カテゴリー

ニュース内検索

2013年12月

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ第1レグ結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2013/12/07) B Group 1st Reg Weather:Cloudy Course:Dry
2013 スーパーFJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
166橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
613'15.935
270嶋田 誠TeamNaoki☆Leprix☆10V
TOKYO R&D RD10V
64.804
314牧野 任祐improvesアキランドKKS-2
MYST KK-SⅡ
66.534
44クイック ヴァンZAP埼玉自大10VED
TOKYO R&D RD10V
67.138
56小原 侑己ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
611.213
660飯田 有希NAVYAUTO☆MYSTKKSII制動屋
MYST KK-SⅡ
615.783
736湊 雅之アルビRT玉三郎DreamED
TOKYO R&D RD10V
615.845
818高橋 響太IDI・ROMANTEC・KK-S
MYST KKS
618.765
972脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
625.832
107G大宮 嘉信SkillSpeed 10V TODA
TOKYO R&D RD10V
629.804
---- 以上ファイナル進出 / 以下敗者復活出場 ----
1151G福田 詩久 FSプロジェクト 戸田 KKSII
MYST KK-SⅡ
630.703
1212G田崎 貴英KTガレージ三島自動車11J関口ED
WEST 11J
635.201
1335神村 悠太ビヨンドアルビRTみなみ調剤薬局KK-S
MYST KK-S
638.492
1421畔柳 叶伍ミスト・関口・制動屋・KOTA RACING
MYST KK-SⅡ
643.380
1556G加藤 洋一ミスト・オガワ・制動屋・KKS-2
MYST KK-SⅡ
653.910
165G村瀬 和也ミスト・セキグチ・勝男武士
MYST KK-SⅡ
61'01.036
1757G吉田 宣弘DAYTONA☆KKSII☆ED☆ミスト
MYST KK-SⅡ
51Lap
    Fastest Lap: CarNo.14 牧野任祐(improvesアキランドKKS-2) 2'12.146 (5/6) 158.20km/h

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ第1レグ結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2013/12/07) A Group 1st Reg Weather:Cloudy Course:Dry
2013 スーパーFJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
143山田 真之亮BLOOM GROUP & MTN
TOKYO R&D RD10V
511'03.083
22根本 悠生ZAP-SPEED WILL DO ED
TOKYO R&D RD10V
51.191
33河野 駿佑RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
51.534
461太田 達也玉三郎アルビNAVYAUTOミスト制動屋
MYST KK-SⅡ
52.479
523天野 翼 LTV Racing 10V ED
TOKYO R&D RD10V
55.739
671佐藤 駿介TeamNaoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
57.082
717G道野 高志丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
59.170
868濵砂 直輝Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
59.996
955坂倉 慎哉BRAND・JFA☆BRA☆RD10VF
TOKYO R&D RD10V
514.017
1019石川 京侍ナインレーシング☆ミストKK-SII制動屋
MYST KK-SⅡ
514.195
---- 以上ファイナル進出 / 以下敗者復活出場 ----
1131村上 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
517.076
1225G濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
518.378
1311池田 雄太郎きぬはら整形三島テイクKMTS戸田ED
TOKYO R&D RD10V
518.850
1437早坂 祐希アルビメークウィナーGIA
TOKYO R&D RD10V
522.365
1534深村 匠アルビMOTORFREAK KK-SED
MYST KK-S
528.405
16*8塩田 龍二ASアートスーパーウィンズWAKOS ED
MYST KK-SⅡ
529.067
17*24G岸 良一DLP☆タツミ☆KKS☆フウジ&スズカ
MYST KK-S
539.777
1810G川地 欽也KTガレージ三嶋自動車ガレージシフト07J
WEST W07J
540.581
1928片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
32Laps
2088Gタカシ TeamKRM&アーネクトKKS-II
MYST KK-SⅡ
05Laps
  • Fastest Lap: CarNo.19 石川京侍(ナインレーシング☆ミストKK-SⅡ制動屋) 2'12.090 (5/5) 158.26km/h
  • CarNo.8は、2013年鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第10章第52条~5)により、敗者復活戦のグリッドを3グリッド降格とする。
  • CarNo.24は、2013年鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第11章第57条~1)①②により、敗者復活戦のグリッドを3グリッド降格とする。

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿公式予選 河野駿佑(Aグループ)と橋本陸(Bグループ)がポールポジションを獲得

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、鈴鹿サーキットで公式予選を行いAグループは河野駿佑(RS Fine 10V)が、Bグループは橋本陸(スキルスピード)がポールポジションを獲得した。

sfj_no1_q-3 sfj_no1_q-66

 鈴鹿サーキットは朝から雲が垂れ込め肌寒い。スーパーFJは各サーキットの地方選手権を争った37名が鈴鹿に集結。Aグループ・20台、Bグループ・17台に分かれて、午前9時からそれぞれ20分間の公式予選を行った。

 この予選で各グループとも本日行われる第1レグ・予選レースのグリッドが決定される。

 Aグループではコースレコードが続出。上位5台が従来のコースレコード1分12秒210を更新し、6月のもてぎでデビューしたばかりの、18才・高校生、河野駿祐(RS Fine 10V)がポールポジションを獲得した。「クルマのバランスが良くて、こんなタイムがでるなんてびっくり。スタートは成功したことがないので緊張しています」と初々しい。予選2位には山田真之亮(BLOOM GROUP & MTN)が、同3位には太田達也(玉三郎アルビNAVYAUTOミスト制動屋)が入った。

 Bグループは、SRS卒業生の21才・橋本陸(スキルスピード)がポールポジションを獲得。「前に引っかかったので間隔を空けてタイムを出しました。路面が良くて1,2セクターともいいタイムで、10秒台入ることも可能でした」と強気のコメント。予選2位には牧野任祐(improvesアキランドKKS-2)が、同3位には嶋田誠(TeamNaoki☆Leprix☆10V)が入った。

 このあと午前11時35分からAグループの第1レグが、午後12時25分からBグループの第1レグレースが行われ、各上位10台が決勝に進出する。

Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Bグループ公式予選結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2013/12/07) B Group Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 スーパーFJ日本一決定戦 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
166橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
2'11.222--159.312
214牧野 任祐improvesアキランドKKS-2
MYST KK-SⅡ
2'11.266 0.044 0.044159.258
370嶋田 誠TeamNaoki☆Leprix☆10V
TOKYO R&D RD10V
2'12.023 0.801 0.757158.345
457G吉田 宣弘DAYTONA☆KKSII☆ED☆ミスト
MYST KK-SⅡ
2'12.563 1.341 0.540157.700
56小原 侑己ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'12.605 1.383 0.042157.650
64クイック ヴァンZAP埼玉自大10VED
TOKYO R&D RD10V
2'12.770 1.548 0.165157.454
77G大宮 嘉信SkillSpeed 10V TODA
TOKYO R&D RD10V
2'12.812 1.590 0.042157.404
836湊 雅之アルビRT玉三郎DreamED
TOKYO R&D RD10V
2'13.006 1.784 0.194157.175
972脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
2'13.368 2.146 0.362156.748
1060飯田 有希NAVYAUTO☆MYSTKKSII制動屋
MYST KK-SⅡ
2'13.787 2.565 0.419156.257
1118高橋 響太IDI・ROMANTEC・KK-S
MYST KKS
2'14.058 2.836 0.271155.941
1251G福田 詩久 FSプロジェクト 戸田 KKSII
MYST KK-SⅡ
2'14.526 3.304 0.468155.399
1312G田崎 貴英KTガレージ三島自動車11J関口ED
WEST 11J
2'15.702 4.480 1.176154.052
1435神村 悠太ビヨンドアルビRTみなみ調剤薬局KK-S
MYST KK-S
2'15.702 4.480 0.000154.052
1521畔柳 叶伍ミスト・関口・制動屋・KOTA RACING
MYST KK-SⅡ
2'15.808 4.586 0.106153.932
1656G加藤 洋一ミスト・オガワ・制動屋・KKS-2
MYST KK-SⅡ
2'18.273 7.051 2.465151.188
175G村瀬 和也ミスト・セキグチ・勝男武士
MYST KK-SⅡ
2'22.88311.661 4.610146.310
---- 以上予選通過 ----

S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦鈴鹿Aグループ公式予選結果

鈴鹿クラブマンレースFinal Round -RIJ- (2013/12/07) A Group Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 スーパーFJ日本一 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
13河野 駿佑RS Fine 10V
TOKYO R&D RD10V
R2'11.133--159.420
243山田 真之亮BLOOM GROUP & MTN
TOKYO R&D RD10V
R2'11.431 0.298 0.298159.058
361太田 達也玉三郎アルビNAVYAUTOミスト制動屋
MYST KK-SⅡ
R2'11.691 0.558 0.260158.744
42根本 悠生ZAP-SPEED WILL DO ED
TOKYO R&D RD10V
R2'11.765 0.632 0.074158.655
519石川 京侍ナインレーシング☆ミストKK-SII制動屋
MYST KK-SⅡ
R2'11.814 0.681 0.049158.596
623天野 翼 LTV Racing 10V ED
TOKYO R&D RD10V
2'12.475 1.342 0.661157.805
717G道野 高志丸和書店&中部水産10V☆スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
2'12.603 1.470 0.128157.653
871佐藤 駿介TeamNaoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
2'12.625 1.492 0.022157.626
9*11池田 雄太郎きぬはら整形三島テイクKMTS戸田ED
TOKYO R&D RD10V
2'13.337 2.204 0.712156.785
1055坂倉 慎哉BRAND・JFA☆BRA☆RD10VF
TOKYO R&D RD10V
2'13.341 2.208 0.004156.780
1168濵砂 直輝Deep-R・10V関口ED
TOKYO R&D RD10V
2'13.537 2.404 0.196156.550
1237早坂 祐希アルビメークウィナーGIA
TOKYO R&D RD10V
2'13.658 2.525 0.121156.408
1325G濱野 隆一ロコリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
2'13.708 2.575 0.050156.350
1428片山 義章TEAM KATAYAMA
TOKYO R&D RD10V
2'13.975 2.842 0.267156.038
1531村上 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
2'14.037 2.904 0.062155.966
1688Gタカシ TeamKRM&アーネクトKKS-II
MYST KK-SⅡ
2'15.138 4.005 1.101154.695
1734深村 匠アルビMOTORFREAK KK-SED
MYST KK-S
2'15.469 4.336 0.331154.317
188塩田 龍二ASアートスーパーウィンズWAKOS ED
MYST KK-SⅡ
2'15.937 4.804 0.468153.786
1924G岸 良一DLP☆タツミ☆KKS☆フウジ&スズカ
MYST KK-S
2'17.339 6.206 1.402152.216
2010G川地 欽也KTガレージ三嶋自動車ガレージシフト07J
WEST W07J
2'18.747 7.614 1.408150.671
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(2'12.210)を更新しました。
  • CarNo.11は、2013鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第12章第60条~1)(ピットレーン通過速度)違反により、第1レグのグリッドを3グリッド降格とする。

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:GAINER DIXCEL SLS、3年ぶりにJAF-GPを制覇! Race1・Race2共に2位を獲得! (GAINER)

  • DRIVER Race1: BJORN WIRDHEIM / 予選:2位 決勝:2位
  • DRIVER Race2: KATSUYUKI HIRANAKA / 予選:3位 決勝:2位
  • 予選・Race1決勝日入場者数:23,000人 Race2決勝日入場者数:39,000人

gt_jaf_gainer_11-1.jpg

2013年11月23日(土曜日)
  • 第1レース予選:8:05~8:25 Bjorn Wirdheim 気温:9度・路面温度:9度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 第2レース予選:8:50~9:10 平中克幸 気温:11度・路面温度:16度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 第1レース決勝:14:05~ Bjorn Wirdheim 気温:13度・路面温度:19度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_jaf_gainer_11-2.jpg  今年最後のSUPER-GTのレースとなる、JAF-GPスプリントカップ。今年は3日間開催から、2日間開催となりタイムスケジュールも非常にタイトになる。公式練習もなしに、いきなりの予選が8時05分という早い時間から開始された。

 Race1はBjorn WIRDHEIM、Race2は平中克幸が担当する。初めの20分はBjornがアタックを開始。走り出しからトップに名前を連ねるBjorn。3周計測してピットに戻り、ソフトタイヤで再びアタック。やはり計測3周目に1‘37.497のタイムで暫定トップに。

 しかしその後No.3GT-Rが1’37.147のタイムでポールポジションを獲得。Bjornは午後からの決勝をセカンドローからスタートすることになった。

 続いて500クラスの予選の後、平中の予選が開始された。計測3周目のタイムで暫定3番手になるが、その後なかなかクリアラップが取れず、タイムアップが出来ない。平中も途中でソフトタイヤに交換するためにピットへ。この時点で7番手。しかし、なかなかタイヤも暖まり切らず、ラスト計測1周になってしまう。

 なんとかクリアラップを取れるようにアタックを開始。セクター1、セクター2と自己ベストを更新。 1‘37.634で暫定4番手に。その後3番手だったNo.35GT-Rが4輪脱輪の裁定によりベストタイム抹消となり、明日は3番手のポジションからのスタートが決まった。

平中 克幸コメント
 予選は自分が思っていた以上に苦戦してしまいました。言い訳ではないのですが、タイヤの2セット目を履いて出て行った場所がものすごく悪くて、最後の2周まで自分のペースで走ることが出来ずにいました。ラストラップもなんとかアタック出来たという感じでしたので、悔しさの残る予選でした。レースは明日ですし、3番手スタートは決して悪くないポジションからですので、予選の悔しさを晴らしたいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 フリー走行もなくいきなりの予選でしたが、良いパフォーマンスを発揮出来た。タイヤウォーマーもなく早朝の予選でしたが、Teamもタイヤも凄く良かった。日産GT-Rは異次元の走りだったのですが、予選のタイヤも良かったので、決勝でも良いパフォーマンスを発揮してくれると思うので、もてぎのように優勝して終わりたいです。

gt_jaf_gainer_11-3.jpg gt_jaf_gainer_11-4.jpg gt_jaf_gainer_11-5.jpg

 午後からの決勝はオンタイムでスタート。慣れないスタンディングスタートでBjornはエンジンがストール気味になってしまい、ポジションを落としてしまう。なんとか1コーナーまでには少し挽回。コカコーラーコーナーあたりでNo.48GT-Rに後ろから接触され、コースアウト。何とかコースに戻って前車を猛追。

 1周目にはスタートミスを挽回し、3番手でコントロールタワーを通過。前を走るNo.55CR-Zを追いかけ、4周目の1コーナーでパスし2番手に浮上。前を行くNo.35GT-Rとの差を詰めたいところだったが、異次元の速さで快走するGT-Rとの差はなかなか縮まらず、周回を重ねていく。後方からは、ポールポジションからスタートし、スタートミスで後方に後退していたNo.3GT-Rが猛追してきた。14周目、15周目はBjornも上手くブロックをしながらバトルを展開するが、16周目にとうとうパスされ3番手に後退。

 しかし17周にトップを快走していたNo.35のタイヤが悲鳴を上げバースト。再び2番手になり、もう一度No.3を追いかけ始め、ストレートで離され、セクター2、3では1秒以内の攻防が繰り広げられていたが、抜くまでには至らず2番手でチェッカーを受けた。

Bjorn Wirdheimコメント
 決勝はスタートでエンジンストール気味になってしまい、かなりポジションダウン。しかし1コーナーで少し順位を上げることが出来た。たが2コーナー~コカコーラーコーナーで48号車に後ろから追突され、再びポジションを落としてしまったが、ヘヤピンからダンロップコーナーで48号車をパス出来た。それからも少し車のフィーリングがおかしかったのですが、タイヤのフィーリングも良く、1コーナーでインに飛び込み2番手のポジションまで上がることが出来た。トップにはかなり近づけましたが、3号車のストレートスピードにはついて行くことが出来ず、コーナーで詰める状況で少しチャンスもあったけれども抜くことは敵いませんでした。それでも2番手でチェッカーを受けられたことはうれしかった。
2013年11月24日(日曜日)
  • 第2レース決勝:14:05~(22周) 平中克幸 気温:13度・路面温度:18度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_jaf_gainer_11-6.jpg  オンタイムでフォーメーションラップが開始され、平中はSLSで初めてのスタンディングスタートを行う。昨日Bjornがストールした事を生かし、トラクションコントロールなしでスタート。これが昨日よりも失敗が大きく、やはり1コーナーまでに大きく順位を落としてしまう。タイヤも暖まりが思った以上に遅く、ペースも上げられない。1周目にコントロールタワーを通過したときには7番手までポジションを落としていた。

 徐々にペースの上がってきた平中は、5周目にNo.16CR-Zを1コーナーでパス。No.3GT-Rがスタートで大きくフライングして、ここでドライブスルーペナルティーが出されて5番手に。前を行くNo.4BMWとの差を、1周毎に0.5秒縮めていく。しかし楽に抜かせてくれないのが谷口選手。執拗なブロックに合い2周に渡ってテールツゥーノーズ。ストレートでも近づきすぎて接触。一瞬ヒヤッとする場面もあったが、なんとか2コーナーでパス。

