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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選レポート

 
MJ15_0260_fine[1]プレスインフォメーション 2015年8月29日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦公式予選を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月29日(土)に開催いたしました。

天候:くもり 路面:ドライ 気温:26度 路面:30度(セッション開始時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015第9戦公式予選が8月29日(土)鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。

第8戦終了時点でのポイントランキング上位のオーダーと獲得ポイントは、総合1位がここまで開幕8連勝中の#15元嶋祐弥(160点)、同2位が#78近藤翼(140点)、同3位が#12久保凛太郎(132点)。ジェントルマンクラスは、1位が今季5勝の#9武井真司(132点)、2位#25内山清士(103点)、3位#2田島剛(102点)、4位#77浜崎大(100点)、5位#24剛覇矢人(99点)、6位#37久保田克昭(95点)。シリーズは佳境を迎えつつあり、この鈴鹿での結果によってタイトル争いの状況が大きく変わるため、公式予選から激しい戦いとなることが予想されていた。

公式予選は13:45からの30分間。鈴鹿は午前中から曇に覆われ、降雨も心配されていたが、それも杞憂に終わり、完全なドライコンディションでセッションが始まった。タイヤ1セット目のアタックでは各車とも前日の専有走行からタイムを縮め、まずは元嶋が1周目に2分6秒071をマーク。続いて、近藤、久保らも2分6秒2程度まで詰めてくるが、元嶋のタイムを上回ることができない。そうして各車が一通り1セット目でのアタックを終えると、ピットに戻ってニュータイヤに交換。そして、残り10分を切った頃から、ポールポジション争いが激化していった。

上位陣で先にコースインしたのは久保。タイヤをゆっくりと温めた後のアタックで2分6秒038と、元嶋のタイムを更新する。このアタックは「正直、手応えがあったわけではなく、1セット目からマシンのバランスと走り方を修正しただけ。これで決まるとは思っていませんでした」というもので、久保もまだ削る余地があると見込んでいた。しかし、その後タイムを更新できず、結局2番手となった。

その久保のタイムを上回り、ポールポジションを獲得したのは元嶋だった。時間をかけてタイヤを温めた後、アタックラップに突入。「S字で縁石に乗りすぎて、フルカウンターを当てました。『まずい』と思いましたが、セクター2とセクター3で取り返すことができた」という走りは、唯一の2分5秒台となる2分5秒811を記録。「今季一番いいアタックができました。ミスもありましたが、攻めた結果ですから」と気分も上々に明日に備える。ポイントランキング2位の近藤は「2セット目での実質計測2周目で、セクター1・セクター2と自己ベストタイムで来ていたのですが、スプーンコーナーでオーバーランしてしまい、タイヤ(のグリップ)を使い切ってしまった」と3番手に終わった。だが、落胆の様子はない。「仮に雨となっても、昨年(雨の)鈴鹿で勝っていますし、全力で勝ちにいきます」と気持ちを切り替えていた。

ジェントルマンクラスでは、前戦の富士で優勝した剛がその速さと勢いを持続。ニュータイヤ2セット目のアタックで2分8秒060とまずは自己ベストを縮めると、次の周には昨年のジェントルマンクラスのレコードタイム2分7秒808を更新する2分7秒766を記録。武井がその対抗一番手としてクラストップタイム争いに加わってくるかと思われたが、「アンダーステアとオーバーステアが両方出るような状態」で、いつもの鋭い走りが見られない。「最後の1回で剛選手のタイムを抜こうと思っていましたが、S字でアンダーが出てしまった」ことで届かず、剛の初のクラスポールポジションが確定した。「今回はクールスーツを着用しないでアタックしました。そのおかげかな?(笑) でも、ドライでの勝負で武井選手より前のグリッドを獲れたことはとてもうれしいです」(剛)。3番手は2分8秒549の田島。「タイヤ1セット目からいろいろ改善してアタックしたのですが、どうもタイムが伸びなかったので、最後に楽しもうと思って走ったら、タイムが出ました」と開き直ったのがいい結果につながったようだ。

PCCJ第9戦決勝は、30日9:15スタート予定。鈴鹿の代表的なオーバーテイクポイントは1コーナーやシケインなどだが、コース幅が富士などよりも若干狭く、オーバーテイクしにくいコースとも言われている。今回の決勝は10周で、これまでのラウンドよりも5周少ない。また、降雨の可能性も心配されている。これらを考慮して、早めに仕掛けるのか、様子を見るのか、その戦略と遂行力も問われるところ。「雨は得意」というドライバーも多く、いつにも増して興味深い戦いに期待が高まる。


■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 2'05.811
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'06.038
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 2'06.207
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 2'07.119
5 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 《R》2'07.766
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2'07.884
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 2'08.229
8 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 2'08.549
9 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 2'09.047
10 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 2'09.105
11 _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX PORSCHE _ 2'09.239
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 2'09.542
13 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 2'10.082
14 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 2'10.349
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 2'11.077
16 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'11.854
17 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 2'12.843

※"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは(Class G)2'07.808

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦鈴鹿決勝 ウェット対決は#36坪井に軍配!勝ち星でも#11牧野に並ぶ

FIA-F4選手権第8戦の決勝が8月30日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手の#36坪井翔(トムス)がスタートからトップに立ち、そのまま後続に付け入る隙を与えずに10周のレースを制し、今季4勝目を挙げた。

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第8戦決勝は午前8時15分より10周で行われた。
この日の鈴鹿サーキットは昨夜から降り続いた雨のため、路面はウェット状態。スタート時点で雨は止んでいたものの、全車がウェットタイヤを装着してグリッドについた。

ホールショットを奪ったのは予選2番手の坪井。
昨日ポールポジションを獲得しながらスタートで5平木湧也(RSファイン)の先行を許した坪井はこの日期するものがあったといい、その思惑通りスタートから見事なダッシュでトップに躍り出た。
ポールポジションの#11牧野任祐(Rnスポーツ)が2番手につけ、#5平木が3番手。
予選3番手の#7大津弘樹(HFDP)は痛恨のエンジンストールで一気に16位に後退してしまった。

レース序盤こそ坪井の背後に食らいついていた牧野だったが、この日のコンディションにセッティングが合っていなかった模様で、周回を重ねるにつれ坪井との差は徐々に開いていき、5周を終えた時点では1秒差となってしまった。
さらに、レースが進むにつれて路面が乾いていったこともあり、レース後半にはタイヤの消耗にも悩まされて濡れたところを選んで走らざるを得ない状況に陥った。

それを尻目に坪井は安定したペースでレコードラインに留まり続け、最後は牧野に1.96秒の差をつけてフィニッシュ。
今季4勝目と勝ち星で牧野に並び、シリーズポイントでも122ptとして125ptの牧野の3ポイント差にまで迫った。
3位には平木が入り、終わってみれば昨日と同じ顔ぶれで表彰台に上がる結果となった。

また今週末FIA-F4にデビューし、昨日は終盤のアクシデントで惜しくも30位に終わった#3阪口晴南(SUTEKINAレーシングチーム)はレース中盤以降激しいドッグファイトを演じ、6位でフィニッシュした。

次戦の舞台はスポーツランドSUGO。
9月19-20日決勝だ。

優勝 #36坪井翔(トムス)のコメント
昨日から雨になることはわかっていたので、雨のスタートのイメージだけ作って、それがうまくいって勢いよく出れました。昨日はスタート失敗しちゃったんで、ここで決められたら、と。
前に出てからは自分のペースだけ保とうと思いました。途中まで牧野くんが付いてきていたんですが次第に離れていったので、自分の走りだけに集中しました。
路面はどんどん乾いていったので、乾いたところを選んでペースを上げていきました。
(濡れたところに)寄ろうかな、と思ったんですけど、この感じだったらタレないと判断しました。
今すごいい流れに乗っているので、この流れを崩さずに菅生でも連勝してポイントリーダーになり、チャンピオンになれるように準備していきたいです。

2位 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
1周目にスタートで前に行かれて、そのときは抜き返せると思ったんですけど、1周目のS字に入ったところで「今日は無理やな」と感じました。明らかにメカニカルグリップが足りてなかったですね。
ずっとタイヤを冷やしながら走ったんですけど、それでもどうしようもなかったですね。
菅生に向けてはもう一度考え直して、しっかりやっていきたいと思います。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦鈴鹿決勝結果

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔FTRSスカラシップF4
DL1023'35.008
211牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
DL101.960
35平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
DL108.773
437小高 一斗FTRSスカラシップF4
DL1016.148
514根本 悠生GUNZE F110 KCMG
DL1018.053
63阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
DL1019.804
750山田 真之亮B-MAX RACING F110
DL1019.906
819篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
DL1020.890
94河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
DL1021.607
108上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1021.993
1188川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
DL1022.733
1270天野 翼Leprix Sport F110
DL1023.808
1316銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
DL1024.049
149石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1024.787
1512白石 勇樹TEAM A-ONE
DL1031.494
1662里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
DL1045.573
17*7大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL1051.175
1851三笠 雄一B-MAX RACING F110
DL1052.687
1910⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
DL1053.822
2066橋本 陸Skill Speed
DL1054.378
2127ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
DL1057.172
222佐藤 秀真Hanashima Racing F110
DL1058.348
2389伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
DL1058.796
2463ニコラス・コスタVSR Lamborghini SC
DL101'00.994
256米倉 正憲CLEAR F110
DL101'01.104
2625高橋 知己点天&イーストアップwithフィールド
DL101'01.632
2775手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL101'02.213
2832佐藤 駿介Key's砂子塾テイクファースト
DL101'03.552
2955畑 亨志 F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL101'04.817
3021朝日 ターボヴァンガードTAKAGI RACING
DL101'05.864
3144山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
DL101'06.042
3234フライング ラットSFIDA RACING F110
DL101'29.522
3323YUGOS2R Racing
DL101'54.770
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S) 2'19.888 (10/10) 149.44km/h
  • CarNo.7は、2015 F4 SpR付則15.1.1)(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7戦鈴鹿決勝 終盤の雨が生んだ逆転劇!#36坪井が今季3勝目を獲得

FIA-F4選手権第7戦の決勝が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36坪井翔(トムス)がスタートで出遅れるも終盤逆転に成功し、今季3勝目を挙げた。

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第7戦決勝は午後4時30分より10周で行われた。
ホールショットを奪ったのは予選3番手の平木湧也(RSファイン)。
ポールポジションの坪井は予選2番手の#11牧野任祐(Rnスポーツ)との1-2コーナーの攻防を制して2番手で平木を追い上げる。
このままトップ2台はコンマ4秒差で攻防を続けるが、前に接近すればフロントのダウンフォースが抜けてコントロールが難しくなるという状態に手を焼く坪井はなかなか攻略のきっかけをつかめない。
そうしているうちに平木は次第にペースを上げ、6周目には2’08.875を記録して0.9秒にその差を広げた。

一時はこのまま平木が今季初勝利を収めるかに思われたが、転機は8周目にやってきた。
西コース方面から次第に雨が降ってきたのだ。
これにより坪井は再び平木との差を縮めてすぐ後ろに迫ってきた。
ダンロップコーナーで、デグナーで、ヘアピンで、しきりに平木の隙を窺うそぶりを見せる坪井。
2台はテール・トゥ・ノーズ状態のままファイナルラップに突入した。

ダンロップコーナーの立ち上がりでインに並びかけてきた坪井を押さえ込み、ヘアピンでも付け入る隙を与えなかった平木だったが、スプーンカーブで濡れた路面に足をとられて痛恨のオーバーラン。
この隙に坪井がトップを奪い返してそのままゴールへ。
坪井はヘアピンを立ち上がった時点で雨の強まりを感じ、少しペースを落としてスプーンにアプローチしたという。
この判断が功を奏し、坪井は見事逆転で今季3勝目をものにした。

一方平木は最後のシケインで牧野にもインを突かれ、結局スタート位置と同じ3位でレースを終えることに。
これでシリーズポイントは牧野が110、坪井が102とその差は8ポイントに縮まった。

注目の第8戦決勝は30日午前8時15分より10周で行われる。

優勝 #36坪井翔(トムス)のコメント
ラスト2周はドライバーとしてはヒヤヒヤでした。雨降らない限り抜けなかったんで。ドライだと前に追いつくとダウンフォースが抜けて曲がらない状態で、ついたり離れたりを繰り返していて。
雨が降り出したので、これが強くなるとチャンスがあると思いプレッシャーをかけ続けていたら最後にヘアピンを立ち上がった時に雨が強くなっているのがわかり、これは絶対滑るなと思ってスプーンの一個目をゆっくり入りました。そしたら平木くんが飛び出してしまったので、それが一番大きかったと思います。
スタートではもちろん牧野くんを意識しましたが、それ以上に平木くんの出だしがすごくて、この勢いだったら抑えにいっても抜かれてしまうので、だったら牧野くんを抑えて2番手で通過すれば、また展開が変わるかも、と思いました。
明日はこのままいけば雨ですが、このクルマで雨の鈴鹿は走ったことがないので、2番手スタートですけど明日こそはスタートを決めて前に出ることが大事だと思います。

2位 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
スタートは普通でしたが平木くんに前に行かれて、1-2コーナーで(坪井選手に)仕掛けましたけど、あれ以上どうしようもなかったですね。ドライでスリックの状態では速さ的にも自分に余裕がなかったので、ついていくので精一杯だったしどっちかというと離されていったから。雨降って追いついては行きましたけども。まあ3番で終わるレースが2番で終わったので結果オーライかなと。
明日に向けてもう一度見直していきたいなと。明日は雨なんでどうなるかわからないですけど、できるかぎりのことをしたいです。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #1MOTUL AUTECH GT-R

松田次生
gt-rd5-q-pc-matsuda 朝のコンディションが悪くて、タイヤの評価をするのが難しかったです。それで予選に使うタイヤの選択でロニー選手と悩んでいたんですが、エンジニアとタイヤメーカー、チーム全体で考えました。それがいいタイムにつながりました。
最近Q1の争いが激化していて、今までQ2を走っていた選手がQ1に回ったりしているので、僕はとにかくQ1を突破できれば、ロニー選手がきっちりタイムを出してくれると思いました。その作戦もうまくハマってくれました。予選はうまくいったんですけど、明日は1000kmあるのできっちりミーティングして明日に備えたいと思います。
ロニー・クインタレッリ
gt-rd5-q-pc-quintarerri 次生が言ってたように、最近のQ1の緊張感は半端ないですね。なかなかうまくいかなくなってる。だから今日は次生が7番手タイムを出した時点でポールとったくらいに嬉しかった。そのあと、車のフィーリングがタイヤも含めて悪くないと言われたので、僕は2周目にかけたんですが、パーフェクトとはいかなくて2箇所くらいコースアウトギリギリでしたが、なんとかうまくいっていいタイムが出せました。すごく嬉しいです。

GT300クラス #2シンティアム・アップル・ロータス

高橋一穂
gt-rd5-q-pc-takahashi いま一番関係がないドライバーなんですけど(笑)朝の練習走行を僕と濱ちゃんで走ってみて、加藤選手がQ1を走るという選択肢もあるし、僕と濱ちゃんのタイムの良かったほうがニュータイヤの練習をしてみて、そのタイムを見てQ1を行くかどうか決めようと。
朝の走行は濱ちゃんのほうがコンマ5秒ぐらい速くて、ニュータイヤでアタック練習したときに2分フラットくらいだったので、2分フラットならQ1いけるなということで濱ちゃんでいくことにしました。
僕が乗らなかったことが一番良かったのかなと(笑)過去にもQ1さえ突破してればポールだったのかなということが今シーズンあったので、タイとか、申し訳ないなというのがあったんですけども。
クルマがよく壊れてノーポイントでここまできたので、とにかく結果重視ということで明日は頑張ってやりたいと思います。
加藤寛規
gt-rd5-q-pc-kato 今回は3人で乗るので午前中は走る時間が少なくて、クルマのバランスをとってセッティングするのが難しかったんですけど、うまくチームがアジャストしてくれて、ヨコハマタイヤさんもエヴォーラ用のタイヤをうまく開発してくださったことに感謝しています。
今回の結果は僕がQ2に行けたっていうのもあるんですが、それを支えてくれた高橋さんだったり濱口さんだったり、チームみんなの頑張りがありますので、結果につながって良かったなと。
明日は明日で別の展開になると思いますが、頑張っていきたいです。
濱口弘
gt-rd5-q-pc-hamaguchi 300もQ1がすごくタフになってて、以前のようなプロアマシリーズじゃなくて、トップの16,17チームがプロを両方それえているような中、僕と高橋さんはジェントルマンドライバーなので、我々が Q1をクリアするのは本当に大変なことなんですけども、高橋さんと加藤さんがいいクルマを開発してくれて、私に渡していただいたことでQ1を突破することができました。加藤さんも結果を出せて本当に良かったです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出の激戦を制したのは#1モチュールGT-Rと#0ロータス

2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が昨年樹立されたコースレコードを大幅に上回る1’47.630を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスも#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)がコースレコードを更新して今季初のポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。
気温27℃、路面温度は32℃と、この時期にしては幾分涼しいコンディションだ。

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予選Q1

GT500クラスの予選Q1は残り時間が9分を切ったあたりで各車一斉にコースイン、1~2周のウォームアップを経てアタックに入ったが、S字で#6エネオスRC Fがコースを飛び出してバリアに突っ込んでしまい、これを回収するために赤旗が提示されてセッションは中断。この時点で残り時間は3分だった。
ドライバーの国本雄資は無事だったが、6号車はこれで予選最後尾が確定した。
予選は午後3時10分から残り時間5分として再開されたが、参加15台中9台が昨年樹立されたコースレコードを上回る激しいタイムアタック合戦が展開された。トップタイムは#46S Road GT-Rをドライブした本山哲。1’47.749は前年に本山自身が記録した1’48.629のコースレコードを0.9秒近く上回るものだ。
一方、#36ペトロナスRC Fをドライブした伊藤大輔もまた昨年のレコードを上回ったにもかかわらずQ1で予選を終えることに。8位通過を果たしたJ.P.オリベイラの#12カルソニックGT-Rとはわずか0.002秒差、トップとのタイム差も0.82秒だった。

GT300クラスもトップから1秒以内に11台がひしめく接戦が繰り広げられ、前年のコースレコードを唯一上回って1’59.077を記録した#31aprプリウスの中山雄一がトップタイム。
そこから1.118秒落ちの#7Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラーがドライブ)までの13台がQ2に駒を進めた。

予選Q2

GT500クラスの予選Q2はさらにペースアップ、上位3台が1分47秒台を記録する接戦となった。
この戦いを制したのはロニー・クインタレッリのドライブする#1モチュールGT-R。
現在ポイントランキング2位の1号車は燃料リストリクター1ランクダウンに加えて28kgのウェイトハンデを搭載しながら1’47.630とコースレコードをさらに縮めてみせた。
ポールポジション獲得は第2戦富士に続いて今季2回目だ。
先週のスーパーフォーミュラで今季2勝目を挙げた石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fが2番手につけ、公式練習トップの#64エプソンNSXが3番手につけた。

GT300クラスも上位5台がコースレコードを更新する接戦となったが、普段はQ1を担当する加藤をQ2に回し、第3ドライバーの濱口にQ1を任す作戦をとった#2ロータスが1’58.246を記録してトップに。
昨年までのマクラーレンに代えてマザーシャシーにエンジンをミッドシップマウントするオリジナルマシンで今シーズンをスタートしたものの、開幕前の鈴鹿テストからクラッシュやトラブルが相次ぎ、ここまで苦戦の続いていたカーズ東海だったが、5戦目にして漸くトップレベルの速さを手にいれたようだ。
ポールポジション獲得は未だ紫電を走らせていた2010年の第5戦SUGO以来だ。
ポイントランキングトップの#10ゲイナーGT-Rを駆る千代勝正が2番手、荒聖治がドライブした#7Studie BMW Z4が3番手につけた。

第5戦決勝は30日12時30分より173周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Eiji TAKEUCHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7戦鈴鹿決勝結果

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry/Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTireLapTotal_Time
Behind
136坪井 翔FTRSスカラシップF4DL1021'42.042
211牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-SDL100.947
35平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110DL101.069
47大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL101.817
59石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL103.579
637小高 一斗FTRSスカラシップF4DL103.919
750山田 真之亮B-MAX RACING F110DL1010.027
88上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシングDL1010.539
94河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110DL1010.624
1014根本 悠生GUNZE F110 KCMGDL1017.561
1125高橋 知己点天&イーストアップwithフィールドDL1020.680
1216銘苅 翼MediaDo Kageyama F110DL1021.842
1363ニコラス・コスタVSR Lamborghini SCDL1024.513
1439加藤 潤平miNami aoYama with SARDDL1025.253
1512白石 勇樹TEAM A-ONEDL1025.608
1610⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシングDL1025.893
1762里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミーDL1027.324
1819篠原 拓朗VSR Lamborghini SCDL1029.127
1966橋本 陸Skill SpeedDL1030.048
2021朝日 ターボヴァンガードTAKAGI RACINGDL1037.115
2175手塚 祐弥F&CアキラレーシングwithフィールドDL1041.042
2251三笠 雄一B-MAX RACING F110DL1041.136
2327ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110DL1042.725
246米倉 正憲CLEAR F110DL1045.279
2555畑 亨志 F&CアキラレーシングwithフィールドDL1049.108
2634フライング ラットSFIDA RACING F110DL101'01.686
2720牛井渕 琴夏miNami aoYama with SARDDL101'03.017
28*88川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110DL101'04.210
2923YUGOS2R RacingDL101'27.092
303阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110DL91Lap
312佐藤 秀真Hanashima Racing F110DL91Lap
3289伴 貴広SUCCEED SPORTS F110DL91Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ----
-*70天野 翼Leprix Sport F110DL64Laps
-44山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110DL010Laps
-*32佐藤 駿介Key's砂子塾テイクファーストDL010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.5 平木湧也(GSR初音ミクホリデー車検F110) 2'08.875 (6/10) 162.21km/h
  • CarNo.70は、危険なドライブ行為により競技結果に45秒を加算した。
  • CarNo.88は、危険なドライブ行為により競技結果に45秒を加算した。
  • CarNo.32は、ステアリング未取り付けにより、訓戒とした。
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
11松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68R1'48.394R1'47.630
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.941R1'47.782
364中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'48.022R1'47.785
446本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI48R1'47.749R1'48.042
512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.567R1'48.500
637アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60R1'48.2581'48.665
715小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28R1'48.1171'48.718
817塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS44R1'48.1492'12.724
936伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36R1'48.569
1019脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161'48.758
1139平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361'48.984
128松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'49.014
1324佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401'49.067
14100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS421'50.075
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-6大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS38no time
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。

■GT300 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather: Course:
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
12高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.961R1'58.248
210アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL881'59.839R1'58.600
37ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH322'00.195R1'58.954
461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'59.240R1'59.060
588織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'59.316R1'59.080
655高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS721'59.9061'59.204
725土屋 武士
松井 孝允
谷川 逹也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH301'59.5071'59.345
818中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.3991'59.487
931嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS64R1'59.0771'59.592
1021リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'59.5142'00.013
1111平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL601'59.8262'00.097
125玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'00.1482'01.643
13360吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.2992'04.329
1477横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.231
1533坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH62'00.274
163星野 一樹
高星 明誠
ウォルガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH762'00.296
170谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH242'00.412
1851新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH242'00.451
1965黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH502'00.466
2050加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.032
2148高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.110
2230小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.212
2360飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファンバッファー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22'01.357
2422和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'01.436
25111植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.588
269白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'01.857
2787青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'02.077
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-86クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18absence
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT: 第5戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
11ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68R1'47.630--194.232
238立川 祐路ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.782 0.152 0.152193.958
364中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'47.785 0.155 0.003193.953
446柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI48R1'48.042 0.412 0.257193.491
512安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.500 0.870 0.458192.675
637アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'48.665 1.035 0.165192.382
715オリバー・ターベイドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS281'48.718 1.088 0.053192.288
817武藤 英紀KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS442'12.72425.09424.006157.509
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。

■GT300 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
12加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YHR1'58.248--176.791
210千代 勝正GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL88R1'58.600 0.352 0.352176.266
37荒 聖治Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH32R1'58.954 0.706 0.354175.742
461井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL22R1'59.060 0.812 0.106175.585
588織戸 学マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH8R1'59.080 0.832 0.020175.556
655小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS721'59.204 0.956 0.124175.373
725土屋 武士VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH301'59.345 1.097 0.141175.166
818ニック・キャシディUPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.487 1.239 0.142174.958
931佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS641'59.592 1.344 0.105174.804
1021藤井 誠暢Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH222'00.013 1.765 0.421174.191
1111ビヨン・ビルドハイムGAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL602'00.097 1.849 0.084174.069
125玉中 哲二マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'01.643 3.395 1.546171.857
13360成澤 正人RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'04.329 6.081 2.686168.144
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
146本山 哲S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI48R1'47.749--194.018
238石浦 宏明ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.941 0.192 0.192193.672
364ベルトラン・バゲットEpson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'48.022 0.273 0.081193.527
415小暮 卓史ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28R1'48.117 0.368 0.095193.357
517塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS44R1'48.149 0.400 0.032193.300
637平川 亮KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS60R1'48.258 0.509 0.109193.105
71松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI68R1'48.394 0.645 0.136192.863
812ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.567 0.818 0.173192.556
---- 以上Q2進出 ----
936伊藤 大輔PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36R1'48.569 0.820 0.002192.552
1019関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161'48.758 1.009 0.189192.218
1139平手 晃平DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS361'48.984 1.235 0.226191.819
128松浦 孝亮ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'49.014 1.265 0.030191.766
1324佐々木 大樹D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401'49.067 1.318 0.053191.673
14100山本 尚貴RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS421'50.075 2.326 1.008189.918
---- 以上基準タム予選通過 ----
-6国本 雄資ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS38no time---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。

■GT300 Class

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
131中山 雄一TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS64R1'59.077--175.560
261山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL221'59.240 0.163 0.163175.320
3360吉田 広樹RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.299 0.222 0.059175.234
488平峰 一貴マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'59.316 0.239 0.017175.209
518中山 友貴UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'59.399 0.322 0.083175.087
625松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH301'59.507 0.430 0.108174.929
721リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH221'59.514 0.437 0.007174.918
811平中 克幸GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL601'59.826 0.749 0.312174.463
910アンドレ・クートGAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL881'59.839 0.762 0.013174.444
1055高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS721'59.906 0.829 0.067174.347
112濱口 弘シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.961 0.884 0.055174.267
125密山 祥吾マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'00.148 1.071 0.187173.995
137ヨルグ・ミューラーStudie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH322'00.195 1.118 0.047173.927
---- 以上Q2進出 ----
1477峰尾 恭輔ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.231 1.154 0.036173.875
1533坂本 祐也Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH62'00.274 1.197 0.043173.813
163星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH762'00.296 1.219 0.022173.781
170片岡 龍也グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH242'00.412 1.335 0.116173.614
1851新田 守男JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH242'00.451 1.374 0.039173.558
1965黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH502'00.466 1.389 0.015173.536
2050安岡 秀徒SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.032 1.955 0.566172.725
2148田中 勝輝DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.110 2.033 0.078172.613
2230小泉 洋史NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.212 2.135 0.102172.468
2360吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22'01.357 2.280 0.145172.262
2422和田 久グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'01.436 2.359 0.079172.150
25111植田 正幸Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.588 2.511 0.152171.935
269阪口 良平PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'01.857 2.780 0.269171.555
2787青木 孝行クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'02.077 3.000 0.220171.246
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-86細川 慎弥Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH18absence---
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7-8戦鈴鹿公式予選 第7戦は#36坪井、第8戦は#11牧野がPP獲得

FIA-F4選手権第7戦、第8戦の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、第7戦は#37坪井翔(トムス)、第8戦は#11牧野任祐(Rnスポーツ)がそれぞれポールポジションを獲得した。

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今季初開催のFIA-F4選手権もいよいよ中盤戦。
毎戦盛況なこのカテゴリーは鈴鹿大会でも36台がエントリー。このうち35モーターマウスを除く35台が参加して、当初予定より5分遅れの午前11時50分より30分間の公式予選が行われた。

最初にタイムを出してきたのは#36坪井。
前日の専有走行で赤旗が相次いだことから、予選も荒れると予想した坪井は予選開始早々から積極的に周回を重ね、5周目に2’08.192を記録すると、早々と走行を切り上げた。
セカンドベストタイムはこの前の周に出した2’08.428だ。

これに続いたのが今季4勝を挙げている#11牧野だ。
牧野は坪井とは逆にセッション後半に集中してアタックする作戦に出たが、S字で#55畑享志がクラッシュしたためにイエローフラッグが出ていたことも影響してか、終了5分前に2’08.289を出すにとどまり、第7戦を2番グリッドからスタートすることになった。
しかしセカンドタイムでは2’08.314と坪井を上回っており、明日の決勝ではポールポジションを獲得している。

また、前日の専有走行では2’07.987を記録してトップだった#5平木湧也は一時は2番手につけていたものの、最終的にはベストタイム3番手、セカンドタイムは4番手という結果に。
路面コンディションの変化、アタックに入るタイミングなど、いまひとつ思い通りにはいかなかったようだ。

FIA-F4第7戦決勝はこのあと午後4時30分から、第8戦決勝は明日朝8時15分から、いずれも10周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦鈴鹿公式予選結果(2ndベスト順)

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TireTimeBehindGapkm/h
111牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
DL2'08.314--162.922
236坪井 翔FTRSスカラシップF4
DL2'08.428 0.114 0.114162.778
37大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL2'08.557 0.243 0.129162.616
45平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
DL2'08.564 0.250 0.007162.605
537小高 一斗FTRSスカラシップF4
DL2'08.758 0.444 0.194162.360
63阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
DL2'08.908 0.594 0.150162.173
750山田 真之亮B-MAX RACING F110
DL2'08.969 0.655 0.061162.095
89石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL2'09.053 0.739 0.084161.989
94河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
DL2'09.095 0.781 0.042161.937
1019篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
DL2'09.141 0.827 0.046161.880
118上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL2'09.277 0.963 0.136161.710
1270天野 翼Leprix Sport F110
DL2'09.304 0.990 0.027161.675
1314根本 悠生GUNZE F110 KCMG
DL2'09.353 1.039 0.049161.614
1416銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
DL2'09.379 1.065 0.026161.582
1563ニコラス・コスタVSR Lamborghini SC
DL2'09.416 1.102 0.037161.535
1688川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
DL2'09.489 1.175 0.073161.444
1751三笠 雄一B-MAX RACING F110
DL2'09.513 1.199 0.024161.414
1825高橋 知己点天&イーストアップwithフィールド
DL2'09.597 1.283 0.084161.309
1910⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
DL2'09.617 1.303 0.020161.286
2012白石 勇樹TEAM A-ONE
DL2'09.622 1.308 0.005161.278
2189伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
DL2'09.658 1.344 0.036161.235
2221朝日 ターボヴァンガードTAKAGI RACING
DL2'09.675 1.361 0.017161.212
232佐藤 秀真Hanashima Racing F110
DL2'09.683 1.369 0.008161.202
2462里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
DL2'09.814 1.500 0.131161.040
2566橋本 陸Skill Speed
DL2'09.910 1.596 0.096160.921
2644山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
DL2'09.949 1.635 0.039160.872
2739加藤 潤平miNami aoYama with SARD
DL2'10.081 1.767 0.132160.710
2832佐藤 駿介Key's砂子塾テイクファースト
DL2'10.473 2.159 0.392160.226
2975手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL2'10.529 2.215 0.056160.158
306米倉 正憲CLEAR F110
DL2'11.332 3.018 0.803159.178
3120牛井渕 琴夏miNami aoYama with SARD
DL2'11.493 3.179 0.161158.983
3255畑 亨志 F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL2'11.872 3.558 0.379158.526
3334フライング ラットSFIDA RACING F110
DL2'11.935 3.621 0.063158.451
3423YUGOS2R Racing
DL2'15.301 6.987 3.366154.509
---- 以上基準タイム(130% - 2'46.962)予選通過 ----
-27ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
DLno time---
Tags:

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7戦鈴鹿公式予選結果

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
TireTimeBehindGapkm/h
136坪井 翔FTRSスカラシップF4
DL2'08.192--163.077
211牧野 任祐DODIE・インプローブス・RN-S
DL2'08.289 0.097 0.097162.955
35平木 湧也GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
DL2'08.338 0.146 0.049162.892
47大津 弘樹HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL2'08.377 0.185 0.039162.842
537小高 一斗FTRSスカラシップF4
DL2'08.641 0.449 0.264162.509
69石坂 瑞基HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL2'08.828 0.636 0.187162.272
73阪口 晴南DUNLOP SUTEKINA F110
DL2'08.870 0.678 0.042162.219
819篠原 拓朗VSR Lamborghini SC
DL2'08.874 0.682 0.004162.214
970天野 翼Leprix Sport F110
DL2'08.893 0.701 0.019162.190
1050山田 真之亮B-MAX RACING F110
DL2'08.916 0.724 0.023162.161
118上村 優太HFDP/SRS-F/コチラレーシング
DL2'09.011 0.819 0.095162.042
124河野 駿佑グッドスマイル初音ミクF110
DL2'09.051 0.859 0.040161.993
1325高橋 知己点天&イーストアップwithフィールド
DL2'09.187 0.995 0.136161.821
1416銘苅 翼MediaDo Kageyama F110
DL2'09.207 1.015 0.020161.796
1588川端 伸太朗SUCCEED SPORTS F110
DL2'09.308 1.116 0.101161.670
1614根本 悠生GUNZE F110 KCMG
DL2'09.338 1.146 0.030161.632
1763ニコラス・コスタVSR Lamborghini SC
DL2'09.370 1.178 0.032161.592
1810⾦⽯ 勝英SRS-F/コチラレーシング
DL2'09.374 1.182 0.004161.587
192佐藤 秀真Hanashima Racing F110
DL2'09.421 1.229 0.047161.530
2089伴 貴広SUCCEED SPORTS F110
DL2'09.452 1.260 0.031161.490
2151三笠 雄一B-MAX RACING F110
DL2'09.464 1.272 0.012161.475
2221朝日 ターボヴァンガードTAKAGI RACING
DL2'09.470 1.278 0.006161.468
2362里見 乃亜ル・ボーセフォーミュラアカデミー
DL2'09.577 1.385 0.107161.334
2412白石 勇樹TEAM A-ONE
DL2'09.610 1.418 0.033161.293
2566橋本 陸Skill Speed
DL2'09.896 1.704 0.286160.939
2644山内 飛侑ATEAM Buzz Racing F110
DL2'09.901 1.709 0.005160.932
2739加藤 潤平miNami aoYama with SARD
DL2'10.022 1.830 0.121160.783
2875手塚 祐弥F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL2'10.282 2.090 0.260160.461
2932佐藤 駿介Key's砂子塾テイクファースト
DL2'10.335 2.143 0.053160.396
306米倉 正憲CLEAR F110
DL2'11.306 3.114 0.971159.210
3120牛井渕 琴夏miNami aoYama with SARD
DL2'11.407 3.215 0.101159.087
3255畑 亨志 F&Cアキラレーシングwithフィールド
DL2'11.496 3.304 0.089158.980
3334フライング ラットSFIDA RACING F110
DL2'11.892 3.700 0.396158.502
3423YUGOS2R Racing
DL2'14.585 6.393 2.693155.331
---- 以上基準タイム(2'46.754)予選通過 ----
-27ファン ドユンTEAM ZAP X DREAM F110
DLno time---
Tags:

SUPER GT

SGT:第5戦鈴鹿公式練習 上位6台がコースレコード超え!!トップタイムは#64エプソンNSX

2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。
最初の走行セッションとなる公式練習では、GT500クラスで早くもコースレコードを上回る車両が続出、1’47.589を記録した64EPSON NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)がトップだった。
GT300クラスは#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)が1’59.610とこちらもレコードに迫るタイムを記録してトップだった。

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公式予選日の鈴鹿サーキットは朝からどんよりと曇り、時折小雨がぱらつく微妙な天候。
それでも朝早くから多くの観客が詰めかけ、公式車検を楽しんでいた。

公式練習は午前9時20分に開始。
路面が所々濡れていることもあって、ウェットタイヤでコースインするチームもいくつかみられたが、すぐにスリックタイヤに履き替えてペースを上げていった。
ところが開始から25分分が経過したところで#86Racing Tech Audi R8がスプーン出口でコースオフ、右フロントフェンダーとリヤウィングにダメージを負ってしまう。ドライバーはクリスチャン・マメロウだ。
86号車は自力でピットを目指したが、この際にコース上に破片や砂利が散らばったため、清掃作業のための赤旗が提示された。
この時点でのトップはGT500が#64エプソンNSXで1’49.949、GT300は88マネパランボルギーニで2’00.662だ。

走行は9時51分に再開されたが、コースオープンから20分後に今度は#8ARTA NSXが立体交差下でストップしてしまい、これの回収のために2度目の赤旗が提示されてしまう。
8号車はその周のダンロップコーナーでアウト側のグラベルに飛び出しており、この際に車体にダメージを負った模様。FROに牽引されてガレージに戻ってきたが、その後は最後までガレージに籠りっきりとなってしまった。
この時点でのトップはGT500が#19ウェッズスポーツRC Fで1’48.774、GT300は#2ロータスで1’59.610だ。

そのロータスが、再再開後に行われたGT300の専有走行の終了間際に第3ドライバーに起用された濱口が最終コーナーでスピンアウトしてしまい、3度目の赤旗の原因を作ってしまう。

これによりGT500の専有走行は当初予定から5分遅れの午前11時から行われることに。
ここでは午後の予選をにらんだ激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
最初にトップタイムを塗り替えたのはベルトラン・バゲットの駆る#64エプソンNSX。
タイムは1’47.903。昨年の鈴鹿1000kmで本山哲(#46S Road GT-R)の記録した1’48.629のコースレコードをいきなり上回ってきた。
続いて#100レイブリックNSXの山本尚貴が1’48.514とこちらもレコードを上回る。
しかしバゲットはさらにタイムを縮めて1’47.589を叩き出した。更には先週ツインリンクもてぎで行われたスーパーフォーミュラ第4戦で優勝した石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fも1’47.819とバゲットに迫る。#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、#15ドラゴモデューロNSXの小暮卓史らも好タイムをマークし、トップの64号車から6位の#39デンソーKOBELCO RC Fまでが昨年のコースレコードを上回る激戦となった。

GT300クラスは#2ロータスがそのままトップに。
2位には#360RUNUP GT-R、3位には#7Studie BMW Z4が続いた。

スーパーGT第5戦の公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Tags:

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
164中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DLR1'47.589--194.306
238立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS52R1'47.819 0.230 0.230193.892
312安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS76R1'48.217 0.628 0.398193.179
415小暮 卓史
オリバー・ターベイ
ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS28R1'48.463 0.874 0.246192.740
5100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS42R1'48.514 0.925 0.051192.650
639平手 晃平
ヘイッキ・コバライネン
クリスチャン・クリエン
DENSO KOBELCO SARD RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS36R1'48.615 1.026 0.101192.471
71松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI681'48.659 1.070 0.044192.393
824佐々木 大樹
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH401'48.707 1.118 0.048192.308
946本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI481'48.728 1.139 0.021192.271
1037アンドレア・カルダレッリ
平川 亮
KeePer TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS601'48.730 1.141 0.002192.267
1117塚越 広大
武藤 英紀
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS441'48.746 1.157 0.016192.239
1219脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
TOYOTA LEXUS RC F
YH161'48.774 1.185 0.028192.189
136大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS381'48.991 1.402 0.217191.807
148松浦 孝亮
野尻 智紀
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS161'49.376 1.787 0.385191.132
1536伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S RC F
TOYOTA LEXUS RC F
BS362'10.63723.04821.261160.025
  • 'R'マークは従来のコースレコード(GT500: 1'48.629)を非公式に上回りました。

■GT300クラス

44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
12高橋 一穂
加藤 寛規
濱口 弘
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'59.610--174.778
2360吉田 広樹
田中 篤
成澤 正人
RUNUP Group&DOES GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'59.766 0.156 0.156174.550
37ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH321'59.868 0.258 0.102174.402
421リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8 LMS ultra
YH222'00.085 0.475 0.217174.087
577横溝 直輝
峰尾 恭輔
飯田 太陽
ケーズフロンティアDirection 458
Ferrari 458 GT3
YH2'00.111 0.501 0.026174.049
63星野 一樹
高星 明誠
ウォルフガング・ライプ
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH762'00.274 0.664 0.163173.813
788織戸 学
平峰 一貴
佐藤 公哉
マネパランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH82'00.280 0.670 0.006173.804
80谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクSLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH242'00.381 0.771 0.101173.659
961井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL222'00.478 0.868 0.097173.519
1010アンドレ・クート
千代 勝正
富田 竜一郎
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL882'00.562 0.952 0.084173.398
1165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH502'00.568 0.958 0.006173.389
1211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL602'00.596 0.986 0.028173.349
1331嵯峨 宏紀
中山 雄一
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS642'00.602 0.992 0.006173.340
1433坂本 祐也
山下 健太
Excellence Porsche
PORSCHE 911 GT3R
YH62'00.861 1.251 0.259172.969
1530小泉 洋史
岩崎 祐貴
NetMove GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.181 1.571 0.320172.512
1648高森 博士
田中 勝輝
柴田 優作
DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH2'01.586 1.976 0.405171.938
175玉中 哲二
密山 祥吾
マッハ車検withいらこん86c-west
TOYOTA 86 MC
YH2'01.605 1.995 0.019171.911
1855高木 真一
小林 崇志
福住 仁嶺
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z GT
BS722'01.632 2.022 0.027171.873
1925土屋 武士
松井 孝允
谷川 達也
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH302'01.701 2.091 0.069171.775
2050加納 政樹
ナニン・インドラ・パユーング
安岡 秀徒
SKT EXE SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'01.776 2.166 0.075171.669
2187青木 孝行
山西 康司
黒田 吉隆
クリスタルクロコランボルギーニGT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH2'01.815 2.205 0.039171.614
2218中山 友貴
マルコ・アスマー
ニック・キャシディ
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH2'01.821 2.211 0.006171.606
2322和田 久
城内 政樹
グリーンテックSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH22'02.133 2.523 0.312171.167
249白坂 卓也
阪口 良平
山脇 大輔
PACIFICマクラーレンwith μ's
McLaren MP4-12C GT3
YH2'02.388 2.778 0.255170.811
2560飯田 章
吉本 大樹
ドミニク・ファーンバッハー
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH22'03.754 4.144 1.366168.925
2686クリスチャン・マメロウ
細川 慎弥
加藤 正将
Racing Tech Audi R8
Audi R8 LMS ultra
YH182'04.333 4.723 0.579168.139
27111植田 正幸
鶴田 和弥
池上 真
Rn-SPORTS GAINER SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH2'05.384 5.774 1.051166.729
2851新田 守男
脇阪 薫一
JMS LMcorsa Z4
BMW Z4 GT3
YH242'12.76813.158 7.384157.457
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフォトギャラリー

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sf04_041 sf04_042 sf04_043 sf04_044
sf04_045 sf04_046 sf04_047 sf04_048
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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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SUPER GT

SGT:第4戦富士 SKT EXE SLS、スタート直後のアクシデントに巻き込まれて無念のリタイア。富士の借りは、次戦、地元鈴鹿で返す! (Arnage)

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 5月以来3か月ぶりとなる国内戦は、SUPER GT第4戦富士ラウンド。熱い戦いが、南国のタイから再び富士スピードウェイに戻ってきた。前戦のタイラウンドでは、手痛いミスが引き金となって惜しくもポイントを逃したものの、厳しい気候の中のレースを14位で完走し、続くシーズン中盤戦以降に期待をつないだ。7月の中旬にタイからの船旅を終えた車両と機材を引き取ったチームは、タイラウンドでダメージを受けたリアバンパーを丁寧に直し、再び国内戦仕様のカラーリングに戻した。また、再び迎える高速サーキットでのレースに備え、ギアや足回りなどのチェックも入念に行った。

August 8th Qualifying

  • 天候:曇り 路面状況:ドライ 気温:27℃→25℃ / 路面温度:34℃→31℃ 入場者;20,400人

gt-rd4-arnage-05  7月後半から猛暑の続く日本列島は、レースウィークも各地で最高気温が35度を超える日が続き、ホットなレースが期待される週末となったが、予想に反して予選日となる土曜日は朝から雲が多く、高原らしいさわやかな風の吹く、過ごしやすい気候となった。

 夏の富士ラウンドでSKT EXE SLSを操るのは、前戦のタイラウンドに続き加納選手とNanin Indra-Payoong選手。また、今大会も安岡選手が加納、Nanin両選手のアドバイザーとして同行していた。レースを前に3選手は、エンジニア腐心のセットアップを入れた仕様のシミュレーターで練習を積み、ミーティングを重ねてサーキット入りした。

gt-rd4-arnage-02  8時50分から行われた公式練習では、Nanin選手、加納選手、Nanin選手という順番で走行時間をいっぱいに使って走行、レースに向けてのセットアップの確認をするなど、スムーズにメニューをこなしていった。特に、前戦からのインターバルの間に、シミュレーターを使って検討を重ねてきた高荷重サーキット向けのセットアップは功を奏しており、タイラウンドの後、さらに進化したセットのおかげで、ステップアップしたマシンの状態を確かめることができた。午後になるとどんよりとした空はますます広がったが、雨の心配はなさそうだ。15時から予選Q1がスタート、今大会から参加台数がさらに増えたGT300クラスは28台がQ2進出をかけてアタックを開始した。Arnage RacingはNanin選手にMercedes-Benz SLSを委ね、コースにマシンを送り出した。Nanin選手は5Lap目に自らの目標1分39秒台前半となる1’39.206をマーク、目標はクリアとばかりに早々にピットに戻ってきた。予選の時間は2分以上残されていたが、予選で使用したタイヤを決勝で使用することが定められているため、タイヤ温存作戦を得意とするArnage Racingにとってこれ以上のアタックは無駄であることを理解したNanin選手の判断であった。決勝のグリッドは17番。しかし、前回の富士ラウンドに比べるとタイムは格段に向上して、前方の集団との差が開いていく感じはなくなり、マシンの状態がチームの目指す方向に向かっていることが窺える。大きな期待を胸に、メカニックはレース前夜のチェックに汗を流した。

August 9th Race Day

  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:32℃→27℃ / 路面温度:48℃→36℃ 入場者:36,400人

gt-rd4-arnage-08  決勝日、ようやくぎらぎらと太陽が照りつけるまぶしい夏空が戻ってきた。朝から晴れ上がった空に、夏富士の黒々とした姿が浮かび上がっている。

 9時35分から行われた朝のフリー走行では、レースのシミュレーションを兼ねてNanin選手からスタート。加納選手が続いて、それぞれレース前の車両のチェックをおこなった。昨日同様車両の感触は非常によく、タイヤをロングランで使用するためのチェックも含めて順調に確認項目をクリアした。30分間の走行の中で、さらなるセットアップの進化の可能性を見出したエンジニアは、決勝に向けて一歩進んだセッティングを投入、メカニックたちのテンションが高まる中、SKT EXE SLSはスタートの時を待った。

gt-rd4-arnage-18  15時、恒例の県警白バイ隊先導のパレードラップのあと、富士ラウンド夏の陣の幕が切って落とされる。Arnage Racingは、Nanin選手が17番グリッドから300km先のチェッカーを目指してスタートを切った。しかし、直後、悪夢がNanin選手に襲いかかる。スタートからわずか2Lap目、ダンロップコーナーの入り口で、後方からコントロールを失って突っ込んできた86号車がSKT EXE SLSの前方を走っていた高星選手ドライブの3号車に激突、はずみでコース上横向きになった3号車はNanin選手の壁となって立ちはだかった。「タカホシが…タカホシが…」というNanin選手の無線に異常事態を察した監督の目前、ストレートを、SKT EXE SLSがフロントスポイラーをバタつかせた無残な姿で走り過ぎていく。チームはすぐさまNanin選手をピットに呼び戻したが、3号車とぶつかった衝撃でフロントスポイラーは取付け部が欠損して落下し、このまま走行を再開することはできない。メカニックの必死の作業が始まった。フロントスポイラーを吊る当て板を作製してフロントスポイラーを取りつけ、ライトとボンネットを固定し、20分余りの作業でチームは一旦マシンをコースに送り出した。しかし、修復が不完全だったため、マシンは再度ピットに戻され、更に30分以上かけて修復と補強が施された。ようやくオフィシャルのゴーサインが出たとき、既にレースは開始から1時間以上が経過し、Arnage Racingはレースの半分以上を失っていた。しかし、Nanin選手は11Lapを何とか走行、さらに残り10Lapというところで加納選手と交代した。加納選手は1分43秒台後半で最後まで走行、タイムは不本意ではあったが、ダメージを受けてダウンフォースを失い、極度のアンダーステア状態の車両がどれだけのパフォーマンスを出せるかを確認し、今後のためのシミュレーションを行えたことは意義があったといえる。

 Arnage Racingは避けようのないアクシデントに巻き込まれて300kmのレースの大半をピット作業に費やし、結局61Lapのうちの29Lapしか走行することができなかった。チームはまたしてもシーズン全戦完走の夢を断たれたが、大きなダメージを受けたマシンをメカニックの頑張りで修復して再びコースに送り出せたことは、次戦への大きな糧となった。

チーム代表 伊藤宗治
 スタート直後の大きなクラッシュで修復に時間を要し、レースアクシデントとはいえ、規定周回数に足りず不甲斐ない結果に終わってしまったことは、暑い中応援してくださったスポンサーの皆様やファンの皆様に、大変申し訳なかったと思っています。あの場面で車両を修復してコースに戻すことは、エンジニア的なセオリーから言えば車両のライフを消耗するだけなので、あり得ないことなのですが、レース人としてあそこでレースを捨てるわけにいかなかった。そして、ドライバー含めチーム全員がその点を理解して、うちらしい頑張りで車両をコースに戻したことは良かったと思います。そういう意味では、ナニンが少し精神的に成長してくれて、タイヤを労わるうちらしいレースのやり方を覚えてきたことは、今回うれしかったことの一つですね。次戦も応援よろしくお願いします。
ドライバー 加納政樹
gt-rd4-arnage-16  お疲れ様でした。あの予選順位から考えていくと、まず完走と、ポイントと、っていうのをいろいろ作戦考えてたんですけど、始まってすぐにほぼ貰い事故みたいな感じになってしまいました。それもレースだし、いいレースもあれば、そういう風に貰い事故で終わってしまうレースもあるんですけど、メカニックさんたちが奮闘して、そのままでは終わらなかった。車の手応えとしては、(事故後)フロントのチンスポが落ち、カナードがとれ…っていう、ほんとにフロントダウンフォースがない中43秒台くらいで走れたっていうことは、万全な状況であれば、41秒台とか42秒台くらいは十分に走れたセットやったような気がします。普通であれば、出ていけない状況でチームがあきらめずに頑張って、なんとかコースに復帰したのは、アルナージュらしさを見せたレースやったと思います。それを思うと、どうしても全戦完走を求めてることもあるし、1/3くらい終わった段階で、うぅーんって、やっぱり残念な思いはありました。ただ、そういう意味ではまたもう一回ちょっと気を引き締めて、貰い事故やから、ではなく、(難しいことですが)それが無いようにもしたいし、最善の注意を払って、チーム一丸となって、なんとかまずポイントゲットをできるようにしたいですね。次のレースの鈴鹿もやっぱり暑いレースだろうし、その暑い状況の中で、いかにタイヤを労わりつつコンスタントラップを刻めるかやっぱり大事なポイントになってくる。ここから、また仕切りなおして、鈴鹿はアルナージュとしても地元やし、僕も関西圏なんで地元やし、やっぱり自分たちの、アルナージュらしいレースができれば結果もついてくると思うし、それができるように次戦も頑張ります。ありがとうございました。
Nanin Indra-Payoong選手
 今回のレースは17番からスタートで、ペースは掴めてたのでとっても楽しみにしていましたが、1周目でアクシデントがあって残念でした。スタートは普通よりローリングが遅かったのですが、1コーナーで1台くらい上げました。でも1コーナーで3号車と86号車がぶつかってて、僕は行く場所がなくなって、3号車とぶつかってしまいました。今回のレースもチームのみなさんがとても頑張って、最後まで走れてとてもうれしかったです。今度の鈴鹿もまた、がんばります。
アドバイザー安岡秀徒
gt-rd4-arnage-10  お疲れ様でした。レースの再放送を見て、ほんとに荒れたレースだったんだなあっていうのを改めて感じてます。まあその口火を切ったというか、一周目のアクシデントに巻き込まれて、(3号車には申し訳ないですけど)あのタイミングでうちが3号車のポジションにいなくてよかったなって思うくらい衝撃的なクラッシュでした。あれはもう、こちらとしては運がなかったとしか言いようがなかったと思います。ただ、その運がないというのが問題で、その流れを呼び込めるような雰囲気というか、流れを呼び込める流れになってないんですよ。それはほんとに一人の努力じゃなくて、やっぱりみんなの努力が必要で、個人的には、そのまとまりが、去年のようにはいってないんじゃないかっていう風に感じています。次は地元で、また僕も戻りますし、2レース離れたあと戻ることで、そういう雰囲気を変えられたらなあと、ドライバーとしてだけじゃなくて、チームの一員として、その必要があるなと感じてます。また完走ではないレースができてしまって、いつになったら全戦完走できるんだ!っていう思いはありますし、シーズンももう半分に来て、残りのレースもだんだん減っていくわけですけど、また初心に戻ってあくまでも完走を目指してっていう気持ちで、またみんなでやっていけたらいいなと思ってます。鈴鹿でも応援よろしくお願いします。

 応援してくださった皆様方には深く感謝しますとともに、8月29日~8月30日に鈴鹿サーキットで開催される次戦鈴鹿ラウンドにおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

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Arnage Racing 2015 SUPER GT Race report
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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優勝 #38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)
sf-rd4-r-pc-ishiura 自分のレース人生でこんなに順調だったことはなかったんで。
昨日の記者会見で「逃げるレースをする」とは言ってたんですけど、スタートしたら後ろをどんどん離していけて、前回勝った時とは違って一人でレースしてる感じでしたが、後半の一貴選手のペースにはびっくりしました。後ろとのギャップを見てプッシュしてもその分追いついてくるんで、序盤の差はなんだったんだろう?と思いながらプッシュしていました。あと何周かあったら完全に追いつかれちゃったんで、全く油断できないなと。最後まで集中を切らさないように走りました。
2位 #1中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)
sf-rd4-r-pc-nakajima 今週の流れとしては決して悪くなかったですし、予選も最終コーナーで失敗していなければ2番になれてたかもしれないし、2番になってたらスタートでどうなってたか。そういう意味では何がどう転ぶかわからないなあと思いました。
スタートは狙ってました。とはいえ1コーナーでどこまでいけるかと思ったんですが、内側も濡れてましたし、全てが良い方に転がったなあと。可夢偉をアウトから抜けたのは大きかったですね。
前回2戦と比べれば、最後巻き返すことができましたし、もてぎは決して得意ではなかったのに良いレースができたので最後3戦取りにいけるかなあと思います。
3位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)
sf-rd4-r-pc-oliveira 今回については全てに満足しているわけではありません。優勝したかったので、表彰台でOKってわけじゃありません。予選で僕が二つミスをしました。そのことが悔やまれます。特に今日のグリッドは右側が濡れていたので、出てすぐにトラクションが足りないのがわかりました。すぐにラインを変えることができましたが、カムイの後ろを走ることになり、このままでは表彰台も獲得できないと思って戦略を変えました。
アンドレも同じような戦略をとったようで、二人同時にピットインしました。彼はタイヤ交換に時間がかかったみたいで、僕が前でピットアウトすることができました。
その後は後ろとのギャップを見ながら走りました。
優勝チーム監督 立川祐路
sf-rd4-r-pc-tachikawa 第2戦で優勝して、こんなにすぐ2勝目がくるのかなと。僕も監督として2回目の優勝で、ちょっとはこの会見にくるのも慣れたかなあと。このところ石浦選手は絶好調で、フォーミュラ以外のカテゴリーもそうだし、ほんとこう「乗れてんなあ」という感じです。
あとは本当にチームみんなの力だと思うんで、すごく感謝しています。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ決勝 盤石の走りで#38石浦が今季2勝目を挙げる

全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第4戦の決勝レースが8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)が盤石の走りで52周を走りきり、今季2勝目を挙げた。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日11,000人/決勝日15,000人/大会総入場者数26,000人)

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前に行われた全日本ロードレースJ-GP2クラスで赤旗中断があったため、第4戦の決勝は当初予定より5分遅れでスタート進行が始まった。
二輪のレース中に激しい雨が降ったこともあり、8分間のウォームアップ走行では各車ウェットタイヤを装着して走り始めたが、すでに雨は止んでいたため路面はたちどころに乾き、終盤には幾つかのチームがスリックに交換、グリッド整列には全車がスリックタイヤを履いて出て行った。

フォーメーションラップは午後3時5分に開始。
ところがここでポールシッターの石浦がなかなかグリッドを離れようとしない。実は38号車のギヤボックスを制御するシステムのスイッチがオフになっており、石浦がパドルを操作しても1即にギヤが入らなかったのだ。
石浦はすぐにこれに気づいてスイッチを入れ、無事隊列に加わった。
その後の順調なレース運びを考えると、これが今回の最大のピンチだったのかもしれない。

ホールショットを奪ったのはその石浦。
まだイン側のグリッドが濡れていたこともあって予選2位の#40野尻智紀(ダンデライアン)は出遅れ、3番手スタートの#8小林可夢偉(ルマン)がその脇をすり抜けていく。ところがそのさらにアウト側から1コーナーに飛び込んできたのが予選5番手の#1中嶋一貴(トムス)だった。
4番手にはうまくアウト側にラインを降った4番手スタートの#19J.P.デ・オリベイラ(インパル)が続く。

石浦は序盤快調に後続との差を広げにかかり、中嶋との差を5周終わりで2.1秒、15周で5.8秒、20周を終了した時点では7.6秒とした。
石浦はそのまま36周を走ってピットイン、そのままトップでコースに復帰した。
しかし終盤、2位の中嶋が攻勢に転じ、徐々に石浦との差を縮め始めた。
47周目にはファステストラップを更新、その差は4.6秒まで接近する。
石浦も負けじとペースを上げるが、中嶋のペースはさらにそれを上回り、51周を迎えた時には3秒差にまで迫った。
しかし残り1周でこの差は如何ともし難く、最後は1.7秒差まで迫りながらもついに石浦を捉えることは叶わなかった。

これで石浦は今季最初に2勝目を挙げるドライバーとなり、シリーズポイントも32と伸ばしてトップの座を守った。
しかしこのレースの2位にはランキング3位の中嶋、3位にはランキング2位のオリベイラがつけたため、中嶋24ポイント、オリベイラ25ポイントとその差は残り3戦で十分ひっくり返るものだ。

なお、序盤3位を走っていた小林は32周終わりに行ったピット作業で右リヤタイヤの交換に手間取り、大きく順位を落とした上、ファイナルラップで順位を争っていた#11伊沢拓也(リアル)と接触して惜しくもリタイヤに終わった。

次戦の舞台は九州のオートポリス。
9月13日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A521:23'44.456
21中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A521.742
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A5224.775
42アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A5225.630
564中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E5245.071
640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E5250.211
77平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A5250.800
816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E5251.181
941ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E5253.844
1011伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E5254.813
1120アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A521'02.342
123ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A521'04.858
134ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A521'13.051
1434小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E521'19.948
1565ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E521'20.722
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A521'28.190
178小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A511Lap
1839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A511Lap
---- 以上規定周回数(90% - 46Laps)完走 ----
-10塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E052Laps
  • Fastest Lap: CarNo.2 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'34.975 (47/52) 181.99km/h
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Japanese F3

JF3:第15戦もてぎ決勝 上位3人のコメント

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優勝 #7福住仁嶺(HFDP)
f3-rd15-r-pc-fukuzumi 昨日と同じようにスタートを無難に決めてトップを取れば勝てると思いましたが、そのとおりにスタートが決まって、途中後ろが離れないかなあ?と思いながら走っていましたが、徐々に離れていって。後半になると雨がぱらついてきて、トップにいるとコース状況がよくわからないのでヒヤヒヤしながら走っていました。プッシュしきれなかった部分もあったし、引き離しきれなかったので、車のポテンシャルを生かせなかったなあと思います。
SUGOは去年F4のFCクラスでも勝っていますから、このまま流れに乗って勝ちたいと思います。
2位 #36山下健太(トムス)
f3-rd15-r-pc-yamashita 2番手スタートだったので、スタートを決めて勝ちたかったんですが、スタートがイマイチ良くなくてポジションキープするしかなかったです。序盤は福住選手についていけたんですが、少しずつ離されて終わりました。
残り2レース勝ってチャンピオンを決めたいですね。
そのためにはスタートを速くしないと。
3位 #23高星明誠(B-MAX)
f3-rd15-r-pc-takaboshi 今週末は練習から決勝まで調子が良く、クルマのバランスも悪くなかったんですけど、予選で沈んでしまって、それが最後まで響いた格好です。あらためて予選の大事さを痛感しました。
昨日のレースはワンチャンスをものにできなかったんですが、今日はワンチャンスすらなく、淡々とついていくことになりました。クルマのポテンシャルは悪くないことがわかったんで、どうやったら勝てるかを考えてSUGOに臨みます。
SUGOは去年もCクラスで走ってるし、チームの得意とするコースなので、連勝のチャンスはあるので、相手次第にはなりますが、自分たちのできることをやりたいと思います。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムス)
f3-rd15-r-pc-ogawa 今日はスタートで抜かれなかったので、1周目から前のクラスに続いてレースできたんですが、3周目以降離されてしまって、最後はストレートでやっと見えるぐらいの差になってしまいました。SUGOはチャンスがあるとずっと思ってきたのでSUGOでは1台でも上のクラスを抜けるように頑張ります。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXEDY)
f3-rd15-r-pc-ai 今日はスタートで抜けませんでした。悪いスタートじゃなかったんですけど、小河くんのスタートが良かったんだと思います。その後もずっと追いかけて、昨日自分のダメだったところを改善しようと心がけながら走っていましたけど、最終的にはかなりギャップが離れてしまって。後半雨がかなり降ってきて、そこでまた自分のビビリリミッターが効いてしまって攻めきれませんでした。
順位も悔しいんですけど、自分の走りができなかったのも悔しかったです。
SUGOも正直得意ではありません。去年のF3で初めて走りました。でもシーズンの終わりまでに小河くんの連勝を止めたいので、テストができればきっちりやって最後のレースに臨みます。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd15-r-pc-kumita 10周くらいまでは前になんとかついていけたんですけど、その先は体力的な問題もあって。雨も降ってきたので、前も後ろも離れてたので、順位キープの走りをして「こんなもんかな」という結果に終わりました。
14回の3位を全部返してもいいので、1個でもいいから勝ちたいです。SUGOは得意なので頑張ります。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第15戦もてぎ決勝 ルーキー#7福住2連勝!!ポイントランキングは#37キャシディと#36山下が同点で並ぶ

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ルーキー福住2連勝!!
全日本F3選手権第15戦の決勝が8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)がスタートからトップに立ち、昨日の初優勝に続いて通算2勝目を挙げた。
Nクラスも昨日同様に#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が独走で今季12勝目を挙げた。

第15戦決勝は午前11時から20周で行われた。
昨日の第14戦でF3初優勝を果たした福住は今回もポールポジション。スタートをきれいに決めてトップで1コーナーへ飛び込む。
2位は#36山下健太(トムス)、3位#23高星明誠(B-MAX)、4位は#2石川京侍(戸田)とここまでは予選順位どおり。
しかしその後方ではスタートで出遅れた#50関口雄飛(B-MAX)をチームメイトの#22ルーカス・オルドネスがパス。関口は1周目のヘアピンでアウトからオルドネスを抜き去るが、つづく90度コーナーで2台が接触、関口はフロントサスを壊してそのままリタイヤ、オルドネスも10周目にピットに戻ってレースを終えてしまった。

一方、トップ集団は序盤福住を2位の山下が1~1.5秒の差で追っていたが、中盤に差し掛かったあたりで高星が山下に急接近、テール・トゥ・ノーズのバトルを展開し始める。
その後ろからは石川もじわじわと接近してきた。

この間にギャップを広げたい福住だったが、今回は前日のような独走状態に持ち込むことができず、また終盤インフィールド区間で雨が降り始めたこともあって、なかなかペースを上げられないまま20周を終了。それでも2位山下に1.1秒差をつけて今週末を2連勝で締めくくった。

山下も最後まで高星に付け入る隙を与えずにそのまま2位でフィニッシュ、ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(トムス)が5位に終わったため、シリーズポイントはともに105で並ぶことになった。
このレースを3位で終えた高星のポイント合計は90、2連勝の福住は65となり、チャンピオン争いは同点の二人のほか、かろうじて高星に可能性が残される結果となった。

Nクラスはスタートからトップに立った小河が2位の#3三浦愛(EXEDY)を序盤から一気に突き放し、33.457秒もの大差をつけて今季12勝目を挙げた。
2位#3三浦愛、3位には#30DRAGONと、表彰台は今年すっかりおなじみになった顔ぶれ。
DRAGON選手にとっては今季14回目の3位だ。

全日本F3選手権の2015シーズンは残り1大会を残すのみとなった。
決戦の舞台はスポーツランドSUGO。10月17~18日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行2回目 #7平川のクラッシュによりセッションは赤旗のまま終了。トップタイムは#2ロッテラー

ツインリンクもてぎで行われている全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦のフリー走行2回目は、1’34.659を記録した#2アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)がトップタイム。2番手には#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけたが、平川はセッション終盤にクラッシュしてしまい、これを回収するために赤旗が提示され、セッションはそのまま終了となった。

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決勝日を迎えたツインリンクもてぎは晴天。
しかし所々に厚い雲が出ており、時々雨が降るとの予報も出されている微妙な状況だ。
また今回は全日本ロードレースとの併催ということもあり、決勝前のフリー走行は午前9時50分といつもより遅めの時間から30分間の予定で始まった。

昨日の予選では7位に終わったロッテラーが開始早々に1’34.659を記録してトップへ。
開始10分で平川が1’35.633を出して2位に浮上してきた。
平川はその後1’35.509までタイムを縮めるが、開始から21分が経過したところで4コーナーで姿勢を乱し、イン側の壁に前から突っ込んでしまった。
これにより7号車はノーズ周りとフロントサスペンションにダメージを負い、走行が不可能になったことから車両回収のための赤旗が提示され、セッションは中断したまま終了となってしまった。
平川自身は自力でクルマを降りており、大きな怪我は負っていないようだ。
3位には#20アンドレア・カルダレッリ(インパル)がつけ、ホンダ勢最上位は#16山本尚貴(無限)の7位だった。

一方ポールシッターの#38石浦宏明(セルモ)は10位、予選2位の#40野尻智紀(ダンデライアン)は15位と、こちらは決勝に向けてのロングランに専念した模様。

第4戦決勝は午後3時より52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第15戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 15 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
171福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2035'46'771
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31201.166
3233高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ31202.789
424石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F301203.353
5375ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312011.631
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D2012.647
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312013.045
8288山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ312038.899
938N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2049.457
103N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE201'22.914
1130N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE191Lap
125N4アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE191Lap
1377N5三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE191Lap
---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ----
-18N-ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE137Laps
-22-ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31911Laps
-50-関口 雄飛B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ31020Laps
  • CarNo.7 福住仁嶺(HFDP RACING) 1'46.587 (3/20) 162.17km/h
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行2回目結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/23) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
12アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'34.659--182.602
27平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'35.509 0.850 0.850180.977
320アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'35.532 0.873 0.023180.934
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'35.545 0.886 0.013180.909
518中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'35.613 0.954 0.068180.780
68小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'35.747 1.088 0.134180.527
716山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'35.841 1.182 0.094180.350
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'35.863 1.204 0.022180.309
934小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'36.044 1.385 0.181179.969
1038石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'36.061 1.402 0.017179.937
111中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'36.107 1.448 0.046179.851
1264中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'36.169 1.510 0.062179.735
133ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'36.375 1.716 0.206179.351
144ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'36.684 2.025 0.309178.778
1540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'36.845 2.186 0.161178.481
1641ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'36.896 2.237 0.051178.387
1710塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'37.154 2.495 0.258177.913
1865ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'37.209 2.550 0.055177.812
1911伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'37.260 2.601 0.051177.719
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Super Car Race Series

SCR:ナオリュウ/佐々木孝太組が4連勝で2年連続のカテゴリーⅠチャンピオンを獲得!

2015スーパーカーレースシリーズ第7戦
2015年8月22日(土)レポート

会場:富士スピードウェイ(1周4.563km)

開幕戦以来の富士スピードウェイ、背景を雪残る春の富士から真夏の富士に変えてシリーズ第7戦開催

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 2015スーパーカーレースシリーズは富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGOと転戦し、再び開幕の地富士スピードウェイに舞台を移し、12台が参戦しての第7戦が行われた。好天に恵まれ、夏の霊峰富士もくっきりとその姿を現す中、まずはジェントルマンのAドライバー、続いてプラチナ中心のBドライバー予選が行われ、2名のタイム合算でスターティンググリッドが決定した。

初参戦のメルセデスSLS AMG GT3奥村浩一がいきなりの予選PPゲット! カテゴリーⅡはポルシェ911 GT3 CupのTAD JUN JUN/吉田広樹組がトップ、デビューレースの夏野愛子は総合9位からスタート!

 5台が参加したカテゴリーⅠでポール・ポジションを奪ったのは今季初参戦のジェントルマン、メルセデスSLS AMG GT3をドライブする奥村浩一(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)。奥村は今回ひとりで戦うため予選を2回走行。ともに1分44秒台前半でまとめて、強豪勢を退ける結果となった。これに続いたのがマシンをランボルギーニからアウディR8 LMS ultlaに換えた林学/林裕介組(108Racing with DR R8)。予選3位は現在4連勝中のOLIVE SPA 458GT3のNAORYU/佐々木孝太組(フェラーリ458Italia GT3)。AドライバーNAORYUのアタック中にトラブルが発生したが「トラブルは解消したので決勝は問題なし」と言うNAORYU。

 昨年カテゴリーⅣに参戦した赤根宏幸(ARC VANTAGE GT3)。今シーズン初参戦となった今回は新たに安岡秀徒とコンビを組み、マシンもカテゴリーⅠのアストンマーティンVentage GT3に換えて4位(総合5位)に食い込み、決勝の接戦を予感させる結果となった。

 5台が参加したカテゴリーⅡは現在3連勝中、ポルシェ911 GT3 Cupをドライブする TAD JUN JUN/吉田広樹組(相建RIGHT★WAY)が総合4位でクラスポール獲得。今回がSCRデビュー、竹内浩典とコンビを組むSCRオフィシャルクィーンの夏野愛子はカテゴリーⅡ4位、総合9位からスタートすることになった。また今回はカテゴリーⅢにBMW Z4 Coupe石原将光、カテゴリーⅣにBMW M235iの山口明/青木良介組が参戦。それぞれ総合11位、12位からスタートすることになった。

決勝はNAORYUが好スタート!トップで佐々木孝太につなぎ、カテゴリーⅠ4連勝で2年連続のチャンピオン獲得!! スピンを喫したものの奥村浩一が巻き返して2位、安岡秀徒の猛追でアストンマーティン赤根宏幸組が3位フィニッシュ

 歌手の小柳ゆきさんがドライブするフェラーリの先導車に続いて参加車がコースを1周してスターティンググリッドに整列。その後に車を降りた小柳さんが国歌斉唱。続いてペースカー先導の元にローリングラップに入り、いよいよ第7戦がスタート。

 直後の第1コーナーでOLIVE SPA 458GT3のNAORYUがアウディR8 LMS ultla林学のインをついて2位浮上。逃げるメルセデスSLS AMG GT3奥村浩一を追い詰めて6周目についにトップ浮上も、奥村はぴたりと後方に付けで抜くチャンスをうかがう。9周に渡って続いたトップ2のバトルは15周目のプリウスコーナーで奥村がスピンを喫して決着。NAORYUから佐々木孝太へバトンをつなぐと、佐々木はファステストラップを記録する速さで後続を寄せ付けず、60分で34周を走り切って破竹の4連勝。これでNAORYU組は今シーズン通算5勝目を記録。ランク2位に大差をつけ、2年連続、しかもカテゴリーⅡ、カテゴリーⅠでチャンピオン獲得となった。

 スピンで一時は3位に後退した奥村だったが、後半追い上げて2位フィニッシュ。予選5位からスタートしたアストンマーティン VANTAGE GT3の 赤根宏幸が14周目に安岡秀徒にバトンを渡すと安岡が猛追。最後は奥村を追い詰める速さを見せて3位表彰台をゲットした。アウディR8 LMS ultla林学/林裕介組が4位。一人で60分を走り切った大ベテラン清水正智(ポルシェ911 GT3R)がクラス5位、総合6位フィニッシュとなった。

カテゴリーⅡはトップTAD組が無念の接触。上野嘉三/山脇大輔組が優勝。夏野愛子はデビューレースを3位表彰台で飾る。

 カテゴリーⅡはクラストップスタートのポルシェ911 GT3 Cup、TAD JUN JUNが1周目で他車と接触してリタイア。代わってトップに立ったランボルギーニ・ガヤルドLP570-4の上野嘉三がトップに浮上。山脇大輔とつないでそのままフィニッシュ。上野は今季3勝目を飾った。2位争いは任頼速人からバトンを受けたイタリアのマウリシオ・セレソーリと夏野愛子からバトンを受けた竹内浩典(ともにフェラーリ458Challenge EVO)が終盤激しいバトルを展開しスタンドを沸かせたがセレソーリが逃げ切って2位。だが夏野愛子はデビューレースでうれしい3位表彰台となった。カテゴリーⅢのBMW Z4 Coupe石原将光、カテゴリーⅣの BMW M235i、山口明 /青木良介組ともに完走。それぞれ総合9位、10位でフィニッシュした。

ドライバーコメント

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カテゴリーⅠ 優勝 NAORYU
 「予選が良くなかったので、なんとかトップでバトンを渡そうと頑張りました。マシンは調子良く問題なく走ることができました。奥村さんが来るのは分かっていたのでラインを換えたりしながらけん制しました。勝てて良かったです」
カテゴリーⅠ 優勝 佐々木孝太
 「NAORYUさんが見せ場をつけってくれたので、僕は楽な展開でした。予選で3位だったことを考えると上出来です」
カテゴリーⅠ 2位 奥村浩一
 「前半スピンしてしまってもったいないことをしました。一人で走ったのでもうヘロヘロです。今度は2人で走ります(笑)」
カテゴリーⅠ 3位 赤根宏幸
 「初めてのGT3マシンで走れて、しかも最高のパートナーに恵まれてすばらしいレースができました。すごく気持ちよかったです」
カテゴリーⅠ 3位 安岡秀徒
 「もう少しで2位だったので残念ですが、全力を尽くしました。なんとかやりました(笑)」
カテゴリーⅡ 優勝 上野嘉三
 「スタートがうまく行きました。それが今日の全てですね(笑)。あとはミスなく走るだけで良かったです」
カテゴリーⅡ 優勝 山脇大輔
 「山脇はけっこう頑張りましたよ(笑)。今回はBドライバーがみんな速い中で後半上野君と変わらないペースで走れましたからね」
カテゴリーⅡ 2位 マウリシオ・セレソーリ
 「少しミスをするとすぐ後ろに迫られて、さすがに竹内さんは速いですね。僕はフェラーリをよく知っているけど、竹内さんはこのコースをよく知っている。その戦いですごく楽しかった」
カテゴリーⅡ 3位夏野愛子
 「まさか表彰台に立てるとは思いませんでした。スタートは慎重に行って抜かれましたが、竹内さんから無線で2台抜けと言われたので頑張りました(笑)。あとは竹内さんが頑張ってくれて、ありがとうございました」

豪華イベント開催!小柳ゆき、石井竜也、ERIHIROのスペシャルライブ。松平健、野沢雅子、山寺宏一のトークショー、そして大輪の花火に観客は大興奮。

 富士スピードウェイのグランドシタンド裏にステージが設けられ、声優の野沢雅子さん、山寺宏一さん、さらにクルマ好きで知られる俳優の松平健さんも登場。多くのファンが詰めかける中トークショーが行われた。また妖怪ウォッチのジバニャンも登場。ステージ横で行われていた、楽しみながら交通安全ルールを学ぶ「Kids Traffic Safety School Projects」に参加していた子供たちも駆けつけて、歓声を上げていた。

 レース終了後にはメインストレート上にステージが設けられ、米米クラブの石井竜也さん、小柳ゆきさん、ERIHIROさんによるスペシャルライブが行われグランドスタンドを埋めたファンのボルテージは最高潮に。そしてライブ終了後は激闘のSCR第7戦を戦ったドライバー、スタッフを始めすべての参加者を称える大輪の花が富士の夜空に打ち上げられ、スーパーカーレースシリーズ第7戦が幕を閉じた。

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Text: Hideyasu USUI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝 各クラス上位3人のコメント

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優勝 #7福住仁嶺(HFDP)
f3-rd14-r-pc-fukuzumi とりあえず初優勝できて、とても嬉しく思います。今週末は金曜日の走行からずっと調子がよく、その流れのまま予選に入って、ダブルでポールをとりました。あまり深く考えないでとりあえずがむしゃらに走ろうと思って、限界で走りました。
スタートも集中して、最後まで全開で走って、ファステストラップも取れて、それもよかったなと思いました。
監督からは特に指示もなく、弘さんも気を使ってくださったのだと思いますが、スタートを普通にいけば勝てるんだなと思いました。
スタートしてトップで抜けて、3周もすると後ろが少しずつ離れて行ったので、「あ、これは勝てるな」と思いました。
明日もこういう風にスタートを決めてビシッと行きたいです。勝ちます。
2位 #37ニック・キャシディ(トムス)
f3-rd14-r-pc-cassidy スタート前と同じ順位で終われたのでまあいいレースでした。勝ちたくてハードにプッシュしましたが、追いつくことはできませんでした。明日もハードにプッシュしますよ。今日初めて勝った選手には心からおめでとうを言いたいです。
(山下選手と)5ポイント差に広がったのはよかったと思いますが、まだ5ポイントしか開いていないとも言えます。明日は後ろの方からのスタートになりますが、差を縮められないよう、できるだけ多くのポイントを取りに行きます
3位 #36山下健太(トムス)
f3-rd14-r-pc-yamaken 金曜日からあんまり調子が良くなくて、そんななかで今日の予選をなんとか3位、2位になれたのはまずまずの結果でした。オープニングラップでニック選手の後ろにつくことができたので、抜けたら抜きたいと思ったんですが、そんなに簡単じゃなくてポジションキープのままオープニングラップを終えました。
その後は自分のペースが悪くて、後ろの選手に追いつかれてしまい、周回遅れにも邪魔されてあまりいいことがありませんでした。
明日は2番なんで、スタートを決めて、そこで前に出られれば抜かれることはないと思うので、スタートを頑張ります。
Nクラス優勝 #38小河諒(トムス)
f3-rd14-r-pc-ogawa スタートしたポジションで帰ってこれたので、それはよかったと思います。
前回でシリーズを決めましたが、今回も高いモチベーションを持ってレースに臨みました。
スタートは僕の失敗でした。明日はしっかりやります。
今日は中盤まではチャンピオンクラスについていけましたが、最後ちょっと話されてしまいました。
明日は最後まで食らい付いて、抜けるように頑張ります。
Nクラス2位 #3三浦愛(EXEDY)
f3-rd14-r-pc-miura 今日はスタートが決まってせっかくトップに立てたのに、2周目の4コーナーで飛び出してしまって、その隙に抜かれてしまいました。その後もプッシュはしてたんですけど、なかなか追いつけなくて、どんどん離されてしまい、結局いつものパターンに終わってしまいました。
ミスさえなければもう少し押さえられたと思うし、押さえるつもりでレースをしていたので。
マシン自体も私の中では悪くないんですけど、それ以上に小河君はどんどんタイムが出ているので、多分私のマシンは悪くないんじゃなくて、小河君に比べれば車も自分自身もまだまだやることが残っているんだなと感じました。
明日はとにかくスタートを決めて、トップでチェッカーを受けられるように頑張ります。
Nクラス3位 #30DRAGON(B-MAX)
f3-rd14-r-pc-dragon 4コーナーで飛び出したこと以外は全部愛ちゃんと同じで何も言うことはないんですけど。
まあ調子が悪いというかパフォーマンスが良くなくて、出口が見えない感じです。
スタートだけは良かったので、もう少し前に行けそうでした。序盤は前が見えるところにいたんですけど、後ろから来た速いクラスの車に譲ったところで離されてしまって、そのままずるずるといってしまいました。後半は自分のペースも悪かったです。
明日はスタートだけでも決めて、1コーナーだけでも前で入れるように集中していきます
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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Japanese F3

JF3:第14戦決勝 ルーキー#7福住が会心のポール・トゥ・フィニッシュ!Nクラスは#38小河が今季11勝目

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全日本F3選手権第14戦の決勝が8月22日、ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が後続をまったく寄せ付けない安定した走りでF3参戦初年度にして見事初優勝を達成した。
Nクラスはすでにタイトルを決めている#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が今季11勝目を挙げた。

第14戦決勝は午後3時35分より14周で行われた。
ポールシッターの福住は危なげなくスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込むと、そのまま一気に後続を突き放しにかかり、2位の#37ニック・キャシディ(トムス)に2周終了時点で1.9秒の差をつける。
その後も福住はハイペースで周回を重ね、最後はキャシディに7.96秒もの大差をつけてたうえにファステストラップも記録してチェッカーを受け、F3デビュー14戦目で待望の初勝利を完全優勝という形でものにした。

2位キャシディの後方ではシリーズランキング2位の#36山下健太(トムス)と同3位の#23高星明誠(B-MAX)が熾烈はドッグファイトを繰り広げたが、高星はいま一つ決め手を欠き、そのまま4位でレースを終えた。
また今回2年ぶり参戦した#50関口雄飛はこのレースを5位で終えている。

Nクラスはスタートで出遅れた小河をかわして#3三浦愛(EXEDY)が一時トップに立つが、2周目の4コーナーで惜しくもアウトに膨らんでしまい、その隙に小河がトップを奪還、そのまま三浦に大差をつけて今季11勝目を飾った。
また3位には今回も#30DRAGON(B-MAX)が入った。

第15戦決勝は明日午前11時より20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ公式予選 上位3人のコメント

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ポールポジション #38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)
sf-rd4-q-pc-ishiura 今のレギュレーションだと朝のフリー走行はいろんな走行距離のタイヤで各ドライバーが走っているため、そこでのタイムでは自分のポジションがわからないんですが、走り出しからのタイムの推移とかセクタータイムなどを見ていると、インパルやトムスに対して負けてるのは間違いない感じだったので、予選までにエンジニアさんと話をしてセットアップを変えて予選を走りました。
Q1は中古タイヤでもタイムが出たので、そんなに悪くない感じだったんですが、ニュータイヤを履いてみたら6番手だったので、これはまずいぞという感じでした。ただ、クルマのフィーリングはQ2、Q3と進めば良くなってくるのかなと感じたので、そのまま触らないでQ2、Q3を走りました。Q2で手応えを感じて、Q3は岡山と同じフィーリングになりました。でももてぎは4つのセクターをまとめあげるのが難しいコースで、実際Q2は失敗してしまったんですけど、Q3はうまく走ることができました。
予選2位 #40野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION)
sf-rd4-q-pc-nojiri 朝の走行直後の時点では、ここに来るには程遠いかな、という印象でした。しっかり走ったんですけど、なかなか光が見えてこない状況で、特にJP選手が速かったので「どうやったらあそこまでいけるんだろう」と考えて、僕たちが持ってるデータを総動員してセットアップを見直して予選を待ちました。路面コンディションのよくないときは厳しいが、ラバーが載ってくれば良くなると期待して走ったら、その通り良くなってきました。
でも2番でした。今回は行ったかなあと思ったんですけど。最近石浦さんに負けることが多いので悔しいです。
予選3位 #8小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
sf-rd4-q-pc-kamui 朝の時点で行くと、僕はQ1も通らないと思っていて、その時点ではクルマが悪いのか、それとも自分が悪いのかすらわからない状態だったんで、とりあえずセッティングをガラッと変えてみたら、それがはまった感じでした。
僕も野尻君と同じで、なんで石浦君に負けたのかなあと。それが全てです(笑)
ラバーに関しては僕は何も感じなかったんで、きっとみんなとは違うところを通っているんだろうなと思います
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎ公式予選 ポイントリーダーの#38石浦が今季2度目のポール獲得!

石浦今季2度目のポール!!
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦の公式予選が8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポイントリーダーの#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)が第2戦岡山に続いてポールポジションを獲得した。
2位には#40野尻智紀(TEAM DOCOMO DANDELION)、3位には#8小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけた。

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公式予選は午後1時15分よりノックアウト方式で行われた。
天候は晴れ。温度湿度の高い中、走行を重ねるにつれて路面にはラバーが載り、これが結果を大きく左右する予選となった。

予選Q1
20分間で行われた予選Q1は、各ドライバーとも朝のフリー走行で装着したタイヤで走り出し、残り7分あたりでニュータイヤを投入するという展開に。
ここでトップタイムを記録したのは小林。以下#2アンドレ・ロッテラー(トムス)、#1中嶋一貴(トムス)と続いた。
小林は朝のフリー走行を16位という不本意な結果で終え、大幅にセッティングを変更したという。それが功を奏した結果だ。
一方ここで脱落したのが#3ジェームス・ロシター(コンドー)だ。ロシターはシフトトラブルによりアタックの機会を失ってそのままチェッカーを受けた。

予選Q2
7分間で行われるQ2は序盤から激しいアタック合戦が始まった。
気温、路面温度ともに高めなこともあり、最初のアタックから1分33秒台前半の好タイムが続出。
ここでは終了間際に1’33.063を記録した石浦がトップ。以下オリベイラ(インパル)、ロッテラー、中嶋一貴、野尻、小林、#16山本尚貴(チーム無限)、#20アンドレア・カルダレッリ(インパル)と続いた。トップの石浦と8胃のカルダレッリのタイム差はわずか0.254秒。
0.357秒差だった#64中嶋大祐以下6名がここで脱落した。

予選Q3
ポールポジションを争うQ3も序盤から激しいアタック合戦が展開された。
高い路面温度と、路面に載ったラバーの影響もあり、ほとんどのドライバーが1周のウォームアップのみでアタックに入っていく。
ここでは「ラバーグリップ待ち」のセッティングを施した野尻が1’32.677を叩き出して一躍トップへ。しかし同様に路面のラバーを期待して予選中にほとんどセッティングをいじらなかった石浦が1’32.105と野尻を上回ってトップへ。小林も1’32.935と32秒台を記録。この3人が予選トップ3となった。
石浦のポール獲得は第2戦岡山に続いて今季2回目。そのまま第2戦と同様に勝利を飾ることができるだろうか。

第4戦決勝は明日午後3時より52周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

F3:第14戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
171福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1425'04.240
2372ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31147.962
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311411.501
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311412.050
5505関口 雄飛B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311412.901
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011414.840
7197ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311416.372
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1418.191
9229ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311418.840
102810山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311432.890
1138N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1441.469
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1455.591
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE141'15.873
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE141'24.871
---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ----
-18N-ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE113Laps
-5N-アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE014Laps
  • Fastest Lap: CarNo.7 福住仁嶺(HFDP RACING F312) 1'46.877 (11/14)
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎJRPサタデーミーティング ポイントリーダー#38石浦、好調の秘訣はハイボール!

日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングが8月22日、スーパーフォーミュラ第4戦の行われているツインリンクもてぎで行われた。
今回の出席者は白井裕JRP社長と、現在ポイントリーダーの#38石浦宏明選手、そして立川祐路チーム監督。
スーパーGTではチームメイトとしてペアを組む二人を迎えて、今季好調の秘訣を聞いた。

sf-rd4-sm-shirai sf-rd4-sm-ishiura1 sf-rd4-sm-tachikawa

(白井)立川監督には僕が前の会社(ホンダ)にいた頃にGTで戦っていて、一度雑誌の企画でNSXに乗ってもらったんだけど、あれなん年前だったかなあ、どんな感じでした?

(立川)あのまま走ってみたかったですね。座っただけだったんですけど、それでも各メーカーの雰囲気の違いは感じました。

(白井)石浦さんはスウィフトの最後の2年はいなかったんだけど、昨年復活してきていきなり良かったですよね。
現在ポイントリーダーってことで、SF14を走らせるにあたって何か秘訣のようなものはあるのかな?

(石浦)F3からステップアップしてくる中で、スウィフトの時は重たさというか慣性が気になっていました。その頃はGTの動きもかなり軽快になっていたので、スウィフトはGTとF3の中間ぐらいな動きで、どうしても後ろの重さを気にしながらいつも運転していました。
SF14になってから何も気にせず、自分の思った通りに攻められるようになりましたし、セットアップもイメージが湧きやすくなりました。
エンジニアとも会話が進みやすくなりました。スウィフトだとどうしても妥協しなければみたいな面があったんですけど。

(立川)いまセッティングも各車近いところになってきているみたいで、エンジニアさんからすると、遠目に見ても何をしているのかがわかってしまうらしいです。それだけSF14も突き詰められてきているのかなあと思います。

(白井)いまでもGTではチームメイトですけど、SFではドライバーと監督。やりにくさみたいなものはあります?

(石浦)特別やりにくいことはありません。両方同じチームでやってて、立場は違いますけど、特別何か変わる感じはありません。SFでもドライバーとしていてもらってるみたいな感じです。

(立川)GTになるとタメ口になるくらいかな?

(石浦)嘘を広めるのやめてもらえます?(笑)
急にタメ口になったらおかしいじゃないですか。

(立川)石浦は去年からセルモに来たんですけど、最初からチーム全員がレースを楽しみながら取り組んでる感じです。
普通はスーパーフォーミュラに来たらGTの話はしないものなんですけど、何も関係なく思いっきりGTの話をしてます。

(石浦)セットアップなんかも、全く違う車なのに、あっちでああやったからこっちでこうやってみよう、みたいな話もするし、いつも同じメンバーでいるので会話の内容も濃くなっていく感じがあります。

-ここから質疑応答-
-どのレースでも石浦選手が安定して結果を残せていますが、立川監督は何が一番変わったと思われますか?-

(立川)チームとしては何年か前から毎年ちょっとずつ良くなっているので、去年優勝がちらつくところまで来て、で今年こういう状況になっています。石浦と村田エンジニアのコミニュケーションもどんどんとれるようになってきて、石浦の開発能力を買ってチームに来てもらったんですけど、それがうまくいってクルマも良い状態に仕上がってきました。
だからどっかでたまたま速いとかじゃないんですよね。

-優勝して何が変わりましたか?-

(石浦)肩の荷がだいぶ軽くなったというか、勝ってない勝ってないってのがずっとあったので、そういう意味ではリラックスできるようになりました。
信頼関係とかも1年目2年目とだんだん良くなってきてるし、ミスを恐れなくなったというか、積極的にやれている実感がありますね。変にプレッシャーにならないというか、いつも通り楽しくレースウィークを過ごせているのが結果的に良いのかなと思います。

-リーダーズレッドをつけて走っている姿を自分の目で見た感想は?-

(石浦)前回のレースが終わってすぐに録画しておいたのを見ましたが、何がびっくりしたかって、富士の最終コーナーを立ち上がってきたときに自分のクルマだけすぐ分かりますね。サインガードのメカさんとかはやりやすいだろうなと思いますね。

-SF14になって、かなり軽いクルマになりました。その分ドライバーさんは体重管理には気を使っていると聞きますが、石浦選手はどうされていますか?-

(石浦)去年一番重いときは装備重量で80kgあったのが今は72kgくらいになっています。7キロ以上減らしました。

(立川)酒の種類を変えました(笑)

(石浦)それはバラさないほうが良いんじゃないですか。せっかく頑張ったって風に持ってっているのに(笑)

-ちなみに何から何に?-

(石浦)いいんです、そういうのは

(立川)ビールからハイボールにです。

(石浦)もちろんお医者さんのアドバイスを受けて糖質管理をきっちりやってますし、それでシーズンオフに5kg絞って、そこから1kgずつぐらい痩せてキープしています。
GTに関して軽ければ軽いほどいいんですが、スーパーフォーミュラでは前の体重でも規定の中に収まっていたんですよ。それでも体のキレというか動く感じも良くなったし、SF14は軽さっていうよりも慣性の部分がすごく軽くなって、エンジンも軽く低くなったし、その辺が1-2コーナーの挙動にもいい影響を及ぼしていますね。
それでバトル中の自由度も高くなりました。

(立川)ビールをハイボールに変えたんです(笑)

-今回持ち込んだ新エンジンの感想は?-

(石浦)エンジン単体というよりスロットル特性とか、ドライバビリティの改善がされているので、本当にターボ車に乗ってる感覚がだんだんなくなってきました。NAのころも高回転型の出力特性だったので、どっちかというとトルクバンド、パワーバンドはNAのころから上寄りな印象がありました。
それと比べても、だんだんフラットな感じに近づいているし、ドライバーの好みに合わせて特性を選びやすくなっています。それぞれのドライバーが欲しいところを支えてる感じで、自分の感覚に合うものが選べるようになったのが大きいと思います。

(白井)本当はもう少し軽くしたいんです。
もともとの性能からすると、あと10kg位軽くしたかったんですよね。
その分は石浦くんにもっと軽くなってもらおうかなと。

-酒絶ちですね-

(石浦)そういう問題じゃないと思うんですけど(笑)

-理想的なチーム監督像は?-

(石浦)僕は立川さんが理想だと思っています。
ドライバーの立場からアドバイスしてもらっています。今乗ってるドライバーじゃないと細かい部分は伝わらないけど、立川さんは今のクルマも乗ったことがあるのでやりやすいです。実は去年の中盤戦以降は立川さんのセッティングで乗っていたんですよ。他のチームではありえないですよね。

(立川)監督の仕事はドライバーやチームスタッフが気持ち良く仕事ができる環境を作ることかなと思うので、その辺を外から見ていて、直接割って入ってどうこうはしないし、うまくいくようにアドバイスできるようにとは考えています。
GTも含めると僕はこのチーム長いんで、いろいろ言いやすい面もありますね。
まあでも仕事しないと、石浦に文句言われるんで(笑)

(石浦)強いていえばあとは貫禄ぐらい(笑)

(立川)トークショーなんかで監督が集合した時に明らかに居づらいんで(笑)

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選総合結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
1'33.5371'33.0631'32.657
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'33.5231'33.2421'32.677
38小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
1'33.2471'33.2441'32.935
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
1'33.6761'33.1221'33.022
51中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
1'33.4761'33.2021'33.105
620アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
1'34.0051'33.3181'33.124
72アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
1'33.2721'33.1631'33.141
816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
1'33.8581'33.2601'33.700
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'33.4901'33.420
107平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
1'33.5811'33.453
1141ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'33.6731'33.546
1239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
1'33.8571'33.567
1334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
1'34.1321'33.727
1411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
1'33.8341'33.811
1510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'34.247
1665ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
1'34.380
174ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
1'34.762
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
1'34.834
193ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
1'35.083
---- 以上基準タイム(107% - 1'39.774)予選通過 ----
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q3結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'32.657--186.548
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'32.677 0.020 0.020186.508
38小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'32.935 0.278 0.258185.990
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.022 0.365 0.087185.816
51中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'33.105 0.448 0.083185.650
620アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.124 0.467 0.019185.612
72アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'33.141 0.484 0.017185.578
816山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'33.700 1.043 0.559184.471
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q2結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'33.063--185.734
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.122 0.059 0.059185.616
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'33.163 0.100 0.041185.535
41中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'33.202 0.139 0.039185.457
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'33.242 0.179 0.040185.377
68小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'33.244 0.181 0.002185.373
716山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'33.260 0.197 0.016185.342
820アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.318 0.255 0.058185.226
---- 以上Q3進出 ----
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'33.420 0.357 0.102185.024
107平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'33.453 0.390 0.033184.959
1141ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'33.546 0.483 0.093184.775
1239国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'33.567 0.504 0.021184.734
1334小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'33.727 0.664 0.160184.418
1411伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'33.811 0.748 0.084184.253
Tags:

SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎノックアウト予選Q1結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
18小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'33.247--185.368
22アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'33.272 0.025 0.025185.318
31中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'33.476 0.229 0.204184.913
464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'33.490 0.243 0.014184.886
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'33.523 0.276 0.033184.820
638石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'33.537 0.290 0.014184.793
77平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'33.581 0.334 0.044184.706
841ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'33.673 0.426 0.092184.525
919ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.676 0.429 0.003184.519
1011伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'33.834 0.587 0.158184.208
1139国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'33.857 0.610 0.023184.163
1216山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'33.858 0.611 0.001184.161
1320アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'34.005 0.758 0.147183.873
1434小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'34.132 0.885 0.127183.625
---- 以上Q2進出 ----
1510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'34.247 1.000 0.115183.401
1665ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'34.380 1.133 0.133183.142
174ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'34.762 1.515 0.382182.404
1818中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'34.834 1.587 0.072182.265
193ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'35.083 1.836 0.249181.788
---- 以上基準タイム(107% - 1'39.774)予選通過 ----
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Japanese F3

JF3:第15戦もてぎ公式予選 今週好調な#7福住が連続ポールを達成!

全日本F3選手権第15戦もてぎの公式予選は今週末好調な#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が第14戦に続いて他を圧倒する速さをみせ、2戦連続、今季通算3度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスも終了間際にタイムアップを果たした#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が連続でポールを獲得した。

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第14戦の予選終了から10分間のインターバルを置いて第15戦の公式予選が開始された。
上空を覆い尽くしていた分厚い雲は次第に姿を消し、コース上には薄日が差し込む状態となっていた。

各車2周のウォームアップを終え、残り4分あたりから本格的なアタックを開始する。
最初にトップに立ったのは#23高星明誠(B-MAX)。しかしタイムは1’46.038とわずかに45秒台には届かない。2位に#22ルーカス・オルドネス、3位に#50関口雄飛と一時はB-MAXが1-2-3を形成するが、その直後に最終コーナーを立ち上がってきた福住のタイムは1’45.557。
第14戦のタイムには及ばないものの、一気にトップに躍り出た。福住はそのまま早々とアタックを切り上げてピットへ。
その後トムス勢もタイムを上げてきたが、#36山下健太1’45.814、#37キャシディは1’45.957といずれも第14戦のタイムを上回れず、それぞれ予選2位、5位に終わった。
これにより福住が2戦連続でポールから決勝をスタートすることになった。
予選3番手にはランキング3位の高星がつけている。

Nクラスは当初#3三浦愛がクラストップに立っていたものの、そのタイムは1’49.739と満足できるレバルにはなく、最後のアタックで1748.821を記録した小河がここでもトップで明日の決勝に臨むことになった。

第15戦決勝は明日午前11時から20周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ公式予選 #7福住が今季2度目のポールポジションを獲得

全日本F3選手権第14戦の公式予選が8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が第8戦富士に続いて今季2度目のポールポジションを獲得。
Nクラスは前戦富士大会ですでにシリーズチャンピオンを決めた#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がポールだった。

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公式予選は午前10時10分より10分間で行われた。
チャンピオン争いはほぼ#37ニック・キャシディ(トムス)、#36山下健太(トムス)、#23高星明誠(B-MAX)の3人に絞られた2015シーズンだが、前回の富士あたりからルーキーの福住の速さも目立つようになってきた。

その福住は最初のアタックで1’45.874を記録してトップに立つと、次の周には1’45.308までタイムを縮め、そのままチェッカーを待たずにピットへ。
これを終了ギリギリまで追ったキャシディと山下だったが、キャシディは1’45.530、山下も1’45.579にとどまり、福住は第8戦富士以来通算2度目のポールポジションを獲得して午後の予選に臨むことになった。
また、前回の富士からB-MAXが投入し、佐々木大樹がドライブした50号車を今回は関口雄飛がドライブ。一昨年の第15戦富士以来のF3参戦となる関口は、そのブランクを感じさせないアグレッシブな走りで1’46.010を記録し、予選5番手とまずまずの位置につけた。

Nクラスは既にチャンピオンを決めた小河が1’48.247、2位の#3三浦愛に0.9秒差をつけてポールポジションを獲得している。

第14戦決勝はこのあと午後3時35分より14周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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Japanese F3

JF3:第15戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 15 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
171福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'45.557--163.750
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.814 0.257 0.257163.352
3233高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.906 0.349 0.092163.210
424石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'45.912 0.355 0.006163.201
5375ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.957 0.400 0.045163.132
6506関口 雄飛B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.178 0.621 0.221162.792
7227ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.211 0.654 0.033162.742
8198ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.470 0.913 0.259162.346
989高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'46.499 0.942 0.029162.302
102810山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'47.540 1.983 1.041160.731
1138N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.821 3.264 1.281158.838
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.739 4.182 0.918157.510
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'50.381 4.824 0.642156.594
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'51.361 5.804 0.980155.216
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'51.625 6.068 0.264154.849
1618N6ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'52.884 7.327 1.259153.121
---- 以上基準タイム(110% - 1'56.334)予選通過 ----
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Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
171福住 仁嶺HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'45.308--164.137
2372ニック・キャシディPETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.530 0.222 0.222163.792
3363山下 健太PETRONAS TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.579 0.271 0.049163.716
4234高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F315
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.744 0.436 0.165163.460
5505関口 雄飛B-Max Racing F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.010 0.702 0.266163.050
626石川 京侍TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'46.038 0.730 0.028163.007
7227ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP F3
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.105 0.797 0.067162.904
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'46.293 0.985 0.188162.616
9199ストゥルアン・ムーアKCMG F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.421 1.113 0.128162.421
102810山口 大陸タイロク・ハナシマ28号
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'47.358 2.050 0.937161.003
1138N1小河 諒KeePer TOM'S F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.247 2.939 0.889159.681
123N2三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.216 3.908 0.969158.264
1330N3ドラゴンB-MAX RACING F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.843 4.535 0.627157.361
1477N4三浦 勝アルボルアルデアCMS 306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'51.402 6.094 1.559155.158
155N5アレックス・ヤンKRC Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'51.577 6.269 0.175154.915
1618N6ギョオム・クニントンFSC MOTORSPORT
Dallara F307
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'52.431 7.123 0.854153.738
---- 以上基準タイム(110% - 1'56.019)予選通過 ----
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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行1回目 トップタイムは#19オリベイラ

全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第4戦のフリー走行1回めが8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がトップタイム。
ポイントリーダーの#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)は2番手につけた。

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スーパーフォーミュラの2015シーズンもここからいよいよ後半戦。
ホンダ、トヨタ双方ともに新エンジンをもてぎに持ち込んできた。
なお、今回の燃料流量は第2戦岡山と同じ90kg/hとされ、95kg/hで行われた第1戦鈴鹿、第3戦富士に比べて若干のパワーダウンとなっている。

またただでさえブレーキに負荷のかかりやすいコースレイアウトであることに加え、例年猛暑の中で行われる8月のもてぎ戦だが、公式予選日は曇天の下で開幕、気温も28℃前後で推移するものと予想されており、熱対策という点においては多少楽になっていると思われる。

こうした条件が勢力分布にどのような影響を及ぼすのか。
注目の中、午前8時30分より60分間のフリー走行が行われた。

ここで好調ぶりを見せたのは#19オリベイラだ。
開始から12分で1’34.133を記録してトップに立つと、その3周後には1’33.976までタイムを縮めてこのセッションをトップで終えた。
この時点での2番手には#1中嶋一貴(トムス)が1’34.126でつけていたが、残り時間12分で#2アンドレ・ロッテラー(トムス)が1’34.105を記録、さらにチェッカー提示直後にはポイントリーダーの#38石浦が1’34.070を叩き出して2位に食い込んできた。
ホンダ勢のトップは#40野尻智紀(ダンデライアン)で4位だった。

なお、#18中山雄一(KCMG)はステアリングシャフトの破損によりノータイムに終わっている。

第4戦の公式予選は午後1時15分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SUPER FORMULA

SF:第4戦もてぎフリー走行1回目結果

MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'33.834--184.208
238石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'34.070 0.236 0.236183.746
32アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'34.105 0.271 0.035183.677
41中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'34.126 0.292 0.021183.636
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'34.183 0.349 0.057183.525
67平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'34.282 0.448 0.099183.333
741ナレイン・カーティケヤンDOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'34.341 0.507 0.059183.218
834小暮 卓史DRAGO CORSE SF14
DRAGO CORSE
HONDA HR-414E1'34.709 0.875 0.368182.506
939国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'34.715 0.881 0.006182.494
1020アンドレア・カルダレッリLENOVO TEAM IMPUL SF14
LENOVO TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'34.799 0.965 0.084182.333
113ジェームス・ロシターFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'34.810 0.976 0.011182.312
1210塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'34.840 1.006 0.030182.254
1311伊沢 拓也REAL SF14
REAL RACING
HONDA HR-414E1'34.878 1.044 0.038182.181
1464中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'34.920 1.086 0.042182.100
1516山本 尚貴TEAM 無限SF14
TEAM無限
HONDA HR-414E1'35.064 1.230 0.144181.825
168小林 可夢偉Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'35.427 1.593 0.363181.133
1765ベルトラン・バゲットNAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'35.676 1.842 0.249180.661
184ウィリアム・ブラーFUJI×D'station KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'35.744 1.910 0.068180.533
-18中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4Ano time---
Tags:

その他

2台のファミリア・ロータリークーペがスパを走る!!日本の愛好家がスパ・クラシックレース参戦へ。

世界各地で行われるマツダ車を用いたモータースポーツ活動を支援するMZ Racingは、今年9月にベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで開催されるヒストリックカーレースに、日本の愛好家がマツダR100(ファミリア・ロータリークーペ)を持ち込んで参戦することを発表した。

マツダ(当時は東洋工業)がロータリーエンジンの優秀性を広く世界に知らしめるため、1970年のスパ・フランコルシャン24時間レースに出場させたR100は、ヨーロッパの強豪相手に総合トップを走ったものの、優勝を目前にしてトラブルが発生し惜しくも勝利を逃した。

今回参戦を決意した愛知県在住の加藤仁さん(68歳)は青年の頃、R100を入手しモータースポーツに参加している中で、この1970年スパ24時間の結果を知り、「いつか自分もR100クーペでスパを走ってみたい」と夢見ることになったという。
加藤さんはそれ以降、当時のレースカーの仕様に近づける作業を自らの手でコツコツと進めながら、国内のヒストリックカーレースに何度か出場してマシンの信頼度をあげ、ご自身のドライビングスキルも磨いてきた。
現在ではRE10A型ロータリーエンジンも当時のレース用ユニットと同じ仕様でチューニングされている。

また、今回の参戦にあたっては、同仕様のR100をもう1台入手し、2台でのレース出場を予定している。
すでに7月13日にはシェイクダウンテストを終え、同20日には加藤さんの地元愛知県にある協力ガレージの「RE SUGIYAMA」から2台は送り出されており、途中マツダ本社のある広島に立ち寄ってベルギーのアントワープに輸送される。

9月のレースウィークは、17日にテスト走行があり、18日の公式予選を経て、20日に1時間の決勝レースが行われる。2台のうちの1台に加藤さん自身が乗り、他の1台は加藤さんの友人らがドライブすることになっている。


加藤仁(かとうひとし1947年生まれ68歳)さんのコメント
「私の念願でありました「スパ・ドリーム」を果たす機が熟しました。このスパ・クラシックレース遠征に先立ち、マツダ関係者の皆様から熱いご声援とご支援を頂くことになり、まずは御礼申し上げます。私は1984年から今日まで30年間、筑波、富士、岡山、中山サーキットにてR100ファミリア・ロータリークーペで日本のヒストリックカーレースを走ってまいりました。ファミリア・ロータリークーペには私の青春の想い出がいっぱい詰まっており、また私のモータースポーツの原点でもあります。ファミリア・ロータリークーペは日本のレース黎明期の重要な歴史的車両であり、往年のレーサーの方々の多くがこのファミリアでレースを始めたと聞いております。今回のスパ遠征は私だけの夢ではなく、まさに温故知新、マツダが1970年にスパ24時間で世界を驚かせたこと、そしてその技術が感動の1991年のルマン優勝に繋がっていくことを、日本の皆様やヨーロッパの人々に伝えたいと思っております。今後とも皆様のご声援をよろしくお願いいたします」

K4-GP

K4GP:富士1000km決勝 TEAM-T弐号機が昨年の雪辱を果たし初優勝

 K4-GPも2日目。昨日の500kmレースに続き13日にはメーンイベントの1000kmレースが静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 早朝から降り出した雨が路面を濡らす中、5クラス合わせて127台のマシンが午前6時10分から続々とコースイン。ドライバーズミーティングを経て午前8時、仮装した走者がマシンに駆け寄る変則ルマン方式でスタートが切られた。通常セーフティーカー(SC)の1周先導後に追い抜き可能になるが、今回は雨天のためSCが3周先導し、4周目からレースが始まった。

GP-1クラス優勝の108号車・MCPC三菱自動車自動車部

GP-1クラス優勝の108号車・MCPC三菱自動車自動車部

GP-2クラス優勝の278号車・ガレージトライレーシング

GP-2クラス優勝の278号車・ガレージトライレーシング

GP-3クラス優勝の95号車・田代車両・土屋鈑金複合チーム

GP-3クラス優勝の95号車・田代車両・土屋鈑金複合チーム

総合&GP-4クラス優勝の777号車・TEAM-T弐号機

総合&GP-4クラス優勝の777号車・TEAM-T弐号機

GP-5クラス優勝の253号車・Team IYOKAN

GP-5クラス優勝の253号車・Team IYOKAN

 序盤、レースをリードしたのはGP-5クラスの27号車・TEAM MINILITE(MINILITE VIVIO)。スーパーGTでスバルBRZの総監督を務める辰巳英治がトップに立つ。これを追い詰めたのが、GP-4クラスの2号車・ゆらたく屋(フォーMira-1)。全日本GT選手権やスーパー耐久に出場経験のある大城一が徐々に迫り、一時は背後まで付けるも追撃はここまで。昨年優勝の27号車がスパートし、2号車を突き放し独走状態を築くこととなった。

 序盤から降り続いていた雨もやがて止み、一時はほぼドライ路面となるも、レース中盤には再び雨が路面を濡らすこととなる。この頃、3位まで上がってきたのがGP-4クラスの777号車・TEAM-T弐号機(TEAM-T弐号機)。777号車はここでドライバーにスーパーGTに参戦中の加藤寛規を投入。加藤は流していただけでプッシュはしてないというものの「まぁ、雨でしたから」とGTドライバーの格の違いを見せつけ、10秒前後速いラップで前車を追う。

 加藤は2位のマシンを抜くと、トップの27号車もピットイン。777号車は一気にトップに躍り出ることとなった。加藤はその後もリードを広げると、ライバルチームはペナルティーなどで後退。最終ドライバーにはGTでチームメートの高橋一穂が乗り込み、他チームを圧倒して10時間を走りきり、昨年27号車にゴール直前で勝利を奪われた雪辱を果たし、参戦3年目にして総合での初優勝を飾ることとなった。

 その27号車は雨のためピット戦略が狂い、ペナルティーも受け総合7位でレースを終えた。「雨の中、マシンが原型をとどめているのは素晴らしい」と結果より無事レースを終えたことに安堵していた。

 総合2位にはGP-2クラス優勝の278号車・ガレージトライレーシング(278トゥデイ)が、総合3位にはGP-3クラス優勝の95号車・田代車両・土屋鈑金複合チーム(ミラターボL200S)が、総合6位にはGP-5クラス優勝の253号車・Team IYOKAN(IYOKAN GT35)が、総合87位にはGP-1クラス優勝の108号車・MCPC三菱自動車自動車部(三菱自動車MCPC小悪魔アイ)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

K4-GP

K4GP:富士500km決勝 初参加のGP-3クラス・マキタスピードK耐久チームが総合優勝

 今年も軽自動車の祭典K4-GPが8月12日~13日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 参加可能車両は軽自動車にとどまらず幅広い。カテゴリー分けは以下の通りとなっている。

  • GP-1: AT車両
  • GP-2: 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc未満)
  • GP-3: 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc以上)
  • GP-4: R車両(排気量NA換算850cc未満)
  • GP-5: R車両(排気量NA換算850cc以上)
GP-1クラス優勝のSPTMレーシングチーム

GP-1クラス優勝のSPTMレーシングチーム

GP-2クラス優勝のオート・ラボ&WEST

GP-2クラス優勝のオート・ラボ&WEST

総合&GP-3クラス優勝のマキタスピードK耐久チーム

総合&GP-3クラス優勝のマキタスピードK耐久チーム

GP-4クラス優勝のシーワンレーシング

GP-4クラス優勝のシーワンレーシング

GP5クラス優勝のホンダ学園自動車整備部

GP5クラス優勝のホンダ学園自動車整備部

 12日は500kmレースが行われた。1000kmレースの参加増に伴い、前日に設けられたレースで、初参加のチームを対象としているが、1000kmレースとのダブルエントリーをするチームも多い。

 レースは午後1時にスタート、午後6時にゴールを迎える。給油義務は2回なので、2ストップ3スティントが優勝を狙うチームのオーソドックスな作戦だ。

 序盤からレースをリードしたのは、GP-4クラスの488号車シーワンレーシング(フェラーリF70スペチアーレ)。これにGP-3クラスの910号車NFC-1(NFC-1ワークス)が続くが、徐々にリードを許し1回目のドライバーチェンジを迎える頃には約1周差となってしまった。

 その後方から徐々に上位に顔を出してきたのはGP-3クラスの46号車マキタスピードK耐久チーム(マキタスピードK耐久ヴィヴィオ)。序盤に4位につけると、2回のピットストップを終えた後半には2位まで上がってきた。

 午後6時過ぎ、レース488号車がトップでゴール。2位は46号車となったが、なんと488号車はレース終盤の黄旗追い越しで3周減算のペナルティー。漁夫の利を得る形で46号車が優勝となった。K4-GPは、走行マナーを徹底するため通常のレースに比べ厳しいペナルティーが科される。黄旗追い越しは5分のペナルティーストップだが、その相当分として3周減算となったようだ。

 優勝した4号車マキタスピードは初参戦ながら、レース経験豊富な監督牧田祐輔が若手3人(遠又勇希・小泉颯太・松岡利樹)を起用したチーム。速いドライバーをそろえ、綿密な作戦を立て、一時雨も落ちる難しいコンディションのなか、ノーミス、ノーペナルティーでレースを走りきったことが優勝につながった。

 総合優勝は逃したもののGP-4クラス優勝は488号車シーワンレーシング。総合3位にはGP-2クラス優勝の185号車オート・ラボ&WEST(オート・ラボ&WESTミライース)が、総合35位にはGP-5クラス優勝のホンダ学園自動車整備部(N360HV)が、総合47位にはGP-1優勝のSPTMレーシングチーム(APPB-WORKS)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,6戦富士 二回目の富士ラウンドの苦難のレースが続いた里見、決まったスタート、レース内容の向上を今後の自信に (Le Beausset)

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予選 8月8日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつで、今年からスタートしたFIA-F4選手権の第3大会が引き続き富士スピードウェイ(静岡県)で、8月8日(土)〜9日(日)に開催され、里見乃亜が出場した。併催のメインレース、SUPER GTが前回はタイで行われたため、FIA-F4選手権は実にインターバルが3か月に及ぶこととなった。

 今回もレースウィーク早々にサーキット入りして、まさに準備万端。練習走行では単に周回を重ねるだけでなく、さまざまなセッティングも試し、それをドライビングの幅として広げることが目標とされた。専有走行は木曜日に2セッション、金曜日に3セッション行われ、特に金曜日はセッションごとにタイムを詰めていく。走行後のミーティングの中で課題も見つかり、現在の自分に何が重要か見極めた上で、これまで試したセッティングのどれをチョイスするか、里見自身にまかせることに。

 予選が行われた土曜日は、このところ続いた猛暑日の唯一の例外となり、上空には青空の合間に白い雲が浮かぶ。幾分さわやかな風も吹いて、上々のコンディションではあったのだが。必死にコースを攻め立て、その間にはクールダウンもポジショニングも行うが、ターゲットとしていた1分46秒台にはなかなか届かない。どうやら、専有走行より天候の関係で、温度が下がっていたことも要因であるようだ。結果、最後のアタックで記した1分47秒518がファーストベストタイムとなり、第5戦のグリッドは26番手に。そしてセカンドベストタイムで決められる第6戦のグリッドは、1分47秒536により、24番手に決定した。

決勝第5戦 8月8日(土) 天候/曇り コース状況/ドライ

 夏休みの真っ最中とあって、土曜日と言うのに2万を超す大観衆がサーキットには詰め寄せていた。他のサポートレース以上にFIA-F4選手権に熱い視線が注がれているのは、台数が多く、激しいバトルが繰り広げられることが周知されたから。そして、ここから生まれる次代のスターに、今のうちから注目しておこうという意識が高まっているからに他ならない。

 注目のスタートを決めた里見であったが、その前方では1コーナーでマルチクラッシュ。回避はできたものの、アウト側から避けたことで失速してしまい、22番手まで順位を上げるのが精いっぱいだった。それでも前後を囲まれる中でのバトルを繰り広げ、3周目には21番手に浮上、さらに6周目には20番手に。そして9周目にも1台をかわす。その直後、1コーナーで接触があり、コース上で2台が停止。セーフティカーランが10周目から行われたばかりか、その最中に100R出口でクラッシュするマシンも。そのため、回収に予想以上の時間を要してしまい、15周もしくは30分間で終了という規定に対し、14周目経過時でタイムオーバーとなってしまう。セーフティカーランで隊列が組まれ、前方との差 が詰まっていただけに、再開されていれば、より順位を上げていた可能性も……。誰もが不完全燃焼のレースで、里見は19位という結果に終わった。

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決勝第6戦 8月9日(日) 天候/晴れ コース状況/ドライ

 土曜日に浮かんでいた雲は、いったいどこへやら。日曜日の富士スピードウェイ上空には青空が広がって、再び暑さ厳しき戦いが繰り広げられることとなった。この日の観客数も3万6千を超えて、スタンドの興奮がグリッドにも伝わってくるほどだった。第5戦の結果は苦いものであったが、ラップタイムはいたって安定していた里見。そのことで、予選で失いかけた自信を取り戻しつつあった。それが証拠にスタートを決めて、1コーナー、コカコーラコーナー、ダンロップコーナーでもオーバーテイクを連発。ピット前には何番手で戻ってくるか注目された。しかし、来ない……。見失ったのかと思ったのも束の間、最後尾で戻ってきたではないか。なんと最終コーナーで追突されてコントロールを失い、復帰はできたものの、大きな遅れを取っていたのだ。それでも決して諦めることなく周回を重ね、5周目には前走車の脱落によって33番手に浮上。10周目にはもうひとつポジションを上げる。その時点で前後の間隔は広がっており、後はポジションキープに徹することとなった。それでも、ひとりにペナルティによる降格があり、繰り上がって31位という結果を得ることに。

 次回のレースは、3週間後の鈴鹿サーキットが舞台。国内屈指のテクニカルコースは、育ったドライバーも数多く、より厳しい戦いとなることも予想されるが、この富士戦で掴んだものを生かし、挑んでいくだろう。

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チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)
 予選順位はともかく、目標にしていたタイムに届かなかったことが悔やまれる。2戦ともスタートは決まったようだが、アクシデントが多いポジションなので多くのリスクが生まれ、混乱に巻込まれる。まずは拮抗する予選でのタイムを少しでも上げる必要がある。それでも週末を通して少ないダウンフォースでのマシンコントロールや路面状況の変化などに対応出来たことは次戦の鈴鹿を攻略するために役立つと思う。
Driver 里見乃亜(Noa Satomi)
 練習でいろいろセットを試し、自分の判断で予選はどうするか決めさせてもらったのですが、正直言って判断ミスでした。それであんな順位に沈んでしまったことがすべてというか……。予選の後にセットを変えてもらい、決勝はいずれも走りは悪くなかったと思うのですが、最初のレースでは1コーナーで、次のレースでは最終コーナーでアクシデントに巻き込まれてしまいました。2レースともスタートは良かったし、特に第2レースは押されてスピンするまで何台も抜けたんですが……。それもすべて、スタートする位置が原因です。今後は予選でもっと上位につけることを目指し、そうすれば決勝も結果がついてくると思います。
Le Beausset Motorsports
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SUPER GT

SGT:第4戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第5,6戦富士 第6戦で坪井翔が今季2勝目 (DRP)

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  • 富士スピードウェイ(静岡県)
  • 8月8日(土)予選・第5戦決勝レース 晴れ
  • 8月9日(日)第6戦決勝レース 晴れ

参戦ドライバー

  • ゼッケン:36
  • ドライバー:坪井翔
  • マシン:FTRSスカラシップF4
  • エントラント:TOM’S SPIRIT
  • ゼッケン:38
  • ドライバー:山田遼
  • マシン:美人&DRP AKIBA FTRS
  • エントラント:ガレージ茶畑
  • ゼッケン:51
  • ドライバー:三笠雄一
  • マシン:B-MAX RACING F110
  • エントラント:B-max

