全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦の決勝が、4月26日、オートポリスで行われ、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が、ウェット路面のなか快走を見せて今季2勝目を飾った。
マスタークラスは、スタートでトップに立ったDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が逃げ切って、今季初クラスウィンを遂げた。
朝から降り続いていた雨がスタート前に上がり、路面はウェットながら通常どおりスタンディングスタートでレースが始まった。
ポールポジションの新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が好スタートを決め、これに3番グリッドから三井優介(DELiGHTWORKS)をかわしたジルテールが続いた。
ウェットコンディションでずば抜けた速さを見せるジルテールは、2周目以降執拗に新原を攻め立て、4周目に攻略に成功。壁のなくなったジルテールは、一気にペースアップ。この周で2秒のマージンを築く。
新原はセットが合わないのか、ペースが上がらず、6周目に三井、7周目に梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、9周目に佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)にもかわされて5位に後退してしまった。
9周目に、9位を走行していたアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)がスピンして動けなくなり、セーフティカーが入った。これで各車の間隔が詰まる。
リスタートを待つ三井は、ウィービングでタイヤを温めながら、トップのジルテールを抜こうと目論むが、13周目のリスタートではジルテールが、三井の思惑を知っているかのように最終コーナーのかなり手前からアクセルオン。
残り2周も安定した速さで走りきったジルテールが、第2戦に続き今季2勝目を飾った。2位は三井、3位は梅垣と、開幕大会で表彰台を独占した三人が顔を揃えた。
マスタークラスは、第4戦で優勝を逃してしまったDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が、抜群のスタートを見せてトップに立つと、清水康弘(ART TASTE RACING 324)、KEN ALEX(BUZZ RACING)との差を広げて、今季初となるクラス優勝を飾った。
第6戦の決勝は、本日、午後0時15分から14周で行われる。雨はなんとか持ちそうな気配だ。霧が出ないことを祈ろう。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhisa SUEHIRO

