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2015年12月

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 牧野任祐が2位以下を1秒5離すタイムでポールポジション

 F4日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)が2位以下を1秒5離す2分2秒193とぶっちぎりのタイムでポールポジションを獲得した。

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 公式予選は午後2時35分より20分間で行われた。

 開始8分過ぎには阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)が2分2秒265でトップに立つ。これを加藤智(FEEL・RK01・TODA)が11分過ぎに2分4秒246で逆転すると、直後に阪口が2分3秒929でトップを奪い返す。

 ところが16分過ぎに一気にタイムを縮めてきたのが牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)。なんと2分2秒193とこれまでのトップ争いから1秒7も速いタイムでトップに躍り出た。さらに牧野はコースレコードの2分1秒888を更新すべく、次周のセクター1を最速タイムで通過。しかし勢い余ってデグナーでコースアウトを喫し、タイム更新はならなかった。

 阪口も終盤2分3秒702と若干タイムを詰めたものの、牧野は2位以下を1秒5ちぎってポールポジション決めた。2位には阪口が、3位には終盤タイムアップした根本悠生(GUNZE ZAP F108)が入った。

 4位は加藤、5位には栗原正之(テクノ ハヤブサ リターンズ)が、6位には金井亮忠(チームNATS・正義001)が続いた。

 決勝は明日6日、午後2時50分より10周で争われる。

ポールポジション 牧野任祐(DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS)
f4-no1-q-makino  「コースレコードを狙っていたのですが、スピンしてしまいました。あしたもレコードを更新したいです。フロントタイヤの暖まりが遅いんですが、スタートに集中して、あとは自分との戦いですね。全勝優勝できるようにがんばります」
予選2位 阪口晴南(ハートフルスクェアー戸田DL)
f4-no1-q-sena  「このクルマに乗ってから時間がなかったのでセットアップとか、トラブルもあるしまだまだ上げていくところはあります。タイムは離されるのはわかっていたので、どこまで近づけるかというのを目標にしていましたが、まだまだ全然足りないです。残り1ヒート精いっぱいがんばります」
予選3位 根本悠生(GUNZE ZAP F108)
f4-no1-q-nemoto  「昨日トラブルが多くて、今日はぶっつけでした。セットも煮詰まってないし、ドライバーとしての技量も合わせ切れてないです。タイヤも暖め切れませんでした。牧野選手と1秒8離されたのは向こうは何かつかんで、こちらはつかみ切れてないんだと思います。決勝に向けてそこを見つけられるように今からエンジニアと話し合います」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ 大湯都史樹が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグBグループの決勝を行い、大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が6周・13分28秒508で優勝した。

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 第1レグBグループはAグループ決勝終了後の午後12時45分にフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、予選2位の小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)がレッドシグナルが消える前にあきらかなジャンプスタートで飛び出す。これに躊躇したのかアクセルを戻した小高を尻目にトップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)。これに予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)をかわした同4位の大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が2位で続き、小高は3位に付けた。

 トップに立った平だが、なんとヘアピンの進入でシフトをロックさせスピン。コースに復帰したものの一気に後続に飲み込まれ10位以下まで順位を落とすこととなった。

 ドライビングスルーペナルティーを受けた小高が3周目にペナルティーを消化するとトップに立ったのは大湯。このまま後続を突き放し6周を走って優勝を飾ることとなった。

 2位にはジェントルマンドライバーの吉田が入った。1周目を11位で戻ってきた平はファステストラップをたたき出しながら、前車を次々とパス。2周目に8位、3周目に6位、4周目に5位、5周目に4位に上がると、ファイナルラップのシケインで前を走る大井偉史(スキルスピード10V)をアウトからパスして3位に滑り込んだ。

 4位には大井が、5位には山田遼(IDMS&RSプリモガレージ茶畑)が、6位には岡村健(セオドールレーシングジュニアチーム)が入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 トータルタイムはAグループで優勝した阪口晴南がこのレース優勝の大湯都史樹より短かったため、阪口がポールポジションを獲得することとなった。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)
sfj-no1-a-1st-reg-oyu  「スタートは普通に決まって、小高選手がフライングしてたのが見え、平選手がスピンしていなくなったのでラッキーでした。でもアベレージのタイムが遅すぎて、小高選手のペナルティーがなければどこかで抜かれていたと思います。明日は晴南選手もいて、平選手も後ろにいて速い人が集まっているので、あしたに向けてマシンを調整していきたいと思います。同じくらいのタイムで走れないと勝てないですが、優勝を目指してがんばります」
2位 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)
 「いやぁ、運がありますね。恵まれています。2台消えましたが、調子は悪くないんですよ。スタートのミスが悔やまれます。大湯選手の前に出れば押さえられたと思いますが、第1レグなのでこのへんでいいかな。表彰台には立ちたいのでがんばりますし、3年連続のジェントルマン最優秀賞も取ります」
3位 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
 「きれいに回っちゃいました。シフトロックしましたが、冷えてるタイヤを管理できなかったぼくのミスです。挽回はしましたが、決勝に向けて厳しいポジションになってしまいました。ベストタイムは晴南選手よりコンマ2秒遅いのでたれてきたタイヤに合わせたセッティングをして決勝に臨みたいと思います。スタートを決めて前に出られれば勝機はあります」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ 阪口晴南がぶっちぎりで優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は5日、鈴鹿サーキットで第1レグAグループの決勝を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が6周・13分20秒459で優勝した。

sfj-no1-a-1st-leg-start1

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sfj-no1-a-1st-leg-22vs2

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 第1レグAグループの決勝は、午前11時55分より決勝レースがスタート。ポールポジションの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)は無難にスタートを決めトップで1コーナーへ。予選2位の兒島弘訓組(クラス・OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)がポジションをキープして阪口に続く。3位にはロケットスタートを決めた山浦聖人(ZAPオートスペースED)が上がってきた。4位に予選3位の八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が続くが、八巻は早くも1周目のスプーンで山浦を攻略、3位に上がる。

 さらに八巻は2周目のヘアピン立ち上がりで2位の兒島に並びかけスプーン手前で2位に。

 この間、トップに立った阪口は2周を終わって2位以下を2秒2離すと、4周目にはこのレースのファステストラップをたたき出す異次元のスピードで1周あたり1秒近いラップタイムを刻み独走に持ち込むと、6周をまわってぶっちきりでこのレースを制した。

 2位には八巻が入り、3位には兒島が続いた。4位には3周目に山浦をかわした川合孝汰(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が、5位には山浦、スタートで順位を落とし一時は10位まで後退した平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が追い上げ6位に入った。

 このレースで10位までに入ったドライバーが明日のファイナルに進出、11位以下はこの後行われる敗者復活戦でファイナル進出をかけて戦うこととなる。

 ファイナルレースは明日6日午後12時45分から10周で争われる。

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-a-1st-reg-sena  「スタートを決めたら離していけると思っていたので、序盤からプッシュしました。Bグループに負けたくなかったのでタイヤのことは考えずにプッシュしていました。あしたもスタートが決まればちぎっていけると思いますが、平選手が追い上げてくる前に逃げて、ぶっちぎりで優勝したいと思います」
2位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
 「スタートは失敗もなく普通にできたんですが、ZAPの選手にロケットスタートを決められましたが、ペースはぼくの方が速かったので落ち着いて抜けるところで抜きました。そこから前の兒島選手を追いかけましたが、ぼくの方が速かったのでスリップを使って横に出てスプーンで抜くことができました。明日はタイヤの温存ができているので他の選手よりアドバンテージはあると思いますし、落ち着いていけばいい順で追われると思います」
3位 兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)
 「序盤、思ったよりペースが上がらなくて晴南選手に付いていけるかなと思ったんですが、デグナーからヘアピンにかけて離されていきました。厳しい戦いになるかなと思ったら後ろから八巻選手が来ていて、エア圧の問題もあり、ヘアピンでミスをしてスプーンで並ばれてしまいました。満足できるレースではありませんでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿敗者復活戦結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Repechage Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1611小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH511'24.427
221G1ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH52.001
392山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH53.977
4663飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH511.117
5354長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH514.339
655G2田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH515.174
7446小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.379
856G3川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH520.992
927G4中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH531.751
10377加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH531.894
---- 以上ファイナル進出 ----
11*305豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH549.158
1282G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH557.211
13*11G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51'05.404
---- 以上規定周回数(4Laps)完走 ----
-80G-片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH05Laps
  • CarNo.11,30は、2015鈴鹿クラブマンレースシリーズ第61条~1)②(ピートレーン速度)違反により、競技結果に30秒を加算した。

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 F4 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
111A1牧野 任祐DODIE・制動屋・ルーニー・MYST・JSS
MYST KK-ZS
DL2'02.193--171.083
22C1阪口 晴南ハートフルスクェアー戸田DL
ZAP F108
DL2'03.702 1.509 1.509168.996
314C2根本 悠生GUNZE ZAP F108
ZAP F108
DL2'04.091 1.898 0.389168.467
4*10C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'04.142 1.949 0.051168.397
582C4栗原 正之テクノ ハヤブサ リターンズ
TOKYO R&D RD10W
DL2'04.339 2.146 0.197168.131
6*72C5金井 亮忠チームNATS・正義001
NATS 001
DL2'04.457 2.264 0.118167.971
728C6片山 義章TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL2'04.490 2.297 0.033167.927
812A2太田 達也佐藤製作所MYST制動屋東名
MYST KK-ZS
DL2'04.598 2.405 0.108167.781
93C7今井 龍太B-MAX・PARABOLEエンドレス
B-MAX RK01
DL2'05.197 3.004 0.599166.978
1034C8早坂 公希CMS☆MC090
MOONCRAFT MC090
DL2'05.308 3.115 0.111166.831
115A3大岩 政裕ポイントワンTM WORKS M2ミスト
MYST KK-ZS
DL2'06.490 4.297 1.182165.272
1277A4久保 宣夫セレクトジャパン☆MYST-KKA制動屋
MYST KK-A
DL2'06.936 4.743 0.446164.691
1317C9小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL2'10.400 8.207 3.464160.316
1422A5池島 実紅東京工科自動車大学校
WEST 976
DL2'10.491 8.298 0.091160.204
1527C10シュウジB-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL2'10.781 8.588 0.290159.849
1651A6藤井 敬士フジタ薬局☆モーターテクニカ☆FRD
WEST 956改
DL2'11.063 8.870 0.282159.506
177A7山岸 洋之イーグルスポーツ☆MTN☆056
WEST 056
DL2'11.097 8.904 0.034159.464
1821A8相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL2'12.58510.392 1.488157.674
1970C11岡本 武之ヤマゲン証券☆セノーテキャピタル☆MC
MOONCRAFT MC090
DL2'12.76110.568 0.176157.465
2073A9近藤 紘史K&G RACING C72近藤電気
WEST 056
DL2'13.02210.829 0.261157.156
---- 以上基準タイム(130% - 2'41.000)予選通過 ----
  • CarNo.10は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第55条~1)(チェッカー無視)違反により、2グリッド降格とする。
  • CarNo.72は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第61条~1)(ピットレーン速度)違反により、2グリッド降格とする。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg B Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1581大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH613'28.508
257G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH63.710
3702平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.735
473大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH65.902
5454山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH67.774
6435岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH611.001
7186飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.589
8367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH620.968
925G2濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH626.549
101G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH627.785
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11*618小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH629.637
12379加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH640.478
13*21G4ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH640.638
143010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH641.555
1582G5稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH61'23.949
1611G6キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH51Lap
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-66-飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH24Laps
  • Fastest Lap: CarNo.70 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)2'13.274 (4/6) 156.86km/h
  • CarNo.61,21は、2015鈴鹿クラブマンシリーズ第54条~1(反則スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) 1st Reg A Group Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1341阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ
MYST KK-S2
YH613'20.459
2222八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH65.194
323兒島 弘訓OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH66.311
4624川合 孝汰ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH610.030
5105山浦 聖人ZAPオートスペースED
TOKYO R&D RD10V
YH611.838
6246平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH613.043
7197早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋
MYST KK-S2
YH616.398
820G1加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH623.698
923G2宮本 健一KMTS-RT KK-SミストTODA
MYST KK-S2
YH634.974
105G3村瀬 和也ミスト関口・制動屋・勝男武士号
MYST KK-S2
YH636.503
---- 以上ファイナル進出、以下敗者復活戦 ----
11358長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
TOKYO R&D RD10V
YH636.772
1255G4田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH637.321
1380G5片岡 聡NRS KKS2
MYST KK-S2
YH638.530
14449小野寺 匠Btontc Jack KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH640.430
1556G6川地 欽也シフト☆遊心☆メタルチップス☆KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH644.867
1627G7中村 玄三島自動車KTガレージCMN11J ED
WEST 11J
YH649.052
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-9-山部 貴則スーパーウインズ&花島10V
TOKYO R&D RD10V
YH15Laps
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ) 2'13.061 (4/6) 157.11km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿公式予選 Aグループは阪口晴南が、Bグループは平優弥がトップタイム