 ここでも昨日に続いて2番手を走っていたNo.35が急遽ピットへ入り、15周目にはスタート時点のポジションの3番手まで上がってきた。前を行くNo.55CR-Zとは、毎周1秒ほど差を詰めていき、17周目の1コーナーでインに入り2番手に。

 残り4周でトップのNo.2マクラーレンを追いかける。残り2周0.4秒差まで縮めてトップを狙う。ここに来て急にNo.2のペースが平中と変わらない様になる。ストレートスピードはやはりマクラーレンが上。昨日に続いてセクター2とセクター3で攻めるが、さすがにベテラン加藤選手は易々とは抜かせてくれない。最終ラップまでバトルは続いたが、抜ききることが出来ず2番手でチェッカーを受けた。これにより、JAF-GP総合優勝は11号車が獲得した。

平中 克幸コメント
 スタートに失敗してしまいまして、7位まで落ちてしまいました。でも何とか2番手まで上がることが出来て、Teamの総合優勝に貢献できたことは良かったと思っております。シーズン中は色々と苦労した部分もありましたが、今年最後のGTレースを総合優勝で終われたということは最終的には良かったと思いますし、1年を通してGAINERが凄く強かったということを証明できたので良かったと思います。

gt_jaf_gainer_11-7.jpg

Text & Photo: GAINER

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、総合10位、スタートミスを挽回しRace2入賞! (GAINER)

  • DRIVER Race1: MASAYUKI UEDA / 予選:11位 決勝:11位
  • DRIVER Race2: TETSUYA TANAKA / 予選:6位 決勝:6位
  • 予選・Race1決勝日入場者数:23,000人 Race2決勝日入場者数:39,000人

gt_jaf_gainer_10-1.jpg

2013年11月23日(土曜日)
  • 第1レース予選:8:05~8:25 植田正幸 気温:9度・路面温度:9度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 第2レース予選:8:50~9:10 田中哲也 気温:11度・路面温度:16度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 第1レース決勝:14:05~ 植田正幸 気温:13度・路面温度:19度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_jaf_gainer_10-2.jpg  今年最後のSUPER-GTのレースとなる、JAF-GP スプリントカップ。 今年は3日間開催から、2日間開催となりタイムスケジュールも非常にタイトになる。 公式練習もなしに、いきなりの予選が8時05分という早い時間から開始された。

 第1レースを担当するのは植田正幸。まず植田がアタックを開始。練習走行が無いため、ブレーキの焼き入れからという予選アタックになってしまった。そのためタイムアップはなかなか出来ず、計測3ラップでピットへ戻りタイヤをソフトに交換しコースへ。徐々にペースを上げ、計測4周目に10番手に浮上。最終計測周もセクター1とセクター2はベストできてたが、最終でミスがありタイムを更新することが出来ず、最終的には11番手のポジションからのスタートが決まった。

 続いて500クラスの予選の後、田中哲也の予選が開始された。路面状況も厳しい中でも、計測1周目で3番手に名前を刻む。その後1分38秒中盤で、ソフトタイヤに交換するためにピットへ。しかし、なかなかクリアラップが取れずに苦戦。最後の最後でようやくなんとかまともに走れる状況になり、1分37秒873のタイムで予選6番手が確定した。

田中哲也コメント
 計測3周目にベストが出せる状況が良かったのですが、なかなかクリアラップが取れず難しかったですね。もう少しちゃんと組み立てて、自分の走りが出来てたらと思います。ポールポジションを取れるほどの状況ではなかったですが、マシンの状態も良かったのでもう少し上のポジションからいきたかったですね。明日は頑張ります。
植田正幸コメント
 ブレーキの焼き入れなどがあったので、前半はほとんど何も出来ませんでした。最後にソフトタイヤでアタックいったのですが、セクター1、セクター2とベストで来ていましたが、セクター3で気負いすぎてオーバーランしてしまいタイムアップが来ませんでした。その辺をキッチリ直さないと駄目ですね。決勝はいける気がするので、なんとか1つでも上のポジションでチェッカーを受けたいですね。

gt_jaf_gainer_10-3.jpg  午後からの決勝はオンタイムでスタート。慣れないスタンディングスタートで植田はスタートをミス。その上No.2マクラーレンに接触され順位を一気に落としてしまう。1周目にコントロールタワーを通過したときには17番手まで後退。

 しかし2周目には15番手に、6周目にはNo.21AUDIを交わし14番手に。12番手のNo.5GT-Rを先頭に7台ほどが数珠つなぎにバトルを展開。10周目にNo.61をパスし、12番手に浮上。その後トップを走るNo.35のタイヤがバーストし、スタートのポジションまで順位を挽回。

 しかし、たったの22周ではここまでが限界で、11番手でチェッカーを受けた。タイムは悪くなかったので、スタートが非常に悔やまれるレースとなった。

植田正幸コメント
 スタートの大失敗で8台の車に抜かれて、1コーナーまでに19番手まで落ちましたが、接触している車両があったのでそこをすり抜けて1周目は17番手でかえってきました。そのあとも抜くのにタイヤを使ってしまい、リアが厳しくなり後半はいまひとつペースも上げられませんでした。敗因はスタートに尽きるので、駄目でしたね。今年1年自分なりには良いレースを出来てきたと思うので、来年に繋がれば良いと思います。ありがとうございました。
2013年11月24日(日曜日)
  • 第2レース決勝:14:05~(22周) 田中哲也 気温:13度・路面温度:18度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_jaf_gainer_10-4.jpg  前日と同様に快晴の中、今年最後のレースがオンタイムで開始された。抜群のスタートをすることが出来ず、1コーナーまでに7番手に後退。その後No.4BMW、No.88ランボルギーニにもパスされ、1周目は9番手でコントロールタワーを通過。

 やはり選択したタイヤの暖まりが悪く、思ったようにペースが上がらない。No.3GT-Rがスタートで大きくフライングして、5周目にドライブスルーペナルティーで8番手に。そのまま小康状態で周回を重ねる。

 9周目にNo.88ランボルギーニ交わし、7番手に浮上。昨日に続いて2番手を走っていたNo.35が14周目に急遽ピットへ入りポジションを一つあげる。前を走るNo.16CR-Zを追いかけるが、22周の周回数では前半のペースが上げられなかったことが響いてしまい6番手でチェッカーを受けた。

田中哲也コメント
 予選も決勝もなかなか上手くいかなかったですね。頑張ったのですが、ペースもあげられなかったし、タイヤも最後まで保たせることができなかったので良いところが無かったですね。ちょっと悔しいですね。
福田洋介エンジニアコメント
 第2レースは、スタートポジションが11号車の後ろで尚且近い事から、序盤にコーナーの遅いJAF-GTに引っ掛かり、同じペースでの団子状態になる場合のロスを想定し、レース後半での大逆転を狙い11号車と違う特性のタイヤをチョイスしました。っが・・・、大トルクエンジンのハイギヤードという特性のSLSではスタンディングスタートは難しく、出遅れてしまい、ポジション挽回の為、タイヤの暖まらない序盤にタイヤを想定外に使わざるを得なくなり、追い上げる筈の後半が厳しいレースになってしまいました。今年最後のレースで「優勝」を狙った作戦でしたが、結果、失敗でした。結果は悔しいですが、GAINERらしく、「優勝」にこだわった作戦を採った事に悔いは有りません。
Text & Photo: GAINER

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT

JAFGP:富士スプリントカップフォトギャラリー(2日目)

jaf_sun_msf_001 jaf_sun_msf_002 jaf_sun_msf_003 jaf_sun_msf_004
jaf_sun_msf_005 jaf_sun_msf_006 jaf_sun_msf_007 jaf_sun_msf_008
jaf_sun_msf_009 jaf_sun_msf_010 jaf_sun_msf_011 jaf_sun_msf_012
jaf_sun_msf_013 jaf_sun_msf_014 jaf_sun_msf_015 jaf_sun_msf_016
jaf_sun_msf_017 jaf_sun_msf_018 jaf_sun_msf_019 jaf_sun_msf_020
jaf_sun_msf_021 jaf_sun_msf_022 jaf_sun_msf_023 jaf_sun_msf_024
jaf_sun_msf_025 jaf_sun_msf_026 jaf_sun_msf_027 jaf_sun_msf_028
jaf_sun_msf_029 jaf_sun_msf_030 jaf_sun_msf_031 jaf_sun_msf_032
jaf_sun_msf_033 jaf_sun_msf_034 jaf_sun_msf_035 jaf_sun_msf_036
jaf_sun_msf_037 jaf_sun_msf_038 jaf_sun_msf_039 jaf_sun_msf_040
jaf_sun_msf_041 jaf_sun_msf_042 jaf_sun_msf_043 jaf_sun_msf_044
jaf_sun_msf_045 jaf_sun_msf_046 jaf_sun_msf_047 jaf_sun_msf_048
jaf_sun_msf_049 jaf_sun_msf_050 jaf_sun_msf_051 jaf_sun_msf_052
jaf_sun_msf_053 jaf_sun_msf_054 jaf_sun_msf_055 jaf_sun_msf_056
jaf_sun_msf_057 jaf_sun_msf_058 jaf_sun_msf_059 jaf_sun_msf_060
jaf_sun_msf_061 jaf_sun_msf_062 jaf_sun_msf_063 jaf_sun_msf_064
jaf_sun_msf_065 jaf_sun_msf_066 jaf_sun_msf_067 jaf_sun_msf_068
jaf_sun_msf_069 jaf_sun_msf_070 jaf_sun_msf_071 jaf_sun_msf_072
jaf_sun_msf_073 jaf_sun_msf_074 jaf_sun_msf_075 jaf_sun_msf_076
jaf_sun_msf_077 jaf_sun_msf_078 jaf_sun_msf_079 jaf_sun_msf_080
jaf_sun_msf_081 jaf_sun_msf_082 jaf_sun_msf_083 jaf_sun_msf_084
jaf_sun_msf_085 jaf_sun_msf_086 jaf_sun_msf_087 jaf_sun_msf_088
jaf_sun_msf_089 jaf_sun_msf_090 jaf_sun_msf_091 jaf_sun_msf_092
jaf_sun_msf_093 jaf_sun_msf_094 jaf_sun_msf_095 jaf_sun_msf_096
jaf_sun_msf_097 jaf_sun_msf_098 jaf_sun_msf_099 jaf_sun_msf_100
jaf_sun_msf_101 jaf_sun_msf_102 jaf_sun_msf_103 jaf_sun_msf_104
jaf_sun_msf_105 jaf_sun_msf_106 jaf_sun_msf_107 jaf_sun_msf_108
jaf_sun_msf_109 jaf_sun_msf_110 jaf_sun_msf_111 jaf_sun_msf_112
jaf_sun_msf_113 jaf_sun_msf_114 jaf_sun_msf_115 jaf_sun_msf_116
jaf_sun_msf_117 jaf_sun_msf_118 jaf_sun_msf_119 jaf_sun_msf_120
jaf_sun_msf_121 jaf_sun_msf_122 jaf_sun_msf_123 jaf_sun_msf_124
jaf_sun_msf_125 jaf_sun_msf_126 jaf_sun_msf_127 jaf_sun_msf_128
jaf_sun_msf_129 jaf_sun_msf_130 jaf_sun_msf_131 jaf_sun_msf_132
jaf_sun_msf_133 jaf_sun_msf_134 jaf_sun_msf_135 jaf_sun_msf_136
jaf_sun_msf_137 jaf_sun_msf_138 jaf_sun_msf_139 jaf_sun_msf_140
jaf_sun_msf_141 jaf_sun_msf_142 jaf_sun_msf_143 jaf_sun_msf_144
jaf_sun_msf_145 jaf_sun_msf_146 jaf_sun_msf_147 jaf_sun_msf_148
jaf_sun_msf_149 jaf_sun_msf_150 jaf_sun_msf_151 jaf_sun_msf_152
jaf_sun_msf_153 jaf_sun_msf_154 jaf_sun_msf_155 jaf_sun_msf_156
jaf_sun_msf_157 jaf_sun_msf_158 jaf_sun_msf_159 jaf_sun_msf_160
jaf_sun_msf_161 jaf_sun_msf_162 jaf_sun_msf_163 jaf_sun_msf_164
jaf_sun_msf_165
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT

JAFGP:富士スプリントカップフォトギャラリー(1日目)

jaf_sat_msf_001 jaf_sat_msf_002 jaf_sat_msf_003 jaf_sat_msf_004
jaf_sat_msf_005 jaf_sat_msf_006 jaf_sat_msf_007 jaf_sat_msf_008
jaf_sat_msf_009 jaf_sat_msf_010 jaf_sat_msf_011 jaf_sat_msf_012
jaf_sat_msf_013 jaf_sat_msf_014 jaf_sat_msf_015 jaf_sat_msf_016
jaf_sat_msf_017 jaf_sat_msf_018 jaf_sat_msf_019 jaf_sat_msf_020
jaf_sat_msf_021 jaf_sat_msf_022 jaf_sat_msf_023 jaf_sat_msf_024
jaf_sat_msf_025 jaf_sat_msf_026 jaf_sat_msf_027 jaf_sat_msf_028
jaf_sat_msf_029 jaf_sat_msf_030 jaf_sat_msf_031 jaf_sat_msf_032
jaf_sat_msf_033 jaf_sat_msf_034 jaf_sat_msf_035 jaf_sat_msf_036
jaf_sat_msf_037 jaf_sat_msf_038 jaf_sat_msf_039 jaf_sat_msf_040
jaf_sat_msf_041 jaf_sat_msf_042 jaf_sat_msf_043 jaf_sat_msf_044
jaf_sat_msf_045 jaf_sat_msf_046 jaf_sat_msf_047 jaf_sat_msf_048
jaf_sat_msf_049 jaf_sat_msf_050 jaf_sat_msf_051 jaf_sat_msf_052
jaf_sat_msf_053 jaf_sat_msf_054 jaf_sat_msf_055 jaf_sat_msf_056
jaf_sat_msf_057 jaf_sat_msf_058 jaf_sat_msf_059 jaf_sat_msf_060
jaf_sat_msf_061 jaf_sat_msf_062 jaf_sat_msf_063 jaf_sat_msf_064
jaf_sat_msf_065 jaf_sat_msf_066 jaf_sat_msf_067 jaf_sat_msf_068
jaf_sat_msf_069 jaf_sat_msf_070 jaf_sat_msf_071 jaf_sat_msf_072
jaf_sat_msf_073 jaf_sat_msf_074 jaf_sat_msf_075 jaf_sat_msf_076
jaf_sat_msf_077 jaf_sat_msf_078 jaf_sat_msf_079 jaf_sat_msf_080
jaf_sat_msf_081 jaf_sat_msf_082 jaf_sat_msf_083 jaf_sat_msf_084
jaf_sat_msf_085 jaf_sat_msf_086 jaf_sat_msf_087 jaf_sat_msf_088
jaf_sat_msf_089 jaf_sat_msf_090 jaf_sat_msf_091 jaf_sat_msf_092
jaf_sat_msf_093 jaf_sat_msf_094 jaf_sat_msf_095 jaf_sat_msf_096
jaf_sat_msf_097 jaf_sat_msf_098 jaf_sat_msf_099 jaf_sat_msf_100
jaf_sat_msf_101 jaf_sat_msf_102 jaf_sat_msf_103 jaf_sat_msf_104
jaf_sat_msf_105 jaf_sat_msf_106 jaf_sat_msf_107 jaf_sat_msf_108
jaf_sat_msf_109 jaf_sat_msf_110 jaf_sat_msf_111 jaf_sat_msf_112
jaf_sat_msf_113 jaf_sat_msf_114 jaf_sat_msf_115 jaf_sat_msf_116
jaf_sat_msf_117 jaf_sat_msf_118 jaf_sat_msf_119 jaf_sat_msf_120
jaf_sat_msf_121 jaf_sat_msf_122 jaf_sat_msf_123 jaf_sat_msf_124
jaf_sat_msf_125 jaf_sat_msf_126 jaf_sat_msf_127 jaf_sat_msf_128
jaf_sat_msf_129 jaf_sat_msf_130 jaf_sat_msf_131 jaf_sat_msf_132
jaf_sat_msf_133 jaf_sat_msf_134 jaf_sat_msf_135 jaf_sat_msf_136
jaf_sat_msf_137 jaf_sat_msf_138 jaf_sat_msf_139 jaf_sat_msf_140
jaf_sat_msf_141 jaf_sat_msf_142 jaf_sat_msf_143 jaf_sat_msf_144
jaf_sat_msf_145 jaf_sat_msf_146 jaf_sat_msf_147 jaf_sat_msf_148
jaf_sat_msf_149 jaf_sat_msf_150 jaf_sat_msf_151 jaf_sat_msf_152
jaf_sat_msf_153 jaf_sat_msf_154 jaf_sat_msf_155 jaf_sat_msf_156
jaf_sat_msf_157 jaf_sat_msf_158 jaf_sat_msf_159 jaf_sat_msf_160
jaf_sat_msf_161 jaf_sat_msf_162 jaf_sat_msf_163 jaf_sat_msf_164
jaf_sat_msf_165 jaf_sat_msf_166 jaf_sat_msf_167 jaf_sat_msf_168
jaf_sat_msf_169 jaf_sat_msf_170 jaf_sat_msf_171 jaf_sat_msf_172
jaf_sat_msf_173 jaf_sat_msf_174 jaf_sat_msf_175 jaf_sat_msf_176
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT

富士スプリントカップ2日目 国本雄資がSF初優勝! SGTレース2は大嶋和也が勝利し、最後のレースでLEXUSが1-2! (TOYOTA)

13jafgp2_1.jpg
ポール・トゥ・ウィンでスーパーフォーミュラ初優勝を飾り、
JAFグランプリを獲得した国本雄資(中央)。
2位にロイック・デュバル(左)、3位に松田次生(右)が続き、
トヨタエンジンがRV8K最後のレースで表彰台を独占した

 11月23日(土)と24日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで「JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP 2013」が開催された。

 24日(日)は前日のレースに続き、スーパーフォーミュラの決勝レース、SUPER GTの第2レースが行われ、栄光の「JAFグランプリ」のタイトルが決定した。

 この日も好天に恵まれた富士スピードウェイには、3万9千人のモータースポーツファンが集結。シーズンを締めくくるイベントで、最高峰の走りを満喫した。

 スーパーフォーミュラの決勝レース前には、往年の名ドライバーが出場することで恒例となった「レジェンドカップ」が開催。今年はナンバー付き車両で行われているワンメイクレース「GAZOO Racing 86/BRZ Race」の参戦車両、TOYOTA「86 Racing」とSUBARU BRZ「RA Racing」を使用し、現役ドライバーとレジェンドドライバーのコンビで、ドライバー交代を伴うレースが争われた。

 元F1ドライバーを含む名だたるレジェンドドライバーの参加に加え、中嶋悟/一貴の親子F1ドライバーコンビなど、話題も多かった同レースは、笑いの中にも本気のバトルが繰り広げられ、片山右京/谷口信輝組が優勝。中嶋悟/一貴組は5位に入った。

◆スーパーフォーミュラ決勝◆

 午後12時45分、全22周、100kmというスプリントで争われるスーパーフォーミュラの決勝レースがスタート。ポールポジションの国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)はスタートを決め首位をキープ。

 その後方では、4番手グリッドの松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)が好ダッシュで2位に浮上。これに2番手グリッドのロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、平手晃平(P.MU/CERUMO・INGING)、中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が続いた。

 2周目の1コーナー進入では、デュバルが前を行く松田に並びかけ、松田がオーバーラン。これでデュバルが2位に浮上。中嶋一貴も平手をかわし、平手が徐々にポジションを落とすこととなった。

 2位に上がったデュバルは国本に追い着き、2台による首位争いが展開されたが、国本は落ち着いてデュバルとのマージンを維持し、首位を堅守。

 レースが折り返しを過ぎると、2位のデュバルに松田が追いつき、また、4位の中嶋一貴と、それを追う山本尚貴(TEAM 無限)とのバトルも激しさを増した。

 スプリントレースならではの僅差の争いは続き、ファイナルラップに入るストレートでは、ほとんどの車両がオーバーテイクシステムのランプを輝かせながらの見応えあるレースが最後まで繰り広げられたが、首位の国本は2位デュバルに1.6秒の差を付けてトップチェッカー。

 23歳、トップフォーミュラ参戦3年目の国本が、スーパーフォーミュラでの嬉しい初勝利を挙げた。2位はデュバル、3位に松田、4位に中嶋一貴と続き、トヨタRV8Kエンジンが最後のレースで上位4台を独占して有終の美を飾った。

◆SUPER GT第2レース決勝◆

 午後3時35分、今シーズン最後となる、GT500クラスの第2レースがスタートした。通常とは異なるスタンディングスタートながら、ポールポジションのENEOS SUSTINA SC430 6号車 大嶋和也は首位を守り、3番手グリッドのPETRONAS TOM'S SC430 36号車 中嶋一貴がこれに続いた。最前列2番手のZENT CERUMO SC430 38号車 平手晃平は出遅れ5位に後退。DENSO KOBELCO SC430 39号車 石浦宏明との5位争いとなった。

 首位を逃げる大嶋と、追う中嶋一貴はハイペースでのバトルを続け、周回を重ねる毎に3位以下との差は広がって行った。これにより首位争いは2台のLEXUS SC430による一騎打ちの様相に。後方では、平手、石浦を含む数台による、抜きつ抜かれつの激しい5位争いが繰り広げられた。

 首位大嶋と2位中嶋一貴の差は1秒ほどで推移していたが、レースが後半に入ると、中嶋一貴がその差をじりじりと詰めていき、テール・トゥ・ノーズに。残り4周となった第1コーナーで大嶋のイン側を伺うように攻めた中嶋一貴だったが、パスするまでには至らず。

 その後も、チェッカー直前まで大嶋を攻め続けた中嶋一貴だったが、逆転は叶わず、逃げ切った大嶋がポール・トゥ・ウィンで第2レースを制した。中嶋一貴が僅か0.229秒差の2位で続き、LEXUS SC430は2006年から8年間にわたって戦ってきたSUPER GTでの最後のレースを、1-2フィニッシュで締めくくることとなった。

 終盤ペースを取り戻しポジションを上げた平手が4位。石浦は後半タイヤのグリップダウンに苦しみ7位に終わった。  GT500クラスの前に行われたGT300クラスでは、19番手スタートのPanasonic apr PRIUS GT 31号車(新田守男)が15位でフィニッシュした。

 今大会に冠された、「JAFグランプリ」のタイトルは、スーパーフォーミュラでは国本が獲得。2レースの総合結果で決められるSUPER GTでは、立川祐路/平手組が僅か2ポイント及ばず総合2位。中嶋一貴/ジェームス・ロシター組が総合3位となった。

スーパーフォーミュラ 優勝 P.MU/CERUMO・INGING 39号車 ドライバー 国本雄資:
 この最後の大きなチャンスで、今年課題だったスタートを失敗することなく決めることが出来て良かった。ポールからのスタートで緊張するかと思っていたが、いつも通り臨むことが出来た。その後のペースも良く、序盤から後続を引き離せた。ロイック選手は速かったが、自分の走りに集中した。チームの皆に優勝をプレゼントすることが出来て嬉しい。
SUPER GT第2レース 優勝 ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 とにかく嬉しかった。あまり感情を表に出す方ではないのだが、フィニッシュ後は無線で叫んでしまった。中嶋選手が追ってきて、最終戦よりも気の抜けない厳しいレースだっただけに、喜びも格別だ。今シーズンは、シリーズ中盤苦しかったが、最後に良い形で締め括れたと思っている。来季からクルマが変わるが、オフシーズンの間に皆で良いクルマを仕上げて、開幕に臨めるよう頑張りたい。
トヨタモータースポーツニュース

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ決勝 総合優勝ドライバーのコメント

gt_jaf_r_ps-500_winners gt_jaf_r_ps-300_winners


GT500クラス #17KEHIN HSV-010
金石勝智(チーム監督)
gt_jaf_r_pc-katsutomo 良い締めくくりになりました。
チームの皆が頑張ってくれたんですがシリーズ2位で、なおかつ優勝が無かったので、是非ここで優勝したいねと言っていたんですよ。 だから第1レース優勝と総合優勝できたというのが一番嬉しかったです。本当によかったです。
初戦は2位で勝てそうで勝てなかったんですけど、その後つまづいてしまうことが多くて、チームの中も変な雰囲気になったりしましたが、チームの中で話し合いもしましたし、ホンダさんにも加わっていただいて、この一年でチーム力が上がった、一皮剥けたと思います。 結果的に一皮むけるのが遅かったので2位に終わったのかなと。
今年2位に終わって、優勝までには後一つ上げればいいと思われるかも知れないんですけど、それが凄く難しいことなので、来年はここで勝ったことを忘れて、一から気を引き締めてやっていきたいと思います。
塚越広大
gt_jaf_r_pc-tsukakoshi チームに優勝をプレゼントしたかったんです。シーズン中2位とか3位ばっかりで中々勝てなかったので、勝ちたいという思いが強かったので、グランプリで勝てて嬉しいし、今日は年弘さんが頑張ってくれて総合優勝できたのが本当に嬉しかったです。
シリーズ2位になりましたが、勝ちたかったです。 それでもホンダの中で一番になれたことは素直に嬉しいです。
来年NSXになっても良いレースが続けられるように、チーム一丸となって頑張ります。
金石年弘
gt_jaf_r_pc-toshihiro 今日の結果からすると複雑な心境ですが、チーム全体で勝ち取った総合優勝だと思います。 今日はスタートが問題の全てでしたが、昨日チームが凄く頑張ってくれて勝てたので、レースには自信を持って臨みました。結構抜けたので自分としては満足です。
シリーズ優勝できなかったのは、シーズン中盤にポイントを獲れなかったのが大きかったと思います。 終盤の3戦は栃木研究所さんも加わってくれて凄くクルマがよくなったし、最終的に2位だったんですけど、僕らの中では全て出し切った感じです。満足しています。
GT300クラス #11GAINER DIXCEL SLS
平中克幸
gt_jaf_r_pc-hiranaka レースは2位で残念でしたが、今年最後のJAFグランプリというタイトルを総合1位で貰えたのは嬉しいし、いい形で終われました。 今シーズンはチームやタイヤメーカーのスタッフが勝つために凄く努力してきました。その努力があったから最後に総合優勝できたと思います。 ビヨンの加入やクルマがSLSになったことなど、新しいものが多く、判らないことも多かったんですが、ダンロップさんが凄く力を入れてくれて。一年で2度勝てたのはゲイナー初です。努力が結果に繋がったシーズンでした。
ビヨン・ビルドハイム
gt_jaf_r_pc-wirdheim 最高の気分です。2010年にチームルマンでJAFグランプリに優勝した時に、カツ(平中)も優勝していたので、また勝てたのが愉快です。 シリーズ最終戦で勝って、今回もまた勝てた。最後に勝って終われて嬉しいです。 チームゲイナーにとっても嵐のようなシーズンでした。シーズンを通じて凄く強くて、出だしもよくて岡山で勝てたのはよかった。ダンロップタイヤの低温でのパフォーマンスは最高です。 決定的だったのは鈴鹿でセーフティーカーのタイミングが悪くて前との間隔があいてしまったことですね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ第2レース決勝 優勝ドライバーのコメント

gt_jaf_r2_ps-oshima gt_jaf_r2_ps-kato

GT500クラス優勝 #6大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)
gt_jaf_r2_pc-oshima とにかく嬉しかったです。あんまり感情を表に出すタイプじゃないんですけど、今回は無線で叫んじゃいました。 最終戦よりかなり厳しいレースで、中嶋選手は中々離れてくれなくて1周も気を抜くことが出来なかったので、最後まで抑え切った時は凄く嬉しかったです。
スタンディングスタートは得意な方じゃないので、心配していましたがうまくいきました。 レース後半はタイヤカスをうまく剥がしながらのレースでした。上手く剥がしながら最後まで中嶋選手を抑えるのは大変でした。
今シーズンは前半と中盤がよくなかったんですが、最終戦とここと2回勝って終われたので、その良い思い出だけを来年に持ち越したいです。クルマは変わりますけど、チームは実力があるので、開幕までに一番良いクルマを作って頑張りたいです。
SC430では全部で5回勝ちましたが、乗りやすくて、ニュータイヤでアタックに出て行く時は、それを使い切るのが難しいぐらいグリップしてくれて、楽しいアタックが出来るクルマでした。レースになる鳥屋が苦しくなって大変な思いもしましたが、予選アタックが楽しいクルマでした。
GT300クラス優勝 #2加藤寛規(エヴァ初号機RTアップルMP4-12C)
gt_jaf_r2_pc-kato 昨日の展開をみてかなりストレート重視にクルマを変えてもらいました。バランスも調整しましたが、タイヤが厳しくなってしまいました。 でも流れがあったし、そういうのも色々重なって勝てたのかなと思います。
今シーズンはノーポイントがずっと続いて本当にストレスが溜まりました。でもそれはチームの皆さんも同じだったので、今回の優勝はマクラーレンやムーンクラフトのスタッフ、そして高橋さんにありがとうと言いたいです。そんなレースでした。
今日のポイントはスタートでロス無く前に出られて、序盤後ろにマージンを築けたので逃げ切れたのかなと。 平中選手は今シーズン本当に調子が良いので、最後は生きた心地がしなかったんですけど何とか逃げ切れて本当に良かったです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

JAF Grand Prix

SF:富士スプリントカップ決勝 上位3人のコメント

sf_jaf_r_ps-top3

優勝 #39国本雄資(P.MU/CERUMO-INGING)
sf_jaf_r_pc-kunimoto スタートが非常にうまくいって、なおかつ後ろで結構バトルがあったので、序盤からリードを保つことが出来ました。
そのあと、ペース的にはロイック選手の方がよかったんですが、自分の走りに集中して最後までミス無く走り切ることが出来ましたし、後半は離すことも出来たので、展開としては満足のいくレースでした。
初めての優勝だし初めてのポールポジションですごく嬉しいですし、ようやく結果が出てほっとしています。
今シーズンはスタートで順位を落とすことが殆どでしたが、今回は気持ち良くスタートできました。攻めないで普通にいったのがよかったのかなと思います。
2位 #8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf_jaf_r_pc-duval 難しいスタートでした。チームメイトのアンドレアが鈴鹿でクラッシュしたためにモノコックを交換することになり、そのせいでクラッチのフィーリングがよくありませんでした。 ヒラテとマツダサンをオーバーテイクすることができましたが、序盤はユージよりペースがよかったんですがレース後半はフロントタイヤの内圧が高過ぎたせいか、前に近づきすぎたせいか、アンダーステアが出てしまって詰め切れませんでした。 ユージには初優勝おめでとうと言いたいです。良いスタートだったし、良いレースをしていました。 来年もWECのアウディチームとスーパーフォーミュラには参加する予定です。 日程がぶつからなくなったので、今年以上にチームにも貢献できると思います。
3位 #20松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)
sf_jaf_r_pc-matsuda フリー走行からクルマはすごく決まっていました。予選でトラフィックに引っかかったので後悔がありました。
決勝は22周しか無いのでスタートで勝負するしかないと思っていたので、そこで5位から一気に2位まで上がれて良かったです。
ただ、僕の場合はロイックとは逆に内圧が低めだったので始めの2、3周はタイヤに熱を入れるのが大変でした。 それで1コーナーでホイールをロックさせてしまってロイックに抜かれてしまいました。
後半タイヤの内圧が上がってきて、ロイック選手は上がり切った状態だったのでオーバーテイクしたかったんですが、なかなかミスが無かったし、こっちもウィングを減らして臨んだんですがなかなかスリップストリームが使えず抜けませんでした。3位まで上がれたというのと、今シーズン後半戦は苦戦していたので、やっと見えた部分があります。SF13では一度も勝てていないので心残りはあります。
今シーズン1勝も出来なかったことには責任を感じていますし、悔しいです。でもSF14はヨーロッパ製のシャシーなので、ローラの時のようなフィーリングで走れるのかなと期待しています。このオフが勝負なので、後南海テストがあるか判りませんが、その中で効率よくクルマを作っていきたいです
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500第2レース 接戦を制し、#6大嶋がポール・トゥ・フィニッシュを達成!

gt_jaf_r2-500_start

gt_jaf_r2-6

gt_jaf_r2-36

gt_jaf_r2-12

gt_jaf_r2-500_podium

gt_jaf_r-300_podium

gt_jaf_r-500_podium

gt_jaf_finale

JAFグランプリ「富士スプリントカップ」GT500クラスの第2レースは、ポールシッターの#6大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)が接戦ながら最後まで逃げ切り、最終戦もてぎに続いて2連勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:金曜/8,100人 土曜/23,000人 日曜/39,000人 大会総入場者数/70,100人)

第2レース決勝は11月24日午後3時35分より22周で行われた。
やや慎重な動き出しながらトップで1コーナーに飛び込んだのはポールの#6大嶋。
予選3番手の#36中嶋一貴(ペトロナスSC430)が2番手で続き、もう一人のフロントロー#38平手晃平(ZENT SC430)は出遅れて5位に後退して#12J.P.デ.オリベイラ(カルソニックGT-R)、#100伊沢拓也(レイブリックHSC-010)らと激しい3位争いをレース序盤に展開した。
#38平手は後方から追い上げてきた#18フレデリック・マコヴィッキィの先行を許し、一時は6位に後退する場面もあったが、その後15周目のコカコーラコーナーでマコヴィッキィを抜き返し、17周目のダンロップコーナーでは#100伊沢をパスして4位でこのレースを終えた。

