S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2023/12/09) A Group Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 Super FJ S-FJ日本一決定戦 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 71 | | | 迫 隆眞 | EAGLE ERS S-FJ MYST KK-S2 | 2'03.858 | - | - | 139.544 |
| 2 | 91 | | | 白崎 稜 | TAKE FIRSTスタッフリソース&QUICK羽生 MYST KK-S2 | 2'04.219 | 0.361 | 0.361 | 139.138 |
| 3 | 53 | | | 椎橋 祐介 | FG&SW NMSP 919 KKSII MYST KK-S2 | 2'04.250 | 0.392 | 0.031 | 139.103 |
| 4 | 27 | | | 豊島 里空斗 | C.S.I Racing ED MYST KK-S2 | 2'04.327 | 0.469 | 0.077 | 139.017 |
| 5 | 11 | | | 村田 悠磨 | Rn-sports制動屋Vieureka MYST KK-S2 | 2'04.373 | 0.515 | 0.046 | 138.966 |
| 6 | 1 | | | 元山 泰成 | Ecotech Racing F MYST KK-S2 | 2'04.837 | 0.979 | 0.464 | 138.449 |
| 7 | 7 | | | 渡会 太一 | FTKレヴレーシングガレージ MYST KK-S2 | 2'04.864 | 1.006 | 0.027 | 138.419 |
| 8 | 36 | | | 磐上 隼斗 | アルビ富士吟景GIA ED TOKYO R&D RD10V | 2'05.033 | 1.175 | 0.169 | 138.232 |
| 9 | 55 | | | 板倉 慎哉 | AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII MYST KK-S2 | 2'05.318 | 1.460 | 0.285 | 137.918 |
| 10 | 83 | | | 樺木 大河 | ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'05.536 | 1.678 | 0.218 | 137.678 |
| 11 | 23 | | | 宇高 希 | TAKE FIRST R&D TOKYO R&D RD10V | 2'05.558 | 1.700 | 0.022 | 137.654 |
| 12 | 17 | | | 飯田 有希 | Far East Racing・KK-SII・D-BONDS MYST KK-S2 | 2'06.637 | 2.779 | 1.079 | 136.481 |
| 13 | 21 | G | 1 | 太田 浩 | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 2'07.890 | 4.032 | 1.253 | 135.144 |
| 14 | 78 | G | 2 | 柴田 泰知 | ZAP SPEED RD10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'08.758 | 4.900 | 0.868 | 134.233 |
| 15 | 24 | | | 甲山 晴翔 | Vivalavidaでさん子10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'09.436 | 5.578 | 0.678 | 133.530 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'41.341)予選通過 ---- |
今年も年末恒例のスーパーFJ日本一決定戦が開催される。今年の会場であるモビリティリゾートもてぎには31台の精鋭がエントリー。その中には各地で行われたJAF地方選手権のチャンピオンも含まれている。今年の4人のチャンピオンに、今シーズンの振り返りと、明日から始まる日本一決定戦への意気込みを聞いた。(前日の練習走行1回目直後の談話)
- 鈴鹿/岡山シリーズチャンピオン 白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース&QUICK羽生)
-

「シリーズのチャンピオンを狙って開幕戦から頑張ってきたので、その結果としては目標達成ということで、僕がレースをしている中で一番いいシーズンになったのかなと思います。ジャパンリーグのチャンピオンも取れて、今タイトルを二つ獲得している状態なので、三つ目の日本一を取って三冠を目指したいですね。日本一決定戦も鈴鹿岡山シリーズも2023年はどっちも取っていこうと目標があったので、絶対優勝したいです。この前もてぎを2年ぶりに走って、レースは初めてで、もてぎのレース感覚は掴めているので、万全な状態でのぞむことができます。バトルは負ける気がしないので、当たらずクリーンなレースができればいいかなと思っています」
- もてぎ/SUGOシリーズチャンピオン 内田涼風(群馬トヨペット RiNoA ED)
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「今シーズンは開幕戦(第1戦未完走、第2戦4位)がちょっともったいなかったかな、というところで。あれは両方勝てたレースだと思うので、そこがなければもうちょっと(早めに)決まってたかな、という感じはあります。最後の方はまとまってきたのでよかったと思います。日本一決定戦は練習走行も今日からなのですけれど、タイムも悪くなくて、バトルも自信あるので。この間(シリーズ最終戦)はポイントのこともあったのですけれど、今回は何も気にしないで攻めていけると思うので、いける気がします」
- 筑波/富士シリーズチャンピオン 小村明生(FIRST GARAGE REAXION)
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「スーパーFJは7年ぶり、公式戦が5年ぶりだったので、不安はかなりたくさんありましたけど、開幕戦優勝したことで、自信と落ち着きを取り戻して、連勝連勝できて。途中で全勝はできなかったですけれど、チャンピオン獲得できて、いいシーズンになったかな、と思いますね。日本一決定戦は もてぎで前回レース出て(クラッシュでリタイヤ)中途半端なとこで終わっちゃったので、今回はしっかり完走した上で、優勝目指して。いい感じで練習できているので、明日明後日しっかり戦っていきたいと思います。鈴鹿勢がてごわい、白崎稜や渡会太一もいますし、富士で前2台に行かれちゃっていることもありますし。サーキット違っても速い二人なので、そこにしっかり食いついて。もてぎシリーズの面々ももちろんてごわいと思うので、彼らに負けないように、しっかり(筑波富士の)チャンピオンとして風格を保ちたいなと思います」
- オートポリスゴールドカップシリーズチャンピオン 宇高希(TAKE FIRST R&D)
-

「今年の目標はJAFの選手権でチャンピオン取ることだったので、目標達成できたのでとてもうれしいです。去年から比べて自分の運転がうまくなっているとかはないので、そこは結果にこだわって、どこ(のシリーズ)で走ろうかとか決めていたので。もてぎシリーズかオートポリスのどちらかというところで悩んでいたのですけれど、池田選手が(もてぎシリーズに)出るということで、自分はオートポリスにしました。2019年くらいに初めてオートポリス走って、2020年シリーズを最後同ポイントで、自力タイトルのチャンスあったのを逃しちゃって。チャンピオン取らないと区切り付けられないとは思っていました。日本一決定戦は正直苦しいですけれど、チャンピオンとして来ているので、少しでも意地を見せられたらと思っています。調子はまだ、2分4秒台にも入っていない状態で、昨日いろいろ試したセッティングで今日出してみたけれどうまく行かなかったので、元に戻せば4秒は入るけど、それでもトップについていけるかは苦しい感じですね。もてぎはブレーキング勝負のコースで、あまり得意ではなくて、それでも2021年に勝てたのですけれど(笑)、いかに展開に恵まれたのかな、と、相手が違って今の方がすごいレベル高いですね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA
鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー注目のコンテンツ、SF DRIVER'S 1LAP ATTACKの2回目が6日午後2時よりに三重県の鈴鹿サーキットで行われ、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録した。
午後の走行に参加するのは、朝の予選で上位10番手までに入ったドライバーだ。天候は曇り、気温7℃とは依然として低いものの、終始スリックタイヤでの走行となった。
最初に出走したのは予選10番手のジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)だ。2周のウォームアップ走行を念入りに行い、1分39秒360をマークした。
2番手は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で昨年中盤まで参戦が叶わなかったサッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)。慎重な走りで1分40秒126。今後行われる公式テストで徐々に感覚を取り戻してほしいところだ。
続いてフル参戦2年目の阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF19)。セクター1、セクター3でベストタイムを更新し、1分39秒125でこの時点でのトップに立つ。
大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はセクター2でベストを更新したが、それ以外がいまひとつ伸びず、1分39秒227でこの時点の2番手となった。
5番目に出走した宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)は全区間でベストを更新、1分37秒939を叩き出し、トップに躍り出た。
続いて国本雄資(Kid's com KCMG Elyse SF19)は1分38秒678で宮田に次ぐ2番手。
今季チームを移籍した福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)は手堅い走りで1分39秒446。
昨年圧倒的な強さでタイトルをものにした野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)は1分39秒797と今回はいま一つのタイム。
予選2番手の大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)は1分39秒342で5番手。
予選トップのルーキー佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)はバックストレートで最高速を更新するも、最後のシケインで痛恨のスピン、惜しくもノータイム。
この結果、唯一の1分37秒台を叩き出した宮田が総合トップ、午前中のアタックでトップだった山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)が総合2位、国本が総合3位となった。
全日本スーパーフォーミュラ選手権は4月9-10日に富士スピードウェイで第1戦、第2戦を行い、鈴鹿サーキットでは同24日に第3戦を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー注目のコンテンツ、SF DRIVER'S 1LAP ATTACKの1回目が3月6日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)がトップタイムを記録した。
午前10時05分より行われた1回目の走行は、予選11番手以下の10人が対象だが、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)が出走しなかったため、9台での走行となった。ドライバー2周のウォームアップを行い、1周のタイムアタックに入る。
最初に出走した松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)はピットアウト直後の1コーナーでまさかのコースオフ。スピンターンを披露してコースに復帰した。タイムは1分39秒805。
続いて出走した坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)はコース幅を目一杯使う走りで1分39秒087。
関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)は持ち前のアグレッシブな走りで1分38秒304を叩き出した。
今季ついにレギュラーシートを射止めた笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)は1分39秒507。
ベテラン大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)は1分38秒842とまずまずのタイム。
小林可夢偉(Kid's com KCMG Cayman SF19)はセクター2、セクター3と関口を上回ったが、1分38秒440とわずかに及ばず。
ルーキーの三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)はウォームアップ2周目でトラブルが出たか、そのままアタックせずにピットに戻ってしまった。
3度の年間王者に輝く山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)はセクター1、セクター2とベストタイムを更新、貫禄の走りで1分38秒128を叩き出し、この時点でのトップへ。
最後に出走した牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)は1分38秒997と惜しくも5番手に終わった。
SF DRIVER'S 1LAP ATTACK2回目の走行は午後2時より行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) ONE LAP ATTACK 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.128 | - | - | 213.040 |
| 2 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'38.304 | 0.176 | 0.176 | 212.659 |
| 3 | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'38.440 | 0.312 | 0.136 | 212.365 |
| 4 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 1'38.842 | 0.714 | 0.402 | 211.501 |
| 5 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.997 | 0.869 | 0.155 | 211.170 |
| 6 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'39.087 | 0.959 | 0.090 | 210.978 |
| 7 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'39.507 | 1.379 | 0.420 | 210.088 |
| 8 | 50 | 松下 信治 | B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 1'39.805 | 1.677 | 0.298 | 209.460 |
| 9 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'45.954 | 7.826 | 6.149 | 197.304 |
鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー注目のコンテンツ、SF DRIVER'S 1LAP ATTACKの予選が3月6日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ルーキーの佐藤蓮(Red Bull TEAM GOH G01 SF19)が総合トップタイムを記録した。
今回は全20台をA、Bの2グループに分け、各10分間の走行で午前と午後の2回に分けて行われるワンラップアタックの出走順を決定する。AB総合の上位10位以内が午後、11位以下が午前のアタックだ。
Aグループに割り当てられたのは牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)、小林可夢偉(Kid's com KCMG Cayman SF19)、大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)、平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)、ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、松下信治(BYOBUGAURA B-MAX SF19)、三宅淳詞(TEAM GOH G01 SF19)、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)。
午前9時00分より9時10分までの走行は開始早々に小雨が降り始めたこと、路面温度が低いことなどから発熱の早いレインタイヤに履き替えるドライバー、そのままピットで待機するドライバーと判断が分かれることになった。
10分経過時点でのトップは山本で1分54秒536だったが、終了間際に牧野が1分53秒605を記録、それをアレジが上回り1分51秒818でトップに立つ。
しかし結局Aグループの走行でタイムを記録したのはこの3人の他に三宅と小林のみ。
他の5名はタイム計測できないままBグループの走行となった。
Bグループの走行は午前9時15分から25分まで。コースオープン時点ですでに雨は止んでおり、レインとスリックタイヤ入り乱れての走行となった。
まずはウェットタイヤの大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が1分47秒474をマーク。続いて同じウェットタイヤの宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM’S SF19)が1分46秒685、国本雄資(Kid's com KCMG Elyse SF19)が1分46秒674を記録する。しかし路面が乾いてきたこともあり、大津はすぐにピットに戻ってスリックに履き替えた。
終盤に入ると、スリックタイヤで周回を重ねていたルーキーの佐藤蓮が1分45秒989を叩き出してトップに立った。佐藤はさらにアタックを続け、1分41秒626、1分39秒480と順調にタイムを上げて走行を終了、A、B両グループを通じてのトップで午後の1ラップアタックに臨むことになった。
2番手には終了間際に1分40秒580を記録した6大津が続き、福住仁嶺(ThreeBond Drago CORSE SF19)が1分41秒229で3番手だった。
なお、このグループ9位のサッシャ・フェネストラズ(REALISE Corporation KONDO SF19)が1分50秒669。 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL SF19)はタイム計測できなかったため、Aグループトップのアレジは総合で10番手となり、Aグループの2位以下は全員午前のアタックに回ることになった。
SF DRIVER'S 1LAP ATTACK、11番手以下の走行は午前10時05分、トップ10の走行は午後2時より行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsprts Forum
■Aグループ
60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) A Group Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'51.818 | - | - | 186.957 |
| 2 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'53.605 | 1.787 | 1.787 | 184.017 |
| 3 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'54.536 | 2.718 | 0.931 | 182.521 |
| 4 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'59.463 | 7.645 | 4.927 | 174.993 |
| 5 | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG TOYOTA TRD 01F | 2'01.226 | 9.408 | 1.763 | 172.448 |
| - | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | no time | - | - | - |
| - | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | no time | - | - | - |
| - | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | no time | - | - | - |
| - | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | no time | - | - | - |
| - | 50 | 松下 信治 | B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | no time | - | - | - |
■Bグループ
60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/06) B Group Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 53 | 佐藤 蓮 | TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'39.480 | - | - | 210.145 |
| 2 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'40.580 | 1.100 | 1.100 | 207.846 |
| 3 | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'41.229 | 1.749 | 0.649 | 206.514 |
| 4 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'41.996 | 2.516 | 0.767 | 204.961 |
| 5 | 18 | 国本 雄資 | KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'46.674 | 7.194 | 4.678 | 195.973 |
| 6 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'46.685 | 7.205 | 0.011 | 195.953 |
| 7 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'46.697 | 7.217 | 0.012 | 195.931 |
| 8 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'48.080 | 8.600 | 1.383 | 193.423 |
| 9 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'50.669 | 11.189 | 2.589 | 188.898 |
| - | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | no time | - | - | - |