 S-FJ日本一決定戦が鈴鹿サーキットで開幕。Aグループ予選では阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)が、Bグループでは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)がトップタイムを記録した。

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 鈴鹿サーキットは早朝より快晴に恵まれ午前9時からAグループ予選が20分間で行われた。

 開始10分あたりまで八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が2分14秒470までタイムを縮めトップに立つ。これを上回ってきたのが、先日SRS-Fを主席で卒業した16歳の阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)。2分14秒087でトップに立つと、このタイムを一気に12秒728まで縮め、ただ一人12秒台で2位以下を0秒7ちぎって圧倒。トップタイムで予選を切り上げた。

 2位にはS-FJ岡山シリーズランキング2位の兒島弘訓(OUSFPコウゲレーシングKK-SⅡ)が入り、八巻が3位で続いた。

 Bグループ予選は午前9時35分から20分間。こちらは平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)が開始10分前あたりからトップに君臨。早々にタイムを2分12秒936と13秒を切るタイムをたたき出すと、終了直前には2分12秒586とAグループの坂口を上回わりトップで予選を制した。

 2位には今シーズンFIA-F4に参戦していた小高一斗(KKSⅡ・制動屋ミスト)が、3位にはジェントルマンクラスの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)が食い込んできた。

 このあとAグループ第1レグが11時55分から、Bグループ第1レグが12時45分からそれぞれ6周で争われ、トータルタイムの速いほうの勝者が明日の決勝レースでのポールポジションを獲得することとなる。

Aグループ予選トップタイム 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田ワコーズ)
sfj-no1-q-sena  「昨日の練習の2本目でセットが決まって13秒台が出たのでニュータイヤを履いたら12秒台に入ると思っていました。うまくまとめられたと思ったんですがセクター1が足りなかったのが悔しいです。最後はシケインがダブルイエローでタイムを出せなかったです。2レースあるいので無理もしませんでした。平選手のタイムは超えられたと思いますが、後の方が路面が良かったのかも知れません。第1レグはスタートが決まれば大丈夫だと思います。めいっぱい行ってポールを取ります」
Bグループ予選トップタイム 平優弥(Team Naoki☆LEPLIX 10V)
sfj-no1-q-taira  「A組の様子を見ながらのアタックだったのでラッキーだったと思います。晴南選手のタイムも把握していました。最後、12秒5が出たときも最終コーナーでシフトミスしたので、あとコンマ1は詰められたと思います。全体ベストだったのでシーズンのまとめでいいスタートが切れました。第1レグはスタートで逃げられればと思いますが、決勝でタイヤのライフを残すようにコントロールでればいいですね。晴南選手との一騎打ちになるのかなと思っています」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2015/12/05) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ 日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
1701平 優弥Team Naoki☆LEPLIX 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'12.586--157.673
2612小高 一斗KKSⅡ・制動屋ミスト
MYST KK-S2
YH2'12.954 0.368 0.368157.236
357G1吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED
MYST KK-S2
YH2'13.114 0.528 0.160157.047
4583大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2'13.484 0.898 0.370156.612
574大井 偉史スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.527 0.941 0.043156.562
6665飛田 陽宏DEEP-R・関口10・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.128 1.542 0.601155.860
7456山田 遼IDMS&RSプリモガレージ茶畑
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.632 2.046 0.504155.277
821G2ヒロシミスト・関口制動屋KOTA・RACING
MYST KK-S2
YH2'15.046 2.460 0.414154.801
9367深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.085 2.499 0.039154.756
10438岡村 健セオドールレーシングジュニアチーム
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.171 2.585 0.086154.657
11189飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.653 3.067 0.482154.108
123010豊島 貴大FL大進・須藤接骨院u
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.978 4.392 1.325152.617
133711加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.040 4.454 0.062152.548
141G3吉田 雄作VW車を買うならVW三重北で!ワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.245 4.659 0.205152.320
1525G4濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.334 4.748 0.089152.222
1611G5キム ドンホDREAM★RACER ZAP F109
ZAP F109
YH2'23.53510.949 6.201145.645
1782G6稲生 幸敏NRS KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH2'30.39317.807 6.858139.004

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿 セオドールレーシングJr.チーム 岡村建、初のフルコースレースで6位入賞 (THEODORE)

 F1日本グランプリ サポートレースにスーパーFJが組み込まれてから今年で3回目となる2015S-FJドリームカップレース。日本国内で7つのシリーズ(オートポリス・岡山・鈴鹿・富士・筑波・もてぎ・東北)が開催されているJAF地方選手権スーパーFJシリーズ。 各シリーズの上位選手が選抜選手として参加を許されるこのドリームカップにセオドールレーシングジュニアチームは、前回の鈴鹿シリーズRd.5で電撃的なデビュー優勝を飾った岡村建(以下、タケル)を起用して参加しました。

 鈴鹿サーキットはF1で使用されるフルコースの他、F1ピット側を使用する東コースとバックストレートを中心とする西コースの三種類に使用が分割され、前回のデビューレース時は西コースで開催されました。 今回のF1サポートレースは当然ながらフルコースで開催され、タケルにとっては初のフルコースでのレースとなります。

 世界共通のF1サポートレースフォーマットの為、金曜日フリー走行(30分)、土曜日予選、日曜日に決勝とタイトなスケジュールでの開催となる今回のドリームカップレース。 元々、今年の最初の目標は年末に行われるスーパーFJ日本一決定戦(鈴鹿サーキット/フルコース)でポディウムフィニッシュする事にターゲットを絞っている為、今回のレースはそのシュミレーションを目的として参加をする事をターゲットにしています。

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9月25日(金):フリープラクティス

 朝から雨と言う最悪のコンディションからスタートしました。ウェットでの走行が初めての為、慎重に走る様に指示したものの序盤は2-5番手のタイムを連発し、初ウェットとは思えないパフォーマンスでしたが中盤にコースオフ。ダメージは無かったものの、以後、徐々に路面が乾き、周囲がペースアップしていく中タイムを伸ばす事が出来ず25台中12番手に沈みました。

9月26日(土):予選

 前日までと一転、朝からドライとなり参加全25台はドライタイヤでタイムアタックに入りました。 F1が走った後の路面の走りづらさにキチンと対応できず、序盤5番手前後に付けていたものの、後半にタイムアップできずムダな周回を重ねてしまいました。結果トップから大きく水を空けられての9番手。とは言うもののフルコースでの自己ベストはキチンと更新している事から決勝でのジャンプアップが期待されました。

9月27日(日):決勝

 前夜、遅くに雨が降り未明までは上がるものの雲は多く路面はウェットと言う難しいコンディション。これ以上の降水は無いという判断から全てのマシンがスリックタイヤをチョイスして西ストレートのダミーグリッドに整列。先導車に導かれ晴れ舞台である東コースのF1グリッドにオン。

 そしてフォーメーション開始。ところがここでハプニングが発生。上位グループのドライバーがバックストレート(西コースピット前)で前車に追突。これによってこのスタートはキャンセルとなり、もう一度フォーメーションをやり直す事となりました。

 F1サポートレースの為タイムテーブルの遅延は許されず、レースキャンセルになるのでは?と関係者の間に緊張が走りましたが、当初の予定8Lから一周減算の7Lでレースが開始される事が通達されフォーメーション開始。今度は綺麗にグリッドに整列し全車クリーンスタート。

 タケルはロケットスタートを決め、9番手から一気に5番手へポジションアップ。トップグループの一角を形成しました。 しかし1-2位の二台は桁違いのラップタイムを刻みながら後方を引離し、タケルはセカンドグループの中で後方から来るマシンを抑え込むのに必死となる展開になってしまいました。

 その頃、タケルは後方の選手の追い上げ以外にも強いプッシュアンダーと格闘し、タイムを上げられずにポジションキープに必死でしたがレースもあと1/3周となった最終ラップのスプーンコーナーでとうとうオーバーテイクされ6位へ転落。そのままフィニッシュとなりました。今回は非選手権の為、ポイントはありませんが賞金対象が6位までなので、何とか入賞を果たしたと言う結果となりました。

ドライバー 岡村 建のコメント:
i7x8075_sep26  自己ベストは出せましたけど、アンダーが強くてどうにもなりませんでした。最後はあれ以上、抑えるのは無理でした。懸念だった東コース部分のセクター1が良かったのですが、セクター1、特にスプーン入口がダメでした。今回は時間との戦いでしたが、もっと練習しないとダメですね。次の鈴鹿クラブマンシリーズは東ショートコース。気持ちを入れ替えて頑張ります。
チームコンサルタント 澤野勝治のコメント:
 全てにおいて初めてづくしで良く戦っていますよ。課題はあれど、今以上に早急にプッシュさせる必要は感じません。ユックリと自分の課題に取り組めば良いのですから。6位でがっかりする事は不要です。なぜならまだ2レース目です。当初の予定では12月のスーパーFJ日本一戦でポディウムの一角を獲得すれば良いと考えていましたから、デビュー戦で勝ってしまってちょっとチーム内が浮き出しあってしまっていました。しかしそれは間違いです。初めてのフルコースレース、雨の走行。しかも時間の無いF1サポートレースと言う事を考えれば今回はむしろ前回より高い評価点を与えたいと思います。とは言え、多くの問題点もあるのでそれらは慎重に潰していきます。
THEODORE RACING Press Release

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿決勝 各選手のコメント(1~6位)

優勝 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田)
sfj-dcr-r-sena  「金曜日練習、土曜日予選、日曜日決勝と一日1セッションしかない短い時間の中で、セッティングはそんなにしなかったんですが、いままでの積み上げの中でのフィーリングやドライビングなどが前から出来上がっていたので、余裕を持ってレースをできた週末でした。スタートが決まって自分のペースで走ればちぎっていけるかなと思っていましたが、予想外に小高くんが付いてきてびっくりしました。F1と同じ表彰式は感動しました」
決勝2位 小高一斗(ファーストモールディング・制動屋・ミスト)
sfj-dcr-r-kotaka  「スタートで1台抜きましたが、きのうの予選タイムだと付いて行けないかなと思っていました。ここでFJを走るのは無かったので、決勝中も練習じゃないんですがちょっとづつわかってきて予選よりタイムもよく、晴南にも付いて行けたんですが、後半は離されてあきらめたわけじゃ無いんですが、だめでした。S字の走りは牧野くん(昨年の同レースのウィナー)に教えてもらいました。でも1~2コーナーの走りはまだ分からないです。もっと練習してから望むべきでした。F1でもう一度あの表彰台に立ちたいです」
決勝3位 平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)
sfj-dcr-r-hiraki  「スタートが良くなく、序盤のペースも良くなかったので前の2台に離されてしまったのが敗因です。スタートで前を抜いていれば……。ヘアピンで前がミスったので1台抜いて3位に上がれましたが、あと2台行きたかったです。表彰式はいつもと違って良かったですが、一番上に乗りたかったです」
決勝4位 平優弥(Team Naoki☆Leprix 10V)
sfj-dcr-r-taira  「スタートで5位まで上がって(予選8位)、オープニングラップで大湯選手を抜くことができました。鈴鹿シリーズを争っている平木選手に付いて行けるようにレース中もラインを変えたりしてトライしていました。トップ2にはかなわなかったですが、鈴鹿シリーズのように平木選手に離されることはなかったのが、今後に向けての収穫でした。きのうまで絶不調でしたが、頭を冷やしていろいろ考えて決勝に望んだのが良かったです」
決勝5位 八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)
sfj-dcr-r-yamaki  「4番手スタートで発進自体はうまくいったんですが、1速から2速に入れるときに引っかかってしまって、10番手あたりまで落ちてしまいました。ペース自体はエンジンも良く回ってくれたので悪くは無くどんどん抜くことができ最後は5番手まで巻き返すことができました。スタートが決まってれば表彰台には乗れたと思いますし、せめて元の順位の4位までは行きたかったです」
決勝6位 岡村建(THEODORE RACING 10V)
sfj-dcr-r-okamura  「スタートは6位で、前のクルマがいなくなってずっと5位を走っていましたが、最後にスプーンで抜かれてしまいました。速さが足りなかったです。前回のクラブマンで勝てたのはラッキーなだけでした」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿決勝 セナの名が表彰台の頂点に。阪口晴南がポールトゥウイン

 F1鈴鹿GPのサポートレースとして行われたスーパーFJドリームカップレースは27日、三重県の鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で7周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り7周・15分47秒967で優勝した。

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sfj-dcr-r-podium

 今年もF1のサポートレースに組み込まれたスーパーFJ。各6地区で行われている同レースから30歳未満の精鋭25名が鈴鹿サーキットに集結した。

 西コースからスタートしたマシンがコースを半周、グリッドに整列しフォーメーションラップが午前10時に始まった。未明から降り始めた雨は朝方には上がったもののウェットパッチが所々残る路面はハーフウエット。このコンディションの中、予選6位からウェービングをしタイヤを暖めていた片山義章(チームKRS)がバックストレッチで前を走る予選5位の大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)に接触。片山はガードレールにクラッシュし、このためスタートはディレイとなった。

 周回数8周で行われる予定だった決勝レースは7周に減算。2度目のフォーメーションラップの後切られたスタートを制したのはポールシッターの阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田)。予選2位の平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)はスタートを失敗し4位まで落ちた。代わって2位に上がってきたのは同3位の小高一斗(ファーストモールディング・制動屋・ミスト)。3位には同4位の大湯が、5位には同8位の平優弥(Team Naoki☆Leprix 10V)がジャンプアップ。6位に岡村健(THEODORE RACING 10V)と続く。

 レースは序盤からトップ阪口と2位小高の争いとなる。3位以下は彼らのハイペースに付いていくことができない。東コースで速い小高が序盤、一時は阪口に詰め寄るも、中盤からはその差は開き始める。5周目にファステストラップをたたき出した阪口が最後は小高を突き放し、1秒7のギャップを築いて7周のレースを制した。

 一方、スタートで3位に上がった大湯は接触の影響でペースが上がらず、1周目のヘアピンでインから平木に、同周のスプーンで平にパスされ5位に落ちるとその後もずるずると後退。3位、4位に上がった平木と平の順位は変わらずそのままゴールを迎えることとなった。

 後方からはスタートを失敗し10位前後まで落ちた八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)が徐々に順位を回復。2周目のスプーンで前を走る大湯がスピンしたため7位に上がると、3周目にはヘアピンでインから大石裕基(大石工務店スキル制動屋)をパスして6位。そして最終ラップのスプーンで岡村を捉え5位でゴールした。

 6位には岡村が、7位には大石。8位に徳升広平(ZAP SPEED 10V ED)、9位に山浦聖人(ZAPミマキエンジニアリングED)ともてぎから遠征してきたZAPコンビが、大井は結局10位でゴールした。

 この後、多くの選手は各地区のシリーズに戻り終盤戦を戦う。そして締めくくりとなる特別戦、S-FJ日本一決定戦がここ鈴鹿サーキットで12月6日に行われる予定だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroyuki MINAMI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿決勝結果

F1 JAPANESE GRAND PRIX -RIJ- (2015/09/27) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ Dream Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
134阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH715'47.967
261小高 一斗ファーストモールディング・制動屋・ミスト
MYST KK-S2
YH71.750
324平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH78.753
470平 優弥Team Naoki☆Leprix 10V
TOKYO R&D RD10V
YH710.493
522八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH716.269
643岡村 健THEODORE RACING 10V
TOKYO R&D 10V
YH716.763
78大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH721.276
819徳升 広平ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH724.020
910山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH724.748
107大井 偉史i-youth skill speed 10V
TOKYO R&D RD10V
YH726.309
1187早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋GIAMW
MYST KK-S2
YH726.605
1260辻 恵路NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH727.066
1355板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆R&D 10V☆F Racing
TOKYO R&D RD10V
YH727.955
1436深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH731.870
1558大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH732.239
1635長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
MYST KK-S
YH738.484
175上野山 晶太Red5 KK-SⅡ千葉工業大学
MYST KK-S2
YH744.733
1818飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH752.352
1937加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックTSC ED
TOKYO R&D RD10V
YH753.282
2057丸山 友輝GIA新潟国際自動車大学校アルビレックスRTワコーズED
MYST KK-S
YH71'04.893
2125鶴若 昂WRS TSURUWAKA KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH71'14.007
2238小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH52Laps
23*30豊島 貴大ファインリミッテッドHKS大進μ須藤接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH52Laps
---- 以上規定周回数(70% - 4Laps)完走 ----
-*28片山 義章チームKRS
TOKYO R&D RD10V
YH失格
-*41今井 龍太諏訪姫PLUMテンホウEDガレージI
MYST KK-S
YH失格
  • Fastest Lap: CarNo.34 阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田) 2'14.846 (5/7) 155.03km/h
  • CarNo.28は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)①(危険なドライブ行為)により、失格とした。
  • CarNo.41は、鈴鹿サーキット一般競技規則第23条~5)(スタート手順)違反により、失格とした。
  • CarNo.30は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)②(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒を加算した。

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿公式予選 阪口晴南がポールポジションを獲得

 スーパーFJドリームカップレースは、9月26日鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.807km)で公式予選を行い、阪口晴南(中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田)が2分14秒796でポールポジションを獲得。スーパーFJ鈴鹿ラウンドのポイントリーダーの平木玲次(RS FINE F・L・C 10V)が2番手を獲得した。

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 午前10時30分から30分間の公式予選が始まり、阪口晴南以外の車が一斉にコースインを始めた。

 コースイン開始から5分が経過したところで平木玲次がまずはトップタイムを刻み、平優弥(TeamNaoki☆Leprix 10V)が続いた。

 阪口晴南は10分が経過したところでようやくピットから出て、徐々にタイムを刻んで3周目には2分15秒320のタイムを出し、タイムミングモニターに一気にトップに躍り出た。その後も阪口は自己ベストタイムを更新し、5周目にPPタイムの2分14秒796を出し、2番手の平木玲次に0.895の差をつけた。 その後は、タイムが出ないと阪口晴南は判断してかピットに入って他車のタイムを見守った。

 3番手にはFIA-F4にも参戦している小高一斗(ファーストモールデング・制動屋・ミスト)が入り、4番手には八巻渉(モレキュールアキランドイーグル)、5番手は大湯都史樹(Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋)が入った。

 明日の27日の決勝は午前10時から8周のレースが行われる。

PPを獲得した阪口晴南コメント
 「昨日はレインコンディションでしたが、ドライコンディションも自信があったので周回を少なくして予選タイムを出すように集中しました。明日は1コーナーをトップでいければ勝てると思います。適度の緊張はありますが、気分良くレースが出来たらと思います」

2番手を獲得した平木玲次コメント
 「前半でそこそこタイムは出ましたが、前の車に引っかかってクリーンな場所で走れなかったのでタイムアップ出来ませんでした。明日はちゃんとスタートを決めて前に出られればいいなと思っています」
小高一斗コメント
 「スーパーFJで西コースは練習したことはありますが、フルコースを走るのが初めてで1コーナーと2コーナーの感覚が掴めず予選が終わってしまいました。FIA-F4ではずっとスタートを失敗しているので、今回はスタートを決めて優勝したいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿公式予選結果

F1 JAPANESE GRAND PRIX -RIJ- (2015/09/26) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2015 S-FJ Dream Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
134阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH2'14.796--155.0887
224平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.691 0.895 0.895154.06514
361小高 一斗ファーストモールディング・制動屋・ミスト
MYST KK-S2
YH2'15.701 0.905 0.010154.05314
422八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH2'16.100 1.304 0.399153.60211
558大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2'16.239 1.443 0.139153.44510
628片山 義章チームKRS
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.692 1.896 0.453152.93713
77大井 偉史i-youth skill speed 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.742 1.946 0.050152.88114
8*70平 優弥Team Naoki☆Leprix 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.912 2.116 0.170152.69112
943岡村 健THEODORE RACING 10V
TOKYO R&D 10V
YH2'16.927 2.131 0.015152.67413
108大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.941 2.145 0.014152.65814
1160辻 恵路NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH2'17.294 2.498 0.353152.26614
1219徳升 広平ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.337 2.541 0.043152.21814
1355板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆R&D 10V☆F Racing
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.523 2.727 0.186152.01211
1487早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋GIAMW
MYST KK-S2
YH2'17.570 2.774 0.047151.96014
1510山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.795 2.999 0.225151.71214
1636深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.192 3.396 0.397151.27614
1718飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'18.467 3.671 0.275150.97614
1835長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
MYST KK-S
YH2'19.022 4.226 0.555150.37314
1941今井 龍太諏訪姫PLUMテンホウEDガレージI
MYST KK-S
YH2'20.117 5.321 1.095149.1989
205上野山 晶太Red5 KK-SⅡ千葉工業大学
MYST KK-S2
YH2'20.376 5.580 0.259148.92312
2130豊島 貴大ファインリミッテッドHKS大進μ須藤接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH2'20.800 6.004 0.424148.47412
2237加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックTSC ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'21.328 6.532 0.528147.92013
2338小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH2'22.080 7.284 0.752147.13713
2425鶴若 昂WRS TSURUWAKA KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH2'22.113 7.317 0.033147.10314
2557丸山 友輝GIA新潟国際自動車大学校アルビレックスRTワコーズED
MYST KK-S
YH2'23.001 8.205 0.888146.18912
---- 以上基準タイム(130% - 2'57.000)予選通過 ----
  • CarNo.70は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での減速義務)により、ベストラップタイムを抹消した。

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿フリー走行結果

F1 JAPANESE GRAND PRIX -RIJ- (2015/09/25) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2015 S-FJ Dream Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/hLap
134阪口 晴南中日本自動車短期大学KKSⅡ戸田
MYST KK-S2
YH2'28.745--140.54412
258大湯 都史樹Rn-SPORTS TANZEN KK-SⅡ制動屋
MYST KK-S2
YH2'29.342 0.597 0.597139.98213
324平木 玲次RS FINE F・L・C 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'29.372 0.627 0.030139.95412
461小高 一斗ファーストモールディング・制動屋・ミスト
MYST KK-S2
YH2'29.965 1.220 0.593139.40113
518飯嶋 郁陽ZAP SPEED・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'30.144 1.399 0.179139.23413
628片山 義章チームKRS
TOKYO R&D RD10V
YH2'30.550 1.805 0.406138.85913
719徳升 広平ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'30.828 2.083 0.278138.60310
870平 優弥Team Naoki☆Leprix 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'30.843 2.098 0.015138.58912
922八巻 渉モレキュールアキランドイーグル
MYST KK-S
YH2'30.910 2.165 0.067138.52811
1010山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH2'31.568 2.823 0.658137.92612
1155板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆R&D 10V☆F Racing
TOKYO R&D RD10V
YH2'31.844 3.099 0.276137.67612
1243岡村 健THEODORE RACING 10V
TOKYO R&D 10V
YH2'31.970 3.225 0.126137.56113
1336深村 匠アルビGIA玉三郎10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'32.013 3.268 0.043137.52212
148大石 裕基大石工務店スキル制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH2'32.273 3.528 0.260137.28813
1587早坂 祐希ナインレーシングミストKK-S2制動屋GIAMW
MYST KK-S2
YH2'32.441 3.696 0.168137.13611
167大井 偉史i-youth skill speed 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'33.122 4.377 0.681136.52613
1735長谷川 綾哉アルビ新潟第一ホテル開志学園ビヨンドED
MYST KK-S
YH2'33.552 4.807 0.430136.14412
1841今井 龍太諏訪姫PLUMテンホウEDガレージI
MYST KK-S
YH2'33.995 5.250 0.443135.7528
1925鶴若 昂WRS TSURUWAKA KKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH2'34.347 5.602 0.352135.44313
2060辻 恵路NAVY AUTO
MYST KK-S2
YH2'34.911 6.166 0.564134.95012
2138小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH2'36.032 7.287 1.121133.98012
225上野山 晶太Red5 KK-SⅡ千葉工業大学
MYST KK-S2
YH2'36.173 7.428 0.141133.85912
2357丸山 友輝GIA新潟国際自動車大学校アルビレックスRTワコーズED
MYST KK-S
YH2'39.19310.448 3.020131.3207
2437加藤 泰賀アルビメークウィナーミネテックTSC ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'40.18811.443 0.995130.5045
2530豊島 貴大ファインリミッテッドHKS大進μ須藤接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH2'45.18716.442 4.999126.55511

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ決勝 牧野任祐が優勝。日本一の称号は弱冠17歳の手に

sfj-no1-r-start

sfj-no1-r-61

sfj-no1-r-3

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sfj-no1-r-podium

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで最終の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)が、一時2位に落ちるも抜き返し、10周・20分35秒723で優勝。弱冠17歳がS-FJ日本一の称号を手にすることとなった。

 最終レースは午後2時50分から。30台が参加してフォーメーションラップ1周を回ってスタートが切られた。

 ポールシッターの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)は無難なスタートを決めたが、スタートで狙っていた2番グリッドの河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が絶妙のクラッチミート、1コーナーでインから牧野の前に出ることに成功した。3位にも素晴らしいスタートを決めた篠原拓朗(ZAPSPEED ED)が付ける。

 牧野は2周目の2コーナー立ち上がりで河野の背後に付けると、3コーナーでブレーキングを遅らせてアウトから並びかけ、ズバッと河野をパス。早くもトップを奪い返した。

 2位に落ちた河野もあきらめない。何度かファステストラップを更新しながらトップ牧野との息詰まる接近戦を演じる。しかし牧野も隙を与えず、最終ラップにはファステストを奪い返すと、この2台はこのままの順位でゴール。牧野がS-FJ日本一を手にすることとなった。

 2位には河野。上位2台の白熱した争いに付いていくことができなかった篠原は終盤、武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)に迫られるも順位を守り切って3位でゴール。4位には武村が入った。

 予選のトラブルが響き10位スタートとなった佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)が追い上げて5位。6位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ決勝 終盤1,2位がトラブルでリタイア。F4日本一を手にしたのは伴貴広

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで最終の決勝レースを行い、終盤1,2位のドライバーがトラブルで相次ぎ脱落する中、4番グリッドからスタートした伴貴広(TAIROKU EXCEED)が15周・28分33秒522で優勝、F4日本一の称号を手にした。

f4-no1-r-start

f4-no1-r-9

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f4-no1-r-goal

 最終レースは午後1時45分、気温6度、路面温度17度というコンディションの中、19台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)。2番グリッドの吉田広樹(TAIROKU EXCEED)は同3位の太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)に3コーナーでパスされ3位に落ちると、グリッド上で動いたと判定されドライビングスルーペナルティーを受けることとなる。

 吉田がペナルティーを消化すると、トップ三笠、2位太田、3位には伴貴広(TAIROKU EXCEED)が上がってきた。

 トップ三笠は2位の太田を3秒前後リードしながらレースは終盤に。ところが13周目に太田が4コーナーの立ち上がりで失速、マシンをコースサイドに止めると、トラブルの連鎖はトップの三笠をも襲う。14周目のV字立ち上がりでなんとガス欠によりマシンをコースサイドに止めるこことなってしまった。

 相次ぐ上位のトラブルでトップに立ったのは伴。15周目のファイナルラップをトップで回って優勝を飾ることとなった。2位にはスタートをミスして中段から追い上げた伴のチームメート、山口大陸(TAIROKU EXCEED)が入り、TAIROKU EXCEEDが1-2。3位には7番グリッドから追い上げた金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。

 4位は加藤智(FEEL・RK01・TODA)、5位にはアルミクラストップの鶴田和弥(Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS)が、6位にはペナルティーから追い上げた吉田が入った。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161牧野 任祐DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S
MYST KK-S2
YH1020'35.723
23河野 駿佑グッドスマイルレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
YH100.620
32篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH106.505
463武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH106.818
545佐藤 駿介ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH1015.682
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH1017.477
762里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH1018.576
860山部 貴則NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2
MYST KK-S2
YH1019.991
991中西 武蔵シナジーフォーススマイルマックスNRS ED
TOKYO R&D RD10V
YH1020.337
1070平 優弥Team Naoki☆LEPRIX
TOKYO R&D RD10V
YH1021.146
1148天野 翼DIJONエンドレスワコーズNILLZ
TOKYO R&D RD10V
YH1024.865
1227堤 優威B-MAX RACING RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH1025.335
1336早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH1029.988
1466橋本 陸スキルスピード/制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH1030.498
1541今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH1031.686
1651福田 詩久FSプロジェクト戸田10V
TOKYO R&D RD10V
YH1033.165
1718高橋 響太IDI・ROMANTECミスト
MYST KK-S
YH1036.516
1841今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH1039.285
1937神村 悠太メイクウィナーエムズKwinsアルビ10V
TOKYO R&D RD10V
YH1044.566
2046加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH1045.857
211大竹 将光オートルックMASA07J
WEST 07J
YH1049.838
2234小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH101'00.868
2319石田 浩樹メッカ07J
WEST 07J
YH101'03.217
2488タカシTeamKRM☆MYST☆関口カーズ
MYST KK-S2
YH101'08.225
2511佐藤 晋一オートルックロッキー
TOKYO R&D RD10V
YH101'15.081
2610山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH82Laps
2768横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH73Laps
---- 以上規定周回数(7Laps)完走 ----
-75手塚 祐弥オールドタイマーZAP10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH37Laps
-55田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH19Laps
-35大久保 一成BeyondアルビpleiadesED
MYST KK-S
YH19Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S) 2'02.469 (10/10) 141.14km

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ決勝結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
19C1伴 貴広TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL1528'33.522
27C2山口 大陸TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL156.360
372C3金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
DL1511.633
410C4加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1512.170
511A1鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL1513.456
6*8C5吉田 広樹TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL1513.548
74C6佐々木 祐一仙台☆DayDream☆F108
ZAP F108
DL1536.247
873A2早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL151'00.705
919A3初田 大樹スーパーウィンズ.NRT.Hレーシング
WEST 056
DL151'08.730
1013C7吉田 基良B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL151'10.970
1137C8長 優子B-MAX・RK01 TODA
B-MAX RK01
DL151'39.934
1222A4吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL151'35.612
1321A5相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL151'36.178
1417C9小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL151'39.388
152C10三笠 雄一美人&LTVRacing DRP
B-MAX RK01
DL132Laps
1634C11三浦 勝CMS090NUTEC
MOONCRAFT MC090
DL132Laps
1712A6太田 達也佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋
MYST KK-ZS
DL123Laps
---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ----
-35A-大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
DL69Laps
-*51A-加藤 正将ブライルバッテリーレーシングマーズ006
WEST 006
DL失格
  • Fastest Lap: CarNo.8 吉田広樹(TAIROKU EXCEED) 1'52.166 (12/15) 154.10km/h
  • CarNo.51は、特別規則書第21条1)(スタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、不履行のため失格とした。
  • CarNo.8は、ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則第27条~4)(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ第1レグ Aグループは河野駿佑が、Bグループは牧野任祐が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで第1レグを行い、Aグループでは河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が6周・12分24秒707で、Bグループでは牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が6周12分22秒509で優勝した。

Aグループ第1レグ

sfj-no1-ra-start sfj-no1-ra-3b sfj-no1-ra-63 sfj-no1-ra-75

 Aグループ第1レグは午前11時10分フォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が出遅れ、予選2位の武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミー)に並びかけられるが、1コーナーでアウトからかぶせてトップを死守。3位には山部貴則(NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2)が付ける。

 トップに立った河野は、2位以下を突き放しにかかり、1周目に2秒5離すと3周目には4秒5、終わってみれば7秒0離してぶっちぎりの優勝をポールトゥウインで飾った。

 2位には武村が入ったが、序盤3位に付けていた山部は3周目の90度コーナーで4位手塚祐弥(オールドタイマーZAP10V・ED)かわされその後も後退。3位には手塚が、4位には中西武蔵(シナジーフォーススマイルマックスNRS ED)が入った。

 14位から追い上げを図った佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)は1周目に8位で帰ってくるとその後も前車を次々とパス。5位まで追い上げたところでゴールを迎えた。

Bグループ第1レグ

sfj-no1-rb-start sfj-no1-rb-61 sfj-no1-rb-2 sfj-no1-rb-57

 Bグループ第1レグは11時55分フォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)は好スタートを切り、トップで1コーナーに向かったが、予選2位の橋本陸(スキルスピード/制動屋)はスタートをミス。予選3位の里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)に1コーナーで並びかけられると、そのまま並走して2コーナーへ向かうもこの2台は接触。橋本は順位を大きく落とし、里見はリタイアすることとなった。

 この2人の接触で2位に上がった篠原拓朗(ZAPSPEED ED)だったが、タイヤが暖まってなかったため1周目の90度コーナーで、3位の平優弥(Team Naoki☆LEPRIX)かわされ3位に落ちる。

 トップに立った牧野は2位以下の混乱を尻目に、ゆうゆうと独走。6周を走ってぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位の平はポジションをキープしたままファイナルラップに入ったが、ゴール直前に燃料系のトラブルが出て後退。繰り上がって2位には篠原が、3位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。

 ファイナルレースは午後3時50分にスタート。総合タイムが上回ったBグループの牧野がポールポジションからスタートすることとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎセミファイナル 三笠雄一がポールトゥウイン

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f4-no1-sf-start

f4-no1-sf-2

f4-no1-sf-8

f4-no1-sf-12

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎでファイナルレースのグリッドを決めるセミファイナルレースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)が8周・15分9秒632で優勝した。

 セミファイナルレースは午前10時20分から。気温5度、路面温度12度というコンディションの中、19台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)がトップで1コーナーへ。2位に予選2位の太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)が、3位に同3位の吉田広樹(TAIROKU EXCEED)が続くが、早くも吉田が5コーナーで太田をパスして3位に上がる。

 レースは1秒5前後の差で三笠と吉田の神経戦。3周目、4周目に吉田がファステストラップを更新しながら三笠に迫ると、5周目には三笠がファステストを奪い返し吉田を突き放す。

 レースは一進一退のまま最終ラップに突入。ここで吉田は三笠をパスするのをあきらめ、1セットしか使用できないタイヤを温存するためスローダウン。優勝は三笠、2位には3秒4遅れて吉田が、直後に太田が3位でゴールすることとなった。

 ファイナルレースはこの後、午後2時45分より15周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎBグループ第1レグ結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) 1st Reg B Group Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161牧野 任祐DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S
MYST KK-S2
YH612'22.509
22篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH69.952
357吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH611.511
414長島 大輝ZAP・F109・ED
ZAP F109
YH611.422
546加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH618.793
668横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH621.485
737神村 悠太メイクウィナーエムズKwinsアルビ10V
TOKYO R&D RD10V
YH625.190
855田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH631.424
970平 優弥Team Naoki☆LEPRIX
TOKYO R&D RD10V
YH637.143
1019石田 浩樹メッカ07J
WEST 07J
YH638.324
1166橋本 陸スキルスピード/制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH51Lap
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-62里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH06Laps
-10山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH06Laps
-88タカシTeamKRM☆MYST☆関口カーズ
MYST KK-S2
YH06Laps
-34小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH06Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ) 2'02.319 (6/6)

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎAグループ第1レグ結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) 1st Reg A Group Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
13河野 駿佑グッドスマイルレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
YH612'24.707
263武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH67.014
375手塚 祐弥オールドタイマーZAP10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH610.499
491中西 武蔵シナジーフォーススマイルマックスNRS ED
TOKYO R&D RD10V
YH613.561
545佐藤 駿介ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH613.665
660山部 貴則NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2
MYST KK-S2
YH614.348
748天野 翼DIJONエンドレスワコーズNILLZ
TOKYO R&D RD10V
YH614.501
818高橋 響太IDI・ROMANTECミスト
MYST KK-S
YH614.864
936早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH616.156
1051福田 詩久FSプロジェクト戸田10V
TOKYO R&D RD10V
YH617.067
111大竹 将光オートルックMASA07J
WEST 07J
YH628.698
1235大久保 一成BeyondアルビpleiadesED
MYST KK-S
YH629.622
1311佐藤 晋一オートルックロッキー
TOKYO R&D RD10V
YH658.648
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-27堤 優威B-MAX RACING RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH33Laps
-41今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH24Laps
  • Fastest Lap: 河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V) 2'02.549 (5/6) 141.05km/h

