プレスインフォメーション 2015年8月29日
鈴鹿. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015シーズン 第9戦公式予選を、鈴鹿サーキット(三重県)にて8月29日(土)に開催いたしました。
天候:くもり 路面:ドライ 気温:26度 路面:30度(セッション開始時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015第9戦公式予選が8月29日(土)鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。
第8戦終了時点でのポイントランキング上位のオーダーと獲得ポイントは、総合1位がここまで開幕8連勝中の#15元嶋祐弥(160点)、同2位が#78近藤翼(140点)、同3位が#12久保凛太郎(132点)。ジェントルマンクラスは、1位が今季5勝の#9武井真司(132点)、2位#25内山清士(103点)、3位#2田島剛(102点)、4位#77浜崎大(100点)、5位#24剛覇矢人(99点)、6位#37久保田克昭(95点)。シリーズは佳境を迎えつつあり、この鈴鹿での結果によってタイトル争いの状況が大きく変わるため、公式予選から激しい戦いとなることが予想されていた。
公式予選は13:45からの30分間。鈴鹿は午前中から曇に覆われ、降雨も心配されていたが、それも杞憂に終わり、完全なドライコンディションでセッションが始まった。タイヤ1セット目のアタックでは各車とも前日の専有走行からタイムを縮め、まずは元嶋が1周目に2分6秒071をマーク。続いて、近藤、久保らも2分6秒2程度まで詰めてくるが、元嶋のタイムを上回ることができない。そうして各車が一通り1セット目でのアタックを終えると、ピットに戻ってニュータイヤに交換。そして、残り10分を切った頃から、ポールポジション争いが激化していった。
上位陣で先にコースインしたのは久保。タイヤをゆっくりと温めた後のアタックで2分6秒038と、元嶋のタイムを更新する。このアタックは「正直、手応えがあったわけではなく、1セット目からマシンのバランスと走り方を修正しただけ。これで決まるとは思っていませんでした」というもので、久保もまだ削る余地があると見込んでいた。しかし、その後タイムを更新できず、結局2番手となった。
その久保のタイムを上回り、ポールポジションを獲得したのは元嶋だった。時間をかけてタイヤを温めた後、アタックラップに突入。「S字で縁石に乗りすぎて、フルカウンターを当てました。『まずい』と思いましたが、セクター2とセクター3で取り返すことができた」という走りは、唯一の2分5秒台となる2分5秒811を記録。「今季一番いいアタックができました。ミスもありましたが、攻めた結果ですから」と気分も上々に明日に備える。ポイントランキング2位の近藤は「2セット目での実質計測2周目で、セクター1・セクター2と自己ベストタイムで来ていたのですが、スプーンコーナーでオーバーランしてしまい、タイヤ(のグリップ)を使い切ってしまった」と3番手に終わった。だが、落胆の様子はない。「仮に雨となっても、昨年(雨の)鈴鹿で勝っていますし、全力で勝ちにいきます」と気持ちを切り替えていた。
ジェントルマンクラスでは、前戦の富士で優勝した剛がその速さと勢いを持続。ニュータイヤ2セット目のアタックで2分8秒060とまずは自己ベストを縮めると、次の周には昨年のジェントルマンクラスのレコードタイム2分7秒808を更新する2分7秒766を記録。武井がその対抗一番手としてクラストップタイム争いに加わってくるかと思われたが、「アンダーステアとオーバーステアが両方出るような状態」で、いつもの鋭い走りが見られない。「最後の1回で剛選手のタイムを抜こうと思っていましたが、S字でアンダーが出てしまった」ことで届かず、剛の初のクラスポールポジションが確定した。「今回はクールスーツを着用しないでアタックしました。そのおかげかな?(笑) でも、ドライでの勝負で武井選手より前のグリッドを獲れたことはとてもうれしいです」(剛)。3番手は2分8秒549の田島。「タイヤ1セット目からいろいろ改善してアタックしたのですが、どうもタイムが伸びなかったので、最後に楽しもうと思って走ったら、タイムが出ました」と開き直ったのがいい結果につながったようだ。
PCCJ第9戦決勝は、30日9:15スタート予定。鈴鹿の代表的なオーバーテイクポイントは1コーナーやシケインなどだが、コース幅が富士などよりも若干狭く、オーバーテイクしにくいコースとも言われている。今回の決勝は10周で、これまでのラウンドよりも5周少ない。また、降雨の可能性も心配されている。これらを考慮して、早めに仕掛けるのか、様子を見るのか、その戦略と遂行力も問われるところ。「雨は得意」というドライバーも多く、いつにも増して興味深い戦いに期待が高まる。
■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第9戦 公式予選結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Best Time
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 2'05.811
2 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'06.038
3 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 2'06.207
4 _ 19 _ _ 永井 宏明 _ ナインレーシング _ 2'07.119
5 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 《R》2'07.766
6 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 2'07.884
7 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 2'08.229
8 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 2'08.549
9 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 2'09.047
10 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 2'09.105
11 _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX PORSCHE _ 2'09.239
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 2'09.542
13 _ 98 _ G _ IKARI GOTO _ チームトーエイスピリット _ 2'10.082
14 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 2'10.349
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 2'11.077
16 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 2'11.854
17 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 2'12.843
※"R"マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは(Class G)2'07.808
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
FIA-F4選手権第8戦の決勝が8月30日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手の#36坪井翔(トムス)がスタートからトップに立ち、そのまま後続に付け入る隙を与えずに10周のレースを制し、今季4勝目を挙げた。
第8戦決勝は午前8時15分より10周で行われた。
この日の鈴鹿サーキットは昨夜から降り続いた雨のため、路面はウェット状態。スタート時点で雨は止んでいたものの、全車がウェットタイヤを装着してグリッドについた。
ホールショットを奪ったのは予選2番手の坪井。
昨日ポールポジションを獲得しながらスタートで5平木湧也(RSファイン)の先行を許した坪井はこの日期するものがあったといい、その思惑通りスタートから見事なダッシュでトップに躍り出た。
ポールポジションの#11牧野任祐(Rnスポーツ)が2番手につけ、#5平木が3番手。
予選3番手の#7大津弘樹(HFDP)は痛恨のエンジンストールで一気に16位に後退してしまった。
レース序盤こそ坪井の背後に食らいついていた牧野だったが、この日のコンディションにセッティングが合っていなかった模様で、周回を重ねるにつれ坪井との差は徐々に開いていき、5周を終えた時点では1秒差となってしまった。
さらに、レースが進むにつれて路面が乾いていったこともあり、レース後半にはタイヤの消耗にも悩まされて濡れたところを選んで走らざるを得ない状況に陥った。
それを尻目に坪井は安定したペースでレコードラインに留まり続け、最後は牧野に1.96秒の差をつけてフィニッシュ。
今季4勝目と勝ち星で牧野に並び、シリーズポイントでも122ptとして125ptの牧野の3ポイント差にまで迫った。
3位には平木が入り、終わってみれば昨日と同じ顔ぶれで表彰台に上がる結果となった。
また今週末FIA-F4にデビューし、昨日は終盤のアクシデントで惜しくも30位に終わった#3阪口晴南(SUTEKINAレーシングチーム)はレース中盤以降激しいドッグファイトを演じ、6位でフィニッシュした。
次戦の舞台はスポーツランドSUGO。
9月19-20日決勝だ。
優勝 #36坪井翔(トムス)のコメント
昨日から雨になることはわかっていたので、雨のスタートのイメージだけ作って、それがうまくいって勢いよく出れました。昨日はスタート失敗しちゃったんで、ここで決められたら、と。
前に出てからは自分のペースだけ保とうと思いました。途中まで牧野くんが付いてきていたんですが次第に離れていったので、自分の走りだけに集中しました。
路面はどんどん乾いていったので、乾いたところを選んでペースを上げていきました。
(濡れたところに)寄ろうかな、と思ったんですけど、この感じだったらタレないと判断しました。
今すごいい流れに乗っているので、この流れを崩さずに菅生でも連勝してポイントリーダーになり、チャンピオンになれるように準備していきたいです。
2位 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
1周目にスタートで前に行かれて、そのときは抜き返せると思ったんですけど、1周目のS字に入ったところで「今日は無理やな」と感じました。明らかにメカニカルグリップが足りてなかったですね。
ずっとタイヤを冷やしながら走ったんですけど、それでもどうしようもなかったですね。
菅生に向けてはもう一度考え直して、しっかりやっていきたいと思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/30) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 10 | 23'35.008 |
| 2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 10 | 1.960 |
| 3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 10 | 8.773 |
| 4 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4
| DL | 10 | 16.148 |
| 5 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 10 | 18.053 |
| 6 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 10 | 19.804 |
| 7 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 10 | 19.906 |
| 8 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 10 | 20.890 |
| 9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 10 | 21.607 |
| 10 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 21.993 |
| 11 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 10 | 22.733 |
| 12 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110
| DL | 10 | 23.808 |
| 13 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110
| DL | 10 | 24.049 |
| 14 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 24.787 |
| 15 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 10 | 31.494 |
| 16 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 10 | 45.573 |
| 17 | *7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 51.175 |
| 18 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 10 | 52.687 |
| 19 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 10 | 53.822 |
| 20 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 10 | 54.378 |
| 21 | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110
| DL | 10 | 57.172 |
| 22 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110
| DL | 10 | 58.348 |
| 23 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 10 | 58.796 |
| 24 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 10 | 1'00.994 |
| 25 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 10 | 1'01.104 |
| 26 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド
| DL | 10 | 1'01.632 |
| 27 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 10 | 1'02.213 |
| 28 | 32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト
| DL | 10 | 1'03.552 |
| 29 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 10 | 1'04.817 |
| 30 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING
| DL | 10 | 1'05.864 |
| 31 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110
| DL | 10 | 1'06.042 |
| 32 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110
| DL | 10 | 1'29.522 |
| 33 | 23 | YUGO | S2R Racing
| DL | 10 | 1'54.770 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.11 牧野任祐(DODIE・インプローブス・RN-S) 2'19.888 (10/10) 149.44km/h
- CarNo.7は、2015 F4 SpR付則15.1.1)(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
FIA-F4選手権第7戦の決勝が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36坪井翔(トムス)がスタートで出遅れるも終盤逆転に成功し、今季3勝目を挙げた。
第7戦決勝は午後4時30分より10周で行われた。
ホールショットを奪ったのは予選3番手の平木湧也(RSファイン)。
ポールポジションの坪井は予選2番手の#11牧野任祐(Rnスポーツ)との1-2コーナーの攻防を制して2番手で平木を追い上げる。
このままトップ2台はコンマ4秒差で攻防を続けるが、前に接近すればフロントのダウンフォースが抜けてコントロールが難しくなるという状態に手を焼く坪井はなかなか攻略のきっかけをつかめない。
そうしているうちに平木は次第にペースを上げ、6周目には2’08.875を記録して0.9秒にその差を広げた。
一時はこのまま平木が今季初勝利を収めるかに思われたが、転機は8周目にやってきた。
西コース方面から次第に雨が降ってきたのだ。
これにより坪井は再び平木との差を縮めてすぐ後ろに迫ってきた。
ダンロップコーナーで、デグナーで、ヘアピンで、しきりに平木の隙を窺うそぶりを見せる坪井。
2台はテール・トゥ・ノーズ状態のままファイナルラップに突入した。
ダンロップコーナーの立ち上がりでインに並びかけてきた坪井を押さえ込み、ヘアピンでも付け入る隙を与えなかった平木だったが、スプーンカーブで濡れた路面に足をとられて痛恨のオーバーラン。
この隙に坪井がトップを奪い返してそのままゴールへ。
坪井はヘアピンを立ち上がった時点で雨の強まりを感じ、少しペースを落としてスプーンにアプローチしたという。
この判断が功を奏し、坪井は見事逆転で今季3勝目をものにした。
一方平木は最後のシケインで牧野にもインを突かれ、結局スタート位置と同じ3位でレースを終えることに。
これでシリーズポイントは牧野が110、坪井が102とその差は8ポイントに縮まった。
注目の第8戦決勝は30日午前8時15分より10周で行われる。
優勝 #36坪井翔(トムス)のコメント
ラスト2周はドライバーとしてはヒヤヒヤでした。雨降らない限り抜けなかったんで。ドライだと前に追いつくとダウンフォースが抜けて曲がらない状態で、ついたり離れたりを繰り返していて。
雨が降り出したので、これが強くなるとチャンスがあると思いプレッシャーをかけ続けていたら最後にヘアピンを立ち上がった時に雨が強くなっているのがわかり、これは絶対滑るなと思ってスプーンの一個目をゆっくり入りました。そしたら平木くんが飛び出してしまったので、それが一番大きかったと思います。
スタートではもちろん牧野くんを意識しましたが、それ以上に平木くんの出だしがすごくて、この勢いだったら抑えにいっても抜かれてしまうので、だったら牧野くんを抑えて2番手で通過すれば、また展開が変わるかも、と思いました。
明日はこのままいけば雨ですが、このクルマで雨の鈴鹿は走ったことがないので、2番手スタートですけど明日こそはスタートを決めて前に出ることが大事だと思います。
2位 #11牧野任祐(Rnスポーツ)のコメント
スタートは普通でしたが平木くんに前に行かれて、1-2コーナーで(坪井選手に)仕掛けましたけど、あれ以上どうしようもなかったですね。ドライでスリックの状態では速さ的にも自分に余裕がなかったので、ついていくので精一杯だったしどっちかというと離されていったから。雨降って追いついては行きましたけども。まあ3番で終わるレースが2番で終わったので結果オーライかなと。
明日に向けてもう一度見直していきたいなと。明日は雨なんでどうなるかわからないですけど、できるかぎりのことをしたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が昨年樹立されたコースレコードを大幅に上回る1’47.630を記録してポールポジションを獲得した。
GT300クラスも#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)がコースレコードを更新して今季初のポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時30分よりノックアウト方式で行われた。
気温27℃、路面温度は32℃と、この時期にしては幾分涼しいコンディションだ。
予選Q1
GT500クラスの予選Q1は残り時間が9分を切ったあたりで各車一斉にコースイン、1~2周のウォームアップを経てアタックに入ったが、S字で#6エネオスRC Fがコースを飛び出してバリアに突っ込んでしまい、これを回収するために赤旗が提示されてセッションは中断。この時点で残り時間は3分だった。
ドライバーの国本雄資は無事だったが、6号車はこれで予選最後尾が確定した。
予選は午後3時10分から残り時間5分として再開されたが、参加15台中9台が昨年樹立されたコースレコードを上回る激しいタイムアタック合戦が展開された。トップタイムは#46S Road GT-Rをドライブした本山哲。1’47.749は前年に本山自身が記録した1’48.629のコースレコードを0.9秒近く上回るものだ。
一方、#36ペトロナスRC Fをドライブした伊藤大輔もまた昨年のレコードを上回ったにもかかわらずQ1で予選を終えることに。8位通過を果たしたJ.P.オリベイラの#12カルソニックGT-Rとはわずか0.002秒差、トップとのタイム差も0.82秒だった。
GT300クラスもトップから1秒以内に11台がひしめく接戦が繰り広げられ、前年のコースレコードを唯一上回って1’59.077を記録した#31aprプリウスの中山雄一がトップタイム。
そこから1.118秒落ちの#7Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラーがドライブ)までの13台がQ2に駒を進めた。
予選Q2
GT500クラスの予選Q2はさらにペースアップ、上位3台が1分47秒台を記録する接戦となった。
この戦いを制したのはロニー・クインタレッリのドライブする#1モチュールGT-R。
現在ポイントランキング2位の1号車は燃料リストリクター1ランクダウンに加えて28kgのウェイトハンデを搭載しながら1’47.630とコースレコードをさらに縮めてみせた。
ポールポジション獲得は第2戦富士に続いて今季2回目だ。
先週のスーパーフォーミュラで今季2勝目を挙げた石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fが2番手につけ、公式練習トップの#64エプソンNSXが3番手につけた。
GT300クラスも上位5台がコースレコードを更新する接戦となったが、普段はQ1を担当する加藤をQ2に回し、第3ドライバーの濱口にQ1を任す作戦をとった#2ロータスが1’58.246を記録してトップに。
昨年までのマクラーレンに代えてマザーシャシーにエンジンをミッドシップマウントするオリジナルマシンで今シーズンをスタートしたものの、開幕前の鈴鹿テストからクラッシュやトラブルが相次ぎ、ここまで苦戦の続いていたカーズ東海だったが、5戦目にして漸くトップレベルの速さを手にいれたようだ。
ポールポジション獲得は未だ紫電を走らせていた2010年の第5戦SUGO以来だ。
ポイントランキングトップの#10ゲイナーGT-Rを駆る千代勝正が2番手、荒聖治がドライブした#7Studie BMW Z4が3番手につけた。
第5戦決勝は30日12時30分より173周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Eiji TAKEUCHI
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry/Wet
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4 | DL | 10 | 21'42.042 |
| 2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S | DL | 10 | 0.947 |
| 3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110 | DL | 10 | 1.069 |
| 4 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 1.817 |
| 5 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 3.579 |
| 6 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 | DL | 10 | 3.919 |
| 7 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 10.027 |
| 8 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 10.539 |
| 9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 | DL | 10 | 10.624 |
| 10 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG | DL | 10 | 17.561 |
| 11 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド | DL | 10 | 20.680 |
| 12 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110 | DL | 10 | 21.842 |
| 13 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC | DL | 10 | 24.513 |
| 14 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD | DL | 10 | 25.253 |
| 15 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE | DL | 10 | 25.608 |
| 16 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング | DL | 10 | 25.893 |
| 17 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー | DL | 10 | 27.324 |
| 18 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC | DL | 10 | 29.127 |
| 19 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed | DL | 10 | 30.048 |
| 20 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING | DL | 10 | 37.115 |
| 21 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 10 | 41.042 |
| 22 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110 | DL | 10 | 41.136 |
| 23 | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110 | DL | 10 | 42.725 |
| 24 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110 | DL | 10 | 45.279 |
| 25 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド | DL | 10 | 49.108 |
| 26 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110 | DL | 10 | 1'01.686 |
| 27 | 20 | 牛井渕 琴夏 | miNami aoYama with SARD | DL | 10 | 1'03.017 |
| 28 | *88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 10 | 1'04.210 |
| 29 | 23 | YUGO | S2R Racing | DL | 10 | 1'27.092 |
| 30 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110 | DL | 9 | 1Lap |
| 31 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110 | DL | 9 | 1Lap |
| 32 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110 | DL | 9 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9Laps)完走 ---- |
| - | *70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110 | DL | 6 | 4Laps |
| - | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110 | DL | 0 | 10Laps |
| - | *32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト | DL | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 平木湧也(GSR初音ミクホリデー車検F110) 2'08.875 (6/10) 162.21km/h
- CarNo.70は、危険なドライブ行為により競技結果に45秒を加算した。
- CarNo.88は、危険なドライブ行為により競技結果に45秒を加算した。
- CarNo.32は、ステアリング未取り付けにより、訓戒とした。
■GT500 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | R1'48.394 | R1'47.630 |
| 2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.941 | R1'47.782 |
| 3 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'48.022 | R1'47.785 |
| 4 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | R1'47.749 | R1'48.042 |
| 5 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.567 | R1'48.500 |
| 6 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | R1'48.258 | 1'48.665 |
| 7 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | R1'48.117 | 1'48.718 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | R1'48.149 | 2'12.724 |
| 9 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'48.569 | |
| 10 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 1'48.758 | |
| 11 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 1'48.984 | |
| 12 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 1'49.014 | |
| 13 | 24 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 1'49.067 | |
| 14 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 1'50.075 | |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | no time | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。
■GT300 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Qualify Weather: Course:
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.961 | R1'58.248 |
| 2 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 1'59.839 | R1'58.600 |
| 3 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 2'00.195 | R1'58.954 |
| 4 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 1'59.240 | R1'59.060 |
| 5 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'59.316 | R1'59.080 |
| 6 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 1'59.906 | 1'59.204 |
| 7 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 逹也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 1'59.507 | 1'59.345 |
| 8 | 18 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'59.399 | 1'59.487 |
| 9 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | R1'59.077 | 1'59.592 |
| 10 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 1'59.514 | 2'00.013 |
| 11 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 1'59.826 | 2'00.097 |
| 12 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'00.148 | 2'01.643 |
| 13 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'59.299 | 2'04.329 |
| 14 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 2'00.231 | |
| 15 | 33 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 2'00.274 | |
| 16 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 2'00.296 | |
| 17 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 2'00.412 | |
| 18 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 2'00.451 | |
| 19 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 2'00.466 | |
| 20 | 50 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.032 | |
| 21 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.110 | |
| 22 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.212 | |
| 23 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファンバッファー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 2'01.357 | |
| 24 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 2'01.436 | |
| 25 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.588 | |
| 26 | 9 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 2'01.857 | |
| 27 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 2'02.077 | |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | absence | |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
■GT500 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 1 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | R1'47.630 | - | - | 194.232 |
| 2 | 38 | 立川 祐路 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.782 | 0.152 | 0.152 | 193.958 |
| 3 | 64 | 中嶋 大祐 | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'47.785 | 0.155 | 0.003 | 193.953 |
| 4 | 46 | 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | R1'48.042 | 0.412 | 0.257 | 193.491 |
| 5 | 12 | 安田 裕信 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.500 | 0.870 | 0.458 | 192.675 |
| 6 | 37 | アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 1'48.665 | 1.035 | 0.165 | 192.382 |
| 7 | 15 | オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | 1'48.718 | 1.088 | 0.053 | 192.288 |
| 8 | 17 | 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 2'12.724 | 25.094 | 24.006 | 157.509 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。
■GT300 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | R1'58.248 | - | - | 176.791 |
| 2 | 10 | 千代 勝正 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | R1'58.600 | 0.352 | 0.352 | 176.266 |
| 3 | 7 | 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | R1'58.954 | 0.706 | 0.354 | 175.742 |
| 4 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | R1'59.060 | 0.812 | 0.106 | 175.585 |
| 5 | 88 | 織戸 学 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | R1'59.080 | 0.832 | 0.020 | 175.556 |
| 6 | 55 | 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 1'59.204 | 0.956 | 0.124 | 175.373 |
| 7 | 25 | 土屋 武士 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 1'59.345 | 1.097 | 0.141 | 175.166 |
| 8 | 18 | ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'59.487 | 1.239 | 0.142 | 174.958 |
| 9 | 31 | 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 1'59.592 | 1.344 | 0.105 | 174.804 |
| 10 | 21 | 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 2'00.013 | 1.765 | 0.421 | 174.191 |
| 11 | 11 | ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 2'00.097 | 1.849 | 0.084 | 174.069 |
| 12 | 5 | 玉中 哲二 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'01.643 | 3.395 | 1.546 | 171.857 |
| 13 | 360 | 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'04.329 | 6.081 | 2.686 | 168.144 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
■GT500 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 46 | 本山 哲 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | R1'47.749 | - | - | 194.018 |
| 2 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.941 | 0.192 | 0.192 | 193.672 |
| 3 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'48.022 | 0.273 | 0.081 | 193.527 |
| 4 | 15 | 小暮 卓史 | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | R1'48.117 | 0.368 | 0.095 | 193.357 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | R1'48.149 | 0.400 | 0.032 | 193.300 |
| 6 | 37 | 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | R1'48.258 | 0.509 | 0.109 | 193.105 |
| 7 | 1 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | R1'48.394 | 0.645 | 0.136 | 192.863 |
| 8 | 12 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.567 | 0.818 | 0.173 | 192.556 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 36 | 伊藤 大輔 | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'48.569 | 0.820 | 0.002 | 192.552 |
| 10 | 19 | 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 1'48.758 | 1.009 | 0.189 | 192.218 |
| 11 | 39 | 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 1'48.984 | 1.235 | 0.226 | 191.819 |
| 12 | 8 | 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 1'49.014 | 1.265 | 0.030 | 191.766 |
| 13 | 24 | 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 1'49.067 | 1.318 | 0.053 | 191.673 |
| 14 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | 1'50.075 | 2.326 | 1.008 | 189.918 |
| ---- 以上基準タム予選通過 ---- |
| - | 6 | 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | no time | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'48.629)を更新しました。
■GT300 Class
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 31 | 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | R1'59.077 | - | - | 175.560 |
| 2 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 1'59.240 | 0.163 | 0.163 | 175.320 |
| 3 | 360 | 吉田 広樹 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'59.299 | 0.222 | 0.059 | 175.234 |
| 4 | 88 | 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 1'59.316 | 0.239 | 0.017 | 175.209 |
| 5 | 18 | 中山 友貴 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 1'59.399 | 0.322 | 0.083 | 175.087 |
| 6 | 25 | 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 1'59.507 | 0.430 | 0.108 | 174.929 |
| 7 | 21 | リチャード・ライアン | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 1'59.514 | 0.437 | 0.007 | 174.918 |
| 8 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 1'59.826 | 0.749 | 0.312 | 174.463 |
| 9 | 10 | アンドレ・クート | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 1'59.839 | 0.762 | 0.013 | 174.444 |
| 10 | 55 | 高木 真一 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 1'59.906 | 0.829 | 0.067 | 174.347 |
| 11 | 2 | 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.961 | 0.884 | 0.055 | 174.267 |
| 12 | 5 | 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'00.148 | 1.071 | 0.187 | 173.995 |
| 13 | 7 | ヨルグ・ミューラー | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 2'00.195 | 1.118 | 0.047 | 173.927 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 14 | 77 | 峰尾 恭輔 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 2'00.231 | 1.154 | 0.036 | 173.875 |
| 15 | 33 | 坂本 祐也 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 2'00.274 | 1.197 | 0.043 | 173.813 |
| 16 | 3 | 星野 一樹 | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 2'00.296 | 1.219 | 0.022 | 173.781 |
| 17 | 0 | 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 2'00.412 | 1.335 | 0.116 | 173.614 |
| 18 | 51 | 新田 守男 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 2'00.451 | 1.374 | 0.039 | 173.558 |
| 19 | 65 | 黒澤 治樹 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 2'00.466 | 1.389 | 0.015 | 173.536 |
| 20 | 50 | 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.032 | 1.955 | 0.566 | 172.725 |
| 21 | 48 | 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.110 | 2.033 | 0.078 | 172.613 |
| 22 | 30 | 小泉 洋史 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.212 | 2.135 | 0.102 | 172.468 |
| 23 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 2'01.357 | 2.280 | 0.145 | 172.262 |
| 24 | 22 | 和田 久 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 2'01.436 | 2.359 | 0.079 | 172.150 |
| 25 | 111 | 植田 正幸 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.588 | 2.511 | 0.152 | 171.935 |
| 26 | 9 | 阪口 良平 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 2'01.857 | 2.780 | 0.269 | 171.555 |
| 27 | 87 | 青木 孝行 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 2'02.077 | 3.000 | 0.220 | 171.246 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 86 | 細川 慎弥 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | absence | - | - | - |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'59.115)を更新しました。
FIA-F4選手権第7戦、第8戦の公式予選が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、第7戦は#37坪井翔(トムス)、第8戦は#11牧野任祐(Rnスポーツ)がそれぞれポールポジションを獲得した。
今季初開催のFIA-F4選手権もいよいよ中盤戦。
毎戦盛況なこのカテゴリーは鈴鹿大会でも36台がエントリー。このうち35モーターマウスを除く35台が参加して、当初予定より5分遅れの午前11時50分より30分間の公式予選が行われた。
最初にタイムを出してきたのは#36坪井。
前日の専有走行で赤旗が相次いだことから、予選も荒れると予想した坪井は予選開始早々から積極的に周回を重ね、5周目に2’08.192を記録すると、早々と走行を切り上げた。
セカンドベストタイムはこの前の周に出した2’08.428だ。
これに続いたのが今季4勝を挙げている#11牧野だ。
牧野は坪井とは逆にセッション後半に集中してアタックする作戦に出たが、S字で#55畑享志がクラッシュしたためにイエローフラッグが出ていたことも影響してか、終了5分前に2’08.289を出すにとどまり、第7戦を2番グリッドからスタートすることになった。
しかしセカンドタイムでは2’08.314と坪井を上回っており、明日の決勝ではポールポジションを獲得している。
また、前日の専有走行では2’07.987を記録してトップだった#5平木湧也は一時は2番手につけていたものの、最終的にはベストタイム3番手、セカンドタイムは4番手という結果に。
路面コンディションの変化、アタックに入るタイミングなど、いまひとつ思い通りにはいかなかったようだ。
FIA-F4第7戦決勝はこのあと午後4時30分から、第8戦決勝は明日朝8時15分から、いずれも10周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 8 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 2'08.314 | - | - | 162.922 |
| 2 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.428 | 0.114 | 0.114 | 162.778 |
| 3 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'08.557 | 0.243 | 0.129 | 162.616 |
| 4 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 2'08.564 | 0.250 | 0.007 | 162.605 |
| 5 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.758 | 0.444 | 0.194 | 162.360 |
| 6 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 2'08.908 | 0.594 | 0.150 | 162.173 |
| 7 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'08.969 | 0.655 | 0.061 | 162.095 |
| 8 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.053 | 0.739 | 0.084 | 161.989 |
| 9 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 2'09.095 | 0.781 | 0.042 | 161.937 |
| 10 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'09.141 | 0.827 | 0.046 | 161.880 |
| 11 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.277 | 0.963 | 0.136 | 161.710 |
| 12 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110
| DL | 2'09.304 | 0.990 | 0.027 | 161.675 |
| 13 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 2'09.353 | 1.039 | 0.049 | 161.614 |
| 14 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110
| DL | 2'09.379 | 1.065 | 0.026 | 161.582 |
| 15 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'09.416 | 1.102 | 0.037 | 161.535 |
| 16 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.489 | 1.175 | 0.073 | 161.444 |
| 17 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'09.513 | 1.199 | 0.024 | 161.414 |
| 18 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド
| DL | 2'09.597 | 1.283 | 0.084 | 161.309 |
| 19 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.617 | 1.303 | 0.020 | 161.286 |
| 20 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 2'09.622 | 1.308 | 0.005 | 161.278 |
| 21 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.658 | 1.344 | 0.036 | 161.235 |
| 22 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING
| DL | 2'09.675 | 1.361 | 0.017 | 161.212 |
| 23 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110
| DL | 2'09.683 | 1.369 | 0.008 | 161.202 |
| 24 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 2'09.814 | 1.500 | 0.131 | 161.040 |
| 25 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 2'09.910 | 1.596 | 0.096 | 160.921 |
| 26 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110
| DL | 2'09.949 | 1.635 | 0.039 | 160.872 |
| 27 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'10.081 | 1.767 | 0.132 | 160.710 |
| 28 | 32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト
| DL | 2'10.473 | 2.159 | 0.392 | 160.226 |
| 29 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'10.529 | 2.215 | 0.056 | 160.158 |
| 30 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 2'11.332 | 3.018 | 0.803 | 159.178 |
| 31 | 20 | 牛井渕 琴夏 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'11.493 | 3.179 | 0.161 | 158.983 |
| 32 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'11.872 | 3.558 | 0.379 | 158.526 |
| 33 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110
| DL | 2'11.935 | 3.621 | 0.063 | 158.451 |
| 34 | 23 | YUGO | S2R Racing
| DL | 2'15.301 | 6.987 | 3.366 | 154.509 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'46.962)予選通過 ---- |
| - | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110
| DL | no time | - | - | - |
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 36 | 坪井 翔 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.192 | - | - | 163.077 |
| 2 | 11 | 牧野 任祐 | DODIE・インプローブス・RN-S
| DL | 2'08.289 | 0.097 | 0.097 | 162.955 |
| 3 | 5 | 平木 湧也 | GSR初⾳ミクホリデー⾞検 F110
| DL | 2'08.338 | 0.146 | 0.049 | 162.892 |
| 4 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'08.377 | 0.185 | 0.039 | 162.842 |
| 5 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4
| DL | 2'08.641 | 0.449 | 0.264 | 162.509 |
| 6 | 9 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'08.828 | 0.636 | 0.187 | 162.272 |
| 7 | 3 | 阪口 晴南 | DUNLOP SUTEKINA F110
| DL | 2'08.870 | 0.678 | 0.042 | 162.219 |
| 8 | 19 | 篠原 拓朗 | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'08.874 | 0.682 | 0.004 | 162.214 |
| 9 | 70 | 天野 翼 | Leprix Sport F110
| DL | 2'08.893 | 0.701 | 0.019 | 162.190 |
| 10 | 50 | 山田 真之亮 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'08.916 | 0.724 | 0.023 | 162.161 |
| 11 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.011 | 0.819 | 0.095 | 162.042 |
| 12 | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110
| DL | 2'09.051 | 0.859 | 0.040 | 161.993 |
| 13 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwithフィールド
| DL | 2'09.187 | 0.995 | 0.136 | 161.821 |
| 14 | 16 | 銘苅 翼 | MediaDo Kageyama F110
| DL | 2'09.207 | 1.015 | 0.020 | 161.796 |
| 15 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.308 | 1.116 | 0.101 | 161.670 |
| 16 | 14 | 根本 悠生 | GUNZE F110 KCMG
| DL | 2'09.338 | 1.146 | 0.030 | 161.632 |
| 17 | 63 | ニコラス・コスタ | VSR Lamborghini SC
| DL | 2'09.370 | 1.178 | 0.032 | 161.592 |
| 18 | 10 | ⾦⽯ 勝英 | SRS-F/コチラレーシング
| DL | 2'09.374 | 1.182 | 0.004 | 161.587 |
| 19 | 2 | 佐藤 秀真 | Hanashima Racing F110
| DL | 2'09.421 | 1.229 | 0.047 | 161.530 |
| 20 | 89 | 伴 貴広 | SUCCEED SPORTS F110
| DL | 2'09.452 | 1.260 | 0.031 | 161.490 |
| 21 | 51 | 三笠 雄一 | B-MAX RACING F110
| DL | 2'09.464 | 1.272 | 0.012 | 161.475 |
| 22 | 21 | 朝日 ターボ | ヴァンガードTAKAGI RACING
| DL | 2'09.470 | 1.278 | 0.006 | 161.468 |
| 23 | 62 | 里見 乃亜 | ル・ボーセフォーミュラアカデミー
| DL | 2'09.577 | 1.385 | 0.107 | 161.334 |
| 24 | 12 | 白石 勇樹 | TEAM A-ONE
| DL | 2'09.610 | 1.418 | 0.033 | 161.293 |
| 25 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed
| DL | 2'09.896 | 1.704 | 0.286 | 160.939 |
| 26 | 44 | 山内 飛侑 | ATEAM Buzz Racing F110
| DL | 2'09.901 | 1.709 | 0.005 | 160.932 |
| 27 | 39 | 加藤 潤平 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'10.022 | 1.830 | 0.121 | 160.783 |
| 28 | 75 | 手塚 祐弥 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'10.282 | 2.090 | 0.260 | 160.461 |
| 29 | 32 | 佐藤 駿介 | Key's砂子塾テイクファースト
| DL | 2'10.335 | 2.143 | 0.053 | 160.396 |
| 30 | 6 | 米倉 正憲 | CLEAR F110
| DL | 2'11.306 | 3.114 | 0.971 | 159.210 |
| 31 | 20 | 牛井渕 琴夏 | miNami aoYama with SARD
| DL | 2'11.407 | 3.215 | 0.101 | 159.087 |
| 32 | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド
| DL | 2'11.496 | 3.304 | 0.089 | 158.980 |
| 33 | 34 | フライング ラット | SFIDA RACING F110
| DL | 2'11.892 | 3.700 | 0.396 | 158.502 |
| 34 | 23 | YUGO | S2R Racing
| DL | 2'14.585 | 6.393 | 2.693 | 155.331 |
| ---- 以上基準タイム(2'46.754)予選通過 ---- |
| - | 27 | ファン ドユン | TEAM ZAP X DREAM F110
| DL | no time | - | - | - |
2015オートバックス スーパーGT第5戦「インターナショナル鈴鹿1000km」が8月29日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。
最初の走行セッションとなる公式練習では、GT500クラスで早くもコースレコードを上回る車両が続出、1’47.589を記録した64EPSON NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)がトップだった。
GT300クラスは#2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/濱口弘組)が1’59.610とこちらもレコードに迫るタイムを記録してトップだった。
公式予選日の鈴鹿サーキットは朝からどんよりと曇り、時折小雨がぱらつく微妙な天候。
それでも朝早くから多くの観客が詰めかけ、公式車検を楽しんでいた。
公式練習は午前9時20分に開始。
路面が所々濡れていることもあって、ウェットタイヤでコースインするチームもいくつかみられたが、すぐにスリックタイヤに履き替えてペースを上げていった。
ところが開始から25分分が経過したところで#86Racing Tech Audi R8がスプーン出口でコースオフ、右フロントフェンダーとリヤウィングにダメージを負ってしまう。ドライバーはクリスチャン・マメロウだ。
86号車は自力でピットを目指したが、この際にコース上に破片や砂利が散らばったため、清掃作業のための赤旗が提示された。
この時点でのトップはGT500が#64エプソンNSXで1’49.949、GT300は88マネパランボルギーニで2’00.662だ。
走行は9時51分に再開されたが、コースオープンから20分後に今度は#8ARTA NSXが立体交差下でストップしてしまい、これの回収のために2度目の赤旗が提示されてしまう。
8号車はその周のダンロップコーナーでアウト側のグラベルに飛び出しており、この際に車体にダメージを負った模様。FROに牽引されてガレージに戻ってきたが、その後は最後までガレージに籠りっきりとなってしまった。
この時点でのトップはGT500が#19ウェッズスポーツRC Fで1’48.774、GT300は#2ロータスで1’59.610だ。
そのロータスが、再再開後に行われたGT300の専有走行の終了間際に第3ドライバーに起用された濱口が最終コーナーでスピンアウトしてしまい、3度目の赤旗の原因を作ってしまう。
これによりGT500の専有走行は当初予定から5分遅れの午前11時から行われることに。
ここでは午後の予選をにらんだ激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。
最初にトップタイムを塗り替えたのはベルトラン・バゲットの駆る#64エプソンNSX。
タイムは1’47.903。昨年の鈴鹿1000kmで本山哲(#46S Road GT-R)の記録した1’48.629のコースレコードをいきなり上回ってきた。
続いて#100レイブリックNSXの山本尚貴が1’48.514とこちらもレコードを上回る。
しかしバゲットはさらにタイムを縮めて1’47.589を叩き出した。更には先週ツインリンクもてぎで行われたスーパーフォーミュラ第4戦で優勝した石浦宏明の駆る#38ZENT RC Fも1’47.819とバゲットに迫る。#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、#15ドラゴモデューロNSXの小暮卓史らも好タイムをマークし、トップの64号車から6位の#39デンソーKOBELCO RC Fまでが昨年のコースレコードを上回る激戦となった。
GT300クラスは#2ロータスがそのままトップに。
2位には#360RUNUP GT-R、3位には#7Studie BMW Z4が続いた。
スーパーGT第5戦の公式予選はこのあと午後2時30分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 64 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | | R1'47.589 | - | - | 194.306 |
| 2 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 52 | R1'47.819 | 0.230 | 0.230 | 193.892 |
| 3 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 76 | R1'48.217 | 0.628 | 0.398 | 193.179 |
| 4 | 15 | 小暮 卓史 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 28 | R1'48.463 | 0.874 | 0.246 | 192.740 |
| 5 | 100 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 42 | R1'48.514 | 0.925 | 0.051 | 192.650 |
| 6 | 39 | 平手 晃平 ヘイッキ・コバライネン クリスチャン・クリエン | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | R1'48.615 | 1.026 | 0.101 | 192.471 |
| 7 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 68 | 1'48.659 | 1.070 | 0.044 | 192.393 |
| 8 | 24 | 佐々木 大樹 ミハエル・クルム | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 40 | 1'48.707 | 1.118 | 0.048 | 192.308 |
| 9 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 48 | 1'48.728 | 1.139 | 0.021 | 192.271 |
| 10 | 37 | アンドレア・カルダレッリ 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 60 | 1'48.730 | 1.141 | 0.002 | 192.267 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 武藤 英紀 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 44 | 1'48.746 | 1.157 | 0.016 | 192.239 |
| 12 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 16 | 1'48.774 | 1.185 | 0.028 | 192.189 |
| 13 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 38 | 1'48.991 | 1.402 | 0.217 | 191.807 |
| 14 | 8 | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 16 | 1'49.376 | 1.787 | 0.385 | 191.132 |
| 15 | 36 | 伊藤 大輔 ジェームス・ロシター | PETRONAS TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 36 | 2'10.637 | 23.048 | 21.261 | 160.025 |
- 'R'マークは従来のコースレコード(GT500: 1'48.629)を非公式に上回りました。
■GT300クラス
44th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km -RIJ- (2015/08/29) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2015 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 濱口 弘 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | | 1'59.610 | - | - | 174.778 |
| 2 | 360 | 吉田 広樹 田中 篤 成澤 正人 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'59.766 | 0.156 | 0.156 | 174.550 |
| 3 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 32 | 1'59.868 | 0.258 | 0.102 | 174.402 |
| 4 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8 LMS ultra | YH | 22 | 2'00.085 | 0.475 | 0.217 | 174.087 |
| 5 | 77 | 横溝 直輝 峰尾 恭輔 飯田 太陽 | ケーズフロンティアDirection 458 Ferrari 458 GT3 | YH | | 2'00.111 | 0.501 | 0.026 | 174.049 |
| 6 | 3 | 星野 一樹 高星 明誠 ウォルフガング・ライプ | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 2'00.274 | 0.664 | 0.163 | 173.813 |
| 7 | 88 | 織戸 学 平峰 一貴 佐藤 公哉 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 8 | 2'00.280 | 0.670 | 0.006 | 173.804 |
| 8 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクSLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 24 | 2'00.381 | 0.771 | 0.101 | 173.659 |
| 9 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 22 | 2'00.478 | 0.868 | 0.097 | 173.519 |
| 10 | 10 | アンドレ・クート 千代 勝正 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 88 | 2'00.562 | 0.952 | 0.084 | 173.398 |
| 11 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 50 | 2'00.568 | 0.958 | 0.006 | 173.389 |
| 12 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 60 | 2'00.596 | 0.986 | 0.028 | 173.349 |
| 13 | 31 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 64 | 2'00.602 | 0.992 | 0.006 | 173.340 |
| 14 | 33 | 坂本 祐也 山下 健太 | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3R | YH | 6 | 2'00.861 | 1.251 | 0.259 | 172.969 |
| 15 | 30 | 小泉 洋史 岩崎 祐貴 | NetMove GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.181 | 1.571 | 0.320 | 172.512 |
| 16 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 柴田 優作 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 2'01.586 | 1.976 | 0.405 | 171.938 |
| 17 | 5 | 玉中 哲二 密山 祥吾 | マッハ車検withいらこん86c-west TOYOTA 86 MC | YH | | 2'01.605 | 1.995 | 0.019 | 171.911 |
| 18 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 福住 仁嶺 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z GT | BS | 72 | 2'01.632 | 2.022 | 0.027 | 171.873 |
| 19 | 25 | 土屋 武士 松井 孝允 谷川 達也 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 30 | 2'01.701 | 2.091 | 0.069 | 171.775 |
| 20 | 50 | 加納 政樹 ナニン・インドラ・パユーング 安岡 秀徒 | SKT EXE SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'01.776 | 2.166 | 0.075 | 171.669 |
| 21 | 87 | 青木 孝行 山西 康司 黒田 吉隆 | クリスタルクロコランボルギーニGT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 2'01.815 | 2.205 | 0.039 | 171.614 |
| 22 | 18 | 中山 友貴 マルコ・アスマー ニック・キャシディ | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | | 2'01.821 | 2.211 | 0.006 | 171.606 |
| 23 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | グリーンテックSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 2 | 2'02.133 | 2.523 | 0.312 | 171.167 |
| 24 | 9 | 白坂 卓也 阪口 良平 山脇 大輔 | PACIFICマクラーレンwith μ's McLaren MP4-12C GT3 | YH | | 2'02.388 | 2.778 | 0.255 | 170.811 |
| 25 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 ドミニク・ファーンバッハー | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 2 | 2'03.754 | 4.144 | 1.366 | 168.925 |
| 26 | 86 | クリスチャン・マメロウ 細川 慎弥 加藤 正将 | Racing Tech Audi R8 Audi R8 LMS ultra | YH | 18 | 2'04.333 | 4.723 | 0.579 | 168.139 |
| 27 | 111 | 植田 正幸 鶴田 和弥 池上 真 | Rn-SPORTS GAINER SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 2'05.384 | 5.774 | 1.051 | 166.729 |
| 28 | 51 | 新田 守男 脇阪 薫一 | JMS LMcorsa Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 24 | 2'12.768 | 13.158 | 7.384 | 157.457 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第4戦の決勝レースが8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)が盤石の走りで52周を走りきり、今季2勝目を挙げた。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日11,000人/決勝日15,000人/大会総入場者数26,000人)
前に行われた全日本ロードレースJ-GP2クラスで赤旗中断があったため、第4戦の決勝は当初予定より5分遅れでスタート進行が始まった。
二輪のレース中に激しい雨が降ったこともあり、8分間のウォームアップ走行では各車ウェットタイヤを装着して走り始めたが、すでに雨は止んでいたため路面はたちどころに乾き、終盤には幾つかのチームがスリックに交換、グリッド整列には全車がスリックタイヤを履いて出て行った。
フォーメーションラップは午後3時5分に開始。
ところがここでポールシッターの石浦がなかなかグリッドを離れようとしない。実は38号車のギヤボックスを制御するシステムのスイッチがオフになっており、石浦がパドルを操作しても1即にギヤが入らなかったのだ。
石浦はすぐにこれに気づいてスイッチを入れ、無事隊列に加わった。
その後の順調なレース運びを考えると、これが今回の最大のピンチだったのかもしれない。
ホールショットを奪ったのはその石浦。
まだイン側のグリッドが濡れていたこともあって予選2位の#40野尻智紀(ダンデライアン)は出遅れ、3番手スタートの#8小林可夢偉(ルマン)がその脇をすり抜けていく。ところがそのさらにアウト側から1コーナーに飛び込んできたのが予選5番手の#1中嶋一貴(トムス)だった。
4番手にはうまくアウト側にラインを降った4番手スタートの#19J.P.デ・オリベイラ(インパル)が続く。
石浦は序盤快調に後続との差を広げにかかり、中嶋との差を5周終わりで2.1秒、15周で5.8秒、20周を終了した時点では7.6秒とした。
石浦はそのまま36周を走ってピットイン、そのままトップでコースに復帰した。
しかし終盤、2位の中嶋が攻勢に転じ、徐々に石浦との差を縮め始めた。
47周目にはファステストラップを更新、その差は4.6秒まで接近する。
石浦も負けじとペースを上げるが、中嶋のペースはさらにそれを上回り、51周を迎えた時には3秒差にまで迫った。
しかし残り1周でこの差は如何ともし難く、最後は1.7秒差まで迫りながらもついに石浦を捉えることは叶わなかった。
これで石浦は今季最初に2勝目を挙げるドライバーとなり、シリーズポイントも32と伸ばしてトップの座を守った。
しかしこのレースの2位にはランキング3位の中嶋、3位にはランキング2位のオリベイラがつけたため、中嶋24ポイント、オリベイラ25ポイントとその差は残り3戦で十分ひっくり返るものだ。
なお、序盤3位を走っていた小林は32周終わりに行ったピット作業で右リヤタイヤの交換に手間取り、大きく順位を落とした上、ファイナルラップで順位を争っていた#11伊沢拓也(リアル)と接触して惜しくもリタイヤに終わった。
次戦の舞台は九州のオートポリス。
9月13日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 52 | 1:23'44.456 |
| 2 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 52 | 1.742 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 24.775 |
| 4 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 52 | 25.630 |
| 5 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 52 | 45.071 |
| 6 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 52 | 50.211 |
| 7 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 52 | 50.800 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 52 | 51.181 |
| 9 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 52 | 53.844 |
| 10 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 52 | 54.813 |
| 11 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 52 | 1'02.342 |
| 12 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 1'04.858 |
| 13 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 52 | 1'13.051 |
| 14 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 52 | 1'19.948 |
| 15 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 52 | 1'20.722 |
| 16 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 52 | 1'28.190 |
| 17 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 51 | 1Lap |
| 18 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 51 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 46Laps)完走 ---- |
| - | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 0 | 52Laps |
- Fastest Lap: CarNo.2 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S) 1'34.975 (47/52) 181.99km/h
ルーキー福住2連勝!!
全日本F3選手権第15戦の決勝が8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)がスタートからトップに立ち、昨日の初優勝に続いて通算2勝目を挙げた。
Nクラスも昨日同様に#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が独走で今季12勝目を挙げた。
第15戦決勝は午前11時から20周で行われた。
昨日の第14戦でF3初優勝を果たした福住は今回もポールポジション。スタートをきれいに決めてトップで1コーナーへ飛び込む。
2位は#36山下健太(トムス)、3位#23高星明誠(B-MAX)、4位は#2石川京侍(戸田)とここまでは予選順位どおり。
しかしその後方ではスタートで出遅れた#50関口雄飛(B-MAX)をチームメイトの#22ルーカス・オルドネスがパス。関口は1周目のヘアピンでアウトからオルドネスを抜き去るが、つづく90度コーナーで2台が接触、関口はフロントサスを壊してそのままリタイヤ、オルドネスも10周目にピットに戻ってレースを終えてしまった。
一方、トップ集団は序盤福住を2位の山下が1~1.5秒の差で追っていたが、中盤に差し掛かったあたりで高星が山下に急接近、テール・トゥ・ノーズのバトルを展開し始める。
その後ろからは石川もじわじわと接近してきた。
この間にギャップを広げたい福住だったが、今回は前日のような独走状態に持ち込むことができず、また終盤インフィールド区間で雨が降り始めたこともあって、なかなかペースを上げられないまま20周を終了。それでも2位山下に1.1秒差をつけて今週末を2連勝で締めくくった。
山下も最後まで高星に付け入る隙を与えずにそのまま2位でフィニッシュ、ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(トムス)が5位に終わったため、シリーズポイントはともに105で並ぶことになった。
このレースを3位で終えた高星のポイント合計は90、2連勝の福住は65となり、チャンピオン争いは同点の二人のほか、かろうじて高星に可能性が残される結果となった。
Nクラスはスタートからトップに立った小河が2位の#3三浦愛(EXEDY)を序盤から一気に突き放し、33.457秒もの大差をつけて今季12勝目を挙げた。
2位#3三浦愛、3位には#30DRAGONと、表彰台は今年すっかりおなじみになった顔ぶれ。
DRAGON選手にとっては今季14回目の3位だ。
全日本F3選手権の2015シーズンは残り1大会を残すのみとなった。
決戦の舞台はスポーツランドSUGO。10月17~18日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
ツインリンクもてぎで行われている全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦のフリー走行2回目は、1’34.659を記録した#2アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)がトップタイム。2番手には#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけたが、平川はセッション終盤にクラッシュしてしまい、これを回収するために赤旗が提示され、セッションはそのまま終了となった。
決勝日を迎えたツインリンクもてぎは晴天。
しかし所々に厚い雲が出ており、時々雨が降るとの予報も出されている微妙な状況だ。
また今回は全日本ロードレースとの併催ということもあり、決勝前のフリー走行は午前9時50分といつもより遅めの時間から30分間の予定で始まった。
昨日の予選では7位に終わったロッテラーが開始早々に1’34.659を記録してトップへ。
開始10分で平川が1’35.633を出して2位に浮上してきた。
平川はその後1’35.509までタイムを縮めるが、開始から21分が経過したところで4コーナーで姿勢を乱し、イン側の壁に前から突っ込んでしまった。
これにより7号車はノーズ周りとフロントサスペンションにダメージを負い、走行が不可能になったことから車両回収のための赤旗が提示され、セッションは中断したまま終了となってしまった。
平川自身は自力でクルマを降りており、大きな怪我は負っていないようだ。
3位には#20アンドレア・カルダレッリ(インパル)がつけ、ホンダ勢最上位は#16山本尚貴(無限)の7位だった。
一方ポールシッターの#38石浦宏明(セルモ)は10位、予選2位の#40野尻智紀(ダンデライアン)は15位と、こちらは決勝に向けてのロングランに専念した模様。
第4戦決勝は午後3時より52周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 15 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 20 | 35'46'771 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1.166 |
| 3 | 23 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 2.789 |
| 4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 20 | 3.353 |
| 5 | 37 | | 5 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 11.631 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 20 | 12.647 |
| 7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 13.045 |
| 8 | 28 | | 8 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 38.899 |
| 9 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 49.457 |
| 10 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 20 | 1'22.914 |
| 11 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 19 | 1Lap |
| 12 | 5 | N | 4 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 19 | 1Lap |
| 13 | 77 | N | 5 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 19 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18Laps)完走 ---- |
| - | 18 | N | - | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 13 | 7Laps |
| - | 22 | | - | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 9 | 11Laps |
| - | 50 | | - | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 0 | 20Laps |
- CarNo.7 福住仁嶺(HFDP RACING) 1'46.587 (3/20) 162.17km/h
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/23) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'34.659 | - | - | 182.602 |
| 2 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'35.509 | 0.850 | 0.850 | 180.977 |
| 3 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'35.532 | 0.873 | 0.023 | 180.934 |
| 4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'35.545 | 0.886 | 0.013 | 180.909 |
| 5 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'35.613 | 0.954 | 0.068 | 180.780 |
| 6 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'35.747 | 1.088 | 0.134 | 180.527 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'35.841 | 1.182 | 0.094 | 180.350 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'35.863 | 1.204 | 0.022 | 180.309 |
| 9 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'36.044 | 1.385 | 0.181 | 179.969 |
| 10 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'36.061 | 1.402 | 0.017 | 179.937 |
| 11 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'36.107 | 1.448 | 0.046 | 179.851 |
| 12 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'36.169 | 1.510 | 0.062 | 179.735 |
| 13 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'36.375 | 1.716 | 0.206 | 179.351 |
| 14 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'36.684 | 2.025 | 0.309 | 178.778 |
| 15 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'36.845 | 2.186 | 0.161 | 178.481 |
| 16 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'36.896 | 2.237 | 0.051 | 178.387 |
| 17 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'37.154 | 2.495 | 0.258 | 177.913 |
| 18 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'37.209 | 2.550 | 0.055 | 177.812 |
| 19 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'37.260 | 2.601 | 0.051 | 177.719 |
2015スーパーカーレースシリーズ第7戦
2015年8月22日(土)レポート
会場:富士スピードウェイ(1周4.563km)
開幕戦以来の富士スピードウェイ、背景を雪残る春の富士から真夏の富士に変えてシリーズ第7戦開催
2015スーパーカーレースシリーズは富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGOと転戦し、再び開幕の地富士スピードウェイに舞台を移し、12台が参戦しての第7戦が行われた。好天に恵まれ、夏の霊峰富士もくっきりとその姿を現す中、まずはジェントルマンのAドライバー、続いてプラチナ中心のBドライバー予選が行われ、2名のタイム合算でスターティンググリッドが決定した。
初参戦のメルセデスSLS AMG GT3奥村浩一がいきなりの予選PPゲット! カテゴリーⅡはポルシェ911 GT3 CupのTAD JUN JUN/吉田広樹組がトップ、デビューレースの夏野愛子は総合9位からスタート!
5台が参加したカテゴリーⅠでポール・ポジションを奪ったのは今季初参戦のジェントルマン、メルセデスSLS AMG GT3をドライブする奥村浩一(BRP★SHIFT SLS AMG GT3)。奥村は今回ひとりで戦うため予選を2回走行。ともに1分44秒台前半でまとめて、強豪勢を退ける結果となった。これに続いたのがマシンをランボルギーニからアウディR8 LMS ultlaに換えた林学/林裕介組(108Racing with DR R8)。予選3位は現在4連勝中のOLIVE SPA 458GT3のNAORYU/佐々木孝太組(フェラーリ458Italia GT3)。AドライバーNAORYUのアタック中にトラブルが発生したが「トラブルは解消したので決勝は問題なし」と言うNAORYU。
昨年カテゴリーⅣに参戦した赤根宏幸(ARC VANTAGE GT3)。今シーズン初参戦となった今回は新たに安岡秀徒とコンビを組み、マシンもカテゴリーⅠのアストンマーティンVentage GT3に換えて4位(総合5位)に食い込み、決勝の接戦を予感させる結果となった。
5台が参加したカテゴリーⅡは現在3連勝中、ポルシェ911 GT3 Cupをドライブする TAD JUN JUN/吉田広樹組(相建RIGHT★WAY)が総合4位でクラスポール獲得。今回がSCRデビュー、竹内浩典とコンビを組むSCRオフィシャルクィーンの夏野愛子はカテゴリーⅡ4位、総合9位からスタートすることになった。また今回はカテゴリーⅢにBMW Z4 Coupe石原将光、カテゴリーⅣにBMW M235iの山口明/青木良介組が参戦。それぞれ総合11位、12位からスタートすることになった。
決勝はNAORYUが好スタート!トップで佐々木孝太につなぎ、カテゴリーⅠ4連勝で2年連続のチャンピオン獲得!! スピンを喫したものの奥村浩一が巻き返して2位、安岡秀徒の猛追でアストンマーティン赤根宏幸組が3位フィニッシュ
歌手の小柳ゆきさんがドライブするフェラーリの先導車に続いて参加車がコースを1周してスターティンググリッドに整列。その後に車を降りた小柳さんが国歌斉唱。続いてペースカー先導の元にローリングラップに入り、いよいよ第7戦がスタート。
直後の第1コーナーでOLIVE SPA 458GT3のNAORYUがアウディR8 LMS ultla林学のインをついて2位浮上。逃げるメルセデスSLS AMG GT3奥村浩一を追い詰めて6周目についにトップ浮上も、奥村はぴたりと後方に付けで抜くチャンスをうかがう。9周に渡って続いたトップ2のバトルは15周目のプリウスコーナーで奥村がスピンを喫して決着。NAORYUから佐々木孝太へバトンをつなぐと、佐々木はファステストラップを記録する速さで後続を寄せ付けず、60分で34周を走り切って破竹の4連勝。これでNAORYU組は今シーズン通算5勝目を記録。ランク2位に大差をつけ、2年連続、しかもカテゴリーⅡ、カテゴリーⅠでチャンピオン獲得となった。
スピンで一時は3位に後退した奥村だったが、後半追い上げて2位フィニッシュ。予選5位からスタートしたアストンマーティン VANTAGE GT3の 赤根宏幸が14周目に安岡秀徒にバトンを渡すと安岡が猛追。最後は奥村を追い詰める速さを見せて3位表彰台をゲットした。アウディR8 LMS ultla林学/林裕介組が4位。一人で60分を走り切った大ベテラン清水正智(ポルシェ911 GT3R)がクラス5位、総合6位フィニッシュとなった。
カテゴリーⅡはトップTAD組が無念の接触。上野嘉三/山脇大輔組が優勝。夏野愛子はデビューレースを3位表彰台で飾る。
カテゴリーⅡはクラストップスタートのポルシェ911 GT3 Cup、TAD JUN JUNが1周目で他車と接触してリタイア。代わってトップに立ったランボルギーニ・ガヤルドLP570-4の上野嘉三がトップに浮上。山脇大輔とつないでそのままフィニッシュ。上野は今季3勝目を飾った。2位争いは任頼速人からバトンを受けたイタリアのマウリシオ・セレソーリと夏野愛子からバトンを受けた竹内浩典(ともにフェラーリ458Challenge EVO)が終盤激しいバトルを展開しスタンドを沸かせたがセレソーリが逃げ切って2位。だが夏野愛子はデビューレースでうれしい3位表彰台となった。カテゴリーⅢのBMW Z4 Coupe石原将光、カテゴリーⅣの BMW M235i、山口明 /青木良介組ともに完走。それぞれ総合9位、10位でフィニッシュした。
ドライバーコメント
- カテゴリーⅠ 優勝 NAORYU
-
「予選が良くなかったので、なんとかトップでバトンを渡そうと頑張りました。マシンは調子良く問題なく走ることができました。奥村さんが来るのは分かっていたのでラインを換えたりしながらけん制しました。勝てて良かったです」
- カテゴリーⅠ 優勝 佐々木孝太
-
「NAORYUさんが見せ場をつけってくれたので、僕は楽な展開でした。予選で3位だったことを考えると上出来です」
- カテゴリーⅠ 2位 奥村浩一
-
「前半スピンしてしまってもったいないことをしました。一人で走ったのでもうヘロヘロです。今度は2人で走ります(笑)」
- カテゴリーⅠ 3位 赤根宏幸
-
「初めてのGT3マシンで走れて、しかも最高のパートナーに恵まれてすばらしいレースができました。すごく気持ちよかったです」
- カテゴリーⅠ 3位 安岡秀徒
-
「もう少しで2位だったので残念ですが、全力を尽くしました。なんとかやりました(笑)」
- カテゴリーⅡ 優勝 上野嘉三
-
「スタートがうまく行きました。それが今日の全てですね(笑)。あとはミスなく走るだけで良かったです」
- カテゴリーⅡ 優勝 山脇大輔
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「山脇はけっこう頑張りましたよ(笑)。今回はBドライバーがみんな速い中で後半上野君と変わらないペースで走れましたからね」
- カテゴリーⅡ 2位 マウリシオ・セレソーリ
-
「少しミスをするとすぐ後ろに迫られて、さすがに竹内さんは速いですね。僕はフェラーリをよく知っているけど、竹内さんはこのコースをよく知っている。その戦いですごく楽しかった」
- カテゴリーⅡ 3位夏野愛子
-
「まさか表彰台に立てるとは思いませんでした。スタートは慎重に行って抜かれましたが、竹内さんから無線で2台抜けと言われたので頑張りました(笑)。あとは竹内さんが頑張ってくれて、ありがとうございました」
豪華イベント開催!小柳ゆき、石井竜也、ERIHIROのスペシャルライブ。松平健、野沢雅子、山寺宏一のトークショー、そして大輪の花火に観客は大興奮。
富士スピードウェイのグランドシタンド裏にステージが設けられ、声優の野沢雅子さん、山寺宏一さん、さらにクルマ好きで知られる俳優の松平健さんも登場。多くのファンが詰めかける中トークショーが行われた。また妖怪ウォッチのジバニャンも登場。ステージ横で行われていた、楽しみながら交通安全ルールを学ぶ「Kids Traffic Safety School Projects」に参加していた子供たちも駆けつけて、歓声を上げていた。
レース終了後にはメインストレート上にステージが設けられ、米米クラブの石井竜也さん、小柳ゆきさん、ERIHIROさんによるスペシャルライブが行われグランドスタンドを埋めたファンのボルテージは最高潮に。そしてライブ終了後は激闘のSCR第7戦を戦ったドライバー、スタッフを始めすべての参加者を称える大輪の花が富士の夜空に打ち上げられ、スーパーカーレースシリーズ第7戦が幕を閉じた。
Text: Hideyasu USUI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
全日本F3選手権第14戦の決勝が8月22日、ツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が後続をまったく寄せ付けない安定した走りでF3参戦初年度にして見事初優勝を達成した。
Nクラスはすでにタイトルを決めている#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が今季11勝目を挙げた。
第14戦決勝は午後3時35分より14周で行われた。
ポールシッターの福住は危なげなくスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込むと、そのまま一気に後続を突き放しにかかり、2位の#37ニック・キャシディ(トムス)に2周終了時点で1.9秒の差をつける。
その後も福住はハイペースで周回を重ね、最後はキャシディに7.96秒もの大差をつけてたうえにファステストラップも記録してチェッカーを受け、F3デビュー14戦目で待望の初勝利を完全優勝という形でものにした。
2位キャシディの後方ではシリーズランキング2位の#36山下健太(トムス)と同3位の#23高星明誠(B-MAX)が熾烈はドッグファイトを繰り広げたが、高星はいま一つ決め手を欠き、そのまま4位でレースを終えた。
また今回2年ぶり参戦した#50関口雄飛はこのレースを5位で終えている。
Nクラスはスタートで出遅れた小河をかわして#3三浦愛(EXEDY)が一時トップに立つが、2周目の4コーナーで惜しくもアウトに膨らんでしまい、その隙に小河がトップを奪還、そのまま三浦に大差をつけて今季11勝目を飾った。
また3位には今回も#30DRAGON(B-MAX)が入った。
第15戦決勝は明日午前11時より20周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
石浦今季2度目のポール!!
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第4戦の公式予選が8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポイントリーダーの#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)が第2戦岡山に続いてポールポジションを獲得した。
2位には#40野尻智紀(TEAM DOCOMO DANDELION)、3位には#8小林可夢偉(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけた。
公式予選は午後1時15分よりノックアウト方式で行われた。
天候は晴れ。温度湿度の高い中、走行を重ねるにつれて路面にはラバーが載り、これが結果を大きく左右する予選となった。
予選Q1
20分間で行われた予選Q1は、各ドライバーとも朝のフリー走行で装着したタイヤで走り出し、残り7分あたりでニュータイヤを投入するという展開に。
ここでトップタイムを記録したのは小林。以下#2アンドレ・ロッテラー(トムス)、#1中嶋一貴(トムス)と続いた。
小林は朝のフリー走行を16位という不本意な結果で終え、大幅にセッティングを変更したという。それが功を奏した結果だ。
一方ここで脱落したのが#3ジェームス・ロシター(コンドー)だ。ロシターはシフトトラブルによりアタックの機会を失ってそのままチェッカーを受けた。
予選Q2
7分間で行われるQ2は序盤から激しいアタック合戦が始まった。
気温、路面温度ともに高めなこともあり、最初のアタックから1分33秒台前半の好タイムが続出。
ここでは終了間際に1’33.063を記録した石浦がトップ。以下オリベイラ(インパル)、ロッテラー、中嶋一貴、野尻、小林、#16山本尚貴(チーム無限)、#20アンドレア・カルダレッリ(インパル)と続いた。トップの石浦と8胃のカルダレッリのタイム差はわずか0.254秒。
0.357秒差だった#64中嶋大祐以下6名がここで脱落した。
予選Q3
ポールポジションを争うQ3も序盤から激しいアタック合戦が展開された。
高い路面温度と、路面に載ったラバーの影響もあり、ほとんどのドライバーが1周のウォームアップのみでアタックに入っていく。
ここでは「ラバーグリップ待ち」のセッティングを施した野尻が1’32.677を叩き出して一躍トップへ。しかし同様に路面のラバーを期待して予選中にほとんどセッティングをいじらなかった石浦が1’32.105と野尻を上回ってトップへ。小林も1’32.935と32秒台を記録。この3人が予選トップ3となった。
石浦のポール獲得は第2戦岡山に続いて今季2回目。そのまま第2戦と同様に勝利を飾ることができるだろうか。
第4戦決勝は明日午後3時より52周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 14 | 25'04.240 |
| 2 | 37 | | 2 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 7.962 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 11.501 |
| 4 | 23 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 12.050 |
| 5 | 50 | | 5 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 12.901 |
| 6 | 2 | | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 14 | 14.840 |
| 7 | 19 | | 7 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 16.372 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 14 | 18.191 |
| 9 | 22 | | 9 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 18.840 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 14 | 32.890 |
| 11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 41.469 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 55.591 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 1'15.873 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 14 | 1'24.871 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12Laps)完走 ---- |
| - | 18 | N | - | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 11 | 3Laps |
| - | 5 | N | - | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 14Laps |
- Fastest Lap: CarNo.7 福住仁嶺(HFDP RACING F312) 1'46.877 (11/14)
日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングが8月22日、スーパーフォーミュラ第4戦の行われているツインリンクもてぎで行われた。
今回の出席者は白井裕JRP社長と、現在ポイントリーダーの#38石浦宏明選手、そして立川祐路チーム監督。
スーパーGTではチームメイトとしてペアを組む二人を迎えて、今季好調の秘訣を聞いた。

