ホンダ勢が上位を独占!!
4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「鈴鹿2&4レース」の公式予選は、1位から5位までをホンダエンジン勢が独占するという結果になった。ポールポジションを獲得したのは#16山本尚貴(TEAM MUGEN)、予選2位にはルーキーの#15福住仁嶺(TEAM MUGEN)が僅差で続いた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:22,000人)
公式予選は午後3時45分よりノックアウト方式で行われた。気温は23℃、路面温度は33℃という絶好のコンディションでの走行となった。
予選Q1
Q1は20分間の走行で上位14人が次のQ2へ駒を進めることができる。なお今シーズンからシリーズ全戦でソフトタイヤが投入されることになったが、このQ1では全車ミディアムタイヤでの走行が義務付けられた。ここでは最初のアタックからルーキーの#6松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING )が周囲の度肝を抜く速さを見せつける。
松下は最初のアタックで1'37.619を叩き出していきなりトップに躍り出ると、セッション終盤には1'37.255までタイムを縮めてみせた。2番手には#16山本、3番手にもルーキーの#15福住が続き、6位の#64ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)まで上位6人をホンダエンジン勢が占めた。トヨタ勢最上位は#4山下健太(KONDO RACING)で7位だった。
予選Q2
予選Q2は7分間の走行。ここからは新品2セットまでのソフトタイヤの使用が許される。
各チーム残り時間5分あたりで一斉にコースに飛び出し、タイムアタックを開始。ここで#5野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がいきなり1'36.960を叩き出してトップに。2位に#16山本、3位に#15福住が続く。
ところが終了直前に#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がデグナーカーブの一つ目でスピンアウト、グラベルに捕まってストップしてしまったため、赤旗中断となってしまった。平川はこの時点で6位につけていたが、規定によりQ3での走行ができなくなってしまった。
そしてこの影響をもろに被ったのがQ1でトップタイムを叩き出した#6松下だった。彼はアタックを途中で切り上げざるを得なくなったためタイヤの一番いいところを使い切ることができず、残り3分で再開したセッション終盤でソフトのユーズドタイヤを使ったことも裏目に出て、12位で予選を終えざるを得なくなった。
また中断前に2位、3位につけていたチーム無限の二人は4位以下との差がコンマ3秒以上ある事からピットに留まることを決め、再開後の走行に加わることなくQ3進出を果たす。結局4位#17塚越広大(REAL RACING)、6位に#65伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)と、上位8台中5台がホンダエンジンという結果になった。
予選Q3
Q2を早めに切り上げることで新品ソフトタイヤを1セット温存するというチーム無限の選択は、このQ3でピタリと的中した。
まず#15福住がセッション終盤に1'36.991を記録してトップに躍り出ると、その直後に#16山本は1'36.911を福住を上回り、2016年の第1戦以来2年ぶりのポールポジションを獲得。福住は破れたとはいえデビュー戦でフロントロー獲得という快挙を成し遂げ、チーム無限が見事予選1-2を達成した。
3位にはQ2トップの#5野尻が続き、#65伊沢が4位、#17塚越が5位とトップ5をホンダエンジン勢が独占、トヨタ勢最上位は#1石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)の6位という結果に終わった。
第1戦決勝は明日午後1時50分より51周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | 1'37.518 | 1'37.227 | 1'36.911 |
| 2 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | 1'37.559 | 1'37.274 | 1'36.991 |
| 3 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.865 | 1'36.950 | 1'37.040 |
| 4 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | 1'38.376 | 1'37.729 | 1'37.935 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | 1'37.643 | 1'37.638 | 1'37.990 |
| 6 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | 1'38.411 | 1'37.745 | 1'38.342 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | 1'38.178 | 1'37.696 | 1'38.471 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'38.171 | 1'37.812 | no time |
| 9 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | 1'38.224 | 1'37.933 | |
| 10 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | 1'38.274 | 1'37.940 | |
| 11 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | 1'37.934 | 1'37.982 | |
| 12 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'37.255 | 1'38.238 | |
| 13 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | 1'38.155 | 1'46.650 | |
| 14 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | 1'38.305 | 1'53.851 | |
| 15 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | 1'38.703 | | |
| 16 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'38.941 | | |
| 17 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | 1'39.133 | | |
| 18 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | 1'39.143 | | |
| 19 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | 1'39.671 | | |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'36.911 | - | - | 215.715 |
| 2 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'36.991 | 0.080 | 0.080 | 215.538 |
| 3 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.040 | 0.129 | 0.049 | 215.429 |
| 4 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.935 | 1.024 | 0.895 | 213.460 |
| 5 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'37.990 | 1.079 | 0.055 | 213.340 |
| 6 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'38.342 | 1.431 | 0.352 | 212.577 |
| 7 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'38.471 | 1.560 | 0.129 | 212.298 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | no time | - | - | - |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'36.950 | - | - | 215.629 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.227 | 0.277 | 0.277 | 215.014 |
| 3 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.274 | 0.324 | 0.047 | 214.910 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'37.638 | 0.688 | 0.364 | 214.109 |
| 5 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'37.696 | 0.746 | 0.058 | 213.982 |
| 6 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.729 | 0.779 | 0.033 | 213.910 |
| 7 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.745 | 0.795 | 0.016 | 213.875 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'37.812 | 0.862 | 0.067 | 213.728 |
| 9 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'37.933 | 0.983 | 0.121 | 213.464 |
| 10 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'37.940 | 0.990 | 0.007 | 213.449 |
| 11 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.982 | 1.032 | 0.042 | 213.358 |
| 12 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'38.238 | 1.288 | 0.256 | 212.802 |
| 13 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'46.650 | 1.435 | 0.147 | 212.484 |
| 14 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'53.851 | 16.901 | 15.466 | 183.619 |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.255 | - | - | 214.952 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.518 | 0.263 | 0.263 | 214.373 |
| 3 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'37.559 | 0.304 | 0.041 | 214.283 |
| 4 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'37.643 | 0.388 | 0.084 | 214.098 |
| 5 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'37.865 | 0.610 | 0.222 | 213.613 |
| 6 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'37.934 | 0.679 | 0.069 | 213.462 |
| 7 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.155 | 0.900 | 0.221 | 212.982 |
| 8 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'38.171 | 0.916 | 0.016 | 212.947 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'38.178 | 0.923 | 0.007 | 212.932 |
| 10 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'38.224 | 0.969 | 0.046 | 212.832 |
| 11 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'38.274 | 1.019 | 0.050 | 212.724 |
| 12 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'38.305 | 1.050 | 0.031 | 212.657 |
| 13 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'38.376 | 1.121 | 0.071 | 212.503 |
| 14 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'38.411 | 1.156 | 0.035 | 212.427 |
| 15 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.703 | 1.448 | 0.292 | 211.799 |
| 16 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'38.941 | 1.686 | 0.238 | 211.290 |
| 17 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'39.133 | 1.878 | 0.192 | 210.880 |
| 18 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'39.143 | 1.888 | 0.010 | 210.859 |
| 19 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'39.671 | 2.416 | 0.528 | 209.742 |
全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は4月21日、第1戦が開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを行い、これまで未定とされていた第6戦岡山の決勝レースフォーマットと、第1戦鈴鹿、第5戦もてぎ、第7戦鈴鹿の実況解説を元F1ドライバーの鈴木亜久里氏が担当することなどを発表した。
会見には倉下明JRP社長と上野禎久JRP取締役、そしてサプライズゲストとして鈴木亜久里氏が出席した。
昨年は土曜、日曜に各々予選、決勝を1回ずつ行った岡山大会は今回250kmの1レースとなることが決定。同じく2レース制から300kmの1レース制に改める第7戦鈴鹿とともに全7戦が同一のレースフォーマットで行われることになった(第7戦のレース距離は暫定)さらに岡山大会に限り予選Q3で最大2回までのオーバーテイクシステムの使用が許されることになったことも併せて発表され得た。
また昨年まで解説を担当していた本山哲氏がB-MAX Racing Teamのチーム監督に就任したことに伴い、元F1ドライバーで1990年の日本グランプリにおいて日本人初の3位表彰台を獲得した鈴木亜久里氏が場内放送の解説者に就任することになった。選手として国内外で数々の実績を上げるとともに、ARTAプロジェクトを立ち上げて多くのトップドライバーを育て上げた鈴木氏は解説就任にあたり、F2などのヨーロッパのレース事情との比較や、スーパーフォーミュラのパフォーマンスの高さや作戦の面白さなどを一般の方々にもわかりやすく伝えていきたいと抱負を語った。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3選手権の2018シーズンが三重県の鈴鹿サーキットで開幕。第1戦、第2戦の公式予選は4月21日午前に行われ、第1戦では#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が参戦2シーズン目にして初のポールポジションを獲得、第2戦はチームメイトの#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。
F3の公式予選は午前10時45分より30分間で行われた。先に行われたJSB1000の公式予選、スーパーフォーミュラのフリー走行で赤旗中断があった影響で当初予定より10分遅れの走行となった。
序盤トップに立ったのは#36坪井。開始7分で1'51.842を記録、#37宮田が1'52.327で続く。
二人は一旦ピットに戻り、クルマを再調整して2回目のアタックに出て行ったが、ここでは#37宮田が#36坪井を上回り、1'51.700を記録してトップに躍り出る。同じタイミングで#36坪井もアタックを敢行したが、こちらは期待通りのグリップ感が得られず1'51.978に留まった。自身初のポール獲得となった#37宮田も、他車に引っかかるなどして100%のアタックにはならず、不満の残る内容だったという。
それでもベストタイム順となる第1戦のスターティンググリッドは#37宮田がポール。セカンドベストタイム順となる第2戦では#36坪井がポールとなり、トムス勢が2戦連続でフロントローを独占する結果となった。
これに続いたのが#2阪口晴南(TODA FIGHTEX)。ベスト、セカンドベストともに3番手につけた。金曜の専有走行からのいい流れをうまく結果に結びつけたようだ。決勝では初の勝利に向けて期待がかかる。
ルーキー勢では#35河野駿佑(HubAuto F318)が1'52.604を記録して第1戦で4位につけた。河野はシェイクダウンから主に電気系のトラブルに悩まされ、テストでもなかなか走行距離を伸ばせなかったが、チームスタッフの懸命の努力を見事に結果に結びつけてみせた。なお第2戦4位は、ヨーロッパでF3は経験済みながら今季全日本F3選手権に初めて参戦する#12笹原右京(THREEBOND)が獲得した。
全日本F3選手権第1戦決勝は明日午前9時45分より12周で、第2戦決勝は明日午後4時30分より17周で戦われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「鈴鹿2&4レース」のフリー走行1回目が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#5野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1'38.227でトップタイムを記録。2番手に#16山本尚貴(TEAM MUGEN)、3番手には#17塚越広大(REAL RACING)とホンダエンジン勢が上位を占めた。
現行車両SF14での最後のシーズン、2018年開幕戦は三重県の鈴鹿サーキットにて例年同様二輪の全日本ロードレース選手権JSB1000クラスとの併催で行われる。そのJSB1000の公式予選で赤旗中断などがあった影響でフリー走行1回目は当初の予定より10分遅い午前10時25分より60分間で行われた。当日の天候は晴れ。汗ばむ陽気の中での走行となった。
また今シーズンはシリーズ全戦でミディアム、ソフトの2種類のスペックのタイヤが横浜ゴムより供給されることになっており、それをどう使い分けるかも新たな見どころとなっているが、このフリー走行の序盤は全車がミディアムで走行を始め、#16山本尚貴(TEAM MUGEN)が1'39.827でトップに立ち、今季からスーパーフォーミュラに復帰した#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1'40.192で2番手につけた。
ところが開始14分で#37ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)がデグナーカーブの二つ目で飛び出し、そのまま真っ直ぐタイヤバリアに突っ込んだため、赤旗中断となってしまう。さらにその約10分後に今度は#16山本が同じデグナーでスピンアウトしたため、二度目の赤旗が提示され、再びセッションは中断となった。
幸い2台とも大きなダメージはなかったため、10時56分に再開されてからも#37ロシターと#16山本は走行を続けることができ、ロシターはソフトタイヤに履き替えて10番手タイムをマーク、山本はなんとミディアムタイヤで1'38.371を叩き出し、2番手で走行を終えた。
トップタイムを記録したのは今シーズンからカーナンバーを#5に改めた野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。セッション終盤にソフトタイヤを履いて1'38.227を記録した。
なお注目のルーキー勢は昨年までヨーロッパでGP2、F2に参戦してきた#6松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING )が5番手。昨年GP3で活躍し、今年はF2とスーパーフォーミュラの両方にデビューした#15福住仁嶺(TEAM MUGEN)が7番手。そして今季念願のステップアップを果たした#50千代勝正(B-MAX Racing Team)は16番手で最初のセッションを終えた。
全日本スーパーフォーミュラ選手権はこのあと午後3時45分よりノックアウト方式で公式予選を行う。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | km/h |
| 1 | 37 | | 宮田 莉朋 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.700 | - | 187.155 |
| 2 | 36 | | 坪井 翔 | カローラ中京Kuo TOM'S F317 Dallara F317 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'51.842 | 0.142 | 186.917 |
| 3 | 2 | | 阪口 晴南 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'52.369 | 0.669 | 186.041 |
| 4 | 35 | | 河野 駿佑 | HubAuto F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'52.604 | 0.904 | 185.652 |
| 5 | 12 | | 笹原 右京 | THREEBOND Dallara F318 | ThreeBond TOMEI TB14F3 | 1'52.616 | 0.916 | 185.633 |
| 6 | 1 | | 金丸 ユウ | B-MAX RACING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'52.653 | 0.953 | 185.572 |
| 7 | 8 | | 片山 義章 | YTB F318 Dallara F318 | Mercedes-Benz 414 | 1'53.037 | 1.337 | 184.941 |
| 8 | 21 | | ブルーノ・カルネイロ | B-MAX RODIZIOGRILL F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'53.131 | 1.431 | 184.788 |
| 9 | 93 | | 大湯 都史樹 | TODA FIGHTEX Dallara F316 | TODA TR-F301 | 1'53.347 | 1.647 | 184.435 |
| 10 | 3 | | 三浦 愛 | EXEDY B-Max F317 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'54.260 | 2.560 | 182.962 |
| 11 | 28 | | 山口 大陸 | タイロクレーシング28号 Dallara F316 | Volkswagen A41(0XY) | 1'54.404 | 2.704 | 182.731 |
| 12 | 14 | | 根本 悠生 | Albirex-RT Dallara F315 | Mercedes-Benz 414 | 1'54.866 | 3.166 | 181.996 |
| 13 | 10 | N | ジェイク・パーソンズ | NRA312 Dallara F312 | Volkswagen A18 | 1'56.645 | 4.945 | 179.221 |
| 14 | 13 | | 廣田 秀機 | B-MAX ENGINEERING F3 Dallara F312 | Volkswagen A41(0XY) | 1'57.060 | 5.360 | 178.585 |
| 15 | 30 | | DRAGON | TEAM DRAGON F3 Dallara F314 | Volkswagen A41(0XY) | 1'57.304 | 5.604 | 178.214 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'03.571)予選通過 ---- |
NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | 野尻 智紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'38.227 | - | - | 212.825 |
| 2 | 16 | 山本 尚貴 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'38.371 | 0.144 | 0.144 | 212.514 |
| 3 | 17 | 塚越 広大 | REAL RACING | Honda HR-417E | 1'38.509 | 0.282 | 0.138 | 212.216 |
| 4 | 19 | 関口 雄飛 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'38.616 | 0.389 | 0.107 | 211.986 |
| 5 | 6 | 松下 信治 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | Honda HR-417E | 1'38.726 | 0.499 | 0.110 | 211.750 |
| 6 | 65 | 伊沢 拓也 | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'38.733 | 0.506 | 0.007 | 211.735 |
| 7 | 15 | 福住 仁嶺 | TEAM MUGEN | Honda HR-417E | 1'38.873 | 0.646 | 0.140 | 211.435 |
| 8 | 4 | 山下 健太 | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'38.982 | 0.755 | 0.109 | 211.202 |
| 9 | 36 | 中嶋 一貴 | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'39.068 | 0.841 | 0.086 | 211.019 |
| 10 | 37 | ジェームス・ロシター | VANTELIN TEAM TOM’S | TOYOTA RI4A | 1'39.313 | 1.086 | 0.245 | 210.498 |
| 11 | 3 | ニック・キャシディ | KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'39.323 | 1.096 | 0.010 | 210.477 |
| 12 | 1 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'39.506 | 1.279 | 0.183 | 210.090 |
| 13 | 2 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO · INGING | TOYOTA RI4A | 1'39.517 | 1.290 | 0.011 | 210.067 |
| 14 | 20 | 平川 亮 | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'39.715 | 1.488 | 0.198 | 209.650 |
| 15 | 64 | ナレイン・カーティケヤン | TCS NAKAJIMA RACING | Honda HR-417E | 1'39.760 | 1.533 | 0.045 | 209.555 |
| 16 | 50 | 千代 勝正 | B-MAX Racing Team | Honda HR-417E | 1'40.265 | 2.038 | 0.505 | 208.499 |
| 17 | 18 | 小林 可夢偉 | carrozzeria Team KCMG | TOYOTA RI4A | 1'40.293 | 2.066 | 0.028 | 208.441 |
| 18 | 7 | ピエトロ・フィッティパルディ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'40.679 | 2.452 | 0.386 | 207.642 |
| 19 | 8 | 大嶋 和也 | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS | TOYOTA RI4A | 1'40.732 | 2.505 | 0.053 | 207.533 |

待ちに待った2018年のシーズン開幕。今季のGT300クラスはこれまでのFIA-GT3勢に加えてNS-Xが新たにFIA-GT3マシンとして参入したほか、GT-Rがモデルチェンジするなど国産FIA-GT3勢が出揃い、層に厚みが増した。また、お馴染みのJAF-GTマシンやマザーシャシ勢も顔を揃えて、エントリー数は29台となり、今年も華やかなラインナップとなった。
チーム結成から6年目を迎えるArnage Racingは、年々熾烈になるサバイバル合戦を生き抜くために、Mercedes Benz AMG GT3を新車で投入した。またドライバー陣にはチーム結成当時の加納政樹、安岡秀徒のコンビ復活に加えて、SUPER GTでは速さと安定感に定評のある坂本祐也を第3ドライバーとして起用。強力な助っ人を得たArnage Racingは、生き残りをかけて新しいシーズンに臨むことになった。
Arnage Racingは、シーズン開幕に先立って行われた岡山、富士の両テストに参加した。3月17、18日の岡山テストは、納車から約2週間という慌ただしさだったが、走行時間をフルに使って、ニューマシンに対する習熟とドライバーの慣熟を行った。マシンは非常に順調に走行して予定のメニューをこなし、チーム、ドライバー共にマシンに対する理解を深めることができた。
また、3月24、25日に行われた富士テストには第2戦、第5戦の両富士ラウンドでドライブする坂本選手が合流し、同様に走行時間をたっぷり使ってさらなる慣熟走行を行った。特に2日目の午後のセッションでは坂本選手が4番手となる1’37.470をレコード。富士ラウンドでの坂本選手の活躍が期待された。
チームは、両テストを終えて開幕戦までの2週間、ガレージでセットアップを煮詰め直した。特に富士テストの際に2回のセッションで起きた右フロントタイヤのパンクの症状を踏まえ、足回りのセットの方向性を変え、細部にわたる調整を行い、ニューマシンの初陣に備えた。
April 7th Qualifying Day曇り/雨 気温:9℃→8℃ / 路面温度:15℃→13℃ 入場者:10,700人
例年強風や雹に祟られ、天候の安定しない開幕戦の岡山国際サーキット。予選日となる土曜日も、前日の雨が残って冷たい風の吹くどんよりとした空模様となった。
この日は9時から公式練習が行われ、安岡選手がEXE AMG GT3をコースに進めた。しかし、エンジニア腐心のセットアップの方向性が全く外れ、チームは何度もマシンをピットに戻してセッティングの変更を余儀なくされた。終盤には雹が降ってくる荒れ模様のコンディションに途中赤旗提示の場面もあり、走行時間はあっという間に過ぎてしまう。結局1時間45分の走行時間のほとんどをセットの見直しに費やす結果となってしまい、加納選手はコースに出ることができないまま、走行終了を迎えることとなった。*ベストラップは安岡選手がL22に出した01'27.901(22位)
午後になっても微妙な空模様は変わらず、空を覆った雨雲からは時折雨粒が落ちてくる。14時45分からの予選はQ2進出をかけて安岡選手がコースに進み出た。しかし、ウエット方向のコンディションが得意な安岡選手も、セットアップ変更の確認をするのが精一杯で思うようにアタックをかけることができない。1分26秒台に16台のマシンがひしめく中、01'26.971をマークした安岡選手だったがQ2進出は叶わず、EXE AMG GT3は初陣を23番手から追い上げることとなった。
April 8th Race Day 曇/晴/ドライ 気温:11℃→16℃ / 路面温度:22℃→24℃ 入場者:17,700人
日曜日の朝は青空の広がる好天。Arnage Racingは、午前中、時間の許す限りピットワークの練習に勤しみ、入念にマシンのチェックをして午後の決勝に備えた。
気まぐれな天候の岡山国際サーキットの上空には次第に雲が現れ、お昼頃には大粒の雨が路面を濡らしてレース展開が案じられたが、幸いウォームアップ走行がおこなわれる頃には雨雲は遠ざかって青空が見え始めた。チームは、決勝のスタートドライバーを託された安岡選手を2周だけコースに出してマシンをチェック。昨日のセット変更の甲斐あって好調を取り戻していることを確認すると、加納選手に交代した。昨日はほとんど走行することのできなかった加納選手は残り14周をギリギリまで走行して、マシンの感触を確認することができた。
14時40分、岡山県警の白バイとパトカー先導によるパレードラップのあとフォーメーションラップと続き、いよいよ2018年のSUPER GTの幕が切って落とされた。23番手からスタートした安岡選手は、すぐにポジションを一つ上げ、順調なスタートを切った。序盤、安岡選手はピックアップ(タイヤかす)に苦しみながらも徐々に前方のマシンをパスし、じわじわとポジションをあげていく。18周目に起きた300クラスのマシン同士のアクシデントに乗じて、19位に浮上。その後も順調に走行して25周目で15位、28周目で12位と徐々に順位を上げていった。エンジニアがチョイスしたタイヤがピタリと的中したEXE AMG GT3は、上位チームが次々とピットインする中で好調をキープ。安岡選手の走りは、ドライバー交替直前の42周目にベストラップとなる01'28.388を叩き出すなど、衰えを見せなかった。
前半ドライバーが走行を許される最大周回数の48周が近づいていた。見かけ上の順位は2位、ピットインでタイヤ交換の勝負の明暗を分けることは間違いない。安岡選手はリアタイヤの摩耗を訴えていたが、チームはピットインの状況で判断することを伝え、安岡選手は46周目、トップでピットに戻ってきた。すぐさまタイヤエンジニアがマシンに駆け寄り、まだ走行可能である事を確認。迅速なドライバー交替と給油ののち、チームはタイヤ無交換で加納選手をコースに送り出した。
加納選手がコースに復帰した47周目、EXE AMG GT3のポジションは3番手。後方には65号車、7号車、11号車と上位マシンが牙をむいて控えている。「抜かれたクルマのことは気にせずに、自分のラインでタイムだけ上げて」というエンジニアのアドバイスに、加納選手は堂々とした走りでレースをスタート。51周目で01'30.180の好タイムをレコードした。その後、ポジションを9位に落とすも、1分30秒台をキープして走行を続けた。タイヤの磨耗は限界にきていたが「頑張ってうまく逃げてください」という励ましの無線に応えるように、加納選手は落ち着いた走行で9位を守り、好走を続けた。
そして、残り1周というところで惜しくも後続の26号車にポジションを明け渡したが、10位でチェッカーを受けた。
Arnage Racingは2014年最終戦ぶりのドライバーズポイントを獲得、チームは、幸先の良い2018年のスタートを切ることができた。
- ドライバー 加納政樹
-
1年ぶりにアルナージュに復帰したら、ピット作業とかのみんなのスキルがすごく上がってて、これはドライバーとしてもしっかり乗らなあかんなと感じてたんですけど、土曜日にセッティング変更があったために全く乗れなくて、レースがぶっつけ本番みたいになってしまいました。でも開幕前に2回のテストに参加できたこととや、安岡くんがしっかりタイヤを残してくれておかげで、なんとか安定したタイムで走れた。これまで開幕戦は色々あって、ずっとイマイチやったけど、ドライバーもメカニックも、みんながチーム一丸となった結果ポイントが取れたっていうのは本当によかったと思ってます。次戦、今度は坂本選手が来て、三人で戦うことになるんですけど、この状況を維持しながらきちっと完走して、まずはチームの目標である全戦完走、その中でポイント取れる時はしっかりとって行けるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。
- ドライバー 安岡秀徒
-
土曜日の練習走行でコンディションが難しかったために、セットがダメだっていうのを決めることが精一杯で、予選は予選で違うセッティングだったので、とにかく決勝はぶっつけ本番でした。決勝は今までにないくらい早い段階からタイヤかすがすごかったんですけど、後方からのスタートだったので自分のペースで走れたし、僕がイメージしてたようなコンディションだったのが幸いでした。開幕戦からこんないいレースができたのは、ほんとチームのみんなのおかげです。加納さんも、タイヤが相当厳しい中よく耐えてくれましたね。これまで岡山は、どうしても「いつの間にか終わってるレース」みたいな感じだったのが、シーズンオフから心機一転みんなで準備してきて、今年は開幕戦にして初めて1/8として戦えたっていう感じがしています。次はテストで好調だった富士なので、まあ坂本さんの力も借りてですけど、また今日加納さんが抜かれた競合チームたちと、ガチンコでいけるぐらいの勢いで頑張ります。
応援してくださった皆さまには深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。次戦富士ラウンドは5月3日~4日に富士スピードウェイにて開催されます。何卒、引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。
Arnage Racing
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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

ル・ボーセ モータースポーツがスーパーFJ、スーパー耐久と併せ挑む、FIA-F4選手権シリーズの第1大会が、4月7日(土)、8日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された。今シーズンは昨年のスーパーFJもてぎシリーズチャンピオンのルーキー小倉祥太に62号車を、そして3シーズン目を迎える川合孝汰に63号車を託し、全7大会14戦を戦っていく。
予選 4月7日(土)天候/曇り コース状況/ウエット
4シーズン目のFIA-F4が、例年どおり岡山国際サーキットでスタートした。木曜日から金曜日にかけての専有走行では、両日とも川合が総合トップにつけ、小倉も8番手、3番手と初レースのドライバーとしては最上位となり、ともに充分な手応えを見せ、上々のスタートを切った。
予選は未明まで降り続いていた雨の影響で、路面の一部はまだ濡れていたが、ほぼ全車がドライタイヤを選択。それぞれ走りこむことで、後半にコンディションが回復するのは明らかだったことから、川合、小倉ともどもピットで待機することなく早々に走行を開始したが、途中二度の赤旗中断で満足にアタックすることが許されない。多くのライバルが2周以上のアタックラップを記録したが、二人とも赤旗のタイミングにより1周しかアタックができず、より多く周回できた者が上位となる結果になった。

決勝第1戦 4月7日(土)天候/曇り コース状況/ドライ
川合は好スタートを切って、早くも数台を捕らえながら1コーナーに飛び込んでいき、前方の混乱を避けながらアトウッド、ヘアピンで1台ずつ攻略し18番手、小倉はスタート時の回転不足で出遅れ、15番手で1周目をクリアする。
その後も川合の勢いは止まらない。前を行く車両を次々と捕らえ、9周目にはファステストラップを記録するとともに、11周目にはペナルティを受けた車両の後退で11番手に浮上すると、その翌周には待望の入賞圏へと突入する。さらに13周目のヘアピンではまとめて2台をかわし、13台抜きの8位でのフィニッシュに成功した。
一方、小倉は2周目のヘアピンで接触があり、フロントウイングの翼端板を損傷、そのことによる空力の乱れはほとんどなく、その後もポジションアップを狙うが、抜ききれず、小倉のFIA-F4デビュー戦は、入賞まであと一歩の13位に終わる。

決勝第2戦 4月8日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
第1戦で13台抜きを果たしていた川合は、またもスタートを決めるとともに、その後も随所でオーバーテイクを果たし、1周目のうちに15番手にまで浮上する。一方、小倉も2ポジションアップに成功、揃って上々の滑り出しを見せる。
その先も川合の勢いは止まらず、7周目には小倉をかわした勢いで、続いて8番手を争う集団にも追いつき、今度はチャンス到来を待つことに。10周目には10番手に浮上し、その後も12周目まで1周1台ずつ抜いて8番手にまで駆け上がる。さらにもう1台をかわそうとしたものの、最後はコンマ3秒及ばず。しかし、予選の苦境からはい上がって、2戦連続の入賞を果たすとともに、貴重なポイントの獲得に成功した。
小倉は昨年まで戦っていたスーパーFJとは異なり、前のクルマに近づきすぎるとダウンフォースが抜けて、姿勢が不安定になってしまいがちなFIA-F4の洗礼を受けていた。バトルを繰り広げつつ逆転の機会を待つも、14位でのフィニッシュとなったが、スーパーFJとは台数も周回数も多い戦いの中で初戦を走り切った。
しかし、今回明らかになったのは、川合が重ねてきた経験なりの、小倉はルーキーなりの、それぞれ確実な速さを備えていることだ。5月3〜4日、富士スピードウェイで行われる第2大会では、その速さにより一層の磨きをかけて、さらなる高みを望むことが期待される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
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事前テストからクルマの感触も良く、自信を持って臨めた大会だった。デビュー戦の小倉はチームメイトのタイムに刺激を受けながら、確実にタイムを詰めて行った。スキルに関しては申し分無く、後はしっかり経験を積んでいく事が大切だ。川合は全てにおいて速さがあったが、予選でのペナルティで勝ちを逃してしまった。だが、ふたつのレースとも、予選での大きなミスを引きずること無く、入賞圏内まで追い上げた。次は勝ちを期待しよう。
- Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
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予選は自分の力を全然出しきれなくて、この周アタックしようというタイミングで赤旗が出続けてしまいました。決勝も第1戦はスタートで回転が落ちすぎて、1コーナーで2台ぐらいに抜かれ、そこからバトルになってヘアピンで抜こうとした時に相手と接触があって、フロントウイングの翼端板を損傷してしまいました。その後もメンタル面に不安定な部分があったと思います。第2戦はスタートが決まって1周目のうちに2台を抜けて、それからはバトルを仕掛けたのですが、抜ききれませんでした。F4の方がスーパーFJよりダウンフォースのある分、後ろについた時の抜けが大きかったので、そのあたりを今後もっと見極めていきたいと思います。
- Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
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予選は完全に自分の責任です。非常にもったいなかったです。土曜日の決勝はスタートをうまく決められて、まわりの状況を見ながら1コーナーには、外のラインを選んで行ったのですが、選んだ場所が悪く、縁石をまたぐ形で、抜いたクルマにまた抜かれてしまいました。それでもブレーキングで詰められたので、ヘアピンで何度も抜けましたし、ファストストラップも出るぐらいクルマのバランスは良かったので、最初の位置取りは反省すべき部分でした。そんな反省から日曜の決勝は本当にロケットみたいなスタートができましたし、相手のミラーに見せる距離感をしっかり考えて挑んでみたら、それがドンピシャに決まりました。1周目に8台抜いてこられたのが、また8位まで追い上げられた理由だと思います。自分の走りもクルマに合ってきて、トップ争いができる状態になりましたから、しっかり無駄なく次の富士から上で戦えるよう、準備していきたいと思います。
Le Beausset Motorsports
昨年はランキング17位に終わった細田選手は「2年目となる今シーズンは言い訳できないシーズン。昨年1年間で吸収したものを今シーズンは全力でぶつけていきます。すでに合同テストでは手応えを感じており自信があります。応援していただいている皆さんの期待に応えられるレースをし、優勝を目指します」と初表彰台の先を狙っている。
小山選手もフィールドモータスポーツに移籍し細田選手とチームメイトとなり「今年も新しい環境からのスタートになりますが、去年の経験をもとにドライビングだけでなく、色々な面で学んだことを活かしたいと思います。まずはポイントを常に取り、シリーズ争いに食い込むことが目標です。さらには表彰台に上がれるように成長していきたいと思っています」と意気込みを語る。
また今シーズン早くもS-FJ鈴鹿シリーズで優勝を飾った岡本選手が開幕戦岡山にスポット参戦。今年は小山選手とともにSRS-Fの最終選考に残っておりこちらをメインに活動するが「激戦のFIA-F4にチャレンジできるチャンスをいただきとても楽しみです。今年度もシムレーサーがリアルレースで活躍する姿をお見せできるように精一杯頑張ります」内容が濃くなりそうな一年に期待をよせる。
☆4月7日(土)公式予選
前日の雨により所々ウェットパッチが残る難しいコンディションの中、30台のマシンによる予選がスタート。前日夜から雨はやんでいないので、コンディションはセッション終盤が最高の状態になることが予想される。タイムはその状況の通り周回を重ねるごとにアップするが、セッション中に2度の赤旗がでる。
細田選手と小山選手は良いポジションどりで常にタイミングモニターの上位を更新していく。岡本選手も速さを見せるが赤旗再開後のポジションが不運で思うようにアタックできない。そして最終周にベストを更新した細田選手が2番グリッドを獲得。セカンドベストも2位となった。細田選手の後ろを走っていた小山選手は、細田選手がコントロールラインを越えた後にチェッカーが振られてしまったため、タイムアップを逃してしまった。そのタイミングのため第1戦は18番グリッド、セカンドベストは9位をとなり、自身初の予選シングルポジションを獲得した。岡本選手は第1戦10位、第2戦14位となった。
☆4月7日(土)第1戦決勝レース
気温はかなり低いものの完全なドライコンディションとなり2018年最初のレースがスタート。細田選手はフロントローから抜群のクラッチミートにより1コーナーでトップを奪取。直後後続のアクシデントもあり1周目を悠々とトップでクリアする。岡本選手はポジションキープ、小山選手は混乱により2ポジションダウンでオープニングラップを終える。トップ争い序盤は2台で膠着状態だったが、タイヤが温まってくるとテールトゥーノーズ。
それでも細田選手は大きなミスを犯さず10周目までトップをキープする。迎えた11周目のバックストレートエンドでトップを譲ると、ペースが思うように上がらず差をつけられてしまう。3位の選手の背後に近ずくが、自分のラインを乱さず細田選手にとって初の表彰台を2位で飾った。岡本選手は4位争いの最後尾9番手で走行するが攻略できずそのままゴール。小山選手はオープニングラップで20位に落ちたが徐々にポジションを挽回し16位フィニッシュとなった。
☆4月8日(日)第2戦決勝レース
朝方は青空が見える良い天気だったが気温はかなり低い。前日に続きフロントローからスタートする細田選手は第2戦も好スタート。
トップの選手に1コーナーで並びかけるがポジションキープ。トップの選手はペースが速く序盤から独走体制を築かれてしまう。
それでも細田選手のペースも後続よりは良く、徐々に3位の選手との差を広げていく。小山選手は自身最高位の9位からスタートするが1ポジションダウン、岡本選手は14位からのスタートだったが、ポジションどりが悪く2ポジションダウンで周回を重ねる。細田選手は危なげない走りで連続の2位フィニッシュ。
小山選手は女性初のポイント獲得となる10位を走行していたが、終盤2台に抜かれ12位でチェッカー。岡本選手は中団の争いでポジションを入れ替えていたが最終的に15位となった。
- 細田選手コメント
-
「今年で2年目となるFIA F4開幕戦は絶対に勝ちたいという強い気持ちを持って望みました。しかし、開幕戦と第2戦は両レースとも2位でした。ワークス勢に割って入り表彰台を獲得出来た事は本当に嬉しく思います! スポンサー様をはじめ、応援して頂いている皆様本当にありがとうございます」
- 小山選手コメント
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「初の予選シングルを獲ることができ、自己ベストを更新できましたが、レースラップでは今一つ速さを出すことが出来ず伸び悩みました。課題は残りますが、良い環境、良い車で戦うことが出来たのは、チームをはじめ、応援してくださっている皆様のお陰です。次の富士ラウンドでは必ずポイントを取りにいき、この感謝の気持ちを伝えたいです」
- 岡本選手コメント
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「初めてのFIA-F4で、予選では赤旗の洗礼を受け決勝は追い上げを目標としていましたが、一列に隊列ができたまま抜くに抜けず、目標順位には届きませんでした。今回の経験でFIA-F4独特の予選での考え方や決勝レースの組み立て方を勉強することができたので、今後に生かしたいです」
☆リザルト
【第1戦】
- #25 細田輝龍 DRP F4 予選2位 決勝2位
- #18 岡本大地 ATEAM BuzzRacing F110 予選10位 決勝9位
- #95 小山美姫 DRP F4 予選18位 決勝16位
【第2戦】
- #25 細田輝龍 DRP F4 予選2位 決勝2位
- #95 小山美姫 DRP F4 予選9位 決勝12位
- #18 岡本大地 ATEAM BuzzRacing F110 予選14位 決勝15位
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース
リアルレーシング8年ぶりの勝利!!
2018オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月8日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が次々と襲い掛かるライバルたちを退け、今季初勝利を挙げた。GT300クラスは#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)がチーム発足4年目にして念願の勝利をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日10,700人/決勝日28,400人)
第1戦決勝は午後2時40分より82周で行われた。この日も岡山は時折雨に見舞われたものの、GTの決勝は終始ドライコンディションでの走行となった。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)。レース序盤は予選8番手から一気に2位に浮上してきた#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が序盤から激しく小暮を攻め立てたが、23号車にはジャンプスタートの裁定が下り、クインタレッリは25周目にドライビングスルーペナルティを消化して順位を大きく下げてしまった。
しかし今度は予選9番手から着実に順位を上げてきた#1ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が小暮の背後に迫り、38周目のヘアピンでインをこじ開けてトップに浮上した。
抜かれた17号車は40周目にピットインし、塚越に交代。トップに立った1号車は44周目まで引っ張って平川に交代したが、この間に2台を出し抜いて前に出ていたのが#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)だった。
100号車は37周目にスタートドライバーのバトンをピットに呼び戻し、タイヤ無交換で山本がコースに出て行った。この作戦が路面温度の低いこの日のコンディションにぴたりとはまり、順位を上げることに成功したのだ。これはレースがスタートし、バトンが走行している間に急遽決まったとのこと。序盤にバトンが順位を落としたことで、逆転するにはこれしかないと山本がリクエストしたのだという。
しかし#17塚越はタイヤに熱が入るのを待って44周目にすかさず山本を抜き返し、そのままホームストレートで#1平川亮(KeePer TOM'S LC500)の前に出て、再びトップに返り咲き、51周を終えたところで山本に対し4秒以上のマージンを築き上げた。
しかし山本もハイペースで塚越を追い上げ、60周終了時点で両者の差は1.2秒あまりに。その後も1秒〜2秒差で一進一退の攻防が続き、途中他のクルマが撒いたボディの破片がフロントノーズに突き刺さり、周囲をヒヤッとさせる場面もありながら、塚越は最後まで山本に付け入る隙を与えずに82周を走りきり、2010年7月の第5戦SUGO以来の通算2勝目を手にした。これは同時にリアルレーシングにとっても通算2勝目となる。
2位には#100レイブリックNSXが入り、バトンはスーパーGTデビュー戦で早くも表彰台を獲得してみせた。
一時トップに立つ活躍を見せた#1KeePer LC500は結局3位に終わったが、予選順位が9番手だったことを考えればこれは上出来と言えるのではないだろうか。
GT300クラスはポールシッターの#88平峰一貴/マルコ・マッペリ組(マネパ ランボルギーニ GT3)がスタート直前に発生した電気系のトラブルによりズルズルと順位を落とす中、ともにタイヤ無交換作戦を敢行した#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)と#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)がレース中盤に激しいトップ争いを展開、57周目のダブルヘアピンで#18小林崇志(UPGARAGE 86 MC)が#25松井孝允(HOPPY 86 MC)をアウトから抜き去ってそのまま逃げ切り、チーム創設4年目、そしてレーシングプロジェクトバンドウとの提携を解消した初めてのレースで念願の勝利をもたらした。今シーズンからチームに加わった小林は初戦でチームの期待に応えた格好だ。
#25松井はその後もペースが上がらず72周目のヘアピンで#7スヴェン・ミューラー(D'station Porsche)にもインを突かれて3 位でレースを終えることに。予選前から決めていた作戦を粛々と遂行していた坪井と松井だったが、レース後半にクルマのバランスが悪化し苦しい走りを強いられたとのこと。それでも次戦に向けてやるべき課題は見つけていると、松井は前向きに語っている。昨年までFIA-GT3仕様のレクサスRC-Fをドライブしていた坪井は初めてのタイヤ無交換作戦だったというが、大きなミスを犯すこともなく自分の仕事を消化した。ただ序盤から#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)とのドッグファイトを強いられたことでタイヤを使ってしまったのが誤算だったようだ。
25号車に代わって2位表彰台を獲得した藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)はなんと予選20番手からの大躍進。スタートドライバーの藤井が44周目まで引っ張り、リヤタイヤ2本交換でミューラーをコースに送り出すと、ミューラーもコース上で#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)と#25松井を抜き去り、チームワーストのスタート位置からチーム最高のリザルトを獲得した。
次戦は富士スピードウェイでの500kmレース。5月4日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum
■GT500クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 82 | 1:55'14.381 |
| 2 | 100 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 82 | 1.610 |
| 3 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 5.582 |
| 4 | 6 | 大嶋 和也 フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 5.759 |
| 5 | *23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 36.990 |
| 6 | *24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 82 | 48.375 |
| 7 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 82 | 59.362 |
| 8 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'00.357 |
| 9 | 19 | 国本 雄資 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 82 | 1'05.532 |
| 10 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 82 | 1'06.532 |
| 11 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 82 | 1'07.199 |
| 12 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 小林 可夢偉 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'10.110 |
| 13 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 82 | 1'11.410 |
| 14 | 12 | 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 82 | 1'11.838 |
| 15 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 81 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(70% - 57Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo.17 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT) 1'19.710 (3/39) 167.24km/h
- CarNo.24は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.23は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
■GT300クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | 中山 友貴 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 77 | 1:56'23.935 |
| 2 | 7 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 77 | 5.476 |
| 3 | 25 | 松井 孝允 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 77 | 10.283 |
| 4 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 77 | 10.571 |
| 5 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 76 | 1Lap |
| 6 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 76 | 1Lap |
| 7 | 88 | 平峰 一貴 マルコ・マッペリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 8 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 9 | 26 | 山田 真之亮 川端 伸太朗 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 10 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 11 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 76 | 1Lap |
| 12 | 87 | 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 13 | 10 | 星野 一樹 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 14 | 96 | 新田 守男 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 76 | 1Lap |
| 15 | 777 | 横溝 直輝 木村 武史 | CARGUY ADA NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 76 | 1Lap |
| 16 | 9 | 久保 凜太郎 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 76 | 1Lap |
| 17 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 75 | 2Laps |
| 18 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 75 | 2Laps |
| 19 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 75 | 2Laps |
| 20 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 75 | 2Laps |
| 21 | *117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 74 | 3Laps |
| 22 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 74 | 3Laps |
| 23 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 74 | 3Laps |
| 24 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 74 | 3Laps |
| ---- 以上規定周回数(70% - 53Laps)完走 ---- |
| - | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 42 | 35Laps |
| - | *5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | 41 | 36Laps |
| - | 31 | 嵯峨 宏紀 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 30 | 47Laps |
| - | *34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 18 | 59Laps |
| - | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 17 | 60Laps |
- Fastest Lap: CarNo.5 平木湧也(マッハ車検MC86 Y's distraction) 1'27.399 (4/22) 152.52km/h
- CarNo.117は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.5は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.34は、SpR.13(危険なドライブ行為)により、ドライブスルーペナルティーを科したが、リタイヤにつき留保する。
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は第1戦の行われている岡山国際サーキットで定例会見を開き、GT500クラスの将来像や今季のスポーティングレギュレーションの狙いなどについて、坂東正明代表が語った。
- GT500クラスの将来像について
- 最終的な目標は世界選手権の開催で、その前段階としてDTMとの規則統一、ワールドファイナルの開催がある。
海外のマニファクチャラーにとってはワークス体制での参戦になるので、どうしてもコストの削減が重要になる。DTMではメルセデスの撤退に伴い、残ったアウディとBMWがどのようにして活動を継続するのか、していけるのか、あるいは新たなブランドを参加させて台数を増やすのか、彼らはここ半年そうしたことに取り組んでいる。
アウディではWEC撤退に伴い、LMP1の風洞実験チームがDTMに加わり、アウディのタイトル獲得に貢献した。そうした背景からDTMでは前後フェンダーやサイドステップの開発についての要望がきているが、GT500ではシーズンを通じて一つのパッケージを使っていきたいと考えている。
逆にエンジンに関してGT500では各マニファクチャラーの開発の余地を残しておきたいが、海外では一つにスペックに固定したいと考えているだろう。
また競技スタイルとしてスーパーGTはGT500とGT300の混走が魅力の一つでもあり、日本のファンが面白いと感じるものが変わっていかない限り、今の形を継続していく。
車両レギュレーションについてはDTMのクラス1に統一していく方向ではあるが、コストを下げるという部分で互いにきちんとレギュレーションを決めたいと考えている。
- 2018レギュレーションのねらい
- GT500はウェイトハンデの部分で、重量と燃料リストリクターの関係を見直し、リストリクターの径を従来より1段階下げた。これはコースレイアウトによっては全開時の出力を制限しても影響を受けにくいケースがあったからで、そこではっきりハンデとなるように規制を強化した。
また予選Q2の時間を短縮したのは、コースオープンになってもなかなかクルマが出てこないという状況を改善するため。その結果昨日の予選ではタイヤのウォームアップが充分でないままアタックせざるを得ないチームが出たが、今後は天候や路面状況に応じて考えたい。いずれにせよ常に緊迫した状態をお客さんに提供していきたい。
またGT300クラスに30台近くがエントリーした結果、クリアラップが取れないという問題が出ているので、二つにグループを分けて予選を行うことも考えており、SUGOで実施していきたい。
- ジェンソン・バトンの参戦について
- 元F1チャンピオンということで国内外ともにバトンの参戦は注目を集めている。ホンダさんにも便宜を図ってもらった格好だが、スーパーGTが世界のレースとして認められていく上でも、これは大きな起爆剤になると思う。日本のファンと日本の関係者の見方とは違うものが加わることで、新しいファン層の獲得にもつながるはず。そのためにはパドックやピットウォークなどでのセキュリティをきちんとしていきたい。もしバトンがポールポジションを取ったとして、昨年のようにスタンドから登場するやり方でお客さんが殺到したらどうなるか。ドライバーの安全だけでなくお客さんにも安全に楽しんでいただくために必要なことだと思うので、今回から予選上位3チームをポディウムに呼んで紹介するやり方に変えた。
- フォーメーションラップの手順変更について
- (今シーズンからスタート時には自分のグリッドマークの上を必ず通過しなければならないという取り決めがドライバーズブリーフィングなされた)岡山テストではてんでバラバラでGT500なんかひでえもんで「なんでできないんだ」と思ったが、富士テストでは綺麗に整列できるようになった。安全面でも見た目にもよくなっているはずだ。今回が本番なので、どこまでできるか。クリアなスタートが取れるように進行したい。
また、質疑応答の中ではF1でのグリッドガール廃止が日本のレースクイーンにどう波及するかについて質問が出たが、坂東代表は「オーガナイザーが手配するグリッドガールと違い、日本のレースクイーンは各チームが雇用し、本人たちも自負を持って働いており、歴史的な背景も何もかもが違う。そういうものを我々が強制的に廃止していいのか。これ自体を楽しみにしているファンやそれを対象にした媒体もあるわけで、それは避けたい」とコメントした。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Team | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 5 | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | DL | 15 | 23'15.843 |
| 2 | 25 | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | DL | 15 | 16.174 |
| 3 | 16 | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 15 | 19.685 |
| 4 | 6 | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | DL | 15 | 20.279 |
| 5 | 55 | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | DL | 15 | 21.651 |
| 6 | 36 | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | DL | 15 | 23.737 |
| 7 | 38 | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | DL | 15 | 25.370 |
| 8 | 63 | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 25.713 |
| 9 | 8 | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | DL | 15 | 26.205 |
| 10 | 81 | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG | DL | 15 | 26.468 |
| 11 | 98 | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | DL | 15 | 28.049 |
| 12 | 95 | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | DL | 15 | 28.277 |
| 13 | 77 | | 岡田 琢也 | Skill Speed F110 Skill Speed | DL | 15 | 29.246 |
| 14 | 62 | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | DL | 15 | 29.562 |
| 15 | 18 | | 岡本 大地 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | DL | 15 | 29.847 |
| 16 | 17 | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | DL | 15 | 30.441 |
| 17 | 88 | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | DL | 15 | 32.331 |
| 18 | 80 | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG | DL | 15 | 37.247 |
| 19 | 82 | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG | DL | 15 | 41.101 |
| 20 | 70 | | 田中 良平 | ロジスティックスサ一ビスHiguchi leprix sport with SSR | DL | 15 | 53.811 |
| 21 | 11 | I | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | DL | 15 | 58.774 |
| 22 | 73 | | 塙 駿佑 | 力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | DL | 15 | 59.811 |
| 23 | 28 | I | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing イ一グルスポーツ | DL | 15 | 1'18.835 |
| 24 | 86 | I | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | DL | 15 | 1'19.806 |
| 25 | 23 | I | YUGO | S2R Racing N-SPEED | DL | 15 | 1'20.356 |
| 26 | 29 | I | 井出 靖司 | RSイディアイ一グル イーグルスポーツ | DL | 14 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 15 | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | DL | 8 | 7Laps |
| - | *39 | | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | DL | 8 | 7Laps |
| - | 2 | I | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | DL | 0 | 15Laps |
- Fastest Lap: CarNo.6 角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'32.233 (7/15) 144.53km/h
- CarNo.39は、2018 FIA-F4 SpR第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に34秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算する。
ウェット路面はやっぱり塚越!!
2018オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)、GT300クラスは#88平峰一貴/マルコ・マッペリ組(マネパ ランボルギーニ GT3)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。予選Q1はドライ。しかしQ2が始まる直前になって土砂降りの雨が路面を叩き、ドライバーを苦しめる事になった。
予選Q1
朝から雨が降ったりやんだりを繰り返す難しい公式予選日となった今回の第1戦岡山大会だが、予選Q1は終始ドライコンディションで行われた。しかし気温、路面温度ともに極めて低い一日となったため、各ドライバーともタイヤのウォームアップには4周以上を費やしてからタイムアタックに取り掛かった。
まずは#39ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)が1'20.003を記録、続いて#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)と#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が揃って1'19.137を叩き出す。松田はその後1'18.370までタイムを縮めるが、最後の最後にGT500フル参戦初年度の#24高星明誠(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が1'18.160でトップに浮上したところでチェッカー。2番手には#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)、3番手には#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が続いた。
一方、昨年のシリーズチャンピオン#1ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)は8位にコンマ1秒及ばず、ここで予選を終える事となった。
GT300クラスは#25坪井翔(HOPPY 86 MC)が1'25.232でトップ。ベテランの#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)が2位につけ、今季から日産GT-R2台体制となったチームゲイナーの#11平中克幸(GAINER TANAX GT-R)が3位につけたが、チームメイトの#10星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R)は17位でQ1敗退を喫した。このほか前年のシリーズチャンピオン、#0谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)も14位に千分の9秒及ばず、惜しくもここで予選を終えてしまった。
予選Q2
ドライコンディションで行われたQ1とは一転して大雨に見舞われた予選Q2。GT500クラスの走行が始まる頃には雨は止んだが、路面は最後までウェット。タイヤ選択の難しいコンディションでの走行となり、セッション中にタイヤ交換を行うチームもいくつか見られた。
最初にトップに立ったのは1'27.486を記録した#3本山哲(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)。続いて#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)が1'27.058で本山を上回って来た。
しかしこういうコンディションになると強みを見せるのが#17ケーヒンNSXの塚越だ。チェッカー直前に1 '26.905と、唯一1分26秒台のタイムを叩き出し、一気にトップに躍り出た。
一方今回Q2を任された#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)は1'27.985で5位にとどまり、存在感を示すには至らなかった。
GT300クラスは織戸学に代わってJLOCに加入した#88マルコ・マッペリ(マネパ ランボルギーニ GT3)が他を圧する速さを見せつけ、1'33.925を記録していきなりポールポジションを獲得してみせた。2位には今季から一ツ山レーシングに移籍した#21富田竜一郎(Hitotsuyama Audi R8 LMS)が続き、今季からGT300クラスに移って来た#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)が3位と、FIA-GT3勢が上位を独占。JAF-GT最上位は#25松井孝允(HOPPY 86 MC)の5位だった。
第1戦決勝は4月8日午後2時40分より82周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy,Rainy Course:Dry,Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
| 1 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.351 | 1'26.905 |
| 2 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.696 | 1'27.058 |
| 3 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'18.605 | 1'27.486 |
| 4 | 6 | 大嶋 和也 フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.576 | 1'27.570 |
| 5 | 100 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.332 | 1'27.985 |
| 6 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'18.160 | 1'28.659 |
| 7 | 19 | 国本 雄資 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'18.619 | 1'29.793 |
| 8 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'18.370 | 1'35.248 |
| 9 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.796 | |
| 10 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.877 | |
| 11 | 12 | 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'18.944 | |
| 12 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 1'18.992 | |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 1'18.994 | |
| 14 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.108 | |
| 15 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 小林 可夢偉 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.315 | |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy,Rainy Course:Dry,Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Q1 | Q2 |
| 1 | 88 | 平峰 一貴 マルコ・マッペリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.220 | 1'33.925 |
| 2 | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 1'25.966 | 1'34.082 |
| 3 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'25.619 | 1'34.798 |
| 4 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.173 | 1'34.804 |
| 5 | 25 | 松井 孝允 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'25.232 | 1'35.154 |
| 6 | 96 | 新田 守男 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'26.043 | 1'35.236 |
| 7 | 31 | 嵯峨 宏紀 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'25.770 | 1'35.543 |
| 8 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'26.307 | 1'35.729 |
| 9 | 18 | 中山 友貴 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'25.926 | 1'35.756 |
| 10 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'25.674 | 1'35.995 |
| 11 | 777 | 横溝 直輝 木村 武史 | CARGUY ADA NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'26.008 | 1'36.623 |
| 12 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.029 | 1'36.990 |
| 13 | 26 | 山田 真之亮 川端 伸太朗 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 1'26.141 | 1'37.176 |
| 14 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'25.492 | 1'43.462 |
| 15 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'26.316 | |
| 16 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'26.505 | |
| 17 | 10 | 星野 一樹 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'26.524 | |
| 18 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 1'26.604 | |
| 19 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'26.646 | |
| 20 | 7 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 1'26.730 | |
| 21 | 9 | 久保 凜太郎 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 1'26.730 | |
| 22 | 87 | 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.880 | |
| 23 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'26.971 | |
| 24 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'27.001 | |
| 25 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'27.009 | |
| 26 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'27.070 | |
| 27 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'27.339 | |
| 28 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'27.587 | |
| 29 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.779 | |
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q2 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 17 | 塚越 広大 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'26.905 | - | - | 153.395 |
| 2 | 8 | 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'27.058 | 0.153 | 0.153 | 153.126 |
| 3 | 3 | 本山 哲 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'27.486 | 0.581 | 0.428 | 152.376 |
| 4 | 6 | 大嶋 和也 | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'27.570 | 0.665 | 0.084 | 152.230 |
| 5 | 100 | ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'27.985 | 1.080 | 0.415 | 151.512 |
| 6 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'28.659 | 1.754 | 0.674 | 150.360 |
| 7 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'29.793 | 2.888 | 1.134 | 148.461 |
| 8 | 23 | ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'35.248 | 8.343 | 5.455 | 139.959 |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q2 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 88 | マルコ・マッペリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'33.925 | - | - | 141.930 |
| 2 | 21 | 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 1'34.082 | 0.157 | 0.157 | 141.693 |
| 3 | 11 | 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'34.798 | 0.873 | 0.716 | 140.623 |
| 4 | 65 | 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'34.804 | 0.879 | 0.006 | 140.614 |
| 5 | 25 | 松井 孝允 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'35.154 | 1.229 | 0.350 | 140.097 |
| 6 | 96 | 新田 守男 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'35.236 | 1.311 | 0.082 | 139.976 |
| 7 | 31 | 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'35.543 | 1.618 | 0.307 | 139.527 |
| 8 | 55 | 高木 真一 | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'35.729 | 1.804 | 0.186 | 139.256 |
| 9 | 18 | 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'35.756 | 1.831 | 0.027 | 139.216 |
| 10 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'35.995 | 2.070 | 0.239 | 138.870 |
| 11 | 777 | 木村 武史 | CARGUY ADA NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'36.623 | 2.698 | 0.628 | 137.967 |
| 12 | 5 | 坂口 夏月 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | 1'36.990 | 3.065 | 0.367 | 137.445 |
| 13 | 26 | 山田 真之亮 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 1'37.176 | 3.251 | 0.186 | 137.182 |
| 14 | 2 | 高橋 一穂 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'43.462 | 9.537 | 6.286 | 128.847 |
名取鉄平初戦を制す!!
FIA-F4選手権第1戦の決勝が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、予選3位からスタートした#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が11周めにトップに立ち、通算初優勝を飾った。
第1戦決勝は午後1時50分より15周で行われた。予選2位の#25細田輝龍(DRP F4)。スタート直後の1コーナーでポールポジションの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)のインをついてトップに立ち、レース前半をリードする。
抜かれた角田は1周目のアトウッドカーブで#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)にインから当てられてスピンアウト、早々と戦列を去る事になった。一方大滝にはこのアクシデントによりドライビングスルーペナルティが課せられた。
これで2位に浮上したのが名取。スタートでは大滝の先行を許すが、2周目までに順位を挽回、徐々に細田とのギャップを削り取っていく。名取は早い段階で「抜くならヘアピン」と決めていたといい、細田の背後でチャンスが来るのを虎視眈々と狙いながら周回を重ねた。
そして11周目。ついにその時がやって来た。
名取はヘアピンで思い切りよく細田のインをつき、一気にトップに躍り出ると、そのまま反撃のチャンスを与えず15周を走りきり、FIA-F4参戦通算5戦目、フル参戦初年度の最初のレースで初の勝利をものにした。
2位に終わった細田もこれがフォーミュラでは初の表彰台。3位には今季B-MAXからチームを移籍した#16澤田真治(Media Do ADVICS影山F110)が入った。
また、今年から設定された40歳以上のドライバーと女性ドライバーを対象とした「インディペンデントカップ」は#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が優勝。シビックレースやポルシェカップチャレンジで豊富な経験を持つ仲尾だが、フォーミュラカーでの優勝はこれが初めてとのことだ。
FIA-F4選手権第2戦決勝は明日午前8時35分より15周で行われる。
第1戦優勝 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
スタートでちょっとミスっちゃって、そのあとアクシデントがあって挽回できました。抜くならヘアピンしかないと思っていたんですけどダウンフォースが抜けちゃったりして何周かかかっちゃいました。この流れを切らないように、明日は二連勝を狙っていきます
第1戦2位 #25細田輝龍(DRP F4)
フォーミュラ初表彰台なんで、ワクワクウキウキって感じです。ただトップを走っていたのにミスを連発しちゃったのは課題だと思いますね。ペースもちょっと遅かったので、明日に向けて改善していってどうなるかって感じです。スタートは決まりました。あれがなかったら2位はないんで。
第1戦3位 #16澤田真治(Media Do ADVICS影山F110)
何回目かってくらい表彰台は取ってて、2位くらいまでは来るんですけど優勝だけなくて。なんか先に鉄平にやられちゃった感が。早く勝ちたいです。今週上り調子できて、チームの雰囲気もすごく良くて、さっきもすごく祝福してくれました。ですけど自分としては速さが足りてない事に満足いってないので、明日に向けてもそうですし、今シーズンを戦っていく上でも速さを追求していきます
第1戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TCS Racing Team)
予選はベストな走りができて良かったです。決勝は2位の方が追い上げて来られたので、あと2、3周あったら危ないと思いましたが、逃げ切ることができました。30年くらい前にシビックレースをやってて、しばらく本格的なレースからは離れていました。3年前にはポルシェカップチャレンジでシリーズ2位になりました。FIA-F4を見た時にすごく感激したので、去年から参戦しています。フォーミュラは乗ったことなかったんですが、少しずつは上達して来ました。動きが今までのハコとは全然違うので、その特性に馴染むのが大変です。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
■GT500 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 24 | 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'18.160 | - | - | 170.558 |
| 2 | 100 | 山本 尚貴 | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.332 | 0.172 | 0.172 | 170.183 |
| 3 | 17 | 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.351 | 0.191 | 0.019 | 170.142 |
| 4 | 23 | 松田 次生 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'18.370 | 0.210 | 0.019 | 170.101 |
| 5 | 6 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.576 | 0.416 | 0.206 | 169.655 |
| 6 | 3 | 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'18.605 | 0.445 | 0.029 | 169.592 |
| 7 | 19 | 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'18.619 | 0.459 | 0.014 | 169.562 |
| 8 | 8 | 野尻 智紀 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'18.696 | 0.536 | 0.077 | 169.396 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 1 | ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.796 | 0.636 | 0.100 | 169.181 |
| 10 | 38 | 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'18.877 | 0.717 | 0.081 | 169.007 |
| 11 | 12 | 佐々木 大樹 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'18.944 | 0.784 | 0.067 | 168.864 |
| 12 | 16 | 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 1'18.992 | 0.832 | 0.048 | 168.761 |
| 13 | 64 | ベルトラン・バゲット | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 1'18.994 | 0.834 | 0.002 | 168.757 |
| 14 | 36 | 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.108 | 0.948 | 0.114 | 168.514 |
| 15 | 39 | ヘイッキ・コバライネン | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.315 | 1.155 | 0.207 | 168.074 |
■GT300 Class
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Model | Tire | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 25 | 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'25.232 | - | - | 156.406 |
| 2 | 2 | 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'25.492 | 0.260 | 0.260 | 155.930 |
| 3 | 11 | 平中 克幸 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'25.619 | 0.387 | 0.127 | 155.699 |
| 4 | 61 | 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'25.674 | 0.442 | 0.055 | 155.599 |
| 5 | 31 | 嵯峨 宏紀 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'25.770 | 0.538 | 0.096 | 155.425 |
| 6 | 18 | 中山 友貴 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'25.926 | 0.694 | 0.156 | 155.143 |
| 7 | 21 | リチャード・ライアン | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 1'25.966 | 0.734 | 0.040 | 155.071 |
| 8 | 777 | 横溝 直輝 | CARGUY ADA NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'26.008 | 0.776 | 0.042 | 154.995 |
| 9 | 5 | 平木 湧也 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.029 | 0.797 | 0.021 | 154.957 |
| 10 | 96 | 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'26.043 | 0.811 | 0.014 | 154.932 |
| 11 | 26 | 川端 伸太朗 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 1'26.141 | 0.909 | 0.098 | 154.756 |
| 12 | 65 | 黒澤 治樹 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.173 | 0.941 | 0.032 | 154.698 |
| 13 | 88 | 平峰 一貴 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.220 | 0.988 | 0.047 | 154.614 |
| 14 | 55 | ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'26.307 | 1.075 | 0.087 | 154.458 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 15 | 0 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'26.316 | 1.084 | 0.009 | 154.442 |
| 16 | *34 | 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'26.505 | 1.273 | 0.189 | 154.104 |
| 17 | 10 | 星野 一樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'26.524 | 1.292 | 0.019 | 154.071 |
| 18 | 52 | 番場 琢 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 1'26.604 | 1.372 | 0.080 | 153.928 |
| 19 | 360 | 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'26.646 | 1.414 | 0.042 | 153.854 |
| 20 | 7 | スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 1'26.730 | 1.498 | 0.084 | 153.705 |
| 21 | 9 | 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 1'26.730 | 1.498 | 0.000 | 153.705 |
| 22 | 87 | 佐藤 公哉 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'26.880 | 1.648 | 0.150 | 153.439 |
| 23 | 50 | 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'26.971 | 1.739 | 0.091 | 153.279 |
| 24 | 60 | 吉本 大樹 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'27.001 | 1.769 | 0.030 | 153.226 |
| 25 | 30 | 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'27.009 | 1.777 | 0.008 | 153.212 |
| 26 | 117 | 井出 有冶 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'27.070 | 1.838 | 0.061 | 153.104 |
| 27 | 22 | 和田 久 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'27.339 | 2.107 | 0.269 | 152.633 |
| 28 | 35 | ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'27.587 | 2.355 | 0.248 | 152.201 |
| 29 | 48 | 田中 勝輝 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.779 | 2.547 | 0.192 | 151.868 |
- CarNo.34 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3)は、SpR.18-7(黄旗中の原則義務違反)により、ベストタイムを削除した。
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Team | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 6 | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 15 | 23'28.165 |
| 2 | 25 | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 15 | 2.467 |
| 3 | 16 | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 3.030 |
| 4 | 55 | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 15 | 9.411 |
| 5 | 36 | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 15 | 10.052 |
| 6 | 39 | | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 15 | 10.627 |
| 7 | 38 | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 15 | 11.090 |
| 8 | 63 | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 15 | 11.426 |
| 9 | 18 | | 岡本 大地 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 15 | 12.214 |
| 10 | 81 | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG | 15 | 13.046 |
| 11 | 98 | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 15 | 14.580 |
| 12 | 77 | | 岡田 琢也 | Skill Speed F110 Skill Speed | 15 | 15.572 |
| 13 | 62 | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 15 | 15.860 |
| 14 | 17 | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 15 | 17.732 |
| 15 | 8 | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 15 | 18.374 |
| 16 | 95 | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 15 | 22.033 |
| 17 | 88 | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 15 | 28.338 |
| 18 | 82 | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG | 15 | 30.152 |
| 19 | *7 | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 15 | 31.551 |
| 20 | 80 | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG | 15 | 32.238 |
| 21 | 2 | I | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 15 | 36.407 |
| 22 | 11 | I | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 15 | 36.897 |
| 23 | 15 | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 15 | 39.915 |
| 24 | 73 | | 塙 駿佑 | 力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 15 | 1'02.142 |
| 25 | 70 | | 田中 良平 | ロジスティックスサ一ビスHiguchi leprix sport with SSR | 15 | 1'03.433 |
| 26 | 29 | I | 井出 靖司 | RSイディアイ一グル イーグルスポーツ | 15 | 1'05.262 |
| 27 | 28 | I | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing イ一グルスポーツ | 15 | 1'06.485 |
| 28 | 86 | I | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 15 | 1'08.359 |
| 29 | 23 | I | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 15 | 1'08.907 |
| ---- 以上規定周回数完走 ---- |
| - | 5 | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 0 | 15Laps |
- Fastest Lap: CarNo.63 川合孝汰(DENSOルボ一セF4) 1'33.038 (9/15) 143.283km/h
- CarNo.7は、2018 FIA-F4 SpR第15条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
2018オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式練習が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは#19国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)が、GT300クラスは#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトップタイムを記録した。
スーパーGTの2018シーズンがいよいよ開幕。今年はジェンソン・バトン、小林可夢偉らのF1経験者のフル参戦やB-MAXレーシングのGT500クラス昇格、ホンダNSX GT3のGT300クラスデビューなど、GT500、GT300の両クラスともに顔ぶれが大きく変わり、話題満載のシーズンとなった。
第1戦の公式練習は午前9時より105分間で行われたが、開始32分と開始42分の2回の赤旗中断があったほか、セッション終盤には大粒の雨が降り、専有走行での予選シミュレーションが充分に行えないなど、午後の予選、明日の決勝に向けて不安の残る内容となった。
そうした中、セッション中盤に1'19.323を記録してトップに立ったのは19号車を駆る国本。#36LEXUS TEAM au TOM'Sに移籍した関口雄飛に代わってGT300クラスからステップアップしてきた山下も16周を走り込んで1'20.943を記録するなど、好調ぶりをみせた。
2番手には#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)、3番手には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がつけ、レクサス勢の上位独占となった昨年とは違い、3メーカーが僅差で並ぶ結果となった。
しかし一方で、#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)、#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)の2台のホンダNSXはトラブルによりセッションの大半の時間をピットガレージで費やすことに。100号車はバトンのドライブにより専有走行に加わったものの、あいにくの雨でタイムアタックはお預けとなり、クラス最下位に終わっている。
GT300クラスは開始60分で井口が1'26.189を叩き出した#61スバルBRZがトップ。小林崇志を新たに迎え、チーム体制も一新した#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)が2番手とJAF-GT勢が1-2という結果になった。GT500クラスにステップアップした山下健太に変わって坪井翔が加わった#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)も4番手につけている。
また注目のNSX GT3は#34道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)がクラス8番手につける一方で、#777横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3)はクラス28番手と対照的な結果となっている。
スーパーGT第1戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Official Practice Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | 国本 雄資 山下 健太 | WedsSport ADVAN LC500 NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'19.323 | - | - | 168.057 |
| 2 | 17 | 塚越 広大 小暮 卓史 | KEIHIN NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'19.399 | 0.076 | 0.076 | 167.896 |
| 3 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'19.657 | 0.334 | 0.258 | 167.353 |
| 4 | 39 | ヘイッキ・コバライネン 小林 可夢偉 | DENSO KOBELCO SARD LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.888 | 0.565 | 0.231 | 166.869 |
| 5 | 1 | 平川 亮 ニック・キャシディ | KeePer TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'19.897 | 0.574 | 0.009 | 166.850 |
| 6 | 24 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 高星 明誠 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | YH | 1'19.943 | 0.620 | 0.046 | 166.754 |
| 7 | 38 | 立川 祐路 石浦 宏明 | ZENT CERUMO LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'20.051 | 0.728 | 0.108 | 166.529 |
| 8 | 36 | 中嶋 一貴 関口 雄飛 | au TOM'S LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'20.124 | 0.801 | 0.073 | 166.377 |
| 9 | 8 | 野尻 智紀 伊沢 拓也 | ARTA NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'20.226 | 0.903 | 0.102 | 166.166 |
| 10 | 12 | 佐々木 大樹 ヤン・マーデンボロー | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | BS | 1'20.301 | 0.978 | 0.075 | 166.010 |
| 11 | 6 | 大嶋 和也 フェリックス・ローゼンクヴィスト | WAKO'S 4CR LC500 TOYOTA LEXUS LC500 | BS | 1'20.322 | 0.999 | 0.021 | 165.967 |
| 12 | 3 | 本山 哲 千代 勝正 | CRAFT SPORTS MOTUL GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 | MI | 1'20.400 | 1.077 | 0.078 | 165.806 |
| 13 | 16 | 武藤 英紀 中嶋 大祐 | MOTUL MUGEN NSX-GT Honda NSX-GT | YH | 1'21.426 | 2.103 | 1.026 | 163.717 |
| 14 | 64 | ベルトラン・バゲット 松浦 孝亮 | Epson Modulo NSX-GT Honda NSX-GT | DL | 1'24.618 | 5.295 | 3.192 | 157.541 |
| 15 | 100 | 山本 尚貴 ジェンソン・バトン | RAYBRIG NSX-GT Honda NSX-GT | BS | 1'28.986 | 9.663 | 4.368 | 149.808 |
■GT300クラス
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Official Practice Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 61 | 井口 卓人 山内 英輝 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | DL | 1'26.189 | - | - | 154.669 |
| 2 | 18 | 中山 友貴 小林 崇志 | UPGARAGE 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.286 | 0.097 | 0.097 | 154.496 |
| 3 | 55 | 高木 真一 ショーン・ウォーキンショー | ARTA BMW M6 GT3 BMW M6 GT3 | BS | 1'26.364 | 0.175 | 0.078 | 154.356 |
| 4 | 25 | 松井 孝允 坪井 翔 | HOPPY 86 MC TOYOTA 86 MC | YH | 1'26.458 | 0.269 | 0.094 | 154.188 |
| 5 | 0 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'26.498 | 0.309 | 0.040 | 154.117 |
| 6 | 11 | 平中 克幸 安田 裕信 | GAINER TANAX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | DL | 1'26.595 | 0.406 | 0.097 | 153.944 |
| 7 | 65 | 黒澤 治樹 蒲生 尚弥 | LEON CVSTOS AMG Mercedes-Benz AMG GT3 | BS | 1'26.696 | 0.507 | 0.101 | 153.765 |
| 8 | 34 | 道上 龍 大津 弘樹 | Modulo KENWOOD NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'26.759 | 0.570 | 0.063 | 153.653 |
| 9 | 26 | 山田 真之亮 川端 伸太朗 | TAISAN R8 FUKUSHIMA Audi R8 LMS GT3 | YH | 1'26.766 | 0.577 | 0.007 | 153.641 |
| 10 | 31 | 嵯峨 宏紀 平手 晃平 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | BS | 1'26.779 | 0.590 | 0.013 | 153.618 |
| 11 | 96 | 新田 守男 中山 雄一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | BS | 1'26.830 | 0.641 | 0.051 | 153.528 |
| 12 | 21 | リチャード・ライアン 富田 竜一郎 | Hitotsuyama Audi R8 LMS Audi R8 LMS GT3 | DL | 1'27.026 | 0.837 | 0.196 | 153.182 |
| 13 | 60 | 吉本 大樹 宮田 莉朋 | SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'27.064 | 0.875 | 0.038 | 153.115 |
| 14 | 88 | 平峰 一貴 マルコ・マッペリ | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'27.087 | 0.898 | 0.023 | 153.075 |
| 15 | 30 | 永井 宏明 佐々木 孝太 | TOYOTA PRIUS apr GT TOYOTA PRIUS | YH | 1'27.148 | 0.959 | 0.061 | 152.967 |
| 16 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・ロータス LOTUS EVORA MC | YH | 1'27.177 | 0.988 | 0.029 | 152.916 |
| 17 | 7 | 藤井 誠暢 スヴェン・ミューラー | D'station Porsche Porsche 911 GT3 R | YH | 1'27.403 | 1.214 | 0.226 | 152.521 |
| 18 | 52 | 番場 琢 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC TOYOTA MARK X MC | YH | 1'27.514 | 1.325 | 0.111 | 152.328 |
| 19 | 360 | 柴田 優作 青木 孝行 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.622 | 1.433 | 0.108 | 152.140 |
| 20 | 10 | 星野 一樹 吉田 広樹 | GAINER TANAX triple a GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'27.682 | 1.493 | 0.060 | 152.036 |
| 21 | 117 | 井出 有冶 阪口 良平 | EIcars BENTLEY BENTLEY CONTINENTAL GT3 | YH | 1'27.851 | 1.662 | 0.169 | 151.743 |
| 22 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | EXE AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'27.901 | 1.712 | 0.050 | 151.657 |
| 23 | 87 | 佐藤 公哉 元嶋 佑弥 | リーガルフロンティアランボルギーニGT3 Lamborghini HURACAN GT3 | YH | 1'27.932 | 1.743 | 0.031 | 151.604 |
| 24 | 9 | 久保 凜太郎 石川 京侍 | GULF NAC PORSCHE 911 Porsche 911 GT3 R | YH | 1'27.965 | 1.776 | 0.033 | 151.547 |
| 25 | 5 | 坂口 夏月 平木 湧也 | マッハ車検MC86 Y's distraction TOYOTA 86 MC | YH | 1'28.605 | 2.416 | 0.640 | 150.452 |
| 26 | 35 | ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ ナタポン・ホートンカム | arto RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 | YH | 1'28.975 | 2.786 | 0.370 | 149.826 |
| 27 | 22 | 和田 久 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | YH | 1'28.989 | 2.800 | 0.014 | 149.803 |
| 28 | 777 | 横溝 直輝 木村 武史 | CARGUY ADA NSX GT3 Honda NSX GT3 | YH | 1'29.171 | 2.982 | 0.182 | 149.497 |
| 29 | 48 | 田中 勝輝 飯田 太陽 | 植毛GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 1'29.569 | 3.380 | 0.398 | 148.833 |
FIA-F4選手権の2018シーズンがついに開幕!
第1大会岡山の公式予選は4月7日、岡山国際サーキットで行われ、フルシーズン2年目の#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が1分33秒台の好タイムを連発し、第1戦第2戦ともにポールポジションを獲得した。
今年で4年目を迎えるFIA-F4選手権。今シーズンも開幕ラウンドには30台のエントリーを集め、相変わらずの盛況ぶりをみせている。また今シーズンから40歳以上のドライバーと女性ドライバーを対象とした「インディペンデントカップ」が設けられることになり、今大会には6名がエントリーしてきた。
午前8時10分より30分間で行われた公式予選は晴天のもとで行われたが、前日の雨により路面はハーフウェットの状態。各ドライバーとも難しいコンディションでのタイムアタックを強いられ、2どの赤旗中断を挟む荒れた展開となった。
そうした中で安定した速さをみせたのが昨年の第2戦で優勝している#5角田。最初の赤旗中断の直後に1'34.330でトップに立つと、2度目の赤旗が出る直前に1'33.604、予選終盤には1'33.277と後続をコンマ6秒以上引き離す圧倒的な速さでベスト、セカンドベストともにトップに立った。
2番手にはこちらも参戦2年目の#25細田輝龍(DRP F4)がつけ、昨年スポット参戦の経験もあり、今年からSRS-Fのスカラシップ生としてフルシーズン参戦を果たした#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が3番手につけた。彼らはセカンドタイムでも2番手、3番手につけており、午後の第1戦、明日の第2戦ともに同じ位置からスタートする。
インディペンデントカップもまた#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が両レースでポールポジションを獲得している。
第1戦決勝はこのあと午後1時50分より、第2戦決勝は明日朝8時35分より、いずれも15周で行われる。
- 第1戦、第2戦ポールポジション #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
- とりあえずポール取れて良かったですけど、前に詰まったり、結構無駄な周多かったんで、もうちょっと行けたと思います。まあポール取れて良かったです。路面や良くなかったです。ほぼほぼ乾いてたけど立ち上がりが濡れてるところがいくつもあって。温度はむしろ良い方でしたが、路面がちょっと悪すぎました。決勝は二連勝してチャンピオンに結びつけたいなと思います。
- 第1戦、第2戦予選2位 #25細田輝龍(DRP F4)
- 色々とテクニック考えたんですけど公式練習ではうまくいかなくて。予選はハーフウェットでしたけど、昨日の2本目もハーフウェットだったんで、その時の解析した結果がうまくタイムに結びついたなと。最後の5分くらいで赤旗が出ましたが、そこで「5分くらいしかないぞ」と言われて慌てたのも結果的に良かったですね。クルマは完璧でした。僕自身の問題だけで。
- 第1戦第2戦予選3位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
- 全然満足してないですし、走り的にもアタックできなかったんで。赤旗が多すぎたんで、あそこでもう少し走れてたらと。ちょっと赤旗多すぎますね。もう少し気をつけて走れてたら良いのにと。チームによってクルマの感触が違うので、まだ慣れてない段階ですけど、乗りこなせれば勝てるクルマだと思います。今の予選では(角田選手と)コンマ7秒8秒離れてるんですけど、昨日の走行では同じくらいで走れているので、決勝では少しでも前に行ければなと。目標は優勝ですし、チャンピオン目指すにはせめて表彰台には上がりたいです
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | | 角田 裕毅 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 1'33.277 | - | - | 142.916 |
| 2 | 25 | | 細田 輝龍 | DRP F4 フィ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'33.905 | 0.628 | 0.628 | 141.960 |
| 3 | 6 | | 名取 鉄平 | HFDP/SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 1'34.038 | 0.761 | 0.133 | 141.760 |
| 4 | 7 | | 大滝 拓也 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 1'34.137 | 0.860 | 0.099 | 141.611 |
| 5 | 16 | | 澤田 真治 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'34.356 | 1.079 | 0.219 | 141.282 |
| 6 | 55 | | 金澤 力也 | SPASHAN Works Racing フイ一ルドモ一タ一スポーツ | 1'34.410 | 1.133 | 0.054 | 141.201 |
| 7 | 98 | | 石坂 瑞基 | TOEI BJ Racing F110 Bionic Jack Racing | 1'34.544 | 1.267 | 0.134 | 141.001 |
| 8 | 36 | | 小川 颯太 | FTRSスカラシップF4 トムススピリット | 1'34.610 | 1.333 | 0.066 | 140.903 |
| 9 | 39 | | 浦田 裕喜 | SACCESS RACING F4 SACCESS RACING | 1'34.644 | 1.367 | 0.034 | 140.852 |
| 10 | 18 | | 岡本 大地 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'34.805 | 1.528 | 0.161 | 140.613 |
| 11 | 77 | | 岡田 琢也 | Skill Speed F110 Skill Speed | 1'34.846 | 1.569 | 0.041 | 140.552 |
| 12 | 17 | | 塩津 佑介 | ATEAM Buzz Racing F110 ATEAM Buzz Motorsport | 1'35.113 | 1.836 | 0.267 | 140.157 |
| 13 | 38 | | 平木 玲次 | 茨城トョペットINGING F4 インギングモ一タ一スポーツ | 1'35.195 | 1.918 | 0.082 | 140.037 |
| 14 | 62 | | 小倉 祥太 | DENSOルボ一セJSS F4 Le Beausset Motorsports | 1'35.296 | 2.019 | 0.101 | 139.888 |
| 15 | 8 | | 佐藤 蓮 | SRS/コチラレ一シング Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト | 1'35.525 | 2.248 | 0.229 | 139.553 |
| 16 | 88 | | 黒沼 聖那 | SUCCEED SPORTS F110 SACCEED SPORTS | 1'35.622 | 2.345 | 0.097 | 139.411 |
| 17 | 81 | | 菅波 冬悟 | OTG DL F110 OTG | 1'35.811 | 2.534 | 0.189 | 139.136 |
| 18 | 95 | | 小山 美姫 | DRP F4 フィールドモータースポーツ | 1'35.896 | 2.619 | 0.085 | 139.013 |
| 19 | 70 | | 田中 良平 | ロジスティックスサ一ビスHiguchi leprix sport with SSR | 1'36.173 | 2.896 | 0.277 | 138.613 |
| 20 | 2 | I | 仲尾 恵史 | TCS Racing Team TEAM RIGHT WAY | 1'36.502 | 3.225 | 0.329 | 138.140 |
| 21 | *63 | | 川合 孝汰 | DENSOルボ一セF4 Le Beausset Motorsports | 1'36.504 | 3.227 | 0.002 | 138.137 |
| 22 | 82 | | 庄司 雄磨 | OTG HubAuto F110 OTG | 1'37.342 | 4.065 | 0.838 | 136.948 |
| 23 | 11 | I | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋F110 Rn-sports | 1'38.632 | 5.355 | 1.290 | 135.157 |
| 24 | *15 | | 早瀬 広道 | Media Do ADVICS影山F110 Media Do Kageyama Racing | 1'39.508 | 6.231 | 0.876 | 133.967 |
| 25 | 28 | I | 齋藤 真紀雄 | CS Marketing イ一グルスポーツ | 1'41.539 | 8.262 | 2.031 | 131.287 |
| 26 | *73 | | 塙 駿佑 | 力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング C.S.I-REON KIDS RACING | 1'42.183 | 8.906 | 0.644 | 130.460 |
| 27 | 80 | | 環 優光 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG | 1'42.219 | 8.942 | 0.036 | 130.414 |
| 28 | 86 | I | 大阪 八郎 | COLLET F110 ザップスピ一ド | 1'42.280 | 9.003 | 0.061 | 130.336 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'43.114)予選通過 ---- |
| - | 29 | I | 井出 靖司 | RSイディアイ一グル イーグルスポーツ | 1'43.517 | 10.240 | 1.237 | 128.779 |
| - | 23 | I | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'46.333 | 13.056 | 2.816 | 125.368 |
- CarNo.15,63,73は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.4.4.1b)違反(赤旗無視)により、予選ベストタイムとセカンドタイムを抹消する。

ル・ボーセ モータースポーツはFIA-F4、スーパーFJと併せ挑む、ピレリスーパー耐久シリーズで、今シーズンも「DENSO Le Beausset RC350」でST-3クラスを戦う。その開幕戦が3月31日(土)、4月1日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。
マシンやチーム体制に大きな変化はないものの、継続参戦の嵯峨宏紀と山下健太の新たなパートナーとして、FIA-F4を2年連続で制した実力派であり、高校を卒業したての若手ドライバーの宮田莉朋を加え、今シーズンに挑む。
今回のレースは全クラス混走の5時間で争われ、ピットストップの義務づけは3回。また、アクシデント発生時に国内レースとして初めて、コース上の全てが追い抜き禁止となるフルコースイエロー(FCY)も実施されることとなり、セーフティカー(SC)ランでは禁じられている、その間のピットストップは可能とあって、FCYをどう活用すべきかが勝敗のカギを握る重要なポイントになった。
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予選 3月31日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ
今シーズンからスーパー耐久はコントロールタイヤがピレリに改められ、オフシーズンのテストでは、従来のタイヤとの違いに対するセッティングの合わせ込み、そして新加入の宮田の習熟に重点が置かれていた。
金曜日までの練習走行においては、コンスタントラップの磨き上げに注力されて、マシンは着実に仕上げられ、土曜日午前のフリー走行は、相次いだ赤旗中断によって、予定どおりの周回をこなすことはできなかったものの、最終チェックは完了されて、いよいよ予選を迎えることとなった。
Aドライバーとして最初に予選に挑んだ嵯峨は、20分間のセッション折り返しからの、よりクリアラップが取りやすい状況からの走行開始とし、終了間際でのアタックで2分18秒913をマークして、まずは6番手につける。
Bドライバーセッションに挑んだ山下は、嵯峨からのインフォーメイションを受け、セッション開始からコースイン、より果敢にコースを攻め立てていった結果、2分17秒311にまで短縮を果たして3番手につけ、合算タイムでは6番手となる。
決勝レースは5時間の長丁場とあって、それまで重視されてきた安定感が大いに活かされるのは間違いない。Cドライバーセッションで宮田は、ユーズドタイヤを装着し燃料も多く積んだ、決勝を見越したマシンの状態を確かめることに専念。チームへのフィードバックを行い、決勝へと臨むこととなった。
なお、前につけていた車両が予選中の違反行為でグリッド降格処分となり、決勝のグリッドは繰り上がり5番手からのスタートとなった。

決勝 4月1日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ
スタートを担当した山下は、オープニングラップのうちにひとつ順位を上げて4番手に、まずは上々の滑り出しを見せるも、レースそのものはシケインでのアクシデントにより、いきなりFCYが出される波乱の幕開けとなっていた。その後、山下は安定したラップを刻み続け、間もなく1時間半を経過しようという36周目に嵯峨と交代する。
今回の決勝レースでは、SCランにまで至らぬ小さなアクシデントが続いたこともあり、頻繁にFCYボードが提示されるが、67周目には嵯峨から山下にチェンジする。FCYの都度、ドライバー交代を柔軟に行い、ロスを最小限にしたこともあって終盤には前車に迫るところまで追い上げ、81周目のヘアピン立ち上がりから前車の背後にピタリとつくと、次のスプーンカーブでインをついて3番手に浮上。87周目に再びFCYが出された周にも直ぐさまピットインすると、嵯峨が再び乗り込み1時間20分後のチェッカーを目指す。
ゴール間際には、後続車と3番手を争う一進一退の攻防が続くも、嵯峨は自分の走りに集中して、背後につけることを許さず。トラブルに見舞われることなく5時間を走り抜いて、3位でフィニッシュ! ピットで見守っていた宮田も加えて表彰台に上がり、3人のドライバーたちは力強くシャンパンを振りまいた。
次回のレースは4月28日(土)、29日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催される。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
練習走行の段階からライバルに差をつけられ、厳しいレースになることは覚悟していたが、長丁場のレースでもエンジニアの的確な判断とミスのないピットワークが機能して追い上げる展開に持ち込めた。そして何よりも、嵯峨と山下のラップタイムに助けられ価値ある表彰台を獲得できたことは、連日連夜のハードワークをこなしたチームスタッフ全員にとって大変喜ばしいことである。
- Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
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表彰台に上がれたのは嬉しいですが、正直いっぱいいっぱいでした。今週の僕らが持っているペースではベストなレースができました。次のレースまでにベースを作り直す必要があるのが分かりましたので、しっかりと準備して表彰台の頂点に常に近づけるようにしていきたいと思います。
- Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
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クルマは今週末、速さという点ではずっと厳しい感じで、その状態から3位まで来られたのは、みんなノーミスだったこと、チーム力の高さゆえだと思います。これにもう少しクルマをうまく作れれば、チャンスはあると思うので、そこを目指して頑張ります。
- Driver 宮田莉朋(Ritomo Miyata)COMMENT
-
決勝は追い上げる形で3位になって、この3位というのはすごく大きいものだと思います。ただ、ライバルとは予想以上にタイム差がありましたから、次のSUGOまでにチームが対策を見つけてくれると思います。次のレースは僕も走ると思うので、足を引っ張らないように、優勝目指して頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports
ピレリスーパー耐久シリーズ開幕第1戦「鈴鹿"S耐"春の陣」は三重県の鈴鹿サーキットで1日、5時間の決勝レースを行い、予選3位からスタートした浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)が133周・5時間6秒872で総合優勝を飾った。
春爛漫、快晴の空のもと桜満開の鈴鹿サーキットで午後12時15分、5時間先のゴールを目指して第1戦のローリングラップが始まった。
スタートを制したのは、ポールポジション・内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の
藤井。予選順位通りに、ユーク・タニグチ/山内英輝/銘苅翼組(ENDLESS GT-R)の山内、浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)の星野と続く。
トップの藤井は2位以下との差を徐々に広げ、2位山内と3位星野は接近戦。2位の山内が33周目にピットインし、銘苅に交代。トップの藤井は35周目に平峰に、星野が37周目に藤波に交代すると、その間に銘苅がトップに立った。
45周目にFCY(フルコースイエロー)が提示されるとこれを見てトップ銘苅はピットインしてタニグチに交代。これでトップに平峰が立ち2位に藤波、タニグチは3位で続く。
62周目には3位を走るタニグチのマシンのエグゾーストから発火。オレンジボールが提示されタニグチはピットインして修復したものの大きく遅れることとなった。
72周目に平峰は内田に、74周目にはFCYが出たタイミングで藤波から浜野に交代すると、ここからトップ浜野と2位内田のジェントルマンドライバー同士の争いとなる。80周目には6秒以上あった差を徐々に詰め始めテールトゥノーズまで追い詰めるも96周目には、ヘアピンで内田が浜野をプッシュして浜野はスピン。これで内田はトップに立ち浜野は大きく遅れることとなった。
99周目にはトップをゆうゆうと走る内田は平峰に、100周目には浜野は藤波にドライバーチェンジ。しかしこの直後、ヘアピンでの接触で平峰にドライビングスルーペナルティーが科されることとなり、平峰がペナルティーを消化するとトップは藤波に入れ替わった。
トップ藤波と2位平峰の差は13秒ほど。最終ドライバー同士の争いでは、一時、平峰が藤波との差を詰め始めるが、終盤は力尽き、藤波が逃げ切り5時間・133周を走ってY's distraction GTNET GT-Rに開幕戦優勝をもたらした。2位にはスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの平峰が、3位には星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が入った。
ST-TCRクラスはポールポジションのヒロボン/YOSSY/篠原拓朗/奥村浩一組(BRP★Audi Mie RS3 LMS)が1周目のシケインでストップ、早くも優勝候補の一角が消える。これでトップには竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)が立つが、中盤からは実力のあるドライバーをそろえた植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)がトップに浮上。最終的には2位に上がってきたフィリップ・デベサ/密山祥吾組(Racingline PERFORMANCE GOLF TCR)をラップダウンして優勝を飾った。3位には竹田/白坂/田ヶ原組が入った。
2台が参加のST-1クラスはトップを走っていたJACK/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche 991GT3 Cup)(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)が1時間あたりでトラブルのためリタイア。完走した星野辰也/織戸学/浜健二組(D'station Porsche cup)が優勝を飾った。
ST-2クラスは序盤、予選2位の冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)がレースをリード。しかし、中盤から大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がトップに立つと、最終的には冨桝/菊地/大橋組を2ラップダウンしてぶっちぎりでの優勝を飾った。2位は冨桝/菊地/大橋組、3位には八巻渉/朝日ターボ/岡崎善衛/廣田築組(GLocal☆新菱オートEVO X)が入った。
ST-3クラスはポールスタートの堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)が序盤からレースをリード。しかし終盤には2位に上がってきた長島正明/小松一臣/坂本祐也 /村松日向子組(岡部自動車T-MAN Z34)の小松と堀田、最終ドライバー同士の争いとなる。108周目には25秒あった差を2~3秒速いペースで小松が堀田を猛追。しかし、テールトゥノーズになっても堀田が小松を押さえきり堀田/阪口組が優勝を飾った。2位は長島/小松/坂本 /村松組、3位には嵯峨宏紀/山下健太/宮田莉朋組(DENSO Le Beausset RC350)が入った。
ST-4クラスは序盤からたしろじゅん/伊藤毅組(Sunoasis田中建築86)のたしろが2位松井孝允/中山雄一/坪井翔組(TOM'S SPIRIT 86)の松井を従えてレースをリード。しかし、たしろから代わった伊藤が48周目のS字でスピン。これでトップに立った松井/中山/坪井組が逃げ切り優勝を飾った。2位には小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組(ENDLESS 86)が、3位には加藤彰彬/堤優威/平木湧也組(TC CORSE iRacing ROADSTER)が入った。
ST-5クラスは序盤、筒井克彦/大塚隆一郎/山下潤一郎組(TEAM221ロードスター)がレースをリードするも一時は後退。しかし、終盤には筒井/大塚/山下組がトップに返り咲くと、そのまま逃げ切り優勝を飾った。2位には猪股京介/佐藤駿介/Takamori博士/大野尊久組(DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT)が、3位には村上博幸/脇谷猛/中根邦憲/加藤正将組(村上モータースMAZDAロードスター)が入った。
第2戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し4月29日に決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI
Motorsports Forum
SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 99 | ST-X | 1 | 浜野 彰彦 星野 一樹 藤波 清斗 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 133 | 5:00'06.872 |
| 2 | 24 | ST-X | 2 | 内田 優大 藤井 誠暢 平峰 一貴 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 133 | 14.543 |
| 3 | 777 | ST-X | 3 | 星野 敏 荒 聖治 近藤 翼 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 133 | 1'18.900 |
| 4 | 82 | ST-X | 4 | アレックス・オー アレックス・ユーン ショーン・トン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 133 | 1'32.686 |
| 5 | 81 | ST-X | 5 | ジェフリー・リー アンドレ・クート 川端 伸太朗 | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 132 | 1Lap |
| 6 | 112 | ST-X | 6 | 佐藤 敦 山下 亮生 久保 宣夫 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 130 | 3Laps |
| 7 | 244 | ST-X | 7 | GoMax 田中 哲也 佐藤 公哉 土屋 武士 | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | 129 | 4Laps |
| 8 | 83 | ST-X | 8 | Lim Keong Wee マーシー・リー メルビン・モー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 128 | 5Laps |
| 9 | 97 | ST-TCR | 1 | 植松 忠雄 中野 信治 大津 弘樹 小林 崇志 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 122 | 11Laps |
| 10 | 10 | ST-TCR | 2 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 121 | 12Laps |
| 11 | 38 | ST-3 | 1 | 堀田 誠 阪口 良平 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 121 | 12Laps |
| 12 | 15 | ST-3 | 2 | 長島 正明 小松 一臣 坂本 祐也 村松 日向子 | 岡部自動車T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 121 | 12Laps |
| 13 | 45 | ST-TCR | 3 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 121 | 12Laps |
| 14 | 62 | ST-3 | 3 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 宮田 莉朋 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 120 | 13Laps |
| 15 | 39 | ST-3 | 4 | 手塚 祐弥 下垣 和也 前嶋 秀司 近藤 説秀 | ADVICS TRACY RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 120 | 13Laps |
| 16 | 98 | ST-TCR | 4 | 飯田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 濱口 弘 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 120 | 13Laps |
| 17 | 47 | ST-1 | 1 | 星野 辰也 織戸 学 浜 健二 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 119 | 14Laps |
| 18 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 119 | 14Laps |
| 19 | 68 | ST-3 | 5 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 118 | 15Laps |
| 20 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 117 | 16Laps |
| 21 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 中山 雄一 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 117 | 16Laps |
| 22 | 13 | ST-4 | 2 | 小河 諒 高橋 翼 花里 祐弥 呉 良亮 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 116 | 17Laps |
| 23 | 54 | ST-4 | 3 | 加藤 彰彬 堤 優威 平木 湧也 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 116 | 17Laps |
| 24 | 55 | ST-4 | 4 | たしろ じゅん 伊藤 毅 | Sunoasis田中建築86 TOYOTA 86 | 115 | 18Laps |
| 25 | 884 | ST-4 | 5 | 平中 克幸 HIRO HAYASHI | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 115 | 18Laps |
| 26 | 58 | ST-4 | 6 | 小林 康一 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 伊藤 裕士 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | 115 | 18Laps |
| 27 | 28 | ST-4 | 7 | 東 徹次郎 DAISUKE 森山 鉄也 植田 正幸 | T's CONCEPT86 TOYOTA 86 | 114 | 19Laps |
| 28 | 18 | ST-4 | 8 | 浅野 武夫 井上 雅貴 鶴賀 義幸 森 正行 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | 114 | 19Laps |
| 29 | 34 | ST-3 | 6 | 加納 政樹 松原 怜史 大草 りき 坂 直純 | TECHNOFIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 113 | 20Laps |
| 30 | 7 | ST-2 | 3 | 八巻 渉 朝日 ターボ 岡崎 善衛 廣田 築 | GLocal☆新菱オートEVO X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 113 | 20Laps |
| 31 | 77 | ST-4 | 9 | 山田 英二 遠藤 浩二 中島 保典 | CUSCO RACING 86 TOYOTA 86 | 112 | 21Laps |
| 32 | 14 | ST-3 | 6 | 甲野 将哉 市森 友明 大原 学 山崎 学 | 岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 112 | 21Laps |
| 33 | 26 | ST-4 | 10 | 松尾 充晃 吉岡 一成 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 110 | 23Laps |
| 34 | 2 | ST-5 | 1 | 筒井 克彦 大塚 隆一郎 山下 潤一郎 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 108 | 25Laps |
| 35 | 48 | ST-5 | 2 | 猪股 京介 佐藤 駿介 Takamori 博士 大野 尊久 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 108 | 25Laps |
| 36 | 88 | ST-5 | 3 | 村上 博幸 脇谷 猛 中根 邦憲 加藤 正将 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 107 | 26Laps |
| 37 | 17 | ST-2 | 4 | 谷川 達也 野上 達也 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 107 | 26Laps |
| 38 | 37 | ST-5 | 4 | 関 豊 井尻 薫 大谷 飛雄 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 107 | 26Laps |
| 39 | 69 | ST-5 | 5 | 梅本 淳一 蘭牟田 政治 Razak Ifwat 妹尾 智充 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 106 | 27Laps |
| 40 | 9 | ST-3 | 7 | JOE SHINDO 柴田 優作 井上 恵一 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | 106 | 27Laps |
| 41 | 29 | ST-4 | 11 | 佐々木 雅弘 小倉 康宏 豊田 大輔 KENBOW | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 105 | 28Laps |
| 42 | 50 | ST-5 | 6 | 岩岡 万梨恵 猪爪 杏奈 小松 寛子 関崎 祐美子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 104 | 29Laps |
| 43 | 32 | ST-5 | 7 | 原嶋 昭弘 高橋 純子 松田 明大 | Nissoku ND ROADSTER MAZDA ROADSTER | 102 | 31Laps |
| 44 | 3 | ST-X | 9 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 銘苅 翼 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 100 | 33Laps |
| 45 | 168 | ST-5 | 8 | 藤井 潤 窪田 俊浩 梅田 真祐 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | 83 | 50Laps |
| --- 以上規定周回数(70% - ST-X:93Laps ST-TCR:85Laps ST-1:83Laps ST-2:83Laps ST-3:84Laps ST-4:81Laps ST-5:75Laps)完走 ---- |
| - | 27 | ST-4 | - | 伊橋 勲 藤田 竜樹 廣田 秀機 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | 111 | 22Laps |
| - | 4 | ST-5 | - | 芝谷 純三 太田 侑弥 伊藤 俊哉 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 105 | 28Laps |
| - | 66 | ST-5 | - | 橋本 陸 霜野 誠友 武地 孝幸 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | 103 | 30Laps |
| - | 96 | ST-TCR | - | TAKIMI SYUJI 吉田 靖之 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 73 | 60Laps |
| - | 75 | ST-TCR | - | 塚田 利郎 蘇武 喜和 石崎 敦士 清瀧 雄二 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 72 | 61Laps |
| - | 31 | ST-1 | - | JACK 影山 正美 富田 竜一郎 | Nissoku Porsche 991GT3 Cup Porsche 911GT3 Cup | 26 | 107Laps |
| - | 19 | ST-TCR | - | ヒロボン YOSSY 篠原 拓朗 奥村 浩一 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 0 | 133Laps |
- Fastest Lap: CarNo.24 平峰一貴(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 2'03.412 (103/133)
ピレリスーパー耐久シリーズ第1戦「S耐鈴鹿春の陣」は31日、三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、総合でST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がポールポジションを獲得した。
公式予選は午後1時からAドライバー、Bドライバー40分ずつで行われた。合算タイムで予選順位が決定する。
ST-XクラスはAドライバー内田優大、Bドライバー藤井誠暢とも2位につけたスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが総合力でポールポジションを獲得し、明日のレースに向け好スタートを切った。
ST-TCRクラスはAドライバーのヒロボンが2位以下を1秒近くリードしてトップタイム、Bドライバーの吉元陵が5位にとどまったものの合算タイムでポールポジションを獲得した。
2台参加のST-1クラスはAドライバーのJACK、Bドライバーの影山正美ともトップタイムで文句なしのポールポジションを獲得した。
ST-2クラスはAドライバーの大澤学が2位以下を1秒近くリードしてトップタイム、Bドライバーの後藤比東至が2位につけ、合算でのポールポジションを獲得した。
ST-3クラスはAドライバーの堀田誠が4位にとどまったもののBドライバーの阪口良平が2位以下を1秒以上ちぎり、合算でのポールポジションを獲得した。
ST-4クラスはAドライバーの松井孝允が3位に付け、Bドライバーの中山雄一がトップタイムで合算でのポールポジションを獲得した。
ST-5クラスはAドライバーの芝谷純三がトップタイム、Bドライバーの太田侑弥が2位に付け、合算でのポールポジションを獲得した。
決勝は明日午後12時15分より5時間レースとして開催される。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.355 2'00.945 | 4'04.300 | - |
| 2 | 3 | ST-X | 2 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.885 2'00.680 | 4'04.565 | 0.265 |
| 3 | 99 | ST-X | 3 | 浜野 彰彦 星野 一樹 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.846 2'01.555 | 4'05.401 | 1.101 |
| 4 | 777 | ST-X | 4 | 星野 敏 荒 聖治 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 2'03.072 2'02.526 | 4'05.598 | 1.298 |
| 5 | 82 | ST-X | 5 | アレックス・オー アレックス・ユーン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'04.072 2'01.773 | 4'05.845 | 1.545 |
| 6 | 112 | ST-X | 6 | 佐藤 敦 山下 亮生 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 2'04.885 2'01.959 | 4'06.844 | 2.544 |
| 7 | 81 | ST-X | 7 | ジェフリー・リー アンドレ・クート | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'05.853 2'01.347 | 4'07.200 | 2.900 |
| 8 | 244 | ST-X | 8 | GoMax 田中 哲也 | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | 2'05.692 2'03.018 | 4'08.710 | 4.410 |
| 9 | 31 | ST-1 | 1 | JACK 影山 正美 | Nissoku Porsche 991GT3 Cup Porsche 911GT3 Cup | 2'12.974 2'07.521 | 4'20.495 | 16.195 |
| 10 | 47 | ST-1 | 2 | 星野 辰也 織戸 学 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 2'14.287 2'08.684 | 4'22.971 | 18.671 |
| 11 | 19 | ST-TCR | 1 | ヒロボン 吉元 陵 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'14.496 2'15.452 | 4'29.948 | 25.648 |
| 12 | 45 | ST-TCR | 2 | 竹田 直人 白坂 卓也 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'16.651 2'15.117 | 4'31.768 | 27.468 |
| 13 | 97 | ST-TCR | 3 | 植松 忠雄 中野 信治 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'16.488 2'15.365 | 4'31.853 | 27.553 |
| 14 | 10 | ST-TCR | 4 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 2'16.678 2'15.446 | 4'32.124 | 27.824 |
| 15 | 75 | ST-TCR | 5 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'17.648 2'15.273 | 4'32.921 | 28.621 |
| 16 | 38 | ST-3 | 1 | 堀田 誠 阪口 良平 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'17.817 2'15.422 | 4'33.239 | 28.939 |
| 17 | 39 | ST-3 | 2 | 手塚 祐弥 下垣 和也 | ADVICS TRACY RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'15.956 2'17.431 | 4'33.387 | 29.087 |
| 18 | 98 | ST-TCR | 6 | 飯田 太陽 加藤 寛規 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'17.909 2'15.820 | 4'33.729 | 29.429 |
| 19 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 小松 一臣 | 岡部自動車T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.423 2'16.776 | 4'34.199 | 29.899 |
| 20 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.849 2'17.169 | 4'35.018 | 30.718 |
| 21 | 14 | ST-3 | 4 | 甲野 将哉 市森 友明 | 岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.005 2'18.109 | 4'35.114 | 30.814 |
| 22 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'18.911 2'16.265 | 4'35.176 | 30.876 |
| 23 | 68 | ST-3 | 5 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 2'18.040 2'18.084 | 4'36.124 | 31.824 |
| 24 | 62 | ST-3 | 6 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'18.913 2'17.311 | 4'36.224 | 31.924 |
| 25 | 34 | ST-3 | 7 | 加納 政樹 松原 怜史 | TECHNOFIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'19.204 2'18.776 | 4'37.980 | 33.680 |
| 26 | 7 | ST-2 | 3 | 八巻 渉 朝日 ターボ | GLocal☆新菱オートEVO X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'20.644 2'19.282 | 4'39.926 | 35.626 |
| 27 | 96 | ST-TCR | 7 | TAKIMI SYUJI | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'20.708 2'19.912 | 4'40.620 | 36.320 |
| 28 | 9 | ST-3 | 8 | JOE SHINDO 柴田 優作 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | 2'25.955 2'17.885 | 4'43.840 | 39.540 |
| 29 | 86 | ST-4 | 1 | 松井 孝允 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'21.981 2'22.070 | 4'44.051 | 39.751 |
| 30 | 55 | ST-4 | 2 | たしろ じゅん 伊藤 毅 | Sunoasis田中建築86 TOYOTA 86 | 2'21.103 2'24.256 | 4'45.359 | 41.059 |
| 31 | 54 | ST-4 | 3 | 加藤 彰彬 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'23.628 2'22.697 | 4'46.325 | 42.025 |
| 32 | 27 | ST-4 | 4 | 伊橋 勲 藤田 竜樹 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | 2'23.707 2'23.259 | 4'46.966 | 42.666 |
| 33 | 13 | ST-4 | 5 | 小河 諒 高橋 翼 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 2'23.782 2'23.770 | 4'47.552 | 43.252 |
| 34 | 884 | ST-4 | 6 | 平中 克幸 HIRO HAYASHI | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 2'22.607 2'26.191 | 4'48.798 | 44.498 |
| 35 | 77 | ST-4 | 7 | 山田 英二 遠藤 浩二 | CUSCO RACING 86 TOYOTA 86 | 2'23.263 2'26.136 | 4'49.399 | 45.099 |
| 36 | 28 | ST-4 | 8 | 東 徹次郎 DAISUKE | T's CONCEPT86 TOYOTA 86 | 2'23.230 2'26.221 | 4'49.451 | 45.151 |
| 37 | 29 | ST-4 | 9 | 佐々木 雅弘 小倉 康宏 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 2'21.875 2'27.710 | 4'49.585 | 45.285 |
| 38 | 18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 井上 雅貴 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | 2'26.475 2'24.882 | 4'51.357 | 47.057 |
| 39 | 17 | ST-2 | 4 | 谷川 達也 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 2'26.710 2'27.962 | 4'54.672 | 50.372 |
| 40 | 4 | ST-5 | 1 | 芝谷 純三 太田 侑弥 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 2'33.672 2'33.096 | 5'06.768 | 1'02.468 |
| 41 | 168 | ST-5 | 2 | 藤井 潤 窪田 俊浩 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | 2'34.291 2'32.783 | 5'07.074 | 1'02.774 |
| 42 | 2 | ST-5 | 3 | 筒井 克彦 大塚 隆一郎 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 2'34.522 2'33.978 | 5'08.500 | 1'04.200 |
| 43 | 48 | ST-5 | 4 | 猪股 京介 佐藤 駿介 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 2'33.983 2'35.014 | 5'08.997 | 1'04.697 |
| 44 | 32 | ST-5 | 5 | 原嶋 昭弘 高橋 純子 | Nissoku ND ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'35.162 2'34.914 | 5'10.076 | 1'05.776 |
| 45 | 88 | ST-5 | 6 | 村上 博幸 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'33.967 2'36.203 | 5'10.170 | 1'05.870 |
| 46 | 66 | ST-5 | 7 | 橋本 陸 霜野 誠友 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | 2'35.591 2'34.902 | 5'10.493 | 1'06.193 |
| 47 | 69 | ST-5 | 8 | 梅本 淳一 蘭牟田 政治 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 2'36.284 2'35.092 | 5'11.376 | 1'07.076 |
| 48 | 37 | ST-5 | 9 | 関 豊 井尻 薫 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 2'36.901 2'35.561 | 5'12.462 | 1'08.162 |
| 49 | 50 | ST-5 | 10 | 岩岡 万梨恵 猪爪 杏奈 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 2'35.648 2'37.659 | 5'13.307 | 1'09.007 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 26 | ST-4 | - | 松尾 充晃 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 4'38.190 2'29.206 | 7'07.396 | 3'03.096 |
| - | 83 | ST-X | - | Lim Keong Wee マーシー・リー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | absence absence | | - |
| - | 58 | ST-4 | - | 小林 康一 塩谷 烈州 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | absence absence | - | - |
SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | 3 | ST-X | 1 | 山内 英輝 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'00.680 | - | 173.228 |
| 2 | 24 | ST-X | 2 | 藤井 誠暢 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'00.945 | 0.265 | 172.849 |
| 3 | 81 | ST-X | 3 | アンドレ・クート | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'01.347 | 0.667 | 172.276 |
| 4 | 99 | ST-X | 4 | 星野 一樹 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'01.555 | 0.875 | 171.981 |
| 5 | 82 | ST-X | 5 | アレックス・ユーン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'01.773 | 1.093 | 171.674 |
| 6 | 112 | ST-X | 6 | 山下 亮生 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 2'01.959 | 1.279 | 171.412 |
| 7 | 777 | ST-X | 7 | 荒 聖治 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 2'02.526 | 1.846 | 170.618 |
| 8 | 244 | ST-X | 8 | 田中 哲也 | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | 2'03.018 | 2.338 | 169.936 |
| 9 | 31 | ST-1 | 1 | 影山 正美 | Nissoku Porsche 991GT3 Cup Porsche 911GT3 Cup | 2'07.521 | 6.841 | 163.935 |
| 10 | 47 | ST-1 | 2 | 織戸 学 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 2'08.684 | 8.004 | 162.454 |
| 11 | 45 | ST-TCR | 1 | 白坂 卓也 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'15.117 | 14.437 | 154.719 |
| 12 | 75 | ST-TCR | 2 | 蘇武 喜和 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'15.273 | 14.593 | 154.541 |
| 13 | 97 | ST-TCR | 3 | 中野 信治 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'15.365 | 14.685 | 154.436 |
| 14 | 38 | ST-3 | 1 | 阪口 良平 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'15.422 | 14.742 | 154.371 |
| 15 | 10 | ST-TCR | 4 | 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 2'15.446 | 14.766 | 154.343 |
| 16 | 19 | ST-TCR | 5 | 吉元 陵 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'15.452 | 14.772 | 154.337 |
| 17 | 98 | ST-TCR | 6 | 加藤 寛規 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'15.820 | 15.140 | 153.918 |
| 18 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'16.265 | 15.585 | 153.416 |
| 19 | 15 | ST-3 | 2 | 小松 一臣 | 岡部自動車T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'16.776 | 16.096 | 152.843 |
| 20 | 59 | ST-2 | 2 | 後藤 比東至 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.169 | 16.489 | 152.405 |
| 21 | 62 | ST-3 | 3 | 山下 健太 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'17.311 | 16.631 | 152.247 |
| 22 | 39 | ST-3 | 4 | 下垣 和也 | ADVICS TRACY RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'17.431 | 16.751 | 152.114 |
