7月19日に予定されていた2014オートバックス スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式予選は、天候不良のため20日決勝日の朝に実施されることが決定した。
当初午後2時よりノックアウト方式で行われる予定だった公式予選だが、朝から降り続いている雨に加え、正午過ぎからはコース上を濃い霧が覆い尽くす状態になったため、競技団は開始時刻を一旦2時30分まで順延することを決定、天候の回復を待った。 しかし霧は中々晴れる気配をみせず、予選開始時刻は最大3時30分まで延期されることに。
途中一時的に霧が薄まったことで14:43開始予定との発表が出たが、その後雨が強くなって来たこともあり、結局走行は開始されず、午後3時開始予定で監督ミーティングが招集され、翌日への予選順延が通達された。
なお、一部で9時5分よりGT300が25分間、9時30分よりGT500が25分間との情報が出ているが、現時点で主催者からは正式な発表が出ていない。
(この語の予定に着いては、詳細が明らかになり次第、追って掲載いたします)
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
プレスインフォメーション 2014年7月19日
菅生. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦・第7戦 ミシュランチャレンジ 公式予選をスポーツランド菅生(宮城県)にて2014年7月19日(土)に開催いたしました。
PCCJ2014-Rd.6-7 (SUGO) Qualify
PCCJ2014-第6-7戦(菅生)公式予選
天候:雨 路面:ウェット 気温:19℃ 路面温度:21℃(スタート時)
富士スピードウェイで行われた第4-5戦から約1カ月のインターバルを経て、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は7月19日(土)-20日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で2014年シリーズ第6戦、第7戦ミシュランチャレンジの開催を迎えた。去年と同様、今回もスーパーGTのサポートレースとして組み込まれ、土曜日に30分間の予選と第6戦の決勝、日曜日に第7戦の決勝というダブルヘッダーで開催される。
強い寒気の影響で東北地方の週末は雨模様。レースに先駆けて金曜日に実施された専有走行もあいにくの雨に見舞われ、路面コンディションはウェット。午前9時45分から30分間にわたり行われた1回目の専有走行では#78 近藤翼が1分34秒337でトップタイムを刻み、#11 山野直也、#12 小河諒、#9 武井真司と続いた。その後、11時20分から30分間が予定されていた2回目のセッションは、約7分が経過した時点で3台のマシンがコースアウトするアクシデントにより赤旗が提示され終了。#78 近藤が1本目に刻んだタイムがベストとなり、#11 山野、#12 小河、#9 武井、#19 永井宏明というオーダーで専有走行は終了した。
迎えた土曜日の公式予選。天気は前日の専有走行と大きくは変わらず、弱い雨が降る中、8時10分から走行がスタートし15台のマシンがコースインした。路面はウェットコンディションのため全車がレインタイヤを装着。スポーツランドSUGOはコース改修が実施され、去年よりも舗装の状態は良くなったが、それでもウェットでは格段の注意が必要なサーキットであることに変わりはない。レインタイヤは装着直後のフレッシュな状態が最もグリップが高くタイムが出やすい。そのため多くの選手がセッションの途中でフレッシュタイヤに履き替え、路面状態の好転が期待できるセッション後半でのタイムアップに集中した。
#78 近藤は序盤トップタイムで前日からの好調を維持したが、すぐに#11 山野がタイムを更新しトップに立つ。#11 山野はさらに、2セット目のフレッシュタイヤで6周目に1分32秒955を刻みベストタイムを更新した。しかし、その直後に#78 近藤が1分32秒740というベストタイムをマーク。さらなるベストタイム合戦が期待されたが、予選開始から約35分が経過した時点で2台のマシンがコースオフし、8時36分に赤旗中断。そのまま公式予選は終了となり#78 近藤のポールポジションが決まった。「昨日の専有走行で調子が良かったので自信はありましたが、途中までなかなかクリアラップをとることができずタイムを縮めることができなかった。しかし、最後は集中力を高め満足のいくアタックができたと思います」と#78 近藤。去年のレースでもポールポジションを獲得し、その後2勝を刻むなどSUGOとの相性は良い。「決勝もこの調子でいきたいです」と、#78 近藤は抱負を語った。
予選2番手は、トップと0秒215差の#11 山野。「コースは少しずつ乾いていきましたが、タイヤのグリップレベルはほとんど変わりませんでした。SUGOはウェット路面でしか走っていないので、自分としては決勝もウェットのほうがありがたいです」と、#11 山野は雨のレースを望む。予選3番手#14 元嶋はトップと0秒709差。「昨日と比べると良い走りができたと思います。木曜日の練習はドライで調子が良かったので雨はやんでくれたほうが嬉しいですが、ウェットでもマシンは乗りやすいので特に問題はありません」と語った。ジェントルマンクラスのトップは、4番手#12 小河と0秒260差の5番手#9 武井真司。「予選は悪くなかったと思いますが自分の課題は決勝です。今回は最後まで走りきり結果を残すことが目標です」と、落ち着いた表情で語った。
第6戦の決勝レースは同日13時から15周で争われる。雨足は時々強くなりコースは霧に包まれているところも多い。天候とコンディションの変化にうまく対応できるかどうかが、勝負のポイントとなりそうだ。
Pos. Car# Driver Class Entrant Time
1 78 近藤 翼 スカイレーシング SKY RACING 1'32.740
2 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル TEAM KTOUCH PORSCHE 1'32.955
3 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE GARMIN PORSCHE 1'33.449
4 12 小河 諒 ブライトインターナショナル TEAM KTOUCH PORSCHE 1'33.910
5 9 武井 真司 G BINGO SPORTS BINGO SPORTS 1'34.170
6 19 永井 宏明 ナインレーシング NINNE Racing 1'34.359
7 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 D'station HAI racing 1'34.438
8 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 TEAM KRM 1'35.302
9 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ TEAM SAMURAI 1'36.270
10 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing NINNE Racing 1'36.830
11 33 TAKASHI G KRM ケーズフロンティア 991 TEAM KRM 1'36.874
12 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 GAINER with Team Tetsuya 1'37.478
13 51 Paul IP G KCMG ANNIKA 991 KCMG 1'37.625
14 73 鈴木 篤 G SR レーサリンク GT3 SR ASSET HAI RACING 1'37.804
15 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup SHARAKU RACING 1'39.471
G=ジェントルマンクラス
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
スーパーGT第4戦「SUGO GT 300kmレース」の公式練習が7月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。 終始雨の降り続く難しいコンディションの中でトップタイムを記録したのは#36PETRONAS TOM’S RC F(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)。 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)がトップだった。
公式予選日を迎えたスポーツランドSUGOは朝から小雨が降り続き、気温も21℃前後とこの時期とは思えない肌寒さを感じさせるコンディション。 公式練習は午前9時より120分間で行われた。
雨脚はセッションが進行するに連れて次第に強まり、両クラスの専有走行が行われたセッション終盤にはヘビーウェットの状態となった。 このため、コースのいたるところでスピンやコースアウトが続出。 #50アストンマーチンのクラッシュで最初の赤旗が出た後も、GT500クラスランキングトップの#12カルソニックGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信組)が最初にヘアピンで、次に馬の背でコースを飛び出し、2回の赤旗の原因を作ることに。 12号車は2度目のコースオフでタイヤバリアに正面から突っ込んでフロント周りを大破。 このあとの予選への影響が懸念される状況になってしまった。
一方、路面コンディションの比較的良好なセッション前半には#36ペトロナスRC Fが1’20.082を記録。 これがそのまま公式練習のベストタイムとなった。2番手には#39デンソーサードRC F、3番手には#1ZENT CERUMO RC Fとレクサス勢が1-2-3を形成する結果となった。 一方GT-R勢トップは#23モチュールGT-Rの4位、NSX勢では6位の#100レイブリックNSXがトップだった。
GT300クラスも序盤に1’27.139を記録した#61BRZがトップに立ち、同じく序盤にアタックした#0無限CR-Z(中山友貴/野尻智紀組)が2位に付けた。
第4戦SUGOの公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
■GT500クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 36 | ジェームス・ロシター 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 16 | 1'20.082 | - | 166.521 |
| 2 | 39 | 石浦 宏明 オリバー・ジャービス | DENSO KOBELCO SARD RC F LEXUS RC F | BS | 26 | 1'20.552 | 0.470 | 165.549 |
| 3 | 1 | 立川 祐路 平手 晃平 | ZENT CERUMO RC F LEXUS RC F | BS | 30 | 1'20.788 | 0.706 | 165.066 |
| 4 | 23 | 松田 次生 ロニー・クインタレッリ | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | MI | 54 | 1'20.884 | 0.802 | 164.870 |
| 5 | 37 | 伊藤 大輔 アンドレア・カルダレッリ | KeePer TOM'S RC F LEXUS RC F | BS | 68 | 1'20.932 | 0.850 | 164.772 |
| 6 | 6 | 大嶋 和也 国本 雄資 | ENEOS SUSTINA RC F LEXUS RC F | BS | 56 | 1'21.161 | 1.079 | 164.307 |
| 7 | 100 | 小暮 卓史 武藤 英紀 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 14 | 1'21.231 | 1.149 | 164.165 |
| 8 | 32 | 中嶋 大祐 ベルトラン・バゲット | Epson NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | DL | 2 | 1'21.298 | 1.216 | 164.030 |
| 9 | 46 | 本山 哲 柳田 真孝 | S Road MOLA GT-R NISSAN GT-R | MI | 32 | 1'21.373 | 1.291 | 163.879 |
| 10 | 12 | 安田 裕信 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | カルソニックIMPUL GT-R NISSAN GT-R | BS | 84 | 1'21.482 | 1.400 | 163.660 |
| 11 | 17 | 塚越 広大 金石 年弘 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 10 | 1'21.612 | 1.530 | 163.399 |
| 12 | 18 | 山本 尚貴 フレデリック・マコヴィッキィ | ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | MI | 22 | 1'22.295 | 2.213 | 162.043 |
| 13 | 8 | ヴィンタントニオ・リウッツィ 松浦 孝亮 | ARTA NSX CONCEPT-GT HONDA NSX CONCEPT-GT | BS | 6 | 1'22.552 | 2.470 | 161.538 |
| 14 | 24 | ミハエル・クルム 佐々木 大樹 | D'station ADVAN GT-R NISSAN GT-R | YH | 16 | 1'22.961 | 2.879 | 160.742 |
| 15 | 19 | 脇阪 寿一 関口 雄飛 | WedsSport ADVAN RC F LEXUS RC F | YH | 14 | 1'23.445 | 3.363 | 159.810 |
■GT300クラス
SUGO GT 300km RACE -RIJ- (2014/07/19) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Wh | Time | Behind | km/h |
| 1 | 61 | 佐々木 孝太 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 | MI | 30 | 1'27.139 | - | 153.035 |
| 2 | 0 | 中山 友貴 野尻 智紀 | MUGEN CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 38 | 1'27.978 | 0.839 | 151.576 |
| 3 | 3 | 星野 一樹 ルーカス・オルドネス | B-MAX NDDP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 44 | 1'28.373 | 1.234 | 150.898 |
| 4 | 11 | 平中 克幸 ビヨン・ビルドハイム | GAINER DIXCEL SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 74 | 1'28.573 | 1.434 | 150.557 |
| 5 | 7 | ヨルグ・ミューラー 荒 聖治 | Studie BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 46 | 1'28.845 | 1.706 | 150.096 |
| 6 | 2 | 高橋 一穂 加藤 寛規 | シンティアム・アップル・MP4-12C McLaren MP4-12C GT3 | YH | 8 | 1'29.308 | 2.169 | 149.318 |
| 7 | 21 | リチャード・ライアン 藤井 誠暢 | Audi R8 LMS ultra Audi R8-LMS ultra | YH | 6 | 1'29.315 | 2.176 | 149.307 |
| 8 | 22 | 和田 久 田中 哲也 | グリーンテック SLS AMG GT3 Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | | 1'29.381 | 2.242 | 149.196 |
| 9 | 10 | 植田 正幸 山内 英輝 | GAINER Rn-SPORTS SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | DL | 2 | 1'29.420 | 2.281 | 149.131 |
| 10 | 55 | 高木 真一 小林 崇志 | ARTA CR-Z GT HONDA CR-Z | BS | 50 | 1'29.710 | 2.571 | 148.649 |
| 11 | 33 | 都筑 晶裕 ヨルグ・ベルグマイスター | PUMA KRH PORSCHE PORSCHE 911 GT3 R | YH | 12 | 1'29.812 | 2.673 | 148.480 |
| 12 | 9 | 白坂 卓也 アンドレ・クート | 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR PORSCHE 911 GT3 R | YH | | 1'29.841 | 2.702 | 148.432 |
| 13 | 4 | 谷口 信輝 片岡 龍也 | グッドスマイル 初音ミク Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 80 | 1'29.862 | 2.723 | 148.398 |
| 14 | 88 | 織戸 学 青木 孝行 | マネパ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | | 1'29.960 | 2.821 | 148.236 |
| 15 | 50 | 加納 政樹 安岡 秀徒 | WOKO'S Exe Aston Martin ASTON MARTIN V12 Vantage GT3 | YH | 6 | 1'30.036 | 2.897 | 148.111 |
| 16 | 60 | 飯田 章 吉本 大樹 | TWS LM corsa BMW Z4 BMW Z4 GT3 | YH | 8 | 1'30.241 | 3.102 | 147.775 |
