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2017年4月

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1決勝結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/30) Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
11ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1243:00'15.445
23ST-X2ユーク・タニグチ
山内 英輝
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1243.058
38ST-X3永井 宏明
佐々木 孝太
ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
12422.535
4*89ST-X4モーリス・チェン
吉本 大樹
坂本 祐也
HubAuto Ferrari 488 GT3R
Ferrari 488 GT3
1222Laps
525ST-X5テツオ・オギノ
飯田 太陽
野尻 智紀
ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1222Laps
6777ST-X6星野 敏
荒 聖治
近藤 翼
D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1213Laps
731ST-11小川 勝人
影山 正美
富田 竜一郎
Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1177Laps
8*97ST-R1伊藤 真一
海老澤 紳一
中野 信治
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
11311Laps
998ST-R2黒澤 琢弥
石川 京侍
加藤 寛規
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
11311Laps
1015ST-31長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
11311Laps
1162ST-32嵯峨 宏紀
中山 雄一
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
11311Laps
1234ST-33本山 哲
松原 怜史
安田 裕信
SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
11212Laps
1339ST-34手塚 祐弥
前嶋 秀司
鈴木 陽
ADVICS TRACY RC350
TOYOTA LEXUS RC350
11212Laps
1438ST-35堀田 誠
阪口 良平
muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
11212Laps
1545ST-R3田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
竹田 直人
LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
11212Laps
16*59ST-21大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
11212Laps
1723ST-36安宅 光徳
甲野 将哉
大原 学
岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
11212Laps
1819ST-R4奥村 浩一
秋吉 圭
柴田 優作
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
11212Laps
1968ST-37服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
11113Laps
20*14ST-38山崎 学
荒井 康裕
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
11014Laps
217ST-22吉田 綜一郎
石崎 敦士
成澤 正人
サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
10915Laps
2299ST-X7植松 忠雄
星野 一樹
藤波 清斗
Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
9925Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
-17ST-3-谷川 達也
野上 達也
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
6064Laps
-6ST-2-冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
5371Laps
-30ST-2-大波 肇
伊藤 勝一
RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
3490Laps
-20ST-2-下垣 和也
松本 武士
近藤 説秀
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2896Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 山内英輝(ENDLESS・ADVAN・GT-R) 1'21.556 (2/124) 163.511km/h
  • CarNo.89のAドライバーは、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第15条(11)違反(ジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.59のAドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第4条d)違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.14のAドライバーは、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第第9条(3)違反(ピットロード走行中のシートベルト外し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.97のBドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10違反(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.89のBドライバーは、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第17条(3)(ピットレーン通過速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.89のCドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.9.10違反(SC中の追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2決勝 ST-4クラスは松井孝允/蒲生尚弥/坪井翔組が、ST-5クラスは村上博幸/脇谷猛組が優勝

st-rd2-r-start-st4 st-rd2-r-start-st5

 午前中に行われた公式予選から、3時間ほどのインターバルで、13時20分から8分間のウォームアップ走行が行われた。

 決勝レースを前に一時的に雨がコースを濡らしたが、レインタイヤを装着するほどのコンディションには至らず、晴れ間も見えてきた。

st-rd2-r-86

st-rd2-r-13

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st-rd2-r-57

st-rd2-r-2

st-rd2-r-37

 その後14時18分にフォーメーションラップからのスタートが切られた。

 #86TOM‘S SPIRIT 86の松井孝允を先頭に、#27 D’station FINA BRZの伊橋勲、#55SunOasis田中建築スズバン86のたしろじゅん、#54 TC CORSE iRacing RDADSTERの堤優威と序盤を予選順位のオーダーでレースは展開される。約1時時間後には#55がトップに立っており、2位に#86、3位に#77 CUSCO RACING86のオーダーに。

 ST5クラスは#57ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFitの原田健太、#66 odula MAZDA DEMIO 15Bがこれを追っていた。

 この後、2番手走行の#86にピット作業違反のドライブスルーペナルティが課せられるが、2番手のままで復帰。

 残り90分のレース折り返し点では、#55に40秒ほどの差で#86、3位には#13 ENDLESS・ADVAN・86、4位に#54、5位に#93 SKR ENGINEERING ings S2000までが同一周回の57周を走行していた。

 ST5クラスはPPの#88村上モータースMAZDAロードスターND、2位に#57、3位に#2 TEAM221 BOMEX with オートラボND5RCとなっていた。

 残り10分を切って、ST4クラスはトップ#86は逃げ切りの態勢をとり、#54と#13の2位争いが激化。7分を切った110周目のSP入り口で#13が#54をパスしたが、ここで接触があり#54はコースアウトでマシンはグラベルにストップ。このため、決勝レースの正式結果で#13はプッシングのペナルティで35秒加算の裁定がくだるが、2位の結果は変わらず。3位には#93が入った。4位には#40ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ingsとなった。

 ST5クラスは#88が結果的にはポールtoフィニッシュを飾り、2位には#57、3位に#2、4位に#37DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-Dが入った。

 次戦第3戦は6月10-11日に三重県鈴鹿サーキットでS耐サバイバルとして行われる予定だ。

st-rd2-r-podium-st4 st-rd2-r-podium-st5

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2決勝結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) Group 2 Final Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
1*86ST-41松井 孝允
蒲生 尚弥
坪井 翔
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
1133:01'12.467
2*13ST-42小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1131'06.897
393ST-43太田 侑弥
佐々木 雅弘
蘇武 喜和
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1131'10.215
440ST-44藤田 竜樹
浜野 彰彦
吉本 晶哉
ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1121Lap
577ST-45山田 英二
遠藤 浩二
中島 保典
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1121Lap
655ST-46たしろ じゅん
伊藤 毅
田中 雅之
SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
1112Laps
718ST-47浅野 武夫
井上 雅貴
山田 大司
Y’sdistraction 86
TOYOTA 86
1112Laps
812ST-48松井 隆幸
リク
ハヤト・ダテ
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1103Laps
929ST-49東 徹次郎
松永 大祐
小倉 康宏
T's concept 86
TOYOTA 86
1094Laps
1026ST-410大谷 飛雄
川中子 和彦
松尾 充晃
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1094Laps
1160ST-411松本 和之
松波 太郎
鈴木 はじめ
G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1085Laps
1288ST-51村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
1076Laps
1357ST-52遠藤 光博
原田 健太
桝本 隆介
ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1067Laps
14*2ST-53筒井 克彦
山下 潤一郎
山西 康司
TEAM221 BOMEX withオートラボND5RC
MAZDA ROADSTER
1067Laps
1537ST-54関 豊
梅田 剛
井尻 薫
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1067Laps
1666ST-55橋本 陸
大塚 隆一郎
武地 孝幸
odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1058Laps
1748ST-56岡崎 善衛
井上 恵一
西村 元気
GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1058Laps
18*4ST-57芝谷 純三
ススム・ナカムラ
相原 誠司郎
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1058Laps
19700ST-58ヒロボン
藺牟田 政治
大賀 裕介
J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1058Laps
2011ST-59大西 隆生
三木 孝浩
板垣 裕之
ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
1058Laps
21213ST-510東 貴史
横尾 優一
WAKO’S ★GenesisPURE★WM★Vitz
TOYOTA Vitz RS
1049Laps
2232ST-511原嶋 昭弘
岡原 達也
飯沼 章妃
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1049Laps
23100ST-412渋谷 崇
渡辺 忠司
大阪 八郎
A-GENT1 86
TOYOTA 86
1049Laps
2454ST-413加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1094Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-4:79Laps / ST-5:74Lpas)完走 ----
-50ST-5-岩岡 万梨恵
北平 絵奈美
山本 絵里子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
7637Laps
-69ST-5-大野 尊久
梅本 淳一
J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
3974Laps
-27ST-4-伊橋 勲
馬場 優輝
連 貴洋
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
3380Laps
  • Fastest Lap: CarNo.86 松井孝允(TOM'S SPILIT 86) 1'32.982 (3/113) 143.418km/h
  • CarNo.2のAドライバーは、ウォームアップ走行における国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.86は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第17条(2)違反(給油中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.4は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則第17条(13)違反(燃料給油中のジャッキダウン)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.13は、スーパー耐久シリーズ2017スポーツ規則付則2 8.違反(プッシング)によりドライビングスルー相当のペナルティーとされ、競技結果に対して35秒を加算した。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1公式予選 永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)が2戦連続のポールポジション

 2017スーパー耐久シリーズ第2戦は宮城県のスポーツランド菅生で午前11時10分から公式予選が行われ、A/Bドライバーの合算タイム2分42秒248でST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太組(#8 ARN Ferrari 488 GT3)が前戦もてぎに続きグループ1のポールポジションを獲得した。

st-rd2-q-8

st-rd2-q-3

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 今回はST-X〜ST-3クラスまでに前回もてぎからTCRマシンのよる新クラスST-RがST-TCRと名称を改めてグループ1に加わり、A〜Cドライバー各15分で公式予選が争われた。

 朝からスッキリ晴れ渡り爽やかな青空の下、絶好のコンディションで午前11時10分に公式予選がスタート。

 Aドライバー予選のST-Xクラスは初戦を制した内田優大(#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が1分21秒797のトップタイムをマーク。2位にYUKE TANIGUCHI(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)、3位に永井宏明(#8 ARN Ferrari 488 GT3)と続く。

 今回より前戦のトップ3にウェイトハンデが課せられる事からGT-R勢への影響が注目されたがものともせず上位に食い込んできた。

 ST-1クラストップは小川勝人(#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup)で1分28秒507をマーク。ST-TCRクラスは田ヶ原章蔵(#45 LIQUI MORY RS3 LMS)が1分29秒534でトップに立つ。ST-2は大澤学(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)が1分31秒079でクラストップ。ST-3は長島正明(#15 岡部自動車Rn-SチームテツヤZ34)が1分30秒839でクラストップとなった。

 Bドライバー予選はST-Xクラスにプラチナドライバーが続々登場しグッとタイムアップ。佐々木孝太(#8 ARN Ferrari 488 GT3)が1分20秒066のコースレコードでトップタイム。続く2位が吉本大樹(#89 HubAuto Ferrari 488GT3)で1分20秒813、3位が山内英輝(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)で1分20秒997をマークし、ここまでが1分20秒台の激戦となった。

 ST-1クラスは影山正美(#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup)が1分25秒407、ST-TCRクラスは白坂卓也(#45 LIQUI MORY RS3 LMS)が1分29秒696、ST-2クラスは菊池靖(#6 新菱オート☆DIXCELエボX)で1分30秒567、ST-3クラスは中山雄一(#62 DENSO Le Beausset RC350)がST-2クラスを上回る1分30秒351でそれぞれクラストップとなった。

 この結果、A/Bドライバーの合算タイム2分42秒248でST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太組(#8 ARN Ferrari 488 GT3)が第1戦もてぎに続きポールポジションを獲得した。2位はYUKE TANIGUCHI/山内英輝(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)、3位は内田優大/ 藤井 誠暢/平峰一貴組(#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)となった。

 ST-1クラスは小川勝人/影山雅美/富田竜一郎組(#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup)が2分53秒914、ST-TCRクラスは田ヶ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組(#45 LIQUI MORY RS3 LMS)が2分59秒236、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至組(#59 DAMD MOTUL ED WRX STI)が3分01秒758、ST-3クラスは嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太組(#62 DENSO Le Beausset RC350)が3分01秒273でそれぞれクラスポールポジションとなった。

 第2戦のグループ1決勝レースは明日4月30日午後2時にスタートし、3時間で争われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1公式予選総合結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
18ST-X1永井 宏明
佐々木 孝太
ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1'22.182
R1'20.066
2'42.248-
23ST-X2ユーク・タニグチ
山内 英輝
ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'22.014
1'20.997
2'43.011 0.763
31ST-X3内田 優大
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'21.797
1'21.324
2'43.121 0.873
4777ST-X4星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1'22.297
1'21.210
2'43.507 1.259
599ST-X5植松 忠雄
星野 一樹
Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'23.133
1'21.164
2'44.297 2.049
689ST-X6モーリス・チェン
吉本 大樹
HubAuto Ferrari 488 GT3R
Ferrari 488 GT3
1'23.551
1'20.813
2'44.364 2.116
725ST-X7テツオ・オギノ
飯田 太陽
ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1'24.228
1'24.063
2'48.291 6.043
831ST-11小川 勝人
影山 正美
Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1'28.507
1'25.407
2'53.91411.666
945ST-R1田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'29.534
1'29.696
2'59.23016.982
1019ST-R2奥村 浩一
秋吉 圭
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'30.235
1'30.351
3'00.58618.338
1162ST-31嵯峨 宏紀
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'30.922
1'30.351
3'01.27319.025
1215ST-32長島 正明
田中 徹
岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'30.839
1'30.627
3'01.46619.218
1359ST-21大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'31.079
1'30.679
3'01.75819.510
14*97ST-R3伊藤 真一
海老澤 紳一
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'30.659
1'31.102
3'01.76119.513
1539ST-33手塚 祐弥
前嶋 秀司
ADVICS TRACY RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'30.842
1'30.965
3'01.80719.559
166ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'31.753
1'30.567
3'02.32020.072
1798ST-R4黒澤 琢弥
石川 京侍
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'31.543
1'31.407
3'02.95020.702
1823ST-34安宅 光徳
甲野 将哉
岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.053
1'31.150
3'03.20320.955
1938ST-35堀田 誠
阪口 良平
muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'31.958
1'31.256
3'03.21420.966
2020ST-23下垣 和也
松本 武士
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'32.079
1'31.387
3'03.46621.218
2168ST-36服部 尚貴
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
1'31.733
1'32.134
3'03.86721.619
2234ST-37本山 哲
松原 怜史
SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.132
1'32.258
3'04.39022.142
2314ST-38山崎 学
荒井 康裕
岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.741
1'34.047
3'05.78823.540
247ST-24吉田 綜一郎
石崎 敦士
サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'32.725
1'33.219
3'05.94423.696
2517ST-39谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
1'37.870
1'39.338
3'17.20834.960
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ---
-30ST-2-大波 肇
伊藤 勝一
RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'31.458
absence
3'31.45849.210
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X:1'20.723)を更新しました。
  • CarNo.97のBドライバーは国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)によりベストタイム抹消のペナルティーが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1 Bドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) Group 1 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
18ST-X1佐々木 孝太ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
R1'20.066--166.554
289ST-X2吉本 大樹HubAuto Ferrari 488 GT3R
Ferrari 488 GT3
1'20.813 0.747 0.747165.015
33ST-X3山内 英輝ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'20.997 0.931 0.184164.640
499ST-X4星野 一樹Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'21.164 1.098 0.167164.301
5777ST-X5荒 聖治D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1'21.210 1.144 0.046164.208
61ST-X6藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'21.324 1.258 0.114163.978
725ST-X7飯田 太陽ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1'24.063 3.997 2.739158.635
831ST-11影山 正美Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1'25.407 5.341 1.344156.139
945ST-R1白坂 卓也LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'29.696 9.630 4.289148.672
1019ST-R2秋吉 圭BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'30.35110.285 0.655147.595
1162ST-31中山 雄一DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'30.35110.285 0.000147.595
126ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'30.56710.501 0.216147.243
1315ST-32田中 徹岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'30.62710.561 0.060147.145
1459ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'30.67910.613 0.052147.061
1539ST-33前嶋 秀司ADVICS TRACY RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'30.96510.899 0.286146.598
16*97ST-R3海老澤 紳一Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'31.10211.036 0.137146.378
1723ST-34甲野 将哉岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.15011.084 0.048146.301
1838ST-35阪口 良平muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'31.25611.190 0.106146.131
1920ST-23松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'31.38711.321 0.131145.921
2098ST-R4石川 京侍Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'31.40711.341 0.020145.890
2168ST-36脇阪 薫一埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
1'32.13412.068 0.727144.738
2234ST-37松原 怜史SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.25812.192 0.124144.544
237ST-24石崎 敦士サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'33.21913.153 0.961143.054
2414ST-38荒井 康裕岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'34.04713.981 0.828141.794
2517ST-39野上 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
1'39.33819.272 5.291134.242
2630ST-25伊藤 勝一RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
2'00.00039.93420.662111.128
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X:1'20.723)を更新しました。
  • CarNo.97は国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)によりベストタイム抹消のペナルティーが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ1 Aドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) Group 1 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
11ST-X1内田 優大スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'21.797--163.029
23ST-X2ユーク・タニグチENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'22.014 0.217 0.217162.598
38ST-X3永井 宏明ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1'22.182 0.385 0.168162.266
4777ST-X4星野 敏D'station Porsche
Porsche 911 GT3
1'22.297 0.500 0.115162.039
599ST-X5植松 忠雄Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'23.133 1.336 0.836160.409
689ST-X6モーリス・チェンHubAuto Ferrari 488 GT3R
Ferrari 488 GT3
1'23.551 1.754 0.418159.607
725ST-X7テツオ・オギノケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1'24.228 2.431 0.677158.324
831ST-11小川 勝人Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
1'28.507 6.710 4.279150.670
945ST-R1田ヶ原 章蔵LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'29.534 7.737 1.027148.941
1019ST-R2奥村 浩一BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
1'30.235 8.438 0.701147.784
1197ST-R3伊藤 真一Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'30.659 8.862 0.424147.093
1215ST-31長島 正明岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'30.839 9.042 0.180146.802
1339ST-32手塚 祐弥ADVICS TRACY RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'30.842 9.045 0.003146.797
1462ST-33嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
1'30.922 9.125 0.080146.668
1559ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
1'31.079 9.282 0.157146.415
1630ST-22大波 肇RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
1'31.458 9.661 0.379145.808
1798ST-R4黒澤 琢弥Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
1'31.543 9.746 0.085145.673
1868ST-34服部 尚貴埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
1'31.733 9.936 0.190145.371
1914ST-35山崎 学岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'31.741 9.944 0.008145.358
206ST-23冨桝 朋広新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'31.753 9.956 0.012145.339
2138ST-36堀田 誠muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
1'31.95810.161 0.205145.015
2223ST-37安宅 光徳岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.05310.256 0.095144.866
2320ST-24下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'32.07910.282 0.026144.825
2434ST-38本山 哲SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
1'32.13210.335 0.053144.741
257ST-25吉田 綜一郎サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
1'32.72510.928 0.593143.816
2617ST-39谷川 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
1'37.87016.073 5.145136.255
---- 以上基準タイム(110%)予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2公式予選 ST-4クラスは松井孝允/蒲生尚弥/坪井翔組がポールポジション