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎセミファイナル結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Semi Final Weather:Fine Course:Dry
2014 F4日本一決定戦 Round 99 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
12C1三笠 雄一美人&LTVRacing DRP
B-MAX RK01
DL815'09.632
28C2吉田 広樹TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL83.489
312A1太田 達也佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋
MYST KK-ZS
DL84.342
49C3伴 貴広TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL86.762
57C4山口 大陸TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL88.382
610C5加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL810.199
772C6金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
DL812.516
851A2加藤 正将ブライルバッテリーレーシングマーズ006
WEST 006
DL820.622
935A3大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
DL825.400
1034C7三浦 勝CMS090NUTEC
MOONCRAFT MC090
DL830.080
114C8佐々木 祐一仙台☆DayDream☆F108
ZAP F108
DL831.660
1273A4早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL832.203
1317C9小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL836.506
1419A5初田 大樹スーパーウィンズ.NRT.Hレーシング
WEST 056
DL837.005
1513C10吉田 基良B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL850.641
1621A6相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL81'02.556
1722A7吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL81'03.072
1811A8鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL26Laps
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-37C11長 優子B-MAX・RK01 TODA
B-MAX RK01
DL08Laps
-3C12中山 雅佳HITACHI B-MAX RK-01
B-MAX RK01
DLabsence
  • Fastest Lap: 吉田広樹(TAIROKU EXCEED) 2'52.706 (5/8)

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ公式予選 Aグループで河野駿佑が、Bグループで牧野任祐がPPを獲得

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い、Aグループでは河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が2分2秒439で、Bグループでは牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が2分02秒424でポールポジションを獲得した。

sfj-no1-aq-3 sfj-no1-aq-63 sfj-no1-aq-18

 Aグループ公式予選は午前8時30分より。河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が序盤から2位以下を圧倒。9周目に2分2秒439をたたき出し、2位に入った武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)を0秒7ちぎってポールポジションを獲得した。3位には高橋響太(IDI・ROMANTECミスト)が入った。

 河野に迫ると思われた佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)はミッショントラブルにより2周を回ってピットイン、14位に終わっている。

sfj-no1-bq-61 sfj-no1-bq-66 sfj-no1-bq-62

 Bグループ公式予選は午前9時より。真っ先にコースインした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が周回毎にタイムアップ。7周目には2分2秒424とAグループで河野が出したタイムを上回りポールポジションを獲得した。

 橋本陸(スキルスピード/制動屋)は、7周目に牧野に1秒2差と迫るタイム出し、さらなる更新を狙ったが届かず2位。3位には里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が入った。

 この後、午前11時10分よりAグループによる第1レグが、同11時55分よりBグループの第1レグがそれぞれ10周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ公式予選 三笠雄一がポールポジション

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)が1分52秒514でポールポジションを獲得した。

f4-no1-q-2 f4-no1-q-12 f4-no1-q-8

 ワンデーレースとして予選・決勝が行われるツインリンクもてぎは早朝より快晴。しかし、気温はマイナス4度とかなり低い路面温度の中、20台が参加して午前8時より公式予選が行われた。

 序盤から予選をリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)。2周目、2分58秒594でタイミングモニターのトップに立つと、終始トップに君臨。タイヤの暖まった6周目には2秒645と2位以下を1秒近くちぎるタイムをたたき出すと、以後もアタックを続け9周目には2秒439までタイムを更新。ポールポジションを獲得した。

 対抗馬とみられていた吉田広樹(TAIROKU EXCEED)も徐々にタイムアップ。8周目には53秒089をマークするもトップの三笠に0秒5届かず。代ってこの2人の間に割って入ってきたのがアルミクラスの太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)。53秒を切る1分52秒906で2位に付けた。吉田は3位で予選を終えることとなった。

 4位には金井亮忠(チームNATS・正義001 )が、5位には吉田のチームメート伴貴広(TAIROKU EXCEED)が、6位にはアルミクラスの鶴田和弥(Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS)が入った。

 この後、午前10時20分より8周でセミファイナルが、その順位をスタートグリッドとして午後1時45分より15周で最終決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎBグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 98 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
161牧野 任祐DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S
MYST KK-S2
YH2'02.424--141.189
266橋本 陸スキルスピード/制動屋
TOKYO R&D RD10V
YH2'02.544 0.120 0.120141.051
362里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.054 0.630 0.510140.466
42篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.356 0.932 0.302140.123
570平 優弥Team Naoki☆LEPRIX
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.516 1.092 0.160139.941
657吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY
MYST KK-S2
YH2'03.615 1.191 0.099139.829
714長島 大輝ZAP・F109・ED
ZAP F109
YH2'04.686 2.262 1.071138.628
846加納 亨介ZAPオミッターズ10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.988 2.564 0.302138.293
910山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.009 2.585 0.021138.270
1068横地 昌重DeepRアクアクララさいたま10VED
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.594 3.170 0.585137.626
1137神村 悠太メイクウィナーエムズKwinsアルビ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'05.644 3.220 0.050137.571
1288タカシTeamKRM☆MYST☆関口カーズ
MYST KK-S2
YH2'05.946 3.522 0.302137.241
1355田崎 貴英KT三島自動車RS金谷11J関口ED
WEST 11J
YH2'06.898 4.474 0.952136.211
1434小村方 喜章アルビモーターフリークGIA湯田上ED
MYST KK-S
YH2'07.373 4.949 0.475135.704
1519石田 浩樹メッカ07J
WEST 07J
YH2'08.409 5.985 1.036134.610
---- 以上予選通過 ----

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎAグループ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 S-FJ日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13河野 駿佑グッドスマイルレーシング10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'02.439--141.172
263武村 和希ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.149 0.710 0.710140.358
318高橋 響太IDI・ROMANTECミスト
MYST KK-S
YH2'03.361 0.922 0.212140.117
475手塚 祐弥オールドタイマーZAP10V・ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.491 1.052 0.130139.969
527堤 優威B-MAX RACING RD10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.558 1.119 0.067139.894
660山部 貴則NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2
MYST KK-S2
YH2'03.684 1.245 0.126139.751
791中西 武蔵シナジーフォーススマイルマックスNRS ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'03.757 1.318 0.073139.669
841今井 龍太B-MAX・エンドレス10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.203 1.764 0.446139.167
948天野 翼DIJONエンドレスワコーズNILLZ
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.246 1.807 0.043139.119
1036早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.647 2.208 0.401138.671
1151福田 詩久FSプロジェクト戸田10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'04.916 2.477 0.269138.373
121大竹 将光オートルックMASA07J
WEST 07J
YH2'06.054 3.615 1.138137.123
1335大久保 一成BeyondアルビpleiadesED
MYST KK-S
YH2'06.374 3.935 0.320136.776
1445佐藤 駿介ガレージ茶畑10V ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'06.652 4.213 0.278136.476
1511佐藤 晋一オートルックロッキー
TOKYO R&D RD10V
YH2'08.565 6.126 1.913134.445
---- 以上予選通過 ----
-17武田 馨カタノレーシングサイエンスFZ-213
KATANO FZ-213
YH----

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ公式予選結果

S-FJ & F4 日本一決定戦 -RIJ- (2014/12/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4日本一決定戦 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
12C1三笠 雄一美人&LTVRacing DRP
B-MAX RK01
DL1'52.514--153.625
212A1太田 達也佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋
MYST KK-ZS
DL1'52.906 0.392 0.392153.092
38C2吉田 広樹TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL1'53.089 0.575 0.183152.844
472C3金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
DL1'53.281 0.767 0.192152.585
59C4伴 貴広TAIROKU EXCEED
B-MAX RK01
DL1'53.636 1.122 0.355152.108
611A2鶴田 和弥Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
DL1'53.694 1.180 0.058152.031
77C5山口 大陸TAIROKU EXCEED
ZAP F108
DL1'53.861 1.347 0.167151.808
810C6加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
DL1'54.521 2.007 0.660150.933
951A3加藤 正将ブライルバッテリーレーシングマーズ006
WEST 006
DL1'54.539 2.025 0.018150.909
1034C7三浦 勝CMS090NUTEC
MOONCRAFT MC090
DL1'55.198 2.684 0.659150.046
1173A4早野 光宣チームNATS・エクシズ006
WEST 006
DL1'55.735 3.221 0.537149.350
1235A5大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
DL1'55.802 3.288 0.067149.263
134C8佐々木 祐一仙台☆DayDream☆F108
ZAP F108
DL1'56.086 3.572 0.284148.898
1417C9小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
DL1'57.283 4.769 1.197147.378
1513C10吉田 基良B-MAX RK01 TODA
B-MAX RK01
DL1'57.967 5.453 0.684146.524
1637C11長 優子B-MAX・RK01 TODA
B-MAX RK01
DL1'58.053 5.539 0.086146.417
1719A6初田 大樹スーパーウィンズ.NRT.Hレーシング
WEST 056
DL1'58.440 5.926 0.387145.939
1822A7吉岡 一成東京工科自動車大学校
WEST 006
DL1'59.776 7.262 1.336144.311
1921A8相馬 智宏東京工科自動車大学校
WEST 006
DL2'05.05012.536 5.274138.224
---- 以上予選通過 ----
-3C12中山 雅佳HITACHI B-MAX RK-01
B-MAX RK01
DLno time---

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ 決勝前日、有力ドライバーのコメント

 スーパーFJ日本一決定戦は予選・決勝を翌日に控えた6日、ツインリンクもてぎで、練習走行を3セッション行った。有力ドライバー4名に決勝に向けての意気込みを聞いた。

牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)
sfj-no1-p-makino  岡山シリーズを全戦ポールトゥウインと圧倒してチャンピオンを獲得。遠征した富士ともてぎシリーズでも3戦全勝、鈴鹿のF1サポートレースでも優勝した。今日の1,2回目の練習でもトップタイムを記録。
 「もうちょっと確認したいところはありますが、順調ですし、ここでは勝っているので問題は無いです。勝ってスカラシップが取れたら来年は現行のF4に出ます。FIA-F4にも出る予定で、ホンダのスクール(SRS-F)にも行きます」
河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)
sfj-no1-p-kono  レベルの高い鈴鹿シリーズでチャンピオンを獲得。父はRSファイン代表の河野高男氏。今日、3回の練習はすべて2位だった。
 「悪くはないんですがクリアが取れなかったりでまだ本調子は出ていません。木曜日は牧野選手がコンマ1秒速くて、昨日は自分、今日は牧野選手、あしたはぼくの番ですね(笑)。ギアトラブルがあったので直してもらって走りに集中します。F1のサポートレースでは牧野選手に負けたのでリベンジです」
橋本陸(スキルスピード/制動屋)
sfj-no1-p-hashimoto  鈴鹿シリーズで2位。S-FJマシンでもてぎを走るのは初めてだが、最後の最後の練習でついにトップに立った。
 「最初は1秒3とか離れていたのでどうなるのかと思いましたが、2日かかってもてぎの走り方がやっと分かってきました。ライバルは少ない方がいいですが、鈴鹿勢のレベルが低いと思われるのもいやですし、自分としてもてぎでも通用することを証明したいですね。このクルマを乗るのも最後なのであしたは全力で楽しみたいと思っています」
篠原拓朗(ZAPSPEED ED)
sfj-no1-p-shinohara  今シーズンのもてぎシリーズのチャンピオン。練習ではマシントラブルなどで不振だったが決勝での巻き返しを期す。
 「マシンのアンダーパネルが外れて直してもらったら1秒タイムが上がりました。セッティングの方向は定まってきてるので、あしたニュータイヤ用に詰められればと思います。ぼくが乗れてないのもあって、シリーズレースと違って毎回セッティングを変えています。トップの選手は速いですね。いろいろ対応を考えていますが、あしたは気合ですね」

 明日7日はA,Bグループに分けられ、予選と6周の決勝レースが行われる。最終レースはA,Bグループの順位で全車が参加、10周で争われ、優勝ドライバーがS-FJ日本一となる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ 三笠雄一、吉田広樹、決勝への意気込みを語る

 F4日本一決定戦を翌日に控えた6日、練習走行3日目のツインリンクもてぎで、事実上の2強対決になると思われる、三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)と吉田広樹(TAIROKU EXCEED)に決勝に向けての意気込みを聞いた。

三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)
f4-no1-p-mikasa  F4東日本シリーズで6戦中5勝を飾りチャンピオンを獲得。4回行われた本日の練習走行では1,2回目にトップタイムを記録した。
 「タイヤのロットが変わって昨日まではタイムが出なかったんですが、今日ニュータイヤを入れてタイムが出たのは予定通りです。セッティングも変えて1回目はぎりぎりですがトップを取れ、2回目はちょっとアジャストしてタイムも上がりました。タイムは2分3秒フラットでしたが2秒台は出ると思います。新しいタイヤでクルマも納得いくまで仕上がってないので、まだまだ好調とは言えないですね。エントリーリストを見て西日本の選手が出てないので、ぶっちぎりかと思ったんですが、吉田広樹さんという強敵が現れたので、わくわくしていますし、いい刺激になっています。でも勝ちたいですし、東日本チャンピオンの意地を見せたいと思います」
吉田広樹(TAIROKU EXCEED)
f4-no1-p-yoshida  今シーズンはスーパーGT、スーパー耐久に出場。2010年のF4日本一決定戦ウィナーでフォーミュラを実戦でドライブするのはそのとき以来。3,4回目の練習走行でトップタイムを記録した。
 「チームオーナーで山口大陸選手のお父さんが、来年FIA-F4が始まり選手がそちらに流れる雰囲気があるので、クルマも3台あるしこのクラスを盛り上げようと言われ出ることになりました。大陸選手のお父さんがいいクルマを用意してくれ、いい関係で走らせてもらってるし、2010年以来GTに乗ったり先輩たちに教えてもらったりして経験も積んでいるし、GTに乗ってるのにたいしたことがないと若い子に思われるのはいやなので、がんばって先輩として意地を見せなきゃと思っています。あしたですが、冷えているとフラットスポットが簡単にできるので、そこだけ気をつけて走り、ポール、優勝、優勝となればいいんですが、そうでなくても最後にトップに立てればいいと思っています」

 明日7日は予選の順位で8周のセミファイナルを行い、セミファイナルの順位で15周の決勝レースが行われ、優勝者がF4日本一のドライバーとなる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿決勝 上位入賞ドライバーのコメント

sfj_dc_r-podium

優勝 牧野任祐(ファーストモールディング制動屋ルーニー)
sfj_dc_r-makino  「1周目の走り初めにグリップ感があったので、逆バンクで河野選手を抜くことができました。その後はミラーを見ず、前だけを見て走りました。途中で雨が強くなり大変でしたが、F1のサポートレースで勝つことができて嬉しいです」
2位 大津弘樹(カーペット・ラグ通販なかね家具)
sfj_dc_r-otsu  「雨のレースを走るのが去年の鈴鹿でのレース以来だったので、どうなるかと思っていましたけど、チームクルーがセットアップを変えてくれたのが良かったです。レースは少しずつ順位を上げていきましたが、前の車を抜くのに時間がかかってしまって、牧野選手に差を広げられてしまいました。後半は自分の方が速かったと思うので、負けたのが悔しいです」
3位 河野駿佑(GOODSMILE RACING 10V)
sfj_dc_r-kono  「悔しいです。牧野選手の1周目のS字でのペースが速くなにもできませんでした。レース後半も篠原選手が迫ってきていたので、何が何でも表彰台は取ろうと思っていました。今自分が出せる力を出し切ったので、この結果は仕方ないです」
4位 篠原拓朗(ZAPSPEED ED)
sfj_dc_r-shinohara  「今回初めての鈴鹿のレースで、しかも雨なのでどうかと思いましたが、スタートしたら思っていた以上に調子が良くて、前の車を抜くことに集中していました。3位表彰台が見えていたのですが、レース終盤は後ろの車が速くて抑えるのが大変でした。表彰台を目指していただけに悔しいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI
Nobumitsu OHTAKE

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿決勝 雨中の攻防、牧野任祐が独走優勝を飾る

 F1日本グランプリのサポートレースとして組み込まれたスーパーFJドリームカップレースは5日、三重県の鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で決勝を行い、牧野任祐(ファーストモールディング制動屋ルーニー)が8周・19分39秒885で優勝した。

sfj_dc_r-61

sfj_dc_r-39

sfj_dc_r-3

sfj_dc_r-2

 決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは未明から雨。フォーメーションラップの始まる午前11時には小降りとなったが、依然としてトラックはヘビーウェット。27台のマシンが1周を回ってグリッドに着きスタートが切られた。

 トップで1コーナーに飛び込んだのはポールポジションの河野駿佑(GOODSMILE RACING 10V)。2位に予選2位の牧野任祐(ファーストモールディング制動屋ルーニー)が、3位に同3位の橋本陸(SLILLSPEED)が付ける。同4位の里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)がスタートを失敗したため、4位に大津弘樹(カーペット・ラグ通販なかね家具)、5位に平優弥(Team Naoki☆Leprixsport 10V)、6位に篠原拓朗(ZAPSPEED ED)と予選より一つずつ順位を上げて続く。

 レースは1周目から白熱した。「こちらの方がグリップ感があった」という2位の牧野がS字でトップ河野の背後に付けると逆バンクでアウトから並びかけ、ダンロップコーナーで前に出る。一方、4位の大津もペースの上がらない橋本をヘアピンで捉え3位に上がった。

 トップに立った牧野は2位以下の争いを尻目に後続を突き放しにかかる。2周目に4秒8と差を開くと4周目からは6秒前後の差でレースをコントロール。最後は4秒4差まで縮められたが8周を走って独走でドリームカップを制した。

 1周目を3位で戻ってきた大津は、3周目のシケインで河野をパスして2位に上がると3位以下を引き離しながらトップ牧野を追うが、ペースが牧野と変わらなかったため差を詰めることができず、終盤少し追いついたもののこのまま2位でゴールした。

 3位まで後退した河野は、3周目のスプーンで橋本を、4周目に平をパスして勢いに乗る篠原に背後に迫られ防戦一方となる。

 その篠原の背後から迫って来たのは雨の中、素晴らしいスピードで予選10位から前車を次々とパスしてきた最年長の山部貴則(Super winds・T-flap KK-S)。6周目にファステストラップを記録して篠原に追いつくと、ここから河野、篠原、山部の3位争いが激しくなる。雨が激しく降り始めた中、篠原は河野に、山部は篠原に並びかけ一瞬前に出る場面もあったが、結局この順位は変わらず。3位河野、4位篠原、5位山部の順でゴールした。6位には平が、7位には橋本が入った。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿決勝結果

S-FJ Dream Cup Race -RIJ- (2014/10/05) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2014 S-FJドリームカップレース 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
161牧野 任祐ファーストモールディング制動屋ルーニー
MYST KK-S2
YH819'39.885
239大津 弘樹カーペット・ラグ通販 なかね家具
MYST KK-S2
YH84.469
33河野 駿佑GOODSMILE RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
YH85.486
42篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH811.145
55山部 貴則Super winds・T-flap KK-S
MYST KK-S
YH811.388
671平 優弥Team Naoki☆Leprixsport 10V
TOKYO R&D RD10V
YH815.735
766橋本 陸SKILSPEED
TOKYO R&D RD10V
YH817.027
870伴 貴広林歯科医院&RIGHTWAY.レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH819.246
972脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH830.893
1031上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
YH833.040
1191中西 武蔵シナジフォーススマイルマックスNRS SEV
TOKYO R&D RD10V
YH837.174
1262里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH840.414
1336早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH841.106
146辻 恵路NAVY AUTO
TOKYO R&D RD10V
YH841.808
1522八巻 渉アキランドレーシング&イーグルスポーツ
MYST KK-S
YH842.302
1618高橋 響太IDIロマンテックミスト
MYST KK-S
YH843.063
1732高柳 文哉テイクファースト10V
TOKYO R&D RD10V
YH26Laps
1826吉元 陵安藤商会オートバンサーARP鹿児島ED
MYST KK-S
YH845.516
1958大川 純平関西オート Rn'sports KKSⅡ
MYST KK-S2
YH849.553
2035長谷川 綾哉アルビ開志高校ビヨンドKK-S ED RS神野
MYST KK-S
YH851.049
2134鈴木 海南斗HMC◆加藤学園(静岡)◆TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH853.450
2237岡崎 善衛アルビメークウィナーK-WindsワタナベMT
TOKYO R&D RD10V
YH81'07.374
2341今井 龍太ガレージ1エンドレス
WEST 07J
YH81'07.982
248吉田 照己M2ジャイアントキリング丸吉KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH81'32.018
25*10山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH81'32.813
2657北川 博崇DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト
MYST KK-S2
YH82'07.441
---- 以上規定周回数(5Laps)完走 ----
-28片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
YH26Laps
  • Fastest Lap: CarNo.5 山部貴則(Superwinds・T-flap KK-S) 2'26.577 (6/8) 142.62km/h
  • CarNo.10は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)違反(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒を加算した。

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿公式予選 河野駿佑がポールポジション

 F1日本グランプリのサポートレースとして行われている、スーパーFJドリームカップレースは4日、三重県の鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で公式予選を行い、河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が2分13秒903でポールポジションを獲得した。

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 今年もF1日本グランプリのサポートレースとしてスーパーFJが組み込まれた。東北、もてぎ、筑波、富士、鈴鹿、岡山、オートポリス各地区シリーズの精鋭、未来を夢見る27人の若武者が鈴鹿に集結した。

 日本列島に近づきつつある台風18号の影響もまだなく、薄日が差す中、公式予選は午前9時30分から30分間で争われたが、F1チーム関係者の前でいいところを見せようとしたのか、気負ったドライバーが幾度もコースアウトする波乱の展開となった。

 そんな中、一度はコースアウトを喫するも一周をうまくまとめた河野駿佑(グッドスマイルレーシング)が2分13秒903でポールポジションを獲得。鈴鹿シリーズランキングトップの意地を見せた。

 2位には昨日の練習走行を欠場した岡山シリーズランキングトップの牧野任祐(ファーストモールディング制動屋ルーニー)が僅差で続き、3位にはアタックラップで遅いクルマに引っかかた橋本陸(スキルスピード)が付けた。

 4位・里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)、5位・大津弘樹(カーペット・ラグ通販なかね家具)、6位・平優弥(チームナオキ・レプリスポーツ10V)と続いている。

 明日は台風が近づくためタイムスケジュールの大幅変更が検討されたようだが、現在のところ予定通り午前11時より8周の決勝レースが開催される。雨量が多くなれば波乱は必至。F1用のスペシャル表彰台のトップに立つドライバーは誰になるのであろうか。

河野駿佑(GOODSMILE RACING 10V)
sfj_dc_q-kono  「涼しかったのとポルシェが走った後だったので路面が軽い感じでした。14秒台前半に行けばいいかなと思っていたら、サインボードを見たら13秒9というのが出ていました。最初の2、3周のアタックは全部ミスして、スピンしたり、シフトミスしたりしていました。鈴鹿の雨のレースで2つ勝っているので、雰囲気に飲まれないように落ち着いて走りたいと思います。普通にスタートを決めて、視界のいいところを走って優勝したいです」
牧野任祐(Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ)
 「良くも悪くもありませんでしたが、クルマのフィーリングと自分の走りが合ってなかった気がします。ポールを取れたのに、自分のミスもあってもったいなかったです。明日は予選でクルマの感じは分かったのでセットを直せば大丈夫です」
橋本陸(SKILSPEED)
 「ベスト、ベストの周で引っかかって残念でした。それがなくて第3セクターをまとめていればポールを取れたと思います。雨が降ればチャンスになるかも知れません。グリッドがアウト側で、土砂降りになればイン側は川になるので有利だと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:ドリームカップレース鈴鹿公式予選結果