| 17 | 65 | 黒澤 治樹 黒澤 翼 | LEON SLS Mercedes-Benz SLS AMG GT3 | YH | 20 | 1'30.382 | 3.243 | 147.544 |
| 18 | 360 | 吉田 広樹 藤田 竜樹 | OKINAWA IMP・RUN UP GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'30.863 | 3.724 | 146.763 |
| 19 | 48 | 高森 博士 田中 勝輝 | Snap-on DIJON Racing GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | | 1'31.046 | 3.907 | 146.468 |
| 20 | 86 | 細川 慎弥 山西 康司 | クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3 Lamborghini Gallardo GT3 | YH | 18 | 1'31.257 | 4.118 | 146.129 |
| 21 | 67 | 横溝 直輝 密山 祥吾 | STP タイサン GAIA POWER GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 8 | 1'31.263 | 4.124 | 146.120 |
| 22 | 30 | 岩崎 祐貴 影山 正美 | IWASAKI apr GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 | YH | 2 | 1'31.540 | 4.401 | 145.678 |
| 23 | 31 | 新田 守男 嵯峨 宏紀 | OGT Panasonic PRIUS TOYOTA PRIUS | YH | 10 | 1'32.748 | 5.609 | 143.780 |
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
7月12日(土)、13日(日)にかけて富士スピードウェイでスーパーフォーミュラの第3戦が開催された。終盤突然の降雨による大荒れの展開となる中、レインタイヤに交換した中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が逆転で今季初勝利。平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が2位、3位で続き、共に国内トップフォーミュラシリーズ戦での初表彰台を獲得した。

今季初勝利の中嶋一貴(中央)、初表彰台となった
2位の平川亮(左)と3位の国本雄資(右)
スーパーフォーミュラの第3戦が7月12日(土)、13日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
第2戦から約2ヶ月のインターバルを置いての開催となる第3戦は、第2戦と同じ富士での開催。ただし、第2戦はスプリントの2レース制だったが、今大会は通常通りの1レース制、ピット義務ありの250kmレースとして行われた。
同じ富士で2ヶ月前に行われた第2戦では、レース1はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)、レース2はアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がポール・トゥ・ウィン。また、中嶋 一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)も2位/3位に入って連続表彰台と、元シリーズチャンピオンの有力ドライバーが確実に好成績を挙げている。
しかし、開幕戦勝者であり、今大会開催時点でのポイントリーダーであるロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、6月のル・マン24時間レースでのクラッシュにより、大事を取って今大会を欠場することに。このため、同チームの8号車は、昨年のスーパーフォーミュラでもWECとの重複時にデュバルの代役を勤めたアンドレア・カルダレッリがドライブすることとなった。
◆予選◆
予選前日、11日(金)には1時間のテスト走行が設けられ、中嶋一貴がトップタイムをマーク。12日(土)の予選前に行われたフリー走行でも中嶋一貴はトップタイムを叩き出し、今季初ポールポジション獲得への期待が高まった。
フリー走行の時点では台風一過の好天に恵まれていたものの、午後に入ると雲が増え、午後2時45分の予選開始時には黒い雲が空を覆う状況に。しかし、雨は落ちず、ドライコンディションでノックアウト方式の予選が行われた。
Q1(20分)では、セッション中盤に中山 雄一(KCMG)がギアトラブルに見舞われ第13コーナー立ち上がりでストップ。これにより赤旗が出され、セッションは車両排除後、残り13分で再開された。
トヨタ勢は好調に上位タイムを刻んでいったが、嵯峨 宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)はQ2進出にわずか1000分の5秒及ばず、15番手。中山雄一も最後尾19番手グリッドとなった。
Q2(7分間)では残り3分を切ったあたりから各車アタックを開始し、石浦 宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が最初に1分23秒台に突入。これをオリベイラがかわし、トップタイム。平川 亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は最後までアタックを続けたがわずかに及ばず9番手、クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL)もトップから1秒以内のタイムながら11番手で、トヨタ勢ではこの2台がQ2敗退。
Q3(7分間)は終盤激しいアタック合戦でタイムが塗り替えられていった。僅差でのポールポジション争いとなる中で、驚きのトップタイムをマークしたのがカルダレッリ。中嶋一貴、ロッテラーらも最後まで逆転を目指しアタックしたが届かず、カルダレッリは自身初となるスーパーフォーミュラでのポールポジションを獲得した。
2番手はわずか0.062秒差のオリベイラ、このオリベイラに1000分の1秒届かなかったジェームス・ロシター(KONDO RACING)が3番手。4番手中嶋一貴も0.084秒差と、トップ4台は0.1秒以内という接戦で2列目までのグリッドが決定した。
5番手が石浦、6番手に今大会が日本のトップフォーミュラ100戦目となるロッテラーが続き、トヨタエンジン搭載車はトップ6、予選3列目までのグリッドを独占。富士を得意とし、Q3まで進出した国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)はパドルシフトの作動不良に見舞われアタック出来ず8番手。国本を除く上位7台全車が1分23秒台に入れるハイレベルな予選Q3となった。
◆決勝◆
併催のF3が終わった後、何度か降雨があり、レース直前のウォームアップ走行はウェット宣言が出された。スタート直前にも雨はぱらついたが、路面を濡らすまでには至らず、ほぼドライコンディション、全車スリックタイヤのまま、午後2時に55周で争われる決勝レースのスタートが切られた。
2番手グリッドのオリベイラが好スタートを切り、ポールポジションのカルダレッリをパス。ダンロップコーナーではロシターがカルダレッリをかわし2位へとポジションアップを果たした。ロッテラーはスタートをミスし、いくつか順位を落としたものの、1周目の序盤、混乱状態の中で次々と前走車をパスし、5位へと浮上した。
スタートで4位をキープした中嶋一貴は2周目の1コーナー進入で前を行くカルダレッリをかわそうとしたが、オーバーラン。ロッテラーと石浦にかわされ、6位へと後退。
首位を行くオリベイラは序盤からハイペースで後続を引き離し、2位以降はロシター、カルダレッリ、ロッテラー、石浦、中嶋一貴、平川という順位で上位勢が一定の間隔を保ったまま周回が重ねられていった。
レース折り返しとなる28周目に石浦が上位勢の先陣を切ってピットに向かうと、翌周から次々に各車ピットイン。3位を争うロッテラーとカルダレッリは31周目に同時ピットイン。ピット作業のわずかな差で、ロッテラーが前に出た。
翌32周目に、首位を争っていたオリベイラとロシターが同時にピットへ向かい、全車がピット作業を終えた後も、オリベイラが首位をキープ。ピットアウト後のオリベイラは更にペースを上げ、41周目には2位との差は8秒以上に。この日33歳の誕生日を迎えた自身のバースデーウィンへ向け、圧倒的な独走状態となった。
後半戦もオリベイラ、ロシター、ロッテラー、カルダレッリと外国人ドライバーがトップ4を占め、各車一定の間隔を空けての膠着状態となった。しかし、残りが10周ほどになったところで南西方向から流れてきた雨雲が路面を濡らし始めると、雨脚は一気に強さを増し、あっという間にコースはフルウェットに。
全車濡れた路面でのスリックでの走行となる中、4位走行中のカルダレッリが足をすくわれスピンアウトし、無念の戦線離脱。
一方で、このようなコンディションを得意とするロッテラーが猛追。46周目にロシターをかわし2位に浮上すると、首位オリベイラとの差をみるみるうちに詰めていった。
6秒以上あった差が2秒台まで詰まった49周目、ヘアピン進入で嵯峨がクラッシュ。この嵯峨を周回遅れにしようかという位置にいたオリベイラの目の前にパーツが飛び散り、避けようとしたオリベイラは痛恨のスピン。コース中央で逆向きに停止したオリベイラは、エンジンが止まってしまったため、圧倒的な速さで支配していた今レースを無念のリタイアで終えることとなってしまった。
コース上に止まった車両を排除するため、セーフティカーが導入された。このセーフティカー導入のタイミングで、3位の平川、4位の中嶋一貴、6位の国本がレインタイヤへ交換するためにピットへ。セーフティカー導入前に唯一レインへの交換ギャンブルに出た石浦がこれに続き、スリックのままコース上に残ったロッテラー、ロシター、カーティケヤンの後ろに、中嶋一貴、平川、国本、石浦がレインタイヤで続き、残り3周で再スタートが切られた。
視界が奪われるほどの水煙を巻き上げながらの再スタートで、まず中嶋一貴がカーティケヤンとロシターをパス。中嶋一貴はヘアピン進入でロッテラーをかわすも、コースアウト。ここで平川が首位に立った。
平川が参戦2年目にして初優勝なるかと思われたが、残り2周の1コーナー進入で平川は止まりきれずコースオフ。まだ温まりきっていないレインタイヤで、何度もコースオフを喫しながらも平川に次ぐ2位につけていた中嶋一貴が再び首位に立った。
平川はあきらめず、ファイナルラップも最後まで中嶋一貴を追ったが、わずかに及ばず、中嶋一貴が今季初勝利。平川が2位、国本が3位で続き、共に国内トップフォーミュラでの初表彰台(国本はシリーズ戦初)を獲得することとなった。4位には石浦。ロッテラーは6位、カーティケヤンが7位、ロシターが8位でポイントを獲得した。
今大会の結果、ドライバーズランキングでは中嶋一貴が首位に浮上。ロッテラーが2位、デュバル、平川、オリベイラ、石浦、ロシター、国本と続き、トップ8とはトヨタ勢が占めている。

終盤のウェット戦で逆転、今季初勝利を挙げた中嶋一貴
(PETRONAS TEAM TOM'S #37)

惜しくも勝利は逃したが初表彰台獲得の平川亮
(KYGNUS SUNOCO Team LeMans #7)

3位に入り、シリーズ戦初表彰台を獲得した国本雄資
(P.MU/CERUMO・INGING #39)

残り7周まで圧倒的な速さで独走も無念のリタイアに終わった
JP・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL #19)
- PETRONAS TEAM TOM'S 37号車 ドライバー 中嶋 一貴:
-
こんなこともたまにはあると思うようなレースだった。終盤は、やや見苦しい内容となってしまったが、結果として勝てたのは大きいし、嬉しい。セーフティカーが入った周、雨脚が強くなりタイヤを交換するか悩んだが、チームの判断でレインに交換した。勝負をかけるなら早いうちが良いだろうと思っていたが、タイヤ交換をして隊列に戻ったら、前が全員スリックタイヤだったので、リスタートすれば勝ち目はあると思った。若干気持ちが空回りしてしまい、オーバーランをしてしまったので、嬉しいのと恥ずかしいのが半分半分の気持ちだ。今回は、予選も含め課題のあるレースだったので、シーズン後半に向けて次から気分を新たに、こつこつとポイントを積み重ねて行きたい。
- KYGNUS SUNOCO Team LeMans 7号車 ドライバー 平川 亮:
-
勝てるレースだと思ったので悔しい。レースの序盤は、作戦的にも辛い状況で走っていた。ルーティンのピットインでタイヤを交換してからは、(中嶋)一貴さんに追いつこうと頑張った。そのうち雨が降り、これはチャンスだと思ったが、しばらくタイヤ交換については悩んだ。最終的にチームの判断で交換することにしたが、それが功を奏したので、チームには感謝している。最後オーバーランをしてしまい勝ちを逃してしまったので、この悔しさをバネに次戦も頑張りたい。
- P.MU/CERUMO・INGING 39号車 ドライバー 国本 雄資:
-
予選ではクルマにトラブルがあり、満足に走ることが出来なかったが、決勝は問題なくスタートが切れた。今日のレースは非常にタフだった。スタートで順位を落としてしまったが、あまりペースが上がらず、ドライのままだったらポイントを獲れたらラッキーな状況だった。雨が降りセーフティカーが入った時に、チームの判断でレインタイヤに交換した。雨で路面はかなり危険な状況だったが、どうにか走り切り、表彰台も獲得出来て良かった。
トヨタモータースポーツニュース
終盤にまさかの雨。 7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われた全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の決勝レースは、レース終盤に降り始めた雨によりスピンやコースアウトが続出、セーフティーカーが出動という波乱の展開となった。
このレースを制したのは予選4番手からスタートした#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)。
SC中にレインタイヤに交換した判断が実を結んだ。
2位は同様にレインタイヤに交換した#7平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。 3位には#39国本雄資(CERUMO INGING)がつけ、ポールシッターの#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は惜しくもリタイヤに終わった。
(天候:曇り>雨 コース:ドライ>ウェット 観客動員数:予選10,000人/決勝17,200人 大会総入場者数27,200人)
第3戦決勝は午後2時より55周で行われた。
スタート進行の直前から時折小雨が路面を濡らしていたが、ウォームアップ走行の間にドライバー全員がスリックタイヤを選択、ドライコンディションでレースは始まった。
序盤からレースをリードしたのは予選2番手の#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)。
綺麗なスタートでホールショットを決め、一気に後続を突き放しにかかる。
初のポールポジションからスタートしたカルダレッリは精彩を欠き、1コーナーでオリベイラの先行を許した後もダンロップコーナーで#3ジェームス・ロシター(KONDO RACING)に、プリウスコーナーでは中嶋一貴に立て続けにパスされてしまう。
しかし中嶋一貴は最終コーナーで並び替えして来たカルダレッリと並走状態になって1コーナーに飛び込んだ際にオーバーランしてしまい、この間にカルダレッリだけでなくチームメイトの#36アンドレ・ロッテラー、更には#38石浦宏明(CERUMO INGING)にも抜かれてしまった。
こうした中、トップのオリベイラは2位ロシターとの差を6秒以上に広げて32周目にピットイン。
後続が既にピット作業を済ませていたこともあり、トップのままでコースに復帰すると、その後も1分24秒台までペースを上げて独走状態に入った。 その時はオリベイラが自らの誕生日を勝利で飾ることはほぼ確実と誰もが思っただろう。
ところが。
オリベイラが44周目に入ったところで最終コーナー方面から雨が降り始め、たちまち路面はウェット状態に。 これに文字通り足下をすくわれたのがポールシッターのカルダレッリだ。
続いてフリー走行で好タイムをマークしていた#62嵯峨宏紀(TOCHIGI Le Beausset Motorsports)もスピンアウト、更にはトップを快走していたオリベイラまでもが49周目のヘアピンでスピンしてしまい、コースを塞ぐ形でストップしてしまった。
この車両を排除するため、50周目からセーフティーカーが導入されることに。
ここで動いたのが中嶋一貴、平川、国本、#2中山友貴(Team無限)の4台。 彼らはすぐさまピットに飛び込んでレインタイヤを装着して隊列に復帰していった。
この時点での順位はトップがロッテラー、2位ロシター、3位カーティケヤン、4位平川、5位国本、6位中嶋一貴。 トップ3はスリックタイヤのままコースに留まった。
セーフティーカーは52周終わりでピットへ。
残り3周の超スプリントでレースが再開されると同時に、レインタイヤの3台がトップ3に猛然と襲いかかった。
まずはコカコーラコーナーで相次いでカーティケヤンをパスすると、続く100Rで中嶋一貴がロッテラーに並びかけてヘアピンに手前で前に出るが、ブレーキング時にオーバーランしてしまい、この間に平川がトップに。
順位を挽回しようとした中嶋一貴はダンロップコーナーでも飛び出してしまい、ショートカットを通って平川の後ろでコントロールラインに戻って来た。
ところがトップに立った平川も1コーナー手前のブレーキングでフロントホイールをロックさせてしまい、セーフティーゾーンへ。 この間に中嶋一貴がトップに浮上した。
オーバーテイクボタンを使って懸命に追い上げた平川だったが、中嶋一貴は一度もつけいる隙を与えず、今季初優勝をものにした。
2位は平川。昨年の鈴鹿2&4でスーパーフォーミュラにデビューして以来初の表彰台となったが、勝利を目前で取り逃したこともあり、レース後の記者会見では開口一番「くやしいです」と言う言葉を口にした。
3位には昨年の富士スプリントカップで優勝している#39国本雄資が入った。
またここまで苦戦の続くホンダ勢では、ディフェンディングチャンピオンの#1山本尚貴(Team無限)がしぶとい走りで5位に食い込んでいる。
次回の舞台はツインリンクもてぎ。 8月24日決勝だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsport Forum
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy-Rainy Course:Dry-Wet
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 1:26'37.171 |
| 2 | *7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 0.780 |
| 3 | *39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 3.219 |
| 4 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 3.950 |
| 5 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | BS | 55 | 6.121 |
| 6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 29.406 |
| 7 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 37.562 |
| 8 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 38.615 |
| 9 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | BS | 55 | 54.581 |
| 10 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | BS | 55 | 1'23.305 |
| 11 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | BS | 54 | 1Lap |
| 12 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | BS | 54 | 1Lap |
| 13 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | BS | 49 | 6Laps |
| ---- 以上規定周回数(49Laps)完走 ---- |
| - | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | BS | 48 | 7Laps |
| - | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | BS | 47 | 8Laps |
| - | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | BS | 44 | 11Laps |
| - | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | BS | 35 | 20Laps |
| - | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | BS | 25 | 30Laps |
| - | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | BS | 0 | 55Laps |
- Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14) 1'24.789 (40/48) 193.737km/h
- CarNo.7,39は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入中のスピン)違反により訓戒とする。
7月13日、富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第9戦の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#7松下信治(HFDP RACING F312)が後続を全く寄せ付けない走りで終始レースを引っ張り、今季4勝目を挙げた。
Nクラスも#6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が5周目にトップに立ってそのまま逃げ切り、同じく今季4勝目を挙げている。
第9戦決勝は午前10時より21周で行われた。 ポールシッターの#7松下がホールショットを決め、そのままレースをリードする。
昨日の第8戦決勝では4番手スタートということもあり、前のクルマを抜くのに手間取ってタイヤを傷めてしまった松下だったが、今回は序盤からハイペースで後続を突き放しにかかった。
2番手スタートの#36山下健太(PETRONAS TOM'S F314)はスタートで松下にインから並びかけようとしたが行く手を阻まれてスロットルを戻さざるを得なくなり、2位のままコントロールラインに戻って来た。
その後も懸命に追い上げた山下だったが最後まで決め手を欠き、松下が第5戦もてぎ以来の今季4勝目を挙げた。
松下はこのレースでファステストラップも記録したことにより、シリーズポイントでも山下との差を僅か1点に詰めた。
淡々と周回を重ねる展開となったトップ2とは対照的に、3位以下の集団では最後まで激しいバトルがコースの至る所で展開された。
まず予選4番手からスタートした#8高橋翼(HFDP RACING F312)が昨日の第8戦を制した#22高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわして3位に浮上。
その後方ではスタートで#2清原章太(TODA FIGHTEX)の先行を許した#1勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)2周目のダンロップコーナーで清原のインをついて5位に浮上する。
さらにその後方からは予選7番手の#23佐々木も追いついて来て最終コーナーでアウトから清原をパスするが、ストレートスピードでは戸田エンジンを積む清原が勝り、続く1コーナーで再び清原が前に。
結局この2台のバトルは9周目のヘアピンでアウトから佐々木が清原をパスするまで延々と繰り返された。
一方、3位の#8高橋と#22高星の3位争いに次第に5位の#1勝田が接近。 9周目には第13コーナーから並走状態になった高橋と高星にインから勝田が一気に並びかけ、3台並走のままストレートに戻って来る。
ここでブレーキを遅らせてアウトにはらんだ高星の隙をついて再び高橋が前に。
このとき勝田にも先行を許した高星は12周目の1コーナーでインをつくが、再びアウトにはらんで勝田に抜き返された。
そうして3台が激しいバトルを繰り返しているうちに、6位の佐々木もこの集団に追いつき、3位集団は4台の団子状態となるが、14周目の1コーナーで勝田のインをつこうとした高橋が勝田の右リヤに追突、そのまま乗り上げる格好でコースを飛び出し、戦列を去ることになってしまった。
勝田の方も著しいペースダウンを強いられるほどのダメージはなかったものの、B-MAX NDDPの2台に激しく追い上げられることになり、17周目の最終コーナーで佐々木がインをついて一気に2台の前に出た。
立ち上がりで並べ替えす勝田と高星。 3台は並走したまま1コーナーへ。ここでは高星が先行、佐々木が続く。
そして19周目の1コーナーで佐々木が高星をかわしたことで、漸く3位争いは決着。 佐々木、高星、勝田の順で21周を走り切って第9戦は終了した。
Nクラスは、スタートで#6小泉のインに飛び込んで来た#62久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1コーナーを曲がりきれずに#38ナニン・インドラ・パユーング(CERUMO・INGING Jr. F312)に激突、そのままレースを終えてしまう波乱の幕開け。
この混乱の中、トップに立ったのは第2戦優勝の#3三浦愛(EXEDY RACING F307)。予選トップの小泉は2位に後退して三浦を追い上げる展開となった。
懸命に押え込もうとする三浦だったが、5周目の1コーナーで小泉が三浦のインをつき、クラストップを奪い返すと、そのまま最後まで逃げ切って第7戦岡山以来の今季4勝目を挙げた。
2位は三浦。第5戦もてぎ以来4戦ぶりの表彰台を獲得、#19湯澤翔平(KCMG F308)が3位につけた。
いよいよ後半戦に入った全日本F3選手権は残り3大会。 次回はツインリンクもてぎで8月22-23日に開催される。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/13) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 21 | 34'10.007 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 2.623 |
| 3 | 23 | | 3 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 13.942 |
| 4 | 22 | | 4 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 15.500 |
| 5 | 1 | | 5 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 21 | 18.483 |
| 6 | 2 | | 6 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 21 | 20.565 |
| 7 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 58.496 |
| 8 | 3 | N | 2 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 59.423 |
| 9 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'06.890 |
| 10 | 30 | N | 4 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'10.006 |
| 11 | 28 | N | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 21 | 1'11.431 |
| 12 | 13 | | 7 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 20 | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ---- |
| - | *8 | | - | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 13 | 8Laps |
| - | 38 | | - | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 0 | 21Laps |
| - | *62 | N | - | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 0 | 21Laps |
- Fastest Lap: CarNo.7 松下 信治(HFDP RACING F312) 1'36.848 (5/21) 169.614km/h
- CarNo.8は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条13.1)衝突行為により、訓戒とする。なお、ペナルティーポイント1とする。
- CarNo.62は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章28条13.1)衝突行為、2)コースアウトにより、次の参加レースの決勝グリッドを3グリッド降格とする。
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦のフリー走行2回目が7月13日、富士スピードウェイで行われ、ポールポジションの#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1’25.571を記録してここでもトップだった。
決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から分厚い雲が上空を覆い尽くしていたが、午前8時50分からのフリー走行は終始ドライコンディションで行われた。 開始時の気温は25.2℃、路面温度は36.3℃だ。
1.4kmという不浄に長いストレートをもつ富士の特性を考慮し、このセッションでは決勝レースを睨んでダウンフォースを削ってくるチームが相次ぎ、昨日よりも高めの最高速が記録された。 30分間を通して最速は#20ナレイン・カーティケヤンの321.812km/h。 これは2008年に富士で開催されたF1日本GPの予選最高速317.0km/h(エイドリアン・スーティル/フォースインディア)をも上回るものだ。 ホンダ勢では#2中山友貴(HP REAL RACING)の316.159km/hが最高とここでも差をつけられている状態だ。
ラップタイムを見ていくと、終了5分前に#62嵯峨宏紀が1’25.656を記録してトップに。これをセッション終盤にカルダレッリが上回り、予選に続いてトップで走行を終えている。カルダレッリの最高速は317.087と全体の5番手にあたる速度だ。
セッションは終了1分前に#11ヴィタントニオ・リウッツィがダンロップコーナーの手前でストップしたため、赤旗中断となり、そのまま終了となった。 リウッツィの11号車はエンジンカウル周りから大量の白煙が上がっており、タービンまたはエンジン本体にトラブルが出たものと思われる。 決勝への出走が非常に危ぶまれる状況だ。
その決勝レースは今日午後2時より55周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Phot: Motorsports Forum
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/13) Free Practice 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'25.571 | - | - | 191.967 |
| 2 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'25.656 | 0.085 | 0.085 | 191.776 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'25.663 | 0.092 | 0.007 | 191.761 |
| 4 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'25.695 | 0.124 | 0.032 | 191.689 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.718 | 0.147 | 0.023 | 191.638 |
| 6 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.790 | 0.219 | 0.072 | 191.477 |
| 7 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'25.924 | 0.353 | 0.134 | 191.178 |
| 8 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.934 | 0.363 | 0.010 | 191.156 |
| 9 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'25.952 | 0.381 | 0.018 | 191.116 |
| 10 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'26.070 | 0.499 | 0.118 | 190.854 |
| 11 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'26.196 | 0.625 | 0.126 | 190.575 |
| 12 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'26.200 | 0.629 | 0.004 | 190.566 |
| 13 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.318 | 0.747 | 0.118 | 190.306 |
| 14 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.379 | 0.808 | 0.061 | 190.171 |
| 15 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.527 | 0.956 | 0.148 | 189.846 |
| 16 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'26.801 | 1.230 | 0.274 | 189.247 |
| 17 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'26.896 | 1.325 | 0.095 | 189.040 |
| 18 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'26.901 | 1.330 | 0.005 | 189.029 |
| 19 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'27.276 | 1.705 | 0.375 | 188.217 |
富士スピードウェイは10月10(金)〜10月12日(日)に開催する2014FIA世界耐久選手権第5戦「WEC富士6時間耐久レース」をPRするため、7月12日(土)にスーパーフォーミュラ第3戦の開催されている富士スピードウェイでメディア懇親会を開催した。
「王者アウディ対挑戦者トヨタ、という図式で始まったWEC富士6時間も3年目を迎え、今年は新たにポルシェさんが参戦して来ました。来年は日産さんも参戦を予定しておられます。我々としてはこの大会を今後も大きく育てていきたい」
との富士スピードウェイ株式会社社長の堤健吾の挨拶で始まった懇親会には、WECにシリーズ参戦しており、今回のスーパーフォーミュラ第3戦にも参加している中嶋一貴(トヨタレーシング)とアンドレ・ロッテラー(アウディスポーツ・チームヨースト)の2名のドライバーと、日本人で唯一ACOの理事を務め、今回WEC富士アンバサダーにも就任したミスター・ルマンこと寺田陽次朗氏が参加。
両ドライバーによるWEC富士への意気込みや、寺田氏のこれまでのルマン24時間での体験談やWECに対するなどがトークショー形式で披露された。
- 寺田陽次朗氏(WEC富士アンバサダー、ACO理事)
- 僕は日本人で唯一のACO理事として、ルマンの楽しさを伝えたいという一心で今までやってきました。
ルマンにはドライバーとして29回出ていますし、初参戦から数えて今年が40年目に当たります。レーシングドライバーとしては今年が50周年でもあります。
デイトナ24時間でも日本人として初めて完走しましたが、ルマンが一番難しいと思います。
その難しさと楽しさをこれからもみなさんに知らしめたい。
今年の富士はポルシェも加わって最後まで三つ巴の戦いが繰り広げられると思います。
- 中嶋一貴(TOYOTA Racing/PETRONAS TEAM TOM’S)
- 今シーズンは開幕戦からスピードを見せることが出来、第2戦のスパでも速かったことがルマンへの自身に繋がりました。
予選には自信がありましたが、一番大事なのは決勝だということもわかっていました。
その決勝は電気系がショートしてしまい、あっという間に終わってしまいましたが、あのまま走れていればトップのまま差を広げてチェッカー出来ただろうと思いました。
今年のクルマはハイブリッドシステムの特性の違いから立ち上がり加速に自信があります。
ルマンで一番パフォーマンスを発揮できるように設計して来たクルマで、モーターアシストにより四輪で加速できるようになりましたが、エンジン特性はスムーズで、1000馬力のパワーを効率的に路面に伝えられることが強みです。
僕は全戦には出ませんが、出るレースには勝ちたい。特に富士はホームコースだし、東富士研究所でパワートレインを作っているので沢山の方が応援にいらっしゃると思いますから、絶対に勝ちたいレースです。
今までも神風というか、毎回いい流れが来ているので、今回も、と思っています。
- アンドレ・ロッテラー(ADUI SPORT TEAM JOEST/PETRONAS TEAM TOM’S)
- もう最初の2レースのことは忘れました(笑) ルマンで勝ったのは覚えていますよ。それだけで充分でしょう?
シルバーストーンでもパフォーマンスはありましたが、戦略がまずかった。雨の中をスリックで出て行ったり、ブノワのアクシデントがあったりで。
スパは僕らのクルマではダウンフォースが強過ぎて不利だということが初めからわかっていたので、ルマンの準備だと割り切って戦っていました。
ポルシェはストレートが速く、トヨタは加速に優れ、僕らはその中間の特性です。それぞれの特性の違いで、どこで抜くかという考え方も違って来ているので、今回のWEC富士は面白いレースになると思います。
もちろん勝ちますよ。絶対に勝ちたい。僕がここまでこれたのは日本でレースをして来たお陰だから、僕にとっても特別な思いがあります。
チャンピオンシップのリーダーであるロイック(デュバル)が今日ここにいないのは寂しいです。足の痛みを訴えてるとか、何カ所か縫ったとは聞いていますが、怪我そのものは大したことじゃなくて、今回も大事を取って休養しているだけです。最近子供が産まれたので、一緒に過ごしたかったんじゃないかな?(笑)
Text:Kazuhisa SUEHIRO
全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第8戦の決勝を行い15周を走って、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、Nクラスで久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が優勝した。
第8戦決勝は予定より5分遅れの午後4時15分、雲は厚く垂れ込め今にも雨が降りそうな天候のもとフォーメーションラップが始まった。
スタートはポールポジションの高星明誠(B-MAX NDDP F312)がトップで1コーナーへ。予選2位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が背後にピタリと付け、コカコーラコーナーで高星をインからパス。トップに躍り出た。
トップに立った勝田だったがペースが上がらない。3周目のダンロップコーナーで高星にパスされトップを明け渡すと、続く4周目の1コーナーでは山下健太(PETRONAS TOM'S F314)にもパスされ3位。さらに7周目の1コーナーでは、予選7位から4位まで上がってきた佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)にパスされ4位に落ちた。
9周目のストレートではアウトから勝田、松下信治(HFDP RACING F312)、清原章太(TODA FIGHTEX)が3ワイドで並ぶ激しい4位争いを演じたが、松下が4位、清原5位、勝田6位でこのバトルは決着した。
高星は後方のバトルを尻目に2位山下に1秒強の差をつけて周回。最終的には15周を走って0秒8差で今季2勝目を飾った。2位に山下、3位に佐々木、4位松下、5位清原、6位勝田の順でゴールした。
Nクラスは予選2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が好スタート。しかしポールポジションの久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が抜き返し1周目をトップで戻ってきた。
2位小泉は2周目のコカコーラコーナーで、トップを奪い返すべく久保に並びかけるが両者は接触。小泉がスピンし、大きく順位を落とすこととなった。
トップの久保はこの接触で左腕を痛め、ペースが上がらない。スタートで湯澤翔平(KCMG F308)を2周目に三浦愛(EXEDY RACING F307)を攻略して2位に上がってきた山口大陸(TAIROKU EXCEED)に迫られることとなるが、なんとかしのぎ切り今季4勝目を飾った。
2位は山口。後方から追い上げた小泉が順位を回復し、3位に入った。
第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦富士は、ロイック・デュバルの代役で参戦した#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が1’23.667を記録、日本のトップフォーミュラに参戦して初めてのポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)
公式予選は午後2時45分よりノックアウト方式で行われた。 空を厚い雲が覆い尽くし始めたものの、予選は終始ドライコンディションでの走行となった。
予選Q1
- 予選Q1は開始7分で#18中山雄一が第13コーナーでストップしてしまったために赤旗中断という波乱の幕開け。 車両撤去の後2時56分より残り時間13分で走行は再開されたが、ここで速さを見せたのはフリー走行トップの#37中嶋一貴。1’24.092と23秒台に後僅かのところまで迫り、金曜の専有走行から連続でトップを維持する。 2番手にはメカニカルトラブルにより金曜日の専有走行に殆ど参加できなかった#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ。3位には#36アンドレ・ロッテラーがつけ、ルマン24時間でのアクシデントにより欠場したロイック・デュバルの代役で参戦の#8カルダレッリが4番手と今回も上位陣をトヨタエンジン勢が占めた。 一方のホンダエンジン勢は、トップからコンマ5秒差の7位に食い込んだ#1山本尚貴を筆頭に#40野尻智紀、#31中嶋大祐、#10塚越広大、#2中山友貴の5台がQ2進出を果たした。
- 予選Q2
- Q1での赤旗により当初予定より4分遅れの午後3時19分より、予選Q2が7分間で行われた。 各車2周のウォームアップの後、タイムアタックに取りかかったが、ここでいちはやく1分24秒の壁をぶち破ったのが#38石浦宏明。しかしすぐに#19オリベイラが1’23.751と石浦を上回ってトップに。 Q1トップの#37中嶋は3番手につけた。 ホンダエンジン勢ではチェッカー提示後に1’24.259を叩き出して8位に滑り込んだ#1山本が唯一Q3進出を果たした。 トヨタ勢では#7平川亮、#20クマール・ラム・ナレイン・カーティケヤンがここでノックアウトされてしまった。
- 予選Q3
- ポールポジションを争う最後の7分間。予選Q3は午後3時36分開始 気温が下がって来たこともあり、ここでは8台中7台が1分23秒台を記録。唯一のホンダエンジン搭載車の#1山本も1’23.965を叩き出してみせたが7位に終わった。しかしトップとの差は僅か0.298秒と健闘した。 最初に23秒台に入れて来たのは#36ロッテラーで1’23.943。しかしすぐに#37中嶋が1’23.751、#8カルダレッリも1’23.798で続く。 そしてカルダレッリは2周目のアタックで1’23.667までタイムを縮めてトップに立つ。
続いてアタックを行った#19オリベイラは1723.729と僅かに及ばなかった。
これによりカルダレッリは2011年の第1戦鈴鹿でフォーミュラニッポンに参戦を開始して以来初のPPを今回の代役参戦で獲得することになった。
3番手には昨年までカルダレッリが所属していたコンドーレーシングの#3ジェームス・ロシターがつけている。
第3戦決勝は明日午後2時より55周で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 22 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 24'28.321 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 0.873 |
| 3 | 23 | | 3 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 1.476 |
| 4 | 7 | | 4 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 6.574 |
| 5 | 2 | | 5 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 15 | 12.732 |
| 6 | 1 | | 6 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 16.513 |
| 7 | 8 | | 7 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 15 | 21.854 |
| 8 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 36.415 |
| 9 | 28 | N | 2 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 38.440 |
| 10 | 6 | N | 3 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 45.708 |
| 11 | 3 | N | 4 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 46.909 |
| 12 | 19 | N | 5 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 48.341 |
| 13 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 15 | 49.975 |
| 14 | 13 | | 8 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 15 | 55.164 |
| ---- 以上規定周回数(13Laps)完走 ---- |
- | 38 | | - | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 11 | 4Laps |
- CarNo.23 高星 明誠(B-MAX NDDP F312) 1'37.169 (5/15) 169.054km/h
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
| 1 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'24.382 | 1'24.088 | 1'23.667 |
| 2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL | 1'24.177 | 1'23.751 | 1'23.729 |
| 3 | 3 | ジェームス・ロシター | KONDO RACING | 1'24.437 | 1'24.074 | 1'23.730 |
| 4 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TEAM TOM'S | 1'24.092 | 1'24.017 | 1'23.751 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING | 1'24.579 | 1'23.774 | 1'23.858 |
| 6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | 1'24.230 | 1'24.056 | 1'23.943 |
| 7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 | 1'24.624 | 1'24.259 | 1'23.965 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING | 1'24.871 | 1'24.243 | 1'27.161 |
| 9 | 7 | 平川 亮 | KYGNUS SUNOCO Team LeMans | 1'24.897 | 1'24.350 | |
| 10 | 40 | 野尻 智紀 |
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'24.728 | 1'24.366 | |
| 11 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL | 1'24.967 | 1'24.380 | |
| 12 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 | 1'25.232 | 1'24.936 | |
| 13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING | 1'24.988 | 1'24.955 | |
| 14 | 10 | 塚越 広大 | HP REAL RACING | 1'25.054 | 1'25.070 | |
| 15 | 62 | 嵯峨 宏紀 | TOCHIGI Le Beausset Motorsports | 1'25.237 | | |
| 16 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING | 1'25.393 | | |
| 17 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP REAL RACING | 1'25.430 | | |
| 18 | *41 | 武藤 英紀 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | 1'25.550 | | |
| 19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG | 1'27.048 | | |
- CarNo.41は、大会特別委即書第28条(ピットレーン入り口のホワイトラインカット)違反により、予選結果より3グリッド降格のペナルティーを科す。
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'23.667 | - | - | 196.335 |
| 2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.729 | 0.062 | 0.062 | 196.190 |
| 3 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'23.730 | 0.063 | 0.001 | 196.188 |
| 4 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.751 | 0.084 | 0.021 | 196.139 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.858 | 0.191 | 0.107 | 195.888 |
| 6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'23.943 | 0.276 | 0.085 | 195.690 |
| 7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'23.965 | 0.298 | 0.022 | 195.639 |
| 8 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'27.161 | 3.494 | 3.196 | 188.465 |
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'23.751 | - | - | 196.139 |
| 2 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'23.774 | 0.023 | 0.023 | 196.085 |
| 3 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.017 | 0.266 | 0.243 | 195.518 |
| 4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.056 | 0.305 | 0.039 | 195.427 |
| 5 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.074 | 0.323 | 0.018 | 195.385 |
| 6 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.088 | 0.337 | 0.014 | 195.352 |
| 7 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.243 | 0.492 | 0.155 | 194.993 |
| 8 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.259 | 0.508 | 0.016 | 194.956 |
| ---- 以上Q3進出 ---- |
| 9 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.350 | 0.599 | 0.091 | 194.746 |
| 10 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'24.366 | 0.615 | 0.016 | 194.709 |
| 11 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.380 | 0.629 | 0.014 | 194.676 |
| 12 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.936 | 1.185 | 0.556 | 193.402 |
| 13 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'24.955 | 1.204 | 0.019 | 193.359 |
| 14 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.070 | 1.319 | 0.115 | 193.097 |
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.092 | - | - | 195.343 |
| 2 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.177 | 0.085 | 0.085 | 195.146 |
| 3 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.230 | 0.138 | 0.053 | 195.023 |
| 4 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.382 | 0.290 | 0.152 | 194.672 |
| 5 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.437 | 0.345 | 0.055 | 194.545 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.579 | 0.487 | 0.142 | 194.218 |
| 7 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.624 | 0.532 | 0.045 | 194.115 |
| 8 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'24.728 | 0.636 | 0.104 | 193.877 |
| 9 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.871 | 0.779 | 0.143 | 193.550 |
| 10 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.897 | 0.805 | 0.026 | 193.491 |
| 11 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.967 | 0.875 | 0.070 | 193.332 |
| 12 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'24.988 | 0.896 | 0.021 | 193.284 |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.054 | 0.962 | 0.066 | 193.134 |
| 14 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'25.232 | 1.140 | 0.178 | 192.730 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 15 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'25.237 | 1.145 | 0.005 | 192.719 |
| 16 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'25.393 | 1.301 | 0.156 | 192.367 |
| 17 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.430 | 1.338 | 0.037 | 192.284 |
| 18 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.550 | 1.458 | 0.120 | 192.014 |
| 19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'27.048 | 2.956 | 1.498 | 188.710 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第9戦の公式予選を行い、総合で松下信治(HFDP RACING F312)が、Nクラスで小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がポールポジションを獲得した。
第8戦の公式予選終了から10分のインターバルをおいて午前11時、第9戦の公式予選が10分間で行われた。
この予選は第8戦で4位と振るわなかった松下信治(HFDP RACING F312)が好調。計測3周目に1分36秒706でトップに立つと、4周目にはタイムを1分36秒324まで縮めると、以後誰もこのタイムを上回ることができず、ポールポジションの座に着いた。
2位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が付けていたが伸び悩み、タイムを更新した2位山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位高星明誠(B-MAX NDDP F312)、4位高橋翼(HFDP RACING F312)にかわされ5位で予選を終えた。
Nクラスのポールポジション争いは第8戦と同様、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)と久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)の争いとなった。小泉が計測4周目に出しトップ立ったタイム1分38秒998を、5周目には38秒986まで縮めポールポジションを獲得した。
2位には久保が、3位湯澤翔平(KCMG F308)、4位山口大陸(TAIROKU EXCEED)、5位三浦愛(EXEDY RACING F307)と続いた。
第9戦決勝は明日13日、午前10時より21周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本F3選手権は12日、富士スピードウェイ(1周・4.563km)で第8戦の公式予選を行い、総合で高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、Nクラスで久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)がポールポジションを獲得した。
朝方顔を見せていた富士山も上空に広がってきた雲に隠れた午前10時40分、GTアジア予選で赤旗が提示されたため10分遅れで第8戦の公式予選が10分間で始まった。
まずトップに立ったのは計測3周目に1分36秒258を記録した山下健太(PETRONAS TOM'S F314)。このタイムを4周目に更新したのが、高星明誠(B-MAX NDDP F312)で1分36秒172。2位に勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がり、タイムを更新できなかった山下は3位に落ちた。
各ドライバー計測5周目もアタックに入るが、路面温度が高いのかタイムが伸びない。結局上位陣は計測4周目で記録したタイムで順位が決まった。ポールポジションは高星、2位勝田、3位山下、4位松下信治(HFDP RACING F312)、5位清原章太(TODA FIGHTEX)、6位と高橋翼(HFDP RACING F312)続いた。
Nクラスはまず計測3周目に久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が1分39秒201でトップに立つと、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が同4周目に1分38秒998で逆転。しかし、5周目もアタックを続けた久保が1分38秒804をたたき出し、僅差で小泉を逆転した。
Nクラスポールポジションは久保、2位小泉、Cクラスのドライバー一人を挟んで3位湯澤翔平(KCMG F308)、4位ドラゴン(B-MAX with RSS306)、5位山口大陸(TAIROKU EXCEED)の予選順となった。
第8戦決勝は本日12日、午後4時10分より15周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第3戦のフリー走行1回目は#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が1’24.325でトップ。2番手には今回スポット参戦の#8アンドレア・カルダレッリ(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がつけた。
当初は台風8号の影響も懸念された第3戦だったが、それも11日午前には関東地方を抜けて温帯低気圧に変わり、レースウィークは金曜日の専有走行から好天に恵まれることになった。 公式予選日も雲は多いものの早朝から気温、湿度ともに高く、蒸し暑いコンディションに。 直前に行われたGTアジアの公式予選で赤旗中断があった影響でスーパーフォーミュラのフリー走行は当初予定より15分遅れて午前9時30分より60分間で行われた。
金曜日の専有走行から好調ぶりを見せていた#37中嶋はコースオープンから10分が経過してから漸くコースインすると、いきなり1’25.555を叩き出してトップに立つ。
するとその5分後に中嶋のタイムを上回って来たのが#8アンドレア・カルダレッリだった。 カルダレッリは先月開催されたルマン24時間レースの公式予選でクラッシュしたロイック・デュバルが今大会への参加を見合わせたため、急遽チームルマンの8号車をドライブすることになったのだが、昨年の富士スプリントカップ以来のスーパーフォーミュラ参戦というブランクを感じさせない走りで終始タイミングモニターの上位に最後まで居続けた。
しかしセッションが進むに連れてトムス勢が好タイムを連発、開始27分で#37中嶋が1’25.215、1’25.160と立て続けにトップタイムを更新すると、開始42分で#36ロッテラーが1’24.981といち早く1分24秒台に入れて来た。 しかし終了3分前に#37中嶋は1’24.325を叩き出して再びトップに。 すると他のドライバーも立て続けに1分24秒台を記録し始め、チェッカー直後に#8カルダレッリが1’24.564で2番手に滑り込んで来た。 3位には#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが付けた。
なお、開幕戦から苦戦の続いているホンダ勢は、#1山本尚貴の8位が最高位と順位だけみれば今回もトヨタ勢に上位を独占された格好だが、セッション中盤では#1山本、#40野尻らが時折2位、4位に浮上する場面もあり、その差は着実に縮まっているようにも見受けられる。
第3戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 9 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 7 | | 1 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.324 | - | - | 170.537 |
| 2 | 36 | | 2 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.504 | 0.180 | 0.180 | 170.219 |
| 3 | 22 | | 3 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.676 | 0.352 | 0.172 | 169.916 |
| 4 | 8 | | 4 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.757 | 0.433 | 0.081 | 169.774 |
| 5 | 1 | | 5 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.885 | 0.561 | 0.128 | 169.549 |
| 6 | 2 | | 6 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.952 | 0.628 | 0.067 | 169.432 |
| 7 | 23 | | 7 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.968 | 0.644 | 0.016 | 169.404 |
| 8 | 38 | | 8 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'37.177 | 0.853 | 0.209 | 169.040 |
| 9 | 6 | N | 1 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.986 | 2.662 | 1.809 | 165.951 |
| 10 | 62 | N | 2 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.229 | 2.905 | 0.243 | 165.544 |
| 11 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.425 | 3.101 | 0.196 | 165.218 |
| 12 | 13 | | 9 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'39.460 | 3.136 | 0.035 | 165.160 |
| 13 | 28 | N | 4 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.510 | 3.186 | 0.050 | 165.077 |
| 14 | 3 | N | 5 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.796 | 3.472 | 0.286 | 164.604 |
| 15 | 30 | N | 6 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.816 | 3.492 | 0.020 | 164.571 |
SUPER FORMULA Rd.3 -RIJ- (2014/07/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 22 | | 1 | 高星 明誠 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.172 | - | - | 170.806 |
| 2 | 1 | | 2 | 勝田 貴元 | PETRONAS TEAM TOM'S F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.214 | 0.042 | 0.042 | 170.732 |
| 3 | 36 | | 3 | 山下 健太 | PETRONAS TOM'S F314 Dallara F314 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.258 | 0.086 | 0.044 | 170.654 |
| 4 | 7 | | 4 | 松下 信治 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.368 | 0.196 | 0.110 | 170.459 |
| 5 | 2 | | 5 | 清原 章太 | TODA FIGHTEX Dallara F312 | TODA TR-F301 | 1'36.590 | 0.418 | 0.222 | 170.067 |
| 6 | 8 | | 6 | 高橋 翼 | HFDP RACING F312 Dallara F312 | HONDA MF204D | 1'36.706 | 0.534 | 0.116 | 169.863 |
| 7 | 23 | | 7 | 佐々木 大樹 | B-MAX NDDP F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.763 | 0.591 | 0.057 | 169.763 |
| 8 | 38 | | 8 | ナニン・インドラ・パユーング | CERUMO・INGING Jr. F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'36.947 | 0.775 | 0.184 | 169.441 |
| 9 | 62 | N | 1 | 久保 凛太郎 | CG ROBOT ル・ボーセ F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.804 | 2.632 | 1.857 | 166.256 |
| 10 | 6 | N | 2 | 小泉 洋史 | Net Move Hanashima Racing Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'38.880 | 2.708 | 0.076 | 166.129 |
| 11 | 13 | | 9 | 吉田 基良 | B-MAX RACING F312 Dallara F312 | TOYOTA TOM'S TAZ31 | 1'39.037 | 2.865 | 0.157 | 165.865 |
| 12 | 19 | N | 3 | 湯澤 翔平 | KCMG F308 Dallara F308 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.095 | 2.923 | 0.058 | 165.768 |
| 13 | 30 | N | 4 | ドラゴン | B-MAX with RSS306 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.596 | 3.424 | 0.501 | 164.934 |
| 14 | 28 | N | 5 | 山口 大陸 | TAIROKU EXCEED Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.625 | 3.453 | 0.029 | 164.886 |
| 15 | 3 | N | 6 | 三浦 愛 | EXEDY RACING F307 Dallara F306 | TOYOTA TOM'S 3S-GE | 1'39.672 | 3.500 | 0.047 | 164.809 |
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/12) Free Practice 1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.325 | - | - | 194.803 |
| 2 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.564 | 0.239 | 0.239 | 194.253 |
| 3 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'24.577 | 0.252 | 0.013 | 194.223 |
| 4 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'24.583 | 0.258 | 0.006 | 194.209 |
| 5 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.725 | 0.400 | 0.142 | 193.884 |
| 6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.800 | 0.475 | 0.075 | 193.712 |
| 7 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.931 | 0.606 | 0.131 | 193.413 |
| 8 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'24.950 | 0.625 | 0.019 | 193.370 |
| 9 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.136 | 0.811 | 0.186 | 192.948 |
| 10 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'25.144 | 0.819 | 0.008 | 192.930 |
| 11 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'25.225 | 0.900 | 0.081 | 192.746 |
| 12 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.288 | 0.963 | 0.063 | 192.604 |
| 13 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.402 | 1.077 | 0.114 | 192.347 |
| 14 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'25.407 | 1.082 | 0.005 | 192.336 |
| 15 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'25.662 | 1.337 | 0.255 | 191.763 |
| 16 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.667 | 1.342 | 0.005 | 191.752 |
| 17 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'25.670 | 1.345 | 0.003 | 191.745 |
| 18 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.042 | 1.717 | 0.372 | 190.916 |
| 19 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'26.405 | 2.080 | 0.363 | 190.114 |
スーパーフォーミュラ第3戦 -RIJ- (2014/07/11) 占有走行 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Team | Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 37 | 中嶋 一貴 | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'24.475 | - | - | 194.458 |
| 2 | 3 | ジェームス・ロシター | フジ・コーポレーション KONDO SF14 KONDO RACING | TOYOTA RI4A | 1'24.911 | 0.436 | 0.436 | 193.459 |
| 3 | 8 | アンドレア・カルダレッリ | Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'24.932 | 0.457 | 0.021 | 193.411 |
| 4 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TOM’S SF14 PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RI4A | 1'25.009 | 0.534 | 0.077 | 193.236 |
| 5 | 38 | 石浦 宏明 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'25.239 | 0.764 | 0.230 | 192.715 |
| 6 | 40 | 野尻 智紀 | DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.302 | 0.827 | 0.063 | 192.572 |
| 7 | 41 | 武藤 英紀 | DOCOMO DANDELION M41Y SF14 DOCOMO TEAM DANDELION RACING | HONDA HR-414E | 1'25.592 | 1.117 | 0.290 | 191.920 |
| 8 | 62 | 嵯峨 宏紀 | DENSO Le Beausset SF14 TOCHIGI Le Beausset Motorsports | TOYOTA RI4A | 1'26.008 | 1.533 | 0.416 | 190.992 |
| 9 | 39 | 国本 雄資 | P.MU/CERUMO・INGING SF14 P.MU/CERUMO・INGING | TOYOTA RI4A | 1'26.043 | 1.568 | 0.035 | 190.914 |
| 10 | 1 | 山本 尚貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.094 | 1.619 | 0.051 | 190.801 |
| 11 | 18 | 中山 雄一 | KCMG Elyse SF14 KCMG | TOYOTA RI4A | 1'26.128 | 1.653 | 0.034 | 190.725 |
| 12 | 32 | 小暮 卓史 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'26.173 | 1.698 | 0.045 | 190.626 |
| 13 | 10 | 塚越 広大 | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'26.180 | 1.705 | 0.007 | 190.610 |
| 14 | 31 | 中嶋 大祐 | NAKAJIMA RACING SF14 NAKAJIMA RACING | HONDA HR-414E | 1'26.191 | 1.716 | 0.011 | 190.586 |
| 15 | 11 | ヴィンタントニオ・リウッツィ | HP SF14 HP REAL RACING | HONDA HR-414E | 1'26.192 | 1.717 | 0.001 | 190.584 |
| 16 | 2 | 中山 友貴 | TEAM 無限 SF14 TEAM 無限 | HONDA HR-414E | 1'26.275 | 1.800 | 0.083 | 190.400 |
| 17 | 20 | クマール・ラム・ナレイン・カーティケアン | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'26.359 | 1.884 | 0.084 | 190.215 |
| 18 | 7 | 平川 亮 | ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 KYGNUS SUNOCO Team LeMans | TOYOTA RI4A | 1'26.781 | 2.306 | 0.422 | 189.290 |
| 19 | 19 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | Lenovo TEAM IMPUL SF14 Lenovo TEAM IMPUL | TOYOTA RI4A | 1'31.674 | 7.199 | 4.893 | 179.187 |
スーパーカーレースシリーズは6日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で第8戦の決勝レースを行い、カテゴリー2のナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が39周・1時間52秒931で優勝した。
午後12時45分より第8戦決勝レースがスタート、60分間で争われた。
70号車AGE-AGE-458は今回スタートドライバーをナオリュウが担当。レース前「何としてでも佐々木孝太選手にトップでバトンを渡したい」とナオリュウは語っていた。
その言葉通り、AGE-AGE458ナオリュウは前戦の優勝によりポールポジションから飛び出して行く。
しかし独走は許さないといわんばかりに追い上げて来たのが5番グリッドから猛然と迫る5号車Liberty Walk 108 DIRECTION 997GT3の白坂卓也。
2位に浮上した後、2周目にAGE-AGE-458ナオリュウに追い付き1コーナー、2コーナー、3コーナーまで息詰まる様なサイドバイサイドのバトルを展開した。
しかしAGE-AGE-458ナオリュウは見事に堪え、トップを死守して佐々木孝太にバトンを渡す。
ここまではレース前の言葉通り完璧な走りを見せたと思われたが……。
ピットインの際、イン側にLiberty Walk 108 DIRECTION 997GT3の白坂卓也がいたため減速しピットに入ったAGE-AGE458ナオリュウだったが、そこで微妙にホワイトラインカットしたためになんとドライビングスルーペナルティを課されてしまう。
既にAGE-AGE458はドライバー交代しており、佐々木孝太がペナルティを消化。その間に1位を14号車石松PORSCHE R.S.R.に明け渡し、約10秒先行されてしまった。
しかしそこでスイッチが入った佐々木孝太は激走を開始。「菅生は大好きなコース」と言う佐々木孝太は1分27秒台を連発し切れのある走りで3周後に石松PORSCHE R.S.R.からトップを奪還。
3位走行は77号車炙りや秀苑・シフト997GT3。そして上記オーダーのままレースが進行しフィニッシュとなった。
カテゴリーII優勝はドラマチックなレースを制したAGE-AGE458ナオリュウ/佐々木孝太組で怒濤の8連覇を達成した。
2位は石松PORSCHE R.S.R.三沢 伸輔/田畑勇組、3位は炙りや秀苑・シフト997GT3竹内浩典/山脇大輔組となった。
ちなみに、AGE-AGE458と石松PORSCHE R.S.R.はメンテナンスガレージが同じTOMEI SPORTS。昨日の第7戦に続き第8戦もTOMEI SPORTSのマシンがワンツーフィニッシュを飾った事になる。
レース後ナオリュウは「ホワイトラインカットをし、ドライブスルーペナルティを受けてしまった。佐々木孝太選手に迷惑をかけてしまい、申し訳なかった」と語っていた。しかしその遅れを佐々木孝太が跳ね返し、見事なチームワークで連勝記録を伸ばし続けている。
カテゴリーIIIは007号車 アストンマーチンのLCT VANTAGE GT4 森田 將/赤根 宏幸組がピットストップ違反でドライビングスルーペナルティを課されたものの、完走しクラス優勝となった。
次戦第9戦/第10戦は最終戦となり、8月2日/3日に岡山国際サーキットで開催される。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
SUGO Champion Cup Race Rd.2 -RIJ- (2014/07/06) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 8 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | *70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ 佐々木 孝太 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 39 | 1:00'52.931 |
| 2 | 14 | CⅡ | 2 | 三沢 伸輔 田畑 勇 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 39 | 1.396 |
| 3 | 77 | CⅡ | 3 | 竹内 浩典 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 39 | 47.350 |
| 4 | 9 | CⅡ | 4 | 武井 真司 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 39 | 1'06.065 |
| 5 | 5 | CⅡ | 5 | 白坂 卓也 林 学 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 38 | 1Lap |
| 6 | *007 | CⅢ | 1 | 森田 將
赤根 宏幸 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 36 | 3Laps |
- Fastest Lap(C2): CarNo.70 AGE-AGE-458 1'27.007 (28/39) 153.267km/h
- Fastest Lap(C3): CarNo.007 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 1'34.499 (35/36) 141.116km/h
- CarNo.70は、SUGO 4輪レース2014一般競技規則第18条1.(走路の安全規定)違反(ホワイトラインカット)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
- CarNo.007は、2014 SUPER CAR RACE SERIES SpR 第43条1.(ピットストップ)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
F4西日本シリーズは6日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第3戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートした平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)が、10周・20分47秒693で優勝した。FCクラスは福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)が優勝した。
スーパーFJではウェットだった路面もその後雨は落ちず、前イベントのVitzレースでペースカーが入ったため、予定より5分遅れた11時、ドライコンディションでF4のフォーメーションラップが始まった。
スタートでは予選6位の朝日ターボ(ヴァンガード・S Road☆MC090)がストールしたものの上位グループはクリーンスタート。予選順位のまま、平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)、加藤智(FEEL! RK01・TODA)、植田正幸(Rn-S☆制動屋☆ZS)と1コーナーを通過。
トップの平木は、序盤から後続を引き離しにかかり、周回毎にファステストラップを更新しながらゆうゆうとトップを独走。10周を走りきり2位以下を8秒以上離してポールトゥウイン。前戦に続き2連勝を飾った。
2位の加藤はトップ平木には置いて行かれたものの、3位以下を離しながら単独走行。この順位でレースを終えた。
対して3位の植田は安泰ではなかった。スタートで8位まで順位を落とした予選4位の浅原悠貴(CMインダストリー・RK01)がFCクラスのクルマをパスしながら徐々に順位を回復。5周目には4位まで上がり植田に迫ってきた。
浅原は9周目に植田と0秒7差まで詰め、最終ラップに突入。しかし、シケインで仕掛けるも勢い余ってスピン。植田が辛うじて逃げ切り、うれしい総合での初表彰台をものにした。
FCクラスはポールシッターの石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)が好スタート。総合上位3台の背後でレースを始めた。2位には坂口夏月(同)、Cクラスのマシンを1台挟んで3位には福住仁嶺(同)が付ける。
3周目には福住が坂口をパスして2位に上がるとトップの石川を追い始める。6周目にその差は1秒を切り、テールトゥノーズの攻防を続けていたが、ついに9周目のシケインで福住が石川をパス。トップに立った。
2位に落ちた石川は、最終ラップのシケインで福住に仕掛けるもスピン。黄旗が出てきたため、黄旗中のコースアウトに40秒加算のペナルティーが科され大きく順位を落とすこととなった。
優勝は福住、2位には坂口が上がり、3位には大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)とホンダ勢が上位3台を独占することとなった。
4位にはトヨタ勢の最上位小河諒(TEAM TOM’S)が入った。
第4戦は8月17日、再びここ鈴鹿サーキットの東コースで決勝が行われる。
Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
スーパーFJ鈴鹿シリーズは6日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第4戦の決勝を行い、予選2位からスタートした河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が10周・23分53秒542で優勝した。
決勝日を向かえた鈴鹿は早朝から小雨模様。午前9時のスタート時刻に雨は上がったが、東コースはちょい濡れ、西コースには所々ウェットパッチが残る中でフォーメーションラップが始まった。出走20台中、中段以降の2人がドライタイヤを選択したが、上位グループはすべてウェットタイヤを履き1周を回ってグリッドに着いた。
スタートでは、ポールポジションの橋本陸(スキルスピード)の動きだしが良く、トップで1コーナーに向かったが、痛恨のシフトミスで車速が伸びず、予選2位の河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)、予選3位の牧野任佑(Rn-Sports制動屋KK-SⅡ)にかわされ3位に落ちた。
さらに橋本は、2周目に4位の佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)、5位の平優弥(同)にも相次いでかわされ5位に落ちる。3位に上がり勢いに乗る佐藤は同周の130Rでは牧野をもパス。一気に2位まで登りつめてきた。
2位以下の順位争いを尻目に、後続を引き離し3秒近くリードを築いた河野だったが、浅溝のウエットタイヤを履いていたため、ウエット路面の西コースでスピードに乗らず、2位に上がった佐藤がその差を徐々に詰め始める。
終盤7周目にはついに河野と佐藤はテールトゥノーズになり、ここから2人の息詰まるバトルが始まる。9周目に入ったストレートで佐藤が河野に並びかけ、ついに1コーナーでアウトから河野をパス。トップに躍り出た。
しかし、河野もあきらめない。最終ラップのスプーンで河野が佐藤の背後に付けると、佐藤はたまらずオーバーラン。この隙に河野が前に出るが、佐藤も130Rで再び河野に仕掛けるも再度オーバーラン。さらにシケインでも仕掛けた佐藤は河野に並びかけ、2台はなだれ込むようにストレートを併走。しかし、0秒028差で届かず、僅差で河野が逃げ切った。
3位には平が入り、4位は牧野。4周目の130Rでスピンし一時9位にまで落ちた橋本はファステストラップを更新しながら追い上げ5位に入った。
第5戦は8月17日、再びここ鈴鹿サーキットの東コースで開催される。
Text: Yosinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
SUZUKA CLUBMAN RACE Rd.4 -RIJ- (2014/07/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 F4西日本シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 18 | C | 1 | 平木 湧也 | SUCCEED SPORTS F108 ZAP F108 | 10 | 20'47.693 |
| 2 | 10 | C | 2 | 加藤 智 | FEEL! RK01・TODA B-MAX RK01 | 10 | 8.784 |
| 3 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆ ZS MYST KK-ZS | 10 | 22.413 |
| 4 | 62 | FC | 1 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 10 | 33.210 |
| 5 | 61 | FC | 2 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 10 | 34.592 |
| 6 | 34 | C | 3 | 早坂 公希 | CMS☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 10 | 36.054 |
| 7 | 50 | C | 4 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 10 | 37.417 |
| 8 | 35 | A | 2 | 髙橋 忠克 | 髙宮商事ミストKK-ZS MYST KK-ZS | 10 | 46.283 |
| 9 | 63 | FC | 3 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 10 | 47.398 |
| 10 | 44 | A | 3 | 塚田 光彦 | 東海電装WESTスプリント関口056 WEST 056 | 10 | 50.886 |
| 11 | 93 | FC | 4 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 10 | 52.298 |
| 12 | 70 | C | 5 | 朝日 ターボ | ヴァンガード・S Road☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 10 | 56.988 |
| 13 | 92 | FC | 5 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 10 | 57.874 |
| 14 | 37 | C | 6 | 長 優子 | B-MAX RK01 TODA B-MAX RK01 | 10 | 1'03.965 |
| 15 | 60 | FC | 6 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 10 | 1'25.161 |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
| - | 90 | FC | - | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 6 | 4Laps |
- Fastest Lap: CarNo.18 平木湧也(SUCCEED SPORTS F108) 2'04.184 (6/10) 168.34km/h
- CarNo.60は、2014鈴鹿クラブマンレースシリーズ規則書第54条~1)(黄旗中のコースアウト)により、競技結果に40秒を加算した。
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2014/07/06) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 3 | 河野 駿佑 | グッドスマイルレーシング 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 23'53.542 |
| 2 | 70 | 佐藤 駿介 | Team Naoki☆LEPRIX☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 0.028 |
| 3 | 71 | 平 優弥 | Team Naoki☆Leprix 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 10.908 |
| 4 | 61 | 牧野 任祐 | Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 10 | 12.302 |
| 5 | 66 | 橋本 陸 | スキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 12.457 |
| 6 | 72 | 脇村 佑貴 | ライトウェイ☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 16.345 |
| 7 | 31 | 上村 優太 | IDEAL Racing F 07J WEST 07J | YH | 10 | 16.970 |
| 8 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE☆JFA☆RBA☆10V☆F TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 21.912 |
| 9 | 91 | 中西 武蔵 | シナジフォーススマイルNRSED TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 43.274 |
| 10 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北でワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 45.235 |
| 11 | 19 | 永井 宏明 | NINNER RACING・KKSII MYST MYST KK-S2 | YH | 10 | 59.135 |
| 12 | 39 | 中根 邦憲 | カーペット・ラグ通販 なかね家具 MYST KK-S2 | YH | 10 | 1'13.815 |
| 13 | 79 | 花岡 貴弘 | Team中日本自動車短期大学MSE学科 WEST 07J | YH | 10 | 1'21.924 |
| 14 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト関口・制動屋・勝田武士 MYST KK-S2 | YH | 10 | 1'43.781 |
| 15 | 47 | 板倉 達也 | RBA☆ブランドJFA☆R&D10V☆F TOKYO R&D RD10V | YH | 10 | 1'44.643 |
| ---- 以上規定周回数(9Laps)完走 ---- |
| - | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト MYST KK-S2 | YH | 5 | 5Laps |
| - | 22 | 八巻 渉 | AKILANO RACING&ES MYST KK-S | YH | 2 | 8Laps |
| - | 28 | 片山 義章 | TEAM KATAYAMA TOKYO R&D RD10V | YH | 2 | 8Laps |
| - | 58 | 大川 純平 | 関西オート Rn-sports KKS2 MYST KK-S2 | YH | 1 | 9Laps |
| - | 25 | 濱野 隆一 | ロコリス★スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 1 | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo.66 橋本陸(スキルスピード) 2'21.799 (10/10) 147.43km/h
スーパーカーレースシリーズ第7戦は宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で第7戦の決勝レースを行い、ナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が39周・1時間21秒827で優勝した。
午後2時5分より第7戦決勝レースがスタート、60分間で争われた。
ローリングスタートはグリッド順のまま奇麗に決まったと思われたがどうやら70号車AGE-AGE458の佐々木孝太と77号車炙りや秀苑・シフト997GT3の竹内浩典との間に高度な牽制合戦があった模様。
1コーナーの飛び込みを狙っていたという竹内浩典は「(佐々木孝太に)スタートでフェイントを入れられ、前に出られなかった」とレース後、悔しそうに語っている。
ホールショットを奪ったAGE-AGE458佐々木孝太は2位炙りや秀苑・シフト997GT3竹内浩典をじわじわ引き離しにかかる展開で大きなマージンを築いて20周目にNAORYUにバトンを渡す。
2位竹内浩典は15秒以上離されており、7連覇阻止がレース半ばで難しい状況となった。
各チームドライバー交代を終えて面白くなったのが2位争い。2位炙りや秀苑・シフト997GT3山脇大輔と3位石松PORSCHE R.S.R.田畑勇との間で数周にわたってテールツーノーズの激しいバトルが勃発。
レース終盤に決着をつけたのは石松PORSCHE R.S.R.田畑勇で2位に浮上するとそのままフィニッシュし、炙りや秀苑・シフト997GT3は3位となった。
カテゴリーII優勝は佐々木孝太から受け継いだマージンに自らの走りでタイム差を31秒以上にまで上乗せしたAGE-AGE458 NAORYUが決め、7連覇を達成した。
カテゴリーIIIは007号車 アストンマーチンのLCT VANTAGE GT4 森田蔣/赤根宏幸組が完走しクラス優勝となった。
次戦第8戦は明日6日、同じくスポーツランドSUGOで12時45分から60分で争われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
SUGO Champion Cup Race Rd.2 -RIJ- (2014/07/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Total_Time Behind |
| 1 | 70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ 佐々木 孝太 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 39 | 1:00'21.827 |
| 2 | 14 | CⅡ | 2 | 三沢 伸輔 田畑 勇 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 39 | 31.335 |
| 3 | 77 | CⅡ | 3 | 竹内 浩典 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 39 | 45.359 |
| 4 | 9 | CⅡ | 4 | 武井 真司 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 39 | 1'07.528 |
| 5 | 5 | CⅡ | 5 | 白坂 卓也 林 学 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 38 | 1Lap |
| 6 | 007 | CⅢ | 1 | 森田 將 赤根 宏幸 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 36 | 3Laps |
- Fastest Lap(C2): CarNo.70 佐々木孝太(AGE-AGE-458) 1'26.887 (7/39) 135.479km/h
- Fastest Lap(C3): CaNo.007 森田將(LCT VANTAGE GT4) 1'35.090 (18/36) 140.239km/h
F4地方選手権西日本シリーズは5日、鈴鹿サーキット(1周・5.807km)で公式予選を行い、総合で
平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)がFCクラスで石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)がポールポジションを獲得した。
心配された雨も落ちず、午後3時25分から20分間で公式予選が行われた。
序盤から平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)が予選を圧倒、早々に2分5秒304でトップに立つと周回毎にタイムを更新し自身最終9周目には2分4秒410を出し、2位以下を0秒6ちぎるタイムでポールポジションを決めた。
2位には浅原悠貴(CMインダストリー・RK01)が付けていたが、加藤智(FEEL! RK01・TODA)が逆転し2位。3位にはアルミクラスの植田正幸(Rn-S☆制動屋☆ZS)が上がり、浅原は4位で予選を終えた。
FCクラスは序盤から根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が予選をリード。自身5周目に1分7秒630を出すもここからタイムが伸びず、代ってトップに立ったのが 石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)。石川は最終9周目には2分7秒192までタイムを伸ばしポールポジションを決めた。
2位には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)、3位には坂口夏月(HFDP/SRS-F/コチラR)が入りホンダ勢が1-2-3を独占した。根本は4位で予選を終えた。
第3戦決勝は明日6日、午前10時55分より10周で争われる。
- 総合のポールポジション 平木湧也(SUCCEED SPORTS F108)
-
「納得いきません。FCクラスとのタイム差を見てももっといけたと思います。コースは滑りやすかったです。タイムは最終ラップで出しました。あしたはチームの方針でスタート練習ができないので心配しています」
- FCクラスのポールポジション 石川京侍(HFDP/SRS-F/コチラR)
-
「マシンのアジャストが難しかったです。みんな同じだと思いますが、グリップしなくて、いけいけだとコースアウトするし抑え気味で走りました。スタートは普通にできると思いますが、F4クラスとの兼ね合いがどうなるかですね」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI
SUZUKA CLUBMAN RACE Rd.4 -RIJ- (2014/07/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 F4西日本シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 18 | C | 1 | 平木 湧也 | SUCCEED SPORTS F108 ZAP F108 | 2'04.410 | - | - | 168.035 | 9/9 |
| 2 | 10 | C | 2 | 加藤 智 | FEEL! RK01・TODA B-MAX RK01 | 2'05.093 | 0.683 | 0.683 | 167.117 | 9/10 |
| 3 | 11 | A | 1 | 植田 正幸 | Rn-S☆制動屋☆ ZS MYST KK-ZS | 2'05.458 | 1.048 | 0.365 | 166.631 | 8/9 |
| 4 | 50 | C | 3 | 浅原 悠貴 | CMインダストリー・RK01 B-MAX RK01 | 2'05.688 | 1.278 | 0.230 | 166.326 | 10/10 |
| 5 | 34 | C | 4 | 早坂 公希 | CMS☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 2'06.277 | 1.867 | 0.589 | 165.550 | 10/10 |
| 6 | 70 | C | 5 | 朝日 ターボ | ヴァンガード・S Road☆MC090 MOONCRAFT MC090 | 2'06.618 | 2.208 | 0.341 | 165.104 | 8/10 |
| 7 | 60 | FC | 1 | 石川 京侍 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 2'07.192 | 2.782 | 0.574 | 164.359 | 9/9 |
| 8 | 62 | FC | 2 | 福住 仁嶺 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 2'07.200 | 2.790 | 0.008 | 164.349 | 10/10 |
| 9 | 61 | FC | 3 | 坂口 夏月 | HFDP/SRS-F/コチラR TATUUS FC106 | 2'07.604 | 3.194 | 0.404 | 163.829 | 9/10 |
| 10 | 90 | FC | 4 | 根本 悠生 | WILLDO ZTEスピリット TATUUS FC106 | 2'07.630 | 3.220 | 0.026 | 163.795 | 5/10 |
| 11 | 92 | FC | 5 | 坪井 翔 | 美人&LTVフィールドFTRS TATUUS FC106 | 2'07.679 | 3.269 | 0.049 | 163.732 | 9/10 |
| 12 | 63 | FC | 6 | 大津 弘樹 | SRS-F/コチラレーシング TATUUS FC106 | 2'07.908 | 3.498 | 0.229 | 163.439 | 8/10 |
| 13 | 35 | A | 2 | 髙橋 忠克 | 髙宮商事ミストKK-ZS MYST KK-ZS | 2'08.510 | 4.100 | 0.602 | 162.675 | 5/8 |
| 14 | 44 | A | 3 | 塚田 光彦 | 東海電装WESTスプリント関口056 WEST 056 | 2'08.673 | 4.263 | 0.163 | 162.468 | 5/9 |
| 15 | 93 | FC | 7 | 小河 諒 | TEAM TOM’S TATUUS FC106 | 2'08.677 | 4.267 | 0.004 | 162.464 | 6/10 |
| 16 | 37 | C | 6 | 長 優子 | B-MAX RK01 TODA B-MAX RK01 | 2'10.035 | 5.625 | 1.358 | 160.766 | 9/9 |
スーパーFJ鈴鹿シリーズは5日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で第4戦の公式予選を行い橋本陸(スキルスピード)が2分15秒889でポールポジションを獲得した。
三重県中部地方は午後から雨模様の予報が出ているが雨は落ちず、ドライコンディションで午後1時40分より20分間の公式予選が行われた。
午前中に行われた、練習走行より路面コンディションが悪化する中、予選は橋本陸(スキルスピード)、河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)、牧野任祐(Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ)の3人の争いとなった。
まずは、計測3周目には河野が2分16秒638でトップに立つ。中盤、計測6周目に牧野が2分16秒252で逆転しトップに立つものの牧野はここからタイムを更新できない。
河野はタイムを2分16秒206、16秒113とタイムを伸ばし、牧野を逆転。このままポールを決めるかと思われたが、最後にクリアラップを取ることができた橋本がただ1人15秒台に入る2分15秒889をたたき出し、ポールポジションを決めた。
2位には河野が、3位には牧野が入った。
決勝レースは明日6日、午前9時より10ラップで争われる。
- ポールポジション 橋本陸のコメント
-
「セッティングをミスってしまいました。午前中の練習では2分15秒2が出ていたのに予選はなぜか路面が滑りやすくなっていました。みんなタイムが伸びていませんでしたね。最後は他車にひっかからずにクリアラップを取ることができました。スタートは最近決まるようになっています。あしたは勝ってポイントリーダーに立ちます」
Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Formu
Yoshinori OHNISHI
鈴鹿クラブマンレース第4戦 -RIJ- (2014/07/05) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model | Tire | Time | Behind | Gap | km/h | Lap |
| 1 | 66 | 橋本 陸 | スキルスピード TOKYO R&D RD10V | YH | 2'15.899 | - | - | 153.829 | 8/9 |
| 2 | 3 | 河野 駿佑 | グッドスマイルレーシング 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'16.113 | 0.214 | 0.214 | 153.587 | 8/9 |
| 3 | 61 | 牧野 任祐 | Rn-SPORTS制動屋KK-SⅡ MYST KK-S2 | YH | 2'16.252 | 0.353 | 0.139 | 153.430 | 6/9 |
| 4 | 70 | 佐藤 駿介 | Team Naoki☆LEPRIX☆10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'16.553 | 0.654 | 0.301 | 153.092 | 8/9 |
| 5 | 71 | 平 優弥 | Team Naoki☆Leprix 10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'17.237 | 1.338 | 0.684 | 152.329 | 9/9 |
| 6 | 55 | 板倉 慎哉 | AMORE☆JFA☆RBA☆10V☆F TOKYO R&D RD10V | YH | 2'17.731 | 1.832 | 0.494 | 151.783 | 7/9 |
| 7 | 58 | 大川 純平 | 関西オート Rn-sports KKS2 MYST KK-S2 | YH | 2'17.753 | 1.854 | 0.022 | 151.759 | 8/9 |
| 8 | 72 | 脇村 佑貴 | ライトウェイ☆レプリ10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'17.777 | 1.878 | 0.024 | 151.732 | 4/9 |
| 9 | 57 | 吉田 宣弘 | DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト MYST KK-S2 | YH | 2'17.864 | 1.965 | 0.087 | 151.636 | 3/9 |
| 10 | 31 | 上村 優太 | IDEAL Racing F 07J WEST 07J | YH | 2'18.169 | 2.270 | 0.305 | 151.302 | 6/9 |
| 11 | 91 | 中西 武蔵 | シナジフォーススマイルNRSED TOKYO R&D RD10V | YH | 2'18.254 | 2.355 | 0.085 | 151.209 | 6/8 |
| 12 | 25 | 濱野 隆一 | ロコリス★スキルスピード10V TOKYO R&D RD10V | YH | 2'18.668 | 2.769 | 0.414 | 150.757 | 6/9 |
| 13 | 19 | 永井 宏明 | NINNER RACING・KKSII MYST MYST KK-S2 | YH | 2'18.688 | 2.789 | 0.020 | 150.735 | 9/9 |
| 14 | 1 | 吉田 雄作 | VW車を買うならVW三重北でワコーズ号 TOKYO R&D RD10V | YH | 2'18.719 | 2.820 | 0.031 | 150.702 | 3/8 |
| 15 | 22 | 八巻 渉 | AKILANO RACING&ES MYST KK-S | YH | 2'19.210 | 3.311 | 0.491 | 150.170 | 8/9 |
| 16 | 79 | 花岡 貴弘 | Team中日本自動車短期大学MSE学科 WEST 07J | YH | 2'20.476 | 4.577 | 1.266 | 148.817 | 9/9 |
| 17 | 47 | 板倉 達也 | RBA☆ブランドJFA☆R&D10V☆F TOKYO R&D RD10V | YH | 2'22.401 | 6.502 | 1.925 | 146.805 | 8/9 |
| 18 | 5 | 村瀬 和也 | ミスト関口・制動屋・勝田武士 MYST KK-S2 | YH | 2'22.546 | 6.647 | 0.145 | 146.656 | 6/9 |
| 19 | 28 | 片山 義章 | TEAM KATAYAMA TOKYO R&D RD10V | YH | 2'26.843 | 10.944 | 4.297 | 142.364 | 2/2 |
| ---- 以上予選通過 ---- |
| - | 39 | 中根 邦憲 | カーペット・ラグ通販 なかね家具 MYST KK-S2 | YH | absence | - | - | - | 0/0 |
2014年スーパーカーレースシリーズは5日、スポーツランドSUGOで第7戦の公式予選を行いA,Bドライバー総合タイム3分1秒490でカテゴリー2のナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)がポールポジションを獲得した。
Aドライバー予選では5号車DIRECTION997の白坂卓也と77号車シフト997の竹内浩典がチョイ濡れ路面で速さを発揮し、9号車BINGO SPORTS997の武井真司、70号車NAORYUを約3秒離し、それぞれ1-2位を獲得した。
続くBドライバー予選では路面が乾きだす中、70号車佐々木孝太が猛烈なアタックで1人30秒を切る1分27秒021を出しトータルタイムで77号車を0.678秒上回り70号車AGE-AGE458がポールポジションを獲得した。2番手に77号車炙りや秀苑・シフト997GT3、3番手に石松PORSCHE R.S.R.が入った。
カテゴリー3は森田將/赤根宏幸組(CT VANTAGE GT4)が1台のみ参加。クラスポールポジションとなった。
第7戦決勝レースは本日5日、午後2時5分より60分間で争われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA
SUGO Champion Cup Race Rd.2 -RIJ- (2014/07/05) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Model | Adriver Bdriver | Total Time | Behind |
| 1 | 70 | CⅡ | 1 | ナオリュウ 佐々木 孝太 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 1'34.469 1'27.021 | 3'01.490 | - |
| 2 | 77 | CⅡ | 2 | 竹内 浩典 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'31.460 1'30.708 | 3'02.168 | 0.678 |
| 3 | 14 | CⅡ | 3 | 三沢 伸輔 田畑 勇 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'35.644 1'31.001 | 3'06.645 | 5.155 |
| 4 | 9 | CⅡ | 4 | 武井 真司 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'34.438 1'33.337 | 3'07.775 | 6.285 |
| 5 | 5 | CⅡ | 5 | 白坂 卓也 林 学 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'31.044 1'40.998 | 3'12.042 | 10.552 |
| 6 | 007 | CⅢ | 1 | 森田 將 赤根 宏幸 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 1'40.286 1'39.440 | 3'19.726 | 18.236 |
SUGO Champion Cup Race Rd.2 -RIJ- (2014/07/05) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Wet
2014 SUPER CAR RACE Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 70 | CⅡ | 1 | 佐々木 孝太 | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 1'27.021 | - | - | 153.243 |
| 2 | 77 | CⅡ | 2 | 山脇 大輔 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'30.708 | 3.687 | 3.687 | 147.014 |
| 3 | 14 | CⅡ | 3 | 田畑 勇 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'31.001 | 3.980 | 0.293 | 146.540 |
| 4 | 9 | CⅡ | 4 | 堀田 誠 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'33.337 | 6.316 | 2.336 | 142.873 |
| 5 | 007 | CⅢ | 1 | 赤根 宏幸 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 1'39.440 | 12.419 | 6.103 | 134.104 |
| 6 | 5 | CⅡ | 5 | 林 学 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'40.998 | 13.977 | 1.558 | 132.036 |
SUGO Champion Cup Race Rd.2 -RIJ- (2014/07/05) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 7 スポーツランドSUGO 3.704256km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | CⅡ | 1 | 白坂 卓也 | Liberty Walk 108 DIRECTION 997 GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'31.044 | - | - | 146.471 |
| 2 | 77 | CⅡ | 2 | 竹内 浩典 | 炙りや秀苑・シフト997GT3 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006 | 1'31.460 | 0.416 | 0.416 | 145.805 |
| 3 | 9 | CⅡ | 3 | 武井 真司 | BINGO SPORTS997 PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008 | 1'34.438 | 3.394 | 2.978 | 141.207 |
| 4 | 70 | CⅡ | 4 | ナオリュウ | AGE-AGE-458 Ferrari 458 challenge | 1'34.469 | 3.425 | 0.031 | 141.161 |
| 5 | 14 | CⅡ | 5 | 三沢 伸輔 | 石松 PORSCHE R.S.R. PORSCHE 996RSR | 1'35.644 | 4.600 | 1.175 | 139.427 |
| 6 | 007 | CⅢ | 1 | 森田 將 | LCT VANTAGE GT4 ASTON MARTIN V8 Vantage GT4 N24 | 1'40.286 | 9.242 | 4.642 | 132.973 |