☆8月8日(土)8:10~ 公式予選

 三ヶ月のインターバルを置き、2大会連続となる富士スピードウェイで38台の予選が始まった。前日の公式練習では坪井選手がトップタイム。三笠選手は40度近い発熱がありながらも5番手タイム。山田選手はトップ10までコンマ2秒差の自己ベストとなる15番手タイムを記録していたため期待がかかっていた。しかし、三選手共に前日の自己ベストタイムから大きく遅れ、第5戦は坪井選手が5番手、三笠選手11番手、山田遼選手は20番手スタート。第6戦は坪井選手4番手、三笠選手10番手、山田遼選手18番手スタートとなる。

☆8月8日(土)13:10~ 第5戦決勝レース

 薄曇りだが蒸し暑い状況が波乱を予感させる。ポールポジションからスタートした牧野選手を先頭に1コーナーにさしかかると多重クラッシュが発生。3位にポジションアップした坪井選手以降は大きく順位が入れ替わる。その中に好スタートを決めた三笠選手が巻き込まれてしまった。多重クラッシュ直後の山田選手は、うまくアクシデントを回避し12位にポジションアップ。三笠選手はリアのクラッシャブルストラクチャーが割れる勢いで突っ込まれて押し出され、前車とも接触してしまった為に前後ウィングを破損してしまった。それでもコースアウト後にレースに復帰した。3位で1周目を終えた坪井選手はすぐさま2位にポジションアップ。トップの牧野選手にも襲いかかる。しかし、牧野選手はうまいディフェンスでパッシングを防御する。このやり合いからトップ集団が4台が連なる状況となる。この混戦の中、ダンロップコーナーで坪井選手は強引にインを刺されるが、冷静に見ていてアウト側ハンドルを切り接触を避けた。ここで後ろの選手にも差を詰められ、ホームストレートでスリップを使われ4位にポジションダウンしてしまう。12位にジャンプアップした山田選手は、ミスと接触により徐々に順位を20番手まで落としてしまう。そして9周を終了した1コーナーで下位グループが接触によりコース上にストップしてセーフティーカー導入となってしまった。そのセーフティーカー導入中にも接触事故が発生。随所で接触事故が多発した荒れたレースは、セーフティーカー先導のままゴール終了となった。三笠選手はなんとかレースを再スタートしたものの、マシンのコンディションが悪化しリタイアを決断した。

☆8月9日(日)10:35~ 第6戦決勝レース

 前日の後味の悪いレースとそれぞれの悔しい気持ちを晴らすかのような青空が広がった。4番手スタートの坪井選手は、今シーズン一番のスタートを決めて2位で1コーナをクリア。10番手スタートの三笠選手も7・8番手あたりで侵入するものの、イン側から押し出されてポジションアップならず。18番手スタートの山田選手も三笠選手と同様の状況のスタートとなった。坪井選手は、昨日の鬱憤を晴らすかのような走りで序盤早々にトップに立ち後続を引き離しにかかる。三笠選手と山田選手はそれぞれのポジションでのバトルで抜きつ抜かれつのレース展開となる。一時独走態勢になったかと見られた坪井選手は、終盤ペースダウンし2位の選手が迫るが逃げ切り、有言実行のトップチェッカーでシリーズ2勝目を上げた。三笠選手と山田選手は、それぞれ悔しい9位と19位でフィニッシュとなった。

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坪井選手コメント
 公式練習から調子が良く、マシンも仕上がっていたので自信を持って予選に挑みました。しかし、オーバー傾向にセッティングしていたマシンはアンダーで、想定タイムに遠く及びませんでした。金曜日の予選シミュレーションからマシンのセッティングも変えず、路面コンディションもGTが走る前なので大きく変わらなかったのに、タイヤのグリップ感がまるで違いました。それでも、レースではでスタートを無事に決められれば勝てる自信はありました。第5戦は無難にスタートを決め、1コーナーの混乱にも巻き込まれず3位に上がれたので、あとはどうやってレースを組み立てるかを冷静に考えていました。無理なパッシングをせずに2位に上がりトップの牧野選手にも仕掛けていましたが、ダンロップコーナーで強引に入られました。避けなければ確実に当たっていました。第4戦の二の舞だけはさけたかったのとまだ周回数も残っていたので、また抜き返す余裕がありました。しかし、そこでタイムロスしたおかげで、後続にスリップを使われ4位に落ちた後でSC導入になってしまいました。SC明けを狙っていたのですが、タイムオーバーで不完全燃焼となってしまいました。2連勝を狙っていましたがレースなので仕方ないと気持ちを入れ替えて第6戦に挑みました。第5戦同様スタートさえ無事に乗り切れば自信があったので、2位に上がれた時は勝てる確信がありました。昨日のレースのように何が起こるかわからないので、早めにアクションを起こし、トップに立ってからも全力でプッシュしました。後半の数周はリアタイヤのグリップが落ちかなり厳しかったです。それでも残り周回数と2位とのギャップを見ながらなんとか逃げ切ることができました。シリーズポイントはトップに迫れたのですが、有効ポイント制を考えると、次戦以降も勝ちを積みかさねていきたいと思います。

三笠選手コメント
 事前テストができていなかったのですが、公式練習は体調不良を考えるとなかなか良いタイムが出ていました。前日まで40度近い熱が出ていたので予選と第5戦は体力が心配でしたが、体の調子は良かったもののマシンの調子が悪くなってしまいました。公式練習までは素直にコーナリングできていたのですが、予選では全然マシンが曲がらずタイムが出ませんでした。想定外の予選順位になってしまいましたが、第5戦は得意のバツーカースタートを決めて1コーナーに侵入しましたが、前の3ワイドが接触しアウト側に来たため避けようとしたところ、今度は後ろから凄い勢いで突っ込まれてしまいました。そのおかげでスピンしコースアウトしてしまいほぼ最後尾まで落ちてしまいました。マシンは前後共に接触していたので、バランスが悪かったのですが、なんとかポイント圏内まで上がれるように努力しました。SCが入りチャンスかと思いましたが、マシンのハンドリングが酷くリタイアを決めました。トップ争いに加われる位置にいただけに悔しかったのですが、第6戦は一つポジションが前からスタートできるので気持ちを切り替えました。第6戦もバツーカースタートを決めて2台抜いたのですが、アウト側にポジションを取っていたため押し出されてしまいました。昨日の様な接触だけは避けたかったので順位を落としてしまいましたが、仕切り直してポジションアップを仕掛けました。タイヤが温まる序盤はペースが良く7位まで挽回し、トップグループも見えていました。しかしタイヤが温まるとアンダーが強くなり予選の時の状況になってしまいました。その後、再度抜き返されてしまい9位フィニッシュと不甲斐ない結果になってしまいました。やはり事前準備ができていないと前に行けないレベルのレースという反面、予選で前にいないと中盤以降ではトラブルに巻き込まれてしまう難しいレースだと再認識させられました。次戦以降はとにかく勝ちにこだわって努力していきます。
山田選手コメント
 今回のレースは次戦以降の参戦資金を集めるためにも、結果を求めると同時に速さをアピールできる様に挑みました。事前練習は資金の問題で充分にはできませんでしたが、チームとサポーター様のおかげでマシンは良くなりました。その結果、公式練習では前回大会よりもポジションを上げることができ、トップグループとのタイム差もかなり縮まりました。しかし予選ではスリップをうまく使うことができず、公式練習で後ろを走っていた選手には逆にスリップを使われてしまいました。その選手が出したタイムが予選トップ5だったので悔やまれます。前回と予選順位がほとんど変わっていないので、決勝レースは前回の反省点を思い出しシングルフィニッシュを目指しました。第5戦のスタートはいつも通りうまく決まり、1コーナーのアクシデントもうまくかわせたので、12位までジャンプアップすることができました。しかし、混戦数珠繋ぎのポジションなので、少しのミスで大きく順位を落としてしまいました。ポジションを落とすと接触にもあいさらにポジションを落とすという悪循環になってしまいました。第6戦は2つポジションが上がりうまくスタートを決められたのですが、1コーナーでのポジション取りが悪くジャンプアップできませんでした。またもや混戦数珠繋ぎの集団でのバトルでストレートでの抜きつ抜かれつが激しい状況でした。順位を徐々に上げラストラップまでに15位まで上がりました。しかし、混戦は変わらずダンロップコーナーでのミスにより、19位までポジションを落としてしまいました。正直現状では、次戦以降の参戦のめどが立っていない状況です。自分の不甲斐なさに悔いが残る結果となってしまいましたが、この経験を無駄にせず努力していきたいと思います。

☆リザルト

【第5戦】

  • #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選5位 決勝4位
  • #38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選19位 決勝20位
  • #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選11位 決勝リタイア

【第6戦】

  • #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選2位 決勝 優勝
  • #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選10位 決勝9位
  • #38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選18位 決勝19位

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ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース
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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第8戦 決勝レース レポート

MJ15_0234_fineプレスインフォメーション 2015年8月09日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第8戦決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて8月9日(日)に開催いたしました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:34度 路面:45度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第8戦ミシュランチャレンジ決勝が8月9日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。この日の富士は朝から強い陽射しで、気温、路面温度とも上昇。容赦ない暑さが、スターティンググリッドで決勝スタートを待つドライバーたちを襲っていた。

午後12時50分、フォーメーションラップスタートの合図が示され、ポールポジションの#15元嶋佑弥、2番グリッドの#78近藤翼、3番グリッドの#12久保凛太郎、以下、スポット参戦の#30 DRAGON、#9武井真司という順でゆっくりと車両を発進。1周を終えてそれぞれのグリッドに着き、シグナルがブラックアウトして正式にレースのスタートが切られた。

ここで鋭い反応を見せたのは元嶋。前日の第7戦では遅れを取ったが、今回は第6戦までのようなスタートダッシュを決め、1周目から逃げ切りを図る。その2番手、3番手は近藤と久保というオーダーのまま進んでいたが、3周目あたりから2台の距離が縮まり、2番手争いへと変わった。だが、4周目の1コーナーで2台は軽く接触し、久保がスピン。久保は7番手までポジションを落としてしまう。「あそこでは顔を出す程度にしようと思っていましたが、ブレーキングでクルマが不安定になってしまったので、(スピンを回避するためには)ブレーキを少し離すしかなかった。何とか止まれと思っていたけど当たってしまい、近藤選手には申し訳ないです」と久保。両者のクルマにダメージはなかったが、元嶋のリードはさらに広がった。

代わりに3番手には武井が上がる。5番グリッドからスタートした武井は3周目にDRAGONを捉えて4番手に浮上。3番手に上がった4周目には自己ベストタイムを更新し、近藤を追う態勢に入ろうとしていた。しかし、6周目のダンロップコーナーで痛恨のスピン。「あそこでは横Gがかかっている状態でアクセルを入れていくのですが、アクセルに対する、駆動の反応が少し遅れたことで、バランスを崩してしまった」(武井)ことにより、12番手へと順位を大きく下げてしまった。

後方での波乱を尻目に、元嶋は「ファステストラップも狙いにいきました」というハイペースを刻み、最後までトップの座を脅かされることなくトップチェッカー。開幕から8連勝を決めた。「いい週末を送ることができました。(第9戦、第10戦の)鈴鹿サーキットは好きなコース。自信を持って臨みたい」と笑顔。2位は元嶋から5.6秒差で近藤、3位にはスピン後まもなく3番手にポジションを回復していた久保が入った。

ジェントルマンクラスは、武井のスピンにより、トップから#24剛覇矢人、2番手#25内山清士、3番手#2田島剛、4番手#37久保田克昭という隊列に変わった。なかでも田島のペースが良く、8周目にはクラス2番手に浮上。「タイヤも温存し、トップを射程距離に入れて、これからと思っていた」(田島)。だが、追撃態勢に入ろうかという9周目、パドルシフトのトラブルでまさかのスローダウンを余儀なくされてしまう。これで3番手に上がった久保田は内山を捉えて2番手に浮上したが、その後内山との接触でスピンを喫し、表彰台圏外に。こうした2番手を巡るバトルの間、武井は怒涛の勢いで失地を回復。剛の後ろ約5秒差の2位まで追い上げてフィニッシュした。結局、優勝は剛。剛はトップに立った後、DRAGONに接近する場面もあったが、オーバーテイクまでは難しいと判断。「コンサバな走り」でゴールを目指し、今季2勝目をマークした。「前回の富士で仕掛けた時にスピンしたということもあったので、オーバーテイクは前の方がミスした時にうまく捉えて、と考えていました。武井さんがスピンしているのは見えましたが、それでも落ち着いていこうと。やっと2勝目をあげることができました」(剛)。3位は内山で、2戦連続の表彰台となった。

また、第8戦においてミシュラン賞が新たに設定され、#77浜崎大が獲得。このミシュラン賞は、スターティンググリッドから最もジャンプアップしてチェッカーを受けたジェントルマンクラスの選手に贈られる賞として本レースに限り設定された。

富士ラウンドを終え、今季のPCCJは残り2戦。両大会とも鈴鹿サーキット(三重県)での開催となる。第9戦は8月30日(日)、同じくSUPER GTとの併催。元嶋以外にも鈴鹿を「得意のコース」として挙げる声は多く、ここまで結果を残せていないドライバーも気分新たに臨んでくるはず。オーバーオール、ジェントルマンクラスともこれまで以上にハイレベルで白熱した戦いとなることが予想される。

■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第8戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Lap _ Time _ Time/Gap
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 15 _ 26'18.490 _ -
2 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 15 _ 26'24.172 _ 5.682
3 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'27.980 _ 9.490
4 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 15 _ 26'42.810 _ 24.320
5 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 26'47.579 _ 29.089
6 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 15 _ 26'51.570 _ 33.080
7 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 15 _ 26'52.609 _ 34.119
8 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'56.209 _ 37.719
9 _ 98 _ G _ ゴトウ イカリ _ チームトーエイスピリット _ 15 _ 27'00.251 _ 41.761
10 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 15 _ 27'01.780 _ 43.290
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 15 _ 27'22.646 _ 1'04.156
13 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 15 _ 27'37.117 _ 1'18.627
14 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 15 _ 27'39.690 _ 1'21.200
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 27'50.033 _ 1'31.543
16 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 14 _ 27'30.717 _ 1Lap
※ _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX-PORSCHE _ 15 _ 27'12.929 _ 54.439
以上完走(規定周回数)
19 永井 宏明 ナインレーシング DNS

ベストラップ
1'44.534 3/15 157.143km/h #15 元嶋 佑弥/Yuya MOTOJIMA / GARMIN PORSCHE 
G 1'45.181 8/15 156.176km/h #9 武井 真司/Shinji TAKEI / ビンゴレーシング

※ CarNo.30 は賞典外。
CarNo.12に対し黒白旗を提示した。
※1 CarNo.52のスタートについては、競技長からの厳重注意相当と判断した。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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SUPER GT

SGT:トラブルに見舞われ2戦連続のポイント獲得はならず (ポルシェ)

MJ15_0237_fineプレスインフォメーション 2015年8月09日
スーパーGT GT300クラス: 第4戦 決勝 富士スビードウェイ

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第4戦(富士スピードウェイ)の決勝において、ポイント圏内の10位を走行中、他車が落としたパーツと接触しリタイヤとなりました。

ゴールデンウィークに開催された今シーズンの第2戦と同じく、多くの観客が富士スピードウェイに集まった午後3時過ぎにフォーメーションラップからレースはスタート。Porsche Team KTRのスタートドライバーを勤めたアレックス・インペラトーリはオープニングラップで2台をオーバーテイクし6位でストレートに戻って来る。しばらくの間はポジションをキープするも10周目を過ぎた頃からタイヤの内圧が上がり始め、ラップタイムはわずかに落ちていく。14周目に13位まで順位を下げ我慢の走りが続くが、20周目あたりからGT300クラス上位勢がピットに入り始めて先行車両が少なくなったためプッシュの指示が出ると、アレックスは猛然とアタックを開始。ドライバーとタイヤチェンジを予定していた31周を終える時には5位に浮上する。

続いてステアリングを託されたのは山下健太。コースに復帰したタイミングでは15位まで後退するも、着実にポジションを回復し36周目にはポイント圏内の10位まで順位を戻す。上位を走行する車両と遜色無い1分41秒台のラップタイムを刻み、さらなるオーバーテイクを狙う911 GT3Rがトラブルに襲われたのはその5周後。41周目の最終コーナーを立ち上がり、スリップストリームから周回遅れの車両をパスしようとストレートでラインを変えたまさに瞬間、目の前に現れた大きなパーツがフロント中央部を直撃。その衝撃で911 GT3Rはセンターラジエターを失い、山下は42周目のヘアピンで車を停めてレースを終えることになった。

レース終了後ドライバーコメント

アレックス・インペラトーリ
「Porsche Team KTRでの最後のレースでポイントが叶わなかったのは残念としか言いようがありません。スタートでは数台をパスし、その後もライバルとのバトルを楽しみました。なるべくポジションをキープしながらタイヤを労ってスティントを走り切るというタスクをこなすことは出来ました。今はただ、シーズン後半におけるチームの活躍を祈っています。スーパーGTに復帰するチャンスを与えてくれたKTRとエクセレンスグループ、ポルシェ ジャパンには感謝しています。」

山下健太
「アレックスに代わってコースに出た頃から気温が下がり、昨日の予選と似た状況になったこともあって良いペースで走れていました。前を走る車よりも早いラップで走行していたので、さらに上位に行けると思っていたその矢先にパーツを踏み、ラジエターを壊してしまいました。2レース続けてのポイント獲得を逃したのは悔しい限りですが、長丁場となる次の鈴鹿ではトラブルなく走り切り、少しでも上を目指します。」

スーパーGT2015シーズンの第5戦「インターナショナルSUZUKA1000km(鈴鹿サーキット)」は、8月29日(土)、30日(日)に開催される予定です。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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