S-FJ Dream Cup Race -RIJ- (2014/10/04) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 スーパーFJチャレンジカップレース 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13河野 駿佑GOODSMILE RACING 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'13.903--156.122
261牧野 任祐Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'13.998 0.095 0.095156.011
366橋本 陸SKILSPEED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.492 0.589 0.494155.438
462里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.612 0.709 0.120155.300
539大津 弘樹カーペット・ラグ通販 なかね家具
MYST KK-S2
YH2'14.717 0.814 0.105155.179
671平 優弥Team Naoki☆Leprixsport 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.910 1.007 0.193154.957
72篠原 拓朗ZAPSPEED ED
TOKYO R&D RD10V
YH2'14.920 1.017 0.010154.945
891中西 武蔵シナジフォーススマイルマックスNRS SEV
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.045 1.142 0.125154.802
972脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.338 1.435 0.293154.467
105山部 貴則Super winds・T-flap KK-S
MYST KK-S
YH2'15.446 1.543 0.108154.343
1136早坂 祐希アルビRT ED GIAうちざわ接骨院
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.581 1.678 0.135154.190
1270伴 貴広林歯科医院&RIGHTWAY.レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.701 1.798 0.120154.053
13*34鈴木 海南斗HMC◆加藤学園(静岡)◆TAKE FIRST 10V
TOKYO R&D RD10V
YH2'15.787 1.884 0.086153.956
146辻 恵路NAVY AUTO
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.201 2.298 0.414153.488
1532高柳 文哉テイクファースト10V
TOKYO R&D RD10V
2'16.343 2.440 0.142153.328
1622八巻 渉アキランドレーシング&イーグルスポーツ
MYST KK-S
YH2'16.376 2.473 0.033153.291
1728片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
YH2'16.446 2.543 0.070153.212
1831上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
YH2'16.469 2.566 0.023153.186
1958大川 純平関西オート Rn'sports KKSⅡ
MYST KK-S2
YH2'16.478 2.575 0.009153.176
2018高橋 響太IDIロマンテックミスト
MYST KK-S
YH2'16.715 2.812 0.237152.911
218吉田 照己M2ジャイアントキリング丸吉KK-SⅡ
MYST KK-S2
YH2'16.935 3.032 0.220152.665
2226吉元 陵安藤商会オートバンサーARP鹿児島ED
MYST KK-S
YH2'17.074 3.171 0.139152.510
2310山浦 聖人ZAPミマキエンジニアリングED
TOKYO R&D RD10V
YH2'17.937 4.034 0.863151.556
2435長谷川 綾哉アルビ開志高校ビヨンドKK-S ED RS神野
MYST KK-S
YH2'18.977 5.074 1.040150.422
2537岡崎 善衛アルビメークウィナーK-WindsワタナベMT
TOKYO R&D RD10V
YH2'20.325 6.422 1.348148.977
2657北川 博崇DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト
MYST KK-S2
YH2'21.410 7.507 1.085147.834
2741今井 龍太ガレージ1エンドレス
WEST 07J
YH2'25.03411.131 3.624144.140
以上基準タイム(2'55.000)予選通過 ----
  • CarNo.34は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の減速義務)により、黄旗区間中の当該タイム(2'15.781)を削除、および3グリッド降格とする。

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT | スーパー耐久

今年も盛況!鈴鹿モータースポーツファン感謝デー

毎年恒例の鈴鹿モータースポーツファン感謝デーが今年も3月1-2日の二日間、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、四輪、二輪のレーシングマシンを使った様々なアトラクションでスタンドに詰めかけたファンを魅了した。

特に今年はスーパーフォーミュラ、スーパーGT500クラスとも車両が一新され、例年以上に注目の集まる中、時折雨のちらつくやや残念な条件にもかかわらず土曜日19,000人、日曜日も19,000人のファンが詰めかけた。

四輪レースについてはホンダのF1参戦50周年と来年からの復帰を記念してコース上ではRA272のデモ走行、グランプリスクエアでは歴代マクラーレンホンダの展示が行われた他、恒例の星野vs中嶋のデモレースがSF13を使用して二日間に渡って行われ、土曜日は星野一義氏、日曜は中嶋悟氏が勝利した。

現役車両では前々日と前日に合同テストが行われ、早くもコースレコードを大幅に上回る速さを見せつけたGT500車両によるデモ走行や、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久の公開テストが両日の早朝に行われた。
スーパーフォーミュラのテストは土曜、日曜の両日ともあいにくのウェットコンディションで本来の速さを存分に発揮できたとは言い難いが、それでも軽量化されたことによる機敏な挙動やターボエンジンのパワフルなサウンドをコースの随所で見せてくれた。

また、11月に開催されるスーパーフォーミュラ最終戦にJAFグランプリのタイトルがかかることも1日に発表された他、日立オートモーティブシステムズによるネーミングライツでシケインの呼称が「日立オートモーティブシステムズシケイン」となることも明らかになった。

今シーズン、鈴鹿サーキットでは4月12-13日と11月8-9日にスーパーフォーミュラが、8月30-31日にスーパーGTが、そして10月25-26日にはスーパー耐久が初のフルコース開催となるWTCCとの併催で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:JAF鈴鹿グランプリが28年ぶりに復活! スーパーフォーミュラ第7戦として11月に開催

20140301JAFGP

モビリティランドは3月1日、モータースポーツファン感謝デーが開催されている鈴鹿サーキットで2014年度の活動内容を発表。その中で11月のスーパーフォーミュラ第7戦を「JAF鈴鹿グランプリ」として開催することを明らかにした。

これは1974年に「JAFグランプリ自動車レース」としてF2000を開催して以来13回目の鈴鹿グランプリで、1986年に全日本F2選手権を開催して以来28年ぶりとなる。 1986年の優勝者は現チームインパル監督の星野一義氏だった。

会見には日本自動車連盟(JAF)の小栗七生会長が出席、「F1に次ぐ長い歴史を誇る国内トップフォーミュラにJAFグランプリタイトルをかけることで日本のモータースポーツの振興を図りたい」と抱負を述べた。

第13回JAF鈴鹿グランプリは11月9日決勝。例年通り2ヒート制で行われる予定だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

優勝 石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)
f4_no1_r-ishikawa  「PPからのスタートで失敗してしまい、焦りました。勝てないと思いましたが、ペース自体は良かったので、三笠選手と川端選手を抜くことができました。今年の中盤戦は非常に結果が悪く、しばらく結果でない状態が続いていましたが、昨日の予選から車の調子が良かったので勝つことができて最後を締めくくれたのはうれしいです」
決勝2位 川端伸太朗(SUCCEED SPORTS F108)
f4_no1_r-kawabata  「4番手スタートで、きっちりスタートが決まりましたが、タイヤが早く駄目になってペースが上がらず序盤は苦しい展開でしたし、石川選手に後ろに迫られてしまいました。レースウィークは調子良かったのですが、流れが悪かったです。今年は鈴鹿でのF4レースでを全て勝ちたかったのですが残念です」
決勝3位 三笠雄一(ガレージ茶畑RK01)
f4_no1_r-mikasa  「木曜日から初めてF4に乗って、いいタイムが出たので今回、勝つことを目標にしていました。レースでは石川選手が速いペースでしたが、抑えることができました。バトルをしてしまうと1位を走っている川端選手に逃げられると思い、バトルは避けました。でも上位選手は速く、抜くチャンスがありませんでした。良くも悪くもない3位でした。また来年どこでレースするかわかりませんが、これからも頑張っていきます」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝 石川京侍が優勝!

 F4日本一決定戦は8日、鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で決勝を行い、ポールポジションからスタートした石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)が、スタートで一時後退するも、中盤過ぎにはトップに立ち、10周・20分25秒880で優勝した。

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 日は西に傾き、電光タワーの影が長く伸び始めた午後2時50分、F4日本一決定戦のフォーメーションラップが始まった。

 抜群のスタートを決めたのは予選4位の川端伸太朗(SUCCEED SPORTS F108)。上位3台の脇をすり抜け、1コーナーでトップに立つ。2位に三笠雄一(ガレージ茶畑RK01)。ポールポジションの石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)は3位に落ち、4位に山下健太(ZAP☆JSS☆PFC西千葉不動産)と続く。

 トップにっ立った川端の後方では、三笠と石川の2位争いが始まる。テールトゥノーズの接近戦は4周目の1コーナーで三笠をかわした石川に軍配が上がった。

 2位に上がった石川は、1秒以上前を走るトップの川端を追う。5周目には昨日、自身が記録したポールタイムを更新する2分1秒917をたたき出すと、みるみるとトップに接近。6周目のストレートで川端に並びかけ、ついに7周目の1コーナーでアウトからかわしてトップに躍り出た。

 その後も石川は手綱を緩めることなく、最終的に2位以下を2秒3離して10周を走りきり、優勝を飾った。

 2位には川端が、3位には三笠が、4位には終盤、三笠に接近したものの届かず、山下が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンFinal Round -RIJ- (2013/12/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
111A石川 京侍Rn-sports☆ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1020'25.880
218C川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F108
ZAP F108
102.324
324C三笠 雄一ガレージ茶畑 RK01
B-MAX RK01
103.137
414C山下 健太ZAP☆JSS☆PFC☆西千葉不動産
ZAP F108
103.834
510C加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
1017.554
682C栗原 正之テクノクラフト はやぶさ F4
TOKYO R&D RD10W
105.943
715C三浦 愛EXEDY テイクファースト
TOKYO R&D RD10W
102.796
825C松井 孝允サムライサポーターズRK01
B-MAX RK01
1026.616
912A久保 宣夫佐藤製作所☆オートセレクトMYST制動屋
MYST KK-ZS
1031.767
1070C伴 貴広TeamNaoki☆DUNLOP☆Ruf
MOONCRAFT MC090
1033.295
1199A早坂 公希エクシズレーシング☆CMS006
WEST 006
1033.762
1236A大岩 政裕ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
1038.829
1372C金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1039.320
1451C加藤 正将チームNATS・MARSracingMC
MOONCRAFT MC090
1040.007
1544A塚田 光彦ありがとうスプリント!!WEST056関口
WEST 056
1048.691
1673A中島 佑弥チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
1057.032
175A鬼丸 健アルプス技研・M2・KKZ-S・K20
MYST KK-ZS
101'07.784
1813C吉田 基良B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
101'09.719
1937C長 優子B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
101'29.437
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-50CドラゴンB-MAX Racing Team RK
B-MAX RK01
55Laps
-8Aファン ド ユンZAP SPEED D.Y KOR006
WEST 006
19Laps
-7C山口 大陸TAIROKU F108
TOKYO R&D F108
010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 石川 京侍(Rn-sports☆ミストKK-ZS) 2'01.888 (5/10) 171.51km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

優勝 山田真之亮(BLOOM GROUP & MTN)
f4_no1_r-yamada  「タイヤが冷えていましたので、フォーメーションラップを速く回ってきて少しでもタイヤを温めることにしました。そのおかげで他の選手と比べてタイヤが冷えた状態で後方の車との差を広めることができました。それが勝った勝因だと思いますが、車は速い状態ではなかったです。今年最後のレースで勝つことができ、来年につなげたいと思います」
2位 河野駿佑(RS Fine 10V)
f4_no1_r-kono  「スタートは、昨日の予選レースに続いて失敗して6位まで落ちてしまいました。ですが自分の走りをして、残り3周で3位に上がってからは、もしかして2位に追いつくと思い全力で走り、最終ラップで根本選手がミスをしたので2位になれました。やっと結果を残せることができ、うれしいです」
3位 根本悠生(ZAP-SPEED WILL DO ED)
f4_no1_r-nemoto  「今日は車の調子も良くなくシフト抜けるトラブルがありました。スタートでは前の車を抜く事ができましたが、昨日からセッティングを煮詰めることができませんでしたので、山田選手のペースについていけませんでした。ラストラップではバランスを崩してミスをしてしまい、河野選手に抜かれ3位になってしまいました。大事なレースでやってはいけないですね! 悔しいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿決勝 山田真之亮がポールトゥウイン!

 スーパーFJ日本一決定戦は8日、鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で決勝を行い、ポールポジションからスタートした山田真之亮(BLOOM GROUP & MTN)が一度もトップを譲ることなく、10周・22分7秒682で優勝した。

sfj_no1_r-start3

sfj_no1_r-start4

sfj_no1_r-start5

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sfj_no1_r-43

sfj_no1_r-3

sfj_no1_r-2

sfj_no1_r-podium

 初冬の鈴鹿サーキットの上空には青空が広がった。午後12時45分、昨日の予選レースを勝ち上がった30台がフォーメーションラップを開始する。

 スタートを制したのはポールポジションの山田真之亮(BLOOM GROUP & MTN)。2位には予選3位の橋本陸(スキルスピード)をインからかわした根本悠生(ZAP-SPEED WILL DO ED)が上がってきた。4位に太田達也(玉三郎アルビNAVYAUTOミスト制動屋)5位に河野駿佑(RS Fine 10V)6位に嶋田誠(TeamNaoki☆Leprix☆10V)と続く。

 トップに立った山田が2位以下を突き放しにかかる一方、根本のペースが上がらないため2位以下は混戦。3位の橋本が2位の根本をパスしようと再三チャレンジするが、やがて後方から迫ってきた4位の太田に背後を脅かされることとなる。

 橋本は4周目の1コーナーで太田に、5周目の1コーナーでは河野にいずれもインからパスされると5位まで後退。

 トップの山田が中盤の6周目に、2位根本を2秒5離して独走状態になる頃、太田と河野の3位争いが激しくなってきた。7周目のスプーンカーブで河野が太田をパスして3位に上がるが、130Rでは太田が河野の前に出て再逆転。8周目の1コーナーで河野が太田をパスして3位に上がり、この争いは決着。太田は4位に落ちた。

 3位の河野は、2位の根本を追うがその差は2秒0。9周目にはこのレースのファステストラップをたたき出すも、ファイナルラップに入る時点で根本からは1秒0後方。逆転は無理かと思われたが、なんと根本がファイナルラップのスプーンカーブで痛恨のシフトミス。河野はコーナー立ち上がりからバックストレッチにかけて根本に並びかけ、ついに130Rで2位に躍り出た。

 レースは山田がポールトゥウイン。2位には河野が入り、3位は根本となった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2013/12/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 スーパーFJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
143山田 真之亮BLOOM GROUP & MTN
TOKYO R&D RD10V
1022'07.682
23河野 駿佑RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
103.967
32根本 悠生ZAP-SPEED WILL DO ED
TOKYO R&D RD10V
104.111
461太田 達也玉三郎アルビNAVYAUTOミスト制動屋
MYST KK-SⅡ
104.501
566橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
105.752
614牧野 任祐improvesアキランドKKS-2
MYST KK-SⅡ
106.126
770嶋田 誠TeamNaoki☆Leprix☆10V
TOKYO R&D RD10V
106.378
823天野 翼 LTV Racing 10V ED
TOKYO R&D RD10V
107.561
919石川 京侍ナインレーシング☆ミストKK-SII制動屋
MYST KK-SⅡ
1010.962
1071佐藤 駿介TeamNaoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
1017.258
114クイック ヴァンZAP埼玉自大10VED
TOKYO R&D RD10V
1019.538
126小原 侑己ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1020.826
1336湊 雅之アルビRT玉三郎DreamED
TOKYO R&D RD10V
1024.297
1468濵砂 直輝Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
1025.794
1555坂倉 慎哉BRAND・JFA☆BRA☆RD10VF
TOKYO R&D RD10V
1025.905
1657G吉田 宣弘DAYTONA☆KKSII☆ED☆ミスト
MYST KK-SⅡ
1028.935
1760飯田 有希NAVYAUTO☆MYSTKKSII制動屋
MYST KK-SⅡ
1029.031
187G大宮 嘉信SkillSpeed 10V TODA
TOKYO R&D RD10V
1029.532
1972脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
1031.308
2018高橋 響太IDI・ROMANTEC・KK-S
MYST KKS
1034.256
2151G福田 詩久 FSプロジェクト 戸田 KKSII
MYST KK-SⅡ
1036.309
2234深村 匠アルビMOTORFREAK KK-SED
MYST KK-S
1049.784
2312G田崎 貴英KTガレージ三島自動車11J関口ED
WEST 11J
1055.805
2488Gタカシ TeamKRM&アーネクトKKS-II
MYST KK-SⅡ
1056.951
2535神村 悠太ビヨンドアルビRTみなみ調剤薬局KK-S
MYST KK-S
101'18.806
26*24G岸 良一DLP☆タツミ☆KKS☆フウジ&スズカ
MYST KK-S
101'51.503
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-17G道野 高志丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
010Laps
-37早坂 祐希アルビメークウィナーGIA
TOKYO R&D RD10V
010Laps
-31村上 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
010Laps
-11池田 雄太郎きぬはら整形三島テイクKMTS戸田ED
TOKYO R&D RD10V
010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 河野 駿佑(RS Fine 10V) 2'12.161 (9/10) 158.18km/h
  • CarNo.24は、2013鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第11章第54条~1(黄旗中のコースアウト)により、競技結果に40秒を加算した。

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選 石川京侍がポールポジション

 F4日本一決定戦は7日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)がポールポジションを獲得した。

f4_no1_q-11 f4_no1_q-24 f4_no1_q-14 f4_no1_q-18

 午後になると鈴鹿上空には晴れ間が広がってきた。公式予選は午後2時45分から20分間にわたり行われた。

 序盤、コースアウトするドライバーが多発。各所で黄旗が振られることとなり、終盤でのアタック合戦となった。

 ポール争いを繰り広げたのは石川京侍(Rn-Sports☆ミストKK-ZS)三笠雄一(ガレージ茶畑RK01)山下健太(ZAP☆JSS☆PFC☆西千葉不動産)川端伸太朗(SUCCEED SPORTS F108)の4人。互いに順位を入れ替え激しい争いを見せるが、最後に石川がただ一人2分2秒を切る、2分1秒917をたたき出し、ポールポジションをものにした。

 2位には三笠、3位には山下、4位には川端と続いたが、なんとこの4人のタイムは0秒156差に収まり、5位以下を1秒以上離す異次元・僅差の争いで幕を閉じた。

 明日8日は14時50分から10周の決勝が行われるが、この4人の優勝争いから目が離せない。

ポールポジションの石川京侍
f4_no1_q-ishikawa  「クルマの調子は良く、明日のペースも問題がないのでスタートを決めれば勝てると思います。今年最後のレースなので気合いを入れてがんばります。今年は、いい結果が出せなかったので日本一になって締めくくりたいです」
予選3位の山下健太
f4_no1_q-yamashita  「過去のレースは予選がよかったのに違う結果になって残念です。スタートは自信がないですが、レースでは前のクルマについていきたいですね」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿敗者復活戦結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2013/12/07) Repechage Weather:Fine Course:Dry
2013 スーパーFJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
137早坂 祐希アルビメークウィナーGIA
TOKYO R&D RD10V
511'22.868
231上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
50.638
311池田 雄太郎きぬはら整形三島テイクKMTS戸田ED
TOKYO R&D RD10V
54.946
451G福田 詩久 FSプロジェクト 戸田 KKSII
MYST KK-SⅡ
55.734
557G吉田 宣弘DAYTONA☆KKSII☆ED☆ミスト
MYST KK-SⅡ
56.577
612G田崎 貴英KTガレージ三島自動車11J関口ED
WEST 11J
59.535
734深村 匠アルビMOTORFREAK KK-SED
MYST KK-S
512.067
888Gタカシ TeamKRM&アーネクトKKS-II
MYST KK-SⅡ
512.631
924G岸 良一DLP☆タツミ☆KKS☆フウジ&スズカ
MYST KK-S
515.831
1035神村 悠太ビヨンドアルビRTみなみ調剤薬局KK-S
MYST KK-S
517.921
---- 以上ファイナル進出 ----
118塩田 龍二ASアートスーパーウィンズWAKOS ED
MYST KK-SⅡ
518.755
1228片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
523.277
1310G川地 欽也KTガレージ三嶋自動車ガレージシフト07J
WEST W07J
525.841
14*25G濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
526.639
1556G加藤 洋一ミスト・オガワ・制動屋・KKS-2
MYST KK-SⅡ
546.168
1621畔柳 叶伍ミスト・関口・制動屋・KOTA RACING
MYST KK-SⅡ
51'16.632
175G村瀬 和也ミスト・セキグチ・勝男武士
MYST KK-SⅡ
32Laps
  • Fastest Lap: CarNo.37 早坂 祐希(アルビメークウィナーGIA) 2'14.528 (5/5) 155.40km/h
  • CarNo.25は、2013年鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第10章第53条~1(スタート違反)により、競技結果に30秒を加算した。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ 橋本陸がポールトゥウイン

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、鈴鹿サーキットで第1レグBグループ決勝が、午後12時25分から行われ、PPからスタートした橋本陸が優勝した。

sfj_no1_reg1-66start sfj_no1_reg1-66 sfj_no1_reg1-70 sfj_no1_reg1-14

 PPの橋本はホールショットを取り1位で1コーナーを通過。2番手の牧野は失敗し8位まで下がることとなった。2位には嶋田が上がった。

 一旦は8位まで下がった牧野だったが、ファステストラップを叩き出しながら順位を着実に上げて、最終ラップのヘアピンで3位まで挽回してゴールした。

 橋本はミスのない走りで2位以下4秒の差をつけトップチェッカーを受けた。

優勝した橋本陸のコメント
sfj_no1_reg2-hasimoto  「スタートは少しミスをしましたが、自分のペースで走れました。F1の前座レースでもミスをしていますので、決勝のスタートは全然自信がありませんが、レースペースはいいと思うので勝って来年につなげたいと思います」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ 山田真之亮が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、鈴鹿サーキットでAグループ第1レグが行われ、予選2位の山田真之亮がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。

sfj_no1_reg1-43start sfj_no1_reg1-43 sfj_no1_reg1-2 sfj_no1_reg1-3

 スタートは午前11時35分から。予選5位の石川京侍が、グリッドに着いたところでエンジンストールしたためピットレーンスタート。そのため、6周の予定が1周減算の5周で第1レグが行われることとなった。

 スタートでは予選2位の山田が1位に上がり、PPからスタートの河野は4位まで順位を落とした。河野は2周目の1コーナーで順位を一つ上げて3位に上がり、そのままの勢いで2位の根本に追いつくが抜けないままレースは進行した。

 山田は、終始1位を守りきりトップでチェッカーを受けた。2位は根本が入り、3位には河野が入った。

 トラブルでピットレーンスタートとなった石川は、着実に順位を上げ1周目で17位、2周目で13位とハイペースで走り最終的には10位でゴールし、ファイナルラウンドに進出した。

優勝した山田真之亮のコメント
sfj_no1_reg1-yamada  「完璧にスタートを決めることができトップになれましたが、クルマ的に非常に厳しくペースを上げることがなかなかできなくて、大変なレースでした。後ろの根本選手との差があったのでミラーを見ながらレースをしていました。また明日もスタートを決めて勝ちたいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンFinal Round -RIJ- (2013/12/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 F4日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

Pos No Cls Driver Car
Maker Model
Time Behind Gap km/h
1 11 A 石川 京侍 Rn-sportsu☆ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
R2'01.917 - - 171.471
2 24 C 三笠 雄一 ガレージ茶畑 RK01
B-MAX RK01
R2'02.025 0.108 0.108 171.319
3 14 C 山下 健太 ZAP☆JSS☆PFC☆西千葉不動産
ZAP F108
R2'02.062 0.145 0.037 171.267
4 18 C 川端 伸太朗 SUCCEED SPORTS F108
ZAP F108
R2'02.073 0.156 0.011 171.252
5 72 C 金井 亮忠 チームNATS・正義 001
NATS 001
2'03.302 1.385 1.229 169.545
6 10 C 加藤 智 FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
2'03.578 1.661 0.276 169.166
7 15 C 三浦 愛 EXEDY テイクファースト
TOKYO R&D RD10W
2'03.838 1.921 0.260 168.811
8 12 A 久保 宣夫 佐藤製作所☆オートセレクトMYST制動屋
MYST KK-ZS
2'04.057 2.140 0.219 168.513
9 82 C 栗原 正之 テクノクラフト はやぶさ F4
TOKYO R&D RD10W
2'04.296 2.379 0.239 168.189
10 99 A 早坂 公希 エクシズレーシング☆CMS006
WEST 006
2'04.302 2.385 0.006 168.181
11 70 C 伴 貴広 TeamNaoki☆DUNLOP☆Ruf
MOONCRAFT MC090
2'04.453 2.536 0.151 167.977
12 7 C 山口 大陸 TAIROKU F108
TOKYO R&D F108
2'04.693 2.776 0.240 167.653
13 51 C 加藤 正将 チームNATS・MARSracingMC
MOONCRAFT MC090
2'04.926 3.009 0.233 167.341
14 50 C ドラゴン B-MAX Racing Team RK
B-MAX RK01
2'04.988 3.071 0.062 167.258
15 73 A 中島 佑弥 チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
2'05.381 3.464 0.393 166.733
16 *36 A 大岩 政裕 ポイントワン髙宮商事M2ミストKKZS
MYST KK-ZS
2'05.620 3.703 0.239 166.416
17 44 A 塚田 光彦 ありがとうスプリント!!WEST056関口
WEST 056
2'06.080 4.163 0.460 165.809
18 25 C 松井 孝允 サムライサポーターズRK01
B-MAX RK01
2'06.434 4.517 0.354 165.345
19 5 A 鬼丸 健 アルプス技研・M2・KKZ-S・K20
MYST KK-ZS
2'06.524 4.607 0.090 165.227
20 *13 C 吉田 基良 B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
2'07.089 5.172 0.565 164.493
21 37 C 長 優子 B-MAX・RK01・TODA
B-MAX RK01
2'09.631 7.714 2.542 161.267
22 8 A ファン ド ユン ZAP SPEED D.Y KOR006
WEST 006
2'11.490 9.573 1.859 158.987
---- 以上基準タイム(2'39.000)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(2'02.593)を更新した。
  • CarNo.13は、2013年鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第11章第54条~1)(チェッカー無視)違反により、訓戒とした。
  • CarNo.36は、2013年鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第11章第54条~1)(黄旗中のスピン)違反により、3グリッド降格とする。

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