筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2025/27) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Lap Time Behind Gap
1 22 酒井 翔太 ファーストガレージ制動屋 MYST KK-S2 18 17'51.378 - -
2 52 津田 充輝 ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 18 17'52.790 1.412 1.412
3 51 切替 悠喜 ファーストガレージRSDS2 MYST KK-S2 18 18'00.122 8.744 7.332
4 15 相田 有羽音 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 18 18'08.024 16.646 7.902
5 38 M 1 畠山 泰三 Hobby Base & ZAP MYST KK-S2 18 18'14.319 22.941 6.295
6 39 池田 悠亮 TOP RANKスーパーウィンズ MYST KK-S2 18 18'21.082 29.704 6.763
7 8 Makoto Mizutani HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V 18 18'25.201 33.823 4.119
8 72 小笠原 優人 ELEVレーシングS2制動屋 MYST KK-S2 18 18'25.853 34.475 0.652
9 2 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 18 18'28.198 36.820 2.345
10 *3 M 2 秋山 健也 スーパーウインズKKS2 MYST KK-S2 18 18'58.776 1'07.398 30.578
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 52 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)59.164 (18/18) 124.434 km/h
CarNo. 3は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.a(衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)58秒513
「練習の時に比べて思っていたタイムが出なくて。練習からセットの変更もして、もうちょっといい方向に行くかなと思っていたのが、自分が思っていた方向に行かなかったので。それでもこの暑い中なんとかまとめられたのかな、とは思っています。序盤の3、4周でタイムを決めようと思っていたのですが、思ったより引きずってしまって、練習の時も4周目がベストとかだったので、序盤にタイヤのいいところを持っていきたかったのですが、そこはうまくできなかったのが反省ですね。(途中ピットインしていたが?)タイヤの圧があがってしまったのと、ちょっとセットが合っていない感じでそこの修正をしました」
2位 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)58秒660(+0.147秒)
「かなり気温も高くなってきて、途中からはタイムが出ないなと予想はしていました。自分があまり得意ではないコンディションではありますが、やれることはやったかなと思います。決勝は 前回の富士の時も自分がスタートを失敗して前に行かれてしまったということがあるので、今回はちゃんと(スタートを)決めて酒井選手の前に出て、というレース運びにしたいです」
3位 切替悠喜(ファーストガレージRSDS2)58秒940(+0.427秒)
「前日からシフトのトラブルがあったのが直り切っていなくて、その状態で昨日はみんなと同じようなタイムで走れていたのですが。予選になって、ポールポジションへの欲が出てしまって、セクター1で(シフト)ロックしてタイムロスした分を他の箇所で巻き返そうとして、それで全体的に、行き過ぎというか、それでタイヤも削ってしまいました。反省が多い予選でした」
4位 内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)59秒238(+0.725秒)
「暑さでタイヤも人間もへたってきて、後半タイムを伸ばすのが厳しかったです。チャンスは何回かあったのですが、まとめきれずという感じでした。決勝に向けてマシンの調子はいいので、後は人間がどこまで詰められるかだと思います。前とちょっと(タイムの)開きがあると思うので、そこをもうちょっと。バトルもあると思うので負けニないようにがんばります」
6位→5位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)59秒378(+0.865秒)※予選終了直後のコメント
「自分としてはもうちょっと上を目指したかったですが、セクター2がうまく行けなくて、そこが課題ですね。決勝は2ポジションぐらい上げて、4番手を目指して頑張りたいです」
7位→6位 畠山退三(Hobby base&zap)59秒624(+1.111秒)
「秋山さんが後ろですか? それはヤバいな(笑)。調子がいまひとつなので、何とか抑えるようにがんばります。暑すぎますね、おじさんには堪えますよ」
5位→7位 秋山健也(スーパーウィンズKKS2)マスタークラストップ ※予選終了直後のコメント
「けっこう暑くて、練習よりも暑い感じだったです。もうちょっと行けると思ったのですが、いまひとつ決まらなかったです。タイヤも後半グリップしなくなったので、前半のタイムを上回れなかったです。何とかスタートで(前に)行きたいと思います」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦公式予選が7月27日(日)に筑波サーキットで行われ、酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)がチームメイトの津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)を0.147秒差に退けてポールポジションを獲得した。
ここまで津田2勝、酒井1勝でシリーズ前半のランキングは津田がトップ、追う酒井としては後半初戦となるこのレースでは津田の前でのフィニッシュがマストだ。筑波サーキットのある茨城県は梅雨明け以降いきなり真夏の猛暑となっており、午前8時20分の予選開始時刻で早くも気温31.8度。路面温度40.5度となっており、早めのタイムアタック合戦になることが予想された。津田を先頭に10台のスーパーFJがコースイン。20分間の予選が開始された。
各車ウオームアップもそこそこに計測1周目から津田が59秒117を出してトップ。2番手酒井59秒489、3番手切替悠喜(ファーストガレージRSDS2)59秒519とファーストガレージ勢の1-2-3。4番手相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)はまだ1分を切れない。津田は計測2周目に58秒894と早くも58秒台に入れてくる。切替が59秒361で2番手に上がるが、直後に酒井が59秒210で逆転、4番手にマスターズクラスの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)の59秒587、5番手今回はゼッケン2をつける内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒855、6番手マスターズクラスの畠山退三(Hobby base&zap)1分0秒162と続いている。
残り時間16分、酒井が58秒685でトップに立ち、津田も自己ベストを58秒849まで削るが2番手にダウン。切替59秒175と自己ベストを更新するも3番手変わらずで、内藤が59秒465で4番手に浮上する。
酒井と津田は周回を重ねるごとにベストタイムを更新、津田が残り15分に58秒680のトップタイムを出すと残り13分に酒井が58秒591で再逆転。酒井は時折ラップタイムを2秒近く落とす周回があり、タイヤを休ませる戦術か。3番手切替は59秒036と58秒台が目前。それに続いて相田が59秒379で4番手に進出するが、直後に秋山が59秒316でひっくり返す。
残り時間10分を切って予選も後半戦。酒井が58秒513までトップタイムを短縮。津田58秒660と0秒147の差。切替も58秒台に入れて58秒940。4番手秋山59秒222でマスターズクラスのトップ。5番手内藤59秒238、6番相田59秒379と続く。このあたりで各車タイヤのおいしいところが終わったかラップタイムは頭打ち。そんな中残り時間5分で自己ベストを短縮したのは小笠原優人(ELEVレーシングS2制動屋)で、1分0秒508から0秒288へとタイムを削り取る。さらに9番手までポジションを落としていた畠山が59秒624をマークして7番手へ、マスターズクラスの2番手だ。
その後ポジションの入れ替わりは無く予選は終了。ポールポジションは酒井、2番手津田とは0.147秒の差。3番手切替はトップから0.427秒の差。以下4番手秋山、5番手内藤、6番手相田というトップ6となったが、秋山は走路外走行でベストタイムが抹消され、さらに2グリッド降格の裁定が下り、スターティンググリッドは7番手へ。これによって内藤がセカンドロウに上がり4番手、相田5番手となり、畠山がマスターズクラスのトップで6番手と3列目に並ぶことになった。
決勝は午前10時55分コースイン予定。気温路面温度ともにさらに上昇が予定され、ドライバーもマシンも熱との戦いになる。
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2025/07/27) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Time Behind Gap km/h
1 22 酒井 翔太 ファーストガレージ制動屋 MYST KK-S2 58.513 - - 125.818
2 52 津田 充輝 ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 58.660 0.147 0.147 125.503
3 51 切替 悠喜 ファーストガレージRSDS2 MYST KK-S2 58.940 0.427 0.280 124.907
4 2 内藤 大輝 RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 59.238 0.725 0.298 124.278
5 3 M 1 秋山 健也 スーパーウインズKKS2 MYST KK-S2 59.316 0.803 0.078 124.115
6 15 相田 有羽音 ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V 59.378 0.865 0.062 123.985
7 38 M 2 畠山 泰三 Hobby Base & ZAP MYST KK-S2 59.624 1.111 0.246 123.474
8 8 Makoto Mizutani HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V 59.722 1.209 0.098 123.271
9 39 池田 悠亮 TOP RANKスーパーウィンズ MYST KK-S2 59.758 1.245 0.036 123.197
10 72 小笠原 優人 ELEVレーシングS2制動屋 MYST KK-S2 1'00.288 1.775 0.530 122.114
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.315)予選通過 ----
優勝 梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)
「ペースは今回もよくて、スタートの蹴り出しも普通だったのですが、2番手に前に行かれてしまって。3位にも後ろから追われていったん3位まで落ちたのですが、その後落ち着いて、気持ちを切り替えて、最後まであきらめなかったことで、ぎりぎり僅差ですが勝つことができたと思います。最後のオーバーテイクは 一瞬のスキを突いて、『ここしかない』という感じで行きました」
2位 鈴木斗輝哉(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)
「最終ラップはGRスープラコーナーで抜かれて、クロスラインで最終コーナー進入までに前に出ることができたのですが、コーナー出口からストレートでスリップストリームを使われて抜かれました。途中梅垣選手がミスしたようでちょっと離れたかな、という気がして。そこから僕もプッシュしたので追いついてこないだろうと思ったのですが、最後の最後で追いつかれてしまったので。もったいなかったなという感じですが、今週ずっと調子が悪くて速さはなかったので、そんな状態で午前のレースも勝てるとは思っていなかったですし、今のレースも勝てそうだったので、自分の運がなかったのかな、という感じです」
3位 大宮賢人(PONOS RACING F111/3)
「今日は2レースともペースに苦しんで、厳しい週末になりましたね。レース5はスタートで前に出ることができたのですが、1周目に(順位を)戻されてしまって、そこから離される一方だったので、つらいレースでした。自分自身にまだ足りないものがたくさんありますし、後はチームともしっかり話して、次のレースで勝てるように準備していきたいと思います」
マスタークラス優勝 鳥羽豊(AIWIN)
「タイヤを使ってしまって、アンダーもオーバーも出るようになっていました。それで(コーナーの)ボトムスピードを落としてなんとか対応して、出口でのアクセルオンをどうにかしようと、ごまかしごまかしやっていました。いや、しんどかったです。ただきれにそれが決まっていれば(後続が)追いついてこないかなと思っていたので。とにかくボトムを落として加速を乗せて、なんとか。危なかったです」
Text: junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権Race5の決勝が、6月29日、富士スピードウェイで行われ、ポールスタートの梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)がスタートで出遅れたものの、トップの鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)諦めずに追いかけ、最終ラップのチェッカー目前で逆転。劇的な幕切れとなったレースを制して、今季2勝目を飾った。
マスタークラスは鳥羽 豊 (AIWIN)が、最後まで追いすがったアキタ(ACR FRegional)を振り切り、今季4勝目のチェッカーを受けた。
午後になっても、強い日差しが照りつけ気温は30度と完全に夏の天候となった。
Race4の再現のように、ポールシッターの梅垣がスタートで出遅れ、鈴木がトップに立ち1周目を終える。3位には大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が続く。
不運だったのは、4位を走行していた卜部和久(B-MAX RACING F111)。ヘアピンで接触をしたためか、GRスープラコーナーでフロントウィングが脱落。ピットに入りノーズ交換をしたため、1周目から周回遅れとなってしまった。
逃げる鈴木、追う梅垣の攻防は一進一退。2人の差は3周目0.8秒、4周目0.5秒、5周目0.8秒、6周目0.5秒と、付かず離れずを繰り返す。しかし、8周目に梅垣がミスをしたことで、この差が一気に1.8秒まで開く。
このまま、鈴木が連勝かと思われたが、梅垣は諦めることなく、ここから少しずつその差を詰めていく。10周目1.3秒、11周目1.0秒、12周目0.7秒と確実に差を縮めた梅垣は、最終ラップについに鈴木の背後に迫るが、鈴木もブロックして応戦。
そして、迎えた最終コーナー。ストレートに上がってスリップストリームから右に出た梅垣は、鈴木と並走してゴールラインを横切り、狙いどおりに100分の4秒差で大逆転。超僅差のレースを制した梅垣は、ウィナーズサークルで満面の笑顔だった。
3位は、単独走行となった大宮。4位にはリン・チェンファ(BALR.RAGNO SPORT with TLM F111/3)が入った。
マスタークラスも、鳥羽豊 (AIWIN)とアキタ(ACR FRegional)の一騎討ちとなり、最後まで1秒以内の差でアキタが背後からプレッシャーをかけたが、こちらは逆転はなく、鳥羽が今季4勝目を飾った。
次の第3戦は2週間後、7月12、13日の鈴鹿大会。今回と同じく2レース制で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦 -RIJ- (2025/06/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 37 梅垣 清 PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA 15 24'29.133 - -
2 38 鈴木 斗輝哉 マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA 15 24'29.171 0.038 0.038
3 45 大宮 賢人 PONOS RACING F111/3 PONOS RACING 15 24'42.564 13.431 13.393
4 48 リン チェンファ BALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3 RAGNO MOTOR SPORT 15 24'51.557 22.424 8.993
5 13 M 1 鳥羽 豊 AIWIN AIWIN 15 24'54.999 25.866 3.442
6 44 M 2 AKITA ACR FRegional ABBEY RACING 15 24'55.769 26.636 0.770
7 51 ジャ ジャンビン B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM 15 25'10.248 41.115 14.479
8 40 M 3 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ 15 25'11.108 41.975 0.860
9 46 入榮 秀謙 アポロ電工フジタ薬局ベローナ フジタ薬局レーシング 15 25'11.572 42.439 0.464
10 21 猪爪 杏奈 ユピテル羽衣6 F111/3 Hitotsuyama Racing 15 25'12.276 43.143 0.704
11 18 M 4 YUKI NILZZ Racing NILZZ Racing 15 25'19.746 50.613 7.470
12 23 M 5 YUGO S2R Racing N-SPEED 14 24'56.322 1Lap 1Lap
13 50 卜部 和久 B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM 14 25'25.772 1Lap 29.450
---- 以上規定周回数(75% - 11 Laps)完走 ----
- *36 ワン ジョンウェイ SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS 8 13'59.819 7Laps 6Laps
- 11 小田 優 Rn-sports F111/3 Rn-sports 6 10'27.915 9Laps 2Laps
Fastest Lap: CarNo. 37 梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR) 1'37.385 (9/15) 168.679 km/h
CarNo. 36は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.1.a(他車への衝突)により、タイムペナルティー10秒を科した。
レース4/レース5ポールポジション 梅垣清(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)
「Q1については 自分が想定していたより路面温度も上がって、グリップレベルも低かったなという感じで。バランス的にも苦しんでいました。それでもタイムはある程度出たかな、という感じです。Q2についてはQ1の結果である程度バランスの確認ができたので、マシンを整えることができて、自分の方で改善すべきところも改善できて、タイムもコンマ3秒上げられたという印象です。決勝は明日も晴れでコンディション的にはあまりよくなさそうですが、自分の実力を発揮して、トップからなのでリラックスして、優勝目指してがんばります」
レース4/レース5予選2位 鈴木斗輝哉(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)
「Q1はベストの周にまとめられなかったという感じで、自分がもっとうまくやれていればトップに立てたのじゃないかな、というのが正直なところです。自分のミスで2番手になってしまったな、と。ホントに僅差なのですけれどね。Q2はQ1のバランスがよかったので、そのまま行きましたが、ちょっとアンダーステア気味になってしまって、それでタイム出なかったところはあります。ちょっとスピートが梅垣選手に比べて足りないのかな、と思いました。決勝は富士スピードウェイは抜きいやすいかなと思っていたものがFRJのマシンだと抜きずらいみたいで、スタートが肝心だと思います。スタートでトップに立ってしまえば、そこからのペースは悪くないと思っているので、そこだけ意識して。スタートに集中してトップに立って後ろを引き離す展開に持ち込めればいいな、と思っています」
レース4/レース5予選3位 大宮賢人(PONOS RACING F111/3)
「Q1は想定よりクルマのバランスが思った方にはいかなくて、自分のドライビング的にも合わせられていなかったところがありました。Q2ではそこを修正していい方には向かったかな、と思いますが、ドライでこのタイム差(トップから約0.5秒差)は大きいなと思いますが、このまま3位では終わりたくないので、明日に向けてできることをちゃんとやろうと思います」
マスタークラス レース4/レース5ポールポジション 鳥羽豊(AIWIN)
「Q1は熱のせいでシフトダウンがうまくできなくなって、タイムアタック3本ともギアが落ちない箇所があって終わったったというのがあります。全体で6番手とはいえ、トップから1.5秒も離されているのはちょっと。もちろんトップを争う子はこれからメーカーのエースになっていくような子たちなのでしょうけれど。ある意味自分の立ち位置を知るためにもFRJをやっているわけで、そこで1.5秒とか1.7秒とか離れるって、当たり前ではありますが、根本的に何かが違う。その差をもう少し近づけるために何をしなきゃいけないのか、もうちょっと考えなきゃいけないです。とはいえ次はもうレースですから、もうちょっと自分なりに追及したいですし、Q1はトラブルもあったのでという部分もありましたが。Q2ではシフトのトラブルは解消して、ちゃんと落ちるようになりました。アクセルオフしてからちょっと間をおいてシフトダウンするようにしました。それで(操作が)キャンセルされないいようになったので大丈夫でした。Q2はちょっと路面が悪くなっていましたね。けっこう滑って『うわ、しんど』と思いながら走っていました。それにしてもちょっと実力不足です。もっと鍛えなおして、テストも十分できていないし、乗れていない部分があって、ターボラグがあるので、トルクが上がってくるのがワンテンポ遅いので、そのへんを解消しつつで、もっといけると思うのですよね。がんばります」
Text: junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第2戦Race4、5の公式予選が、6月28日、富士スピードウェイで行われ、梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)が、チームメイトの鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)を僅差で退け、両レースともポールポジションを奪った。
マスタークラスは、鳥羽 豊 (AIWIN)が、2レースともにクラスポールを奪い、これで鳥羽は開幕戦から5連続ポールとなった。
悪天候に見舞われた開幕の岡山大会から約1か月のインターバルを経て、舞台は富士に移された。今回は天候の心配はなさそうだ。
■Race4予選
強い日差しの下、午前11時35分から始まった15分間の予選は、鈴木と梅垣の二人がやや抜け出してポール争いを繰り広げた。
4周目のアタックでは、鈴木1分38秒713、梅垣39秒004、6周目では鈴木37秒878、梅垣38秒085と終盤まで鈴木がリードしていたが、8周目のアタックで梅垣が丁寧にタイムを削り取って37秒811をマーク。見事に逆転でポールを奪った。
3位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、4位は卜部和久(B-MAX RACING F111)と、トップ4は開幕大会に続いてほぼ指定席だ。
5位には、昨年のFIA-F4に出場していたリン・チェンファ(BALR.RAGNO SPORT with TLM F111/3)が入った。開幕大会で速さを見せた小田優(Rn-sports F111/3)は、電気系のトラブルでピットに入ってしまい、アタックできずに終わった。
マスタークラスは、鳥羽が総合でも6位に入る1分39秒台をマーク。2位のアキタ(ACR FRegional)に0.2秒差という僅差だったものの、前大会からの4連続ポールを獲得。
■Race5予選
10分のインターバルの後、始まったRace5の予選も、Race4と同様の梅垣と鈴木の一騎討ちの展開になった。
まず、梅垣が1分37秒615でトップに立つが、これを鈴木が4周目のアタックで37秒515をマークして逆転。さらに5周目には梅垣が37秒421で再逆転するというコンマ1秒ずつ削り取る攻防を見せた。
この後、両者はタイムアップならず。梅垣がRace4に続いてポールポジションを獲得した。
3位以下は、大宮、卜部、チェンファとRace4と同じだったが、6位には最後のアタックで鳥羽を上回った猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)が入った。
小田は、インターバルの間に修理をしてコースインしたものの、トラブルの解消には至らず、すぐにピットに入ってしまい、再びコースに戻ることはなかった。
マスタークラスは、Race4同様に、鳥羽がアキタを抑えてポールとなったが、その差は0.09秒とアキタが迫り、決勝の勝負が楽しみになった。
明日の決勝は、Race4が午前8時50分から、Race5は午後2時30分から、それぞれ15周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦 -RIJ- (2025/06/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 37 梅垣 清 PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA 1'37.421 - - 168.617
2 38 鈴木 斗輝哉 マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA 1'37.515 0.094 0.094 168.454
3 45 大宮 賢人 PONOS RACING F111/3 PONOS RACING 1'37.883 0.462 0.368 167.821
4 50 卜部 和久 B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM 1'38.188 0.767 0.305 167.299
5 48 リン チェンファ BALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3 RAGNO MOTOR SPORT 1'38.444 1.023 0.256 166.864
6 21 猪爪 杏奈 ユピテル羽衣6 F111/3 Hitotsuyama Racing 1'39.062 1.641 0.618 165.823
7 13 M 1 鳥羽 豊 AIWIN AIWIN 1'39.178 1.757 0.116 165.629
8 44 M 2 AKITA ACR FRegional ABBEY RACING 1'39.269 1.848 0.091 165.478
9 36 ワン ジョンウェイ SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS 1'39.493 2.072 0.224 165.105
10 51 ジャ ジャンビン B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM 1'39.938 2.517 0.445 164.370
11 46 入榮 秀謙 アポロ電工フジタ薬局ベローナ フジタ薬局レーシング 1'40.012 2.591 0.074 164.248
12 40 M 3 ⾚松 昌⼀朗 SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ 1'40.392 2.971 0.380 163.627
13 18 M 4 YUKI NILZZ Racing NILZZ Racing 1'40.693 3.272 0.301 163.137
14 23 M 5 YUGO S2R Racing N-SPEED 1'42.947 5.526 2.254 159.566
---- 以上基準タイム(110% - 1'47.163)予選通過 ----
- 11 小田 優 Rn-sports F111/3 Rn-sports 2'27.816 50.395 44.869 111.130
ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)第5戦が25日、岡山国際サーキットで行われた。ディフェンディングチャンピオンの伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)は予選3位スタート。スタートで2位に上がると、続くヘアピンでトップに浮上。そのまま後続を引き離し、セーフティーカー先導で終了するレースを制した。
「ようやく歯車がかみ合った感じです。3番手でスタートで、卜部選手をかわして2位に上がりました。1周目からブレーキが行けるのがぼくの強みなので、ヘアピンでは少し届くかなという距離感でしたが、相手の木村選手も少し失敗したのか外にはらんだので、抜くことができました。トップに立ってからはクルマの感覚もすごくよくて、最初からプッシュしてもそれに応えてくれるタイヤとクルマでした。フルプッシュしてたのでレースペースもよくて、プッシュしすぎて飛び出したこともありました。SCが出て、SCで終了でしたが、ようやく1勝できました」
「今回はSHOWA AUTOの関係者もいらしてたので、勝つことができてよかったです。シーズンエントリーじゃなくて毎回、毎回、レースの前に出てください、という感じなので、出ることになれば全力で勝ちに行きます。チャンピオン目指して頑張ります」
伊東は昨シーズンを11戦10勝と圧倒。最終戦を待たずにチャンピオンを決めたが、今シーズンは、スーパーフォーミュラに参戦していた木村偉織、若いながらも経験豊富な卜部和久、若手の実力者、渡会太一の参戦もあり序盤から苦戦。ようやく第5戦で歯車がかみ合い、昨シーズンの後続を圧倒する本来のスピードを取り戻してきた。
伊東はこのレースが終わって、ポイントを91とし、3位につけている。トップ木村が104ポイントなので1戦あれば逆転できる位置だ。2連覇に向け、伊東の逆襲が始まった。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)第5戦が25日、岡山国際サーキットで行われ、3番グリッドからスタートした伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)が1周目にトップに立つとそのまま後続を引き離し優勝した。
第5戦決勝は午後3時5分にフォーメーションラップが始まった。気温、路面温度とも25度で午前中より暖かくなってきた。13台(内プロアマクラス5台、アマクラス3台)が1周を回り、グリッドに着き、シグナルブラックアウトでスタートが切られた。
好スタートを切ったのは予選2位の伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)。蹴り出しよく予選2位の卜部和久(HYPER WATER RACING)を1コーナーまでにパスすると、ポールポジションからトップを守った木村偉織(SKY GROUP 40)の背後につけた。伊東は、続くバックストレートで木村に並びかけると、ヘアピンでインを差しこの2台は並走。立ち上がりで木村を制して伊東がトップに躍り出た。
1周目の順位は、トップ伊東、2位木村、3位卜部、4位渡会太一(seven × seven Racing)、5位BANKCY(seven x seven Racing)、6位佐藤樹(Posrche Japan Junior Programme)だ。
トップ伊東のペースがよく、2位木村はついていけない。しかし3位の卜部よりは速く、この3台の間隔は徐々に広がり始める。卜部は、背後0秒3差で渡会を従えていたが、渡会も決め手がなく攻略しかねている。
5周目、トップ伊東と2位木村の差は2秒弱と広がる。この周、6位を走る佐藤がBACKCYを捉えて5位に浮上した。
この後、上位陣での順位変動はなく、周回を消化していたが、11周目のパイパーコーナーでKENSUKE(HIGHLIT with Rn-sports)がコースアウトしたためセーフティーカー(SC)が導入された。
車両の回収に時間を要し、リスタートが切られることなく17周を回りSC先導でレースは終了した。
優勝は伊東で今季初優勝。2位には木村が、3位には卜部が、4位には渡会が、5位には佐藤が入った。
6位にはプロアマクラス優勝のBANKCYが、9位にはアマクラス優勝のHiro(NGR)が入った。
この結果、ドライバーランキングでは、木村が104ポイントとし、トップに浮上。2位には卜部が99ポイント、3位には伊東が91ポイント、4位には渡会が72ポイント、5位には佐藤が52ポイントで続いている。
プロアマクラスは、BANKCYが120ポイントまで伸ばし独走状態。2位には浜崎大が85ポイント、3位にはMOTOKIが69ポイントで続いている。
アマクラスはHiroが120ポイントでトップ、2位には99ポイントでSky Chenがつけている。
昨シーズンは、伊東が11戦中10勝でシリーズを圧倒。今シーズンは5戦終わって4人が勝者になるという混戦模様となっている。第6戦、第7戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月19日、20日に決勝が行われる。木村、卜部、伊東、渡会のチャンピオン争いに注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2025/05/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 Porsche Carrera Cup Japan Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 60 Pro 1 伊東 黎明 SHOWA AUTO with BINGO RACING BINGO RACING 17 31'23.092 - -
2 78 Pro 2 木村 偉織 SKY GROUP 40 SKY RACING 17 31'23.768 0.676 0.676
3 7 Pro 3 卜部 和久 HYPER WATER RACING HYPER WATER RACING 17 31'24.215 1.123 0.447
4 99 Pro 4 渡会 太一 seven × seven Racing seven × seven Racing 17 31'24.419 1.327 0.204
5 91 Pro 5 佐藤 樹 Posrche Japan Junior Programme POSRCHE JAPAN 17 31'25.259 2.167 0.840
6 66 Pro-Am 1 BANKCY seven x seven Racing seven x seven Racing 17 31'29.611 6.519 4.352
7 10 Pro-Am 2 MOTOKI HIGHLIT with Rn-sports Rn-sports 17 31'30.102 7.010 0.491
8 77 Pro-Am 3 浜崎 大 VOING with VENTILER Masaru HAMASAKI 17 31'31.910 8.818 1.808
9 16 Am 1 Hiro NGR NGR 17 31'32.647 9.555 0.737
10 36 Am 2 Sky Chen SKY MOTORSPORTS SKY MOTORSPORTS 17 31'33.630 10.538 0.983
11 98 Pro-Am 4 IKARI BJRacing PORSCHE Bionic Jack Racing 17 31'34.152 11.060 0.522
---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走 ----
- 23 Am - KENSUKE HIGHLIT with Rn-sports Rn-sports 10 16'05.077 7Laps 7Laps
- *88 Pro-Am - Tiger Wu BINGO RACING BINGO RACING 10 16'39.532 7Laps 34.455
Fastest Lap: CarNo. 60 伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING) 1'29.009 (3/17) 148.270 km/h
CarNo. 88は、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第4章第18条2.1により競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 88は、PCCJ競技規則18.2.aにより競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦は18日、大分県のオートポリスで41周の決勝を行い、ディフェンディングチャンピオンの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が今季初優勝を飾った。
決勝は午後2時40分に41台が参加してフォーメーションラップが始まった。昨日から降り続いた雨も上がり、どんよりとした雨模様だが、霧も去り路面はドライコンディションとなった。
スタートでは、ポールシッターの野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)が好スタートで1コーナーへ向かう一方、予選2位の山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)と同3位の小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)は加速が悪く、出遅れる。対して同5位の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)と同7位の岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)はロケットスタートを決め、一気に2位、3位まで浮上してきた。また、予選8位でポイントリーダー太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)もストールして一気に後方集団に飲み込まれてしまった。
オープニングラップ1周目の順位は、トップ野尻、2位坪井、3位岩佐、4位山下、5位福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、6位小林だ。
トップに立った野尻は徐々に2位坪井から逃げ始める。1周目に0秒9だった差は、9周目には3秒3まで開いた。坪井から1秒4差で岩佐が、さらに5秒遅れて山下が続く。
14周目、トップグループでは岩佐が真っ先にピットイン。ピットアウトすると、16周目に1分30秒201とここまでのファステストラップをマーク、さらに翌17周目には29秒659とこのレースのファステストラップをたたき出す。トップ野尻より秒単位で速く、差は37秒ほどだ。
オートポリスの場合、ピットインしてトップを守れるしきい値は35秒ほど。これをみて、岩佐のオーバーカットを阻止すべく、トップ野尻と2位坪井が19周目にそろってピットイン。タイヤを交換してピットアウトすると坪井が野尻に先行してコースイン。しかしその背後には岩佐が迫る。タイヤの冷えた坪井と野尻にはなすすべなく、岩佐が2台をパスして実質的なトップに立った。
20周目、後方集団を走っていたザック・オサリバン(REALIZE Corporation KONDO SF23)が最終セクションでコースアウト。これでセーフティーカー(SC)が導入され、ピットインを行っていなかったドライバーがすべてピットインした。
これで名実ともにトップに立ったのが岩佐、2位坪井、3位野尻、4位山下、5位牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、6位佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)と続く。
SCが退きレースは26周目から再開されるが、なんと27周目を走行中のトップ岩佐の右フロントタイヤのナットが緩みスロー走行。岩佐は待避路にマシンを止めてリタイアとなった。
これでトップに立ったのは坪井、2位に野尻、3位に山下、4位牧野、5位佐藤、6位阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)となる。
トップ坪井を捉えるべく、オーバーテークシステムを駆使して2位の野尻が食らいつくも、31周目まで1秒切っていた差は、32周目からは開くばかり。41周を回って、坪井が今季初優勝を飾った。2位には野尻が、3位には山下が入った。
4位は佐藤、5位には29周目に牧野をパスした阪口が、6位には牧野、7位には小林、8位にはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、9位には福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、10位には大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)が入り、ここまでがポイントを獲得した。ポイントリーダーの大田は13位でノーポイントに終わった。
ドライバーズ選手権では、6位に入り5ポイントを加算、65ポイントとした牧野がリーダーに立った。2位にはノーポイントの大田が61ポイントで続き、優勝した坪井が51ポイントとし3位に浮上してきた。
第6、7戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月19日、20日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km
Pos No Driver Car Team Engine Lap Time Behind Gap
1 1 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOMʼS TOYOTA TRD 01F 41 1:07'24.070 - -
2 16 野尻 智紀 AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 41 1:07'25.174 1.104 1.104
3 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 41 1:07'28.464 4.394 3.290
4 64 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:07'30.342 6.272 1.878
5 38 阪口 晴南 SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 41 1:07'37.353 13.283 7.011
6 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:07'55.939 31.869 18.586
7 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 41 1:07'57.365 33.295 1.426
8 65 イゴール・オオムラ・フラガ PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:07'58.822 34.752 1.457
9 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 41 1:07'59.936 35.866 1.114
10 39 大湯 都史樹 SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 41 1:08'00.264 36.194 0.328
11 20 高星 明誠 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 41 1:08'00.769 36.699 0.505
12 28 小高 一斗 KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F 41 1:08'01.156 37.086 0.387
13 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 41 1:08'03.192 39.122 2.036
14 19 オリバー・ラスムッセン ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 41 1:08'06.415 42.345 3.223
15 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 41 1:08'07.534 43.464 1.119
16 29 平良 響 KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F 41 1:08'08.412 44.342 0.878
17 37 サッシャ・フェネストラズ VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 41 1:08'09.751 45.681 1.339
18 12 三宅 淳詞 ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 41 1:08'12.558 48.488 2.807
19 10 ジュジュ HAZAMA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDOTriple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E 41 1:08'18.303 54.233 5.745
20 *50 小出 峻 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 41 1:08'21.539 57.469 3.236
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
- 15 岩佐 歩夢 AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 26 44'37.009 15Laps 15Laps
- 4 ザック・オサリバン REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 18 27'54.621 23Laps 8Laps
Fastest Lap: CarNo. 15 岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)1'29.659 (17/26) 187.671 km/h
CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条8(ピット作業)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 58 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 14 23'29.709 - -
2 35 佐野 雄城 モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 14 23'38.572 8.863 8.863
3 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S SFL TOM'S 14 23'39.216 9.507 0.644
4 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 14 23'40.371 10.662 1.155
5 36 エステバン・マッソン PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 14 23'50.379 20.670 10.008
6 3 三井 優介 DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING 14 23'53.619 23.910 3.240
7 *50 野村 勇斗 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 14 23'54.789 25.080 1.170
8 1 卜部 和久 B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 14 23'56.235 26.526 1.446
9 60 伊東 黎明 LMcorsa OTG 320 LM corsa 14 23'59.338 29.629 3.103
10 51 ザック・デビッド B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 14 24'04.977 35.268 5.639
11 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 14 24'28.845 59.136 23.868
12 30 M 2 DRAGON TEAM DRAGON 324 B-MAX RACING TEAM 14 24'29.248 59.539 0.403
13 8 M 3 清水 康弘 GNSY RACING 324 GNSY RACING 14 24'30.226 1'00.517 0.978
14 2 岩澤 優吾 DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING 14 24'32.696 1'02.987 2.470
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
Fastest Lap: CarNo. 58 ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX) 1'39.928 (2/14) 163.649 km/h
CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第13条10(スタート手順)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km
Pos № Driver Car Team Engine Time Behind Gap km/h
1 16 野尻 智紀 AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'26.757 - - 193.949
2 3 山下 健太 REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'26.803 0.046 0.046 193.846
3 7 小林 可夢偉 Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'26.928 0.171 0.125 193.567
4 8 福住 仁嶺 Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F 1'27.020 0.263 0.092 193.362
5 1 坪井 翔 VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOMʼS TOYOTA TRD 01F 1'27.061 0.304 0.041 193.271
6 65 イゴール・オオムラ・フラガ PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'27.101 0.344 0.040 193.183