| 23 | 9 | ST-3 | 5 | 柴田 優作 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | 2'17.885 | 17.205 | 151.613 |
| 24 | 68 | ST-3 | 6 | 脇阪 薫一 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 2'18.084 | 17.404 | 151.395 |
| 25 | 14 | ST-3 | 7 | 市森 友明 | 岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'18.109 | 17.429 | 151.367 |
| 26 | 34 | ST-3 | 8 | 松原 怜史 | TECHNOFIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'18.776 | 18.096 | 150.640 |
| 27 | 7 | ST-2 | 3 | 朝日 ターボ | GLocal☆新菱オートEVO X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'19.282 | 18.602 | 150.093 |
| 28 | 96 | ST-TCR | 7 | SYUJI | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'19.912 | 19.232 | 149.417 |
| 29 | 86 | ST-4 | 1 | 中山 雄一 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'22.070 | 21.390 | 147.147 |
| 30 | 54 | ST-4 | 2 | 堤 優威 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'22.697 | 22.017 | 146.501 |
| 31 | 27 | ST-4 | 3 | 藤田 竜樹 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | 2'23.259 | 22.579 | 145.926 |
| 32 | 13 | ST-4 | 4 | 高橋 翼 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 2'23.770 | 23.090 | 145.407 |
| 33 | 55 | ST-4 | 5 | 伊藤 毅 | Sunoasis田中建築86 TOYOTA 86 | 2'24.256 | 23.576 | 144.917 |
| 34 | 18 | ST-4 | 6 | 井上 雅貴 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | 2'24.882 | 24.202 | 144.291 |
| 35 | 77 | ST-4 | 7 | 遠藤 浩二 | CUSCO RACING 86 TOYOTA 86 | 2'26.136 | 25.456 | 143.053 |
| 36 | 884 | ST-4 | 8 | HIRO HAYASHI | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 2'26.191 | 25.511 | 142.999 |
| 37 | 28 | ST-4 | 9 | DAISUKE | T's CONCEPT86 TOYOTA 86 | 2'26.221 | 25.541 | 142.970 |
| 38 | 29 | ST-4 | 10 | 小倉 康宏 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 2'27.710 | 27.030 | 141.529 |
| 39 | 17 | ST-2 | 4 | 野上 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 2'27.962 | 27.282 | 141.288 |
| 40 | 26 | ST-4 | 11 | 吉岡 一成 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 2'29.206 | 28.526 | 140.110 |
| 41 | 168 | ST-5 | 1 | 窪田 俊浩 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | 2'32.783 | 32.103 | 136.829 |
| 42 | 4 | ST-5 | 2 | 太田 侑弥 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 2'33.096 | 32.416 | 136.550 |
| 43 | 2 | ST-5 | 3 | 大塚 隆一郎 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 2'33.978 | 33.298 | 135.767 |
| 44 | 66 | ST-5 | 4 | 霜野 誠友 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | 2'34.902 | 34.222 | 134.958 |
| 45 | 32 | ST-5 | 5 | 高橋 純子 | Nissoku ND ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'34.914 | 34.234 | 134.947 |
| 46 | 48 | ST-5 | 6 | 佐藤 駿介 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 2'35.014 | 34.334 | 134.860 |
| 47 | 69 | ST-5 | 7 | 蘭牟田 政治 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 2'35.092 | 34.412 | 134.792 |
| 48 | 37 | ST-5 | 8 | 井尻 薫 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 2'35.561 | 34.881 | 134.386 |
| 49 | 88 | ST-5 | 9 | 脇谷 猛 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'36.203 | 35.523 | 133.834 |
| 50 | 50 | ST-5 | 10 | 猪爪 杏奈 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 2'37.659 | 36.979 | 132.598 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 58 | ST-4 | - | 塩谷 烈州 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | absence | - | - |
| - | 83 | ST-X | - | マーシー・リー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | absence | - | - |
SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | 777 | ST-X | 1 | 星野 敏 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 2'03.072 | - | 169.862 |
| 2 | 24 | ST-X | 2 | 内田 優大 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.355 | 0.283 | 169.472 |
| 3 | 99 | ST-X | 3 | 浜野 彰彦 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.846 | 0.774 | 168.800 |
| 4 | 3 | ST-X | 4 | ユーク・タニグチ | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'03.885 | 0.813 | 168.747 |
| 5 | 82 | ST-X | 5 | アレックス・オー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'04.072 | 1.000 | 168.492 |
| 6 | 112 | ST-X | 6 | 佐藤 敦 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 2'04.885 | 1.813 | 167.396 |
| 7 | 244 | ST-X | 7 | GoMax | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | 2'05.692 | 2.620 | 166.321 |
| 8 | 81 | ST-X | 8 | ジェフリー・リー | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'05.853 | 2.781 | 166.108 |
| 9 | 31 | ST-1 | 1 | JACK | Nissoku Porsche 991GT3 Cup Porsche 911GT3 Cup | 2'12.974 | 9.902 | 157.213 |
| 10 | 47 | ST-1 | 2 | 星野 辰也 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 2'14.287 | 11.215 | 155.676 |
| 11 | 19 | ST-TCR | 1 | ヒロボン | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'14.496 | 11.424 | 155.434 |
| 12 | 39 | ST-3 | 1 | 手塚 祐弥 | ADVICS TRACY RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'15.956 | 12.884 | 153.764 |
| 13 | 97 | ST-TCR | 2 | 植松 忠雄 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'16.488 | 13.416 | 153.165 |
| 14 | 45 | ST-TCR | 3 | 竹田 直人 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'16.651 | 13.579 | 152.982 |
| 15 | 10 | ST-TCR | 4 | フィリップ・デベサ | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 2'16.678 | 13.606 | 152.952 |
| 16 | 14 | ST-3 | 2 | 甲野 将哉 | 岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.005 | 13.933 | 152.587 |
| 17 | 15 | ST-3 | 3 | 長島 正明 | 岡部自動車T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'17.423 | 14.351 | 152.123 |
| 18 | 75 | ST-TCR | 5 | 塚田 利郎 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'17.648 | 14.576 | 151.874 |
| 19 | 38 | ST-3 | 4 | 堀田 誠 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'17.817 | 14.745 | 151.688 |
| 20 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'17.849 | 14.777 | 151.653 |
| 21 | 98 | ST-TCR | 6 | 飯田 太陽 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'17.909 | 14.837 | 151.587 |
| 22 | 68 | ST-3 | 5 | 服部 尚貴 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 2'18.040 | 14.968 | 151.443 |
| 23 | 6 | ST-2 | 2 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'18.911 | 15.839 | 150.493 |
| 24 | 62 | ST-3 | 6 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'18.913 | 15.841 | 150.491 |
| 25 | 34 | ST-3 | 7 | 加納 政樹 | TECHNOFIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'19.204 | 16.132 | 150.177 |
| 26 | 7 | ST-2 | 3 | 八巻 渉 | GLocal☆新菱オートEVO X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'20.644 | 17.572 | 148.639 |
| 27 | 96 | ST-TCR | 7 | TAKIMI | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'20.708 | 17.636 | 148.572 |
| 28 | 55 | ST-4 | 1 | たしろ じゅん | Sunoasis田中建築86 TOYOTA 86 | 2'21.103 | 18.031 | 148.156 |
| 29 | 29 | ST-4 | 2 | 佐々木 雅弘 | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 2'21.875 | 18.803 | 147.349 |
| 30 | 86 | ST-4 | 3 | 松井 孝允 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'21.981 | 18.909 | 147.239 |
| 31 | 884 | ST-4 | 4 | 平中 克幸 | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 2'22.607 | 19.535 | 146.593 |
| 32 | 28 | ST-4 | 5 | 東 徹次郎 | T's CONCEPT86 TOYOTA 86 | 2'23.230 | 20.158 | 145.955 |
| 33 | 77 | ST-4 | 6 | 山田 英二 | CUSCO RACING 86 TOYOTA 86 | 2'23.263 | 20.191 | 145.922 |
| 34 | 54 | ST-4 | 7 | 加藤 彰彬 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'23.628 | 20.556 | 145.551 |
| 35 | 27 | ST-4 | 8 | 伊橋 勲 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | 2'23.707 | 20.635 | 145.471 |
| 36 | 13 | ST-4 | 9 | 小河 諒 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 2'23.782 | 20.710 | 145.395 |
| 37 | 9 | ST-3 | 8 | JOE SHINDO | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | 2'25.955 | 22.883 | 143.230 |
| 38 | 18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | 2'26.475 | 23.403 | 142.722 |
| 39 | 17 | ST-2 | 4 | 谷川 達也 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 2'26.710 | 23.638 | 142.493 |
| 40 | 4 | ST-5 | 1 | 芝谷 純三 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 2'33.672 | 30.600 | 136.038 |
| 41 | 88 | ST-5 | 2 | 村上 博幸 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'33.967 | 30.895 | 135.777 |
| 42 | 48 | ST-5 | 3 | 猪股 京介 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 2'33.983 | 30.911 | 135.763 |
| 43 | 168 | ST-5 | 4 | 藤井 潤 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | 2'34.291 | 31.219 | 135.492 |
| 44 | 2 | ST-5 | 5 | 筒井 克彦 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 2'34.522 | 31.450 | 135.289 |
| 45 | 32 | ST-5 | 6 | 原嶋 昭弘 | Nissoku ND ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'35.162 | 32.090 | 134.731 |
| 46 | 66 | ST-5 | 7 | 橋本 陸 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | 2'35.591 | 32.519 | 134.360 |
| 47 | 50 | ST-5 | 8 | 岩岡 万梨恵 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 2'35.648 | 32.576 | 134.311 |
| 48 | 69 | ST-5 | 9 | 梅本 淳一 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 2'36.284 | 33.212 | 133.764 |
| 49 | 37 | ST-5 | 10 | 関 豊 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 2'36.901 | 33.829 | 133.238 |
| ---- 以上基準タイム予選通過 ---- |
| - | 26 | ST-4 | - | 松尾 充晃 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 4'38.190 | 2'35.118 | 75.147 |
| - | 83 | ST-X | - | Lim Keong Wee | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | absence | -3.072 | - |
| - | 58 | ST-4 | - | 小林 康一 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | absence | -3.072 | - |
ピレリスーパー耐久シリーズ第1戦「鈴鹿春の陣」は31日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。午前中に行われたフリー走行ではST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がトップタイムをマークした。
いよいよ今シーズンのスーパー耐久シリーズが開幕した。タイヤもヨコハマからピレリのワンメークとなり、鈴鹿には7クラス52台のマシンが集結した。
フリー走行は前プログラムで赤旗中断があったため開始時刻は予定の午前9時50分から10時5分に変更された。連日のぽかぽか陽気でこの日も快晴。鈴鹿名物「サーキットの桜」が咲き誇る中、走行が始まった。
セッションは大波乱。2回の赤旗と今シーズンから導入されたFCY(フルコースイエロー)が2回出され、走行時間の1時間が5分延長され、3回目の赤旗で11時10分に終了した。
総合とST-Xクラスでトップタイムを記録したのは一昨年のチャンピオン内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)。昨年のチャンピオン永井宏明/佐々木孝太組が不参加のためチャンピオン奪還に向けて好スタートを切った。
ST-TCRクラスは、ドライバーを一新した童夢の飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂/濱口弘組(Modulo CIVIC TCR)が、ST-1クラスはJACK/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche 991GT3 Cup)が、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、ST-3クラスは堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)が、ST-4クラスはたしろじゅん/伊藤毅組(Sunoasis田中建築86)が、ST-5クラスは女性ドライバーでそろえた岩岡万梨恵/猪爪杏奈/小松寛子/関崎祐美子組(LOVE DRIVE RACINGロードスター)がトップタイムを記録した。
公式予選はこの後、午後1時より行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | 24 | ST-X | 1 | 内田 優大 藤井 誠暢 平峰 一貴 | スリーボンド日産自動車大学校GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'02.672 | - | 170.415 |
| 2 | 99 | ST-X | 2 | 浜野 彰彦 星野 一樹 藤波 清斗 | Y's distraction GTNET GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'04.137 | 1.465 | 168.404 |
| 3 | 3 | ST-X | 3 | ユーク・タニグチ 山内 英輝 銘苅 翼 | ENDLESS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 2'04.229 | 1.557 | 168.280 |
| 4 | 81 | ST-X | 4 | ジェフリー・リー アンドレ・クート 川端 伸太朗 | J-Fly Racing R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'04.436 | 1.764 | 168.000 |
| 5 | 777 | ST-X | 5 | 星野 敏 荒 聖治 近藤 翼 | D'station Porsche Porsche 911GT3R | 2'05.398 | 2.726 | 166.711 |
| 6 | 244 | ST-X | 6 | GoMax 田中 哲也 佐藤 公哉 | MAX Racing RC-F TOYOTA LEXUS RC F GT3 | 2'06.816 | 4.144 | 164.847 |
| 7 | 112 | ST-X | 7 | 佐藤 敦 山下 亮生 久保 宣夫 | SATO - YAMASITA - SS AMG GT3 Mercedes-Benz AMG GT3 | 2'07.724 | 5.052 | 163.675 |
| 8 | 82 | ST-X | 8 | アレックス・アーウ アレックス・ユーン ショーン・トン | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | 2'10.096 | 7.424 | 160.691 |
| 9 | 31 | ST-1 | 1 | JACK 影山 正美 富田 竜一郎 | Nissoku Porsche 991GT3 Cup Porsche 911GT3 Cup | 2'16.243 | 13.571 | 153.441 |
| 10 | 98 | ST-TCR | 1 | 飯田 太陽 加藤 寛規 高橋 一穂 濱口 弘 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'16.798 | 14.126 | 152.818 |
| 11 | 75 | ST-TCR | 2 | 塚田 利郎 蘇武 喜和 石崎 敦士 清瀧 雄二 | m-1 CARFACTORY RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'16.921 | 14.249 | 152.681 |
| 12 | 38 | ST-3 | 1 | 堀田 誠 阪口 良平 | muta Racing ADVICS IS 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'17.126 | 14.454 | 152.452 |
| 13 | 10 | ST-TCR | 3 | フィリップ・デベサ 密山 祥吾 | Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Volkswagen GOLF GTI TCR | 2'17.671 | 14.999 | 151.849 |
| 14 | 19 | ST-TCR | 4 | ヒロボン 吉元 陵 古宮 正信 奥村 浩一 | BRP★Audi Mie RS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'17.779 | 15.107 | 151.730 |
| 15 | 45 | ST-TCR | 5 | 竹田 直人 白坂 卓也 田ヶ原 章蔵 | プリズマ☆イリヤRS3 LMS Audi RS3 LMS | 2'17.921 | 15.249 | 151.574 |
| 16 | 15 | ST-3 | 2 | 長島 正明 小松 一臣 坂本 祐也 村松 日向子 | 岡部自動車T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'18.223 | 15.551 | 151.243 |
| 17 | 47 | ST-1 | 2 | 星野 辰也 織戸 学 浜 健二 | D'station Porsche cup Porsche 911GT3 Cup | 2'18.318 | 15.646 | 151.139 |
| 18 | 59 | ST-2 | 1 | 大澤 学 後藤 比東至 井口 卓人 石坂 瑞基 | DAMD MOTUL ED WRX STI SUBARU WRX STI | 2'18.492 | 15.820 | 150.949 |
| 19 | 62 | ST-3 | 3 | 嵯峨 宏紀 山下 健太 宮田 莉朋 | DENSO Le Beausset RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'18.880 | 16.208 | 150.527 |
| 20 | 39 | ST-3 | 4 | 手塚 祐弥 下垣 和也 前嶋 秀司 近藤 説秀 | ADVICS TRACY RC 350 TWS TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'19.591 | 16.919 | 149.760 |
| 21 | 14 | ST-3 | 5 | 甲野 将哉 市森 友明 大原 学 山崎 学 | 岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34 NISSAN Fairlady Z | 2'20.012 | 17.340 | 149.310 |
| 22 | 68 | ST-3 | 6 | 服部 尚貴 脇阪 薫一 平沼 貴之 | 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX TOYOTA Mark X | 2'20.440 | 17.768 | 148.855 |
| 23 | 34 | ST-3 | 7 | 加納 政樹 松原 怜史 大草 りき 坂 直純 | TECHNOFIRST RC350 TOYOTA LEXUS RC 350 | 2'21.751 | 19.079 | 147.478 |
