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第12戦岡山決勝ドライバーコメント 3位・宇高希「タイヤが来なかった」

優勝 酒井翔太(ファーストガレージFG108)

優勝した酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「ハンマーさんが新品タイヤで、ぼくがユーズドだったので、最初温めて逃げればいけると思っていました。序盤から作戦通りタイムが出ていました。次はぼくが新品で、ハンマーさんがユーズドなので最初が肝心かなと思います。安定性はあったので次も勝ちたいと思います」

2位 ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝2位のハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「スタートを失敗して、引きずってしまいました。次はスタートを決めればいけると思います。次、頑張ります」

3位 宇高希(TAKE FIRST F108)

決勝3位の宇高希(TAKE FIRST F108)

 「スタートはストール気味でしたが、トルクがしっかりかかったので前に出られました。序盤、タイヤがぜんぜん来なくて、防戦してたんですが、なすすべもなく、ヘアピンで抜かれました。昨日と比べるとぜんぜんタイヤが立ち上がってきませんでした。次はニュータイヤを履くのでタイヤの暖め方を考えて臨みたいと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
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SUPER FORMULA

第7戦富士決勝会見 坪井翔「昨日のレースは短く感じたが、今日はめちゃめちゃ長かった」

第7戦優勝 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

決勝記者会見:優勝した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「まずは予選が鬼門だと思っていたので、ポールが取れたことで決勝に向けてはすごくポジティブでした。決勝はやっぱりみんな昨日のレースを踏まえてすごくレベルアップしてくるし、僕もレベルアップしたつもりでしたが、ちょっと足りない部分が見えて来た気がしました。ちょっと苦しいレースでしたが、クリーンエアで走れたり、セーフティーカーが入ったり、展開に助けられた印象が強かったです。今日は福住選手の方が強かったと思うので、それを課題と捉えて、鈴鹿に向けてしっかり準備したいです」

 「本当に疲れましたね。昨日のレースは短く感じましたけど、今日はセーフティーカーが3回入って、その度に減速して、休む時間もありましたが、めちゃくちゃ長く感じました」

 「ここの富士を取らないと(チャンピオン争いで)ドロップアウトする側だったと思うので、昨日スタートラインに戻ってきて、今日リードできて最終戦に挑みますが、ライバル勢は手強いですし、鈴鹿は開幕戦でノーポイントで終わっているので、しっかり考えないと簡単にひっくり返ってしまうポイント差です。しっかり気を引き締めて挑みたいと思います」

第7戦決勝2位 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)

決勝記者会見:2位の福住仁嶺(Kids com Team KCMG)

 「悔しいですね、今回は予選も悪くないポジションでしたし。昨日はちゃんとしたパフォーマンスを出すことができませんでしたが、今日こうやってチャンスが巡って来ました。後半は僕の方もそんなにタイヤ的に楽な状況ではありませんでしたが、坪井選手のミスが少しずつ見えてきて、チャンスかなと思った瞬間にセーフティーカーが入っちゃいました。それでも昨日よくなかったところは良くなりましたし、スタートで4番に落ちて、2位で終われたことも良かった点かなと思いました」

 「今日はチームみんなが頑張ってくれて、ピット作業も普通に上手くいったと思います。その後セーフティーカーが出たアウトラップで牧野選手に煽られて、精神的にはきつかったですが、僕はギリギリで佐藤蓮選手の前に出られたので、良かったです」

 「富士大会においては今年は全て調子がいいと思いますが、もてぎは辛かったですし、鈴鹿は個人的にも相性が悪くないサーキットだと思います。今年やって来たことがどれだけ鈴鹿で通用するのかというところで、非常に楽しみな部分も多いです。チームとしても昨日可夢偉さんが表彰台に上がって、今日は僕でと非常にいい流れできていますので、もっともっと強いチームにしていきたいなと思います」

第7戦決勝3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

決勝記者会見:3位の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 「セーフティーカーの割を一番食らったかなと思っています。10周目に入るというのは最初から決めていて、例えトップであっても入るって決めていました。それを作戦通りやりました。SCばかりは自分ではどうしようもないんですけど、その中で頑張って、仁嶺のアウトラップを追おうとしていたら、蓮が(ピットから)出てきて。正直あれも僕が前に出ていたんじゃないのと思ったんですけど、一度順位を戻して抜き返したんで。やれることは最低限やったと思いますけど、SC入らずにレースが続いてたらどうだったかな、というのは正直思います」

 「もうエンジニアの杉崎さんと最初からガンガンに攻めようと決めていたんで。1周目OT使って、ストレートでも使って、気がついたら残り100秒しかなくて、これはまずいと思いました。まあ攻めた結果が3位だったかどうかわからないんですけど、今このレース内容の中で、自分の持ってるものは出し切ったかなと思います」

 「富士は正直2個取られる可能性はあるなと思っていたので、その中で昨日僕は予選を失敗して4位まで戻って来たというのがありました。最終戦鈴鹿の2連戦はダンデライアンとして得意なサーキットですし、個人的にはF4で負けたのを頑張ってやり返したいので、頑張ります。チームランキングでも昨年格之進が優勝してるし、ダンデにとっても相性の良いサーキットだと思うので、チームランキングも、ドライバーランキングも、どっちも僕たち追いかける立場なので、とにかくガンガン攻めて、悔いのないようにシーズン終われたらと思います」

決勝フォトセッション:トップ3と優勝チーム監督

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第7戦富士決勝 坪井翔がポール・トゥ・ウィンで富士戦完全制覇

優勝は坪井翔(VANTELIN TOM\'S SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の決勝が、10月13日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、ポールスタートの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が、セーフティカー(SC)が三度導入される荒れたレースで優勝を飾り、今シーズンの富士戦を3戦とも制覇した。

 昨日の第6戦に続いて、第7戦も好天に恵まれた。午前中の予選では昨日の勝者、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)がポールポジションを獲得。ランキングでも0.5ポイント差ながら、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)を逆転してトップに立った。

 流れは坪井に傾いているが、フロントローに並んだ二人がどのようなレースを見せるかの。当日、富士スピードウェイに詰めかけた24,800人の観客が見守るなか、14時40分にスタートを迎えた。

 スタートは坪井が制し、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)、野尻、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)と続いてレースが幕を開けた。

 2周目のダンロップコーナーの進入で、13位の三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)に木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23)が追突。三宅はスピンをしてエンジンが止まってしまい動けず、これで一度目のSCランとなった。木村にはドライブスルーペナルティが課された。

 5周終了時にリスタートされ、10周を経過すると、上位の牧野、野尻らがタイヤ交換のためピットイン。11周目にも9位大湯都史樹(VERTEX CERUMO・INGING SF23)をはじめとする数台がピットイン。

ピットインで順位が動くなか、12周目に後方で競り合っていた大嶋和也(docomo business ROOKIE SF23)と国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が接触。大嶋がストップしてしまい、これで二度目のSCラン。

 このチャンスを逃すまいと、12周目に2位福住、13周目にはトップ坪井をはじめとする車両が続々とピットインし、この時点で全車が義務となっているタイヤ交換を終え、ほぼ同一のタイヤ条件で残り周回を走り切るという、やや異例の展開となった。

 16周目のリスタート後もトップの坪井は安定したペースで周回を重ね、2位福住に1秒差を保ったままレース折り返しの21周目を迎える。この頃になると、坪井、福住の2台がやや抜け出し、少し離れて、牧野、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、14番グリッドから大きく順位を上げた太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)らが続く。

 精彩を欠いたのが野尻。折り返しでは6位を走行していたが、ペースが上がらず28周目に7位、31周目に8位と、ずるずると順位を下げてしまった。

 三度目のSCランは、33周目に11位を争っていた阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)が1コーナーの立ち上がりで電気系トラブルにより失速。直後につけていた山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が乗り上げる形で接触し、両者はここでレースを終えた。

 最後は、SC解除後の残り3周レースとなったが、トップ坪井は巧みにスピードをコントロールしながらリスタート。福住、牧野らを振り切って、富士3連勝となるチェッカーを受けた。

 なお、4位フィニッシュの佐藤、終盤ハイペースで追い上げ、8位フィニッシュを果たしたニック・デ・フリース(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)には、ラフなドライビングがあったとして、それぞれ10秒、5秒のタイムペナルティが課され降格。

 さらに、佐藤は再車検で最低重量違反があったとして失格となってしまった。

 今大会の結果、ランキングは、1位坪井(86.5p)、2位牧野(72p)、3位野尻(70p)となり、坪井がかなり有利な状態で、最終大会を迎えることとなった。(ポイントは暫定集計です)

決勝レースがスタートした

デッドヒート

決勝2位は福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)

決勝3位は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)

表彰式

シャンパンファイト

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第7戦富士優勝監督会見 舘信秀「もう完璧、坪井くんありがとうです」

優勝チーム監督:舘信秀氏(VANTELIN TEAM TOM’S)

優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「ポールポジションが久しぶりで、スタートも良くて、トップをキープしているっていうのは、長いです、レースが(笑) 今までは抜いてくシーンが多くて力が入ったんですけど、そういう意味で今日はレースを長く感じました。もう完璧ですね、坪井くんありがとうです」

 「もうなんか申し訳ないですけど、この強さは(鈴鹿でも)続くような気がするんですよ」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第7戦富士決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
136坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
411:10'23.732--
28福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
411:10'25.104 1.372 1.372
35牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:10'26.589 2.857 1.485
46太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:10'28.752 5.020 2.163
57小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
411:10'29.418 5.686 0.666
615岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
411:10'30.310 6.578 0.892
716野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
411:10'32.208 8.476 1.898
83山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
411:10'32.606 8.874 0.398
9*50木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
411:10'34.34410.612 1.738
1039大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
411:10'35.07511.343 0.731
11*19ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
411:10'35.81512.083 0.740
124小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
411:10'35.88512.153 0.070
1355大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
411:10'36.42712.695 0.542
14*37笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
411:10'36.76713.035 0.340
15*20国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
411:10'39.29915.567 2.532
1653ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
411:10'40.36216.630 1.063
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
-38阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
3252'37.8629Laps9Laps
-64山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
3252'38.1969Laps 0.334
-14大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1119'35.25830Laps21Laps
-12三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
11'32.26040Laps10Laps
-*65佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
-失格--
  • Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23) 1'24.126 (41/41) 195.264 km/h
  • CarNo. 50は、統一規則第15条1.1および2(他車への衝突行為+コースアウト)により、ドライビングスルーペナルティーとペナルティーポイント1点を科した。
  • CarNo. 19は、統一規則第15条1.1および2(他車への衝突行為+コースアウト)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 37は、統一規則第21条13(ピットエリアでの服装)違反により、罰金5万円を科す。
  • CarNo. 20は、統一規則第15条1.1(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーおよびペナルティーポイント1点を科した。
  • CarNo. 20は、一般競技規則第8章第33条2.6(SC退去後のスタート手順)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 65は、統一規則第15条1.1および2(SC中の他車への衝突行為)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 65は、国内競技規則第11章第3条3.1(最低重量違反)違反により、失格とする。
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14決勝上位3人のコメント 佐野雄城「来週のオートポリスも優勝できるよう準備していく」

レース13優勝 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

優勝した佐野雄城(TGR-DC Racing School)

 「自分の中で色々考えながらレースすることができましたし、納得のいくレースだったかなと思います」

 「今日は昨日に比べて路面温度が高かったので、そこを意識しながらタイヤを使いすぎないようにレースしました。中盤に卜部くんがペースを上げたところで自分もペースを上げましたが、それ以外はペースを上げないように心がけました」

 「来週はオートポリスでFIA-F4があるので、そこでも優勝できるように準備していきます」

レース13決勝2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

決勝2位の卜部和久(TGR-DC Racing School)

 「今まで自分がしたことのない運転を序盤で試してみて、それがリージョナルに合っている運転だったので、途中でペースを上げることができましたが、段々タイヤがたれて来ちゃいました。それまでは終始安定していたので、収穫の多い週末になりました。今後のドライビングに活かせそうだと思いました」

 「来週のオートポリスでも今回のやり方を試してみたいと思います」

レース13決勝3位 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

決勝3位のミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「スタートがあまり良くなくて、ホイールスピンをしてしまい、4番手になってしまいました。すぐにオーバーテイクして3番手になりましたが、ペースが良くなくて3番手で終わってしまいました」

 「チームにはすごく感謝しています。シーズンを通じて僕を助けてくれました。チームとGフォースにはありがとうと言いたいです」

 「来年のことはまだ何も決まっていません。(スーパーフォーミュラに乗ってみたい?)もちろんです。オファーが来れば絶対ノーとは言いません。お待ちしています(笑)」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Forumula Beat

第12戦岡山決勝結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 12 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGapkm/h
16酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1218'39.306--11.910
219ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1218'43.357 4.051 4.05111.867
340宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1218'47.908 8.602 4.55111.819
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1219'06.24226.93618.33411.630
576G2松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1219'39.5761'00.27033.33411.301
633G3杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1219'40.3241'01.018 0.74811.294
717G4田中 諭ミスト・制動屋
Dallara F307
1219'47.9551'08.649 7.63111.222
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 6 酒井翔太(ファーストガレージFG108) 1'32.186 (7/12) 144.608 km/h
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14決勝 佐野雄城が負けなしの4連勝を達成!!

優勝は佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップの2024シーズン最後のレース、第6戦レース14が10月13日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、佐野雄城(TGR-DC RS FR)がポール・トゥ・フィニッシュを決め、第5戦レース11から負けなしの4連勝を飾った。

 レース14は午後0時30分より15周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの佐野。予選2位の卜部和久(TGR-DC RS FR)が2番手、予選4位の中村賢明(TOM'S FORMULA F111)の順で1周目を戻ってくる。予選3位のミハエル・サウター(G FORCE F111/3)はスタートで出遅れて4番手に後退したが、すかさず2周目の1コーナーで中村を捉えて3番手に浮上した。さらに中村の背後には予選6位の岩澤優吾(DWFR01)が上がって来た。

 さらにその後方では猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)が1コーナーでスピンアウト。最後尾に後退してレースに復帰したが、そこから猛然と追い上げを開始する。

 岩澤は3周終わりのホームストレートで中村のインに並びかけ、1コーナーで4番手に浮上。この間に佐野は卜部に対して1秒601差をつけている。

 その後も佐野は4周目に1分39秒270のファステストラップを記録。5周目には1分39秒133とさらにペースを上げ、リードを2秒303とした。

 レースが後半に入ると卜部がペースを上げ、8周目に1分39秒226の自己ベストを記録するが、すかさず佐野もペースを上げ、10周目には1分39秒167を記録。その後も卜部を全く寄せ付けない走りでリードを広げ、最後は3秒694差をつけて15周を完了。初参戦のレース11から負けなしの4連勝を飾った。

 その後方ではサウターに岩澤が追いつき、ドッグファイトを展開。1コーナーや最終コーナーで何度も挑みかかる岩澤だったが、サウターは最後までこれを退け、卜部に次ぐ3位でチェッカーを受けた。

 これでFRJの2024シーズンは終了。シリーズチャンピオンは開幕戦から安定した速さでポイントを積み重ねたミハエル・サウターが獲得している。

決勝がスタートした

決勝2位は卜部和久(TGR-DC RS FR)

決勝3位はミハエル・サウター(G FORCE F111/3)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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Forumula Beat

第12戦岡山決勝 酒井翔太がポールトゥウインで完勝

トップでゴールする酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 フォーミュラ・ビート第12戦は13日、岡山国際サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした酒井翔太(ファーストガレージFG108)が、一度もトップを譲ることなくポールトゥウインを飾った。

 決勝は午前11時45分にフォーメーションラップが始まった。上空には雲が出てきており、太陽が隠れると過ごしやすい気候となった。

 スタートではポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージFG108)が蹴り出しよく1コーナーへ向かう一方、予選2位のハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)はスタートをミス、予選3位の宇高希(TAKE FIRST F108)にパスされ3位に落ちた。4位にはKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)が続き、5位には予選6位から松本隆行(SHOUEI☆ミスト)が上がり、6位田中諭選手(#17 ミスト・制動屋)、予選5位の杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)は最後尾の7位に落ちた。

 トップ酒井が早くも後続を離す一方、2位の宇高と3位の伊澤は接近戦だ。2周目のヘアピンでは伊澤が宇高に仕掛けるもここは宇高が前。しかし3周目のバックストレートからヘアピンにかけて、伊澤が宇高にインからしかけ、2位に浮上。宇高は3位に落ちた。

 この間、3周目には酒井はここまでのファステストラップ1分32秒947をたたき出し、2位に上がった伊澤との差を2秒9まで広げる。

 伊澤は、5周目には1分32秒547とファステストラップを更新し、酒井から奪還。6周目にはさらに32秒372まで縮めその差を2秒2とした。この間、3位の宇高は上位2台について行くことができず、単独走行となった。

 酒井も負けていない。7周目には1分32秒186とこのレースのファステストラップをたたき出すと、再び伊澤との差を2秒3とした。

 その後、酒井は伊澤との差を徐々に広げ、12周を回ってポールトゥウインを飾った。2位には酒井が、3位には宇高が入った。

 4位にはジェントルマンクラス優勝のKAMIKAZEが入り、5位は松本、6位には8周目に田中をパスした杉山が、7位には田中が入った。

 第13戦決勝はこの後、午後3時15分より12周で行われる。

12周の決勝がスタートした

優勝は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

決勝2位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

決勝3位は宇高希(TAKE FIRST F108)

ジェントルまくらす優勝は

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'52.710--
238卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'56.404 3.694 3.694
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'04.43211.722 8.028
42岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1525'04.79712.087 0.365
578藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'08.55415.844 3.757
628中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1525'12.66619.956 4.112
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1525'12.70019.990 0.034
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'32.64039.93019.940
936ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1525'46.57253.86213.932
1062猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1525'46.70453.994 0.132
1145M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1525'47.59254.882 0.888
1211M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'48.13155.421 0.539
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1526'06.7741'14.06418.643
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'15.2361'22.526 8.462
---- 以上規定周回数(75% - 11 Laps)完走 ----
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Forumula Beat

第12戦、第13戦岡山公式予選ドライバーコメント 予選2位・ハンマー伊澤「16歳の酒井選手とのチャンピオン争いは疲れます」

第12戦ポールポジション、第13戦予選2位 酒井翔太(ファーストガレージFG108)

第12戦ポールポジション、第13戦予選2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「新品タイヤを履いたらアンダーが強かったです。1、2セクターはよかったんですが、3セクターからはぜんぜんクルマが曲がられなくて、ポールもギリギリだったんで、運がよかったんだと思います。セカンドタイムも引っかかったりして更新できず、悔しいです。決勝は前に出ればペースも変らないので、セッティングも変えて、アンダーが直れば守れると思います。スタートは普通に決めたいです」

第12戦予選2位、第13戦ポールポジション ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

第12戦予選2位、第13戦ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 「気温が高めじゃなかったんですが、タイヤがあまりグリップしませんでした。パイパーコーナーでオイル旗が出ていてコンディションが悪かったので31秒台に入らなかったです。みんな悪かったですね。決勝は頑張るしかないです。16歳の酒井選手とチャンピオンシップを争っていますが、なかなか、疲れますね」

第12戦、第13戦予選3位 宇高希(TAKE FIRST F108)

第12戦、第13戦とも予選3位の宇高希(TAKE FIRST F108)

 「前回のオートポリスから期間が空いたので、前月1回練習してからここに臨みました。オートポリスから同じでコンマ4、5差なので、なかなか近づけてないです。決勝はスタートで前に出るしかないです。オートポリスでミスしているので2回しっかり決めたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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Forumula Beat

第12戦、第13戦岡山公式予選 酒井翔太とハンマー伊澤がポールポジションを分け合う

第12戦ポールポジション、第13戦予選2位の酒井翔太(ファーストガレージFG108)

第12戦予選2位、第13戦ポールポジションのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

 フォーミュラ・ビート第12戦、第13戦は13日、岡山国際サーキットで公式予選を行い第12戦は酒井翔太(ファーストガレージFG108)が、第13戦はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時30分から15分間で行われた。「晴れの国岡山」は早朝から雲一つない秋晴れに恵まれ、絶好のレース日和となった。出走は7台で、うち4台がジェントルマンクラスだ。ベストタイムで第12戦の、セカンドベストタイムで第13戦のグリッドが決定する。

 予選はランキングトップ酒井翔太(ファーストガレージFG108)と同2位ハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)との争いとなった。まず、2周目に伊澤が1分35秒521でトップに立つ。伊澤はこの後もタイムを徐々に更新、3周目に33秒069、4周目に32秒134まで縮めトップを譲らない。

 一方、2位につけていた酒井は、4周目に出した1分32秒558をなかなか更新することができない。しかし、8周目には1分32秒128をたたき出し、4周目からタイムを更新できなかった伊澤を僅差で上回りトップに立った。

 宇高希(TAKE FIRST F108)は、3位につけ、上位2人に0秒8ほど遅れていたが、9周目に1分32秒619をだすと、少し差を縮め、予選を終えた。

 4位にはジェントルマンクラスのトップのKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)が入った。

 セカンドベストタイムで決まる第13戦は、速いタイムをそろえた伊澤がポールポジション。2位には伊澤が、3位には宇高が続き、4位のKAMIKAZEがジェントルマンクラスのポールポジションとなった。

決勝は午前11時45分より12周で行われる。

第12戦、第13戦とも予選3位の宇高希(TAKE FIRST F108)

第12戦、第13戦とも予選4位のKAMIKAZE(FIRST GARAGE & 04W)

第12戦予選5位、第13戦予選6位の杉山寛(ミスト☆菱洋商事株式会社)

第12戦予選6位、第13戦予選5位の松本隆行(SHOUEI☆ミスト)

第12戦、第13戦とも予選7位の田中諭(ミスト・制動屋)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
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SUPER FORMULA

第7戦富士予選会見 坪井翔「取れる時に沢山ポイントを取っておく」

第7戦ポールポジション 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「ポールを取れたのは非常によかったと思います。昨日の予選は7番手で、展開とかがうまくいって優勝できましたが、4列目から勝つのはなかなか難しいので、今日も同じような順位だと優勝は難しいと思っていました。最低でも2列目までにはいないと勝負できないかなと。決勝に自信を持っているとはいえ、予選順位も予選ポイントも大事ですから。昨日からステップを踏めてポールを取れたのはよかったですし、アドバンテージがすごくあるかなと思います」

 「気温とか路温、風向きは昨日に似ていたので安定していたのかなと思います。Q1行ってみてトップを取れたので、バランス的に悪くないなと感じました。昨日は色々追い求めすぎていたり、運転手がしょぼかったりしたので、どっちもちょっとずつレベルを上げることができたのが要因かなと思います」

 「あんまり1点2点のことは意識していません。目先のレースで勝つことが大事だし、残り2戦は鈴鹿ですし、開幕戦ではノーポイントでしたから、取れる時に沢山ポイントを取っておこうと。昨日のような決勝レースをできるよう、決勝は頑張りたいなと思います」

第7戦予選2位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「勿論のことながらポールを狙っていて、自分達の持っているクルマのセッティングも三角の頂点を狙うような繊細なところを狙っていたので、走りにくさはあったんですが、自分でもうまく走れたと思ったんですが、結果的に坪井選手に届かなかったということで悔しさは覚えています」

 「ただ自分達の中で進歩は実感できているので、決勝ではいかに坪井選手を苦しめられるか。つまり勝ちを狙って戦いますということです」

第7戦予選3位 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)

 「昨日も今日もですが、自分のドライビング技術が足りていないのか、Q1では厳しい結果になりましたが、そこからクルマをアジャストして来ました。それから今日は久々のA組だったので、待ち時間が長くてドキドキしました。その中でもQ1よりタイムを上げることができ、コンディションの影響か3番手ということで、悪くない位置からスタートできてよかったと思います」

 「昨日は可夢偉さんが3番手表彰台と強いレースができたことでチームとしてもモチベーションが上がってますし、スーパーフォーミュラは走る時間がなくてレースがテストみたいなところがあるので、しっかり貴重なデータを蓄積できたことで今日も非常に良いレースができるんじゃないかという期待があります」

 「昨日のウィングに関してはめちゃくちゃダサいなと思いますし、落ち込む部分もありました。僕はもうほぼチャンピオン争いに絡んでいないんですけど、スーパーフォーミュラに迷惑がかからないように。最終的には優勝できるように頑張ります」

Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第7戦富士公式予選 坪井翔がランキングトップに立つポールポジション奪取

ポールポジションは坪井翔(VANTELIN TOM\'S SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の予選が、10月13日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、昨日第6戦の勝者、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)がポールポジションを獲得。3ポイントを加え、ランキングで野尻を逆転してトップに立った。

 2レース制となる今大会の二日目。今日も富士スピードウェイは絶好のレース日和となり、昨日と同じく、午前9時から予選が行われた。

■Q1 Aグループ

 全車ゆっくりとウォームアップした後にアタックに入り、まずは昨日の第6戦2位の岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が1分22秒528で口火を切り、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が1分22秒491とトップタイムを塗り替える。

 これを上回ったのが第6戦の勝者、坪井。終了間際に1分22秒386でトップに躍り出た。

 噛み合わなかったのは、昨日予選フロントローだった太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。最後までアタックを続けるも1分22秒940と、Q2進出ラインに届かなかった。

 順位:坪井-佐藤-岩佐-阪口-福住-山下/太田-三宅-大嶋-国本-Juju

■Q1 Bグループ

 Aグループで坪井がトップタイムとなると、タイトルを争う野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も負けてはいられない。

 全車がアタックに入ると、野尻は最初に1分22秒355をマーク。A組の坪井と同等のタイムでトップに立つ。しかし、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が、これをわずかに上回る1分22秒353を叩き出して逆転。

 最後にタイムを出してきたのは、大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)。4位となる1分22秒637をマークして、ここまで6位に留まっていた木村偉織(San-Ei Gen with B-Max SF23)を押し出してQ2進出を決めた。

 順位:牧野-野尻-山本-大津-小林-大湯/木村-笹原-デ・フリース-小高

■Q2

 昨日のポールシッター、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が1分22秒218でトップに立つが、野尻が1分22秒152でトップタイムを更新。

 この後、佐藤が1分22秒319、牧野が1分22秒272をマークするも野尻には届かず。これで決まりかと思われた最後の最後に、坪井が渾身のアタックで1分21秒880と一人抜き出たタイムでポールポジションを獲得。

 この結果、坪井は3ポイントを加えて66.5p、野尻は2ポイントを加えて66pと、僅か0.5ポイント差ながらランキングトップが入れ替わる結果となった。

 なお、4番手タイムをマークした岩佐は、トラックリミット違反があったとしてベストタイムが採用されず、12位と厳しい位置からのスタートとなった。

 順位:坪井-野尻-福住-牧野-佐藤-山下-山本-大湯-小林-大津-阪口-岩佐

 決勝は、午後2時40分から41周で争われる。

予選2位は野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第7戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/15) Weather: Fine Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoGr.DriverCar
Team
Engine
Q1Q2
136A坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.3861'21.880
216B野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.3551'22.152
38A福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.6291'22.218
45B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.3531'22.272
565A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.4911'22.319
63A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.6901'22.340
764B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.6121'22.457
839B大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.8381'22.633
97B小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.7981'22.789
1055B大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.6371'22.849
1138A阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.6141'23.374
1215A岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.5281'29.497
---- 以上Q2で決定 ----
1350B木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'22.890
146A太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.940
1537B笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.017
1612A三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'23.066
1719Bニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'23.161
1814A大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'23.145
194B小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.408
2020A国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.188
2153AジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.078
---- 以上基準タイム予選通過 ----
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SUPER FORMULA

第7戦富士ノックアウトQ2結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 富士スピードウェイ 4.563km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
136A坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'21.880--200.620
216B野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.152 0.272 0.272199.956
38A福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.218 0.338 0.066199.796
45B牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.272 0.392 0.054199.665
565A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.319 0.439 0.047199.551
63A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.340 0.460 0.021199.500
764B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.457 0.577 0.117199.217
839B大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.633 0.753 0.176198.792
97B小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.789 0.909 0.156198.418
1055B大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.849 0.969 0.060198.274
1138A阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.374 1.494 0.525197.025
1215A岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'29.497 7.617 6.123183.546
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Forumula Beat

第13戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 13 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
119ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'32.211--144.568
26酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1'32.340 0.129 0.129144.366
340宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1'32.756 0.545 0.416143.719
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'33.327 1.116 0.571142.840
576G2松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1'37.076 4.865 3.749137.323
633D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1'37.162 4.951 0.086137.202
717G3田中 諭ミスト・制動屋
Dallara F307
1'37.609 5.398 0.447136.573
---- 以上基準タイム予選通過 ----
Tags:

Forumula Beat

第12戦岡山公式予選結果

OKAYAMAチャレンジカップレース第6戦 -RIJ- (2024/10/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 Formula Beat Round 12 岡山国際サーキット 3.703km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
16酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1'32.128--144.699
219ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ
疾風
1'32.134 0.006 0.006144.689
340宇高 希TAKE FIRST F108
ZAP F108
1'32.619 0.491 0.485143.932
49G1KAMIKAZEFIRST GARAGE & 04W
TOKYO R&D SYNERGY RD04W
1'33.244 1.116 0.625142.967
533D1杉山 寛ミスト☆菱洋商事株式会社
MYST KK-ZS
1'36.512 4.384 3.268138.126
676G2松本 隆行SHOUEI☆ミスト
Dallara F307
1'36.818 4.690 0.306137.689
717G3田中 諭ミスト・制動屋
Dallara F307
1'37.518 5.390 0.700136.701
---- 以上基準タイム予選通過 ----
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SUPER FORMULA

第7戦富士ノックアウトQ1結果

■Aグループ

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
136坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'22.386--199.388
265佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.491 0.105 0.105199.134
315岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'22.528 0.142 0.037199.045
438阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'22.614 0.228 0.086198.838
58福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'22.629 0.243 0.015198.802
63山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'22.690 0.304 0.061198.655
---- 以上Q2進出 ----
76太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.940 0.554 0.250198.056
812三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
HondaM-TEC HR-417E
1'23.066 0.680 0.126197.756
914大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTATRD 01F
1'23.145 0.759 0.079197.568
1020国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD01F
1'23.188 0.802 0.043197.466
1153ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'24.078 1.692 0.890195.376
---- 以上基準タイム(107% - 1'28.153)予選通過 ----

■Bグループ

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/13) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 7 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.353--199.468
216野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'22.355 0.002 0.002199.463
364山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.612 0.259 0.257198.843
455大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'22.637 0.284 0.025198.783
57小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'22.798 0.445 0.161198.396
639大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'22.838 0.485 0.040198.300
---- 以上Q2進出 ----
750木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
HondaM-TEC HR-417E
1'22.890 0.537 0.052198.176
837笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'23.017 0.664 0.127197.873
919ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD 01F
1'23.161 0.808 0.144197.530
104小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'23.408 1.055 0.247196.945
---- 以上基準タイム(107% - 1'28.117)予選通過 ----

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SUPER FORMULA

第6戦富士 「あの」少年を太田格之進が富士スピードウェイへ招待 予選を前に感動のご対面

太田格之進と招待された子ども

 前回の第5戦もてぎ大会で終盤まで優勝を争いながら、スロットルのトラブルで惜しくも敗れた太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。テレビ中継ではその姿を見て少年が泣きじゃくる姿が放映され、SNSなどで大きな話題になっていた。

 これを知った太田本人から、この少年たちを第6戦富士大会に招待しよう、という申し出があり、9月12日、第6戦の公式予選を前にパドックで対面する機会が設けられた。

 自分達で描いたダンデライアンの5号車と6号車の絵を手に待っていた二人を前に、太田はガレージに招き入れて自分のドライブする6号車の説明などをして幼いファンを暖かく迎えていた。

 だいきくん(8)のコメント「ちょっと緊張したけど楽しかった。」

 よしきくん(6)のコメント「(太田選手は)カッコよかったから大好き。(去年)鈴鹿で優勝したし、この前のもてぎはスピンしちゃったけど、それまでずっと牧野くんを押さえてたから」

 二人のお父様のコメント「最初は『国際映像に映っちゃった!イエイ!』くらいの気持ちでしたが、家に帰ってSNSを追っかけてみると、こりゃ大変なことになってるな、と。そのうちJRPさんからDMが来ていて『うわあ!』ってなっちゃいました。実は周りにもファンの方が沢山いらっしゃったんですけど、僕らだけ抜かれちゃって、良いのか? って思ったんですけど、ご招待を親の一存で断っちゃいけないなと、これがPRの一助になればと思って、お受けしました。ファンの方々やチームの皆さんには感謝しかありません。(太田選手から招待を受けて)二人も驚いてました。何かの冗談だと思ったようで。断らなくてよかったです」

 「もともとダンデライアンのファンなんです。中でも太田選手はかっこいいから、と。普段は朝なかなか起きないんですけど、今朝はピッタリに起きて来ました(笑)」

 「地元が栃木なので、もてぎで開催されるレースには極力行こうと思ってました。このおかげで僕も太田選手のファンになっちゃいました」

 その声援の甲斐もあって太田格之進は公式予選で2位の好位置を獲得。決勝では惜しくも表彰台はならなかったものの、9位で2ポイントを獲得している。

太田格之進と招待された子ども

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第6戦富士決勝会見 坪井翔「予選が7番手だったので、いけても3位かなあと思っていた」

第6戦優勝 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

決勝記者会見:優勝した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「前回の富士は予選4番手から勝っているので、2列目までにいればチャンスはあると思っていましたが、今回は予選が7番手だったので。もちろん優勝は目指していますけど、頑張っても表彰台、いけても3位かなあと思っていました。ただ決勝ペースには自信があったので、今回のレースフォーマットだと、みんなロングランがあまりできない中でスタートしなきゃいけなかったので、アドバンテージがあるかなと思っていました」

 「いつもはスタートに課題が残るんですが、今回はうまくいって、あそこが今日のレースの全てでした。あそこで3位まで上がれたんで、レースペースの良さを活かしつつ、無限の2台に作戦を分ける形でサンドイッチされる難しい状況でしたが、チームも適切な判断をしてくれて、全てがうまくいって勝ちを取れた。すごく良いレースでした」

 「気温が変わったことが不安要素でしたが、8分間のウォームアップで手応えを感じました。レースが始まってみればペースが良さそうなのはすぐ感じました。コース上で抜くのは難しそうだし、ピットタイミングにも頭を悩ませましたが、第4戦のような良いバランスの中でレースができたので、明日のレースにも生きてくると思います」

 「岩佐選手が先にピットに入って、無限にサンドイッチされる格好になったので、なんとか野尻選手をコース上で抜きたかったんですが、先に野尻選手が入っちゃって、あそこで終わったなと思いました。まさかああいう形でオーバーテイクできるとは思わなかったし、あそこで可夢偉さんがめちゃくちゃ良い仕事をしてくれたので、本当に可夢偉さんに感謝です。可夢偉さんが野尻選手とバトルしてる間にタイヤをあっためることができました。あそこがターニングポイントでした」

 「今回のレースで勝たないとチャンピオン争いから脱落すると思っていたので、予選7位の時点でちょっと難しいなあという感じでした。でもしっかり勝てたので、充分に射程圏内に戻ってこれました。明日も気を引き締めて頑張りたいと思います」

第6戦決勝2位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

決勝記者会見:2位の岩佐歩夢(TEAM MUGEN)

 「全体を通してみると、ペースがなくて厳しいレースでした。それをスタートとストラテジーでカバーできた結果かなと思います。現状の僕らが持ってるポテンシャルを考えると、今回の結果は良かったと思いますが、明日狙いに行くのであれば、今のままでは全く通用しないと考えています。このあと明日に向けてもうワンステップ、ツーステップ踏んでいかないとと思っています。タイヤマネジメントがどうとかでなく、マシン全体でポテンシャルを底上げしていかないといけない状況と感じています」

 「ピットタイミングに関しては、エンジニアの方が状況を把握できていると思ったので、選択はとりあえずチーム側に任せている状況でした。周りの状況に対して3番手という状況で、前2台とは違う選択をしたのが結果的に良い結果に結びつきました」

 「常にポールポジション、勝ちを狙っていますが、その時その時でポテンシャルや立ち位置を考えて、それを最大限引き出すことが重要だと思っています。チャンピオンを取る上では優勝を狙っていかないといけませんが、第2戦以降は自分達のポテンシャルを出せなかった状況が続いていました。今日のようにパフォーマンスをしっかり引き出していければ、優勝もあるかなと思います」

第6戦決勝3位 小林可夢偉(Kids com Team KCMG)

決勝記者会見:3位の小林可夢偉(Kids com Team KCMG)

 「5年ぶりの表彰台と言われると心に刺さるんですが、それが現実やし。ファンの人にずっと応援していただいて、チームの人にも頑張っていただいていたんですけど、それが結果に繋がらない、長い期間がありました。今日も予選がダメだったんですが、その中でタイミング良く表彰台に乗れただけです。本来もっと上を目指したいというのがあるし、早く勝ちたいというのがありますが、まずは表彰台で終えれたということに対して、スポンサー及びファンの皆さんに感謝したいなと思います」

 「ペースが良かったというのが今日のレースの一番の好材料かなと思います。11周目に入ったと思うんですが、そこでクリーンエアで、良いペースで走れた。それが一気にジャンプアップできる理由になったと思います。その戦略含めて、本当にレースに強いクルマだったなと。それが今日の結果だったと思います」

 「ラッキーなことに明日もレースがあるんで、そこでやりきったなと思えるレースをしたいです。いつも期待していただいてるのに結果が出ないんで、明日こそ結果が出るように全力でレースしたいなと思っているし、スーパーフォーミュラ自体で迫力のあるレースをみんなでしたいなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第6戦富士優勝監督会見 舘信秀「作戦以上に坪井くんがとにかく速い、強い」

優勝チーム監督記者会見:舘信秀監督(VANTELIN TEAM TOM’S)

優勝チーム監督 舘信秀(VANTELIN TEAM TOM’S)

 「予選がうまくいかなくて、正直優勝は厳しいかなというのが今朝の印象でした。少し引っ張って、という作戦が良かったかなと思いますが、それよりも坪井くんがとにかく速い、強いという印象でしたね。なんかもう本当にベテランの域に達しちゃったという印象ですね」

 「今日はある意味ターニングポイントで、今日明日でたくさんポイントを取らないとチャンピオンは厳しいかなと思っていたんですが、今日優勝してくれたことで可能性が出て来たなと思います。次も勝って連覇したいですね」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13上位3人のコメント 佐野雄城「このまま次も来週のオートポリスも勝ちたい」

レース13優勝 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 「前回のレースではスタートがうまくいかなくてポジションを下げちゃったんですが、今回はスタート練習からうまくいってて、そのイメージ通りに行けました。後半たれないようにドライビングを意識しつつ、追いつかれないように攻めつつ、という割合がいいところに行っていたと思います」

 「前回もレースペースは良かったんですが、スタートが心配でした。今回はそこがうまくいったのが勝因でした」

 「前回の富士、FIA-F4のSUGO、今週といい流れできているので、このまま明日と来週のオートポリスも勝ちたいと思います」

レース13決勝2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

 「スタートはホイールスピンも少なく、自分的にはまずまずの出来でしたが、佐野くんの蹴り出しが良くて。そこはデータを見直す必要がありますね。レースペース自体も良くなくて、フィーリングも今ひとつなので、エンジニアさんと話し合って勝てるクルマ作りをしたいです」

 「FIA-F4に比べてタイヤの落ちも大きいんで、もうちょっと決勝に合わせ込む必要があったのかなと思います。気温などの影響もあったと思います」

 「改善すべき点が多い点をポジティブに捉えて、次は勝てるよう頑張ります」

レース13決勝3位 岩澤優吾(DELiGTWROKS RACING)

 「予選ではそんなに差がなかったんで、レースできるかなと思ったんですが、レースラップになるとまだ見つけられてない部分がありました。トップの2台は速いペースでラップしていましたが、僕は追いつけなかったので、そこは課題かなという感じです。乗っていて懸念点は見つけられていますが、それだけでは足りないので、明日までに見直して、って感じです」

 「去年ライツのテストなどもしているので、そんなに速さは感じていませんが、セットアップの面でまだまだ足りない部分があるので、そこをこれから見つけないとと思っています」

 「レース14は6番手くらいからのスタートですが、ちゃんとスタートを決めて、最低でも表彰台には乗りたいと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第6戦富士決勝 坪井翔が終盤に逆転し今季2勝目を飾る

優勝は坪井翔(VANTELIN TOM\'S SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝が、10月12日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、7番グリッドスタートの坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)が、終盤に逆転し、7月に続いて富士戦2連勝、今季2勝目を飾った。

 2レース制の今大会。1レース目が開催された土曜日は、天候に恵まれ絶好のレース日和となった。朝からの日差しで気温23度以上の暖かさを感じる天候のなか、スタートを迎えた。

 スタート直後の1コーナーを制したのは、4番手スタートの岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)。野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も2位につけ、チーム無限がワンツー態勢を築く。

 5番手スタートの阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)はエンジンストールで大きく後れ、11番手スタートの大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)はトラブルでスタート前にピットイン してしまった。

 2周目には岩佐がコカコーラコーナーでオーバーランをし、野尻、岩佐の順に。さらに坪井が両者の間に割って入り、早くもワンツー態勢は崩れ、以下、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が続く。

 見応えある攻防が落ち着き10周を終えると、3位岩佐、6位太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)らがタイヤ交換のため、ピットに滑り込む。

 ここからは、逃げる野尻と追う坪井が、3位以下を引き離す展開が続き、野尻が先に21周目にピットイン。坪井はその2周後にピットに入り、素早い作業で野尻の前に出ることに成功した。

 この時点でトップは岩佐。全車両がタイヤ交換をした28周目には、トップ岩佐を2.5秒差で坪井が追い、さらに3秒差で太田、2秒後れて小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)、野尻、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が続くという展開となった。

 フレッシュなタイヤを履く坪井のペースは、岩佐のそれを1秒上回り、みるみるうちに岩佐を追い詰めていく。

 両者は、32周目に入るストレートで並走。初優勝のかかった岩佐は1コーナで必死に踏ん張るも、坪井が100Rで前に出て勝負あり。

 坪井は残り周回で、岩佐との差を広げ4秒のマージンを築いて、今季2勝目のチェッカーを受けた。

 終盤、岩佐、小林、そして急激に追い上げてきた牧野の三者による熾烈な2位争いは、岩佐が制した。岩佐は今季3度目の2位。小林は2019年以来の表彰台に上がった。

 この結果、シリーズランキングは、野尻がかろうじてポイントリーダーを守り(64p)、優勝した坪井(63.5p)、牧野(61p)と三者が僅差で並び、岩佐(50.5p)が続く形となった。(ポイントは暫定集計です)

 明日の第7戦は、午前9時から予選、午後2時40分から決勝(41周)が行われる。

決勝2位は岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

決勝3位は小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第6戦富士決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
136坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
4159'05.287--
215岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
4159'09.727 4.440 4.440
37小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
4159'10.140 4.853 0.413
45牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'10.991 5.704 0.851
58福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
4159'15.98210.695 4.991
616野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
4159'16.65011.363 0.668
765佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'17.18511.898 0.535
864山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'18.08612.799 0.901
96太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
4159'24.19118.904 6.105
103山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
4159'27.35722.070 3.166
1119ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
4159'27.56722.280 0.210
1237笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
4159'39.26633.97911.699
1320国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
4159'42.20736.920 2.941
1412三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
4159'42.36137.074 0.154
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
4159'43.90138.614 1.540
164小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
4159'53.56748.280 9.666
1753ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
411:00'30.3391'25.05236.772
1838阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
4059'24.5661Lap 1Lap
1955大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
4059'46.9411Lap 22.375
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
-39大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
3159'01.46310Laps9Laps
-50木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
2435'17.17017Laps7Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23) 1'24.241 '(27/41) 194.998 km/h
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13決勝 佐野雄城が盤石の走りで3連勝を達成

第6戦レース13優勝は佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ第6戦レース13の決勝が10月12日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選2位からスタートした佐野雄城(TGR-DC RS FR)が後続を寄せ付けない走りで逃げ切って今季3勝目を挙げた。

 レース13決勝は午後0時50分にフォーメーション開始。周回数は15だ。

 予選2位の佐野は見事な動き出してポールシッターの卜部和久(TGR-DC RS FR)に並びかけ、1コーナーでトップに浮上する。卜部もスタートの出来は悪くなかったとのことだが、それでも佐野の蹴り出しの速さには全く太刀打ちができなかったようだ。

 2番手の卜部の後方では予選3位の岩澤優吾(DWFR01)が3番手。予選6位のミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が見事なスタートで4番手にジャンプアップしてきた。

 佐野は1周目で0秒981のリード。2周目には1秒362、3周目は1秒453まで広げると、その後も5周目に2秒112、10周目には3秒309秒、12周目には4秒062と着実にリードを広げ、全く隙のない走りで15周を走り切り、第4戦のレース11から負けなしの3連勝を達成した。

 2位の卜部に続いて、3位には岩澤が入った。久々のフォーミュラだと本人は語っていたものの、予選ではトップからコンマ1秒差につけており、手応えを感じていた様子。それでもフルタンクでの仕上がりにはまだまだ改良の余地があったようだ。

 ポイントリーダーのサウターは4位でフィニッシュ。終盤まで中村賢明(TOM'S FORMULA F111)の猛アタックに晒され、何度か1コーナーで並びかけられる場面もあったが、最後までポジションを守り切り、12ポイントを獲得した。ランキング2位のセバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)がこのレースを8位で終えたため、サウターはそのリードを70ポイントに広げている。

 第6戦レース14決勝は明日の午後0時30分より15周で行われる。

決勝がスタートした

第6戦レース13決勝2位は卜部和久(TGR-DC RS FR)

第6戦レース13決勝3位は岩澤優吾(DWFR01)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13決勝結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
137佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'53.084--
238卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1524'58.124 5.040 5.040
32岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1525'04.25111.167 6.127
45ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'09.98016.896 5.729
528中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1525'10.26717.183 0.287
678藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'12.01418.930 1.747
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1525'12.60219.518 0.588
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1525'26.51033.42613.908
936ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1525'29.71936.635 3.209
1062猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1525'31.35638.272 1.637
1111M1植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1525'46.33553.25114.979
1245M2辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1525'47.30554.221 0.970
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1525'53.7101'00.626 6.405
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1526'22.2111'29.12728.501
---- 以上規定周回数(75% - 11 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 37 佐野雄城(TGR-DC RS FR) 1'39.208 (5/15) 165.579 km/h
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SUPER FORMULA

第6戦富士予選会見 福住仁嶺「まだ優勝できていないので、そこだけに集中して頑張る」

第6戦ポールポジション 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)

 「Q1でトップとはコンマ6、7ぐらい離れていました。僕なりにまとめていたのにこのタイムだったので、今回の予選でポールを取るのは厳しいなと思っていましたが、チームの素早い対応でセットアップを考えたことがうまくいきました。本当にチームの皆さんに感謝したいです」

 「前回の富士でトップを走っていて、普通にピット作業できていれば勝てていたレースだったので、本当に悔しい思いで今回の富士大会にきました。僕としてはどうすればチームの皆さんにあまりプレッシャーをかけないかを気にかけています。みんなで落ち着いて楽しくレースをしたいです」

 「昨日の走り初めから順調に走れていました。予選が午前中に行われるということで不安な要素がありましたが、チームも僕自身もいい仕事ができたのかなと思います。2レースの時に調子が良ければポイントを稼ぐチャンスですし、とにかく初優勝したいので、集中して頑張ります」

第6戦予選2位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 「Q1は余裕で通れるかなという算段でしたが、1コーナーのブレーキングで失敗してタイヤにフラットスポットを作ってしまいました。振動もある中で走りましたが、あそこでQ1を通過できたのは大きいです。Q2に向けてクルマをアジャストして、僕自身の走りもアジャストできて、かなりまとめられたと思いますけど、ギリギリ足りなかったという感じです。そろそろポールが取りたいんですけど」

 「Q1で失敗してるので、Q2では1コーナーのブレーキで行ききれなかったのは事実ですが、めちゃくちゃ悪かったわけではない感じです」

 「毎回言ってますけど(笑)、勝てる位置なので、スタート失敗しなければいけると思います。仁嶺が勝っても、僕が勝っても盛り上がると思うんで。野尻さんは大丈夫です(笑)僕が勝てるよう頑張ります」

第6戦予選3位 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 「チャンピオンシップを考える上ではいい位置を確保できたと思っています。前回の富士大会では、僅差ですが予選6、7番手に沈んでしまったので、ここで少しリカバリーできて会見上にこれたのは大きかったと思います」

 「今日は娘が運動会をやってるので、負けずに頑張りたいなと思います。チームのために、応援してくださる皆さんのため、家族のためにも、自分の人生をかけて頑張りたいと思います」

Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士公式予選上位3人のコメント 卜部和久「どちらも1位でレースを終えたい」

第13戦ポールポジション、第14戦予選2位 卜部和久(TGR-DC RS FR)

 「Q1では1位になり、それなりにいいアタックができたので満足しています。クルマは完璧ではなかったんですが、うまくまとめることができました」

 「Q2に向けてセッティングを変えていきました。Q1での問題点は解消できましたが、新たな問題が発生してきました。それ以上に位置どりも悪く、単独で走ってしまったのが残念でした。佐野くんはスリップを使えたと聞いていますし」

 「いい位置からレースできるのを嬉しく思います。どちらも1位でレースを終えたいです」

第13戦予選2位、第14戦ポールポジション 佐野雄城(TGR-DC RS FR)

 「Q1はチームメイトの卜部くんに負けたのが悔しいですが、Q2に向けてセットアップを変更し、ドライビングも意識した部分がうまくいきました」

 「このクルマの特性なのかもしれませんが、リヤタイヤが後半厳しくなってくる傾向があるので、前回のラウンドから燃料が軽くなってくるタイミングまでタイヤを残すように意識しています」

 「決勝は2位からですが、スタート次第で優勝は可能だと思うので、まずはレース1を勝てるように頑張ります」

第13戦予選3位 岩澤優吾(DELiGTWROKS RACING)

 「フォーミュラのレースは1年半ぶりぐらいです。去年GTに出ていましたが、年齢的にも自分はまだフォーミュラをやりたいというのがあって、いろいろ動いて、スポンサーさんや周りの方にも協力していただき、参戦に漕ぎ着けました」

 「リージョナルのテストは何回かさせていただいていました。Q1は悪くなかったんですけど、スリップをうまく使えなくて、コンマ1秒差ぐらいで負けてしまいました。Q2は前でスピンしたクルマがいて、アタックの機会がなくなってしまったのが残念です。コンマ5、6は縮めないといけない状況だったんで、タイミングが悪かったですね」

 「明日もチャンスはあると思いますし、タイム差はあまりないので、スタートをちゃんと決めて、勝てるように頑張ります」

第14戦予選3位 ミハエル・サウター(BIRTH RACING PROJECT【BRP】)

 「タイヤの内圧の調整が難しかったです。Q1は内圧が高くて、タイヤの性能のピークが4周目くらいできてしまい、路面のグリップレベルが上がるのに合わせられませんでした。それからトウが使えなかったので、ストレートスピードが稼げなかったのもタイムロスにつながりました」

 「Q2はトウはうまく使えましたが、タイヤの内圧はまだまだピークが前に来てしまいました」

 「レースペースは悪くないので、決勝がどうなるかはわかりませんけど、チャンピオンを狙って頑張ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士公式予選 TGR-DCがフロントローを独占!! レース13は卜部和久、レース14は佐野雄城がPPを獲得

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズチャンピオンシップ第6戦の公式予選が10月12日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、予選Q1では卜部和久(TGR-DC RS FR)、Q2では佐野雄城(TGR-DC RS FR)がポールポジションを獲得。TGR-DCがレース13、レース14共にフロントローを独占する結果となった。

 Q1は午前8時10分より15分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 各車ピットアウトから徐々にペースを上げていき、まずはミハエル・サウター(G FORCE F111/3)が4周目に1分39秒561をマーク。
ジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)が1分39秒785、セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)が1分40秒030で続く。

 5周目には猪爪杏奈(ユピテル羽衣6 F111/3)も1分39秒667を記録するが、すぐにレイシーが1分39秒553で上回る。サウターは1分38秒917までタイムを上げてきた。

 しかし6周目に入ると、佐野が1分38秒661を記録してトップに浮上。卜部も1分38秒835で2番手に続く。

 佐野は7周目に1分38秒571、8周目には1分38秒472までタイムを縮めるが、卜部が8周目に佐野を上回る1分38秒414を叩き出し、トップに躍り出たところでチェッカーが提示され、Q1は終了した。

 その結果、レース13は卜部がポールポジション、予選2位に佐野とTGR DC-RS勢がフロントローを独占。3位には今大会初参戦の岩澤優吾(DWFR01)が続いた。

 Q2は午前8時35分にコースオープン。

 走行開始から5周目にサウターが1分39秒090でトップに。2番手に卜部、佐野が3番手で続く。

 6周目に入ると卜部が1分38秒362にタイムを縮めるが、サウターも1分38秒235で一歩も譲らない。藤原優汰(Rn-sports F111/3)が1分38秒929で3番手に上がってきた。

 残り3分を切ったところで卜部が7周目に1分38秒120を記録するが、ここで佐野が1分37秒709と、一気に1分37秒台までタイムを縮めてトップに浮上してきた。

 卜部も次の周で1分37秒899を記録したが、一歩及ばず。これによりレース14は佐野がポールポジションを獲得、卜部が予選2位という結果となり、ここでもTGR DC-RSがフロントローを独占した。

 そしてポイントリーダーのサウターは予選3位からシーズン最後の戦いに臨むことになった。

 第6戦レース13はこのあと午後0時50分より15周で、レース14は13日の午後0時30分より同じく15周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER FORMULA

第6戦富士公式予選 福住仁嶺が富士で連続ポールポジション

ポールポジションは福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の予選が、10月12日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が、7月の第4戦に続いて、富士でポールポジションを獲得した。

 2レース制となる今大会の初日。富士スピードウェイ上空は雲一つない快晴となった。朝から日差しが照りつけるなか、午前9時から予選が行われた。

■Q1 Aグループ

 大津弘樹(TGM Grand Prix SF23)、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が、1分22秒472の同タイムでトップに並ぶが、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)が22秒207で上回る。

 しかし、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が1分21秒960と、他を引き離すタイムでトップタイムを更新。牧野はさらにアタックを続けて、自身のトップタイムを上回るペースでアタックを続ける余裕を見せた。

 前回もてぎ戦でのポールシッター山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)は、7位で涙を飲んだ。

 順位:牧野-佐藤-岩佐-大津-笹原-小林/山下-大嶋-大湯-国本

■Q1 Bグループ

 路面状況が良くなりAグループよりタイムが上がると思われたが、予想に反して22秒台での争いとなった。

 まず、三宅淳詞(ThreeBond Drago CORSE SF23)が1分22秒875で口火を切り、山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)22秒447、野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)22秒416、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)22秒659と続く。

 野尻はさらに22秒089までタイムを縮めてBグループトップでQ1を通過した。

 前回、決勝でトップ争いを演じた太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)は、アタック周にミスをしてしまい、時間ギリギリで再アタックし、かろうじて22秒647でQ1を通過した。

 順位:野尻-坪井-山本-阪口-太田-福住/三宅-木村-デ・フリース-小高-Juju

■Q2

 大津1分22秒281、阪口22秒011で始まったQ2は、この後、無限コンビが揃って21秒台に入れ、野尻21秒875、岩佐21秒946がワンツーとなる。

 しかし、第4戦の富士でも見事なポール奪取を見せた福住が、即座に21秒726で逆転。最後に、太田が渾身のアタックを見せて21秒730を叩き出すが、福住のタイムに僅か1000分の4秒届かず。

 福住が、富士戦連続ポールポジションを決めて、Q2を締めくくった。

 順位:福住-太田-野尻-岩佐-阪口-佐藤-坪井-山本-牧野-大津-小林-笹原

予選2位は太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)

予選3位は野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum
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SUPER FORMULA

第6戦富士公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Weather: Fine Course: Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoGr.DriverCar
Team
Engine
Q1Q2
18B福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.6591'21.726
26B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.6471'21.730
316B野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.0891'21.875
415A岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.3501'21.946
538B阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.5151'22.011
665A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.2071'22.081
736B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.2471'22.091
864B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.4471'22.181
95A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.9601'22.232
1055A大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.4721'22.281
117A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.6561'22.565
1237A笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.5991'22.819
---- 以上Q2で決定 ----
133A山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'22.794
1412B三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'22.875
1514A大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'22.903
1650B木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'23.121
1739A大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.934
1819Bニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'23.445
1920A国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.007
204B小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.511
2153BジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.027
---- 以上予選通過 ----
Tags:

SUPER FORMULA

第6戦富士ノックアウトQ2結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Knock Out Q2 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosGrDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
18B福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'21.726--200.998
26B太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'21.730 0.004 0.004200.989
316B野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.875 0.149 0.145200.633
415A岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'21.946 0.220 0.071200.459
538B阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'22.011 0.285 0.065200.300
665A佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.081 0.355 0.070200.129
736B坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.091 0.365 0.010200.105
864B山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.181 0.455 0.090199.886
95A牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.232 0.506 0.051199.762
1055A大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'22.281 0.555 0.049199.643
117A小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.565 0.839 0.284198.956
1237A笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'22.819 1.093 0.254198.346
Tags:

SUPER FORMULA

第6戦富士ノックアウトQ1結果

■Aグループ

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
15牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'21.960--200.425
265佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.207 0.247 0.247199.822
315岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'22.350 0.390 0.143199.475
455大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'22.472 0.512 0.122199.180
537笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'22.599 0.639 0.127198.874
67小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'22.656 0.696 0.057198.737
---- 以上Q2進出 ----
73山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'22.794 0.834 0.138198.406
814大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTATRD 01F
1'22.903 0.943 0.109198.145
939大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'22.934 0.974 0.031198.071
1020国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD01F
1'23.007 1.047 0.073197.897
---- 以上基準タイム(107% - 1'27.697)予選通過 ----

■Bグループ

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Knock Out Q1 Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
HondaM-TEC HR-417E
1'22.089--200.110
236坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTATRD 01F
1'22.247 0.158 0.158199.725
364山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.447 0.358 0.200199.241
438阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTATRD 01F
1'22.515 0.426 0.068199.077
56太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HondaM-TEC HR-417E
1'22.647 0.558 0.132198.759
68福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTATRD 01F
1'22.659 0.570 0.012198.730
---- 以上Q2進出 ----
712三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
HondaM-TEC HR-417E
1'22.875 0.786 0.216198.212
850木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
HondaM-TEC HR-417E
1'23.121 1.032 0.246197.625
919ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTATRD 01F
1'23.445 1.356 0.324196.858
104小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTATRD 01F
1'23.511 1.422 0.066196.702
1153ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
HondaM-TEC HR-417E
1'24.027 1.938 0.516195.494
---- 以上基準タイム(107% - 1'27.835)予選通過 ----
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース14公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 14 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
137佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'37.709--168.120
238卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'37.899 0.190 0.190167.793
35ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'38.120 0.411 0.221167.415
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'38.430 0.721 0.310166.888
578藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'38.504 0.795 0.074166.763
62岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1'38.530 0.821 0.026166.719
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'38.584 0.875 0.054166.627
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'39.212 1.503 0.628165.573
962猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'39.564 1.855 0.352164.987
1045M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'39.967 2.258 0.403164.322
1111M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'40.085 2.376 0.118164.128
1236ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1'40.969 3.260 0.884162.692
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'42.299 4.590 1.330160.576
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'43.853 6.144 1.554158.174
---- 以上基準タイム(110% - 1'47.479)予選通過 ----
Tags:

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第6戦富士レース13公式予選結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/12) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 13 富士スピードウェイ 4.563km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
138卜部 和久TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'38.414--166.915
237佐野 雄城TGR-DC RS FR
TGR-DC Racing School
1'38.472 0.058 0.058166.817
32岩澤 優吾DWFR01
DELiGTWROKS RACING
1'38.545 0.131 0.073166.693
428中村 賢明TOM'S FORMULA F111
TOM'S FORMULA
1'38.611 0.197 0.066166.582
578藤原 優汰Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'38.850 0.436 0.239166.179
65ミハエル・サウターG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'38.917 0.503 0.067166.067
753ジェシー・レイシーG FORCE F111/3
Bionic Jack Racing
1'39.512 1.098 0.595165.074
855セバスチャン・マンソンG FORCE F111/3
BIRTH RACING PROJECT【BRP】
1'39.558 1.144 0.046164.997
962猪爪 杏奈ユピテル羽衣6 F111/3
HELM MOTORSPORTS
1'39.667 1.253 0.109164.817
1045M1辻子 依旦PONOS RACING
PONOS RACING
1'40.889 2.475 1.222162.821
1111M2植田 正幸Rn-sports F111/3
Rn-sports
1'40.924 2.510 0.035162.764
1236ワン ジョンウェイSKY MOTORSPORTS F111/3
SKY MOTORSPORTS
1'41.021 2.607 0.097162.608
1318M3YUKINILZZ Racing
NILZZ Racing
1'41.351 2.937 0.330162.078
1423M4YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'46.288 7.874 4.937154.550
---- 以上基準タイム(110% - 1'48.255)予選通過 ----
Tags:

SUPER FORMULA

第6、7戦富士フリー走行 佐藤蓮が大混戦のセッションでトップタイム

 10月11日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6、7戦のフリー走行が、静岡県・富士スピードウェイで行われ、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)がトップタイムをマークした。

 今シーズンもスケジュール的にはすでに終盤。とはいえ、今大会と最終大会(鈴鹿)は2レース制となり、9戦中4戦を残している。ここでの戦績次第ではタイトル争いが大きく動く可能性を秘めている。

 現在のランキング上位は、2勝の野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)58p、同じく2勝の牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)53p、1勝の坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)43.5p。これに、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)39.5p、岩佐歩夢(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)35.5pが続いている。

 また、前大会から参戦のニック・デ・フリース(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)も2大会目でどのような走りを見せるのかも注目だ。

 秋の爽やかな天候の下、午後1時40分から行われたフリー走行は、ランキング上位の選手を中心に始まった。

 1時間30分のフリー走行の序盤30分をリードしたのは野尻と坪井。開始まもなく野尻が1分24秒300のトップタイムをマークすると、これを15分経過時に坪井が1分24秒087で上回った。坪井はさらに24秒034まで縮めた。これに佐藤、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)が続いた。

 開始30分を過ぎると、福住と小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)のKCMGコンビが、1分23秒791、23秒930と揃って24秒を切って、この時点でワンツーとなった。福住は7月の第4戦富士のレースで、ポールポジションからトップを快走しながらも、タイヤ交換でタイムロスし優勝を逃しているだけに、リベンジを果たしたいところだ。

 開始45分には、佐藤が1分23秒654でトップに立ち、さらにタイムを縮める。山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)。牧野、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)も順当に23秒台に入れて3〜5番手に上がってきた。そして、急上昇してきたのが阪口晴南(VERTEX CERUMO・INGING SF23)。1分23秒724で2番手に浮上してきた。

 開始1時間経過時のトップ10は、佐藤-阪口-福住-山下-牧野-太田-小林-坪井-山本-木村。

 残り20分となって福住が1分23秒500でトップに立ち、さらに23秒464までタイムアップ。

 残り10分を切ると、各チーム予選モードに入ってきた。

 最初にアタックを行ったのは野尻。ここまで決勝想定のロングランを行っていたようだが、早めのアタックで1分23秒125をマークしてトップへ。この後、各ドライバーが続々とアタックをかけ、福住22秒910、岩佐22秒802、佐藤22秒769、牧野23秒035が、野尻のタイムを上回った。

 最終的な順位は、佐藤-岩佐-福住-牧野-野尻ー山本-坪井-阪口-小林-小高-大湯-山下-国本-太田-木村-大津-デ・フリース-笹原-Juju-三宅-大嶋。

 トップから1秒以内に13台がひしめく大混戦となった。Jujuはトップから1.6秒後れの19位。三宅、大嶋を上回った。

 明日、第6戦の予選は、午前9時から行われる。早朝の路面コンディションをどう読むかが鍵になりうそうだ。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

第6戦、第7戦冨士フリー走行結果

SUPER FORMULA AUTUMN FESTA -RIJ- (2024/10/11) Free Practice Weather:Sunny Course:Dry
2024 SUPER FORMULA Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
165佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'22.769--198.466
215岩佐 歩夢Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'22.802 0.033 0.033198.387
38福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'22.910 0.141 0.108198.128
45牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.035 0.266 0.125197.830
516野尻 智紀Red Bull MOTUL MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'23.125 0.356 0.090197.616
664山本 尚貴PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.225 0.456 0.100197.378
736坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'23.274 0.505 0.049197.262
838阪口 晴南VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.438 0.669 0.164196.874
97小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'23.484 0.715 0.046196.766
104小高 一斗REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.585 0.816 0.101196.528
1139大湯 都史樹VERTEX CERUMO・INGING SF23
VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'23.675 0.906 0.090196.317
123山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'23.729 0.960 0.054196.190
1320国本 雄資ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'23.743 0.974 0.014196.157
146太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'23.780 1.011 0.037196.071
1550木村 偉織San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'24.081 1.312 0.301195.369
1655大津 弘樹TGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.106 1.337 0.025195.311
1719ニック・デ・フリースITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'24.108 1.339 0.002195.306
1837笹原 右京VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'24.181 1.412 0.073195.137
1953ジュジュTGM Grand Prix SF23
TGM Grand Prix
Honda M-TEC HR-417E
1'24.405 1.636 0.224194.619
2012三宅 淳詞ThreeBond Drago CORSE SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'24.553 1.784 0.148194.278
2114大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'24.849 2.080 0.296193.600
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝 田上蒼竜「日本一は岡本大地と勝負だ」

 スーパーFJ(S-FJ)地方選手権鈴鹿シリーズ第7戦が9月5日(予選)、6日(決勝)に鈴鹿で行われた。このレースは12月1日に決勝が行われるS-FJ日本一決定戦の前哨戦に位置づけられており、他シリーズからのドライバーも多く参戦し、38人もの大量エントリーを集めた。その中には、2022年もてぎ・菅生、筑波・富士シリーズでダブルチャンピオンを獲得した田上蒼竜の名前もあった。

 田上は、チャンピオンを獲得する前年の2021年に鈴鹿サーキットで行われた、S-FJ日本一決定戦に参戦。決勝18位と振るわなかったが、鈴鹿でS-FJをドライブするのはそのとき以来。また、今回は併催の86/BRZクラブマンにも初参戦を果たしており、忙しい週末となった。

 5日の予選では、田上は計測2周目に2分16秒522でまずは4位につける。その後、赤旗が提示され、再開後には16秒161までタイムアップするも順位は7位に後退。次周、16秒148と若干タイムを縮めるも順位は7位のままで予選を終えた。トップから0秒982差だが、ブランクもあり、レベルの高い鈴鹿でこのタイムは上々と言えるだろう。

 翌6日の午前、田上は68/BRZのクラブマンシリーズに初出場。予選19番手からスタートすると、レギュラー組をごぼう抜き、8位でフィニッシュし、実力の片鱗を見せつけた。

 午後から行われたスーパーFJの決勝では、素晴らしいスタートを決め予選7位から5位にジャンプアップ。しかしバトルの際、押し出されるなどで、一時は9位まで順位を落とす。その後上位陣でスピンなどがあり7位に上がると、最終ラップで前を走るドライバーを攻略して6位でレースを終えた。

田上蒼竜(Hobby base&ZAPSPEED ED)
 「スタートは人生で一番決まりましたが、そこでピークを迎えてしました。自分のペースもなくて、前についていたら、前がミスって、130Rで差そうかなと思ったら、抜ききれませんでした。さらに後ろから来られて押し出されました。スペースを残してもらえませんでしたが、バトルのブランクを感じます。今回、いろんなクルマとバトルできて、抜きどころ、行っていいところ、だめなところとか、改めてちゃんと把握できたので、日本一に向けてそういうのも含めてクルマを作ってきます。岡本大地と張り合えるように仕上げてきたいと思います」

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Mizune NOINE
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝ドライバーコメント 3位・松井啓人「運も実力のうち」

優勝 岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

優勝した岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

 「スタートを決めさえすれば行けると思っていました。1周目にスリップ圏内に入られるとストレートパワーが足りないので、負けるなかという感じでしたが、いい加減に離せ、ゲインを築けたので逃げ切れました。走っているときはSCを心配していましたが、運よく出ませんでした。予選で赤旗になって、再開後にタイムが出なかったのが引っかかっていました。1回タイヤに熱を入れて、さますとだめかなと思って、ダミーグリッドに着く前もなるべく熱を入れないようにして、フォーメーションラップから熱を入れて、決勝に臨みまし。それが、よかったのかと思います。日本一は出られたた8年越しの優勝をめざします」

2位 小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝2位の小田優(Drago CORSE TAKE)

 「セットを変えたんですがペースが上がらなくて、苦戦しました。2位で帰って来れてよかったです。ぶつからずに走れて、迫選手を抜いておいてよかったと思います。ジャパンリーグはチャンピオンを取れたので、その勢いで2年連続日本一になりたいと思います」

3位 松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝3位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

 「ラッキーなところが多かったと思います。でもペース的には悪くありませんでした。予選でクルマにいろいろ調整をしましたが、うまくはまりませんでした。金曜日雨で、ドライで走れなかったのですが、今日はちょっと改善してきました。まだ完璧ではありませんが、運も実力なので大事にしていこうと思います。日本一までは時間があるので、藤井さん(トラックエンジニア)と煮詰めていきたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝 岡本大地が圧巻のポールトゥウイン 2位の小田優はジャパンリーグのチャンピオンを決める

優勝は岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第7戦は6日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、ポールポジションからスタートした岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)が、スタートでトップに立つと、2位以下を徐々に引き離し、独走でポールトゥウインを飾った。

 決勝は予定より25分遅れて、午後3時50分にフォーメーションラップが始まった。天候は晴れ、太陽は西に傾き、ピットビルの影はストレートを覆い尽くす。38台が1周を回りグリッドに着いた。

10周の決勝がスタートした

 スタートでは、ポールポジションの岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)が蹴り出しよくトップで1コーナーへ向かう。初レースで予選2位の落合蓮音(ファーストガレージKK-SII)も見事なスタートを決め、岡本に続く。3位にも小田優(Drago CORSE TAKE)がつけ、上位3台は予選順位のままレースは始まった。予選4位の酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)はスタートで伸びず、4位には予選5位から迫隆眞(自動車工房ミストKデンタルオフィス)が上がる。酒井は5位に落ち、6位には予選順位をキープした松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)が続く。

 オープニングラップからトップ岡本は逃げる。130Rでは、落合を攻略した小田が2位に浮上。落合は3位に落ち、4位迫の後ろには予選7位から田上蒼竜(Hobby base&ZAPSPEED ED)が5位まで上がってきた。6位に松井、酒井は7位まで順位を落とした。

 予選17位から初レースに臨んだOKチャンピオンの藤井翔太(Drago CORSEスカラシップ)はミッションの4速を壊しピットイン。初レースをリタイアで終えた。予選18位の板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)もコース上でストップしてリタイアとなった。

 1周目、トップの岡本は2位に上がった迫を1秒3離して戻ってきた。2周目のデグナー入り口では、4位を走る迫が落合を捉えて3位に浮上した。

 3周目、5位を走る田上が、松井、酒井にパスされ7位に落ちる。予選11位から8位まで上がってきた加納康雅(イーグルスポーツ)はこの周ファステストラップをたたき出し、4周目には6位まで浮上するもニッポーコーナーでスピン、大きく順位を落とした。

 5周目、レースの折り返しには、トップ岡本は、2位の小田から3秒3差と大量リードを築く。小田の後ろ3位迫との差は0秒4、さらに4位落合との差も0秒4で、2位争いが激化してきた。その後ろ、少し離れて5位酒井、6位松井も接近戦だ。

 7周目のシケインでは、2位小田に3位迫がアウトから並びかける。2人はシケインを並走し、立ち上がりでは迫が小田を制して2位に浮上。しかし、ストレートでは再び並走となり、3周目の1コーナーでは小田がアウトから迫をパス。迫もあきらめず、続くS字でも並走に持ち込むが、ここは小田に軍配。小田は2位を守った。

 この小田と酒井のバトルで、2人に急接近してきたのは4位落合で、3台はワンパックとなった。落合はデグナーで迫のインに飛び込むが、2台は接触して両者スピン。このため、後ろを走っていた松井が3位に、酒井が4位に浮上した。落合はレースに復帰したが、迫はピットに入りリタイアとなった。

 8周目、トップ岡本は2位小田との差をさらに5秒5と広げた。2位小田、3位松井は単独走行となった。4位酒井と5位落合は接近戦。6位には予選12位から杉田悠真(LAPS with REV RACING)が上がってきた。

 9周目、5位落合が酒井を捉え4位に浮上。6位の杉田はスピンを喫し大きく後退した。9位争いをしていた鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)と八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)は、鈴木がシケインでスピンをしたため、八巻が避けきれずに追突。両者リタイアとなった。

 レースは10周で終了。トップ岡本は2位小田を6秒2ちぎり独走優勝。2位には小田が、3位には松井が、4位には落合が、5位には酒井が入った。終盤ペースを取り戻してきた田上は、杉田のスピンで6位を走っていた豊島里空斗(C.S.I Racing)を最終ラップでパス。6位に入った。

 ジェントルマンクラスは総合23位に入った中嶋匠(Aviator A one)が優勝、同24位の山根一人(光精工TK-Sport MYST)が2位、同25位の上吹越哲也(FTKレヴレーシングガレージ)が3位に入った。

 すでにJAFのチャンピオンは迫に決定しているが、全国を転戦するジャパンリーグは、この最終戦で2位に入った小田が、同シリーズのチャンピオンを決めている。

 鈴鹿・岡山シリーズはこれで全7戦が終了。他シリーズはまだ終了していないが、12月1日にはスーパーFJ日本一決定戦の決勝がここ鈴鹿で行われる。50台以上が参戦するともいわれており、近年まれに見る熱い日本一決定戦になりそうだ。

迫隆眞と落合蓮音の争い

小田優と落合蓮音の争い

酒井翔太と松井啓人の争い

決勝2位は小田優(Drago CORSE TAKE)

決勝3位は松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)

決勝4位は落合蓮音(ファーストガレージKK-SII)

決勝5位は酒井翔太(ファーストガレージKK-SII)

決勝6位は田上蒼竜(Hobby base&ZAPSPEED ED)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHISHI
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 S-FJ鈴鹿・岡山シリーズ Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
18岡本 大地FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1022'44.553--
243小田 優Drago CORSE TAKE
MYST KK-S2
1022'50.673 6.120 6.120
37松井 啓人FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1022'54.97310.420 4.300
451落合 蓮音ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1022'58.80114.248 3.828
522酒井 翔太ファーストガレージKK-SII
MYST KK-S2
1023'01.28916.736 2.488
638田上 蒼竜Hobby base&ZAPSPEED ED
MYST KK-S2
1023'01.77917.226 0.490
727豊島 里空斗C.S.I Racing
MYST KK-S2
1023'01.95417.401 0.175
818鈴木 七瀬FORM with雅企画
MYST KK-S2
1023'03.67719.124 1.723
910杉田 悠真LAPS with REV RACING
MYST KK-S2
1023'09.85125.298 6.174
1053石井 大雅ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1023'12.42327.870 2.572
1179居附 明利中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
1023'12.75828.205 0.335
1236畔柳 拓武イーグルスポーツ
MYST KK-S2
1023'13.21628.663 0.458
1371宮本 颯斗leprix sport KKS-II
MYST KK-S2
1023'14.53729.984 1.321
1433磐上 隼斗アルビ富士吟景GIA ED
MYST KK-S2
1023'14.83030.277 0.293
1544宮園 拓真ABBEY RACING
MYST KK-S2
1023'16.52331.970 1.693
1652中川 賢太EAGLE SPORT
MYST KK-S2
1023'17.31632.763 0.793
1757東 慎之介サンセルモMYST ORM
MYST KK-S2
1023'18.65434.101 1.338
1899Aki JitranuwathATEAM Buzz Racing KKS2
MYST KK-S2
1023'19.59635.043 0.942
1911梅本 幸汰Rn-sports制動屋KK-S2
MYST KK-S2
1023'20.41035.857 0.814
2054中村 ブンスームファーストガレージ10V
TOKYO R&D RD10V
1023'20.46035.907 0.050
2178小田部 憲幸(株)フォースリンク銀座鮨あらいZAP ED
MYST KK-S2
1023'21.08636.533 0.626
222吉田 紘大ATEAM Buzz Racing KKS2
MYST KK-S2
1023'21.85537.302 0.769
2317G1中嶋 匠Aviator A one
MYST KK-S2
1023'22.06137.508 0.206
2447G2山根 一人光精工TK-Sport MYST
MYST KK-S2
1023'29.54544.992 7.484
259G3上吹越 哲也FTKレヴレーシングガレージ
MYST KK-S2
1023'48.4071'03.85418.862
264G4古里 拓FLEET REV KK-SII
MYST KK-S2
1023'50.0941'05.541 1.687
2716地崎 壱星レプリスポーツKKS-II
MYST KK-S2
1023'50.8081'06.255 0.714
2872久保 直也だーはまレーシングAQUA-DL
WEST 07J
1023'55.7831'11.230 4.975
29*1元山 泰成ECOTEH WORKS
MYST KK-S2
1024'01.6771'17.124 5.894
3019G5大貫 直実グレード1・オートレット・SUZUBAN F109
ZAP F109
1024'58.0602'13.50756.383
3112及川 正人PONOS M2 KK-S2
MYST KK-S2
1025'06.0172'21.464 7.957
3231加納 康雅イーグルスポーツ
MYST KK-S2
923'36.1341Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ----
-88八巻 渉中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII
MYST KK-S2
818'27.1312Laps1Lap
-58鈴木 悠太ZAP SPEED KK-S2
MYST KK-S2
818'27.4652Laps 0.334
-82大川 烈弥群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
819'04.0852Laps36.620
-*56迫 隆眞自動車工房ミストKデンタルオフィス
MYST KK-S2
819'15.8932Laps11.808
-55板倉 慎哉AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII
MYST KK-S2
12'25.7379Laps7Laps
-34藤井 翔太Drago CORSEスカラシップ
MYST KK-S2
13'02.8609Laps37.123
  • Fastest Lap: CarNo. 31 加納康雅(イーグルスポーツ) 2'16.237 (3/9) 153.447 km
  • CarNo. 1は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第54条1(黄旗中の追い越し)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.31は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第60条1(ピットレーン速度)違反により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo.56は、鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則第57条1、1および2(妨害行為)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
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TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース5決勝 HIROBONが優勝 チェジョンウォンの4連勝を阻止

トップ3のドライバーたち

 TCRジャパンシリーズ第2戦レース5は6日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、予選2位からスタートしたHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)が優勝した。チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)の開幕からの連続優勝は4で途絶えた。

 決勝は10分遅れの午後1時30分にフォーメーションラップが始まった。予選時の雲ははけ、鈴鹿には日差しが戻ってきた。

 フォーメーションラップ中には、予選3位の加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)の右ドライブシャフトが折損。加藤はゆるゆるとピットに戻りリタイア。ニュータイヤを温存した作戦は水疱に帰すこととなった。

 4台がグリッドに着き、スタートが切られると、予選順位どおりに1コーナーへ向かう。1周目にはポールシッターのチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)を0秒6離して戻ってきた。3位の梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)はさらに4秒4差で遅れ始める。4位にはさらに大きく遅れてキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)が続く。

 トップに立ったチェはHIROBONを徐々に離し、5周目にはその差は1秒1となる。HIROBONはここで、タイヤを温存して、終盤にスパートをかける作戦にでる。

 7周目にはHIROBONはチェとの差を1秒3まで広げられるが、ここからHIROBONは徐々にチェに接近。8周目にはその差を0秒8と縮めると、チェのミスもあり、9周目のシケイン立ち上がりでチェに急接近。10周目の1コーナーインからチェをパスしついにトップに立った。

 ここからHIROBONはチェを突き放し、規定の時間が過ぎ12周となったレースを優勝で飾った。チェは2位に入り、開幕戦に次いで優勝を落とした。

 3位には大きく遅れて梅本が入った。キムはトラブルか9周目にピットインしレースを終えたが、規定周回数9をクリアしたため順位認定され4位となっている。

 第3戦、レース6、7はモビリティーリゾートもてぎに舞台を移し、2週間後の10月19、20日に決勝が行われる。

決勝がスタートした

優勝はHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

決勝2位はチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

決勝3位は梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)

決勝4位はキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)

優勝したHIROBONと抱き合う2位のチェジョンウォン

表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
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TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース5決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
119HIROBONAudi RS3 LMS Gen2
バースレーシングプロジェクト【BRP】
1227'19.100--
23チェ ジョンウォンHyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
1227'21.246 2.146 2.146
369梅本 淳一Honda CIVIC TCR FL5
J'S RACING CIVIC TCR FL5
1227'53.90734.80732.661
436キム ソンヒョンHyundai i30 N TCR
KMSA MOTORSPORT N
923'15.4303Laps3Laps
---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ----
-6加藤 正将Hyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N) 2'15.422 (2/12) 154.371 km/h
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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第7戦鈴鹿公式予選 規定時間前のファストピットレーン侵入は訓戒のみ?

 5日行われたスーパーFJ鈴鹿シリーズ第7戦の予選では、ファストピットレーへの侵入が2分前と規定されているにもかかわらず、多くのマシンが3分前に進入。21台ものドライバーが訓戒を受けるという結果になった。

 原因を作ったのは迫隆眞だった。迫はファストピットレーン進入は3分前だと思い込んでいたようで3分前、真っ先にガレージから出て、ピット出口の先頭についた。これを見て、多くのドライバーがピットレーンに進入。クリーンエアで走れるかどうかは予選の戦略上、重要だ。予選はこのまま進行したが、終了後に全ドライバーが参加しての再ブリーフィングが行われた。

 2分前の進入は、鈴鹿では以前から行われており、今回改訂された規定ではない。レギュレーションでも明記され、事前のブリーフィングでも口頭で念を押されている。再ブリーフィングではこの注意喚起が行われ、ペナルティーを犯さなかったドライバーが退席後、違反ドライバーにペナルティーが科された。

 結局、多くのドライバーが違反したためか、ペナルティーは訓戒と罰金(再ブリーフィング料相当)となった。グリッド降格など、予選順位を変更する処置は取られなかった。ペナルティーの軽重は競技長の裁量だが、訓戒と罰金のみとはいえ、予選順位に変動がなかったのは、少し疑問が残る。ドライバーからも「これじゃ、やったもん勝ちではないか」という声も聞かれた。

 決勝はこの後、午後3時25分より10周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
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TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース5公式予選 チェ ジョンウォンが開幕から5連続ポールポジションを達成

ポールポジションはチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

 TCRジャパンシリーズ第2戦レース5は6日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)がポールポジションを獲得。開幕からの連続ポールを5と伸ばした。

 レース5公式予選は午前8時より15分間で行われた。上空には雲が広がり、過ごしやすい気候で予選は進行した。

 ここでも、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)、加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)、HIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)は1周を回ってピットイン。前後タイヤを組み替えて再びピットアウトしていく。

 この間、ユーズドタイヤで予選に臨んだ梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)が2分17秒172から16秒104とタイムを縮めトップに立つ。

 これを上回ってきたのはやはり、チェで2分12秒542と他を圧倒するタイムでトップに立った。2位にはHIROBONが14秒493で続くが、タイム差は1秒951と大きく差をつけられる。「相手が速すぎる」とHIRBONもお手上げ状態だ。

 3位にはユーズドタイヤを選択した加藤がHIROBONから0秒179の僅差、2分14秒672で続く。梅本は4位まで予選順を落とし、5位にはキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)がつけた。

 チェは開幕から5連続ポールポジション。決勝は、午後1時20分より23分+1周で行われる。ニュータイヤを履いてスタートし「マシンの調子はいい」という加藤がスタートで前に出てチェに土をつけられるか、「決勝は厳しい」というHIROBONの巻き返しなるかに注目だ。

予選2位はHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)

予選3位は加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)

予選4位は梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)

予選5位はキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
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TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース5公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/06) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km

PosDriverMaker Model
Team
TimeBehindGapkm/h
13チェ ジョンウォンHyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
2'12.542--157.725
219HIROBONAudi RS3 LMS Gen2
バースレーシングプロジェクト【BRP】
2'14.493 1.951 1.951155.437
36加藤 正将Hyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
2'14.672 2.130 0.179155.230
469梅本 淳一Honda CIVIC TCR FL5
J'S RACING CIVIC TCR FL5
2'16.104 3.562 1.432153.597
536キム ソンヒョンHyundai i30 N TCR
KMSA MOTORSPORT N
2'25.07012.528 8.966144.104
Tags:

TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース4決勝ドライバーコメント 優勝・チェ ジョンウォン「エラントラはコースに合っている」

優勝 チェ ジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

優勝したチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

 「予選と同じように走って、あしたの予選への経験を積んでいました。S字が速いのはエラントラがこのコースに合っているからです。加藤選手が近づいて来たときは、ペースを調整して引き離しました。余裕はありました。」

2位 加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)

決勝2位の加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)

 「スタートは、いまいちというか普通でした。セクター4が得意なのでそこで狙って2位に上がりました。トップに届くかなと思ったんですが、最初にバトルをしてしまったので、追いついたところで終わってしまいました。鈴鹿は抜きにくくて、特性が似ているクルマで、自分のエンジンが若干まだ当たりがついてないので、分が悪かったですね。小さなミスをしてくれるかなと思いましたが、チェ選手も安定して走っていたので、届かなかったです」

3位 梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)

決勝3位の梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)

 「海外で走ってるので日本のレースは久しぶりです。還暦前の最年長なので、予選の一発がまとめられませんでした。鈴鹿育ちなのですが、抜く場所がないですね。引き出しはあるので、HIROBON選手は、逆バンクのアウトからかぶせてニッポーで抜きました。みんなに喜んでもらえるレースをするのが趣味です」

決勝トップ3のドライバーたち

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI
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TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース4決勝 チェジョンウォンが3連勝

優勝はチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)

 TCRジャパンシリーズ第2戦レース4は5日、鈴鹿サーキットで決勝を行い、チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)がポールトゥウインで優勝した。

 決勝は午後4時10分にフォーメーションラップが始まったが、ラップ中にキムソンヒョン(KMSA MOTORSPORT N)がスプーンでスピン。再び走り始めたが、グリッドへの到着が遅れたため、もう1周のエキストラフォーメーションラップが行われた。

 レースは予選順位どおりに始まる。オープニングラップでは速くもポールポジションのチェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N)が抜け出す。2位のHIROBON(バースレーシングプロジェクト【BRP】)と3位の加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)は接近戦だ。少し遅れて4位に梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)がつける。

 2周目には加藤がシケインでアウトからHIROBONに並びかけ、立ち上がりで前に出て2位に浮上。トップのチェとは1秒8差だが、ここから加藤がチェとの間合いを徐々に詰め始める。

 トップのチェと2位の加藤の差は、3周目に1秒6、4周目に1秒1、6周目に0秒6とし、背後まで接近。

 しかしチェは余裕もあり、7周目には加藤との差を1秒2と広げた。ここからは加藤との差をコントロールし、接近を許さない。

 2周目に加藤にパスされて3位に落ちたHIROBONだったが、予選で作ってしまったタイヤのフラットスポットが悪化。徐々にブレーキが厳しくなる。このためHIROBONは梅本の接近を許し、4周目からテールトゥーノーズとなった。

 梅本の猛攻を耐えていたHIROBONだったが、9周目の逆バンクで梅本に並びかけられると、ついにニッポーコーナーで梅本がHIROBONを捉えて3位に浮上した。HIROBONのタイヤはさらに悪化し、ヘアピンでマシンが止まらずコースアウトすると、この周、ピットに入ってレースを終えた。

 レースは規定の時間により10周でチェッカー。優勝はチェで3連勝。2位に加藤、3位に梅本が入った。

 レース5は明日午前8時より予選が、午後1時より決勝が23分+1周で行われる。

スタート直後のS字コーナー

チェジョンウォンと加藤正将の優勝争い

HIROBONと梅本淳一の3位争い

決勝2位は加藤正将(KMSA MOTORSPORT N)

決勝3位の梅本淳一(J'S RACING CIVIC TCR FL5)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
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TCRジャパンシリーズ

第2戦鈴鹿レース4決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2024/10/05) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2024 TCR JAPAN Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km

PosNoDriverMaker Model
Team
LapTimeBehindGap
13チェ ジョンウォンHyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
1026'09.488--
26加藤 正将Hyundai Elantra N TCR
KMSA MOTORSPORT N
1026'10.309 0.821 0.821
369梅本 淳一Honda CIVIC TCR FL5
J'S RACING CIVIC TCR FL5
1026'21.17611.68810.867
419HIROBONAudi RS3 LMS Gen2
バースレーシングプロジェクト【BRP】
924'51.6871Lap 1Lap
536キム ソンヒョンHyundai i30 N TCR
KMSA MOTORSPORT N
722'19.8183Laps2Laps
---- 以上規定周回数(75% - 7 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 3 チェジョンウォン(KMSA MOTORSPORT N) 2'14.965 (2/10) 154.893 km/h
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