7 15 岩佐 歩夢 AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E 1'27.204 0.447 0.103 192.954
8 6 太田 格之進 DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'27.250 0.493 0.046 192.853
9 37 サッシャ・フェネストラズ VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F 1'27.376 0.619 0.126 192.575
10 64 佐藤 蓮 PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E 1'27.433 0.676 0.057 192.449
11 4 ザック・オサリバン REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F 1'27.537 0.780 0.104 192.220
12 38 阪口 晴南 SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'27.670 0.913 0.133 191.929
13 5 牧野 任祐 DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E 1'27.749 0.992 0.079 191.756
14 14 大嶋 和也 docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F 1'28.065 1.308 0.316 191.068
15 28 小高 一斗 KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F 1'28.196 1.439 0.131 190.784
16 50 小出 峻 San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E 1'28.253 1.496 0.057 190.661
17 20 高星 明誠 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F 1'28.268 1.511 0.015 190.629
18 12 三宅 淳詞 ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E 1'28.292 1.535 0.024 190.577
19 39 大湯 都史樹 SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F 1'28.305 1.548 0.013 190.549
20 29 平良 響 KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F 1'28.419 1.662 0.114 190.303
21 19 オリバー・ラスムッセン ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F 1'29.061 2.304 0.642 188.931
22 10 ジュジュ HAZAMA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDOTriple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E 1'31.118 4.361 2.057 184.666
---- 以上基準タイム(107% - 1'32.829)予選通過 ----
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦の決勝は、本日16時15分から行われる予定だったが、霧は時折晴れかかるものの、また立ち込めるという状態で、視界不良により延期が決定した。
明日の天気予報は曇りとなっており、現状では午前8時30分から第4戦、午後0時15分から第5戦の決勝が予定されている。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
悪天候により予選がキャンセルされた全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦は、本日1時間のフリー走行が行われる予定だったが、コースには霧が立ち込めたまま天候が好転せず、走行はキャンセルとなった。
明日の天気予報は曇りとなっており、午前9時40分から30分間のフリー走行(予選)、午後2時30分から決勝が予定されている。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦、第5戦の公式予選は、5月17日に行われるはずだったが、舞台のオートポリスが早朝から深い霧と強い風雨に見舞われてしまった。このため、予選はキャンセル。前日の専有走行の結果で、第4戦は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第5戦はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が、ポールポジションを獲得した。
マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING TEAM)が、両レースともクラスポールを奪った。
週末の天候が不安定なものになることは天気予報でも出ていたため、主催者は金曜日の練習走行スケジュールを事前に変更し、最後に30分間の仮予選を行っていた。
土曜日に予選ができる天候になれば、この仮予選は、ただの練習走行になってしまうため、ニュータイヤを温存する車両もあったが、ほとんどの車両は、ニュータイヤを2セット投入して、仮予選に臨んだ。
この30分間の走行のベストタイムが第4戦の、セカンドタイムが第5戦のグリッドとなる。
走行開始直前に雨粒が落ちてくるが、徐々にやんで、路面は完全ドライとなった。
まず速さを見せたのは、ここまで木、金曜日の練習走行で好調のフレデリックと、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)。セッション前半ではこの二人が、ベスト、セカンドタイムで順位を入れ替えてワンツーとなり、野村がこれに続いた。
一旦全車がピットに入り、残り8分から最後のアタックが始まった。
多くの車両が2セット目のニュータイヤを投入するなか、翌日の天候回復に懸けて、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)はニュータイヤを温存。最後のアタックには参加しなかった。
参加台数の少ないマスタークラスでは、グリッドが結果に与える影響は少なくなるが、清水康弘(GNSY RACING 324)とDRAGON(TEAM DRAGON 324)も決勝を見据えてニュータイヤを温存した。
この最後のアタックで気を吐いたのが野村。1分37秒930と、開幕大会3連勝のライバル、佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を抑えて、唯一の38秒切りを果たしトップタイム。初のポールポジションを獲得した。
以下、フレデリック、怪我から復帰のエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と続いた。
セカンドタイムもトップ6の顔ぶれは変わらなかったが、順位は大きく入れ替わり、フレデリックがトップ。以下、小林、野村、古谷、佐野、マッソンの順となった。
マスタークラスは、唯一最後のアタックを行った今田が、ダブル・クラスポールとなった。
第4戦決勝は、予定より遅れ本日午後4時15分から21周で、第5、6戦の決勝は、明日5月18日の午前8時40分、午後0時15分からそれぞれ14周で行われる。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 58 ケイレン・フレデリック Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM 1'38.373 - - 171.047
2 38 小林 利徠斗 モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 1'38.519 0.146 0.146 170.793
3 50 野村 勇斗 HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM 1'38.527 0.154 0.008 170.780
4 37 古谷 悠河 Deloitte. HTP TOM'S SFL TOM'S 1'38.628 0.255 0.101 170.605
5 35 佐野 雄城 モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 1'38.673 0.300 0.045 170.527
6 36 エステバン・マッソン PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S 1'38.687 0.314 0.014 170.503
7 3 三井 優介 DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING 1'39.244 0.871 0.557 169.546
8 1 卜部 和久 B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 1'39.371 0.998 0.127 169.329
9 51 ザック・デビッド B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM 1'39.720 1.347 0.349 168.736
10 2 岩澤 優吾 DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING 1'39.771 1.398 0.051 168.650
11 60 伊東 黎明 LMcorsa OTG 320 LM corsa 1'40.019 1.646 0.248 168.232
12 4 M 1 今田 信宏 JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM 1'41.870 3.497 1.851 165.175
13 8 M 2 清水 康弘 GNSY RACING 324 GNSY RACING 1'42.101 3.728 0.231 164.802
14 30 M 3 DRAGON TEAM DRAGON 324 B-MAX RACING TEAM 1'42.314 3.941 0.213 164.458
本日悪天候のため、昨日最終5回目占有走行のセカンドベストタイムが予選結果となっています。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の予選は、5月17日に大分県・オートポリスで行われる予定だったが、早朝から深い霧と激しい風雨に見舞われ、予選はキャンセルとなった。
代わって、本日は午後2時30分から1時間、明日決勝日は午前9時40分から30分間のフリー走行が行われるスケジュールに変更された。明日のフリー走行が実質予選になるものと思われる。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
36号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)
伊藤大輔監督
「2連覇を目標にスタートしたシーズンで、それを実現できました。喜びよりほっとしているのが正直なところです。36号車のテーマは毎戦、一人一人がミスなくキチンとして確実にポイントを重ねることでした。開幕優勝してダッシュできたのはよかったですが、それ以降はサクセスウエートの関係で、ドライバーはストレスを感じる場面が多かったのかと思います。ミスなくポイントを重ねることができて、最終的に2連覇で終えることができました。苦しいなか、ドライバーが辛抱して走ってくれました」
「今年は予選のルールが変わって2人の合算になったのは、われわれにメリットがありました」
坪井翔
「3回目のチャンピオンを獲得することができました。それぞれのチャンピオンに意味はあります。1回目は大逆転で、2回目は最終戦までかかって、3回目は最終戦を待たずでした。3日目の今シーズンはランキングトップを一度も譲らずに取れましたし、速さ、強さを一番発揮できた年でした。ライバル勢に対しても36号車にはかなわないと思わせる素晴らしいシーズンでした」
山下健太
「スーパーGTのクルマに初めて乗ったのは、JLOCのオーディションだったので、一緒にチャンピオンを取れてうれしいです。オーディションは不合格でしたが(笑)」
「今年36号車に移籍してきて、絶対取らないといけない環境でした。シーズン始まる前は大丈夫だと思っていましたが、始まるとうまく乗れないときもあって、それがプレッシャーにもなり、最終戦に近づくにつれ、坪井選手がSFで勝つし、ダブルタイトルかかってるしという状況で、ちょっと、珍しく緊張を感じるレースが多かったですが、今ではなんとか、チャンピオンを取れるくらいのパフォーマンスは出せたのかなと思います」
「今日のレースも気を抜けば2~3番に落ちる展開でしたが、押さえ切れたので、完璧な形でチャンピオンを取れてうれしいですし、坪井選手とチームと監督の大輔さんに感謝しています」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
88号車VENTENY Lamborghini GT3(JLOC)
則竹功雄監督
「30年かかりました。1994年に手作りのカウンタックで参戦しました。カウンタックも協力はしてくれましたが、サテライトチームでした。2016年にダラーラと一緒にウラカンでレーシングカーを作るというプロジェクトがスタートして、『則竹、勝てるクルマを作ったから絶対チャンピオン取れ』といわれて7年かかりました。まさしく万感の思いで、ゆっくりうれしさに浸りたいと思います」
元嶋佑弥
「2017年、JLOCに最初リザーブとして入って、最初87号車をドライブしました。スーパGTに参戦できるかどうかというところで則竹代表に拾ってもらう形で、そこからスーパーGTのキャリアが本格的に始まりました。フル参戦始めて2年目で小暮選手と組ませてもらいました」
「87号車の1年目が終わったときに『お前最高のパートナーを用意したから楽しみにしておけ』と言われて、それがまさか小暮選手とは思ってもいませんでした。幼い頃テレビの向こう側でむちゃくちゃ活躍して暴れている選手が、まさかぼくのチームメートになるとは思いませんでした。スーパースターの小暮選手と組ませてもらって、そのときに『僕このチームと心中します』と則竹代表に言いました」
「則竹代表の一本気なスタイルに惚れましたし、そこらへんからこのチームでチャンピオンを取りたいという気持ちに変わってきました。時間はかかりましたが、昨年最終戦に勝てて、そこからチャンピオンまでこんなに早く来るとは思いませんでした。則竹代表に少しだけ恩返しできたのかと思います」
小暮卓史
「GT500にずっと乗っていましたが、レース人生が終わりかなというときに、則竹さんにチャンスを与えていただきましたが、本当にここまで来られるとは思っていませんでした」
「初めてチームで乗ったとき、500と違って一見簡単に乗れそうなんですが、突き詰めると奥の深い難しさがあって、元嶋選手の走りに圧倒させられて、ぜんぜんタイムもかなわないし、どうなっちゃうんだろなと思いました」
「則竹さんの『信じてるから』という言葉がうれしくて、プレッシャーに感じて、これはなんとかしないといけない、チャンスを与えてくれたチーム、則竹さんに返していきたいという思いがありました」
「ウラカンに慣れてきたなかでも、優勝がなかなかできなくて、ものすごくハードルが高いなと思いました。500も500の難しさがあってレベルの高いドライバーたちと戦うんですが、300は300でそのときのコース、マシン、タイヤが全部マッチしないと勝てません」
「すごく苦労した5年間があって、昨年の最終戦で勝て、そこから流れがすごくよくなり、チームもレベルアップしました。本当にみんなのおかげです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
36号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)
坪井翔
「フォーメーションが1周追加になってタイヤを暖めることができたのがよかったです。他のBS勢が違うタイヤを履いてるのはわかっていたので、スタート直後はタイヤの問題で厳しいと思いました。意外と引き離してマージンをもって走ることができ、その後もリードを広げることができました。いつものパターンに入ったのかと思いましたが、100号車が徐々に追いついてきたので、今日はレースペースがないのかなと感じていました。トップを守って山下選手につなぐことはできましたが、後半長くなるので、ちょっとつらいんじゃないかなと思ってバトンタッチしました」
山下健太
「坪井選手のインフォメーション受けて、前半スティント違う、どう振る舞うか分からないタイヤを履きました。結果的には低め安定という感じで最後まで走れました。グリップ的には厳しく、後ろから迫られ40周くらいそういう展開でした。3号車が速くて何回も仕掛けられそうになったんですが、速いところ遅いところを見極めて、押さえるところが見えました。FCY明けで向こうがスピンしてくれたのは助かりました。あのまま後ろにいたら行かれてかも知れません。その後、後ろに17号車が来て、速いときと遅いときがよく分かりませんでした。シケインであの距離から入ってくるとは予想してなかったんですが、相手が止まりきれずに抜き返せたので、いい見極めはできたのかと思います。チャンピオンを決めた後のレースを勝って終わりたかったので、よかったです」
伊藤大輔監督
「ポールポジションを取ってのチャンピオンはうれしかったんですが、最終戦を勝利で終わりたいので気を緩めることなく挑みました。固めのタイヤを選んでいたのですが、そこを山下選手、坪井選手が腕でねじ伏せてくれました。山下選手のタイヤを選ぶときは、坪井選手のスティントを見ながらでしたが、同じタイヤでもメーカー間によってグリップの振る舞いが違うので、かなり迷いました。ピットのタイミングは争っているライバル勢と合わせるので、自分たちのペースを考えればもう少し伸ばすことも考えていましたが、勝ちたかったので、合わせてピットインしました。ドライバーに助けられた1日でした」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
88号車VENTENY Lamborghini GT3(JLOC)
元嶋佑弥
「今回もスタート担当で、路面温度が低い中でのスタートはなかなかないんですが、フォーメーションラップ2周に助けられました。ブリヂストンタイヤ勢が無交換でくるのは分かっていたので、少しでもギャップを築きたいと必死でプッシュしました。他車のアウトラップに飲み込まれて5秒くらいタイムロスがありました」
小暮卓史
「元嶋選手がマージンを築いてくれたので、直接対決していた65号車との対決で有利になりました。こちらは2本交換でアウトラップに注意をしないといけなかったんですが、なんとか前をキープできたのが大きかったんだと思います。その後31号車、2号車をパスすることができたのは、タイヤに余力があったんだと思います。抜かないとチャンピオンになれなかったので、優勝できて本当によかったです」
則竹功雄監督
「昨日から今日にかけて相当、伊与木エンジニアと戦略を練っていました。最大のライバルである65号車が入ったら彼らの前に出られるように入ろうと、そこで前に行ければ、2号車と31号車には小暮選手なら追いつくだろうと、伊与木エンジニアの想定の範囲内で動いていました。100点満点のドライビングを2人がしてくれた思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
2024オートバックス スーパーGT最後の戦い、第5戦「鈴鹿GT300kmレース グランドファイナル」の決勝が12月8日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは前日の予選でドライバーズタイトルを獲得した36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が最後まで後続を押さえ込み、ポール・トゥ・ウィンで第8戦もてぎに続いて2連勝、今季通算3勝目を挙げる満点の内容で2024シーズンを締め括った。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日18,500人/決勝日27,000人/大会総入場者数45,500人)
決勝前に行われた20分間のウォームアップ走行で、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)と60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑/伊東黎明)が接触するアクシデントが発生、これにより赤旗中断があった影響で、第5戦決勝は当初予定より10分遅れの午後0時50分にパレードラップを開始した。スタート直前の気温は13℃、路面温度は17℃とタイヤには厳しいコンディション。こうしたこともあって三重県警の先導で1周のパレードランに続いてはフォーメーションラップを2周とする措置がなされた。これにより周回数は51周に減算されている。
スタートでトップに立ったのは坪井翔(au TOM'S GR Supra)。予選2位の塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が2番手、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)のグリッド降格で4番手スタートとなった牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が3番手で1コーナーをクリア。しかし3番手スタートの名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)は序盤ペースに苦しみ、クラス最後尾まで後退してしまう。
その後方では8番手スタートとなった福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が怒涛の追い上げを開始、2周目までに5番手に上がってきていた。
3周目に入ると8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)に5秒のペナルティストップが課せられる。これは予選後にエンジン交換を行ったためで、スタートを担当した野尻はすぐさまピットへ。
そして4周目にはベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)を抜いて10番手に浮上している。12号車は予選15位とクラス最後尾のスタート位置ながら、スタートから着実に順位を上げてきていたのだ。
バゲットは6周目に国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)を捉えて9番手とその後も着実に順位を上げていった。
一方、他のブリヂストン勢より硬めのタイヤを選択したという36号車は、4周終えた時点で1秒473のリードと頭一つだけ抜け出した状況。その後方では17号車と100号車が接戦を展開していたが、10周目のデグナーで塚越は周回遅れの坂口夏月(METALIVE S Lamborghini GT3)と接触してしまった。
これにより17号車は5番手に後退。坂口の87号車はコースを飛び出してバリアに突っ込み、ここでレースを終えてしまう。これによりこの日最初のフルコースイエロー(FCY)が宣言された。
この直前には7番手スタートの高星明誠(Niterra MOTUL Z)のが10周目の1コーナーで14号車をアウトから抜き去っており、4番手でコントロールラインに戻ってきている。
このFCYにも助けられ、36号車は12周終了時点で5秒343までリードを広げたが、100号車はそこから徐々に間隔を詰めてきた。
16周目には130Rで高星が大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)を抜いて3番手に浮上。
そして規定周回の3分の1となる17周目には2番手を走行していた100号車がピットイン。それを皮切りに各車相次いで給油とドライバー交代に取り掛かることとなる。
トップの36号車も18周目にピットイン。坪井から山下に交代して実質トップのままコースに復帰するが、ここで同じく18周目にピットに入った3号車が100号車の前でコースイン、実質2番手に浮上することに成功した。
17号車もここで100号車に先行してコースに復帰し、実質3番手まで順位を回復してきた。
2番手に浮上した三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)はここから猛然と山下を追い上げ、24周目にその差を0秒830とすると、25周目には0秒291差にまで詰め寄り、完全に山下をその射程に捉えた。
そして29周目。三宅はついに1コーナーで36号車の山下に大外から並びかけるが、山下も接触も辞さない強い覚悟でこれを押さえ込んだ。
30周目に入ると周回遅れの眞田拓海(脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R)がデグナーでスローダウン。そのままコースサイドに逃れてストップしたため、この日2度目のFCYが宣言される。
するとFCY中の32周目に三宅がデグナーで痛恨のスピン。これで3号車は一気に6番手まで後退してしまった。
これで2番手に浮上した太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)は35周終了時点で2秒130あったギャップを37周目には0秒981まで削り取り、36号車を追い上げにかかるが、山下も僅差ながら太田に付け入る隙を与えない。
両者は1秒前後のギャップを広げたり縮めたりしながら周回を重ねるが、48周目のシケインで遂に太田が36号車のインに猛然と飛び込んできた。
しかし17号車は止まりきれないと読んだ山下は落ち着いてこれをかわし、その後も一度もトップを明け渡さずに51周を走り切って36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は第8戦もてぎに続いて2連勝、今季通算3勝目を挙げた。ポール・トゥ・ウィンは開幕戦に続いて今季2回目だ。
2位には17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)が入り、3位はクラス最後尾からスタートした12号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が獲得している。
12号車は17周目のピット作業を終えた時点で実質5番手まで浮上することに成功、その後も3号車の後退で4番手となり、41周目に平峰が100号車を捉えて3番手。旧社名日本ラジエーターの時代から星野一義選手を支援し、以降カルソニックカンセイ、MARELLIと社名が変わっても引き続きTEAM IMPULを支援してきたMARELLIと戦う最後のレースを表彰台で締め括った。
また今シーズンをもってスーパーGTからの引退を表明したロニー・クインタレッリの乗る23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)は、予選11位と後方からのスタートながら、クインタレッリと千代の熱い走りで順位を3つ上げ、見事入賞圏内の8位で2024シーズンを締め括っている。
スーパーGTの2024シーズンはこれをもって全ての日程が終了。2025シーズンは4月12-13日に岡山国際サーキットで開幕する。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/08) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Lap Time Behind Gap
1 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 51 1:44'15.090 - -
2 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 51 1:44'16.603 1.513 1.513
3 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL BS 51 1:44'24.432 9.342 7.829
4 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 51 1:44'31.174 16.084 6.742
5 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 51 1:44'31.788 16.698 0.614
6 14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 51 1:44'32.290 17.200 0.502
7 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP BS 51 1:44'39.629 24.539 7.339
8 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO BS 51 1:44'46.349 31.259 6.720
9 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 51 1:44'49.082 33.992 2.733
10 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 51 1:44'50.584 35.494 1.502
11 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 51 1:45'02.008 46.918 11.424
12 *8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 51 1:45'54.026 1'38.936 52.018
13 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 50 1:44'27.424 1Lap 1Lap
14 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 50 1:44'27.517 1Lap 0.093
15 *24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING YH 50 1:45'35.633 1Lap 1'08.116
---- 以上規定周回数(70% - 35 Laps)完走 ----
■GT300クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/08) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Lap Time Behind Gap
1 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 47 1:45'03.710 - -
2 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 47 1:45'12.960 9.250 9.250
3 31 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 47 1:45'15.395 11.685 2.435
4 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 47 1:45'16.819 13.109 1.424
5 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 47 1:45'16.991 13.281 0.172
6 777 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 47 1:45'19.865 16.155 2.874
7 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 47 1:45'25.447 21.737 5.582
8 11 富田 竜一郎 石川 京侍 大木 一輝 GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER DL 5 47 1:45'54.153 50.443 28.706
9 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 47 1:46'06.199 1'02.489 12.046
10 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 47 1:46'17.972 1'14.262 11.773
11 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 46 1:44'20.520 1Lap 1Lap
12 5 塩津 佑介 藤波 清斗 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 46 1:44'27.605 1Lap 7.085
13 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 46 1:44'28.752 1Lap 1.147
14 60 吉本 大樹 河野 駿佑 伊東 黎明 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 46 1:44'29.342 1Lap 0.590
15 25 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 46 1:44'59.470 1Lap 30.128
16 62 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 46 1:45'02.540 1Lap 3.070
17 9 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 46 1:45'19.664 1Lap 17.124
18 360 大滝 拓也 荒川 麟 田中 篤 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 46 1:45'21.609 1Lap 1.945
19 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 46 1:45'37.954 1Lap 16.345
20 30 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 46 1:46'03.473 1Lap 25.519
21 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 46 1:46'10.035 1Lap 6.562
22 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 46 1:46'11.230 1Lap 1.195
23 *22 和田 久 城内 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 45 1:44'45.599 2Laps 1Lap
24 18 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 44 1:40'39.574 3Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 35 Laps)完走 ----
- 48 井田 太陽 眞田 拓海 伊藤 鷹志 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 25 59'33.911 22Laps 19Laps
- *56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 22 1:45'03.823 25Laps 3Laps
- 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 8 19'29.926 39Laps 14Laps
Fastest Lap(GT500): CarNo. 24 名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z) 1'47.135 (4/50) 195.130 km/h
Fastest Lap(GT300): CarNo. 31 中村仁(apr LC500h GT) 1'58.934 (2/47) 175.771 km/h
CarNo. 8は、SpR.22.4(3基目のエンジン使用)により、ペナルティーストップ5秒を科した。
CarNo. 24(松田次生)は、SpR.26.11(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
CarNo. 56(佐々木大樹)は、SpR.26.11(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
CarNo. 22(和田久)は、SpR付則4.2.2(FCY中の減速)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2024オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の決勝が、12月8日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、終盤の39周目にトップに立ったLamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が、逃げ切って今季4勝目を飾り、逆転でチャンピオンに輝いた。
2位には、僅かな可能性にかけ終盤までトップを走ったmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)。ランキングトップで最終戦を迎えたものの、最後に涙をのんだLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)は4位と、タイトルを争う3台が上位でフィニッシュするという見応えのあるレースだった。
9月1日開催が台風の影響で延期となった当大会だが、12月の鈴鹿は寒いながらも天候には恵まれ、詰めかけた多くの観客が見守るなか、スタートを迎えた。
注目は、最終戦までもつれたタイトル争い。65号車LEON AMG(84p)、88号車JLOC Lamb.(76p)、2号車muta GR86(65p)の3台に可能性が残っている。2号車は優勝が絶対条件と厳しい状況だが、今シーズン常に上位を争い、この3台で7戦中6勝を上げている。
序盤は、ポールスタートの88号車JLOC Lamb.(元嶋)、61号車SUBARU BRZ (井口)、2号車muta GR86(平良)とグリッド順に続き、65号車LEON AMG(篠原)は10位とかなり苦しい位置でのレースを強いられていた。
この流れを変えたのは、15周目から始まったピット作業。ドライバー交替とともにタイヤ交換をどうするかがポイントだったが、15周目に入った65号車はタイヤ無交換。18周目に入った88号車はリアタイヤのみ交換、そして、25周目まで引っ張って作業を行った2号車は無交換を選択した。
全車がピット作業を終えた26周目には、2号車muta(堤)、31号車apr LC500h GT(小高)、88号車JLOC(小暮)、65号車(蒲生)と、タイトルを争う3台が約5秒間隔で上位に顔を揃えた。
ここからは約20周のスプリントレースとなったが、88号車のペースが良く、コンスタントに2分0秒台をマークして、34周目には31号車を捕らえる。さらに3秒あったトップ2号車との差をあっという間に詰め、38周目のシケインで背後につけるとストレートで並走し、1コーナーでオーバーテイク。トップに立つとともに、2号車のチャンピオンの可能性を消し去った。
残る8周は、88号車の独壇場。みるみる後続との差を広げ、最後は9秒という大差をつけ、タイトルを決める今季4勝目のチェッカーを受けた。1994年からランボルギーニで参戦を続けてきたJLOCにとっては初のタイトルとなった。
2位に入ればチャンピオンの座を守ることのできた65号車LEON(蒲生)は、終盤必死に追い上げたが、4位からポジションを上げることはできず、涙をのんだ。
これで2024シーズンのSUPER GT全日程が終了。天候に恵まれないことが多かったが、GT300クラスは、新たなGT3車両の参入により、ポテンシャルのある多彩な車種が揃い見応えのあるシーズンだった。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は12月8日、第5戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで定例会見を行った。今回も坂東正明代表が会見に出席し、冒頭でスーパーGTというコンテンツの理念を改めて説明したのち、出席したメディアの質問に応じた。
スーパーGTはモータースポーツと自動車産業の持続的発展に貢献することを果たすべき使命とし、チームと人の成長を支援し、ステークホルダーとの相互繁栄を目指す。
そのために、ファンを魅了し、子どもたちが夢を抱くアスリートのスポーツとしてスーパーGTをプロデュースすること、自動車を用いたスポーツに携わるものとして交通安全の啓発や環境負荷の低減に積極的に取り組むこと、参戦するマニファクチャラーと共に自動車技術の進歩を促進することに取り組んでいく。
こうした理念に基づいて、今後もスーパーGTというコンテンツを継続して開催していく。
また、質疑応答の中でWRCがハイブリッドシステムを今後は採用しないとの決定を下したことを例に、今後の電動化をどう考えるかとの問いに坂東代表は2022年に発表したロードマップを例に挙げ、「これからも音の出るレースを続けたいという思いでやってきた。タイヤの持ち込みセット数を削減し、カーボンニュートラル燃料も採用した。『これ以上クルマをいじめないでくれ』という気持ちだ。CO2削減についてはクルマ単体ではなく、イベント全体で取り組み、2030年までに50%削減を達成したいと考えている」と回答。
その上で自動車メーカーのマーケティング戦略として必要というのであれば考えるが、それよりもパドックの電力をFCEVで賄うなどの取り組みを推進していくという。
またチームやマニファクチャラーとの話し合いの中で今後もコスト削減に取り組みたいとし、近い将来エンジンを年間1基に制限するなどの考えも披露している。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
2024オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の予選が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、逆転でタイトル奪取を狙うJLOC Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が、ポールポジションを獲得した。
風もあり、12月の鈴鹿はかなり冷え込んだ。ただ、天気は良く、今シーズン悪天候続きだったSUPER GTシリーズにとっては、久しぶりに天候を心配せずに予選が行われた。
午後2時過ぎから始まったGT300クラスの予選は、まずQ1でドライバーAが走って上位14位と15位以下に振り分けられ、Q2では、それぞれのグループでドライバーBが走り、合算タイムで順位を決めるという方式で行われた。
悪天候続きで、この本来の予選方式がようやく採用されたが、各チームはまずQ1で上位14台に残ることを目標に予選に臨んだ。
Q1
公開練習で好調だった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口)が、最初にアタックし1分55秒547をマーク。残り5分となったところで、88号車JLOC(小暮)、87号車METALIVE S Lamborghini GT3(坂口)のランボルギーニコンビが相次いでSUBARUのタイムを更新。2車のマークしたタイムは従来のレコードタイムを(1分55秒531/2018年LEXUS RC F GT3/中山雄一)を更新するニューレコードだ。
4位にはアタック中にスピンを喫するも再アタックした2号車muta Racing GR86 GT(平良)が入り、逆転チャンピオンに何とか首の皮1枚繋がった。
5位以下には、31号apr LC500h GT(小高)、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(佐々木)、11号車GAINER TANAX Z(富田)と続き、ポイントリーダーの65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生)は9位と微妙な位置でQ1を終えた。
Q2(L15)
Q1で15位以下になったグループによるをQ2(L15)では、96号車K-tunes RC F GT3(高木)がトップタイムで15番グリッドを獲得。以下、50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3(古谷)は16番、今回がNSXラストランとなる18号車UPGARAGE NSX GT3(小出)は17番、60号車 Syntium LMcorsa GR Supra GT(伊東)は18番グリッドと続いた。
(注:主催者発表のリザルト改訂版が出たため、順位を修正しました)
Q2(U14)
上位14台によるポールポジション争いは、コースレコードラッシュの熾烈な争いとなった。
ここでも最初にタイムを出してきたのは61号車SUBARU(山内)。ただ、1分55秒249をマークして、次の周もアタックを続けたが、130Rで他車と危うく接触しそうになり、コース外に逃げるという場面もあってさらなるタイムアップはならず。2番グリッドに甘んじることになった。
見事なポール奪取を成し遂げたのは、88号車 JLOC(元嶋)。1分55秒570とQ2では2位だったものの、合算タイムでトップとなった。
3番グリッドを得たのは、2号車muta GR86 (堤)。優勝が必須ではあるものの、僅かながら逆転チャンピオンの可能性を残している。続く4番グリッドは31号車apr LC500h GT(小高)。
Q2のトップタイム、ニューレコードとなる1分55秒092を叩き出した56号車リアライズGT-R(オリベイラ)は、合算で5番グリッドと好位置からのスタートとなった。
6番グリッドは、もう1台のランボルギーニ、87号車METALIVES Lambo(松浦)。決勝では安定した速さを見せるだけに、侮れない存在だ。
そして、ポイントリーダー、65号車LEON AMG(篠原)は10番グリッドとやや厳しい位置からのスタートとなった。
決勝は、明日、8日(日)の午後0時40分から52周(300km)で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Time Behind Gap
1 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 3'27.008 - -
2 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 3'27.208 0.200 0.200
3 *14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 3'27.364 0.356 0.156
4 24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING YH 3'27.605 0.597 0.241
5 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 3'27.673 0.665 0.068
6 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 3'28.313 1.305 0.640
7 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 3'28.414 1.406 0.101
8 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP BS 3'28.441 1.433 0.027
9 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 3'28.763 1.755 0.322
10 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 3'28.894 1.886 0.131
11 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO BS 3'28.985 1.977 0.091
12 8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 3'29.046 2.038 0.061
13 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 3'29.249 2.241 0.203
14 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 3'29.257 2.249 0.008
15 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL BS 3'29.908 2.900 0.651
■GT300クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap
1 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 3'50.338 - -
2 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 3'50.796 0.458 0.458
3 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 3'51.046 0.708 0.250
4 31 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 3'51.162 0.824 0.116
5 56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 3'51.185 0.847 0.023
6 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 3'51.398 1.060 0.213
7 11 富田 竜一郎 石川 京侍 大木 一輝 GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER DL 5 3'52.551 2.213 1.153
8 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 3'52.817 2.479 0.266
9 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 3'52.820 2.482 0.003
10 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 3'52.837 2.499 0.017
11 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 3'53.161 2.823 0.324
12 777 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 3'53.183 2.845 0.022
13 5 塩津 佑介 藤波 清斗 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 3'53.919 3.581 0.736
14 *30 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 3'55.822 5.484 1.903
---- 以上Upper14、以下Lower15 -----
15 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 3'53.149 2.811 -2.673
16 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 3'53.375 3.037 0.226
17 18 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 3'54.037 3.699 0.662
18 60 吉本 大樹 河野 駿佑 伊東 黎明 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 3'54.277 3.939 0.240
19 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 3'54.940 4.602 0.663
20 25 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 3'55.022 4.684 0.082
21 360 大滝 拓也 荒川 麟 田中 篤 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 3'55.880 5.542 0.858
22 62 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 3'55.908 5.570 0.028
23 9 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 3'56.144 5.806 0.236
24 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 3'56.245 5.907 0.101
25 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 3'56.425 6.087 0.180
26 48 井田 太陽 眞田 拓海 伊藤 鷹志 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 4'01.107 10.769 4.682
27 22 和田 久 城内 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH no time - -
CarNo. 14は、SpR.18.2(他車の妨害となるスロー走行)により、予選結果より5グリッド降格とする。
CarNo. 30は、SpR.18.2(他車の妨害となるスロー走行)により、予選結果より5グリッド降格とする。
2024オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレース グランドファイナル」の公式予選が12月7日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)がポールポジションを獲得。予選ポイント3を加算し、決勝を戦わずして2024年のドライバーズチャンピオンを手にした。
公式予選は午後1時50分に開始。今回は最初にGT500のQ1がおこなわれる。走行時間も15分間と従来より5分多い。
予選Q1 スピンオフからの大逆転! 名取鉄平がトップタイム
各車アウトラップ、2周目、3周目と入念なウォームアップ走行が続くなか、名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)がNIPPOコーナーでスピンアウトを喫してしまう。しかし名取は自力でコースに復帰、そのままタイムアタック合戦に加わった。
残り時間残り2分を切ったあたりから各車タイムアタックを開始。まずは高星明誠(Niterra MOTUL Z)が1分46秒112を記録する。
続いて山本尚貴(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分44秒099といきなりコースレコードを更新してくる。佐藤蓮(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)も1分44秒372で2番手に。
第3戦鈴鹿での予選結果を考えれば、いずれも悪くないタイムではあったが、15分が経過し、メインポストからチェッカーフラッグが提示される間際から、コース上では公式練習を上回る激しいタイムアタック合戦が展開されることとなった。
まずは公式練習トップの塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分43秒988を叩き出すと、ポイントリーダーの山下健太(au TOM'S GR Supra)が1分43秒737で塚越を上回る。
しかしその直後、序盤のスピンオフで仕切り直しを余儀なくされたはずの名取が1分43秒670を叩き出して一躍トップに浮上してきた。さらに笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)も1分43秒677と名取に次ぐタイムで2位に食い込み、36号車の山下が3位という結果に。
予選Q2 上位10台が1分43秒台の大激戦!! 合算トップはau TOM'S GR Supra
予選Q2は午後2時48分に走行開始。路面状況が向上したためか、Q1をはるかに上回るハイペースでのタイムアタック合戦が展開されることとなった。
まずは各車アウトラップ、2周目、3周目と入念なウォームアップ走行に取り掛かる中、早めのアタックを行った平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)がシケイン手前で痛恨のスピン。平峰は自力でコースに復帰し、再アタックを試みたが、5周目に1分44秒973を記録するに止まり、14位でQ2を終えた。
続いて野尻智紀(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)が5周目に1分44秒894、6周目には1分44秒754までタイムを縮めるが、一番最後にコースインしてアウトラップ、ウォームアップラップに続いて3周目に速くもアタックを敢行した千代勝正(MOTUL AUTECH Z)がいきなり1分43秒734を叩き出すと、残り7分でコースに入り、4周目にアタックを行った牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分43秒574で千代を上回る。
さらにアウトラップに続いて3周のウォームアップを行なった福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分43秒143の驚異的なタイムを叩き出し、Q2トップで予選を締めくくると、太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)も1分43秒220を5周目に叩き出して2位。そしてQ1で3位の36号車au TOM'S GR Supraは坪井翔が1分43秒271で3位に食い込んだ。
結局終わってみればQ2は1分43秒941で10位を獲得した大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)までが従来のコースレコードを更新する非常にハイレベルの戦いとなった。
この結果、合算タイムでは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が3分27秒008で開幕戦岡山以来、今季2回目のポールポジションを獲得。
17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)が3分27秒208で2位、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が3分27秒364で3位となり、Q1トップの24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)も3分27秒605でセカンドローを獲得した。
またこれにより坪井/山下組は予選ポイント3を計上してトータル77ポイントとなり、この時点で56ポイントの山本/牧野組を退けて2024年のドライバーズチャンピオンを獲得することに。坪井とTGR TEAM au TOM'Sは昨年に続いての2連覇を達成し、山下も2019年以来自身2度目のGT500タイトルを手にした。
第5戦決勝は明日の午後0時40分より52周で行われる。果たして最後に勝利するのはどのチームになるのだろうか。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス TGR TEAM au TOM'S
Q1担当 山下健太
「ポールを取ったらチャンピオンが決まるのは分かっていたので、ほっとしました。練習走行が思ったように走れなくて、不安を抱えた状態で予選に臨みました。チャンピオンがかかってる予選だと120%のアタックというより、4脱しないようにとか、そのへんに気を遣いながら走りました。思い当たるミスが2つくらいあって、微妙なアタックでしたが、トップとの差が100分の6秒で3番手だったので、最低限のことはできたと思います」
「この状況から6番手フィニッシュとかになったら白けるので、しっかり勝って気持ちよく終わりたいと思います」
Q2担当 坪井翔
「見てる方には空気を読まない結果になってしました。スーパーGTは何が起きるか分からないので、予選で決めたいと思っていました。攻めようと思っていましたが、山下選手のようにぼくも置きにいって、いつものように気持ちよくアタックできませんでした。2人とも3位で、合算のありがたさを改めて感じています。しっかりリスクマネジメントはできたとは思います」
「開幕戦もノーウエートのレースで勝ったので、ハンディーのないレースでしっかり勝ちたいと思います。チャンピオンらしいレースをして、ポールトゥウインで飾れるよう頑張ります」
■GT300クラス JLOC
Q1担当 小暮卓史
「クルマの調子がすごくよくてQ1でトップを取れました。落とせない予選で元嶋選手もいいタイムであしたに向けてポイントも縮まったので、モチベーションが上がりました」
「あしたは力を全部出し切っていいレースをしたいと思います。いいレースをすれば結果はついてくると思っています」
Q2担当 元嶋佑弥
「この予選、小暮さんがぼくを助けてくれるだろうと言っていましたが、そのとおりになりました。ありがとうございます。ぼくはミスなく自分の出せる精一杯で走りました」
「あしたはスタートで行くと思います。この2戦、十何番グリッドから、嫌われるんじゃないかというくらいプッシュして、追い上げたレースだったのですが、先頭からスタートできるので、レースを楽しみながら走りたいです。何より30年レースをやってきた則竹会長にチャンピオンをプレゼントしたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
2024オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレースグランドファイナル」の公式練習が12月7日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)がトップタイム。100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)が2番手とホンダ勢がトップ2を独占した。
公式練習は午前9時15分にコースオープン。混走85分間、専有走行各クラス10分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。開始時点の気温は11℃、路面温度は12℃だ。
この低温下での走行ということもあり、各車新調に走り始め、3周目、4周目と次第にペースを上げていった。
そして5周目に入ったところで太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分46秒826とほぼレースペースのタイムを記録してトップに立つと、7周目には1分45秒063までタイムを縮めてきた。福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分45秒074を6周目に記録して2番手、開始から25分が経過したところでポイントリーダーの坪井翔(au TOM'S GR Supra)が1分45秒086で3番手につける。
すでにこの時点で上位陣は第3戦鈴鹿大会で笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が記録したQ1トップタイムの1分45秒434や、福角の記録したQ2トップタイムの1分45秒836を大幅に上回っていた。
そして開始から30分が経過したところで山本尚貴(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分44秒608といち早く1分44秒台に入ってきたが、すぐにGT500ルーキーの大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)がこれを上回る1分45秒579をマークしてトップに躍り出た。
そこからは各車ドライバー交代を行うなどしてロングランに移行、決勝を想定したデータ収集に取り掛かる。
2クラス混走はその後、360号車RUNUP RIVAUX GT-R(田中篤)のコースオフによ残り29分で赤旗中断となり、午前10時20分に走行を再開するも、すぐにコース上のデブリによりフルコースイエローが宣言されたこともあり、目立ったタイム更新のないまま終了した。
続いて行われた専有走行だが、GT300クラスでこの日2度目の赤旗が出たこともあり、GT500は当初予定より2分遅れの10時52分にピットオープンとなる。
この時点で気温は12.5℃、路面温度は13℃とやや上昇。タイムを出すには絶好のコンディションだ。
まずは地元伊勢市出身の三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)が1分44秒114と、2022年に国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)が記録した1分44秒112のコースレコードに千分の2秒差まで迫るタイムを記録してきた。
しかし続いてアタックに入っていた牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)はセクター1で全体ベストを叩き出すと、その後もハイペースで攻め続け、1分43秒874を記録。従来のコースレコードを大幅に上回ってきた。
さらに塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)も1分43秒840と、牧野のタイムをも上回ってトップに躍り出る。
結局公式練習は17号車がトップ、100号車が2番手とホンダ勢が1-2、3号車が3番手に続き、ポイントリーダーの36号車もトップから0.335秒遅れの4番手という好位置につけた。
第5戦鈴鹿大会の公式予選はこのあと午後1時50分よりタイム合算方式で行われる。なお今回は通常とは異なり、GT500クラスの予選Q1が最初に実施されることになっている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
2024オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の公式練習が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、冬晴れのもと、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムをマークした。
夏に開催されるはずだった第5戦だが、台風の来襲により延期となり、例年ならシーズンオフの12月に最終大会として行われることになった。最終大会は、サクセスウェイトが取り払われ、加えて、冬の空気密度の濃さもあってタイムは速くなるため、コースレコードの更新にも期待がかかる。
寒さはあるものの、好天に恵まれた予選日。午前9時15分から行われた公式練習は、コースオフした車両の回収での中断はあったが、大きなトラブルはなかった。ただ、最後のGT300クラスの専有走行時間に、シケインでスピンした車両のエキゾーストの熱(炎?)で、コースサイドの芝に火がつき走行終了となってしまったため、レコードタイムには0.2秒届かずに終わってしまった。
トップタイムをマークしたのは61号車SUBARU。今シーズンは不運なレースが多く、ここまで獲得したのは僅か9ポイント。ランキングは16位と不本意な位置にとどまっている。最終大会で一矢報いたいところだ。
2番手タイムの2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)は、優勝が絶対条件だが、僅かにチャンピオンの可能性を残しているだけに、今シーズン何度も見せてきたレース巧者の本領を発揮したいところ。
3番手は、11ポイント差で逆転タイトルを狙う、ランキング2位の88号車JLOC Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)。ここ数戦のランボルギーニの速さは、87号車とともに目も見張るものがあり、チャンピオン獲得のチャンスは十分ありそうだ。
88号車、2号車を迎え撃つ現在のポイントリーダー、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)も、7番手タイムをマークし、逆転は許さないという気概を感じさせる。
今シーズン、悪天候に見舞われることの多かったSUPER GTシリーズだが、今大会は天候が崩れることはなさそうだ。予選ではタイトル争いをする車両がどの位置にくるのか、またコースレコードは破られるのかにも注目したい。
予選は、本日午後1時50分から、2名のドライバーによるタイム合算方式で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire Time Behind Gap km/h
1 17 塚越 広大 太田 格之進 Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING BS 1'43.840 - - 201.321
2 100 山本 尚貴 牧野 任祐 STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU BS 1'43.874 0.034 0.034 201.255
3 3 高星 明誠 三宅 淳詞 Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP BS 1'44.114 0.274 0.240 200.791
4 36 坪井 翔 山下 健太 au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S BS 1'44.449 0.609 0.335 200.147
5 16 大津 弘樹 佐藤 蓮 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA BS 1'44.482 0.642 0.033 200.084
6 37 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S BS 1'44.546 0.706 0.064 199.962
7 14 大嶋 和也 福住 仁嶺 ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE BS 1'44.575 0.735 0.029 199.906
8 64 伊沢 拓也 大草 りき Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing DL 1'44.579 0.739 0.004 199.899
9 24 松田 次生 名取 鉄平 リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING YH 1'44.760 0.920 0.181 199.553
10 23 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO BS 1'45.146 1.306 0.386 198.821
11 19 国本 雄資 阪口 晴南 WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH YH 1'45.202 1.362 0.056 198.715
12 38 石浦 宏明 大湯 都史樹 KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO BS 1'45.355 1.515 0.153 198.426
13 8 野尻 智紀 松下 信治 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA BS 1'45.511 1.671 0.156 198.133
14 39 関口 雄飛 中山 雄一 DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD BS 1'45.766 1.926 0.255 197.655
15 12 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL BS 1'45.976 2.136 0.210 197.264
■GT300クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team Tire SW Time Behind Gap km/h
1 61 井口 卓人 山内 英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT DL 1'55.763 - - 180.586
2 2 堤 優威 平良 響 muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING BS 1'55.839 0.076 0.076 180.468
3 88 小暮 卓史 元嶋 佑弥 VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 1'56.127 0.364 0.288 180.020
4 6 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans YH 1'56.649 0.886 0.522 179.215
5 56 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING YH 1'56.854 1.091 0.205 178.900
6 96 新田 守男 高木 真一 K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing DL 1'56.984 1.221 0.130 178.701
7 65 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING BS 1'57.052 1.289 0.068 178.598
8 31 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr BS 1'57.105 1.342 0.053 178.517
9 777 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing DL 1'57.171 1.408 0.066 178.416
10 52 吉田 広樹 野中 誠太 Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave BS 1'57.251 1.488 0.080 178.294
11 87 松浦 孝亮 坂口 夏月 METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC YH 1'57.322 1.559 0.071 178.187
12 11 富田 竜一郎 石川 京侍 大木 一輝 GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER DL 5 1'57.820 2.057 0.498 177.433
13 20 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING MI 1'57.868 2.105 0.048 177.361
14 18 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE YH 1'57.999 2.236 0.131 177.164
15 4 谷口 信輝 片岡 龍也 グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO YH 1'58.099 2.336 0.100 177.014
16 60 吉本 大樹 河野 駿佑 伊東 黎明 Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa DL 1'58.168 2.405 0.069 176.911
17 45 ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING MI 1'58.280 2.517 0.112 176.743
18 50 イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage YH 1'58.284 2.521 0.004 176.737
19 7 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS MI 1'58.339 2.576 0.055 176.655
20 25 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA YH 1'58.650 2.887 0.311 176.192
21 30 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr YH 1'58.791 3.028 0.141 175.983
22 360 大滝 拓也 荒川 麟 田中 篤 RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS YH 1'58.856 3.093 0.065 175.887
23 9 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM YH 1'58.948 3.185 0.092 175.751
24 62 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS YH 1'59.587 3.824 0.639 174.812
25 22 和田 久 城内 政樹 アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS YH 1'59.861 4.098 0.274 174.412
26 48 井田 太陽 眞田 拓海 伊藤 鷹志 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing YH 2'00.896 5.133 1.035 172.919
27 5 塩津 佑介 藤波 清斗 マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH YH 2'01.577 5.814 0.681 171.950
優勝/シリーズチャンピオン 上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)
「絶対勝とうと思って、決勝をスタートしました。チャンピオンは意識していませんでした。ミスをしないことに集中して走りきろうと、それだけを考えていました。SCが入りましたが、周回数が減って楽になり、冷静にSC明けのスタートもちゃんと決められました。後ろから増本さんが来ていましたが、ぼくの速いところと、増本さんの速いところを冷静に把握できていたので、ミスしなければ大丈夫と思っていました。来年もみなさんとがちゃがちゃできるように頑張ります」
2位 増本千春(SANNO SHIEL制動屋)
「こうなってくれたらいいのになあ、というのになったので作戦通りでした。上田さんが練習して、すごく速くなっているので、簡単には抜けないですね。ミスを待っていましたが、なかなかミスをされないので、練習量の違いかなと思います。上田さんは努力の人ですから、完敗です」
3位 上村優太(粟村打抜金網VITA)
「最近、スタンディングスタートはしたことがなくて、何回転が一番ベストなのかもわかないですし、案の定出遅れて5番手になりました。クルマはチームと話してよくなってきたので、ペース自体はよかったです。2台オーバーテクすることができ、3位になりました。SCがなければもうちょっと前に行けたのかと思います。VITAは面白いですし、いいカテゴリーだと思います」
4位 武地孝幸(odula TONE TMR VITA)
「真面目に練習もしましたし、1年間楽しめたので、まぁ仕方がないです」
5位 MAKOTO(まこと君VITA)
「予選は最終コーナーでミスして8位でした。レースペースが予選よりも感触がよくて、1台抜けて、もう1台行けるかなあという感じでした。無理せずに、なんとか事故がなくて終れました。VITAで走ることに生きがいを感じてるので、まだまだ楽しみます」
6位/トロフィークラス優勝/同シリーズチャンピオン 蘭牟田政治(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)
「トロフィーのランキングをトップで迎えて、当たられたら終わるし、ひやひやもんでした。2位の下垣さんが優勝してぼくが0ポイントなら逆転されるので、完走の1ポイント思ってましたが、予選がうまくいったので、1番になりたいと思っていました。結果オーライでありがたいです。来年はトロフィーじゃなくなるので、鍛錬してチャレンジで上位に行けるように頑張ります」
13位/トロフィークラス2位 下垣和也(SOUEISHA-VITA)
「前回、全体の3位に入ってトロフィークラスのポイントがなかったのが痛かったです。今日はぜんぜんだめ、何もかもだめでした。次、頑張ります」
14位/トロフィークラス3位 CCキタジョー(CRAFT COMPANY VITA)
「あまりこのレースは出てなかったんですよ。春にクルマを手にしましたが、3月にエンジンブローして、積み替えるのに、時間とお金の問題でけっこうかかって、ようやく昨日からクルマを動かせるようになりました。ストレートが遅いのでいろいろ原因を探ったら、ヘッドのロッカーアームが1つ落ちていました。昨日は絶望的でしたが、夜に直せたので、そういう意味ではよかったです」
20位 落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)(インタビューは降格前)
「ペースがなくて、苦しい展開になりました。ついてくことはできましたが、追い抜くまでいけませんでした。上位でバトルできたのですごく勉強になりました。悔しいですが、あと一つ上に行けば表彰台というのを実感できたのでそこはよかったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
VITA岡山シリーズの最終第5戦が13日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)が初優勝、同時にシリーズタイトルも獲得した。
決勝は、午後1時55分にフォーメーションラップが始まった。予選時に比べると少し雲も増え、太陽が隠れると過ごしやすい気候となった。
ポールポジション(PP)の上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)は好スタートを切り、2位には増本千春(SANNO SHIEL制動屋)が続く。
「スタンディングスタートは久しぶり」という予選3位の上村優太(粟村打抜金網VITA)の動き出しが鈍かったため、3位には予選4位から中島僚斗(&GコーポレーションANGLE VITA)が、4位には予選5位から落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)が上がってきた。上村は5位に落ち、6位には武地孝幸(odula TONE TMR VITA)が続く。
その後方では、予選16位からスタートしたTAKE chan(恵比寿アキランドVita制動屋)がモスSで他車と接触したか、クラッシュ。早くもセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。
SC導入中の1周目順位は、トップ上田、2位増本、3位中島、4位落合、5位上村、6位武地、7位トロフィークラストップの蘭牟田政治(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)、8位MAKOTO(まこと君VITA)、9位関正俊(グラック&KTS)、10位清水康友(ENDLESS☆カーブテイックTrace)、11位長田茂久(TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA)、12位中西亮平(BASIS RACING☆NAMS)、13位植島禎一(MBR-Trace★制動屋)、14位トロフィークラス2位の下垣和也(SOUEISHA-VITA)、15位新井薫(THE BRIDE VITA)、16位トロフィークラス3位の武連良治(TBR RAYBROS VITA)だ。
Take Chanのマシン撤去は時間を要し、4周を回ってようやくSCカーがピットイン。レースは5周目から再開された。
5周目、上田はトップをキープ。2位に増本が、3位に中島が、4位に落合が続くが互いの差は0秒5ほどだ。落合の背後には5位上村が張り付き隙をうかがう。6位には武地がつけている。
6周目、上田と2位増本の差が0秒3と縮まった。その後方、3位中島との差は0秒5。4位落合と5位上村はテールトゥーノーズ。スリップを使った上村が7周目の1コーナーで落合をパスして4位に浮上した。
7周目、トップ上田と2位増本の差は相変わらず0秒3。3位の中島は上位2台についてゆくことができず徐々に遅れ始め、その差は1秒と広がる。中島の背後には4位に上がった上村が徐々に近づいてきた。6位は武地、7位にMAKOTO、8位に藺牟田、9位に清水、v.Granzが主戦場でVITAが久々の関は10位まで上がってきた。
8周目、トップ上田と2位増本は接近戦だが、上田は冷静に増本の速いところ、遅いところを見定め、隙を与えない。増本は上田のミス待ちだが、その機会は訪れそうにない。3位の中島には4位の上村が0秒3差で迫る。0秒9差で5位落合が続き、6位の武地は3秒近く落合から遅れている。
9周目、2位の増本はトップを追うのをあきらめたか、トップ上田との差が0秒7と開いた。3位の中島の背後には上村が張り付き、ついに最終ラップの10周目に上村が3位に浮上。4位に落ちた中島には5位の落合が近づいてきた。
最終ラップの10周目、レッドマンコーナーで「距離があるので来ないと思っていた」という4位中島が空けていたインに5位落合が強引に飛び込む。2台は接触し、中島はスピンして大きく順位を落とした。落合は4位に浮上して走行を続けた。
トップでゴールしたのは上田で初優勝。2位に増本、3位に上村、4位は落合、5位には中島の後退で繰り上がった武地、6位にMAKOTO、7位に藺牟田、8位に清水、9位に関、10位に長田が続いた。
しかし、接触した落合にはレース後、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第18条(ドライバーの安全遵守事項)の2.1(危険なドライブ行為)により、30秒加算のペナルティーが科された。このため落合は20位に後退。5位以下が繰り上がり、4位武地、5位MAKOTO、6位藺牟田、7位清水、8位関、9位永田、10位植島となった。
トロフィークラス優勝は総合6位の藺牟田、2位に総合13位の下垣が、3位に総合14位のCCキタジョー(CRAFT COMPANY VITA)が入った。
優勝した上田はポイントを46まで伸ばし、4位に入った武地も46ポイントとし、同ポイント。岡山チャレンジカップレース特別規則書第44条(シリーズランキング)の2(複数ドライバーが同一得点)の規定により、上田と武地は優勝回数は同じだが、2位の回数が上田が2回、武地が0回のため、2位の回数で上回った上田がシリーズチャンピオンを獲得した。
上田は昨年からVITAシリーズに参戦、練習に練習を重ね、徐々に速さを身につけると、今シーズンの第3戦、第4戦で連続2位、この第5戦で初優勝を飾り、わずか2年で頂点まで上り詰めた。
トロフィークラスは、ランキングトップの藺牟田がクラスPPから優勝したため、文句なしでチャンピオンを獲得した。
この後、12月15日には、VITAも参戦するMEC120がここ岡山国際サーキットで開催され、短いシーズンオフを経て、例年通りなら、来年2月には岡山チャレンジカップレース第1戦が開催される予定だ。
Text & Photo: Yoshinoiri OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 VITA岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Team Lap Time Behind Gap
1 333 上田 裕司 PHOENIX®ARDS&萬雲塾 10 20'55.836 - -
2 68 増本 千春 SANNO SHIELD制動屋 10 20'56.242 0.406 0.406
3 33 上村 優太 粟村打抜金網VITA 10 20'57.882 2.046 1.640
4 39 武地 孝幸 odula TONE TMR VITA 10 21'02.553 6.717 4.671
5 88 MAKOTO まこと君VITA 10 21'03.664 7.828 1.111
6 4 Trophy 1 蘭牟田 政治 SSJOKER☆ダイワN通商VITA 10 21'04.476 8.640 0.812
7 75 清水 康友 ENDLESS☆カーブテイックTrace 10 21'04.704 8.868 0.228
8 9 関 正俊 グラック&KTS 10 21'05.290 9.454 0.586
9 46 長田 茂久 TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA 10 21'05.885 10.049 0.595
10 34 植島 禎一 MBR-Trace★制動屋 10 21'09.263 13.427 3.378
11 66 中西 亮平 BASIS RACING☆NAMS 10 21'10.202 14.366 0.939
12 25 新井 薫 THE BRIDE VITA 10 21'10.544 14.708 0.342
13 14 Trophy 2 下垣 和也 SOUEISHA-VITA 10 21'12.098 16.262 1.554
14 44 Trophy 3 CCキタジョー CRAFT COMPANY VITA 10 21'18.863 23.027 6.765
15 57 Trophy 4 武連 良治 TBR RAYBROS VITA 10 21'19.627 23.791 0.764
16 219 中島 僚斗 &GコーポレーションANGLE VITA 10 21'20.721 24.885 1.094
17 7 Andrew Hatano Soleil時間割VITA 10 21'26.812 30.976 6.091
18 105 Trophy 5 吉村 雅一 ヨシムラオートVita 10 21'27.007 31.171 0.195
19 525 Trophy 6 CHAY KRS VITA 10 21'30.103 34.267 3.096
20 *51 落合 蓮音 ホージャストレーシングVITA 10 21'30.177 34.341 0.074
21 61 Trophy 7 木村 一廊 KOO′ON with ABBEY 10 21'33.209 37.373 3.032
22 36 戸田 淳也 アングルオートVita 10 21'33.304 37.468 0.095
23 80 Trophy 8 AKI MORIMURA 恵比寿B※RIGHT-VITA 10 21'34.055 38.219 0.751
24 320 西尾 光芳 エス★コンプリート320 VITA 10 21'34.186 38.350 0.131
25 11 高橋 裕史 リーガルトップVITA 10 21'41.364 45.528 7.178
26 21 Trophy 9 汐崎 幸司 SURE STYLE☆萬雲塾VITA 10 21'48.323 52.487 6.959
27 26 Trophy 10 清野 真 KPR OS GARUDA VITA 10 22'19.003 1'23.167 30.680
28 331 Trophy 11 丸野 哲郎 ナオチエVITA 10 22'50.634 1'54.798 31.631
---- 以上規定周回数(70% - 7 Laps)完走 ----
- 10 三宅 永泰 TOY'S MS制動屋VITA 3 8'20.713 7Laps 7Laps
- 78 Trophy - TAKE chan 恵比寿アキランドVita制動屋 0 - 10Laps 3Laps
Fastest Lap: CarNo. 33 上村優太(粟村打抜金網VITA) 1'45.679 (8/10) 126.144 km/h
CarNo. 51は、岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.1(他車との接触)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
ポールポジション 上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)
「木曜日から準備してきて、金曜、土曜と予選を想定して練習をしてきました。狙ってるタイムが44秒の7、8で、昨日とコンディションも変らず、ちょっと悪かったくらいなので、うまくまとめることができました。クルマも速かったですが、予選なので、決勝で1番を取れるように頑張ります」
2位 増本千春(SANNO SHIEL制動屋)
「惜しかったですけどね。僕のせいなんですが、シフトミスをしてしまいました。ベストの周で、5速に入れるときに3速に入ってしまいました。それがなくても上田さんが速いです。練習、イコール、速くなるですからね」
3位 上村優太(粟村打抜金網VITA)
「VITAのスプリントレースは初めてで、ニュータイヤも初めて履きました。右肩上がりなので、ぱっと来て、ぱっとポールを取れたらかっこいいなと思ったけど、そんなに甘くはなかったです。クルマは足回りも自由、ブレーキパッドメーカーも自由で、ある程度変えられる範囲があって、皆さんテストを重ねて組み合わせを探しているので、なかなか腕だけでねじ伏せることはできませんでした。これを極めようと思ってるわけではなく、VITAの雰囲気を味わって、その経験をお客様にフィードバックするのが狙いなので、クルマを壊さず、ペナルティーを受けずに表彰台に乗りたいと思います。優勝は狙います。スリップストリームも効くのでチャンスはあると思います」
4位 中島僚斗(&GコーポレーションANGLE VITA)
「大失敗です。ドライバーのミスです。ベストの周のダブルヘアピン2個目の立ち上がりで、ケツを出してしまいました。決勝は行くしかないですね」
5位 落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)
「昨日、新品タイヤを履いたら、中古のときより遅いタイムしかでませんでした。やばい状況でしたが、予選はスリップについて走ったらちゃんとタイムが出たので、よかったです。10番以内に入れたらいいなあと思っていました。僕がピットに入ってきたときは4位だったので、1つ落ちましたがけっこういい順位につけたと思います。みなさんベストと同じタイムで走っているなかで、ぼくだけセカンドベストが0秒5くらい落ちているので、その不安はありますが、決勝は、抜かれても抜き返す勢いで頑張りたいと思います」
6位 武地孝幸(odula TONE TMR VITA)
「シフトミスしました。アットウッドで3速に入れたと思ったら5速に入ってしまいました。その周はセクター1がベストだったので失敗しましたね。チャンピオンがかかっていますが、ポイントとか気にするよりも1台でも前に行くことしか考えてないので、頑張ります」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
VITA岡山シリーズ第5戦は10月13日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、上田裕司が初ポールポジションを獲得した。
VITA岡山シリーズもいよいよ第5戦を迎えた。12月15日には、VITAも出場するMEC120が控えているが、こちらは得点対象外のため、これがチャンピオンシップとしては最終の戦いとなる。
出走台数は30台と多くのエントリーを集めた。ポイントリーダーは35ポイントの武地孝幸(odula TONE TMR VITA)、2位に30ポイントの清水康友(ENDLESS☆カーブテイックTrace)、3位に28ポイントの上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)、4位に24ポイントの増本千春(SANNO SHIEL制動屋)がつけている。中島僚斗(&GコーポレーションANGLE VITA)、MAKOTO(まこと君VITA)、下垣和也(SOUEISHA-VITA)が21ポイントで並び、ここまでがチャンピオンの可能性があるが、実質的には武地、清水、上田あたりの争いになりそうだ。
50歳以上もしくはNCP13エンジンを搭載車両で、申請した選手で争われるトロフィークラスは、ポイントリーダーは38ポイントの蘭牟田政治(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)、2位に25ポイントの武連良治(TBR RAYBROS VITA)が、3位に下垣がつけており、この3人がチャンピオンの可能性を残しているが、圧倒的に藺牟田が有利だ。
今回は、スーパーGT、スーパー耐久、PCCJなどで活躍した上村優太(粟村打抜金網VITA)、先週鈴鹿で行われたスーパーFJでいきなり予選2位、決勝でも4位に入った16歳の落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)も岡山シリーズ初参戦。彼らも上位に食い込んでくることが予想され、チャンピオン争いに影響を与えそうだ。
公式予選は午前10時20分より15分間で行われた。「晴れの国岡山」は早朝から雲一つない秋晴れに恵まれ、絶好のレース日和となった。出走30人中、12人がトロフォークラスだ。
計測が始まった2周目には、藺牟田が1分46秒857でトップに立つ。2位には清水が47秒395で、3位には上田が47秒425で、4位にはMAKOTOが47秒468で、5位にはTAKE chan(恵比寿アキランドVita制動屋)が47秒538で、6位には長田茂久(TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA)が47秒549でつける。
3周目には、岡山初参戦、16歳の落合が2分45秒214でトップに上がってきた。藺牟田は45秒603までタイムを縮めるも2位に後退。3位にはこちらも岡山初参戦のトップドライバー上村が45秒696で浮上。MAKOTOはタイムを43秒784まで縮めたものの4位と順位は変わらず、5位には下垣が45秒952で浮上、清水は46秒368までタイムを縮めたものの6位まで順位を落とした。
4周目には、上田が1分45秒122でトップとめまぐるしく順位がかわる。2位にはさらにタイムを45秒157まで更新した上村が順位をアップ。3位には一気にタイムを更新してきた中島が45秒205で浮上。タイムを更新できない落合は4位に落ち、5位には武地が45秒323で上がってきた。藺牟田はタイムを45秒351まで縮めるも6位まで後退してしまった。
5周目には、上田がタイムを1分44秒852まで縮めついに44秒台に入った。タイヤのピークを過ぎたか、2位上村、3位中島、4位落合はタイムを更新できず。5位には増本千春(SANNO SHIEL制動屋)が45秒232で浮上し、タイムを更新できなかった武地は6位に落ちた。
6周目、各選手タイムが伸びず、このままの順位で予選は終了するかと思われたが、5位につけていた増本が1分45秒135と一気にタイムを更新、トップ上田と上村の間に入って、2位に浮上した。
公式予選、ポールポジションは上田、2位増本、3位上村、4位中島、5位落合、6位武地となった。
トロフィークラスポールポジションは総合7位の藺牟田、2位に総合12位の下垣、3位に総合15位の武連となった。
ポールポジションを獲得した上田は練習の虫で努力の人。いままで予選最高位が4位だったがついに予選でトップに立った。チャンピオンを争うランキングトップの武地が予選6位、同2位の清水が予選11位と振るわなかったため、仮に決勝がこのままの順位で終われば、上田の逆転チャンピオンとなる。
決勝レースは午後1時55分より10周で行われる。チャンピオン争いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 VITA岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
Pos № Cls Cls Pos Driver Car Team Time Behind Gap km/h
1 333 上田 裕司 PHOENIX®ARDS&萬雲塾 1'44.852 - - 127.139
2 68 増本 千春 SANNO SHIELD制動屋 1'45.135 0.283 0.283 126.797
3 33 上村 優太 粟村打抜金網VITA 1'45.157 0.305 0.022 126.770
4 219 中島 僚斗 &GコーポレーションANGLE VITA 1'45.205 0.353 0.048 126.713
5 51 落合 蓮音 ホージャストレーシングVITA 1'45.214 0.362 0.009 126.702
6 39 武地 孝幸 odula TONE TMR VITA 1'45.351 0.499 0.137 126.537
7 4 Trophy 1 蘭牟田 政治 SSJOKER☆ダイワN通商VITA 1'45.460 0.608 0.109 126.406
8 88 MAKOTO まこと君VITA 1'45.640 0.788 0.180 126.191
9 9 関 正俊 グラック&KTS 1'45.695 0.843 0.055 126.125
10 46 長田 茂久 TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA 1'45.719 0.867 0.024 126.097
11 75 清水 康友 ENDLESS☆カーブテイックTrace 1'45.933 1.081 0.214 125.842
12 14 Trophy 2 下垣 和也 SOUEISHA-VITA 1'45.952 1.100 0.019 125.819
13 34 植島 禎一 MBR-Trace★制動屋 1'45.961 1.109 0.009 125.809
14 66 中西 亮平 BASIS RACING☆NAMS 1'46.064 1.212 0.103 125.686
15 57 Trophy 3 武連 良治 TBR RAYBROS VITA 1'46.143 1.291 0.079 125.593
16 78 Trophy 4 TAKE chan 恵比寿アキランドVita制動屋 1'46.175 1.323 0.032 125.555
17 25 新井 薫 THE BRIDE VITA 1'46.309 1.457 0.134 125.397
18 61 Trophy 5 木村 一廊 KOO′ON with ABBEY 1'46.339 1.487 0.030 125.361
19 320 西尾 光芳 エス★コンプリート320 VITA 1'46.381 1.529 0.042 125.312
20 7 Andrew Hatano Soleil時間割VITA 1'46.381 1.529 0.000 125.312
21 44 Trophy 6 CCキタジョー CRAFT COMPANY VITA 1'46.452 1.600 0.071 125.228
22 10 三宅 永泰 TOY'S MS制動屋VITA 1'46.481 1.629 0.029 125.194
23 105 Trophy 7 吉村 雅一 ヨシムラオートVita 1'47.408 2.556 0.927 124.114
24 80 Trophy 8 AKI MORIMURA 恵比寿B※RIGHT-VITA 1'47.588 2.736 0.180 123.906
25 525 Trophy 9 CHAY KRS VITA 1'47.596 2.744 0.008 123.897
26 36 戸田 淳也 アングルオートVita 1'48.408 3.556 0.812 122.969
27 11 高橋 裕史 リーガルトップVITA 1'48.704 3.852 0.296 122.634
28 21 Trophy 10 汐崎 幸司 SURE STYLE☆萬雲塾VITA 1'48.997 4.145 0.293 122.304
29 26 Trophy 11 清野 真 KPR OS GARUDA VITA 1'52.660 7.808 3.663 118.328
30 331 Trophy 12 丸野 哲郎 ナオチエVITA 1'55.752 10.900 3.092 115.167
---- 以上基準タイム(130% - 2'16.563)予選通過 ----
TCRジャパンシリーズ第2戦レース5は6日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートしたHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)の開幕からの連続優勝は4で途絶えた。
決勝は10分遅れの午後1時30分にフォーメーションラップが始まった。予選時の雲ははけ、鈴鹿には日差しが戻ってきた。
フォーメーションラップ中には、予選3位の加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)の右ドライブシャフトが折損。加藤はゆるゆるとピットに戻りリタイア。ニュータイヤを温存した作戦は水疱に帰すこととなった。
4台がグリッドに着き、スタートが切られると、予選順位どおりに1コーナーへ向かう。1周目にはポールシッターのチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)を0秒6離して戻ってきた。3位の梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)はさらに4秒4差で遅れ始める。4位にはさらに大きく遅れてキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)が続く。
トップに立ったチェはHIROBONを徐々に離し、5周目にはその差は1秒1となる。HIROBONはここで、タイヤを温存して、終盤にスパートをかける作戦にでる。
7周目にはHIROBONはチェとの差を1秒3まで広げられるが、ここからHIROBONは徐々にチェに接近。8周目にはその差を0秒8と縮めると、チェのミスもあり、9周目のシケイン立ち上がりでチェに急接近。10周目の1コーナーインからチェをパスしついにトップに立った。
ここからHIROBONはチェを突き放し、規定の時間が過ぎ12周となったレースを優勝で飾った。チェは2位に入り、開幕戦に次いで優勝を落とした。
3位には大きく遅れて梅本が入った。キムはトラブルか9周目にピットインしレースを終えたが、規定周回数9をクリアしたため順位認定され4位となっている。
第3戦、レース6、7はモビリティーリゾートもてぎに舞台を移し、2週間後の10月19、20日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Maker Model Team Lap Time Behind Gap
1 19 HIROBON Audi RS3 LMS Gen2 バースレーシングプロジェクト【BRP】 12 27'19.100 - -
2 3 チェ ジョンウォン Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 12 27'21.246 2.146 2.146
3 69 梅本 淳一 Honda CIVIC TCR FL5 J'S RACING CIVIC TCR FL5 12 27'53.907 34.807 32.661
4 36 キム ソンヒョン Hyundai i30 N TCR KMSA MOTORSPORT N 9 23'15.430 3Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
- 6 加藤 正将 Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N - d.n.s - -
Fastest Lap: CarNo. チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N) 2'15.422 (2/12) 154.371 km/h
TCRジャパンシリーズ第2戦レース5は6日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)がポールポジションを獲得。開幕からの連続ポールを5と伸ばした。
レース5公式予選は午前8時より15分間で行われた。上空には雲が広がり、過ごしやすい気候で予選は進行した。
ここでも、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)、加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)は1周を回ってピットイン。前後タイヤを組み替えて再びピットアウトしていく。
この間、ユーズドタイヤで予選に臨んだ梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)が2分17秒172から16秒104とタイムを縮めトップに立つ。
これを上回ってきたのはやはり、チェで2分12秒542と他を圧倒するタイムでトップに立った。2位にはHIROBONが14秒493で続くが、タイム差は1秒951と大きく差をつけられる。「相手が速すぎる」とHIRBONもお手上げ状態だ。
3位にはユーズドタイヤを選択した加藤がHIROBONから0秒179の僅差、2分14秒672で続く。梅本は4位まで予選順を落とし、5位にはキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)がつけた。
チェは開幕から5連続ポールポジション。決勝は、午後1時20分より23分+1周で行われる。ニュータイヤを履いてスタートし「マシンの調子はいい」という加藤がスタートで前に出てチェに土をつけられるか、「決勝は厳しい」というHIROBONの巻き返しなるかに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos № Driver Maker Model Team Time Behind Gap km/h
1 3 チェ ジョンウォン Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 2'12.542 - - 157.725
2 19 HIROBON Audi RS3 LMS Gen2 バースレーシングプロジェクト【BRP】 2'14.493 1.951 1.951 155.437
3 6 加藤 正将 Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N 2'14.672 2.130 0.179 155.230
4 69 梅本 淳一 Honda CIVIC TCR FL5 J'S RACING CIVIC TCR FL5 2'16.104 3.562 1.432 153.597
5 36 キム ソンヒョン Hyundai i30 N TCR KMSA MOTORSPORT N 2'25.070 12.528 8.966 144.104
スタートドライバー 小高一斗
「スタートはずるずるでいやだったんですが、先週のSUGOの方がもっと怖かったので、なんとも思わなかったです」
第2スティント担当 ジェントルマン・永井宏明
「ポールは取ったことはあるんですが、勝利までは届かなかったので、鈴鹿でやっと勝ててすごくうれしいです。自分のスティントはタイヤの性能が落ちたところで追いつかれて、走りが合わせられなかったのですが、ちょっと押させさせてもらいました。それで後の2人のドライバーにうまくつなぐことができました。嵯峨君も美姫ちゃんもすごく頑張ってくれましたし、小高君もスタートでマージンを築いてくれたので、落ち着いて走ることができました。今週はメカの方たちもみんな力を合わせて、うまくかみ合ってつかみ取れた勝利だと思います」
第3スティント担当 嵯峨宏紀
「バトンタッチをしてからの僕の使命は周りがジェントルマンだったので、なるべく早く抜いて、マージンを作って帰ってることでした。30秒くらいは作れて、そこで美姫ちゃんに代わりました。ST-Xとして史上初の女性ドライバー勝利という歴史的瞬間を刻めたので、本当によかったと思います」
最終第4スティント担当 小山美姫
「最後は周りが何秒で走ってるのかもぜんぜん分からなくて、みんながマージンを作ってくれたので、変なことも考えず走りました。最初はぶつからないようにペースをコントロールしていましたが、FCY明けはちょっと頑張ってプッシュしました。最後はマージンがあったので落としました。自分一人じゃこの結果になってないので、みなさんのおかげです」
チーム監督 金曽裕人氏
「勝因は、レクサス、鈴鹿、永井会長、他の粒ぞろいのドライバーです。昨日、『優勝』と言わなかったのは、謙虚な気持ちが勝てるコツだからなんです。この前のもてぎのことを考えたら、今日はいいレースができたのでハッピーです。チャンピオン? 23号車でしょう」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第5戦「SUZUKA S耐」は29日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートしたST-XクラスのDENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/小山美姫/嵯峨宏紀)が総合優勝を飾った。
決勝は、午前11時45分にローリングラップが始まった。直前に行われたピットウォーク中に降り続いていた雨は上がったが、路面はまだウェット状態。ST-Xクラスではジェントルマンをスタートドライバーとした23号車TKRI松永建設AMG GT3(DAISUKE/元嶋佑弥/中山友貴)のDAISUKE、33号車Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3(ジェフリー・リー/太田格之進/チェン・ディーン/リアン・ジャトン)のリーが安全のためかウェットタイヤを、同クラス他車はドライタイヤを選択した。他クラスでも多くのマシンがドライタイヤを選択している。セーフティーカー先導で1周を回りスタートが切られた。
総合優勝を争うST-Xクラスは5台が参加。スタートでは、ポールポジション(PP)、31号車DENSO LEXUS RC F GT3(永井宏明/小高一斗/小山美姫/嵯峨宏紀)の小高がトップで1コーナーへ向かう。2位には予選2位、1号車中升ROOKIE AMG GT3(鵜飼龍太/ジュリアーノ・アレジ/蒲生尚弥/片岡龍也)のアレジが続くが、ウエットタイヤを履く33号車リーと23号車DAISUKEがアレジをかわして2位、3位に上がってきた。アレジは4位に落ちた。最後尾は81号車DAISHIN GT-R GT3(今田信宏/藤波清斗/坂口夏月)の藤波だ。
1周目のシケイン立ち上がりでは、23号車DAISUKEが、33号車リーをかわして2位に浮上。2周目の1コーナーでトップの31号車小高に迫る。小高はスライドするマシンを懸命に操りDAISUKEを押さえ込む。そのDAISUKEはヘアピン立ち上がりでリーに、さらに1号車アレジにもかわされ4位に落ちた。
ここでST-5クラスのマシンが最終コーナーでクラッシュしたため1回目のフルコースイエロー(FCY)が宣言される。
路面は序盤から意外に早くドライアップが進む。FCYが開けると、33号車リーと、23号車DAISUKEはペースが上がらず順位を落とすと、DAISUKEが6周目に、リーが8周目にたまらずピットイン。ドライタイヤに交換して、ドライバーをそれぞれ、元嶋、ジャトンに交代した。
この間、トップの31号車小高は2位に上がった1号車アレジとの差を徐々に開き始める。14周目には12秒、20周目には20秒と独走態勢に持ち込む。2位アレジと、3位81号車藤波は接近戦となる。
21周目にはついに81号車藤波が1号車アレジを捉えて2位に上がった。
32周目、開始から1時間20分あたり、31号車小高がピットインして永井に交代。35周目には81号車藤波と、1号車アレジが同時にピットイン。それぞれ坂口と片岡に交代して、そのままの順位でピットアウトした。これで、31号車永井が再びトップに立った。
トップに立った31号車永井だったが、2位の81号車坂口がときに3秒ほど速いペースで永井を追い詰める。48周目にはその差は6秒となった。その4秒後ろには1号車片岡が、44周目に元嶋から中山に交代した23号車がさらに85秒差で続く。33号車はラップダウンとなった。
54周目、ついにトップ31号車永井、2位81号車坂口、3位1号車片岡の3台はテールトゥノーズとなる。55周目のスプーンでは片岡が坂口をパスして2位に上がる。ジェントルマンながら鈴鹿が得意の永井は、懸命に2位片岡を抑えていたが、ついに57周目には、スプーン立ち上がりで永井に並びかけた片岡が130Rで永井をパス、トップに立った。58周目にはダンロップ立ち上がりからデグナーの間で坂口が永井をパス。坂口は2位に上がり、永井は3位まで落ちた。
62周目、31号車永井がピットインして嵯峨に交代。70周目には2位を3秒9離して1号車片岡がピットイン、71周目には81号車と23号車がピットインして、ドライバーをそれぞれ鵜飼、今田、再びDAISUKEに交代した。
ここでピットアウトしたばかりの81号車今田が130Rでコースアウトしてクラッシュパッドにヒット。4度目のFCYが宣言されるも今田は自力でコースに復帰し、FCYは解除された。
73周目、これでトップに立ったのは1号車鵜飼、0秒4差で2位の31号車嵯峨が続く。3位の23号車DAISUKEはその後方93秒差だ。
75周目、31号車嵯峨が、2位1号車鵜飼をパスしてトップに立つ。鵜飼は2位に落ちた。ここからトップ嵯峨は、2位鵜飼を徐々にリード、82周目にはその差を7秒5、86周目には14秒、95周目には30秒まで広げた。
96周目、31号車嵯峨が、2位1号車鵜飼を32秒離してピットイン。ドライバーをアンカーの小山に交代した。
103周目3位の81号車今田が、104周目、31号車のピットインでトップに立っていた1号車鵜飼がピットイン。それぞれドライバーをアンカーの藤波、蒲生に交代した。
これで再びトップに立ったのは31号車小山、2位に47秒差で1号車蒲生が続く。その後ろ23号車元嶋は80秒差なので、優勝争いは31号車と1号車に絞られた。
105周目、4位の81号車藤波がクラッチトラブルでピットイン。再び走り出すもコースサイドにクルマを止めた。これで5回目のFCYが宣言された。
トップに立った31号車小山だが、2位の1号車蒲生と遜色ないタイムでラップ。蒲生は40秒ほどまでタイムを詰めるが、小山には到底届かない。
レースは5時間が経過。チェッカーが振られ、39秒差で31号車が今季初優勝、1号車は2位に入った。3位には1周遅れで23号車が、4位にはさらに1周遅れて33号車が入った。
ST-Xクラスで女性ドライバーが総合優勝するのは初。前身のN1スーパー耐久レースを含め、長い歴史を誇るスーパー耐久の最上位クラスで女性が総合優勝するのも恐らく初だ。小山は、2022年のフォーミュラリージョナルジャパンでチャンピオンを獲得し、FIAの管轄するフォーミュラで世界初の女性チャンピオンに輝いた実力派だ。
ランキングでは3位に入った23号車が113ポイントまで伸ばし、2位に上がった1号車89.5ポイントとの差を23.5ポイントと広げた。優勝した31号車が89ポイントで続いている。
ST-Zクラスは13台が参加。ポールポジションからスタートした52号車埼玉GB GR Supra GT4(山崎学/吉田広樹/服部尚貴/野中誠太)だったが、クラス最大重量の70キロのウエートハンディーははやり厳しかったか徐々に順位を落とす。代わってトップに立ったのが34号車TECHNO FIRST R8 LMS GT4(加納政樹/平安山良馬/安田裕信/大草りき)だった。
34号車は、2位に上がってきた25号車raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 (植松忠雄/松田次生/佐藤公哉/名取鉄平)と接近戦となるが、徐々に抜け出すとトップを快走。しかし、中盤以降はは予選4位から追い上げて来た22号車EBI GROUP Cayman GT4 RS CS(北園将太/久保凜太郎/山野直也/岩澤優吾)が2位に浮上。34号車が最後3回目のピット作業を行うと、先にピット作業を行っていた22号車がトップに浮上し、今季初優勝を飾った。2位には34号車が、3位には25号車が入った。
ランキングでは4位に入った52号車が111ポイントまで伸ばしトップを堅持。2位には優勝した22号車が74ポイントで上がってきたがその差は37ポイント。3位には885号車が72.5ポイントで続いている。次戦の岡山で52号車のチャンピオンが決まるかも知れない。
ST-TCRクラスは3台が参加。レースは僚友のシビック同士の争いとなった。PPの97号車Racerホンダカーズ桶川CIVIC(遠藤光博/中野信治/辻本始温/桝本隆介)に先行して98号車Racerホンダカーズ桶川CIVIC(KIZUNA/リジョンウ/山本聖渚)がリードしてレースは始まる。レースは終盤、97号車が98号車をパスしてトップに立つが、残り7分、114周目のS字コーナーで98号車が97号車をパスしてトップを奪い返すと、そのまま逃げ切り今季初優勝を飾った。3位には430号車エヴァRT初号機Audi RS3 LMS(藤原能成/霜野誠友/西村元希/田ヶ原章蔵)が入った。
ランキングでは、98号車が75ポイントでトップを堅守。2位に97号車が58ポイントで、3位に430号車が48ポイントで続いている。
ST-1クラスは1台のみ、2号車シンティアムアップルKTM(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)が参加。120周を回り優勝、総合でも9位に入った。
ST-2クラスは8台が参加。序盤から予選4位の95号車SPOONリジカラCIVIC(山田英二/小出峻/ピストン・西沢/三井優介)がトップを快走。しかし、中盤過ぎでトラブルのため後退すると、1周目にAドライバーハンディーを消化し、下位から追い上げて来た225号車KTMS GR YARIS(一條拳吾/奥本隼士/小林利徠斗)がトップに浮上。そのまま逃げ切り今季3勝目を飾った。2位争いは終盤白熱し、72号車OHLINS CIVIC NATS(金井亮忠/山野哲也/野島俊哉)と13号車ENDLESS GRヤリス(花里祐弥/石坂瑞基/伊東黎明/岡田整)がテールトゥノーズの攻防となったが、決め手がなく2位27号車、3位13号車の順でゴールした。
ランキングでは優勝した225車が100ポイントとし、トップに浮上。2位に13号車が95.5ポイントで、3位に72号車が78.5ポイントで続いている。
ST-3クラスは4台が参加。PPの38号車TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS(小村明生/石森聖生/庄司雄磨/眞田拓海)のリードで始まるが、序盤に15号車岡部自動車Z34(前嶋秀司/長島正明/銘苅翼/元嶋成弥)がトップに浮上。中盤前には僚友の16号車岡部自動車Z34(小松一臣/田中徹/田中哲也/甲野将哉)がトップに浮上するも、追い上げて来た38号車TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS(小村明生/石森聖生/庄司雄磨/眞田拓海)、39号車エアバスターWINMAX RC350 TWS(藤田真哉/伊藤鷹志/水野大/冨林勇佑)のトレーシースポーツ勢にかわされ3位に後退。15号車もトラブルでストップしたため、39号車が今季2勝目、2位には38号車が入り、16号車は3位でレースを終えた。
ランキングでは優勝した39号車がポイントを108と伸ばし、2位に入り96ポイントとなった38号車とのリードを12ポイントと広げた。3位に16号車が71ポイントで続いている。
最大勢力となったST-5クラスは15台が参加。序盤から予選2位の88号車村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/岡本大地/吉田綜一郎/有岡綾平)がトップを快走。スティント毎にリードを広げるも、終盤にホイールナットが緩みピットインし後退。これでトップに立った17号車DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2(西澤嗣哲/大谷飛雄/小西岬/野上敏彦)と、Aドライバーハンディを1周目に消化し、下位から追い上げて来た65号車odula TONE制動屋ROADSTER(太田達也/外園秋一郎/黒沼聖那/池田拓馬)との争いとなが、最終ラップに17号車をかわした65号車が劇的な今季初優勝を飾った。3位には88号車が入った。
ランキングでは2位に入り102ポイントとした17号車が88号車を逆転してトップに浮上。2位には3点差の99ポイントで88号車が続き、3位は優勝した65号車が88.5ポイントとなっている。
開発クラスのST-Qは7台がエントリーしたが、28号車がトラブルでスタートできず、6台での争いとなった。優勝したのは他のマシンを圧倒し、総合でも7位に入った92号車GR Supra Racing Concept(加藤恵三/河野駿佑/松井孝允/山下健太)、2位には271号車Honda CIVIC TYPE R CNF-R(大津弘樹/荒尾創大/桂伸一)が、3位には61号車SUBARU High PerformanceX Future Concept(伊藤和広/山内英輝/井口卓人/花沢雅史)が入った。
第6戦は、岡山国際サーキットに舞台を移し、10月27日に決勝が行われる。次回は全クラスが参加、2グループに分けられ、それぞれ3時間レースとして争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
【総合】
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Cls Cls Pos Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 31 ST-X 1 永井 宏明 小高 一斗 小山 美姫 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 127 5:00'36.741 - -
2 1 ST-X 2 鵜飼 龍太 ジュリアーノ・アレジ 蒲生 尚弥 片岡 龍也 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 65 127 5:01'16.335 39.594 39.594
3 *23 ST-X 3 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 126 5:00'44.418 1Lap 1Lap
4 33 ST-X 4 ジェフリー・リー 太田 格之進 チェン・ディーン リアン・ジャトン Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 30 125 5:00'48.935 2Laps 1Lap
5 22 ST-Z 1 北園 将太 久保 凜太郎 山野 直也 岩澤 優吾 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 121 5:02'45.627 6Laps 4Laps
6 34 ST-Z 2 加納 政樹 平安山 良馬 安田 裕信 大草 りき TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 30 120 5:00'59.908 7Laps 1Lap
7 92 ST-Q 1 加藤 恵三 河野 駿佑 松井 孝允 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 120 5:01'37.183 7Laps 37.275
8 25 ST-Z 3 植松 忠雄 松田 次生 佐藤 公哉 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 120 5:01'49.586 7Laps 12.403
9 2 ST-1 1 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 120 5:02'02.559 7Laps 12.973
10 *52 ST-Z 4 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 野中 誠太 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 70 120 5:03'13.131 7Laps 1'10.572
11 21 ST-Z 5 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端 伸太朗 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 119 5:01'05.508 8Laps 1Lap
12 *885 ST-Z 6 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 119 5:02'19.206 8Laps 1'13.698
13 111 ST-Z 7 諸井 亮介 Salo Max Yuki Sami-Matti Trogen 井本 大雅 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 118 5:01'10.973 9Laps 1Lap
14 *59 ST-Z 8 チアラバノン カチョーン 卜部 和久 立川 祐路 ナニン・インドラ・パユーング 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 118 5:01'28.041 9Laps 17.068
15 *5 ST-Z 9 下垣 和也 金丸 ユウ 森田 真心 冨田 自然 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 15 117 5:00'43.725 10Laps 1Lap
16 98 ST-TCR 1 KIZUNA リ ジョンウ 山本 聖渚 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 117 5:00'59.874 10Laps 16.149
17 97 ST-TCR 2 遠藤 光博 中野 信治 辻本 始温 桝本 隆介 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 25 117 5:01'04.664 10Laps 4.790
18 20 ST-Z 10 田中 優暉 平峰 一貴 大木 一輝 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 117 5:01'11.590 10Laps 6.926
19 39 ST-3 1 藤田 真哉 伊藤 鷹志 水野 大 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 35 116 5:01'54.897 11Laps 1Lap
20 38 ST-3 2 小村 明生 石森 聖生 庄司 雄磨 眞田 拓海 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 20 116 5:02'14.031 11Laps 19.134
21 430 ST-TCR 3 藤原 能成 霜野 誠友 西村 元希 田ヶ原 章蔵 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 25 116 5:02'29.647 11Laps 15.616
22 225 ST-2 1 一條 拳吾 奥本 隼士 小林 利徠斗 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 115 5:01'13.771 12Laps 1Lap
23 72 ST-2 2 金井 亮忠 山野 哲也 野島 俊哉 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 115 5:01'38.144 12Laps 24.373
24 13 ST-2 3 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 55 115 5:01'38.649 12Laps 0.505
25 16 ST-3 3 小松 一臣 田中 徹 田中 哲也 甲野 将哉 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 25 115 5:01'42.757 12Laps 4.108
26 271 ST-Q 2 大津 弘樹 荒尾 創大 桂 伸一 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 114 5:02'17.326 13Laps 1Lap
27 61 ST-Q 3 伊藤 和広 山内 英輝 井口 卓人 花沢 雅史 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 113 5:00'37.514 14Laps 1Lap
28 7 ST-2 4 後藤 比東至 安斎 景介 吉岡 一成 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 113 5:01'31.210 14Laps 53.696
29 12 ST-Q 4 川田 浩史 阪口 良平 堤 優威 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 113 5:01'46.848 14Laps 15.638
30 *32 ST-Q 5 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA GR Yaris ORC ROOKIE Racing 113 5:01'56.462 14Laps 9.614
31 *55 ST-Q 6 寺川 和紘 井尻 薫 関 豊 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 112 5:00'40.534 15Laps 1Lap
32 *95 ST-2 5 山田 英二 小出 峻 ピストン・西沢 三井 優介 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 110 5:00'55.054 17Laps 2Laps
33 36 ST-2 6 岩間 浩一 内野 徳昭 阿久津 敏寿 土肥 潤 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 107 5:02'05.642 20Laps 3Laps
34 65 ST-5 1 太田 達也 外園 秋一郎 黒沼 聖那 池田 拓馬 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 25 106 5:02'00.733 21Laps 1Lap
35 17 ST-5 2 西澤 嗣哲 大谷 飛雄 小西 岬 野上 敏彦 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 40 106 5:02'01.566 21Laps 0.833
36 88 ST-5 3 村上 博幸 岡本 大地 吉田 綜一郎 有岡 綾平 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 45 106 5:02'40.301 21Laps 38.735
37 4 ST-5 4 太田 侑弥 新井 薫 瀬戸 貴巨 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 5 105 5:01'16.581 22Laps 1Lap
38 120 ST-5 5 上田 純司 箕輪 卓也 織田 祥平 松原 泰世 倶楽部MAZDA SPIRIT RACING MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 105 5:02'16.263 22Laps 59.682
39 37 ST-5 6 ジョニー 小倉 川名 賢 加藤 芳皓 谷川 達也 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 104 5:02'24.556 23Laps 1Lap
40 222 ST-5 7 竹内 敏記 墨 真幸 西畑 正樹 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 104 5:02'38.263 23Laps 13.707
41 11 ST-5 8 面野 一 大島 良平 田代 良二 佐藤 元春 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 104 5:02'48.565 23Laps 10.302
42 50 ST-5 9 藤井 順子 佐藤 朱伊 蘇武 喜和 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 102 5:00'59.383 25Laps 2Laps
43 290 ST-5 10 横尾 優一 村田 悠磨 北川 剛 小尾 夏月 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 101 5:01'58.168 26Laps 1Lap
44 743 ST-2 7 石垣 博基 尾藤 成 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 99 5:03'05.028 28Laps 2Laps
45 89 ST-5 11 植村 真一 脇谷 猛 澤井 良太朗 岩岡 万梨恵 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 98 5:03'02.544 29Laps 1Lap
46 26 ST-Z 11 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 篠原 拓朗 荒 聖治 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 35 97 5:02'01.571 30Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 81 ST-X - 今田 信宏 藤波 清斗 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 30 107 4:25'24.449 20Laps -10Laps
- *555 ST-Z - 徳藤 一貴 たしろ じゅん 池本 繁弘 永田 郷 REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 72 3:04'58.390 55Laps 35Laps
- *15 ST-3 - 前嶋 秀司 長島 正明 銘苅 翼 元嶋 成弥 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 67 3:00'29.723 60Laps 5Laps
- 76 ST-5 - 阿野 雅樹 加藤 潤平 酒井 仁 奈良 敬志 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 40 5:01'11.995 87Laps 27Laps
- 6 ST-2 - 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 33 1:29'42.298 94Laps 7Laps
- 67 ST-5 - 内山 慎也 安井 亮平 椋本 陵 中村 義彦 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 30 1:27'33.206 97Laps 3Laps
- 27 ST-5 - 杉野 治彦 古谷 悠河 樋口 紀行 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 26 1:13'00.682 101Laps 4Laps
- 19 ST-Z - 鈴木 建自 末廣 武士 猪爪 杏奈 大島 和也 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 22 58'51.951 105Laps 4Laps
- *110 ST-5 - 松田 利之 和田 慎吾 大野 尊久 AKITA ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 15 46'50.835 112Laps 7Laps
- 28 ST-Q - 佐々木 英輔 坪井 翔 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing - d.n.s - -
【クラス別】
■ST-Xクラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-X class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 31 永井 宏明 小高 一斗 小山 美姫 嵯峨 宏紀 DENSO LEXUS RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 apr 25 127 5:00'36.741 - -
2 1 鵜飼 龍太 ジュリアーノ・アレジ 蒲生 尚弥 片岡 龍也 中升ROOKIE AMG GT3 Mercedes AMG GT3 中升ROOKIE Racing 65 127 5:01'16.335 39.594 39.594
3 *23 DAISUKE 元嶋 佑弥 中山 友貴 TKRI松永建設AMG GT3 Mercedes AMG GT3 TKRI 30 126 5:00'44.418 1Lap 1Lap
4 33 ジェフリー・リー 太田 格之進 チェン・ディーン リアン・ジャトン Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3 Mercedes AMG GT3 Craft-Bamboo Racing 30 125 5:00'48.935 2Laps 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 81 今田 信宏 藤波 清斗 坂口 夏月 DAISHIN GT-R GT3 NISSAN GT-R NISMO GT3 GTNET MotorSports 30 107 4:25'24.449 20Laps 18Laps
■ST-Zクラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-Z class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 22 北園 将太 久保 凜太郎 山野 直也 岩澤 優吾 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS Porsche 718 Cayman GT4 RS CS Porsche Team EBI 121 5:02'45.627 - -
2 34 加納 政樹 平安山 良馬 安田 裕信 大草 りき TECHNO FIRST R8 LMS GT4 Audi R8 LMS GT4 TECHNO FIRST 30 120 5:00'59.908 1Lap 1Lap
3 25 植松 忠雄 松田 次生 佐藤 公哉 名取 鉄平 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 25 120 5:01'49.586 1Lap 49.678
4 *52 山崎 学 吉田 広樹 服部 尚貴 野中 誠太 埼玉GB GR Supra GT4 TOYOTA GR SUPRA GT4 埼玉Green Brave 70 120 5:03'13.131 1Lap 1'23.545
5 21 山脇 大輔 ショーン・ウォーキンショー ジェームス・プル 川端 伸太朗 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4 Mercedes AMG GT4 Hitotsuyama Racing 119 5:01'05.508 2Laps 1Lap
6 *885 HIRO HAYASHI 平中 克幸 清水 英志郎 シェイドレーシングGR SUPRA GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO SHADE RACING 35 119 5:02'19.206 2Laps 1'13.698
7 111 諸井 亮介 Salo Max Yuki Sami-Matti Trogen 井本 大雅 BUZZ PROGRESS AMG GT4 Mercedes AMG GT4 BUZZ PROGRESS Racing 118 5:01'10.973 3Laps 1Lap
8 *59 チアラバノン カチョーン 卜部 和久 立川 祐路 ナニン・インドラ・パユーング 2W Yamaguchi GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO 2W Zoomies x GR Garage山口・周南 118 5:01'28.041 3Laps 17.068
9 *5 下垣 和也 金丸 ユウ 森田 真心 冨田 自然 マッハ車検GR Supra GT4 EVO TOYOTA GR SUPRA GT4 EVO Team Noah 15 117 5:00'43.725 4Laps 1Lap
10 20 田中 優暉 平峰 一貴 大木 一輝 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT4 TEAM IMPUL 15 117 5:01'11.590 4Laps 27.865
11 26 大塚 隆一郎 富田 竜一郎 篠原 拓朗 荒 聖治 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4 NISSAN Z NISMO GT4 TEAM ZEROONE 35 97 5:02'01.571 24Laps 20Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- *555 徳藤 一貴 たしろ じゅん 池本 繁弘 永田 郷 REVISION AMG GT4 Mercedes AMG GT4 AUTOFACTORY 72 3:04'58.390 49Laps 25Laps
- 19 鈴木 建自 末廣 武士 猪爪 杏奈 大島 和也 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS Porsche 718 Cayman GT4 RS Ver.2024 Birth Racing Project【BRP】 20 22 58'51.951 99Laps 50Laps
■ST-TCRクラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-TCR class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 98 KIZUNA リ ジョンウ 山本 聖渚 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 117 5:00'59.874 - -
2 97 遠藤 光博 中野 信治 辻本 始温 桝本 隆介 Racerホンダカーズ桶川CIVIC Honda CIVIC FL5 TCR M&K Racing 25 117 5:01'04.664 4.790 4.790
3 430 藤原 能成 霜野 誠友 西村 元希 田ヶ原 章蔵 エヴァRT初号機Audi RS3 LMS Audi RS3 LMS Audi Team SHOW APEX 25 116 5:02'29.647 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-Qクラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-Q class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 92 加藤 恵三 河野 駿佑 松井 孝允 山下 健太 GR Supra Racing Concept TOYOTA GR SUPRA GR Team SPIRIT 120 5:01'37.183 - -
2 271 大津 弘樹 荒尾 創大 桂 伸一 Honda CIVIC TYPE R CNF-R Honda CIVIC TYPE R CNF-R Team HRC 114 5:02'17.326 6Laps 6Laps
3 61 伊藤 和広 山内 英輝 井口 卓人 花沢 雅史 SUBARU High PerformanceX Future Concept SUBARU WRX S4 Team SDA Engineering 113 5:00'37.514 7Laps 1Lap
4 12 川田 浩史 阪口 良平 堤 優威 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 113 5:01'46.848 7Laps 1'09.334
5 *32 MORIZO 佐々木 雅弘 石浦 宏明 小倉 康宏 ORC ROOKIE GR Yaris DAT concept TOYOTA GR Yaris ORC ROOKIE Racing 113 5:01'56.462 7Laps 9.614
6 *55 寺川 和紘 井尻 薫 関 豊 前⽥ 育男 MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept MAZDA 3 MAZDA SPIRIT RACING 112 5:00'40.534 8Laps 1Lap
---- 以上完走 ----
- 28 佐々木 英輔 坪井 翔 大嶋 和也 豊田 大輔 ORC ROOKIE GR86 CNF concept TOYOTA GR86 CNF concept ORC ROOKIE Racing - d.n.s - -
■ST-1クラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-1 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 2 井田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 吉本 大樹 シンティアムアップルKTM KTM GT-X KsフロンティアKTMカーズ 120 5:02'02.559 - -
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
■ST-2クラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-2 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 225 一條 拳吾 奥本 隼士 小林 利徠斗 KTMS GR YARIS TOYOTA GR Yaris KTMS 45 115 5:01'13.771 - -
2 72 金井 亮忠 山野 哲也 野島 俊哉 OHLINS CIVIC NATS Honda CIVIC TYPE R 日本自動車大学校 30 115 5:01'38.144 24.373 24.373
3 13 花里 祐弥 石坂 瑞基 伊東 黎明 岡田 整 ENDLESS GRヤリス TOYOTA GR Yaris ENDLESS SPORTS 55 115 5:01'38.649 24.878 0.505
4 7 後藤 比東至 安斎 景介 吉岡 一成 碓井 久彦 新菱オートVARIS☆DXL☆EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 113 5:01'31.210 2Laps 2Laps
5 *95 山田 英二 小出 峻 ピストン・西沢 三井 優介 SPOONリジカラCIVIC Honda CIVIC TYPE R TEAM SPOON 110 5:00'55.054 5Laps 3Laps
6 36 岩間 浩一 内野 徳昭 阿久津 敏寿 土肥 潤 HCM内野製作所FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 HCM UCHINO RACING 107 5:02'05.642 8Laps 3Laps
7 743 石垣 博基 尾藤 成 木立 純一 Honda R&D Challenge FL5 Honda CIVIC TYPE R FL5 Honda R&D Challenge 20 99 5:03'05.028 16Laps 8Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 6 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 新菱オートDXL夢住まい館EVO10 MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X シンリョウレーシングチーム 25 33 1:29'42.298 82Laps 66Laps
■ST-3クラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-3 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 39 藤田 真哉 伊藤 鷹志 水野 大 冨林 勇佑 エアバスターWINMAX RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 35 116 5:01'54.897 - -
2 38 小村 明生 石森 聖生 庄司 雄磨 眞田 拓海 TRACYSPORTS with DELTA RC350 TWS TOYOTA LEXUS RC350 TRACYSPORTS with DELTA 20 116 5:02'14.031 19.134 19.134
3 16 小松 一臣 田中 徹 田中 哲也 甲野 将哉 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 25 115 5:01'42.757 1Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- *15 前嶋 秀司 長島 正明 銘苅 翼 元嶋 成弥 岡部自動車Z34 NISSAN FAIRLADY Z OKABEJIDOSHA motorsport 67 3:00'29.723 49Laps 48Laps
■ST-5クラス
SUZUKA S耐 -RIJ- (2024/09/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2024 ENEOSスーパー耐久シリーズEmpowered by BRIDGESTONE Round 5 ST-5 class 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos No Driver Car Maker Model Team WH Lap Time Behind Gap
1 65 太田 達也 外園 秋一郎 黒沼 聖那 池田 拓馬 odula TONE制動屋ROADSTER MAZDA ROADSTER OVER DRIVE 25 106 5:02'00.733 - -
2 17 西澤 嗣哲 大谷 飛雄 小西 岬 野上 敏彦 DXLアラゴスタNOPRO☆MAZDA2 MAZDA 2 XD TEAM NOPRO 40 106 5:02'01.566 0.833 0.833
3 88 村上 博幸 岡本 大地 吉田 綜一郎 有岡 綾平 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 45 106 5:02'40.301 39.568 38.735
4 4 太田 侑弥 新井 薫 瀬戸 貴巨 伊藤 裕士 THE BRIDE FIT Honda FIT チームBRIDE 5 105 5:01'16.581 1Lap 1Lap
5 120 上田 純司 箕輪 卓也 織田 祥平 松原 泰世 倶楽部MAZDA SPIRIT RACING MAZDA ROADSTER MAZDA SPIRIT RACING 105 5:02'16.263 1Lap 59.682
6 37 ジョニー 小倉 川名 賢 加藤 芳皓 谷川 達也 DXLワコーズ ☆パワーミネラルNOPROデミオ MAZDA DEMIO TEAM NOPRO 104 5:02'24.556 2Laps 1Lap
7 222 竹内 敏記 墨 真幸 西畑 正樹 DURANCE J-net Cars Tokai FIT Honda FIT Honda Cars Tokai 104 5:02'38.263 2Laps 13.707
8 11 面野 一 大島 良平 田代 良二 佐藤 元春 栄建設FIT Honda FIT D.R.C EZO 104 5:02'48.565 2Laps 10.302
9 50 藤井 順子 佐藤 朱伊 蘇武 喜和 LOVEDRIVEロードスター MAZDA ROADSTER LOVEDRIVE RACING 102 5:00'59.383 4Laps 2Laps
10 290 横尾 優一 村田 悠磨 北川 剛 小尾 夏月 AutoLabo Racing素ヤリス TOYOTA Yaris AutoLabo 101 5:01'58.168 5Laps 1Lap
11 89 植村 真一 脇谷 猛 澤井 良太朗 岩岡 万梨恵 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER 村上モータース 98 5:03'02.544 8Laps 3Laps
---- 以上規定周回数(70%)完走 ----
- 76 阿野 雅樹 加藤 潤平 酒井 仁 奈良 敬志 PROGRESS高砂ロードスター MAZDA ROADSTER BUZZ PROGRESS Racing 40 5:01'11.995 66Laps 58Laps
- 67 内山 慎也 安井 亮平 椋本 陵 中村 義彦 YAMATO FIT Honda FIT TEAM YAMATO 30 1:27'33.206 76Laps 10Laps
- 27 杉野 治彦 古谷 悠河 樋口 紀行 メイプル広島レーシングMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER メイプル広島レーシングチーム 26 1:13'00.682 80Laps 4Laps
- *110 松田 利之 和田 慎吾 大野 尊久 AKITA ACCESS COURAGE VITZ TOYOTA Vitz Access Racing Team 15 46'50.835 91Laps 11Laps
Fastest Lap: CarNo. 23 元嶋佑弥(TKRI松永建設AMG GT3) 2'06.450 (41/126)
Penalty: