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2024年6月

SUPER FORMULA

第3戦SUGOフリー走行1回目結果

東北大会 in スポーツランドSUGO -RIJ- (2024/06/22) Free Practice 1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
139A大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'06.133--195.234
28B福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'06.426 0.293 0.293194.373
315B岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'06.454 0.321 0.028194.291
43A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.508 0.375 0.054194.133
564B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.539 0.406 0.031194.043
636A坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'06.647 0.514 0.108193.728
737B笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'06.655 0.522 0.008193.705
85B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'06.672 0.539 0.017193.656
94B小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'06.960 0.827 0.288192.823
1065A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'07.063 0.930 0.103192.526
1138B阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'07.203 1.070 0.140192.125
1214B大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'07.207 1.074 0.004192.114
1355A松下 信治TGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'07.225 1.092 0.018192.062
1420B国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'07.276 1.143 0.051191.917
1516A野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'07.490 1.357 0.214191.308
1619A平良 響ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'07.613 1.480 0.123190.960
177A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'08.199 2.066 0.586189.319
1812A三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'08.316 2.183 0.117188.995
1950A木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'08.410 2.277 0.094188.736
2053BジュジュTGM GP SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'08.918 2.785 0.508187.344
216A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'09.806 3.673 0.888184.961

SUPER GT

第3戦鈴鹿GTA定例会見 予選方式は今シーズン中に見直しの可能性も

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は6月2日、第3戦の行われている三重県の鈴鹿サーキットで定例会見を開き、スーパーフォーミュラやスーパー耐久と連携したレースカレンダーの調整や、今季から導入された新予選方式の今後、そして前回の富士で問題となったFIA-F4のエンジントラブルへの対策などについて、坂東正明代表が答えた。

 まず先日発足したスーパー耐久未来機構やスーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)とは国内モータースポーツの振興と発展のために継続的にコミニュケーションを取っているとのこと。来季のレースカレンダーについても、集客への影響やチームスタッフへの負担などを考慮して、なるべく日程が集中したり開催地が偏ったりしないように3団体で話し合っているという。

 GTAとしては観客の満足度の向上とリピーターを確保し、より多くの動員を実現することをメインにカレンダーづくりに取り組みたいとしており、それを踏まえつつ他団体の立ち位置にも配慮してJAFへの申請していくとのこと。

 また今シーズンから導入された新方式の予選についても、特にGT300クラスのQ1でグループA、Bの出走順でタイムに隔たりがあることに対し、走行時間を長めにとって全車一斉に走行する、選手権ポイントに応じて出走順を固定するなど、運用方法を再検討する可能性があるという。このほかQ1とQ2両方でニュータイヤを使用できるようにする代わりに両方のセットを決勝で使用することを義務付けるなど、予選方式については今後もより良い方法を模索し、可能な限り早い時期に見直していきたいとしている。

 また質疑応答の中で、前回の富士大会で開幕したFIA-F4において、いくつかの車両でエンジントラブルが発生し、第2戦では出走取り止めが相次いだ件についても言及。今回のトラブルは振動によって配線に接触不良が生じたことが原因であったとのこと。具体的にはイグニッションコイルの固定方法が1~3番ピストンと4番ピストンで異なっており、これが原因で主に4番ピストンで点火タイミングの不具合が起き、ピストンの破損などにつながったという。そこで今大会からは全てのイグニッションコイルを同じプレートで固定すると共に、配線やカプラーへも断線対策を講じている。また第2戦で応急的に実施した、レブリミットを300回転落とすことと、混合比を濃く設定する措置は継続していく。

 なお、坂東代表は最後の挨拶の中で、近日中にマレーシアのレース関係者と会談する予定があると発言。海外開催の復活に向けて、各方面との話し合いは今も続いているようだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

第3戦鈴鹿優勝会見 笹原右京「トムスやTGRには感謝してもしきれない」

GT500クラス 37号車Deloitte TOM'S GR Supra(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

笹原右京(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

決勝記者会見:GT500クラスで優勝した笹原右京(TGR TEAM Deloitte TOM\'S)

 「ポールポジションからスタートできましたが、天候が不安定でしたし、自分達が選択したタイヤがスタートにはあまり適していなかったので、結構厳しいスティントでした。ただファーストスティントはマージンを築けたし、いい流れで進めていました。14号車が非常に速いなという印象でしたが」

 「セカンドスティントはタイヤを交換してちゃんと対策しましたが、ちょっとしたトラブルがありました。それでもトップでジュリアーノにクルマを渡すことが最大のタスクだったので、とにかく守り切ろうと。難しい場面が沢山ありましたが、チームがミスなく戦い切った結果です。14号車にペナルティがあったことは同じ陣営として残念ですが、僕たちは僕たちでミスなく戦い切りました」

 「ホンダからトヨタに移籍してきて、今までにポールを取ったことはありますが、なかなか勝てそうで勝てませんでした。やっと今日勝利を手に入れることができて、ホッとすると同時にトムスの皆さんやTGRの皆さんには感謝してもしきれない。そういった思いです」

ジュリアーノ・アレジ(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

決勝記者会見:GT500クラスで優勝したジュリアーノ・アレジ(TGR TEAM Deloitte TOM\'S)

 「非常にいいレースだったと思います。右京選手は素晴らしい走りをしてくれました。ポールポジションからのスタートはプレッシャーも半端ないと思いますが、最後までミスなく走り切ったのはさすがという他ありません」

 「14号車との接戦の中で僕のスティントは始まりましたが、自分達にはペースがあると信じて走っていました。ピットストップの間に抜かれてしまいましたが、それについては僕らにはどうすることもできませんでした。残念ながら14号車にペナルティが出て、ポジションを取り戻すことができましたが、ペースには自信があったので37号車の実力で優勝できたと思っています。ホッとしましたし、僕らにとっては重要なレースでした」

 「昨年からなかなか結果が出ず、残念な思いをしてきましたが、この結果でリセットできたと思います。この流れでこれからも頑張っていければと思います」

GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)

藤井誠暢(D'station Racing)

決勝記者会見:GT300クラスで優勝した藤井誠暢(D\'station Racing)

 「昨日ポールポジション会見に出席し、今日も会見の場に戻って来られて嬉しいです。自分はスーパーGTを長くやっているので優勝を経験していますが、D'station Racingはチームが立ち上がって1勝目になるので、それを達成できてホッとしています」

 「天候が微妙だったので、タイヤが合う合わないとか色々考えないといけないんですが、ドライに関しては自信があったので、いいレースができるんじゃないかと思っていました。始まってみると実際にペースが速くて、大きなマージンを築くことができました」

 「前回の富士ではタイヤバーストで悔しい思いをしましたが、今回はダンロップさんが持ってきてくださったタイヤがかなり良くて、自信を持って決勝に挑めました。セットアップも見直したので、タイヤトラブルに見舞われる可能性は100%ないと思っていましたが、タイヤマネジメントしながらそれなりにプッシュして戦うことができましたし、最後のスティントもプッシュして走ることができました」

 「レースを長くやっていますが、こういった形で完璧に決められることはないので、それを決められて大変嬉しく思っています」

チャーリー・ファグ(D'station Racing)

決勝記者会見:GT300クラスで優勝したチャーリー・ファグ(D\'station Racing)

 「初めての鈴鹿でのレースで、僕にとっては2戦目のスーパーGTでしたが、ここで優勝できたことを非常に嬉しく思っています」

 「傍からは簡単に見えたかもしれませんが、僕自身はマネジメントしなければならない部分が沢山ありました。特にGT500のトラフィックにはまだ慣れていませんし。富士はコース幅が広いので気になりませんでしたが、ここでは上手く対処しなければと思っていました。その点を踏まえても自分のスティントはスムーズにいったと思います。チームにもダンロップにも感謝しております」

 「明日自分の国に戻りますが、気分良く帰国できます」

※ なお、会見前に行った抽選により、第4戦の公式予選Q1ではGT300クラスはグループB(ここまでに獲得したドライバーズポイントの順位が偶数のチーム)が先に走行することが決まった。

決勝フォトセッション:GT500クラスのウィナー

決勝フォトセッション:GT300クラスのウィナー

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝 GT500クラスは37号車Deloitte TOM'S GR Supraが今季初優勝!!

 2024オートバックス スーパーGT第3戦「鈴鹿GT3時間レース」の決勝が6月2日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)が3時間で92周を走りきり、今季初優勝。笹原とアレジにとってはこれが嬉しいスーパーGT初勝利となった。

(天候:曇り 路面:ドライ 観客動員数:予選日17,500人/決勝日25,000人/大会総入場者数42,500人)

 決勝前に行われているウォームアップ走行では正午のコースオープンから雨が降り始めたが、20分の走行が終わるまでに天候は回復。コースには所々濡れた箇所は残っていたが、全15台がドライタイヤを装着してスタートに臨んだ。

 午後1時30分、三重県警の7台の白バイと4台のパトロールカーの先導でパレードランが始まり、1周のフォーメーションラップに続いて午後1時38分04秒に第3戦の決勝がスタートした。

 ポールポジションの笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)がトップで1コーナー。すぐ後ろから大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)が追い上げる。3位に福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)、4位に松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)とここまでは予選順位通りだ。

 笹原は後方の16号車を牽制しながらホームストレートを戻ってきた。

 2位の16号車はクルマのバランスが万全ではなかったようで、そこからは苦しい走りを強いられ、トップを追うどころか14号車の猛追にさらされることになり、4周目のシケインではこれを退けたものの、続く5周目の1コーナーでアウトから並びかけられ、大津の懸命の抵抗も虚しく3コーナーの進入で2位を明け渡してしまった。

 続いて14号車の福住は37号車を追い上げ、5周終わりで0.880差に追い詰める。

 しかし笹原は14号車との差を7周目には1秒063とすると、10周目には2秒241まで広げる。

 その後方では16号車と8号車が3位争いを展開、さらにその後方では大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)を先頭に高星明誠(Niterra MOTUL Z)、ベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)、松田次生(リアライズコーポレーションADVAN Z)の3台のZが僅差で追っていた。

 12周目には福住が37号車との差を1.334秒まで縮めるが、笹原も13周目に1秒444にリードを広げる。その後も2台は周回遅れを交わしながら一進一退の攻防を続ける。27周目に入ったところでコースの一部で小雨が降ってきたが、これはレース展開に影響するほどのものではなく、すぐに止んだ。

 そして2位の14号車は32周目、トップの37号車は33周目に最初の給油を行った。ここで14号車は福住から大嶋和也に交代したが、37号車はそのまま笹原が実質トップでコースに復帰、2スティント目を担当した。

 その後、40周目のシケインで千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)に追突するアクシデントが発生、これにより競技団はトップが42周目に入ったところでこの日最初のフルコースイエロー(FCY)を宣言した。

 23号車はその場でスピンアウトし、レースには復帰したもののドライビングスルーペナルティを課せられることとなり、38号車はリヤ周りを大破して41周目にピットイン。そのままレースを終えることとなる。

 FCYは43周目に解除となる。ここで14号車が猛然と37号車を追い上げるが、37号車も負けじとペースを上げ、両者の差はその後も開いたり近づいたりを繰り返す。

 52周目には山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトラブルによりコースサイドでストップしてしまったため、この日2度目のFCYが宣言され、53周目に入ったところで解除となるが、ここでも笹原は大嶋の追撃を退ける。

 そして60周目、最大運転時間ギリギリの周回で笹原はピットイン。2度目の給油を行ってジュリアーノ・アレジにステアリングを託す。

 これを見てとった大嶋はこれをチャンスとばかりに攻めに攻めて62周目にピットイン。再び福住に交代する。その甲斐あって14号車は37号車の遥か前方でコースに復帰。ここでトップに躍り出てその後もリードを広げていった。

 しかしこのピット作業において14号車は100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTの鼻先を掠める形でピットレーンに飛び出してしまったため、競技団はこれを「ピットエリア遵守事項違反」と判定。14号車にドライビングスルーペナルティを課す裁定を下した。

 これにより14号車の福住は69周終わりでピットインすることとなり、一気に4位に後退してしまった。

 そこから猛然と追い上げを開始した福住は72周目130R手前で山下健太(au TOM'S GR Supra)を抜いて3位に浮上すると、78周目のシケインでは大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)のインに飛び込んで2位を奪い返した。

 しかし前を行く37号車のアレジとは12秒985の大差がついており、再逆転は極めて困難な状況。

 アレジもそこからペースを上げて福住の追撃を許さず、最後は10秒968差で3時間92周を走り切り、37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)が今季初優勝をものにした。

 一時はトップに立った14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)は惜しくも2位。16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)は終盤12号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)の猛追を受けたが、辛くも逃げ切って3位表彰台を獲得した。

 また、ポイントリーダーの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)は予選11番手と後方からのスタートながら坪井と山下が着実に順位を上げ、一時は3位を走る快走を見せて5位でフィニッシュ。依然としてドライバーズランキングでトップに立っている。

 次戦は今季2度目の富士スピードウェイ大会。8月4日に今季初の350kmレースが行われる。

三重県警先導のパレードラップ

3時間レースのスタートシーン(GT500)

GT500クラス優勝はDeloitte TOM\'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)

GT500クラス決勝2位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)

GT500クラス決勝3位はARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)

GT500クラス決勝4位はMARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

GT500クラス決勝5位はau TOM\'S GR Supra(坪井翔/山下健太)

GT500クラス決勝6位はAstemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)

Text: Kazuhisa SUEIRO
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝 GT300クラスはD'station Vantage GT3が完璧なレースで初優勝を飾る

 2024 AUTOBACS SUPER GT 第3戦「SUZUKA GT 3Hours RACE」の決勝が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、今シーズンから参戦している777号車 D'station Vantage GT3(藤井誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ)が、完璧なレース運びを見せ初優勝を飾った。

 やや不安定な天候となった週末。決勝中も時折雨がぱらついていたが、スタート時刻には天候が回復。日が射すなか、午後1時38分にレースのスタートが切られた。

 ポールスタートの777号車D'station(藤井)は、快調なペースで後続との差を開き、スタートから40分経過した20周目には早くも15秒の大量リードを築いた。2位は、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(山内英輝)を15周目にかわした2号車muta Racing GR86 GT(平良響)。

 さらに、1時間を経過した27周目には、31号車apr LC500h GT(小高一斗)も、61号車SUBARUを抜き去り3位に浮上。ペースの上がらない61号車は、このあと上位陣のなかでは最初にピットに滑り込む。

 大量リードを保ったまま、30周目にトップ777号車D'stationがピットイン。藤井からファグにドライバーチェンジをして、コース復帰。

 これを皮切りに、2位2号車muta、3位31号車apr、4位52号車Green Brave GR Supra GT(野中誠太)らが続々とピットイン。このなかで31号車はタイヤ交換、ドライバー交代を省く作戦を取り、給油のみでコース復帰。

 この作戦が功を奏して、31号車aprは、上位陣がピット作業を終えた時点でトップに浮上。コースに戻った35周目時には、777号車に8秒のリードを築いた。

 しかし、ラップタイムで31号車を約1秒上回る777号車は、45周目に31号車を捕えると、再び差を開き始める。

 47周目、3位まで順位を回復していた61号車SUBARU(山内)が、コース脇に車両を停める。開幕から運に見放されている感のある61号車は、三たびトラブルに泣かされることになってしまった。

 50周過ぎに二度目のピットインが始まるが、ここで省エネ作戦を敢行したのは2号車muta。31号車が1回目に行ったように、タイヤ交換、ドライバー交代をせずに、最小のタイムロスでコース復帰。狙いどおり2位に浮上することに成功した。

 優勝は、横綱レースを見せた777号車D'station。最終スティントはファグから再び藤井がステアリングを握り、盤石のリレーで3時間を走りきった。

 2位は2号車muta。サクセスウェイト54kgを積んだうえでの表彰台には驚くしかない。3位は終盤31号車aprをかわした6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)、以下、31号車apr、安定して上位を走り続けた52号車Green Brave、45号車PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドゥー)が入った。

 今回の優勝は、D'stationレーシングが投入したアストンマーチン・バンテージGT3のポテンシャルを見せつけた。同様に、チーム・ルマンとPONOS RACINGが今シーズンから走らせるフェラーリ296GT3も、3位と6位を得るなど、海外メーカー製GT3マシンの素性の良さを思い知らされることになった。

 次戦の舞台は8月3〜4日、真夏の富士決戦。350kmレースとして行われる。

3時間の決勝がスタートした(GT300クラス)

GT300クラス優勝はD\'station Vantage GT3(藤井誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ)

GT300クラス決勝2位はmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)

GT300クラス決勝3位はUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)

GT300クラス決勝4位はapr LC500h GT(小高一斗/中村仁/根本悠生)

GT300クラス決勝5位はGreen Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)

GT300クラス決勝6位はPONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドゥー)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER GT

第3戦鈴鹿決勝結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/02) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
137笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS8923:00'22.971--
2*14大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS6923:00'33.93910.96810.968
316大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-G
ARTA
BS4923:00'47.54424.57313.605
412平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS10923:00'48.07425.103 0.530
536坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS62923:00'55.96232.991 7.888
617塚越 広大
太田 格之進
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS28923:01'09.49746.52613.535
7100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS32923:01'09.72946.758 0.232
83高星 明誠
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NISMO NDDP
BS54923:01'31.5081'08.53721.779
924松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH923:01'42.6771'19.70611.169
10*23千代 勝正
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
BS44913:00'26.7321Lap 1Lap
1139関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS38913:01'19.7621Lap 53.030
1219国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH2913:01'22.5431Lap 2.781
13*64伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL2873:01'15.1575Laps4Laps
---- 以上規定周回数(70% - 64 Laps)完走 ----
-8野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS6482:02'07.28144Laps39Laps
-38石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS28411:19'38.55251Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 12 ベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z) 1'48.752 (67/92) 192.228 km/h
  • CarNo. 14は、SpR27.14(ピットエリア遵守事項:ファストレーン走行中の車両走行妨害)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 23(千代勝正)は、SpR13.1.a附則7.3.4.1(CarNo. 38への追突)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 64(伊沢拓也)は、SpR13.11(2回以上の危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/02) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWLapTimeBehindGap
1777藤井 誠暢
マルコ・ソーレンセン
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL853:00'58.681--
22堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS54853:01'36.71138.03038.030
36片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
Team LeMans
YH2853:01'44.56745.886 7.856
431小高 一斗
中村 仁
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS24853:01'54.14355.462 9.576
552吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS38853:02'02.4951'03.814 8.352
645ケイ・コッツォリーノ
リル・ワドゥー
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
MI4853:02'18.3941'19.71315.899
77荒 聖治
ニコラス・クルッテン
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI22853:02'23.2551'24.574 4.861
865蒲生 尚弥
篠原 拓朗
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS36853:02'24.6221'25.941 1.367
996新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL10843:00'45.1481Lap 1Lap
1060吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL843:01'18.6371Lap 33.489
1162平手 晃平
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH2843:01'56.3281Lap 37.691
124谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH24843:02'01.9961Lap 5.668
1318小林 崇志
小出 峻
三井 優介
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH8833:00'36.7502Laps1Lap
1450イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH833:00'44.9612Laps 8.211
1520平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI833:00'54.2022Laps 9.241
1656佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH32833:01'31.7182Laps37.516
179阪口 良平
冨林 勇佑
藤原 優汰
PACIFICぶいすぽっNAC AMG
Mercedes AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH833:01'53.3362Laps21.618
1825菅波 冬悟
松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH833:01'57.6952Laps 4.359
1930永井 宏明
小林 利徠斗
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH833:02'04.3982Laps 6.703
2088小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOC Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH52833:02'06.0742Laps 1.676
21*87松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH14833:02'07.7782Laps 1.704
22*48井田 太陽
柴田 優作
眞田 拓海
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH823:02'17.9323Laps1Lap
23360大滝 拓也
青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH813:00'36.4094Laps1Lap
2422和田 久
城内 政樹
小山 美姫
アールキューズAMG GT3
Mercedes AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH813:01'32.5794Laps56.170
255藤波 清斗
塩津 佑介
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH683:01'58.59017Laps13Laps
---- 以上規定周回数(70% - 59 Laps)完走 ----
-61井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL2461:38'07.00339Laps22Laps
-11富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL371:19'03.20048Laps9Laps
  • Fastest Lap: CarNo.777 藤井誠暢(D'station Vantage GT3) 2'00.290 (64/85) 173.790 km/h
  • CarNo. 87(松浦孝亮)は、SpR附則4.2.2(FCY時の減速遅れ)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 48は、SpR27.1.2(ピットエリア遵守事項)違反によりドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

第3戦鈴鹿ポールポジション会見 ジュリアーノ・アレジ「最高の気分。ティラミスとクリームブリュレをいっぺんに食べたみたい」

GT500クラス 37号車Deloitte TOM'S GR Supra(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

笹原右京(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

GT500クラスでポールポジションを獲得した笹原右京(TGR TEAM Deloitte TOM\'S)

 「まずはチームに感謝したいです。トムスに加入してから、何度か良いところはありましたが、それが結果に結びつかない期間が長くて本当に苦しかったです。今回の予選に関しては、チームがクルマとタイヤをすごくうまくセッティングしてくれて、僕はいつも通りミスなくクルマの性能を100%引き出すアタックをするだけでした。その成果が結果にも現れてくれてホッとしていると同時に、こうやって記者会見の席に座れていることを嬉しく思います」

 「前回の富士ラウンドのあとで何が自分達に足りないのか、クルマをどうすればいいのかということを今一度話し合い、強いパフォーマンスを発揮している隣の36号車のことも参考にさせていただきました。そうしたことの一つ一つが重なって今回の結果につながったと思いますが、それでいきなりポールが取れるとは思わなかったので、ちょっと驚いています」

ジュリアーノ・アレジ(TGR TEAM Deloitte TOM'S)

GT500クラスでポールポジションを獲得したジュリアーノ・アレジ(TGR TEAM Deloitte TOM\'S)

 「本当にタフな一年半でした。今日はチームと右京さんが本当に頑張ってくれたと思います。Q1で右京選手が本当にプッシュしてくれたことが僕の助けになりました。自分のラップはそんなに簡単ではありませんでしたが、ニュータイヤでもない中でベストは尽くせたと思います。僕は今回、ロングランの練習が多かったので、予選で結果を残せたことについて、チームとTRD、そしてブリヂストンにも感謝したいです」

 「クルマだけでなくチーム体制全体が進化したと思います。ミハエル・クルムさんがアドバイザーとしてチームを引っ張ってきてくれましたし、時には厳しい指摘もしてくださいました。そのことがこの結果につながったと思います」

 「本当に最高の気分。ティラミスとクリームブリュレをいっぺんに食べたような気分です。僕が頑張っただけでなく、チームが一体となった結果だと思います。でも明日が本番なので、引き続きベストを尽くして戦います」

GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)

藤井誠暢(D'station Racing)

GT300クラスでポールポジションを獲得した藤井誠暢(D\'station Racing)

 「D'station Racingは久々にスーパーGTに参戦していますが、過去を含めても初めてのポールポジション獲得なので、まずはそれが嬉しいです。今年から新型のバンテージになって足回りもエアロも変わり、ポテンシャルがかなり上がったことと、ダンロップさんが今回持ち込んだタイヤのグリップが非常に高く、我々も不安なく高いレベルで走ることができたことがタイムにつながったと思います」

 「スーパーGTは4年ぶりで、それまではWECしかやっていなかったので、日本のサーキットはほとんど走っていませんでした。鈴鹿ではクルマのバランスが非常に大事で、オフのテストから新型のバンテージに対してはほとんどセットアップをいじる必要がないくらい仕上がっていました。タイヤもダンロップさんと共に作ってきて、今回は走り始めから相当良かったので、こういう結果になるかなという予感はしていました」

チャーリー・ファグ(D'station Racing)

GT300クラスでポールポジションを獲得したチャーリー・ファグ(D\'station Racing)

 「生まれて初めて走った鈴鹿サーキットでポールポジションを獲得でき、本当に嬉しく思います。藤井選手が素晴らしいタイムでクルマを渡してくれたおかげです。ダンロップタイヤの性能のおかげでもあるし、チームには本当に感謝しています」

 「前回の富士も僕としては悪くありませんでしたから、今回もいけるとは思っていました。富士はWECでも走ったことがありましたが、鈴鹿はぶっつけ本番の状況でした。それでもダンロップタイヤはドロップオフがなく、新品のタイヤのように走れたので助かりました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式予選 GT500クラスは37号車Deloitte TOM'S GR Supraが今季初のPPを獲得

GT500クラスポールポジションはDeloitte TOM\'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)

 2024オートバックス スーパーGT第3戦「鈴鹿GT3時間レース」の公式予選が6月1日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)がポールポジションを獲得した。

(天候:晴れ 路面:ドライ 観客動員数:17,500人)

予選Q1 笹原右京渾身のアタックで37号車がトップタイム

 GT500の予選Q1は午後3時33分から10分間の走行。開始時の気温は27℃、路面温度43℃だった。

 各チーム残り8分を切ったあたりで次々にコースへ飛び出していくが、国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)、佐藤蓮(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)は少し遅れてコースイン。最後に松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)が残り5分でようやく動き出した。

コース上ではまず名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)がウォームアップ2周から1分46秒332を記録、高星明誠(Niterra MOTUL Z)が1分46秒512で続く。

 続いて笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)がコース幅を目一杯使って1分
45秒434を叩き出してトップに立った。37号車はスプーン立ち上がりで大きく膨らむが、左側の両輪はかろうじて白線の内側に踏みとどまった。

 遅れてコースインした16号車の佐藤はウォームアップ1周から1分45秒759を記録、これをウォームアップ2周の太田格之進(Astemo CIVIC TYPE R-GT)が1分45秒753で上回るが、最後にコースインした8号車の松下がウォームアップ1周から1分45秒700を叩き出して2番手に割って入った。

 この結果、37号車がトップ、8号車が2番手、そして17号車が3番手でQ2に臨むことになった。

予選Q2 福住仁嶺がトップタイム! しかしタイム合算で37号車がPP獲得

 予選Q2は午後4時29分にコースオープン。10分間の走行だが、残り時間6分を切ったところでようやく各チームが動き出す。

 ここでは多くのチームがウォームアップ1周からのアタックを選択した。

 まずは平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)1分46秒532。合算で3分33秒074をマークする。続いて三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)が1分46秒468。合算では3分32秒980を記録すると、ジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)がこれを上回る1分46秒439、合算では3'31.873を記録してトップに。

 そしてセッション終盤、ウォームアップ2周からアタックを開始した福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分45秒836のトップタイムを叩き出すが、タイム合算では3分32秒223に留まった。その後、千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が
Q2で2番手となる1分46秒309を記録するが、こちらも合算では3分33秒042に留まり、37号車には及ばなかった。

 一方、Q1で3番手タイムをマークした17号車は、塚越広大がS字で痛恨のスピンを喫し、Q2最下位に終わってしまった。今日が誕生日の伊沢拓也(Modulo CIVIC TYPE R-GT)も同じところでスピン。こちらはかろうじて走行を続けたものの、このセッションを14番手で終えた。

 この結果、ポールポジションは37号車Deloitte TOM'S GR Supraが獲得することとなり、Q1とQ2で共に4番手タイムを記録した16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16が予選2番手、Q2トップの14号車ENEOS X PRIME GR Supraが予選3番手という結果となった。

 第3戦決勝は2日の午後1時30分より3時間で行われる。現時点では雨の可能性も残っており、いかなる結果が待ち受けているのか全く予測がつかない状況だ。

GT500クラス予選2位はARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)

GT500クラス予選3位はENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)

GT500クラス予選4位はARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)

GT500クラス予選5位はKeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)

GT500クラス予選6位はNiterra MOTUL Z(高星明誠/三宅淳詞)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式予選 GT300クラスはD'station Vantage GT3が初ポール獲得

GT300クラスポールポジションはD\'station Vantage GT3(藤井誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ)

 2024 AUTOBACS SUPER GT 第3戦「SUZUKA GT 3Hours RACE」の予選が、6月1日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、今シーズンから参戦を開始したD'station Vantage GT3(藤井誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ)が、ポールポジションを獲得した。

 今シーズンから、ドライバー2名の合算タイムで予選順位が決まる方式に改められたSUPER GT。台数の多いGT300クラスは2組に分けられ、A組(14台)、B組(13台)から上位8台がQ2上位グループに進むことができる。

 まずは、Q1で8位に入ることが求められるが、前戦のくじ引き結果により、B組(ランキング順位偶数)、A組(奇数)の順でアタックを行った。

 B組トップ3は、777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢)、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)、31号車apr LC500h GT(小高一斗)。トップの777号車のタイムは1分57秒894と、2位の61号車を0.7秒以上引き離した。

 一方、A組トップ3は、20号車シェイドレーシングGR86 GT(平中克幸)、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(ロベルト・メリ・ムンタン)、2号車muta Racing GR86 GT(平良響)。この組のトップ20号車のタイムも、1分58秒408と、B組の777号車から0.5秒遅れており、この時点で777号車がQ2においてかなり優位に立つことになった。

 そんな状況のなか始まったQ2では、61号車SUBARU(山内英輝)が意地のトップタイムを叩き出すも、777号車D'stationを駆る助っ人チャーリー・ファグも僅か0.1秒差の2番手タイムをマークし、Q1の貯金もあって777号車が参戦初年度3戦目で見事ポールポジションを獲得する快挙を成し遂げた。

 そして驚くべき速さを見せたのが、予選3位の2号車muta86。54kgとクラス全車で最も重いサクセスウェイトを搭載しながら、Q1で平良が1分58秒501とトップと遜色ないタイムをマークすると、Q2でも堤優威が1分58秒682と、3位のタイムを叩き出し、予選3位を得ることに成功した。

 4位以下は、20号車シェイド86、6号車FERRARI、52号車Green Brave GR Supra GT、31号車apr LC500、7号車Studie BMW M4となり、バラエティに富んだ車種が上位グリッドに並ぶことになった。

 決勝は、明日6月2日の午後1時30分から3時間で争われる。

GT300クラス予選2位はSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

GT300クラス予選3位はmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)

GT300クラス予選4位はシェイドレーシングGR86 GT(平中克幸/清水英志郎)

GT300クラス予選5位はUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)

GT300クラス予選6位はGreen Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝 Cクラスは野村勇⽃が、Iクラスは今田信宏がポールtoウィン、B-Maxが両クラスでワンツーを決める

優勝は野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)

インディペンデントクラス優勝は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

 6月1日、2024年FIA-F4選手権シリーズの第3戦が三重県・鈴鹿サーキットで行われ、チャンピオンクラスは、野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)がポールポジションから逃げ切って今季初優勝を飾った。2位に洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)が入り、HFDP with B-Max Racingのワンツーとなった。

 インディペンデントクラスは、クラスポールスタートの今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)が、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)の追撃をかわして優勝。こちらもB-Maxのワンツーフィニッシュとなった。

■チャンピオンクラス

 好スタートを決めたポールポジションの野村が逃げ、洞地、新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)、森⼭冬星(HELM MOTORSPORTS F4)が続く。

 スタート後にS字でコースアウトした車両があり、1周目から早くもセーフティカー(SC)ランとなってしまう。

 3周終了時のリスタートも決めた野村は、1分09秒台のタイムをコンスタントに刻みながら、洞地を従えて周回を重ねる。このトップ2台が3位以下を引き離す形でレースは進んでいく。

 終盤にもデグナーでスピン、ストップした車両があり、2度目のSCランとなるが、二度目のリスタートも冷静に決めた野村が、残る2周を走り切ってポール・トゥ・ウィンで、今季初優勝を飾った。

■インディペンデントクラス

 今田、DRAGONのオーダーで幕を開けたレースは、一度目のSCラン後に、DRAGONが1秒以上あった今田との差をじわじわと詰めていき、7周目にはその差0.5秒にまで迫る。

 しかし、終盤になると、遅れてきたチャンピオンクラスの車両が、二人の間に入ってしまい、DRAGONは今田に迫るチャンスを失ってしまった。

 5月のスーパーフォーミュラ・ライツでも、今田の壁を破れなかったDRAGONは、FIA-F4でも後塵を拝することになった。それでも、自身がオーナーを務めるB-Maxチームとしては、両クラスともにワンツーと完璧な結果だっただけに、クルマを降りても笑顔だった。

 第4戦の決勝は明日6月2日午前8時40分から、11周で行われる。

決勝がスタートした

決勝2位は洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)

決勝3位は洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)

決勝4位は森山冬星(HELM MOTORSPORTS F4)

決勝5位は清水啓伸(Drago CORSE MCS4-24)

決勝6位は佐藤凛太郎(PONOS RACING MCS4)

チャンピオンクラスの表彰式

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝結果

■Championクラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
150野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1128'52.265--
251洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
1128'53.009 0.744 0.744
316新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
1128'53.587 1.322 0.578
462森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1128'53.996 1.731 0.409
534清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1128'54.770 2.505 0.774
654佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1128'55.764 3.499 0.994
745大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
1128'56.029 3.764 0.265
836卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1128'57.191 4.926 1.162
938梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1128'58.753 6.488 1.562
1033佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
1128'58.983 6.718 0.230
1135佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1128'58.985 6.720 0.002
1237鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1128'59.121 6.856 0.136
1397白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1129'00.504 8.239 1.383
1464HIROBONHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1129'00.914 8.649 0.410
1587下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1129'01.771 9.506 0.857
1626三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
1129'04.91712.652 3.146
1760熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1129'07.57415.309 2.657
1846有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
1129'07.73515.470 0.161
1914村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
1129'08.17015.905 0.435
2077松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
1129'09.69817.433 1.528
21*90Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
1129'22.22729.96212.529
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----

■Independentクラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/01) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1129'06.018--
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1129'08.925 2.907 2.907
355KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
1129'09.325 3.307 0.400
496齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1129'10.947 4.929 1.622
510中島 功Rn-sports MCS4
Rn-sports
1129'11.353 5.335 0.406
611植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
1129'12.168 6.150 0.815
798IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1129'14.660 8.642 2.492
840⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
1129'18.16312.145 3.503
961坂井 フォックス・ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1129'24.43518.417 6.272
1023YUGOS2R Racing
N-SPEED
1129'31.15025.132 6.715
11*4佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
1133'42.6364'36.6184'11.486
1271大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1027'00.5301Lap 1Lap
1363鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1027'00.6531Lap 0.123
1486大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
1027'03.9201Lap 3.267
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-2仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
617'09.2085Laps4Laps
-5小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
514'47.9496Laps1Lap
-9ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
0-11Laps5Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 51 洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing) 2'09.332 (5/11) 161.640 km/h
  • CarNo. 90は、FIA-F4選手権統一規則第26条9(ピットレーン速度)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 4は、FIA-F4選手権統一規則第15条1(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿決勝上位3人のコメント 野村勇斗「スタートを決め切ることができた」

第3戦優勝 野村勇斗(HFDP Racing Team)

優勝した野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)

 「一番のポイントであるスタートでしっかり決め切ることができました。鈴鹿はセクター1を抜けるとなかなか抜きづらいコースなので、落ち着いていけました。洞地選手もペースが良さそうでしたが、タイヤを労わりつつ走りました。鈴鹿はタイヤの摩耗が厳しいので、1周目は攻めて、2、3周目からは気持ちに余裕を持って走りました。思ったより気温が上がり、その状態でテストしたことがなかったので心配でしたが、最終的に勝てて良かったです」

 「次も連勝を狙います」

第3戦決勝2位 洞地 遼大(HFDP Racing Team)

決勝2位の洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)

 「ペース悪かったら明日のことを考えてタイヤを労って、とかも考えましたが、今日はペースが良かったので、最後までフルプッシュしました。でも鈴鹿だとダウンフォースが抜けてしまって全然抜くことができませんでした。抜くポイントがなかなかなくて、抜けないまま終わっちゃいました。シケイン2個目のトラクションが足りなくて、ホームストレートで仕掛けられず、攻めるポイントが限られていました」

 「明日は3番手からのスタートですが優勝を目指します」

第3戦決勝3位 新原光太郎(HYDRANGEA kageyama Racing)

決勝3位の新原光太郎(YBS Verve影⼭MCS4)

 「スタートで3位にジャンプアップできたのが大きかったです。4位のままスタート終えてたら3位に上がるのは厳しかったと思います。今の課題はトップの2台にレースペースでついていけないことです。それはクルマも自分も改善するところがいっぱいあると思います。特にストレートスピードでついていけないので、追いついても差すまでには至りませんでした。決勝に向けて大きくセットチェンジをしたので、慣れるのに時間がかかり最初の2周ぐらいは試行錯誤しながら走っていました。フロントがロックしやすくてきつかったです」

 「予選でセカンドベストがまとまらず、明日は8番手スタートになりました。表彰台に上がれたら万々歳ですが、順位を一つでも上げることを目標にします。天気が微妙なので、雨が降ったら混戦になると思います。そこで潰れないように気をつけます」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習 GT500はトップ3がコンマ113秒の僅差 トップは16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16

公式練習:GT500クラストップタイムはARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)

 2024オートバックス スーパーGT第3戦「鈴鹿GT3時間レース」の公式練習が6月1日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、GT500クラスは16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)が1分45秒832でトップタイムだった。

 公式練習は午前9時45分より混走85分間、専有走行各クラス10分間で行われた。天候は晴れ。開始時点の気温は25℃、路面温度は34℃だ。

 まずは開始から10分で大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)が1分45秒931を自身の4周目に記録してトップに立つ。

 この時点で2番手には64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)がつけていたが、開始20分で福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分46秒439を記録して2番手に浮上。3番手には前回優勝の三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)が1分47秒392で続く。

 しかし64号車も伊沢が5周目に1分46秒388までタイムを上げて再び2番手に。続いて開始25分過ぎにベルトラン・バゲット(MARELLI IMPUL Z)が1分46秒420を記録して3番手に上がってきた。

 結局、混走は16号車がトップ、64号車が2番手、12号車が3番手のまま、大き場なアクシデントも中断もなく終了した。ポイントリーダーの36号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)はこの時点で6番手だ。

 GT500の専有走行は午前11時20分から10分間の走行。ここでは予選を想定して各チーム最後のタイムアタックを行った。

 まずは松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)がウォームアップ1週から1分46秒361を記録して2番手に浮上、続いて笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)がウォームアップ2周から1分45秒836を叩き出し、この時点で躍り出る。平峰一貴(MARELLI IMPUL Z)は1分45秒945で8号車を退け、3番手だ。

 しかし最後に佐藤蓮(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)がウォームアップ2周から1分45秒832までタイムを縮め、トップを奪い返したところで公式練習は終了。

 この結果16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)がトップ、37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)が2番手、12号車MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が3番手と、ホンダ、トヨタ、ニッサンがトップ3を分け合う形となった。

 しかもトップと3番手は0秒113という僅差であり、午後の公式予選も接戦が期待できそうだ。

 公式予選はこのあと午後3時より行われる。

公式練習:GT500クラス2位はDeloitte TOM\'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)

公式練習:GT500クラス3位はMARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)

公式練習:GT500クラス4位はARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)

公式練習:GT500クラス5位はModulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)

公式練習:GT500クラス6位はAstemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/太田格之進)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORTがトップタイム

公式練習:GT300クラストップタイムはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)

 2024 AUTOBACS SUPER GT 第3戦「SUZUKA GT 3Hours RACE」の公式練習が、6月1日、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムをマークした。

 開幕戦の岡山では、予選3位を得ながらもトラブルとグリップダウンで26位、第2戦富士も予選はシングルグリッドを得ながらも、決勝の最後にガス欠でストップと、苦しいシーズンスタートとなっているSUBARU BRZ。三度目の正直となる鈴鹿では、公式練習からトップタイムをマークした。予選でも好位置を得て、優勝を飾りたいところだ。

 2番手タイムをマークしたのは、2号車muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)。開幕戦優勝、第2戦6位となったことで、クラス全車のなかで最も重いサクセスウェイト54キロを積んでの2番手タイムは驚くしかない。

 3番手タイムは、777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ)。今シーズンから新たに参戦しているD'stationレーシングだが、開幕戦、第2戦とトラブルに泣かされ、まだ速さの片鱗を見せられずにいる。

 4位以下は、65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)、96号車K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)、31号車apr LC500h GT(小高一斗/中村仁/根本悠生)と続くが、この3車はいずれもサクセスウェイト搭載車だ。

 上記トップ6以外にも、前戦富士で優勝の88号車JLOC Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)、表彰台を得た56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)、52号車Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)にも注目だ。

 公式予選は、午後3時から、A、Bグループに分けれられて行われる。

公式練習:GT300クラス2位はmuta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)

公式練習:GT300クラス3位はD\'station Vantage GT3(藤井誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ)

公式練習:GT300クラス4位はLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹)

公式練習:GT300クラス5位はK-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)

公式練習:GT300クラス6位はapr LC500h GT(小高一斗/中村仁/根本悠生)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

SUPER GT

第3戦鈴鹿公式練習結果

■GT500クラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/01) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
116大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-G
ARTA
BS41'45.832--197.532
237笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS81'45.836 0.004 0.004197.524
312平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
MARELLI IMPUL Z
NISSAN Z GT500
TEAM IMPUL
BS101'45.945 0.113 0.109197.321
48野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS61'46.361 0.529 0.416196.549
564伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL21'46.365 0.533 0.004196.542
617塚越 広大
太田 格之進
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS281'46.439 0.607 0.074196.405
714大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS61'46.468 0.636 0.029196.352
824松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z GT500
KONDO RACING
YH1'46.532 0.700 0.064196.234
93高星 明誠
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z GT500
NISMO NDDP
BS541'46.647 0.815 0.115196.022
1036坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS621'46.725 0.893 0.078195.879
1138石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS281'46.766 0.934 0.041195.804
12100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS321'47.099 1.267 0.333195.195
1323千代 勝正
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z GT500
NISMO
BS441'47.377 1.545 0.278194.690
1439関口 雄飛
中山 雄一
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS381'47.618 1.786 0.241194.254
1519国本 雄資
阪口 晴南
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH21'48.154 2.322 0.536193.291

■GT300クラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/01) Official Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireSWTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL21'57.884--177.337
22堤 優威
平良 響
muta Racing GR86 GT
TOYOTA GR86
muta Racing INGING
BS541'58.061 0.177 0.177177.071
3777藤井 誠暢
マルコ・ソーレンセン
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1'58.424 0.540 0.363176.528
465蒲生 尚弥
篠原 拓朗
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS361'58.801 0.917 0.377175.968
596新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL101'58.896 1.012 0.095175.828
631小高 一斗
中村 仁
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS241'58.982 1.098 0.086175.701
752吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS381'59.081 1.197 0.099175.554
845ケイ・コッツォリーノ
リル・ワドゥー
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
MI41'59.143 1.259 0.062175.463
920平中 克幸
清水 英志郎
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1'59.267 1.383 0.124175.281
1060吉本 大樹
河野 駿佑
Syntium LMcorsa GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
LM corsa
DL1'59.409 1.525 0.142175.072
117荒 聖治
ニコラス・クルッテン
ブルーノ・スペングラー
Studie BMW M4
BMW M4 GT3
BMW M Team Studie × CRS
MI221'59.424 1.540 0.015175.050
1288小暮 卓史
元嶋 佑弥
JLOC Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3 EVO2
JLOC
YH521'59.537 1.653 0.113174.885
1330永井 宏明
小林 利徠斗
織戸 学
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
YH1'59.716 1.832 0.179174.623
145藤波 清斗
塩津 佑介
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1'59.933 2.049 0.217174.307
156片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
Team LeMans
YH22'00.001 2.117 0.068174.209
1618小林 崇志
小出 峻
三井 優介
UPGARAGE NSX GT3
Honda NSX GT3
TEAM UPGARAGE
YH82'00.093 2.209 0.092174.075
1750イゴール・オオムラ・フラガ
古谷 悠河
ANEST IWATA Racing RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing with Arnage
YH2'00.301 2.417 0.208173.774
184谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH242'00.485 2.601 0.184173.509
1956佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH322'00.516 2.632 0.031173.464
2087松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HARUCAN GT3
JLOC
YH142'00.580 2.696 0.064173.372
2111富田 竜一郎
石川 京侍
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL2'00.651 2.767 0.071173.270
2262平手 晃平
平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH22'01.117 3.233 0.466172.603
23360大滝 拓也
青木 孝行
荒川 麟
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH2'01.562 3.678 0.445171.972

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦、第4戦鈴鹿公式予選 Cクラスは野村勇⽃がダブルPP、Iクラスは今⽥信宏とDRAGONがPPを分け合う

第3戦、第4戦ともポールポジションの野村勇斗(HFDP with B-Max Racing)

 6月1日、開幕大会から約1か月を経過し、2024年FIA-F4選手権シリーズの舞台は三重県・鈴鹿サーキットに移された。

 開幕大会では、エンジントラブルが多発したことで、メーカー系のエントラントなどが、第2戦の出走を見合わせるという事態が発生してしまった。

 エンジンを供給するトムスは、トラブルの原因を振動によるイグニッションハーネスの断線と突き止め、ハーネス、イグニッションコイルを対策部品に交換。事前に行われたスポーツ走行ではトラブルは出なかったとのこと。

 これで一応の解決を見て、今大会には無事全車が出走し、主催者、関係者は胸を撫で下ろした。

 午前8時35分からクラス別に行われた予選では、チャンピオンクラスは野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)が見事ダブルポールポジションを獲得。インディペンデントクラスは、第3戦は今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)、第4戦はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)がPPを奪い、B-Maxがメンテナンスする車両が両クラスのPPを独占した。

■チャンピオンクラス

 最初に2分7秒台に入れた佐野雄城(TGR-DC RS F4)がリードする形で始まった予選は、終盤になるにつれて野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)と洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)のホンダ育成の二人が徐々にタイムアップ。

 これに、森⼭冬星(HELM MOTORSPORTS F4)も絡んで僅差の勝負になったが、最後に2分7秒691、7秒601と立て続けに好タイムを叩き出した野村が、第3戦およびセカンドタイムで決まる第4戦のポールポジションを獲得。チームメイトの洞地が7秒734で第3戦、森山が第4戦の2番グリッドを手にした。

 トヨタ育成ドライバーは第3戦、第4戦ともに4位の佐野が最上位だった。

■インディペンデントクラス

 開幕大会を欠場した、植⽥正幸(Rn-sports MCS4)、今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)、鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F4)らの強豪がエントリーしたことで、今大会はフルメンバーでの戦いとなった。

 その鳥羽が早々に2分11秒254をマークするが、4周目のアタックで今田が11秒の壁を破る2分10秒973でトップタイムを更新。さらに開幕戦を制したDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が10秒944でトップに立つなど、目まぐるしくトップが入れ替わった。

 この戦いは予選終了まで続き、特にチームメイトの今田とDRAGONは意地のポール争いを繰り広げ、両者ともに8周目となるアタックで今田が10秒845、DRAGONが10秒906とベストタイムをマーク。最後は今田に軍配が上がったが、セカンドタイムで決まる第4戦のポールはDRAGONが奪った。

 セカンドローには、鳥羽とKEN ALEX(BUZZ RACING)が、第3戦、第4戦で位置を入れ替え並ぶことになった。

 第3戦の決勝は、本日午後2時から、第4戦決勝は明日の午前8時40分から、ともに11周で行われる。

第3戦予選2位、第4戦予選3位洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)

第3戦予選3位、第4戦予選2位の森山冬星(HELM MOTORSPORTS F4)

第3戦、第4戦とも予選4位の佐野雄城(TGR-DC RS F4)

第3戦予選5位、第4戦予選8位の新原光太郎(YBS Verve影⼭MCS4)

インディペンデントクラス第3戦ポールポジション、第4戦予選2位の今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インディペンデントクラス第3戦予選2位、第4戦ポールポジションのDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦鈴鹿公式予選結果

■Championクラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/01) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Champion class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
150野村 勇斗HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
2'07.601--163.833
251洞地 遼⼤HFDP with B-Max Racing
HFDP WITH B-max Racing Team
2'07.734 0.133 0.133163.662
362森山 冬星HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'07.842 0.241 0.108163.524
4*35佐野 雄城TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'07.849 0.248 0.007163.515
516新原 光太郎YBS Verve影⼭MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
2'08.046 0.445 0.197163.264
634清水 啓伸Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
2'08.081 0.480 0.035163.220
738梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.159 0.558 0.078163.121
854佐藤 凛太郎PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
2'08.216 0.615 0.057163.047
945大宮 賢人PONOS RACING MCS4
PONOS RACING
2'08.393 0.792 0.177162.822
1097白崎 稜Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'08.610 1.009 0.217162.547
1136卜部 和久TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.619 1.018 0.009162.536
1260熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
2'08.682 1.081 0.063162.458
13*37鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
2'08.903 1.302 0.221162.179
1433佐藤 樹Drago CORSE MCS4-24
Drago CORSE
2'08.950 1.349 0.047162.120
1577松田 大輝WARMTECH SKILLSPEED
SKILL SPEED
2'09.354 1.753 0.404161.612
1687下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'09.425 1.824 0.071161.524
1764HIROBONHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'10.414 2.813 0.989160.300
1814村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
2'10.469 2.868 0.055160.231
1926三枝 拓己FALCON MOTORSPORT
FALCON MOTORSPORT
2'10.725 3.124 0.256159.917
2046有村 将真フジタ薬局アポロ電⼯
フジタ薬局レーシング
2'11.170 3.569 0.445159.375
2190Lin ChenghuaATEAM Buzz Racing
AKIRAND RACING
2'12.414 4.813 1.244157.878
---- 以上基準タイム(105% - 2'14.111)予選通過

■Independentクラス

SUZUKA GT 3Hours RACE -RIJ- (2024/06/01) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Independent class 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarTeamTimeBehindGapkm/h
144今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2'10.845--159.771
230DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
2'10.906 0.061 0.061159.696
363鳥羽 豊HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'10.983 0.138 0.077159.602
49ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
2'11.013 0.168 0.030159.566
596齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
2'11.323 0.478 0.310159.189
655KENTAROBaum Field F4
FIELD MOTORSPORTS
2'11.342 0.497 0.019159.166
710中島 功Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'11.437 0.592 0.095159.051
811植田 正幸Rn-sports MCS4
Rn-sports
2'11.581 0.736 0.144158.877
998IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
2'11.743 0.898 0.162158.682
102仲尾 恵史TCS AKILAND
AKILAND RACING
2'11.904 1.059 0.161158.488
1140⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
2'12.129 1.284 0.225158.218
1271大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
2'12.695 1.850 0.566157.543
134佐々木 祐一仙台DayDream with RICHO
DAYDREAM RACING
2'12.739 1.894 0.044157.491
145小谷 泰弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
2'12.959 2.114 0.220157.230
1586大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry
2'13.895 3.050 0.936156.131
1661坂井 フォックス・ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
2'14.594 3.749 0.699155.320
---- 以上基準タイム(105% - 2'17.456)予選通過
1723YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'17.605 6.760 3.011151.922
  • CarNo. 35は、2024 FIA-F4選手権統一規則付則5(GTAドライビング・モラルハザード防止制度:累積ポイント6)による、第3戦決勝を10グリッド降格とする。
  • CarNo. 37は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章第2条c(走路外走行複数回)により、3グリッド降格とする。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦、第4戦鈴鹿公式予選上位3人のコメント 野村勇斗「セット変更がうまくハマった」

第3戦、第4戦ポールポジション 野村勇斗(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「昨日の時点ではセクター1、セクター2をまとめきれずに苦戦していたので、セットアップを変えてどうなるか、という感じでしたが、それがうまくハマって良かったです」

 「昨夜変更したセッティングは練習でもやったことのないもので、ギャンブル的な面がありましたが、それがうまくいきました」

 「アタック2周目にベストが来るように走っていましたが、思ったよりタイヤの持ちが良かったので、それを利用して3周目も行きました。去年だったら3周目は厳しかったんですが、クルマが変わったことと、昨年より涼しかったこともあったと思います」

 「決勝も自信があるので、必ず優勝します」

第3予選2位、第4戦予選3位 洞地遼⼤(HFDP WITH B-max Racing Team)

 「昨日の路面にはクルマが合っていたんですが、今日の路面には合わず、アンダーがすごく出ていました。それに自分が戸惑ってしまい、タイヤが一番グリップする4周目でミスしてしまいました。続けて2周アタックしましたが、タイヤのピークが過ぎていたせいもあってタイムが伸びませんでした」

 「予選に向けてちょっと微調整すべきだったかなと思います。決勝ではスタートで前に出られればと思いますが、出られなくてもコースのどこかで抜いてきたいです」

第3戦予選3位、第4戦予選2位 森山冬星(HELM MOTORSPORTS)

 「もともと2周か、行って3周アタックする分の燃料しか積んでなかったんですが、そこで決めきれなかったのは自分の弱さです。ポール取れたかと言われれば厳しかったと思います。自分のベストは尽くしきれました」

 「今日はしっかりポイントを取ります。表彰台がマストだと思うので。明日は勝ちが狙える位置ですし、鈴鹿は抜けないし、SCも多分入ると思います。(野村選手とは)いい戦いになると思うので、頑張りたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波決勝ドライバーコメント 4位・センドラ船戸アレックス翔太「レースは勝つばかりじゃないってのがある」

優勝 角間光起(ELEVレーシング10VED)

優勝した角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「SC入ったのがちょうど伊藤選手とバトルしていたタイミングだったので、正直いったん中断で自分のペースを取り戻すことがてきたので、そこは運に助けられたのも大きいかなと思います。クルマの調子はほんとによかったですね、週末通して時間がない中だったのですけれど、エンジニアの方だったりメカニックの方だったりが、みんな知恵を絞って、クルマをいい状態に仕上げてくれていたので後は自分次第だというところで。自信をもって予選から決勝まで走れていたので、ベストで、いい結果だったと思います」

優勝チーム監督 ELEV Racing Dream代表・前田大道

 「正直厳しい戦いでした。去年以上に今年の筑波シリーズはレベルが高いと思っています。レースラップも、ライバルたちも上位4人は58秒9に入れてくる、すごいレベルの高い戦いで、この面子のなかで優勝できるというのは、本当に嬉しいですし、自信にもつながりました。(だんだん強くなってきた気がするが?)そうですね、やっぱりドライバーの力だけに頼るのではなくて、逆境を跳ね返すためには、みんなで一致団結してやらなきゃいけないな、と。もちろんお金もかかりますし、今回エンジンもオーバーホールしたのですけれど、それも結果として、こういうふうにつながりましたし、やっぱり前日練習の1本目とかは全然マシンの状態がよくなくて、季節が変わって暑くなってきて、セッティングも今まで通りだとどうもうまくいかない。そこはやっぱりチームのエンジニアの子たち、あとドライバーとコミュニケーション取ってここまでいいクルマを作り上げられたというのは速さ以外にも強い部分かなと思っています。(1年ぶりの木下選手はどうだった?)昨日練習が3、4周しかできなかった(ミッショントラブルでストップ)なかで、ぶっつけ本番で挑んだレースで、自己ベストの58秒台もちゃんと予選で出して、レースペースもまわりに劣らずよかった。まだまだ伸びしろがあると思いますし、もうちょっと時間があれば、もっともっといい順位で戦えたんじゃないかな、と思っています。夢はダブル表彰台ですね」

2位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)

決勝2位の伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

 「むちゃくちゃ惜しかったですね。エンジンが向うの方が速くって、インフィールドで詰めてもストレートで離れちゃうみたいな感じで、スリップついても向うの方が速くて。割と(ギャップが)縮まる場面も多くて、行けるかなと思ったのですけれど、SCランとかもあって、チャンスが減っちゃったな。あれ(SCラン)の前ではけっこういい感じに詰められていたのですけれど、悔しいですね」

3位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝3位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

 「ポールポジションの人(アレックス)がミスって、その後に伊藤さんがミスって(アレックスに)つかえて、その影響で2位に上がれたのですけれど、その後ブレーキが早すぎて(苦笑)、抜かされてしまいましたね。トップに肉薄したペースだったので、調子はよかったと思いますけれど、抜き切れなかったのは不満足です。(4位→3位と来たら次は?)優勝めざして頑張ります」

4位 センドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

決勝4位のセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

 「スタートはミスりましたね。しょうがない、レースは勝つばかりじゃないってのがあるので、でも悔しいです。1速はよくて蹴り出しがよかったのですけれど、2速に入れる時にアレで(ミスして)。最後の方はギアが抜けちゃう感じで、最終ラップもブレーキ踏んだ時にギアが抜けてしまったので、黒川選手に抜かれそうになって、そこもキツいなっていうか、危ないし。富士でもそういうギアが抜けるっていうのがあって。スタートはただのミスなので、でもその後の最終ラップ(ギア抜けは)気になって、クルマ的にもちょっと大丈夫なのか?って。でも何とか頑張るしかないので、次のレースに向けて、スタート練習をしてスタートを決めて、スタートがなんとかなれば(勝てる)。今回はしょうがないですね」

5位 黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

決勝5位の黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

 「終始ペースがよくなかったので、トップ集団に追いつけずにちょっとずつ離れて行ってしまった感じだったので、ちょっと今回はよくなかったな。(リスタートでのオーバーテイクは?)あれは単純に、SCが入った時点でリスタート狙おうって思っていたので、あれは自分の予想通りの動きができました。(前を追うには速さが足りなかった?)あとコンマ3秒くらいは速いペースで行きたかった、という感じがあって、コンマ3から4秒くらい(速さが)あればギリ、トップ集団に追いつけたかなって感じだったので。次までにはちゃんとトップ争いできるようにがんばります」

6位(マスターズクラス優勝) 秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

決勝6位の秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

 「(KKS2はどう?)前(KKS)よりずっと乗りやすいですし、トップにもある程度はついて行けてたので、けっこういいかな、と思います。(SC明けは?)まぁあれは、ちょっと向うがけっこう決めて来たのでやられちゃいましたね(苦笑)。SCまでの間はペースはトップグループと変わらなかったので。(今後が楽しみ?)そうですね。(真っ白のカラーリングはいつまで?)そのうち前と同じ(青ベース)ようにします(笑)」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波決勝 フロントロウから好スタートの角間光起がSCにも救われて優勝を飾る

優勝は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦決勝が5月5日(日・祝)に筑波サーキットで開催され、ポールシッターのセンドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)がみたびスタートに失敗。隣から好スタートを切った角間光起(ELEVレーシング10VED)がトップに立つと、セーフティカー(SC)ラン明けのリスタートをうまく利用し後続との差を開きフィニッシュ。今シーズン初優勝を飾った。

 子供の日のイベントとして開催される本大会。普段のスーパーFJでは見られない数の家族連れが筑波サーキットを訪れ、メインスタンドもピット上の観戦エリアも大入り。パドックも無料開放され、子供を相手にスーパーFJについて説明する親の姿も見かけた。

 他のレースでクラッシュがあった関係で当初予定から30分ほど遅れた午後2時にコースイン開始。本日のレース開始前には歌手「RAN」による国歌独唱、ドライバーがコントロールライン上に整列しての集合写真撮影とセレモニーがあり普段と違う雰囲気。いつもであればパドックで黙々とマシンに乗り込むドライバー達だが、観客の前でマシンに乗り込む前にライバルに近寄り握手やfist bump(拳固をぶつけ合う挨拶)を交わし健闘を誓いあう姿も見られた。

 午後2時23分フォーメーションラップ開始。気温は午後2時時点で30度ちょうど、路面温度50.2度と共に本日の最高値。全長2,045メートル、2本の短いストレート以外は曲がりくねっている筑波サーキットで、ドライバーは第1コーナー進入から第2ヘアピンまでの区間では呼吸を止めて集中するそうで、これを18周続けるのはタイヤにもドライバーにも厳しい環境だ。

 レーススタート、ポールシッターのアレックスは蹴り出しこそよかったが、そこからの加速がのびず、またしてもスタートに失敗。2番手スタートの角間がスルスルと前に出てトップで第1コーナーへ。アレックスの背後3番手スタートの伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)はアレックスに詰まった格好になる、右に左にと激しく動いてオーバーテイクする進路を求める。角間同様加速が良いのが4番手スタートの石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)で、角間に続いて2位で第1コーナーへ進入。3位伊藤と続きアレックスは4番手までドロップする。

 アレックスはS字で伊藤に並びかけるが、伊藤はS字出口からの加速が伸びて、第1ヘアピン進入で石井をインから仕留めて2位浮上。アウトに追いやられた格好のアレックスはいったん引いて4位キープ。後方ではグリッド降格で9番手スタートとなった津田光輝(ファーストガレージKK-SII)、津田の後ろ11番グリッドから発進の塚本凛世(F-BrainウインズS2ED)が共に出足が良く、8番手の水谷誠(HC桶川MRPYTTZAPED)、10番手の内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)をそれぞれにかわして津田8位、塚本9位にポジションアップしている。内藤は第2ヘアピンでインから水谷をオーバーテイク。10位にポジションを戻す。

 オープニングラップを終えてトップ角間は2位伊藤に0.665秒の差をつけてコントロールラインを通過。3位石井1.167秒、4位アレックスは1.578秒の差で角間を追う。さらに5位黒川史哉(ZAP SPEED 10V)、6位マスターズクラストップの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)とグリッド通りに続く。

 トップに出た角間だが後続を突き放すスピードはなく、2周目0.555秒、3周目0.502秒差と2位伊藤がじわじわと間合いを詰めている。3位石井と伊藤のギャップも1周目0.322秒から3周目0.767秒と広がりトップグループの中で伊藤が僅かだが速い。4位アレックスは石井に0.489秒の差でここはいったん様子見か。5位のポジションを争う黒川と秋山は2周目の第1コーナー手前で秋山が前に出る。ジェントルマンクラスのトップだ。

 4周目、伊藤は59秒151とここまでのファステストラップで角間とは0.435秒の差。0.05秒ずつとはいえ着実に角間との距離を縮めて、5周目には0.1秒詰めて0.338秒差と指呼の間に入って来る。S字から第1ヘアピン~ダンロップコーナーと続くあたりで伊藤が間合いを詰めるが、バックストレートで角間が伸びて突き放すように見える。石井は伊藤に1秒離され、アレックスもいつもの勢いがなく石井と0.396秒の差をキープする。5位秋山はこの4台から遅れてトップから3.687秒の差がついている。

 6周目、伊藤はさらに角間とのギャップを削り取り0.230秒の差。ヘアピンではテール・ツー・ノーズ状態でオーバーテイクは時間の問題か。3位石井と4位アレックスは0.561秒の差。そして7周目、伊藤は勝負所とみたか第1コーナーから角間をロックオン、S字でも左右に揺さぶりをかけると第1ヘアピンへのブレーキングではブレーキをロックアップ、タイヤスモークを出しながら角間を攻め立てる。しかし角間は落ちついてタイトにコーナーを抜けるとバックストレートでは伊藤との間合いを僅かだがひろげ、伊藤に決定的なチャンスは与えない。

 レースは9周目に突入。ここで9位を走っていた津田光輝(ファーストガレージKK-SII)が第1コーナーでスピン。アウト側で半分コースに車体が残った状態で停止してしまう。津田によるとコーナー進入でリヤタイヤをロックさせてしまって、そこでミッションが壊れてしまったようだとのこと。その間に伊藤はバックストレートで角間に食い下がり、最終コーナーでアウト側からサイド・バイ・サイドに持ち込こんでメインストレートに戻ってくる。僅かに角間のノーズが前で0.096秒差でコントロールラインを通過。しかし第1コーナーはイエローフラッグが出ているのでここは伊藤が身を引くがペースは明らかに伊藤に分があり、角間のトップの座は風前の灯火に見えながら18周のレースは後半戦に入る。

 しかしここでSCランが宣言される。第1コーナーで止まった津田が動けない状態のためだ。これで全車スローダウンしトップ争いはいったん水入りに。この時点でのトップ6台は角間~伊藤~石井~アレックス~秋山~黒川の順だ。このSCランは10周目から14周目まで及び、15周目に入るところでグリーンフラッグが振られ、残り4周でレースは再開される。

 トップ角間はリスタートをうまくコントロール、ポジションの利を生かして最終コーナーから加速を開始、そのまま2位伊藤につけ入るスキを見せずに0.326秒の差をつけて15周目を終了。3位石井もうまくスピードを乗せて第1コーナーで伊藤に迫り0.448秒差で続き、4位アレックスは石井に0.552秒の遅れで16周目に入る。リスタートをうまく使ったのが6位黒川で、最終コーナーからの加速で前を行く秋山に近寄ると並びかけた状態でコントロールラインを通過。そのままストレートを並走すると、インから第1コーナーへ飛び込みオーバーテイク。5位のポジションを奪い取る。黒川は予選終了後長い時間スタッフと話し込んでいて、マシンの仕上がりに不満があった様子だがようやく復調したか。

 16周目、角間は58秒905とファステストラップを更新、伊藤との差を0.506秒までひろげる。角間によると前半トップを守りながらもタイヤを温存していたそうで、そのアドバンテージがここで活きたようだ。逆に伊藤は第1ヘアピンへのブレーキングでタイヤをロックさせるなど苦しそうで、石井から0.39秒差とプレッシャーをかけられている。

 それでも伊藤は17周目には最終コーナーからアウト側四脱ぎりぎりのコーナリングを見せて0.391秒まで角間とのギャップを削り取りファイナルラップへ突入する。

 しかしながら角間は最後まで伊藤にチャンスを与えずに、終わってみれば一度もトップを譲らない完勝でレースをフィニッシュ、優勝を飾った。昨年終盤戦2勝をあげ、今年は勝負の年と言いながら第1戦ではアレックスに3.3秒の差をつけられて3位に終わり、本人いわく「初心に帰るために頭をまるめた」そうで、確かに昨年見せたスキのない走りがよみがえった感がある。

 2位伊藤は第2戦富士に続いての2位フィニッシュ、前戦では好バトルの末の2位で満足したような表情だったが、今回ははっきりと悔しさをにじませて表彰台に上がった。

 3位石井はデビューイヤーの第1戦7位、第2戦4位と順位を上げて初の表彰台だ。アレックスは前戦までの勢いが見られず4位、5位はリスタートで秋山を仕留めた黒川、秋山は6位でマスターズクラス優勝となった。

 筑波/富士スーパーFJ選手権第4戦は 3週間と短いインターバルで5月26日(日)に筑波で開催される。昨年は小村明生が一人勝ちのシリーズ前半だったが、今年は群雄割拠な予感が漂う。

Ranさんの国歌独唱

スタート前の集合写真

決勝のスタートシーン

角間光起と伊藤駿の争い

スピンする津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

決勝2位は伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

決勝3位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

決勝4位はセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

決勝5位は黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

決勝6位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波決勝結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2024 -RIJ- (2024/05/05) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
191角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1823'11.601--
214伊藤 駿ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1823'11.773 0.172 0.172
353石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1823'12.427 0.826 0.654
473センドラ瀬戸 アレックス翔太TRS・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
1823'15.285 3.684 2.858
515黒川 史哉ZAP SPEED 10V
TOKYO R&D RD10V
1823'15.438 3.837 0.153
63M1秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
1823'15.649 4.048 0.211
739塚本 凜世F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
1823'15.756 4.155 0.107
872木下 祐希ELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
1823'16.497 4.896 0.741
955酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1823'17.492 5.891 0.995
1022内藤 大輝RaiseUP RCIT ED
MYST KK-S2
1823'18.573 6.972 1.081
1138M2畠山 退三ZAP SPEED KK-S2
MYST KK-S2
1823'18.950 7.349 0.377
1218水谷 誠HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
1823'30.88619.28511.936
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-52津田 充輝ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
88'07.05910Laps10Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 91 角間光起(ELEVレーシング10V ED) 58.905 (16/18) 124.981 km/h

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波公式予選ドライバーコメント 3位・伊藤駿「早めに終わらせちゃったのはちょっともったいなかった」

ポールポジション センドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)58秒384

ポールポジションのセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

 「(狙い通りのタイム?)気温に対して毎回(状況が)変わるので、その中でできるだけ、って感じで走っていました。(タイムの出し方は?)やっぱりこの気温だと、ずっと走っているとタイヤもダメになってくるので、待つというかタイヤを殺さないように。(そういうことを考える余裕が出てきた感じ?)そういうことはないですね、暑いといろいろ厳しくなってくるので、一回ミスするとタイヤが滑ったりしてしまうので、そこらへんはやっぱり余裕ないですね、難しいです。(連勝目指している?)はい、目指しています。(ところで「ALEX COOLERは冷えるの?)走っていると集中しているので分からないです(笑)」

2位 角間光起(ELEVレーシング10VED)58秒429(+0.045秒)

 

予選2位の角間光起(ELEVレーシング10V ED)

 「クルマもいい感じで、昨日の練習でセットをいろいろ試した中で、今まで一番いいくらいに仕上がっている。アレックス君とコンマ05秒差くらいだったらチャンスはあるなと思うので、これはレースで巻き返して今度こそ優勝狙っていきたいと思います」

 

3位 伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)58秒454(+0.070秒)

 

予選3位の伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

 「一番最初にパっと出たタイムがよくて、ちょうどタイヤも終わりかけだったので大人しくピット入ろうと思っていたら、それがちょっと早かったですね(苦笑)。もうちょいだったかな。感触は悪くないですけれど、なんと言いますか、暑さじゃないですかね。勘違いじゃないですけれど、さすがに後半は(タイム)出ないだろ、みたいに高をくくっていたところがあって、早めに終わらせちゃったのは ちょっともったいなかったかな。でも早めに(アタックを)やめた分、決勝のタイヤの余力に賭けて、なんとかいいポジション行けたら、もちろん一番前へ行くのが望みですけれど」

 

4位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)58秒572(+0.188秒)

 

予選4位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

 「あまり納得はしていなくて、第2ヘアピンまではすごく良くて、ロガー見たらタイムはベストくらいじゃないかって感じで出てたのですけれど。第2ヘアピンでけっこうミスしちゃって、そこからだんだんタイムも落ちちゃった感じなので、ちょっともったいなかったです。決勝はここは抜きずらいので、スタートをばっちり決めて、前の富士のようにストールしないでちゃんと決めて、表彰台か優勝狙ってがんばります」

 

5位 黒川史哉(6位から繰り上がり)(ZAP SPEED 10V)58秒739(+0.355秒)

 

予選5位の黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

 「(セッション直後に話し込んでいたが?)まったくもってセットが決まっていなくて。昨日の最後に「これぐらいかな?」ってセット出したのですけれど。今日朝いちで、そのセットじゃない持ち込みのセットで走ったら、またダメになっちゃったので、タイムが止まっちゃったって感じで。(決勝にむけて見直す?)そうですね。(自分自身の調子は?)あんまりよくないかなぁ(苦笑)。前回調子よかった(3位)ので、ここでもせめて表彰台くらいは取りたいなと思います」

 

5位→9位(ペナルティで4グリッド降格) 津田光輝(ファーストガレージKK-SII)58秒670(+0.286秒)

 

ペナルティーで予選9位の津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

 「(暑いからタイヤきつい?)タイヤ(のつらさ)もあるのですけれど、どちらかと言うと、それより自分の走りの中で改善できる点がいろいろあって、それは昨日からも気付いていたことだったので、それを今の予選でも改善しながら走っている感じがありました。それでちょっとまだ未完成というところではあるのですけれど、改善しながら決勝も乗りたいと思います。決勝はひとつでもポジション上げられたらいいなと思います」

 

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波予選 好調センドラ船戸アレックス翔太が0.045秒差でポールポジションを獲得

ポールポジションはセンドラ瀬戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)

 2024年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第3戦公式予選が5月5日(日・祝)に筑波サーキットで開催され、終盤のタイムアタアック合戦を制したセンドラ船戸アレックス翔太(TRS・10V・ED)が残り1分を切ってトップタイムを叩き出し、開幕3連勝に向けてポールポジションを獲得した。

 毎年5月5日こどもの日に行われる「筑波サーキット・カーフェスティバル」。今年は入場料無料、パドックフリーで、フェラーリや往年のスポーツカーの展示やデモラン、子供向けのアトラクションなども行われて多くの家族連れでサーキットは賑わった。

 朝から雲一つない好天気で初夏の雰囲気の筑波サーキットは、予選開始時刻の午前9時25分時点で気温24.5度、路面温度39.6度のドライコンディション。前回のレースのフィニッシュ順に、アレックスを先頭に13台がコースイン。20分間の予選が開始された。

 各車ウォームアップを終えて4分経過あたりからタイムアタックが始まり、まずはアレックスが58秒916をマークするが、ただちに伊藤駿(ZAP SPEED 10VED)が58秒915と0.001秒差でトップ、さらに石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)が58秒781、角間光起(ELEVレーシング10VED)が58秒71と立て続けにトップタイムが更新される。今回必勝を期しているという角間は髪をバッサリと切ったスポーツ刈りで現れた。

 残り14分、伊藤が58秒765で2番手。津田光輝(ファーストガレージKK-SII)が58秒864の4番手タイム。そしてアレックスが58秒708で再度トップに浮上するも伊藤が58秒567を出して再びトップ、津田も58秒572までタイムを縮め2番手、石井58秒694で3番手となりアレックスは一気に4番手へドロップ。後方では今回からついに「MYST KKS-2」を導入したマスターズクラスの秋山健也(スーパーウィンズKKS2)が13位から7位までポジションを上げる。残り13分、アレックスが58秒644まで自己ベストを縮め3番手へ上がると角間がそれを上回る。

 残り11分、1年ぶりにスーパーFJ参戦の木下祐希(ELIVレーシング制動屋S2)が59秒175で8位進出。木下のマシンは前日のスポーツ走行の際にミッショントラブルに見舞われ、ガレージで深夜まで修理を行い出走にこぎつけたという。

 残り10分を切って予選は折り返し。ここまでの順位は

  • トップ 伊藤    58秒567
  • 2番手  石井    58秒572(+0.005秒)
  • 3番手  角間    58秒596(+0.029秒)
  • 4番手  アレックス 58秒644(+0.077秒)
  • 5番手  津田    58秒678(+0.111秒)
  • 6番手  内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)58秒754(+0.187秒)

 上位6台が0.2秒以内にひしめく筑波らしい予選が続く。

 ここでアレックスが58秒530を出して再びトップ浮上。2番手に落ちた伊藤はここでピットイン。タイヤの内圧を調整した模様で、すぐにピットアウトする。

 アレックスの「東京R&D RD10V」は他のチームのマシンと違って、ノーズコーンに空気を取り込むダクトが設けられ「ALEX COOLER」との表示がある。チームによると暑がりのアレックスの為にコックピットへ導風するように改造したという。その効果があったかアレックスはトップタイムを58秒482まで短縮する。

 残り6分、伊藤が58秒454でみたびトップ。2番手以下は変わらずアレックス~石井~角間~津田と続き、6番手にここまで下位に埋もれていた黒川史哉(ZAP SPEED 10V)が58秒739で上がってくる。残り4分で角間が58秒547で3番手へ。マスターズクラストップは全体8番手の秋山、クラス2位の畠山退三(zap speed KK-S2)は12番手につける。

 気温と路面温度はさらに上昇してタイヤに厳しいコンディションになりつつあるようで、各車タイムが伸び悩んできており、これで予選グリッドは確定かと思われたが残り1分5秒、アレックスが58秒384を叩き出して逆転、トップに立つ。そしてチェカードフラッグが出て最後のタイムアタックが行われる中、角間が58秒429をマークしてフロントロウを獲得する。伊藤は0.025秒及ばすセカンドロウへ。以下4番手石井、5番手津田、6番手黒川という順位で予選は終了した。

 その後津田は走路外走行のペナルティで4グリッド降格、9番手ヘダウン。替わって6番手に上がった内藤も同様に2グリッド降格で、3列目には黒川とマスターズクラストップの秋山が並ぶことになった。

 決勝は午後1時30分コースイン予定。気温、路面温度ともに本日の最高になると予想される時間帯で、ドライバーの敵はライバルより暑さかもしれない。そして気になるのはここまで2戦ともフロントロウから出遅れているアレックスのスタートだ。

予選2位は角間光起(ELEVレーシング10V ED)

予選3位は伊藤駿(ZAP SPEED 10V ED)

予選4位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋S2)

予選5位は黒川史哉(ZAP SPEED 10V)

予選6位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

S-FJ筑波・富士

第3戦筑波公式予選結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2024 -RIJ- (2024/05/05) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 3 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
173センドラ瀬戸 アレックス翔太TRS・10V・ED
TOKYO R&D RD10V
58.384--126.096
291角間 光起ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.429 0.045 0.045125.999
314伊藤 駿ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.454 0.070 0.025125.945
453石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
58.572 0.188 0.118125.691
5*52津田 充輝ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
58.670 0.286 0.098125.482
615黒川 史哉ZAP SPEED 10V
TOKYO R&D RD10V
58.739 0.355 0.069125.334
7*22内藤 大輝RaiseUP RCIT ED
MYST KK-S2
58.754 0.370 0.015125.302
83M1秋山 健也スーパーウィンズKKS2
MYST KK-S2
58.808 0.424 0.054125.187
9*39塚本 凜世F-BrainウィンズS2 ED
MYST KK-S2
58.810 0.426 0.002125.183
1072木下 祐希ELEVレーシング制動屋S2
MYST KK-S2
58.901 0.517 0.091124.989
11*55酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
59.086 0.702 0.185124.598
12*38M2畠山 退三ZAP SPEED KK-S2
MYST KK-S2
59.139 0.755 0.053124.486
1318水谷 誠HC桶川MRPYTT ZAP ED
TOKYO R&D RD10V
59.432 1.048 0.293123.873
---- 以上基準タイム(130% - 1'15.949)予選通過 ----
  • CarNo.52は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行4回)により、4グリッド降格とする。
  • CarNo. 22, 39, 55, 38は、筑波サーキット一般競技規則第19条1.違反(走路外走行2回)により、2グリッド降格とする。

Forumula Beat

第2戦もてぎ 福永亜希子事務局長に聞く「Formula Beatは人を育てるカテゴリー」

作業体験で参加した工業高校の生徒たち

 4月28日にモビリティリゾートもてぎで開催された「2024年Formula Beat(F-Be)地方選手権第3戦」において、揃いのTシャツを着てクレデンシャルを首にかけた高校生たちの姿があった。彼らはF-Beを主催する「日本F4協会」の招待に応じて学校から授業の一環として派遣された県立宇都宮工業高校と県立青森工業高校の学生で、現場で作業の手伝いを経験している。F-Beではこうした公立高校の生徒に対するサーキットの現場での職場体験や学校を訪問しての出張講義などに2019年から取り組んできている。

 F-Beを運営する株式会社日本フォーミュラー・フォー協会の福永亜希子会長に話をうかがった。

 ――取組について

 「宇都宮工業高校さんとは2019年ごろから一緒にやらせて頂いていて、今回初めて2校いっしょに来ていただきました。うちとしてはお預かりした生徒さんに全チームとタイヤサービスさんの方に入って頂いてお手伝いをやってもらっています。特にハンマーレーシングさんのようなモノ作りに特化しているチームの方では生徒さんたちが一緒にパーツの制作もやっていて、そのパーツをハンマーレーシングさんが使ってそれをフィードバックし、それをうけて生徒さんが改良しながら授業とレースを連動させて参加してもらうことを行っています。F-Beがマルチメイクということとモノ作りができるカテゴリーとしては貴重だなと思っているので、そういうところでメカニックさんだとかエンジニアさんが育つ環境として活用できると私は思っていて、そういうところに生徒さんを招いて一緒に育って行けるカテゴリーとして「Formula Beatは人を育てるカテゴリーです」というのを全面に出して皆さんに知って頂く活動をしていきたいなと思っています」

 ――サーキットの近くの学校に声をかけている?

 「私の方でサーキットの担当者や(サーキットの)地元の公立高校の高校生を対象に声をかけさせていただいていますが、効果的に学校に声掛けして、先生がそれに応じてくれるところというのがまだまだ少ないです。今は青森の青森工業高校と栃木の宇都宮工業高校ではこのもてぎとスポーツランドSUGO、あと岡山国際サーキットから地元の勝間田高校を紹介いただき、岡山国際を中心に、行けるのであれば鈴鹿サーキットでも活動して頂いています。あと前回とか次回の富士にも、宇都宮工業高校の生徒さんたちに継続して来ていただく調整をさせてもらっているところです。秋のSUGOでは再び両校での取り組みを調整しています。オートポリスと十勝の方はまだそういうことをやって頂ける学校さんが探し切れてなかったり、ちょっとご縁のない土地なので、私としてはこういう活動を知っていただくようには常に模索はしていて、賛同して頂ける学校があれば、こちらとしては絶賛大募集中です」

F4協会の福永亜希子事務局長

 ――事務局の体制は?

 「今まで事務局って実質わたしひとりでやっているような感じでやらせてもらっていたのですけれど。アドバイザーで2、3年前から土屋武士さんがいろいろ来て下さり、谷川(達也)さんが武士さんの来られない大会ではサポートしてくださっていたのですけれど、武士さんがチームの方の運営が大変な状態なので、今年は谷川(達也)さんがメインとなり、アドバイサーで入っていただいています。あとはホンダ学園の学生さんもご縁があって、意気投合したので、テクニカルスタッフとして勉強してもらう形で来てもらっています。彼は4回生でこれから就職しても可能な限りテクニカルスタッフとして来てもらえないかと相談中です。あともうひとり女性がいて、彼女は去年宇都宮工業高校さんでこのインターンシップに参加した生徒さんなのですよ。それでいっしょにレースウィークを過ごすときに事務局をいっしょにやってみようか、ということで事務局のサポートで入ってもらったら、このF-Beの世界観とやっている仕事に彼女なりにやりがいを見つけてくれたみたいで。私もびっくりしたのですけれど(インターンシップ)終えて帰る時に「私F4協会に就職したいです!」と言って来て。その時が初めてサーキットに来た子なので、何も知らなかったけれどこういう仕事があるんだって知った時に、高校を卒業したらここで働いてみたいと興味をもってくれたので、今年の春からF-Beの事務局を手伝ってもらうために入ってもらいました。そういう形で若い子が育って行ってほしいなと思っていて、そうすることでJAF-F4の時代から30年を超えて継続しているカテゴリーの世界観を私といっしょに学んでもらって、この先すっとバトンを渡して続いていけるといいな、と思っています」

 FIA-F4が始まったことで存在を問われた時期もあったJAF-F4だが、Formula Beatと名前を変えてステップアップを目指す若手からレースを楽しむジェントルマンまでが参加するカテゴリーとして続いている。マルチメイク、マルチエンジン、モデファイも可能という現代のフォーミュラカーレースでは貴重な「クルマ作りを見る視点からも楽しめる」ルールが評価されており、今後さらなる人材輩出も期待される。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA

Forumula Beat

第3戦もてぎ決勝ドライバーコメント 4位・長嶋重登「初めてのレースでめっちゃ楽しかった」

優勝 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

優勝したハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「スタートはもうどうしようもないですね(苦笑)。(挽回は早かった?)何と言うか、なんですかね、よくわからないけれど。やっぱり暑くてみんなペース上がらなかったのですかね? そういう感じでした。今シーズン残りは全部出る予定ですのて、次も頑張ります」

2位 下村剛司(ファーストガレージRK01)

決勝2位の下村剛司(ファーストガレージRK01)

 「スタートが自分もうまく行けなかったのですけれど、ハンマーさんもけっこう失速していて。それで何とか前に出たのですけれど、やっぱり向うがベテランというのもあって、タイヤの熱入れというか、オープニングラップの走りとかはまだまだ課題だなと思ったし。その後もついて行けたらよかったのですけれど、思った以上に気温が上がって、かなりコントロールが難しかったので、ぎりぎりだったのですけれど、なんとか(順位を)守れたのでよかったな、と」

3位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝3位のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「公約通りの表彰台でよかったです。下村君からけっこう離されると思っていたのですけれど、ずっとバトルできたので。予選から決勝に向けて改善点があって、そこを直していったらついて行けたので、よかったです。まあ無理はせず、3位表彰台が欲しかったので(笑)」

4位 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP) ジェントルマンクラス1位

決勝4位、ジェントルマンクラス優勝の長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

 「スタートはめっちゃ決まって、ジェントルマンのポールの人を抜かすことができたので。前の総合の人には離されちゃいましたけど、初めてのレースでめっちゃ楽しかったです。今後もこういう調子でやっていきたいと思います、次は富士に行きます」

5位 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W) ジェントルマンクラス2位

決勝5位、ジェントルマンクラス2位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

 「スタートがやっぱり、すごく難しくて。今回はエンストはしましたけれど、同一周回で戻れて、追い上げられてよかったです。ラップタイム的にもよかったと思います(2番手)。決勝はこの暑さでも走れることがわかったので、次回は頑張りたいと思います。やっぱりスタートですかね。スタートさえよければ、って感じです。(クルマの側の問題が大きい?)エンジンを一回戸田さんに送らないとダメなんですよね。4千回転以下(のトルク)が何もないのですよ、リミッター当たるまで踏み切っても止まってしまうので、そこが課題です。時間が無いので十勝はあのまま行かなくちゃいけないので、十勝が終わって次の富士まで一か月あるので、そこでエンジン送って調整して貰おうかな、と思っています。僕のクルマだけシングルスロットルの新製品で、他のK20Aのクルマは4連スロットルで、フォーミュラ・ルノーみたいに下から回るように、というのが、その下がないので(苦笑)。600キロ近いクルマですから、下からトルクが要ると思うので」

6位 みきてぃ(LP・Shop kts24)ジェントルマンクラス3位

決勝6位、ジェントルマンクラス3位のみきてぃ(LP・Shop kts24)

 「(終盤KAMIKAZEさんにやられたが?)すごい驚きました、怖かったです(笑)。調子はすごくいいです、ウイング作った甲斐がありました。この後は富士に出て、後はまだ考えていないのですが、毎年アップデートしてパーツ作って、このクラス改造できるので、なんかいろいろやりたいな、と思っています」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ決勝 ハンマー伊澤がスタートに失敗するも直ちに挽回、独走で優勝を飾る

優勝はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第3戦の決勝レースが4月28日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ポールポジションからスタートのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がスタートで出遅れ2位に落ちるもすぐにリカバリーしてトップを奪回。以降ラップ毎に後続を突き放す快走で12周を走り切り、13秒以上の大差で優勝した。

 予報通りの晴天で気温がぐんぐん上昇したモビリティリゾートもてぎは午後2時5分のコースイン時点で気温28度、路面温度も50度以上というタイヤに厳しいコンディションだ。エントリーした13台のうち、予選で7番手、ジェントルマンクラス4位のタイムを出した昨年のチャンピオン河野靖喜(ファーストガレージFG108)は体調不良により出走を取り消し。12台によって決勝は戦われることになった。

 午後2時15分フォーメーションラップ開始、各車グリッドに戻ってくるとレッドライトが消灯してレーススタート。

レースがスタートした

 常日頃「スタートが課題だ」と話しているポールシッターのハンマー伊澤はやはりというべきかスタートで出遅れ、フロントロウから出た下村剛司(ファーストガレージRK01)の後塵を拝して第1コーナーへ進入。後方では予選4番手、セカンドロウから発進のKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)が予選後に危惧していた通りエンジンストールで動けず、後続車が右に左にと回避している。前戦富士でも同じようにグリッドに釘付けになったKAMIKAZEだが、幸いなことに今回はエンジンが再始動し後続車が接触することもなく、最後尾からスタートを切った。

 出足がよかったのが下村と5番手スタートの長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)で、下村はトップ、長嶋は4番手スタートのISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)をストレートでかわすと第1コーナーでハンマー伊澤のアウトから被せるようにターンイン、ハンマー伊澤がインを抑え込んで第2コーナーを抜けると長嶋がやや引いたか加速が鈍り、ISHIKENが第3コーナーで長嶋のインを突いて3位のポジションを奪い返す。

 トップをみすみす明け渡したハンマー伊澤だが、ただちに下村攻略を開始。第5コーナーでアウトから並びかけると、ファーストアンダーブリッジをサイド・バイ・サイドで通過、130Rのコーナリングで下村の前に出てトップの座を奪回す。そこからぐいぐいと下村を引き離し、1.413秒の差をつけてオープニングラップを終了。下村の0.448秒後方にはISHIKENが迫り、4位長嶋も0.585秒差で続き、5位三浦勝(NUTECルノー)、6位みきてぃ(LP・Shop kts24)がそれぞれ1.4秒、0.9秒の間合いでコントロールラインを通過した。

 スタート失敗のKAMIKAZEはトップから21秒以上遅れた12位から挽回を開始する。前回の富士での談話でエンジンの低速トルクがまったくない状態で、ちょっとでもラフにクラッチをつなぐとエンストしてしまうそうで、今回も同じ状況のようだ。

 2周目に入りトップ、ハンマー伊澤と2位下村の差は2.891秒、下村はトップを追うことよりも0.564秒後方につける3位ISHIKENからのプレッシャーにさらされている。3周目に入りハンマー伊澤のリードは4.205秒。下村より1.4秒速いラップタイムでギャップを拡大していく。

 4周目、5周目とハンマー伊澤はただひとり1分55秒台のペースで走りリードは8秒以上、2位下村は依然としてISHIKENから0.38秒差とつけ狙われている状態で逃げられない。4位長嶋はそこから1.7秒の差でジェントルマンクラスのトップ、以下5位三浦、6位みきてぃとオーダーは変わらない。

 折り返しの6周目、ハンマー伊澤のリードは9秒364。下村とISHIKENは0.573秒差、3位以下も膠着状態の中で順位を上げているのがKAMIKAZEで、2分前後のラップタイムの集団の中を1分57~8秒でかき分けつつ9位までポジションを戻し、0.213秒差で前を走るDクラスの鈴木雅人(ハンマーレーシング・ハッピー号)を仕留めようとしている。Dクラスのもう一台、旧FIA-F4マシンの杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)は12位を走っている。

 7周目にハンマー伊澤のリードは10秒を超え完全な独走状態。ハンマー伊澤が90度コーナーへターンインする頃に2位の下村はヘアピンを立ち上がる。下村と3位ISHIKENは依然として0.317秒の差でつかず離れずだが、決定的な場面は訪れない。4位長嶋、5位三浦、6位みきてぃは3.3秒~6.6秒~2.8秒とそれぞれ単独走行になっている。

 8周目、9周目、10周目もハンマー伊澤のペースに衰えは見えず、下村との差は13秒。KAMIKAZEはさらに順位を上げて7位、ジェントルマンクラスの表彰台が見えてくる。

 11周目、5位を走っていた三浦がピットイン、トラブルの模様でピットロード入口でマシンを止めてしまう。これでKAMIKAZEが全体6位、クラス3位に上がると、さらにファイナルラップに前を走るみきてぃも攻略、総合5位クラス2位まで順位を押し上げた。

 トップのハンマー伊澤は最後の2周ほど僅かにペースを緩めたが盤石の走りで2位下村に13秒以上の差をつけて優勝。下村はハンマー伊澤の影すら踏めなかったがISHIKENからのプレッシャーには屈せず0.3秒の差を守って2位。3位ISHIKEN。4位は長嶋で初のレースでジェントルマンクラス優勝。5位KAMIKAZEは全体2番手のベストラップを叩き出しており、返す返すもスタートの失敗が悔やまれるジェントルマンクラス2位。最後にKAMIKAZEに仕留めれれたものの、みきてぃは全体6位、クラス3位となった。

 初開催のF-Be Dクラスのトップは全体9位の杉山、全体10位の鈴木がクラス2位となった。

 F-Be第4戦、第5戦は舞台を北海道に移し、十勝スピードウェイで5月19日に行われる。

決勝2位は下村剛司(ファーストガレージRK01)

決勝3位はISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

決勝4位は長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

決勝5位はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

決勝6位はみきてぃ(LP・Shop kts24)

フィニッシュシーン

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

ダッシュクラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1223'26.066--
292下村 剛司ファーストガレージRK01
B-MAX RK01
1223'39.40913.34313.343
316ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1223'39.74313.677 0.334
463G1長嶋 重登ミスト☆T.U.CGROUP
Dallara F301
1223'48.45622.390 8.713
59G2KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1224'01.47735.41113.021
622G3みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1224'02.15336.087 0.676
735G4髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1224'08.40842.342 6.255
876G5松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1225'21.6021'55.5361'13.194
933D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
DOME F110
1225'25.7971'59.731 4.195
1024D2鈴木 雅人ハンマーレーシング・ハッピー号
WEST 006
1123'29.2841Lap 1Lap
1134G6三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1019'59.8572Laps1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-0G7渡辺 義人エクシズレーシングWXR-MkII
WXR MK-II
714'17.9535Laps3Laps
-3G8河野 靖喜ファーストガレージFG108
FG108
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 19 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ) 1'55.810 (5/12) 149.241 km/h

Forumula Beat

第3戦もてぎ公式予選ドライバーコメント ポールポジション・ハンマー伊澤「他の皆さんも苦労している」

ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)1分54秒688

ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「(絶好調?)そういう訳じゃないですけれど、路面コンディションがレースウィーク入って急激に変わったので、それになかなか対応し切れなくて。自分的にはいまいちな感じなんですけれど、他の皆さんも苦労している、ってことだと思います。(まだベストコンディションではない?)そうですね、でもこれから気温上がっていく傾向なのでしょうから、そうも言っていられないと思います。(後はスタートが決まれば?)そうですね(苦笑)お決まりのスタートです」

2位 下村剛司(ファーストガレージRK01)1分55秒385 +0.697秒

予選2位の下村剛司(ファーストガレージRK01)

 「54秒台くらいには入れたかったですけれど、今年に入ってF-Be初めてがこのレースだったので、今初めて予選で新品タイヤ履いた感じで、昨日練習した時もバランスが(以前と)変わっていて、合わせ込めなかったというか。あと気温が上がり過ぎて後半タイヤがタレてきた中で、なんとか(タイムを)出したという感じなので、満足はしていないですけれど、とりあえず2番手は取れたので、決勝は頑張ります」

3位 ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)1分55秒832 +1.144秒

予選3位のISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

 「とりあえずこの予選は3番手が最低でも、できたら下村君を越せたらいいなと思ったのですが。途中までは越していたのですけれど、後半で抜かれちゃって。でもこれまでで一番の予選3番手で、55秒8もベストで、練習走行から予選で55秒8を目標にやって来たので、とりあえず目標クリアできたので、よかったです。決勝は表彰台(争いが)初めてなので、そこをなんとか死守したいかなというところです」

4位 KAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)1分55秒837 +1.149秒

予選4位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

 「クルマはすごく足回り決まっていていいですね。決勝は普通にスタートできればいいですけれど、富士はスタートできなかったので。相変わらず富士と同じような現象が出ているので、いろいろ、クラッチとかクラッチカバーも変えて来たのですけれど、症状(エンジンストール)が変わらないので、決勝はスタートが心配ですね。そこさえ決まって、みんなと楽しく走れれば、と思っています」

5位 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)1分55秒971 +1.283秒

予選5位の長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

 「最後に抜かされちゃったか。でも55秒台には入れたかったので、狙い通りです。このクルマに乗るのまだ4回目で、レース出るのは初めてなので、決勝はどうなるかわからないですけれど、安全に行きます」

6位 三浦勝(NUTECルノー)1分56秒617 +1.929秒

予選6位の三浦勝(NUTECルノー)

 「ちょっと(前に)詰まっちゃったので、そこで何度か引いたりしているので、一番いいとこをそこで逃しているので、あまりよくはなかったですね。久しぶりに乗っているので、アジャストするのがなかなかアレ(大変)でしたけれど、昨日よりはだいぶ落ち着いてきたので、慣れてきた感じはあります。決勝はひとつでも上をめざして、頑張りたいと思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ公式予選 シーズン初参戦のハンマー伊澤がポールポジションを獲得

ポールポジションはハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 2024年Forumula Beat(F-Be)地方選手権第3戦の公式予選が4月28日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催され、ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が2番手に0.697秒の差をつけてポールポジションを獲得した。

 ゴールデンウイークに入り、春というより初夏めいた気候のモビリティリゾートもてぎは朝から好天に恵まれ、F-Beの予選が始まる午前9時25分にはすでに気温22度。エントリーは13台で、うちオーバーオールを競う3台に加えてジェントルマンクラス8台と、今年から新設された「F-Be D(ダッシュ)クラス」に初めて2台のエントリーがあった。

初登場のDOME F110を駆る杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)

 「F-Be Dクラス」は昨年までFIA-F4に出ていたDOME F110をメインに、その他にもフォーミュラ・ビート選手権で承認された10種類以外のエンジンを搭載したマシンの参加を認めるもので、旧FIA-F4車両については、フラットボトム化や軽量化、エンジンのパワーアップ、LSDの装着などにより昨年末のもてぎで約3.5秒あったラップタイムの差を短縮して戦うことが可能になると目されている。

 今回参加したF-Be Dクラスのマシンの1台はこの旧FIA-F4マシンで車体は童夢F110、エンジンはトムスのTZR42を搭載し、杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)がドライブ。一方のもう一台は車体は元々JAF-F4向けでアルミモノコックのWEST006に戸田レーシングのB18Cが搭載されていて、鈴木雅人(ハンマーレーシング・ハッピー号)が搭乗する。F110のコンバートについては「とりあえずフラットボトムにしただけ」という状態で、他の適合作業については今後の取り組みなので目算通りのポテンシャルが出るかはまだわからないとのことだ。

 なお鈴木のWEST006は先日の練習走行で燃料系のトラブルでエンジンが始動せず、ハンマーレーシングでは急遽千葉県のファクトリーまでパーツを取りに行くことになったが、予選開始までに間に合った模様だ。

 コースオープンが宣言されて、オレンジのメタリックカラーに快獣ブースカが目立つ長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)を先頭にコースイン、予選が開始される。

 まずは残り15分、ハンマー伊澤が1分57秒672のトップタイム、2番手に本大会唯一の20代、下村剛司(ファーストガレージRK01)が58秒812で続く。ハンマー伊澤はここから56秒050、55秒841と順調にタイムを上げていく。2番手には「SYNARGY RD04W」をドライブするジェントルマンクラスのKAMIKAZE(FIRSTGARAGE&04W)が56秒716で上がってくる。3番手以下は周を追うごとに入れ替わり、ISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)の57秒861に対して三浦勝(NUTECスノー)が57秒280で上回り、いったんは7番手まで落ちた下村が57秒380で5番手に上がる。

 折り返しの残り10分を切り。ハンマー伊澤はベストタイムを1分55秒331まで上げる。2番手は下村が56秒488で浮上したが、すぐにISHIKENが56秒217とこれを上回る。ハンマー伊澤とは0.886秒の差がある。4番手KAMIKAZE 56秒716(G-1位)、5番手三浦57秒280(G-2位)、6番手長嶋57秒471(G-3位)と続くが直後にコントロールラインを通過した河野靖喜(ファーストガレージFG108)が57秒336で長嶋を上回る。河野は昨年のジェントルマンクラスのチャンピオンだ。

 残り7分、トップ3台はそれぞれベストタイムを更新するが序列は変わらず、ハンマー伊澤1分55秒109、ISHIKEN 55秒913、下村56秒205の順。ジェントルマンクラストップの4番手KAMIKAZE 56秒382に続いて、長嶋56秒635で5番手に上がり三浦が6番手にドロップ。長嶋はさらにタイムを削り55秒971で下村を上回り3番手へ。しかし下村も残り4分を切って1分55秒台に入れて55秒768と2番手タイムを出す。

 残り2分、トップのハンマー伊澤は55秒を切って1分54秒825をマーク。下村も55秒765から55秒385まで自己ベストを短縮するが0.560秒の差。さらにチェカードフラッグが振られる中でハンマー伊澤は駄目押しの1分54秒688を叩き出しポールポジションを確定させる。2位下村とは0.697秒の差をつけた。以下3番手にISHIKEN 55秒832、4番手ジェントルマンクラストップのKAMIKAZE 55秒837でセカンドロウを獲得、5番手長嶋55秒971、6番手三浦56秒617で3列目という結果になった。

 Dクラスのトップは総合10番手の鈴木で2分0秒381、杉山は総合13位の2分5秒830というタイムだった。

 F-e第3戦決勝は午後2時5分コースイン予定。終始トップを守りチェッカーまでベストタイムを更新し続けたハンマー伊澤に死角はあるのか? 本日の最高気温となるであろう時間帯で路面コンディションに合わせ込めるかがカギになりそうだ。

予選2位は下村剛司(ファーストガレージRK01)

予選3位はISHIKEN(HMRハンマーR☆ハヤテ)

予選4位はKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

予選5位は長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)

予選6位は三浦勝(NUTECルノー)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE

Forumula Beat

第3戦もてぎ公式予選結果

もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'54.688--150.701
292下村 剛司ファーストガレージRK01
B-MAX RK01
1'55.385 0.697 0.697149.791
316ISHIKENHMRハンマーR☆ハヤテ
疾風
1'55.832 1.144 0.447149.213
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'55.837 1.149 0.005149.206
563G2長嶋 重登ミスト☆T.U.CGROUP
Dallara F301
1'55.971 1.283 0.134149.034
634G3三浦 勝NUTECルノー
Renault FC106
1'56.617 1.929 0.646148.208
73G4河野 靖喜ファーストガレージFG108
FG108
1'56.639 1.951 0.022148.180
822G5みきてぃLP・Shop kts24
kts24
1'57.393 2.705 0.754147.229
935G6髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1'58.557 3.869 1.164145.783
1024D1鈴木 雅人ハンマーレーシング・ハッピー号
WEST 006
2'00.381 5.693 1.824143.574
110G7渡辺 義人エクシズレーシングWXR-MkII
WXR MK-II
2'00.889 6.201 0.508142.971
1276G8松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
2'02.561 7.873 1.672141.020
1333D2杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
DOME F110
2'05.83011.142 3.269137.357
---- 以上基準タイム予選通過 ----

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦岡山決勝 迫隆眞が開幕から無傷の3連勝 2位に小田優が、3位に杉田悠真が入る

優勝は迫隆眞(制動屋)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第3戦は28日、岡山国際サーキットで決勝を行い、予選6位からスタートした迫隆眞(制動屋)が追い上げ、開幕から無傷の3連勝を飾った。

 決勝は午後2時35分にフォーメーションラップが始まった。サーキット上空には薄雲が広がり、幾分過ごしやすくなってきた。16台がグリッドに着きスタートが切られた。

12周の決勝がスタートした

 ポールポジション(PP)の杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)は動き出しが鈍く、その横を2番グリッドの小田優(Drago CORSE TAKE)がすり抜け、トップに立つ。杉田は2位で小田に続き、3位は3番グリッドの元山泰成(ECOTEH WORKS)をかわした加納康雅(イーグルスポーツ)が上がる。4位にも6番グリッドから迫隆眞(制動屋)が上がり、5位に元山が、6位に松本拓海(EAGLE ERS)が続く。

 2周目にはヘアピンで4位の迫が加納を、7位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)が松本をかわし、それぞれ3位、6位にポジションをアップした。

 第2戦PPでファステストラップも獲得した2位の杉田が、トップ小田に接近すると思われたが、ユーズドタイヤの杉田はペースが上がらず、トップ小田との1秒差を詰め切れない。その間、3位の迫が徐々に杉田に接近する。

 4周目にはバックストレッチからヘアピンで3位の迫が2位の杉田に並びかけ、リボルバーで2位に浮上。1秒1先を走るトップの小田を追う。

 6周目にはトップ小田との差を0秒5とした迫は、8周目にはその差を0秒3とすると、9周目には一気に小田に接近。ヘアピンであっさりトップに躍り出た。

 トップに立った迫は小田との差を広げ、12周を走って1秒3差でゴール。開幕戦から3連勝を飾った。

 2位に落ちた小田はペースが上がらず、最終ラップにはファステストラップをたたき出した杉田に背後まで迫られるもこれを押さえ、ポジションを譲らす2位でゴールした。3位には杉田が入った。

 序盤から4位を走ってた加納もペースが上がらず苦しい。4周目に5位まで順位を上げてきた松井にかわされ、5周目に5位に落ちると、4位松井、5位加納の順でゴールを迎えた。6位にはこちらも我慢のレースとなった元山が続いた。

 第4戦、第5戦は5月11、12日に舞台を鈴鹿サーキットに移し2連戦が行われる。参加台数30台と、近年では最大の参加となるようだ。連勝街道ばく進中の迫を止めるドライバーが現れるかに注目だ。

決勝2位は小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝3位は杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS)

決勝4位は松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝5位は加納康雅(イーグルスポーツ)

決勝6位は元山泰成(ECOTEH WORKS)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI

S-FJ鈴鹿・岡山

第3戦岡山決勝結果

岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2024/04/28) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 3 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
156迫 隆眞制動屋
MYST KK-S2
1220'00.794--
243小田 優Drago CORSE TAKE
MYST KK-S2
1220'02.132 1.338 1.338
310杉田 悠真レブレーシングガレージwith LAPS
MYST KK-S2
1220'02.281 1.487 0.149
47松井 啓人FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1220'05.583 4.789 3.302
531加納 康雅イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1220'08.944 8.150 3.361
61元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1220'09.424 8.630 0.480
729松本 拓海EAGLE ERS
MYST KK-S2
1220'12.48211.688 3.058
899Aki JitranuwathATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1220'17.95217.158 5.470
911梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1220'22.04921.255 4.097
1022酒井 翔太ファーストガレージ KK-SII
MYST KK-S2
1220'22.47921.685 0.430
112吉田 紘大ATEAM Buzz Racing
MYST KK-S2
1220'22.96122.167 0.482
1281妹尾 俊郎SSEC☆KRS☆10V
TOKYO R&D RD10V
1220'24.06823.274 1.107
1333磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
MYST KK-S2
1220'26.71925.925 2.651
1447山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1220'26.98026.186 0.261
1555板倉 慎哉AMORE TOKYO Racing G
MYST KK-S2
1220'45.94145.14718.961
1657東 慎之介サンセルモORM/MYST
MYST KK-S2
1118'38.0921Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 10 杉田悠真(レブレーシングガレージwith LAPS) 1'38.945 (12/12) 134.729 km/h

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース3上位3人のコメント ミハエル・サウター「スタートは良くなかったが、オーバーテイクできると思っていた」

レース2優勝 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「すごく嬉しいです。スタートは良くなかったけど、自分のペースが速いのはわかっていたのでオーバーテイクはできると思っていました。セバスチャン(マンソン)を抜かしたあと、セーフティーカーがギャップを詰めてくれました。奥住はシケインで早めにブレーキを踏んでいることがわかったので、次の周でオーバーテイクできました」

 「リスタートでもアウトサイドから抜こうとしたけど、奥住が真ん中のラインを取っていたのでスペースがありませんでした」

「クルマはレース2から何も変えていません。S字はダーティエアの影響でアンダーが出ていたので、西コースでスリップストリームを利用して追い上げました。次のSUGOでも二連勝したいです」

レース2決勝2位 奥住慈英(SUTEKINA RACING TEAM)

 「途中までのペースと作戦は完璧だったんですけど、シフトダウンできないトラブルが出てきちゃって、ブレーキを強く踏めなくなってしまいました。それでスプーンの入りからシケインまでが厳しくなって追いつかれてしまいました。そこは仕方ありませんが、なんとか2位でフィニッシュできてランキングもトップのまま終われたのは良かったです」

 「次のSUGOに出られるかどうかはまだ決まっていませんが、出られればもちろん上位を狙って、ポイントランキングもキープできるように頑張りたいと思います」

レース2決勝3位 セバスチャン・マンソン(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「いいレースでした。スタートも良かったし、マイケル(サウター)をオーバーテイクできました。第2戦に向けて色々学ぶこともできました」

 「クルマは良かったです。乗りやすかったですし、次のラウンドが待ち遠しいです。レース1で使った方のタイヤを履いていて、かなり消耗していましたが、うまくマネジメントできました」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース3決勝結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
15ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1227'17.595--
23奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1227'19.982 2.387 2.387
355セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1227'28.83611.241 8.854
436ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1227'32.48814.893 3.652
511M1MOTOKI47TRADING with Rn-sports
Rn-sports
1227'33.30115.706 0.813
662猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1227'41.63524.040 8.334
745M2辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1227'44.02326.428 2.388
8*28中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1228'02.05544.46018.032
923M3YUGOS2R Racing
N-SPEED
1228'22.4181'04.82320.363
1029ファンチョ・ロドルフォ・P・ブロビオES oneFormulaPHL
イーグルスポーツ
1228'37.1381'19.54314.720
11*16M4AKITAAKITA Cars & Racing
ABBEY RACING
1128'02.5201Lap 1Lap
1251廣田 築G FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1023'56.5862Laps1Lap
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
-53ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
36'57.4169Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'58.856 (4/12) 175.887 km/h
  • CarNo. 28は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(セーフティーカーの追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 16は、FRJ SpR.16.1.1(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 51は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(セーフティーカーの追い越し)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース3決勝 ミハエル・サウターが2連勝!! 奥住慈英はトラブルに泣く

優勝したミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第1戦のレース3決勝が3月10日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手からスタートしたミハエル・サウター(#5 G FORCE F111/3)がレース2に続いて2連勝を挙げた。

 レース3決勝は午前10時10分より12周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 フォーメーションラップは今回も2周。まずはポールポジションの奥住慈英(#3 Sutekina Racing)がトップで1コーナーへ。予選3番手のセバスチャン・マンソン(#55 G FORCE F111/3)が2位につけ、2番手スタートのサウターは3位に後退した。

 その後方では1周目のシケインでAKITA(#16 AKITA Cars & Racing)がジェシー・レイシー(#53 G FORCE F111/3)に追突、2台は再スタートを切ったものの大きく順位を落とすことになった。

 トップの奥住は1周目で早くも後続に1秒653の大差をつけ、その後もぐんぐんリードを広げていくが、3位のサウターも2周目の130Rで大外からマンソンを抜いて2位に浮上すると、そこからは奥住を上回るペースで追い上げにかかる。これにより2周目には3秒4あった奥住のリードは3周目に2秒9、4周目には2秒0まで縮まってきた。

 その後方では予選5番手の廣田が3周目に中村を抜いて4位に浮上した。

 さらに4周目のS字でレイシーがコースアウトをしたためにセーフティーカーが導入され、奥住のリードは失われてしまった。

 車両回収ののち、8周終わりでSCはピットイン、レースは9周目より再開となる。すかさず2コーナーでインを伺うサウターだったが、奥住はこれを退ける。その後方ではマンソンと3位争いをしていた廣田が1コーナーでコースを飛び出し、5位に後退した。

 だがトップの奥住はSC導入あたりからシフトダウンに問題が生じており、スプーンの進入やシケインの飛び込みで苦しい走りを強いられていた。この影響もあり、10周目のシケインでサウターにインをつかれ、遂にトップを明け渡してしまう。

 後方では廣田が再び中村を捉え、4位に浮上するが、11周目の最終コーナーでコースを飛び出し、ここでレースを終えた。

 結局サウターは奥住に2秒387の差をつけてチェッカーを受け、レース2に続いて連勝を飾った。2位は奥住。マンソンが3位で初の表彰台を獲得している。

 FRJ次戦の舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。5月10-11日にレース4、レース5が行われる。

決勝がスタートした

優勝はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

決勝2位は奥住慈英(Sutekina Racing)

決勝3位はセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)

マスタークラス優勝はMOTOKI(47TRADING with Rn-sports)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース2決勝結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGapkm/h
15ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1225'46.316--13.519
23奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1225'57.38211.06611.06613.423
351廣田 築G FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1226'04.10317.787 6.72113.366
416M1AKITAAKITA Cars & Racing
ABBEY RACING
1226'11.00424.688 6.90113.307
555セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1226'12.38826.072 1.38413.295
628中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1226'21.08234.766 8.69413.222
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1226'42.04155.72520.95913.049
811M2MOTOKI47TRADING with Rn-sports
Rn-sports
1227'09.9821'23.66627.94112.825
945M3辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1227'26.9941'40.67817.01212.693
10*29ファンチョ・ロドルフォ・P・ブロビオES oneFormulaPHL
イーグルスポーツ
1126'29.3031Lap 1Lap 13.154
1123M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1127'56.7161Lap 1'27.41312.468
1236ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
921'28.3493Laps2Laps16.226
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
-62猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
0-12Laps9Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 5 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3) 1'58.708 (7/12) 176.106 km/h
  • CarNo. 29は、鈴鹿サーキット一般競技規則第37.8.1(ホワイトラインカット)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿ポールシッターのコメント 廣田築「SFのラバーを見越したセット変更がうまく決まった」

レース1ポールポジション、レース2予選2位 廣田築(Bionic Jack Racing)

 「昨日のセッションからセット変更をして、チェックを兼ねて走りましたが、悪くなかったので、それがタイムにつながった感じです」

 「ベストラップの2、3周前からアタックはしていましたが、ずっとバックマーカーに引っ掛かっていて、3回目のアタックでようやくクリアラップが取れました。実質的には1回だけクリアラップが取れた格好ですが、まだまだタイムは出せる感触がありました」

「フォーミュラに出るのは2016年以来です。クルマ関係の仕事をしているんですが、その繋がりでこのパッケージを用意していただけることになり、参戦することになりました」

 「セットの変更がSFのラバーグリップを見越しての変更なので、それが決勝のコンディションでどう影響するか。上手くハマったらいいなという感じです」

レース1予選2位、レース2予選3位、レース3ポールポジション 奥住慈英(SUTEKINA RACING TEAM)

 「僕は練習走行でニュータイヤを持っていなくて、50kmくらい走ったタイヤで走行していました。ですからこの予選が初めてのニュータイヤでのアタックでした。その割にはいいタイムが出せたかなと思います。あとちょっとのところはタイミングが合わなくて、アタックラップでトラフィックに引っかかったり、肝心のところで赤旗が出たりしていました」

 「このタイヤは3周目から4周目あたりがピークなので、その美味しいところで走っている時に引っかかってしまったんです。そこをもっと上手く使えれば、さらにいいタイムが出ていたと思います」

 「走り出しからタイムは出ていたので、そこはポジティブに捉えています。あとは足りないところを見つめ直し、決勝に向けて準備して、今日の2レースを勝ちたいです。明日はトップからのスタートですし、そこも勝ち切れるように準備したいです。ロングランには自信があるので、3レースともスタートで前に出て、そのまま逃げ切ります」

レース1予選3位、レース2ポールポジション、レース3予選2位 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「最初は水温が上がりすぎたので、途中でピットに入らなければなりませんでした。それからアタックに入りましたが、ベストラップとはいきませんでしたね。最後のアタックでタイムアップできそうでしたが、少しミスをしてしまって」

 「予選2回目は少しトラップに引っかかりましたが、なんとか1位を取ることができました。クリアラップを取るのが難しかったですが、なんとか1ラップはアタックできましたよ」

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿公式予選 8年ぶりにフォーミュラ参戦の廣田築がレース1のポールを獲得!

レース1ポールポジション、レース3予選2位の廣田築(G FORCE F111/3)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)の2024シーズンがついに開幕。公式予選1回目は3月9日に三重県の鈴鹿サーキットで行われ、廣田築(#51 G FORCE F111/3)が1分58秒902のベストタイムを記録し、レース1のポールポジションを獲得した。また、セカンドタイム順で決まるレース3のポールポジションは1分59秒217を記録した奥住慈英(#3 Sutekina Racing)が獲得している。

 予選1回目は午前9時10分にコースオープン。天候は晴れ。路面はドライだ。今大会には13台がエントリー、うち4台がマスタークラスだ。

まずは奥住慈英がアウトラップと2周のウォームアップラップに続いて1分59秒217を記録してトップに。廣田築が2分01秒168で2番手、中村賢明(#28 TOM'S FORMULA F111)が2分01秒502で3番手だ。

 トップの奥住は1周のクールダウンを挟んで1分58秒963にタイムを上げるが、これを廣田が上回り、1分58秒902でトップに躍り出た。

 続いてミハエル・サウター(#5 G FORCE F111/3)が1分59秒172で3番手に上がってきた。サウターは次の周でもセクター1、セクター3で区間ベストを記録するが、遅いクルマにラインを塞がれたこともあり、ここでのタイムは1分59秒337にとどまった。

 この結果、2016年の全日本F3選手権以来8年ぶりのフォーミュラ参戦となる廣田がレース1のポールポジションを獲得。奥住が2番手、サウターが3番手という結果に。

 セカンドタイム順でグリッドが決まるレース3は奥住がポールポジション、サウターが2番手、セバスチャン・マンソン(#55 G FORCE F111/3)が3番手という結果となった。

 FRJ第1戦のレース1決勝はこのあと午後1時15分より、レース3決勝は明日の朝10時10分より、いずれも13周または30分間で行われる。

レース1予選2位、レース3予選3位の奥住慈英(Sutekina Racing)

レース1予選3位、レース2ポールポジションのミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

レース1、レース3ともマスタークラスポールポジションのAKITA(AKITA Cars & Racing)

Text: Kazuhisa SUEHIRO

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第1戦鈴鹿レース3公式予選結果

NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース -RIJ- (2024/03/09) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
13奥住 慈英Sutekina Racing
SUTEKINA RACING TEAM
1'59.217--175.354
25ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'59.337 0.120 0.120175.178
355セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
2'00.856 1.639 1.519172.976
416M1AKITAAKITA Cars & Racing
ABBEY RACING
2'01.007 1.790 0.151172.760
551廣田 築G FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
2'01.168 1.951 0.161172.531
653ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
2'01.465 2.248 0.297172.109
728中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
2'01.502 2.285 0.037172.056
862猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
2'02.604 3.387 1.102170.510
936ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
2'02.847 3.630 0.243170.173
1011M2MOTOKI47TRADING with Rn-sports
Rn-sports
2'04.231 5.014 1.384168.277
1145M3辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
2'09.30210.085 5.071161.679
---- 以上基準タイム(110% - 2'11.138)予選通過 ----
-29ファンチョ・ロドルフォ・P・ブロビオES oneFormulaPHL
イーグルスポーツ
2'13.47414.257 4.172156.624
-23M-YUGOS2R Racing
N-SPEED
2'30.07030.85316.596139.303

VITA鈴鹿

第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2023/10/08) Final Race Weather:Rain Course:Wet
2023 VITA鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
1133TOMISANAKILAND VITA
AKIRAND
828'00.321--
286山谷 直樹CF亜衣★NJK保険サービス★VITA
カーファクトリー亜衣
828'02.086 1.765 1.765
319小野 陽平ヒットマンルアーアンダーレVITA
i-TECH
828'03.038 2.717 0.952
43備後 博司ガレージB-SPORTS
A-ONE
828'04.733 4.412 1.695
587山本 龍おさきにどうぞ☆VITA
828'05.435 5.114 0.702
6999松本 匡史m•dent with 萬雲塾VITA
TMR
828'06.721 6.400 1.286
70GAMISANサンズクリエイト&HIROTEX
TMR
828'08.982 8.661 2.261
839武地 孝幸odula TONE TMR VITA
TMR
828'09.948 9.627 0.966
976上岡 広之ウイニングCB制動屋Trace☆NUTE
ウイニング
828'10.99910.678 1.051
1018巽 雅剛ClubD'zウエストポイント京都
West Racing Cars
828'11.87611.555 0.877
1183齋藤 隆スリーワイドレーシング・レプリスポーツ
レプリスポーツ
828'12.87412.553 0.998
128大野 宗Lively Group with AB
ABBEY RACING
828'14.97614.655 2.102
13*79米田 弘幸ABBEY RACING
ABBEY RACING
828'35.96235.64120.986
14*77中村 拓矢セナルト制動屋Vita
セナルト
828'38.19837.877 2.236
15*1大八木 龍一郎DAISHIN/Progrexx/萬雲塾
TMR
828'43.64843.327 5.450
16*10三宅 永泰TOY'S MOTOR SPORT VITA
トイズモータースポーツ
828'43.90343.582 0.255
17*25藤永 雅彦Chelsea RS VITA
F
828'45.45245.131 1.549
---- 以上規定周回数(70% - 5 Laps)完走 ----
-*93田幸 和純TMR萬雲塾VITA
TMR
413'51.8394Laps4Laps
-5中里 紀夫SHINSEI MiDLAND C72
自己メンテ
310'18.5535Laps1Lap
-6増本 千春SANNO MST SHIELD清水炉工業01
アングルオートモーティブ
0-8Laps3Laps
-24坂野 貴穀THE BRIDE Vita
minami R&D
0 -8Laps-
  • Fastest Lap: CarNo. 133 TOMISAN(AKILAND VITA) 2'51.554 (3/8) 121.858 km/h
  • CarNo. 79, 77は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(SC中の追い越し)により、競技結果に対して30秒を加算した。
  • CarNo. 1は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(SC中のスピン)により、競技結果に対して40秒を加算した。
  • CarNo. 10は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第52条5(スタート手順)違反により、競技結果に対して30秒を加算した。
  • CarNo. 25は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第56条6(ドライバーの遵守事項)違反により、競技結果に対して30秒を加算した。
  • CarNo. 93は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(SC中のコースアウト)により、競技結果に対して30秒を加算した。

CS2

第3戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2023/10/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2023 CS2 Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
Entrant
LapTimeBehindGap
17岸本 尚将nonno pizza with abb
WEST v.Granz
ABBEY RACING
817'49.706--
29関 正俊グラック&KTS
WEST v.Granz
グラック
818'01.62011.91411.914
325濱野 隆一リクエストワイズ with スキルスピード
WEST v.Granz
スキルスピード
818'04.71515.009 3.095
421いむら せいじオートルックV.GRANZ
WEST v.Granz
オートルックレーシングファクトリー
818'05.86416.158 1.149
598アンドリー・ハルタントPrima Racing
WEST v.Granz
West Racing Cars
818'13.30523.599 7.441
6124明田 篤ABBEY RACING
WEST v.Granz
ABBEY RACING
818'14.16124.455 0.856
731OOKAG-TECH
WEST v.Granz
West Racing Cars
818'14.56624.860 0.405
882寺島 大ABBEY RACING
WEST v.Granz
ABBEY RACING
818'15.27825.572 0.712
959成瀬 茂喜ABBEY RACING
WEST v.Granz
ABBEY RACING
818'25.19935.493 9.921
---- 以上規定周回数完走 ----
-81長谷川 陸CLEANLIFE ITAL ABBEY
WEST v.Granz
ABBEY RACING
d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 7 岸本尚将(nonno pizza with abb) 2'13.265 (5/8) 156.869 km/h

VITA鈴鹿

第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2023/10/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 VITA鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Entrant
TimeBehindGapkm/h
16増本 千春SANNO MST SHIELD清水炉工業01
アングルオートモーティブ
2'24.362--144.811
2133TOMISANAKILAND VITA
AKIRAND
2'24.737 0.375 0.375144.436
35中里 紀夫SHINSEI MiDLAND C72
自己メンテ
2'24.972 0.610 0.235144.202
41大八木 龍一郎DAISHIN/Progrexx/萬雲塾
TMR
2'24.981 0.619 0.009144.193
539武地 孝幸odula TONE TMR VITA
TMR
2'25.113 0.751 0.132144.062
676上岡 広之ウイニングCB制動屋Trace☆NUTE
ウイニング
2'25.271 0.909 0.158143.905
718巽 雅剛ClubD'zウエストポイント京都
West Racing Cars
2'25.483 1.121 0.212143.695
824坂野 貴穀THE BRIDE Vita
minami R&D
2'25.557 1.195 0.074143.622
986山谷 直樹CF亜衣★NJK保険サービス★VITA
カーファクトリー亜衣
2'25.579 1.217 0.022143.600
1019小野 陽平ヒットマンルアーアンダーレVITA
i-TECH
2'25.878 1.516 0.299143.306
11999松本 匡史m•dent with 萬雲塾VITA
TMR
2'26.539 2.177 0.661142.660
1287山本 龍おさきにどうぞ☆VITA
2'26.565 2.203 0.026142.634
133備後 博司ガレージB-SPORTS
A-ONE
2'26.844 2.482 0.279142.363
1410三宅 永泰TOY'S MOTOR SPORT VITA
トイズモータースポーツ
2'26.858 2.496 0.014142.350
1577中村 拓矢セナルト制動屋Vita
セナルト
2'26.902 2.540 0.044142.307
1679米田 弘幸ABBEY RACING
ABBEY RACING
2'26.950 2.588 0.048142.261
1793田幸 和純TMR萬雲塾VITA
TMR
2'27.060 2.698 0.110142.154
188大野 宗Lively Group with AB
ABBEY RACING
2'27.294 2.932 0.234141.928
190GAMISANサンズクリエイト&HIROTEX
TMR
2'27.392 3.030 0.098141.834
2025藤永 雅彦Chelsea RS VITA
F
2'31.090 6.728 3.698138.363
2183齋藤 隆スリーワイドレーシング・レプリスポーツ
レプリスポーツ
2'32.061 7.699 0.971137.479
---- 以上基準タイム(130% - 3'08.097)予選通過 ----

CS2

第3戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2023/10/07) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 CS2 Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverCar
Maker Model
Entrant
TimeBehindGapkm/h
17岸本 尚将nonno pizza with abb
WEST v.Granz
ABBEY RACING
2'13.365--156.752
221いむら せいじオートルックV.GRANZ
WEST v.Granz
オートルックレーシングファクトリー
2'14.563 1.198 1.198155.356
39関 正俊グラック&KTS
WEST v.Granz
グラック
2'14.789 1.424 0.226155.096
425濱野 隆一リクエストワイズ with スキルスピード
WEST v.Granz
スキルスピード
2'15.149 1.784 0.360154.683
559成瀬 茂喜ABBEY RACING
WEST v.Granz
ABBEY RACING
2'15.240 1.875 0.091154.579
658入谷 敦司カプカ16C
WEST 16C
エイペックス
2'15.701 2.336 0.461154.053
7124明田 篤ABBEY RACING
WEST v.Granz
ABBEY RACING
2'15.924 2.559 0.223153.801
898アンドリー・ハルタントPrima Racing
WEST v.Granz
West Racing Cars
2'16.036 2.671 0.112153.674
931OOKAG-TECH
WEST v.Granz
West Racing Cars
2'16.187 2.822 0.151153.504
1082寺島 大ABBEY RACING
WEST v.Granz
ABBEY RACING
2'17.085 3.720 0.898152.498
1181長谷川 陸CLEANLIFE ITAL ABBEY
WEST v.Granz
ABBEY RACING
2'18.510 5.145 1.425150.929
---- 以上基準タイム(130% - 2'54.510)予選通過 ----

KYOJO CUP

第3戦富士 緊迫したトップ争いを三浦が制すもペナルティにより翁長が今シーズン初優勝(IPMS)

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 2023年KYOJOCUP第3戦が9月24日(日)に富士スピードウェイにて行われ、#17 三浦愛(Team M VITA)がトップでチェッカーを受けたが、レース後の審議でペナルティが下り、#114 翁長実希(RSS VITA)が優勝となった。

 今大会も参加台数が21台という盛況ぶりをみせるKYOJO CUP。今回初参戦となる、#35 後藤玲香(恒志堂レーシングCLASS VITA)がスポット参戦。三浦、翁長、#337 斎藤愛未(D.D.R VITA-01)などランキング上位勢もひしめく中、熾烈な争いになることが予想された。

 日曜日の午前8時25分からスタートした公式予選の序盤は、#87 山本龍(お先にどうぞ☆VITA)、#86 永井歩夢(Dr.DRY VITA)、#44 平川真子(RSS vita)らが上位に食い込んできたものの、開始から8分が経過したところで三浦がタイムを更新しトップに浮上。永井も自己ベストを更新し、三浦、永井、山本、という順に。残り4分を切ったところで永井が自己ベストを更新し、三浦に対して0.110秒差と肉薄したが、三浦は2周連続で自己ベストを更新し1分59秒254を記録。永井を突き放してポールポジションを獲得した。永井は、ポールポジションは逃したものの自己ベストグリッドを獲得。3位は山本となった。

 決勝は午後1時50分にフォーメーションラップがスタート。ポールポジションの三浦がトップを守ったまま1コーナーへ向かう。4位スタートの翁長と5位スタートの平川が抜群のスタートダッシュを決めて三浦に続き、永井は4位に後退した。

 オープニングラップで三浦と翁長が後方を2秒以上引き離し、トップ争いは2台に絞られ、ペースが上がらない平川を先頭に永井、山本、斎藤の3位争いが激化。3周目には永井が1コーナーで平川をオーバーテイクし3位に復帰すると、2台の順位が毎周入れ替わるという激しいバトルへと発展した。永井が5周目に平川の前に出ると、この争いにピリオドを打つように平川との差を広げていった。

 トップ争いの2台は1秒以内のギャップで周回を重ね、翁長は三浦にプレッシャーをかけ続ける。このままレース終盤までトップ争いに動きはないように見えたが、9周目の最終コーナーで周回遅れの車両が現れ、それをパスする際に三浦がやや失速。立ち上がりで速度を落とした三浦に対して翁長に絶好のチャンスが訪れた。翁長は続く1コーナーのブレーキングで並びかけたものの、ここは三浦がディフェンス。テールトゥノーズのままヘアピンコーナーにさしかかると、立ち上がりで翁長が三浦のアウトサイドへ並びかけた。ほぼ横並びの状態でダンロップコーナーに侵入し、ブレーキング勝負となる。2台は軽く接触しながらも、三浦はポジションを落とすことなくトップをキープ。レース終盤も1秒以内の攻防は続いたものの、三浦がそのまま逃げ切りトップでチェッカーを受けた。しかしレース後、三浦に対し翁長との接触に関する5秒加算のペナルティが下りる。その結果、優勝は翁長。2位に三浦、3位には永井が入った。

 シーズン最終戦となるKYOJO CUP第4戦は11月26日(日)に富士スピードウェイで行われる。

第3戦 優勝:#114 翁長実希(RSS VITA)
 「自分自身にできることをしっかりやりながら戦いましたが、コーナリングでは分があるもののストレートは三浦選手の方が速く、追いつくのが精いっぱいという状態でした。わずかにあったチャンスをしっかりつかむために並びかけたタイミングで接触があり、結果的に順位が入れ替わって優勝という形になりましたが、この1戦を幸運ととらえるのではなく、次戦に向けて自分もレベルアップしなければいけないと感じています。今回ポイント差が縮まったことはチャンピオンへのチャンスだと思うので、それをしっかりとものにするために、次戦はクルマも自分のドライビングももっとまとめて、戦えるようにしていきたいです」
株式会社インタープロトモータースポーツ

TCR JAPAN SUNDAY

第3戦もてぎ決勝 末廣武士が土日完全制覇 初参戦のチェ・ジョンウォンが3位に入る

加藤正将、MOTOTINO、チェ・ジョンウォンの争い

 TCRJサンデーシリーズ第3戦は20日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールトゥウインで優勝した。

 決勝は猛暑のなか午前10時25分にフォーメーションラップが始まった。

決勝がスタートした

 スタートでは予選3位のチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)がストール気味で出遅れる。ポールポジションの末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)は背後に予選2位の猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)を従えて1コーナーへ。予選5位のMOTOTINO(55MOTO RACING)は前でストールしていたジョンウォンの横をすり抜け、1コーナーでアウトから予選4位の加藤正将(Audi Team Mars)に並びかけ、続く各コーナーでサイドバイサイドの争いを演じる。

 オープニングラップのコントロールラインはトップ末廣、2位猪爪、3位MOTOTINO、4位加藤、5位鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)、6位ジョンウォン、7位梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FK7)、8位玉田誠二(TAMADA Racing)の順で通過。

 3周目の1コーナーでは6位を走るジョンウォンがインから前を走る鈴木に並びかけると、2コーナーで前に出て5位に上がった。

 この間、トップを走る末廣は2以下を突き放しにかかる。2位を走る猪爪は、3位MOTOTINOと4位加藤が接近戦を演じていたため背後を脅かされることなく単独走行となった。

 6周目の5コーナーではついに4位を走っていた加藤がMOTOTINOのインを差し3位に上がった。

ストレートでストップした猪爪杏奈

 この周、2位を走る猪爪が90度コーナーからビクトリーコーナーにかけて失速、1コーナー手前でインフィールドにマシンを寄せ、止めた。昨日に続きタイヤがバーストしたようだ。

 2位の猪爪がいなくなったためトップ末廣と2位に上がった加藤の差は大きく広がった。ここから3位MOTOTINOと4位ジョンウォンのバトルが始まる。

 8周目の1コーナーでは4位のジョンウォンがインから3位のMOTOTINOに並びかけ2コーナーで先行するが、MOTOTINOも負けじと3コーナで先行。ここはMITOTINOの勝ち。

 10周目の1コーナーでもジョンウォンがMOTOTINOのインを差す。ここでは2コーナーでジョンウォンが前に出て、ついにこの決着に幕を下ろした。

 レースは規定の13周を回って終了。末廣が2位以下を30秒以上ちぎる独走で土日シリーズを完全制覇した。2位には加藤が入った。ジョンウォンは終盤、加藤の背後までつけたが、パスはできず届かず3位でゴールした。

 4位にはMOTOTINOが、5位には鈴木が、6位には梅本が、7位には玉田が入った。

 第4戦は10月8日、富士スピードウェイに舞台を移し開催される。

優勝は末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝2位は加藤正将(Audi Team Mars)

決勝3位はチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

決勝4位はMOTOTINO(55MOTO RACING)

決勝5位は鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝6位は梅本淳一(J\'S RACING CIVIC TCR FK7)

決勝7位は玉田誠二(TAMADA Racing)

猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)はリタイア

表彰式

シャンパンファイト

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

TCR JAPAN SUNDAY

第3戦もてぎ決勝結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2023/08/20) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2023 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
119末廣 武士CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1326'57.836--
265加藤 正将Audi RS 3 LMS
Audi Team Mars
1327'27.90630.07030.070
33チェ・ジョンウンHyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
1327'28.20030.364 0.294
455MOTOTINOHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
1327'29.46731.631 1.267
517鈴木 建自Audi RS 3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1327'31.45133.615 1.984
669梅本 淳一Honda CIVIC TCR
J'S RACING CIVIC TCR FK7
1327'45.84048.00414.389
77玉田 誠二Audi RS 3 LMS
TAMADA Racing
1327'47.17149.335 1.331
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
-98猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
羽衣6 DOME RACING
612'42.7397Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 19 末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】) 2'02.137 (2/13) 141.510 km/h

TCR JAPAN SUNDAY

第3戦もてぎ公式予選 末廣武士がポールポジション、2位に猪爪杏奈、3位にチェ・ジョンウォン

ポールポジションは末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

 TCRJサンデーシリーズ第3戦は20日、モビリティーリゾートもてぎで公式予選を行い、末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前8時10分から15分間で行われた。早朝だが太陽が昇ると気温がぐんぐんと上昇。猛暑のなか予選は行われた。

 2周目、チェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が2分2秒858でトップに立ち、2位には鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が3秒633で、3位には梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FK7)が4秒022で、4位には玉田誠二(TAMADA Racing)が6秒392でつける。

 3周目には末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が一気にタイムを2分1秒595まで縮めトップに立つ。またMOTOTINO(55MOTO RACING)も3秒481で3位に浮上。この時点の順位は、トップ末廣、2位ジョンウォン、3位MOTOTINO、4位鈴木、5位梅本だ。

 4周目にはMOTOTINOが2分3秒142までタイムを縮めるが順位は変わらず。一度ピットインし前後タイヤを交換した加藤正将(Audi Team Mars)が2秒904で3位に入る。

 ここで、コース上をゆっくりと周回しウォームアップを行っていた猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)が2分1秒850で2位に浮上。この時点の順位は、トップ末廣、2位猪爪、3位加藤、4位ジョンウォンだ。

 加藤はタイムを2分2秒485でまで縮めるも、その直後2秒441を出したジョンウォンに逆転され3位に落ちた。

 ポールポジションを獲得したのは末廣。2位猪爪、3位ジョンウォン、4位加藤、5位MOTOTINO、6位鈴木、7位梅本、8位玉田の順で予選を終えた。

 決勝はこのあと2時間余りのインターバルをおいて、午前10時25分より23分+1周で行われる。

予選2位は猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)

予選3位はチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

予選4位は加藤正将(Audi Team Mars)

予選5位はMOTOTINO(55MOTO RACING)

予選6位は鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

予選7位は梅本淳一(J\'S RACING CIVIC TCR FK7)

予選8位は玉田誠二(TAMADA Racing)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

TCR JAPAN SUNDAY

第3戦もてぎ公式予選結果

MOTEGI 2 & 4 RACE -RIJ- (2023/08/20) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2023 TCR JAPAN SUNDAY Series Round 3 モビリティリゾートもてぎ 4.801km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
119末廣 武士CUPRA TCR
バースレーシングプロジェクト【BRP】
2'01.595--142.141
298猪爪 杏奈Honda CIVIC TCR
羽衣6 DOME RACING
2'01.850 0.255 0.255141.843
33チェ・ジョンウンHyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
2'02.441 0.846 0.591141.159
465加藤 正将Audi RS 3 LMS
Audi Team Mars
2'02.485 0.890 0.044141.108
555MOTOTINOHonda CIVIC TCR
55MOTO RACING
2'03.142 1.547 0.657140.355
617鈴木 建自Audi RS 3 LMS
バースレーシングプロジェクト【BRP】
2'03.633 2.038 0.491139.798
769梅本 淳一Honda CIVIC TCR
J'S RACING CIVIC TCR FK7
2'04.022 2.427 0.389139.359
87玉田 誠二Audi RS 3 LMS
TAMADA Racing
2'04.932 3.337 0.910138.344
---- 以上基準タイム(110% - 2'13.754)予選通過 ----

TCR JAPAN SATURDAY

第3戦もてぎ決勝 末廣武士が独走優勝 大健闘のチェ・ジョンウォンはガス欠に泣く

トップ争い

 TCRJサタデーシリーズ第3戦は19日、モビリティーリゾートもてぎで決勝を行い、末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がポールトゥウインで優勝した。

 決勝は、午後4時5分よりフォーメーションラップが始まった。もてぎ上空には雲が広がってきた。

決勝がスタートした

 ポールポジションの末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)は蹴り出しはよかったもののその後が伸びず、また予選2位の猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)はスタートをミスしたため、1コーナー手前では予選3位MOTOTINO(55MOTO RACING)と予選4位加藤正将(Audi Team Mars)が4ワイドとなる。

 1コーナーではアウトから末廣が先行するがスピードが乗らず、インから加藤と猪爪が末廣をパスして、トップ加藤、2位猪爪、3位末廣、4位MOTOTINOの順で2コーナーへ向かう。

 3位猪爪の背後につけていた末廣は、V字コーナーでインを差し猪爪をパスし2位に上がる。さらに末廣は90度コーナーでインを差すとビクトリーコーナーで先行し、トップに躍り出た。

 後方では梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FK7)がバックストレートでアクセルペダルのトラブルのためマシンを止めて早くも戦列を去った。

 トップに立った末廣は盤石。ここから2位以下を突き放し独走状態に持ち込む。

 4周目には5位を走行していた鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)がV字コーナーでスピンし最後尾の7位に落ちる。

 2位争いは加藤と猪爪の間で繰り広げられていたが、最後尾からスタートしたチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)がオープニングラップで6位に上がると、4周目に5位、7周目にMOTOTINOをパスして4位に上がるとこの2人に追いついた。

 延々と続いた2位争いだが、8周目にはついに猪爪がヘアピンで加藤にアウトから並びかけ、立ち上がりで2位に浮上。加藤は続く90度コーナーでブレーキングをミス、ジョンウォンにもパスされ4位に落ちた。

 3位に上がったジョンウォンは、9周目に2コーナーから3コーナーで猪爪に並びかけ4コーナーでついに2位に浮上。3位に落ちた猪爪は続く5コーナーでコースアウト。タイヤがバーストしたようで戦列を去った。

 ファイナルラップ手前の12周目には、トップ独走の末廣、2位ジョンウォン、3位に11周目に加藤をパスしたMOTOTINO、4位加藤、5位玉田誠二(TAMADA Racing)、6位鈴木の順で通過した。

 レースはこのまま終了すると思われたが、なんと2位を走っていたジョンウォンがV字コーナー立ち上がりでストップ。ガス欠だったようだ。

 優勝は独走で末廣、2位にMOTOTINO、3位に加藤、4位に玉田、5位が鈴木となった。

 TCRJサタデーシリーズ第4戦は10月7日に富士スピードウェイで行われる。

優勝は末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝2位はMOTOTINO(55MOTO RACING )

決勝3位は加藤正将(Audi Team Mars)

決勝4位は玉田誠二(TAMADA Racing)

決勝5位は鈴木建自(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝6位はチェ・ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

猪爪杏奈(羽衣6 DOME RACING)

トップでゴールする末廣武士(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Kazuhiro NOINE

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