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去る4月14日夜半以降九州地方を襲った熊本地震の影響により被災されたみなさまへ、心からお見舞い申しあげます。自然と人情の豊かな九州地方が、一日も早く笑顔と元気を取り戻されますように心からお祈りいたします。
Arnage Racing
待ちに待った2016年のシーズンの開幕。今年のGT300クラスは新型車両の導入ラッシュで、海外からのFIA-GT3勢がこぞって新型車両となって参入したほか、昨シーズンから登場して後半に大活躍したマザーシャシ勢も顔をそろえ、エントリー数も30台と、昨年にも増して華やかなラインナップとなった。
そんな中、チーム結成4年目となるArnage Racingは、今年も昨シーズンから引き続きMercedes-Benz SLS AMG GT3でシーズンを戦うことに決め、車両名をODYSSEY(オデッセイ) SLSとした。また、苦戦を強いられた昨シーズンの流れに新しい風を入れるべく、第一ドライバーを安岡秀徒とし、第二ドライバーにはSUPER GT初挑戦となる弱冠22歳の新人、久保凜太郎選手を起用、その総まとめ役としての第三ドライバーに、チーム結成以来苦楽を共にしてきた加納政樹を迎えた。メカニックの顔ぶれも変わりArnage Racingは初心に帰って新しいシーズンに臨むことになった。
シーズン開幕に先立って3月19日、20日に行われた岡山公式テストで、久保凜太郎選手はルーキーテストに合格し、周回を重ねるごとにマシンへの理解を深めることができた。また、安岡、加納両選手も、それぞれシーズンオフのブランクを埋めるべく順調に走行を重ねた。しかし、その一方で、マシンに現れたエンジンパワーの減退の症状が、チームを悩ませていた。データ上で、その症状は昨シーズンの最終戦から現れており、このままズルズルとパワーを失うようでは、熾烈なサバイバルが予想される2016年のシリーズを生き残ることは厳しい。チームは本来のエンジンパワーを取り戻すべく、HWAのエンジニアのアドバイスも受け、レースまでの3週間でエンジン回りのパーツをリニューアル。また、ギアのチェックや細部にわたる調整を行って、開幕戦に向けてのセットアップの方向性を定めていった。
例年強風や雹に祟られ、天候の安定しない開幕戦の岡山国際サーキットだが、今年は予想外に暖かく、週末の天気も安定している様子。予選日も、朝は曇ってはいたが、次第に雲が晴れて、絶好の観戦日和となった。
安岡、凜太郎のニューコンビで開幕戦に臨むArnage Racingは、午前9時からの公式練習の走行を安岡選手からスタート、今大会がSUPER GTデビュー戦となる凜太郎選手と交替しながら、時間をフルに使って39Lapを走行した。安定した天候に路面状況もよく、両選手は順調に周回を重ねて車両の感覚を確かめた。特に、リアタイヤが公式テストで使ったことのないタイヤに変わったため、タイヤチェックをしつつ決勝に向けてのセットアップを煮詰めていった。少しでもマシンとコースに習熟したい凜太郎選手は、サーキットサファリの時間にもコースに出たが、3Lapしたところで他車両がコース上で火災を起こして赤旗となり、そのまま午前中の走行は終了となった。*ベストラップは7Lap目に安岡選手が出した1’28.916(24位)
午後になると気温はますます高くなり、日差しの下では汗ばむほどの陽気となった。安定したドライコンディションのなか、14時50分からノックアウト方式で予選がスタート。今シーズンも安岡選手が開幕戦のグリッドをかけて、車両をコースに進めた。しかし、昨年にも増して熾烈にタイム争いを繰り広げる新型車両の中にあって、ODYSSEY SLSが上位に食い込むことは難しい。チームは敢えて無理なアタックをせず、翌日の決勝に向けてタイヤを温存する作戦をとって、安岡選手はアタックを5Lapで切り上げ、ピットに戻ってきた。最終的にQ2では、上位4台が1分25秒台半ばのコースレコードを奪い合う非常にハイレベルな戦いを見せ、ODYSSEY SLSは24位と下位に沈んだ。なお、予選後に他のマシンがペナルティを受けてタイム抹消となったため、Arnage Racingは翌日の決勝を23番手からスタートすることになった。
GT300クラス予選の結果は下記のとおり。
厳しい予選の後、マシンから吸い上げたデータから、気がかりだったエンジンのパワー不足は解消され、マシンの状態も安定していることが確認された。レースに向けて好材料が出そろい、チームはギア周りを再度入念にチェックしなおして土曜日のメンテナンスメニューを順調にこなし、決勝の朝を迎えた。
日曜の朝の空模様も前日同様曇り、終日雨の心配はなさそうだったが土曜日ほど気温の上昇はなさそうだ。Arnage Racingは9時からのフリー走行を凜太郎選手からスタート。途中、ドライバー交替のシミュレーションもしながら、マシンのセットアップを確認。16Lapして30分間のフリー走行を終え、スタートの時を待った。
14時40分、岡山県警の白バイとパトカー先導によるパレードラップのあとフォーメーショ ンラップと続き、いよいよ2016年のSUPER GTの幕が切って落とされた。SUPER GTデビュー戦にしてスタートドライバーを託されたルーキー久保凜太郎選手は、23位から300km、82Lapのレースを開始、すぐにポジションをひとつ上げて順調に走行を始めた。天候、路面共に安定したコンディションの中、凜太郎選手は新人とは思えない堂々とした走りぶりを見せる。4Lap目に岡山ラウンド決勝のベストラップとなる01'30.514をレコードした後も、1分31秒台から32秒前半の安定した走行を続け、5Lapで20位、10Lapで19位と一つずつポジションを上げていった。そしてレースの3分の1となる28Lap目、チームはドライバー交替のために凜太郎選手をピットに呼び戻した。これまでのArnage Racingであれば、ここでタイヤ無交換作戦をとって給油のみですぐさま安岡選手をコースに戻すところだが、例年より路面温度が高く、テスト時からリアの摩耗を食い止めることができない状況でその作戦はあまりにリスキー。チームはタイヤを4輪とも交換し、25位でマシンをコースに送り出した。
Newタイヤでの後半スティント担当という、これまであまり例のないシチュエーションでコースに出た安岡選手は、性格の掴みにくいタイヤに少し苦しみながら周回をスタート。それでも、マシンの調子は安定しており、全車がピット作業を終えたときには20番手までポジションを戻していた。安岡選手は1分32秒台の安定したタイムで走行を続け、56Lap目に前方にいたマシンのペナルティによりもう一つポジションを上げて19位に浮上、最後までペースを落とさなかった。安岡選手は、残り数ラップで前方を行く2号車に肉薄する激走を見せたが、オーバーテイクには至らず、最終ラップにスローダウンした33号車を抜き、結局18位でチェッカーを受けた。
Arnage Racing4年目の船出となる開幕戦の結果、昨シーズンの開幕戦と同じ18位となった。しかしながら、この18位完走は1位のマシンとの周回差が1Lapだったため、Arnage Racingは昨シーズンなかなか獲れなかったチームポイント3ポイントを獲得。また、ルーキー久保凜太郎選手は、堂々の走りで見事にSUPER GTデビューを果たし、チームは、幸先の良い2016年のスタートを切ることができた。
応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。
次戦富士ラウンドは5月3日~4日に富士スピードウェイにて開催されます。何卒、引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。
Arnage Racing TEAM RELEASE全日本F3の第1戦、第2戦が行われ、シリーズ参戦3年目の山下健太(TEAM TOM'S)が2戦連続ポール・トゥ・ウィン。今季よりF3にステップアップを果たした坪井 翔(TEAM TOM'S)は第1戦で3位、第2戦では2位でフィニッシュし、連続表彰台を獲得した。
第2戦で1-2フィニッシュを決めた山下健太(右)と坪井翔(左)
2016年全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦)が4月23日(土)と24日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
明日のトップドライバーを目指す若手が競い合うF3。今季は、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)の支援を受ける山下健太と坪井 翔がTEAM TOM'Sからシリーズにフル参戦する。
20歳の山下はF3参戦3年目。昨年、一昨年と2年続けてランキング2位となっており、シリーズチャンピオンを目指す。同じく20歳の坪井は昨年FIA-F4の初代チャンピオンに輝き、今季よりF3にステップアップすることとなった。
23日(土)曇り空の下で午前10時45分より10分間ずつ第1戦、第2戦の予選が行われた。山下は第1戦予選でただひとりこれまでのコースレコードを破るタイムをマークしポールポジションを獲得。F3デビュー戦となる坪井がこれに続き、トムス勢が予選最前列グリッドを独占する形となった。
10分間のインターバルを挟んで行われた第2戦予選でも、山下が第1戦にマークしたコースレコードを更に更新し、2戦連続のポールポジション。坪井も僅差ながら2番手につけ、トムス勢が2戦連続で最前列に並んでスタートを切ることとなった。
予選のあと、併催の二輪レース、スーパーフォーミュラの予選を経て、予定よりも20分遅れの午後3時50分、やや雲の多くなった空の下でフォーメーションラップが開始され、第1戦決勝レース(12周)のスタートが切られた。
ポールポジションの山下は好スタートで首位を維持するも、2番手グリッドの坪井は、好ダッシュを見せた後続に1コーナー進入で並ばれ、3位に後退。
2周目に入ったストレートで後続の2台が絡んでのクラッシュが発生し、セーフティカーが導入された。1周目を終えた時点で首位山下は2位に1.8秒の差を付けていたが、この差は帳消しとなり、3周目に再スタートとなった。
再スタートでも山下は首位を守り、後続との差を広げていった。一方、坪井は2位争い集団で激しいバトルを展開。5周目を終えたメインストレートで、ストレートスピードに勝るライバルの先行を許し、4位へとポジションを落としてしまった。
しかし、坪井はライバルに離されることなく周回を重ね、自己ベストタイムを更新しながら前車との差を詰めていった。10周目のシケインで、前車が僅かにミスをしたのを見逃さず、続くストレートで前車をパス、3位へ浮上した。
首位を行く山下は、中盤2.4秒まで広げた2位との差を、終盤やや詰められたものの、逃げ切ってトップチェッカー。開幕戦をポール・トゥ・ウィンで制した。
坪井は3位でフィニッシュ。F3デビュー戦で表彰台を獲得した。
24日(日)は、前夜降った雨により路面は洗い流されたものの朝から好天に恵まれ、F3の決勝レースがスタートする午前10時の時点では完全なドライコンディション。
午前10時5分にフォーメーションラップが開始され、決勝レース(17周)のスタートが切られた。
ポールポジションの山下は順当にスタート。2番手坪井も、やや後続に迫られたものの1コーナー進入で2位のポジションを守ると、1周目からこの2台が3位以下を引き離す展開となった。
F3参戦2戦目となる坪井は、山下に引き離されることなく周回。4周目には1.5秒まで開いた差を、6周目には1秒以内に詰め、逆転のチャンスをうかがった。
しかし、山下もそれ以上差を詰められることはなく、2台は1秒前後の差を保って他車を徐々に引き離しながら周回。ファイナルラップには再び坪井が1秒以内に詰め寄ったが、山下が逃げ切り、第1戦に続き開幕から2戦連続でのポール・トゥ・ウィンを飾った。坪井は2位フィニッシュ。F3デビュー戦ながら、開幕から連続での表彰台となった。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。
2戦連続ポール・トゥ・ウィンを果たした山下健太(TEAM TOM'S #36)
デビュー戦で連続表彰台を獲得した坪井 翔(TEAM TOM'S #37)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦が鈴鹿サーキットで行われ、予選で2番手グリッドを獲得した国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がポジションを守り切っての2位表彰台を獲得。10番手スタートのジェームス・ロシター(KONDO RACING)が6位、9番手スタートのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)が7位へと追い上げてポイント圏内でフィニッシュした。
2位表彰台を獲得した国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING #2)
2016年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第1戦が4月23日(土)、24日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
国内最高峰、最速のトップフォーミュラレースとして世界中からも注目を浴びる全日本スーパーフォーミュラ選手権。新規定で3年目となり、更なる激戦が予想される今年も、TOYOTA GAZOO Racingは強力な6チーム11台にトヨタRI4Aエンジンを供給。3年連続でのタイトル獲得を目指す。
今季より、全車が装着するタイヤのメーカーが変更され、その特性にいち早く順応出来るかが問われることとなった。事前テストは行われたが、レースは全車未知への挑戦であり、その点でも注目の開幕戦となった。
23日(土)午前中のフリー走行では2年目を迎えた小林 可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)と国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が好タイムをマーク。しかし、このセッションでは上位10台が0.5秒以内に入っており、今季も僅差での予選となることを予感させた。
空には雲がかかっていたものの、時折日も差す、過ごしやすい気候の下で午後2時にノックアウト方式の予選Q1が開始されると、セッション開始と同時に各車アタックを開始。スタート後4分でアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)がコースオフを喫するもそのまま走行は続行。
全車一旦アタックを終えたあとピットで待機し、残り6分半で再度コースへ。しかし、全車がアタックに入り始めた残り2分というところで、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がスピンしコースアウト。グラベルで車両を停めてしまい、セッションは赤旗中断。
残り3分でセッションが再開されると、各車一発アタックに出たが、今度はウィリアム・ブラー(KONDO RACING)がスピン。このブラーのスピンによる黄旗で、その区間を走行していた車両のタイムが抹消に。その影響で、ディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が15番手となりまさかのQ1敗退。中山 雄一(KCMG)が16番手、オリベイラ、ブラーが17,18番手でQ2進出を逃すこととなった。
予定よりも10分遅れて午後2時40分に予選Q2(7分間)が開始。各車がアタックに入り、数台がタイムをマークしたところで、スプーンコーナーで中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)がスピン。コース脇に停止し、またも赤旗に。
残り3分でセッションは再開され、Q3への生き残りを懸けたアタックが繰り広げられたが、最後の最後に逆転される形でロッテラーが9番手に落ち、無念のQ2敗退。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が10番手、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)が13番手、中嶋が14番手でグリッド確定。トヨタ勢はチャンピオン経験者など有力ドライバーが揃ってQ3進出を逃すという大波乱の結果となってしまった。
Q3(7分間)は午後3時8分に開始。各車がアタックラップに入ると、トヨタ勢では唯一のルーキードライバーながらQ3進出を果たした関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が最初に1分37秒台に入れトップに立つが、その直後、国本がこれを上回るタイムをマーク。国本にとって2013年のJAFグランプリ以来、シリーズ戦では初のポールポジション獲得なるかと思われたが、最後の最後に惜しくも逆転を許し、それでも2番手グリッドを獲得。最前列から決勝レースに臨むこととなった。
関口もデビュー戦で3番手グリッドと好位置につけた。Q3に進出した小林は8番手となった。
予選のあと、夜にかけて雨が降ったものの、24日(日)は朝から晴れ、路面は完全にドライに。スーパーフォーミュラの決勝レース前は空に雲がかかり、やや涼しい気温24度/路面温度34度というコンディションでスタートを迎えた。
午後3時15分にフォーメーションラップが開始され、43周の決勝レースがスタート。最前列2番手の国本はポジションキープも、3番手の関口はやや出遅れ、4位に後退。加えて関口は、フォーメーションラップ開始時エンジンストールした際の対応で、スタート手順違反として10秒ストップのペナルティを科され、上位争いから脱落してしまった。
10位を走行していた小林は18周終了時点でピットへ向かったが、右リアタイヤのホイールナットが完全に締まっておらずスローダウン。何とか1周走り切るも、シケイン付近でついに右リアホイールが脱落。ピットへ戻り、タイヤを装着してコースへ戻ったが、最後尾へと後退を余儀なくされた。
トヨタ勢最上位で孤軍奮闘を続ける国本は、首位には届かないものの、後続との差をコントロールし、2位をキープし続けた。
33周目を終えたところで、最後に国本がピットイン。国本は上位を争うライバル同様にタイヤ無交換,給油のみとし、2位のポジションを守ったままコースに復帰した。
全車がピットを終えた時点でトヨタ勢では国本が2位、追い上げたロッテラーが6位、ロシターが7位。17番手スタートのオリベイラは早めのピット作戦でハイペースの周回を続け、10位までポジションアップ。石浦がそのすぐ後方11位で続き、終盤にはこの2台が前を行く2台を追っての8位争いを繰り広げ、観客を沸かせた。
国本は2位でチェッカー。シリーズ戦での自己最高位タイ、2014年の第5戦オートポリス以来となる2度目の2位フィニッシュを果たし、トヨタ勢が苦戦を強いられた開幕戦で表彰台を獲得した。
終盤ロッテラーを逆転したロシターが6位、ロッテラーは苦しみながらも7位を守ってフィニッシュし、ポイントを獲得した。オリベイラと石浦は終盤の追い上げ叶わず、10位、11位に終わった。
TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。
2位表彰台を獲得した国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)
10番手スタートから追い上げ6位フィニッシュを果たしたジェームス・ロシター(KONDO RACING #3)
ブリヂストンタイヤで最後のウィナーがヨコハマタイヤ最初のレースを制す!!
全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の決勝が4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#16山本尚貴(TEAM無限)がポール・トゥ・ウィンを達成。山本は昨年の最終戦JAFグランプリに続いて鈴鹿2連勝を達成した。
2位には#2国本雄資(P.MU/CERUMO INGING)が入り、注目の#41ストフェル・バンドーンは初戦にして見事3位表彰台を獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日22,000人/決勝日32,000人)
43周で戦われた第1戦決勝は午後3時15分にフォーメーションラップを開始。ところがここで予選3番手の#20関口雄飛(TEAM IMPUL)がストール。この時、グリッド上の全車が通過する前にメカニックがエンジンを再始動させてしまったため、スタート後に関口には全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第31条5項違反との裁定が下され、10秒ストップペナルティが課せられてしまった。