 開幕戦のもてぎラウンドから4週間、その舞台を残雪の蔵王連山をのぞむ、心地よい風が吹き抜ける宮城県のスポーツランドSUGOに移した。

 今回は、昨年と同様に土曜日にST4、ST5クラスのGr-2の決勝レースが3時間で行われ、日曜日にST-X、新設のST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラスのGr-1の決勝レースが同様に3時間で行われるスケジュールとなっている。

 土曜日、まずは午前8時50分から今日の午後に決勝レースの行われるGr-2の公式予選が行われた。ABCドライバーの15分ずつの公式予選が行われる予定となっていた。

st-rd2-q-zaoh

st-rd2-q-86

st-rd2-q-55

st-rd2-q-88

st-rd2-q-57

 Aドライバーの予選ではST4クラスの#55SunOasis田中建築スズバン86のたしろじゅんが1分32秒223のレコードタイムでトップ。2番手に#86TOM‘S SPIRIT 86の松井孝允が32秒257のレコードタイムでつけ、3番手に#27 D’station FINA BRZの伊橋勲が33秒057となっていた。

 ST5クラスは#88村上モータースMAZDAロードスターNDの村上博幸が38秒224のレコードタイムでクラストップとした。

 約10分のインターバルで行われたBドライバーの予選では、#86の蒲生尚弥が31秒922とコースレコードをさらに更新!#27の馬場優輝が32秒829で2番手、#54 TC CORSE iRacing RDADSTERの堤優威が32秒963で3番手とした。

 ST5クラスは#57ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFitの原田健太が38秒963のタイムでクラストップをマークした。

 ABドライバーの予選タイムの合算でグリッドが決定されることとなっているスーパー耐久の公式予選。このため、ST4クラスは#86がポールポジション。2番手に#27、3番手は#55のグリッドとなった。

ST5クラスは#88がクラスのポールポジションをマークしている。2番手は#57となった。

 決勝レースは、午後2時20分から3時間の予定で行われる。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2公式予選総合結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
186ST-41松井 孝允
蒲生 尚弥
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
R1'32.257
R1'31.922
3'04.179-
227ST-42伊橋 勲
馬場 優輝
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'33.055
1'32.820
3'05.875 1.696
355ST-43たしろ じゅん
伊藤 毅
SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
R1'32.223
1'33.938
3'06.161 1.982
454ST-44加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'33.636
1'32.963
3'06.599 2.420
513ST-45小河 諒
高橋 翼
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.610
1'33.561
3'07.171 2.992
640ST-46藤田 竜樹
浜野 彰彦
ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1'33.467
1'34.124
3'07.591 3.412
7*77ST-47山田 英二
遠藤 浩二
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1'33.822
1'34.039
3'07.861 3.682
818ST-48浅野 武夫
井上 雅貴
Y’sdistraction 86
TOYOTA 86
1'34.212
1'33.919
3'08.131 3.952
912ST-49松井 隆幸
リク
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'33.799
1'35.848
3'09.647 5.468
1026ST-410大谷 飛雄
川中子 和彦
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1'35.009
1'35.778
3'10.787 6.608
1160ST-411松本 和之
松波 太郎
G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1'35.317
1'35.798
3'11.115 6.936
1229ST-412東 徹次郎
松永 大祐
T's concept 86
TOYOTA 86
1'36.162
1'35.724
3'11.886 7.707
13100ST-413渋谷 崇
渡辺 忠司
A-GENT1 86
TOYOTA 86
1'34.323
1'38.917
3'13.240 9.061
1493ST-414太田 侑弥
佐々木 雅弘
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'33.705
1'40.207
3'13.912 9.733
15*88ST-51村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
R1'38.224
1'39.094
3'17.31813.139
1657ST-52遠藤 光博
原田 健太
ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1'39.294
1'38.963
3'18.25714.078
1732ST-53原嶋 昭弘
岡原 達也
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'39.703
1'38.995
3'18.69814.519
182ST-54筒井 克彦
山下 潤一郎
TEAM221 BOMEX withオートラボND5RC
MAZDA ROADSTER
1'39.149
1'39.570
3'18.71914.540
194ST-55芝谷 純三
ススム・ナカムラ
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1'39.603
1'39.583
3'19.18615.007
2048ST-56岡崎 善衛
井上 恵一
GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.627
1'39.692
3'19.31915.140
2166ST-57橋本 陸
大塚 隆一郎
odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1'39.989
1'39.684
3'19.67315.494
2269ST-58大野 尊久
梅本 淳一
J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.776
1'40.464
3'20.24016.061
2350ST-59岩岡 万梨恵
北平 絵奈美
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'40.987
1'39.436
3'20.42316.244
2411ST-510大西 隆生
三木 孝浩
ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'39.775
1'40.914
3'20.68916.510
25700ST-511ヒロボン
藺牟田 政治
J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.864
1'41.616
3'21.48017.301
2637ST-512関 豊
梅田 剛
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1'41.304
1'40.944
3'22.24818.069
27213ST-513東 貴史
横尾 優一
WAKO’S ★GenesisPURE★WM★Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'41.451
1'42.245
3'23.69619.517
---- 以上Aドライバー基準タイム(110% - ST-4:1'41.763 / ST-5:1'48.778)予選通過 ----
---- 以上Bドライバー基準タイム(110% - ST-4:1'41.825 / ST-5:1'48.919)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-4:1'32.454 / ST-5:1'38.807)を更新しました。
  • CarNo.88のBドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)によりベストタイム抹消のペナルティーが科された。
  • CarNo.77のBドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)によりベストタイム抹消のペナルティーが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2 Bドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) Group 2 B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
186ST-41蒲生 尚弥TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
R1'31.922--145.072
227ST-42馬場 優輝D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'32.820 0.898 0.898143.669
354ST-43堤 優威TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'32.963 1.041 0.143143.448
413ST-44高橋 翼ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.561 1.639 0.598142.531
518ST-45井上 雅貴Y’sdistraction 86
TOYOTA 86
1'33.919 1.997 0.358141.987
655ST-46伊藤 毅SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
1'33.938 2.016 0.019141.959
7*77ST-47遠藤 浩二CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1'34.039 2.117 0.101141.806
840ST-48浜野 彰彦ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1'34.124 2.202 0.085141.678
929ST-49松永 大祐T's concept 86
TOYOTA 86
1'35.724 3.802 1.600139.310
1026ST-410川中子 和彦エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1'35.778 3.856 0.054139.232
1160ST-411松波 太郎G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1'35.798 3.876 0.020139.203
1212ST-412リクシビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'35.848 3.926 0.050139.130
13100ST-413渡辺 忠司A-GENT1 86
TOYOTA 86
1'38.917 6.995 3.069134.813
1457ST-51原田 健太ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1'38.963 7.041 0.046134.751
1532ST-52岡原 達也Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'38.995 7.073 0.032134.707
16*88ST-53脇谷 猛村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
1'39.094 7.172 0.099134.572
1750ST-54北平 絵奈美LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'39.436 7.514 0.342134.110
182ST-55山下 潤一郎TEAM221 BOMEX withオートラボND5RC
MAZDA ROADSTER
1'39.570 7.648 0.134133.929
194ST-56ススム・ナカムラTHE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1'39.583 7.661 0.013133.912
2066ST-57大塚 隆一郎odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1'39.684 7.762 0.101133.776
2148ST-58井上 恵一GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.692 7.770 0.008133.765
2293ST-414佐々木 雅弘SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'40.207 8.285 0.515133.078
2369ST-59梅本 淳一J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'40.464 8.542 0.257132.737
2411ST-510三木 孝浩ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'40.914 8.992 0.450132.145
2537ST-511梅田 剛DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1'40.944 9.022 0.030132.106
26700ST-512藺牟田 政治J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'41.616 9.694 0.672131.232
27213ST-513横尾 優一WAKO’S ★GenesisPURE★WM★Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'42.24510.323 0.629130.425
---- 以上基準タイム(110% - ST-4:1'41.825 / ST-5:1'48.919)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-4:1'32.454)を更新しました。
  • CarNo.88は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)によりベストタイム抹消のペナルティーが科された。
  • CarNo.77は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第5条違反(ホワイトラインカット)によりベストタイム抹消のペナルティーが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOグループ2 Aドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2017/04/29) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
155ST-41たしろ じゅんSunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
R1'32.223--144.599
286ST-42松井 孝允TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
R1'32.257 0.034 0.034144.545
327ST-43伊橋 勲D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
1'33.055 0.832 0.798143.306
440ST-44藤田 竜樹ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
1'33.467 1.244 0.412142.674
513ST-45小河 諒ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.610 1.387 0.143142.456
654ST-46加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'33.636 1.413 0.026142.417
793ST-47太田 侑弥SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
1'33.705 1.482 0.069142.312
812ST-48松井 隆幸シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
1'33.799 1.576 0.094142.169
977ST-49山田 英二CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
1'33.822 1.599 0.023142.134
1018ST-410浅野 武夫Y’sdistraction 86
TOYOTA 86
1'34.212 1.989 0.390141.546
11100ST-411渋谷 崇A-GENT1 86
TOYOTA 86
1'34.323 2.100 0.111141.379
1226ST-412大谷 飛雄エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
1'35.009 2.786 0.686140.359
1360ST-413松本 和之G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
1'35.317 3.094 0.308139.905
1429ST-414東 徹次郎T's concept 86
TOYOTA 86
1'36.162 3.939 0.845138.676
1588ST-51村上 博幸村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
R1'38.224 6.001 2.062135.764
162ST-52筒井 克彦TEAM221 BOMEX withオートラボND5RC
MAZDA ROADSTER
1'39.149 6.926 0.925134.498
1757ST-53遠藤 光博ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
1'39.294 7.071 0.145134.301
184ST-54芝谷 純三THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
1'39.603 7.380 0.309133.885
1948ST-55岡崎 善衛GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.627 7.404 0.024133.852
2032ST-56原嶋 昭弘Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'39.703 7.480 0.076133.750
2111ST-57大西 隆生ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'39.775 7.552 0.072133.654
2269ST-58大野 尊久J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.776 7.553 0.001133.653
23700ST-59ヒロボンJ'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
1'39.864 7.641 0.088133.535
2466ST-510橋本 陸odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
1'39.989 7.766 0.125133.368
2550ST-511岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
1'40.987 8.764 0.998132.050
2637ST-512関 豊DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
1'41.304 9.081 0.317131.637
27213ST-513東 貴史WAKO’S ★GenesisPURE★WM★Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'41.451 9.228 0.147131.446
---- 以上基準タイム(110% - ST-4:1'41.763 / ST-5:1'48.778)予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-4:1'32.454 / ST-5:1'38.807)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント「ちょっとホイールスピンが多くて大津選手に抜かれましたが、逆に抜かれたのが1台だけだったのはラッキーでした」(#23高星明誠)

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優勝 #23高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd5-r-pc-takaboshi 昨日のスタートのことがあり、今日はそこだけを意識していたんですが、昨日以上に悪いスタートになってしまいました。ちょっとホイールスピンが多くて大津選手に抜かれましたが、逆に抜かれたのが1台だけだったのはラッキーでした。
1周目は大津選手が速かったですが、その後は僕の方がペースが速いことがわかったので、抜くチャンスを探していました。グリッドについた時点で、大津選手の方がダウンフォースが少なくて、ストレートが速いことはわかっていたので、ストレートで抜けないのが厳しいなと思いましたが、きっかけをシケインで作って、次の1コーナーでなんとかトップに立つことができました。
ポイント的にはフルマークできましたが、要所要所で直すべきポイントも見つかったので、そこを改善して富士に臨みます。
2位 #12アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE)
f3-rd5-r-pc-palou ハードなレースでした。スタートで坪井選手とバトルになり、草地に押し出されてポジションを3つ落としてしまいました。その後は4台を追い越しながらの走りになり、苦労しました。2位で終われたのは嬉しいですが、辛い1日でした。
クルマがいいので次の富士は自信があります。予選でいい結果を出すことが大事だと思います。今回は高星選手が連勝しておめでとうと言いたいですが、次は僕たちが勝つ番かもしれませんよ。
3位 #2大津弘樹(TODA RACING)
f3-rd5-r-pc-otsu 昨日はスタートでエンストしてしまい、他のクルマと接触してしまいましたが、今日に向けてチームの皆さんがクルマを直してくれました。
今日はスタートで前に出て、千切ろうと思ったんですが、レースの中盤から後半のペースが良くなくて、アレックス選手にも抜かれてしまいました。
ただ最低でも表彰台に立つという目標を掲げていたので、それがクリアできたのは良かったです。
Nクラス優勝 #77霜野誠友(シーエムエスモータースポーツプロジェクト)
f3-rd5-r-pc-shimono 後方からのスタートでしたがうまく前に出ることができました。1コーナーでアウトから2台を抜きましたが、植田選手を抜くのに時間がかかりました。その後は全開で行こうと思っていたので、こういう結果になって嬉しいです。次の予定は決まっていませんが、せっかくチャンスをいただいてF3に乗ることができたので、またどこかで戻ってきてバトルできればなあと思います。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd5-r-pc-dragon 体調が悪くてレースになりませんでした。昨日の決勝の後から体調を崩してしまい、なんとかレースには出ましたが、コースを飛び出さないように集中するのが精一杯でした。
次の富士からは霜野選手がいない間に勝てるだけ勝っちゃおうかなと思っています(笑い)
Nクラス3位 #11植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd5-r-pc-ueda 昨日は予選から失敗して、スタートも出遅れて前のクルマを抜くのに手こずって表彰台にも上がれませんでしたから、今日はなんとか頑張って霜野くんを抑えようと思ったんですが、ちょっとした隙にヘアピンでインを差されてしまいました。
その後はペース的に全く通用しなかったので、3位は嬉しいですけど、速さが足りないですね。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿決勝 接戦を制し#23高星が今季4勝目!

#23高星接戦を制す!!

全日本F3選手権第5戦の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)とのバトルに打ち勝ち、早くも今季4勝目を挙げた。
Nクラスは後方スタートとなった#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が見事な追い上げでトップに立ち、今季2勝目をもぎ取った。
(天候:晴れ コース:ドライ)

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第5戦決勝はスーパーフォーミュラの決勝レース終了後の午後4時5分より17周で行われた。
今シーズンから採用された新しい空力パッケージの効果も影響したか、コースの各所で抜きつ抜かれつの緊迫したバトルが展開される、非常に見応えのあるレースとなった。

スタートでトップに立ったのは予選2番手の大津。ポールポジションの高星をかわして1周目から引き離しにかかるが、2周目に入ったところで高星も反撃に転じ、3周目のシケインで大津のインをついてトップに立つ。
しかし大津は負けじと高星のテールに食らいつき、4周目の1コーナーでアウトから高星を抜き返してみせた。
この2台はその後数周にわたってテール・トゥ・ノーズのバトルを展開。ウィングを寝かせてストレートスピードを稼ぐ作戦に出た大津に高星は苦戦を強いられたが、8周目の1コーナーでようやくアウトから大津に並びかけ、トップを奪い返した。

さらに大津はスタートで6位まで後退しながらもファステストラップを連発して追い上げてきた#12アレックス・パロウ(THREEBOND)に捉えられ、10周目のシケインでインから抜かれて3位に後退してしまう。

トップに立った高星はその後一気にペースを上げ、10周目にはファステストラップを記録するハイペースでパロウの接近を許さずに今季4勝目を挙げた。
2位はパロウ。大津はF3デビュー2年目で初の3位を得たが、優勝が見えていただけに悔しさの残るレースとなった。

Nクラスは予選トップの#30DRAGON(B-Max Racing F306)が昨日の決勝後から体調不良に見舞われてペースが上がらず、それをクラス6番手から追い上げてきた霜野が抜き去って今季2勝目を獲得。
3位にはクラス4番手からスタートした#11植田正幸(Rn山下製作所F308)が入った。

全日本F3選手権はこのあと富士スピードウェイに舞台を移し、第6戦、第7戦を行う。
5月13-14日開催だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント。「最後まで気持ちよく走れました。内容としては100点でした」(#37中嶋一貴)

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優勝 #37中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd1-r-pc-kazuki ホッとしました。去年も勝つチャンスはあったのに、自分のミスで逃してしまっていたので。クルマが本当に調子良かったので、贅沢な悩みですがそれがプレッシャーになっている側面もありました。
スタートはちょっと怪しかったですが、トヨタエンジンのパワーのおかげでポジションを落とさずに出ることができ、その後はいいペースで走れました。
タイヤを換えてからはドンピシャのバランスになって、最後まで気持ちよく走れました。内容としては100点でした。
2位 #16山本尚貴(TEAM無限)
sf-rd1-r-pc-yamamoto 今日は何よりもスタートが全てでした。国本選手より前に出ましたし、一貴選手よりも動き出しや加速は良かったんですが、届きませんでした。
レースを通して一貴選手のペースについていくことができず、悔しいんですが、次に何をしないといけないのかもレース中にわかってきたので、早く岡山で走りたいなという気持ちでいっぱいです。
オフシーズンに細かいトラブルがあったんですが、メカニックはじめチームスタッフのみんなが力を合わせて鈴鹿に持ち込んでくれた結果、2位を獲得することができました。
僕は毎年鈴鹿が良くて、そのあとが下り坂なんですが、今年はどこのサーキットでもこうしたパフォーマンスを発揮して、最終戦の鈴鹿にチャンピオン争いをするドライバーとして戻ってきたいなと思います。
3位 #1国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)
sf-rd1-r-pc-kunimoto 全体的にうまくいかないレースでした。スタートで山本選手に抜かれてしまいましたし、クルマも朝から不具合があり、色々アジャストしたのに改善されませんでした。
全体にペースが良くなく、前の2台に離されて、厳しいレースになりました。
優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd1-r-pc-tachi 去年1勝もできなかったのでモヤモヤしていましたが、今日の優勝で晴れました。
今日の優勝は本当に嬉しいです。去年はGTでもスーパーフォーミュラでも両方勝ててないんで。それが開幕戦で両方勝てたでしょ?それも同じ37号車で。非常にいい開幕になりました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿決勝結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411732'00.297
2122アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F3175.519
323大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301178.596
475阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011720.164
5786片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141721.399
637三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411729.849
7218ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141731.831
8339イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411733.465
9*14坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311739.438
102810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411746.300
1177N1霜野 誠友CMS AVANTECH F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE171'28.596
1230N2DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE171'48.024
1311N3植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE171'52.103
1422N4長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE171'52.345
1555N5久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE161Lap
165N6アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE161Lap
1713N7吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE161Lap
--- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: 高星明誠(B-Max NDDP F3) 1'52.213 (10/17) 186.30km/h
  • CarNo.1は、2017年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第15条1.2)(危険なドライブ行為)により、競技結果に30秒を加算した。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 #37中嶋一貴が1年半ぶりの勝利!!

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)がそのまま逃げ切り、1年7ヶ月ぶりの勝利をものにした。

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決勝日の鈴鹿は快晴、絶好のレース日和のなか、第1戦決勝は午後1時40分より35周で行われた。
ポールの#37中嶋がそのままトップで1コーナーへ。3番手スタートの#16山本尚貴(TEAM無限SF14)が2位に上がり、#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)はやや出遅れて3位に後退した。

その後方では#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)をはじめ6人のドライバーが1周目にタイヤ交換を実施。続いて2周目にも#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)をはじめとする4人のドライバーがタイヤ交換を行なった。これは今大会の特別規則で「最低1本以上」のタイヤ交換が義務付けられていることに対応したもので、ほとんどのドライバーが作業時間を最小限に抑えるために交換するタイヤを1本のみとしている。ロッテラーは左リヤタイヤ、石浦は右フロントタイヤのみを交換した。3位の国本は3周目に石浦と同じく右フロントタイヤを交換している。

#37中嶋は規定周回数の半分を消化してもピット作業を行わずにトップを快走していたが、スプーンカーブで#8大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がスピンしたことにより、23周目にセーフティーカーが導入されるとすかさずピットへ向かい、右リヤタイヤ1本を交換してそのままトップでコースへ復帰、結局一度も後続に付け入る隙を与えずに35周を走りきり、2015年9月の第5戦オートポリス以来、通算9勝目を挙げた。
2位は山本。二人はセーフティーカーをうまく味方につけた格好だ。
3位には国本が入った。

一方、レース序盤に国本のピットインで3位に繰り上がり、その後は2位の山本を激しく責め立てていた#10塚越広大(REAL SF14)は20周目にタイヤ4本交換と給油を行った際に石浦とロッテラーの先行を許し、その後はペースが上がらずに6位でレースを終えている。おそらくは給油を前提に軽めの燃料搭載量でスタートしたものと思われる。

注目の外人勢は#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)が10位、#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は11位と惜しくも入賞を逃した。

スーパーフォーミュラ第2戦は5月27-28日に岡山国際サーキットで行われる。
なお、この大会では2レース制が採用されることが4月23日付のJRPプレスリリースで明らかになった。
27日(土)は20分間の計時予選と30周(110km)の決勝が、28日(日)はQ1、Q2のノックアウト予選と51周(190km)の決勝が行われるとのことだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/23) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A351:03'18.440
216山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E355.086
31国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A358.823
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
TOYOTA RI4A359.408
536アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA RI4A3510.800
610塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
Honda HR-417E3511.266
764中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E3516.907
841伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E3518.307
918小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A3518.950
1015ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
Honda HR-417E3521.561
117フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A3522.115
1219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A3523.691
1365ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
Honda HR-417E3524.204
144山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A3524.893
1550小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
Honda HR-417E3528.398
1640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda HR-417E3536.289
173ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A341Lap
1820ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A314Laps
---- 以上規定周回数(90% - 31Laps)----
-8大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
TOYOTA RI4A2114Laps
  • Fastest Lap: CarNo.10 塚越広大(REAL SF14) 1'40.404 (3/35) 208.21km/h

その他

FIAマスターズ・ヒストリック・F1選手権のデモレースが11月に鈴鹿で開催!!

鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎを運営するモビリティランドは4月23日、スーパーフォーミュラ第1戦が開催されている鈴鹿サーキットに「FIA MASTERS HISTORIC FORMULA ONE CHAMPIONSHIP」代表のロン・メイドン氏を招いて記者会見を開き、11月開催予定の「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE2017」において、同選手権のデモンストレーションレースを行うことを発表した。

この選手権は1966年から1985年までの期間に製造された、3リッターエンジンを搭載したF1マシンによって戦わるFIA公認のレースイベントであり、全日本F3選手権のNクラスで活躍している久保田克昭選手が昨年ロータスを駆ってモナコを始め3レースで優勝したことでも知られる。
今シーズンは4月にスペイン・バルセロナで開幕、ヨーロッパにて全8戦が行われる。
ヒストリックカーとはいえ新品のDFVエンジンとギヤボックスが搭載されるため、当時宛らの激しいデッドヒートが展開されるのも大きな魅力だ。

今回の鈴鹿では11月18日(土)にスペシャルステージ方式で1台ずつのタイムアタックを行い、11月19日(日)にはローリングスタートでデモンストレーションレースを行うとのこと。
参加車両は現時点では未定だが、シリーズが進行していく中で状態を見極めて10台程度を7月をめどにセレクトするという。

モビリティランドによれば、今回はエキジビジョンレースという位置付けだが、このでもレース開催が成功すれば、将来的にはシリーズ戦を開催することもありうるという。
日本のレースファンには是非11月の鈴鹿に来て、往年のF1を見て、触れて、味わってほしい。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目 トップタイムは#19関口。ピットでは1本交換のシミュレーションも

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」のフリー走行2回目は、予選6番手の#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1分39秒455でトップタイム。ポールシッターの#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)は1'40.442で10番手だった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から快晴。
多くの観客が詰めかける中、JSB1000のフリー走行に続いてスーパーフォーミュラのフリー走行2回目が午前8時50分より30分間で行われた。

序盤から好タイムを連発したのは#41伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限SF14)、#10塚越広大(REAL SF14)のホンダ勢。
そこへ開始から12分で1'39.508を記録した#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)が加わるという展開になった。

一方のトヨタ勢は残り時間14分で#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が1'39.971で一時2番手に浮上する。#64中嶋大祐(NAKAJIMA RACING SF14)が残り10分で1'39.889を記録したため小林は3番手に後退したが、今度は#19関口が残り8分で1'39.455を記録してトップに立った。

また今回は大会特別規則で決勝中に最低1本のタイヤ交換が義務付けられていることもあり、ピット練習でも様々な試みがなされていた。
ポールシッターの#37中嶋一貴を擁するチームトムスでは左フロント1本、あるいは右リヤ1本交換などのシミュレーションが行われたほか、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は右フロント1本交換を試している。
またチームインパルは今回、ピット作業用にエアジャッキを持ち込んでいる。
こうした作業が実際に決勝で実施されるのか、それは何周目なのか。
今回の決勝はそこにも注目したい。

なお、セッションは#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)がS字コーナーでスピンアウトしたために4分30秒余りを残して赤旗が提示され、そのまま終了となった。

決勝レースはこのあと午後1時40分より35周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'39.455--210.198
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'39.508 0.053 0.053210.086
364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'39.889 0.434 0.381209.284
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'39.971 0.516 0.082209.113
536アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'40.309 0.854 0.338208.408
616山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'40.365 0.910 0.056208.292
72石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'40.386 0.931 0.021208.248
841伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'40.407 0.952 0.021208.205
910塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'40.414 0.959 0.007208.190
1037中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'40.442 0.987 0.028208.132
111国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'40.613 1.158 0.171207.778
124山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'40.696 1.241 0.083207.607
1320ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'40.780 1.325 0.084207.434
1415ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'40.781 1.326 0.001207.432
153ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'40.867 1.412 0.086207.255
1665ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'40.956 1.501 0.089207.072
1750小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'41.014 1.559 0.058206.953
187フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'41.450 1.995 0.436206.064
198大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'41.593 2.138 0.143205.774

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント「スプーンでアレックス(パロウ)選手に詰め寄られた時は本当に危ないと思いました」(#23高星明誠)

優勝 #23高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd4-r-pc-takaboshi 予選は2度の赤旗が出て荒れましたが、運を味方につけることができ、2度ともポールを取ることができてよかったです。
レースではスタートをミスしてしまいましたが、なんとかトップで1コーナーを通過できました。スプーンでアレックス(パロウ)選手に詰め寄られた時は本当に危ないと思いましたが、押さえきることができ、そのあとは自分のペースで走れたのでいいレースになったと思います。
今回勝てたことでB-MAXチームとしてすごく進歩できたと思いますし、ドライバーとしても足りないところを見つけることができて収穫がすごく大きかったと思うので、それを明日のレースにつなげることが出来ればと思います。
強い部分は去年からありましたが、足りない部分の差が大きかったです。それを縮めることができていますが、まだまだ足りないと思うので次のレースというより次の鈴鹿大会までにアジャストしていければと思います。
2位 #12アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with DRAGO CORSE)
f3-rd4-r-pc-paulo 厳しい1日になりました。2度の赤旗が出たことで予選でクリアラップが取れず、5位からのスタートになりました。
スタートはうまくいき、1周目に2位に上がることができたので、すぐに高星選手をプッシュしていきました。でもオーバーテイクを狙ってダウンフォースを削ったためにコーナーで踏ん張りがきかず、タイヤが早く消耗してしまいました。
明日はニュータイヤが使えるので、2列目のスタートですが優勝できるように頑張ります。
3位 #1坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd4-r-pc-tsuboi 練習走行から流れが良くなくて、苦しい週末になると思いました。予選はポールを取れませんでしたが、赤旗に助けられた部分もあったと思います。
レースに関してはスタートが全てでした。出だしは悪くありませんでしたが、そこからの加速が鈍くて4番手に落ちてしまい、3番手の選手を抜くのに手間取っている間に1-2位の選手に逃げられてしまいました。そこからは3番手のポジションをキープするのでいっぱいいっぱいの状況でした。
今日は序盤から後半までずっとセクター3、4が遅かったので、そこでタイムを稼げるように考えていかないといけないと思います。
Nクラス優勝 #77霜野誠友(シーエムエスモータースポーツプロジェクト)
f3-rd4-r-pc-shimono 予選は戦略を失敗して、なんとかワンアタックだけできてギリギリでポールを取った状況でした。レース自体はスタートがうまくいけばそのまま逃げられると思っていました。
スタートではDRAGONさんや長谷川選手に並ばれましたが、なんとかアタマを取ってCクラスについていくことができたので、そこからは集中を切らさず、ラップタイムを落とさないように心がけて走りました。いいレースができたと思います。
明日もポールを取りたかったんですけどガソリンが足りずにアタックできませんでした。でもニュータイヤを温存できているので、後ろからお客さんに楽しんでいただけるような、しっかりと印象に残るようなレースをしていければと思います。とにかく全開でいくだけです。はっきり参戦が決まっているのが今回の鈴鹿までなので、なんとか次に繋げていけるようなレースをしたいです。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd4-r-pc-dragon 予選はすごく荒れましたが、僕もラッキーに助けられて、なんとかクリアラップが取れました。明日のポールもラッキーで取れましたが、なんとかそれを生かしたいです。
今日のレースはスタートも悪くなく、トップに並べましたが、牽制されて逃げようとしたところで22号車が横に来て行き場を失ってしまいました。そこから抜くのに2周かかり、その時のギャップが最後まで残ってしまいました。
正直今日のレースもクルマは良かったのに体力がいっぱいいっぱいで苦しかったので、明日のレースも自信はありませんが、頑張ってみます。
Nクラス3位 #22長谷川綾哉(ALBIREX RACING TEAM)
f3-rd4-r-pc-hasegawa 練習日には2分台しか出なかったので、予選でなんとか3番手を取れて、決勝も表彰台まで行けて良かったです。
明日はなんとかトップに食らいついていけるよう、失敗しないようにしていきます。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝 #23高星が今季3勝目!Nクラスは#77霜野が2勝目をあげる

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好調高星が早くも3勝目!!

全日本F3選手権第4戦の決勝が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)が序盤からトップを快走し、今季3勝目を挙げた。
Nクラスは#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が2勝目を獲得した。

第4戦決勝は午後4時30分より12周で行われた。
1コーナーにトップで飛び込んだのはポールポジションの高星。予選2番手の#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)は出遅れて4位に後退、予選3番手の#7阪口晴南(HFDP RACING F316)が2位に浮上してきた。
しかし阪口は予選5番手の#12アレックス・パロウ(ESP THREEBOND)にヘアピンでインを差され、スプーンコーナーでは坪井にアウトからかわされて4位に落ちてしまった。

2位に浮上したパロウはレース序盤激しく高星を追い立てるが、ストレートスピード重視でダウンフォースを削ったことが災いし、コーナーでのグリップが足らずにタイヤを傷めてしまい、徐々に高星に差を広げられてしまった。
結局高星はパロウに3.7秒の差をつけて12周を走りきり、早くも今季3勝目を挙げた。
パロウは2位でフィニッシュ、3位には阪口の猛追を退けた坪井が入った。

Nクラスはスタートでトップに立った#77霜野がそのまま逃げ切って今季2勝目。
スタートで出遅れながらも2周目に#22長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)を抜き返した#30DRAGON(B-Max Racing F306)が2位につけた。

なお残念なことに予選中にエンジントラブルによりコース上でストップした#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)はダメージがモノコックにまで及んでいるとのことで決勝出走を断念、明日の決勝についてもすでにリタイヤ届けが提出されているとのことだ。

第5戦決勝は明日の午後4時5分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選 上位3人のコメント。「金曜からクルマが贅沢なくらい速くて、逆にプレッシャーを感じました」(#37中嶋一貴)

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ポールポジション #37中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd1-q-pc-kazuki ホッとしたような感じが一番です。冬のテストから調子が良くて、去年までよりもレベルアップした状態でシーズンに臨めると思っていました。
逆に金曜日からクルマが贅沢なくらいに速かったことでプレッシャーも感じていました。予選Q2をみても(国本)雄資のタイムが速かったので、「どうかな?」と思っていました。Q3では満足のいくアタックができたと思いますし、なんとか前に行くことができたので、満足していますし、ホッとしています。
予選2位 #1国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)
sf-rd1-q-pc-kunimoto また2番なのでちょっと悔しいです。金曜日の走行から中嶋(一貴)選手が速くて。僕らのクルマは少し問題を抱えていましたが、路面温度が上がって来れば状況は変わってくると思ったので、そこまでは大きくセットを変更せずにテストメニューをこなしながら予選に臨みました。
Q1からQ2にかけて路面温度がすごく上がった感じがして、ようやく自分たちのクルマにあってきたので、これはQ3も狙えるかなと思いました。自分の中では大きなミスもなく走ったんですけど、思ったほどタイムアップができませんでした。おそらくQ2のグリップレベルが僕たちの限界だったのだろうという印象です。
予選3位 #16山本尚貴(TEAM無限
sf-rd1-q-pc-yamamoto 週末を通して中嶋(一貴)選手が速かったので「結構厳しいな」と思っていましたが、金曜の走行から予選にかけて、うまく合わせられたかな、という印象です。
Q3ではセクター1と2で結構大きなミスをしてしまったので、それがなければ、とも思いましたが、これが今の実力なのだと受け入れて、明日勝てるようにがんばります。
ずっと注目がピエール(ガスリー)選手に行っていたので、ようやくテレビに映れるなあと(笑)
彼と一緒にやれて自分のレベルも上がってると思うし、チームの士気も上がってると肌で感じているので、それをうまく今シーズンに活かせるように頑張っていきたいです。
岡山のGTで苦戦を強いられて、ホンダはいろんなことを言われましたが、今回はトラブルもなく予選3番手まで来られたので、ここまでの頑張りに感謝したいと思います。あとは決勝でトラブルが出なければと思いますし、僕がチェッカーまで導ければいいなと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選 ついに飛び出した1分35秒台!!#37中嶋一貴が通算5回目のPP獲得

ついにでた1分35秒台!!

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、1'35.907を叩き出した#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が通算5回目のポールポジションを獲得した。
予選2番手の#2国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)も1'35.997につけるなど、今回も終盤まで接戦が展開された。

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
予選Q1は各車午前中に使用したユーズドタイヤを装着して走行を開始、残り時間が7分を切ったあたりでニュータイヤに履き替えるといういつもの展開。
ここでトップに立ったのが#37中嶋。1'36.465と早くも2014年にアンドレ・ロッテラーの記録した1'36.996のコースレコードを破ってみせた。
結局Q2進出を果たした上位14人がトップから1秒以内という接戦になり、そのうちの8人がロッテラーのレコードタイムを上回るという結果になった。
投入から4シーズン目に突入したSF14シャシーだが、エンジンやタイヤの進化がタイムアップに結びついたと言えるだろう。
なお、注目のルーキーの一人、マカオGPで2勝のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は終盤痛恨のコースアウトを喫し、15番手で予選を終えた。
チームを移籍した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)はシフトチェンジと燃料ポンプの不具合から予定外のピットイン、アタックのチャンスを逃し18位、新規参戦のB-MAXからエントリーの#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)に至ってはまさかの最下位という結果に終わった。

予選Q2に入るとタイムはさらに上がり、前年王者の#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が1'36.083を叩き出してトップに。チームメイトの#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)も1'36.241とセルモインギングが1-2を占める。
#37中嶋も1'36.310と自己ベストを更新して3位につけた。
昨年度のGP2チャンピオンで今季無限からエントリーする#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)も1'36.654で7番手につけ、見事初戦からQ3進出を果たした。

そして注目の予選Q3。
アウトラップともう1周のウォームアップ走行を終えて始まったアタック合戦は熾烈を極めた。
まずはガスリーが1'36.930とまずまずのタイムを記録すると、その直後に国本が1'35.997とついに1分35秒台のタイムを記録する。
しかしその直後、中嶋一貴は1'35.907とさらにタイムを縮めてきた。
その後方でアタックしていた#16山本尚貴(TEAM無限SF14)はセクター1で二人を上回るタイムを記録したものの、本人曰く「逆バンクとデグナーで突っ込みすぎた」とのことで僅かに及ばず3番手。しかしタイムは1'36.004とトップの中嶋からコンマ1秒も離れておらず、さらにはQ3に出走した8人のうち7人までが中嶋から1秒以内のタイムを記録するという、スーパーフォーミュラではすっかりおなじみの接戦が今回も繰り広げられた。
中嶋一貴のポール獲得はこれが通算5回目だ。

第1戦決勝は明日午後1時40分スタート。
周回数は35で最低1本のタイヤ交換が義務付けられている。
各チームがどんな作戦を用意してくるのかに注目したい。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿決勝結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411222'33.048
2122アレックス・パロウESP THREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F3123.768
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31126.094
474阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011211.173
535三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411220.596
6336イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411222.173
7217ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141231.995
8788片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141251.423
977N1霜野 誠友CMS AVANTECH F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'06.451
1030N2DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'09.721
1122N3長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'23.206
1211N4植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'28.114
1355N5久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'36.118
1413N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE121'59.914
155N7アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE111Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)完走 ----
-2-大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F30175Laps
-28-山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41012Laps
  • Fastest Lap: CarNo.23 高星明誠(B-Max NDDP F3) 1'52.166 (8/12) 186.38km/h

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選総合結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'36.4651'36.3101'35.907
21国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'36.8181'36.0831'35.997
316山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
1'36.8061'36.3761'36.004
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'36.9821'36.2411'36.018
510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'37.2211'36.6061'36.379
619関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'36.6141'36.7701'36.610
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'36.9531'36.6441'36.626
815ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
1'36.6981'36.6541'36.930
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'37.1851'36.801
1041伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'37.3351'36.815
1165ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'36.7601'36.888
1220ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'37.0411'36.955
138大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'37.2091'36.964
143ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'37.0951'37.139
157フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'37.590
1640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'37.687
174山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'37.714
1818小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
1'38.075
1950小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
1'38.306

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'35.907--217.974
21国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'35.997 0.090 0.090217.769
316山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.004 0.097 0.007217.753
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.018 0.111 0.014217.722
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'36.379 0.472 0.361216.906
619関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.610 0.703 0.231216.388
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.626 0.719 0.016216.352
815ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.930 1.023 0.304215.673

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
11国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.083--217.574
22石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.241 0.158 0.158217.217
337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.310 0.227 0.069217.062
416山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.376 0.293 0.066216.913
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'36.606 0.523 0.230216.396
636アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.644 0.561 0.038216.311
715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.654 0.571 0.010216.289
---- 以上Q3進出 ----
819関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.770 0.687 0.116216.030
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'36.801 0.718 0.031215.961
1041伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'36.815 0.732 0.014215.929
1165ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'36.888 0.805 0.073215.767
1220ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.955 0.872 0.067215.618
138大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'36.964 0.881 0.009215.598
143ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'37.139 1.056 0.175215.209

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.465--216.713
219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.614 0.149 0.149216.379
315ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.698 0.233 0.084216.191
465ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'36.760 0.295 0.062216.052
516山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.806 0.341 0.046215.949
61国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.818 0.353 0.012215.923
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.953 0.488 0.135215.622
82石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.982 0.517 0.029215.558
920ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'37.041 0.576 0.059215.426
103ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'37.095 0.630 0.054215.307
1164中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'37.185 0.720 0.090215.107
128大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'37.209 0.744 0.024215.054
1310塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'37.221 0.756 0.012215.028
1441伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'37.335 0.870 0.114214.776
---- 以上Q2進出 ----
157フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'37.590 1.125 0.255214.215
1640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'37.687 1.222 0.097214.002
174山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'37.714 1.249 0.027213.943
1818小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'38.075 1.610 0.361213.155
1950小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'38.306 1.841 0.231212.654
---- 以上予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿JRPサタデーミーティングその2 「次期シャシーのディスカッションはすでに始まっている」ポントレモーリ社長(ダラーラ社)

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日本レースプロモーション(JRP)はサタデーミーティングにもう一人のゲストを招待していた。
スーパーフォーミュラにシャシーをワンメイク供給しているダラーラオートモビリ社のアンドレア・ポントレモーリ社長だ。

今回が初来日となるポントレモーリ氏は世界有数のパワフルなシリーズにシャシーを供給していることを光栄に思うと語り、スーパーフォーミュラの次期シャシーについてもすでにJRPと話し合いを始めていると語った。
新シャシーについては現行のSF14と同様にトヨタとホンダのそれぞれからテストドライバーを招いてドライビングシミュレータを使ってもらい、そこで得た意見を集約して開発を進めていくとのこと。
具体的な投入時期、スペックについては今後明らかになっていくと思われる。
その動向に今後も注目していきたい

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿JRPサタデーミーティングその1 今年も2スペック制採用の可能性あり?ヨコハマモータースポーツインターナショナル秋山本部長に聞く

全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は4月22日、シリーズ第1戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを行った。
今回はゲストにヨコハマモータースポーツインターナショナルの秋山一郎開発本部長を招き、今年ワンメイク供給されるヨコハマタイヤの開発状況について話を聞いた。

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今季はスリック、レイン共に構造変更がされており、コンパウンドについてはスリックは昨年のミディアムと同じものを採用、レインはSUGOから使用しているソフトコンパウンドに一本化されるとのこと。

これによりスリックは舵角がついた時のコーナリングフォースの落ち込みをなくし、限界付近でいきなりグリップダウンするような挙動を押さえ込んだという。
レインについては接地性の向上。フロントに関してはアンダーステアの解消、リヤはトラクションの向上を狙ったとのこと。

これにより開幕前の鈴鹿テストでは1分35秒台の好タイムが記録され、今回の鈴鹿大会でもフリー走行1回目でもコースレコードを上回るタイムが出ている。秋山本部長はこうした結果を踏まえ、公式予選でもレコードが更新されることを期待していると語った。

また昨年のもてぎ大会で採用された2スペック制についても前向きに検討していることをこの席で明らかにしている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目 コースレコードを上回るタイムで#2石浦がトップ

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権がついに開幕!
三重県鈴鹿サーキットで開催される「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」のフリー走行1回目は4月22日朝から60分間で行われ、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が従来のコースレコードを上回る1'36.513でトップだった。

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待ちに待った2017シーズン開幕戦の公式予選日は朝から好天に恵まれ、午前10時10分からのフリー走行1回目は気温22℃、路面温度30℃という絶好のコンディションで行われた。

序盤からトップに立ったのは#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)。1'37.187を記録したが、その直後に新規参戦のB-MAXに移籍した#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)がスプーンカーブ一つ目でスピンアウト。これにより赤旗中断となってしまった。

小暮車を回収したのち走行は再開され、各車ロングランに移行。残り時間7分を切ったところでニュータイヤに履き替えて予選シミュレーションを始めたが、ここでまた小暮が1-2コーナーでグラベルに飛び出してしまった。
しかし今回は2コーナーポストで黄旗が提示されるに留まりセッションは続行、この結果アンドレ・ロッテラーの持つ1'36.996を中嶋一貴と石浦が相次いで上回り、トップは1'36.513の石浦、中嶋一貴は1'36.664で2番手につけた。
ホンダ勢最上位は#16山本尚貴(TEAM無限SF14)で5番手。

一方注目の外人勢は昨年のGP2王者#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)が17位、マカオGPで2勝している#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が16位と今一つの結果に。
今季チームルマンからKCMGに移籍した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)は11位に終わっている。

スーパーフォーミュラ第1戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TireTimeBehindGapkm/h
12石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4AYHR1'36.513--216.605
237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4AYHR1'36.664 0.151 0.151216.267
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4AYH1'37.077 0.564 0.413215.347
419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4AYH1'37.221 0.708 0.144215.028
516山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417EYH1'37.283 0.770 0.062214.891
61国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4AYH1'37.456 0.943 0.173214.509
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417EYH1'37.490 0.977 0.034214.434
864中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417EYH1'37.598 1.085 0.108214.197
920ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4AYH1'37.624 1.111 0.026214.140
1065ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417EYH1'37.704 1.191 0.080213.965
1118小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4AYH1'37.900 1.387 0.196213.536
124山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4AYH1'38.019 1.506 0.119213.277
1310塚越 広大REAL SF14Honda HR-417EYH1'38.061 1.548 0.042213.186
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417EYH1'38.445 1.932 0.384212.354
158大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4AYH1'38.488 1.975 0.043212.261
167フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4AYH1'38.837 2.324 0.349211.512
1715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417EYH1'38.842 2.329 0.005211.501
1850小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417EYH1'38.901 2.388 0.059211.375
193ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4AYH1'39.298 2.785 0.397210.530
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'36.996)を非公式に上回りました。

Japanese F3

JF3:第4戦、第5戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出の接戦を制し、#23高星が2連続ポール!!

全日本F3選手権第4戦、第5戦の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、2年ぶりのフル参戦となった#23高星明誠(B-MAX NDDP F3)がコースレコードを大幅に上回るタイムで2連続ポールを達成した。

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4月1日に岡山国際サーキットで開幕した全日本F3選手権は早くも第2大会を迎えた。
今季はスリーボンドエンジンのカムバック、メルセデスエンジンの参戦とバラエティに富んだラインナップで開幕戦から激しい戦いが演じられている。
午前8時50分から30分間で行われた鈴鹿大会の公式予選も、序盤からコースレコードが更新されるなど、例年以上に激しいタイムアタック合戦が展開された。

最初にレコードを更新したのは参戦2年目の#1坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)。従来のレコードである1'51.575を上回る1'51.502を最初のアタックで記録してみせた。
ところがその直後、チームメイトの#36宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)がエンジントラブルによりコース上で白煙を吹き上げてストップ。場所はヘアピンの先、200Rの手前だ。これにより予選は赤旗中断となった。

走行再開は午前9時5分。
ところが走り始めてすぐに今度はNクラスの#5アレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)がスプーンカーブ二つ目でコースオフ、2回目の赤旗中断となってしまう。
このため予定時間を1分延長し、午前9時14分より残り7分間で走行が再開されることになったが、この最後の7分間は各ドライバーが最初の坪井のタイムを上回り、めまぐるしく順位が入れ替わる接戦となった。
まずは#12アレックス・パロウ(ESP THREEBOND)が1'51.627、1'51.394とタイムを縮めてきた。続いて坪井も1'51.082を叩き出す。
しかしチェッカーが提示されたその直後、高星が1'50.999と唯一の1分50秒台を記録してトップに躍り出た。
高星はセカンドベストでも1'51.159を記録しており、第4戦、第5戦ともにポールポジションを獲得。
2番手には第4戦が坪井、第5戦は#2大津弘樹(TODA FIGHTEX)がつけた。

Nクラスは第4戦が#77霜野誠友(CMS AVANTECH F306)、第5戦は#30DRAGON(B-Max Racing F306が予選トップだった。

全日本F3第4戦決勝はこのあと午後4時30分から12周、第5戦は明日午後4時5分から17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI

Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindkm/h
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41R1'51.159-188.066
222大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301R1'51.409 0.250187.644
313坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'51.502 0.343187.487
4124アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'51.627 0.468187.277
575阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'51.853 0.694186.899
6786片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'52.846 1.687185.254
737三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'52.894 1.735185.175
8338イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'52.939 1.780185.102
9289山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'53.231 2.072184.624
102110ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'54.084 2.925183.244
1130N1DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.993 6.834177.173
1255N2久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.692 7.533176.130
1322N3長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.743 7.584176.054
1411N4植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.021 7.862175.643
1513N5吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.655 8.496174.712
---- 以上基準タイム(110% - 2'02.492)予選通過 ----
-77N-霜野 誠友CMS AVANTECH F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'03.80912.650168.850
-5N-アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'09.04017.881162.007
-36-宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ312'13.89122.732156.136
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'51.575)を更新しました。

Japanese F3

JF3:第4戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindkm/h
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A41R1'50.999-188.337
212坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31R1'51.082 0.083188.196
373阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F301R1'51.304 0.305187.821
424大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F301R1'51.391 0.392187.674
5125アレックス・パロウESP THREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F3R1'51.394 0.395187.669
6366宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'52.006 1.007186.644
7337イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'52.286 1.287186.178
838三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'52.523 1.524185.786
9289山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'52.680 1.681185.527
107810片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'52.800 1.801185.330
112111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'53.840 2.841183.637
1277N1霜野 誠友CMS AVANTECH F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.372 5.373179.641
1330N2DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.631 5.632179.242
1422N3長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.799 6.800177.465
1555N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.470 7.471176.460
1611N5植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.021 8.022175.643
1713N6吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'59.445 8.446175.019
---- 以上基準タイム(110% - 2'02.241)予選通過 ----
-5N-アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE2'04.18913.190168.334
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'51.575)を更新しました。

Super Car Race Series

SCR:第2戦富士 GT3クラスのジョージ・チュウ/サムソン・チャン組が優勝

 CARGUY SUPER CAR RACEの第2戦決勝レースが、素晴らしい好天の下、富士スピードウェイを舞台に4月16日(日)に開催された。

 このレースのスターティンググリッドは、第1戦のベストタイム順に決められたため、木村武史/アフィク・ヤジッド組のCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3がポールポジションからスタート。これに佐藤元春/平中克幸組のKSD RACING SLS GT3が続き、GT3クラス勢によってフロントローが占められることとなった。3番手にはCUP1クラスのトップ、小山美姫/ケイ・コッツォリーノ組のCARGUY RUF Huracan STがつけ、4番手にはGT3クラス3番手の、ジョージ・チョウ/サムソン・チェン組のTaiwan Top Racing Huracan GT3が。

 本来ならば5番手から落合俊之/松本武士組のチーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルがスタートするはずだったが、電気系トラブルによるエンジン不調が解消せず、決勝を前にしてリタイアを喫することとなった。そして、6番手でGT4/N1クラスのトップは奧村浩一/秋吉圭組のBRP★Audi RS3 LMSが獲得し、佐藤賢一のWISE 1ポルシェGT3を従えていた。

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 第2戦は50分間で争われ、スタートから20分間経過した後にピットレーンオープンとなって、それから10分間、ドライバー交代が可能。また、ピットでの停止時間は第1戦で優勝したチームには15秒、2位には10秒、そして3位には5秒追加されることとなっている。その決勝レースは上着などいらないほど、この時期としてはかなり高めの気温で争われることとなった。10時5分からコースイン開始となり、ピットを離れたマシンはグリッドに並ぶことに。青空の下、それぞれ華やかなカラーリングが大いに映えることとなった。

 第2戦は第2ドライバーがスタートを担当するため、プラチナドライバーたちの意地と意地のぶつかり合いが、いきなり開始される。1コーナーにトップで飛び込んでいったのは、もちろんCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3のヤジッド。これに続いたのはCARGUY RUF Huracan STのコッツォリーノで、1コーナーでは早々とKSD RACING SLS GT3の平中をかわすこととなった。優勝ハンデをカバーすべくヤジッドは逃げていくも、コッツォリーノも極端に広げることを許さず、逆に平中はじわりじわりと引き離していく。4番手はTaiwan Top Speed Racing Huracan GT3のチェン。こちらは慌てず、ポジションキープの構えを見せる。

 一方、GT4/N1クラスではオープニングラップに、トップが入れ替わる。「ニュータイヤを入れたのでセットを変えてみたんですが、十分タイヤを温め切れていなかったため、突然ズルッときてしまった」というBRP★Audi RS3 LMSの秋吉は4番手に後退。2周目には2番手に上がるが、WISE 1ポルシェGT3の佐藤の先行を許してしまう。だが、ラップタイムでは5秒も上回ることから、4周目には再逆転に成功。そこからは何事もなかったかのように、佐藤を引き離していった。

 13周目から、いよいよピットレーンがオープン。その時点でヤジッドは約20秒のリードを得ていたが、それでは十分ではないと判断したのだろう。16周目までクローズ3分前まで走って、ほぼ30秒としたところでピットイン。そして木村にCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3のシートを託すこととなった。一方、早めに入ってきたのが、4番手を走行していたTaiwan Top Speed Racing Huracan GT3で、オープン直後にはチェンがチョウと交代する。15周目にはKSD RACING SLS GT3が佐藤に、しんがりとなったCARGUY RUF Huracan STは17周目に小山と交代した。

 その結果、トップに小山がつけて、2番手は佐藤。しかし、3番手で折り返したチョウは、すぐ後ろにつけており、19周目には2番手に浮上。木村は4番手につけるも、交代直後のトップとの差は44秒あったが、ラップタイムの違いは7〜8秒にも及んでいたため、いずれ逆転は時間の問題だと思われた。ところが、21周目の1コーナーで小山はオーバーラン。またしてもCARGUY RUF Huracan STに、左リヤタイヤのバーストがあったためだ。健闘むなしく、2戦連続でリタイアを喫することとなる。

 これにより、Taiwan Top Speed Racing Huracan GT3のチョウがトップに立つとともに、差はすでに15秒ほどとなっていたCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村の逆転も、かなり現実味を帯びる……はずだった。なんと、その直後に黒側が提示され、3秒のペナルティストップが命じられたからだ。義務づけられたピットでの停止時間が、わずか3秒短かったためだ。22周目に木村は佐藤を抜いて、2番手に上がっていたが、やむを得ず23周目にはピットに滑り込んでくる。その結果、3番手に退いたばかりか、トップとの差は1分以上に広がっており、逆転優勝の希望は断たれることとなった。

 しかし、波乱の展開は、これにて終わらない。ラスト2周でKSD RACING SLS GT3がヘアピンでストップ。やはり左リヤタイヤのバーストが原因だった。復帰はならなかったものの、規定周回を満たしていたことから3位という結果は残された。一方、1分を切るまでにCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3には迫られたものの、難なく逃げ切りを果たして、CARGUY Taiwan Top Speed Racing Huracan GT3のチョウとチェンが優勝を飾る。

 「とても嬉しい! 我々には運もありましたね。木村さんがまさかペナルティを受けるなんて。そのことは気の毒だと思いますが、自分としてもいい走りができたと思うので、よけいにハッピーです」とチェン。そして、「とてもエキサイティングな週末でした、GT3を走らせるのは、このレースが初めてでしたが、昨日より上手に走れて、もちろんハッピーな気分です。トップに立った時は天にも立った気分でしたが、すぐに冷静になってミスをしないよう、しっかり気を引き締めて走りました。それにしてもストレートでメーターを振り切って、最後はリミッターにまで当たるなんて経験ができて、最高でした。また次回も出たいと思っています」と笑顔でチョウは語っていた。

 一方、2位でゴールした木村も「ピットでメカが頑張りすぎましたね。何もなければ、逆転できた可能性もあるので少し残念ですが、レース的にはいい内容だったので、満足はしています。また挑戦しますので、応援よろしくお願いします」とスポーツマンらしく清々しく語っていた。

 GT4/N1クラスも、波乱の展開に。16周目に奧村への交代後は、WISE 1ポルシェGT3の佐藤に先行を許していたBRP★Audi RS3 LMSだったが、いずれ逆転するものと思われていた。しかし秋吉がピットロード入口でスピード違反をおかしてしまったため、ドライビングスルーペナルティを課せられてしまう。再び逆転すべく、必死に佐藤を追いかけていた奧村だったが、「リヤタイヤがかなり苦しくて」とペースアップをなかなか許されない。それでも最終ラップには30秒以上もあった差を詰め、バックミラーに大映しになるところまで迫るも、あと1秒が届かず。佐藤が辛くも逃げ切って優勝を飾った。

 「本当に嬉しいです。後ろから一気に来ていたのは分かっていましたが、無線で『頑張れ、頑張れ!』と言われて踏ん張って、それに思った以上に自分でも冷静でしたね。ポルシェの方がストレートは速いので、なんとかなるかなと最終ラップも思いました。しっかり最終コーナーを普段は3速で抜けるのですが、最後は2速にして加速重視! 実は今大会が初レースなんです。いきなりこんな思いができるとは」と佐藤。

 なお、次大会は9月16〜17日に、再び舞台を富士スピードウェイに開催される。今大会のように、大いに盛り上がることを期待したい。

SRC JAPAN

Super Car Race Series

SCR:第1戦富士 GT3クラスの木村武史/アフィック・ヤジド組が優勝

 今年で4シーズン目を迎えるSUPER CAR RACEは、新たなパートナー、CARGUYを迎え、CARGUY SUPER CAR RACEとして開催されることとなった。昨年に引き続き、富士スピードウェイを舞台として、全2大会・全4戦が予定されている。その第1大会が4月15日(土)にスタートを切り、予選と第1戦決勝レースが行われた。

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 9時25分にスタートした予選は、上空に雲を浮かべているものの、春めいた非常に爽やかなコンディションだった。第1大会には11台がエントリーしていたものの、うち1台が練習中のアクシデントによってリタイアしたため、10台が出走した。最初にタイミングモニターの一番上に名前を記したのはKSD RACING SLS GT3の佐藤元春で、1分47秒198をマークするも、直後に上回ったCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村武士は、いきなり1分41秒498という驚異的なタイムを出してくる。勢いに乗る木村はそのままタイムを短縮し続け、最後は1分39秒518という、昨年自らマークしたレコードタイムを更新した。

 「コースレコードを更新できて良かったです。ただ、出した周はトラフィックに引っかかったり、セクター1がコンマ3秒遅かったりしていたので、本音としては38秒台に入れたかった。(ライバルとの)クルマの違いはあるので、差はかなりつきましたが、勝つとハンデキャップがついて、次のレースは厳しくなるでしょうから、今日のレースは確実に勝ちたいと思います」と木村。

 2番手はCUP1クラスながら大健闘の、チーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルを駆る落合俊之で1分44秒109をマーク。3番手にはTaiwan Top Speed Huracan GT3のジョージ・チョウがつけ、KSD RACING SLS GT3の佐藤は4番手に留まった。5番手はCUP1クラスでCARGUY RUF Huracan STを駆る小山美姫。そして、6番手はGT4/N1クラストップでBRP★Audi RS3 LMSを駆る奧村浩一。このマシンは先日のスーパー耐久でデビューさせたばかりのTCRで、N1ポルシェのWISE-1ポルシェGT3を駆る佐藤賢一に10秒もの差をつけることとなった。

 その予選からほぼ5時間を経て、40分間で争われる第1戦決勝レースが行われた。途中1回のピットストップが義務づけられ、最低でも30秒間は停止していなければならず、プラチナドライバーが登録されていれば、さらに30秒追加。スタートは予選を担当したジェントルマンドライバーが担当することとなっているため、早々と交代したいところだが、15分間経過から10分間のうちに行わなくてはならない。

 レースはローリングスタートによって開始。10台のマシンがストレートにはゆっくりと戻ってきて、グリーンシグナルの点灯と同時に一気に加速する。もちろんトップで1コーナーに飛び込んでいったのはCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村で、早々に後続を引き離しにかかる。一方、その後方で激しい2番手争いを繰り広げていたのが、チーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルの落合とTaiwan Top Speed Huracan GT3のチョウだった。しかし、それも4周目までで、チョウの先行を許した落合は徐々に遅れを取るようになり、それまでもエンジンは異音を発していたこともあり、10周目にはピットに戻ってリタイアとなった。そして、6周目にはCARGUY RUF Huracan STの小山が、KSD RACING SLS GT3の佐藤をかわして4番手に浮上。

 9周目からは15分経過したこともありドライバー交代が許される、ピットロードオープンとなる。ほとんどの車両が早々にピットへ戻ってくる中、GT3クラス勢は交代を遅らせる。特にCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村はオープンになった時点で30秒もの大量リードを得ていただけに、それをさらに広げようという算段なのだろう。11周目にまずは2番手のTaiwan Top Speed Huracan GT3がピットイン。ここでサムソン・チェンに交代する。そして、13周目にはトップの木村もピットに戻って、アフィク・ヤジッドにバトンを託すことに。素早い作業も後押しして、ヤジッドがコースに戻ると、チェンとの差は1分近くにまで広がっていた。

 一方、KSD RACING SLS GT3はピットクローズドになって、間もなく入ってきたではないか!

 「ちょっと緻密に計算しすぎて、逆に計算が狂ってしまった」と語るのは佐藤のパートナーである平中克幸。Taiwan Top Speed Huracan GT3への猛追体制を整えたのも束の間、ドライビングスルーペナルティが命じられて、3番手はそのままながら、大きく差を広げられてしまう。

 そんな後続の波乱をよそに、木村以上の速さを見せていたのがヤジッドだった。16周目には1分39秒048を記録してファステストラップを更新したばかりか、次の周には38秒684にまで叩き込んでしまったのだ。その後もアクセルを少しも緩めることなく快走、CARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3は1分29秒もの大差をつけて圧勝。木村とヤジッドが表彰台の中央で笑顔を見せることとなった。

 「予定どおり確実に勝つことができました。プロ(ヤジッド)の速さも凄かったけれど、僕も昨年ようり1秒半も早く周回でき、自分の進化も感じることができました。明日はハンデ(優勝するとピット停止時間を15秒追加)があるので厳しい戦いになるのは覚悟していますが、また頑張ります」と木村。

 総合4位はGT4/N1クラスをも制した、BRP★Audi RS3 LMSの奧村浩一と秋吉圭が獲得。同じクラスのライバルを少しも寄せつけなかったばかりか、全車を周回遅れに。

 「レースは楽勝。練習を兼ねての参戦でしたし。ただS耐の時に出ていた燃料系のトラブルは、まぁまぁ大丈夫だったんですが、完全には解決していなかったので、ちょっと心配。明日のレースで出ないとも限らないですから……」と奧村。

 CUP1クラスは、小山からCARGUY RUF Huracan STを託されたばかりのケイ・コッツォリーノがアクシデントに見舞われた。1周目のストレートで左のリヤタイヤがバースト。巧みにコントロールしてクラッシュは逃れたが、ピットに戻ることは許されなかった。「実は昨日の練習中にもバーストしているんです。多分キャンバーが合っていないんでしょう」とコッツォリーノ。完走扱いとなって優勝という結果が残されたものの、心境は複雑だろう。

 なお、日曜日に行われる第2戦決勝レースのグリッドは、第1戦のベストタイム順に決められるため、木村とヤジッドがドライブするCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3が再びポールポジションからスタートを切る。これに続くのは佐藤と平中のKSD RACING SLS GT3。第1戦の無念を晴らせるか注目したい。

SCR JAPAN

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第2戦もてぎ 小倉祥太、雨のレースで大差の開幕2連勝! ポールポジションからトップを独走。ベストラップも記録する完全勝利 (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、スーパーFJのもてぎシリーズ第2戦が、4月9日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催され、小倉祥太が出場した。

 開幕戦では予選でポールポジション(PP)から、スタートで2番手となるも、逆転してデビューウインを果たした小倉は、スタートを決めて一歩も譲らず2連勝を遂げることを目指し臨んだ。

予選 4月9日(日)天候/雨 コース状況/ウエット

 前日、土曜日の練習走行は、朝から小雨が続きウエットコンディションだったものの、昼を過ぎると雨がやみ、最後のセッションではライン上がドライコンディションとなり、ウエットタイヤ、ドライタイヤでも好タイムを連発し、順調な仕上がりで、翌日の予選を迎えた。

 明けて日曜日の天候は雨、前日よりも多く雨粒が落ちる小雨状態の中、予選のコースイン。真っ先にコースに飛び出すと、順調にタイムを伸ばしていく。まずは2分21秒台に入れると、次の周には19秒台に。周回を重ねるごとにコースコンディションが良くなっていくことを体感していた小倉は、毎周タイムアタックを続け、狙い通り最終ラップにベストとなる2分17秒441を記録しポールポジションを獲得した。

決勝 4月9日(日)天候/雨 コース状況/ウエット

 予選から4時間を経過して迎えた決勝。時折、雨量は変えるものの雨は降り続くなか、10周先のゴールへのスタートがきられた。

 スムーズなクラッチミートとともに、鋭いダッシュでマシンを進めると、1コーナーをトップでクリア。コーナー毎にその差を広げ、オープニングラップで早くも3秒7にリードを広げる。2周目に2分18秒234を記録し、更にそのリードを7秒に広げ独走へと進む。もはや、敵は後続には無く、ウエットコンディションでの自身のベストな走りへと向かい、毎セクター、毎ラップでのベストタイム更新へと進んでいく。毎周2秒もの差を広げるとともに、ベストタイムを更新し続けると、9周目には予選タイムをも上回る16秒984を記録。最後は28秒58もの大差をつけてチェッカー。ポール ポジションからレースベストラップを記録する完全勝利で、開幕2連勝を達成した。

 次戦は、アカデミーでのチームメイトである上田裕也もいよいよエントリーとなり、チームメイト同士でのトップ争い、チームでのワンツーフィニッシュが期待されるとともに、小倉が3連勝を飾れるか。期待は大いに高まる。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 今回、岡山でF4のレースがあっ為、現地に行くこと出来なかったが、練習や予選での報告を受けていたので安心していた。そうとは言っても、小倉にとっては初めてに近いウエットでの走行とあって不安もあったと思う。実際この時期のウエットコンディションでは路面温度が低くタイヤの温度が上がらないため非常にスリッピーであるが、普段から徹底させている一周目のタイヤのグリップが上がらないうちから限界を見極める練習が生きたことが、オープニングラップの速さに繋がったと思う。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 予選では前日の雨の走行で良かった時の走りをイメージしてタイムをまとめていきました。段々とコース上の水の量が少なくなっているのは分かっていたので、最終ラップがタイムを出す狙い目だと思いベストタイムを出せました。決勝のフォーメーションラップではリアの熱入れをより意識して温めました。スタートではホイールスピンをしないように意識して、うまくスタートを決めることができました。その後は自分の走りに集中して、予選タイムを上回ることを意識しながら走りました。初めてフォーミュラの雨のレースを第2戦という早い段階で経験できたことは自分にとっていい経験になりタイム差をつけて優勝したことは自信になりました。次も3連勝を目指します。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1,2戦岡山 3シーズン目のFIA-F4が今年も岡山で開幕、平木湧也が2戦連続で入賞果たす! (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが力を入れて挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権が、スーパーFJ、スーパー耐久に続いて開幕し、4月8日(土)、9日(日)の岡山国際サーキット(岡山県)が舞台となった。

 ドライバーは川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人で昨シーズンに引き続き起用。それぞれが1年間経験を積んできただけに、勝負の年、正念場の戦いとなる。

 昨シーズンは湧也と川合に優勝があり、もちろんチャンピオン候補であるのは間違いないが、チャンピオンを含めた優勝経験者3人も継続参戦を決めており、昨シーズン以上にレベルの高い戦いになるのは必至。開幕ラウンドからインパクトのあるパフォーマンスが大いに期待された。

予選 4月8日(土)天候/曇り コース状況/ウエット

 木曜日の専有走行はセッション1こそドライコンディションが保たれたものの、以降はすべてウェットコンディションに。乾いた路面では揃って好タイムを出していたが、逆に濡れた路面では揃って苦戦。チームはセッティングを、そしてドライバーたちはドライビングを見直すことで対処することになった。

 これが最もタイムにつながったのは玲次で、予選もまたウェットコンディションだったものの、ベストタイム、セカンドベストともに6番手のタイムを記録する。だが、玲次は昨年からのペナルティポイントの積み重ねによって2レースともに15グリッド降格が決まっており、21番手から挑まざるを得ず。そのため、2レースともに7番手だった川合が代わって6番手からのスタートに。一方、湧也もまたひとつずつポジションを繰り上げたものの、ちょうど折り返しの頃の赤旗中断でアタックのタイミングを逸し、再開後もポジショニングによりクリアラップが取れず、1レースは11番手から、2レースは10番手からのスタートとなった。

決勝第1戦 4月8日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 予選が終了して午後になると、気温が20度近くにまで達したこともあって路面状態は急速に回復。決勝レース第1戦が行われる頃には、完全なドライコンディションに転じていた。もちろん、全車がドライタイヤを装着しての戦いに。

 オープニングラップの渋滞を巧みにかわして、ポジションキープとなった川合にはトップグループに加わっていることもあり、さらなる飛躍が望まれたものの、2周目のモスSでインに後続車両が無理なラインで飛び込んできて、走行ラインを塞がれてしまい、たまらずスピン。復帰は果たすも、満足な状態で走り続けることができなかったため、6周目にピットへ戻ってリタイアすることに。一方、湧也はオープニングラップでひとつ順位を落としたものの、川合の脱落と自らも2台をかわして2周目には9番手に浮上。5周目、8周目にはさらに1台ずつかわしてくる。終盤には激しい6番手争いを繰り広げ6位でのゴールとなった。

 一方、玲次は序盤こそ前を行く車両を着実にとらえていくが、中盤に入ると、まるで蓋をされたかのようになってしまい、15位でのゴールとなった。

決勝第2戦 4月9日(日)天候/曇り コース状況/ウエット

 決勝レース第1戦の後は、天候は回復傾向にあったはずが、早朝まで降り続いていた雨の影響で、路面は再びウェットに。ドライセットは大胆に改められる予定だったが、再びウェットセットに戻されることとなってしまう。そんな中、6番手スタートの川合は引き続きポジションキープ、10番手スタートの湧也が11番手。玲次は17番手に上がってくる。それぞれ勢いを保つことが期待されたものの、それから間も無く2コーナーの立ち上がりでストップした車両があり、セーフティカーが2周にわたってコースイン。

 これにより隊列が凝縮されて、リスタート後に川合と湧也が明暗を分ける。川合が7番手になるのに対し、湧也は8番手まで浮上。そこか ら先は、チームメイト同士で連なって周回を重ねていく。一方、スタート直後に17番手にまで上がっていた玲次は、リスタート後に13番手にまでジャンプアップ。そのまま川合と湧也の近くにまで、迫ってくれることが期待されたが、3人とも激しいバトルを繰り広げ、先行する車両にプレッシャーをかけ続けるも、相手も屈してくれず、結局、川合が7位、湧也が8位、そして玲次は13位でのフィニッシュとなった。  第2大会は富士スピードウェイを舞台に、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3〜4日に開催される。大観衆が集まるレースで、3人揃って 笑顔のままでいられることを期待したい。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 練習中はひとつの問題からタイムを上げられないでいたが、3名とも予選と決勝では速さを見せられるようになった。ただ、もっと積極的なレースを見せられれば、内容も順位も変わっていたのではないだろうか。玲次は昨年からのペナルティがあり予選で手に入れた6番手のポジションを失ったが、この先の伸び代が楽しみである。川合と湧也は、速さは十分あるので、次回のレースでは彼ら本来の強いレースを見せてくれると思う。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 予選でセットをしっかり合わせられて、2戦ともシングルに入れたのは良かったのですが、第1戦はちょっと硬くなってしまっただけでなく、レースの組み立て方がかなり甘かったです。自分でインを開けたところに、無理に突っ込んできたクルマに寄せられてスピンして、リタイアとなってしまったし、第2戦もセーフティカー後のリスタートで出遅れて、抜かれてしまいました。そのあたりは全部、自分で防げたと思いますし、改善すべきポイントかと。とにかく組み立て方を、根本的なところから考えていかないとダメだと実感しました。予選のタイムの出し方は、さすがに2年目なのでだいぶ良くなってきましたが、レースでは最初から最後まで、もう少し冷静に考えてやっていきたいと思います。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 レースウィークを通じて調子は悪くなくて、いい感じで予選を迎えた結果、今までで一番いいグリッドの6番手だったんですが、去年のペナルティの持ち越しがあって。それで後方からのスタートとなってしまいました。そこからでも、もっとうまく抜いてくれば2レースとも、もっと上の順位でフィニッシュすることができたと思いますが、やっぱりレースの組み立てがうまくいかなかったのかなと、大いに反省しています。スピードは証明できたと思うので、得たものもかなりあったと思います。次からは気持ちをしっかり切り替えて、全力で攻めてレースしたいと思います。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 木曜日の時点でドライではすごく感触が良かったんですが、予選でレインになってしまって。雨のセッティングをいろいろ探って、感触的には僕も5、6番手は行けたかな、というクルマ的には高いポテンシャルを感じたんですが、何度も極端にタイムの遅いクルマに引っかかったり、赤旗でタイムアタックできなかったりで……。僕のせいなんですけど、それで予選は沈んでしまいました。ただ、後ろからのスタートでしたが自信を持って行けたので、第1戦は入賞できて良かった。第2戦もウェットセットがしっかり決まっていただけに、中団からスタートせざるを得なかったのが残念です。それが上まで行けなかった原因だと。クルマのポテンシャルは確実にトップレベルにあると思いますし、次の富士ではもっと上げていきたいと思います。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 LEXUS LC500がデビューレースでトップ6独占の圧勝! 平川亮/ニック・キャシディ組がLEXUS同士の激戦を制す (TOYOTA)

 SUPER GTの2017年シーズン開幕戦が岡山国際サーキットで行われ、平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車が新型となったLEXUS LC500のデビュー戦で勝利を挙げた。LEXUS LC500は2位から6位も占め、トップ6独占という圧倒的な速さで開幕戦を制した。

デビュー戦となったLEXUS LC500が表彰台を独占した。

デビュー戦となったLEXUS LC500が表彰台を独占した。

 4月8日(土)~9日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。

 4月に入り、国内のサーキットでのレースも本格シーズンに突入。日本のレースで最も人気が高いSUPER GTも開幕戦を迎えた。

 今季のSUPER GT GT500クラスは、昨年まで3年間にわたって使用されてきた車両に変わり、新たなレギュレーションに則った新型車両が投入される。LEXUS GAZOO Racingは、昨年、参戦最後の年に念願のタイトルを獲得したLEXUS RC Fに代わり、今年春発売の新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとした新型車で参戦する。この新たなベースシャシーに、昨年まで3年間開発を重ねてきた2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載し、6台体制でタイトルの防衛に挑む。

◆予選◆

 8日(土)午前中の練習走行時は前夜の雨で路面が濡れていたものの、予選までには完全に乾き、曇天の下、気温21度、路面温度22度のドライコンディションで午後2時45分からQ1が開始された。GT300クラスに続いて行われたGT500クラスのQ1では、LEXUS LC500勢が激しいトップ争いを繰り広げ、石浦宏明の駆るZENT CERUMO LC500 38号車がトップタイム。アンドレア・カルダレッリのWAKO'S 4CR LC500 6号車、キャシディの37号車、関口雄飛のWedsSport ADVAN LC500 19号車が続き、僅かコンマ1秒内という僅差でLEXUS LC500がトップ4を独占。ジェームス・ロシターのau TOM'S LC500 36号車が8番手でQ2進出を果たしたが、ヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が僅か0.01秒届かず9番手でQ1敗退となってしまった。

 GT300クラスの赤旗中断で予定よりも遅れた午後4時15分からQ2開始。セッションが残り3分を切ったところで本格的なアタックが開始された。しかし、僅かに降り始めた雨により中嶋一貴の駆る36号車が最終コーナー手前でコースアウトし、タイヤバリアにヒット。セッションは赤旗中断となり、その直後につけて好ペースでアタックしていた38号車、37号車らはアタックを途中で断念せざるを得なくなってしまった。

 セッションは残り3分で再開されたが、再開直後にコース上にストップした車両があり、再度赤旗に。セッションはこれで終了となり、アタック前のタイムで、6号車が2番手、37号車が3番手、38号車が4番手、19号車が6番手、36号車は赤旗の原因を作ったとしてタイム抹消により8番手から明日の決勝に臨むこととなった。

 GT300クラスでは、2015年のFIA-F4チャンピオン、昨年は全日本F3でシリーズ3位というキャリアから、今年SUPER GTにデビューすることとなった21歳の坪井翔が、共にデビュー戦となったJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車でいきなりの好走を見せ、赤旗からの残り10分での再開直後にその時点でのトップに。その後タイムを上げたライバルに更新されていったものの、坪井の51号車は6番手と好位置につけ、坪井はデビュー戦でQ1通過を果たした。

 佐々木孝太がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が3番手。嵯峨宏紀がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 31号車は9番手となりQ2へ進出。吉本大樹のドライブしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は22番手でグリッドが確定した。

 Q2では、残り5分の時点で中山雄一がドライブする51号車がQ1でのベストタイムに迫るタイムをマークしトップ浮上。その直後に、永井宏明がアタックしていた30号車がスピンし、赤旗中断に。

 残り5分でセッションは再開されたが、51号車と31号車は再アタックせず。タイムを上げてきたライバルに更新されたものの、51号車はデビュー戦で4番手の好グリッドを獲得。久保凜太郎がQ2を担当した31号車は9番手と健闘。30号車は14番手から翌日の決勝に臨むこととなった。

◆決勝◆

 9日(日)はこの週末では初めて好天に恵まれ、やや雲はあるものの太陽も顔を出す、春らしいコンディションの下、午後2時34分に岡山県警の白バイ先導によるパレードラップが開始された。

 続いてフォーメーションラップに入ったが、ここでポールポジションにつけていたNSX-GT 8号車がスローダウン。いきなり赤旗が出され、セーフティカー先導でのスタートという、波乱の開幕となった。

 ポールポジションの車両が脱落したことで、LEXUS勢は6号車、37号車、38号車、19号車とトップ4を占めてスタートを切ることに。3周目から本格戦が開始されると、LEXUS LC500同士の激しい首位争いが繰り広げられた。2位につけるキャシディの駆る37号車が首位を行く大嶋の6号車に襲いかかり、ヘアピンへの進入で白煙を上げるほどのハードブレーキングでインを刺し、首位に浮上。

 5周目にもGT300車両のクラッシュによりセーフティカーが導入。12周目にレースが再開されると、トップ4を占めるLEXUS LC500の後方で1台を挟んで6位、7位を走っていたロシターの36号車と、コバライネンの1号車もライバルをかわし、序盤からLEXUS LC500がトップ6独占体制に。

 1周が短く、コース幅も狭い岡山で、GT300クラスの周回遅れ車両が出てくると、コース上の混雑をかいくぐりながらの、LEXUS同士のバトルが頻発。中でも36号車のロシターは16周目に19号車の関口をパスすると、タイヤの摩耗に苦しみ3位に後退していた6号車 大嶋もパスし、更に前を狙った。

 中盤に入ると、各チームピットへ入って給油、タイヤ交換とドライバー交代。ここで4位に落ちていた6号車は、好ピットに助けられ2位へ浮上。先にピットインしていた37号車の平川は、ピットアウト時点では6号車、38号車、36号車の先行を許したが、アウトラップの3台を攻略し、再び首位に返り咲いた。

 その後方では、36号車 中嶋一貴と6号車 カルダレッリの激しい2位争いとなり、2台はバックストレートからヘアピン進入でのブレーキング合戦を繰り広げたが、アウト側の中嶋一貴が停まりきれずコースオフ。6号車が単独2位、その後方で1号車の平手と38号車石浦が表彰台を賭けてのバトルを続けることとなった。

 2位に浮上したカルダレッリは、何度も首位の平川に仕掛けるが、平川も巧みなライン取りで逆転を許さず。

 レースは53周目にGT300車両がクラッシュしたために長いセーフティカーランとなり、残り20周で、マージン帳消しでのスプリント勝負となったが、37号車平川は終盤戦も6号車カルダレッリからの猛追を凌ぎ切り、トップでチェッカー。今季からの新規定にあわせて投入された新型車両 LEXUS LC500のデビュー戦を勝利で飾った。平川にとっては2015年の最終戦以来、キャシディにとってはSUPER GTで初となる勝利。

 6号車が2位、最後まで僅差のバトルを繰り広げるも逃げ切った1号車が3位となり、LEXUS LC500はデビュー戦で表彰台を独占。4位に38号車、5位に36号車、6位に19号車が続き、LEXUS LC500はトップ6を占める圧勝で開幕戦を終えた。

 GT300クラスでは、4番手からスタートを切った51号車の中山が、新型LEXUS RC F GT3で健闘を見せ、トップ5圏内をキープ。後半を担当した坪井は、タイヤ選択が合わず、摩耗に苦しんだものの、SUPER GTのデビュー戦を着実に走り切り、8位でフィニッシュ。若いコンビが初レースでトップ10フィニッシュを果たした。

 また、9番手スタートの31号車もレースを通してポジションをキープ。10位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。

 60号車は14位までポジションを上げていたが、後半のセーフティカーランの最中に電気系のトラブルに見舞われコース上にストップ。何とか再始動に成功し、レースには復帰したが、周回遅れの22位。30号車もトップ10圏内を伺う位置で走行していたが、43周目にコースオフを喫し、リタイアに終わった。

LEXUS LC500での初勝利を飾った平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車

LEXUS LC500での初勝利を飾った平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車

LEXUS LC500勢がスタートから上位を占めてレースを支配した

LEXUS LC500勢がスタートから上位を占めてレースを支配した

KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
 スタートしてすぐのタイヤが冷えているタイミングで、ニックが前車をパスしてトップに立ってくれたことが大きかった。トップのままバトンを受け取ったが、ピットタイミングや作業時間もあったのか、ピットアウトしたら、6号車、38号車、36号車が前にいて、それを抜くのが大変だった。その後は、後半に向けて選んだタイヤがちょっとハードすぎたこともあって常に6号車がバックミラーに映っている状況だったが、途中セーフティカーが入って周回数が減った分少し楽になったり、運も味方してくれたところもあるし、チームとニックがすごく良い仕事をしてくれたのが勝因だと思っている。
KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ:
 まだ信じられない気分だ。完璧なシーズンスタートを切ることが出来た。オフシーズン中にチームが素晴らしい仕事をしてくれたことはテストで分かっていて、私自身も昨年の参戦経験で成長し、自信も付いてきていたので、今シーズンは期待と共に臨んだ。最初から勝てるとは思っていなかったが、本当に嬉しい。
WAKO'S 4CR LC500 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 8号車が止まったことで先頭からスタート出来たのに、タイヤのウォームアップに思いの外苦しんで、想定以上にペースが上がらなかった。他のチームとは違うタイヤを選んだので、コースの場所によって速いところとそうでないところがあり、詰められたり離したりを繰り返していたが、やはりタイヤの摩耗が辛く、順位を落としてしまったのが悔やまれる。でも後半涼しくなって、アンドレアがかなり良いペースで首位を争ってくれたのは良かった。ピット作業も素晴らしく、そのおかげでポジションを上げることも出来た。次こそ勝利を目指して頑張りたい。
WAKO'S 4CR LC500 6号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
 (平川)亮とすごいビッグファイトが出来た。タフだったが楽しいレースで、強烈なバトルだった。正直を言えばすごく勝ちたかった。とはいえ表彰台には上れたし、シーズンを考えれば良いポイントを稼げたレースだったと思う。LEXUSチームで1-2-3フィニッシュ出来たことも良かった。LEXUS LC500は本当に速かった。冬の間ハードワークで新型車を仕上げてくれたスタッフを誇りに思う。良い仕事をしてくれたチームにも感謝している。
DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ドライバー ヘイキ・コバライネン:
 昨日は予選時に自分のミスでQ2進出を逃してしまい、とても落ち込んでいたが、気を取り直し、今日の決勝では絶対にポジションを取り戻すつもりだった。自分が担当したファーストスティントで、クルマはとても好調だった。とはいえ、順位を争うライバルも同じパフォーマンスのLEXUS LC500なので、追い越すのは容易ではなかった。特に関口の攻略は大変で、可能な限りアグレッシブに攻めた。彼がアグレッシブなドライバーであることは知っていたし、ストレートでは接触したが、幸運にもこちらには影響なかった。その後は前との差を詰め、狙い通りピットでもポジションを挙げることが出来、その後は晃平が素晴らしい走りで、後続の猛追を凌いでくれた。今日我々には勝てるだけのパフォーマンスがあったと思う。しかし、同じLEXUS LC500同士の争いの中で、スタートを考えれば満足のいく結果だし、とても力強くレースを戦えたと思う。次戦が楽しみだ。
DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ドライバー 平手晃平:
 スタートが9番手ということで、開幕戦なのであまり無理をせず、出来るだけたくさんのポイントを取って帰ろうということを目標にしていた。ファーストスティントではヘイキが力強い走りでポジションを上げ、ピットもそれに応えて、すごく早いピット作業で良いポジションで復帰出来た。前の2台には行かれてしまったが、3位でゴール出来るとは思っていなかった。良い形でシーズンのスタートが切れたと思うので、このままの勢いで今後も我々の良いところを見せられればと思っている。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス優勝 #37KeePer TOM'S LC500

ニック・キャシディ
gt-rd1-r-pc-casidy まだ信じられない気分。まずはスタートが狙い通りに決まったのを嬉しく思います。公式テストから自信がありましたし、平川選手が速いのもわかっていました。
開幕から勝つ気でいましたから、本当に思い通りの結果でした。
平川亮
gt-rd1-r-pc-hirakawa レースを振り返ると、ホンダ勢は残念な結果でしたが、2番手でスタートして、タイヤの冷えているうちにニックが抜いてトップに立ったのが良かったです。それで僕にもトップでバトンが渡りました。ピットインのタイミングにより6号車、36号車を抜かなければならなくなり、そこがタフでした。特に36号車は僕がバックストレートに出て行った時に前にいて、抜くのがかなり大変でした。また僕らが後半選んだタイヤがハードすぎてうまく機能していなかったので、常に6号車が後ろについている状況でしたが、セーフティーカーが入ったおかげで残り周回数が少なくなり、運も味方してくれたと思います。
ニックとチームがいい仕事をしてくれたなと思います。

GT300クラス優勝 #4グッドスマイル初音ミクAMG

片岡龍也
gt-rd1-r-pc-kataoka 今回は公式テストから手応えを感じていて、優勝争いも現実的に見えていました。それだけに予選でポールポジションが取れなかったのは悔しくて、レースではやってやろうと思っていました。
ただ65号車も同じクルマなので特性も似ており、パッシングは難しいのでスタートの混乱で行こうと思っていたらセーフティーカースタートになってしまい、なかなかチャンスがありませんでした。選んでいたタイヤが暖まりの悪いものだったこともあって、やっと暖まったなと思ったらまたセーフティーカーが入っちゃうみたいな展開で。それでもなるべく抜いて、ピットまでに時間を稼ぎたいと思っていたので、抜いてからはプッシュしました。今回はヨコハマさんもいいタイヤを用意してくださったので、自分としては本当に楽しくドライブできました。
谷口信輝
gt-rd1-r-pc-taniguchi 合同テストから勝つための準備が整った状態でやってきて、天候なども読み通りで、決勝を睨んで硬めのタイヤをチョイスしました。
ところがレースでは赤旗が出たり、セーフティーカーでマージンがなくなったりと、チームとヨコハマタイヤがいい道具を用意してくれたのに、流れ自体は決して僕ら向きではなかったと思います。
それでもなんとか乗り越えて勝てたのは良かったです。
今回は本当にベストマッチなタイヤをヨコハマさんが用意してくれたことに感謝しています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 相次ぐNSX勢の脱落!!レクサスLC500の上位独占!波乱の開幕戦を制したのは#37平川/キャシディ組

2017オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月9日、岡山国際サーキットで行われた。
スタートからホンダ勢にトラブルが相次いだほか、3度もセーフティーカーが入る荒れた展開を制したのは#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)。
GT300クラスは#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)が3年ぶりの勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日9,700人/決勝日17,300人/大会総入場者数27,000人)

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スーパーGTは今年から朝のフリー走行が廃止され、スタート前のウォームアップ走行が7分から20分に延長されることになった。
同時に開幕セレモニーで選手紹介が行われることになったため、それとウォームアップの間に4分間のインターバルを設けることが9日朝の段階で決まり、決勝スタートは当初予定されていた午後2時30分から2時34に変更となった。
ところが岡山県警の先導でパレードランを始めたところで予選5位の#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がエンジン始動に手間取り、一旦は隊列を追いかけに行ったもののコース上でストップしてしまった。
続いてなんとポールシッターの#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)も最終コーナー付近でストップ。ガレージに戻されてそのままリタイヤとなってしまう。
これにより赤旗が提示され、レースは1周減算の81周をセーフティーカースタートで行うことになった。
ところがそのグリッド上で今度は#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)が動き出せずにガレージへ押し戻されてしまう。
さらには#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)もスタートから5周でスローダウン、そのままストップしてしまった。
結局公式予選でトラブルのでた#16武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT)を除く全てのNSXが序盤で脱落する有様。
ニッサンGT-Rも予選で下位に沈んだため、これで上位陣は6台のレクサスLC500が優勝を争う展開となった。

レースは2周目にセーフティカーがピットイン。3周目から追い越し可能となった。
すると#8ARTA NSX-GTのリタイヤによりトップに繰り上がった#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)を予選3番手の#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)がその周のヘアピンでインから抜き去ってトップに躍り出る。
しかし6周目のダブルヘアピンで#52番場琢(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)がクラッシュしたために再びセーフティカーが導入され、コース上は10周目まで追い越し禁止に。これでキャシディのマージンはなくなってしまったが、大嶋はキャシディを抜き返すどころか22周目のヘアピンでGT300車両に詰まったところを#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)にアウトから抜かれて3位に後退してしまった。
これに助けられてキャシディはトップのまま37周を走って平川にステアリングを託した。

#38ZENT CERUMO LC500と#6WAKO'S 4CR LC500は38周目に同時にピットイン。ここで#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)が#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)よりも先に作業を終わらせてピットアウト。
先にピット作業を終えていた平川の前でコースに戻った。
バックストレートで何度も進路を変更して平川を押さえにかかるカルダレッリに対し、平川は落ち着いてその先のダブルヘアピンでかわしていく。
続いて39周目に#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)がピットイン。
これで再び37号車がトップに立った。

しかし第2スティントで硬めのタイヤをチョイスした37号車はペースが上がらず、平川は一旦抜いたはずの#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)に攻め立てられる展開に。懸命に中嶋を押さえ込む平川。
しかし中嶋もまた6号車の猛攻を受ける状態となり、42周目のヘアピンでカルダレッリにインを突かれ、中嶋は痛恨のコースオフを喫してしまった。
カルダレッリはそのまま平川に追いつき、1コーナーやヘアピンで何度も並びかけようとするが、平川も巧みにこれを押さえ込んで81周を逃げ切り、初戦を勝利で飾ってみせた。

結局GT500クラスは上位6台をレクサスLC500が占め、予選で下位に沈んだ#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がNSX勢の脱落にも助けられて7位に滑り込むという結果に。
序盤のトラブルを唯一免れた#16MOTUL MUGEN NSX-GTも9位で貴重なポイントを獲得した。

GT300クラスは序盤から#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)と#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が激しいトップ争いを展開、19周目のダブルヘアピンで片岡が黒澤をかわしてトップに立つと、30周目から後半を担当した谷口信輝がそのまま逃げ切って2014年の第2戦富士以来の、実に2年11ヶ月ぶりの勝利をもぎ取った。

#65 LEON CVSTOS AMGはその後、#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)の猛追を受け、ピット作業を終えて出て行った29周目の2コーナーで#65蒲生尚弥が#25松井にかわされて一時は3位に後退するが、蒲生はその後も諦めずに松井を追い立てた。
結局、70周目のダブルヘアピンで松井がGT500に進路を譲ろうとしてスピンアウトしてしまったため、蒲生は2位を取り戻してフィニッシュ、3位には#9ジョノ・レスター/峰尾恭輔組(GULF NAC PORSCHE 911)が入ることに。
25号車は4位でレースを終えた。

次戦は富士スピードウェイでの500kmレース。
5月4日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 ─ 第2戦(岡山)決勝レポート

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 ─ 第2戦(岡山)決勝レポート

岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017シリーズ第2戦の決勝を、岡山国際サーキット(岡山県)で2017年4月9日(日)に開催いたしました。

天候:曇り 路面:ドライ 気温:19度/路面温度:19度(スタート時)

PCCJ第2戦のスターティンググリッドは、前日の8日(土)に行われた予選で記録されたセカンドタイム順となる。その結果、ポールポジションは第1戦と同じく#89三笠雄一が獲得。2番グリッドはPCCJスカラシッププログラムドライバーである#17 上村優太、3番グリッドはジェントルマンクラストップとなる#9武井真司、4番グリッドは#7星野敏と第1戦と同じ順位で並ぶ。5番グリッド以下は、#24 Go MAX、#32永井秀貴、#25 内山清士、# 2 田島剛、#6 MASANORI YONEKURA、#77 浜崎大というオーダー。しかし、#25 内山はマシントラブルにより出走を取り消したため第2戦の出走台数は全19台となり、7番手以下のグリッドが繰り上げとなる。

第2戦決勝当日の朝に雨は止んでいたが、コース上は完全に乾いていない状況であったため、PCCJ前に行われたFIA-F4はほとんどのマシンがウエットタイヤを装着していた。だが、PCCJのマシンがグリッドに整列する頃には心配されていた路面もほぼ乾いており、全車スリックタイヤを選択。11時にフォーメーションラップから全車が再びグリッドに整列した後にレースがスタート。注目のスタートでホールショットを奪ったのは、第1戦に引き続きポールポジションの#89三笠。スタートで勝負に出た2番手の#17 上村は出遅れ、#9武井にパスされてしまう。
「今日のスタートではあることを試したのですが、それをミスしてしまい出遅れてしまいました。」ツーリングカーの経験が浅い#17 上村は、失敗を恐れずにレースでもチャレンジ精神で果敢に攻めているのだ。これで2番手に浮上した#9武井は、#17 上村を背後に従えテールトゥノーズ状態で周回を重ねていく。「トップの#89三笠選手を追いかけたかったのですが、背後に#17 上村選手が付いていたので、前よりも後ろをずっと気にしながらのドライビングになってしまいました。しかし、タイヤが厳しくなってきたレース後半にやられてしまいました」と#9武井が振り返るように、12周目のストレートでスリップストリームに入った#17 上村が1コーナーで2番手に浮上。#17 上村はペースを上げ、前を行く#89三笠を追いかけることになるが時すでに遅く、そのまま2位でフィニッシュとなるがレース中のファステストタイムをマークした。

#9武井と#17 上村の2番手争いで楽なレース展開となったトップの#89三笠は、「今日はスタートからプッシュして、2番手以下を引き離すことに成功したので、その後は自分のペースで走行することができました。作戦が完璧に成功しました」とコメントした。これで#89三笠は、2戦連続のポールトゥウィンを達成とともに、一度もトップを譲らない完全勝利となった。

第1戦に引き続き総合3位となった#9武井は、2戦連続でのジェントルマンクラス優勝を達成。4位には#7星野が入り、4位までの結果は第1戦と同じ結果になった。

ジェントルマンクラスは#32 永井が「今日の課題」と語っていたスタートに成功しクラス2番手に浮上し、ポジションをキープしたままでゴール。「第1戦でマシンを壊してしまいチームスタッフが遅くまで作業をして修復してくれたので、2位表彰台で恩返しができたかなと思っています」と喜びを語る。3位表彰台に入った# 2 田島は、「皆がレベルアップしているので、厳しい戦いでしたね。簡単にはいかないなと痛感したレースですが、なんとか表彰台に立てることができました」とコメントした。以下、4位#11 Fukujiro、5位#47 TAD JUN JUN、6位#6 佐野新世という結果となった。

PCCJ第3戦・第4戦はゴールデンウィークの5月3日(水・祝)、4日(木・祝)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催される。開幕2連勝を飾った#89三笠と#9武井(ジェントルマンクラス)が、富士でも連勝記録を伸ばすのか。はたまた#17上村がリベンジを果たすのか、そしてジェントルマンクラスでは#9武井を止めるドライバーは現れるのか。次のヒーローが誰になるのかに注目したい。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/09) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1375001平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS812:12'39.626
265002大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS811.503
315003ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS812.761
4385004立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS812.939
5365005中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS817.607
6195006関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH819.219
7235007松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8120.096
8125008安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS8132.360
9165009武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH8140.195
102450010佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH8151.691
1143001谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH774Laps
12653002黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS774Laps
1393003ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH774Laps
14253004松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH774Laps
15553005高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS774Laps
16103006富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL774Laps
1733007星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH774Laps
18513008中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS774Laps
19333009藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH774Laps
203130010嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS774Laps
218730011細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH774Laps
221830012中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH774Laps
23730013ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH774Laps
242130014リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL765Laps
2536030015柴田 優作
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH765Laps
2611130016石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH765Laps
27530017坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH765Laps
281130018平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL765Laps
298830019織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH765Laps
3011730020井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH765Laps
312630021山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH756Laps
326030022飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH756Laps
333530023ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH747Laps
34*2230024和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH747Laps
35*4830025高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH747Laps
361750011塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS738Laps
37230026高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH5724Laps
386450012ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL5724Laps
---- 以上規定周回数(70% - GT500:56Laps / GT300:53Laps)完走 ----
-50300-都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH4932Laps
-30300-永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH4239Laps
-61300-井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL3645Laps
-46500-本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI3348Laps
-100500-山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS576Laps
-52300-番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH378Laps
-8500-野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BSDNS
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.6 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500) 1'19.784 (13/81) 167.086km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.65 蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG) 1'26.304 (49/77) 154.463km/h
  • CarNo.22(和田久)は、2017 SUPER GT選手権統一規則付則4.3(赤旗中の追い越し)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
  • CarNo.48は、2017 SUPER GT選手権統一規則第13条1.a(ウォームアップ中の危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.48(田中勝輝)は、2017 SUPER GT選手権統一規則第13条1.a(危険なドライブ行為)により、決勝結果に34秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を科した。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第2戦もてぎ決勝 小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2連勝

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 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第1戦は4月9日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝(10周)を行い、62号車小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が23分03秒982で優勝し開幕戦に続き2連勝となった。

 ツインリンクもてぎは雨が降り続き、12時35分よりフォーメーションラップを開始。

 開幕戦ではスタートを失敗したポールポジション小倉のスタートは絶妙に決まり、早くもリードを広げようかという勢いで見事に1コーナーにトップで飛び込む。2番グリッドの17号車小林丈晃(ZAPSPEED ED)が順当に続くと後方では5番グリッドから19号車石田浩樹(メッカWEST07JED)が3番手にジャンプアップ。4番手に82号車片岡聡(ノセレーシング TWS-ED)、5番手に73号車草野裕也(T’sCOXgear10VED)と続く。

 この後トップの小倉は逃げに逃げて盤石のリードを築き上げ、2番手小林もトップから離されるも3番手に対し徐々に大きなギャップを築く。激しいのは3位争いでオープニングラップの石田・片岡・草野の順で互いに視界に入る接近戦がファイナルラップまで続く。

 その後2位との差を28秒以上にまで広げた62号車小倉祥太がブッチギリでフィニッシュし開幕から2連勝を飾った。2位は17号車小林丈晃で23分32秒564、3位は19号車石田浩樹でオープニングラップで奪ったポジションを守り切り23分51秒404でフィニッシュした。

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小倉祥太選手のコメント
 開幕戦のスタートは失敗したけど今回は上手くいった。このまま全戦優勝していきたい。

 次戦第3戦は6月18日に行われる予定だ。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第2戦もてぎ公式予選 小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2戦連続のポールポジション

 JAF地方選手権スーパーFJもてぎシリーズ第2戦は4月9日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、62号車小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2分17秒441で開幕戦に続きポールポジションを獲得した。

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 ツインリンクもてぎは昨日から雨が降り続きWET宣言が出される中、午前8時50分より20分間にわたり公式予選が行われた。

 雨の中序盤は各車入念にウォームアップ。中盤4周目に73号車草野裕也(T’sCOXgear10VED)が自己ベストを記録するが他のマシンは終盤にタイムアップ合戦となり周回毎にそれぞれ自己ベストを更新。多くのマシンが最終LAPに最速タイムを刻み62号車小倉祥太(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)が2分17秒441でポールポジションを獲得。2位は17号車小林丈晃(ZAPSPEED ED)で2分18秒686。3位は73号車草野裕也(T’sCOXgear10VED)で2分19秒541。以降4位 82号車片岡聡(ノセレーシング TWS-ED)、5位19号車石田浩樹(メッカWEST07JED)と続いた。7号車 佐藤セルゲイビッチ(ZAP結婚の学校 10VED)は不出走となった。

 第2戦決勝は本日4月9日、12時45分より10周で行われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 「計算外のことが起きるのがレース。その面白さをお客様のどう伝えるかが大切」(坂東代表)

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スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は4月9日、シリーズ開幕戦が行われている岡山国際サーキットで定例会見を開いた。
今回の話題は1)今シーズンから車両規定が一新されたGT500車両について、2)GT300クラスの新規参入車種について、そして先ごろ10時間耐久レースの開催を発表した3)鈴鹿サーキットにおけるシリーズ戦の開催についてと、4)今後のプロモーション活動について、GTAの坂東正明代表がコメントした。
概要は以下の通り。

1) GT500車両について
GT500はクラス1車両という位置付けで、引き続きITR(ドイツツーリングカー選手権の運営団体)との規則統合を目指して進めている。今回はモノコックの更新と空力の見直しによりダウンフォースの約25%削減を図った。これによりコーナリングスピードは落ちるが、反面ドラッグの低減でストレートが速くなる。これによりGT300との差異が是正される。
この方向で継続して進化させていきたい。
新車開発には各チーム、マニファクチャラーが取り組んでいる。
レクサスではLC500という新車種導入により車体への空気の「入り」と「抜け」が大幅に改善されたと聞いている。さらにTRDが昨年最終戦で投入した新エンジンは、今シーズンからの「年間2基まで」という規定を睨んで耐久性とパワーを両立させたものになっている。
これによりレクサス勢が他を一歩リードしているようだ。
またホンダはこれまでコンセプトカーだったものが市販車という位置付けになったが、昨日の予選では「どう転んだらこんなにうまくいくのか?」理解できないくらいいい結果が出た。
チームの戦略であんな展開になるとは思えない。ああいう計算外のことが起きるからレースは面白い。この面白さをどうやってお客さんに伝えるかも今後の課題だ。
また、岡山国際サーキットはコース改修により路面のクオリティが上がった。これにより去年よりタイムが上がっている。こうしたサーキットの努力、オーガナイザーの考え方をきちんと評価したい。

2)GT300車両について
ベントレーが新たに加わり、これで10車種になった。今季はマクラーレンがいないだけでFIA-GT3が揃ったのではないか。レクサスRC Fも新しくなったが、あの重いクルマをどうやって速くしていくのかも注目だ。BPO(性能調整)についてはFIAやSROの動向をきちんと見極めていきたい。
またJAF-GTについては埼玉トヨペットからマークXが加わった。マザーシャシーはホイールベースを2700mmと規定しているが、従来の86では「伸ばす」方向であった。しかしマークXの市販車は2800mmあり、「縮める」方向での開発で苦労されていると聞く。他にオーバーハングなども切り詰めなければならない。
いずれにせよ、より多くの車種が出てくれるとJAF-GTも盛り上がる。
プライベーターが技術的に学びながらクルマを作ってマニファクチャラーの売るGT3に挑んでいく、という基本はこれからも崩さない。

3)鈴鹿大会について
GTAとしてはアジア各国での選手権開催と、そのオリンピック的な位置付けの統一戦を開催したいと考えていた。
GT3での耐久レースとなると、ブランパンやインターコンチとの交流ということになりヨーロッパからワークスがやってくることになる、その調整が難しいと思う。また10時間耐久となると1600kmくらいのレース距離になるはずで、それにテストでの走行距離を加えると2000km程度の耐久性が必要で、そのぶん予算もかかる。
スーパーGTのシリーズ戦としてあの距離は難しいので、カレンダーの見直しが必要になるだろう。
5月の富士までには方向性を出したいと考えている。

4)プロモーション活動について
今年から朝のフリー走行を廃止した。代わりにドライバートークショーをビジョンで見せるなど、お客様に対してもっと身近に、親しみやすくしたいと考えている。
午後のレースではドライバー紹介を行う。これもうまくいけば継続していきたいと考えている。
またライブタイミングアプリも一新した。お客様に場内で提供するコンテンツを今後も充実させていきたい。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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