60周年記念ファン感謝デー -RIJ- (2022/03/05) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2022 SUPER FORMULA 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 大津 弘樹 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.197 | - | - | 215.081 |
| 2 | 65 | 大湯 都史樹 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.626 | 0.429 | 0.429 | 214.136 |
| 3 | 1 | 野尻 智紀 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'37.806 | 0.609 | 0.180 | 213.741 |
| 4 | 37 | 宮田 莉朋 | Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'37.852 | 0.655 | 0.046 | 213.641 |
| 5 | 19 | 関口 雄飛 | carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'38.166 | 0.969 | 0.314 | 212.958 |
| 6 | 53 | 佐藤 蓮 | TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'38.268 | 1.071 | 0.102 | 212.737 |
| 7 | 20 | 平川 亮 | carenex TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'38.286 | 1.089 | 0.018 | 212.698 |
| 8 | 15 | 笹原 右京 | TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'38.519 | 1.322 | 0.233 | 212.195 |
| 9 | 50 | 松下 信治 | B-MAX Racing Team Honda M-TEC HR-417E | 1'38.557 | 1.360 | 0.038 | 212.113 |
| 10 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.583 | 1.386 | 0.026 | 212.057 |
| 11 | 55 | 三宅 淳詞 | TEAM GOH Honda M-TEC HR-417E | 1'38.723 | 1.526 | 0.140 | 211.756 |
| 12 | 12 | 福住 仁嶺 | ThreeBond Drago CORSE Honda M-TEC HR-417E | 1'38.767 | 1.570 | 0.044 | 211.662 |
| 13 | 39 | 阪口 晴南 | P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'38.855 | 1.658 | 0.088 | 211.473 |
| 14 | 36 | ジュリアーノ・アレジ | Kuo VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'38.857 | 1.660 | 0.002 | 211.469 |
| 15 | 4 | サッシャ・フェネストラズ | KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'39.031 | 1.834 | 0.174 | 211.098 |
| 16 | 38 | 坪井 翔 | P.MU/CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'39.170 | 1.973 | 0.139 | 210.802 |
| 17 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 1'39.188 | 1.991 | 0.018 | 210.763 |
| 18 | 18 | 国本 雄資 | KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'39.539 | 2.342 | 0.351 | 210.020 |
| 19 | 64 | 山本 尚貴 | TCS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'55.432 | 18.235 | 15.893 | 181.104 |
| - | 7 | 小林 可夢偉 | KCMG TOYOTA TRD 01F | no time | - | - | - |

2019年のスーパーFJの総決算、日本一決定戦が三重県鈴鹿サーキットで開催された。今年限りで活動終了するル・ボーセモータースポーツにとっては最後のレースとなるこの戦いに、もてぎシリーズのチャンピオン62号車岩澤優吾、2位の63号車伊東黎明、6位の64号車岸本尚将の3名を擁して挑んだ。
各地区の上位選手を相手にアウェイとなる鈴鹿で迎えるチーム最後の戦い。坪松代表は普段通りの気持ちで戦う事で各選手が本来の実力を発揮する事を期待していると言った。

●予選日(12月7日)
スーパーFJ日本一決定戦は、出場47台を24台のAグループと23台のBグループに分け、それぞれ予選20分間~レース第1レグをグループ別に実施、第1レグの結果で決勝のグリッドが決定される。
<予選Aグループ>
午前8時開始の予選では早朝から冷え込んだコースの路面温度はかなり低く、#62伊東、#64岸本共に開始直後からコースイン、各車ウォームアップの為に激しくウェービングをくり返す。その中で伊東は他車と交錯してコースアウトしそうになりピットに緊張が走るが立て直して事なきを得る。
ピットでは「落ち着いて行け」という声が上がる中2周目は11番手、そこからペースを上げ、3周目にタイミングモニターの先頭に出ると、以降毎ラップタイムを削り続け最後までトップを譲らず、最終9周めに2分14秒328と2位#38岡本を0.648秒も引き離すタイムを叩き出し第1レグのポールポジションを獲得した。
岸本は3周目に14番手につけると徐々にタイムアップするが周囲も同様にタイムを縮めていく中で順位は中段で推移する。それでも最終周に2分16秒609のベストタイムを出し12位までポジションアップした。
<予選Bグループ>
Aグループより気温は上がったが引き続き路面温度は低いままで、各車タイヤの発動に苦労する状況。#63岩澤も同様でコースイン直後にデグナーでコースアウトし最後尾で復帰、そこから徐々にペースを取り戻していく。
残り11分の段階で6番手まで進出し上位陣のタイムアップにも追随していくものの、順位アップには至らず最終9周目の2分16秒508で7位に終わった。
BグループトップはSRSスカラシップを獲得した#11岩佐で2分14秒712。
予選後コメント
- Aグループトップタイムの#62伊東黎明選手
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「夏にここで練習した際にはあまり良いタイムが出せなかったが、今日は狙い通りのタイムが出せた。チームの最後のレースでもあり集大成として良い結果を出し恩返ししたい」
- 坪松代表
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・予選結果について
「伊東は鈴鹿でのレースが初めてだが、昨日の練習走行で見えていた目標タイムをきちんと出せた。Aグループには速い選手が集まっていただけに、その中で2位に大差をつけてポールを取った事は非常に価値がある」
「岸本は今日の予選で初めてニュータイヤを使ったので慣れの部分でハンデがあったが、ミスなく徐々にタイムを上げて行けた点を評価したい」
「岩澤はデグナーで飛び出したがその後落ち着いて問題なくタイムアップを果たした。ただ昨日の練習では伊東とコンマ5秒差だったものがそこまで詰められなかった点について見直しが必要だ」
・レース1に向けて
「マシンについて問題はないので、午後の温度に合わせてタイヤの内圧をきちんと管理し、ベストな状態で送り出す。僅か6周のスプリントレースだがきちんと戦い方を組み立てて挑む」

<第1レグAグループ 6LAP>
午後になっても曇天で気温はあまり上がらず14時50分に第1レグAグループのフォーメーション開始。グリッドで受けた坪松代表からのアドバイスが奏功したか伊東はスタートダッシュよくトップで第1コーナーへ飛び込み首位をキープ。その時ル・ボーセのピットではモニターを凝視していたクルーから「よし!」と声がかかる。
一方岸本はスタートの混戦の中でコースアウト、クラッシュバリアに接触したが大きなダメージはなくレース復帰、最下位から追い上げを開始する。
伊東はそのままトップを維持、序盤から上位3台がファステストタイムを出し合いながら逃げる展開。途中4周目に伊東がミスするシーンもあり2位#38岡本に追い上げられたがそのままトップを守り0.573秒差で1レグ優勝を飾った。
岸本は最下位から徐々に順位を挽回し19位フィニッシュ。
- 坪松代表
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「伊東はスタートよく抜け出し逃げ切ったが、途中何か所かミスがあり盤石とは言えなかった」
<第1レグBグループ 6LAP>
15時30分にフォーメーション開始したBグループ、7番クリッドの岩澤に坪松代表が与えたアドバイスは「とにかく早くタイヤに熱を入れてグリップを引き出しスタートダッシュを決めて、序盤から追い上げろ」というものだった。
岩澤はアドバイス通りスタートダッシュを決め1コーナーで6位に上がり、西コースで更に5位までポジションアップし1周目を終える。
トップグループから2.5秒~3.5秒の差で追い上げる岩澤は5周目のバックストレートで4位#18西村に追いつき130Rでインを差し、そのままシケインから最終コーナーまでサイド・バイ・サイドを繰り広げ、ピットでは「行けー!」と声が上がる。その声に乗って岩澤はファイナルラップの1コーナーでオーバーテイク、4位に上がりそのままフィニッシュ。
- 坪松代表
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「岩澤は戦略通りスタートダッシュを決めて2台を抜き、しっかりレースを組み立てて終盤にも順位を上げた。バトルに強い彼の良さが出たレースだった」

●決勝日(12月8日)
前日とは打って変わって快晴となり、朝の気温は低いものの、スーパーFJ日本一決定戦が行われる午後には気温の上昇が予報されている。
ル・ボーセのピットでは3台のマシンに入念な点検が施されている。前日の第1レグでバリアに接触した#64号車については遅くまでかけてアライメントの再確認を実施。また#63号車は#62号車との間のタイム差をかんがみセッティングの調整を施したという。
- 坪松代表
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「昨日と比べて気温がかなり高くなるので、タイヤの内圧を調整する必要がある。気温が低い方がドライバーの腕の差が出るのでウチとしては寒い方が有難かったがこればかりは仕方ない。気温が上がると混戦になるので序盤の戦い方がカギになる。1周目がドライバーの見せ場だ」
・タイヤの内圧管理について
「タイヤの内圧管理はマシンの性能に直結するのでウチは特にシビアに管理している。序盤終盤という合わせ込みでなくレース全体を通じて良いコンディションでタイヤを使い切る様な内圧管理を行っている」
・レースの展望
「選手は皆リラックスして良い雰囲気でレースに臨める。伊東はポールポジションンから一気にダッシュして逃げ切る展開を期待するし、岩澤には追い上げて欲しい。各ドライバーはこのレースで結果を出して自分たちの立ち位置をしっかり見出す事ができれば、今後の活動の助けになるだろう」
・ル・ボーセの番号「62」の由来について
「唯一無二、から取った番号で会社設立の時から使っている。今後レースの世界を離れてもル・ボーセの名前は使い続けたい」
<決勝 10LAP>
快晴の鈴鹿サーキットに47台のスーパーFJが整列する。ル・ボーセの最後のレースとなるがクルーもドライバーも粛々と準備を行い、坪松代表が言う「普段通りのレースをする」姿がクリッド上にあった。
前日の第1レグの結果から、優勝タイムの早かったAグループがグリッド奇数列となりA組トップの#62伊東がポールポジション、B組4位の#63岩澤が4列目8番グリッド、A組19位の#64岸本が19列目37番グリッドからのスタートとなる。
フォーメーションラップ開始前、坪松代表はグリッド上の各マシンの元に行きひと言二言言葉を交わすとがっちりと握手しレースに送り出した。
13時35分フォーメーション開始、クルーがピットに戻りモニターを見守る中、ポールスタートの伊東のスタートは蹴り出しがやや弱く、一気に4番手までドロップする。坪松代表が身じろぎもせず戦況を見つめる中、伊東を含むトップグループがストレートに戻る頃に130Rで中団グループの3台が絡むマルチクラッシュが発生。早々にセーフティカーランとなり、更に赤旗が提示されレース中断。ストレートに整列後再開になるが、この際になんとトップだった#38岡本がトラブルでグリッドまで戻れずにリタイヤ。2位以降が順位を繰り上げる事になる。
これで伊東は3番手、岩澤は8番手、混乱に乗じて順位を上げていた岸本が32位からレース再開となる。
赤旗中段明けは5周目からSC先導によるローリングスタート。ル・ボーセの各ドライバーはあまりローリングスタートの経験がないそうで、再スタートに向けてピットでは緊張が高まる。
SCランが130Rへと差し掛かる辺りでトップ#11岩佐はペースを上げ後方集団を離しにかかるが、2位の#59元嶋はこれに対応できず遅れを取り、伊東が元嶋に引っ掛かる恰好になりピットではクルーが声を上げる。ギャップを拡げてトップ岩佐がコントロールラインを通過し、追う伊東は2位元嶋に並びかけて1コーナーへと飛び込みオーバーテイクが成功したかに見えたが、2コーナーでスピンからコースアウト! 順位を12位まで落とした。
混戦に強い岩澤は順位をひとつ上げて7位で5周目を終えトップとは6秒差につけるが上位グループの壁に阻まれこれ以上のポジションアップはできず。一方伊東は徐々に順位を上げ、6周目10位、7周目9位、8周目8位と挽回し岩澤の背後まで迫ったが10周のレースはここでフィニッシュ。
岩澤7位、伊東8位、岸本は37番グリッドから26位まで順位を上げ、ル・ボーセの最後のレースは終わった。
<レース後>
- フィニッシュ直後の坪松代表
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「これもレースのうちです。レースでは数多くの負けと数少ない勝ちを経験している。今日のレースもそんな一つです。今日は負けましたが今年一年を振り返ればスーパーFJはもてぎで4勝し、S耐でも2勝を上げる事ができた。みんな頑張って、悪い年ではなかったと思う」
「今までシーズンを終えればすぐ次のシーズンに向けて活動を開始した訳だが、今回は自分は来年を考えなくてもいいので気持ちは楽だ。自分自身はレース界での仕事をやり切ったという思いで今は何も未練はない」
・リスタート後の伊東選手のスピンについて
「2番手の選手がSCランからのローリングスタートに不慣れだったのか、トップを追うよりより後ろの伊東を押さえる事ばかり意識していたように見える。その為トップは130R前から加速を始めたのについて行けなかった。伊東は早く2番手を仕留めないとトップが離れてしまうので、ストレートで仕掛けて相手がアウトに振る様に仕向けて自分はインを取って1コーナーで前に出たが2コーナーで回ってしまった。焦りがあったのだと思う」
車両保管所からドライバーが戻ってくると、伊東も岩澤も押し黙り、悔しさを隠し切れない様子だった。その彼らに坪松代表はひと言だけ「来年がんばれ」と声をかけた。
「終わったレースについて何も言う事はない。彼らには、この悔しさを自分たちの成長の糧にして来年取り返して欲しい」
こうして数々の有力選手を輩出したル・ボーセモータースポーツの31年の活動は終わりを告げた。坪松代表は最後にこう付け加えた。
「でも勝ちたかったなぁ。日本一取りたかった」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Motorsports Forum
ル・ボーセモータースポーツが参戦するカテゴリーのひとつであり、原点でもあるスーパーFJの日本一決定戦が12月7日(土)~8日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。ドライバー3人にとっては今季集大成のレースであり、またチームにとっては正真正銘、これがラストレース。全力を尽くしての戦いが大いに期待された。
予選 12月7日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎで隔年開催される、スーパーFJ日本一決定戦の今年の舞台は鈴鹿サーキット。ドライバーの明日をも決める一戦に挑んだのは、もてぎシリーズを戦っていた、チャンピオンの岩澤優吾と伊東黎明、岸本尚将の3人。事前にもテストは行なっていたが、レースウィークの練習走行は金曜日に20分の走行枠が2本だけという、アウエイのドライバーには極めて不利な状況の中、一際光る走りを見せていたのが伊東。
一躍、優勝候補のひとりに数えられるようになった伊東は、2グループに分けられた予選においてAグループで早々とトップに立って、周回ごとにタイムを更新し続け、最後は2分14秒328をマーク。並み居るチャンピオンたちを従えポールポジションを獲得。そして岸本は2分16秒609で12番手。Bグループで走行の岩澤は途中伸び悩んだものの、ラストアタックを決めて2分16秒508を記録してグループ7番手につけた。
第1レグ 12月7日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
Aグループのポールポジションから第1レグに挑んだ伊東は、しっかりスタートを決めてオープニングの1周だけで後続を1秒離して戻ってくる。終盤には一台の急接近を許すも、プレッシャーに屈することなく逃げ切りを果たすこととなった。
一方、岸本は1周目の130Rで並走した車両がコントロールを失い、接触は回避したものの、ほぼ最後尾まで後退してしまう。それでも20番手にまで挽回し、さらに上位のペナルティで19位となった。
Bグループ7番手から岩澤は、スタートでまず1台を、そしてヘアピンで1台をかわして、早々に5番手にジャンプアップ。その後も激しくバトルを重ね、最終ラップの1コーナーでオーバーテイクを果たして4位でフィニッシュすることとなった。なお、アベレージではAグループトップの伊東がBグループのトップを上回ったため、伊東が決勝となるファイナルのポールポジションを獲得し、岩澤は4列目・8番手から、そして岸本は19列目・37番手からのスタートとなった。
ファイナル 12月8日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
それまでどんよりとした天気、低い温度の中での走行だったレースウィークながら、ファイナルの行われる日曜日は、一転してさわやかな青空に恵まれることとなった。スーパーFJ日本一決定戦史上最多となる、47台ものマシンを並べたグリッドは、まさに壮観の一言。その最前列につけたのはル・ボーセモータースポーツのエースナンバー62、ラストレースを締めるには最高のシチュエーションになっていた。
注目のスタートで伊東は、4番手に後退してしまったものの、オープニングラップのバックストレート、130Rでクラッシュが発生したこともあり、SCが入った後、赤旗が出されてレースは中断。再開されてSC先導からのリスタートを決めた伊東は、1コーナーで一気に2番手に浮上した。ところが、続く2コーナーでオーバースピードとなり痛恨のスピンを喫して12番手に。
一方、岩澤はまずはポジションキープからレースを開始し、その後の伊東の後退もあって、バトルを繰り返しつつ7番手につける。そこに迫ってきたのが伊東だった。周回を重ねるごと順位を上げてきた伊東は、9周目には8番手につけ、最終ラップは岩澤の真後ろに。逆転するまでには至らなかったが、ポールシッターとしての意地を見せつけ、伊東は8位、岩澤が7位という結果でレースを終えることとなった。
そして岸本はオープニングラップのうちに5ポジションアップを果たし、その後も1台また1台と攻略し続けていき、最後は26位でゴール。11台抜きとあってジャンプアップ賞の期待もかかったが、それにはあと一歩及ばなかった。
これにて2019年のレースは、すべて終了。そしてル・ボーセモータースポーツとして、31年間に及んだレース活動にも幕が閉じられることとなった。残念ながら有終の美を飾ることはできなかったものの、全力を尽くせたことで悔いはない。ドライバー3人はいずれも活動継続を望んでおり、新天地でのより一層の活躍を期待したい。
- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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今シーズン茂木で戦ってきた3人がアウエイの地でどこまで通用するか楽しみであった。その中でも伊東と岩澤は少ない練習走行でも順調な滑り出しで地元勢を圧倒する走りをみせてくれた。岸本もほぼぶっつけ本番のレースウィークだったが苦しみながらも徐々にタイムをあげてくれた。その中でも伊東は練習、予選、第1レグまでは全てトップという状況だったが、最後のワンミスに泣かされた。将来のある3人には、これからも切磋琢磨して成長していって欲しい。これでル・ボーセモータースポーツの全レースが終了しました。31年間どうもありがとうございました。
- Driver 伊東黎明(Reimei Ito)COMMENT
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第1レグまでは完璧でした。カート時代から寒い時期が、特にタイヤが十分に温まっていない時の速さには自信がありました。なのにファイナルはスタートでタイヤが食ってしまい出遅れて、その後の赤旗からのリスタート後は、うまく決めたと思った直後にスピンしてしまいました。その後、気持ちを切り替えて、できる限り順位を上げようと。最後にチームメイト同士のバトルには勝ちたかったのですが、あと一歩及びませんでした。来年は何かしらのカテゴリーで、目標はFIA-F4ですけど、出たらしっかり頑張りたいと思います。
- Driver 岩澤優吾(Yugo Iwasawa)COMMENT
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第1レグ、ファイナルとも順位を上げることはできたのですが、レースウィークの初めからリズムに乗りきれず、ペースも上がらなかったという印象です。バランスが悪くて苦しんでいたのですが、そこを少し気にし過ぎていたのは、僕のメンタルの弱さだと思います。全体的に振り返ると、自信を持ってレースウィークに臨めなかったことがダメだった理由でした。今年はもてぎでチャンピオンが獲れたからには、来年はFIA-F4に上がりたいので、このオフ、しっかり頑張ろうと思います。
- Driver 岸本尚将(Naomasa Kishimoto)COMMENT
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第1レグで大きく順位を落としてしまったので、ファイナルは前しか見ずに走ったのですけど、1周目は絶対クラッシュがあると思っていたので、あまり無理をせず。やはりクラッシュあって、それで順位を上げられて。SCで再スタート後は攻めていって、ヘアピンが僕は速かったので、スプーンで何度も抜くことができました。ただ、最初に攻め過ぎたせいでリヤタイヤが厳しくなって、もうちょっと考えて走れば、もっと行けたように思います。来年はもう一度スーパーFJを、出られるならば鈴鹿で戦ってみたいと思います。
Le Beausset Motorsprots
F4日本一決定戦は8日、鈴鹿サーキットでファイナルレースを行い、ポールポジションからスタートした太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS)が一度もトップを譲ることなく10周・20分47秒927で優勝した。
日本一決勝は、前レースで赤旗中断があったため予定より28分遅れの回りも暗くなりつつある午後4時3分にフォーメーションラップが始まった。
ポールポジションの太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS)は「スタートしか考えていなかった。JAF-F4で初めてスタートが成功した」と本人も驚くスタートを決め、トップで1コーナーに進入。以下グリッド順通りに2位・大草りき(佐藤製作所★ミスト)、3位・佐藤蓮(MARUSAN★ミスト)、4位・三宅淳詞(佐藤製作所★ミスト★KK-ZS)、5位・早坂公希(CMS☆99☆Renault)と続き、6位には9番グリッドからジャンプアップした河野靖喜(RISING)が上がってきた。
3周目にはシケインで3位を走る佐藤が、大草のインに飛び込み前に出るが、大草も佐藤に食らいつき、4周目の1コーナーから2コーナーにかけて2台は併走。しかしS字の入口で佐藤が大草を抜き去りこの争いに決着を付けた。
この間トップを走る太田は盤石。4周目には2位に上がった佐藤との差を2秒とすると「終盤にセットアップを合わせていた」とさらに差を広げ、最終ラップにはこのレースのファステストラップをたたき出してこのまま優勝。日本一の栄冠を手にした。
2位には佐藤が、3位には大草が入った。4位には大きく遅れて三宅が、5位には早坂が、6位には小松響(Rn-sports・195・KK-ZS)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
スーパーFJ日本一決定戦は8日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝を行い、2番グリッドからスタートした岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)が、10周・39分4秒643で優勝、日本一の栄冠を手にした。
日本一決定戦は午後1時35分、フォーメーションラップが始まった。快晴の鈴鹿は路面温度も22度まで上がり、これが堅いタイヤを供給されたドライバーのハンディを消し、レース展開に影響を与えることとなる。
スタートでは、ポールポジションの伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)と2番グリッドの岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)の動き出しが鈍く、この2人のアウトから好スタートを切った3番グリッドの岡本大地(SACCESS Racing KKS-Ⅱ)が一気にトップに躍り出た。2位には岩佐が付け、3位には伊東をパスした4番グリッドの元嶋成弥(NAVY AUTO.MYST.KKS-Ⅱ.制動屋)が上がる。4位は伊東で5位には入山翔(giddy up KKS2 yamasyo)が、6位には中村賢明(M2 inoki KK-SⅡ)が続く。
岡本はペースも良く、2位以下を1秒ほど引き離し1周目のコントロールラインに戻ってくるが、その後方では中段グループの3台が130R立ち上がりでコースアウト。早々にセーフティーカー(SC)が導入された。
SCはやがて赤旗に切り替えられ、各マシンがグリッドに向かうが、なんとトップを走る岡本のマシンに燃料ポンプトラブルが発生。バックストレッチでマシンを止めることとなった。岡本が消えたグリッドに、トップ・岩佐、2位・元嶋、3位・伊東、4位・澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)、5位・入山、6位・中村の順で整列し、SC先導によるローリングラップが始まった。
SCは1周を回ってピットに入り、5周目からレースが再開されると、岩佐は絶妙のリスタートを決め2位以下を大きく離してストレートを通過。3位の伊東は2位の元嶋を1コーナーでパスしようとするが、いきおい余って2コーナでスピン、大きく順位を落とした。
ここから鈴鹿シリーズでは見慣れた、トップ・岩佐と元嶋をパスしてきた澤との対決が始まる。セットを外して万全でない岩佐に澤が2秒弱あった差を徐々に詰め始める。
7周目には岩佐と澤の差が1秒を切ると、8周目には一気にテールトゥノーズとなる。攻める澤、巧にブロックする岩佐。2人の息詰まる争いは、最終ラップに突入。澤はついに岩佐をスプーンカーブでとらえ、立ち上がりで岩佐の前に出ることに成功。2人はもつれるように130Rに差し掛かるが、ここではイエローフラッグが振られており、パスできず。しかも澤の後ろで岩佐のダウンフォースが抜け、差は広がった。
澤は「しかけてこないと思って油断した」と後に涙ながらに語ったが、インを締めずにシケインに進入。岩佐は「ここしか無いと思ってマシンを信じた」と澤のインに飛び込みフルブレーキング。2台は併走しながらついに岩佐が澤の前に出た。
岩佐はこのままシケインを立ち上がり優勝。強引な仕掛けにも「澤くんがフェアな戦いで一車身のスペースを残してくれた」とレース後、フェアプレイの澤への感謝も口にし、念願の日本一の栄冠を手中にした。悔しい結果となった澤は2位、レース後の表彰式でも涙が止らなかった。
リスタート後、4位に付けていた入山は6周目の1コーナーで元嶋をパスして3位に上がると、その後も元嶋と中村、3台のバトルを制してこのままの順位でゴールした。
4位には元嶋、5位には中村、6位には吉元陵(安藤商会オートパンサーNEO鹿児島)が入った。
優勝した岩佐は、今年の鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)のスカラシップも獲得しており、来季はホンダのエースとしてFIA-F4への参戦が内定。2位の澤も同レースへのステップアップがうわさされており、2人の争いはFIA-F4を舞台として再び見られそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
F4日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/08) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2019 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 35 | | | 太田 格之進 | 高宮商事☆ミスト・KKZS MYST KK-ZS | 10 | 20'47.927 |
| 2 | 5 | | | 佐藤 蓮 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 10 | 3.005 |
| 3 | 2 | | | 大草 りき | 佐藤製作所★ミスト MYST KK-ZS | 10 | 4.961 |
| 4 | 12 | | | 三宅 淳詞 | 佐藤製作所★ミスト★KK-ZS MYST KK-ZS | 10 | 13.000 |
| 5 | 99 | | | 早坂 公希 | CMS☆99☆Renault TATUUS Renault | 10 | 26.059 |
| 6 | 11 | | | 小松 響 | Rn-sports・195・KK-ZS MYST KK-ZS | 10 | 26.756 |
| 7 | 10 | | | 細田 輝龍 | NAVY AUTO B-MAX RK-01 | 10 | 39.408 |
| 8 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工MT・MP・リッヂ MOONCRAFT MC090 | 10 | 41.602 |
| 9 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファーストF108☆C72☆制動屋 ZAP F108 | 10 | 43.091 |
| 10 | 56 | | | 河野 靖喜 | RISING TATUUS Formula Renault | 10 | 54.236 |
| 11 | 18 | | | 飯嶋 郁陽 | RT ISSCエムエムエイト茶畑 B-MAX RK-01 | 10 | 55.472 |
| 12 | 34 | | | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 10 | 1'01.298 |
| 13 | 46 | H | 1 | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT・MP・リッヂ WEST 096 | 10 | 1'08.648 |
| 14 | 29 | H | 2 | 今田 信宏 | J-MS・ZERO RACING WEST 006 | 10 | 1'08.794 |
| 15 | 27 | H | 3 | 柴田 隆之介 | ルコム/ビスカイーグルスポーツ006 WEST 006 | 10 | 1'09.023 |
| 16 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | 10 | 1'09.539 |
| 17 | 8 | | | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | 10 | 1'13.075 |
| 18 | 26 | H | 4 | 内村 浩二 | KRac WINMAX 056 WEST 056 | 9 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7Laps)---- |
| - | 77 | | | 久保 宣夫 | セレクトジャパン*MYST*制動屋 MYST KK-A | 1 | 9Laps |
| - | 72 | | | 猪爪 杏奈 | チームNATS・正義・001 NATS 001 | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.35 太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS) 2'04.105 (10/10) 168.45km/h
S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/08) Final Race Weather: Fine Course: Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 103 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 10 | 39'04.643 |
| 2 | 56 | 澤 龍之介 | TPS・KK-SⅡ・制動屋 MYST KK-S2 | 10 | 0.703 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKS2 yamasyo MYST KK-S2 | 10 | 1.793 |
| 4 | 59 | 元嶋 成弥 | NAVY AUTO.MYST.KKS-Ⅱ.制動屋 MYST KK-S2 | 10 | 2.216 |
| 5 | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 2.640 |
| 6 | 26 | 吉元 陵 | 安藤商会オートパンサーNEO鹿児島 MYST KK-S2 | 10 | 7.111 |
| 7 | 63 | 岩澤 優吾 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 10 | 9.795 |
| 8 | 62 | 伊東 黎明 | ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC TOKYO R&D RD10V | 10 | 10.601 |
| 9 | 69 | 佐藤 巧望 | Leplix Sport☆kks-Ⅱ MYST KK-S2 | 10 | 10.781 |
| 10 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆MYST☆ED MYST KK-S2 | 10 | 12.463 |
| 11 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 13.456 |
| 12 | 2 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 10 | 14.515 |
| 13 | 8 | 普勝 崚 | FTK・レヴKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 10 | 17.233 |
| 14 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 10 | 17.389 |
| 15 | 15 | 上野 大哲 | MSTユーシンJMCイーグルスポーツ MYST KK-S | 10 | 20.944 |
| 16 | 68 | Lee Chang uk | team korea with leprix MYST KK-S2 | 10 | 21.285 |
| 17 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 23.413 |
| 18 | 88 | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 10 | 25.054 |
| 19 | 61 | 大草 りく | KK-SⅡ・制動屋・MYST MYST KK-S2 | 10 | 26.064 |
| 20 | 50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 27.055 |
| 21 | 16 | Lee Chan Joon | M2 KK-S2Ⅱ Seidoya MYST KK-S2 | 10 | 27.250 |
| 22 | 36 | 小村方 喜章 | アルビRT玉三郎GIA湯田上ED10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 32.409 |
| 23 | 79 | 里見 乃亜 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 10 | 33.595 |
| 24 | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 34.631 |
| 25 | 21 | HIROSHI OHTA | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 10 | 39.648 |
| 26 | 64 | 岸本 尚将 | ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC MYST KK-S | 10 | 44.935 |
| 27 | 19 | 浜久保 太一 | KK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 46.408 |
| 28 | 44 | 篠田 義仁 | イワモトレーシング/制動屋/SJ MYST KK-S2 | 10 | 37.263 |
| 29 | 37 | 森 准平 | アルビMAKEWINNER GIAED TOKYO R&D RD10V | 10 | 47.702 |
| 30 | 60 | 益田 富雄 | KMTS.R.T ネイビーオートKKS-II MYST KK-S2 | 10 | 48.126 |
| 31 | 17 | 道野 高志 | 道野眼科RACING 10V skill TOKYO R&D RD10V | 10 | 48.785 |
| 32 | 6 | 藤原 大輝 | ACE LINES137レヴ MYST KK-S2 | 10 | 52.030 |
| 33 | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 10 | 53.026 |
| 34 | 25 | 濱野 隆一 | HTWスキルスピードRD10V TOKYO R&D RD10V | 10 | 58.281 |
| 35 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SⅡ MYST KK-S2 | 10 | 1'03.592 |
| 36 | 5 | 早川 和樹 | ABBEY Racing KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 10 | 1'04.643 |
| 37 | 35 | 山陰 一 | アルビビヨンドGIA大槌ED MYST KK-S2 | 10 | 1'09.979 |
| 38 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 10 | 1'27.815 |
| 39 | 13 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 10 | 1'28.012 |
| 40 | 28 | 依田 学嗣 | WEST07J WEST 07J | 10 | 2'00.484 |
| 41 | 30 | 木下 藍斗 | マルQ.ガレ茶.ED.10V TOKYO R&D RD10V | 8 | 2Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7Laps)完走 ---- |
| - | 58 | 村松 日向子 | Rn-Sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 7 | 3Laps |
| - | 38 | 岡本 大地 | SACCESS Racing KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2 | 8Laps |
| - | 10 | 鶴田 哲平 | LAPS A-ONE KK-S2 MYST KK-S2 | 0 | 10Laps |
| - | 3 | 兒島 弘訓 | KRS 07J WEST 07J | 0 | 10Laps |
| - | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 0 | 10Laps |
| - | *39 | 高橋 武秀 | SAKOイーグル MYST KK-S2 | | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.56 澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋) 2'14.833 (8/10) 155.05km/h
- CarNo.39は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第10章第55条~1(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.39は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第15章第73条~3(罰則の不履行)により、失格とした。
F4日本一決定戦は8日、鈴鹿サーキットでセミファイナルを行い、太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS)が8周・19分8秒127で優勝した。
決勝日の鈴鹿は朝から晴れわたった。日差しがあるため昨日より気温も上がり気味。本日最初のレースで赤旗中断があったため、予定より10分遅れの午前9時20分よりフォーメーションラップが始まった。
好スタートを切ったのは予選2位の大草りき(佐藤製作所★ミスト)で、動き出しが鈍かったポールシッター・太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS)の横をすり抜けトップで1コーナーに向かう。3位には予選4位から佐藤蓮(MARUSAN★ミスト)が上がり、予選3位の鈴木智之(テイクファーストF108☆C72☆制動屋)は4位に後退。5位に予選順位のまま三宅淳詞(佐藤製作所★ミスト★KK-ZS)が続く。
トップに立った大草は、2位太田とのギャップを広げながらヘアピンを立ち上がるが、その後方では今シーズンJAF-F4チャンピオンの徳升広平(フジタ薬局アポロ電工MT・MP・リッヂ)がデグナーでクラッシュ。早くもセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。
レースは4周目から再開。序盤で築いたリードで逃げ切る戦略だった大草のもくろみは水泡に帰し、背後には太田と佐藤が迫る。
大草は太田につけいる隙を与えずレースは進行するが、7周目のシケインではシフトがロックし姿勢を乱す。この大草のミスを太田は見逃さず、立ち上がりの鈍った大草に1コーナーで並びかけ、アウトから前に出ることに成功した。
トップに立った太田はこのまま8周を走ってトップでゴール。2位に落ちた大草は佐藤にも攻められるが、これをしのいで2位でフィニッシュ。3位には佐藤が入った。
4位を走っていた鈴木は、SC解除後のシケインで三宅と予選9位からジャンプアップしてきた早坂公希(CMS☆99☆Renault)の2人に立て続けにパスされ6位に落ちる。
結局4位には三宅が、5位には早坂が、6位には鈴木が入った。
ファイナルレースはこのレースの結果をグリッドとして、本日の最終レースとなる午後3時35分より10周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
F4日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/08) Semi Final Race Weather: Fine Course: Dry
2019 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 35 | | | 太田 格之進 | 高宮商事☆ミスト・KKZS MYST KK-ZS | 8 | 19'08.127 |
| 2 | 2 | | | 大草 りき | 佐藤製作所★ミスト MYST KK-ZS | 8 | 1.782 |
| 3 | 5 | | | 佐藤 蓮 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 8 | 2.163 |
| 4 | 12 | | | 三宅 淳詞 | 佐藤製作所★ミスト★KK-ZS MYST KK-ZS | 8 | 8.164 |
| 5 | 99 | | | 早坂 公希 | CMS☆99☆Renault TATUUS Renault | 8 | 13.474 |
| 6 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファーストF108☆C72☆制動屋 ZAP F108 | 8 | 14.443 |
| 7 | 11 | | | 小松 響 | Rn-sports・195・KK-ZS MYST KK-ZS | 8 | 17.159 |
| 8 | 77 | | | 久保 宣夫 | セレクトジャパン*MYST*制動屋 MYST KK-A | 8 | 19.863 |
| 9 | 56 | | | 河野 靖喜 | RISING TATUUS Formula Renault | 8 | 29.181 |
| 10 | 27 | H | 1 | 柴田 隆之介 | ルコム/ビスカイーグルスポーツ006 WEST 006 | 8 | 29.849 |
| 11 | 10 | | | 細田 輝龍 | NAVY AUTO B-MAX RK-01 | 8 | 30.005 |
| 12 | 34 | | | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 8 | 32.225 |
| 13 | 18 | | | 飯嶋 郁陽 | RT ISSCエムエムエイト茶畑 B-MAX RK-01 | 8 | 33.477 |
| 14 | 46 | H | 2 | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT・MP・リッヂ WEST 096 | 8 | 38.506 |
| 15 | 29 | H | 3 | 今田 信宏 | J-MS・ZERO RACING WEST 006 | 8 | 38.686 |
| 16 | 26 | H | 4 | 内村 浩二 | KRac WINMAX 056 WEST 056 | 8 | 43.659 |
| 17 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | 8 | 46.775 |
| 18 | 8 | | | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | 8 | 49.055 |
| 19 | 72 | | | 猪爪 杏奈 | チームNATS・正義・001 NATS 001 | 7 | 1Lap |
| 20 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工MT・MP・リッヂ MOONCRAFT MC090 | 0 | 8Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 佐藤蓮(MARUSAN★ミスト) 2'04.245 (6/8)
スーパーFJ日本一決定戦は7日、三重県の鈴鹿サーキットでAグループの第1レグが行われ、ポールポジションからスタートした伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)が逃げ切り、6周・13分33秒975で優勝した。
決勝は予定より5分遅れの午後2時50分にフォーメーションラップが始まった。
トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)で、2位に予選2位の岡本大地(SACCESS Racing KKS-Ⅱ)が続く。予選3位の澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)は蹴り出しが悪く、同4位の中村賢明(M2 inoki KK-SⅡ)にかわされ4位に落ちた。
1周目のS字では2位の岡本がバランスを崩しスピンしかける場面もあったが、なんとかポジションをキープして2位のまま。
2周目のシケインでは4位の澤が3位中村のインに飛び込んで前に出るが、1コーナー手前で順位が入れ替わり、中村は3位を奪い返す。
トップ伊東は、2位以下を引き離しながらレースは進行。1秒ほど離した4周目にはミスをおかしタイムを落とすがリードも大きくトップを堅持、そのまま6周を走りきり優勝を飾った。
2位には岡本が続き、3位には中村が入った。堅いタイヤの澤はペースが上がらず、4位でゴールするのがやっとだった。
5位には荒川麟(Drago CORSE 10V)が、6位には菊池宥孝(ラインアップKRS KKS-Ⅱ)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/07) 1st Reg B Group Weather: Cloudy Course: Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 103 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 6 | 13'37.115 |
| 2 | 59 | 元嶋 成弥 | NAVY AUTO.MYST.KKS-Ⅱ.制動屋 MYST KK-S2 | 6 | 0.498 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKS2 yamasyo MYST KK-S2 | 6 | 1.107 |
| 4 | 63 | 岩澤 優吾 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 6 | 6.479 |
| 5 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 6 | 6.914 |
| 6 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆MYST☆ED MYST KK-S2 | 6 | 9.184 |
| 7 | 69 | 佐藤 巧望 | Leplix Sport☆kks-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 10.873 |
| 8 | 61 | 大草 りく | KK-SⅡ・制動屋・MYST MYST KK-S2 | 6 | 11.397 |
| 9 | 15 | 上野 大哲 | MSTユーシンJMCイーグルスポーツ MYST KK-S | 6 | 19.840 |
| 10 | 68 | Lee Chang uk | team korea with leprix MYST KK-S2 | 6 | 21.886 |
| 11 | 16 | Lee Chan Joon | M2 KK-S2Ⅱ Seidoya MYST KK-S2 | 6 | 24.505 |
| 12 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 6 | 31.774 |
| 13 | 79 | 里見 乃亜 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 32.587 |
| 14 | 37 | 森 准平 | アルビMAKEWINNER GIAED TOKYO R&D RD10V | 6 | 33.460 |
| 15 | 21 | HIROSHI OHTA | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 6 | 33.747 |
| 16 | 60 | 益田 富雄 | KMTS.R.T ネイビーオートKKS-II MYST KK-S2 | 6 | 36.523 |
| 17 | 19 | 浜久保 太一 | KK-SⅡ MYST KK-S2 | 6 | 37.902 |
| 18 | 44 | 篠田 義仁 | イワモトレーシング/制動屋/SJ MYST KK-S2 | 6 | 38.051 |
| 19 | 25 | 濱野 隆一 | HTWスキルスピードRD10V TOKYO R&D RD10V | 6 | 38.269 |
| 20 | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 6 | 38.306 |
| 21 | 5 | 早川 和樹 | ABBEY Racing KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 53.206 |
| 22 | 28 | 依田 学嗣 | WEST07J WEST 07J | 6 | 1'43.570 |
| 23 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SⅡ MYST KK-S2 | 0 | 6Laps |
- Fastest Lap: CarNo.59 元嶋成弥(NAVY AUTO.MYST.KKS-Ⅱ.制動屋) 2'15.209 (6/6) 154.61km/h
S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/07) 1st Reg A Group Weather: Cloudy Course: Dry
2019 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 103 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 62 | 伊東 黎明 | ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC TOKYO R&D RD10V | 6 | 13'33.975 |
| 2 | 38 | 岡本 大地 | SACCESS Racing KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 0.573 |
| 3 | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 6 | 1.625 |
| 4 | 56 | 澤 龍之介 | TPS・KK-SⅡ・制動屋 MYST KK-S2 | 6 | 3.449 |
| 5 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 6 | 6.713 |
| 6 | 2 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 7.576 |
| 7 | 26 | 吉元 陵 | 安藤商会オートパンサーNEO鹿児島 MYST KK-S2 | 6 | 10.081 |
| 8 | 10 | 鶴田 哲平 | LAPS A-ONE KK-S2 MYST KK-S2 | 6 | 13.398 |
| 9 | 8 | 普勝 崚 | FTK・レヴKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 17.061 |
| 10 | 88 | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 6 | 19.756 |
| 11 | 3 | 兒島 弘訓 | KRS 07J WEST 07J | 6 | 21.164 |
| 12 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 6 | 21.917 |
| 13 | 50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 6 | 22.990 |
| 14 | 36 | 小村方 喜章 | アルビRT玉三郎GIA湯田上ED10V TOKYO R&D RD10V | 6 | 28.536 |
| 15 | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 6 | 30.032 |
| 16 | 30 | 木下 藍斗 | マルQ.ガレ茶.ED.10V TOKYO R&D RD10V | 6 | 31.035 |
| 17 | 39 | 高橋 武秀 | SAKOイーグル MYST KK-S2 | 6 | 35.187 |
| 18 | 17 | 道野 高志 | 道野眼科RACING 10V skill TOKYO R&D RD10V | 6 | 40.905 |
| 19 | 64 | 岸本 尚将 | ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC MYST KK-S | 6 | 45.474 |
| 20 | *58 | 村松 日向子 | Rn-Sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 6 | 50.384 |
| 21 | 35 | 山陰 一 | アルビビヨンドGIA大槌ED MYST KK-S2 | 6 | 51.086 |
| 22 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 6 | 1'03.870 |
| 23 | 13 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 6 | 1'15.784 |
| 24 | *6 | 藤原 大輝 | ACE LINES137レヴ MYST KK-S2 | 5 | 1Lap |
- Fastest Lap: CarNo.38 岡本大地(SACCESS Racing KKS-Ⅱ) 2'14.883 (5/6) 154.99km/h
- CarNo.6は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第12章第62条~1②(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.58は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第10章第54条~2③(スタート手順)違反により、競技結果に30秒を加算した。
F4日本一決定戦は7日、三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS)が2分3秒480でポールポジションを獲得した。
予選は前プログラムで赤旗中断があり、予定より10分遅れの午前10時25分より行われた。
序盤から予選をリードしたのは三宅淳詞(佐藤製作所★ミスト★KK-ZS)。4周目には2分5秒801までタイムを縮めトップに立つ。
その後、130Rでクラッシュしたマシンがあり、ここで赤旗が提示された。
赤旗解除後に2分4秒150出しトップに立ったのは太田格之進(高宮商事☆ミスト・KKZS)。2位には大草りき(佐藤製作所★ミスト)が上がってきた。
予選は終盤にかけて、太田と大草の一騎打ちの様相を呈した。セクター1と4で速い太田、セクター2,3で速い大草との僅差の対決は、計測最終周で2分3秒480まで縮めた太田に軍配。太田がポールポジションを決め、2位には大草が入った。
ジェントルマンドライバーの鈴木智之(テイクファーストF108☆C72☆制動屋)は健闘して3位に入った。
明日8日は午前9時10分よりセミファイナルレースが8周で行われ、その順位でのグリッドをもって、午後3時10分よりファイナルレースが10周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパーFJ日本一決定戦は7日、三重県の鈴鹿サーキットでA、Bグループに分けての公式予選を行い、Aグループでは伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)が、Bグループでは岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)がポールポジションを獲得した。
鈴鹿は早朝より冷え込んだ。どんよりとした曇り空の下、午前8時よりAグループの、8時30分よりBグループの予選がそれぞれ20分間で行われた。
Aグループでは、伊東黎明(ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC)が予選を圧倒。前方を走るマシンのスピンを避けるために、コースを飛び出す場面もあったが、数周を走りタイヤが暖まるとタイムを徐々に縮めトップに君臨。計測最終ラップには2分14秒328で2位以下を0秒6強ちぎり、このグループのポールポジションを決めた。
2位にはこのレース、スポット参戦の岡本大地(SACCESS Racing KKS-Ⅱ)が、3位には鈴鹿シリーズチャンピオンの澤龍之介(TPS・KK-SⅡ・制動屋)が入った。
Bグループでは、序盤から元嶋成弥(NAVY AUTO.MYST.KKS-Ⅱ.制動屋)が予選をリード。しかし計測最終ラップで狙っていたという、SRS-Fでスカラシップを獲得した岩佐歩夢(Rn-sports制動屋DプロKK-S)が2分14秒712で逆転してポールポジション。2位には元嶋が、3位には入山翔(giddy up KKS2 yamasyo)が入った。
今回ヨコハマから無償供給されたタイヤに複数ロットがあり、発動の遅いタイヤを供給された選手のタイムが上がらず、勢力図にも変動があったようだ。
この後、Aグループ決勝は午後2時45分から、Bグループは3時25分からそれぞれ6周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
F4日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/07) Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2019 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 35 | | | 太田 格之進 | 高宮商事☆ミスト・KKZS MYST KK-ZS | 2'03.480 | - | - | 169.300 |
| 2 | 2 | | | 大草 りき | 佐藤製作所★ミスト MYST KK-ZS | 2'03.609 | 0.129 | 0.129 | 169.124 |
| 3 | 43 | | | 鈴木 智之 | テイクファーストF108☆C72☆制動屋 ZAP F108 | 2'05.019 | 1.539 | 1.410 | 167.216 |
| 4 | 5 | | | 佐藤 蓮 | MARUSAN★ミスト MYST KK-ZS | 2'05.129 | 1.649 | 0.110 | 167.069 |
| 5 | 12 | | | 三宅 淳詞 | 佐藤製作所★ミスト★KK-ZS MYST KK-ZS | 2'05.333 | 1.853 | 0.204 | 166.797 |
| 6 | 11 | | | 小松 響 | Rn-sports・195・KK-ZS MYST KK-ZS | 2'05.719 | 2.239 | 0.386 | 166.285 |
| 7 | 10 | | | 細田 輝龍 | NAVY AUTO B-MAX RK-01 | 2'06.156 | 2.676 | 0.437 | 165.709 |
| 8 | 47 | | | 徳升 広平 | フジタ薬局アポロ電工MT・MP・リッヂ MOONCRAFT MC090 | 2'06.630 | 3.150 | 0.474 | 165.089 |
| 9 | 99 | | | 早坂 公希 | CMS☆99☆Renault TATUUS Renault | 2'06.999 | 3.519 | 0.369 | 164.609 |
| 10 | 34 | | | 三浦 勝 | CMS090 MOONCRAFT MC090 | 2'08.044 | 4.564 | 1.045 | 163.266 |
| 11 | 77 | | | 久保 宣夫 | セレクトジャパン*MYST*制動屋 MYST KK-A | 2'08.045 | 4.565 | 0.001 | 163.266 |
| 12 | 18 | | | 飯嶋 郁陽 | RT ISSCエムエムエイト茶畑 B-MAX RK-01 | 2'08.349 | 4.869 | 0.304 | 162.879 |
| 13 | 56 | | | 河野 靖喜 | RISING TATUUS Formula Renault | 2'08.580 | 5.100 | 0.231 | 162.585 |
| 14 | 33 | | | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10W | 2'09.053 | 5.573 | 0.473 | 161.989 |
| 15 | 27 | H | 1 | 柴田 隆之介 | ルコム/ビスカイーグルスポーツ006 WEST 006 | 2'09.580 | 6.100 | 0.527 | 161.330 |
| 16 | 46 | H | 2 | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局MT・MP・リッヂ WEST 096 | 2'10.486 | 7.006 | 0.906 | 160.212 |
| 17 | 72 | | | 猪爪 杏奈 | チームNATS・正義・001 NATS 001 | 2'10.962 | 7.482 | 0.476 | 159.629 |
| 18 | 29 | H | 3 | 今田 信宏 | J-MS・ZERO RACING WEST 006 | 2'11.056 | 7.576 | 0.094 | 159.513 |
| 19 | 26 | H | 4 | 内村 浩二 | KRac WINMAX 056 WEST 056 | 2'11.233 | 7.753 | 0.177 | 159.298 |
| 20 | 8 | | | 米谷 浩 | (株)ヨネタニ TATUUS FC106 | 2'15.182 | 11.702 | 3.949 | 154.645 |
S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/07) B Driver Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2019 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 11 | 岩佐 歩夢 | Rn-sports制動屋DプロKK-S MYST KK-S2 | 2'14.712 | - | - | 155.184 |
| 2 | 59 | 元嶋 成弥 | NAVY AUTO.MYST.KKS-Ⅱ.制動屋 MYST KK-S2 | 2'14.925 | 0.213 | 0.213 | 154.939 |
| 3 | 22 | 入山 翔 | giddy up KKS2 yamasyo MYST KK-S2 | 2'15.323 | 0.611 | 0.398 | 154.484 |
| 4 | 18 | 西村 和真 | Bitcoin悟19J WEST 19J | 2'15.619 | 0.907 | 0.296 | 154.147 |
| 5 | 61 | 大草 りく | KK-SⅡ・制動屋・MYST MYST KK-S2 | 2'16.091 | 1.379 | 0.472 | 153.612 |
| 6 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-II☆MYST☆ED MYST KK-S2 | 2'16.297 | 1.585 | 0.206 | 153.380 |
| 7 | 63 | 岩澤 優吾 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | 2'16.508 | 1.796 | 0.211 | 153.143 |
| 8 | 69 | 佐藤 巧望 | Leplix Sport☆kks-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'17.134 | 2.422 | 0.626 | 152.444 |
| 9 | 15 | 上野 大哲 | MSTユーシンJMCイーグルスポーツ MYST KK-S | 2'17.422 | 2.710 | 0.288 | 152.124 |
| 10 | 16 | Lee Chan Joon | M2 KK-S2Ⅱ Seidoya MYST KK-S2 | 2'17.545 | 2.833 | 0.123 | 151.988 |
| 11 | 68 | Lee Chang uk | team korea with leprix MYST KK-S2 | 2'17.556 | 2.844 | 0.011 | 151.976 |
| 12 | 43 | 髙口 大将 | DragoCORSEスカラシップ TOKYO R&D RD10V | 2'17.757 | 3.045 | 0.201 | 151.754 |
| 13 | 44 | 篠田 義仁 | イワモトレーシング/制動屋/SJ MYST KK-S2 | 2'17.998 | 3.286 | 0.241 | 151.489 |
| 14 | 9 | 上吹越 哲也 | FTK・レヴレーシング MYST KK-S2 | 2'18.604 | 3.892 | 0.606 | 150.827 |
| 15 | 21 | HIROSHI OHTA | ミスト・セキグチ・制動屋 MYST KK-S2 | 2'18.618 | 3.906 | 0.014 | 150.812 |
| 16 | 79 | 里見 乃亜 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'18.686 | 3.974 | 0.068 | 150.738 |
| 17 | 19 | 浜久保 太一 | KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'19.013 | 4.301 | 0.327 | 150.383 |
| 18 | 37 | 森 准平 | アルビMAKEWINNER GIAED TOKYO R&D RD10V | 2'19.088 | 4.376 | 0.075 | 150.302 |
| 19 | 60 | 益田 富雄 | KMTS.R.T ネイビーオートKKS-II MYST KK-S2 | 2'19.757 | 5.045 | 0.669 | 149.582 |
| 20 | 23 | 宮本 健一 | KMTS-RTミストKK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'20.581 | 5.869 | 0.824 | 148.706 |
| 21 | 5 | 早川 和樹 | ABBEY Racing KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'20.773 | 6.061 | 0.192 | 148.503 |
| 22 | 25 | 濱野 隆一 | HTWスキルスピードRD10V TOKYO R&D RD10V | 2'21.959 | 7.247 | 1.186 | 147.262 |
| 23 | 28 | 依田 学嗣 | WEST07J WEST 07J | 2'31.182 | 16.470 | 9.223 | 138.278 |
S-FJ日本一決定戦 -RIJ- (2019/12/07) A Driver Qualifying Weather: Cloudy Course: Dry
2019 Super FJ S-FJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 62 | 伊東 黎明 | ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC TOKYO R&D RD10V | 2'14.328 | - | - | 155.628 |
| 2 | 38 | 岡本 大地 | SACCESS Racing KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'14.976 | 0.648 | 0.648 | 154.881 |
| 3 | 56 | 澤 龍之介 | TPS・KK-SⅡ・制動屋 MYST KK-S2 | 2'15.050 | 0.722 | 0.074 | 154.796 |
| 4 | 12 | 中村 賢明 | M2 inoki KK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'15.178 | 0.850 | 0.128 | 154.649 |
| 5 | 2 | 菊池 宥孝 | ラインアップKRS KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'15.301 | 0.973 | 0.123 | 154.509 |
| 6 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 2'15.700 | 1.372 | 0.399 | 154.055 |
| 7 | 26 | 吉元 陵 | 安藤商会オートパンサーNEO鹿児島 MYST KK-S2 | 2'15.818 | 1.490 | 0.118 | 153.921 |
| 8 | 8 | 普勝 崚 | FTK・レヴKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'16.199 | 1.871 | 0.381 | 153.490 |
| 9 | 10 | 鶴田 哲平 | LAPS A-ONE KK-S2 MYST KK-S2 | 2'16.202 | 1.874 | 0.003 | 153.487 |
| 10 | 58 | 村松 日向子 | Rn-Sports制動屋KK-S2 MYST KK-S2 | 2'16.266 | 1.938 | 0.064 | 153.415 |
| 11 | 6 | 藤原 大輝 | ACE LINES137レヴ MYST KK-S2 | 2'16.482 | 2.154 | 0.216 | 153.172 |
| 12 | 64 | 岸本 尚将 | ル・ボーセフォーミュラスカラシップPFC MYST KK-S | 2'16.609 | 2.281 | 0.127 | 153.029 |
| 13 | 34 | 下野 璃央 | Dorago Corse 10V TOKYO R&D RD10V | 2'16.720 | 2.392 | 0.111 | 152.905 |
| 14 | 88 | 八巻 渉 | 中日本自動車短期大学MSE学科KKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 2'16.759 | 2.431 | 0.039 | 152.862 |
| 15 | 50 | 梅田 剛 | Ume Racing&スキルスピード10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'17.207 | 2.879 | 0.448 | 152.362 |
| 16 | 3 | 兒島 弘訓 | KRS 07J WEST 07J | 2'17.383 | 3.055 | 0.176 | 152.167 |
| 17 | 70 | 宇高 希 | NOAVICレプリKK-SⅡ MYST KK-S2 | 2'17.991 | 3.663 | 0.608 | 151.497 |
| 18 | 36 | 小村方 喜章 | アルビRT玉三郎GIA湯田上ED10V TOKYO R&D RD10V | 2'18.705 | 4.377 | 0.714 | 150.717 |
| 19 | 30 | 木下 藍斗 | マルQ.ガレ茶.ED.10V TOKYO R&D RD10V | 2'18.787 | 4.459 | 0.082 | 150.628 |
| 20 | 39 | 高橋 武秀 | SAKOイーグル MYST KK-S2 | 2'19.330 | 5.002 | 0.543 | 150.041 |
| 21 | 17 | 道野 高志 | 道野眼科RACING 10V skill TOKYO R&D RD10V | 2'19.795 | 5.467 | 0.465 | 149.542 |
| 22 | 7 | 高橋 浩史 | BBK☆レヴレーシング MYST KK-S2 | 2'23.741 | 9.413 | 3.946 | 145.437 |
| 23 | 35 | 山陰 一 | アルビビヨンドGIA大槌ED MYST KK-S2 | 2'24.517 | 10.189 | 0.776 | 144.656 |
| 24 | 13 | 碓井 剛 | C.O.B-KART MYST KK-S2 | 2'25.611 | 11.283 | 1.094 | 143.569 |
スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース2の決勝が11月24日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、2番グリッドからスタートした#64ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT)が接戦を制して待望の勝利を挙げた。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:11月22日5,100人/11月23日22,600人/11月24日24,100人/大会総入場者数51,800人)
レース2決勝は午後2時26分より55分+1周で行われた。天候は曇りで路面はドライ。全車スリックタイヤを装着。1周目からファイナルラップまで、コースの至る所で熾烈なドッグファイトやアクシデントの相次ぐ激しい戦いとなった。
スタートでトップに立ったのはポールシッターの#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)だったが、2番手スタートのカーティケヤンが2周目の1コーナーでアウトからデュバルを抜き去り、そのままトップを快走する。
3番手スタートの#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)、朝の予選でトップタイムを叩き出しながら、車両交換により5グリッド降格となった#16中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)らも3周目にはデュバルを捉え、レース序盤にホンダ勢が1-2-3体制を築き上げる。
さらにデュバルは7周目に左後輪のパンクチャーに見舞われてスローダウンを余儀なくされ、予定外のピットインを強いられることに。これで一旦は上位争いから脱落したかに見えたデュバルだったが、このタイヤトラブルにより損傷を受けたリヤフェンダーの一部がピットアウト後に脱落したため、これを除去するためにセーフティーカーが導入されたため、彼のタイムロスは最小限に留められることとなった。
さらにこの機に乗じて#4アレッサンドロ・ザナルディ(BMW M4 DTM)、#21ノワ・トレルイエ(Audi Sport Japan RS5 DTM)らが10周目に早めのタイヤ交換を行ったため、レース中盤に他のドライバーがルーティンのタイヤ交換を行った時点でこの3名は上位進出のチャンスを得ることとなった。
レースは12周目にリスタート。#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)、#16中嶋大祐らが1コーナーで相次いで#1山本に並びかけ、それぞれ2位、3位に浮上するが、山本もこの周のダンロップコーナーで中嶋大祐のインをつき、3位を奪い返す。
その後3位の山本は15周目、トップのカーティケヤンと塚越は16周目、中嶋大祐は17周目にタイヤ交換に入ったため、早めのタイヤ交換を行ったトレルイエが18周目に一時的にトップに立つことになった。デュバルも4位まで順位を挽回、5位にはザナルディが続く状況に。
しかし20周目に2019DTMチャンピオンの#33レネ・ラスト(Audi Sport RS 5 DTM)の左後輪がデュバルと全く同じ状況でパンクチャーを起こし、コース上にボディパーツの破片をばら撒いたため、この日2度目のセーフティーカーが導入される。
ここで#19国本雄資(WedsSport ADVAN LC500)、#00小林可夢偉(BMW M4 DTM)らがピットイン。#1山本、#28デュバルらは2度目のタイヤ交換を敢行、フレッシュタイヤで2度目のリスタートからジャンプアップを図る作戦に出る。
2度目のリスタートは27周目。この時点でのトップはトレルイエ、2位はザナルディだったが、彼らはすぐに2度目のタイヤ交換を行ったため、27周目には再びカーティケヤンがトップに浮上することになった。
その後方では序盤から好走を続けていた塚越が100Rで#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)と接触、惜しくもここでレースを終えることに。さらにその後方でも#3平手晃平(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)、#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)、#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)、#39中山雄一(DENSO KOBELCO SARD LC500)、#12ジェームス・ロシター(カルソニックIMPUL GT-R)らがセクター3で相次いで多重クラッシュに巻き込まれて脱落したため、直ちにこの日3度目のセーフティーカーが導入された。
これにより2位には予選7位スタートの#11マルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM)が浮上、序盤に後退したデュバルが3位まで挽回してきた。
レースは30周目に入ったところで規定の55分に達したため、31周目がラストラップ。ここでセーフティーカーがピットに戻り、たった1周だけの超スプリントバトルが行われることになる。
懸命に逃げるカーティケヤンの後方では、ヴィットマンとデュバルの激しい2位争いが繰り広げられ、両者はぶつかり合いながら最終コーナーを立ち上がり、デュバルが僅かに先行してチェッカー受けたが、デュバルはこの時コースを大きくはみ出していたために終了直後に1秒加算のペナルティが下り、3位。ヴィットマンが2位を獲得することになった。
優勝はカーティケヤン。フォーミュラニッポン、スーパーフォーミュラなどでも活躍しながら、これまでただの一度も勝利に恵まれていなかったが、この特別戦でついに念願の勝利をモノにした。
2019年のスーパーGTはこれで全ての日程を終了。2020シーズンは4月11-12日に岡山国際サーキットで開幕。GT500クラスは新たなクラス1規定の車両に生まれ変わることが決まっている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
スーパーGT×DTM交流戦のサポートレース「auto sport Web スプリントカップ」レース1の決勝が11月24日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、6番手からからスタートした#60吉本大樹/宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が中盤にトップに立ち、昨日のレース1に続いて連勝を飾った。
レース2決勝は午前11時35分より50分間で行われた。天候は晴れ。コースは所々濡れた箇所が残っているものの、ほぼドライで、全車スリックタイヤでの走行となった。
またレース1の終了後に吉本が担当したくじ引きの結果により、今回はレース1の上位6台がリバースグリッドでスタートすることになった。ポールポジションは今回スポット参戦の#37武井真司/笹原右京組(BH AUCTION CORVETTE GT3)。スタートは笹原が担当した。
2位以下が序盤から激しい順位争いを見せるなか、ポールの笹原は1周目から一気に後続を突き放しにかかり、3周終了時点で13秒、5周終了時点では14秒以上もの大量リードを築き上げると、その後はタイヤを労わりつつペースを維持するという難しいミッションをこなしていった。
一方、レース1で優勝しながらも6番手スタートとなった#60吉本は1周めに他車に押し出されてタイムをロスする不運に見舞われつつも、2周目には2位まで順位を上げ、笹原の追撃にかかるが、なかなかタイム差を縮められないでいた。
しかし14周目に60号車がピットインし、吉本から宮田に交代すると形勢は逆転する。
今回の特別規則ではピット入り口からピット出口までの滞在時間が最低70秒と定められている上、ジャッキアップを行うとさらに30秒が加算される。それでもウェットからドライにコンディションが変わったレース1では100秒ストップを選択するチームがあったが、今回は最初からドライということで上位陣はいずれもタイヤ無交換作戦を敢行することになった。
宮田は昨シーズンからこのチームに参戦して経験を積み重ねており、タイヤを労りながらもかなりのハイペースで周回を重ねることができる。
一方、18周目にトップでコースインした武井はコルベットでの富士の走行もヨコハマのスリックタイヤも今週末初めて経験するという状況。特に木曜から土曜まで完全なドライコンディションの走行がなかったため、ぶっつけ本番の状態だ。ポルシェカレラカップジャパンなどで豊富な経験を持つ武井にとってもこの状況は厳しい。
実際、冷えたタイヤに苦戦する武井を尻目に宮田は一気に差を縮め、18周終了時点で0.7秒差にまで急接近。19周めの100Rで武井のインに飛び込むと、そのまま一気にヘアピン進入でトップに立ち、リードを広げにかかった。
武井はその後、24周目の1コーナーで#52脇阪薫一(埼玉トヨペットGBマークX MC)にも抜かれて3位に後退するが、なんとか踏みとどまって31周を走り切り、表彰台の一角を得る大健闘を見せた。
一方、トップの宮田は2位に15.559秒もの大量リードを築いて50分で31周を走り、昨日に続いて連勝を飾った。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/24) Race 2 Final Weather:Fine Course:Dry
SUPER GT x DTM特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 64 | 500 | ナレイン・カーティケヤン | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | 31 | 57'38.362 |
| 2 | 11 | DTM | マルコ・ヴィットマン | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 31 | 0.935 |
| 3 | 28 | DTM | ロイック・デュバル | BMC Airfilter Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 31 | 1.825 |
| 4 | 1 | 500 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | 31 | 3.412 |
| 5 | 00 | DTM | 小林 可夢偉 | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 31 | 3.743 |
| 6 | 16 | 500 | 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | 31 | 4.356 |
| 7 | 99 | DTM | マイク・ロッケンフェラー | Akrapovič Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 31 | 4.536 |
| 8 | 37 | 500 | 平川 亮 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 31 | 4.681 |
| 9 | 33 | DTM | レネ・ラスト | Audi Sport RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 31 | 5.624 |
| 10 | 6 | 500 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 31 | 7.226 |
| 11 | 23 | 500 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 31 | 7.542 |
| 12 | 24 | 500 | 高星 明誠 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 31 | 7.635 |
| 13 | 4 | DTM | アレッサンドロ・ザナルディ | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 31 | 7.680 |
| 14 | 39 | 500 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 31 | 8.950 |
| 15 | 6 | 500 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 31 | 9.310 |
| 16 | *19 | 500 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 31 | 49.310 |
| 17 | 12 | 500 | ジェームス・ロシター | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 26 | 5Laps |
| 18 | 3 | 500 | 平手 晃平 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 26 | 5Laps |
| 19 | 36 | 500 | 中嶋 一貴 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 26 | 5Laps |
| 20 | 38 | 500 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 26 | 5Laps |
| 21 | 17 | 500 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | 25 | 6Laps |
| 22 | 8 | 500 | 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | 25 | 6Laps |
| ---- 以上規定周回数(75% - 23Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.64 ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT) 1'31.572 (2/31) 179.387km/h
- CarNo.19は、SpR.34-2により競技結果に40秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算した。
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/24) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 30 | 51'38.394 |
| 2 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 30 | 15.559 |
| 3 | 37 | 武井 真司 笹原 右京 | BH AUCTION CORVETTE GT3 CHVROLET Corvette C7 GT3-R | YH | 30 | 26.106 |
| 4 | 70 | 河野 駿佑 菅波 冬悟 | LMcorsa Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 30 | 37.021 |
| 5 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 30 | 38.794 |
| 6 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 30 | 38.892 |
| 7 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 30 | 44.384 |
| 8 | *25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 53.257 |
| 9 | 48 | 飯田 太陽 田中 勝輝 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 30 | 1'36.361 |
| 10 | *244 | GoMax 土屋 武士 | MaxRacing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 29 | 1Lap |
| 11 | 9 | ジョー・シンドウ 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 29 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(70% - 21Laps)完走 ---- |
| - | *11 | 久保田 克昭 小高 一斗 | Planexスマカメマクラーレン720S McLaren 720S GT3 | YH | 7 | 23Laps |
- Fastest Lap: CarNo.37 笹原右京(BH AUCTION CORVETTE GT3) 1'38.814 (3/30) 166.240km/h
- CarNo.25は、特別競技規則10-1(ピットレーン最少停止タイム)違反により、ペナルティーストップ1秒を科した。
- CarNo.244は、ジャンプスタートにより、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.11は、特別競技規則8-2(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため留保した。
スーパーGTを運営するGTAとDTMを運営するITRは11月24日、特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」の行われている静岡県の富士スピードウェイで共同会見を行った。
会見には坂東正明GTA代表取締役とゲルハルト・ベルガーITRチェアマンが出席。今回の交流戦開催についての感想と将来のビジョンなどについて語った。
- ゲルハルト・ベルガーITRチェアマンのコメント
- 坂東さんに感謝します。今週末のイベントを作り上げるにあたり、彼の協力は素晴らしかったし、この2年間のGTAとITRの関係者みんなの努力で5つのマニファクチャラーがグリッドに集まることができたことが素晴らしいと思います。昨日のレース1のグリッドを歩いていて大変感動しました。本当に素晴らしいクルマたちが並んでいて、我々の歩んできた方向が正しかったことを確信しました。クラス1規定について話し合いを重ねてきた結果の第一歩がこの大会です。これからのスーパーGTやDTMの将来が楽しみになりました。
まだまだ解決すべきことはたくさんありますが、今回の結果をもとに、互いに素晴らしい将来を築き上げていきたいと思います。その思いは坂東さんも同じだと思います。
- 坂東正明GTA代表のコメント
- 我々は10月にホッケンハイムで行われたDTMの最終戦に3メーカーのGT500車両3台で参加しました。今回のような特別戦でなく、通常のシリーズ戦に出させていただく格好になりました。チャンピオンは既に決まっていたとはいえ、シリーズ最終戦にITRの皆さんが暖かく迎えてくださったことに感謝しています。
それから短い期間の中で、ITRとGTA、そして富士スピードウェイの皆さんの協力で準備を進めてまいりました。開催が実現したことを嬉しく思いますし、日独の関係者の努力が実りました。日本のファンの皆さんに見ていただくこの大会が、日本の、世界のモータースポーツが変わる第一歩だと思っています。ファンの皆さんにもその気持ちを伝えたいです。
このように全く別のカテゴリーが統一の技術規則を作って一緒に走れるようにするという例は過去にありません。我々の夢であったし、ここからマニファクチャラーのマーケティングや営業戦略、そしてレース界が変わっていくはずです。
クラス1の規則の違いはまだまだありますが、そこもきちんと作り上げていかないといけないと思います。
まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース2の公式予選が11月24日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#16中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)がトップタイムを記録。しかし金曜のクラッシュの影響でTEAM MUGENはレース1。2ともに5グリッド降格となることが既に決まっており、予選2番手の#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がポールポジションからスタートすることになった。
大会最終日の富士スピードウェイは朝から小雨の降ったり止んだりを繰り返す状況で路面はウェット。このため午前9時から20分間で行われたレース2の公式予選は全車ウェットタイヤでの走行となった。
序盤トップに立ったのは4周目に1分47秒118を記録した#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)。これを残り時間1分で中嶋大祐が上回り、1分47秒003でトップに立つ。
チェッカーフラッグが提示された直後にデュバルが1分46秒940で一時トップに立つが、中嶋は最後の最後に1分46秒696を叩き出して再びトップを奪い返した。
#64ナレイン・カーティケヤン(Modulo Epson NSX-GT)も終盤1分47秒034までタイムを縮めて3位に食い込み、山本は結局4位。ホンダNSX-GTが予選1位、3位、4位を獲得した。
しかしTEAM MUGENは金曜日の公式練習で、武藤英紀のドライブ中に起きたクラッシュの影響で車両交換を余儀なくされており、競技会審査委員会から5グリッド降格を条件にレース1、2の出走を許可されている。
このため残念ながら中嶋は6番手から午後のレースをスタートすることになる。
また中嶋は予選後のインタビューで「最後のレース」と引退をほのめかす発言をしており、今後の動向が気になるところだ。
レース2決勝はこの後午後2時26分より55分+1周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) Race 2 Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
SUPER GT x DTM特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | *16 | 500 | 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | 1'46.696 | - | - | 153.959 |
| 2 | 28 | DTM | ロイック・デュバル | BMC Airfilter Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'46.940 | 0.244 | 0.244 | 153.608 |
| 3 | 64 | 500 | ナレイン・カーティケヤン | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | 1'47.034 | 0.338 | 0.094 | 153.473 |
| 4 | 1 | 500 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | 1'47.118 | 0.422 | 0.084 | 153.352 |
| 5 | 33 | DTM | レネ・ラスト | Audi Sport RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'47.151 | 0.455 | 0.033 | 153.305 |
| 6 | 17 | 500 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | 1'47.308 | 0.612 | 0.157 | 153.081 |
| 7 | 11 | DTM | マルコ・ヴィットマン | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 1'47.327 | 0.631 | 0.019 | 153.054 |
| 8 | 99 | DTM | マイク・ロッケンフェラー | Akrapovič Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'47.396 | 0.700 | 0.069 | 152.955 |
| 9 | 37 | 500 | 平川 亮 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'47.484 | 0.788 | 0.088 | 152.830 |
| 10 | 38 | 500 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'47.764 | 1.068 | 0.280 | 152.433 |
| 11 | 36 | 500 | 中嶋 一貴 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'47.925 | 1.229 | 0.161 | 152.206 |
| 12 | 8 | 500 | 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | 1'47.940 | 1.244 | 0.015 | 152.185 |
| 13 | 00 | DTM | 小林 可夢偉 | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 1'48.008 | 1.312 | 0.068 | 152.089 |
| 14 | 19 | 500 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'48.051 | 1.355 | 0.043 | 152.028 |
| 15 | 21 | DTM | ブノワ・トレルイエ | Audi Sport Japan RS5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'48.102 | 1.406 | 0.051 | 151.956 |
| 16 | 39 | 500 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'48.129 | 1.433 | 0.027 | 151.919 |
| 17 | 23 | 500 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'48.520 | 1.824 | 0.391 | 151.371 |
| 18 | 3 | 500 | 平手 晃平 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'48.789 | 2.093 | 0.269 | 150.997 |
| 19 | 12 | 500 | ジェームス・ロシター | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'49.066 | 2.370 | 0.277 | 150.613 |
| 20 | 6 | 500 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'49.567 | 2.871 | 0.501 | 149.925 |
| 21 | 24 | 500 | 高星 明誠 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'49.947 | 3.251 | 0.380 | 149.407 |
| 22 | 4 | DTM | アレッサンドロ・ザナルディ | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 1'50.558 | 3.862 | 0.611 | 148.581 |
- CarNo.16は、公式通知No.21(車両交換)により、5グリッド降格とする。
スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース1の決勝が11月23日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が見事ポール・トゥ・ウィンを飾った。
記念すべき交流戦のレース1決勝は、スタート前からいきなりの波乱に見舞われた。
フロントローを確保していた#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がレコノサンスラップのダンロップコーナーでまさかのコースアウト、アウト側のタイヤバリアに前から突っ込んでしまったのだ。28号車はマーシャルカーでピットに戻ってきたものの、スタートまでに修復が間に合わないとチームは判断。惜しくもリタイヤとなってしまった。また#4アレッサンドロ・ザナルディ(BMW M4 DTM)もトランスミッショントラブルに見舞われてグリッドにつくことができず、ピットスタートに。結局午後2時26分から行われた決勝レースは参加22台中20台が隊列を組んでスタートに臨むことになった。
さらにスタート進行の時点で雨は上がっていたものの、路面は完全には乾いていなかったため、スタート前のタイヤ選択に各チーム頭を悩ませる状況。結局#24ヤン・マーデンボロー(リアライズコーポレーションADVAN GT-R)、#64牧野任祐(Modulo Epson NSX-GT)、#11マルコ・ヴィットマン(BMW M4 DTM)らがウェットタイヤ を選択、他のドライバーはスリックタイヤを装着して55分+1周の戦いは始まった。
ポールポジションのキャシディはそのままトップで1コーナーに飛び込むと、その後は順調に後続との差を広げながら周回を重ねていく。
その後方では#17塚越広大(KEIHIN NSX-GT)が2周目の1コーナーで#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)、#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)を次々に抜き去って2位に浮上、さらに予選9位からスタートした#19坪井翔(WedsSport ADVAN LC500)がみるみる順位を上げ、7周目には#36関口雄飛(au TOM'S LC500)を抜き去って4位に浮上してきた。今シーズンのドライバーズタイトルを手にした#6山下健太(WAKO'S 4CR LC500)も関口の背後から何度もアタックを仕掛けるが、関口はこれをことごとく退ける。シリーズ戦とは全く異なる激しいバトルがコースの至る所で展開された。
トップのキャシディは19周目にピットイン。タイヤ交換を行ってそのまま実質トップでコースに復帰、その後も順調に周回を重ねて2位以下を引き離し、29周を終えた時点で8.099秒ものリードを築き上げた。
ところがその直後、#12佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)がマシントラブルに見舞われてホームストレート上にストップしたため、セーフティーカーが導入されることになり、キャシディのリードは失われてしまった。
レースは33周目に2列縦隊のインディカー方式でリスタート。残り時間は3分あまりだったが、ここでもキャシディはトップを守り、塚越に全く付け入る隙を与えずに35周を走り切り、見事レース1を制してみせ、10月にホッケンハイムで行われ、予選16位、決勝リタイヤに終わったDTM最終戦の雪辱を果たした。
2位に塚越、3位には山本がつけ、終わってみれば上位5台がスーパーGT勢という結果に。しかしDTM勢の最上位は予選16位の#21ブノワ・トレルイエ(Audi Sport Japan RS5 DTM)だったことを考えれば、スタート前にリタイヤを喫したデュバルがあのままスタートしていれば、また違った展開になったのかもしれない。
注目の第2レースは明日午前9時より公式予選が、午後2時26分より決勝が、同じく55分+1周で行われる。DTM勢の巻き返しにも期待したい。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) Race 1 Weather:Rainy/Cloudy Course:Wet
SUPER GT x DTM特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 37 | 500 | ニック・キャシディ 平川 亮 | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 35 | 57'45.326 |
| 2 | 17 | 500 | 塚越 広大 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | 35 | 0.433 |
| 3 | 1 | 500 | 山本 尚貴 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | 35 | 5.862 |
| 4 | 6 | 500 | 山下 健太 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 35 | 6.974 |
| 5 | 19 | 500 | 坪井 翔 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 35 | 9.966 |
| 6 | 21 | DTM | ブノワ・トレルイエ ブノワ・トレルイエ | Audi Sport Japan RS5 DTM Audi RS 5 DTM | 35 | 11.242 |
| 7 | 36 | 500 | 関口 雄飛 中嶋 一貴 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 35 | 11.369 |
| 8 | *33 | DTM | レネ・ラスト レネ・ラスト | Audi Sport RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 35 | 11.540 |
| 9 | 38 | 500 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 35 | 13.421 |
| 10 | 16 | 500 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | 35 | 13.426 |
| 11 | 3 | 500 | フレデリック・マコヴィッキィ 平手 晃平 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 35 | 15.648 |
| 12 | 23 | 500 | ロニー・クインタレッリ 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 35 | 15.764 |
| 13 | 99 | DTM | マイク・ロッケンフェラー マイク・ロッケンフェラー | Akrapovič Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 35 | 18.790 |
| 14 | 00 | DTM | 小林 可夢偉 小林 可夢偉 | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 35 | 18.929 |
| 15 | 8 | 500 | 伊沢 拓也 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | 35 | 19.832 |
| 16 | 39 | 500 | 中山 雄一 ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 35 | 20.524 |
| 17 | 24 | 500 | ヤン・マーデンボロー 高星 明誠 | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 35 | 22.480 |
| 18 | 11 | DTM | マルコ・ヴィットマン マルコ・ヴィットマン | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 34 | 1Lap |
| 19 | 12 | 500 | 佐々木 大樹 ジェームス・ロシター | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 28 | 7Laps |
| ---- 以上規定周回数(75% - 26Laps)完走 ---- |
| - | 64 | 500 | 牧野 任祐 ナレイン・カーティケヤン | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | 25 | 10Laps |
| - | 4 | DTM | アレッサンドロ・ザナルディ アレッサンドロ・ザナルディ | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 17 | 18Laps |
- Fastest Lap: CarNo.64 牧野任祐(Modulo Epson NSX-G) 1'31.186 (5/25) 180.146km/h
- CarNo.
11月23日、スーパーGT×DTM交流戦のサポートレース「auto sport Web スプリントカップ」レース1の決勝が、静岡県・富士スピードウェイ(1周4.563km)で行われ、ポールポジションからスタートした#60吉本大樹/宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が、苦しみながらも最終ラップで逆転し優勝を飾った。
スプリントカップは、レース時間50分、スタートから20分~30分の間にドライバー交代、ピットイン~アウトまで70秒、タイヤ交換は30秒かけなければならないという独自ルールのセミ耐久レースだ。
スタート時、コースはセミウェット。細かい雨粒は落ちているもののコースを濡らすほどではなく、タイヤ選択に悩むところ。この微妙なコンディションで、2列目4番グリッドの#48田中勝輝(植毛GO&FUN GT-R)はコースコンディションが回復することに賭け、スリックを選択した。
レースはスタートから予選トップ3の#60吉本大樹(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)、#52脇阪薫一(埼玉トヨペットGBマークX MC)、#25佐藤公哉(HOPPY 86 MC)が、徐々に4位の#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)以下を引き離す展開で始まった。
しかし、路面が乾くのは予想より早く、3周目からレインタイヤを履くトップ3台は、コースの濡れた部分を選んで走るようになる。この頃から一時は10位まで順を下げていた唯一のスリックタイヤユーザー#48田中の猛追が始まる。3周目には50秒あったトップとの差を5周目には16秒と一気に詰め、7周目にトップグループの背後に迫ると、9周目にはあっさりとトップに立ってしまった。
完全にスリック有利となった状況では、他車に打つ手はなかった。唯一できることはピットインができる規定の20分が経過するまで、グリップを失いつつあるレインタイヤで走り続けることだけだった。
スタートから20分が経過する11~12周目には、2位グループになってしまった3台をはじめ、レインを履くマシンが待ってましたとばかりにピットに滑り込み、タイヤ交換、ドライバーチェンジを済ませてコースに復帰する。
15周目、レースが半分を経過したところで、トップを快走する#48田中も飯田太陽へバトンタッチ。#48飯田がピットアウトしたときには、2位#60宮田との差は37秒。完全に安全圏と思われたが、予選で逆転ポールを演じた#60宮田は、決勝でも諦めることなく追い続けた。
逃げる#48飯田、追う#60宮田。その差は18周目29秒、20周目21秒、22周目14秒、24周目7秒と見る見るうちに縮まっていき、ファイナルラップに入る28周目のストレートでついに両者は並走。1コーナーで#60宮田が念願のトップ奪還を果たすと、そのままチェッカーを受け見事な逆転劇を演じた。
最後の最後で逆転を許してしまった#48飯田だが、スタート時のスリック選択、そして並み居るスーパーGTシリーズランキング上位者を尻目のトップ争い、表彰台獲得は大健闘といえるだろう。
3位は、こちらも最終ラップの1コーナーで#30織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)を捕らえた#52吉田広樹が入った。
決勝レース2は、明日の午前11時35分から50分レースで行われる
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) Race 1 Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 28 | 50'22.827 |
| 2 | 48 | 飯田 太陽 田中 勝輝 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 28 | 2.429 |
| 3 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 28 | 30.533 |
| 4 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 28 | 32.155 |
| 5 | 70 | 河野 駿佑 菅波 冬悟 | LMcorsa Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 28 | 46.207 |
| 6 | 37 | 武井 真司 笹原 右京 | BH AUCTION CORVETTE GT3 CHVROLET Corvette C7 GT3-R | YH | 28 | 52.664 |
| 7 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 28 | 1'02.168 |
| 8 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 28 | 1'36.949 |
| 9 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 27 | 1Lap |
| 10 | 9 | ジョー・シンドウ 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 27 | 1Lap |
| 11 | 244 | GoMax 土屋 武士 | MaxRacing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 27 | 1Lap |
| 12 | 11 | 久保田 克昭 小高 一斗 | Planexスマカメマクラーレン720S McLaren 720S GT3 | YH | 19 | 9Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 19Laps)完走 ---- |
スーパーGTxDTM特別交流戦「SUPER GT x DTM Dream Race」レース1の公式予選が11月23日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)がポールポジションを獲得した。
レース1の公式予選は午前9時25分より20分間で行われた。前日の公式練習では激しい雨に見舞われた富士スピードウェイだが、この日は時折弱い霧雨が落ちてくる程度。路面はハーフウェットと言った状況で、スリックタイヤを履くほどのグリップはまだない様子だった。
今回は全車がDTM指定のハンコックタイヤを使用するということで、こうした難しいコンディションではスーパーGT勢に不利に働くものと思われたが、キャシディは計測3周目に1分41秒827を叩き出してセッション開始早々にトップに浮上。その後もこのタイムが更新されることはなく、キャシディがそのままレース1のポールポジションを獲得することになった。
DTM勢では#28ロイック・デュバル(BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)がキャシディと同じく3周目に1分42秒158を記録、0.331秒差で2位につけた。日本のトップカテゴリーで長年活躍した経験が生かされた結果というべきか。
3番手にはセッション終盤に1分42秒215を記録した#1山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)が続き、#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)がGT-R勢最上位の4番手。9番手の#19坪井翔(WedsSport ADVAN LC500)までがトップから1秒以内といういつもながらの接戦となった。
レース1決勝は午後2時26分より、55分+1周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
SUPER GT x DTM 特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
SUPER GT x DTM 特別交流戦 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 500 | ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'41.827 | - | - | 161.321 |
| 2 | 28 | DTM | ロイック・デュバル | BMC Airfilter Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'42.158 | 0.331 | 0.331 | 160.798 |
| 3 | 1 | 500 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | 1'42.215 | 0.388 | 0.057 | 160.708 |
| 4 | 23 | 500 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'42.358 | 0.531 | 0.143 | 160.484 |
| 5 | 99 | DTM | マイク・ロッケンフェラー | Akrapovič Audi RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'42.527 | 0.700 | 0.169 | 160.219 |
| 6 | 17 | 500 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | 1'42.609 | 0.782 | 0.082 | 160.091 |
| 7 | 24 | 500 | ヤン・マーデンボロー | リアライズコーポレーションADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'42.724 | 0.897 | 0.115 | 159.912 |
| 8 | 3 | 500 | フレデリック・マコヴィッキィ | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'42.785 | 0.958 | 0.061 | 159.817 |
| 9 | 19 | 500 | 坪井 翔 | WedsSport ADVAN LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'42.810 | 0.983 | 0.025 | 159.778 |
| 10 | 36 | 500 | 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'42.887 | 1.060 | 0.077 | 159.659 |
| 11 | 6 | 500 | 山下 健太 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'42.927 | 1.100 | 0.040 | 159.597 |
| 12 | 12 | 500 | 佐々木 大樹 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | 1'43.064 | 1.237 | 0.137 | 159.384 |
| 13 | 8 | 500 | 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | 1'43.121 | 1.294 | 0.057 | 159.296 |
| 14 | 33 | DTM | レネ・ラスト | Audi Sport RS 5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'43.387 | 1.560 | 0.266 | 158.887 |
| 15 | 38 | 500 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'43.412 | 1.585 | 0.025 | 158.848 |
| 16 | 21 | DTM | ブノワ・トレルイエ | Audi Sport Japan RS5 DTM Audi RS 5 DTM | 1'43.447 | 1.620 | 0.035 | 158.794 |
| 17 | 39 | 500 | 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | 1'43.583 | 1.756 | 0.136 | 158.586 |
| 18 | 00 | DTM | 小林 可夢偉 | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 1'43.667 | 1.840 | 0.084 | 158.457 |
| 19 | 11 | DTM | マルコ・ヴィットマン | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 1'43.707 | 1.880 | 0.040 | 158.396 |
| 20 | 64 | 500 | 牧野 任祐 | Modulo Epson NSX-GT Honda NSX-GT | 1'43.936 | 2.109 | 0.229 | 158.047 |
| 21 | 16 | 500 | 武藤 英紀 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | 1'44.637 | 2.810 | 0.701 | 156.988 |
| 22 | 4 | DTM | アレッサンドロ・ザナルディ | BMW M4 DTM BMW M4 DTM | 1'45.211 | 3.384 | 0.574 | 156.132 |
11月23日、スーパーGT×DTM交流戦のサポートレースとして組まれたGT3とJAF GT(GT300)マシンによる「auto sport Web スプリントカップ」の公式予選が、静岡県・富士スピードウェイ(1周4.563km)で行われ、#60吉本大樹/宮田莉朋(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3)が、雨の残るコースコンシションのなかポールポジションを獲得した。
シリーズ戦とは異なるスプリントレースはシステムも独特だ。A,Bドライバーが10分ずつ予選アタックを行い、その合計タイムでレース1のグリットが決定する。明日のレース2はレース1の決勝結果でグリッドが決まる。その決勝は50分のレースを2人が交代で走り切るというものだ。
ドライバーA予選
セミウェットコンディションのなか、開始から5分経過したところで#360青木孝行(RUNUP RIVAUX GT-R)がトップタイム(1分47秒826)をマークするが、路面コンディションの良くなる後半にタイムを伸ばすことができす、#60吉本(1分47秒604)、#25松井孝允(HOPPY 86 MC)(1分47秒376)がタイムを塗り替える。#25松井は最後まで積極的に攻め、最終的に1分47秒088までタイムを削り、2位#60吉本に0.516秒という大きなマージンを築いた。
ドライバーB予選
路面が乾きつつあるなか、4分経過したところで#25佐藤公哉が1分46秒047をマークし、これでポールは決まりかと思われたが、その直後に#60宮田が#25佐藤のタイムを何と1秒も上回る1分45秒029をタイム叩き出す。この直後に雨足がやや強くなり、以降のタイムアップは難しくなってしまった。#60は宮田の頑張りに加え、天候も味方につけ逆転のポールポジションを獲得。
2位は逆転を許した#25、3位には#52脇阪薫一/吉田広樹(埼玉トヨペットGBマークX MC)が入った。
逆転の立役者、宮田は「雨は苦手と思われていたので、これでアピールできました」と喜び、吉本は「難しいコンディションのなか、ダンロップタイヤが力を発揮してくれました。レースでは勝ちにこだわりたい」と力強く語った。
決勝レース1は、本日午前11時50分から、レース2は明日の午前11時35分から、ともに50分レースで行われる
Text:Shigeru KITAMICHI
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) A&B Total Qualify Weather:Rainy Course:Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 1'47.604 1'45.029 | 3'32.633 | - |
| 2 | 25 | 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'47.088 1'46.047 | 3'33.135 | 0.502 |
| 3 | 52 | 脇阪 薫一 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 1'48.731 1'46.248 | 3'34.979 | 2.346 |
| 4 | 48 | 飯田 太陽 田中 勝輝 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'48.532 1'46.761 | 3'35.293 | 2.660 |
| 5 | 360 | 青木 孝行 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'47.617 1'49.464 | 3'37.081 | 4.448 |
| 6 | 11 | 久保田 克昭 小高 一斗 | Planexスマカメマクラーレン720S McLaren 720S GT3 | YH | 1'49.194 1'47.961 | 3'37.155 | 4.522 |
| 7 | 244 | GoMax 土屋 武士 | MaxRacing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'49.630 1'47.876 | 3'37.506 | 4.873 |
| 8 | 9 | ジョー・シンドウ 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'50.140 1'47.637 | 3'37.777 | 5.144 |
| 9 | 30 | 永井 宏明 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'51.242 1'46.689 | 3'37.931 | 5.298 |
| 10 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'49.708 1'48.266 | 3'37.974 | 5.341 |
| 11 | 70 | 河野 駿佑 菅波 冬悟 | LMcorsa Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'50.462 1'47.974 | 3'38.436 | 5.803 |
| 12 | 37 | 武井 真司 笹原 右京 | BH AUCTION CORVETTE GT3 CHVROLET Corvette C7 GT3-R | YH | 2'33.367 1'47.741 | 4'21.108 | 48.475 |
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 60 | 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 1'45.029 | - | - | 156.403 |
| 2 | 25 | 佐藤 公哉 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'46.047 | 1.018 | 1.018 | 154.901 |
| 3 | 52 | 吉田 広樹 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 1'46.248 | 1.219 | 0.201 | 154.608 |
| 4 | 30 | 織戸 学 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'46.689 | 1.660 | 0.441 | 153.969 |
| 5 | 48 | 田中 勝輝 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'46.761 | 1.732 | 0.072 | 153.865 |
| 6 | 9 | 井上 恵一 | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'47.637 | 2.608 | 0.876 | 152.613 |
| 7 | 37 | 笹原 右京 | BH AUCTION CORVETTE GT3 CHVROLET Corvette C7 GT3-R | YH | 1'47.741 | 2.712 | 0.104 | 152.466 |
| 8 | 244 | 土屋 武士 | MaxRacing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'47.876 | 2.847 | 0.135 | 152.275 |
| 9 | 11 | 小高 一斗 | Planexスマカメマクラーレン720S McLaren 720S GT3 | YH | 1'47.961 | 2.932 | 0.085 | 152.155 |
| 10 | 70 | 菅波 冬悟 | LMcorsa Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'47.974 | 2.945 | 0.013 | 152.137 |
| 11 | 31 | 中山 友貴 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'48.266 | 3.237 | 0.292 | 151.726 |
| 12 | 360 | 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'49.464 | 4.435 | 1.198 | 150.066 |
SUPER GT x DTM特別交流戦 -RIJ- (2019/11/23) A Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Wet
auto sports Web Sprint Cup 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 25 | 松井 孝允 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'47.088 | - | - | 153.395 |
| 2 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | DL | 1'47.604 | 0.516 | 0.516 | 152.660 |
| 3 | 360 | 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'47.617 | 0.529 | 0.013 | 152.641 |
| 4 | 48 | 飯田 太陽 | 植毛GO&FUN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'48.532 | 1.444 | 0.915 | 151.354 |
| 5 | 52 | 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGBマークX MC TOYOTA MARK X MC | BS | 1'48.731 | 1.643 | 0.199 | 151.077 |
| 6 | 11 | 久保田 克昭 | Planexスマカメマクラーレン720S McLaren 720S GT3 | YH | 1'49.194 | 2.106 | 0.463 | 150.437 |
| 7 | 244 | GoMax | MaxRacing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'49.630 | 2.542 | 0.436 | 149.839 |
| 8 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'49.708 | 2.620 | 0.078 | 149.732 |
| 9 | 9 | ジョー・シンドウ | MP Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'50.140 | 3.052 | 0.432 | 149.145 |
| 10 | 70 | 河野 駿佑 | LMcorsa Ferrari 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 1'50.462 | 3.374 | 0.322 | 148.710 |
| 11 | 30 | 永井 宏明 | TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'51.242 | 4.154 | 0.780 | 147.667 |
| 12 | 37 | 武井 真司 | BH AUCTION CORVETTE GT3 CHVROLET Corvette C7 GT3-R | YH | 2'33.367 | 46.279 | 42.125 | 107.108 |
今シーズンより始まったインタープロトのヴァーチャルレース「インタープロトeシリーズ」だが、14日に最終第5戦が終了。5戦中3勝を上げたepifire選手(ぽさけレーシング)が初代のチャンピオンに輝いた。チャンピオンは11月16日に行われる特別戦でプロドライバーとSIM上で対戦する。以下、プレスリリース。

【リアルとヴァーチャルの融合、新しいカタチのeスポーツ、インタープロトeシリーズ(IPeS)】
プロスポーツ選手がゲームでeスポーツ選手にほぼ勝てないのと同様に、eスポーツ選手がリアルでプロスポーツ選手に勝つことは不可能に近いと言えます。では限りなくリアルに近づけたレーシングシミュレーターで対決したらどちらが勝つのでしょうか!?
リアルレース「インタープロトシリーズ」のマシン設計データからマシンmod(拡張データ)を作成し、リアルマシンをドライブするプロレーサーが忠実に挙動を再現したシミュレーター(SIM)は、今までにないリアルでシビアな操作性を実現。このSIMによるレースは、幾人もの腕自慢ゲーマーのチャレンジを退けてきました。6月の開幕戦から非常にレベルの高いレースとなっており、YouTube観戦者も白熱するバトルを繰り広げています。参加人数も毎戦フルグリッドとなり予選落ちが出てしまうほどで、10月14日開催のIPeS第5戦は開催初年度の最終戦となります。
この日本一のSIMレーサーを決める大会と言えるIPeSのチャンピオンには、11月16日開催のIPeS特別戦でプロレーサーとSIM上で対戦していただきます。そしてこの特別戦では、来シーズンより採用する新しいサーキットmod(拡張データ)を使用します。この新サーキットmodは富士スピードウェイ様とDMM GAMES様の協力を得て、実際の測量データから寸分の狂いなくSIM上に富士スピードウェイを再現しました。これで、リアルデータのマシンmodとサーキットmodにより、リアルに限りなく近い唯一のヴァーチャルレースとなります。
- 【IPeS特別戦 プロレーサーvsシムレーサー開催概要】
- 日時:11月16日(土)15:30~
- 場所:富士スピードウェイ(ピットビル2F特設会場)
- レース形式:予選10分+決勝レース10周の三本勝負
- SIMソフト:アセットコルサアルティメットエディション日本語PC版
- マシンmod:IPS kuruma 2019
- サーキットmod:FUJI INTERNATIONAL SPEEDWAY 2020
- 入場料:16日(土)1000円(インタープロトeシリーズ特別戦)
- 17日(日)2000円(インタープロトシリーズ最終戦)
- 富士スピードウェイ案内:https://www.fsw.tv/freeinfo/034234.html
- 運営:ドリームレーシングプロジェクト
- 後援:株式会社インタープロトモータースポーツ
- 合同会社DMM GAMES
- 協賛:募集中
- 協力:富士スピードウェイ株式会社、AMD、BRIDE、YLT、Milestone、SENGOKU GAMING、LHG
- 【IPeSシリーズチャンピオンの表彰】
- 11月16・17日開催のインタープロトシリーズVIPエリアへご招待
- 宿泊、お食事を提供
- 17日開催のプロレーサーによるIPS同乗走行体験提供
- IPS kuruma 2019チャンピオンスキン授与
- 16日開催の特別戦でプロレーサーに勝利したら後日、富士スピードウェイで実車IPSkurumaを無償で体験ドライブしていただきます
- 【インタープロトシリーズ(IPS)とは?】
-
IPSは世界三大レースのひとつであるルマン24時間レースで、日本人初の総合優勝を成し遂げたレジェンドドライバーの関谷正徳氏がプロデュース。「同じマシンで同じ条件下で勝負したら誰が一番速いのか」を決めるリアルレースです。参戦するドライバーは、スーパーGTやスーパーフォーミュラー・F3の現役トッププロドライバーで、ドライビングアスリートとして賞金をかけて競います。使用するマシンは、IPSのために専用開発された、国産の純粋なレーシングマシン「kuruma」です。今年で7シーズン目を迎え、年間4大会開催されるシリーズは11月17日に富士スピードウェイで最終戦となります。
- 【IPeSに関する問い合わせ先】
- ドリームレーシングプロジェクト(IPeS事務局) Email:ipes@xyz-one.jp
- IPeSオフィシャルサイト:http://ipes.xyz-one.jp/
S-FJ日本一決定戦DRPレースレポート
- 鈴鹿サーキット(三重県)
- 12月5日(土)予選・第一レグ くもり
- 12月6日(日)決勝レース 晴れ
☆参戦ドライバー
- 山田 遼:#45 IDMS&RSプリモ ガレージ茶畑 RD10V
☆レイティングスポンサー
- 横浜貨物運送株式会社 様
- 株式会社インターフェイス 様

先月のS−FJ富士シリーズ最終戦に初参戦し初優勝を果たした山田遼選手。各シリーズを戦ってきた選手や鈴鹿サーキット走行経験者にハンデがありながらも、前戦の勢いに乗り日本一決定戦に挑む。初走行のドライバーズサーキットということもあり、レースウィークの火曜日に練習走行に取り組んだ。最初はコースに慣れず試行錯誤していたが、最終的には中古タイヤながらトップグループに近いタイムを記録できた。しかし、前日練習日にニュータイヤを投入すると、マシンバランスと走りのバランスがかみ合わず、タイムを更新することができず予選に不安を残す結果となってしまった。

☆10月31日(土)9:35~公式予選 13:45~第一レグ(6周)
予選開始直後は速い選手のスリップを使える位置取りを探るがすぐに引き離され、後続のマシンを待っているとタイヤが冷えてしまい、なかなかタイムが更新できない。ましてやセットも走り方も煮詰められていない状況なので、ライバルから大きく離されてしまいBグループの7位に甘んじてしまった。
スタートの得意な山田選手は、第一レグでいいスタートを切れたが、持ちタイムの速い選手に仕掛けるまでに至らず、ペナルティーやアクシデントで後退した選手がいたため、単独走行の5位フィニッシュとなった。ここでも走りの改善が見出せず、タイム自体も決勝に繋がる結果とならなかった。この結果、決勝レースは10番手スタートとなる。
☆11月1日(日)12:45~決勝レース(10周)
10番グリッドから好スタートを切った山田選手は2コーナー立ち上がりまでに7位に浮上する。その後もスプーンカーブでのアクシデントも回避し4番手に。バックストレートでは3位のスリップに入りシケインでオーバーテイク。なんと1周目を7台抜きの3位でクリアする。トップ2台とは3秒近い差になってしまったが、後方マシンのアクシデントによりセーフティーカーが導入され願ってもない展開となった。トラブルは1周で処理され3周目からリスタート。ローリングスタートを上手く決めた山田選手はトップ2台の背後に付け、4位のマシンとはマージンを広げる。しかし、トップ2台のペースについていけないどころか、リスタートで広げたマージンも1周で無くなってしまった。後方のペースの速いマシンが団子状態となりながらも6周目まではなんとか抑え続ける。しかしこのレースウィークでペースの上らない山田選手は無理を強いられブレーキロックによりタイヤを痛めてしまい万事休す。最終ラップまでに5個ポジションを落とし、スプーンカーブで7位の選手がスピンしたところに避けきれず接触。なんとか体制を立て直しコースに復帰した時点では12位までポジションを落としてしまいフィニッシュとなった。

☆山田遼選手コメント
憧れである鈴鹿サーキット初走行では、ユーズドタイヤでまあまあのタイムが出ていたのですが、ニュータイヤを入れたらタイムが落ちてしまいました。セットは変えてみたものの、自分自身の走りがアジャストできていなく、速いタイムが出すことができませんでした。予選と第一レグも同様でベストの走りができずライバルに後れを取ってしまいました。決勝レースもスタートを決めオープニングラップで3位まで上がることができたのですが、練習走行からのニュータイヤでの持ちタイムが遅すぎたので、後ろを抑えることに気を取られタイヤを序盤に痛めてしまいました。全てが反省材料なので、この経験を無駄にしないように絶対に今後に活かしていきたいと思います。今大会出場にご支援ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。必ずご期待に応えられるように努力していきますので、今後もよろしくお願い致します。

☆リザルト
【Super-FJ日本一決定戦】
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリースhttp://xyz-one.jp/drp/
スーパーFJ日本一決定戦12月5日(土)~12月6日(日)鈴鹿サーキット 5.807km

ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJの日本一決定戦が12月5日(土)〜6日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、もてぎシリーズでチャンピオンを獲得した川合孝汰が出場した。
ルーキーイヤーではあったものの、チームメイトと切磋琢磨し合いながら成長してきた川合は、6戦中5戦でポールポジションを獲得し、第3戦からは4連勝。まさにチャンピオンとして恥ずかしくない結果を残してきた。今年で18回目となる伝統の一戦、日本一決定戦には各シリーズのチャンピオンが集結するだけでなく、スポットのドライバーにも今年は実力派が参戦。集大成とするには、格好の舞台となった。
予選 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
もてぎでは強さ、速さを誇った川合ながら、鈴鹿でのレース経験はない。事前に一度テストを行ったとはいえ、レースウィークの金曜日に設けられた、30分ずつ3セッションだけの練習では、明らかにホームコースとするドライバーに対するハンデは否めず。とはいえ、今後ステップアップを果たすことになれば、挑むのは転戦シリーズ。こういう状況の方が、むしろ普通になってくる。いかに短時間でコースを習熟するか、そしてセットを詰められるか、適応力の高さも試されることとなった。
日本一決定戦は例年どおりトーナメント形式で開催され、A・Bのグループ分けのもと予選・第1レグを行い、第1レグを勝ち上がったものがファイナルレースを争うかたちになり、川合はAグループからの出場となった。金曜日の練習走行では納得のいく走りができていなかったことから、綿密なミーティングを行った上で、セッティングを大幅に改めることに。これが正解で、予選では周回を重ねるごと確実にタイムアップを果たし、最後のアタックでは2分13秒791をマークする。自己ベストを約1秒短縮した結果、第1レグには2列目、4番グリッドから挑むこととなった。
第1レグ 12月5日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
予選終了から、わずか2時間強のインターバルで第1レグが行われた。わずか6周の戦いは、ワンミスが命取りとなる。万が一、10位以内でゴールできなければ、さらに5周の敗者復活を戦わねばならないから、それだけは避けねばならない。スタートでひとつ順位を落とした川合ながら、先行する車両から少しも遅れを取ることなく続き、隙をうかがいつつ、プレッシャーをかけていく。そして、4周目には満を持して逆転に成功。そこからは2分14秒台での走行となり、徐々に後続を引き離していくこととなった。
前半のバトルの間に3番手との差は広がっていたため、ポジションキープでチェッカー。トップのフィニッシュタイムがBグループよりも優っていたため、ファイナルには4列目、7番グリッドから挑むことが決定した。

ファイナル 12月6日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
土曜日までの青空は、ファイナルが行われる日曜日には失われていたが、程よく冷えた気温はエンジンをいかにも軽快に回してくれそうだった。そのファイナルのグリッドには、色とりどりな30台のマシンが並ぶことに。10周に及ぶ戦いの中で、今年のスーパーFJ日本一が決定する。全員の緊張感が絶頂に高まりつつある中、フォーメイションラップがスタート。その最中に一台がマシンをコース脇に止める。一瞬、スタートディレイの不安もよぎるが、そこは1周の長い鈴鹿、オフィシャルの迅速な回収作業もあって、事なきを得ることに。
そして、いよいよ注目のスタート! 川合は出遅れてしまったばかりか、挽回しようとして2コーナーでオーバーラン。いったんは11番手にまで落ちたものの、すぐにリカバーして随所でオーバーテイクを繰り返した後、先行する2台の後退などもあり、1周目の終了時点でポジションキープとなる7番手で戻ってきたばかりか、ストレートで一台をパスして6番手に浮上する。
それから間もなく、コース上に止まった車両を回収するため、セーフティカーがコースイン。これが長引いてしまうと、さらに順位を上げるチャンスが減ってしまうが、幸い1周のみで終了する。リスタートはしっかり決まった川合は、そこから4番手争いを繰り広げ、130Rでまず一台を仕留めることに成功する。4周目には2分14秒台に入れ、勢いづく川合は5周目のヘアピンで4番手に浮上。6周目には後方から追い上げてきた車両に抜かれるが、川合もまた一台をかわして引き続き4番手を走行する。
その後は後方に一台を従え、激しいバトルを繰り返すが、相手は鈴鹿での優勝経験も持つホームのドライバー。8周目の1コーナーで逆転を許すが、最終ラップにはレース中の自己ベストとなる2分14秒333をマークし、鈴鹿でのレース未経験者の中では最上位となる5位でフィニッシュすることになった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
川合にとって初の鈴鹿、表彰台には届かなかったが短時間で地元勢と戦えるまで良く頑張ったと思う。スタートで遅れはしたが駆け引きとポジショニングが上手く競り勝ち出来た。もてぎシリーズでの序盤戦はタイムと結果が伴わず速さがあったものの焦ってスピンなど経験不足が響いてしまっていたが、一度勝った後は自分のレベルを上げるべく、スタートから逃げるレースが出来るようになったことが成長の証しと言える。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
-
ファイナルの前にスタートの練習をしましたが、ホイールスピンさせ過ぎてしまったので、本番では少し加減したつもりが、ストールしそうになるほど落とし過ぎて。それで少し焦ってしまい、2コーナーで飛び出して4台ぐらいに抜かれました。でも、そこからは冷静にまわりの状況を見られるようにもなって、順位も上げることができ、SCランの後は自分でもうまくまとめられたように思います。ただ、課題もいくつかあって、まず予選では序盤の位置取りが悪くて、タイムが上がりきらないところで終わってしまいましたし、ファイナルでもバトルの最中にコースの後半区間では同じぐらいで走れるのに、前半区間でロスがあったりとか……。今後、レースを続けていく上で、鈴鹿はまた走ることになるので、今回の課題を修正できれば、と思っています。1年間、ありがとうございました。
Le Beausset Motorsports
F4日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が20分30秒534で優勝した。
曇り空のため気温が下がりつつある午後2時50分、この日の最終レースとしてF4日本一決定戦のフォーメーションラップが始まった。
スタートを制したのはポールポジションの牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。2位には先ほどのS-FJ日本一決定戦を優勝で飾った予選2位の阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が続く。一方、予選3位の根本悠生(GUNZE ZAP F108)はエンジンストール。一気に後続に飲み込まれてしまった。
根本がスタートミスしたため後ろのグリッドの選手は彼を避けるため混乱。これに乗じて3位に上がってきたのは加藤智(FEEL・RK01・TODA)だった。
気温が低くてタイヤがグリップしないのか、予選5位の片山義章(TAIROKU EXCEED)は2周目のS字でクラッシュ。スタートで後方に下がった根本も9位から追い上げ4周目に6位まで上がったところで、5周目のデグナーでコースアウトとさんざんな週末となった。
トップに立った牧野は異次元のスピードで2位の阪口を突き放しにかかる。1秒以上速いラップタイムで独走状態に持ち込むと、10周を回り2位の阪口を11秒離して余裕の優勝。昨年のスーパーFJ日本一に続き、F4でも日本一の称号を手にした。
3位でレースをスタートした加藤は序盤、太田達也(佐藤製作所MYST制動屋東名)に背後を脅かされるが、中盤からは差を広げ3位でゴールに滑り込んだ。
4位には太田が、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。
来年のF4地方選手権は3月15日にツインリンクもてぎで東日本シリーズが開幕。12月にはF4日本一決定戦が同サーキットで開催される予定だ。
- 優勝 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
-
「スタートがうまくいったので何の問題もなかったです。コースレコードを出したかったのですが、前のレースなのかこのレースなのか砂利が出ていてスリッピーでした。特にデグナーは昨日派手にスピンしたのもあって気持ち的に行けなかったです。終わりよければすべてよしです。来年はホンダのドライバーとして参戦しますが、何に乗るかは決まっていません」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
スーパーFJ日本一決定戦は6日、鈴鹿サーキットで10周の決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が23分53秒679で優勝した。
午前中ときおり顔を出していた太陽も雲間に姿を消し、初冬のどんよりとした曇り空の下12時45分、A,Bグループ第1レグそれぞれ上位10人、敗者復活戦上位10人、合計30人のドライバーが参加してフォーメーションラップが始まった。
フォーメーションラップ中、11番グリッドの鈴鹿シリーズのチャンピオン・平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が駆動系のトラブルのためコースサイドにストップ。29人のドライバーがグリッドに整列しスタートが切られた。
トップで1コーナーに飛び込んだのは無難なスタートを決めたポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。これに2番グリッドの大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)、4番グリッドの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が続く。
4位に上がってきたのは6番グリッドからロケットスタートを決めた平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。平はオープニングラップのヘアピンで3位の吉田宣弘のインに飛び込むが接触して前に出られず。さらにスプーンでアウトから吉田に並びかけるが、再び接触して両者コースアウト。吉田は順位を落としてレースに復帰するも、平はアームを曲げピットインしてリタイアとなった。
この混乱の中、10番グリッドの山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)はオープニングラップで4位まで順位を上げるとシケインで前を走る兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)を捕らえて一気に3位まで浮上してきた。
ところが下位を走っていた選手が1周目のヘアピンでスピンしてコース上にストップしため2周目からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。しかし、停止車両の回収が素早く行われレースは3周目から再開。
再開後も阪口はリスタートを決めトップを堅守。2位には大湯が続く。トップの阪口は大湯より1秒弱速いタイムを刻み、みるみる独走態勢を築く。最終ラップにはこのレースのファステストラップをたたき出し、2位以下を圧倒して10周のレースを独走優勝で制した。
大湯は阪口には及ばなかったものの3位以下の混戦を尻目にマージンを築き単独走行。一人旅で2位に入った。
リスタート後3位を走行していた山田は防戦一方。背後には、スタートに失敗したものの3周目の1コーナーで兒島を捕らえ4位に上がってきた八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が迫る。山田は4周目まで八巻を押さえてきたが、その八巻をパスして4位に上がってきたのはなんと敗者復活戦を優勝し、21番グリッドからスタートした小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)だった。
小高は1周目を10台抜きの11位で戻ってくると、3周目には8位、4周目に7位。5周目には混戦をかき分け山田の背後4位に付けると、6周目にはついに山田をパスして3位まで上り詰めてきた。
小高は大湯を追うが、3位に上がった6周目時点でその差は7秒3。大湯より速いタイムを刻むが残り4周ではいかんともしがたく、そのまま3位でゴールすることとなった。
4位には八巻が、5位には鈴鹿初レースながら健闘したもてぎシリーズチャンピオンの川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、6位には大井偉史(スキルスピード10V)が入った。
7位には1周目にコースアウトして順位を落とすものの追い上げた吉田宣弘がジェントルマンドライバートップで続き、8位は早坂祐希(ナインレーシングミストKK-S2制動屋)、9位は山浦聖人(ZAPオートスペースED)、10位は岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)の順でゴールした。
この後審査を経てジャパンスカラシップシステム(JSS)の対象者1名が発表され、来年のJAF-F4参加権を得ることとなる。
来年のスーパーFJは先陣を切って岡山シリーズが2月21日に開幕。各7サーキットでシリーズ戦が行われ、12月にはツインリンクもてぎで日本一決定戦が開催される予定だ。
- 優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
-
「スタートはそこそこでしたが、トップで1コーナーを回れたので良かったです。昨日と天候も気温も変わったんですが、クルマはいままでで一番乗りやすかったです。ミラーを見ずに自分のペースでたんたんと走りました。序盤で優勝は確信していました。タイヤの熱の入りも良く後半もぜんぜんたれませんでした。スーパーFJは岡山、F1のドリームカップ、この日本一と全部ポールトゥウインだったので自分に向いているレースですが、通過点だと思っています。来年はFIA-F4に出て、JAF-F4にも出るかも知れません」
- 2位 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
-
「第1レグの結果に助けられたのが大きかったのかなと思います。スタートはホイールスピンが多くて前に出ることができませんでした。最初のペースは晴南選手と変わらなかったので後ろを離せましたが、タイヤが暖まったときに離されてしまいました。タイヤが暖まったときのセッティングなのか自分の走りなのか原因はわかりませんが1秒近く晴南選手より遅かったです。勝ってスカラシップを取りたかったですが、今できるベストだったのかなとも思います」
- 3位 小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)
-
「スタートが決まって前に行けました。3番手以降がごちゃごちゃしてたので、SCが入らなければ大湯選手まで行けたのかなと思います。FIA-F4でも混戦は慣れていますし、抜くのは得意なので問題はなかったです。第1レグをフライングして、敗者復活戦でタイヤを使って悪い流れだったんですが、最低限表彰台に乗ろうと思っていたので目標は達成できて良かったです」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | A | 1 | 牧野 任祐 | DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS MYST KK-ZS | DL | 10 | 20'30.534 |
| 2 | 2 | C | 1 | 阪口 晴南 | ハートフルスクェアー戸田DL ZAP F108 | DL | 10 | 11.075 |
| 3 | 10 | C | 2 | 加藤 智 | FEEL・RK01・TODA B-MAX RK01 | DL | 10 | 17.694 |
| 4 | 12 | A | 2 | 太田 達也 | 佐藤製作所MYST制動屋東名 MYST KK-ZS | DL | 10 | 20.918 |
| 5 | 82 | C | 4 | 栗原 正之 | テクノハヤブサリターンズ TOKYO R&D RD10W | DL | 10 | 25.407 |
| 6 | 72 | C | 5 | 金井 亮忠 | チームNATS・正義001 NATS 001 | DL | 10 | 34.195 |
| 7 | 34 | C | 6 | 早坂 公希 | CMS☆MC090 MOONCRAFT MC090 | DL | 10 | 34.647 |
| 8 | 14 | C | 7 | 根本 悠生 | GUNZE ZAP F108 ZAP F108 | DL | 10 | 42.039 |
| 9 | 77 | A | 3 | 久保 宣夫 | セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋 MYST KK-A | DL | 10 | 57.927 |
| 10 | 5 | A | 4 | 大岩 政裕 | ポイントワンTM WORKS M2ミスト MYST KK-ZS | DL | 10 | 1'05.432 |
| 11 | *3 | C | 8 | 今井 龍太 | B-MAX・PARABOLEエンドレス B-MAX RK01 | DL | 10 | 1'09.096 |
| 12 | 17 | C | 9 | 小倉 可光 | チームNATS・OAC・090 MOONCRAFT MC090 | DL | 10 | 1'38.254 |
| 13 | 22 | A | 5 | 池島 実紅 | 東京工科自動車大学校 WEST 976 | DL | 10 | 1'51.992 |
| 14 | 73 | A | 6 | 近藤 紘史 | K&G RACING C72近藤電気 WEST 056 | DL | 10 | 2'03.945 |
| 15 | 21 | A | 7 | 相馬 智宏 | 東京工科自動車大学校 WEST 006 | DL | 10 | 2'06.622 |
| 16 | 7 | A | 8 | 山岸 洋之 | イーグルスポーツ☆MTN☆056 WEST 056 | DL | 10 | 2'20.481 |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
| - | 27 | C | - | シュウジ | B-MAX・RK01・TODA B-MAX RK01 | DL | 6 | 4Laps |
| - | 28 | C | - | 片山 義章 | TAIROKU EXCEED B-MAX RK01 | DL | 1 | 9Laps |
| - | 51 | A | - | 藤井 敬士 | フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD WEST 956改 | DL | 0 | DNS |
| - | *70 | C | - | 岡本 武之 | ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC MOONCRAFT MC090 | DL | 8 | 失格 |
- Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS) 2'02.560 (6/10) 170.57km/h
- CarNo.3,70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第61条~1)②(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.70は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ規則第72条~3)(罰則の不履行)により、失格とした。
S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 34 | | 1 | 阪口 晴南 | 中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ MYST KK-S2 | YH | 10 | 23'53.679 |
| 2 | 58 | | 2 | 大湯 都史樹 | Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 7.838 |
| 3 | 61 | | 3 | 小高 一斗 | KKSⅡ・制動屋ミスト MYST KK-S2 | YH | 10 | 12.776 |
| 4 | 22 | | 4 | 八巻 渉 | モレキュールアキランドイーグル MYST KK-S | YH | 10 | 16.597 |
| 5 | 62 | | 5 | 川合 孝汰 | ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 18.937 |
| 6 | 7 | | 6 | 大井 偉史 | スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 23.711 |
| 7 | 57 | G | 1 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED MYST KK-S2 | YH | 10 | 27.324 |
| 8 | 19 | | 7 | 早坂 祐希 | ナインレーシングミストKK-S2制動屋 MYST KK-S2 | YH | 10 | 27.695 |
| 9 | 10 | | 8 | 山浦 聖人 | ZAPオートスペースED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 28.720 |
| 10 | 43 | | 9 | 岡村 健 | セオドールレーシングジュニアチーム TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 29.330 |
| 11 | 2 | | 10 | 兒島 弘訓 | OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 32.930 |
| 12 | 45 | | 11 | 山田 遼 | IDMS&RSプリモガレージ茶畑 TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 33.356 |
| 13 | 36 | | 12 | 深村 匠 | アルビGIA玉三郎10V ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 33.801 |
| 14 | 9 | | 13 | 山部 貴則 | スーパーウインズ&花島10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 36.724 |
| 15 | 21 | G | 2 | ヒロシ | ミスト・関口制動屋KOTA・RACING MYST KK-S2 | YH | 10 | 38.446 |
| 16 | 18 | | 14 | 飯嶋 郁陽 | ZAP SPEED・ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 38.805 |
| 17 | 20 | G | 3 | 加納 亨介 | ZAPオミッターズ10V・ED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 39.186 |
| 18 | 25 | G | 4 | 濱野 隆一 | ロコリス★スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 58.608 |
| 19 | 1 | G | 5 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 59.279 |
| 20 | 35 | | 15 | 長谷川 綾哉 | アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 59.547 |
| 21 | 23 | G | 6 | 宮本 健一 | KMTS-RT KK-SミストTODA MYST KK-S2 | YH | 10 | 59.919 |
| 22 | 55 | G | 7 | 田崎 貴英 | KT三島自動車RS金谷11J関口ED WEST 11J | YH | 10 | 1'02.989 |
| 23 | 5 | G | 8 | 村瀬 和也 | ミスト関口・制動屋・勝男武士号 MYST KK-S2 | YH | 10 | 1'19.093 |
| 24 | 44 | | 16 | 小野寺 匠 | Btontc Jack KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 1'19.466 |
| 25 | 27 | G | 9 | 中村 玄 | 三島自動車KTガレージCMN11J ED WEST 11J | YH | 10 | 1'22.888 |
| 26 | 56 | G | 10 | 川地 欽也 | シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 9 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
| - | 70 | | - | 平 優弥 | Team Naoki☆LEPLIX 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 1 | 9Laps |
| - | 24 | | - | 平木 玲次 | RS FINE F・L・C 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 0 | 10Laps |
| - | 66 | | - | 飛田 陽宏 | DEEP-R・関口10・ED TOKYO R&D RD10V | YH | 0 | 10Laps |
| - | 37 | | - | 加藤 泰賀 | アルビメークウィナーミネテックED TOKYO R&D RD10V | YH | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'12.923 (10/10) 157.27km/h