ホールショットを奪ったのはポールの山本。2番手に国本がつけ、予選4位のバンドーンが関口を交わして3番手に上がる。
関口は序盤4番手を走行していたが、前述のペナルティにより7周終わりでピットイン、大きく順位を落とすことになった。
山本は序盤から快調に後続との差を広げていき、31周目まで引っ張ってピットイン。3番手のバンドーンもこれに続き、2台はタイヤ無交換でピットを出て行った。
2番手の国本は32周めにピットへ。同じくタイヤ無交換で給油のみを行って山本とバンドーンの間でコースに復帰する。
ヨコハマタイヤでの最初のレースとなった今回は、多くのチームがタイヤ無交換作戦を選択。
逆にタイヤ交換を行ったチームルマンの2台は#8小林可夢偉が右リヤタイヤ、#7ナレイン・カーティケヤンが右フロントタイヤの脱落によってレースを失う結果となった。(小林は2周遅れの16位、カーティケヤンはコースアウトによりリタイヤ)
結局、山本は一度も後続にトップの座を脅かされることなく43周を走りきり、11.7秒もの大量リードを築き上げて優勝。昨年のJAFグランプリに続く鈴鹿2連勝を達成した。
2位国本と3位バンドーンは終盤激しいドッグファイトを展開したが、国本は最後までバンドーンの先行を許さず、2014年の第5戦オートポリスと並ぶ自己最高位でフィニッシュ。バンドーンも日本でのデビュー戦を見事表彰台で飾った。
次戦の舞台は岡山国際サーキット。
5月29日決勝だ。
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/24) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | YH | 43 | 1:35'59.415 |
2 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 11.710 |
3 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | YH | 43 | 13.194 |
4 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | YH | 43 | 16.758 |
5 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | YH | 43 | 23.270 |
6 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 25.199 |
7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 30.052 |
8 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | YH | 43 | 31.010 |
9 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | YH | 43 | 37.410 |
10 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 37.971 |
11 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 38.214 |
12 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 45.132 |
13 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 1'09.602 |
14 | *20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 1'10.595 |
15 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 43 | 1'39.752 |
16 | *8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 41 | 2Laps |
---- 以上規定周回数(90% - 38Laps)完走 ---- | |||||||
- | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | YH | 37 | 6Laps |
- | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | YH | 35 | 8Laps |
- | *7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | YH | 23 | 20Laps |
全日本F3選手権第2戦の決勝が4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションの#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が昨日に続いて開幕2連勝を飾った。
Nクラスは予選1位の#78片山義章(Petit LM Racing)がスタートで出遅れながらも見事な挽回を見せ、こちらも2連勝を達成した。
第2戦決勝は午前10時05分より17周で行われた。
鈴鹿サーキットは昨夜からの雨も上がり、上空には次第に青空が広がってきた。
ホールショットは昨日に続いてポールシッターの山下。
2位にはチームメイトの#37坪井翔がつけ、#21佐々木大樹(B-MAX NDDP)が3番手、そのすぐ後ろに#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP)という順位でオープニングラップを終了した。
マーデンボローは4周めのヘアピン立ち上がりで佐々木のインに並びかけると、そのままスプーン手前で3位に浮上する。
しかし前を走るトムス勢のペースにはついていくことができず、結局3位でレースを終えることになった。
それでも130R手前で記録された速度やセクター3のタイムではトムス勢を上回るものを見せており、VWエンジンのポテンシャルの高さをうかがわせていた。
一方、トップの山下は序盤から坪井を突き放そうとしたが、5周めに入ったあたりで坪井のペースが山下を上回るようになり、2周終了時点で1.3秒あった差は6周めにはわずか0.8秒に詰まってきた。
そこで山下は終盤までタイヤを温存しながらファイナルラップで一気に突き放す作戦に切り替えた。
コンマ7秒前後の間隔を保って追い上げていた坪井だったが、山下を抜き去るには今ひとつ決め手を欠き、結局山下がそのまま17周を走りきり、開幕2連勝をものにした。
一方Nクラスはス予選トップの片山がなんとスタートでエンジンストール。
一時は最後尾まで後退したが、圧倒的なペースの違いを見せつけてあっという間に2位まで浮上、10周めの1コーナーではトップの#30DRAGON(B-MAX)をパスしてそのままトップでチェッカーを受けた。
2位に終わったDRAGONだったが、こちらも昨日の決勝でのアクシデントにより3グリッド降格のペナルティを受けており、そこから見事なスタートであっという間にトップに立っており、片山に抜かれた後も離されずに隙を伺うなど、今後に向けて収穫はあったようだ。
3位には#9廣田築(アルビレックスF306)が昨日に続いて表彰台を獲得した。
全日本F3選手権第3戦、第4戦は5月14-15日に富士スピードウェイで開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/24) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 32'12.516 | |
2 | 37 | 2 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 1.184 | |
3 | 22 | 3 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 17 | 8.301 | |
4 | 21 | 4 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 17 | 16.062 | |
5 | 2 | 5 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 17 | 16.713 | |
6 | 12 | 6 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 17 | 25.886 | |
7 | 7 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 17 | 26.945 | |
8 | 23 | 8 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 17 | 27.264 | |
9 | 8 | 9 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 17 | 29.268 | |
10 | 3 | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 17 | 41.490 | |
11 | 78 | N | 1 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'41.708 |
12 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'48.350 |
13 | 9 | N | 3 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 17 | 1'51.653 |
14 | 5 | N | 4 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 16 | 1Lap |
15 | 10 | N | 5 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 16 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 15Laps)完走 ---- |
2016全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の2回目のフリー走行が4月24日朝、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#11伊沢拓也(REAL)が1’39.976でトップタイム。2位に#65ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)、3位には#34小暮卓史(DRAGO CORSE)と、上位3台をホンダエンジン勢が占める結果となった。
決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは昨夜からの小雨も上がり、曇りながらも幾分暖かい陽気。
絶好のレース観戦日和となった。
スーパーフォーミュラのフリー走行は全日本ロードレース選手権JSB1000クラスの走行に続いて午前8時50分より30分間で行われた。
2014年に現行のNREエンジンが導入されて以降、スーパーフォーミュラはトヨタ勢優位の状況が続いていたが、今週末はポールポジションを獲得した#16山本尚貴(TEAM無限)を筆頭にホンダ勢の好調ぶりが目立つ。
このセッションでも開始10分で伊沢拓也が1’39.976と唯一の39秒台を記録したほか、終盤にはバゲットが次第にペースを上げて1’40.027までタイムを縮めてきた。
伊沢、ブラー、小暮に続いては5番手に#40野尻智紀(DANDELION)、8番手に#41ストフェル・バンドーン(DANDELION)、9番手に#10塚越広大(REAL)とトップ10のうち6台がホンダユーザー。
ポールシッターの山本は1’42.795と19番手にとどまったが、14周と充分な距離を走り込んでおり、トラブルを抱えているわけではなさそうだ。
トヨタ勢最上位は#36アンドレ・ロッテラーの4位で1’41.227。
今週末は今ひとつパッとしない印象だが、昨年の勝者でもあり油断は禁物だ。
第1戦決勝は午後3時15分より43周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/24) Free Practice 2 Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'39.976 | - | - | 209.102 |
2 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'40.027 | 0.051 | 0.051 | 208.996 |
3 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'40.598 | 0.622 | 0.571 | 207.809 |
4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.227 | 1.251 | 0.629 | 206.518 |
5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'41.305 | 1.329 | 0.078 | 206.359 |
6 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.353 | 1.377 | 0.048 | 206.261 |
7 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.366 | 1.390 | 0.013 | 206.235 |
8 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'41.449 | 1.473 | 0.083 | 206.066 |
9 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'41.468 | 1.492 | 0.019 | 206.028 |
10 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.578 | 1.602 | 0.110 | 205.804 |
11 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.640 | 1.664 | 0.062 | 205.679 |
12 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.650 | 1.674 | 0.010 | 205.659 |
13 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.705 | 1.729 | 0.055 | 205.547 |
14 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'41.748 | 1.772 | 0.043 | 205.461 |
15 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.799 | 1.823 | 0.051 | 205.358 |
16 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.870 | 1.894 | 0.071 | 205.214 |
17 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'42.073 | 2.097 | 0.203 | 204.806 |
18 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'42.086 | 2.110 | 0.013 | 204.780 |
19 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'42.795 | 2.819 | 0.709 | 203.368 |
スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)は4月23日、第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを開催した。
今回の話題は先日発表された白井裕代表取締役社長の任期満了に伴う退任と、倉下明新社長の就任について。
白井氏はホンダでF1エンジンの開発やスーパーGTのプロジェクトリーダーとしてNSXの開発を指揮したのち、2010年4月にJRP社長に就任。
フォーミュラニッポンからスーパーフォーミュラへの呼称変更や、「クイック・アンド・ライト」を目標に掲げた新シャシー、SF14の採用など、これまでに数々の改革に取り組んできた。
この席では就任以来の6年間を振り返り、「就任前のリーマンショックや2011年の東日本大震災など、決して良い環境でスタートしたわけではなかったが、そんな環境下でフォーミュラカーのレースをどのように活性化していけばいいか、名実ともに日本最高峰のレースとしていくにはどうするか、を課題にしてきた。そのためにはスポンサーを、日本だけでなく海外にも目を向けていかなければならない。そのために高性能なレース車両を投入してアピールしていかないとと。そうした発想で『クイック・アンド・ライト』を掲げてSF14を導入し、コーナリングスピードにおいては日本、アジア最速というだけでなく世界最高水準にあることを証明できた。今後は認知度を上げていくことが課題になる。アジア展開などやり残したことは多々あるが、それは倉下明新社長にお願いし、今後は技術顧問として質の高い競技、という分野を領域に取り組んでいきたい」と挨拶した。
倉下明新社長は1986年にフジテレビに中途入社。以来約20年にわたりプロ野球ニュースを始め、オリンピックやバレーボール中継などスポーツ番組の現場で活躍し、Jスポーツの立ち上げにも深く関わってきた。今後はそうした経験を生かし、放送を中心としたプロモーションをメインに取り組んでいきたいと抱負を語った。
なおハード面、競技運営に関しては技術顧問に就任する白井氏と二人三脚で頑張っていくとのことだ。
ミーティングの最後には中嶋悟取締役会長をはじめ多くのドライバーやチーム監督、エンジンを供給するホンダやトヨタの歴代プロジェクトリーダーが登場。
白井氏に花束とモデルカーを贈り感謝の言葉を述べた。
全日本F3選手権第1戦の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が後続をまったく寄せ付けずに12周を走りきり、見事ポール・トゥ・フィニッシュを達成した。
Nクラスは予選1位の#78片山義章(Petit LM Racing)がデビュー戦を勝利で飾った。
先に行われたスーパーフォーミュラの公式予選が相次ぐ赤旗で遅延したため、第1戦決勝は当初予定から20分遅れの午後3時50分より12周で行われた。
好天に恵まれたこの日の鈴鹿サーキットだったが、F3の決勝が始まる頃には分厚い雲が上空を覆い尽くした。しかしレースは最後までドライコンディションで行われた。
ポールシッターの山下はそのままトップで1コーナーに飛び込むと、一気に後続を突き放しにかかったが、後方でNクラス同士の接触があり、2周目からセーフティーカーが導入されてしまった。
アクシデントを起こしたのは#30DRAGON(B-MAX)と#5アレックス・ヤン(ハナシマ)。場所はホームストレートだった。
これで一気にマージンを失った山下だったが、3周終わりのリスタートをうまく決めて再び後続との差を広げにかかった。
その後方では予選4番手の#23千代勝正(B-MAX NDDP)がスタートで今回がデビュー戦となる#37坪井翔(トムス)と#22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP)の間隙をすり抜けて2番手に浮上していた。
その後もこの3台は数周にわたって接戦を繰り広げ、5周めの130Rでマーデンボローが坪井に並びかけると、坪井も一歩も引かずに並走のままシケインへ。
ここでは3位を守った坪井だったが、マーデンボローは続く6周めの1コーナーでアウトからかぶせて坪井を抜き去り、次の周には同じ1コーナーで千代をも攻略して山下の追撃に取り掛かった。この時点でのトップとの差は2.8秒余り。
マーデンボローはその後も山下との差を着実に削り取っていったが、山下もファイナルラップでセクター1、セクター2と区間ベストを出す走りで応じ、最後は1.3秒差でマーデンボローを退けて開幕戦を制した。
なお3位には11周めの1コーナーで千代をアウトから抜き去った坪井が入った。
一方Nクラスはスタートで出遅れながらも1周終わりのDRAGONとヤンのアクシデントをかわした片山がそのままトップで走りきり、デビュー戦で勝利をものにすることに。
2位には#9廣田築、3位には#10岡崎善衛とアルビレックスレーシングチームの二人が入った。
全日本F3選手権第2戦の決勝は明日朝10時5分より17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の公式予選が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#16山本尚貴(TEAM無限)が昨年の最終戦に続いて2戦連続でポールポジションを獲得した。
2番手は#2国本雄資(P.MU CERUMO INGING)、3番手にはこれがデビュー戦となる#20関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がつけた。
タイヤサプライヤーがブリヂストンからヨコハマに変わって初めての公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われたが、Q1、Q2と立て続けに赤旗中断となる荒れた展開となった。
予選Q1
20分間で行われる予選Q1は、各チームともいつものようにユーズドタイヤでコースインした後に残り7分を切ったあたりで一旦ピットイン、ニュータイヤに履き替えて本格的なアタックに取り掛かるという流れて進行した。
ところがこのアタックの最中に#19J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がダンロップコーナーを立ち上がったところでスピン、コース上にストップしたために最初の赤旗が提示されてしまう。
セッションは2時23分から規定通り残り3分で再開したが、今度は#4ウィリアム・ブラー(KONDO)がスピン、ここが黄旗区間となってしまった。
これの煽りを食ったのが前年チャンピオンの#1石浦宏明(CERUMO INGING)と64中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)。アタックの真っ最中にここを通過したためにタイム抹消のペナルティを受け、それぞれ15位と19位に降格となった。
このほかスピンしたオリベイラとブラー、そして1’40.908におわった#18中山雄一(KCMG)がノックアウトされ、ここで予選を終えることになった。
トップは山本で1’38.609だった。
予選Q2
Q2もまた、肝心な残り1分で#37中嶋一貴(TOM’S)がスプーンカーブでスピンしたことにより2度目の赤旗中断に。
中嶋はこの時点で8位につけていたが、自力でピットに戻ることができずにそのままクルマを降りたため、ノックアウトが確定。
セッションは2時55分に残り3分で再開されたが、この時点で既に1’38.187を記録してトップに立っていた山本、1’38.427で3位に付けていた国本はコースインせず、この時点で1’38.329で2位にいた#8小林可夢偉も少し遅れてコースには出たものの、アタックには加わらずにそのままピットに戻ってしまった。
結局この3人のタイムを上回るドライバーはなく、4位#41ストフェル・バンドーン(DANDELION)、5位#34小暮卓史(DRAGO CORSE)、6位#20関口雄飛(TEAM IMPUL)、7位塚越広大(REAL)、8位#40野尻智紀(DANDELION)らがQ3に進出した。
予選Q3
相次ぐ赤旗中断の影響でQ3は当初予定より21分遅れの午後3時8分にコースオープン。
ここでは順当に2周のウォームアップ走行ののちにアタックが開始され、ルーキーの関口が1’37.952と最初に1分37秒台のタイムを記録すると、すぐ後ろを走っていた国本が1737.820とわずかにそれを上回ってきた。
続く小林、バンドーン、野尻らは二人のタイムにわずかに及ばなかったが、最後の最後に山本が1’37.459とこの日の最速タイムを叩き出し、昨年のJAFグランプリに続いて2戦連続でポールポジションを獲得。
金曜の専有走行ではトラブルに苦しみ、今朝のフリー走行では16番手と今ひとつの結果に終わった山本だったが、終わってみれば全ての予選セッションでトップという申し分のない結果をものにした。
先日のF1バーレーンGPで10位入賞を成し遂げたバンドーンも4番手とまずまずの位置から明日の決勝に臨む。
第1戦決勝は明日午後3時15分より43周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 24'09.954 | |
2 | 22 | 2 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 12 | 1.324 | |
3 | 37 | 3 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 4.867 | |
4 | 23 | 4 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 12 | 6.807 | |
5 | 21 | 5 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 12 | 7.002 | |
6 | 2 | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 12 | 8.709 | |
7 | 8 | 7 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 12 | 12.300 | |
8 | 12 | 8 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 12 | 13.090 | |
9 | 7 | 9 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 12 | 15.666 | |
10 | 3 | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 12 | 23.961 | |
11 | 78 | N | 1 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 57.149 |
12 | 9 | N | 2 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'17.575 |
13 | 10 | N | 3 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 12 | 1'38.927 |
---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ---- | ||||||||
- | 30 | N | - | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1 | 11Laps |
- | 5 | N | - | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1 | 11Laps |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car Team | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 TEAM無限 | 1'38.609 | 1'38.187 | 1'37.459 |
2 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'39.435 | 1'38.427 | 1'37.820 |
3 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'39.704 | 1'38.576 | 1'37.952 |
4 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'39.028 | 1'38.430 | 1'37.962 |
5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'39.357 | 1'38.706 | 1'37.964 |
6 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 DRAGO CORSE | 1'38.888 | 1'38.544 | 1'38.179 |
7 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 REAL RACING | 1'39.210 | 1'38.684 | 1'38.367 |
8 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | 1'39.063 | 1'38.329 | 1'38.842 |
9 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'39.257 | 1'38.772 | |
10 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | 1'39.254 | 1'38.859 | |
11 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 REAL RACING | 1'39.399 | 1'38.867 | |
12 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | 1'39.400 | 1'38.887 | |
13 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 SUNOCO TEAM LEMANS | 1'39.895 | 1'39.042 | |
14 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 VANTELIN TEAM TOM’S | 1'39.196 | 1'51.992 | |
15 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 P.MU/CERUMO · INGING | 1'39.908 | ||
16 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | 1'40.038 | ||
17 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'40.493 | ||
18 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 KONDO RACING | 1'40.795 | ||
19 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | 1'41.296 | ||
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.511)予選通過 ---- |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'37.459 | - | - | 214.503 |
2 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.820 | 0.361 | 0.361 | 213.711 |
3 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'37.952 | 0.493 | 0.132 | 213.423 |
4 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'37.962 | 0.503 | 0.010 | 213.401 |
5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'37.964 | 0.505 | 0.002 | 213.397 |
6 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'38.179 | 0.720 | 0.215 | 212.929 |
7 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'38.367 | 0.908 | 0.188 | 212.522 |
8 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.842 | 1.383 | 0.475 | 211.501 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'38.187 | - | - | 212.912 |
2 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.329 | 0.142 | 0.142 | 212.605 |
3 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.427 | 0.240 | 0.098 | 212.393 |
4 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'38.430 | 0.243 | 0.003 | 212.386 |
5 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'38.544 | 0.357 | 0.114 | 212.141 |
6 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.576 | 0.389 | 0.032 | 212.072 |
7 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'38.684 | 0.497 | 0.108 | 211.840 |
8 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'38.706 | 0.519 | 0.022 | 211.793 |
---- 以上Q3進出 ---- | ||||||||
9 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.772 | 0.585 | 0.066 | 211.651 |
10 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.859 | 0.672 | 0.087 | 211.465 |
11 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'38.867 | 0.680 | 0.008 | 211.448 |
12 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'38.887 | 0.700 | 0.020 | 211.405 |
13 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.042 | 0.855 | 0.155 | 211.074 |
14 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'51.992 | 13.805 | 12.950 | 186.667 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'38.609 | - | - | 212.001 |
2 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'38.888 | 0.279 | 0.279 | 211.403 |
3 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'39.028 | 0.419 | 0.140 | 211.104 |
4 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.063 | 0.454 | 0.035 | 211.029 |
5 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.196 | 0.587 | 0.133 | 210.746 |
6 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'39.210 | 0.601 | 0.014 | 210.717 |
7 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.254 | 0.645 | 0.044 | 210.623 |
8 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.257 | 0.648 | 0.003 | 210.617 |
9 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'39.357 | 0.748 | 0.100 | 210.405 |
10 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'39.399 | 0.790 | 0.042 | 210.316 |
11 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'39.400 | 0.791 | 0.001 | 210.314 |
12 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.435 | 0.826 | 0.035 | 210.240 |
13 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.704 | 1.095 | 0.269 | 209.673 |
14 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.895 | 1.286 | 0.191 | 209.272 |
---- 以上Q2進出 ---- | ||||||||
15 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.908 | 1.299 | 0.013 | 209.245 |
16 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.038 | 1.429 | 0.130 | 208.973 |
17 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.493 | 1.884 | 0.455 | 208.026 |
18 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.795 | 2.186 | 0.302 | 207.403 |
19 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'41.296 | 2.687 | 0.501 | 206.377 |
---- 以上基準タイム(107% - 1'45.511)予選通過 ---- |
トムス勢強し!
全日本F3選手権第2戦の公式予選は、第1戦でポールポジションを獲得した#36山下健太(ZENT TOM’S F312)がコースレコードをさらに更新、見事2戦連続ポールを達成した。
2番手には又しても#37坪井翔(ZENT TOM’S F312)が続き、チームトムスがフロントローを独占した。
第1戦の予選終了から10分間のインターバルを置いて第2戦の公式予選が始まった。
陽射しはますます強まり、汗ばむ陽気の中、好調トムス勢は第1戦同様に2周をウォームアップに充ててたった1回のアタックを敢行、山下が1’51.575、坪井が1’51.915を記録した。
これに続いたのは#23佐々木大樹(B-MAX NDDP)で1’51.923。
以下、#22ヤン・マーデンボロー、#21千代勝正とB-MAX NDDP勢が続き、#2石川京侍、#12牧野任祐の戸田レーシング、#7阪口晴南、#8大津弘樹のHFDP勢と終わってみればエンジンメーカーごとにグリッドが分かれる結果となった。
Nクラスは#78片山義章(Petit LMレーシング)が再びトップ。#30DRAGON(B-MAX)が2番手という結果だった。
第2戦決勝は明日朝10時5分より17周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO全日本F3選手権第1戦の公式予選が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、参戦3年目を迎えた#36山下健太(ZENT TOM’S F312)が1’51.681のコースレコードを樹立してポールポジションを獲得した。
全日本F3選手権の2016シーズンは選手権クラス11台、Nクラス5台がエントリー。
毎戦予選落ちが出ていた1980年代とは比べるべくもないが、次第に盛り上がりをみせつつある。
昨年のチャンピオン、ニック・キャシデイがスーパーGTのGT500クラスへ、ランキング3位の高星明誠がヨーロッパのブランパン耐久シリーズへ、同4位の福住仁嶺はGP3へと巣立っていったが、変わってFIA-F4からチャンピオンの坪井翔と同2位の牧野任祐、同3位の大津弘樹がステップアップ。引き続きFIA-F4を戦う阪口晴南も今シーズンはF3とのダブルエントリーに挑戦するなど、今季も時代を担う若者たちが激しい戦いを繰り広げそうだ。
その最初の公式予選は午前10時45分より10分間で行われた。
2周目から徐々にペースを上げていく作戦をとったのが#23千代勝正、#21佐々木大樹、#22ヤン・マーデンボローらのB-MAX NDDP勢。
今季からフォルクス・ワーゲンエンジンを搭載し、開幕前のテストでも好タイムを連発していたが、今回は3周目に1回だけアタックを行ったトムス勢に軍配が上がった。
ポールポジションは#36山下、ルーキーの#37坪井が2番手につけ、それぞれ1’51.681、1’51.916を記録した。
山下のタイムは従来のコースレコードである1’51.877をも上回っている。
3番手には今季から日本でレース活動を始めた#22マーデンボローが続いた。
彼はGP3でも勝利を挙げており、フォーミュラでの実力は折り紙付きだ。
一方NクラスはこちらもFIA-F4から活躍の場を移してきた#78片山義章(Petit LMレーシング)がトップ。開始早々にアクシデントによりフロントウィング左側を失った片山だったが、見事リカバーをして見せた。
第1戦決勝はこの後午後3時30分より12周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO全日本スーパーフォーミュラ選手権の2016シーズンがついに開幕!!
第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」最初のフリー走行が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#34小暮卓史(DRAGO CORSE)が1’38.686でトップ。
注目の#41ストフェル・バンドーン(DOCOMO DANDELION)は0.414秒差の7位だった。
公式予選日の鈴鹿サーキットは好天に恵まれ、朝から薄着で過ごせる初夏の陽気。
フリー走行は午前9時30分から60分間で行われたが、途中2回の赤旗中断が入るなど、開幕戦らしい荒れた幕開けとなった。
最初の赤旗は開始5分。
#34小暮が2コーナー先でスピン、コースを半分塞ぐ形でストップしてしまったためだ。
同時にスプーンでは#3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)がスピンアウトしていた。
この2台のピットインを待って9時42分に走行は再開したが、それからわずか8分後にデグナーカーブの二つ目で#18中山雄一(KCMG)がコースアウト、クラッシュバリアに真横から突っ込んで止まってしまったため、2回目の赤旗が出てしまった。
その直前には新スポンサーを獲得してカラーリングも一新した#19J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がロシターと同じ場所でコースを飛び出していた。
中山の車両回収ののち9時57分に走行は再開、各ドライバー様々なトライを行ったのち、残り7分を切ったところでほとんどのドライバーがニュータイヤに履き替えて予選シミュレーションを行った。
ここで最初に1分38秒台に入ってきたのが#2国本雄資(CERUMO INGING)で1’38.839、これを#8小林可夢偉(TEAM LeMans)が1’38.818と上回り、チェッカー寸前に小暮が1’38.686で一気にトップに躍り出た。
4番手には#11伊沢拓也が1’38.882で続いており、今回はホンダ、トヨタが全く互角の状況だ。
公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'51.575 | - | - | 187.365 | |
2 | 37 | 2 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.915 | 0.340 | 0.340 | 186.795 | |
3 | 21 | 3 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'51.923 | 0.348 | 0.008 | 186.782 | |
4 | 22 | 4 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'52.035 | 0.460 | 0.112 | 186.595 | |
5 | 23 | 5 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.277 | 0.702 | 0.242 | 186.193 | |
6 | 2 | 6 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'52.425 | 0.850 | 0.148 | 185.948 | |
7 | 12 | 7 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 1'52.449 | 0.874 | 0.024 | 185.908 | |
8 | 7 | 8 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.477 | 1.902 | 1.028 | 184.224 | |
9 | 8 | 9 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.736 | 2.161 | 0.259 | 183.805 | |
10 | 3 | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'53.985 | 2.410 | 0.249 | 183.403 | |
11 | 78 | N | 1 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.432 | 5.857 | 3.447 | 178.020 |
12 | 30 | N | 2 | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.131 | 6.556 | 0.699 | 176.966 |
13 | 9 | N | 3 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.410 | 6.835 | 0.279 | 176.549 |
14 | 5 | N | 4 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.456 | 7.881 | 1.046 | 175.003 |
15 | 10 | N | 5 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.610 | 9.035 | 1.154 | 173.329 |
---- 以上基準タイム(110% - 2'02.984)予選通過 ---- |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 1 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | R1'51.681 | - | - | 187.187 | |
2 | 37 | 2 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.916 | 0.235 | 0.235 | 186.794 | |
3 | 22 | 3 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'52.303 | 0.622 | 0.387 | 186.150 | |
4 | 23 | 4 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.475 | 0.794 | 0.172 | 185.865 | |
5 | 2 | 5 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'52.520 | 0.839 | 0.045 | 185.791 | |
6 | 12 | 6 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 1'52.825 | 1.144 | 0.305 | 185.289 | |
7 | 21 | 7 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'53.421 | 1.740 | 0.596 | 184.315 | |
8 | 7 | 8 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.489 | 1.808 | 0.068 | 184.205 | |
9 | 8 | 9 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.667 | 1.986 | 0.178 | 183.916 | |
10 | 3 | 10 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'53.894 | 2.213 | 0.227 | 183.550 | |
11 | 78 | N | 1 | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.526 | 6.845 | 4.632 | 176.376 |
12 | 9 | N | 2 | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.663 | 6.982 | 0.137 | 176.173 |
13 | 5 | N | 3 | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.999 | 8.318 | 1.336 | 174.211 |
14 | 30 | N | 4 | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.758 | 9.077 | 0.759 | 173.116 |
15 | 10 | N | 5 | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.818 | 9.137 | 0.060 | 173.031 |
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.163)予選通過 ---- |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/23) Free Practice 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'38.686 | - | - | 211.836 |
2 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.818 | 0.132 | 0.132 | 211.553 |
3 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'38.839 | 0.153 | 0.021 | 211.508 |
4 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'38.882 | 0.196 | 0.043 | 211.416 |
5 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'39.075 | 0.389 | 0.193 | 211.004 |
6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.084 | 0.398 | 0.009 | 210.985 |
7 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'39.100 | 0.414 | 0.016 | 210.951 |
8 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'39.109 | 0.423 | 0.009 | 210.931 |
9 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'39.122 | 0.436 | 0.013 | 210.904 |
10 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.153 | 0.467 | 0.031 | 210.838 |
11 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.411 | 0.725 | 0.258 | 210.291 |
12 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'39.606 | 0.920 | 0.195 | 209.879 |
13 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.688 | 1.002 | 0.082 | 209.706 |
14 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.703 | 1.017 | 0.015 | 209.675 |
15 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.074 | 1.388 | 0.371 | 208.897 |
16 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'40.467 | 1.781 | 0.393 | 208.080 |
17 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.518 | 1.832 | 0.051 | 207.975 |
18 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.821 | 2.135 | 0.303 | 207.350 |
19 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.928 | 2.242 | 0.107 | 207.130 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/22) Occupancy Session PM Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 1,2 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.347 | - | - | 186.077 | 20/23 | |
2 | 23 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.504 | 0.157 | 0.157 | 185.817 | 19/22 | |
3 | 21 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'52.757 | 0.410 | 0.253 | 185.400 | 19/20 | |
4 | 22 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'52.838 | 0.491 | 0.081 | 185.267 | 22/24 | |
5 | 37 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'53.076 | 0.729 | 0.238 | 184.877 | 23/24 | |
6 | 12 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 1'53.341 | 0.994 | 0.265 | 184.445 | 20/21 | |
7 | 2 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.729 | 1.382 | 0.388 | 183.816 | 17/23 | |
8 | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'54.126 | 1.779 | 0.397 | 183.176 | 22/23 | |
