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2018年4月

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿予選上位3人のコメント 「ポールポジションは難しいと思っていたので、嬉しい驚きでした」(山本尚貴)

予選フォトセッション: トップ3のドライバーたち

ポールポジション #16山本尚貴(TEAM MUGEN)
予選記者会見: ポールポジションの山本尚貴(TEAM MUGEN) もちろんポールポジションを取りたいと思って予選アタックをしていましたが、16号車はちょっとだけ問題を抱えていたのでポールポジションは難しいと思いました。それでも最後は気合を入れたのと、チームのみんながいいクルマに仕上げてくれたと、ただただその想いだけです。嬉しい驚きでした。
(Q2の赤旗後の対応について)3番手以下と差があったので、そもそもあそこでニュータイヤを入れないといけないとは思っていませんでしたし、それで抜かれちゃったら仕方ないくらいの気持ちでした。それよりはQ3をどうやって走ろうかと、そのことを考えていましたね。
予選2位 #15福住仁嶺(TEAM MUGEN)
予選記者会見: 2位の福住仁嶺(TEAM MUGEN) 今週のフリー走行からの流れを考えると2番手に行けるとは考えていませんでした。それでも実際に予選が始まってニュータイヤを履いてみると、1回目は苦戦しましたが2回目にいい感触をつかむことができました。最後は山本先輩に負けちゃいましたが、あのタイム差を見ると正直悔しいです。
(Q2の赤旗後の対応について)4番手の選手とタイム差があったので、とにかくQ3に集中していましたね。
予選3位 #5野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
予選記者会見: 3位の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) 予選は何事もなければQ3に進めるだけのパフォーマンスがある、と手応えを感じていました。Q2で赤旗が出ましたが、幸い僕はタイムを出した後だったのでQ3に進出できました。この3位というポジションは正直いうと悔しいですが、レースは長いですし、充分チャンスのあるポジションだと思いますので、これからしっかりチームと色々作戦面を考えて、明日の記者会見には一番高いところで戻ってきたいと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿公式予選 ホンダ勢が上位を独占!#16山本が2年ぶりのポールポジション獲得

ホンダ勢が上位を独占!!

4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「鈴鹿2&4レース」の公式予選は、1位から5位までをホンダエンジン勢が独占するという結果になった。ポールポジションを獲得したのは#16山本尚貴(TEAM MUGEN)、予選2位にはルーキーの#15福住仁嶺(TEAM MUGEN)が僅差で続いた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:22,000人)

公式予選は午後3時45分よりノックアウト方式で行われた。気温は23℃、路面温度は33℃という絶好のコンディションでの走行となった。

予選Q1

公式予選: ピットで待機する山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選: ピットで待機する福住仁嶺(TEAM MUGEN)

公式予選: ピットで待機する野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

公式予選: ポールポジションは山本尚貴(TEAM MUGEN)

公式予選: 2位は福住仁嶺(TEAM MUGEN)

公式予選: 3位は野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

公式予選: ポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM MUGEN)

Q1は20分間の走行で上位14人が次のQ2へ駒を進めることができる。なお今シーズンからシリーズ全戦でソフトタイヤが投入されることになったが、このQ1では全車ミディアムタイヤでの走行が義務付けられた。ここでは最初のアタックからルーキーの#6松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING )が周囲の度肝を抜く速さを見せつける。

松下は最初のアタックで1'37.619を叩き出していきなりトップに躍り出ると、セッション終盤には1'37.255までタイムを縮めてみせた。2番手には#16山本、3番手にもルーキーの#15福住が続き、6位の#64ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)まで上位6人をホンダエンジン勢が占めた。トヨタ勢最上位は#4山下健太(KONDO RACING)で7位だった。

予選Q2

予選Q2は7分間の走行。ここからは新品2セットまでのソフトタイヤの使用が許される。
各チーム残り時間5分あたりで一斉にコースに飛び出し、タイムアタックを開始。ここで#5野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がいきなり1'36.960を叩き出してトップに。2位に#16山本、3位に#15福住が続く。

ところが終了直前に#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がデグナーカーブの一つ目でスピンアウト、グラベルに捕まってストップしてしまったため、赤旗中断となってしまった。平川はこの時点で6位につけていたが、規定によりQ3での走行ができなくなってしまった。

そしてこの影響をもろに被ったのがQ1でトップタイムを叩き出した#6松下だった。彼はアタックを途中で切り上げざるを得なくなったためタイヤの一番いいところを使い切ることができず、残り3分で再開したセッション終盤でソフトのユーズドタイヤを使ったことも裏目に出て、12位で予選を終えざるを得なくなった。

また中断前に2位、3位につけていたチーム無限の二人は4位以下との差がコンマ3秒以上ある事からピットに留まることを決め、再開後の走行に加わることなくQ3進出を果たす。結局4位#17塚越広大(REAL RACING)、6位に#65伊沢拓也(TCS NAKAJIMA RACING)と、上位8台中5台がホンダエンジンという結果になった。

予選Q3

Q2を早めに切り上げることで新品ソフトタイヤを1セット温存するというチーム無限の選択は、このQ3でピタリと的中した。

まず#15福住がセッション終盤に1'36.991を記録してトップに躍り出ると、その直後に#16山本は1'36.911を福住を上回り、2016年の第1戦以来2年ぶりのポールポジションを獲得。福住は破れたとはいえデビュー戦でフロントロー獲得という快挙を成し遂げ、チーム無限が見事予選1-2を達成した。

3位にはQ2トップの#5野尻が続き、#65伊沢が4位、#17塚越が5位とトップ5をホンダエンジン勢が独占、トヨタ勢最上位は#1石浦宏明(P.MU/CERUMO · INGING)の6位という結果に終わった。

第1戦決勝は明日午後1時50分より51周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第1戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamQ1Q2Q3
116山本 尚貴TEAM MUGEN1'37.5181'37.2271'36.911
215福住 仁嶺TEAM MUGEN1'37.5591'37.2741'36.991
35野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACING1'37.8651'36.9501'37.040
465伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACING1'38.3761'37.7291'37.935
517塚越 広大REAL RACING1'37.6431'37.6381'37.990
61石浦 宏明P.MU/CERUMO · INGING1'38.4111'37.7451'38.342
736中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’S1'38.1781'37.6961'38.471
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPUL1'38.1711'37.812no time
92国本 雄資P.MU/CERUMO · INGING1'38.2241'37.933
1018小林 可夢偉carrozzeria Team KCMG1'38.2741'37.940
1164ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACING1'37.9341'37.982
126松下 信治DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1'37.2551'38.238
134山下 健太KONDO RACING1'38.1551'46.650
1419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL1'38.3051'53.851
153ニック・キャシディKONDO RACING1'38.703
168大嶋 和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANS1'38.941
1750千代 勝正B-MAX Racing Team1'39.133
1837ジェームス・ロシターVANTELIN TEAM TOM’S1'39.143
197ピエトロ・フィッティパルディUOMO SUNOCO TEAM LEMANS1'39.671

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SF:第1戦鈴鹿ノックアウトQ3結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
116山本 尚貴TEAM MUGENHonda HR-417E1'36.911--215.715
215福住 仁嶺TEAM MUGENHonda HR-417E1'36.991 0.080 0.080215.538
35野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda HR-417E1'37.040 0.129 0.049215.429
465伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'37.935 1.024 0.895213.460
517塚越 広大REAL RACINGHonda HR-417E1'37.990 1.079 0.055213.340
61石浦 宏明P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'38.342 1.431 0.352212.577
736中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'38.471 1.560 0.129212.298
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4Ano time---

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SF:第1戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
15野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda HR-417E1'36.950--215.629
216山本 尚貴TEAM MUGENHonda HR-417E1'37.227 0.277 0.277215.014
315福住 仁嶺TEAM MUGENHonda HR-417E1'37.274 0.324 0.047214.910
417塚越 広大REAL RACINGHonda HR-417E1'37.638 0.688 0.364214.109
536中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'37.696 0.746 0.058213.982
665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'37.729 0.779 0.033213.910
71石浦 宏明P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'37.745 0.795 0.016213.875
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'37.812 0.862 0.067213.728
92国本 雄資P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'37.933 0.983 0.121213.464
1018小林 可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA RI4A1'37.940 0.990 0.007213.449
1164ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'37.982 1.032 0.042213.358
126松下 信治DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda HR-417E1'38.238 1.288 0.256212.802
134山下 健太KONDO RACINGTOYOTA RI4A1'46.650 1.435 0.147212.484
1419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'53.85116.90115.466183.619

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SF:第1戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
16松下 信治DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda HR-417E1'37.255--214.952
216山本 尚貴TEAM MUGENHonda HR-417E1'37.518 0.263 0.263214.373
315福住 仁嶺TEAM MUGENHonda HR-417E1'37.559 0.304 0.041214.283
417塚越 広大REAL RACINGHonda HR-417E1'37.643 0.388 0.084214.098
55野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda HR-417E1'37.865 0.610 0.222213.613
664ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'37.934 0.679 0.069213.462
74山下 健太KONDO RACINGTOYOTA RI4A1'38.155 0.900 0.221212.982
820平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'38.171 0.916 0.016212.947
936中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'38.178 0.923 0.007212.932
102国本 雄資P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'38.224 0.969 0.046212.832
1118小林 可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA RI4A1'38.274 1.019 0.050212.724
1219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'38.305 1.050 0.031212.657
1365伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'38.376 1.121 0.071212.503
141石浦 宏明P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'38.411 1.156 0.035212.427
153ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4A1'38.703 1.448 0.292211.799
168大嶋 和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA RI4A1'38.941 1.686 0.238211.290
1750千代 勝正B-MAX Racing TeamHonda HR-417E1'39.133 1.878 0.192210.880
1837ジェームス・ロシターVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'39.143 1.888 0.010210.859
197ピエトロ・フィッティパルディUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA RI4A1'39.671 2.416 0.528209.742

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿JRP定例会見 第6戦岡山の決勝は250kmの1レース制に

全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は4月21日、第1戦が開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを行い、これまで未定とされていた第6戦岡山の決勝レースフォーマットと、第1戦鈴鹿、第5戦もてぎ、第7戦鈴鹿の実況解説を元F1ドライバーの鈴木亜久里氏が担当することなどを発表した。

会見には倉下明JRP社長と上野禎久JRP取締役、そしてサプライズゲストとして鈴木亜久里氏が出席した。

昨年は土曜、日曜に各々予選、決勝を1回ずつ行った岡山大会は今回250kmの1レースとなることが決定。同じく2レース制から300kmの1レース制に改める第7戦鈴鹿とともに全7戦が同一のレースフォーマットで行われることになった(第7戦のレース距離は暫定)さらに岡山大会に限り予選Q3で最大2回までのオーバーテイクシステムの使用が許されることになったことも併せて発表され得た。

また昨年まで解説を担当していた本山哲氏がB-MAX Racing Teamのチーム監督に就任したことに伴い、元F1ドライバーで1990年の日本グランプリにおいて日本人初の3位表彰台を獲得した鈴木亜久里氏が場内放送の解説者に就任することになった。選手として国内外で数々の実績を上げるとともに、ARTAプロジェクトを立ち上げて多くのトップドライバーを育て上げた鈴木氏は解説就任にあたり、F2などのヨーロッパのレース事情との比較や、スーパーフォーミュラのパフォーマンスの高さや作戦の面白さなどを一般の方々にもわかりやすく伝えていきたいと抱負を語った。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

Japanese F3

JF3:第1戦、第2戦鈴鹿公式予選 トムス勢がフロントロー独占!第1戦は#37宮田、第2戦は#36坪井がPP獲得

全日本F3選手権の2018シーズンが三重県の鈴鹿サーキットで開幕。第1戦、第2戦の公式予選は4月21日午前に行われ、第1戦では#37宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317)が参戦2シーズン目にして初のポールポジションを獲得、第2戦はチームメイトの#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)がポールポジションを獲得した。

第1戦ポールポジション、第2戦予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 第1戦予選2位、第2戦ポールポジションの坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317) 第1戦、第2戦とも予選3位の阪口晴南(TODA FIGHTEX)

F3の公式予選は午前10時45分より30分間で行われた。先に行われたJSB1000の公式予選、スーパーフォーミュラのフリー走行で赤旗中断があった影響で当初予定より10分遅れの走行となった。

序盤トップに立ったのは#36坪井。開始7分で1'51.842を記録、#37宮田が1'52.327で続く。
二人は一旦ピットに戻り、クルマを再調整して2回目のアタックに出て行ったが、ここでは#37宮田が#36坪井を上回り、1'51.700を記録してトップに躍り出る。同じタイミングで#36坪井もアタックを敢行したが、こちらは期待通りのグリップ感が得られず1'51.978に留まった。自身初のポール獲得となった#37宮田も、他車に引っかかるなどして100%のアタックにはならず、不満の残る内容だったという。

それでもベストタイム順となる第1戦のスターティンググリッドは#37宮田がポール。セカンドベストタイム順となる第2戦では#36坪井がポールとなり、トムス勢が2戦連続でフロントローを独占する結果となった。

これに続いたのが#2阪口晴南(TODA FIGHTEX)。ベスト、セカンドベストともに3番手につけた。金曜の専有走行からのいい流れをうまく結果に結びつけたようだ。決勝では初の勝利に向けて期待がかかる。

ルーキー勢では#35河野駿佑(HubAuto F318)が1'52.604を記録して第1戦で4位につけた。河野はシェイクダウンから主に電気系のトラブルに悩まされ、テストでもなかなか走行距離を伸ばせなかったが、チームスタッフの懸命の努力を見事に結果に結びつけてみせた。なお第2戦4位は、ヨーロッパでF3は経験済みながら今季全日本F3選手権に初めて参戦する#12笹原右京(THREEBOND)が獲得した。

全日本F3選手権第1戦決勝は明日午前9時45分より12周で、第2戦決勝は明日午後4時30分より17周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目 ホンダ勢が1-2-3!トップタイムは#5野尻

全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「鈴鹿2&4レース」のフリー走行1回目が4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#5野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1'38.227でトップタイムを記録。2番手に#16山本尚貴(TEAM MUGEN)、3番手には#17塚越広大(REAL RACING)とホンダエンジン勢が上位を占めた。

フリー走行1回目: トップタイムは野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

フリー走行1回目: 2位は山本尚貴(TEAM MUGEN)

フリー走行1回目: 塚越広大(REAL RACING)

フリー走行1回目: ルーキーの松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING )は5位

フリー走行1回目: ルーキーの福住仁嶺(TEAM MUGEN)は7位

フリー走行1回目: ルーキーの千代勝正(B-MAX Racing Team)は16位

フリー走行1回目: ルーキーのピエトロ・フィッティパルディ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)は18位

現行車両SF14での最後のシーズン、2018年開幕戦は三重県の鈴鹿サーキットにて例年同様二輪の全日本ロードレース選手権JSB1000クラスとの併催で行われる。そのJSB1000の公式予選で赤旗中断などがあった影響でフリー走行1回目は当初の予定より10分遅い午前10時25分より60分間で行われた。当日の天候は晴れ。汗ばむ陽気の中での走行となった。

また今シーズンはシリーズ全戦でミディアム、ソフトの2種類のスペックのタイヤが横浜ゴムより供給されることになっており、それをどう使い分けるかも新たな見どころとなっているが、このフリー走行の序盤は全車がミディアムで走行を始め、#16山本尚貴(TEAM MUGEN)が1'39.827でトップに立ち、今季からスーパーフォーミュラに復帰した#20平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1'40.192で2番手につけた。

ところが開始14分で#37ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)がデグナーカーブの二つ目で飛び出し、そのまま真っ直ぐタイヤバリアに突っ込んだため、赤旗中断となってしまう。さらにその約10分後に今度は#16山本が同じデグナーでスピンアウトしたため、二度目の赤旗が提示され、再びセッションは中断となった。

幸い2台とも大きなダメージはなかったため、10時56分に再開されてからも#37ロシターと#16山本は走行を続けることができ、ロシターはソフトタイヤに履き替えて10番手タイムをマーク、山本はなんとミディアムタイヤで1'38.371を叩き出し、2番手で走行を終えた。

トップタイムを記録したのは今シーズンからカーナンバーを#5に改めた野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。セッション終盤にソフトタイヤを履いて1'38.227を記録した。

なお注目のルーキー勢は昨年までヨーロッパでGP2、F2に参戦してきた#6松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING )が5番手。昨年GP3で活躍し、今年はF2とスーパーフォーミュラの両方にデビューした#15福住仁嶺(TEAM MUGEN)が7番手。そして今季念願のステップアップを果たした#50千代勝正(B-MAX Racing Team)は16番手で最初のセッションを終えた。

全日本スーパーフォーミュラ選手権はこのあと午後3時45分よりノックアウト方式で公式予選を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 Japanese Fomura3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsDriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindkm/h
137宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'51.700-187.155
236坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'51.842 0.142186.917
32阪口 晴南TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'52.369 0.669186.041
435河野 駿佑HubAuto F318
Dallara F318
Mercedes-Benz 4141'52.604 0.904185.652
512笹原 右京THREEBOND
Dallara F318
ThreeBond TOMEI TB14F31'52.616 0.916185.633
61金丸 ユウ B-MAX RACING F3
Dallara F312
Volkswagen A41(0XY)1'52.653 0.953185.572
78片山 義章 YTB F318
Dallara F318
Mercedes-Benz 4141'53.037 1.337184.941
821ブルーノ・カルネイロB-MAX RODIZIOGRILL F3
Dallara F312
Volkswagen A41(0XY)1'53.131 1.431184.788
993大湯 都史樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'53.347 1.647184.435
103三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A41(0XY)1'54.260 2.560182.962
1128山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A41(0XY)1'54.404 2.704182.731
1214根本 悠生Albirex-RT
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'54.866 3.166181.996
1310Nジェイク・パーソンズNRA312
Dallara F312
Volkswagen A181'56.645 4.945179.221
1413廣田 秀機B-MAX ENGINEERING F3
Dallara F312
Volkswagen A41(0XY)1'57.060 5.360178.585
1530DRAGONTEAM DRAGON F3
Dallara F314
Volkswagen A41(0XY)1'57.304 5.604178.214
---- 以上基準タイム(110% - 2'03.571)予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2018/04/21) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2018 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverTeamEngine TimeBehindGapkm/h
15野尻 智紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda HR-417E1'38.227--212.825
216山本 尚貴TEAM MUGENHonda HR-417E1'38.371 0.144 0.144212.514
317塚越 広大REAL RACINGHonda HR-417E1'38.509 0.282 0.138212.216
419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'38.616 0.389 0.107211.986
56松下 信治DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda HR-417E1'38.726 0.499 0.110211.750
665伊沢 拓也TCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'38.733 0.506 0.007211.735
715福住 仁嶺TEAM MUGENHonda HR-417E1'38.873 0.646 0.140211.435
84山下 健太KONDO RACINGTOYOTA RI4A1'38.982 0.755 0.109211.202
936中嶋 一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'39.068 0.841 0.086211.019
1037ジェームス・ロシターVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA RI4A1'39.313 1.086 0.245210.498
113ニック・キャシディKONDO RACINGTOYOTA RI4A1'39.323 1.096 0.010210.477
121石浦 宏明P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'39.506 1.279 0.183210.090
132国本 雄資P.MU/CERUMO · INGINGTOYOTA RI4A1'39.517 1.290 0.011210.067
1420平川 亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA RI4A1'39.715 1.488 0.198209.650
1564ナレイン・カーティケヤンTCS NAKAJIMA RACINGHonda HR-417E1'39.760 1.533 0.045209.555
1650千代 勝正B-MAX Racing TeamHonda HR-417E1'40.265 2.038 0.505208.499
1718小林 可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA RI4A1'40.293 2.066 0.028208.441
187ピエトロ・フィッティパルディUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA RI4A1'40.679 2.452 0.386207.642
198大嶋 和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA RI4A1'40.732 2.505 0.053207.533

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 サバイバルを生き残れ! Arnage Racing 6年目の再出発は、幸先のよい10位完走でスタート (Arnage)

 待ちに待った2018年のシーズン開幕。今季のGT300クラスはこれまでのFIA-GT3勢に加えてNS-Xが新たにFIA-GT3マシンとして参入したほか、GT-Rがモデルチェンジするなど国産FIA-GT3勢が出揃い、層に厚みが増した。また、お馴染みのJAF-GTマシンやマザーシャシ勢も顔を揃えて、エントリー数は29台となり、今年も華やかなラインナップとなった。

 チーム結成から6年目を迎えるArnage Racingは、年々熾烈になるサバイバル合戦を生き抜くために、Mercedes Benz AMG GT3を新車で投入した。またドライバー陣にはチーム結成当時の加納政樹、安岡秀徒のコンビ復活に加えて、SUPER GTでは速さと安定感に定評のある坂本祐也を第3ドライバーとして起用。強力な助っ人を得たArnage Racingは、生き残りをかけて新しいシーズンに臨むことになった。

 Arnage Racingは、シーズン開幕に先立って行われた岡山、富士の両テストに参加した。3月17、18日の岡山テストは、納車から約2週間という慌ただしさだったが、走行時間をフルに使って、ニューマシンに対する習熟とドライバーの慣熟を行った。マシンは非常に順調に走行して予定のメニューをこなし、チーム、ドライバー共にマシンに対する理解を深めることができた。

 また、3月24、25日に行われた富士テストには第2戦、第5戦の両富士ラウンドでドライブする坂本選手が合流し、同様に走行時間をたっぷり使ってさらなる慣熟走行を行った。特に2日目の午後のセッションでは坂本選手が4番手となる1’37.470をレコード。富士ラウンドでの坂本選手の活躍が期待された。  チームは、両テストを終えて開幕戦までの2週間、ガレージでセットアップを煮詰め直した。特に富士テストの際に2回のセッションで起きた右フロントタイヤのパンクの症状を踏まえ、足回りのセットの方向性を変え、細部にわたる調整を行い、ニューマシンの初陣に備えた。

April 7th Qualifying Day曇り/雨 気温:9℃→8℃ / 路面温度:15℃→13℃ 入場者:10,700人

 例年強風や雹に祟られ、天候の安定しない開幕戦の岡山国際サーキット。予選日となる土曜日も、前日の雨が残って冷たい風の吹くどんよりとした空模様となった。

 この日は9時から公式練習が行われ、安岡選手がEXE AMG GT3をコースに進めた。しかし、エンジニア腐心のセットアップの方向性が全く外れ、チームは何度もマシンをピットに戻してセッティングの変更を余儀なくされた。終盤には雹が降ってくる荒れ模様のコンディションに途中赤旗提示の場面もあり、走行時間はあっという間に過ぎてしまう。結局1時間45分の走行時間のほとんどをセットの見直しに費やす結果となってしまい、加納選手はコースに出ることができないまま、走行終了を迎えることとなった。*ベストラップは安岡選手がL22に出した01'27.901(22位)

 午後になっても微妙な空模様は変わらず、空を覆った雨雲からは時折雨粒が落ちてくる。14時45分からの予選はQ2進出をかけて安岡選手がコースに進み出た。しかし、ウエット方向のコンディションが得意な安岡選手も、セットアップ変更の確認をするのが精一杯で思うようにアタックをかけることができない。1分26秒台に16台のマシンがひしめく中、01'26.971をマークした安岡選手だったがQ2進出は叶わず、EXE AMG GT3は初陣を23番手から追い上げることとなった。

April 8th Race Day 曇/晴/ドライ 気温:11℃→16℃ / 路面温度:22℃→24℃ 入場者:17,700人

 日曜日の朝は青空の広がる好天。Arnage Racingは、午前中、時間の許す限りピットワークの練習に勤しみ、入念にマシンのチェックをして午後の決勝に備えた。

 気まぐれな天候の岡山国際サーキットの上空には次第に雲が現れ、お昼頃には大粒の雨が路面を濡らしてレース展開が案じられたが、幸いウォームアップ走行がおこなわれる頃には雨雲は遠ざかって青空が見え始めた。チームは、決勝のスタートドライバーを託された安岡選手を2周だけコースに出してマシンをチェック。昨日のセット変更の甲斐あって好調を取り戻していることを確認すると、加納選手に交代した。昨日はほとんど走行することのできなかった加納選手は残り14周をギリギリまで走行して、マシンの感触を確認することができた。

 14時40分、岡山県警の白バイとパトカー先導によるパレードラップのあとフォーメーションラップと続き、いよいよ2018年のSUPER GTの幕が切って落とされた。23番手からスタートした安岡選手は、すぐにポジションを一つ上げ、順調なスタートを切った。序盤、安岡選手はピックアップ(タイヤかす)に苦しみながらも徐々に前方のマシンをパスし、じわじわとポジションをあげていく。18周目に起きた300クラスのマシン同士のアクシデントに乗じて、19位に浮上。その後も順調に走行して25周目で15位、28周目で12位と徐々に順位を上げていった。エンジニアがチョイスしたタイヤがピタリと的中したEXE AMG GT3は、上位チームが次々とピットインする中で好調をキープ。安岡選手の走りは、ドライバー交替直前の42周目にベストラップとなる01'28.388を叩き出すなど、衰えを見せなかった。

 前半ドライバーが走行を許される最大周回数の48周が近づいていた。見かけ上の順位は2位、ピットインでタイヤ交換の勝負の明暗を分けることは間違いない。安岡選手はリアタイヤの摩耗を訴えていたが、チームはピットインの状況で判断することを伝え、安岡選手は46周目、トップでピットに戻ってきた。すぐさまタイヤエンジニアがマシンに駆け寄り、まだ走行可能である事を確認。迅速なドライバー交替と給油ののち、チームはタイヤ無交換で加納選手をコースに送り出した。

 加納選手がコースに復帰した47周目、EXE AMG GT3のポジションは3番手。後方には65号車、7号車、11号車と上位マシンが牙をむいて控えている。「抜かれたクルマのことは気にせずに、自分のラインでタイムだけ上げて」というエンジニアのアドバイスに、加納選手は堂々とした走りでレースをスタート。51周目で01'30.180の好タイムをレコードした。その後、ポジションを9位に落とすも、1分30秒台をキープして走行を続けた。タイヤの磨耗は限界にきていたが「頑張ってうまく逃げてください」という励ましの無線に応えるように、加納選手は落ち着いた走行で9位を守り、好走を続けた。

 そして、残り1周というところで惜しくも後続の26号車にポジションを明け渡したが、10位でチェッカーを受けた。

 Arnage Racingは2014年最終戦ぶりのドライバーズポイントを獲得、チームは、幸先の良い2018年のスタートを切ることができた。

ドライバー 加納政樹
 1年ぶりにアルナージュに復帰したら、ピット作業とかのみんなのスキルがすごく上がってて、これはドライバーとしてもしっかり乗らなあかんなと感じてたんですけど、土曜日にセッティング変更があったために全く乗れなくて、レースがぶっつけ本番みたいになってしまいました。でも開幕前に2回のテストに参加できたこととや、安岡くんがしっかりタイヤを残してくれておかげで、なんとか安定したタイムで走れた。これまで開幕戦は色々あって、ずっとイマイチやったけど、ドライバーもメカニックも、みんながチーム一丸となった結果ポイントが取れたっていうのは本当によかったと思ってます。次戦、今度は坂本選手が来て、三人で戦うことになるんですけど、この状況を維持しながらきちっと完走して、まずはチームの目標である全戦完走、その中でポイント取れる時はしっかりとって行けるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。
ドライバー 安岡秀徒
 土曜日の練習走行でコンディションが難しかったために、セットがダメだっていうのを決めることが精一杯で、予選は予選で違うセッティングだったので、とにかく決勝はぶっつけ本番でした。決勝は今までにないくらい早い段階からタイヤかすがすごかったんですけど、後方からのスタートだったので自分のペースで走れたし、僕がイメージしてたようなコンディションだったのが幸いでした。開幕戦からこんないいレースができたのは、ほんとチームのみんなのおかげです。加納さんも、タイヤが相当厳しい中よく耐えてくれましたね。これまで岡山は、どうしても「いつの間にか終わってるレース」みたいな感じだったのが、シーズンオフから心機一転みんなで準備してきて、今年は開幕戦にして初めて1/8として戦えたっていう感じがしています。次はテストで好調だった富士なので、まあ坂本さんの力も借りてですけど、また今日加納さんが抜かれた競合チームたちと、ガチンコでいけるぐらいの勢いで頑張ります。

 応援してくださった皆さまには深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。次戦富士ラウンドは5月3日~4日に富士スピードウェイにて開催されます。何卒、引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。

Arnage Racing
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SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー

公式練習: 小林崇志(TEAM UPGARAGE) 公式練習: 高星明誠(KONDO RACING) 公式練習: 山田真之亮/川端伸太朗組(TAISAN R8 FUKUSHIMA) 公式練習: 塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)
公式練習: 横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3) 公式練習: 道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式練習: 立川祐路/石浦宏明組(ZENT CERUMO LC500) 公式練習: 中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)
公式練習: パイパーコーナーを回り込むGTマシン 公式練習: 片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG) 公式練習: 木村武史(CARGUY ADA NSX GT3) 公式練習: 道上龍(Modulo KENWOOD NSX GT3)
公式練習: 井出有冶(EIcars BENTLEY) 公式練習: 中山雄一(K-tunes RC F GT3) 公式練習: スヴェン・ミューラー(D'station Porsche) 公式練習: ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ/ナタポン・ホートンカム組(arto RC F GT3)
公式練習: 和田久(アールキューズAMG GT3) 公式練習: 吉本大樹/宮田莉朋組(SYNTIUM LMcorsa RC F GT3) 公式練習: 高木真一/ショーン・ウォーキンショー組(ARTA BMW M6 GT3) 公式練習: 藤井誠暢(D'station Porsche)
公式練習: 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3) 公式練習: 松田次生(MOTUL AUTECH GT-R) 公式練習: 松井孝允(HOPPY 86 MC) 公式練習: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)
公式練習: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 公式練習: 松井孝允(HOPPY 86 MC) 公式練習: リチャード・ライアン(Hitotsuyama Audi R8 LMS) 公式練習: 吉田広樹(GAINER TANAX triple a GT-R)
公式練習: 蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG) 公式練習: 小林崇志(UPGARAGE 86 MC) 公式練習: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 公式練習: 千代勝正(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)
公式練習: UPGARAGE 86 MC サーキットサファリ: 平中克幸(GAINER TANAX GT-R) サーキットサファリ: ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ(arto RC F GT3) サーキットサファリ: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)
サーキットサファリ: 井出有冶/阪口良平組(EIcars BENTLEY) サーキットサファリ: 武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT) サーキットサファリ: 関口雄飛(au TOM'S LC500) サーキットサファリ: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R)
小林崇志(TEAM UPGARAGE) 集合写真: GT300クラスドライバー 集合写真: ジェンソン・バトンと山本尚貴(TEAM KUNIMITSU) 集合写真: GT500クラスドライバー
集合写真: GT500クラスドライバー ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU)
ピットウォーク: ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
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ピットウォーク: 織戸学(LEXUS TEAM WedsSport BANDOHエグゼクティブアドバイザー) ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン ピットウォーク: レースクイーン
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ピットウォーク: 誰? 公式予選: 中山友貴(TEAM UPGARAGE) 公式予選: 佐々木孝太(TOYOTA PRIUS apr GT) 公式予選: 高星明誠(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)
公式予選: ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500) 公式予選: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT) 公式予選: 山下健太(WedsSport ADVAN LC500) 公式予選: 中嶋大祐(MOTUL MUGEN NSX-GT)
公式予選: ベルトラン・バゲット(Epson Modulo NSX-GT) 公式予選: ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500) 公式予選: 高橋一穂(シンティアム・アップル・ロータス) 公式予選: 山田真之亮(TAISAN R8 FUKUSHIMA)
公式予選: 木村武史(CARGUY ADA NSX GT3) 公式予選: 安田裕信(GAINER TANAX GT-R) 公式予選: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT) 公式予選: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)
公式予選: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) 公式予選: ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R) 公式予選: 高星明誠とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/組(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R) GTキッズウォーク: 国本雄資(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH)
GTキッズウォーク: 山下健太(LEXUS TEAM WedsSport BANDOH) GTキッズウォーク: レースクイーン ピットウォーク: ファンでぎゅうぎゅう ピットウォーク: レースクイーン
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高星明誠(KONDO RACING) 高星明誠(KONDO RACING) ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) 中山友貴(TEAM UPGARAGE)
スターティンググリッド: 星野一義監督(TEAM IMPUL) スターティンググリッド: ジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) スターティンググリッド: 山本尚貴とジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) スターティンググリッド: KEIHIN NSX-GT
決勝レース: GT500クラスのスタートシーン 決勝レース: GT300クラスのスタートシーン 決勝レース: 序盤トップに立った平峰一貴(マネパ ランボルギーニ GT3) 決勝レース: 坪井翔(HOPPY 86 MC) vs 嵯峨宏紀(TOYOTA PRIUS apr GT)
決勝レース: 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT) 決勝レース: 藤井誠暢(D'station Porsche) 決勝レース: ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)と周回遅れにされる高木真一(ARTA BMW M6 GT3) 決勝レース: 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)
決勝レース: TOYOTA PRIUS apr GT 決勝レース: 星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: 本山哲(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R) 決勝レース: 武藤英紀(MOTUL MUGEN NSX-GT)
決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) vs 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) 決勝レース: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) vs 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT) 決勝レース: 伊沢拓也(ARTA NSX-GT) vs 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500) 決勝レース: 佐々木孝太(TOYOTA PRIUS apr GT)
決勝レース: 佐々木大樹(カルソニックIMPUL GT-R) 決勝レース: 小林可夢偉(DENSO KOBELCO SARD LC500) 決勝レース: 松井孝允(HOPPY 86 MC) 決勝レース: 松井孝允(HOPPY 86 MC) vs 小林崇志(UPGARAGE 86 MC)
決勝レース: 吉田広樹(GAINER TANAX triple a GT-R) 決勝レース: ショーン・ウォーキンショー(ARTA BMW M6 GT3) 決勝レース: 加納政樹(EXE AMG GT3) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500)
決勝レース: 谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG) 決勝レース: 平川亮(KeePer TOM'S LC500) 決勝レース: 谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG) 決勝レース: 小林崇志(UPGARAGE 86 MC)
決勝レース: 加納政樹(EXE AMG GT3) 決勝レース: 小林崇志(UPGARAGE 86 MC) 決勝レース: 塚越広大(KEIHIN NSX-GT) 決勝レース: 山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)
決勝レース: 石川京侍(GULF NAC PORSCHE 911) 決勝レース: GT300クラスで優勝した中山友貴(TEAM UPGARAGE) 決勝レース: GT300クラスで優勝した中山友貴(TEAM UPGARAGE) 決勝レース: GT300クラスで優勝した小林崇志(TEAM UPGARAGE)
決勝レース: GT300クラスで優勝した小林崇志(TEAM UPGARAGE) G決勝レース: T300クラスで優勝し抱き合う中山友貴と小林崇志(TEAM UPGARAGE) 決勝レース: GT300クラスで優勝した中山友貴と小林崇志(TEAM UPGARAGE) 表彰式: GT300クラスの上位3チーム
表彰式: GT300クラスのシャンパンファイト 表彰式: GT500クラスで優勝した山本尚貴とジェンソン・バトン(TEAM KUNIMITSU) 表彰式: GT500クラスの上位3チーム 表彰式: GT500クラスのシャンパンファイト
決勝記者会見: 両クラスのウィナー
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1,2戦岡山 予選のミスを大挽回、川合は怒涛の追い上げで2戦連続8位入賞! ルーキー小倉も初戦を走りきる (Le Beausset)

 ル・ボーセ モータースポーツがスーパーFJ、スーパー耐久と併せ挑む、FIA-F4選手権シリーズの第1大会が、4月7日(土)、8日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された。今シーズンは昨年のスーパーFJもてぎシリーズチャンピオンのルーキー小倉祥太に62号車を、そして3シーズン目を迎える川合孝汰に63号車を託し、全7大会14戦を戦っていく。

予選 4月7日(土)天候/曇り コース状況/ウエット

 4シーズン目のFIA-F4が、例年どおり岡山国際サーキットでスタートした。木曜日から金曜日にかけての専有走行では、両日とも川合が総合トップにつけ、小倉も8番手、3番手と初レースのドライバーとしては最上位となり、ともに充分な手応えを見せ、上々のスタートを切った。

 予選は未明まで降り続いていた雨の影響で、路面の一部はまだ濡れていたが、ほぼ全車がドライタイヤを選択。それぞれ走りこむことで、後半にコンディションが回復するのは明らかだったことから、川合、小倉ともどもピットで待機することなく早々に走行を開始したが、途中二度の赤旗中断で満足にアタックすることが許されない。多くのライバルが2周以上のアタックラップを記録したが、二人とも赤旗のタイミングにより1周しかアタックができず、より多く周回できた者が上位となる結果になった。

決勝第1戦 4月7日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 川合は好スタートを切って、早くも数台を捕らえながら1コーナーに飛び込んでいき、前方の混乱を避けながらアトウッド、ヘアピンで1台ずつ攻略し18番手、小倉はスタート時の回転不足で出遅れ、15番手で1周目をクリアする。

 その後も川合の勢いは止まらない。前を行く車両を次々と捕らえ、9周目にはファステストラップを記録するとともに、11周目にはペナルティを受けた車両の後退で11番手に浮上すると、その翌周には待望の入賞圏へと突入する。さらに13周目のヘアピンではまとめて2台をかわし、13台抜きの8位でのフィニッシュに成功した。

 一方、小倉は2周目のヘアピンで接触があり、フロントウイングの翼端板を損傷、そのことによる空力の乱れはほとんどなく、その後もポジションアップを狙うが、抜ききれず、小倉のFIA-F4デビュー戦は、入賞まであと一歩の13位に終わる。

決勝第2戦 4月8日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 第1戦で13台抜きを果たしていた川合は、またもスタートを決めるとともに、その後も随所でオーバーテイクを果たし、1周目のうちに15番手にまで浮上する。一方、小倉も2ポジションアップに成功、揃って上々の滑り出しを見せる。

 その先も川合の勢いは止まらず、7周目には小倉をかわした勢いで、続いて8番手を争う集団にも追いつき、今度はチャンス到来を待つことに。10周目には10番手に浮上し、その後も12周目まで1周1台ずつ抜いて8番手にまで駆け上がる。さらにもう1台をかわそうとしたものの、最後はコンマ3秒及ばず。しかし、予選の苦境からはい上がって、2戦連続の入賞を果たすとともに、貴重なポイントの獲得に成功した。

 小倉は昨年まで戦っていたスーパーFJとは異なり、前のクルマに近づきすぎるとダウンフォースが抜けて、姿勢が不安定になってしまいがちなFIA-F4の洗礼を受けていた。バトルを繰り広げつつ逆転の機会を待つも、14位でのフィニッシュとなったが、スーパーFJとは台数も周回数も多い戦いの中で初戦を走り切った。

 しかし、今回明らかになったのは、川合が重ねてきた経験なりの、小倉はルーキーなりの、それぞれ確実な速さを備えていることだ。5月3〜4日、富士スピードウェイで行われる第2大会では、その速さにより一層の磨きをかけて、さらなる高みを望むことが期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 事前テストからクルマの感触も良く、自信を持って臨めた大会だった。デビュー戦の小倉はチームメイトのタイムに刺激を受けながら、確実にタイムを詰めて行った。スキルに関しては申し分無く、後はしっかり経験を積んでいく事が大切だ。川合は全てにおいて速さがあったが、予選でのペナルティで勝ちを逃してしまった。だが、ふたつのレースとも、予選での大きなミスを引きずること無く、入賞圏内まで追い上げた。次は勝ちを期待しよう。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 予選は自分の力を全然出しきれなくて、この周アタックしようというタイミングで赤旗が出続けてしまいました。決勝も第1戦はスタートで回転が落ちすぎて、1コーナーで2台ぐらいに抜かれ、そこからバトルになってヘアピンで抜こうとした時に相手と接触があって、フロントウイングの翼端板を損傷してしまいました。その後もメンタル面に不安定な部分があったと思います。第2戦はスタートが決まって1周目のうちに2台を抜けて、それからはバトルを仕掛けたのですが、抜ききれませんでした。F4の方がスーパーFJよりダウンフォースのある分、後ろについた時の抜けが大きかったので、そのあたりを今後もっと見極めていきたいと思います。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 予選は完全に自分の責任です。非常にもったいなかったです。土曜日の決勝はスタートをうまく決められて、まわりの状況を見ながら1コーナーには、外のラインを選んで行ったのですが、選んだ場所が悪く、縁石をまたぐ形で、抜いたクルマにまた抜かれてしまいました。それでもブレーキングで詰められたので、ヘアピンで何度も抜けましたし、ファストストラップも出るぐらいクルマのバランスは良かったので、最初の位置取りは反省すべき部分でした。そんな反省から日曜の決勝は本当にロケットみたいなスタートができましたし、相手のミラーに見せる距離感をしっかり考えて挑んでみたら、それがドンピシャに決まりました。1周目に8台抜いてこられたのが、また8位まで追い上げられた理由だと思います。自分の走りもクルマに合ってきて、トップ争いができる状態になりましたから、しっかり無駄なく次の富士から上で戦えるよう、準備していきたいと思います。
Le Beausset Motorsports

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1,2戦岡山 細田選手がフォーミュラーレース初の表彰台で2戦連続2位! 初参戦の岡本選手はポイント獲得! 小山選手は自身最高の予選順位から惜しくもポイント獲得ならず。 (DRP)

 昨年はランキング17位に終わった細田選手は「2年目となる今シーズンは言い訳できないシーズン。昨年1年間で吸収したものを今シーズンは全力でぶつけていきます。すでに合同テストでは手応えを感じており自信があります。応援していただいている皆さんの期待に応えられるレースをし、優勝を目指します」と初表彰台の先を狙っている。

 小山選手もフィールドモータスポーツに移籍し細田選手とチームメイトとなり「今年も新しい環境からのスタートになりますが、去年の経験をもとにドライビングだけでなく、色々な面で学んだことを活かしたいと思います。まずはポイントを常に取り、シリーズ争いに食い込むことが目標です。さらには表彰台に上がれるように成長していきたいと思っています」と意気込みを語る。

 また今シーズン早くもS-FJ鈴鹿シリーズで優勝を飾った岡本選手が開幕戦岡山にスポット参戦。今年は小山選手とともにSRS-Fの最終選考に残っておりこちらをメインに活動するが「激戦のFIA-F4にチャレンジできるチャンスをいただきとても楽しみです。今年度もシムレーサーがリアルレースで活躍する姿をお見せできるように精一杯頑張ります」内容が濃くなりそうな一年に期待をよせる。

☆4月7日(土)公式予選

 前日の雨により所々ウェットパッチが残る難しいコンディションの中、30台のマシンによる予選がスタート。前日夜から雨はやんでいないので、コンディションはセッション終盤が最高の状態になることが予想される。タイムはその状況の通り周回を重ねるごとにアップするが、セッション中に2度の赤旗がでる。

 細田選手と小山選手は良いポジションどりで常にタイミングモニターの上位を更新していく。岡本選手も速さを見せるが赤旗再開後のポジションが不運で思うようにアタックできない。そして最終周にベストを更新した細田選手が2番グリッドを獲得。セカンドベストも2位となった。細田選手の後ろを走っていた小山選手は、細田選手がコントロールラインを越えた後にチェッカーが振られてしまったため、タイムアップを逃してしまった。そのタイミングのため第1戦は18番グリッド、セカンドベストは9位をとなり、自身初の予選シングルポジションを獲得した。岡本選手は第1戦10位、第2戦14位となった。

☆4月7日(土)第1戦決勝レース

 気温はかなり低いものの完全なドライコンディションとなり2018年最初のレースがスタート。細田選手はフロントローから抜群のクラッチミートにより1コーナーでトップを奪取。直後後続のアクシデントもあり1周目を悠々とトップでクリアする。岡本選手はポジションキープ、小山選手は混乱により2ポジションダウンでオープニングラップを終える。トップ争い序盤は2台で膠着状態だったが、タイヤが温まってくるとテールトゥーノーズ。

 それでも細田選手は大きなミスを犯さず10周目までトップをキープする。迎えた11周目のバックストレートエンドでトップを譲ると、ペースが思うように上がらず差をつけられてしまう。3位の選手の背後に近ずくが、自分のラインを乱さず細田選手にとって初の表彰台を2位で飾った。岡本選手は4位争いの最後尾9番手で走行するが攻略できずそのままゴール。小山選手はオープニングラップで20位に落ちたが徐々にポジションを挽回し16位フィニッシュとなった。

☆4月8日(日)第2戦決勝レース

 朝方は青空が見える良い天気だったが気温はかなり低い。前日に続きフロントローからスタートする細田選手は第2戦も好スタート。

 トップの選手に1コーナーで並びかけるがポジションキープ。トップの選手はペースが速く序盤から独走体制を築かれてしまう。

 それでも細田選手のペースも後続よりは良く、徐々に3位の選手との差を広げていく。小山選手は自身最高位の9位からスタートするが1ポジションダウン、岡本選手は14位からのスタートだったが、ポジションどりが悪く2ポジションダウンで周回を重ねる。細田選手は危なげない走りで連続の2位フィニッシュ。

 小山選手は女性初のポイント獲得となる10位を走行していたが、終盤2台に抜かれ12位でチェッカー。岡本選手は中団の争いでポジションを入れ替えていたが最終的に15位となった。

細田選手コメント
 「今年で2年目となるFIA F4開幕戦は絶対に勝ちたいという強い気持ちを持って望みました。しかし、開幕戦と第2戦は両レースとも2位でした。ワークス勢に割って入り表彰台を獲得出来た事は本当に嬉しく思います! スポンサー様をはじめ、応援して頂いている皆様本当にありがとうございます」
小山選手コメント
 「初の予選シングルを獲ることができ、自己ベストを更新できましたが、レースラップでは今一つ速さを出すことが出来ず伸び悩みました。課題は残りますが、良い環境、良い車で戦うことが出来たのは、チームをはじめ、応援してくださっている皆様のお陰です。次の富士ラウンドでは必ずポイントを取りにいき、この感謝の気持ちを伝えたいです」
岡本選手コメント
 「初めてのFIA-F4で、予選では赤旗の洗礼を受け決勝は追い上げを目標としていましたが、一列に隊列ができたまま抜くに抜けず、目標順位には届きませんでした。今回の経験でFIA-F4独特の予選での考え方や決勝レースの組み立て方を勉強することができたので、今後に生かしたいです」

☆リザルト

【第1戦】

  • #25 細田輝龍 DRP F4 予選2位 決勝2位
  • #18 岡本大地 ATEAM BuzzRacing F110 予選10位 決勝9位
  • #95 小山美姫 DRP F4 予選18位 決勝16位

【第2戦】

  • #25 細田輝龍 DRP F4 予選2位 決勝2位
  • #95 小山美姫 DRP F4 予選9位 決勝12位
  • #18 岡本大地 ATEAM BuzzRacing F110 予選14位 決勝15位
ドリームレーシングプロジェクトプレスリリース

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝会見 「応援してくれた皆さんにやっと恩返しができたなという気持ちがすごくあります」(塚越広大)

決勝フォトセッション: 両クラスの優勝ドライバー

GT500クラス優勝 #17KEIHIN NSX-GT

小暮卓史
決勝記者会見: GT500クラス優勝の小暮卓史(KEIHIN REAL RACING) チームをはじめ、ケーヒンさん、スポンサーさん、多くの方々の協力のもと優勝できたことを本当に心から嬉しく思います。今日のレースは僕がスタートでしたが37号車との攻防で抜かれちゃいました。あ、1号車か。そのあと塚越選手が100号車をパスしてくれて、途中ものが刺さったりしてドキドキしましたけど、優勝できたことが本当に嬉しいです。クルマは去年より進化していますし、リアルレーシングはかなりうまく調整できていると思います。みんなが高いレベルで結束して、すごくいい仕事をしたのが勝因です。
塚越広大
決勝記者会見: GT500クラス優勝の塚越広大(KEIHIN REAL RACING) 僕自身10年目のスーパーGTで、ずっとリアルレーシングで戦っている中でずっと勝っていなかったので、今回優勝できたことで、応援してくれた皆さんにやっと恩返しができたなという気持ちがすごくあります。レースはスタートで小暮さんがトップを守ってくれたのが大きかったと思います。1周目をトップで帰ってくるのは大変だったと思います。今回小暮さんがすごくいい走りをしてくれたので、僕も頑張らなきゃいけないという思いが強くありました。交代してピットを出たら100号車に抜かれていましたが、正直なんで僕の前に100号車がいるのかわかりませんでした。でもとにかく100号車を抜かなきゃいけないということで、タイヤが元気なうちに抜くことができたのがポイントでした。あそこで抜いてなければ後半厳しかったし、100号車は最後までペースが良かったので危なかったです。ここで勝てたことがチームにとってもすごく大きな力になっていくと思います。

GT300クラス優勝 #18UPGARAGE 86 MC

中山友貴
決勝記者会見: GT300クラス優勝の中山友貴(TEAM UPGARAGE) 僕にとってはGT初優勝で個人的にもすごく嬉しいですし、アップガレージの石田代表と一緒にチームを作ってきました。去年までの3年間で坂東さんにチームを運営してもらう中で得たノウハウを持って今季新しい体制となりましたが、SRS-Fで同期の小林選手が加入してくれたことがすごく心強かったです。テストからクルマのセットアップを見直してきていて、そこがうまくいってなかったので開幕戦は不安もありました。それに加えて予選で天候に振り回されてしまい、9番手からのスタートになりました。JAF-GTは予選で前に行かないと勝機がないと思っていたので、複雑な心境のままスタートしたんですが、結果的に勝てたことはすごく嬉しいですし、小林選手の走りのおかげだなと思います。
小林崇志
決勝記者会見: GT300クラス優勝の小林崇志(TEAM UPGARAGE) 去年のシーズンが終わってすぐに、次は500に乗れないということを聞きました、今年何に乗るかもなかなか決まらなかったんですが、年の瀬ギリギリのところで石田監督に声をかけていただき、アップガレージで仕事をさせてもらうことになりました。ただ今まで若手を走らせていたのに僕を呼んでいただいたということは裏を返せば勝たないとすぐ替えられてしまう、当然勝ちに行ってると思っていました。今までの3年間でチームと中山選手がずっとクルマを作ってきたなかで、合同テストでの感触も悪くなかったので、予選もドライでQ2走れればフロントロウとかセカンドロウまで行けると思っていましたが、雨が降ってしまってどうしようと悩んでしまい、昨日サーキットから帰るクルマの中で石田監督と中山選手と話していて「無交換で行っちゃおうか」みたいなノリで作戦を決めてしまったんですが、それがうまくはまりました。ヨコハマタイヤでの無交換は初めてだったので、どうなるか正直わかりませんでしたが、早い段階で25号車を抜いておかないとまずいな、と思っていましたが、すぐ抜くことができて、ヨコハマさんもいいタイヤを作ってくれたので、最後まで危なげなくレースすることができました。移籍最初のレースで石田監督に勝利をプレゼントできたのが良かったです。それと中山選手、初優勝おめでとうございます(笑)
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 #17塚越&リアルレーシングが8年ぶりの勝利!!GT300はマザーシャシー同士の一騎討ちを#18アップガレージ86MCが制す

リアルレーシング8年ぶりの勝利!!

2018オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月8日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)が次々と襲い掛かるライバルたちを退け、今季初勝利を挙げた。GT300クラスは#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)がチーム発足4年目にして念願の勝利をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日10,700人/決勝日28,400人)

第1戦決勝は午後2時40分より82周で行われた。この日も岡山は時折雨に見舞われたものの、GTの決勝は終始ドライコンディションでの走行となった。

GT500クラスのスタートシーン

GT300クラスのスタートシーン

レース序盤、ヘアピンで接触しながら小暮卓史をパスするニック・キャシディ

レース終盤、塚越広大のマシンのフロントに他車のマシンから脱落したパーツが刺さる

GT500クラス優勝は塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)

GT500クラス決勝2位は山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)

GT500クラス決勝3位は平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)

GT300クラス優勝は中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)

GT300クラス決勝2位は藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)

GT300クラス決勝3位は松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)

GT500クラス優勝の塚越広大(KEIHIN REAL RACING)

GT300クラス優勝の小林崇志(TEAM UPGARAGE)

GT500クラスの表彰式

GT300クラスの表彰式

スタートでトップに立ったのはポールポジションの#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)。レース序盤は予選8番手から一気に2位に浮上してきた#23ロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)が序盤から激しく小暮を攻め立てたが、23号車にはジャンプスタートの裁定が下り、クインタレッリは25周目にドライビングスルーペナルティを消化して順位を大きく下げてしまった。

しかし今度は予選9番手から着実に順位を上げてきた#1ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)が小暮の背後に迫り、38周目のヘアピンでインをこじ開けてトップに浮上した。

抜かれた17号車は40周目にピットインし、塚越に交代。トップに立った1号車は44周目まで引っ張って平川に交代したが、この間に2台を出し抜いて前に出ていたのが#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)だった。

100号車は37周目にスタートドライバーのバトンをピットに呼び戻し、タイヤ無交換で山本がコースに出て行った。この作戦が路面温度の低いこの日のコンディションにぴたりとはまり、順位を上げることに成功したのだ。これはレースがスタートし、バトンが走行している間に急遽決まったとのこと。序盤にバトンが順位を落としたことで、逆転するにはこれしかないと山本がリクエストしたのだという。

しかし#17塚越はタイヤに熱が入るのを待って44周目にすかさず山本を抜き返し、そのままホームストレートで#1平川亮(KeePer TOM'S LC500)の前に出て、再びトップに返り咲き、51周を終えたところで山本に対し4秒以上のマージンを築き上げた。

しかし山本もハイペースで塚越を追い上げ、60周終了時点で両者の差は1.2秒あまりに。その後も1秒〜2秒差で一進一退の攻防が続き、途中他のクルマが撒いたボディの破片がフロントノーズに突き刺さり、周囲をヒヤッとさせる場面もありながら、塚越は最後まで山本に付け入る隙を与えずに82周を走りきり、2010年7月の第5戦SUGO以来の通算2勝目を手にした。これは同時にリアルレーシングにとっても通算2勝目となる。

2位には#100レイブリックNSXが入り、バトンはスーパーGTデビュー戦で早くも表彰台を獲得してみせた。

一時トップに立つ活躍を見せた#1KeePer LC500は結局3位に終わったが、予選順位が9番手だったことを考えればこれは上出来と言えるのではないだろうか。

GT300クラスはポールシッターの#88平峰一貴/マルコ・マッペリ組(マネパ ランボルギーニ GT3)がスタート直前に発生した電気系のトラブルによりズルズルと順位を落とす中、ともにタイヤ無交換作戦を敢行した#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)と#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)がレース中盤に激しいトップ争いを展開、57周目のダブルヘアピンで#18小林崇志(UPGARAGE 86 MC)が#25松井孝允(HOPPY 86 MC)をアウトから抜き去ってそのまま逃げ切り、チーム創設4年目、そしてレーシングプロジェクトバンドウとの提携を解消した初めてのレースで念願の勝利をもたらした。今シーズンからチームに加わった小林は初戦でチームの期待に応えた格好だ。

#25松井はその後もペースが上がらず72周目のヘアピンで#7スヴェン・ミューラー(D'station Porsche)にもインを突かれて3 位でレースを終えることに。予選前から決めていた作戦を粛々と遂行していた坪井と松井だったが、レース後半にクルマのバランスが悪化し苦しい走りを強いられたとのこと。それでも次戦に向けてやるべき課題は見つけていると、松井は前向きに語っている。昨年までFIA-GT3仕様のレクサスRC-Fをドライブしていた坪井は初めてのタイヤ無交換作戦だったというが、大きなミスを犯すこともなく自分の仕事を消化した。ただ序盤から#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)とのドッグファイトを強いられたことでタイヤを使ってしまったのが誤算だったようだ。

25号車に代わって2位表彰台を獲得した藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組(D'station Porsche)はなんと予選20番手からの大躍進。スタートドライバーの藤井が44周目まで引っ張り、リヤタイヤ2本交換でミューラーをコースに送り出すと、ミューラーもコース上で#65蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG)と#25松井を抜き去り、チームワーストのスタート位置からチーム最高のリザルトを獲得した。

次戦は富士スピードウェイでの500kmレース。5月4日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
117塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS821:55'14.381
2100山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS821.610
31平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS825.582
46大嶋 和也
フェリックス・ローゼンクヴィスト
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS825.759
5*23松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8236.990
6*24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
高星 明誠
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH8248.375
73本山 哲
千代 勝正
CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8259.362
838立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'00.357
919国本 雄資
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH821'05.532
1016武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH821'06.532
118野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS821'07.199
1239ヘイッキ・コバライネン
小林 可夢偉
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'10.110
1336中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS821'11.410
1412佐々木 大樹
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS821'11.838
1564ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL811Lap
---- 以上規定周回数(70% - 57Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.17 小暮卓史(KEIHIN NSX-GT) 1'19.710 (3/39) 167.24km/h
  • CarNo.24は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.23は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
118中山 友貴
小林 崇志
UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH771:56'23.935
27藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH775.476
325松井 孝允
坪井 翔
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH7710.283
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS7710.571
511平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL761Lap
655高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS761Lap
788平峰 一貴
マルコ・マッペリ
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH761Lap
80谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH761Lap
926山田 真之亮
川端 伸太朗
TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH761Lap
1050加納 政樹
安岡 秀徒
EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH761Lap
1152番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH761Lap
1287佐藤 公哉
元嶋 佑弥
リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH761Lap
1310星野 一樹
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH761Lap
1496新田 守男
中山 雄一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS761Lap
15777横溝 直輝
木村 武史
CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH761Lap
169久保 凜太郎
石川 京侍
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH761Lap
1760吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH752Laps
1861井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL752Laps
1922和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH752Laps
2030永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH752Laps
21*117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH743Laps
2248田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH743Laps
232高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH743Laps
2435ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH743Laps
---- 以上規定周回数(70% - 53Laps)完走 ----
-21リチャード・ライアン
富田 竜一郎
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL4235Laps
-*5坂口 夏月
平木 湧也
マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH4136Laps
-31嵯峨 宏紀
平手 晃平
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS3047Laps
-*34道上 龍
大津 弘樹
Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1859Laps
-360柴田 優作
青木 孝行
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1760Laps
  • Fastest Lap: CarNo.5 平木湧也(マッハ車検MC86 Y's distraction) 1'27.399 (4/22) 152.52km/h
  • CarNo.117は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.5は、SpR32-16.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.34は、SpR.13(危険なドライブ行為)により、ドライブスルーペナルティーを科したが、リタイヤにつき留保する。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 「レースクイーンを廃止するとギャルパラが潰れる。それは避けたい」(坂東代表)

スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は第1戦の行われている岡山国際サーキットで定例会見を開き、GT500クラスの将来像や今季のスポーティングレギュレーションの狙いなどについて、坂東正明代表が語った。

GTA定例記者会見: 板東正明(GTA代表取締役社長)

GT500クラスの将来像について
最終的な目標は世界選手権の開催で、その前段階としてDTMとの規則統一、ワールドファイナルの開催がある。
海外のマニファクチャラーにとってはワークス体制での参戦になるので、どうしてもコストの削減が重要になる。DTMではメルセデスの撤退に伴い、残ったアウディとBMWがどのようにして活動を継続するのか、していけるのか、あるいは新たなブランドを参加させて台数を増やすのか、彼らはここ半年そうしたことに取り組んでいる。
アウディではWEC撤退に伴い、LMP1の風洞実験チームがDTMに加わり、アウディのタイトル獲得に貢献した。そうした背景からDTMでは前後フェンダーやサイドステップの開発についての要望がきているが、GT500ではシーズンを通じて一つのパッケージを使っていきたいと考えている。
逆にエンジンに関してGT500では各マニファクチャラーの開発の余地を残しておきたいが、海外では一つにスペックに固定したいと考えているだろう。
また競技スタイルとしてスーパーGTはGT500とGT300の混走が魅力の一つでもあり、日本のファンが面白いと感じるものが変わっていかない限り、今の形を継続していく。
車両レギュレーションについてはDTMのクラス1に統一していく方向ではあるが、コストを下げるという部分で互いにきちんとレギュレーションを決めたいと考えている。
2018レギュレーションのねらい
GT500はウェイトハンデの部分で、重量と燃料リストリクターの関係を見直し、リストリクターの径を従来より1段階下げた。これはコースレイアウトによっては全開時の出力を制限しても影響を受けにくいケースがあったからで、そこではっきりハンデとなるように規制を強化した。
また予選Q2の時間を短縮したのは、コースオープンになってもなかなかクルマが出てこないという状況を改善するため。その結果昨日の予選ではタイヤのウォームアップが充分でないままアタックせざるを得ないチームが出たが、今後は天候や路面状況に応じて考えたい。いずれにせよ常に緊迫した状態をお客さんに提供していきたい。
またGT300クラスに30台近くがエントリーした結果、クリアラップが取れないという問題が出ているので、二つにグループを分けて予選を行うことも考えており、SUGOで実施していきたい。
ジェンソン・バトンの参戦について
元F1チャンピオンということで国内外ともにバトンの参戦は注目を集めている。ホンダさんにも便宜を図ってもらった格好だが、スーパーGTが世界のレースとして認められていく上でも、これは大きな起爆剤になると思う。日本のファンと日本の関係者の見方とは違うものが加わることで、新しいファン層の獲得にもつながるはず。そのためにはパドックやピットウォークなどでのセキュリティをきちんとしていきたい。もしバトンがポールポジションを取ったとして、昨年のようにスタンドから登場するやり方でお客さんが殺到したらどうなるか。ドライバーの安全だけでなくお客さんにも安全に楽しんでいただくために必要なことだと思うので、今回から予選上位3チームをポディウムに呼んで紹介するやり方に変えた。
フォーメーションラップの手順変更について
(今シーズンからスタート時には自分のグリッドマークの上を必ず通過しなければならないという取り決めがドライバーズブリーフィングなされた)岡山テストではてんでバラバラでGT500なんかひでえもんで「なんでできないんだ」と思ったが、富士テストでは綺麗に整列できるようになった。安全面でも見た目にもよくなっているはずだ。今回が本番なので、どこまでできるか。クリアなスタートが取れるように進行したい。

また、質疑応答の中ではF1でのグリッドガール廃止が日本のレースクイーンにどう波及するかについて質問が出たが、坂東代表は「オーガナイザーが手配するグリッドガールと違い、日本のレースクイーンは各チームが雇用し、本人たちも自負を持って働いており、歴史的な背景も何もかもが違う。そういうものを我々が強制的に廃止していいのか。これ自体を楽しみにしているファンやそれを対象にした媒体もあるわけで、それは避けたい」とコメントした。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第2戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/08) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 2 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
15角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL1523'15.843
225細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
DL1516.174
316澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1519.685
46名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL1520.279
555金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
DL1521.651
636小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
DL1523.737
738平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
DL1525.370
863川合 孝汰DENSOルボ一セF4
Le Beausset Motorsports
DL1525.713
98佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
DL1526.205
1081菅波 冬悟OTG DL F110
OTG
DL1526.468
1198石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
DL1528.049
1295小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
DL1528.277
1377岡田 琢也Skill Speed F110
Skill Speed
DL1529.246
1462小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
DL1529.562
1518岡本 大地ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
DL1529.847
1617塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
DL1530.441
1788黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
DL1532.331
1880環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG
DL1537.247
1982庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG
DL1541.101
2070田中 良平ロジスティックスサ一ビスHiguchi
leprix sport with SSR
DL1553.811
2111I植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
DL1558.774
2273塙 駿佑力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL1559.811
2328I齋藤 真紀雄CS Marketing
イ一グルスポーツ
DL151'18.835
2486I大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
DL151'19.806
2523IYUGOS2R Racing
N-SPEED
DL151'20.356
2629I井出 靖司RSイディアイ一グル
イーグルスポーツ
DL141Lap
---- 以上規定周回数完走 ----
-15早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL87Laps
-*39浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL87Laps
-2I仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
DL015Laps
  • Fastest Lap: CarNo.6 角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレーシング) 1'32.233 (7/15) 144.53km/h
  • CarNo.39は、2018 FIA-F4 SpR第15条1.(危険なドライブ行為)により、決勝結果に34秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算する。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ポールポジション会見 「タイヤ選択が本当に重要でしたが、途中で変えることは考えませんでした」(#17塚越広大)

予選フォトセッション: 両クラスのポールシッター

GT500クラス #17KEIHIN NSX-GT

塚越広大
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの塚塚越広大(KEIHIN REAL RACING) 予選Q1からQ2にかけて天候が大きく変わりまして、タイヤ選択が本当に重要だったと思います。10分間という短い時間での選択でしたが、チームの素晴らしい判断のおかげで最後までプッシュしてポールが取れたんだと思います。信じてくれたチームに感謝していますし、テストからのいい流れを小暮さんがQ1でしっかり繋いでくれたのも大きかったと思います。シーズンオフから車体もエンジンも進化しないといけないという事で、チームもホンダ陣営も努力してくれたと思います。特にエンジンはすごくパワーが出た感じがあります。シャシーはまだ完璧じゃなく、課題を抱えていると思いますが、小暮さんと僕のドライビングスタイルを考慮しながらチームとセットアップを続けてきました。今日は本当に直前までタイヤ選択に悩みました。雨が降っているなら柔らかめで行かないといけないけど、止んだら硬めにしないといけない。(金石)勝智監督も、田坂エンジニアもチームも相当悩んだと思います。温まる、最後の最後にタイムが出ると信じてチョイスしました。予選の途中で変えるという事は考えていませんでした。
小暮卓史
予選記者会見: GT500クラスポールポジションの小暮卓史(KEIHIN REAL RACING) 予選Q1を3番手で通過しました。タイムを見ると本当に僅差でしたが、17号車はテストから調子が良かったので自信を持って臨みました。タイヤもきちんと発動してくれました。想定よりも路面温度が相当低かったので、周回数を多めに取る必要がありましたが、他のチームも条件は同じだったと思います。Q2では塚越選手がいい走りをしてポールを取れました。見ていてハラハラしたんですけど、いい予選でした。今までの積み重ねでクルマも大きく進化しています。

GT300クラス #88マネパ ランボルギーニ GT3

平峰一貴
予選記者会見: GT300クラスポールポジションの平峰一貴(JLOC) 予選Q1を担当させていただきました。なかなか思い通りにアタックできていなかったんですが、なんとか突破できてよかったなと。他の選手もいいタイミングでアタックできていなかったみたいで、その中でなんとかQ1を突破できるようにと思って走りました。Q2はマルコ選手がやってくれると思っていました。第1ドライバーになったということに大きな責任を感じています。マルコ選手が日本に慣れてくれるように、ジムや温泉にも常に一緒について行って、どんな形でもいいからとにかくコミニュケーションを取るようにしています。クルマに関しては、ウラカンができた頃からマルコさんの方が多くの経験を積んでると思うので、彼のセットアップとかフィーリングを生かしながら進めています。彼だけではなくヨコハマタイヤさんとも開発をしっかり進めさせてもらえるようになり、感謝しています。この立場になって本当にやることも多いけど、頑張っていきます。こうやって結果が出て、流れがきているのが本当に嬉しいです。
マルコ・マッペリ
予選記者会見: GT300クラスポールポジションのマルコ・マッペリ(JLOC) ウェットでこのサーキットを走るのは初めてでした。他のチームやドライバーも強いので、ある程度は難しいけどドライならトップは取れるかなと思っていましたが、予選Q2がウェットになった事で不安を感じました。その中でもポールポジションを取れたのは、クルマが本当によくセットアップされていたからだと思います。とても嬉しいです。明日もこの調子で頑張ります。JLOCからクルマの開発を進めながら戦えるドライバーをという要請があり、ランボルギーニの契約ドライバーである僕が選ばれました。僕はこの素晴らしいチームでレースができることを嬉しく思い、快諾しました。ここは確かに狭いサーキットだし、GT500を避けながらのレースは非常にアグレッシブなものになると思いますが、みんなプロだと思うので、明日は問題なくレースができると思います。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 雨の塚越は健在!#17ケーヒンNSXが開幕戦ポールを獲得

ウェット路面はやっぱり塚越!!

2018オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)、GT300クラスは#88平峰一貴/マルコ・マッペリ組(マネパ ランボルギーニ GT3)がポールポジションを獲得した。

公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。予選Q1はドライ。しかしQ2が始まる直前になって土砂降りの雨が路面を叩き、ドライバーを苦しめる事になった。

予選Q1

朝から雨が降ったりやんだりを繰り返す難しい公式予選日となった今回の第1戦岡山大会だが、予選Q1は終始ドライコンディションで行われた。しかし気温、路面温度ともに極めて低い一日となったため、各ドライバーともタイヤのウォームアップには4周以上を費やしてからタイムアタックに取り掛かった。

まずは#39ヘイッキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)が1'20.003を記録、続いて#23松田次生(MOTUL AUTECH GT-R)と#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)が揃って1'19.137を叩き出す。松田はその後1'18.370までタイムを縮めるが、最後の最後にGT500フル参戦初年度の#24高星明誠(フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R)が1'18.160でトップに浮上したところでチェッカー。2番手には#100山本尚貴(RAYBRIG NSX-GT)、3番手には#17小暮卓史(KEIHIN NSX-GT)が続いた。

一方、昨年のシリーズチャンピオン#1ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)は8位にコンマ1秒及ばず、ここで予選を終える事となった。

GT300クラスは#25坪井翔(HOPPY 86 MC)が1'25.232でトップ。ベテランの#2加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス)が2位につけ、今季から日産GT-R2台体制となったチームゲイナーの#11平中克幸(GAINER TANAX GT-R)が3位につけたが、チームメイトの#10星野一樹(GAINER TANAX triple a GT-R)は17位でQ1敗退を喫した。このほか前年のシリーズチャンピオン、#0谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)も14位に千分の9秒及ばず、惜しくもここで予選を終えてしまった。

予選Q2

GT500クラスポールポジションの塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)

GT500クラス予選2位の野尻智紀/伊沢拓也組(ARTA NSX-GT)

GT500クラス予選3位の本山哲/千代勝正組(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)

GT300クラスポールポジションの平峰一貴/マルコ・マッペリ組(マネパ ランボルギーニ GT3)

GT300クラス予選2位のリチャード・ライアン/富田竜一郎組(Hitotsuyama Audi R8 LMS)

GT300クラス予選3位の平中克幸/安田裕信組(GAINER TANAX GT-R)

ドライコンディションで行われたQ1とは一転して大雨に見舞われた予選Q2。GT500クラスの走行が始まる頃には雨は止んだが、路面は最後までウェット。タイヤ選択の難しいコンディションでの走行となり、セッション中にタイヤ交換を行うチームもいくつか見られた。

最初にトップに立ったのは1'27.486を記録した#3本山哲(CRAFT SPORTS MOTUL GT-R)。続いて#8伊沢拓也(ARTA NSX-GT)が1'27.058で本山を上回って来た。

しかしこういうコンディションになると強みを見せるのが#17ケーヒンNSXの塚越だ。チェッカー直前に1 '26.905と、唯一1分26秒台のタイムを叩き出し、一気にトップに躍り出た。

一方今回Q2を任された#100ジェンソン・バトン(RAYBRIG NSX-GT)は1'27.985で5位にとどまり、存在感を示すには至らなかった。

GT300クラスは織戸学に代わってJLOCに加入した#88マルコ・マッペリ(マネパ ランボルギーニ GT3)が他を圧する速さを見せつけ、1'33.925を記録していきなりポールポジションを獲得してみせた。2位には今季から一ツ山レーシングに移籍した#21富田竜一郎(Hitotsuyama Audi R8 LMS)が続き、今季からGT300クラスに移って来た#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)が3位と、FIA-GT3勢が上位を独占。JAF-GT最上位は#25松井孝允(HOPPY 86 MC)の5位だった。

第1戦決勝は4月8日午後2時40分より82周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy,Rainy Course:Dry,Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireQ1Q2
117塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'18.3511'26.905
28野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'18.6961'27.058
33本山 哲
千代 勝正
CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'18.6051'27.486
46大嶋 和也
フェリックス・ローゼンクヴィスト
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.5761'27.570
5100山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'18.3321'27.985
624ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
高星 明誠
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'18.1601'28.659
719国本 雄資
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'18.6191'29.793
823松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'18.3701'35.248
91平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.796
1038立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.877
1112佐々木 大樹
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'18.944
1216武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH1'18.992
1364ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL1'18.994
1436中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.108
1539ヘイッキ・コバライネン
小林 可夢偉
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.315

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy,Rainy Course:Dry,Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireQ1Q2
188平峰 一貴
マルコ・マッペリ
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.2201'33.925
221リチャード・ライアン
富田 竜一郎
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL1'25.9661'34.082
311平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'25.6191'34.798
465黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'26.1731'34.804
525松井 孝允
坪井 翔
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'25.2321'35.154
696新田 守男
中山 雄一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'26.0431'35.236
731嵯峨 宏紀
平手 晃平
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'25.7701'35.543
855高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'26.3071'35.729
918中山 友貴
小林 崇志
UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'25.9261'35.756
1061井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'25.6741'35.995
11777横溝 直輝
木村 武史
CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'26.0081'36.623
125坂口 夏月
平木 湧也
マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'26.0291'36.990
1326山田 真之亮
川端 伸太朗
TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH1'26.1411'37.176
142高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'25.4921'43.462
150谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'26.316
1634道上 龍
大津 弘樹
Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'26.505
1710星野 一樹
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'26.524
1852番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'26.604
19360柴田 優作
青木 孝行
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'26.646
207藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH1'26.730
219久保 凜太郎
石川 京侍
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH1'26.730
2287佐藤 公哉
元嶋 佑弥
リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.880
2350加納 政樹
安岡 秀徒
EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'26.971
2460吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'27.001
2530永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'27.009
26117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'27.070
2722和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'27.339
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'27.587
2948田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.779

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウトQ2結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q2 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
117塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'26.905--153.395
28伊沢 拓也ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'27.058 0.153 0.153153.126
33本山 哲CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'27.486 0.581 0.428152.376
46大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'27.570 0.665 0.084152.230
5100ジェンソン・バトンRAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'27.985 1.080 0.415151.512
624ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラフォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'28.659 1.754 0.674150.360
719国本 雄資WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'29.793 2.888 1.134148.461
823ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'35.248 8.343 5.455139.959

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q2 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
188マルコ・マッペリマネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'33.925--141.930
221富田 竜一郎Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL1'34.082 0.157 0.157141.693
311安田 裕信GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'34.798 0.873 0.716140.623
465蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'34.804 0.879 0.006140.614
525松井 孝允HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'35.154 1.229 0.350140.097
696新田 守男K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'35.236 1.311 0.082139.976
731平手 晃平TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'35.543 1.618 0.307139.527
855高木 真一ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'35.729 1.804 0.186139.256
918小林 崇志UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'35.756 1.831 0.027139.216
1061井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'35.995 2.070 0.239138.870
11777木村 武史CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'36.623 2.698 0.628137.967
125坂口 夏月マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'36.990 3.065 0.367137.445
1326山田 真之亮TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH1'37.176 3.251 0.186137.182
142高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'43.462 9.537 6.286128.847

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山決勝 ルーキー#6名取が自身通算5戦目で早くも初優勝を獲得!

名取鉄平初戦を制す!!

FIA-F4選手権第1戦の決勝が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、予選3位からスタートした#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が11周めにトップに立ち、通算初優勝を飾った。

1周目、バイバーを立ち上がってレッドマンに向かう先頭集団

澤田真治と大滝拓也のバトル

優勝は名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

決勝2位は細田輝龍(DRP F4)

決勝3位は澤田真治(Media Do ADVICS影山F110)

優勝した名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

表彰式

インディペンデントクラスの表彰式

第1戦決勝は午後1時50分より15周で行われた。予選2位の#25細田輝龍(DRP F4)。スタート直後の1コーナーでポールポジションの#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)のインをついてトップに立ち、レース前半をリードする。

抜かれた角田は1周目のアトウッドカーブで#7大滝拓也(SRS/コチラレ一シング)にインから当てられてスピンアウト、早々と戦列を去る事になった。一方大滝にはこのアクシデントによりドライビングスルーペナルティが課せられた。

これで2位に浮上したのが名取。スタートでは大滝の先行を許すが、2周目までに順位を挽回、徐々に細田とのギャップを削り取っていく。名取は早い段階で「抜くならヘアピン」と決めていたといい、細田の背後でチャンスが来るのを虎視眈々と狙いながら周回を重ねた。

そして11周目。ついにその時がやって来た。

名取はヘアピンで思い切りよく細田のインをつき、一気にトップに躍り出ると、そのまま反撃のチャンスを与えず15周を走りきり、FIA-F4参戦通算5戦目、フル参戦初年度の最初のレースで初の勝利をものにした。

2位に終わった細田もこれがフォーミュラでは初の表彰台。3位には今季B-MAXからチームを移籍した#16澤田真治(Media Do ADVICS影山F110)が入った。

また、今年から設定された40歳以上のドライバーと女性ドライバーを対象とした「インディペンデントカップ」は#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が優勝。シビックレースやポルシェカップチャレンジで豊富な経験を持つ仲尾だが、フォーミュラカーでの優勝はこれが初めてとのことだ。

FIA-F4選手権第2戦決勝は明日午前8時35分より15周で行われる。

第1戦優勝 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
優勝した名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング) スタートでちょっとミスっちゃって、そのあとアクシデントがあって挽回できました。抜くならヘアピンしかないと思っていたんですけどダウンフォースが抜けちゃったりして何周かかかっちゃいました。この流れを切らないように、明日は二連勝を狙っていきます
第1戦2位 #25細田輝龍(DRP F4)
決勝2位の細田輝龍(DRP F4) フォーミュラ初表彰台なんで、ワクワクウキウキって感じです。ただトップを走っていたのにミスを連発しちゃったのは課題だと思いますね。ペースもちょっと遅かったので、明日に向けて改善していってどうなるかって感じです。スタートは決まりました。あれがなかったら2位はないんで。
第1戦3位 #16澤田真治(Media Do ADVICS影山F110)
決勝3位の澤田真治(Media Do ADVICS影山F110) 何回目かってくらい表彰台は取ってて、2位くらいまでは来るんですけど優勝だけなくて。なんか先に鉄平にやられちゃった感が。早く勝ちたいです。今週上り調子できて、チームの雰囲気もすごく良くて、さっきもすごく祝福してくれました。ですけど自分としては速さが足りてない事に満足いってないので、明日に向けてもそうですし、今シーズンを戦っていく上でも速さを追求していきます
第1戦インディペンデントカップ優勝 #2仲尾恵史(TCS Racing Team)
予選はベストな走りができて良かったです。決勝は2位の方が追い上げて来られたので、あと2、3周あったら危ないと思いましたが、逃げ切ることができました。30年くらい前にシビックレースをやってて、しばらく本格的なレースからは離れていました。3年前にはポルシェカップチャレンジでシリーズ2位になりました。FIA-F4を見た時にすごく感激したので、去年から参戦しています。フォーミュラは乗ったことなかったんですが、少しずつは上達して来ました。動きが今までのハコとは全然違うので、その特性に馴染むのが大変です。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウトQ1結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
124高星 明誠フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'18.160--170.558
2100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'18.332 0.172 0.172170.183
317小暮 卓史KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'18.351 0.191 0.019170.142
423松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'18.370 0.210 0.019170.101
56フェリックス・ローゼンクヴィストWAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.576 0.416 0.206169.655
63千代 勝正CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'18.605 0.445 0.029169.592
719山下 健太WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'18.619 0.459 0.014169.562
88野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'18.696 0.536 0.077169.396
---- 以上Q2進出 ----
91ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.796 0.636 0.100169.181
1038石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.877 0.717 0.081169.007
1112佐々木 大樹カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'18.944 0.784 0.067168.864
1216中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH1'18.992 0.832 0.048168.761
1364ベルトラン・バゲットEpson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL1'18.994 0.834 0.002168.757
1436関口 雄飛au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.108 0.948 0.114168.514
1539ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.315 1.155 0.207168.074

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
125坪井 翔HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'25.232--156.406
22加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'25.492 0.260 0.260155.930
311平中 克幸GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'25.619 0.387 0.127155.699
461山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'25.674 0.442 0.055155.599
531嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'25.770 0.538 0.096155.425
618中山 友貴UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'25.926 0.694 0.156155.143
721リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL1'25.966 0.734 0.040155.071
8777横溝 直輝CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'26.008 0.776 0.042154.995
95平木 湧也マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'26.029 0.797 0.021154.957
1096中山 雄一K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'26.043 0.811 0.014154.932
1126川端 伸太朗TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH1'26.141 0.909 0.098154.756
1265黒澤 治樹LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'26.173 0.941 0.032154.698
1388平峰 一貴マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.220 0.988 0.047154.614
1455ショーン・ウォーキンショーARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'26.307 1.075 0.087154.458
---- 以上Q2進出 ----
150谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'26.316 1.084 0.009154.442
16*34大津 弘樹Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'26.505 1.273 0.189154.104
1710星野 一樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'26.524 1.292 0.019154.071
1852番場 琢埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'26.604 1.372 0.080153.928
19360青木 孝行RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'26.646 1.414 0.042153.854
207スヴェン・ミューラーD'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH1'26.730 1.498 0.084153.705
219石川 京侍GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH1'26.730 1.498 0.000153.705
2287佐藤 公哉リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.880 1.648 0.150153.439
2350安岡 秀徒EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'26.971 1.739 0.091153.279
2460吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'27.001 1.769 0.030153.226
2530佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'27.009 1.777 0.008153.212
26117井出 有冶EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'27.070 1.838 0.061153.104
2722和田 久アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'27.339 2.107 0.269152.633
2835ナタポン・ホートンカムarto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'27.587 2.355 0.248152.201
2948田中 勝輝植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.779 2.547 0.192151.868
  • CarNo.34 大津弘樹(Modulo KENWOOD NSX GT3)は、SpR.18-7(黄旗中の原則義務違反)により、ベストタイムを削除した。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Team
LapTotal_Time
Behind
16名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1523'28.165
225細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
152.467
316澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
153.030
455金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
159.411
536小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1510.052
639浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1510.627
738平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1511.090
863川合 孝汰DENSOルボ一セF4
Le Beausset Motorsports
1511.426
918岡本 大地ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1512.214
1081菅波 冬悟OTG DL F110
OTG
1513.046
1198石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1514.580
1277岡田 琢也Skill Speed F110
Skill Speed
1515.572
1362小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1515.860
1417塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1517.732
158佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1518.374
1695小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1522.033
1788黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
1528.338
1882庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG
1530.152
19*7大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1531.551
2080環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG
1532.238
212I仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1536.407
2211I植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1536.897
2315早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1539.915
2473塙 駿佑力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング
C.S.I-REON KIDS RACING
151'02.142
2570田中 良平ロジスティックスサ一ビスHiguchi
leprix sport with SSR
151'03.433
2629I井出 靖司RSイディアイ一グル
イーグルスポーツ
151'05.262
2728I齋藤 真紀雄CS Marketing
イ一グルスポーツ
151'06.485
2886I大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
151'08.359
2923IYUGOS2R Racing
N-SPEED
151'08.907
---- 以上規定周回数完走 ----
-5角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
015Laps
  • Fastest Lap: CarNo.63 川合孝汰(DENSOルボ一セF4) 1'33.038 (9/15) 143.283km/h
  • CarNo.7は、2018 FIA-F4 SpR第15条1.(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 トップタイムは#19ウェッズスポーツLC500

2018オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式練習が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、GT500クラスは#19国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500)が、GT300クラスは#61井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)がトップタイムを記録した。

公式練習: 赤旗は2回出された 公式練習: GT500クラストップタイムは国本雄資/山下健太組(WedsSport ADVAN LC500) 公式練習: GT300クラストップタイムは井口卓人/山内英輝組(SUBARU BRZ R&D SPORT)

スーパーGTの2018シーズンがいよいよ開幕。今年はジェンソン・バトン、小林可夢偉らのF1経験者のフル参戦やB-MAXレーシングのGT500クラス昇格、ホンダNSX GT3のGT300クラスデビューなど、GT500、GT300の両クラスともに顔ぶれが大きく変わり、話題満載のシーズンとなった。

第1戦の公式練習は午前9時より105分間で行われたが、開始32分と開始42分の2回の赤旗中断があったほか、セッション終盤には大粒の雨が降り、専有走行での予選シミュレーションが充分に行えないなど、午後の予選、明日の決勝に向けて不安の残る内容となった。

そうした中、セッション中盤に1'19.323を記録してトップに立ったのは19号車を駆る国本。#36LEXUS TEAM au TOM'Sに移籍した関口雄飛に代わってGT300クラスからステップアップしてきた山下も16周を走り込んで1'20.943を記録するなど、好調ぶりをみせた。 2番手には#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)、3番手には#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がつけ、レクサス勢の上位独占となった昨年とは違い、3メーカーが僅差で並ぶ結果となった。

しかし一方で、#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)、#100山本尚貴/ジェンソン・バトン組(RAYBRIG NSX-GT)の2台のホンダNSXはトラブルによりセッションの大半の時間をピットガレージで費やすことに。100号車はバトンのドライブにより専有走行に加わったものの、あいにくの雨でタイムアタックはお預けとなり、クラス最下位に終わっている。

GT300クラスは開始60分で井口が1'26.189を叩き出した#61スバルBRZがトップ。小林崇志を新たに迎え、チーム体制も一新した#18中山友貴/小林崇志組(UPGARAGE 86 MC)が2番手とJAF-GT勢が1-2という結果になった。GT500クラスにステップアップした山下健太に変わって坪井翔が加わった#25松井孝允/坪井翔組(HOPPY 86 MC)も4番手につけている。

また注目のNSX GT3は#34道上龍/大津弘樹組(Modulo KENWOOD NSX GT3)がクラス8番手につける一方で、#777横溝直輝/木村武史組(CARGUY ADA NSX GT3)はクラス28番手と対照的な結果となっている。

スーパーGT第1戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。

GT500ドライバーの集合写真 GT300ドライバーの集合写真

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Official Practice Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
119国本 雄資
山下 健太
WedsSport ADVAN LC500
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'19.323--168.057
217塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'19.399 0.076 0.076167.896
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'19.657 0.334 0.258167.353
439ヘイッキ・コバライネン
小林 可夢偉
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.888 0.565 0.231166.869
51平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.897 0.574 0.009166.850
624ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
高星 明誠
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'19.943 0.620 0.046166.754
738立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'20.051 0.728 0.108166.529
836中嶋 一貴
関口 雄飛
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'20.124 0.801 0.073166.377
98野尻 智紀
伊沢 拓也
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'20.226 0.903 0.102166.166
1012佐々木 大樹
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'20.301 0.978 0.075166.010
116大嶋 和也
フェリックス・ローゼンクヴィスト
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'20.322 0.999 0.021165.967
123本山 哲
千代 勝正
CRAFT SPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'20.400 1.077 0.078165.806
1316武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
YH1'21.426 2.103 1.026163.717
1464ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
DL1'24.618 5.295 3.192157.541
15100山本 尚貴
ジェンソン・バトン
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX-GT
BS1'28.986 9.663 4.368149.808

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Official Practice Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
161井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'26.189--154.669
218中山 友貴
小林 崇志
UPGARAGE 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'26.286 0.097 0.097154.496
355高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'26.364 0.175 0.078154.356
425松井 孝允
坪井 翔
HOPPY 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'26.458 0.269 0.094154.188
50谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'26.498 0.309 0.040154.117
611平中 克幸
安田 裕信
GAINER TANAX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'26.595 0.406 0.097153.944
765黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'26.696 0.507 0.101153.765
834道上 龍
大津 弘樹
Modulo KENWOOD NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'26.759 0.570 0.063153.653
926山田 真之亮
川端 伸太朗
TAISAN R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS GT3
YH1'26.766 0.577 0.007153.641
1031嵯峨 宏紀
平手 晃平
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'26.779 0.590 0.013153.618
1196新田 守男
中山 雄一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'26.830 0.641 0.051153.528
1221リチャード・ライアン
富田 竜一郎
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS GT3
DL1'27.026 0.837 0.196153.182
1360吉本 大樹
宮田 莉朋
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'27.064 0.875 0.038153.115
1488平峰 一貴
マルコ・マッペリ
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'27.087 0.898 0.023153.075
1530永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'27.148 0.959 0.061152.967
162高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'27.177 0.988 0.029152.916
177藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH1'27.403 1.214 0.226152.521
1852番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'27.514 1.325 0.111152.328
19360柴田 優作
青木 孝行
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.622 1.433 0.108152.140
2010星野 一樹
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.682 1.493 0.060152.036
21117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'27.851 1.662 0.169151.743
2250加納 政樹
安岡 秀徒
EXE AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'27.901 1.712 0.050151.657
2387佐藤 公哉
元嶋 佑弥
リーガルフロンティアランボルギーニGT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'27.932 1.743 0.031151.604
249久保 凜太郎
石川 京侍
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH1'27.965 1.776 0.033151.547
255坂口 夏月
平木 湧也
マッハ車検MC86 Y's distraction
TOYOTA 86 MC
YH1'28.605 2.416 0.640150.452
2635ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
arto RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
YH1'28.975 2.786 0.370149.826
2722和田 久
城内 政樹
アールキューズAMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'28.989 2.800 0.014149.803
28777横溝 直輝
木村 武史
CARGUY ADA NSX GT3
Honda NSX GT3
YH1'29.171 2.982 0.182149.497
2948田中 勝輝
飯田 太陽
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'29.569 3.380 0.398148.833

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦&第2戦岡山 #5角田が連続ポールを達成!!

FIA-F4選手権の2018シーズンがついに開幕!

第1大会岡山の公式予選は4月7日、岡山国際サーキットで行われ、フルシーズン2年目の#5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が1分33秒台の好タイムを連発し、第1戦第2戦ともにポールポジションを獲得した。

今年で4年目を迎えるFIA-F4選手権。今シーズンも開幕ラウンドには30台のエントリーを集め、相変わらずの盛況ぶりをみせている。また今シーズンから40歳以上のドライバーと女性ドライバーを対象とした「インディペンデントカップ」が設けられることになり、今大会には6名がエントリーしてきた。

第1戦、第2戦ともポールポジションの角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング) 第1戦、第2戦とも予選2位の細田輝龍(DRP F4) 第1戦、第2戦とも予選3位の名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)

午前8時10分より30分間で行われた公式予選は晴天のもとで行われたが、前日の雨により路面はハーフウェットの状態。各ドライバーとも難しいコンディションでのタイムアタックを強いられ、2どの赤旗中断を挟む荒れた展開となった。

そうした中で安定した速さをみせたのが昨年の第2戦で優勝している#5角田。最初の赤旗中断の直後に1'34.330でトップに立つと、2度目の赤旗が出る直前に1'33.604、予選終盤には1'33.277と後続をコンマ6秒以上引き離す圧倒的な速さでベスト、セカンドベストともにトップに立った。

2番手にはこちらも参戦2年目の#25細田輝龍(DRP F4)がつけ、昨年スポット参戦の経験もあり、今年からSRS-Fのスカラシップ生としてフルシーズン参戦を果たした#6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)が3番手につけた。彼らはセカンドタイムでも2番手、3番手につけており、午後の第1戦、明日の第2戦ともに同じ位置からスタートする。

インディペンデントカップもまた#2仲尾恵史(TCS Racing Team)が両レースでポールポジションを獲得している。

第1戦決勝はこのあと午後1時50分より、第2戦決勝は明日朝8時35分より、いずれも15周で行われる。

第1戦、第2戦ポールポジション #5角田裕毅(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
とりあえずポール取れて良かったですけど、前に詰まったり、結構無駄な周多かったんで、もうちょっと行けたと思います。まあポール取れて良かったです。路面や良くなかったです。ほぼほぼ乾いてたけど立ち上がりが濡れてるところがいくつもあって。温度はむしろ良い方でしたが、路面がちょっと悪すぎました。決勝は二連勝してチャンピオンに結びつけたいなと思います。
第1戦、第2戦予選2位 #25細田輝龍(DRP F4)
色々とテクニック考えたんですけど公式練習ではうまくいかなくて。予選はハーフウェットでしたけど、昨日の2本目もハーフウェットだったんで、その時の解析した結果がうまくタイムに結びついたなと。最後の5分くらいで赤旗が出ましたが、そこで「5分くらいしかないぞ」と言われて慌てたのも結果的に良かったですね。クルマは完璧でした。僕自身の問題だけで。
第1戦第2戦予選3位 #6名取鉄平(HFDP/SRS/コチラレ一シング)
全然満足してないですし、走り的にもアタックできなかったんで。赤旗が多すぎたんで、あそこでもう少し走れてたらと。ちょっと赤旗多すぎますね。もう少し気をつけて走れてたら良いのにと。チームによってクルマの感触が違うので、まだ慣れてない段階ですけど、乗りこなせれば勝てるクルマだと思います。今の予選では(角田選手と)コンマ7秒8秒離れてるんですけど、昨日の走行では同じくらいで走れているので、決勝では少しでも前に行ければなと。目標は優勝ですし、チャンピオン目指すにはせめて表彰台には上がりたいです
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山公式予選結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2018/04/07) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2018 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
15角田 裕毅HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1'33.277--142.916
225細田 輝龍DRP F4
フィ一ルドモ一タ一スポーツ
1'33.905 0.628 0.628141.960
36名取 鉄平HFDP/SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1'34.038 0.761 0.133141.760
47大滝 拓也SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1'34.137 0.860 0.099141.611
516澤田 真治Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'34.356 1.079 0.219141.282
655金澤 力也SPASHAN Works Racing
フイ一ルドモ一タ一スポーツ
1'34.410 1.133 0.054141.201
798石坂 瑞基TOEI BJ Racing F110
Bionic Jack Racing
1'34.544 1.267 0.134141.001
836小川 颯太FTRSスカラシップF4
トムススピリット
1'34.610 1.333 0.066140.903
939浦田 裕喜SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'34.644 1.367 0.034140.852
1018岡本 大地ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'34.805 1.528 0.161140.613
1177岡田 琢也Skill Speed F110
Skill Speed
1'34.846 1.569 0.041140.552
1217塩津 佑介ATEAM Buzz Racing F110
ATEAM Buzz Motorsport
1'35.113 1.836 0.267140.157
1338平木 玲次茨城トョペットINGING F4
インギングモ一タ一スポーツ
1'35.195 1.918 0.082140.037
1462小倉 祥太DENSOルボ一セJSS F4
Le Beausset Motorsports
1'35.296 2.019 0.101139.888
158佐藤 蓮SRS/コチラレ一シング
Hondaフオ一ミュラ・ドリ一ム・プロジ工クト
1'35.525 2.248 0.229139.553
1688黒沼 聖那SUCCEED SPORTS F110
SACCEED SPORTS
1'35.622 2.345 0.097139.411
1781菅波 冬悟OTG DL F110
OTG
1'35.811 2.534 0.189139.136
1895小山 美姫DRP F4
フィールドモータースポーツ
1'35.896 2.619 0.085139.013
1970田中 良平ロジスティックスサ一ビスHiguchi
leprix sport with SSR
1'36.173 2.896 0.277138.613
202I仲尾 恵史TCS Racing Team
TEAM RIGHT WAY
1'36.502 3.225 0.329138.140
21*63川合 孝汰DENSOルボ一セF4
Le Beausset Motorsports
1'36.504 3.227 0.002138.137
2282庄司 雄磨OTG HubAuto F110
OTG
1'37.342 4.065 0.838136.948
2311I植田 正幸Rn-sports制動屋F110
Rn-sports
1'38.632 5.355 1.290135.157
24*15早瀬 広道Media Do ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'39.508 6.231 0.876133.967
2528I齋藤 真紀雄CS Marketing
イ一グルスポーツ
1'41.539 8.262 2.031131.287
26*73塙 駿佑力ロ一ラ新茨城レオンキッズレ一シング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'42.183 8.906 0.644130.460
2780環 優光OTG DL F4 CHALLENGE
OTG
1'42.219 8.942 0.036130.414
2886I大阪 八郎COLLET F110
ザップスピ一ド
1'42.280 9.003 0.061130.336
---- 以上基準タイム(110% - 1'43.114)予選通過 ----
-29I井出 靖司RSイディアイ一グル
イーグルスポーツ
1'43.51710.240 1.237128.779
-23IYUGOS2R Racing
N-SPEED
1'46.33313.056 2.816125.368
  • CarNo.15,63,73は、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章2.4.4.1b)違反(赤旗無視)により、予選ベストタイムとセカンドタイムを抹消する。

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿 新導入されたフルコースイエローを巧みに活用。ドライバー力とチーム戦略を最大限に駆使して3位入賞を果たす! (Le Beausset)

ル・ボーセ モータースポーツはFIA-F4、スーパーFJと併せ挑む、ピレリスーパー耐久シリーズで、今シーズンも「DENSO Le Beausset RC350」でST-3クラスを戦う。その開幕戦が3月31日(土)、4月1日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で開催された。

 マシンやチーム体制に大きな変化はないものの、継続参戦の嵯峨宏紀と山下健太の新たなパートナーとして、FIA-F4を2年連続で制した実力派であり、高校を卒業したての若手ドライバーの宮田莉朋を加え、今シーズンに挑む。

 今回のレースは全クラス混走の5時間で争われ、ピットストップの義務づけは3回。また、アクシデント発生時に国内レースとして初めて、コース上の全てが追い抜き禁止となるフルコースイエロー(FCY)も実施されることとなり、セーフティカー(SC)ランでは禁じられている、その間のピットストップは可能とあって、FCYをどう活用すべきかが勝敗のカギを握る重要なポイントになった。

]

予選 3月31日(土)天候/晴れ コース状況/ドライ

 今シーズンからスーパー耐久はコントロールタイヤがピレリに改められ、オフシーズンのテストでは、従来のタイヤとの違いに対するセッティングの合わせ込み、そして新加入の宮田の習熟に重点が置かれていた。

 金曜日までの練習走行においては、コンスタントラップの磨き上げに注力されて、マシンは着実に仕上げられ、土曜日午前のフリー走行は、相次いだ赤旗中断によって、予定どおりの周回をこなすことはできなかったものの、最終チェックは完了されて、いよいよ予選を迎えることとなった。

 Aドライバーとして最初に予選に挑んだ嵯峨は、20分間のセッション折り返しからの、よりクリアラップが取りやすい状況からの走行開始とし、終了間際でのアタックで2分18秒913をマークして、まずは6番手につける。

 Bドライバーセッションに挑んだ山下は、嵯峨からのインフォーメイションを受け、セッション開始からコースイン、より果敢にコースを攻め立てていった結果、2分17秒311にまで短縮を果たして3番手につけ、合算タイムでは6番手となる。

 決勝レースは5時間の長丁場とあって、それまで重視されてきた安定感が大いに活かされるのは間違いない。Cドライバーセッションで宮田は、ユーズドタイヤを装着し燃料も多く積んだ、決勝を見越したマシンの状態を確かめることに専念。チームへのフィードバックを行い、決勝へと臨むこととなった。

 なお、前につけていた車両が予選中の違反行為でグリッド降格処分となり、決勝のグリッドは繰り上がり5番手からのスタートとなった。

決勝 4月1日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 スタートを担当した山下は、オープニングラップのうちにひとつ順位を上げて4番手に、まずは上々の滑り出しを見せるも、レースそのものはシケインでのアクシデントにより、いきなりFCYが出される波乱の幕開けとなっていた。その後、山下は安定したラップを刻み続け、間もなく1時間半を経過しようという36周目に嵯峨と交代する。

 今回の決勝レースでは、SCランにまで至らぬ小さなアクシデントが続いたこともあり、頻繁にFCYボードが提示されるが、67周目には嵯峨から山下にチェンジする。FCYの都度、ドライバー交代を柔軟に行い、ロスを最小限にしたこともあって終盤には前車に迫るところまで追い上げ、81周目のヘアピン立ち上がりから前車の背後にピタリとつくと、次のスプーンカーブでインをついて3番手に浮上。87周目に再びFCYが出された周にも直ぐさまピットインすると、嵯峨が再び乗り込み1時間20分後のチェッカーを目指す。

 ゴール間際には、後続車と3番手を争う一進一退の攻防が続くも、嵯峨は自分の走りに集中して、背後につけることを許さず。トラブルに見舞われることなく5時間を走り抜いて、3位でフィニッシュ! ピットで見守っていた宮田も加えて表彰台に上がり、3人のドライバーたちは力強くシャンパンを振りまいた。

 次回のレースは4月28日(土)、29日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で開催される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 練習走行の段階からライバルに差をつけられ、厳しいレースになることは覚悟していたが、長丁場のレースでもエンジニアの的確な判断とミスのないピットワークが機能して追い上げる展開に持ち込めた。そして何よりも、嵯峨と山下のラップタイムに助けられ価値ある表彰台を獲得できたことは、連日連夜のハードワークをこなしたチームスタッフ全員にとって大変喜ばしいことである。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 表彰台に上がれたのは嬉しいですが、正直いっぱいいっぱいでした。今週の僕らが持っているペースではベストなレースができました。次のレースまでにベースを作り直す必要があるのが分かりましたので、しっかりと準備して表彰台の頂点に常に近づけるようにしていきたいと思います。
Driver 山下健太(Kenta Yamashita)COMMENT
 クルマは今週末、速さという点ではずっと厳しい感じで、その状態から3位まで来られたのは、みんなノーミスだったこと、チーム力の高さゆえだと思います。これにもう少しクルマをうまく作れれば、チャンスはあると思うので、そこを目指して頑張ります。
Driver 宮田莉朋(Ritomo Miyata)COMMENT
 決勝は追い上げる形で3位になって、この3位というのはすごく大きいものだと思います。ただ、ライバルとは予想以上にタイム差がありましたから、次のSUGOまでにチームが対策を見つけてくれると思います。次のレースは僕も走ると思うので、足を引っ張らないように、優勝目指して頑張りたいと思います。
Le Beausset Motorsports

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿決勝 「サクラサク」浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組が優勝

 ピレリスーパー耐久シリーズ開幕第1戦「鈴鹿"S耐"春の陣」は三重県の鈴鹿サーキットで1日、5時間の決勝レースを行い、予選3位からスタートした浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)が133周・5時間6秒872で総合優勝を飾った。

グループ1のスタートシーン

グループ2のスタートシーン

ピットインする浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)

ピットインする植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)

浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)

内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)

ST-Xクラス優勝は浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)

ST-TCRクラス優勝は植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)

ST-1クラス優勝は星野辰也/織戸学/浜健二組(D'station Porsche cup)

ST-2クラス優勝は大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)

ST-3クラス優勝は堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)

ST-4クラス優勝は松井孝允/中山雄一/坪井翔組(TOM'S SPIRIT 86)

ST-5クラス優勝は筒井克彦/大塚隆一郎/山下潤一郎組(TEAM221ロードスター)

ST-Xクラスの表彰式

ST-TCRクラスの表彰式

ST-1クラスの表彰式

ST-2クラスの表彰式

ST-3クラスの表彰式

ST-4クラスの表彰式

ST-5クラスの表彰式

 春爛漫、快晴の空のもと桜満開の鈴鹿サーキットで午後12時15分、5時間先のゴールを目指して第1戦のローリングラップが始まった。

 スタートを制したのは、ポールポジション・内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)の 藤井。予選順位通りに、ユーク・タニグチ/山内英輝/銘苅翼組(ENDLESS GT-R)の山内、浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組(Y's distraction GTNET GT-R)の星野と続く。

 トップの藤井は2位以下との差を徐々に広げ、2位山内と3位星野は接近戦。2位の山内が33周目にピットインし、銘苅に交代。トップの藤井は35周目に平峰に、星野が37周目に藤波に交代すると、その間に銘苅がトップに立った。

 45周目にFCY(フルコースイエロー)が提示されるとこれを見てトップ銘苅はピットインしてタニグチに交代。これでトップに平峰が立ち2位に藤波、タニグチは3位で続く。

 62周目には3位を走るタニグチのマシンのエグゾーストから発火。オレンジボールが提示されタニグチはピットインして修復したものの大きく遅れることとなった。

 72周目に平峰は内田に、74周目にはFCYが出たタイミングで藤波から浜野に交代すると、ここからトップ浜野と2位内田のジェントルマンドライバー同士の争いとなる。80周目には6秒以上あった差を徐々に詰め始めテールトゥノーズまで追い詰めるも96周目には、ヘアピンで内田が浜野をプッシュして浜野はスピン。これで内田はトップに立ち浜野は大きく遅れることとなった。

 99周目にはトップをゆうゆうと走る内田は平峰に、100周目には浜野は藤波にドライバーチェンジ。しかしこの直後、ヘアピンでの接触で平峰にドライビングスルーペナルティーが科されることとなり、平峰がペナルティーを消化するとトップは藤波に入れ替わった。

 トップ藤波と2位平峰の差は13秒ほど。最終ドライバー同士の争いでは、一時、平峰が藤波との差を詰め始めるが、終盤は力尽き、藤波が逃げ切り5時間・133周を走ってY's distraction GTNET GT-Rに開幕戦優勝をもたらした。2位にはスリーボンド日産自動車大学校GT-Rの平峰が、3位には星野敏/荒聖治/近藤翼組(D'station Porsche)が入った。

 ST-TCRクラスはポールポジションのヒロボン/YOSSY/篠原拓朗/奥村浩一組(BRP★Audi Mie RS3 LMS)が1周目のシケインでストップ、早くも優勝候補の一角が消える。これでトップには竹田直人/白坂卓也/田ヶ原章蔵組(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)が立つが、中盤からは実力のあるドライバーをそろえた植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組(Modulo CIVIC TCR)がトップに浮上。最終的には2位に上がってきたフィリップ・デベサ/密山祥吾組(Racingline PERFORMANCE GOLF TCR)をラップダウンして優勝を飾った。3位には竹田/白坂/田ヶ原組が入った。

 2台が参加のST-1クラスはトップを走っていたJACK/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche 991GT3 Cup)(プリズマ☆イリヤRS3 LMS)が1時間あたりでトラブルのためリタイア。完走した星野辰也/織戸学/浜健二組(D'station Porsche cup)が優勝を飾った。

 ST-2クラスは序盤、予選2位の冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組(新菱オート☆DIXCELエボⅩ)がレースをリード。しかし、中盤から大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)がトップに立つと、最終的には冨桝/菊地/大橋組を2ラップダウンしてぶっちぎりでの優勝を飾った。2位は冨桝/菊地/大橋組、3位には八巻渉/朝日ターボ/岡崎善衛/廣田築組(GLocal☆新菱オートEVO X)が入った。

 ST-3クラスはポールスタートの堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)が序盤からレースをリード。しかし終盤には2位に上がってきた長島正明/小松一臣/坂本祐也 /村松日向子組(岡部自動車T-MAN Z34)の小松と堀田、最終ドライバー同士の争いとなる。108周目には25秒あった差を2~3秒速いペースで小松が堀田を猛追。しかし、テールトゥノーズになっても堀田が小松を押さえきり堀田/阪口組が優勝を飾った。2位は長島/小松/坂本 /村松組、3位には嵯峨宏紀/山下健太/宮田莉朋組(DENSO Le Beausset RC350)が入った。

 ST-4クラスは序盤からたしろじゅん/伊藤毅組(Sunoasis田中建築86)のたしろが2位松井孝允/中山雄一/坪井翔組(TOM'S SPIRIT 86)の松井を従えてレースをリード。しかし、たしろから代わった伊藤が48周目のS字でスピン。これでトップに立った松井/中山/坪井組が逃げ切り優勝を飾った。2位には小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組(ENDLESS 86)が、3位には加藤彰彬/堤優威/平木湧也組(TC CORSE iRacing ROADSTER)が入った。

 ST-5クラスは序盤、筒井克彦/大塚隆一郎/山下潤一郎組(TEAM221ロードスター)がレースをリードするも一時は後退。しかし、終盤には筒井/大塚/山下組がトップに返り咲くと、そのまま逃げ切り優勝を飾った。2位には猪股京介/佐藤駿介/Takamori博士/大野尊久組(DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT)が、3位には村上博幸/脇谷猛/中根邦憲/加藤正将組(村上モータースMAZDAロードスター)が入った。

 第2戦はスポーツランドSUGOに舞台を移し4月29日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI
Motorsports Forum

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
199ST-X1浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1335:00'06.872
224ST-X2内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
13314.543
3777ST-X3星野 敏
荒 聖治
近藤 翼
D'station Porsche
Porsche 911GT3R
1331'18.900
482ST-X4アレックス・オー
アレックス・ユーン
ショーン・トン
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
1331'32.686
581ST-X5ジェフリー・リー
アンドレ・クート
川端 伸太朗
J-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
1321Lap
6112ST-X6佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
1303Laps
7244ST-X7GoMax
田中 哲也
佐藤 公哉
土屋 武士
MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
1294Laps
883ST-X8Lim Keong Wee
マーシー・リー
メルビン・モー
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
1285Laps
997ST-TCR1植松 忠雄
中野 信治
大津 弘樹
小林 崇志
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
12211Laps
1010ST-TCR2フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
12112Laps
1138ST-31堀田 誠
阪口 良平
muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
12112Laps
1215ST-32長島 正明
小松 一臣
坂本 祐也
村松 日向子
岡部自動車T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
12112Laps
1345ST-TCR3竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
12112Laps
1462ST-33嵯峨 宏紀
山下 健太
宮田 莉朋
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
12013Laps
1539ST-34手塚 祐弥
下垣 和也
前嶋 秀司
近藤 説秀
ADVICS TRACY RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
12013Laps
1698ST-TCR4飯田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
濱口 弘
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
12013Laps
1747ST-11星野 辰也
織戸 学
浜 健二
D'station Porsche cup
Porsche 911GT3 Cup
11914Laps
1859ST-21大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
11914Laps
1968ST-35服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
11815Laps
206ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
11716Laps
2186ST-41松井 孝允
中山 雄一
坪井 翔
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
11716Laps
2213ST-42小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
呉 良亮
ENDLESS 86
TOYOTA 86
11617Laps
2354ST-43加藤 彰彬
堤 優威
平木 湧也
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
11617Laps
2455ST-44たしろ じゅん
伊藤 毅
Sunoasis田中建築86
TOYOTA 86
11518Laps
25884ST-45平中 克幸
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
11518Laps
2658ST-46小林 康一
塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
伊藤 裕士
ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
11518Laps
2728ST-47東 徹次郎
DAISUKE
森山 鉄也
植田 正幸
T's CONCEPT86
TOYOTA 86
11419Laps
2818ST-48浅野 武夫
井上 雅貴
鶴賀 義幸
森 正行
Wedssport 86
TOYOTA 86
11419Laps
2934ST-36加納 政樹
松原 怜史
大草 りき
坂 直純
TECHNOFIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
11320Laps
307ST-23八巻 渉
朝日 ターボ
岡崎 善衛
廣田 築
GLocal☆新菱オートEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
11320Laps
3177ST-49山田 英二
遠藤 浩二
中島 保典
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
11221Laps
3214ST-36甲野 将哉
市森 友明
大原 学
山崎 学
岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
11221Laps
3326ST-410松尾 充晃
吉岡 一成
東 貴史
横尾 優一
WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
11023Laps
342ST-51筒井 克彦
大塚 隆一郎
山下 潤一郎
TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
10825Laps
3548ST-52猪股 京介
佐藤 駿介
Takamori 博士
大野 尊久
DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
10825Laps
3688ST-53村上 博幸
脇谷 猛
中根 邦憲
加藤 正将
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
10726Laps
3717ST-24谷川 達也
野上 達也
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
10726Laps
3837ST-54関 豊
井尻 薫
大谷 飛雄
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
10726Laps
3969ST-55梅本 淳一
蘭牟田 政治
Razak Ifwat
妹尾 智充
J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
10627Laps
409ST-37JOE SHINDO
柴田 優作
井上 恵一
MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
10627Laps
4129ST-411佐々木 雅弘
小倉 康宏
豊田 大輔
KENBOW
T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
10528Laps
4250ST-56岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
小松 寛子
関崎 祐美子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
10429Laps
4332ST-57原嶋 昭弘
高橋 純子
松田 明大
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
10231Laps
443ST-X9ユーク・タニグチ
山内 英輝
銘苅 翼
ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
10033Laps
45168ST-58藤井 潤
窪田 俊浩
梅田 真祐
冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
8350Laps
--- 以上規定周回数(70% - ST-X:93Laps ST-TCR:85Laps ST-1:83Laps ST-2:83Laps ST-3:84Laps ST-4:81Laps ST-5:75Laps)完走 ----
-27ST-4-伊橋 勲
藤田 竜樹
廣田 秀機
D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
11122Laps
-4ST-5-芝谷 純三
太田 侑弥
伊藤 俊哉
見並 秀文
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
10528Laps
-66ST-5-橋本 陸
霜野 誠友
武地 孝幸
odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
10330Laps
-96ST-TCR-TAKIMI
SYUJI
吉田 靖之
B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
7360Laps
-75ST-TCR-塚田 利郎
蘇武 喜和
石崎 敦士
清瀧 雄二
m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
7261Laps
-31ST-1-JACK
影山 正美
富田 竜一郎
Nissoku Porsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
26107Laps
-19ST-TCR-ヒロボン
YOSSY
篠原 拓朗
奥村 浩一
BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
0133Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 平峰一貴(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 2'03.412 (103/133)

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿公式予選 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組がポールポジション

 ピレリスーパー耐久シリーズ第1戦「S耐鈴鹿春の陣」は31日、三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、総合でST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がポールポジションを獲得した。

ST-Xクラスポールポジションは内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)

ST-TCRクラスポールポジションはヒロボン/吉元陵/古宮正信/奥村浩一組(BRP★Audi Mie RS3 LMS)

ST-1クラスポールポジションはJACK/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche 991GT3 Cup)

ST-2クラスポールポジションは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)

ST-3クラスポールポジションは堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)

ST-4クラスポールポジションは松井孝允/中山雄一/坪井翔組(TOM'S SPIRIT 86)

ST-5クラスポールポジションは芝谷純三/太田侑弥/伊藤俊哉/見並秀文組(THE BRIDE FIT)

 公式予選は午後1時からAドライバー、Bドライバー40分ずつで行われた。合算タイムで予選順位が決定する。

 ST-XクラスはAドライバー内田優大、Bドライバー藤井誠暢とも2位につけたスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが総合力でポールポジションを獲得し、明日のレースに向け好スタートを切った。

 ST-TCRクラスはAドライバーのヒロボンが2位以下を1秒近くリードしてトップタイム、Bドライバーの吉元陵が5位にとどまったものの合算タイムでポールポジションを獲得した。

 2台参加のST-1クラスはAドライバーのJACK、Bドライバーの影山正美ともトップタイムで文句なしのポールポジションを獲得した。

 ST-2クラスはAドライバーの大澤学が2位以下を1秒近くリードしてトップタイム、Bドライバーの後藤比東至が2位につけ、合算でのポールポジションを獲得した。

 ST-3クラスはAドライバーの堀田誠が4位にとどまったもののBドライバーの阪口良平が2位以下を1秒以上ちぎり、合算でのポールポジションを獲得した。

 ST-4クラスはAドライバーの松井孝允が3位に付け、Bドライバーの中山雄一がトップタイムで合算でのポールポジションを獲得した。

 ST-5クラスはAドライバーの芝谷純三がトップタイム、Bドライバーの太田侑弥が2位に付け、合算でのポールポジションを獲得した。

 決勝は明日午後12時15分より5時間レースとして開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿公式予選総合結果

SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
124ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.355
2'00.945
4'04.300-
23ST-X2ユーク・タニグチ
山内 英輝
ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.885
2'00.680
4'04.565 0.265
399ST-X3浜野 彰彦
星野 一樹
Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.846
2'01.555
4'05.401 1.101
4777ST-X4星野 敏
荒 聖治
D'station Porsche
Porsche 911GT3R
2'03.072
2'02.526
4'05.598 1.298
582ST-X5アレックス・オー
アレックス・ユーン
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
2'04.072
2'01.773
4'05.845 1.545
6112ST-X6佐藤 敦
山下 亮生
SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
2'04.885
2'01.959
4'06.844 2.544
781ST-X7ジェフリー・リー
アンドレ・クート
J-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
2'05.853
2'01.347
4'07.200 2.900
8244ST-X8GoMax
田中 哲也
MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
2'05.692
2'03.018
4'08.710 4.410
931ST-11JACK
影山 正美
Nissoku Porsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
2'12.974
2'07.521
4'20.49516.195
1047ST-12星野 辰也
織戸 学
D'station Porsche cup
Porsche 911GT3 Cup
2'14.287
2'08.684
4'22.97118.671
1119ST-TCR1ヒロボン
吉元 陵
BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'14.496
2'15.452
4'29.94825.648
1245ST-TCR2竹田 直人
白坂 卓也
プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'16.651
2'15.117
4'31.76827.468
1397ST-TCR3植松 忠雄
中野 信治
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'16.488
2'15.365
4'31.85327.553
1410ST-TCR4フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
2'16.678
2'15.446
4'32.12427.824
1575ST-TCR5塚田 利郎
蘇武 喜和
m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'17.648
2'15.273
4'32.92128.621
1638ST-31堀田 誠
阪口 良平
muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'17.817
2'15.422
4'33.23928.939
1739ST-32手塚 祐弥
下垣 和也
ADVICS TRACY RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'15.956
2'17.431
4'33.38729.087
1898ST-TCR6飯田 太陽
加藤 寛規
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'17.909
2'15.820
4'33.72929.429
1915ST-33長島 正明
小松 一臣
岡部自動車T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'17.423
2'16.776
4'34.19929.899
2059ST-21大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'17.849
2'17.169
4'35.01830.718
2114ST-34甲野 将哉
市森 友明
岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'17.005
2'18.109
4'35.11430.814
226ST-22冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'18.911
2'16.265
4'35.17630.876
2368ST-35服部 尚貴
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
2'18.040
2'18.084
4'36.12431.824
2462ST-36嵯峨 宏紀
山下 健太
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'18.913
2'17.311
4'36.22431.924
2534ST-37加納 政樹
松原 怜史
TECHNOFIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'19.204
2'18.776
4'37.98033.680
267ST-23八巻 渉
朝日 ターボ
GLocal☆新菱オートEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'20.644
2'19.282
4'39.92635.626
2796ST-TCR7TAKIMI
SYUJI
B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'20.708
2'19.912
4'40.62036.320
289ST-38JOE SHINDO
柴田 優作
MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
2'25.955
2'17.885
4'43.84039.540
2986ST-41松井 孝允
中山 雄一
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'21.981
2'22.070
4'44.05139.751
3055ST-42たしろ じゅん
伊藤 毅
Sunoasis田中建築86
TOYOTA 86
2'21.103
2'24.256
4'45.35941.059
3154ST-43加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'23.628
2'22.697
4'46.32542.025
3227ST-44伊橋 勲
藤田 竜樹
D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
2'23.707
2'23.259
4'46.96642.666
3313ST-45小河 諒
高橋 翼
ENDLESS 86
TOYOTA 86
2'23.782
2'23.770
4'47.55243.252
34884ST-46平中 克幸
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
2'22.607
2'26.191
4'48.79844.498
3577ST-47山田 英二
遠藤 浩二
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
2'23.263
2'26.136
4'49.39945.099
3628ST-48東 徹次郎
DAISUKE
T's CONCEPT86
TOYOTA 86
2'23.230
2'26.221
4'49.45145.151
3729ST-49佐々木 雅弘
小倉 康宏
T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
2'21.875
2'27.710
4'49.58545.285
3818ST-410浅野 武夫
井上 雅貴
Wedssport 86
TOYOTA 86
2'26.475
2'24.882
4'51.35747.057
3917ST-24谷川 達也
野上 達也
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
2'26.710
2'27.962
4'54.67250.372
404ST-51芝谷 純三
太田 侑弥
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'33.672
2'33.096
5'06.7681'02.468
41168ST-52藤井 潤
窪田 俊浩
冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
2'34.291
2'32.783
5'07.0741'02.774
422ST-53筒井 克彦
大塚 隆一郎
TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
2'34.522
2'33.978
5'08.5001'04.200
4348ST-54猪股 京介
佐藤 駿介
DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
2'33.983
2'35.014
5'08.9971'04.697
4432ST-55原嶋 昭弘
高橋 純子
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'35.162
2'34.914
5'10.0761'05.776
4588ST-56村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
2'33.967
2'36.203
5'10.1701'05.870
4666ST-57橋本 陸
霜野 誠友
odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
2'35.591
2'34.902
5'10.4931'06.193
4769ST-58梅本 淳一
蘭牟田 政治
J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
2'36.284
2'35.092
5'11.3761'07.076
4837ST-59関 豊
井尻 薫
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
2'36.901
2'35.561
5'12.4621'08.162
4950ST-510岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
2'35.648
2'37.659
5'13.3071'09.007
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-26ST-4-松尾 充晃
吉岡 一成
WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
4'38.190
2'29.206
7'07.3963'03.096
-83ST-X-Lim Keong Wee
マーシー・リー
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
absence
absence
-
-58ST-4-小林 康一
塩谷 烈州
ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
absence
absence
--

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿Bドライバー公式予選結果

SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
13ST-X1山内 英輝ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'00.680-173.228
224ST-X2藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'00.945 0.265172.849
381ST-X3アンドレ・クートJ-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
2'01.347 0.667172.276
499ST-X4星野 一樹Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'01.555 0.875171.981
582ST-X5アレックス・ユーンPhoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
2'01.773 1.093171.674
6112ST-X6山下 亮生SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
2'01.959 1.279171.412
7777ST-X7荒 聖治D'station Porsche
Porsche 911GT3R
2'02.526 1.846170.618
8244ST-X8田中 哲也MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
2'03.018 2.338169.936
931ST-11影山 正美Nissoku Porsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
2'07.521 6.841163.935
1047ST-12織戸 学D'station Porsche cup
Porsche 911GT3 Cup
2'08.684 8.004162.454
1145ST-TCR1白坂 卓也プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'15.11714.437154.719
1275ST-TCR2蘇武 喜和m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'15.27314.593154.541
1397ST-TCR3中野 信治Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'15.36514.685154.436
1438ST-31阪口 良平muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'15.42214.742154.371
1510ST-TCR4密山 祥吾Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
2'15.44614.766154.343
1619ST-TCR5吉元 陵BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'15.45214.772154.337
1798ST-TCR6加藤 寛規Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'15.82015.140153.918
186ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'16.26515.585153.416
1915ST-32小松 一臣岡部自動車T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'16.77616.096152.843
2059ST-22後藤 比東至DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'17.16916.489152.405
2162ST-33山下 健太DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'17.31116.631152.247
2239ST-34下垣 和也ADVICS TRACY RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'17.43116.751152.114
239ST-35柴田 優作MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
2'17.88517.205151.613
2468ST-36脇阪 薫一埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
2'18.08417.404151.395
2514ST-37市森 友明岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'18.10917.429151.367
2634ST-38松原 怜史TECHNOFIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'18.77618.096150.640
277ST-23朝日 ターボGLocal☆新菱オートEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'19.28218.602150.093
2896ST-TCR7SYUJIB-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'19.91219.232149.417
2986ST-41中山 雄一TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'22.07021.390147.147
3054ST-42堤 優威TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'22.69722.017146.501
3127ST-43藤田 竜樹D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
2'23.25922.579145.926
3213ST-44高橋 翼ENDLESS 86
TOYOTA 86
2'23.77023.090145.407
3355ST-45伊藤 毅Sunoasis田中建築86
TOYOTA 86
2'24.25623.576144.917
3418ST-46井上 雅貴Wedssport 86
TOYOTA 86
2'24.88224.202144.291
3577ST-47遠藤 浩二CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
2'26.13625.456143.053
36884ST-48HIRO HAYASHI林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
2'26.19125.511142.999
3728ST-49DAISUKET's CONCEPT86
TOYOTA 86
2'26.22125.541142.970
3829ST-410小倉 康宏T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
2'27.71027.030141.529
3917ST-24野上 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
2'27.96227.282141.288
4026ST-411吉岡 一成WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'29.20628.526140.110
41168ST-51窪田 俊浩冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
2'32.78332.103136.829
424ST-52太田 侑弥THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'33.09632.416136.550
432ST-53大塚 隆一郎TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
2'33.97833.298135.767
4466ST-54霜野 誠友odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
2'34.90234.222134.958
4532ST-55高橋 純子Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'34.91434.234134.947
4648ST-56佐藤 駿介DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
2'35.01434.334134.860
4769ST-57蘭牟田 政治J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
2'35.09234.412134.792
4837ST-58井尻 薫DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
2'35.56134.881134.386
4988ST-59脇谷 猛村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
2'36.20335.523133.834
5050ST-510猪爪 杏奈LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
2'37.65936.979132.598
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-58ST-4-塩谷 烈州ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
absence--
-83ST-X-マーシー・リーPhoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
absence--

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿Aドライバー公式予選結果

SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
1777ST-X1星野 敏D'station Porsche
Porsche 911GT3R
2'03.072-169.862
224ST-X2内田 優大スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.355 0.283169.472
399ST-X3浜野 彰彦Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.846 0.774168.800
43ST-X4ユーク・タニグチENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'03.885 0.813168.747
582ST-X5アレックス・オーPhoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
2'04.072 1.000168.492
6112ST-X6佐藤 敦SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
2'04.885 1.813167.396
7244ST-X7GoMaxMAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
2'05.692 2.620166.321
881ST-X8ジェフリー・リーJ-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
2'05.853 2.781166.108
931ST-11JACKNissoku Porsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
2'12.974 9.902157.213
1047ST-12星野 辰也D'station Porsche cup
Porsche 911GT3 Cup
2'14.28711.215155.676
1119ST-TCR1ヒロボンBRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'14.49611.424155.434
1239ST-31手塚 祐弥ADVICS TRACY RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'15.95612.884153.764
1397ST-TCR2植松 忠雄Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'16.48813.416153.165
1445ST-TCR3竹田 直人プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'16.65113.579152.982
1510ST-TCR4フィリップ・デベサRacingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
2'16.67813.606152.952
1614ST-32甲野 将哉岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'17.00513.933152.587
1715ST-33長島 正明岡部自動車T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'17.42314.351152.123
1875ST-TCR5塚田 利郎m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'17.64814.576151.874
1938ST-34堀田 誠muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'17.81714.745151.688
2059ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'17.84914.777151.653
2198ST-TCR6飯田 太陽Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'17.90914.837151.587
2268ST-35服部 尚貴埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
2'18.04014.968151.443
236ST-22冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'18.91115.839150.493
2462ST-36嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'18.91315.841150.491
2534ST-37加納 政樹TECHNOFIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'19.20416.132150.177
267ST-23八巻 渉GLocal☆新菱オートEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'20.64417.572148.639
2796ST-TCR7TAKIMIB-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'20.70817.636148.572
2855ST-41たしろ じゅんSunoasis田中建築86
TOYOTA 86
2'21.10318.031148.156
2929ST-42佐々木 雅弘T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
2'21.87518.803147.349
3086ST-43松井 孝允TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'21.98118.909147.239
31884ST-44平中 克幸林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
2'22.60719.535146.593
3228ST-45東 徹次郎T's CONCEPT86
TOYOTA 86
2'23.23020.158145.955
3377ST-46山田 英二CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
2'23.26320.191145.922
3454ST-47加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'23.62820.556145.551
3527ST-48伊橋 勲D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
2'23.70720.635145.471
3613ST-49小河 諒ENDLESS 86
TOYOTA 86
2'23.78220.710145.395
379ST-38JOE SHINDOMP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
2'25.95522.883143.230
3818ST-410浅野 武夫Wedssport 86
TOYOTA 86
2'26.47523.403142.722
3917ST-24谷川 達也DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
2'26.71023.638142.493
404ST-51芝谷 純三THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'33.67230.600136.038
4188ST-52村上 博幸村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
2'33.96730.895135.777
4248ST-53猪股 京介DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
2'33.98330.911135.763
43168ST-54藤井 潤冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
2'34.29131.219135.492
442ST-55筒井 克彦TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
2'34.52231.450135.289
4532ST-56原嶋 昭弘Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'35.16232.090134.731
4666ST-57橋本 陸odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
2'35.59132.519134.360
4750ST-58岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
2'35.64832.576134.311
4869ST-59梅本 淳一J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
2'36.28433.212133.764
4937ST-510関 豊DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
2'36.90133.829133.238
---- 以上基準タイム予選通過 ----
-26ST-4-松尾 充晃WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
4'38.1902'35.11875.147
-83ST-X-Lim Keong WeePhoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
absence-3.072-
-58ST-4-小林 康一ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
absence-3.072-

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿フリー走行 ST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組がトップタイム

フリー走行: 赤旗は計3回提示された

フリー走行: 今シーズンから導入されたフルコースイエローの提示

フリー走行: スピンするModulo CIVIC TCR

フリー走行: 総合&ST-Xトップタイムの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)

フリー走行: ST-TCRクラストップタイムの飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂/濱口弘組(Modulo CIVIC TCR)

フリー走行: ST-1クラストップタイムのJACK/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche 991GT3 Cup)

フリー走行: ST-2クラストップタイムの大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)

フリー走行: ST-3クラストップタイムの堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)

フリー走行: ST-4クラストップタイムのたしろじゅん/伊藤毅組(Sunoasis田中建築86)

フリー走行: ST-5クラストップタイムの岩岡万梨恵/猪爪杏奈/小松寛子/関崎祐美子組(LOVE DRIVE RACINGロードスター)

 ピレリスーパー耐久シリーズ第1戦「鈴鹿春の陣」は31日、三重県の鈴鹿サーキットで開幕。午前中に行われたフリー走行ではST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)がトップタイムをマークした。

 いよいよ今シーズンのスーパー耐久シリーズが開幕した。タイヤもヨコハマからピレリのワンメークとなり、鈴鹿には7クラス52台のマシンが集結した。

 フリー走行は前プログラムで赤旗中断があったため開始時刻は予定の午前9時50分から10時5分に変更された。連日のぽかぽか陽気でこの日も快晴。鈴鹿名物「サーキットの桜」が咲き誇る中、走行が始まった。

 セッションは大波乱。2回の赤旗と今シーズンから導入されたFCY(フルコースイエロー)が2回出され、走行時間の1時間が5分延長され、3回目の赤旗で11時10分に終了した。

 総合とST-Xクラスでトップタイムを記録したのは一昨年のチャンピオン内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)。昨年のチャンピオン永井宏明/佐々木孝太組が不参加のためチャンピオン奪還に向けて好スタートを切った。

 ST-TCRクラスは、ドライバーを一新した童夢の飯田太陽/加藤寛規/高橋一穂/濱口弘組(Modulo CIVIC TCR)が、ST-1クラスはJACK/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche 991GT3 Cup)が、ST-2クラスは大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組(DAMD MOTUL ED WRX STI)が、ST-3クラスは堀田誠/阪口良平組(muta Racing ADVICS IS 350 TWS)が、ST-4クラスはたしろじゅん/伊藤毅組(Sunoasis田中建築86)が、ST-5クラスは女性ドライバーでそろえた岩岡万梨恵/猪爪杏奈/小松寛子/関崎祐美子組(LOVE DRIVE RACINGロードスター)がトップタイムを記録した。

 公式予選はこの後、午後1時より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦鈴鹿フリー走行結果

SUZUKA S耐 春の陣 -RIJ- (2018/03/31) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2018 PIRELLI Super Taikyu Series Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'02.672-170.415
299ST-X2浜野 彰彦
星野 一樹
藤波 清斗
Y's distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.137 1.465168.404
33ST-X3ユーク・タニグチ
山内 英輝
銘苅 翼
ENDLESS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
2'04.229 1.557168.280
481ST-X4ジェフリー・リー
アンドレ・クート
川端 伸太朗
J-Fly Racing R8
Audi R8 LMS GT3
2'04.436 1.764168.000
5777ST-X5星野 敏
荒 聖治
近藤 翼
D'station Porsche
Porsche 911GT3R
2'05.398 2.726166.711
6244ST-X6GoMax
田中 哲也
佐藤 公哉
MAX Racing RC-F
TOYOTA LEXUS RC F GT3
2'06.816 4.144164.847
7112ST-X7佐藤 敦
山下 亮生
久保 宣夫
SATO - YAMASITA - SS AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
2'07.724 5.052163.675
882ST-X8アレックス・アーウ
アレックス・ユーン
ショーン・トン
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
2'10.096 7.424160.691
931ST-11JACK
影山 正美
富田 竜一郎
Nissoku Porsche 991GT3 Cup
Porsche 911GT3 Cup
2'16.24313.571153.441
1098ST-TCR1飯田 太陽
加藤 寛規
高橋 一穂
濱口 弘
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'16.79814.126152.818
1175ST-TCR2塚田 利郎
蘇武 喜和
石崎 敦士
清瀧 雄二
m-1 CARFACTORY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'16.92114.249152.681
1238ST-31堀田 誠
阪口 良平
muta Racing ADVICS IS 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'17.12614.454152.452
1310ST-TCR3フィリップ・デベサ
密山 祥吾
Racingline PERFORMANCE GOLF TCR
Volkswagen GOLF GTI TCR
2'17.67114.999151.849
1419ST-TCR4ヒロボン
吉元 陵
古宮 正信
奥村 浩一
BRP★Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'17.77915.107151.730
1545ST-TCR5竹田 直人
白坂 卓也
田ヶ原 章蔵
プリズマ☆イリヤRS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'17.92115.249151.574
1615ST-32長島 正明
小松 一臣
坂本 祐也
村松 日向子
岡部自動車T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'18.22315.551151.243
1747ST-12星野 辰也
織戸 学
浜 健二
D'station Porsche cup
Porsche 911GT3 Cup
2'18.31815.646151.139
1859ST-21大澤 学
後藤 比東至
井口 卓人
石坂 瑞基
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'18.49215.820150.949
1962ST-33嵯峨 宏紀
山下 健太
宮田 莉朋
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'18.88016.208150.527
2039ST-34手塚 祐弥
下垣 和也
前嶋 秀司
近藤 説秀
ADVICS TRACY RC 350 TWS
TOYOTA LEXUS RC 350
2'19.59116.919149.760
2114ST-35甲野 将哉
市森 友明
大原 学
山崎 学
岡部自動車MBFネットワークス T-MAN Z34
NISSAN Fairlady Z
2'20.01217.340149.310
2268ST-36服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークX
TOYOTA Mark X
2'20.44017.768148.855
2334ST-37加納 政樹
松原 怜史
大草 りき
坂 直純
TECHNOFIRST RC350
TOYOTA LEXUS RC 350
2'21.75119.079147.478
2496ST-TCR6TAKIMI
SYUJI
吉田 靖之
B-MAX Engineering CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
2'22.13719.465147.078
2555ST-41たしろ じゅん
伊藤 毅
Sunoasis田中建築86
TOYOTA 86
2'22.27919.607146.931
267ST-22八巻 渉
朝日 ターボ
岡崎 善衛
廣田 築
GLocal☆新菱オートEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'23.06820.396146.121
2786ST-42松井 孝允
中山 雄一
坪井 翔
TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
2'24.31521.643144.858
2858ST-43小林 康一
塩谷 烈州
瀬戸 貴巨
伊藤 裕士
ウィンマックステインワコーズDC5☆KRP
Honda INTEGRA TYPE R
2'24.65121.979144.522
2927ST-44伊橋 勲
藤田 竜樹
廣田 秀機
D’station FINAゴーゴーガレージSSR Ings 86
TOYOTA 86
2'24.88022.208144.293
3013ST-45小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
呉 良亮
ENDLESS 86
TOYOTA 86
2'25.33622.664143.840
319ST-38JOE SHINDO
柴田 優作
井上 恵一
MP RacingワコーズEDニルズ
NISSAN Fairlady Z
2'26.17823.506143.012
32884ST-46平中 克幸
HIRO HAYASHI
林テレンプSHADE RACING 86
TOYOTA 86
2'26.68424.012142.519
3377ST-47山田 英二
遠藤 浩二
中島 保典
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
2'26.71624.044142.488
3428ST-48東 徹次郎
DAISUKE
森山 鉄也
植田 正幸
T's CONCEPT86
TOYOTA 86
2'26.82124.149142.386
3517ST-23谷川 達也
野上 達也
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
2'27.36224.690141.863
3618ST-49浅野 武夫
井上 雅貴
鶴賀 義幸
森 正行
Wedssport 86
TOYOTA 86
2'27.62924.957141.606
3729ST-410佐々木 雅弘
小倉 康宏
豊田 大輔
KENBOW
T'S CONCEPT小倉クラッチ86
TOYOTA 86
2'28.40625.734140.865
3854ST-411加藤 彰彬
堤 優威
平木 湧也
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'33.07830.406136.566
396ST-24冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCELエボⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'33.44030.768136.243
4050ST-51岩岡 万梨恵
猪爪 杏奈
小松 寛子
関崎 祐美子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
2'35.81533.143134.167
4169ST-52梅本 淳一
蘭牟田 政治
Razak Ifwat
妹尾 智充
J'S RACING Moty's制動屋FIT
Honda FIT 3 RS
2'35.99633.324134.011
424ST-53芝谷 純三
太田 侑弥
伊藤 俊哉
見並 秀文
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'36.05233.380133.963
432ST-54筒井 克彦
大塚 隆一郎
山下 潤一郎
TEAM221ロードスター
MAZDA ROADSTER
2'36.17333.501133.859
44168ST-55藤井 潤
窪田 俊浩
梅田 真祐
冴えカノレーシングWITH FCA
Honda FIT 3 RS
2'36.26833.596133.778
4566ST-56橋本 陸
霜野 誠友
武地 孝幸
odula Idia MAZDAデミオ15MB
COURAGE DEMIO
2'36.97634.304133.174
4637ST-57関 豊
井尻 薫
大谷 飛雄
DXLワコーズNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
2'37.41234.740132.806
4788ST-58村上 博幸
脇谷 猛
中根 邦憲
加藤 正将
村上モータースMAZDAロードスター
MAZDA ROADSTER
2'38.09335.421132.234
4832ST-59原嶋 昭弘
高橋 純子
松田 明大
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'40.64437.972130.134
4948ST-510猪股 京介
佐藤 駿介
Takamori 博士
大野 尊久
DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
2'40.75538.083130.044
5026ST-412松尾 充晃
吉岡 一成
東 貴史
横尾 優一
WAKO'S TRUST隈元建設field WM HPI Vitz
TOYOTA Vitz GRMN Turbo
2'55.16752.495119.344
5197ST-TCR7植松 忠雄
中野 信治
大津 弘樹
小林 崇志
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE R
23'31.74521'29.07314.808
-83ST-X9Lim Keong Wee
マーシー・リー
メルビン・モー
Phoenix Racing Asia R8
Audi R8 LMS GT3
absence--

Vitz関西

Vitz:関西第1戦鈴鹿 廣島選手が2位で目標の表彰台を獲得! (AVANTECH)

  • チーム名称:AVANTECH Racing Team
  • チーム代表者:高崎保浩
  • チーム監督:長屋宏和
  • ドライビングアドバイザー:霜野誠友
  • チーフメカニック:永原達也
  • メカニック:唐島 大
  • メンテナンスガレージ:Garage N、Candy Motor Factory
  • 車両協力:arto OSAKA
  • ドライバー:
    • #456廣島嵩真 予選2位・決勝2位
    • #242勝木崇文 予選8位・決勝9位
    • #220大井偉史 予選31位・決勝30位
  • リザルト: https://toyotagazooracing.com/jp/vitz/ranking/2018.html
  • 写真:佐々木純也
  • YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=JnFVm2j0IeM

 Vitz関西シリーズ第1戦は18日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝が行われ、予選2位からスタートしたAVANTECH Racing Teamの廣島嵩真はセーフティーカーが入る荒れたレースを冷静に走りきり予選順位を死守、チームに初表彰台をもたらした。また、勝木崇文は8位でポイントをゲット。初レースの大井偉史は31位で完走を果たした。以下、チーム監督・長屋宏和氏のコメント。

 3月18日に鈴鹿サーキットでおこなわれたTOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race関西シリーズ開幕戦で#456廣島選手が2位表彰台、#242勝木選手が9位で共にポイント獲得しました。

 チームにとっても初表彰台、廣島選手もレース経験で初表彰台でした。廣島選手もよく頑張りました。この結果は応援いただいた皆様のおかげだと思っています。ありがとうございました。

 2年目の廣島選手、勝木選手は、ドライバーとしても、人としても成長したと実感しています。1年目の大井選手は、今までのドライビングの癖に気付き、マシンコントロールの課題を見出してくれました。

 3人共、それぞれの新たな課題が明確になったので、これからも一つ一つ丁寧に向き合い、一緒に課題を解決していきたいです。

 また、チーム全体としては、それぞれの役割を遂行し、時にはぶつかり合いながらも、結果に繋げていく中で、お互いを認め合い、昨年1年間かけてチーム内の信頼関係を築けたことが、今回の結果に結び付いたと感じています。

 これからも、気付いた課題を伝え、一緒に成長できるように頑張っていきます。

 最後に、AVANTECレーシングチームから、自分の経験を活かせる場をいただき、本当に感謝しています。ありがとうございます。予選の0.04秒差が決勝の1位と2位の差になってしまったので、次戦の岡山、その次の鈴鹿で、更に1秒先を目指して頑張りたいと思います。

次の目標はチーム初優勝!! 次戦は4月22日岡山国際サーキット、こちらも応援宜しくお願い致します。

Text: AVANTECH Racing Team監督:長屋宏和
Photo: Junya SASAKI

F4西日本シリーズ

F4:西日本第1戦決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第2戦 -RIJ- (2018/03/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 F4西日本シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
111植田 正幸Rn-sports制動屋MYST
MYST KK-ZS
DL1024'02.364
2*33中島 功SHINSEI・KK
TOKYO R&D RD10V
DL101'03.807
3*77久保 宣夫オートセレクトジャパン*MYST・制動屋
MYST KK-A
DL101'41.163
---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ----
-12太田 格之進佐藤製作所KK-ZS★TOMEI
MYST KK-ZS
DL55Laps
-13佐藤 セルゲイビッチ結婚の学校KK-ZS
MYST KK-ZS
DL010Laps
-43鈴木 智之テイクファーストRK01☆制動屋☆C72
B-MAX RK-01
DL010Laps
  • Fastest Lap: CarNo.11 植田正幸(Rn-sports制動屋MYST) 2'06.242 (9/10) 165.60km/h
  • CarNo.33は、2018鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第12章第62条~1)②(ピットレーン速度)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.77は、2018鈴鹿クラブマンレースシリーズ特別規則第11章第59条~1)①②(妨害行為)により、競技結果に40秒を加算した。

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第1戦もてぎ 新加入の神晴也が圧勝、上田裕也も続いて1-2フィニッシュ達成! (Le Beausset)

 ル・ボーセ モータースポーツはスーパー耐久とFIA-F4、そして原点でもあるカテゴリー、スーパーFJのもてぎシリーズに今シーズンも参戦する。その最初の幕となったスーパーFJはアカデミードライバーとして17歳の神晴也と2年目で18歳の上田裕也を擁して挑むこととなった。

 年末恒例のスーパーFJ日本一決定戦は、ツインリンクもてぎで開催されることから、ここで早々に強さ、速さを示すことは全国のライバルから、一目置かれるようになることも意味している。それだけに、ただ結果を残すのではなく、内容の濃いレースがふたりのドライバーには求められた。

予選 3月11日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 早朝一番のスタートとなった予選は、ドライコンディションではあったものの、まだ冬めいた低めの気温の下での計測となった。それだけに、まずは入念にウォームアップを行なった後にアタックを開始した。

 早々と2分6秒台に入れた神は、その2周後には5秒台に入れ、周を追うごと順調にタイムを刻んでいく。そして間もなく計測終了というタイミングで、セクター3まで他を圧するタイムを記していたものの、90度コーナーでわずかにリヤが流れてしまう。それでも最小限のロスに留めたことから、2分4秒670をマークし、スーパーFJ初レースで神はポールポジションを獲得した。

 一方、上田はセッション半ばに2分6秒台に入れたものの、そこからの伸びはごくわずか。シフトミスが原因ではあったものの、ラスト2周のアタックをしっかりまとめ、2分6秒187を記して2番手につけて、チームメイトとフロントローに並んで決勝に挑むこととなった。

決勝 3月11日(日)天候/曇り コース状況/ドライ

 注目のスタートで、ポールシッターの神はホイールスピンが激しく、やや出遅れる格好となったが、それでも1コーナーでの先陣争いを制してトップを守る。

 一方、上田はより鋭いダッシュを決めた3番手に半車身ほど先行を許し、後続にも挟まれた格好で1コーナーに進入していくが、その際に接触があり、フロントウィングが曲がってしまう。しかし、一度は先行を許したものの、90度コーナーですぐに抜き返して、グランドスタンド前には2番手で戻ってくる。

 上田が激しくバトルを繰り広げていたこともあり、先を行く神はオープニングの1周だけで約3秒のリードを築き、その後もアクセルを少しも緩めず周回を重ねていく。レース終盤に差しかかった6周目には2分4秒843と、予選タイムにも遜色ないファステストラップを記し、さらに2周後には4秒733にまで短縮を果たしてみせた。

 その結果、14秒2もの大差をつけて神が初優勝、王座獲得に向けて第一歩を決めた。そして上田も2番手に返り咲いた後は、フロントウィングが曲がった状態ながら後続を一歩も寄せつけず、終盤には予選を上回る2分5秒台を連発するようになり、最終ラップには自己ベストとなる2分5秒367を記し、自身の進歩をアピールする結果となった。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 2人のドライバーともしっかり走り込み開幕戦を迎えられた。スーパーFJはデビュー戦になる神は持ち前のスピードとアクレッシブな走りで、予選・決勝と期待通りの結果を残した。上田は自己コントロールが上手く行ってないのか操作上のミスが大きく、神に後れを取ってしまった。チームとしては表彰台の上位を独占出来たことは喜ばしいが、彼らが見せたパフォーマンスには満足してない。次戦に向け更に強くならなければならない。
Driver 神 晴也(Seiya Jin)COMMENT
 予選ではミスもあり、納得の内容ではなかったのですが、それでもポールポジションが獲れて良かったです。決勝でもスタートでミスをしてしまいましたが、トップのまま1コーナーに入っていけました。そこからは少しでも離す、ミスをしないよう走ることだけ考えました。本当は最終ラップにファステストラップを出したかったのですが、出せなかったことと、後続を15秒離すつもりが、ほんのちょっと足りず達成できなかったこと、そのふたつは今後の課題です。でも、まず1勝! いろいろ考えて今年はスーパーFJからのスタートですが、一から出直してまたFIA-F4に戻るというのを考えての参戦なので、何としても全部勝ちます。
Driver 上田裕也(Yuya Ueda)COMMENT
 僕自身、スタートは悪くなかったと思っているのですが、後ろのドライバーの方がもっと良くて抜かれてしまいました。でも、すぐ90度コーナーで、あそこは自信があったので抜くことができました。そこでしっかり抜けたのは良かったのですが、その後は神くんに近づくことはできなくて……。良かったのは、最後の1周にタイムが上がったことだけです。次のレースまで練習して、しっかり上げていかないといけないと痛感しています。もっと内容のある結果にしたいと思います。
Le Beausset Motorsports

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝 苦節5年、42歳の吉田宜弘が涙の鈴鹿初優勝

  スーパーFJ鈴鹿シリーズ第1戦は18日、鈴鹿サーキット東コースで22周の決勝を行い、予選3位からスタートした吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り鈴鹿での初優勝を飾った。

22周の決勝レースがスタートした

吉田宣弘と徳升広平、終盤の争い

優勝は吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

決勝2位は徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)

決勝3位は宮島雄太(アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ)

優勝して手を振る吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

表彰式: 優勝・吉田宣弘、2位・徳升広平、3位・宮島雄太

鈴鹿で初優勝を飾った吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

 予選時に降った雪も上がり、正午前には鈴鹿上空には青空が広がった。10台が参加したが、決勝グリッドへ向かった予選9位の河合優輝(FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S)がストップ。グリッドには9台が並び、午後1時5分、フォーメーションラップが始まったが、なんとポールスタートの荒川麟(Drago CORSE 10V)がウェービング中に最終コーナーでスピン、最後尾グリッドに回される波乱の幕開けとなった。

 スタートでは、予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が素晴らしいダッシュを決め、ポール不在となり前が開けたアウト側から、予選2位の徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)を抜き去りトップで1コーナーに侵入。2位には徳升が付け、3位には予選4位の石谷豪志(MYST)をパスした宮島雄太(アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ)が上がってきた。

 トップに立った吉田は、ハイペースで2位の徳升を突き放しにかかる。1周目に徳升を1秒離すと徐々に差を広げ、5周目にはその差を2秒4まで広げた。

 ここからこの2人は3位以下を引き離しながら、一進一退の差だったが、10周目にこのレースのファステストラップとなる53秒452をたたき出した徳升が「疲れてきました」という42歳の吉田との差を詰め始める。14周目にその差を1秒7とすると、18周目には0秒9。最終ラップにはテールトゥノーズに持ち込んだ。

 しかし追撃もここまで。吉田が0秒260差で逃げ切り、うれしい鈴鹿初優勝を飾った。2位は徳升。3位には、序盤に岡本大地(bitcoin悟17J)、中盤には石谷、終盤には最後尾から追い上げてきた荒川麟(Drago CORSE 10V)と入れ替わり4位に付けたドライバーたちの追撃を振り切った宮島が入った。以下、4位荒川、5位石谷、6位岡本の順でゴールを迎えた。

 優勝した吉田は鈴鹿シリーズに参加して5年目。「練習からユーズドタイヤでも僅差だったので予選で上位に付ければチャンスがあると思っていた。ようやく勝てました」と目に涙を浮かべ、喜びをかみしめていた。

 第2戦はちょうど4週間後、3月18日にフルコースで決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Hiroyuki MINAMI
Yoshinori OHNISHI

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2018/02/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
157吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED
MYST KK-S2
YH2219'44.143
270徳升 広平宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ
MYST KK-S2
YH220.260
329宮島 雄太アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
YH229.038
477荒川 麟Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
YH229.542
560石谷 豪志MYST
MYST KK-S2
YH2211.334
618岡本 大地bitcoin悟17J
WEST 17J
YH2213.903
719永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
YH2238.332
8*17ベンソン・リンTOP SPEED RACING 17J
WEST 17J
YH2249.650
99上吹越 哲也ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS
MYST KK-S2
YH211Lap
---- 以上規定周回数(90% - 19Laps)完走 ----
-8河合 優輝FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S
MYST KK-S
YHDNS
  • Fastest Lap: CarNo.70 徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ) 53.452 (10/22) 151.07km/h
  • CarNo.17は、2018鈴鹿クラブマンシリーズ特別規則第10章第55条~1(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選 荒川麟、雪が舞う鈴鹿で初ポールポジション

 スーパーFJ鈴鹿シリーズ第1戦が18日、鈴鹿サーキット東コースで開幕。小雪の舞う中、荒川麟(Drago CORSE 10V)が58秒886で鈴鹿での初ポールポジションを獲得した。

ポールポジションの荒川麟(Drago CORSE 10V) 予選2位の徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ) 予選3位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)

 日本各地7サーキットで行われる今シーズンのスーパーFJシリーズだが、先陣を切って鈴鹿シリーズが同地で開幕。昨夜から断続的に降り始めた雪がコースサイドに残り、小雪が舞う底冷えの中、午前8時50分より公式予選が行われた。昨シーズンよりエンジンが安価で販売され増加した参加台数が一転減少、参加10台とさみしい開幕戦となった。

 予選開始6分過ぎ、上吹越哲也(ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS)がコースアウトしたため赤旗が提示され、15分で行われる予選は5分延長され9時10分チェッカーとなった。

 赤旗解除後、残り9分で再開された予選は、荒川麟(Drago CORSE 10V)と徳升広平(宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ)の一騎打ちとなった。荒川が再開後8周目に59秒973と1分を切るタイムを出し、さらに翌周59秒570とタイムを縮めると徳升がが59秒367でこれを逆転、さらに12周目には59秒189とすると翌周、荒川が59秒125で再びトップに浮上した。

 14周目には徳升が59秒を切る58秒899でトップを奪い返し、このままポールを決めるかと思われたが「ラスト3周目あたりでようやくタイヤが暖まった」という荒川がチェッカー後の16周目に58秒886を出し僅差で逆転。シーソーゲームに終止符を打ち、ポールポジションを決めた。3位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED)が入った。

 荒川は昨年のオートポリスシリーズでポールポジションを獲得したが、鈴鹿シリーズでは初。荒川は埼玉県在住の18歳で高校3年生。今シーズンは鈴鹿シリーズに全戦参加予定でチャンピオンを狙い、入校した鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラでは首席卒業を目指す。

 決勝は午後1時5分より22周で争われる。「東コースは抜けないのでスタートさえ決めれば……」という荒川と、惜しくも予選で2位に甘んじた徳升の争いに注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第1戦鈴鹿公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第1戦 -RIJ- (2018/02/18) Qualifying Weather:Snowy Course:Wet
2018 S-FJ鈴鹿シリーズ Round 1 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/hLap
177荒川 麟Drago CORSE 10V
TOKYO R&D RD10V
0'58.886--137.12616/16
270徳升 広平宮本電気工事社☆レプリKKS-Ⅱ
MYST KK-S2
0'58.899 0.013 0.013137.09614/16
357吉田 宣弘DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆MYST☆ED
MYST KK-S2
0'59.292 0.406 0.393136.18714/14
460石谷 豪志MYST
MYST KK-S2
0'59.813 0.927 0.521135.00115/15
529宮島 雄太アキランド・イーグルスポーツKK-SⅡ
MYST KK-S2
0'59.967 1.081 0.154134.65415/15
619永井 秀貴NINE RACING・KKSⅡMYST
MYST KK-S2
1'00.258 1.372 0.291134.00411/14
718岡本 大地bitcoin悟17J
WEST 17J
1'00.498 1.612 0.240133.47213/15
817ベンソン・リンTOP SPEED RACING 17J
WEST 17J
1'01.608 2.722 1.110131.06713/15
98河合 優輝FTK・FAST⇔ZERO・レブKK-S
MYST KK-S
1'02.768 3.882 1.160128.64515/15
109上吹越 哲也ヤマダエスバイエルホームFTKレブKKS
MYST KK-S2
1'03.388 4.502 0.620127.38710/10
---- 以上基準タイム(130% - 1'17.000)予選通過 ----

FS125東地域

FS125E:第1戦SUGO 滝田真之佑(ミツサダPWG RACING)が優勝

 2017年全日本カート選手権FS125部門東地域の第1戦が4月23日、スポーツランドSUGO西コース(宮城県)にて行われ、滝田真之佑(ミツサダPWG RACING)が優勝した。

 西地域の開幕より遅れること約1ヶ月、いよいよ全日本カート選手権FS125部門東地域が開幕した。西地域同様、ジュニア選手権や地方選手権で戦った多くのドライバー達がステップアップを果たしており、昨年までとは異なる顔触れとなった。

 タイムトライアルでトップタイムをマークしたのは澤龍之介(Drago corse)で、同部門のコースレコードを更新した。予選ヒートでは、ファイナルラップまで澤と激しいバトルを繰り広げた塚田海斗(VITEC racing)がトップチェッカー、決勝ヒートのポールポジションを獲得した。2番手には滝田が、3番手に澤という順位となった。

 迎えた決勝ヒート、スタートを決めたのはポールスタートの塚田。その後ろにはぴたりと澤がマークし、周回数を重ねていく。2台はテールトゥノーズの膠着状態のままファイナルラップを迎えた。最後のチャンスを狙う澤だったが、4コーナーの立ち上がりでダートにはみ出し単独スピン。26周に渡って繰り広げられた神経戦の勝敗が決した瞬間だった。プレッシャーに耐え続けた塚田は、そのままトップでチェッカーを受け、2番手には、トップ2台のバトルを少し引いた位置から追いかけていた滝田が、3番手に坂入悠斗(LCT by KOSMIC)の順でチェッカーを受けた。全日本カート選手権FS125部門デビューウィンに思われた塚田だったが、今季から導入されたフロントフェアリングに関するレギュレーションによって10秒加算のペナルティーを受け、7位まで順位を落としてしまう。塚田のペナルティーによって滝田が繰り上がり、全日本カート選手権FS125部門でのデビューウィンを飾ることとなった。2位には坂入、3位には越野遼太郎(FLAX motorsports)が入った。奇しくも先に行われた全日本FS125部門西地域と同じく、フロントフェアリングによるペナルティーによって優勝者が変わる結果となった。

滝田真之佑のコメント
 練習走行までは思うように走れず苦戦していたのですが、タイムトライアルよりタイムが出るようになってきました。予選でもトップとそれほど変わらないタイムが出せていたのでそれは自信になりました。今後は、暑くなってきたときの路面コンディションや、タイヤの使い方が課題になってくると思います。
Text & Photo: Hideshi KIKUYAMA

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント。「最後まで気持ちよく走れました。内容としては100点でした」(#37中嶋一貴)

sf-rd1-r-ps-top3

優勝 #37中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd1-r-pc-kazuki ホッとしました。去年も勝つチャンスはあったのに、自分のミスで逃してしまっていたので。クルマが本当に調子良かったので、贅沢な悩みですがそれがプレッシャーになっている側面もありました。
スタートはちょっと怪しかったですが、トヨタエンジンのパワーのおかげでポジションを落とさずに出ることができ、その後はいいペースで走れました。
タイヤを換えてからはドンピシャのバランスになって、最後まで気持ちよく走れました。内容としては100点でした。
2位 #16山本尚貴(TEAM無限)
sf-rd1-r-pc-yamamoto 今日は何よりもスタートが全てでした。国本選手より前に出ましたし、一貴選手よりも動き出しや加速は良かったんですが、届きませんでした。
レースを通して一貴選手のペースについていくことができず、悔しいんですが、次に何をしないといけないのかもレース中にわかってきたので、早く岡山で走りたいなという気持ちでいっぱいです。
オフシーズンに細かいトラブルがあったんですが、メカニックはじめチームスタッフのみんなが力を合わせて鈴鹿に持ち込んでくれた結果、2位を獲得することができました。
僕は毎年鈴鹿が良くて、そのあとが下り坂なんですが、今年はどこのサーキットでもこうしたパフォーマンスを発揮して、最終戦の鈴鹿にチャンピオン争いをするドライバーとして戻ってきたいなと思います。
3位 #1国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)
sf-rd1-r-pc-kunimoto 全体的にうまくいかないレースでした。スタートで山本選手に抜かれてしまいましたし、クルマも朝から不具合があり、色々アジャストしたのに改善されませんでした。
全体にペースが良くなく、前の2台に離されて、厳しいレースになりました。
優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd1-r-pc-tachi 去年1勝もできなかったのでモヤモヤしていましたが、今日の優勝で晴れました。
今日の優勝は本当に嬉しいです。去年はGTでもスーパーフォーミュラでも両方勝ててないんで。それが開幕戦で両方勝てたでしょ?それも同じ37号車で。非常にいい開幕になりました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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