プレスインフォメーション 2013年9月07日
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 公式予選を、2013年9月7日(土) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
天候:曇 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:30℃(スタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズも終盤戦。今回の第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けてまさに天王山ともいうべき重要な1戦である。舞台となるのは富士スピードウェイ(静岡県)。国内屈指の高速サーキットは、前半の高速セクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかがカギとなる。また、決勝が行なわれる9月8日(日)は雨の予報となっており、7日(土)の予選はさらに重要な意味を帯びてくる。
今シーズン、富士スピードウェイではこれまで3戦が行なわれており、#12 小河諒、#72 近藤翼ら若手ドライバーが勝利を収めている。9月6日(金)に行なわれた専有走行では#12 小河や#14 川端伸太朗、#19 永井宏明らが好タイムを出しており、チャンピオンクラスでのタイトル争いは予断を許さない状況となっている。
専有走行3番手タイムの#19 永井は「若手ドライバーたちに食い込めたらいいなと。天候次第ですが、まずは全力を出し切れるような予選にしたいですね。クルマの感触に不安はありません」と笑顔。トップタイムの#12 小河は「100%の出来ではありませんが、専有走行でのトップタイムは予選に向けての励みとなりました」と語っており、王座獲得への意気込みも十分。#14 川端も「自信はあります」と表情は明るい。チャンピオンを狙うのは厳しいが、上位に食い込む走りでタイトル争いを多いにかき回してくれることを期待したい。一方、ランキングトップの#78 近藤は晴れない顔。予選を想定してのセッティングを試していたが、納得の行く仕上がりではないようだ。
ジェントルマンクラスに目を移すと、ランキング4位の#33 Ogino Tetsuoがクラストップ。前戦SUGOラウンドで連勝を挙げた#7 星野敏がそれに次ぐ順位を得ている。ランキング上位の#2 田島剛、#21 高田匠、#3 江本玄はややスロースタートだが、いずれのドライバーもポイントが接近しているだけに、レースに向け緊迫感はいやがうえにも高まる。
今回の予選はノックアウト方式ではなく、30分1セッションのアタック方式。13時10分、涼しい風が吹く曇り空のもと、全14台がコースインしていった。「早めにタイムを出すよう心がけて臨みました。2セット目のアタックは納得のいくものではありませんでしたが、一番前から出られる優位性を活かしたいですね」と語る小河が4周目でトップタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。2番手には#19 永井、その後ろに#14 川端、#78 近藤と続く。若手に食い込みたいと語っていた#19 永井は、フロントロウからのスタート。「前の列から出られるのはかなり有利なので、集中して走りたいと思います。クルマに差がありませんから、スタートは本当に重要ですね。前に出て逃げ切る展開にしたいです」と#19 永井が語れば、ポールポジションの#12 小河も「永井さんは上位に来ると思っていました。スタートがうまいので、僕も落ちついてスタートを決めていきたいと思います」と、#19 永井の速さを警戒しながらも不敵な笑みを浮かべた。
今回の予選でチャンピオンクラスに食い込む5番手タイムを出したのは#7 星野。「きのうの反省を活かして走ることができました。GT走行後のラバーが乗っていたので、ブレーキングとコーナリングで稼げましたね。決勝ではとにかく1コーナーをうまく乗り切って最高の走りをしたいと思います」と汗を拭いながらも達成感にあふれる笑顔。対照的に悔しそうな表情を見せたのは、ジェントルマンクラスランキングトップを行く#2 田島。「決勝ではチャンピオンクラスも意識して走りたいですね。ひとりでもかわしてポイントを獲得したいと思います」と、8日(日)の決勝に向けて集中力を高める構えを見せた。
決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定。チャンピオンクラスは#12 小河、#19 永井、#14 川端、#78 近藤が鎬を削る。ジェントルマンクラスは#7 星野と#2 田島の勝負に#33 Oginoや#27 眞野壮一郎らがどこまで絡めるかが注目のポイント。両クラスとも、息をもつかせぬ接戦が繰り広げられることは間違いない。クライマックスに向け、戦いの潮流は加速していく。
■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'44.328
2 19 永井 宏明 C ナインレーシング 1'44.563
3 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'44.758
4 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'44.808
5 7 星野 敏 G D'station HAI997 1'45.377
6 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.422
7 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ 1'45.517
8 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 1'45.541
9 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.752
10 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 1'46.405
11 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'46.536
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 1'46.710
13 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup 1'46.874
14 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION 1'48.660
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選が9月7日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が今季初のポールポジションを獲得。これにより立川の通算ポール獲得数は18となり、最多記録を更新することとなった。
GT300クラスは#55ARTA CR-Z(高木真一/小林崇志組)が今季2度目のポールを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
予選Q1
GT500クラスはいつものように開始から予定時間の半分が過ぎた辺りで漸く各車のコースインが始まる展開。
午前中トップタイムを記録した関口雄飛の駆る#1REITO MOLA GT-Rが公式練習のベストタイムを大幅に上回る1'32.683を叩き出すと、残り1分を切ったところで#38ZENT SCの平手が1'32.480と関口のタイムを上回り、ここでチェッカー。
順位は#38ZENT SC、#1REITO GT-R、#6エネオスSC(国本雄資)の順となり、8位の#17ケーヒンHSV(塚越広大)までがQ2進出の権利を得た。
一方前回PPの#23モチュールGT-R(柳田真孝)は塚越にコンマ1秒及ばず9位で予選を終えることに。
以下、#24D'Station GT-R、#8ARTA HSV、#39デンソーSC、#19ウェッズスポーツSC、#12カルソニックGT-R、#32エプソンHSVがQ1敗退となった。
GT300クラスは公式練習でターボチャージャーのトラブルによりストップした#3S Road GT-Rが見事に復活。
佐々木大樹がQ1終了直前に1'39.478を叩き出してトップでQ2進出を果たした。
2番手にはポイントリーダーの#16無限CR-Zがつける。中山友貴は100kgものウェイトハンデをものともせず、佐々木のコンマ2秒落ちの1'39.713を記録した。
以下、四輪脱落でベストタイム抹消のペナルティを受けながらも13位に留まった#10ゲイナーSLSまでがQ2進出。
今季好調の#31aprプリウス、#61スバルBRZ、#55ARTA CR-ZらのJAF-GT勢は全てQ2に駒を進めた。
予選Q2
12分間で行われたQ2もGT500クラスは残り8分から各車コースイン開始。
唯一の例外は1号車を駆る本山哲。開始2分で一足先にアタックを開始したが、タイムは伸びず1'33.062に留まり、7位に終わった。
一方、この富士をホームコーストするレクサス勢は今回も好調ぶりを発揮。
38号車を駆る立川は1'32.548と、平手がQ1で記録したタイムには及ばなかったものの、2位以下をコンマ3秒近く引き離し、今季初、しかし立川自身に取っては歴代最多通算18回目のポールポジションを獲得した。
2番手にはアンドレア・カルダレッリが1'32.820を記録した#37KeePer SC430がつけ、レクサスSC430がフロントローを独占することとなった。
3番手は前回優勝の#18ウイダーHSVだった。
GT300クラスは、残り時間3分で星野一樹が1'39.205を叩き出して#3S Road GT-Rが一時トップに立ったが、その直後に#55ARTA CR-Zを駆る高木が1'38.773を記録して今季2度目のポールポジションをものにした。
#16無限CR-Zも武藤英紀が1'39.237と中山のタイムを更に上回り、予選3番手につけ、前回優勝の#61BRZも4位で続くなど、長いストレートを持ち、FIA-GT3有利と目された富士においてもJAF-GT勢の優位は揺るがなかった。
第6戦決勝は明日午後2時より66周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
■GT500 Class
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'32.480 | 1'32.548 |
| 2 | 37 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 58 | 1'32.909 | 1'32.820 |
| 3 | 18 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 80 | 1'32.858 | 1'32.824 |
| 4 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 74 | 1'33.137 | 1'32.842 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 68 | 1'33.049 | 1'32.925 |
| 6 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 1'32.812 | 1'33.047 |
| 7 | 1 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 32 | 1'32.683 | 1'33.062 |
| 8 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 52 | 1'33.228 | 1'33.271 |
| 9 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 84 | 1'33.330 | |
| 10 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 1'33.391 | |
| 11 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 1'33.396 | |
| 12 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 74 | 1'33.434 | |
| 13 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 16 | 1'33.478 | |
| 14 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 82 | 1'33.610 | |
| 15 | 32 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 1'33.714 | |
■GT300 Class
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | Wh | Q1 | Q2 |
| 1 | 55 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 | BS | 80 | 1'39.824 | 1'38.773 |
| 2 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 | YH | 12 | 1'39.478 | 1'39.198 |
| 3 | 16 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 114 | 1'39.713 | 1'39.237 |
| 4 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | MI | 88 | 1'40.052 | 1'39.403 |
| 5 | 4 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 44 | 1'39.861 | 1'39.598 |
| 6 | 11 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 84 | 1'40.170 | 1'39.644 |
| 7 | 5 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 | YH | | 1'40.186 | 1'39.873 |
| 8 | 10 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 | DL | 12 | 1'40.426 | 1'39.959 |
| 9 | 31 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 40 | 1'39.926 | 1'40.065 |
| 10 | 30 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ | YH | 12 | 1'40.378 | 1'40.191 |
| 11 | 2 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'40.016 | 1'41.252 |
| 12 | 48 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 | YH | 4 | 1'39.799 | 1'41.636 |
| 13 | 9 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ | YH | | 1'40.274 | 1'41.905 |
| 14 | 86 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 1'40.438 | |
| 15 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 32 | 1'40.522 | |
| 16 | 52 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 | YH | 84 | 1'40.613 | |
| 17 | 50 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | YH | 8 | 1'40.640 | |
| 18 | 62 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | YH | 56 | 1'40.642 | |
| 19 | 87 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 1'40.711 | |
| 20 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 10 | 1'40.926 | |
| 21 | 22 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'41.185 | |
| 22 | 360 | RUN UP GROUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 白坂 卓也 田中 篤 | YH | | 1'41.241 | |
| 23 | 0 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 34 | 1'41.325 | |
| 24 | 21 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 1'41.387 | |
| 25 | 96 | DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3 CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 勝喜 池上 真 | YH | | 1'45.086 | |
■GT500 Class
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Q2 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'32.548 | - | - | 177.495 |
| 2 | 37 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 58 | 1'32.820 | 0.272 | 0.272 | 176.975 |
| 3 | 18 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 80 | 1'32.824 | 0.276 | 0.004 | 176.967 |
| 4 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 74 | 1'32.842 | 0.294 | 0.018 | 176.933 |
| 5 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 68 | 1'32.925 | 0.377 | 0.083 | 176.775 |
| 6 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 1'33.047 | 0.499 | 0.122 | 176.543 |
| 7 | 1 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 32 | 1'33.062 | 0.514 | 0.015 | 176.515 |
| 8 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 52 | 1'33.271 | 0.723 | 0.209 | 176.119 |
■GT300 Class
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 55 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 | BS | 80 | 1'38.773 | - | - | 166.309 |
| 2 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 | YH | 12 | 1'39.198 | 0.425 | 0.425 | 165.596 |
| 3 | 16 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 114 | 1'39.237 | 0.464 | 0.039 | 165.531 |
| 4 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | MI | 88 | 1'39.403 | 0.630 | 0.166 | 165.255 |
| 5 | 4 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 44 | 1'39.598 | 0.825 | 0.195 | 164.931 |
| 6 | 11 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 84 | 1'39.644 | 0.871 | 0.046 | 164.855 |
| 7 | 5 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 | YH | | 1'39.873 | 1.100 | 0.229 | 164.477 |
| 8 | 10 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 | DL | 12 | 1'39.959 | 1.186 | 0.086 | 164.335 |
| 9 | 31 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 40 | 1'40.065 | 1.292 | 0.106 | 164.161 |
| 10 | 30 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ | YH | 12 | 1'40.191 | 1.418 | 0.126 | 163.955 |
| 11 | 2 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'41.252 | 2.479 | 1.061 | 162.237 |
| 12 | 48 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 | YH | 4 | 1'41.636 | 2.863 | 0.384 | 161.624 |
| 13 | 9 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ | YH | | 1'41.905 | 3.132 | 0.269 | 161.197 |
■GT500 Class
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2014/09/07) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'32.480 | - | - | 177.625 |
| 2 | 1 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 32 | 1'32.683 | 0.203 | 0.203 | 177.236 |
| 3 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 1'32.812 | 0.332 | 0.129 | 176.990 |
| 4 | 18 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 80 | 1'32.858 | 0.378 | 0.046 | 176.902 |
| 5 | 37 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 58 | 1'32.909 | 0.429 | 0.051 | 176.805 |
| 6 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 68 | 1'33.049 | 0.569 | 0.140 | 176.539 |
| 7 | 100 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 74 | 1'33.137 | 0.657 | 0.088 | 176.372 |
| 8 | 17 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 52 | 1'33.228 | 0.748 | 0.091 | 176.200 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 9 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 84 | 1'33.330 | 0.850 | 0.102 | 176.008 |
| 10 | 24 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 1'33.391 | 0.911 | 0.061 | 175.893 |
| 11 | 8 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 1'33.396 | 0.916 | 0.005 | 175.883 |
| 12 | 39 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 74 | 1'33.434 | 0.954 | 0.038 | 175.812 |
| 13 | 19 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 16 | 1'33.478 | 0.998 | 0.044 | 175.729 |
| 14 | 12 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 82 | 1'33.610 | 1.130 | 0.132 | 175.481 |
| 15 | 32 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 1'33.714 | 1.234 | 0.104 | 175.287 |
■GT300 Class
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2014/09/07) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
| 1 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 | YH | 12 | 1'39.478 | - | - | 165.130 |
| 2 | 16 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 114 | 1'39.713 | 0.235 | 0.235 | 164.741 |
| 3 | 48 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 | YH | 4 | 1'39.799 | 0.321 | 0.086 | 164.599 |
| 4 | 55 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 | BS | 80 | 1'39.824 | 0.346 | 0.025 | 164.558 |
| 5 | 4 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 44 | 1'39.861 | 0.383 | 0.037 | 164.497 |
| 6 | 31 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 40 | 1'39.926 | 0.448 | 0.065 | 164.390 |
| 7 | 2 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'40.016 | 0.538 | 0.090 | 164.242 |
| 8 | 61 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | MI | 88 | 1'40.052 | 0.574 | 0.036 | 164.183 |
| 9 | 11 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 84 | 1'40.170 | 0.692 | 0.118 | 163.989 |
| 10 | 5 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 | YH | | 1'40.186 | 0.708 | 0.016 | 163.963 |
| 11 | 9 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ | YH | | 1'40.274 | 0.796 | 0.088 | 163.819 |
| 12 | 30 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ | YH | 12 | 1'40.378 | 0.900 | 0.104 | 163.649 |
| 13 | 10 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 | DL | 12 | 1'40.426 | 0.948 | 0.048 | 163.571 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 14 | 86 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 1'40.438 | 0.960 | 0.012 | 163.552 |
| 15 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 32 | 1'40.522 | 1.044 | 0.084 | 163.415 |
| 16 | 52 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 | YH | 84 | 1'40.613 | 1.135 | 0.091 | 163.267 |
| 17 | 50 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | YH | 8 | 1'40.640 | 1.162 | 0.027 | 163.223 |
| 18 | 62 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | YH | 56 | 1'40.642 | 1.164 | 0.002 | 163.220 |
| 19 | 87 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 1'40.711 | 1.233 | 0.069 | 163.108 |
| 20 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 10 | 1'40.926 | 1.448 | 0.215 | 162.761 |
| 21 | 22 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'41.185 | 1.707 | 0.259 | 162.344 |
| 22 | 360 | RUN UP GROUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 白坂 卓也 田中 篤 | YH | | 1'41.241 | 1.763 | 0.056 | 162.254 |
| 23 | 0 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 34 | 1'41.325 | 1.847 | 0.084 | 162.120 |
| 24 | 21 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 1'41.387 | 1.909 | 0.062 | 162.021 |
| 25 | 96 | DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3 CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 勝喜 池上 真 | YH | | 1'45.086 | 5.608 | 3.699 | 156.318 |
2014オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」が9月7日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。
朝9時からの公式練習では#1REITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛組)が1'33.422でトップタイム。
GT300クラスは#30IWASAKI OGT Racing GT-R(岩崎祐貴/イゴール・スシュコ組)がトップだった。
今回は人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が来場するということもあり、公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から熱心なファンがスタンドに詰めかけ、いつもとは違った雰囲気を醸し出していた。
朝の天候は曇り。
天候の悪化が懸念される状況ではあったが、2時間の公式練習は終始ドライコンディションの下で進行した。
GT500クラスは1分34秒台から走り出して徐々にペースを上げ、35分経過時点で立川祐路の駆る#38ZENT SCが1'33.944と最初に1分33秒台に突入すると、その7分後に#6エネオスSCの大嶋が1'33.827を記録してトップに立った。
しかしその直後に#1MOLA GT-Rのリヤカウルが外れてコース上に落下、これを回収するために開始45分で赤旗中断となってしまった。
公式練習は9時50分に一旦再開されたが、今度は#3S Road GT-Rがエンジントラブルに見舞われてコカコーラコーナー手前でストップしたため、再び赤旗が提示されてしまう。
この時点で1'40.454を記録してGT300クラスのトップに立っていた3号車だったが、午後の公式予選への影響が大いに懸念される状況になってしまった。
3号車の回収の後、10時3分に走行が再開されると、#38ZENT SCが1'33.543にペースを上げて再びトップに。他のドライバーも続々と1分33秒台にペースを上げてきた。
GT300クラスでは#30岩崎が1'40.322を出してトップに浮上してきた。
10時40分に「GT300」ボードが提示されてGT300クラスの専有走行に。
結局このセッションでは上位陣に目立った変化は無く、順位は#30IWASAKI OGT、#S Road、#5マッハGoGoGo車検とGT-R勢がトップ3を占める結果となった。
続いて行われたGT500クラスの専有走行では、午後の予選を睨んだ激しいタイムアタック合戦が展開され、トップから1秒以内に13台がひしめく接戦となり、残り1分を切ったところで1'33.422を叩き出した関口雄飛の駆る#1MOLA GT-Rがトップに。#6エネオスSCの大嶋和也が1'33.456を記録して2番手につける結果となった。
公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
FUJI GT300km RACE -RIJ- (2013/09/07) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 1 | 500 | 1 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 32 | 1'33.422 | - | 175.834 |
| 2 | 6 | 500 | 2 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 1'33.456 | 0.034 | 175.770 |
| 3 | 37 | 500 | 3 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 58 | 1'33.483 | 0.061 | 175.720 |
| 4 | 38 | 500 | 4 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'33.492 | 0.070 | 175.703 |
| 5 | 23 | 500 | 5 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 84 | 1'33.555 | 0.133 | 175.584 |
| 6 | 39 | 500 | 6 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 74 | 1'33.612 | 0.190 | 175.478 |
| 7 | 12 | 500 | 7 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 82 | 1'33.858 | 0.436 | 175.018 |
| 8 | 19 | 500 | 8 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 16 | 1'33.900 | 0.478 | 174.939 |
| 9 | 100 | 500 | 9 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 74 | 1'33.933 | 0.511 | 174.878 |
| 10 | 36 | 500 | 10 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 68 | 1'33.964 | 0.542 | 174.820 |
| 11 | 17 | 500 | 11 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 52 | 1'33.979 | 0.557 | 174.792 |
| 12 | 18 | 500 | 12 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 80 | 1'33.998 | 0.576 | 174.757 |
| 13 | 24 | 500 | 13 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 1'34.287 | 0.865 | 174.221 |
| 14 | 32 | 500 | 14 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 1'34.585 | 1.163 | 173.672 |
| 15 | 8 | 500 | 15 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 1'34.672 | 1.250 | 173.513 |
| 16 | 30 | 300 | 1 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ | YH | 12 | 1'40.322 | 6.900 | 163.741 |
| 17 | 3 | 300 | 2 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 | YH | 12 | 1'40.454 | 7.032 | 163.526 |
| 18 | 5 | 300 | 3 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 | YH | | 1'40.490 | 7.068 | 163.467 |
| 19 | 4 | 300 | 4 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | YH | 44 | 1'40.531 | 7.109 | 163.400 |
| 20 | 55 | 300 | 5 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 | BS | 80 | 1'40.548 | 7.126 | 163.373 |
| 21 | 9 | 300 | 6 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ | YH | | 1'40.599 | 7.177 | 163.290 |
| 22 | 61 | 300 | 7 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 | MI | 88 | 1'40.663 | 7.241 | 163.186 |
| 23 | 62 | 300 | 8 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | YH | 56 | 1'40.708 | 7.286 | 163.113 |
| 24 | 2 | 300 | 9 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'40.728 | 7.306 | 163.081 |
| 25 | 48 | 300 | 10 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 | YH | 4 | 1'40.926 | 7.504 | 162.761 |
| 26 | 87 | 300 | 11 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 1'40.927 | 7.505 | 162.759 |
| 27 | 86 | 300 | 12 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 1'40.934 | 7.512 | 162.748 |
| 28 | 31 | 300 | 13 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | YH | 40 | 1'41.053 | 7.631 | 162.556 |
| 29 | 10 | 300 | 14 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 | DL | 12 | 1'41.185 | 7.763 | 162.344 |
| 30 | 16 | 300 | 15 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 114 | 1'41.228 | 7.806 | 162.275 |
| 31 | 88 | 300 | 16 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 32 | 1'41.229 | 7.807 | 162.274 |
| 32 | 11 | 300 | 17 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 84 | 1'41.291 | 7.869 | 162.174 |
| 33 | 22 | 300 | 18 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 1'41.341 | 7.919 | 162.094 |
| 34 | 52 | 300 | 19 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 | YH | 84 | 1'41.641 | 8.219 | 161.616 |
| 35 | 33 | 300 | 20 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 10 | 1'42.068 | 8.646 | 160.940 |
| 36 | 21 | 300 | 21 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 1'42.153 | 8.731 | 160.806 |
| 37 | 0 | 300 | 22 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 34 | 1'42.429 | 9.007 | 160.373 |
| 38 | 50 | 300 | 23 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | YH | 8 | 1'44.049 | 10.627 | 157.876 |
| 39 | 360 | 300 | 24 | RUN UP GROUP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 白坂 卓也 田中 篤 | YH | | 1'44.918 | 11.496 | 156.568 |
| 40 | 96 | 300 | 25 | DIJON ワコーズ エンドレス Z06R GT3 CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3 | 田中 勝喜 池上 真 | YH | | 1'46.440 | 13.018 | 154.329 |
1976年、F1で伝説の対決となったジェームス・ハントとニキ・ラウダの人間模様を描いた映画「RUSH(邦題未定)」が、来年2014年2月に日本での公開が決定した。ニュルブルリンクの大クラッシュから奇跡の復活を果たしたラウダとハントの最終決戦の舞台は、富士スピードウェイ。日本ではじめて開催されたF1グランプリで雌雄が決する……。以下、プレスリリース。

F1史上最も衝撃的で、ドラマチックな事件にして、記憶に刻みついて離れないニキ・ラウダとジェームズ・ハントが命を賭して競った 1976年を描いた<実話>音速の世界を生き、走った二人の天才の勝負、友情、事故、そして再生ー。
かつてない高揚と興奮、その先に押し寄せる想像を超えた感動。魂が震え、嗚咽が漏れる。世紀のヒューマンドラマ、ついに日本上陸!
作品情報
- ジェームズ・ハント (クリス・ヘムズワース):マクラーレン
-
直感型のドライビングテクを誇り、奔放な性格で誰からも愛される天才レーサー。
- ニキ・ラウダ (ダニエル・ブリュール):フェラーリ
-
分析型の隙のないレース運びとメカにも才能を発揮する、冷静な判断力を兼ね備えた秀才レーサー。
キャラクターも正反対、全くタイプの違う走りをする二人は、常に比べられ、何かと衝突をしてきた。そんな2人がトップを争った1976年。トップを走っていたラウダはニュルブルクのレースで激しいクラッシュに見舞われ、絶望的な怪我を負う。再起不能、と思われていたラウダは、わずか6週間後、衝撃的な姿で再びサーキットに上がる。シリーズ最終決戦の舞台は日本の富士スピードウェイ ―― 彼らはライバル以上のつながりを感じながらアクセルを踏みこむ――。
監督は『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『フロスト×ニクソン』『バックドラフト』『ダ・ヴィンチ・コード』など、圧倒的な力量で実話ドラマもエンタメ大作も得意とするアカデミー賞監督ロン・ハワード。本作では、臨場感にあふれるレースシーンと、栄光と挫折を乗り越えた二人の感動的なドラマを、圧倒的エンターテイメントとして描き、早くもそのキャリアの最高峰と称されている。陽気なハントを、 『アベンジャーズ』などへの出演で最注目株のクリス・ヘムズワースが、沈着冷静なラウダを今やハリウッドからも引っ張りだこのドイツを代表する若手演技派ダニエル・ブリュール(『イングロリアス・バスターズ』)が演じる。
- タイトル:『ラッシュ(原題)』 ※邦題は未決定となります
- 2014年2月 TOHO シネマズ 日劇ほか全国ロードショー
- 公式HP:rush.gaga.ne.jp
- 監督:ロン・ハワード (『バックドラフト』『遙かなる大地へ』『アポロ13』 『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『フロスト×ニクソン』)
- 脚本:ピーター・モーガン(『クイーン』『ブーリン家の姉妹』 『フロスト×ニクソン』)
- 出演:クリス・ヘムズワース(『アベンジャーズ』)、ダニエル・ブリュール(『イングロリアス・バスターズ』)、オリヴィア・ワイルド(『トロン:レガシー』)、アレクサンドラ・マリア・ララ(『愛を読むひと』)
- 配給:ギャガ
- 全米公開;2013 年9月20日、日本公開;2014年2月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
© 2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.
Hitotsuyama Racingは8月17~18日に三重県・鈴鹿サーキットで開催されたSuper GT 第5戦「POKKA SAPPORO 1000km」に参戦致しました。昨年は表彰台獲得を目前にリタイヤを喫した苦い思い出があるため、そのリベンジとして臨んだ1戦でしたが、BoPにより不利な状況にある#21 ZENT Audi R8 LMS ultraは思い通りのペースで走行することが出来ず、11位完走に終わりました。