9 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'54.588 | 2.241 | 0.462 | 182.438 | 4/21 | |
10 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'55.724 | 3.377 | 1.136 | 180.647 | 9/19 | |
11 | 28 | 山口 大陸 | タイロク・エクシード28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'57.041 | 4.694 | 1.317 | 178.614 | 24/25 | |
12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.103 | 5.756 | 1.062 | 177.008 | 17/20 |
13 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.620 | 6.273 | 0.517 | 176.237 | 19/23 |
14 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.847 | 6.500 | 0.227 | 175.900 | 20/22 |
15 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.678 | 8.331 | 1.831 | 173.231 | 22/27 |
16 | 10 | N | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'03.219 | 10.872 | 2.541 | 169.659 | 5/19 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/22) Ocupancy Session Weather:Fine Course:Dry
2016 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Driver | Car | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40Y SF14 | Honda HR-414E | 1'38.492 | - | - | 212.253 |
2 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.075 | 0.583 | 0.583 | 211.004 |
3 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.165 | 0.673 | 0.090 | 210.812 |
4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.278 | 0.786 | 0.113 | 210.572 |
5 | 37 | 中嶋 一貴 | VANTELIN KOWA TOM’S SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.517 | 1.025 | 0.239 | 210.067 |
6 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'39.551 | 1.059 | 0.034 | 209.995 |
7 | 34 | 小暮 卓史 | DRAGO CORSE SF14 | Honda HR-414E | 1'39.777 | 1.285 | 0.226 | 209.519 |
8 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.033 | 1.541 | 0.256 | 208.983 |
9 | 65 | ベルトラン・バゲット | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'40.068 | 1.576 | 0.035 | 208.910 |
10 | 10 | 塚越 広大 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'40.147 | 1.655 | 0.079 | 208.745 |
11 | 8 | 小林 可夢偉 | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.162 | 1.670 | 0.015 | 208.714 |
12 | 20 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.287 | 1.795 | 0.125 | 208.454 |
13 | 64 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 | Honda HR-414E | 1'40.358 | 1.866 | 0.071 | 208.306 |
14 | 11 | 伊沢 拓也 | REAL SF14 | Honda HR-414E | 1'40.402 | 1.910 | 0.044 | 208.215 |
15 | 41 | ストフェル・バンドーン | DOCOMO DANDELION M41S SF14 | Honda HR-414E | 1'40.558 | 2.066 | 0.156 | 207.892 |
16 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 | TOYOTA RI4A | 1'40.931 | 2.439 | 0.373 | 207.124 |
17 | 7 | ナレイン・カーティケヤン | SUNOCO TEAM LEMANS SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.139 | 2.647 | 0.208 | 206.698 |
18 | 4 | ウィリアム・ブラー | フジ・コーポレーションKONDO SF14 | TOYOTA RI4A | 1'41.642 | 3.150 | 0.503 | 205.675 |
19 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM無限SF14 | Honda HR-414E | 1'41.947 | 3.455 | 0.305 | 205.059 |
日本レースプロモーション(JRP)は21日、今週末鈴鹿サーキットで行われるスーパーフォーミュラ第1戦において「平成28年熊本地震」に対応したイベントを行うと発表した。詳細は以下のとおり。
2016全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第1戦における熊本地震対応に関して株式会社日本レースプロモーションは、このたびの熊本地震へのスーパーフォーミュラとしての支援について、 サーキットおよびメーカー、 各エントラント関係と協議を行いました。その結果、今回の鈴鹿大会において共同メッセージ「がんばろう!九州」を、パネルおよびステッカーで発信する事となりましたので、お知らせいたします。
先にご案内済みの土曜日朝の公式選手集合写真撮影時において、通常のシーズンパネルとは別に下記のメッセージボードを掲げます。
車両左右両面・ヘルメットバイザーにメッセージステッカーを掲示いたします。
大会期間中、土曜日・日曜日に実施されますピットウォーク・キッズピットウォーク時に義援金募金を行います。
SUZUKA NGK 2&4 RACE -RIJ- (2016/04/22) Occupancy Session AM Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Round 1,2 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.603 | - | - | 185.654 | 23/25 | |
2 | 37 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'53.270 | 0.667 | 0.667 | 184.561 | 24/25 | |
3 | 23 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'53.420 | 0.817 | 0.150 | 184.317 | 15/21 | |
4 | 2 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.471 | 0.868 | 0.051 | 184.234 | 21/21 | |
5 | 22 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'53.533 | 0.930 | 0.062 | 184.133 | 23/24 | |
6 | 12 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 1'53.931 | 1.328 | 0.398 | 183.490 | 21/21 | |
7 | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.974 | 1.371 | 0.043 | 183.421 | 22/24 | |
8 | 21 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'54.002 | 1.399 | 0.028 | 183.376 | 5/13 | |
9 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'54.356 | 1.753 | 0.354 | 182.808 | 22/24 | |
10 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'55.440 | 2.837 | 1.084 | 181.091 | 23/23 | |
11 | 28 | 山口 大陸 | タイロク・エクシード28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'56.692 | 4.089 | 1.252 | 179.149 | 16/21 | |
12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.932 | 5.329 | 1.240 | 177.265 | 16/19 |
13 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.027 | 6.424 | 1.095 | 175.634 | 20/20 |
14 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.825 | 7.222 | 0.798 | 174.464 | 18/18 |
15 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.463 | 7.860 | 0.638 | 173.540 | 18/26 |
16 | 10 | N | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'02.519 | 9.916 | 2.056 | 170.628 | 11/17 |
NGK鈴鹿2&4 -RIJ- (2016/04/21) Occupancy Session Weather:Rainy Course:Wet
2016 Japanese Fomura3 Championship 占有走行 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 22 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 2'10.348 | - | - | 160.380 | 27/33 | |
2 | 21 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 2'10.495 | 0.147 | 0.147 | 160.199 | 22/27 | |
3 | 12 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F314 | TODA TR-F301 | 2'10.554 | 0.206 | 0.059 | 160.127 | 23/29 | |
4 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 2'11.093 | 0.745 | 0.539 | 159.468 | 35/42 | |
5 | 2 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 2'11.278 | 0.930 | 0.185 | 159.244 | 29/34 | |
6 | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 2'11.443 | 1.095 | 0.165 | 159.044 | 34/40 | |
7 | 36 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 2'11.851 | 1.503 | 0.408 | 158.552 | 24/30 | |
8 | 37 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 2'12.285 | 1.937 | 0.434 | 158.032 | 14/14 | |
9 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 2'13.956 | 3.608 | 1.671 | 156.060 | 15/23 | |
10 | 9 | N | 廣田 築 | アルビレックスF306TLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'15.611 | 5.263 | 1.655 | 154.156 | 32/32 |
11 | 78 | N | 片山 義章 | Petit LM Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'15.786 | 5.438 | 0.175 | 153.957 | 21/22 |
12 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'16.668 | 6.320 | 0.882 | 152.963 | 24/28 |
13 | 5 | N | アレックス・ヤン | ALEX YANG Hanashima F3 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'17.950 | 7.602 | 1.282 | 151.542 | 28/37 |
14 | 10 | N | 岡崎 善衛 | GlocalアルビTLM Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'19.715 | 9.367 | 1.765 | 149.627 | 24/26 |
- | 23 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | absence | - | - | - | ||
- | 28 | 山口 大陸 | タイロク・エクシード28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | absence | - | - | - |
平成28年4月20日
株式会社日本レースプロモーション
国内最高峰のフォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」の魅力を徹底的に語りつくす新番組が、シリーズ開幕戦・ 鈴鹿レース決勝日の深夜、フジテレビ地上波で始まります。
番組は、「スーパーフォーミュラ」に参戦する注目ドライバーや監督を毎回ゲストに迎え、知られざるレースの魅力、ドラ イバーたちの凄さやプライベートを徹底的に語りつくす、スーパーなアスリートトークショーです。
パーソナリティは小林可夢偉と中嶋大祐が担当し、第1回ゲストは中嶋悟です。
超スピード勝負の世界を、情熱溢れるトークでわかりやすく解説。彼らの素顔やアスリートとしての姿も、プライベート秘 蔵映像とともにお届けします。さらに乃木坂46の樋口日奈が番組ナレーションを担当、そのキュートな語りも注目です。
2016年全日本カート選手権FS125部門西地域の第1戦が4月17日、琵琶湖スポーツランドで行われ、井本大雅(TAKAGI PLANNING)が優勝した。
全日本カート選手権はKF部門とFS125部門の2つの部門で構成されており、FS125部門については東西2つの地域に分かれて各5戦を戦った後に、東西統一競技大会1戦を行う全6戦で争われチャンピオンが決定される。全日本カート選手権FS125部門東地域の開幕から遅れること3週間、ようやく西地域の2016年シーズンが開幕した。
午前中に公式練習・タイムトライアル・予選ヒートが行われ、午後に決勝ヒートというタイムスケジュールで開催されたが、公式練習とタイムトライアルまでがウエットコンディション、予選ヒートと決勝ヒートはドライコンディションという難しいコンディションで西地域の開幕戦は行われた。
決勝ではポールポジションスタートの井本がホールショットを決めると、オープニングラップから後続との差を築き始め、11周目には塩津佑介(KENT with PEGTOP)、三澤拓真(Energy JAPAN)、永川悠太(Team REGOLITH)の2位争いの集団と2秒のタイムギャップを築き独走状態に入る。そしてそのまま一度もトップの座を譲ることなくトップでチェッカーを受け、終わってみればタイムトライアル1位、予選ヒート1位、決勝ヒート1位のハットトリックを決めるというパーフェクトウィンを井本が飾った。2位争いを制したのは塩津で、3位には三澤という順位でのチェッカーとなった。
次戦の全日本カート選手権FS125部門は、5月22日に東地域第2戦が埼玉県の本庄サーキットにて、5月29日に西地域の第2戦が静岡県のオートパラダイス御殿場にて開催される。
Text: Hideshi KIKUYAMAツインリンクもてぎ北ショートコースを初戦の舞台として開幕した2016年全日本カート選手権、今度は西日本に戦いの場を移し滋賀県琵琶湖スポーツランドにて西地区開幕戦を迎える。
全日本カート選手権は最高峰のKFクラスとFS125クラスの2つに分かれる。
フレーム(車体)、エンジン、タイヤと各々のメーカーがブランドの威信をかけて戦う最高峰KFクラスとは異なり、FS125クラスはローコスト、イコールコンディションがコンセプトでありエンジンは2ストローク125cc水冷、タイヤはハイグリップタイヤを使用しそれぞれワンメイクでおこなわれる。
ワンメイクだからと言ってレーシングカートの魅力が劣るわけではない。レースウィークの気象状況に合わせキャブを適正に調整できる能力や、ハイグリップタイヤのタイヤマネージメント能力が順位に大きく影響し、常に接近戦の熱い戦いが繰り広げられるクラスである。
今回は、全日本カート選手権FS125クラスの参加資格である2015年シーズンの地方カート選手権の年間順位(5位以内)においてチャンピオンを獲得しステップアップし参戦する山田杯利選手(ATEAM Buzz Motorsport)にレース活動について話を聞いてみた。
2007年 | SL琵琶湖シリーズ Kidsチャレンジクラス SLレインボーシリーズKidsチャレンジクラス | デビューレース 優勝 優勝 |
2008年 | SL 琵琶湖シリーズ Kidsクラス SLレインボーシリーズ Kidsエキスパートクラス | シリーズチャンピオン シリーズ4位 |
2009年 | ブリジストン・スバルシリーズ Cadetクラス SLレインボーシリーズ スバル Cadetクラス | 参戦 シリーズ4位 |
2010年 | OPEN MASTERS KART KRP Cadetクラス | 参戦 |
2011年 | OPEN MASTERS KART KRP YAMAHA MZクラス | シリーズチャンピオン |
2012年 | ジュニアカート選手権 FP_Jr.Cadetクラス | 優勝1回 |
2013年 | ジュニアカート選手権 FP_Jr.クラス | 参戦 |
2014年 | ジュニアカート選手権 FP_Jr.クラス 鈴鹿カート選手権 J-RMCクラス | シリーズ9位 シリーズ4位 |
2015年 | 地方カート選手権西地域 FS125クラス | シリーズチャンピオン |
全日本F3選手権は12日、最後のテストとなる第3回合同テストを鈴鹿サーキットで行い、2回のセッションとも山下健太(ZENT TOM'S F312)がトップタイムをマークした。
明け方こそ冷え込み、風は冷たいものの快晴の空の下で午前1回目のセッションが始まった。
開幕戦が行われる鈴鹿サーキットでのテストということもあり、15台のマシンと16名のドライバーが集結。
セッション中盤あたりから薄い雲が覆いだすが、コンディションには影響もなく各車順調にアタックに入った。
しかしそのタイミングで片山義章(Petit Lemans Racing F306)コースアウト。車両回収のため赤旗となり午前のセッションはそのまま終了となった。
長いインターバルののち午後3時から午後のセッションはスタート。厚い雲に覆われだし、風も強くなり気温・路面温度ともに下がる。
開始から1時間を経過した頃、牧野任祐(TODA FIGHTEX)が車両火災のためにコース脇にストップ。車両回収とコース清掃のため20分ほど中断する。
再開後各車順調にセットアップを進め、タイムも徐々に伸びだす。終盤に牧野を除く各車がアタックラップに入ったが、トップタイムは午前に続き午後も山下健太(ZENT TOM'S F312)。2番手に坪井翔(ZENT TOM'S F314)とトムス勢のワン・ツーで、今回の合同テストは終了した。
3回のテストを通して、3年目のシーズンを迎えるトムス・トヨタエンジンの山下が好調。チームメートで昨季FIA-F4のチャンピオン・ルーキー坪井もテストを通して力をつけつつある。これにフォルクスワーゲンエンジン勢でNクラスチャンピオン経験もある千代勝正(B-MAX NDDP F3)と佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)が続く。
シリーズ序盤は、トムス2人とNDDP3人の争いになりそうだが、昨季後半から速さを増してきた石川京侍(TODA FIGHTEX)の躍進、テストではトラブルに泣かされたチームメートでルーキーの牧野、ホンダ勢では阪口晴南(HFDP RACING F312)と大津弘樹(同)のともにルーキーの成長も楽しみだ。
開幕戦は4月23・24日の鈴鹿2&4レースにて行われる。
モータースポーツが挑むカテゴリーのひとつ、FIA-F4選手権シリーズの第1大会が4月9日(土)、10日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された。ドライバー育成を最大の主旨とし、さらなる盛り上がりが期待されるシリーズに、今年は3人のドライバーを起用。チームを移籍して2年目を迎える平木湧也、その弟で昨年のスーパーFJ鈴鹿シリーズチャンピオンの平木 玲次、そしてチーム内でステップアップを果たした、昨年のスーパーFJもてぎシリーズチャンピオンの川合孝汰を走らせることになった。
イコールコンディションが高いレベルで保たれ、またドライビングだけでなく、セッティング能力も試されるレースは、まさに伸び盛りのドライバーたちにはうってつけ。上を目指すなら避けて通れないレースで激しく繰り広げられるバトルは、関係者だけでなく観客をも魅了し、2シーズン目の今年は、初戦から35台ものエントリーを集めることとなった。3人のドライバーたちのシーズンを通じた成長ぶりに、期待がかかる。
新たなシーズンの始まりに、何より必要なのはスタートダッシュ。そこでチームは水曜日から走行を開始することとなった。木曜日の専有走行こそ嵐のような天気のため多くの周回を重ねることはできなかったものの、金曜日からは再び好転し、ドライタイヤで走行できるように。金曜日の専有走行では3人ともにセッションごとにタイムを縮めて、徐々に手応えをつかんでいく。
そして迎えた土曜日早朝の予選も、ドライコンディションをキープ。30分間の計測は、長いようで短い。砂ぼこりが掃かれ、よりタイヤのラバーが乗る後半の方が路面状態は向上するため、前半をピットで待機する者もいたが、万が一赤旗が出されて計測が中断されればアタックの機会は極端に減る。まして、ファーストベストが第1戦、セカンドベストが第2戦のグリッドを決めるだけに、少なくとも二度のアタックは必要だ。そこで川合、平木兄弟ともにコースオープンから1分30秒間ステイし、その後すぐにコースへ。4・5周目に照準を合わせたアタックを行う作戦をとっていたが、これからアタックを開始するというタイミングで赤旗となり、一端ピットへ戻ることとなった。タイヤをまだ温め切れていないなか、それぞれのドライバーが上位10位以内に入る健闘をみせた。その後走行が再開されるも終盤で再び赤旗となり、そのまま予選終了となる。結果、川合は第1レースを9番手、第2レースを7番手で、湧也は6番手、4番手を得ることとなった。そして玲次もふたりに迫るタイムを記録するものの、微妙なタイミングではあったが、結果的に赤旗無視と判定されてこのタイムは削除に。18番手と22番手となった。
通常ならば、この時期の岡山は上着が欠かせないものだが、今年はすでに温かく必要なかったほど。それどころか最初のレースは青空も広がって、絶好のレース日和となっていた。まだ土曜日だというのに9000人もの観客が訪れていたのは、大人気のスーパーGTとの併催だということもあろうが、その多くが席を離れずにいたのは、それだけFIA-F4への関心も深いからなのだろう。3人のドライバーは、そんな熱い視線を受けつつ、それぞれ新環境での戦いに挑むこととなった。
注目の第1戦のスタートは、湧也が7番手で、川合が10番手と、それぞれポジションを1つ落としてしまう。そして玲次は3ポジションダウンとなる、21番手からレースを開始する。オープニングラップを終えた段階で、上位陣はずらりと一列縦隊。そんな中、湧也の前を行くドライバーがミス、2コーナーで並び、そのままモスSコーナーへと飛び込んでいくが、二台は接触して湧也が宙を舞う。そうして上がった砂煙の中に川合は飛び込み、開けた視界の先には湧也が。巻き込まれるのは回避できたものの、ダートに足を落としてコントロールを失い、川合はグラベルの餌食になってしまう。
3台のリタイアによって、玲次は自動的に18番手に上がり、3周のセーフティカーランの後、バトルを繰り返して15位でフィニッシュ。しかし、レース中の接触がペナルティとなり、最終的に25位となった。
日曜日早朝に行われた第2戦決勝は、雲がサーキット上空をうっすらと覆っていたが、引き続き穏やかなコンディションの下で行われた。湧也のマシンもすっかり修復され、2列目からのスタートということでリベンジの期待がかかっていた。だが、スタートで湧也は6番手に、川合にいたっては11番手にまで後退し、さらに2コーナーの接触でフロントウィングを曲げてしまう。玲次はスタートで2つ順位を落としたが、続くウィリアムコーナーからヘアピンまでで順位を上げ、20番手とスタートから2つポジションを上げて1周目を終える。
湧也は3周目までは後続を背後に置いていたが、やがて突き放すと前を行く集団に近づいていく。また川合は手負いの状況ではあるものの、しっかり挽回して2周目には9番手に、そして6周目には先行車両の後退によって8番手にポジションを上げていった。同じ頃、玲次は15番手に浮上。そんな中、湧也の前で3番手を争っていた2台が接触で戦列を離れ、それぞれポジションを上げる。11周目には5番手を走る湧也の背後に川合がつけることとなった。玲次も着実に順位を上げ13番手に。
ゴール間際には湧也と川合のバトルがモニターに映し出され、ハイライトとなった一方で、それぞれが意地の走りを見せた。結局、順位の入れ替わりはなく、湧也が5位、川合が6位で、W入賞に成功。玲次はポジションをキープしたまま13位でゴールし、連続完走を果たした。数々のアクシデントはあったものの、チームも確かな手応えをこの第1大会で掴むことが出来た。富士スピードウェイが舞台となる第2大会には、よりいっそうの期待が込められた。
第3回合同テスト -RIJ- (2016/04/12) Total Testing Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Driver | Car Model | Session1 Session2 | Time | Behind | km/h |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | *1'52.053 1'52.148 | 1'52.053 | - | 186.565 | |
2 | 21 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | *1'52.478 1'52.774 | 1'52.478 | 0.425 | 185.860 | |
3 | 23 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | *1'52.492 1'52.804 | 1'52.492 | 0.439 | 185.837 | |
4 | 37 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | *1'52.574 1'52.745 | 1'52.574 | 0.521 | 185.702 | |
5 | 22 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | 1'52.952 *1'52.767 | 1'52.767 | 0.714 | 185.384 | |
6 | 2 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | *1'52.807 1'53.421 | 1'52.807 | 0.754 | 185.318 | |
7 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | *1'52.850 1'53.151 | 1'52.850 | 0.797 | 185.248 | |
8 | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | *1'53.047 1'53.698 | 1'53.047 | 0.994 | 184.925 | |
9 | 12 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | *1'53.268 1'53.802 | 1'53.268 | 1.215 | 184.564 | |
10 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max Racing F312 Dallara F312 | *1'54.946 1'55.882 | 1'54.946 | 2.893 | 181.870 | |
11 | 28 | 山口 大陸 | タイロク・エクシード28号 Dallara F316 | *1'55.002 1'56.089 | 1'55.002 | 2.949 | 181.781 | |
12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit Lemans Racing F306 Dallara F306 | 1'58.964 *1'57.010 | 1'57.010 | 4.957 | 178.662 |
13 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F306 | *1'58.095 1'58.665 | 1'58.095 | 6.042 | 177.020 |
14 | 9A | N | 廣田 築 | アルビレックス・レーシングチーム Dallara F306 | *1'59.489 2'01.081 | 1'59.489 | 7.436 | 174.955 |
15 | 5 | N | アレックス・ヤン | Hanashima Racing F306 Dallara F306 | *1'59.710 2'00.573 | 1'59.710 | 7.657 | 174.632 |
16 | 9B | N | 岡崎 善衛 | アルビレックス・レーシングチーム Dallara F306 | absence *2'07.577 | 2'07.577 | 15.524 | 163.863 |
第3回合同テスト -RIJ- (2016/04/12) Official Testing 2 Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.148 | - | - | 186.407 | 32/36 | |
2 | 37 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.745 | 0.597 | 0.597 | 185.420 | 38/41 | |
3 | 22 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'52.767 | 0.619 | 0.022 | 185.384 | 32/40 | |
4 | 21 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'52.774 | 0.626 | 0.007 | 185.373 | 29/31 | |
5 | 23 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.804 | 0.656 | 0.030 | 185.323 | 27/29 | |
6 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.151 | 1.003 | 0.347 | 184.755 | 40/42 | |
7 | 2 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'53.421 | 1.273 | 0.270 | 184.315 | 37/38 | |
8 | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.698 | 1.550 | 0.277 | 183.866 | 38/40 | |
9 | 12 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'53.802 | 1.654 | 0.104 | 183.698 | 21/23 | |
10 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'55.882 | 3.734 | 2.080 | 180.401 | 20/30 | |
11 | 28 | 山口 大陸 | タイロク・エクシード28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'56.089 | 3.941 | 0.207 | 180.079 | 37/40 | |
12 | 78 | N | 片山 義章 | Petit Lemans Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'57.010 | 4.862 | 0.921 | 178.662 | 40/41 |
13 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.665 | 6.517 | 1.655 | 176.170 | 21/24 |
14 | 5 | N | アレックス・ヤン | Hanashima Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'00.573 | 8.425 | 1.908 | 173.382 | 33/45 |
15 | 9A | N | 廣田 築 | アルビレックス・レーシングチーム Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'01.081 | 8.933 | 0.508 | 172.655 | 7/19 |
16 | 9B | N | 岡崎 善衛 | アルビレックス・レーシングチーム Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 2'07.577 | 15.429 | 6.496 | 163.863 | 4/6 |
第3回合同テスト -RIJ- (2016/04/12) Official Testing 1 Weather:Fine Course:Dry
2016 Japanese Fomura3 Championship Official Testing 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 山下 健太 | ZENT TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.053 | - | - | 186.565 | 35/36 | |
2 | 21 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F3 Dallara F312 | Volkswagen A41 | 1'52.478 | 0.425 | 0.425 | 185.860 | 39/30 | |
3 | 23 | 千代 勝正 | B-MAX NDDP F3 Dallara F315 | Volkswagen A41 | 1'52.492 | 0.439 | 0.014 | 185.837 | 21/27 | |
4 | 37 | 坪井 翔 | ZENT TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'52.574 | 0.521 | 0.082 | 185.702 | 42/44 | |
5 | 2 | 石川 京侍 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'52.807 | 0.754 | 0.233 | 185.318 | 33/38 | |
6 | 7 | 阪口 晴南 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'52.850 | 0.797 | 0.043 | 185.248 | 35/40 | |
7 | 22 | ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP F3 Dallara F314 | Volkswagen A41 | 1'52.952 | 0.899 | 0.102 | 185.080 | 36/44 | |
8 | 8 | 大津 弘樹 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | Honda MF204D | 1'53.047 | 0.994 | 0.095 | 184.925 | 33/39 | |
9 | 12 | 牧野 任祐 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'53.268 | 1.215 | 0.221 | 184.564 | 31/36 | |
10 | 3 | 三浦 愛 | EXEDY B-Max Racing F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'54.946 | 2.893 | 1.678 | 181.870 | 21/29 | |
11 | 28 | 山口 大陸 | タイロク・エクシード28号 Dallara F316 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'55.002 | 2.949 | 0.056 | 181.781 | 38/39 | |
12 | 30 | N | DRAGON | B-Max Racing team F308 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.095 | 6.042 | 3.093 | 177.020 | 18/23 |
13 | 78 | N | 片山 義章 | Petit Lemans Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'58.964 | 6.911 | 0.869 | 175.727 | 31/37 |
14 | 9A | N | 廣田 築 | アルビレックス・レーシングチーム Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.489 | 7.436 | 0.525 | 174.955 | 28/37 |
15 | 5 | N | アレックス・ヤン | Hanashima Racing F306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'59.710 | 7.657 | 0.221 | 174.632 | 15/34 |
- | 9B | N | 岡崎 善衛 | アルビレックス・レーシングチーム Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | absence | - | - | - | - |
SUPER GT開幕戦が岡山国際サーキットで開催され、ジェームス・ロシター/平川亮組のKeePer TOM'S RC F 37号車がライバルの猛追を凌ぎ切り2位表彰台を獲得。残る5台のLEXUS RC F勢も全車トップ10フィニッシュを果たし、ポイントを獲得した。
2位表彰台を獲得したジェームス・ロシターと平川亮
4月9日(土)、10日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。
日本で最高の人気を誇るモータースポーツ、SUPER GTが開幕。今季もレクサスチームは6台のLEXUS RC Fで参戦する。SUPER GT参戦3年目を迎えるLEXUS RC Fは、過去2シーズン共に複数の勝利を挙げるなど速さを見せ、最終戦までタイトルを争ってきた。3年目の今年、さらに熟成が進んだ車両&エンジンと、実力派ドライバーの揃った体制で、タイトル獲得を目指す。
9日(土)の岡山は薄い雲がかかっているものの日差しに恵まれ、気温も上昇。気温23度と春らしく暖かい気候となり、SUPER GTの開幕を待ちかねた多くのモータースポーツファンが見守る中で予選が実施された。
午後3時10分、ノックアウト方式で戦われるGT500クラスの予選Q1(15分)が開始。序盤は動きのないまま、残り時間が9分を切ったあたりからコースイン。じっくりとタイヤを温め、残りが2分ほどになったところで各車本格アタックを開始。Q1突破となる上位8台がコンマ5秒内という、僅差のタイム争いとなる中、SUPER GT 2年目のヘイッキ・コバライネンが駆るDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車がトップから0.12秒差の3番手。これにZENT CERUMO RC F 38号車の石浦宏明、WAKO'S 4CR RC F 6号車のアンドレア・カルダレッリ、KeePer TOM'S RC F 37号車のロシター、WedsSport ADVAN RC F 19号車の関口雄飛と続き、5台のLEXUS RC FがQ2進出を果たした。
一方で、伊藤大輔がQ1を担当したau TOM'S RC F 36号車は、僅か0.036秒届かず9番手でQ2進出を逃すこととなった。
やや雲が多くなってきた午後3時55分、Q2(12分)が開始。セッション残り8分半あたりから国本雄資がドライブする19号車を先頭に次々にコースイン。続いてコースに向かった6号車の大嶋和也が、残り3分ほどでまずコースレコードを更新するタイムを叩き出し、暫定トップに。2014年にLEXUS RC Fのデビュー戦となった岡山ラウンドで最初のポールシッターとなった大嶋は、翌周もさらにタイムを縮めて行った。
しかし、残り1分、昨年のポールシッターである37号車の平川亮がこれを上回る脅威のタイムをマーク。以降これを塗り替える車は現れず、ロシター/平川組の37号車が2年連続となるポールポジションを獲得。今季からSUPER GTではポールポジション獲得者に1ポイントが与えられることとなり、37号車の2名は貴重なポイントを獲得することとなった。
大嶋/カルダレッリ組の6号車が2番手で続き、LEXUS RC Fは予選最前列を独占。
このQ2は8台全車がコースレコードを更新するハイレベルな争いとなり、平手晃平がドライブした39号車が6番手、立川祐路の38号車が7番手、国本の19号車が8番手につけ、明日の決勝に臨む。
GT300クラスでは、昨年、岡山大会を含む2勝を挙げる活躍を見せ、今季は新型へと進化、1台増えての2台体制での参戦となったプリウスが共にQ2進出。Q1では中山雄一がドライブするTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が5番手。今大会デビューとなる2台目のTOYOTA PRIUS apr GT 30号車は佐々木孝太が4番手タイムをマークした。
Q2では31号車を嵯峨宏紀、30号車をSUPER GTデビュー戦となる永井宏明がドライブし、それぞれ11番手、13番手グリッドから決勝のスタートを切ることとなった。
参戦2年目となるSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は27番手グリッドとなった。
10日(日)の決勝日はやや雲に覆われたものの、気温20度、路面温度26度と予選日よりもやや涼しく過ごしやすいコンディションとなった。サーキットに詰めかけた1万9千人のモータースポーツファンが見守る中、午後2時40分に岡山県警の白バイ先導によるパレードラップとフォーメーションラップを経て、82周の決勝レーススタートが切られた。
スタートでは大きな順位変動が無く、ポールポジションの37号車ロシターが序盤からハイペースで逃げる展開。2位の6号車カルダレッリも3位を引き離し、上位はやや間隔が広がる一方、中団グループでは、5番手のGT-Rを4台のLEXUS RC Fが僅差で追う形となった。
15周目を過ぎると、雲間から太陽が顔を出し、気温もやや上昇。コンディションが変わっていく中で、3位のGT-Rがペースアップ。2位の6号車は懸命の攻防戦を繰り広げたが、28周目に先行を許してしまった。
さらにGT-Rが差を詰めてくる中、首位を逃げる37号車は35周目終了時にピットイン。ロシターから2年連続ポールポジション獲得の立役者である平川へとドライバー交代。
しかし、その後ピットインしたライバルが37号車の前でコースへ復帰。平川の37号車が2位、大嶋へとドライバーチェンジした6号車が3位でこれに続き、首位を追う後半戦となった。
6号車の大嶋は、4位のGT-Rから猛追を受け、10周ほどに渡って激しいバトルを繰り広げたが、惜しくも52周目にかわされてしまった。
勢いで勝るライバルは、さらに2位の37号車平川に迫り、残り15周ほどで2台はテール・トゥ・ノーズ状態に。37号車平川は懸命にこれを抑え、次々に現れるGT300車両をかいくぐりながらの、息もつかせぬ攻防戦がファイナルラップまで続いた。
37号車の平川は最後までこの猛追を凌ぎ切り、2位でフィニッシュ。惜しくも昨年に続く2年連続開幕戦勝利は叶わなかったが、開幕戦で2位表彰台を獲得した。
健闘したカルダレッリ/大嶋組の6号車は惜しくも表彰台に届かず4位。38号車が6位、39号車が7位、36号車が8位、19号車が9位でチェッカーを受け、LEXUS RC F勢は出走6台全車がポイント獲得を果たした。
GT300クラスでは、11番手スタートの31号車嵯峨がポジションアップを狙ったが、狭いコースでライバルに阻まれる形となり苦戦。31号車は早めのピットイン作戦を採り、中山へ交代し、クリアラップを狙ったが惜しくもポジションアップはならず。
30号車は逆に佐々木孝太が最後までピットインを引っ張り、首位に立ったところでピットイン。全車がピットを終えた時点で、2台共にトップ10圏内入りを狙う位置でドライバーが健闘を続けたが惜しくも届かず、31号車が12位、30号車が14位でフィニッシュ。60号車は25位でレースを終えた。
ご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。
2位表彰台を獲得したKeePer TOM'S RC F 37号車
惜しくも表彰台は逃したが好バトルを繰り広げ4位でフィニッシュしたWAKO'S 4CR RC F 6号車
2016オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月10日、岡山国際サーキットで行われ、予選3番手からスタートした#1MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が巧みなピット戦略でトップに立ち、そのまま逃げ切って開幕戦を制した。
GT300クラスは#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)がチーム設立3年目にして待望の勝利を挙げた。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選9,600人/決勝19,000人/大会総入場者数28,600人)
第1戦決勝は午後2時40分より82周で行われた。
ホールショットを奪ったのはポールシッターの#37KeePer RC F。2番手に#6ワコーズRC F、3番手#1モチュールGT-Rとオープニングラップはほぼ予選順位どおり。
トップの37号車をドライブしたジェームス・ロシターは快調にトップとの差を広げにかかり、一時は7秒以上のマージンを築き上げたが、15~20周あたりから路面にで始めたタイヤカスを拾ってしまい、次第に苦しい走りを強いられるようになってきた。
その後方では3番手スタートの#1モチュールGT-Rをドライブするクインタレッリが36ワコーズRC Fのアンドレア・カルダレッリとのギャップを次第に詰め、26周めのヘアピンで6号車のインに飛び込む。
これを懸命にこれを押さえ込み、2位をキープしたカルダレッリだったが、28周めのアトウッドカーブ立ち上がりで再びクインタレッリがインに並びかけ、ヘアピン手前で前に。そのままロシターを追い上げにかかる。
大量リードを築き上げながらクインタレッリの追撃を受ける格好になったロシターは35周めにピットイン。その頃にはタイヤに付着したタイヤカスのために非常に滑りやすい状態になっており、37号車がピット入り口にさしかかったときには1号車は真後ろまで接近していた。
37号車のピットインで暫定トップに立った1号車は39周終わりで松田にチェンジ。
ここでピットワークの迅速さでは定評のあるニスモのピットクルーは40.8秒の作業時間で松田をコースへ送り出した。
この時点で37号車を駆る平川亮は10秒後方にいた。
先月の岡山、そして富士スピードウェイで行われた公式テストでは今ひとつの結果に終わったミシュラン勢だったが、気温の上がった今週末に持ち込んだタイヤが路面コンディションに見事にマッチしており、懸命に追い上げる平川を尻目に松田は徐々にリードを広げ、最後は2位以下に15.3秒の大差をつけて久々の開幕戦優勝をものにした。
逆に平川はレース終盤、後方から追い上げてきたクルマを抑え込むので手いっぱいの状況に陥ってしまう。今回がGT500デビュー戦となる#46S Road GT-Rの千代勝正だ。
36周めに本山哲からステアリングを託され、#6ワコーズRC Fの後ろ、4位でコースインした千代は49周目でアウトから、50周目もアウトから、51周目はインからヘアピンで#6大嶋和也に並びかけるが、大嶋はこのアタックをことごとく退け、3位の座を守りにかかる。
しかしそれでも千代は52周目のヘアピンでもう一度アウトから大嶋にかぶせ、そのまま並走状態で立ち上がると、続くリボルバーコーナーでようやく前に出た。
この時点で2位平川は10秒以上前にいたが、1分24秒〜25秒台で周回を重ねる平川に対して千代は1分23秒台を連発、次第にその差を詰めていき、70周を過ぎた頃には完全にテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込んだ。
しかし平川は巧妙にGT300の周回遅れを利用し、コースの要所要所を押さえて千代の追撃をかわし続け、最後まで2位を守りきった。
惜しくも3位に終わった千代だったが、コース幅をいっぱいに使ったエキサイティングなバトルは確実にファンの心をつかみ、チームの信頼を勝ち取ったようだ。
滅多にチームメートを褒めないという本山からもレース後に「最高だった」と声をかけられたという。
GT300クラスは、ポールポジションからスタートした#25Vivac 86MCがトップを快走する中、予選2番手の#65LEON GT3も離されずに25号車を追う展開に。
1秒前後の僅差で#25土屋武士を追った#65黒澤は当初の予定より早めの31周目にピットインすると左側2本のタイヤのみを交換して蒲生に交代した。
レース後に黒澤が語ったところでは、ピットタイミングは早めたものの、タイヤ交換については最初からこうする予定だったという。
公式テストを通じてタイヤメーカーと話し合い、「いける」と判断したとのことだ。
この作戦が功を奏し、蒲生は34周目のアトウッドカーブで前を行く#25松井孝允のインをついにこじ開け、トップに浮上することに成功すると、そのまま一気に後続を突き放し、最後は2位に12.9秒もの大差をつけて、念願の初勝利をものにした。
一方抜かれた松井はその後もペースが上がらず、#4初音ミクAMG GT3の谷口信輝、#7Studie M6の荒聖治、#11ゲイナーAMG GT3の平中克幸、#51JMS 488GT3の新田守男らに次々と抜かれて順位を落とし、6位でフィニッシュすることとなった。
次戦は富士スピードウェイでの500kmレース。
5月4日決勝だ。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2016/04/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2016 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 500 | 1 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 1:56'22.730 |
2 | 37 | 500 | 2 | ジェームス・ロシター 平川 亮 | KeePer TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 15.334 |
3 | 46 | 500 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | S Road CRAFTSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 15.756 |
4 | 6 | 500 | 4 | 大嶋 和也 アンドレア・カルダレッリ | WAKO'S 4CR RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 54.581 |
5 | 12 | 500 | 5 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 82 | 54.825 |
6 | 38 | 500 | 6 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 1'03.303 |
7 | 39 | 500 | 7 | ヘイッキ・コバライネン 平手 晃平 | DENSO KOBELCO SARD RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 1'06.980 |
8 | 36 | 500 | 8 | 伊藤 大輔 ニック・キャシディ | au TOM'S RC F TOYOTA LEXUS RC F | BS | 82 | 1'08.346 |
9 | 19 | 500 | 9 | 関口 雄飛 国本 雄資 | WedsSport ADVAN RC F TOYOTA LEXUS RC F | YH | 81 | 1Lap |
10 | 100 | 500 | 10 | 山本 尚貴 伊沢 拓也 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | 81 | 1Lap |
11 | 17 | 500 | 11 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | 81 | 1Lap |
12 | 15 | 500 | 12 | 武藤 英紀 オリバー・ターベイ | ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | 81 | 1Lap |
13 | 24 | 500 | 13 | 佐々木 大樹 柳田 真孝 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 80 | 2Laps |
14 | 64 | 500 | 14 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | DL | 80 | 2Laps |
15 | 65 | 300 | 1 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG-GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 76 | 6Laps |
16 | 4 | 300 | 2 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 76 | 6Laps |
17 | 7 | 300 | 3 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW M6 BMW M6 GT3 | YH | 76 | 6Laps |
18 | 11 | 300 | 4 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER TANAX AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | DL | 76 | 6Laps |
19 | 51 | 300 | 5 | 都筑 晶裕 新田 守男 | JMS LMcorsa 488 GT3 Ferrari 488 GT3 | YH | 76 | 6Laps |
20 | 25 | 300 | 6 | 土屋 武士 松井 孝允 | VivaC 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 76 | 6Laps |
21 | 21 | 300 | 7 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS | DL | 76 | 6Laps |
22 | 0 | 300 | 8 | アンドレ・クート 富田 竜一郎 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 76 | 6Laps |
23 | 88 | 300 | 9 | 織戸 学 平峰 一貴 | マネパランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 75 | 7Laps |
24 | 3 | 300 | 10 | 星野 一樹 ヤン・マーデンボロー | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 75 | 7Laps |
25 | 55 | 300 | 11 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 75 | 7Laps |
26 | 31 | 300 | 12 | 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 75 | 7Laps |
27 | 87 | 300 | 13 | 細川 慎弥 佐藤 公哉 | triple aランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 75 | 7Laps |
28 | 30 | 300 | 14 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 75 | 7Laps |
29 | 18 | 300 | 15 | 中山 友貴 山田 真之亮 | UPGARAGE BANDOH 86 TOYOTA 86 MC | YH | 75 | 7Laps |
30 | 108 | 300 | 16 | 峰尾 恭輔 ケイ・コッツォリーノ | DIRECTION 108 HURACAN Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 75 | 7Laps |
31 | 2 | 300 | 17 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 75 | 7Laps |
32 | 50 | 300 | 18 | 安岡 秀徒 久保 凜太郎 | ODYSSEY SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 75 | 7Laps |
33 | 22 | 300 | 19 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズSLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 75 | 7Laps |
34 | 26 | 300 | 20 | 密山 祥吾 元嶋 佑弥 | AUDI R8 LMS Audi R8 LMS ultra | YH | 75 | 7Laps |
35 | 63 | 300 | 21 | エイドリアン・ザウグ 横溝 直輝 | DIRECTION 108 HURACAN Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 75 | 7Laps |
36 | *33 | 300 | 22 | 山野 直也 ヨルグ・ベルグマイスター | Excellence Porsche PORSCHE 911 GT3 R | YH | 74 | 7Laps |
37 | *61 | 300 | 23 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 74 | 8Laps |
38 | *111 | 300 | 24 | 植田 正幸 鶴田 和弥 | エヴァRT初号機Rn-s AMG GT Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 74 | 8Laps |
39 | 60 | 300 | 25 | 飯田 章 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 74 | 8Laps |
40 | 360 | 300 | 26 | 柴田 優作 田中 篤 | RUNUP Group&DOES GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 73 | 9Laps |
41 | 48 | 300 | 27 | 高森 博士 田中 勝輝 | DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 73 | 9Laps |
---- 以上規定周回数(GT500:57Laps / GT300:53Laps)完走 ---- | ||||||||
- | 8 | 500 | - | 松浦 孝亮 野尻 智紀 | ARTA NSX CONCEPT-GT Honda NSX CONCEPT-GT | BS | 23 | 59Laps |
さる2月4日、トヨタのモータースポーツ活動計画発表の席で現役引退を発表した脇阪寿一の引退セレモニーが4月10日、スーパーGT第1戦が行なわれている岡山国際サーキットで行われた。
ファンや関係者に向けて感謝の言葉を述べる脇阪に、GTA代表の坂東正明氏は「これからはスーパーGTの広告塔になってほしい。監督なんかつまんねえな、ドライバーに戻りてえなと思ったらすぐに電話してきてほしい」と声をかけた。
またこのセレモニーには参加全ドライバーが参加。
集合写真や胴上げが行われる間は笑顔で応じていた脇阪だったが、最後に二人の愛息が壇上に上がってこれまでの労をねぎらう言葉を口にすると、とうとう堪えきれずに涙してしまった。
脇阪は最後にトヨタクラウンのオープンカーに乗り込んでパレードランを行い、コースサイドのファンに向かって手を振ったが、そのもう一方の手には今は亡き恩師松本恵二さんのヘルメットを大事そうに抱えていた。
Text: Kazuhisa SUEHIRO今回のGTA定例会見では、今後の動向が注目されているDTMとの車両規則統一についても坂東代表が言及した。
スーパーGTのGT500クラスと、ヨーロッパで人気のドイツツーリングカー選手権(DTM)の車両規則は、当初2017年からエンジンも統一されることになっていたが、昨年発生したVWによる排ガス不正事件の余波はドイツの自動車業界全体にも及ぶ深刻な状況となっており、このあおりを食らった状態でドイツのメーカー3社は2017仕様の新規エンジン開発を2019年まで延長することに決めてしまった。
しかしこれで規則統一の話がなくなったわけではなく、GTアソシエイションとDTMを運営するITRの間では「費用対効果を優先する」との前提で今も話し合いが続けられているといい、来月11にはメルセデスベンツ、BMW、アウディの担当者と、ITRのハンスベルナー・アウフレヒトが来日してステアリングコミッションが開催される予定になっているとのことだ。
GT500クラスとDTMクラス1車両の規則が今後どうなっていくのか、5月11日にはその答えがわかりそうだ。
なお、この話とは別にGT500車両については来年モノコックの更新が予定されており、それに伴って安全性確保の観点から25%以上のダウンフォース削減が図られるという。
まとめ:Kazuhisa SUEHIROGTアソシエイション(GTA)は4月10日、スーパーGT第1戦の開催されている岡山国際サーキットで定例会見を行い、今シーズンのレギュレーション改正の概要と狙いについて、坂東正明代表がコメントした。
まず、スーパーGTを参加型のレースからプロフェッショナルなシリーズへと確立していくため、今季からチームにはシリーズ全戦の参加義務が課せられる。
ただしタイ大会については現地チームのワイルドカード参戦を認めるとのこと。
またウェイトハンデについては、GT500クラスで昨年まで認められていた50kgを超えた分をリストリクターで調整するというやり方を改め、最大100kgまでのウェイトを積まなければならなくなった。
これはサーキットレイアウトによっては燃料リストリクターの制限が有効に機能しないケースがあるためだ。
またこれにはヨーロッパのDTMとの規則統一のスケジュールが延期になっていることも背景にあり、そちらの統一規則が確立されるまではGTAが独自のスタンスで運営をしていくことにしたという。
またこれとは別個に、安全性の向上を目的に、燃料リストリクターは一律で5%縮小されているとのことだ。
さらに今年から予選結果へのポイントが復活し、ポールシッターには1ポイントが与えられることになったが、これは土曜日をこれまで以上に盛り上げるためだという。
またピットレーンの安全確保のため、今年からセーフティーカーが導入されている間は一切のピット作業が禁止されることになった。
昨年のSUGO大会ではSC中に多くのチームがピットへ殺到し、出口で渋滞が起きるなどのアクシデントが発生したが、こうした事態を防止するための措置だという。
なお、この間にガス欠などの理由でピット作業を行った場合はペナルティの対象となる。
さらにセーフティーカーが隊列をうまくコントロールできず、SCランが何周も続くような状況になった場合はタワーの判断で赤旗中断もありうるとのことだ。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2016/04/09) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2016 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
Pos | No | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 88 | 川端 伸太朗 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 15 | 23'46.388 |
2 | 8 | 上村 優太 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 1.801 |
3 | 7 | 石坂 瑞基 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 5.148 |
4 | 11 | 大湯 都史樹 | Rn-sports tanzen F4 Rn-sports | DL | 15 | 8.482 |
5 | 62 | 平木 湧也 | DENSOルボーセFTRS Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 10.209 |
6 | 60 | 川合 孝汰 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 10.689 |
7 | 14 | 根本 悠生 | 東京トヨペットGUNZE KCMG KCMG | DL | 15 | 13.914 |
8 | 29 | 朝日 ターボ | ヴァンガードGULFまるはF110 イーグルスポーツ | DL | 15 | 14.594 |
9 | 16 | 篠原 拓朗 | Media Do Kageyama F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 15.558 |
10 | 37 | 小高 一斗 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | DL | 15 | 15.975 |
11 | 33 | 小山 美姫 | delico 373NY 16M miNami aoYama project | DL | 15 | 17.974 |
12 | 89 | 清原 亮太 | SUCCEED SPORTS F110 SUCCEED SPORTS | DL | 15 | 19.087 |
13 | 61 | 平木 玲次 | DENSOルボーセF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 20.571 |
14 | 25 | 高橋 知己 | 点天&イーストアップwith Field FIELD MOTORSPORT | DL | 15 | 20.886 |
15 | 10 | 大滝 拓也 | SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 15 | 27.450 |
16 | 50 | 澤田 真治 | B-MAX RACING F110 B-Max RACING TEAM | DL | 15 | 27.725 |
17 | 18 | 霜野 誠友 | SAccess Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 31.303 |
18 | 70 | 平 優弥 | Leprix Sport F110 leprix sports | DL | 15 | 31.688 |
19 | 17 | 乾 博貴 | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz International | DL | 15 | 35.542 |
20 | 66 | 橋本 陸 | Skill Speed Skill Speed | DL | 15 | 37.487 |
21 | 83 | 武平 良介 | オートモデラーズカフェ+10・NRS TEAM PLUS 10・NRS | DL | 15 | 37.869 |
22 | 32 | 今橋 彩佳 | yarn 373NY 16A miNami aoYama project | DL | 15 | 38.190 |
23 | 52 | 石澤 浩紀 | 埼玉トヨペットGreen Brave 埼玉トヨペットGreen Brave | DL | 15 | 39.939 |
24 | 21 | DRAGON | RSS F110 RSS | DL | 15 | 50.719 |
25 | 63 | ファン ドユン | VSR Lamborghini SC VSR Lamborghini S.C. Formula Jr. | DL | 15 | 54.975 |
26 | 30 | 中根 邦憲 | カーペットなかね家具/GULF イーグルスポーツ | DL | 15 | 1'01.503 |
27 | 58 | 阿部 拓馬 | AEONガレージC F110 GARAGE CHABATAKE | DL | 15 | 1'03.199 |
28 | 13 | 吉田 基良 | BMG F110 B-Max RACING TEAM | DL | 15 | 1'07.733 |
29 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 15 | 1'31.897 |
30 | 3 | 浦田 裕喜 | AUTOBACS SUTEKINA F4 SUTEKINA RACING TEAM | DL | 14 | 1Lap |
31 | 86 | 鉢呂 敏彦 | COLLET F110 ZAP SPEED RACING TEAM | DL | 14 | 1Lap |
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ---- | ||||||
- | 4 | 河野 駿佑 | グッドスマイル初音ミクF110 FIELD MOTORSPORT | DL | 11 | 4Laps |
- | 9 | 阪口 晴南 | HFDP/SRS/コチラレーシング Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト | DL | 9 | 6Laps |
- | 36 | 宮田 莉朋 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | DL | 1 | 14Laps |
- | 55 | 畑 亨志 | F&Cアキラレーシングwithフィールド FIELD MOTORSPORT | DL | 1 | 14Laps |