トップ2台はその後も0.9秒前後の間隔を保って周回を重ねていたが、レース後半になってペースの上がらなくなった#6大嶋に#36中嶋が急接近、14周終わりでは僅か0.3秒差にまで迫った。 しかし大嶋も巧みなライン取りで中嶋を抑え、立ち上がりスピードを稼ぐ走りで中嶋の追撃を振り切ろうとする。 その後も20周終了時点で0.7秒、21周終わりで0.6秒と僅差ながら中嶋は決め手を欠き、ファイナルラップの最終コーナーをアウト気味から進入して最後のストレート勝負に出たものの、わずか0.2秒及ばず、大嶋が最終戦もてぎに続いて今季2勝目を挙げた。 3位には#12ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。

また、#17金石年弘がこのレースで6位に入り、5ポイントを加算したことにより、第1レース、第2レースの合計ポイントでは#17KEHIN HSV-010が25ポイントで最多となり、総合優勝を獲得した。

2013年のスーパーGTはこれで全日程を終了。 GT500クラスはDTMと同一規格のシャシーに2リッター直噴ターボの新エンジンを搭載と、全てがリニューアルされて開幕を迎えることになる。 2014年シーズンは4月6-7日に岡山国際サーキットで開幕する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500決勝レース2結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/24) GT500 Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
16大嶋 和也ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
BS2234'31.193
236中嶋 一貴PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS220.229
312ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS2211.921
438平手 晃平ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
BS2213.093
5100伊沢 拓也RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS2218.078
617金石 年弘KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS2219.611
739石浦 宏明DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
BS2220.137
818フレデリック・マコヴィッキィウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
MI2230.479
919荒 聖治WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
YH2231.473
1024ミハエル・クルムD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH2232.681
1137伊藤 大輔KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS2238.937
1232道上 龍Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
DL2242.993
138ラルフ・ファーマンARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS2243.116
1423柳田 真孝MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI2243.634
151本山 哲REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI221'33.225
---- 以上規定周回数(15 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.6 大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430) 1'32.627 (2/22) 177.344km/h

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ第2レース決勝 接戦を制した#2加藤がマクラーレンMP4-12Cに初勝利をもたらす

JAFグランプリ「富士スプリントカップ2013」GT300クラスの第2レース決勝は、予選7番手からスタートした#2加藤寛規(エヴァ初号機RTアップルMP4-12C)が接戦を制し、今季初優勝を達成した。

gt_jaf_r2-2

gt_jaf_r2-11

gt_jaf_r2-4

gt_jaf_r2-300_winner

gt_jaf_r2-300_podium

第2レース決勝は11月24日午後2時5分より22周で行われた。
スタートで勢い良く飛び出したのはポールシッターの#3星野一樹(S Road NDDP GT-R)。1周目から一気に後続を突き放してトップでホームストレートに戻ってきたが、星野のスタートは誰の目にも明らかなジャンプスタートだったため、ドライブスルーペナルティが課せられてしまった。
これで#3星野は20位あたりまで後退。その後もファステストラップを叩き出すなどトップグループを上回るハイペースで懸命の追い上げを図ったが、7位でレースを終えることになった。

代わってトップに立ったのは#55高木真一(ARTA CRZ)。
しかし予選7番手からスタートで一気に3番手まで上がってきていた#2加藤が徐々に差を詰め、7周目の1コーナーで#55高木をかわしてトップに躍り出た。

続いて今回スポット参戦の#35ルーカス・オルドネス(ニスモアスリートGT-R)も8周目の1コーナーで#55高木を捉えて2位に浮上、一気にトップの#2加藤とのギャップを削り取ってテールに食らいつくが、昨日アレックス・バンカムにも生じたタイヤトラブルにより14周目にピットインを余儀なくされた。
これにより、#55高木が再び2位に浮上したが、その55号車を16周目にあっさり抜き去ったのが#11平中克幸(ゲイナーSLS)だった。
平中はオープニングラップで一旦7位まで後退したものの、ストレートスピードの速さを生かして5周目に#16中山友貴(無限CR-Z)をパス、つづいて数周に渡る激しいデッドヒートの末13周目の1コーナーで#4谷口信輝(初音ミクBMW)をアウトから抜き去って#55高木を追い上げていたのだ。

一時は3秒弱のギャップがあった#2加藤と#11平中だったが、ペースに勝る平中は着実に加藤との差を縮めていき、19周目にはテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込む。
しかしストレートの伸びではマクラーレンMP4-12の方が僅かに勝っており、#2加藤は最後まで#11平中の追撃を凌ぎ切って今季初優勝をものにした。
2位は#11平中。3位には19周目のセクター3で接戦の末#55高木をかわした#4谷口が入っている。

このあとGT500の第2レース決勝は午後3時35分より22周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT300決勝レース2結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/24) GT300 Final Race 2 Weather:Fine Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
12加藤 寛規エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH2236'42.791
211平中 克幸GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL220.576
34谷口 信輝GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
YH224.053
455高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS224.522
516中山 友貴MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS2210.500
610田中 哲也GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL2218.933
73星野 一樹S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2219.172
888吉本 大樹マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH2225.357
933藤井 誠暢HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
HK2227.053
1062黒澤 翼LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2227.397
1130岩崎 祐貴IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2228.107
1250安岡 秀徒Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH2229.712
130横溝 直輝ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
YH2230.242
1422和田 久グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2231.067
1531新田 守男Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
YH2240.680
1686細川 慎弥クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH2247.873
179密山 祥吾NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
YH2249.718
1835ルーカス・オルドネスNISMO ATHLETE GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2250.010
1921都筑 晶裕ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
HK2254.581
2048高森 博士DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2256.431
2196田中 勝輝DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
YH211Lap
2261山野 哲也SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI202Laps
---- 以上規定周回数(15 Laps)完走 ----
-5玉中 哲二マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH616Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 星野一樹(S Road NDDP GT-R) 1'38.432 (3/22) 166.885km/h
  • CarNo.3は、反則スタートによりドライビングスルーペナルティを科した。

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップ決勝 国本雄資ポールtoウィン!

 11月24日、JAFグランプリ スーパーフォーミュラ富士スプリントカップの決勝レースが富士スピードウェイで行われ、#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)がポールポジションから逃げ切って、現行SF13型マシン最後のレースを初優勝で締めくくった。

sf_jaf_r-39

sf_jaf_r-39b

sf_jaf_r-39c

sf_jaf_r-8

sf_jaf_r-20

 昨日の予選で初ポールを奪った#39国本は、グリッド上でやや緊張の面持ちだった。それもそのはず、22周というスプリントレースではスタートがいつも以上に大きな意味を持つ。せっかく手に入れた座をやすやすと譲るわけにはいかない。何としても初ポールを優勝に結び付けたいところだ。

 一方、#39国本をスタートで食ってやろうと虎視眈々と狙う2、3番グリッドの#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)や#38平手晃平(P.MUセルモ・インギング)をはじめとして、後方には優勝経験者がずらりと並び、背後から国本にプレッシャーをかける。

 迎えたスタート。そのプレッシャーを跳ね除けるように#32国本は素晴らしいスタートを決める。
 後方では、#31中嶋大祐、#32小暮卓史(ともにナカジマレーシング)がスタートの混乱の中で同士討ち。接触でダメージを負い、#31中島は早々にレースを終え、#32小暮もピットインで周回遅れとなってしまった。また#40伊沢拓也(ドコモ・チーム・ダンディライアン)もエンジンストールで大きく順位を落としてしまう。

 レース前半、快走する#39国本を追い上げたのは#8デュバル。1.7秒あった差を5周目には0.8秒まで詰める。しかし、その勢いも8周まで。9周目以降は逆にその差がジワジワと開き始める。これは#39国本のペースが上がったのではなく、逆に#8デュバルが遅れた形だ。

 縦に長い展開となったレースは中盤から膠着状態となるが、このあたりからペースの上がらない2位#8デュバルを3位#20松田次生(レノボ・チームインパル)が徐々に攻め始める。さらにその後方では、4位#1中嶋一貴(ペトロナス・チームトムス)と5位#16山本尚貴(チーム無限)の新旧チャンピオンの争いが繰り広げられた。

 しかし、これらのバトルも並走するまでには至らず、大きな順位変動はないままチェッカー。プレッシャーをものともせずに快走した#39国本がポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾り、SF13型最後のレースを締めくくった。
 マシンを降りた国本は、優勝の喜びを噛みしめるようにスタッフと何度も何度も抱き合った。最高の形でシーズンオフを迎える国本の来季の活躍が楽しみだ。

Text:Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップ決勝結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/24) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
139国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K2231'27.103
28ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K221.632
320松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K222.548
41中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K223.750
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E224.661
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K225.257
72アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K226.209
87平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K229.293
938平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K2210.307
1010塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E2217.589
113安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K2224.256
1241武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E2224.764
1311中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E2227.469
1415佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E2230.807
1540伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E2236.873
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K2237.662
1718リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K2241.490
1832小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E211Lap 
---- 以上規定周回(19 Laps)完走 ----
-31中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E022Laps
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.40 伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 1'25.043 (8/22) 193.159km/h

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA | SUPER GT

富士スプリントカップ1日目 SGTレース1で立川祐路のLEXUS SC430が2位表彰台、SF予選では国本雄資が初のPP! (TOYOTA)

13jafgp1_1.jpg
SUPER GT第1レースで2位フィニッシュを果たした
ZENT CERUMO SC430 38号車

 「JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP 2013」が11月23日(土)と24日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催されている。

 日本のモータースポーツシーズンを締めくくるイベントとしてすっかり恒例となった「富士スプリントカップ」。2010年に、20年ぶりに復活した「JAFグランプリ」の名称を冠し、初めて国内最高峰のフォーミュラレースとGTレースである、スーパーフォーミュラ(当時はフォーミュラ・ニッポン)とSUPER GTを一つのイベントで楽しめる大会として実施され、今年は4回目の開催となる。

 スーパーフォーミュラ、SUPER GT共に選手権シリーズは終了しており、ポイントが得られるわけではないが、「JAFグランプリ」のタイトルと、成績に準じてかけられた多額の賞金を目指し、シーズン最後の熱いバトルが展開された。  レースはシリーズ戦とは異なるフォーマットで実施。SUPER GTは土・日の両日に渡って2つに分けられたスプリントレース(22周)が行われる。ドライバー交代はなく、各レース1人ずつのドライバーが戦い、2レースの総合成績で「JAFグランプリ」を決定する。

 GT500とGT300もそれぞれ別のレースとして実施される。また、スタートは通常のローリングスタートではなく、静止状態から走り出すスタンディングスタートとなるのも選手権のレースとは異なる。

 スーパーフォーミュラは、土曜日に予選、日曜日に決勝というスケジュールで実施され、今日は予選が行われた。

◆SUPER GT予選◆

 23日(土)は朝から非常に忙しいスケジュールとなり、GT500クラスは午前8時25分から第1レース、午前9時13分から第2レースの予選が20分のセッションで行われた。今大会SUPER GTは練習走行が無く、ぶっつけ本番での予選アタックとなった。

 天候には恵まれたものの、気温の低い中で、タイヤを暖めるのに苦労しながらアタックが繰り広げられ、セッション終盤には順位が激しく入れ替わった。

 第1レースの予選は、ZENT CERUMO SC430 38号車の立川祐路が3番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車のジェームス・ロシターが4番手で2列目に並んだ。DENSO KOBELCO SC430 39号車の脇阪寿一が7番手、ENEOS SUSTINA SC430 6号車の国本雄資が8番手、KeePer TOM'S SC430 37号車のアンドレア・カルダレッリと WedsSport ADVAN SC430 19号車のアンドレ・クートが12,13番手となった。

 予定よりもやや遅れて開始された第2レース予選では、6号車の大嶋和也が、昨年自身が記録したコースレコードを上回る好タイムを叩きだし、ポールポジションを獲得。2番手に平手晃平の38号車、3番手に中嶋一貴の36号車が続き、LEXUS SC430がトップ3グリッドを独占。

 39号車の石浦宏明が6番手、37号車の伊藤大輔が8番手、19号車の荒聖治が13番手となった。

 GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車が、第1レース(嵯峨宏紀)20位、第2レース(新田守男)19位につけた。

◆スーパーフォーミュラ予選◆

 SUPER GTの予選の後、スーパーフォーミュラはフリー走行を経て、午前11時55分から25分のセッションで予選が行われた。

 今大会の予選は通常のノックアウト方式ではなく、1セッションのみでグリッドが決定。前半は中嶋一貴がトップにつけていたが、終盤の最後のアタックで次々にタイムが塗り替えられていった。チェッカー目前のアタック合戦を制したのは、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)。国本は日本最高峰フォーミュラに参戦して3年目にして初めてのポールポジション獲得。

 2番手には最終戦欠場で約2ヶ月ぶりのスーパーフォーミュラ参戦となったロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。3番手に国本のチームメイトである平手晃平(P.MU/CERUMO・INGING)、4番手、5番手にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)のインパル勢が続き、6番手に中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)と、3列目までをトヨタエンジンが占めることとなった。

 ルーキーの平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)はパドルシフトトラブルで11番手。最終戦の欠場で、惜しくもタイトル獲得を逃したアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)はアタック中に前走車に阻まれまさかの14番手。このロッテラーまでがトップから1秒以内、トップ15台がコースレコードを更新するという、現行のシャシー&エンジンでの最後のレースにふさわしい、速さとハイレベルな戦いを示した予選となった。

◆SUPER GT第1レース決勝◆

 やや日が傾きかけてきた午後3時35分、22周のGT500第1レースがスタート。通常とは異なるスタンディングスタートで、2列目3番手グリッドの立川が好ダッシュを決め、一気に首位に浮上。序盤から後続を引き離していった。

 4番手グリッドのロシターはスタートではポジションをキープしたものの、8周目にかわされ5位に後退。

 首位を逃げる立川は、一時は2位に3秒近い大差を築いたが、レースが折り返しを過ぎたあたりで、タイヤの摩耗が厳しくなり、ペースダウン。追い上げる後続との差はみるみるうちに縮まっていった。

 トップ3台がテール・トゥ・ノーズ状態でのバトルとなった16周目、最終コーナーでKEIHIN HSV-010 17号車(塚越広大)にかわされた立川は、その後のストレートで17号車を抜き返したが、必死のブロックも及ばず、翌周再びかわされ、2位に後退。

 立川はそのまま2位でチェッカー。ロシターが5位、19号車のアンドレ・クートが6位に入った。

 GT300クラスでは、嵯峨の31号車が20番手スタートから追い上げ12位でフィニッシュした。

 明日24日(日)はスーパーフォーミュラの決勝レースとSUPER GTの第2レースが行われ、SUPER GTは2レースの総合結果でJAFグランプリのタイトルが決定される。

スーパーフォーミュラ ポールポジション P.MU/CERUMO・INGING 39号車 ドライバー 国本雄資:
フリー走行ではクルマのバランスがあまり良くなく、思ったような走りが出来なかった。前回富士を走った夏のレースで調子が良かったので、それに近いセッティングにして予選に臨んだ。2セット目のアタックで、最後の1周に賭けてタイヤを暖め、結果的に全てが上手く行った。クールダウンラップ中に無線でポールだと伝えられたが最初は信じられなかった。GTの予選があまり良くなかっただけに、スーパーフォーミュラで初めてのポールポジションが獲得出来てほっとしている。
SUPER GT第1レース 2位 ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
今回はフリー走行がなかったこともあり、タイヤ選択が大きく結果に響いた。全車、何もデータのないまま予選と決勝に臨むことになったが、我々はソフトタイヤで行くことにした。クルマの状態は大変良かったので、2位に入れたことはシーズンの締めくくりとして、とても良い結果だと思っている。明日は、今日のデータで各チームがタイヤを揃えてくるかも知れないが、そういう意味で今日の第1レースは興味深いものになったと思う。
トヨタモータースポーツニュース

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ第1レース決勝 優勝ドライバーのコメント

gt_jaf_r1_ps-winners

GT500クラス優勝 #17塚越広大(KEHIN HSV-010)
シーズン中は勝てそうで勝てないレースが多くて、もう2位は嫌だと思ってずっとレースしていて、やっとJAFグランプリで勝つことが出来て、本当に皆に感謝の気持ちで一杯です。
予選は朝いきなりのスタートでクルマのセットも出来ない状況で、自分としてはもう少しアジャスツィたかったんですけど、5番手だったら勝てるかなと。決勝のペースには自信があったので、あの辺にいられたことがとりあえずよかったのでしょうね。
決勝はタイヤが暖まってからはずっとペースがよかったので、最後まで手を抜かずにプッシュし続けました。おそらく他車は後半きついだろうと思っていたので、後半自分の手の届くところにトップがいれば必ず抜けるという自信はありました。
立川選手も小暮選手も手強くて、シーズンはずっと負けていたので、この2台にだけは絶対負けたくないと思っていました。立川さんは一旦抜いた時も抜き返されて、もう一度抜いた後もスピンしそうになりました。あそこで持ちこたえられたところが勝負の分かれ目だったと思います。
HSV-010最後のシーズンで、自分が最初から最後まで関わったこのクルマに恩返しできたかなと。
来年NSXになっても強いケーヒン号いられるように頑張ります。
若い時からお世話になった金石勝智さんのために勝ちたい、優勝をプレゼントしたいと思っていたので、それが出来て知らないうちに涙が出てしまいました。