| 24 | 96 | ST-TCR | 6 | TAKIMI SYUJI 吉田 靖之 | B-MAX Engineering CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 2'22.137 | 19.465 | 147.078 |
| 25 | 55 | ST-4 | 1 | たしろ じゅん 伊藤 毅 | Sunoasis田中建築86 TOYOTA 86 | 2'22.279 | 19.607 | 146.931 |
| 26 | 7 | ST-2 | 2 | 八巻 渉 朝日 ターボ 岡崎 善衛 廣田 築 | GLocal☆新菱オートEVO X MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'23.068 | 20.396 | 146.121 |
| 27 | 86 | ST-4 | 2 | 松井 孝允 中山 雄一 坪井 翔 | TOM'S SPIRIT 86 TOYOTA 86 | 2'24.315 | 21.643 | 144.858 |
| 28 | 58 | ST-4 | 3 | 小林 康一 塩谷 烈州 瀬戸 貴巨 伊藤 裕士 | ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP Honda INTEGRA TYPE R | 2'24.651 | 21.979 | 144.522 |
| 29 | 27 | ST-4 | 4 | 伊橋 勲 藤田 竜樹 廣田 秀機 | D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86 TOYOTA 86 | 2'24.880 | 22.208 | 144.293 |
| 30 | 13 | ST-4 | 5 | 小河 諒 高橋 翼 花里 祐弥 呉 良亮 | ENDLESS 86 TOYOTA 86 | 2'25.336 | 22.664 | 143.840 |
| 31 | 9 | ST-3 | 8 | JOE SHINDO 柴田 優作 井上 恵一 | MP RacingワコーズEDニルズ NISSAN Fairlady Z | 2'26.178 | 23.506 | 143.012 |
| 32 | 884 | ST-4 | 6 | 平中 克幸 HIRO HAYASHI | 林テレンプSHADE RACING 86 TOYOTA 86 | 2'26.684 | 24.012 | 142.519 |
| 33 | 77 | ST-4 | 7 | 山田 英二 遠藤 浩二 中島 保典 | CUSCO RACING 86 TOYOTA 86 | 2'26.716 | 24.044 | 142.488 |
| 34 | 28 | ST-4 | 8 | 東 徹次郎 DAISUKE 森山 鉄也 植田 正幸 | T's CONCEPT86 TOYOTA 86 | 2'26.821 | 24.149 | 142.386 |
| 35 | 17 | ST-2 | 3 | 谷川 達也 野上 達也 野上 敏彦 | DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D MAZDA AXELA Diesel Turbo | 2'27.362 | 24.690 | 141.863 |
| 36 | 18 | ST-4 | 9 | 浅野 武夫 井上 雅貴 鶴賀 義幸 森 正行 | Wedssport 86 TOYOTA 86 | 2'27.629 | 24.957 | 141.606 |
| 37 | 29 | ST-4 | 10 | 佐々木 雅弘 小倉 康宏 豊田 大輔 KENBOW | T'S CONCEPT小倉クラッチ86 TOYOTA 86 | 2'28.406 | 25.734 | 140.865 |
| 38 | 54 | ST-4 | 11 | 加藤 彰彬 堤 優威 平木 湧也 | TC CORSE iRacing ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'33.078 | 30.406 | 136.566 |
| 39 | 6 | ST-2 | 4 | 冨桝 朋広 菊地 靖 大橋 正澄 | 新菱オート☆DIXCELエボⅩ MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X | 2'33.440 | 30.768 | 136.243 |
| 40 | 50 | ST-5 | 1 | 岩岡 万梨恵 猪爪 杏奈 小松 寛子 関崎 祐美子 | LOVE DRIVE RACINGロードスター MAZDA ROADSTER | 2'35.815 | 33.143 | 134.167 |
| 41 | 69 | ST-5 | 2 | 梅本 淳一 蘭牟田 政治 Razak Ifwat 妹尾 智充 | J'S RACING Moty's制動屋FIT Honda FIT 3 RS | 2'35.996 | 33.324 | 134.011 |
| 42 | 4 | ST-5 | 3 | 芝谷 純三 太田 侑弥 伊藤 俊哉 見並 秀文 | THE BRIDE FIT Honda FIT 3 RS | 2'36.052 | 33.380 | 133.963 |
| 43 | 2 | ST-5 | 4 | 筒井 克彦 大塚 隆一郎 山下 潤一郎 | TEAM221ロードスター MAZDA ROADSTER | 2'36.173 | 33.501 | 133.859 |
| 44 | 168 | ST-5 | 5 | 藤井 潤 窪田 俊浩 梅田 真祐 | 冴えカノレーシングWITH FCA Honda FIT 3 RS | 2'36.268 | 33.596 | 133.778 |
| 45 | 66 | ST-5 | 6 | 橋本 陸 霜野 誠友 武地 孝幸 | odula Idia MAZDAデミオ15MB COURAGE DEMIO | 2'36.976 | 34.304 | 133.174 |
| 46 | 37 | ST-5 | 7 | 関 豊 井尻 薫 大谷 飛雄 | DXLワコーズNOPROデミオSKY-D MAZDA DEMIO DIESEL TURBO | 2'37.412 | 34.740 | 132.806 |
| 47 | 88 | ST-5 | 8 | 村上 博幸 脇谷 猛 中根 邦憲 加藤 正将 | 村上モータースMAZDAロードスター MAZDA ROADSTER | 2'38.093 | 35.421 | 132.234 |
| 48 | 32 | ST-5 | 9 | 原嶋 昭弘 高橋 純子 松田 明大 | Nissoku ND ROADSTER MAZDA ROADSTER | 2'40.644 | 37.972 | 130.134 |
| 49 | 48 | ST-5 | 10 | 猪股 京介 佐藤 駿介 Takamori 博士 大野 尊久 | DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT Honda FIT 3 RS | 2'40.755 | 38.083 | 130.044 |
| 50 | 26 | ST-4 | 12 | 松尾 充晃 吉岡 一成 東 貴史 横尾 優一 | WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz TOYOTA Vitz GRMN Turbo | 2'55.167 | 52.495 | 119.344 |
| 51 | 97 | ST-TCR | 7 | 植松 忠雄 中野 信治 大津 弘樹 小林 崇志 | Modulo CIVIC TCR Honda CIVIC TYPE R | 23'31.745 | 21'29.073 | 14.808 |
| - | 83 | ST-X | 9 | Lim Keong Wee マーシー・リー メルビン・モー | Phoenix Racing Asia R8 Audi R8 LMS GT3 | absence | - | - |
Vitz関西シリーズ第1戦は18日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝が行われ、予選2位からスタートしたAVANTECH Racing Teamの廣島嵩真はセーフティーカーが入る荒れたレースを冷静に走りきり予選順位を死守、チームに初表彰台をもたらした。また、勝木崇文は8位でポイントをゲット。初レースの大井偉史は31位で完走を果たした。以下、チーム監督・長屋宏和氏のコメント。
3月18日に鈴鹿サーキットでおこなわれたTOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関西シリーズ開幕戦で#456廣島選手が2位表彰台、#242勝木選手が9位で共にポイント獲得しました。
チームにとっても初表彰台、廣島選手もレース経験で初表彰台でした。廣島選手もよく頑張りました。この結果は応援いただいた皆様のおかげだと思っています。ありがとうございました。
2年目の廣島選手、勝木選手は、ドライバーとしても、人としても成長したと実感しています。1年目の大井選手は、今までのドライビングの癖に気付き、マシンコントロールの課題を見出してくれました。
3人共、それぞれの新たな課題が明確になったので、これからも一つ一つ丁寧に向き合い、一緒に課題を解決していきたいです。
また、チーム全体としては、それぞれの役割を遂行し、時にはぶつかり合いながらも、結果に繋げていく中で、お互いを認め合い、昨年1年間かけてチーム内の信頼関係を築けたことが、今回の結果に結び付いたと感じています。
これからも、気付いた課題を伝え、一緒に成長できるように頑張っていきます。
最後に、AVANTECレーシングチームから、自分の経験を活かせる場をいただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。予選の0.04秒差が決勝の1位と2位の差になってしまったので、次戦の岡山、その次の鈴鹿で、更に1秒先を目指して頑張りたいと思います。
次の目標はチーム初優勝!! 次戦は4月22日岡山国際サーキット、こちらも応援宜しくお願い致します。
Text: AVANTECH Racing Team監督:長屋宏和
Photo: Junya SASAKI
鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2018/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 11 | 植田 正幸 | Rn-sports制動屋MYST MYST KK-ZS | DL | 10 | 24'02.364 |
| 2 | *33 | 中島 功 | SHINSEI・KK TOKYO R&D RD10V | DL | 10 | 1'03.807 |
| 3 | *77 | 久保 宣夫 | オートセレクトジャパン*MYST・制動屋 MYST KK-A | DL | 10 | 1'41.163 |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
| - | 12 | 太田 格之進 | 佐藤製作所KK-ZS★TOMEI MYST KK-ZS | DL | 5 | 5Laps |
| - | 13 | 佐藤 セルゲイビッチ | 結婚の学校KK-ZS MYST KK-ZS | DL | 0 | 10Laps |
| - | 43 | 鈴木 智之 | テイクファーストRK01☆制動屋☆C72 B-MAX RK-01 | DL | 0 | 10Laps |
- Fastest Lap: CarNo.11 植田正幸(Rn-sports制動屋MYST) 2'06.242 (9/10) 165.60km/h
- CarNo.33は、2018鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第12章第62条~1)②(ピットレーン速度)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.77は、2018鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第11章第59条~1)①②(妨害行為)により、競技結果に40秒を加算した。

ル・ボーセ モータースポーツはスーパー耐久とFIA-F4、そして原点でもあるカテゴリー、スーパーFJのもてぎシリーズに今シーズンも参戦する。その最初の幕となったスーパーFJはアカデミードライバーとして17歳の神晴也と2年目で18歳の上田裕也を擁して挑むこととなった。
年末恒例のスーパーFJ日本一決定戦は、ツインリンクもてぎで開催されることから、ここで早々に強さ、速さを示すことは全国のライバルから、一目置かれるようになることも意味している。それだけに、ただ結果を残すのではなく、内容の濃いレースがふたりのドライバーには求められた。
予選 3月11日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
早朝一番のスタートとなった予選は、ドライコンディションではあったものの、まだ冬めいた低めの気温の下での計測となった。それだけに、まずは入念にウォームアップを行なった後にアタックを開始した。
早々と2分6秒台に入れた神は、その2周後には5秒台に入れ、周を追うごと順調にタイムを刻んでいく。そして間もなく計測終了というタイミングで、セクター3まで他を圧するタイムを記していたものの、90度コーナーでわずかにリヤが流れてしまう。それでも最小限のロスに留めたことから、2分4秒670をマークし、スーパーFJ初レースで神はポールポジションを獲得した。
一方、上田はセッション半ばに2分6秒台に入れたものの、そこからの伸びはごくわずか。シフトミスが原因ではあったものの、ラスト2周のアタックをしっかりまとめ、2分6秒187を記して2番手につけて、チームメイトとフロントローに並んで決勝に挑むこととなった。

決勝 3月11日(日)天候/曇り コース状況/ドライ
注目のスタートで、ポールシッターの神はホイールスピンが激しく、やや出遅れる格好となったが、それでも1コーナーでの先陣争いを制してトップを守る。
一方、上田はより鋭いダッシュを決めた3番手に半車身ほど先行を許し、後続にも挟まれた格好で1コーナーに進入していくが、その際に接触があり、フロントウィングが曲がってしまう。しかし、一度は先行を許したものの、90度コーナーですぐに抜き返して、グランドスタンド前には2番手で戻ってくる。
上田が激しくバトルを繰り広げていたこともあり、先を行く神はオープニングの1周だけで約3秒のリードを築き、その後もアクセルを少しも緩めず周回を重ねていく。レース終盤に差しかかった6周目には2分4秒843と、予選タイムにも遜色ないファステストラップを記し、さらに2周後には4秒733にまで短縮を果たしてみせた。
その結果、14秒2もの大差をつけて神が初優勝、王座獲得に向けて第一歩を決めた。そして上田も2番手に返り咲いた後は、フロントウィングが曲がった状態ながら後続を一歩も寄せつけず、終盤には予選を上回る2分5秒台を連発するようになり、最終ラップには自己ベストとなる2分5秒367を記し、自身の進歩をアピールする結果となった。

- チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
-
2人のドライバーともしっかり走り込み開幕戦を迎えられた。スーパーFJはデビュー戦になる神は持ち前のスピードとアクレッシブな走りで、予選・決勝と期待通りの結果を残した。上田は自己コントロールが上手く行ってないのか操作上のミスが大きく、神に後れを取ってしまった。チームとしては表彰台の上位を独占出来たことは喜ばしいが、彼らが見せたパフォーマンスには満足してない。次戦に向け更に強くならなければならない。
- Driver 神 晴也(Seiya Jin)COMMENT
-
予選ではミスもあり、納得の内容ではなかったのですが、それでもポールポジションが獲れて良かったです。決勝でもスタートでミスをしてしまいましたが、トップのまま1コーナーに入っていけました。そこからは少しでも離す、ミスをしないよう走ることだけ考えました。本当は最終ラップにファステストラップを出したかったのですが、出せなかったことと、後続を15秒離すつもりが、ほんのちょっと足りず達成できなかったこと、そのふたつは今後の課題です。でも、まず1勝! いろいろ考えて今年はスーパーFJからのスタートですが、一から出直してまたFIA-F4に戻るというのを考えての参戦なので、何としても全部勝ちます。
- Driver 上田裕也(Yuya Ueda)COMMENT
-
僕自身、スタートは悪くなかったと思っているのですが、後ろのドライバーの方がもっと良くて抜かれてしまいました。でも、すぐ90度コーナーで、あそこは自信があったので抜くことができました。そこでしっかり抜けたのは良かったのですが、その後は神くんに近づくことはできなくて……。良かったのは、最後の1周にタイムが上がったことだけです。次のレースまで練習して、しっかり上げていかないといけないと痛感しています。もっと内容のある結果にしたいと思います。
Le Beausset Motorsports
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第1戦は18日、鈴鹿サーキット東コースで22周の決勝を行い、予選3位からスタートした吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り鈴鹿での初優勝を飾った。
予選時に降った雪も上がり、正午前には鈴鹿上空には青空が広がった。10台が参加したが、決勝グリッドへ向かった予選9位の河合優輝(FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S)がストップ。グリッドには9台が並び、午後1時5分、フォーメーションラップが始まったが、なんとポールスタートの荒川麟(Drago CORSE 10V)がウェービング中に最終コーナーでスピン、最後尾グリッドに回される波乱の幕開けとなった。
スタートでは、予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が素晴らしいダッシュを決め、ポール不在となり前が開けたアウト側から、予選2位の徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)を抜き去りトップで1コーナーに侵入。2位には徳升が付け、3位には予選4位の石谷豪志(MYST)をパスした宮島雄太(アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ)が上がってきた。
トップに立った吉田は、ハイペースで2位の徳升を突き放しにかかる。1周目に徳升を1秒離すと徐々に差を広げ、5周目にはその差を2秒4まで広げた。
ここからこの2人は3位以下を引き離しながら、一進一退の差だったが、10周目にこのレースのファステストラップとなる53秒452をたたき出した徳升が「疲れてきました」という42歳の吉田との差を詰め始める。14周目にその差を1秒7とすると、18周目には0秒9。最終ラップにはテールトゥノーズに持ち込んだ。
しかし追撃もここまで。吉田が0秒260差で逃げ切り、うれしい鈴鹿初優勝を飾った。2位は徳升。3位には、序盤に岡本大地(bitcoin悟17J)、中盤には石谷、終盤には最後尾から追い上げてきた荒川麟(Drago CORSE 10V)と入れ替わり4位に付けたドライバーたちの追撃を振り切った宮島が入った。以下、4位荒川、5位石谷、6位岡本の順でゴールを迎えた。
優勝した吉田は鈴鹿シリーズに参加して5年目。「練習からユーズドタイヤでも僅差だったので予選で上位に付ければチャンスがあると思っていた。ようやく勝てました」と目に涙を浮かべ、喜びをかみしめていた。
第2戦はちょうど4週間後、3月18日にフルコースで決勝が行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2018/02/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED MYST KK-S2 | YH | 22 | 19'44.143 |
| 2 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | YH | 22 | 0.260 |
| 3 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 22 | 9.038 |
| 4 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 22 | 9.542 |
| 5 | 60 | 石谷 豪志 | MYST MYST KK-S2 | YH | 22 | 11.334 |
| 6 | 18 | 岡本 大地 | bitcoin悟17J WEST 17J | YH | 22 | 13.903 |
| 7 | 19 | 永井 秀貴 | NINE RACING・KKSⅡMYST MYST KK-S2 | YH | 22 | 38.332 |
| 8 | *17 | ベンソン・リン | TOP SPEED RACING 17J WEST 17J | YH | 22 | 49.650 |
| 9 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS MYST KK-S2 | YH | 21 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ---- |
| - | 8 | 河合 優輝 | FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S MYST KK-S | YH | | DNS |
- Fastest Lap: CarNo.70 徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ) 53.452 (10/22) 151.07km/h
- CarNo.17は、2018鈴鹿クラブマンシリーズ特別規則第10章第55条~1(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
スーパーFJ鈴鹿シリーズ第1戦が18日、鈴鹿サーキット東コースで開幕。小雪の舞う中、荒川麟(Drago CORSE 10V)が58秒886で鈴鹿での初ポールポジションを獲得した。
日本各地7サーキットで行われる今シーズンのスーパーFJシリーズだが、先陣を切って鈴鹿シリーズが同地で開幕。昨夜から断続的に降り始めた雪がコースサイドに残り、小雪が舞う底冷えの中、午前8時50分より公式予選が行われた。昨シーズンよりエンジンが安価で販売され増加した参加台数が一転減少、参加10台とさみしい開幕戦となった。
予選開始6分過ぎ、上吹越哲也(ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS)がコースアウトしたため赤旗が提示され、15分で行われる予選は5分延長され9時10分チェッカーとなった。
赤旗解除後、残り9分で再開された予選は、荒川麟(Drago CORSE 10V)と徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)の一騎打ちとなった。荒川が再開後8周目に59秒973と1分を切るタイムを出し、さらに翌周59秒570とタイムを縮めると徳升がが59秒367でこれを逆転、さらに12周目には59秒189とすると翌周、荒川が59秒125で再びトップに浮上した。
14周目には徳升が59秒を切る58秒899でトップを奪い返し、このままポールを決めるかと思われたが「ラスト3周目あたりでようやくタイヤが暖まった」という荒川がチェッカー後の16周目に58秒886を出し僅差で逆転。シーソーゲームに終止符を打ち、ポールポジションを決めた。3位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が入った。
荒川は昨年のオートポリスシリーズでポールポジションを獲得したが、鈴鹿シリーズでは初。荒川は埼玉県在住の18歳で高校3年生。今シーズンは鈴鹿シリーズに全戦参加予定でチャンピオンを狙い、入校した鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラでは首席卒業を目指す。
決勝は午後1時5分より22周で争われる。「東コースは抜けないのでスタートさえ決めれば……」という荒川と、惜しくも予選で2位に甘んじた徳升の争いに注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2018/02/18) Qualifying Weather:Snowy Course:Wet
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 77 | 荒川 麟 | Drago CORSE 10V TOKYO R&D RD10V | 0'58.886 | - | - | 137.126 | 16/16 |
| 2 | 70 | 徳升 広平 | 宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ MYST KK-S2 | 0'58.899 | 0.013 | 0.013 | 137.096 | 14/16 |
| 3 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED MYST KK-S2 | 0'59.292 | 0.406 | 0.393 | 136.187 | 14/14 |
| 4 | 60 | 石谷 豪志 | MYST MYST KK-S2 | 0'59.813 | 0.927 | 0.521 | 135.001 | 15/15 |
| 5 | 29 | 宮島 雄太 | アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ MYST KK-S2 | 0'59.967 | 1.081 | 0.154 | 134.654 | 15/15 |
| 6 | 19 | 永井 秀貴 | NINE RACING・KKSⅡMYST MYST KK-S2 | 1'00.258 | 1.372 | 0.291 | 134.004 | 11/14 |
| 7 | 18 | 岡本 大地 | bitcoin悟17J WEST 17J | 1'00.498 | 1.612 | 0.240 | 133.472 | 13/15 |
| 8 | 17 | ベンソン・リン | TOP SPEED RACING 17J WEST 17J | 1'01.608 | 2.722 | 1.110 | 131.067 | 13/15 |
| 9 | 8 | 河合 優輝 | FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S MYST KK-S | 1'02.768 | 3.882 | 1.160 | 128.645 | 15/15 |
| 10 | 9 | 上吹越 哲也 | ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS MYST KK-S2 | 1'03.388 | 4.502 | 0.620 | 127.387 | 10/10 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'17.000)予選通過 ---- |
2017年全日本カート選手権FS125部門東地域の第1戦が4月23日、スポーツランドSUGO西コース(宮城県)にて行われ、滝田真之佑(ミツサダPWG RACING)が優勝した。
西地域の開幕より遅れること約1ヶ月、いよいよ全日本カート選手権FS125部門東地域が開幕した。西地域同様、ジュニア選手権や地方選手権で戦った多くのドライバー達がステップアップを果たしており、昨年までとは異なる顔触れとなった。
タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは澤龍之介(Drago corse)で、同部門のコースレコードを更新した。予選ヒートでは、ファイナルラップまで澤と激しいバトルを繰り広げた塚田海斗(VITEC racing)がトップチェッカー、決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には滝田が、3番手に澤という順位となった。
迎えた決勝ヒート、スタートを決めたのはポールスタートの塚田。その後ろにはぴたりと澤がマークし、周回数を重ねていく。2台はテールトゥノーズの膠着状態のままファイナルラップを迎えた。最後のチャンスを狙う澤だったが、4コーナーの立ち上がりでダートにはみ出し単独スピン。26周に渡って繰り広げられた神経戦の勝敗が決した瞬間だった。プレッシャーに耐え続けた塚田は、そのままトップでチェッカーを受け、2番手には、トップ2台のバトルを少し引いた位置から追いかけていた滝田が、3番手に坂入悠斗(LCT by KOSMIC)の順でチェッカーを受けた。全日本カート選手権FS125部門デビューウィンに思われた塚田だったが、今季から導入されたフロントフェアリングに関するレギュレーションによって10秒加算のペナルティーを受け、7位まで順位を落としてしまう。塚田のペナルティーによって滝田が繰り上がり、全日本カート選手権FS125部門でのデビューウィンを飾ることとなった。2位には坂入、3位には越野遼太郎(FLAX motorsports)が入った。奇しくも先に行われた全日本FS125部門西地域と同じく、フロントフェアリングによるペナルティーによって優勝者が変わる結果となった。
- 滝田真之佑のコメント
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練習走行までは思うように走れず苦戦していたのですが、タイムトライアルよりタイムが出るようになってきました。予選でもトップとそれほど変わらないタイムが出せていたのでそれは自信になりました。今後は、暑くなってきたときの路面コンディションや、タイヤの使い方が課題になってくると思います。
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI