
VITA筑波シリーズ第3戦予選は7月27日(日)に開催され、開幕2連勝の兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が2番手に0.360秒の差でポールポジションを獲得した。
15分間の予選は午前9時25分コースオープン。この時間ですでに気温32.2度、路面温度45.3度という厳しいコンディションだけにタイヤの内圧調整に各車余念がなかった。前戦優勝の兒島を先頭に12台がコースインして予選開始。ウオームアップ後の計測1周目から兒島が1分4秒404のタイムでトップに立つ。2番手山本龍(お先にどうぞ☆VITA)の5秒542、3番手西濱康行(ETA白波ワークスVITA)5秒942と続く。
残り時間12分、兒島が1分3秒617と1分3秒台に入れる。2番手山本は4秒238、3番手には5秒214で並木海和(ViVa ETA VITA)が上がってくる。4番手中島正之(ビーンズスポーツ3年目VITA)5秒312、5番手には今回がVITAレースデビューのWATANABE HARUYA(ELEVレーシングVITA01)の5秒321、6番手山口真(ユニバーサルツインVita)の5秒353。トップ兒島が抜きんでているが、2番手から6番手までは1.115秒の差と接戦だ。
残り時間10分、西濱が1分3秒921と1分3秒台に入れて2番手へ。山本も4秒124まで自己ベストを短縮するが3番手にドロップ。佐藤考洋(TIPO ETA VITA01)が4秒907、おぎねぇ(ORCワコーズVITA)が5秒250でそれぞれ5番手と6番手へとポジションアップ。佐藤はさらに4秒793までタイムを詰めて4番手へ。
残り9分、それまで1分22秒台とマイペースだった大沢良明(ビーンズスポーツVITA)がいきなり4秒669をマークして4番手へ上がる。この間にトップ兒島はベストタイムを3秒561まで短縮。2番手西濱とは0.360秒の差だ。
残り時間5分を切って中島が1分4秒716で8番手から6番手に浮上。トップ兒島はこれで限界と見たかピットイン。気温が高いため各車タイヤのピークが終わったか、ここからタイムを更新する車両は少ない。そんな中でタイムを上げてきたのが山口で4秒731、7番手にアップ。さらに残り時間3分、10番手土屋伊津季(ディープレーシングVITA)、11番手WATANABE、12番手内田美保乃(miiirukeVITA)がそれぞれ自己ベストを更新して15分間の予選は終了。
ポールポジションは1分3秒361の兒島、0.360秒差の2番手に西濱、以下3番手山本、4番手大沢、5番手佐藤、6番手中島というトップ6となった。
筑波VITAシリース第3戦決勝は12時20分スタート予定だ。





Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
優勝 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

「スタートは文句なしで、そのあと最初から飛ばすつもりだったのですが、路面温度が高くなってしまって。タイヤが後半きつくなるだろうなと思って、あまり飛ばさないでもいい具合で走れていたので、そこは良かったっです」
2位 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

「出だしがあまりよくなかったのが、自分としては反省だと思っています。でもこういう季節で去年だったらそのままペースが下がりまくりだったと思うのですが、走っている間にコツを掴んだ感じです。次も暑いレースになると思うので、その時に今日の修正点を活かして、もう一度チャレンジしたら行けるかな、って気がします」
3位 切替悠喜(ファーストガレージRSDS2)

「レースだけに限らず、練習の段階からロガーとか見ている気になっていただけでした。もっと突き詰めるところがあったので、そこが甘かったと思います。今回も週末通じてずっとシフトに悩んでいたのですが、それも解決しないままレースになってしまいました。そこは次までに直したいと思います」
4位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)

「絶対前の内藤さんは抜くぞ、という気持ちで、スタートからサイド・バイ・サイドでしたが気合でぶち抜きました(笑)。そこは自分の思っていた通りにレースが決められたので、よかったです」
5位 畠山退三選手(Hobby base&zap)マスターズクラス優勝
「運がよかったです。でもぜんぜん駄目ですね。ベストは出せていないので、次がんばります。セッティングがぜんぜん合わなくて、残念です」
7位→6位 池田悠亮(TOPRANKスーパーウィンズ)

「予選をもっと上の順位からスタートしたかったのですが失敗してしまって。そこをもっと改善すれば決勝で上に行ける手ごたえはあったのですが。スタートしてみると全然いけなくて(苦笑)ちょっと耐えるレースになりました。それでも展開にも助けられての6位です。秋山選手をどうにかして抑えたかったのですが抑えきれなくて、そこが悔しいですね」
6位→10位 秋山健也(スーパーウィンズKKS2)※決勝終了直後のコメント

「(内藤との接触は?)完全に並びきれていなかったのですが、立ち上がりで急にインに入ってこられたので当たってしまいました。(終盤の池田とのバトルは?)ペースはこっちの方が速かったので、普通に抜ける状態でしたが、ブロックが厳しくて、なかなか前に出られなかったです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE

2025年JAF筑波・富士スーパーFJ選手権シリーズ地方権第5戦公式予選が7月27日(日)に筑波サーキットで行われ、酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)がポールポジションからホールショットを奪うと、チームメイトの津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)を終始寄せ付けず優勝を飾った。
午前8時40分に終わった予選から短いインターバルで迎えた決勝は午前11時3分にフォーメーションラップ開始。18周もしくは30分間で行われる。気温はさらに上昇して33.9度、路面温度51.7度という熱さで、パドックに並べられたマシンはコックピットを陽にあてないよう、傘を置いたりカバーをかけたり、中にはムシロで覆っているチームもいた。全車グリッドに並んでレーススタート。

ポールポジションの酒井の蹴り出しがよく先頭を奪うと、2番手スタートの津田がそれに続く。3番グリッドの切替悠喜(ファーストガレージRSDS2)に対して4番グリッドの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が迫り、第1コーナーでアウトから狙う素振りを見せるが切替が守る。3列目の相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)、畠山退三(Hobby base&zap)とグリッド順に続き、後方では9番グリッドからスタートの池田悠亮(TOPRANKスーパーウィンズ)の加速がよく、8番手スタートのMAKOTO MIZUTANI(HC桶川MRPYTTZAPED)にアウトから並びかけて第1コーナーへ。サイド・バイ・サイドで抜けるとがこちらもMIZUTANIが8位を守る。さらにバックストレートでは4位内藤と5位相田がテール・ツー・ノーズとなるが、ここも内藤が順位を守る。
各所でバトルが展開したオープニングラップを終えてトップ酒井と2位津田は0秒859の差。3位切替は津田と0秒573の差でコントロールラインを通過。0秒120差とテール・ツー・ノーズ状態で2周目に入った内藤対相田のバトルは相田がダンロップコーナー出口でオーバーテイクに成功、4位に浮上する。さらに畠山も3周目に内藤を仕留めて5位へ上がりマスターズクラスのトップをキープ、クラス2位の秋山は7位だ。
3周目を終えて酒井は津田に1秒287差と僅かずつギャップ拡げていく。3位切替はそこから1秒488差と2台のペースについて行けない。この周8位を走行のMIZUTANIがダンロップコーナー出口でコースオフ、池田と小笠原優人(ELEVレーシングS2制動屋)がそれそれ8位、9位へ順位を上げる。MIZUTANIはコースに戻るものの最下位にドロップ。
酒井は6周目に59秒204、8周目に59秒169とファステストラップを更新し続け津田との差を1秒739まで拡げる。3位切替、4位相田と3~4秒のギャップでトップ4台は膠着状態。その中で5位畠山と6位内藤が接近、一度は前に出た畠山だが内藤も逆転のチャンスを狙っており、6周目は0秒190の差まで接近。その後も0.3~0.4秒程度の差で内藤がプレッシャーをかけ続けている。
レースは10周目に入り後半戦へ。順位の変動はないものの、畠山を先頭にした5位争いには内藤に続いて秋山も接近。内藤をマスターズクラスの2台が挟んだ格好で、0秒456の差のワンパックで走行。この中でペースがいいのが秋山で、13周目の第1コーナーで内藤のインから仕掛けに行くが、コーナーのエイペックスで秋山のノーズと内藤の右リヤダイヤが接触、内藤が姿勢を乱してスピン。再スタートを切ったものの最下位まで順位を落としてしまう。秋山もポジションを落とし、池田が6位に順位を上げる。
12周目、13周目とトップ酒井と2位津田は1.7秒前後の間合いを保ったまま走行。津田は59秒2~3のラップタイムで追走を続けているが、酒井も同様のペースでギャップを守り続けている。3位以下は切替、相田、畠山と続き、13周目の接触で池田の先行を許した秋山が再びペースを上げて14周目に0.170秒差まで接近、16周目のコントロールラインではサイド・バイ・サイドとなり同タイムで通過すると第1コーナーまでにオーバーテイクを完了。6位に順位を戻す。
16周目、酒井はややペースを緩めたか、津田が1秒494と僅かにギャップを削り取る。17周目も1秒463の差としてファイナルラップへ。ここで津田は59秒164と酒井のタイムを上回る本日のファステストラップを出すが、時すでに遅く酒井が1秒412の差でチェカードフラッグを受けて優勝を決めた。2位津田に続いて3位切替は7秒以上の差、以下4位相田で5位畠山はマスターズクラスのトップとなった。6位フィニッシュの秋山だったが、13周目の内藤との接触でフィニッシュタイムに40秒加算というペナルティが課されて降着、10位というリザルトとなりマスタークラス2位は変わらず、これで7位フィニッシュの池田が6位に繰り上がった。
暫定表彰式はメインストレート上、グランドスタンド前で行われ、酒井、津田、切替とファーストガレージ勢の3名が表彰台に登壇。トロフィーと賞金ボードが贈られたのちにノンアルコールのスパークリングファイトが行われた。
今回の大会はJAF筑波・富士スーパーFJ選手権と共に、全国各地のサーキットで行われるスーパーFJジャパンリーグの第4戦にも位置付けられており、同シリーズ第1戦岡山、第2戦SUGO、第3戦オートポリスと酒井が3連勝しており今回の筑波で4連勝となった。今後もてぎ(2戦)」鈴鹿、富士と4レースが予定されているが、2位グループに19点の大差をつけており、次戦もてぎでの結果次第ではチャンピオン確定の目がある。
一方筑波・富士シリーズの方はポイントリーダー津田85点に対して酒井が優勝で62点と接近、残りは3戦で予断を許さない状況。次戦は約2カ月のインターバルを置いて9月14日に筑波で開催される。










Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
Asako SHIMA
筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2025/27) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 22 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージ制動屋 MYST KK-S2 | 18 | 17'51.378 | - | - |
| 2 | 52 | | | 津田 充輝 | ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 | 18 | 17'52.790 | 1.412 | 1.412 |
| 3 | 51 | | | 切替 悠喜 | ファーストガレージRSDS2 MYST KK-S2 | 18 | 18'00.122 | 8.744 | 7.332 |
| 4 | 15 | | | 相田 有羽音 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 18 | 18'08.024 | 16.646 | 7.902 |
| 5 | 38 | M | 1 | 畠山 泰三 | Hobby Base & ZAP MYST KK-S2 | 18 | 18'14.319 | 22.941 | 6.295 |
| 6 | 39 | | | 池田 悠亮 | TOP RANKスーパーウィンズ MYST KK-S2 | 18 | 18'21.082 | 29.704 | 6.763 |
| 7 | 8 | | | Makoto Mizutani | HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V | 18 | 18'25.201 | 33.823 | 4.119 |
| 8 | 72 | | | 小笠原 優人 | ELEVレーシングS2制動屋 MYST KK-S2 | 18 | 18'25.853 | 34.475 | 0.652 |
| 9 | 2 | | | 内藤 大輝 | RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 | 18 | 18'28.198 | 36.820 | 2.345 |
| 10 | *3 | M | 2 | 秋山 健也 | スーパーウインズKKS2 MYST KK-S2 | 18 | 18'58.776 | 1'07.398 | 30.578 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 52 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)59.164 (18/18) 124.434 km/h
- CarNo. 3は、筑波サーキット一般競技規則第20条6.a(衝突行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)58秒513

「練習の時に比べて思っていたタイムが出なくて。練習からセットの変更もして、もうちょっといい方向に行くかなと思っていたのが、自分が思っていた方向に行かなかったので。それでもこの暑い中なんとかまとめられたのかな、とは思っています。序盤の3、4周でタイムを決めようと思っていたのですが、思ったより引きずってしまって、練習の時も4周目がベストとかだったので、序盤にタイヤのいいところを持っていきたかったのですが、そこはうまくできなかったのが反省ですね。(途中ピットインしていたが?)タイヤの圧があがってしまったのと、ちょっとセットが合っていない感じでそこの修正をしました」
2位 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)58秒660(+0.147秒)

「かなり気温も高くなってきて、途中からはタイムが出ないなと予想はしていました。自分があまり得意ではないコンディションではありますが、やれることはやったかなと思います。決勝は 前回の富士の時も自分がスタートを失敗して前に行かれてしまったということがあるので、今回はちゃんと(スタートを)決めて酒井選手の前に出て、というレース運びにしたいです」
3位 切替悠喜(ファーストガレージRSDS2)58秒940(+0.427秒)

「前日からシフトのトラブルがあったのが直り切っていなくて、その状態で昨日はみんなと同じようなタイムで走れていたのですが。予選になって、ポールポジションへの欲が出てしまって、セクター1で(シフト)ロックしてタイムロスした分を他の箇所で巻き返そうとして、それで全体的に、行き過ぎというか、それでタイヤも削ってしまいました。反省が多い予選でした」
4位 内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)59秒238(+0.725秒)

「暑さでタイヤも人間もへたってきて、後半タイムを伸ばすのが厳しかったです。チャンスは何回かあったのですが、まとめきれずという感じでした。決勝に向けてマシンの調子はいいので、後は人間がどこまで詰められるかだと思います。前とちょっと(タイムの)開きがあると思うので、そこをもうちょっと。バトルもあると思うので負けニないようにがんばります」
6位→5位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)59秒378(+0.865秒)※予選終了直後のコメント

「自分としてはもうちょっと上を目指したかったですが、セクター2がうまく行けなくて、そこが課題ですね。決勝は2ポジションぐらい上げて、4番手を目指して頑張りたいです」
7位→6位 畠山退三(Hobby base&zap)59秒624(+1.111秒)
「秋山さんが後ろですか? それはヤバいな(笑)。調子がいまひとつなので、何とか抑えるようにがんばります。暑すぎますね、おじさんには堪えますよ」
5位→7位 秋山健也(スーパーウィンズKKS2)マスタークラストップ ※予選終了直後のコメント

「けっこう暑くて、練習よりも暑い感じだったです。もうちょっと行けると思ったのですが、いまひとつ決まらなかったです。タイヤも後半グリップしなくなったので、前半のタイムを上回れなかったです。何とかスタートで(前に)行きたいと思います」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦公式予選が7月27日(日)に筑波サーキットで行われ、酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)がチームメイトの津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)を0.147秒差に退けてポールポジションを獲得した。
ここまで津田2勝、酒井1勝でシリーズ前半のランキングは津田がトップ、追う酒井としては後半初戦となるこのレースでは津田の前でのフィニッシュがマストだ。筑波サーキットのある茨城県は梅雨明け以降いきなり真夏の猛暑となっており、午前8時20分の予選開始時刻で早くも気温31.8度。路面温度40.5度となっており、早めのタイムアタック合戦になることが予想された。津田を先頭に10台のスーパーFJがコースイン。20分間の予選が開始された。
各車ウオームアップもそこそこに計測1周目から津田が59秒117を出してトップ。2番手酒井59秒489、3番手切替悠喜(ファーストガレージRSDS2)59秒519とファーストガレージ勢の1-2-3。4番手相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)はまだ1分を切れない。津田は計測2周目に58秒894と早くも58秒台に入れてくる。切替が59秒361で2番手に上がるが、直後に酒井が59秒210で逆転、4番手にマスターズクラスの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)の59秒587、5番手今回はゼッケン2をつける内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒855、6番手マスターズクラスの畠山退三(Hobby base&zap)1分0秒162と続いている。
残り時間16分、酒井が58秒685でトップに立ち、津田も自己ベストを58秒849まで削るが2番手にダウン。切替59秒175と自己ベストを更新するも3番手変わらずで、内藤が59秒465で4番手に浮上する。
酒井と津田は周回を重ねるごとにベストタイムを更新、津田が残り15分に58秒680のトップタイムを出すと残り13分に酒井が58秒591で再逆転。酒井は時折ラップタイムを2秒近く落とす周回があり、タイヤを休ませる戦術か。3番手切替は59秒036と58秒台が目前。それに続いて相田が59秒379で4番手に進出するが、直後に秋山が59秒316でひっくり返す。
残り時間10分を切って予選も後半戦。酒井が58秒513までトップタイムを短縮。津田58秒660と0秒147の差。切替も58秒台に入れて58秒940。4番手秋山59秒222でマスターズクラスのトップ。5番手内藤59秒238、6番相田59秒379と続く。このあたりで各車タイヤのおいしいところが終わったかラップタイムは頭打ち。そんな中残り時間5分で自己ベストを短縮したのは小笠原優人(ELEVレーシングS2制動屋)で、1分0秒508から0秒288へとタイムを削り取る。さらに9番手までポジションを落としていた畠山が59秒624をマークして7番手へ、マスターズクラスの2番手だ。
その後ポジションの入れ替わりは無く予選は終了。ポールポジションは酒井、2番手津田とは0.147秒の差。3番手切替はトップから0.427秒の差。以下4番手秋山、5番手内藤、6番手相田というトップ6となったが、秋山は走路外走行でベストタイムが抹消され、さらに2グリッド降格の裁定が下り、スターティンググリッドは7番手へ。これによって内藤がセカンドロウに上がり4番手、相田5番手となり、畠山がマスターズクラスのトップで6番手と3列目に並ぶことになった。
決勝は午前10時55分コースイン予定。気温路面温度ともにさらに上昇が予定され、ドライバーもマシンも熱との戦いになる。






Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
筑波チャレンジクラブマンレース第3戦 -RIJ- (2025/07/27) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 5 筑波サーキット 2.045km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 22 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージ制動屋 MYST KK-S2 | 58.513 | - | - | 125.818 |
| 2 | 52 | | | 津田 充輝 | ファーストガレージ制動屋S2 MYST KK-S2 | 58.660 | 0.147 | 0.147 | 125.503 |
| 3 | 51 | | | 切替 悠喜 | ファーストガレージRSDS2 MYST KK-S2 | 58.940 | 0.427 | 0.280 | 124.907 |
| 4 | 2 | | | 内藤 大輝 | RCIT RaiseUP ED MYST KK-S2 | 59.238 | 0.725 | 0.298 | 124.278 |
| 5 | 3 | M | 1 | 秋山 健也 | スーパーウインズKKS2 MYST KK-S2 | 59.316 | 0.803 | 0.078 | 124.115 |
| 6 | 15 | | | 相田 有羽音 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 59.378 | 0.865 | 0.062 | 123.985 |
| 7 | 38 | M | 2 | 畠山 泰三 | Hobby Base & ZAP MYST KK-S2 | 59.624 | 1.111 | 0.246 | 123.474 |
| 8 | 8 | | | Makoto Mizutani | HC桶川MRPYTT ZAP ED TOKYO R&D RD10V | 59.722 | 1.209 | 0.098 | 123.271 |
| 9 | 39 | | | 池田 悠亮 | TOP RANKスーパーウィンズ MYST KK-S2 | 59.758 | 1.245 | 0.036 | 123.197 |
| 10 | 72 | | | 小笠原 優人 | ELEVレーシングS2制動屋 MYST KK-S2 | 1'00.288 | 1.775 | 0.530 | 122.114 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'16.315)予選通過 ---- |
- 優勝 梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)
「ペースは今回もよくて、スタートの蹴り出しも普通だったのですが、2番手に前に行かれてしまって。3位にも後ろから追われていったん3位まで落ちたのですが、その後落ち着いて、気持ちを切り替えて、最後まであきらめなかったことで、ぎりぎり僅差ですが勝つことができたと思います。最後のオーバーテイクは 一瞬のスキを突いて、『ここしかない』という感じで行きました」
- 2位 鈴木斗輝哉(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)
「最終ラップはGRスープラコーナーで抜かれて、クロスラインで最終コーナー進入までに前に出ることができたのですが、コーナー出口からストレートでスリップストリームを使われて抜かれました。途中梅垣選手がミスしたようでちょっと離れたかな、という気がして。そこから僕もプッシュしたので追いついてこないだろうと思ったのですが、最後の最後で追いつかれてしまったので。もったいなかったなという感じですが、今週ずっと調子が悪くて速さはなかったので、そんな状態で午前のレースも勝てるとは思っていなかったですし、今のレースも勝てそうだったので、自分の運がなかったのかな、という感じです」
- 3位 大宮賢人(PONOS RACING F111/3)
「今日は2レースともペースに苦しんで、厳しい週末になりましたね。レース5はスタートで前に出ることができたのですが、1周目に(順位を)戻されてしまって、そこから離される一方だったので、つらいレースでした。自分自身にまだ足りないものがたくさんありますし、後はチームともしっかり話して、次のレースで勝てるように準備していきたいと思います」
- マスタークラス優勝 鳥羽豊(AIWIN)
「タイヤを使ってしまって、アンダーもオーバーも出るようになっていました。それで(コーナーの)ボトムスピードを落としてなんとか対応して、出口でのアクセルオンをどうにかしようと、ごまかしごまかしやっていました。いや、しんどかったです。ただきれにそれが決まっていれば(後続が)追いついてこないかなと思っていたので。とにかくボトムを落として加速を乗せて、なんとか。危なかったです」
Text: junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権Race5の決勝が、6月29日、富士スピードウェイで行われ、ポールスタートの梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)がスタートで出遅れたものの、トップの鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)諦めずに追いかけ、最終ラップのチェッカー目前で逆転。劇的な幕切れとなったレースを制して、今季2勝目を飾った。
マスタークラスは鳥羽 豊 (AIWIN)が、最後まで追いすがったアキタ(ACR FRegional)を振り切り、今季4勝目のチェッカーを受けた。
午後になっても、強い日差しが照りつけ気温は30度と完全に夏の天候となった。
Race4の再現のように、ポールシッターの梅垣がスタートで出遅れ、鈴木がトップに立ち1周目を終える。3位には大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が続く。
不運だったのは、4位を走行していた卜部和久(B-MAX RACING F111)。ヘアピンで接触をしたためか、GRスープラコーナーでフロントウィングが脱落。ピットに入りノーズ交換をしたため、1周目から周回遅れとなってしまった。
逃げる鈴木、追う梅垣の攻防は一進一退。2人の差は3周目0.8秒、4周目0.5秒、5周目0.8秒、6周目0.5秒と、付かず離れずを繰り返す。しかし、8周目に梅垣がミスをしたことで、この差が一気に1.8秒まで開く。
このまま、鈴木が連勝かと思われたが、梅垣は諦めることなく、ここから少しずつその差を詰めていく。10周目1.3秒、11周目1.0秒、12周目0.7秒と確実に差を縮めた梅垣は、最終ラップについに鈴木の背後に迫るが、鈴木もブロックして応戦。
そして、迎えた最終コーナー。ストレートに上がってスリップストリームから右に出た梅垣は、鈴木と並走してゴールラインを横切り、狙いどおりに100分の4秒差で大逆転。超僅差のレースを制した梅垣は、ウィナーズサークルで満面の笑顔だった。
3位は、単独走行となった大宮。4位にはリン・チェンファ(BALR.RAGNO SPORT with TLM F111/3)が入った。
マスタークラスも、鳥羽豊 (AIWIN)とアキタ(ACR FRegional)の一騎討ちとなり、最後まで1秒以内の差でアキタが背後からプレッシャーをかけたが、こちらは逆転はなく、鳥羽が今季4勝目を飾った。
次の第3戦は2週間後、7月12、13日の鈴鹿大会。今回と同じく2レース制で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦 -RIJ- (2025/06/29) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 37 | | | 梅垣 清 | PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA | 15 | 24'29.133 | - | - |
| 2 | 38 | | | 鈴木 斗輝哉 | マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA | 15 | 24'29.171 | 0.038 | 0.038 |
| 3 | 45 | | | 大宮 賢人 | PONOS RACING F111/3 PONOS RACING | 15 | 24'42.564 | 13.431 | 13.393 |
| 4 | 48 | | | リン チェンファ | BALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3 RAGNO MOTOR SPORT | 15 | 24'51.557 | 22.424 | 8.993 |
| 5 | 13 | M | 1 | 鳥羽 豊 | AIWIN AIWIN | 15 | 24'54.999 | 25.866 | 3.442 |
| 6 | 44 | M | 2 | AKITA | ACR FRegional ABBEY RACING | 15 | 24'55.769 | 26.636 | 0.770 |
| 7 | 51 | | | ジャ ジャンビン | B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM | 15 | 25'10.248 | 41.115 | 14.479 |
| 8 | 40 | M | 3 | ⾚松 昌⼀朗 | SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ | 15 | 25'11.108 | 41.975 | 0.860 |
| 9 | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局ベローナ フジタ薬局レーシング | 15 | 25'11.572 | 42.439 | 0.464 |
| 10 | 21 | | | 猪爪 杏奈 | ユピテル羽衣6 F111/3 Hitotsuyama Racing | 15 | 25'12.276 | 43.143 | 0.704 |
| 11 | 18 | M | 4 | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 15 | 25'19.746 | 50.613 | 7.470 |
| 12 | 23 | M | 5 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 14 | 24'56.322 | 1Lap | 1Lap |
| 13 | 50 | | | 卜部 和久 | B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM | 14 | 25'25.772 | 1Lap | 29.450 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 11 Laps)完走 ---- |
| - | *36 | | | ワン ジョンウェイ | SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS | 8 | 13'59.819 | 7Laps | 6Laps |
| - | 11 | | | 小田 優 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 6 | 10'27.915 | 9Laps | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 37 梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR) 1'37.385 (9/15) 168.679 km/h
- CarNo. 36は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条5.1.a(他車への衝突)により、タイムペナルティー10秒を科した。
- レース4/レース5ポールポジション 梅垣清(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)
-
「Q1については 自分が想定していたより路面温度も上がって、グリップレベルも低かったなという感じで。バランス的にも苦しんでいました。それでもタイムはある程度出たかな、という感じです。Q2についてはQ1の結果である程度バランスの確認ができたので、マシンを整えることができて、自分の方で改善すべきところも改善できて、タイムもコンマ3秒上げられたという印象です。決勝は明日も晴れでコンディション的にはあまりよくなさそうですが、自分の実力を発揮して、トップからなのでリラックスして、優勝目指してがんばります」
- レース4/レース5予選2位 鈴木斗輝哉(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)
-
「Q1はベストの周にまとめられなかったという感じで、自分がもっとうまくやれていればトップに立てたのじゃないかな、というのが正直なところです。自分のミスで2番手になってしまったな、と。ホントに僅差なのですけれどね。Q2はQ1のバランスがよかったので、そのまま行きましたが、ちょっとアンダーステア気味になってしまって、それでタイム出なかったところはあります。ちょっとスピートが梅垣選手に比べて足りないのかな、と思いました。決勝は富士スピードウェイは抜きいやすいかなと思っていたものがFRJのマシンだと抜きずらいみたいで、スタートが肝心だと思います。スタートでトップに立ってしまえば、そこからのペースは悪くないと思っているので、そこだけ意識して。スタートに集中してトップに立って後ろを引き離す展開に持ち込めればいいな、と思っています」
- レース4/レース5予選3位 大宮賢人(PONOS RACING F111/3)
-
-
「Q1は想定よりクルマのバランスが思った方にはいかなくて、自分のドライビング的にも合わせられていなかったところがありました。Q2ではそこを修正していい方には向かったかな、と思いますが、ドライでこのタイム差(トップから約0.5秒差)は大きいなと思いますが、このまま3位では終わりたくないので、明日に向けてできることをちゃんとやろうと思います」
- マスタークラス レース4/レース5ポールポジション 鳥羽豊(AIWIN)

「Q1は熱のせいでシフトダウンがうまくできなくなって、タイムアタック3本ともギアが落ちない箇所があって終わったったというのがあります。全体で6番手とはいえ、トップから1.5秒も離されているのはちょっと。もちろんトップを争う子はこれからメーカーのエースになっていくような子たちなのでしょうけれど。ある意味自分の立ち位置を知るためにもFRJをやっているわけで、そこで1.5秒とか1.7秒とか離れるって、当たり前ではありますが、根本的に何かが違う。その差をもう少し近づけるために何をしなきゃいけないのか、もうちょっと考えなきゃいけないです。とはいえ次はもうレースですから、もうちょっと自分なりに追及したいですし、Q1はトラブルもあったのでという部分もありましたが。Q2ではシフトのトラブルは解消して、ちゃんと落ちるようになりました。アクセルオフしてからちょっと間をおいてシフトダウンするようにしました。それで(操作が)キャンセルされないいようになったので大丈夫でした。Q2はちょっと路面が悪くなっていましたね。けっこう滑って『うわ、しんど』と思いながら走っていました。それにしてもちょっと実力不足です。もっと鍛えなおして、テストも十分できていないし、乗れていない部分があって、ターボラグがあるので、トルクが上がってくるのがワンテンポ遅いので、そのへんを解消しつつで、もっといけると思うのですよね。がんばります」
Text: junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第2戦Race4、5の公式予選が、6月28日、富士スピードウェイで行われ、梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)が、チームメイトの鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)を僅差で退け、両レースともポールポジションを奪った。
マスタークラスは、鳥羽 豊 (AIWIN)が、2レースともにクラスポールを奪い、これで鳥羽は開幕戦から5連続ポールとなった。
悪天候に見舞われた開幕の岡山大会から約1か月のインターバルを経て、舞台は富士に移された。今回は天候の心配はなさそうだ。
■Race4予選
強い日差しの下、午前11時35分から始まった15分間の予選は、鈴木と梅垣の二人がやや抜け出してポール争いを繰り広げた。
4周目のアタックでは、鈴木1分38秒713、梅垣39秒004、6周目では鈴木37秒878、梅垣38秒085と終盤まで鈴木がリードしていたが、8周目のアタックで梅垣が丁寧にタイムを削り取って37秒811をマーク。見事に逆転でポールを奪った。
3位は大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、4位は卜部和久(B-MAX RACING F111)と、トップ4は開幕大会に続いてほぼ指定席だ。
5位には、昨年のFIA-F4に出場していたリン・チェンファ(BALR.RAGNO SPORT with TLM F111/3)が入った。開幕大会で速さを見せた小田優(Rn-sports F111/3)は、電気系のトラブルでピットに入ってしまい、アタックできずに終わった。
マスタークラスは、鳥羽が総合でも6位に入る1分39秒台をマーク。2位のアキタ(ACR FRegional)に0.2秒差という僅差だったものの、前大会からの4連続ポールを獲得。
■Race5予選

10分のインターバルの後、始まったRace5の予選も、Race4と同様の梅垣と鈴木の一騎討ちの展開になった。
まず、梅垣が1分37秒615でトップに立つが、これを鈴木が4周目のアタックで37秒515をマークして逆転。さらに5周目には梅垣が37秒421で再逆転するというコンマ1秒ずつ削り取る攻防を見せた。
この後、両者はタイムアップならず。梅垣がRace4に続いてポールポジションを獲得した。
3位以下は、大宮、卜部、チェンファとRace4と同じだったが、6位には最後のアタックで鳥羽を上回った猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)が入った。
小田は、インターバルの間に修理をしてコースインしたものの、トラブルの解消には至らず、すぐにピットに入ってしまい、再びコースに戻ることはなかった。

マスタークラスは、Race4同様に、鳥羽がアキタを抑えてポールとなったが、その差は0.09秒とアキタが迫り、決勝の勝負が楽しみになった。
明日の決勝は、Race4が午前8時50分から、Race5は午後2時30分から、それぞれ15周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦 -RIJ- (2025/06/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 5 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | | | 梅垣 清 | PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA | 1'37.421 | - | - | 168.617 |
| 2 | 38 | | | 鈴木 斗輝哉 | マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR TOM'S FORMULA | 1'37.515 | 0.094 | 0.094 | 168.454 |
| 3 | 45 | | | 大宮 賢人 | PONOS RACING F111/3 PONOS RACING | 1'37.883 | 0.462 | 0.368 | 167.821 |
| 4 | 50 | | | 卜部 和久 | B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM | 1'38.188 | 0.767 | 0.305 | 167.299 |
| 5 | 48 | | | リン チェンファ | BALR.RAGNO MOTOR SPORT with TLM F111/3 RAGNO MOTOR SPORT | 1'38.444 | 1.023 | 0.256 | 166.864 |
| 6 | 21 | | | 猪爪 杏奈 | ユピテル羽衣6 F111/3 Hitotsuyama Racing | 1'39.062 | 1.641 | 0.618 | 165.823 |
| 7 | 13 | M | 1 | 鳥羽 豊 | AIWIN AIWIN | 1'39.178 | 1.757 | 0.116 | 165.629 |
| 8 | 44 | M | 2 | AKITA | ACR FRegional ABBEY RACING | 1'39.269 | 1.848 | 0.091 | 165.478 |
| 9 | 36 | | | ワン ジョンウェイ | SKY MOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS | 1'39.493 | 2.072 | 0.224 | 165.105 |
| 10 | 51 | | | ジャ ジャンビン | B-MAX RACING F111 B-MAX RACING TEAM | 1'39.938 | 2.517 | 0.445 | 164.370 |
| 11 | 46 | | | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局ベローナ フジタ薬局レーシング | 1'40.012 | 2.591 | 0.074 | 164.248 |
| 12 | 40 | M | 3 | ⾚松 昌⼀朗 | SHOEI-GIGS Ride with ES イーグルスポーツ | 1'40.392 | 2.971 | 0.380 | 163.627 |
| 13 | 18 | M | 4 | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 1'40.693 | 3.272 | 0.301 | 163.137 |
| 14 | 23 | M | 5 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'42.947 | 5.526 | 2.254 | 159.566 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'47.163)予選通過 ---- |
| - | 11 | | | 小田 優 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 2'27.816 | 50.395 | 44.869 | 111.130 |

ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)第5戦が25日、岡山国際サーキットで行われた。ディフェンディングチャンピオンの伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)は予選3位スタート。スタートで2位に上がると、続くヘアピンでトップに浮上。そのまま後続を引き離し、セーフティーカー先導で終了するレースを制した。
「ようやく歯車がかみ合った感じです。3番手でスタートで、卜部選手をかわして2位に上がりました。1周目からブレーキが行けるのがぼくの強みなので、ヘアピンでは少し届くかなという距離感でしたが、相手の木村選手も少し失敗したのか外にはらんだので、抜くことができました。トップに立ってからはクルマの感覚もすごくよくて、最初からプッシュしてもそれに応えてくれるタイヤとクルマでした。フルプッシュしてたのでレースペースもよくて、プッシュしすぎて飛び出したこともありました。SCが出て、SCで終了でしたが、ようやく1勝できました」
「今回はSHOWA AUTOの関係者もいらしてたので、勝つことができてよかったです。シーズンエントリーじゃなくて毎回、毎回、レースの前に出てください、という感じなので、出ることになれば全力で勝ちに行きます。チャンピオン目指して頑張ります」
伊東は昨シーズンを11戦10勝と圧倒。最終戦を待たずにチャンピオンを決めたが、今シーズンは、スーパーフォーミュラに参戦していた木村偉織、若いながらも経験豊富な卜部和久、若手の実力者、渡会太一の参戦もあり序盤から苦戦。ようやく第5戦で歯車がかみ合い、昨シーズンの後続を圧倒する本来のスピードを取り戻してきた。
伊東はこのレースが終わって、ポイントを91とし、3位につけている。トップ木村が104ポイントなので1戦あれば逆転できる位置だ。2連覇に向け、伊東の逆襲が始まった。
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)第5戦が25日、岡山国際サーキットで行われ、3番グリッドからスタートした伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)が1周目にトップに立つとそのまま後続を引き離し優勝した。
第5戦決勝は午後3時5分にフォーメーションラップが始まった。気温、路面温度とも25度で午前中より暖かくなってきた。13台(内プロアマクラス5台、アマクラス3台)が1周を回り、グリッドに着き、シグナルブラックアウトでスタートが切られた。

好スタートを切ったのは予選2位の伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)。蹴り出しよく予選2位の卜部和久(HYPER WATER RACING)を1コーナーまでにパスすると、ポールポジションからトップを守った木村偉織(SKY GROUP 40)の背後につけた。伊東は、続くバックストレートで木村に並びかけると、ヘアピンでインを差しこの2台は並走。立ち上がりで木村を制して伊東がトップに躍り出た。
1周目の順位は、トップ伊東、2位木村、3位卜部、4位渡会太一(seven × seven Racing)、5位BANKCY(seven x seven Racing)、6位佐藤樹(Posrche Japan Junior Programme)だ。
トップ伊東のペースがよく、2位木村はついていけない。しかし3位の卜部よりは速く、この3台の間隔は徐々に広がり始める。卜部は、背後0秒3差で渡会を従えていたが、渡会も決め手がなく攻略しかねている。
5周目、トップ伊東と2位木村の差は2秒弱と広がる。この周、6位を走る佐藤がBACKCYを捉えて5位に浮上した。
この後、上位陣での順位変動はなく、周回を消化していたが、11周目のパイパーコーナーでKENSUKE(HIGHLIT with Rn-sports)がコースアウトしたためセーフティーカー(SC)が導入された。

車両の回収に時間を要し、リスタートが切られることなく17周を回りSC先導でレースは終了した。
優勝は伊東で今季初優勝。2位には木村が、3位には卜部が、4位には渡会が、5位には佐藤が入った。
6位にはプロアマクラス優勝のBANKCYが、9位にはアマクラス優勝のHiro(NGR)が入った。


この結果、ドライバーランキングでは、木村が104ポイントとし、トップに浮上。2位には卜部が99ポイント、3位には伊東が91ポイント、4位には渡会が72ポイント、5位には佐藤が52ポイントで続いている。
プロアマクラスは、BANKCYが120ポイントまで伸ばし独走状態。2位には浜崎大が85ポイント、3位にはMOTOKIが69ポイントで続いている。
アマクラスはHiroが120ポイントでトップ、2位には99ポイントでSky Chenがつけている。
昨シーズンは、伊東が11戦中10勝でシリーズを圧倒。今シーズンは5戦終わって4人が勝者になるという混戦模様となっている。第6戦、第7戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月19日、20日に決勝が行われる。木村、卜部、伊東、渡会のチャンピオン争いに注目したい。



Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
OKAYAMAチャレンジカップレース第3戦 -RIJ- (2025/05/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 Porsche Carrera Cup Japan Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 60 | Pro | 1 | 伊東 黎明 | SHOWA AUTO with BINGO RACING BINGO RACING | 17 | 31'23.092 | - | - |
| 2 | 78 | Pro | 2 | 木村 偉織 | SKY GROUP 40 SKY RACING | 17 | 31'23.768 | 0.676 | 0.676 |
| 3 | 7 | Pro | 3 | 卜部 和久 | HYPER WATER RACING HYPER WATER RACING | 17 | 31'24.215 | 1.123 | 0.447 |
| 4 | 99 | Pro | 4 | 渡会 太一 | seven × seven Racing seven × seven Racing | 17 | 31'24.419 | 1.327 | 0.204 |
| 5 | 91 | Pro | 5 | 佐藤 樹 | Posrche Japan Junior Programme POSRCHE JAPAN | 17 | 31'25.259 | 2.167 | 0.840 |
| 6 | 66 | Pro-Am | 1 | BANKCY | seven x seven Racing seven x seven Racing | 17 | 31'29.611 | 6.519 | 4.352 |
| 7 | 10 | Pro-Am | 2 | MOTOKI | HIGHLIT with Rn-sports Rn-sports | 17 | 31'30.102 | 7.010 | 0.491 |
| 8 | 77 | Pro-Am | 3 | 浜崎 大 | VOING with VENTILER Masaru HAMASAKI | 17 | 31'31.910 | 8.818 | 1.808 |
| 9 | 16 | Am | 1 | Hiro | NGR NGR | 17 | 31'32.647 | 9.555 | 0.737 |
| 10 | 36 | Am | 2 | Sky Chen | SKY MOTORSPORTS SKY MOTORSPORTS | 17 | 31'33.630 | 10.538 | 0.983 |
| 11 | 98 | Pro-Am | 4 | IKARI | BJRacing PORSCHE Bionic Jack Racing | 17 | 31'34.152 | 11.060 | 0.522 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 12 Laps)完走 ---- |
| - | 23 | Am | - | KENSUKE | HIGHLIT with Rn-sports Rn-sports | 10 | 16'05.077 | 7Laps | 7Laps |
| - | *88 | Pro-Am | - | Tiger Wu | BINGO RACING BINGO RACING | 10 | 16'39.532 | 7Laps | 34.455 |
- Fastest Lap: CarNo. 60 伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING) 1'29.009 (3/17) 148.270 km/h
- CarNo. 88は、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第4章第18条2.1により競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 88は、PCCJ競技規則18.2.aにより競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦は18日、大分県のオートポリスで41周の決勝を行い、ディフェンディングチャンピオンの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が今季初優勝を飾った。
決勝は午後2時40分に41台が参加してフォーメーションラップが始まった。昨日から降り続いた雨も上がり、どんよりとした雨模様だが、霧も去り路面はドライコンディションとなった。
スタートでは、ポールシッターの野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)が好スタートで1コーナーへ向かう一方、予選2位の山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)と同3位の小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)は加速が悪く、出遅れる。対して同5位の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)と同7位の岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)はロケットスタートを決め、一気に2位、3位まで浮上してきた。また、予選8位でポイントリーダー太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)もストールして一気に後方集団に飲み込まれてしまった。
オープニングラップ1周目の順位は、トップ野尻、2位坪井、3位岩佐、4位山下、5位福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、6位小林だ。
トップに立った野尻は徐々に2位坪井から逃げ始める。1周目に0秒9だった差は、9周目には3秒3まで開いた。坪井から1秒4差で岩佐が、さらに5秒遅れて山下が続く。
14周目、トップグループでは岩佐が真っ先にピットイン。ピットアウトすると、16周目に1分30秒201とここまでのファステストラップをマーク、さらに翌17周目には29秒659とこのレースのファステストラップをたたき出す。トップ野尻より秒単位で速く、差は37秒ほどだ。
オートポリスの場合、ピットインしてトップを守れるしきい値は35秒ほど。これをみて、岩佐のオーバーカットを阻止すべく、トップ野尻と2位坪井が19周目にそろってピットイン。タイヤを交換してピットアウトすると坪井が野尻に先行してコースイン。しかしその背後には岩佐が迫る。タイヤの冷えた坪井と野尻にはなすすべなく、岩佐が2台をパスして実質的なトップに立った。
20周目、後方集団を走っていたザック・オサリバン(REALIZE Corporation KONDO SF23)が最終セクションでコースアウト。これでセーフティーカー(SC)が導入され、ピットインを行っていなかったドライバーがすべてピットインした。
これで名実ともにトップに立ったのが岩佐、2位坪井、3位野尻、4位山下、5位牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、6位佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)と続く。
SCが退きレースは26周目から再開されるが、なんと27周目を走行中のトップ岩佐の右フロントタイヤのナットが緩みスロー走行。岩佐は待避路にマシンを止めてリタイアとなった。
これでトップに立ったのは坪井、2位に野尻、3位に山下、4位牧野、5位佐藤、6位阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)となる。
トップ坪井を捉えるべく、オーバーテークシステムを駆使して2位の野尻が食らいつくも、31周目まで1秒切っていた差は、32周目からは開くばかり。41周を回って、坪井が今季初優勝を飾った。2位には野尻が、3位には山下が入った。
4位は佐藤、5位には29周目に牧野をパスした阪口が、6位には牧野、7位には小林、8位にはイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、9位には福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)、10位には大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)が入り、ここまでがポイントを獲得した。ポイントリーダーの大田は13位でノーポイントに終わった。
ドライバーズ選手権では、6位に入り5ポイントを加算、65ポイントとした牧野がリーダーに立った。2位にはノーポイントの大田が61ポイントで続き、優勝した坪井が51ポイントとし3位に浮上してきた。
第6、7戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月19日、20日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 1 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOMʼS TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:07'24.070 | - | - |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:07'25.174 | 1.104 | 1.104 |
| 3 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:07'28.464 | 4.394 | 3.290 |
| 4 | 64 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:07'30.342 | 6.272 | 1.878 |
| 5 | 38 | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:07'37.353 | 13.283 | 7.011 |
| 6 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:07'55.939 | 31.869 | 18.586 |
| 7 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:07'57.365 | 33.295 | 1.426 |
| 8 | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:07'58.822 | 34.752 | 1.457 |
| 9 | 8 | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:07'59.936 | 35.866 | 1.114 |
| 10 | 39 | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:08'00.264 | 36.194 | 0.328 |
| 11 | 20 | 高星 明誠 | ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 41 | 1:08'00.769 | 36.699 | 0.505 |
| 12 | 28 | 小高 一斗 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:08'01.156 | 37.086 | 0.387 |
| 13 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:08'03.192 | 39.122 | 2.036 |
| 14 | 19 | オリバー・ラスムッセン | ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:08'06.415 | 42.345 | 3.223 |
| 15 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:08'07.534 | 43.464 | 1.119 |
| 16 | 29 | 平良 響 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:08'08.412 | 44.342 | 0.878 |
| 17 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 41 | 1:08'09.751 | 45.681 | 1.339 |
| 18 | 12 | 三宅 淳詞 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:08'12.558 | 48.488 | 2.807 |
| 19 | 10 | ジュジュ | HAZAMA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDOTriple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:08'18.303 | 54.233 | 5.745 |
| 20 | *50 | 小出 峻 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 41 | 1:08'21.539 | 57.469 | 3.236 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ---- |
| - | 15 | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 26 | 44'37.009 | 15Laps | 15Laps |
| - | 4 | ザック・オサリバン | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 18 | 27'54.621 | 23Laps | 8Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 15 岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)1'29.659 (17/26) 187.671 km/h
- CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条8(ピット作業)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 58 | | | ケイレン・フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 14 | 23'29.709 | - | - |
| 2 | 35 | | | 佐野 雄城 | モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 14 | 23'38.572 | 8.863 | 8.863 |
| 3 | 37 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S SFL TOM'S | 14 | 23'39.216 | 9.507 | 0.644 |
| 4 | 38 | | | 小林 利徠斗 | モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 14 | 23'40.371 | 10.662 | 1.155 |
| 5 | 36 | | | エステバン・マッソン | PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 14 | 23'50.379 | 20.670 | 10.008 |
| 6 | 3 | | | 三井 優介 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 14 | 23'53.619 | 23.910 | 3.240 |
| 7 | *50 | | | 野村 勇斗 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 14 | 23'54.789 | 25.080 | 1.170 |
| 8 | 1 | | | 卜部 和久 | B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM | 14 | 23'56.235 | 26.526 | 1.446 |
| 9 | 60 | | | 伊東 黎明 | LMcorsa OTG 320 LM corsa | 14 | 23'59.338 | 29.629 | 3.103 |
| 10 | 51 | | | ザック・デビッド | B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM | 14 | 24'04.977 | 35.268 | 5.639 |
| 11 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM | 14 | 24'28.845 | 59.136 | 23.868 |
| 12 | 30 | M | 2 | DRAGON | TEAM DRAGON 324 B-MAX RACING TEAM | 14 | 24'29.248 | 59.539 | 0.403 |
| 13 | 8 | M | 3 | 清水 康弘 | GNSY RACING 324 GNSY RACING | 14 | 24'30.226 | 1'00.517 | 0.978 |
| 14 | 2 | | | 岩澤 優吾 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 14 | 24'32.696 | 1'02.987 | 2.470 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 58 ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX) 1'39.928 (2/14) 163.649 km/h
- CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第13条10(スタート手順)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km
| Pos | № | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'26.757 | - | - | 193.949 |
| 2 | 3 | 山下 健太 | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'26.803 | 0.046 | 0.046 | 193.846 |
| 3 | 7 | 小林 可夢偉 | Kids com KCMG Cayman SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'26.928 | 0.171 | 0.125 | 193.567 |
| 4 | 8 | 福住 仁嶺 | Kids com KCMG Elyse SF23 Kids com Team KCMG TOYOTA TRD 01F | 1'27.020 | 0.263 | 0.092 | 193.362 |
| 5 | 1 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOMʼS TOYOTA TRD 01F | 1'27.061 | 0.304 | 0.041 | 193.271 |
| 6 | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'27.101 | 0.344 | 0.040 | 193.183 |
| 7 | 15 | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN Honda M-TEC HR-417E | 1'27.204 | 0.447 | 0.103 | 192.954 |
| 8 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'27.250 | 0.493 | 0.046 | 192.853 |
| 9 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM’S TOYOTA TRD 01F | 1'27.376 | 0.619 | 0.126 | 192.575 |
| 10 | 64 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'27.433 | 0.676 | 0.057 | 192.449 |
| 11 | 4 | ザック・オサリバン | REALIZE Corporation KONDO SF23 KONDO RACING TOYOTA TRD 01F | 1'27.537 | 0.780 | 0.104 | 192.220 |
| 12 | 38 | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'27.670 | 0.913 | 0.133 | 191.929 |
| 13 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'27.749 | 0.992 | 0.079 | 191.756 |
| 14 | 14 | 大嶋 和也 | docomo business ROOKIE SF23 docomo business ROOKIE TOYOTA TRD 01F | 1'28.065 | 1.308 | 0.316 | 191.068 |
| 15 | 28 | 小高 一斗 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F | 1'28.196 | 1.439 | 0.131 | 190.784 |
| 16 | 50 | 小出 峻 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'28.253 | 1.496 | 0.057 | 190.661 |
| 17 | 20 | 高星 明誠 | ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD01F | 1'28.268 | 1.511 | 0.015 | 190.629 |
| 18 | 12 | 三宅 淳詞 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'28.292 | 1.535 | 0.024 | 190.577 |
| 19 | 39 | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TRD 01F | 1'28.305 | 1.548 | 0.013 | 190.549 |
| 20 | 29 | 平良 響 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TRD 01F | 1'28.419 | 1.662 | 0.114 | 190.303 |
| 21 | 19 | オリバー・ラスムッセン | ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23 ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL TOYOTA TRD 01F | 1'29.061 | 2.304 | 0.642 | 188.931 |
| 22 | 10 | ジュジュ | HAZAMA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDOTriple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'31.118 | 4.361 | 2.057 | 184.666 |
| ---- 以上基準タイム(107% - 1'32.829)予選通過 ---- |

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦の決勝は、本日16時15分から行われる予定だったが、霧は時折晴れかかるものの、また立ち込めるという状態で、視界不良により延期が決定した。
明日の天気予報は曇りとなっており、現状では午前8時30分から第4戦、午後0時15分から第5戦の決勝が予定されている。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI

悪天候により予選がキャンセルされた全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦は、本日1時間のフリー走行が行われる予定だったが、コースには霧が立ち込めたまま天候が好転せず、走行はキャンセルとなった。
明日の天気予報は曇りとなっており、午前9時40分から30分間のフリー走行(予選)、午後2時30分から決勝が予定されている。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦、第5戦の公式予選は、5月17日に行われるはずだったが、舞台のオートポリスが早朝から深い霧と強い風雨に見舞われてしまった。このため、予選はキャンセル。前日の専有走行の結果で、第4戦は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第5戦はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が、ポールポジションを獲得した。
マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING TEAM)が、両レースともクラスポールを奪った。
週末の天候が不安定なものになることは天気予報でも出ていたため、主催者は金曜日の練習走行スケジュールを事前に変更し、最後に30分間の仮予選を行っていた。
土曜日に予選ができる天候になれば、この仮予選は、ただの練習走行になってしまうため、ニュータイヤを温存する車両もあったが、ほとんどの車両は、ニュータイヤを2セット投入して、仮予選に臨んだ。
この30分間の走行のベストタイムが第4戦の、セカンドタイムが第5戦のグリッドとなる。
走行開始直前に雨粒が落ちてくるが、徐々にやんで、路面は完全ドライとなった。
まず速さを見せたのは、ここまで木、金曜日の練習走行で好調のフレデリックと、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)。セッション前半ではこの二人が、ベスト、セカンドタイムで順位を入れ替えてワンツーとなり、野村がこれに続いた。
一旦全車がピットに入り、残り8分から最後のアタックが始まった。
多くの車両が2セット目のニュータイヤを投入するなか、翌日の天候回復に懸けて、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)はニュータイヤを温存。最後のアタックには参加しなかった。
参加台数の少ないマスタークラスでは、グリッドが結果に与える影響は少なくなるが、清水康弘(GNSY RACING 324)とDRAGON(TEAM DRAGON 324)も決勝を見据えてニュータイヤを温存した。
この最後のアタックで気を吐いたのが野村。1分37秒930と、開幕大会3連勝のライバル、佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を抑えて、唯一の38秒切りを果たしトップタイム。初のポールポジションを獲得した。
以下、フレデリック、怪我から復帰のエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と続いた。
セカンドタイムもトップ6の顔ぶれは変わらなかったが、順位は大きく入れ替わり、フレデリックがトップ。以下、小林、野村、古谷、佐野、マッソンの順となった。
マスタークラスは、唯一最後のアタックを行った今田が、ダブル・クラスポールとなった。
第4戦決勝は、予定より遅れ本日午後4時15分から21周で、第5、6戦の決勝は、明日5月18日の午前8時40分、午後0時15分からそれぞれ14周で行われる。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 58 | | | ケイレン・フレデリック | Pilot ONE Racing with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 1'38.373 | - | - | 171.047 |
| 2 | 38 | | | 小林 利徠斗 | モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 1'38.519 | 0.146 | 0.146 | 170.793 |
| 3 | 50 | | | 野村 勇斗 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 1'38.527 | 0.154 | 0.008 | 170.780 |
| 4 | 37 | | | 古谷 悠河 | Deloitte. HTP TOM'S SFL TOM'S | 1'38.628 | 0.255 | 0.101 | 170.605 |
| 5 | 35 | | | 佐野 雄城 | モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 1'38.673 | 0.300 | 0.045 | 170.527 |
| 6 | 36 | | | エステバン・マッソン | PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 1'38.687 | 0.314 | 0.014 | 170.503 |
| 7 | 3 | | | 三井 優介 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 1'39.244 | 0.871 | 0.557 | 169.546 |
| 8 | 1 | | | 卜部 和久 | B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM | 1'39.371 | 0.998 | 0.127 | 169.329 |
| 9 | 51 | | | ザック・デビッド | B-MAX RACING 324 B-MAX RACING TEAM | 1'39.720 | 1.347 | 0.349 | 168.736 |
| 10 | 2 | | | 岩澤 優吾 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 1'39.771 | 1.398 | 0.051 | 168.650 |
| 11 | 60 | | | 伊東 黎明 | LMcorsa OTG 320 LM corsa | 1'40.019 | 1.646 | 0.248 | 168.232 |
| 12 | 4 | M | 1 | 今田 信宏 | JMS RACING TEAM JMS RACING TEAM | 1'41.870 | 3.497 | 1.851 | 165.175 |
| 13 | 8 | M | 2 | 清水 康弘 | GNSY RACING 324 GNSY RACING | 1'42.101 | 3.728 | 0.231 | 164.802 |
| 14 | 30 | M | 3 | DRAGON | TEAM DRAGON 324 B-MAX RACING TEAM | 1'42.314 | 3.941 | 0.213 | 164.458 |
- 本日悪天候のため、昨日最終5回目占有走行のセカンドベストタイムが予選結果となっています。
全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の予選は、5月17日に大分県・オートポリスで行われる予定だったが、早朝から深い霧と激しい風雨に見舞われ、予選はキャンセルとなった。
代わって、本日は午後2時30分から1時間、明日決勝日は午前9時40分から30分間のフリー走行が行われるスケジュールに変更された。明日のフリー走行が実質予選になるものと思われる。
Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
36号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)
伊藤大輔監督

「2連覇を目標にスタートしたシーズンで、それを実現できました。喜びよりほっとしているのが正直なところです。36号車のテーマは毎戦、一人一人がミスなくキチンとして確実にポイントを重ねることでした。開幕優勝してダッシュできたのはよかったですが、それ以降はサクセスウエートの関係で、ドライバーはストレスを感じる場面が多かったのかと思います。ミスなくポイントを重ねることができて、最終的に2連覇で終えることができました。苦しいなか、ドライバーが辛抱して走ってくれました」
「今年は予選のルールが変わって2人の合算になったのは、われわれにメリットがありました」
坪井翔

「3回目のチャンピオンを獲得することができました。それぞれのチャンピオンに意味はあります。1回目は大逆転で、2回目は最終戦までかかって、3回目は最終戦を待たずでした。3日目の今シーズンはランキングトップを一度も譲らずに取れましたし、速さ、強さを一番発揮できた年でした。ライバル勢に対しても36号車にはかなわないと思わせる素晴らしいシーズンでした」
山下健太

「スーパーGTのクルマに初めて乗ったのは、JLOCのオーディションだったので、一緒にチャンピオンを取れてうれしいです。オーディションは不合格でしたが(笑)」
「今年36号車に移籍してきて、絶対取らないといけない環境でした。シーズン始まる前は大丈夫だと思っていましたが、始まるとうまく乗れないときもあって、それがプレッシャーにもなり、最終戦に近づくにつれ、坪井選手がSFで勝つし、ダブルタイトルかかってるしという状況で、ちょっと、珍しく緊張を感じるレースが多かったですが、今ではなんとか、チャンピオンを取れるくらいのパフォーマンスは出せたのかなと思います」
「今日のレースも気を抜けば2~3番に落ちる展開でしたが、押さえ切れたので、完璧な形でチャンピオンを取れてうれしいですし、坪井選手とチームと監督の大輔さんに感謝しています」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
88号車VENTENY Lamborghini GT3(JLOC)
- 則竹功雄監督
-

「30年かかりました。1994年に手作りのカウンタックで参戦しました。カウンタックも協力はしてくれましたが、サテライトチームでした。2016年にダラーラと一緒にウラカンでレーシングカーを作るというプロジェクトがスタートして、『則竹、勝てるクルマを作ったから絶対チャンピオン取れ』といわれて7年かかりました。まさしく万感の思いで、ゆっくりうれしさに浸りたいと思います」
- 元嶋佑弥
-

「2017年、JLOCに最初リザーブとして入って、最初87号車をドライブしました。スーパGTに参戦できるかどうかというところで則竹代表に拾ってもらう形で、そこからスーパーGTのキャリアが本格的に始まりました。フル参戦始めて2年目で小暮選手と組ませてもらいました」
「87号車の1年目が終わったときに『お前最高のパートナーを用意したから楽しみにしておけ』と言われて、それがまさか小暮選手とは思ってもいませんでした。幼い頃テレビの向こう側でむちゃくちゃ活躍して暴れている選手が、まさかぼくのチームメートになるとは思いませんでした。スーパースターの小暮選手と組ませてもらって、そのときに『僕このチームと心中します』と則竹代表に言いました」
「則竹代表の一本気なスタイルに惚れましたし、そこらへんからこのチームでチャンピオンを取りたいという気持ちに変わってきました。時間はかかりましたが、昨年最終戦に勝てて、そこからチャンピオンまでこんなに早く来るとは思いませんでした。則竹代表に少しだけ恩返しできたのかと思います」
- 小暮卓史
-

「GT500にずっと乗っていましたが、レース人生が終わりかなというときに、則竹さんにチャンスを与えていただきましたが、本当にここまで来られるとは思っていませんでした」
「初めてチームで乗ったとき、500と違って一見簡単に乗れそうなんですが、突き詰めると奥の深い難しさがあって、元嶋選手の走りに圧倒させられて、ぜんぜんタイムもかなわないし、どうなっちゃうんだろなと思いました」
「則竹さんの『信じてるから』という言葉がうれしくて、プレッシャーに感じて、これはなんとかしないといけない、チャンスを与えてくれたチーム、則竹さんに返していきたいという思いがありました」
「ウラカンに慣れてきたなかでも、優勝がなかなかできなくて、ものすごくハードルが高いなと思いました。500も500の難しさがあってレベルの高いドライバーたちと戦うんですが、300は300でそのときのコース、マシン、タイヤが全部マッチしないと勝てません」
「すごく苦労した5年間があって、昨年の最終戦で勝て、そこから流れがすごくよくなり、チームもレベルアップしました。本当にみんなのおかげです」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
36号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)
- 坪井翔
-

「フォーメーションが1周追加になってタイヤを暖めることができたのがよかったです。他のBS勢が違うタイヤを履いてるのはわかっていたので、スタート直後はタイヤの問題で厳しいと思いました。意外と引き離してマージンをもって走ることができ、その後もリードを広げることができました。いつものパターンに入ったのかと思いましたが、100号車が徐々に追いついてきたので、今日はレースペースがないのかなと感じていました。トップを守って山下選手につなぐことはできましたが、後半長くなるので、ちょっとつらいんじゃないかなと思ってバトンタッチしました」
- 山下健太
-

「坪井選手のインフォメーション受けて、前半スティント違う、どう振る舞うか分からないタイヤを履きました。結果的には低め安定という感じで最後まで走れました。グリップ的には厳しく、後ろから迫られ40周くらいそういう展開でした。3号車が速くて何回も仕掛けられそうになったんですが、速いところ遅いところを見極めて、押さえるところが見えました。FCY明けで向こうがスピンしてくれたのは助かりました。あのまま後ろにいたら行かれてかも知れません。その後、後ろに17号車が来て、速いときと遅いときがよく分かりませんでした。シケインであの距離から入ってくるとは予想してなかったんですが、相手が止まりきれずに抜き返せたので、いい見極めはできたのかと思います。チャンピオンを決めた後のレースを勝って終わりたかったので、よかったです」
- 伊藤大輔監督
-

「ポールポジションを取ってのチャンピオンはうれしかったんですが、最終戦を勝利で終わりたいので気を緩めることなく挑みました。固めのタイヤを選んでいたのですが、そこを山下選手、坪井選手が腕でねじ伏せてくれました。山下選手のタイヤを選ぶときは、坪井選手のスティントを見ながらでしたが、同じタイヤでもメーカー間によってグリップの振る舞いが違うので、かなり迷いました。ピットのタイミングは争っているライバル勢と合わせるので、自分たちのペースを考えればもう少し伸ばすことも考えていましたが、勝ちたかったので、合わせてピットインしました。ドライバーに助けられた1日でした」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
88号車VENTENY Lamborghini GT3(JLOC)
- 元嶋佑弥
-

「今回もスタート担当で、路面温度が低い中でのスタートはなかなかないんですが、フォーメーションラップ2周に助けられました。ブリヂストンタイヤ勢が無交換でくるのは分かっていたので、少しでもギャップを築きたいと必死でプッシュしました。他車のアウトラップに飲み込まれて5秒くらいタイムロスがありました」
- 小暮卓史
-

「元嶋選手がマージンを築いてくれたので、直接対決していた65号車との対決で有利になりました。こちらは2本交換でアウトラップに注意をしないといけなかったんですが、なんとか前をキープできたのが大きかったんだと思います。その後31号車、2号車をパスすることができたのは、タイヤに余力があったんだと思います。抜かないとチャンピオンになれなかったので、優勝できて本当によかったです」
- 則竹功雄監督
-

「昨日から今日にかけて相当、伊与木エンジニアと戦略を練っていました。最大のライバルである65号車が入ったら彼らの前に出られるように入ろうと、そこで前に行ければ、2号車と31号車には小暮選手なら追いつくだろうと、伊与木エンジニアの想定の範囲内で動いていました。100点満点のドライビングを2人がしてくれた思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

2024オートバックス スーパーGT最後の戦い、第5戦「鈴鹿GT300kmレース グランドファイナル」の決勝が12月8日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは前日の予選でドライバーズタイトルを獲得した36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が最後まで後続を押さえ込み、ポール・トゥ・ウィンで第8戦もてぎに続いて2連勝、今季通算3勝目を挙げる満点の内容で2024シーズンを締め括った。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選日18,500人/決勝日27,000人/大会総入場者数45,500人)
決勝前に行われた20分間のウォームアップ走行で、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)と60号車Syntium LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑/伊東黎明)が接触するアクシデントが発生、これにより赤旗中断があった影響で、第5戦決勝は当初予定より10分遅れの午後0時50分にパレードラップを開始した。スタート直前の気温は13℃、路面温度は17℃とタイヤには厳しいコンディション。こうしたこともあって三重県警の先導で1周のパレードランに続いてはフォーメーションラップを2周とする措置がなされた。これにより周回数は51周に減算されている。
スタートでトップに立ったのは坪井翔(au TOM'S GR Supra)。予選2位の塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が2番手、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)のグリッド降格で4番手スタートとなった牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が3番手で1コーナーをクリア。しかし3番手スタートの名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)は序盤ペースに苦しみ、クラス最後尾まで後退してしまう。
その後方では8番手スタートとなった福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が怒涛の追い上げを開始、2周目までに5番手に上がってきていた。
3周目に入ると8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)に5秒のペナルティストップが課せられる。これは予選後にエンジン交換を行ったためで、スタートを担当した野尻はすぐさまピットへ。
そして4周目にはベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)を抜いて10番手に浮上している。12号車は予選15位とクラス最後尾のスタート位置ながら、スタートから着実に順位を上げてきていたのだ。
バゲットは6周目に国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)を捉えて9番手とその後も着実に順位を上げていった。
一方、他のブリヂストン勢より硬めのタイヤを選択したという36号車は、4周終えた時点で1秒473のリードと頭一つだけ抜け出した状況。その後方では17号車と100号車が接戦を展開していたが、10周目のデグナーで塚越は周回遅れの坂口夏月(METALIVE S Lamborghini GT3)と接触してしまった。
これにより17号車は5番手に後退。坂口の87号車はコースを飛び出してバリアに突っ込み、ここでレースを終えてしまう。これによりこの日最初のフルコースイエロー(FCY)が宣言された。
この直前には7番手スタートの高星明誠(Niterra MOTUL Z)のが10周目の1コーナーで14号車をアウトから抜き去っており、4番手でコントロールラインに戻ってきている。
このFCYにも助けられ、36号車は12周終了時点で5秒343までリードを広げたが、100号車はそこから徐々に間隔を詰めてきた。
16周目には130Rで高星が大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)を抜いて3番手に浮上。
そして規定周回の3分の1となる17周目には2番手を走行していた100号車がピットイン。それを皮切りに各車相次いで給油とドライバー交代に取り掛かることとなる。
トップの36号車も18周目にピットイン。坪井から山下に交代して実質トップのままコースに復帰するが、ここで同じく18周目にピットに入った3号車が100号車の前でコースイン、実質2番手に浮上することに成功した。
17号車もここで100号車に先行してコースに復帰し、実質3番手まで順位を回復してきた。
2番手に浮上した三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)はここから猛然と山下を追い上げ、24周目にその差を0秒830とすると、25周目には0秒291差にまで詰め寄り、完全に山下をその射程に捉えた。
そして29周目。三宅はついに1コーナーで36号車の山下に大外から並びかけるが、山下も接触も辞さない強い覚悟でこれを押さえ込んだ。
30周目に入ると周回遅れの眞田拓海(脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R)がデグナーでスローダウン。そのままコースサイドに逃れてストップしたため、この日2度目のFCYが宣言される。
するとFCY中の32周目に三宅がデグナーで痛恨のスピン。これで3号車は一気に6番手まで後退してしまった。
これで2番手に浮上した太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)は35周終了時点で2秒130あったギャップを37周目には0秒981まで削り取り、36号車を追い上げにかかるが、山下も僅差ながら太田に付け入る隙を与えない。
両者は1秒前後のギャップを広げたり縮めたりしながら周回を重ねるが、48周目のシケインで遂に太田が36号車のインに猛然と飛び込んできた。
しかし17号車は止まりきれないと読んだ山下は落ち着いてこれをかわし、その後も一度もトップを明け渡さずに51周を走り切って36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は第8戦もてぎに続いて2連勝、今季通算3勝目を挙げた。ポール・トゥ・ウィンは開幕戦に続いて今季2回目だ。
2位には17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)が入り、3位はクラス最後尾からスタートした12号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が獲得している。
12号車は17周目のピット作業を終えた時点で実質5番手まで浮上することに成功、その後も3号車の後退で4番手となり、41周目に平峰が100号車を捉えて3番手。旧社名日本ラジエーターの時代から星野一義選手を支援し、以降カルソニックカンセイ、MARELLIと社名が変わっても引き続きTEAM IMPULを支援してきたMARELLIと戦う最後のレースを表彰台で締め括った。
また今シーズンをもってスーパーGTからの引退を表明したロニー・クインタレッリの乗る23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正/ロニー・クインタレッリ)は、予選11位と後方からのスタートながら、クインタレッリと千代の熱い走りで順位を3つ上げ、見事入賞圏内の8位で2024シーズンを締め括っている。
スーパーGTの2024シーズンはこれをもって全ての日程が終了。2025シーズンは4月12-13日に岡山国際サーキットで開幕する。









Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/08) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 36 | 坪井 翔 山下 健太 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 51 | 1:44'15.090 | - | - |
| 2 | 17 | 塚越 広大 太田 格之進 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING | BS | 51 | 1:44'16.603 | 1.513 | 1.513 |
| 3 | 12 | 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット | MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 51 | 1:44'24.432 | 9.342 | 7.829 |
| 4 | 100 | 山本 尚貴 牧野 任祐 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU | BS | 51 | 1:44'31.174 | 16.084 | 6.742 |
| 5 | 16 | 大津 弘樹 佐藤 蓮 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA | BS | 51 | 1:44'31.788 | 16.698 | 0.614 |
| 6 | 14 | 大嶋 和也 福住 仁嶺 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 51 | 1:44'32.290 | 17.200 | 0.502 |
| 7 | 3 | 高星 明誠 三宅 淳詞 | Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP | BS | 51 | 1:44'39.629 | 24.539 | 7.339 |
| 8 | 23 | 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO | BS | 51 | 1:44'46.349 | 31.259 | 6.720 |
| 9 | 38 | 石浦 宏明 大湯 都史樹 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO | BS | 51 | 1:44'49.082 | 33.992 | 2.733 |
| 10 | 39 | 関口 雄飛 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 51 | 1:44'50.584 | 35.494 | 1.502 |
| 11 | 37 | 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S | BS | 51 | 1:45'02.008 | 46.918 | 11.424 |
| 12 | *8 | 野尻 智紀 松下 信治 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 51 | 1:45'54.026 | 1'38.936 | 52.018 |
| 13 | 64 | 伊沢 拓也 大草 りき | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 50 | 1:44'27.424 | 1Lap | 1Lap |
| 14 | 19 | 国本 雄資 阪口 晴南 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 50 | 1:44'27.517 | 1Lap | 0.093 |
| 15 | *24 | 松田 次生 名取 鉄平 | リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 50 | 1:45'35.633 | 1Lap | 1'08.116 |
| ---- 以上規定周回数(70% - 35 Laps)完走 ---- |
■GT300クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/08) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | SW | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC | YH | | 47 | 1:45'03.710 | - | - |
| 2 | 2 | 堤 優威 平良 響 | muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING | BS | | 47 | 1:45'12.960 | 9.250 | 9.250 |
| 3 | 31 | 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 | apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr | BS | | 47 | 1:45'15.395 | 11.685 | 2.435 |
| 4 | 65 | 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 | LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | | 47 | 1:45'16.819 | 13.109 | 1.424 |
| 5 | 6 | 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans | YH | | 47 | 1:45'16.991 | 13.281 | 0.172 |
| 6 | 777 | 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ | D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing | DL | | 47 | 1:45'19.865 | 16.155 | 2.874 |
| 7 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | | 47 | 1:45'25.447 | 21.737 | 5.582 |
| 8 | 11 | 富田 竜一郎 石川 京侍 大木 一輝 | GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER | DL | 5 | 47 | 1:45'54.153 | 50.443 | 28.706 |
| 9 | 96 | 新田 守男 高木 真一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | | 47 | 1:46'06.199 | 1'02.489 | 12.046 |
| 10 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | | 47 | 1:46'17.972 | 1'14.262 | 11.773 |
| 11 | 52 | 吉田 広樹 野中 誠太 | Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave | BS | | 46 | 1:44'20.520 | 1Lap | 1Lap |
| 12 | 5 | 塩津 佑介 藤波 清斗 | マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | | 46 | 1:44'27.605 | 1Lap | 7.085 |
| 13 | 7 | 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー | Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS | MI | | 46 | 1:44'28.752 | 1Lap | 1.147 |
| 14 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 伊東 黎明 | Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | | 46 | 1:44'29.342 | 1Lap | 0.590 |
| 15 | 25 | 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA | YH | | 46 | 1:44'59.470 | 1Lap | 30.128 |
| 16 | 62 | 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS | YH | | 46 | 1:45'02.540 | 1Lap | 3.070 |
| 17 | 9 | 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 | PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM | YH | | 46 | 1:45'19.664 | 1Lap | 17.124 |
| 18 | 360 | 大滝 拓也 荒川 麟 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | | 46 | 1:45'21.609 | 1Lap | 1.945 |
| 19 | 20 | 平中 克幸 清水 英志郎 | シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING | MI | | 46 | 1:45'37.954 | 1Lap | 16.345 |
| 20 | 30 | 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 | apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr | YH | | 46 | 1:46'03.473 | 1Lap | 25.519 |
| 21 | 50 | イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 | ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage | YH | | 46 | 1:46'10.035 | 1Lap | 6.562 |
| 22 | 45 | ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー | PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING | MI | | 46 | 1:46'11.230 | 1Lap | 1.195 |
| 23 | *22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | | 45 | 1:44'45.599 | 2Laps | 1Lap |
| 24 | 18 | 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | | 44 | 1:40'39.574 | 3Laps | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(70% - 35 Laps)完走 ---- |
| - | 48 | 井田 太陽 眞田 拓海 伊藤 鷹志 | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | | 25 | 59'33.911 | 22Laps | 19Laps |
| - | *56 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | | 22 | 1:45'03.823 | 25Laps | 3Laps |
| - | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC | YH | | 8 | 19'29.926 | 39Laps | 14Laps |
- Fastest Lap(GT500): CarNo. 24 名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z) 1'47.135 (4/50) 195.130 km/h
- Fastest Lap(GT300): CarNo. 31 中村仁(apr LC500h GT) 1'58.934 (2/47) 175.771 km/h
- CarNo. 8は、SpR.22.4(3基目のエンジン使用)により、ペナルティーストップ5秒を科した。
- CarNo. 24(松田次生)は、SpR.26.11(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 56(佐々木大樹)は、SpR.26.11(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo. 22(和田久)は、SpR付則4.2.2(FCY中の減速)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

2024オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の決勝が、12月8日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、終盤の39周目にトップに立ったLamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が、逃げ切って今季4勝目を飾り、逆転でチャンピオンに輝いた。
2位には、僅かな可能性にかけ終盤までトップを走ったmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)。ランキングトップで最終戦を迎えたものの、最後に涙をのんだLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)は4位と、タイトルを争う3台が上位でフィニッシュするという見応えのあるレースだった。
9月1日開催が台風の影響で延期となった当大会だが、12月の鈴鹿は寒いながらも天候には恵まれ、詰めかけた多くの観客が見守るなか、スタートを迎えた。
注目は、最終戦までもつれたタイトル争い。65号車LEON AMG(84p)、88号車JLOC Lamb.(76p)、2号車muta GR86(65p)の3台に可能性が残っている。2号車は優勝が絶対条件と厳しい状況だが、今シーズン常に上位を争い、この3台で7戦中6勝を上げている。
序盤は、ポールスタートの88号車JLOC Lamb.(元嶋)、61号車SUBARU BRZ (井口)、2号車muta GR86(平良)とグリッド順に続き、65号車LEON AMG(篠原)は10位とかなり苦しい位置でのレースを強いられていた。
この流れを変えたのは、15周目から始まったピット作業。ドライバー交替とともにタイヤ交換をどうするかがポイントだったが、15周目に入った65号車はタイヤ無交換。18周目に入った88号車はリアタイヤのみ交換、そして、25周目まで引っ張って作業を行った2号車は無交換を選択した。
全車がピット作業を終えた26周目には、2号車muta(堤)、31号車apr LC500h GT(小高)、88号車JLOC(小暮)、65号車(蒲生)と、タイトルを争う3台が約5秒間隔で上位に顔を揃えた。
ここからは約20周のスプリントレースとなったが、88号車のペースが良く、コンスタントに2分0秒台をマークして、34周目には31号車を捕らえる。さらに3秒あったトップ2号車との差をあっという間に詰め、38周目のシケインで背後につけるとストレートで並走し、1コーナーでオーバーテイク。トップに立つとともに、2号車のチャンピオンの可能性を消し去った。
残る8周は、88号車の独壇場。みるみる後続との差を広げ、最後は9秒という大差をつけ、タイトルを決める今季4勝目のチェッカーを受けた。1994年からランボルギーニで参戦を続けてきたJLOCにとっては初のタイトルとなった。
2位に入ればチャンピオンの座を守ることのできた65号車LEON(蒲生)は、終盤必死に追い上げたが、4位からポジションを上げることはできず、涙をのんだ。
これで2024シーズンのSUPER GT全日程が終了。天候に恵まれないことが多かったが、GT300クラスは、新たなGT3車両の参入により、ポテンシャルのある多彩な車種が揃い見応えのあるシーズンだった。








Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は12月8日、第5戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで定例会見を行った。今回も坂東正明代表が会見に出席し、冒頭でスーパーGTというコンテンツの理念を改めて説明したのち、出席したメディアの質問に応じた。
スーパーGTはモータースポーツと自動車産業の持続的発展に貢献することを果たすべき使命とし、チームと人の成長を支援し、ステークホルダーとの相互繁栄を目指す。
そのために、ファンを魅了し、子どもたちが夢を抱くアスリートのスポーツとしてスーパーGTをプロデュースすること、自動車を用いたスポーツに携わるものとして交通安全の啓発や環境負荷の低減に積極的に取り組むこと、参戦するマニファクチャラーと共に自動車技術の進歩を促進することに取り組んでいく。
こうした理念に基づいて、今後もスーパーGTというコンテンツを継続して開催していく。
また、質疑応答の中でWRCがハイブリッドシステムを今後は採用しないとの決定を下したことを例に、今後の電動化をどう考えるかとの問いに坂東代表は2022年に発表したロードマップを例に挙げ、「これからも音の出るレースを続けたいという思いでやってきた。タイヤの持ち込みセット数を削減し、カーボンニュートラル燃料も採用した。『これ以上クルマをいじめないでくれ』という気持ちだ。CO2削減についてはクルマ単体ではなく、イベント全体で取り組み、2030年までに50%削減を達成したいと考えている」と回答。
その上で自動車メーカーのマーケティング戦略として必要というのであれば考えるが、それよりもパドックの電力をFCEVで賄うなどの取り組みを推進していくという。
またチームやマニファクチャラーとの話し合いの中で今後もコスト削減に取り組みたいとし、近い将来エンジンを年間1基に制限するなどの考えも披露している。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

2024オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の予選が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、逆転でタイトル奪取を狙うJLOC Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が、ポールポジションを獲得した。
風もあり、12月の鈴鹿はかなり冷え込んだ。ただ、天気は良く、今シーズン悪天候続きだったSUPER GTシリーズにとっては、久しぶりに天候を心配せずに予選が行われた。
午後2時過ぎから始まったGT300クラスの予選は、まずQ1でドライバーAが走って上位14位と15位以下に振り分けられ、Q2では、それぞれのグループでドライバーBが走り、合算タイムで順位を決めるという方式で行われた。
悪天候続きで、この本来の予選方式がようやく採用されたが、各チームはまずQ1で上位14台に残ることを目標に予選に臨んだ。
Q1
公開練習で好調だった61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口)が、最初にアタックし1分55秒547をマーク。残り5分となったところで、88号車JLOC(小暮)、87号車METALIVE S Lamborghini GT3(坂口)のランボルギーニコンビが相次いでSUBARUのタイムを更新。2車のマークしたタイムは従来のレコードタイムを(1分55秒531/2018年LEXUS RC F GT3/中山雄一)を更新するニューレコードだ。
4位にはアタック中にスピンを喫するも再アタックした2号車muta Racing GR86 GT(平良)が入り、逆転チャンピオンに何とか首の皮1枚繋がった。
5位以下には、31号apr LC500h GT(小高)、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(佐々木)、11号車GAINER TANAX Z(富田)と続き、ポイントリーダーの65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生)は9位と微妙な位置でQ1を終えた。
Q2(L15)
Q1で15位以下になったグループによるをQ2(L15)では、96号車K-tunes RC F GT3(高木)がトップタイムで15番グリッドを獲得。以下、50号車ANEST IWATA Racing RC F GT3(古谷)は16番、今回がNSXラストランとなる18号車UPGARAGE NSX GT3(小出)は17番、60号車 Syntium LMcorsa GR Supra GT(伊東)は18番グリッドと続いた。
(注:主催者発表のリザルト改訂版が出たため、順位を修正しました)
Q2(U14)
上位14台によるポールポジション争いは、コースレコードラッシュの熾烈な争いとなった。
ここでも最初にタイムを出してきたのは61号車SUBARU(山内)。ただ、1分55秒249をマークして、次の周もアタックを続けたが、130Rで他車と危うく接触しそうになり、コース外に逃げるという場面もあってさらなるタイムアップはならず。2番グリッドに甘んじることになった。
見事なポール奪取を成し遂げたのは、88号車 JLOC(元嶋)。1分55秒570とQ2では2位だったものの、合算タイムでトップとなった。
3番グリッドを得たのは、2号車muta GR86 (堤)。優勝が必須ではあるものの、僅かながら逆転チャンピオンの可能性を残している。続く4番グリッドは31号車apr LC500h GT(小高)。
Q2のトップタイム、ニューレコードとなる1分55秒092を叩き出した56号車リアライズGT-R(オリベイラ)は、合算で5番グリッドと好位置からのスタートとなった。
6番グリッドは、もう1台のランボルギーニ、87号車METALIVES Lambo(松浦)。決勝では安定した速さを見せるだけに、侮れない存在だ。
そして、ポイントリーダー、65号車LEON AMG(篠原)は10番グリッドとやや厳しい位置からのスタートとなった。
決勝は、明日、8日(日)の午後0時40分から52周(300km)で行われる。





Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap |
| 1 | 36 | 坪井 翔 山下 健太 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 3'27.008 | - | - |
| 2 | 17 | 塚越 広大 太田 格之進 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING | BS | 3'27.208 | 0.200 | 0.200 |
| 3 | *14 | 大嶋 和也 福住 仁嶺 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 3'27.364 | 0.356 | 0.156 |
| 4 | 24 | 松田 次生 名取 鉄平 | リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 3'27.605 | 0.597 | 0.241 |
| 5 | 100 | 山本 尚貴 牧野 任祐 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU | BS | 3'27.673 | 0.665 | 0.068 |
| 6 | 16 | 大津 弘樹 佐藤 蓮 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA | BS | 3'28.313 | 1.305 | 0.640 |
| 7 | 19 | 国本 雄資 阪口 晴南 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 3'28.414 | 1.406 | 0.101 |
| 8 | 3 | 高星 明誠 三宅 淳詞 | Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP | BS | 3'28.441 | 1.433 | 0.027 |
| 9 | 37 | 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S | BS | 3'28.763 | 1.755 | 0.322 |
| 10 | 38 | 石浦 宏明 大湯 都史樹 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO | BS | 3'28.894 | 1.886 | 0.131 |
| 11 | 23 | 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO | BS | 3'28.985 | 1.977 | 0.091 |
| 12 | 8 | 野尻 智紀 松下 信治 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 3'29.046 | 2.038 | 0.061 |
| 13 | 39 | 関口 雄飛 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 3'29.249 | 2.241 | 0.203 |
| 14 | 64 | 伊沢 拓也 大草 りき | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 3'29.257 | 2.249 | 0.008 |
| 15 | 12 | 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット | MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 3'29.908 | 2.900 | 0.651 |
■GT300クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | SW | Time | Behind | Gap |
| 1 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC | YH | | 3'50.338 | - | - |
| 2 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | | 3'50.796 | 0.458 | 0.458 |
| 3 | 2 | 堤 優威 平良 響 | muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING | BS | | 3'51.046 | 0.708 | 0.250 |
| 4 | 31 | 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 | apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr | BS | | 3'51.162 | 0.824 | 0.116 |
| 5 | 56 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | | 3'51.185 | 0.847 | 0.023 |
| 6 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC | YH | | 3'51.398 | 1.060 | 0.213 |
| 7 | 11 | 富田 竜一郎 石川 京侍 大木 一輝 | GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER | DL | 5 | 3'52.551 | 2.213 | 1.153 |
| 8 | 6 | 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans | YH | | 3'52.817 | 2.479 | 0.266 |
| 9 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | | 3'52.820 | 2.482 | 0.003 |
| 10 | 65 | 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 | LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | | 3'52.837 | 2.499 | 0.017 |
| 11 | 52 | 吉田 広樹 野中 誠太 | Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave | BS | | 3'53.161 | 2.823 | 0.324 |
| 12 | 777 | 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ | D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing | DL | | 3'53.183 | 2.845 | 0.022 |
| 13 | 5 | 塩津 佑介 藤波 清斗 | マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | | 3'53.919 | 3.581 | 0.736 |
| 14 | *30 | 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 | apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr | YH | | 3'55.822 | 5.484 | 1.903 |
| ---- 以上Upper14、以下Lower15 ----- |
| 15 | 96 | 新田 守男 高木 真一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | | 3'53.149 | 2.811 | -2.673 |
| 16 | 50 | イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 | ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage | YH | | 3'53.375 | 3.037 | 0.226 |
| 17 | 18 | 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | | 3'54.037 | 3.699 | 0.662 |
| 18 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 伊東 黎明 | Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | | 3'54.277 | 3.939 | 0.240 |
| 19 | 20 | 平中 克幸 清水 英志郎 | シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING | MI | | 3'54.940 | 4.602 | 0.663 |
| 20 | 25 | 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA | YH | | 3'55.022 | 4.684 | 0.082 |
| 21 | 360 | 大滝 拓也 荒川 麟 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | | 3'55.880 | 5.542 | 0.858 |
| 22 | 62 | 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS | YH | | 3'55.908 | 5.570 | 0.028 |
| 23 | 9 | 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 | PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM | YH | | 3'56.144 | 5.806 | 0.236 |
| 24 | 45 | ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー | PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING | MI | | 3'56.245 | 5.907 | 0.101 |
| 25 | 7 | 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー | Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS | MI | | 3'56.425 | 6.087 | 0.180 |
| 26 | 48 | 井田 太陽 眞田 拓海 伊藤 鷹志 | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | | 4'01.107 | 10.769 | 4.682 |
| 27 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | | no time | - | - |
- CarNo. 14は、SpR.18.2(他車の妨害となるスロー走行)により、予選結果より5グリッド降格とする。
- CarNo. 30は、SpR.18.2(他車の妨害となるスロー走行)により、予選結果より5グリッド降格とする。

2024オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレース グランドファイナル」の公式予選が12月7日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)がポールポジションを獲得。予選ポイント3を加算し、決勝を戦わずして2024年のドライバーズチャンピオンを手にした。
公式予選は午後1時50分に開始。今回は最初にGT500のQ1がおこなわれる。走行時間も15分間と従来より5分多い。
予選Q1 スピンオフからの大逆転! 名取鉄平がトップタイム
各車アウトラップ、2周目、3周目と入念なウォームアップ走行が続くなか、名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)がNIPPOコーナーでスピンアウトを喫してしまう。しかし名取は自力でコースに復帰、そのままタイムアタック合戦に加わった。
残り時間残り2分を切ったあたりから各車タイムアタックを開始。まずは高星明誠(Niterra MOTUL Z)が1分46秒112を記録する。
続いて山本尚貴(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分44秒099といきなりコースレコードを更新してくる。佐藤蓮(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)も1分44秒372で2番手に。
第3戦鈴鹿での予選結果を考えれば、いずれも悪くないタイムではあったが、15分が経過し、メインポストからチェッカーフラッグが提示される間際から、コース上では公式練習を上回る激しいタイムアタック合戦が展開されることとなった。
まずは公式練習トップの塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分43秒988を叩き出すと、ポイントリーダーの山下健太(au TOM'S GR Supra)が1分43秒737で塚越を上回る。
しかしその直後、序盤のスピンオフで仕切り直しを余儀なくされたはずの名取が1分43秒670を叩き出して一躍トップに浮上してきた。さらに笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)も1分43秒677と名取に次ぐタイムで2位に食い込み、36号車の山下が3位という結果に。
予選Q2 上位10台が1分43秒台の大激戦!! 合算トップはau TOM'S GR Supra
予選Q2は午後2時48分に走行開始。路面状況が向上したためか、Q1をはるかに上回るハイペースでのタイムアタック合戦が展開されることとなった。
まずは各車アウトラップ、2周目、3周目と入念なウォームアップ走行に取り掛かる中、早めのアタックを行った平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)がシケイン手前で痛恨のスピン。平峰は自力でコースに復帰し、再アタックを試みたが、5周目に1分44秒973を記録するに止まり、14位でQ2を終えた。
続いて野尻智紀(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)が5周目に1分44秒894、6周目には1分44秒754までタイムを縮めるが、一番最後にコースインしてアウトラップ、ウォームアップラップに続いて3周目に速くもアタックを敢行した千代勝正(MOTUL AUTECH Z)がいきなり1分43秒734を叩き出すと、残り7分でコースに入り、4周目にアタックを行った牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分43秒574で千代を上回る。
さらにアウトラップに続いて3周のウォームアップを行なった福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分43秒143の驚異的なタイムを叩き出し、Q2トップで予選を締めくくると、太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)も1分43秒220を5周目に叩き出して2位。そしてQ1で3位の36号車au TOM'S GR Supraは坪井翔が1分43秒271で3位に食い込んだ。
結局終わってみればQ2は1分43秒941で10位を獲得した大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)までが従来のコースレコードを更新する非常にハイレベルの戦いとなった。
この結果、合算タイムでは36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)が3分27秒008で開幕戦岡山以来、今季2回目のポールポジションを獲得。
17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)が3分27秒208で2位、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が3分27秒364で3位となり、Q1トップの24号車リアライズコーポレーションADVAN Z(松田次生/名取鉄平)も3分27秒605でセカンドローを獲得した。
またこれにより坪井/山下組は予選ポイント3を計上してトータル77ポイントとなり、この時点で56ポイントの山本/牧野組を退けて2024年のドライバーズチャンピオンを獲得することに。坪井とTGR TEAM au TOM'Sは昨年に続いての2連覇を達成し、山下も2019年以来自身2度目のGT500タイトルを手にした。
第5戦決勝は明日の午後0時40分より52周で行われる。果たして最後に勝利するのはどのチームになるのだろうか。




Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス TGR TEAM au TOM'S
- Q1担当 山下健太
-

「ポールを取ったらチャンピオンが決まるのは分かっていたので、ほっとしました。練習走行が思ったように走れなくて、不安を抱えた状態で予選に臨みました。チャンピオンがかかってる予選だと120%のアタックというより、4脱しないようにとか、そのへんに気を遣いながら走りました。思い当たるミスが2つくらいあって、微妙なアタックでしたが、トップとの差が100分の6秒で3番手だったので、最低限のことはできたと思います」
「この状況から6番手フィニッシュとかになったら白けるので、しっかり勝って気持ちよく終わりたいと思います」
- Q2担当 坪井翔
-

「見てる方には空気を読まない結果になってしました。スーパーGTは何が起きるか分からないので、予選で決めたいと思っていました。攻めようと思っていましたが、山下選手のようにぼくも置きにいって、いつものように気持ちよくアタックできませんでした。2人とも3位で、合算のありがたさを改めて感じています。しっかりリスクマネジメントはできたとは思います」
「開幕戦もノーウエートのレースで勝ったので、ハンディーのないレースでしっかり勝ちたいと思います。チャンピオンらしいレースをして、ポールトゥウインで飾れるよう頑張ります」
■GT300クラス JLOC
- Q1担当 小暮卓史
-

「クルマの調子がすごくよくてQ1でトップを取れました。落とせない予選で元嶋選手もいいタイムであしたに向けてポイントも縮まったので、モチベーションが上がりました」
「あしたは力を全部出し切っていいレースをしたいと思います。いいレースをすれば結果はついてくると思っています」
- Q2担当 元嶋佑弥
-

「この予選、小暮さんがぼくを助けてくれるだろうと言っていましたが、そのとおりになりました。ありがとうございます。ぼくはミスなく自分の出せる精一杯で走りました」
「あしたはスタートで行くと思います。この2戦、十何番グリッドから、嫌われるんじゃないかというくらいプッシュして、追い上げたレースだったのですが、先頭からスタートできるので、レースを楽しみながら走りたいです。何より30年レースをやってきた則竹会長にチャンピオンをプレゼントしたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

2024オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT300kmレースグランドファイナル」の公式練習が12月7日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)がトップタイム。100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)が2番手とホンダ勢がトップ2を独占した。
公式練習は午前9時15分にコースオープン。混走85分間、専有走行各クラス10分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。開始時点の気温は11℃、路面温度は12℃だ。
この低温下での走行ということもあり、各車新調に走り始め、3周目、4周目と次第にペースを上げていった。
そして5周目に入ったところで太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分46秒826とほぼレースペースのタイムを記録してトップに立つと、7周目には1分45秒063までタイムを縮めてきた。福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分45秒074を6周目に記録して2番手、開始から25分が経過したところでポイントリーダーの坪井翔(au TOM'S GR Supra)が1分45秒086で3番手につける。
すでにこの時点で上位陣は第3戦鈴鹿大会で笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が記録したQ1トップタイムの1分45秒434や、福角の記録したQ2トップタイムの1分45秒836を大幅に上回っていた。
そして開始から30分が経過したところで山本尚貴(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)が1分44秒608といち早く1分44秒台に入ってきたが、すぐにGT500ルーキーの大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)がこれを上回る1分45秒579をマークしてトップに躍り出た。
そこからは各車ドライバー交代を行うなどしてロングランに移行、決勝を想定したデータ収集に取り掛かる。
2クラス混走はその後、360号車RUNUP RIVAUX GT-R(田中篤)のコースオフによ残り29分で赤旗中断となり、午前10時20分に走行を再開するも、すぐにコース上のデブリによりフルコースイエローが宣言されたこともあり、目立ったタイム更新のないまま終了した。
続いて行われた専有走行だが、GT300クラスでこの日2度目の赤旗が出たこともあり、GT500は当初予定より2分遅れの10時52分にピットオープンとなる。
この時点で気温は12.5℃、路面温度は13℃とやや上昇。タイムを出すには絶好のコンディションだ。
まずは地元伊勢市出身の三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)が1分44秒114と、2022年に国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)が記録した1分44秒112のコースレコードに千分の2秒差まで迫るタイムを記録してきた。
しかし続いてアタックに入っていた牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)はセクター1で全体ベストを叩き出すと、その後もハイペースで攻め続け、1分43秒874を記録。従来のコースレコードを大幅に上回ってきた。
さらに塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)も1分43秒840と、牧野のタイムをも上回ってトップに躍り出る。
結局公式練習は17号車がトップ、100号車が2番手とホンダ勢が1-2、3号車が3番手に続き、ポイントリーダーの36号車もトップから0.335秒遅れの4番手という好位置につけた。
第5戦鈴鹿大会の公式予選はこのあと午後1時50分よりタイム合算方式で行われる。なお今回は通常とは異なり、GT500クラスの予選Q1が最初に実施されることになっている。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

2024オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の公式練習が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、冬晴れのもと、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムをマークした。
夏に開催されるはずだった第5戦だが、台風の来襲により延期となり、例年ならシーズンオフの12月に最終大会として行われることになった。最終大会は、サクセスウェイトが取り払われ、加えて、冬の空気密度の濃さもあってタイムは速くなるため、コースレコードの更新にも期待がかかる。
寒さはあるものの、好天に恵まれた予選日。午前9時15分から行われた公式練習は、コースオフした車両の回収での中断はあったが、大きなトラブルはなかった。ただ、最後のGT300クラスの専有走行時間に、シケインでスピンした車両のエキゾーストの熱(炎?)で、コースサイドの芝に火がつき走行終了となってしまったため、レコードタイムには0.2秒届かずに終わってしまった。
トップタイムをマークしたのは61号車SUBARU。今シーズンは不運なレースが多く、ここまで獲得したのは僅か9ポイント。ランキングは16位と不本意な位置にとどまっている。最終大会で一矢報いたいところだ。
2番手タイムの2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)は、優勝が絶対条件だが、僅かにチャンピオンの可能性を残しているだけに、今シーズン何度も見せてきたレース巧者の本領を発揮したいところ。
3番手は、11ポイント差で逆転タイトルを狙う、ランキング2位の88号車JLOC Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)。ここ数戦のランボルギーニの速さは、87号車とともに目も見張るものがあり、チャンピオン獲得のチャンスは十分ありそうだ。
88号車、2号車を迎え撃つ現在のポイントリーダー、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)も、7番手タイムをマークし、逆転は許さないという気概を感じさせる。
今シーズン、悪天候に見舞われることの多かったSUPER GTシリーズだが、今大会は天候が崩れることはなさそうだ。予選ではタイトル争いをする車両がどの位置にくるのか、またコースレコードは破られるのかにも注目したい。
予選は、本日午後1時50分から、2名のドライバーによるタイム合算方式で行われる。


Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
■GT500クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 17 | 塚越 広大 太田 格之進 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'43.840 | - | - | 201.321 |
| 2 | 100 | 山本 尚貴 牧野 任祐 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU | BS | 1'43.874 | 0.034 | 0.034 | 201.255 |
| 3 | 3 | 高星 明誠 三宅 淳詞 | Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP | BS | 1'44.114 | 0.274 | 0.240 | 200.791 |
| 4 | 36 | 坪井 翔 山下 健太 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'44.449 | 0.609 | 0.335 | 200.147 |
| 5 | 16 | 大津 弘樹 佐藤 蓮 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-G ARTA | BS | 1'44.482 | 0.642 | 0.033 | 200.084 |
| 6 | 37 | 笹原 右京 ジュリアーノ・アレジ | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S | BS | 1'44.546 | 0.706 | 0.064 | 199.962 |
| 7 | 14 | 大嶋 和也 福住 仁嶺 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'44.575 | 0.735 | 0.029 | 199.906 |
| 8 | 64 | 伊沢 拓也 大草 りき | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'44.579 | 0.739 | 0.004 | 199.899 |
| 9 | 24 | 松田 次生 名取 鉄平 | リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'44.760 | 0.920 | 0.181 | 199.553 |
| 10 | 23 | 千代 勝正 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO | BS | 1'45.146 | 1.306 | 0.386 | 198.821 |
| 11 | 19 | 国本 雄資 阪口 晴南 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'45.202 | 1.362 | 0.056 | 198.715 |
| 12 | 38 | 石浦 宏明 大湯 都史樹 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO | BS | 1'45.355 | 1.515 | 0.153 | 198.426 |
| 13 | 8 | 野尻 智紀 松下 信治 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 1'45.511 | 1.671 | 0.156 | 198.133 |
| 14 | 39 | 関口 雄飛 中山 雄一 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'45.766 | 1.926 | 0.255 | 197.655 |
| 15 | 12 | 平峰 一貴 ベルトラン・バゲット | MARELLI IMPUL Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'45.976 | 2.136 | 0.210 | 197.264 |
■GT300クラス
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL -RIJ- (2024/12/07) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 5 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | SW | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | | 1'55.763 | - | - | 180.586 |
| 2 | 2 | 堤 優威 平良 響 | muta Racing GR86 GT TOYOTA GR86 muta Racing INGING | BS | | 1'55.839 | 0.076 | 0.076 | 180.468 |
| 3 | 88 | 小暮 卓史 元嶋 佑弥 | VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC | YH | | 1'56.127 | 0.364 | 0.288 | 180.020 |
| 4 | 6 | 片山 義章 ロベルト・メルヒ・ムンタン | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 Team LeMans | YH | | 1'56.649 | 0.886 | 0.522 | 179.215 |
| 5 | 56 | 佐々木 大樹 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | | 1'56.854 | 1.091 | 0.205 | 178.900 |
| 6 | 96 | 新田 守男 高木 真一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | | 1'56.984 | 1.221 | 0.130 | 178.701 |
| 7 | 65 | 蒲生 尚弥 篠原 拓朗 黒澤 治樹 | LEON PYRAMID AMG Mercedes AMG GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | | 1'57.052 | 1.289 | 0.068 | 178.598 |
| 8 | 31 | 小高 一斗 中村 仁 根本 悠生 | apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr | BS | | 1'57.105 | 1.342 | 0.053 | 178.517 |
| 9 | 777 | 藤井 誠暢 チャーリー・ファグ | D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing | DL | | 1'57.171 | 1.408 | 0.066 | 178.416 |
| 10 | 52 | 吉田 広樹 野中 誠太 | Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave | BS | | 1'57.251 | 1.488 | 0.080 | 178.294 |
| 11 | 87 | 松浦 孝亮 坂口 夏月 | METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2 JLOC | YH | | 1'57.322 | 1.559 | 0.071 | 178.187 |
| 12 | 11 | 富田 竜一郎 石川 京侍 大木 一輝 | GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER | DL | 5 | 1'57.820 | 2.057 | 0.498 | 177.433 |
| 13 | 20 | 平中 克幸 清水 英志郎 | シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING | MI | | 1'57.868 | 2.105 | 0.048 | 177.361 |
| 14 | 18 | 小林 崇志 小出 峻 三井 優介 | UPGARAGE NSX GT3 Honda NSX GT3 TEAM UPGARAGE | YH | | 1'57.999 | 2.236 | 0.131 | 177.164 |
| 15 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes AMG GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | | 1'58.099 | 2.336 | 0.100 | 177.014 |
| 16 | 60 | 吉本 大樹 河野 駿佑 伊東 黎明 | Syntium LMcorsa GR Supra GT TOYOTA GR Supra LM corsa | DL | | 1'58.168 | 2.405 | 0.069 | 176.911 |
| 17 | 45 | ケイ・コッツォリーノ リル・ワドゥー | PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING | MI | | 1'58.280 | 2.517 | 0.112 | 176.743 |
| 18 | 50 | イゴール・オオムラ・フラガ 古谷 悠河 | ANEST IWATA Racing RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing with Arnage | YH | | 1'58.284 | 2.521 | 0.004 | 176.737 |
| 19 | 7 | 荒 聖治 ニコラス・クルッテン ブルーノ・スペングラー | Studie BMW M4 BMW M4 GT3 BMW M Team Studie × CRS | MI | | 1'58.339 | 2.576 | 0.055 | 176.655 |
| 20 | 25 | 菅波 冬悟 松井 孝允 佐藤 公哉 | HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA | YH | | 1'58.650 | 2.887 | 0.311 | 176.192 |
| 21 | 30 | 永井 宏明 小林 利徠斗 織戸 学 | apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr | YH | | 1'58.791 | 3.028 | 0.141 | 175.983 |
| 22 | 360 | 大滝 拓也 荒川 麟 田中 篤 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | | 1'58.856 | 3.093 | 0.065 | 175.887 |
| 23 | 9 | 阪口 良平 冨林 勇佑 藤原 優汰 | PACIFICぶいすぽっNAC AMG Mercedes AMG GT3 PACIFIC RACING TEAM | YH | | 1'58.948 | 3.185 | 0.092 | 175.751 |
| 24 | 62 | 平手 晃平 平木 湧也 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS | YH | | 1'59.587 | 3.824 | 0.639 | 174.812 |
| 25 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes AMG GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | | 1'59.861 | 4.098 | 0.274 | 174.412 |
| 26 | 48 | 井田 太陽 眞田 拓海 伊藤 鷹志 | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | | 2'00.896 | 5.133 | 1.035 | 172.919 |
| 27 | 5 | 塩津 佑介 藤波 清斗 | マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | | 2'01.577 | 5.814 | 0.681 | 171.950 |
- 優勝/シリーズチャンピオン 上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)
-

「絶対勝とうと思って、決勝をスタートしました。チャンピオンは意識していませんでした。ミスをしないことに集中して走りきろうと、それだけを考えていました。SCが入りましたが、周回数が減って楽になり、冷静にSC明けのスタートもちゃんと決められました。後ろから増本さんが来ていましたが、ぼくの速いところと、増本さんの速いところを冷静に把握できていたので、ミスしなければ大丈夫と思っていました。来年もみなさんとがちゃがちゃできるように頑張ります」
- 2位 増本千春(SANNO SHIEL制動屋)
-

「こうなってくれたらいいのになあ、というのになったので作戦通りでした。上田さんが練習して、すごく速くなっているので、簡単には抜けないですね。ミスを待っていましたが、なかなかミスをされないので、練習量の違いかなと思います。上田さんは努力の人ですから、完敗です」
- 3位 上村優太(粟村打抜金網VITA)
-

「最近、スタンディングスタートはしたことがなくて、何回転が一番ベストなのかもわかないですし、案の定出遅れて5番手になりました。クルマはチームと話してよくなってきたので、ペース自体はよかったです。2台オーバーテクすることができ、3位になりました。SCがなければもうちょっと前に行けたのかと思います。VITAは面白いですし、いいカテゴリーだと思います」
- 4位 武地孝幸(odula TONE TMR VITA)
-

「真面目に練習もしましたし、1年間楽しめたので、まぁ仕方がないです」
- 5位 MAKOTO(まこと君VITA)
-

「予選は最終コーナーでミスして8位でした。レースペースが予選よりも感触がよくて、1台抜けて、もう1台行けるかなあという感じでした。無理せずに、なんとか事故がなくて終れました。VITAで走ることに生きがいを感じてるので、まだまだ楽しみます」
- 6位/トロフィークラス優勝/同シリーズチャンピオン 蘭牟田政治(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)
-

「トロフィーのランキングをトップで迎えて、当たられたら終わるし、ひやひやもんでした。2位の下垣さんが優勝してぼくが0ポイントなら逆転されるので、完走の1ポイント思ってましたが、予選がうまくいったので、1番になりたいと思っていました。結果オーライでありがたいです。来年はトロフィーじゃなくなるので、鍛錬してチャレンジで上位に行けるように頑張ります」
- 13位/トロフィークラス2位 下垣和也(SOUEISHA-VITA)
-

「前回、全体の3位に入ってトロフィークラスのポイントがなかったのが痛かったです。今日はぜんぜんだめ、何もかもだめでした。次、頑張ります」
- 14位/トロフィークラス3位 CCキタジョー(CRAFT COMPANY VITA)
-

「あまりこのレースは出てなかったんですよ。春にクルマを手にしましたが、3月にエンジンブローして、積み替えるのに、時間とお金の問題でけっこうかかって、ようやく昨日からクルマを動かせるようになりました。ストレートが遅いのでいろいろ原因を探ったら、ヘッドのロッカーアームが1つ落ちていました。昨日は絶望的でしたが、夜に直せたので、そういう意味ではよかったです」
- 20位 落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)(インタビューは降格前)
-

「ペースがなくて、苦しい展開になりました。ついてくことはできましたが、追い抜くまでいけませんでした。上位でバトルできたのですごく勉強になりました。悔しいですが、あと一つ上に行けば表彰台というのを実感できたのでそこはよかったです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

VITA岡山シリーズの最終第5戦が13日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)が初優勝、同時にシリーズタイトルも獲得した。
決勝は、午後1時55分にフォーメーションラップが始まった。予選時に比べると少し雲も増え、太陽が隠れると過ごしやすい気候となった。
ポールポジション(PP)の上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)は好スタートを切り、2位には増本千春(SANNO SHIEL制動屋)が続く。
「スタンディングスタートは久しぶり」という予選3位の上村優太(粟村打抜金網VITA)の動き出しが鈍かったため、3位には予選4位から中島僚斗(&GコーポレーションANGLE VITA)が、4位には予選5位から落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)が上がってきた。上村は5位に落ち、6位には武地孝幸(odula TONE TMR VITA)が続く。
その後方では、予選16位からスタートしたTAKE chan(恵比寿アキランドVita制動屋)がモスSで他車と接触したか、クラッシュ。早くもセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。
SC導入中の1周目順位は、トップ上田、2位増本、3位中島、4位落合、5位上村、6位武地、7位トロフィークラストップの蘭牟田政治(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)、8位MAKOTO(まこと君VITA)、9位関正俊(グラック&KTS)、10位清水康友(ENDLESS☆カーブテイックTrace)、11位長田茂久(TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA)、12位中西亮平(BASIS RACING☆NAMS)、13位植島禎一(MBR-Trace★制動屋)、14位トロフィークラス2位の下垣和也(SOUEISHA-VITA)、15位新井薫(THE BRIDE VITA)、16位トロフィークラス3位の武連良治(TBR RAYBROS VITA)だ。
Take Chanのマシン撤去は時間を要し、4周を回ってようやくSCカーがピットイン。レースは5周目から再開された。
5周目、上田はトップをキープ。2位に増本が、3位に中島が、4位に落合が続くが互いの差は0秒5ほどだ。落合の背後には5位上村が張り付き隙をうかがう。6位には武地がつけている。
6周目、上田と2位増本の差が0秒3と縮まった。その後方、3位中島との差は0秒5。4位落合と5位上村はテールトゥーノーズ。スリップを使った上村が7周目の1コーナーで落合をパスして4位に浮上した。
7周目、トップ上田と2位増本の差は相変わらず0秒3。3位の中島は上位2台についてゆくことができず徐々に遅れ始め、その差は1秒と広がる。中島の背後には4位に上がった上村が徐々に近づいてきた。6位は武地、7位にMAKOTO、8位に藺牟田、9位に清水、v.Granzが主戦場でVITAが久々の関は10位まで上がってきた。
8周目、トップ上田と2位増本は接近戦だが、上田は冷静に増本の速いところ、遅いところを見定め、隙を与えない。増本は上田のミス待ちだが、その機会は訪れそうにない。3位の中島には4位の上村が0秒3差で迫る。0秒9差で5位落合が続き、6位の武地は3秒近く落合から遅れている。
9周目、2位の増本はトップを追うのをあきらめたか、トップ上田との差が0秒7と開いた。3位の中島の背後には上村が張り付き、ついに最終ラップの10周目に上村が3位に浮上。4位に落ちた中島には5位の落合が近づいてきた。
最終ラップの10周目、レッドマンコーナーで「距離があるので来ないと思っていた」という4位中島が空けていたインに5位落合が強引に飛び込む。2台は接触し、中島はスピンして大きく順位を落とした。落合は4位に浮上して走行を続けた。
トップでゴールしたのは上田で初優勝。2位に増本、3位に上村、4位は落合、5位には中島の後退で繰り上がった武地、6位にMAKOTO、7位に藺牟田、8位に清水、9位に関、10位に長田が続いた。
しかし、接触した落合にはレース後、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第18条(ドライバーの安全遵守事項)の2.1(危険なドライブ行為)により、30秒加算のペナルティーが科された。このため落合は20位に後退。5位以下が繰り上がり、4位武地、5位MAKOTO、6位藺牟田、7位清水、8位関、9位永田、10位植島となった。
トロフィークラス優勝は総合6位の藺牟田、2位に総合13位の下垣が、3位に総合14位のCCキタジョー(CRAFT COMPANY VITA)が入った。
優勝した上田はポイントを46まで伸ばし、4位に入った武地も46ポイントとし、同ポイント。岡山チャレンジカップレース特別規則書第44条(シリーズランキング)の2(複数ドライバーが同一得点)の規定により、上田と武地は優勝回数は同じだが、2位の回数が上田が2回、武地が0回のため、2位の回数で上回った上田がシリーズチャンピオンを獲得した。
上田は昨年からVITAシリーズに参戦、練習に練習を重ね、徐々に速さを身につけると、今シーズンの第3戦、第4戦で連続2位、この第5戦で初優勝を飾り、わずか2年で頂点まで上り詰めた。
トロフィークラスは、ランキングトップの藺牟田がクラスPPから優勝したため、文句なしでチャンピオンを獲得した。
この後、12月15日には、VITAも参戦するMEC120がここ岡山国際サーキットで開催され、短いシーズンオフを経て、例年通りなら、来年2月には岡山チャレンジカップレース第1戦が開催される予定だ。

Text & Photo: Yoshinoiri OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 VITA岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 333 | | | 上田 裕司 | PHOENIX®ARDS&萬雲塾
| 10 | 20'55.836 | - | - |
| 2 | 68 | | | 増本 千春 | SANNO SHIELD制動屋
| 10 | 20'56.242 | 0.406 | 0.406 |
| 3 | 33 | | | 上村 優太 | 粟村打抜金網VITA
| 10 | 20'57.882 | 2.046 | 1.640 |
| 4 | 39 | | | 武地 孝幸 | odula TONE TMR VITA
| 10 | 21'02.553 | 6.717 | 4.671 |
| 5 | 88 | | | MAKOTO | まこと君VITA
| 10 | 21'03.664 | 7.828 | 1.111 |
| 6 | 4 | Trophy | 1 | 蘭牟田 政治 | SSJOKER☆ダイワN通商VITA
| 10 | 21'04.476 | 8.640 | 0.812 |
| 7 | 75 | | | 清水 康友 | ENDLESS☆カーブテイックTrace
| 10 | 21'04.704 | 8.868 | 0.228 |
| 8 | 9 | | | 関 正俊 | グラック&KTS
| 10 | 21'05.290 | 9.454 | 0.586 |
| 9 | 46 | | | 長田 茂久 | TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA
| 10 | 21'05.885 | 10.049 | 0.595 |
| 10 | 34 | | | 植島 禎一 | MBR-Trace★制動屋
| 10 | 21'09.263 | 13.427 | 3.378 |
| 11 | 66 | | | 中西 亮平 | BASIS RACING☆NAMS
| 10 | 21'10.202 | 14.366 | 0.939 |
| 12 | 25 | | | 新井 薫 | THE BRIDE VITA
| 10 | 21'10.544 | 14.708 | 0.342 |
| 13 | 14 | Trophy | 2 | 下垣 和也 | SOUEISHA-VITA
| 10 | 21'12.098 | 16.262 | 1.554 |
| 14 | 44 | Trophy | 3 | CCキタジョー | CRAFT COMPANY VITA
| 10 | 21'18.863 | 23.027 | 6.765 |
| 15 | 57 | Trophy | 4 | 武連 良治 | TBR RAYBROS VITA
| 10 | 21'19.627 | 23.791 | 0.764 |
| 16 | 219 | | | 中島 僚斗 | &GコーポレーションANGLE VITA
| 10 | 21'20.721 | 24.885 | 1.094 |
| 17 | 7 | | | Andrew Hatano | Soleil時間割VITA
| 10 | 21'26.812 | 30.976 | 6.091 |
| 18 | 105 | Trophy | 5 | 吉村 雅一 | ヨシムラオートVita
| 10 | 21'27.007 | 31.171 | 0.195 |
| 19 | 525 | Trophy | 6 | CHAY | KRS VITA
| 10 | 21'30.103 | 34.267 | 3.096 |
| 20 | *51 | | | 落合 蓮音 | ホージャストレーシングVITA
| 10 | 21'30.177 | 34.341 | 0.074 |
| 21 | 61 | Trophy | 7 | 木村 一廊 | KOO′ON with ABBEY
| 10 | 21'33.209 | 37.373 | 3.032 |
| 22 | 36 | | | 戸田 淳也 | アングルオートVita
| 10 | 21'33.304 | 37.468 | 0.095 |
| 23 | 80 | Trophy | 8 | AKI MORIMURA | 恵比寿B※RIGHT-VITA
| 10 | 21'34.055 | 38.219 | 0.751 |
| 24 | 320 | | | 西尾 光芳 | エス★コンプリート320 VITA
| 10 | 21'34.186 | 38.350 | 0.131 |
| 25 | 11 | | | 高橋 裕史 | リーガルトップVITA
| 10 | 21'41.364 | 45.528 | 7.178 |
| 26 | 21 | Trophy | 9 | 汐崎 幸司 | SURE STYLE☆萬雲塾VITA
| 10 | 21'48.323 | 52.487 | 6.959 |
| 27 | 26 | Trophy | 10 | 清野 真 | KPR OS GARUDA VITA
| 10 | 22'19.003 | 1'23.167 | 30.680 |
| 28 | 331 | Trophy | 11 | 丸野 哲郎 | ナオチエVITA
| 10 | 22'50.634 | 1'54.798 | 31.631 |
| ---- 以上規定周回数(70% - 7 Laps)完走 ---- |
| - | 10 | | | 三宅 永泰 | TOY'S MS制動屋VITA
| 3 | 8'20.713 | 7Laps | 7Laps |
| - | 78 | Trophy | - | TAKE chan | 恵比寿アキランドVita制動屋
| 0 | - | 10Laps | 3Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 33 上村優太(粟村打抜金網VITA) 1'45.679 (8/10) 126.144 km/h
- CarNo. 51は、岡山国際サーキット4輪レース一般競技規則書第4章第18条2.1(他車との接触)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
- ポールポジション 上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)
-

「木曜日から準備してきて、金曜、土曜と予選を想定して練習をしてきました。狙ってるタイムが44秒の7、8で、昨日とコンディションも変らず、ちょっと悪かったくらいなので、うまくまとめることができました。クルマも速かったですが、予選なので、決勝で1番を取れるように頑張ります」
- 2位 増本千春(SANNO SHIEL制動屋)
-

「惜しかったですけどね。僕のせいなんですが、シフトミスをしてしまいました。ベストの周で、5速に入れるときに3速に入ってしまいました。それがなくても上田さんが速いです。練習、イコール、速くなるですからね」
- 3位 上村優太(粟村打抜金網VITA)
-

「VITAのスプリントレースは初めてで、ニュータイヤも初めて履きました。右肩上がりなので、ぱっと来て、ぱっとポールを取れたらかっこいいなと思ったけど、そんなに甘くはなかったです。クルマは足回りも自由、ブレーキパッドメーカーも自由で、ある程度変えられる範囲があって、皆さんテストを重ねて組み合わせを探しているので、なかなか腕だけでねじ伏せることはできませんでした。これを極めようと思ってるわけではなく、VITAの雰囲気を味わって、その経験をお客様にフィードバックするのが狙いなので、クルマを壊さず、ペナルティーを受けずに表彰台に乗りたいと思います。優勝は狙います。スリップストリームも効くのでチャンスはあると思います」
- 4位 中島僚斗(&GコーポレーションANGLE VITA)
-

「大失敗です。ドライバーのミスです。ベストの周のダブルヘアピン2個目の立ち上がりで、ケツを出してしまいました。決勝は行くしかないですね」
- 5位 落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)
-

「昨日、新品タイヤを履いたら、中古のときより遅いタイムしかでませんでした。やばい状況でしたが、予選はスリップについて走ったらちゃんとタイムが出たので、よかったです。10番以内に入れたらいいなあと思っていました。僕がピットに入ってきたときは4位だったので、1つ落ちましたがけっこういい順位につけたと思います。みなさんベストと同じタイムで走っているなかで、ぼくだけセカンドベストが0秒5くらい落ちているので、その不安はありますが、決勝は、抜かれても抜き返す勢いで頑張りたいと思います」
- 6位 武地孝幸(odula TONE TMR VITA)
-

「シフトミスしました。アットウッドで3速に入れたと思ったら5速に入ってしまいました。その周はセクター1がベストだったので失敗しましたね。チャンピオンがかかっていますが、ポイントとか気にするよりも1台でも前に行くことしか考えてないので、頑張ります」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
VITA岡山シリーズ第5戦は10月13日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、上田裕司が初ポールポジションを獲得した。
VITA岡山シリーズもいよいよ第5戦を迎えた。12月15日には、VITAも出場するMEC120が控えているが、こちらは得点対象外のため、これがチャンピオンシップとしては最終の戦いとなる。
出走台数は30台と多くのエントリーを集めた。ポイントリーダーは35ポイントの武地孝幸(odula TONE TMR VITA)、2位に30ポイントの清水康友(ENDLESS☆カーブテイックTrace)、3位に28ポイントの上田裕司(PHOENIX&ARDS&萬雲塾)、4位に24ポイントの増本千春(SANNO SHIEL制動屋)がつけている。中島僚斗(&GコーポレーションANGLE VITA)、MAKOTO(まこと君VITA)、下垣和也(SOUEISHA-VITA)が21ポイントで並び、ここまでがチャンピオンの可能性があるが、実質的には武地、清水、上田あたりの争いになりそうだ。
50歳以上もしくはNCP13エンジンを搭載車両で、申請した選手で争われるトロフィークラスは、ポイントリーダーは38ポイントの蘭牟田政治(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)、2位に25ポイントの武連良治(TBR RAYBROS VITA)が、3位に下垣がつけており、この3人がチャンピオンの可能性を残しているが、圧倒的に藺牟田が有利だ。
今回は、スーパーGT、スーパー耐久、PCCJなどで活躍した上村優太(粟村打抜金網VITA)、先週鈴鹿で行われたスーパーFJでいきなり予選2位、決勝でも4位に入った16歳の落合蓮音(ホージャストレーシングVITA)も岡山シリーズ初参戦。彼らも上位に食い込んでくることが予想され、チャンピオン争いに影響を与えそうだ。
公式予選は午前10時20分より15分間で行われた。「晴れの国岡山」は早朝から雲一つない秋晴れに恵まれ、絶好のレース日和となった。出走30人中、12人がトロフォークラスだ。
計測が始まった2周目には、藺牟田が1分46秒857でトップに立つ。2位には清水が47秒395で、3位には上田が47秒425で、4位にはMAKOTOが47秒468で、5位にはTAKE chan(恵比寿アキランドVita制動屋)が47秒538で、6位には長田茂久(TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA)が47秒549でつける。
3周目には、岡山初参戦、16歳の落合が2分45秒214でトップに上がってきた。藺牟田は45秒603までタイムを縮めるも2位に後退。3位にはこちらも岡山初参戦のトップドライバー上村が45秒696で浮上。MAKOTOはタイムを43秒784まで縮めたものの4位と順位は変わらず、5位には下垣が45秒952で浮上、清水は46秒368までタイムを縮めたものの6位まで順位を落とした。
4周目には、上田が1分45秒122でトップとめまぐるしく順位がかわる。2位にはさらにタイムを45秒157まで更新した上村が順位をアップ。3位には一気にタイムを更新してきた中島が45秒205で浮上。タイムを更新できない落合は4位に落ち、5位には武地が45秒323で上がってきた。藺牟田はタイムを45秒351まで縮めるも6位まで後退してしまった。
5周目には、上田がタイムを1分44秒852まで縮めついに44秒台に入った。タイヤのピークを過ぎたか、2位上村、3位中島、4位落合はタイムを更新できず。5位には増本千春(SANNO SHIEL制動屋)が45秒232で浮上し、タイムを更新できなかった武地は6位に落ちた。
6周目、各選手タイムが伸びず、このままの順位で予選は終了するかと思われたが、5位につけていた増本が1分45秒135と一気にタイムを更新、トップ上田と上村の間に入って、2位に浮上した。
公式予選、ポールポジションは上田、2位増本、3位上村、4位中島、5位落合、6位武地となった。
トロフィークラスポールポジションは総合7位の藺牟田、2位に総合12位の下垣、3位に総合15位の武連となった。
ポールポジションを獲得した上田は練習の虫で努力の人。いままで予選最高位が4位だったがついに予選でトップに立った。チャンピオンを争うランキングトップの武地が予選6位、同2位の清水が予選11位と振るわなかったため、仮に決勝がこのままの順位で終われば、上田の逆転チャンピオンとなる。
決勝レースは午後1時55分より10周で行われる。チャンピオン争いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 VITA岡山シリーズ Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 333 | | | 上田 裕司 | PHOENIX®ARDS&萬雲塾
| 1'44.852 | - | - | 127.139 |
| 2 | 68 | | | 増本 千春 | SANNO SHIELD制動屋
| 1'45.135 | 0.283 | 0.283 | 126.797 |
| 3 | 33 | | | 上村 優太 | 粟村打抜金網VITA
| 1'45.157 | 0.305 | 0.022 | 126.770 |
| 4 | 219 | | | 中島 僚斗 | &GコーポレーションANGLE VITA
| 1'45.205 | 0.353 | 0.048 | 126.713 |
| 5 | 51 | | | 落合 蓮音 | ホージャストレーシングVITA
| 1'45.214 | 0.362 | 0.009 | 126.702 |
| 6 | 39 | | | 武地 孝幸 | odula TONE TMR VITA
| 1'45.351 | 0.499 | 0.137 | 126.537 |
| 7 | 4 | Trophy | 1 | 蘭牟田 政治 | SSJOKER☆ダイワN通商VITA
| 1'45.460 | 0.608 | 0.109 | 126.406 |
| 8 | 88 | | | MAKOTO | まこと君VITA
| 1'45.640 | 0.788 | 0.180 | 126.191 |
| 9 | 9 | | | 関 正俊 | グラック&KTS
| 1'45.695 | 0.843 | 0.055 | 126.125 |
| 10 | 46 | | | 長田 茂久 | TRACE☆TS☆CB☆愉快なおっさんVITA
| 1'45.719 | 0.867 | 0.024 | 126.097 |
| 11 | 75 | | | 清水 康友 | ENDLESS☆カーブテイックTrace
| 1'45.933 | 1.081 | 0.214 | 125.842 |
| 12 | 14 | Trophy | 2 | 下垣 和也 | SOUEISHA-VITA
| 1'45.952 | 1.100 | 0.019 | 125.819 |
| 13 | 34 | | | 植島 禎一 | MBR-Trace★制動屋
| 1'45.961 | 1.109 | 0.009 | 125.809 |
| 14 | 66 | | | 中西 亮平 | BASIS RACING☆NAMS
| 1'46.064 | 1.212 | 0.103 | 125.686 |
| 15 | 57 | Trophy | 3 | 武連 良治 | TBR RAYBROS VITA
| 1'46.143 | 1.291 | 0.079 | 125.593 |
| 16 | 78 | Trophy | 4 | TAKE chan | 恵比寿アキランドVita制動屋
| 1'46.175 | 1.323 | 0.032 | 125.555 |
| 17 | 25 | | | 新井 薫 | THE BRIDE VITA
| 1'46.309 | 1.457 | 0.134 | 125.397 |
| 18 | 61 | Trophy | 5 | 木村 一廊 | KOO′ON with ABBEY
| 1'46.339 | 1.487 | 0.030 | 125.361 |
| 19 | 320 | | | 西尾 光芳 | エス★コンプリート320 VITA
| 1'46.381 | 1.529 | 0.042 | 125.312 |
| 20 | 7 | | | Andrew Hatano | Soleil時間割VITA
| 1'46.381 | 1.529 | 0.000 | 125.312 |
| 21 | 44 | Trophy | 6 | CCキタジョー | CRAFT COMPANY VITA
| 1'46.452 | 1.600 | 0.071 | 125.228 |
| 22 | 10 | | | 三宅 永泰 | TOY'S MS制動屋VITA
| 1'46.481 | 1.629 | 0.029 | 125.194 |
| 23 | 105 | Trophy | 7 | 吉村 雅一 | ヨシムラオートVita
| 1'47.408 | 2.556 | 0.927 | 124.114 |
| 24 | 80 | Trophy | 8 | AKI MORIMURA | 恵比寿B※RIGHT-VITA
| 1'47.588 | 2.736 | 0.180 | 123.906 |
| 25 | 525 | Trophy | 9 | CHAY | KRS VITA
| 1'47.596 | 2.744 | 0.008 | 123.897 |
| 26 | 36 | | | 戸田 淳也 | アングルオートVita
| 1'48.408 | 3.556 | 0.812 | 122.969 |
| 27 | 11 | | | 高橋 裕史 | リーガルトップVITA
| 1'48.704 | 3.852 | 0.296 | 122.634 |
| 28 | 21 | Trophy | 10 | 汐崎 幸司 | SURE STYLE☆萬雲塾VITA
| 1'48.997 | 4.145 | 0.293 | 122.304 |
| 29 | 26 | Trophy | 11 | 清野 真 | KPR OS GARUDA VITA
| 1'52.660 | 7.808 | 3.663 | 118.328 |
| 30 | 331 | Trophy | 12 | 丸野 哲郎 | ナオチエVITA
| 1'55.752 | 10.900 | 3.092 | 115.167 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'16.563)予選通過 ---- |

TCRジャパンシリーズ第2戦レース5は6日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートしたHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)の開幕からの連続優勝は4で途絶えた。
決勝は10分遅れの午後1時30分にフォーメーションラップが始まった。予選時の雲ははけ、鈴鹿には日差しが戻ってきた。
フォーメーションラップ中には、予選3位の加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)の右ドライブシャフトが折損。加藤はゆるゆるとピットに戻りリタイア。ニュータイヤを温存した作戦は水疱に帰すこととなった。
4台がグリッドに着き、スタートが切られると、予選順位どおりに1コーナーへ向かう。1周目にはポールシッターのチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)を0秒6離して戻ってきた。3位の梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)はさらに4秒4差で遅れ始める。4位にはさらに大きく遅れてキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)が続く。
トップに立ったチェはHIROBONを徐々に離し、5周目にはその差は1秒1となる。HIROBONはここで、タイヤを温存して、終盤にスパートをかける作戦にでる。
7周目にはHIROBONはチェとの差を1秒3まで広げられるが、ここからHIROBONは徐々にチェに接近。8周目にはその差を0秒8と縮めると、チェのミスもあり、9周目のシケイン立ち上がりでチェに急接近。10周目の1コーナーインからチェをパスしついにトップに立った。
ここからHIROBONはチェを突き放し、規定の時間が過ぎ12周となったレースを優勝で飾った。チェは2位に入り、開幕戦に次いで優勝を落とした。
3位には大きく遅れて梅本が入った。キムはトラブルか9周目にピットインしレースを終えたが、規定周回数9をクリアしたため順位認定され4位となっている。
第3戦、レース6、7はモビリティーリゾートもてぎに舞台を移し、2週間後の10月19、20日に決勝が行われる。







Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Maker Model Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 19 | HIROBON | Audi RS3 LMS Gen2 バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 12 | 27'19.100 | - | - |
| 2 | 3 | チェ ジョンウォン | Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N | 12 | 27'21.246 | 2.146 | 2.146 |
| 3 | 69 | 梅本 淳一 | Honda CIVIC TCR FL5 J'S RACING CIVIC TCR FL5 | 12 | 27'53.907 | 34.807 | 32.661 |
| 4 | 36 | キム ソンヒョン | Hyundai i30 N TCR KMSA MOTORSPORT N | 9 | 23'15.430 | 3Laps | 3Laps |
| ---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ---- |
| - | 6 | 加藤 正将 | Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N | - | d.n.s | - | - |
- Fastest Lap: CarNo. チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N) 2'15.422 (2/12) 154.371 km/h

TCRジャパンシリーズ第2戦レース5は6日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)がポールポジションを獲得。開幕からの連続ポールを5と伸ばした。
レース5公式予選は午前8時より15分間で行われた。上空には雲が広がり、過ごしやすい気候で予選は進行した。
ここでも、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)、加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)は1周を回ってピットイン。前後タイヤを組み替えて再びピットアウトしていく。
この間、ユーズドタイヤで予選に臨んだ梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)が2分17秒172から16秒104とタイムを縮めトップに立つ。
これを上回ってきたのはやはり、チェで2分12秒542と他を圧倒するタイムでトップに立った。2位にはHIROBONが14秒493で続くが、タイム差は1秒951と大きく差をつけられる。「相手が速すぎる」とHIRBONもお手上げ状態だ。
3位にはユーズドタイヤを選択した加藤がHIROBONから0秒179の僅差、2分14秒672で続く。梅本は4位まで予選順を落とし、5位にはキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)がつけた。
チェは開幕から5連続ポールポジション。決勝は、午後1時20分より23分+1周で行われる。ニュータイヤを履いてスタートし「マシンの調子はいい」という加藤がスタートで前に出てチェに土をつけられるか、「決勝は厳しい」というHIROBONの巻き返しなるかに注目だ。




Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Maker Model Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 3 | チェ ジョンウォン | Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N | 2'12.542 | - | - | 157.725 |
| 2 | 19 | HIROBON | Audi RS3 LMS Gen2 バースレーシングプロジェクト【BRP】 | 2'14.493 | 1.951 | 1.951 | 155.437 |
| 3 | 6 | 加藤 正将 | Hyundai Elantra N TCR KMSA MOTORSPORT N | 2'14.672 | 2.130 | 0.179 | 155.230 |
| 4 | 69 | 梅本 淳一 | Honda CIVIC TCR FL5 J'S RACING CIVIC TCR FL5 | 2'16.104 | 3.562 | 1.432 | 153.597 |
| 5 | 36 | キム ソンヒョン | Hyundai i30 N TCR KMSA MOTORSPORT N | 2'25.070 | 12.528 | 8.966 | 144.104 |