GT300クラス優勝 #3佐々木大樹(S Road NDDP GT-R)
本当に今日勝てたことを嬉しく思いますし、シーズン中結果を残すことが出来なかったので、日産、ニスモさんを始め、応援して下さった皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。
今日のレースは予選から速さを見せることが出来ました。GT-Rは富士と相性が良くて、その速さをしっかり見せつけることが出来ました。今までは決勝でポジションを落とすことが多かったんですが、逆に今日は自分がスタートで出遅れてしまって、そこは反せすべき点なんですけど、そこから追い上げることが出来て、後半まで良いペースで走ることが出来て、他車を抜いていくシーンを作れたことで、GT-Rはレースでも速いということが証明できました。
運に恵まれた面もありましたが、諦めないで最後までプッシュすることが出来たのが勝因だと思います。
シリーズで結果を出せず、ずっと星野一樹さんに教わったりサポートしていただきました。
スーパーGTは二人で勝利を勝ち取るレースなので、明日は一樹選手にも勝っていただいて喜びたいなという気持ちです。
来年何に乗れるかは決まっていませんが、精一杯頑張っていきます。
まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500第1レース決勝 #17塚越が熾烈なドッグファイトを制す

JAFグランプリ「富士スプリントカップ2013」GT500クラスの第1レース決勝は、予選5番手からスタートした#17塚越広大(KEHIN HSV-010)が激しいドッグファイトの末トップに立ち、今季初勝利を挙げた。

gt_jaf_r1-500_start

gt_jaf_r1-17

gt_jaf_r1-38

gt_jaf_r1-100

gt_jaf_r1-500_podium

第1レース決勝は午後3時35分より22周で行われた。
ホールショットを奪ったのは#38立川祐路(ZENT SC430)。 スタートで出遅れた後続に飲み込まれたポールシッターの#18山本尚貴(ウイダーHSV)の脇をすり抜けてトップで1コーナーへ。そのまま一気に差を広げにかかる。
2番手には#100小暮卓史(レイブリックHSV)、3番手には#36ジェームス・ロシター(ペトロナスSC430)がつけた。

一旦は4位まで後退した#18山本だったが、3周目の1コーナーで#36ロシターのインをついて3位に浮上すると、すぐさま#100小暮のテールに食らいついて何度もオーバーテイクを試みる。
しかしどうしても前に出ることが出来ないまま、残り周回数はどんどん減っていく。更にレースが後半に差し掛かるともう1台のHSVが#18山本の背後を脅かし始めた。
それが#17塚越だった。

#17塚越はオープニングラップで一旦は7位まで後退するものの、2周目のプリウスコーナーでアウトにはらんだお#23ロニー・クインタレッリ(モチュールGT-R)をかわして6位に浮上すると、4周目には#12松田次生(カルソニックGT-R)、8周目には#36ロシターをパスしてトップ3に一気に追いついてきた。

そして12周目の1コーナーでインを抑えにいった#18山本をクロスラインでかわして3位に浮上すると、そのまま#100小暮をも射程圏内におさめ、15周目のプリウスコーナーで#100小暮のインに飛び込んで2位に浮上する。
トップの#38立川もすぐ目の前だ。

スタートでトップに立って一時は3秒以上のマージンを築き上げた#38立川はレース後半に入ってペースが伸び悩み始め、2位争いを繰り広げていた#100小暮と#17塚越に追いつかれてしまっていたのだ。

猛然と#38立川を攻めたてる#17塚越。
16周目の最終コーナーで一旦はトップに立った#17塚越だったが、#38立川も負けじと次のストレートで抜き返す。コーナーでも懸命に#17塚越を押え込む#38立川。
しかし両者のコーナリングスピードの差は明らかで、#17塚越は17周目の第13コーナーで半ば強引にアウトから#38立川のアウトから被せてトップに立ち、そのまま22周を走り抜けて今季初、GT通算では2010年の第4戦SUGO以来の勝利をもぎ取った。
2位は#38立川、3位には#100小暮がつけた。

GT500クラスの第2レース決勝は明日の午後3時35分より、同じく22周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500決勝レース1結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) GT500 Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
117塚越 広大KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS2234'37.791
238立川 祐路ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
BS223.285
3100小暮 卓史RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS224.439
418山本 尚貴ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
MI226.223
536ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS229.947
619アンドレ・クートWedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
YH2211.218
7*23ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI2214.904
812松田 次生カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS2215.007
939脇阪 寿一DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
BS2216.582
1024安田 裕信D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH2221.778
116国本 雄資ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
BS221'16.698
1232中嶋 大祐Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
DL221'33.909
138松浦 孝亮ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS175Laps
---- 以上規定周回数(15 Laps)完走 ----
-1関口 雄飛REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI139Laps
-37アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS814Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 国本雄資(ENEOS SUSTINA CERUMO SC430) 1'32.847
  • CarNo.23は、富士スピードウェイ一般競技規則第8章第28条4.(3)h.(スタート進行要領)違反により、訓戒とする。

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ第1レース決勝 終盤まさかのどんでん返しで#3佐々木大樹がGT初優勝!

JAFグランプリ「富士スプリントカップ2013」GT300クラスの第1レース決勝が11月23日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションの#3佐々木大樹(S Road NDDP GT-R)がスタートの失敗を見事に挽回してGT参戦以来初の勝利を挙げた。

gt_jaf_r1-300_start

gt_jaf_r1-3

gt_jaf_r1-11

gt_jaf_r1-55

gt_jaf_r1-300_winner

gt_jaf_r1-300_podium

決勝レースは午後2時5分スタート。
ポールの#3佐々木はスタートに失敗、一気に後続に飲み込まれてしまう。
代わってトップに立ったのは今回急遽スポット参戦の決まった#35アレックス・バンカム(ニスモアスリートGT-R)。バンカムは序盤から一気に逃げにかかり、着実に後続との差を広げていった。

一方、スタート失敗で1周目を7位で戻ってきた#3佐々木はそこからバンカムをも上回るハイペースで追い上げを開始、3周目には#48千代勝正(DIJON Racing IS GT-R)のすぐ後ろ、5位で戻ってきた。
コースの至る所で並びかけようとする佐々木の猛攻を巧みに押え込んでいた千代だったが、ペースに勝る佐々木は6周終わりのホームストレートで遂に千代を捉え、続く1コーナー千代の前に。
続いて10周目には#55小林崇志(ARTA CR-Z)を捉えて3位に浮上した。

しかしこの時点でトップの#35バンカムとは8.5秒。2位の#11ビヨン・ビルドハイム(ゲイナーSLS)とも4.7秒の差がついてしまっていた。

それでも#3佐々木はその後も上位陣を上回るペースで追い上げを続け、14周目には#11ビルドハイムを射程距離に捉えることに成功、16周目のホームストレートでこれを捉えて前に出た。
するとその直後、ぶっちぎり状態で快走を続けていた#35バンカムの左リヤタイヤがバースト、そのままピットインを余儀なくされた。

これでトップに立った佐々木は僅かにペースを落としながらもビルドハイムの追撃を退け、昨年の鈴鹿1000kmで第3ドライバー登録され、第6戦富士で決勝レースを走って以来初の勝利をこの特別戦でものにした。
2位は#11ビルドハイム、#55小林が3位に入った。

GT300の第2レース決勝は明日午後2時5分より同じく22周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT300決勝レース1結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) GT300 Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
13佐々木 大樹S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2236'38.256
211ビヨン・ビルドハイムGAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL221.200
355小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS229.302
448千代 勝正DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2211.301
562黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2219.163
616武藤 英紀MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS2220.418
70峰尾 恭輔ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
YH2221.522
888山内 英輝マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH2226.037
922城内 政樹グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2226.794
105山下 潤一郎マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2235.969
1110植田 正幸GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL2239.908
1231嵯峨 宏紀Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
YH2242.109
1321リチャード・ライアンZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
HK2245.122
142高橋 一穂エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH2252.081
1586山西 康司クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH2252.438
1650加納 政樹Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH2254.827
179横幕 ゆぅNAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
YH221'16.367
1896井上 恵一DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
YH211Lap
1935アレックス・バンカムNISMO ATHLETE GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH202Laps
2030イゴール・スシュコIWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH193Laps
---- 以上規定周回数(15 Laps)完走 ----
-61佐々木 孝太SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI139Laps
-4片岡 龍也GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
YH616Laps
-33影山 正美HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
HK121Laps
  • Fastest Lap: CarNo.35 アレックス・バンカム(NISMO ATHLETE GT-R GT3) 1'38.438 (7/20) 166.875km/h

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップ予選PP会見

sf_jaf_q_ps-pp

PP #39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)
sf_jaf_q_pc-kunimoto  「朝のフリー走行では、マシンのバランスが良くありませんでした。最終戦鈴鹿のマシンセッティングでは合わなかったので、急きょ予選で2位だった7月の富士仕様にしました。それでも、予選1回目のアタックではタイヤの温め方を失敗してしまったので、最後のアタックに賭けました。
 最後のアタックは本当にうまくいきました。走っていても手応えを感じることができ、最終コーナーを上がったところでイケルと思いました。
 GTの予選が良くなかったので、その分こっちで頑張らなくちゃと思っていたので、この結果は嬉しいですし、結果が出せたことにほっとしています」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップ予選 国本が嬉しい初PP

 11月23日、JAFグランプリ スーパーフォーミュラ富士スプリントカップの公式予選が富士スピードウェイで行われ、シリーズ戦では10位と悔しい結果に終わった#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)が鬱憤を晴らす初のポールポジションを獲得した。

sf_jaf_q-39

sf_jaf_q-39b

sf_jaf_q-8

sf_jaf_q-8b

sf_jaf_q-38

 シリーズ戦と異なり25分間で決まる予選は、コース上での位置取りが重要だ。19台が一斉にコースインするため、いかに前後に空いている状態をつくることができるかが鍵になる。そして、アタックのチャンスはタイヤ1セットで1回ずつの計2回。

 序盤、この状態をうまくつくり1回目のアタックを終えたのが#1中嶋一貴(ペトロナス・チームトムス)、#20松田次生(レノボ・チームインパル)、#16山本尚貴(チーム無限)らのシリーズ上位陣だった。

 2回目のアタックでも、これらシリーズで安定した力を見せたドライバーがポールポジションを奪うことになる……誰もがそう思っていた。

 しかし、最後の最後、チェッカーの振られるなかストレートを走り抜け、タイミングモニターの最上段に名を連ねたのは、#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)だった。

 7月に行われた富士の予選でも2位を奪い、自信を持って予選に臨んでいた#39国本は、最後のアタックに賭けていた。朝のフリー走行ではセッティングがうまく合わなかったものの、大きくマシンの仕様を変えた予選では自身も「手応えがあった」というように、セッティングがズバリ当たっていた。

 「すべてのコーナーでうまくいった」と#39国本が言うとおり、2回目のアタックで最高のラップを刻み、2度目のアタックで早々に好タイムを出していた#8ロイック・デュバル(キグナス・スノコ・チームルマン)、渾身のアタックで2位につけたチームメイトの#38平手晃平を出し抜く大逆転で、自身初のポールポジションを決めた。

 決勝は、明日12時45分から、22周という超スプリントで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップ公式予選結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) Qualfying Session Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
139国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8KR1'22.718--198.59
28ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8KR1'22.8100.0920.092198.37
338平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8KR1'22.8290.1110.019198.32
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'22.8700.1520.041198.22
520松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'22.9140.1960.044198.12
61中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'22.9610.2430.047198.01
732小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'23.0350.3170.074197.83
831中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'23.0620.3440.027197.77
916山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'23.0860.3680.024197.71
1040伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'23.1640.4460.078197.52
117平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8KR1'23.2320.5140.068197.36
1241武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'23.3340.6160.102197.12
1310塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12ER1'23.3390.6210.005197.11
142アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'23.4720.7540.133196.79
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8KR1'23.8451.1270.373195.92
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'24.3111.5930.466194.84
1718リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'24.5981.8800.287194.17
1862嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'24.6791.9610.081193.99
1915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'27.7415.0233.062187.22
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'28.5085.7900.767185.60
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'24.290)を更新しました。

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップ フリー走行 松田がトップタイム

 2013年の締め括りとなる富士スプリントカップ。来シーズンからマシンが新型SF14に切り替わるため、現行マシンSF13にとってはこれが最後のレースとなる。各ドライバー、チームは好成績で終え気持ちよくオフを迎えたいところだ。

 予選日朝、午前9時48分から30分間行われたフリー走行では、#20松田次生(レノボ・チームインパル)がトップタイムをマーク。好条件に恵まれたとはいえ、松田の叩き出したタイム1分23秒7は、従来のコースレコードを0.7秒も更新。予選ではどこまでタイムが削られるのか楽しみだ。

sf_jaf_f-20 sf_jaf_f-19 sf_jaf_f-32

 朝から秋晴れの好天に恵まれた富士スピードウェイ上空は雲一つなく、絶好のレース日和となった。

 シリーズ戦ですでにデータを得ている各マシンは、走行開始からほぼ全開走行。開始5分には#39国本雄資(P.MUセルモ・インギング)が早くもコースレコードを更新してしまった。シリーズ戦では富士のレースは7月に行われる。気温が低いこの季節はエンジン、タイヤにとって好条件が重なっており、これが最後の勇姿となるSF13型マシンも気持ち良く走っているようだ。

 スーパーGTとのダブルヘッダーであり走行時間が限られている今回のレースでは、このフリー走行の間に、予選と決勝のセッティングを確認する必要がある。このため、開始15分を過ぎた頃には上位陣のタイムはほぼ出揃った。

 #20松田次生に続いたのは、チームメイトの#19J.P.デ・オリベイラ、#32小暮卓史(ナカジマレーシング)、#40伊沢拓也(ドコモ・チーム・ダンディライアン)。最終戦鈴鹿で大逆転チャンピオンとなった#16山本尚貴(チーム無限)は8番手で走行を終えた。

 予選は、このあと午前11時55分から行われる。シリーズ戦とは異なり25分間の一発勝負だ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ第2レース公式予選 #6大嶋がレコード更新で2年連続ポール!

JAFグランプリ「富士スプリントカップ2013」のスーパーGT第2レースの公式予選は、昨年コースレコードを樹立した#6大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)が自らこれを更新し、2年連続でポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#3星野一樹(S Road NDDP GT-R)がポール。3号車は第1レースに続いて2戦ともポールポジションからスタートすることになった。

gt_jaf_r2q-6 gt_jaf_r2q-3

これまで三日間で行っていた日程を二日間に詰め込んだ影響もあってか、第2レースの公式予選は第1レースの予選終了から僅か5分間のインターバルで開始された。
走行時間は同じく各20分間だ。

GT500クラスは開始10分で#6大嶋が1'31.110を記録してトップに立つ。
この時点での2番手は#17金石年弘(ケーヒンHSV)、#100伊沢拓也(レイブリックHSV)が3番手だ。
第1レース同様、ここでも各チーム残り7分余りで2セット目のタイヤを投入、ここから熾烈なトップ争いが繰り広げられた。
最初に1分30秒台に入ったのは#38平手晃平(ZENT SC430)で1'30.795、続いて#36中嶋一貴(ペトロナスSC430)が1'30.860、#23柳田真孝(モチュールGT-R)が1'30.874で続くが、チェッカー提示直後に#6大嶋が再びタイムを上げ、1'30.701を叩き出した。
これは昨年の富士スプリントカップで大嶋自身が記録した1'30.730のレコードを上回るものだ。
結局このレースは上位3台をレクサス勢が占める結果となった。

GT300クラスは、やはり3号車が飛び抜けた速さを見せ、星野が1セット目の走行で早くも1'36.984と更新されたばかりのレコードを更に上回ってみせると、2セット目の走行で1736.736と更にタイムを縮めて2レース連続でのポールポジションを獲得してみせた。
続いて2番手につけたのは#55高木真一(ARTA CR-Z)。シリーズ最終戦の勝者#11平中克幸(ゲイナーSLS)が3番手につける。
一方、スポット参戦ながらアレックス・バンカムがいきなり3番手につけた#35ニスモGT-Rは、ルーカス・オルドネスが四輪脱輪でベストタイム抹消のペナルティを受けたが、それでもセカンドベストで1'37.804を記録して5番手に踏みとどまった。

第2レース決勝は明日の午後2時5分よりGT300クラスが、午後3時35分よりGT500クラスが22周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップ第1レース公式予選 SF王者の#18山本がPP獲得

JAFグランプリ「富士スプリントカップ2013」のスーパーGTレース1の公式予選が11月23日、富士スピードウェイで行われた。 ポールポジションを獲得したのはGT500クラスが#18山本尚貴(ウイダーモデューロHSV-010)、GT300クラスは#3佐々木大樹(S Road NDDP GT-R)だった。

gt_jaf_r1q-18 gt_jaf_r1q-3

昨年までの富士スプリントカップでは金曜日に行われていたスーパーGTの公式予選は今年から土曜日の朝実施されることになり、午前8時5分より各クラス20分間でタイムアタックを開始した。 この日の富士スピードウェイは雲一つない快晴。 朝方は霜が降りていたコース上も日が高くなるにつれて気温、路面温度とも上昇し、両クラスともコースレコードを上回る好タイムが次々と記録された。

GT500クラスは各チーム前半と後半でタイヤを2セット投入。 1セット目で早くも#23ロニー・クインタレッリ(モチュールGT-R)が1'31.793を記録すると、2セット目の走行では#12松田次生(カルソニックGT-R)が1'31.741を記録。これを#100小暮卓史(レイブリックHSV)、#38立川祐路(ZENT SC430)、#36ジェームス・ロシター(ペトロナスSC430)らが次々に上回り、最後の最後に#18山本が1'30.835と昨年記録されたコースレコード(1'30.730)に迫る好タイムを叩き出してポールポジションを獲得した。

GT300クラスもまた好タイムが相次ぎ、終わってみれば上位5台が従来のコースレコード(1'37.610)を上回る結果に。 最初にレコードタイムを打ち破ったのはなんと#35アレックス・バンカム(ニスモGT-R)だった。 この35号車は今年から日産およびニスモが実施している「ニスモグローバルドライバーエクスチェンジプログラム」の一環として今回スポット参戦してきた車両。 イギリス出身のアレックス・バンカムはその対象者として今回初めて日本のスーパーGTに参戦している。 それでも残り時間が少なくなるにつれてレギュラー参戦組も次第にタイムを上げていき、最終的にバンカムは3番手に落ち着いた。 ポールポジションは#3佐々木大樹が獲得、2番手には最終戦もてぎ優勝の#11ビヨン・ビルドハイム(ゲイナーSLS)がつけている。

第1レース決勝はこのあと午後2時5分よりGT300クラス、午後3時35分よりGT500クラスがそれぞれ22周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

JAF Grand Prix | SUPER FORMULA

SF:富士スプリントカップフリー走行結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
120松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'23.700--196.26
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'23.9420.2420.242195.69
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'24.0100.3100.068195.53
440伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'24.0360.3360.026195.47
538平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8KR1'24.0590.3590.023195.42
61中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'24.0670.3670.008195.40
78ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8KR1'24.0900.3900.023195.35
816山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'24.2050.5050.115195.08
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8KR1'24.2640.5640.059194.94
1041武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'24.2800.5800.016194.91
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'24.2990.5990.019194.86
1210塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'24.4150.7150.116194.60
132アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'24.5050.8050.090194.39
147平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'24.5780.8780.073194.22
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'24.5930.8930.015194.19
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'24.8471.1470.254193.60
1715佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'25.1241.4240.277192.97
1862嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'25.3201.6200.196192.53
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'25.4241.7240.104192.30
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'24.290)上回りました。

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500レース2公式予選結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) GT500 Race 2 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
16大嶋 和也ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
BSR1'30.701--181.109
238平手 晃平ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
BS1'30.795 0.094 0.094180.922
336中嶋 一貴PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'30.860 0.159 0.065180.792
423柳田 真孝MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'30.874 0.173 0.014180.765
5100伊沢 拓也RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'30.911 0.210 0.037180.691
639石浦 宏明DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
BS1'31.036 0.335 0.125180.443
712ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'31.055 0.354 0.019180.405
837伊藤 大輔KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'31.278 0.577 0.223179.965
917金石 年弘KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'31.287 0.586 0.009179.947
101本山 哲REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'31.364 0.663 0.077179.795
1118フレデリック・マコヴィッキィウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
MI1'31.567 0.866 0.203179.397
1224ミハエル・クルムD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'31.978 1.277 0.411178.595
1319荒 聖治WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
YH1'32.068 1.367 0.090178.420
148ラルフ・ファーマンARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'32.368 1.667 0.300177.841
1532道上 龍Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
DL1'33.055 2.354 0.687176.528
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'30.730)を更新しました。

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT300レース2公式予選結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) GT300 Race 2 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13星野 一樹S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHR1'36.736--169.811
255高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BSR1'37.122 0.386 0.386169.136
311平中 克幸GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'37.634 0.898 0.512168.249
416中山 友貴MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'37.646 0.910 0.012168.228
5*35ルーカス・オルドネスNISMO ATHLETE GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'37.804 1.068 0.158167.956
610田中 哲也GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'37.873 1.137 0.069167.838
72加藤 寛規エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'37.900 1.164 0.027167.792
84谷口 信輝GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
YH1'37.965 1.229 0.065167.680
961山野 哲也SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'37.974 1.238 0.009167.665
100横溝 直輝ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.119 1.383 0.145167.417
1162黒澤 翼LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'38.528 1.792 0.409166.722
1250安岡 秀徒Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'38.608 1.872 0.080166.587
1330岩崎 祐貴IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'38.693 1.957 0.085166.443
1488吉本 大樹マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'38.745 2.009 0.052166.356
1533藤井 誠暢HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
HK1'38.754 2.018 0.009166.341
1686細川 慎弥クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'38.887 2.151 0.133166.117
179密山 祥吾NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.059 2.323 0.172165.828
1822和田 久グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'39.114 2.378 0.055165.736
1931新田 守男Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
YH1'39.217 2.481 0.103165.564
205玉中 哲二マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.770 3.034 0.553164.647
2121都筑 晶裕ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
HK1'40.258 3.522 0.488163.845
2248高森 博士DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.474 3.738 0.216163.493
2396田中 勝輝DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
YH1'42.793 6.057 2.319159.805
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.147)を更新しました。
  • CarNo.35は、SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条2.(走路外走行)違反により、当該走行周回タイム削除のペナルティを科した。

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT500レース1公式予選結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) GT500 Race 1 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
118山本 尚貴ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
MI1'30.835--180.842
2100小暮 卓史RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'31.079 0.244 0.244180.358
338立川 祐路ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
BS1'31.252 0.417 0.173180.016
436ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'31.372 0.537 0.120179.779
517塚越 広大KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'31.401 0.566 0.029179.722
623ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'31.426 0.591 0.025179.673
739脇阪 寿一DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
BS1'31.437 0.602 0.011179.652
86国本 雄資ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
BS1'31.481 0.646 0.044179.565
912松田 次生カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'31.545 0.710 0.064179.440
1024安田 裕信D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'31.752 0.917 0.207179.035
111関口 雄飛REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'31.868 1.033 0.116178.809
1237アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'31.940 1.105 0.072178.669
1319アンドレ・クートWedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
YH1'32.282 1.447 0.342178.007
148松浦 孝亮ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'32.403 1.568 0.121177.773
1532中嶋 大祐Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
DL1'33.636 2.801 1.233175.433

JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:富士スプリントカップGT300レース1公式予選結果

FUJI SPRINT CUP 2013 -RIJ- (2013/11/23) GT300 Race 1 Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT JAF Grand Prix 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13佐々木 大樹S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHR1'37.147--169.092
211ビヨン・ビルドハイムGAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DLR1'37.497 0.350 0.350168.485
335アレックス・バンカムNISMO ATHLETE GT-R GT3
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHR1'37.502 0.355 0.005168.477
455小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BSR1'37.665 0.518 0.163168.195
561佐々木 孝太SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MIR1'37.862 0.715 0.197167.857
616武藤 英紀MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'37.965 0.818 0.103167.680
70峰尾 恭輔ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.100 0.953 0.135167.450
848千代 勝正DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'38.122 0.975 0.022167.412
962黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'38.562 1.415 0.440166.665
104片岡 龍也GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
YH1'38.750 1.603 0.188166.347
1110植田 正幸GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'38.847 1.700 0.097166.184
1286山西 康司クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'38.969 1.822 0.122165.979
135山下 潤一郎マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'38.977 1.830 0.008165.966
1488山内 英輝マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'39.013 1.866 0.036165.905
152高橋 一穂エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'39.347 2.200 0.334165.348
1622城内 政樹グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'39.513 2.366 0.166165.072
1730イゴール・スシュコIWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.588 2.441 0.075164.948
1833影山 正美HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
HK1'39.672 2.525 0.084164.809
1921リチャード・ライアンZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
HK1'39.755 2.608 0.083164.671
2031嵯峨 宏紀Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
YH1'39.928 2.781 0.173164.386
2150加納 政樹Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'40.193 3.046 0.265163.952
229横幕 ゆぅNAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'41.949 4.802 1.756161.128
2396井上 恵一DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
YH1'42.056 4.909 0.107160.959
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.892)を更新しました。

Japanese F3

第60回F3マカオGP 「F3世界一決定戦」マカオGP、中山雄一は追い上げ12位フィニッシュ (TOYOTA)

 11月9日(木)から17日(日)にかけて、中国特別区マカオの市街地特設コース、ギア・サーキットにて第60回マカオGPが開催された。

 記念すべき60回目を迎えたマカオGPは、2つの週末に渡ってイベントが実施されたが、メインイベントの、F3世界一決定戦ともいえるF3レースは14日(木)から17日(日)にかけて行われた。

 全長6.12kmのギア・サーキットは広く高速な海側と、狭くテクニカルな山側の2面性を持ち、市街地特設コース故にエスケープゾーンが全くないため、クラッシュも続出する難コース。

 明日のトップドライバーを夢見る世界中のF3ドライバーが集まる同大会には、今年、全日本F3のチャンピオンを獲得した中山雄一(TOM'S)が参戦。車両規則により、今季全日本F3で使用しているものとは異なる、昨年まで使用していたTOYOTA TOM'S 1AZ-FEエンジンでの参戦となったが、昨年初のマカオGP参戦で21位に終わった中山の、2度目の挑戦での好成績に期待がかかった。

 14日(木)は午前10時55分からの公式練習1回目に続き、午後2時40分から予選1回目というスケジュール。中山は公式練習走行では17番手と慎重なスタートを切り、続く予選1回目でも徐々にタイムを上げていったが、セッション終盤にクラッシュ。車両は大きなダメージを負ってしまった。

 15日(金)午前11時からの公式練習2回目までに車両の修復は終わったものの、このセッションは26位。また、クラッシュによりエンジンを交換したため、土曜日の予選レースのグリッドは、10番手降格となってしまった。

 午後3時からの予選2回目は、序盤から3回にわたりクラッシュでの赤旗が出される荒れたセッションに。中山は終盤タイムを上げていったがセッション20番手、前日の予選1回目との総合では21番手。グリッド降格により、翌日の予選レースは最後列からの追い上げを強いられることとなった。

 16日(土)は午後2時から、日曜日の決勝グリッドを決定する予選レース(10周)が行われた。スタートでエンジンストールした車両に後続が突っ込み、1周目から早くもセーフティカーが導入される波乱の幕開けとなったが、27番手からスタートを切った中山は、スタート直後の混乱を切り抜け22位に浮上。その後2台をパスした中山は、脱落車両もあり、18位でフィニッシュした。

 17日(日)の決勝レース(15周)は、午後3時半にスタート。このレースでも1周目に中団グループで多重クラッシュが発生。中山はこれをかわし、一気に12位までポジションを上げた。

 1周目の多重クラッシュで導入されたセーフティカーランから4周目に再スタートが切られた後、数台にかわされ15位まで後退した中山だったが、最後は12位まで順位を上げてチェッカー。中山の2度目のマカオチャレンジは12位という結果に終わった。

トヨタモータースポーツニュース

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース決勝 根本悠生がポールトゥウイン!!

 10月13日(日)、F1日本グランプリのサポートレースS-FJ決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、昨日の予選でポールポジションを獲得した根本悠生が、決勝レースで一度も順位を譲ることなく、8周のレースを17分49秒832でトップチェッカーを受けた。

sf_cc_r-sakaguchi sf_cc_r-hashimoto sf_cc_r-nemoto1 sf_cc_r-yamada sf_cc_r-nemoto2 sf_cc_r-nemoto3 sf_cc_r-start sf_cc_r-2 sf_cc_r-31vs43 sf_cc_r-32 sf_cc_r-66 sf_cc_r-winner

 レースは11時スタート。スタートは、PPスタートの根本が1コーナーをトップ抜けていき、予選2番手の坂口夏月もそのままの順位で続いた。逆に予選3位の橋本陸はスタートを失敗し、5番手までに順位を落とした。6番手スタートの石坂瑞基が4番手に順位を上げた。

 1周目から、130Rで2台の車が絡むクラッシュがあり、波乱が予想されるレースが始まった。

 2周目以降は、根本が2分13秒745のファステストラップを出し、その後も13秒434、13秒317と2位以下を引き離すタイムで走行し、4秒のマージンを築いた。

 6周目、4番手スタートから3位にポジションを上げた山田真之亮が、2位坂口の後ろにつけ、スプーンカーブのインから坂口をパス。順位が代わったが、次の周のヘアピンコーナーで山田のブレーキングミスがあり坂口が逆転した。

 山田はその後、4位走行の石坂と最終ラップまで激しいバトルを展開したが、最後まで石坂を抑えきり3位表彰台を獲得した。

優勝した根本悠生のコメント
sf_cc_r_iv-nemoto  「昨日より路面状況もよくすごくいい感じで、スタートも良く、1、2周は後ろを見ながら走っていました。その後はマージンが欲しかったので頑張って走り、終盤はミスしないように少しペースを落として走りました。大勢のお客さんの前で勝てて嬉しいです」
2位表彰台を獲得した坂口夏月のコメント
sf_cc_r_iv-sakaguchi  「序盤は根本選手についていけたけど、その後リズムに乗れずに山田選手に抜かれてから逆に冷静に判断できる様になり、自分のレースが出来ました。優勝を狙っていただけに2位は悔しいです」
3位表彰台を獲得した山田真之亮のコメント
sf_cc_r_iv-yamada  「予選の結果から今日はトップ争いが出来ると思っていましたが、ミスがあり上の順位でゴール出来ませんでした。終盤は石坂選手に追い上げられましたが、抑え込む自信はありました。3位表彰台は嬉しいですが、レース内容がよくなく悔しいです」
4位でゴールした石坂瑞基のコメント
sf_cc_r_iv-ishizaka  「スタートでイン側は詰っていてアウトから2台抜く事が出来ました。序盤はペースが上げられずいたのですが、前の車がバトルをしていたので差がなくなり、最後にチャンスありましたが、山田選手を抜く事ができず残念でした」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース決勝結果

FIA F1 Round 15 JAPAN GP -RIJ- (2013/10/13) Final Wether:Fine Course:Dry
2013 SUPER FJ Challange Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807 km
-P No Driver----- Car----------------------------- Type---- Lap Time/Delay
 1  2 根本 悠生   ZAP-SPEED WITH WILL-DO ED 10V    RD10V      8 17'49.832
 2 31 坂口 夏月   ART GP JAPAN                     RD10V      8     4.206
 3 43 山田 真之亮 BLOOM GROUP & MTN                RD10V      8     4.995
 4 32 石坂 瑞基   ART GP JAPAN                     RD10V      8     5.151
 5 66 橋本 陸     スキルスピード                   RD10V      8     9.926
 6  5 天野 翼     LTV Racing 10V ED                RD10V      8    19.123
 7 71 佐藤 駿介   TeamNaoki☆LEPRIX☆10V           RD10V      8    19.360
 8 33 太田 逹也   玉三郎アルピ岩本商会ミスト制動屋            8    21.006
 9 17 仁木 圭之   Car Care Japan RT with Romantec  KK-S       8    23.070
10  3 河野 駿佑   RS Fine 10V                      RD10V      8    23.178
11 14 牧野 任祐   im PROVEアキランドKKS-2          KK-SII     8    25.541
12 55 板倉 慎哉   ブランドJFA☆ベイスタ☆R&D10VF   RD10V      8    26.529
13  7 上村 優太   IDEL Racing F 07J                WEST-07J   8    26.786
14 70 嶋田 誠     TeamNaoki☆10V                   RD10V      8    28.245
15 60 飯田 有希   NAVY AUTO☆車卸値センター        KK-SII     8    32.713
16 39 大津 弘樹   イーグル戸田R KKSII              KK-SII     8    35.182
17 60 山部 貴則   スーパーウィンズ・ティーフラップ KK-S       8    35.831
18 28 片山 義章   TEAM KATAYAMA                    RD10V      8    41.496
19 37 早坂 裕希   アルビメークウィナーGIA          RD10V      8    42.200
20 11 池田 雄太郎 キヌハラクリニックチームミシマKT RD10V      8    43.129
21 72 寺西 玲央   Team RIGHTWAY☆LEPRIX SPORT 10V  RD10V      8    50.284
22 34 深村 匠     アルピGIAミストKK-S ED           KK-S       8    50.513
23 73 杉村 庄太   丸井住宅RD10V                    RD10V      8    54.581
24 21 畔柳 叶伍   ミストセキグチ制動屋KOTA RACING  KK-SII     8  1'03.281
25 83 橋本 雄次   NRSスーパーウィンズ・SSプラン    KK-SII     8  1'03.544
26 35 神村 悠太   Albirex Beyond M's GIA岩本商会   KK-S       8  1'04.954
27 22 奥田 忍     arcadia・イーグルスポーツ        KK-S       8  1'05.398
28*38 吉本 陵     フルサポート安藤商会オートパンサ KK-SII     8  1'10.489
29 58 加藤 泰賀   GIA新潟国際自動車大学校          KK-S       8  1'24.134
30  2 小原 侑己   ZAP SPEED 10V ED                 RD10V      8  1'26.994
------------------ 以上規定周回数(8 Laps)完走 -------------------------
 - 27 黄 度允     ZAP SPEED・TVC・KOREA D.Y.ED     RD10V      1     7Laps
 - 36 港 雅之     アルピRT玉三郎Dream小杉歯科ED    RD10V      0     8Laps
 - 41 今井 龍太   B-MAX・エンドレス10V             RD10V      0     8Laps
 ------------------------------------------------------------------------
 Fastest Lap: CarNo.2 根本悠生 2'13.317 (4/8) 156.81km/h
 CarNo.38は、2013鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1)(危険なドライブ行為)
 により、競技結果に30秒を加算した。

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース公式予選 根本悠生がポールポジションを獲得!

 10月12日(土)鈴鹿サーキットで行われているF1のサポートレースとして、参加台数33台のS-FJの公式予選が午前9時30分から30分間で行われた。

 公式予選は、根本悠生が2分12秒892のタイムを出しPPを獲得した。予選2位は、現役の鈴鹿サーキットスクール生(SRS-F)の坂口夏月が入り、予選3位には橋本陸が入った。

 決勝レースは10月13日(日)11時より8ラップで行われる。

ポールポジションを獲得した根本悠生のコメント
根本悠生  「予選はニュータイヤで走り、決勝も同じタイヤを使うのでタイヤのライフを残しました。今日と明日ではコンディションが違うので、それに合わせることが出来れば決勝に自信があります」
予選2位坂口夏月のコメント
阪口夏月  「予選はイエローフラッグが多く出されていて、タイムを出す機会がなかなかない状態でしたが、フロントローを獲得できたので嬉しいです。レースはスタートで前の車について行きチャンスがあれば抜きたいです」
予選3位橋本陸のコメント
f3_r12_q-50  「3位入れたのは正直ビックリしています。決勝レースですが、鈴鹿は良く知っているので、少しでも上の順位でゴールしたいです」
Text: Nobumitsu OHTAKE
Photo: Yoshinori OHNISHI

Super FJ Dream Cup Race

SFJ:F1日本GP鈴鹿S-FJチャレンジカップレース公式予選結果

FIA F1 Round 15 JAPAN GP -RIJ- (2013/10/12) Qualifying Wether:Fine Course:Dry
2013 SUPER FJ Challange Cup Race 鈴鹿サーキット 5.807 km
-P No Driver----- Car----------------------------- Type---- ----Time -Delay
 1  2 根本 悠生   ZAP-SPEED WITH WILL-DO ED 10V    RD10V    2'12.892      -
 2 31 坂口 夏月   ART GP JAPAN                     RD10V    2'13.118  0.226
 3 66 橋本 陸     スキルスピード                   RD10V    2'13.202  0.310
 4 43 山田 真之亮 BLOOM GROUP & MTN                RD10V    2'13.205  0.313
 5  3 河野 駿佑   RS Fine 10V                      RD10V    2'13.320  0.428
 6 32 石坂 瑞基   ART GP JAPAN                     RD10V    2'13.347  0.455
 7 39 大津 弘樹   イーグル戸田R KKSII              KK-SII   2'13.664  0.722
 8 33 太田 逹也   玉三郎アルピ岩本商会ミスト制動屋          2'13.785  0.893
 9 71 佐藤 駿介   TeamNaoki☆LEPRIX☆10V           RD10V    2'14.026  1.134
10  2 小原 侑己   ZAP SPEED 10V ED                 RD10V    2'14.158  1.266
11 14 牧野 任祐   im PROVEアキランドKKS-2          KK-SII   2'14.365  1.473
12  5 天野 翼     LTV Racing 10V ED                RD10V    2'14.389  1.497
13 17 仁木 圭之   Car Care Japan RT with Romantec  KK-S     2'14.392  1.500
14 36 港 雅之     アルピRT玉三郎Dream小杉歯科ED    RD10v    2'14.488  1.596
15 55 板倉 慎哉   ブランドJFA☆ベイスタ☆R&D10VF   RD10V    2'14.868  1.976
16 41 今井 龍太   B-MAX・エンドレス10V             RD10V    2'14.077  1.985
17 70 嶋田 誠     TeamNaoki☆10V                   RD10V    2'15.060  2.168
18 38 吉本 陵     フルサポート安藤商会オートパンサ KK-SII   2'15.104  2.212
19  7 上村 優太   IDEL Racing F 07J                WEST-07J 2'15.170  2.278
20 11 池田 雄太郎 キヌハラクリニックチームミシマKT RD10V    2'15.257  2.365
21 72 寺西 玲央   Team RIGHTWAY☆LEPRIX SPORT 10V  RD10V    2'15.376  2.484
22 60 飯田 有希   NAVY AUTO☆車卸値センター        KK-SII   2'15.576  2.684
23 60 山部 貴則   スーパーウィンズ・ティーフラップ KK-S     2'16.275  3.383
24 37 早坂 裕希   アルビメークウィナーGIA          RD10V    2'17.014  4.122
25 28 片山 義章   TEAM KATAYAMA                    RD10V    2'17.046  4.154
26 34 深村 匠     アルピGIAミストKK-S ED           KK-S     2'17.100  4.208
27 27 黄 度允     ZAP SPEED・TVC・KOREA D.Y.ED     RD10V    2'17.376  4.484
28 21 畔柳 叶伍   ミストセキグチ制動屋KOTA RACING  KK-SII   2'17.487  4.595
29 22 奥田 忍     arcadia・イーグルスポーツ        KK-S     2'17.847  4.955
30 73 杉村 庄太   丸井住宅RD10V                    RD10V    2'17.849  4.957
31 35 神村 悠太   Albirex Beyond M's GIA岩本商会   KK-S     2'18.516  5.624
32 83 橋本 雄次   NRSスーパーウィンズ・SSプラン    KK-SII   2'18.568  5.676
33 58 加藤 泰賀   GIA新潟国際自動車大学校          KK-S     2'20.310  7.418
------------------以上基準タイム(2'53.000)予選通過 -----------------------

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士 GAINER DIXCEL SLS、今できる最高の走りと素早いタイヤ交換で2位をゲット (GAINER)

gt_aslms-gainer-01.jpg

  • GAINER DIXCEL SLS
  • DRIVER:KATAUYUKI HIRANAKA / BJORN WIRDHEIM
  • 予選:4位 決勝:2位
  • 予選日入場者数:5,800人 決勝日入場者数:7,800人
2013年9月20日(金曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:26度・路面温度:40度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_aslms-gainer-02.jpg  富士スピードウェイで、4年ぶりに日本でアジアンル・マンが開催された。今回のみSUPER-GT300クラスが新設され、シリーズポイントも与えられることから、10台の車両がSGTクラスとして参戦している。ハンディウエイトも無く、シリーズを争う上でも重要な1戦と思われる。

 今回GAINERは、シリーズランキング2位の11号車のみの参戦。金曜日は練習走行が1時間で行われた。まず、走り出しは平中克幸がハンドルを握る。やはり路面はなかなか出来ず、普段のSUPER-GTの走り出しよりもグリップが良くない。セットを進めるが、アンダーステアが強くフロントタイヤが食いついてこない。

 やはりGT500車両が走っていないと、路面が出来るのも遅いのかもしれない。40分走行後、Bjorn WIRDHEIMと交代。ウイングを調整し、あっという間に1時間の走行は終了した。

平中 克幸コメント
 タイム的に言えばBR-Z、マクラーレンの次の3番手で、タイム差も僅差で終えることが出来ましたし、初日としては順調にスタート出来たと思います。ライバル勢がどれくらい速くなるかはわからないので、やるべき事は集中して明日の予選に備えたいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日はハンディを下ろしての走行でしたが、マシンもタイヤも良かった。GTカーも走っていますので、明日を楽しみに見ててください。

2013年9月21日(土曜日)
  • 公式練習:10:15~11:15 気温:24度・路面温度:34度・天候:晴・路面状況:ドライ
  • 公式予選:13:55~14:25 平中 克幸 気温:28度・路面温度:40度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_aslms-gainer-03.jpg  土曜日は午前中に練習走行の2回目が予定され、午後からは予選が行われる。今回予選は1名のみの走行で、練習走行で2名ともがタイムを出すことが義務づけられている。今日も走り出しは平中から。走り出しは少しオーバー気味。平中は18周、Bjornは15周の周回を終え、最後の練習走行は終了した。この時にいつもと違うピット作業のため、メカニックの練習も行われた。

 予選はオンタイムで開始された。30分間でいつアタックするかも、Teamによって異なる。アタックするのは平中。開始10分後にコースへ。徐々にタイムを上げていき、3周目にベストの1分38秒880をマーク。

 これ以上走行してもタイムアップは無いと判断しピットへ。この時はまだアタックしていないマシンがあったため、暫定トップ。しかしこの後トップタイムを出してきたのは、ランキングトップのNo.16CR-Zの1分38秒241だった。明日の決勝は、4番手のポジションからのスタートとなった。

平中 克幸コメント
 今日は4番手だったんですけど、FIA勢の中ではトップだったので、出来る限りのことは出来たと思っています。自分の走りも出来たと思いますし、JAF勢は絶対予選では速いと思っていました。ただ決勝は別で、Rd6富士戦同様コンスタントにラップを刻めると思うので、僕らにもチャンスはあると思っています。しかっかりとした走りをして、決勝では優勝したいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 予選では良いパフォーマンスで4番手を獲得しました。FIA勢の中でトップを取ることも出来ました。トップ3のJAF勢は速かったですが、決勝ではチャンスもあると思っています。タイヤも良いし、3時間のレースですからコンスタントに走れば明日は優勝出来ると思っています。

2013年9月22日(日曜日)
  • 決勝3時間(106周):14:00~ 気温:28度・路面温度:38度・天候:晴・路面状況:ドライ

gt_aslms-gainer-04.jpg  SUPER-GTの場合は、決勝日の朝にフリー走行が行われるが、アジアンル・マンの場合はそれがない。決勝前に8分間行われるウォームアップ走行と似た様式で行われるのが、グリッドへの試走で、10分間の走行枠があり、ストレートは通過する事が出来ず、ピットレーンを走行し周回する。そこでセットの最終確認を行い、スタートドライバーの平中はグリッドに収まる。

 14時に決勝レースがスタートし、無難に1コーナーへ消えていく。しかしBコーナーで前を行くNo.61BR-Zと平行して走った際に、コース外を走行するがポジションを落とすことなく1周目を消化。そのまま前を走るNo.61と後ろから迫ってくるNo.5GT-Rとのバトルを周数繰り返すが、前はNo.61からNo.55CR-Zに代わり、後方のNo.5がタイヤバーストでピットへ。そのまま前車との攻防は続き、24周目にNo.55を交わし3番手に。

gt_aslms-gainer-05.jpg  続いてバックマーカーと接触したNo.61をあっさりと交わし、2番手に浮上。トップをいくNo.16との差は5秒差まで縮まって来ていた。そのまま差が開くことも、縮まることもなく周回が重ねられる。

 36周目にBjornと代わるべくルーティーンのピットへ。給油に少しトラブルが起きるが、タイヤ交換は他車を圧倒する早さで終わらせコースへ送り出す。しかし、ピットに入る前には5秒しかなかった差も、ピット作業を終えた時点ですでに16秒以上の差が付いてしまっていた。

 今回はポイントウエイトもなく、尚かつ給油スピードにも規制が外されたJAF-GT車両には、どんなに早いピット作業を行ったとしても、給油で10秒~20秒の差を付けられると、どうやっても前に出ることは不可能。しかし、チャンピオンを獲得するためには嘆いていても仕方がない。Bjornもハイペースで前車を追いかけ、69周目には3.5秒まで差を縮めていた。

 やはりその後も差を縮めることが出来ず、73周目に再び平中と交代する為にピットへ。今度は完璧に全てのピット作業をこなし、平中を送り出す。

 ここでの順位の変動は無く、平中もNo.16を追いかけるが、平中のペースが上がると、No.16のペースも上がり、ギャップコントロールされてしまうレース運びだ。平中もなんとか差を詰めたいと思うが、思うように詰めることが出来ず、最後は8秒ほどの差を保たれたまま2番手でチェッカーを受けることになった。

 セパン以来の表彰台だったが、全力で戦ってもペースを自在にコントロールされてしまうのでは2位表彰台でも、手放しでは喜べない。シリーズリーダーとの差は16ポイントと離されてしまったが、GAINERは全力で残り2戦を戦い、連勝してチャンピオンを取りにいきます。

平中 克幸コメント
 優勝を狙ってレースをしていましたが、2位という結果は僕らが今出来るベストな結果だったのかなと思います。16号車は圧倒的に速く、今回はそれを思い知らされるレースでした。そんな中でもチームの力は、今まで落としていたレースもあった中で、今回は全てが上手くいったと思います。これでチームの士気も上がったと思いますし、残り2戦を優勝、優勝で終われるように引き続きみんなで力を合わせて全力で戦いたいと思います。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日のチームはベストだったと思います。チームも平中もダンロップタイヤもロスもなくパーフェクトだった。しかし、16号車はそれ以上に速かった。レースを終始コントロールし、ギャップも一定を保っていた。それでも今日のポジションは良かったと思うし、チャンピオンシップも今のポテンシャルで戦えば何とかなると思います。

gt_aslms-gainer-06.jpg

Text & Photo: GAINER

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士決勝 各クラス優勝ドライバーのコメント

LMP2クラス優勝 #18KCMG(モーガン/日産)
リチャード・ブラッドレー
gt_aslms_r_pc-lmp2.jpg 昨日は残念ながら2番手に終わりましたが、今日は嬉しい結果になりました。
スタートからヒロシやジェームスが素晴らしい仕事をしてくれたお陰で大量のリードを築くことが出来、僕はしれをキープして走るだけでした。
スポーツプロトタイプでのレースで初めて優勝できたし、いいレースでした。
小泉洋史
状況に応じて行くか行かないかを決めようと思ってスタートしたら、ジェフリー選手のブレーキが思ったより早かったので行かせてもらいました。
ジェームス・ウィンスロー
KCMGにとっても素晴らしいレースになりました。クルマがすごく良いので、ドライビングはイージーに感じました。僕らのチームはドライバーラインナップも協力なので、次のレースも楽しみにしています。
GTEクラス優勝 #70チームタイサン剣エンドレス(フェラーリ458)
中野信治
gt_aslms_r_pc-gte.jpg こんな素晴らしいチャンスをくれた千葉さんと、アジアンルマンシリーズのオーガナイザーに感謝しています。
GTカーは2004年にNSXに乗りましたが、あれはフォーミュラを重くしたようなクルマで、本当の意味でのGTカーをドライブしたのは今回が初めてです。戸惑うこともありましたが、飯田さんや密山君にドライビングを教わって、非常にいい経験をさせていただきました。
飯田章
前回とはチームもカテゴリーも変わって、1台だけのクラスでドライビングは簡単だろうと思われたでしょうが、実はそうじゃありませんでした。
こういう結果を得ることが出来、チームメイトにも千葉さんにも感謝しています。
密山祥吾
今回千葉さんからお話を戴いて、素晴らしいクルマを与えていただきました。
結果も嬉しいですが、それ以上に学べたことが沢山ありました。
千葉泰常(チーム監督)
本当は3台すべてで表彰台に乗りたかったので、今日の結果には全然満足していません。
チームにもミスがあってこういう結果になりました。
中野君とは5年前に彼の結婚式にロールスロイスでパレードしてあげて以来ずっと話をしていましたが中々実現できなくて、私がレースを始めて31年目で漸く80人目のドライバーとして乗ってもらうことが出来ました。
GTCクラス優勝 #007CRAFTレーシング(アストンマーチンヴァンテッジGT3)
リチャード・ライアン
gt_aslms_r_pc-gtc.jpg シリーズ初年度に優勝することが出来て嬉しいです。最初のスティントでは早めにギャップを広げようと思って走りましたが、その通りに出来てハッピーでした。途中でスーパーGTのクルマが間に入りましたが、自分たちのレースをすることだけを考えて走り、フランクに渡しました。
二度目のスティントではAFコルセと接戦になり、ぶつかったりもしましたが何とかギャップを作ることができました。
本当はもう少し台数が増えてくれると嬉しいんですけど、初年度はレースができただけでも素晴らしいと思います。これはアジアに必要なレースシリーズだと思います。
フランク・ユー
韓国ではポールポジションをとったのに決勝ではメカニカルトラブルでリタイヤしてしまいました。今回もポールポジションは獲れましたが、僕自身は新しいセッティングを予選で試すことが出来ず、決勝レースがテストのようなものでした。ですからとにかく今回は無事フィニッシュすることだけを考えて走ったのですが、いい結果になりましたね。
次の珠海はホームサーキットなので、レースを楽しみにしていますよ。
SGTクラス優勝 #16チーム無限(ホンダCR-Z)
武藤英紀
gt_aslms_r_pc-gt300.jpg 昨日ポールポジションをとれて一番前からスタート出来ることになったので、とにかくスタートに集中して後ろとのギャップを広げようと思っていたのですが、思い通りに行きましたね。他車のトラブルなども合って大きくリードを広げて中山君に渡すことが出来ました。
最後は11号車との勝負になると思ったので、自分に出来る精一杯の走りをしました。
クルマも本当に調子が良かったです。
中山友貴
僕たちのクルマが速いのは判っていたので、レースには自信がありました。チームとクルマを信じて走った結果が勝利に繋がったので本当に嬉しいです。
熊倉淳一(チーム監督)
アジアンルマンの初めての大会でポールポジションから優勝することが出来、大変光栄に思います。
スポーツプロトタイプと一緒に走れて勉強になりました。
これからもシリーズチャンピオンを目指して頑張ります。
昨年からCR-Zでレースをしてきて、やっと勝つことが出来ました。
今までにも何度も勝つチャンスはあったのですが、些細なトラブルなどがあって勝てませんでした。
今回アジアンルマンという場で初優勝することが出来、大変光栄に思います。
まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士決勝 総合優勝は#18KCMG、SGTクラスは#16無限CR-Zが待望の初勝利!

アジアンルマンシリーズ第2戦「3Hours OF FUJI」の決勝レースが9月22日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、予選2番手からスタートした#18KCMG(モーガン/日産/ジェームス・ウィンスロー/小泉洋史/リチャード・ブラッドレー組)が今季初勝利を挙げた。
また、スーパーGTのシリーズポイントが付与されるということでGT300車輛11台がエントリーしたSGTクラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が終始クラストップを快走して優勝。無限CR-ZにとってはスーパーGTのシリーズ戦も含めて念願の初勝利となった。
(天候;晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選/5,800人、決勝/7,800人 大会総入場者数/13,600人)

LMP2優勝は#18KCMGのモーガン/日産

SGTクラスは#16無限CR-Zが念願の初優勝

GTE優勝は#70タイサン剣エンドレスのフェラーリ458

GTC優勝は#007CRAFTレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3

決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。汗ばむ陽気の中、レースは午後2時より3時間で行われた。
ホールショットを奪ったのは2番手スタートの#18KCMG。スタートドライバーの小泉洋史が1コーナーのブレーキングで#24OAKレーシングのジェフリー・リーを捉えてトップに立ち、そのまま一気にギャップを広げていった。
24号車は序盤中々ペースが上がらず、総合3位を走る#16無限CR-Zに詰め寄られる場面もあったが、なんとか6周目にはペースを取り戻し、後続との差を広げにかかったが、トップとの差は中々縮まらない。

#18小泉は8周目にコースアウトを喫し、一時は総合6位まで後退したものの、すぐにハイペースで追い上げて13周終わりのホームストレートで#24リーに追いつき、再びトップに躍り出た。
その後は再び24号車との差を広げ、32周を走ったところで最初のピットイン。
2ストップで走り切るにはやや厳しいかというタイミングだったが、24号車が先に27周目にピットストップしていたために難なく24号車の前でピットアウト。
その後は後続のSGTクラスの上位陣がスタートから1時間前後で最初のピットストップを住ませたことにより再びトップに。
結局18号車はその後も着実にリードを広げながら66周目と99周目のピット作業を無難にこなし、トップのまま108周を走り切り、今季初勝利をものにした。
#24OAKレーシングは第3スティントを担当したコン・フー・チェンが59周目にファステストラップを叩き出すなどして一時1分以内まで追い上げたものの、早め早めのピットストップが仇となったか終盤ペースが上がらず、2位に終わった。

一方、11台ものエントリーを集めて今大会最大勢力となったSGTクラスは、予選トップでスタートした#16無限CR-Zが後続のトラブルやペナルティなどにも助けられて終始トップで106周を消化。
総合でも3位に入る大活躍で見事クラス優勝を達成。
無限CR-Zは昨年7月のスーパーGT第4戦SUGOで実践投入されて以来1年2ヶ月目にして念願の初勝利をものにした。

一方、予選2番手からスタートした#55ARTA CR-Zはメカニカルトラブルにより僅か34周で戦線を離脱。
予選3番手の#61スバルBRZは#55CR-Zや#11ゲイナーSLSとバトルを展開しながら徐々に順位を落とした挙げ句、#91AAI-RSTORADAのマクラーレンMP4-12Cと接触したことにより10秒ストップのペナルティを貰ってしまい、大きく後退することに。
終盤佐々木孝太がトップ2に肉薄するペースで追い上げたが3位まで挽回するのが精一杯だった。
この結果、2位には#11ゲイナーSLSが入った。

この他、GTEクラスは唯一のエントリーとなった#70タイサン剣エンドレスのフェラーリ458(中野信治/飯田章/密山祥吾組)が総合12位で完走を果たし、GTCクラスはスーパーGTに参戦しているアルナージュレーシングからアストンマーチンヴァンテッジGT3を借り受けて参戦した007CRAFTレーシング(フランク・ユー/リチャード・ライアン組)が#77AFコルセのフェラーリ458との接戦を制してクラス優勝を果たしている。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士決勝結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT300 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClassCls
Pos
Car
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
118LMP21Mogan NISSANジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー
MI1083:00'52.377
224LMP22Mogan JUDDデビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン
MI1081'06.415
316GT3001MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1062Laps
411GT3002GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1062Laps
561GT3003SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1053Laps
60GT3004ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1044Laps
72GT3005エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1044Laps
8007GTC1ASTON MARTIN VANTAGE GT3フランク・ユー
リチャード・ライアン
MI1035Laps
977GTC2Ferrari 458 GT3アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット
MI1035Laps
1052GT3006OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
YH1035Laps
115GT3007マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山野 直也
YH1035Laps
1270GTE1Ferrari 458 GTE飯田 章
中野 信治
密山 祥吾
MI1017Laps
139GT3008NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
YH1017Laps
1426GTC3PORSCHE 996 GT300浅井 亮博
蒲生 尚弥
MI1008Laps
1591GTC4McLaren MP4-12C GT3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン
MI999Laps
1662GT3009LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH8424Laps
---- 以上規定周回数(75Laps)完走 ----
-37GTC-Lamborghini GALLARDO GT3アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー
MI9810Laps
-92GTC-McLaren MP4-12C GT3菊地 靖
モーリス・チェン
MI6345Laps
-30GT300-IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
YH4464Laps
-55GT300-ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
BS3474Laps
  • Fastest Lap(LMP2): CarNo.24 Mogan JUDD 1'35.843 (58/108) 171.393km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.16 MUGEN CR-Z GT 1'39.598 (86/106) 164.931km/h
  • Fastest Lap(GTE): CarNo.70 Ferrari 458 GTE 1'42.697 (88/101) 159.954km/k
  • Fastest Lap(GTC): CarNo.007 ASTON MARTIN VANTAGE GT3 1'40.964 (69/103) 162.700km/k

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士公式予選結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/21) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 10 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124LMP21デビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン

Mogan JUDD
1'34.253-174.284
218LMP22ジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー

Mogan NISSAN
1'34.311 0.058174.177
316GT3001武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'38.241 3.988167.209
455GT3002高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'38.363 4.110167.002
561GT3003山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
1'38.528 4.275166.722
611GT3004平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'38.880 4.627166.129
75GT3005玉中 哲二
山野 直也
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'38.936 4.683166.035
82GT3006高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
1'39.059 4.806165.828
962GT3007黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.310 5.057165.409
1052GT3008竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.471 5.218165.142
11007GTC1フランク・ユー
リチャード・ライアン

ASTON MARTIN VANTAGE GT3
1'39.520 5.267165.060
1277GTC2アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット

Ferrari 458 GT3
1'39.727 5.474164.718
130GT3009峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
1'39.778 5.525164.633
1430GT30010岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.112 5.859164.084
1591GTC3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'40.181 5.928163.971
1692GTC4菊地 靖
モーリス・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'41.237 6.984162.261
1770GTE1飯田 章
中野 信治
密山 祥吾

Ferrari 458 GTE
1'41.399 7.146162.002
1837GTC5アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー

Lamborghini GALLARDO GT3
1'41.412 7.159161.981
199GT30011坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
1'41.593 7.340161.692
2026GTC6浅井 亮博
蒲生 尚弥

PORSCHE 996 GT300
1'43.799 9.546158.256

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士公式予選 上位3チームのコメント

ポールポジション(LMP2クラス1位) #24OAK RACING(モーガン/ジャッド) 
デビッド・チェン
アジアンルマンへは初めての参戦でしたが、素晴らしい一日になりました。
富士スピードウェイでレースが出来ることも、日本のトップレベルのプロチームと一緒に走れることも楽しかったです。
ASsLMSはポテンシャルの高いレースシリーズだと思います。

コン・フー・チェン
LMP2をドライブするのは2008年以来でしたが、自分たちでも驚くくらいクルマの調子が良かったです。
まさかポールポジションが獲れるとは思いませんでした。

総合2位(LMP2クラス2位) #18KCMG(モーガン/日産)
リチャード・ブラッドレー
クルマはすごく良い調子だったんですが、タイヤのマッチングとウォームアップがうまくいきませんでした。
ピットアウトするタイミングが早すぎたのだと思います。残念な結果でした。

小泉洋史
予選ではリチャードにアタックを任せましたが、当然ポールポジションが獲れると思っていたので残念でした。
今日はフランキー(フー・チェン)が速かったということですね。

ジェームス・ウィンスロー
前回のレースでは決勝の最後にトラブルが出て残念な結果に終わりましたが、今日はここまで上手くいってると思います。富士スピードウェイは素晴らしいコースですね。

総合3位(GT300クラス1位) #16チーム無限(CR-Z)
武藤英紀
今回はウェイトハンデが無いのでその分楽に走れるかと思いましたが、BOPで車高を8mm上げているのでセッティングを合わせるのに時間がかかりました。今回はスーパーGTに比べて参加台数が少ないし、みんなマナーのいいドライバーばかりなので、非常に走りやすかったです。

中山友貴
クルマには殆ど問題ありませんでした。5月の500kmと似たイメージで走れました。
決勝では第2戦みたいなこともあるので、最後まで気を抜かないように走ります。

 まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士公式予選 #24OAKレーシングがPP。GT300クラスは#16無限CR-Zがトップ!

出場ドライバー集合写真

アジアンルマンシリーズ第2戦の公式予選が9月21日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#24OAKレーシング(モーガン/ジャッド/デビッド・チェン/ジェフリー・リー/コン・フー・チェン組)が1'34.253を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)が1'38.241とスーパーGT第6戦で自身が記録した予選タイムを大幅に上回ってトップ。総合でも3位につけた。

公式予選は午後1時55分より30分間で行われたが、コースコンディションの向上を待ってガレージで待機するチームが多く、本格的なアタックが始まったのは開始10分が過ぎたあたりだった。

LMP2では#18KCMGのモーガン/日産が先にアタックに入り、リチャード・ブラッドレーが1'34.311を記録する。
しかし24号車を駆るコン・フー・チェンは1'35.001から徐々にタイムを上げ、残り時間7分で1'34.386を叩き出してトップに立つと、その後も1'34.253までタイムを縮めた。
一方ブラッドレーもチェッカー提示ギリギリまでアタックを続けるが、タイムを上げることが出来ずに2位で明日の決勝に臨むこととなった。

一方、ここでの結果がスーパーGTのチャンピオン争いにも関係するGT300クラスは今回もJAF-GT勢が接戦を展開。
武藤英紀の駆る#16無限CR-Zが開始から20分が経過したところで2週間前に同じ富士で行われたスーパーGT第6戦で記録した1'39.237を大幅に上回る1'38.241を叩き出してトップに躍り出た。
この大会では従来のウェイトハンデが課せられていなかったことも影響したようだが、それでも車高8mmアップのBOPは生きており、5月の富士500kmほどのアドバンテージは無かったはずだ。
2番手には前回ポールポジションを獲得した#55ARTA CR-Zがつけ、#61スバルBRZが3番手。16号車と61号車のタイム差はコンマ3秒に満たない接戦だった。
FIA-GT3勢では#11ゲイナーSLSが最上位で1'38.880。
以下総合10位までをGT300車輛が占める結果となった。

この他、唯一GTEクラスでエントリーした#70チームタイサンのフェラーリ458は総合17位に終わり、GTCクラスのトップは007CRAFTレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3で総合11位だった。

第2戦決勝は明日午後2時より3時間で行われる。

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:アジアンルマン第2戦富士フリー走行2回目結果

Asian Le Mans Round 2 -RIJ- (2013/09/21) Free Practce 2 Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT 300 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
118LMP21ジェームズ・ウィンスロー
小泉 洋史
リチャード・ブラッドレー

Mogan NISSAN
1'36.277-170.620
224LMP22デビッド・チェン
ジェフリー・リー
コン・フー・チェン

Mogan JUDD
1'36.515 0.238170.199
32GT3001高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
1'38.861 2.584166.161
461GT3002山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
1'38.996 2.719165.934
555GT3003高木 真一
小林 崇志
野尻 智紀
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'39.010 2.733165.911
611GT3004平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.069 2.792165.812
716GT3005武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
1'39.117 2.840165.731
80GT3006峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
1'39.584 3.307164.954
962GT3007黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.607 3.330164.916
1052GT3008竹内 浩典
土屋 武士
吉田 基良
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'39.727 3.450164.718
1130GT3009岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
小林 賢二
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'39.939 3.662164.368
12007GTC1フランク・ユー
リチャード・ライアン

ASTON MARTIN VANTAGE GT3
1'40.066 3.789164.160
1377GTC2アンドレア・ベルトリーニ
ミチェレ・ルゴロ
スティーヴ・ワイアット

Ferrari 458 GT3
1'40.260 3.983163.842
145GT30010玉中 哲二
山野 直也
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'40.490 4.213163.467
1591GTC3マルコ・ゼーフリート
谷川 達也
ジュン・サン・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'41.601 5.324161.680
1670GTE1飯田 章
中野 信治
密山 祥吾

Ferrari 458 GTE
1'41.769 5.492161.413
1792GTC4菊地 靖
モーリス・チェン

McLaren MP4-12C GT3
1'42.351 6.074160.495
189GT30011坂本 祐也
横幕 ゆぅ
水谷 晃
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
1'42.374 6.097160.459
1937GTC5アンソニー・リュウ
デヴィット・リッツォ
マッシミリアーノ・ワイザー

Lamborghini GALLARDO GT3
1'42.729 6.452159.904
2026GTC6浅井 亮博
蒲生 尚弥

PORSCHE 996 GT300
1'44.774 8.497156.783

GT Asia | SUPER GT | その他

AsLMS:第2戦富士フリー走行2回目 総合トップは#18KCMG。GT300は#2カーズ東海がトップ

アジアンルマンシリーズ第2戦「3 Hours of FUJI」の2回目のフリー走行が10月21日、富士スピードウェイで行われ、#18KCMG(モーガン/日産/ジェームス・ウィンスロー/小泉洋史/リチャード・ブラッドレー組)が1'36.277総合トップ、GT300クラスは#2カーズ東海ドリーム28(マクラーレンMP4-12C GT3/加藤寛規/高橋一穂組)が1'38.861でトップだった。

大会二日目を迎えた富士スピードウェイは快晴に恵まれ、絶好のコンディションの中、午前10時15分より60分間のフリー走行が開始された。

この日もLMP2クラスの2台は圧倒的な速さをみせ、18号車がセッション前半に1'36.277を叩き出してトップに立ち、#24OAKレーシングがそれに続く形に。

この2台に続いたのが今回スポット参戦することになった11台のGT300車輛だった。
まずは2週間前に行われたスーパーGT第2戦でもポールポジションを獲得している#55ARTA CR-Zが1'39.010で総合3番手につける。
しかしセッション終盤になって#61スバルBRZを駆る佐々木孝太が1'38.996を記録、更にその直後には加藤寛規の駆る#2エヴァ初号機MP4-12Cが1'38.861と自身がスーパーGT第6戦で記録した予選ベストタイムを上回り、クラストップに躍り出た。

この他、GTEクラスに唯一エントリーしている#70チームタイサン剣エンドレスのフェラーリ458は総合16番手、GTCは#007アルナージュレーシングのアストンマーチンヴァンテッジGT3が総合16番手でクラストップだった。

アジアンルマン第2戦の公式予選はこのあと午後1時55分より30分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

検索

spl 最新ニュース