(白井)立川監督には僕が前の会社(ホンダ)にいた頃にGTで戦っていて、一度雑誌の企画でNSXに乗ってもらったんだけど、あれなん年前だったかなあ、どんな感じでした?
(立川)あのまま走ってみたかったですね。座っただけだったんですけど、それでも各メーカーの雰囲気の違いは感じました。
(白井)石浦さんはスウィフトの最後の2年はいなかったんだけど、昨年復活してきていきなり良かったですよね。
現在ポイントリーダーってことで、SF14を走らせるにあたって何か秘訣のようなものはあるのかな?
(石浦)F3からステップアップしてくる中で、スウィフトの時は重たさというか慣性が気になっていました。その頃はGTの動きもかなり軽快になっていたので、スウィフトはGTとF3の中間ぐらいな動きで、どうしても後ろの重さを気にしながらいつも運転していました。
SF14になってから何も気にせず、自分の思った通りに攻められるようになりましたし、セットアップもイメージが湧きやすくなりました。
エンジニアとも会話が進みやすくなりました。スウィフトだとどうしても妥協しなければみたいな面があったんですけど。
(立川)いまセッティングも各車近いところになってきているみたいで、エンジニアさんからすると、遠目に見ても何をしているのかがわかってしまうらしいです。それだけSF14も突き詰められてきているのかなあと思います。
(白井)いまでもGTではチームメイトですけど、SFではドライバーと監督。やりにくさみたいなものはあります?
(石浦)特別やりにくいことはありません。両方同じチームでやってて、立場は違いますけど、特別何か変わる感じはありません。SFでもドライバーとしていてもらってるみたいな感じです。
(立川)GTになるとタメ口になるくらいかな?
(石浦)嘘を広めるのやめてもらえます?(笑)
急にタメ口になったらおかしいじゃないですか。
(立川)石浦は去年からセルモに来たんですけど、最初からチーム全員がレースを楽しみながら取り組んでる感じです。
普通はスーパーフォーミュラに来たらGTの話はしないものなんですけど、何も関係なく思いっきりGTの話をしてます。
(石浦)セットアップなんかも、全く違う車なのに、あっちでああやったからこっちでこうやってみよう、みたいな話もするし、いつも同じメンバーでいるので会話の内容も濃くなっていく感じがあります。
-ここから質疑応答-
-どのレースでも石浦選手が安定して結果を残せていますが、立川監督は何が一番変わったと思われますか?-
(立川)チームとしては何年か前から毎年ちょっとずつ良くなっているので、去年優勝がちらつくところまで来て、で今年こういう状況になっています。石浦と村田エンジニアのコミニュケーションもどんどんとれるようになってきて、石浦の開発能力を買ってチームに来てもらったんですけど、それがうまくいってクルマも良い状態に仕上がってきました。
だからどっかでたまたま速いとかじゃないんですよね。
-優勝して何が変わりましたか?-
(石浦)肩の荷がだいぶ軽くなったというか、勝ってない勝ってないってのがずっとあったので、そういう意味ではリラックスできるようになりました。
信頼関係とかも1年目2年目とだんだん良くなってきてるし、ミスを恐れなくなったというか、積極的にやれている実感がありますね。変にプレッシャーにならないというか、いつも通り楽しくレースウィークを過ごせているのが結果的に良いのかなと思います。
-リーダーズレッドをつけて走っている姿を自分の目で見た感想は?-
(石浦)前回のレースが終わってすぐに録画しておいたのを見ましたが、何がびっくりしたかって、富士の最終コーナーを立ち上がってきたときに自分のクルマだけすぐ分かりますね。サインガードのメカさんとかはやりやすいだろうなと思いますね。
-SF14になって、かなり軽いクルマになりました。その分ドライバーさんは体重管理には気を使っていると聞きますが、石浦選手はどうされていますか?-
(石浦)去年一番重いときは装備重量で80kgあったのが今は72kgくらいになっています。7キロ以上減らしました。
(立川)酒の種類を変えました(笑)
(石浦)それはバラさないほうが良いんじゃないですか。せっかく頑張ったって風に持ってっているのに(笑)
-ちなみに何から何に?-
(石浦)いいんです、そういうのは
(立川)ビールからハイボールにです。
(石浦)もちろんお医者さんのアドバイスを受けて糖質管理をきっちりやってますし、それでシーズンオフに5kg絞って、そこから1kgずつぐらい痩せてキープしています。
GTに関して軽ければ軽いほどいいんですが、スーパーフォーミュラでは前の体重でも規定の中に収まっていたんですよ。それでも体のキレというか動く感じも良くなったし、SF14は軽さっていうよりも慣性の部分がすごく軽くなって、エンジンも軽く低くなったし、その辺が1-2コーナーの挙動にもいい影響を及ぼしていますね。
それでバトル中の自由度も高くなりました。
(立川)ビールをハイボールに変えたんです(笑)
-今回持ち込んだ新エンジンの感想は?-
(石浦)エンジン単体というよりスロットル特性とか、ドライバビリティの改善がされているので、本当にターボ車に乗ってる感覚がだんだんなくなってきました。NAのころも高回転型の出力特性だったので、どっちかというとトルクバンド、パワーバンドはNAのころから上寄りな印象がありました。
それと比べても、だんだんフラットな感じに近づいているし、ドライバーの好みに合わせて特性を選びやすくなっています。それぞれのドライバーが欲しいところを支えてる感じで、自分の感覚に合うものが選べるようになったのが大きいと思います。
(白井)本当はもう少し軽くしたいんです。
もともとの性能からすると、あと10kg位軽くしたかったんですよね。
その分は石浦くんにもっと軽くなってもらおうかなと。
-酒絶ちですね-
(石浦)そういう問題じゃないと思うんですけど(笑)
-理想的なチーム監督像は?-
(石浦)僕は立川さんが理想だと思っています。
ドライバーの立場からアドバイスしてもらっています。今乗ってるドライバーじゃないと細かい部分は伝わらないけど、立川さんは今のクルマも乗ったことがあるのでやりやすいです。実は去年の中盤戦以降は立川さんのセッティングで乗っていたんですよ。他のチームではありえないですよね。
(立川)監督の仕事はドライバーやチームスタッフが気持ち良く仕事ができる環境を作ることかなと思うので、その辺を外から見ていて、直接割って入ってどうこうはしないし、うまくいくようにアドバイスできるようにとは考えています。
GTも含めると僕はこのチーム長いんで、いろいろ言いやすい面もありますね。
まあでも仕事しないと、石浦に文句言われるんで(笑)
(石浦)強いていえばあとは貫禄ぐらい(笑)
(立川)トークショーなんかで監督が集合した時に明らかに居づらいんで(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | 1'33.537 | 1'33.063 | 1'32.657 |
| 2 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.523 | 1'33.242 | 1'32.677 |
| 3 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'33.247 | 1'33.244 | 1'32.935 |
| 4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | 1'33.676 | 1'33.122 | 1'33.022 |
| 5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | 1'33.476 | 1'33.202 | 1'33.105 |
| 6 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | 1'34.005 | 1'33.318 | 1'33.124 |
| 7 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | 1'33.272 | 1'33.163 | 1'33.141 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | 1'33.858 | 1'33.260 | 1'33.700 |
| 9 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | 1'33.490 | 1'33.420 | |
| 10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'33.581 | 1'33.453 | |
| 11 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'33.673 | 1'33.546 | |
| 12 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | 1'33.857 | 1'33.567 | |
| 13 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | 1'34.132 | 1'33.727 | |
| 14 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | 1'33.834 | 1'33.811 | |
| 15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'34.247 | | |
| 16 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | 1'34.380 | | |
| 17 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | 1'34.762 | | |
| 18 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | 1'34.834 | | |
| 19 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | 1'35.083 | | |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'39.774)予選通過 ---- |
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'32.657 | - | - | 186.548 |
| 2 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'32.677 | 0.020 | 0.020 | 186.508 |
| 3 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'32.935 | 0.278 | 0.258 | 185.990 |
| 4 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.022 | 0.365 | 0.087 | 185.816 |
| 5 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.105 | 0.448 | 0.083 | 185.650 |
| 6 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.124 | 0.467 | 0.019 | 185.612 |
| 7 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.141 | 0.484 | 0.017 | 185.578 |
| 8 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'33.700 | 1.043 | 0.559 | 184.471 |
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.063 | - | - | 185.734 |
| 2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.122 | 0.059 | 0.059 | 185.616 |
| 3 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.163 | 0.100 | 0.041 | 185.535 |
| 4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.202 | 0.139 | 0.039 | 185.457 |
| 5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'33.242 | 0.179 | 0.040 | 185.377 |
| 6 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'33.244 | 0.181 | 0.002 | 185.373 |
| 7 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'33.260 | 0.197 | 0.016 | 185.342 |
| 8 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.318 | 0.255 | 0.058 | 185.226 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'33.420 | 0.357 | 0.102 | 185.024 |
| 10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'33.453 | 0.390 | 0.033 | 184.959 |
| 11 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'33.546 | 0.483 | 0.093 | 184.775 |
| 12 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.567 | 0.504 | 0.021 | 184.734 |
| 13 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'33.727 | 0.664 | 0.160 | 184.418 |
| 14 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'33.811 | 0.748 | 0.084 | 184.253 |
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'33.247 | - | - | 185.368 |
| 2 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.272 | 0.025 | 0.025 | 185.318 |
| 3 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'33.476 | 0.229 | 0.204 | 184.913 |
| 4 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'33.490 | 0.243 | 0.014 | 184.886 |
| 5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'33.523 | 0.276 | 0.033 | 184.820 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.537 | 0.290 | 0.014 | 184.793 |
| 7 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'33.581 | 0.334 | 0.044 | 184.706 |
| 8 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'33.673 | 0.426 | 0.092 | 184.525 |
| 9 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.676 | 0.429 | 0.003 | 184.519 |
| 10 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'33.834 | 0.587 | 0.158 | 184.208 |
| 11 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'33.857 | 0.610 | 0.023 | 184.163 |
| 12 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'33.858 | 0.611 | 0.001 | 184.161 |
| 13 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'34.005 | 0.758 | 0.147 | 183.873 |
| 14 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'34.132 | 0.885 | 0.127 | 183.625 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 15 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'34.247 | 1.000 | 0.115 | 183.401 |
| 16 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'34.380 | 1.133 | 0.133 | 183.142 |
| 17 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'34.762 | 1.515 | 0.382 | 182.404 |
| 18 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'34.834 | 1.587 | 0.072 | 182.265 |
| 19 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'35.083 | 1.836 | 0.249 | 181.788 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'39.774)予選通過 ---- |
全日本F3選手権第15戦もてぎの公式予選は今週末好調な#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が第14戦に続いて他を圧倒する速さをみせ、2戦連続、今季通算3度目のポールポジションを獲得した。
Nクラスも終了間際にタイムアップを果たした#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が連続でポールを獲得した。
第14戦の予選終了から10分間のインターバルを置いて第15戦の公式予選が開始された。
上空を覆い尽くしていた分厚い雲は次第に姿を消し、コース上には薄日が差し込む状態となっていた。
各車2周のウォームアップを終え、残り4分あたりから本格的なアタックを開始する。
最初にトップに立ったのは#23高星明誠(B-MAX)。しかしタイムは1’46.038とわずかに45秒台には届かない。2位に#22ルーカス・オルドネス、3位に#50関口雄飛と一時はB-MAXが1-2-3を形成するが、その直後に最終コーナーを立ち上がってきた福住のタイムは1’45.557。
第14戦のタイムには及ばないものの、一気にトップに躍り出た。福住はそのまま早々とアタックを切り上げてピットへ。
その後トムス勢もタイムを上げてきたが、#36山下健太1’45.814、#37キャシディは1’45.957といずれも第14戦のタイムを上回れず、それぞれ予選2位、5位に終わった。
これにより福住が2戦連続でポールから決勝をスタートすることになった。
予選3番手にはランキング3位の高星がつけている。
Nクラスは当初#3三浦愛がクラストップに立っていたものの、そのタイムは1’49.739と満足できるレバルにはなく、最後のアタックで1748.821を記録した小河がここでもトップで明日の決勝に臨むことになった。
第15戦決勝は明日午前11時から20周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権第14戦の公式予選が8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)が第8戦富士に続いて今季2度目のポールポジションを獲得。
Nクラスは前戦富士大会ですでにシリーズチャンピオンを決めた#38小河諒(KeePer TOM’S F306)がポールだった。
公式予選は午前10時10分より10分間で行われた。
チャンピオン争いはほぼ#37ニック・キャシディ(トムス)、#36山下健太(トムス)、#23高星明誠(B-MAX)の3人に絞られた2015シーズンだが、前回の富士あたりからルーキーの福住の速さも目立つようになってきた。
その福住は最初のアタックで1’45.874を記録してトップに立つと、次の周には1’45.308までタイムを縮め、そのままチェッカーを待たずにピットへ。
これを終了ギリギリまで追ったキャシディと山下だったが、キャシディは1’45.530、山下も1’45.579にとどまり、福住は第8戦富士以来通算2度目のポールポジションを獲得して午後の予選に臨むことになった。
また、前回の富士からB-MAXが投入し、佐々木大樹がドライブした50号車を今回は関口雄飛がドライブ。一昨年の第15戦富士以来のF3参戦となる関口は、そのブランクを感じさせないアグレッシブな走りで1’46.010を記録し、予選5番手とまずまずの位置につけた。
Nクラスは既にチャンピオンを決めた小河が1’48.247、2位の#3三浦愛に0.9秒差をつけてポールポジションを獲得している。
第14戦決勝はこのあと午後3時35分より14周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 15 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'45.557 | - | - | 163.750 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.814 | 0.257 | 0.257 | 163.352 |
| 3 | 23 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.906 | 0.349 | 0.092 | 163.210 |
| 4 | 2 | | 4 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'45.912 | 0.355 | 0.006 | 163.201 |
| 5 | 37 | | 5 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.957 | 0.400 | 0.045 | 163.132 |
| 6 | 50 | | 6 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.178 | 0.621 | 0.221 | 162.792 |
| 7 | 22 | | 7 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.211 | 0.654 | 0.033 | 162.742 |
| 8 | 19 | | 8 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.470 | 0.913 | 0.259 | 162.346 |
| 9 | 8 | | 9 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'46.499 | 0.942 | 0.029 | 162.302 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'47.540 | 1.983 | 1.041 | 160.731 |
| 11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.821 | 3.264 | 1.281 | 158.838 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.739 | 4.182 | 0.918 | 157.510 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'50.381 | 4.824 | 0.642 | 156.594 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'51.361 | 5.804 | 0.980 | 155.216 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'51.625 | 6.068 | 0.264 | 154.849 |
| 16 | 18 | N | 6 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'52.884 | 7.327 | 1.259 | 153.121 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'56.334)予選通過 ---- |
MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2015/08/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2015 Japanese Fomura3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'45.308 | - | - | 164.137 |
| 2 | 37 | | 2 | ニック・キャシディ | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.530 | 0.222 | 0.222 | 163.792 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.579 | 0.271 | 0.049 | 163.716 |
| 4 | 23 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'45.744 | 0.436 | 0.165 | 163.460 |
| 5 | 50 | | 5 | 関口 雄飛 | B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.010 | 0.702 | 0.266 | 163.050 |
| 6 | 2 | | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'46.038 | 0.730 | 0.028 | 163.007 |
| 7 | 22 | | 7 | ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.105 | 0.797 | 0.067 | 162.904 |
| 8 | 8 | | 8 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'46.293 | 0.985 | 0.188 | 162.616 |
| 9 | 19 | | 9 | ストゥルアン・ムーア | KCMG F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'46.421 | 1.113 | 0.128 | 162.421 |
| 10 | 28 | | 10 | 山口 大陸 | タイロク・ハナシマ28号 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'47.358 | 2.050 | 0.937 | 161.003 |
| 11 | 38 | N | 1 | 小河 諒 | KeePer TOM'S F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'48.247 | 2.939 | 0.889 | 159.681 |
| 12 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.216 | 3.908 | 0.969 | 158.264 |
| 13 | 30 | N | 3 | ドラゴン | B-MAX RACING F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'49.843 | 4.535 | 0.627 | 157.361 |
| 14 | 77 | N | 4 | 三浦 勝 | アルボルアルデアCMS 306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'51.402 | 6.094 | 1.559 | 155.158 |
| 15 | 5 | N | 5 | アレックス・ヤン | KRC Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'51.577 | 6.269 | 0.175 | 154.915 |
| 16 | 18 | N | 6 | ギョオム・クニントン | FSC MOTORSPORT Dallara F307 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'52.431 | 7.123 | 0.854 | 153.738 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'56.019)予選通過 ---- |
全日本選手権スーパーフォーミュラ・シリーズ第4戦のフリー走行1回めが8月22日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がトップタイム。
ポイントリーダーの#38石浦宏明(P/MU CERUMO INGING)は2番手につけた。
スーパーフォーミュラの2015シーズンもここからいよいよ後半戦。
ホンダ、トヨタ双方ともに新エンジンをもてぎに持ち込んできた。
なお、今回の燃料流量は第2戦岡山と同じ90kg/hとされ、95kg/hで行われた第1戦鈴鹿、第3戦富士に比べて若干のパワーダウンとなっている。
またただでさえブレーキに負荷のかかりやすいコースレイアウトであることに加え、例年猛暑の中で行われる8月のもてぎ戦だが、公式予選日は曇天の下で開幕、気温も28℃前後で推移するものと予想されており、熱対策という点においては多少楽になっていると思われる。
こうした条件が勢力分布にどのような影響を及ぼすのか。
注目の中、午前8時30分より60分間のフリー走行が行われた。
ここで好調ぶりを見せたのは#19オリベイラだ。
開始から12分で1’34.133を記録してトップに立つと、その3周後には1’33.976までタイムを縮めてこのセッションをトップで終えた。
この時点での2番手には#1中嶋一貴(トムス)が1’34.126でつけていたが、残り時間12分で#2アンドレ・ロッテラー(トムス)が1’34.105を記録、さらにチェッカー提示直後にはポイントリーダーの#38石浦が1’34.070を叩き出して2位に食い込んできた。
ホンダ勢のトップは#40野尻智紀(ダンデライアン)で4位だった。
なお、#18中山雄一(KCMG)はステアリングシャフトの破損によりノータイムに終わっている。
第4戦の公式予選は午後1時15分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
MOTEGI 2&4 Race -RIJ- (2015/08/22) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2015 SUPER FORMULA Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'33.834 | - | - | 184.208 |
| 2 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'34.070 | 0.236 | 0.236 | 183.746 |
| 3 | 2 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'34.105 | 0.271 | 0.035 | 183.677 |
| 4 | 1 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'34.126 | 0.292 | 0.021 | 183.636 |
| 5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'34.183 | 0.349 | 0.057 | 183.525 |
| 6 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'34.282 | 0.448 | 0.099 | 183.333 |
| 7 | 41 | ナレイン・カーティケヤン | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'34.341 | 0.507 | 0.059 | 183.218 |
| 8 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | HONDA HR-414E | 1'34.709 | 0.875 | 0.368 | 182.506 |
| 9 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'34.715 | 0.881 | 0.006 | 182.494 |
| 10 | 20 | アンドレア・カルダレッリ | LENOVO TEAM IMPUL SF14 LENOVO TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'34.799 | 0.965 | 0.084 | 182.333 |
| 11 | 3 | ジェームス・ロシター | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'34.810 | 0.976 | 0.011 | 182.312 |
| 12 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'34.840 | 1.006 | 0.030 | 182.254 |
| 13 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'34.878 | 1.044 | 0.038 | 182.181 |
| 14 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'34.920 | 1.086 | 0.042 | 182.100 |
| 15 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM 無限SF14 TEAM無限 | HONDA HR-414E | 1'35.064 | 1.230 | 0.144 | 181.825 |
| 16 | 8 | 小林 可夢偉 | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'35.427 | 1.593 | 0.363 | 181.133 |
| 17 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'35.676 | 1.842 | 0.249 | 180.661 |
| 18 | 4 | ウィリアム・ブラー | FUJI×D'station KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'35.744 | 1.910 | 0.068 | 180.533 |
| - | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | no time | - | - | - |
世界各地で行われるマツダ車を用いたモータースポーツ活動を支援するMZ Racingは、今年9月にベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで開催されるヒストリックカーレースに、日本の愛好家がマツダR100(ファミリア・ロータリークーペ)を持ち込んで参戦することを発表した。
マツダ(当時は東洋工業)がロータリーエンジンの優秀性を広く世界に知らしめるため、1970年のスパ・フランコルシャン24時間レースに出場させたR100は、ヨーロッパの強豪相手に総合トップを走ったものの、優勝を目前にしてトラブルが発生し惜しくも勝利を逃した。
今回参戦を決意した愛知県在住の加藤仁さん(68歳)は青年の頃、R100を入手しモータースポーツに参加している中で、この1970年スパ24時間の結果を知り、「いつか自分もR100クーペでスパを走ってみたい」と夢見ることになったという。
加藤さんはそれ以降、当時のレースカーの仕様に近づける作業を自らの手でコツコツと進めながら、国内のヒストリックカーレースに何度か出場してマシンの信頼度をあげ、ご自身のドライビングスキルも磨いてきた。
現在ではRE10A型ロータリーエンジンも当時のレース用ユニットと同じ仕様でチューニングされている。
また、今回の参戦にあたっては、同仕様のR100をもう1台入手し、2台でのレース出場を予定している。
すでに7月13日にはシェイクダウンテストを終え、同20日には加藤さんの地元愛知県にある協力ガレージの「RE SUGIYAMA」から2台は送り出されており、途中マツダ本社のある広島に立ち寄ってベルギーのアントワープに輸送される。
9月のレースウィークは、17日にテスト走行があり、18日の公式予選を経て、20日に1時間の決勝レースが行われる。2台のうちの1台に加藤さん自身が乗り、他の1台は加藤さんの友人らがドライブすることになっている。
加藤仁(かとうひとし1947年生まれ68歳)さんのコメント
「私の念願でありました「スパ・ドリーム」を果たす機が熟しました。このスパ・クラシックレース遠征に先立ち、マツダ関係者の皆様から熱いご声援とご支援を頂くことになり、まずは御礼申し上げます。私は1984年から今日まで30年間、筑波、富士、岡山、中山サーキットにてR100ファミリア・ロータリークーペで日本のヒストリックカーレースを走ってまいりました。ファミリア・ロータリークーペには私の青春の想い出がいっぱい詰まっており、また私のモータースポーツの原点でもあります。ファミリア・ロータリークーペは日本のレース黎明期の重要な歴史的車両であり、往年のレーサーの方々の多くがこのファミリアでレースを始めたと聞いております。今回のスパ遠征は私だけの夢ではなく、まさに温故知新、マツダが1970年にスパ24時間で世界を驚かせたこと、そしてその技術が感動の1991年のルマン優勝に繋がっていくことを、日本の皆様やヨーロッパの人々に伝えたいと思っております。今後とも皆様のご声援をよろしくお願いいたします」
K4-GPも2日目。昨日の500kmレースに続き13日にはメーンイベントの1000kmレースが静岡県の富士スピードウェイで行われた。
早朝から降り出した雨が路面を濡らす中、5クラス合わせて127台のマシンが午前6時10分から続々とコースイン。ドライバーズミーティングを経て午前8時、仮装した走者がマシンに駆け寄る変則ルマン方式でスタートが切られた。通常セーフティーカー(SC)の1周先導後に追い抜き可能になるが、今回は雨天のためSCが3周先導し、4周目からレースが始まった。

GP-1クラス優勝の108号車・MCPC三菱自動車自動車部

GP-2クラス優勝の278号車・ガレージトライレーシング

GP-3クラス優勝の95号車・田代車両・土屋鈑金複合チーム

総合&GP-4クラス優勝の777号車・TEAM-T弐号機

GP-5クラス優勝の253号車・Team IYOKAN
序盤、レースをリードしたのはGP-5クラスの27号車・TEAM MINILITE(MINILITE VIVIO)。スーパーGTでスバルBRZの総監督を務める辰巳英治がトップに立つ。これを追い詰めたのが、GP-4クラスの2号車・ゆらたく屋(フォーMira-1)。全日本GT選手権やスーパー耐久に出場経験のある大城一が徐々に迫り、一時は背後まで付けるも追撃はここまで。昨年優勝の27号車がスパートし、2号車を突き放し独走状態を築くこととなった。
序盤から降り続いていた雨もやがて止み、一時はほぼドライ路面となるも、レース中盤には再び雨が路面を濡らすこととなる。この頃、3位まで上がってきたのがGP-4クラスの777号車・TEAM-T弐号機(TEAM-T弐号機)。777号車はここでドライバーにスーパーGTに参戦中の加藤寛規を投入。加藤は流していただけでプッシュはしてないというものの「まぁ、雨でしたから」とGTドライバーの格の違いを見せつけ、10秒前後速いラップで前車を追う。
加藤は2位のマシンを抜くと、トップの27号車もピットイン。777号車は一気にトップに躍り出ることとなった。加藤はその後もリードを広げると、ライバルチームはペナルティーなどで後退。最終ドライバーにはGTでチームメートの高橋一穂が乗り込み、他チームを圧倒して10時間を走りきり、昨年27号車にゴール直前で勝利を奪われた雪辱を果たし、参戦3年目にして総合での初優勝を飾ることとなった。
その27号車は雨のためピット戦略が狂い、ペナルティーも受け総合7位でレースを終えた。「雨の中、マシンが原型をとどめているのは素晴らしい」と結果より無事レースを終えたことに安堵していた。
総合2位にはGP-2クラス優勝の278号車・ガレージトライレーシング(278トゥデイ)が、総合3位にはGP-3クラス優勝の95号車・田代車両・土屋鈑金複合チーム(ミラターボL200S)が、総合6位にはGP-5クラス優勝の253号車・Team IYOKAN(IYOKAN GT35)が、総合87位にはGP-1クラス優勝の108号車・MCPC三菱自動車自動車部(三菱自動車MCPC小悪魔アイ)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
今年も軽自動車の祭典K4-GPが8月12日~13日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
参加可能車両は軽自動車にとどまらず幅広い。カテゴリー分けは以下の通りとなっている。
- GP-1: AT車両
- GP-2: 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc未満)
- GP-3: 量産ベースのハコ車(排気量NA換算850cc以上)
- GP-4: R車両(排気量NA換算850cc未満)
- GP-5: R車両(排気量NA換算850cc以上)

GP-1クラス優勝のSPTMレーシングチーム

GP-2クラス優勝のオート・ラボ&WEST

総合&GP-3クラス優勝のマキタスピードK耐久チーム

GP-4クラス優勝のシーワンレーシング

GP5クラス優勝のホンダ学園自動車整備部
12日は500kmレースが行われた。1000kmレースの参加増に伴い、前日に設けられたレースで、初参加のチームを対象としているが、1000kmレースとのダブルエントリーをするチームも多い。
レースは午後1時にスタート、午後6時にゴールを迎える。給油義務は2回なので、2ストップ3スティントが優勝を狙うチームのオーソドックスな作戦だ。
序盤からレースをリードしたのは、GP-4クラスの488号車シーワンレーシング(フェラーリF70スペチアーレ)。これにGP-3クラスの910号車NFC-1(NFC-1ワークス)が続くが、徐々にリードを許し1回目のドライバーチェンジを迎える頃には約1周差となってしまった。
その後方から徐々に上位に顔を出してきたのはGP-3クラスの46号車マキタスピードK耐久チーム(マキタスピードK耐久ヴィヴィオ)。序盤に4位につけると、2回のピットストップを終えた後半には2位まで上がってきた。
午後6時過ぎ、レース488号車がトップでゴール。2位は46号車となったが、なんと488号車はレース終盤の黄旗追い越しで3周減算のペナルティー。漁夫の利を得る形で46号車が優勝となった。K4-GPは、走行マナーを徹底するため通常のレースに比べ厳しいペナルティーが科される。黄旗追い越しは5分のペナルティーストップだが、その相当分として3周減算となったようだ。
優勝した4号車マキタスピードは初参戦ながら、レース経験豊富な監督牧田祐輔が若手3人(遠又勇希・小泉颯太・松岡利樹)を起用したチーム。速いドライバーをそろえ、綿密な作戦を立て、一時雨も落ちる難しいコンディションのなか、ノーミス、ノーペナルティーでレースを走りきったことが優勝につながった。
総合優勝は逃したもののGP-4クラス優勝は488号車シーワンレーシング。総合3位にはGP-2クラス優勝の185号車オート・ラボ&WEST(オート・ラボ&WESTミライース)が、総合35位にはGP-5クラス優勝のホンダ学園自動車整備部(N360HV)が、総合47位にはGP-1優勝のSPTMレーシングチーム(APPB-WORKS)が入った。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

予選 8月8日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつで、今年からスタートしたFIA-F4選手権の第3大会が引き続き富士スピードウェイ(静岡県)で、8月8日(土)〜9日(日)に開催され、里見乃亜が出場した。併催のメインレース、SUPER GTが前回はタイで行われたため、FIA-F4選手権は実にインターバルが3か月に及ぶこととなった。
今回もレースウィーク早々にサーキット入りして、まさに準備万端。練習走行では単に周回を重ねるだけでなく、さまざまなセッティングも試し、それをドライビングの幅として広げることが目標とされた。専有走行は木曜日に2セッション、金曜日に3セッション行われ、特に金曜日はセッションごとにタイムを詰めていく。走行後のミーティングの中で課題も見つかり、現在の自分に何が重要か見極めた上で、これまで試したセッティングのどれをチョイスするか、里見自身にまかせることに。
予選が行われた土曜日は、このところ続いた猛暑日の唯一の例外となり、上空には青空の合間に白い雲が浮かぶ。幾分さわやかな風も吹いて、上々のコンディションではあったのだが。必死にコースを攻め立て、その間にはクールダウンもポジショニングも行うが、ターゲットとしていた1分46秒台にはなかなか届かない。どうやら、専有走行より天候の関係で、温度が下がっていたことも要因であるようだ。結果、最後のアタックで記した1分47秒518がファーストベストタイムとなり、第5戦のグリッドは26番手に。そしてセカンドベストタイムで決められる第6戦のグリッドは、1分47秒536により、24番手に決定した。
決勝第5戦 8月8日(土) 天候/曇り コース状況/ドライ
夏休みの真っ最中とあって、土曜日と言うのに2万を超す大観衆がサーキットには詰め寄せていた。他のサポートレース以上にFIA-F4選手権に熱い視線が注がれているのは、台数が多く、激しいバトルが繰り広げられることが周知されたから。そして、ここから生まれる次代のスターに、今のうちから注目しておこうという意識が高まっているからに他ならない。
注目のスタートを決めた里見であったが、その前方では1コーナーでマルチクラッシュ。回避はできたものの、アウト側から避けたことで失速してしまい、22番手まで順位を上げるのが精いっぱいだった。それでも前後を囲まれる中でのバトルを繰り広げ、3周目には21番手に浮上、さらに6周目には20番手に。そして9周目にも1台をかわす。その直後、1コーナーで接触があり、コース上で2台が停止。セーフティカーランが10周目から行われたばかりか、その最中に100R出口でクラッシュするマシンも。そのため、回収に予想以上の時間を要してしまい、15周もしくは30分間で終了という規定に対し、14周目経過時でタイムオーバーとなってしまう。セーフティカーランで隊列が組まれ、前方との差
が詰まっていただけに、再開されていれば、より順位を上げていた可能性も……。誰もが不完全燃焼のレースで、里見は19位という結果に終わった。

決勝第6戦 8月9日(日) 天候/晴れ コース状況/ドライ
土曜日に浮かんでいた雲は、いったいどこへやら。日曜日の富士スピードウェイ上空には青空が広がって、再び暑さ厳しき戦いが繰り広げられることとなった。この日の観客数も3万6千を超えて、スタンドの興奮がグリッドにも伝わってくるほどだった。第5戦の結果は苦いものであったが、ラップタイムはいたって安定していた里見。そのことで、予選で失いかけた自信を取り戻しつつあった。それが証拠にスタートを決めて、1コーナー、コカコーラコーナー、ダンロップコーナーでもオーバーテイクを連発。ピット前には何番手で戻ってくるか注目された。しかし、来ない……。見失ったのかと思ったのも束の間、最後尾で戻ってきたではないか。なんと最終コーナーで追突されてコントロールを失い、復帰はできたものの、大きな遅れを取っていたのだ。それでも決して諦めることなく周回を重ね、5周目には前走車の脱落によって33番手に浮上。10周目にはもうひとつポジションを上げる。その時点で前後の間隔は広がっており、後はポジションキープに徹することとなった。それでも、ひとりにペナルティによる降格があり、繰り上がって31位という結果を得ることに。
次回のレースは、3週間後の鈴鹿サーキットが舞台。国内屈指のテクニカルコースは、育ったドライバーも数多く、より厳しい戦いとなることも予想されるが、この富士戦で掴んだものを生かし、挑んでいくだろう。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)
-
予選順位はともかく、目標にしていたタイムに届かなかったことが悔やまれる。2戦ともスタートは決まったようだが、アクシデントが多いポジションなので多くのリスクが生まれ、混乱に巻込まれる。まずは拮抗する予選でのタイムを少しでも上げる必要がある。それでも週末を通して少ないダウンフォースでのマシンコントロールや路面状況の変化などに対応出来たことは次戦の鈴鹿を攻略するために役立つと思う。
- Driver 里見乃亜(Noa Satomi)
-
練習でいろいろセットを試し、自分の判断で予選はどうするか決めさせてもらったのですが、正直言って判断ミスでした。それであんな順位に沈んでしまったことがすべてというか……。予選の後にセットを変えてもらい、決勝はいずれも走りは悪くなかったと思うのですが、最初のレースでは1コーナーで、次のレースでは最終コーナーでアクシデントに巻き込まれてしまいました。2レースともスタートは良かったし、特に第2レースは押されてスピンするまで何台も抜けたんですが……。それもすべて、スタートする位置が原因です。今後は予選でもっと上位につけることを目指し、そうすれば決勝も結果がついてくると思います。
Le Beausset Motorsports
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

- 富士スピードウェイ(静岡県)
- 8月8日(土)予選・第5戦決勝レース 晴れ
- 8月9日(日)第6戦決勝レース 晴れ
参戦ドライバー
- ゼッケン:36
- ドライバー:坪井翔
- マシン:FTRSスカラシップF4
- エントラント:TOM’S SPIRIT
- ゼッケン:38
- ドライバー:山田遼
- マシン:美人&DRP AKIBA FTRS
- エントラント:ガレージ茶畑
- ゼッケン:51
- ドライバー:三笠雄一
- マシン:B-MAX RACING F110
- エントラント:B-max
☆8月8日(土)8:10~ 公式予選
三ヶ月のインターバルを置き、2大会連続となる富士スピードウェイで38台の予選が始まった。前日の公式練習では坪井選手がトップタイム。三笠選手は40度近い発熱がありながらも5番手タイム。山田選手はトップ10までコンマ2秒差の自己ベストとなる15番手タイムを記録していたため期待がかかっていた。しかし、三選手共に前日の自己ベストタイムから大きく遅れ、第5戦は坪井選手が5番手、三笠選手11番手、山田遼選手は20番手スタート。第6戦は坪井選手4番手、三笠選手10番手、山田遼選手18番手スタートとなる。
☆8月8日(土)13:10~ 第5戦決勝レース
薄曇りだが蒸し暑い状況が波乱を予感させる。ポールポジションからスタートした牧野選手を先頭に1コーナーにさしかかると多重クラッシュが発生。3位にポジションアップした坪井選手以降は大きく順位が入れ替わる。その中に好スタートを決めた三笠選手が巻き込まれてしまった。多重クラッシュ直後の山田選手は、うまくアクシデントを回避し12位にポジションアップ。三笠選手はリアのクラッシャブルストラクチャーが割れる勢いで突っ込まれて押し出され、前車とも接触してしまった為に前後ウィングを破損してしまった。それでもコースアウト後にレースに復帰した。3位で1周目を終えた坪井選手はすぐさま2位にポジションアップ。トップの牧野選手にも襲いかかる。しかし、牧野選手はうまいディフェンスでパッシングを防御する。このやり合いからトップ集団が4台が連なる状況となる。この混戦の中、ダンロップコーナーで坪井選手は強引にインを刺されるが、冷静に見ていてアウト側ハンドルを切り接触を避けた。ここで後ろの選手にも差を詰められ、ホームストレートでスリップを使われ4位にポジションダウンしてしまう。12位にジャンプアップした山田選手は、ミスと接触により徐々に順位を20番手まで落としてしまう。そして9周を終了した1コーナーで下位グループが接触によりコース上にストップしてセーフティーカー導入となってしまった。そのセーフティーカー導入中にも接触事故が発生。随所で接触事故が多発した荒れたレースは、セーフティーカー先導のままゴール終了となった。三笠選手はなんとかレースを再スタートしたものの、マシンのコンディションが悪化しリタイアを決断した。
☆8月9日(日)10:35~ 第6戦決勝レース
前日の後味の悪いレースとそれぞれの悔しい気持ちを晴らすかのような青空が広がった。4番手スタートの坪井選手は、今シーズン一番のスタートを決めて2位で1コーナをクリア。10番手スタートの三笠選手も7・8番手あたりで侵入するものの、イン側から押し出されてポジションアップならず。18番手スタートの山田選手も三笠選手と同様の状況のスタートとなった。坪井選手は、昨日の鬱憤を晴らすかのような走りで序盤早々にトップに立ち後続を引き離しにかかる。三笠選手と山田選手はそれぞれのポジションでのバトルで抜きつ抜かれつのレース展開となる。一時独走態勢になったかと見られた坪井選手は、終盤ペースダウンし2位の選手が迫るが逃げ切り、有言実行のトップチェッカーでシリーズ2勝目を上げた。三笠選手と山田選手は、それぞれ悔しい9位と19位でフィニッシュとなった。

- 坪井選手コメント
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公式練習から調子が良く、マシンも仕上がっていたので自信を持って予選に挑みました。しかし、オーバー傾向にセッティングしていたマシンはアンダーで、想定タイムに遠く及びませんでした。金曜日の予選シミュレーションからマシンのセッティングも変えず、路面コンディションもGTが走る前なので大きく変わらなかったのに、タイヤのグリップ感がまるで違いました。それでも、レースではでスタートを無事に決められれば勝てる自信はありました。第5戦は無難にスタートを決め、1コーナーの混乱にも巻き込まれず3位に上がれたので、あとはどうやってレースを組み立てるかを冷静に考えていました。無理なパッシングをせずに2位に上がりトップの牧野選手にも仕掛けていましたが、ダンロップコーナーで強引に入られました。避けなければ確実に当たっていました。第4戦の二の舞だけはさけたかったのとまだ周回数も残っていたので、また抜き返す余裕がありました。しかし、そこでタイムロスしたおかげで、後続にスリップを使われ4位に落ちた後でSC導入になってしまいました。SC明けを狙っていたのですが、タイムオーバーで不完全燃焼となってしまいました。2連勝を狙っていましたがレースなので仕方ないと気持ちを入れ替えて第6戦に挑みました。第5戦同様スタートさえ無事に乗り切れば自信があったので、2位に上がれた時は勝てる確信がありました。昨日のレースのように何が起こるかわからないので、早めにアクションを起こし、トップに立ってからも全力でプッシュしました。後半の数周はリアタイヤのグリップが落ちかなり厳しかったです。それでも残り周回数と2位とのギャップを見ながらなんとか逃げ切ることができました。シリーズポイントはトップに迫れたのですが、有効ポイント制を考えると、次戦以降も勝ちを積みかさねていきたいと思います。
- 三笠選手コメント
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事前テストができていなかったのですが、公式練習は体調不良を考えるとなかなか良いタイムが出ていました。前日まで40度近い熱が出ていたので予選と第5戦は体力が心配でしたが、体の調子は良かったもののマシンの調子が悪くなってしまいました。公式練習までは素直にコーナリングできていたのですが、予選では全然マシンが曲がらずタイムが出ませんでした。想定外の予選順位になってしまいましたが、第5戦は得意のバツーカースタートを決めて1コーナーに侵入しましたが、前の3ワイドが接触しアウト側に来たため避けようとしたところ、今度は後ろから凄い勢いで突っ込まれてしまいました。そのおかげでスピンしコースアウトしてしまいほぼ最後尾まで落ちてしまいました。マシンは前後共に接触していたので、バランスが悪かったのですが、なんとかポイント圏内まで上がれるように努力しました。SCが入りチャンスかと思いましたが、マシンのハンドリングが酷くリタイアを決めました。トップ争いに加われる位置にいただけに悔しかったのですが、第6戦は一つポジションが前からスタートできるので気持ちを切り替えました。第6戦もバツーカースタートを決めて2台抜いたのですが、アウト側にポジションを取っていたため押し出されてしまいました。昨日の様な接触だけは避けたかったので順位を落としてしまいましたが、仕切り直してポジションアップを仕掛けました。タイヤが温まる序盤はペースが良く7位まで挽回し、トップグループも見えていました。しかしタイヤが温まるとアンダーが強くなり予選の時の状況になってしまいました。その後、再度抜き返されてしまい9位フィニッシュと不甲斐ない結果になってしまいました。やはり事前準備ができていないと前に行けないレベルのレースという反面、予選で前にいないと中盤以降ではトラブルに巻き込まれてしまう難しいレースだと再認識させられました。次戦以降はとにかく勝ちにこだわって努力していきます。
- 山田選手コメント
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今回のレースは次戦以降の参戦資金を集めるためにも、結果を求めると同時に速さをアピールできる様に挑みました。事前練習は資金の問題で充分にはできませんでしたが、チームとサポーター様のおかげでマシンは良くなりました。その結果、公式練習では前回大会よりもポジションを上げることができ、トップグループとのタイム差もかなり縮まりました。しかし予選ではスリップをうまく使うことができず、公式練習で後ろを走っていた選手には逆にスリップを使われてしまいました。その選手が出したタイムが予選トップ5だったので悔やまれます。前回と予選順位がほとんど変わっていないので、決勝レースは前回の反省点を思い出しシングルフィニッシュを目指しました。第5戦のスタートはいつも通りうまく決まり、1コーナーのアクシデントもうまくかわせたので、12位までジャンプアップすることができました。しかし、混戦数珠繋ぎのポジションなので、少しのミスで大きく順位を落としてしまいました。ポジションを落とすと接触にもあいさらにポジションを落とすという悪循環になってしまいました。第6戦は2つポジションが上がりうまくスタートを決められたのですが、1コーナーでのポジション取りが悪くジャンプアップできませんでした。またもや混戦数珠繋ぎの集団でのバトルでストレートでの抜きつ抜かれつが激しい状況でした。順位を徐々に上げラストラップまでに15位まで上がりました。しかし、混戦は変わらずダンロップコーナーでのミスにより、19位までポジションを落としてしまいました。正直現状では、次戦以降の参戦のめどが立っていない状況です。自分の不甲斐なさに悔いが残る結果となってしまいましたが、この経験を無駄にせず努力していきたいと思います。
☆リザルト
【第5戦】
- #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選5位 決勝4位
- #38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選19位 決勝20位
- #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選11位 決勝リタイア
【第6戦】
- #36 坪井翔 FTRSスカラシップF4 予選2位 決勝 優勝
- #51 三笠雄一 B-MAX RACING F110 予選10位 決勝9位
- #38 山田遼 美人&DRP AKIBA FTRS 予選18位 決勝19位



ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース
プレスインフォメーション 2015年8月09日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第8戦決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて8月9日(日)に開催いたしました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:34度 路面:45度(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)2015 第8戦ミシュランチャレンジ決勝が8月9日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。この日の富士は朝から強い陽射しで、気温、路面温度とも上昇。容赦ない暑さが、スターティンググリッドで決勝スタートを待つドライバーたちを襲っていた。
午後12時50分、フォーメーションラップスタートの合図が示され、ポールポジションの#15元嶋佑弥、2番グリッドの#78近藤翼、3番グリッドの#12久保凛太郎、以下、スポット参戦の#30 DRAGON、#9武井真司という順でゆっくりと車両を発進。1周を終えてそれぞれのグリッドに着き、シグナルがブラックアウトして正式にレースのスタートが切られた。
ここで鋭い反応を見せたのは元嶋。前日の第7戦では遅れを取ったが、今回は第6戦までのようなスタートダッシュを決め、1周目から逃げ切りを図る。その2番手、3番手は近藤と久保というオーダーのまま進んでいたが、3周目あたりから2台の距離が縮まり、2番手争いへと変わった。だが、4周目の1コーナーで2台は軽く接触し、久保がスピン。久保は7番手までポジションを落としてしまう。「あそこでは顔を出す程度にしようと思っていましたが、ブレーキングでクルマが不安定になってしまったので、(スピンを回避するためには)ブレーキを少し離すしかなかった。何とか止まれと思っていたけど当たってしまい、近藤選手には申し訳ないです」と久保。両者のクルマにダメージはなかったが、元嶋のリードはさらに広がった。
代わりに3番手には武井が上がる。5番グリッドからスタートした武井は3周目にDRAGONを捉えて4番手に浮上。3番手に上がった4周目には自己ベストタイムを更新し、近藤を追う態勢に入ろうとしていた。しかし、6周目のダンロップコーナーで痛恨のスピン。「あそこでは横Gがかかっている状態でアクセルを入れていくのですが、アクセルに対する、駆動の反応が少し遅れたことで、バランスを崩してしまった」(武井)ことにより、12番手へと順位を大きく下げてしまった。
後方での波乱を尻目に、元嶋は「ファステストラップも狙いにいきました」というハイペースを刻み、最後までトップの座を脅かされることなくトップチェッカー。開幕から8連勝を決めた。「いい週末を送ることができました。(第9戦、第10戦の)鈴鹿サーキットは好きなコース。自信を持って臨みたい」と笑顔。2位は元嶋から5.6秒差で近藤、3位にはスピン後まもなく3番手にポジションを回復していた久保が入った。
ジェントルマンクラスは、武井のスピンにより、トップから#24剛覇矢人、2番手#25内山清士、3番手#2田島剛、4番手#37久保田克昭という隊列に変わった。なかでも田島のペースが良く、8周目にはクラス2番手に浮上。「タイヤも温存し、トップを射程距離に入れて、これからと思っていた」(田島)。だが、追撃態勢に入ろうかという9周目、パドルシフトのトラブルでまさかのスローダウンを余儀なくされてしまう。これで3番手に上がった久保田は内山を捉えて2番手に浮上したが、その後内山との接触でスピンを喫し、表彰台圏外に。こうした2番手を巡るバトルの間、武井は怒涛の勢いで失地を回復。剛の後ろ約5秒差の2位まで追い上げてフィニッシュした。結局、優勝は剛。剛はトップに立った後、DRAGONに接近する場面もあったが、オーバーテイクまでは難しいと判断。「コンサバな走り」でゴールを目指し、今季2勝目をマークした。「前回の富士で仕掛けた時にスピンしたということもあったので、オーバーテイクは前の方がミスした時にうまく捉えて、と考えていました。武井さんがスピンしているのは見えましたが、それでも落ち着いていこうと。やっと2勝目をあげることができました」(剛)。3位は内山で、2戦連続の表彰台となった。
また、第8戦においてミシュラン賞が新たに設定され、#77浜崎大が獲得。このミシュラン賞は、スターティンググリッドから最もジャンプアップしてチェッカーを受けたジェントルマンクラスの選手に贈られる賞として本レースに限り設定された。
富士ラウンドを終え、今季のPCCJは残り2戦。両大会とも鈴鹿サーキット(三重県)での開催となる。第9戦は8月30日(日)、同じくSUPER GTとの併催。元嶋以外にも鈴鹿を「得意のコース」として挙げる声は多く、ここまで結果を残せていないドライバーも気分新たに臨んでくるはず。オーバーオール、ジェントルマンクラスともこれまで以上にハイレベルで白熱した戦いとなることが予想される。
■ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 - 第8戦 決勝結果
Pos. _ Car# _ Class-Pos. _ Driver _ Car Name _ Lap _ Time _ Time/Gap
1 _ 15 _ _ 元嶋 佑弥 _ GARMIN PORSCHE _ 15 _ 26'18.490 _ -
2 _ 78 _ _ 近藤 翼 _ スカイレーシング _ 15 _ 26'24.172 _ 5.682
3 _ 12 _ _ 久保 凛太郎 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'27.980 _ 9.490
4 _ 24 _ G _ 剛 覇矢人 _ みきゃん スペンダーGT3 _ 15 _ 26'42.810 _ 24.320
5 _ 9 _ G _ 武井 真司 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 26'47.579 _ 29.089
6 _ 25 _ G _ 内山 清士 _ NK RACING _ 15 _ 26'51.570 _ 33.080
7 _ 77 _ G _ 浜崎 大 _ Voing Ventiler _ 15 _ 26'52.609 _ 34.119
8 _ 11 _ _ 塚本 奈々美 _ TEAM KTOUCH PORSCHE _ 15 _ 26'56.209 _ 37.719
9 _ 98 _ G _ ゴトウ イカリ _ チームトーエイスピリット _ 15 _ 27'00.251 _ 41.761
10 _ 37 _ G _ 久保田 克昭 _ ハナシマレーシング _ 15 _ 27'01.780 _ 43.290
12 _ 51 _ G _ ポール イップ _ KCMG ANNIKA 911 _ 15 _ 27'22.646 _ 1'04.156
13 _ 7 _ _ 星野 敏 _ D'station HAI 991 _ 15 _ 27'37.117 _ 1'18.627
14 _ 52 _ G _ 春山 次男 _ はるやまbaby GT3cup _ 15 _ 27'39.690 _ 1'21.200
15 _ 10 _ G _ 齋藤 真紀雄 _ ビンゴレーシング _ 15 _ 27'50.033 _ 1'31.543
16 _ 2 _ G _ 田島 剛 _ タジマレーシング _ 14 _ 27'30.717 _ 1Lap
※ _ 30 _ _ DRAGON _ B-MAX-PORSCHE _ 15 _ 27'12.929 _ 54.439
以上完走(規定周回数)
19 永井 宏明 ナインレーシング DNS
ベストラップ
1'44.534 3/15 157.143km/h #15 元嶋 佑弥/Yuya MOTOJIMA / GARMIN PORSCHE
G 1'45.181 8/15 156.176km/h #9 武井 真司/Shinji TAKEI / ビンゴレーシング
※ CarNo.30 は賞典外。
CarNo.12に対し黒白旗を提示した。
※1 CarNo.52のスタートについては、競技長からの厳重注意相当と判断した。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
プレスインフォメーション 2015年8月09日
スーパーGT GT300クラス: 第4戦 決勝 富士スビードウェイ
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、KTRおよびエクセレンスインターナショナルと共にPorsche Team KTRとして 参戦する2015年のスーパーGT GT300クラス第4戦(富士スピードウェイ)の決勝において、ポイント圏内の10位を走行中、他車が落としたパーツと接触しリタイヤとなりました。
ゴールデンウィークに開催された今シーズンの第2戦と同じく、多くの観客が富士スピードウェイに集まった午後3時過ぎにフォーメーションラップからレースはスタート。Porsche Team KTRのスタートドライバーを勤めたアレックス・インペラトーリはオープニングラップで2台をオーバーテイクし6位でストレートに戻って来る。しばらくの間はポジションをキープするも10周目を過ぎた頃からタイヤの内圧が上がり始め、ラップタイムはわずかに落ちていく。14周目に13位まで順位を下げ我慢の走りが続くが、20周目あたりからGT300クラス上位勢がピットに入り始めて先行車両が少なくなったためプッシュの指示が出ると、アレックスは猛然とアタックを開始。ドライバーとタイヤチェンジを予定していた31周を終える時には5位に浮上する。
続いてステアリングを託されたのは山下健太。コースに復帰したタイミングでは15位まで後退するも、着実にポジションを回復し36周目にはポイント圏内の10位まで順位を戻す。上位を走行する車両と遜色無い1分41秒台のラップタイムを刻み、さらなるオーバーテイクを狙う911 GT3Rがトラブルに襲われたのはその5周後。41周目の最終コーナーを立ち上がり、スリップストリームから周回遅れの車両をパスしようとストレートでラインを変えたまさに瞬間、目の前に現れた大きなパーツがフロント中央部を直撃。その衝撃で911 GT3Rはセンターラジエターを失い、山下は42周目のヘアピンで車を停めてレースを終えることになった。
レース終了後ドライバーコメント
アレックス・インペラトーリ
「Porsche Team KTRでの最後のレースでポイントが叶わなかったのは残念としか言いようがありません。スタートでは数台をパスし、その後もライバルとのバトルを楽しみました。なるべくポジションをキープしながらタイヤを労ってスティントを走り切るというタスクをこなすことは出来ました。今はただ、シーズン後半におけるチームの活躍を祈っています。スーパーGTに復帰するチャンスを与えてくれたKTRとエクセレンスグループ、ポルシェ ジャパンには感謝しています。」
山下健太
「アレックスに代わってコースに出た頃から気温が下がり、昨日の予選と似た状況になったこともあって良いペースで走れていました。前を走る車よりも早いラップで走行していたので、さらに上位に行けると思っていたその矢先にパーツを踏み、ラジエターを壊してしまいました。2レース続けてのポイント獲得を逃したのは悔しい限りですが、長丁場となる次の鈴鹿ではトラブルなく走り切り、少しでも上を目指します。」
スーパーGT2015シーズンの第5戦「インターナショナルSUZUKA1000km(鈴鹿サーキット)」は、8月29日(土)、30日(日)に開催される予定です。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース