいて数々の勝利を挙げている。日本でも1970年代に柳田春人選手のドライブで富士GCシリーズに参戦したほか、2005年の全日本GT選手権(JGTC)から2007年のSUPER GTシリーズまでの3年間にわたってZ33型のGT500仕様が参戦、初年度の2005年にドライバーズチャンピオン、2006年にもチームチャンピオンを獲得している。

2022年のスーパーGTシリーズは4月16-17日に岡山県美作市の岡山国際サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: NISMO
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SGT:第8戦富士優勝ドライバー及びシリーズチャンピオンのコメント 坪井翔「もうこれ以上ないくらい幸せ」

GT500クラス優勝/2021ドライバーズチャンピオン 36号車au TOM'S GR Supra

坪井翔(TGR TEAM au TOM'S)
「本当に予選で悔しい思いをして、4番手からのスタートになりましたが、関口選手が前半のスティントで魂のこもった走りをしてくれて、トップまで上がってくれたので、これはなんとしても優勝を目指して頑張らないといけないなと思っていました。チャンピオンに関しては、他車の順位次第だったので、とにかく僕らは勝つだけ。第2戦で取りこぼしたものをしっかり取りにいくという目標を持って臨みました。結果的に優勝することができて、色々あったとはいえ、シリーズチャンピオンを獲得することもできて、もうこれ以上ないくらい幸せです」
関口雄飛(TGR TEAM au TOM'S)
「チャンピオンというよりは、絶対優勝するぞ、ということをスタート前から決めていました。たとえリスクがあっても突っ込んでいこう、抜きにいこうという、強い気持ちを持ってやっていました。それで1位で帰ってきたので、(ドライバー交代の時は)何がなんでも押さえてくれよ、って思って、気づいたらクルマの前に立って『行けよ!おい!!』ってやっちゃいました。その気迫が伝わったみたいで、40周以上のスティントで辛かったと思いますけどミスなく耐えてくれたので、坪井選手には本当に感謝です」
伊藤大輔(TGR TEAM au TOM'Sチーム監督)
「ドライバーではなく、監督の立場で初めてタイトルを取ることができて。本当に素晴らしい二人の走りのおかげで、チャンピオンを取ることができました。前半の関口選手の、リスタート後のペースの速さは素晴らしかったですし、何があるかわからない状況の中で、とにかく最後まで諦めずに集中していこうということで、走りきってくれた坪井選手も素晴らしかったと思います。何よりチームがとにかく一丸となって、勝ちたいという気持ちがすごく強くて。今年優勝もできなかったんですけど、最後に勝てて本当に良かったです。(ファンに向けて)このような状況で、なかなか皆さんもサーキットに来れなかったと思いますけど、この素晴らしいスーパーGTのレースを皆さんに是非見て欲しくて、僕たち頑張ってます。これからもスーパーGTを応援してください」

GT300クラス優勝 60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT

河野駿佑(LM corsa)
「皆さん寒い中本当にありがとうございました。第2戦で優勝させていただいた富士ということで、僕らは残念ながらチャンピオン争いには残れなかったんですけど、シーズンの締めに必ずいい結果を持って帰ろうと思っていました。昨日の走り出しからクルマは良くて、天気も全部味方してくれて。予選は吉本さんが素晴らしい走りをしてくれて3番手でした。こないだの富士も3番手から優勝できたので、いい流れが来ているなという感じでした。今回は僕がスタートを担当して、第2戦と同じいい流れを作っていこうということになりました。コンディションとクルマとタイヤ、全てがマッチして第1スティントでトップに立てたのはよかったですし、吉本さんの走りも素晴らしかったです。最後は運もあったかと思いますけど、富士2連勝できて最高によかったです」
吉本大樹(LM corsa)
「やったったぞ、という感じです。昨シーズンの60号車を皆さん覚えてらっしゃるでしょうか?最終戦でやっとポイントを取るという、本当に苦しいシーズンを送りましたが、今年ダンロップさんと組ませていただき、クルマもスープラに変わって、本当に180度変わった感じです。今日ま第2戦と同じルーティンでいこうということで、河野駿佑が第1スティントをいきましたけど、河野駿佑のオーバーテイク、かっこよかったですよね?いいレースができたと思います。ダンロップさんも、僕らとダンロップさんと富士の相性は超いいので、他のコースでも相性良くやっていければなと思っています」
飯田章(LM corsaチーム監督)
「今シーズンも感染対策をしながらの苦しい状況の中で、お客さんにもこんなにたくさん入ってもらって、各選手、各チームが素晴らしい走りを披露する中で、うちのチームもパフォーマンスを発揮することができ、二人のドライバーも完璧な仕事をしてくれました。こんないい最終戦を迎えられて本当に感謝しています。来シーズンもまだまだ感染対策をしながらのレースとなると思いますけど、関係者一丸となって盛り上げていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」

GT300クラス2021ドライバーズチャンピオン 61号車SUBARU BRZ R&D SPORT

山内英輝(R&D SPORT)
「本当にすごく嬉しいです。最後までなんか痺れる展開で、二度と後半いきたくないな、という感じがしました。みんなが旗を振ってくれているので、チャンピオンを取るために、絶対抜かれる訳にはいかないし、4号車を抜くことだけを考えていたんですけど、なかなか抜けなくて。でも最後、うまく前に出られて良かったです。ファンの皆さんの応援があったからこそ頑張ってこれたし、その気持ちに応えられたという安堵感がすごくて、幸せです。ありがとうございました」
井口卓人(R&D SPORT)
「まだ気持ちはありません。後半山内選手があれだけ激しいバトルの中、強い気持ちで戦ってくれました。この新型BRZが出てから、最初の頃は苦労しましたが、チームみんなの努力が形となって、最後は走りに現れたんじゃないかなと思います。本当に何年も何年も、苦しい時期を耐えながら、いつかきっと(タイトルを)取れると思ってファンの皆さんと頑張ってきたんで、本当こんなに嬉しいことはないです」
小澤正弘(R&D SPORTチーム監督)
「今シーズンは新型車で、スピードはあるけど難しいクルマだな、ということで前半戦は苦労しましたが、みんなで力を合わせていいクルマを作り上げて、二人が頑張ってくれたおかげでやっとチャンピオンが取れました」
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
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SGT:第8戦富士決勝 山本尚貴にまさかのアクシデント!! 2021ドライバーズチャンピオンは関口雄飛/坪井翔組のものに

決勝に先立ち室屋義秀のフライトパフォーマンスが行われた

終盤にまさかの大逆転!!

2021オートバックス スーパーGT第8戦「FUJIMAKI GUROUP 富士GT300kmレース」の決勝が11月28日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選4番手からスタートした36号車au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が今季初優勝を達成するとともに、関口雄飛/坪井翔組は2021年のドライバーズチャンピオンをも手にする結果となった。

(天候:晴れ コース:ドライ)

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

第8戦決勝は午後1時より66周で行われた。スタート時の気温は10.9℃、路面温度は22℃だ。

2周のフォーメーションラップに続いてスタートでトップに立ったのは、ポールポジションの大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)。2番手には牧野任祐(STANLEY NSX-GT)がつける。以下、関口雄飛(au TOM'S GR Supra)、サッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)の順で1コーナーをクリアしたが、1周終わりのホームストレートで関口が牧野を抜いて2位、続いてフェネストラズも牧野を抜いて3位に浮上し、牧野は一気に4位に後退した。

その後方では、4周目の最終コーナーでベルトラン・バゲット(Astemo NSX-GT)、松下信治(カルソニックIMPUL GT-R)、国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)の3台が併走状態で飛び込んだ事によるアクシデントが発生した。3台は揃ってスピンし、松下と国本は順位を落としつづもレースに復帰したが、Astemo NSX-GTは足回りを傷めてスローダウン。そのままピットに戻ってリタイヤを余儀なくされた。

レースはその後、GT300クラス同士の接触がダンロップコーナーで発生したため、8周目からセーフティーカー(SC)が導入された。

車両回収とコース清掃ののち、SCは12周でピットイン。レースは13周目から再開となった。

するとリスタート直後の1コーナーで関口がインから大嶋を抜きさり、トップに躍り出た。続いてフェネストラズも100Rでアウトから大嶋に並びかけ、ヘアピンでインから抜き去って2位に浮上した。

その後も14号車のペースは上がらず、大嶋は牧野に背後を脅かされながら周回を重ねていくことになった。

レースが規定周回数の1/3に達した22周目には、牧野と福住仁嶺(ARTA NSX-GT)がピットイン。千代勝正(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)、伊沢拓也(Modulo NSX-GT)らもこの周でピット作業を行った。

しかしここで8号車ARTA NSX-GTのドアが作業中に外れるトラブルが発生、修復に手間取った結果、ここで3号車の先行を許してしまった。

さらに平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)はアウトラップで山本尚貴(STANLEY NSX-GT)をも捉えて戻ってきた。

続いて23周目に大嶋、ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)、国本がピットへ。

するとすかさず山本はタイヤの温まっていない山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)を24周目の最終コーナーで捉えて前にでるが、山下も負けじと25周目の1コーナーでアウトから抜き返してみせた。

トップの関口と、立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)、ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、松下は25周目にピットイン。

これで暫定トップに立ったフェネストラズは27周目にピットイン。平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)は坪井翔(au TOM'S GR Supra)の前でコースに復帰したが、タイヤの温まっている坪井はすぐにヘアピンで37号車を抜き去って実質トップを取り戻した。平川の背後には山下、山本、続いて平手が迫る。

山下は29周目の1コーナーでアウトから平川をパス、実質2位に浮上した。

続いて31周目には石浦も平手を抜いて6位に浮上した。

そして32周目にようやく佐々木大樹(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)がピットインしたことでGT500クラスは全車がピット作業を完了。これで36号車が再びトップに立った。

トップが49周目に入ったところで、メインストレートに落下物があるということでフルコースイエロー(FCY)が宣言される。落下したのは12号車のフロントボンネットだ。しかしこのFCYはレース展開には大きな影響を及ぼすことはなかった。

ピットアウト直後に山下の先行を許した平川は51周目のコカコーラコーナーでインから山下を抜いて2位に浮上する。

ところがこの後方でとんでもないアクシデントが発生した。

それまで4位を走行していた山本が、51周目の1コーナーで周回遅れの佐藤蓮(ARTA NSX GT3)と接触してしまったのだ。これによりダメージを負った1号車はスローダウンを余儀なくされ、9位に後退してそのままピットガレージへ。これで勝負権を失ってしまう。

ランキング3位の野尻/福住組はこの時点で5位。

これでトップを走る関口/坪井組がドライバーズポイントで山本を逆転する可能性が大きくなった。

3位の大嶋/山下組も36号車を抜いて優勝すれば或いは、という状況であったが、彼らの前には平川が立ちはだかる。

結局、トップの坪井は周回を重ねるごとに着実にリードを広げていき、最後は平川に4.689秒差をつけて66周を走りきり、36号車au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)が今季初優勝を獲得した。坪井にとっては嬉しいGT500初優勝だ。

2位には最後まで山下に付け入る隙を与えなかった、37号車KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)が入り、トムスが1-2フィニッシュを達成した。

3位は14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)。以下、4位に39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイッキ・コバライネン/中山雄一)、5位を38号車ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)が獲得。終わってみればGRスープラがトップ5を独占するという結果となった。

これにより関口雄飛/坪井翔組はドライバーズポイントをトータル64とし、山本尚貴との16ポイントもの大差を跳ね返して、2021年のドライバーズチャンピオンを獲得した。

GT500クラス優勝はau TOM\'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)

GT500クラス決勝2位はKeePer TOM\'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

GT500クラス決勝3位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

GT300はスタートで井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトップに立ち、2位に川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)、3位に河野駿佑(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)と続いたが、3周目の最終コーナーで河野が川合を抜いて2位に浮上した。

6周目にはダンロップコーナーで山口智英(Studie PLUS BMW)が松浦孝亮(グランシードランボルギーニGT3)に追突するアクシデントが発生。松浦はコースオフしながらもレースに復帰したが、Studie PLUS BMWは右フロントの足回りにダメージを負ってストップしてしまった。

このアクシデントによりセーフティーカーが導入された。

リスタート後にもアレジに名取鉄平(UPGARAGE NSX GT3)がダンロップで追突、アレジがスピンアウトするアクシデントがあったが、名取はそのままレースを続行。アレジも大きく遅れながらも走行を再開した。

GT300クラスでルーティンストップが始まったのは18周目から。ここで菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)がピットイン。続いて19周目には川合がピットインし、吉田広樹にステアリングを託した。

この間にコース上では河野が井口を捉えてトップに浮上していた。

井口は27周目にピットイン。トップの河野は28周目に吉本大樹に交代した。

この結果、吉田は吉本の前に出ることになり、実質トップに。吉本の後方には蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)、谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)、小暮卓史(JLOCランボルギーニGT3)、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)は小暮の後ろでコースに復帰する状況となった。

山内はなかなか小暮の前に出られない。その間に後方からはチャンピオンを争う佐藤蓮(ARTA NSX GT3)とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)が迫ってきた。

その後、青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)は39周目、ケイ・コッツォリーノ(PACIFIC NAC CARGUY Ferrari)は43周目、松井孝允(HOPPY Porsche)が44周目にピットインしたことでGT300クラスは全車がピット作業を完了。これで吉田がトップに立った。

ところが吉田は51周目の最終コーナーでタイヤトラブルに見舞われて痛恨の単独スピンを喫して大きく遅れてしまう。

これでトップに立った吉本は、その後も着実に後続との差を広げ、最後は14.705もの大量リードを築いてチェッカーを受け、60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が第2戦富士以来の今季2勝目を挙げた。

2位には、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)が続き、60周目のヘアピンで谷口をオーバーテイクした61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が3位に入った。

ポイントランキング2位の56号車リアライズ 日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は5位、同3位の55号車ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤蓮)は15周遅れの24位に終わったため、GT300クラスのドライバーズチャンピオンは井口卓人/山内英輝組が獲得することになった。

GT300クラス優勝はSYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

GT300クラス決勝2位はLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)

GT300クラス決勝3位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

スーパーGTの2022シーズンは来年の4月16-17日に岡山国際サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第8戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
136関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS661:48'02.596--
237平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS661:48'07.285 4.689 4.689
314大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS661:48'09.799 7.203 2.514
439ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS661:48'26.19223.59616.393
538立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS661:48'27.60825.012 1.416
68野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS661:48'29.74227.146 2.134
723松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI661:48'37.66835.072 7.926
83平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI661:48'38.62436.028 0.956
9*12平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS661:49'31.7671'29.17153.143
1016笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL661:49'32.4871'29.891 0.720
1124高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH651:48'14.4101Lap 1Lap
1264伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL651:48'49.7901Lap 35.380
1319国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH631:48'20.9543Laps2Laps
141山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS591:48'04.2337Laps4Laps
---- 以上規定周回数(70% - 46Laps)完走 ----
-17塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS48'26.71162Laps55Laps

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireLapTimeBehindGap
160吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL611:48'17.899--
265蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS611:48'32.59414.69514.695
361井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL611:48'36.47418.575 3.880
44谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH611:48'37.53119.632 1.057
556藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH611:48'38.43520.536 0.904
625松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH611:48'46.04928.150 7.614
7244三宅 淳詞
堤 優威
たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH611:49'01.92644.02715.877
811平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL611:49'06.72448.825 4.798
952吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS611:49'32.8331'14.93426.109
1010星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL611:49'32.8451'14.946 0.012
1134道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH611:49'35.9381'18.039 3.093
12*2加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS611:49'36.2041'18.305 0.266
139木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH611:49'38.0661'20.167 1.862
1431嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS601:48'05.4601Lap 1Lap
1587松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH601:48'14.3161Lap 8.856
1630永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH601:48'32.0921Lap 17.776
17*21川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH601:48'41.3261Lap 9.234
186本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH601:48'42.8601Lap 1.534
1996新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL601:49'01.6801Lap 18.820
2035ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH601:49'25.0851Lap 23.405
21*48田中 優暉
飯田 太陽
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH591:50'01.0612Laps1Lap
22360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH581:49'08.6093Laps1Lap
2388小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH581:49'10.9093Laps 2.300
24*55高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS461:24'09.18715Laps12Laps
255平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH431:49'21.49918Laps3Laps
26*18小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH2551'40.97636Laps18Laps
---- 以上規定周回数(70% - 42Laps)完走 ----
-*7荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH58'40.38456Laps20Laps
-50加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YHD.N.S61Laps5Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE) 1'28.493 (2/66) 185.628km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo. 52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(埼玉トヨペットGreen Brave) 1'36.600 (27/61) 170.050km/h
  • CarNo. 12 松下信治は、SpR. 13-1. a. b(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 17 ベルトラン・バゲットは、SpR. 13-1. a(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 2 阪口良平は、SpR. 13-1. a(ウォームアップ走行中の接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 21 篠原拓朗は、SpR. 27-3(ジャッキアップ中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 48 田中優暉は、SpR. 付則4-2②(FCY中の減速違反)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 55 佐藤蓮は、SpR. 13-1. a(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18 名取鉄平は、SpR.13-1. a(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18 名取鉄平は、SpR. 27-3(ピット作業中のエンジン不停止)により、ドライビング
  • CarNo. 7 山口智英は、SpR. 13-1. a. b(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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SUPER GT

SGT:第8戦富士ウォームアップ走行 GT500はGRスープラ勢が上位を独占 トップタイムはau TOM'S GR Supra

2021オートバックス スーパーGT第8戦「FUJIMAKI GROUP 富士GT300kmレース」の決勝前ウォームアップ走行が午前11時40分より20分間で行われた。

GT500クラスは大きなアクシデントやトラブルもなく走行を終了。

5周目に1'28.289を坪井が記録した、36号車au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)がトップタイム。2番手には39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイッキ・コバライネン/中山雄一)が続き、ポールシッターの14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)が3番手。以下4番手に38号車ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)、5番手に37号車KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)と、GRスープラがトップ5を独占する結果となった。

ポイントリーダーの山本が乗る1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)は1'29.328で9番手。自力チャンピオンの可能性を残す8号車ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)は1'29.029で7番手だ。

GT300クラスは1コーナーで2号車muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平)と56号車リアライズ 日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が接触するアクシデントがあったが、両者とも空力パーツのダメージのみで、決勝までに修復が可能な状況。

しかし終了間際にスローダウンした50号車ARNAGE AMG GT3(加納政樹/柳田真孝)はトラブルの修復が間に合わないということで、スタート前にリタイヤ届が出されている。

トップタイムは1'36.079を7周目にマークした4号車グッドスマイル初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)。ポイントリーダーの61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)は2番手と、チャンピオン獲得に向けて申し分のない仕上がりのようだ。

第8戦決勝はこのあと午後1時より66周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第8戦富士ウォームアップ結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'28.259--186.120
239ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'28.262 0.003 0.003186.114
314大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'28.565 0.306 0.303185.477
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'28.601 0.342 0.036185.402
537平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'28.940 0.681 0.339184.695
612平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'28.945 0.686 0.005184.685
78野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'29.029 0.770 0.084184.511
823松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'29.282 1.023 0.253183.988
91山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'29.328 1.069 0.046183.893
1017塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'29.547 1.288 0.219183.443
1164伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'29.590 1.331 0.043183.355
1216笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'29.798 1.539 0.208182.931
1319国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'29.875 1.616 0.077182.774
143平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'29.888 1.629 0.013182.747
1524高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'30.861 2.602 0.973180.790

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Warm Up Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
14谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'36.079--170.972
261井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'36.576 0.497 0.497170.092
352吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'36.646 0.567 0.070169.969
488小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'36.757 0.678 0.111169.774
556藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'36.762 0.683 0.005169.765
665蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'36.920 0.841 0.158169.488
79木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'36.999 0.920 0.079169.350
860吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'37.098 1.019 0.099169.178
918小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'37.161 1.082 0.063169.068
10244三宅 淳詞
堤 優威
たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'37.188 1.109 0.027169.021
1155高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'37.194 1.115 0.006169.010
1211平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'37.420 1.341 0.226168.618
1325松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'37.449 1.370 0.029168.568
1430永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'37.534 1.455 0.085168.421
1534道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'37.626 1.547 0.092168.263
16360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'37.962 1.883 0.336167.685
1721川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'37.970 1.891 0.008167.672
185平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'38.022 1.943 0.052167.583
197荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'38.264 2.185 0.242167.170
206本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'38.275 2.196 0.011167.151
2110星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'38.293 2.214 0.018167.121
2287松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'38.298 2.219 0.005167.112
2335ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'38.465 2.386 0.167166.829
242加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'38.594 2.515 0.129166.611
2596新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'38.613 2.534 0.019166.578
2650加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YH1'39.206 3.127 0.593165.583
2748田中 勝輝
飯田 太陽
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'40.295 4.216 1.089163.785
2831嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS2'27.27251.19346.977111.541
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦富士決勝 野中誠太が混戦を制し、今季6勝目と2021年王座を獲得!!

2021年FIA-F4選手権第14戦の決勝が11月28日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)が逆転に次ぐ逆転の激戦を制し、今季6勝目を挙げるとともに、2021年のシリーズチャンピオンを獲得した。

第14戦決勝は午前8時より14周で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。スタート時の気温は5℃だ。

スタートではポールポジションの伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)がホールショットを決め、出遅れた予選2番手の野中を4番手スタートの木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)が1コーナーで抜いて2位に浮上し、野中は3位。以下小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング)、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)、太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)と続いていく。

しかし後方でインディペンデントカップの鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)とDRAGON(ZAP SPEED F110)が接触、鳥羽がコース脇に停止したため、2周目から早くもセーフティーカーが導入されることになった。

鳥羽はコースマーシャルの手を借りてレースに復帰、レースは4周目から再開となったが、再スタートの際にコントロールライン手前で伊東を抜きかけた木村がスロットルを戻したため、2位争いは野中、木村、小出、荒川が4ワイドの状態で1コーナーに飛び込む格好になった。

この接戦を制したのは最内から飛び込んできた荒川だ。以下、野中、木村、小出、太田と続いたが、太田は接戦の末、ダンロップコーナーの立ち上がりで小出を抜いて5位に浮上した。

しかしここでも1コーナーで吉村渉(Media Do影山BEAR)がスピンアウトするアクシデントが発生し、この日2度目のSCが入ることに。

SCは7周目にピットイン、8周目からレースは再開されたが、ここで2位の荒川が伊東のスリップストリームを利用してインからトップに立つ。野中と木村もこの隙に乗じて伊東をパス。伊東は一気に4位に後退してしまった。

さらに9周目の1コーナーで伊東のスリップを抜け出した太田と小出が並びかけ、インに飛び込んだ小出が4位に浮上、伊東は5位になってしまう。

一方、トップの荒川は2位の野中を引き離すことができず、野中の背後には木村も迫ってきて、トップ争いは3台による接戦となった。

しかし13周目。荒川のスリップストリームを抜け出した野中は、1コーナーで荒川のインに飛び込んでトップに躍り出ると、そのまま一気に後続を突き放して14周を走りきり、今季6勝目ものにした。

2位は荒川、3位には木村が入った。

これによりシリーズポイントは野中が217pt、荒川は213ptとなり、野中が逆転でチャンピオンを獲得することとなった。

インディペンデントカップは序盤のアクシデントで出遅れながらもクラストップを走行していた鳥羽をヒロボン(Rn-sports Andare)が10周目のダンロップコーナーで抜いてトップに浮上。鳥羽は11周目の1コーナーでヒロボンにアウトから並びかけるが、両者は惜しくも接触。鳥羽はスピンアウトするもヒロボンはそのままトップで走行を続け、今季4勝目を挙げた。

これによりシリーズポイントでも238ptと鳥羽を抜き返し、2021年のチャンピオンを獲得している。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦富士決勝結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/28) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
135野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1430'15.816--
236荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1430'16.491 0.675 0.675
36木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1430'18.202 2.386 1.711
47太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1430'18.308 2.492 0.106
537奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1430'19.682 3.866 1.374
6*80伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1430'20.368 4.552 0.686
777小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1430'20.466 4.650 0.098
85小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1430'20.566 4.750 0.100
920新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
1430'20.726 4.910 0.160
1097岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1430'25.453 9.637 4.727
1162松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1430'26.41210.596 0.959
1213藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1430'27.51411.698 1.102
1339宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1430'30.00214.186 2.488
1431鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1430'31.45115.635 1.449
15*40元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1430'33.40717.591 1.956
1611IC1ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1430'33.65517.839 0.248
1798IC2IKARIBJ Racing
Bionic Jack Racing
1430'35.29619.480 1.641
18*3IC3佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1430'35.83420.018 0.538
1996IC4齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1430'36.34120.525 0.507
2073塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1430'39.26523.449 2.924
2116大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
1430'41.27225.456 2.007
2218IC5堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1430'44.54228.726 3.270
2399IC6近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1430'51.84736.031 7.305
24*22山崎 令二郎GOOD FOOD DESIGNアキランド
AKILAND RACING
1430'52.26036.444 0.413
2527IC7SYUJIB-­MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
1430'54.29238.476 2.032
26*38清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1430'54.98939.173 0.697
2723IC8YUGOS2R Racing
N-SPEED
1431'14.86959.05319.880
28*32マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1431'24.2211'08.405 9.352
29*63IC9鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1431'35.4151'19.59911.194
3033IC10慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1431'54.6241'38.80819.209
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-*86IC-大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
410'12.50510Laps10Laps
-*71IC-大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
411'39.83610Laps1'27.331
-15吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
37'45.71711Laps1Lap
-43IC-DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
0-14Laps3Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 7 太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'45.025 (12/14) 156.408km/h
  • CarNo. 80, 3, 22, 86, 40, 38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC中のコースアウト)違反により、訓戒のペナルティーを科す。
  • CarNo. 40は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行複数回)により、タイムペナルティー10秒を科した。
  • CarNo. 38, 71は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 32は、反則スタートによりドライビングスルーペナルティーを科した
  • CarNo. 63は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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SUPER GT

SGT:第8戦富士公式予選 終了間際の大逆転!! ENEOS X PRIME GR SupraがPP獲得

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。空は綺麗に晴れ上がっていたものの、開始時の気温は7℃。各車タイヤのウォーミングアップに細心の注意を払わざるを得ない状況での走行となった。

予選Q1  トップ3がコースレコードを更新!!! 大接戦のGT500

GT500クラスはサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)が4周目に1'26.620とコースレコードの1'26.386に迫るタイムを叩き出してトップに立つが、牧野任祐(STANLEY NSX-GT)が5周目にこれを大きく上回る1'26.011を叩き出してトップに。牧野はさらに次の6周目にも1'26.000までタイムを縮め、コースレコードを大きく上回るとともに、2番手に0.253秒差をつける圧倒的な速さでトップ通過を果たした。その2番手には石浦宏明(ZENT CERUMO GR Supra)が1'26.253で続き、3番手には中山雄一(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)
が1'26.289と、こちらもコースレコードを上回るタイムを記録している。

ドライバーズランキング3位の野尻智紀(ARTA NSX-GT)も1'26.391を記録して4番手。公式練習トップの大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)も1'26.585の7番手でQ2進出を果たしている。

一方、ドライバーズランキング5位の塚越広大(Astemo NSX-GT)は1'26.860を記録するにとどまり、10番手で予選を終えることになった。

GT300クラスは今回も二つのグループに分かれて走行し、10分間の走行で各グループの上位8台にQ2進出の権利が与えられる。

Aグループは走り出しから吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)と井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が熾烈なトップ争いを展開、6周目に1'34.876を記録した吉田がトップ、そこへ菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)が1'35.139で2番手に食い込み、井口は1'35.437で3番手という結果になった。

前戦のもてぎ大会で今季初勝利を挙げた川端伸太朗(Hitotsuyama Audi R8 LMS)は1'35.670で4番手。

また来シーズンに向けてGRスープラの製作を始めたことを公表したつちやエンジニアリングだが、佐藤は5周目に1'35.905を記録して7番手。来季よりBMW Z4にスイッチする荒聖治(Studie PLUS BMW)も1'35.785の5番手で揃ってQ2進出を果たした。

一方、現在ドライバーズランキングでトップから10ポイント差の3位につける高木真一(ARTA NSX GT3)は、公式練習でのトラブルの影響からか10番手に終わり、Q1脱落となった。今シーズンをもって引退を表明している星野一樹のチームメイト、石川京侍(GAINER TANAX with IMPUL GT-R)も11番手に終わっている。

Bグループは4周目に1'34.794と、このグループで唯一の34秒台を叩き出した元嶋佑弥(JLOCランボルギーニGT3)がトップ通過。河野駿佑(SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT)が1'35.068を6周目に記録して2番手につけ、こちらもロータスでの参戦が最後と噂される阪口良平(muta Racing Lotus MC)が3番手につけた。

ドライバーズランキング4位の三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)は髪の毛を車体と同じ青とオレンジに染め上げてこのレースにかける意気込みをアピールしていたが、このQ1でも5周目に1'35.575とまずまずのタイムを記録して4番手でQ2進出を果たした。アウトラップの1コーナーでいきなりスピンしてしまった織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)もその後は着実にペースを上げ、1'35.467の5番手でQ2に進んでいる。

一方、トップから6ポイント差でドライバーズランキング2位の藤波清斗(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)はタイムが伸び悩み、8番手から0.193秒差の9番手でまさかのQ1落ちを喫している。

予選Q2  終了間際の逆転劇!! ENEOS X PRIME GR Supraがポールポジションを獲得

GT500クラスの予選Q2は午後3時41分にコースオープン。気温、路面温度ともに下がってきた影響からか、各ドライバーはアウトラップに続いて3周をウォームアップに充てて5周目にアタックという作戦に出た。

この周でトップに立ったのがポイントリーダーの山本尚貴(STANLEY NSX-GT)。Q1で牧野が出した記録を上回る1'25.867を叩き出した。昨年の最終戦で山本と熾烈な優勝争いを展開した平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)も1'25.938で2番手につける。

しかしチェッカーフラッグが提示される僅か25秒前に最後のアタックを敢行した山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)がセクター2、セクター3で全体ベストを叩き出す圧巻の走りで1'25.764を叩き出し、最後の最後にトップに立った。

ドライバーズランキング7位で富士にやってきた大嶋/山下組がチャンピオンを獲得する必要条件はポール・トゥ・ウィン。その上で上位陣がノーポイントに終わらなければ逆転はあり得ないわけだが、山下がここでポールを獲得したことで、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)は首の皮一枚でタイトル争いに踏みとどまり、明日の決勝に臨むこととなった。

2番手は1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)、37号車KeePer TOM'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)、自力優勝の可能性を残す8号車ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)は6番手に終わっている。

GT300クラスは、コースインして4周目に川合孝汰(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が1'34.547を記録してトップに立つが、ポイントリーダーの山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が終了間際に1'34.395を叩き出して川合を上回ってみせた。

これにより61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が今季4度目のポールポジションを獲得、チャンピオン獲得に向けて最高のポジションから明日の決勝をスタートすることになった。

予選2番手には52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が続き、吉本が1'34.799を記録した60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)が3番手という結果となった。

第8戦決勝は明日の午後1時より66周で行われる。

GT500クラスポールポジションはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

GT500クラス予選2位はSTANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

GT500クラス予選3位はKeePer TOM\'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

GT300クラスポールポジションはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選2位は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

GT300クラス予選3位はSYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第8戦富士ノックアウトQ2結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
114山下 健太ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'25.764--191.535
21山本 尚貴STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'25.867 0.103 0.103191.305
337平川 亮KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'25.938 0.174 0.071191.147
436坪井 翔au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'26.084 0.320 0.146190.823
539ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'26.093 0.329 0.009190.803
68福住 仁嶺ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'26.169 0.405 0.076190.635
738立川 祐路ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'26.292 0.528 0.123190.363
83平手 晃平CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'26.921 1.157 0.629188.985

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
161山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'34.395--174.022
252川合 孝汰埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'34.547 0.152 0.152173.742
360吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'34.799 0.404 0.252173.280
488小暮 卓史JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'34.989 0.594 0.190172.934
565蒲生 尚弥LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'35.365 0.970 0.376172.252
62加藤 寛規muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'35.446 1.051 0.081172.106
74片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'35.645 1.250 0.199171.748
825松井 孝允HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'35.754 1.359 0.109171.552
935ショーン・ウォーキンショーarto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'35.970 1.575 0.216171.166
10244堤 優威たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'36.002 1.607 0.032171.109
1121篠原 拓朗Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'36.048 1.653 0.046171.027
127山口 智英Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'36.241 1.846 0.193170.684
1387坂口 夏月グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'36.278 1.883 0.037170.618
149木村 武史PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'37.349 2.954 1.071168.741
1534密山 祥吾Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'38.799 4.404 1.450166.265
1630永井 宏明TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'45.98611.591 7.187154.990
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SUPER GT

SGT:第8戦富士ノックアウトQ1結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
11牧野 任祐STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'26.000--191.009
238石浦 宏明ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'26.253 0.253 0.253190.449
339中山 雄一DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'26.289 0.289 0.036190.370
48野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'26.391 0.391 0.102190.145
536関口 雄飛au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'26.491 0.491 0.100189.925
63千代 勝正CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'26.513 0.513 0.022189.877
714大嶋 和也ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'26.585 0.585 0.072189.719
837サッシャ・フェネストラズKeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'26.654 0.654 0.069189.568
923松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'26.770 0.770 0.116189.314
1017塚越 広大Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'26.860 0.860 0.090189.118
1119国本 雄資WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'26.876 0.876 0.016189.083
1216大湯 都史樹Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'26.951 0.951 0.075188.920
1324佐々木 大樹リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'27.096 1.096 0.145188.606
1412平峰 一貴カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'27.145 1.145 0.049188.500
1564大津 弘樹Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'28.168 2.168 1.023186.312

■GT300クラス(Aグループ)

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q1 Gr.A Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
152吉田 広樹埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'34.876--173.140
265菅波 冬悟LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'35.139 0.263 0.263172.661
361井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'35.437 0.561 0.298172.122
421川端 伸太朗Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'35.670 0.794 0.233171.703
57荒 聖治Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'35.785 0.909 0.115171.497
64谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'35.867 0.991 0.082171.350
725佐藤 公哉HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'35.905 1.029 0.038171.282
834道上 龍Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'35.991 1.115 0.086171.129
95平木 湧也マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'36.010 1.134 0.019171.095
1055高木 真一ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'36.104 1.228 0.094170.927
1110石川 京侍GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'36.186 1.310 0.082170.782
1211平中 克幸GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'36.371 1.495 0.185170.454
1318小林 崇志UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'36.401 1.525 0.030170.401
1448田中 勝輝植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'39.088 4.212 2.687165.780

■GT300クラス(Bグループ)

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Knock Out Q1 Gr.B Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
188元嶋 佑弥JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'34.794--173.289
260河野 駿佑SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'35.068 0.274 0.274172.790
32阪口 良平muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'35.307 0.513 0.239172.357
4244三宅 淳詞たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'35.379 0.585 0.072172.227
530織戸 学TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'35.467 0.673 0.088172.068
635ジュリアーノ・アレジarto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'35.519 0.725 0.052171.974
79ケイ・コッツォリーノPACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'35.602 0.808 0.083171.825
887松浦 孝亮グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'35.616 0.822 0.014171.800
956藤波 清斗リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'35.809 1.015 0.193171.454
1096阪口 晴南K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'35.829 1.035 0.020171.418
1131中山 友貴TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'36.194 1.400 0.365170.767
126片山 義章Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'36.467 1.673 0.273170.284
1350柳田 真孝ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YH1'36.592 1.798 0.125170.064
14360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'36.947 2.153 0.355169.441
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13戦富士決勝結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
135野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1424'41.512--
280伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1424'43.000 1.488 1.488
336荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1424'45.719 4.207 2.719
46木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1424'46.361 4.849 0.642
537奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1424'47.549 6.037 1.188
65小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1424'48.486 6.974 0.937
738清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1424'50.062 8.550 1.576
862松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1424'54.58613.074 4.524
9*97岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1424'58.15416.642 3.568
1039宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1425'05.74624.234 7.592
1113藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1425'06.49624.984 0.750
1240元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1425'09.89228.380 3.396
1377小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1425'10.86329.351 0.971
1463IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1425'14.53433.022 3.671
1515吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
1425'17.68336.171 3.149
1643IC2DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1425'20.76639.254 3.083
1731鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1425'21.18639.674 0.420
18*73塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1425'23.33141.819 2.145
1932マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1425'35.77554.26312.444
2096IC3齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1425'38.36456.852 2.589
2198IC4IKARIBJ Racing
Bionic Jack Racing
1425'39.42757.915 1.063
2286IC5大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1425'45.2291'03.717 5.802
2322山崎 令二郎GOOD FOOD DESIGNアキランド
AKILAND RACING
1425'49.6811'08.169 4.452
2499IC6近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1425'51.3841'09.872 1.703
2518IC7堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1425'53.3871'11.875 2.003
2671IC8大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1425'54.0411'12.529 0.654
2727IC9SYUJIB-­MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
1426'08.2821'26.77014.241
2833IC10慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1426'25.2751'43.76316.993
2923IC11YUGOS2R Racing
N-SPEED
1426'25.9371'44.425 0.662
3011IC12ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1224'58.4172Laps2Laps
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-*3IC-佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
611'54.1138Laps6Laps
-16大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
48'12.39510Laps2Laps
-7太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
0 0.00014Laps4Laps
-*20新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 35 野中 誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4) 1'45.207 (14/14) 156.138km/h
  • CarNo. 97, 73は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行複数回)違反により、タイムペナルティー10秒を科す。
  • CarNo. 3は、シリーズ規則第15条1.1)2)(他車への衝突行為)違反により、競技結果に対し30秒加算のペナルティーを科す。
  • CarNo. 20は、販促スタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科したが、国際モータースポーツ競技規則付則H項(Dボード無視)違反により失格とする。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13戦富士決勝 野中誠太が圧倒的な速さで今季5勝目を獲得!! チャンピオン争いは3pt差の大接戦に

2021年FIA-F4選手権第13戦の決勝が11月27日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)が今季5勝目をものにした。

第13戦決勝は午後1時15分より14周で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。気温は8℃という寒さの中での戦いとなった。

スタートでトップに立ったのはポールポジションの伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)。野中、荒川麟(TGR-DC RSトムススピリットF4)、木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)の順で1コーナーを通過した。

しかし伊東は2周目のコカコーラで痛恨のオーバーラン。すかさず野中が100Rでアウトから伊東を抜いてトップに浮上、そのまま後続を引き離しにかかる。2周を終えて0.868秒のリード。4周目には1.158秒伊東を引き離した。3位の荒川とは2.374秒差だ。

その後も野中は着実にリードを広げ、8周目には1'45.239のファステストラップを記録して、伊東との差を1.844秒とした。

その後は伊東も少しずつ追い上げを見せ、12周目には野中の0.989秒差にまで詰め寄るが、野中も13周目に1'45.208とファステストラップを更新して1.318秒までリードを広げると、ファイナルラップでも1'45.207とさらにタイムを上げてフィニッシュ、今季5勝目を挙げた。

2位は伊東黎明。ポイントリーダーの荒川麟が3位に入った。

その結果、ドライバーズポイントは荒川195pt、野中192ptとなり、その差は3ポイントに縮まった。3位の木村はこのレースを4位で終えたため176ptと苦しい状況になっている。

インディペンデントは鳥羽が後続を離してトップを快走。そのまま一度もトップを譲らずに今季7勝目を挙げた。

一方、ポイントリーダーのヒロボンは2周目にピットイン。レースには復帰したもののすでに周回遅れとなっており、12位ノーポイントに終わった。

これにより鳥羽がトータル221ptで213ptのヒロボンを逆転してトップに浮上している。

2021年の最終戦、第14戦決勝は明日の朝8時より14周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第8戦富士公式練習 奇跡の逆転に向け、#14ENEOS X PRIME GR Supraがトップタイムをマーク!

2021オートバックス スーパーGT第8戦「FUJIMAKI GROUP 富士GT300kmレース」の公式練習が11月27日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録した。

2021年のスーパーGTもいよいよシーズン最終戦を迎え、各車が搭載していたサクセスウェイトや燃料リストリクターの制限は規定により全て解除となった。またドライバーズチャンピオンシップは、ここにきてもなおGT500クラス、GT300クラスともに上位6チームにタイトル獲得の可能性が残っているという接戦状態だ。

公式練習: GT500クラストップタイムはENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)

公式練習: GT500クラス2位はau TOM\'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)

公式練習: GT500クラス3位はKeePer TOM\'S GR Supra(平川亮/サッシャ・フェネストラズ)

その最初の走行となる公式練習は午前9時より、混走85分間、専有走行各10分間で行われた。天候は晴れ。コースはドライ。開始時の気温は6℃だ。

走行開始から15分が経過した時点でのトップは山下健太(ENEOS X PRIME GR Supra)で1'26.769。2番手に平川亮(KeePer TOM'S GR Supra)、3番手に坪井翔(au TOM'S GR Supra)、4番手に立川祐路(ZENT CERUMO GR Supra)と、上位4台をスープラ勢が占める状況となった。

その後39号車ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が2番手に食い込んできて、20分経過時点では上位5台を独占する状況となる。

この時点でNSX勢のトップは福住仁嶺(ARTA NSX-GT)で6番手。このレースを最後に車種変更となるGT-R勢は松下信治(カルソニックIMPUL GT-R)の7番手が最上位だ。

トップの山下は開始42分過ぎに1'26.349と、コースレコードを上回るタイムを叩き出し、好調ぶりを見せつける。

続いて牧野任祐(STANLEY NSX-GT)も18周目に1'27.344を記録して5番手に浮上。スープラ勢に割って入り、そのままピットイン。山本尚貴に交代した。

開始から50分が経過したところで坪井翔が1'26.768までタイムを縮め、2番手に浮上。3番手に下がった39号車はこの時点で中山雄一に交代している。

55分過ぎには福住が1'26.857で3番手に上がってきた。

結局GT500クラスはトップ14号車ENEOS X PRIME GR Supraau TOM'S GR Supra、2番手36号車、3番手8号車ARTA NSX-GTの順のまま混走を終了。午前10時35分より10分間の専有走行を行なった。

ここでサッシャ・フェネストラズ(KeePer TOM'S GR Supra)が1'26.819を記録して3番手、平峰一貴(カルソニックIMPUL GT-R)も1'27.327で7番手に浮上したが、そのほかに目立った動きはなく、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)がトップタイムで午後の予選に臨むことになった。

現在ドライバーズランキング7位の大嶋/山下組だが、最終戦で優勝すれば60ポイントで山本に並び、ポール・トゥ・ウィンなら61ポイントで逆転の可能性がまだ残っている。もちろん上位陣が軒並み下位に沈めば、という厳しい条件ではあるが。

なお、ポイントリーダーの山本尚貴が乗る、1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)は9番手につけている。

公式練習: GT300クラストップタイムはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

公式練習: GT300クラス2位は埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)

公式練習: GT300クラス3位はたかのこの湯GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)

GT300クラスは10周目に1'35.407を記録した吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)が30分経過時点でのトップ。三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)が2番手で続き、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が3番手だ。

60分が経過すると、山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1'35.370を記録してトップに浮上してきた。2番手吉田広樹(埼玉トヨペットGB GR Supra GT)とは0.037秒差、3番手三宅淳詞(たかのこの湯GR Supra GT)とも0.06秒差という接戦だ。

専有走行に入ってもトップ3に目立った動きはなく、そのままの順位で公式練習は終了。61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムで午後の公式予選に臨む。

一方、6ポイント差で井口/山内組を追う55号車ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤蓮)はトラブルに見舞われて僅か7周を走ったのみと、不安を抱えたまま午後の予選を迎えることとなった。

公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13-14戦富士公式予選 伊東黎明が連続ポールを獲得!!

2021FIA-F4選手権第13戦、第14戦の公式予選が11月27日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、第13戦、14戦ともに伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)がポールポジションを獲得した。

公式予選は午前8時15分より30分間で行われた。天候は晴れ。コースはドライだが、予選開始時の気温は4℃という寒さだ。

序盤トップに立ったのは野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)
。計測1周目に1'49.998を記録すると、その後も1'48.016、1'46.837と周回を重ねるごとに着実にタイムを上げていく。

これに対し、小出峻(HFDP/SRS/コチラレーシング)は4周目に1'46.548を記録、野中を抜いてトップに浮上する。前戦もてぎ大会ではGT300クラスとのダブルエントリーをやってみせた大滝拓也(Media Do影山Giddy UP)も1'46.715までタイムを縮め、2番手に上がってきた。

さらに大滝は6周目に1'46.089を叩き出し、トップに躍り出る。2番手には1'46.317で荒川が続く。

続いて太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)が8周目に1'45.637でトップに。小出も1'45.795で2番手、3番手には1'45.923で木村偉織(HFDP/SRS/コチラレーシング)と、残り14分の時点でホンダ勢が1-2-3を形成。4番手には大滝が続き、トヨタ勢の最上位は奥住の5番手という状況となる。

しかし残り13分を切ったところで伊東黎明(OTG DL F4CHALLENGE)が1'45.392を叩き出してトップに躍り出る。野中も1'45.705、荒川は1'45.677までタイムを縮めてホンダ勢に割って入った。

さらに野中は1'45.238を計測10周目にマークして再びトップへ。続いて11周目に1(45.156までタイムを短縮するが、伊東は12周目に1'45.111を記録して再びトップに。野中は12周目以降はタイムが上がらなくなり、そのまま予選は終了した。

その結果、伊東黎明が第13戦、第14戦ともにポールポジションを獲得。野中誠太はいずれも2番手からのスタートとなった。

一方、ポイントリーダーの荒川麟は第13戦、第14戦ともに3番手となっている。

第13戦決勝はこのあと午後1時15分より、第14戦決勝は明日の午前8時
より、いずれも14周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

SGT:第8戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
114大嶋 和也
山下 健太
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS1'26.349--190.237
236関口 雄飛
坪井 翔
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS1'26.768 0.419 0.419189.319
337平川 亮
サッシャ・フェネストラズ
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer TOM'S
BS1'26.819 0.470 0.051189.207
48野尻 智紀
福住 仁嶺
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
ARTA
BS1'26.857 0.508 0.038189.125
539ヘイッキ・コバライネン
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS1'26.880 0.531 0.023189.075
638立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ZENT CERUMO
BS1'27.211 0.862 0.331188.357
712平峰 一貴
松下 信治
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1'27.327 0.978 0.116188.107
816笹原 右京
大湯 都史樹
Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT
Honda NSX-GT
TEAM Red Bull MUGEN
DL1'27.334 0.985 0.007188.092
91山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
TEAM KUNIMITSU
BS1'27.344 0.995 0.010188.070
1019国本 雄資
宮田 莉朋
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1'27.541 1.192 0.197187.647
1123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NISMO
MI1'27.746 1.397 0.205187.209
1224高星 明誠
佐々木 大樹
リアライズコーポレーションADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
KONDO RACING
YH1'28.023 1.674 0.277186.619
133平手 晃平
千代 勝正
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
NDDP RACING with B-MAX
MI1'28.077 1.728 0.054186.505
1417塚越 広大
ベルトラン・バゲット
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
Astemo REAL RACING
BS1'28.253 1.904 0.176186.133
1564伊沢 拓也
大津 弘樹
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
Modulo Nakajima Racing
DL1'28.497 2.148 0.244185.620

■GT300クラス

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2021 AUTOBACS SUPER GT Round 8 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL1'35.370--172.243
252吉田 広樹
川合 孝汰
埼玉トヨペットGB GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉トヨペット Green Brave
BS1'35.407 0.037 0.037172.176
3244三宅 淳詞
堤 優威
たかのこの湯GR Supra GT
TOYOTA LEXUS RC F GT3
Max Racing
YH1'35.430 0.060 0.023172.135
460吉本 大樹
河野 駿佑
SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'35.645 0.275 0.215171.748
588小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOCランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'35.726 0.356 0.081171.602
62加藤 寛規
阪口 良平
muta Racing Lotus MC
LOTUS EVORA MC
muta Racing INGING
BS1'35.809 0.439 0.083171.454
756藤波 清斗
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ 日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH1'35.905 0.535 0.096171.282
887松浦 孝亮
坂口 夏月
グランシードランボルギーニGT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH1'35.922 0.552 0.017171.252
965蒲生 尚弥
菅波 冬悟
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS1'35.975 0.605 0.053171.157
1021川端 伸太朗
篠原 拓朗
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Audi Team Hitotsuyama
YH1'36.072 0.702 0.097170.984
114谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH1'36.179 0.809 0.107170.794
1235ショーン・ウォーキンショー
ジュリアーノ・アレジ
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
arto Ping An Team Thailand
YH1'36.281 0.911 0.102170.613
1330永井 宏明
織戸 学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
YH1'36.412 1.042 0.131170.381
1496新田 守男
阪口 晴南
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL1'36.440 1.070 0.028170.332
1518小林 崇志
名取 鉄平
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH1'36.452 1.082 0.012170.311
169木村 武史
ケイ・コッツォリーノ
PACIFIC NAC CARGUY Ferrari
Ferrari 488 GT3
PACIFIC CARGUY Racing
YH1'36.469 1.099 0.017170.281
1725松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Porsche
Porsche 911 GT3 R
HOPPY team TSUCHIYA
YH1'36.536 1.166 0.067170.162
1811平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'36.538 1.168 0.002170.159
197荒 聖治
山口 智英
Studie PLUS BMW
BMW M6 GT3
BMW Team Studie × CSL
YH1'36.626 1.256 0.088170.004
2034道上 龍
密山 祥吾
Yogibo NSX GT3
Honda NSX GT3
Yogibo Drago CORSE
YH1'36.907 1.537 0.281169.511
2150加納 政樹
柳田 真孝
ARNAGE AMG GT3
Mercedes AMG GT3
Arnage Racing
YH1'36.998 1.628 0.091169.352
226本山 哲
片山 義章
Team LeMans Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
Team LeMans w/MOTOYAMA Racing
YH1'37.064 1.694 0.066169.237
2310星野 一樹
石川 京侍
GAINER TANAX with IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
GAINER
DL1'37.261 1.891 0.197168.894
2431嵯峨 宏紀
中山 友貴
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV
apr
BS1'37.403 2.033 0.142168.648
25360青木 孝行
田中 篤
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1'37.529 2.159 0.126168.430
265平木 湧也
平木 玲次
マッハ車検GTNET MC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'37.733 2.363 0.204168.078
2748田中 勝輝
飯田 太陽
植毛ケーズフロンティアGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1'38.986 3.616 1.253165.951
2855高木 真一
佐藤 蓮
ARTA NSX GT3
Honda NSX GT3
ARTA
BS1'41.688 6.318 2.702161.541
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第14戦富士公式予選結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
180伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'45.199--156.150
235野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'45.257 0.058 0.058156.064
336荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'45.362 0.163 0.105155.908
46木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.451 0.252 0.089155.777
57太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.498 0.299 0.047155.707
637奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'45.503 0.304 0.005155.700
797岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1'45.562 0.363 0.059155.613
85小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.591 0.392 0.029155.570
977小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1'45.596 0.397 0.005155.563
1020新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
1'45.618 0.419 0.022155.530
1162松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'45.781 0.582 0.163155.291
1238清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'45.816 0.617 0.035155.239
1340元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'45.907 0.708 0.091155.106
1416大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
1'45.974 0.775 0.067155.008
1539宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'46.325 1.126 0.351154.496
1613藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1'46.426 1.227 0.101154.350
1763IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.428 1.229 0.002154.347
1843IC2DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'46.667 1.468 0.239154.001
1931鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'46.703 1.504 0.036153.949
2098IC3IKARIBJ Racing
Bionic Jack Racing
1'46.714 1.515 0.011153.933
2173塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1'46.729 1.530 0.015153.911
2215吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
1'46.747 1.548 0.018153.885
2311IC4ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1'46.944 1.745 0.197153.602
2432マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'47.053 1.854 0.109153.445
253IC5佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1'47.060 1.861 0.007153.435
2686IC6大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'47.502 2.303 0.442152.805
2796IC7齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1'47.565 2.366 0.063152.715
2899IC8近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1'47.812 2.613 0.247152.365
2918IC9堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1'47.961 2.762 0.149152.155
3027IC10SYUJIB-­MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
1'48.693 3.494 0.732151.130
3171IC11大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1'48.750 3.551 0.057151.051
3222山崎 令二郎GOOD FOOD DESIGNアキランド
AKILAND RACING
1'48.960 3.761 0.210150.760
3323IC12YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.380 5.181 1.420148.820
3433IC13慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'52.392 7.193 2.012146.156
---- 以上基準タイム(110% - 1'55.799)予選通過 ----
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第13戦富士公式予選結果

FUJIMAKI GROUP FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2021/11/27) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2021 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
180伊東 黎明OTG DL F4CHALLENGE
OTG MOTOR SPORTS
1'45.111--156.281
235野中 誠太TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'45.156 0.045 0.045156.214
336荒川 麟TGR-DC RSトムススピリットF4
TGR-DC Racing School
1'45.298 0.187 0.142156.003
420新原 光太郎TOM'S FORMULA COLLEGE
RSS
1'45.304 0.193 0.006155.994
56木村 偉織HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.443 0.332 0.139155.788
637奥住 慈英TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'45.476 0.365 0.033155.740
797岩澤 優吾BJ Racingスカラシップ
Bionic Jack Racing
1'45.484 0.373 0.008155.728
87太田 格之進HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.498 0.387 0.014155.707
95小出 峻HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'45.515 0.404 0.017155.682
1077小川 颯太WARMTECH Skill Speed
SKILL SPEED
1'45.542 0.431 0.027155.642
1140元嶋 成弥SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'45.607 0.496 0.065155.547
1262松澤 亮佑HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'45.657 0.546 0.050155.473
1338清水 英志郎TGR-DC RSフィールドF4
TGR-DC Racing School
1'45.760 0.649 0.103155.321
1416大滝 拓也Media Do影山Giddy UP
Media Do Kageyama Racing
1'45.812 0.701 0.052155.245
1563IC1鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F110
HELM MOTORSPORTS
1'46.247 1.136 0.435154.610
1639宮下 源都SACCESS RACING
SACCESS RACING
1'46.254 1.143 0.007154.599
1713藤原 大輝ACE LINES MDFactory
KRac Motorsorts
1'46.309 1.198 0.055154.519
1873塙 瞬佑カローラ新茨城C.S.I Racing
CSIレーシング
1'46.575 1.464 0.266154.134
1943IC2DRAGONZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'46.615 1.504 0.040154.076
20*15吉村 渉Media Do影山BEAR
Media Do Kageyama Racing
1'46.622 1.511 0.007154.066
2198IC3IKARIBJ Racing
Bionic Jack Racing
1'46.689 1.578 0.067153.969
22*3IC4佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校フィールドモータースポーツ
フィールドモータースポーツ
1'46.692 1.581 0.003153.965
2331鶴田 哲平ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'46.700 1.589 0.008153.953
2432マックス・サロATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'46.703 1.592 0.003153.949
2511IC5ヒロボンRn-sports Andare
Rn-sports
1'46.755 1.644 0.052153.874
2696IC6齋藤 真紀雄CSマーケティングアキランド
AKILAND RACING
1'47.400 2.289 0.645152.950
2786IC7大阪 八郎Dr.Dry F110
ZAP SPEED
1'47.406 2.295 0.006152.941
2899IC8近藤 善嗣アンドIoTくじらRn-sports
Rn-sports
1'47.569 2.458 0.163152.709
2918IC9堀田 誠ムータレーシング
AKILAND RACING
1'47.646 2.535 0.077152.600
3027IC10SYUJIB-­MAX ENGINEERING F4
B-MAX ENGINEERING
1'48.495 3.384 0.849151.406
3171IC11大山 正芳ダイワN通商アキランド
AKILAND RACING
1'48.556 3.445 0.061151.321
32*22山崎 令二郎GOOD FOOD DESIGNアキランド
AKILAND RACING
1'48.592 3.481 0.036151.271
3323IC12YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'50.306 5.195 1.714148.920
3433IC13慶原 克律ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Racing
1'52.057 6.946 1.751146.593
---- 以上基準タイム(110% - 1'55.707)予選通過 ----
  • CarNo. 15, 3は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c)d)(走路外走行複数回)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す(第13戦)。
  • CarNo. 22は、付則3第8項8. 4)4(Gセンサー非装備)違反により、チームに対して訓戒とする。
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KYOJO CUP

KYOJO:2022 KYOJO CUP新規参戦ドライバー対象の合同オーディションを開催 新規参戦を検討するチーム対象説明会も同日実施

 女性ドライバーのみのプロレースシリーズKYOJO CUPを開催する株式会社インタープロトモータースポーツは25日、2022年に6年目を迎える同シリーズのドライバーとチームを繋げる合同オーディションを12月27日に開催すると発表した。併せて参戦を検討しているチームを対象とした説明会も行う。詳細は以下のとおり。

 女性ドライバーのみのプロレースシリーズ「KYOJO CUP」は、 2022 シーズンに新規参戦を希望するドライバーとチームを繋げる合同オーディションを12月27日(月)に開催いたします。

 来シーズンで6年目を迎える「KYOJO CUP」は、女性ドライバーのみで争われるプロレースシリーズです。2020 年からは、ミュゼプラチナム様の支援を受け「KYOJO CUP SUPPORTED BY MUSEE PLATINUM」として開催。同年からスポーツ庁の後援もいただき、シリーズチャンピオンには文部科学大臣賞が贈呈されます。

 このたび、2022シーズンのKYOJO CUPに参戦を検討している新規選手を対象としたオーディションを開催いたします。合わせて、参戦を検討しているチームを対象とした説明会も実施し、チームとドライバーをつなぐ機会を設けます。

 「KYOJO CUPに興味はあるけれど、まだマシン(VITA)に乗ったことがない」、「KYOJO CUPに参戦したいけれど、乗れるチームが見つからない」といった女性ドライバー、また「 KYOJO CUPへの参戦を検討しているが、ドライバーが見つからない」というチームの方は、ぜひこの機会にオーディションにご参加ください。

【開催概要】

  • 参加条件:四輪普通自動車運転免許証を所持し、JAF国内A級ライセンスを所持または取得予定の女性(年齢不問年齢不問)
  • 一次審査…書類選考
  • 応募締切:12月12日(日)
  • 二次審査…富士スピードウェイ(P7)にて実技審査
  • 実施日:12月27日(月)
  • 応募方法:オーディションに参加ご希望の選手、チームは、下記までお問い合わせください。折り返し応募フォームをご連絡いたします。

【ご応募先・お問い合わせ先】

  • 株式会社インタープロトモータースポーツ・PKYOJO CUP事務局 内山(uchiyama@kyojocup.jp)

 12月12日(日)には2021シーズンの最終戦を迎え、初代女王で日本人初のWシリーズシリーズ参戦ドライバーとなった小山美姫選手や、男女混合レースでの優勝経験を持つ村松日向子選手、三浦愛選手といた歴代チャンピオンに続く、4人目のシリーズチャンピオンが決定します。最終戦の行方にもぜひご注目ください。

KYOJO CUP公式サイト
http://drivingathlete.com/
KYOJO CUP公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/IPSxKJCCHANNEL
株式会社インタープロトモータースポーツKYOJO CUP事務局
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JAF F4選手権

JAF-F4:第10戦富士決勝 元嶋成弥がポール・ツー・ウイン、圧勝でシリーズチャンピオン獲得

決勝はスタートの波乱で幕を開けた

 JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦は11月21日(日)に富士スピードウェイで13周の決勝が行われ、ポールポジションからスタートの元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)がスタートで飛び出すと1度もトップを脅かされない独走で優勝。シリーズチャンピオンを獲得した。

 午前中の予選からドライコンディションが続く富士スピードウェイは時折陽が差すものの曇りの天気で、気温も13度程度。路面温度も低いままだ。

スタート直後、1コーナーのアクシデント スタート直後、1コーナーのアクシデント 上位を走りながらエンジントラブルでリタイアした森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト) 優勝は元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 決勝2位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大) 決勝3位でジェントルマンクラス優勝はハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ) 決勝4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ) 決勝5位は大竹将光(スーパーウインズ&ISP) 決勝6位は翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT) 優勝した元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

 午後13時05分フォーメーションラップ開始。20台全車がスリックタイヤを装着しいてる。

 スタートはフロントロウの元嶋と徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)の2台はきれいに出たが、3番グリッドのハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)は蹴り出しが弱く、後方5番手から飛び出した森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が4番手スタートの黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)と伊澤をまとめて料理してTGR(第1)コーナー進入までに3位に浮上する。

 そのTGRコーナーではクラッシュが発生。黒沼と並んでターンインした7番手スタートの川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ)がスピン、後ろを向いたところで9番手スタートの安井和明(佐藤製作所★TOMEI★ミスト)と接触する。共に再スタートするが安井はそのままピットイン、リタイヤとなる。川原はフロントウイングを引きずってピットに戻りノーズを交換してコースへ復帰。

 勢いに乗る森山はTGRコーナー進入でアウトから徳升をかわすと元嶋に並びかけるが、ここは元嶋スキを見せずトップを守り森山2位。元嶋はここから各コーナーで森山とのギャップを拡げていき、1周目を終えて1.862秒の差をつける。森山の後方徳升は第3セクターでテール・ツー・ノーズ状態に持ち込むとストレートではスリップストリームを活かして横に並びかけて、0.092秒の差でコントロールラインを通過、そこから徳升が前に出てサイド・バイ・サイドの状態でTGRコーナーにアプローチ、森山はインサイドからアウトへとマシンを振って外から攻めるが徳升が2位を奪回する。

 またしてもスタートに失敗した伊澤はアドバンコーナーで黒沼にインを差されて5位まで後退。

 徳升と森山の2位争いをよそに元嶋は2.270秒→2.593秒とギャップを拡げ独走態勢に持ち込む。徳升対森山も、森山のペースが上がらないのか1.598秒→2.431秒と徳升から離されていき、逆に4位黒沼に0.714秒差まで詰め寄られている。

 5周め、元嶋は1分43秒908と、他の選手が予選でも出していない43秒台で徳升とのギャップを3.458秒まで拡大。徳升も自己ベストで追うが元嶋のテールは離れる一方だ。

 一方伊澤はいったんは黒沼に1秒近く離されたが次第に追い上げ、じわじわと接近していく。

 8周め、何と3位走行の森山がスローダウン、エンジントラブルか白煙を吐きながらスロー走行でピットに戻りマシンを降りた。

これで俄然注目度が上がったのが表彰台争い。3位黒沼と4位伊澤のギャップは9周め0.656秒、10周め0.384秒と黒沼の背後に張り付いた伊澤がプレッシャーをかける。11周めにはテール・ツー・ノーズ状態になるとストレートでスリップを効かせた伊澤が並びかけ、TGRコーナーでレイトブレーキング、黒沼も抵抗するがここでついに伊澤が3位に浮上する。

 3位の座を死守したい伊澤だが黒沼はすかざずテールについて、今度はプレッシャーをかける側に回る。12周めも0.368秒の差でコントロールラインを通過。スリップから抜け出て伊澤の前に出ようとするが、この週末ストレートスピードが足りないと語っていた黒沼はオーバーテイクには至らずファイナルラップへ突入。

 トップ元嶋はまったく危なげのない走りで徳升との差を開き続け、5秒521の大差でチェッカードフラッグの下を通過。出場した全レースで優勝という強さを見せて、シリーズチャンピオンも獲得した。

 2位は徳升。3位伊澤はジェントルマンクラスの優勝も飾った。その伊澤を最後まで追ったが0.68秒及ばず黒沼は4位。5位大竹将光(スーパーウインズ&ISP)、6位女性ドライバーの翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)という結果に。

 伊澤に続くジェントルマンクラスの2位は総合8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3位は総合9位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)となった。

表彰式 ジェントルマンクラスの表彰式

■決勝後のコメント

優勝 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

優勝した元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

 「(圧勝だった?)スタートさえ決まれば、自信があったので、後は逃げ切るだけだった。(後ろは見なかった?)見なかった、前だけ見て走った。不安材料もなく行けた。(出たレース全て優勝でチャンピオン)出し切った気分だ」

2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

決勝2位の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「(元嶋選手は速かった?)ついて行けなかった。自分としてはペース落とさずに行けたという部分はあるが、もう一押し、がなかった。(スタートで失った2位を奪い返した状況は?)コーナーはこちらの方が速かったので、しっかりセクター1で追いついて、それでストレートで抜けるのは確実だったので、スリップをしっかり使って一発で仕留めないとトップが逃げてしまうので、それだけ気にしながら(狙い通り)一発で仕留める事はできたが、ちょっと手遅れだった。今シーズンの元嶋選手は手が付けられない強さだった、来年は自分が手を付けられない状況にします(笑)」

3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

決勝3位でジェントルマンクラス優勝のハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

 「シーズン最後に元嶋選手に圧倒的なスピード差を見せつけられて負けたので、その辺りこれからどうするか……。(スタート直後は何があった?)1コーナーで誰かに当てられたと思う。それでハーフスピンしそうになって、順位を落とした。そこから挽回はできたが、2号車のリタイヤが無ければ(表彰台は)厳しかった。それでも最後92号車とバトルができて楽しめた」

4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

決勝4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「1コーナーで社長(川原選手)と当たってしまった。ダメージはほとんどなかったが、伊澤選手を抑えきることができなかった」

5位 大竹将光(スーパーウインズ&ISP)

決勝5位の大竹将光(スーパーウインズ&ISP)

 「スタート直後の1コーナーで混乱があったが、外側に逃げたことで回避できたのでそこはよかった。予選を走ったタイヤで予選よりいいタイムで走ることができたので、その点はよかったと言うか、逆に予選がまだまだいけるという事がわかったので、そこはもっと詰める部分があるという事で今後の課題だ」

6位 翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)

決勝6位の翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)

 「スタートはすごくうまくいったが、その後1コーナーでのクラッシュを避けたために、前との差が開いてしまった。それを追い上げるレースになった。(前のマシンに対して)自分の方が少しずつペースは速かったので、そのまま周回を重ねていけばよかったのだが、攻めすぎてしまってAコーナーでオーバーランして、差がまたひらいてしまって抜くまでには至らなかった。(マシンの調子は?)2周めくらいに1コーナーの進入で前を差した時に左フロントタイヤを相手の右リヤに当ててしまって、それでアライメントが狂って不安定な状態になって思い切り行けなくなった。それでも様子を見ながらベストを出せたかな、と思う」

DNF 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)

 「エンジンが寿命で終わってしまった。(途中前に離されたのもエンジンの調子のせい?)それはあったが;最後の方でまた2位のクルマに近づいていけたので、最終ラップくらいで抜けるかなと思っていた。前はタイヤがタレてきていたようで、行けるかな? と思ったのだが最後(エンジンが)壊れてしまった。スタートが決まっていい順位で走れていたが、元嶋選手が速くて(このまま)終わったとしても2位か3位というところで勝てなかったので(リタイヤしても)一緒だ」

 JAF-F4地方選手権シリーズは元嶋の戴冠で終了。しかしJAF-F4グランドチャンピオンシップはこの後鈴鹿で特別戦(日本一決定戦)を残している。全戦ポイント有効の同チャンピオンシップではハンマー伊澤が221ポイントで首位。徳升広平が201ポイントで2位、黒沼聖那が199ポイントで3位につけており、優勝30ポイントなのでこの3人にチャンピオンのチャンスがある。JAF-F4のシーズンはまだまだ終わらない。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
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JAF F4選手権

JAF-F4:第10戦富士公式予選 元嶋成弥が圧倒的なスピードでポールポジション獲得

 JAF-F4地方選手権シリーズ最終第10戦公式予選は11月21日(日)に富士スピードウェイで行われ、元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)が2位を1秒近く離すタイムを叩き出してポールポジションを獲得した。

 全国のサーキットを転戦するJAF-F4地方選手権だがシリーズ戦は今回が最終戦。

 エントリーは20台。全国シリーズの為全戦に出場する選手は限られているが、最終戦という事で今年最大の出場車数となった。ここまで9戦が行われて、上位4人にチャンピオンの権利があり、その4名全員がエントリーしている。

 まずはランキング首位の元嶋。もてぎとSUGOの4レースをスキップしているが、出場した5レースは全て優勝しており100ポイントを積み上げている。

それに続く2位がハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)。ここまで全戦に出場、第7戦もてぎでは初優勝を飾り総得点は109ポイントと元嶋を上回るがJAF-F4地方選手権は上位8戦の有効ポイント制なので、足切りされて99ポイントが有効となる。なおハンマー伊澤はジェントルマンクラスでは他のベテランを圧倒、本大会と12月の日本一決定戦を待たずにチャンピオンが確定している。

 ランキング3位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)。2019年のシリーズチャンピオンでもある徳升は開幕戦鈴鹿をスキップしたが第2戦以降全戦に出場、96ポイントを獲得している。

 最後の一人は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)。全戦出場組で第2戦もてぎで優勝した他上位入賞を繰り返して88ポイントを獲得している。

 優勝20ポイント、2位15ポイント、3位12ポイント、以下10-8-6-4-3-2-1ポイントが与えられるが、前述の通り有効8戦の為、井澤と黒沼は足切りがある。

ポールポジションは元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 予選2位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大) 予選3位でジェントルマンクラスポールポジションのハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ) 予選4位は黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ) 予選5位は森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト) 予選6位は大竹将光(スーパーウインズ&ISP) 予選7位は川原悠生(ファーストガレージ&Sウインズ) 予選8位は翁長実希(フジタ薬局アポロ電工MP/MT)

 20分間の予選は午前9時10分にコースオープン。朝は0度近くまで冷え込んだ富士スピードウェイは天候曇り。気温10.2度まで上がったものの、日差しが弱く路面温度は全く上がっていない模様で、コースインした各車はタイヤが発動するまでウィービングと加減速を繰り返してタイムアタック開始のタイミングを待っている状態。

 残り14分となって、まずは元嶋が1分45秒984を出してペースセッターになるが、2番手のハンマー伊澤以下はまだ47秒台でウオームアップ中か。

 残り11分、元嶋が1分43秒934を出し、2番手は黒沼の46秒591、徳升が46秒691で3番手。一人元嶋だけがクラスが違うのかと思わせるタイム差だ。

 残り10分、ハンマー伊澤が1分45秒816で2番手へ浮上。黒沼に続く4番手に45秒928で今回スーパーFJとダブルエントリーの森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)が上がってくる。森山は今回初のJAF-F4でのレースで、練習走行も不十分だと言っていたが、次第に慣れてきたようだ。

 ハンマー伊澤は次の周回で1分45秒351までタイムを詰めて、森山が45秒387で3番手に浮上、さらに徳升が45秒571で続き、大竹将光(スーパーウインズ&ISP)が45秒836で5番手へ。黒沼は6番手までダウン。伊澤に続くジェントルマンクラスの2番手は全体8位の植田正幸(Rnsports制動屋KKZS)、3番手は同11位の河野靖喜(ハンマーレーシング☆RISING)だ。河野は「ハンマー伊澤の速さの理由を知るべく」今大会からハンマーレーシングの一員となった。

 残り7分で黒沼が1分45秒113と自己ベストを更新し4番手へ盛り返す。

 残り5分。元嶋は引き続き周回しているが本格的なアタックはせずタイムの更新はない状態。その間に2番手以下の順位が入れ替わり、徳升が45秒022までタイムを刻み浮上。しかし元嶋とは1.088秒の差がある。続いてハンマー伊澤、黒沼と続く。

 残り3分。ここから元嶋が再度タイムアタックを開始、1分43秒393を出す。森山が44秒846で一瞬2番手に上がるが、すかさず徳升が44秒705で逆転、さらに44秒436と自己ベストを連発する。森山は3番手へ。そして残り20秒で元嶋はダメ押しとなる1分43秒309を叩き出す。

 残り30秒、徳升は1分44秒241で2番手を確保、どうにか元嶋とのタイム差を1秒未満まで詰めた。3番手には44秒520でハンマー伊澤が上がり、黒沼が44秒870で4番手へ、森山はタイム更新ならず5番手という結果になった。

 ハンマー伊澤に続くジェントルマンクラス2番手は全体11位の植田、3番手は全体13位の石川賢志(HMR ハンマーR☆ハヤテ)が獲得した。

■予選後のコメント

ポールポジション 元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST) 1分43秒309

ポールポジションの元嶋成弥(Kデンタルオフィス★MYST)

 「(他車を大きく引き離し、すぐに43秒台に入ったが?)金曜日から手応えはあったので。普通に走れば行けると思った。アタックもミスなくできて、このタイムは出し切った感がある。(マシンは絶好調?)はい(笑)。決勝は1コーナーがちょっと怖い、スタートで皆突っ込んできそうで」

2位 徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大) 1分44秒241 トップと0.932秒差

予選2位の徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

 「(トップとは)だいぶ離された。コースインが遅かったのは様子見てたからだがちょっと様子みすぎた(笑)。それでも最後にぎりぎりもう1周できて、それが無ければ2位もきつかった。調子は悪くないがトップとは離されすぎているので、今の走りでもあと1秒詰められるかな、という箇所がいくつかあるので、そこをなんとかすればレースはいい所に行けると思う」

3位 ハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ) 1分44秒520 トップと1.211秒差

予選3位でジェントルマンクラスポールポジションのハンマー伊澤(令和雪合戦ハンマーR☆ハヤテ)

 「(トップとは差がついたが?)そこはどうしようもない。1.2秒の差は(どこにあるのか)見えない感じ。(昨日から)タイヤのグリップが全然ない、決勝は気温が上がることを期待している」

4位 黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ) 1分44秒830 トップと1.521秒差

予選4位の黒沼聖那(ファーストガレージ&Sウインズ)

 「(チャンピオンシップを争う他の選手とは近い順位だが?)元嶋選手とはタイム差大きいが、徳升選手やハンマー伊澤選手とは近いとこにいるので、そこについて行く。元嶋選手はちょっと見えない感じ。昨日からストレートスピード(が足りない)ので悩んでいて、そこをエンジニアと解決して決勝に備えてストレートスピード上げる方向で挑みたい」

5位 森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト) 1分44秒846 トップと1.537秒差

予選5位の森山冬星(佐藤製作所★KK-ZS★ミスト)

 「(初めての予選の感想は?)新品タイヤ履くのも初めてで、どれくらいで温まるかも分からなかった。元嶋選手がとても速いタイム出している、もっと身体でマシンとタイヤを感じ取れるようにならないとだめだ。決勝に向けてセッティングは今のままで、初めてのレースなのでタイヤを守ったりはせずに攻めていきたい」

 
6位(その後10位) 大竹将光(スーパーウインズ&ISP) 1分45秒075 トップと1.766秒差

予選6位の大竹将光(スーパーウインズ&ISP)

 (走路外走行で4グリッド降格)決勝後のコメント

 「タイム的にはベストが出せていたのに、最終コーナーで失敗してしまって、そのため6番手。自分で走っていてもAコーナーが危ないなとは分かっていたが、昨日の練習でもいい感じで走れていたので、そのまま行ってしまったら、今日のコンデションでは止まり切れなかった」

 決勝は午後1時05分開始予定。元嶋が予選に続いて他を圧倒するスピードを見せるか。他の選手がスタートまでに1秒を詰める魔法を見つけてチャンピオンシップを逆転するか。注目される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
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筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第7戦富士決勝 驚速高校生稲葉摩人、デビューウィンで初陣を飾る

決勝のスタートシーン

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権最終第7戦決勝は11月20日(土)に富士スピードウェイで開催され、6番グリッドからスタートした稲葉摩人(いなばまひと)(ZAP SPEED 10VED)が予選で見せた速さを遺憾なく発揮して順位を上げ、デビューレースでの初優勝を遂げた。

 朝の予選では気温、路面温度ともに低くタイヤの発動に苦労する状態だった富士スピードウェイだが、晴天に恵まれ温度は次第に上昇。好コンディションになった。

 注目はシリーズチャンピオンの行方だが、共にセカンドロウからスタートする野島遼葵(Deep-R・10V・ED)87ポイント、安田航(Fガレージ&Sウィンズ SII)83ポイントと4ポイント差。同シリーズは優勝20ポイント、2位15ポイントなので安田は優勝すれば自力で逆転チャンピオン、それ以外だと野島との順位差次第だ。しかし筑波で優勝争いの常連だった野島と安田にとっては未経験の富士が舞台。加えて鈴鹿から転戦して来た有力選手に加えて、デビューレースの予選で圧倒的なスピードを見せた稲葉という存在が彼らの順位争いにどう作用するか予断を許さない状況だ。

優勝は稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED) 2位は佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋) 3位は野島遼葵(Deep-R・10V・ED) 4位は森山冬星(MYST) 5位は田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED) 6位は安田航(Fガレージ&SウインズSII)

 17台のマシンは12時55分にダミーグリッドを離れ、1周のフォーメーションラップの後に各自のグリッドにつき、全車きれいにスタート、12周のレースが始まった。

 各車スタートポジションを守って発進したが、安田のマシンの加速がやや鈍く、隣を走る野島が並びかけると1コーナーでインを突いて3位の座を奪取。アウトにはらんでしまった安田はさらに後続のオーバーテイクを許して7位へと大きくポジションを落としてしまう。

 ここでアドバンコーナーで最後方を走っていた大貫直実(グレード1スズバンF109)がスピン、スポンジバリアへクラッシュして停止したため、セーフティカー(SC)導入が宣言される。

 この時点での順位はトップ佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)、2位森山冬星(MYST)、3位野島、4位冨田自然(とみたあるが)(MYST KKS-II)、5位稲葉、6位田上蒼竜(ZAP SPEED 10VED)、とそれぞれ安田をかわしてスタートポジションからひとつずつ順位を上げて7位に安田が続いている。チャンピオン獲得には野島の前でフィニッシュが最低条件の安田にとっては苦しいスタートとなった。

 SCランは4周目まで続き、5周目のコントロールラインからレース再開。ここで富田のダッシュがよく、野島に並びかけるとストレートエンドまでに前に出る。さらに富田の背後でスルスルと車速を伸ばした稲葉が1コーナー進入で野島をかわすと2コーナーで富田を差して一気に3位へと浮上する。

 稲葉の勢いはとどまる事を知らず、第3セクターまでに森山の背後に迫ってストレートの中ほどでスリップを使っていったんは2位を奪って6周めに突入。さらには第1コーナーでトップ佐藤の隙を伺うがここは佐藤が守り、稲葉は森山の逆転を許して3位に戻る。

 ストレートに戻って来た森山は佐藤の横に並びかけて0.074秒差でコントロールラインを通過。ストレートの途中で佐藤をかわしてトップに立つ。さらにこの2台の0.3秒後方にいた稲葉が佐藤に襲いかかりアドバンコーナーで2位に浮上。森山の背後につけると、そのまま7周目の終わりのストレートでスリップを効かせてオーバーテイク。ついにトップに立つ。ストレートでは3位に落ちた佐藤に野島が迫り、いったんは佐藤の前に出たがここは1コーナーで佐藤が3位の座を奪回。富士の長いストレートでスリップストリームを活かした攻防が繰り広げられる。

 ここで5番手にいた富田に反則リスタートの判定。SC明けリスタートでコントロールライン通過前に前を行く野島を追い越したという裁定が下り、ドライブスルーペナルティが掲示される。

 8周目、トップ稲葉はペースをゆるめず後続を突き放し森山に1.58秒の差を築いてコントロールラインを通過。2位グループは混戦で、森山~佐藤~富田がストレートで横並びとなり、直後の野島も背後につけて9周目に突入すると、4ワイドになって第1コーナーへ飛び込む。野島がいったんは2位に浮上したが第2コーナーでインを差し返した佐藤が逆転して2位。野島が3位、森山、富田と続いた。スリップストリームが効く富士ならではの激しい攻防を見せたが、この間にトップ稲葉は1.983秒までギャップを開いて9周目を終了。ここで富田は無念のドライブスルーペナルティ消化。最後尾の16位までポジションを落とす。

 10周目、2位佐藤はここで野島との間に1.426秒の差をつけて稲葉を追い上げる態勢となり、野島と森山は0.013秒差と並んだ状態でコントロールラインを通過し、ストレートエンドまでにポジションを入れ替えて森山3位へ。しかし野島は森山のテールにへばりついて逆転のチャンスを虎視眈々と狙う。その後方では安田と田上が5位の座を争っており、11周目のコントロールラインを0.031秒差とほぼ並走で通過していく。

 佐藤は10周目、11周目とファステストラップを連発して稲葉とのギャップを1.843秒→1.716秒と削り取るが稲葉は中盤で築いたマージンを活かして、1.523秒の差でチェッカードフラッグを受け、高校生ルーキーがデビューウインを飾った。

 森山と野島の3位争いはファイナルラップまで続き、最終コーナーからの立ち上がりで野島の加速がよく、ストレートで森山に並びかけると、僅かに野島のノーズが前に出た状態でフィニッシュラインを通過。0.075秒差で野島が表彰台をゲットした。安田対田上の5位争いも最後の直線で田上が安田の前に出て、0.164秒差で田上に軍配が上がった。安田は6位。逆転チャンピオンは成らなかった。

■決勝後のコメント

優勝 稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)

優勝した稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「(見事なトップ奪取だったが?)レースの駆け引きは未体験だったので、いかにロスなく抜けるかは手探りで判らなかったのだが、うまく間隔を合わせてオーバーテイクできた。もっと精度を上げて、ちゃんと一発で仕掛けられるように頑張りたい。前に出た後は自分でもいい調子で走れていて、前をずっと見て走っていたが、後半になって後ろを見るようになったら、そこでミスが出たりした。後ろが迫ってきている時にプレッシャーに負けない精神力は自分にはまだ無いなと思った。そういうメンタリティをもっと強めていかねば、というのが今日のレースの反省だ」

2位 佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)

2位の佐藤巧望(MYST.KK-SII.制動屋)

 「最初は後ろにピッタリ着かれていたので、淡々と走る感じになってしまったが、それで集団に巻き込まれてしまった。9号車(稲葉)がトップに立った後は、逃がしちゃいけないのは分かっていて、ついて行こうとしたのだが2番手争いがゴチャゴチャしてしまって、前と間隔が開いてしまった。そこが無かったら、また違った展開になったと思う。レースとしては予想通りで、逃げられるものではないと思っていたので、そこは思った通りの展開だった。トップのスリップが効く中で走れていたので、もう数周あったらチャンスがあったかな、という印象。2位争いで前を逃したのが敗因だ」

3位 野島遼葵(Deep-R・10V ED)

3位の野島遼葵(Deep-R・10V・ED)

 「チャンピオンが取れて本当にうれしい。(今日のレースは大変だった?)筑波では体験しないようなレースだったが、逆に楽しかったという感じだ。それもスタートの1コーナーで安田選手を抜けたから言える事かなとは思う。(スリップを効かせてオーバーテイクするはどうだった?)スリップは偉大です(笑)」

4位 森山冬星(MYST)

4位の森山冬星(MYST)

 「富士では初めてのレースだったので、どんな展開になるのかも分からずにスタートした。序盤は決勝に向けて変えたマシンセッティングが当りでペースがよくて、これはイケるかなと思ってたのだが、後ろにいた9号車(稲葉)が思った以上に速くて、実力不足で負けたと思う」

5位 田上蒼竜(ZAP SPEED 10VED)

5位の田上蒼竜(ZAP SPEED 10V ED)

 「前を追いたかったのだがレースペースが無かったのと自分のドライビングが、しっかりマシンと対話できていなくて、予選よりも自信なさげな走りになってしまって、それがタイムにも出てしまっていた。それと自分の体重のせいかストレートが遅くてつらかった。それでも予選から順位を上げて帰ってこられたので、そこままずよかった」

6位 安田航(Fガレージ&SウインズSII)

6位の安田航(Fガレージ&SウインズSII)

 「(スタート直後は何があった?)スタートは良かったのだが、第1コーナーを少し抑えめで入っていったら、そこに予想以上に野島選手が入って来て並走になり、コーナー立ち上がりではみ出してしまって順位を落とした。第1コーナーでもう少しブレーキを遅らせればよかったかもしれないが、マージンを取り過ぎたと思っている。(SC明けにペースが上がらなかった?)SC明けというよりこの週末通じて上位とはペースに差があったように思う。最後まで自分が合わせ切れず、修正できなかった感じだ」

7位 10号車・坂野貴毅(ZAPムトウ・サービス10V)

7位の板野貴毅(ZAPムトウ・サービス10V)

 「後半はペースが上がったのだが、SC明けにちょっと失敗してしまったのと、その時のバトルで、後ろのマシンの方がストレートが速くて第1コーナーで守るしかなかったのでペースが上がらなかった。その後、後ろが離れてからは自分のペースで走れて、前に追いつけたが(追い越すには)ちょっとキツかった」

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権はこれにて終了。前述の通り、シリーズチャンピオンは99ポイントで野島が獲得。安田は89ポイントで2位となった。

 この後は12月11~12日に開催される「スーパーFJ日本一決定戦」が残っている。今年の開催は鈴鹿サーキットである。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
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