8月17日 公式練習 / 公式予選
通常の300kmレースと比較すると3倍以上の1000kmレースとなる第6戦鈴鹿。毎年クラッシュやトラブルが相次ぐシーズン中最も過酷な1戦である。昨年、2位表彰台を目前にリタイヤを喫したHitotsuyama Racingは7月の公式テストにも参加し、Hankookタイヤの開発も行い、昨年の屈辱を晴らすべくサーキット入りした。リチャードと都筑により順調にマシンのセットアップが進められていく#21 ZENT Audi R8 LMS ultra。公式練習で記録したタイムは2分3秒948。Audi R8 LMS ultraが得意とする鈴鹿ではあるが、現状BoPではクラス16位が精一杯。これは昨年の同じセッションでリチャードが記録したタイムより約1秒速くなっており、マシン・タイヤは間違いなく進化していることが見てとれるが、それ以上にライバル勢のタイム短縮は著しく、BoPによる調整がAudi R8 LMS ultraにとって不利な状況であることを裏付けている。午後の公式予選は気持ちを切り替え、Q2進出を懸けてリチャードがQ1を担当。コースインをギリギリまで遅らせタイミングを見計らうリチャード。計測1周目に2分3秒797を記録しQ1突破を確実にすると、タイヤをセーブすべくピットに戻る。結果クラス9位を獲得し、今シーズン初のQ2進出を果たした。Q2担当の都筑にとっては久々の予選アタック。ここ数戦、練習走行でトラブルが続いていたことも有り、Hankookのニュータイヤでのアタック経験を持たない都筑にとって、Q2アタックは辛いものであったが、しっかりとクラス12位のタイムを記録し、6時間の決勝レースに望みをつないだ。
- P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
- P2 #3 S Road NDDP GT-R 星野一樹 / 佐々木大樹 / ルーカス・オルドネス
- P3 #50 Exe Aston Martin 加納政樹 / 安岡秀徒 / 坂口良平
- P12 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

8月18日 決勝レース
12時30分、36,000人の観客が注目する中、6時間の決勝レースがスタート。単独での決勝ペースには自信があるAudi R8 LMS ultraだが、バトルになるとBoPによるパワー差で競り負けてしまい、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraのリチャードはスタート直後から徐々にポジションダウンしてしまう。さらに序盤の#0 Porsche 911とのバトル中にコース脇まで追いやられてしまい、タイヤダストを拾ってしまったリチャードは全くペースを上げることが出来ず、20周目に急遽ピットイン。ドライバーも都筑に交代し、巻き返しを狙う。ほぼ最後尾までポジションを落としてしまった#21 ZENT Audi R8 LMS ultraだが、都筑は持ち前の安定した走りを披露。タイヤを労わりつつ30周を担当し、ポジションもクラス15位まで挽回し再びリチャードに託す。このスティントでは炎上マシン撤去のためにセーフティーカーが導入され、ピット・コース上ともに大混乱。リチャードはコース上に留まり続け、結果的にはクラス12位までポジションアップ。セーフティーカーの恩恵を受けることに。さらにレース再開後、#0 Porsche 911や#11 Mercedes SLS、#50 Aston Martinとバトルを展開。レースの折り返し地点までにはクラス9位まで浮上してきた。だが、その後はレースも落ち着き、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraも9~11位でのバトルが続いたことから、チームはポイント獲得に向けタイヤと燃費のセーブを意識した戦略に変更。残り20周弱で最後のピットストップを行い都筑がコースイン。この時点ではポイント圏内を死守していたものの、最終スティントで#33 Porsche 911に交わされてしまい、残念ながらクラス11位でレースを終えることとなった。
第6戦は9月7~8日に静岡県・富士スピードウェイにて開催されます。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。
- P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
- P2 #52 OKINAWA-IMP SLS 竹内浩典 / 土屋武士 / 蒲生尚弥
- P3 #62 LEON SLS 黒澤治樹 / 黒澤翼 / 中谷明彦
- P11 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン
- チーム代表 一ツ山幹雄
-
「今回はペナルティを受けるチームも多かったので、そういった判断ミスや、つまらないトラブル、接触が起きなかったことはチームの力だと考えています。ただ、全体的にもう少し良いペースで走れるかと思っていたので、その結果最終スティントでポイントを失ってしまったのは悔しいです。それから序盤のポジションダウンを見ると良くわかりますが、バトルになると、加速が弱いので瞬く間に抜かれて離されていってしまいます。現状のBoPではこれが限界なのかとも感じています。今シーズンはこのままのBoPだという噂も聞いていますので、残り3戦をどう戦っていくか・・・。まずは、しっかりと完走できたのでドライバーとチームスタッフ、そしてチームをサポートしてくださっている方々に感謝致します。」
Hitotsuyama Racing Press release
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
プレスインフォメーション 2013年9月02日
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジを、2013年9月7日(土)、8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。
ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンもいよいよ大詰め。残されたラウンドは9月7日(土)〜8日(日)にスーパーGTと併催される第9戦「モービル1チャレンジ」と、10月にF1日本グランプリのサポートレースとして行なわれる最終戦の鈴鹿のみ。そのためこの第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けて落とすことの許されない重要な一戦であることは言うまでもない。
その舞台となるのは、今シーズン4戦目の開催となる富士スピードウェイ(静岡県)。公式戦でカレラカップ パイロットたちがいちばん走り慣れたサーキットと言えるだろう。全員ある程度のセッティングデータを持ち、勝負のカンどころを身につけているだけに、レベルの高いレースが期待できる。前半のハイスピードセクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかが、好タイムのポイント。また、ストレートでの速度を稼ぐには、最終コーナーの処理が大きなポイントであり、勝負どころでもある。
第8戦までを終えて、チャンピオンクラスは#78 近藤翼が123点で首位を快走、4点差の119点で#12 小河諒が続き、#19 永井宏明は106点の3番手につけている。4番手のベテラン#25 神取彦一郎は86点で、残り2戦でチャンピオンを狙うには少し苦しい展開。実質、上記の3名がチャンピオン候補として終盤2戦を戦っていくことになる。やはり注目は連勝の余勢を駆って富士に挑む#78 近藤と、2度のリタイア以外は1位か2位でレースを終えている#12 小河。若手ふたりはまだ粗削りな面があるものの、勢いに乗った時の速さは素晴らしいものがある。#19 永井はこのふたりを相手にどこまで戦えるか、まさに正念場の一戦となるだろう。また、前半戦では思うような結果が残せなかったPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗も後半戦で調子を上げてきている。その実力は誰もが認めるところであり、マークしておくべき存在であることに変わりはない。
一方のジェントルマンクラスは、#2 田島剛が着実にポイントを積み重ねて71点で首位に立っている。2番手には63点で#21 高田匠、3番手に61点で#3 江本玄と続き、連勝を挙げた#7 星野敏が57点の4番手というオーダー。56点で5番手の#33 Ogino Tetsuoまででトップから15点差と、僅差のポイント争いが続いている。ジェントルマンクラスはポイントシステムをチャンピオンクラスと共有するため、上位に食い込めば食い込むほど得点を加算できる。一台でも多くのライバルを抜いていく積極策か、リスクを避けた堅実策か。どのようにポイントを積み上げていくかにより、レース戦略は大きく変わる。そういった部分に注目してみると、よりいっそう楽しめるレースになるだろう。
予選は1セッションでの上位タイムでグリッドを決めていく方式を採用。路面コンディションとタイヤがマッチするポイントをいち早く見つけ、その“おいしい”部分を引き出せるか否かが明暗を分ける。これまでの富士ラウンドでポールポジションを獲得しているのは#12 小河と#78 近藤。今回もこのふたりが主導権を握るのか、はたまたダークホースが登場するのか、7日(土)に行なわれる予選から注目してほしい。
第9戦「モービル1チャレンジ」は9月6日(金)に専有走行を行ない、7日(土)に予選、決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定となっている。全14台の911 GT3 Cupが織りなすドラマは、いったいどのような結末を迎えるのか。2013年シーズン最終章の開幕を告げるエキゾーストノートが、間もなく富士の秋空にこだまする。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
スーパー耐久シリーズ2013第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は1日、雨の中決勝レースを行い、GT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)が優勝した。
3時間レースは、時折激しく降る雨のため、レース序盤、3分の2過ぎ、終盤と3回のセーフティーカーが導入される展開となった。3度目のセーフティーカーがピットインするとレースは残り8分余り。トップは、PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)のハイルマンだったが、2位スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)佐々木との差は5秒2。ここから佐々木が追いすがるも最終的にはハイルマンが佐々木を1秒5差で振り切りチームに今シーズン3度目の勝利をもたらした。
再びコースに雨が落ち始めた13時30分、3時間レースのローリングラップが始まった。スタートでトップに立ったのはポールシッターGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)の青木。2位には28号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)のハイルマン、3位に1号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)のモーと続く。
しかし、GTNET ADVAN NISSAN GT-Rはスタートドライバーの青木からピットインして星野にチェンジした際、ピットロード出口の信号を無視したとしてペナルティストップ30秒を課され後退。
2位でレースをスタートした28号車SLSは、序盤のSC中にハイルマンから片岡にドライバーチェンジすると片岡がこのレースのファステストラップとなるタイムをたたき出すなど、一時20位近くまで落ちていた順位を猛然と回復。29周目終わりのストレートでトップを走る新菱オート☆DIXCELエボIX(冨桝朋広/菊地靖組)の菊池をかわしてついにトップに立った。
片岡はプラチナドライバーのためレース全体の40%以上を走行できない。41周終了で再びハイルマンにバトンを渡すと、一度はパスした菊池に抜かれ2位でコースイン。しかし、菊池が45周終わりでピットに入ったため再びトップに返り咲く。
終盤、3度目のSCで2位のスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)佐々木に詰め寄られるが、これを振り切って優勝を飾った。2位には日産自動車大学校 GT-Rが、3位には1号車のPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3が入った。
ST-1クラスはただ1台参加のFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂/山野直也組)が優勝した。
ST-2クラスは、序盤ウェット路面で四輪駆動車RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)の阪口が下克上の活躍を見せ総合のトップを快走。一度目のSCの間に後退すると、今度は新菱オート☆DIXCELエボIXの菊池が代わって総合のトップに立った。1回目のピットストップを引き延ばした菊池は、29周目に28号車SLSの片岡に抜かれるまで総合のトップに君臨。しかし、2度目のピットインを終えると再度搭乗した阪口がこれをかわし、クラストップでレースを締めくくった。2位には新菱オート☆DIXCELエボIXが、3位にはSTURM・MOTUL・ED インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)が入った。
ST-3クラスは序盤からポールシッターのasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)佐々木が快走。ドライバーを前嶋、安田とつなぎ、終盤迫ってきたPETRONAS TWS GS350(佐藤晋也/吉本大樹/脇阪薫一組)を振り切り優勝した。2位にはPETRONAS TWS GS350が、3位にはTRACY SPORTS IS 350(兵藤信一/佐々木孝太/橋本達也組)が入った。
ST-4クラスはポールシッターリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/市嶋樹組)の松井がオープニングラップでコースアウト。代わってトップに立ったTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之組)もトラブルなどで後退。その後は埼玉トヨペットGB with Revo(大井貴之/服部茂章/平沼貴之組)、SKR ENGINEERING S2000(浜野彰彦/中村嘉宏組)、村上モータース ACRE ロードスター(村上博幸/脇谷猛/トミさん組)と目まぐるしくトップが代わるが、この後ろから迫ってきたのがGAZOO Racing TOYOTA 86(影山正彦/井口卓人/蒲生尚弥組)。最終ドライバーとして影山から引き継いだ蒲生が、終盤にトップに立つとそのまま逃げ切り、86に初優勝をもたらした。蒲生はサポートレースの86/BRZでも優勝しており、この日2勝目を飾ることとなった。2位には埼玉トヨペットGB with Revoが、3位にはSKR ENGINEERING S2000が入った。
ST-5クラスは序盤からエンドレスアドバントラストヴィッツ(後藤比東至/井尻薫/木村正治組)がトップを快走。2位にポールシッターのBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/松田智也組)が付ける展開となる。しかし、終盤BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィットがこれを逆転して優勝。2位にDIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ(谷川達也/小原健一/野上敏彦組)が上がり、エンドレスアドバントラストヴィッツは3位でレースを終えた。
次戦は鈴鹿サーキットに舞台を移し9月22日、WTCCのサポートレースとして3レース制での決勝が行われる。
Text: Yoshinor OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/09/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 28 | GT3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン 片岡 龍也 | 84 | |
| 2 | 24 | GT3 | 2 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 藤井 誠暢 佐々木 大樹 ガミさん | 84 | 1.561 |
| 3 | 1 | GT3 | 3 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー 谷口 信輝 | 84 | 5.776 |
| 4 | 32 | GT3 | 4 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 飯田 太陽 高木 真一 タカシ | 84 | 54.698 |
| 5 | 20 | ST-2 | 1 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | 83 | 1Lap |
| 6 | 6 | ST-2 | 2 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 83 | 1Lap |
| 7 | 8 | GT3 | 5 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 湯澤 翔平 荒 聖治 | 83 | 1Lap |
| 8 | 3 | GT3 | 6 | ENDLESS・ADVAN・PORSCHE PORSCHE 911GT-3R 997 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 山内 英輝 | 82 | 2Laps |
| 9 | 59 | ST-2 | 3 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | 82 | 2Laps |
| 10 | 34 | ST-3 | 1 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 安田 裕信 | 82 | 2Laps |
| 11 | 80 | ST-3 | 2 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 佐藤 晋也 吉本 大樹 脇阪 薫一 | 82 | 2Laps |
| 12 | 39 | ST-3 | 3 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 兵藤 信一 佐々木 孝太 橋本 達也 | 81 | 3Laps |
| 13 | 86 | ST-4 | 1 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 影山 正彦 井口 卓人 蒲生 尚弥 | 81 | 3Laps |
| 14 | 52 | ST-4 | 2 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 大井 貴之 服部 茂章 平沼 貴之 | 81 | 3Laps |
| 15 | 93 | ST-4 | 3 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 浜野 彰彦 中村 嘉宏 | 81 | 3Laps |
| 16 | 30 | ST-2 | 4 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 成澤 正人 青木 拓磨 カルロス 本田 | 81 | 3Laps |
| 17 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 山野 直也 | 81 | 3Laps |
| 18 | 333 | ST-4 | 4 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 北川 剛 野間 一 藤田 弘幸 | 80 | 4Laps |
| 19 | 58 | ST-4 | 5 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 小林 康一 関 豊 木下 淳 | 80 | 4Laps |
| 20 | 116 | ST-4 | 6 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 吉田 靖之 杉原 直弥 清水 康友 | 80 | 4Laps |
| 21 | 48 | ST-4 | 7 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 鶴田 和弥 太田 侑弥 井上 恵一 | 80 | 4Laps |
| 22 | 38 | ST-3 | 4 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 藤田 竜樹 植田 正幸 川口 正敬 | 80 | 4Laps |
| 23 | 88 | ST-4 | 8 | 村上モータース ACRE ロードスター MAZDA Road Ster NCEC | 村上 博幸 脇谷 猛 トミさん | 80 | 4Laps |
| 24 | 73 | ST-4 | 9 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 鈴木 陽 山崎 学 森 国形 | 80 | 4Laps |
| 25 | 18 | ST-4 | 10 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 浅野 武夫 中島 佑弥 森 正行 | 79 | 5Laps |
| 26 | 13 | ST-4 | 11 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | タカモリ 博士 村田 信博 | 79 | 5Laps |
| 27 | 505 | ST-2 | 5 | GRG RacingランサーEVOX MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A | 田ヶ原 章蔵 奥村 佳之 藤原 能成 | 79 | 5Laps |
| 28 | 5 | ST-3 | 5 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 今村 大輔 安宅 徳光 白井 剛 | 79 | 5Laps |
| 29 | 41 | ST-4 | 12 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 植松 忠雄 井入 宏之 | 79 | 5Laps |
| 30 | 16 | GT3 | 7 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | ヒロ・ニシダ 横溝 直輝 堀田 誠 | 79 | 5Laps |
| 31 | 95 | ST-4 | 13 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 松井 猛敏 中島 保典 市嶋 樹 | 78 | 6Laps |
| 32 | 19 | ST-5 | 1 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 奥村 浩一 古宮 正信 松田 智也 | 78 | 6Laps |
| 33 | 81 | GT3 | 8 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 星野 一樹 青木 孝行 尾本 直史 | 77 | 7Laps |
| 34 | 17 | ST-5 | 2 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 谷川 達也 小原 健一 野上 敏彦 | 77 | 7Laps |
| 35 | 36 | ST-5 | 3 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 後藤 比東至 井尻 薫 木村 正治 | 77 | 7Laps |
| 36 | 4 | ST-5 | 4 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 伊藤 俊哉 河野 利尚 | 77 | 7Laps |
| 37 | 99 | ST-5 | 5 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | リュウイチ 濱口 亮 | 77 | 7Laps |
| 38 | 602 | ST-5 | 6 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 岩月 邦博 小松 高人 山本 浩朗 | 76 | 8Laps |
| 39 | 33 | ST-5 | 7 | WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP131 | 船木 宏 黒須 聡一 松波 太郎 | 76 | 8Laps |
| 40 | 26 | ST-5 | 8 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 江原 弘美 咲川 めり 大瀧 賢治 | 76 | 8Laps |
| 41 | 71 | ST-5 | 9 | ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz TOYOTA VitzRS NCP91 | 西畑 正樹 紫田 正一 馬場 和三郎 | 74 | 10Laps |
| 42 | 14 | ST-3 | 6 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小松 一臣 杉林 健一 増田 芳信 | 74 | 10Laps |
| 43 | 15 | ST-3 | 7 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 74 | 10Laps |
| 44 | 35 | ST-3 | 8 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小泉 和寛 長谷川 伸司 下垣 和也 | 73 | 11Laps |
| 46 | 7 | ST-2 | 6 | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 神子島 みか 藤井 芳樹 遠藤 浩二 | 66 | 18Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT3:58L ST-1:56L ST-2:58L ST-3:57L ST-4:56L ST-5:54L)完走 ---- |
| - | 85 | ST-3 | - | 85TERANISHI 34Z NISSAN FAIRLADY Z Z34 | 山田 真之亮 小早川 済瑠 | 20 | 64Laps |
| - | 49 | ST-4 | - | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 福山 英朗 檜井 保孝 大文字 賢浩 | 9 | 75Laps |
| - | 11 | ST-5 | - | BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ TOYOTA VitzRS NCP131 | 岩瀬 雅博 三木 孝浩 北川 晃 | 6 | 78Laps |
スーパー耐久第5戦は1日、岡山国際サーキットでフリー走行を行い、PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)がトップタイムを記録した。
決勝日を向かえた岡山国際サーキットは朝から雨が降り始めた。8時から30分間行われる予定だったフリー走行は、時折激しい雨に見舞われ、終了直前にコースアウトするマシンもあったため、開始25分過ぎに赤旗終了となった。
こんななか、トップタイムを記録したのはGT3クラスのPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(メルビン・モー/谷口信輝組)。2位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)が入り、3位にはなんとウエット路面に強いST-2クラス、四輪駆動のRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)が食い込んできた。ポールシッターのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)は総合11位だった。
ST-3クラスはポールシッターのasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)がトップタイムを記録。ST-4クラスはTRACY SPORTS ings S2000(植松忠雄/井入宏之組)が、ST-5クラスはBLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ(岩瀬雅博/三木孝浩/北川晃組)がトップタイムだった。
決勝はこの後、13時30分より3時間レースとして開催される。恐らくウェットコンディションでのレースになるものと思われ、レース続行の可否も含めて波乱の展開となりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/09/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Driver | Time | Behind | km/h |
| 1 | 1 | GT3 | 1 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー 谷口 信輝 | 1'51.317 | - | 119.755 |
| 2 | 24 | GT3 | 2 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 藤井 誠暢 佐々木 大樹 ガミさん | 1'52.862 | 1.545 | 118.116 |
| 3 | 20 | ST-2 | 1 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 大橋 正澄 阪口 良平 花岡 翔太 | 1'52.946 | 1.629 | 118.028 |
| 4 | 8 | GT3 | 3 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 湯澤 翔平 荒 聖治 | 1'54.966 | 3.649 | 115.954 |
| 5 | 16 | GT3 | 4 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | ヒロ・ニシダ 横溝 直輝 堀田 誠 | 1'56.177 | 4.860 | 114.746 |
| 6 | 34 | ST-3 | 1 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 安田 裕信 | 1'56.916 | 5.599 | 114.020 |
| 7 | 28 | GT3 | 5 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン 片岡 龍也 | 1'56.916 | 5.599 | 114.020 |
| 8 | 3 | GT3 | 6 | ENDLESS・ADVAN・PORSCHE PORSCHE 911GT-3R 997 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 山内 英輝 | 1'57.031 | 5.714 | 113.908 |
| 9 | 59 | ST-2 | 2 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 大澤 学 吉田 寿博 松田 晃司 | 1'57.142 | 5.825 | 113.800 |
| 10 | 6 | ST-2 | 3 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 1'57.616 | 6.299 | 113.342 |
| 11 | 81 | GT3 | 7 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 星野 一樹 青木 孝行 尾本 直史 | 1'58.741 | 7.424 | 112.268 |
| 12 | 80 | ST-3 | 2 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 佐藤 晋也 吉本 大樹 脇阪 薫一 | 1'59.502 | 8.185 | 111.553 |
| 13 | 41 | ST-4 | 1 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 植松 忠雄 井入 宏之 | 2'00.394 | 9.077 | 110.726 |
| 14 | 86 | ST-4 | 2 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 影山 正彦 井口 卓人 蒲生 尚弥 | 2'00.729 | 9.412 | 110.419 |
| 15 | 85 | ST-3 | 3 | 85TERANISHI 34Z NISSAN FAIRLADY Z Z34 | 山田 真之亮 小早川 済瑠 | 2'00.927 | 9.610 | 110.238 |
| 16 | 39 | ST-3 | 4 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 兵藤 信一 佐々木 孝太 橋本 達也 | 2'01.135 | 9.818 | 110.049 |
| 17 | 30 | ST-2 | 4 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 成澤 正人 青木 拓磨 カルロス 本田 | 2'01.275 | 9.958 | 109.922 |
| 18 | 38 | ST-3 | 5 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 藤田 竜樹 植田 正幸 川口 正敬 | 2'01.328 | 10.011 | 109.874 |
| 19 | 7 | ST-2 | 5 | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 神子島 みか 藤井 芳樹 遠藤 浩二 | 2'02.003 | 10.686 | 109.266 |
| 20 | 14 | ST-3 | 6 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小松 一臣 杉林 健一 増田 芳信 | 2'02.289 | 10.972 | 109.011 |
| 21 | 95 | ST-4 | 3 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 松井 猛敏 中島 保典 市嶋 樹 | 2'02.325 | 11.008 | 108.979 |
| 22 | 333 | ST-4 | 4 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 北川 剛 野間 一 藤田 弘幸 | 2'02.437 | 11.120 | 108.879 |
| 23 | 32 | GT3 | 8 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 飯田 太陽 高木 真一 タカシ | 2'02.562 | 11.245 | 108.768 |
| 24 | 13 | ST-4 | 5 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | タカモリ 博士 村田 信博 | 2'02.957 | 11.640 | 108.418 |
| 25 | 116 | ST-4 | 6 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 吉田 靖之 杉原 直弥 清水 康友 | 2'03.191 | 11.874 | 108.212 |
| 26 | 5 | ST-3 | 7 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 今村 大輔 安宅 徳光 白井 剛 | 2'03.213 | 11.896 | 108.193 |
| 27 | 48 | ST-4 | 7 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 鶴田 和弥 太田 侑弥 井上 恵一 | 2'03.261 | 11.944 | 108.151 |
| 28 | 73 | ST-4 | 8 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 鈴木 陽 山崎 学 森 国形 | 2'03.511 | 12.194 | 107.932 |
| 29 | 93 | ST-4 | 9 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 浜野 彰彦 中村 嘉宏 | 2'03.649 | 12.332 | 107.812 |
| 30 | 505 | ST-2 | 6 | GRG RacingランサーEVOX MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A | 田ヶ原 章蔵 奥村 佳之 藤原 能成 | 2'03.835 | 12.518 | 107.650 |
| 31 | 58 | ST-4 | 10 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 小林 康一 関 豊 木下 淳 | 2'03.903 | 12.586 | 107.591 |
| 32 | 52 | ST-4 | 11 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 大井 貴之 服部 茂章 平沼 貴之 | 2'03.915 | 12.598 | 107.580 |
| 33 | 15 | ST-3 | 8 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 長島 正明 田中 徹 田中 哲也 | 2'04.387 | 13.070 | 107.172 |
| 34 | 88 | ST-4 | 12 | 村上モータース ACRE ロードスター MAZDA Road Ster NCEC | 村上 博幸 脇谷 猛 トミさん | 2'04.481 | 13.164 | 107.091 |
| 35 | 35 | ST-3 | 9 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小泉 和寛 長谷川 伸司 下垣 和也 | 2'05.403 | 14.086 | 106.304 |
| 36 | 49 | ST-4 | 13 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 福山 英朗 檜井 保孝 大文字 賢浩 | 2'05.885 | 14.568 | 105.897 |
| 37 | 11 | ST-5 | 1 | BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ TOYOTA VitzRS NCP131 | 岩瀬 雅博 三木 孝浩 北川 晃 | 2'07.674 | 16.357 | 104.413 |
| 38 | 36 | ST-5 | 2 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 後藤 比東至 井尻 薫 木村 正治 | 2'08.319 | 17.002 | 103.889 |
| 39 | 19 | ST-5 | 3 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 奥村 浩一 古宮 正信 松田 智也 | 2'08.507 | 17.190 | 103.736 |
| 40 | 99 | ST-5 | 4 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | リュウイチ 濱口 亮 | 2'09.743 | 18.426 | 102.748 |
| 41 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 山野 直也 | 2'10.139 | 18.822 | 102.435 |
| 42 | 4 | ST-5 | 5 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 伊藤 俊哉 河野 利尚 | 2'10.902 | 19.585 | 101.839 |
| 43 | 18 | ST-4 | 14 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 浅野 武夫 中島 佑弥 森 正行 | 2'11.109 | 19.792 | 101.677 |
| 44 | 26 | ST-5 | 6 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 江原 弘美 咲川 めり 大瀧 賢治 | 2'12.853 | 21.536 | 100.342 |
| 45 | 17 | ST-5 | 7 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 谷川 達也 小原 健一 野上 敏彦 | 2'13.142 | 21.825 | 100.125 |
| 46 | 602 | ST-5 | 8 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 岩月 邦博 小松 高人 山本 浩朗 | 2'13.213 | 21.896 | 100.071 |
| 47 | 33 | ST-5 | 9 | WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP131 | 船木 宏 黒須 聡一 松波 太郎 | 2'16.082 | 24.765 | 97.962 |
| 48 | 71 | ST-5 | 10 | ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz TOYOTA VitzRS NCP91 | 西畑 正樹 紫田 正一 馬場 和三郎 | 2'18.567 | 27.250 | 96.205 |
| 49 | 10 | ST-4 | 15 | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 亀井 光宣 窪田 俊浩 | 2'56.156 | 1'04.839 | 75.676 |
スーパー耐久シリーズ2013第5戦「スーパー耐久レースイン岡山」は31日、岡山県の岡山国際サーキットで公式予選を行い、GT3クラスのGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)が総合でのポールポジションを獲得した。
台風15号の接近で荒天が予想された岡山県地方だが、公式予選の行われる岡山国際サーキットは朝から晴れ。昼前には雲が広がり一時雨もぱらついたが曇天のもと、終始ドライコンディションでセッションは推移した。
公式予選は12時45分スタート。従来15分で行われていたA,Bドライバーグループ分け予選がこの大会から18分間に延長された。
GT3クラスは、Aドライバー予選でGTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)プラチナドライバーの星野が健闘。1分31秒986と2位以下を0秒4強離して文句なしのトップタイム。しかしBドライバー予選ではPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)のプラチナドライバー片岡が1分31秒087とこちらも2位以下を4秒半近く離すタイムでトップタイムを記録した。
しかし総合では相方のドライバーの差で、GTNET ADVAN NISSAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史組)が僅差で総合のポールポジションを獲得した。総合2位にはPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(ファリーク・ハイルマン/片岡龍也組)が、同3位にはスリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(藤井誠暢/佐々木大樹/ガミさん組)が入った。
ST-1クラスはFaust Racing BMW Z4(堀主知ロバート/佐藤茂/山野直也組)がただ1台参加。しかしマシンにトラブルを抱えているのか総合でも37位と下位に沈んでいる。
ST-2クラスはAドライバー予選でRSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)の大橋がトップタイム。Bドライバー予選では新菱オート☆DIXCELエボIX(冨桝朋広/菊地靖組)の菊池がトップタイムだったが、総合ではRSオガワADVANランサーがポールポジションを獲得した。
ST-3クラスはAドライバー予選でasset テクノ Z34(佐々木雅弘/前嶋秀司/安田裕信組)の佐々木がトップタイム。Bドライバー予選でも同チームの前嶋がトップタイムを記録し、文句なしでポールポジションを獲得した。
ST-4クラスもリジカラS2000(松井猛敏/中島保典/市嶋樹組)のAドライバー松井、Bドライバー中島ともトップタイムを記録し、こちらも文句なしのポールポジションを決めた。
ST-5クラスはAドライバー予選で前回初優勝のDIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ(谷川達也/小原健一/野上敏彦組)谷川がトップタイム。Bドライバー予選ではPTGランドリー602明京産業ヴィッツ(岩月邦博/小松高人/山本浩朗組)の岩月がトップタイムを記録した。しかし、総合ではA,Bドライバー予選ともタイムを揃え2位に付けたBRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット(奥村浩一/古宮正信/松田智也組)が総合でのポールポジションを決めている。
決勝レースは明日9月1日13時30分、3時間レースとして開催される。雨天が予想されており、予断を許さないレース展開となりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA
スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/08/31) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Model | Driver | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 81 | GT3 | 1 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 星野 一樹 青木 孝行 | 1'31.986 1'31.640 | 3'03.626 | - |
| 2 | 28 | GT3 | 2 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | ファリーク・ハイルマン 片岡 龍也 | 1'32.733 1'31.087 | 3'03.820 | 0.194 |
| 3 | 24 | GT3 | 3 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 藤井 誠暢 佐々木 大樹 | 1'32.396 1'31.532 | 3'03.928 | 0.302 |
| 4 | 1 | GT3 | 4 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | メルビン・モー 谷口 信輝 | 1'32.850 1'31.550 | 3'04.400 | 0.774 |
| 5 | 3 | GT3 | 5 | ENDLESS・ADVAN・PORSCHE PORSCHE 911GT-3R 997 | ユーク・タニグチ 峰尾 恭輔 | 1'33.468 1'32.407 | 3'05.875 | 2.249 |
| 6 | 32 | GT3 | 6 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 飯田 太陽 高木 真一 | 1'33.681 1'32.253 | 3'05.934 | 2.308 |
| 7 | 8 | GT3 | 7 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 湯澤 翔平 荒 聖治 | 1'33.959 1'32.786 | 3'06.745 | 3.119 |
| 8 | 16 | GT3 | 8 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | ヒロ・ニシダ 横溝 直輝 | 1'37.059 1'33.848 | 3'10.907 | 7.281 |
| 9 | 20 | ST-2 | 1 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 大橋 正澄 阪口 良平 | 1'40.365 1'39.741 | 3'20.106 | 16.480 |
| 10 | 59 | ST-2 | 2 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 大澤 学 吉田 寿博 | 1'40.522 1'39.630 | 3'20.152 | 16.526 |
| 11 | 6 | ST-2 | 3 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 冨桝 朋広 菊地 靖 | 1'41.870 1'39.512 | 3'21.382 | 17.756 |
| 12 | 34 | ST-3 | 1 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 佐々木 雅弘 前嶋 秀司 | 1'41.520 1'41.072 | 3'22.592 | 18.966 |
| 13 | 38 | ST-3 | 2 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 藤田 竜樹 植田 正幸 | 1'41.670 1'41.690 | 3'23.360 | 19.734 |
| 14 | 14 | ST-3 | 3 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小松 一臣 杉林 健一 | 1'41.688 1'42.110 | 3'23.798 | 20.172 |
| 15 | 80 | ST-3 | 4 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 佐藤 晋也 吉本 大樹 | 1'42.241 1'41.628 | 3'23.869 | 20.243 |
| 16 | 39 | ST-3 | 5 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 兵藤 信一 佐々木 孝太 | 1'42.470 1'41.662 | 3'24.132 | 20.506 |
| 17 | 7 | ST-2 | 4 | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 神子島 みか 藤井 芳樹 | 1'42.107 1'42.185 | 3'24.292 | 20.666 |
| 18 | 15 | ST-3 | 6 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 長島 正明 田中 徹 | 1'42.004 1'42.614 | 3'24.618 | 20.992 |
| 19 | 85 | ST-3 | 7 | 85TERANISHI 34Z NISSAN FAIRLADY Z Z34 | 山田 真之亮 小早川 済瑠 | 1'41.915 1'43.040 | 3'24.955 | 21.329 |
| 20 | 5 | ST-3 | 8 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 今村 大輔 安宅 徳光 | 1'42.217 1'43.540 | 3'25.757 | 22.131 |
| 21 | 505 | ST-2 | 5 | GRG RacingランサーEVOX MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A | 田ヶ原 章蔵 奥村 佳之 | 1'42.452 1'43.569 | 3'26.021 | 22.395 |
| 22 | 95 | ST-4 | 1 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 松井 猛敏 中島 保典 | 1'43.826 1'43.708 | 3'27.534 | 23.908 |
| 23 | 30 | ST-2 | 6 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 成澤 正人 青木 拓磨 | 1'44.250 1'43.466 | 3'27.716 | 24.090 |
| 24 | 35 | ST-3 | 9 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 小泉 和寛 長谷川 伸司 | 1'43.315 1'44.870 | 3'28.185 | 24.559 |
| 25 | 41 | ST-4 | 2 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 植松 忠雄 井入 宏之 | 1'44.699 1'44.271 | 3'28.970 | 25.344 |
| 26 | 86 | ST-4 | 3 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 影山 正彦 井口 卓人 | 1'44.905 1'45.400 | 3'30.305 | 26.679 |
| 27 | 93 | ST-4 | 4 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 浜野 彰彦 中村 嘉宏 | 1'45.280 1'45.359 | 3'30.639 | 27.013 |
| 28 | 116 | ST-4 | 5 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 吉田 靖之 杉原 直弥 | 1'44.953 1'45.719 | 3'30.672 | 27.046 |
| 29 | 333 | ST-4 | 6 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 北川 剛 野間 一 | 1'45.952 1'46.221 | 3'32.173 | 28.547 |
| 30 | 48 | ST-4 | 7 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 鶴田 和弥 太田 侑弥 | 1'47.287 1'45.938 | 3'33.225 | 29.599 |
| 31 | 88 | ST-4 | 8 | 村上モータース ACRE ロードスター MAZDA Road Ster NCEC | 村上 博幸 脇谷 猛 | 1'47.014 1'46.964 | 3'33.978 | 30.352 |
| 32 | 13 | ST-4 | 9 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | タカモリ 博士 村田 信博 | 1'47.785 1'46.862 | 3'34.647 | 31.021 |
| 33 | 52 | ST-4 | 10 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 大井 貴之 服部 茂章 | 1'46.536 1'48.702 | 3'35.238 | 31.612 |
| 34 | 18 | ST-4 | 11 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 浅野 武夫 中島 佑弥 | 1'47.594 1'47.835 | 3'35.429 | 31.803 |
| 35 | 73 | ST-4 | 12 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 鈴木 陽 山崎 学 | 1'47.934 1'47.659 | 3'35.593 | 31.967 |
| 36 | 49 | ST-4 | 13 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 福山 英朗 檜井 保孝 | 1'48.260 1'47.701 | 3'35.961 | 32.335 |
| 37 | 9 | ST-1 | 1 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 堀 主知ロバート 佐藤 茂 | 1'47.613 1'50.154 | 3'37.767 | 34.141 |
| 38 | 10 | ST-4 | 14 | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 亀井 光宣 窪田 俊浩 | 1'49.055 1'51.310 | 3'40.365 | 36.739 |
| 39 | 19 | ST-5 | 1 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 奥村 浩一 古宮 正信 | 1'53.110 1'52.699 | 3'45.809 | 42.183 |
| 40 | 602 | ST-5 | 2 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 岩月 邦博 小松 高人 | 1'53.987 1'52.605 | 3'46.592 | 42.966 |
| 41 | 36 | ST-5 | 3 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 後藤 比東至 井尻 薫 | 1'53.538 1'53.129 | 3'46.667 | 43.041 |
| 42 | 11 | ST-5 | 4 | BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ TOYOTA VitzRS NCP131 | 岩瀬 雅博 三木 孝浩 | 1'54.434 1'52.747 | 3'47.181 | 43.555 |
| 43 | 99 | ST-5 | 5 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | リュウイチ 濱口 亮 | 1'53.193 1'54.605 | 3'47.798 | 44.172 |
| 44 | 17 | ST-5 | 6 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 谷川 達也 小原 健一 | 1'52.946 1'55.634 | 3'48.580 | 44.954 |
| 45 | 4 | ST-5 | 7 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 伊藤 俊哉 河野 利尚 | 1'54.609 1'54.717 | 3'49.326 | 45.700 |
| 46 | 26 | ST-5 | 8 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 江原 弘美 咲川 めり | 1'55.030 1'54.913 | 3'49.943 | 46.317 |
| 47 | 33 | ST-5 | 9 | WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP131 | 船木 宏 黒須 聡一 | 1'56.788 1'55.000 | 3'51.788 | 48.162 |
| 48 | 71 | ST-5 | 10 | ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz TOYOTA VitzRS NCP91 | 西畑 正樹 紫田 正一 | 1'56.205 1'57.035 | 3'53.240 | 49.614 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 58 | ST-4 | - | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 小林 康一 関 豊 | 2'01.385 1'45.393 | 3'46.778 | 43.152 |
スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/08/31) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | 28 | GT3 | 1 | 片岡 龍也 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'31.087 | - | 146.352 |
| 2 | 24 | GT3 | 2 | 佐々木 大樹 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 1'31.532 | 0.445 | 145.641 |
| 3 | 1 | GT3 | 3 | 谷口 信輝 | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'31.550 | 0.463 | 145.612 |
| 4 | 81 | GT3 | 4 | 青木 孝行 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 1'31.640 | 0.553 | 145.469 |
| 5 | 32 | GT3 | 5 | 高木 真一 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 1'32.253 | 1.166 | 144.503 |
| 6 | 3 | GT3 | 6 | 峰尾 恭輔 | ENDLESS・ADVAN・PORSCHE PORSCHE 911GT-3R 997 | 1'32.407 | 1.320 | 144.262 |
| 7 | 8 | GT3 | 7 | 荒 聖治 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 1'32.786 | 1.699 | 143.673 |
| 8 | 16 | GT3 | 8 | 横溝 直輝 | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | 1'33.848 | 2.761 | 142.047 |
| 9 | 6 | ST-2 | 1 | 菊地 靖 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'39.512 | 8.425 | 133.962 |
| 10 | 59 | ST-2 | 2 | 吉田 寿博 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 1'39.630 | 8.543 | 133.803 |
| 11 | 20 | ST-2 | 3 | 阪口 良平 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'39.741 | 8.654 | 133.654 |
| 12 | 34 | ST-3 | 1 | 前嶋 秀司 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'41.072 | 9.985 | 131.894 |
| 13 | 80 | ST-3 | 2 | 吉本 大樹 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 1'41.628 | 10.541 | 131.173 |
| 14 | 39 | ST-3 | 3 | 佐々木 孝太 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 1'41.662 | 10.575 | 131.129 |
| 15 | 38 | ST-3 | 4 | 植田 正幸 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 1'41.690 | 10.603 | 131.093 |
| 16 | 14 | ST-3 | 5 | 杉林 健一 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'42.110 | 11.023 | 130.553 |
| 17 | 7 | ST-2 | 4 | 藤井 芳樹 | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'42.185 | 11.098 | 130.458 |
| 18 | 15 | ST-3 | 6 | 田中 徹 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'42.614 | 11.527 | 129.912 |
| 19 | 85 | ST-3 | 7 | 小早川 済瑠 | 85TERANISHI 34Z NISSAN FAIRLADY Z Z34 | 1'43.040 | 11.953 | 129.375 |
| 20 | 30 | ST-2 | 5 | 青木 拓磨 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'43.466 | 12.379 | 128.842 |
| 21 | 5 | ST-3 | 8 | 安宅 徳光 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'43.540 | 12.453 | 128.750 |
| 22 | 505 | ST-2 | 6 | 奥村 佳之 | GRG RacingランサーEVOX MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A | 1'43.569 | 12.482 | 128.714 |
| 23 | 95 | ST-4 | 1 | 中島 保典 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 1'43.708 | 12.621 | 128.542 |
| 24 | 41 | ST-4 | 2 | 井入 宏之 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 1'44.271 | 13.184 | 127.848 |
| 25 | 35 | ST-3 | 9 | 長谷川 伸司 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'44.870 | 13.783 | 127.117 |
| 26 | 93 | ST-4 | 3 | 中村 嘉宏 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 1'45.359 | 14.272 | 126.527 |
| 27 | 58 | ST-4 | 4 | 関 豊 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 1'45.393 | 14.306 | 126.487 |
| 28 | 86 | ST-4 | 5 | 井口 卓人 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 1'45.400 | 14.313 | 126.478 |
| 29 | 116 | ST-4 | 6 | 杉原 直弥 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 1'45.719 | 14.632 | 126.097 |
| 30 | 48 | ST-4 | 7 | 太田 侑弥 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 1'45.938 | 14.851 | 125.836 |
| 31 | 333 | ST-4 | 8 | 野間 一 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 1'46.221 | 15.134 | 125.501 |
| 32 | 13 | ST-4 | 9 | 村田 信博 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | 1'46.862 | 15.775 | 124.748 |
| 33 | 88 | ST-4 | 10 | 脇谷 猛 | 村上モータース ACRE ロードスター MAZDA Road Ster NCEC | 1'46.964 | 15.877 | 124.629 |
| 34 | 73 | ST-4 | 11 | 山崎 学 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 1'47.659 | 16.572 | 123.824 |
| 35 | 49 | ST-4 | 12 | 檜井 保孝 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 1'47.701 | 16.614 | 123.776 |
| 36 | 18 | ST-4 | 13 | 中島 佑弥 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 1'47.835 | 16.748 | 123.622 |
| 37 | 52 | ST-4 | 14 | 服部 茂章 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 1'48.702 | 17.615 | 122.636 |
| 38 | 9 | ST-1 | 1 | 佐藤 茂 | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 1'50.154 | 19.067 | 121.020 |
| 39 | 10 | ST-4 | 15 | 窪田 俊浩 | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 1'51.310 | 20.223 | 119.763 |
| 40 | 602 | ST-5 | 1 | 小松 高人 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 1'52.605 | 21.518 | 118.386 |
| 41 | 19 | ST-5 | 2 | 古宮 正信 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 1'52.699 | 21.612 | 118.287 |
| 42 | 11 | ST-5 | 3 | 三木 孝浩 | BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ TOYOTA VitzRS NCP131 | 1'52.747 | 21.660 | 118.236 |
| 43 | 36 | ST-5 | 4 | 井尻 薫 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 1'53.129 | 22.042 | 117.837 |
| 44 | 99 | ST-5 | 5 | 濱口 亮 | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 1'54.605 | 23.518 | 116.320 |
| 45 | 4 | ST-5 | 6 | 河野 利尚 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 1'54.717 | 23.630 | 116.206 |
| 46 | 26 | ST-5 | 7 | 咲川 めり | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 1'54.913 | 23.826 | 116.008 |
| 47 | 33 | ST-5 | 8 | 黒須 聡一 | WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP131 | 1'55.000 | 23.913 | 115.920 |
| 48 | 17 | ST-5 | 9 | 小原 健一 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 1'55.634 | 24.547 | 115.284 |
| 49 | 71 | ST-5 | 10 | 紫田 正一 | ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz TOYOTA VitzRS NCP91 | 1'57.035 | 25.948 | 113.904 |
スーパー耐久レース in 岡山 -RIJ- (2013/08/31) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 5 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | km/h |
| 1 | 81 | GT3 | 1 | 星野 一樹 | GTNET ADVAN NISSAN GT-R NISSAN GT-R R35 | 1'31.986 | - | 144.922 |
| 2 | 24 | GT3 | 2 | 藤井 誠暢 | スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 R3 | 1'32.396 | 0.410 | 144.279 |
| 3 | 28 | GT3 | 3 | ファリーク・ハイルマン | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'32.733 | 0.747 | 143.755 |
| 4 | 1 | GT3 | 4 | メルビン・モー | PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 1'32.850 | 0.864 | 143.574 |
| 5 | 3 | GT3 | 5 | ユーク・タニグチ | ENDLESS・ADVAN・PORSCHE PORSCHE 911GT-3R 997 | 1'33.468 | 1.482 | 142.624 |
| 6 | 32 | GT3 | 6 | 飯田 太陽 | KRMケーズフロンティアGT3R PORSCHE 911GT-3R 997 | 1'33.681 | 1.695 | 142.300 |
| 7 | 8 | GT3 | 7 | 湯澤 翔平 | もり山 R8 LMS ultra からあげ Audi R8-LMS ultra | 1'33.959 | 1.973 | 141.879 |
| 8 | 16 | GT3 | 8 | ヒロ・ニシダ | muta TRIGGERS BMW BMW Z4 GT3 E89 | 1'37.059 | 5.073 | 137.347 |
| 9 | 20 | ST-2 | 1 | 大橋 正澄 | RSオガワADVANランサー MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'40.365 | 8.379 | 132.823 |
| 10 | 59 | ST-2 | 2 | 大澤 学 | STURM・MOTUL・ED インプレッサ SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB | 1'40.522 | 8.536 | 132.616 |
| 11 | 34 | ST-3 | 1 | 佐々木 雅弘 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'41.520 | 9.534 | 131.312 |
| 12 | 38 | ST-3 | 2 | 藤田 竜樹 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 1'41.670 | 9.684 | 131.118 |
| 13 | 14 | ST-3 | 3 | 小松 一臣 | 岡部自動車KYOSHIN計測Z33 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'41.688 | 9.702 | 131.095 |
| 14 | 6 | ST-2 | 3 | 冨桝 朋広 | 新菱オート☆DIXCELエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'41.870 | 9.884 | 130.861 |
| 15 | 85 | ST-3 | 4 | 山田 真之亮 | 85TERANISHI 34Z NISSAN FAIRLADY Z Z34 | 1'41.915 | 9.929 | 130.803 |
| 16 | 15 | ST-3 | 5 | 長島 正明 | 岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'42.004 | 10.018 | 130.689 |
| 17 | 7 | ST-2 | 4 | 神子島 みか | 新菱オート☆J-ROCKエボIX MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'42.107 | 10.121 | 130.557 |
| 18 | 5 | ST-3 | 6 | 今村 大輔 | 岡部自動車メーカーズZ34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'42.217 | 10.231 | 130.417 |
| 19 | 80 | ST-3 | 7 | 佐藤 晋也 | PETRONAS TWS GS350 TOYOTA GS350 DBA-GRS191 | 1'42.241 | 10.255 | 130.386 |
| 20 | 505 | ST-2 | 5 | 田ヶ原 章蔵 | GRG RacingランサーEVOX MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A | 1'42.452 | 10.466 | 130.118 |
| 21 | 39 | ST-3 | 8 | 兵藤 信一 | TRACY SPORTS IS 350 TOYOTA IS350 DBA-GSE21 | 1'42.470 | 10.484 | 130.095 |
| 22 | 35 | ST-3 | 9 | 小泉 和寛 | asset テクノ Z34 NISSAN FAIRLADY Z RC Z34 | 1'43.315 | 11.329 | 129.031 |
| 23 | 95 | ST-4 | 1 | 松井 猛敏 | リジカラS2000 HONDA S2000 AP-1 | 1'43.826 | 11.840 | 128.396 |
| 24 | 30 | ST-2 | 6 | 成澤 正人 | RSオガワADVANランサーII MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A | 1'44.250 | 12.264 | 127.873 |
| 25 | 41 | ST-4 | 2 | 植松 忠雄 | TRACY SPORTS ings S2000 HONDA S2000 AP-1 | 1'44.699 | 12.713 | 127.325 |
| 26 | 86 | ST-4 | 3 | 影山 正彦 | GAZOO Racing TOYOTA 86 TOYOTA 86 ZN6 | 1'44.905 | 12.919 | 127.075 |
| 27 | 116 | ST-4 | 4 | 吉田 靖之 | W.S.ENGINEERING + CF亜衣 HONDA S2000 AP-1 | 1'44.953 | 12.967 | 127.017 |
| 28 | 93 | ST-4 | 5 | 浜野 彰彦 | SKR ENGINEERING S2000 HONDA S2000 AP-1 | 1'45.280 | 13.294 | 126.622 |
| 29 | 333 | ST-4 | 6 | 北川 剛 | オートバックス.GLORY-R.FN2 HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2 | 1'45.952 | 13.966 | 125.819 |
| 30 | 52 | ST-4 | 7 | 大井 貴之 | 埼玉トヨペットGB with Revo TOYOTA 86 ZN6 | 1'46.536 | 14.550 | 125.130 |
| 31 | 88 | ST-4 | 8 | 村上 博幸 | 村上モータース ACRE ロードスター MAZDA Road Ster NCEC | 1'47.014 | 15.028 | 124.571 |
| 32 | 48 | ST-4 | 9 | 鶴田 和弥 | DIJON IS WAKO'S ED DC5 HONDA INTEGRA DC5 | 1'47.287 | 15.301 | 124.254 |
| 33 | 18 | ST-4 | 10 | 浅野 武夫 | コスモソニック・FK・ings・FT86 TOYOTA 86 ZN6 | 1'47.594 | 15.608 | 123.899 |
| 34 | 9 | ST-1 | 1 | 堀 主知ロバート | Faust Racing BMW Z4 BMW Z4M Coupe | 1'47.613 | 15.627 | 123.877 |
| 35 | 13 | ST-4 | 11 | タカモリ 博士 | ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA TOYOTA 86 DBA-ZN6 | 1'47.785 | 15.799 | 123.680 |
| 36 | 73 | ST-4 | 12 | 鈴木 陽 | mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 HONDA INTEGRA TYPE R ABA-DC5 | 1'47.934 | 15.948 | 123.509 |
| 37 | 49 | ST-4 | 13 | 福山 英朗 | ADFS アバルト 695 アセットコルセ ABARTH 695 ASSETTO CORSE | 1'48.260 | 16.274 | 123.137 |
| 38 | 10 | ST-4 | 14 | 亀井 光宣 | Provare☆147GTAcup Alfa Romeo 147GTAcup 937 | 1'49.055 | 17.069 | 122.239 |
| 39 | 17 | ST-5 | 1 | 谷川 達也 | DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 1'52.946 | 20.960 | 118.028 |
| 40 | 19 | ST-5 | 2 | 奥村 浩一 | BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット HONDA FIT RS GE8 | 1'53.110 | 21.124 | 117.857 |
| 41 | 99 | ST-5 | 3 | リュウイチ | RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ MAZDA DEMIO DE5FS | 1'53.193 | 21.207 | 117.771 |
| 42 | 36 | ST-5 | 4 | 後藤 比東至 | エンドレスアドバントラストヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 1'53.538 | 21.552 | 117.413 |
| 43 | 602 | ST-5 | 5 | 岩月 邦博 | PTGランドリー602明京産業ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP91 | 1'53.987 | 22.001 | 116.950 |
| 44 | 11 | ST-5 | 6 | 岩瀬 雅博 | BLOOD SPORTS 侍魂WM VITZ TOYOTA VitzRS NCP131 | 1'54.434 | 22.448 | 116.493 |
| 45 | 4 | ST-5 | 7 | 伊藤 俊哉 | アイクレオ&サムライジーンズ&ビーラインTSK Vitz TOYOTA VitzRS G's NCP131 | 1'54.609 | 22.623 | 116.315 |
| 46 | 26 | ST-5 | 8 | 江原 弘美 | エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91 | 1'55.030 | 23.044 | 115.890 |
| 47 | 71 | ST-5 | 9 | 西畑 正樹 | ピース MS ・SPM・制動屋・ Vitz TOYOTA VitzRS NCP91 | 1'56.205 | 24.219 | 114.718 |
| 48 | 33 | ST-5 | 10 | 船木 宏 | WEDS 東伸 ENDLESS ヴィッツ TOYOTA VitzRS NCP131 | 1'56.788 | 24.802 | 114.145 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 58 | ST-4 | - | 小林 康一 | ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5 HONDA INTEGRA TYPE R DC5 | 2'01.385 | 29.399 | 109.822 |

【8月9日(金)公式フリー】天候:腫れ 路面:DRY
Birth Racing Project【BRP】は2013年8月10日~11日に富士スピードウェイで開催された「スーパー耐久シリーズ第4戦 富士」において、真夏の7時間の激戦を予選・決勝共にクラス2位で終えました。
チームにとっては未体験の真夏の7時間の耐久レースという事で、前日の木曜日から決勝レースを想定したタイヤ・ブレーキ・燃費のバランスを重点的に車両のセットアップを進めて、4名のドライバーで決勝シュミレーションを行いながら精力的に走り込みを行いました。

【8月10日(土)公式予選】天候:晴れ 路面:DRY
当日は、かなり気温・路温が上昇して想定していた温度から大きく外れ、更に前日までは7時間の決勝レースを想定したセットアップを中心に行っていた為、予選セットアップに時間を取れず、一発のタイムに安要素もありましたが、Aドライバー奥村選手からポールポジションを目指して公式予選に臨みました。コースイン直後から、きついアンダーステアが発生して、高速コーナーで失速する症状が出て思う通りにLAPタイム伸ばす事が出来ずに、奥村選手は予選を終えますが、Bドライバー古宮選手の予選前に奥村選手のコメントを元に、一発のタイムが出る予選専用に大幅にセットアップを変更して、古宮選手がコースインしました。大幅なセット変更が幸いし、大きくタイムアップしてST5クラスコースレコードとなる2’07.986をマークして予選を終えました。
Aドライバーとの合算で予選クラス2位獲得して、続くCドライバー駒木選手及びDドライバー西田選手も好タイムで予選を終え、明日の決勝に期待が持てる予選結果となりました。
【8月11日(日)決勝】天候:晴れのち雨 路面:DRY→WET→DRY
昨日の予選に引き続き、猛暑の暑い7時間レースの幕開けとなりました。
スタートドライバーは、海外の24時間などの過酷な耐久レースの経験が豊富な、奥村選手が担当しました。タイヤ・燃費のマネジメントを行いながら、クラス上位をキープして約2時間の灼熱のスティントを終えた奥村は、大きく体力を消耗してピットに戻り、西田選手に交代します。
この頃から、天気が急変し雲行きが怪しくなり、気温・路温も低下しはじめて、レース中盤での雨が予想される天気となってきました。交代した西田選手も車を労わりながら設定タイムで安定して周回し、古宮選手に交代して更に周回を重ねますが、古宮選手の走行中に、GT3クラスのアウディR8との接触というトラブルが発生し、車両にトラブルを抱えての走行せざるを得ない状態となりました。
予定通り駒木選手への交代の際に、R8との接触箇所の約5分間の修復作業を行い、再スタートしました。
駒木選手のコースイン直後から、雨が降りだし、天候の様子を見ながら、スリックタイヤで非常に難しい路面コンディションで駒木選手は走行を続けますが、次第に大粒の雨がコースを濡らして、スリックタイヤでは走行できない路面となった為、緊急ピットインをして、レインタイヤへの交換と最後のドライバー交代で予定通り、再び古宮選手にドライバー交代を行い、雨の中首位のNo.17のデミオを猛追します。雨は上がり再び路面が乾きだした為に、スリックタイヤへのタイヤ交換を行い再び猛追を開始します、夕暮れを迎える7時間を経過する頃には首位と10秒差まで追い詰めますが1歩届かず、ST5クラス2位で7時間の富士戦を終えました。
【コメント】
- チーム代表兼ドライバー:奥村浩一
-
チームが未経験とする7時間の真夏の長丁場の耐久レースという事で、木曜日から現地入りして決勝レースを想定した車両セットアップを進めました。今年から新車を投入した事により大幅に戦闘力は向上して、各ラウンドでコースレコードを記録していますが、予選タイムを狙ったセットと決勝レースを想定したセットアップで大きく車両の特性が変わる傾向が強く、更に今年からタイヤのサイズや特性が大幅に変更になった為、昨年までのデータが反映しにくい等、車両セットアップに時間を要しており、今後の課題はタイムも狙えて決勝レースも十分戦える安定した車両開発を急ぎ進める必要があります。レースにおいては、レースに「もし」があるとすればGT3クラスのアウディR8との接触が無ければ、優勝が確実だっただけに落胆してしまいましたが、「これもまたレース」と気分を改め再び気分を引き締めていきたいと思います。シーズンもいよいよ後半戦に突入しました。現在チャンピオンシップにおいては首位をキープしておりますが、最後の最後まで気を引き締めてスタッフ一同全力で戦って参りますので、皆様引き続きのご支援・ご声援をお願いいたします。




Press release ST-5 Birth Racing Project

“チーム一丸”が実ってまた少し大きくなったチームの、後半戦への弾みに
August 17th Qualifying
- 天候:晴れ 路面状況はドライ
- 気温:Q1開始時35℃→Q2終了時34℃ / 路面温度:Q1開始時47℃→Q2終了時45℃
- 予選日;26,500人
SUPER GT最大の真夏の祭典、伝統のPokka1000kmレースは、今年PokkaとSapporoが合併したことでPokka Sapporo1000kmとなり42回目を数えました。連日続く猛暑日にもかかわらず、お盆休み最後の週末ということも手伝って、鈴鹿サーキットには早朝から大勢の観客が詰めかけていました。
チームのお膝元でのレースで、シリーズの折り返しとなる今回のレース。前戦菅生ラウンドからのよい流れを繋いで勢いに乗りたいArnage Racingは、第三ドライバーに富士ラウンド以来の盟友阪口良平選手迎え、午前中の公式練習に臨みました。阪口→加納→安岡→阪口→加納→安岡の順でそれぞれが車両の感触を確かめましたが、車両の調子はよく、25Lap目に阪口選手が2’02.922を出して5番手タイムで終了しました。気温がピークを迎える定刻14時から行われた予選では、路面温度が47℃という条件の中Q1を担当した阪口選手が3Lap目に2’03.322のベストラップを出し、見事5位でQ1を通過、続くQ2はラスト3分というところで安岡選手が2’02.680というタイムを出し、なんとこれまでで最高位の3位でQ2を終了。決勝は二列目3番グリッドからと、前戦から大きくジャンプアップしたポジションからのスタートが切れることになりました。
なお300クラス予選の結果は下記のとおりとなりました。
- P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
- P2 #3 S Road NDDP GT-R 星野 一樹 / 佐々木 大樹 / ルーカス・オルドネス
- P3 #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒 / 阪口良平
August 18th Race Day
- 天候:晴れ 路面状況はドライ
- 気温:34度→32度(レース終盤)/ 路面温度:47度→43度(レース終盤)
- 入場者:決勝日36,000人
厳しい暑さが予想される決勝日、前日よりも雲は多めでフリー走行開始時には一時ウエット宣言が出されましたが、路面はドライ状況のままで、すぐに目のくらむような太陽がじりじりと照りつける晴天に変わりました。午前中のフリー走行は加納選手からスタートしましたが、早々にタイヤがバーストするアクシデントが発生して5Lapで終了、チームは車両をそのままピットに入れ、間もなく始まる長丁場のレースに備えて最終のチェックに万全を期しました。
路面温度が50度近い厳しいコンディションの中、決勝は定刻の12時30分にフォーメーションスタート。
これまで最高位グリッドから、1000km レースのスタートのステアリングを握るのは阪口選手。スタート後すぐの4Lap目に2’05.987のベストラップを記録しました。しかし、スタート後10Lap目くらいからエンジンが不調となっていることが判明。12気筒のうち1気筒が機能していないことが予測されましたが、チームはそのまま走行させることを決め、阪口選手は2分07~08秒台のタイムで走行、30Lapで加納選手に交代しました。加納選手は17位でコースに戻り、2分08秒台のタイムで安定した走りを見せ、他チームがピットインして足並みがそろう頃には順位を11位まで戻し、60Lapで安岡選手にステアリングを委ねました。安岡選手のピットイン直後、86号車のタイヤがバーストして火災を起こすアクシデントが発生しセーフティーカーがコースイン。このタイミングはチームにとっては願ってもない好機、67Lap目に再スタートとなった時には順位は9位に浮上していました。93Lap目に阪口選手に交代、車両は11号車と0号車との三つ巴の死闘を続けながら2分07秒台、ポジション9位をキープする走行を続けていました。そしてレースの約三分の二を過ぎる118Lap目にタイヤ交換なしのドライバーチェンジ。阪口選手は安岡選手にステアリングを渡し、安岡選手はポジションをキープしたままコースに戻り、再び順調な走行をスタートさせます。なんとしても初ポイントを獲得したいチームはドライバーチェンジのタイムロスを嫌い、このまま最終スティントも安岡選手のドライブ続行を決めて140Lap目のピットインで最後のタイヤ交換と給油を行いました。
5回のピットインのうちタイヤ交換は3回。安岡選手は担当するすべてのスティントをNewタイヤではなく1スティント走りぬいたタイヤで走行しましたが、最後まで2分06秒台の安定したペースを刻む頑張りを見せ、ついに1000km、158Lap(500車両は173Lap)を見事に走り切り、車両と安岡選手はスタッフやスポンサー様、ファンの皆様の大歓声を以て迎えられました。
エンジントラブルというアクシデントを抱えながらも、この1000kmという長いレースで完走できたことで、チームは長丁場を走ることのできなかった富士での雪辱を晴らし、より強く一つにまとまることができました。しかも9位でゴール(のち正式結果にて8位)ドライバーズポイントを4ポイント獲得することとなり、悲願のポイントゲットを果たせたことは後半戦へなによりの弾みとなりました。
9月に富士スピードウエイで開催される次戦の富士 300kmレースにおきましても、変わらぬ応援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
- P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
- P2 #16 OKINAWA-IMP SLS 竹内 浩典 / 土屋 武士 / 蒲生 尚弥
- P3 #52 LEON SLS 黒澤 治樹 / 黒澤 翼 / 中谷 明彦
- P8 #50 Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒 / 阪口良平
- チーム代表 伊藤宗治
-
車両は最初から調子がよさそうだったので(1000kmのレースを考えると予選の順位がそれほどの意味をもたないことは解っていましたが)チームの士気を考えて Q1を阪口で通過させ、安岡に賭けました。二人ともうまく乗ってくれて3位というチーム発足以来のいいポジションからのスタートとなったわけです。決勝日は阪口スタートでほんとに序盤数ラップしか走っていないところでエンジンが1気筒死んでしまい、前を追いかけることが出来なくなってしまいました。作戦を切り替えたというわけではありませんが、この状態で行けるところまで行くことに決め、三人のドライバーもナーバスになることもなくむしろポジティブ思考で頑張ってくれて、2分07~08秒台で走行してくれたためにいい結果が得られ、最終的には8位で初ポイント獲得となりました。あの状況下でレースを楽しんで最後まで走行してくれた三人のドライバーに感謝、また、暑い中頑張ってくれたスタッフに感謝、2スティントをしっかり走れるタイヤを供給してくださったヨコハマタイヤ様に感謝、そして長時間ずっと応援してくださった多くのスポンサー様、ファンの皆様に感謝しています。次戦は、不得意なストレートの長いコースでどれだけコーナリングを早くしていけるかが肝であると思っています。現在、車両のバランスは非常に良いため、好機を逃さず更なるポイントゲットを目指したいと思っております。引き続きご支援のほどよろしくお願いします。
- ドライバー 加納政樹
-
まずは初ポイント、ほんとに嬉しいです。チーム一丸となって獲ったポイントだと思うので、これがまた一つチームを大きくしてくれると思います。昨日からの流れはよくて、
決勝時はエンジンの吹けなど、いろんな問題が序盤に起こったにもかかわらず、みんなで何とか目標にしていた完走とポイントをもぎ取れて良かったです。そして同時に、自分も、ドライバー三人で決勝日の走り方について話し合った内容を実践することができて、自分のなかでのステージが一つ上がったんじゃないかと思います。前回の菅生からいい流れは来ていますから、こういう流れを大事にキープできるように、次戦富士でも頑張りたいと思います。
- ドライバー 安岡秀徒
-
予選での3位は個人的には2位との差(0.2秒)を考えると残念な気もしましたが、チームとしてはベストグリッドだったので万々歳だったと思います。決勝は加納さんのスティントも走ったのですが、無我夢中で走って割とあっという間に終わってしまいました。エンジンの調子が悪くなってしまったのは残念だったのですが、ハンドリングの良さというのは変わらなかったですし、プッシュできる車なので、最後までずっとプッシュし続けて、その結果ポイントが4点も取れて、満足ですし、感無量です。次の300kmレースは加納さんと二人で元気になったアストンくんと走るのが楽しみだということと、やっぱり加納さんでQ1を突破できるようになるというのが当面の目標ですし、加納さんがスタートドライバーに戻ることが、チーム一丸となっての目標となると思いますので、少しでもやれることを頑張ってやっていきたいと思っています。
- ドライバー 阪口良平
-
今回は走り出しから調子がよく、チームが車をいい状態にもってきてくれていたのでドライブを合わせるのは楽でした。予選の3位は僕にとっての最高位でしたが、決勝は気持ちを切り替えて、ノーミス、ノートラブルで淡々と走っていい結果出そうと思っていました。決勝はスタートドライバーというすごく重要な役割を任せられたので、僕の中では抜いて帰ってこようと思ったのですが、エンジンが伸びなくなって、そのトラブルから(順位を)あげられなかったのは残念でした。ただ、それが1スティント目から起きたのに、完走して、ポイントもとれたことは(スポット参戦で富士と鈴鹿しかないのに富士はリタイアだったので)僕の中ではすごく次につながったと思います。僕は1000kmレースは昔からずっと出させて頂いていて自分を育ててくれたレースだと思うので、昨日の86/BRZレース(#57 FK-TECacreBRZで参戦)も2位が取れて、ほんとによかったと思っています。その(エンジンの)トラブル以外は車のセッティングも完ぺきだったので、また自分の引き出しが一つ増えたのかなあと思います。ほんとうにチームに感謝しています。ありがとうございました。
第6戦富士ラウンドは9月6日~7日に富士スピードウェイ(静岡県)に於いて開催されます。引き続きの応援、宜しくお願いします。

TEAM RELEASE by Arnage Racing
8月10~11日、2013スーパー耐久第4戦「富士スーパー耐久7時間レース・SUPERTEC」が静岡県富士スピードウェイにて開催されました。#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5は、予選ST4クラス10位、決勝ST4クラス9位となりました。

■レース概要
- 大会名 スーパー耐久シリーズ第4戦富士スーパー耐久7時間耐久レースSUPER TEC
- 日時 2013年 8月 10日(土),11日(日)
- 場所 富士スピードウェイ(静岡県)
- 入場者数 8月10日(土)5,700人/8月11日(日)12,500人
■レース結果概要
- 車名 #73号車 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
- ドライバー A:鈴木 陽 B:山崎 学 C:森 国形 D:中村 旬
- 予選 ST4クラス10位(17台中)
- 決勝 ST4クラス9位(17台中)
レースに向けて
第4戦の舞台となるのは静岡県富士スピードウェイです。このサーキットは国内最長の1.5kmのホームストレートとテクニカルな後半区間で構成され、標高585mと国内ではオートポリスに次ぐ高地にある全長4.6kmのサーキットです。シリーズ最長7時間、真夏のレースということで、マシンとドライバーに過酷な負荷のかかる耐久レースが予想されます。前回もてぎ戦にて、その信頼性が確認されたmountainのブレーキディスクローターを装着し、念願の表彰台を目指して、#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5は今回の第4戦 SUPER TECに挑みます。
8月9日 公式練習 第1回
10:20から開始された公式練習1回目。前回同様、まずはセットアップ確認の為に、 山崎選手がコースイン。マシンバランスは、前戦同様アンダーステアな傾向にあり、またピッチングとロール挙動が大きく、ダンパーセッティングと車高調整により、マシンを 落ち着かせる方向にセットアップを進めました。セッション最後の10分は、富士スピードウェイ初体験となる鈴木選手に交代してコースイン。事前にオンボード映像などで学習したものの、路面のカントやアンジュレーションは、実際に体感しないと分からない部分も多く、レーシングスピードに至る前にセッション終了となりました。
8月9日 公式練習 第2回
13:00より開始された午後のセッションは鈴木選手から走行を開始。インターバルの間にレクチャーを受け、感触を確かめながら順調にペースを上げていきます。9周目には、 2分3秒台にまでタイムアップをしましたが、エグゾーストのフランジ付け根にクラックが入ってしまい、予定よりも早めのピットイン、部品を交換します。マシンバランスとしては、100Rが踏めず、セクター2で遅れをとっている状況でした。部品交換後は、森選手、中村選手がそれぞれ5周ずつ乗り継ぎ、2分3秒~4秒台とまずまずのタイムを記録しました。
8月9日 公式練習 第3回
最後のセッションは、中村選手から走行開始。久しぶりの富士でしたが、徐々にペースアップし、最終的には2分2秒台中盤までタイムアップしました。中古タイヤということを考慮するとまずまずのタイムですし、明日の予選でフレッシュタイヤなれば、リヤのグリップ不足は解消されると予想され、バランスは良く、高いパフォーマンスを発揮できるのではないかと期待が持てました。
セッション開始20分が経過したところで、鈴木選手がコースインします。コースの特徴も押さえ、2回目のセッションから更なるタイムアップを狙いましたが、途中、VTECに入らないというトラブルを抱えた為に、急遽ピットイン。メカニックがエンジンまわりをチェックしますが、セッションの残り時間を考えるとこのまま走行するしかなく、森選手⇒山崎選手と乗り継ぎ、マシンが本調子でないままセッション終了となってしまいました。
最後にトラブルで終了してしまったことは残念ですが、予選や決勝に起きずに良かったとポジティブに考えることとしました。
公式練習総合結果
- P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/井入宏之/筒井克彦
- P2 #93 SKR ENGINEERING S2000 浜野彰彦/中村嘉宏/鈴木優
- P3 #48 DIJON IS WAKO'S ED DC5 鶴田和弥/太田侑弥/井上恵一
- P8 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽/山崎学/森国形/中村旬

8月10日 公式予選
Aドライバー予選(2グループ:13:55~14:10)
昨日のエンジントラブルの影響もあり、エンジンの走行チェックもできないまま迎えた予選。13:55から15分間のAドライバー予選2グループがスタートしました。前後フレッシュなタイヤでコースインした鈴木選手ですが、アンダーステアが強く思うように ペースが上がりません。アタックラップ1周目には#88 村上モータースロードスターにかわされ、徐々に離されてしまいます。結局、自己ベストは更新したものの、2'02.186という不本意なタイムに終わってしまいました。
- P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
- P2 #95 リジカラS2000 松井猛敏
- P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦
- P13 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木陽
Bドライバー予選(2グループ:14:40~14:55)
続いて14:35からBドライバー予選2グループがスタート。山崎選手は、アウトラップでタイミングを図り、計測1周目は#58 ウィンマックス インテグラに追走する形でアタックを開始します。しかし#58 ウォンマックス インテグラは途中でスローダウンした為、後半区間は単独走行となってしまいます。続く2周目も引き続きアタックしますが、今度は山崎選手がコカコーラコーナーのブレーキングでギヤが抜けしまい、アタックを中止。その後も#58 ウィンマックス インテグラとポジションを入れ替えながら3周に渡りアタックしたものの、アンダーステアバランスの影響は強く、思うようにタイムアップならず、4周目に記録した2'00.305がベストとなりました。
- P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之#95
- P2 #95 リジカラS2000 中島保典
- P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 井口卓人
- P9 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 山崎学
予選終了後のコメント
- 鈴木選手コメント
-
フリー走行でのエンジントラブルもあって、予選のセットアップが万全でない状態でのアタックとなりました。これまでのベストタイムは更新しましたが、リヤグリップが高く、特に後半のテクニカルセクションでは、アンダーステアが強く苦戦しました。ピット位置が最終コーナー寄りだったこともあり、コースインした時点で他のST4車両との間隔が開き過ぎてしまっていたので、もう少しタイミングを図るべきだったかもしれません。
- 山崎選手コメント
-
フリー走行ではフレッシュタイヤでテストしていなかったのですが、予選で前後に新品タイヤを履いたら、思った以上にリヤタイヤのグリップが上がり、アンダーステアが強くなってしまいました。やはりフリー走行からフレッシュなタイヤを入れてテストするなり、リヤタイヤを事前に転がして、バランスを取らないと勝負にならないと感じました。
- 森選手コメント
-
とにかく皆さんについていこうと頑張りましたが、タイムはともかく、まだまだ練習不足だと痛感しました。もっと練習して、次回の岡山ではもっと向上できればと思います。
- 中村選手コメント
-
私のミスで、黄旗区間でのコース外走行により、6グリッド降格のペナルティを受けてしまい、皆様には大変申し訳なく思っています。

8月11日 ウォームアップ走行・ピットウォーク
予選中にマシンバランスを改善する為にセットアップを変更しましたが、リヤの動きを軽くした分、ブレーキングでの安定感に不安があった為に、バンプラバーでピッチングを抑える方向に調整し、決勝に向けたマシンバランスを確認しました。バランス的には改善方向にあるものの、依然アンダーステア傾向は残った状態でした。

8月11日 決勝レース
例年より長い7時間という長丁場となる今回のレースは、ピットストップ回数の義務も4回となります。インテグラは、燃料をフルタンクで2時間程度走破できる計算の為、フロントタイヤをいかにもたせるかが勝負のカギといえます。
午前11:00、54台がローリングを開始。GT3,ST1/2/3クラスが第1グループとST4/5クラスの第2グループが隊列を整え、スタートを待ちます。
#73 mountainインテグラのスタートドライバーは、ベテランの山崎選手が担当。2周のローリングを終えて、全車一斉にスタートをきります。#73 mountainインテグラは、1コーナーで#78 Mita project シビック、#88 村上モータースロードスターを交わし、順調に順位を上げていきます。前方には#49 ADFSアバルトと#87 GAZOO86が順位を入れ代えながら100Rをクリア。ヘアピン進入で#87 GAZOO86が#49 ADFSアバルトを捕らえます。さらに#49 ADFSアバルトがヘアピンでアウトにはらんだスキを突いて#73 mountainインテグラもインを刺しましたが、両車は接触してしまいます。この接触により右フロントを破損してしまった#73 mountainインテグラは緊急ピットイン。右フロントのトーが完全にアウトに向いてしまいましたが、メカニックの迅速な作業により、クラス最後尾ながらも5周遅れでコースに復帰できました。
レースは18周を消化したところで、最終コーナーにストップ車両が出たことにより、セーフティカー(SC)が導入されます。#73 mountainインテグラは、14周を終えた所でピットイン。山崎選手から森選手へと、1回目のドライバー交代をしましたが、ジャッキアップ中にエンジン始動をしたことによるペナルティを受けてしまいます。交代した森選手は、26周目に30秒のペナルティストップを消化しコースに復帰します。その後は順調に周回を重ねたものの、ドリンクが無くなり、ドライバーの消耗が激しいことから、予定より早めの53周目にピットイン。森選手から鈴木選手へと2回目のドライバー交代を消化しました。
レースの後半戦を考えると、このスティントは2時間フルに走りきりたい為、ドリンクとクールスーツをなるべくセーブし、タンクが軽くなる後半に向けて、タイヤとブレーキへの負担も極力かけないよう心がけてのドライブとなります。そしてこのスティントも残り50分となった86周目、鈴木選手は、先頭集団の#95リジカラS2000をパスさせる為に、早めのブレーキングでダンロップコーナーに進入します。そしてロス無く立ち上がろうとした瞬間、#95 リジカラS2000が立ち上がりで失速した為に、#73 mountainインテグラはたまらず減速。接触は避けたものの、後続の#86 GAZOO86に追突されてしまい、右リヤを破損してしまいます。この接触でリヤバンパーが脱落し、鈴木選手は白煙を上げながら、86周目に緊急ピットインすることとなりました。
#73 mountainインテグラは、そのままガレージに入り、リヤバンパーの応急処置を受けます。そしてこのタイミングで、鈴木選手から中村選手へと、3回目のドライバー交代を消化しました。
中村選手は、2分4秒~5秒台のペースで順調に走行を続けますが、空は次第に暗くなり、雨もポツリポツリを降り出します。そして117周目に入った辺りで雨脚は徐々に強まり、119周目には、ウォータースクリーンが上がる程の本格的なWET路面へと変わります。ラップタイムも2分17秒台まで落ち、もはやスリックタイヤでの走行が厳しくなった中村選手は、119周終了時点でピットイン。レインタイヤへの交換と共に、ドライバーは山崎選手へと交代し、4回目のドライバー交代義務を果します。
雨を得意とする山崎選手は、スリッピーな路面に苦戦するFR勢をよそに、素晴らしいペースで追い上げます。そして129周目に入ろうかというホームストレート上で、#73 mountainインテグラに突然の異変が襲います。1コーナーまで残り200m付近で、右フロントタイヤがバーストし、フェンダーやミラーもろとも吹き飛んでしまいました。
200km/h近いスピードが出ていましたが、山崎選手は冷静に対処し、コースアウトすることなく減速し、スロー走行でピットまでなんとか辿り着くことができました。
ピットに戻った#73 mountainインテグラは、完走を目指してコース復帰できるよう、メカニック達の手により、ガムテープとアルミの板を使ってタイヤを覆い、応急処置を受けて、クラス10位でコースに復帰することに成功します。
その後雨は止み、今度は次第に路面が乾き始めます。コロコロと目まぐるしく変わる路面コンディションの中、山崎選手は怒涛の追い上げを開始し、クラス9位の#18 浅野自動車86との差を、1周3~4秒近く縮めていきます。この時点で#18 浅野自動車86との差は約2分ありましたが、レースは残り1時間半、捕らえられる可能性は残っています。
ただ路面がDRYに変わりペースが上がったことで、#73 mountainインテグラはもう1回ピットストップが必要となり、#18 浅野自動車86を捕らえるかは微妙な状況でした。
山崎選手は、先頭集団と遜色ない素晴らしいペースで最後の追い上げをする中、レース終盤、#18 浅野自動車86がピットイン!これで#73 mountainインテグラがクラス9位に浮上します。後は、最後のピットインまでにどれだけのアドバンテージがあるかがカギとなります。#18 浅野自動車86がコースに復帰した時点で、#73 mountainインテグラから約50秒遅れており、アドバンテージとしては微妙な差です。チームエーワンは、最後のピットストップで、燃料補給と共にドライバーを山崎選手から鈴木選手に交代する予定でしたが、既に4回のドライバー交代の義務は果しており、この差から考えると、燃料給油のみでコース復帰すべきと判断し、166周目、燃料給油のみでコースに復帰させます。
この作戦は見事に成功。最後の最後でクラス9位を守りきり、7時間に渡る激戦を完走することができました。

レース後のコメント
- 鈴木選手コメント
-
今回は、全ての面で我々にツキがなかったと感じています。上手く流れをつかんでいれば、上位を狙えるだけのポテンシャルはあっただけに残念でした。ただ、度重なるアクシデントを乗り越えて、7時間という長丁場を走りきれたことは、我々にとっても自信になりました。次回岡山こそは表彰台を獲得したいと思います。
- 山崎選手コメント
-
スタート早々に他車と接触してしまい、皆さんには大変申し訳ないことをしました。 今後このようなことがないようにしたいと思います。雨の走行中には、ストレート上で 突然タイヤバーストし、あわやというアクシデントに見舞われましたが、なんとかコース上に留まることができラッキーでした。次回また頑張ります。
- 森選手コメント
-
今回は1時間半ほどドライブしましたが、ドリンクは無くなり、後半は体力的にかなり辛かったです。今回はスタミナ不足を痛感しましたので、次回の課題としたいです。
- 中村選手コメント
-
コンディションが刻々と変化する場面でのドライブとなりましたが、ドライブ自体楽しむことができました。今回は色々とアクシデントに見舞われましたが、最終的に完走できてよかったです。今回で最後となりますが、機会があれば乗りたいと思います。
- 大河原監督のコメント
-
今回は、トラブルやアクシデントに見舞われ、本来の実力を発揮できず残念なレースとなりました。次戦岡山には、足回りのセッティングを見直して持ち込み、ドライバーには最大限にポテンシャルを引き出してもらい、3度目の正直で表彰台を獲得したいと思います。今回もご声援いただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
TEAM A-ONE Press Release
インタープロトシリーズ第2戦の大会二日目が8月25日、富士スピードウェイで行われた。
この日はジェントルマン決勝レース2とプロフェッショナル決勝レースが行われ、ジェントルマンは#3卜部治久(INGING)が今季2勝目を挙げた。
プロフェッショナル決勝は今回から参戦の#50関口雄飛(B-MAX)が優勝した。
大会二日目は朝からあいにくの雨。
FCJ決勝が行われていた頃から雨脚が強まったため、当初午前9時35分から予定されていたジェントルマン決勝レース2のスタート時刻は15分延期され、規定時間も25分から20分に短縮となり、セーフティーカーの先導でスタートすることになった。
この日のスタート順は前日のレース1の順位に基づくものだったが、昨日優勝の#4AKIRA(RSS)がSC明けのダンロップコーナーでスピン、最後尾に落ちてしまった。
これで2番グリッドの#3卜部がトップに繰り上がり、快調に後続を引き離していく。
しかしこのレースは7周で規定時間(20分)に達したため、チェッカーが提示されることに。
これで卜部の今季2勝目が確定、2位は#36RYUBI(TOMEI)、3位#37澤田透(TOMEI)が入った。
なお、3番手でチェッカーを受けた#19伊藤良男はSC中にスピン、コースアウト、追い越しをしたため、レース後に60秒加算のペナルティが下り、7位に降着となった。
また#50DRAGONも4番目にチェッカーを受けたものの黄旗追い越しにより30秒加算が課せられ、5位に終わっている。
続いて午後2時50分よりプロフェッショナル決勝が、同じくSC先導でスタートした。
SCは2周でピットイン、3周目から追い越し可となったが、最初の1コーナーでフロントローの#37中山雄一と#4平川亮がブレーキング競争の末にコースを飛び出してしまい、予選3番手の#50関口雄飛がトップに立った。
#3横溝直輝が2番手で続き、#37中山は3番手でコースに復帰した。
一方の#4平川は最後尾に後退してオープニングラップを終える。
しかし中山は4周目のコカコーラコーナーでスピンしてしまい、ここで最後尾に後退した。
トップの関口は横溝との差を少しずつ広げながら周回を重ねていく。
その後方では、一時最後尾まで落ちた平川が立て続けにファステストラップを更新しながら追撃を開始。
6周目の1コーナーで#36里山勉を捉えて5位に浮上すると、7周目のダンロップコーナーでは#16影山正彦のインにノーズをねじ込んでいく。そうはさせじと押え込む影山だったが、平川は続くプリウスコーナーで再び影山のインに飛び込み、4位に浮上した。
更に平川は、9周目のダンロップコーナーで#19黒澤琢弥のインに飛び込み、表彰台圏内へ。
11周目のコカコーラコーナーで飛び出して一時は4位に下がった平川だったが、12周目の1コーナーで再び黒澤を攻略し、3位に復帰してトップ2台の追撃を開始した。
更にその後方では#37中山雄一も徐々に順位を回復、13周目の1コーナーで#16影山を抜いて5位に浮上した。
ところがここで濃霧がコース上を覆い尽くし始め、14周目に再びSCが導入されることに。
結局SC先導のまま18周目に入ったところで規定時間の45分を超えてしまい、レースは終了となった。
これにより優勝は#50関口、2位#3横溝、3位は#4平川という結果になった。
次戦は9月21-22日、アジアンルマン第2戦のサポートイベントとしてシリーズ最終戦が開催される。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
インタープロトシリーズ第2戦が8月24日に開幕。
大会第1日目はジェントルマン、プロフェッショナルそれぞれの公式予選とジェントルマンの決勝レース1が行われた。
ジェントルマンの公式予選は午前10時20分より15分間で行われ、今シーズン全日本F3選手権にも参戦している#50DRAGON(B-MAX)が1'48.182でポールポジションを獲得。第1戦のレース2で優勝の#3卜部治久(INGING)が2番手につけ、#4AKIRA(RSS)が3番手という結果に。この3人はいずれもコースレコードを更新した。
続いて10時45分から行われたプロフェッショナルの予選は10分間。
前回は#4平川亮(RSS)の独走に終わったが、今回は#37TOMEIに中山雄一、#50B-MAXには関口雄飛が乗り込み、予選から接戦を繰り広げた。
この結果、こちらもトップ3がコースレコードを更新する結果となり、1'46.131を記録した中山がPPを獲得。
2番手に#4平川、3番手は#50関口という結果になった。ポールの中山と3番手の関口との差は僅か0.456秒だった。
ジェントルマンの決勝レース1は午後3時30分より14周で行われたが、スタート直前に降った雨のため、今回はセーフティーカースタートとなった。
セーフティーカーは2周を終えたところでピットイン、レースがスタートしたが、トップで1コーナーに入った#50DRAGONがダンロップコーナーでコースアウト。フロント周りにダメージを負って早々とリタイヤしてしまった。
その後方では#3卜部と#4AKIRAがヘアピン立ち上がりからダンロップ進入までサイドバイサイドのバトルを展開、AKIRAがここでトップに立った。
AKIRAは序盤からハイペースで逃げにかかり、4周終了時点で卜部との差を3.930秒とするが、5周目から卜部もペースを上げ、5周目に2.587秒、6周目には1.646秒差にまで迫る。
しかし卜部は7周目のダンロップコーナーでコースオフ、この間に#37澤田透の先行を許し、3番手に順位を落としてしまった。
しかしこの時点で#37澤田にはスタート進行要領違反(スタート5分前を過ぎてもタイヤ交換作業を続けたため)によりドライブスルーペナルティの裁定が下っていた。
澤田は8周終わりでピットへ。これで再び卜部が2位に復帰するが、この間にAKIRAとのギャップは14秒以上に開いてしまった。
しかし卜部はここから1周2秒以上AKIRAを上回るペースで追い上げを開始、ファイナルラップで遂にAKIRAのテールに食らいついた。
しかしAKIRAも巧みなライン取りで卜部のアタックを抑え切り、今季初優勝を遂げた。
2位は#3卜部、3位には#19伊藤良男(AQMC)が入った。
インタープロト第2戦は明日午前9時35分よりジェントルマン決勝レース2を12周または45分間で、午後2時45分よりプロフェッショナル決勝を22周または45分で行う。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

- DRIVER: TESUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
- 予選: 16位 決勝: 6位
- 予選日入場者数: 26,500人 決勝日入場者数: 36,000人
2013年8月17日(土曜日)
- 公式練習:9:20~11:10 気温:30度・路面温度:34度・天候:晴・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ1:14:00~14:15 Bjorn Wirdheim 気温:35度・路面温度:47度・天候:晴・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ2:14:40~14:52 出走出来ず 気温:34度・路面温度:46度・天候:晴・路面状況:ドライ
今年も年間で一番長い距離を走る、2013 AUTOBACS SUPER GT第5戦「第42回インターナショナル ポッカサッポロ1000km」が、猛暑の中開催された。 朝からあっという間に30度を超える気候の中、オンタイムで公式練習は開始された。平中克幸がまずコースへ。 セットの確認を行うが、かなりのオーバーステアで、思うようなタイムが出せない。 セットチェンジしてビヨン・ビルドハイムに交代。 オーバーステアは少し良くはなったが、続いてNEWタイヤに履き替えて、平中に変わった時はアンダーステアに。 なかなか思うようなセットが出来ずに公式練習は、7番手のタイムで終了した。
ぐんぐん上昇する気温の中、まずビヨンがQ1を担当した。しかし、思った以上の気温上昇に、タイヤと路面状況との相性が悪く、思うようにタイムが伸びない。計測2周目に2分4秒台をマークするが、練習走行で出した1分3秒前半のタイムが見えてこない。3周目にもタイムを更新することが出来ず、このまま走行してもタイムは更新しないと判断。Q2に進む事が出来ず、明日の決勝は16番手のポジションからスタートすることとなった。
- 平中 克幸コメント
-
明日は追い上げのレースで、しっかりと表彰台に上がれるレースをしたいと思います。
- Bjorn Wirdheimコメント
-
朝の練習走行では良かったのですが、ノックアウト予選1回目ではコンディションがかなり変わっていました。ラップタイムを上げていくことが出来ませんでした。タイヤのフィーリングは悪くなかったのですが、16番手のポジションがやっとでした。決勝は1000kmと長いレースですし、決勝ペースも悪くないと思うので、表彰台を目指します。

2013年8月18日(日曜日)
フリー走行:8:30~9:00 気温:28度・路面温度:30度・天候:曇・路面状況:ドライ
- 決勝173周(161周):12:30~ 気温:34度・路面温度:47度・天候:晴・路面状況:ドライ
昨日より比べれば、若干雲も多く、気温もそれほど上がっていない中で、1000kmの長丁場を見据えたフリー走行が30分間行われた。まず平中からマシンに乗り込む。決勝を想定した走行が続く。その後15分でビヨンに交代し、グリップのフィーリングは悪くないとコメント。ピット作業の練習も行い、走行は終了した。
その後すぐにサーキットサファリでも走行。この時もシミュレーションの練習を再び行い、良い形で決勝は迎えられそうだ。
決勝スタートは、約6時間後のチェッカーを考え普段より早めの12時30分にフォーメーションラップが開始された。スタートを担当するのは平中。
クリーンなスタートが切られ、1コーナーへ消えていく。2周目、4周目、6周目に前車をパスし、ポジションを13番手まで上げていく。しかし、この時ブレーキペダルの滑り止めが外れ、かなり運転に気を遣いながらの走行をしていた平中。しかし、燃費を考えると、早めのピットは非常にリスクを伴うと判断し、今出来ることをベストを尽くしてやる方法をとる。
何とか23周目までひっぱり、8番手まで上がったところでビヨンに交代し、コースへ送り出す。ビヨンも安定したラップで走行し続け、4番手までポジションを上げて58周目に再び平中にハンドルを託す。この周にNo.86 ランボルギーニが裏ストレートで左リアタイヤをバーストさせ、部品が広範囲にわたって散乱。
61周目にSCが入り、この時点で13番手。運の悪いことにトップを走っていたNo.61 BRZにラップダウンされている形となり、7番手以下は全て周回遅れとなり、この時点で表彰台に登る確率は、ほぼ0%に近い数字になってしまった。
しかし、ここで諦めることは無く、平中もSC解除のあと前車を次々とパス。96周目にビヨンへハンドルを渡したときは、7番手とSCで周回遅れにされたマシンの中では、トップのポジションでバトンを繋いだ。
それからのビヨンも2分5秒台、6秒台を連発して走行。7番手のポジションをキープして、最後のスティントを担当する平中と127周目に交代。
平中も諦めることなくプッシュを続けるが、SCで1ラップ遅れにされた痛手は大きく、最終的にはクラス違いの速さを見せつけていたNo.61から2ラップダウンで約6時間の激走は幕を閉じた。
その後の再車検で、2番手に入ったNo.4 BMWが失格の裁定を受け、6番手に繰り上がることとなった。シリーズランキングも辛うじて3番手をキープして、後半戦を迎える事が出来た。
- 平中 克幸コメント
-
今回のレースウィークは気温、路面温度共に高いときにタイヤが上手く機能してくれませんでした。かなり苦戦したレース展開でしたが、何とかチーム力でしっかり完走して、ポイントを獲得出来た事は凄く良かったと思います。まだチャンピオンシップも諦めるには早いので、今回のレースを色々と反省して、次の富士に向けて頑張りたいと思います。
- Bjorn Wirdheimコメント
-
レースはピット作業も、ドライバーもスタッフもタイヤもブレーキも良いパフォーマンスで全て良かったと思います。しかし、ピットインのタイミングだけが悪かった。SCによりトップ6から1ラップ遅れにされた事で、7位のポジションが精一杯でした。チャンピオンシップでも1位からポイント離れた3位ですが、諦めず次に期待します。
Text & Photo: GAINER

- DRIVER: TESUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
- 予選: 15位 決勝: 13位
- 予選日入場者数: 26,500人 決勝日入場者数: 36,000人
2013年8月17日(土曜日)
- 公式練習:9:20~11:10 気温:30度・路面温度:34度・天候:晴・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中 哲也 気温:35度・路面温度:47度・天候:晴・路面状況:ドライ
- ノックアウトQ2:14:40~14:52 出走出来ず 気温:34度・路面温度:46度・天候:晴・路面状況:ドライ
今年も年間で一番長い距離を走る、2013 AUTOBACS SUPER GT第5戦「第42回インターナショナル ポッカサッポロ1000km」が、猛暑の中開催された。朝からあっという間に30度を超える気候の中、オンタイムで公式練習は開始された。田中哲也から走行開始。しかし、強烈なアンダーステアに悩まされる。その後植田に変わるが、7月のテスト時に同じセッティングで走行していた植田がその時とは「全く違う車のようだ」とコメント。今回のコンディションにタイヤが全く合わないようなので、基本的に大きなセットアップ変更を必要としないGT3車両ではあるが、活路を得る為、セットアップを大幅に変更。残り走行時間内で調整可能な、車高・スタビライザー・ダンパー・リアウイングを通常よりも大幅変更し、大きく姿勢変化・荷重移動を促すも大きな変化は殆ど無かった。
最初はオーバーホールしたミッション内のデフの影響だと思われたが、走行後チェックするも問題無く、根本的にグリップ不足の厳しい状態で予選を迎える事となった。
Q1は田中哲也が担当。アンダーステアが大きくては全くタイムが出せないので、限界が下がる事を承知で大きくリア車高を上げ無理やりアンダーステアを消す方策で挑んだ。結果、「朝よりはマシな状態」にはなったもののQ1を突破できるパフォーマンスは得られず、明日の予選は15番手からのスタートとなった。
- 田中哲也コメント
-
なかなか上手いこといかなかったですね。とりあえずは色んな要素がこの結果にはあると思うので、なんとか少しでも洗い直して、明日に向かって頑張りたいです。
- 植田正幸コメント
-
練習走行ではロングをする予定でした。アンダーステアが全く消えなくて、かなり苦しかったですね。決勝に向けては、長いレースなのでコンスタントにタイムを出して、順位を上げていきたいと思っています。
- 川口正敬コメント
-
久しぶりにGAINERのマシンで公式練習を走りました。前回鈴鹿のテスト時に乗っていたので、緊張はあまりありませんでしたが、無理をしないスピードで基準タイムだけはクリアしました。乗りやすいマシンなので、普通に走ればタイムは出ると思います。

2013年8月18日(日曜日)
- フリー走行:8:30~9::00 気温:28度・路面温度:30度・天候:曇・路面状況:ドライ
- 決勝173周(161周):12:30~ 気温:34度・路面温度:47度・天候:晴・路面状況:ドライ
昨日より比べれば、若干雲も多く、気温もそれほど上がっていない中で、1000kmの長丁場を見据えたフリー走行が30分間行われた。
まず田中からマシンに乗り込む。路面コンディションが変化している事を望むも変化は無く、その後植田に代わるが、厳しい決勝レースが予想された。
決勝の第1スティントは田中が担当し、圧倒的な速さのBRZを除けば大きく差は出ず徐々にポジションを上げいったがたが、500クラスと接触し、ポジションを下げたがまた追い上げを開始。
しかし、タイヤの振動とグリップダウンを田中が訴え、予定よりも早く26周目にピットイン。植田に交代するが、ここで植田のイヤホンジャックの配線に不具合が発生しピットとの無線交信が出来なくなる致命的なトラブルが発生。タイヤ・燃費状況が把握できず、無線指示も行えず、警告アラームが出たため37周目に緊急ピットイン。応急処置のみで送り出すもこの時点で20番手まで後退し、周回遅れとなる。
ファーストスティントの状況を考えて、この時点で残り4回のタイヤ交換が必要となった。2回目の田中のドライブ中セーフティーカー導入で、タイミング的に得をした上位との差は2周に開いたが、その間ピットに入り大きくロスをした車両の前のポジションになり、プッシュし上位に近づく可能性を試したが、セーフティーカーでの影響は大きく、2台を抜くのみに留まった。この後、植田が1度コースオフするが、淡々と走り、他車の動向を見るのみとなった。最後は、田中が2スティントを連続で走り14番手で完走。その後の再車検で、2番手に入ったNo.4 BMWが失格の裁定を受け、13番手に繰り上がることとなった。
- 田中哲也コメント
-
結構難しいレースでした。僕も500クラスと接触したりで、淡々と走るのが非常に、難しいレースでした。結果は悪かったですが、その中で色々次に向けて試すことも出来たので、とにかく今回は次のレースのために練習ぐらいのつもりで最後は考えて走っていました。
- 植田正幸コメント
-
1000kmはマシンバランスもあまり良くなく、淡々と走りきる作戦を選択しました。警告アラームで1回余分にピットに入る事になったのと、僕のスティントでコースオフしてしまい、1周は損してしまいました。結果的にその2つが原因で、ポイントを逃してしまいました。ミスをとにかく無くさないと、上にはいけないですし、次回こそはミス無く走るよう頑張ります。

Text & Photo: GAINER
8月10~11日、2013スーパー耐久シリーズ第4戦「SUPER-TEC」が静岡県富士スピードウェイで開催されました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2は予選ST4クラス6位、決勝ST4クラス3位となり今季初表彰台を獲得しました。

■レース概要
- 大会名 スーパー耐久シリーズ第4戦 SUPER TEC 7時間耐久レース
- 日時 2013年8月10日(土)、11日(日)
- 場所 富士スピードウェイ(静岡県)
- 入場者数 8月10日(土)5,700人/8月11日(日)12,500人
■レース結果概要
- 車名 333号車 オートバックス.GLORY-R.FN2
- ドライバー A:北川剛 B:野間一 C:藤田弘幸 D:下山和寿
- 予選 ST4クラス6位(17台中)
- 決勝 ST4クラス3位(17台中)
今回のレースに向けて
第4戦の舞台となるのは静岡県富士スピードウェイです。このサーキットは国内最長の1.5kmのホームストレートとテクニカルな後半区間で構成され、標高585mと国内ではオートポリスに次ぐ高地にある全長4.6kmのサーキットです。
シリーズ最長7時間、真夏のレースということで、マシンとドライバーに過酷な負荷のかかる耐久レースが予想されます。さらに、富士山の麓というロケーションから天候が不安定なことでも知られています。このレースに向けて#333 オートバックスFN2は5ZIGEN製エキゾーストキットと軽量カーボンドアを導入するとともに前回もてぎ戦で起きたスロットルトラブルの対策を実施しました。
8月10日 予選
8月10日(土)13:55 から15分間のAドライバー予選2グループがスタート。#333 オートバックス FN2は北川選手がコースインします。しかし、前方で他車の接触があり2周目のアタックは中止。3周目もクーリングにあて、4周目に2回目のアタックに入りますが、ダンロップコーナーでST5クラスに遭遇してしまいアタックを中止します。続く5、6周目で連続アタックを行い1'59.651を記録し7番手につけました。
クラストップは1'57.426を記録した#41 TRACY S2000植松選手となりました。
- P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄
- P2 #95 リジカラ S2000 松井猛敏
- P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦
- P7 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛
続いて14:35からBドライバー予選2グループがスタート。今回はピット位置が最終よりであるため、予選開始とともにコースインしても1コーナー寄りのピットを使う車両に前を取られてしまいます。そこで野間選手とチームはコースインを遅らせる戦略を取りました。しかし無線交信の不具合からST4クラスの先頭集団よりだいぶ早くコースインすることとなり、2周目から単独でのアタックを開始します。3周目のアタックはコカコーラコーナーでST5クラスを抜きながらのアタックとなりましたが、1’59.289を記録し6番手につけました。
クラストップは1’56.938を記録した#95 TRACY S2000井入選手となりました。
- P1 #41 TRACY SPORTS ings S2000 井入宏之
- P2 #95 リジカラ S2000 中島保典
- P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 井口卓人
- P6 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 野間一
8月11日 ウォームアップ走行・ピットウォーク
8月11日(日)は8:00から20 分間のフリー走行が行われました。#333 オートバックス.GLORY-R.FN2は北川選手が3周走行しフルタンクでのハンドリングの確認を行い2’00.335を記録し4番手につけました。
- P1 #52 埼玉トヨペット GB with REVO 大井貴之/番場琢/密山祥吾
- P2 #41 TRACY SPORTS ings S2000 植松忠雄/筒井克彦/井入宏之
- P3 #86 GAZOO Racing TOYOTA 86 影山正彦/蒲生尚弥
- P4 #333 オートバックス.GLORY-R.FN2 北川剛/野間一/藤田弘幸/下山和寿
9:35からのピットウォークは、お盆休みということもあり多くのファンがピットを訪れました。ARTA wit TEAM A-ONE は、「mountain レーシングブレーキディスク」、「KW サスペンション」、「エンドレスブレーキパッド」の PR を実施するとともに、キャンギャルオンステージでは2名のレースクィーンが各社の商品のPRを行いました。

8月11日 決勝レース
今回のレースはシーズン最長7時間の決勝レースとなります。これに伴い義務ピットストップ回数も4回となっています。
#333 オートバックスFN2は予選6位でしたが、#48 DIJON DC5 がペナルティでグリッド降格したことにより5番手グリッドからのスタートとなりました。
#333 オートバックス FN2 は北川選手がスタートを担当します。ローリングは慎重なペースで始まりオープニングラップは5番手で通過、その後#48 DIJON DC5、#58 KRP DC5とのバトルを展開します。
しかし18周目の最終コーナーでコース上にストップ車両が出たためセーフティカーが導入され、上位では#95 リジカラS2000、#58 KRP DC5 が19周目にピットイン、20周目には#333 オートバックスFN2 北川選手がピットインし下山選手へドライバー交代を行い11番手でコースに戻ります。
レースが再開された22周目に#116 W.S.S2000がタイヤの脱落、27周目には#93 SKR S2000のトラブルにより#333 オートバックスFN2 下山選手は9番手へと上がります。31周目には#88 村上MSロードスターを抜き、35周目には#13 ENDLESS 86 と#87 GAZOO 86の2 台を一気に抜いて6番手まで躍進します。さらに40周目には#48 DIJON DC5 がルーティンピットストップ、52周目には#86 GAZOO 86がルーティンでピットへ入り4番手まで上がりますが、#333 オートバックスFN2も徐々にタイヤの摩耗が進み厳しい状況となってきます。
54周目には#52 埼玉トヨペット86、55周目には#48 DIJON DC5 抜かれ6番手へと後退したところで、#333 オートバックスFN2 下山選手はルーティンピットストップを少し早めて野間選手へと交代します。

#333 オートバックス FN2 野間選手は6番手でコースインし、61周目には#52 埼玉トヨペット86 がストップし5番手、90周目には#58 KRP DC5がペナルティストップしたことで4番手へ、97周目には#95 リジカラS2000がルーティンストップに入り3番手まで上がります。#333 オートバックス FN2 野間選手は49周、1時間45分に及ぶロングスティントを終え、106周目に3番手で北川選手に交代します。
このルーティンストップ中に#95リジカラS2000が前に出て、#333 オートバックスFN2 北川選手は4番手で復帰します。このころからコース上には雨が降りはじめ、129周目ごろには一気に強まったため、#333 オートバックス FN2は緊急ピットインでレインタイヤへと交換します。#95 リジカラS2000は132周目まで粘りレインタイヤへ交換し、光貞選手がコースインします。これは最後のルーティンストップとレインタイヤへの交換を同時に行うためと思われます。
この時点でトップ#41 TRACY SPORTS S2000はルーティンストップを1回残しているもののほぼ1ラップ先行、2番手争いはルーティンストップを1回残した#333 オートバックスFN2とルーティンストップをすべて終えた#95 リジカラS2000の2台に絞られました。
残り1時間30分となったころ路面は乾き始めてレインタイヤの摩耗も厳しくなり、各車ピットインのタイミングを探り始めます。先に動いたのは#95 リジカラS2000 光貞選手で素早くスリックタイヤへの交換のみでコース復帰、1ラップ遅れて#333 オートバックスFN2 北川選手がピットへ戻りスリックタイヤへの交換と給油を済ませ、野間選手に交代してコースインします。
#333 オートバックス FN2 野間選手がハーフウェットの路面にスリックタイヤでコースインしたところ、すぐ前方に#95 リジカラ S2000光貞選手を発見します。アウトラップの冷えたタイヤにハーフウェット路面でスライドしながらも#333 野間選手は#95 光貞選手をオーバーテイクし 158周目に2番手に浮上します。しかし予選タイムで1.7秒も速い#95 リジカラS2000を抑え続けることは難しく161周目には抜き返されて3番手となります。
このバトルの前方には1周回差のトップ#41 TRACY SPORTS S2000 井入選手が現れ、#95 光貞選手、#333 野間選手との三つ巴のバトルとなります。しかし#333 オートバックス FN2 はタイヤの冷えた状態でのハイペースの影響からタイヤの摩耗が厳しくなりタイヤから振動も出てきたため、確実に完走するためペースコントロールしながら198周目に3位でチェッカーフラッグを受けました。

まとめ
- チーム代表代行 大河原一
-
「オートバックス様、mountain西岡可鍛工業様を始めとしたスポンサー様に表彰台をお見せできたことにホッとしています。このレースに向けてカーボンドアや5ZIGEN製のエキゾーストを投入しましが、もてぎで好調だったブレーキが本来の性能を発揮できなかったり、エギソースト系と燃調の相性にも課題が残るなど予定していた性能を発揮することができなかったことに悔しさが残りました。現状のマシンのスピードは#41と#95のS2000勢や、#48と#58のインテグラ勢には若干遅れてしまいましたが、チームとしてのレース戦略、ドライバー達の荒れたコンディションでの強さで表彰台を獲得することができました。第5戦岡山に向けてブレーキ系とエキゾースト系の最適化を進め、S2000勢やインテグラ勢に追いつけるよう開発を進めます。今回もご支援いただき大変ありがとうございました。次戦以降もご期待に応えられるようチーム一同全力を尽くします。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします」

ARTA with TEAM A-ONE Press Release
- 2013年8月18日(日)・決勝 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:晴れ 気温:34℃(12:30時点)
路面温度:47℃(12:30時点) コースコンディション:ドライ 観客:3万6000人
8月18日(日)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第5戦「第42回インターナショナル ポッカサッポロ1000km」の決勝レースが行われました。
朝のうちこそ空は雲に覆われており、午前8時30分にフリー走行が始まったときには雨がパラパラと降りましたが、それ以降は好天に恵まれて気温も上昇し、決勝レースは8月の耐久レースにふさわしいしゃく熱のコンディションで開催されました。
また、決勝前には鈴鹿サーキットに詰めかけた多くのレースファンが見守る中、2014年SUPER GTシリーズ参戦予定で16日(金)に初公開した「NSX CONCEPT-GT」のデモンストレーション走行を、小暮卓史選手のドライブで行いました。
レース前の最後の仕上げとなるフリー走行では、#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)がトップタイムをマーク。そして#32 EPSON HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)は6番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は7番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)は8番手、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)は15番手のタイムを記録しました。
昨日の予選では#18 ウイダー モデューロ HSV-010がHonda勢でトップとなる2番グリッドを獲得。以下、#17 KEIHIN HSV-010は6番グリッド、#100 RAYBRIG HSV-010は8番グリッド、#32 EPSON HSV-010は14番グリッド、#8 ARTA HSV-010は15番グリッドを手に入れました。スタートドライバーは、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は山本選手、#17 KEIHIN HSV-010は塚越選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手が務めます。
12時30分、1周のフォーメーションラップに続いてローリングスタートが切られ、1000kmの決勝レースが幕を開けました。5台のHSV-010 GTはいずれも予選順位を守って1コーナーに進入していきましたが、#18 ウイダー モデューロ HSV-010はシケインの進入でライバルの1台にポジションを譲り、3番手となってオープニングラップを終えました。
1000kmレースは途中4回のピットストップを行う5スティントで走りきるのがもっとも効率的です。ただし、燃費やタイヤの寿命を考えると、5つのスティントを正確に均等割りにしない限り、4ストップでは走りきれません。そこで5台のHSV-010 GTを操るドライバーは、良好な燃費を保ちながら、できるだけ速いラップタイムで走行することを心がけて周回を重ねていきました。このため、レース序盤は大きな順位の変動こそありませんでしたが、各チームがライバルの動きを見ながら慎重に走行する、息の詰まるような戦いが繰り広げられました。
8周目を迎えて、GT500クラス車両がGT300クラス車両を周回遅れにするころになると、徐々に順位の変動が見られるようになりました。まず、9周目に#17 KEIHIN HSV-010がライバルを攻略して5番手に浮上。そして13周目には、#18 ウイダー モデューロ HSV-010がオープニングラップでオーバーテイクされたライバルを抜き、2番手に返り咲きます。#18 ウイダー モデューロ HSV-010のペースは速く、そのままトップを走るライバルにじわじわと迫っていきます。そして23周目にはついにこのライバルを攻略し、トップに浮上しました。
20周目、タイヤの摩耗が進行した#32 EPSON HSV-010は13番手を走行していましたが、予定よりも早くピットインを行いました。24周目、9番手を走行していた#100 RAYBRIG HSV-010の右リアタイヤに異状が発生します。これはライバルの1台とポジション争いを行っている際に接触したのが原因で、25周目にはこのタイヤを交換するために想定より早くピットインを行いました。このため、#100 RAYBRIG HSV-010は14番手へと後退することになりました。
32周目になると、GT500クラス車両のピットストップが始まりました。Honda勢では10番手まで追い上げていた#8 ARTA HSV-010が33周目にピットインし、タイヤ4本の交換と給油を行い、ドライバーは松浦選手に交代しました。同様に、トップをリードする#18 ウイダー モデューロ HSV-010と、実質6番手前後を走行していた#17 KEIHIN HSV-010は35周目にピットインし、ドライバーはそれぞれマコヴィッキィ選手と金石選手に交代しました。
40周目の段階で、トップは引き続き#18 ウイダー モデューロ HSV-010で、#17 KEIHIN HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は11番手、#32 EPSON HSV-010は12番手、#8 ARTA HSV-010は14番手となり、順調に周回を重ねていました。マコヴィッキィ選手に代わってからの#18 ウイダー モデューロ HSV-010は次第にペースを上げ、ファステストラップを塗り替えながら2番手を10秒近く引き離していきます。
51周目、他車と接触した責任を問われた#100 RAYBRIG HSV-010にドライブスルーペナルティーの裁定が下ります。小暮選手は53周目にペナルティーを消化し、13番手へと後退しました。その後も大きな動きはないものの、まるで時計のように正確な走行が求められる緊張感あふれる戦いが続いていきました。
65周目、GT300クラス車両の1台にマシントラブルが発生し、バックストレートにはたくさんの部品が散乱しました。このためセーフティカーが導入され、67周目には全車がホームストレート上でいったん整列することとなります。その後、改めてセーフティカーに先導され、ゆっくりとしたペースで周回が再開されました。
GT500クラスの各車両はちょうどピットストップのタイミングとなっていたため、セーフティカーランが再開したところで続々とピットストップを行います。ここで#18 ウイダー モデューロ HSV-010のドライバーは山本選手に代わったほか、#17 KEIHIN HSV-010は塚越選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手への交代を済ませました。
セーフティカーランからピットストップに至るまでの一連の作業が落ち着いた70周目、#18 ウイダー モデューロ HSV-010はひと足先にピットストップを行っていた2台のライバルに先行される形となり、3番手となります。しかも、運悪く周回遅れの車両に進路を阻まれた影響もあって、トップとの差は一時、30秒強まで広がりました。ところが、その後トップを走行していたライバルに対してピットストップ作業での違反によるペナルティーストップが科せられたため、81周目に#18 ウイダー モデューロ HSV-010は2番手へと浮上します。同じ周回、#17 KEIHIN HSV-010は5番手、#100 RAYBRIG HSV-010は11番手、#32 EPSON HSV-010は12番手、#8 ARTA HSV-010は14番手となっていました。
#18 ウイダー モデューロ HSV-010はこの後、トップを走るライバルに徐々に迫り、84周目にはその差を12.7秒としました。ただし、レースはまだ折り返し地点にも達していないことから、チームはゆっくり状況を見極めてから勝負をしかける判断を下します。このため、山本選手はむやみにペースを上げて燃料を浪費させることなく、トップとの間合いを見ながら慎重に周回を重ねていきました。一方、#17 KEIHIN HSV-010は前を走るライバルを1秒ほどの差で追走し、攻略の機会をうかがっていましたが、オーバーテイクのチャンスはなかなか訪れませんでした。
89周目、#32 EPSON HSV-010はピットストップを行ってタイヤ交換、給油、中嶋選手へのドライバー交代を行いました。続く90周目の段階で、Honda勢の順位は#18 ウイダー モデューロ HSV-010が引き続き2番手、#17 KEIHIN HSV-010は5番手、#100 RAYBRIG HSV-010は11番手、#8 ARTA HSV-010は13番手、#32 EPSON HSV-010は14番手となっていました。
午後4時を過ぎた102周目、#100 RAYBRIG HSV-010がピットストップを行い、タイヤ交換と給油を行いました。ドライバーは小暮選手に代わります。同様に#18 ウイダー モデューロ HSV-010は104周目、#8 ARTA HSV-010は105周目、#17 KEIHIN HSV-010は106周目にピットストップを行いました。ドライバーはそれぞれマコヴィッキィ選手、松浦選手、金石選手へと交代しました。
レースが終盤に入ったところで、#18 ウイダー モデューロ HSV-010に対してピットからペースアップの指示が送られました。これを受け、マコヴィッキィ選手はトップとの差を次第に詰めていきます。110周目に6.4秒だった2台の差は、114周目に1.7秒まで縮まり、次の115周目には0.4秒となります。続く116周目、トップを走るライバルがスプーンコーナーでコースアウトした隙を見逃さず、マコヴィッキィ選手はトップに浮上します。そして120周目には2.2秒、126周目には7.0秒と2番手との差を広げ、マコヴィッキィ選手は首位の座を確実なものとしていきました。
139周目、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は2番手のライバルと同時にピットインを行います。そして、マコヴィッキィ選手からステアリングを譲り受けた山本選手は、ライバルに先んじてコースに復帰することに成功します。同じタイミングで#17 KEIHIN HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#8 ARTA HSV-010の3台もピットストップを実施。ドライバーはそれぞれ塚越選手、伊沢選手、ファーマン選手へと交代しました。
ピットストップがひととおり終わった145周目の段階で#18 ウイダー モデューロ HSV-010は引き続き首位。#17 KEIHIN HSV-010は7番手、#100 RAYBRIG HSV-010は10番手、#8 ARTA HSV-010は11番手、#32 EPSON HSV-010は13番手となっていました。
残る周回を山本選手はミスなく走りきり、最終的には2番手のライバルを14.8秒引き離してトップでチェッカーフラッグを受けました。SUPER GTでの優勝は、山本選手にとってもマコヴィッキィ選手にとっても今回が初めてとなりました。
#17 KEIHIN HSV-010も最後まで安定したペースで走りきって7位入賞。#100 RAYBRIG HSV-010はフィニッシュ直前まで激しい9位争いを演じましたが、惜しくも届かず、10位入賞となりました。
#8 ARTA HSV-010は12位で完走、144周目にピットストップを行った#32 EPSON HSV-010は13位となってチェッカーフラッグを受けました。
この結果、チャンピオン争いのドライバー部門では、今回25点を獲得した#18 ウイダー モデューロ HSV-010が計40点として3位に浮上。10位で2点を得た#100 RAYBRIG HSV-010は総合4位となり、#8 ARTA HSV-010は28点で総合8位、今回5点を上乗せした#17 KEIHIN HSV-010は26点で総合9位、#32 EPSON HSV-010は3点で総合15位となりました。
一方、GT300クラスでは、14番グリッドからスタートした#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)は着実に追い上げて5位入賞を果たしましたが、8番グリッドからスタートした#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志/野尻智紀組)は駆動系トラブルのためリタイアに終わりました。
次戦は9月7日(土)、8日(日)に富士スピードウェイで開催されます。
- 松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
-
「今日はマシンの調子がとてもよく、またタイヤとのマッチングが良好で、結果的に#18 ウイダー モデューロ HSV-010が優勝できました。ピット戦略を含め、すべて予定どおりのレースとなりました。1000kmの長丁場で1つのミスも犯さなかった山本選手、マコヴィッキィ選手の健闘には心から拍手を送りたいと思います。一方、#100 RAYBRIG HSV-010は10位に入って2点を獲得しましたが、残念ながらポイントリーダーの座を逃してしまいました。ただし、トップとはまだ僅差なので、残り3戦は気を引きしめて戦うことで逆転、タイトルを勝ち取りたいと考えています。引き続き5台のHSV-010 GTに熱いご声援をお送りくださいますよう、お願い申し上げます」
- 山本尚貴(優勝 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
-
「参戦4年目にしてようやくGT500クラスで優勝できて、本当にうれしく思っています。今まで勝てそうなチャンスが何度かありながら、自分のミスや不運などが重なって、優勝の機会を逃していましたので、今日はそういうミスがないようにベストを尽くしました。最後の10周は、これまで経験した悪い流れのレースのことを何度も思い出しそうになりましたが、それらを打ち消し、2番手のライバルを引き離すだけに集中しながら走り続けました。それでも、最後の2周は、身体が思うように動かなくなるほど緊張しました。これまでサポートしてくださったみなさんには心からお礼を申し上げます」
- フレデリック・マコヴィッキィ(優勝 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
-
「Hondaのホームコースで優勝できて、本当に信じられないような気分です。今年はヨーロッパからやってきた初年度なので、苦戦するかもしれないと予想していましたから、喜びもひとしおです。マレーシアとSUGOでは不運に見舞われ、思うような成績を残せませんでしたが、今回はそれをはね返すような結果を出すことができました。山本選手とともに初優勝を飾れたことを、本当にうれしく思っています」
Text & Photo: HONDA

3位表彰台に上ったPETRONAS TOM'S SC430 36号車の
中嶋一貴(左)とジェームス・ロシター(右)
SUPER GT第5戦「第42回 インターナショナル・ポッカサッポロ1000km」が8月17日(土)、18日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。
シリーズ唯一かつ最長の1000kmレースとして行われる伝統の「鈴鹿1000km」。真夏の酷暑の中、約6時間という長時間にわたって、文字通りの熱戦が繰り広げられた。
暑さとレース距離の長さによるタイヤ、ブレーキ等を含めた車両と、ドライバーへの負担も大きいレースだが、ポイントも通常のレースよりも多く与えられることもあり(5~1ポイントのボーナスポイント)、シリーズのチャンピオンシップ争いにも重要な一戦となった。
また、レース予選日前日の8月16日(金)には、来季2014年からの新レギュレーションに沿って開発中の、LEXUS LF-CCをベースとした新型レース車両が発表され、注目を集めた。
◆予選◆
17日(土)は好天に恵まれ、予選日ながら多くのモータースポーツファンが集まった。気温は朝から30度を超え、路面温度は50度に達する猛烈な暑さの中で、午後2時より予選Q1がスタート。GT500はQ2へ進出出来る上位8台の座を巡りタイムアタックを繰り広げた。
15分間のセッションの前半は各車動きがなく、残り7分ほどになって各車コースイン。終盤、どんどんタイムが塗り替えられ、めまぐるしく順位が入れ替わる中、68kgと重いウェイトハンデを積むDENSO KOBELCO SC430 39号車は最後に逆転を許し、惜しくも10番手で敗退。WedsSport ADVAN SC430 19号車も12番手でQ2進出はならなかった。
一方で、国本雄資がQ1を担当したENEOS SUSTINA SC430 6号車が、素晴らしい走りを見せ2番手。平手晃平のZENT CERUMO SC430 38号車が3番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車、KeePer TOM'S SC430 37号車のトムス勢が5,6番手でQ2進出を決めた。
12分間のセッションで争われた予選Q2でも、序盤コースに出る車両はなく、3分ほどが過ぎてから徐々にコースイン。中嶋一貴がアタックを担当した36号車がLEXUS SC430勢最上位となる3番手。立川祐路の38号車が4番手、大嶋和也の6号車が5番手で続き、LEXUS SC430は3,4,5番手グリッドを確保。アンドレア・カルダレッリの37号車は7番手となった。
GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車が午前中の公式練習走行でトラブルに見舞われたために、予選でのセッティングを詰め切れず、19番手からのスタートとなった。
◆決勝◆
18日(日)も予選日同様の暑さの中で、午後12時30分に、173周、1000kmという長丁場で争われる決勝レースのスタートが切られた。
上位は大きな波乱もなく、順当なスタートを切ったが、3番手グリッドの36号車を駆る中嶋一貴が1周目から前走車を攻め、シケインでこれをパスし2位に浮上。食い下がるライバルと激しい2位争いを展開し、その後方に38号車、6号車が続く序盤戦となった。
38号車の平手晃平も果敢な走りで28周目に3位に浮上。LEXUS SC430は2位、3位で30周目過ぎから始まったピット作業を迎え、36号車はジェームス・ロシターへ、38号車は立川祐路へと交代。なおも首位を追った。
まもなく2回目のピット作業が始まるかというタイミングの67周目に、バックストレートでタイヤバーストに見舞われた車両から出火。散らばった車体の破片と、撒かれたオイルの処理のためにセーフティカーが導入された。
予定のピット作業タイミングが近かったこともあり、燃料の厳しかった38号車を含む数台がセーフティカー導入後まもなくピットへ。これがピットロードオープン前だったために、ピットでの90秒停止ペナルティを科されることとなり、ピット出口でもタイムをロスした38号車は、2周遅れの最後尾まで順位を落とすこととなってしまった。
セーフティカー導入のタイミングとその後のピット作業により順位が大きく入れ替わり、再スタート後、該当車両が全車ペナルティを終えた時点で、19号車がLEXUS SC430勢の最上位となる4位に浮上。36号車と37号車が6位を争い、これに6号車、39号車が続いてレースは折り返しを迎えた。
101周目、序盤接触やトラブルなどで予期せぬピットを強いられ、一度は最後尾に落ちながら追い上げを見せた、6号車の大嶋和也が37号車をパス。7位へと順位を上げたが、その直後のピットイン時に駆動系のトラブルが発覚し、6号車は無念のリタイア。
全車が3度目のピット作業を終えた後、19号車を先頭に、36号車、37号車、39号車と4台のLEXUS SC430がトップ3を追う形となり、19号車の荒聖治は3位の車両に追い着いたが、132周目にGT300車両を避けようとしてコースアウト。36号車と37号車がこれをかわして4位、5位へと浮上した。
140周目から、最後のピットのために上位勢が次々にピットイン。ここで、前を行くカルソニックIMPUL GT-R 12号車と僅差の3位争いを繰り広げていた36号車は、12号車と同時にピットへと向かったが、中嶋一貴へとドライバー交代したピット作業で、エンジンがかからずタイムロス。3位の12号車とは10秒近い大差がついてしまった。
しかし諦めない中嶋一貴は、日が傾き、気温が下がってきた終盤戦、残り10周を切ったところで猛スパートを開始。その差をじりじりと詰めていき、残り5周でその差はついに1秒以内に。
中嶋一貴の36号車はテール・トゥ・ノーズでの激しいプッシュでプレッシャーを与え続け、残り2周となったスプーンコーナーで、12号車がコースオフ。1000kmもの長いレースの、チェッカーを目前にしてのバトルの末に、36号車は3位に浮上した。
その後12号車を引き離した36号車は、夕闇の迫る中で3位でのチェッカーを受け、今季2度目となる表彰台を獲得。37号車が5位、19号車が6位、終盤7位走行中にGT300車両と接触し、コースオフを喫した39号車は9位でフィニッシュした。
GT300クラスでは、19番手スタートの31号車プリウスが、長いレースならではのトラブルに見舞われながらも、15位完走を果たした。
2日間で6万人以上のモータースポーツファンが集まった真夏の祭典「鈴鹿1000km」は、熱狂の表彰式を経て、長く、熱いレースを恒例の花火で締めくくった。
- PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー 中嶋一貴:
-
今日はクルマの調子も良く、タイヤマネージメントも上手く行き、問題なくレースを戦えた。セーフティカーが入ったタイミングでポジションを落としてしまった状況については、よく把握出来なかったが、その後、なかなか前に出られず、挽回にとても苦労した。毎ラップ予選アタックのつもりで追い上げ、ラストスティントまでになんとか4位まで順位を上げられた。最後のピットストップでは、一瞬エンジンがかからず驚く場面もあったが、最終的にライバル車のミスもあり、3位にポジションアップ出来た。少しフラストレーションのたまるレースだったが、思いがけず表彰台を獲得出来て良かった。
- PETRONAS TOM'S SC430 36号車 ドライバー ジェームス・ロシター:
-
最初のスティントは、(中嶋)一貴も自分もとても好調だった。ただセーフティカーが入った時に、自分のポジションが全くわからなくなってしまった。コースに戻ってからは、一貴と同じように予選アタックのような気持ちでハードにプッシュし、とても楽しいレースだった。ライバル車のミスに助けられたところもあるが、表彰台を獲得することが出来た。一貴のレースマネージメントは、素晴らしかった。
トヨタモータースポーツニュース
2013オートバックス スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」の決勝レースが8月18日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、#18ウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)が今季優勝。
GT300クラスも#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人組)が念願の初勝利を挙げた。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選/26,500人 決勝/36,000人)
朝方ぱらついた雨はその後振る気配を見せず、12時30分スタートの決勝レースは終始ドライコンディションで行われた。
ポールポジションからスタートした#23モチュールGT-Rがそのままトップで周回を重ねる後方では、#36ペトロナスSCが1周目のシケインで#18ウイダーHSVのインを突いて2位に浮上する。
しかし18号車を駆る山本は落ち着いて先行する2台の隙をうかがい、13周目のヘアピン立ち上がりで36号車を駆る中嶋一貴にアウトから並びかけ、そのまま並走状態でスプーンに向かい、ブレーキングで前にでた。
一方、トップで周回を重ねていた#23モチュールGT-Rは15周を過ぎた辺りから徐々にペースが落ち始め、20周を過ぎた辺りで#18ウイダーHSVに完全に追いつかれてしまう。
23号車のスタートを担当したロニー・クインタレッリは#18山本の追撃を懸命に押さえ込むが、23周目のヘアピンで周回遅れのGT300車両に詰まったところをアウトから山本に並びかけられ、トップの座を明け渡してしまった。
その後もクインタレッリは苦しい走りを強いられ、26周終わりのホームストレートで今度は#36中嶋にも抜かれてしまった。
そこでニスモチームは予定より早めのピットストップを決断、クインタレッリは29周目にピットへ向かった。
その他の上位陣はほぼ34~35周前後でのピットイン。
今回は大会特別規則で4回以上のピットストップを義務づけられていたことを考えると、ほぼ均等割の作戦をとってきたようだ。
しかし2度目のピットストップが始まる寸前、トップが67周目に入ったところでセーフティーカーが導入されることになる。
原因は86号車のアクシデントだ。
#86クリスタルクロコランボルギーニGT3は60周目のバックストレートを走行中に左リヤタイヤがバースト、破損したタイヤが自身の配管を破損したことにより出火してしまったのだ。
このセーフティーカー導入により、ピットレーンはクローズとされたが、この間に11台の車両がピット作業を行ってしまい、レース再開後に90秒ストップのペナルティを受けることになった。
ピットオープンとなったのは69周目。
ここでコース上に留まっていたほぼ前車がピットへ殺到。ここで迅速な作業で23号車を送り出したニスモが18号車の前に出る。
その時点でのトップは#1REITO MOLA GT-Rだったが、1号車先述の90秒ペナルティの対象となっており、74周目にレースが再開された後、80周目にピットへ呼び戻されることになった。
これで再びトップに立った23号車だったが、マコヴィッキィの快走などにより18号車は次第にトップとの差を縮めていき、115周目には完全にテール・トゥ・ノーズの状態に。
そして116周目のスプーンで23号車を駆る柳田がオーバーランしたことにより、#18ウイダーHSVが再びトップに立った。
2台は139周目に揃ってピットへ。
最後のドライバー交替を済ませ、再び迅速な作業で23号車を送り出したニスモチームだったが、今度は18号車が先にコースに戻った。
その後は安定したペースで山本が周回を重ね、18ウイダーHSVがトップで1000kmを走りきり、今季初優勝を達成した。
2位には#23モチュールGT-R。惜しくも優勝はならなかったがシリーズポイントを42と伸ばしてランキングトップに躍り出た。
3位は序盤2位を走行しながらピット作業時のトラブルなどで後退した#36ペトロナスSC。
171周目のスプーンカーブで#12カルソニックGT-Rがオーバーランしたことにより、かろうじて表彰台の一角をものにした。
GT300クラスはスタートから#61BRZが独走状態を続け、セーフティーカー導入によって失ったリードも山野と井口の快走によって瞬く間に取り戻して2位以下に1分以上の大差を付けてスタートドライバーの佐々木孝太にステアリングを委ねた。
しかし61号車はレース終盤ディフューザーの右側が突然壊れ、これの一部がタイヤに干渉したことによりペースダウンを強いられる。
そのため佐々木は141周目にピットイン。破損部分の除去と若干量の給油、そしてリヤタイヤの交換を行って28.5秒の作業時間でコースに復帰したが、この鼻先をかすめて1コーナーに飛び込み、トップに浮上したのが#4GSR初音ミクBMWだった。
4号車は予選17番手と後方からのスタートだったが、相次ぐタイヤバーストやSC導入時のペナルティでライバルたちが後退していく中、5ストップ作戦を選択してハイペースで周回を重ね、着実に順位を上げてきた。今回第3ドライバーに採用したツーリングカーのスペシャリスト、ヨルグ・ミューラーの活躍も4号車の快進撃を後押しした格好だ。
最後のスティントを担当したのは谷口信輝。
再三にわたる佐々木にアタックを、巧みなライン取りとFIA-GT3車両の武器であるストレートスピードの速さで退け、トップのまま周回を重ねていく。
しかし佐々木はBRZのコーナリングスピードの高さを生かして147周目にヘアピン立ち上がりでアウトから谷口に並びかけ、続く200R、通称「松っちゃんコーナー」でトップを奪い返して、BRZ参戦2年目で遂に念願の初勝利を伝統の鈴鹿1000kmで獲得した。
2位でフィニッシュした#4初音ミクBMWはレース後の車検でリストリクターの検査に不合格となり、残念ながら失格という後味の悪い結果に終わった。
これにより3番手でフィニッシュした#52OKINAWA IMP、3位には#62LEONと2台のメルセデスSLSが表彰台に上がった。
次戦は今季2度目の富士スピードウェイ。
9月8日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
2013スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」は、#18ウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)が#23MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)の追撃を振り切り、今季初勝利を挙げた。これはドライバー二人にとってもGT初優勝だ。
GT300クラスは、スタートから独走していた#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人組)に終盤まさかのトラブルが発生、予定外のピットストップを強いられて一時は#4GSR初音ミクBMW(谷口信輝/片岡龍也/ヨルグ・ミューラー組)の後塵を拝するが、佐々木孝太が147周目に谷口信輝を捉えてトップを奪い返し、待ちに待った優勝をものにした。
レースも残り4分の1になり、最後のピットストップのタイミングが迫ってきた。
GT500トップの#18ウイダーHSVと2位の#23モチュールGT-Rは揃って139周目にピットイン。
ここでニスモのピットクルーは迅速な作業でいち早くクインタレッリをコースに送り出すが、童夢のクルーは僅かに先んじて実質トップで山本を送り出した。2台はテール・トウ・ノーズのままアウトラップを走行するが、次第に山本がクインタレッリを引き離し始め、160周を終えた時点では4.7秒、165周終了時点では8.6秒のマージンを築き上げた。
予想外のタイヤの消耗から最初のピットストップを早めに行い、それ以降のスティントが僅かに長めになってしまった23号車には18号車を追うだけの余力は残っておらず、最後は14秒もの差を付けられて2位でフィニッシュせざるを得なかった。
#18ウイダーHSVにとっては2012年の第3戦セパン以来、1年2ヶ月ぶりの勝利、若い山本とマコヴィッキィにとってはこれがスーパーGT初勝利となった。
3位は#36ペトロナスSC。
ピットストップでのトラブルなどから一時後方に沈んでいた36号車だったが、レース後半着実に順位を取り戻し、171周目のスプーンカーブで#12カルソニックGT-Rがコースオフしたことにより3位表彰台をものにした。
最後にまさかの展開が待っていたのはGT300クラスだった。
スタートから終始独走状態にあった#61BRZのディフューザーに突然クラックが入り、この一部が右リヤタイヤに干渉、その影響で次第にグリップを失っていき、まさかのペースダウンを強いられる事態が発生する。
これにより佐々木は2分10秒台での走行を強いられることになり、141周目に5回目のピットストップを敢行。
若干量の給油と破損したパーツの除去、リヤタイヤの交換等を行って作業時間28.5秒でコースに戻っていったが、#4BMWが僅かに前で1コーナーに入っていった。4号車を駆るのは谷口信輝だ。
そこからは谷口と佐々木のドッグファイトが6周に渡って展開された。
コーナリングスピードに勝るBRZだったが、最高速ではBMW Z4に分があり、佐々木は谷口を容易には攻略できないでいた。
それでも147周目のヘアピン立ち上がりで佐々木はアウトから谷口に並びかけ、漸く前に出ることに成功する。
その後は一気に4号車を突き放し、佐々木は一気にゴールまで駆け抜け、昨年の開幕戦でデビューしたスバルBRZに念願の初勝利をもたらした。
なお、2位でフィニッシュした#4BMWはレース後の車検で不合格となったため、2位には#52OKINAWA-IMP SLSが、3位には#62LEON SLSが入ることとなった。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
42nd International Pokka Sapporo 1000km -RIJ- (2013/08/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | 500 | 1 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 30 | 173 | 5:55'04.565 |
| 2 | 23 | 500 | 2 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 48 | 173 | 14.801 |
| 3 | 36 | 500 | 3 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 42 | 173 | 51.556 |
| 4 | 12 | 500 | 4 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 62 | 173 | 55.064 |
| 5 | 37 | 500 | 5 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 42 | 173 | 59.906 |
| 6 | 19 | 500 | 6 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 4 | 173 | 1'21.913 |
| 7 | *17 | 500 | 7 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 42 | 173 | 1'38.252 |
| 8 | *1 | 500 | 8 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 24 | 173 | 1'54.429 |
| 9 | 39 | 500 | 9 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 68 | 172 | 1Lap |
| 10 | *100 | 500 | 10 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 70 | 172 | 1Lap |
| 11 | *38 | 500 | 11 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 171 | 2Laps |
| 12 | 8 | 500 | 12 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 171 | 2Laps |
| 13 | 32 | 500 | 13 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 170 | 3Laps |
| 14 | 61 | 300 | 1 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 井口 卓人 | MI | 38 | 161 | 12Laps |
| 15 | 52 | 300 | 2 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 蒲生 尚弥 | YH | 48 | 160 | 13Laps |
| 16 | 62 | 300 | 3 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 中谷 明彦 | YH | 30 | 160 | 13Laps |
| 17 | 88 | 300 | 4 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 12 | 160 | 13Laps |
| 18 | 16 | 300 | 5 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 98 | 160 | 13Laps |
| 19 | 11 | 300 | 6 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 72 | 159 | 14Laps |
| 20 | 0 | 300 | 7 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 24 | 159 | 14Laps |
| 21 | 50 | 300 | 8 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 阪口 良平 | YH | | 158 | 15Laps |
| 22 | *3 | 300 | 9 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | YH | 6 | 158 | 15Laps |
| 23 | 33 | 300 | 10 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 6 | 157 | 16Laps |
| 24 | 21 | 300 | 11 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 157 | 16Laps |
| 25 | *22 | 300 | 12 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 157 | 16Laps |
| 26 | 10 | 300 | 13 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 川口 正敬 | DL | 12 | 156 | 17Laps |
| 27 | *9 | 300 | 14 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ 坂本 祐也 | YH | | 151 | 22Laps |
| 28 | *31 | 300 | 15 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | YH | 40 | 141 | 32Laps |
| 29 | 48 | 300 | 16 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 田中 勝喜 | YH | 4 | 134 | 39Laps |
| 30 | 30 | 300 | 17 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | YH | 12 | 126 | 47Laps |
| 31 | *2 | 300 | 18 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 カルロ・ヴァン・ダム | YH | | 123 | 50Laps |
| 32 | *5 | 300 | 19 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 尾本 直史 | YH | | 114 | 59Laps |
| ---- 以上規定周回数(GT500: 121Laps / GT300: 112Laps)完走 ---- |
| - | *24 | 500 | - | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 106 | 67Laps |
| - | *87 | 300 | - | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 105 | 68Laps |
| - | 6 | 500 | - | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 104 | 69Laps |
| - | 86 | 300 | - | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 57 | 116Laps |
| - | *55 | 300 | - | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | BS | 80 | 29 | 144Laps |
| - | *4 | 300 | - | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 ヨルグ・ミューラー | YH | 44 | | 失格 |
- Fastest Lap(GT500): CarNo.18 フレデリック・マコヴィッキィ(ウイダー モデューロ HSV-010) 1'54.886 (109/173) 181.96km/h
- Fastest Lap(GT300): CarNo.61 佐々木孝太(SUBARU BRZ R&D SPORT) 2'02.606 (2/161) 170.51km/h
- CarNo.24(ミハエル・クルム)は、スポーツマン精神に反する行為のため白/黒旗が提示された。
- CarNo.100(伊沢拓也)は、2013 SGT SpR第30条1-a.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.9(坂本祐也)、CarNo.2(カルロ・バンダム)、CarNo.24(ミハエル・クルム)、CarNo.1(関口雄飛)、CarNo.3(佐々木大樹)、CarNo.5(尾本直史)、CarNo.87(山内英揮)、CarNo.22(城内政樹、CarNo.31(嵯峨宏紀)、CarNo.38(立川祐路)、CarNo.24(高森博士)は、2013 SGT SpR第38条付則2-3.(SC規定)違反により、ペナルティストップ90秒を課した。
- CarNo.55(小林崇志)は、2013 SGT SpR第30条4.違反により訓戒とした。
- CarNo.17(塚越広大)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の追越し行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
- CarNo.22(和田久)は、2013 SGT SpR第30条1-b.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.4は、2013年国際モータースポーツ競技規則付則J項第257A条5.2.2)(リストリクター)違反により、失格とした。
2013スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」の決勝レースは予定周回数の4分の3となる130周を消化した。
ここまで約4時間30分。このまま行けば午後6時30分頃にはフィニッシュを迎えそうな気配だ。
SC解除後再びトップに躍り出た#23モチュールGT-Rは3度目のピットストップを行い、クインタレッリから柳田に交代、2位#18ウイダーHSVもほぼ同時にピットに入り、山本からマコヴィッキィに交代した。
するとマコヴィッキィが109周目にファステストラップを更新、1'54.886を叩き出して柳田を追い上げに掛かる。
一方の柳田は周回遅れの#22グリーンテックSLSとの接触などもあり、一時は15秒以上あったリードも次第に削り取られて行き、115周目には完全にテール・トゥ・ノーズの状態となった。
賢明に逃げに掛かった柳田だったが、116周目のスプーンカーブで痛恨のオーバーランを喫し、ここでトップの座を明け渡すことに。
トップを奪い返した#18ウイダーHSVはその後も着実に#23モチュールGT-Rを突き放しに掛かり、130周終了時点で
3.579秒のギャップを築き上げた。
2番手は#23モチュールGT-R、3番手には依然として#12カルソニックGT-Rがつけている。
また、その後方では#19ウェッズスポーツSC430と#36ペトロナスSCが4位を巡って激しいドッグファイトを展開している。
GT300クラスは依然として#61スバルBRZの独走が続くが、その後方では#3S Road NDDP GT-Rへのペナルティ等もあった結果、#4初音ミクBMW、#16無限CR-Z、#62LEON SLSらが2位、3位争いを続けている。
しかし4号車は他よりも1スティントが短い作戦となっており、上位に踏みとどまるのは難しい状況に思われる。
また最後尾スタートながら入賞圏内まで順位を上げていた#87ラ・セーヌランボルギーニはミッショントラブルのため105周でガレージに入ってしまった。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
42nd International Pokka Sapporo 1000km -RIJ- (2013/08/18) After 750km Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | 500 | 1 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 30 | 130 | 4:29'40.676 |
| 2 | 23 | 500 | 2 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 48 | 130 | 3.579 |
| 3 | 12 | 500 | 3 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 62 | 130 | 45.986 |
| 4 | 19 | 500 | 4 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 4 | 130 | 48.553 |
| 5 | 36 | 500 | 5 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 42 | 130 | 49.217 |
| 6 | 37 | 500 | 6 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 42 | 130 | 50.332 |
| 7 | 39 | 500 | 7 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 68 | 130 | 1'21.046 |
| 8 | 17 | 500 | 8 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 42 | 130 | 1'28.327 |
| 9 | 1 | 500 | 9 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 24 | 130 | 1'42.022 |
| 10 | 100 | 500 | 10 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 70 | 129 | 1Lap |
| 11 | 8 | 500 | 11 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 129 | 1Lap |
| 12 | 38 | 500 | 12 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 128 | 2Laps |
| 13 | 32 | 500 | 13 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 128 | 2Laps |
| 14 | 61 | 300 | 1 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 井口 卓人 | MI | 38 | 121 | 9Laps |
| 15 | 16 | 300 | 2 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 98 | 121 | 9Laps |
| 16 | 62 | 300 | 3 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 中谷 明彦 | YH | 30 | 121 | 9Laps |
| 17 | 88 | 300 | 4 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 12 | 121 | 9Laps |
| 18 | 52 | 300 | 5 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 蒲生 尚弥 | YH | 48 | 121 | 9Laps |
| 19 | 4 | 300 | 6 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 ヨルグ・ミューラー | YH | 44 | 120 | 10Laps |
| 20 | 11 | 300 | 7 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 72 | 119 | 11Laps |
| 21 | 0 | 300 | 8 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 24 | 119 | 11Laps |
| 22 | 50 | 300 | 9 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 阪口 良平 | YH | | 119 | 11Laps |
| 23 | 33 | 300 | 10 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 6 | 118 | 12Laps |
| 24 | 3 | 300 | 11 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | YH | 6 | 118 | 12Laps |
| 25 | 21 | 300 | 12 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 118 | 12Laps |
| 26 | 9 | 300 | 13 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ 坂本 祐也 | YH | | 117 | 13Laps |
| 27 | 22 | 300 | 14 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 117 | 13Laps |
| 28 | 10 | 300 | 15 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 川口 正敬 | DL | 12 | 116 | 14Laps |
| 29 | 31 | 300 | 16 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | YH | 40 | 115 | 15Laps |
| 30 | 24 | 500 | 14 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 106 | 24Laps |
| 31 | 87 | 300 | 17 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 105 | 25Laps |
| 32 | 6 | 500 | 15 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 104 | 26Laps |
| 33 | 48 | 300 | 18 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 田中 勝喜 | YH | 4 | 103 | 27Laps |
| 34 | 2 | 300 | 19 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 カルロ・ヴァン・ダム | YH | | 101 | 29Laps |
| 35 | 5 | 300 | 20 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 尾本 直史 | YH | | 99 | 31Laps |
| 36 | 30 | 300 | 21 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | YH | 12 | 95 | 35Laps |
| 37 | 86 | 300 | 22 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 57 | 73Laps |
| 38 | 55 | 300 | 23 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | BS | 80 | 29 | 101Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 フレデリック・マコヴィッキィ(ウイダー モデューロ HSV-010) 1'54.886 (109/130) 181.96km/h
- CarNo.24(ミハエル・クルム)は、スポーツマン精神に反する行為のため白/黒旗が提示された。
- CarNo.100(伊沢拓也)は、2013 SGT SpR第30条1-a.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.9(坂本祐也)、CarNo.2(カルロ・バンダム)、CarNo.24(ミハエル・クルム)、CarNo.1(関口雄飛)、CarNo.3(佐々木大樹)、CarNo.5(尾本直史)、CarNo.87(山内英揮)、CarNo.22(城内政樹、CarNo.31(嵯峨宏紀)、CarNo.38(立川祐路)、CarNo.24(高森博士)は、2013 SGT SpR第38条付則2-3.(SC規定)違反により、ペナルティストップ90秒を課した。
- CarNo.55(小林崇志)は、2013 SGT SpR第30条4.違反により訓戒とした。
-
- CarNo.17(塚越広大)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間中の追越し行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
- CarNo.22(和田久)は、2013 SGT SpR第30条1-b.(危険なドライブ行為)違反により、銅鑼ビングスルーペナルティを課した。
スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」の決勝レースは87周を消化、折り返し点を通過した。
昨年もタイヤバーストが相次いだ真夏の耐久だが、今回も何台もの車両がこれに見舞われることになった。
特に序盤上位を快走していた#86クリスタルクロコランボルギーニは30周目と60周目に2度ものバーストに見舞われ、60周目のバーストでは破裂したタイヤが配管を傷つけ、炎上するアクシデントに発展。
これによりでセーフティーカーが導入されることになった。
この時点でGT500クラスは67周を消化しており、トップは依然として#18ウイダーHSVだった。
コース上を走行していた車両は一旦スタートライン上に停止させられることになり、ピットレーンは閉鎖されたが、このタイミングで11台の車両がピットに入ってきてしまい、順次90秒のペナルティストップを課せられることになった。
対象とされたのはGT500では#1REITO MOLA GT-R、#24D'Station GT-R、#38ZENT セルモSCの3台。
GT300では#2エヴァ初号機マクラーレン、#3S Road NDDP GT-R、#5マッハGoGoGo車検GT-R、#9NAC攻殻機動隊ポルシェ、#22グリーンテックSLS、#31aprプリウスだ。
これにより、74周目のレース再開で一旦はトップに躍り出た1号車は80周目にピットへ。
代わってトップに立ったのは#23モチュールGTーRだった。
ピットオープン後に相次いで行った2度目のピット作業で#18ウイダーHSVの前に出た格好だ。
2位に#18ウイダーHSV、3番手にはなんと11番手スタートの#12カルソニックGT-Rがつけ、序盤上位争いを展開していた#36ペトロナスSCは大きく遅れて6位に後退してしまった。
一方、相次ぐペナルティで順位が混乱したGT300クラスだったが、#61スバルBRZの優位は揺るがず、SCランを経てもなお後続に32秒の大差を付けて独走を続けている。
2番手にはヨルグ・ミューラーの活躍などもあって#4初音ミクBMWがつけ、#52オキナワIMP SLSが3番手だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
42nd International Pokka Sapporo 1000km -RIJ- (2013/08/18) After 500km Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 23 | 500 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 48 | 87 | 3:04'08.003 |
| 2 | 18 | 500 | 2 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 30 | 87 | 15.738 |
| 3 | 12 | 500 | 3 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 62 | 87 | 23.581 |
| 4 | 19 | 500 | 4 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 4 | 87 | 30.267 |
| 5 | 17 | 500 | 5 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 42 | 87 | 30.897 |
| 6 | 36 | 500 | 6 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 42 | 87 | 31.555 |
| 7 | 37 | 500 | 7 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 42 | 87 | 32.249 |
| 8 | 6 | 500 | 8 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 87 | 32.840 |
| 9 | 39 | 500 | 9 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 68 | 87 | 35.465 |
| 10 | 1 | 500 | 10 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 24 | 87 | 1'45.475 |
| 11 | 100 | 500 | 11 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 70 | 86 | 1Lap |
| 12 | 32 | 500 | 12 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 86 | 1Lap |
| 13 | 38 | 500 | 13 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 86 | 1Lap |
| 14 | 8 | 500 | 14 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 86 | 1Lap |
| 15 | 61 | 300 | 1 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 井口 卓人 | MI | 38 | 82 | 5Laps |
| 16 | 4 | 300 | 2 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 ヨルグ・ミューラー | YH | 44 | 81 | 6Laps |
| 17 | 52 | 300 | 3 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 蒲生 尚弥 | YH | 48 | 81 | 6Laps |
| 18 | 62 | 300 | 4 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 中谷 明彦 | YH | 30 | 81 | 6Laps |
| 19 | 88 | 300 | 5 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 12 | 81 | 6Laps |
| 20 | 16 | 300 | 6 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 98 | 81 | 6Laps |
| 21 | 11 | 300 | 7 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 72 | 80 | 7Laps |
| 22 | 50 | 300 | 8 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 阪口 良平 | YH | | 80 | 7Laps |
| 23 | 33 | 300 | 9 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 6 | 80 | 7Laps |
| 24 | 21 | 300 | 10 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 80 | 7Laps |
| 25 | 0 | 300 | 11 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 24 | 80 | 7Laps |
| 26 | 10 | 300 | 12 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 川口 正敬 | DL | 12 | 79 | 8Laps |
| 27 | 87 | 300 | 13 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 79 | 8Laps |
| 28 | 22 | 300 | 14 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 79 | 8Laps |
| 29 | 48 | 300 | 15 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 田中 勝喜 | YH | 4 | 79 | 8Laps |
| 30 | 9 | 300 | 16 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ 坂本 祐也 | YH | | 79 | 8Laps |
| 31 | 3 | 300 | 17 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | YH | 6 | 78 | 9Laps |
| 32 | 31 | 300 | 18 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | YH | 40 | 78 | 9Laps |
| 33 | 2 | 300 | 19 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 カルロ・ヴァン・ダム | YH | | 77 | 10Laps |
| 34 | 5 | 300 | 20 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 尾本 直史 | YH | | 77 | 10Laps |
| 35 | 24 | 500 | 15 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 75 | 12Laps |
| 36 | 86 | 300 | 21 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 57 | 30Laps |
| 37 | 30 | 300 | 22 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | YH | 12 | 57 | 30Laps |
| 38 | 55 | 300 | 23 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | BS | 80 | 29 | 58Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 フレデリック・マコヴィッキィ(ウイダー モデューロ HSV-010) 1'54.986 (81/87) 181.81km/h
- CarNo.24(ミハエル・クルム)は、スポーツマン精神に反する行為のため白/黒旗が提示された。
- CarNo.100(伊沢拓也)は、2013 SGT SpR第30条1-a.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
- CarNo.9(坂本祐也)、CarNo.2(カルロ・バンダム)、CarNo.24(ミハエル・クルム)、CarNo.1(関口雄飛)、CarNo.3(佐々木大樹)は、2013 SGT SpR第38条付則2-3.(SC規定)違反により、ペナルティストップ90秒を課した。
42nd International Pokka Sapporo 1000km -RIJ- (2013/08/18) After 250km Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | Wh | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | 500 | 1 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 30 | 44 | 1:27'23.932 |
| 2 | 36 | 500 | 2 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 42 | 44 | 9.939 |
| 3 | 38 | 500 | 3 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 44 | 17.577 |
| 4 | 1 | 500 | 4 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 24 | 44 | 22.507 |
| 5 | 37 | 500 | 5 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 42 | 44 | 28.910 |
| 6 | 23 | 500 | 6 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 48 | 44 | 29.860 |
| 7 | 17 | 500 | 7 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 42 | 44 | 43.511 |
| 8 | 12 | 500 | 8 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 62 | 44 | 48.718 |
| 9 | 19 | 500 | 9 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 4 | 44 | 50.125 |
| 10 | 39 | 500 | 10 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 68 | 44 | 1'18.920 |
| 11 | 100 | 500 | 11 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 70 | 44 | 1'19.898 |
| 12 | 32 | 500 | 12 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 44 | 1'35.534 |
| 13 | 24 | 500 | 13 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 44 | 1'36.091 |
| 14 | 8 | 500 | 14 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 44 | 1'38.351 |
| 15 | 6 | 500 | 15 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 44 | 1'38.529 |
| 16 | 61 | 300 | 1 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 井口 卓人 | MI | 38 | 41 | 3Laps |
| 17 | 4 | 300 | 2 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 ヨルグ・ミューラー | YH | 44 | 41 | 3Laps |
| 18 | 62 | 300 | 3 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 中谷 明彦 | YH | 30 | 41 | 3Laps |
| 19 | 3 | 300 | 4 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | YH | 6 | 41 | 3Laps |
| 20 | 11 | 300 | 5 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 72 | 41 | 3Laps |
| 21 | 52 | 300 | 6 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 蒲生 尚弥 | YH | 48 | 41 | 3Laps |
| 22 | 22 | 300 | 7 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 40 | 4Laps |
| 23 | 33 | 300 | 8 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 6 | 40 | 4Laps |
| 24 | 87 | 300 | 9 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 40 | 4Laps |
| 25 | 9 | 300 | 10 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ 坂本 祐也 | YH | | 40 | 4Laps |
| 26 | 16 | 300 | 11 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 98 | 40 | 4Laps |
| 27 | 48 | 300 | 12 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 田中 勝喜 | YH | 4 | 40 | 4Laps |
| 28 | 88 | 300 | 13 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 12 | 40 | 4Laps |
| 29 | 50 | 300 | 14 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 阪口 良平 | YH | | 40 | 4Laps |
| 30 | 0 | 300 | 15 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 24 | 40 | 4Laps |
| 31 | 21 | 300 | 16 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 40 | 4Laps |
| 32 | 31 | 300 | 17 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | YH | 40 | 40 | 4Laps |
| 33 | 2 | 300 | 18 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 カルロ・ヴァン・ダム | YH | | 39 | 5Laps |
| 34 | 5 | 300 | 19 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 尾本 直史 | YH | | 39 | 5Laps |
| 35 | 10 | 300 | 20 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 川口 正敬 | DL | 12 | 39 | 5Laps |
| 36 | 86 | 300 | 21 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 38 | 6Laps |
| 37 | 30 | 300 | 22 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | YH | 12 | 37 | 7Laps |
| 38 | 55 | 300 | 23 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | BS | 80 | 29 | 15Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 フレデリック・マコヴィッキィ(ウイダー モデューロ HSV-010) 1'55.035 (39/44) 181.73km/h
来年8月の第6戦富士はアジアンルマンとの併催に。
8月18日に鈴鹿サーキットで行われたGTアソシエイション(GTA)定例会見では、坂東正明代表が現在進められているアジアンルマンとの協力関係についても言及した。
8月12日に発表されたJAFモータースポーツニュースで明らかになった2014年のカレンダーで、8月8〜10日の三日間開催とされたスーパーGT第6戦富士だが、開催クラスの中にLMP2, LMGTE, LMPC, GTCなどの記載されている。
これはスーパーGT第6戦と併催の形でアジアンルマンのシリーズ戦が開催されるためだ。
ただ坂東代表としては、将来的にスーパーGTとアジアンルマン車両を混走させたいという意向を持っているという。ルマンシリーズを統括するACOもビックリのプランだが、GT500クラスの世界統一戦(DTMやグランダムシリーズとの交流戦)とともに、ファンのニーズに応えるためにいつかは実現させたいとのことだ。
また、来月予定されているアジアンルマン第2戦へのGT300車両のエントリー状況は8〜9台を見込んでいるという。
8台か9台か確定していないのは、1台がLMGTCでの参戦を検討しているためだと言う。
アジアンルマン第2戦は9月22日、富士スピードウェイで開催される。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
スーパーGT第5戦鈴鹿決勝日に行われたGTアソシエイション(GTA)の定例会見では、来年のカレンダーに新たに加わった、タイのブリーラムでのシリーズ戦についての進捗状況にも坂東正明代表は言及した。
それによると、すでに8月11日にブリーラムのサッカースタジアム前(サーキットの建設予定地)で調印式を行っており、会場には日本からGT500仕様のNSXとモチュールGT-R、ペトロナスSC430などを持ち込んで展示。
サッカーの試合を観に来た27,000人ファンの注目を集めたという。
この車両展示には現地までのロジスティックスの検討というもう一つの意味も含まれていたとのこと。
今後サーキットだけでなく周辺道路の整備も並行して進められているとのことで、開催に向けて着実に準備は進んでいるようだ。
ブリーラムユナイテッド・インターナショナルサーキットでのシリーズ戦は10月5日、第8戦として開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
スーパーGTを運営するGTアソシエイション(GTA)は8月18日、シリーズ第5戦「ポッカサッポロ1000km」の開催されている鈴鹿サーキットで定例会見を行い、今シーズンGT300クラスで圧倒的な速さを誇っているハイブリッド車への性能調整について、坂東正明代表がコメントした。
基本的な方向性としては、スーパーGTを取り巻く環境の中で、この新しい技術を大事に育てて行きたいとしているものの、現状ではトヨタ、ホンダそれぞれで異なった方式が採用されており、より公正を期すためには今後出力計算などを細かく吟味して行く必要があるとのこと、そのため具体的な方法については明らかにされなかったが、現在WEC(世界耐久選手権)で採用されている方法なども参考にしていくという。
また現状は自動車メーカーの技術的なサポートが必須の状態であり、プライベーターが手軽に購入して参戦できるものではないが、将来的にはそうしたニーズにも対応していけるよう、各メーカーには要望を出しているという。
来年はGT500クラスでもホンダがNSXコンセプトにハイブリッドシステムを搭載することを明らかにしており、どのような方法でBOPが実施されるのか、今後の動向に注目したい。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
鈴鹿サーキットで行われているスーパーGT第5戦のフリー走行は、#17KEHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)が1'54.335でトップ。
GT300はポールシッターの#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人組)がここでも速さを見せ、2'02.779でトップだった。
決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝からじっとしていても汗が出てくる蒸し暑さ。
しかし強い日差しが降り注いでいた公式予選日とは違い、上空には雲が広がっており、フリー走行の始まる午前8時30分を目前に雨がぱらつき始める状態。
そのため、ウェット宣言が出される中でフリー走行は開始されたが、雨量は走行に支障がでるほどではなく、すぐに止んで、路面状況は終始ドライのまま30分間のセッションは進行した。
ポールシッターの#23モチュールGT-Rはこのセッションでも走り出しから好調で、開始10分すぎに1'55.013を記録してトップに立つ。
しかし走行時間の半分が経過した時点で#17ケーヒンHSVが1'54.335を記録、これがそのままトップタイムとなった。
#17ケーヒンHSVの後ろには2番手に#23モチュール、3番手には#24D'Station、4番手には#1REITO MOLAとGT-R勢が続き、レクサスSC430の最上位は6番手の#6エネオスという結果になった。
GT300クラスはポールシッターの#61BRZが終始トップのまま。
そこに#30IWASAKI OGT Racing、#3S Road NDDPと日産GT-R勢が続き、#87ランボルギーニガイヤルドが4番手という結果に。
しかし#16無限CR-Z、#31aprプリウスは途中トラブルでガレージ下げられており、決勝への影響が懸念される。
第5戦決勝はこのあと12時30分より173周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
42nd International Pokka Sapporo 1000km -RIJ- (2013/08/18) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 17 | 500 | 1 | KEIHIN HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 塚越 広大 金石 年弘 | BS | 42 | 1'54.335 | - | 182.842 |
| 2 | 23 | 500 | 2 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | 柳田 真孝 ロニー・クインタレッリ | MI | 48 | 1'55.013 | 0.678 | 181.764 |
| 3 | 24 | 500 | 3 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | 安田 裕信 ミハエル・クルム | YH | 12 | 1'55.453 | 1.118 | 181.071 |
| 4 | 1 | 500 | 4 | REITO MOLA GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 関口 雄飛 | MI | 24 | 1'55.483 | 1.148 | 181.024 |
| 5 | 6 | 500 | 5 | ENEOS SUSTINA SC430 LEXUS SC430 | 大嶋 和也 国本 雄資 | BS | 48 | 1'55.515 | 1.180 | 180.974 |
| 6 | 32 | 500 | 6 | Epson HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 道上 龍 中嶋 大祐 | DL | 6 | 1'55.734 | 1.399 | 180.631 |
| 7 | 8 | 500 | 7 | ARTA HSV-010 HONDA HSV-010 GT | ラルフ・ファーマン 松浦 孝亮 | BS | 56 | 1'55.814 | 1.479 | 180.507 |
| 8 | 18 | 500 | 8 | ウイダー モデューロ HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | MI | 30 | 1'55.862 | 1.527 | 180.432 |
| 9 | 36 | 500 | 9 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 中嶋 一貴 ジェームス・ロシター | BS | 42 | 1'56.043 | 1.708 | 180.150 |
| 10 | 39 | 500 | 10 | DENSO KOBELCO SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 石浦 宏明 | BS | 68 | 1'56.092 | 1.757 | 180.074 |
| 11 | 12 | 500 | 11 | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 62 | 1'56.212 | 1.877 | 179.888 |
| 12 | 19 | 500 | 12 | WedsSport ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 荒 聖治 アンドレ・クート | YH | 4 | 1'56.348 | 2.013 | 179.678 |
| 13 | 38 | 500 | 13 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 平手 晃平 | BS | 46 | 1'56.357 | 2.022 | 179.664 |
| 14 | 37 | 500 | 14 | KeePer TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | BS | 42 | 1'56.819 | 2.484 | 178.954 |
| 15 | 100 | 500 | 15 | RAYBRIG HSV-010 HONDA HSV-010 GT | 伊沢 拓也 小暮 卓史 | BS | 70 | 1'56.963 | 2.628 | 178.733 |
| 16 | 61 | 300 | 1 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | 山野 哲也 佐々木 孝太 井口 卓人 | MI | 38 | 2'02.779 | 8.444 | 170.267 |
| 17 | 30 | 300 | 2 | IWASAKI OGT Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 岩崎 祐貴 イゴール・スシュコ 小林 賢二 | YH | 12 | 2'04.180 | 9.845 | 168.346 |
| 18 | 3 | 300 | 3 | S Road NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 星野 一樹 佐々木 大樹 ルーカス・オルドネス | YH | 6 | 2'04.218 | 9.883 | 168.294 |
| 19 | 87 | 300 | 4 | ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山内 英輝 吉本 大樹 | YH | 42 | 2'04.682 | 10.347 | 167.668 |
| 20 | 10 | 300 | 5 | GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 田中 哲也 植田 正幸 川口 正敬 | DL | 12 | 2'04.731 | 10.396 | 167.602 |
| 21 | 9 | 300 | 6 | NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ PORSCHE 911 GT3 R | 密山 祥吾 横幕 ゆぅ 坂本 祐也 | YH | | 2'04.734 | 10.399 | 167.598 |
| 22 | 48 | 300 | 7 | DIJON Racing IS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 高森 博士 千代 勝正 田中 勝喜 | YH | 4 | 2'04.786 | 10.451 | 167.528 |
| 23 | 11 | 300 | 8 | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | DL | 72 | 2'04.905 | 10.570 | 167.369 |
| 24 | 16 | 300 | 9 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | 武藤 英紀 中山 友貴 | BS | 98 | 2'04.975 | 10.640 | 167.275 |
| 25 | 88 | 300 | 10 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 織戸 学 青木 孝行 | YH | 12 | 2'04.985 | 10.650 | 167.262 |
| 26 | 62 | 300 | 11 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 中谷 明彦 | YH | 30 | 2'05.028 | 10.693 | 167.204 |
| 27 | 22 | 300 | 12 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 和田 久 城内 政樹 | YH | | 2'05.043 | 10.708 | 167.184 |
| 28 | 33 | 300 | 13 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | 影山 正美 藤井 誠暢 | KH | 6 | 2'05.210 | 10.875 | 166.961 |
| 29 | 21 | 300 | 14 | ZENT Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | 都筑 晶裕 リチャード・ライアン | HK | 6 | 2'05.244 | 10.909 | 166.916 |
| 30 | 0 | 300 | 15 | ENDLESS TAISAN PORSCE PORSCHE 911 GT3 R | 峰尾 恭輔 横溝 直輝 | YH | 24 | 2'05.293 | 10.958 | 166.851 |
| 31 | 86 | 300 | 16 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini GALLARDO GT3 | 山西 康司 細川 慎弥 | YH | 26 | 2'05.330 | 10.995 | 166.801 |
| 32 | 52 | 300 | 17 | OKINAWA-IMP SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | 竹内 浩典 土屋 武士 蒲生 尚弥 | YH | 48 | 2'05.335 | 11.000 | 166.795 |
| 33 | 4 | 300 | 18 | GSR 初音ミク BMW BMW Z4 GT3 | 谷口 信輝 片岡 龍也 ヨルグ・ミューラー | YH | 44 | 2'05.459 | 11.124 | 166.630 |
| 34 | 50 | 300 | 19 | Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | 加納 政樹 安岡 秀徒 阪口 良平 | YH | | 2'05.812 | 11.477 | 166.162 |
| 35 | 2 | 300 | 20 | エヴァRT初号機アップルMP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | 高橋 一穂 加藤 寛規 カルロ・ヴァン・ダム | YH | | 2'05.882 | 11.547 | 166.070 |
| 36 | 5 | 300 | 21 | マッハGoGoGo車検 GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | 玉中 哲二 山下 潤一郎 尾本 直史 | YH | | 2'06.299 | 11.964 | 165.522 |
| 37 | 55 | 300 | 22 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | 高木 真一 小林 崇志 野尻 智紀 | BS | 80 | 2'06.955 | 12.620 | 164.666 |
| 38 | 31 | 300 | 23 | Panasonic apr PRIUS GT TOYOTA PRIUS | 新田 守男 嵯峨 宏紀 中山 雄一 | YH | 40 | 2'07.495 | 13.160 | 163.969 |
- 2013年8月17日(土)・予選 会場:鈴鹿サーキット(5.807km) 天候:晴れ 気温:35℃(14:15時点)
路面温度:48℃(14:15時点) コースコンディション:ドライ 観客:2万6500人
8月17日(土)、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第5戦「第42回 インターナショナル ポッカサッポロ1000km」が開幕し、公式予選が行われました。
「鈴鹿1000km」の名称で親しまれてきたこの大会は、今年で通算42回を数えます。SUPER GTの決勝レースは300kmが基本となりますが、しゃく熱のコンディションで普段の3倍以上もの距離を走行するこの大会では、的確なレース戦略とドライバーの技術、そして精神力がいつも以上に重要となります。
開幕に先立つ16日(金)、2014年シーズンのSUPER GTに参戦予定の「NSX CONCEPT-GT」が、鈴鹿サーキットで公開され、チェック走行が実施されました。「NSX CONCEPT-GT」は、本日も鈴鹿サーキットのピットで展示されたほか、決勝当日の18日(日)、午前10時55分から11時5分の間で、デモンストレーション走行が実施される予定です。
8月に入ってから、最高気温が連日30℃を超えている三重県は、この日も快晴に恵まれ、気温は午前中からぐんぐんと上昇していきました。
午前9時20分に始まった公式練習では、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)が、1分52秒864を記録して3番手となり、Honda勢のトップに立ちました。これに続いたのが#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)の7番手で、さらに#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)は10番手、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)は14番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は15番手となりました。
午後になっても気温は上昇を続け、公式予選が始まる午後2時には35℃に達しました。予選は今回もノックアウト方式で行われました。これは、GT500クラスの全15台が出走するQ1と、Q1で8番手までに入ったチームが進出するQ2の2段階で競われるもので、9番グリッドから15番グリッドまではQ1の結果、ポールポジションから8番グリッドまではQ2の結果に従って決定します。
Q1が始まる午後2時15分になっても、コースインするチームはありませんでした。マシンが多く走行したあとのほうが、コースコンディションが改善され、好タイムをマークしやすくなるからです。ただし、セッションは12分間に限られているため、開始から4分ほどするとコースインするチームが出てきました。Honda勢では、開始5分で#8 ARTA HSV-010に乗るファーマン選手がコースイン。その2分後には残る4台のHSV-010 GTが次々とコースインしていきました。#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010はマコヴィッキィ選手、#32 EPSON HSV-010は中嶋選手、#100 RAYBRIG HSV-010は小暮選手がアタックを担当します。
開始から9分が経過した時点で、#8 ARTA HSV-010が1分57秒293でトップに立ちましたが、その後、この記録は次々と塗り替えられていきます。そして12分間のセッションが終わった段階では、1分52秒694をマークした#18 ウイダー モデューロ HSV-010がトップでQ1を通過。そして#100 RAYBRIG HSV-010は7番手、#17 KEIHIN HSV-010は8番手となり、Q2進出を決めました。一方、#32 EPSON HSV-010は14番手、#8 ARTA HSV-010は15番手となり、この時点で決勝レースでのスターティンググリッドが確定しました。
午後3時ちょうどに始まったQ2でも、Q1同様、開始直後はだれもコースインせず、3分ほどが経過したところで、まず#18 ウイダー モデューロ HSV-010に乗る山本選手と、ライバルの1台がタイムアタックを開始しました。#100 RAYBRIG HSV-010に乗る伊沢選手と#17 KEIHIN HSV-010に乗る塚越選手も、そのおよそ1分後にコースに入りました。#18 ウイダー モデューロ HSV-010は1分52秒359をマークし、いったんはトップに立ちましたが、そのあとこの記録は、ライバルの1台に破られてしまいます。ただし、Q2に進出した残る6台はこれを上回ることができず、結果的に#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、フロントローとなる2番グリッドを獲得しました。そして#17 KEIHIN HSV-010は1分52秒993で6番手、#100 RAYBRIG HSV-010は1分53秒253で8番手につけました。
GT300クラスでは、前大会で優勝した#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)が8番グリッド、#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)は14番グリッドを獲得しました。
決勝レースは、18日(日)の午後0時30分にスタートが切られ、173周で競われます。
- 松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
-
「#18 ウイダー モデューロ HSV-010が、予選で今季最高の結果を残してくれました。ポールポジションを獲得できなかったのは残念ですが、明日の決勝は1000kmの長丁場ですので、予選トップか2番手かは、決勝結果にほとんど影響を及ばさないと思います。#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、マシンの状態がいいことに加え、コースとのマッチングがよく、またドライバーのパフォーマンスも良好ですので、明日の決勝レースは優勝を目標に戦っていくことになります。そのほか、#17 KEIHIN HSV-010や#100 RAYBRIG HSV-010にも表彰台を獲得するチャンスは十分あります。明日の決勝では、4ストップ/5スティントの作戦をしっかり遂行できたチームに勝機が訪れるでしょう。その中で、燃費、タイヤの摩耗、ラップタイムなどを、どのようにバランスさせるかによって成績が決まると思います。明日も5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りくださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます」
- 山本尚貴(2番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
-
「朝の走り始めの段階では、マシンのバランスはあまりよくありませんでしたが、そのあと、チームがうまくまとめてくれたので、非常に調子がいい状態で予選に臨むことができました。Q1ではフレデリックが2番手にコンマ4秒差をつけるぶっちぎりでトップを取ってくれたので、いい意味でプレッシャーを感じました。僕のアタックでもミスはなく、ポールポジションを取ることができる手応えはありましたが、結果的に2番手となったのは残念です。ただし、大切なのは明日、1000kmを走りきったときにどこにいるかですので、ゴールしたときに、みんなで喜び合えるよう、精一杯がんばるつもりです」
- フレデリック・マコヴィッキィ(2番手 #18 ウイダー モデューロ HSV-010)
-
「すばらしい結果だったと思います。マシンのパフォーマンスはシーズン前半より明らかに進化しています。フロントローからスタートできると、グリッド中団と違って、トラブルやアクシデントに巻き込まれる可能性が低いので、その点でも安心です。マシンの競争力は高く、レース向けのタイヤは安定した性能を保ってくれますので、明日の決勝レースは自信があります。目標は、最低でも優勝です」
Text & Photo: HONDA
2013オートバックス スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」は8月17日に三重県の鈴鹿サーキットで公式予選を行い、#23MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が開幕戦岡山以来2度目のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人組)が第4戦SUGOに続いて今季4度目のポールをものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:26,500人)
公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
予選Q1
15分間の走行でGT500は上位8台、GT300は13台を選出する予選Q1。
GT500ではコースオープンになっても中々コースインするチームがなく、セッション中盤を過ぎてから慌ただしくアタック合戦が始まるという何時もの展開がここでも繰り返された。
15台の車両がコースインを開始したのは残り時間が7分を切ってから。
ここで最初に動いたのは#23モチュールGT-Rと#19ウェッズスポーツSC430の2台。#23GT-Rは柳田真孝、#19SC430はアンドレ・クートがドライブし、それぞれ1'53.101、1'54.250を記録。#23モチュールは4位でQ2進出を果たしたが、#19ウェッズスポーツは12位で予選を終えた。
ここでトップタイムを記録したのは#18ウイダーHSV。フレデリック・マコヴィッキィがチェッカー直前に1'52.694を叩き出した。
以下、#6エネオスSC、#38ZENT SC、#23モチュールGT-R、#36ペトロナスSC、#37KeePer SC、#100レイブリックHSV、#17ケーヒンHSVまでがQ2進出を果たした。
GT300は性能調整で最低地上高を8mm上げることになったにも関わらず、公式練習からコースレコードを上回るタイムを記録していた#61BRZが圧倒的な速さを見せつけ、山野哲也が午前中のタイムを更に上回る2'01.481を叩き出し、見事コースレコードを更新した。
以下#3エスロードGT-R、#52オキナワSLSと続き、13位の#9攻殻機動隊ポルシェまでがQ2へ。
カルロ・ヴァン・ダムの加入で注目の#2エヴァ初号機RTマクラーレン、WTCC王者のヨルグ・ミューラーの加入で注目の#4初音ミクBMWらは残念ながらここで予選を終えることになってしまった。
予選Q2
12分間の走行でポールポジションを争うQ2では残り9分で#18ウイダーHSV、#23モチュールGT-Rらミシュラン勢が真っ先にコースイン。それを合図に続々と各車走行を開始した。
ここで速さを見せたのは#23モチュールGT-R。
ロニー・クインタレッリは計測2周目に1'52.157を叩き出し、チェッカーを待たずに悠々とピットへ向かう。
結局このタイムを上回るドライバーは現れず、23号車は開幕戦岡山以来今季2度目のポールポジションを獲得。
昨年に続いて2年連続の優勝が大いに期待できる結果となった。
予選2番手は#18ウイダーHSVがつけ、ミシュラン勢がフロントローを独占することとなった。
GT300クラスはやはり#61BRZが他を圧倒。
佐々木孝太は途中何度も他のクルマに引っかかりながらも2'01.693とこれも従来のレコードタイムを上回り、今季4度目のポールポジションを獲得してみせた。
予選2番手には佐々木大樹の駆る#3エスロードNDDP GT-Rがつけ、奇しくも佐々木姓のドライバーがフロントローを独占する結果となった。
第5戦決勝は明日12時30分より173周(1000km)で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum