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鈴鹿サーキットの2015年活動計画が明らかに。SRS−Fでは新たに中学生から参加可能なプログラムがスタート!

鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎを運営する株式会社モビリティランドは3月7日、モータースポーツファン感謝デーの開催されている三重県の鈴鹿サーキットにて2015年の活動計画を発表した。

四輪レースは今シーズンも4月の鈴鹿2&4から11月のJAF鈴鹿グランプリまで、スーパーフォーミュラ、スーパーGT(鈴鹿1000km)、F1日本グランプリ、そしてスーパー耐久と全6レースが開催される。
今季F1では23年ぶりにマクラーレン・ホンダが復活するほか、国内レースでもスーパーフォーミュラに小林可夢偉、スーパーGTにはヘイッキ・コバライネンらの元F1ドライバーの参戦も決定しており、例年以上の盛り上がりが期待できそうだ。
そのほか、5月にはD1グランプリ、そしてヒストリックカーイベントであるSUZUKA Sound of ENGINE2015が14台のF1を集めて国際レーシングコースで行われる。

また、佐藤琢磨、松田次生ら数多くのトップドライバーを育成してきた鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラ(SRS-F)では、14~17歳を対象年齢とする「SRS-Fチャレンジ」を新設。 これにより中学生にもフォーミュラカーでの練習走行の機会を与え、より早い段階からの人材育成を可能とする。 SRS-Fチャレンジは今年4月にスタートする予定だ。

Text : Kazuhisa SUEHIRO
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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 合同テスト実施レポート

MJ15_0010_fineプレスインフォメーション 2015年3月06日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 合同テスト

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズンの合同テストを、富士スピードウェイ(静岡県)にて3月4日(水)、5日(木)に開催いたしました。

ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)2015 の合同テストが、3月4日(水)、5日(木)、富士スピードウェイで行われた。参加した16台の911 GT3 Cupを操る今シーズンのカレラカップパイロット達は、2日間で計4セッションに渡るテストを精力的にこなした。

2001年からスタートしたPCCJは、歴史を重ね今年が15周年。各マシンのフロントバンパー中央にはメモリアルイヤーであることを示す「15YEARS」ステッカーが輝いている。PCCJを戦う専用マシンは、昨年の導入から2シーズン目を迎えるポルシェ911 GT3 Cup(Typr991)。3.8リッター水平対向6気筒の強心臓エンジンから絞り出される460psものビッグパワーを受け止めるのは、ミシュラン製のスリックタイヤ。他を圧する信頼性の高さで、ドライバーをサポートする。また、2015年モデルのマシンに施された各種アップデートは、昨年モデル用にもアップデートキットとして用意されていることで、戦闘力はもちろん、レーシングマシンとしてのさらなる安全性や信頼性の向上といった点も含め、全車が完全なイコールコンディションのもとで競われることになる。これはPCCJへ初めて挑戦する今シーズンのカレラカップルーキー6名を含む、全カレラカップパイロットへの安心感にもつながっている。

3月4日(水) セッション1  天候:曇り  路面:ドライ  気温:13.2℃
テスト初日は、未明の雨によって午前中の路面はウェット。しかし次第に晴れ間も現れ、テスト開始時にはほぼドライに転じセッション1がスタート。まずはPCCJオフィシャルドライビングアドバイザーの影山正美選手が、コースチェックを兼ねて4周走行。その後今シーズン参戦のドライバーや第2ドライバーが、次々とピットを離れていく。最初にタイミングモニターのトップに名を記したのは今年で3年目、まさに正念場を迎える#78近藤翼だった。続いてトップに立ったのは、昨年のジェントルマンクラスチャンピオンで、今年はオーバーオールでのエントリーとなる#7星野敏が誰よりも早く1分45秒台に叩き込む。その後も各チームによるテストアタックが繰り返され、後半では近藤が1分44秒531をマーク。2番手は「PCCJスカラシッププログラムドライバー」として2年目を迎える#15元嶋佑弥、そして星野が続く結果となった。

その後1時間のインターバルを経てセッション2が行われ、1分43秒台をコンスタントにマークした元嶋が1分43秒464で初日のトップとなったが「ちょっと納得していません。もう少し良いタイムを出せたような気がします。路面コンディションが悪かったのもありましたが、いろんな勉強ができました」と語る。
2番手は1分43秒997をマークした近藤。「元嶋くんに差をつけられましたが、僕はタイヤをずっと通しで使っていたので得られたことがたくさんありました。明日が楽しみです」と語った。3番手は#9武井真司でジェントルマンクラスのトップ。これに星野、そしてルーキーの#12久保凛太郎が続く結果となった。


3月5日(木) セッション3  天候:晴れ  路面:ドライ  気温:9.5℃
テスト2日目は早朝から好天に恵まれ、完全なドライコンディションからのスタートとなった。前日「明日が楽しみです」と感触を掴んでいた近藤が早々に1分42秒885という自身のレコードタイムにあと一歩と迫る走りを見せた。しかし「ニュータイヤでの走行でしたが、内圧をちょっと間違えてしまったようで」と悔やむ近藤。セッション4でのレコード更新の意欲を含ませた。
2番手に元嶋、調子が上がってきた#19永井宏明は3番手。総合6番手タイムの武井がジェントルマンクラスのトップタイムをマークした。

そして2日間の合同テストもいよいよ最終セッションを迎えた。オーバーオールからエントリーの近藤、元嶋、久保がそれぞれ1分43秒台の好タイムを叩き出す中、同じく1分43秒台に乗せてきたジェントルマンクラスの武井が自己ベストを上回る1分43秒590を記録。開幕戦への意気込みを感じる走りを披露した。
この最終セッションでトップタイムをマークした元嶋は1分43秒018。1分42秒台に乗せることが出来ず、セッション3での近藤を上回るには至らなかった。「セッションのトップでしたが、まだ詰め切れていません。方向性は見えたので開幕戦までにしっかり決めて、今年は絶対にチャンピオンを獲りたいと思います」と元嶋。
「総合のトップタイムを出せて良かったです。今年も元嶋くんや新たに参戦する久保くんとも激しい戦いになりそうですから、ずっと気は抜けません。チャンピオン獲得の手応え? あります」と合同テストの内容に満足そうな近藤。

そして総合3番手でPCCJルーキーの中でトップタイムとなったのは久保。「1分43秒台には入りましたが、まだポルシェの走りがまったくできていません。タイヤの使い方やスピードの合わせ方と、これからいろいろ勉強していくことになりそうです」と、自身の結果にやや不満な様子。総合4番手でジェントルマンクラスのトップタイムとなった武井は「目標としていた1分43秒台が達成できて良かったです。今年はまず総合の上位に入りたいです。そしてチームメイトもできたのでチームタイトルも狙っていきたいです」と上機嫌に語った。
また、PCCJルーキーの一人#11塚本は、「ナンバー付きレースを2年やっただけで、本格的なレーシングカーに乗るのも、ポルシェのエンジンをかけるのも初めてでしたが、セッションごとにタイムを上げることもできました。女性でもレースに出てもいい、そういうアピールができればいいですね」と語った。

開幕戦の舞台は4月4日(土)〜5日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)。さらなる信頼性と安全性向上によって進化を遂げた911 GT3 Cup (Type991)によって展開される、実力派揃いのベテランカレラカップパイロットとカレラカップルーキーによる熱い戦い。15周年というメモリアルシーズンのPCCJには、果たしてどんなドラマが待ち受けているのか。全10戦による2015年シリーズは1ヶ月後、いよいよ幕を開ける。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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SUPER GT

SGT:メーカーテスト鈴鹿 GT500クラスが驚異的なタイムで周回、トップはZENT CERUMO RC F

 5日、鈴鹿サーキットでスーパーGTメーカーテストが行われた。強風が吹く中、午前、午後と2回のセッションが行われ、GT500クラスは各車、コースレコードを大幅に上回るタイムで走行、2回目のセッションで1分45秒803を出したZENT CERMO RC Fがトップで1日目を締めくくった。

 GT500クラスはトヨタ勢の全車6台、ホンダ勢の全車5台、日産からはD'station ADVAN GT-Rの1台と合計12台が参加。メーカーテストに便乗してGT300クラスからはAudi R8 LMS ultra、TOYOTA PRIUS apr GT、グッドスマイル初音ミクSLS、シンティアム・アップル・LOTUS EVORAの4台が参加した。

 1回目のセッションは午前9時30分から12時までの2時間30分。風は強く、開始早々は晴れていたが徐々に天候は悪化、11時20分頃から降り始めた小雨のため多くのマシンはその時点でテストを切り上げた。

 そんな中、GT500クラスでトップタイムをマークしたのは、伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組がドライブするPETORONAS TOM'S RC Fで1分45秒868。このタイムはコースレコードの1分49秒401ばかりか、昨年2月末に行われたテストでの非公式レコード1分47秒794をも大幅に上回るものだ。また、上位5位までトヨタ勢が占める結果となった。

 GT300クラスもリチャード・ライアン/藤井誠暢組のAudi R8 LMS ultraが1分59秒641で、コースレコードの2分1秒145と非公式レコードの1分59秒870を上回った。

 2回目のセッションは午後2時から4時30分までの2時間30分。相変わらず風は強いものの雨は上がりドライコンディションでテストは行われた。

 午後は荒れた。開始まもなく、Audi R8 LMS ultraがコースサイドにストップして1回目の赤旗が提示される。中盤には、加藤寬規のドライブするシンティアム・アップル・LOTUS EVORAが130Rでクラッシュ、リアウィング周辺を破損し、これで2度目の赤旗。終了40分前には伊藤大輔のドライブするPETORONAS TOM'S RC Fが1コーナーで止まりきれず、スポンジバリアに斜め後ろからクラッシュ。その反動でマシンは横転し、3度目の赤旗。伊藤は無事のようだったが開発パーツを投入したマシンは大きく破損した。

 こんな中、トップタイムをマークしたのは午前のタイムを若干上回った立川祐路/石浦宏明組のZENT CERUMO RC Fで1分45秒803。上位3台がトヨタ勢で、ホンダ勢の最上位にはRAYBRIG NSX CONCEPT-GTが4位でつけた。

 GT300クラスではついに58秒台に入った嵯峨宏紀/中山雄一/佐々木孝太組のTOYOTA PRIUS apr GTが1分58秒587でトップタイムをマークした。

 テストは明日も今日と同じスケジュールで2日目が行われる。

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gt-mt-suzuka-19b gt-mt-suzuka-24 gt-mt-suzuka-24b gt-mt-suzuka-36
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gt-mt-suzuka-64 gt-mt-suzuka-64b gt-mt-suzuka-64-19 gt-mt-suzuka-100
gt-mt-suzuka-100b gt-mt-suzuka-100-38 gt-mt-suzuka-0 gt-mt-suzuka-0b
gt-mt-suzuka-2 gt-mt-suzuka-2b gt-mt-suzuka-2c gt-mt-suzuka-21
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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
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SUPER GT

SGT:メーカーテスト鈴鹿2回目結果

メーカーテスト -RIJ- (2015/03/05) Maker Testing 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Maker Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1385001ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'45.803--197.586
2395002DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'45.884 0.081 0.081197.435
3375003KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'46.205 0.402 0.321196.838
41005004RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'46.271 0.468 0.066196.716
5645005Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'46.554 0.751 0.283196.193
665006ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'46.562 0.759 0.008196.179
785007ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'46.744 0.941 0.182195.844
8155008ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'47.505 1.702 0.761194.458
9365009PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.789 1.986 0.284193.946
101750010KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'47.843 2.040 0.054193.848
111950011WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'48.505 2.702 0.662192.666
122450012D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'49.014 3.211 0.509191.766
13313001TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'58.58712.784 9.573176.286
14213002Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'58.66812.865 0.081176.165
1503003グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS
YH1'59.62113.818 0.953174.762
1623004シンティアム・アップル・LOTUS EVORA
LOTUS EVORA
YH1'59.64613.843 0.025174.725
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SUPER GT

SGT:メーカーテスト鈴鹿1回目結果

メーカーテスト -RIJ- (2015/03/05) Maker Testing 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Maker Testing SUZUKA 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1365001PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'45.868--197.465
2385002ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'46.252 0.384 0.384196.751
365003ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.124 1.256 0.872195.150
4395004DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.157 1.289 0.033195.089
5375005KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS1'47.585 1.717 0.428194.313
61005006RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'47.892 2.024 0.307193.760
785007ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'48.169 2.301 0.277193.264
8195008WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH1'48.757 2.889 0.588192.219
9645009Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'49.455 3.587 0.698190.994
101750010KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'49.967 4.099 0.512190.104
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'50.276 4.408 0.309189.572
121550012ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS1'56.58710.719 6.311179.310
13213001Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH1'59.64113.773 3.054174.733
14313002TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH2'00.05314.185 0.412174.133
1503003グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS
YH2'00.17414.306 0.121173.958
1623004シンティアム・アップル・LOTUS EVORA
LOTUS EVORA
YH2'00.83614.968 0.662173.005
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スーパー耐久

S耐:テストデーもてぎ ディレクションレーシングのPORSCHE 911 GT3がトップタイム

 スーパー耐久機構(STO)は1日、ツインリンクもてぎで28日に開幕を迎える第1戦を前に、同地で公式合同テスト「テストデー」を行った。

 今シーズンのスーパー耐久は、年間エントリー申請が50台と大盛況。テストにも33台が参加した。雨の中、午後1時より3時間にわたって行われたテストは途中短い赤旗があったものの大きなアクシデントもなく無事に終了した。

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 ST-Xクラスは6台が参加。昨年スーパーGTに参戦していたPORSCHE 911 GT3を持ち込んだディレクションレーシングが、雨量の少ない前半で出した2分3秒390でトップタイムを記録した。年間エントリーは8台を数え、最速クラスでのし烈なチャンピオン争いが繰り広げられそうだ。

 ST-1クラスは年間エントリーをしているチームはなく、テストに参加したチームもなかった。

 ST-2クラスは5台のランサーエボリューションが参加。シンリョウレーシングチームが2分15秒264でクラストップタイムを記録した。

 今年はスーパーGTからSARDが、スーパーフォーミュラからル・ボーセと有力チームが参戦してくる注目のST-3クラスは4台が参加。OKABEJIDOSHA motorsportのNISSAN Fairlady Z34が2分17秒603でトップを奪った。SARD RacingのLEXUS IS350はクラス4位にとどまった。

 かつてインテグラ、シビック、S2000のホンダ対決と言われたST-4クラスは徐々にトヨタ86の台数が増加。このテストでも参加13台中6台と最大勢力となる勢いだ。そんな中、小林自動車レーシングプロジェクトのHONDA INTEGRA TYPE-Rが2分21秒612でトップタイムを記録した。

 ST-5クラスは5台が参加。TEAM NOPROのMAZDA DEMIOが2分35秒193でトップだったが、注目は同チームが持ち込んだもう1台のデミオディーゼルターボ。クラス5位とタイム的には振るわなかったが、ディーゼル車がどんな戦いを見せるか楽しみだ。

 開幕第1戦は29日、ここツインリンクもてぎで5時間の決勝レースが開催される。

参加マシンラインアップ
■ST-Xクラス
st-td-x-3 st-td-x-5 st-td-x-8 st-td-x-10
st-td-x-16 st-td-x-32
■ST-2クラス
st-td-2-6 st-td-2-7 st-td-2-20 st-td-2-31
st-td-2-505
■ST-3クラス
st-td-3-14 st-td-3-15 st-td-3-39 st-td-3-195
■ST-4クラス
st-td-4-13 st-td-4-18 st-td-4-27 st-td-4-36
st-td-4-44 st-td-4-48 st-td-4-52 st-td-4-55
st-td-4-58 st-td-4-60 st-td-4-86 st-td-4-92
st-td-4-95
■ST-5クラス
st-td-5-2 st-td-5-17 st-td-5-33 st-td-5-117
st-td-5-213
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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スーパー耐久

S耐:テストデーもてぎ結果

テストデー -RIJ- (2015/03/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 Super Taikyu Series TEST DAY ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Team
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
132ST-X1ディレクションレーシング
PORSCHE 911 GT3
YH2'03.390--140.08415/48
25ST-X2TEAM MACH with MAKERS RACING
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'03.643 0.253 0.253139.79712/50
316ST-X3Field Motorsport
BMW Z4 GT3
YH2'03.957 0.567 0.314139.4437/51
48ST-X4ARN RACING
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'05.131 1.741 1.174138.13512/50
53ST-X5ENDLESS SPORTS
BMW Z4 GT3
YH2'10.239 6.849 5.108132.71712/52
610ST-X6Adenau
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'13.107 9.717 2.868129.8586/29
76ST-21シンリョウレーシングチーム
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'15.26411.874 2.157127.78725/51
815ST-31OKABEJIDOSHA motorsport
NISSAN Fairlady Z34
YH2'17.60314.213 2.339125.61512/51
97ST-22シンリョウレーシングチーム
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'18.59815.208 0.995124.71328/45
1020ST-23RSオガワ
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'18.97815.588 0.380124.37233/53
1114ST-32OKABEJIDOSHA motorsport
NISSAN Fairlady Z34
YH2'19.33315.943 0.355124.05512/17
1231ST-24HASEPRO RACING
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'19.95216.562 0.619123.50616/27
13195ST-33OKABEJIDOSHA motorsport
NISSAN Fairlady Z34
YH2'20.27716.887 0.325123.22010/61
1439ST-34SARD Racing
TOYOTA LEXUS IS350
YH2'20.53017.140 0.253122.99816/59
1558ST-41小林自動車レーシングプロジェクト
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'21.61218.222 1.082122.0598/53
16505ST-25AS Racing
MITSUBISHI LANER EVOLUTION IX
YH2'21.62718.237 0.015122.04611/29
1755ST-42AUTOFACTORY
TOYOTA 86
YH2'21.82518.435 0.198121.87510/41
1886ST-43GAZOO Racing SPIRIT
TOYOTA 86
YH2'22.21518.825 0.390121.54112/37
1913ST-44ENDLESS SPORTS
TOYOTA 86
YH2'23.04219.652 0.827120.83821/54
2092ST-45二―ルレーシング with SKR
HONDA S2000
YH2'23.16519.775 0.123120.73523/45
2160ST-46G-motion
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'24.33720.947 1.172119.75410/47
2295ST-47TEAM SPOON
HONDA S2000
YH2'25.19921.809 0.862119.04337/49
2348ST-48DIJON Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
YH2'26.28522.895 1.086118.16012/34
2452ST-49埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
YH2'27.26323.873 0.978117.37512/14
2536ST-410ターマック・プロレーシングチーム
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
YH2'27.85824.468 0.595116.9026/6
2627ST-411牧口エンジニアリング
SUBARU BRZ
YH2'29.91526.525 2.057115.29835/36
2744ST-412スポーツコクピット狭山
TOYOTA 86
YH2'31.35427.964 1.439114.20219/52
28117ST-51TEAM NOPRO
MAZDA DEMIO
YH2'35.19331.803 3.839111.37729/29
29213ST-52アプロスレーシング
TOYOTA Vitz
YH2'36.96233.572 1.769110.12210/53
302ST-53Team BOMEX
HONDA FIT RS 3
YH2'41.56838.178 4.606106.98313/13
3133ST-54TOITEC RacingTeam
TOYOTA Vitz
YH2'41.58438.194 0.016106.97241/41
3218ST-413浅野レーシングサービス
TOYOTA 86
YH2'42.22738.837 0.643106.5484/5
3317ST-55TEAM NOPRO
MAZDA DEMIO Diesel Turbo
YH2'42.50239.112 0.275106.36815/42
-777ST-3-レーシングチーム収二
MAZDA RX-7
YHabsence---
Tags:

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 上位3名のコメント

優勝 坂口夏月(テイクファースト10V)
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 「レースは勝つ自信があったので、今回は作戦なくスタートで他の車に抜かれなければ勝てると思っていました。スタートしてそれ以降はミラーを見ながらの走りで落ち着いてレースができたと思います」
決勝2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
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 「スタートはミスして平選手に抜かれてしましたが、130Rのアウト側から抜くことができました。ただ抜くのに手間取ってしまい、トップの坂口選手には全く届くところまではいきませんでした。今回の結果で自信がついたので、今後も頑張って結果を出していきたいです」
決勝3位 平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)
sfjs-r1-r-taira  「八巻選手がスタートでミスしたので前に出たのですが、すぐに抜かれてしました。セッティングを色々変更したのが合ってなく、いい部分を出せなかったのが残念です。今回は負けてしましたが、今度のレースでは自分が勝てるように頑張りたいです」
Text: Nobumitsu Ohtake
Photo: Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 スポット参戦の坂口夏月がポールトゥウイン!

 鈴鹿クラブマンレース第1戦、S-FJ鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキット西コースで決勝を行い、スタートでトップに立ったポールポジションの坂口夏月(テイクファースト)が、後続を徐々に引き離し21分7秒661で独走優勝を飾った。

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 決勝は午後12時45分にフォーメーションラップが始まった。予選終了後から雨は落ちていないが気温が低く風が無いため路面はウェットコンディションのまま。13台が1周を回ってグリッドにつき14周のレースがスタートした。

 スタートを制したのはポールポジションの坂口夏月(テイクファースト)。トップで130Rに向かうが、予選2位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)はホイールスピンが多く4位まで落ち、2位には予選3位の平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)が上がる。3位には予選5位の板倉慎哉(AMORE表参道☆JFA☆R&D10V)が続いた。

 トップに立った坂口は徐々に後続を引き離しにかかる。9周目には2位以下を7秒5離すと、その後はその差を保ったまま最終ラップまで走りきり、独走優勝を飾った。

 2位でレースを始めた平はペースが上がらない。1周目に板倉をパスしてきた八巻に徐々にその差を詰められ、5周目にはテールトゥノーズとなった。

 平は巧に八巻をブロックしてレースは進行するが、9周目に入った130Rで八巻がアウトから平に並びかけついに前に出ることに成功する。平もあきらめず、シケインでインから八巻の前に出るが、平の動きを冷静に見ていた八巻がクロスラインで抜き返し、このバトルに決着を付けた。

 八巻は12周目にこのレースのファステストラップ1分29秒529をたたき出し、2位でゴール。3位には平が入った。

 予選4位の平木玲次(RS Fine 10V)は後方集団に埋もれてオープニングラップを戻ってきたが、ここから怒涛の追い上げを見せる。2周目に9位、3周目に7位、5周目に6位、6周目に5位、12周目には前を走る板倉を抜き去って終わってみれば予選順位と同じ4位でゴールした。

 5位には板倉が、6位には住山晃一朗(TeamNaoki☆PACS☆レプリED)が入った。

 ウェット路面で格上の速さを見せつけ、独走優勝を飾った坂口はこのレースのみのスポット参戦。他カテゴリーへの参戦に向け強力な交渉材料を手にした。八巻もまた全戦参戦は未定とのことだが、希望する全戦参戦に向け、今回の2位はスポンサーへの説得材料となるはずだ。

 3位に入り全戦参戦が確定している平は、シリーズチャンピオンに向け好スタートを切った。

 初レースながら素晴らしい追い上げを見せた平木も楽しみな逸材。課題のスタートを克服すれば次戦以降優勝争いに絡んできそうだ。

 第2戦は3月29日、今回と同じ西コースで予選・決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2015/02/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
143坂口 夏月テイク ファースト 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1421'07.661
222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH147.162
370平 優弥TeamNaoki☆LEPRIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1412.157
424平木 玲次RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1418.547
555板倉 慎哉AMORE表参道☆JFA☆R&D10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1422.773
671住山 晃一朗TeamNaoki☆PACS☆レプリED
TOKYO R&D RD10V
YH1426.979
74大石 裕基大石工務店スキル制動屋HIROKI10V
TOKYO R&D RD10V
YH1434.055
826吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島
MYST KK-S
YH1436.946
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でばワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1444.612
1021太田 浩ミスト・関口・制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1454.971
115村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH141'20.079
1225濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH141'27.833
---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ----
-19永井 秀貴NINNERACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH113Laps
  • Fastest Lap: CarNo.22 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル) 1'29.529 (12/14) 139.73km/h
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選 坂口夏月がポールポジション

 鈴鹿クラブマンレース第1戦、S-FJ鈴鹿シリーズは22日、鈴鹿サーキット西コースで公式予選を行い、坂口夏月(テイクファースト)が1分30秒192でポールポジションを獲得した。

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 開幕戦を迎えた鈴鹿は、未明に降った雨が上がったものの路面はフルウエット。午前9時20分より13名のドライバーが参加して15分間の公式予選が行われた。

 昨季、ホンダの育成ドライバーとしてF4のFCクラスに参戦、今回スポット参戦の坂口夏月(テイクファースト)が序盤から予選をリード。中盤からは「エンジンが良くなった」という八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)や2年目の平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)が一時トップに立つも、最終的には坂口が1分30秒192をたたき出しポールポジションを獲得した。

 2位には「あと1周あればポールを取れた」という八巻が1分30秒282の僅差で続き、3位には平が入った。

 4位には昨季F4西日本シリーズチャンピオンの平木湧也の弟で4輪レース初参戦の平木玲次(RS Fine 10V)が、5位にも初出場の住山晃一朗(TeamNaoki☆PACS☆レプリED)が入った。6位にはS-FJに久々参戦の大石裕基(大石工務店スキル制動屋HIROKI 10V)が続いた。

 決勝レースは本日、午後12時45分より14周で争われる。

予選後の上位3人のコメント
ポールポジション 坂口夏月(テイクファースト10V)
 「中古のウエットタイヤだったので、表面のゴムが取れるまでなかなかタイムタイムが出ませんでした。決勝レースは晴れて欲しいですが、スタートを決めてポールトゥウインを目指して頑張りたいです」
予選2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「1月にF4の車に乗った時に、自分なりにいい感覚を掴めたので、そのままS-FJの車でもいいタイムが出るようになりました。予選は路面が冷えていたのでタイヤの温めに時間がかかってしまいました。あと1周あれば坂口選手を逆転できたと思います。チームのメカニックがエンジンを仕上げていただので、レースは頑張って結果を出したいです」
平優弥(TeamNaoki☆LEPRIX 10V)
 「土曜日の練習走行から1位との差がコンマ2ほどだったので、予選はそれなりの順位にはいけるかなと思っていました。走った感触も良くて決勝は雨の予定みたいなので頑張っていい結果を出したいです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Nobumitsu Ohtake
Photo: Motorsports Forum
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2015/02/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2015 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(西コース) 3.475km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
143坂口 夏月テイク ファースト 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'30.192--138.7049/10
222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH1'30.282 0.090 0.090138.56610/10
370平 優弥TeamNaoki☆LEPRIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'30.496 0.304 0.214138.23810/10
424平木 玲次RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'30.520 0.328 0.024138.2029/10
571住山 晃一朗TeamNaoki☆PACS☆レプリED
TOKYO R&D RD10V
YH1'31.356 1.164 0.836136.93710/10
64大石 裕基大石工務店スキル制動屋HIROKI10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'31.431 1.239 0.075136.82410/10
755板倉 慎哉AMORE表参道☆JFA☆R&D10VF
TOKYO R&D RD10V
YH1'32.555 2.363 1.124135.1636/7
826吉元 陵安藤商会オートパンサーAPR鹿児島
MYST KK-S
YH1'32.559 2.367 0.004135.15710/10
91吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でばワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH1'32.957 2.765 0.398134.5789/10
1021太田 浩ミスト・関口・制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH1'33.441 3.249 0.484133.8819/10
1125濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH1'33.484 3.292 0.043133.8209/9
1219永井 秀貴NINNERACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH1'33.683 3.491 0.199133.5358/9
135村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH1'33.859 3.667 0.176133.2858/9
---- 以上基準タイム(1'58.000)予選通過 ----
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | Super FJ Championship | スーパー耐久

ル・ボーセモータースポーツが2015年の参戦体制を発表 (Le Beausset)

 年初にスーパーフォーミュラからスーパー耐久シリーズへの移行を発表したル・ボーセモータースポーツが20日、その参戦体制の詳細を明らかにした。

 スーパー耐久は激戦のST-3クラスに参戦。スーパーGTでコンビを組む嵯峨宏紀と中山雄一に加えて昨年、全日本F3でランキング2位の山下健太を起用し、3人体制で初めて同シリーズに投入されるレクサスRC 350をドライブする。

 また今シーズンから始まるFIA-F4には、スーパーFJもてぎシリーズランキング3位の里見乃亜がステップアップ。スーパーFJも継続参戦を行い2年目の武村和希にルーキーの川合孝汰が加入する。以下、プレスリリース。


 2015年、Le Beausset Motorsportsは、チームとして初となるツーリングカーレース、スーパー耐久シリーズへのチャレンジを開始します。また、2015年から新たにはじまるFIA-F4選手権へ参戦することで、スーパーFJ選手権とFIA-F4選手権のステップアップ体制を整え、フォーミュラカー・ツーリングカーレースでの育成体制の強化を図るとともに、ツーリングカーレースでの車両開発などの新しい分野へのチャンレンジを開始します。

 スーパー耐久シリーズには、レース車両としては初となる、「レクサスRC 350」を投入。ドライバーラインナップは、昨年までスーパーフォーミュラを共に戦ってきた嵯峨宏紀を筆頭に、ル・ボーセモータースポーツでフォーミュラレースの第1歩を踏み出し成長を続ける、中山雄一と山下健太を起用。嵯峨を中心にレース車両の開発を担うとともに、中山、山下のフレッシュなドライバー達が、ツーリングカーレースでのスキルや経験を身につけ、ST3クラスでのシリーズ制覇を目指し戦います。

 FIA-F4には、昨年のスーパーFJもてぎ選手権で、巧みなレース展開とスピードで非凡な才能を見せた、里見乃亜を起用。ステップアップを目指し熾烈な戦いが行われようとしているこのFIA-F4において、更なる進化を遂げシリーズチャンピオンの獲得を目指します。

 スーパーFJもてぎ選手権には、昨年のシリーズ終盤でのファステストラップ獲得など、著しい成長を遂げた武村和希と、レーシングカートからLe Beausset FormulaAcademy(ル・ボーセフォーミュラアカデミー)で学びステップアップする川合孝汰を起用。チーム発足からの主旨である、若手ドライバーの発掘育成活動をスーパーFJ選手権への参戦を含めたLe Beausset Formula Academy を通じ引き続き積極的に展開し、シリーズチャンピオンを目指します。

 また、モータースポーツ活動を通じて、地域経済の活性化へ貢献すると同時に、地域の人々に夢や感動を与えることを目指して、地域貢献活動もこれまで同様、継続的に行って参ります。

 新たな挑戦へと踏み出すLe Beausset Motorsportsに、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社ル・ボーセモータースポーツ
代表取締役 坪松唯夫
lb15-tsubomatsu.jpg 今年もチームスローガン「SHARING ONE VISION ~思いは ひとつ~」とあるように、チーム・ドライバー・スポンサー・サプライヤー・ファン・・それぞれの思いをひとつに、勝利というひとつの目標に向かって一丸となって戦っていきます。スーパー耐久への参戦はチーム初のチャレンジとなるツーリングカーレースであり、まずは地に足をシッカリつけた戦いを心がけていきます。嵯峨とも10年以上と長い関係となり、新しいマシンの車両開発での中心的役割を担うとともに、これまでのトップカテゴリーの経験をもとに若い2人のドライバーを引っ張ってくれることを期待しています。中山・山下にはこのスーパー耐久を通じて上位カテゴリーに行くためのスキル、経験を身につけ更なる成長を期待します。FIA-F4は、ドライバーがスキルアップするために、必ず通らなければならないカテゴリーです。里見には、激戦のこのカテゴリーを戦いぬき、更なる飛躍を期待しています。S-FJを戦う武村と川合には、それぞれが昨年アカデミーで学んだ事を発揮して、チャンピオン獲得という高い志しをもって戦いFIA-F4という間近に見えるステップを目標に貪欲に臨んでほしいと思います。チームの新しいストーリーの始まりとなる今シーズン、それぞれのレースに情熱を持って臨み、魅力ある熱い戦いをお見せすることをお約束します。
スーパー耐久シリーズ
  • チーム監督 坪松唯夫
  • ドライバー: 嵯峨宏紀 Age 31 / 中山雄一 Age 23 / 山下健太 Age 19
  • マシン: LEXUS RC 350
  • 車名: CarNo.62 DENSO Le Beausset RC350
嵯峨宏紀
lb15-saga.jpg  これまで10年以上ル・ボーセモータースポーツと歩みを共にして来ましたが、フォーミュラカーレースからツーリングカーレースへ移行する非常に大きな決断をしました。チームとして初挑戦となるツーリングカーレースでは、自分がスーパーGTで様々な経験を積んでこれまで戦って来たことを活かし、今まで以上に全体を引っ張っていく、より重要なポジションになると思っています。また若い2人のドライバーは、このチームで4輪レースの第1ステップを踏んで来たドライバーであり、彼等と組む事でチーム力の底上げと良いチーム作りが出来ると確信しています。新しいレクサスRC350で戦う事も含め今は楽しみな事ばかり想像していますが、実際のレースはそれほど優しい物で無いのは間違いないので、気を引き締めて開幕までしっかり準備していきたいと思っています。もちろん最終的な目標はチャンピオンですが、まずは初陣でしっかりと結果を残せるようチーム全体の連携を密にとって頑張りたいと思います。
中山雄一
lb15-nakayama.jpg  今シーズン、ル・ボーセモータースポーツよりスーパー耐久に参戦させて頂きます。2009年のル・ボーセモータースポーツでのスーパーFJ参戦から自分のフォーミュラでの飛躍がはじまりました。そのル・ボーセからツーリングカーでの次なるステップを踏めることをとても嬉しく思います。スーパーFJをル・ボーセで学び、FCJ、F3からスーパーフォーミュラにステップアップしてレベルアップした自分の実力をレースで発揮し、チームに貢献していきたいと思います。昨年、スーパー耐久を経験し、戦い方も理解できていますが、新しいマシンの車両開発など新たなチャレンジもすることとなり、トップドライバーへと飛躍するためのあらたなスキルと経験を身につけ、更なる成長をしていきたいと思います。シリーズチャンピオン獲得に向け頑張っていきますので応援よろしくお願い致します。
山下健太
lb15-yamashita.jpg  今シーズン、ル・ボーセモータースポーツからスーパー耐久シリーズに参戦できる機会を頂き嬉しく思います。初めての4輪のキャリアはル・ボーセからスタートさせ、その際に参戦したスーパーFJでドライビングの基礎を学んだことが、今の自分に生きています。自分自身ツーリングカーでの経験はほとんどありませんが、車両開発への対応や多くのシチュエーションの経験ができるスーパー耐久シリーズにおいて、新しい車で参戦でき、多くを学べる環境を作って頂いたので、自分のドライビングの幅を更に広げる良いチャンスだと思っております。この参戦を通じて、強いドライバーへと成長し、優勝、シリーズチャンピオンを目指しますので、ご声援をよろしくお願い致します。
FIA-F4選手権
  • ドライバー: 里見乃亜 Age 19
  • 車名: CarNo.62 ル・ボーセ フォーミュラアカデミー
里見乃亜
lb15-satomi.jpg  昨年はル・ボーセフォーミュラアカデミーからスーパーFJに参戦し、もてぎシリーズで3位を獲得しました。今年は新しく始まるカテゴリーでもあるFIA-F4に参戦する事が決まりました。大注目の新たなF4への参戦は、自分自身にとっても今後のレース活動を大きく左右する1 年になると思っています。去年スーパーFJで学んだフォーミュラの動かし方を始めポールスタートや後方からの追い上げ、そしてレーシングカートで培ってきた勢いある走りを含め、毎戦全てを出して挑みます。今年もレース活動が出来る事と応援して下さっている皆さんに感謝をして、FIA F4デビューイヤーのシリーズチャンピオンを目標だけでなく現実に獲得出来るように日頃の努力を惜しまず頑張ります。どんなに不利な状態でも前に出る精神で戦っていきますので、応援をよろしくお願い致します。
スーパーFJ もてぎ選手権
  • ドライバー: 川合孝汰 Age 20 / 武村和希 Age 19
  • 車名: CarNo.62, 63 ル・ボーセ フォーミュラアカデミー PFC
川合孝汰
lb15-kawai.jpg  今年ル・ボーセモータースポーツの一員として最高の環境でレースに参戦できることをとても嬉しく思っています。中学生の頃からレーシングカートを始め、2年前までRotax Maxシリーズに参戦していました。昨年ル・ボーセフォーミュラアカデミーで多くのことを学び、今年念願のフォーミュラカテゴリーにステップアップする事ができました。これから経験することをどんどん吸収し、レースで発揮していけるよう日々努力していくとともに、一発の集中力には自信がありますので、これを1つの武器としてシーズンを戦っていきます。今年1年、レースでの優勝はもちろん、シリーズチャンピオンを取り、1戦1戦輝けるドライバーを目指します。また、このようなチャンスを与えてくださったすべての方々への感謝を忘れず、さらなるステップアップを目標として“ 有言実行” の言葉を胸に、全力で飛ばしていきます。応援をよろしくお願い致します。
武村和希
lb15-takemura.jpg  昨年は、ル・ボーセフォーミュラアカデミーからスーパーFJに参戦し、多くの経験を積むことができました。今年は2年目のスーパーFJです、去年は獲得することのできなかった勝利、そしてチャンピオンを獲得すべく2015年シーズンを走りたいと思います。オフシーズンも開幕戦に向けての練習を積み、体力トレーニングや走りの基礎、車の動かし方への理解を完璧にするための準備をしています。去年は決勝後半からペースが上がっていましたが、今年は予選、レース序盤から最高のペースで走り、全戦で表彰台を獲得したいと思います。昨年度の勢いを上回るペースで成長、チャレンジして攻めの姿勢で頑張ります。誰もが応援したくなるような、魅せる速さを実現するべく、今年のレースも全力を尽くして挑みたいと思います。応援をよろしくお願い致します。
Le Beausset Motorsports
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SUPER GT

SGT:ゲイナー、10号車GT-Rのドライバーに千代勝正と富田竜一郎を起用 (GAINER)

 スーパーGT300クラスに参戦するゲイナーは18日、昨年末の発表で未定となっていた10号車のもう一方のドライバーに千代勝正と富田竜一郎(第3戦、第6戦のみ)を起用すると発表した。以下、プレスリリース。


 2015年度は、昨年12月に京都八瀬工場にて行われました、ファン感謝祭で発表させていただいたとおり、GAINERは、SUPER GT シリーズ GT300クラスに Mercedes-Benz SLS AMG GT3とNISSAN GT-R NISMO GT3で、参戦することが決定いたしました。

 11号車は、引き続きMercedes-Benz SLS AMG GT3を走らせ、Aドライバーに平中克幸選手、BドライバーにBjorn Wirdheim(ビヨン ビルドハイム)選手と、Wタイトル獲得を目指します。

 10号車はNISSAN GT-R NISMO GT3を新規投入し、Aドライバーには2013年までGT500クラスで活躍したベテランのAndre Couto(アンドレ クート)選手、Bドライバーには2月にオーストラリアで行われましたBathurst 12hoursで総合優勝を飾ったニスモアスリートドライバーの千代勝正選手を招き入れ、11号車と共にチャンピオンを狙います。

 千代勝正選手が、欧州で行われているブランパン耐久シリーズのプロクラスへNISSAN GT-R NISMO GT3でエントリーしているため、レース日程が重なっている第3戦タイ、第6戦菅生に残念ながら出場することが出来ません。

 その2戦を彼に代わって10号車をドライブするのは、レースデビューしてまだ3年目の富田竜一郎選手を大抜擢いたしました。

 富田竜一郎選手は、2年連続NISSAN GT-R Prestige Cupのチャンピオンを獲得し、昨年の第7戦タイでは、レース中のファステストラップを記録した今伸び盛りの選手です。

 新しい挑戦を開始したGAINER、引き続き皆様方のご声援、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

エントラントGAINER(ゲイナー)
ゼッケン11
マシンMercedes-Benz SLS AMG GT3
メインスポンサーTANAX
エントラント代表福田 洋介
監督福田 洋介/田中 哲也
ドライバー平中 克幸/BJORN WIRDHEIM
チーフエンジニア小笠原 康介
タイヤDUNLOP
エンジンチューナーHWA
エントラントGAINER(ゲイナー)
ゼッケン10
マシンNissan GT-R NISMO GT3
メインスポンサーTANAX
エントラント代表福田 洋介
監督田中 哲也
ドライバーANDRE COUTO/千代 勝正/富田 竜一郎
チーフエンジニア福田 洋介
タイヤDUNLOP
エンジンチューナーNISMO
GAINER
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4) | Japanese F3 | SUPER FORMULA | SUPER GT | スーパー耐久

トヨタ自動車が2015年度の参戦体制を発表 (TOYOTA)

 トヨタ自動車株式会社は30日、2015年度のモータースポーツ活動および支援計画を発表した。

 スーパーフォーミュラでは、昨年までF1をドライブしていた小林可夢偉がチームルマンに加入。また、昨年スポット参戦ながら注目を浴びたアンドレア・カルダレッリがチームインパルのシートを獲得した。ロイック・デュバル、ナレイン・カーティケアンはトヨタ陣営からの参戦はなくなった。

 全日本F3の体制は発表されなかったが、山下健太がTDPドライバーとして昨年に引き続き参戦する。

 昨年までFCJシャーシで行われてた育成プログラムは今シーズンから始まるFIA-F4に移行して行われる。

 スーパーGT500クラスでは、トムス陣営から中嶋一貴が離脱。36号車が伊藤大輔/ジェームス・ロシター組、37号車がアンドレア・カルダレッリ/平川亮組となった。また、セルモとサードは平手晃平と石浦宏明のトレードを行った。GT300クラスはaprから新田守男が離脱。中山雄一が加入し嵯峨宏紀とプリウスをドライブする。

 スーパー耐久シリーズは、昨年に引き続きST-4クラスにGAZOO Racing SPIRIT 86で参戦。井口卓人、蒲生尚弥、松井孝允がドライブする。

■スーパーフォーミュラ
チーム名 No. ドライバー
ペトロナス チーム トムス
(PETRONAS TEAM TOM’S)
1 中嶋 一貴(Kazuki Nakajima 日本)
2 アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer ドイツ)
コンドー レーシング
(KONDO RACING)
3 ジェームス・ロシター(James Rossiter イギリス)
キグナス スノコ チーム ルマン
(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
7 平川 亮(Ryo Hirakawa 日本)
8 小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本)
ケーシーエムジー
(KCMG)
18 中山 雄一(Yuichi Nakayama 日本)
レノボ チーム インパル
(LENOVO TEAM IMPUL)
19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Joao Paulo de Oliveira ブラジル)
20 アンドレア・カルダレッリ(Andrea Caldarelli イタリア)
プロミュー セルモ インギング
(P.MU/CERUMO・INGING)
38 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura 日本)
39 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本)
■国内FIA-F4(エフアイエー エフ・フォー)

 今年からエントリークラス フォーミュラ・カテゴリーとして開催される国内FIA-F4シリーズに参戦する若手ドライバーを支援します。7大会14戦開催。

■スーパーGT
クラス チーム名 車両名 No. ドライバー タイヤ
GT500 レクサス チーム ルマン エネオス
(LEXUS TEAM LeMans ENEOS)
ENEOS SUSTINA
RC F
6 大嶋 和也
(Kazuya Oshima 日本)
BS
国本 雄資
(Yuji Kunimoto 日本)
レクサス チーム ウェッズスポーツ バンドウ
(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)
WedsSport ADVAN RC F 19 脇阪 寿一
(Juichi Wakisaka 日本)
YH
関口 雄飛
(Yuhi Sekiguchi 日本)
レクサス チーム ペトロナス トムス
(LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S)
PETRONAS TOM'S RC F 36 伊藤 大輔
(Daisuke Ito 日本)
BS
ジェームス・ロシター
(James Rossiter イギリス)
レクサス チーム キーパー トムス
(LEXUS TEAM KeePer TOM'S)
KeePer TOM'S
RC F
37 アンドレア・カルダレッリ
(Andrea Caldarelli イタリア)
BS
平川 亮
(Ryo Hirakawa 日本)
レクサス チーム ゼント セルモ
(LEXUS TEAM ZENT CERUMO)
ZENT CERUMO
RC F
38 立川 祐路
(Yuji Tachikawa 日本)
BS
石浦 宏明
(Hiroaki Ishiura 日本)
レクサス チーム サード
(LEXUS TEAM SARD)
DENSO KOBELCO SARD RC F 39 平手 晃平
(Kohei Hirate 日本)
BS
未定
GT300 エー・ピー・アール (apr) TOYOTA PRIUS apr GT 31 嵯峨 宏紀
(Koki Saga 日本)
BS
中山 雄一
(Yuichi Nakayama 日本)
■スーパー耐久シリーズ

 86で参戦する“トムススピリット”に2012年から協賛支援してきたGAZOO Racingは、本年も支援を継続し、“GAZOO Racing SPIRIT 86”で参戦します。また、新たに人材育成・車両開発のための技能伝承を目的とした当社社員メカニックの派遣を進めます。なお、GAZOO Racingドライバーの井口卓人、蒲生尚弥、松井孝允の体制でシリーズ全6戦に挑みます。

トヨタモータースポーツニュース
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SUPER FORMULA | スーパー耐久

S耐:ル・ボーセモータースポーツ、今シーズンはスーパー耐久シリーズに参戦 (Le Beausset)

 入門カテゴリーのスーパーFJからトップフォーミュラのスーパーフォーミュラまで、フォーミュラ-スを主体としてドライバーのステップアップを支援してきたル・ボーセモータースポーツは7日、今シーズンはスーパーフォーミュラの参戦を取りやめ、新にスーパー耐久シリーズに移行すると発表した。なお、スーパー耐久の参戦クラス、ドライバーは後日、発表されるとのことだ。以下、プレスリリース。

Le Beausset Motorsportsスーパー耐久シリーズへ参戦

 設立以来、ドライバーの発掘育成を主旨に活動してきたル・ボーセモータースポーツは、国内トップフォーミュラのスーパーフォーミュラを筆頭に、全日本F3選手権、エントリーカテゴリーのスーパーFJなどのフォーミュラカーレースを主体として参戦し、また、フォーミュラアカデミーの活動を通じて若手ドライバー達をステップアップさせてきました。

 フォーミュラカーレースでの発掘育成活動を通じて、これまでもスーパーフォーミュラやスーパーGTへステップアップするドライバーを数々輩出してきましたが、昨今のトップカテゴリーにおいては、F1経験者やル・マン24時間レースでの優勝経験者など、国内はもとより海外のトップドライバーが集結する、まさしく世界レベルのレースとなっており、特にスーパーGTや海外の耐久レースなどで活躍するには、フォーミュラでの経験のみならず、ツーリングカーレースでの実戦経験も重要となってきています。

 また、一般車両にフィードバックされる車両開発を担っていくことも、トップドライバーとして重要な役割となってくる中で、ワンメイクカテゴリーが多い昨今のツーリングカーレースにおいて、車両開発への対応や多くのシチュエーションの経験ができるスーパー耐久シリーズは、トップドライバーへと成長ができる環境であると考え、マーケティング戦略を考える上でも、弊社は、これまでのスーパーフォーミュラへの参戦からスーパー耐久への参戦に移行し、ツーリングカーレースを含めた育成環境をつくり、チーム体制の再構築をはかることと致しました。

 スーパー耐久シリーズへの参戦をきっかけに、将来的にはツーリングカーカテゴリーでのステップアップ環境を整えるべく、上位カテゴリーへの進出も目標に活動して参ります。

 ル・ボーセモータースポーツの新たなチャレンジに、更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。

Le Beausset Motorsports
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SUPER GT

SGT:ゲイナーがファン感謝祭を開催。来シーズンの参戦体制も発表される

 今シーズン、スーパーGT300クラスに2台のメルセデス・ベンツSLSを走らせていたゲイナーは21日、京都工場で恒例となったファン感謝祭を開催した。今年はチームタイトルを獲得したこともあり大いに盛り上がった。

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 午後1時より始まった感謝祭は、50名近くの熱心なゲイナーファンが参加。ドライバーは平中克幸、植田正幸、山内英揮の3人、そして田中哲也監督が顔をそろえた。ビュッフェ形式での食事に始まり、クイズ大会、田中監督(12月16日生まれ)の誕生日祝い、15問のクイズ大会、車載映像を交えての平中のドライビング解説、ビンゴ大会、そして最後は記念撮影を行い終了時間をオーバーするほどの盛り上がりの中、感謝祭は盛況のうちに幕を閉じた。

 また、クイズ大会に絡めて来シーズンの参戦体制も発表された。11号車の平中/ビヨン・ビルドハイム組は今年同様SLSで継続参戦。10号車の植田と山内はチームを離脱。マシンをニッサンGT-Rに変更し、エースドライバーとしてアンドレ・クートを迎えるが、現時点でパートーナーの発表はできないとのことだ。

 平中は「このチームで7年お世話になった。来年はドライバーとチームタイトルを取る」と宣言。チームを離れる植田と山内もゲイナーへの感謝を語った。両ドライバーとも来シーズンのシートは確定しているようで、新天地での活躍を期待したい。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリス GLORY A-ONE FN2、0.5秒差の5位入賞、シリーズ5位を獲得!

 11月8日~9日、スーパー耐久シリーズ2014第6戦「TKUスーパー耐久レースinオートポリス」が大分県オートポリスインターナショナルレーシングコースで開催されました。#333 GLORY A-ONE FN2野間/中島/藤田組はST4クラスで予選6位から、ラストの激闘を経て決勝では5位を獲得。シリーズランキングは4位と同点ながら、優勝回数差によりシリーズ5位となりました。

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■レース概要
  • 大会名 スーパー耐久シリーズ2014第6戦TKUスーパー耐久レースinオートポリス
  • 日時 2014年11月8日(土)~9日(日)
  • 場所 オートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県)
  • 入場者数 11月8日(土)3,610 人/11月9日(日)5,820人
■レース結果概要
  • 車名 333号車GLORY A-ONE FN2
  • ドライバー A:野間一 B:中島佑弥 C:藤田弘幸
  • 予選 ST4 クラス6位(15台中)
  • 決勝 ST4 クラス5位(15台中)
11月8日 予選

 11月8日(土)14:50から20分間のAドライバー予選2グループがスタート。#333 GLORY FN2野間選手は#58 ウィンマックスDC5小林選手の後方でアタック。タイヤライフを考慮してアタックは2周のみ、計測2周目に2‘04.658 までタイムを伸ばし予選6位となりました。このコースに適しているFRである、S2000を1台と86を3 台上回り、昨年からの進化が明らかとなりました。

  • P1 #52 埼玉トヨペットGreenBrave 番場琢
  • P2 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
  • P2 #92 SKR ENGINEERING S2000 浜野彰彦
  • P6 #333 GLORY A-ONE FN2 野間一

 15:45から20分間のBドライバー予選2グループがスタート。#333 GLORY FN2中島選手は路面状況が良くなる後半の時間帯を狙ってコースイン。クリアなスペースからアタックを開始。計測1周目に自己ベストとなる2’05.053を記録し、さらにアタックを続けますが、最初のアタックがベストタイムとなりBドライバー予選7位となりました。しっかりと3台の86を上回り、A/Bドライバーのタイム差も小さい良い形となりました。

  • P1 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 藤田竜樹
  • P2 #86 GAZOO Racing SPIRIT 86 井口卓人
  • P3 #93 SKR ENGINEERING S2000 石川京侍
  • P7 #333 GLORY A-ONE FN2 中島佑弥

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11月8日 予選

 予選総合結果はA/Bドライバーのベストタイム合算により決定し、予選6位となりました。FF勢のライバルである#58 ウィンマックスDC5や、シリーズを争う#13 ENDLESS 86を上回る幸先の良い結果となりました。

  • P1 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/藤田竜樹
  • P2 #86 GAZOO Racing SPIRIT 86 蒲生尚弥/井口卓人
  • P3 #52 埼玉トヨペットGreenBrave 番場琢/服部尚貴
  • P6 #333 GLORY A-ONE FN2 野間一/中島佑弥

 続いて16:20から20分間のCドライバー予選がスタート。このセッションは予選結果には反映されませんが、基準タイムをクリアしなければ決勝への出走が認められません。#333 GLORY A-ONE FN2藤田選手はユーズドタイヤで7周に渡ってアタックを行い2’17.598 を記録し11位で基準タイムをクリアしました。

  • P1 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 寺西玲央
  • P2 #86 GAZOO Racing SPIRIT 86 松井孝允
  • P3 #58 ウィンマックスTEIN ワコーズKRP☆DC5 木下淳
  • P11 #333 GLORY A-ONE FN2 藤田弘幸

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11月9日 ウォームアップ走行・ピットウォーク

 11月9日(日)前夜から降り続く雨は弱まるものの止まない中、8:30から30分間のウォームアップ走行がスタート。#333 GLORY FN2はウェットでのバランス確認とタイヤスクラブ、ドライバー交代の手順確認のため野間選手からスタート。得意のウェット路面でもあり、序盤からクラストップタイム、総合でも6番手に食い込むスピードを見せます。続いて中島選手に交代。他車のコースアウトが多発する中を余裕を持ったドライビングで好タイムを記録し早めにピットイン。その後は路面状況が改善する中、最後に#93 SKR S2000がクラストップに立ち、#333 GLORY FN2は2番手タイムとなりました。ドライでの速さを向上させつつも、ウェットでの速さを失っていないことが確認されました。

  • P1 #93 SKR ENGINEERING S2000 吉本晶哉/石川京侍
  • P2 #333 GLORY A-ONE FN2 野間一/中島佑弥/藤田弘幸
  • P3 #86 GAZOO Racing SPIRIT 86 蒲生尚弥/井口卓人/松井孝允
  • P4 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央

 11:45から45分間行われたピットウォークは曇り空ながらも雨は止み、多くのファンがオートポリスを訪れました。エーワンレースクイーンの小林未来さんとドライバー達は、多くのレースファンや子供たちとの交流を行いました。また、小林未来さんがレポーターを務めるTV 番組「Car X's」もエーワンドライバーへのインタビューに訪れるなど、注目が集まっていました。

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11月9日 決勝

 今回の決勝レースは3時間レースでドライバー交代義務が2回というS耐の標準的なフォーマットです。朝のウォームアップ走行後に雨は上がったものの、路面には一部ウェットパッチが残る状況です。

 #333 GLORY FN2のスタートは野間選手が担当。6番手グリッドからのスタートです。ローリングラップから第6戦オートポリスのスタートが切られます。#333 GLORY FN2野間選手は絶好のスタートを決めて#92 SKR S2000を抜き5番手に浮上して1コーナーに飛び込みます。続いて#93 SKR S2000と#52 埼玉トヨペット86と、滑りやすい路面に苦戦するFR勢をごぼう抜きして3番手に浮上します。

 トップ#41 TRACY S2000、2番手#86 GAZOO 86を追走する形で、3番手につけた#333 GLORY FN2はタイヤを温存しながらもペースを維持します。しかし路面が改善するに従い、このコースに適しているS2000のペースが上がり、8周目には#93 SKR S2000に抜かれ4番手にドロップします。5番手はすこし離れて#58 ウィンマックスDC5が走行します。

 #333 GLORY FN2野間選手は25周目にルーティンのピット作業へ入ります。給油とタイヤ交換を行い、中島選手へマシンを託します。これで一度7番手まで順位を落とすものの、同じく1回目のピットを終えた#13 ENDLESS 86山内選手とバトルを展開します。

 30周目には#58 ウィンマックスDC5がルーティンのピット作業に入り#333 GLORY FN2の後方から4番手争いに加わります。5周遅れてタイヤ交換をした#58 ウィンマックスDC5塩谷選手はハイペースで追い上げて来ます。ロングスティントを走らなければならない#333 GLORY FN2中島選手もタイヤを温存しつつ応戦しますが、ついに49周目に抜かれてしまいます。

 続く50周目には#13 ENDLESS 86がルーティンのピットに入り、#333 GLORY FN2 は5番手へと繰り上がります。4番手を争う#333 GLORY FN2と#58 ウィンマックスDC5のピット作業が近づいて来た頃、1コーナーでST4クラス2台が絡むクラッシュが発生し、セーフティカー(SC)が導入されます。

 すでに2回目のピット作業を終えていた#13 ENDLESS 86、#92 SKR S2000以外の上位勢は、このSCに反応してピットイン。それぞれ2回目のピット作業を終えてコースに戻ると、4番手#13 ENDLESS 86、5番手#58 ウィンマックスDC5、6番手に#333 GLORY FN2 の順番となります。

 3周に渡るSCランが終わりSC解除となります。#333 GLORY FN2 野間選手は、リスタート1周目となる60周目から果敢に攻めて#13 ENDLESS 86村田選手を抜き5番手に浮上。その勢いで#58 ウィンマックスDC5に仕掛けますが、後方からは#13 ENDLESS 86も隙を狙って仕掛けてくる三つ巴の接近戦となります。

 何度もサイドバイサイドの争いを繰り広げながら、67周目にはブレーキングに勝る#13 ENDLESS 86が#333 GLORY FN2のインを付き5番手に上がります。しかし70周目には#333 GLORY FN2野間選手が抜き返して5番手へ。さらに71周目には再び#13 ENDLESS 86 村田選手が抜き返します。

 3台はダンゴ状態のままレースは進行し、73周目の1コーナーで#13 ENDLESS 86 と#58 ウィンマックスDC5が接触。その後、#13 ENDLESS 86にマシン修理を命ずるオレンジボールが提示され、ピットインし7番手にドロップ。#333 GLORY FN2は5番手に浮上します。

 続く76周目には、#58 ウィンマックスDC5とST2クラスの1台が接触し、#333 GLORY FN2 は4番手に上がります。しかし、混乱を避ける為に大きくタイムロスした為、後続の5番手#92 SKR S2000浜野選手が急接近してきます。タイヤの摩耗に苦しむ#333 GLORY FN2野間選手と、ドライ路面で本領を発揮する#92 SKR S2000浜野選手のテールト?ノーズのバトルはファイナルラップまでもつれ込み、ここでGT3クラスがこの2台を周回遅れにしようと後方から迫ってきます。ターン10のヘアピンでGT3 クラスについて行く形で#92 SKR S2000がインを取り、#333 GLORY FN2はアウトサイドに押しやられる形となり5番手にドロップ。残り半周で抜き返すことは出来ず、#333 GLORY FN2は0.537秒差の5位となりました。

 この結果シリーズランキングでは#86 GAZOO 86と同ポイントで並びましたが、優勝回数の差によりシリーズ5位となりました。

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  • P1 #93 SKR ENGINEERING S2000 吉本晶哉/石川京侍
  • P2 #52 埼玉トヨペットGreenBrave 番場琢/服部尚貴/平沼貴之
  • P3 #41 UEMATSU x TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/藤田竜樹/寺西玲央
  • P5 #333 GLORY A-ONE FN2 野間一/中島佑弥/藤田弘幸
まとめ
チーム代表 大河原一
 「オートポリスはシビックにとって最も苦手なコースでしたが、前回の鈴鹿でのアップデートからさらにバランスを詰めた結果、予選でFF勢トップはもちろん、一部のFR勢をも上回り6位を獲得するなど大きな進化がありました。しかし、タイヤに優しいセットアップを施しているものの、FR勢のタイヤライフには到底及ばず、レース展開は苦しいものとなりました。前半は野間選手がハイペースで走り、中盤のロングを中島選手が確実にタイヤを持たせ、後半は再び野間選手でFR勢を封じ込める戦略でしたが、SC後の混戦で後続と40秒以上あった差が失われてしまったのが痛かったです。厳しいのは承知の上で残り半周粘って欲しかったというのも正直なところです。今シーズンも多くのご支援ご声援をいただき、大変ありがとうございました。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします」
シリーズランキング
  • 1st 97pts #41 TRACY SPORTS
  • 2nd 69pts #93 SKR ENGINEERING
  • 3rd 67pts #58 小林自動車レーシングプロジェクト
  • 4th 61.5pts #86 GAZOO Racing SPIRIT
  • 5th 61.5pts #333 TEAM A-ONE
  • 6th 52.5pts #13 ENDLESS SPORTS

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GLORY RACING TEAM A-ONE
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ GAINER DIXCEL SLS、悲願のチームチャンピオン獲得! (GAINER)

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  • #11 GAINER DIXCEL SLS
  • Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
  • 予選:1位 決勝:1位
  • 入場者数/予選日:15,500人・決勝日:32,000人
11月14日(金曜日)
  • 専有走行 13:00~16:15 晴/ドライ/気温:15?19度/路面温度:17~26度

gt-rd8-g11-2.jpg  シリーズランキングを9ポイントビハインドで迎えた11号車は、昨年2番手以下を周回遅れにするほどここもてぎは得意コースだ。チャンピオンを獲得するには、ライバルの4号車が表彰台に上がらず、なおかつ11号車が優勝することが絶対条件となる。今年は海外戦が10月のタイに組み込まれ、今までのように公式テストが行えなかった分、金曜日に公式テストが3時間15分にわたって行われた。

 平中克幸がまずスタート。しっかりとセットメニューをこなすが、オーバーステアが思うように改善されず、リアの足回りを何度か調整。まだ路面状況も悪いためと、このセッションはタイヤが2セットしか使えないため、なかなかセットも進まない。しかし、そんな中でも平中、ビヨン・ビルドハイムはセッション後半に10号車山内英輝にタイムを更新されるまでトップタイムを記録。GAINERはこのセッション1-2で、最終戦に向けて良いスタートが切れた。

11月15日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温:10度/路面温度:15度

 昨日と同様に晩秋の秋晴れの中、オンタイムで公式練習は開始された。走り出しは平中から。やはり昨日からのオーバーステアは変わらずで、フロントの足回りのセット変更を行う。何度目かのセット変更を経て、ビルドハイムと交代。ベストなセットといかないまでもタイムは悪くなく、走り出しに出したタイムの1分49秒563で、このセッションはトップで走行を終えた。

11月15日(土曜日)
  • ノックアウト予選 1回目 13:30~13:45 晴/ドライ/気温:14度/路面温度:21度
  • ノックアウト予選 2回目 14:10~14:22 晴/ドライ/気温:15度/路面温度:22度

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 お天気は快晴。気温は低めで絶好の予選日和となった。Q1を担当するのはビルドハイム。1発勝負でQ2に進むために、4分経過後にコースへ送り出す。計測2周目にコースレコードの1分47秒717のタイムをマークし、早々にアタックを切り上げる。唯一の1分47秒台のタイムで、Q1はトップで通過した。

 続いて明日の決勝を優位に進めるために、ポールを狙いに平中がコースオープンと同時にQ2のアタックを開始する。まず1番に計測ラインを通過し、クリアラップを取ってポールポジションを取りにコースを駆け抜ける。セクター1、2、3とトータルベスを計測。画面にも渾身のアタックが映し出される。しかし最後の90度コーナー立ち上がりで500クラスが撒いていた砂に左後輪を滑らせててタイムロス。1分47秒796のタイムで暫定トップ。予選時間5分を残して平中はピットへ戻ってくる。最後の最後で31号車PRIUSがタイムを縮めて来たが、平中のタイムを上回るマシンは出ず、ポールポジションが確定した。ポールは獲得したが、セクター4のロスがなければ、1分47秒前半のタイムを見えていただけに、若干残念ではある。

 ポイントリーダーの4号車BMWは、昨日、今日の午前中は15番手辺りのポジションだったが、予選ではキッチリと3番手のポジションを獲得。明日の決勝は優勝を決めて、尚かつ表彰台を阻止したい。

平中克幸ドライバーコメント
 昨日から今日にかけて良い流れで来られて、タイヤも車も最高の状態で、予選を迎えることができました。まずはポールポジションを取って、明日のレースは一番前からスタートできて、僕らが今出来るベストを尽くせたのじゃないかと思います。明日はしっかりと優勝して、あとは4号車の動向をみるしかないので、その辺はあんまり気にせずにしっかりと優勝だけ目指して頑張りたいと思います。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 今日はパーフェクトだった。チャンピオンシップを考えたら優勝しかないし、優勝してライバルは明日4位以下で僕たちがチャンピオンになる。チームもパーフェクトだったし、KATSUもパーフェクトで、ポールポジションが取れた。ダンロップタイヤさんも素晴らしいタイヤを用意してくれた。昨日のテストかからもタイヤのパフォーマンスは良く、チャンピオンシップに強力なアシストをしてくれるだろう。

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11月16日(日曜日)
  • フリー走行 9:15~9:45 曇/ドライ/気温:8度/路面温度:12度
  • 決勝 13:00~ 曇/ドライ/気温:16度/路面温度:23度

 レースウィーク3日目の朝も快晴の中オンタイムでスタートした。まずビルドハイムがピットを離れていく。マシンバランスも悪くなく、決勝を想定して走行を続ける。走行時間半分で平中と交代。このセッショッションは5番手で走行を終えた。

gt-rd8-g11-6.jpg  決勝スタートはビルドハイムが担当する。今回も鈴鹿大会と同じく、警察車両によるパレードランが行われてから、フォーメーションラップが開始された。シグナルが赤から青に変わり、綺麗にスタート。

 ビルドハイムは1周目、2周目と確実に2番手との差を広げていく。1周目に31号車を交わした4号車が2番手にポジションをあげていた。ビルドハイムは1周のラップタイムが他車よりも0.5秒~1秒と速く、10周目には11秒、20周目には24秒と差を開き、平中とドライバー交代した30周目には2番手10号車との差を30秒以上広げていた。

 10号車は8番手からのスタートで、抜きにくいこのツインリンクもてぎでポジションを次々と上げていき、4号車を24周目にかわして2番手に上がり、11号車のチャンピオン獲得に向けて援護射撃を行っていた。平中もビルドハイムと同じく他車よりペースがかなり良い。全車ピット作業が終わると、2番手に18秒差で31号車、3番手には4号車が再び上がって来ていた。

 このまま優勝は出来るものの、ドライバースチャンピオン獲得は同ポイントで優勝回数により4号車のものとなる。4号車はその後21号車audiと接近戦を繰り広げるが、3番手のままチェッカーフラッグが振られ、危なげない完璧なレースをした11号車は今年の初優勝で2014年シーズンを締めくくった。チームシリーズランキングは1点差で逆転し、11号車がチャンピオンを獲得した。

平中克幸ドライバーコメント
 最終戦に関してはチームとして最高の結果だったと思います。ドライバーズタイトルが取れなかった事は本当に悔しいです。去年も2位で、今年も2位で終わってしまったので、反省する事がありますし、来年に対する課題も出来たと思います。ただチームとして、チームタイトルを獲得できたことは、ドライバーとして貢献できたことは素直にうれしいことだと思いますし、自分がGAINERに加入した2009年からタイトルという形の物を取れそうで取れなかったのが、今年は形として残せたので良かったと思います。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 今日は全てにおいてGAINERはパーフェクトなレースをしました。みんながパーフェクトな仕事をした。チャンピオンシップでは同ポイントで取れませんでしたが、チームタイトルは獲得することが出来ました。僕たちは非常に強かった。
田中哲也監督コメント
 予選から完璧なレースをしたのですが、シリーズでいうと最終戦で9ポイント差もあったこと、他力本願でしかチャンピオンを決められなかったことが敗因だと思います。最終戦に関してはチームはやるべき事をやったので、これ以上の結果はなかったと思います。僕がもう少しシリーズを通して作戦を立てられてたら、ドライバーズチャンピオンは取れてかもしれませんね。

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GAINER

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ GAINER Rn-SPORTS SLS、今年最高のパフォーマンスで5位入賞! (GAINER)

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  • #10 GAINER Rn-SPORTS SLS
  • Masayuki UEDA / Hideki YAMAUCHI
  • 予選:8位 決勝:5位
  • 入場者数/予選日:15,500人・決勝日:32,000人
11月14日(金曜日)
  • 専有走行 13:00~16:15 晴/ドライ/気温:15?19度/路面温度:17~26度

 今年は海外戦が10月のタイに組み込まれ、今までのように公式テストが行えなかった分、金曜日に公式テストが3時間15分にわたって行われた。

 山内英輝がまずスタート。走り出しは路面が出来ていない事もあり、アンダーステアがかなりひどく、トラクションも全く無い。フロント、リアの足回りを何度か調整し、セットを進める。途中植田正幸と交代し、植田もタイから1ヶ月半ぶりマシンを確認していた。その後違うタイプのタイヤに履き替え山内がアタック。01‘49.230のタイムで、このセッションのトップタイムをたたき出す。300クラス専有時間になっても、このタイムを更新するマシンは無く、GAINER11号車が2番手、10号車が1番手でさい先の良いスタートが切れた。

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11月15日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温:10度/路面温度:15度

 昨日と同様に晩秋の秋晴れの中、オンタイムで公式練習は開始された。走り出しは山内から。昨日から路面もかなり良くなり、全体的にグリップが上がって、満タンで悪くないタイムからスタート。路面もまだまだ改善が見込める事から、早めに植田と交代しロングランでタイヤの摩耗確認を行い、違う種類のタイヤも比較テストを行った。ブレーキのキツイもてぎのせいか、だんだんとブレーキにも負担が掛かり始める。途中、ブレーキを交換し、山内で ユーズドタイヤのグリップを確認した所で、このセッションは16番手で終えた。

11月15日(土曜日)
  • ノックアウト予選 1回目 13:30~13:45 晴/ドライ/気温:14度/路面温度:21度
  • ノックアウト予選 2回目 14:10~14:22 晴/ドライ/気温:15度/路面温度:22度

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 お天気は快晴。気温は低めで絶好の予選日和となった。Q1を担当するのは山内。1発勝負でQ2に進むために、6分経過後にコースへ送り出す。計測2周目に01‘48.240のタイムで11号車ビルドハイムに続いて暫定2番手。まだ余力を残してはいたが、タイヤを温存するために、1周のアタックで終了。2台を脅かすマシンは現れず、GAINERは1-2でQ1を突破した。

植田正幸ドライバーコメント
 昨日からアンダーステアが消えなくて、山内とエンジニアで色々セットを考えてくれてました。予選に向かってかなり良いセットをみつけて貰って、山内にはQ1を頑張って貰って、Q1が1-2、Q2で僕も3列目までには並べたかったのですが、4列目からのスタートになりました。明日は11号車の援護が出来るように頑張りたいと思います。
山内英輝ドライバーコメント
 昨日からの流れで今日も良い予選が出来たし、Q1も無事突破してQ2も植田さんも良いラップで走ってくれて、今年一番のポジションからのスタートになりました。明日に期待出来るかなと思うのと、車も明日に向けて煮詰めていかないといけないと思います。良い傾向にしか見えてないので、頑張りたいと思います。

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11月16日(日曜日)
  • フリー走行 9:15~9:45 曇/ドライ/気温:8度/路面温度:12度
  • 決勝 13:00~ 曇/ドライ/気温:16度/路面温度:23度

 レースウィーク3日目の朝も快晴の中オンタイムでスタートした。まず山内がピットを離れていく。ライフ終わってるタイヤしか残って無かった為、リアの足回り、フロントの足回りを何度か調整してセットを進める。残り5分で植田と交代。3周を周回してチェッカーを受けた。その後のサーキットサファリで、車両に異常が見つかり1周でピットへ。決勝出走に少しの不安材料が出てきてしまった。

gt-rd8-g10-6.jpg  何とかグリッドにマシンを並べ、最後にチェッカーフラッグを受けられることを願う。スタートドライバーは山内。もてぎは抜きにくいサーキットだが、11号車の援護をしつつ、表彰台獲得を狙いにいく。

 スタートで前を走る3号車GTRを抜きに掛かるが叶わず、0.5秒差の攻防が5周に渡って繰り広げられる。5周目に3号車をパスすると、6周目には55号車CRZ、9周目には0号車CRZ、16周目には65号車SLSを交わして4位まで浮上。31号車PRIUSが、4号車との接近戦を繰り返していたが、抜けないと判断し17周目にピット作業を行い3番手に。2番手4号車とはこの時点で3.3秒差。19周目には差は1秒を切り、明らかにラップタイム10号車山内の方が速い。

gt-rd8-g10-7.jpg  そのまま後方から4号車の隙をうかがい、24周目の3コーナーでパス。11号車とは1-2体制を築く。しかし、前回からBOPにより、ストレートスピードが増した21号車AUDIが4号車をパスして、ひたひたと後方から近づいてくる。不要な争いを避け、山内をMAXラップの周回を優先しタイヤを温存するために29周目に21号車に先行を許す。31周目に植田と交代するためにピットへ。

 植田がピットを離れると後ろから4号車が。しかし植田はアウトラップで押さえることは叶わず先行を許すことになる。全車ピット作業を終えた時点で5番手を走行。前車は21号車だったが、差を詰めることは叶わず、後方65号車との差も詰められることもなくラップを重ねる。残り7周位から65号車のペースが若干速くなり、徐々に詰められてはきたが何とか押さえきり、心配されたマシンもなんとか最後までトラブルなく走れ5番手でチェッカーを受けた。

植田正幸ドライバーコメント
 朝のフリー走行でトラブルが見つかり一時は走れない覚悟もしましたが、チームの英断で何とか走る事が出来ました。結果は山内の頑張りで5位に入る事が出来ました。しかし、11号車の援護射撃にはならなかったのが少し悔いが残ります。今年一年、若い山内と組ませて頂きチームには感謝しています、ダンロップさんも頑張って頂き、もう少し頑張ったら・・・たらればですが(笑) 今年一年応援して頂いたゲーナーファンの皆様、ほんとにありがとうございました。
山内英輝ドライバーコメント
 スタートしてGTRを抜くのに苦戦しましたが、その後はうまくパッシングも出来たし、一番重要な4号車の前にも出られました。レース展開も凄く良かったと思います。交代した後も植田さんのペースも良くて、最後に良い形でちゃんとレースを終えられたので凄く良かったと思います。1年間戦ってきて、ダンロップタイヤさんやGAINERのスタッフにも凄く感謝してますし、自分自身もアピール出来るところも多かったので、色んな意味で成長出来た1年だったと感じています。本当に1年ありがとうございました。
田中哲也監督コメント
 決勝朝に少しトラブルがあったのですが、その中でベストを尽くせて、5位を獲得できたのは良かったと思います。1年を通して監督としてはもっと出来ることがあったのではないかと思っています。結果が変わったかどうかは別として。僕としても難しい最後だったと思います。ただタイヤも良かったし、車も良かったし、完璧な最終戦だったと思います。言えることは僕がもっときちんと作戦を立てることが出来ていれば、10号車がもう少し前に行けたかと思います。
GAINER

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SF:メーカー・ルーキーテスト岡山 脅威の新人出現か? 午前のウエットでトップを奪ったのはヤン・マーデンボロー

 日本レースプロモーション(JRP)は11日、岡山国際サーキットで昨日に引き続きエンジンメーカーテスト/ルーキーテストを実施。10人/11台が参加する中、貫禄を見せつけたF1ドライバーの小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が2日目も1分15秒151のトップタイムを記録。2日間で行われた総合でもトップでテストを締めくくった。

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 夜半からの雨が残る中、午前9時50分、2日目1回目のテストが2時間で始まった。昨日2回目のセッションで2番手につけ関係者を驚かせたヤン・マーデンボロー(Lenovo TEAM IMPUL)がこの雨のセッションでも魅せた。開始早々2位以下を10秒以上ちぎるタイムで走り始めると、中盤でも1分34秒640と、2位に付けるウェットが得意な中嶋一貴(TOYOTA)の1分38秒465を4秒ほどリード。自身もコースアウトするなど5回の赤旗が出る荒れたセッションで最終的にはタイムを1分32秒482まで縮め、午前中堂々のトップを奪って見せた。

 朝からの小雨は1回目のセッション中には止んだ。お昼頃にはときおり日が差し天候が回復傾向の中、午後2時5分より本日2回目のセッションが始まった。気温が低く路面が乾かないため序盤はウェットタイヤでスタート。

 残り20分を切ったあたりから中嶋を皮切りにドライタイヤでのアタックが始まる。しかしドライタイヤに交換した佐々木大樹(KONDO RACING)が2コーナーでコースアウト。このセッション2回目の赤旗が出され、終了時間が10分延長されて再スタートが切られた。しかし、ここでも桜井孝太郎(HP REAL RACING)が2コーナーでコースアウト。赤旗のままこのセッションは終了となった。

 終盤、2度の赤旗が出る中、ドライタイヤでタイムを刻んできたのが小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。1分15秒151でこの日のトップに立った。2位には中嶋が、3位にはヤン・マーデンボロー(Lenovo TEAM IMPUL)が付けたが、ドライタイヤで満足なアタックを行えなかったドライバーもいる中、2日間のテストは終了した。

 スーパーフォーミュラの来シーズンは4月の鈴鹿サーキットで開幕。開幕前にはここ岡山を含め、鈴鹿、富士でテスト走行が行われる予定だ。小林可夢偉や今回参加した3人の外国人ドライバーの去就も含め、シーズンオフの話題は尽きなさそうだ。

Text: Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
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SF:メーカー・ルーキーテスト岡山総合結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2014/12/11) Total Testing Weather:Fine/Rainy Course:Dry/Wet
2014 SUPER FORMULA Engine Maker / Rookie Testing 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCarTireSession1
Session2
Session3
Session4
TimeBehindkm/h
18小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14BS1'13.241
*1'11.769
1'33.954
1'15.151
1'11.769-185.746
220ヤン・マーデンボローLenovo TEAM IMPUL SF14BS1'14.617
*1'12.401
1'32.482
1'17.498
1'12.401 0.632184.125
305佐藤 琢磨HONDA TEST CARBS1'13.749
*1'12.551
1'37.273
1'18.442
1'12.551 0.782183.744
42ファビオ・ライマーTEAM無限SF14BS1'14.090
*1'12.892
1'35.298
1'21.558
1'12.892 1.123182.884
500中嶋 一貴TOYOTA TEST CARBS1'13.308
*1'12.892
1'32.830
1'16.558
*1'12.892 1.391182.214
618松田 次生KCMG Elyse SF14BS1'13.937
*1'13.228
1'46.130
1'18.257
1'13.228 1.459182.045
73佐々木 大樹フジ・コーポレーションKONDO SF14BS1'13.954
*1'13.417
1'36.523
1'18.588
1'13.417 1.648181.576
810金石 年弘HP SF14BS1'14.707
*1'13.658
1'35.332
1'23.951
1'13.658 1.889180.982
932ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14BS1'14.426
*1'14.167
1'41.029
1'24.923
1'14.167 2.398179.740
1011桜井 孝太郎HP SF14BS1'14.687
*1'14.513
1'40.204
1'20.223
1'14.513 2.744178.906
1131ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14BS1'16.179
*1'15.278
1'37.060
1'18.589
1'15.278 3.509177.088
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SUPER FORMULA

SF:メーカー・ルーキーテスト岡山4回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2014/12/11) Testing 4 Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER FORMULA 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA
RI4A
1'15.151--177.387
200中嶋 一貴TOYOTA TEST CAR
TOYOTA
TOYOTA
RI4A
1'16.558 1.407 1.407174.127
320ヤン・マーデンボローLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'17.498 2.347 0.940172.015
418松田 次生KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA
RI4A
1'18.257 3.106 0.759170.346
505佐藤 琢磨HONDA TEST CAR
HONDA
HONDA
HR-414E
1'18.442 3.291 0.185169.945
63佐々木 大樹フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'18.588 3.437 0.146169.629
731ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'18.589 3.438 0.001169.627
811桜井 孝太郎HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'20.223 5.072 1.634166.172
92ファビオ・ライマーTEAM無限SF14
TEAM無限
HONDA
HR-414E
1'21.558 6.407 1.335163.452
1010金石 年弘HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'23.951 8.800 2.393158.793
1132ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'24.923 9.772 0.972156.975
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SF:メーカー・ルーキーテスト岡山3回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2014/12/11) Official Testing 3 Weather:Rainy Course:Wet
2014 SUPER FORMULA 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
120ヤン・マーデンボローLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'32.482--144.145
200中嶋 一貴TOYOTA TEST CAR
TOYOTA
TOYOTA
RI4A
1'32.830 0.348 0.348143.604
38小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA
RI4A
1'33.954 1.472 1.124141.886
42ファビオ・ライマーTEAM無限SF14
TEAM無限
HONDA
HR-414E
1'35.298 2.816 1.344139.885
510金石 年弘HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'35.332 2.850 0.034139.836
63佐々木 大樹フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO
RACING
TOYOTA RI4A1'36.523 4.041 1.191138.110
731ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'37.060 4.578 0.537137.346
805佐藤 琢磨HONDA TEST CAR
HONDA
HONDA
HR-414E
1'37.273 4.791 0.213137.045
911桜井 孝太郎HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'40.204 7.722 2.931133.037
1032ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'41.029 8.547 0.825131.950
1118松田 次生KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA
RI4A
1'46.13013.648 5.101125.608
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SUPER FORMULA

SF:メーカー・ルーキーテスト岡山共同記者会見 小林可夢偉「日本に帰ってきて、日本のファンと楽しむことも大切」

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 岡山国際サーキットで10日、日本レースプロモーションにより行われたエンジンメーカー/ルーキーテストも初日を終了。午後5時より、今回ルーキーテストに参加したベルトラン・バゲット、ファビオ・ライマー、小林可夢偉の3名が参加して共同記者会見が行われた。

 参加した3名がスーパーフォーミュラの印象、岡山国際サーキットの印象、来シーズンの希望などをそれぞれ語った。

ファビオ・ライマー(TEAM無限)
sf_test_14-12-10_0020  「フォーミュラカーは2013年以来です。ぼくの経験でもスーパーフォーミュラはいいマシンで速いです。GP2と比べても高速コーナーは速いですし、タイヤも非常にいいですし、エンジンのパワーもコーナーの出口でいいです。経験をもう少し積んで学ぶ余地があります。ここは特にターン2とかコーナーの外側にグラベルやウオールが多くて、今のF1のコースとは違いますよね。ぼく自身は今のF1のコースはあまり好きじゃありません。ブレーキを遅らせてミスを犯したとしてもF1は何もおきないコースなので、こういうグラベルがあってミスができないコースが好きです。来季、乗れるとしたらとても名誉なことです。強力なカテゴリーに出られるのは自分にとってもいいことですし、2015年からスーパーフォーミュラに出られることを望んでいます」
ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)
sf_test_14-12-10_0021  「F1よりいいとロッテラー選手が言ってたとおりでした(横から小林可夢偉が「それはメルセデスなのかケータハムなのか?」という突っ込みを入れたが、ケータハムだと答えた)。フォーミュラカーに乗ったのは2012年のインディーカー以来で、今回はナカジマレーシングの2台のマシンの乗って異なったセットアップを試しました。速いマシンなので楽しめましたし、まだ改善の余地もあると思います。あした走るのが楽しみです。ここは普段ぼくたちが走っているF1の基準で作られたヨーロッパのサーキットとは違ってミスが許されないコーナーが多くて、面白いコースだと思います。オーバーテイクが難しそうで心配です。ストレートでオーバーテイクを仕掛けるのが重要だと思います。ツィスティで休む場所も無いコースですから半分は体力、半分はマシンの力というサーキットですね。面白いサーキットなので面白いレースになると思います。来年はスーパーフォーミュラに出たいと思っています。このレースは日本国外でも強いイメージを持たれているし、最高のドライバーたちが戦っているシリーズだからです。来年出ることになればスーパーGTも出ているので、スーパーGTのホンダで戦うにも有利になると思いますし、自分はフォーミュラで戦いたいと思っています。来年出られるのを楽しみにしています」
小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf_test_14-12-10_0023  「12年ぶりにフォーミュラカーでこのサーキットを走って、ブリヂストンタイヤも2010年ぶりで、日本のレーシングカーに乗るのも久しぶりで、走り出しから懐かしいなと思いました。トヨタからの企画の仕事で出てるんですが、今日のクルマは、楽しくて、いろんなドライバーが日本のレース面白いぞと言ってた意味がよくわかる一日だったし、久々にこのコースに帰ってきてもしっかり覚えてたので、スムーズに一日が終わって良かったと思います。日本の皆さんとこの場を楽しめて、たくさんのファンも平日なのに来てもらってて、寒い中、あしたは残念ながら雨なんですけど、今後このシリーズが注目されるようにしてほしいという気持ちがあります。インプレッションを今週中にトヨタさんのウェブサイトに掲載するのでよろしくお願いします。このサーキットで来年はスーパーフォーミュラをやるんですか? あ、やるんですね。コース的には面白いコースじゃないかと思います。ただ、オーバーテイクはもしかしたら難しいかも知れませんが、ドライバーはかけひきもあるので、ゼロになるとも言えないし、もっと難しいモナコに比べると必ずチャンスはあると思うし、いまのF1は簡単すぎるし、ドライバーの戦いと言うことで楽しいんじゃないかと思います。コースが短いので体力的にどうかなというのが出てくる人もいると思いますが、高速、ハードブレーキ、低速コーナー、ブレーキ踏まずに行くコンビネーション的なコーナーもあって非常に面白いと思います。F1サーキット以外を走ったのは久々なので、こういうサーキットは常に緊張感があって走るのは練習にもなると思うので楽しかったです。来年は何をするか決まっていません。今回はクルマを比較するプロモーションの意味でトヨタさんに走らせてもらったので、現状どこにも所属してないし、これから来年何をするか、自分の判断次第なんですが、F1のチャンスがあればF1を目指したいという気持ちもあるし、そこに行くために何が最善か考えながら判断をしたいと思います。来年このカテゴリーを走るか走らないか決めてないし、ただ、今日乗った印象では、非常に楽しく走れたし、日本に帰ってきて、日本のファンと楽しむと言うことも大切だということも実感しているし、16歳でレースをして17歳からずっとヨーロッパでレースをして11年くらいヨーロッパでレースをし続けているんですけど、日本に帰ってきてレースをするのも楽しいなという気持ちでもあります。あとこのモータースポーツを盛り上げるという意味では、日本が今、難しい時期にもあると思うので、とくに育成の部分では小さい子がこれからどうやってレーサーを目指していこうという夢をどうやっていくかということを一緒に考えながら、何がこの先つながるかということを考えて判断したいです。納得いくカテゴリーで走ることと、モータースポーツが実のあるスポーツになって、あこがれのスポーツになるように盛り上げていきたいなという気持ちです」
まとめ: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
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SF:メーカー・ルーキーテスト岡山1日目 小林可夢偉が貫禄のトップタイム

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 日本レースプロモーション(JRP)は10日、岡山国際サーキットでエンジンメーカーテスト/ルーキーテストを実施。10人/11台が参加する中、貫禄を見せつけたF1ドライバーの小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がコースレコードを大幅に上回る1分11秒769を記録。初日のトップに立った。

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 今日から2日間のテストが行われる岡山国際サーキットは、朝は氷点下まで冷え込んだが、終日晴天で絶好のテスト日和。小林可夢偉、佐藤琢磨、外国人ルーキードライバーらを見たさに、平日にもかかわらず一般観戦客は千人を超えた。テストは午前10時50分から1回目のセッションが行われ、好天のため開始時には気温は9度、路面温度は13度まで上昇した。

 参加ドライバーは10名。エンジンテスト担当はメーカーのテストカーに乗り込む今年のドライバーズチャンピオンの中嶋一貴(トヨタ)とインディーカーに参戦中の佐藤琢磨(ホンダ)。

 今回出場することで大きな話題となった小林可夢偉は今年ケータハムでF1を戦い、日本のサーキットを走るのは12年ぶり。ルマン/トヨタの8号車をドライブする。前回出場の岡山は2003年のフォーミュラトヨタで、中嶋一貴とのバトルを制し優勝を飾っている。

 無限/ホンダの2号車をドライブするのはファビオ・ライマー。2013年度のGP2チャンピオンで今シーズンはレベリオンレーシングからWECにフル出場した。

 ナカジマレーシング/ホンダからは今年スーパーGTに同チームから参戦していたベルトラン・バゲットが参加。今回は31号車と32号車を乗り比べての比較テストを行った。

 チームインパル/トヨタから参加したのはグランツーリスモによりニッサンGTアカデミーのチャンピオン、ヤン・マーデンボロー。先日行われたニスモフェスティバルにも顔を見せていた。20号車をドライブ。

 コンドーレーシング/トヨタの3号車をドライブしたのは佐々木大樹。2012年度の全日本F3・Nクラスチャンピオンで、2013年はスーパーGT300、今シーズンはGT500と着実にステップアップしてきたニッサン期待のドライバーだ。

 リアルレーシング/ホンダの11号車をドライブするのは桜井孝太郎。日本では無名のドライバーだが、2011年度のイギリスF3ルーキクラスチャンピオン。ただし、ルーキークラスでのフル参戦は彼だけだった。その後はGP3に出ていたようだが、実力は未知数だ。

 KCMG/トヨタの18号車をドライブするのは2007~2008年のフォーミュラニッポンチャンピオンで、今シーズンGT500クラスでもチャンピオンも獲得した松田次生。今回のルーキーテストでは、今シーズン参戦していたドライバーが出場できないため、来シーズンのここ岡山で行われる第2戦のためのセットアップデータを取るために呼ばれたようだ。自身のブログでも「来年の参戦はない」と明言している。しかし、常々フォーミュラに乗りたいと周囲に語っているので、他チームからの出場を期待したいものである。

 リアルレーシング/ホンダの10号車をドライブするのは一昨年まで同チームから出場していた金石年広。松田同様、データ収集のための搭乗と思われる。

 テストは午前10時50分から2時間、午後2時5分から2時間の2回。メーカー間の申し合わせにより、開発車両含む全車が午前85% 、午後90%の燃料流量制限で行われた。

 午前のテストではF1ドライバーの小林が貫禄を見せつけ、開始30分には2008年6月に松田がノックアウト予選Q3で出した1分15秒831を軽々と上回る1分14秒541を出すと、その後もタイミングモニターのトップに君臨。タイムを1分13秒241まで縮め午前のテストを締めくくった。

 午後になっても小林の勢いは止まらない。11日が雨の予報のため、使用可能なドライタイヤ6セットの内5セットを投入。終了直前にはタイムを1分11秒769まで縮めた。これは1994年にここ岡山で行われたF1でアイルトン・セナが出した1分10秒218に1秒5まで迫るもので、当時の予選グリッドに当てはまると6位に入るものである。

 2位は小林に抜かれるまで一時トップに立っていたマーデンボローで1分12秒401。ただのゲーマーでないところを見せつけた。3位は1分12秒551の佐藤だが、アタックラップ中にイエロー区間で減速したのが悔やまれた。

 4位はライマー、5位は中嶋一貴、6位に松田、7位に佐々木、8位に金石と続いた。2台のクルマを乗り換えたバゲットは32号車で9位に付け、桜井は10位と最下位で1日目を終了した。

 午前、午後ともに車両回収の為に数回の赤旗が出たものの、大きなトラブルも無く初日が終了。明日は雨の予報だが、今日のスケジュールと同じ午前9時50分より1回目が、午後2時5分より2回目がそれぞれ2時間で行われる。

Text: Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

SUPER FORMULA

SF:メーカー・ルーキーテスト岡山2回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2014/12/10) Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA
RI4A
1'11.769--185.746
220ヤン・マーデンボローLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'12.401 0.632 0.632184.125
305佐藤 琢磨HONDA TEST CAR
HONDA
HONDA
HR-414E
1'12.551 0.782 0.150183.744
42ファビオ・ライマーTEAM無限SF14
TEAM無限
HONDA
HR-414E
1'12.892 1.123 0.341182.884
500中嶋 一貴TOYOTA TEST CAR
TOYOTA
TOYOTA
RI4A
1'13.160 1.391 0.268182.214
618松田 次生KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA
RI4A
1'13.228 1.459 0.068182.045
73佐々木 大樹フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'13.417 1.648 0.189181.576
810金石 年弘HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'13.658 1.889 0.241180.982
932ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'14.167 2.398 0.509179.740
1011桜井 孝太郎HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'14.513 2.744 0.346178.906
1131ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'15.278 3.509 0.765177.088

SUPER FORMULA

SF:メーカー・ルーキーテスト岡山1回目結果

メーカー・ルーキーテスト -RIJ- (2014/12/10) Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA
RI4A
1'13.241--182.013
200中嶋 一貴TOYOTA TEST CAR
TOYOTA
TOYOTA
RI4A
1'13.308 0.067 0.067181.846
305佐藤 琢磨HONDA TEST CAR
HONDA
HONDA
HR-414E
1'13.749 0.508 0.441180.759
418松田 次生KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA
RI4A
1'13.937 0.696 0.188180.299
53佐々木 大樹フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA
RI4A
1'13.954 0.713 0.017180.258
62ファビオ・ライマーTEAM無限SF14
TEAM無限
HONDA
HR-414E
1'14.090 0.849 0.136179.927
732ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'14.426 1.185 0.336179.115
820ヤン・マーデンボローLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA
RI4A
1'14.617 1.376 0.191178.656
911桜井 孝太郎HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'14.687 1.446 0.070178.489
1010金石 年弘HP SF14
HP REAL RACING
HONDA
HR-414E
1'14.707 1.466 0.020178.441
1131ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA
HR-414E
1'16.179 2.938 1.472174.993
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スーパー耐久

S耐:第6戦オートポリス BRP★J'S RACINGフィット3は2位に入りST-5クラスのチャンピオンを獲得 (BRP/J'S)

  • ST5クラス ゼッケン:99
  • 車名:BRP★J'S RACINGフィット3
  • ドライバー:奥村浩一/梅本淳一/大野尊久
  • 予選:クラス1位 決勝:クラス2位

st-r6-js-1.jpg  いよいよ2014年スーパー耐久の最終戦を迎えました。ここまで確実に完走を重ねて、ポイントリーダーとして迎えた最終戦。#99号車BRP☆J'S RACINGフィット3は予選でポールポジションの場合、4位以上、ポールポジションで無い場合は3位以上でシリーズチャンピオンを取得という状態で最終戦に挑みました。以下、大野選手のレポートです。

 オートポリスサーキットは私自身走ったことが無いので、事前にレーシングシミュレーター(SIM)で練習をしてから望みました。SIMの威力は絶大で、初走行から全く違和感なくコース攻略、セッティングが可能でしたので、大きなロス無くレースウイークに集中出来ました。

 金曜日公式練習はドライ。1本目15分ほどセッティング方向の確認と体の慣らしを行いました。車は良い感じに仕上がりましたが、鈴鹿ではそれほど感じなかったバラストがオートポリスではかなり利いていて、特にセクター3の登り区間は車速を落としてしまうと簡単に1秒~2秒落ちてしまうので特に神経を使いました。今回の目標はもちろん優勝してシリーズチャンピオンですが、堅実な走りを遂行するのも義務でした。スムーズな走りを心がけて2分12秒台で周回。明日の予選に期待がかかります。今回の予選は、足回りのセットUPが私寄りに成っていたので、AドライバーからBドライバーへ。予選ポールポジションを捕りに行く作戦に出ました。

st-r6-js-2.jpg  土曜日の予選。Aドライバー予選は梅本選手のアタックです。「全員俺が抜いてくる!」と力強くスタートし2分11秒542で見事クラストップタイム&レコード。 続くBドライバー予選はいよいよ私の出番です。チームみんなの期待で胸が押しつぶれそうで心臓も爆発寸前でした(笑)。

 アタックラップに2台のST-4クラスの車と絡んでしまい、アタックをやめ、タイヤを冷やして再度アタック。最終コーナーでST-4クラスに再び絡んでしまいましたが、コースレコードの2分10秒695! 唯一2分10秒台に入れることができ、ポールポジションをGETしました!

 Cドライバー予選では奥村選手に決勝を想定した周回をお願いしました。貴重なデータとタイヤライフの想定が確認でき、大きな財産を築き上げて頂きました。

st-r6-js-3.jpg  曇天で迎えた日曜日。朝の路面状態はセミウェットでしたが徐々に乾き、スリックタイヤでのスタートです。2014年の最終戦が始まります。スタートドライバーは私が担当致しました。

 ポールポジションからのスタートでしたが。全開で走るとタイヤが持たないので3番手をキープし、確実にゴール出来るようにタイヤをいたわりました。#2山田英二選手と#95荒聖治選手が先行しますが、「世界の荒選手」に付いて行ける様、4秒遅れで走行。途中ST-2クラスのスピン回避で10秒ほど遅れましたが、確実に周回を重ねて#2山田選手に追いつき2番手を走行。76分後にドライバーチェンジをし、私のスティント、そして今年のスーパー耐久の走行は終了しました。

st-r6-js-4.jpg  2番手の奥村選手も車をいたわり、確実に周回を重ねてくれています。順位は3番手。20LAPした所でペースカーが入り、梅本選手とドライバーチェンジしました。

 梅本選手がピットアウトすると目の前が#2が! そこからファイナルラップまで壮絶なバトルがはじまります。チャンピオン争いの#95 SPOON FIT3はデフトラブルによりリタイアとなり、チャンピオンは確定に。何とか優勝で飾りたい梅本選手、熱い走りで抜きにかかります。#2荒井選手のブロックもきつく、中々前に出られません。バトルは10周に渡り、最後は大事をとって2位でゴールしました。

st-r6-js-5.jpg  念願のシリーズチャンピオン。N1耐久レース、スーパー耐久レース、何十戦も戦ってきて、一度も取る事が出来なかったシリーズチャンピオン。全戦完走し、車両開発も行い、コースレコードも3つ取らせていただいた事、全てにおいて素晴らしいチームの方々と戦わせて頂いた事に心から感謝致します。ありがとうございました。

st-r6-js-6.jpg  参戦当初、梅本選手から「絶対にシリーズチャンピオン取るよ!」とおっしゃっていた通り有言実行出来た事、とても嬉しく思います。そしてとても強かったライバルの方々と戦った事を誇りに思います。来シーズンの事は現時点ではまだ何も決まっていませんが、また同じメンバーで戦える事を望みます。ファンの皆様、スポンサー様、梅本会長、奥村代表をはじめ、チームの方々、本当にありがとうございました。来年度も精進してまいります。どうぞよろしくお願い致します。

 2013年に続き、今年もシリーズチャンピオンを獲得することができました。一重にスポンサー各社のご支援、ファンの皆様のご声援の賜物とスタッフ&ドライバーの弛まぬ努力が実を結んだと思います。皆様の暖かいご支援、ご協力を心より御礼申し上げます。来年の体制は決定次第改めて発表させていただきます。1年間本当にありがとうございました。

Text: 大野尊久(J'S/BRP)

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ WAKO'S EXE ASTON MARTIN、「去年の忘れ物を取りに行こう」を合言葉に勝ち取った、完走とポイント (Arnage)

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 2014年のSUPER GTシリーズもいよいよ最終戦。今年もシーズンの総決算は、栃木県にあるツインリンクもてぎが舞台となる。

gt-r8-arnage-01.jpg  前戦のタイラウンドでは、6位入賞、ポイント獲得というエキサイティングな成績を収めたArnage Racingであったが、迎えるもてぎラウンドは、昨シーズン、マシントラブルのためにたった6Lapで無念にもリタイヤしなければならなかった苦い思い出のレース。

 Arnage Racingは「去年の忘れ物を取りに行こう」を合言葉に、さらに強い意志のもと、結成から2年間で培ってきたチーム力の総てを賭けて臨むレースとなった。

 タイから車両が帰ってきてから2週間と短いメンテナンス期間に、ガレージでは、もてぎラウンドに向けてのチェックと補修が入念におこなわれた。特に、鈴鹿ラウンド後の慌ただしいタイ向けメンテナンスではカバーできなかった細かい個所も徹底的に点検して、最終戦へ万全の態勢を整え、チームは初冬の色濃い北関東へと向かった。

November 14rd Practice
  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ
  • 気温:15℃?19℃ / 路面温度:17℃?26℃

gt-r8-arnage-02.jpg  10月のタイラウンド開催で実施できなかったもてぎ公式テストが、もてぎラウンドのレースウィーク金曜日の午後に設けられた。気温は低めだったが、秋の日差しが穏やかで青空に恵まれるなか、13時よりテストがスタート。3時間15分という時間内に使用できるタイヤの本数が限られていたことから、チームはテスト開始から1時間後にゆっくり車両をコースに出し、じっくりと車両のチェックを行った。テスト終盤では気温の急激な低下からかコースアウトする車両も見られ、赤旗中断を繰り返すうち、16時15分、公式テストは終了した。Arnage Racingのドライバーは加納選手、安岡選手の順で18Lapを走行し、安岡選手が5Lap目に1’50.957をレコードして19位でテストを終えた。

November 15th Qualifying
  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ
  • 気温:Q1開始時 14℃→Q2開始時15℃ / 路面温度:Q1開始時 21℃→Q2開始時22℃
  • 入場者:15,500人

gt-r8-arnage-03.jpg  前日に続き、爽やかな晴天に恵まれたツインリンクもてぎでは、朝9時から公式練習が行われた。この日もマシンは順調で、加納、安岡両選手は、時間いっぱいを使って44Lapを走行した。これまで、両選手共にシミュレーターを使ってのトレーニングを積んできたおかげで、マシンへの理解度は去年より格段に深まっていた。そのためより深化したセットアップが要求されたが、幸い前日に続いて車両の調子がよく、周回を重ねるなかでセットアップは十分に煮詰められた。もともとストップ&ゴーが特性のツインリンクもてぎのコースは、中低速コーナーに強いAston Martinの得意とするところ。

gt-r8-arnage-06.jpg  両ドライバーの進化に応えるように、去年よりもぐんと戦闘的なセットが決まった。なお公式練習でのベストタイムは7Lap目に安岡選手が出した1.50’842(23台中20位)午後、日没時間を考慮して通常より1時間早く予選がスタート。Q1を担当する安岡選手はQ2突破を期してコースに進み出た。しかし、すべての車両からウェイトハンディが解かれた最終戦もてぎのQ1突破の壁は厚く、安岡選手は最後まで懸命のアタックを続けたもののQ2進出は叶わなかった。それでもQ1最終ラップで作戦が的中、1分49秒台が出て15位で決勝を戦う準備ができたことに、チームは士気を上げた。

  • P1 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム(1'47.796)
  • P2 #31 OGT Panasonic PRIUS 新田守男 / 嵯峨宏紀(1'47.977)
  • P3 #4 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口信輝 / 片岡龍也(1'48.500)
  • P15 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒(1’49.760)
November 16th Race
  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ
  • 気温:16度→18度(スタート時→レース中盤)/ 路面温度:23度→23度 入場者:32,000人

gt-r8-arnage-11.jpg  明け方の冷え込みは厳しかったが、決勝日も朝から青空が広がり、またとない観戦日和に、朝から大勢の観客が詰めかけた。9時からのフリー走行は安岡選手からスタート。ところが走行を開始して間もない3Lap目、「トランスミッションがおかしい!」と安岡選手から駆動系の異常を訴える無線が入った。モニタにはコース上でストップしているAston Martinの姿が映し出される。デフの破損か、プロペラシャフトの異常か…トラブルの部位によってはこれ以上の走行はできない。チーム全員の脳裏に、6Lapしか走れなかった昨年のもてぎラウンドがよぎる。

gt-r8-arnage-12.jpg  このまま決勝に出ることもできずリタイヤしてしまうのか。牽引されて戻ってきた車両をピットに入れ、メカニックが足回りを外して、懸命にトラブルの原因を探る。結果、トラブルはドライブシャフトが破損したことが原因だと判明。幸いドライブシャフトはスペアパーツがあったため、大至急パーツの交換と修理にとりかかった。薄氷を踏むような決勝の朝のトラブル発生であったが、メカニックたちは午前中いっぱいをかけてマシンの修理を終え、ようやくWAKO’S Exe Aston Martinは2014年の最終戦決勝のグリッドについた。

gt-r8-arnage-13.jpg  レース開始は通常より一時間早い13時。栃木県警の白バイとパトカーの先導によるパレードラップのあとフォーメーションラップと続き、いよいよ250km、53Lapのレースがスタートした。スタートドライバーを務める安岡選手は15位から順調に走行を始め、5Lap目にもてぎラウンド決勝のベストタイムとなる1’51.984をレコードし、その後は1分52~53秒台を中心とした好調な走りでポジションアップしていく。そして33Lap目に見かけ上の順位4位で加納選手と交代するためにピットに戻ってきた。チームは言うまでもなく、前戦までと同様にタイヤ無交換作戦をとって、給油のみの素早いピット作業を完了させ、11位でマシンをコースに戻した。加納選手も1分53秒台の非常に安定した走行を見せ、44Lap目、残り6Lapというところで前方の車両をかわして10位にポジションアップ。背後からは88号車の名手織戸選手が猛烈なプレッシャーをかけて迫っていたが、ペースを落とすことなく冷静にドライビングを続けて、見事10位でチェッカーを受けた。

 Arnage Racingはようやく一年越しの雪辱を晴らし、さらに加納選手がレース前にした「10位入賞・ポイント獲得」という公約まで果たすことができた。

  • P1 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P2 #31 OGT Panasonic PRIUS 新田守男 / 嵯峨宏紀
  • P3 #4 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口信輝 / 片岡龍也
  • P10 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒
チーム代表 伊藤宗治
 今回のもてぎラウンドは、前年度の借りを返すという意味合いもあり、完走できたことは無論何よりだったのですが、それにも増してドライバー二人の技量が前年度とは比べ物にならないほど上がっており、今年一年を通して二人積んできた努力の成果が表れたようなレースでした。チームもそれに応えることができて、結果ポイント獲得にもつながり、非常に満足しています。年間通じて素晴らしいタイヤを供給してくださったヨコハマタイヤ様、応援してくださったすべての皆様に感謝したいと思います。
ドライバー 加納政樹
gt-r8-arnage-14.jpg  去年は決勝を走れなかったんで、チームとしても、ドライバーとしても、去年忘れてきたものを拾いに行こうってことで、まず完走っていうのが目標でした。今回は金曜日も練習走行があって、最初から車のフィーリングもよかったし、なんとかQ1突破できたらなあって(ドライバー)二人で言ってたんですけど、コンマ3足らなくて残念でした。ただ、決勝はいつも追い上げる形で行けるんで、後半勝負かなって僕としては思ってました。やっすーも何とかポジションキープしながら頑張って、タイヤも残してくれてたんですけど、意外と周りがタイヤ無交換作戦できててね。タイヤ無交換作戦はうちのおかぶやったんですけど(笑)周りも行ける方向性のセットを出してきてるんかなあ。そんな中でも(コースに)戻った時が11番、うしろを見たらマネパの88号車もいてたんですけど、前とのギャップも縮めていけそうやったし、何とかあとポジションを一つ上げればポイントが取れるっていう状況やったんでね、何とかプッシュして走ってポイントにつながりました。でもこれって、今までのポイントの取り方と違うんじゃないかなあと。前のポイントの取り方って、こっちの作戦で取ってた部分があったと思うんですけど、今回のもてぎに関しては、タイヤ無交換の周りと同じ条件の中でもポイント圏内を走れた。それって、この2年間アルナージュでやってきて、だんだんスキルアップしたってことで、安岡君含め、みんなで勝ち取った順位やし、ポイントゲットなんじゃないかなと思います。これから来季に向けて、三年目の集大成ができるようにしていきたいなと思ってます。応援してくれる方ももっと増えるだろうし、こうやってこういうレースを続けていくことが大事やと思います。とりあえず今年一年お疲れ様でした。ポイントも4戦取ったしね。また来年もポイントとって、もっと上位で戦えるくらいのレベルアップもしたいですね。
ドライバー 安岡秀徒
gt-r8-arnage-09.jpg  最終戦もポイントゲットで終われて、ほんとによかったです。今年加納さんはすごく速くなったんですけど、その成果が全部出たようなレースだったので、それが一番うれしかったですね。僕は結構苦しいレースでしたけど、加納さんの熱い走り、激走を見ることができて、ポイントを取れなくても満足できるくらいの、いいレースでした。僕の側からすると、去年(リタイヤしたので)レースをできなかったっていうのは、けっこうハンデだったな。思ったよりもブレーキがきつくて、ブレーキがきついのか、僕がへばっているのかわからないくらい止まんなくて…それに、前の車のペースがなかなか上がらない中で我慢して走ってて、前が空いた瞬間にもうちょっとペースが上げられたらよかったんですけど、ちょっとそこが心残り。でも、ポイントとれて終われたんで、最高によかった。なにしろ、朝のウォームアップ走行でトラブルが出てくれたことが、本当に運が良かったと思います。神様が応援してくれてた証拠ですよね。(笑)一年間頑張って、最後までたどり着いて感慨深かったです。また来年走れるように、みんなで頑張りたいと思います。皆さん、応援ありがとうございました。
<一年を振り返って>

 Arnage Racingとしてチームを結成して二年目。無我夢中のまま手探りで突き進んできた感のあった初年度に比べると、カラーリングがWAKO’Sカラーとなったことに象徴されるように、支援してくださるスポンサー様も少しずつ増えて、少しは地に足の着いた活動ができるようになったように思います。これは、ご支援してくださる皆様が、チームの目指す「チームとスポンサー様とファンの皆様が一丸となってレースを楽しむ」というスタンスをご理解頂き、一年を通して温かく見守ってくださったおかげにほかなりません。おかげさまでシリーズ8戦中7戦を完走、そのうち4戦でポイントを獲得しました。ドライバーズポイントランキングでは加納選手が17ポイント19位、チームポイントランキングでは34ポイントを獲得して24チーム中14位という結果でシーズンを終えることができました。一年間ありがとうございました。

☆Arnage Racing SUPER GT2014年シリーズの戦績
Round 14/5~4/6岡山国際サーキット13位完走
Round 25/3~5/4富士スピードウェイ15位完走
Round 35/31~6/1オートポリス8位完走★
Round 47/19~7/20スポーツランド菅生4位完走★
Round 58/9~8/10富士スピードウェイ16位完走
Round 68/30~8/31鈴鹿サーキットリタイヤ
Round 7 10/4~10/5チャーン・インターナショナル・サーキット6位完走★
Round 811/15~11/16ツインリンクもてぎ10位完走★
Arnage Racing 2014 SUPER: GT Race report

その他

ニスモフェスティバル2014富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ決勝 牧野任祐が優勝。日本一の称号は弱冠17歳の手に

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 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで最終の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)が、一時2位に落ちるも抜き返し、10周・20分35秒723で優勝。弱冠17歳がS-FJ日本一の称号を手にすることとなった。

 最終レースは午後2時50分から。30台が参加してフォーメーションラップ1周を回ってスタートが切られた。

 ポールシッターの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)は無難なスタートを決めたが、スタートで狙っていた2番グリッドの河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が絶妙のクラッチミート、1コーナーでインから牧野の前に出ることに成功した。3位にも素晴らしいスタートを決めた篠原拓朗(ZAPSPEED ED)が付ける。

 牧野は2周目の2コーナー立ち上がりで河野の背後に付けると、3コーナーでブレーキングを遅らせてアウトから並びかけ、ズバッと河野をパス。早くもトップを奪い返した。

 2位に落ちた河野もあきらめない。何度かファステストラップを更新しながらトップ牧野との息詰まる接近戦を演じる。しかし牧野も隙を与えず、最終ラップにはファステストを奪い返すと、この2台はこのままの順位でゴール。牧野がS-FJ日本一を手にすることとなった。

 2位には河野。上位2台の白熱した争いに付いていくことができなかった篠原は終盤、武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)に迫られるも順位を守り切って3位でゴール。4位には武村が入った。

 予選のトラブルが響き10位スタートとなった佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)が追い上げて5位。6位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ決勝 終盤1,2位がトラブルでリタイア。F4日本一を手にしたのは伴貴広

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで最終の決勝レースを行い、終盤1,2位のドライバーがトラブルで相次ぎ脱落する中、4番グリッドからスタートした伴貴広(TAIROKU EXCEED)が15周・28分33秒522で優勝、F4日本一の称号を手にした。

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 最終レースは午後1時45分、気温6度、路面温度17度というコンディションの中、19台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)。2番グリッドの吉田広樹(TAIROKU EXCEED)は同3位の太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)に3コーナーでパスされ3位に落ちると、グリッド上で動いたと判定されドライビングスルーペナルティーを受けることとなる。

 吉田がペナルティーを消化すると、トップ三笠、2位太田、3位には伴貴広(TAIROKU EXCEED)が上がってきた。

 トップ三笠は2位の太田を3秒前後リードしながらレースは終盤に。ところが13周目に太田が4コーナーの立ち上がりで失速、マシンをコースサイドに止めると、トラブルの連鎖はトップの三笠をも襲う。14周目のV字立ち上がりでなんとガス欠によりマシンをコースサイドに止めるこことなってしまった。

 相次ぐ上位のトラブルでトップに立ったのは伴。15周目のファイナルラップをトップで回って優勝を飾ることとなった。2位にはスタートをミスして中段から追い上げた伴のチームメート、山口大陸(TAIROKU EXCEED)が入り、TAIROKU EXCEEDが1-2。3位には7番グリッドから追い上げた金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。

 4位は加藤智(FEEL・RK01・TODA)、5位にはアルミクラストップの鶴田和弥(Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS)が、6位にはペナルティーから追い上げた吉田が入った。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161牧野 任祐DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S
MYST KK-S2
YH1020'35.723
23河野 駿佑グッドスマイルレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
YH100.620
32篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH106.505
463武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH106.818
545佐藤 駿介ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1015.682
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH1017.477
762里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1018.576
860山部 貴則NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2
MYST KK-S2
YH1019.991
991中西 武蔵シナジーフォーススマイルマックスNRS ED
TOKYO R&D RD10V
YH1020.337
1070平 優弥Team Naoki☆LEPRIX
TOKYO R&D RD10V
YH1021.146
1148天野 翼DIJONエンドレスワコーズNILLZ
TOKYO R&D RD10V
YH1024.865
1227堤 優威B-MAX RACING RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH1025.335
1336早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH1029.988
1466橋本 陸スキルスピード/制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH1030.498
1541今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH1031.686
1651福田 詩久FSプロジェクト戸田10V
TOKYO R&D RD10V
YH1033.165
1718高橋 響太IDI・ROMANTECミスト
MYST KK-S
YH1036.516
1841今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH1039.285
1937神村 悠太メイクウィナーエムズKwinsアルビ10V
TOKYO R&D RD10V
YH1044.566
2046加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1045.857
211大竹 将光オートルックMASA07J
WEST 07J
YH1049.838
2234小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH101'00.868
2319石田 浩樹メッカ07J
WEST 07J
YH101'03.217
2488タカシTeamKRM☆MYST☆関口カーズ
MYST KK-S2
YH101'08.225
2511佐藤 晋一オートルックロッキー
TOKYO R&D RD10V
YH101'15.081
2610山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH82Laps
2768横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH73Laps
---- 以上規定周回数(7Laps)完走 ----
-75手塚 祐弥オールドタイマーZAP10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH37Laps
-55田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH19Laps
-35大久保 一成BeyondアルビpleiadesED
MYST KK-S
YH19Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S) 2'02.469 (10/10) 141.14km
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
19C1伴 貴広TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL1528'33.522
27C2山口 大陸TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL156.360
372C3金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
DL1511.633
410C4加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1512.170
511A1鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL1513.456
6*8C5吉田 広樹TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL1513.548
74C6佐々木 祐一仙台☆DayDream☆F108
ZAP F108
DL1536.247
873A2早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL151'00.705
919A3初田 大樹スーパーウィンズ.NRT.Hレーシング
WEST 056
DL151'08.730
1013C7吉田 基良B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL151'10.970
1137C8長 優子B-MAX・RK01 TODA
B-MAX RK01
DL151'39.934
1222A4吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL151'35.612
1321A5相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL151'36.178
1417C9小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL151'39.388
152C10三笠 雄一美人&LTVRacing DRP
B-MAX RK01
DL132Laps
1634C11三浦 勝CMS090NUTEC
MOONCRAFT MC090
DL132Laps
1712A6太田 達也佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋
MYST KK-ZS
DL123Laps
---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ----
-35A-大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
DL69Laps
-*51A-加藤 正将ブライルバッテリーレーシングマーズ006
WEST 006
DL失格
  • Fastest Lap: CarNo.8 吉田広樹(TAIROKU EXCEED) 1'52.166 (12/15) 154.10km/h
  • CarNo.51は、特別規則書第21条1)(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、不履行のため失格とした。
  • CarNo.8は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第27条~4)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ第1レグ Aグループは河野駿佑が、Bグループは牧野任祐が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで第1レグを行い、Aグループでは河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が6周・12分24秒707で、Bグループでは牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が6周12分22秒509で優勝した。

Aグループ第1レグ

sfj-no1-ra-start sfj-no1-ra-3b sfj-no1-ra-63 sfj-no1-ra-75

 Aグループ第1レグは午前11時10分フォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が出遅れ、予選2位の武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミー)に並びかけられるが、1コーナーでアウトからかぶせてトップを死守。3位には山部貴則(NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2)が付ける。

 トップに立った河野は、2位以下を突き放しにかかり、1周目に2秒5離すと3周目には4秒5、終わってみれば7秒0離してぶっちぎりの優勝をポールトゥウインで飾った。

 2位には武村が入ったが、序盤3位に付けていた山部は3周目の90度コーナーで4位手塚祐弥(オールドタイマーZAP10V・ED)かわされその後も後退。3位には手塚が、4位には中西武蔵(シナジーフォーススマイルマックスNRS ED)が入った。

 14位から追い上げを図った佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)は1周目に8位で帰ってくるとその後も前車を次々とパス。5位まで追い上げたところでゴールを迎えた。

Bグループ第1レグ

sfj-no1-rb-start sfj-no1-rb-61 sfj-no1-rb-2 sfj-no1-rb-57

 Bグループ第1レグは11時55分フォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)は好スタートを切り、トップで1コーナーに向かったが、予選2位の橋本陸(スキルスピード/制動屋)はスタートをミス。予選3位の里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)に1コーナーで並びかけられると、そのまま並走して2コーナーへ向かうもこの2台は接触。橋本は順位を大きく落とし、里見はリタイアすることとなった。

 この2人の接触で2位に上がった篠原拓朗(ZAPSPEED ED)だったが、タイヤが暖まってなかったため1周目の90度コーナーで、3位の平優弥(Team Naoki☆LEPRIX)かわされ3位に落ちる。

 トップに立った牧野は2位以下の混乱を尻目に、ゆうゆうと独走。6周を走ってぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位の平はポジションをキープしたままファイナルラップに入ったが、ゴール直前に燃料系のトラブルが出て後退。繰り上がって2位には篠原が、3位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。

 ファイナルレースは午後3時50分にスタート。総合タイムが上回ったBグループの牧野がポールポジションからスタートすることとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎセミファイナル 三笠雄一がポールトゥウイン

f4-no1-sf-grid-2

f4-no1-sf-start

f4-no1-sf-2

f4-no1-sf-8

f4-no1-sf-12

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎでファイナルレースのグリッドを決めるセミファイナルレースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)が8周・15分9秒632で優勝した。

 セミファイナルレースは午前10時20分から。気温5度、路面温度12度というコンディションの中、19台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)がトップで1コーナーへ。2位に予選2位の太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)が、3位に同3位の吉田広樹(TAIROKU EXCEED)が続くが、早くも吉田が5コーナーで太田をパスして3位に上がる。

 レースは1秒5前後の差で三笠と吉田の神経戦。3周目、4周目に吉田がファステストラップを更新しながら三笠に迫ると、5周目には三笠がファステストを奪い返し吉田を突き放す。

 レースは一進一退のまま最終ラップに突入。ここで吉田は三笠をパスするのをあきらめ、1セットしか使用できないタイヤを温存するためスローダウン。優勝は三笠、2位には3秒4遅れて吉田が、直後に太田が3位でゴールすることとなった。

 ファイナルレースはこの後、午後2時45分より15周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎBグループ第1レグ結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) 1st Reg B Group Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161牧野 任祐DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S
MYST KK-S2
YH612'22.509
22篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH69.952
357吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH611.511
414長島 大輝ZAP・F109・ED
ZAP F109
YH611.422
546加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH618.793
668横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH621.485
737神村 悠太メイクウィナーエムズKwinsアルビ10V
TOKYO R&D RD10V
YH625.190
855田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH631.424
970平 優弥Team Naoki☆LEPRIX
TOKYO R&D RD10V
YH637.143
1019石田 浩樹メッカ07J
WEST 07J
YH638.324
1166橋本 陸スキルスピード/制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH51Lap
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-62里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH06Laps
-10山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH06Laps
-88タカシTeamKRM☆MYST☆関口カーズ
MYST KK-S2
YH06Laps
-34小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH06Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ) 2'02.319 (6/6)
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎAグループ第1レグ結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) 1st Reg A Group Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
13河野 駿佑グッドスマイルレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
YH612'24.707
263武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH67.014
375手塚 祐弥オールドタイマーZAP10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH610.499
491中西 武蔵シナジーフォーススマイルマックスNRS ED
TOKYO R&D RD10V
YH613.561
545佐藤 駿介ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH613.665
660山部 貴則NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2
MYST KK-S2
YH614.348
748天野 翼DIJONエンドレスワコーズNILLZ
TOKYO R&D RD10V
YH614.501
818高橋 響太IDI・ROMANTECミスト
MYST KK-S
YH614.864
936早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH616.156
1051福田 詩久FSプロジェクト戸田10V
TOKYO R&D RD10V
YH617.067
111大竹 将光オートルックMASA07J
WEST 07J
YH628.698
1235大久保 一成BeyondアルビpleiadesED
MYST KK-S
YH629.622
1311佐藤 晋一オートルックロッキー
TOKYO R&D RD10V
YH658.648
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-27堤 優威B-MAX RACING RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH33Laps
-41今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH24Laps
  • Fastest Lap: 河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V) 2'02.549 (5/6) 141.05km/h
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎセミファイナル結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Semi Final Weather:Fine Course:Dry
2014 F4日本一決定戦 Round 99 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
12C1三笠 雄一美人&LTVRacing DRP
B-MAX RK01
DL815'09.632
28C2吉田 広樹TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL83.489
312A1太田 達也佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋
MYST KK-ZS
DL84.342
49C3伴 貴広TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL86.762
57C4山口 大陸TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL88.382
610C5加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL810.199
772C6金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
DL812.516
851A2加藤 正将ブライルバッテリーレーシングマーズ006
WEST 006
DL820.622
935A3大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
DL825.400
1034C7三浦 勝CMS090NUTEC
MOONCRAFT MC090
DL830.080
114C8佐々木 祐一仙台☆DayDream☆F108
ZAP F108
DL831.660
1273A4早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL832.203
1317C9小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL836.506
1419A5初田 大樹スーパーウィンズ.NRT.Hレーシング
WEST 056
DL837.005
1513C10吉田 基良B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL850.641
1621A6相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL81'02.556
1722A7吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL81'03.072
1811A8鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL26Laps
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-37C11長 優子B-MAX・RK01 TODA
B-MAX RK01
DL08Laps
-3C12中山 雅佳HITACHI B-MAX RK-01
B-MAX RK01
DLabsence
  • Fastest Lap: 吉田広樹(TAIROKU EXCEED) 2'52.706 (5/8)
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ公式予選 Aグループで河野駿佑が、Bグループで牧野任祐がPPを獲得

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い、Aグループでは河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が2分2秒439で、Bグループでは牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が2分02秒424でポールポジションを獲得した。

sfj-no1-aq-3 sfj-no1-aq-63 sfj-no1-aq-18

 Aグループ公式予選は午前8時30分より。河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が序盤から2位以下を圧倒。9周目に2分2秒439をたたき出し、2位に入った武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)を0秒7ちぎってポールポジションを獲得した。3位には高橋響太(IDI・ROMANTECミスト)が入った。

 河野に迫ると思われた佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)はミッショントラブルにより2周を回ってピットイン、14位に終わっている。

sfj-no1-bq-61 sfj-no1-bq-66 sfj-no1-bq-62

 Bグループ公式予選は午前9時より。真っ先にコースインした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が周回毎にタイムアップ。7周目には2分2秒424とAグループで河野が出したタイムを上回りポールポジションを獲得した。

 橋本陸(スキルスピード/制動屋)は、7周目に牧野に1秒2差と迫るタイム出し、さらなる更新を狙ったが届かず2位。3位には里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が入った。

 この後、午前11時10分よりAグループによる第1レグが、同11時55分よりBグループの第1レグがそれぞれ10周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ公式予選 三笠雄一がポールポジション

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)が1分52秒514でポールポジションを獲得した。

f4-no1-q-2 f4-no1-q-12 f4-no1-q-8

 ワンデーレースとして予選・決勝が行われるツインリンクもてぎは早朝より快晴。しかし、気温はマイナス4度とかなり低い路面温度の中、20台が参加して午前8時より公式予選が行われた。

 序盤から予選をリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)。2周目、2分58秒594でタイミングモニターのトップに立つと、終始トップに君臨。タイヤの暖まった6周目には2秒645と2位以下を1秒近くちぎるタイムをたたき出すと、以後もアタックを続け9周目には2秒439までタイムを更新。ポールポジションを獲得した。

 対抗馬とみられていた吉田広樹(TAIROKU EXCEED)も徐々にタイムアップ。8周目には53秒089をマークするもトップの三笠に0秒5届かず。代ってこの2人の間に割って入ってきたのがアルミクラスの太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)。53秒を切る1分52秒906で2位に付けた。吉田は3位で予選を終えることとなった。

 4位には金井亮忠(チームNATS・正義001 )が、5位には吉田のチームメート伴貴広(TAIROKU EXCEED)が、6位にはアルミクラスの鶴田和弥(Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS)が入った。

 この後、午前10時20分より8周でセミファイナルが、その順位をスタートグリッドとして午後1時45分より15周で最終決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎBグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 98 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
161牧野 任祐DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S
MYST KK-S2
YH2'02.424--141.189
266橋本 陸スキルスピード/制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH2'02.544 0.120 0.120141.051
362里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.054 0.630 0.510140.466
42篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.356 0.932 0.302140.123
570平 優弥Team Naoki☆LEPRIX
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.516 1.092 0.160139.941
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH2'03.615 1.191 0.099139.829
714長島 大輝ZAP・F109・ED
ZAP F109
YH2'04.686 2.262 1.071138.628
846加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.988 2.564 0.302138.293
910山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.009 2.585 0.021138.270
1068横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.594 3.170 0.585137.626
1137神村 悠太メイクウィナーエムズKwinsアルビ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.644 3.220 0.050137.571
1288タカシTeamKRM☆MYST☆関口カーズ
MYST KK-S2
YH2'05.946 3.522 0.302137.241
1355田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH2'06.898 4.474 0.952136.211
1434小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH2'07.373 4.949 0.475135.704
1519石田 浩樹メッカ07J
WEST 07J
YH2'08.409 5.985 1.036134.610
---- 以上予選通過 ----
Tags:

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎAグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13河野 駿佑グッドスマイルレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'02.439--141.172
263武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.149 0.710 0.710140.358
318高橋 響太IDI・ROMANTECミスト
MYST KK-S
YH2'03.361 0.922 0.212140.117
475手塚 祐弥オールドタイマーZAP10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.491 1.052 0.130139.969
527堤 優威B-MAX RACING RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.558 1.119 0.067139.894
660山部 貴則NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2
MYST KK-S2
YH2'03.684 1.245 0.126139.751
791中西 武蔵シナジーフォーススマイルマックスNRS ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.757 1.318 0.073139.669
841今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.203 1.764 0.446139.167
948天野 翼DIJONエンドレスワコーズNILLZ
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.246 1.807 0.043139.119
1036早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.647 2.208 0.401138.671
1151福田 詩久FSプロジェクト戸田10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.916 2.477 0.269138.373
121大竹 将光オートルックMASA07J
WEST 07J
YH2'06.054 3.615 1.138137.123
1335大久保 一成BeyondアルビpleiadesED
MYST KK-S
YH2'06.374 3.935 0.320136.776
1445佐藤 駿介ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'06.652 4.213 0.278136.476
1511佐藤 晋一オートルックロッキー
TOKYO R&D RD10V
YH2'08.565 6.126 1.913134.445
---- 以上予選通過 ----
-17武田 馨カタノレーシングサイエンスFZ-213
KATANO FZ-213
YH----
Tags:

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
12C1三笠 雄一美人&LTVRacing DRP
B-MAX RK01
DL1'52.514--153.625
212A1太田 達也佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋
MYST KK-ZS
DL1'52.906 0.392 0.392153.092
38C2吉田 広樹TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL1'53.089 0.575 0.183152.844
472C3金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
DL1'53.281 0.767 0.192152.585
59C4伴 貴広TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL1'53.636 1.122 0.355152.108
611A2鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL1'53.694 1.180 0.058152.031
77C5山口 大陸TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL1'53.861 1.347 0.167151.808
810C6加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1'54.521 2.007 0.660150.933
951A3加藤 正将ブライルバッテリーレーシングマーズ006
WEST 006
DL1'54.539 2.025 0.018150.909
1034C7三浦 勝CMS090NUTEC
MOONCRAFT MC090
DL1'55.198 2.684 0.659150.046
1173A4早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL1'55.735 3.221 0.537149.350
1235A5大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
DL1'55.802 3.288 0.067149.263
134C8佐々木 祐一仙台☆DayDream☆F108
ZAP F108
DL1'56.086 3.572 0.284148.898
1417C9小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL1'57.283 4.769 1.197147.378
1513C10吉田 基良B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL1'57.967 5.453 0.684146.524
1637C11長 優子B-MAX・RK01 TODA
B-MAX RK01
DL1'58.053 5.539 0.086146.417
1719A6初田 大樹スーパーウィンズ.NRT.Hレーシング
WEST 056
DL1'58.440 5.926 0.387145.939
1822A7吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL1'59.776 7.262 1.336144.311
1921A8相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL2'05.05012.536 5.274138.224
---- 以上予選通過 ----
-3C12中山 雅佳HITACHI B-MAX RK-01
B-MAX RK01
DLno time---
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S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ 決勝前日、有力ドライバーのコメント

 スーパーFJ日本一決定戦は予選・決勝を翌日に控えた6日、ツインリンクもてぎで、練習走行を3セッション行った。有力ドライバー4名に決勝に向けての意気込みを聞いた。

牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)
sfj-no1-p-makino  岡山シリーズを全戦ポールトゥウインと圧倒してチャンピオンを獲得。遠征した富士ともてぎシリーズでも3戦全勝、鈴鹿のF1サポートレースでも優勝した。今日の1,2回目の練習でもトップタイムを記録。
 「もうちょっと確認したいところはありますが、順調ですし、ここでは勝っているので問題は無いです。勝ってスカラシップが取れたら来年は現行のF4に出ます。FIA-F4にも出る予定で、ホンダのスクール(SRS-F)にも行きます」
河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)
sfj-no1-p-kono  レベルの高い鈴鹿シリーズでチャンピオンを獲得。父はRSファイン代表の河野高男氏。今日、3回の練習はすべて2位だった。
 「悪くはないんですがクリアが取れなかったりでまだ本調子は出ていません。木曜日は牧野選手がコンマ1秒速くて、昨日は自分、今日は牧野選手、あしたはぼくの番ですね(笑)。ギアトラブルがあったので直してもらって走りに集中します。F1のサポートレースでは牧野選手に負けたのでリベンジです」
橋本陸(スキルスピード/制動屋)
sfj-no1-p-hashimoto  鈴鹿シリーズで2位。S-FJマシンでもてぎを走るのは初めてだが、最後の最後の練習でついにトップに立った。
 「最初は1秒3とか離れていたのでどうなるのかと思いましたが、2日かかってもてぎの走り方がやっと分かってきました。ライバルは少ない方がいいですが、鈴鹿勢のレベルが低いと思われるのもいやですし、自分としてもてぎでも通用することを証明したいですね。このクルマを乗るのも最後なのであしたは全力で楽しみたいと思っています」
篠原拓朗(ZAPSPEED ED)
sfj-no1-p-shinohara  今シーズンのもてぎシリーズのチャンピオン。練習ではマシントラブルなどで不振だったが決勝での巻き返しを期す。
 「マシンのアンダーパネルが外れて直してもらったら1秒タイムが上がりました。セッティングの方向は定まってきてるので、あしたニュータイヤ用に詰められればと思います。ぼくが乗れてないのもあって、シリーズレースと違って毎回セッティングを変えています。トップの選手は速いですね。いろいろ対応を考えていますが、あしたは気合ですね」

 明日7日はA,Bグループに分けられ、予選と6周の決勝レースが行われる。最終レースはA,Bグループの順位で全車が参加、10周で争われ、優勝ドライバーがS-FJ日本一となる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ 三笠雄一、吉田広樹、決勝への意気込みを語る

 F4日本一決定戦を翌日に控えた6日、練習走行3日目のツインリンクもてぎで、事実上の2強対決になると思われる、三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)と吉田広樹(TAIROKU EXCEED)に決勝に向けての意気込みを聞いた。

三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)
f4-no1-p-mikasa  F4東日本シリーズで6戦中5勝を飾りチャンピオンを獲得。4回行われた本日の練習走行では1,2回目にトップタイムを記録した。
 「タイヤのロットが変わって昨日まではタイムが出なかったんですが、今日ニュータイヤを入れてタイムが出たのは予定通りです。セッティングも変えて1回目はぎりぎりですがトップを取れ、2回目はちょっとアジャストしてタイムも上がりました。タイムは2分3秒フラットでしたが2秒台は出ると思います。新しいタイヤでクルマも納得いくまで仕上がってないので、まだまだ好調とは言えないですね。エントリーリストを見て西日本の選手が出てないので、ぶっちぎりかと思ったんですが、吉田広樹さんという強敵が現れたので、わくわくしていますし、いい刺激になっています。でも勝ちたいですし、東日本チャンピオンの意地を見せたいと思います」
吉田広樹(TAIROKU EXCEED)
f4-no1-p-yoshida  今シーズンはスーパーGT、スーパー耐久に出場。2010年のF4日本一決定戦ウィナーでフォーミュラを実戦でドライブするのはそのとき以来。3,4回目の練習走行でトップタイムを記録した。
 「チームオーナーで山口大陸選手のお父さんが、来年FIA-F4が始まり選手がそちらに流れる雰囲気があるので、クルマも3台あるしこのクラスを盛り上げようと言われ出ることになりました。大陸選手のお父さんがいいクルマを用意してくれ、いい関係で走らせてもらってるし、2010年以来GTに乗ったり先輩たちに教えてもらったりして経験も積んでいるし、GTに乗ってるのにたいしたことがないと若い子に思われるのはいやなので、がんばって先輩として意地を見せなきゃと思っています。あしたですが、冷えているとフラットスポットが簡単にできるので、そこだけ気をつけて走り、ポール、優勝、優勝となればいいんですが、そうでなくても最後にトップに立てればいいと思っています」

 明日7日は予選の順位で8周のセミファイナルを行い、セミファイナルの順位で15周の決勝レースが行われ、優勝者がF4日本一のドライバーとなる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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スーパー耐久

S耐:第5戦鈴鹿 奥村浩一/梅本淳一/大野尊久のBRP★J‘S RACINGフィット3はST-5クラス3位 (J'S RACING)

  • スーパー耐久シリーズ2014 第5戦
  • 10/25・26 鈴鹿サーキット
  • ST5クラス
  • ゼッケン:99
  • 車名:BRP★J‘S RACINGフィット3
  • ドライバー:奥村浩一/梅本淳一/大野尊久
  • 決勝:クラス3位

st-r5-js-1.JPG  第5戦の鈴鹿サーキットは近年恒例となったWTCCとの併催イベント。今回のレースは予選は行われず、クラス4とクラス5のみのレースとなりました。

 チャンピオン獲得が掛かった重要な1戦です。J’S RACINGにとってホームコースとなる鈴鹿では事前テストを重ね、万全な状態で挑みました。

st-r5-js-2.jpg  以下、大野選手のレポートです。

 WTCCと併催になったスーパー耐久第5戦鈴鹿ラウンド。WTCCもフルコース開催となり、ST-4、ST-5クラスは土曜日が決勝となりました。公式フリー走行も金曜日だけ、と過密スケジュールでこなす事になりました。

 今回からGK5フィット(FIT3)のみ最低重量規制が導入され、大幅にセット変更を行いましたがうまく合わせることができました。2分31秒台が見えてきましたので、梅本選手、奥村選手にセッティングの方向性と確認を行って頂きました。

st-r5-js-3.jpg  土曜日決勝。いよいよ140分レースのスタートです。グリッドはシリーズ順位で決まるのでポールポジションからのスタート。スタートドライバーは私が担当致しました。約1時間30分のロングスティントです。

 しかしスタートでシフトミスをしてしまい、4位まで順位を下げてしまいました。すぐに#2山田選手の後方につけましたが、やはり#2の山田英二選手がレース前半、かなりのハイペースでレースをリードします。なんとか付いて行き、13周目に130Rでオーバーテイク。クラストップに踊り出ました。しかしペースは上がらずにタイヤを消耗させてしまい、5周後には抜かれてしまい2位に。さらに1時間後、#95が迫り何とか順位はキープしましたが、タイヤも使い切ってしまい30周してピットイン。

st-r5-js-4.jpg  私から奥村選手に交代。ピットアウト後には3位での走行になりました。奥村選手も安定したLAPを刻みますが、スタート時のシフトミスによるオーバーレブが影響したのかパワーが落ちているようでした。

 10周後、梅本選手にステアリングをスイッチ。安定したラップで周回を続けます。2位、#2との差は約15秒。梅本選手も必死に追い上げますが、エンジンが不調の状態でプッシュするのは危険と判断し、そのまま3位キープで走行。フィニッシュとなりました。

st-r5-js-5.jpg  今回のレースではスタートでのシフトミスが足を引っ張り、チームみんなに迷惑をかけてしまいました。2位でゴール出来ればシリーズチャンピオン確定だったのに申し訳ありませんでした。しかし、次回最終戦オートポリスでは必ずシリーズチャンピオンを奪取し、皆様に恩返しをしたいと思います。

 各スポンサー様をははじめ、梅本会長、奥村代表、チームの皆さん、関係者の皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで今回も戦う事が出来ました事を感謝致します。

 更にチーム貢献出来る様、精進致します。どうぞ宜しくお願い致します。

J'S RACING/大野 尊久
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー(決勝日/16日/日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフォトギャラリー(予選日/15日/土)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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