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2017年4月

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿決勝 #37中嶋一貴が1年半ぶりの勝利!!

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の決勝が4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)がそのまま逃げ切り、1年7ヶ月ぶりの勝利をものにした。

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決勝日の鈴鹿は快晴、絶好のレース日和のなか、第1戦決勝は午後1時40分より35周で行われた。
ポールの#37中嶋がそのままトップで1コーナーへ。3番手スタートの#16山本尚貴(TEAM無限SF14)が2位に上がり、#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)はやや出遅れて3位に後退した。

その後方では#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)をはじめ6人のドライバーが1周目にタイヤ交換を実施。続いて2周目にも#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)をはじめとする4人のドライバーがタイヤ交換を行なった。これは今大会の特別規則で「最低1本以上」のタイヤ交換が義務付けられていることに対応したもので、ほとんどのドライバーが作業時間を最小限に抑えるために交換するタイヤを1本のみとしている。ロッテラーは左リヤタイヤ、石浦は右フロントタイヤのみを交換した。3位の国本は3周目に石浦と同じく右フロントタイヤを交換している。

#37中嶋は規定周回数の半分を消化してもピット作業を行わずにトップを快走していたが、スプーンカーブで#8大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)がスピンしたことにより、23周目にセーフティーカーが導入されるとすかさずピットへ向かい、右リヤタイヤ1本を交換してそのままトップでコースへ復帰、結局一度も後続に付け入る隙を与えずに35周を走りきり、2015年9月の第5戦オートポリス以来、通算9勝目を挙げた。
2位は山本。二人はセーフティーカーをうまく味方につけた格好だ。
3位には国本が入った。

一方、レース序盤に国本のピットインで3位に繰り上がり、その後は2位の山本を激しく責め立てていた#10塚越広大(REAL SF14)は20周目にタイヤ4本交換と給油を行った際に石浦とロッテラーの先行を許し、その後はペースが上がらずに6位でレースを終えている。おそらくは給油を前提に軽めの燃料搭載量でスタートしたものと思われる。

注目の外人勢は#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)が10位、#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は11位と惜しくも入賞を逃した。

スーパーフォーミュラ第2戦は5月27-28日に岡山国際サーキットで行われる。
なお、この大会では2レース制が採用されることが4月23日付のJRPプレスリリースで明らかになった。
27日(土)は20分間の計時予選と30周(110km)の決勝が、28日(日)はQ1、Q2のノックアウト予選と51周(190km)の決勝が行われるとのことだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目 トップタイムは#19関口。ピットでは1本交換のシミュレーションも

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」のフリー走行2回目は、予選6番手の#19関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14)が1分39秒455でトップタイム。ポールシッターの#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)は1'40.442で10番手だった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から快晴。
多くの観客が詰めかける中、JSB1000のフリー走行に続いてスーパーフォーミュラのフリー走行2回目が午前8時50分より30分間で行われた。

序盤から好タイムを連発したのは#41伊沢拓也(DOCOMO DANDELION M41Y SF14)、#16山本尚貴(TEAM無限SF14)、#10塚越広大(REAL SF14)のホンダ勢。
そこへ開始から12分で1'39.508を記録した#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40S SF14)が加わるという展開になった。

一方のトヨタ勢は残り時間14分で#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)が1'39.971で一時2番手に浮上する。#64中嶋大祐(NAKAJIMA RACING SF14)が残り10分で1'39.889を記録したため小林は3番手に後退したが、今度は#19関口が残り8分で1'39.455を記録してトップに立った。

また今回は大会特別規則で決勝中に最低1本のタイヤ交換が義務付けられていることもあり、ピット練習でも様々な試みがなされていた。
ポールシッターの#37中嶋一貴を擁するチームトムスでは左フロント1本、あるいは右リヤ1本交換などのシミュレーションが行われたほか、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)は右フロント1本交換を試している。
またチームインパルは今回、ピット作業用にエアジャッキを持ち込んでいる。
こうした作業が実際に決勝で実施されるのか、それは何周目なのか。
今回の決勝はそこにも注目したい。

なお、セッションは#36アンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)がS字コーナーでスピンアウトしたために4分30秒余りを残して赤旗が提示され、そのまま終了となった。

決勝レースはこのあと午後1時40分より35周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第1戦鈴鹿フリー走行2回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
119関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'39.455--210.198
240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'39.508 0.053 0.053210.086
364中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'39.889 0.434 0.381209.284
418小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'39.971 0.516 0.082209.113
536アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'40.309 0.854 0.338208.408
616山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'40.365 0.910 0.056208.292
72石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'40.386 0.931 0.021208.248
841伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'40.407 0.952 0.021208.205
910塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'40.414 0.959 0.007208.190
1037中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'40.442 0.987 0.028208.132
111国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'40.613 1.158 0.171207.778
124山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'40.696 1.241 0.083207.607
1320ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'40.780 1.325 0.084207.434
1415ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'40.781 1.326 0.001207.432
153ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'40.867 1.412 0.086207.255
1665ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'40.956 1.501 0.089207.072
1750小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'41.014 1.559 0.058206.953
187フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'41.450 1.995 0.436206.064
198大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'41.593 2.138 0.143205.774

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SF:第1戦鈴鹿公式予選 上位3人のコメント。「金曜からクルマが贅沢なくらい速くて、逆にプレッシャーを感じました」(#37中嶋一貴)

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ポールポジション #37中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
sf-rd1-q-pc-kazuki ホッとしたような感じが一番です。冬のテストから調子が良くて、去年までよりもレベルアップした状態でシーズンに臨めると思っていました。
逆に金曜日からクルマが贅沢なくらいに速かったことでプレッシャーも感じていました。予選Q2をみても(国本)雄資のタイムが速かったので、「どうかな?」と思っていました。Q3では満足のいくアタックができたと思いますし、なんとか前に行くことができたので、満足していますし、ホッとしています。
予選2位 #1国本雄資(P.MU/CERUMO · INGING)
sf-rd1-q-pc-kunimoto また2番なのでちょっと悔しいです。金曜日の走行から中嶋(一貴)選手が速くて。僕らのクルマは少し問題を抱えていましたが、路面温度が上がって来れば状況は変わってくると思ったので、そこまでは大きくセットを変更せずにテストメニューをこなしながら予選に臨みました。
Q1からQ2にかけて路面温度がすごく上がった感じがして、ようやく自分たちのクルマにあってきたので、これはQ3も狙えるかなと思いました。自分の中では大きなミスもなく走ったんですけど、思ったほどタイムアップができませんでした。おそらくQ2のグリップレベルが僕たちの限界だったのだろうという印象です。
予選3位 #16山本尚貴(TEAM無限
sf-rd1-q-pc-yamamoto 週末を通して中嶋(一貴)選手が速かったので「結構厳しいな」と思っていましたが、金曜の走行から予選にかけて、うまく合わせられたかな、という印象です。
Q3ではセクター1と2で結構大きなミスをしてしまったので、それがなければ、とも思いましたが、これが今の実力なのだと受け入れて、明日勝てるようにがんばります。
ずっと注目がピエール(ガスリー)選手に行っていたので、ようやくテレビに映れるなあと(笑)
彼と一緒にやれて自分のレベルも上がってると思うし、チームの士気も上がってると肌で感じているので、それをうまく今シーズンに活かせるように頑張っていきたいです。
岡山のGTで苦戦を強いられて、ホンダはいろんなことを言われましたが、今回はトラブルもなく予選3番手まで来られたので、ここまでの頑張りに感謝したいと思います。あとは決勝でトラブルが出なければと思いますし、僕がチェッカーまで導ければいいなと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

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SF:第1戦鈴鹿公式予選 ついに飛び出した1分35秒台!!#37中嶋一貴が通算5回目のPP獲得

ついにでた1分35秒台!!

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦「NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レース」の公式予選が4月22日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、1'35.907を叩き出した#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)が通算5回目のポールポジションを獲得した。
予選2番手の#2国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)も1'35.997につけるなど、今回も終盤まで接戦が展開された。

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
予選Q1は各車午前中に使用したユーズドタイヤを装着して走行を開始、残り時間が7分を切ったあたりでニュータイヤに履き替えるといういつもの展開。
ここでトップに立ったのが#37中嶋。1'36.465と早くも2014年にアンドレ・ロッテラーの記録した1'36.996のコースレコードを破ってみせた。
結局Q2進出を果たした上位14人がトップから1秒以内という接戦になり、そのうちの8人がロッテラーのレコードタイムを上回るという結果になった。
投入から4シーズン目に突入したSF14シャシーだが、エンジンやタイヤの進化がタイムアップに結びついたと言えるだろう。
なお、注目のルーキーの一人、マカオGPで2勝のフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)は終盤痛恨のコースアウトを喫し、15番手で予選を終えた。
チームを移籍した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)はシフトチェンジと燃料ポンプの不具合から予定外のピットイン、アタックのチャンスを逃し18位、新規参戦のB-MAXからエントリーの#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)に至ってはまさかの最下位という結果に終わった。

予選Q2に入るとタイムはさらに上がり、前年王者の#1国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が1'36.083を叩き出してトップに。チームメイトの#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)も1'36.241とセルモインギングが1-2を占める。
#37中嶋も1'36.310と自己ベストを更新して3位につけた。
昨年度のGP2チャンピオンで今季無限からエントリーする#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)も1'36.654で7番手につけ、見事初戦からQ3進出を果たした。

そして注目の予選Q3。
アウトラップともう1周のウォームアップ走行を終えて始まったアタック合戦は熾烈を極めた。
まずはガスリーが1'36.930とまずまずのタイムを記録すると、その直後に国本が1'35.997とついに1分35秒台のタイムを記録する。
しかしその直後、中嶋一貴は1'35.907とさらにタイムを縮めてきた。
その後方でアタックしていた#16山本尚貴(TEAM無限SF14)はセクター1で二人を上回るタイムを記録したものの、本人曰く「逆バンクとデグナーで突っ込みすぎた」とのことで僅かに及ばず3番手。しかしタイムは1'36.004とトップの中嶋からコンマ1秒も離れておらず、さらにはQ3に出走した8人のうち7人までが中嶋から1秒以内のタイムを記録するという、スーパーフォーミュラではすっかりおなじみの接戦が今回も繰り広げられた。
中嶋一貴のポール獲得はこれが通算5回目だ。

第1戦決勝は明日午後1時40分スタート。
周回数は35で最低1本のタイヤ交換が義務付けられている。
各チームがどんな作戦を用意してくるのかに注目したい。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

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SF:第1戦鈴鹿公式予選総合結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCar
Team
Q1Q2Q3
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'36.4651'36.3101'35.907
21国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'36.8181'36.0831'35.997
316山本 尚貴TEAM無限SF14
TEAM無限
1'36.8061'36.3761'36.004
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO · INGING
1'36.9821'36.2411'36.018
510塚越 広大REAL SF14
REAL RACING
1'37.2211'36.6061'36.379
619関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'36.6141'36.7701'36.610
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14
VANTELIN TEAM TOM’S
1'36.9531'36.6441'36.626
815ピエール・ガスリーTEAM無限SF14
TEAM無限
1'36.6981'36.6541'36.930
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'37.1851'36.801
1041伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'37.3351'36.815
1165ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14
TCS NAKAJIMA RACING
1'36.7601'36.888
1220ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
1'37.0411'36.955
138大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'37.2091'36.964
143ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'37.0951'37.139
157フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14
SUNOCO TEAM LEMANS
1'37.590
1640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
1'37.687
174山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14
KONDO RACING
1'37.714
1818小林 可夢偉KCMG Elyse SF14
KCMG
1'38.075
1950小暮 卓史B-Max Racing team SF14
B-Max Racing team
1'38.306

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'35.907--217.974
21国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'35.997 0.090 0.090217.769
316山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.004 0.097 0.007217.753
42石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.018 0.111 0.014217.722
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'36.379 0.472 0.361216.906
619関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.610 0.703 0.231216.388
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.626 0.719 0.016216.352
815ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.930 1.023 0.304215.673

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
11国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.083--217.574
22石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.241 0.158 0.158217.217
337中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.310 0.227 0.069217.062
416山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.376 0.293 0.066216.913
510塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'36.606 0.523 0.230216.396
636アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.644 0.561 0.038216.311
715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.654 0.571 0.010216.289
---- 以上Q3進出 ----
819関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.770 0.687 0.116216.030
964中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'36.801 0.718 0.031215.961
1041伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'36.815 0.732 0.014215.929
1165ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'36.888 0.805 0.073215.767
1220ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.955 0.872 0.067215.618
138大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'36.964 0.881 0.009215.598
143ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'37.139 1.056 0.175215.209

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TimeBehindGapkm/h
137中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.465--216.713
219関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'36.614 0.149 0.149216.379
315ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.698 0.233 0.084216.191
465ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'36.760 0.295 0.062216.052
516山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417E1'36.806 0.341 0.046215.949
61国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.818 0.353 0.012215.923
736アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4A1'36.953 0.488 0.135215.622
82石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4A1'36.982 0.517 0.029215.558
920ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4A1'37.041 0.576 0.059215.426
103ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'37.095 0.630 0.054215.307
1164中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417E1'37.185 0.720 0.090215.107
128大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'37.209 0.744 0.024215.054
1310塚越 広大REAL SF14Honda HR-417E1'37.221 0.756 0.012215.028
1441伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417E1'37.335 0.870 0.114214.776
---- 以上Q2進出 ----
157フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4A1'37.590 1.125 0.255214.215
1640野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417E1'37.687 1.222 0.097214.002
174山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4A1'37.714 1.249 0.027213.943
1818小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4A1'38.075 1.610 0.361213.155
1950小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417E1'38.306 1.841 0.231212.654
---- 以上予選通過 ----

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿JRPサタデーミーティングその2 「次期シャシーのディスカッションはすでに始まっている」ポントレモーリ社長(ダラーラ社)

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日本レースプロモーション(JRP)はサタデーミーティングにもう一人のゲストを招待していた。
スーパーフォーミュラにシャシーをワンメイク供給しているダラーラオートモビリ社のアンドレア・ポントレモーリ社長だ。

今回が初来日となるポントレモーリ氏は世界有数のパワフルなシリーズにシャシーを供給していることを光栄に思うと語り、スーパーフォーミュラの次期シャシーについてもすでにJRPと話し合いを始めていると語った。
新シャシーについては現行のSF14と同様にトヨタとホンダのそれぞれからテストドライバーを招いてドライビングシミュレータを使ってもらい、そこで得た意見を集約して開発を進めていくとのこと。
具体的な投入時期、スペックについては今後明らかになっていくと思われる。
その動向に今後も注目していきたい

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿JRPサタデーミーティングその1 今年も2スペック制採用の可能性あり?ヨコハマモータースポーツインターナショナル秋山本部長に聞く

全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は4月22日、シリーズ第1戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを行った。
今回はゲストにヨコハマモータースポーツインターナショナルの秋山一郎開発本部長を招き、今年ワンメイク供給されるヨコハマタイヤの開発状況について話を聞いた。

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今季はスリック、レイン共に構造変更がされており、コンパウンドについてはスリックは昨年のミディアムと同じものを採用、レインはSUGOから使用しているソフトコンパウンドに一本化されるとのこと。

これによりスリックは舵角がついた時のコーナリングフォースの落ち込みをなくし、限界付近でいきなりグリップダウンするような挙動を押さえ込んだという。
レインについては接地性の向上。フロントに関してはアンダーステアの解消、リヤはトラクションの向上を狙ったとのこと。

これにより開幕前の鈴鹿テストでは1分35秒台の好タイムが記録され、今回の鈴鹿大会でもフリー走行1回目でもコースレコードを上回るタイムが出ている。秋山本部長はこうした結果を踏まえ、公式予選でもレコードが更新されることを期待していると語った。

また昨年のもてぎ大会で採用された2スペック制についても前向きに検討していることをこの席で明らかにしている。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目 コースレコードを上回るタイムで#2石浦がトップ

2017全日本スーパーフォーミュラ選手権がついに開幕!
三重県鈴鹿サーキットで開催される「NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」のフリー走行1回目は4月22日朝から60分間で行われ、#2石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が従来のコースレコードを上回る1'36.513でトップだった。

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待ちに待った2017シーズン開幕戦の公式予選日は朝から好天に恵まれ、午前10時10分からのフリー走行1回目は気温22℃、路面温度30℃という絶好のコンディションで行われた。

序盤からトップに立ったのは#37中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S SF14)。1'37.187を記録したが、その直後に新規参戦のB-MAXに移籍した#50小暮卓史(B-Max Racing team SF14)がスプーンカーブ一つ目でスピンアウト。これにより赤旗中断となってしまった。

小暮車を回収したのち走行は再開され、各車ロングランに移行。残り時間7分を切ったところでニュータイヤに履き替えて予選シミュレーションを始めたが、ここでまた小暮が1-2コーナーでグラベルに飛び出してしまった。
しかし今回は2コーナーポストで黄旗が提示されるに留まりセッションは続行、この結果アンドレ・ロッテラーの持つ1'36.996を中嶋一貴と石浦が相次いで上回り、トップは1'36.513の石浦、中嶋一貴は1'36.664で2番手につけた。
ホンダ勢最上位は#16山本尚貴(TEAM無限SF14)で5番手。

一方注目の外人勢は昨年のGP2王者#15ピエール・ガスリー(TEAM無限SF14)が17位、マカオGPで2勝している#7フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS SF14)が16位と今一つの結果に。
今季チームルマンからKCMGに移籍した#18小林可夢偉(KCMG Elyse SF14)は11位に終わっている。

スーパーフォーミュラ第1戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

NGK SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2017/04/22) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2017 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverCarEngine TireTimeBehindGapkm/h
12石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4AYHR1'36.513--216.605
237中嶋 一貴VANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4AYHR1'36.664 0.151 0.151216.267
336アンドレ・ロッテラーVANTELIN KOWA TOM’S SF14TOYOTA RI4AYH1'37.077 0.564 0.413215.347
419関口 雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4AYH1'37.221 0.708 0.144215.028
516山本 尚貴TEAM無限SF14Honda HR-417EYH1'37.283 0.770 0.062214.891
61国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14TOYOTA RI4AYH1'37.456 0.943 0.173214.509
741伊沢 拓也DOCOMO DANDELION M41Y SF14Honda HR-417EYH1'37.490 0.977 0.034214.434
864中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417EYH1'37.598 1.085 0.108214.197
920ヤン・マーデンボローITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14TOYOTA RI4AYH1'37.624 1.111 0.026214.140
1065ナレイン・カーティケヤンNAKAJIMA RACING SF14Honda HR-417EYH1'37.704 1.191 0.080213.965
1118小林 可夢偉KCMG Elyse SF14TOYOTA RI4AYH1'37.900 1.387 0.196213.536
124山下 健太フジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4AYH1'38.019 1.506 0.119213.277
1310塚越 広大REAL SF14Honda HR-417EYH1'38.061 1.548 0.042213.186
1440野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40S SF14Honda HR-417EYH1'38.445 1.932 0.384212.354
158大嶋 和也SUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4AYH1'38.488 1.975 0.043212.261
167フェリックス・ローゼンクヴィストSUNOCO TEAM LEMANS SF14TOYOTA RI4AYH1'38.837 2.324 0.349211.512
1715ピエール・ガスリーTEAM無限SF14Honda HR-417EYH1'38.842 2.329 0.005211.501
1850小暮 卓史B-Max Racing team SF14Honda HR-417EYH1'38.901 2.388 0.059211.375
193ニック・キャシディフジ・コーポレーションKONDO SF14TOYOTA RI4AYH1'39.298 2.785 0.397210.530
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'36.996)を非公式に上回りました。

Super Car Race Series

SCR:第1戦富士 GT3クラスの木村武史/アフィック・ヤジド組が優勝

 今年で4シーズン目を迎えるSUPER CAR RACEは、新たなパートナー、CARGUYを迎え、CARGUY SUPER CAR RACEとして開催されることとなった。昨年に引き続き、富士スピードウェイを舞台として、全2大会・全4戦が予定されている。その第1大会が4月15日(土)にスタートを切り、予選と第1戦決勝レースが行われた。

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 9時25分にスタートした予選は、上空に雲を浮かべているものの、春めいた非常に爽やかなコンディションだった。第1大会には11台がエントリーしていたものの、うち1台が練習中のアクシデントによってリタイアしたため、10台が出走した。最初にタイミングモニターの一番上に名前を記したのはKSD RACING SLS GT3の佐藤元春で、1分47秒198をマークするも、直後に上回ったCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村武士は、いきなり1分41秒498という驚異的なタイムを出してくる。勢いに乗る木村はそのままタイムを短縮し続け、最後は1分39秒518という、昨年自らマークしたレコードタイムを更新した。

 「コースレコードを更新できて良かったです。ただ、出した周はトラフィックに引っかかったり、セクター1がコンマ3秒遅かったりしていたので、本音としては38秒台に入れたかった。(ライバルとの)クルマの違いはあるので、差はかなりつきましたが、勝つとハンデキャップがついて、次のレースは厳しくなるでしょうから、今日のレースは確実に勝ちたいと思います」と木村。

 2番手はCUP1クラスながら大健闘の、チーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルを駆る落合俊之で1分44秒109をマーク。3番手にはTaiwan Top Speed Huracan GT3のジョージ・チョウがつけ、KSD RACING SLS GT3の佐藤は4番手に留まった。5番手はCUP1クラスでCARGUY RUF Huracan STを駆る小山美姫。そして、6番手はGT4/N1クラストップでBRP★Audi RS3 LMSを駆る奧村浩一。このマシンは先日のスーパー耐久でデビューさせたばかりのTCRで、N1ポルシェのWISE-1ポルシェGT3を駆る佐藤賢一に10秒もの差をつけることとなった。

 その予選からほぼ5時間を経て、40分間で争われる第1戦決勝レースが行われた。途中1回のピットストップが義務づけられ、最低でも30秒間は停止していなければならず、プラチナドライバーが登録されていれば、さらに30秒追加。スタートは予選を担当したジェントルマンドライバーが担当することとなっているため、早々と交代したいところだが、15分間経過から10分間のうちに行わなくてはならない。

 レースはローリングスタートによって開始。10台のマシンがストレートにはゆっくりと戻ってきて、グリーンシグナルの点灯と同時に一気に加速する。もちろんトップで1コーナーに飛び込んでいったのはCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村で、早々に後続を引き離しにかかる。一方、その後方で激しい2番手争いを繰り広げていたのが、チーム和歌山with HOJUST・芦村モータース・ランボスタイルの落合とTaiwan Top Speed Huracan GT3のチョウだった。しかし、それも4周目までで、チョウの先行を許した落合は徐々に遅れを取るようになり、それまでもエンジンは異音を発していたこともあり、10周目にはピットに戻ってリタイアとなった。そして、6周目にはCARGUY RUF Huracan STの小山が、KSD RACING SLS GT3の佐藤をかわして4番手に浮上。

 9周目からは15分経過したこともありドライバー交代が許される、ピットロードオープンとなる。ほとんどの車両が早々にピットへ戻ってくる中、GT3クラス勢は交代を遅らせる。特にCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3の木村はオープンになった時点で30秒もの大量リードを得ていただけに、それをさらに広げようという算段なのだろう。11周目にまずは2番手のTaiwan Top Speed Huracan GT3がピットイン。ここでサムソン・チェンに交代する。そして、13周目にはトップの木村もピットに戻って、アフィク・ヤジッドにバトンを託すことに。素早い作業も後押しして、ヤジッドがコースに戻ると、チェンとの差は1分近くにまで広がっていた。

 一方、KSD RACING SLS GT3はピットクローズドになって、間もなく入ってきたではないか!

 「ちょっと緻密に計算しすぎて、逆に計算が狂ってしまった」と語るのは佐藤のパートナーである平中克幸。Taiwan Top Speed Huracan GT3への猛追体制を整えたのも束の間、ドライビングスルーペナルティが命じられて、3番手はそのままながら、大きく差を広げられてしまう。

 そんな後続の波乱をよそに、木村以上の速さを見せていたのがヤジッドだった。16周目には1分39秒048を記録してファステストラップを更新したばかりか、次の周には38秒684にまで叩き込んでしまったのだ。その後もアクセルを少しも緩めることなく快走、CARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3は1分29秒もの大差をつけて圧勝。木村とヤジッドが表彰台の中央で笑顔を見せることとなった。

 「予定どおり確実に勝つことができました。プロ(ヤジッド)の速さも凄かったけれど、僕も昨年ようり1秒半も早く周回でき、自分の進化も感じることができました。明日はハンデ(優勝するとピット停止時間を15秒追加)があるので厳しい戦いになるのは覚悟していますが、また頑張ります」と木村。

 総合4位はGT4/N1クラスをも制した、BRP★Audi RS3 LMSの奧村浩一と秋吉圭が獲得。同じクラスのライバルを少しも寄せつけなかったばかりか、全車を周回遅れに。

 「レースは楽勝。練習を兼ねての参戦でしたし。ただS耐の時に出ていた燃料系のトラブルは、まぁまぁ大丈夫だったんですが、完全には解決していなかったので、ちょっと心配。明日のレースで出ないとも限らないですから……」と奧村。

 CUP1クラスは、小山からCARGUY RUF Huracan STを託されたばかりのケイ・コッツォリーノがアクシデントに見舞われた。1周目のストレートで左のリヤタイヤがバースト。巧みにコントロールしてクラッシュは逃れたが、ピットに戻ることは許されなかった。「実は昨日の練習中にもバーストしているんです。多分キャンバーが合っていないんでしょう」とコッツォリーノ。完走扱いとなって優勝という結果が残されたものの、心境は複雑だろう。

 なお、日曜日に行われる第2戦決勝レースのグリッドは、第1戦のベストタイム順に決められるため、木村とヤジッドがドライブするCARGUY ROGER DUBUIS Huracan GT3が再びポールポジションからスタートを切る。これに続くのは佐藤と平中のKSD RACING SLS GT3。第1戦の無念を晴らせるか注目したい。

SCR JAPAN

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1,2戦岡山 3シーズン目のFIA-F4が今年も岡山で開幕、平木湧也が2戦連続で入賞果たす! (Le Beausset)

 ル・ボーセモータースポーツが力を入れて挑むカテゴリーのひとつであるFIA-F4選手権が、スーパーFJ、スーパー耐久に続いて開幕し、4月8日(土)、9日(日)の岡山国際サーキット(岡山県)が舞台となった。

 ドライバーは川合孝汰、平木玲次、平木湧也の3人で昨シーズンに引き続き起用。それぞれが1年間経験を積んできただけに、勝負の年、正念場の戦いとなる。

 昨シーズンは湧也と川合に優勝があり、もちろんチャンピオン候補であるのは間違いないが、チャンピオンを含めた優勝経験者3人も継続参戦を決めており、昨シーズン以上にレベルの高い戦いになるのは必至。開幕ラウンドからインパクトのあるパフォーマンスが大いに期待された。

予選 4月8日(土)天候/曇り コース状況/ウエット

 木曜日の専有走行はセッション1こそドライコンディションが保たれたものの、以降はすべてウェットコンディションに。乾いた路面では揃って好タイムを出していたが、逆に濡れた路面では揃って苦戦。チームはセッティングを、そしてドライバーたちはドライビングを見直すことで対処することになった。

 これが最もタイムにつながったのは玲次で、予選もまたウェットコンディションだったものの、ベストタイム、セカンドベストともに6番手のタイムを記録する。だが、玲次は昨年からのペナルティポイントの積み重ねによって2レースともに15グリッド降格が決まっており、21番手から挑まざるを得ず。そのため、2レースともに7番手だった川合が代わって6番手からのスタートに。一方、湧也もまたひとつずつポジションを繰り上げたものの、ちょうど折り返しの頃の赤旗中断でアタックのタイミングを逸し、再開後もポジショニングによりクリアラップが取れず、1レースは11番手から、2レースは10番手からのスタートとなった。

決勝第1戦 4月8日(土)天候/曇り コース状況/ドライ

 予選が終了して午後になると、気温が20度近くにまで達したこともあって路面状態は急速に回復。決勝レース第1戦が行われる頃には、完全なドライコンディションに転じていた。もちろん、全車がドライタイヤを装着しての戦いに。

 オープニングラップの渋滞を巧みにかわして、ポジションキープとなった川合にはトップグループに加わっていることもあり、さらなる飛躍が望まれたものの、2周目のモスSでインに後続車両が無理なラインで飛び込んできて、走行ラインを塞がれてしまい、たまらずスピン。復帰は果たすも、満足な状態で走り続けることができなかったため、6周目にピットへ戻ってリタイアすることに。一方、湧也はオープニングラップでひとつ順位を落としたものの、川合の脱落と自らも2台をかわして2周目には9番手に浮上。5周目、8周目にはさらに1台ずつかわしてくる。終盤には激しい6番手争いを繰り広げ6位でのゴールとなった。

 一方、玲次は序盤こそ前を行く車両を着実にとらえていくが、中盤に入ると、まるで蓋をされたかのようになってしまい、15位でのゴールとなった。

決勝第2戦 4月9日(日)天候/曇り コース状況/ウエット

 決勝レース第1戦の後は、天候は回復傾向にあったはずが、早朝まで降り続いていた雨の影響で、路面は再びウェットに。ドライセットは大胆に改められる予定だったが、再びウェットセットに戻されることとなってしまう。そんな中、6番手スタートの川合は引き続きポジションキープ、10番手スタートの湧也が11番手。玲次は17番手に上がってくる。それぞれ勢いを保つことが期待されたものの、それから間も無く2コーナーの立ち上がりでストップした車両があり、セーフティカーが2周にわたってコースイン。

 これにより隊列が凝縮されて、リスタート後に川合と湧也が明暗を分ける。川合が7番手になるのに対し、湧也は8番手まで浮上。そこか ら先は、チームメイト同士で連なって周回を重ねていく。一方、スタート直後に17番手にまで上がっていた玲次は、リスタート後に13番手にまでジャンプアップ。そのまま川合と湧也の近くにまで、迫ってくれることが期待されたが、3人とも激しいバトルを繰り広げ、先行する車両にプレッシャーをかけ続けるも、相手も屈してくれず、結局、川合が7位、湧也が8位、そして玲次は13位でのフィニッシュとなった。  第2大会は富士スピードウェイを舞台に、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3〜4日に開催される。大観衆が集まるレースで、3人揃って 笑顔のままでいられることを期待したい。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 練習中はひとつの問題からタイムを上げられないでいたが、3名とも予選と決勝では速さを見せられるようになった。ただ、もっと積極的なレースを見せられれば、内容も順位も変わっていたのではないだろうか。玲次は昨年からのペナルティがあり予選で手に入れた6番手のポジションを失ったが、この先の伸び代が楽しみである。川合と湧也は、速さは十分あるので、次回のレースでは彼ら本来の強いレースを見せてくれると思う。
Driver 川合孝汰(Kohta Kawaai)COMMENT
 予選でセットをしっかり合わせられて、2戦ともシングルに入れたのは良かったのですが、第1戦はちょっと硬くなってしまっただけでなく、レースの組み立て方がかなり甘かったです。自分でインを開けたところに、無理に突っ込んできたクルマに寄せられてスピンして、リタイアとなってしまったし、第2戦もセーフティカー後のリスタートで出遅れて、抜かれてしまいました。そのあたりは全部、自分で防げたと思いますし、改善すべきポイントかと。とにかく組み立て方を、根本的なところから考えていかないとダメだと実感しました。予選のタイムの出し方は、さすがに2年目なのでだいぶ良くなってきましたが、レースでは最初から最後まで、もう少し冷静に考えてやっていきたいと思います。
Driver 平木玲次(Reiji Hiraki)COMMENT
 レースウィークを通じて調子は悪くなくて、いい感じで予選を迎えた結果、今までで一番いいグリッドの6番手だったんですが、去年のペナルティの持ち越しがあって。それで後方からのスタートとなってしまいました。そこからでも、もっとうまく抜いてくれば2レースとも、もっと上の順位でフィニッシュすることができたと思いますが、やっぱりレースの組み立てがうまくいかなかったのかなと、大いに反省しています。スピードは証明できたと思うので、得たものもかなりあったと思います。次からは気持ちをしっかり切り替えて、全力で攻めてレースしたいと思います。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 木曜日の時点でドライではすごく感触が良かったんですが、予選でレインになってしまって。雨のセッティングをいろいろ探って、感触的には僕も5、6番手は行けたかな、というクルマ的には高いポテンシャルを感じたんですが、何度も極端にタイムの遅いクルマに引っかかったり、赤旗でタイムアタックできなかったりで……。僕のせいなんですけど、それで予選は沈んでしまいました。ただ、後ろからのスタートでしたが自信を持って行けたので、第1戦は入賞できて良かった。第2戦もウェットセットがしっかり決まっていただけに、中団からスタートせざるを得なかったのが残念です。それが上まで行けなかった原因だと。クルマのポテンシャルは確実にトップレベルにあると思いますし、次の富士ではもっと上げていきたいと思います。
Le Beausset Motorsports

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 LEXUS LC500がデビューレースでトップ6独占の圧勝! 平川亮/ニック・キャシディ組がLEXUS同士の激戦を制す (TOYOTA)

 SUPER GTの2017年シーズン開幕戦が岡山国際サーキットで行われ、平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車が新型となったLEXUS LC500のデビュー戦で勝利を挙げた。LEXUS LC500は2位から6位も占め、トップ6独占という圧倒的な速さで開幕戦を制した。

デビュー戦となったLEXUS LC500が表彰台を独占した。

デビュー戦となったLEXUS LC500が表彰台を独占した。

 4月8日(土)~9日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。

 4月に入り、国内のサーキットでのレースも本格シーズンに突入。日本のレースで最も人気が高いSUPER GTも開幕戦を迎えた。

 今季のSUPER GT GT500クラスは、昨年まで3年間にわたって使用されてきた車両に変わり、新たなレギュレーションに則った新型車両が投入される。LEXUS GAZOO Racingは、昨年、参戦最後の年に念願のタイトルを獲得したLEXUS RC Fに代わり、今年春発売の新型ラグジュアリークーペ「LC500」をベースとした新型車で参戦する。この新たなベースシャシーに、昨年まで3年間開発を重ねてきた2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載し、6台体制でタイトルの防衛に挑む。

◆予選◆

 8日(土)午前中の練習走行時は前夜の雨で路面が濡れていたものの、予選までには完全に乾き、曇天の下、気温21度、路面温度22度のドライコンディションで午後2時45分からQ1が開始された。GT300クラスに続いて行われたGT500クラスのQ1では、LEXUS LC500勢が激しいトップ争いを繰り広げ、石浦宏明の駆るZENT CERUMO LC500 38号車がトップタイム。アンドレア・カルダレッリのWAKO'S 4CR LC500 6号車、キャシディの37号車、関口雄飛のWedsSport ADVAN LC500 19号車が続き、僅かコンマ1秒内という僅差でLEXUS LC500がトップ4を独占。ジェームス・ロシターのau TOM'S LC500 36号車が8番手でQ2進出を果たしたが、ヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が僅か0.01秒届かず9番手でQ1敗退となってしまった。

 GT300クラスの赤旗中断で予定よりも遅れた午後4時15分からQ2開始。セッションが残り3分を切ったところで本格的なアタックが開始された。しかし、僅かに降り始めた雨により中嶋一貴の駆る36号車が最終コーナー手前でコースアウトし、タイヤバリアにヒット。セッションは赤旗中断となり、その直後につけて好ペースでアタックしていた38号車、37号車らはアタックを途中で断念せざるを得なくなってしまった。

 セッションは残り3分で再開されたが、再開直後にコース上にストップした車両があり、再度赤旗に。セッションはこれで終了となり、アタック前のタイムで、6号車が2番手、37号車が3番手、38号車が4番手、19号車が6番手、36号車は赤旗の原因を作ったとしてタイム抹消により8番手から明日の決勝に臨むこととなった。

 GT300クラスでは、2015年のFIA-F4チャンピオン、昨年は全日本F3でシリーズ3位というキャリアから、今年SUPER GTにデビューすることとなった21歳の坪井翔が、共にデビュー戦となったJMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車でいきなりの好走を見せ、赤旗からの残り10分での再開直後にその時点でのトップに。その後タイムを上げたライバルに更新されていったものの、坪井の51号車は6番手と好位置につけ、坪井はデビュー戦でQ1通過を果たした。

 佐々木孝太がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 30号車が3番手。嵯峨宏紀がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 31号車は9番手となりQ2へ進出。吉本大樹のドライブしたSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は22番手でグリッドが確定した。

 Q2では、残り5分の時点で中山雄一がドライブする51号車がQ1でのベストタイムに迫るタイムをマークしトップ浮上。その直後に、永井宏明がアタックしていた30号車がスピンし、赤旗中断に。

 残り5分でセッションは再開されたが、51号車と31号車は再アタックせず。タイムを上げてきたライバルに更新されたものの、51号車はデビュー戦で4番手の好グリッドを獲得。久保凜太郎がQ2を担当した31号車は9番手と健闘。30号車は14番手から翌日の決勝に臨むこととなった。

◆決勝◆

 9日(日)はこの週末では初めて好天に恵まれ、やや雲はあるものの太陽も顔を出す、春らしいコンディションの下、午後2時34分に岡山県警の白バイ先導によるパレードラップが開始された。

 続いてフォーメーションラップに入ったが、ここでポールポジションにつけていたNSX-GT 8号車がスローダウン。いきなり赤旗が出され、セーフティカー先導でのスタートという、波乱の開幕となった。

 ポールポジションの車両が脱落したことで、LEXUS勢は6号車、37号車、38号車、19号車とトップ4を占めてスタートを切ることに。3周目から本格戦が開始されると、LEXUS LC500同士の激しい首位争いが繰り広げられた。2位につけるキャシディの駆る37号車が首位を行く大嶋の6号車に襲いかかり、ヘアピンへの進入で白煙を上げるほどのハードブレーキングでインを刺し、首位に浮上。

 5周目にもGT300車両のクラッシュによりセーフティカーが導入。12周目にレースが再開されると、トップ4を占めるLEXUS LC500の後方で1台を挟んで6位、7位を走っていたロシターの36号車と、コバライネンの1号車もライバルをかわし、序盤からLEXUS LC500がトップ6独占体制に。

 1周が短く、コース幅も狭い岡山で、GT300クラスの周回遅れ車両が出てくると、コース上の混雑をかいくぐりながらの、LEXUS同士のバトルが頻発。中でも36号車のロシターは16周目に19号車の関口をパスすると、タイヤの摩耗に苦しみ3位に後退していた6号車 大嶋もパスし、更に前を狙った。

 中盤に入ると、各チームピットへ入って給油、タイヤ交換とドライバー交代。ここで4位に落ちていた6号車は、好ピットに助けられ2位へ浮上。先にピットインしていた37号車の平川は、ピットアウト時点では6号車、38号車、36号車の先行を許したが、アウトラップの3台を攻略し、再び首位に返り咲いた。

 その後方では、36号車 中嶋一貴と6号車 カルダレッリの激しい2位争いとなり、2台はバックストレートからヘアピン進入でのブレーキング合戦を繰り広げたが、アウト側の中嶋一貴が停まりきれずコースオフ。6号車が単独2位、その後方で1号車の平手と38号車石浦が表彰台を賭けてのバトルを続けることとなった。

 2位に浮上したカルダレッリは、何度も首位の平川に仕掛けるが、平川も巧みなライン取りで逆転を許さず。

 レースは53周目にGT300車両がクラッシュしたために長いセーフティカーランとなり、残り20周で、マージン帳消しでのスプリント勝負となったが、37号車平川は終盤戦も6号車カルダレッリからの猛追を凌ぎ切り、トップでチェッカー。今季からの新規定にあわせて投入された新型車両 LEXUS LC500のデビュー戦を勝利で飾った。平川にとっては2015年の最終戦以来、キャシディにとってはSUPER GTで初となる勝利。

 6号車が2位、最後まで僅差のバトルを繰り広げるも逃げ切った1号車が3位となり、LEXUS LC500はデビュー戦で表彰台を独占。4位に38号車、5位に36号車、6位に19号車が続き、LEXUS LC500はトップ6を占める圧勝で開幕戦を終えた。

 GT300クラスでは、4番手からスタートを切った51号車の中山が、新型LEXUS RC F GT3で健闘を見せ、トップ5圏内をキープ。後半を担当した坪井は、タイヤ選択が合わず、摩耗に苦しんだものの、SUPER GTのデビュー戦を着実に走り切り、8位でフィニッシュ。若いコンビが初レースでトップ10フィニッシュを果たした。

 また、9番手スタートの31号車もレースを通してポジションをキープ。10位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。

 60号車は14位までポジションを上げていたが、後半のセーフティカーランの最中に電気系のトラブルに見舞われコース上にストップ。何とか再始動に成功し、レースには復帰したが、周回遅れの22位。30号車もトップ10圏内を伺う位置で走行していたが、43周目にコースオフを喫し、リタイアに終わった。

LEXUS LC500での初勝利を飾った平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車

LEXUS LC500での初勝利を飾った平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM'S LC500 37号車

LEXUS LC500勢がスタートから上位を占めてレースを支配した

LEXUS LC500勢がスタートから上位を占めてレースを支配した

KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
 スタートしてすぐのタイヤが冷えているタイミングで、ニックが前車をパスしてトップに立ってくれたことが大きかった。トップのままバトンを受け取ったが、ピットタイミングや作業時間もあったのか、ピットアウトしたら、6号車、38号車、36号車が前にいて、それを抜くのが大変だった。その後は、後半に向けて選んだタイヤがちょっとハードすぎたこともあって常に6号車がバックミラーに映っている状況だったが、途中セーフティカーが入って周回数が減った分少し楽になったり、運も味方してくれたところもあるし、チームとニックがすごく良い仕事をしてくれたのが勝因だと思っている。
KeePer TOM'S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ:
 まだ信じられない気分だ。完璧なシーズンスタートを切ることが出来た。オフシーズン中にチームが素晴らしい仕事をしてくれたことはテストで分かっていて、私自身も昨年の参戦経験で成長し、自信も付いてきていたので、今シーズンは期待と共に臨んだ。最初から勝てるとは思っていなかったが、本当に嬉しい。
WAKO'S 4CR LC500 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 8号車が止まったことで先頭からスタート出来たのに、タイヤのウォームアップに思いの外苦しんで、想定以上にペースが上がらなかった。他のチームとは違うタイヤを選んだので、コースの場所によって速いところとそうでないところがあり、詰められたり離したりを繰り返していたが、やはりタイヤの摩耗が辛く、順位を落としてしまったのが悔やまれる。でも後半涼しくなって、アンドレアがかなり良いペースで首位を争ってくれたのは良かった。ピット作業も素晴らしく、そのおかげでポジションを上げることも出来た。次こそ勝利を目指して頑張りたい。
WAKO'S 4CR LC500 6号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
 (平川)亮とすごいビッグファイトが出来た。タフだったが楽しいレースで、強烈なバトルだった。正直を言えばすごく勝ちたかった。とはいえ表彰台には上れたし、シーズンを考えれば良いポイントを稼げたレースだったと思う。LEXUSチームで1-2-3フィニッシュ出来たことも良かった。LEXUS LC500は本当に速かった。冬の間ハードワークで新型車を仕上げてくれたスタッフを誇りに思う。良い仕事をしてくれたチームにも感謝している。
DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ドライバー ヘイキ・コバライネン:
 昨日は予選時に自分のミスでQ2進出を逃してしまい、とても落ち込んでいたが、気を取り直し、今日の決勝では絶対にポジションを取り戻すつもりだった。自分が担当したファーストスティントで、クルマはとても好調だった。とはいえ、順位を争うライバルも同じパフォーマンスのLEXUS LC500なので、追い越すのは容易ではなかった。特に関口の攻略は大変で、可能な限りアグレッシブに攻めた。彼がアグレッシブなドライバーであることは知っていたし、ストレートでは接触したが、幸運にもこちらには影響なかった。その後は前との差を詰め、狙い通りピットでもポジションを挙げることが出来、その後は晃平が素晴らしい走りで、後続の猛追を凌いでくれた。今日我々には勝てるだけのパフォーマンスがあったと思う。しかし、同じLEXUS LC500同士の争いの中で、スタートを考えれば満足のいく結果だし、とても力強くレースを戦えたと思う。次戦が楽しみだ。
DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ドライバー 平手晃平:
 スタートが9番手ということで、開幕戦なのであまり無理をせず、出来るだけたくさんのポイントを取って帰ろうということを目標にしていた。ファーストスティントではヘイキが力強い走りでポジションを上げ、ピットもそれに応えて、すごく早いピット作業で良いポジションで復帰出来た。前の2台には行かれてしまったが、3位でゴール出来るとは思っていなかった。良い形でシーズンのスタートが切れたと思うので、このままの勢いで今後も我々の良いところを見せられればと思っている。
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス優勝 #37KeePer TOM'S LC500

ニック・キャシディ
gt-rd1-r-pc-casidy まだ信じられない気分。まずはスタートが狙い通りに決まったのを嬉しく思います。公式テストから自信がありましたし、平川選手が速いのもわかっていました。
開幕から勝つ気でいましたから、本当に思い通りの結果でした。
平川亮
gt-rd1-r-pc-hirakawa レースを振り返ると、ホンダ勢は残念な結果でしたが、2番手でスタートして、タイヤの冷えているうちにニックが抜いてトップに立ったのが良かったです。それで僕にもトップでバトンが渡りました。ピットインのタイミングにより6号車、36号車を抜かなければならなくなり、そこがタフでした。特に36号車は僕がバックストレートに出て行った時に前にいて、抜くのがかなり大変でした。また僕らが後半選んだタイヤがハードすぎてうまく機能していなかったので、常に6号車が後ろについている状況でしたが、セーフティーカーが入ったおかげで残り周回数が少なくなり、運も味方してくれたと思います。
ニックとチームがいい仕事をしてくれたなと思います。

GT300クラス優勝 #4グッドスマイル初音ミクAMG

片岡龍也
gt-rd1-r-pc-kataoka 今回は公式テストから手応えを感じていて、優勝争いも現実的に見えていました。それだけに予選でポールポジションが取れなかったのは悔しくて、レースではやってやろうと思っていました。
ただ65号車も同じクルマなので特性も似ており、パッシングは難しいのでスタートの混乱で行こうと思っていたらセーフティーカースタートになってしまい、なかなかチャンスがありませんでした。選んでいたタイヤが暖まりの悪いものだったこともあって、やっと暖まったなと思ったらまたセーフティーカーが入っちゃうみたいな展開で。それでもなるべく抜いて、ピットまでに時間を稼ぎたいと思っていたので、抜いてからはプッシュしました。今回はヨコハマさんもいいタイヤを用意してくださったので、自分としては本当に楽しくドライブできました。
谷口信輝
gt-rd1-r-pc-taniguchi 合同テストから勝つための準備が整った状態でやってきて、天候なども読み通りで、決勝を睨んで硬めのタイヤをチョイスしました。
ところがレースでは赤旗が出たり、セーフティーカーでマージンがなくなったりと、チームとヨコハマタイヤがいい道具を用意してくれたのに、流れ自体は決して僕ら向きではなかったと思います。
それでもなんとか乗り越えて勝てたのは良かったです。
今回は本当にベストマッチなタイヤをヨコハマさんが用意してくれたことに感謝しています。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 相次ぐNSX勢の脱落!!レクサスLC500の上位独占!波乱の開幕戦を制したのは#37平川/キャシディ組

2017オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月9日、岡山国際サーキットで行われた。
スタートからホンダ勢にトラブルが相次いだほか、3度もセーフティーカーが入る荒れた展開を制したのは#37平川亮/ニック・キャシディ組(KeePer TOM'S LC500)。
GT300クラスは#4谷口信輝/片岡龍也組(グッドスマイル初音ミクAMG)が3年ぶりの勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日9,700人/決勝日17,300人/大会総入場者数27,000人)

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スーパーGTは今年から朝のフリー走行が廃止され、スタート前のウォームアップ走行が7分から20分に延長されることになった。
同時に開幕セレモニーで選手紹介が行われることになったため、それとウォームアップの間に4分間のインターバルを設けることが9日朝の段階で決まり、決勝スタートは当初予定されていた午後2時30分から2時34に変更となった。
ところが岡山県警の先導でパレードランを始めたところで予選5位の#17塚越広大/小暮卓史組(KEIHIN NSX-GT)がエンジン始動に手間取り、一旦は隊列を追いかけに行ったもののコース上でストップしてしまった。
続いてなんとポールシッターの#8野尻智紀/小林崇志組(ARTA NSX-GT)も最終コーナー付近でストップ。ガレージに戻されてそのままリタイヤとなってしまう。
これにより赤旗が提示され、レースは1周減算の81周をセーフティーカースタートで行うことになった。
ところがそのグリッド上で今度は#64ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組(Epson Modulo NSX-GT)が動き出せずにガレージへ押し戻されてしまう。
さらには#100山本尚貴/伊沢拓也組(RAYBRIG NSX-GT)もスタートから5周でスローダウン、そのままストップしてしまった。
結局公式予選でトラブルのでた#16武藤英紀/中嶋大祐組(MOTUL MUGEN NSX-GT)を除く全てのNSXが序盤で脱落する有様。
ニッサンGT-Rも予選で下位に沈んだため、これで上位陣は6台のレクサスLC500が優勝を争う展開となった。

レースは2周目にセーフティカーがピットイン。3周目から追い越し可能となった。
すると#8ARTA NSX-GTのリタイヤによりトップに繰り上がった#6大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500)を予選3番手の#37ニック・キャシディ(KeePer TOM'S LC500)がその周のヘアピンでインから抜き去ってトップに躍り出る。
しかし6周目のダブルヘアピンで#52番場琢(埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC)がクラッシュしたために再びセーフティカーが導入され、コース上は10周目まで追い越し禁止に。これでキャシディのマージンはなくなってしまったが、大嶋はキャシディを抜き返すどころか22周目のヘアピンでGT300車両に詰まったところを#38立川祐路(ZENT CERUMO LC500)にアウトから抜かれて3位に後退してしまった。
これに助けられてキャシディはトップのまま37周を走って平川にステアリングを託した。

#38ZENT CERUMO LC500と#6WAKO'S 4CR LC500は38周目に同時にピットイン。ここで#6アンドレア・カルダレッリ(WAKO'S 4CR LC500)が#38石浦宏明(ZENT CERUMO LC500)よりも先に作業を終わらせてピットアウト。
先にピット作業を終えていた平川の前でコースに戻った。
バックストレートで何度も進路を変更して平川を押さえにかかるカルダレッリに対し、平川は落ち着いてその先のダブルヘアピンでかわしていく。
続いて39周目に#36ジェームス・ロシター(au TOM'S LC500)がピットイン。
これで再び37号車がトップに立った。

しかし第2スティントで硬めのタイヤをチョイスした37号車はペースが上がらず、平川は一旦抜いたはずの#36中嶋一貴(au TOM'S LC500)に攻め立てられる展開に。懸命に中嶋を押さえ込む平川。
しかし中嶋もまた6号車の猛攻を受ける状態となり、42周目のヘアピンでカルダレッリにインを突かれ、中嶋は痛恨のコースオフを喫してしまった。
カルダレッリはそのまま平川に追いつき、1コーナーやヘアピンで何度も並びかけようとするが、平川も巧みにこれを押さえ込んで81周を逃げ切り、初戦を勝利で飾ってみせた。

結局GT500クラスは上位6台をレクサスLC500が占め、予選で下位に沈んだ#23松田次生/ロニー・クインタレッリ組(MOTUL AUTECH GT-R)がNSX勢の脱落にも助けられて7位に滑り込むという結果に。
序盤のトラブルを唯一免れた#16MOTUL MUGEN NSX-GTも9位で貴重なポイントを獲得した。

GT300クラスは序盤から#65黒澤治樹(LEON CVSTOS AMG)と#4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)が激しいトップ争いを展開、19周目のダブルヘアピンで片岡が黒澤をかわしてトップに立つと、30周目から後半を担当した谷口信輝がそのまま逃げ切って2014年の第2戦富士以来の、実に2年11ヶ月ぶりの勝利をもぎ取った。

#65 LEON CVSTOS AMGはその後、#25松井孝允/山下健太組(VivaC 86 MC)の猛追を受け、ピット作業を終えて出て行った29周目の2コーナーで#65蒲生尚弥が#25松井にかわされて一時は3位に後退するが、蒲生はその後も諦めずに松井を追い立てた。
結局、70周目のダブルヘアピンで松井がGT500に進路を譲ろうとしてスピンアウトしてしまったため、蒲生は2位を取り戻してフィニッシュ、3位には#9ジョノ・レスター/峰尾恭輔組(GULF NAC PORSCHE 911)が入ることに。
25号車は4位でレースを終えた。

次戦は富士スピードウェイでの500kmレース。
5月4日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/09) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
1375001平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS812:12'39.626
265002大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS811.503
315003ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS812.761
4385004立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS812.939
5365005中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS817.607
6195006関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH819.219
7235007松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI8120.096
8125008安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS8132.360
9165009武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH8140.195
102450010佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH8151.691
1143001谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH774Laps
12653002黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS774Laps
1393003ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH774Laps
14253004松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH774Laps
15553005高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS774Laps
16103006富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL774Laps
1733007星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH774Laps
18513008中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS774Laps
19333009藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH774Laps
203130010嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS774Laps
218730011細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH774Laps
221830012中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH774Laps
23730013ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YH774Laps
242130014リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL765Laps
2536030015柴田 優作
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH765Laps
2611130016石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH765Laps
27530017坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH765Laps
281130018平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL765Laps
298830019織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH765Laps
3011730020井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH765Laps
312630021山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH756Laps
326030022飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH756Laps
333530023ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH747Laps
34*2230024和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH747Laps
35*4830025高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH747Laps
361750011塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS738Laps
37230026高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH5724Laps
386450012ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL5724Laps
---- 以上規定周回数(70% - GT500:56Laps / GT300:53Laps)完走 ----
-50300-都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH4932Laps
-30300-永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH4239Laps
-61300-井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL3645Laps
-46500-本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI3348Laps
-100500-山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS576Laps
-52300-番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH378Laps
-8500-野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BSDNS
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.6 大嶋和也(WAKO'S 4CR LC500) 1'19.784 (13/81) 167.086km/h
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.65 蒲生尚弥(LEON CVSTOS AMG) 1'26.304 (49/77) 154.463km/h
  • CarNo.22(和田久)は、2017 SUPER GT選手権統一規則付則4.3(赤旗中の追い越し)により、ペナルティーストップ10秒を科した。
  • CarNo.48は、2017 SUPER GT選手権統一規則第13条1.a(ウォームアップ中の危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.48(田中勝輝)は、2017 SUPER GT選手権統一規則第13条1.a(危険なドライブ行為)により、決勝結果に34秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を科した。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 「計算外のことが起きるのがレース。その面白さをお客様のどう伝えるかが大切」(坂東代表)

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スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は4月9日、シリーズ開幕戦が行われている岡山国際サーキットで定例会見を開いた。
今回の話題は1)今シーズンから車両規定が一新されたGT500車両について、2)GT300クラスの新規参入車種について、そして先ごろ10時間耐久レースの開催を発表した3)鈴鹿サーキットにおけるシリーズ戦の開催についてと、4)今後のプロモーション活動について、GTAの坂東正明代表がコメントした。
概要は以下の通り。

1) GT500車両について
GT500はクラス1車両という位置付けで、引き続きITR(ドイツツーリングカー選手権の運営団体)との規則統合を目指して進めている。今回はモノコックの更新と空力の見直しによりダウンフォースの約25%削減を図った。これによりコーナリングスピードは落ちるが、反面ドラッグの低減でストレートが速くなる。これによりGT300との差異が是正される。
この方向で継続して進化させていきたい。
新車開発には各チーム、マニファクチャラーが取り組んでいる。
レクサスではLC500という新車種導入により車体への空気の「入り」と「抜け」が大幅に改善されたと聞いている。さらにTRDが昨年最終戦で投入した新エンジンは、今シーズンからの「年間2基まで」という規定を睨んで耐久性とパワーを両立させたものになっている。
これによりレクサス勢が他を一歩リードしているようだ。
またホンダはこれまでコンセプトカーだったものが市販車という位置付けになったが、昨日の予選では「どう転んだらこんなにうまくいくのか?」理解できないくらいいい結果が出た。
チームの戦略であんな展開になるとは思えない。ああいう計算外のことが起きるからレースは面白い。この面白さをどうやってお客さんに伝えるかも今後の課題だ。
また、岡山国際サーキットはコース改修により路面のクオリティが上がった。これにより去年よりタイムが上がっている。こうしたサーキットの努力、オーガナイザーの考え方をきちんと評価したい。

2)GT300車両について
ベントレーが新たに加わり、これで10車種になった。今季はマクラーレンがいないだけでFIA-GT3が揃ったのではないか。レクサスRC Fも新しくなったが、あの重いクルマをどうやって速くしていくのかも注目だ。BPO(性能調整)についてはFIAやSROの動向をきちんと見極めていきたい。
またJAF-GTについては埼玉トヨペットからマークXが加わった。マザーシャシーはホイールベースを2700mmと規定しているが、従来の86では「伸ばす」方向であった。しかしマークXの市販車は2800mmあり、「縮める」方向での開発で苦労されていると聞く。他にオーバーハングなども切り詰めなければならない。
いずれにせよ、より多くの車種が出てくれるとJAF-GTも盛り上がる。
プライベーターが技術的に学びながらクルマを作ってマニファクチャラーの売るGT3に挑んでいく、という基本はこれからも崩さない。

3)鈴鹿大会について
GTAとしてはアジア各国での選手権開催と、そのオリンピック的な位置付けの統一戦を開催したいと考えていた。
GT3での耐久レースとなると、ブランパンやインターコンチとの交流ということになりヨーロッパからワークスがやってくることになる、その調整が難しいと思う。また10時間耐久となると1600kmくらいのレース距離になるはずで、それにテストでの走行距離を加えると2000km程度の耐久性が必要で、そのぶん予算もかかる。
スーパーGTのシリーズ戦としてあの距離は難しいので、カレンダーの見直しが必要になるだろう。
5月の富士までには方向性を出したいと考えている。

4)プロモーション活動について
今年から朝のフリー走行を廃止した。代わりにドライバートークショーをビジョンで見せるなど、お客様に対してもっと身近に、親しみやすくしたいと考えている。
午後のレースではドライバー紹介を行う。これもうまくいけば継続していきたいと考えている。
またライブタイミングアプリも一新した。お客様に場内で提供するコンテンツを今後も充実させていきたい。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選ポールポジション記者会見 小林崇志「持ってますね(笑)」

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GT500クラス ARTA NSX-GT

野尻智紀(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)

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 「Q1担当だったんですが、なんとかQ2に進めるといいなと思いました。ライバルたちと僅差だったので、クルマをアジャストすれば、普通に走っても上位に行けるんじゃないかという感じでした。Q2の小林選手もアタックするタイミングが1番前だったし、序盤からタイヤを暖めてプッシュしたのもこの結果に繋がったと思います。このいい流れに乗って1年間戦えます」

小林崇志(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
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 「持ってますね。この場に当分来られないと思ってたんですが、意外に早かったです。ラッキーです。野尻選手がQ1通ってくれたのが今日のハイライトです。でないとQ2走れてないですから、野尻選手の頑張りがポールに繋がったんだと思います。アタックはできなかったんですが、暖めている段階でもいい感じでした。クルマを頑張ってセットアップしてくれたチームのおかげです」

GT300クラス LEON CVSTOS AMG

黒澤治樹(K2 R&D LEON RACING)
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 「去年までヨコハマタイヤでしたが今年からブリヂストンタイヤにチェンジしました。冬の間にかなり走らせていただいて、メカニックが頑張って作業してくれたおかげだと思います。私がQ1通って、蒲生選手は速いドライバーなのでやってくれると思っていましたが、びっくりしました」
蒲生尚弥(K2 R&D LEON RACING)
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 「初めてのポールでほっとしていますし、うれしいです。今年はタイヤがブリヂストンに換わったのが、すごく大きなことで、冬のテストからタイヤやクルマの合わせ込みをしてたんですが、それが実って良かったと思います。開幕戦のスタートとしては良いですね」
Text: Yoshinri OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 赤旗続出の波乱の中、#8ARTA NSXが6年8ヶ月ぶりのPP獲得!!

終盤まさかの大波乱!!
2017オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月8日、岡山国際サーキットで行われ、予選Q2が相次ぐ赤旗中断に見舞われる中、#8ARTA NSX-GT(野尻智紀/小林崇志組)が2010年8月の鈴鹿1000km以来6年8ヶ月ぶりのポールポジションを獲得した。
GT300クラスもまた予選Q2が残り3分で赤旗中断となったものの、#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)が中断前に1'25.044を記録してポールだった。

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公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。
今にも降り出しそうな曇天の下、午後3時の時点でウェット宣言が出されるという難しいコンディションでの走行となり、GT300、GT500共に赤旗の相次ぐセッションとなった。

予選Q1

GT500クラスは朝の公式練習同様にレクサス勢が好調、ニッサン勢が下位に沈む展開となり、終わってみればGT-R全4台がQ1落ちというまさかの結果に終わった。
トップタイムを記録したのは石浦宏明のドライブする#38ZENT CERUMO LC500で1'18.521。以下#6WAKO'S 4CR LC500(アンドレア・カルダレッリ)、#37KeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ)と8台中5台がレクサスという状況。そうした中で前年チャンピオンの#1DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)のみがまさかのQ1落ちとなった。
久々のGT500参戦となった#16MOTUL MUGEN NSX-GTも武藤英紀のドライブで7位と見事Q2進出を果たした。

GT300クラスは開始約6分で今季より参戦の#52埼玉トヨペットGreen Brave マークX MC(番場琢)が1コーナーで飛び出したために赤旗中断となり、再開後は小雨の降り始める中熾烈なタイムアタック合戦が展開された。
その結果#4グッドスマイル初音ミク AMG-GT(片岡龍也)がトップ、2位に#30TOYOTA PRIUS apr GT(佐々木孝太)が2位につけ、#65LEON AMG-GT(黒澤治樹)が3位という結果に。
高星明誠の国内復帰で注目される#3B-MAX NDDP GT-Rは高星の懸命のアタックも実らず16位で予選を終えることになった。

予選Q2

Q2はGT500、300共に赤旗が続出する結果に。
GT500クラスは残り時間2分を切ったところで#36au TOM'S LC500(中嶋一貴)が1コーナーで飛び出し赤旗中断に。
この周でアタックに入っていた#38ZENT LC500(立川祐路)らがチャンスをフイにする結果になってしまう。
予選は午後4時35分に残り3分とされて再開したが、今度は#16無限NSX(中嶋大祐)がアトウッドカーブの先でストップしてしまい、二度目の赤旗を出してしまった。
結局GT500の予選はこの赤旗をもって終了となり、中断前に1'20.604を記録していた#8ARTA NSX-GTがポールポジションを獲得することになった。
Q2を担当した小林は、2010年8月の鈴鹿1000kmでも第3ドライバー扱いにもかかわらずチームの手続きミスからQ3を任され、見事ポールタイムを叩き出しており、その時以来のGT500ポールとなった。
2位には#6ワコーズLC500(大嶋和也)、3位には#37KeePer LC500(平川亮)がつけた。

GT300クラスも残り3分44秒で#30apr プリウス(永井宏明)がパイパーコーナー立ち上がりでコンクリートウォールに突っ込み、赤旗の原因を作ってしまった。
これにより中断前に1'25.044を記録していた#65LEON AMG-GT(蒲生尚弥)がポールポジションを獲得。#4初音ミクAMGは再開後も谷口が最後の最後まで懸命のアタックを続けたがわずかに及ばず、2位で明日の決勝をスタートすることになった。
3位には前年王者の#25Vivac 86 MC(松井孝允)がつけた。

スーパーGT第1戦決勝は明日午後2時30分より82周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選総合結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireQ1Q2
18野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS1'18.6201'20.604
26大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.5581'20.960
337平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.5841'24.749
438立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.5211'25.098
517塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'18.6481'26.930
619関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH1'18.5911'28.347
716武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH1'18.846deleted
836中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.975deleted
91ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.072
10100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS1'19.089
1124佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'19.234
1264ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'19.269
1312安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'19.315
1423松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'19.386
1546本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'19.616

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireQ1Q2
165黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'26.2541'25.044
24谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'25.8251'25.166
325松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'26.3621'25.473
451中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'26.3741'25.801
588織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.7231'26.244
661井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'26.8981'26.248
787細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.5521'26.484
811平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'26.5941'26.512
931嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'26.6311'26.686
1010富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'26.9411'26.912
1150都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'26.8031'27.046
1221リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'26.8381'27.896
132高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'26.1701'28.010
1430永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'26.2071'30.861
159ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH1'26.955
163星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.002
175坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'27.006
1855高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'27.054
1933藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH1'27.096
2018中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'27.159
21111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'27.252
2260飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1'27.461
23117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'27.586
24360柴田 優作
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.746
2526山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'28.186
2622和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'28.485
2748高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.585
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'29.157
-52番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YHdeleted
-7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山決勝 海外経験豊富な#6笹原が国内デビュー戦を制す

2017FIA-F4選手権第1の決勝は、予選2番手からスタートした#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)がオープニングラップでトップに立ち、そのまま逃げ切って見事FIA-F4初勝利を挙げた。

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第1戦決勝は午後1時50分より15周で行われた。
スタートでトップに立ったのはポールシッターの#1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)。
しかしタイヤの冷えているうちにレースの主導権を握ろうと考えていた笹原は最初のヘアピンで宮田のインをついてトップに立つとそのまま一気に後続を突き放しにかかった。

金曜の練習走行、午前の予選と好調だった宮田はドライタイヤで臨んだこの決勝ではマシンバランスの悪化に苦しんでおり、笹原の後塵を拝したまま周回を重ねることに。
それでもレース後半にはドライビングで修正を果たし、ファステストラップをも記録することになった宮田だったが、最後まで笹原との間にできた差を埋めることはできず、無念の2位に終わった、

笹原は序盤で3秒弱のリードを築き上げると、その後はペースをコントロールして15周をトップで走りきった。
フォーミュラルノーや英国F3などでレース経験の豊富な笹原だが、カート時代からヨーロッパを拠点に活動してきた彼にとってはこのレースが国内デビュー戦。
その大事なレースを見事勝利で飾った格好だ。

3位には昨年中盤にF4デビューを果たした#8角田祐毅(SRS/コチラレーシング)がつけた。
序盤には笹原に並びかけるなど元気なところを見せたものの、その後はペースが上がらず苦しい戦いを強いられた。

FIA-F4選手権は明日午前9時5分より第2戦決勝を行う。

優勝 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd1-r-sasahara スタートで前に出られれば、と思っていましたが、F4のスタート練習は今までほとんどしてこなかったので、うまく決まりませんでした。その後は何としても1周目のどこかで前に出てやろうと決めていて、アトウッドで前に追いついたので「ヘアピンで抜くしかない。これを逃したら次のヘアピンまでチャンスはない」と思ってインに飛び込みました。
イン側は濡れているかと思ったけど、思ったよりグリップしましたね。
2位 #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd1-r-miyata スタートは悪くなかったんですけど、ヘアピンで前に行かれたのはよくなかったかなと。
ただクルマのバランスが今ひとつで、アンダーもオーバーも出てる状態で。後半はドライビングでアジャストできましたが、そこまでは苦しかったです。
練習走行、予選とうまくいってたんですけど、決勝でドライタイヤを履くと苦しくなりました。ですから明日はセットアップを考え直さないとな、と思います。
3位 #8角田祐毅(SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd1-r-tsunoda スタートで2位ぐらいに上がれれば、と思っていたんですけど。その後は3位のポジションを守ろうと頑張りました。なかなかペースが上がらなくて、でもいろんなトライができたので、その点ではいいレースになりました。
次はスタートで順位を上げて優勝できるように頑張ります。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
18小林 崇志ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS1'20.604--165.386
26大嶋 和也WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'20.960 0.356 0.356164.659
337平川 亮KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'24.749 4.145 3.789157.297
438立川 祐路ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'25.098 4.494 0.349156.652
517小暮 卓史KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'26.930 6.326 1.832153.351
619国本 雄資WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH1'28.347 7.743 1.417150.891
7*16中嶋 大祐MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YHdeleted---
8*36中嶋 一貴au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BSdeleted---
  • CarNo.16,36は、2017 SUPER GT選手権統一規則第29条5.(赤旗原因車両)を適用し、当該セッションタイムを削除した。

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
165蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BSR1'25.044--156.752
24谷口 信輝グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YHR1'25.166 0.122 0.122156.527
325松井 孝允VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YHR1'25.473 0.429 0.307155.965
451中山 雄一JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'25.801 0.757 0.328155.369
588平峰 一貴マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.244 1.200 0.443154.571
661井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'26.248 1.204 0.004154.564
787細川 慎弥ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.484 1.440 0.236154.142
811平中 克幸GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'26.512 1.468 0.028154.092
931久保 凜太郎TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'26.686 1.642 0.174153.783
1010吉田 広樹GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'26.912 1.868 0.226153.383
1150都筑 晶裕Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'27.046 2.002 0.134153.147
1221柳田 真孝Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'27.896 2.852 0.850151.666
132高橋 一穂シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'28.010 2.966 0.114151.469
1430永井 宏明TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'30.861 5.817 2.851146.716
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'25.586)を更新しました。

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山決勝結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
TireLapTotal_Time
Behind
16笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1523'16.491
21宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
DL151.601
38角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL154.499
425高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
DL1510.599
550澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL1515.574
662平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
DL1516.113
77大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1517.331
816篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL1517.722
980菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
DL1518.277
103石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
DL1518.993
1135河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
DL1520.171
1221神 晴也RSS F110
RSS
DL1520.511
1317朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
DL1522.653
1451兒島 弘訓Silver Star Racing
Silver Star Racing
DL1523.578
1561平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL1524.203
1618加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
DL1524.643
1755細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
DL1530.314
1863金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1530.626
1973牛井渕 琴夏C.S.I-レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
DL1531.104
2077大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
DL1533.865
2119アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
DL1534.002
2239池島 実紅SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
DL1538.629
239春山 利樹アクターズスタジオ北海道本部スターゲート
FIELD MOTORSPORT
DL1539.470
24*5大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
DL1540.667
2511小村 明生Rn-s Komura RT F110
Rn-sports
DL1540.731
2644小野寺 匠NRS F110
NRS
DL1546.715
272仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
DL151'06.019
2815早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
DL151'17.241
29*68チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
DL151'22.303
3054ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
DL151'28.854
3186大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
DL141Lap
3223YUGOS2R Racing
N-SPEED
DL141Lap
3370小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
DL132Laps
---- 以上規定周回数(90% - 13Laps)完走 ----
-60川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
DL510Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 宮田莉朋(FTRSスカラシップF4) 1'32.202 (11/15) 144.583km/h
  • CarNo.68は、2017 FIA F4選手権統一規則第30条7.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.5は、2017 FIA F4選手権統一規則第15条1.2)(他のドライバーのコースアウトを強いるもの)により、決勝結果に34秒(ドライビングスルーペナルティー相当)を加算した。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
138石浦 宏明ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.521--169.774
26アンドレア・カルダレッリWAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.558 0.037 0.037169.694
337ニック・キャシディKeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.584 0.063 0.026169.638
419関口 雄飛WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH1'18.591 0.070 0.007169.622
58野尻 智紀ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS1'18.620 0.099 0.029169.560
617塚越 広大KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'18.648 0.127 0.028169.500
716武藤 英紀MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH1'18.846 0.325 0.198169.074
836ジェームス・ロシターau TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.975 0.454 0.129168.798
---- 以上Q2進出 ----
91ヘイッキ・コバライネンDENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.072 0.551 0.097168.591
10100山本 尚貴RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS1'19.089 0.568 0.017168.554
1124ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラフォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'19.234 0.713 0.145168.246
1264ベルトラン・バゲットEpson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'19.269 0.748 0.035168.172
1312安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'19.315 0.794 0.046168.074
1423ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'19.386 0.865 0.071167.924
1546千代 勝正S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'19.616 1.095 0.230167.439

■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Model
TireTimeDelayGapkm/h
14片岡 龍也グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'25.825--155.325
22加藤 寛規シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'26.170 0.345 0.345154.703
330佐々木 孝太TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'26.207 0.382 0.037154.637
465蒲生 尚弥LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'26.254 0.429 0.047154.553
525山下 健太VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'26.362 0.537 0.108154.360
651坪井 翔JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'26.374 0.549 0.012154.338
787佐藤 公哉ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.552 0.727 0.178154.021
811平中 克幸GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'26.594 0.769 0.042153.946
931嵯峨 宏紀TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'26.631 0.806 0.037153.880
1088織戸 学マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'26.723 0.898 0.092153.717
1150新田 守男Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'26.803 0.978 0.080153.575
1221リチャード・ライアンHitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'26.838 1.013 0.035153.513
1361山内 英輝SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'26.898 1.073 0.060153.407
1410富田 竜一郎GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'26.941 1.116 0.043153.332
---- 以上Q2進出 ----
159ジョノ・レスターGULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH1'26.955 1.130 0.014153.307
163高星 明誠B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.002 1.177 0.047153.224
175藤波 清斗マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'27.006 1.181 0.004153.217
1855ショーン・ウォーキンショーARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'27.054 1.229 0.048153.133
1933藤井 誠暢D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH1'27.096 1.271 0.042153.059
2018川端 伸太朗UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'27.159 1.334 0.063152.948
21111石川 京侍エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'27.252 1.427 0.093152.785
2260吉本 大樹SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1'27.461 1.636 0.209152.420
23117阪口 良平EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'27.586 1.761 0.125152.202
24360柴田 優作RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.746 1.921 0.160151.925
2526山田 真之亮TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'28.186 2.361 0.440151.167
2622和田 久アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'28.485 2.660 0.299150.656
2748高森 博士植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.585 2.760 0.100150.486
2835ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'29.157 3.332 0.572149.521
2952番場 琢埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YHdeleted---

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 レクサス勢が1-2-3-4!!トップは#38ZENT LC500

GT500クラスの車両規定が一新され、新時代に突入した2017オートバックス スーパーGTシリーズ。
4月8日、岡山国際サーキットで行われた第1戦「岡山GT300kmレース」の公式練習では、1’18.600を記録した#38ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)を筆頭に上位4台をレクサスLC500が占めるという結果となった。
GT300クラスは1’25.869を記録した#4グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也組)がトップ、#65LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)が2位とこちらはメルセデスAMG GT3の速さが目立つセッションとなった。

gt-rd1-p-38 gt-rd1-p-4

2017シーズン、GT500クラスは2014年以来の車両規定変更が行われ、全チームがニューマシンで開幕に臨むことになった。
これに伴いレクサス勢はRC-FからLC500にベース車両を変更、ホンダ勢もNSXの販売開始に伴い車名から「CONCEPT」の文字が消えた。
なお、今回の規定変更によりダウンフォース量は約25%の削減が図られたが、それでも開幕前の合同テストでは従来のコースレコードに迫る1’18.149を#37KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ組)が記録するなど、各メーカー、チームの熾烈な開発競争が今もなお進行中であることが伺えた。

そうした中で開幕を迎えた今週末、最初の走行セッションは前日の雨によるウェットパッチが残る難しいコンデイションでの走行となったが、ここでも上位3台が1分18秒台を記録したほか、トップから1秒以内に9台がひしめく接戦が展開された。
その中には2003年以来14年ぶりにGT500にカムバックしてきた#16MOTUL MUGEN NSX(武藤英紀/中嶋大祐組)の姿も。2012年にGT300クラスでCR-Zを走らせたこのコンビと共に復活した#16無限NSXは武藤英紀が専有走行で1’19.269を記録し、ホンダ勢最上位の6位とまずまずの位置につけた。

一方、上位を独占したのはレクサス勢だ。
終盤の専有走行で立川の駆る#38ZENT LC500が立て続けにトップタイムを更新したほか、#36au、#37KeePerのトムス勢もチェッカー寸前に2位、3位のタイムを記録。チャンピオンチームの#1DENSO KOBELCO SARD LC500もトップからコンマ3秒落ちの4位につけた。

それに続いたのが久々にオリベイラを迎えた#24フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)で1’19.228。
GT-R勢はこの5位が最上位となったが、BSタイヤを装着する#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ヤン・マーデンボロー組)が10位、ミシュランタイヤを履く#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は12位、#46S Road MOLA GT-R(本山哲/千代勝正組)は15位と下位に沈んでいる。

GT300クラスはメルセデスAMG GT-3にスイッチして2年目の#4初音ミク、#65LEONが速さをみせ、#3B-MAX NDDP GT-3(星野一樹/高星明誠組)が3位、中山、坪井の若手コンビが走らせる#51JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一/坪井翔組)が4位とFIA-GT3勢が上位につけた。
土屋武士の引退に伴い新たに全日本F3チャンピオンの山下健太を迎えた昨年王者の#25Vivac 86MC
(松井孝允/山下健太組)は9位で、これがJAF-GT勢の最上位という結果に。今期新たにマザーシャシーでマークXを製作した#52埼玉トヨペットGreen Brave マークX MC(番場琢/脇阪薫一組)は24位と苦戦している。

スーパーGT第1戦はこのあと午後2時45分よりノックアウトで公式予選を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT500 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindkm/h
138立川 祐路
石浦 宏明
ZENT CERUMO LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.600-169.603
236中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
au TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.882 0.282168.997
337平川 亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.926 0.326168.903
41ヘイッキ・コバライネン
平手 晃平
DENSO KOBELCO SARD LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'18.983 0.383168.781
524佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
YH1'19.228 0.628168.259
616武藤 英紀
中嶋 大祐
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX
YH1'19.269 0.669168.172
78野尻 智紀
小林 崇志
ARTA NSX-GT
Honda NSX
BS1'19.307 0.707168.091
8100山本 尚貴
伊沢 拓也
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX
BS1'19.412 0.812167.869
96大嶋 和也
アンドレア・カルダレッリ
WAKO'S 4CR LC500
TOYOTA LEXUS LC500
BS1'19.498 0.898167.687
1012安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
BS1'19.689 1.089167.285
1117塚越 広大
小暮 卓史
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX
BS1'19.849 1.249166.950
1223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
MI1'20.027 1.427166.579
1364ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX
DL1'20.221 1.621166.176
1419関口 雄飛
国本 雄資
WedsSport ADVAN LC500
TOYOTA LEXUS LC500
YH1'20.326 1.726165.959
1546本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R
TOYOTA LEXUS LC500
MI1'20.381 1.781165.845

■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Official Practice Weather:Cloudy Course:Wet
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1 GT300 class 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindkm/h
14谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'25.869-155.246
265黒澤 治樹
蒲生 尚弥
LEON CVSTOS AMG
Mercedes-Benz AMG GT3
BS1'26.060 0.191154.901
33星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'26.794 0.925153.591
451中山 雄一
坪井 翔
JMS P.MU LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
BS1'26.877 1.008153.445
59ジョノ・レスター
峰尾 恭輔
GULF NAC PORSCHE 911
Porsche 911 GT3 R
YH1'27.176 1.307152.918
6111石川 京侍
山下 亮生
エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT
Mercedes-Benz AMG GT3
YH1'27.212 1.343152.855
733藤井 誠暢
スヴェン・ミューラー
D'station Porsche
Porsche 911 GT3 R
YH1'27.225 1.356152.832
810富田 竜一郎
吉田 広樹
GAINER TANAX triple a GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DL1'27.271 1.402152.752
925松井 孝允
山下 健太
VivaC 86 MC
TOYOTA 86 MC
YH1'27.319 1.450152.668
1088織戸 学
平峰 一貴
マネパランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'27.333 1.464152.643
1131嵯峨 宏紀
久保 凜太郎
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
BS1'27.338 1.469152.635
1287細川 慎弥
佐藤 公哉
ショップチャンネルランボルギーニ GT3
Lamborghini HURACAN GT3
YH1'27.350 1.481152.614
1311平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER TANAX AMG GT3
Mercedes-Benz AMG GT3
DL1'27.468 1.599152.408
1461井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
DL1'27.488 1.619152.373
1518中山 友貴
川端 伸太朗
UPGARAGE BANDOH 86
TOYOTA 86 MC
YH1'27.547 1.678152.270
16360柴田 優作
青木 孝行
RUNUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'27.591 1.722152.194
1755高木 真一
ショーン・ウォーキンショー
ARTA BMW M6 GT3
BMW M6 GT3
BS1'27.632 1.763152.123
1860飯田 章
吉本 大樹
SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC350
YH1'27.972 2.103151.535
19117井出 有冶
阪口 良平
EIcars BENTLEY GT3
BENTLEY CONTINENTAL GT3
YH1'28.096 2.227151.321
202高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・ロータス
LOTUS EVORA MC
YH1'28.112 2.243151.294
2126山田 真之亮
ジェイク・パーソンズ
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
Audi R8 LMS
YH1'28.327 2.458150.926
2230永井 宏明
佐々木 孝太
TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS
YH1'28.424 2.555150.760
2348高森 博士
田中 勝輝
植毛GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'28.641 2.772150.391
2452番場 琢
脇阪 薫一
埼玉トヨペットGreenBraveマークX MC
TOYOTA MARK X MC
YH1'28.946 3.077149.875
2550都筑 晶裕
新田 守男
Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
YH1'29.242 3.373149.378
2621リチャード・ライアン
柳田 真孝
Hitotsuyama Audi R8 LMS
Audi R8 LMS
DL1'29.501 3.632148.946
2735ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
ナタポン・ホートンカム
ARTO 86 MC 101
TOYOTA 86 MC
YH1'29.832 3.963148.397
2822和田 久
城内 政樹
アールキューズSLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'30.044 4.175148.048
295坂口 夏月
藤波 清斗
マッハ車検MC86 GTNET
TOYOTA 86 MC
YH1'30.670 4.801147.025
-7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW M6
BMW M6 GT3
YHabsence--

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦&第2戦公式予選 前年王者の#1宮田が連続ポール!!

FIA-F4選手権の2017シーズンがついに開幕!!
第1戦、第2戦の公式予選は4月8日朝に岡山国際サーキットで行われ、昨年のシリーズチャンピオン、#1宮田莉朋(FTRSスカラシップ F4)がベスト、セカンドベスト共にトップとなり、2戦連続PPと快調な滑り出しを見せた。

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公式予選は午前8時10分より30分間で行われた。
夜半の雨も上がっていたが路面はウェット。各車レインタイヤを装着しての走行となったが、周回を重ねるにつれて路面はどんどん乾いていき、セッション終盤にはポールの宮田、2位の笹原らが前日の練習走行を上回る1分42秒台を記録して熾烈なポール争いを展開した。

序盤から好タイムを連発したのは参戦2年目の#25高橋知己(点天&イーストアップwith Field)。
前日の公式練習でも4番手につけた高橋はセッション中盤に1’42.9までタイムを縮めたが、運悪くこの周が#68チア・ウィング・ホン(B-MAX RACING F110)のクラッシュによる赤旗提示と重なったためにこれは無効とされてしまった。
この赤旗中断は7分間に及び、予選は午前8時28分に残り12分で再開された。

すると残り4分で宮田が1’42.731、#6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)が1’42.960を記録。笹原は次の周で1’42.892までタイムを縮めてきた。
これまでヨーロッパを主戦場にフォーミュラルノーやF3を戦ってきた笹原は前日の練習走行を総合トップで終えており、FIA-F4への国内デビュー戦を見事フロントローからスタートすることとなった。
セカンドベストも宮田1’42.910、笹原1’42.960であり、2戦続けてこの二人がフロントローを獲得する結果に。
3番手にもベスト、セカンドベストともに昨年途中から参戦してきた#8角田祐毅(SRS/コチラレーシング)がつけ、高橋が4番手という結果になった。

第1戦決勝はこのあと午後1時50分より、第2戦決勝は明日の午前9時5分よりそれぞれ15周で行われる。

第1戦ポールポジション、第2戦ポールポジション #1宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)
fiaf4-rd1-q-miyata 雨量がどんどん減っていく方向で、昨日はこの状態だとホンダ(HFDP)とかFieldが速かったので、トップで終えられてちょっと安心しました。
(先週の)F3も似た状況で、走り続けているとタイムが上がっていく状態でした。F3はドライタイヤで、F4はレインじゃないとグリップしない状況でしたが、この状況にクルマを合わせきれるかどうかでタイムが大きく違ってくる感じでしたね。
決勝はどういうコンディションかわかりませんが、ドライになってくれれば、スタートさえ決められれば勝てると思います。
第1戦予選2位、第2戦予選2位 #6笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd1-q-sasahara 僕にとっては国内デビュー戦で、岡山もほとんど走ったことがないなか、目まぐるしく天候の変わるコンディションできっちり前でフィニッシュでき、レースも前からスタートできるということで、今からレースが楽しみというか、すごくワクワクしています。
FIA-F4はフォーミュラルノーと比べるとパワーもダウンフォースも少なくて、デフもないので挙動とかが全然違いますが、開幕までにこのマシンにあった乗り方をわかったつもりですし、チームのみなさんがいいクルマを用意してくれました。
岡山はほかの日本のコースと違って海外のオールドコースに雰囲気が似ているので好きです。
第1戦予選3位、第2戦予選3位 #8角田祐毅(SRS/コチラレーシング)
fiaf4-rd1-q-tsunoda 最初は前と間隔が詰まってて、うまく距離を開けられずにタイムがいまいち出せなかったので、赤旗をきっかけに一番後ろに下がって間隔をあけて走ろうと思いました。2周くらいしかアタックのチャンスがありませんでしたがプッシュし続けました。
満足な結果、走りではありませんでしたが、前の方からのスタートなので決勝に向けて頑張りたいです。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第1戦岡山公式予選結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2017/04/08) Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2017 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
11宮田 莉朋FTRSスカラシップF4
TOM'S SPIRIT
1'42.731--129.764
26笹原 右京HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'42.892 0.161 0.161129.561
38角田 裕毅SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'43.036 0.305 0.144129.380
425高橋 知己点天&イーストアップwith Field
FIELD MOTORSPORT
1'43.126 0.395 0.090129.267
550澤田 真治B-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'43.321 0.590 0.195129.023
661平木 玲次DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'43.476 0.745 0.155128.830
760川合 孝汰DENSOルボーセF4
Le Beausset Motorsports
1'43.519 0.788 0.043128.776
83石坂 瑞基DADSFC SUTEKINA F4
SUTEKINA RACING TEAM
1'43.708 0.977 0.189128.542
97大滝 拓也SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'43.736 1.005 0.028128.507
1016篠原 拓朗Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'43.759 1.028 0.023128.478
1180菅波 冬悟OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1'43.812 1.081 0.053128.413
1262平木 湧也DENSOルボーセF4 FTRS
Le Beausset Motorsports
1'43.916 1.185 0.104128.284
1351兒島 弘訓Silver Star Racing
Silver Star Racing
1'44.007 1.276 0.091128.172
1421神 晴也RSS F110
RSS
1'44.190 1.459 0.183127.947
155大湯 都史樹HFDP/SRS/コチラレーシング
Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト
1'44.384 1.653 0.194127.709
1655細田 輝龍DRP F4
FIELD MOTORSPORT
1'44.511 1.780 0.127127.554
1735河野 駿佑HubAuto F110
HubAuto Racing
1'44.523 1.792 0.012127.539
1877大井 偉史Skill Speed
スキルスピード
1'44.604 1.873 0.081127.441
199春山 利樹アクターズスタジオ北海道本部スターゲート
FIELD MOTORSPORT
1'44.641 1.910 0.037127.396
2073牛井渕 琴夏C.S.I-レオンキッズレーシング
C.S.I-REON KIDS RACING
1'44.738 2.007 0.097127.278
2139池島 実紅SACCESS RACING F4
SACCESS RACING
1'44.757 2.026 0.019127.255
2217朝日 ターボヴァンガードまるはアイカーズF110
Buzz International
1'45.070 2.339 0.313126.875
2363金澤 力也VSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'45.206 2.475 0.136126.711
2470小山 美姫Leprix Sport F110
leprix sport
1'45.317 2.586 0.111126.578
2511小村 明生Rn-s Komura RT F110
Rn-sports
1'45.536 2.805 0.219126.315
2618加藤 潤平ATEAM Buzz Racing F110
Buzz International
1'45.758 3.027 0.222126.050
272仲尾 恵史TCS-奈良初参加おっちゃん号
TEAM RIGHT WAY
1'46.280 3.549 0.522125.431
2819アカシュ ゴウダVSR Lamborghini SC
VSR Lamborghini S.C. Formula Jr.
1'46.424 3.693 0.144125.261
2968チア ウィング ホンB-MAX RACING F110
B-MAX RACING TEAM
1'47.705 4.974 1.281123.771
3015早瀬 広道Media Do.ADVICS影山F110
Media Do Kageyama Racing
1'48.026 5.295 0.321123.404
3144小野寺 匠NRS F110
NRS
1'48.767 6.036 0.741122.563
3254ゲルハルド ヴェンツェル リッケルト Jr.PAM KOTA RACING
ARN RACING
1'48.899 6.168 0.132122.414
3386大阪 八郎COLLET F110
ZAP SPEED RACING TEAM
1'51.823 9.092 2.924119.213
---- 以上基準タイム(110% - 1'53.175)予選通過 ----
-23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'53.76211.031 1.939117.181

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎ 嵯峨宏紀が予選Aドライバーセッションでトップタイムをマーク、決勝レースはタイヤの異常磨耗に苦しみ、無念の5位に終わる (Le Beausset)

 今シーズンはFIA-F4、スーパーFJと併せて挑む、ル・ボーセモータースポーツにとって最高峰カテゴリーである、スーパー耐久シリーズの開幕戦が4月1日(土)、2日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催された。

 使用するマシンは2シーズンにわたって開発、熟成が進められてきたLEXUS RC350で、「DENSO Le Beausset RC350」としてST-3クラスへのエントリーとなり、起用するドライバーは昨シーズンに続いて嵯峨宏紀、中山雄一、山下健太、そしてFIA-F4にも挑む平木湧也の4人である。

 ただし、今回は中山と山下が同じ週末に行われる、スーパーフォーミュラのテストに参加するため、平木をBドライバーとして登録。日曜日には中山が合流できることもあって、Cドライバーとして登録。早朝のフリー走行が設けられていないため、文字どおりぶっつけ本番となるが、ドライバー全員がこのオフにもてぎではテストを重ねていること、また中山の実力であれば十分対応可能との判断による。

 これまでは5時間レースとして、全クラス混走で争われてきた、もてぎのスーパー耐久だが、今シーズンから2グループに分かれての200分間レースに変更。ST-3クラスはST-XクラスとST-4クラスとともに、日曜日の決勝レースを戦うこととなった。

予選 4月1日(土) 天候/曇り コース状況/セミウエット

 今シーズンにおけるスーパー耐久の大きな変更点として、ワンメイク供給されるタイヤのスペック変更が挙げられる。ライフ重視を最大の狙いとし、コンパウンドや構造が改められた。オフに繰り返されたテストでは、低い温度域での走行ではあったが、特性や対処法の確認が入念に行われた。また、この開幕戦に向けてはドアをカーボン製の軽量タイプに交換、実に32kgもの軽量化に成功している。そういった新要素に対する最終チェックが金曜日の専有走行で行われ、午前中のセッション1では嵯峨が2分3秒581をマークしてトップ。午後のセッション2では、2番手につけてまずまずの立ち上がりとなった。

 しっかり準備を整えて臨んだ予選ながら、未明に降った雨の影響でAドライバーのセッションは、あいにくのウェットコンディションに。嵯峨はウェットタイヤでの走行になるも、周回を重ねるごと路面状態の向上とも合わせてタイムを縮め続け、最終ラップには2分15秒351を記録してトップに立つ。

 Bドライバーのセッションまでのインターバルで路面は急速に乾いて、一部にウェット部分を残すだけの状況に変化させる。そこで平木にはドライタイヤを走行開始と同時に履かせて、コースに送り出すことに。しっかりタイヤグリップのピーク時には全力アタックを行うこともでき、2分4秒638を記録して3番手につけることとなった。そして予選順位を決める合算タイムでは3番手となった。

決勝 4月2日(日) 天候/晴れ コース状況/ドライ

 日曜日は天気に恵まれ、土曜日には見られなかった青空が広がっていた。そのため、温度もこのレースウィークで一番となることは、容易に予想できた。そして、予定どおり中山は早朝にスタッフと顔を合わせ、互いの健闘を誓い合う。ピットウォークや決勝レース直前のグリッドウォークには多くの観客が詰め寄せ、それもまた3人のドライバーのボルテージを徐々に高めてもいた。

 スタートを担当したのは嵯峨。1周のフォーメイションラップの後、グリーンランプの点灯と同時にアクセルを全開に。しっかりキープしてまずは前を行く2台を追いかけていく。レクサス勢3台によるバトルが観客の視線を釘づけにし、同じRC350の2番手を有視界におさめた状態で周回を重ねていく。

 ST-3クラスの中では最もドライバー交代を遅らせたこともあり、36周目からはトップを走行。1時間23分経過した39周目にタイヤ無交換でコースに送り出された平木が、そのポジションをキープしてくれることが期待された。しかし、ライバルも1回目のピットストップでは同じくタイヤ無交換とあって、絶対的なマージンは得られず3番手でレースに復帰。それどころか場内アナウンスは「DENSO Le Beausset RC350から、何か白煙が上がっていると、オフィシャルからの報告が」と告げているではないか! ブレーキングでのタイヤスモークではあったが、予想を遥かに超えるタイヤの磨耗が原因だった。

 すぐピットに戻したいところだが、ゴール間際にガス欠の心配もあったことから、やむなくチームはミニマム予定の15周を走りきるよう指示。5秒以上のタイムダウンを余儀なくされるも、我慢の走行を重ねた平木は55周目にピットイン。残り1時間20分を、中山に託すこととなった。そして交換したタイヤからはワイヤーが露出していた……。それまでにポジションは5番手へ。しっかりタイヤをマネージメントして走るよう指示されている中山は、タイヤをいたわりながらゴールを目指す。それでも後続はまったく寄せつけることなく、慎重に周回を重ね続けて5位でチェッカーを受けることとなった。

 4月29〜30日にスポーツランドSUGO(宮城県)で行われる、第2戦での逆襲に期待が大いにかかる。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 レースウィークの走り出しは非常に好調で十分戦える状況であったが、蓋をあけてみれば、タイヤの摩耗に苦しんだレースになってしまった。一番の原因として路面のグリップが低い時に変えたセッティングが、上手く機能しなかったことが考えられる。ひとつ良かった点をあげるとすれば、オフから走り込ませてきた平木が、ツーリングカーのドライビングをマスターしてくれたことであろうか。次戦はRC350にとって苦手な菅生であるが、方向性を見直し、更に戦闘能力が高いクルマに仕上げて臨みたい。
Driver 嵯峨宏紀(koki Saga)COMMENT
 スタートから、39周のロングスティントとなりましたが、序盤に2番手にもついていけるペースで走れていたし、プッシュし続けることで相手へのプレッシャーになることもあって、いいペースを保っていたのですが、トップ3以降のチームは、1秒以上遅いペースでしたし、その点ではタイヤに対する攻撃性という部分で厳しかったのかもしれません。とはいえ、トップのチームは、ハイペースで走り続けていけたので、今後の課題は、タイヤをいかに持たせて速く走らせるかということを、チームと一緒に煮詰めていければと思います。
Driver 平木湧也(Yuya Hiraki)COMMENT
 僕はタイヤを換えないで行ったんですが、出て行ってすぐにグリップダウンが感じられて、ペースと保とうと頑張っていたのですが、徐々にブレーキも行けなくなって、コントロールが大変な状況でした。その時チームからは「15周だけ頑張って行ってくれ」ということで、なんとかピットまで持って行きましたが、タイヤはワイヤーが出ている状況でした。初めてのスーパー耐久の決勝だったので、いろいろなシチュエーションでの走行など沢山の新しい良い経験ができました。でも、ちょっときつかったです。予選はいい感触で走れたので、次に乗る機会にもシッカリ準備して勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。
Driver 中山雄一(Yuichi Nakayama)COMMENT
 今週の練習走行からの流れというのは知らない状況で、ぶっつけで決勝は1スティント行きましたが、前回までのテストとは路面状況が変わったせいか、それまでの調子いい感じとは違っていました。タイヤをマネージメントしながら最後まで走りきって、でもそうしているとタイムも出ないので、前に迫ることができませんでした。4位と3位を走っているクルマも同じようなペースだったので、タイヤをマネージメントすると、そのぐらいで落ち着くのかなと。ちょっと厳しいレースでした。次のレースまでに挽回できるように努力します。
Le Beausset Motorsports

FS125西地域

FS125W:第1戦琵琶湖 塩津佑介(ATEAM Buzz motorsport)が優勝

 2017年全日本カート選手権FS125部門西地域の第1戦が3月26日、琵琶湖スポーツランド(滋賀県)にて行われ、塩津佑介(ATEAM Buzz motorsport)が優勝した。

 2017年の全日本カート選手権は、OK部門とFS125部門の2つの部門で構成されている。OK部門は国際カート委員会(CIK-FIA)のカテゴリー改定にならい、昨年までのKF部門よりOK部門へと変更されたダイレクトドライブカート(変速装置がないカート)の最高峰カテゴリーで、カートはもちろんのこと、エンジンやタイヤを複数のメーカーから選択することができる。年間10戦(1大会2レース制)でチャンピオンを決定する。FS125部門はOK部門と異なり日本独自のカテゴリーで、ローコスト化とイコールコンディション化を目的とし、タイヤとエンジンはワンメイクとなっている。東地域と西地域の2つに分かれてそれぞれ5戦を戦った後に東西統一競技会が行われ、年間6戦にてチャンピオンを決定する。

 新レギュレーションの導入や、ジュニア選手権や地方選手権からステップアップしたドライバー達が加わった新たなる顔ぶれに、どのようなレースが繰り広げられるのか注目が集まる中、開幕戦のポールポジションを獲得したのは昨シーズン神戸スポーツサーキットにて全日本初優勝を飾った塩津で、2番手には山田杯利(TEAM EMATY)がつけた。両名とも昨シーズンからの継続参戦ではあるが、心機一転チームを移籍しての挑戦となる。

 ウエットコンディションでのレースとなった決勝ヒート、スタートより塩津と山田が激しいバトルを展開するが、数周のうちにバトルを制した山田は一気に塩津を突き放し独走状態へと入る。一方で塩津には、5番手スタートより順位を上げてきた平良響(スクーデリア沖縄)が襲いかかる。ファイナルラップまで手に汗握る接近戦を演じた2台だったが、順位は入れ替わることなく、山田、塩津、平良の順位でチェッカーを迎えた。

 全日本FS125部門参戦2年目にして初優勝かに思われた山田だったが、チェッカー後にフロントフェアリングが正しい状態でなかったため10秒加算のペナルティーを受けてしまう。今シーズンよりフロントフェアリング取り付けに関する規則が新たに新設されたことで、今大会では山田を含む9台もの車両が当該ペナルティーを受ける事態となった。ペナルティーによって山田は4位に順位を落とし、優勝は塩津、2位に平良、3位に大木一輝(TEAM KEIN)という結果になった。

 次の全日本カート選手権は、4月23日スポーツランドSUGO西コースにてOK部門とFS125部門東地域が開催される。

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Text: Hideshi KIKUYAMA

Japanese F3

JF3:第1,2,3戦岡山 F3デビューの宮田が開幕3戦連続3位、2年目の坪井は第1戦2位フィニッシュ (TOYOTA)

 全日本F3が岡山で開幕。今季よりF3にステップアップした17歳の宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)が3レース全てで3位フィニッシュ。シリーズ参戦2年目となる21歳の坪井 翔(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)は第1戦で2位に入った。

 全日本F3選手権の第1大会(第1戦、第2戦、第3戦)が4月1日(土)と2日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。  明日のトップドライバーを目指す若手ドライバーがしのぎを削る全日本F3。今季の同シリーズには、昨年F3デビューイヤーながら、全17戦中15戦で表彰台獲得と安定感ある走り見せ、ランキング3位となった坪井と、昨年FIA-F4でチャンピオンを獲得し、今季F3へとステップアップを果たした宮田の2名が、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)ドライバーとしてTOYOTA GAZOO Racingの支援を受け参戦する。

予選

 通常スーパーフォーミュラとの併催となるF3だが、今大会は単独開催。1大会3レース制で行われた。3月30日(木)、31日(金)に専有走行として練習を行った後、4月1日(土)午前9時15分より30分間の1セッションの予選開始。

 昨年までは1戦毎に10分ずつ2回の予選アタックが行われていたが、今大会は30分1セッションで、ベストタイムで第1戦、セカンドベストタイムで第2戦のスターティンググリッドが決定される。第3戦のスターティンググリッドは第1戦の決勝結果で決められることとなった。

 前夜の雨は止んだものの、路面はまだ一部が乾ききっていない状況で予選が開始されたが、全車スリックでコースインしていき、路面が乾くと共にタイムはアップしていった。坪井は途中でタイヤ交換を行ったが、クリアラップを取るのに苦しみ、第1戦、第2戦共に2列目4番手。一方、F3デビュー戦となる宮田は終盤にかけてタイムを上げていき、第1戦、第2戦共に2番手タイムをマーク。最前列グリッドを獲得した。

第1戦決勝

 日差しも出て暖かく感じられる気候の下、予選に続き、午後1時25分より25周で競われる第1戦がスタート。2列目4番手の坪井が好スタートを切り、一気に2位へ浮上。一方で最前列2番手の宮田は2列目の2台にかわされ4位へ落ちるも、すぐに1台かわして3位で坪井を追う形となった。

 2位の坪井は首位を追ったが、後方から宮田の追い上げを受け、徐々に首位との差は開くことに。後半に入ると、坪井と宮田の2位争いが繰り広げられたが、順位は変わらず。

 坪井は2位でフィニッシュ。宮田はデビュー戦で3位表彰台を獲得。開幕戦からTDPドライバーの2名が表彰台に上ることとなった。

第2戦決勝

 4月2日(日)も朝から好天に恵まれ、春らしい気候の下、午前10時35分より18周の第2戦が行われた。

 最前列2番手グリッドの宮田はスタートでエンジンストールしかけ、5位へとポジションダウン。坪井は2位へとポジションアップし、首位を狙ったが、激しい首位争いの中で行き場を失い、宮田にもかわされて一気に5位へとポジションダウン。

 その後、宮田をかわした坪井が4位、宮田5位で、3位の車両を追い詰めての三つ巴のバトルが続いた。坪井はファイナルラップに仕掛け、ダブルヘアピン一つ目で並びかけるも、押し出される形となってコースアウト。スピンを喫し、そこでレースを終えることとなった(1周遅れの完走扱い)。宮田はこのアクシデントを間一髪で避け、4位でチェッカー。レース後、3位の車両がペナルティを受けることとなったため、第1戦に続き連続の3位フィニッシュとなった。

第3戦決勝

 第2戦の後、午後3時10分より第3戦(18周)がスタート。最前列2番手グリッドの坪井がエンジンストールを喫し、9位までポジションダウン。宮田は3位をキープ。

 坪井は1周目で7位、2周目には6位、4周目に5位とポジションを取り戻していったが、その後は4位の車両に引っかかる形となり、僅差でのバトルを繰り広げることとなった。

 宮田は2位の車両について行くも、パスするまでには至らず、3位でチェッカー。F3デビューして初めての大会で、3戦連続の3位表彰台獲得となった。坪井も逆転はならず、5位でチェッカーを受けた。

デビュー戦で3戦連続3位表彰台を獲得した宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #36)

デビュー戦で3戦連続3位表彰台を獲得した宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S #36)

3位表彰台に登った宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)

3位表彰台に登った宮田 莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S)

トヨタ自動車(株)
モータースポーツマーケティング部

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ1決勝 ST-Xクラスの内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R)が開幕勝利

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 昨日の曇りから天候が回復し爽やかに晴れ渡るツインリンクもてぎ。13時15分にフォーメーションラップを開始、13時19分に200分レースのスタートが切られた。

 1コーナーにST-Xクラスの上位3台がもつれ合う様に飛び込み、スタートを制したのは3番グリッドから飛び出した#1 スリーボンド 日産自動車大学校GT-Rだった。その後ポールスタートの#8 ARN Ferrari 488 GT3は4位に後退した後、序盤に周回遅れのマシンと接触しリアホイールが損傷した為緊急ピットイン。6位まで後退すると#1 スリーボンド 日産自動車大学校GT-R、#3 ENDLESS ADVAN GT-R、#99 Y’s distraction GTNET GT-RとGT-Rがワンツースリー体制となる。

 ST-3クラスは予選クラストップの#38 muta Racing TWS IS350が序盤から飛び出すと続くのは#39 ADVICS TRACY RC350と#62 DENSO Le Beausset RC350でこちらはレクサス勢がワンツースリー体制。

 ST-4クラスはこちらもクラストップの#93 SKR ENGINEERING S2000が飛び出し、昨年から上位を占めていた86勢を押さえS2000が快走する。

 折り返し100分の途中経過はST-Xクラスが#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R、#3 ENDLESS ADVAN GT-R、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの順。ST-3クラスは#38 muta Racing TWS IS350、#39 ADVICS TRACY RC350までは変わらないが3番手に#68 埼玉トヨペットGreenBraveマークXが順位を上げて来た。ST-4クラスは#93 SKR ENGINEERING S2000、#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86、#13 ENDLESS・ADVAN・86の順。

 ピットインのタイミングで順位が入れ替わるものの、ラストスティントに入る頃には100分経過時点の順位に落ち着いていたが終盤のST-4クラスで激しいドラマを演じる事になったのは#93 SKR ENGINEERING S2000。

 終盤まで引っ張りあと30分ちょっとのところでピットイン。背後には#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86が忍び寄り、タイヤ交換してしまうと勝負権を失いそうなタイミング。ここでタイヤ無交換で飛び出すものの逆転を許し2番手に後退。しかしこの後猛煙とペースアップしラスト10分余りのところでついに#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86を攻略し再逆転した。

 レースを終えてみれば赤旗もなく荒れずに進行した事もあり上位のマシンが安定のレース運びで大きくオーダーを変える事なくフィニッシュ。

 ST-Xクラス優勝は内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)、2位はYUKE TANIGUCHI/山内英輝/元嶋佑弥組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)、3位は植松忠雄/星野一樹/藤波清斗組(#99 Y’s distraction GTNET GT-R)とGT-Rが表彰台を独占。

 ST-3クラスは堀田誠/坂口良平組(#38 muta Racing TWS IS350)が優勝。2位は手塚祐弥/前嶋秀司/鈴木陽組(#39 ADVICS TRACY RC350)、3位は服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組(#68 埼玉トヨヘ゜ットGreenBraveマークX)となり、こちらはレクサスとトヨタで表彰台を独占した。

 ST-4クラスは太田侑弥/佐々木雅弘組(#93 SKR ENGINEERING S2000)が優勝。2位は松井孝允/蒲生尚弥/井口卓人組(#86 TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86)、3位は小河諒/高橋翼/花里祐弥組(#13 ENDLESS・ADVAN・86)となった。

 第2戦は4月29~30日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる予定だ。

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Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ1決勝結果

もてぎ5時間耐久レース -RIJ- (2017/04/03) Group 1 Final Weather:Fine Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
11ST-X1内田 優大
藤井 誠暢
平峰 一貴
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1053:21'38.886
23ST-X2ユーク・タニグチ
山内 英輝
元嶋 佑弥
ENDLESS・ADVAN・GTR
NISSAN GT-R NISMO GT3
10532.283
399ST-X3植松 忠雄
星野 一樹
藤波 清斗
Y`s distraction GTNET GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1051'13.517
489ST-X4モーリス・チェン
吉本 大樹
坂本 祐也
HubAuto Ferrari 488 GT3f
Ferrari 488 GT3
1041Lap
58ST-X5永井 宏明
佐々木 孝太
ARN Ferrari 488 GT3
Ferrari 488 GT3
1041Lap
625ST-X6テツオ・オギノ
飯田 太陽
高木 真一
ケーズフロンティア911 GT3R
Porsche 911 GT3
1032Laps
738ST-31堀田 誠
阪口 良平
muta Racing TWS IS350
TOYOTA LEXUS IS350
9510Laps
839ST-32手塚 祐弥
前嶋 秀司
鈴木 陽
ADVICS TRACY RC350
TOYOTA LEXUS RC350
9411Laps
968ST-33服部 尚貴
脇阪 薫一
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBraveマークX
TOYOTA MARK X
9411Laps
1015ST-34長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z
9411Laps
1162ST-35嵯峨 宏紀
平木 湧也
中山 雄一
DENSO Le Beausset RC350
TOYOTA LEXUS RC350
9411Laps
1234ST-36本山 哲
松原 怜史
安田 裕信
SKT team motoyama Z34
NISSAN FAIRLADY Z
9312Laps
1323ST-37安宅 光徳
甲野 将哉
大原 学
岡部自動車195MBFネットワークスZ34
NISSAN FAIRLADY Z
9312Laps
1414ST-38山崎 学
荒井 康裕
輿水 敏明
岡部自動車ZEROSUNマイカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z
9213Laps
1593ST-41太田 侑弥
佐々木 雅弘
SKR ENGINEERING S2000
Honda S2000
9114Laps
1686ST-42松井 孝允
蒲生 尚弥
井口 卓人
TOYOTA Team TOM'S SPIRIT 86
TOYOTA 86
9114Laps
1713ST-43小河 諒
高橋 翼
花里 祐弥
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
9114Laps
1827ST-44伊橋 勲
馬場 優輝
連 貴洋
D'station FINA BRZ
SUBARU BRZ
9015Laps
1955ST-45たしろ じゅん
伊藤 毅
SunOasis田中建築スズバン86
TOYOTA 86
9015Laps
2054ST-46加藤 彰彬
堤 優威
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
9015Laps
21333ST-47廣田 築
下山 和寿
中島 佑弥
GLORY RACING A-ONE FN2
Honda CIVIC TYPE-R EURO
9015Laps
2229ST-48東 徹次郎
松永 大祐
森山 鉄也
T's concept 86
TOYOTA 86
8817Laps
2360ST-49松本 和之
松沢 隆弘
鈴木 はじめ
G/MOTION' KRP WMインテグラ
Honda INTEGRA TYPE-R
8817Laps
2426ST-410大谷 飛雄
川中子 和彦
松尾 充晃
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vits GRMN Turbo
8718Laps
2577ST-411山田 英二
中島 保典
遠藤 浩二
CUSCO RACING 86
TOYOTA 86
8718Laps
2612ST-412松井 隆幸
リク
ハヤト・ダテ
シビックTYPE-R☆STA
Honda CIVIC TYPE-R
8718Laps
27100ST-413渋谷 崇
渡辺 忠司
鉢呂 敏彦
A-GENT1 86
TOYOTA 86
8619Laps
2818ST-414浅野 武夫
井上 雅貴
西村 和則
Y’sdistraction 86
TOYOTA 86
8322Laps
2917ST-39谷川 達也
野上 達也
野上 敏彦
DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D
MAZDA AXELA Diesel Turbo
8322Laps
---- 以上規定周回数(70% - ST-X: 73Laps / ST-2: 66Laps / ST-3: 63Laps)完走 ----
-96ST-4-井上 恵一
根本 悠生
ASTMIL RacingワコーズED
Honda INTEGRA TYPE-R
5649Laps
-40ST-4-藤田 竜樹
吉本 晶哉
ゴーゴーガレージTRACY 86 SSR ings
TOYOTA 86
3669Laps
  • Fastest Lap(ST-X): CarNo.1 内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組(スリーボンド日産自動車大学校GT-R) 1'51.101 (4/105) 155.58km/h
  • Fastest Lap(ST-3): CarNo.38 堀田誠/阪口良平組(muta Racing TWS IS350) 2'05.291 (6/95) 139.07km/h
  • Fastest Lap(ST-4): CarNo.93 太田侑弥/佐々木雅弘組(SKR ENGINEERING S2000) 2'09.869 (81/91) 133.10km/h

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ2決勝 Modulo CIVIC TCR(黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規組)がデビューウイン

 昨年までは5時間の全クラス混走の耐久レースとして開催されてきた、もてぎでの開幕戦だったが、今回は初の試みで200分のクラス別レースが、土日それぞれに行われるという形になった。

 土曜日の午前中に2レースの予選が行われ、グループ2の決勝レースは土曜日の午後に行われることとなった。

 ドライコンディションとなったものの、吹き付ける風は冷たく暖かな日差しも届かない。

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 13時50分にフォーメーションラップからローリングスタートで200分のレースがスタートをきった。

 序盤は#3 Nissoku Porsche 991 GT3 cup 1(小川勝人/影山正美/富田竜一郎組)がぶっちぎりでレースをリードする。1時間経過時点でトップと2位の#51 Diamango BMW Z4(細川慎弥/池田大祐/石原将光組)は1ラップ差のST-1クラスのトップ争いとなっていた。3番手には新設のST-Rクラスのトップ、#97ModuloCIVICTCR(伊藤真一/海老沢紳一/中野信治組)がつけていた。80分経過時点で#51がトップに立ち、#31は2番手に後退。

 折り返し地点の100分では#98 Modulo CIVIC TCR(黒澤琢哉/石川京侍/加藤寛規組)がトップに立ち、#97ModuloCIVICTCRが2番手と1-2体制。3位に#51 Diamango BMW Z4、4位に#45 LIQUI MORY RS3 LMS(田ケ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組)、5位にはST-2クラスのトップ#6新菱オート☆DIXCEL EVO X(冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組)がつけ、#20RSオガワADVANランサー(下垣和也/松本武士/近藤説秀組)、#30RSオガワエボIX(大波肇/佐藤晋也/伊藤勝一組)がこれを追う展開となっていた。ST-5クラスは#700J‘S RACING ホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT(ヒロポン/寺西玲央/高橋宏和組)がトップにつけていた。

 終盤、ST-2クラスの争いは#20 RSオガワADVANランサーと#6新菱オート☆DIXCEL EVO Xの僅差のバトルが延々と続いた。しかし、残りわずかの15分ほどで#6がコース上でストップしてしまう。トップ#20に続いて#59 DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比東至組)がクラス2位、#30がクラス3位でフィニッシュ。

 ST-5クラスは#700J‘S RACING ホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFITのポールtoウインという結果になった。2位に#11ネッツトヨタ京華BLOODSPORTSWM☆Vitz(大西隆生/三木孝浩/大岩活気組)、3位に#88村上モータースMAZDAロードスターND(村上博幸/脇谷猛組)が入った。

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ2決勝結果

もてぎ5時間耐久レース -RIJ- (2017/04/01) Group 2 Final Weather:Cloudy Course:Dry
2017 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
1*98ST-R1黒澤 琢弥
石川 京侍
加藤 寛規
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
963:21'35.272
297ST-R2伊藤 真一
海老澤 紳一
中野 信治
Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
9612.847
3*51ST-11細川 慎弥
池田 大祐
石原 将光
Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
951Lap
420ST-21下垣 和也
松本 武士
近藤 説秀
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
942Laps
559ST-22大澤 学
後藤 比東至
DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
942Laps
630ST-23大波 肇
佐藤 晋也
伊藤 勝一
RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
942Laps
719ST-R3奥村 浩一
秋吉 圭
山脇 大輔
BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
942Laps
8*31ST-12小川 勝人
影山 正美
富田 竜一郎
Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
942Laps
97ST-24吉田 綜一郎
石崎 敦士
成澤 正人
サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
933Laps
1045ST-R4田ヶ原 章蔵
白坂 卓也
竹田 直人
LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
924Laps
11700ST-51ヒロボン
寺西 玲央
高橋 宏和
J'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
8511Laps
1211ST-52大西 隆生
三木 孝浩
大岩 浩気
ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
8511Laps
1388ST-53村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
8511Laps
1448ST-54岡崎 善衛
西村 元気
高森 博士
GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
8412Laps
1537ST-55関 豊
梅田 剛
井尻 薫
DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
8412Laps
16*66ST-56橋本 陸
大塚 隆一郎
武地 孝幸
odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
8412Laps
172ST-57筒井 克彦
山下 潤一郎
松田 秀士
TEAM221 BOMEX withオートラボND5RC
MAZDA ROADSTER
8313Laps
1832ST-58原嶋 昭弘
岡原 達也
飯沼 章妃
Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
8214Laps
19*57ST-59遠藤 光博
桝本 隆介
原田 健太
ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
7917Laps
2069ST-510大野 尊久
梅本 淳一
山田 秀明
J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
7620Laps
214ST-511芝谷 純三
ススム・ナカムラ
伊藤 俊哉
THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
6927Laps
22213ST-512東 貴史
染谷 太
横尾 優一
WAKO’S ★GenesisPURE★WM★Vitz
TOYOTA Vitz RS
6333Laps
-- 以上規定周回数(70% - ST-R:67Laps / ST-1:66Laps / ST-2:65Laps/ ST-5:59Laps)完走 --
-6ST-2-冨桝 朋広
菊地 靖
大橋 正澄
新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
8610Laps
-50ST-5-岩岡 万梨恵
北平 絵奈美
小松 寛子
LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
4155Laps
  • Fastest Lap(ST-R): CarNo.98 黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規組(Modulo CIVIC TCR) 2'01.638 (74/96) 142.10km/h
  • Fastest Lap(ST-1): CarNo.31 小川勝人/影山正美/富田竜一郎組(Nissoku Porsche991 GT3 Cup)1'56.223 (74/94) 148.72km/h
  • Fastest Lap(ST-2): CarNo.59 大澤学/後藤比東至組(DAMD MOTUL ED WRX STI) 2'03.966 (4/94) 139.43km/h
  • Fastest Lap(ST-5): CarNo.48 岡崎善衛/西村元気/高森博士組(GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT) 2'18.799 (52/84) 124.53km/h
  • CarNo.98は、S耐2017 SpR第15条(11)違反(ジャンプスタート)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.31は、S耐2017 SpR第17条(2)違反(エンジン始動)により、訓戒の罰則を科した。
  • CarNo.51は、S耐2017 SpR第17条(11)違反(タイヤ交換中の給油)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.66は、S耐2017 SpR第17条(2)(給油中のエンジン始動)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.66は、S耐2017 SpR第17条(2)(給油中のエンジン始動)により、ピットストップ10秒のペナルティーを科した。

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ1公式予選 永井宏明/佐々木孝太組(ARN Ferrari 488 GT3)がポールポジション

 スーパー耐久シリーズ第1戦はツインリンクもてぎで開幕し4月1日グループ1(ST-X,ST-3,ST-4クラス)の公式予選が行われ、ST-Xクラスの永井宏明/佐々木孝太組(#8 ARN Ferrari 488 GT3)がA/Bドライバー合算で3分54秒332をマークしポールポジションを獲得した。

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 昨日からの雨が朝まで残るものの、予選開始の9:20時点では雨が上がる。しかし路面が乾くには時間が足りずウエット宣言というコンディションの中、A〜Cドライバー各20分で公式予選が争われた。

 Aドライバー予選のST-Xクラスは永井宏明(#8 ARN Ferrari 488 GT3)が2分03秒580をマークしトップタイム。2位がYUKE TANIGUCHI(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)、3位が内田優大(#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-R)となり昨シーズン強かったGT-R勢を退ける。ST-3クラストップは嵯峨宏紀(#62 DENSO le Beausset RC350)で2分15秒351をマーク。ST-4クラスは太田侑弥(#93 SKR ENGINEERING S2000)が2分18秒183でクラストップとなった。

プラチナドライバーがひしめくBドライバー予選が始まる頃にはライン上のみ乾き始め、各車大幅にタイムアップしほぼドライのタイムに。ST-Xクラスは星野一樹(#99 Y's distraction GTNET GT-R)が1分50秒197でトップタイム。2位が藤井誠暢(#1 スリーボンド 日産自動車大学校GT-R)、3位が山内英輝(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)となりGT-R勢がワンツースリー体制を形成。しかし4位につけた佐々木孝太(#8 ARN Ferrari 488 GT3)も1分50秒752と大きく離れず。ST-3クラストップは坂口良平(#38 muta Racing TWS IS350)で2分03秒076をマーク。ST-4クラスは佐々木雅弘(#93 SKR ENGINEERING S2000)が2分08秒367でクラストップとなった。

A/Bドライバー合算でST-Xクラスのポールポジションは永井宏明/佐々木孝太組(#8 ARN Ferrari 488 GT3)が獲得。2番手はYUKE TANIGUCHI/山内英輝/元嶋佑弥組(#3 ENDLESS ADVAN GT-R)、3番手は内田優大/藤井誠暢/平峰一貴(#1 スリーボンド 日産自動車大学校GT-R)となった。ST-3クラスは堀田誠/坂口良平組(#38 muta Racing TWS IS350)、ST-4クラスは太田侑弥/佐々木雅弘組(#93 SKR ENGINEERING S2000)がそれぞれクラストップとなった。

 決勝は明日4月2日13時15分にスタートし、200分で争われる。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

Japanese F3

JF3:第1戦岡山決勝記者会見 高星明誠「スタートを失敗したがそれ以上に前の2人が失敗した」

優勝 高星明誠(B-MAX Racing Team with NDDP)
f3-rd1-r-pc-takaboshi  「経験したことの無い予選のフォーマットだったのでどうなるかわからなかったんですが、案の定引っかかってしまってタイムを出せませんでした。そこらへんはアレックス選手が上手でした。悔やんでもしかたがないのでスタートを意識していました。スタートは失敗でしたが、それ以上に前の2人が失敗して、1コーナーを1位で通過することができました。それで流れを引き寄せることができました。いい週末して行けそうです」
決勝2位 坪井翔(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd1-r-pc-tsuboi  「練習からいい流れでしたが、予選では最後のタイムが出るタイミングで場所取りが悪くて、自分のミスとして反省しないといけないです。決勝は2列目だったのでスタートか、1周目が勝負だと思っていました。スタートは決まったわけではないですが、それ以上に前が良くなかったので2台抜いて2位になれました。そこからは防戦一方になってしまったので、レースペースに関してはあしたに向けて改善しないと厳しいと思います」
決勝3位 宮田莉朋(カローラ中京Kuo TEAM TOM'S)
f3-rd1-r-pc-miyata  「今回の練習もドライではトップタイムだったので、予選は難しいコンディションの中でもトップタイムを出そうと意識していました。決勝に関しては昨年の車載映像とか見てスタートが重要だとわかったのですが、スタート練習もうまくいかなくて、今回も失敗してしまいました。決勝は3位ですが、初めてのロングランでいいペースで走れましたし、感触的にはトップに立てると思っています」
Nクラス優勝 DRAGON(B-MAX RACING TEAM)
f3-rd1-r-pc-dragon  「今週通して調子は良かったんですが、3番手ということで、高星選手のように失敗してしまいました。スタートに集中していけば1台は食えると思っていましたが、トップまで行けたのはラッキーでした。前半に逃げようとプッシュしてタイヤを使ったので、中盤以降は苦しかったです」
Nクラス決勝2位 霜野誠友(シーエムエスモータースポーツプロジェクト)
f3-rd1-r-pc-shimono  「やっとF3に来られました。スタートはフォーメーションラップからクラッチの調子が悪くて、最後尾まで落ちてしまいました。追いかける展開になりましたが、2位まで戻って来られて良かったです。初めてのF3の決勝でタイヤやマシンがどう変化していくか学べたので収穫はありましたが、悔しいレースになりました」
Nクラス決勝3位 植田正幸(B-MAX with Rn-Sports山下製作所)
f3-rd1-r-pc-ueda  「予選がセミウエットだったので、ウェットタイヤを履きましたが、ドライに替えてからの熱入れが間に合わずに、後のグリッドになってしまいました。スタートに賭けていましたが、前の2台がストール気味で、つられて1台に抜かれ、抜き返すのに周回数を使ってしまいました。明日はプッシュしていきますし、出る以上はチャンピオンを狙っています。DORAGN選手とやり合いたいですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第1戦岡山決勝 開幕戦を制したのは高星明誠、NクラスはDRAGON

 全日本F3選手権は1日、岡山県の岡山国際サーキットで開幕第1戦の決勝を行い、予選3位からスタートした高星明誠(B-MAX NDDP F3)が、スタートでトップに立つと後続を引き離し、25周・34分34秒084で優勝した。

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 フォーメーションラップの始まる午後1時25分にはサーキット上空には青空が広がり、風は冷たいもののおだやかな春の陽気となった。全18台(内Nクラス7台)が1周を回りスターティンググリッドに着いた。

 フロントローの2人、ポールポジションのアレックス・パロウ(THREEBOND)と予選2位の宮田莉朋(カローラ中京Kuo TOM'S F314)はスタートをミス。加速が伸びず、予選3位から高星明誠(B-MAX NDDP F3)が1コーナーアウトからパロウに並びかける。パロウは高星の先行を許すと2コーナーでも高星の背後に付けていた予選4位の坪井翔(カローラ中京Kuo TOM'S F317)にもパスされ3位。さらに宮田にもも抜かれてオープニングラップでポールから4位までポジションを落としてしまう。

 レース序盤、トップの4人、高星、坪井、宮田、パロウのは1秒前後の間隔で推移するが、10周目あたりから坪井のペースが鈍り、背後から宮田、パロウに攻められることとなる。

 高星は2位以下の3台が競っていたため、悠々とレースをリード。25周を走って2位以下を4秒6離し、今シーズンの開幕戦を制した。

 2位の坪井は3位宮田、4位パロウを従えて防戦一方だったが、抜きどころの無い岡山では宮田、パロウにも決め手がなくそのままの順位でゴールを迎えた。

 5位の大津弘樹(TODA FIGHTEX)は、6位の阪口晴南(HFDP RACING F316)が7位片山義章(OIRC F315)と8位イェ・ホンリー(KRC with B-Max F315)への防戦一方だったため、終始単独走行。結局、大津、阪口、ホンリーの順でフィニッシュした。

 Nクラスも上位2人、ポールポジションの霜野誠友(CMS AVANTECH F306)と予選2位の長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)がそろってスタートを失敗。予選3位のDRAGON(B-Max Racing F306)が難なくトップに立ち、2位には予選5位の久保田克昭(Planexスマカメ・F308)が、3位には予選4位の植田正幸(Rn山下製作所F308)が付けた。

 スタート失敗で最後尾まで落ちた霜野はここから猛追。4周目には早くも植田をパスして3位に上がると、5周目には2位久保田もパス。さらにこの時点で9秒あったトップDRAGONとの差もみるみると縮め22周目には1秒3、23周目には0秒5と迫るもNクラスはラップダウンとなったため猛追もここまで。24周を走って優勝はDRAGON、霜野は2位でレースを終えることとなった。3位には11周目に久保田をパスした植田が入った。

 第2戦決勝は明日2日、午前10時35分より18周で、第3戦決勝は午後3時10分より18周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Formu

Japanese F3

JF3:第1戦岡山決勝結果

SUPER F3 RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/04/01) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
EngineLapTotal_Time
Behind
1231高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A412534'34.084
212坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ31254.609
3363宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ31255.323
4124アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F3256.117
525大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3012515.628
676阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3012525.215
7787片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142525.570
8338イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A412526.545
939三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A412537.171
102810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A412538.215
112111ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4142545.194
1230N1DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1377N2霜野 誠友CMS AVANTECH F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1411N3植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1555N4久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1622N5長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
175N6アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE241Lap
1813N7吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE232Laps
---- 以上規定周回数(90% - 22Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.23 高星明誠(B-MAX NDDP F3) 1'22.010 (19/25) 162.551km/h

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ2公式予選 ST-1クラスのNissoku Porsche 991 GT3 cup(小川勝人/影山正美/富田竜一郎組)が総合のポールポジション

 2017年のレースシーズン開幕の口火を切って、スーパー耐久シリーズの開幕戦が、今季も栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 前夜の雨の残る、肌寒い曇り空のもと、午前8時からウエット宣言の出された気温4度路面温度7度という真冬のようなコースコンディションで、グループ2のAドライバー公式予選が20分間で行われた。

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st-rd1-q-31

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 今回はグループ2はST-1クラス、ST-2クラス、そしてST-5クラスに加えて新設のST-Rクラスも加わった。

 このセッションでは、#51DiamangoBMWZ4の細川慎弥が2分08秒800のトップタイムをマーク。ST-2クラスは#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学が2分12秒095、新設のST-Rは#97ModuloCIVICTCRの伊藤真一、ST-5クラスは#700J‘S RACING ホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFITのヒロポンが26秒001でそれぞれクラストップのタイムをマークした。

 8時50分から行われたBドライバーの予選では、ST-1クラスの#31 Nissoku Porsche 991 GT3 cupの影山正美が2分02秒023でトップタイムをマーク。続いてST-Rクラスの#45 LIQUI MORY RS3 LMSの白坂卓也が2分04秒989で、ST-2クラスは#6新菱オート☆DIXCEL EVO Xの菊地靖が2分05秒544で、ST-5クラスは#700J‘S RACING ホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFITの寺西玲央が21秒957でそれぞれクラストップタイムをたたき出した。

 ABドライバーの合算タイムでは、#31 Nissoku Porsche 991 GT3 cup(小川勝人/影山正美/富田竜一郎組)がST-1クラスのトップ。2番手に#51 Diamango BMW Z4(細川慎弥/池田大祐/石原将光組)、3番手にST-2クラスの#59 DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比東至組)、4番手にST-Rクラスの#45 LIQUI MORY RS3 LMSの(田ケ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組)、12番手にST-5クラスの#700J‘S RACING ホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT(ヒロポン/寺西玲央/高橋宏和組)がそれぞれクラストップタイムとした。

 決勝レースは、この後13時50分から200分で行われる予定だ。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第1戦もてぎグループ2 Aドライバー公式予選結果

もてぎ5時間耐久レース -RIJ- (2017/04/01) Group 2 A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2017 Super Taikyu Series Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
151ST-11細川 慎弥Diamango BMW Z4
BMW Z4M Coupe
2'08.800-134.200
231ST-12小川 勝人Nissoku Porsche991 GT3 Cup
Porsche 991 GT3 Cup
2'10.245 1.445132.711
359ST-21大澤 学DAMD MOTUL ED WRX STI
SUBARU WRX STI
2'12.095 3.295130.853
497ST-R1伊藤 真一Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
2'13.496 4.696129.479
520ST-22下垣 和也RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'13.705 4.905129.277
630ST-23大波 肇RSオガワ エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
2'13.753 4.953129.230
745ST-R2田ヶ原 章蔵LIQUI MOLY RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'14.275 5.475128.728
898ST-R3黒澤 琢弥Modulo CIVIC TCR
Honda CIVIC TYPE-R
2'14.279 5.479128.724
919ST-R4奥村 浩一BRP Audi Mie RS3 LMS
Audi RS3 LMS
2'14.593 5.793128.424
106ST-24冨桝 朋広新菱オート☆DIXCEL☆EVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'14.849 6.049128.180
117ST-25吉田 綜一郎サーキットWOLF新菱オートEVOⅩ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
2'18.633 9.833124.681
12700ST-51ヒロボンJ'S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'26.00117.201118.389
134ST-52芝谷 純三THE BRIDE FIT
Honda FIT 3 RS
2'26.06717.267118.336
1411ST-53大西 隆生ネッツトヨタ京華BLOOD SPORTS WM☆Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'26.82918.029117.722
1548ST-54岡崎 善衛GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFIT
Honda FIT 3 RS
2'27.42718.627117.244
1657ST-55遠藤 光博ホンダカーズ桶川・V-BOX・セキショウFit
Honda FIT 3 RS
2'27.48718.687117.197
1769ST-56大野 尊久J'S RACINGホンダカーズ浜松北みきゃんFIT
Honda FIT 3 RS
2'27.54818.748117.148
1888ST-57村上 博幸村上モータースMAZDAロードスターND
MAZDA ROADSTER
2'27.57418.774117.127
1966ST-58橋本 陸odula MAZDA DEMIO 15MB
MAZDA DEMIO
2'28.09019.290116.719
202ST-59筒井 克彦TEAM221 BOMEX withオートラボND5RC
MAZDA ROADSTER
2'29.89121.091115.317
2132ST-510原嶋 昭弘Nissoku ND ROADSTER
MAZDA ROADSTER
2'30.41421.614114.916
22213ST-511東 貴史WAKO’S ★GenesisPURE★WM★Vitz
TOYOTA Vitz RS
2'31.38122.581114.182
2337ST-512関 豊DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D
MAZDA DEMIO DIESEL TURBO
2'31.63922.839113.988
2450ST-513岩岡 万梨恵LOVE DRIVE RACINGロードスター
MAZDA ROADSTER
2'31.80923.009113.860
以上基準タイム(110% - ST-R:2'27.418 ST-1:2'22.474 ST-2:2'26.502 ST-5:2'40.928)予選通過

Japanese F3

JF3:第1,2戦岡山公式予選 新外国人のアレックス・パロウがWポール! 2位にルーキーの宮田莉朋が続く

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 2017年の全日本F3選手権が1日、岡山国際サーキットで開幕した。午前中、第1,2戦の公式予選が行われ、両戦とも新外国人のアレックス・パロウ(THREEBOND)がポールポジションを獲得した。

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 昨日午後より降り出した雨も早朝には上がり、公式予選開始の午前9時15分前には薄日も差してきた。路面にウェットパッチが残る中、植田正幸(Rn山下製作所F308)はウエットタイヤを選択、それ以外のドライバーはドライタイヤを履いてコースインし、30分間のセッションが始まった。

 路面が後半にかけて好転するのは明らかなため序盤、各ドライバー、ウォームアップ走行を行う。中盤にはHFDPから戸田に移籍した大津弘樹(TODA FIGHTEX)が1分26秒652でトップに浮上。これにNからCクラスにステップアップした片山義章(OIRC F315)、F3に復帰した高星明誠(B-MAX NDDP F3)が続く。

 残り12分、予選開始10分あたりにようやくコースインした新外国人のアレックス・パロウ(THREEBOND)がここで1分25秒476を出し、いきなりトップに躍り出た。

 パロウはその後もタイムを更新。終了直前には1分22秒965の最速タイムをマークして第1戦のポールポジションを確定。チェッカーラップには1分22秒974とだだ一人22秒台に入るタイムを並べて第2戦のポールポジションもものにした。

 第1,2戦とも2位に付けたのはルーキーの宮田。高星も第1,2戦とも3位に滑り込んだ。

 Nクラスのポールポジションは、第1戦、第2戦ともルーキーの霜野誠友(CMS AVANTECH F306)が獲得。ルーキーの長谷川綾哉(Alb新潟第1ホテルSuger)、DRAGON(B-Max Racing F306)が両戦とも2位、3位で続いた。

 第1戦の決勝レースは本日午後1時25分より25周で争われる。初戦を制するドライバーは誰になるのであろうか?

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦岡山公式予選結果

SUPER F3 RACE in OKAYAMA -RIJ- (2017/04/01) Qualifying Weather:Fine Course:Semi-Wet
2017 Japanese Fomura3 Championship Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/h
1121アレックス・パロウTHREEBOND
Dallara F314
ThreeBond TOMEI TB14F31'22.965--160.680
2362宮田 莉朋カローラ中京Kuo TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.220 0.255 0.255160.187
3233高星 明誠B-MAX NDDP F3
Dallara F312
Volkswagen A411'23.594 0.629 0.374159.471
414坪井 翔カローラ中京Kuo TOM'S F317
Dallara F317
TOYOTA TOM'S TAZ311'23.865 0.900 0.271158.955
5785片山 義章OIRC F315
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'23.965 1.000 0.100158.766
626大津 弘樹TODA FIGHTEX
Dallara F316
TODA TR-F3011'24.261 1.296 0.296158.208
777阪口 晴南HFDP RACING F316
Dallara F316
TODA TR-F3011'24.302 1.337 0.041158.131
8218ブルーノ・カルネイロAlbirexRT-WILSON
Dallara F315
Mercedes-Benz 4141'24.919 1.954 0.617156.983
9339イェ・ホンリーKRC with B-Max F315
Dallara F315
Volkswagen A411'24.960 1.995 0.041156.907
102810山口 大陸タイロクレーシング28号
Dallara F316
Volkswagen A411'25.817 2.852 0.857155.340
1177N1霜野 誠友CMS AVANTECH F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'27.186 4.221 1.369152.901
12311三浦 愛EXEDY B-Max F317
Dallara F312
Volkswagen A411'27.671 4.706 0.485152.055
1322N2長谷川 綾哉Alb新潟第1ホテルSuger
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'28.687 5.722 1.016150.313
1430N3DRAGONB-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'28.929 5.964 0.242149.904
1511N4植田 正幸Rn山下製作所F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'29.884 6.919 0.955148.311
---- 以上基準タイム(110% - 1'31.586)予選通過 ----
-55N-久保田 克昭Planexスマカメ・F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'33.27610.311 3.392142.918
-5N-アレックス・ヤンHuaJiangHU F3
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'34.85211.887 1.576140.543
-13N-吉田 基良B-Max Racing F306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'36.99114.026 2.139137.444

もてぎ・菅生S-FJ選手権

SFJ:第1戦もてぎ 小倉祥太がデビューウィン達成! スタートの出遅れも帳消しに、勝負強さ見せる! (Le Beausset)

S-FJ第1戦 3月12日(日)ツインリンクもてぎ 4.801km

 今シーズンはスーパーFJに2年ぶりに挑むこととなり、スーパー耐久とFIA-F4の三本柱でレースに取り組む、ル・ボーセモータースポーツ。その最初の幕を3月12日(日)にツインリンクもてぎ(栃木県)で、スーパーFJから開けることとなった。

 スーパーFJもてぎシリーズに挑むのは、ル・ボーセフォーミュラアカデミー出身の小倉祥太、上田裕也のふたり。ただし、上田は第3戦からの出場となるため、第2戦までは小倉だけが挑むこととなる。ツインリンクもてぎは、チームにとってホームコースであり、参戦してきた過去においても毎年シリーズチャンピオンを獲得してきた場所である。昨年のランキング上位陣が揃って卒業を果たし、顔ぶれも大きく入れ替わった中、小倉が狙うのはデビューウィン。ドライバー人生たった一度きりのチャンスを、果たしてモノにできるか注目された。

予選 3月12日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 金曜日から始められた練習は、コンディションにも恵まれたこともあり、順調にメニューを消化。一発にも、コンスタントにも好タイムが記され、小倉はまさに万全の構えで本戦に臨むこととなった。そして、いよいよ迎えた予選は午前8時からのスタート。引き続き好天の下で、20分間の計測が行われた。今年のスーパーFJはレギュレーションの変更で、全車ノーマル封印エンジンに改めているため、今回マークされるトップタイムが当面のターゲットとなる。

 朝一番の冷えた路面に、じっくりタイヤを温めていく小倉。アウトラップのうちに先頭に立ったこともあり、視界クリアの状態で計測3周目から力強くアクセルを踏んでいく。2分5秒台で2周走行した後、2分4秒938から4秒684に短縮を果たす。ライバルも小倉のベストタイムをターゲットにアタックを重ねるも、他に2分5秒台を切ったドライバーはおらず、2番手にコンマ8秒の差をつけて、まずはデビュー戦の目標のひとつだったポールポジションを獲得する。

決勝 3月12日(日)天候/晴れ コース状況/ドライ

 ポールポジション獲得の余韻を味わっていたのも束の間、5時間あまりで決勝レースのスタート進行が開始。小倉はグリッド最前列に、マシンを威風堂々と並べることとなった。監督をはじめチームスタッフや関係者の激励を受け、小倉は集中力を高めていく。1周のフォーメイションラップを経て、レッドシグナルの消灯とともに、小倉はそつのないスタートを決める。だが、予選2番手のドライバーが好スタートを切ったこともあり、1コーナーで2番手となるも、少しも遅れをとることなく続いていく。2周目に入るとヘアピン、90度コーナーでけん制をかけて、隙あらばいつでも行くぞとアピールする。

 その機会は早くも3周目に訪れる。5コーナーで鋭くインを差し、小倉はトップに浮上。そこから先はファステストラップを連発、7周目には予選タイムにもあと一歩と迫る、2分4秒725にまで短縮を果たす。そのまま2分4秒台での周回を重ねていったのに対し、2番手は逆に2分6秒台へとペースダウン。その結果、デビューウィンはもちろんのこと、8秒もの大差をつけるポール・トゥ・ウィンさえ達成することとなった。

 まずは最高の結果で開幕戦を終えたが、これに満足することは許されない。今回はピットで見守っていた上田とともに切磋琢磨し合って成長していくことが、またチームにとっては、この後に続くスーパー耐久、FIA-F4に勢いを重ねていくことが期待される。

チーム監督 坪松唯夫(Tadao Tsubomatsu)COMMENT
 今回がフォーミュラデビューとなった小倉は年齢的な問題から茂木を走れるようになったのは、ここ数か月のことである。レースウィーク3日間は目の前の課題に集中出来るよう硬く堅実な方法で練習に取り組ませた。土曜日の予選シュミレーションでは新品タイヤのパフォーマンスを最大限に発揮させる感覚を掴んだようで、今まで以上に大胆な走りが出来るようになった。予選・決勝とパーフェクトな展開だったが、更に強いドライバーとなれるよう成長していって欲しい。
Driver 小倉祥太(Shota Ogura)COMMENT
 まず予選ですが、1周まとめきれなかったので、トップですけどタイムには納得していないというか、ちょっと残念でした。決勝ではあまりスタートばかり気にしないようにしていたのですが、それでも無難に行けました。ただ、まわりの方がスタートは良く、トップを奪われた時は少し焦る気持ちもあったのですが、そのあと自分のペースの方が良かったので、落ち着いて冷静に走って順位を上げることができました。トップに立ってから、特に中盤からは、ちゃんと自分のペースに持って行けたので、点数で言うと70点。まだ80点はあげられません。こうやって開幕戦で勝てたからには、このまま最後まで突っ走りたいです。
Le Beausset Motorsports

F4東日本シリーズ

F4:東日本第1戦もてぎ決勝 角田裕毅(MARUSAN・ミスト・JSS)がポールトゥウィン

 JAF地方選手権F4東日本シリーズ第1戦は3月12日ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で決勝(12周)を行い、5号車・角田裕毅(MARUSAN・ミスト・JSS)が23分02秒003でポールトゥウィンで見事優勝を飾った。

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 ツインリンクもてぎは朝から青空だがやや冷たい風が強まリ始めた14時25分よりフォーメーションラップを開始。ポールの角田裕毅は2015年の牧野任祐、2016年の大湯都史樹の歴代チャンピオンから受け継いだマシンで優勝を狙う。なおマシントラブルで予選5番手の61号車・上野山晶太(WO56SR20DE)が残念ながらグリッドにつく事が出来なかった。

 シグナルブラックアウトから各車スタート。ポールの角田裕毅は危なげなくホールショットを決めるが2位争いに変動があり予選3番手の73号車・里見乃亜(チームNATS・正義・001)がポジションアップ。

 後方では5周目に19号車・ハンマー伊澤(Sウインズ☆ハンマーバリュー)が、7周目には16号車・芳賀靖(KRac3倍速056)がリタイヤとやや荒れた展開でレースが進行する。

 オープニングラップから圧倒的なペースでリードを築き上げた角田裕毅が終わってみれば2位に19秒以上の差をつけ圧倒。見事にポールトゥウィンで優勝を飾った。

2位は里見乃亜で23分21秒170。3位は金井亮忠(チームNATS・正義・001)で23分24秒979。以降4位34号車・三浦勝(CMS090)、5位 17号車・小倉可光(チームNATS・OAC・090)、6位9号車・三枝拓己(スーパーウィンズ&花島.006)と続いた。

 次戦第2戦と第3戦は4月29〜30日に宮城県のスポーツランド菅生で行われる予定だ。

Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4:東日本第1戦もてぎ決勝結果

もてぎチャンピオンカップレース第1戦 -RIJ- (2017/03/13) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2017 F4東日本シリーズ Round 1 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
15S1角田 裕毅MARUSAN・ミスト・JSS
MYST KK-ZS
DL1223'02.003
273S2里見 乃亜チームNATS・正義・001
NATS 001
DL1219.167
372H1金井 亮忠チームNATS・エクシズ・006
WEST 006
DL1222.976
434S3三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
DL1242.500
517S4小倉 可光チームNATS・OAC・090
MOONCRAFT MC090
DL1254.792
69H2三枝 拓己スーパーウインズ&花島006
WEST 006
DL1255.055
---- 以上規定周回数(90% - 10Laps)----
-16H-芳賀 靖KRac 3倍速056
WEST 056
DL75Laps
-19H-ハンマー 伊澤Sウインズ☆ハンマーバリュー
WEST 056
DL57Laps
-61H-上野山 晶太W056 SR20DE
WEST 056
DLDNS
  • Fastest Lap:CarNo.5 角田裕毅(MARUSAN・ミスト・JSS) 1'54.034 (12/12) 151.58km/h

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